大阪の大動脈、御堂筋線の中でも淀川と大和川の間にあり、大阪ミナミといわれる難波や心斎橋よりも少し南に位置するのが、今回ご紹介する「あびこ駅~昭和町駅」。住吉区・東住吉区・阿倍野区にまたがっている地域です。いわゆる南大阪のイメージではなく、昔ながらの人情味があり、若いファミリーから大学生にも人気で、様々な世代が入り混じっているエリアです。 大阪屈指の公園を持つ「長居駅」 長居駅と言えば長居公園です。長居公園にはプロサッカーの試合が行われる「ヤンマースタジアム長居」をはじめ、植物園やプール、相撲場などもある総合公園です。コンサートやフードフェスティバルなども行われているので、週末はいつも賑わっています。平日も子供たちが元気にのびのび遊んでいたり、ご高齢の方がゆっくりと散歩したりしていて、とても牧歌的な雰囲気に包みこまれています。賃貸ではなくファミリー向けの分譲マンションが多いイメージもあります。 長居駅おすすめのお部屋はこちら 憧れのTOMOSで暮らす(1LDK/46.6㎡/8.8万円) goodroomの手がけるオリジナルリノベーション、TOMOS。床材は、明るく柔らかい印象のパーチ材にしたり、キッチンは真っ白の人口大理石天板と3口ガスコンロを採用したりと、利用者のニーズに応え、おしゃれな賃貸物件に生まれ変わったお部屋です。(写真はイメージです)間取りは1LDK。初めての同棲を始めるカップルの方におすすめです。(写真はイメージです)ダイニングテーブルも問題なく置けそうなリビングは14.5畳。寝室とはしっかり分けて、こちらは二人がゆっくり過ごす場所にしましょう。(写真はイメージです)2畳の小さな書斎もあります。仕事をしたり、考え事をしたり……アーチ型の入り口もTOMOS流なんです。(写真はイメージです) この部屋の詳細を見る 木目の広々ベランダでお昼寝したい。(1LDK/49.46㎡/8.0万円) 同じく長居駅から徒歩7分の場所にあるお部屋です。1967年に建てられたお部屋なので建物自体は少しレトロな印象ですが、中身はリノベーションされていてとてもきれいです。目をひくのは、部屋の中央にあるステンレスの大型キッチン。アイランドタイプなので部屋と一体化しているかのよう。背面には広々とした収納スペースがあるので、冷蔵庫などの家電だけではなく棚などを置いて自由に収納スペースを作れるのもうれしいですね。もうひとつうれしいのは、ベランダ。木目で陽射しもよく入る場所なので、うとうとお昼寝できそう……。ハンモックや、小さなテーブルとイスを置けば、あっという間に自分だけのリラックススペースの出来上がりです。 この部屋の詳細を見る 長居駅のお部屋をもっと見る 天王寺から1駅「昭和町駅」 平成から令和へ。昭和町は2つ前の元号の駅となるのですね。ターミナル駅である天王寺からたった1駅。周辺には学校が多くあり、普段から学生で賑わいを見せており活気のある街です。アクセスの良さを存分に利用している単身向けの築浅マンションなどが多く、一人暮らしで癖のないスタンダードなタイプのお部屋を求めている方にはぴったりかもしれません。 昭和町駅おすすめのお部屋はこちら 角部屋、いいことづくし。(1LDK/45.31㎡/9.31万円) 1フロアに1戸、1LDKのお部屋です。角部屋になるので、2面採光で室内はいつも日当たりが良く、隣の人の音を気にせずに暮らせるんです。11.4畳もあるリビングには、カウンターキッチンが。シンクも広く、IHコンロは3口もあります。汚れも拭き取りやすい白の人口大理石の素材なので、使い勝手もよさそうです。コンロの後ろには小さなクローゼットも。食器などの収納に重宝しそう!寝室の壁紙はグレーでシックに。落ち着いたお部屋に仕上げました。また、寝室にはウォークインクローゼットも完備。洋服などの荷物が多い方にはうれしい設備です。 この部屋の詳細を見る 昭和町駅のお部屋をもっと見る 大阪市内、御堂筋線の最も南の駅「あびこ駅」 我孫子前駅や我孫子町駅など、似ている名前の駅が周辺にいくつかがありますが、ここは平仮名で「あびこ駅」です。近くに大阪市立大学があるので大学生はかなり多いです。また南へ行くと堺市との境界である大和川が流れています。休日は河川敷をランニングしたり、友人とBBQもできる、自然を身近に感じられる街です。 あびこ駅のお部屋を見る ※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 大阪のお部屋まとめをもっと見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年05月04日大阪・阿倍野区の昭和町といえば、戦災をくぐり抜けた長屋が点在し、昔ながらのたたずまいが今なお残るところ。毎年4月28日の「昭和の日」には、落語、紙芝居、あめ細工といった懐かしい昭和の文化が体感できるイベントが開催されるなど、注目を集めているエリアでもある。そんな、かっぽう着姿のお母さんやラッパを吹きながらやってくるお豆腐屋さんが似合いそうな路地裏に、「暮らし用品」という器と道具のお店が今年1月7日にオープンした。ウェブデザイナーでもあるオーナーの米田紀子さんは、もともと料理好き、器好きということもあって 3年前から、主に作家ものを扱う同名のネットショップを運営していた。そんなある日、自らの曾祖父が建てた長屋の一室が空いたことをきっかけに、実店舗の オープンを決意。建物の老朽化や住人の高齢化により取り壊してしまう長屋も多い中、商品となる器や道具だけでなく、長屋という空間の再生そ のものを見て欲しい、という想いもあったのだとか。小さな看板が控えめに出ている玄関から、「こんにちは」と靴を脱いで上がるスタイル。懐かしいたたずまいは生かしつつモダンさを感じる空間にリノベーションされており、畳の上でお茶をいただきながら、手にとってじっくり気に入った器を選ぶことができる。「もうすこしあたたかくなったら、縁側でお庭を眺めながらゆっくりくつろいでいただければ」と米田さん。床の間の真ん中にある小さな壺には、ドライ植物をさりげなく生けて。あえて作家ごとにスペースを分けず、ひとつの空間にいろいろな作家の作品が並ぶが、不思議と統一感がある。「シンプルだけどどこか有機的で、人の手のぬくもりが感じられるもの、を基準に選んでいます。ふだん使いの器として長く愛着を持って使っていただきたいので、重ねて仕舞えることや、お手入れがしやすいものを多く揃えています」玄関のすぐ横にある、板張りのスペース。壁にはあたたかみのある手漉きの和紙を貼り、窓枠や建具を専門の職人さんに依頼するなど、内装の隅々にまでこだわりが。 スープ皿、カフェオレボウル、ミルクピッチャー、お箸やカトラリー、カッティングボード、小皿などが、やわらかな光の中で美しく映える。取り扱い作家は、<陶器>浅井純介、石原稔久、岩田圭介、大前悟、小山乃文彦、寒川義雄、鶴見宗次、西川聡、広川絵麻、吉岡萬理<木工>柏木圭、鈴木努 <金属>小沢敦志 <ガラス>鳥山高史(敬称略)など、総勢14人。今後、各作家の個展などもこの場所で年末あたりから開催予定だそう。小沢敦志さんのステンレス製ケーキフォークは「こういうのをつくってほしい」という作家とのやりとりから定番になった商品だそう。持ち手が長めで細くて軽いので持ちやすく、菓子皿から転げ落ちにくい。器のみならず、こんなにファニーでキュートな陶製の動物も。石原稔久さんの作品で、さまざまな動物たちが登場する絵本なども手掛けていらっしゃるそう。最後に直球ストレートな店名に込めた想いをうかがってみたところ、「外国語の洒落た店名は、私には似合わないかな、と(笑)。でも、世代を問わずに覚えやすいと 言っていただくことも多いので、よかったかなと思っています。今後も新しいことをどんどんやっていくというよりは、かっこつけずに、地味だけど着実に、長く続けていくことを大切にしていきたいですね」春を待ちわびる季節、食卓に優しい風をはこんでくれる器を探しに出かけてみてはいかがだろう? 昭和町にはオーガニック弁当の「米day No.1」、天然酵母パンの「ふくらすずめ」、自家焙煎珈琲 の「うさぎとぼく」、カフェ「萌木星(ほうきぼし)」などなど、歩いてまわれる距離に注目のショップが点在しているので、昭和を偲びつつ、のんびりとお散歩するのにもぴったりだ。器と道具「暮らし用品」大阪市阿倍野区阪南町1-45-15電話:(06)6628ー2606営業日: 金・土・日の11:00~18:00ウェブショップ 取材/野崎 泉
2012年02月08日