日本料理【吟】創作和食【ワンズ・ハート・カフェならまち】和食【すき焼きと牛まぶしももしき奈良本店】魚創作料理【魚創作料理花しば】イタリアン【リストランテリンコントロ】日本料理【吟】魚が主役の料理を利き酒師がペアリングする至福のコースを満喫コースではどんな魚料理が登場するかはお楽しみ。品数も相談しながらカスタマイズしてくれます新大宮駅から徒歩4分にある【吟】は、魚が主役のコースの一品ごとに、利き酒師によるペアリングを楽しめるのが醍醐味のお店。ランチコース1種、ディナーコース2種が用意されています。お酒とのペアリングがすすむ魚料理を中心に、ジビエや珍味も登場。バラエティ豊かな日本酒との相性を楽しみながら、ゆったりと過ごせるのが魅力です。家族の集いにもぴったりの半個室で心ほぐれる時間が過ごせる落ち着いた雰囲気の店内には、ジャズの流れるメインカウンターのほか個室も用意。掘りごたつ式の半個室や、完全個室(有料)もあるので、家族や友人とくつろぎながら談笑できます。奈良はもちろん、北海道、青森や長野、福井、広島からも蔵直送の限定酒をそろえ、日本酒フリークにもたまらない一軒です。吟【エリア】奈良市【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】13000円【アクセス】新大宮駅 徒歩4分創作和食【ワンズ・ハート・カフェならまち】季節の移ろいを感じる奈良食材を盛り込んだ料理を和の空間で葛独特のつるっとした食感が楽しめ『葛うどんのパスタ』【ワンズ・ハート・カフェならまち】があるのは、古長屋の一角。奈良の南部で収穫された季節の食材を活かした創作和食と和スイーツが楽しめます。二週間ごとにメニューの変わる『わんずはーとのごはん』や、吉野葛入りの『葛うどんのパスタ』など、奈良の魅力を感じるメニューでほっこりと幸せな気分に。お座敷にテーブルを配した、立ち座りが楽なスタイル大正時代をイメージした和風のインテリアで、懐かしい気分に浸れる店内。時間を忘れてゆっくり過ごしたくなります。奈良・吉野の名産、吉野本わらび粉を使った『わらびもち』や、抹茶や焙じ茶のバリエーションがある『ゼリーパフェ』もぜひ。ランチにはキッズプレートもあり、ファミリーにもぴったりです。ワンズ・ハート・カフェならまち【エリア】奈良市【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】1400円【ディナー平均予算】1500円【アクセス】近鉄奈良駅 徒歩15分和食【すき焼きと牛まぶしももしき奈良本店】大和牛をはじめ奈良ならではのご馳走を肩肘張らずに味わえる柔らかな肉質に、旨みが凝縮した、一番人気の『大和牛まぶし赤身たたき』奈良県が誇る「大和牛」をはじめ、上質な味わいのA4黒毛和牛を堪能できる【すき焼きと牛まぶしももしき奈良本店】。奈良のスター食材を集めた名物の『大和牛上すき焼き』で特別感に浸れます。鎌倉時代から銘牛と記されている「大和牛」のやわらかな肉を頬張れば、幸せな気分に満たされるはず。和の空間で穏やかに食事が楽しめる「古の都であった頃を思い、宮中でのご馳走を 現代的に再現する場をつくりたい」との思いから誕生したこちら。テーブル席は、仕切りを使えば半個室のように使えるプライベート空間に。単品はもちろん、コース料理もあるので新年の集まりにもオススメです。すき焼きと牛まぶしももしき奈良本店【エリア】奈良市【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】4500円【アクセス】近鉄奈良駅 徒歩1分魚創作料理【魚創作料理花しば】魚の魅力が伝わる創作料理をこだわりのお酒とともに堪能人気の『生マグロ炙り焼き』をはじめとした日替わりランチも魅力【魚創作料理花しば】は、商店街沿いにある魚の創作料理が楽しめる一軒。鮮魚店で生まれ育ったという店主が、毎日市場で厳選する魚をさまざまな調理法で楽しませてくれます。新鮮な刺身や季節の鍋、パスタまで、本格的な魚料理をリーズナブルに楽しめる、満足度大のお店です。くつろげるよう、高さをおさえたたカウンター席店内はしっとりと落ち着いた雰囲気が漂います。カウンター席のほか、くつろげる座敷席も用意。魚料理に合わせてこだわっているのがお酒。魚の揚がるその土地のお酒を扱っているので、ぜひオススメのペアリングを吟味しながら至福のひとときを過ごしましょう。魚創作料理花しば【エリア】奈良市【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】900円【ディナー平均予算】4500円【アクセス】近鉄奈良駅 徒歩3分イタリアン【リストランテリンコントロ】オリジナリティあふれる和のテイストをちりばめたイタリアン赤身肉の濃厚な味わいが口いっぱいに広がる『まほろば赤牛のロースト』季節ごとの食材を使い、和のテイストを加えたイタリアンに出合える【リストランテリンコントロ】。コースのメインとなる肉料理は、ブランド牛や、冬にはシェフ自らが狩猟に出るジビエが登場。『加工肉・生ハム・パスタ』なども、丹精込めた自家製です。そのときどきで登場する旬の素材を使った生パスタと特製ソースの絡みもたまりません。キッチンの臨場感が伝わるカウンター席もオススメ。円卓のテーブル席もあり店内は築100年の町屋をリノベーションした、和モダンでどこか懐かしさを感じる空間です。程良い照明にも心落ち着き、デートや仲間との集まりはもちろん、一人でもゆっくり過ごせます。ドリンクは、ワイン以外にもシェフの思い入れがあるグラッパも充実。パワースポットを訪れたあと、さらに心を満たしてくれる一軒です。リストランテリンコントロ【エリア】奈良市【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】近鉄奈良駅 徒歩20分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年01月06日このたび当社では、春日大社と法隆寺を結ぶ奈良法隆寺線(奈良・西の京・斑鳩回遊ライン)におけるクレジットカードタッチ決済の利用開始に合わせ、同線のバスが一目でわかるよう、薄紫色をベースに沿線の風景と世界遺産をデザインしたラッピングバスを運行いたしますので、お知らせいたします。記1.デザイン2.コンセプト春日大社ゆかりの藤の花にちなんだ薄紫色をベースに、沿線の風景をイメージしたシルエットを描くとともに、沿線の世界遺産を英語と漢字で表記し、各所をバスが繋ぐようなデザインにラッピングする。3.対象車両(1)車 種 いすゞエルガ ノンステップバス(2)型 式 LV290(3)乗車定員 83名(座席29名+立席53名+乗務員1名)(4)全 長 1,113cm(5)全 幅 249cm(6)全 高 305cm4.台数8台5.運行路線奈良法隆寺線(奈良・西の京・斑鳩回遊ライン)(春日大社本殿~東大寺大仏殿~近鉄奈良駅~JR奈良駅~唐招提寺東口~薬師寺駐車場~慈光院~法起寺前~中宮寺前~法隆寺前)※車両整備等により一般車両で運行する場合があります。6.運行開始日令和5年10月20日(金)7.お問合せ奈良交通(株) 乗合事業部TEL 0742(20)3150 (平日 9:00~17:00)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月13日春日大社の摂社春日若宮では、20年に一度の式年造替が執り進められており、およそ一年半の修繕期間を経て、本年9月末日に完了予定です。若宮本殿の修繕が完了し、若宮様が仮殿(かりでん)から本殿にお還りになられる遷座祭(せんざさい)が行われるまでの間、普段は神職しか入ることが許されない聖域の若宮内院に参拝者が特別に入り、「お砂」をお納めいただく「お砂持ち」が行われます。近鉄ではこれを記念して、10月1日(土)から10日(月・祝)までの10日間、春日大社「春日若宮お砂持ち」行事参加ツアーを開催します。このツアーでは「お砂持ち」行事参加のほか、四十三次式年造替で美しくなった春日若宮御本殿を間近に拝観できるとともに、現在、若宮様が遷座されている御仮殿(移殿)を特別に参拝していただけます。10月10日(月・祝)には「元春日(もとかすが)」と呼ばれる枚岡神社を正式参拝後、団体専用列車「楽」に乗車していただくプランや、観光特急「あをによし」に乗車していただくプランもご用意しました。ぜひこの機会にツアーへご参加いただき、1300年におよぶ壮大な歴史に思いをはせていただきたいと考えています。詳細は、次のとおりです。■~春日若宮御造替奉祝企画~ 春日大社「春日若宮お砂持ち」行事参加ツアー概要1.近鉄電車で行く! 春日大社「春日若宮お砂持ち」行事参加ツアー(個人旅行)(1)実 施 日 2022年10月1日(土)~10月10日(月・祝)の各日 全10日間(2)募集人数 各日共 20名 ※雨天決行・荒天中止(3)旅行代金 大阪難波駅から おとな 5,000円 こども 4,220円※ 他駅からの設定もございます。※ 「こども」のみでのお申し込みはできません。※ 旅行代金には、近鉄往復運賃、奈良交通バス往復運賃、お砂持ち参加費・拝観料、諸税等を含みます。(昼食はついておりません。)※ 添乗員は同行いたしません。(4)行 程 発駅 ++(各自)++ 近鉄奈良駅=奈良交通バス(各自)=春日大社【春日若宮お砂持ち、御本殿特別参拝(神職等のご案内)、国宝殿自由見学】=奈良交通バス(各自 定期便)= 近鉄奈良駅 ++(各自)++ 発駅※集合、解散:春日大社2.団体専用列車「楽」で行く! 春日大社「春日若宮お砂持ち」行事参加ツアー(団体旅行)(1)実 施 日 2022年10月10日(月・祝)(2)募集人数 60名 ※雨天決行・荒天中止(3)旅行代金 おとな 7,200円 こども 5,580円※ 「こども」のみでのお申し込みはできません。※ 旅行代金には、近鉄片道運賃(往路)、楽料金(往路)、奈良交通バス往復運賃、お砂持ち参加費・拝観料、昼食代、諸税等を含みます。※ 添乗員同行(枚岡神社集合から春日大社解散まで。)(4)行 程 枚岡神社(集合、正式参拝)…枚岡駅(10:53発)++ (団体専用列車「楽」)++ 近鉄奈良駅(11:22着)=奈良交通バス(臨時便)=春日大社【春日若宮お砂持ち、御本殿特別参拝(神職等のご案内)、昼食、国宝殿自由見学(昼食後、各自解散)】=奈良交通バス(各自 定期便)==近鉄奈良駅 ++(各自)++ 各駅(往路の枚岡駅までと復路の運賃は各自、別途負担)※集合:枚岡神社 解散:春日大社3.観光特急「あをによし」で行く! 春日大社「春日若宮お砂持ち」行事参加ツアー(団体旅行)(1)実 施 日 2022年10月10日(月・祝)(2)募集人数 28名 ※雨天決行・荒天中止(3)旅行代金 大阪難波駅から おとな 7,800円 こども 6,660円※ 「こども」のみでのお申し込みはできません。※ 旅行代金には、近鉄往復運賃、特急料金(往路)、特別車両料金(往路)、奈良交通バス往復運賃、お砂持ち参加費・拝観料、昼食代、諸税等を含みます。※ 申込人数によっては「あをによし」の座席は相席となる場合がございます。※ 添乗員同行(大阪難波駅集合から春日大社解散まで。)(4)行 程 大阪難波駅(9:32発)++(観光特急「あをによし」)++ 近鉄奈良駅(10:07着)=奈良交通バス(臨時便)=春日大社【春日若宮お砂持ち、御本殿特別参拝(神職等のご案内)、昼食、国宝殿自由見学(昼食後、各自解散)】=奈良交通バス(各自 定期便)=近鉄奈良駅 ++(各自)++ 大阪難波駅※集合:大阪難波駅 解散:春日大社4.お申込み WEBのみで、近鉄ホームページ上「おすすめのツアー」ページにて、8月29日(月)午前10時から受付を開始します。 【旅行主催】近畿日本鉄道 【協力】春日大社、枚岡神社(注)本ツアーは、新型コロナウイルス感染症の拡大状況等により、中止、または、一部内容を変更して実施する場合があります。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日奈良の夏の風物詩「なら燈花会」が、春日野園地や浮雲園地をはじめ、東大寺など奈良の各エリアで2018年8月5日(日)から14日(火)まで開催される。「なら燈花会」は、1300年前に都として栄えた奈良の地に集う人々の祈りを、ろうそくの灯りをともすことで幻想的に照らし出す、1990年に誕生したイベント。“燈花”とは灯心の先にできる花の形のかたまりを指し示し、期間中、灯りをともすろうそくは1万を超え、神秘的で優しい光が奈良を包み込む。浮見堂では、鷺池を縁取るようにろうそくの灯りがともり、水面に映し出された光とともに、色鮮やかで情緒に満ちた風景を楽しめる。興福寺では、北参道にろうそくが並べられ、凛とした空気の中で灯りが漂う。参道の先に浮かび上がる、東金堂や五重塔の厳かな雰囲気もより一層引き立てられる。【詳細】なら燈花会会期:2018年8月5日(日)~8月14日(火)場所:奈良各エリア(春日野園地、浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、甍 -Iraka-、興福寺、奈良国立博物館前、東大寺、春日大社)※東大寺は8月13日(月)、14日(火)のみの点灯、春日大社は8月14日(火)のみの点灯。
2018年06月15日2月18日・19日に東京で開催されるイベント7選をご紹介!「春日大社 千年の至宝」では、国宝の甲冑4領が期間限定で展示されているとあって大注目です。他にも、雑誌「りぼん」の企画展や、お得なグルメフェアなど気になるイベントが盛りだくさん。早速詳細をチェックしてみましょう。特別展「春日大社 千年の至宝」(東京国立博物館 平成館)東京国立博物館の特別展「春日大社 千年の至宝」に大注目のコンテンツが登場です!6日間限定で、国宝の甲冑4領がそろいぶみしています。4領揃った姿を東京で見られるのは、今回が史上初。19日(日)までの期間限定なので、この貴重な機会は見逃せません。MEDIA AMBITION TOKYO 2017(六本木ヒルズ)六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで、素敵な春を迎えませんか?「MEDIA AMBITION TOKYO 2017」では、展望台全体を使った先進的なデジタルアートが展開されます。隣接するレストランの期間限定メニューも気になりますね。LOVE りぼん FUROKU(明治大学 米沢嘉博記念図書館)雑誌「りぼん」の「ふろく」に注目した企画展が開催されます。初期から現在までの、ふろく文化の変遷を楽しみましょう。ふろく1000点の他、ふろく原画35点が展示されるので、かつてりぼん少女だった乙女たちにはたまらない展示となりそうですね。春を運ぶ~いちごフェア(小田急百貨店新宿店)小田急百貨店新宿店に、旬を迎えるイチゴを使った期間限定商品が大集合!中でも注目なのは、熊本生まれの新品種イチゴ「ゆうべに」です。子供向けにイチゴ摘み体験も開催されたりと、イベントも盛りだくさん。みずみずしい旬の味覚をたっぷり味わいましょう。料亭きりん(ラピロス六本木)日本料理「賛否両論」のオーナー・笠原将弘氏がプロデュースを手がける「料亭きりん」が、期間限定で六本木にオープンしています。「本格をもっと手軽に」をコンセプトにした新感覚の懐石料理を堪能できるチャンスです。土曜日までの開催なので、気になる方はお早めに!谷根千ネコ散歩のすすめ(エキュート日暮里)2月22日は猫の日です!それにちなんで、猫モチーフのスイーツや限定グッズが登場します。とびきりキュートなラインナップで、プレゼントにも喜ばれそう。JR日暮里駅の人気者、猫の「にゃっぽり」の商品も販売されるので、こちらも要チェックです。なみなみワインと楽しむ生ハム食べ放題(新宿マイバル)2種類の特製生ハムが、60分間500円で食べ放題!また期間中は、生ハム食べ放題のほかに、ワインをグラスいっぱいに並々注ぐサービスも実施されています。たっぷりと注がれたワインと生ハムで、美味しいひと時を過ごしましょう。
2017年02月17日2017年1月17日(火)から3月12日(日)まで、上野・東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社千年の至宝」が開催されます。奈良の春日大社の貴重な宝物や名品を東京にいながらにして見られる、またとない機会です。asoview!編集部が取材してきましたので、見どころや詳細についてレポートします!春日大社の貴重な古神宝を、かつてない規模で展示!春日大社は、奈良時代のはじめに国家の平安と国民の繁栄を祈願するために創建された神社で、今年で創建1249年を数えます。時の天皇、貴族、武家など当時の最高権力者が、自分の持っているものの中で最高のものを奉納し、祈りを捧げる場でもありました。京都では応仁の乱の際に貴重な宝物がほとんど失われてしまいましたが、春日大社には平安時代の技法で創られたものが1,000年以上の長きに渡り伝えられてきました。中には春日大社にしか残っていない技法も数十点あると言われています。春日大社では、20年に1度「式年造替(しきねんぞうたい)」と呼ばれる社殿の建て替え・修繕が行われます。平成28年には60回目の式年造替を迎えました。この大きな節目に、社外ではめったに拝観できない春日大社伝来の貴重な古神宝や、神々への祈りが込められた選りすぐりの名品を、かつてない規模で展示するのが今回の特別展です。出展数約250点、そのうち100点近くが国宝または重要文化財に指定されているという、まさにお宝だらけ!気になる内容を早速見ていきましょう。第1章神鹿の森武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、常陸国鹿島(ひたちのくにかしま)から春日の地に降り立ったことが春日大社のはじまりと伝わっています。そのため奈良では鹿は神の使い、「神鹿(しんろく)」と呼ばれ大切にされてきました。この章では、神々しくも親しみにあふれる「神鹿」に関わる美術が展示されています。春日神鹿御正体南北朝時代14世紀京都・細見美術館まず展示室に入ると迎えてくれるのは、かわいらしい鹿。神が春日大社に降り立ったエピソードを伝える「鹿島立神影図」を立体的に表現したもので、平安時代以降さかんに制作されたのだそうです。キリリとした顔はまさに神の使いという言葉がぴったりと当てはまります。鹿島立神影図(かしまだちしんえいず)南北朝~室町時代・14~15世紀春日大社通期展示武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、春日の地に降臨した様子を描いています。後小松天皇が奉納したものと伝わります。背後には御蓋山と月の昇る若草山が描かれています。今の春日大社と変わらない光景です。鹿図屏風(しかずびょうぶ)江戸時代・17世紀春日大社通期展示画面に収まりきらないほどの大きな金屏風です。雌鹿、雄鹿の群れが描かれていて、なかにはかわいい子鹿の姿もあるので、じっくりと見て見つけてみてください。イキイキとした鹿達は、今にも屏風から飛び出してきそうです。●実物大の社殿を再現!第1章の終わりには、なんと実物大で春日大社第二殿が再現されています。左右の絵は実際に春日大社の壁に描かれていたものです。式年造替に伴い、役目を終えた絵画が今回ここに展示されています。通常は一般の参拝者はこの社殿をそばで見ることはできません。貴重なこの機会にじっくりと拝見しましょう。第2章平安の正倉院春日大社には神々の調度品として奉納された古神宝が数多く伝わります。中でも平安時代の貴族文化を伝える品々が数多く、「平安の正倉院」とも呼ばれるほどです。ここでは主に平安時代の雅な品の数々が展示されています。展示室の左側には「本宮御料」、右側には「若宮御料」と呼ばれる奉納品が展示されています。平胡簶(ひらやなぐい)(若宮御料のうち)平安時代・12世紀 春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)平胡簶とは矢を差し、携帯する用具です。背板両面には貝を用いた螺鈿細工で、尾長鳥や宝相華文が表現されています。左大臣となった藤原頼長(ふじわらのよりなが)の所用品と伝わるものです。日本史を習った人ならこの名前にピンとくる人もいるのでは。金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)平安時代・12世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)今回絶対に見るべき一品がこちら!まばゆく輝く黄金の太刀です。柄や鍔などの金具は金メッキではなく、純金を用いています。さらに鞘には金粉を蒔き、貝を使った螺鈿細工で雀を追う竹林の中の猫を表現しています。現代でも再現するのが難しいほどの細かい技法でつくられています。そのほか、銅鏡や鏡台、弓矢など、平安貴族たちの美意識や、大切にしていたものが伺える展示となっています。第3章春日信仰をめぐる美的世界貴族をはじめとする多くの人々が春日の地に参詣し、祈りを捧げてきました。神々の姿は本来目に見えないとされていますが、神と仏が一体であるとする「神仏習合」の思想、もしくは神は仏が仮の姿で現れたとする「本地垂迹(ほんじすいじゃく)」という考え方が広がります。こうして神々はさまざまな造形に現されていきました。文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつきしぞう)および侍者立像(じしゃりゅうぞう)康円(こうえん)作鎌倉時代・文永10年(1273)東京国立博物館通期展示春日大社の境内南側に鎮座する祭神、若宮。若宮は文殊菩薩と同体と考えられていました。神と仏が一体となったことを表す例のひとつです。春日大社に隣接する興福寺に伝来したものです。春日宮曼荼羅(かすがみやまんだら)鎌倉時代・13世紀東京国立博物館展示期間:1/17(火)~2/12(日)春日大社に日常的に詣でられない人のために編み出された礼拝画が、春日宮曼荼羅です。春日大社の社殿を中心に、画面上部に御蓋山(みかさやま)、春日山、若草山が描かれています。聖地・春日野かすがのを一望にする礼拝画の大作です。曼荼羅はこのほかにも数多くつくられています。ここに描かれている春日の森、社殿、山の様子は今に至るまでほとんど変わっていません。春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)(春日本)巻十二(部分)江戸時代・文化4年(1807)春日大社通期展示(場面替有)春日の神々の霊験を描く全二十巻の絵巻です。もともと鎌倉時代に制作された絵巻物ですが、多くの写しがつくられています。春日本と呼ばれるこちらは江戸時代、松平定信の指示で制作されました。鹿に囲まれている牛車の中には、春日三宮が化身した地蔵菩薩の姿がチラリとのぞいています。この他にも春日の神に関連した様々なエピソードが描かれています。神様に地獄を案内されるエピソードなど、クスリと笑ってしまうものもありますよ。第4章奉納された武具鎌倉時代以降は武家の社会になり、春日大社には多くの武具が奉納されました。春日大社に伝わる国宝の甲冑や刀剣などが一堂に会す、見ごたえある展示です。赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)(梅鶯飾うめうぐいすかざり)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)力強くきらびやかで、これぞ甲冑!と言いたくなる日本甲冑の傑作、赤糸威大鎧。なんだか見たことあると思いますよね?こちらはなんと、五月人形の兜のモデルになっているのだそうです。日本一有名な甲冑とも言えます。黒韋威伊予札胴丸(くろかわおどしいよざねどうまる)南北朝~室町時代14世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)こちらは黒が強い印象を与える甲冑。赤糸威大鎧とならんで国宝に指定されています。春日大社にはこの他に2つの国宝に指定された甲冑があります。こちらの展示は2月14日から。すなわち、2月14日から2月19日の1週間だけ、4体の甲冑が一堂に会します。甲冑ファンならずとも見ておきたい迫力の展示です。甲冑のほか、武士には欠かせないアイテムである刀剣も数多くあります。沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀(いかけじかたばみもんひょうごぐさりたち)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)帯取に鎖を用いて太刀を収めた刀装を「兵庫鎖太刀」といいます。公家や武家に好まれ、神社への奉納品としても用いられていました。力強くも優美な刀剣は、鞘、刀身ともにじっくりと見ていたくなる一振です。武具のコーナーを抜けると、春日大社に実際に奉納された灯籠が飾られています。幻想的な雰囲気を醸し出しています。この場所では、毎年2月と8月に春日大社で行われる万燈籠が再現されています。この写真の前に立って、記念撮影もできます!第5章神々に捧げる芸能ここでは祭礼の際に神前に奉納された舞楽や能など、芸能に関わる作品が紹介されています。舞楽面 納曽利なそり(写真左)平安時代・12世紀春日大社通期展示祭りの際に神の前に奉納する舞で用いられるお面です。納曽利は龍が舞い、遊ぶ様を表したとされる舞です。舞の動きに合わせて目や顎が動き、表情に変化が出る仕組みです。春日大社では年間を通して多くの神事や祭りが行われていますが、その中でも12月に行われる「若宮おん祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されている重要な祭祀です。若宮と呼ばれる神様を本殿にお呼びする儀式は、平安の昔から途絶えることなく続いているものです。かつては伊勢神宮も、遷宮の際に同様の儀式を行っていたと伝わっています。この巨大な太鼓は「鼉太鼓(だだいこ)」といい、神事の際に音楽を奏でる太鼓です。こちらには龍が描かれていますが、もう1つ、鳳凰が描かれた太鼓と対になっています。この太鼓は複製で、春日大社には源頼朝が寄進したとされるものがあります。第6章春日大社の式年造替春日大社では、社殿の建て替えや修繕が20年に一度行われます。これを式年造替といい、平成28年に迎えた式年造替は60回目を数えました。この章では式年造替に関わる記録とともに、今回の式年造替で徹下、すなわち役目を終えて神殿から降ろされた獅子・狛犬などが展示されています。獅子・狛犬(しし・こまいぬ)鎌倉時代・13世紀春日大社通期展示4対8体の獅子・狛犬は、春日大社の第一殿から第四殿までを守っていたものです。こちらは第一殿を守っていた獅子・狛犬です。こちらは第二殿にいたもの。4対を見比べると、顔も体もだいぶ違います。どの獅子・狛犬が好きかな?と思いながら見るのも面白いですよ。展覧会限定グッズもチェック!ミュージアムショップでは、展覧会限定のグッズが多数販売されています。展覧会オリジナルのゆるキャラ、「ニャデンとチュン」「シカスガさん」「シシコマくん」が描かれたグッズも登場。ちなみに「ニャデンとチュン」は、金地螺鈿毛抜形太刀の「螺鈿」、そして猫が雀を追う姿に着想を得ています。ゆる~い雰囲気がたまらない…。春日大社由来のお神酒や、奈良の銘菓なども販売されています。国宝が描かれたクリアファイル。まばゆい雰囲気に、持っているだけで運気が上がりそう?気になるグッズがたくさんあるので、買いすぎ注意です!今しか見られない、お宝が勢揃いした見応えたっぷりの展示です。展示替えもあるので、前半と後半で2回訪れてみてもいいかもしれません。千年の昔にタイムスリップできますよ!開催概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:取材・撮影・文:藤井みさ
2017年01月17日奈良を拠点に活躍する映画監督・河瀬直美の撮り下ろし作品『輪廻』が、この秋春日大社に奉納された。同作品は河瀬がオーガナイザーを務める「なら国際映画祭」で初上映された。葉からこぼれ落ちる一粒の雫が川を流れ、やがて海に行き着くシーンからはじまる同作品。約10分の映像の中には「人や自然、それを取り巻くあらゆるものは過去から今、今から未来へとつながってゆく。」様が描かれている。同作品の完成にあたり、河瀬は「あなたとの出逢いが私の人生を彩り、そしてその『未来』や『記憶』を紡いでいく。何百年、何千年と雨風を受けながら山々に生きている大木が持つ記憶に比べれば、ひとりの人の記憶などわずかである…が、しかし、つながりの中に「宇宙」が生まれるとき。歴史は刻まれる。」とコメントを寄せている。同作品は、本年の「なら国際映画祭」のスポンサーでもある三越伊勢丹の企業メッセージ「this is japan」をコンセプトに紡がれた作品。同社が「this is japan」を通じて伝えようとする“相手を慮る心”、“日本の精神”“四季の移ろい”という理念に河瀬が共鳴し『輪廻』という作品に行き着いたこともあり、同作品は三越伊勢丹メッセージサイト「this is japan」から見ることが出来る。動画引用元: (YouTube ISETAN 伊勢丹 公式チャンネル:
2016年10月18日2017年1月17日(火)~3月12日(日)の期間中、東京・上野の東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社 千年の至宝」展が開催されます。春日大社の古神宝の数々をはじめ、春日大社にまつわる美術作品などが一堂に会する、貴重な特別展をお見逃しなく!春日大社とは?創建は768年。奈良県奈良市にある神社です。全国に約3,000ある春日大社の総本山としても知られています。平安時代を中心に、春日大社には数々の宝物が伝えられました。1998年にはユネスコ世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録。本社 本殿の4棟は国宝でもあります。今回の特別展は、春日大社が20年に1度おこなう社殿の修繕や建て替え「式年造替」が2016年に20回目を迎えた節目に開催されます。かつてない規模の展示に注目が集まっています。●「春日大社 千年の至宝」展のここを要チェック!見どころは大きく分けて次の3つです。●平安の正倉院あまたの至宝を有していることから、春日大社は「平安の正倉院」と称されます。特別展では、その「千年の至宝」を余すところなく大公開。平安貴族の美意識がうかがえる古神宝、平安工芸の最高峰といえる品々をじっくり拝観しましょう。●祈願の造形春日大社には名だたる偉人たちから甲冑や刀剣が奉納され、国宝に指定されています。国宝の武具は間近で見ると迫力満点。偉人たちが込めた願いが伝わってくるような展示内容です。●神鹿の美術春日大社がある奈良公園といえば、鹿。「神様が鹿に乗って奈良の地へおいでになった」という伝説が残る春日大社にとって、鹿は大切な存在です。「神鹿(しんろく)」と呼ばれています。特別展では鹿にちなんだ美術作品を随所に展示しています。イキイキと愛らしい鹿の姿が、心を和ませてくれますよ。●展示の概要特別展は第1章から第6章に分かれています。各章の内容を大まかに紹介します。●第1章神鹿の杜鹿島立神影図 南北朝~室町時代・14~15世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示「武甕槌命(みかつちのみこと)が鹿に乗って春日の地に降り立った」という伝説をもとにした、春日大社の起源にまつわる展示です。歴史的資料や絵画作品を中心に、『鹿図屏風』(17世紀・江戸時代)など神鹿に関する美術も鑑賞できます。●第2章平安の正倉院金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月19日(日)『蒔絵箏』(12世紀・平安時代)、『金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)』(12世紀・平安時代)など、国宝がずらりと並びます。神々への調度品としてふさわしい、雅な古神宝は必見。「平安の正倉院」と呼ばれるにふさわしい、貴重な展示です。●第3章春日信仰をめぐる美的世界人々が春日大社に寄せる信仰を表した作品が展示されています。『春日宮曼荼羅』(13世紀・鎌倉時代)などの礼拝画、文殊菩薩騎獅像から神々への祈りが感じられるはず。●第4章奉納された武具赤糸威大鎧(竹虎雀飾) 鎌倉時代・13世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:2月14日(火)~3月12日(日)『赤糸威大鎧(竹虎雀飾)』(13世紀・鎌倉時代)をはじめ、国宝の武具がそろいます。豪華な甲冑、優美な刀剣に魅了されますよ。●第5章神々に捧げる芸能舞楽面 納曽利 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月12日(日)いにしえの時代から現在にいたるまで、春日大社では多くの神事や祭事が受け継がれています。12月におこなわれる「若宮おん祭」は、国の重要無形民俗文化財。『舞楽面 納曽利』(12世紀・平安時代)をはじめ、祭事につきものの奉納舞楽、能にかかわる品々が展示されます。●第6章春日大社の式年造替獅子・狛犬 鎌倉時代・13世紀ほか 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示春日大社で20年に1度おこなわれる修繕や建て替え「式年造替」に関する資料や作品を展示。2016年の式年造替で役目を終え、神殿からおろされた『獅子・狛犬』(13世紀・鎌倉時代)を拝観しましょう。特別展「春日大社 千年の至宝」展は、はじめから終わりまで見どころの連続、充実の展示内容です。拝観すれば、春日大社を訪れたような神々しい気持ちになれそう。2017年の新春は上野の東京国立博物館 平成館へ「春日詣で」に出かけませんか?■イベント概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:
2016年09月15日「春日大社 千年の至宝」展が上野・東京国立博物館で、2017年1月17日(火)から3月12日(日)まで開催される。春日大社は、奈良時代の初めに国家の平安と国民の繁栄を祈願するため、創建された。「式年造替」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が約20年に一度行われ、2016年はその60回目を迎える。「春日大社 千年の至宝」展では、この大きな節目に、春日大社に伝来し、社外ではめったに拝観することのできない貴重な古神宝の数々と共に、選りすぐりの名品をかつてない規模で展示する。期間中は、日本を代表する国宝の武具が勢揃い。歴史上の偉人たちから奉納された、多くの鎧や刀剣類は迫力満点だ。また、奈良と言えば鹿。鹿の群れを描いた屏風や、鹿に乗り春日の地に降臨した武甕槌命(たけみかづちのみこと)の絵画など「神鹿」の美術も豊富に揃う。他にも、「平安の正倉院」と呼ばれ、平安貴族の美意識を反映した国宝の品々が紹介される。なお、音声ナレーターは市川猿之助。また彼が務める音声ガイドに、歌手のさだまさし、春日大社の花山院弘匡宮司の特別出演も決定している。【詳細】「春日大社 千年の至宝」展会期:2017年1月17日(火)〜3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館※会期中に展示替あり場所:東京都台東区上野公園13-9時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前までチケット:一般 1,600円 (1,400円) / 大学生 1,200円(1,000円) / 高校生 900円(700円)※( )内は前売り価格。※団体は20名以上。 -団体券 一般 1,300円 / 大学生 900円 / 高校生600円※中学生以下無料。※障がい者とその介護者1名は無料。(入館の際に障がい者手帳などを提示。)※前売券は、10月1日(土)から2017年1月16日(月)まで、東京国立博物館 正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式サイトほか主要プレイガイドにて発売。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年08月21日春日大社の宝物殿が10月1日、「春日大社国宝殿」としてリニューアルオープンする。同日から11月27日までの期間、開館記念展「春日大社の国宝―千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂に―」が開催される。春日大社の宝物殿は、第六十次式年造替事業として、昭和48年に谷口吉郎の設計により建設されたもの。王朝の美術工芸、日本を代表する甲冑や刀剣など国宝352点、重要文化財971点をはじめ多くの文化財を所蔵している。創建以来20年に一度行われており、今回で第60回目となる式年造替を記念し、改修工事のため閉館していた宝物殿を開館。総監修には、隈研吾建築都市設計事務所に13年間所属し、サントリー美術館、根津美術館をはじめ数多くの物件を手掛けた建築家の弥田俊男を迎え、日本の美術館建築で活躍するメンバーとともに、同館の耐震補強、収蔵環境改修、拡張、内外装を一新した。切妻屋根の2階建てRC造の2棟が雁行したH型の同館の造りを活かし、今回の増改築では切妻屋根の2棟をつなぐ棟の屋根を延長する。既存のファサードの表情に連続させて縦のスチールの格子を正面に並べることで、その内部をエントランスホールを兼ねた展示空間とした。同空間には、高さ6.5m、幅3.2mの「だ太鼓」1対2基が展示される。導入部には春日大社の信仰世界を今までにない手法で表現した空間「神垣」を設置する。宮司・花山院弘匡の発案をもとに、春日の聖域に魅了された展示デザイナーの尾崎文雄がプロデュースを行い、照明デザインとインスタレーションの鬼才、岡安泉が設計を担当した。神様の依代としての榊を造形と照明で表現し、日の光と清流が発する神奈備を設けた他、暗闇の中で聖地春日のエスプリを光と水で表現した。その他にも、春日大社が平安時代から南北朝時代を代表する刀剣を所有する神社として有名なことから、その刀剣類や工芸品をより良く鑑賞してもらえるために照明装置を工夫した展示ケースも設置。さらに、1階には駐車場に面するカフェ・鹿音(KAON)も併設。森をイメージした店内には、樹齢800年の春日杉の切り株をテーブルとして設置した。なお、開館当日の10月1日から11月27日までは開館を記念した展覧展「春日大社の国宝―千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂に―」を開催。国宝・重要文化財の中から珠玉の名品約50点を厳選し、その魅力を最大限に伝える。【イベント情報】「春日大社の国宝―千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂に―」会場:春日大社国宝殿住所:奈良県奈良市春日野町160会期:10月1日~11月27日時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般500円、高大生300円、小中学生200円会期中無休
2016年07月18日奈良県奈良市の春日大社境内、鹿苑内で、鹿の出産シーズンに合わせて小鹿を公開する「特別公開 子鹿公開 赤ちゃん鹿大集合!」が行われる。開催日は6月1日から30日、11時から14時まで(最終入場は13時30分)。一般300円、高校生以下無料。○有名な鹿キャラもやってくる!同イベントでは、鹿の出産シーズン(5月中旬~7月頃)を迎え、奈良公園の妊娠している母鹿約200頭を「鹿苑」に保護し、生まれた赤ちゃん鹿を公開する。例年、子鹿が母鹿の後ろをついて歩いているところや、お乳をもらっている姿がみられるほか、タイミングが良ければ出産シーンを観察できる可能性もあるとのこと。また、天然記念物、奈良のシカに関する「パネル展示」や、「鹿クイズコーナー」、13日の10時30分からは、奈良県で有名な鹿キャラがやってくる「鹿キャラ大集合!! 」も実施される予定。
2015年05月29日今日、縁結びや開運のパワースポットとして人気の奈良の春日大社で、春日若宮おん祭が開かれます。緑濃い森の奥に鎮座する、春日大社の末社“夫婦大國社”は、縁結びの神様であるオオクニヌシノミコトとその妻のスセリヒメノミコトを日本で唯一、ご夫婦でお祀りする札社。女性の参拝者が多数訪れ、水に浸すと文字が浮き出てくる水占い(おみくじ)や、かわいいハート型の絵馬を購入し、恋愛成就を祈願しています。ところで、マジカルカウンセラーの水月ルツさんいわく、パワースポットへ行って幸運を引き寄せるには、いくつかの注意点を守る必要があるそうです。水月さんご監修の占いサイト「運命の恋の始め方」から、より効果を実感するためのポイントを書いたコラムを一部、ご紹介します。――――――――――【水月ルツさんコラム:神秘的な力を信じる】「幸運エネルギーを引き寄せるために神仏にお祈りをしたり、ラッキーアイテムや開運のお守りを持ったりするのは、とても良い方法です。具体的なアイテムや場所は個人個人で違いますし、時期によっても変わってくるので、ここでは、誰にでも共通するポイントをお伝えしましょう。例えば神社仏閣には必ず心身の調子の良い時で、晴れの日に行ってください。そこがあなたにとって気分よく感じられたり、好きな場所ならなおOK。他の人が良いと言っている所でも、あなたにとって良い感じがしなければ波長が合っていないことになります。自分の直感やフィーリングを大切にしてください。神社ごとに神様の性質が違いますから、恋愛や結婚に良い所、商売に良い所など、あらかじめ調べて出かけましょう。長い歴史のある所は、積み重ねられてきた多くの人の思いや祈りがありますから、エネルギーも強いです。ただし、短期間に何ヶ所も出かけたり(願掛け目的の場合。観光でならOK)お守りなどの、開運グッズをたくさん持つのはNG。また、人出の多いお正月は行事として行くのは構いませんが、願掛けの時は避けて、心落ち着けられる時に行くのが良いですね。特定の宗教を信じている人は、その宗教の場所に出かけ、関係のあるグッズを持つのが一番良いと思います。妖精や女神様、天使が好きな人はその存在に祈ったり、グッズを持って思いを託すのも良いでしょう。自分の弱さを感じる人、強い願いや志のある人は、おおいに神秘的存在に頼ってください。目に見えない神秘的な力やエネルギーを信じ、あなたの素直で真剣な思いがあれば、おおいなる存在はきっと良い方向へと導いてくれるでしょう。願いっぱなしではなく感謝の気持ちも忘れずに。」――――――――――気の持ちようと言えばそれまですが、願いは叶うという強い想いと感謝の心を忘れないことこそが、幸せを引き寄せる近道なのかもしれません。パワースポットを訪れる際、開運グッズを入手する際はぜひ参考にしてみてくださいね。ちなみに、春日大社にお詣りに行ったことがある、という女性たちにそのご利益を聞いたら、・「縁結びのお守りを買ったらそのご利益か、2カ月後ぐらいに異業種交流会で知り合った人とお付き合いすることになりました!」(30歳WEBディレクター)・「友達と2人で行ったら、友達はその数週間後、合コンで知り合った男の子と付き合い始めました。私は片思いしてる人との関係がなかなか進展せずもやもやしてたのですが、最近よく話すようなり、仕事帰りに2人で飲みに行ったりするようになりました。これもご利益?」(24歳販売)なんて、想像以上に素敵なエピソードを教えてくれました。こういう話を聞くと春日大社に今すぐ行ってみたくなっちゃいますね。なお、冒頭でご紹介した春日若宮おん祭は、平安末期に藤原忠通(ふじわらのただみち)が五穀豊穣を祈って始めた日本最古のお祭りで、開催期日は毎年12月15日~12月18日。国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭り、一度は足を運んでみては。奈良には、春日大社以外にも「恋の道」と呼ばれる参道がある談山神社、「夫婦岩」がある大神神社などの恋愛のパワースポットがあります。奈良に行ったら、いくつかのスポットをハシゴしてみてもいいかもしれませんね。(文=Kawauso)--------------------縁結びのご利益で知られる寺社をご紹介結婚運UPのお参りへ!()
2013年12月15日ホテル日航奈良は、 8月1日より「春日大社」「興福寺」をイメージしたコンセプトルームを各1室限定で販売を開始する。また、発売を記念して、期間限定宿泊プランも同時に発売する。宿泊のゲストに、部屋の中でも“奈良”を存分に感じてもらうために誕生した、同ホテルのコンセプトルーム。今回は、今年6月に発売した「東大寺」をイメージした部屋「華(はな)」続く第2弾の発表となる。春日大社をイメージした部屋は、春日大社の「朱塗り」の赤イメージから「朱(あか)」。興福寺をイメージした部屋は、興福寺・阿修羅像の衣に描かれる「宝相華文」の一文字をとり「相(そう)」としたという。どちらの部屋もホテルの9階東側に位置し、窓から春日山や興福寺五重塔も見ることができる。また、壁には、写真家・桑原英文氏撮影の「春日大社と砂ずりの藤」、森本康則氏撮影の「古都雲上」をそれぞれ飾り、各部屋にちなんだ柄の「華倭里行燈(かわりあんどん)」や、「各部屋限定オリジナルベッドライナー」「関連書籍」なども配置している。■コンセプトルーム「朱(あか)」・「相(そう)」内容詳細 ・ホテル9階 東側ツインルーム 各1室のみ(35平方メートル・トリプル・フォース対応可能) ・客室料金:1室 35,000円(税・サービス料込)(トリプル39,500円・フォース44,000円) ・アメニティ:ミキモトコスメティックバスアメニティ ■「1日各1室・期間限定 宿泊プラン」 ・名称: 「コンセプトルーム『朱(あか)』誕生記念プラン」 「コンセプトルーム『相(そう)』誕生記念プラン」 ・期間:2012年8月1日(水)~2012年12月30日(日) ・料金:ひとり17,500円(1泊朝食付き・1室2名利用) ※3名利用、4名利用の場合は追加料金が必要。・特典:「朱(あか)」-春日大社ゆかりの和菓子「萬々堂通則 ぶと饅頭」(5個入り)、「相(そう)」-興福寺国宝館 拝観券(宿泊の人数分) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日