ワーナー・ブラザースとDCエンタテインメントが製作する『Dark Universe』を、ダグ・リーマンが監督することになった。この映画は『Justice League Dark』としても知られている。その他の情報映画は、ジョン・コンスタンティン、ザターナ、怪人スワンプ・シングなどを含むダークなジャスティス・リーグを描くアンサンブル物。ギレルモ・デル・トロが監督する予定で製作準備が進められていたが、デル・トロはほかにも多数のプロジェクトを抱えており、降板した。リーマンはチャニング・テイタム主演の『Gambit』を監督するはずだったが、降板したところだった。リーマンの次回作は、トム・クルーズ主演の『American Made』。北米公開は来年9月29日。そのほかにアマゾン・スタジオの『The Wall』も撮り終えている。主演はアーロン・テイラー=ジョンソン。文:猿渡由紀
2016年08月25日撮影準備に入ったところの『ミッション:インポッシブル』6作目に、ストップがかかった。理由は、トム・クルーズがパラマウント・ピクチャーズに対してギャラのアップを要求しているかららしい。その他の情報撮影準備作業を進めていたのは、ビジュアルエフェクト担当のスタッフなどだったが、この交渉が落ち着くまで、作業は一時休止するようにとお達しが出たそうだ。撮影開始は1月の予定で、まだ十分時間があるため、製作にそれほど影響は与えないと思われる。クルーズは、最近撮影を終えたユニバーサルの『ザ・マミー(原題)』で高いギャラをもらい、『ミッション:インポッシブル6』からも、それと同じ額を要求しているらしい。だがパラマウントは5作目と同じ金額に抑えるつもりだったようで、そこが焦点になっているようだ。クルーズの次回公開作は、10月北米公開予定の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。来年は、『ザ・マミー(原題)』のほかに、ダグ・リーマン監督の犯罪スリラー『The American Made』が控える。文:猿渡由紀
2016年08月22日2016年8月20日、21日の全国映画動員ランキングは、『ペット』(全国348館)が公開2週目も首位を守った。公開11日間で、観客動員数188万3759人、興行収入23億1262万700円を記録している(8月21日時点)。その他の画像2位の『シン・ゴジラ』(全国349館)も順位をキープ。3位は初登場で『青空エール』(全国279館)が入った。『青空エール』は、河原和音の人気コミックを、土屋太鳳、竹内涼真の共演で実写化した青春ドラマ。『アオハライド』の三木孝浩が監督を務め、吹奏楽部のヒロインと、甲子園を目指し奮闘する野球部員が、互いにエールを交わしながら夢にまい進する姿を描く。そのほか、初登場4位に『ゴーストバスターズ』(全国321館)。初登場8位に『傷物語〈II熱血篇〉』(全国117館)が入っている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ペット』2位『シン・ゴジラ』3位『青空エール』4位『ゴーストバスターズ』5位『ファインディング・ドリー』6位『ジャングル・ブック』7位『ONE PIECE FILM GOLD』8位『傷物語〈II熱血篇〉』9位『ルドルフとイッパイアッテナ』10位『劇場版仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』
2016年08月22日ロバート・ダウニー・Jr.が、プレミアムケーブルチャンネルHBOで、ドラマシリーズを製作しようとしているようだ。主演も兼任する。HBOが大成功させた『True Detective』の企画、製作、脚本を担当したニック・ピゾラットも関わるようだ。その他の情報内容は明らかになっていないが、ダウニー・Jr.が長い間、リブートを企画していた50年代のテレビシリーズ『ペリー・メイスン』が元になるのではないかと言われている。もともとダウニー・Jr.は、映画としてリブートを計画していたが、HBOでテレビシリーズとして製作することにしたのではないかと思われる。ダウニー・Jr.は、2000年から2001年にかけて、『アリー my Love』にゲスト出演をしたが、テレビドラマに主演するのは、これが初めてとなる。ダウニー・Jr.の最新作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。次回作は、現在撮影中の『スパイダーマン:ホームカミング』。文:猿渡由紀
2016年08月16日ニューヨークを舞台に“幽霊退治”に挑む女性たちの活躍を描く『ゴーストバスターズ』の日本語吹替版3D特別上映会が8月15日、都内で行われ、本作のPRを託された“ゴーストバスターズ・ジャパン”の友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代(南海キャンディーズ)が出席。連日、国民的アイドルの解散が報じられるなか、友近は「ゴーストバスターズ・ジャパンは永久に不滅です」と宣言した。特別上映会その他の写真プロモーションの一環で、4人はオリジナル版公開時(1984年)に映画とともに大ヒットした『ゴーストバスターズのテーマ曲』を日本語アレンジしたミュージックビデオを発表し、海外でも話題を集めたばかり。先日LAで開催されたワールドプレミアに出席した友近と渡辺も、レッドカーペットで注目の的だったそうで「レイ・パーカー・ジュニアさんに会って、一緒にあの曲を“ジョイン”させてもらいました」(友近)、「監督(ポール・フェイグ)が『君たちだね』って、私たちのほうに駆け寄ってきてくれた。続編があれば出たいとお願いしたら、苦笑いでしたけど」(渡辺)と現地の様子を報告した。4人は日本語吹き替え版のボイスキャストも務めており、友近が主人公のエリン(クリステン・ウィグ)、渡辺が相棒のアビー(メリッサ・マッカーシー)という大役。鬼奴はホテルのフロント係、山崎は女性レポーターと“チョイ役”ながら、「出てくるのは1シーンだけなので、ぜひ注目して」(鬼奴)、「普段と違う自分を出せている」(山崎)と自身の声優ぶりを猛アピールした。『ゴーストバスターズ』8月19日(金)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年08月15日2016年8月13日、14日の全国映画動員ランキングは、『ペット』(全国348館)が初登場で首位に立った。2位は『シン・ゴジラ』(全国349館)。3位は『ファインディング・ドリー』(全国363館)となった。その他の画像『ペット』は、『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』を手がけたユニバーサル・スタジオ/イルミネーションによるアニメーション作品。ペットたちが飼い主の留守の間に巻き起こす騒動をユーモラスに描く。同時上映は短編『ミニオンズ:アルバイト大作戦』。そのほか週末に封切られた『ジャングル・ブック』(全国348館)が初登場5位。『X-MEN:アポカリプス』(全国325館)が初登場6位。『劇場版アイカツスターズ!』(全国325館)が初登場11位につけている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ペット』2位『シン・ゴジラ』3位『ファインディング・ドリー』4位『ONE PIECE FILM GOLD』5位『ジャングル・ブック』6位『X-MEN:アポカリプス』7位『ルドルフとイッパイアッテナ』8位『劇場版仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』9位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』10位『秘密 THE TOP SECRET』
2016年08月15日ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら大スターの競演で人気を集めた『オーシャンズ11』シリーズが、女性キャストでリブートされることになった。タイトルは『Ocean’s Eight』。主役はサンドラ・ブロックで、ほかにアン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーター、リアーナ、ミンディ・カリングの出演が決まっている。その他の情報監督は『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス。ロスは『オーシャンズ11』3部作を監督したスティーブン・ソダーバーグと非常に仲が良いらしい。ソダーバーグもプロデューサーとして関わる。撮影は今年10月、ニューヨークでスタートする予定。過去の人気映画を女性でリブートする企画は、最近盛んだ。今月日本公開になる『ゴーストバスターズ』はその走り。現在は、レベル・ウィルソンと別の女優(未定)で『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』をリメイクする企画も進んでいる。文:猿渡由紀
2016年08月12日全国に劇場を展開しているTOHOシネマズが人気アプリ『Pokemon GO』 とコラボレーションすることが発表になった。全国のTOHOシネマズ(一部劇場をのぞく)がゲームの“ポケストップ”として登場する予定だ。その他の情報日本だけでなく、アメリカ、ブラジルなど世界各国で一大旋風を巻き起こしている『Pokemon GO』と、日本最大級の規模とクオリティを誇るTOHOシネマズがタッグを組むことになった。TOHOシネマズが配布した資料には「今回の『Pokemon GO』とのコラボレーションを通じて、映画館に来館された多くのお客様に、より楽しく、より新しい体験をご提供してまいります」と記載されている。なお、コラボレーションの開始時期などは確定した段階で、TOHOシネマズ株式会社の公式サイトで発表になる。(C)2016 Niantic. Inc. (C)2016 Pokemon. (C)1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. TM & (C)2016 TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.
2016年08月09日2016年7月30日、31日の全国映画動員ランキングは、国内シリーズ12年ぶりとなる新作『シン・ゴジラ』(全国348館)が初登場で首位に立った。本作は2Dのほか、IMAX、MX4Dなどで上映されている。その他の画像『シン・ゴジラ』は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を、実写版『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督・特技監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら豪華キャストが出演している。2位は先週と変わらず『ファインディング・ドリー』(全国362館)。3位は『ONE PIECE FILM GOLD』(全国346館)。初登場4位に『ターザン:REBORN』(全国306館)が入った。そのほか『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』(全国185館)が、順位を上げて9位につけている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『シン・ゴジラ』2位『ファインディング・ドリー』3位『ONE PIECE FILM GOLD』4位『ターザン:REBORN』5位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』6位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7位『HiGH&LOW THE MOVIE』8位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』9位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』10位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
2016年08月01日映画と見まごう圧倒的な映像と世界観で、熱烈な支持を受け続けてきたゲームソフト『龍が如く』。シリーズ最新作となる6作目の全容が、シリーズ生みの親で総合監督の名越稔洋出席による26日の会見で解禁になった。正式タイトルは『龍が如く6命の詩。(いのちのうた)』。先だって公開されていたビートたけし以外の、小栗旬、藤原竜也ら、主役級が勢揃いしたキャストも発表に。また桐生一馬を主人公にした物語の“最終章”であることも明かされた。『龍が如く6命の詩。』会見の模様プレイステーション4オンリータイトルの『龍が如く6』の発売は、12月8日(木)。登壇した名越氏は「こじつけたわけではありませんが、1作目の発売日と同日に節目を迎えられるのは感慨深いです」と挨拶した。2005年にプレイステーション2のゲームソフトとして発売された『龍が如く』は、親(組長)殺しの罪をかぶり、10年の服役を終えて出所してきた桐生一馬が主人公のアクション・アドベンチャーゲーム。1作目の渡哲也、三原じゅん子に始まり、実在の俳優たちが出演し、『4』以降はフェイスキャプチャーによって出演者の顔をモデリングしたキャラクターが登場してきた。1作目を最新技術でリメイクした『龍が如く 極』が今年の1月に発売されたことも記憶に新しく、最新作の『6』に関しても、ビートたけしの出演が先行して公になり、大きな話題を集めていた。最新作のキャストとしてビートたけし、宮迫博之、藤原竜也、真木よう子、大森南朋、小栗旬の6人が発表され、「改めて言うのもあれですが、似てますね(笑)。本当に実力のある方が勢揃いしました。かつてはキャスティングひとつをとっても非常に大変でしたが、今回は逆オファーをいただいた方もいます」と名越氏も胸を張った。本シリーズは全国各地の実景をリアルに再現することも特徴。今作の舞台は、東京の歓楽街をモデルにした“神室町”のネオン街とコントラストをなす田舎町として“広島・尾道”が選ばれた。数々の映画の舞台にもなってきた広島・尾道の漁港や町並みが、最新の技術によって見事に再現されたことが、上映されたほんの一部の映像からも伝わってきた。気になるサブタイトル『命の詩。』にも名越氏が言及。「絆や血のつながりがテーマになっており、物語のひとつの区切りの意味で丸(句点)を付けました。桐生一馬という男の伝説の最終章であり、桐生を主人公にした物語はこれで1回終わらせていただきます。『龍の如く』シリーズは常にチャレンジをしてきました。今回もプレステ4専用ソフトとして新たなチャレンジをしており、革新的な進化を遂げています。まだサプライズが残っていますので、続報をお待ちください」。映画ファンも垂涎の最新作が12月にお目見えする。『龍が如く6命の詩。』12月8日(木)発売取材・文・写真:望月ふみ
2016年07月26日エディ・レッドメインが『The Last Days of Night』に主演することがわかった。監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム。脚本は『イミテーション・ゲーム』でティルドゥムと組んだグラハム・ムーア。その他の情報今作も『イミテーション・ゲーム』同様、天才の素顔を描くものになるようだ。19世紀末のアメリカで、電気の技術を実現するにあたりトーマス・エジソンは、最後のライバルであるジョージ・ウェスティングハウスを訴訟した。ウェスティングハウスは、弁護士としてコロンビアのロースクールを出たばかりの26歳のポール・クラバスを雇う。レッドメインが演じるのは、この若手弁護士だ。撮影は来年1月スタート予定。公開は2017年秋を狙っている。レッドメインの次回作は、デヴィッド・イェーツ監督の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。ティルドゥムの次回作は、ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット共演の『Passengers』。北米公開は今年12月。文:猿渡由紀
2016年07月26日2016年7月23日、24日の全国映画動員ランキングは、『ONE PIECE FILM GOLD』(全国343館・739スクリーン)が初登場で首位に立った。本作は2D、3D、4DX、MX4Dで上映されており、土日2日間で動員82万830名、興行収入11億5577万1000円を記録。配給の東映は、最終興収60億円超えは確実と見ている。その他の画像『ONE PIECE FILM GOLD』は、全世界での累計発行部数が3億2000万部を突破した人気コミックの劇場版第13弾。世界最大のエンターテインメントシティを舞台に、ルフィたち麦わらの一味と、国の支配者ギルド・テゾーロが対峙する。前作に続き原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、ゲスト声優に満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也ら多彩なキャストが集結している。2位は『ファインディング・ドリー』(全国362館)、3位は『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』(全国360館)となった。そのほか『ロスト・バケーション』(全国312館)初登場8位。『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』(全国24館)初登場9位に入っている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ONE PIECE FILM GOLD』2位『ファインディング・ドリー』3位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』4位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』5位『HiGH&LOW THE MOVIE』6位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』8位『ロスト・バケーション』9位『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』10位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』
2016年07月25日キルスティン・ダンストが『The Bell Jar』を監督することになった。短編映画の監督は経験があるが、劇場用長編映画の監督を手がけるのはこれが初めてだ。ダンストは脚本も共同執筆する。主演にはダコタ・ファニングが決まっている。原作は1963年に出版された小説で、1979年にも一度映画化されている。その他の情報時代は50年代。主人公エスター・グリーンウッド(ファニング)は、ニューヨークの出版社で女性誌編集部のインターンとして働くが、ボストンに戻った後、精神の病に悩まされる。撮影は来年初めに開始予定。ダンストは最近、ジェフ・ニコルズ監督のSF映画『Midnight Special』に出演。またテレビドラマ『FARGO/ファーゴ』にもレギュラー出演している。ファニングは現在、ニューヨーク大学で主に学業に専念しているが、今年秋公開予定の『American Pastoral』に出演する。ユアン・マクレガーの監督デビュー作で、共演はマクレガー、デヴィッド・ストラザーン、ジェニファー・コネリー。文:猿渡由紀
2016年07月23日スティーヴン・キングのベストセラー小説を、J.J.エイブラムスが製作総指揮を務めてドラマ化した『11/22/63(イチイチニニロクサン)』が8月11日(木・祝)からスターチャンネルで独占放送されることが決定した。その他の写真本作は、1963年11月22日に起こったジョン・F・ケネディ暗殺事件を阻止するべく、過去にタイムスリップした男の挑戦を描いたドラマで、キングが長年に渡って構想を練り、調査を重ねて執筆した小説は大きな反響を呼んだ。リー・ハーヴェイ・オズワルドは本当に犯人なのか? 史実とフィクションが融合したドラマを、『LOST』など数々の人気ドラマを手がけてきたエイブラムスがドラマ化する。主演は『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコが務め、オスカー俳優のクリス・クーパー、『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』のサラ・ガドンらが出演する。スターチャンネルでは、8月11日(木・祝)から毎週木曜日の23時から字幕版の、同月15日(月)の23時30分から二か国語版の放送を開始する。『11/22/63』スターチャンネル8月11日(木) 23時~ 独占日本初放送
2016年07月21日俳優の沢村一樹が連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』に主演し、妻に先立たれ、空回りしながらも子供たちのために奮闘する“ちょいダメ”な父親を演じている。メガホンをとるのは日本映画界の次世代を担う俊英にして、沢村とはドラマ『偽装の夫婦』以来のタッグを組む深川栄洋。現場では「何もしないで、そこにいるだけでいい」と指示されたといい、「演じないことの難しさを痛感しましたね。役柄も含めて新鮮な体験でした」と新境地となった本作を振り返る。その他の写真原作は直木賞作家の重松清による同名小説。優しいがどこか頼りない田島徹(沢村)は、妻の急死を機に、出版社を退職し、残された子供たちとともに亡き妻の故郷に移住。妻の初恋相手である伝説の不良ら、希望ヶ丘のユニークな住民たちとの交流を通して、新たな一歩を踏み出す。とかく過去に囚われがちな大人が、明日への希望を見つめるハートウォーミングな感動作に仕上がった。「自分なりに組み立てた演技プランも、深川監督に見透かされて(笑)、絶対やらせてくれなくて。だからこそ、自分でも見せたことがない演技や表情をたくさん引き出してもらった。小細工する必要がないから、普段以上にナチュラルに役柄と向き合えたし、全5話を通して“驚きの展開”みたいなものもないので、演じることでドラマを生み出す楽しさがありました。初日から(妻役の)和久井映見さんを含めて、子供たちと家族の雰囲気がふわっとできあがった。共演者の皆さんや監督に、本当に助けられましたね。心地いい現場の空気を、観てくださる皆さんにも感じてもらえれば」実力派俳優として、ますます円熟味を増す沢村。『希望ヶ丘の人びと』は役柄の幅をさらに広げる機会になった。「早いもので来年50歳ですからね。世間的にはベテランと言われる世代ですが、こうして新しい発見がある現場に立てるのは、幸運だし感謝しなくちゃいけない。3年前だったら、こうした作品、役柄は想像もできませんでしたし。僕自身、いい作品に関われたという手応えがジンワリあるし、俳優としての喜びって、そういうところだと思うんですよ」連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送取材・文・撮影:内田涼
2016年07月14日東京ディズニーシー開園15周年を記念して20日(水)に発売される『東京ディズニーシーザ・ベスト ノーカット版』の特別映像が公開になった。名作映画『リトル・マーメイド』をモチーフにしたミュージカルショー『アンダー・ザ・シー』と、メディテレーニアンハーバーで展開される『レジェンド・オブ・ミシカ』の模様が収録されている。公開された特別映像本ブルーレイ/DVDは、東京ディズニーシーで15年間に行われたショーやパレードを、開始された時期で四季で分けて収録したもの。東京ディズニーシーは、東京ディズニーランド同様、ディズニーの名作映画のキャラクターや世界観、映画づくりの過程で得たノウハウが存分に盛り込まれており、ショーやパレードは映画ファンの視点から観ても新たな発見や興奮がある内容ばかりだ。このほど公開になった映像に登場する『アンダー・ザ・シー』はその名の通り、海底にいるような美術と、キャストの華麗な動きが見どころ。一方、『レジェンド・オブ・ミシカ』は野外の空間を存分に活かした演出が楽しめる映像で、繰り返し楽しめる内容になっている。『東京ディズニーシーザ・ベスト ノーカット版』コンプリートBOX ブルーレイ 18800円+税DVD 15200円+税7月20日(水)発売
2016年07月13日WOWOW『連続ドラマW希望ヶ丘の人びと』の第1話完成披露試写会が7月5日、都内で行われ、沢村一樹、和久井映見、桜田ひより、二宮慶多、寺脇康文、脚本を手がける岡田惠和、深川栄洋監督が出席した。完成披露試写会その他の写真直木賞作家の重松清による同名小説を全5話でドラマ化。優しいがどこか頼りない田島徹(沢村)は、妻(和久井)の急死を機に、出版社を退職し、残された子どもたち(桜田と二宮)とともに亡き妻の故郷に移住。妻の初恋相手である伝説の不良(寺脇)ら、希望ヶ丘のユニークな住民たちとの交流を通して、新たな一歩を踏み出す。本作でサエない夫という役どころに挑んだ沢村は、「今年でデビュー20年ですが、今までに経験したことがない、何とも心地いい時間が流れた。本読みの段階から、自然と皆さんと家族になれた」と晴れやかな笑顔。深川監督とは昨年放送の連続ドラマでもタッグを組んでおり、「いい作品にしたいという全員の思いに対し、現場で深川監督がブレない姿を見せてくれた」と感謝を表し、「今日は第1話の上映ですが、実は第5話が面白いんですよ」と笑いを誘った。また、息子役の二宮が「沢村さんから、女の人を『かわいいね』とか『キレイだね』とか、自然に褒めるとモテると言われた」と“モテ指南”を暴露されると、沢村は「いや…、実はうちの次男が(女性を褒めるのが)すごくうまいんですよ」と釈明していた。一方、妻を演じる和久井は「役柄上、私が現場にいる時間は短かったんですが、ちゃんと家族一緒に過ごした時間の足跡を残せるかプレッシャーがあった」と振り返り、「ものすごく緊張し、ものすごく幸せな現場。お芝居をしているような、していないような不思議な感覚だった」と語った。「言葉にできないくらいの達成感。自画自賛になりますが、ひょっとしてすごいものを作ってしまったかも」(岡田氏)、「沢村さんがおすすめする第5話は、まだ完成していませんが(笑)、何かを投げかけ、気づきになる作品になった。一生懸命に生きる姿を、大切な人と見てもらえれば」(深川監督)とスタッフ陣も確かな手応えを示した。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話/第1話無料放送)毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送取材・文・写真:内田 涼
2016年07月05日チャールズ・ブロンソン主演でヒットした1974年のリベンジアクション映画『狼よさらば』を、ブルース・ウィリス主演でリメイクする企画が進んでいる。その他の情報監督には、イスラエル映画『オオカミは嘘をつく』アハロン・ケシャルスとナヴォット・パプシャドのコンビが決まっていたが、クリエイティブ面での意見の相違で先月、ふたりは降板。代わってイーライ・ロスが監督に決まった。ケシャルスとパブシャドの前には、脚本を書いたジョー・カーナハンが監督する予定だったが、彼も、同じく意見の相違で降板している。オリジナルの『狼よさらば』は、その後シリーズ化され全5作が作られたが、今回もシリーズ化を想定しているらしい。ウィリスは現在、中国との合作『The Bombing』を撮影中。第2次大戦中の1940年を舞台に、中国と日本軍の戦いを描く戦争映画だ。ほかに、コメディ『Going Under』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2016年06月21日WOWOW開局25周年を記念して製作されるドラマWの新作『コールドケース~真実の扉~』で吉田羊が主演を務めることが発表になった。本作は、アメリカで2010年まで放送されていた人気ドラマの日本版で、吉田は本作が連続ドラマ初主演になる。その他の情報『コールドケース』は、神奈川県警捜査一課に所属する主人公・石川百合(吉田)らが未解決事件に隠された真相を見つけ出していくもの。「初主演という気負いはまったくなくて、それはスタンドプレイではなく、チーム全員でヨーイドンで同じゴールへ向かって走っていくスタイルが心地よく、私らしい初主演作品になっていると実感しています」と語る吉田は、“日本版”の特徴を「日本人特有の繊細さと生真面目さ、そういうのがより色濃く描かれていて、繊細であることでより深く捜査対象者の心に寄り添える、そういう日本人ならではの丁寧さを感じる作品になっています」と分析。「日本版コールドケースはオリジナルの世界観を踏襲しつつ、日本人らしい感性を加え、より繊細に心に深く響く作品になっています。“慮(おもんばか)る”という美しい日本語がありますが、まさにその表現が相応しい、相手の心に深く、深く寄り添った素敵なエピソードが満載となっていますので、是非最後まで楽しみにご覧ください」とメッセージを寄せている。ドラマは全10話で、『SP』シリーズの波多野貴文が監督を、瀬々敬久、吉田康弘、蓬莱竜太、林宏司が脚本を手がける。WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』全10話10月放送予定
2016年06月21日7月からスタートする沢村一樹主演の新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』に出演する六角精児とエレキコミックのやついいちろうが「YATSUI FESTIVAL!2016」のステージで共演した。その他の写真「YATSUI FESTIVAL!」は渋谷の10会場で行われる音楽、お笑いのイベントだが、六角はミュージシャンとして登場。やついの呼び込みでステージにあがった六角は、ドラマで歌われる『希望ヶ丘』のテーマ曲を、“やついフェス”仕様にして披露した。「このフェスのようなロックとかポップスとか、そういう方たちが出てるイベントでは歌ったことがあまりなかった」という六角は「今日歌った曲は『希望ヶ丘の人びと』で歌ってるんですけど、これは監督から『このシーンで、みんなで歌ってる曲が欲しい』と言われて、それで助監督が作ってきた詞があったので、それを僕が脚色して作ったもの」と説明。「このドラマは、人が事件に巻き込まれたりとか、そういったことはまったく起きないんですけど、人間が生活していく上で必要な喜怒哀楽を丁寧に追ってる作品です。そういうドラマは、観たら為になると思いますので、ぜひご覧いただきたいですね」とコメント。また、やついも「このドラマ、本当に泣けるんですよ。僕も最初に台本をいただいて読んだ時に泣きましたから。家族で観てもらいたいですし、これはひとりで観ても感動する作品だと思います。ひとり暮らしの男性の人にもオススメです」と語った。本作は、WOWOWの“ドラマW”の新作で、愛する妻を失った主人公・田島(沢村)が、亡き妻の故郷に引越し、娘と息子と共に新しい生活を築いていく姿を描いた作品。和久井映見が亡き妻を演じ、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、宮川一朗太らが出演する。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年06月20日ニコール・キッドマンが『The Killing of a Scared Deer』に出演を交渉しているようだ。『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督の次回作で、スーパーナチュラルな要素を含む心理スリラーらしい。その他の情報脚本はランティモスと、彼が『ロブスター』でも組んだエフティミス・フィリップが共同執筆した。『ロブスター』に主演したコリン・ファレルはすでに出演に承諾しており、キッドマンは彼の妻を演じることになるらしい。ファレル演じる主人公は外科医。彼は、あるティーンエイジャーを家族の一員として受け入れるが、その子の行動がどんどん陰湿になっていった時、大きな決断を強いられることになる。撮影は8月開始の予定。キッドマンの次回作は、ルーニー・マーラ、デヴ・パテルと共演する『ライオン(原題)』。ファレルの次回作は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。文:猿渡由紀
2016年06月18日熊本地震の支援を目的とする、映画『うつくしいひと』チャリティ上映会が6月18日(土)名古屋ピカデリーで開催される。映画『うつくしいひと』は、熊本出身の行定勲監督がメガホンを執り、被災前の熊本を舞台に製作した作品。高良健吾や橋本愛といった熊本にゆかりのある俳優、そして行政が連携し、「熊本の素晴らしさを実感できる映画を製作する」という想いを元に立ち上がったプロジェクトだ。先日の熊本地震の発生を受け、全国で復興支援のための上映会を行う中、名古屋でも映画関係者が有志で集まり実施の運びとなった。当日は行定勲監督が登壇の上映後トークショーも行われる。前売券は既に僅少とのことなので、お早目の確保を。なお上映会終了後は、7月9日(土)より名古屋シネマテークにてチャリティ上映も予定されている。■イベント詳細●日時2016年6月18日(土)【第一部】17:45 開場 / 18:00 上映開始(本編40分)上映後トークショー(19:20 終了予定)【第二部】19:45 開場 / 20:00 上映開始(本編40分)上映後トークショー(21:20 終了予定)●ゲスト行定勲監督、憲俊(第二部のみ登壇)●会場ピカデリー(名古屋市中村区名駅四丁目9番8号センチュリー豊田ビル 2F)●鑑賞料金1000 円(税込)※別途、募金箱も設置いたします。※鑑賞料金、募金は「くまもと映画製作実行委員会」を通じて、被災された方々へ届けさせていただきます。※第一部、第二部、各回限定 220 名 (前売りで定員に達した場合は、当日券の販売はありません)●チケットのお求め・お問合せピカデリー [TEL]052(551)5461■チャリティ上映名古屋シネマテーク7月9日(土)~15日(金)11:00~※ゲストの登壇はありません。※ゲストは当日のご都合により変更となる場合がございます。
2016年06月16日7月からスタートする沢村一樹主演の新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』のポスター画像と特報映像が公開になった。人気作、大作を発表し続けるWOWOWの“ドラマW”の新作で、重松清の同名小説を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本化し、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務めて描く作品だ。特報映像本作は、愛する妻を失った主人公・田島(沢村)が、亡き妻の故郷に引越し、娘と息子と共に新しい生活を築いていく姿を描いた感動作。和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。沢村が「子供をおんぶしたり、肩車したり…スキンシップを取ることが、家族にとってどんなに大切なことなのか、実感しながら子供たちとぎゅっと近づいてポスターの撮影に臨みました」と語るポスターは、父・娘・息子の家族が寄り添う姿をとらえたもの。3人の頬には涙が見えるが、どこか前向きに見える表情を浮かべている。特報映像は2パターンが公開され、“希望編”では愛する妻/母を失った家族が、妻/母の思い出がつまった希望ヶ丘に引っ越して、新しい生活を始めながら希望を見つけようとする姿が描かれる。また、“希望ヶ丘の住人編”では、彼らの新しい住居の周囲で暮らす人々が続々と登場。田島家を囲む人々のドラマも楽しみになる内容になっている。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年06月07日映画を超える空前絶後のスケールで、世界中で大ヒットを記録しているドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。日本でもシーズンを重ねるごとにファンを増やし、5月3日(火)にはエミー賞で史上最多の12部門を受賞した第五章がブルーレイ&DVDリリースされる。そして4月25日(月)からは、最新シーズン第六章の日米完全同時放送も決定。そんな中、初来日したアリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズに話を聞いた。その他の写真ジョージ・R・R・マーティンの世界的ベストセラー『氷と炎の歌』を完全映像化。架空の大陸ウェスタロスの覇権をめぐって、愛と欲望、陰謀と裏切りの戦いを繰り広げてきた『ゲーム・オブ・スローンズ』。ドラゴンや異形の者たちが登場するが、これまでのファンタジー映画やドラマとは一線を画す熱狂的な支持を得ている。メイジーはそんな人気の秘密を、「それは、本当に無慈悲にメインキャストを殺しちゃうことね。そんな思い切ったことをするドラマは他のシリーズにはないでしょう。だから、予想がつかなくて、視聴者は次が気になってしまい、また観たくなるのよ」という。2011年からスタートした本作。メイジー演じるアリアは覇権争いに巻き込まれるスターク家の次女で、目の前で父が殺害されたことから少年を装って逃亡し、家族の復讐を誓いながらも、行く先々で苦難に見舞われる。「アリアは最初はとても純粋で無垢な部分もある子だった。それが、さまざまな苦難を乗り越える中で、父のように忠誠心だけでは生きられないことを知り、策略家的な発想もするようになったの。でも、まだまだ世の中のことをもっと学んでいかなくてはならない。それは私自身もそうだけど」と役柄に自分自身を重ねる。先日、19歳の誕生日を迎えたばかり。「10代をこのシリーズと共に生きてきた。アリアと同じように早くから大人の世界に放り込まれたことで、私自身も成長したわ。何より、『ゲーム…』に出会えたことで一生、女優業をやりたいという自信にもつながった」と語る。覇権争いはますます熾烈になっていくが、一体最後に誰が王の座に座ると思うか尋ねてみたら……、「実は、アメリカで出演者の合同インタビューがあった時に、メインキャストのひとり、エミリア・クラークが『サンサ(スターク家の長女)が女王になり、アリアが女王の手(=宰相)になるのがいいんじゃないかな、ふたりコンビで……』と言っていたわ。本当に、どんな物語になるのかしら、私も楽しみなの(笑)」『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』5月3日(火)ブルーレイ&DVDリリース発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』(全10話)スターチャンネルにて4月25日(月)朝10時より日米完全同時放送取材・文:前田かおり
2016年04月23日TOHOシネマズの映画館の上映時間検索やチケット購入ができる“TOHOシネマズアプリ”がリリースされた。無料でダウンロード可能で、6月30日(木)まで最大400円割引クーポンがアプリ内で提供される。その他の画像“TOHOシネマズアプリ”では、よく利用する映画館をあらかじめ登録しておくことで、その映画館の上映スケジュールを優先的に表示し、簡単に座席指定券を購入することができる。また、毎月14日に発行されるTOHOシネマズマガジンをアプリ内で読むことができるほか、作品のおすすめ機能や、着せ替え機能なども用意されている。利用料は無料で、最大400円割引クーポンは6月30日(木)までアプリ内で提供される。
2016年04月20日音楽業界を舞台に、華麗なる“ファミリー”の相続をめぐる陰謀と争いを描く海外ドラマ『Empire/エンパイア 成功の代償』のレンタル開始記念イベントが4月12日に、都内で行われ、音楽プロデューサーの小室哲哉と人気音楽ユニット「TRF」の DJ KOOが出席。“同業者”として本作のリアリティに太鼓判を押した。イベントの模様スラム街育ちで麻薬取引にも関わっていた主人公・ルシウスは、才能を発揮しヒップホップ・アーティストとして成功。音楽レーベルのエンパイア社を設立するが、上場直前に余命3年を宣告されてしまう。3人の息子のうちひとりを後継者に選ぶことを決意するが、突然、元妻が後継者争いに名乗り出る。全米では視聴者数が『24』超えの1765万人、放送時のツイートは330万、YouTubeの動画再生は1000万回以上を記録し、社会現象を巻き起こしている。小室は「いい思いも、辛い思いもする主人公は自分にもあてはまるし、『わかる、わかる』というシーンもたくさん。人間模様の中心に音楽があり、どんなもめごとも音楽が解決してくれる展開は、同じミュージシャンとしてうれしいですね」とすっかり感情移入。キャスト陣が演技に加えて、見事な歌唱や楽器演奏も披露しており、「リアリティが素晴らしい」と絶賛した。一方、 DJ KOOも「ゴシップ先行で人気を集めたり、お偉いさんを接待したり(笑)、業界の裏側がかなりハッキリ描かれている」と分析。展開の速さも魅力だといい「ジェットコースタードラマの異名も納得」と話した。ドラマに負けない栄華を誇った“小室ファミリー”に話題が及ぶと、小室はTRF結成秘話を披露。「デビュー前からダンサーとして活躍していたSAM、ETSU、CHIHARUを何とかメンバーにしようと、何度か食事に誘って、おもてなししたり……。口説くのが大変だった」と明かすと、DJ KOOは「僕は1回も誘われていない(笑)」と苦笑いだった。『Empire/エンパイア 成功の代償』4月13日(水)からレンタル開始DVDコレクターズBOX発売中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月12日クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドが『ワイルド・スピード』8作目に出演することになった。新しいキャラクターで、カート・ラッセルが演じる男の部下的な役柄になるようだ。同作品にはシャーリーズ・セロンが新しく参加することが、先週明らかになったばかりだ。その他の情報今回の監督は『ストレイト・アウタ・コンプトン』で高い評価を得たF・ゲイリー・グレイ。撮影は来月スタートする。北米公開予定日は来年4月14日。イーストウッドは、この夏北米公開予定のアクション映画『スーサイド・スクワッド』に出演。秋にはオリバー・ストーン監督の『スノーデン(原題)』も控えている。また最近は、刑事物映画『Crown Vic』への主演も発表されたばかりだ。共演はアレック・ボールドウィン。文:猿渡由紀
2016年04月12日人気海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン11のDVDが本日発売になり、デジタル配信もスタートした。本シーズンで、最初のシーズンから出演してきたパトリック・デンプシー演じるデレクが物語から去るが、製作陣はデレクとどのように別れを告げるべきか悩んだようだ。シリーズの生みの親で、企画・製作総指揮を務めるションダ・ライムズのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像『グレイズ・アナトミー』は、天才外科医を母に持ち、日々、人の命を左右する現場に向き合う女性外科医メレディスと仲間たちを描いた人気ドラマ。デレクはメレディスの最愛の夫で、ファンからも人気もあるため、ライムズは「どうやって彼を本作から去らせようかと考えあぐねた」と振り返る。彼が長い旅行に出たり、離婚したりしてしまえば、メレディスとデレクの愛が嘘になってしまうため、ライムズは「意図的に去るようなことはさせられない」という方針の下で脚本家とストーリーを練り上げた。長く続くドラマではキャストの交代や新規参加、降板などが発生するが、本スタッフは、ドラマの世界観を壊さないことにこだわったようで、ライムズはデレクを「理想の男性」とコメント。彼らが考え抜いた上で描いた“衝撃の展開”が気になるところだ。『グレイズ・アナトミー シーズン11』4月6日(水) 第1弾DVDレンタル開始DVD コレクターズ BOX Part1発売、シーズン11 一挙デジタル配信開始4月20日(水) 第2弾DVDレンタル開始DVD コレクターズ BOX Part2発売
2016年04月06日DCコミックスに登場するヒーローや悪役がチームを組み、時空を超えて史上最凶の脅威に挑む、超大作テレビドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』の公開アフレコが4月2日、都内のスタジオで行われ、日本版声優の東地宏樹、江川央生が出席。公開アフレコその他の写真『レジェンド・オブ・トゥモロー』は、テレビドラマ『ARROW/アロー』からアトム(ブランドン・ラウス)、『THE FLASH/フラッシュ』からマーティン・シュタイン博士(ヴィクター・ガーバー)に加え、テレビドラマ『プリズン・ブレイク』で兄弟を演じたウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルが、キャプテン・コールドとヒート・ウェーブの悪役コンビで登場する。日本語吹き替えも役者同様、東地と江川が再びタッグを組む。「江川さんとは信頼して掛け合いができる」(キャプテン・コールド役・東地)、「またコンビでできることが嬉しい」(ヒート・ウェーブ役・江川)と喜びを語り合い、この日行われたアフレコでも、息の合った様子を見せた。自身の演じるキャラクターについて、東地は、「キャプテン・コールドには特殊能力がないことに当初がっかりしたんですが、話が進んでいくうちに、それに面白みを感じ始めています」と話し、江川は、「ヒート・ウェーブは話すときは口が汚いんですが、画面の隅で実は優しい行動をしているそのギャップに惹かれた」と語った。本作について「ヒーローの割に、みんなポンコツなんです」と江川が明かすと、「みんなが悩んでいるし、人間味があるんですよね」と東地も笑顔を見せ、「一人一人の設定がしっかりとしているので、キャラクター同士の絡みも、みどころです。戦うシーンもワクワクしますよ」と魅力を語った。『レジェンド・オブ・トゥモロー』デジタルセル先行配信中/今秋ブルーレイ&DVDリリースワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント取材・文・写真:小杉由布子
2016年04月02日毎年4月にラスベガスで開催される興行主のコンベンション、シネマコンで、ジーナ・ロドリゲスが“明日の女性スター”を受賞することになった。授賞式は4月14日にシーザース・パレスで行われる。その他の情報ロドリゲスは、シカゴ生まれの31歳。プエルトリコから来た不法移民の両親は、ロドリゲスが若い時に強制送還され、離れ離れに生きるという苦労を体験した。2014年に放映開始したテレビ番組『ジェーン・ザ・ヴァージン』に主演し、ゴールデン・グローブを獲得。今年は、ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演の『Deepwater Horizon』と、インディーズのコメディ映画『Sharon 1.2.3.』の北米公開が控えている。次には、アレックス・ガーランド監督のSFスリラー『Annihilation』の撮影に入る予定だ。共演はナタリー・ポートマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、テッサ・トンプソン。文:猿渡由紀
2016年03月29日