「時をかける少女」について知りたいことや今話題の「時をかける少女」についての記事をチェック! (2/7)
永山瑛太が未来人のタイムパトロール隊員を演じる「時をかけるな、恋人たち」の5話が11月7日に放送。30年後の未来からやってきて妻を助けようとした夫への辻褄合わせに「5話のLINEでの辻褄合わせにも勿論泣いた」や「今回ほんと傑作回だった」などの声が上がっている。永山瑛太と吉岡里帆が主演を務める本作は、現代人と未来人の恋を描いた物語。広告代理店で働く現代人の廻を吉岡里帆、未来人で廻と再び恋人同士になった翔を永山瑛太、廻の後輩で婚約破棄をした広瀬を西垣匠、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔(永山瑛太)に別れを切り出した廻(吉岡里帆)は、梓(田中真琴)との婚約を破棄したらしい後輩の広瀬(西垣匠)から「常盤さんのことが好きです」とスマホのメッセージで告白される。いったんは「気持ちうれしいです」と返すも、翔への思いに踏ん切りがつかない廻は、送信を削除。しかし、メッセージが削除されたのは廻のスマホのみで、広瀬に送ったメッセージはしっかり届いていた。一方、廻との恋をあきらめたくない翔もまた、なんとかふたりで生きていく方法を模索していたが、可能性を見出せない廻は、翔の言葉に耳を貸そうとしなかった。廻の任期終了を翌日に控え、パトロール基地には30年後からやってきた初老の男性・矢野健也(今野浩喜)が連行されてくる。実は健也の妻・美郷(安藤裕子)は明日、バス事故で亡くなるらしく、悔いのある別れ方をした健也はひと目、生前の妻に会いたいと過去に戻ってきていた。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度。そこで、廻と翔が健也に同行し夫婦の思い出のレストランへ向かうことになるが、隊員たちが危惧したとおり、健也は隙を見て逃げ出してしまう。翌朝、厳戒態勢が敷かれる中、美郷の前に姿を現した健也を張り込んでいた隊員たちが拘束。そして健也の記憶を消して元の時代に戻し、美郷も予定どおりバス事故で命を落とすのだった。歴史に抗うこともできず、悲しい結末をただ黙って見守るだけというタイムパトロールの仕事に疑問を覚えた廻は、健也のためにある辻褄合わせを思いつき――というのが5話の展開。辻褄合わせを思いついた廻は、翔が自分と駆け落ちするためにこっそり用意していたタイムボードに乗って30年後の未来へ。事故の1時間前に健也を連れ戻し、令和の健也のスマホからこっそり妻の美郷へメッセージを送らせる。そして送ったメッセージと届いたメッセージは、令和の健也に見られないよう削除させるのだった。そんな冒頭の廻の出来事が繋がる辻褄合わせに「冒頭のやりとりが綺麗に繋がってて感動!」や「LINEの送信取消と削除の間違い、おばさんっぽい!と笑える展開だったのに、その間違いが夫婦のLINEに繋がるなんて、なんて素敵な辻褄合わせなんだろう」などの声が。また大きく運命を変えることはできないものの、想いが届く辻褄合わせに「5話、、切なくて苦しかったけど心がほわっとあったかくなった。記録には残らないけど想いは届いた」や「5話のLINEでの辻褄合わせにも勿論泣いた」「今回ほんと傑作回だった。タイムトラベルものの切なさ、おもしろさが詰まって最高に泣ける」など絶賛の声が多く上がっている。【第6話あらすじ】タイムパトロールの任期終了の瞬間が迫るなか、廻は翔との駆け落ちを決意する。ふたりで暮らすための作戦を練るため、タイムボードに飛び乗ったふたりは、廻が生まれる前の1983年に向かう。40年前の海にたどり着いたふたりは、夏を楽しむ若者の雰囲気にのまれ、ついつい80年代を満喫して大はしゃぎ。するとそこへ、「恋の逃避行ってなんなんですか!」と天野(伊藤万理華)が怒鳴り込んでくる。聞けば、廻と翔には心当たりのない書き置きが残されていたらしく、天野はほかの隊員たちに知られる前に、2023年に帰ろうと促す。しかし、探していた答えをまだ見つけられない廻と翔は帰るわけにいかない。そんな中、突然、浜辺をうろついていたナンパ男が声をかけてくる。実は男の正体は廻の父・卓(村上淳)で、すでに両親が恋人同士だったことを知る廻は、父の軽薄な行動にショックを受ける。さらに、この日こそが両親の結婚の決め手となる運命の日だと気づくも、肝心の卓は天野に恋心を抱いてしまい――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月08日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『ぼったくりラーメン店にボロボロの少女が来店』第3話を紹介します。母親に最先端の治療を受けさせるためには多額の費用が必要だと言われた父親。話を聞いた主人公は自分にも何かできないか考えを巡らせました。そこで、あることを思い出した主人公はラーメン屋へ向かったのです。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#3ぼったくりラーメン店にボロボロの少女が来店出典:進撃のミカ子どもには無理と…出典:進撃のミカペナルティは1万円出典:進撃のミカ特製の激辛出典:進撃のミカ辛い…!出典:進撃のミカ絶対に食べる!出典:進撃のミカ泣きながら食べる主人公出典:進撃のミカ見かねた客が…出典:進撃のミカ手出しをしたら…出典:進撃のミカどうしてもお金が欲しい出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカ激辛ラーメンを食べたら賞金がもらえることを思い出してラーメン屋を訪れた主人公。子どもには無理だと追い払おうとした店長でしたが、主人公の熱意に免じてチャレンジを認めます。苦しそうに食べる姿を見かねた客が協力を申し出てくれますが、失格になってしまうため主人公は1人で食べきりたいと断わるのでした。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年11月03日皆さんは、人の優しさに救われたことはありますか?今回は「恩返し」にまつわる物語を紹介します。イラスト:進撃のミカ店に来た少女両親から引き継いだパン屋を繁盛させられず、悩んでいた主人公。ある日、主人公の店にボロボロの格好をした少女がやってきました。少女は「パンの耳をください」と、必死にお願いしてきて…。どうせ捨てるし…出典:進撃のミカ「どうせ捨てるしな…」と思い、パンの耳を渡すことにした主人公。すると少女はとても喜び、その日以降、少女は毎日店に来るようになりました。そんな少女に、パンの耳だけではなく廃棄予定のパンを渡すようになっていた主人公。しかしあるときから、少女は店に来なくなってしまいました。そして数年後、繁盛しなかった主人公のパン屋は最後の営業日を迎えることに…。するとそこに、成長したあのときの少女がやってきたのです。貧乏暮らしに困っていたとき主人公に助けられたことを、ずっと覚えていた少女。少女の家族がお礼に持ってきてくれた資金で、主人公はパン屋として再出発するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月03日吉岡里帆と永山瑛太が時空を超えた恋人を演じる「時をかけるな、恋人たち」の4話が10月31日に放送。お笑いコンビを演じた3時のヒロイン・福田麻貴と田村健太郎の切ない展開に「号泣しそう」や「それはもう愛だよ」の声が上がっている。永山瑛太が未来人を演じる本作は、現代人と未来人の恋を描いた物語。広告代理店で働く現代人の廻を吉岡里帆、未来人で廻と再び恋人同士になった翔を永山瑛太、廻の後輩で婚約中の広瀬を西垣匠、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔(永山瑛太)に告白された廻(吉岡里帆)は、いずれ記憶を消されると知りながらも翔の気持ちを受け止める。そして迎えた浅草での初デートの日、廻は翔と楽しい時間を過ごし、浮かれている自分に気づく。しかし、浮ついた心は仕事上で思わぬミスを生んでしまう。そんななか、タイムパトロール隊は池浦トシ(田村健太郎)という長期滞在の違法タイムトラベラーを発見。未来で売れない小説家だった彼は、令和でお笑いコンビを組み、時をかけて多くの人に認知されていた。お笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目されている彼だが、実は廻もファンのひとりで、翔とのデートでも彼らの漫才を見たばかり。さらに厄介なことに、トシは相方の桜(福田麻貴)と恋愛関係にあった。早速、廻と翔はトシの元へ向かおうとするが、その矢先、廻は天野(伊藤万理華)から任期があと1週間だと告げられる。当然、タイムパトロールの職務が終われば廻の記憶は消されてしまう。翔は、それでも必ずまた廻に会いにくると熱のこもった言葉で語りかけるが、対する廻にはある思いがあり――というのが4話の展開。廻と翔はトシを捕まえ、最後のネタを書かせる。廻の協力を得て辻褄を合わせながら自分が死んだ後のネタを書いたトシは、桜とネタの練習をした後、手紙を残して未来へと帰る。そして一人残された桜は、ピンでネタを披露し、トシと出会う前とは違う成長した姿を見せる。そんな彼女がネタを終えた後、ひとり空を見上げるシーンにSNSでは「昨夜のED手前シーンなんてもう号泣しそう。1人楽屋を出た後ただ空を見上げながら微笑んでのお別れなんて…」や「桜が空を見上げた後、泣き顔だと思ったら笑顔でよかった」という声が。また桜の見上げた空のシーンからトシのいる未来の空へと繋がる演出に「外に出て空を見上げて彼がいる未来の空に繋がる演出が凄く良かった~」や「現代のラストシーンからエンディングの未来の空にそのまま同じ空で繋がっていくのあまりにも素敵すぎませんか~!!」といった声が上がっている。また記憶を消されたトシが未来で「夫婦漫才」という作品を書いて賞をとるエンディングには、「トシさんが「夫婦漫才」というタイトルで新人賞取ってるのも泣けるし、、」や「離ればなれになっても、夫婦漫才で賞を取るんだから、それはもう愛だよ」などの声が上がっている。回を追うごとに、切なさも加速していく本作。廻の任期も終わりが近づき、廻と翔の時空を超えた恋はどんな超展開を迎えるのか。ますます目が離せない。【第5話あらすじ】翔に別れを切り出した廻のもとに、後輩の広瀬(西垣匠)から「常盤さんのことが好きです」とメッセージが届く。広瀬は梓(田中真琴)との婚約を破棄したらしいが、翔への思いに踏ん切りがつかない廻は、その気持ちに応える気になれない。一方、廻との恋をあきらめたくない翔もまた、なんとかふたりで生きていく方法を模索。しかし可能性を見出せない廻は、翔の言葉に耳を貸そうとしなかった。廻の任期終了を翌日に控え、パトロール基地には30年後からやってきた初老の男性・矢野健也(今野浩喜)が連行されてくる。実は健也の妻・美郷(安藤裕子)は明日、バス事故で亡くなるらしく、悔いのある別れ方をした健也はひと目、生前の妻に会いたいと過去に戻ってきていた。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度。そこで、廻と翔が健也に同行し夫婦の思い出のレストランへ向かうことになるが、隊員たちが危惧したとおり、健也は隙を見て逃げ出してしまう。翌朝、厳戒態勢が敷かれ、美郷の前に姿を現した健也は張り込んでいた隊員たちに身柄を拘束される。そして記憶を消された健也は元の時代に戻され、美郷も予定どおりバス事故で命を落とすのだった。歴史に抗うこともできず、悲しい結末をただ黙って見守るだけというタイムパトロールの仕事に疑問を覚えた廻は、健也のためにある辻褄合わせを思いつき――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月01日吉岡里帆と永山瑛太が出演する現在放送中のドラマ「時をかけるな、恋人たち」で美術デザインを担当する後藤レイコのインタビューが公開された。本作は、広告代理店のアートディレクターとして、“つじつま合わせ”を得意とする一方で、自身の恋愛になると一線を越えられない現代人・常盤廻と、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔によるSFラブコメディ。美術デザイナーという職について後藤さんは「カメラに映り込む背景を統括して準備する仕事ですね。セットを組むのであれば私がデザインして、図面を書くスタッフに渡す。それをもとに大道具さんにセットを組んでもらい、デコレーター(装飾部)と部屋のインテリアについて打ち合わせをします」と説明し、「未来のガジェット等の小道具のデザインや造形も美術の仕事になります」と語る。本作の脚本を手掛ける上田誠(ヨーロッパ企画)は、初めて撮影現場を訪れた際、後藤さんの手掛けたセットを見て大絶賛。そんな今作については、「レトロフューチャーな基地をセットでつくりたい」というオーダーがあったそうで、「アウトプットとして3Dデザインをすることもありますし、イラストや平面図を描くこともありますね。今回はパトロール基地の簡単な模型をつくって、監督をはじめとするスタッフに共有させてもらいました」と過程を明かした。セットイメージデザイン画また“レトロフューチャー”について、『サンダーバード』を連想したそうで、「SFラブコメですから、高尚で重厚なセットというよりキッチュな感じを出したかった。ただセットまでコミカルにしてしまうと……やり過ぎかな、と。大人がつくる大人のラブコメですし、切ない展開もあることから、すべての色にグレーが混ざっているようなくすんだカラーリングの空間を提案しました」。セット写真セットには、タイプライターといったレトロな小道具が見られるが、これについて「アナログ感の演出といいますか、手垢をつけたかったんですよね。監督も同じ意見でした」と言い、「監督は『時をかけるな、恋人たち』で描かれる未来の設定を『無線が人体に悪影響を及ぼしている』としたんです。だからすべてアナログな有線に回帰しているんですよね」とコメント。さらに、「セットの中で目立つ2本の太い柱は、パトロール基地のハードディスクという設定にしました。そこからケーブルがたくさん垂れていて、ひとつは『フォゲッター』という意識や記憶を失くす機械に流れている。もう1本の柱から出ているケーブルは、時空を行き来するための『時空境界線』につながっています。ボタンも押したらへこむ、触って楽しむアナログさがあると楽しいかな、と思ってタイプライターを配置して。ちなみタイプライターのアイデアは演出部の資料がキッカケでした。セットも小道具も私一人では作りきれてないものばかりです」と詳細に語っている。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月31日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『少女にガラの悪いヤンキーが絡んだ結果』第2話を紹介します。物乞いをしていた少女のためにご飯を買ってこいと頼まれた主人公。同級生は地元で恐れられている有名なヤンキーで、主人公は断ることができずコンビニへ向かいます。ご飯を買って同級生の元へ戻ると…。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#2少女にガラの悪いヤンキーが絡んだ結果出典:進撃のミカ買ってきたものを差し出すと…出典:進撃のミカ答えられない少女出典:進撃のミカ主人公がフォローすると…出典:進撃のミカ同級生が怒り出して…出典:進撃のミカ泣き出してしまった出典:進撃のミカもしかすると…出典:進撃のミカ主人公の推理出典:進撃のミカだとしたら…出典:進撃のミカ親のところへ行こう出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカあんぱんを食べ始めた少女に同級生は何をしているのか質問しますが答えませんでした。同級生が怒って泣かしてしまいますが、主人公は両親が原因かもしれないと答えます。その話を聞いて同級生は両親のところへ向かうと言い出したのですが…。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月31日関西テレビが運営するウェブマガジン「みよか」は、吉岡里帆が主演し、永山瑛太が相手役を務めるカンテレ制作のドラマ『時をかけるな、恋人たち』(毎週火曜よる11時)の美術デザイナー、後藤レイコさんに、本作の美術コンセプトや仕事のやり甲斐などについてインタビューしました。その内容を公開します。詳細URL: 後藤レイコ本作は、広告代理店のアートディレクターとして“つじつま合わせ”を得意とする一方で、自身の恋愛になると“一線”を越えられない現代人・常盤廻(めぐ)と、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(かける)によるSFラブコメディ。脚本を手掛ける上田誠さん(ヨーロッパ企画)は、初めて撮影現場を訪れた際に後藤さんの手がけたセットを見て大絶賛。ひとつの作品が終わると「役が抜けない」と話す後藤さんの美術デザイナー道、ドラマ好きは必見&必聴です!──美術デザイナーやデコレーターって、どんなお仕事ですか?美術デザイナーは、カメラに映り込む背景を統括して準備する仕事ですね。セットを組むのであれば私がデザインして、図面を書くスタッフに渡す。それをもとに大道具さんにセットを組んでもらい、デコレーター(装飾部)と部屋のインテリアについて打ち合わせをします。私がこれが欲しい!と細かく提示するアイテムもありますし、装飾部さんから提案いただいて取り入れるアイテムもあります。未来のガジェット等の小道具のデザインや造形も美術の仕事になります。ガジェットデザイン画──『時をかけるな、恋人たち』では、監督やプロデューサーからどんな依頼があり、セットや美術の世界観が出来上がったのでしょうか?そうですね。「レトロフューチャーな基地をセットでつくりたい」という明確なオーダーがありました。そこから自由にイメージして、台本を読みながら「こういう風に動くのかな」ってキャラクターの動線を連想するんです。監督と話しながら「オペレーター卓があって、真ん中にテーブルがあって、それぞれのセクションが両脇に配置されている」みたいなレイアウトを決める。そのあと、インテリアや小道具を含めたディテールを詰めていきます。アウトプットとして3Dデザインをすることもありますし、イラストや平面図を描くこともありますね。今回はパトロール基地の簡単な模型をつくって、監督をはじめとするスタッフに共有させてもらいました。セットイメージデザイン画──ディテールにこだわっていく段階で、後藤さんがまず決めることは?雰囲気やトーンですかね。ひと口に「レトロフューチャー」と言っても、映画の『ブレードランナー』を思い浮かべる人もいれば、『2001年宇宙の旅』をイメージする方もいますよね。その中で、私は『サンダーバード』を連想しました。各自それぞれ抱いている「レトロフューチャー」にギャップが生まれないよう、共通認識を持つようにしています。SFラブコメですから、高尚で重厚なセットというよりキッチュな感じを出したかった。ただセットまでコミカルにしてしまうと……やり過ぎかな、と。大人がつくる大人のラブコメですし、切ない展開もあることから、すべての色にグレーが混ざっているようなくすんだカラーリングの空間を提案しました。セット写真──セットを拝見したら、タイプライターなど懐かしい小道具がたくさん置いてありました。近未来的な作品の世界観に、レトロを持ち込んだ意図や狙いはどこにあるのでしょうか?アナログ感の演出といいますか、手垢をつけたかったんですよね。監督も同じ意見でした。いま世の中に出回っているガジェットは小型化され、凸凹がないものになっていく。液晶画面の中にボタンを設けたiPhoneが最たる例で。通信環境もWi-Fiが主流で、無線が当たり前。でも監督は『時をかけるな、恋人たち』で描かれる未来の設定を「無線が人体に悪影響を及ぼしている」としたんです。だからすべてアナログな有線に回帰しているんですよね。──たしかに、セットの中がケーブルだらけでした!セットの中で目立つ2本の太い柱は、パトロール基地のハードディスクという設定にしました。そこからケーブルがたくさん垂れていて、ひとつは「フォゲッター」という意識や記憶を失くす機械に流れている。もう1本の柱から出ているケーブルは、時空を行き来するための「時空境界線」につながっています。ボタンも押したらへこむ、触って楽しむアナログさがあると楽しいかな、と思ってタイプライターを配置して。ちなみタイプライターのアイデアは演出部の資料がキッカケでした。セットも小道具も私一人では作りきれてないものばかりです。セット・小物写真──美術デザイナーの仕事において、やり甲斐や達成感はどんな瞬間に感じますか?俳優部が空間に入って、その空間で生きてると感じた時ですかね。今回、吉岡さんが「廻が基地の未来人メンバーになじんできた表現をしのばせたい」とおっしゃって。それで「現代で買って来たお菓子を基地で食べたらどうかな?」と提案なさったんです。吉岡さんが食べたいとおっしゃったのは、スティック状のチョコレート菓子。でも世の中に売っている商品を映すことはできないから、「あの」商品をパロディ化したパッケージを1から全部つくりました(笑)。そうしたらお芝居の中で、基地のメンバーとつまみながら「これは現代に売っているラッキーってお菓子で、食べるとラッキーになるんだよ」ってセリフに加えてくださって。「彼女だったらこれ好きだろうな」「こんな生き方の彼はこんなアイテム選びそう」とキャラクターの感情を推し量ってセットを飾り付けていくんですよね。私たちのそういう思いを役者さんが感じ取ってくださって「なるほど、私が演じるのはこういう価値観の人間かも」と芝居のヒントにしてくださった瞬間に、よかったと感じます。──では、ドラマや映画で美術を手がけることのおもしろさって?役になれるところ、でしょうか。少女の部屋をつくる時は、私も少女の視点に立って「なりきる」んですよ。老若男女いろんな職業のキャラクターになれて、内面を想像しながら美術に反映させていく過程がおもしろい。だから俳優みたいに、役や作品が抜けるのに時間がかかるんですよ。──美術デザイナーもそうなんですね!これまでに役が抜けなかった作品は?蜷川実花さんが監督を務めた『人間失格』かな。太宰治の目線もさることながら、彼と関係した「3人の女たち」を描いた作品でして。この3人、それぞれ非常にパンチの効いた人物でして。撮影現場づくりを通じて、それぞれの女になりきったわけですから……非常に抜けづらかった。しかも3人がシャッフルされて、自分の中で1人になったりするんですよ(笑)。しばらく情緒が大変でした!●取材を終えて作品を撮り終えても「なかなか役が抜けない」と感じるほど登場人物のキャラクターについて考え尽くす後藤さんのお話を聞いて、「神は細部(ディテール)に宿る」といった建築家の金言が脳裏に浮かびました。これからドラマを観る時には美術セットにも目を凝らしてみたいと思います。作品世界を読み解くヒントやスタッフの遊び心が発見できるかもしれませんね!取材・文 岡山朋代編集・ライター。ぴあ、朝日新聞社「好書好日」など主にエンタメ系メディアで取材・執筆を手がける。●ドラマ詳細『時をかけるな、恋人たち』カンテレ・フジテレビ系列全国放送日時 : 毎週火曜よる11時キャスト: 吉岡里帆、永山瑛太など公式HP : カンテレウェブマガジン『みよか』 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『少女にガラの悪いヤンキーが絡んだ結果』第1話を紹介します。県内で有名なエリート校に通う主人公。将来を約束された主人公が予備校へ向かう道中、ある少女と出会います。その少女はボロボロの服装で手には「たべものをください」と書かれた箱を持っていて…。#1少女にガラの悪いヤンキーが絡んだ結果出典:進撃のミカ少女が箱を抱えて…出典:進撃のミカあの制服は…出典:進撃のミカ地元で有名なヤンキー出典:進撃のミカ運悪く再会してしまった出典:進撃のミカさっそく頼みごとを…出典:進撃のミカ言うことを聞く主人公出典:進撃のミカコンビニでご飯を購入出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカイラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月29日小山田壮平が、2024年1月17日(水) にリリースする2ndアルバム『時をかけるメロディー』の詳細を発表した。本作には、テレビ東京『直ちゃんは小学三年生』主題歌「恋はマーブルの海へ」、2022年3月にリリースされた配信シングル「スライディングギター」「アルティッチョの夜」に加え、これまでのツアーで披露していた未音源化楽曲や新曲など全12曲を収録。通常盤、初回限定盤、VICTOR ONLINE STORE限定セットの3形態でのリリースとなるが、初回限定盤には、10月18日(水) リリースのライブ映像作品『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』に収録しきれなかった、2022年の弾き語りツアーより厳選したライブ音源(6曲予定)を収録したライブCDが、VICTOR ONLINE STORE限定セットには、初回限定盤にジャケットデザインをあしらったオリジナルTシャツが付属する。また、アルバムを予約・購入した人には「オリジナルポストカード」がプレゼント。さらに、『時をかけるメロディー』と『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』の2作品を両方購入すると、ダブル購入者特典として直筆サイン入りポストカードが全員にプレゼントされる。<リリース情報>小山田壮平 2ndアルバム『時をかけるメロディー』2024年1月17日(水) リリース小山田壮平『時をかけるメロディー』ジャケット●初回限定盤(2CD):4,400円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)●VICTOR ONLINE STORE限定セット(初回限定盤+オリジナルTシャツ):7,150円(税込)【CD収録内容】※全形態共通1. コナーラクへ2. マジカルダンサー3. アルティッチョの夜4. サイン5. 時をかけるメロディー6. 月光荘7. 彼女のジャズマスター8. それは風のように9. 恋はマーブルの海へ10. 汽笛11. 君に届かないメッセージ12. スライディングギター【初回限定盤収録ライブCD】10月18日リリースのライブ映像作品『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』に収録しきれなかった、2022年の弾き語りツアーより厳選したライブ音源(6曲予定)を収録したライブCD。収録曲は後報。【ライブ映像作品『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』とのダブル購入者対象応募キャンペーン】本作と、ライブ映像作品『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』の2作品をどちらも購入した人には、ダブル購入者特典として直筆サイン入りポストカードを全員にプレゼント。アルバムに封入されるダブル購入者対象応募キャンペーンチラシに記載のURLより専用サイトにアクセスし、アルバムとライブ映像作品それぞれのパッケージに封入されているキャンペーンチラシに記載のシリアルコードを入力することで応募可能。【店舗別先着購入者特典】■対象店舗・TOWER RECORDS 全国各店 / TOWER RECORDS ONLINE・HMV全国各店 / HMV&BOOKS online・Amazon.co.jp・楽天ブックス・VICTOR ONLINE STORE■特典内容・オリジナルポストカード(※絵柄は後日解禁)※Amazon.co.jp、楽天ブックスでは、特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。※上記各特典には数に限りがございます。お早めにご予約下さい。※特典対象店舗は順次追加となることがございます。※一部、特典の取扱いが無い店舗もございます。※特典の内容・デザインは予告なく変更する場合がございます。予約リンク:小山田壮平 ライブ映像作品『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』発売中●2DVD:6,600円(税込)小山田壮平『OYAMADA SOHEI LIVE 2022 2023』ジャケット【収録内容】■DISC1:弾き語りツアー2022(LINE CUBE SHIBUYA / 名古屋 CLUB QUATTRO)1. 投げKISSをあげるよ2. 革命3. 19844. それは風のように5. ゆうちゃん6. 遠くへ行きたい7. 168. 輝く飛行船9. ローヌの岸辺10. 恋はマーブルの海へ11. アルティッチョの夜12. FULL OF LOVE13. サイン14. 君に届かないメッセージ15. 夕暮れのハイ16. Sunrise & Sunset■DISC2:バンドツアー2023(LINE CUBE SHIBUYA)1. 夕暮れのハイ2. 彼女のジャズマスター3. Life Is Party4. サイン5. スライディングギター6. Kapachino7. 雨の散歩道8. 恋はマーブルの海へ9. ベロべロックンローラー10. スランプは底なし11. ダンス12. 旅に出るならどこまでも13. グロリアス軽トラ14. 時をかけるメロディー15. 198416. 1617. アルティッチョの夜購入リンク:<ツアー情報>小山田壮平 弾き語りツアー 2023※終了分は割愛10月26日(木) 大阪・エル・シアター開場18:00 / 開演19:0010月29日(日) 島根・興雲閣開場16:30 / 開演17:0011月8日(水) 東京・恵比寿 The Garden Hall開場18:00 / 開演19:0011月12日(日) 岐阜・club-G開場17:30 / 開演18:0011月19日(日) 岩手・岩手県公会堂 21号室開場17:30 / 開演18:0011月22日(水) 福岡・福岡DRUM LOGOS開場18:00 / 開演18:30関連リンクSparkling Records HP: RECORDS HP::::
2023年10月26日吉岡里帆と永山瑛太がタイムパトロール隊員を演じる「時をかけるな、恋人たち」の2話が10月17日に放送。永山瑛太の繰り出す未来人の演技に「瑛太のこういう役好きだ~」や「立ち姿も未来人なの天才すぎ」の声が上がっている。完全オリジナル脚本の本作は、現代人と未来人の恋を描いた物語。現代人でタイムパトロールの一員になった廻を吉岡里帆、未来人で大学生の廻と恋人だった過去を持つ翔を永山瑛太、翔の許嫁・リリリーを夏子、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔(永山瑛太)は、かつてタイムパトロール中に大学生の廻(吉岡里帆)と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため廻の記憶を消したことを打ち明ける。しかしまったく身に覚えがない廻は、そんな翔に公私混同だと警告する。そんな中、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はまだ高校生の17歳。タイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚し、その結果家庭環境が悪化。ヒロキの家出に繋がったという。またリリリーが翔の婚約者であるとわかり、廻はなぜか不満顔。AI判定や親の都合で決められた結婚のため、翔にその気は全くないが、AI判定によるふたりの相性はかなり高く――というのが2話の展開。ヒロキの張り込みを始めた廻と翔だが、ヒロキが西キョウカ(鳴海唯)という高校教師と令和に駆け落ちしてきたことが判明。今回は未来人同士ということもあり、記憶の消去はされないものの、ふたりは離れ離れになることを余儀なくされる。しかし、辻褄合わせが得意な廻は、2人が一緒にいられる方法を思いつく。ヒロキを元の時代に戻し、キョウカを10年後の未来に送るというのだ。ふたりは10歳差があるため、これで再会するときは同い年。10年は長くヒロキが心変わりをする可能性も考えられるが、ふたりはこの提案を受け入れ、未来へと戻っていく。そして、約束の時。ふたりは10年越しの思いを叶え、ふたり並んで未来へと歩き出す。そんな最高の辻褄合わせにSNSでは「10年待つって結構大変だと思うんだけどちゃんと再会出来て良かった」や「最高の辻褄合わせ」の声が上がっている。また未来人を演じる永山瑛太の演技に「久しぶりにこう言う役の瑛太さんを見れて嬉しいです」や「瑛太のこういう役好きだ~」、「立ち方も未来人なの天才すぎ」といった賞賛のコメントが寄せられている。【第3話あらすじ】廻(吉岡里帆)は後輩の広瀬(西垣匠)に呼び出され、結婚をやめようと思っていると告げられる。さらに告白までされそうな雰囲気になるが、恋に一歩を踏み出せない廻はそれを阻止。うれしさもあったが動揺し、結局広瀬の気持ちを聞かなかったことにするのだった。また、翌日には打ち合わせ先で偶然にも初恋相手の同級生・諸星(ニシダ・ラランド)と再会。実は諸星も廻が初恋だったといい、帰り際、食事に誘われる。さらに、記憶を消してから10年、ずっと廻を想い続けてきた翔(永山瑛太)の愛情表現も日に日に増していき、廻は急にやってきたモテ期に戸惑う――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日吉岡里帆と永山瑛太が共演するドラマ「時をかけるな、恋人たち」が10月10日にスタート。この度、「PEOPLE 1」による本作のオープニング映像が公開された。ヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本で贈る本作は、吉岡さんと永山さんが、タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。ほかにも、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)らが出演している。今回公開されたのは、「PEOPLE 1」による新曲「ドキドキする」を使用した、アニメーションのオープニング映像。視聴者からは、「レトロ感あってオシャレ」、「めちゃくちゃ可愛くて素敵」、「耳に残るし映像もかわいい」というコメントが寄せられている。なお本映像は、「スタジオプラセボ」が制作している。第2話あらすじ(10月17日放送)かつて、タイムパトロール中に大学生の廻(吉岡里帆)と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため、廻の記憶を消したことを打ち明ける翔(永山瑛太)。当時の記憶がよみがえり、感極まる翔だったが、廻は身に覚えがないことから、公私混同だと軽くあしらう。一方、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はどうやら23世紀から家出してきたらしい。翔たちの仲間でタイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚。その結果、家庭環境が悪化し、ヒロキにも影響を及ぼした。廻と翔が早速張り込みを開始すると、ヒロキは西キョウカ(鳴海唯)と一緒にいることが判明。そんな中、廻は、リリリーが翔の婚約者だと知り――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月13日吉岡里帆が仕事では辻褄合わせが得意なものの、恋になると一線を越えられない広告代理店社員を演じる「時をかけるな、恋人たち」の1話が10月10日に放送。ヨーロッパ企画の上田誠の脚本に「上田誠ワールド炸裂すぎ」や「スペシャル」など絶賛の声が上がっている。「サマータイムマシン・ブルース」の上田誠脚本による完全オリジナルな本作は、未来からやってきたタイムパトロール隊員と令和の時代を生きるアートディレクターの恋物語。未来人と現代人の訳ありな恋の急展開に、期待が集まる。突然タイムパトロールのメンバーに指名された令和を生きる広告代理店社員・廻を吉岡里帆、かつて廻と恋人関係にあったらしい未来人でタイムパトロール隊員の翔を永山瑛太、同じくパトロール隊員でオペレーター・天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。広告代理店勤務でアートディレクターとして働く常盤廻(吉岡里帆)は、物事のつじつま合わせが大得意。しかし、恋には臆病で一線を越えられない彼女は、密かに想いを寄せていた後輩の広瀬航(西垣匠)が婚約したことを知り、失意のどん底に落とされる。そしてその晩、やけ酒をあおり公園のベンチで一人座っていた彼女は、突然座っていたベンチごと地中に。すると目の前には、未来人風の男・井浦翔(永山瑛太)らタイムパトロールのメンバーが現れる。翔によると、そこはタイムパトロール基地で、彼らは未来で横行する違法タイムトラベルを取り締まっていた。状況がまったく理解できない廻だが、なぜか彼らは新たなメンバーとして廻を迎え入れようとする。翔たちとの出会いを悪い夢だと片付けたい廻。しかし彼らのミッションに強制的に巻き込まれていき――というのが1話の展開。翔たちが見つけた違法トラベラーは、21世紀の音楽が大好きな23世紀人の横井大知(泉澤祐希)。違法なタイムトラベルで令和に降り立ったうえに、路上ミュージシャン・綿谷ジュン(吉澤嘉代子)の音楽に惚れてマネージャーとして彼女を支えていた。しかし未来人が過去人に影響を及ぼすことは御法度。ましてや、恋に落ちるなどあってはいけないこと。そこで隊員たちは歴史の改変を防ぐために、ふたりの記憶を消して横井を元の時代へ戻そうとする。ところが、その日はジュンの単独ライブの日。横井の想いに心を動かされた廻は、隊員の一員になるから、ライブが終わるまで待ってほしいと頼む。そしてライブ本番。ジュンが披露したのは、横井のことを思って作ったラブソングだった。しかし、生きる時代が違うふたりは、記憶を消されて離れ離れに。後日、誰かの粋な計らいで、本来ならCDを残すことなく活動を終えたはずのジュンの思い出の曲がCDになることに。そしてそれは、記憶を失ったはずの横井の手にも渡るのだった。そんな切ないラブストーリーに、SNSでは「すごく切なくて良いストーリーで引き込まれました!」や「とても面白かったです」の声が。またヨーロッパ企画の雰囲気が全体に立ち込める内容に、ファンからは「上田誠ワールド炸裂すぎ、好き好き大好き」や「始まった途端、何かヨーロッパ企画の匂いがすると思ったら、やっぱりそうだった」、「ストーリー展開だけじゃなく役者さんやセット含めた佇まいまでがスペシャル」など絶賛の声が上がっている。他にも、演出を務めた山岸聖太監督に対し、「あ~好きなドラマだ!と思ったら、山岸聖太さんで納得」などの声もあり、脚本はもちろん演出にも期待が高まっている。【第2話あらすじ】翔は、かつてタイムパトロール中に大学生の廻と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため廻の記憶を消したことを打ち明ける。当時の記憶がよみがえり感極まる翔に対し、思い出せない廻はそんな翔の想いを軽くあしらう。そんな中、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はまだ少年で、どうやら23世紀から家出してきたらしい。翔たちの仲間で、タイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚し、その後家庭環境が悪化したらしい。そこで、廻と翔が早速張り込みを開始すると、ヒロキは西キョウカ(鳴海唯)という女性と一緒にいることがわかる。そして身柄を確保すると、ヒロキは悪びれる様子もなく、駆け落ちによる違法トラベルをあっさり認めるのだった。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月11日皆さんは、運命の再会をしたことはありますか?今回は「廃業寸前のパン屋に現れた少女」を紹介します。イラスト:進撃のミカボロボロの少女からのお願い父からパン屋を受け継いだばかりの主人公。父を見習って、オリジナルのパンを作り出そうと頑張っていました。しかし経営はうまくいかず、店の売上はさがっていくばかり。主人公が悩んでいたある日、店にボロボロの少女がやってきました。少女は「パンの耳をください」とお願いしてきて…。勇気を振り絞って…出典:進撃のミカ主人公は「少しでもいいのでお願いします」と言う少女を、助けたいと思いました。そして売れ残ったパンを分け与えることにしたのです。数年後、主人公の店は売上が伸びず、廃業寸前に陥っていました。そして最後の営業日、主人公のもとに見知らぬ少女がやってきたのです。なんと少女は以前ボロボロな格好で店を訪れた、あの日の少女でした。当時、父を亡くしたばかりで母と貧乏暮らしをしていたという少女。主人公の優しさに助けられたと、恩返しに来てくれたのです。主人公は少女の祖父から資金援助をしてもらい、廃業は免れたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月08日舞台『刀剣乱舞』陸奥守吉行役や『鬼滅の刃』猗窩座役、『鋼の錬金術師』ロイ・マスタング役など、2.5次元作品を中心に活躍している俳優の蒼木陣。10月6日~10日に東京・日本橋劇場で上演されるミュージカル『時をかける少女』では、深町一夫/ケン役を務める。蒼木にインタビューし、同舞台への意気込み聞いた。○■『時をかける少女』出演に喜びと怖さ「歌うことは大きな挑戦」――ミュージカル『時をかける少女』への出演が決まったときの心境をお聞かせください。怖いです(笑)。もちろんうれしかったですが、どの現場も不安な気持ちがあって。でも、自分の表現の中にミュージカル、歌という選択肢も、30代になってできたらいいなと思っていたタイミングだったので、ミュージカルとご縁ができたのはうれしいですし、しっかり学びながら自分の表現の選択肢を増やしていける機会になったらいいなと思いました。――今回ミュージカルということでより怖さがあったのでしょうか。そうですね。歌うことは大きな挑戦になると思うので。――歌はどのように準備を?ソロ公演のときに音楽家の方がオリジナルの曲を作ってくださって、それをお客様の前で歌えた機会が勇気をもらえる時間になったので、その経験をミュージカルにも生かせたらいいなと。セリフを自分の言葉として相手に伝えるというのが、たまたま歌になるだけなのかなとも思うので、これまで通りではないですが、これまでの経験を生かして向き合っていきたいと思います。――ボイトレもやられているのでしょうか。ソロ公演に向けてやったので、その経験が生きてほしいです。稽古期間で発声などしっかり土台を作っていくつもりですが、練習と本番は圧倒的な違いがあるので、お客様の前で表現する中でさらに成長できたらいいなと。本番の中でさらに積み重ねていきたいと思います。――『時をかける少女』との関わりも教えてください。初めて出会ったのはアニメでしたが、今回出演が決まってから原作小説も読ませていただきました。知らない人がいないぐらい有名な作品ですし、情報が解禁されてから友達などから「おめでとう」と連絡をもらいました。――ミュージカルでどう描くのか気になります。原作とアニメも表現方法が違いますし、今回ミュージカルとなると、また描かれ方が変わってくるのかなと思います。配役を見ると、織田信長役や森蘭丸役も書かれているので、それがどう絡んでくるのか、僕も楽しみです。○■本田礼生とカラオケで点数勝負「鍛えられてはいるのかなと」――この作品で一番楽しみにしていることは?何より歌ですね。どう歌で表現できるのか、これまでなかった表現の選択肢が自分の中にどうできていくのかというのは楽しみです。――もともと歌はお好きですか?好きです。本田礼生くんとしょっちゅうカラオケに行っていて、「点数勝負しようぜ!」ってやっていました。中学、高校のときも、今もです(笑)――カラオケでだいぶ歌声が鍛えられてそうですね。お互い「かかってこいや!」という感じで、どう高い点数を叩き出して相手より上に行くかという戦いをしていたので、うまい下手という感じではなかったですが、鍛えられてはいるのかなと思います。――改めて、『時をかける少女』がご自身にとってどんな経験になるといいなと期待していますか?表現の選択肢が増えたらいいなというのが一番です。人前でミュージカルという形で歌う機会はこれまで多くなかったので、ソロナンバーもある今回の舞台を経て、歌で表現することが好きになれたらと思います。――この作品をきっかけにいろんなミュージカルに出演していきたいと考えていますか?それが理想です。そうなれるように頑張ります!■蒼木陣(あおき・じん)1992年5月26日生まれ、大阪府出身。2015年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの喜多一馬役で注目を集め、2016年、『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』の藤原尊役で初主演、2019年、「舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち」の陸奥守吉行役で初の単独主演を務める。そのほかの主な出演作は、「舞台『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車」(2022)猗窩座役、舞台『鋼の錬金術師』(2023)ロイ・マスタング役、映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(2022)武藤あつし役など。10月6日~10日に上演されるミュージカル『時をかける少女』では、深町一夫/ケン役を務める。
2023年09月30日●10周年を振り返り人や作品との出会いに感謝舞台『刀剣乱舞』陸奥守吉行役や『鬼滅の刃』猗窩座役、『鋼の錬金術師』ロイ・マスタング役など、2.5次元作品を中心に活躍している俳優の蒼木陣。今年デビュー10周年を迎え、それを記念したソロ公演も7月に成功させた蒼木にインタビューし、10周年を振り返るとともに、今後について語ってもらった。○■20代後半になってから「オーディションに落ちてもへこまなくなった」――10周年を迎えた心境からお聞かせください。「もう10年経ったのか」と思いましたが、10周年記念公演ができたことでより実感しました。先が見えない仕事なので、10年も役者を続けられているのかわからなかったですが、気づいたらいろんな人や仕事と出会えて、知らないところで大きくなれていたんだなと。公演をこれだけ楽しみにしてくださるお客様がいるという、10年前と現在地が違っていることに、喜べたし感謝もできたし、そんな機会でした。――10年前の駆け出しの頃はどんな日々でしたか?この何年かでお仕事のお話をいただく機会も増えましたが、最初フリーの期間が半年ぐらいあって、その頃は生活もできてなかったので、よく続けられなと。金銭的に余裕がないって一番苦しいんだなと思いました。家賃が払えず、バイト先の料理長にお金を貸してもらったり。でも、今思うとそういう期間があってよかったなと思います。――当時の経験がその後に生きたということでしょうか。きっと苦しい経験をしたから、人に優しくなれたのかなと。同じように苦しい状況の中で頑張っている後輩を見ると、昔の自分と重ねて応援したい気持ちになりますし、すんなり行かなくてよかったです。実は上京してすぐ「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けて2次くらいで落ちましたが、当時勘違いしていて「絶対受かるわ」と思っていたので、すごくショックでした。でも、芸能界の厳しさを知り、そこから地道にやってこられたので、落ちてよかったなと思っています。――とても大事な挫折に。そうですね。気づけばずっと挫折していますが、ターニングポイントがたくさんあって、現場現場で厳しい言葉をかけてくれる方たちと出会えたから、変わっていくことができたんだろうなと思います。――「ずっと挫折している」とのことですが、その後はどんな挫折がありましたか?挫折というと大げさかもしれませんが、オーディションに落ちるのも苦しさがあります。オーディションのために時間をかけて役について調べ、2.5次元作品だとアニメも漫画も全部見て、それで落ちると、準備した時間がある分、落ち込みます。――それを毎回乗り越えながら、役をつかんでこられたわけですね。でも、20代後半になってからはオーディションに落ちてもへこまなくなり、タイミングが違ったんだなと思えるようになったのは大きな変化だなと思っています。昔は絶望していたけど、最近は「今出会うべきタイミングじゃないんだな」と思えるようになりました。その作品の監督さんや演出家さんとは、また違う機会にご一緒できるんだろうなと思えるようになったのは31歳の余裕かなと(笑)○■『プリンス・オブ・ストライド』『刀剣乱舞』での出会いが大きな転機に――先ほど「ターニングポイントがたくさんあった」とおっしゃっていましたが、この10年で特に大きかったなと感じているターニングポイントを教えてください。たくさんありますが、『刀剣乱舞』で演出の末満(健一)さんや陸奥守吉行という役と出会えたこと、そして、「維伝 朧の志士たち」で初めて単独で座長を務めさせてもらった経験が一番の大きなターニングポイントかなと思います。もう少し遡って20代前半だと、演出家の松崎史也さんとの出会いは大きなターニングポイントになりました。――松崎さんとの出会いでどう変わりましたか?トリプル主演という形で入らせてもらった『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』で松崎さんが演出してくださったのですが、役者としてのあり方や、お芝居との向き合い方など、あえて厳しい言葉を選んで伝えてくださいました。いろんな価値観を長い期間かけて学ぶことができ、役者として続けていきたいと改めて覚悟が決まった出会いになりました。――大切にしている松崎さんの言葉がありましたら教えてください。コップに例えて話してくださったのですが、作品のために一生懸命もがいて、いろんな感情を伝えようと頑張って、それがコップに溜まっていって、背伸びして限界を超えた、コップから少しあふれたところがお客さんに届くところなんだと。だからそれまでは精一杯もがかなきゃダメだと言ってくださったのはとても印象深かったです。現状に満足せず常にもう一歩先に向かいたいと思えるきっかけになった言葉で、今でも大切にしています。――『刀剣乱舞』はご自身にとってどんな経験に?『刀剣乱舞』はたくさんの先輩方がずっと戦って引っ張ってこられていて、そんな大きな作品の座長を20代後半の僕が務めるというのはハードルが高かったですが、演出の末満さんがたくさん厳しい言葉をくださって、もがきながら座組のみんなと一緒に駆け抜けた日々は一番の宝物になっています。この間、『刀剣乱舞』七周年感謝祭がありましたが、「維伝」の座組のメンバーと会ったときの安心感、ともに63公演を駆け抜けたからできた絆があるなと感じられた感謝祭で、ずっと忘れられない作品なんだろうなと思っています。――特別な作品であり続けているんですね。本当に奇跡のカンパニーだと思っています。脚本、演出、キャスト、スタッフさん方、すべてが面白くてやりがいがあると思える座組はなかなか出会えるものではないと思うので、「維伝」はいつまでも忘れられない作品になると思います。――末満さんの言葉で一番印象に残っているものを教えてください。とんでもない数の厳しい言葉を連日かけていただいたのですが、そんな末満さんが、初日の公演が終わったときに「よう頑張ったな」と言ってくださって、ぶわ~っと涙が止まらなかったです。●陸奥守吉行&ロイ・マスタング役への挑戦は自信に――2.5次元作品を中心に活躍されていますが、もともと2.5次元作品に出演したいと思っていたのでしょうか。そういうわけではなく、いろんなご縁に恵まれて出演させていただいています。――2.5次元作品のやりがいはどのように感じていますか?2.5次元もほかの作品も、向き合い方は結局変わらないと思うようになりました。いただいた台本の中で、作品を面白くするためにどうすればいいのか、役やほかの役者さんや演出家の方と向き合っていく過程は同じで、そこにキャラクターというのが一つあるだけなのかなと思います。――熱烈な原作ファンの方もいるということで、プレッシャーを感じることはありますか?原作という確立された正解があり、キャラクターを好きなお客様たちがたくさんいらっしゃるというプレッシャーはあります。また、『刀剣乱舞』のムツ(陸奥守吉行)も『鋼の錬金術師』のロイ・マスタングも、今の自分には早いのではないかと、年齢感や人生観が追いついていないのではないかというところからの出会いだったので怖かったです。でも、その不安をかき消してくれる人との出会いが各現場にあり、演じるキャラクターが寄り添ってくれる瞬間もありました。自分が沈んだときにムツの明るさに救われ、だから走り抜けられたのだと思いますし、たくさん苦しい時間を乗り越えたから、そのキャラクターとしてステージに立ったときに受け入れていただけたんだろうなとか思いました。――等身大ではないキャラクターを演じられたというのは大きな自信になりそうですね。自信になった気がします。○■親友の本田礼生がいなかったら「きっと役者はやっていない」――遡って、芸能界を目指したきっかけも教えていただけますか?俳優の本田礼生くんと中学1年生の時に同じクラスになって、礼生からブレイクダンスをしようと誘われてブレイクダンスを始め、ダンスって楽しいなとか思いながら礼生と過ごす中で、2人とも「芸能界ってかっこいいな」というふわっとした憧れを抱いていました。でも、愛媛の中学に通っていたので、東京は遠い世界で、芸能界なんて本当に遠い世界で、挑戦せず普通に学生生活を送っていましたが、どこかで芸能界に対する憧れがあったので、20歳になって専門学校を卒業するタイミングで、役者を目指して上京しました。――親友の本田さんと2人とも夢を叶えているってすごいことですよね。ありがたいですね。礼生がいなかったらきっと役者はやっていないと思いますし、背中を押してくれた人です。――今はお互いの活躍を見て、刺激し合う関係ですか?そうですね。この間の『刀剣乱舞』の感謝祭で、1日だけ礼生が参加する日があったのですが、感慨深かったです。しょっちゅう連絡も取り合っていて、家族です。相談事は一番にしますし。でも、半年ぐらい連絡を取らない期間もあったり、家族ってそんな感じですよね。○■30代になって芽生えた心の余裕「ありのままの自分でいいと思えるように」――今31歳ですが、30代になってから意識の変化はありましたか?心に余裕ができたのは大きな変化だと思います。オーディションに落ちてもへこまなくなったというのも、心に余裕ができたからだと思いますし、ありのままの自分でいいんだなと思えるようになりました。――何かきっかけがあったのでしょうか。この1~2年での変化ですが、これまでの経験の積み重ねで変われたのかなと思います。ソロ公演でも、ありのままの自分を楽しんでくださるファンの方々の空気を感じられて、そういった積み重ねが自分を構築してくれているのだと思います。●「カーテンコールの時間が大好き」拍手に喜び――今後はどういう風になっていきたいと思い描いていますか?具体的なビジョンはないんです。出会うべきときに出会うべき作品や役、人と出会えると思うので。今度、ミュージカル『時をかける少女』をやらせてもらいますが、今このタイミングでソロナンバーがあるミュージカルと出会えたことにも意味があると思っているので、そのとき出会えたお仕事と向き合っていったら、自然と楽しいと思える自分でいられるのかなと思っています。――今は舞台が主戦場となっていますが、舞台のやりがいは大きいですか?舞台の好きな時間がカーテンコールの時間で、映画やドラマでは味わえない感覚なんです。1つの作品が終わって、お客様の前で礼をして拍手をいただくというあの時間が大好きで、その瞬間のために舞台をやっているのかなとか思います。幸せですね。10周年公演のときもお客様の拍手にすごく勇気をもらいました。○■映像作品にも意欲「いろんな場所でいろんな人と出会えたら」――映像作品に対する思いもお聞かせください。機会があれば映像作品にも出演したいです。一生舞台役者でやっていきたいわけでもなく、映像の役者に絶対になりたいわけでもなく、自分が楽しく表現できる場所があれば、そこでやっていきたいなと。人との出会いも大切にしたいと思っているので、場所にいらぬこだわりは持たず、いろんな場所でいろんな人と出会えたらいいなと思っています。――先ほど、カーテンコールの時間が大好きだとおっしゃっていましたし、活動の幅を広げたとしても、舞台から離れることはなさそうですよね。やっていきたいですね。ソロ公演で理想の形を作ることができ、いろんなクリエイターさんと作品を作らせてもらったのですが、来年も再来年も、自分の好きなことを表現できる場所にソロ公演がなっていったらいいなと思いました。そして、来てくださる方がいないとできないので、ずっと応援してもらえる役者でありたいと思える機会にもなりました。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。皆さんのおかげで自分の表現が好きになれていると思います。1人の役者を応援するってすごいエネルギーだなと、20代後半から改めて強く思うようになっていて、出演している作品を見てくださるって本当にありがたいことだなと感じています。これからも変わらず、いろんな表現を届けられる役者でいられるように頑張ります。■蒼木陣(あおき・じん)1992年5月26日生まれ、大阪府出身。2015年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの喜多一馬役で注目を集め、2016年、『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』の藤原尊役で初主演、2019年、「舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち」の陸奥守吉行役で初の単独主演を務める。そのほかの主な出演作は、「舞台『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車」(2022)猗窩座役、舞台『鋼の錬金術師』(2023)ロイ・マスタング役、映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(2022)武藤あつし役など。10月6日~10日に上演されるミュージカル『時をかける少女』では、深町一夫/ケン役を務める。
2023年09月29日ミュージカル『時をかける少女』が2023年10月6日(金)から東京・日本橋公会堂(日本橋劇場)で上演される。1960年代に発表された筒井康隆による原作は、TVドラマ、映画、アニメ映画などさまざまな形で話題を集めてきた名作だ。今回、劇中設定及びオリジナル挿入歌などを加えて潤色された初のミュージカル版で「芳山和音」を演じる田中梨瑚と「深町一夫」を演じる蒼木陣に、作品に懸ける思いや見どころを聞いた。自分が歌わない曲も口ずさんでしまうほど、キャッチーな楽曲群――お稽古はどんな状況ですか?田中お稽古が始まって1週間が経ちましたが(取材時)、どんどん歌の稽古も入ってきている状況です。私たちがメインで歌うときもありますけど、アンサンブルの皆さんの声が重なると、より厚みや迫力が増すなと感じています。蒼木そうですね。自分が歌っていないパートを前から見る機会があったんですけど、すでに圧がすごいです! 劇場で、しかもお客様が目の前にいたらどんな風にエネルギーが届くのだろうと楽しみです。田中曲自体は全部出来上がっているので、あとはみんなで練習をして高めていくだけ。全部キャッチーな曲なので、自分が歌わない曲もついつい口ずさんじゃうんですよね。蒼木分かる分かる。「陣さん、それ歌わないっすよね?」とよく言われる(笑)。どの曲も耳に残りますよね。――原作は筒井康隆さんの小説ですが、そこからテレビドラマや映画、アニメ映画などにも派生している作品ですよね。今回はミュージカル化ということですが、それぞれご出演が決まったときのお気持ちを教えてください。田中もちろん『時をかける少女』は知っていました! 私はアニメ映画が一番馴染みがあったんですけど、このお話をいただいて、原作や原田知世さんが演じた映画(1983年公開)を見ました。今回のミュージカルは原作の要素は入っていますが、脚本家の園田(英樹)さんの色も足されていて。SF要素が強まって、原作よりももっと大きい幅の時空を超えるんです。それに歴史的要素も加わって、めっちゃ時をかけれちゃう!(笑)実は私は最初、ミュージカルとはお聞きしていなかったんです。途中から「歌が入る劇になるよ」と聞いて「歌えるんだ、楽しみだな」と思ったり、その後「ミュージカルになるから、踊るよ」と聞いて「踊るのか〜」と思ったり。いろいろな心情の移り変わりがありました。蒼木僕は、ミュージカルでソロの歌唱パートを担わせてもらう機会が今回初めてなので、お話しいただいたときからずっとビビっていますね(笑)これまで経験した2.5次元作品は、おもに若いお客さまが支持してくださっている原作がもとになっているものが多いように感じていますが、この『時をかける少女』は若い方からご年配層まで、幅広い年代の方に長く愛されている作品だと思うんです。その時代時代で、ドラマやアニメなどといろいろな描かれ方がされてきましたが、ミュージカル化は今回が初。そこを担わせてもらえるのは純粋にありがたいなと思っていますし、観に来てくださった方の心に残るような作品になればいいなと思います。――出演が決まる前に、映画版やアニメ版はご覧になられていますか?蒼木もちろん! 僕もアニメ映画の方が馴染みはありました。田中「お前タイムリープしてねえ?」ってね(笑)蒼木「未来で待ってる」ってね(笑)。でも今回はキャスト一覧に織田信長が出てきたりして……!台本を読む前に、いちお客さん目線ですごくワクワクしました。きっと観劇を予定されている方も「え、どうなるんだろう」と思ってくださってると思うので、その期待に応えられたらいいなと思っています。観客も「時をかけちゃった!」と思えるような演出も――今回はミュージカル版ということで、ネタバレにならない程度に、見所になりそうな演出や楽曲を教えてください。蒼木織田信長や森蘭丸といった人物たちがどうこの作品に絡んでくるんだろうというのはひとつの見どころになるのでは。お客様にもワクワクしていただける気がしています。田中私は……アンサンブルさんが後ろでお芝居をしているんですが、そこにも物語がちゃんとあることかな。私たちは前を向いてお芝居してるから直接は見られないんですけど、たまにちらっと見ると、面白いことをしているんです。何回も本番を観に来てくださる方もいらっしゃると思うので、そういう“裏芝居”にも注目していただけたら、意外な面白さがあると思いますね。蒼木確かにそれはあるかも。「ちょっとやりすぎかな」と言われるぐらい、熱心にやってくださっているよね。田中そう。それぐらい皆さんこの作品に懸けていて、そこでも物語をつくろうとしているんですよね。蒼木演出の(田中)優樹さんが「そのシーンの軸になってない、いわゆるアンサンブルの方たちでもそれぞれストーリーがあるんだよ、みんなそれぞれ物語があってここにいてね」と伝えてくださるからこそでしょうね。みんな多分これからもっともっと個性も出ていくと思います。――田中さんは芳山和音/イサキ役、蒼木さんは深町一夫/ケン役。現状、役についてはどのように感じていらっしゃいますか?田中私は原作があるものだったり、2.5次元作品をやらせていただいたりしているんですけど、 その中でも割と自分に合っているなという感覚があります。どうしても原作があると、お客様も「キャラクターをそのまま見ているようで、楽しい」と思うと思うので、なるべくキャラクターの声や喋り方に寄せることが多いんですけど、今回は結構自分のままでやっていて。芳山和音は自分自身のキャラクターと似ているので、「めちゃめちゃ演じている」感じがしなくて、素で楽しんでいるんですよね。蒼木でも分かるよ。すごく等身大な感じがする。普段からパワフルだし、エネルギッシュな方なんだろうなと思っているよ。田中ありがとうございます! 自然体でお芝居できている気がします。蒼木僕は時を超えるシステムってそもそもなんだろうと紐解こうとしているけど、全然分からなくて。だって、実際には時は超えられないからね(笑)。とはいえ、恋愛要素と言いますか、過去に想う人がいて、今改めて想う人もできて……いろいろSF的な要素はありつつ、台本の中で描かれているのは「人の想い」や「誰かのために生きている様」だと思うんです。一緒に作品を作る方のことを愛して、 一緒にシーンを作っていけたらいいなと今思っています。――今少しお話に出ましたが、お互いの印象を教えてください。田中私はもう本読み稽古の段階で、深町くんの温かいところや包容力、優しさを感じていました。まだ本読みの段階でですよ! 温かい人だなと思って……。蒼木もっと褒めて~(笑)田中その後改めてミザンス(※舞台上での動きのこと)をつけて、ちゃんとお芝居のお稽古をしていく中でも、すごく優しさや温かさを感じます。包容力が半端じゃない。お兄ちゃんのような温かさがある方だな、と思いました。……あと、なんだろう、面白い話あるかな?蒼木いいんだよ、無理に引き出さなくて(笑)。梨瑚ちゃんの第一印象は、ビジュアル撮影のとき。稽古が始まる前に撮影があって、僕の後に梨瑚ちゃんが撮影だったんですが、そのときからすごく元気で。「日焼けしちゃった〜」と明るく話している姿が印象に残っているんですよね。稽古が始まってご一緒しても、変わらず エネルギッシュで、みんなを巻き込める方なんだなと思っています。田中いや、実は撮影の日、お腹が痛かったんです。でも、人と一緒にいると楽しくなっちゃって(笑)。あまり体調不良な感じを出さないでおこうと思っていたんですよね(笑)蒼木そうだったんだ。全然分からなかったよ、しっかり騙されているわ(笑)。稽古場でもみんな梨瑚ちゃんのパワーに引っ張られているなと思います。田中嬉しい! 頑張ります!――ベタな質問かもしれませんが、もしタイムトラベルできるとしたら、どんなことをしたいですか?田中私はずっと昔から思っていることなんですけど、自分の母親が私と同じ年頃だったころにタイムトラベルして、友達として接してみたいです。当然ですけど、母親が若かりし頃のことって、本人や周りの人から聞くしかないじゃないですか。実際どうなのか? 同じ目線になったときに仲良くなれるのか? すごく気になるので、タイムトラベルができたら楽しいだろうなと思っているんです。というのも、母は私と性格が真逆なんですね。多分、同じクラスにいたら同じグループにはいなさそうだなと予想はするんですけど(笑)蒼木「○○するな!」と言っているくせに「当時のあなたはやっているじゃない!」ということ、ありそうだね(笑)今まであまりタイムトラベルをしたいと思ったことはなかったけれど、今の梨瑚ちゃんの話を聞いていたら、僕も自分の両親が出会った様子とか見てみたいかも。それから昔飼っていた猫に会いに行きたいな。――おふたりとも「織田信長に会いたい」などではないんですね。蒼木だって、織田信長と会ったら何を喋ったらいいか分からなくないですか?(笑)田中あはは。それこそ私たちが“異人”に見られるでしょうしね。……でもちょっと気になりますけどね。歴史の本や資料館で見るようなところに行ってみたら、どんな世界なんだろうって。蒼木夢は広がるね。――ちなみにどんな方法でタイムトラベルしたいですか?田中えーどうだろう?「タイムマシーン」かなぁ? わんわんわんわんと飛ぶのかな? 乗り物系が面白そうだなと思います。蒼木痛くなくて、体に害がなさそうな方法がいいです(笑)ーー改めて観劇をお楽しみにされているお客様にメッセージをお願いします!田中本で知ったよ、 映画で知ったよ、アニメ映画で知ったよ、ドラマで知ったよといろいろな方がいらっしゃる作品。それぞれまた違う色で、違う良さがあると思うんですね。今回、私たちは原作の要素はもちろん大切にしつつ、ちょっと違った形も取り入れています。特にポイントとなる歌、ダンス、音楽で楽しんでいただけたらなと思いますし、観ているお客様たちも一緒に「時をかけちゃった!」と思えるような演出も出てきますから、ぜひ楽しんでいただけたらなと思っております。蒼木最初にもお話ししましたが、個人的には初めてのソロ箇所があったり、芸能生活10周年迎えたりと、ひとつの節目でまた新しい挑戦ができることがすごくありがたいなと思っていて。……年齢的に制服が似合うかなという不安があるんですけど(笑)田中安心して! 似合ってましたよ!(笑)蒼木よかった(笑)。この座組みだからこそ届くような作品にきっと仕上がると思うので、お客様にも何度でも楽しんでいただければなと思っています!取材・文:五月女菜穂<公演情報>ミュージカル『時をかける少女』原作:筒井康隆『時をかける少女<新装版>』角川文庫脚本:園田英樹演出:田中優樹音楽:外崎銀河振付:暁矢薫出演:田中梨瑚 / 蒼木陣 / 小川優 / 天翔愛(特別出演) 他2023年10月6日(金)〜 10月10日(火)会場:日本橋劇場(中央区立日本橋公会堂・ホール)チケット情報公式サイト
2023年09月28日皆さんは、運命の再会をしたことはありますか?今回は「廃業寸前のパン屋を救った少女」を紹介します。イラスト:進撃のミカ少女が欲しがったのは…父からパン屋を受け継いだ主人公。ある日、店にボロボロの少女がやってきて「パンの耳をください」とお願いしてきました。主人公は少女を助けたい一心で、パンを分け与えることに。それから少女は何度も店へやってきましたが、ある日パタリとこなくなってしまったのです。数年後、主人公のパン屋は売上が低迷して、廃業寸前に追い込まれていました。すると最後の営業日、主人公のもとに、見知らぬ少女がやってきたのです。少女は「パンの耳を全部ください」と言いました。主人公が「パンの耳なら無料だから」と、手渡そうとすると…。今までの分出典:進撃のミカ「お金はちゃんと払います!今までの分も」と言う少女に、戸惑う主人公。なんと少女は、以前パンの耳を求めてやってきた少女だったのです。当時、父を亡くして母と貧乏暮らしをしていたという少女。あのときの恩返しをしにきた少女に、主人公は思わず嬉し涙。少女の祖父からの資金援助で、主人公のパン屋は持ち直すのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月24日吉岡里帆と永山瑛太が共演する新ドラマ「時をかけるな、恋人たち」より、2種類のポスタービジュアルが公開された。本作は、初共演となる吉岡さんと永山さんが、タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本だ。今回公開されたビジュアルは、グリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”の2種類。アートディレクターの岡田和朗がデザインし、カメラマンのオノツトムが撮影。吉岡さんと永山さんもアイディアを出し、15種類以上ものポーズを考案、ドラマのセットを使って1時間かけて撮影した288カットの中から厳選した2枚となっている。完成したポスターを見た吉岡さんは、「可愛らしくて、ちょっと不思議で、何が起こるかわからない未知な感じが出ていて。作品のイメージ通りのポスターですね」と笑顔。永山さんは「まず、僕は、吉岡里帆さんのファンに謝らなくてはいけないです…ポスターでこんなに触れていていいものなのか?っていうところでの2パターンなのかなと。腰に手を回している方は、どんどんこの世から消えていく恐れがありますね…。吉岡さんのファンから怒られるのが怖いです」と神妙な面持ち。また、どちらが好きかと問われると、「迷いますね~。後藤レイコさんっていうスゴイ方が、今回のドラマの美術を担当されていて、セットが素晴らしいんです。タイムパトロール基地の細部がわかるって意味では、グリーンの方がドラマの面白さがより伝わるかなって思いますね。指切りしているのも意味深な感じがして気に入っています!」(吉岡さん)。「それが、分からないんです(笑)。最初、ピンクの方がいいかなと思ったけど、ずっと見ているとグリーンの方が良くなってくる。で、グリーンを見てると、やっぱりピンクいいなと。どっちも好きですね」(永山さん)と、どちらもお気に入りの様子。撮影も佳境を迎える中、初回放送に向けて吉岡さんは「どこをとっても本当に見たことないなというシーンが連続のドラマです。廻と翔の2人の恋模様ももちろんですが、現代に違法滞在する未来人のエピソードも本当に濃厚です。そして、やっぱりSFなので、時をかけるロジックも本当に面白いです!ぜひお楽しみに!」と呼びかける。永山さんは「自分が出るドラマは絶対面白いっていう自信があるんです。今回も僕は胸を張って、自信を持って、皆さんに、このドラマをおすすめしたいですね。1話を見れば面白さがちゃんと伝わって、分かっていただけると思います。ライトな気分で見ていただきたいんですけど、実はすごくいろんなメッセージが込められていて。回を重ねるごとに伏線回収だけでなく、つじつま合わせだけでもなく、ラブラブストーリーとしての展開もありますし。やっぱりラブストーリーとして面白いのは、令和から300年近く経った未来人と出会った吉岡さん演じる廻が、どんな感情で動いて、どう未来人に対して反応していくかっていうところが見どころの一つになるだろうなと思います」とメッセージを寄せている。<第1話あらすじ>令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉岡里帆)。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では辻褄合わせが大得意。しかし、恋となると、いつもあらゆる一線を超えられない。ほんのり恋心を抱いていた会社の後輩・広瀬航(西垣匠)にも思いを告げられず、人知れずヤケ酒で涙。そんな廻が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。タイムパトロール基地では、オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)、メカニック担当の八丁堀惣介(じろう)、隊長の和井内秀峰(石田剛太)が目を光らせ、任務にあたっている。歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも、恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていく廻。気づけば、そんな廻を待ち受けていたのは、翔との恋の超展開。しかし、2人の運命はそれだけに収まらなかった。実は、かつて廻と翔は時をかけて恋に落ちた、恋人同士だったのだ。タイムパトロールで23世紀の未来から来ていた翔と、大学時代の廻は出会ってしまった。しかし、2人の恋は許されない運命。タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていた。思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、全く覚えていない廻。いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそ叶えるため、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘することに――。「時をかけるな、恋人たち」は10月10日より毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月23日吉岡里帆主演の新ドラマ「時をかけるな、恋人たち」が、第1話のPR映像を公開した。「ヨーロッパ企画」上田誠のオリジナル脚本ドラマとなる本作は、令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉岡さん)が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まりながら、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘する禁断の物語。実は、時をかけて恋に落ちた恋人同士だった廻と翔。タイムパトロールで23世紀から来ていた翔と大学時代の廻が出会うが、2人の恋は許されない運命であるため、タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていた――。本作には、吉岡さんと永山さんのほかにも、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)が出演する。今回公開された映像についてSNSでは、「井浦翔、かわいい」、「またかわいい瑛太くんにキュンキュンしてしまいそうじゃん」、「めっちゃ面白そう」、「すっごく楽しみです!」、「ちょっと映る西垣くんが尊い」、「待ち遠しい」、「楽しみでしかなくてどうしよう」と、待望の映像公開に放送を待つ人たちからコメントが寄せられている。「時をかけるな、恋人たち」は10月10日より毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月20日皆さんは誰かに救われた経験はありますか? 今回は「廃業寸前のパン屋に現れた少女」を紹介します!イラスト:進撃のミカパンの耳をもらいにくる少女父から継いだパン屋を経営している主人公。しかしパンの売れ行きは悪く、いつも大量に破棄していました。ある日、少女が「パンの耳をください」と店にやってきます。少女の様子から訳ありだと悟った主人公は、少女にパンの耳や廃棄処分のパンを譲ることに。それから少女は毎日店に来るようになりますが、ある日突然姿を消してしまいました。その後も主人公は、父の店を守るために懸命に働きましたが…。店を畳むことに出典:進撃のミカ数年後、ついに経営が厳しくなり廃業を決めた主人公。営業最終日、店に女子高生がやってきて「パンの耳をください」と言いました。そして「お金は今までの分も払います」と札束を渡してきたのです。なんと女子高生は、昔パンの耳をもらいにきていた少女でした。どうやら少女はお金の持ちの家の子どもになっていたそうで…。「恩返しにきた」と話す女子高生に励まされ、店を続けることに決めたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月19日電子レンジで食品を温める時、使用する機会も多いのが「ラップ」です。温め方の説明で、「ラップはふんわりかけてください」という記載内容があるでしょう。あいまいな指示に「どうかければよいのか分からない」と感じている人に向けて、Panasonic(パナソニック)公式サイトから、実践方法を詳しく紹介します。ラップを「ふんわり」かける方法家電メーカーとして、電子レンジも製造・販売しているパナソニック。公式サイトでは、電子レンジを使う際のラップの使い方まで、丁寧な情報を紹介しています。早速、ラップを「ふんわり」かける方法を参考にしてみましょう。まずは、ラップをカットするところから。容器の大きさに合わせてゆったりとかぶせたら、やや余裕を持って切ってください。両方のサイド部分をいったん持ち上げ、あえてたるませてから容器に固定します。ラップの隙間をそれぞれ押さえれば完成です。サイド部分にたるみを作ることで、容器内の空間には余裕が生まれます。この余裕こそが「ふんわり」のポイントです。ラップを「ふんわり」かけたほうがいい理由とはラップをかける時、「ふんわり」ではなく「ピン」とかけたほうが、気持ちがよいもの。一体なぜ、「ふんわり」とかけるよう指定される場合があるのでしょうか。ラップをピンとした状態でかけると、内部の空間に余裕がなくなります。すると、食品を温めた時に生じる水蒸気が逃げ場を失い、内部の圧力が上昇。ラップが破れて中身が飛び出し、電子レンジ庫内を汚してしまう恐れがあります。飛び散った時の衝撃によっては、電子レンジ底面の破損につながる可能性もあるでしょう。ラップをふんわりかけることで蒸気の逃げ場ができ、こうしたトラブルを回避できます。蒸気の逃げ場を用意するため、「あえてラップを完全に張り付けずに隙間を作る」方法を選択する人もいるでしょう。しかしこの場合、ラップの隙間から水分が逃げてしまい、仕上がりの状態が大きく変わってしまう恐れもあります。しっかりと隙間をふさぎつつ、蒸気の逃げ場を用意することで、より上手な「温め」を実践してみてください。温めるものによってラップのかけ方は違うそもそも、何を温める時にはラップが必要なのか、どんな時にどうラップをかけるべきなのか迷うという人もいるでしょう。基本的には、水分量の少ないものの時は、ふんわりとかけましょう、これは、水分が逃げてぱさぱさになってしまわないようにするためです。また、カレーやシチューなど、電子レンジ庫内で吹きこぼれてしまいそうなものは、閉じ口を少し開けた状態にしておくと、水蒸気が適度に外に逃げて吹きこぼれ防止になります。また、例えば揚げ物を温め直す時など、水分を飛ばしたい時はラップなしでOK。パッケージなどに温め方やラップのかけ方に指定があるものの場合は、それに従ってください。「ラップをふんわりかける」の意味が分からないまま、これまでなんとなくで対処してきた人も多いのではないでしょうか。上手にラップを使えるようになれば、電子レンジを使った調理もより簡単にできるはず。パナソニック公式の情報も参考にして、ぜひ上手に活用してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月08日優しい夫が突然妻を避け始めた理由とは―…!?幼い娘と夫と3人で暮らしていたワーキングマザーの恵さん。夫の翔太さんはフリーのエンジニアで家事も育児も協力的。そんな翔太さんとそろそろ二人目を…と妊活を考えはじめたら、夫は急に恵さんを避けるようになって…?さらに夫の外出が多くなり、違和感を感じていたころ、恵さんは制服を着た女の子と歩く夫を見かけてしまいます。問い詰められた夫が話した真相はあまりにも衝撃的。 もしあなたが妻だったら、離婚しますか? それとも―…。■前回のあらすじ恵に問い詰められ真実を話し始めた翔太。半年前、宅配便だと思ってドアを開けると、そこには見知らぬ制服の少女が立っていた。彼女はいきなり「あなたの娘です」と名乗ったのだった。ひとつひとつ思い出しながら話す夫からは、困惑と心苦しさが伝わってきました。この話は本当なの? 夫は子どもがいることは知らずに生きてきて、そして16年も経った今になってその子が現れた…?そんなことありえるのでしょうか…。 その子が持つ写真は幼い頃から現在のものまであって、さすがに合成ではないし…その母親(夫の元カノ)も歳は取ったけれど本人だろうとのこと…。でもそれだけでなぜ夫が父親に…? 写真だけじゃ何もわからないでしょう…。次回に続く(全23話)※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ シナリオテクノロジーミカガミ /イラスト・ 山口しずか
2023年09月04日2023年10月上演のミュージカル『時をかける少女』に、天翔愛が出演することが決定した。天翔は、映画『夢唄』に主演、「高校生のためeigaworldcup2019」で無名で最優秀女子演技賞を受賞し話題を呼んだ現役音大生。2021年5月ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役としてヒロインに抜擢され、本格的に女優デビューを果たした。その後、同年10月ミュージカル『ドン・ジュアン』で物語のカギを握るエルヴィラ役で出演したほか、2023年大河ドラマ『どうする家康』おふう役でテレビドラマデビュー、6月からは女性ファッション誌「JJ」のレギュラーモデルに就任するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進中の女優だ。本作で天翔が演じるのは、主人公の無二の親友「神山真理子」役。多岐に渡り、他ジャンルで活躍している若手をキャスティングしているこの公演。現役音大生で歌唱力に定評のある天翔は、強力なメンバーとして本公演に参加する。■あらすじ女子高校生、芳山和音は幼なじみの深町一夫のことが気になっていた。自分は、彼を好きになっているのかもしれないと。そんなとき科学実験室の掃除をしていた和音は、不思議なラベンダーな香りを嗅いでしまう。それはタイムトラベラーである深町が作ったタイムリキッドだった。タイムリキッドを嗅いだ人間は時間旅行が可能になるのだ。深町は時空管理局のエージェントたちから逃げていた。深町と和音は時空を超える冒険の旅に出ることになるのだった。果たして彼らの旅は、どこに向かうのか!?真理子や吾郎たちの想いは、どこに向かうのか!?時空を超えた、愛と冒険の旅が始まる。芳山和音・イサキ役の田中梨瑚、深町一夫・ケン役の蒼木陣、朝倉吾郎役の小川優らと、どのような『時をかける少女』を創り上げるのか期待したい。公演は2023年10月6日(金)から10日(火)、東京・日本橋劇場にて。<公演情報>ミュージカル『時をかける少女』2023年10月6日(金)〜 10日(火)会場:日本橋劇場(中央区立日本橋公会堂・ホール)原作:筒井康隆『時をかける少女<新装版>』角川文庫脚本:園田英樹演出:田中優樹音楽:外崎銀河振付:暁矢薫出演者:田中梨瑚 / 蒼木陣 / 小川優 / 天翔愛 他チケット情報公式サイト
2023年09月01日電子レンジで料理を温める際に悩むのが、食品用ラップフィルム(以下、ラップ)を『かける・かけない問題』です。例えば焼き魚を温めたい場合は、ラップをかけたほうがいいのでしょうか。ラップをかける・かけないを決める基準を調べてみました。ラップをかける・かけないの判断基準電子レンジのメーカーはどのような見解なのでしょうか。人気のスチームオーブンレンジ『Bistro』シリーズを展開するパナソニック株式会社(以下、パナソニック)によると、ラップならではの『水分を逃さない』『食品を蒸らす』という効果を活用するかどうかが、ラップを『かける・かけない』を左右するとのこと。※写真はイメージ例えば、『食材の水分を逃さずにしっとりとさせたい』『食品を蒸らしたい』というケースでは、ラップをかけたほうがいいとなります。シュウマイなどの蒸し物や冷凍ご飯、ゆで野菜のほか、煮魚などタレがかかった食品もラップをかけたほうがいい料理です。カレーやシチューといった水分が多くはじけやすい食品も、ラップをして加熱するのが基本です。パリッと感を出したい場合はラップなし一方、料理のパリッと感を維持したいのなら、ラップをかけずに温めるのがお勧めだそうです。パナソニックによると、以下の料理が該当するとのこと。・炒め物・揚げ物・焼きそば・ハンバーグ・焼き魚また、みそ汁などは十分に水分があるためラップをしないで加熱する食品です。ちなみに、ラップを使う際は、料理から出た蒸気でラップに圧力がかかり、裂けてしまうことがあるそうで、少し緩めにかけるのがコツとのことでした。※写真はイメージ判断基準が分からず、すべてに必ずラップをかける、そもそもラップはかけないという方法を取っている人もいるでしょう。しかし、適切に使い分けることで料理のおいしさが変わります。今回紹介したラップを『かける・かけない』の基準を参考にしてみてはいかがでしょうか。ラップの使い分けについて、もっと詳しく知りたい人はパナソニックのウェブサイトを覗いてみてくださいね。Panasonic[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2023年08月24日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。バス利用時バス利用時、爆音で音楽を聴く男性客が乗車してきました。2人座席だというのにリュックを置いて独占する始末で…。迷惑客に遭遇!?出典:CoordiSnap迷惑だと思いつつも、我慢すればいいと思い無視をしていると…。問題さあ、ここで問題です。この後、男性客が大恥をかくことになった理由とはいったい何でしょうか?ヒント男性客はとある人物から指摘をされてしまいます。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「後に乗車してきた少女が、ごもっともな発言をしたから」でした。少女は恐れることなく、男性客に「そこは2人分のお席なんだよ」と言いました。まさか子どもから指摘をされると思っていなかった男性客は思わず顔を真っ赤にして黙り込んでしまったのでした…。少女よ、ナイス…!席が空いているからとはいえ、自分勝手な行動はよくありませんよね。女の子の一言で、無事に解決できてよかったです!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月15日吉岡里帆が主演、恋の相手役を永山瑛太がつとめる、カンテレ・フジテレビ系の火曜23時ドラマ枠「火ドラ★イレブン」の新ドラマ「時をかけるな、恋人たち」が10月10日(火)にスタート。現在、映画『リバー、流れないでよ』がスマッシュヒット中で時間SFを得意とする「ヨーロッパ企画」上田誠のオリジナル脚本で描く。令和の時代を生きる主人公・常盤廻(ときわ めぐ)を演じるのが、吉岡里帆。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では“辻褄合わせ”が大得意。でも、恋となると、いつもあらゆる“一線”を超えられず、人知れずヤケ酒で涙することも。「恋に落ちたい…」。そんな廻が、未来からやってきた永山瑛太演じるタイムパトロール隊員・井浦翔(いうら かける)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。違法トラベルは歴史を変える恐れがあるため、重大な罪。それでも、恋の事情を抱え、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせながら、彼らの悲恋を実らせていく廻。気づけば、そんな廻を待ち受けていたのは、翔との“恋”!しかし、2人の運命はそれだけに収まらなかった!?実は、かつて廻と翔は時をかけて恋に落ちた、恋人同士だった。タイムパトロールで23世紀の未来から来ていた翔と、大学時代の廻は出会ってしまった。2人の恋は許されない運命であるため、タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていたのだ。思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、まったく覚えていない廻。廻は、いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそ叶えるため、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘することに。“現代人・廻”と“未来人・翔”の時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が描かれる。吉岡里帆今作は、“タイムパトロールのお仕事モノ”ד時空を超えたラブストーリー”を、吉岡さんと永山さんの超豪華キャストに加え、時間SFを得意とする「ヨーロッパ企画」上田氏のオリジナル脚本、そして数多くのアーティストのMVをはじめ、映画やドラマを手掛ける映像ディレクター・山岸聖太の監督で送る。主演の吉岡さんは永山さんとのドラマ初共演について、「瑛太さんの演じる翔は未来人なので、予測不能な言動一つとっても、すべてが瑛太さんだからでこその、魅力と個性があって」と語り、「毎回、翔の不思議な魅力に翻弄されながら、でも現代人の廻もまっすぐに気持ちをぶつけていきながら、現代人と未来人の恋がどうなっていくのか?を、コミカルに、一緒にアイデアを出しながら演じています」と目を輝かせてコメント。「大人が真剣にSFコメディーを作るとこういうことになるぞっていう、新鮮で斬新な作品が生まれると思うので、ぜひ、楽しみに待っていただきたいです!これまでにないような新しいSFラブストーリーが生まれているように感じています。コメディーで、笑いの要素も多いのに、最後はじーんとしたり、ちょっと恋してみようかなって一歩を踏み出せたりするような、そういうパワーのある作品」と解説し「何よりキャラクターそれぞれがとってもチャーミング」とアピールするとともに意気込みを語っている。永山瑛太一方、永山さんは、吉岡さんについて「可愛くて健気で、聡明さのある、非の打ち所がない人ですね。そして、周囲の人にポジティブなものを与えてくれる。撮影していても、吉岡さんがちゃんとしっかりと受けてくれるので、僕はある意味、芝居での冒険ができるというか、遊びが生まれてくる」と撮影の雰囲気をコメント。「恋をするエネルギーで生きている登場人物を観ていただいて、皆さんに元気をお届けして、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいですし、SFものとしても、1話ごとに引っかかるところが少しずつ回収されていって、霧のようなものが少しずつ晴れていく。まずは、1話から最終回まで楽しく観ていただけたら嬉しいですね!」と笑顔でメッセージを寄せた。主人公をめぐる恋の行方や、1話完結で、時間ものならではの華麗なる伏線回収。現代人と未来人のコミカルなやりとりなど、見どころ盛りだくさんとなりそうだ。脚本を手掛ける上田氏(ヨーロッパ企画)は、念願のタイムパトロール・ラブコメディーが実現となり、「長い間やりたかったことが連続ドラマで、しかも理想をはるかに超えた形で叶いました。吉岡里帆さんはこの特殊な企画に全身で乗ってくださり最高で、キャラクターについて、時のかけかたについて何度も会話を重ねました。永山瑛太さんとは映画『サマータイムマシン・ブルース』以来のご一緒です。時の重なりに胸が熱く、未来人についての胸躍るアイデアを山ほどくださいました」と、2人についてコメントしている。火ドラ★イレブン「時をかけるな、恋人たち」は10月10日より毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月15日●中島健人、仲里依紗の強力なエネルギーをNYプレミアで実感映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日公開)の吹き替え版で主人公の青年・ノアの声を務めたSexy Zoneの中島健人とヒロイン・エレーナの声を務めた仲里依紗にインタビュー。大ファンだという同シリーズから影響を受けたことや、アフレコやニューヨークプレミアの感想、本作に参加したことで芽生えた思いなど話を聞いた。吹き替え初挑戦の中島が声を演じたノアは、意図せず戦いに巻き込まれながらも、トランスフォーマーと心を通わせていき、人間との懸け橋になる人物。仲が演じたエレーナは、美術館で働く考古学埋蔵品の研究者で、ノアとともに戦いに巻き込まれながらもたくましく戦うキーマンとなる。ノアもエレーナも、本作から初登場のオリジナルキャラクターだ。2人は6月にアメリカ・ニューヨークで行われたプレミアイベントにも参加。ノア役のアンソニー・ラモス、エレーナ役のドミニク・フィッシュバックをはじめ、これまでの数多くの『トランスフォーマー』シリーズで監督を務め、今作ではプロデューサーとして携わっているマイケル・ベイとも対面を果たした。――お二人とも『トランスフォーマー』シリーズの大ファンとのことですが、『トランスフォーマー』から影響を受けたことや作品から学んだことがありましたら教えてください。中島:アニメからのファンとしては、一つの物体が変形して戦っていく姿は、「こんな世界があるんだ」と夢を膨らませてくれたというか、現実的にそういうものを見たことはないですが、車や動物などがトランスフォームしたらどうなるんだろうと自分の想像力を豊かにしてくれました。仲:私はこういうロボットは通ってきてなかったのですが、実写を見て面白いなと。それまでは男の子が遊んでいるおもちゃという印象で手を付けてなかったのですが、そういった偏見がとれて「かっこいい!」と思いました。女の子でもくすぐられるものがあり、自分の車をバンブルビーにカスタムするくらい好きな作品に。だから、女性の方にも、あまりアクションを見たことがない方にもお勧めしたいです。――中島さんは『トランスフォーマー』のおもちゃで遊んでいましたか?中島:遊んでいました。この間のプレミアのときに、ホテルの待合室にいたらロボット会社の方が来て、車から自動で変形するオプティマスプライムのロボットを見せてくれて、「すげえ!」って。最後に高額な値段を提示して帰っていきました(笑)仲:そうそう! セールスで、結構な値段でした(笑)――アフレコの感想もお聞かせください。中島:海外の実写映画に声を当て込むときは大げさにやったほうがいいんだろうなというイメージがありましたが、最初のプリレコーディングのときに、ブースから出て(吹替演出家の方に)言われた一言が「ちょっとビバリーヒルズだな」と(笑)。『ビバリーヒルズ高校白書』のディラン・マッケイみたいな。今の海外の(吹き替えの)お芝居は昔よりも普通になってきていて、日本のテンションでそのまま吹き替えしてもいいというディスカッションをして、本番では大げさだった部分を取り除き、普通だけど若干アメリカ人の動きに合わせた声の入れ方を意識しました。ただ、単純に日本人としての演技で芝居をしてしまうと合わないので、少しケレン味を出して、そこが楽しかったです。初めての吹き替えでしたが刺激的でした。仲:実写の吹き替えは2回目なのですが、何回やっても難しいなと思いました。アニメーションと実写は全然違うなと。相手の声に合わせて、その人になって吹き替えすることが一番ですが、聞き取りやすく言うことも大事だと思います。自分が出演するときは演技でカバーできるセリフもありますが、(実写吹き替えは)でき上がっているものに当て込んでいくので、いかにちゃんとはっきり伝えるかということが一番重要で、癖が出ないように吹き替えるのが難しいなと思いながらやっていました。私の役は研究者なので専門用語があって、そこも難しかったです。――アフレコは別々にされたのでしょうか?2人:そうです。中島:僕は2日かけてアフレコしたのですが、2日目は里依紗さんの声が入っていて、里依紗さんの声を聞いてアフレコさせていただいたので、空気感がわかった状態でできてよかったなと思います。仲:私は今日初めて中島さんの声が入ったものを見て、初めてとは思えない感じだったので、すごく努力されたんだろうなと、本当にすごいなと思いました。努力家ですよね。素晴らしかったです。――中島さんは仲さんの声を聞いていかがでしたか?中島:自分の表現とすごくマッチする表現をお持ちの方だなと思っています。ニューヨークプレミアのときも、自分1人でレッドカーペットを歩いていたら緊張でひよりそうでしたが、里依紗さんと歩いたら「俺いけるわ!」と自信を持てて(笑)。強力なエネルギーを持っている方だから、声を聞いたときも予想通りすごいなと。聞こえもはっきりしていて素晴らしいですし、声がきれい。僕は『今際の国のアリス』のミラの役が好きで、(普通は)長ゼリフは聞いていると少し眠くなるものですが、里依紗さんの長ゼリフはすんなりと頭に入ってくるから、ちゃんと咀嚼した状態で物語に没入できるんです。今回の『トランスフォーマー』も(里依紗さんの声の)聞こえがとても心地よくて、自分の声と掛け合わせたときにいい掛け算かもしれないと思いました。●友達になったアンソニーとの“セクシーコラボ”に意欲――世界的な大ヒットシリーズに参加し、海外プレミアにも初参加したことで、新たに芽生えた思いや野望がありましたら教えてください。中島:海外のレッドカーペットに行ったことはあっても話を聞く側だったので、歩いたのは人生で初めてでした。いろんなキャストの方とお話させていただくという時間を過ごす中で、今度は実写で出演した映画で歩いてみたいという目標ができました。前から目標としてありましたが、実際に歩けて贅沢な時間だったので。移動中の車の中もすごく楽しくて、ブルックリンにあるキングスシアターで開催されたのですが、街並みを感じながらプレミアをやるという……我々の感覚でいうとたぶん、六本木ヒルズアリーナでルイ・ヴィトンを横目に見ながらやる感じと少し類似しているのかなと(笑)。それをニューヨークで感じられて、関係者の方に感謝していますし、いろんなレッドカーペットを歩いてみたいと思いました。――漠然としていた夢がより具体的になったわけですね。中島:マイケル・ベイと会ってしまいましたから(笑)仲:しかもけっこうしゃべってくれたんです。ラッキーでした。中島:本当にラッキーが重なったニューヨークでした。僕は3日間くらいでしたが、里依紗氏はそこから……。仲:延泊延泊で。残りまくっていました(笑)――仲さんも本作に参加して芽生えた思いをお聞かせください。仲:関わった人たちみんなの愛が感じられたプレミアで、今までリモートも多かったので、ちゃんと自分の目で見てインタビューできたり、一緒に写真を撮れたりして、よりこの『トランスフォーマー』を日本の方にもたくさん見てほしいという気持ちになりました。閉鎖された3年間があったので、余計にもっと自分の子供にも海外などいろんなところに行って刺激をもらってほしいということもすごく感じたので、これから楽しいイベントが日本でも増えていくと思うので、どんどん参加させたいですし、海外にも連れていってあげたいという気持ちになりました。――中島さんのように、海外の作品に出演したいという願望は?仲:いや~それはないです(笑)。「キャー!」って言っている立場でいいです。中島:「キャー!」って言われる立場ですから。「キャー!」って言う立場の人があんなポージング決めない(笑)仲:確かに。あんな格好しないのよ(笑)――ニューヨークプレミアでキャスト陣とはどんなお話をされましたか?中島:アンソニーとはDM友達になって、うれしかったです。――インスタグラムに2ショット写真を投稿されていましたね。中島:プレミアの後に行われたアフターパーティーで、アンソニーたちが踊ったりしていて、主演なのでアンソニーの前に目まぐるしくいろんな人が現れるんです。そのうちの1人として僕も話しかけたのですが、「健人、15分後にもう1回ここに来て。そのときにまた踊ろう」と言われて、15分後に戻ったときに本当に一緒に踊ってくれて、そのときに撮った写真がインスタの写真です。すごくうれしかったです。仲:私も「会えてうれしかった」みたいな感じでDMをもらって、丁寧な人だなと思いました。「ありがとう」という気持ちを伝えてくれてすごくいい人だなと。やっぱり主演だなと思いました。――今もDMでやりとりをされていますか?中島:しています。よく投稿に「いいね」を押してくれてうれしいです。自分の音楽活動によく反応してくれているので、将来的にアンソニーとコラボできたらいいなと。彼の楽曲も聴いたのですが、かっこよくてセクシーな曲だったので、自分の音楽の方向性的にいいなと思いました。――セクシーコラボ期待しています!中島:セクシーコラボしたいです(笑)■中島健人1994年3月13日生まれ、東京都出身。2011年にSexy Zoneとして1stシングル「Sexy Zone」でデビュー。個人としては、2008年に『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で連続ドラマ初出演、2013年に『BAD BOYS J』で連続ドラマ初主演。近年の主演作は、ドラマは『未満警察 ミッドナイトランナー』(2020)、『彼女はキレイだった』(2021)、映画『ニセコイ』(2018)、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、Netflix『桜のような僕の恋人』(22)など。映画『おまえの罪を自白しろ』が10月20日公開予定。2024年に世界同時放送&配信予定のHuluオリジナル海外ドラマ『Concordia(コンコルディア)』(仮題)への出演も決定している。■仲里依紗1989年10月18日生まれ、長崎県出身。2004年に活動開始。2006年に劇場版アニメ『時をかける少女』でヒロインの声を務めて注目を浴び、2010年に実写映画『時をかける少女』『ゼブラーマン~ゼブラシティの逆襲~』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の映画賞を受賞。近年は、Netflix『今際の国のアリス』シリーズ、ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(21)、『大奥』(23)、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(21 ※声の出演)、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(23)などに出演。映画『白鍵と黒鍵の間に』が10月6日公開予定。【中島健人】スタイリスト:柴田拡美(Creative GUILD)ブランド:ディースクエアード(ブルゾン、パンツ、Tシャツ、ブーツ)※その他スタイリスト私物【仲里依紗】スタイリスト:黒瀬結以(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2023 HASBRO
2023年08月03日米ミシガン州デトロイトの小学校で、11歳のディアイラ・サマーズさんが体に酸性の液体をかけられ重傷を負った。WDIVが伝えている。今月9日、ディアイラさんと親類の子どもたちが小学校の校庭で遊んでいたときのことだった。ディアイラさんの祖母デブラ・ゴルストンさんが立ち上げたGoFundMeのプロジェクト説明によると、年上の見知らぬ10代の女の子とディアイラさんのいとこが口論になったという。ディアイラさんは急いで校庭を出たが、帰宅途中に財布を落としてしまったことに気づいて校庭に戻ったところ、口論相手の少女に液体をかけられてしまった。酸性の液体が入ったそのビンは、母親が報復のために子どもに渡したものだったそうだ。「その2秒後、体が燃えるように痛くなって、私のシャツやショーツを貫通しました。私は泣き叫びながら家に帰りました」とディアイラさんはWSAZ3に語る。ディアイラさんは全身にひどい火傷を負い、小児病院の火傷病棟に4日間入院して手当を受けた。「彼女は幸運にも命拾いしましたが、全ての傷を完全に癒すためには、継続的なケアが必要です」とゴルストンさんは寄付を募る理由として綴っている。母親のドミニク・サマーズさんも「子どもがなぜ校庭に酸性の液体を持ち込もうと思うのでしょう。彼女は自分が何をしたのか理解していない。大人がやらせたんです。子どもに対する行いの中でも最も邪悪なことだと思います。この事件を娘は一生忘れることができないでしょう」とWXYZの取材に応えて語った。ディアイラさんに酸性の液体を浴びせた12歳の少女は逮捕され、暴行と傷害の重罪で起訴された。保釈金1万ドル(約138万円)で保釈され、米国時間18日に出廷する予定だという。
2023年07月18日『私の少女』のチョン・ジュリ監督の8年ぶりとなる最新作で、新鋭キム・シウンと韓国を代表する俳優ペ・ドゥナが共演する『あしたの少女』から、本予告が解禁された。2017年に韓国で実際に起こった事件をモチーフにした本作。2部構成となっており、主人公ソヒが実習生としてコールセンターで働く前半のパートは、物語のベースになった実際の事件を忠実に再現。もう1人の主人公、刑事ユジンが登場する後半は、韓国の労働問題を追及してきたジャーナリストらに触発されキャラクターを構築した監督の創作となっている。本予告では、まず、ダンスすることが好きな学生であるソヒが、学校の教師に薦められ、コールセンターの実習生として働き始めるが、過酷なノルマを課せられて次第に追いつめられていく様子が描かれる。そして後半では、「これは労働災害です」と、ソヒが勤めていた会社の実態に迫り、ソヒを自死へと追いつめた真相を探る刑事ユジンの鬼気迫る姿が印象的。社会のいまを鋭く見すえた本作は、英語題の『Next Sohee(次のソヒ)』が示す通り、ソヒのような犠牲者を二度と生み出すべきではないという願いをこめて作られた。ソヒの“生きた証”がスクリーンに映し出されるエンディングは、この映画にきらめくかすかな希望となっている。『あしたの少女』は8月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月13日カーディガンやズボンをハンガーにかける時、特にこだわりもなく、なんとなくやっている人が多いかもしれません。実は、簡単なコツを取り入れるだけで、服が傷みづらく、きれいにハンガーにかけておけることをご存じでしょうか。今までと違うかけ方に、目からウロコが落ちるはずです。知ると得するハンガーのかけ方ハンガーに服をかける時、「カーディガンをかけると伸びちゃって」「ズボンがすぐ落ちてしまう」など、ちょっとしたストレスを感じることはありませんか。お気に入りの服は便利に、そして大切にかけておきたいですよね。そこでおすすめしたいのが、アイリスオーヤマ(irisohyama_official)が紹介する裏技です。カーディガンやズボンのかけ方でプチストレスを感じているのなら、ぜひ参考にしてみてください。1.カーディガンハンガーにかけたカーディガンは、長く置き続けていると伸びてしまいがちです。伸びたカーディガンは、着ると肩の収まりが悪くなったり、裾がだらしなく見えてしまったりして、がっかりします。そんなことにならないよう、ハンガーにかける時にはカーディガンを縦半分に折り、次にハンガーの三角形の頂点の部分が脇にくるように当てます。次に、袖と裾をそれぞれハンガーの肩部分のバーに通しましょう。これだけで伸びなくなるので、長期間着ない時期でも安心です。2.ズボンしっかりバーに通したはずなのに、気が付いたら落ちてしまっていることが多いズボン。床でしわくちゃになっているズボンを見るとため息が出てしまいます。それを防ぎたいのなら、かけ方をひと工夫してみましょう。ハンガーの下のバーに、奥から手前に向かって片足ぶんをすべてかけます。次にもう片足ぶんを手前から奥に向かってかけてみてください。ズボンが滑りづらくなり、しっかりハンガーにかけておけます。実はアイリスで売っている動画を見た人からはこんなコメントが寄せられました。「めちゃ参考になります」「パンツの知らなかった」これでお気に入りのカーディガンやズボンがかけやすくなるのなら、取り入れてみたいと思った人もきっと多いでしょう。さまざまな便利家電を売り出していることで有名なアイリスオーヤマが、「どうしてハンガーの動画を?」と思ったのではないでしょうか。動画では「アイリス、実はハンガーも売ってるよ」と自社製品「木製ハンガー(5本組/税込1,520円)」を紹介してくれました。立体形状になっており、かけた衣類が型崩れしにくいのだそう。しっかりした作りは安定感がうかがえて、木製ならではのカラーもあたたかみがあり、クローゼットに落ち着いた印象を与えてくれそうです。覚えておくと便利なハンガーのかけ方、困った時にはぜひ使ってみてください。※動画が自動で再生されます。@irisohyama_official この裏技みんな知ってる? #アイリスオーヤマ #アイリス #TikTok教室 #ハンガー #カーディガン #ズボン #収納 ♬ Contra 2 - Official Sound Studio[文・構成/grape編集部]
2023年07月10日