近年ないほどの猛暑を迎えた今年の夏。24時間クーラーが稼働しているご家庭も多いと思います。我が家も例外ではなく、暑がりの娘がいるためクーラーは欠かせません。ところが、息子は寒がりなため、過ごし方の試行錯誤を繰り返してきました。今回は、そんな我が家のクーラー事情と対策法をご紹介したいと思います。暑がりの娘にシフトしてあげる寒さに対しては洋服を着込むなどして対応できますが、暑さを我慢するには限界があります。そこで、我が家ではクーラーの温度設定はいつも娘シフトの25~27度。息子には薄手のカーディガンを用意し、クーラー対策をさせます。また、足下が冷えるため、旅館にあるような綿の足袋靴下を履くようにしています。普通の靴下よりも脱ぎ履きが楽で締め付けが強くないためストレスを感じないようです。寝る時のクーラー対策が決め手日中は動き回るため、クーラー対策もしやすいのですが、睡眠時は配慮が必要です。我が家の夜間クーラーは27度設定。少しでも寝苦しいと起きてしまったり、寝ながらパジャマを脱いでしまったりする娘は、クーラーの風が一番効くエリアに寝かせます。冷感作用のあるシーツと枕を使用し、寝入りやすくするために、寝始めの2時間ほどは扇風機を回すこともポイントです。一方、息子は厚手の起毛毛布をかぶり、パジャマは薄手の長袖長ズボンを着用しています。割り切る考え方が夏を乗り切るポイント以前の筆者は、クーラーの風が一番効くエリアに寝る娘を見ると、「冷えるのではないか」と心配して夜中に何度も目を覚まし、寝ている娘の確認をしていました。筆者自身が寒がりなこともあり、特にお腹の冷えを気にして腹巻きをさせて寝かせたこともありました。ところが、お腹周りにびっちりあせもができて以来、気にしないと割り切ることに決めました。あくまでも我が家の場合ですが、多少お腹が見えていても体調を崩さない娘を見て、ママがよく眠れないことのほうが夏場は特に良くないと今では思えるようになっています。暑がりさんも寒がりさんもストレスなく快適に過ごせるように参考にしてみてください!PHOTO/Fotolia
2018年08月12日蒸し暑い夜、夫婦のもめごとのタネになるのが、エアコンの設定温度。どの夫婦の寝室でも、暑がりな夫と冷え性の妻による攻防が日夜繰り広げられているのではないでしょうか。思いきって寝室をわけるか、どちらかが耐えるか…。実際、ママたちはどうしているのか調査しました。■ケース1 夏は寝室をわけることに決めた夫婦の場合思いきって別室で寝ることにした夫婦。なぜ、どうやって、その結末にいたったのでしょうか。●「最初は我慢していたけれど、のどが痛くなるし、ついに風邪をひいたので、それから別々に寝るようになりました。たかがエアコンの温度設定でケンカしなくなかったし、夫婦円満のためにも一緒に寝る必要はないと思います。涼しくなったらまた同じ寝室に戻ります」(31歳・小学4年生のママ)●「子どもができてからは、夫だけ別の部屋で寝ていました。でも、小学校中学年くらいから、息子も夫の部屋のほうが涼しくていいと寝室を変えてしまって…。男はみんな暑がりなの!?」(42歳・小学6年生のママ)●「わたしはとても寒がりだけど、夫は汗っかきで冬でも家では半袖で過ごすほど。そのため、一年通して別室でしたが、さすがに冬はさみしいので、湯たんぽなどを使って同じ部屋で寝ています。夏も毛布などでがんばろうと思うのですが、冷房が苦手なもので…」(30歳・2歳児のママ)●「結婚当初は、夫が冷え性のわたしに合わせてくれていましたが、寝汗がひどくてシーツやふとんカバーの洗濯が大変! ストレスをためないよう、別室で寝るようになりました」(31歳・2歳児のママ)お互いが快適に過ごすためには、あえて寝室をわけるという方法もあります。温度の感じ方は人それぞれなので、無理に合わせないほうが体のためにもいいかもしれません。 ■ケース2 夏でも一緒に寝たい! 夫婦の場合たとえ体感温度が違っても、夫婦同室を選ぶ家庭も。そこには、涙ぐましい努力も見られます。●「夫に合わせると寒くて寝られないので、寝袋の中で寝ています。毎日がキャンプのようです(笑)」(40歳・小学2年生のママ)●「天井からカーテンをつるし、風が自分のほうへこないように工夫しています。カーテンで仕切られるので別屋で寝るのとあまり変わりませんが、離れて寝るのは夫が嫌がるので仕方なく…」(32歳・5歳児のママ)●「経済的にもエコの面でも冷やしすぎはよくないので、夫に電気使用量などの数字を見せて説得しました。子どもからも『電気の無駄づかいはダメだよ』といわれたのが決め手となり、夫は渋々承諾。なんだかんだいってもちゃんと眠れているようなので、温度を上げても問題ないのだと思います」(38歳・小学3年生のママ)●「寝る前に寝室を冷やしておいて、寝るときには弱くしてタイマーで切れるようにしています。夫より遅く寝室へ行けば、寒すぎるということはありません」(40歳・小学3年生のママ)●「実はわたしのほうが暑がりなので、夏になると夫が厚着をしていて申し訳なく思っていました。体のためにも冷やしすぎはよくないし、今では夫に合わせるようにしています」(39歳・4歳児のママ)●「ひんやりする寝具や氷枕を活用しています」(39歳・小学1年生のママ)●「独身時代から温度問題でケンカすることが多かったので、結婚後は同じ部屋でもベッドをわけるようにしました。いつもは2つのベッドをくっつけて寝ていますが、夏は離してエアコンの風があたりにくいところへ避難します」(37歳・4歳児のママ)便利グッズを活用したり、風があたらないように工夫したり。さらには、寝袋を使ってまで同室で寝る夫婦愛に泣けてきます。たかがエアコンの温度設定ではありますが、快適さが失われるとぐっすり眠ることができず、体にもよくありません。だからといって、自分の希望を押し付けるだけもよくないでしょう。同室・別室のいろいろなケースを参考に、お互いにとってよりよい方法を探っていけば、ケンカにならずにすみそうですね。
2017年08月20日