春の陽気に包まれて、4月からはいよいよ新クールのドラマが一斉にスタート。今期は「一体どんな作品になるの…!?」とワクワクするような作品が多く顔を揃えています。そこで本日は、注目のドラマをドラマニアな筆者が先取り!ピックアップしてご紹介していきましょう。あの名曲がドラマに…!?先の読めない展開に期待のオリジナルドラマ「366日」2008年に発表された「HY」の同名曲からインスパイアされたラブストーリーが、16年の時を超えてドラマ化!月9ドラマ「366日」として放送されることが決定しました。本作は、音楽教室で受付事務をつとめる主人公・雪平明日香(広瀬アリス)が、高校時代、思いを寄せていたクラスメイト・水野遥斗(眞栄田郷敦)と同窓会で再会することに始まります。かつて両想いだったこと知り、時を経て交際することになるのですが、ある日、遥斗を思わぬ悲劇が襲い――意識不明の重体になってしまいます。胸に響くあの歌詞が、一体どんな物語になるのか。楽曲ファンからも熱い期待の声が寄せられている一作。「Destiny」また、火曜9時枠にも、注目のオリジナル作品が登場。石原さとみさんが検事役に初挑戦する、サスペンス・ラブストーリー「Destiny」です。主人公・西村奏は、学生時代、父の死をきっかけに母の故郷・長野県へと移り住み、そこで出逢った4人の仲間(亀梨和也、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実)と共に青春を謳歌していたのですが、ロースクール入試を間近に控えたある日、ある人物の死が告げられ…。それから12年の月日が流れ、横浜で検事として働く奏のもとへ、事件以来、消息不明だった同級生が次々と姿を現し、衝撃の真実が明らかに!同世代俳優陣の豪華共演、先の読めないミステリー展開にいまからドキドキが止まりません。「9ボーダー」さらに、金曜10時枠では、「9ボーダー」を放送。女性の人生には、就職・恋愛・結婚・出産・育児など、課題が次々と訪れ、何かと制約やタイムリミットが設定されてしまいがち。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる“大台”を迎える前のラストイヤーに焦点を当て、まさにその真っ只中にいる3姉妹(畑芽育、川口春奈、木南晴夏)が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結する模様を追っていきます。モヤモヤや焦りを抱えながらも、「幸せになりたい」ともがく姿は、共感度高めの一作として注目です!男性が主人公のドラマは、息もつかせぬハラハラ・ドキドキの展開に期待大!「Re:リベンジ-欲望の果てに-」オリジナル作品といえば、赤楚衛二さんが主演をつとめる「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(木曜10時枠)も忘れては語れません。巨大病院の跡取り息子に生まれたものの、医師にはならず、出版社で週刊誌の記者として働く主人公・天堂海斗。ある日、父親が事件に巻き込まれたと聞き、疎遠になっていた病院へ足を運ぶと…そこにはさまざまな問題が隠されており、理事長の座を狙って権力争いも起きようとしていました。海斗は欲望の塊で食い尽くされた父の病院から、大切なモノを取り返すため、立ち向かうことを決意。ジェットコースター展開から目が離せない、ハラハラ満載のリベンジサスペンスドラマをお楽しみに。「アンチヒーロー」加えてもうひとつ、法廷を舞台にした作品もご紹介しておきましょう。日9枠に登場するのは、長谷川博己さんが主演をつとめる「アンチヒーロー」です。本作の主人公・弁護士は、決して正義の救世主ではありません。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”なヒーローです。視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかけていく、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメント。これまでのリーガルドラマと一線を画す作品をその目でぜひ、確かめてみてはいかがでしょうか。春ドラマには、懐かしのリターンものが続々登場!あなたはどれが懐かしい?まずはこの作品。連載50周年記念を迎えた手塚治虫さんの名作医療漫画「ブラック・ジャック」が、24年ぶりに再ドラマ化決定!法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックが、コロナ禍を経て――医療の在り方が再び問われる令和の時代を、一体どう生きていくのか。「ブラック・ジャック」一見冷徹にも見え、時に人間味溢れる複雑な役どころ、主人公ブラック・ジャックを演じるのは高橋一生さんです。安楽死を請け負う宿命的ライバル医師・キリコ役に石橋静河さんの出演が決定。ほかにも山内圭哉さんや奥田瑛二さんなど、作品を支える重要な役どころにずっしりとベテラン勢も構えているので、どんな仕上がりになるのかワクワクしますね!「花咲舞が黙ってない」リターンものといえば、池井戸潤さん原作の大ヒットドラマ「花咲舞が黙ってない」の新シリーズが新ドラマ枠・土ドラ9に登場することでも話題ですよね!2014~15年に杏さんが主演をつとめた同作。今作の主人公・花咲舞を演じるのは、今田美桜さんです。大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になった舞――訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく姿が痛快なエンターテインメントドラマとなっています。「おいハンサム!!2」さらに、2022年にドラマ化放送され、絶大な支持を集めた伊藤理佐さんの「おいピータン!!」シリーズ。その続編「おいハンサム!!2」が土曜夜に再登場するので要チェックです。前作から2年が経ち、東京の一軒家で妻・千鶴と暮らしている伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は、ある朝、寝違えて首が回らなくなり、コルセット生活を送る羽目になってしまいます。一方、彼が幸せを願っている3人の娘たちは、それぞれ恋愛に関する悩みを抱えているようで…。長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)のいまは一体どうなっているのでしょうか。まさに、続きが気になってたまらない一作。想像の斜め上をはるかにいく新感覚ホームコメディを存分にご堪能ください。名作漫画の実写化にも注目!懸命に命と向き合う、2つの作品が登場「アンメット ある脳外科医の日記」月10枠に登場するのは、杉咲花さんが主演をつとめる「アンメット ある脳外科医の日記」です。原作は元・脳外科医の子鹿ゆずるさん/漫画を大槻閑人さんが手掛けている本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマです。彼女の病の中で閉じこもる“消えた2年間の記憶”とは一体何なのでしょうか…?若葉竜也さん、井浦新さんとの豪華共演にも期待が高まります。「ブルーモーメント」また、水10枠に登場するのは、現在「COMIC BRIDGE」で連載中、小沢かなさんの同名コミックを原作とした「ブルーモーメント」。主人公・晴原柑九朗(山下智久)は気象庁気象研究所の研究官。彼には、もうひとつの顔がありました。それは、人的被害の拡大を防ぐために設置された内閣府直属のチーム・SDM本部(特別災害対策本部)のリーダーという責任ある役目。口の悪い柑九朗でしたが、命を守ることに関して常に真っ直ぐ一直線な彼の背中は、少なからずチームにプラスの影響を与えて…。知恵と知識で気象災害から命を守るべく奔走する新しいヒーロードラマの誕生です。以上、ドラマニアのおすすめ春ドラマ作品でした。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。(YUKI)
2024年04月01日「KAT-TUN」の亀梨和也が、石原さとみ主演の春ドラマ「Destiny」に出演することが明らかに。「セカンド・ラブ」以来、実に9年ぶりのテレビ朝日ドラマ出演となり、石原さんとはドラマ初共演となる。1月スタートの新ドラマ「大奥」への出演にも注目が集まる亀梨さんが演じるのは、主人公・西村奏(石原さん)の大学の同級生で、初恋の相手でもある野木真樹。大学2年の夏、信濃大学法学部に在籍していた奏と真樹は、仲間たちと司法試験に向けて苦楽をともにする一方、キャンパスのある長野の大自然の中で、青春を謳歌しながら絆を深めていく。中学3年のときに直面した父の死以来、周りに心を閉ざして生きてきた奏と、家族と折り合いが悪く孤独な環境ゆえに、本気で人を好きにならないように生きてきた真樹はやがて惹かれ合うように。しかしそれは、仲間たちとの友情関係を壊しかねない秘密の恋でもあった。うしろめたさから目をそらし、恋にのめり込んでいくも、ロースクール入試を控えたある日、事件が起こる。そして、その悲劇がもたらした思いもよらぬ人物の死。この事件を機に、ふたりの初恋は突然終わりを告げることに。それから12年後、検事として多忙な日々を送る奏の前に、あの事件以降、姿を消していた真樹が突然現れる。奏と真樹が、再び対峙する大学時代の死亡事件の中で、思いがけず見えてくる“20年前の父の死の真相”。20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリーが、壮大なスケールで描かれる。亀梨さん主演の連続ドラマW「正体」が衝撃的だったという石原さんは、「素晴らしい作品に感動し、ぜひお仕事ご一緒したいと思っていたので今回共演でき、本当に嬉しかったです」と共演を喜び、「現場では常に紳士的で優しくて面白くてムードメーカーで。何よりも現場で引っ掛かりがあると必ず味方で寄り添ってくださったこと、本当に感謝しています」とコメント。亀梨さんは「イメージ通りで、リーダーシップと熱量をもって誠実に作品に向き合っておられるので、非常に説得力がありますし、身を委ねてしっかりついて行こうと思える素敵な俳優さんだなと実感しました。そして、すごく人としての温もりや柔らかさも感じさせていただいているので、最初の印象がさらに深まっているところです。今回、石原さんが演じられる奏の“私、逃げません!”という誠実さは、ご本人に通ずるものがあると思います」と石原さんの印象を明かしている。「Destiny」は2024年4月、毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日来年放送スタートとなるカンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ「春になったら」より、主演する奈緒と木梨憲武の親子が写るポスタービジュアルと、着物姿の場面写真が公開された。本作は、“3か月後に結婚する娘”と“3か月後にこの世を去る父”が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく日々を描く、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。数々のヒット作を世に送り出した福田靖によるオリジナル作品だ。娘・瞳(奈緒さん)と、父・雅彦(木梨さん)が登場するポスタービジュアルは、2人の自然な表情を切り取るため、穏やかな空気が流れる中でゆっくりと時間をかけて撮影。シンプルながらも奥深く、モノクロを基調とした色彩と空間配置にも注目。デザインは、朝ドラ「らんまん」も手掛けたアートディレクター・加藤秀幸が担当。モノクロポスターで際立つ、ブルーとピンクの配色に関して「“結婚=始まる=ピンク”と、“死ぬ=終わる=ブルー”で、親子の思いが対照的になるようにしました。タイトルロゴのグラデーションは対照的でありながらも、親子の繋がりややがて訪れる“春”を感じさせるようにしています。重くシリアスなテーマですが、笑って泣けるホームドラマのように優しい色を選びました」とコメントしている。そして、奈緒さんと木梨さんのクランクイン初日は、神社で行われた。父娘がそれぞれ衝撃的な報告をした元旦の翌日、初詣で家の近くの神社を2人で訪れる場面。撮影初日にも関わらず、すでに長年寄り添ってきた親子の空気感を醸し出しており、雰囲気は抜群だったという。なお、親子の様子が見られるティザー映像は、12月18日(月)の「トクメイ!警視庁特別会計係」放送終了後にTV初公開される。ストーリー早くに母を亡くし、反発し合いながらも一つ屋根の下で支え合って生きてきた瞳(奈緒)と雅彦(木梨憲武)の父娘。いつも通りに迎えた元旦、2人は互いにとって衝撃的な報告をする。「せーの」で同時に発表したその事実は、“瞳が3か月後に結婚すること”、そして“雅彦が病によって余命3か月と宣告されたこと”。お互いあぜんとしつつ、雅彦は、相手が10歳年上の売れないお笑い芸人であることを知って結婚に猛反対。一方の瞳も、かたくなに延命治療を受けようとしない雅彦をなんとか説得しようと試みる。互いの幸せを願うからこそ衝突や諦めを繰り返す親子は、それぞれ「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、残された時間を悔いなく過ごそうとする。次第に明らかになる瞳も知らなかった雅彦の過去や思い、そして雅彦も知らない瞳の結婚相手の秘密。瞳の結婚相手、親族、友人、職場の人々、雅彦の主治医など、個性豊かな周囲の人たちを慌ただしく巻き込みながら、2人はどのように理解し合い、3か月後のそのときを迎えるのか…?「春になったら」は2024年1月15日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日《text:YUKI》恋愛ものに事件もの、痛快バディからヒューマンサバイバルまで、様々なジャンルのドラマが顔を揃えた春クール。日替わりで違った気分を味わえる楽しい3か月も、もうまもなく終了の時を迎えます。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ総括「勝手にベスト3」を、ランキング形式で一緒に振り返っていきましょう。第1位:“ワケあり”コンビの掛け合いが癖になる!「合理的にあり得ない」元弁護士の肩書きを持つも、ある傷害事件をきっかけに資格をはく奪された“ワケあり”女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140でちょっぴり変わり者の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、警察には頼めない様々な依頼を大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明」。つい不条理がまかり通ってしまう現代の「あり得ない」敵たちを、上水流エージェンシーならではの「あり得ない」手段で爽快に切り倒していく様が、観る者をスカッと良い気持ちにさせてくれる一作でした。中でも、天才的な頭脳を持っているにも関わらず、色恋沙汰の嗅覚がめっぽう弱い貴山に対して、涼子がここぞとばかりに「恋愛のIQはゼロなんだね」ププッと小馬鹿にしては「やかましいわ」と返す、微笑ましいやり取りが癖になりましたね。そんな涼子が逆にハニートラップを仕掛けられた際には、「僕は涼子さんが好きです」と勢い余って告白。驚く涼子に、「ツチノコとかイエティみたいな(好きの種類)」と付け加える辺りがこれまた恋愛IQの低さを忍ばせて大変面白かったです。2023年春クールを代表するバディものとして、記憶に残る作品になったのではないでしょうか。第2位:人に言えない“秘密”が切ない事件を紐解く「unknown」ワケありといえば、この作品も忘れてはなりません。「あなたは、大切な人のすべてを本当に知っていますか?」というコピーが妙に胸に残る、衝撃のラブサスペンスドラマ「unknown」です。本作は、吸血鬼の末柄だという正体を隠して働く週刊誌のエース記者・闇原こころ(高畑充希)×過去にトラウマのある交番警察官・朝田虎松(田中圭)が暮らす町で、かつて未解決だった連続殺人事件と同じ手口の殺人事件が発生。運命で結ばれた2人が抱える“秘密”が、事件を紐解く鍵となっていく切ないラブストーリー。「この役者さんが登場したら、絶対に物語の鍵を握っている」と考察されがちな配役が散りばめられていて、放送を重ねる度、「この人、めちゃくちゃ怪しい」「真犯人は誰?」とSNSを中心に予測が白熱していましたね。予想外に、真犯人候補が次々と消されていくハラハラ・ドキドキの展開は、まんまと制作者側にやられた結果に――。吸血鬼という種族に限らず、どんな人間でも、育った環境の違いなどから価値観に差は生まれるもの。立ちはだかる壁を家族、恋人、友人たちとどう手を取り合って乗り越えていくのか。大切なことを教えてくれるドラマでした。第3位:マイナスをプラスに変えてくれる“運命の出会い”に共感「わたしのお嫁くん」仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在として羨望の眼差しを注がれている主人公・速見穂香(波留)。そんな彼女が、実は生粋の「ズボラ女子」である秘密を、偶然知ってしまった後輩の山本知博(高杉真宙)。この彼、実は最上級の家事スキルの持ち主で…!凸凹コンビの2人がひょんなことから同棲生活をスタートするドラマ「わたしのお嫁くん」。人気漫画の実写化という点でも注目度の高かった本作――恋愛や結婚の等身大のあるあるがたくさん詰まっていて、非常に共感度の強いドラマだったのではないでしょうか。本来なら、こんなに相性の良い2人、うまくいかないはずがないのですが――今作では、2人の恋路を邪魔する個性豊かなキャラクターたちが続々登場。弟の知博を溺愛する兄たち、お節介が過ぎる穂香の両親。そんな中、取り分け話題を集めたのが、2人の会社の同僚・「春らんまんで天真らんまん。かわいいは最高の褒め言葉」というキャッチフレーズで自己紹介する花妻(前田拳太郎)と、自宅に穂香の推しクローゼットを作り崇める赤嶺(仁村紗和)です。影でネチネチ…ではなく、真っ向から「大好きなので、邪魔します!」と気持ちをストレートに表現する辺りが、まさに令和のラブコメならではの魅力だった気がしますね。とても面白かったです。以上、春ドラマの総括は、いかがでしたでしょうか。次回は、夏ドラマのおすすめ作品を先取りしてご紹介予定です。お楽しみに。(YUKI)
2023年06月24日多くの作品がクライマックスを迎えている春ドラマ。シネマカフェでは、読者アンケート「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」を6月11日まで実施。その結果を発表する先日のドラマ編ランキングに続き、今回は“好きな春ドラマのキャラクター”をランキング形式で発表していく。1位:加賀美圭介「unknown」春ドラマ好きなキャラクター1位に輝いたのは、先日発表した“好きなドラマ編”でも1位となった「unknown」より、主人公…ではなく、恋の強力ライバル(?)加賀美圭介だ。本作は、凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う本格ラブ・サスペンスドラマ。町田啓太が演じるこの加賀美は、週刊誌のカメラマンで主人公・こころ(高畑充希)の相棒で親友。基本的にぼんやりしており、少し天然。虎松(田中圭)の嫉妬心を煽り、恋の三角関係に発展していくようなキャラクターだが…。今回読者からは「ふわふわしてて掴みのないから一変、狂気炸裂の加賀美、とにかくエグいです」、「掴みどころの無い飄々とした感じだったのに、ジワジワと怖さが出てきて、目が離せなくなる」、「不思議キャラなのに物腰も柔らかく癒しだったのに8話からの加賀美が柔らかいのに冷酷で美しすぎた」など、豹変具合に多くの絶賛の声が寄せられた。【「unknown」DVD&Blu-ray】2023年10月11日(水)リリース2位:朝田虎松「unknown」続く2位も「unknown」から。主人公のひとり、田中圭が演じる“トラちゃん”朝田虎松がランクイン。交番勤務の警察官である虎松は、こころと最悪な出会いをしたものの、いつしか恋に落ちていく。また、実は誰にも言えない”重い秘密”を抱えている…という役どころだ。読者からは「心に大きな傷を負いながらもちゃんと前に進み、周りの人にも優しい虎ちゃんが大好きです」、「他人や人外であっても、自分との違いを受け入れる懐が深い愛の人。演じた俳優田中圭にも通じる愛情を感じる」、「優しさの塊であり、重く抱える過去があっても腐ること無く並々ならぬ努力で今の生活を手に入れた虎松にはどうか幸せになって欲しいと願わずにはいられないほど肩入れしています!」、「優しくて誠実でカッコよくて可愛いとらちゃん一択です。とにかくとらちゃんに幸せになって欲しいと視聴者に感情移入させる田中圭さんのお芝居は群を抜いて素晴らしいです」といった感想が届いた。3位:皆実広見「ラストマン-全盲の捜査官-」3位は、全盲のFBI捜査官と孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑むドラマ「ラストマン」より、福山雅治が演じる主人公の皆実広見。アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI特別捜査官で、人たらしな性格、愛嬌と社交性をもち、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。アンケートでは、「シリアスな場面だけでなく、クスっと笑えたり、皆実捜査官の一言が響いたり、アドリブやモノマネをぶっ込んできて飽きさせない」、「福山雅治の個性を活かした強めのキャラが素晴らしい!」、「全盲のFBI捜査官という難役を見事に表現している。毎回のアドリブが面白い」と読者からたくさんの感想が寄せられた。▼「ラストマン-全盲の捜査官-」第9話(6月18日21時~放送)皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、41年ぶりに心太朗の父・鎌田(津田健次郎)に会いに刑務所へ行くが、面会は叶わなかった。41年前の事件の真相を知っている鎌田が余命わずかでタイムリミットが迫る。泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)も捜査の協力を申し出る。一方、弓塚(石橋蓮司)は、事件が掘り起こされることを聞き…。第4位~第10位は以下の通り。4位:小田切渉(福士蒼汰)スリリングなリーガルサスペンス「弁護士ソドム」の主人公。周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。しかしそれには、ある目的が…。▽読者の声・「役柄は、悪徳弁護士ですが、本当は、正義感が強くて心があるところが気に入ってます」・「話が進むにつれて、本当は良い人だとわかってきて、時折見せる切ない表情が本当に切ない」・「福士蒼汰さん演じる渉の、悪徳弁護士としての表の非情な顔と仲間内で見せる本当の優しい笑顔のギャップが魅力的だから」5位:貴山伸彦(松下洸平)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」より、探偵・上水流涼子の相棒である貴山伸彦。IQ140の頭脳を持ち、多くの分野に精通、一見完璧のようだが、女性が苦手という一面も。涼子と共に、理不尽な悪党たちに立ち向かう。▽読者の声・「とにかく変装して潜入先でのやり取りが絶妙に上手い。そして天海祐希さんに引けを取らない対等に渡り合える面白さ、目が離せません」・「演技や間がうまいのはもちろん、変装したりクスリと笑えるシーンもあり、夢中になってみています」・「貴山伸彦…通称のぶりん 真面目だけど…可愛らしさもあり少し謎めいてる所もあり…松下洸平さんの演技力がハンパないです」▼「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」第10話(6月19日22時15分~放送)突如、涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。6位:新田東郷(山田涼介)メリットだけで結婚を選んだ2人の胸キュンラブコメディ「王様に捧ぐ薬指」より、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司・新田東郷。主人公・羽田綾華(橋本環奈)が働く結婚式場「ラ・ブランシュ」のワンマン社長で、女性に困ったことはないが、本当の恋はしたことがない。周りからは、「王様」、「キング」と呼ばれている。▽読者の声・「表向きはかっこいいキングなんだけど、内面はかわいすぎる一面がたくさんあるから」・「ドS御曹司なのにピュアで大事な人を守ろうとするところが素敵だから」・「何でも出来る王様気質なのに、恋愛や友情など本気の場面では、少し不器用な面が愛くるしく面白いし」・「ツンデレ社長が綾華にしか見せない可愛い顔にやられた」▼「王様に捧ぐ薬指」最終話(6月20日22時~放送)綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し、10か月が経過。綾華が有給を取ったある日、「ラ・ブランシュ」では東郷の新たな婚約者の衣装合わせが行われていた。同僚たちは、綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう…。7位:鼓田ミナレ(小芝風花)ラジオを舞台にしたコメディドラマ「波よ聞いてくれ」より、主人公の鼓田ミナレ。スープカレー店でアルバイトをしているが、あることがきっかけで、深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく。やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をこぼし、泥酔して記憶をなくすという超絶やさぐれ女で、軽快なトークや仲間たちとのやり取りが魅力。▽読者の声・「あのキャラクターを演じるのが全く違和感がないのがすごい!」・「マシンガントークが痛快」・「とにかくカッコカワイイキャラでファッションも毎回スタイリッシュな服装で素敵です。 ラジオパーソナリティするキャラなので長尺のセリフ&マシンガントークするシーンは観ててスカッとする!」【「波よ聞いてくれ」DVD】2023年9月6日(水)リリース8位:萱島直哉(山田裕貴)ある日、電車の一両が、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出され、生き抜くためにサバイバル生活を送る「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」の主人公。萱島は、そんな電車に乗り合わせた乗客で、カリスマ美容師。どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面が。そこには、これまでに経験してきた複雑な過去が関係している。▽読者の声・「山田裕貴クンの演技には毎回泣かされる。 兄役も素敵」・「本当は優しくて頼もしい人なのに、それを全面的に押し出して行動したりしない言わゆる人から好かれることを、あえて好んでないから口から出る言葉は、憎まれ口や真逆のことばかり。そんな不器用さが、直哉の魅力かもなと思う」・「優しさと真の強さがかっこいい」▼「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」最終話(6月23日22時~放送)事実ではないことがネット上で拡散され、苦境に立たされる5車の元乗客たち。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田裕貴)や、あらぬ誹謗中傷で休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二)もまた、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほどの絶望の淵にいた。しかしその頃、物理学教授の蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について、新たな事実をつかんだようで…。そんな中、5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられた直哉。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌)の姿もあった。そして一同は、意を決した米澤(藤原丈一郎)の発案で一本の動画を公開することに。するとその動画をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出していく。9位:上水流涼子(天海祐希)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」の主人公。明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵だ。相棒・貴山と様々な依頼を超大胆な方法で解決していく。▽読者の声・「会話のテンポが早くて面白い」・「上水流涼子、天海祐希さんがナイスキャスト」・「ストーリーは題名通りで、あり得ない展開。他の女優さんでは無理だと思うが、天海祐希が見事に楽しく成立させているから」10位:白浜優斗(赤楚衛二)「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」で未来の荒廃した世界にワープしてしまう乗客のひとり。心根が真っ直ぐな若き消防士で、極限の状況下でもリーダー格として乗客たちをまとめていく。萱島とは意見が対立してしまうこともあるが、それぞれが抱える過去や生きる理由、そして互いの本心を知ったときに関係性が変化していく。▽読者の声・「過去の過ちによる後悔がある故の正義感、リーダーシップがカッコ良い。消防士姿も惚れます!」・「どんな時も希望を捨てないし、仲間を見捨てない白浜さんが素敵だから」【シネマカフェ読者アンケート/好きな春ドラマのキャラクターTOP10】1位:加賀美圭介/町田啓太「unknown」2位:朝田虎松/田中圭「unknown」3位:皆実広見/福山雅治「ラストマン-全盲の捜査官-」4位:小田切渉/福士蒼汰「弁護士ソドム」5位:貴山伸彦/松下洸平「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」6位:新田東郷/山田涼介「王様に捧ぐ薬指」7位:鼓田ミナレ/小芝風花「波よ聞いてくれ」8位:萱島直哉/山田裕貴「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」9位:上水流涼子/天海祐希「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」10位:白浜優斗/赤楚衛二「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(シネマカフェ編集部)
2023年06月18日シネマカフェでは先週、4月頃から放送中の“春ドラマ”に関するアンケートを実施。「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」と題して行った今回アンケート結果を、ドラマ編・キャラ編と2日に分けて発表。今回は、好きなドラマ編を第1位から順番に発表する。まずは、<第1位~第3位>をご紹介。1位「unknown」4月クール放送の一番人気は、高畑充希と田中圭という初共演の2人がW主演を務めた「unknown」。先日放送終了した本作は、凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う完全オリジナルの衝撃作。高畑さんが演じる、決して誰にも言えない秘密を抱える週刊誌記者・闇原こころと、田中さんが演じる交番警察官・朝田虎松が、最悪の出会いを果たしたものの、次第に引かれ合っていく。ラブストーリーに並行して、予測不能な事件が巻き起こる本格サスペンスが、本作にピリッとスパイスを効かせた。2人のほかにも町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、小手伸也、木野花、井浦新らが出演した。今回実施したアンケートでは、「コメディ、ラブ、サスペンス、謎解きと様々な要素がごった煮の様に絡まり合ってるドラマなのに成立してるのが凄い とても挑戦的な脚本とそれを違和感なく成立させてる俳優陣が素晴らしい」、「全然犯人わからなくて考察楽しい!」、「吸血鬼というファンタジーな要素なのに、きちんとミステリーになってる。面白くて謎が気になる」、「最初はラブコメ要素が強かったのに、段々とサスペンス要素が強まってきて、気がついたらどっぷり犯人考察にハマっていました」と、誰が犯人なのか…と考察を楽しむ視聴者が多数。▼「unknown」DVD&Blu-ray2023年10月11日(水)リリース2位「ラストマン-全盲の捜査官-」続く第2位は、福山雅治と大泉洋がバディを組む日曜劇場「ラストマン」。全盲の“人たらし”FBI捜査官・皆実広見(福山さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく。大河ドラマ「龍馬伝」以来の共演となる福山さんと大泉さんのほか、吉田羊、寺尾聰、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜と、魅力的なキャストたちが集結している。今回のアンケートでは、「福山雅治と大泉洋のバディがたまらなく面白い」、「現代社会の問題を扱いながらも重くなり過ぎず、また毎回学びも有り温かさも感じられる。1話完結でテンポも良くクスッと笑えるシーンも有り見終わった後のスッキリ感が良い。また縦軸に成っている部分もラストに向け益々気になる」、「社会問題に一石を投じる内容がいい。犯人に対する皆実さんの言葉が毎回刺さる。最強のバディの掛け合いが面白い」、「テンポが良く見やすい ユーモアとシリアスのバランスが良い」といった、良いバディ感やテンポ感に多くの感想が寄せられた。▼「ラストマン-全盲の捜査官-」第9話(6月18日21時~放送)皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、41年ぶりに心太朗の父・鎌田(津田健次郎)に会いに刑務所へ行くが、面会は叶わなかった。41年前の事件の真相を知っている鎌田が余命わずかでタイムリミットが迫る。泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)も捜査の協力を申し出る。一方、弓塚(石橋蓮司)は、事件が掘り起こされることを聞き…。3位「弁護士ソドム」第3位は、福士蒼汰主演の完全オリジナルドラマ「弁護士ソドム」。本作は、周りから“ソドム”と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士が主人公。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。詐欺師を専門に弁護するという、人道にもとるような仕事を選ぶのには、ある目的が…。いわゆる法廷モノとはひと味違う、スリリングなリーガルサスペンスとなっている。ソドム役の福士さんのほかにも、弁護士役で玄理、天才ハッカー役で加藤清史郎、元結婚詐欺師役で山下美月らが出演している。アンケートでは、「渉のダークヒーローぶりが見ていてスカッとする。詐欺師専門弁護士である渉の過去、家族について徐々に明らかになるのも面白い」、「何より主演の福士蒼汰さんの演技が素晴らしいです!表情を見ているだけでドラマに没入してしまいます」、「単純に福士蒼汰くんのファンでみているが、山下美月さんの演技も迫力があって小芝居も可愛い。変装のクオリティが高くてすごいし、毎回展開が気になって飽きない」、「弁護士が主役のドラマで詐欺加害者側の弁護をするドラマは今までになかったので面白いと思った。真の狙いは何なのか…結果、悪が成敗されて被害者にお金が戻ってくるところもスッキリしていい」と本作の飽きさせない展開に様々な感想が届いた。第4位~第10位は以下の通り。4位「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」突如として、とある電車の一両が未来の荒廃した世界にワープ。スマートフォンが役に立たない世界に突然放り出された乗客たちは、生き抜くためのサバイバル生活を強いられることに。本作は、困難を前にどう生きるかを問う物語。カリスマ美容師役で主演する山田裕貴のほか、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)らが乗客として出演している。▽読者の声・「SFだか心理描写がしっかりしているので、演技に引き込まれる。ストーリーも予測不能な感じで続きが気になる」・「キャラクター全員を丁寧に描いてくれているし、どうなるか分からなくて続きが気になる」・「日本のドラマにしては壮大なスケールでヒューマンドラマとしてもとても面白かったから」▼「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」第9話(6月16日~放送)過去へ戻ることに成功したものの、そこは2023年ではなく、2026年5月の東京だった。元いた世界から3年後ではあるものの、皆が思い思いに過去へ戻った実感を味わう。しかし、植村(ウエンツ瑛士)らの勝手な行動もあり、乗客たちは周囲からの好奇の目に晒され、また直哉(山田裕貴)の体には、ある重大な異変が起こる…。5位「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント。天海祐希演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下洸平演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていく。▽読者の声・「笑いとシリアスとのバランスが絶妙。天海祐希さんと松下洸平さんの掛け合いが面白い」・「天海さんと松下洸平さんの掛け合い舞台を見ているようでとても贅沢な気分になります。他の演者さんもキャラがあってとても楽しく見ています」・「毎回の俳優さんたちの変装、解決のやり方が面白いから」▼「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」第10話(6月19日22時15分~放送)突如、涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。6位「波よ聞いてくれ」沙村広明による同名漫画のドラマ化。小芝風花演じる超絶やさぐれ女・鼓田ミナレが、素質を見出されて深夜のラジオ番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していくコメディドラマ。▽読者の声・「深夜ラジオ番組で毎回あり得ない事件に遭遇してパーソナリティが凄く気持ち良いテンポでしゃべリ倒す」・「みなさんキャラが際立っていて面白かった。ミナレのマシンガントークに拍手」・「最高に面白かった 小芝風花と平野綾のセリフ合戦が最高 最終回は感動した」▼「波よ聞いてくれ」DVD2023年9月6日(水)リリース7位「王様に捧ぐ薬指」「王様に捧ぐ薬指」最終話(C)TBS家族を守るべく結婚を選んだド貧乏シンデレラと、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司が繰り広げる胸キュンラブコメディ。橋本環奈と山田涼介(Hey! Say! JUMP)が、コミカルな夫婦バトルを繰り広げる。▽読者の声・「この世知辛い実生活を、すべて吹き飛ばしてくれるような美しい登場人物たちと、キュンキュンする癒しのドラマ。毎週待ち遠しいです」・「最初はツンツンしていてそっけない東郷だけど、どんどん綾華ちゃんに惹かれていく姿にキュンとしたからです」・「面白い。山田涼介さんと橋本環奈ちゃんの芝居が自然でリアルにキュンキュンしてます」▼「王様に捧ぐ薬指」最終話(6月20日22時~放送)綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し、10か月が経過。綾華が有給を取ったある日、「ラ・ブランシュ」では東郷の新たな婚約者の衣装合わせが行われていた。同僚たちは、綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう…。8位「わたしのお嫁くん」仕事は完璧、同僚たちからも憧れられているが、ズボラな一面をもつ主人公・速見穂香(波瑠)が、家事力最強男子・山本知博(高杉真宙)と同居を始める社会派ラブコメディ。▽読者の声・「キャラが大渋滞でとにかく面白い。そして高杉真宙くんが可愛すぎる! 色んな表情をみせてくれて私の感情もコントロールされてます」・「高杉真宙さん・波瑠さんの掛け合いがとても面白く素敵で見ていて温かい気分になります」・「出てくるキャラが濃い人ばかりで面白い」▼「わたしのお嫁くん」最終話(6月21日22時~放送)速見穂香(波瑠)は、山本知博(高杉真宙)からプロポーズをされるが、「ちょっと距離を置いた方がいいかも」とマンションから出て行ってしまう。するとそこに、古賀一織(中村蒼)が尋ねてきて――。9位「あなたがしてくれなくても」セックスレスの夫婦を主軸に、「昼顔」制作スタッフが再タッグを組み、夫婦のタブーに切り込んだ30代の恋愛ドラマ。奈緒と永山瑛太、岩田剛典と田中みな実が、傍から見たら幸せそうな2組の夫婦を演じる。▽読者の声・「みちに共感してます。自分と重なるところがあり心の居場所が苦しくて焦って悲しさがいっぱいで辛いです」・「キャスティング完璧でみんな演技上手」▼「あなたがしてくれなくても」第10話(6月15日22時~放送)吉野みち(奈緒)は、新名誠(岩田剛典)が転職のために会社を去る最後の夜、2人きりでラーメンを食べる。別れ際、思いが溢れた新名は、みちの手をとり、走った。しかし2人は、「もうどこにも逃げたくない」と踏みとどまり、お互いの家へ戻ってそれぞれのパートナーと向き合う――。10位「月読くんの禁断お夜食」ストイックに完璧を求めすぎるあまり、食に興味を失ってしまったカリスマパーソナルトレーナー・御神そよぎ(トリンドル玲奈)が、料理上手な年下男子・月読悠河(萩原利久)と出会い、夜食を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出し、癒されていくストーリー。▽読者の声・「グルメとラブと兄弟の確執が混ざり合いどう着地するかわからないので気になりながら毎週見ています」・「毎回ヘルシーなお料理も楽しみで、参考にさせて頂いてました!」・「ストーリーも良し!劇中の料理も良し!レシピの紹介もあり二度美味しいドラマ」▼「月読くんの禁断お夜食」最終話(6月17日23時~放送)御神そよぎ(トリンドル玲奈)へ夜食を振る舞う契約を満了した月読悠河(萩原利久)は、人知れずそよぎに別れを告げる。一方、「ACCESS PERSONAL GYM」では、そよぎが「ゴールデンジム」の引き抜き話を受けるか否かで気が気でなく…。【シネマカフェ読者アンケート/好きな春ドラマTOP10】1位:unknown2位:ラストマン-全盲の捜査官-3位:弁護士ソドム4位:ペンディングトレイン―8時23分、明日君と5位:合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~6位:波よ聞いてくれ7位:王様に捧ぐ薬指8位:わたしのお嫁くん9位:あなたがしてくれなくても10位:月読くんの禁断お夜食※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日4月からスタートした春のドラマたち。今期も事件ものに恋愛もの、シリアスからコミカルな展開のものまで多様なジャンルが揃っているが、中には視聴者を十分に楽しませられなかった作品もあるようだ。そこで本誌は、春ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(5月24日~5月31日)。残念ながら視聴者の期待に応えきれなかったのは、どの作品だろうか……。第3位はオードリーの若林正恭(44)と南海キャンディーズの山里亮太(46)の半生をドラマ化した『だが、情熱はある』(日本テレビ系)。若林役をKing & Princeの髙橋海人(24)、山里役をSixTONESの森本慎太郎(25)が務めている。作中のナレーションで「ほとんどの人においてまったく参考にはならない」とされる芸人2人が「若者」から「大人」になるまでを忠実に再現した作品である。髙橋と森本の再現度の高い演技が話題になったものの、《役者さんのホンモノの寄せ具合はとてもいいのですが、元々お笑いのあの方々には、興味が無かったので、内容的につまらない》(50代女性/会社員)と芸人の日常を描いた内容に興味を保てなかったという声が。くわえて、若林と山里の現在の活躍が知れわたっているため《正直続きが気にならないというか実際の人物の話を映像化って難しいなと感じました》(40代男性/会社員)と分析する人もいた。第2位は『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)。飲料メーカー開発部の知的財産をめぐる様々な問題を解決していく、同名小説のドラマ化作品だ。開発部から知的財産部に異動になる主人公を芳根京子(26)、知的財産のプロである弁理士を重岡大毅(30)が演じている。パクリとパロディの違いや特許の所在など、現代の問題にも切り込んでいくお仕事ドラマ作品だ。知的財産という複雑なテーマを身近に感じられなかったためか、《話に入り込めなかった》(40代女性/パート)《話の展開が地味に感じる》(50代女性/会社員)と関心を持てない人も。また一話完結型でトラブルを解決していく展開に《毎回同じような展開で面白くなくなりました》(30代女性/パート)と続きが気になるようなハラハラさが足りないと感じる視聴者も多かったようだ。そして第1位となったのは木村拓哉(50)主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)。20年と21年にスペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの続編で、最恐の警察学校教官・風間公親の過去を描く。風間が警察学校に赴任する前に、刑事指導官として新人刑事の教育にあたっていた時代が舞台となっている。『教場』『教場II』の人気が高く、本誌が行った春ドラマの期待度ランキングで1位になるなど開始前の期待が大きかったぶん、《期待していたが全く面白く無かった》(20代男性/学生)と前作と比べてしまったという声も。また警察学校ではなく殺人事件の現場が舞台であることや、風間の目に千枚通しが刺さるシーンや大量の出血を伴う描写に《観ていて楽しくない。グロい》(50代女性/パート)と感じてしまう視聴者も多く、見るのをやめてしまったようだ。いよいよクライマックスを迎える春ドラマ。どの作品が最後まで視聴者をつなぎとめられるのか。最終結果はこちら。【春ドラマの中で、「視聴するのを途中で辞めた」作品は?】(複数回答可)1位:『風間公親-教場0-』16.4%2位:『それってパクリじゃないですか?』15.5%3位:『だが、情熱はある』14.6%4位:『わたしのお嫁くん』11.7%5位:『unknown』11.3%5位:『Dr.チョコレート』11.3%
2023年06月04日例年より暖かい春の訪れとともに幕を開けた今期のドラマ。ベテランの演技派俳優から旬の俳優までそろった話題のクールとなっており、クライマックスを迎えつつある。そこで本誌は、春ドラマで「最終回まで見たい作品」についてアンケートを行った(5月24日~5月31日)。期待に応え、視聴者を一番楽しませているのは、いったいどの作品だろうか。第3位となったのは『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)。セックスレスに悩む2組の夫婦を、奈緒(28)と永山瑛太(40)、岩田剛典(34)と田中みな実(36)が演じている。話題にしにくいセックスレスという問題を真っすぐ描き、累計840万部売り上げた人気同名コミックが原作だ。原作ファンからも好評で、《原作ストーリーにより面白いと知っている、主演の方々の演技が好き》(20代女性/自営業・自由業)《瑛太さんと奈緒ちゃんの演技がうますぎて引き込まれる》(40代女性/パート)とリアルな演技が絶賛されている。タブーと思われがちな話題がテーマになっていることで《レスについてとかオープンに話せないのでこのドラマをきっかけに友達と話すことも出来ました》(50代女性/専業主婦)と口に出すきっかけになったという声も多かった。第2位は、『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)。ホテルでウエディングプランナーとして働く絶世の美女・綾華を橋本環奈(24)が、ホテル支配人で御曹司の東郷を山田涼介(30)が演じている。綾華は貧乏だが大好きな家族を守るため、東郷は業績不振の結婚式場を立て直すために愛のない偽装結婚を決意する。同名コミックが原作の胸キュン恋愛ドラマだ。《イケメンと美女の組み合わせにときめきます》(30代女性/会社員)《シンプルに2人とも顔が良い》(30代女性/パート)など、誰もが認めるビジュアルに称賛の声が続出。加えて二人のコミカルな会話や、ピュアな恋愛模様に《ドキドキキュンキュンハラハラが詰め込まれている》(30代女性/無職)《王道の展開が好き》(30代女性/自営業・自由業)と、見ていて楽しいストーリーも多くの視聴者に好評だ。そして栄えある第1位に選ばれたのは『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)。福山雅治(54)が全盲のFBI捜査官を、大泉洋(50)が犯人逮捕のためには手段を選ばない捜査一課の刑事を演じている。鋭い分析力で事件を必ず終わらせる切り札という意味で、FBIで「ラストマン」と呼ばれていた捜査官が刑事とバディを組み、事件を解決していく痛快サスペンスドラマだ。福山雅治と大泉洋のW主演に、《福山さんのかっこよさを存分に楽しめるし、大泉さんの影のある役どころ意外と合っていてとてもいいですね》(60代女性/定年退職)《福山雅治さんと大泉洋さんのバディが最高過ぎる》(40代女性/パート)と大物2人の演技を絶賛する声が相次いだ。また痴漢や承認欲求などに起因する事件を描いていることから《現代社会の問題が軸となっており親しみやすく、また深く考えることもできる。シリーズ化や映画化としても続いてほしい》(40代/女性パート)と早くも続編を期待する声も上がっている。視聴者をハラハラドキドキさせ楽しませた今期のドラマもいよいよクライマックス。最後まで視聴者を満足させられるのはどの作品だろうか。【春ドラマ「最終回まで見たい」作品は?】(複数回答可)1位:『ラストマン-全盲の捜査官-』31.3%2位:『王様に捧ぐ薬指』21.5%3位:『あなたがしてくれなくても』20.1%4位:『風間公親-教場0-』19.6%5位:『弁護士ソドム』17.3%
2023年06月04日【募集期間:5月31日(水)~6月11日(日)23:59】7月スタートの夏ドラマの情報が出揃い、現在放送中の春ドラマは、多くの作品がクライマックスに突入しました。シネマカフェでは今回、「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」と題して、読者アンケートを実施します。今期は、新たな舞台で“刑事指導官”風間公親を描く、放送前から注目を集めたシリーズ3作目「風間公親-教場0-」や、人気漫画のドラマ化「王様に捧ぐ薬指」「隣の男はよく食べる」。困難を前に、人はどう生きるのかを描くヒューマンエンターテインメント「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」。若林正恭(オードリー)と山里亮太(南海キャンディーズ)の実話に基づく青春サバイバル「だが、情熱はある」、売れない漫画家と訳アリ1人暮らしの少年、彼らが住むアパートの住人たちを描く待望の続編「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」、究極の愛を問う衝撃作「unknown」などが放送中。また、“契約夫婦”羽田綾華&新田東郷(橋本環奈&山田涼介/「王様に捧ぐ薬指」)、バディを組んで難事件に挑む皆実広見×護道心太朗(福山雅治×大泉洋/「ラストマン-全盲の捜査官-」)、“そのもの”と話題の若林正恭&山里亮太(高橋海人&森本慎太郎/「だが、情熱はある」)。破天荒で型破りな超絶やさぐれ女・鼓田ミナレ(小芝風花/「波よ聞いてくれ」)、食べるのが大好きな本宮蒼太(菊池風磨/「隣の男はよく食べる」)といった、魅力的なキャラクターが物語を盛り上げています。読者アンケートでは、選択肢の中からこれだと思うタイトルを選んでお答えください。キャラクターは自由回答となりますので、みなさんの推しキャラを教えてください。※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2023年05月31日月9や日曜劇場など、各局が事件ドラマに気合を入れている今期。本誌ドラマウオッチャーが推し作品を“教え”ます♪題して、「女性による女性のため“2023春ドラマ”座談会」――今期は情熱のぶつかり合い!20代編集K(以下・K):4月スタートの春ドラマ、『女性自身』が調べた期待度ランキングは『風間公親-教場0-』(フジテレビ系・月曜21時~)が1位でした。50代記者H(以下・H):重厚な作りで、見応えがありますね。木村拓哉(50)が演じる刑事指導官と、新垣結衣(34)ら新人刑事との緊張感のある掛け合いは、表情ひとつ見逃せない!30代記者S(以下・S):正直、あんな上司がいたら怖いけれど、キムタクが演じると品がある。新たなハマり役です。H:キムタクが義眼になった原因も明らかになったね。犯人に刺された北村匠海(25)とキムタクの最後の会話に涙が出ちゃった。K:いま、平均視聴率では、日曜劇場の『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系・日曜21時~)がトップです。H:全盲の捜査官役の福山雅治(54)は、目の動きとかすごく研究したんだろうなあって。クセの強い役が似合いますよね。K:バディ役の大泉洋(50)は、ふだんよりも抑えたお芝居だけど、福山雅治のマネをしたシーンは面白かったです(笑)。S:上川隆也(58)が演じる警察庁次長がなぜ、福山を監視させているのか、謎が多いですよね。“12年前の強盗殺人事件”というワードも気になります!H:刑事ドラマでは、桐谷健太(43)が元体育教師の情熱刑事を演じる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系・木曜21時~)は、検事や判事、それぞれの立場や役割がわかりやすく描かれています。人間関係がギスギスしていないので気楽に見られますね。S:電車が突如、荒廃した未来にワープしてしまう『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系・金曜22時~)は、赤楚衛二(29)が正義感のある消防士役でピッタリですね。K:マイペースなスタイリスト役の山田裕貴(32)と、心優しい体育教師役の上白石萌歌(23)、旬の演技派がそろっています。S:令和の『漂流教室』って感じですよね。同じくワープしたもう1両の人々も出てきて、展開が気になります!K:『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ、フジテレビ系・月曜22時~)は、天海祐希(55)のコスプレが毎回楽しみ(笑)。S:本人が楽しんでいるのが見ていて気持ちいいし、なんだかんだ頼りになる松下洸平(36)との掛け合いも面白いです。H:男女バディものなら、芳根京子(26)・重岡大毅(30)コンビの『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系・水曜22時~)もオススメ。新米の知的財産部員の視点で描かれているので、特許侵害とかの解説がわかりやすいのよ。S:弁理士資格を持つエリートを演じる重岡大毅は、つっけんどんなところはあるけれど、最後は、芳根京子の気持ちに寄り添った解決方法を見いだしてくれる。クールなスーツ姿も似合います。■“あなして”TVerのお気に入り登録者数が127万人!K:恋愛ドラマでは、『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系・水曜22時~)は明るく気軽に見られていいですね。S:お嫁くん役の高杉真宙(26)がかわいい!あんな後輩がいたらいいなあ。先輩役の中村蒼(32)も優しいんですよね。K:まさにOLの夢が詰まっていますよね(笑)。バリキャリだけど親近感も持てる波瑠(31)の演技もさすがです。S:『王様に捧ぐ薬指』(TBS系・火曜22時~)は、ど貧乏なウエディングプランナー役の橋本環奈(24)と社長役の山田涼介(30)が美しくて、眼福!K:美人ゆえにねたまれて、憎まれ口をたたくヒロイン像も新鮮。橋本環奈の初恋の人を演じる坂東龍汰(26)は理知的な雰囲気が素敵ですね。最近注目しています。H:高畑充希(31)と田中圭(38)の『unknown』(テレビ朝日系・火曜21時~)はラブサスペンスなんだけど、コメディー要素もあって面白い。『おっさんずラブ』のスタッフが作っているせいか、吸血鬼役の吉田鋼太郎(64)が武蔵部長に見えてくるときがある(笑)。S:田中圭の警察官もいい味出していますけど、カメラマン役の町田啓太(32)がカッコいい! あんな人がずっとそばにいたら気にならないわけがないですよ。K:夫婦のセックスレスを描いた『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系・木曜22時~)は、TVerの“お気に入り登録者数”が127万人と今期1位。1人でこっそり見たいという人が多いんでしょうね。H:奈緒(28)が演じるヒロインに共感する女性も多いと思うなあ。岩田剛典(34)が演じる上司とは、このままプラトニックラブで突き進むのかも気になるね。K:じっくり見るなら、日曜夜の『だが、情熱はある』(日本テレビ系・日曜22時30分~)と『日曜の夜ぐらいは…』(ABC、テレビ朝日系・日曜22時~)がイチオシです。S:『日曜の夜ぐらいは…』は清野菜名(28)と岸井ゆきの(31)と生見愛瑠(21)、この3人が演じる女性たちの人間ドラマがすごすぎる。セリフ一つ一つの内容が深くて、さすが岡田惠和さんの脚本ですね。K:女3人集まっても恋愛トークとかほとんどないところがいいですよね。女性の友情が主軸になるドラマって、確実に需要があると思います。H:清野菜名と岸井ゆきのに引けを取らない、めるる(生見)の演技力もすごい。祖母役の宮本信子(78)とのシーンも、距離感がいいのよ。S:『だが、情熱はある』は、オードリーと南海キャンディーズを演じる若手4人が本当にそっくり!声や話し方をすごく研究していると思います。K:2人の人生が少しずつ重なっていく脚本も見事。今期は粒ぞろいですね!【本誌記者たちのBEST3】50代記者H:1位『風間公親-教場0-』/2位『ラストマン-全盲の捜査官-』/3位『日曜の夜ぐらいは…』30代記者S:1位『ラストマン-全盲の捜査官-』/2位『だが、情熱はある』/3位『風間公親-教場0-』20代編集K:1位『ラストマン-全盲の捜査官-』/2位『だが、情熱はある』/3位『あなたがしてくれなくても』
2023年05月27日TBSでこの春放送される3つのドラマの出演者が集結した「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」がアーカイブ配信中、本日深夜に地上波でも放送される。4月8日に開催された合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」。日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」からは、福山雅治、大泉洋、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜。火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」からは、橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)。金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」からは、山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、松雪泰子と、総勢12名が勢揃い。今回キャストたちは、赤坂・サカス広場に敷かれたTBSブルーのカーペットを歩き、一般客の前に登場。そして、会場である赤坂BLITZスタジオへ。ドラマの注目ポイントや撮影エピソード、ドラマの垣根をこえたクロストークが披露され、見どころたくさんのイベントとなった。それぞれの主演俳優は、「華やかでうれしいです。みなさん、ドラマでご一緒しないとなかなか会えないですから。“テレビで見た方がいるな”と」(福山さん)、「同じ時期に撮影をしていても、これだけ揃うことはなかなかないので本当に圧巻です」(橋本さん)とイベントに参加した感想を語る。また、山田さんは「会場前のブルーカーペットにはお客さんがいるので、雨が降らなくて良かったです。赤坂サカスが赤坂カササス(傘さす)にならなくて良かったです」と話し、会場の笑いを誘った。「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」は4月17日(月)深夜23時56分~TBSにて放送(※一部地域を除く)。TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」、TVerにてアーカイブ配信中。「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月23日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回は25分拡大)。「王様に捧ぐ薬指」は4月18日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(※初回は15分拡大)。「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」は4月21日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(※初回は15分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年04月17日各テレビ局が大型改編を迎える4月。新しい朝ドラも始まり、春の連続ドラマのスタートも近づいてきた。各局宣伝に力を入れているが、現時点で視聴者からへの期待を集めているのはどの作品だろうか?そこで本誌は、男女500人に「春ドラマで期待している作品」についてアンケートを実施した。第3位は、日テレ日曜ドラマ『だが、情熱はある』(4月9日22時半スタート)。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭(44)と南海キャンディーズの山里亮太(45)の半生を描く、実話に基づく青春ドラマだ。若林をKing & Princeの髙橋海人(24)が、山里をSixTONESの森本慎太郎(25)が演じる。「若林さんと山里さんは、09年に開催されたお笑いライブで『たりないふたり』というコンビを結成。12年から3度シリーズ番組が放送され、21年にオンラインで配信された解散ライブは、55000人超のファンが視聴し、お笑いライブ史上最多を記録しました。ブレイクしてからも社会に対して抱えるコンプレックスや妬み嫉みをネタにした漫才が人気でしたが、今作では2人が売れる前のエピソードも映像化しているそうです」(お笑いライター)第2位は、TBS日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(4月23日21時スタート)。福山雅治(54)演じる両目の視力を失ったFBI特別捜査官と、大泉洋(50)演じる孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいくオリジナルドラマだ。「同じ事務所にも所属する福山さんと大泉さんは、“洋ちゃん”“先生”と慕い合う親友同士。ですが、共演はNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来13年ぶりです。脚本は『TOKYO MER』『マイファミリー』を手掛けた黒岩勉氏ですから、ダイナミックでスピーディな展開が話題になりそうです」(テレビ誌ライター)そして、圧倒的第1位となったのはフジテレビ月9『風間公親-教場0-』(4月10日21時スタート)。得票数は96票と、2位の2倍以上だった。木村拓哉(50)主演で、20年、21年と2年連続で新春スペシャルドラマとして放送されたシリーズが連続ドラマとしてカムバック。今作では、警察学校の鬼教官・風間公親の刑事時代が描かれる。「木村さんが月9主演を飾るのは、今回で11回目。今までさまざまな役を演じてきた木村さんですが、老け役は『教場』シリーズが初めて。冷酷無比に生徒を追い詰めていく演技は、“木村拓哉の新境地”と評判になりました。『教場II』のときには、24時間白髪で生活し、撮影当日にはよりリアルな仕上がりになるようにしていたそうです。今回も、“鬼の役作り”が期待できるのではないでしょうか」(フジテレビ関係者)視聴者の期待に応えられるのは、どの作品だろうか。最終結果はこちら。1位 『風間公親-教場0-』 96票2位 『ラストマン-全盲の捜査官-』 48票3位 『だが、情熱はある』 47票4位 『特捜9 season6』 46票5位 『合理的にあり得ない』 27票6位 『unknown』 15票6位 『王様に捧ぐ薬指』 15票8位 『ケイジとケンジ、時々ハンジ』 14票9位 『あなたがしてくれなくても』 13票9位 『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』 13票【調査概要】実施期間:23年3月30日調査対象:15歳以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年04月05日3月のテレビドラマ・配信作品は、視聴者のハートを鷲掴みにする“キュン”が大渋滞!そこで今日は、うららかな春を彩る最強のおすすめ恋愛作品を、イッキに振り返っていこう。十人十色、さまざまな恋愛模様が楽しめる話題の5作品がこちら。演奏シーンとの緩急“ツンデレ”が癖になる「リバーサルオーケストラ」元・天才ヴァイオリニストの主人公・谷岡初音(門脇麦)が、傍若無人なマエストロ・常葉朝陽(田中圭)の運命に巻き込まれ、一緒にポンコツオーケストラを大改造していく痛快な音楽エンターテイメント「リバーサルオーケストラ」。コンサートマスターとして、あくまで仕事として指揮者とコミュニケーションを重ねる中――つい恋愛感情が溢れてしまう初音の“デレ”と、どんな時も厳しい朝陽の“ツン”との愛情コントラストがたまらない本作。意を決して「好きです」と告白しても、「やめておいた方がいい」とあっさり断られ、最後の最後まで二人の恋の行方が気になっていたのだが…。ドラマの最終回、ラスト1分で見せた朝陽の“デレ”は、今期最強の破壊力を持っていたので要チェック!曖昧な言葉とは裏腹に、表情はハニカミ、黙って指先を絡めるエンディング。嬉しそうに飛び跳ねる初音の可愛さにも注目だ。恋愛がもたらす喜び、切なさを丁寧に描いた“運命”の話題作「星降る夜に」ある出来事から、感情を忘れ孤独に生きる道を選んだ産婦人科医・鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・一星(北村匠海)。年の差10歳となる二人の“運命の出会い”を描いたラブストーリー「星降る夜に」。それぞれ人が生まれる現場、亡くなる現場で働く葛藤・苦悩を抱えながら生きているのだが…。二人が出会い、交際へと発展することで、悲しみは半分、喜びが二倍になっていく姿がとても美しいこのドラマ。セリフが少ないシーンでも、部屋の電気の消し合いにはじまり、王道のバックハグや車中キス、お風呂上りのドライヤーなど、恋愛の醍醐味が存分に詰まっており、まさに心を鷲掴みにされる一作だったのではないだろうか。お気に入りのシーンについて、誰かと話したくなるのも今作のあるあるだ。互いを想う“深すぎる愛情”に感服…!名作「100万回 言えばよかった」犯人不明の殺人事件、その被害者である幽霊の魂を巡り、数奇な運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうとする、真っすぐな三人(井上真央・佐藤健・松山ケンイチ)の姿を追うファンタジーラブストーリー「100万回 言えばよかった」。事件の真相を追うスリリングな展開に引き込まれることも去ることながら、無情にも「この世を去る」という選択しか選ぶことが出来ない直木(佐藤)の葛藤が、とにかく切なくて…!悠依(井上)を想っているからこそ、「この先、悠依が笑っていてくれるなら、俺の人生全部意味あった」と言い残して笑顔で消えていく“深すぎる愛情”は、涙なしには見られない究極のラブストーリーと言えるだろう。生きている間はなかなか言葉にして伝えることの出来なかった「愛してる」が、胸の奥でリフレインする切なくも温かいドラマだ。リアルな恋の“壁”を乗り越えていく「花束とオオカミちゃんには騙されない」また、ここからは少し角度を変えて、配信系の話題作についても触れておこう。若者から絶大な支持を誇るABEMAのオリジナル恋愛番組「オオカミには騙されない」シリーズの最新作「花束とオオカミちゃんには騙されない」がこの春、絶賛放送中だ。今期は女性の中に、恋をしてはいけないオオカミちゃんが1人以上潜んでおり、参加メンバーを翻弄していく。新ルールとして、花束を手渡された女性は嘘をついてはならない決まりがあり――交錯する好意の矢印に、ハラハラ・ドキドキの緊迫感がたまらない一作となっている。取り分け、現在配信されている第4話までの大きな特徴として、様々な“壁”が挙げられるだろう。日本と韓国、ふたつの地を舞台に展開される今回。言葉の壁であったり、友情の壁であったり…。直感的な「好き」だけではうまくいかない、恋のジレンマがとても切なく展開し、心を惹きつけて離さない。一目惚れを貫く人、ピアノの連弾で心を通わせていく二人など、それぞれの“壁”を乗り越えて、ドラマさながらに進展していくリアルな姿が見どころ。まさしくキュンに溢れている。加えて、視聴者から最も「オオカミちゃん」だと疑われたメンバーは、放送期間の途中で番組から脱落しなければならないという過酷なルールがあるので、投票で参加してみるのもひとつの楽しみ方だ。等身大×普遍的恋愛の“キュン”が融合! 新感覚「ロマンスは、デビュー前に。」最後は、こちらの作品。ABEMAオリジナル高校生恋愛番組「ロマンスは、デビュー前に。」。モデル・俳優・タレントなど、各々のジャンルにおいて韓国での活躍を夢見る日本と韓国の高校生たちが、10代最後の恋と青春を叶えるため、韓国にある宿舎で特別な1週間過ごすという斬新な企画。夢の階段を上り始めたばかりのメンバーが、10代らしい等身大の悩みに四苦八苦しながらも、一歩ずつ着実に前へ進んでいく姿がとにかく可愛らしくて。回を追うたび、恋の悩みは世代も世界も問わず共通なんだなぁ…と、良い意味で、少しこそばゆい気持ちにさせてくれる。途中、新メンバーの加入で、確定と思われたカップリングに揺れが生じたり、頑張る方向を間違えて結局空回りしてしまうなんてメンバーもしばしば。十人十色、各デートの行方を見ていると、勉強になることも多いだろう。また、全体を通して「手紙」という古風なツールが“キュン”のキーポイントになっているのも面白い特徴だ。1日の終わりに気になる相手に匿名でラブレターを書き、想いを伝えることができるキャビネットラブレター制度――気持ちを完結に素直に伝えることのできる「手紙」の良さに改めて気がついた人も多いのでは?一緒に過ごす時間以外にも、相手を想って出来ることはたくさんあるのかもしれない。気になるものは、今からでも決して遅くはない。配信などで、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。(YUKI)
2023年03月29日オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く、実話に基づいたドラマ「だが、情熱はある」。この度、新たに坂井真紀と藤井隆の出演が明らかになった。本作は、若林正恭を高橋海人(King & Prince)、山里亮太を森本慎太郎(SixTONES)が演じる、青春サバイバルドラマ。ある日、ふたりは出会い、漫才コンビ「たりないふたり」を結成。自分の「負」に向き合い、自分の「足りなさ」を「お笑い」に昇華していくが、結成12年、解散の時を迎える。そして、運命の「解散無観客ライブ」の日。そこでふたりが見た景色とは…。坂井さんが演じるのは、南海キャンディーズのマネージャー。「少し前に、母として森本慎太郎君を見守らせていただきました。息子を思うほかほかな気持ちが冷めやらぬまま、今度はマネージャーとして森本君を見守らせていただきます。なんて光栄なことでしょう。情熱の準備万端です。山里さん(森本君)をしっかり支えます」と語り、「そして、見てくださる方々に、あったかいもの、届くように頑張ります」と意気込んでいる。また藤井さんは、先輩芸人役で出演。「高橋海人くん、森本慎太郎くんに喜んでもらえるような先輩芸人になれるよう頑張ります。あと個人的には薬師丸ひろ子さんと同じドラマに出させて頂けるというのが不思議で実は、今も信じていません。光石研さんもいらっしゃって…光栄です!」とコメントを寄せている。「だが、情熱はある」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年03月03日坂口健太郎が、日本テレビ系4月期の土曜ドラマ、7月期の日曜ドラマ(読売テレビ制作)という2作品にて、2クール連続で主演を務めることが決定した。土曜ドラマは、予測不能な医療エンターテインメントとなっており、坂口さんはクールな元医者を演じる。そして日曜ドラマは、息もつかせぬクライムサスペンス。こちらでは、クールな刑事を演じる。クランクイン前のインタビューで坂口さんは「2作連続主演というのは僕もあまり経験したことがないことで、すごく大変そうだなとも思いつつ、2つの作品が両方ともとっても魅力的だったので、どちらも演じたいと思いました」と話し、「それぞれに抱えているものが違う、いずれもクールな役どころを皆さんに見せられるかなと思います」と意気込んでいる。それぞれのプロデューサーは「人の目を釘付けにする演技と誰しもが好きになってしまう笑顔の持ち主である坂口さん。このドラマの主役にはこの方しかいない!と思っておりました。」(4月期土曜・藤森P・日本テレビ)」、「坂口さんが持つ、佇まいと表情そして仕草で人を惹きつける魅力、が溢れ出るドラマを作り上げたいと思います。」(7月期日曜・中間P・読売テレビ)と、坂口さんへの期待を語った。4月期土曜ドラマは4月、毎週土曜日22時~、7月期日曜ドラマは7月、毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月24日マキアージュ(MAQuillAGE)の2023年春夏コスメとして、「ドラマティックアイカラー」「ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール)」の限定色が登場。2023年3月21日(火)より数量限定で販売される。フルーツカラーの「ドラマティックアイカラー」マキアージュの人気アイメイクから、爽やかなシーズンに似合う"フルーツカラー”の限定色が到着。まず"好きな色・質感”をセレクトできる定番アイシャドウ「ドラマティックアイカラー」には、ジューシーな発色の限定4色が仲間入り。単体ではもちろん、既存のブラウンを組み合わせることで、自然に大きく魅惑的な目元を演出してくれる。アイカラーは全て別売りのカスタマイズケースにセットできるので、あなただけの"運命のパレット”をぜひ作ってみて。「ドラマティックアイカラー」限定カラー紹介OR452ビタミンオレンジをイメージ。みずみずしい果肉のようにきらめくビビッドオレンジ。YE253フレッシュレモンをイメージ。みずみずしい果肉のようにきらめくライトイエロー。GR154キウィシュガーをイメージ。太陽の光を浴びたようなブリリアントグリーン。PK451フランボワーズソースをイメージ。熟れた果実のようなジューシーピンク。まつエク級のロング&カールな仕上がりを叶え「ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール)」からは、つややかで深みのあるフルーツカラー3色が限定登場。クリアな発色が特徴で、重ねる度にカラーフィルムのように鮮やかな美しさをもたらしてくれる。またウォータープルーフなのに、まつ毛に負担をかけずお湯と洗顔料でオフできる嬉しい処方もポイントだ。RS551アメリカンチェリーに着想した、つややかで深みのあるディープローズ。OR552アプリコットオレンジを連想させる、つややかで深みのあるディープオレンジ。GR553グリーンアップルのように、つややかで深みのあるディープグリーン。詳細・マキアージュ ドラマティックアイカラー 限定4色 各900円・マキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ(ロング&カール) L 限定3色 各2,900円発売日:2023 年3月21日(火)数量限定発売【問い合わせ】マキアージュお客さま窓口TEL:0120-456-226(フリーダイヤル)
2023年02月12日4月より多くの視聴者を楽しませている春ドラマ。各作品に豪華な出演者が顔を揃え、視聴者からの関心も高い。6月に入り終盤に迫るなか、期待に応え、勢いを保ち続けている作品はいったいどの作品なのか。そこで本誌は、春ドラマで「見るのを続けている作品」についてアンケートを行った(5月17日〜5月24日)。注目度の高い作品がそろった中、見事「見るのを続けている作品」上位に選ばれたのは……?第3位となったのは、『元彼の遺言状』(フジテレビ系)。お金と勝ちにこだわる敏腕弁護士を演じる綾瀬はるか(37)が、元彼の「僕の全遺産は僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を知り、大泉洋(49)演じる作家志望の謎の男とタッグを組む。次々と事件を解決していくが、この謎の男はいったい誰なのかーー。主役級俳優がタッグを組んだ異色のリーガルミステリーである。《大泉洋のキャラクターが面白く、謎めいているので気になる》(20代女性/パート)と、大泉洋演じる謎の男・篠田の存在に興味をもつ人が多かった。また、《脚本の面白さが群を抜いていると思う》(50代女性/会社員)といった、脚本の面白さに惹かれているという意見も。見続ける視聴者の間では、後半戦で盛り上がりを見せる脚本への評価が高く、大泉の演技を称賛する声も多かった。続いて第2位となったのは、人気ドラマシリーズ『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日系)。松岡昌宏(45)演じる女装した大柄な家政婦・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が派遣された家庭での仕事を完璧にこなしながら、その家にはびこる「根深い汚れ」も暴き、再生させるという独特かつ痛快なストーリー。前シリーズから継続して見ている視聴者が多く、《ストーリーが凄く面白くてシーズン1から番組を拝見してる》(40代女性/無職)、《期待を裏切らない。時事もオマージュも秀逸》(30代男性/会社員)などと好評。《毎回のパターンながら楽しい、家事のワンポイントが役に立つ》(30代女性/公務員)と、毎回紹介されるミタゾノの家事スキルや一話完結の見やすさも支持されているようだ。2016年から始まり今期で第5シリーズ目となるが、時事的な社会問題を反映させながら暗くならない、役にも立つ、という構成が視聴者を飽きさせないのかもしれない。そして栄えある1位に輝いたのは二宮和也(38)主演ドラマ『マイファミリー』(TBS系)。二宮演じるゲーム会社の社長は妻と小学生の娘を持つ父親で、外から見れば幸せな三人家族。しかしある日その娘が誘拐事件に巻き込まれてしまう。娘を取り返すには、犯人から警察を介入させずに多額の身代金を渡すという条件が。人生最悪の事態での家族の絆、人間関係を描いたノンストップファミリーエンターテインメントだ。警察を振り払い、多部未華子(33)演じる妻や親友たちと力をあわせ娘を救い出すも、同一犯による別の誘拐事件が続いていく展開で、視聴者を驚かせた本作。《先の読めない展開に1週間が待ち遠しく、緊迫する中に家族のほっこりするシーンや、感動的なシーンもあり、毎週泣いたり笑ったりハラハラドキドキ楽しみ》(50代女性/医療関係者)とストーリーを絶賛する声が集まった。くわえて、《久しぶりのニノのドラマ自然な演技がいい!多部ちゃん、いつまでも可愛いけれど、ちゃんとお母さん役がハマってて、何もかもがいい!》(50代女性/会社員)とキャストの演技も好評である。昨年実生活でも子供が誕生した二宮・多部の二人が演じる自然な家族に巻き起こる、前代未聞のストーリーが視聴者を魅了しているようだ。最終結果はこちら。【春ドラマの中で、見るのを続けている作品は?】(複数回答可)1位『マイファミリー』:30.6%2位『家政夫のミタゾノ』:29%3位『元彼の遺言状』:25.8%4位『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』:21.8%5位『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』:21%5位『恋なんて、本気でやってどうするの?』21%物語の最終回に向けてより視聴者の関心は高まるばかり。最後まで視聴者の期待を裏切らず、楽しませてくれるのはいったいーー。春ドラマ「見るのをやめた作品」2位は『金田一』、1位の理由は「先が読める」へ続く
2022年06月01日新年度の幕開けと同時に始まった2022年の春ドラマもいよいよクライマックス。豪華俳優陣が共演する今期の作品には期待の声も多かったが、複数話を経て視聴者離れが激しい作品も…。そこで本誌は、春ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(5月17日~5月24日)。不名誉にも「見るのをやめた作品」上位にランクインしてしまった作品は…?■現実離れした作品に「無理がある」同率で3位となったのは『やんごとなき一族』(フジテレビ系)と『インビジブル』(TBS系)。『やんごとなき一族』は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公を土屋太鳳(27)、その夫を松下洸平(35)が演じるアフター・シンデレラ・ストーリー。理不尽なしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫とともに立ち向かっていく姿を描いている。庶民が上流社会に…という非現実的な世界観に《設定が現実離れでまどろっこしい》(50代女性/パート)という声が。また、《いじめがひどすぎて精神的苦痛で見れなかった》(40代女性/会社員)《イビリが怖かったので》(50代女性/無職)など、作品内で主人公が理不尽な仕打ちを受ける様子に不快感を覚えたという人も多かった。上流社会で強くたくましく生きるという展開よりも、いじめのような描写のほうが多くの視聴者の印象に残ってしまったようだ。同じく3位となってしまった『インビジブル』は、高橋一生(41)演じる刑事と、柴咲コウ(40)演じる犯罪コーディネーター“インビジブル”が世に知られていない凶悪犯罪を解決する犯罪エンターテインメントである。仲間を殺された過去を持ち、事件解決のためにはどんな手でも使う刑事と、犯罪コーディネーターがタッグを組み、警察すら存在を知らない凶悪犯を捕まえるという舞台設定に、《設定や話の展開に少し無理があるし性急すぎる》(50代男性/会社員)という意見も。《内容がアニメみたいで現実味がなく入り込めない》(40代女性/無職)など、脚本と演出に置いていかれている視聴者が多いのかもしれない。続いて2位となったのは、ジャニーズメンバーが歴代の主演を務めている謎解きミステリー『金田一少年の事件簿』の新シリーズ。今期は5代目となる金田一一を、なにわ男子の道枝駿佑(19)が演じている。5作品目となる今期の『金田一少年の事件簿』だからこそ、《道枝くん目当てで見始めたがやっぱり初代の堂本剛を超えられなくて…》(40代女性/会社員)《金田一少年があまりにもスマート過ぎて面白くない》(50代男性/会社員)など、先輩ジャニーズと比較する声も。《規制があるのは仕方ないが迫力に欠けており面白くなかった》(30代男性/アルバイト)と、演出についても物足りなさを感じている視聴者がいるようだ。■豪華キャストに期待していたのに…そして、残念ながら第1位となってしまったのは『元彼の遺言状』だ。原作は2021年の「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞している同名小説。綾瀬はるか(37)演じるお金と勝ちにこだわる敏腕弁護士が、大泉洋(49)演じる作家志望の謎の男とともに謎に挑む痛快リーガルミステリーだ。主演級2人がバディを組むということで期待する声も多かったが、《綾瀬はるか×大泉洋で期待していたが、内容が面白くない》(40代女性/会社員)《綾瀬さんの役がちょっと不快》(40代女性/アルバイト)など、キャストに期待していたからこその指摘が。《先が読める》(40代男性/自営業・自由業)《なんとなく盛り上がらない感じがする。》(30代女性/会社員)など、展開への期待も下回ってしまったことで多くの視聴者が作品から離脱してしまったようだ。最終結果はこちら。【春ドラマの中で、途中で見るのをやめた作品は?(複数回答可)】1位『元彼の遺言状』:18.5%2位『金田一少年の事件簿』:16.9%3位『やんごとなき一族』:12.1%3位『インビジブル』:12.1%5位『ナンバMG5』:11.3%5位『未来への10カウント』11.3%期待を寄せられるが故に視聴者のハードルも高くなってしまうのは豪華ドラマの性。来月迎える最終回まで、視聴者を引き付けるのはどの作品だろうか。
2022年05月28日豪華な顔ぶれがそろった2022年春ドラマ。そこで、本誌きってのドラマウオッチャーたちが、女性にオススメの作品を徹底討論!本誌記者の“マイベスト”は?20代編集・K(以下、K):今期は“男女がタッグを組んで事件に挑む”謎解きものが目立ちますね。また、大きな事件が2〜3話で解決して新章に入る作品も多いです。30代記者・S(以下、S):『元彼の遺言状』(フジテレビ系・月曜21時〜)は、大泉洋(49)がふだんより抑えた演技をしているので、実は裏の顔があるんじゃないか!?と疑ってるんですよ。見ながらずっと伏線探しをしています(笑)。40代記者・H(以下、H):どんでん返しといえば、『マイファミリー』(TBS系・日曜21時〜)のだまし合いがすごい。展開も速いから物語にどんどん引き込まれちゃう。S:二宮和也(38)と多部未華子(33)夫婦の微妙な変化もすごくリアル。ニノのお父さん役もいいですよ。K:高橋一生(41)が刑事を演じる『インビジブル』(TBS系・金曜22時〜)は、柴咲コウ(40)のヒントで未解決事件をスピーディに解決してしまうから目が離せなくて。H:ディーン・フジオカ(41)の『パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル』(日本テレビ系・土曜22時〜)は、科学の視点で犯罪事件を描いているところが新鮮。ディーンの頭脳派の警視正役もハマっていてカッコいいのよ(笑)。S:8年ぶりに帰ってきた『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系・日曜22時30分〜)は、原作漫画のおどろおどろしさが復活したのがうれしいです。また、シリーズの中でもイケメンが多くて見入っちゃいます。K:恋愛ドラマは、『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ/フジテレビ系・月曜22時〜)と『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系・火曜22時〜)が注目されるなか、『やんごとなき一族』(フジテレビ系・木曜22時〜)も人気ですね。H:設定もキャラクターもぶっ飛んでて、今期いちばん面白いかも。義姉役の松本若菜(38)の顔芸が圧巻(笑)。S:主役の土屋太鳳(27)もハマり役ですよね。あと、お部屋でイチャイチャするシーンで、松下洸平(35)のデレデレ姿を見られるのがうれしい!K:私は、上野樹里(35)と松重豊(59)が父娘を演じる『持続可能な恋ですか?』が大好きで。設定やセリフがリアルで、丁寧さを感じます。田中圭(37)のはじけすぎてないところも素敵です。S:『恋なんて、本気でやってどうするの?』は、ヒロインを演じる広瀬アリス(27)にすごい親近感がわきますね。あと、松村北斗(26)の声で入るSixTONESの挿入歌がエモい!H:先輩が後輩を育てるドラマも良作ですよ。『未来への10カウント』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の木村拓哉(49)は、挫折した初老の男の感じを出しているいっぽうで、元天才ボクサーという役に合わせて体を仕上げてきたところはさすが。高橋海人(23)もすごく頑張ってるよね。K:『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日本テレビ系・水曜22時〜)は今田美桜(25)がかわいいし、ミステリアスな江口のりこ(42)も役にぴったり。女同士が相手の実力を認め合い、助け合う姿もハッピーでいいなあって。S:青春ドラマでは、『ナンバMG5』(フジテレビ系・水曜22時〜)の神尾楓珠(23)がめちゃくちゃカッコいいんですよ。クールで男気があるヤンキーに激ハマってます!(笑)【本誌記者の“マイベスト”】20代編集・K:『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』30代記者・S:『マイファミリー』40代記者・H:『やんごとなき一族』
2022年05月14日今年の春ドラマは、ベテラン勢からデビュー前のJr.までジャニーズ出演作が目白押し!ということで、そのなかでもとくに注目の作品について、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、熱狂的なジャニーズファンでもある霜田明寛さんに聞いてきました!■なにわ男子・道枝駿佑(19)、美 少年・岩崎大昇(19)/『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系・毎週日曜22時30分〜)「今期はやっぱり『金田一少年の事件簿』が気になります。歴代の作品が再放送されて盛り上がっていますし、誰が演じた金田一もそれぞれ違う魅力があって素晴らしいんですよね。今回、道枝駿佑さんがどんな金田一を見せてくれるのか、今から楽しみです」(霜田さん・以下同)歴代の作品同様、金田一役のみっちーだけでなく、共演の美 少年・岩崎大昇にも脚光が当たるかも。全世界配信される大規模感にも期待!■SixTONES・松村北斗(26)/『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関西テレビ/フジテレビ系・毎週月曜22時〜)「若手だと、『恋なんて、本気でやってどうするの?』の松村北斗さんも注目株ですね。朝ドラで知名度が上がったタイミングでヒロインの相手役に抜擢ですから、俳優としてさらなる飛躍が期待できます!」松村が演じるのは、『カムカムエヴリバディ』の稔さんとは対照的な刹那恋愛主義のモテ男。振り幅の広い魅力にハマっちゃいそう!■二宮和也(38)、美 少年・那須雄登(20)/『マイファミリー』(TBS系・毎週日曜21時〜)「『マイファミリー』は、二宮和也さんのシリアスな演技が見応えありますよね。共演の那須雄登さんも、グループでのドラマ主演など場数を踏んでいますから、演技派だらけのなかでも十分渡り合えていると思います」10代から数々の映画で経験を積んだニノのシリアスな演技に注目。若いころにはできなかった父親役でも実力を発揮しているのはさすが。■木村拓哉(49)、King&Prince・高橋海人(23)/『未来への10カウント』(テレビ朝日系・毎週木曜21時〜)「木村拓哉さんと高橋海人さんが初共演する『未来への10カウント』も、20歳以上の年齢差がある2人に、どんな化学反応が起きるか気になるところです」ラジオでエピソードを語るなど、共演した後輩たちをかわいがっている木村拓哉。初共演の高橋との新たなコンビネーションが楽しみ!■井ノ原快彦(45)、Snow Man・向井康二(27)/『特捜9 Season5』(テレビ朝日系・毎週水曜21時〜)「井ノ原快彦さん主演の『特捜9 Season5』には、向井康二さんが新たに出演しますが、明るくて気遣い上手な2人の掛け合いも要チェックです」周囲のためにあえてふざけるところが似ている井ノ原&向井。バラエティも演技もできる井ノ原ポジションの後継者は向井かも!■Hey! Say! JUMP・山田涼介(28)/『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系・毎週土曜23時30分〜)「深夜ドラマでの活躍も見逃せません。『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』は、山田涼介さんが演じるからこそリアリティが出るテーマですよね」かわいさという武器が使えなくなったアラサーの主人公が、自分の行く末に葛藤する姿が、山田本人とリンクして物語に奥深さを与える予感!■King&Prince・神宮寺勇太(24)/『受付のジョー』(日本テレビ系・毎週月曜24時59分〜)「神宮寺勇太さん主演の『受付のジョー』も、男性性を押し付けない雰囲気がキャスティングの理由ではないでしょうか。マイナーなテーマでも、ジャニーズが演じると幅広い層の人が見ますよね。メッセージ性のある作品を多くの人に届けることは、ジャニーズにしかできない社会的な役割だと思います」男性である神宮寺が受付“嬢”の世界に飛び込むというストーリーなので、もしかしたらジェンダーにまつわるメッセージ性もあるのかも?【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。ジャニーズJr.オーディションの受験経験も
2022年04月25日フジテレビ・木曜劇場枠では、この春より土屋太鳳主演ドラマ「やんごとなき一族」を放送することが決定。松下洸平と初共演する。本作は、「Kiss」(講談社)にて連載中のこやまゆかり(「ホリデイラブ ~夫婦間恋愛~」「バラ色の聖戦」)の同名コミックのドラマ化。庶民の家庭から、上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な一族のしきたりや、親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫と共に真正面から立ち向かい、奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”だ。土屋さんが演じるのは、母と2人で大衆食堂「まんぷく屋」を営む下町育ちの主人公・篠原佐都。ある日、交際中の深山健太からプロポーズされ、受け入れるが、身分の格差を理由に深山家の親族からは結婚を猛反対される。しかし、健太を信じ、駆け落ち同然に入籍。上流社会ならではのしきたりの数々に納得できずにいたが、健太の心中に“深山家を普通の家族にしたい”という願いがあることを知り、深山家に入って戦うことを決意する。また、佐都の夫となる深山健太を演じるのは、朝ドラ「スカーレット」や「最愛」への出演が大きな話題となった松下さん。由緒正しき名家である深山家の次男でありながら、明るく気さくな性格で、教養もある健太は、独裁的な父や深山家の慣習に対して幼い頃から嫌悪感を抱いていたため、学生時代に家を出て一人暮らしを始め、深山家とは無関係の会社に就職。佐都と出会い、人情味あふれた彼女の家庭に憧れを抱いており、深山家のことも“家のために誰かが傷つき、犠牲になるようなしきたりや、親族同士の争いごとのない、普通の家族になりたい”と願う人物だ。今回、フジテレビ系連続ドラマ初出演となる土屋さんは「とても共感を覚える部分と、自分には共感が得にくい部分の両方を感じました」と台本を読んだ印象を明かし、「クランクインまでに機会があればディスカッションさせていただきつつ、素直に、そして、こやまゆかり先生が創り出してこられた原作コミックに敬意をこめて佐都を見つめ、健太と深山家を見つめ、心身共にスタートダッシュできる準備を整えたいと思います」とコメント。松下さんは「深山健太は人情にあふれた人物だと思います。男としてのプライドもあって頑固なところもありますが、人をまっすぐ愛することができるし、不器用なところもあるけれど、憎めない人懐っこさもあるような…これまで自分が頂いた役柄を全部足したようなキャラクターではないかと思います」と演じる役柄について説明し、「やんごとない一族と立ち向かうこととなる二人の行く末を、どうか見届けてください。毎話毎話、本当にいろいろなことが巻き起こります」とアピール。そして、今作で初共演となる2人。お互いの印象は「松下さんは、驚くほど、既に健太でした!上手く説明できないのですが、そう感じたんです。まるでさまざまな木が繁(しげ)る森のような方だと思います。演技や音楽などさまざまな活動をなさっているからか、佇(たたず)まいは静かなのに経験の豊かさが滲(にじ)み出ていらっしゃって、驚きました」(土屋さん)、「とても明るくて天真爛漫(らんまん)な雰囲気はあるのに、芯は強くて太い。そんな印象を受けました」(松下さん)と表現した。脚本は、「相棒」シリーズや「この恋あたためますか」の神森万里江、演出は「コンフィデンスマンJP」シリーズ、「イチケイのカラス」の田中亮が手掛ける。木曜劇場「やんごとなき一族」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月02日シネマカフェが5月に実施した読者アンケート「2021年好きな春ドラマ&キャラクターは?」から、先日発表した“好きなドラマランキング”に続き、今回は春ドラマの好きなキャラクターランキングが決定した。約3,000人から回答を得た今回。シネマカフェ読者の熱い声と共に第1位~第10位と、順にご紹介。人望に厚い探偵・風真尚希!今回、最も票を集めたのは、新時代の探偵物語「ネメシス」より、櫻井翔が演じるポンコツだが人望に厚い探偵・風真尚希!天才すぎる助手・アンナとの凸凹バディのコミカルで笑えるやり取り、2話で見せた“カザラップ”などが放送中話題に。コミカルな面も多かった風真だが、「さぁ、真相解明の時間です」とアンナの助けを借りながらも、事件解決へと導いていく謎解きシーンは本作の見どころ。そんな風真にシネマカフェ読者からは「ポンコツに見せかけているけど、実はかなり優秀で人望もあってチャーミング。しかも過去の事件に関わっていたりと謎も一番多くて奥が深い」「コミカルな演技とシリアスな演技をしっかり演じているから見ていて引き込まれる」「人間味があり、表情豊かで魅力的。 ポンコツ具合は可愛く、謎解きシーンはカッコいい」といった声が寄せられた。不器用な緒原紘一が愛おしい!続く第2位は、「リコカツ」から永山瑛太扮する緒原紘一。自衛官一家の長男である紘一は、絵に描いたようなカタブツ人間であり、純粋でマジメすぎるアツい男。出版社に勤務する主人公・咲と運命的な出会いをし、“交際ゼロ日婚”するも、早くも離婚へと話が進んでいく…。ストーリーの面白さから、“好きな春ドラマランキング”では第3位にランクインした「リコカツ」。今回紘一に寄せられた読者からのコメントでは、「昭和な価値観と、令和の価値観をうまく表現されて、笑えるけどぐっとくる。頑固で不器用なりに優しく、素直で、愛らしいキャラクター」「無骨で純で、でも咲の気持ちに少しずつ寄り添って行く様子に胸が熱くなります」「堅物で真面目で時代遅れな面もあるけど、咲さんに対する優しい思いが伝わってきます!」「不器用ながらもピュアでアタフタしてるトコが大好き」「とにかく気持ちを伝えるのが不器用なとこがもどかしくも愛おしくもあります!」とその真っ直ぐなキャラクターに多くの視聴者が魅了された。幅広い世代の女性をキュンキュンさせたマイペースな料理人・藤野駿そして第3位は、ランキング<作品編>では第1位となった「着飾る恋には理由があって」より、横浜流星演じる藤野駿がランクイン。ルームシェア生活を送る駿は、主人公“着飾る女”真柴くるみのお隣さん。キッチンカーで自由気ままに好きなときだけ営業する、マイペースでミニマリストな料理人だ。真柴との胸キュンシーンや、バチバチの三角関係も話題となった。読者からは「過去の挫折もあり、自分の価値観を大切にして生きる姿に、不器用感も感じつつ、共感できる」「天真爛漫なのに、ふとした時に甘やかしていたり待っていたりとかっこよすぎる」「ツンデレ具合いが最高」「キュンキュンさせてくれる」「不器用だけど好きだよ表現が可愛いです。 臆病なところもあるけど好きな仕事に対しての愛情、仕方。生き方素敵です」といったコメントが寄せられた。第4位~第10位は以下の通り。第4位:大豆田とわ子(松たか子)/「まめ夫」「大豆田とわ子と三人の元夫」の主人公。バツ3・子持ちの住宅建設会社の社長で、元夫たちに振りまわされながら日々奮闘する、明るく、お茶目なキャラクター。-読者コメント-・人間味があって、自由で、頭が良くて、あげたらキリがないけど好き。・自分の考えはしっかり持ちつつ、大豆田とわ子なりに言うべき時には言い、引く時には引き、常に愛情を持って生きているところ・三人の元夫を包み込むやさしさ、社長としてのすばらしさ、日常の人間らしさがいとおしい。第5位:青山一(中村倫也)/「珈琲いかがでしょう」移動珈琲店「たこ珈琲」店主。行く先々で人々の心を癒していく青山は、爽やかで飄々とした王子様のようだが、その裏にはある秘密が…。-読者コメント-・マンガの実写で、これほどのシンクロ率は、かつてないと思います。・倫也くんが青山さんにしか見えない。おだやかな癒しの青山さんもやさぐれた裏の顔の青山さんもひとつぶで何度もおいしい青山さんです。第6位:入間みちお(竹野内豊)/「イチケイのカラス」自由奔放で異端な刑事裁判官。お堅い裁判官のイメージとはほど遠く、みちおはゆるい空気をまとい、とぼけた発言をすることもしばしば。また、元弁護士という異色な経歴の持ち主でもあり、物語が展開するにつれ、みちおの知られざる過去が次第に明らかになっていく。-読者コメント-・自由奔放そう見えて実は真実と1番向き合っていてかっこいい・揺るぎない信念も持ってて、なおかつ坂間さんとのやり取りも面白い!第7位 :桃地のぞむ (松坂桃李)/「あのキス」「あのときキスしておけば」の主人公。とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性。スーパーで働き、出世願望や恋愛願望は特になし。憧れの漫画家・蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、“友だち以上恋人未満”の関係になるが…。ドラマでは、桃地の心の声や「SEIKAの空」のアテレコも話題に。-読者コメント-・とにかく可愛い、可愛いすぎる。・ポンコツなのだけど、憎めない周りに好かれる人。心がピュアで一途なところが可愛いです。・地味にノッてる感じを出したり言動がもうツボ。面白いです。第8位:緒原(水口)咲(北川景子)/「リコカツ」ファッション雑誌の優秀な編集者。現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。緒原紘一と運命的な出会いをし、スピード結婚するが…。-読者コメント-・真面目で誠実で努力家かつ思い遣りに溢れている。魅力的なキャラクター。・咲ちゃんの紘一さんを想う気持ちが切ない。こっちまで毎回キュンとして切なくなって涙してます。第9位:真柴くるみ(川口春奈)/「着飾る恋」少し背伸びしつつも頑張り屋な“着飾る女”。インテリアメーカーの広報課に勤めており、宣伝を兼ねて始めたSNSでは、5年間、毎日1日3回の更新を欠かさず、10万人近くのフォロワーを持ち、インフルエンサーとしても活躍。それゆえ、身につけているファッションも注目を集め、Instagramは29万人超え、RakutenFashionとのコラボも展開されている。-読者コメント-・自分と似ている所があるなと思いました。辛くてもひたすら頑張っている姿を見て、自分も頑張れば良いことがあると勇気をもらっています。・自分の居場所や必要性を模索しながら、一生懸命仕事に向き合っている20代後半の等身大なOLの姿が自分に重なり、応援したくなる。・お洋服はもちろん、いろいろ参考になります。・おしゃれで仕事に一生懸命で応援したくなる。第10位:美濃輪潤平(仲野太賀)/「コントが始まる」売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」のメンバーのひとり。高校時代、春斗に誘われて芸人の道へ。大企業で働く奈津美と10年間付き合っており、高校時代、潤平が奈津美に告白するシーンも話題となった。-読者コメント-・ユーモアさとなんとも言えない孤独さ感・優しくて一途で、笑わせてくれて真面目で友達想いなところ。・面白いし 熱い、純粋で、彼女を心から大切に思っているところが かっこいいです。「2021年好きな春ドラマのキャラクターは?」シネマカフェ読者アンケートTOP10第1位:風真尚希(櫻井翔)/「ネメシス」第2位:緒原紘一(永山瑛太)/「リコカツ」第3位:藤野駿(横浜流星)/「着飾る恋には理由があって」第4位:大豆田とわ子(松たか子)/「大豆田とわ子と三人の元夫」第5位:青山一(中村倫也)/「珈琲いかがでしょう」第6位:入間みちお(竹野内豊)/「イチケイのカラス」第7位:桃地のぞむ (松坂桃李)/「あのときキスしておけば」第8位:緒原(水口)咲(北川景子)/「リコカツ」第9位:真柴くるみ(川口春奈)/「着飾る恋には理由があって」第10位:美濃輪潤平(仲野太賀)/「コントが始まる」投票期間:5月18日(火)~5月31日(月)23:59※5月10日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年06月15日シネマカフェでは、4月期放送のドラマにおいて、「2021年好きな春ドラマ&キャラクターは?」と題して、読者アンケートを5月に実施。今期は、キャストの豪華さが話題となった「コントが始まる」や、坂元裕二オリジナルの「大豆田とわ子と三人の元夫」、「ドラゴン桜」の続編、きゅんきゅんなラブストーリー「着飾る恋には理由があって」&「恋はDeepに」などが放送された。今回実施したアンケートでは、約3,100人から回答を得ており、その結果を読者コメントと共にランキングを発表!まずは、TOP3をご紹介。駿派?シャチ派? 毎話ラストまで見逃せない“うちキュン”「着飾る恋」が1位!今期、ダントツ1位だったドラマは、「逃げ恥」「恋つづ」「わたナギ」と、近年注目を集めるTBS系火曜ドラマ枠で放送中の「着飾る恋には理由があって」。主人公の“着飾る女”真柴くるみ(川口春奈)が、ひょんなことから知らない人たちとルームシェアを始めるところから物語はスタート。メンバーは、マイペースでミニマリストな料理人の藤野駿(横浜流星)、カウンセラーの関西人・寺井陽人(丸山隆平)、アーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)、そして真柴を引き入れた人気フードスタイリスト・早乙女香子(夏川結衣)。着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々と暮らしながら、“着飾る”という鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーだ。アンケートでは、「横浜流星の新しいタイプの役が最高です」「新しい流星君がとても新鮮」と横浜さんのまた新たな役柄が好評。また、冷蔵庫キスや毛布くるみのバックハグ、駿と葉山(向井理)の恋のバトルなど、毎話、様々なシーンがSNSで話題となる本作。「ジワリと染みる言葉が沢山散りばめられていて、観ていると元気になる」「キュンキュンしっぱなし!」「40代のおじさんですが、恥ずかしながらキュンキュンが止まりません」と、幅広い世代の視聴者を胸キュンさせている様子。さらに本作は、ラストに映し出される“駿目線”のサイドBシーンも大きな注目を集めており、「エンディングの回想シーンがまた来週もみたくなるような感じでキュンっとさせられます」「ラストの駿目線のシーンは新しくて素敵だと思う!」「残り5分がかなりヤバいです」といった声も。ほかにも、インフルエンサー・真柴のファッション、星野源による主題歌などに対するコメントも多く寄せられた。天才助手×ポンコツ探偵! 個性キャラ揃いの推理ドラマ「ネメシス」第2位は、映画監督・入江悠が仕掛ける完全オリジナル脚本のミステリーエンターテインメント「ネメシス」。広瀬すずと櫻井翔が演じる、天才すぎる助手・アンナとポンコツ探偵・風真の凸凹バディが、事件を次々と解決していく“1話完結の事件”と、“20年前の謎”が複雑に織りなす物語となっており、最終回に向けて衝撃の展開を迎えることになる。シネマカフェ読者は「魅力的なキャラ、楽しい謎解き、そして縦軸のミステリアスな謎。少しずつ真相に近づくのがドキドキワクワクで、毎週続きが気になって仕方ありません」「コミカルで重すぎないミステリーエンタテインメントなドラマが楽しい」「1話から最後まで繋がる縦軸の謎解きを、ワクワク、ドキドキして、視聴者も一緒に考察しながら観れる、回を重ねる毎に惹き込まれていくドラマです」と、ドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいる様子。また、広瀬さんと櫻井さんに加え、アンナと風真のいる探偵事務所「ネメシス」のボス役を江口洋介が演じるほか、大島優子、上田竜也、勝地涼、中村蒼、富田望生、橋本環奈らが個性的なキャラクターを演じているのも見どころのひとつで、「個性豊かな登場人物が良い!」「登場人物のキャラもたっていて楽しいし面白い」「探偵事務所ネメシスの3人の雰囲気がサイコーです」「名だたる俳優さんたちが多彩なキャラクターを演じていて面白い!」といった意見も。全員、離婚家族!?「リコカツ」放送前に行った「春ドラマ期待している作品は?」アンケートでは、TOP10入りしなかった「リコカツ」が、今回見事、第3位にランクイン。本作は、北川景子演じる出版社に勤務する編集者・咲と、永山瑛太演じる自衛官一家の長男・紘一が、運命的な出会いをし、“交際ゼロ日婚”するも、早くも離婚を決意。しかし、周囲になかなか離婚の決意を切り出せず、水面下で離婚に向けた活動、“リコカツ”を始める、離婚から始まるオリジナルラブストーリー。シネマカフェ読者からは「とにかく面白い!」「放送終了間際にいつもキュンとさせられる!」「もどかしさがたまらない」「ストーリーが面白くてハマっています」「久々に笑えて、泣けるラブ・ストーリー 俳優さんたちの演技力に引き込まれてしまう。毎週、金曜日が待ち遠しい」「笑って、キュンキュンして、考えさせられる良い作品」「毎回ぐっとくる」などとそのストーリーを絶賛する声や、永山さん扮する紘一のキャラクター性、米津玄師の主題歌とのマッチングの良さなどにも多くの意見が寄せられた。そして、第4位~第10位は下記の結果に。第4位:「大豆田とわ子と三人の元夫」松たか子と坂元裕二、「カルテット」の2人が再びタッグを組んだ本作は、松さん扮するバツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たち(松田龍平・角田晃広・岡田将生)に振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。テンポの良い掛け合いやエンディング、伊藤沙莉によるナレーションなどが話題に。-読者の声-「小ネタも入っていて、会話が最高におもしろい。エンディングの歌が毎回ラップを入れる人が変わるのもよい」「とにかく面白い。テンポがよくて小気味良い。それぞれの言葉が全て胸に刺さる」「内容が濃いのにコミカルに進んでいく展開が好き。見ていて楽しくなる。挿入歌やエンディング曲、ナレーションなども絶妙」「坂元さんの個性が存分に出ているドラマ。冒頭、終わりに主人公がタイトルを言うドラマは見たことがない。キャラも話も勿論いい。一番好きなのは、エンディングテーマ。見事」第5位:「恋はDeepに」海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音役の石原さとみと、御曹司・蓮田倫太郎役の綾野剛のW主演ドラマ。巨大マリンリゾートの開発をめぐって出会う、海を守りたい女と、その計画に人生をかける男は、やがて運命的な恋に落ちるが、彼女にはある“ヒミツ”があって――。海音の正体について様々な考察が飛び交い話題となった本作。2人の恋模様はもちろん、蓮田三兄弟の物語、豪華声優陣による魚たちと、毎話、様々なシーンが注目を集めた。-読者の声-「ファンタジーっぽい話の内容をドラマにしたのが、すごいワクワクする!役者さんも好きだけど、シンプルにこの脚本と海音や倫太郎といったキャラクターが好きすぎる」「毎回キュンキュンしてます」「仕事から帰って現実を忘れてほっとしたい時に見るにはピッタリなドラマで、石原さとみさんと綾野剛さんという実力派俳優さん達が真剣に役を生きているのに心を動かされます。ファンタジーで他にはなかなかない設定な所もこのドラマの魅力です」「ファンタジーなので現実逃避できるから楽しいです」「日常を忘れて見入る。癒やされる」第6位:「コントが始まる」菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀が売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」を、有村架純と古川琴音が姉妹役で出演する青春群像ドラマ。毎話、ドラマのトップシーンを「マクベス」のコントで始まり、これが残りの物語の重要な伏線として繋がる、という構成でドラマが紡がれていく。メインキャストには豪華俳優が集結したことで、放送前から大きな話題となっていた本作。放送中は、里穂子のヲタクっぷり、つむぎの“心の声”などに共感し、分かりみが深すぎるという声が多数上がっていた。-読者の声-「演技力に定評のある若手同士で紡がれる会話劇はとても見応えあります」「脚本がおもしろい。また、世界観も身近に感じられるから」「リアルな群像劇かつ、想像を超える感動」「毎回笑って泣いて、切なくて。みんなが本当に愛しくて、終わった後がいつも温かいです」「毎回心に刺さって切なくなる」第7位:「ドラゴン桜」阿部寛が桜木建二を演じる「ドラゴン桜」の第2弾。前作ドラマの原作の15年後を描く続編「ドラゴン桜2」が基となっているが、ドラマでは、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れた、ドラマオリジナルの展開となっている。阿部さんのほかにも、前作で生徒だった長澤まさみ演じる水野直美が、桜木と共に新時代の高校生に立ち向かっていくほか、“東大専科"生徒役として、鈴鹿央士、加藤清史郎、平手友梨奈、「King & Prince」高橋海人が出演。受験生だけでなく、大人たちからも大きな支持を得ている。-読者の声-「現代の生徒の悩みを上手く捉えていると思うから」「受験だけでなくこれから生きていくための術や人生観について深く考えさせられるから」「桜木先生の言葉が響く!このドラマを見るとやる気が出てきます!」第8位:「イチケイのカラス」法曹界の中にもファンが多いという浅見理都の同名コミックを原作とした、刑事裁判官が主人公の爽快リーガルエンターテインメントドラマ。竹野内豊演じる主人公に振り回されながらも、真実をつかもうと奔走する黒木華、新田真剣佑、小日向文世、中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く。-読者の声-「裁判物だけど堅苦しくなくしっかりと事実を見極めて正しい判決を出す。安心してスカッとします。何度見ても飽きない」「入間みちおと板間千鶴のコンビが面白いから」「演技力の有る配役がはまっている。裁判ドラマの一話完結が心地よく、伏線、間を埋めるセリフやアニメーションを使った説明等々小技も効いて満足感が高い」第9位:「珈琲いかがでしょう」「凪のお暇」で知られるコナリミサトの漫画「珈琲いかがでしょう」を『かもめ食堂』の荻上直子がドラマ化。中村倫也演じる移動珈琲店「たこ珈琲」店主の青山が、行く先々で、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく、幸せを運ぶ珈琲物語。以前から原作ファンの間では青山が「中村倫也にしか見えない」という声も挙がっており、ファン待望の実写化だ。-読者の声-「ストーリーの面白さに加え、中村倫也さんの演技に震えます!」「ほのぼの癒され系ドラマかと思いきや、不穏な空気もちらりと感じるミステリアスな展開にぐんぐん引き込まれ、後半は青山さんを巡る魅力的なキャラクター達の人間関係にグッときてキュンとして優しい気持ちになれる不思議な素敵なドラマでした」第10位:「あのときキスしておけば」恋愛ドラマの名手・大石静の完全オリジナルとなる本作は、スーパーの従業員・桃地(松坂桃李)は大好きな漫画の作者・蟹釜ジョーこと唯月巴(麻生久美子)と出会い、いい関係までになるが、ある事故から、巴は清掃員・田中マサオ(井浦新)と入れ替わってしまう…という、衝撃の“入れ替わり”ラブコメディ。-読者の声-「ももちとオジ巴の可愛さよ。 松坂桃李さんが持つ可愛い部分の魅力を最大限に引き出しているお芝居に魅了。新さん、麻生さん、桃李くんと演技が確かな方のコメディがこんなに面白い事を再認識させてくれています」「単なる憑依物でなく、コメディ部分あり、泣かせる部分ありでいつもあっという間に終わるくらい夢中で観てます」今回の<作品編>に続き、<キャラクター編>も後日、ランキングを発表します。「2021年好きな春ドラマは?」シネマカフェ読者アンケートTOP101位:着飾る恋には理由があって2位:ネメシス3位:リコカツ4位:大豆田とわ子と三人の元夫5位:恋はDeepに6位:コントが始まる7位:ドラゴン桜8位:イチケイのカラス9位:珈琲いかがでしょう10位:あのときキスしておけば投票期間:5月18日(火)~5月31日(月)23:59※5月10日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年06月14日春ドラマの中でも、存在感を際立たせている恋愛ドラマ。理想的過ぎないリアルな恋の描写に、「共感の嵐」「癖になる」と大きな反響が集まっています。そこで今日は、いま注目の作品をまとめてピックアップ!共感度の高いラブストーリーを、一緒に振り返っていきましょう。仕事も恋も、SNSに翻弄されがちな現実「着飾る恋には理由があって」キレイに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ(川口春奈)が、シェアハウス生活での価値観のぶつかり合いを経て、自分らしく生きる道を取り戻していく“うちキュン”ラブストーリー。SNSの反応や人の目が気になりがちな現代において、シンプルを追求するミニマリスト・藤野駿(横浜流星)がきょとん顔で呟く「そのままでいいのに」「Beforeの方がいいのに」というストレートな言葉が胸を射抜く注目のドラマとなっています。<第7話のあらすじ>(6月1日放送)真柴は「やりたいことは、やれ」という駿のアドバイス通り、以前から気になっていたランプの買い付けをするため、生まれ育った故郷・初島へ向かう。しかしランプ工房の主人に提案を拒否され、真柴は落胆する。そんな中、なぜか祥吾(向井理)が真柴を訪ねて初島にやってきて…。対応に追われる真柴だったが、真柴の母・すみれ(工藤夕貴)は、真柴と祥吾の仲を疑い始める。離婚=別れじゃない、斬新な四角関係が話題「大豆田とわ子と三人の元夫」バツ3の独身社長・大豆田とわ子(松たかこ)が、3人の元夫たち(松田龍平/角田晃広/岡田将生)に振り回されながらも日々奮闘する姿がたまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。籍を抜いた後も、とわ子を慕う元夫たち――お互いの良い所も悪い所も深く理解しているからこそ続く不思議な四角関係は、いつしか離婚という言葉のネガティブさを払拭してくれることでしょう。失敗を恐れることなく、「また恋に挑戦してみたい」と思わせてくれる一作です。<第8話のあらすじ>(6月1日放送)しろくまハウジングの買収責任者で“企業買収の悪魔”と呼ばれる人物が、最近親しくなったばかりの大史(オダギリジョー)だと分かり、驚きを隠せないとわ子。ところが、社長のとわ子に退任要求を突きつける一方で、ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史。仕事以外では、いままでと変わらずとわ子と親しくしたいという。とわ子もまた、大史と過ごした楽しい時間を忘れられず、その申し出を受けることにするが…。令和の新しい逆襲劇!ルッキズムに反響続々「ブラックシンデレラ」ABEMAの新作オリジナルドラマとして注目を集める本作は、学園一の美男美女を決めるミスコンを舞台に、平凡な女子高生・神谷愛波(莉子)が織り成す切ないラブストーリー。やっとの思いで参加したコンテストの直前、彼女は顔に大きな傷を負ってしまい…。取り巻く世界が一変。御曹司でモデルのワケ有りイケメン・橘圭吾(神尾楓珠)やミステリアスな転校生・島村空(板垣瑞生)、学園一の美女と謳われる百合(愛花)らの複雑な思惑が交錯する中、“本当の美しさ”を模索していく斬新な逆襲劇。学園内に色濃く残るルッキズム=外見主義に果敢に立ち向かう主人公の姿に視聴者からは、「愛波の恋を応援したい!」「自信のない気持ちに共感の嵐」と多く反響が集まっています。<第7話のあらすじ>(6月3日放送)圭吾(神尾楓珠)に「ミスコンに出るの?」と問われた愛波(莉子)は戸惑うが、その2人を百合(愛花)は激しく責め立てる。しかし、そこに杏(円井わん)が登場し、その告白に会場は騒然となる。また、圭吾は愛波にちゃんと気持ちを伝えられない。そんな圭吾の前に空(板垣瑞生)が現れ「これ以上、愛波への気持ちを抑えとかないよ」と告げる。そんな中、香澄慶子(雛形あきこ)は愛波をミスコンに誘うが、百合がまたも愛波の前に立ちふさがり、愛波の気持ちは不安定に揺れる。そんな愛波の前に、空が現れる。最高にキュートな恋の物語「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」仕事熱心だけど自分自身には手を抜きがちなオタク女子・和子(吉川愛)×メーク&ファッションを自由に楽しむジェンダーレスな外見の周(板垣李光人)。お互いの存在を確かめ合うことで少しずつ成長し、2人を取り巻く世界が明るくカラフルに変わっていく、可愛すぎるカップルのラブストーリー。好きな人が自分を認めてくれることが、何よりの力になる――恋愛の有るべき姿を提唱してくれる、純度100%な作品に仕上がっています。<第10話のあらすじ>(6月3日放送)周は芸能事務所社長の奥田(塩野瑛久)から、ささめ(草川拓弥)とのユニット・ユニコーンボーイズでデビューするなら和子と別れるようにと命じられる。ささめは、和子と別れるのかと周を問い詰める。周は、和子と別れるつもりはなく、ユニコーンボーイズも続けたいと正直な思いを話す。しかし、両立させるにはどうすればいいか、周にもまったく分からなかった。一方の和子も、子会社の社長に就任するあさひ(水野美紀)から、一緒に来て新雑誌を立ち上げる仕事をしてほしいと頼まれ…。大切な人の幸せを願うからこそのジレンマ「コントが始まる」結成10年の節目を前に解散の決断を迫られたお笑いトリオ・マクベス(菅田将暉/仲野太賀/神木隆之介)、訳あって会社を辞めざるを得なかった里穂子(有村架純)、その妹でスナック勤務のつむぎ(古川琴音)――ひょんなことから出会い、互いの人生に深く関わっていく彼らの愛あるやり取りに胸を打たれるこのドラマ。互いを想い合うからこそのジレンマに、愛の本質を見ることができるおすすめのドラマです。<第8話のあらすじ>(6月5日放送)久々に瞬太が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は、5年前初めて「マクベス」に会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。コントの構成やネタの選定に至るまで、マクベスと共に必死に過ごしたその時間は楠木にとっても掛け替えのないもので…。しかしそんな日々も、時を重ねるうちに色褪せ、3人との距離は、徐々に広がっていた。一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまう…。そして、未だ「マクベス」後の道を何も見つけられない春斗は解散ライブに向け、新たなネタを考えていた。ファミレスで一人、思考を巡らしていると何気ない一言が気になりノートに一行、ある題名を書き込む。そして、酒屋を継ぐため実家に帰る日が多くなった潤平は弓子(木村文乃)ら家族と跡継ぎに対する現実と立ち向かうことになる。そして物語は終盤、残り少なくなったファミレスでのネタ打合せの場所となり…。いよいよ後半戦に突入する春ドラマ――中でも反響の大きな恋愛ドラマまとめでした。気になる恋の行方を、見守ってみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2021年05月31日続々とスタートしている春ドラマ。4月20日現在、放送が開始したもので最も高い視聴率を記録したのは、玉木宏主演『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜よる21時〜)で13.5%。続いて井ノ原快彦主演『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜21時〜、13.2%)、内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長 season5』(テレビ朝日系・木曜20時〜、12.8%)が高視聴率を記録した(視聴率はビデオリサーチ調べ)。いずれも“テレビ朝日系×刑事もの”。その根強い人気が明らかになったかたちだ。しかし、「まだまだ“大人女子に刺さる”ドラマはたくさんあります」と話すのは、アラ50ドラマウオッチャーの田幸和歌子さんとさっちゃんはね♪さん。本誌記者も合わせアラ50女性3人で、今春ドラマについて語り合った。さっちゃんはね♪(以下、さ♪)「イチオシは吉田羊さんの主演2作品!國村隼さんとのW主演作『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系・金曜深夜0時12分〜)は、ラジオパーソナリティ「人生相談の名手」のジェーン・スーさんの半生を描いたドラマ。自由奔放な父に振り回される、中年の娘のエッセイを読むような心地よさを感じるドラマです」田幸「もう1作は、ダークファンタジーの『きれいのくに』(NHK・月曜22時45分〜)。容姿コンプレックスなど、社会派テーマなだけに目が離せません。吉田さんって、“大人の女性の悩みの代弁者”のように思います」さ♪「オトナの女性といえば、江口のりこさんの『ソロ活女子のススメ!』(テレビ東京系・金曜深夜0時52分〜)は、本当はやってみたいけどできない、“ひとり○○”を疑似体験できるガイドブックみたいですよね」記者「ひとり焼き肉、ひとりラブホ、ひとり工場見学……どれもやってみたくなった!“オバハン”として共感できるのは、『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜21時〜)の松たか子さんかな」さ♪「伊藤沙莉さんによるナレーションが秀逸。《オシャレなパン屋にジャージで入れる大豆田とわ子》《口内炎ができてることに気づいた大豆田とわ子》など、誰にでもあることについて、とわ子が悩んだりする。着眼点のセンスが抜群だと思います」田幸「松さんが演じる“オバハン”は、気品と華やかさのなかにかわいさがありますよね。私、『カルテット』(TBS系・’17年)の大ファンだったので、松田龍平さんと松さんの共演がまた見られることが何よりうれしいです。さらに、脚本家も『カルテット』と同じ坂元裕二さん!」さ♪「私は、大地真央さんの『最高のオバハン中島ハルコ』(フジテレビ系・土曜23時40分〜)が大好き。大地さん演じるバツ2の美容外科医・ハルコが、ズバッと容赦なく人を“切る”姿は、週末の夜に元気をもらえます!かわいさのある松さんに対して、大地さんは元タカラジェンヌならではの華やかさと美しさを持っている。2人の“オバハン”役が、今期を盛り上げそうな気がしています」記者「週刊誌の記者としては、永作博美さんが“オバハン記者”を演じる『半径5メートル』(NHK・金曜22時〜)にも注目しています。私たちアラ50は、胸キュンものより“オバハンドラマ”を求めているのかも」定番の恋愛ドラマや刑事ドラマは飽きてきた……という人にぴったりなドラマは、この春たくさんあるかも!「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月05日続々とスタートしている春ドラマ。4月20日現在、放送が開始したもので最も高い視聴率を記録したのは、玉木宏主演『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜よる21時〜)で13.5%。続いて井ノ原快彦主演『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜21時〜、13.2%)、内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長 season5』(テレビ朝日系・木曜20時〜、12.8%)が高視聴率を記録した(視聴率はビデオリサーチ調べ)。いずれも“テレビ朝日系×刑事もの”。その根強い人気が明らかになったかたちだ。しかし、「まだまだ“大人女子に刺さる”ドラマはたくさんあります」と話すのは、アラ50ドラマウオッチャーの田幸和歌子さんとさっちゃんはね♪さん。本誌記者も合わせアラ50女性3人で、今春ドラマについて語り合った。記者「刑事ものはいまだ定番として人気を誇っていますが、同じく定番だった医療系がめっきり減って、編集者や作家・ライターを主人公に据えたドラマが多いように感じます」田幸「コロナ禍で病院への取材が不可能に近いですから、比較的取材のしやすい出版社が舞台になることは必然かもしれません。昨今は漫画原作のドラマも多いですし、テレビ局と出版社の関係は密接にあるのでしょう」さっちゃんはね♪(以下、さ♪)「雑誌の編集部って、華やかな職場というイメージがあるだけでなく、さまざまな人たちとつながる“窓”でもありますよね。よくある『広報部』という舞台設定もこれに近いですが、さまざまな人間関係が描きやすいのかも」3人の話題は、今期も目白押しの“恋愛ドラマ”にーー。記者「北川景子さん主演の『リコカツ』(TBS系・金曜22時〜)を楽しみにしていましたが、永山瑛太の自衛隊員の“クセ”がキョーレツ(笑)。『愛の不時着』のような演出は、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいました」さ♪「石原さとみさん主演の『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜22時〜)はよくも悪くもベタな恋愛ものですが、みんなの見たい綾野剛さんのカッコよさは、もうちょっと違うのでは(笑)。TBSの人気枠である火曜22時の『着飾る恋には理由があって』(主演は川口春奈)は、同じ放送枠だった『恋はつづくよどこまでも』(’20年)路線。でも正直、アラ50には、胸キュンストーリーはもうおなかいっぱいかな……(汗)」田幸「“恋愛ものはちょっと”という人におすすめなのが、中村倫也さん主演の『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系・月曜23時6分〜)。中村さんが劇中最後に珈琲を入れる姿は、原作ファンも待望したシーン。中村さんのたたずまいは、胸キュンを超えた癒しを与えてくれます」いっぽう、菅田将暉ら若手俳優が集結した『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜22時〜)は、全一致で“安心して見られるドラマNo.1”との意見が。田幸「メインキャスト4人(菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀)は、全員’93年生まれ。俳優の世代交代を感じてしまうけれど、実力派ぞろいで楽しめています」さ♪「菅田さんの、棒読みのような淡々としたナレーションがおもしろくて。正体をつかめない感じが、さらに期待を大きくしてくれますよね。有村さんの妹役の古川琴音さんも、菅田さんと共演歴のある注目株だと思います。平成生まれの若手俳優たちには、思いっきり笑って泣かせてもらいたいですね」「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月05日新年度がスタートし、TVドラマも徐々に春の新ドラマが放送開始を迎えている。4月スタートのドラマは、刑事裁判官を主人公にした月9ドラマ「イチケイのカラス」や、坂元裕二オリジナルの「大豆田とわ子と三人の元夫」、菅田将暉主演の青春群像劇「コントが始まる」などなど、多彩なジャンルでラインアップ。シネマカフェでは、“春ドラマ期待している作品は?”と題して、3月30日(火)~4月9日(金)までアンケートを実施、100人から回答を得た。今回、その結果を読者コメントやあらすじとともにランキングにして発表!1位「コントが始まる」/4月17日スタート今回実施したアンケートで1位にランクインしたのは、菅田将暉主演、共演に有村架純、神木隆之介、仲野太賀という93年生まれの同世代俳優が揃った青春群像劇「コントが始まる」。本作は、「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した金子茂樹が描くオリジナルドラマ。あの頃に思い描いていた大人の自分とは、まるでかけ離れた大失敗な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合う、若者の生き様を映し出す。菅田さん、神木さん、仲野さんが売れないお笑いトリオ「マクベス」を組み、毎話ドラマのトップシーンを「マクベス」のコントから始まり、この冒頭のコントが残りの53分間の物語の重要な伏線として繋がるという構成でドラマが紡がれていく。「マクベス」がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレスを有村さん、その妹を古川琴音が演じるほか、松田ゆう姫が本作で女優デビュー。あいみょんの新曲が主題歌になっているのも注目だ。豪華同世代俳優の出演発表から大きな注目を集めていた本作。今回実施したアンケートでも「演技達者な役者ばかりで期待しかない」「菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀、3人の共演が楽しみです」「主役級が揃った連ドラ!ストーリーも楽しそうで予告では想像がつかない裏がありそう」といった期待の声が寄せられた。2位「ドラゴン桜」/4月25日スタート続く2位は、「モーニング」(講談社)にて2018年から連載中の「ドラゴン桜2」を原作とする阿部寛主演の「ドラゴン桜」。前作ドラマの原作「ドラゴン桜」の15年後を描く続編だが、今作は、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れた、ドラマオリジナルの展開が予定されている。阿部さんが引き続き桜木建二を演じ、長澤まさみ演じる元東大クラスの教え子・水野直美が、桜木と共に新時代の高校生に立ち向かっていくほか、“東大専科”の生徒役として鈴鹿央士、加藤清史郎、平手友梨奈、「King & Prince」高橋海人らの出演が決定している。前作も人気だったため、今回のアンケートでも「前回のドラゴン桜も見ていたので。前回学生側の目線で見ていた視聴者も年齢や立場が変わって新しい視点からの発見がありそう」「新しいドラゴン桜への期待が隠せません」「前作から15年後の物語は楽しみにしてます」と前作を観ていた視聴者からの声も多く集まった。3位「珈琲いかがでしょう」/放送中ドラマ「凪のお暇」で話題となったコナリミサトの漫画「珈琲いかがでしょう」が、同作にも出演した中村倫也主演でドラマ化。本作は、中村さん演じる素敵な移動珈琲屋さんの店主・青山が、街から街へ、行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく、“幸せを運ぶ珈琲物語”。原作ファンも多い本作を、『かもめ食堂』『めがね』『彼らが本気で編むときは、』などで知られる荻上直子が監督・脚本を担当し実写化。中村さんのほかにも、夏帆と磯村勇斗が主要キャラクターを演じ、ゲストも豪華な面々が登場する。アンケートでは、30代~の働く女性から特に多く支持を得ており、「原作マンガが好きで、主人公が中村倫也さんにしか見えないくらい似ているので、中村さんがどのように演じてくれるのか楽しみです」「原作コナリミサトさんの作品を読んでいたので待望のドラマ化でした」「原作もキャストも音楽も演出も脚本も強すぎる」と大きな期待が感じられる。また本作はすでに第2話まで放送されており、「疲れて帰った後、癒やしの時間をもらえた感じがしました。ホッとして気分転換できました」といった感想も。4位「恋はDeepに」/4月14日スタート4位は、ドラマ初共演となる石原さとみと綾野剛がW主演する「恋はDeepに」がランクイン。本作は、海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音と、ロンドン帰りの御曹司・蓮田倫太郎が、巨大マリンリゾートの開発をめぐって出会い、やがて運命的な恋に落ちる、「私の家政夫ナギサさん」「おっさんずラブ」の脚本家・徳尾浩司が手掛ける史上最強のラブコメ作品。ほかにも、綾野さん演じる倫太郎の兄弟として大谷亮平と渡邊圭祐、海音(石原さん)の良き相談相手となる研究員として今田美桜らが出演。そんなビッグキャストの主演に「綾野剛のラブコメ見るっきゃない!」「大好きな綾野剛さんと石原さとみさんのラブコメなので期待しかない」といったアンケート結果が。5位「大豆田とわ子と三人の元夫」/4月13日スタート松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」が5位にランクイン。本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。松さん演じるバツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。とわ子のことが忘れられない3人の元夫は、松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生が演じる。現在『花束みたいな恋をした』がヒット公開中のほか、名作を生み出してきた坂元さんが手掛けるドラマとあって、「坂元裕二脚本で岡田将生出演ということで、とても楽しみです」「坂元さんの脚本に松たか子さんの演技!元夫の1人、岡田将生さんもこの頃注目していて、楽しみにしています!」「『カルテット』がとても面白かったので、今回も期待しています」と読者からはこんな意見が集まった。なお、「GYAO!」にて独占配信される本作のスピンオフドラマも必見。「元夫たちがとわ子と出会っていないパラレルな世界」で生活していたら…という設定で、本編にも登場するレストラン「オペレッタ」を舞台に物語が展開していく。6位~10位は以下の通り。6位「イチケイのカラス」竹野内豊主演、刑事裁判官を主人公にした爽快リーガルエンターテインメントドラマ。共演には、黒木華、中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂がレギュラー出演。法曹界の中にもファンが多いという浅見理都の同名コミックが原作となっている。♪読者の声「判事が主人公のドラマが珍しいから」「原作もいい」6位「着飾る恋には理由があって」川口春奈主演の本作は、社会現象となった「恋はつづくよどこまでも」をはじめ、幅広い世代の女性の共感を呼ぶ脚本で人気を博す金子ありさが手掛ける完全オリジナル作品。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、“着飾る”という鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。ルームシェアのメンバーには、横浜流星、丸山隆平、中村アン。星野源による主題歌にも注目。♪読者の声「新井さん塚原さん金子さんの制作陣プラスキャストのみなさんも豪華で春らしく爽やかなドラマに期待してます!」8位「ネメシス」広瀬すずと櫻井翔が演じる、天才すぎる助手とポンコツ探偵の凸凹バディが、超難解事件を次々と解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。ほかにも、江口洋介、勝地涼、中村蒼、富田望生、橋本環奈ら魅力的なキャストが出演。♪読者の声「翔くんをみたい」「広瀬すずさんと櫻井翔さんの掛け合いが楽しみ」9位「あのときキスしておけば」大石静脚本の衝撃の入れ替わりラブコメディードラマ。主演の松坂桃李が、キャリア史上最ポンコツなキャラクターを演じるほか、麻生久美子、井浦新、三浦翔平らが出演する。♪読者の声「ストーリーが面白そうだし、入れ替わった演技も楽しみ」10位「桜の塔」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」でネット社会の闇に警鐘を鳴らした武藤将吾が脚本を担当する、玉木宏主演の警察エンターテインメントドラマ。警視庁を舞台に、警視総監を目指し巻き起こる組織内のパワーゲームを描きながら、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマを描いていく完全オリジナルストーリー。♪読者の声「今期は恋愛ものが多いから逆に希少」▽“春ドラマ期待している作品は?”シネマカフェ読者アンケートTOP101位「コントが始まる」2位「ドラゴン桜」3位「珈琲いかがでしょう」4位「恋はDeepに」5位「大豆田とわ子と三人の元夫」6位「イチケイのカラス」6位「着飾る恋には理由があって」8位「ネメシス」9位「あのときキスしておけば」10位「桜の塔」投票期間:3月30日(火)~4月9日(金)※2021年春ドラマ作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年04月13日テレビ東京では、高橋ひかるが主演するドラマ「春の呪い」を放送することが決定。高橋さんは今回、テレビ東京のドラマ初出演にして初主演を務める。最愛の妹を亡くした主人公が恋したのは、妹の婚約者。禁断の恋に揺れる姉、妹の婚約者で財閥の御曹司である青年、恐怖の幻影として姿を現す妹。複雑な想いが渦巻く奇妙な三角関係の行方とは――情念と衝撃のラブストーリーが誕生する。『人生の約束』で女優デビューし、全国高校サッカー選手権大会の13代目応援マネージャーに起用、バラエティー番組や、先日放送終了した「レッドアイズ 監視捜査班」でははるか役で出演した高橋さんが演じるのは、両親との間に確執があったこともあり、妹の春をただひとりの家族だと溺愛する主人公・立花夏美。演じるにあたり「立花夏美という人物はとても繊細で、まっすぐな人です。冬吾と出会うことで、夏美が今まで感じたことのない感情や罪悪感に触れていき、感情が動いていくところを表現できたらなと思っています」と意気込んだ高橋さんは、「素敵な原作を演じさせていただく喜びを感じながら、頼もしい共演者の方、スタッフの方と共に皆さんの心に届く作品をお届けできるよう頑張りますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです!」とコメントしている。原作は、「このマンガがすごい!2017オンナ編」で2位にランクインした小西明日翔の同名注目作。原作について高橋さんは「揺れ動く繊細な感情の描写がとても面白いです。呪いというテーマが非現実なものになっているのではなく、物語が進むにつれ、より現実味を持たせていくのでどんどん引き込まれました」と感想を語っている。■ストーリー妹の春が死んだ。妹の存在がこの世の全てだった姉・夏美は、婚約者であった柊冬吾に頼んで過去の春とのデート現場を一緒に遡っていく…。その日、夏美はデートに向かっていた。妹の婚約者だった冬吾と会うためだ。財閥系の名家である柊家は代々、血筋を重んじてきており、冬吾の結婚相手として遠縁の春に目を付けた。事実上の婚約に至るものの、病気によって春が他界すると冬吾は、今度は夏美に交際を申し込んできた。夏美は呆れてその申し出を拒否するが、ふと春の笑顔を思い出し、突然、自分でも思ってもみない言葉を口にする。「お願いがあります。春と一緒に行った場所に私を連れて行ってくれませんか」驚きつつも冬吾はその依頼を受け入れ、2人は逢瀬を重ねていくことになるのだが、それは禁断の愛の始まりだった…。サタドラ「春の呪い」はテレビ東京ほかにて放送予定。Paraviにて1週間先行配信予定。※高橋ひかるの「高」は、正しくは「はしごだか」(cinemacafe.net)
2021年04月07日春の訪れと共に、もう間もなく新ドラマがスタート。次のクールは、待望の続編から新感覚コント、王道のラブストーリーと幅広いジャンルの展開に期待が高まっています。今日はドラマニアな筆者おすすめの注目作品をまとめてピックアップ!ご紹介していきましょう。笑いあり、涙あり――実力派が顔を揃えるオリジナルドラマがスタート4月クールは、豪華キャストを迎えてのオリジナルドラマが続々登場。土曜10時枠には、異色の枠組みで構成される「コントが始まる」の放送が決定しています。いまをトキメク実力派俳優の菅田将暉さん×仲野太賀さん×神木隆之介さんが演じるのは、売れないトリオ芸人。彼らのファンになるファミレス店員・里穂子役に有村架純さん、妹・つむぎ役に古川琴音さんと、若手の白熱した演技対決に注目が集まる本作。彼らが行き着く果てにある“幸せ”とは…?毎話トリオのコントから始まるという異色の群像劇、とても楽しみですね。また、水曜10時枠にはオリジナル脚本のラブコメ「恋はDeepに」が登場。海を愛する魚オタクの海洋学者(石原さとみ)と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司(綾野剛)。巨大マリンリゾートの開発をめぐり出会う2人の運命の恋――しかし、彼女には大きな秘密があり…。未だかつてない禁断のラブストーリーが幕を開けます。さらに、金曜10時枠では北川景子さんを主演に迎え「リコカツ」の放送が決定。交際期間ゼロで結婚した主人公・咲とその旦那・紘一(永山瑛太)の、離婚に向けた活動=リコカツを進めていく過程を描いていくといいます。正反対の家庭環境で育った2人の生活習慣や価値観の違いが少しずつ浮彫になっていき…。共感を呼ぶ一作となりそうです。懐かしのあの作品が令和に再始動!話題の原作も続々ドラマ化決定次クール大きな期待を集めているのが、日曜9時枠での放送が決定した「ドラゴン桜」シーズン2です。三田紀房さんの同名漫画を原作に、阿部寛さん主演で2005年に放送された同作の続編。舞台となるのは、10年後の龍山高校――弁護士・桜木建二が去った後、下降の一途をたどっていた同校の窮地を、再び桜木が救う姿を描いていきます。受験制度の改革に注目が集まる令和の時代に、一体どう切り込んでいくのでしょうか。気になる生徒役には、「King & Prince」の高橋海人さんをはじめ、平手友梨奈さん、加藤清史郎さん、鈴鹿央士さん、志田彩良さん、細田佳央太さん、南沙良さんら令和を彩るフレッシュなキャストが顔を揃えています。また、月曜9時枠では、竹野内豊さんを主演に迎え「イチケイのカラス」を放送。浅見理都さんの同名漫画を原作に、刑事裁判官の人間くさく温かみのある活躍を描いた本作。竹野内さん演じるみちおは、東京地方裁判所第3支部第1刑事部=通称・イチケイの刑事裁判官で、元弁護士という異色の経歴の持ち主。彼の仕事スタイルを理解できず反発する坂間を黒木華さんが、ニコニコと癒し系のベテラン裁判官を小日向文世さんが演じるとあって、コミカルでシュールな演技対決、その化学反応がとても楽しみですね。さらに、木曜10時枠には「レンアイ漫画家」がやってきます。同名コミックスを原作に、鈴木亮平さん演じる恋愛下手な少女漫画家・刈部清一郎と、ダメ男ホイホイこと崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の不思議な契約関係を描いたハートフルラブコメディー。漫画のネタのために疑似恋愛をスタートさせる2人――いつしか互いの存在が気になり出して…!?気になる恋の行方を見守っていきましょう。以上、いかがでしたか?4月スタートの新ドラマ、是非チェックしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2021年04月01日春のカンテレ・フジテレビ系新火9ドラマは、松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」を放送することが決定。キャストのコメントが入った特報映像も公開された。松さんにとって「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。バツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。そんな主人公・とわ子を演じるのが松さん。すごく変人というわけではなく、洋服が好きで、明るく、お茶目で、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、色々なところがちょっとずつ面白い、そんな女性。建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかりで、最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・唄と2人暮らしをしている。坂元さんとは3度目のタッグとなった今回。「すごく面白かったです。いろんなキャラクターがいて、出てくる人出てくる人が面白くて、愚かな感じで(笑)。一気に読んじゃいました」と脚本を読んだ感想を明かし、「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人達が、生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人達の様を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえれば」とコメント。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫役も決定。最初の夫・田中八作を演じるのは、「カルテット」でも松さんと共演した松田龍平。唄の父親でもある八作は、レストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。女性に自動的にモテてしまい、時々面倒なことに巻き込まれてしまう、優しい二枚目という役どころ。2番目の夫・佐藤鹿太郎は、角田晃広(東京03)が演じる。ファッションカメラマンの鹿太郎は、業界では有名で腕もいい。とわ子のことがいまでも好きで好きでたまらないが、とにかく器が小さい愛らしいキャラクターだ。そして3番目の夫・中村慎森を岡田将生が演じる。「しろくまハウジング」の顧問弁護士である彼は、理屈っぽくて、ひねくれ者。周囲からは冷静で合理的に見られる慎森が、とわ子となぜ結婚し、なぜ離婚したのか…?この3名との共演について「それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)」と松さん。初顔合わせをふり返り、「予想通り、少しぎこちないところから始まって(笑)。きっと最後まである一定の距離感は保ちながらいくんじゃないかなって(笑)。でも、無理がなく、現場にいられそうだなと感じました。3人に甘えたくなっちゃうくらい、すごく魅力的ですので、私は甘えすぎないように(笑)。ほどよく迷惑をかけながら、頑張んなきゃなって思いました」と感想を明かす。また岡田さんも「先ほどお会いして、すぐ4人の空気感になったと思いました。ドラマの世界とあいまって、居心地のいいゆる~い、ふわ~っとした空気に包まれていたので、普段の感じも含めて役に生かしていけたら」と初顔合わせの印象を語る。角田さんは「ドラマの話がきてるってことで、『どういうドラマなの?』ってマネージャーに聞くじゃないですか。その時にまず松たか子さんがいらっしゃって、バツ3で元夫が3人いるんですけれども、それが松田龍平さん、岡田将生さん、角田さん。『なんでだよ!』っていうのが最初でしたよね(笑)」とオファー時を回想。「4人の掛け合いのテンポと間がとても面白いので、撮影も楽しくなりそう」と期待した松田さんは、「笑いながら観てもらえるドラマになるんじゃないかと思ってます。ぜひお楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せた。「大豆田とわ子と三人の元夫」は4月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月19日