「農口尚彦研究所」という日本酒メーカーをご存知でしょうか。石川・小松に酒蔵を構える農口尚彦研究所は、昨年、農口尚彦氏が杜氏として完全復活。匠の技術・精神・生き様を研究し、次世代に継承することをコンセプトに2017年11月に新設した酒蔵です。今回購入したのは、2018年収穫米使用の本醸造 無濾過生原酒私はそこまでお酒に強くなくて、そもそも身体がお酒をそこまで欲さないのですが、ここの日本酒は本当にとても美味しい。すきです。もちろん好みはあると思いますが、一口飲めば、洋梨のように瑞々しく爽やかな果実味がふわりと口の中に広がる。まずそれが美味しい。そして、飲み込んだと同時にスーッと身体に染み渡っていくような感覚になる、というのでしょうか……? 兎に角とても飲みやすい。すし職人や和食の料理人の方々からも高い評価をいただいている食中酒だそうです。農口さんの日本酒との出逢いは、とあるファッションの展示会のケータリングでした。その際に初めていただいたのが、緑のラベルの2017年ヴィンテージというコレクション。そこで一目惚れならぬ、一飲み惚れ。「お酒」と「食事」のペアリングに興味を持ったきっかけでもありました。先日、購入しようと立ち寄った小松空港内の取扱店では、まったく同じ銘柄は完売だったのですが、2018ヴィンテージというコレクションが入っていたので、店主のイチオシという「2018年収穫米使用の本醸造 無濾過生原酒(先ほどの写真のもの)」を購入。お酒の美味しさはもちろんですが、ウェブサイトも、酒造での完全予約制の試飲ツアーも、しっかりとブランディングされていて、とってもすてきなのですよ。素晴らしい!以前、FASHION HEADLINEでは限定品発売のニュースを掲載しているので、よろしければこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。【店舗情報】農口尚彦研究所住所:石川県小松市観音下町ワ1番1公式サイト:公式Instagram:
2019年02月15日“酒づくりの神様”の異名を持つ杜氏、農口尚彦が率いる農口尚彦研究所から、自身の名を冠した限定商品「LIMITED EDITION NOGUCHI NAOHIKO 01」が登場。12月25日より数量限定にて販売される。復活初年ヴィンテージ 限定シリーズ第一弾「LIMITED EDITION NOGUCHI NAOHIKO 01」3万5,000円(化粧箱入り) 石川・小松にある農口尚彦研究所は、昨年、農口尚彦氏が杜氏として完全復活を果たしたことで、匠の技術・精神・生き様を研究し、次世代に継承することをコンセプトに2017年11月に新設した酒蔵。“酒づくりの神様” 「農口尚彦研究所」杜氏、農口尚彦(Photo by Masako Nakagawa)今回は、復活後に初めて醸した“2017ヴィンテージ”から、最高のロットを農口自からが選りすぐり、約1年間に渡り徹底的に熟成管理を行った限定シリーズの第一弾が発売となる。ボトルは、石川県を代表する美術家であり、農口尚彦研究所のアート・ディレクターも勤める大樋年雄が今回のためにデザイン。シンプルながらも左右非対称の曲線美を描くボトルに詰められた、スペシャルな1本となっている。また、石川県小松市の農口尚彦研究所の酒蔵では、ギャラリースペースや日本酒誕生の情景を愛でながら銘酒を味わうことのできるテイスティングルーム「杜庵(とうあん)」を併設。 杜庵でのテイスティングと酒蔵の見学スペース(ギャラリー)観覧がセットになった完全予約制の日本酒体験プランを提案している。商品や酒造についての詳細は、農口尚彦研究所のオフィシャルサイトよりチェックしてみて。【店舗情報】農口尚彦研究所住所:石川県小松市観音下町ワ1番1公式サイト:公式Instagram:
2018年12月21日●「スマホ老眼」に注意メガネスーパーは15日、都内で第2四半期決算を発表した。本稿では、今後の展開として語られた「スマホ老眼」に関する取り組みと、メガネスーパー版「ウェアラブル端末」の概要について紹介していく。○若い人に増えるスマホ老眼決算発表会には、同社の代表取締役社長である星崎尚彦氏が登壇した。スマホの普及により、眼の酷使で発生する「スマホ老眼」の症状を訴える若い人が増えているという。「メガネスーパーでは早くからその対策に着手してきた」と星崎社長。今年メディアに大きく取り上げられたのを機会に、同社では新たな検査メニューを設けた。メガネスーパーでは、詳しい検査が行えるメニューを世代別に提供する。15歳~35歳には「スマホ老眼検査」を用意。輻輳(ふくそう)量検査、ビジョントレーニング(眼位ストレッチ)などが受けられる。この世代別検査では、全5世代に「共通検査(トータルアイ検査)」「世代別検査」「共通検査(プレミアムパック検査)」(各500円から)を用意している。星崎社長は「スマホ老眼は、若い人にも起こる疑似老化現象。例えば落ち葉が綺麗に見えず、食べ物が美味しそうに見えなくなる。でも自分では気が付かないケースも多い」と、その危険性について言及する。メガネスーパーでは今後、”アイケア施策”にさらに注力していく方針だ。●“メガネ店”ならではの「b.g.」○“メガネ店”のウェアラブル端末続いて、同社の取締役執行役員である束原俊哉氏が登壇。プレゼンの中で、メガネ型のウェアラブル端末について触れた。同社が開発中の端末は「b.g.(ビヨンドグラス)」と呼ばれるもので、12月には実機のリリースを予定する。“メガネ店”の発想を存分に取り入れた商品設計になっているという。中国製の安価な製品が出回るようになったメガネ市場。国内の生産拠点を中国に移したメーカーも存在する。こうした背景から、生産が盛んな福井県鯖江市の業者の間にも、危機感が募っているという。そこでメガネスーパーでは「b.g.」の開発に着手した。束原氏は「メガネ製造のノウハウを活用できる余地が十二分にある。メガネ型の新しい商品を開発することは、メガネ産業にとっても良いこと。市場にはすでにグーグルグラスなどが出ているが、きっちり成功した事例はまだない。そこでメガネ店としての経験をもとに、なにかできるのではないかと考えた」と話した。新製品は、ノンシースルーの映像が両眼で確認できる。束原氏は「ノンシースルーと両眼視の組み合わせは、現段階ではオンリーワンの存在」と説明する。両眼型は、片眼型と比較すると眼の負担も軽いという。また、かけ心地にもこだわった。「前後・左右のバランスが大切。長時間使えないものは実用に耐えない」と同氏。見え方とかけ心地を重視するあたり、“メガネ店”ならではと言えるだろう。このほか長時間利用や、磁石を活用した簡易着脱なども実現した。当初はコンシューマ向けを想定していたが、カメラを搭載したことで個人情報との兼ね合いに配慮。その結果、ビジネス向けに提供することになった。束原氏は「BtoBにおいて、仕事の生産性を向上できる。アプリ、ソリューションといかに連携できるかが鍵」と説明する。例えば物流業界で利用されれば、倉庫のピッキング作業がハンズフリーで行えるようになる。組み立てなどの作業中に指示を出すナビゲーション用途にも向いている。多言語ナビゲーション(日・中・韓)により、目の前に翻訳を表示させることも可能。美術館や博物館においては、作品に近づくとタイミングよく情報が表示されるといったiBeaconと連動した使い方も想定されている。ちなみにメガネスーパーは、福井県のウェアラブル関連の実証実験支援として福井県が募集した平成27年ふくいe-オフィスプロジェクトの4事業者の1社に採択された。2月下旬には福井県立恐竜博物館で実証実験を開始する予定だという。新製品は、来年1月13日から15日まで開催されるウェアラブルEXPOで披露される予定。束原氏は「b.g.により、新産業が創出できる。他業態との提携を加速させれば、大きなビジネスチャンスになる」として、将来の可能性に期待を寄せた。
2015年12月15日