旬を揚げる、大衆天ぷらの魅力食材の味を最大限に引き出す“揚げ”の技新しい食材を天ぷらにすれば、新しい哲学が生まれる旬を揚げる、大衆天ぷらの魅力かつては大衆食として親しまれた料理も、歴史を経るごとに技が磨かれ、哲学に溢れた食文化となることがある。江戸前天ぷらもその一つ。江戸前天ぷらの特徴といえば、江戸前=東京近郊で獲れた魚介類をごま油でカラッと揚げること。油のかぐわしい風味と、季節によって変わる食材から旬を味わえることが何よりの魅力だ。「江戸前天ぷら」を受け継ぐ店は東京の街に数多くあるが、ひときわ名店の呼び声高い店がある。それは“天ぷらの神様”と呼ばれる料理人・早乙女哲也さんがはじめた【みかわ 是山居】だ。1976年に日本橋・茅場町で店を開いて以来、各界の著名人たちの舌をも喜ばせてきた。店内はカウンター席のみ。谷口さんの揚げの技術を目の前で眺めることができるそんな【みかわ 是山居】から独立した店【天ぷら やぐち】が人形町にオープン。22年間もの年月をみかわで過ごした店主・谷口ー樹さんによる、江戸前天ぷらのコースをいただくことができる。「修行したのは“みかわ”だけ。生え抜きと言えばいいのか、食材選びから揚げ方、仕上がりのイメージに到るまで、“みかわ”での教えが胸の奥にいつもあります」そう語る谷口さんの天ぷらは、食材ひとつひとつとの向き合い方にも哲学があった。食材の味を最大限に引き出す“揚げ”の技揚げる具材はどれも新鮮な魚介類“みかわ”での教えは数多くあれど、美学として強くあるのが、揚げる前に細工を施すことはなく“揚げ”と言う調理のみで食材の味を引き出し、仕上げることだ。そのために、食材によって捌き方や打ち粉の量、揚げ時間を考える。「みかわでもそうでしたが、揚げる前から『このエビはこう仕上げよう』という完成形が頭の中にあります。そこまで持っていくために、逆算して調理のやり方を考えていくんです」身と頭を別々に揚げたエビの天ぷら例えば、エビは他の食材よりも高い温度で揚げる。水分量が多いので、油の中でしっかりと脱水させるためだ。「衣にも気をつかいます。理想的な衣って顕微鏡で見ると網の目状になっていて、その間から食材の水分が抜けてカラッと揚がるんです」。一方、水で溶いて時間が経つとどうしても粘り気が出る。「天ぷらは脱水作業」との言葉の通り、谷口さんが仕上げた天ぷらはどれも軽く、衣をほとんど感じさせない。薄い衣を纏ったエビの頭からは、エビ本来の風味が強く香り立つ。少しの塩でいただけば、ボイルや鮨とは全く違ったエビの味が体験できる。新鮮な大ぶりの穴子をそのまま揚げるそして、人気の天ぷらのひとつが、3枚おろしをそのまま揚げる大ぶりな『穴子』だ。「穴子は皮目と身の間に独特のクセがあるんです。これを、揚げ具合によってクセではなく“香ばしさ”に変えられるかが勝負です」。揚がった穴子の身はホロホロと細かい食感となり、その変化に驚かされる。無論クセはなく、皮目の香ばしさもアクセントだ。皿に載せ、鉄箸で切った時に揚がる湯気を眺めるのはなんとも食欲をそそる体験だ夜には、こうした天ぷらが8品のコース(12,000円・税別)で楽しめる。提供する間、谷口さんは、1900200℃の温度に熱した油の中に次々と食材を入れ、それぞれの最適な秒数をカウントしながら揚げ上がりを待つ。もちろん、お客さんとの会話にも応じながら。新しい食材を天ぷらにすれば、新しい哲学が生まれる料理人の谷口一樹さん「良い材料を揃えたら、そこそこの天ぷらは作れる。でも、江戸前天ぷらの哲学は“どううまくできるか”にあるんです」そう語る谷口さんは、天ぷらに使う新しい食材の探求にも強い関心を持つ。【みかわ 是山居】で学んだ天ぷらの哲学は、語りつくせるものではないという。「食材がひとつあれば、その食材に対する考え方があります。全ての食材に対して哲学があるわけですから……。全て話そうと思ったら、ここじゃなくバーにでも行かないと(笑)」食材ごとに哲学がある一方で、谷口さんは「天ぷらにする意義のある食材は、限られている」と語る。全ての調理の中で天ぷらが一番向いている食材でないと、“揚げる意味”はないと言う。「ただ、魚を獲る海の状況も僕が修行をはじめた20数年前とは変わっています。昔はよく使っていたのに、今では見なくなった魚だってありますね」。『ししゃも』の天ぷらは、身はホロホロと細かく、独特の旨味が感じられるだからこそ、新しい食材を探求するのだと言う。秋のコースに提供される『ししゃも』は、修行時代のみかわでは扱うことのなかった食材だ。「これまでのやり方をただ単に踏襲するだけじゃなく、自分で開拓していかないと」。それは江戸前天ぷらの流儀を受け継ぐためでもあり、そこにまた新しい哲学が生まれる。伝統ある天ぷらの技術を受け継ぐ谷口さんの元に通えば、新しい料理を体験することができるかもしれない。【天ぷら やぐち】店舗情報住所:東京都中央区日本橋人形町2-9-7 大江戸アクセス2-1F電話:03-3527-3701アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町」駅 徒歩4分、都営浅草線「人形町」駅 徒歩4分
2020年11月14日2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」グランプリで芸能界デビューを果たした是永瞳(24)。2017年から毎日新聞のCMに出演し、2019年の「真実へ深掘り」編では「事実へ、まっすぐ」「毎日を、未来へつなぐ」のナレーションと共に、空手の形「バッサイダイ」を披露している。オスカープロモーション期待のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。昨年12月、4度目の登場となる是永は囲み取材で悔しさをにじませながら2019年を振り返った。彼女の身に一体何が起きたのか。イベント終了後に話を聞いた。○■「2019年があったからこそ」の2020年に毎日新聞のCMでは、バッサイダイを披露しました。他の方のかっこいいところだけ抜き出して。先生がついてくれていたので、他の方のかっこいい型を指示してくださいました。私は型の選手ではなく、組手の選手だったので「本当に苦手です」とお伝えしていたんですけど、型をすることになって(笑)。だいたいどちらかに絞るんですが、最初に入った道場によって決まると思います。私が入った道場は組手でした。型の選手は、小柄な選手が多くて。私は身長が高いので、すごく格好が悪い型になってしまうんですよね。なかなかうまくいかなくて、そこはすごく悩みましたが、先生がうまく指導してくださいました。2019年は私の中ですごく勉強になった年。いろいろなオーディションやチャンスを自分の力でつかみとれなくて悔しい思いをしたり、叶えられなかったことがたくさんありました。2015年にデビューして、3年間はすごく順調で。きっと、この3年間は順調すぎて感覚が麻痺してたんだと気づくことができた年でした。自分の力不足で、つかめるものも無下にしてしまったんだと思います。転んだ時の立ち上がり方、悩んだ時の立ち直り方を知り、今の自分と向き合うことができました。2020年は、「2019年があったからこそ」といえるようにがんばりたいです。空手をやっていてもいろんな壁がありました。壁に直面した時、自分は自己完結タイプで、誰に弱音を吐いてもそれは相手のマイナスにしか捉えられない。本当にタイミングだと思います。この3年間がうまくいったのも、良いタイイングが重なり合って順調に行ってたけど、2019年は「自分には運が向いていないんだ」と言い聞かせて乗り切っていました。2020年は、晴れ着撮影会に出ていらっしゃる女優さんや先輩方の中でも、オリンピックのアンバサダーという大役をいただけたのは私だけ。強みというか、自分にとっては闘っていける武器でもあるので、2020年は飛躍の年にしたいです。■プロフィール是永瞳(これなが・ひとみ)1995年7月15日生まれ。大分県出身。身長173センチ。O型。12歳から始めた空手は二段。2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で、4万18通の中からグランプリに選ばれた。「きものクイーンコンテスト2017」のスペシャルサポーターに就任。2017年5月には、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に起用された。2018年に『ハゲタカ』(テレビ朝日系)、2019年に『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)のドラマに出演した。
2020年01月04日今回、お店をご紹介してくださるのは……【SUGALABAO】店主・須賀洋平氏1976年、愛知県生まれ。ジョエル・ロブション氏のもと、世界各地でグループの新店立ち上げに携わる。2014年に帰国し、翌年、東京・神保町に【SUGALABO】開設。会員制でゲストをもてなすかたわら、様々な分野で活動。須賀洋平氏がオススメするお店門前仲町【みかわ是山居】理論と技の両輪で織りなす至高の味。生ける伝説が手がける最高峰の天ぷら身はふっくらと柔らかく、表面は香ばしく。驚きの旨みを内包する店の代名詞『穴子』15歳で修業をはじめてから古希を迎える今年まで、一日たりとも休んだことはない。早乙女哲哉氏は、こともなげにそう言います。天ぷらという食文化の成熟に大きな影響を与えた伝説的職人。そんな巨匠は、今日も変わらずに厨房に立ち続けます。味だけにとどまらない、カウンター越しに見る名人の技一本の天ぷらで驚きの変化と深みを表現する『アスパラガス』使用する魚介は、年間通して8割方が江戸前。入江が深く、波が立たず、かつ250もの河川が流れ込み植物性プランクトンが豊富な東京湾。そこで育つ小魚は皮が薄く小骨は小さく、天ぷらという料理に適しています。コースの主役は江戸前の魚介ですが、脇を固める旬野菜も吟味し尽くした逸品揃い。さらに秋の松茸、春の山菜など、その季節だけの楽しみも待っています。コースの最後には、貝柱がたっぷりの『天丼』をオススメした須賀氏の声みかわ是山居【エリア】深川【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】10500円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】門前仲町駅 徒歩8分▼須賀氏のお店【SUGALABO】店舗詳細SUGALABO(スガラボ)【エリア】新橋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,001円~【アクセス】神谷町駅
2019年07月11日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は樹木希林さんの遺作のひとつになった映画『日日是好日』のBlu-ray&DVDをご紹介します。■『日日是好日』(6月4日発売。Blu-ray通常版5,184円、DVD通常版4,212円〔ともに税込み〕。販売元:ハピネット)本作で第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を黒木華が、優秀助演女優賞を樹木希林さんが受賞しました。“お茶”の魅力に惹かれていった女性たちの、約20年の人生が描かれます。黒木さん演じる主人公の大学生・典子は、家族からの勧めで樹木さん演じる武田先生の元を訪れるようになり、しだいに武田先生が作り出すお茶の空間に引き込まれていきます。地味な性格で冒険もしない典子の人生には、基本的に大きな動きは見られません。就職の失敗や交際相手の裏切りと、約20年の間にそれなりに波乱も起こりますが、そんな中でも典子はお茶に通い続けます。湯を沸かす、お茶をたてる。目の前のことにしっかりと集中することで、煩雑な気持ちを昇華させていくのです。見どころは、どこを切り取っても趣きがある茶室でのシーン。歴史が感じられる茶器には「素人から見ても価値が高そう」と見惚れ、四季折々の和菓子には「かわいいっ!」と心の中で声をあげてしまいます。そして、風や雨など自然の心地よい音にも、心が癒されるのです。全編にわたって茶道の神髄を体験しているかのようで、観賞後は穏やかな気持ちになっている、ヒーリング効果抜群の作品でした。
2019年06月03日女優の是永瞳が9日、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『是永瞳 2019年カレンダー』(発売中 2,500円税抜き 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。2016年に開催された「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の応募からグランプリを獲得して芸能界入りし、昨年はテレビ朝日系のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で女優デビューを果たした是永瞳。現在はドラマなどを中心に女優として活躍中だ。そんな彼女の初めてとなるカレンダーは、今年9月にロケを敢行。等身大の是永の姿を切り取った写真が掲載されている。初めてのカレンダーを手にしながら「大きいなと思いました。去年は藤田ニコルさんや堀田茜さんたちの先輩方が出していましたが、今年は私が出せると聞いた時は本当にうれしかったです」と満足げの是永は、「撮影した日は本当にお天気がよくて、気分も高まりながら撮影することができました。2019年もこのカレンダーと一緒に楽しい日々を過ごしていただければと思います」とアピール。お気に入りは最後のポスターページだといい、「このページは室内で撮りました。すごくふんわりとした質感で枕も持って可愛らしいショットに仕上がりました」とその理由を説明し、「プライベートでもこんな感じです(笑)」と明かした。カレンダーのイベントということで、今年1年を振り返ってもらうと「すごくいい報告をすることができた年だと思っています。家族にも喜んでもらえたし、自分自身勉強にもなりました。『ドクターX』に続いて『ハゲタカ』にも出させてもらい、(女優として)もっと勉強しなければと感じました」と課題を感じたという。是永は来年早々の1月からテレビ朝日系で放送される連続ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』にも出演。「野村周平さんやたくさんの素晴らしいキャストの方たちとご一緒させていただくと思いますので、自分の会場を相手にしっかり伝えられるように、不自然なシーンにならないように頑張りたいと思います」と抱負を。また、プライベートでの願望を「スキューバーダイビングの資格をとりたいとずっと言っていましたが、中々とれませんでした。来年の夏には資格をとって海で気持ちよく泳げたらと思っています。資格をとったら沖縄かバリに行きたいですね」と目を輝かせていた。
2018年12月09日「ふだんからお茶の心を暮らしの中に取り入れることはできます」こう語るのは、茶道をテーマにした大ヒット中の映画『日日是好日』(大森立嗣監督)の原作者・森下典子さん(62)。黒木華演じるヒロインの典子は、茶道を学び、作法を身につけていくなかで、季節の風や雨を味わい五感を研ぎ澄ませ、和の文化の素晴らしさに目覚め成長していく。師匠の武田先生を9月15日に亡くなった樹木希林さんが演じ、話題を呼んでいる。森下さんは、映画の現場でお茶指導、茶道具や掛軸などのコーディネーターも務めた。20歳でお茶を始めた森下さん。お茶を通して学んだことを綴った『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫)は、’02年に単行本出版以来版を重ね、映画化とともに話題を呼び、現在累計46万4,000部を突破。10月に出版された続編『好日日記―季節のように生きる』(PARCO出版)も好評だ。季節とともに生き、日々が豊かになる方法を森下さんが教えてくれた。【其の一】四季を味わう「お茶の魅力は、うつろう季節の中に身を委ねてそれを味わえること。そもそも日本には、変化のはっきりした四季があり、季節を味わうのにちょうどいい緯度に位置していて“地球の特等席”に生きていると思います。雨や風の音も、空気の匂いも季節によってまったく違います。お茶を通して、私は自然と一体化して、四季を感じることがありますが、皆さんもそうした経験はあるのではないでしょうか。見る、聞く、香りを嗅ぐなどして、五感を使って季節を味わいましょう」(森下さん・以下同)【其の二】人生には思いどおりにならないことがあると受け止める「四季は人の力では動かせません。災害となる自然の猛威も受け止めるしかありません。日本人の無常観も自然とともに生きてきたことから育まれたのでしょう。自然も人生も、どうあがいても思いどおりにならないことが多い。女性の更年期も、人生の“季節”として受け止めてみる。無理にあらがわず、“季節の風”に身を委ねてるとラクになります」【其の三】今このときに集中する「お点前中に、ほかのことを考えていると、『あなた今、心がここにいないわよ』と先生からよく指摘されました。お点前は、体も心もその瞬間に集中していないとできません。仕事が忙しく焦りながらお稽古に行っても、集中してお点前をしていると、気づくと焦りも消えています。みなさんも、何事も今やっていることに集中して取り組むと、雑念もなくなり、抱えているストレスも消えていくでしょう」【其の四】人生にはすぐに答えがでないことがあると知る「『日日是好日』という掛軸は、お茶を始めた日から先生の茶室に掲げられていました。夏には暑さを、冬には身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わえるのです。今、このときを生きることを喜び、毎日がよい日だと感じられます。でもその深い意味を体感できたのはお茶を始めて約15年後のこと。人生には長い時間をかけて、やっとわかることもあるのだと、教えてくれました。『長い目で、今を生きる』ことは私にとって希望でもありました」本を読んだり、映画を見たりして、お茶を始めてみたいと思う人も多いだろう。「習わなくても花と和菓子を味わうことで、お茶の心に触れることができますよ」と森下さん。「お花屋さんに並ぶ花以外にも、路地などに季節ごとに多彩な花が咲いています。昼顔、ヒメジョオン、月見草……不思議と名前を覚えると、その花が見えてきます。知らないと目に入ってこないんです。道端で目に入ったら、少しだけ摘んできてテーブルに飾ってみてください。それだけで家の中に季節が入ってきて豊かさを感じられます」もうひとつ、冬至、立春など季節を区切った二十四節気ごとに、和菓子に注目してみよう。「生菓子は基本、豆と餡でできているものが多く、色と形が変わるだけで季節を表します。同じきんとんでも、2月は白とピンクで梅、3月は濃いピンクで桃を、4月は淡いピンクで桜を表します。見て味わいながらその変化で季節を感じましょう。月に1度、飾った花をめでながら季節の生菓子と日本茶を、食後にゆっくり味わってください。お抹茶は数百円から、茶筅も千円台から手に入ります。ご自宅で、今ここにしかない季節に身を委ねて、心も体も癒すことができますよ」野の花一輪と和菓子とお抹茶で、日日是好日を味わおう!
2018年11月01日◼︎”お茶”がテーマの究極の癒しムービーDRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、人気エッセイスト森下典子さんが茶道教室に通った20年の日々を綴ったベストセラー原作を映画化した『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』です。茶道体験記という枠を超えて、幅広い読者の胸を打った原作本「日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」は"マインドフルネス本”と称されることもあるそう。いま自分がいる空間そのものを、五感を使って全身で味わうという茶道の行為を通じ、”日日是好日”という言葉の本質を感じるーーそんな”お茶”を通じた究極の癒し映画が誕生しました。◼︎『日日是好日』のストーリー大学時代に、一生をかけられるような何かを見つけたいと思っていた典子(黒木華)は、母からの突然の勧めと、同い年の従姉妹の美智子(多部未華子)からの誘いによって、”お茶”を習い始めることになった。はじめはまったく乗り気ではなかった典子だったが、近所で「タダモノじゃない」と噂の武田先生(樹木希林)の稽古に惹かれ、毎週土曜にお茶に通い続けることにするのだった。大学を卒業し、貿易会社に就職を決めた美智子はお茶をやめてしまったが、志望の出版社に落ちて就職を諦めた典子は、出版社でアルバイトをしながらお茶に通い続けた。時は流れ……典子がお茶を始めて十年が経った。美智子は結婚し、ひとり残された典子は、中途採用の就職試験にも失敗し、お茶でもお点前の正確さや知識で後輩たちに抜かれてしまい……。◼︎描かれるのは、お茶と過ごしたひとりの女性の人生真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。本作では、そんな主人公・典子が二十歳でお茶を習い始めてから45歳になるまでの歳月が描かれます。雨の日は雨を聞く。雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを。冬は身の切られるような寒さを。就職の挫折、失恋、大切な人との別れ……。ひとりの女性が大人になっていく過程が、五感を使って全身でその瞬間を味わう”お茶”と共に丁寧に切り取られてゆきます。◼︎樹木希林さんの名演はスクリーンで典子にお茶の作法や道具についてだけでなく、お茶を通じて知ることができる”今を生きる喜び”をも教える武田先生は、まさに樹木希林さんにぴったりの役柄。稽古初日、意味も理由もわからないお茶の所作にとまどう典子と美智子に、武田先生は「意味なんてわからなくていいの。お茶はまず『形』から。先に『形』を作っておいて、その入れ物に後から『心』が入るものなのよ」と説きます。季節が巡り、時が流れても同じようにお茶を教えながら「私、最近思うんですよ。こうして毎年、同じことができることが幸せなんだって」と語る武田先生の姿から、典子は教室でみた掛け軸に描かれていた「日日是好日」という言葉の本質を自然と感じ取っていくのです。「世の中には『すぐわかるもの』と『すぐわからないもの』の二種類がある」と典子は思います。「すぐわからないもの」の代表のような茶道を通じ、典子が辿り着くのは、果たしてどんな心の境地なのでしょうか。日本が誇る名優・樹木希林さんの演技はぜひスクリーンでご覧ください。◼︎『日日是好日』公開情報『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』10/13(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、イオンシネマほか全国ロードショー脚本・監督:大森立嗣『まほろ駅前』シリーズ、『さよなら渓谷』、『セトウツミ』、『光』原作:森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫刊)出演:黒木華樹木希林多部未華子配給:東京テアトルヨアケ上映時間:100分公式サイト:(C)2018「日日是好日」製作委員会
2018年10月13日黒木華、樹木希林、多部未華子が初共演し、茶道を通してひとりの女性が成長する姿を描く映画『日日是好日』。この度、公開に先駆け9月15日に亡くなった樹木さんが本作について語るインタビュー映像が公開された。■原作者と接し、役柄像が変化到着した映像は、昨年12月中旬、樹木さんがオールアップした際に撮影したもの。本作で樹木さんが演じたのは、お茶の先生という枠を超え、“人生の師匠”として大きな包容力で黒木さん演じる主人公・典子、多部さん演じるいとこの美智子たちを導いていく武田先生。そんな先生の役作りについて樹木さんは、台本を見て最初は「大変かな」と思ったそうだが、原作者・森下典子と接したことで、「普段は普通のおばさんでもいいかな、と肩の力が抜けました」と語る。本作で重要な初釜のシーンの撮影については、「それがおかしいんだけどね」と言い始めると、「私よりも、主だったスタッフ全員が私以上に練習しているの。だからすごく捌きがいいの。進行もいいの。スタッフがあれだけお茶をやったというのは大変な収穫だろうと」と言い、「それはきっと画面に出るだろうと思ってます」と作品への期待感をにじませる。■主演・黒木華について――「一番理想的な役者の姿」今回初共演となった黒木さん(典子役)については、「思った通りの、実に柔らかくてすべてのものをスイっと受け取って自分の中で消化してスイっと出す。そして自分の肉体というものを固めない。普通の女優さんだと普段の顔をいろいろ、かたち作っちゃう。普段は淡泊にしておいて、役のときに変わるという、一番理想的な役者の姿じゃないかなと」と印象を明かし、また「黒木さんが典子をやると言った段階でこの作品は成立したなと思いました」と絶賛した。■「見どころは自分で見つけて」本作の見どころについて尋ねると、「よく、そういうおんぶにだっこの質問をするの。見どころは、なんて。見どころは自分で見つけてください、というのが観た方へのお願いなんですけど」と笑う。そんな苦言を呈しつつも、「“こんなふうに何でもないことを、毎年同じことができるということが本当に幸せなんですね”という武田先生のセリフがありますが、やはりそこに行きつく、今の時代に必要な作品になればいいなと思いました」思いを明かす。■「誰でも踏み迷う」心に響く言葉――さらに、それぞれの考え方で生きる道に悩み迷う典子と美智子になぞらえてか、「みんな誰でも踏み迷うのね。若くても年とっても。75歳、後期高齢者になった私が踏み迷わないかというと、とんでもない。毎日、あっと言って踏み迷うわけでしょ。そんなの当たり前、人間としてはね」と年齢関係なく踏み迷うのだと言い、「そんなときに、みなさんのそれぞれ生活の中に、長く続けているもの、趣味と言うかな、そこへ行くとあまり無理しなくても自分をふと置ける場所を作っておくといいかもしれませんよ」とメッセージを寄せている。『日日是好日』は10月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、イオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:日日是好日 2018年10月13日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開©2018「⽇⽇是好⽇」製作委員会
2018年10月10日9月15日に亡くなった女優・樹木希林の訃報を受け、映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)で共演した黒木華、多部未華子、そして監督の大森立嗣から追悼のコメントが到着。さらに、希林さんの“茶道指南”の声がいまにも聞こえてきそうな場面写真も公開された。今年『モリのいる場所』『万引き家族』に続く、希林さんの出演作となった本作。演じた茶道の武田先生は、「習い事の先生」という枠を大きく超えた“人生の師匠”として、大きな包容力で黒木さん演じる主人公の典子、多部さん演じるいとこの美智子たちを導いていく存在となった。黒木華「かけがえのない時間でした」突然すぎて、なんと言えばいいか本当に言葉が浮かびません。希林さんとお仕事をご一緒できたことはとても光栄でしたし、かけがえのない時間でした。もっと、もっと、お話ししたかったです。多部未華子「2人で膝掛けを分け合いながら…」突然のことで言葉がどうしてもつまってしまいます。寒い撮影の中、樹木さんの控え室にお邪魔して、2人で膝掛けを分け合いながらお話ししたこと、忘れません。今はただただ、ご冥福をお祈りいたします。大森立嗣監督「出会えたことは僕の財産」公開初日にお会いできると思っていたのに、残念です。昨年12月、撮影しながら希林さんのことが大好きになっていきました。大事なことをひょうひょうと語る姿が目に浮かびます。出会えたことは僕の財産です。今はただご冥福を祈るばかりです。『日日是好日』は10月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日日是好日 2018年10月13日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開©2018「⽇⽇是好⽇」製作委員会
2018年09月18日エッセイスト・森下典子が通い続けた茶道教室の日々を綴ったエッセイ「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」を映画化した『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)。黒木華、樹木希林、多部未華子が初共演することで話題の本作からこの度、本予告と本ポスタービジュアルが公開された。「世の中には『すぐわかるもの』と『すぐわからないもの』の2種類がある」――。そんな言葉とともに、茶道具の数々が映し出されスタートする今回の予告編。黒木さん演じる典子と、多部さん演じるいとこの美智子が茶道教室を訪ねる“お茶”との出逢いのシーンから、樹木さん演じる武田先生が「お茶はね、まず『形』なのよ。初めに『形』を作っておいて、後から『心』が入るものなのね。頭で考えないで自分の手を信じなさい」と、大きな包容力で典子たちを導いていく場面などが収録されている。またちらりと映る、美しく着物を着こなす黒木さんや、ウエディングドレス姿の多部さんにも注目だ。同時に公開されたポスタービジュアルには、典子と美智子が武田先生と並んでお茶室の縁側に座っている写真と、武田先生と柄杓を不安げに手にしている典子の稽古の様子も切り取られている。なお、今回新たに追加キャストも発表。典子をあたたかく見守る父役に鶴見辰吾、武田先生の親戚で典子の憧れ、雪野役を鶴田真由、そして茶道教室の後輩・ひとみ役を、映画初出演の「乃木坂46」山下美月が演じる。『日日是好日』は10月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:日日是好日 2018年10月13日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開©2018「⽇⽇是好⽇」製作委員会
2018年07月28日第1回ミス美しい20代コンテスト グランプリの是永瞳が21日、神奈川・横浜のパシフィコ横浜で行われた日本青年会議所主催のサマーコンファレンス2018「スポーツのチカラフォーラムII」に出席した。2016年に開催された「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の応募からグランプリを獲得した是永瞳。12歳から始めた空手は、現在、糸東流の3段という腕前で、全日本空手道連盟公認TOKYO2020オリンピック空手のスペシャルアンバサダーにも就任している。その是永が、この日行われたパネルディスカッション「スポーツのチカラフォーラムII」に登場。平昌パラリンピック女子大回転座位金メダリストの村岡桃佳選手らとともにスポーツが持つ地域を活性化する力や共生社会を推進する力について論じ、是永はコーディネーターとしてディスカッションの進行を担当した。初めてのMC役を終えた是永は「すごくホッとしてます。固まっちゃって話の内容を理解するのにも時間が掛かってしまいました。皆さんに伝えるのが難しくて、勉強不足でしたね」とし、「点数は20点(笑)。マイナス80点は来ていただいた皆さんに感情をお伝えすることが出来なかった点です。こんなに素晴らしい選手がいらっしゃったのに、その素晴らしさをお伝えできなかったのは力不足でした」と猛省。とはいえ、今後のMCには「良い肥やしになったので、今後もまだまだ頑張っていきたいと思います」と意欲を見せていた。連日の猛暑で、夏も本格化。今年の夏にしたいことを「スキューバーダイビングの資格を取りたいです。バリ島や沖縄の海で魚と一緒に泳ぎたいですね」と回答し、プライベートでは猛暑のせいかカキ氷作りにハマっているという。そんな彼女だが、全日本空手道連盟公認TOKYO2020オリンピック空手のスペシャルアンバサダーとしての抱負を「もっと空手の大会に足を運び、2020年のオリンピックでは競技だけでなく、選手のお人柄を皆さんに伝えられるように頑張りたいと思います」と力強く語っていた。
2018年07月22日黒木華、樹木希林、多部未華子が共演する『日日是好日』の公開日が10月13日(土)に決定。エッセイスト・森下典子が25年にわたって茶道教室に通った日々を綴った『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を映画化した本作から、初映像となる特報と第1弾ポスターが解禁となった。主人公の典子を演じるのは、『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を最年少で受賞した黒木華。典子に茶道を教える武田先生役に、『万引き家族』『モリのいる場所』の公開が控えている樹木希林。また、主人公のいとこ・美智子役には今年は舞台活動が活発な多部未華子と、日本映画界屈指の豪華女優陣の共演に注目が集まる。監督・脚本は『まほろ駅前』シリーズや『さよなら渓谷』の大森立嗣。今回解禁となった特報では、典子が「これ、何やってるんですか?」と顔をしかめながら、“謎”の動きに興味津々。樹木さん演じる武田先生は、慣れないお茶の世界に悪戦苦闘する典子たちを優しく見守り、「お茶ってそういうものなのよ」と穏やかに語りかける。「ボチャン!」と大きな音をたてて怒られたり、畳の上を決められた歩数で歩く場面では大股で歩きすぎて歩数が合わずに慌てたり、彼女たちのコメディエンヌとしてのセンスも光る映像となっている。共演の3人は、多部さんのみ幼少期に多少の経験があったものの、茶道はほぼ未経験。撮影前には集中的に茶道の指導を受けたのだそう。また、“掛け軸”がイメージされたデザインとなっているポスターも公開。茶碗を前にして座る典子、美智子、武田先生の姿が柔らかなタッチで描かれている。いままで、茶道をテーマにした映画はほとんどなく、茶道教室を舞台にした現代映画は史上初である。この作品でしか見れない「茶道あるある」がユーモラスに描かれ、見たあと、誰でも茶道を経験して見たくなる、そんな1作となりそうだ。『日日是好日』は10月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月17日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、是永瞳(22)が前回に続いて出席した。2016年9月「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれ、昨年『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の秘書役で女優デビュー。人気シリーズの現場に飛び込み無事に撮影を終えた今、何を思うのか。○握手をしながら「おつかれさま!」是永瞳撮影:宮川朋久2017年の大きな出来事は、『ドクターX』の出演でした。「監督が厳しい方だから気を引き締めて臨むように」と周りの方から言われていたんですが、監督は私が新人であることをたぶん考慮してくださっていて、自分が思うがまま伸び伸びと演じさせてくださいました。現場では緊張感を持ちつつ、西田敏行さんや他の共演者さんからも声を掛けていただいて、リラックスすることができました。初めてのドラマで演技経験もゼロ。はじまる前の演技レッスンでは先生からいつもダメ出しされていたので不安も感じていました。でも、ドラマを通してちょっとだけ何かをつかめた気がしていて。まだまだなんですが、自分の中では1つステップアップできたような気がします。米倉(涼子)さんとは結局、現場でお会いできなかったんですが、クランクアップの時にごあいさつさせていただいて、握手をしながら「おつかれさま!」と声を掛けてくださいました。「別の作品で一緒に出られたらいいね」と言ってくださって、本当にうれしかったです。○東京五輪に向けて空手を応援晴れ着撮影会は2回目になります。今日も、先輩方と比べてしゃべりがまだまだ下手だなと実感しました(笑)。話しているとオチの部分を見失ってしまって……。隣の岡田結実さんは、さすがバラエティで活躍されているだけあって、すごく面白かったです(笑)。2016年のコンテスト(「ミス美しい20代コンテスト」)でグランプリをいただいて、この世界に入りました。いただいた賞金は、自分へのご褒美として海外でも仕事用に使えるような大きめのキャリーバッグを買って、両親には雰囲気の良いお店の食事をプレゼントしました。2017年は『ドクターX』に出演できたこともそうですが、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に起用されたことも私の中では大きな出来事でした。2018年は演技をもっと勉強しながら、空手の活動にも力を入れていきたいです。■プロフィール是永瞳1995年7月15日生まれ。大分県出身。身長173センチ。O型。12歳から始めた空手は二段。2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で、4万18通の中からグランプリに選ばれた。「きものクイーンコンテスト2017」のスペシャルサポーターに就任。2017年5月には、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に起用された。
2018年01月08日映画『日日是好日』が2018年10月13日(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国ロードショー。“人生のバイブル”と呼ばれた茶道エッセイ原作は、2002年の発行された森下典子による人気エッセイ『日日是好日—「お茶」が教えてくれた15のしあわせ—』。著者が街の茶道教室に通い続けた約25年に渡る日々を綴った内容となっており、茶道の素晴らしさを描くことは当然ながら、多くの読者にとってかけがえのない人生のバイブルのような一冊となっている。物語は、大学生の典子が母親の勧めから、従姉である美智子と共に嫌々ながら茶道教室に通うところから始まる。そこにいたのは巷で「タダモノじゃない」と噂の先生・武田のおばさんだった・・・。「お茶」との出会いを通して典子が成⻑していく姿や、就職の挫折、失恋や⼤切な人との別れなど青春時代のほろ苦さや甘酸っぱさを描き、内なる⾃由と⽣きる喜び、そして、かけがえのない“今”を映し出した作品となっている。監督は大森立嗣本作を実写化するのは、『ぼっちゃん』『さよなら渓谷』『セトウツミ』などを手掛けてきた大森立嗣監督。様々なアプローチで人間の感情を映し出してきた彼が、茶道を題材にした作品に挑む。原作に関して「茶道とは無縁の僕が原作を読み終えていたく感動していました。一人の女性が大人になっていく過程で、きらびやかな宝石とは違う、胸の奥にずっと、でも密かにある大切なものにお茶を通して気付き、触れていくお話しです。」とコメントしている。黒木華&樹木希林が茶道の弟子・師匠に主演は、『小さいおうち』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の黒木華。そして従姉を多部未華子が、茶道教室の先生を樹木希林が演じる。3名とも初共演となる。全国の劇場にて先行上映また、10月13日(土)の公開日に先駆けて、全国の劇場にて先行上映を実施する。9月15日(土)に逝去した樹木希林の躍動する演技に触れてほしいという制作側の想いと、本作をいち早く鑑賞したいという多数の要望から実施されるこの先行上映は、10月6日(土)、7日(日)、8日(月・祝)の3日間に限り行われる。ストーリーたちまち過ぎていく⼤学⽣活、二⼗歳の典子(⿊⽊華)は⾃分が「本当にやりたいこと」を⾒つけられずにいた。ある⽇、タダモノではないと噂の“武⽥のおばさん”(樹⽊希林)の正体が「お茶」の先⽣だったと聞かされる。そこで「お茶」を習ってはどうかと勧める⺟に気のない返事をしていた典子だが、その話を聞いてすっかり乗り気になったいとこの美智子(多部未華子)に誘われるまま、なんとなく茶道教室へ通い始めることに。そこで二人を待ち受けていたのは、今まで⾒たことも聞いたこともない、おかしな「決まりごと」だらけの世界だった――。【作品詳細】映画『日日是好日』公開日:2018年10月13日(土)全国ロードショー監督・脚本:大森立嗣出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、山下美月、鶴田真由、鶴⾒⾠吾原作:森下典子著『日日是好日–「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』配給:東京テアトル/ヨアケ撮影:2017年11月〜12月<先行上映情報>先行上映日:2018年10月6日(土)、7日(日)、8日(月・祝)実施劇場:全国の『日日是好日』上映劇場※一部劇場を除く。
2017年11月02日主演・黒木華、共演に樹木希林、多部未華子という名実共に日本最高峰の女優3人の初共演が実現。森下典子による人気エッセイ「日日是好日 ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせー」を、『光』『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督のもと映画化する『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)に出演することが分かった。原作は、人気エッセイスト・森下典子が街の茶道教室に通い続けた約25年にわたる日々を綴ったエッセイ。文庫本の解説で、人間国宝・柳家小三治が「感動の読了だった。この感動を誰かに伝えたい。いても立ってもいられなくなった」との思いから近くの書店に飛んで行き、「茶道・華道コーナー」で見つけた平積みの本書を「ここにあるべき本じゃないんだよこの本は。(~中略~)いや、ここにも1冊ぐらい置いてもいいけど、とに角ここじゃないんだよ」と綴るように、茶道の素晴らしさ伝えることのみならず、人生のバイブルともいえる書として注目を集めている。本作で森下さんは、自ら撮影スタッフの一員として、茶道関連のアドバイザーを担当する。あらすじ就職の話がチラホラ出始めるころの大学生、典子(黒木華)は、母親から「あんた、お茶、習ったら」と突然すすめられる。「え?なんで?」と意味がわからず困惑する典子。嫌々ながらも、従姉の美智子(多部未華子)から「ねぇ典ちゃん、一緒にやろうよ」と一押しされ、2人は共に、自宅近くにある茶道教室の先生を訪ねる。その先生は巷で「タダモノじゃない」とうわさの、武田のおばさん(樹木希林)だった…。就職につまずき、失恋や大切な人の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった主人公・典子。彼女が、がんじがらめの決まりごとの向こうに、自由を見い出し、季節を五感で味わう歓びを知り、そして「いま、生きている!」ことを実感していく。黒木華×樹木希林弟子と師匠に!山田洋次監督『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、同作と『母と暮せば』で2年連続の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した黒木さんは、岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』(‘16)以来の単独主演映画。また、『わが母の記』『あん』『海よりもまだ深く』をはじめ、2018年には名優・山崎努との共演作『モリのいる場所』の公開も控える樹木さん。本作で2人は、茶道教室の生徒と先生、弟子と師匠としての役柄を演じる。実力派として各世代の最高峰にいる2人によって紡ぎ出されるやりとりに、いまからも期待が高まる。黒木華×多部未華子従姉妹同士に!黒木さんは多部さんとも初共演。多部さんといえば、映画『君に届け』『あやしい彼女』『続・深夜食堂』、ドラマ「ドS刑事」から舞台「わたしを離さないで」「オーランドー」など、娯楽作品から文芸作品まで幅広く演じられる稀有な存在。映画、ドラマ、演劇のファンそれぞれにとってかけがえのない、待望の共演となる。<キャスト・スタッフコメント>■黒木華(典子役)ずっとご一緒したいと思っていた大森監督の作品に、出演できることを幸せに思います。樹木さんも多部さんも共演させていただくのは初めてですが、お2人の出演されている作品を拝見していて、いつも素敵な表現をされているな、と思っていたので、そんなお2人と作品を創れることをとても光栄に思います。茶道は全く経験がなく、今回は勉強することが大変多いので不安もあるのですが、典子と同じように学び、成長していきたいです。■樹木希林(武田先生役)年とったからって自動的にいい顔になるわけじゃない…つくづくわかった。映画に出ることは恥多いことだ。(後期高齢者)■多部未華子(美智子役)またこうして大森組に参加させていただくことを大変嬉しく思います。黒木さん、樹木さんとは初めて共演させていただくので、少し緊張していますがいまからとても楽しみです。茶道も幼稚園で習った以来ですので一から学ばせていただき、人の生き方を変えてしまう程の茶道の魅力や奥深さが映画を観て下さるみなさんに伝わるようにお稽古をして撮影に臨みたいです。■監督・脚本:大森立嗣茶道とは無縁の僕が原作を読み終えていたく感動していました。1人の女性が大人になっていく過程で、きらびやかな宝石とは違う、胸の奥にずっと、でも密かにある大切なものにお茶を通して気付き、触れていくお話しです。素晴らしいキャスト、スタッフと共に映画を作ります。観た人の心に深く響く映画になればいいと思っています。■原作:森下典子子どものころから映画は憧れの世界でした。私の書いた本が映画に…それも、黒木華さん、樹木希林さん、多部未華子さんという、この上ないキャストで映画化されるなんて、これほどの光栄はありません。しかも、大森立嗣監督の撮影現場に、自らスタッフとしてかかわることができるなんて!!本を書く仕事をしてきて、ほんとうに良かった…。この映画の実現にお力をくださった多くの方々に、心から感謝いたします。ありがとうございます!『日日是好日』は2018年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日女優の是永瞳が28日、都内で行われた毎日新聞のテレビCM発表会に出席した。2016年に開催された「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の応募からグランプリを獲得した是永瞳。12歳から始めた空手は、現在、糸東流の3段という腕前で、全日本空手道連盟公認TOKYO2020オリンピック空手のスペシャルアンバサダーに就任した。その是永が、東京2020オリンピックの追加競技でもある空手を題材にした毎日新聞のCMに出演。11月1日から全国で放映される新CM「事実へまっすぐ」篇がこの日お披露目された。新CMでは見事な空手の型を披露した是枝。オファーされた時のことを「2000年の東京オリンピックで初めて空手道が種目に選ばれて、注目度が上がっていると思うので、すごく嬉しかったです。CMのオファーを受けて私も負けずに頑張りたいと思いました」と明かしつつ、撮影時のエピソードとして「実はこのCM、毎日新聞社の屋上で撮ったんですけど、この時は風も強くて大変だった部分がありました」と苦労した様子。とは言うものの、「その風が躍動感を作ってくれました」とCMの出来には自信をのぞかせて、「空手道ならではのスピードや技のキレに注目してほしいです」とアピールした。また、この日は2020年の東京オリンピックで金メダルを狙う荒賀龍太郎選手との組手(試合)も実施。残念ながら勝利できなかったものの、荒賀選手相手にポイントを上げた。「私はバテちゃいましたが、全然息が上がってなくて、さすがだなと思いました。上段蹴りを決めたいと思っていましたが、荒賀さんは瞬発力がすごくて狙うことが出来ませんでした」と荒賀選手に敬意を表すも、「上段蹴りは失敗しないので、安心してかかって来い! という感じです(笑)」と得意技の上段蹴りには自信も。また、「空手をやって一番良かったことは?」という質問に「礼儀作法ですね。空手を習ってから上下関係をしっかりと学びました。今はゆとり世代という変な風潮ですが、『ドクターX』の撮影で米倉涼子さんや西田敏行さんらにご挨拶する時、しっかりとあいさつが出来ていると思っています」と胸を張った。
2017年10月28日第1回ミス美しい20代コンテスト グランプリの是永瞳が18日、東京・永田町の日枝神社で行われた「平成29年日枝神社広報大使(七五三・お正月)就任式」に出席した。2016年に開催された「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の応募からグランプリを獲得した是永瞳。そんな彼女が日枝神社の広報大使に就任。巫女装束姿で登場して神楽が奏される荘厳な雰囲気の中、広報大使に任命され、就任式後には報道陣向けの囲み会見に応じた。是永は「巫女さんというお仕事に憧れていたので、すごく貴重な体験ができてすごくうれしいです」と笑顔を見せ、初めて着用したという巫女装束姿に「自分で見たんですが、ちょっとドキドキしました。私じゃない私な感じがしてうれしかったです」とニンマリ。日枝神社の広報大使としては「この1年間はチャレンジの年だと思っています。日枝神社とともに一緒に成長できたらと思っています」と意欲を見せた。現在放送しているテレビ朝日系のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で西田敏行が演じるする蛭間病院長の第1秘書役で出演している。「技術的にはまだまだですが、西田敏行さんや遠藤憲一さん、鈴木浩介さんから温かいお言葉を掛けていただいて、落ち着かせてもらっています」と先輩キャスト陣の気遣いに感謝し、事務所の先輩に当たる主役の米倉涼子について「一緒のシーンはあまりないんですが、ご挨拶した時に『背が高いね!』と毎回言われてちょっと照れ臭くなりました。米倉さんとは緊張して何も話せなかったです(笑)」とエピソードを明かした。また、同ドラマが女優デビュー作となることについて、「この業界に入って、演技やお芝居と巡り会え、演技が本当に好きなんだなと思いました」とやりがいを感じている様子で、「憧れの女優さんはアン・ハサウェイさんとアンジェリーナ・ジョリーさん。今の私は空手が強みなので、アクションができる女優さんになりたいと思います」と目を輝かせていた。
2017年10月18日昨年の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれた是永瞳(21)が14日、都内で行われた「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」任命式に出席した。先月27日、2020年東京オリンピックの正式種目となった空手をPRする「スペシャルアンバサダー」就任が発表された是永。この日、「めちゃくちゃ緊張しました」という任命式では、全日本空手道連盟からの任命証を晴れ晴れとした表情で受け取った。今回の抜てきを「ミス美しい20代コンテストのときから空手に関係する仕事をしたい、アンバサダーのようなことをしたいと発言してきたのですが、本当にそうなると思わなかったので驚きました」と受け止めていた是永。幼い頃から負けず嫌いで、強くなるために習い始めた空手が芸能界で花開いた。「第1回ミス美しい20代コンテスト」で公約としていた「空手道参段」の目標も有言実行、見事に取得した。「空手をやったことのない子どもや女性の方などに、空手のすばらしさを知ってもらいたい。例えば空手の動きに基づくストレッチとか空手の型を動画でアップしSNSなどで発信していきたいです」と気合十分。「強化選手の合宿とかに、料理を作ったりお手伝いをするようなことがしたいです。自分が選手のときに合宿でおいしい食事を作ってもらい嬉しかった記憶があるので」と具体的な計画も掲げていた。
2017年06月15日昨年の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれた是永瞳(21)が、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に抜てきされたことが27日、わかった。2020年東京オリンピックの正式種目となった空手をPRする役割として、全日本空手道連盟より任命された是永。小学6年生の時に「小さい頃から負けず嫌いだったので強くなるために」という思いではじめ、高校では全日本空手道選手権大会でベスト16に。現在、三段の腕前だ。今回の就任を受け、「もっと女性にも空手のすばらしさを知ってほしいので例えばSNSで発信するなど発信したり、テレビにキャスターとして出演させていただいたり選手とみている人の架け橋になりたいです」とコメント。オリンピックに出場しそうな選手として、地元・大分の先輩の名を挙げ、「大野ひかるさんという選手がいます。大分の先輩で試合や組みをさせていただきました。すごく強い選手です」と絶賛し、「オリンピックに出られたらアンバサダーとして、ぜひインタビューをさせていただきたいです」と意気込む。また、今後については、「着物を着ておしとやかな部分を持ち合わす反面激しいアクションもこなせる二面性を持った女優になっていきたいと思います」と理想像を口にし、憧れの女優を「アンジェリーナ・ジョリーさんです」と明かしていた。是永は、米倉涼子や上戸彩ら人気女優を多数抱える大手事務所・オスカープロモーションに所属。昨年末、同事務所が毎年主催しているマスコミ向け恒例イベント「晴れ着撮影会」に出席し、注目を集めた。
2017年05月27日2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれた是永瞳(21)。数カ月前までは普通の女子大生だった彼女が、上戸彩ら第一線で活躍中の女優を多数抱える大手事務所・オスカープロモーションの所属として、華々しいデビューを飾った。昨年12月8日、同事務所が毎年主催している「晴れ着撮影会」に初参加。武井咲、剛力彩芽といった先輩がずらりと並ぶ中、物怖じずることなく発言するなど積極的な一面を印象づけた。果たして、"4万18分の1"の魅力とは? 撮影会を終えた是永を直撃した。――お疲れ様です。晴れ着撮影会にもいらっしゃいましたよね? ありがとうございました。――こちらこそ、ありがとうございます。取材は慣れましたか?慣れないです(笑)。先輩方はドンと構えていて。それに怯まないように、表に出さないように必死でした。――報道陣から挙手制での質問がありましたが、真っ先に手を挙げたのは是永さんでした。ここしかない! と思って(笑)。――まずは「第1回ミス美しい20代コンテスト」グランプリ受賞、おめでとうございます。応募のきっかけは?ありがとうございます。小学校6年生の12歳の時、何か好きなものを買ってくれるという約束で空手を始めました。いまだに何も買ってもらってませんが(笑)。そこから続けて、今の自分にとっては強みになっています。コンテストに自分で応募したのは今回が初めてです。芸能のお仕事のように、昔から表舞台に立つお仕事に憧れていて、ずっとテレビっ子だったんです。並行して空手もやっていたので、その憧れは諦めていたんですが、大学に入って自分の時間が増えて、いろいろなことを経験していく中で、「別の世界もあるんじゃないかな」と何となく考えるようになりました。そこから上京の思いが強くなって(大分県出身)、インターネットで東京の事務所を調べていたら、コンテストのことを知りました。実はオーディション会場に着く直前に道に迷ってしまったんですが、たまたま話しかけてくださったのが社長だったという偶然も。そんな不思議な縁が重なって、無事にオーディションを受けることができました。――賞金200万円の使い道は?まだ使っていません。全部両親にプレゼントしたいです。でも、たぶん現金だと使ってくれないかと……海外旅行とか何かプレゼントできればいいなと思います。――173センチという長身も今後の強みになりそうですね。生まれた時から大きかったみたいです(笑)。でも、ずっとコンプレックスで……。しかも昔は太っていました。今は180度真逆の考えになって、身長を生かすためにも体形維持を心がけています。それでも、今の自分はまだまだ足りないことだらけ。2017年はいろいろな面を極めていきたいです。――グランプリ受賞直後、「頭が真っ白」とおっしゃっていました。あれから約3カ月、気持ちに変化は?今までは大学で授業を受けている、普通の女子大生でした。でもこれからは、レッスンにレッスンを重ねてそれが実ってようやく仕事につながるという厳しい世界。全く違う世界になりましたが、自分が望んでいたことなので……とにかく極めていきたいと思います。■プロフィール是永瞳(これなが・ひとみ)1995年7月15日生まれ。大分県出身。身長173センチ。O型。12歳から始めた空手は二段。2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で、4万18通の中からグランプリに選ばれた。「きものクイーンコンテスト2017」(2017年1月31日締切で応募受付中)のスペシャルサポーターに就任。
2017年01月04日今年9月の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通からグランプリに選ばれた是永瞳(21)が8日、芸能事務所・オスカープロモーションが年末に行っている恒例行事に初参加。報道陣からの問いかけに挙手で答えるなど、初々しくも積極的な姿勢で場を盛り上げた。東京・白金台の八芳園に集まったのは、是永のほか、武井咲(22)、剛力彩芽(24)、河北麻友子(25)、本田望結(12)、吉本実憂(19)、小芝風花(19)、高橋ひかる(15)、藤田ニコル(18)、岡田結実(16)。この「晴れ着撮影会」は同事務所の伝統的なマスコミ向けイベントで、ドラマや映画、バラエティで活躍中のタレントや売り出し中の新人が参加している。是永にとっては憧れの存在がずらりと並ぶ囲み取材。報道陣からデビュー後の変化を聞かれると、まずは「生活がまったく変わりました」と素直な言葉で伝える。事務所を代表する先輩たちを前に「スタートしたばかりなので、早く追いつけるようにがんばりたいです」と意気込み、女優の夢に向けて「レッスンをたくさんがんばります!」と力強いコメントを残した。その後も数名との質疑応答が続き、報道陣から「"来年やりたいこと"宣言がある方、どなたか挙手で」のリクエスト。「挙手制!?」「宣言!?」と周囲がざわつく中、「はい!」といち早く反応したのが是永だった。「食べることも好きです。スポーツでは空手をしていました」とアピールし、「リポーターなどいろんなことにチャレンジして、その経験を女優につなげていきたい」と将来の展望を話していた。
2016年12月09日石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らが共演。ファッション誌編集者を目指すも校閲部に配属になった主人公の奮闘を描くドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の最終回が12月7日(水)昨夜放送された。憧れのファッション誌「Lassy」の編集を目指して景凡社に入社するも校閲部に配属。「校閲で認められれば編集部に異動できるかも」と言われ校閲の仕事に全力投球する主人公の河野悦子を石原さんが、悦子が恋に落ちる大学生にして覆面作家・是永是之、「Lassy」モデルでもある折原幸人を菅田さんが、悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田さんがそれぞれ演じたほか、幸人の父親で大物ミステリー作家の本郷大作に鹿賀丈史、その担当編集の貝塚八郎に青木崇高、校閲部の部長・茸原渚音に岸谷五朗といったメンバーが顔を揃えた。昨夜放送の最終回では「Lassy」編集長の亀井(芳本美代子)に巻頭特集の企画書を書いてプレゼンするように言われた悦子が、プレゼンが成功すれば「Lassy」に異動できると張り切るものの、同時に本郷に盗作疑惑が持ち上がり、校閲部の同僚、そして幸人と共に潔白をはらすべく奔走するというストーリーが展開。結果「Lassy」の企画は間に合わず、異動の話も森尾の早とちりだったことが発覚。新作の執筆に没頭する幸人はモデルとの両立を断念。悦子と幸人はお互い今の関係のままで夢に向かって頑張る…というラストとなった。そんな最終回を見た視聴者からは放送後、感動のコメントが続々投稿。「えっちゃんが幸人くんに自分の思いや決意を伝えるとこ、ふたりとも目が潤んでて泣けた」「こういうのもハッピーエンドだと思う。」「えっちゃんらしい終わり方」「えっちゃんと幸人の関係いいな。夢叶えるまでお互いエールを送りあう。清々しい気持ちになった!」と、ひとまずは“校閲”の仕事に専念することを選んだ悦子の選択を応援するというコメントが数多く投稿されたほか「毎回えっちゃんのコーデを楽しみにしてた」と話題を振りまいた悦子の多彩なファッションへの感想も。歌手の大塚愛も悦子のファッションが毎回楽しみだったという感想とともに「心折れかけてたとこに、ありがとう、地味にスゴイさん」と、本作に勇気づけられたというツイートを投稿している。また今回のラストについて「続編が絶対にあると確信しています」「えっちゃんと幸人くんが付き合ったところがめっちゃ見たいから続編期待」といった、早くも続編を待望するコメントも。悦子を演じた石原さんへの評価はもちろん、「菅田将暉の幸人かっこよすぎた」「ほんと一つ一つの仕草がかわいい」「一番可愛いのは幸人くん」など、幸人を演じた菅田さんの人気ぶりは流石といった印象。多くの視聴者の心を勇気づけ元気を与えてくれた「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」。本編は終了したもののスピンオフドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子…がいない水曜日」がHuluで現在配信中。12月14日(水)には第3話が配信されるそうなので“地味ロス”でお困りの皆さんはこちらもお見逃しなく。(笠緒)
2016年12月08日石原さとみ主演、共演に菅田将暉、本田翼らを迎え、宮木あや子の小説「校閲ガール」シリーズをドラマ化した「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の最終話が12月7日(水)今夜放送される。原稿を深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する、出版物の内容の正確さを支える重要な役割ながら編集などの影に隠れた“地味”な存在である「校閲」。本作で石原さんが演じている主人公の河野悦子はオシャレ大好きな28歳。憧れのファッション誌「Lassy」の編集になるために景凡社の入社試験を受け続け、ついに採用の通知をもらうも配属されたのは校閲部。当初は落ち込んだ悦子だったが「校閲で認められれば編集部に異動できるかも」と言われ、校閲の仕事に全力投球するというのが本作の物語。悦子が恋に落ちる大学生ながら覆面作家・是永是之で「Lassy」モデルでもある折原幸人を菅田さんが、悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田さんがそれぞれ演じるほか、森尾に好意を抱く文芸編集部の売れっ子編集者・貝塚八郎には青木崇高。校閲部の部長・茸原渚音には岸谷五朗。悦子の同僚となる校閲部員には和田正人、江口のりこ、松川尚瑠輝ら。さらに足立梨花、芳本美代子、ミスターちん、鹿賀丈史(特別出演)も出演。1話で早速、大物ミステリー作家・本郷大作の校閲を任され“暴走”しながらも大作に気に入られた悦子は、その後2話で担当した人気ブロガーの書籍では大失敗をしながらも持ち前のバイタリティで挽回。その後も人気女優・杉本あすかの自叙伝を校閲した際にはパパラッチと“バトル”を繰り広げるなど、“校閲”の仕事を範疇を超えて大活躍。そんな悦子だが前回の放送ではついに「Lassy」の校閲を担当することに。はりきりすぎて内容に口出ししたうえに大きなミスを犯して副編集長の怒りをかったものの、“「Lassy」愛”が認められ、なんと今夜の最終回では憧れの「Lassy」編集に異動できるチャンスが訪れる。「Lassy」編集長の亀井(芳本美代子)に巻頭特集の企画書を書いてプレゼンするように言われた悦子。一方、悦子は貝塚から本郷(鹿賀さん)の盗作を訴える告発文が送り付けられたと知らされる。“直木龍之介”と名乗るWEB小説家が1ヵ月前に発表した作品と、発売されたばかりの本郷の最新作が酷似しているというのだ。本郷は連絡がつかない状態で真偽を確かめることができないため、貝塚は本郷の最新作と直木の作品を細かく検証すべく校閲部に2つの作品の事実確認を依頼。悦子たち校閲部と幸人は協力して、本郷の盗作疑惑を晴らそうとするが、そんななか校閲部に何者かが侵入する…というのが最終話のストーリー。大きなチャンスを手に入れた一方で、幸人の父である本郷にピンチが訪れる…悦子の活躍を最後までお見逃しなく。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」最終話は12月7日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月07日憧れのファッション誌編集者を目指して出版社に入社したものの、“地味~”な「校閲部」に配属されてしまった主人公を奮闘ぶりを描く、石原さとみ主演のドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第9話が11月30日(水)今夜放送。書籍など出版物の原稿を深く読み込み間違いや矛盾、疑問点を指摘。出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っている校閲をテーマにした本作。石原さんがオシャレが大好きな28歳、主人公の河野悦子(こうのえつこ)を演じ、大学生ながら覆面作家・是永是之としての顔も持ち、さらに「Lassy」の男性モデルに抜擢される折原幸人を菅田将暉が、悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田翼が演じている。ドラマ開始当初は森尾の家に居候していた幸人も、モデルになったことで1人立ち。一時は三角関係に発展するかと思った3人だったが、悦子と幸人の関係はあいまいながらも進展中…とはいえ森尾は幸人にまだ未練がありそうだ。そんな3人の恋の行方も気になるところだが、元々悦子はファッション誌「Lassy」の編集者を志望して景凡社に入社、「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と言われ、これまで校閲の仕事に全力投球してきた。今夜放送の9話で悦子はついに憧れの「Lassy」を校閲することになる。しかし雑誌の校閲はこれまでやってきた書籍の校閲とは勝手が違い苦戦。さらに編集部員として大きな仕事を任される森尾の姿を見て、悦子は校閲の仕事に劣等感を感じてしまう。さらに悦子は貝塚から、森尾が幸人のことを密かに想っていると聞かされショックを受ける。幸人との関係はあいまいなまま。さらに仕事にもやりがいを感じられなくなった悦子は、いつものオシャレもやめすっかり意気消沈してしまう…というのが今夜のストーリー。オシャレが生きがいだったはずの悦子が、そのファッションを封印してしまうというまさかの展開。悦子は最大のピンチを切り抜けられるのか!?「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第9話は11月30日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月30日仕事や勉強に疲れたときにふと思うのは「癒されたい」…旅行やもふもふ動物も良いけれど、テレビの前に座ってドラマに登場する“年下男子”キャラで癒しチャージするのはいかが?今期放送のドラマから、ついつい癒されてしまう“年下男子”をまとめてみた。◆「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」菅田将暉今期のドラマの“年下男子”特集に取り上げないわけにはいかないのは、いま話題作に引っ張りだこの菅田将暉が演じる折原幸人。校閲部に所属する河野悦子(石原さとみ)が一目惚れする彼は23歳の大学生。「是永是之」という名の作家である顔も持っているが、悦子の憧れでもあるファッション編集部に所属する高校時代の後輩・森尾登代子(本田翼)に発掘され、モデルとしても活躍している。悦子のことを“えっちゃん”と呼び、いつも悦子をメロメロにさせている個性派イケメンだ。ひょんなことから幸人は森尾の家に居候させてもらうことになるのだが、そこでも胸キュンシーンは満載。仕事で疲れてしまい、遅い時間に起きた休日にはごはんを作ってくれたり、悩みを聞いて共感してくれたり…ストレスを与えない絶妙な距離感と、ふわふわした空気感が魅力的。一見、だらしなさそうと感じる人もいるかもしれないが、菅田さん演じる幸人は守りたくなる、支えたくなる“年下男子”だ。◆「逃げるは恥だが役に立つ」成田凌
2016年11月14日石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らが共演して宮木あや子の「校閲ガール」シリーズをドラマ化。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第5話が11月2日(水)今夜オンエアされる。原稿を深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する“校閲”。出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っていながら、これまで注目されることが少なかったこの“校閲”という仕事にスポットを当てた女流作家・宮木あや子の「校閲ガール」シリーズを原作に描く本ドラマ。石原さんが演じるオシャレが大好きな28歳の主人公・河野悦子は念願叶って憧れの出版社、景凡社に入社したものの、配属されたのは自分が想像していたファッション誌「Lassy」編集部ではなく超“地味”な校閲部。悦子は「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と校閲の仕事に没頭。全力で取り組みすぎて“暴走”、編集者とぶつかり時には作家を怒らせてしまったりと毎度様々な騒動を巻き起こしながらも“全力投球”していく。主人公の悦子がオシャレが大好きでファッション誌編集志望ということで、劇中の悦子のファッションも話題に。人気ガールズバンド・Le Lienのメンバーでファッションモデルでもある小山内花凜も「ファッションの勉強にもなる」とツイートするなど、関係者も注目する悦子のコーデも見逃せない。また悦子が一目惚れした大学生で覆面作家・是永是之としても活動、「Lassy」のモデル候補生でもある折原幸人を菅田さんが演じている。当初は自らの作品に自信が持てず作家であることを隠そうとしていたが、前回の放送では自らの素性を明かそうと考えるように変化した幸人。悦子が幸人と親しくなっていく一方で、本田さん演じる悦子の後輩で「Lassy」編集部員の森尾登代子も幸人にキス。この三角関係の行方からも目が離せない。毎回豪華なゲストが登場することでも話題の本作。今回は川原亜矢子が人気スタイリスト役で出演。石原さん演じる主人公の河野悦子と“バトル”を繰り広げる。悦子はイタリア在住の人気スタイリスト・フロイライン登紀子(川原さん)がイタリアで出版したエッセイの校閲を任される。悦子はは登紀子がかつて「Lassy」で書いていたファッションエッセイの大ファンだったため張り切るが、今回の校閲は翻訳後の文字校正をするだけ。一方「Lassy」では男性専属モデルを決める読者投票を行う。ちょうど帰国予定の登紀子が投票ページに掲載するモデル候補のスタイリングを担当することになる。登紀子から幸人の撮影コンセプトを指示された森尾は、イメージに合った撮影用小道具を集めるため街を探し回る。一方悦子もあらゆる手段を駆使して登紀子のエッセイの内容を確認する作業を始める。そんななか登紀子が「Lassy」編集部を訪れ、森尾が用意した撮影用小道具を見てセンスがないと一蹴。森尾が苦労して集めたのを知っていた悦子は登紀子の態度に黙っていられなくなり…というのが今夜のストーリー。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第5話は11月2日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月02日出版物を影で支える“地味”だが“スゴイ”存在「校閲」にスポットをあて石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らの共演で描くドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第4話が10月26日(水)今夜放送となる。書籍など出版物の原稿を深く読み込み間違いや矛盾、疑問点を指摘するのが「校閲」の仕事。本作では出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っている校閲をテーマに、ファッション編集者に憧れ出版社に入社したものの校閲部に配属されてしまった主人公の奮闘ぶりを描いている。主人公の河野悦子(こうのえつこ)はオシャレが大好きな28歳。ファッション誌「Lassy」の編集者を志望し、何度も応募の末ついに憧れの景凡社に採用されたものの、配属先は「Lassy」編集部ではなく地味な校閲部。当初は落ち込んだ悦子だったが「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と、校閲の仕事に全力投球。そんな名前まで“こうえつ”の主人公、悦子を石原さんが演じるほか、大学生ながら実は有名作家・是永是之、さらに「Lassy」モデル候補生でもある折原幸人を菅田さん。悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田さんがそれぞれ演じている。悦子は幸人に一目惚れ、前回の放送では幸人が悦子を誘って卓球に行くまでに距離感が近づいたが、一方で幸人は森尾の家に居候中、いつ関係が深まってもおかしくない距離にいる。さらに前回のラスト、幸人に「俺の本、面白かったですか?」と聞かれた悦子は「つまんなかった」と正直な感想を答える。この発言が2人の関係にどんな影響を及ぼすのか。3人の“三角関係”にも注目だ。そして今夜の第4話で悦子は幸人と2人きりで食事に行くことに。一方、森尾は幸人に「Lassy」専属モデルに選ばれるために、是永是之であることを公表した方がいいと勧めるが幸人は承諾しない。そんななか悦子は人気女優・杉本あすかの自叙伝の校閲を担当する。自叙伝の内容を確かめるため悦子は彼女が幼少期を過ごした町へ行くが、そこであすかの姿を隠し撮りしようとするゴシップ誌の記者・山ノ内を発見。その後あすかに隠し子がいるというスクープ記事が発表される。その記事は山ノ内が書いたもので、スキャンダルの余波で自叙伝も出版中止の危機に。あすかが釈明会見を開くと聞いた悦子は思いもよらない行動に出る…というストーリー。ネットでは放送当初から悦子のファッションにも注目が集まっており、1回の放送だけでも何度も衣装がチェンジすることに「お洒落すぎる」「着こなしてる石原さとみちゃんスゴイ」「ファッション見るのも1つの楽しみになってる」など絶賛の声が上がっている。悦子のファッションにもご注目。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第4話は10月26日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月26日