4月30日(火) 19時より、オンライン落語会『志ん輔と仲間たち』がライブ配信される。本配信は、古今亭志ん輔師匠の自宅稽古場から生配信される落語会。古典芸能や落語ファン拡大を目指しゲストを招いて毎月1回配信されている。過去の『志ん輔と仲間たち』配信映像今回のゲストは、横浜にぎわい座館長の布目英一。横浜にぎわい座初代館長の故・玉置宏(アナウンサー)と、2代目館長の故・桂歌丸師匠のもとで公演企画を担い、2019年に3代目館長に就任。演芸評論家としても活躍し、日本の伝統芸能の魅力を紹介するウェブサイト「文化デジタルライブラリー 大衆芸能編寄席」の監修・執筆も務めている。演目は、大岡政談もののひとつ『三方一両損』など二席。『三方一両損』は、名奉行で有名な「大岡越前」が登場する演目。3両の金が入った財布を拾った左官が、中に入っていた書き付けを頼りに持ち主の大工に返そうとするが受け取ってもらえず、奉行所で裁いてもらう話。左官と江戸っ子の大工、奉行を演じ分ける所が見どころだ。もう一席は当日のお楽しみとなっている。古今亭志ん輔(横浜にぎわい座にて撮影)<配信情報>第37回『志ん輔と仲間たち』4月30日(火) 19:00~20:30出演:古今亭志ん輔ゲスト:布目英一(横浜にぎわい座館長、チーフプロデューサー)■視聴料金1,500円(税込み)※見逃し配信(配信後5日間)あり公式サイト:
2024年04月23日2023年12月からぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2023年12月」と「2024年2月」に1位を獲得した落語家、三遊亭歌奴。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまから高い人気を獲得している歌奴師匠のインタビューをお届けします。──新宿末廣亭「2023年3月中席」から収録の許諾をいただいて、取材時(2024年3月)には実に41演目もの高座を動画配信させていただいております。ぴあが動画配信という事業を立ち上げたことをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。普通の寄席を録画してそれを流すというのは、案外あるようでなくて。僕も地方出身者なので、離れたところの人間でも寄席の雰囲気を楽しめるというのはすごく良いなと思った。コロナのときに鈴本さん(鈴本演芸場)とか浅草さん(浅草演芸ホール)が配信をやっていた時期もあって、視聴者の方に集まっていただいた。「ぴあ落語ざんまい」は手軽に観ることができるので、面白いコンテンツだなと思いました。──歌奴師匠は、例えばトリの長い尺のものから、バージョンの違う演目まで多彩なネタを挙げていらっしゃるので「ぴあ落語ざんまい」をご覧いただいている皆さまから人気が高いのではと推測しております。ご自身が視聴回数ランキングで高い人気を獲得されていることをどのように受け止めていらっしゃいますか。いやぁ、なぜランキング1位なんだろう。僕もわからない(笑)。12月は『掛取り』という噺だったので、年末らしいということで。でも演目が詳しくない方は『掛取り』が師走の噺ということも知らない訳で。どうしてなのかがわからないですよね。まあ『掛取り』も『掛取り・トリver.』とか、いろいろなバージョンの題名をつけたので、興味を持っていただいたのかな。──2月の「今週のランキング」では『阿武松』がトップを獲られております。トリのときのネタがランキング1位をいただいているのをみると、長尺、たっぷり時間をかけた噺もお客様は観たいのだなというのはありますね。15分のものじゃなくて、30分くらいあるもの。あとは『阿武松』にしても『御神酒徳利』にしても、皆があまり演らない噺、寄席の高座でも収まり切れない、30分以内では難しいような噺を、僕はよく時間を縮めて演るので、珍しい噺を出しているのもひとつ興味を持ってもらえている理由かもしれませんね。──大分県ご出身の師匠が落語家になられるまでの生い立ち、経緯など教えていただけますでしょうか。中学校に「落語クラブ」があって、2年生のときに初めて文化祭で落語を演ったんです。それがウケて。初めて落語を演って、“これはいいなぁ”と。人前に出て落語を喋るのがすごく快感で。中学生を卒業したら演る処もないんで、中学時代の同級生とふたりで素人の落語会を作って老人ホームの慰問をやったりしていた。そのうち地元のテレビや新聞に取り上げてもらって。“高校生が落語を演っている”というドキュメンタリーの番組があって。ほんとにこの子がなれるか密着取材で着くことになって。“誰に弟子入りしたい?”と問われて、“じゃあ(三代目の三遊亭)圓歌師匠に”と言ったらテレビ局が師匠に連絡してくれたり。それがきっかけで弟子入りしたんです。周りの人がどんどん落語家になるための御膳立てをしてくれたようなもので。気が付いたら高校を卒業してすぐ落語家になってました。──若いうちからいろんな経験をされて落語家になられたのですね。アマチュアで落語をやっていたというのは、ある意味プラスにもなるし、マイナスにもなる。稽古をつけてもらった訳じゃないので、変な癖がついちゃってる。師匠には素人のときに演っていた噺は前座の頃はやるなって釘刺されていました。うちの師匠は江戸っ子だったので、九州・大分出身の僕は言葉をすごく教えてもらいましたね。住み込みの弟子だったので、生の江戸弁を毎日聞かせてもらっていたので、すごく財産になっています。歌奴師匠が思う落語家のいい形とは?──歌奴師匠はどんな落語家になろうと思い描かれたのですか。ご自分の個性をどのように自覚し表現されていったのでしょうか。自覚は結構あとになってからですね。声の調子がいいとか、明るい、体が大きい、みたいなことが良い方に作用するようには演っていたのですけれど。じゃあ“お前の個性は何なんだ”と訊かれたときに自分で答えられない。ようやく真打になってから、例えばお客様に“声がいい”と褒められる。じゃあそれをもっと前に出してみようと思いました。僕は相撲の噺が好きなので、呼び出しさんの声をやったら拍手がくるようになった。じゃあこれを武器にしようかとお客様の意見を聞くようになって。説得力があるらしいと。江戸時代の古典落語に現代的なカタカナ文字を入れてギャグにしたりとか。説得力があるとすぐに元の噺に戻れるんですね。説得力が無いとそれがずるずると悪いほうに下がっていってしまう。僕はそれを戻せる力があるって人から言われて。例えば寄席の流れで、さっき前に出ていた人の落語をちょこっと入れたり。寄席ってそういうのも面白くて。我々もトリに向かってどんどんお客さんを盛り上げて、自分もウケて、そのバトンをあとの演者に譲っていくっていうのが寄席の流れですからね。その流れも壊さないようにやっていきたいなと思っているんです。一見同じ噺をしているようでも、日によってお客様も違いますし、繋いできたバトンによって雰囲気も全然違うので、毎日そのグルーヴの変化は寄席の醍醐味だなぁと感じますね。──ド素人な質問で恐縮ですが、寄席って同じ番組で演目が重複しないじゃないですか。演者さん皆さんですり合わせるんじゃなくて、先に出た方との調整をされるのですか。そうですね。ネタ帳っていう帳面があって、自分の出番の30分くらい前に寄席に行って、前の人がなにをしているのかわからないので。例えば与太郎が出てくる噺だったら与太郎の噺はやらない、とか、自分の持ちネタと今日の気分とお客さんの雰囲気を見て、じゃあこの噺にしよう、と。だいたいふたつくらい候補があって、マクラ喋ってる頃に、ウケ方で、こっちのウケ方だったらこっちやろうとか、どっちやろうか迷いながらあがるときがありますね。──当日、まさに前の方のネタをみて決める、ということは本当に日々の演者さんのチームプレーなのですね。早く来て「このネタ、俺やりたいから」なんて人はいませんからね(笑)。できるだけギリギリに来て、みんな怠け者だから(笑)。だから夜の部のトリが一番たいへんです。ネタがその日ばーっとたくさん出ている中で、自分の自信のある噺をやらなきゃいけない。そりゃ「夜トリ」はたいへんですよ。──新宿末廣亭という会場に関しては思うことはございますか。僕は一番最初に行ったのが中学生のときに末廣亭だった。初高座も末廣亭なので想い出があります。寄席文字が好きで。大師匠のことを大看板っていうんですけど、まさに末廣亭のトリ取ると大きな看板があって、それが大看板っていう語源になっている。こないだ亡くなった寄席文字の橘左近師匠が書いて下さっていて、もうずいぶん前ですけど僕が「看板どうするんですか」って訊いたら、「剥がして捨てる」というからもらいました。落語会をやったときにでも皆様にお見せしたいなと思ってるんです。──歴史を積み上げてきて今に至る「落語」ですが、弟子の育成なども踏まえて、今後の落語の将来について思っていらっしゃることはございますか。だんだん時代が変わってくるので、やりづらくはなると思うんですよね。『妾馬』っていう噺があるんですけど、自分の妹が殿様の愛人になる、妾になるという噺で。これをやったときに女性のお客さんから「なんであんな落語をやるんだ」と言われたことがありました。じゃあ過去にあった悪いことも全部無くしちゃっていいんですかね、と。その時分そういうことがあったけど、そのおかげで今はそういうことはなくなって、嫌な目にあった人はいるけれども、それを伝えていくことによって、今はそういう時代じゃなくて良かったねって、昔のこととしてわかってくれる。そういう心の余裕がだんだん今の世の中なくなってきているんじゃないかと思う。それが自分の弟子世代の心配のひとつで。あと、落語をちょっと壊してやる人がずいぶんと多くなっちゃった。もっと落語というものを信用して欲しい。僕もアドリブでつまんないギャグを入れたりするんですけど、それもウケて、かつ脈々と語り継がれている落語のギャグ、くすぐりもウケなきゃ意味がない。小手先だけで笑わしたって噺の本筋の幹の部分が描かれていないんじゃあ落語はつまらないものになってしまう。だから雰囲気を壊さないように、ちゃんとした幹を残したまんま落語をやって欲しいっていうのは、今でも言いますね。──今は、善悪を匿名という形で正義を振りかざす世の中になってしまい、落語に登場される主人公たちは、“今の正義”で判断したらよくないのかも知れないけれど、それが愛おしくて、自分も頑張って、“評価されるだけが全てじゃない”っていうところで笑える瞬間もあると思うんですよね。与太郎の噺でもそうですけど、ちょっと馬鹿だからってみんなで馬鹿にするんじゃなくて、実は周りでなんとか良いようにしてあげようっていうのが元々の眼目なんですよ。馬鹿にする、だから面白い、じゃなくて。結局なにかしてやろうと思ったら案外与太郎のほうが利口で返り討ちに遭ったみたいな。お客様にはそこだけじゃなくて全体をみていただきたいなと思いますね。入船亭扇遊師匠っていうかたがいらっしゃって、僕ら商売人だから“誰に習った噺だ”っていうのは台詞を聞けばわかるんです。扇遊師匠はほぼ一言半句教わった通りにやる師匠なんですけど、だけど“扇遊師匠の落語”なんですよ。これが一番、落語家のいい形だなって思いますね。ちゃんと先人から教わったものを今度後輩に残していくっていう、それでちゃんと自分の味が出ているという芸人は素晴らしいなと。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>三遊亭歌奴(さんゆうてい・うたやっこ)1977年3月19日生まれ、大分県出身。1995年3月、三代目三遊亭圓歌に入門。前座名「歌きち」。1999年5月、二ツ目昇進「歌彦」と改名。2008年9月、真打昇進、四代目「三遊亭歌奴」を襲名。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい三遊亭歌奴 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2023年12月)()※三遊亭歌奴「掛取り・トリver.」が月間1位!ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年2月)()※三遊亭歌奴「阿武松」が月間1位!
2024年04月22日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年3月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年3月の1位に輝いたのは、柳家 小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』。2位は春風亭 一朝『唖の釣り』、3位は古今亭 志ん五『宇宙人と埼玉県人』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年3月)01位 柳家 小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()02位 春風亭 一朝『唖の釣り』()03位 古今亭 志ん五『宇宙人と埼玉県人』()04位 古今亭 文菊『熊の皮』()05位 柳家 小ゑん『鉄の男・全編』()06位 春風亭 勢朝『彦六と柳朝』()07位 柳家 小満ん『締め込み』()08位 柳家 さん喬『天狗裁き』()09位 柳家 小ゑん『ほっとけない娘』()10位 柳家 はん治『モーツァルト』()11位 柳家 はん治『粗忽長屋』()12位 古今亭 志ん五『名前が出てこない』()13位 三遊亭 天どん『久しぶり!』()14位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()15位 柳家 小里ん『磯の鮑』()16位 古今亭 文菊『つる』()17位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()18位 五街道 雲助『抜け雀』()19位 古今亭 菊之丞『たらちね』()20位 三遊亭 天どん『自分を責めないで』()21位 三遊亭 鬼丸『新岸柳島』()22位 林家 つる子『JOMO』()23位 五街道 雲助『お直し』()24位 蜃気楼 龍玉『蔵前駕籠』()25位 五街道 雲助『お見立て』()26位 三遊亭 天どん『ツイッター泥』()27位 柳家 さん喬『時そば』()28位 隅田川 馬石『辰巳の辻占』()29位 隅田川 馬石『鰻屋』()30位 柳家 小ゑん『江戸会話教室』()【集計期間】※2024年3月1日~2024年3月31日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年04月15日落語家の三遊亭若圓歌(本名・公文治)さんが7日、膵臓がんのため死去した。12日、落語協会が公式ホームページで発表した。同協会は発表で「葬儀は近親者のみで執り行われました」と報告。最後の寄席出演は2023年1月の東京・浅草演芸ホール公演で、「謹んでご冥福をお祈りいたします」とつづった。東京都文京区出身、7月3日生まれ。69年に三代目三遊亭圓歌に師事し、87年に二ツ目昇進。91年には「国立演芸場花形落語会銀賞」を受賞。93年に真打昇進し現在の名前・三遊亭若圓歌となった。また、寄席だけでなく、企業や寺院、地方銀行、商店などで落語講演活動を行ってきた。
2024年04月12日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の作品数が2,000本を突破し、併せて落語芸術協会の所属芸人らの高座が新たに配信されることが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。本日4月12日より、追加となった芸人は以下の通り。<2024年4月12日配信開始> ※50音順【落語芸術協会】一玄亭米多朗 / 桂枝太郎 / 桂笹丸 / 桂翔丸 / 桂伸衛門 / 桂竹千代 / 桂夏丸 / 桂文治 / 桂幸丸 / 神田阿久鯉(講談)/ 神田松鯉(講談)/ 神田陽子(講談)/ 古今亭寿輔 / 三笑亭夢丸 / 三遊亭圓雀 / 三遊亭遊喜 / 三遊亭遊三 / 三遊亭遊之介 / 春風亭昇乃進 / 春風亭柳太郎 / 笑福亭羽光 / 笑福亭里光 / 昔昔亭A太郎 / 昔昔亭喜太郎 / 昔昔亭桃太郎 / 昔昔亭桃之助 / 瀧川鯉橋 / 橘ノ圓満 / 立川吉幸 / 柳亭芝樂【五代目円楽一門会】三遊亭愛楽 / 三遊亭兼好【上方落語協会】桂三四郎 / 桂優々「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年04月12日時が流れるとともに、私たちの生活はさまざまなものが変化を遂げています。10年前の日常を思い出してみると、ひと昔前はよく目にしたものが、今ではいつの間にかなくなっていた…というケースも。そんなことに気付いた時、ひと昔前を懐かしく思うとともに、ちょっぴりさびしさを感じますよね。『イオン』にあった目を疑う看板スーパーマーケットの『イオン』をこよなく愛する、Ichikawa Tamotsu(@ichitamo)さん。X(Twitter)に、『イオン』に関する1枚の写真を投稿したところ、ひと昔前をよく知る一部の人たちから注目を集めました。写っているのは『イオン』店内にあった看板。そこには、およそ10年前まではよく目にしたであろう、あのワードがありました!「どうやって…!?」ブランド統一戦略で2011年に転換されるまで、全国的にスーパーマーケットの『ジャスコ』が展開されていました。日本を代表するスーパーマーケットとして有名だった『ジャスコ』ですが、令和の現代では、悲しいことに上記の理由で姿かたちもありません。実際のところ、店内では転換から10年以上経ってもなお、『ジャスコ』の表記がいたる所に残っているのでしょう。…とはいえ、言葉通りに看板の指示に従うならば、タイムマシンに乗って過去へと旅立たなければ、清算は不可能といえます!いいたいことは察することができるものの、シュールさがじわじわとくる1枚は拡散され、昭和と平成をよく知る多くの『ジャスコ世代』から反響が上がりました。・ここから、失われた『ジャスコ』のレジを探す旅が始まるのか…。・『ジャスコ』世代の一部の人が「えっ!?」って立ち止まるやつだ。・清算の難易度が高すぎて爆笑した。時を戻そう…。多くの人に過ぎ去りし日々を思い出させた、『ジャスコ』…もとい『イオン』の看板。今もなお、多くの人の心の中に『ジャスコ』は存在し続けているようです…![文・構成/grape編集部]
2024年03月28日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年2月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年2月の1位に輝いたのは、三遊亭 歌奴『阿武松』。2位は古今亭 菊之丞『二番煎じ』、3位は三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年2月)01位 三遊亭 歌奴『阿武松』()02位 古今亭 菊之丞『二番煎じ』()03位 三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』()04位 五明樓 玉の輔『紙入れ』()05位 蜃気楼 龍玉『鹿政談』()06位 三遊亭 天どん『ひろっちゃった!!』()07位 入船亭 扇辰『麻のれん』()08位 古今亭 雛菊『黄金の大黒』()09位 柳家 さん喬『時そば』()10位 金原亭 馬生『佃祭』()11位 三遊亭 歌奴『御神酒徳利』()12位 古今亭 駒治『楽しい山手線』()13位 古今亭 文菊『つる』()14位 三遊亭 歌奴『都々逸親子』()15位 柳家 花緑『芝浜』()16位 古今亭 菊丸『片棒』()17位 柳家 わさび『紋三郎稲荷』()18位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()19位 入船亭 扇遊『権助芝居』()20位 古今亭 志ん輔『唐茄子屋政談』()21位 五街道 雲助『お直し』()22位 古今亭 佑輔『権助提灯』()23位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()24位 五街道 雲助『堀の内』()25位 古今亭 菊龍『生徒の作文』()26位 吉原 朝馬『蜘蛛駕籠』()27位 柳家 さん喬『長短』()28位 柳亭 左龍『のめる』()29位 春風亭 勢朝『彦六話』()30位 古今亭 佑輔『桃太郎』()【集計期間】※2024年2月1日~2024年2月29日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年03月14日回を重ねるごとに反響を呼んでいる『不適切にもほどがある!』(TBS系)、通称“ふてほど”。昭和から令和にタイムスリップした阿部サダヲ演じる“昭和のおやじ”小川市郎が、現在の常識に困惑しつつも、コンプライアンスでがんじがらめになっている現代人に、考えるきっかけやヒントを与える人物として活躍中だ。出演者が突然歌いだすミュージカルシーンには重要なメッセージが込められていたりと、片時も目が離せない。そしてそれ以外にも、現金をティッシュで包むといった1986年当時のあるあるも、当時を知る世代にとっては見どころになっている。そこで、今回は本誌秘蔵写真とともに昭和の芸能界を振り返る。あらためて『ふてほど』が描く昭和のキーワードで懐かしくなって!■昭和キーワード1【マッチ】女子も男子も憧れた完全無欠のスーパーアイドル。「たのきんトリオ」として人気を博し、’80年『スニーカーぶる〜す』でソロ歌手デビューしたマッチこと近藤真彦。トシちゃん(田原俊彦)とともに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍した。ムッチ先輩にマッチも気づいたようでラジオで反応していた。■昭和キーワード2【お色気深夜番組】1980~94年放送の『トゥナイト』は人気深夜番組で最新トレンドから性風俗までカバー。’82年に山本晋也監督が言った「ほとんどビョーキ」は現在でも知られる流行語。ドラマで小川がよく言う「チョメチョメ」は当時人気司会者だった山城新伍さんが言い始めた。山城新伍の番組ではおっぱい丸出しは当たり前。女優の花園ひろみと結婚離婚を繰り返していた。■昭和キーワード3【テレビドラマ】テレビドラマから、数々の流行や社会現象が生まれた。1983年『積木くずし』は俳優・穂積隆信さんが娘の非行〜更生を描いたベストセラー作品。『積木くずし-親と子の200日戦争-』として放送。1986年『男女7人夏物語』は元祖トレンディドラマとして名高く、最高視聴率は31.7%を記録。この共演で明石家さんまと大竹しのぶはのちに結婚。■昭和キーワード4【アイドル新時代】花の82年組が大人気!『私の16才』でデビューした小泉今日子の愛称はキョンキョン。アイドル豊作の年といわれる花の82年デビュー組。ほかに中森明菜など。『夜のヒットスタジオ』は“夜ヒット”が略称の人気音楽番組で’68~’90年の放送。看板司会者・芳村真理の「どぉもぉ~」と豪華オープニングメドレーが名物。■昭和キーワード5【おニャン子クラブ】『夕やけニャンニャン』から誕生した女子高生メインのグループで、会員番号を言う自己紹介が特徴。現代からすると刺激的な歌詞は秋元康が担当していた。ドラマ内でも小川が「さすが秋元、どうかしてるぜ!」と辛辣コメント。■昭和キーワード6【女子大生ブーム】ラジオやテレビで普通の学生がキャピキャピ活躍!1983~91年放送の『オールナイトフジ』は現役の女子大生が出演していた生放送深夜番組。女子大生ブームの火付け役となった。デビューしたてのとんねるずや片岡鶴太郎が出演。ドラマ第5話で「川島なお美と同じとこ入りたいの」といったセリフがあったが、川島さんは青学在学中に女子大生DJとしてブレイクした。本誌では1982年、青学の門の前でポーズを決める川島さんを撮影。
2024年03月10日「昭和に青春時代を過ごした人には懐かしい小ネタが満載。昭和を知らない世代にとっては異次元。『こんな時代だったんだよ』と一緒に見ると会話が生まれますよ」阿部サダヲ(53)が主演のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系金曜22時〜)についてこう語るのはテレビドラマに詳しいライターの田幸和歌子さん。宮藤官九郎が脚本を手がけたドラマは、阿部が演じる体育教師が1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップ。パワハラ・セクハラが当たり前の“昭和のおじさん”が令和の時代で事件を巻き起こしていくーー。■ドラマ内の誇張した昭和を楽しく満喫元毎日放送プロデューサーで、同志社女子大学メディア創造学科の影山貴彦教授がこう語る。「阿部サダヲが不適切なセリフとして『チョメチョメ』を多用していますが、もともとはクイズ『アイ・アイゲーム』(フジテレビ系)で司会を務めた山城新伍さんが、伏せ字の部分をチョメチョメと読んだフレーズ。下ネタの隠語として使っているところが絶妙です。また駅のホームや会議中でも喫煙は当たり前の時代でしたが、さすがに1986年ごろにはバスのなかで『ハイライト』をぷかぷか吸うことはありません。リアルな1980年代なかばの世界ではなく、ドラマではデフォルメしていますが、それも含めて前のめりになって楽しんでいます」田幸さんも、ドラマ内の誇張された昭和を満喫しているとか。「主人公の娘、純子(河合優実)がドラマ『積木くずし』(TBS系)のようなスケバン姿ですが、1986年の東京にあんなスケバンはいなかったはず(笑)。それで髪形が“聖子ちゃんカット”で。あの当時、髪を切りに行くといわずもがなで聖子ちゃんカットにされたことを思い出しました。そんな純子が憧れるムッチ先輩(磯村勇斗)は、『ハイティーン・ブギ』を歌っていたころのマッチ(近藤真彦)をイメージしているようですが、1987年には大人っぽい『愚か者』を歌っていたからイメージがかなり違います。そんな“ズレ”にツッコミを入れながら見ています」■昭和はよかっただけでは本質を見失うちなみに、ムッチ先輩がドラマで乗り回しているバイクとヘルメットは、近藤真彦主演映画『ハイティーン・ブギ』でも登場したものと同じというこだわりぶりも。「一世を風靡したおニャン子クラブの衣装として一気に爆発的に売れた『セーラーズ』や若者にとっては高嶺の花だったカセットの『メタルテープ』など、“昭和の薫り”がセリフのところどころに出てくるのもたまりません。レンズ付きフィルム『写ルンです』が登場したり、家の電話にレースのカバーがかかっていたりと、懐かしさを感じるものが満載。宜保愛子さんも当時は大人気でした」(田幸さん)また、ゴールデンタイムにもかかわらず“ちょっとエッチ”なシーンが満載の中山美穂主演のドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)や『11PM』(日本テレビ系)や『トゥナイト』(テレビ朝日系)などのフレーズもよく出てくる。影山教授が語る。「僕もお色気がある深夜バラエティ番組のプロデューサーをしましたが、今では企画書さえ通らないでしょうね。とはいえ、『昭和はよかった』だけの視点で見てしまうと、このドラマの本質を見失う気がします。宮藤官九郎が手がけていることから、令和というコンプライアンスの厳しい時代を“昭和のおじさん”がスッキリさせることが今後も続くはずもなく、これからが本当の見どころでしょう」昭和の小ネタ探しをしながら、今後の展開を期待しよう!
2024年02月23日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、初月無料キャンペーンが実施されることが決定した。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加。来春頃までには2,000本の映像が公開される予定だ。初月無料キャンペーンは昨年末に期間限定で実施されたが、好評につき定常でキャンペーンが開催されることとなった。「ぴあ落語ざんまい」新規入会は初月無料!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2024年02月21日恒例の旬な話題を取り入れたマクラや新作落語を存分にお楽しみください!広島ホームテレビ(所在地:広島県広島市)は、主催で2024年6月8日(土)「HOME爆笑スペシャル芸歴55周年記念 桂文珍独演会」を広島国際会議場フェニックスホールで開催します。上方落語を代表する桂文珍の「極上話芸」。抜群のセンスと庶民派の個性あふれる最上級の笑い!公演URL: ©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD桂文珍日本伝統の「古典落語」はもちろん、独自の視点で時代を鋭くキャッチし、笑いに仕立て上げた「新作落語」も発表し続け、上方落語家として確固たる地位を築いてきた。70代は「黄金期」とますます意気込み、一層精力的に活動中。公演内容桂文珍独自のオリジナリティが息づく「新作落語」は、時代の感性を膨らませ、旬なネタを取り入れています。落語初心者からファン・老若男女問わず、幅広い層に落語の魅力をたっぷりお届けします。どうぞ、その独創的な笑いの世界を心ゆくまでお楽しみください。公演概要公演名:HOME爆笑スペシャル芸歴55周年記念 桂文珍独演会日時:2024年6月8日(土) 13:00開演会場:広島国際会議場フェニックスホール料金:4,600円(全席指定/税込)※未就学児の入場はご遠慮ください。※演目は当日の発表になります。主催:広島ホームテレビ企画制作:吉本興業株式会社プレイガイド:一般発売 2月10日(土)■エディオン広島本店(東館9階)082-247-5111■ローソンチケット【Lコード:62538】・WEB受付: ・店頭販売:ローソン「Loppi」、ミニストップ「Loppi」■チケットぴあ【Pコード:524-498】・WEB受付: ・店頭販売:セブン-イレブン「マルチコピー機」 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月01日今、もっとも勢いのある落語家のひとりと言っても過言ではないだろう。三遊亭わん丈、落語協会所属の二ツ目。今年3月下席より、落語界の最高位である真打へ、先輩16人抜きの大抜擢で昇進する。落語協会では“抜擢昇進”自体が12年ぶり。過去、抜擢で昇進した噺家は、林家たい平、柳家喬太郎、春風亭一之輔ら、第一線で活躍する人気者ばかり。期待の高さが伺えるというものだ。2023年に務めた高座は脅威の1509席2023年は、1509席の高座に上がった。これもまた、わん丈の売れっ子っぷりを補強する数字だ。「コロナ禍で減っていた仕事が戻ってきたところに、さらに真打昇進が決まり、『真打になる前にもう一回出てよ』と呼んでくださる方が増えた。あと私は“学校寄席”という学生さんの前で噺をするお仕事も多く、そうなると休日や平日夜だけでなく、朝・昼・夕もお仕事をさせていただけるんですよ。ありがとうございます、とどんどんお受けしていたら……こんなことになっていました」と笑う。落語家を目指す以前は、バンドのボーカリストだったという経歴を持つ。「滋賀県出身ですが、大学が北九州なので、そのまま北九州で活動していました。いわゆるミクスチャーロックバンドで、私たちのちょっと上に175Rさんがいて。私のいた音楽シーンは、頂点がマキシマム ザ ホルモンさんや10-FEETさん、ROTTENGRAFFTYさんといった方たちで、そういったバンドが北九州に来た時に、地元でツアーサポートをしたりしていた。7年くらい続け、地元ではワンマンをやればお客さんが入るし音楽だけで食えるようにはなったのですが、30歳手前にして、このままやり続けても食い続けることができるほどの才能は自分にはないなと思ったんです」もともと音楽をやっていたのも「人前でパフォーマンスをしたいというところからの逆算だった」と振り返る。「ライブでは30分の持ち時間中15分はMCというくらい、喋るタイプ(笑)。だからラジオの仕事とか喋る仕事ができないかなと、東京のとある芸能事務所にデモテープを送ったところ、面接をしてくれることになり、東京に出てきました。でも結局、ダメだったんです。その時に言われたのが『君には芸の入り口がない』。中に入ってしまえば能力を生かせるところはありそうだけど……と。でもこちらはなけなしのお金をはたいて東京に出てきているので、おめおめと帰れません。“入り口”とはなんぞやと模索し、漫才、お芝居……色々なものを観に行きました。その中で行ったひとつ、池袋演芸場で落語に出合いました」。そこでもう、ビビッときた。「純粋に面白かったんです。出てくる人出てくる人みんな面白くて、しかも老若男女のお客さまが、平日昼から笑っている。ひとつのことで老若男女関係なくみんなが笑うって、難しいことだと思うんですよ。これはすごい芸能だと思った。それが27歳の時です」予備知識もなく見た落語だったが、今でも具体的に思い返せるほど印象に残っている。「すごいフリースタイルで、後から考えたら、それは新作落語の会でした。出演されていたのは、今でも寄席で活躍されてる師匠でしたね。林家彦いち師匠と林家きく麿師匠が特に記憶に残っている。でも『やりたい』でやっていい年齢じゃないなと思って悩んだのですが、高座に上がる師匠方がみんな太っていたから『この人たち食えてる(笑)! この仕事なら今から始めても大丈夫かも』と(笑)。あとは、ひとりでやれるという点も惹かれました」そして、2011年に故・三遊亭円丈に弟子入り。円丈を師匠に選んだのは「一番面白かった。そして、上品」。円丈は後進に多大な影響を与えた、新作派のトップランナーである。新作落語の会で衝撃を受け、円丈に弟子入り。わん丈自身も、印象的な新作落語を数多く持っている。最初の入り口は新作落語だったのだろうか。「そうか、そう思われそうな経歴ですね(笑)。私、新作と古典と分けて考えるのはナンセンスだと思っていて。古典落語だって、生まれた時は新作落語だし。面白い新作は面白いし、面白くない新作は面白くない。面白い古典は面白いし、面白くない古典は面白くない(笑)。面白ければ何でもいいと思っています。円丈も、新作落語のすごい人……という印象がどうしても勝ちますが、僕が最初に聞いたときに感動したのは古典の『金明竹』でした」落語は「究極のエンタメ」では落語という芸の魅力は、と尋ねると「究極の芸」と即答する。「できないことがない。しかも身軽。座布団を用意していただき、着物・扇子・手ぬぐいを自前で持っていけば、どこでもできます。日本人って、想像力に長けている民族らしいんですよ。私たちは何もないところで喋るけど、そこに様々な登場人物がいて、会話して動いているように見えるでしょ? お客さまの頭の中で想像していただけるんですよ。想像力というものはリミットがない。舞台上にセットや小道具を実際に用意するよりも、はるかに大きいものをお客さまは見ることができる。そういう意味で落語は究極のエンタメだと思います」16人抜き大抜擢!……だが「こんな制度、なくなった方がいい(苦笑)」わん丈の抜擢真打昇進は昨年4月に発表され、落語ファンの間でも大きな話題となった。さぞや嬉しかったのでは、と訊くと、少し複雑な表情を見せた。「言われた瞬間は、嬉しかったです。言われた瞬間“だけ”、嬉しかった(苦笑)。落語協会って、会長や理事といった偉い師匠方が、全員面白いんです。組織のトップというものはキャプテンタイプとエースタイプがありますが、全員現役のエース。その方々が私のことを見てくださっていたんだな、ということが嬉しかった」そもそも落語家にとって真打昇進というのはどういう位置づけなのか。「落語家の身分は、前座、二ツ目、真打とあります。ざっくり例えると、前座は義務教育、二ツ目は大学生、真打が社会人。真打昇進がスタートラインですので、そこに到達したというのは喜ばしいことではあります。ただ、こちらとしては二ツ目を(平均的に二ツ目修行期間とされる)10年やると思っていたところ、2・3年早いけど上がれと言われたわけです。大学3・4年と遊ぶぞ! と思っていたのに、大学2年でいきなり社会に出ろと言われているようなものです。正直、お断りしようかなということは頭をよぎったし、そこから先は……嬉しいことはない(苦笑)!」。……どういうことなのだろう。「めっちゃ本人喜んでる、と思われているかもしれないですけど、二ツ目でいた方が楽に決まってます! もちろん、言っていただいた限りは頑張りますけれど……。意外と理事の方からも、お会いした際に『悪かった! みんな俺のせいにしろ!』と言われたりもしました、なので今してみました(笑)」ちなみにずばり、軋轢は?「……ありました。あるに決まってる(笑)。こんな制度、なくなった方がいいですよ、これ書いておいてください(笑)! 芸人の世界って、厳密に序列が決まっているんです。1秒でも先に入ったら“兄さん・姉さん”で、食事に行けばぜんぶ先輩がご馳走してくれて、翌日後輩は御礼の電話をする。そんなガチガチに厳しい序列で回っている世界に、なぜ抜擢なんてものがあるのか! どれだけややこしいかと言うと、例えば私が抜いた先輩Aさんと二人会を開催しているとする。それまでは『A・わん丈 二人会』だったものが、今後ずっと『わん丈・A 二人会』となります。トリも、基本的に香盤が上になる私がとる。でも、楽屋の広い方はA先輩が使うし、ご馳走してくれるのもA先輩。お客さまに見えるところは私が上、でもお客さまに見えないところは今までと何も変わらず、先輩は先輩のままです。こんなの、軋轢が生まれないわけないです」。だが、大抜擢ということで世間からの注目も集まった。良い面もあったのでは、と重ねて訊いてみても「そんな注目いらないです、のらりくらりと落語をしていたい」と本音を漏らす。「私としても、二ツ目の間にこういう古典を勉強しよう、こういう新作を作っていこうと計画していたんですよ。その設計図が崩れた。でも性格上、『できない』じゃなく『3年でやることを1年でやらなあかん!』と思っちゃう人間なんです。それで今、あがいているし、さすがに支障もきたしている。ただ、こんな失敗をするんだ、こんなに自分はダメなんだと気付かされて、それもまたいい経験になっています。おそらくそれも含め『こいつならなんとかするだろう』と言われているのかなと思って、頑張っているところです」昇進準備で感じる、亡き師匠・円丈のありがたみだが想定外だったのは「師匠が亡くなったこと」。最初の師匠、三遊亭円丈は2021年に他界。落語家は真打になって一人前。前座・二ツ目は、師匠がいないと落語家として認められない。そのため現在は、元兄弟子である三遊亭天どんが、わん丈を弟子として預かっている。とはいえ「私が何かしくじった時、一部の人からは『だから師匠がいない人間はダメだ』という評価になってしまう。そうなると今ものすごく面倒をみてくれている天どんにも迷惑をかける、と必要以上に気を遣う場面も多い。それに、私がやらかした時、私が偉い方に謝ってもダメなんです。師匠がその方に謝ってくださって、師匠の顔で弟子のしくじりを許してくださっていた、そして師匠が僕に怒ってくれることで成立していたんだなということを痛感したりもしています」落語の世界は、師匠がどんなことを言っても弟子は従わなければいけない、という厳しい師弟関係が存在することはよく知られるところ。「それを理不尽だと言う人もいます。でも先に理不尽を仕掛けているのは弟子側なんですよ。誰だかわからないと思いますが私を弟子にとってください、食い扶持を与えてください、芸を教えてくださいと押しかける。師匠には何の得もないのに。しかも私は、円丈が67歳の時に弟子入りしています。前座・二ツ目の修業期間は15年と言われています。『私のために83歳まで生きて!』と言ったようなもの。無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。……年齢的には“名球会”ですが(笑)」ちょっと毒なギャグを挟みつつ、テンポよく説明してくれる。「さらに途中には、そのオールスターの師匠方が並ぶ中、私がいて、横には私の師匠がついてくださり、『わん丈とはこういう男です』とお客さまに紹介してくださる“口上”もあります。いつもの寄席とはひと味違う、お祭りのような興行です。もう、すごいですよ。今後しばらくこの人の後に上がることはないだろうなという師匠方が、全員私の前に出てくる。びっくりするほど豪華ですし、絶対に全員、面白い。そう考えると、披露興行は、落語初心者や寄席デビューしたい方にもいいかも!」さらに2024年は、落語協会誕生100周年の記念の年でもある。「おめでたいタイミングで上がらせてもらいます。ただ協会の方に『抜擢昇進は、100周年を盛り上げるために決めたことではないから』と言っていただいた。それもまた嬉しい。とはいえお祭り気分が続く中で披露目ができるというのは、多くの方に見ていただける可能性があるということで、ありがたいです」また、落語協会では5人ずつ真打に昇進する例が多く、一般的に新真打は45(50)日を5人で割った10日前後をトリとして上がるが、今回わん丈は、先輩である林家つる子と二人で昇進するため、45日の半分・22日間のトリをとる。加えてトリとして上がらない23日間も、後半の時間帯に高座に上がることが決まっている。「今まで体験したことのない、寄席連勤が始まります」と気合いを入れる。さらに「なるべく、トリで上がる22日間は、全部違う噺をかけたい。変えりゃいいというものではないですし、寄席というものは“流れ”がありますので絶対とは言えませんが……できる限り、変えたいですね」。こういう貪欲な姿勢が、今現在の評価を引き寄せたのだろう、とチラリと思った。最後に、わん丈の考える“理想の落語家”とは。「今、コンプライアンスの遵守が叫ばれている時代です。当然ながらそれは、お客さまが不快にならないように守っていきたい。でも人って、ちょっとした他人の不幸を笑ってしまったり、尾籠な話で笑ってしまうもの。落語の名人は、それを嫌な思いをさせず、笑いに昇華できる人だと思っています。少しエッチな噺でも『色っぽい噺を聞いたな』、ちょっと不幸な人の噺でも『ついてないときってあるよね』と思ってもらえるような。落語でしか表現できない、下品なものを上品に見せる芸というのはあると思う。師匠・円丈の噺で『うんこ三部作』というものがあるんですが(笑)、ある方が『うんこって何度も言っても、円丈師匠がやるとうんこの匂いがしない』とおっしゃった。これはすごい誉め言葉だと思う。うんこって、存在も語感も面白いんですよ。そこから汚さを取り除いたら、最高ですよね(笑)。今のは究極の例えですが……これは新作に限らず、古典もです。難しい材料でも上品に聞かせられる芸人に私はなりたいです」真打昇進披露興行のチケットは1月21日(日)に一般発売開始。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己<公演情報>真打昇進披露興行2024年3月21日(木)~3月30日(土)会場:東京・鈴本演芸場2024年4月1日(月)~4月10日(水)会場:東京・新宿末広亭2024年4月11日(木) ~4月20日(土)会場:東京・浅草演芸ホール2024年4月21日(日) ~4月30日(火)会場:東京・池袋演芸場チケット情報()公式サイト:落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」はこちら:
2024年01月19日父の77歳の喜寿のお祝いに息子たちから贈るサプライズプレゼント。オリジナル人生落語に笑って泣いて、共に人生を振り返ります。株式会社サプライズモール(本社:福岡市中央区、代表取締役:村部大介、以下 サプライズモール)は、2024年1月12日から「YouTubeチャンネル」において、長寿のお祝いをご検討中の方への新コンテンツを公開いたしました。SURPRISE-MALL サプライズモールYouTubeチャンネル 背景結婚式の披露宴で行う【メモリプレイ】というサプライズ演出をご存じでしょうか?新婦様からのお手紙のシーンで新郎新婦様の過去を子役、役者が演じるこの演出を、もっと幅広い年齢層の方に向けてお届けしたいという想いからシニア世代の方々へむけたサプライズ新企画としまして、【メモリプラクゴ】という演出を作り上げました。TV『ワールドビジネスサテライト』様でも取り上げて頂いた新サプライズ演出の、新着動画を公開させて頂きます。「メモリプラクゴ」概要【メモリプラクゴ】とは・・・お客様の今までの人生の思い出を落語家さんが落語にして披露し、その独特な語り口で皆様を感動させます!幼幼少期、青年期、結婚、出産、様々な人生のワンシーンを、落語家がクスリとさせながら、ホロリとさせながら。・還暦のお祝い・古希のお祝い・傘寿のお祝い・米寿のお祝い・長寿のお祝い・金婚式銀婚式などなど幅広い場面でご活用頂けます。今回のターゲットは山梨県に在住の小林様。77歳のお父様の喜寿のお祝いに、息子様、娘様からのサプライズプレゼント。家族全員で笑って、泣いて。「今までの人生で一番幸せな日です。」と仰って頂けた落語とは? 落語家さんはプロの本格派今回、メモリプラクゴをお願いした落語家さんは【柳家 あお馬】さん。神奈川県大和市出身、大学時代に落語研究会に所属。2012年、全日本学生落語選手権・策伝大賞決勝進出。2014年6月、五代目柳家小せんに入門。2015年5月、前座となり「あお馬」を名乗る。2019年2月に二ツ目昇進。2021年10月、大和市文化芸術未来賞受賞「落語本来の可笑しさ可愛さ、くだらなさを、素直に表現できるような噺家になるべく日々奮闘中。『いい落語家』に成れるよう、また、そう居られるようにこだわりたい。」とのこと。女性落語家による母への【メモリプラクゴ】もワールドビジネスサテライトでも取り上げられた【鈴々舎美馬】さんのメモリプラクゴがこちら。落語家さんは凄いと思い知ったサプライズでした。 会社概要商号:株式会社サプライズモール代表者:代表取締役村部大介所在地:福岡県福岡市中央区1-9-17アンピール西公園1FURL: 本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先株式会社サプライズモール担当:村部電話番号:092-753-9684E-mail: info@surprise-mall.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月12日二ツ目昇進としては前代未聞である2000人規模での 昇進落語会が地元・相模女子大学グリーンホールにて開催されます!落語協会 馬風門下 鈴々舎美馬が6年間の前座修行を経て二ツ目へと昇進。その記念として、二ツ目昇進の会としては異例の大ホールにて記念落語会を開催致します。日程2024年2024年1月13日(土) 19:00開場 19:30開演場所相模女子大学グリーンホール(大ホール)出演鈴々舎美馬 鈴々舎馬風 鈴々舎馬るこ 蝶花楼桃花チケット前売り2500円 当日2800円鈴々舎美馬桜美林大学在学中から落語研究部に所属し、全日本学生落語選手権に入賞するなど活躍。2018年2月、十代目鈴々舎馬風に入門。2019年7月21日、「美馬」と命名され前座となる。2023年11月上席より二ツ目昇進が発表された期待の女流落語家。今までに二回開催されたなかの芸能小劇場での勉強会「鈴々舎美馬ネタ下ろし勉強会」では第一回、第二回共に満員御礼、第三回目のチケットは即日完売。2023年にはテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」出演、週刊誌「週刊 FLASH」にも掲載される。YOUTUBE7500万回再生のメモリプレイとのコラボも実施!落語の枠にとらわれず挑戦を続ける女流落語家!落語以外にも自身のYoutubeチャンネルにて様々な企画に挑戦している鈴々舎美馬。中でも異彩を放つのは結婚式での演出としてYouTube再生回数7500万回を超える「メモリプレイ」とのコラボ企画【メモリプラクゴ】。サプライズ落語で人生を振り返る。思わずこぼれる涙に人生の尊さと家族の愛を感じずにはいられません。鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会 : 鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会お問い合わせ先:[公式ホームページ]{ }よりお願い致します。【メモリプラクゴ】へのお問い合わせ株式会社サプライズモール担当:村部電話:092-753-9684メール: support@surprise-mall.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月25日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」が、12月6日(水) よりスタートすることが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。落語専門の配信サービスとしては業界最大規模となる。配信では総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加される。人間国宝や人気落語家はもちろん、期待の若手の高座のほか、落語以外にも講談や浪曲の配信も予定している。併せて、本サービスの開始を記念した落語会『柳家花緑×古今亭菊之丞 二人会』が、12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて開催されることが決定。チケットの先行先着が本日よりスタートしている。<配信情報>「ぴあ落語ざんまい」サービス開始:12月6日(水) ※予定月額料金:1,089円(税込)公式サイト:<公演情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール開場 18:30 / 開演 19:00チケット料金:3,500円先行先着プリセール:11月17日(金) 12:00〜11月21日(火) 23:59一般発売:11月22日(水) 10:00チケットはこちら:
2023年11月17日『春蝶・一之輔の“春一番”』が、2024年3月9日(土)に神戸朝日ホールで開催される。「春蝶・一之輔の“春一番” 」 チケット情報上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔という、東西で人気・実力ともに高いふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として、桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。演目は、後日発表されるのでお楽しみに。チケットは、11月20日(月)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。桂春蝶コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!春風亭一之輔コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。
2023年11月13日SNSで発信する昭和ファッションが反響を呼んでいる阪田マリンさんは、大阪を拠点にモデルやラジオパーソナリティとして活躍する22歳。平成生まれの彼女が同年代の若者に向けて提唱する“ネオ昭和”とは一体!?【阪田マリン】今の流行りも取り入れた、昭和なスタイルを作り出す。幼い頃は嵐のファンで、「大野くんのうちわを作ってライブを観に行ったこともありました」と話す阪田マリンさんが昭和カルチャーに惹かれるようになったのは、中学2年生のとき。おばあちゃんの家にあったレコードに触れたことがきっかけだ。「父のレコードがたくさん置いてあって、気になったチェッカーズの『Song for U.S.A.』を聴いたんです。びっくりしたのが、針を落とすと音が鳴ること。レコードをお店で買って、ターンテーブルに置いて、針を落としてやっと音楽が始まる。今はスマホで簡単に音楽が聴けるからこそ、聴くまでに時間がかかるレコードが当時の私には“新しく”感じたんです」チェッカーズを皮切りに『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』といった昔の歌番組に夢中になり、中森明菜など当時のアイドルにもどんどんハマっていった阪田さん。ただ、“昭和好き”を高校入学と同時に公言したものの、周囲の反応はイマイチだったみたい…。「共感してくれる人がほとんどいなかったので、同年代の昭和好きって、どれくらいいるのかな?と、Twitter(現X)とInstagramをはじめて。昭和そのままのファッションで“#昭和好き”“#平成生まれの昭和好き”とハッシュタグを付けて投稿したら、フォロワーさんがドンッて増えて。同年代の子もいましたけど、昭和ドンピシャ世代の人が“懐かしいです!”と盛り上がってくれました」いま阪田さんが広げようとしているのは、昭和に今のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”というコンセプトのファッション。「昭和の良さをもっと同年代とか、若い世代に伝えたくて。すべてを昭和にするとあまりしっくりこなくて、そこに流行りのアイテムを取り入れる“ネオ昭和”のスタイルだと反応も良いし、私もそれが好きなんです。ワンピースやシャツは当時のものだけど、小物や靴は今のブランド。完璧な昭和を目指すとどこかで無理が出ちゃって、好きが貫けないので」モデルやラジオパーソナリティなど、その活動の幅を広げている阪田さん。最近はネオ昭和歌謡プロジェクトとして「ザ・ブラックキャンディーズ」というグループを結成し、歌手活動をスタートさせた。様々なカルチャーから昭和を極める阪田さんの最終目標とは?「昔ながらの喫茶店を継いでみたいですね。そこにちょっと自分の好きな要素や、新しいものを取り入れたネオ昭和な喫茶店を。おばあちゃんになったときの夢です(笑)」ネオ昭和ファッション’70~’90sのファッションに、現在のアイテムを組み合わせる。64年もの年月に及ぶ昭和だが、阪田さんをはじめ、現在の若者がイメージするのは、’80年代(昭和55~64年)の好景気とともに流行した、カラフルでゴージャスなバブリーファッション。ネオ昭和ファッションでは、当時モノのタイトなワンピースドレスに身を包むボディコンスタイルや、肩パッド入りのスーツなどを颯爽と着こなしつつ、カバンや靴といった小物にトレンドのアイテムをさりげなく加えるのがポイント。SNSで反響のあったお気に入り写真を紹介します!竹内まりや『プラスティック・ラブ』のジャケットをイメージした写真。写真の粒子感やブレもこだわり。“昭和にタイムスリップできるなら”というテーマで纏ったボディコンワンピ。鮮烈な赤が印象的。昭和のアイドルに猛烈に憧れていたという、18歳の頃の写真。髪型はもちろん聖子ちゃんカット。大阪・新世界にあるポルノ映画館「国際地下劇場」前で撮影されたショット。今も残る昭和の光景に溶け込んだ。さかた・まりん昭和カルチャーが大好きで“ネオ昭和”と自ら命名し、ファッションやカルチャーを発信する人気インフルエンサー。SNSでの総フォロワー数は約23万人。(1枚目写真)撮影の日のファッションは、’80年代ではなく’70年代テイスト。ベルボトムのジーンズに、イギリスのロック歌手「デヴィッド・ボウイ」が大きく描かれたタイトなTシャツがポイント。※『anan』2023年10月4日号より。写真・大久保啓二取材、文・森 樹(by anan編集部)
2023年10月02日明暮れ小唄・「隅田川森羅万象・墨に夢」実行委員会主催、『北斎小唄其の参両国心中 A Tragic Love Story in Ryogoku』が2023年12月16日 (土)にユートリヤ すみだ生涯学習センター(東京都墨田区東向島2丁目38-7)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 墨田区で生まれ育った世界的画家である葛飾北斎。スクリーンに投影されたその名作を見ながら、小唄の演奏を聞き、日本の美術と芸能を眼と耳で楽しむ「北斎小唄」。「其の壱隅田川」「其の弐冨嶽三十六景」に続く「其の参 両国心中」は、人形浄瑠璃文楽座の人形遣いを迎え、隅田川河畔を舞台にした恋物語を創作、上演いたします。両国に暮らす町娘の初恋。いとしい若者との逢瀬も束の間、二人の間に立ちふさがったのは……。北斎の浮世絵と小唄の名曲に乗せ、せつない恋模様を美しい文楽人形が演じます。文楽人形・小唄・落語・囃子・浮世絵が一体となった舞台をお楽しみください。過去公演より過去公演より団体概要小唄の普及を目指し、日本美術や伝統建築を活かした公演や映像制作を行なっている、千紫巳恵佳と小唄幸三希のユニット。2021年に葛飾北斎の高精細画像をスクリーンに次々と映写しながら小唄を演奏する「北斎小唄其の壱隅田川」を初演。好評を得て、2022年「北斎小唄其の弐冨嶽三十六景」を上演した。公演概要主催: 明暮れ小唄・「隅田川森羅万象・墨に夢」実行委員会共催:墨田区協賛:東京鋲兼、東武鉄道株式会社『北斎小唄其の参両国心中A Tragic Love Story in Ryogoku』 公演期間:2023年12月16日 (土) 会場:ユートリヤ すみだ生涯学習センター(東京都墨田区東向島2丁目38-7)■出演者小唄演奏:千紫巳恵佳、小唄幸三希文楽人形:吉田玉勢、吉田簑紫郎案内役:柳家緑太囃子:福原千鶴社中■スタッフ演出:大和田文雄映像監督:渡邊いち舞台制作:明治座舞台アートディレクター:関本明子映像提供:すみだ北斎美術館■公演スケジュール<1回目>12月16日(土)14:00/15:30<2回目>12月16日(土)17:00/18:30※開場は、開演の30分前です。※上演時間は約1時間30分を予定しております。■チケット料金全席自由:5,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月16日『東西落語ユニットwe in 東京』が2023年9月25日 (月)に日本橋社会教育会館 ホール(東京都中央区日本橋人形町1-1-17日本橋小学校等複合施設8階)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 「東西落語ユニットwe」東京公演 間もなく開催!WESTの「W」とEASTの「E」を取って「WE」。東西の若手・中堅落語家精鋭による交流落語会「東西落語ユニットwe」東京公演を開催いたします。江戸落語は笑点メンバーでもおなじみの桂宮治、昨年真打昇進を果たし、落ち着いた話芸に磨きがかかる入船亭扇橋。対する上方は先日、国立演芸場で初の東京独演会を開催し、東京でも活躍を広げる桂雀太、本年6月に「第9回若手噺家グランプリ」で見事優勝を勝ち取った桂そうば、と東西でいま旬の噺家が勢揃いいたします。出番順はなんとオープニングの「ジャンケン」で決定!ラフな開催スタイルでありながら、本格的な落語をたっぷり4席お楽しみいただきます。今後が期待される個性的な4名の落語、そして本音も少しのぞけるトークコーナーもどうぞお楽しみに。出演者略歴【東(江戸落語)】桂 宮治(かつら・みやじ)出囃子:阿波踊り2008年2月桂伸治門下で浅草演芸ホール楽屋入り2021年2月中席より真打昇進出演番組:テレビ・日テレ「笑点」レギュラー他多数2012年NHK新人演芸大賞 落語部門 大賞2014年国立演芸場花形演芸大賞 銀賞他多数入船亭 扇橋(いりふねてい・せんきょう)出囃子:いっさいいっさいろん2008年2月入船亭扇辰に入門2022年9月真打昇進「十代目入船亭扇橋」を襲名2023年国立演芸場花形演芸大賞 金賞他多数【西(上方落語)】桂 雀太(かつら・じゃくた)出囃子:大東京音頭2002年5月桂雀三郎に入門2011年から「桂雀太独演会」於・天満天神繁昌亭を毎年開催し全て満員御礼2016年NHK新人落語大賞2019年国立演芸場花形演芸会 銀賞2019年文化庁芸術祭 新人賞桂 そうば(かつら・そうば)出囃子:水気2005年 10月桂ざこばに入門「東西落語ユニットwe」のプロデューサーをつとめる2023年第9回若手噺家グランプリ 優勝公演概要『東西落語ユニットwe in 東京』公演日時:2023年9月25日 (月) 18:30 開場/19:00 開演会場:日本橋社会教育会館 ホール(東京都中央区日本橋人形町1-1-17日本橋小学校等複合施設8階)■出演者【西】桂雀太桂そうば【東】桂宮治入船亭扇橋■チケット料金前売 3,000円当日 3,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月29日川鶴落語倶楽部主催、広瀬和生プロデュース『もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ』が2023年11月19日 (日)に内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1-5-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月19日(土)10:00発売開始です。カンフェティにてチケット8月19日(土)10:00発売開始 プロデューサー広瀬和生より「もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ」は立川こしら・鈴々舎馬るこの2名をレギュラーとし、ゲストを1名迎えて行なう三人会。前回は柳亭信楽が参加したが、今回のゲストはナツノカモ。元は立川春吾という落語家だったが、落語家であることはやめて落語作家に転身、独創的な新作落語を次々と生み出し続けている。彼はまた、自分の作品を自ら演じるパフォーマーでもあって、それは「立体モノガタリ」という新たな表現形式を採ることもあれば、着物を着ての落語形式の場合もある。「ナツノカモ作品を演じるナツノカモ」が立川こしら・鈴々舎馬ること競演することでどんなケミストリーが生まれるのか?まさに落語ファン必見の一大イベントだ!公演概要広瀬和生プロデュース『もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ』公演期間:2023年11月19日 (日)会場:内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1-5-1)■出演者立川こしら鈴々舎馬るこゲスト:ナツノカモトーク:広瀬和生■主催川鶴落語倶楽部■公演スケジュール11月19日(日) 18:30 開場/19:00 開演■チケット料金前売:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月17日ハンサム落語製作委員会(Lol)主催、『ハンサム落語2023』が東京・大阪の二会場にて上演されます。東京公演:2023年10月4日(水) ~ 9日(月・祝) / CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:2023年10月13日(金) ~ 15日(日) / シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月26日(水)19:00より抽選先行開始です。カンフェティにて7月26日(水)19:00よりチケット抽選先行開始 公式ホームページ 公式Twitter 皆様に支えられ、10年目を迎えたハンサム落語。約2年ぶりとなる舞台公演が満を持して決定!ハンサム落語とは、古典落語を現代風にアレンジ。若手実力俳優が演じ、落語で引きつけ、声で聞かせ、演技力で魅了する人気企画です。「二人一組」の掛け合いで行う独自のスタイルが人気のシリーズ!同じ演目でも組合せによって全く目え方が違います。この度今回のキャストの組み合わせと、ビジュアルが解禁されました。【日程】<東京>10/4(水)19:00/鎌苅健太×平野良・阿部快征×碕理人10/5(木)15:00/阿部快征×林光哲・鎌苅健太×米原幸佑10/5(木)19:00/磯貝龍乎×林光哲・碕理人×米原幸佑10/6(金)15:00/磯貝龍乎×林明寛・平野良×鷲尾修斗10/6(金)19:00/林明寛×平野良・林光哲×鷲尾修斗10/7(土)14:00/平野良×鷲尾修斗・松村龍之介×和合真一10/7(土)18:00/碕理人×米原幸佑・松村龍之介×和合真一10/8(日)14:00/阿部快征×松村龍之介・碕理人×和合真一10/8(日)18:00/磯貝龍乎×林光哲・松村龍之介×和合真一10/9(月祝)13:00/鎌苅健太×米原幸佑・林光哲×鷲尾修斗10/9(月祝)17:00/磯貝龍乎×林明寛・平野良×宮下雄也<大阪>10/13(金)19:00/鎌苅健太×谷口賢志・林光哲×鷲尾修斗10/14(土)14:00/阿部快征×林光哲・平野良×鷲尾修斗10/14(土)18:00/加藤良輔×米原幸佑・谷口賢志×宮下雄也10/15(日)12:00/磯貝龍乎×宮下雄也・加藤良輔×平野良10/15(日)16:00/谷口賢志×米原幸佑・平野良×宮下雄也公演概要『ハンサム落語2023』【公演期間】東京公演:2023年10月4日(水) 〜 9日(月・祝)大阪公演:2023年10月13日(金) 〜 15日(日)【会場】東京公演:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)■出演者阿部快征、磯貝龍乎、加藤良輔、鎌苅健太、碕理人、谷口賢志、林明寛林光哲、平野良、松村龍之介、宮下雄也、米原幸佑、和合真一、鷲尾修斗(50音順)■スタッフ脚色・演出:なるせゆうせい企画・製作:Lolプロデューサー:吉井敏久、渡辺詩織音響:鯨井拓実照明:橋本剛(コローレ)舞台監督:今泉馨衣装:伊藤摩美ヘア&メイク:SAYAKA美術:竹邊奈津子■チケットハンサムシート:9,900円※前方エリア・特典付き一般席:7,700円(全席指定・税込)【公演問合せ先】 株式会社Lolmail: info@lol-w.com (平日11時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月28日旬な二ツ目が話芸を競う林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔らを輩出した落語会(公財)北区文化振興財団主催、『第34回北とぴあ若手落語家競演会』が2023年9月9日 (土)に北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 旬な二ツ目が話芸を競う、熱き戦い!大賞を決めるのは会場のお客様!林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔ら人気噺家を輩出してきた若手の登竜門ともいえる落語会。34回目となる今年はゲストに三遊亭小遊三が登場します!公演概要『第34回北とぴあ若手落語家競演会』公演日時:2023年9月9日 (土)13:30開場/14:00開演会場:北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者春風亭昇吾、雷門音助、三遊亭遊子春風亭朝之助、柳家圭花、三遊亭ふう丈【ゲスト】三遊亭小遊三【司会】サンキュータツオ(米粒写経)■チケット料金全席指定:2,800円(税込)※未就学児の入場はご遠慮ください。主催:(公財)北区文化振興財団共催:東京都北区 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月14日2019年5月1日から、平成から令和に元号が変わりました。世の中の流行も代わり、街を歩けば新しい時代を感じさせるファッションやカルチャーであふれています。そんな中、頭が混乱してしまうような写真が、Twitter上で話題に。平成から令和に移り変わろうとしていた2019年に撮影された1枚ですが、昭和の雰囲気満載だというのです。「あまりにも昭和すぎる気がするので見て下さい。」話題の1枚に写っているのは、阪田マリン(@marin_syowasuki)さん。4年前、阪田さんが大学1年生の時に撮影した1枚は、ファッションやポーズ、写っている車のデザイン、何から何まで『昭和』でした…。バブル時代を彷彿とさせるファッションに、今ではめったに見ないタイプのピースサイン、そして注目すべきは阪田さんのバックに写る車です。リアウインドウに、『工藤静香』…!写真そのものは、インスタントカメラ風の加工ができるスマホのアプリを使って撮影されたといい、色合いも相まって、もはや昭和にしか見えません。阪田さんがTwitterに「18歳の時に撮った写真があまりにも昭和すぎる気がするので見てください」というコメントとともに写真を投稿したところ、たちまち話題に。「懐かしすぎる」「昭和63年ぐらいの雰囲気」と反響を呼びました。・そのピース!昔のレディースは、みんなそれやってましたね。・懐かしいなぁ。自分たちの世代は、こんな車がゴロゴロおった。・4年前…。時間軸がおかしい!昔から「流行は繰り返す」と、いわれてきました。SNS上で多くのファンを持つ阪田さんの投稿をきっかけに、令和の若者たちの間で、昭和時代の魅力が再発見されつつあるようです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月03日小腹が空いた時や友人とおしゃべりをする時、仕事の合間の休憩など、ひと息つく場所として多くの人に愛用されているサンマルクカフェ。どこか昔懐かしい店内の落ち着いた雰囲気を好み、のんびりと過ごす人も多いのではないでしょうか。ゆっくりと過ごすことができる内観に合わせて昭和レトロな新商品が販売されると聞き、ひと足先に試食させてもらいました。サンマルクカフェ定番の『チョコクロ』パスタもイチオシ!トマトの旨みたっぷり『昭和レトロナポリタン』クロワッサン生地にチョコレートが挟まった『チョコクロ』のイメージが強いサンマルクカフェですが、一部の店舗では、生麺を使用したパスタも提供しているのを知っていますか。サンマルクカフェのパスタは3種類。そのうち1種類は季節ごとに変えていて、2023年6月30日(金)からは『昭和レトロナポリタン』が期間限定で発売されます。『昭和レトロナポリタン』サンマルクカフェでパスタを食べるのは初めての筆者。ひと口食べてみると…。…うま!!!生麺パスタがモッチモチです!トマトの甘味と旨み、酸味をしっかり味わえるソースに、玉ねぎやウインナー、ピーマン、きのこと具材がゴロゴロ。こだわりのソースはトマトなどの配合を何度も調整しながら、約半年間かけて開発したのだとか。焼きたて、できたてを提供しているサンマルクカフェ。もちろんパスタも注文が入ってから茹でていきます。1食分ずつ茹でますパスタとソース、具材と絡めて完成注文が入ってから1食分ずつパスタを茹でて、具材を加熱していくので、できたてモチモチのパスタが食べられますよ。どっちが好み?2種類のクリームソーダ昭和レトロで忘れてはならないのは、色鮮やかなクリームソーダ。レトロな雰囲気を楽しんでもらおうと、『昭和レトロクリームソーダ』と『ニューレトロクリームソーダスムージー』も登場です。左:『ニューレトロクリームソーダスムージー』 右:『昭和レトロクリームソーダ』『昭和レトロクリームソーダ』は、グリーンが鮮やかなメロンソーダにソフトクリームとサクランボをトッピング。クリームソーダといえば、楕円形のバニラアイスがポテッとメロンソーダの上にのっているイメージですが、ソフトクリームが巻かれています。これは、サンマルクカフェオリジナルの北海道産ミルクを使用したソフトクリームをのせていて、シュワシュワの炭酸となめらかなミルクのコクを味わうことができますよ。『ニューレトロクリームソーダスムージー』気になる『ニューレトロクリームソーダスムージー』は、ひと口飲むと、シュワッとする炭酸の代わりに、キリッとさわやかなレモンの味がします!ノドごしのよい舌触りで思いっきり飲んでしまいたくなりますが、暑い日にはほてった身体へのご褒美として、ひと口ひと口味わうのもおすすめ。『昭和レトロクリームソーダ』と同様のソフトクリームがトッピングされているので、スムージーと一緒に食べるとさらにまろやかな味わいになり、デザート感覚で楽しめますよ。夏の兆しを感じる時に、モチモチのパスタとさわやかなクリームソーダで、ひと息ついてみてはいかがでしょうか。『昭和レトロナポリタン』販売期間:2023年6月30日(金)~販売終了未定価格:単品 860円(税込)、セット 1,060円(税込)~※一部店舗のみ販売『昭和レトロクリームソーダ』販売期間:2023年6月30日(金)~7月27日(木)価格:Mサイズ 590円(税込)『ニューレトロクリームソーダスムージー』販売期間:2023年6月30日(金)~7月27日(木)価格:Mサイズ 590円(税込)※全て予告なく販売終了する場合がございます。[文・構成/grape編集部]
2023年06月29日サンマルクカフェは6月30日から、期間限定の新商品として「昭和レトロナポリタン」と、「昭和レトロクリームソーダ」「ニューレトロクリームソーダスムージー」を発売します。■もっちり生麺パスタに懐かしい味わいのトマトソースを絡めた「昭和ナポリタン」今回の新商品のテーマは「レトロ」。「昭和レトロナポリタン」には、喫茶店の定番である懐かしい味わいを表現するため、改良を重ねて開発したオリジナルソースが使用されているのだとか。トマトの旨みとまろやかさの中に、どこかで食べた事があるような懐かしさも感じる優しい味わいに仕上げたソースは、もちもち食感の生麺パスタにからみ極上の味わいに。具材には、ピーマンやたまねぎ、きのこ、ウインナーがたっぷり使用され、食べ応えもたっぷりです。■北海道産ミルク使用のソフトクリームをトッピングした2種のクリームソーダ「昭和レトロクリームソーダ」は、懐かしい味わいの色鮮やかなメロンソーダに、真っ赤なチェリーと、北海道産ミルクを使用したソフトクリームがトッピング。メロンソーダに濃厚な味わいのソフトクリームを合わせて飲めば、夏にぴったりな弾けるしゅわっと感と、まろやかなミルク感の両方を楽しめますよ。「ニューレトロクリームソーダスムージー」は、クリームソーダの味わいをスムージーで表現した新感覚のドリンク。炭酸を飲んだ時のような爽やかなのど越しを表現するため、レモン果汁を少し混ぜ合わせているのだそう。懐かしいソーダの味わいとスムージーが融合した“ニューレトロ”な感覚を楽しむことができます。サンマルクカフェの落ち着きのある空間で、まるで昭和の喫茶店にタイムスリップしたかのようなレトロ感あふれる商品を、この期間にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。■商品概要商品名称:昭和レトロナポリタン価格:単品 860円、セット1,060円(10:00~の販売)~販売期間:年6月30日~販売終了日未定※一部店舗のみ販売商品名称:昭和レトロクリームソーダ価格:Mサイズ590円販売期間:6月30日~2023年7月27日商品名称:ニューレトロクリームソーダスムージー価格:Mサイズ590円販売期間:6月30日~2023年7月27日※すべて予告なく販売を終了する場合もあり(フォルサ)
2023年06月28日昭和の人気キャラクターといえば「モンチッチ」。1974年に誕生し、来年で50周年を迎えます。日本では昭和レトロなキャラクターとして知られるモンチッチですが、今は海外でも大人気なんです!そんなモンチッチで日本を元気にしたい!という想いから、「レトロで元気ッチ!プロジェクト」を発足! 浅草で行われたイベントや50周年グッズなどをレポートします。レトロで元気ッチ!プロジェクトとは代表取締役吉野氏とモンチッチCEO日本の地域・地方が「人口減少」「少子高齢化」「地域衰退」などの課題を抱える中で、日本のレトロな地域・地方をモンチッチが元気にしたいという想いから、『レトロで元気ッチ!プロジェクト』は始動。“昭和レトロ”を代表するキャラクターであるモンチッチが、日本各地にあるレトロな場所、街、取り組みなどを元気に活性化するプロジェクトです。ユニクロ浅草店1Fのショーウィンドウ第一弾は、都内で最も老舗企業が多く、日本の古き良き伝統が残る『浅草×モンチッチ!!』がスタート。浅草BOXや花やしきなどをはじめとする、浅草スタンプラリーを2023年6月29日(木) まで開催します。スタンプラリーでは、モンチッチのステッカーや浅草の街で使用できるクーポン、花やしきの入場割引券がもらえます。また、期間中は〈ユニクロ浅草店〉でモンチッチのぬいぐるみを500体展示。イベントの開催を記念して、浅草六区イベント広場でなかやまきんに君、浜口京子さん、しなこさんによる「『レトロで元気ッチ!プロジェクト』出発式トークショー」も行われました。3人ともモンチッチのファン。しなこさんは「カラーズ」という新シリーズのパープルのモンチッチ。なかやまきんに君はスタンダードのモンチッチ。そして浜口さんは浴衣を着て桶と手拭いを持った温泉モンチッチと、それぞれの“推しモンチッチ”を披露しました。第二弾は、山形×モンチッチを予定!100年以上続く老舗企業が集積し、多くレトロな風情があふれる山形の中心市街地でプロジェクトを実施。8月に開催される東北四大祭りである「山形花笠まつり」の広報大使にモンチッチが就任し、お祭り当日にはパレードにも参加予定。浅草と同じく、スタンプラリーや様々な山形のパートナーとのコラボレーションなどを実施します。『レトロで元気ッチ!プロジェクト』については公式サイトをご覧くださいね。50周年を記念した激かわグッズも大注目!顔のタイプが今っぽいベビチッチ7月8日(土) にはパレードコスチュームのモンチッチとベビチッチが9種類の「レッツ!パレード モンチッチ」を発売。それぞれのアイテムには、モンチッチ50周年、ベビチッチ20周年のロゴが入っています。その他にもタオルやハンカチ、マット、ルームシューズなど新商品のオリジナルグッズもたくさん登場しています。筆者は今回、初めてベビチッチの存在を知ったのですが、とってもカワイイ〜!!ベビチッチが誕生して20周年なんだそう。そりゃー知らないはずですよね(?)あどけない表情の可愛さにどハマりしちゃう人が続出中なのだとか。って、ここまで話して突然なんですが。『モンチッチ』って、お猿さんではなく“妖精”だったって知っていますか? 私はたった今知りました。「モンチッチギャラリー」に寄ってレアグッズをゲット!昭和レトロを感じるお店にしっくりくるモンチッチ「モンチッチギャラリー」(TOYS テラオ)は、浅草仲見世店と2号店の2店舗を浅草に構える老舗のおもちゃ屋さんです。仲見世通りにも2号店があり、店内にはレアなモンチッチがずらりと並んでいます。着物を着ていたり、ウェディングドレスを着ていたり、とっても自由なモンチッチ。さすが妖精さんです。取材時はひっきりなしに外国人観光客が来店し、グッズやぬいぐるみを購入していきました。ちなみに外国人観光客に人気なのは和装のモンチッチだそうですが、やっぱりスタンダードなものが一番売れているそうです。浅草限定のモンチッチ!ここでしか買えない浅草の半被を着た「浅草モンチッチ」や「雷門モンチッチ」などもあるので、ちょっと人と違ったモンチッチグッズが欲しい人はここで探してみてくださいね!モンチッチは2024年で50周年を迎えます。そんなモンチッチの魅力を発信してくれるモンチッチ50周年アンバサダー 【モンバサダー】を募集しているそうです!詳しくはモンチッチのオフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね。※数に限りがあります。商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。文=牡丹餅あんこオフィシャルサイト:
2023年06月24日2022年度より本格的な活動をスタートした、松竹芸能所属の落語家、笑福亭鉄瓶、笑福亭喬介、笑福亭生寿、桂咲之輔、笑福亭呂好の5名で結成された落語家ユニット五楽笑人(ごらくしょうにん)。『五楽笑人~参上~』チケット情報昨年は関西を中心に大阪・心斎橋PARCOでの公演など関連イベント約40公演を行い、関西での知名度を着実に積み上げてきた。そして今年2023年7月1日(土)・2日(日)に5人揃って出演者もメンバー5人だけの初の東京単独公演を2日間開催する。会場は流行発信地の渋谷にある、渋谷ばぐちかというライブスペース。1日目は2部制で、第1部は五楽笑人の目標である「上方落語を全国に」というメンバーの思いから上方落語の古典演目に軸をおいた「古典落語編」。第2部は落語を聴いてみたいが少し敷居が高いと思われる方にピッタリな現代落語を軸ににした「新作落語編」。そして2日目は、落語の可能性を広げるために五楽笑人メンバーがオリジナルで考えた新ジャンル「ラクゴノソノゴ」を披露する「ラクゴノソノゴ編」。「ラクゴノソノゴ」とは古典落語のその後のストーリーを五楽笑人が創作し、音と映像を交えながら5人で物語をリレー形式で演じる新感覚の落語だ。また「ラクゴノソノゴ」だけではなく5人それぞれの古典・新作にしばられない自分のベストの落語5席も行う。2日間を通して落語の過去(古典落語)・現在(新作落語)・未来(ラクゴノソノゴ)を五楽笑人のフィルターを通して感じられるイベントとなるに違いない。今最も関西で勢いのある落語家ユニットをぜひ生でご覧いただきたい。チケットは発売中。
2023年05月19日ハンサム落語製作委員会(Lol)主催、『ハンサム落語2023』が東京・大阪の二会場にて上演されます。東京公演:2023年10月4日(水) 〜 9日(月・祝) / CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:2023年10月13日(金) 〜 15日(日) / シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売予定です。公式ホームページ 公式Twitter 古典落語を現代風にアレンジ。若手実力俳優が演じ、落語で引きつけ、声で聞かせ、演技力で魅了する『ハンサム落語』。「二人一組」の掛け合いで行う独自のスタイルが人気のシリーズ!同じ演目でも組合せによって全く目え方が違います。色んな組み合わせを是非お楽しみください!皆様に支えられ、10年目を迎えた人気シリーズのハンサム落語。約2年ぶりとなる舞台公演が満を持して決定!久しぶりに大阪も行きます!出演は本作を牽引してきた磯貝龍乎、林明寛、平野良、宮下雄也、米原幸佑に加え、阿部快征、鎌苅健太、谷口賢志、林光哲、松村龍之介、和合真一の出演が決定致しました!今作も豪華なメンバーが揃った『ハンサム落語2023』。ぜひお楽しみください!公演概要『ハンサム落語2023』【公演期間】東京公演:2023年10月4日(水) 〜 9日(月・祝)大阪公演:2023年10月13日(金) 〜 15日(日)【会場】東京公演:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)■出演者阿部快征磯⾙龍乎鎌苅健太谷口賢志林明寛林光哲平野良松村龍之介宮下雄也米原幸佑和合真一他■スタッフ脚色・演出:なるせゆうせい衣装:伊藤摩美ヘア&メイク:SAYAKA■チケット後日詳細発表カンフェティで発売予定 【ハンサム落語製作委員会】Lol 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月11日聖蹟桜ヶ丘・多摩センターの学習塾・個別指導のTASUKE塾(運営:株式会社best place、本社:東京都多摩市、代表取締役:澤井誠)は、「落語無料観覧会」を聖蹟桜ヶ丘校にて2023年5月21日(日)に開催いたします。落語観覧会風景2020年に施行された教育改革によって「知識、技術の習得を重視する教育」から「自分で考え、表現・判断し、実社会で役立てる総合的な能力を重視する教育」にシフトしているにも関わらず、実際の教育の現場では、なかなか実現できていない現状があります。Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校では、2023年夏休みの自由研究の一環として、古典落語を覚え、実際にお客さまの前で発表会を行う子供落語教室「こどもらくご」( )を7月~8月に開催(全4回)いたします。いま求められている「自主性・創造性、総合的な能力」を子供たちから引き出す情操教育の機会を創出。落語は、耳や実際に鑑賞した体験から学ぶ部分が多く、「自主性・創造性、総合的な能力」に繋がる貴重な学びであると考えています。そして今回、夏休みの「こどもらくご」に先立ち、大学客員教授、小説執筆、音楽活動など多彩な活動を続ける芸歴50年を間近にした落語家真打ち「金原亭世之介」さんによる落語の無料観覧イベントを開催します。「落語無料観覧会」開催のお知らせ!金原亭世之介江戸時代から現在まで継承され、ひとりで何役も演じ、語りのほかは身振り・手振りのみで物語を進める日本の伝統文化である本物の落語を観覧して、喜怒哀楽溢れる物語を想像して楽しむ日本の文化をお楽しみください。落語を体験することで日本の伝統文化の理解を深めるとともに、楽しみながら表現力を向上させるヒントが見つかります。こどもらくご風景こども落語家【落語無料観覧会 開催概要】主催 : Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校、キングプロダクション開催日時 : 2023年5月21日(日)13:00開場 13:30開演開催場所 : Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校 3Fフロア出演 : 金原亭世之介、金原亭杏寿、金原亭駒平スケジュール: 13:00 開場13:30 オープニングMC(牧乃ミカ)13:35 金原亭駒平13:45 金原亭杏寿14:00 休憩14:10 金原亭世之介14:30 夏休みこどもらくごイベント概要説明15:00 終了参加対象 : 小学校2年生~6年生と保護者様(該当年齢内のご兄弟もご参加いただけます)参加人数 : 60名(保護者様込)参加費 : 無料お申し込み : <聖蹟桜ヶ丘・多摩センターの学習塾・個別指導のTASUKE塾とは>個性と向き合う学習塾TASUKE塾は、生徒一人ひとりの基礎力定着を重視した予習型の学習塾です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月10日元禄時代から約300年続く伝統行事「のざきまいり」が、野崎観音(慈眼寺・大東市野崎2丁目7-1)で開催されます。▲野崎観音の境内▲多くの参拝者で賑わう参道「のざきまいり」は、毎年5月1日から8日までの無縁経の御開帳に本尊十一面観音立像にお参りする行事で、今年は期間中の5月7日(日)まで、JR野崎駅から約700メートル続く参道に、130軒以上の露店が並びます。露店が出店されるのは4年ぶりで、例年、全国から10万人を超える人々が訪れていました。境内では、色鮮やかなツツジや新緑が参詣者を出迎えるとともに、5月5日(祝・金)から8日(月)までの期間は、境内や本堂などで太鼓や落語などの多彩な催しがめじろ押しです。また、普段は本堂内に安置されている「十一面観音立像」(大東市指定文化財)が、期間中は御簾を上げて直接お参りすることができます。昭和初期に大ヒットした「野崎小唄」、落語家 桂春團治の十八番である「野崎詣り」、浄瑠璃や歌舞伎の「お染久松」など、「のざきまいり」は文化的な知名度も高く、初日から多くの人でにぎわいます。境内と参道が一体となって、子どもから大人まで多くの人々が楽しめる「のざきまいり」を、ぜひご紹介・ご取材賜りますようお願い申し上げます。■ 『のざきまいり』開催概要■期間 令和5年5月1日(月)~8日(月)表1: 大東市ホームページ: ※期間中は非常に混雑します。駐車場・駐輪場がありませんので、公共交通機関のご利用にご協力をお願いします。※新型コロナウイルス感染症拡大の防止にご協力をお願いいたします。<関連イベントのご案内>◇フリーマーケット日時:5月3日(祝・水)~5日(祝・金)10:00~16:00場所:大東市立野崎まいり公園/入場無料◇第40回人権パネル展「暗やみに光を灯した人」杉原千畝展日時:5月1日(月)~4日(祝・木)10:00~16:00場所:野崎観音会館/入場無料内容:命の大切さや平和の尊さを考えるきっかけに。◇春季展「野崎観音慈眼寺展-慈眼寺を取り巻く寺々-」日時:4月15日(土)~5月28日(日)9:30~19:30(※第1・3火曜日は休館)場所:大東市立歴史民俗資料館/入場無料内容:慈眼寺と「のざきまいり」の歴史にまつわる史料の紹介など。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日