新年は、心新たに目標を立てたくなる時期。子どもたち自身に夢や目標を聞くと「サッカーが上手くなりたい」という言葉で表現されがちですが、どうしたら上手くなれるかまで自分の言葉に落とし込むことが上達への近道です。真面目に頑張ることを評価してほしい、と思う親御さんは多いですが、課題を理解せず闇雲に頑張ってもサッカー上達にはつながりません。そこで、具体的な目標を立て、努力の仕方を正しい方向へ導く方法をサカイクサッカーノートの監修者・藤代圭一さんに教えていただきました。サカイクサッカーノートを使って、藤代さんの教えのもとに目標を立ててもらったので、みなさんもお子さんと一緒に実践してみてください。(構成・文:小林博子)※加筆して再配信いたします(2025.1.7)期間中登録で、あなたの過干渉タイプがわかる過干渉チェックシートプレゼント>>関連記事:「振り返り」ができるようになって上達を実感、強豪街クラブ・センアーノ神戸が導入したサッカーノート■目標を立てるなら「なりたい自分から逆算」するまずは、大前提として念頭に入れておいてほしいことが1つだけあります。目標の立て方には大きく分けて以下の2種類があり、サカイクサッカーノートでは逆算のアプローチを採用しています。1.できてないことができるようになるための目標2.理想のゴールから逆算してその過程として定める目標いつか叶えたい夢や目標のために「今年」するべきことを具体化する方法をこの記事でお伝えします。大切にしたいのは「正しい努力」のための目標をサポートすることです。今回お伝えする目標の立て方は、やみくもに練習するのではなく、自分の現在地を把握して課題を明確にし、その課題解決に向けてするべき努力にフォーカスする。そんな「正しい努力の方向」へ子どもを導くためのノウハウです。今回参加してくれたのは、シンキングサッカースクールに通う小学6年生のモトチカくん。中学生から所属するサッカーチームも決まっているそうです。普段からスクールで「サカイクサッカーノート」を使用していて、自分のプレーへの振り返りや、それをどうしたらさらに上達するかなどを考えて練習に臨む姿勢が身についていました。そんなモトチカくんが、藤代さんのマンツーマンでの指導を受け、たった1時間で漠然とした気持ちが具体的に言語化し、はっきりとした目標を立てることができました。■ステップ①去年の自分に点数をつける最初に行うのは去年の自分の振り返りです。100点満点でサッカー面、学習面、生活面の総合点を自分につけます。「なんとなくこれくらいかな」でOKです。モトチカくんの自己評価は「70点」とのこと。その理由を聞くと、「できなかったことが多い1年だった」と言います。具体的に聞いてみると、できたことは試合でのマークのつき方が上手くなった、コーナーキックでのプレー面での成長など。学習面・生活面でもいくつかの「できた」エピソードを披露してくれました。その後、「どうすれば75点になったと思う?」と、あと5点多い75点にするためにできるはずだったことも聞くと、具体的なエピソードをいくつも思い出しながら話してくれました。点数をつけることよりも、その点数にした理由を本人の言葉で語ってもらうことがここでは重要です。「たとえばどんなこと?」とより具体的に話せるように促してあげましょう。これは自分の現状把握と課題を自分の言葉で確認し、整理するステップです。ステップ①でやること・去年の自分に点数をつける・その点数の理由を「できたこと」から聞く・あと5点多い点を取るためにできたことを具体的に聞く■ステップ②今年のWishリストを箇条書きにする続いて、「なんでも叶うとしたら何を叶えたい?」と問いかけ、その答えを箇条書きで10~20個ほど書いてもらいます。どんな自分になりたいか、身につけたい力、会ってみたい人、行ってみたい場所などなんでもOK。制限時間は5分間。考えすぎず思いつくままに綴りましょう。その後、そのリストを叶えたい度合いで下記のように3段階で評価します。A:絶対叶えたいB:まあまあ叶えたいC:とりあえず書いたけど、叶わなくてもいいそして、Aをつけた中から「最も叶えたい1番のWish」を1つだけ選び「A-1」にします。モトチカくんは5分で14個書き、一番最初に力強く書いた「サッカーが上手くなりたい」にAの1番をつけました。ステップ②でやること・思いつくままにWishリストを箇条書きにする・書いたリストをABCの3段階に分ける・Aのうち最も叶えたいリストを1番にする■ステップ③最優先の目標を叶えた自分を言葉にして想像するモトチカくんがA-1にしたのは「サッカーが上手くなりたい」。どんなプレーが"上手い"と思う?こうなりたいという選手は誰?何歳でその選手のようになりたい?こんな質問をして、漠然とした「サッカーが上手い」を細分化していきます。モトチカくんの答えは「上手いとはドリブル・シュート・パスが正確で、ポジション取りが良いこと、そして紳士的なプレーをする人のことで、クリスティアーノ・ロナウドのような選手のこと。20歳でそうなりたい」でした。20歳でそうなった自分を想像して頭の中で映像化してもらうと、「最高!わくわくする」とのこと。このわくわく感も大切にしたいポイントです。ステップ③でやること・WishリストのA-1を細分化してより具体的にする・A-1が叶う年齢も決める・A-1が叶った自分を想像してわくわくする!(わくわくするかどうか?)■ステップ④理想の自分になるために、今年の終わりにどうなっていたいかを考える約10年後にクリスティアーノ・ロナウドのような選手になる......。これだけでは漠然としています。そこで、この目標を年間で刻み「今年は何をするか」に落とし込んでみます。今年の年末にどうなっていたら、10年後のなりたい自分に近づいているかを考えます。サッカー面、学習面、生活面の3つに分け、今年の終わりにどうなっていたらモトチカくんにとって最高かを聞きました。まずは総合点を「74点」にする。1年で4点ずつあげていくと、10年後に100点に到達すると計算しました。そして、今年の終わりになりたいことはこうなりました・サッカー:少しでも上手くなりたい・学習:自主的に取り組めるようになりたい・暮らし:少しでも頼られるようになりたいそのためには?例えばサッカー面では、「今年の終わりに上手くなったと思えるのはどんな状態か」「パスは、ドリブルは、上手くなるためには何をどうやって練習するか」まで聞き、モトチカくんの言葉で詳しくノートに記入してもらいました。モトチカくんにとって「今年の終わりに上手い状態になっている」とは「上手いチームとの試合でも通用する実力を備え、Jリーグの下部組織チームからスカウトがくる」だそう。これを「○○な自分になる」という表現に置き換えて書き、より強い主体的な目標として心に刻みます。・サッカー:上手いチームに通用する自分になる・学習:自分から取り組める自分になる・暮らし:周りから頼られる自分になるそうやって完成した今年の目標がこちらです。ステップ④でやること・A-1(=最優先)の目標が叶う自分になるために今年の終わりにどうなっていたいかを考える・そのためにしたいこと、するべきことを1つ1つ細分化して言葉にする・それらをふまえ、目標を「-な自分になる」という表現に置き換える■何をどうやって、1年後に目標に近づくか具体的に落とし込む最初は「上手くなる」だけだったものが、「何をどうやって頑張って、1年後にどんな自分になっているか」まで落とし込まれました。向かう方向を明確に定めた目標が、モトチカくんをぐっと成長させてくれるに違いありません。「こんな自分になれていたら最高」という未来の自分が見えるのも、前向きな気持ちにさせてくれることでしょう。目標が完成したモトチカくんへの藤代さんからの最後のアドバイスは、この目標を今年1年間、何度も見返すということでした。ノートだったら付箋を貼っておくと良いそうです。「年始に立てた目標を年末まで覚えている人はたったの1割」なのだとか。目標は立てただけで終わらせず、意識し続けることが大切です。藤代さんの教えに従い頭を整理すること1時間弱、たったの4ステップで目標はここまで変わります。子どものサッカーだけでなく、親御さんの今年の目標設計にももちろん使えるノウハウ。親子でぜひ試してみてはいかがでしょうか。藤代圭一(ふじしろ・けいいち)メンタルコーチ教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力を育む『しつもんメンタルトレーニング』を考案。アムステルダムやシアトル、シンガポールなど世界各地の子どもたちにも実施。全国優勝チーム、日本代表チームなどさまざまなジャンルのメンタルコーチをつとめる。子どもや選手に「やらせる」のではなく「やりたくなる」動機付けを得意とし、全国各地の指導者のコーチとしても活躍。2023年からはオンラインのメンタルトレーニングスクールを開校。著書に「子どものやる気を引き出す7つの質問」「教えない指導」ほか多数。強豪チームも導入!上手くなるために「正しい努力ができる」サッカーノート>>
2025年01月07日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。新学期が始まっていかがお過ごしでしょうか。わが家では毎月頭に行うことがあります。 わ、私たちも…!?そうですよね、子どもたちだけががんばるなんて変な話です。絞り出した自分の目標、目指してみましょう!…まあしかし案の定と言いますか結果は…。大人になってなかなか自分の目標とか考えたこと、なかったなあと。自分を振り返るいい機会になりましたね! これからも続けたいと思います!目標と、ご褒美をしっかり吟味します!
2024年09月07日夢をかなえるために何が必要なのかがわかる本株式会社カンゼンは、シリーズ累計30万部突破の「こどもシリーズ」最新刊『こども目標達成教室夢をかなえるために何が必要なのかがわかる本』(竹橋洋毅 監修、 バウンド 著 )を2024年5月23日に刊行いたします。「目標達成力」は、将来の自分の姿を想像し、なりたい自分を実現するために必要不可欠となる力。『こども目標達成教室夢をかなえるために何が必要なのかがわかる本』書影目標を設定し、計画を立て、実行していく力を身につける目標達成をするには「適切な目標を設計し、計画を立て、状況に応じて修正しながら実行していく力」が大切です。なんとなくこうなりたいと考えているだけでは目標を達成することは容易ではありません。メジャーリーガーの大谷翔平選手は高校1年生の時に目標達成シート(マンダラチャート)を作り、自己管理をしながら目標に向かっていったことで世界有数のプロスポーツ選手として活躍しています。社会人においても仕事をするうえで目標達成する力によって評価が左右されます。目標達成力は、将来の自分を想像し、なりたい自分になるための大きな助けになります。本書では、将来の夢について自分で考え、夢をかなえるためにはどんな目標を設定し、どのように実行していけばいいのかの道筋を自分で考え、ときには人に頼りながら目標を達成する力の大切さ、たのしさを紐解いていきます。目標の作り方、達成するために必要な考え方、その途上における悩みや挫折にどう対応するのかまで解説していきます。※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。サンプルページ将来どんな人になりたいか考えたことはある?あいまいな目標ではなく具体的な目標を立てる目標を細分化する「マンダラチャート」大谷翔平のマンダラチャート目標達成のキモになる「ストレッチゾーン」失敗の原因を探ることは宝探しと同じ理想の自分の姿を想像するとワクワクしない?中間目標を作ると進めやすくなる「学び」に意識を向けると粘り強さアップ「自分ならできる」という自己効力感を持とう失敗してもいくらでもやり直せるよい目標を持つことが あなたを素敵な日々へ導いてくれるこの本は、夢をかなえるために何が必要なのかについて、一緒に考えてみましょうというものです。人のふるまいについて実際にデータを集めて調べる「心理学」に基づいて監修のコメントを行っていますし、スポーツ選手や偉人のインタビューや人生も紹介されています。「目標」とは、あなたにとってどんなものでしょうか? はっきりとした目標を持っているよという人もいるかもしれませんね。また、そもそも考えたことがないという人もいるかもしれません。目標を決めてしまったら、なんだかそうしないといけないような気がするから、嫌だという人もいるかもしれません。私自身、どれも経験したことがありますから、みなさんもきっといろいろな考えをお持ちではないかと思います。(中略)目標を成しとげる力は、長い人生のなかで、ずっと問われ続けます。高校受験や大学受験、部活動やサークル、就職、仕事、趣味、ダイエット、恋人や仲間とのつながり……すべて目標を成しとげる力が役立ちます。この本を読んで、一緒に考えてみませんか?(監修者執筆・本書「はじめに」より抜粋)目次【もくじ】はじめによい目標を持つことがあなたを素敵な日々へ導いてくれる第1章 目標について考えたことはある?将来どんな人になりたいか考えたことはある?新年に立てた目標を達成したことはある?理想の自分を考えるとワクワクしない?挑戦することを怖がったことはない? …など第2章 夢をかなえるための目標を考えよう!「目標設定理論」を意識して目標を立ててみようあいまいな目標ではなく具体的な目標を立てる具体的な目標づくりに役立つSMARTの法則中間目標をつくると進めやすくなる「ブレイクダウン」で複雑な目標を単純化する目標に対して納得できているかが大切目標達成の「大切さ」と「見込み」がやる気につながる「バックキャスティング思考」で目標を逆算してみよう目標を細分化する「マンダラチャート」大谷翔平のマンダラチャート …など第3章 目標を達成するために知っておきたいこと目標達成のキモになる「ストレッチゾーン」自分の成長をはばむ「セルフ・ハンディキャップ」日々の積み重ねが目標達成のキモ …など第4章 うまくいかなくなったらやり方を変える失敗の原因を探ることは宝探しと同じ失敗の原因はコントロールできるものから探す「PDCA」でよりよい方法を考え直すことも必要ときにはあきらめて目標を再設定する不安で立ちすくんでしまうとき行動することが打開策になるやる気が出ないのは目標が低いのかもしれない …など第5章 周りの人とともに目標に向かう同じ目標を持つ人がいるとやる気が出る迷ったときは人に聞いてみる目標を周りの人に伝えることで意識を変える夢がある人と話すとモチベーションが上がる各章巻末コラムでは「目標達成を成しとげた、夢をかなえた有名人たちのエピソード」を紹介プロフィール監修 竹橋洋毅(たけはし・ひろき)<奈良女子大学文学部人間科学科 准教授>1978年愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。名古屋大学大学院環境学研究科を修了。博士(心理学)。専門は社会心理学と教育心理学で、モチベーション(やる気)の心理について研究・実践している。著書に『モチベーションの社会心理学』(かもがわ出版)、『非認知能力 : 概念・測定と教育の可能性』(北大路書房。分担執筆)などがある。書誌情報書名:『こども目標達成教室夢をかなえるために何が必要なのかがわかる本』ISBN:978-4-86255-722-3監修:竹橋洋毅著:バウンドページ数:128P判型:A5判定価:1,540円(本体1,400円+税)発売日:2024年5月23日出版社:カンゼン商品URL: Amazon : Rakutenブックス : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月23日こんにちは!おにぎり2525です。皆さん、新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします~■2024年の目標は?■超シンプルな息子の目標!身長も体重も標準より上なので、もう少し緩やかでもママは大丈夫!!毎年服のサイズアウトで、買い替えが大変なんです!!(笑)とりあえず身長は伸びても、体重は増えないように管理を気をつけたいです。
2024年01月12日年度販売目標219パーセント株式会社ユーグレナは12月18日、同社の「CONCリンクル インジェクション」が発売3か月で年度販売目標数を達成したと発表した。「CONCリンクル インジェクション」とは、同社が2023年6月より販売開始したノック注入型マイクロニードル美容液。注入する美容液には、世界初である卵由来の細胞培養エキス「セラメント」や、この機能を十二分に活かす同社独自の「ユーグレナエキス」2種、そして次世代型「レチノール」といった豊富な美容成分が配合されている。同社では好調な売れ行きを鑑み、美容サロンなどの全国にある対面販売専門店にも販路を拡大、結果、年度販売目標数に対して219パーセントを記録している。ブランド独自の価値株式会社ユーグレナの「CONC」は、細胞培養研究や遺伝子研究に着目しており、先端技術や研究成果を通じて新しい美へのアプローチを提供する化粧品ブランドである。現在は、美容液「CONC セラメント エッセンス」と部分用美容液「CONCリンクル インジェクション」の2アイテムを展開。どちらも使用者から人気が高い商品となっている。特に「CONCリンクル インジェクション」は、目元・口元に特化した美容液で税込み価格は5,997円。容器に採用しているノック注入型マイクロニードルなどの先端技術や、美容成分を直接角層内の深くに届けてハリ・弾力を与えるといった独自性のある価値が購入意向につながっている。同社では、「CONC」を通じて今後も時代とともに変化するニーズに応えつつ、肌にとって長年のエイジングケアパートナーとなれるブランドを目指していきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ユーグレナ公式ホームページ
2023年12月19日積水ハウス株式会社は、設定した温室効果ガスの削減目標について、パリ協定の目指す「1.5℃目標」に整合する水準であると認められ、国際的なイニシアチブである「SBTイニシアチブ」から6月8日に認定を取得しました。1.5℃目標の認定取得したことを示すSBTiカンパニーカードパリ協定で定められた「世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2度より十分低く保ち、1.5度以内に抑える努力をする」ことは世界共通の長期目標です。当社は2008年に2050年を目標とした脱炭素宣言をおこない、2018年には「SBTイニシアチブ」から国内の住宅業界で初めて認定を取得*1。今回はさらに上位の「1.5℃目標」をSBTより認定されたものです。■積水ハウスの新しい削減目標・2030年までにスコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)を2013年度比75%削減する・2030年までに製品使用時のCO2排出量(スコープ3・カテゴリー11)を2013年度比55%削減する・2027年までに当社サプライヤーの65.8%がSBTを取得する*2当社は、「積水ハウス オーナーでんき」によるCO2排出ゼロの電力の大規模な調達などにより、国内全生産工場で使用する電力の78.7%を賄っています。さらにZEB基準を満たす省CO2な事務所への入居の促進、業務用車両の電動化などの取り組みを進めた結果、2022年度のスコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)の排出量は従来のSBT目標である2013年度比50%削減を達成*3し、更に野心的な目標として75%削減目標への引き上げを行いました。また、2022年度の当社新築における、戸建住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率*4が93%まで高まったことや、賃貸住宅「シャーメゾン」の住戸ZEH比率*5も65%に到達、分譲マンションにおいてもZEH住戸比率*6が88.8%となるなど、各取り組み進捗状況を踏まえ、スコープ3・カテゴリー11についても目標を55%削減に引き上げることを決定しました。さらに、より多くのステークホルダーと気候変動問題に取り組みたいという思いから、サプライチェーンにおけるSBT取得率目標も設定しています。当社は、「1.5℃目標」に整合する75%削減目標の達成をより実効的にするため、スコープ1、2のCO2排出量の削減率を取締役の業績連動型株式報酬(PSU)のESG経営指標に組み入れました。積水ハウスは “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、ESG経営のリーディングカンパニーを目指し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。■「SBTイニシアチブ」についてSBTイニシアチブロゴSBT(Science Based Targets、科学と整合した目標設定)とは、パリ協定が求める水準に整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のこと。CDP(カーボン ディスクロージャー プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)の4団体が運営。 *1 SBT公式ホームページ内、認定企業一覧における「homebuilding」セクターでの検索結果*2 購入した商品やサービスの排出量ベース*3 関連リリース:2023年4月26日「事業活動の温室効果ガス排出量を2013年度比50%削減」 *4 北海道以外のエリアにおける請負・分譲住宅のZEH比率*5 ZEH Ready以上の受注戸数の比率*6 ZEH Oriented以上の販売比率 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月09日歌手の浜崎あゆみさんといえば、日本の音楽界をけん引してきたことで知られています。ファンの間で『あゆ』の愛称で親しまれてきた浜崎さんの曲に感化され、歌手を目指す人もいるほど。しかし、かつて浜崎さんをプロデュースし、所属事務所『エイベックス株式会社』の代表も務める松浦勝人さんはYouTubeで、「目標が『あゆ』だとつらい」と話しました。松浦勝人が語る『あゆ』松浦さんが訪れた福岡県の屋台で会ったのは、同社が運営するアーティストを育成するアカデミーに通っていたという20代の女性。女性は特待生のオーディションに合格するも、1年ほどで辞めてしまったといいます。松浦さんは、アカデミーのハードな練習内容に対し「ゴールが見えない中でやるからレッスンは大変」と理解を示していました。続けて、レッスン生には「スターになる」という目的がある一方で、松浦さん自身は「もうちょっと上に行こう」といった意識で仕事に取り組んできたといいます。浜崎さんだけでなく、元歌手の安室奈美恵さんも例に挙げて松浦さんはこのようにいいました。あゆになりたいっていう目標があるとつらいね…。だってあゆは誰かになりたい目的がない子だから。あの子は誰にもなりたくないっていってああなったんだよね。やっぱりその方が良い。誰にもなりたくないっていう子がいい。安室もあゆも、誰にもなりたくなかった。松浦勝人【max matsuura】ーより引用松浦さんいわく、浜崎さんや安室さんは、誰かになろうとしていたのではかったからこそ、唯一無二の存在になれたとのこと。女性に対しても、独創的になるようエールを送ったようです。動画の中で松浦さんが語った言葉は、多くの人に感銘を与えました。・言葉や考え方がかっこいいですね!・浜崎さんや安室さんが、人気な理由が分かった気がします!・なるほど!深い言葉だなと思いました。会社や学校などで、『理想とする人』を掲げる人はいることでしょう。もちろん、それを目標に日々頑張るのも大切なことです。実力や結果がある程度伴ってきたら、誰でもない唯一無二の存在を目指すのも大事なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日ライオン株式会社(代表取締役社長・竹森 征之)は、2030年に向けたGHG(温室効果ガス)削減目標について、科学的な根拠に基づいた「1.5℃に抑える目標」として、SBT(Science Based Targets)イニシアチブ(※1)より認定を取得いたしました。SBT当社は、事業成長をはかりながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として「LION Eco Challenge 2050」を策定し、取り組みを推進しております。「LION Eco Challenge 2050」では、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量(※2)ゼロおよびライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指しています。2020年に「2℃を十分に下回る目標(Well-below2℃)」としてSBT認定を取得しましたが、この度、「1.5℃に抑える目標」のSBT認定を取得いたしました。(※1) SBTイニシアチブ(SBTi)は、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアチブで、「産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える」というパリ協定の目標に向けて、企業が設定する温室効果ガス削減目標が、科学的根拠に基づいたものになっているかどうかの検証・認定を行っています。(※2) 当社のGHG(温室効果ガス)排出量に占めるCO2排出量は、99.8%(2022年)です。■今回認定されたGHG(温室効果ガス)削減目標(2030年目標)・スコープ1(※3)+2(※4)のGHG排出量(絶対量)を55%削減(基準年2018年)・スコープ3(※5)のGHG排出量(絶対量)を30%削減(基準年2018年)・再生可能電力の年間調達を100%に増加(2018年0%)(※3) スコープ1:自社での燃料使用による直接排出量(※4) スコープ2:自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量(※5) スコープ3:自社のバリューチェーンで排出される間接排出量(スコープ1、スコープ2を除く)のうち、購入商品・サービス(カテゴリ1)および販売した製品の廃棄(カテゴリ12)当社は今後も、「エコの習慣化」を通して「脱炭素社会および資源循環型社会の実現」に貢献してまいります。【関連情報】・ライオングループの気候変動に対する取り組み: ・ライオングループのサステナビリティへの取り組み: ・SBTイニシアチブのWebサイト(英文): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日父と娘で立てている毎月の目標で、特に効果を感じているのがコレです!■「大声おはよう」で元気な家族たしかに朝から大きな声を出すと、目が覚める気がする。月の目標は夏休みのお手伝いみたいなレベルで、「靴をそろえる」とか「〇時に起きる」とかそういうことなんだけど、朝の挨拶の実践は良かった。そして娘たちだけに強要せず、自分もやりはじめた夫もえらいなって思ったよ。
2023年01月28日みなさん新年の目標は立てましたか?目標は立てることが目的ではなく、実現するために行動することが大切。そうはわかっていても、それがなかなかに難しいものです。新年に立てた目標をもとに今年1年がんばる気持ちを持ち続けてもらいたい。そのために親子でできることを、スポーツメンタルコーチングをもとに数多くのアスリートをサポートしている柘植陽一郎さんに教えていただきました。(取材・文:小林博子)<<前編:目標は具体的に立てることが大切!その方法は?■地道な努力とわくわくする未来を並べて貼っておく「目標を立てたままにしないためには、目標設定の段階でつくった4枚の紙を子ども部屋やリビングなど、毎日目にするところに貼っておきます。4枚セットで貼る意味はわくわく感をキープするため。実際に毎日のスケジュールの中で目標達成のために取り組むことが書かれているのは最後の4枚目だけなのですが、日々の努力は地道なことが多いので、それだけだとモチベーションを保つことが難しくなってしまいがちに。1日1日の積み重ねの努力の先にキラキラとした未来があることを毎日目で確認できるといいですね」(柘植さん)前編で作った4枚の目標設定シートには、そんな意味もあるようです。まずはそんな工夫が施された目標シートであるだけでも、「立てて終わり」の目標では終わらないコツが満載なわけです。4枚の紙には、憧れや目標とする選手やいつか立ちたいスタジアムなどの写真やイラストを貼っておいても、わくわく感の上乗せになりおすすめとのことです。子どもと一緒に五感を総動員して心が動くような工夫をしてみてください。■進捗管理で軌道修正実際に目標に向かって始動し始めたら「進捗管理」も行いましょう。思っていたよりも「できる」が増えていたり、当初に目標としていたよりも高いレベルの自分になりたくなったりすることは、自分の現在地を理解するためにもとても良いことです。目標や過程の変更は、それを決めてからすぐでもあり得ることで、柘植さんがサポートしているアスリートの中には毎日組み替えている人もいるほどだとか。想定していなかった新しい景色が見えたら、そこからスケジュールを変更。その時点にできるこれからのベストを新たに考えてください。■親は同じ方向を並んで見つめて「子どもとの関わり方としては、サッカーでいうなら"コーナーに追い詰める"ではなく"一緒にコーナーに回って背後からサポートする"という方法をぜひしてもらいたい」と柘植さんは話します。具体的には「なんでできないの」などといった問いかけ方や態度が"コーナー追い詰め型"だとしたら、「できなかったね。ではどうやったらできると思う?」と、一緒に考えるのが"一緒にコーナーに回る型"。向かい合わせで話すのではなく、並んで同じ方向を見て話すというイメージです。ご自宅でもテーブルに向かい合わせではなく、並んで座って子どもが見ている景色を背後から一緒に見るような、そんな空気観がかもしだせるとベストだそうです。前述した進捗管理では、目標や日々のタスクがどんどん変わるケースも考えられますが、親御さんが「有言実行」や「初志貫徹」にこだわりすぎると「あの時、ああ言ってたのにもう変えたの?」などといった「コーナー追い詰め型」の言葉がけをしたくなってしまうかもしれません。そんな時こそ「一緒にコーナーに回る型」を意識してみてください。そして、きっと本人も何か感じていることがあるだろうし、もっと素敵な未来を創っていきたいと思っているはず、この時点からまた未来に向けてベストの取り組みは何かについて一緒に考えてみよう、そのように捉えてみることで今までと違う何かが動き出すかもしれません。■「自己効力感」が育まれ、もっとサッカーが好きになるここまで、目標設定とそれを実現するためのノウハウをご紹介してきました。そうやって自分が決めた目標に向かって日々努力できるようになることは、サッカーの上達のみならず、勉強や社会に出てからも役に立つスキルです。そして「自己効力感」も育まれます。自己効力感とは、ある目標に対して「やってみたい」「自分ならできる気がする」と思える力のこと。前編では、日々の取り組みをスケジュールに書き込む際に「『量』と『質』をうまく組み合わせると良い」と解説しましたが、それはこの自己効力感が生まれるか否かに関わるからでもあります。日々の取り組みの中で、こんなことができた、あんなこともできた、と思えることが自己効力感の向上にもつながるのですが、『量』と『質』のどちらか一方でもできたと思えるようにしておきたいのです。小さな成功体験をつみ重ねて成長を実感でき、自己効力感が高まっていきます。そんな毎日を経て「次は練習でこんなことをやってみたい。たぶんできる!」「明日の練習が楽しみだ」という気持ちも増し、どんどん前のめりになっていくことでしょう。柘植さんに教えていただいた方法で作った目標設定を道しるべに、今年は親子でサッカーにとりくんでみませんか。夢中で練習するその先には、わくわくしながら考えた目標よりもきらめく未来が待っているに違いありません。柘植陽一郎(つげ・よういちろう)一般社団法人フィールド・フロー代表 スポーツメンタルコーチ専門はメンタル、コミュニケーション、チームビルディング。2006年より本格的にアスリートのサポートを開始。メンタルスキル指導とは一線を画す「メンタルコーチング」を用いて、2008年北京五輪・2012年ロンドン五輪で金メダリストや指導者をサポート。2011年~2014年までソチ五輪で3つのメダルを獲得したスノーボードナショナルチームを、2016年リオ五輪で48年ぶりの4位入賞の女子体操では、コーチと選手をサポート。その他ラグビートップリーグチームやサッカー日本代表選手、プロ野球など、プロ・オリンピック代表から部活動まで様々な世代・競技を幅広くサポートする。日本と韓国にてスポーツメンタルコーチ養成講座を開講。著書に「最強の選手・チームを育てるスポーツメンタルコーチング」(洋泉社)、「成長のための答えは、選手の中にある」(洋泉社)
2022年01月13日2022年がスタートしました。気持ちも新たに、新年の目標を立てたいと思うご家庭も多いのではないでしょうか。ですが、「目標を立てるけれど、立てただけになってしまう」「ぼんやりとした目標しか立てられない」という子どもは多いものです。そこで、スポーツメンタルコーチングの第一人者であり、数多くのアスリートをサポートしてきた柘植陽一郎さんに、サッカージュニア向けの目標の立て方を伺いました。(取材・文:小林博子)■実現可能な目標を立てるための4ステップ子どもたちは「目標を立てる」と言われても何から始めたらいいかわからないというケースが大半。「サッカー選手になりたい」という夢はあるものの、それを叶えるために目標とするべきことは言語化できず、漠然とその夢だけを胸に抱いているという子どももいることでしょう。我が子に夢があることはとても喜ばしいことですね。その夢は、できることなら叶えてもらいたいのも親心。そして、夢に向かって頑張れる子であってほしい気持ちもみんな同じはずです。子どもがなりたい自分に近づくための目標設定をこの新年にちゃんと行ってみませんか。目標設定のためにやるべきことは、大きく分けると以下の4つだと柘植さんは教えてくれました。<目標設定のためにやるべきこと>①未来への道筋を目に見える形にし、今の自分が立つ地点を知る②具体的にイメージしやすい数年後の自分の姿を言葉にする③分解して具体化する④スケジュールに落とし込む■未来は今とつながっていることをビジュアル化する柘植さんが行う講義では、子どもたちには体育館など広い場所に集まってもらい、まずは「今」と「将来」をつなげた1本の道をつくります。子どもたちは付箋と筆記用具を手に持ち、その道の上で起こりうることを思いつくままに貼っていきます。長く続くスペースに1本の道に付箋が貼られた様子は、自分がこれから歩んでいく時間軸を表すのだと柘植さんは言います。その様子を自ら作り、ビジュアルとしてとらえることで「今は未来とつながっている」ことを実感するのだそうです。当たり前のことのようですが、心や頭のなかでは人生が1本の道としてつながっていることはイメージしにくいものです。普段から目にしているカレンダーやスケジュール帳は、使い勝手がいいように時間軸を分断してあり、それを見慣れているだけに分断された時間軸の感覚がデフォルトになってしまいがちです。人生の各地点を点と点ではなく線にすることで、自分が立つ今もより鮮明になると柘植さんは言います。「サッカー選手になるという夢があってもそこに至るまでの具体的なプロセスが語れないのは、今の延長線上に未来があるという感覚が得られていないからかもしれません。まずそこをつなげることで、途中過程のことも具体的に考えられるようになります」(柘植さん)人生が一本の道としてつながっていることをイメージする(提供:一般社団法人フィールド・フロー)ご家庭で行う場合はノートに付箋をはるという方法がおすすめだそうです。まずは時間軸の線を1本引き、付箋をぺたぺたと貼りましょう。「中学生でキャプテンになる」「高校サッカー選手権に出場する」といった、想像しやすい未来の姿があるはず。それをすべて貼ってみてください。付箋に書く言葉が思いつかない小さな子どもの場合は、あり得ることを親御さんが書き出すという方法でも構わないそう。ただし、その付箋の中からどれを貼るかを決め、手を伸ばすのは子どもにしてもらいましょう。そしてノートに貼る時は、改めて自分自身で付箋に書き直すことを勧めています。「自分で選んで自分で決めたこと」であることが大切なのだそうです。■イメージしやすい数年後の自分を言語化する自分が今いる2022年が時間軸の中のどこなのかがイメージできたら、この1年を「月」「曜日」など細かく分解します。そうすることで、人生の中のどこにいるのかがさらにわかりやすくなるはず。その感覚がつかめたら、次のステップもスムーズに進められるはずです。行うことは、遠くない未来の時点を決め、以下の3つを言語化することです。・結果の目標・パフォーマンスの目標・目標を達成したときのストーリー具体例として「高校3年生の自分」で3つを言語化してみましょう。結果の目標:高校サッカー選手権の決勝戦で9番のユニフォームを着て国立競技場のピッチに立つ。自分が決勝点を決めて、自分のチームが優勝する。パフォーマンスの目標:世代別日本代表に選ばれている選手とのマッチアップでも負けない体を武器に、チームの勝利に大きく貢献する。ドリブルで何人も突破してボールをゴールに運ぶテクニックがある。ここぞというシーンでしっかり点を決めるストーリー:自分のプレーで会場がどよめき、テレビや雑誌で注目選手として取り上げられる。かわいい彼女ができていて会場に応援にきてくれる。いつまでにどうなっていたいのか、近い未来への目標を立てるときに意識する時間軸のイメージ(提供:一般社団法人フィールド・フロー)ここでまず大切にしたいのは「設定時期」が具体的に見据えることができる近しい未来であること。たとえば「25歳で海外のビッククラブに在籍している」だと今の自分との距離がありすぎて、具体的なシーンが思い描きにくいからです。目安としては、今小学生なら中学生のころを、中学生なら高校生のころと、1ステップ上がった未来がやりやすいでしょう。「リアルなわくわくするシーンをたくさん想像してください」と柘植さんは話します。■パフォーマンスの目標を分解していく最後に行うのは、2つ目に言語化した3つのうち、「パフォーマンスの目標」を分解することです。例えば以下のように思考を掘り下げていくことだと柘植さんは教えてくれました。・強い選手とのマッチアップでも負けない体とは、どんな体?そのためにはどんな努力が必要?食事はどんなものをどれくらい食べたらいいのだろう?・ドリブルで活躍するとはどういうこと?そのためにはどんな能力が必要?どんなことを知っておくべき?・ここぞというシーンで点を決める決定力とは?「ここぞというシーン」とはどんなシーン?そのために必要なのはテクニック?強いメンタル?それとも......パフォーマンス目標細分化のイメージ(提供:一般社団法人フィールド・フロー)こうやってとにかく細かく、思いつく限り細分化しましょう。思考を次々に枝分かれさせてイラスト化する「マインドマップ」や、メジャーリーガーの大谷翔平選手が行ったことで知られる「マンダラチャート」形式がやりやすい人もいるでしょう。どちらの方法でも中心に書くのは、2つ目で書いた「結果」「パフォーマンス」「ストーリー」をもとにした、わくわくする瞬間にするのだそうです。最後に書き込むのは「点数」だそうです。細分化された目標は、達成された時を10点満点とすると、今の自分は何点かを考え、今と目標を明確に比較します。今が6点だとしたら、今年の終わりには7点、来年は8点......と少しずつ点数を上げていくためにできることはどんなことかも考えやすくなり、より現実味が帯びてくるのだそうです。■スケジュールに落とし込むここまでできたら、あとは目標とする自分になるために言語化した行動をスケジュールに落とし込むだけ。学校の時間割のように1週間をバーチカルで俯瞰できる表を1枚の紙に書き、その中でサッカーに充てられる時間に書き込みます。ちなみに、ここで書き込む日々の行動は、例えば「リフティングを〇回する」「こんなことを頑張る」「こんな気持ちで取り組む」など「量」と「質」をうまく組み合わせると良いそうです。この方法で、目標が書かれた紙が4枚完成しました。具体的な目標設定ができると、その目標を達成するために頑張る気持ちになりやすいものです。後編では立てた目標を実現するモチベーションを保つためのコツや、親のかかわり方のアドバイスをご紹介します。柘植陽一郎(つげ・よういちろう)一般社団法人フィールド・フロー代表 スポーツメンタルコーチ専門はメンタル、コミュニケーション、チームビルディング。2006年より本格的にアスリートのサポートを開始。メンタルスキル指導とは一線を画す「メンタルコーチング」を用いて、2008年北京五輪・2012年ロンドン五輪で金メダリストや指導者をサポート。2011年~2014年までソチ五輪で3つのメダルを獲得したスノーボードナショナルチームを、2016年リオ五輪で48年ぶりの4位入賞の女子体操では、コーチと選手をサポート。その他ラグビートップリーグチームやサッカー日本代表選手、プロ野球など、プロ・オリンピック代表から部活動まで様々な世代・競技を幅広くサポートする。日本と韓国にてスポーツメンタルコーチ養成講座を開講。著書に「最強の選手・チームを育てるスポーツメンタルコーチング」(洋泉社)、「成長のための答えは、選手の中にある」(洋泉社)
2022年01月03日■前回のあらすじ家族会議のおかげで、生活にメリハリが出ることを実感。目標を発表し合うことで、思いがけない変化が。子どもたちのチェックが厳しめですが…、自然と家族みんなでがんばることができている気がします。次回に続く 「家族会議で小学生のモチベが上がった話」(全13話)は17時更新!
2021年10月03日前回は、目標を立てる前にやっておきたい1年の振り返りについて、しつもんメンタルトレーナーの藤代圭一さんに話を伺いました。今回は本題である目標の立て方についてのポイントをレクチャーしていただきます。(目標はノルマではないのです。楽しみややる気を生み出す目標を考えましょう)<<今年の目標を立てよう!の前に。知っておきたい「成長につながる目標」を立てるために"やるべきこと"■目標はノルマではない。「○○したい」を大事にして「まずはこの1年をどんな年にしたいのか。"したい"の部分を引き出してあげたいですね」藤代さんは、目標を立てる上で子どもたちの望みや願いを引き出す機会が大事だと言います。目標はともすれば"しなければいけない"という、ノルマになりがちですが、強制を求めるのではなく、やりたいという想いを大事にすることが重要なのです。「たとえば海外旅行をイメージしてください。旅行に行くのに、これをしなくちゃいけない、という考えは出てこないでしょう。『これをやらなくてはいけない』とノルマを設けてしまうと、旅行が楽しくなくなってしまいます。それと同じで、自分がしたいこと、どうなりたいかを求めることが楽しみややる気を生み出すのです。小学生ならなおさら、"しなくてはいけない"ではなく、"やりたい"という願望を目標にしたいですね」そのうえで、藤代さんはふたつの視点を持つことが大事だと指摘します。それは「結果の目標」と「成長の目標」です。「例えば、優勝したいといった結果の目標ももちろん大事ですが、上手くなりたいや、ここを伸ばしていきたいというような、成長の目標も引き出して行きましょう。結果の目標だけだと、振り返る際に、どうしても達成できなかったというネガティブなものになりがちです。でも成長に目を向ければ、結果には到達できなかったけど、『この部分は取り組めていたよね』とか、『ここは成長できたね』といったように、ポジティブな部分も振り返ることができるのです」■どんな目標を立てたらいいのか分からない時は...では、目標を立てる際に、どの程度のスケールで考えればいいのでしょうか。なりたいという願望を持つことは大事ですが、例えば県大会でも勝てないチームの子どもが、全国大会で優勝したいという目標を持つのは、悪いことなのでしょうか。「小学生くらいだと、目標と夢の区別をつけるのは難しいことかもしれません。ただ、スポーツ心理学的には、頑張れば実現できそうなこと、100~120%の力を出せば実現できそうなことを、目標に設定すると良いとされていますね」ただし、と藤代さんは言葉を続けます。「それは大人が知っていればいいことで、子どもが全国大会で優勝したいと言っている目標を、否定する必要はありません。もし、そういう目標が出てきたら、そのために何が必要かなとか、これからの行動をどうすればいいのか、という成長の部分にフォーカスしてあげることが大事になってきます」逆に目標を小さく見積もる子どももいるはずです。簡単にクリアできそうな目標を立てた場合には、どう対応するのがいいのでしょうか。「そういう子に対しては、できそうなことをクリアして成功体験を与えるという考え方を持つのがいいでしょう。100%の力でできることに対して、実現できた楽しさや誇りを感じられるようなかかわり方ができれば、また次の目標を立て、そこを目指して進んでいくことができるはずです」一方で、目標を立てられない子もいるかもしれません。これまでにそういう機会がなかった場合には、目標を立てることさえ難しいことも十分に考えられます。「その場合には、最初に『この1年が終わった時にどうなっていたら最高だと思う?』と、問いかけてみるのがいいかもしれません。サッカーだけじゃなく、勉強、社会とのつながり、家族のこと、なんでもいいので、1年後の最高の自分をイメージする機会をつくってみましょう。そしてその答えを引き出したら、今度は『どうすれば、それが実現できるかな?』と問いかけてみてください。それが成長の部分の目標になるのです。なかには、それでも目標が立てられない子もいます。そういう場合には『目の前のことに全力で取り組む』という考え方を持ち合わせたいものです。川崎フロンターレの中村憲剛選手もそういったタイプだったそうです。目の前のことを一生懸命取り組むなかで今の地位を築いていった。人は大きく分けて山登り型と川下り型のふたつのタイプに分かれるのですが、憲剛選手のようなタイプは川下り型に分類されます。流れに身を任せ、目の前のことを一生懸命に取り組んでいく。目標を立てられないやつはダメだという考え方だと子どもの負担になるので、そういう子にはそういう子なりの接し方が求められてきます」■できなかった理由を他者に求めない。「自分ごと」で振り返ると成長の道筋が見えてくる(サカイクキャンプでも、失敗したら原因を考えて何度もチャレンジする力を養う指導をしています)そして大事なことは、「目標」と「振り返り」をワンセットとして考えることです。目標を定め、それに対してどうだったかを振り返る。これは1年というスパンである必要はなく、1か月、あるいは1週間という期間で繰り返していくことで、選手としてだけでなく人間形成の部分にも役立ちます。ここでポイントとなるのは、自分自身のこととして考えることです。なぜできなかったのか。それを人のせいにはせず、自分のことにフィードバックすることが重要となるのです。「たとえばGKの子がミスをして試合に負けてしまい、自分の立てた目標が達成できなかったとします。そこで、振り返りの際に、『あいつがミスをしたから』という考え方では成長にはつながりません。『僕がシュートチャンスで外してしまったから、もっと練習しよう』というように、自分のこととしてフィードバックができるようになると成長につながりますよね」人は得てして、結果を出せなかったときに、人のせいにしがちです。それは子どもだけでなく、大人の世界にも当てはまるでしょう。結果が出なかったときには様々な問題があるはずです。その原因を外には求めず、自分にできることが他にあったのではないかと考える。そういう考え方を培うことが、何よりも大切なことなのです。「失敗があるから次に行ける。そういう考え方が習慣になっていれば、失敗も苦にはなりません。それを習慣化するには、立ち止まり、振り返る機会が重要になります。責任を他人に押し付けるのではなく、自分のこととして振り返り、なにが足りなかったのかを考える。その繰り返しがサッカーだけではなく、人として豊かな人物に近づくはずです」毎日のプレーの振り返りはサッカーノートを使って行うことができます。例えば、お子さんがノートにうまくいったことは「パス」「シュート」だけと書いたとしたら、親御さんは「どんなパスがうまくいったと思った?」「どんなシュートがうまくいったと思った?」と、具体的にかけるように「問いかけ」だけ書きましょう。そうすると次回は子どもの中に「あ、そうだった具体的に書こう」と行動が生まれます。抽象的な答えを「×」とするのではなく、そこにコーチや親御さんが「問いかけ」をすることによって、子どもの思考を深める関わりがおすすめです。お父さんお母さんもお子さんと一緒に2021年にやってみたい事、達成したいことなど、どんな小さなことでもいいので一緒に目標を立ててみるのも良いのではないでしょうか。目標を立て、振り返る。その作業の繰り返しが、子どもの成長を促す大事なルーティーンになるのです。そのためにも、まずは年の初めに、子ども達と一緒に、「目標を立てる」時間を設けてみてはいかがでしょうか。<<前編:今年の目標を立てよう!の前に。知っておきたい「成長につながる目標」を立てるために"やるべきこと"藤代圭一/スポーツメンタルコーチ1984年、名古屋生まれ。東京都町田で育つ。スポーツスクールのコーチとして活動後、教えるのではなく問いかけることで子どものやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。全国優勝を目指す様々な年代のチームから地域で1勝を目指すチームまでスポーツジャンルを問わずメンタルコーチを務める。全国各地でワークショップを開催し、スポーツ指導者、保護者、教育関係者から「子どもたちが変わった」と高い評価を得ている。2016年からは「1人でも多くの子どもたち・選手が、その子らしく輝く世の中を目指して」というビジョンを掲げ、全国にインストラクターを養成している。著書に「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」(旬報社)などがある。(取材・文:原山裕平)
2020年12月27日一年の計は元旦にあり――。新年のスタートという節目は、新しい目標や計画を立てるのに最適の機会と言えます。ただ、単に目標を立てればいいというわけではありません。なかなか目標を立てられない子どもたちもいるのではないでしょうか。目標を定め、やる気を引き出し、それに向かって努力を続けていくにはどのようにすればいいのでしょうか。しつもんメンタルトレーナーの藤代圭一さんに話を伺いました。(新年になると「今年の目標を立てよう」と張り切りますが、その前にやるべき重要なことが...)後編:目標=ノルマではない!自信につながり、最高の結果を生み出す「目標の立て方」>>■目標を立てる前にやるべきこと藤代さんは目標を立てる前に、まずは1年を振り返ることが大事だと言います。「この1年を振り返ってどうだったのか。サッカー以外のことも含めて、印象に残ったことや、感じたことをまずは子どもたちに聞きたいですね。本来は目標設定と振り返りはセットですので、1年に1回ではなく、日常的に振り返るのがベストです。ですが、年末年始のゆっくりできるタイミングで、僕ら大人(保護者や指導者)が子どもたちに、『この1年はどうだった?』と問いかけてみましょう」振り返りの際に気を付けたいのは、反省会にならないこと。ダメだったことだけではなく、上手くいったことを引き出してあげることが重要になります。「この1年どうだった?と聞くと、多くの子ども達は条件反射的に反省会をし始めるんです。反省会は「善し悪しを振り返ること」が本来の目的ですが、これができなかったとか、あれができなかったとか、欠点探しがはじまってしまいます。ですので、上手くいってないことばかりを子どもたちが話し始めたら、『なにができた?』とか、『どんな発見があった?』など、ポジティブな要素も振り返りができるような質問をしてみましょう。この1年が自分にとって価値あるものだったと感じ、新しい年も頑張ろうという気持ちになることが、振り返りの最初の一歩と言えますね」振り返る時に役に立ち、僕も実践しているのは「ToDoリスト」ならぬ「To Feelリスト」です。これは予防医学研究者の石川善樹先生が提唱しているもので、豊かな人間として生きるために、感情の振り返りを行なうというものです。■「やらなければ」という発想を手放す藤代さんは次のように説明します。「ToDoリストは、これをやらなくてはいけないという発想で書くことが多い。そうすると息苦しさを感じてしまう人もいると思うんです。リストを作ったけど、実際にできていないから、自分を認めてあげられない。そうなると、ストレスがたまりますよね。でも、To Feelリストはポジティブな感情も、ネガティブな感情も含め、自分がどんな感情を味わったかを知ることが大事なこと。それを確認することで、今後に役立てることができるのです」ハーバード大学の意思決定センター(Harvard Decision Science Lab)の研究によれば、人間にはポジティブ、ネガティブを合わせ、次のような12個の感情があるそうです。<ポジティブな感情>「幸せ」「誇り」「安心」「感謝」「希望」「驚き」<ネガティブな感情>「怒り」「イライラ」「悲しみ」「恥じ」「罪」「不安(恐怖)」この12の感情を去年、どれだけ味わったのかを思い返してみましょう。あまり感じたことのない感情があったとすれば、今年はそれを味わうような行動を起こしてみることで人としての幅や深みを広げることができます。例えば藤代さんの場合は「恥」を感じる機会が少なかったそうです。「つまり、恥をかくような場所に行っていない。安心できる場所ばかりに身を置いて、チャレンジしていないなと気付かされました。ですので、いつも自分が行かない場所に行って、恥をかきたいなと思いました。人間として豊かになるためには、ポジティブだけでなく、ネガティブな感情も味わったほうがいいと思っているのです。ひとつの感情をシャットダウンすると他の感情も感じづらくなってしまう。怒ることを止めれば、喜ぶことや感謝の想いも減ってくるんです」そうした感情の振り返りだけではなく、いろんな視点で1年を振り返ることが大事だと藤代さんは言います。「サッカーのことはもちろん、学校のこと、社会とのつながり、お金の使い方、おじいちゃん、おばあちゃんとの関わり方など、様々なシーンを思い返しながら、自分自身の成長を感じられる振り返りができたらいいかなと思います」■成果だけでなく、成長の過程を評価する振り返りを(結果だけでなく、努力の内容など過程に目を向けましょう)その際のポイントとして、親は聞くだけではなく、自分の体験談も話してあげること。「私はこうだったけど、あなたはどうだった?というように、一緒になって話すことで、子どもも積極的に、振り返りたくなるはずです」もう一つ気を付けたいのは、結果だけを振り返るのではなく、成長の部分にも目を向けることです。「これは、目標設定の部分にもつながるのですが、多くの人は結果ばかりを目標に設定し、成長の部分をあまり考えない傾向にあります。全国大会に勝ちたい、テストでいい点を取りたい、というのは結果であり、そのための努力や成長の部分を目標にはしませんよね。振り返りもそうで、勝った、負けたという結果にばかり目を向けがち。でも、それだけでは苦しくなってしまうし、欠点探しの反省会につながりやすくなってしまいます。でも、たとえ結果が出なくても、そこへ向けた努力する過程で、できることが増えた、上達できた、ということは必ずあるはず。その成長の部分についての振り返りができると、次へのやる気と行動につながると思います」そうやって1年を振り返ることで、新しい年に向けて、目標を立てやすくなると藤代さんは言います。次回は、目標を立てる際に引き出したいポイントを、藤代さんに解説していただきます。後編:目標=ノルマではない!自信につながり、最高の結果を生み出す「目標の立て方」>>藤代圭一/スポーツメンタルコーチ1984年、名古屋生まれ。東京都町田で育つ。スポーツスクールのコーチとして活動後、教えるのではなく問いかけることで子どものやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。全国優勝を目指す様々な年代のチームから地域で1勝を目指すチームまでスポーツジャンルを問わずメンタルコーチを務める。全国各地でワークショップを開催し、スポーツ指導者、保護者、教育関係者から「子どもたちが変わった」と高い評価を得ている。2016年からは「1人でも多くの子どもたち・選手が、その子らしく輝く世の中を目指して」というビジョンを掲げ、全国にインストラクターを養成している。著書に「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」(旬報社)などがある。(取材・文:原山裕平)
2020年12月26日今年初めから大幅減量に取り組んでいた『ロマンティックじゃない?』のレベル・ウィルソンが、インスタグラムのストーリーズで「あと1か月を残して目標を達成できた!」と目標体重に到達したことを報告した。1年間かけて体重を落としていく予定だったが、11か月でやり遂げた。「体重よりも健康になることを意識するべきだけど、ゴールを目指すには目に見てわかる数字が必要で、それが75キロだった」とつづり、「74.6キロ」と表示された体重計の写真を添えたレベル。減量開始時から40ポンド(約18キロ)痩せたとみられる。先月、レベルは「People」誌に、減量前の食事について次のように語っていた。「毎日のように3000キロカロリーは食べていたと思う。そのほとんどが炭水化物だったから、すぐにお腹が空いていた。だから食生活を改めて高タンパク質食に切り替えたんだけど、これがなかなか難しくて。肉をたくさん食べるのには慣れていなかったから」。レベルが減量中に食べていたものは、サーモンなどの魚と鶏胸肉だったという。11か月間、ボクシングやハイキングなど、日々のエクササイズをインスタグラムで公開し、どんどん痩せていくレベルにファンは声援を送っていた。目標を達成したいま、「やったね!」「おめでとう。とても美しい」「本当に素晴らしいこと!」と祝福メッセージが多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年12月01日多くの人が子供の頃、書道の授業で目標や夢を書いたことでしょう。もしこれからの目標を書道で書くとしたら、どんな言葉を選びますか。sora.F(@13237sora)さんは、『計画性』の3文字を目標として書道で書いたそうです。しかし、その書いた文字が一瞬で矛盾してしまったのだとか…。その画像がこちらです。書道で目標書いたら一瞬で矛盾した pic.twitter.com/IxEfLniYmJ — sora.F (@13237sora) May 29, 2020 計画性がない…!1文字目を大きく書きすぎてしまい、その後の文字がどんどん小さくなってしまいました。逆に計画性のなさを再確認できるいい機会だったのかもしれません。投稿にはさまざまな声が寄せられました。・大丈夫です、プロでもよくやります。・なかなか深みのある投稿だ…。・もとから計画性のある人なら『計画性』を目標にしないから、大丈夫!この投稿には約29万の『いいね』がつきました。そのことから「バズるところまで考えられた、とても計画性のある投稿だったのでは?」という声も。ここまで大きな反応を見越した投稿だったとしたら、とんでもない計画性の持ち主ですね![文・構成/grape編集部]
2020年06月02日どうも、こんにちは!A K A R I です。遠距離でも、お互い仕事が忙しくても、上手くいっているカップルって「共通の目標」を持っていることが多いです。「目標って同棲とか結婚?」と思ったあなた。そんな大きな目標じゃなくて、もっと小さな目標でいいんです。例えば、貯金箱を買って、ふたりで小銭を貯めて、おいしいディナーを食べに行く・・・といったような。■大事なのは、目標を達成するまでの「過程」を楽しむことです。少々説教くさくなってしまいましたが、目標を達成するまでの「過程」を2人で楽しみながら経ることで、どんなに小さな目標も特別なものになります。今回、キーポイントとなってくるのが、「2人で目標を決めて、2人で達成する」こと。どちらか片方が頑張るのではありません。あなたと彼が同じ目標に向かって歩むときの、それぞれの「過程」(=負担)を天秤にかけたときに、“ふたり全く同じ重さになる”ということをポイントにして話を進めていきます。■まずは「目標」を2人で決めましょう文頭にも書きましたが、結婚や同棲といった目標ではなく、あなたも彼も楽しくなるような目標を1つ立ててください。「1泊2日の旅行に行く」「美味しいディナーを食べる」「お揃いのものを買う」でも、何でもいいです。いついつまでに・・・といった期間は設けず、「こんなことしてみたいよね~」くらいの軽いテンションでお喋りするイメージが理想です。彼って本当はこんなことを考えてたんだ。こういうのが好きなんだ。といったような、新たな発見もあるかもしれませんね。■貯金箱を一緒に買いに行きましょうさて、ふたりがワクワクするような目標が決まったら次のデートで“貯金箱”を買いに行きましょう。目標を達成するには、多少なりともお金が必要になってくると思います。「お金を貯める」という作業(過程)に入る前に貯金箱を一緒に選ぶことで、同じ歩幅で「共通の目標」に近づくことができるからです。なぜ貯金箱じゃないといけないのか?という声が聞こえてきそうなので説明しておくと、カップルなのに“同じ口座”はハードルが高すぎますし、各自で貯金するというのも差が生まれがち。また、キャッシュレス社会になりつつある今日だからこそ「目に見えてお金が貯まっていく」ということに達成感を感じやすいからです。■デートをしたら、設定した金額を2人とも入れる貯金箱を買ったあとのルールはこれだけです。ちなみにわたしは1回のデートでお互い500円玉を入れて、週に1~2回会っていたので、半年ほどで3万円貯まりました。「結構貯まってきたね!」「今いくらくらいかな?」と2人で貯金箱を育てているような、不思議な感覚が心地よかったです。相手のほうが稼いでようが稼いでなかろうが、年上だろうが年下だろうが、「2人で同じ金額を入れ続ける」のが大切。だってこれは、共同作業なのですから。また、「デートをしたら」というのもポイント。会うたびに目標に近づいていく(お金が貯まる)ので、自然とデートも楽しみになります。■愛もお金も溜まる、最強の共同作業なのです一緒に選んだ貯金箱。会うたび少しずつ貯まっていくお金。近づいてくる2人で立てた目標。会うのが面倒くさいと感じているマンネリカップルも、会うきっかけが欲しいカップルも、ぜひ一度気軽に試してみてください。貯金箱がいっぱいになった頃には、きっと2人の愛も同じだけ深まっているはずです。そして、2人で達成した目標は、2人だけの思い出に変わることでしょう♡(A K A R I/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月22日「子育ての最終目標」というと、みなさんはどんなものだと考えているでしょうか。人それぞれだとは思いますが、自身も子育ての真っ最中である、京都大学大学院准教授の森口佑介先生は、「子どもの自主性を伸ばすことが子育ての最終目標」だといいます。では、子どもの自主性を伸ばすために親ができることとはなんでしょうか?森口先生がアドバイスしてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)受け身ではない「真の我慢」が自主性を伸ばす「我慢」という言葉を聞いたとき、みなさんはどんなイメージを持ちますか?子どもの頃、親や学校の先生に「我慢しなさい」といわれたことは誰もがあるでしょう。一般的に、我慢とは周囲の誰かに強いられるものというイメージが強いはず。このケースなら、子ども自身は我慢しようと思っているわけではなく、親や先生が我慢させたいだけ。これは、いわば「受け身の我慢」です。ただ、子ども自身がそうしたいと思ってする我慢もあります。たとえば、大好きなスポーツをうまくなりたいからと、肉体的にはきつくても一生懸命に練習やトレーニングに取り組むような我慢がそれにあたります。これは、子どもが自らすすんでやる「真の我慢」といえます。では、どちらの我慢が大事かというと、もちろん「真の我慢」です。というのも、自らすすんで行う「真の我慢」には、いわゆる非認知能力の発達に欠かせない「自主性を伸ばす」ということが伴うからです(インタビュー第1回参照)。また、非認知能力を伸ばすという目的以外にも、子どもの自主性を伸ばすことはとても大切だとわたしは考えています。意見はそれぞれでしょうけれど、子どもの自主性を伸ばすことこそが、子育ての最終目標なのではないでしょうか。通常、親は子どもより長く生きることはできません。子どもに「親から離れたあとも、自分で生きていける力」を身につけさせるには、自主性を育てることが大事。これこそが、親の役割であるはずです。成長する子どもをよく見て、子どもの自主性に「任せる」さて、子ども自らそうしたいと思ってやる「真の我慢」が大切であることはたしかですが、そうはいっても、幼い子どもにはなかなかできることではありません。「真の我慢」ができるようになるのは、だいたい4〜6歳頃からです。ですから、3歳くらいまでの子どもには、必要に応じて親がある程度コントロールして我慢させることも必要でしょう。でも、いつまでもそういう我慢をさせていては、子どもは「受け身の我慢」を続けさせられるだけですから、「真の我慢」によって自主性を伸ばすことができません。その一方で、親が子どもの自主的な行動を容認することで、子どもに「真の我慢」が身につくということもあります。だからこそ、親が子どもにかかわるバランスが大切。日々成長していく子どもの行動をしっかりと見て、親がかかわる度合を少しずつ減らしていくのです。そうして、これまでは子どもが自分でできなかったことが、子どもひとりでできそうに思えたなら任せてあげる。子どもの「自分でやりたい!」という気持ちを尊重し、徐々に子どもの自主性に任せる割合を増やしていくことがなにより大切です。「褒める」より「認める」子育てを!また、子どもの自主性を伸ばすことを考えるなら、近年流行している「褒めて伸ばす」子育てをするにも注意が必要です。なぜなら、褒めることが子どもの自主性によくない影響を与えることが研究によってわかっているからです。これは、専門用語で「アンダーマイニング効果」と呼ばれるもの。どういうものかというと、子どもが自主的にやっていることに対して褒めたりご褒美をあげたりすると、その行為を子どもがしなくなるというものです。たとえば、子どもがお友だちに対してなにか親切なことをしたとします。親であれば褒めたくなりますよね?でも、子どもというのはそもそも親切にすること自体が好きなのです。ですから、ただ自分がそうしたくて自主的にお友だちに対して親切にしただけにすぎないということもよくあります。それなのに、「すごいね!」なんて大げさに褒められたり、あるいはご褒美をもらったりすると、ただそうしたくてやっていたことの目的が、「褒められたい」「ご褒美が欲しい」というふうにすり替わってしまうのです。すると、「褒められたい」「ご褒美が欲しい」というときには同じことをするかもしれませんが、「褒められたくない」「ご褒美はいらない」というときには、それまでならすすんでやっていたことをやらなくなってしまうというわけです。褒め方次第では子どもの自主性の芽を摘むことになるという点には注意が必要です。そこで、「褒める」よりも「認める」ことを意識してください。「すごいね!」「天才かも!」といった大げさな言葉ではなく、子どもの行動をしっかりと見て、「頑張ってるね!」「自分でやり切ったね!」といった言葉で、「あなたがやっていることをきちんと見ているよ」ということを伝えてあげてほしい。それこそが「認める」ということであり、認められた子どもは「このままでいいんだ!」とさらに自主性を伸ばしていくことになるはずです。『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』森口佑介 著/講談社(2019)『非認知能力を育むリーフレット』(大阪府教育委員会)森口佑介先生作成協力■ 京都大学大学院准教授・森口佑介先生 インタビュー記事一覧第1回:エビデンス多数あり。「目標を達成する力」のある子どもは幸せになる!第2回:困難に立ち向かえる自信のある子の育て方。何より大切なのは親子間の「アタッチメント」第3回:“真の我慢”によって「子どもの自主性」を伸ばす。これぞ子育ての最終目標!【プロフィール】森口佑介(もりぐち・ゆうすけ)1979年生まれ、福岡県出身。京都大学大学院文学研究科准教授。科学技術振興機構さきがけ研究員を兼任する。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は発達心理学、発達認知神経科学。人文学に着想を得た問題を科学的に検討している。主な著書に『自己制御の発達と支援』(金子書房)、『おさなごころを科学する 進化する幼児観』(新曜社)、『わたしを律するわたし 子どもの抑制機能の発達』(京都大学学術出版会)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月13日最近子育てについてふと考えました。「子育てってなんだろう?」という問い、答えは人の数だけあると思いますし、正解はないんだろうなとも思います。その時々で変わるものでもあるんやろな…。いまの私の思う子育てについて、自分の備忘録がてら、ちょっとかいてみました!■子どもの人生は子どものもの。ママができることは?■子育てで迷ったときの指針とは…何だか思ったことをつらつらと書きましたが、これがいまの私の思う「子育て」です。これが正解と思っているわけではないですし、「子育てとは」ということをあえて考えたり意識したりしない方がうまくいく場合もあるような気がします。そういう意味でも、難しいですね、子育て…。赤ちゃんのときは「とにかく生かす!」が子育てだったような(子どもたち、大きくなったなぁ…)。これからも変わるんでしょうね!変化が楽しみです!
2019年11月25日片付け習慣を身につけようとした時に、あなたならどのような目標を立てますか?例えば、こんな目標はどうでしょう?「1日15分、掃除しよう!」。とても分かりやすいですよね。でも、この目標には心理学的に見て「間違えている箇所」があるんです。意外に見落としがちな「間違い」についてご説明いたします。■ 「きっちり目標」と「アバウト目標」は、どっちが良い?ダイエットクラブで行われた実験で、非常に興味深い事例があります。kou / PIXTA(ピクスタ)被験者全員に栄養指導と運動方法を教えたあと、2つのグループに分けます。Aグループ…「最初の1週間で1キロ痩せる」という目標を立てるBグループ…「最初の1週間で0.5〜1.5キロ痩せる」という目標を立てるつまり「きっちりした目標を設定したAグループ」と、「アバウトな目標を設定したBグループ」に分けたのです。Fuchsia / PIXTA(ピクスタ)そして、1週間後に結果を測定します。■ この実験は失敗…?ではありません。結果は、なんと両グループとも差がありませんでした。厳密にはAグループは平均1キロ、Bグループは1.2キロと若干の差はあったのですが、これは誤差の範囲です。momo / PIXTA(ピクスタ)「それじゃ、結局、何も分からないのでは?」と思いますよね。ところが、この実験の目的は「各グループが1週間で何キロ痩せたか」を比べることではなかったのです。1週間のダイエットを終えた被験者に、こう尋ねました。「このプログラムを、あと10週間やってみますか?」この質問こそ、実験の要だったのです。■ 続けたいか?続けたくないか?それが問題!「1週間で1キロ痩せる」というきっちりした目標を立てたAグループで、10週間のプログラムに追加で申し込んだ人は約50%でした。それに対して「1週間で0.5〜1.5キロ痩せる」というアバウトな目標を立てたBグループでは、同じプログラムに80%以上の人が申し込んだのです。shimi / PIXTA(ピクスタ)つまり、「アバウトな目標を立てた方が、努力を持続しやすい」ということが判明したのです。■ 「到達可能性」という心理作用とは?なぜ、人はアバウトな目標の方が努力を維持しやすいのでしょうか?原因としては、「アバウトな目標の方が、自分の裁量に幅を持たせられる」ということが挙げられます。「1週間に1キロ痩せる」と決めてしまうと、結果は「達成できた」or「達成できなかった」の2つしかありません。「0.5〜1.5キロ」としておくと、「達成できた」の中にも「なんとか達成できた(0.5キロ)」から「すごく達成できた(1.5キロ)」まで幅が生まれます。aijiro / PIXTA(ピクスタ)そして「どの程度の達成を目指すか」を、自分で調整することもできます。ダイエットをしていれば、調子の良い日があれば悪い日もあります。そんな時に「なんとしても1キロ痩せなければ!」と思うのと、「今週は0.5キロまででもしょうがないか」と思えるのでは、モチベーションに大きな差が生まれるのです。たとえ少し調子が悪くても、「なんとか達成できた」という選択肢を残しておくことに意味があるんですね。これを、心理学的には「到達可能性」と呼んでいます。■ 幅を持たせて正しい目標に設定し直してみましょう。ダイエットと同じく、片付け習慣も「続けてこそ意味がある」といえます。SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)そのためには調子の良い時だけでなく、調子の悪い時にも目を向けて考えてみるのが「正しい目標の立て方」なんですね。もちろん、調子が良ければ目標の上限(ダイエットの実験でいえば「1.5キロ痩せる」)を目指すのも良いでしょう。それは調子の悪い時のための貯金だと考えておけば良いのです。ということで、冒頭の目標を心理学的に正しく設定し直すとこうなります。「1日5分〜15分、掃除しよう!」xiangtao / PIXTA(ピクスタ)これで、片付け習慣はグンと身につきやすくなりますよ。【参考】※『スイッチ! ──「変われない」を変える方法』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
2018年10月08日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新し、看護師と医師から聞いた"深いお話"を明かした。麻央は「患者」というタイトルで更新。以前、クリニックの看護師から「癌の患者さんは、真面目な方が多く、患者であることを真面目にやってしまう」と言われたことを明かし、「真面目に『患者』をやってしまう。うーん。なんとも深いお話だと感じました」とつづった。また、主治医から「最終目標は自分が『患者』であることを忘れること」と言われたことも明かし、「うーん。なんともつながる深いお話」と感慨深げに記した。麻央は23日のブログで、骨への放射線治療が終了したことを報告。「これからもゆるやかに効果が出てくるそうなので、期待したいです。痛み止めを飲まなくても良いくらいになりたいなぁ。貪欲」とつづっていた。
2017年01月25日2017年が始まりました。新年の目標を新たに誓った方もいるでしょう。でも、ちょっと待って!その目標を達成した先にいるあなたは、本当に理想とする自分ですか?目標を立てるよりも先にすべきは、理想像を今の自分にチューニングすることかもしれません。30歳を過ぎたら理想の棚卸を社会人になりたての20代前半、周りの大人の女性たちがかっこよく見えたことはありませんか。洗練された容姿や仕草、仕事をソツなくこなす先輩たちの姿に、あんな女性になりたいと憧れを抱いたことがあるかもしれませんね。初めて社会に出て、環境が劇的に変わったあの頃。思考や価値観が大きく変化した人は少なくないのでは?そんな時に描いた理想はとても輝いていて、目指すべき指標となってきたことでしょう。でも、30代になった今、あの頃の理想像を追い求めたままで良いのでしょうか?もしかしたら、その理想像をとっくに追い越しているかもしれないし、違う価値観に触れて理想は変化しているかもしれないのに。年齢を重ねて好みの男性が変わるように、理想だって変化することだってあるはず。そろそろ、理想の棚卸をしてみませんか。理想の棚卸をすための3つの質問とりあえず、次の質問に答えてみてください。20代の頃の自分との違いに、きっと気づくはず。「今、一番好きな女性有名人は誰ですか?」きっと、20代の頃とは違う有名人を選んだのでは?同性の有名人には、生き方を投影しやすいので、その時々で好みが変わります。例えば、以前はスレンダーなボディに憧れた人も、今はふっくらした女性を魅力的に感じるようになっているかもしれません。もちろん見た目だけでなくて、人間性にも言えること。なぜ彼女が好きなのか、その理由を考えてみると、潜在的な自分の理想に気づけるかもしれません。「1か月に必要な金額は?」華やかな生活への憧れから、つい贅沢をする癖がついていたり、逆に低給料時代のトラウマから、必要以上に節約していたりはしませんか?何にお金を費やしているのかは、自分の価値観を図る上で、わかりやすい指標になります。その価値観が今の自分にフィットしていれば、きっと居心地は良いはず。逆にちょっと違和感を感じるなら、そのお金の使い方では今のあなたは幸せにはなれないかもしれません。「人脈の優先度をアップデートしていますか?」寝る暇も惜しんで集めた人脈。でも、集めるだけでは人脈を生かしているとは言えません。重要なのは、その時々の優先度で整理整頓しておくこと。自分を高みに導いてくれる人脈と同じくらい、リラックスできる人たちとのつながりも大切ですよね。今の自分には、どちらがプライオリティが高い存在なのかわかるだけで、人間関係はもっとスムーズになるはずです。究極の理想の探し方これから紹介するのは、ちょっと荒療治。それは、生活の場と仕事を見直すこと。2つとも変えるとなると、とても勇気がいることです。あの頃の憧れの地や憧れの仕事が、今のあなたを幸せにするのか、フラットな気持ちで考えてみませんか。土地には、”土地柄”と呼ばれる、その場所なりの価値観があります。東京に住む人と、地方に住む人とでは、多少なりとも価値観に違いが出るのは、この土地柄も影響しているからでしょう。今住んでいる地域の土地柄を、居心地よく感じているでしょうか?多少の違和感はスルーして正解だと思いますが、もし大きな違和感を感じているなら、移動することも視野に入れて良いのかもしれません。それは、仕事についても言えることです。30代はワークライフバランスを考え始める年代です。人生の中で仕事が持つ価値や重さを、俯瞰して見てみましょう。好きな仕事かどうかよりも、自分の生活が満ち足りているかどうかをポイントに考えることが大切です。”好き”の力は絶大なので、好きなんだから仕方ないと、自分をごまかしてしまいがちですが、仕事も恋人も好きだからって全てを受け入れる必要はないんです。もし、苦しいと感じているなら、違う道を探してみては?理想像に縛られないために大切なのは、いつまでも過去の理想像にしがみついて、自分を不自由にしないことです。何年か経って、また違う理想像を見つけたら、その時はまたそこに向かえば良いだけ。焦らず、時間をかけて30代の理想を模索しましょう。時には、理想を手放してみるのも良いものですよ。
2017年01月20日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が10日、自身のブログを更新。今年の目標や願いをつづった。はじめに、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』にインタビュー出演したことについて、「昨夜、番組を御覧下さったみなさま、ありがとうございました」と感謝。「今は今しかないので、記録として残すことができてよかった、と後悔なく放送をみることができました」とオンエアを観た感想を語った。そして、「早くも『2017年』の家族を想像しました」と打ち明け、「昨年の春は、入院していたので、今年は、家族で一緒に桜をみたいです。植樹の目標は少しハードルが高いかな」とコメント。「勸玄を稽古に連れて行きたいです」と続けた。さらに、「麗禾は、現在バレエがお気に入りのようですが、着物や色々な所作の真似事も好きなので、日本舞踊も 紅梅先生やぼたんさんに習って欲しいな、と母親としては思っています」という思いも明かし、「そして私は、お客様にお目にかかりたいです」と加えた。目標や願いを書きつづった麻央は、「ぅわぁー次々思いついて、危険です。夢に見てしまいそうですが、今日のところは、おやすみなさい」とひとまず終わりにし、「あたたかく受け止めて下さり、本当にありがとうございました」と再び感謝の思いを伝えた。
2017年01月11日フリーアナウンサーの加藤綾子(31)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、最終目標は「結婚」と語った。先週に引き続き、古舘伊知郎、宮根誠司というフリーアナウンサー3人が出演。宮根から「これからどうしたいの、カトパンは。どこに向かっていくわけ?」と聞かれた加藤アナは、「一番は結婚がしたいです」と本音を明かした。「最終目標は結婚なんだ。そこで(仕事を)辞める?」と聞かれると、「辞めないです」と答え、古舘が「緩やかにやることもできるもんね」と言うと、「はい」と返した。また、お金と仕事のモチベーションについてのトークでは、自身のギャラは「知ってはいる」と言うも、「お金のために頑張ろうとは思ってないです」と告白。「生活はしないきゃいけないのでそれは頑張りたいですけど、もっともっともっとみたいな(欲望はない)」と説明し、「古舘さんが(ギャラを)確認されてなかった時代があったとおっしゃっていたのと通ずるところがあるなと」と話した。
2016年11月13日フリーアナウンサーの加藤綾子が、あす13日に放送されるフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、最終目標を「結婚したい」と語る。この日の放送は、前週に引き続き、加藤と古舘伊知郎、宮根誠司が登場。古舘は、2004年に『報道ステーション』のキャスターに就任した当時の真相を明かし、宮根は『情報ライブ ミヤネ屋』でなかなか中継を切らない意外な理由を明かす。そして加藤は、最終目標を「結婚したい」と発表。この収録の際、3人の中で一番スタッフにチヤホヤされていると、古舘・宮根から抗議される。
2016年11月12日KADOKAWAは25日、角川新書の新刊『目標未達でも給料が上がる人』を発売した。著者は人事教育コンサルタントの福田稔氏。価格は886円。なぜ、自分よりあの人が評価されるのか。会社の人事評価に理不尽さを感じ、不満を持つ人は多いことだろう。同書は、目標の"達成"より目標の"設定"のほうが大切と説く。人事評価のカラクリと評価を一段階上げるための戦術を伝授する。主な内容は、「第1章 成果主義は本当に日本で機能しているのか」「第2章 そもそも目標って何だ」「第3章 人事部はココを見ている」「第4章 目標管理の評価は『設定』で9割決まる」などとなっている。著者の福田稔氏は1958年生まれ。慶応義塾大学卒業後、ジャスコ(現イオン)入社。人事教育コンサルタントとして知られ、中小企業診断士、社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナーの資格を持つ。現在は香川県の専門学校、穴吹学園の理事・副校長、また穴吹教育総合研究所所長を務め、人材育成や研修などに携わっている。主な著書に『なぜか「目にとまる人」になる100のルール』(日本実業出版社)などがある。
2015年03月26日アテニアはこのほど、「新年の女性の目標」に関する調査結果を発表した。同調査は、同社が運営するサイト「Bliss Beauty(ブリス ビューティー)」内のコンテンツ「Bliss Beauty Labo(ブリス ビューティー ラボ)」の調査レポート第5弾。2014年12月、全国の20~50代の女性600名を対象にインターネットで実施した。「2014年にたてた目標達成」について聞いたところ、「目標を達成できたと思う」と回答した人はわずか20.7%にとどまった。また、40.7%の人は「そもそも目標が無かった」と回答した。一方で「2014年より自分が美しくなる努力をしたいと思うか」という質問に対し、85.4%の女性が「思う」と回答。これらのことから、2015年は多くの女性が美に意欲的であることがわかった。「美しさにおいて大切だと思うポイント」について聞いたところ、1位「素肌(美しい肌)」(68.2%)、2位「体型」(64.7%)、3位「内面の美しさ」(62.5%)という結果となった。「美しい素肌のために2015年に挑戦したいこと」を聞いたところ、「食生活の見直し」(61.9%)「睡眠時間の管理」(58.2%)「運動で汗をかく」(48.7%)という回答が上位に。次いで、「肌にやさしい化粧品を使用する」(22.7%)「新しい基礎化粧品を使ってみる」(16.9%)など、スキンケア商品の見直しについて考えるという回答にも票が集まった。「美しさと目標達成の関係」について聞いたところ、「自分が美しくなると望みや目標達成をしやすくなると考える」人が74.8%を占めた。「美しくなることで具体的にどのような目標が達成しやすくなると思うか」を各目標ごとに聞いたところ、「彼氏をつくる/交際相手と良好な関係を築くこと」では91.5%、「結婚や子供をつくること」では83.8%、「出会いを増やすこと、人脈つくり」では89.1%の人が、美しくなることでその目標が達成しやすくなると思っていることがわかった。
2015年01月09日新しい1年の始まりと同時に、「今年こそは!」と新たな目標を掲げる人も多いですよね。しかし、新しい目標を設定する前に、昨年の目標を達成できたのかどうかを振り返ってみて。「実は一つも達成できていません……」なんてことはありませんか?そんな方は、今年はちょっと目標の設定方法を変えてみましょう!それだけで、ぐんと達成率が高くなる可能性があるんです。目標を達成するための「smartの法則」とは?目標を達成しやすくするための、「smartの法則」というものが存在するのを知っていますか?「smart」とは、以下の単語の頭文字をとったものです。・・・・・・・Specific = 具体的でわかりやすいMeasurable = 計測可能で数字になっているかAgreed upon = 自分が同意している、達成可能かRealistic = 現実的であるかTimely = 期限が明確なのか・・・・・・・例えば、「今年はお金を貯めます!」という漠然とした目標を、「smartの法則」にあてはめて考えてみましょう。具体的な例を記すと……・・・・・・・Specific = 具体的でわかりやすい→毎月貯金をしますMeasurable = 計測可能で数字になっているか→毎月3万円貯金しますAgreedupon = 自分が同意している、達成可能か→将来のために必要なので必ず!Realistic = 現実的であるか→3万円なら今のお給料で可能ですTimely = 期限が明確なのか→毎月末までに3万円を貯金用口座に振り込む・・・・・・・これなら具体的に何をいつまでにやるのかが明確で、甘えや言い訳は許されませんから、目標達成率が格段にアップするのです。自分に足りないことを知るチャンス?この方法のもう一つ魅力的なところは、「具体的に今の自分に何が足りていないのか」を知るチャンスにもなるということ。例えば、「今年は恋人を作る!」という目標を掲げたAさん。スマートの法則を作るにあたって恋人ができるためにまず何をすべきか考え、「出会いの数を増やすこと?」と思ったそうです。そこで……・・・・・・・Specific = 恋人を作るためにまずは出会いの数を増やすMeasurable = 月に2回はイベントや飲み会に参加するAgreed upon = そろそろ結婚したいので本気!Realistic = 月に2回なら十分に時間が作れるので大丈夫Timely = さっそく今月から。毎月10日までには予定を立てる・・・・・・・これなら継続することができそうですね!こんな風に、楽しみながら頑張れる目標なら人生が豊かになりそうです。仕事や家庭での目標を叶えるなら他にも、「仕事の目標」を作るなら…・・・・・・・Specific = 営業売上げをアップさせるMeasurable = 現在の10%増Agreed upon = 入社10年目という節目なので!Realistic = 毎週水曜日は1時間早く出社して、新規顧客リストを作成するTimely = 今年の7月までには結果を出す・・・・・・・「家庭円満」を達成したいなら……・・・・・・・Specific = たまには旦那さんと二人でゆっくり食事Measurable = 月に1回、デート気分で食事をAgreed upon = 最近ケンカが多いので……Realistic = 実家の母が月1回子どもを預かってくれるので大丈夫Timely = さっそく来月から・・・・・・・いかがでしょう?ぜひ今年はこんなスタイルで目標を達成して、よりハッピーで豊かな人生を過ごしてくださいね!
2015年01月05日2015年になり、新年の目標は立てましたか? しかし、せっかく立てても年末になって振り返ると、「三日坊主で、達成できなかった」ということもありますよね。そこで今回は、新年の目標を立てるポイントについて紹介します。■1.具体的に書く「仕事を頑張る」「いい女になる」など、抽象的な目標をたてる人がいます。しかし、それだけではNG! というのも、達成できたかどうかが明確にはわからないから。またそのような内容だと、1ヵ月後には立てたことすら忘れてしまいます…。そうならないように、例えば「いい女になる」を大目標としたら、その後に細かい“行動目標”を考えていきましょう。「1週間に1回以上ジムに行く」「週3回以上、半身浴をする」などです。このように大目標と、それを達成するための行動目標を具体的に考えるといいですね。■2.難しい目標にしない「目標」と聞くと、つい難しくつらい内容にしてしまいがち。しかし、自分がワクワクするような楽しいものでOK! 例えば「映画を100本みる」「海外旅行に行く」「おいしいカフェを開拓する」などです。そこから逆算して、年間の行動目標やスケジュールなどを考えてみましょう。また「毎日~する」というような目標もハードルが高くなるので、「週3日」など、余裕を持って設定しましょう。■3.3ヵ月に1度、見直す新年の目標ですが、年間を通してではなく、3ヵ月に1度見直す程度の気持ちでマル。期限を設けるのもおすすめ。早々に達成するものもあれば、このままでは達成できないだろうというものも出てきます。そこで最初に立てた目標に固執することなく、柔軟に変えていきましょう。あえて、残りの日数で絶対に達成できるものにするのも良いですね。目標を達成すると、前向きな気持ちになれますよ。■4.手帳やカレンダー、SNSなどに書きこむ目標は、手帳やカレンダーなど目に入るところに書いておきましょう。そうすれば「どんな目標を立てたか忘れた…」ということは回避できます。SNSにつぶやけば、同志に出会えるかも! 目標は定期的に見返し、新しい目標を定めることも大切です。年末に「達成できなかった…」とならないように、ぜひワクワクする目標を、具体的に立ててみてくださいね! 皆さんにとって、2015年が素敵な一年になりますように。
2015年01月03日いよいよ今年もラスト。みなさんそれぞれ、「2015年こそ!」と思うような新年の目標を立てているのではないでしょうか。でも、目標の設定を間違えてしまうと、結局3日坊主…なんてことにもなりがちですよね。占いサイト『血液型相性診断』などで人気の心理占術研究家・天城映さんが、どういう目標の立て方をすると成功しやすいのかを血液型別にご提案。ぜひ参考にしてみてくださいね。【A型:毎月の小さな目標も立ててみて】もともと計画好き、目標設定好きのA型。仕事や勉強のことから、趣味のことまで「今年は○○を達成する!」なんて周囲に宣言したり、日記やブログに書いたりすることが多いでしょう。ちゃんと達成できるようにほどほどの目標を決めるのですが、問題は「目標の数が多過ぎる」ことと、「中だるみや飽きてしまうことを考えない」こと。あれもやりたい、これもできるようになったらいいなという気持ちはわかるのですが、オフィシャルな目標とプライベートな目標、ひとつずつぐらいにするのが正解でしょう。また1年の目標だけでなく、毎月の小さな目標と、達成したときのご褒美を設定しておくと飽きずにがんばれそう。ゴールまでが長いと、中だるみしますしね。【O型:後に引けない状況を作るべし】どうせ目標を立てるなら、バーンと大きく!と思うのがO型。新年のやる気あふれる気分も手伝って、「資格を取る!」「外国語を話せるように」「結婚する!」なんて、人生が変わりそうな目標を立ててしまいがちです。ポジティブなのはとてもいいことなのですが、言うだけ言ってなかなか始めない、そのうち忘れてしまう、なんてパターンに陥りやすいのが問題。勢いのある1月のうちに学校やカルチャースクールに申し込んで、後に引けない状況を作ってしまうのがオススメです。結婚したいなら、いっそ結婚情報サービスに入会するのもいいでしょう。【AB型:周りの人の意見を取り入れる】新年の目標を立てたいとは思うものの、迷ってしまって「これ!」と決められないのがAB型。自分で決めようとすると、今までの守備範囲を出ない、代わり映えのしない目標になってしまう傾向もあります。そんなAB型の人にオススメなのは、周囲の人に「今年やるといいこと」を提案してもらうこと。「あなたはこういうことが似合うからやってみたら」「ここが弱点だから、補強したほうがいい」などなど、客観的な視点から言ってもらうと「なるほど」と思えてやる気が出そう。目標が決まったら、それを薦めた人に「見届け役」になってもらって、ときどき進行具合をチェックしてもらいましょう。年末には、今とは少し違うあなたに成長できているはず。【B型:ON/OFF両方の目標を考えよう】好奇心旺盛なB型は、目標を考えるまでもなく今年やりたいことがいっぱいあるはず。でもそれが、趣味面やプライベート面に偏りがちかもしれません。目標を次々達成していくのはいいけれど、趣味の世界でのことだけ、自分が楽しいだけというのではちょっと残念。仕事面・勉強面のスキルアップに関する目標も立てて、オフィシャルな場で聞かれたときに「これをやっています!」と話せるようにしておくと株が上がりそう。本業と趣味の目標を、交互に達成していくようなリズムを作るのもいいでしょう。いかがでしたか?新年のフレッシュな気持ちのまま、目標に向かってがんばっていきましょう。みなさんの2015年が充実した、幸せな1年になりますように!天城映(あまきえい)心理占術研究家。占いと心理テストを専門に手がけ、雑誌やTV、携帯コンテンツやWEBなどで執筆中。社団法人日本心理学会認定心理士および産業カウンセラーの資格を有し、西洋占星術をメインに、気学や透視なども取り入れた個人鑑定も行っている。クライアントの希望によってはヒーリングや、パワーストーンのアドバイス を行うことも可能。主な著書に「恋の相性診断占い」(株式会社学習研究社)「毎日使える誕生日・自在暦占い」(グラフ社)「366日幸運の女神が微笑む本」(果林舎)などがある。スマートフォンサイト血液型相性診断血液型で占うふたりの相性【無料占い】
2014年12月31日