朗読劇『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が、4月18日(木) に東京・シアター1010で初日を迎えた。原作は、「昔ばなしなのに新しい!」と話題になり、2020年本屋大賞にノミネートされた本格ミステリ『むかしむかしあるところに、死体がありました。』。誰もが知っている“日本昔ばなし”をベースにした短編ミステリが収録された本シリーズは全3作となり、累計発行部数50万部を突破する人気シリーズとして知られる。今回は、そのシリーズの中から厳選された3作『一寸法師の不在証明』『花咲か死者伝言』『絶海の鬼ヶ島』が朗読劇として上演される。このたび、ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン』や、ミュージカル/舞台『刀剣乱舞』シリーズでもお馴染みの田村升吾、加藤将、健人が出演した初日公演のオフィシャルレポートが到着した。第一話『一寸法師の不在証明』ミステリアスな音楽とともに、“昔話”を思わせる和柄でデザインされた3階建てのセットがステージ上に現れる。スクリーンに第一話のタイトル『一寸法師の不在証明』と登場人物が投影され、第一話の語り部となる「大臣の家来・江口」役を演じる田村につづき、一寸法師役の加藤と赤鬼役の健人がステージに現れる。赤鬼を退治し村を救った一寸法師は、打ち出の小槌で大きくなり、春姫と夫婦になりめでたしめでたし……ここまでは誰もが知っている“一寸法師”のストーリー。本作の見どころはここからの展開だ。一寸法師と春姫の婚儀の日、春姫の父である大臣の家来である江口のもとに黒三日月という男が現れる。黒三日月は、春姫が赤鬼に襲われた村で冬吉という男が殺されたと語る。その殺害容疑に一寸法師の名前が挙がるのだ。しかし、一寸法師には鬼の腹の中にいたというアリバイがあり……果たして冬吉を殺したのは誰なのか…江口と黒三日月が捜査へと繰り出す。田村升吾18日公演キャストである田村・加藤・健人は共演経験もあり、3人によるコンビネーションある掛け合いがテンポよく物語を進めていく。昔話でありながら、時折見せる現代風のコミカルな会話に、会場からも思わず笑い声が漏れる。物語に緩急をつけながら、田村演じる家来の江口と、健人演じる黒三日月による捜査が進む。推理を披露する江口(田村)はどんどん勢いを増し、容疑をかけられた一寸法師(加藤)もヒートアップ。そして、物語は誰もが予想できない衝撃的な結末へ──。事件解決の後味も爽やかで、まさに、朗読劇ならではの“昔話と本格ミステリの新たな融合”を披露した。第二話『花咲か死者伝言』続いて第二話『花咲か死者伝言』で語り部となるのは、加藤将演じる「犬」。愛らしい犬のキャラクターに加え、健人演じる“花咲か爺さん”と田村演じる“婆さん”の会話も、みんなが知っている昔話らしいやりとりで微笑ましい。しかしある日、花咲か爺さんの死体が発見され……。物語が進むにつれ、次々と現れる怪しい人物たち。加藤演じる犬の次郎(じろ)は、自分なりに推理しながら事件の経過を見守るのだった。爺さんとの楽しい思い出を振り返りながら辿り着く結末とは──。加藤将第三話『絶海の鬼ヶ島』最後となる第三話『絶海の鬼ヶ島』では、お馴染みの“桃太郎”の一場面も披露。桃太郎の鬼退治シーンを迫力満点に表現。緊張感あふれる展開で、加藤演じる桃太郎の堂々とした登場に会場も惚れ惚れする。やがて物語は、鬼退治から数年後、生き延びた鬼たちが残された島へと移る。今回の語り部となるのは、健人演じる「鬼太」。逃げ場のない島で、鬼の仲間たちがひとり、またひとりと殺されるのだ……。そこで疑われた鬼太(健人)は、自分が犯人ではないことを証明するため奮闘するが、まさかの展開が待っていた──。健人アフタートーク田村、加藤、健人の3名は公演初日を終えてホッとした様子で「ありがとうございました!」と観客へ向けて挨拶する。フリートークでは、各物語を振り返りながら、加藤が第一話の『一寸法師の不在証明』について「身長186cmあるけど一寸法師やらせてもらいました」と発言し会場からも笑いが起こる。田村は第二話の『花咲か死者伝言』について「ミステリーものとして一番好き」と語り部の“犬”の最後のセリフを振り返りながら語る。そして健人は、最後の物語は鬼がたくさん登場することについて、「みなさん、後半は何鬼かわからず“鬼鬼パニック”になりませんでしたか!?」と観客に向けて問いかけ、盛り上がりを見せた。最後に、3人はそれぞれ感謝の言葉を述べ、観客からの盛大な拍手で見送られた。<公演情報>朗読劇『むかしむかしあるところに、死体がありました。』原作:『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人 著/双葉文庫)【ストーリー】Story1『一寸法師の不在証明』お姫様を鬼から守った一寸法師。打ち出の小槌で大きくなった彼は、ある計画を心に秘めておりました……。Story2『花咲か死者伝言』灰をまいて、花を咲かせていたお爺さん。お殿様からもらったご褒美を、村に寄付するような優しい人でしたが、殺されてしまいました……。Story3『絶海の鬼ヶ島』鬼ヶ島で行われた桃太郎とその仲間たちVS鬼たちの戦いは、桃太郎側の勝利に終わりました。でも本当の戦いが、そこから始まったのです……。【出演】4月18日(木):田村升吾・加藤将・健人4月19日(金):赤澤遼太郎・宮崎湧・松田岳4月20日(土):下野紘・岡本信彦・松岡禎丞【公演日程】2024年4月18日(木)~20日(土) 東京・シアター1010配信チケット:()公式サイト:青柳碧人・双葉社/エイベックス・ピクチャーズ株式会社
2024年04月19日ベッドに入れば数分で寝付いていた私。それが47歳ごろ、不眠が気になり始めました。あるときを境にベッドに入ってから1時間以上寝付けない日が増加。早く寝なければと焦れば焦るほど目がさえてしまい、朝方まで苦しんだことも。ちょうど生理不順が気になりだしたころに起こったことから、もしかしたらこれが更年期症状の1つなのかと大きなショックを受けました。そんな不眠を克服した私の体験談です。更年期という現実を突き付けられた電車の中でもすぐに眠れるなど、若いときから寝付きの早さは自慢でした。しかし、47歳になったころから今まで体験したことのないような寝付きの悪さを感じるようになってきたのです。最初は3~4日に1回ほど寝付きの悪い日があり、コーヒーの飲み過ぎかな?と思ったりしていました。昔から眠いのに眠れないという経験をしたことのない私にとって、これが不眠だということさえ気付かなかったのです。しかし、そんな日が続くようになり、夜が憂うつになるほど眠れない苦しさを感じるようになりました。不眠を感じる少し前に生理不順が気になり婦人科に相談に行ったときに、「そろそろ更年期だろう」と言われたことから、これが更年期障害の1つなのかと考えるようになったのです。それまではまだまだ若いと思っていた私に更年期という現実が突き付けられた出来事でした。不眠改善のための努力を重ねたけれど…不眠を克服したいことから「更年期とはどういうものなのか?」 「それに伴う不眠のメカニズムは?」などネットや本でいろいろ調べ始めました。そこで更年期には女性ホルモンのエストロゲンの低下が原因でホルモンバランスが崩れること、そしてホルモンバランスの崩れと連動して自律神経のバランスも崩れることなどを知りました。自律神経という言葉はもちろん知っていましたが、健康そのものだった私にとって、自律神経がこれほど人間のさまざまな営みに大きく影響しているものだということも初めて知ったのです。自律神経のバランスの崩れにより入眠状態になかなか入れないということもやっと理解することができ、自律神経を整える努力をしました。例えば寝る1時間前は部屋を薄暗くしてまったりとした時間を作ったり、寝る前にお風呂に入らない、夕食は満腹になるまで食べない、枕を変えるなど良いと言われることをいくつも試してみました。しかし思ったような結果はなかなか出ませんでした。とうとう見つけた!不眠の克服法早く眠らなければと思えば思うほど焦ってしまい、ますます眠れない日々が続きました。そんなとき、あるコラムに目が留まったのです。そこには、更年期はネガティブになりやすく、眠る直前は頭を空っぽにするとスムーズに眠れると書いてありました。コラムの筆者はジグゾーパズルをすると頭が空になってスーッと眠れたとのこと。たしかに私もベッドに入ると不安や心配ごとなどネガティブなことばかり考えていたので「これだ!」と感じました。そこでYouTubeの朗読がおもしろいと聞いたことがあったので、ベッドに入ったらすぐにイヤホンで朗読を聞くようにしたのです。すると今までぐるぐる頭の中を駆け巡っていたネガティブなことも消え、朗読に聞き入ってしまうことに気付いたのです。1日目から1時間程度の朗読を最後まで聞くことなく、今ではほとんど最初の5分ぐらいで寝付いてしまうようになりました。あれから3年近くたっていますが、今も毎日朗読を聞きながら寝ています。まとめ私の不眠は、更年期による睡眠への影響と不安定な精神が原因だったのだと思います。そのため、ベッドに入ると寝付きが悪く、眠れないと「あれはどうしよう……」「私ってダメだな……」などネガティブなことばかりが頭を駆け巡ってしまうという始末。考えまいと思ってもそれを止めることはできませんでした。私は他のことに意識を向けることがポイントだったのです。今では「朗読を聞く」=「眠る」というルーティンにうまくハマったようです。ネガティブなことを考えることがなくなったため、精神的にもとてもラクになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2024年03月24日伊藤沙莉のファーストフォトエッセイ「【さり】ではなく【さいり】です。」が、本人の朗読でオーディオブック化されることが決定。Amazonのオーディオブック配信サービス「Audible」にて配信開始された。数々の話題作に出演し、NHK朝ドラ「虎に翼」の主演にも抜擢され、さらに注目を集める伊藤沙莉。全編本人書き下ろしによるフォトエッセイは、生い立ちから9歳のデビュー、オーディションに落ち続けていた下積み時代、そして大切な伊藤家の家族への思い…。大転機のひとつとなった連続テレビ小説「ひよっこ」の米子役以来の展開まで、折々の気持ちを赤裸々に綴った。本著の刊行から2年9か月。その後の変化を自ら語る限定コメントも収録し、この度、オーディオブック特別版としてリリースした。オーディオブック配信に際して:伊藤沙莉コメント自分をさらけ出して書いたものなので、少し恥ずかしさは正直あって私そのものが詰まったような本なので無理なく背伸びせず、等身大で語るものになればいいなと思って臨みました。ちょっとでも伊藤のことを知りたいと思ってくださった方がへぇそうなんだ、みたいなふうに聴いて頂けたら嬉しいです。(伊藤沙莉)オーディオブック「【さり】ではなく【さいり】です。」はAudibleにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月23日2024年5月1日(水) から6日(月・休)に東京・TOKYO FM ホールで上演される朗読劇『若きウェルテルの悩み』の全キャストが発表された。『若きウェルテルの悩み』は、オペラ・ミュージカル・ストレートプレイなど、様々な形で上演されてきたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテによる書簡体小説。今回は逢田梨香子、村瀬歩、井上和彦、畠中祐といった声優が回替わりで出演し、朗読劇ならではの形でゲーテが描く若者の恋と苦悩の物語を届ける。脚本・演出は保科由里子が手がける。<公演情報>朗読劇『若きウェルテルの悩み』原作:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ脚本・演出:保科由里子【公演日程】2024年5月1月(水) 19:00開演出演:汐谷文康 鈴原希実 山中真尋 高橋広樹2024年5月2日(木) 13:00開演出演:小松昌平 涼本あきほ 中澤まさとも 野上翔2024年5月2日(木) 19:00開演出演:小松昌平 逢田梨香子 重松千晴 濱健人2024年5月3日(金・祝) 13:00開演出演:村瀬歩 豊田萌絵 山口智広 井上和彦2024年5月4日(土・祝) 13:00開演出演:松田岳 佐藤日向 小林大紀 永塚拓馬2024年5月4日(土・祝) 19:00開演出演:松田岳 礒部花凜 田丸篤志 岸尾だいすけ2024年5月5日(日・祝) 13:00開演出演:畠中祐 峯田茉優 駒田航 阿部敦2024年5月5日(日・祝) 19:00開演出演:村瀬歩 土屋李央 駒田航 石谷春貴2024年5月6日(月・休) 12:30開演出演:市川蒼 幸村恵理 広瀬裕也 市川太一2024年5月6日(月・休) 18:00開演出演:市川蒼 鈴木杏奈 竹内栄治 増元拓也会場:東京・TOKYO FM ホール公式サイト:
2024年03月22日映画化を経て、今度は朗読劇となる『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』。原作者の渡辺俊美役を務めるのは山崎樹範さんだ。朗読劇の可能性が広がる気がして、公演が楽しみです。朗読劇について「普通の舞台と比べ、本を手にしたままとか、表情でお芝居を見せられないなどの制約がある」ことから、度々難しさを感じていたそう。「でも今回は、兼重(淳)さんが劇中で映像を使う演出をしたり、僕らが歌う場面もあって、面白いことになってきたなって。そもそも、朗読劇とはこういうものだと、僕の勝手な決めつけがあったのかもしれないということに気づかされました。別に本を持たなくてもいいし、会話から始まってもいい。もっと自由に捉えることで朗読劇の可能性が広がる気がして、公演が楽しみです」俊美の人柄や人生観の、核となる部分を見つけて体に落とし込み演じたい、と山崎さん。「原作を読んだ時、3年間で作った“461個”というお弁当の数にただ驚きました。僕も必要に応じて料理はしますが、レパートリーってそうそう増えるものじゃないのに、ほぼ毎日作り続けていたという卵焼きにもこんなにバリエーションがあるのかって。積み重ねてきたからこその説得力と強さがあると思いました。そのモチベーションの元になるのは息子さんへの愛、そしてタイトルにもある“男の約束”なんですよね」俊美の息子・登生役に抜擢されたのは、田村海琉さん。「初対面の時、顔はちっちゃいしめっちゃかっこいいこんな子が僕の息子か…と緊張してつい敬語になっちゃって(笑)。でもそうもしていられないので、まず僕らが親子であるということを納得させるぐらいの関係性を築くことが、今は最優先です」日頃、舞台稽古には奥様が作るおにぎりを持参していくそう。「それを見た共演者が、『いいですね!』と言ってくれるんです。その言葉が欲しくて、今回も妻のおにぎりを持っていくと思います(笑)」朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』3月9日(土)~17日(日)銀座・博品館劇場原作/渡辺俊美『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス)脚本・演出・映像監督/兼重淳出演/山崎樹範、田村海琉ほか一般8800円サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337(平日12:00~15:00)原作はシングルファーザーのお弁当ライフを記録したエッセイ。著者はTOKYO No.1 SOUL SETほか、複数のバンドやソロミュージシャンとして活躍する渡辺俊美さん。息子の「パパの弁当がいい」というひと言から始まったお弁当作りは、高校3年間で461個!少しずつ上達していく弁当作りの様子を写真付きで紹介し、弁当を通して生まれる父子の交流を綴るなど、愛と涙と笑いに溢れた至極の一冊。マガジンハウス文庫715円やまざき・しげのり1974年2月26日生まれ、東京都出身。劇団カムカムミニキーナ所属の俳優。5月には舞台『女の友情と筋肉 THE MUSICAL -幸せの上腕二頭筋-』に出演予定。※『anan』2024年3月13日号より。写真・中島慶子スタイリスト・三宅 剛ヘア&メイク・伊東真美取材、文・宮浦彰子衣装協力・THE JEAN PIERREVICTIM(by anan編集部)
2024年03月13日朗読劇『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が、2024年4月18日(木) から20日(土) に東京・シアター1010で上演されることが決定した。原作は、「昔ばなしなのに新しい!」と話題になり、2020年本屋大賞にノミネートされた青柳碧人による本格ミステリシリーズ。誰もが知っている“日本昔ばなし”をベースにした短編ミステリが収録された本シリーズは全3作となり、累計発行部数は50万部を突破している。今回は、そんな本シリーズの中から厳選された3作『一寸法師の不在証明』『花咲か死者伝言』『絶海の鬼ヶ島』が朗読劇として新たに生まれ変わる。出演者には、アニメや舞台などで活躍する人気声優や俳優陣が集結。ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン』やミュージカル/舞台『刀剣乱舞』シリーズでもお馴染みの田村升吾、加藤将、健人による共演をはじめ、舞台『MANKAI STAGE「A3!」』や舞台『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』シリーズなどでそれぞれ共演経験のある赤澤遼太郎、宮崎湧、松田岳が出演する。さらに声優界からは、下野紘、岡本信彦、松岡禎丞が名を連ねた。チケットは1次受付を3月10日(日) まで実施中。■青柳碧人 コメント「むかしむかしあるところに」とはじまる親しみのあるお話を、ミステリにする。この無謀な試みがついに朗読劇になりました。語りで聞くとどうなるのか、僕も子どもに戻ったつもりで劇場に行こうと思います。不穏と欺瞞の昔ばなし、はたして、「めでたしめでたし」で終わるのでしょうか?<公演情報>朗読劇『むかしむかしあるところに、死体がありました。』原作:『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人 著/双葉文庫)【ストーリー】Story1『一寸法師の不在証明』お姫様を鬼から守った一寸法師。打ち出の小槌で大きくなった彼は、ある計画を心に秘めておりました……。Story2『花咲か死者伝言』灰をまいて、花を咲かせていたお爺さん。お殿様からもらったご褒美を、村に寄付するような優しい人でしたが、殺されてしまいました……。Story3『絶海の鬼ヶ島』鬼ヶ島で行われた桃太郎とその仲間たちVS鬼たちの戦いは、桃太郎側の勝利に終わりました。でも本当の戦いが、そこから始まったのです……。【出演】4月18日(木):田村升吾・加藤将・健人4月19日(金):赤澤遼太郎・宮崎湧・松田岳4月20日(土):下野紘・岡本信彦・松岡禎丞【公演日程】2024年4月18日(木)~20日(土) 東京・シアター1010チケット1次受付:3月10日(日) 23:59まで()公式サイト:青柳碧人・双葉社/エイベックス・ピクチャーズ株式会社
2024年02月26日役替わり朗読劇『5years after』(ファイブ・イヤーズ・アフター)が赤坂レッドシアターにて開幕しました。本作は、朗読劇『5years after』(上演時間60分)と反省会『3actors talk』(30分)の2部構成で上演。作・演出は堤 泰之。室 龍太、久保田秀敏、谷 佳樹の3名の俳優のみが出演し、3人で1公演60役を演じます。その後、反省会で当日の公演を振り返ります。2月20日の開幕に合わせて、早くも次回公演、役替わり朗読劇『5years after』ver.11+反省会『3actors talk』の上演が決定!今回のver.10でも、本作を実際に演じる俳優ならではの視点で次回作に出演する俳優陣にエールを送ります!?【初日公演レポート】2月20日(火)の昼公演では、20歳の水川啓人を室龍太、25歳を久保田秀敏、30歳を谷佳樹が演じた。大学生の水川啓人がミュージシャンを目指すことから始まり、とある出会いがきっかけで、違う人生で成功を収め、またあるきっかけで人生が大きく動いていく。ジェットコースターのような物語が三章構成で描かれる。この朗読劇のルールは、「台本から目を離さない」「椅子から立たない」こと。身体表現を極力排除し、声だけで様々な人物を表現する。作中では、それぞれが演じる5年ごとの啓人に加え、両親や大学の友人など、個性的なキャラクターが次々に登場。「オタクっぽい社長」や「年下の可愛い系彼女」、「年上のクール系彼女」といったト書きをもとにそれぞれが自由な解釈で演じる。60分の公演で60役が登場するため啓人以外の登場時間はそう多くないが、強烈な印象を残すキャラクターも多かった。「椅子から立たない」というルールはあるが、それぞれが足の組み方や座り方を変えたり椅子の背もたれに足を乗せたり、物語やキャラクターを想像させるための工夫を凝らす。だが、「役者同士で目を合わせない・台本から目を離さない」という制限があるため、キャスト同士はお互いが何をしているかわからない。観客が3名の声でシーンを想像するのと同じように、キャスト同士もそれぞれの声を聴いて想像しながら芝居を合わせていく様子が面白い。テンポのいい会話劇に客席が沸いたり、谷の振り切った芝居に室が笑いを堪えていたり、久保田や室が「椅子から立たない」というルールギリギリのラインを攻めたり。コミカルさ満点だが、両親とのシーンなどではグッと心を掴む。思い切り笑い、本作のテーマであり作中でも度々出てくる「enjoy your life!」について考えさせられる朗読劇だった。そして、本編の後は30分間の“反省会”が行われた。本作のプロデューサーである難波利幸がMCを務め、まずは役の振り返りからスタートする。開始早々ボケを連発する室と久保田、自身もボケつつツッコミを入れる谷、3人のボケをスルーして進める難波のコンビネーションに、客席からは大きな笑い声が。この日は1回目の公演らしく稽古場や舞台裏、3人の関係性が伝わるトークも。室と久保田のボケを谷が全て拾い、関西人の室が「(谷のツッコミが)早いわ~、これだから関西人嫌やねん!」といじる仲の良いやり取りに笑い声はどんどん大きくなっていく。本来は10分程度で終わる予定だったというコーナーだが、トークが盛り上がりすぎてこの時点で20分程に。来場者へのプレゼントコーナーを挟み、エピソードトークに進む。12公演で幼い頃から順に話していくそうで、この回は幼少期~小学生の思い出をそれぞれが語った。室は「小さい頃は全く喋りませんでした。でも今も人見知りです。稽古1日目とかそうだったじゃないですか」と語るが、久保田は「えっ?」と困惑気味。どんどん脱線していく話に谷が「皆さん本番の話覚えてます?(記憶から)消えましたよね」と客席に尋ねる一場面も。 「最近一番好きな食べ物はなんですか」という質問に悩む室に客席から「可愛い」という声が上がると谷が「可愛いの?」と不思議そうにしたり、久保田の「フルーツで言うと実家で作っているあまおうを食べました」という答えに2人が「マジ!?すごい!」と食いついたり。作品についての理解を深められ、キャスト陣の人となりや生い立ちにも触れられるトークだった。本作は公演ごとにキャストが演じるキャラクターの組み合わせが変わり、その日の公演に合わせて反省会の内容も変化する。次はどんな本編と反省会になるかワクワクし、「また見たい!」と感じさせられた。文・撮影:吉田沙奈(写真は全て反省会より)次回公演:役替わり朗読劇『5years after』-ver.11-+反省会『3actors talk』5月21日(火)~26日(日)まで、全6日間12回公演を、前半3日間6回公演と後半3日間6公演にキャストを変えて上演いたします。前半チームが松本幸大、三好大貴、森山栄治。後半チームが今江大地、佐伯亮、南圭介。3キャストで1公演60役を演じ、反省会で当日の公演を振り返ります。■朗読劇『5years after』(ファイブイヤーズ・アフター)《60分》主人公・水川啓人(みずかわけいと)の20歳、25歳、30歳、5年ごとに起きた人生の転機とは?本作は三章に分かれおり、第一章では20歳、第二章では25歳、第三章では30歳の水川啓人が登場します。3名がその20歳、25歳、30歳の水川啓人を別々に演じます。水川啓人を演じない章の2名の俳優はその章に登場する老若男女さまざまな役柄20役を演じ分けます。つまり、3名の俳優が三章合計で60役を演じることになります!その中で主人公・水川啓人の人生が浮かび上がります。20歳、25歳、30歳の水川啓人は回ごとに演じる俳優が順番に変わっていき、観るたびに新たな発見があることでしょう。■反省会『3actors talk』(スリーアクターズ・トーク)《30分》毎回役替わりで演じるため、反省会と銘打って、その日に演じた役柄の印象や役作りの裏話、そして水川啓人を演じた3名の俳優が日々どう過ごし、どう生きてきたか。役作りを通して各キャストの本音や人間性に迫り、俳優としての生き様に迫ります。その中で朗読劇のテーマでもある『enjoy your life!』が浮かび上がります!<公演概要>★タイトル:役替わり朗読劇『5years after』ver.10作・演出:堤 泰之音楽:細川圭一出演:室 龍太久保田秀敏谷 佳樹劇場:赤坂レッドシアター日程:2024年2月20日(火)〜25日(日)2/20(火)15:00/19:002/21(水)15:00/19:002/22(木)15:00/19:002/23(金)13:00/17:002/24(土)13:00/17:002/25(日)13:00/17:00チケット:好評発売中!チケット料金:7,000円(税込・全席指定)※未就学児不可★タイトル:役替わり朗読劇『5years after』ver.11作・演出:堤 泰之音楽:細川圭一出演:★前半チーム5/21(火)~23(木)松本幸大三好大貴森山栄治★後半チーム5/24(金)~26(日)今江大地佐伯 亮南 圭介劇場:赤坂レッドシアター日程:2024年5月21日(火)~26日(日)★前半チーム2/21(火)15:00/19:002/22(水)15:00/19:002/23(木)15:00/19:00★後半チーム2/24(金)15:00/19:002/25(土)13:00/17:002/26(日)13:00/17:00チケット:【先行販売】2月20日(火)16:30~3月5日(火)23:59 【一般販売】2024年3月23日(土)10:00〜 チケット料金:7,000円(税込・全席指定)※未就学児不可公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月21日2月27日(火) から3月3日(日)にかけて東京・銀座 博品館劇場で上演される『江戸川乱歩 名作朗読劇「怪人二十面相-暗黒星-」』の全キャストが発表された。日本の近代的な推理小説の礎を築いた江戸川乱歩の『怪人二十面相』を、第一線で活躍中の声優たちが回替わりで出演する本作。演出は、映画監督、舞台演出家として活躍する深作健太。朗読劇ながら、ただ戯曲を読むだけではなく、作品を立体的に浮かび上がらせるような演出で、声だけにはとどまらない声優の表現力を最大限に引き出す。チケット料金、発売日の詳細は、後日発表される。<公演情報>『江戸川乱歩 名作朗読劇「怪人二十面相-暗黒星-」』原作:江戸川乱歩構成・演出:深作健太【公演日時】2月27日(火) 19:00 開演出演:重松千晴山口智広山中真尋土屋李央2月28日(水) 19:00 開演出演:吉野裕行畠中祐汐谷文康逢田梨香子2月29日(木) 19:00 開演出演:浪川大輔神尾晋一郎濱健人法元明菜3月1日(金) 19:00 開演出演:高橋広樹井上和彦高塚智人夏川椎菜3月2日(土) 13:00 開演出演:中島ヨシキ石谷春貴増元拓也佐藤日向3月2日(土) 19:00 開演出演:駒田航石谷春貴増元拓也降幡愛3月3日(日) 12:30 開演出演:堀江瞬市川蒼狩野翔直田姫奈3月3日(日) 18:00 開演出演:堀江瞬市川蒼永塚拓馬千本木彩花会場:銀座 博品館劇場【チケット料金】全席指定:7,800円(税込)※チケット料金、発売日につきましては、後日公式サイトにてご案内いたします。公式サイト:
2024年01月15日「BEASTARS」の樋口七海脚本、小林親弘、豊永利行、富田翔など豪華キャスト出演の新作朗読劇が2月に上演決定!新谷真弓プロデュース、朗読劇『ロスト・バナナ・ナイツ』が2024年2月8日(木)~10日(土)に新宿歌舞伎町PetitMOA(プティモア)(東京都新宿区歌舞伎町2丁目19−10 ABCビル B1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ラピラテ企画ホームページ ラピラテ企画公式X(旧:Twitter) 8日は唐橋充、富田翔、増田裕生という舞台俳優がメインのキャスト9日は豊永利行、東地宏樹、佐藤せつじ 10日は木島隆一、小林親弘、榎木淳弥 と、声優がメインのキャストが続きます。 いずれも人気実力を兼ね備えた豪華キャストばかり。前作「城崎プレリュード」と同様、男性のみのキャストで女性役も演じ分けます。 アニメやドラマなど様々な作品を手掛ける脚本家樋口七海とプロデューサー・演出の新谷真弓がタッグを組み、軽快な会話劇から濃密な関係性の描写、そして驚きの展開が待つ盛りだくさんの物語をお送りします。あらすじ 新宿歌舞伎町に店を構える小さなピアノバーの雇われ店長シノブは、ある日突然現れた謎の男ミハルの舞に心を奪われる。どこか浮世離れしたミハルが放っておけず世話を焼く内、共に暮らすようになる。ピアニスト兼バーテンの平田も交えたバーでの他愛なくも楽しい日常のなかで、次第に自身の苦い思い出をミハルに重ねていくシノブ。ミハルもまた、自分の運命を変えた女性アララギと同じ匂いをシノブから感じとる。そんな折、ミハルの兄弟だというユウヒが現れ、ミハルの思いがけない正体が明かされていく── ラピラテ企画とは声優、女優として活動する新谷真弓が立ち上げた朗読劇ユニット。 主に大人の女性のお客さまが作品に心置きなく耽溺できるようなトータルプロデュースと演者さまの魅力をより拡げていけるようなビジュアル創り、演じ甲斐のあるあて書き台本と演出をご提供することを心がけている。 ≪手が届くほどの距離で極上の体験を―—≫ ストレートプレイ簡易版としての朗読劇ではなく 『読む』力だけで演じるからこそ生まれる無限の世界。 場面転換、時系列、役柄数などを自由に描写し 視線の合わせ方まで繊細に抑制した演出によって お客さまの想像力と最大限刺激するような公演を目指しつつ 作品イメージと連動したビジュアルを事前に撮影し お客さまのお手元でも作品の想い出を大事にして頂けるようにしております。 また、出演者の個性に合わせ細やかに内容を調整しますので 同じ内容でも公演日ごとにまったく違った印象に仕上げます。新谷真弓コメント●新作公演「ロスト・バナナ・ナイツ」への想いをお聞かせください。演者側から創り手側に回りたいという思いが高じて作家の織田夜更さんにお声がけし 前作「城崎プレリュード」を上演したんですが、初演、再演と短いスパンで重ねて 再演では演出も担当することで 演者の視点から細かな感情の流れを導いていけそうだな、とか 舞台俳優と声優どちらのアプローチにも対応出来そうだな、とか自分のスタイルが解ってきて。 自分の趣味や得意なことを全開にした上でお客さまにもう少しポップに楽しんで頂ける作品を新たに創ってみよう、と企画しました。 ●「ロスト・バナナ・ナイツ」で特にこだわったところは?男性同士における、名前の付けられない濃密な関係性を描きたい、という根本は旗揚げからずっとあるんですが ロスト・バナナ・ナイツでは 序盤のコミカルな会話から徐々にシノブの過去と心情が明らかになり、ミハルとの関係が深まっていく様子や ユウヒの登場からガラッと世界観が変わって、まるで違うジャンルのようなお話が展開され、最後は『そういう価値観で〆るのね?』という、振り幅の大きい起承転結にハマって頂きたいです。あと平田のコメディリリーフっぷりと、アララギという不思議な女性をどう演じて下さるのか注目ですね。あらいふとしさんの音楽もお楽しみに!公演概要 『ロスト・バナナ・ナイツ』公演期間:2024年2月8日~10日会場:会場:新宿歌舞伎町Petit MOA(プティモア) (東京都新宿区歌舞伎町2-19-10 B1 大江戸線/副都心線の東新宿駅A1出口から徒歩3分)■出演者2月8日(木)16:00/19:30開演ミハル役:唐橋充シノブ/アララギ役:富田翔平田/ユウヒ役:増田裕生2月9日(金)16:00/19:30開演ミハル役:豊永利行シノブ/アララギ役:東地宏樹平田/ユウヒ役:佐藤せつじ2月10日(土)17:00/20:00開演ミハル役:木島隆一シノブ/アララギ役:小林親弘平田/ユウヒ役:榎木淳弥■スタッフプロデューサー・演出:新谷真弓作:樋口七海音楽:あらいふとし(one cake size feathers)ビジュアル撮影:保坂萌撮影ポージング指導:中林舞ヘアメイク:山本絵里子/上原ゆきこ/川端麻友(Hair&Make-up fringe)宣伝・グッズデザイン:雨千砂子演出部:加藤広祐(藤一番/こそ会)、高良紗那(teamキーチェーン)配信撮影:HATCH制作協力:及川晴日、吉乃ルナ制作:三國谷花●協力アトミックモンキー/円企画/大沢事務所/オフィス・モレ/ケンユウオフィス/スーパーエキセントリックシアター/バッテリー/ブリッジヘッド/マウスプロモーション/MASHIKAKU(五十音順)●Special thanksPetit MOA/大迫右典/ニュー・サンナイ/山内圭哉■公演スケジュール2月8日(木)16:00/19:302月9日(金)16:00/19:302月10日(土)17:00/20:00■チケット料金【劇場チケット】※税込/1ドリンク込み席種:S席(前2列):8700円+フォトブック付 A席:6500円立ち見:4000円 (全席指定席)【配信チケット】単体:3800円 通し:8800円<チケット取り扱い>カンフェティ ※WEB予約のみでの受付となります。<チケットについてのお問合せ先>カンフェティお問合せフォーム <購入・視聴方法>以下のURLをご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月05日クラシック史上に残る謎“モーツァルトの死”をテーマにした興味深い朗読公演が開催される。謎の多い天才作曲家モーツァルトの人生の中でも、その死についての謎は、未だ解明されていない。何しろあれだけの有名人であったにも関わらず、その遺骨を納めた墓すら見つかっていないのだから不思議だ。他の作曲家たちとは全く違う“何か”があるのではないかと考えてしまう。特に昔から囁かれているのが、死にまつわる陰謀説だ。重要参考人であるサリエリとの関係性は、映画『アマデウス』にも興味深く描かれている。そこで注目されるのが、モーツァルトの妻コンスタンツェの存在だ。晩年のモーツァルトへの世間の冷遇や、葬儀の貧弱さについての責任が、すべて彼女にあるような言われ方をされることもあるようだが、これは果たして本当なのだろうか。さらには、コンスタンツェの再婚相手であるニッセンが手掛けたモーツァルトの伝記が軽んじられ、日本ではいまだに翻訳されていないという状況をどう見るのか。ここにはコンスタンツェによる貴重な証言も数多く含まれているとなれば実に気になる。今回の公演は、これらの“謎”をテーマにモーツァルトの魅力に迫るという画期的なイベントだ。元宝塚トップスターの貴城けい(朗読)と、曽根麻矢子(チェンバロ)&枝並千花(ヴァイオリン)の演奏という異色のコラボレーションにも興味津々。朗読と演奏が生み出す新たなモーツァルト像に期待したい。第2回ピエスモンテ公演「コンスタンツェ・モーツァルト〜その愛と苦悩」2024年1月12日(金)、13日(土)霞町音楽堂朗読:貴城けい/チェンバロ:曽根麻矢子/ヴァイオリン:枝並千花構成・脚本:渡部玄一【予定演奏曲目】モーツァルト:・ヴァイオリンソナタ K304・ロンド K250 ハフナー・セレナードより・タミーナのアリア・ジーグ K574 ほか
2023年12月25日Amazon オーディブルでは、湊かなえによるミステリー小説「母性」が、俳優・戸田恵梨香の朗読で12月13日(水)より配信が開始した。2012年に刊行、2015年に文庫化されたベストセラー作品「母性」。圧倒的に新しい、母と娘を巡る物語(ミステリー)だ。昨年、映画化された際、母・ルミ子を演じた戸田さんが、今回オーディオブックの朗読を担当。戸田さんは「お芝居を意識して朗読してみました」と話し、「お芝居で演じる時は共感したり、否定することなくその人物を見てしまうので違和感を感じていなかったのですが、ルミ子から離れて客観的に見ると私には理解しきれない女性なんだと改めて感じました」と語る。そして「ルミ子の感情に支配されてしまう気がするので、夜よりも昼間に軽やかに聴いていただければと思います」とメッセージも寄せた。▼あらすじ女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。(シネマカフェ編集部)
2023年12月16日2024年1月にPARCO劇場で上演される朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』の追加出演者が発表された。『ラヴ・レターズ』は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった作品。1989年にニューヨークで初演され、世界中で静かなブームを起こしていたこの作品を、PARCO劇場が1990年8月に日本で初演。以来33年間継続して上演されてきた。初演以来、翻訳・演出家として本作品の立役者であり続けた青井陽治が2017年に逝去し、2018年からは藤田俊太郎が演出を引き継いでいる。このたび追加出演者としてアナウンスされたのは古田新太と石川さゆりで、ふたりは2024年1月24日(水) の12時30分公演に出演。なお1月19日(金) 公演には石田彰&緒方恵美、1月24日(水) 19時公演には阪本奨悟&矢吹奈子、1月29日(月) 公演には岡本圭人&若村麻由美が登場する。■古田新太 コメントまたまた『ラヴ・レターズ』にお呼ばれしました。しかもお相手はあの石川さゆりさんです。おいら、ある番組でさゆりさんに耳元で「ウイスキーがお好きでしょ」を歌っていただき、涙した男です。またまた流してしまうのでしょうか。楽しみです。■石川さゆり コメント客席で奈良岡朋子さんのメリッサとアンディーを拝聴した事があります。シンプルなステージから、人が生きて行く日をいっぱい感じながら涙がこぼれました。2024年の「ラヴ・レターズ」にお声をかけていただきました。歌の中に心を探している私が、古田新太さんのお声をたぐりながらメリッサをお届け出来ますようにと思います。ドキドキ……。私自身も初めての経験です。古田さん、皆様どうぞよろしくお願い致します。<公演情報>朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎会場:PARCO劇場(渋谷 PARCO 8F)2024年1月19日(金) 19:00 開演出演:石田彰、緒方恵美2024年1月24日(水) 12:30 開演出演:古田新太、石川さゆり2024年1月24日(水) 19:00 開演出演:阪本奨悟、矢吹奈子2024年1月29日(月) 19:00 開演出演:岡本圭人、若村麻由美【チケット料金】(全席指定・税込)価格:7,700円U-18チケット:2,000円 ※観劇時18歳以下対象U-30チケット:3,500円 ※観劇時30歳以下対象公演HP:
2023年12月14日2024年1月PARCO劇場にて、朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』が上演されることが決定した。『ラヴ・レターズ』は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった作品。1989年にニューヨークで初演され、世界中で静かなブームを起こしていたこの作品を、PARCO劇場が1990年8月に日本で初演。以来33年間継続して上演されてきた。初演以来、翻訳・演出家として本作品の立役者であり続けた青井陽治が2017年に逝去し、2018年からは藤田俊太郎が演出を引き継いでいる。今回の公演は新年の幕開けにふさわしく、華やかで多彩なキャストが顔を揃える。1月19日(金) には、『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル役、『銀魂』桂小太郎役など、デビューから30年以上にわたりトップ声優として活躍し続けている石田彰と、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『幽☆遊☆白書』蔵馬役など、人気キャラクターの声優を数多く務めてきた緒方恵美の再演カップルが登場。2014年に上演した際は大きな話題を呼び、歴代の中でも再演を望む声が非常に多い伝説のカップルが満を持して10年ぶりに登場する。左より)石田彰、緒方恵美1月24日(水) は、ミュージカル『刀剣乱舞』に堀川国広役で出演、人気舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入に主演(竈門炭治郎役)として出演するなど、2.5次元ジャンルを中心に活躍する阪本奨悟と、元HKT48で俳優としてドラマ『18歳、新妻、不倫します。』や『恋愛のすゝめ』のヒロインを務めてきた矢吹奈子のフレッシュなカップルが登場。左より)阪本奨悟、矢吹奈子1月29日(月) に出演するのは、NYの演劇学校に留学後、舞台を中心に活動し、23年にはドラマ『リズム』『大奥 Season2』などにも出演した岡本圭人と、映像、舞台問わず第一線で活躍し続け、『チルドレン』(18)『首切り王子と愚かな女』(21) などパルコ・プロデュース公演への出演も多い若村麻由美。岡本の初単独主演舞台『Le Fils 息子』(21) や『ハムレット』(23) など、舞台での共演を重ねてきた縁の深い二人の楽しみな組み合わせとなっている。<演出家・出演者 コメント>■藤田俊太郎(演出家)『LOVE LETTERS 2024 New Year Special』今年もまた新しいシーズンを担えることを心から幸せに思っています。石田彰さんと緒方恵美さん。阪本奨悟さんと矢吹奈子さん。岡本圭人さんと若村麻由美さん。愛に包まれた素晴らしいカップルとの仕事がとても楽しみです。ラヴ・レターズという名のリーディングドラマ、朗読劇。カップルの皆様と稽古を通して言葉の魂を共鳴し合い、このシンプルで素敵な物語をお客様にお届けしたいと思います。20世紀のアメリカを生きたアンディーとメリッサ。手紙で伝え合う二人が持つ愛の力は、時代を超えて、人を思う気持ちや、想像力、優しさを私たちに与えるのではないかと思います。2024年の幕開け、不朽の名作と共に過ごす2時間。PARCO劇場でお待ちしております。■石田彰LOVE LETTERSの舞台に二度目の声をかけていただきました。前回の出演時、当時演出をされていた青井陽治さんから、この舞台では演者が泣いてしまってもそれはそれで構わないとは言われ、案の定物語に飲み込まれ、アンディーとしてではなく石田彰として舞台上で泣いてしまったことが思い出されます。あれから9年が経ち、自分もラストシーンのアンディーの年齢を越えました。アンディーとメリッサの経験には及びませんが、それなりに人生を重ねたこともあり、今回は気持ちを強く持って演じられればと思っています。■緒方恵美ただ1度だけ。なのに覚えている。メリッサとしての50年。扉が開いても止まなかった、4回に渡るスタンディングオベーション。ふと想うだけで、あの日身体中を駆け抜けた熱が、大きなうねりと共に蘇る──そんな舞台にもう一度という機会を頂けたことを心から嬉しく、また、引き締まる想いでいます。終演後、袖でかけて頂いた(前演出)青井先生のお言葉は、あれからの自分の指針でした。そのお言葉を胸に、新しい座組の中で再び向かえるその日、私の心はどう動くのだろう?楽しみだけど怖い。怖いけれど──静かにその日を迎えたい。一期一会。どうぞよろしくお願い致します。■阪本奨悟長い間、みなさんに愛されてきたラヴ・レターズに挑戦することはとても楽しみな気持ちと同時に緊張もありますが、朗読劇というこのラブストーリーを今の自分がどう演じるかを楽しみたいと思います。是非劇場でお待ちしております。■矢吹奈子まず、この歴史ある朗読劇『ラヴ・レターズ』に携わるということがすごく嬉しく、とても光栄に思っております。阪本奨悟さんは初共演となるので、今からドキドキわくわくしています。多方面で活躍されている方なのでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。初めて立つPARCO劇場。1度きりの本番。まだ少し緊張しておりますが、楽しみながら、手紙で綴られるドラマを来てくださる方の心に届けられるよう頑張ります。宜しくお願いします。■岡本圭人親愛なる皆様へこの度、『ラヴ・レターズ』という作品でアンドリュー・メイクピース・ラッド三世を演じさせていただくことになりました。岡本圭人です。お相手のメリッサ・ガードナーを演じるのは、僕が初めてストレートプレイに出演した時からお世話になっている若村麻由美さんです。以前、『ラヴ・レターズ』を観劇した際、物語の持つ愛情の力に心が打たれました。そして、この作品を若村さんと共に演じたいと、僭越ながら思いました。まさかこんなに早く実現するなんて……夢のようです。名だたる素晴らしい役者の方々が、歴史を超えて感動を届けてきたこの作品に出演できることは、光栄でもあり、プレッシャーでもありますが、何よりも、この物語を劇場にお越しいただける皆様に届けられることをとても楽しみに思っています!1日1公演1回限りの舞台。A.R.ガーニーが紡いだ言葉をアンディーとしてメリッサへ、そして皆様の心へ届けられるよう、努めてまいります。皆様の御来場を心よりお待ちしております。敬意を込めて■若村麻由美稽古は一度きり?お客様の前で本を持つ?座ったまま?30年前の衝撃的な朗読初体験『ラヴ・レターズ』が原点となり、ライフワークの語り芝居『若村麻由美の劇世界』へ発展していきました。私にとって特別な作品です。演出の青井陽治さんは演劇愛に溢れ、真摯なアンディー高嶋政伸さん、知的でチャーミングなアンディー野村萬斎さんとの一期一会で、毎回違うメリッサを生きる事が出来たことは幸せでした。5回目となる今回は、初めての藤田俊太郎さん演出と、『Le Fils 息子』で親子役だった岡本圭人さんのアンディー!朗読のなせる技です。お母さんに見えないよう、今の私らしいメリッサを楽しみたいと思います(笑)。<公演情報>朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎【チケット料金】(全席指定・税込)価格:7,700円U-18チケット:2,000円 ※観劇時18歳以下対象U-30チケット:3,500円 ※観劇時30歳以下対象一般発売日:12月9日(土)チケットはこちら:会場:PARCO劇場(渋谷 PARCO 8F)2024年1月19日(金) 19:00 開演出演:石田彰、緒方恵美2024年1月24日(水) 19:00 開演出演:阪本奨悟、矢吹奈子2024年1月29日(月) 19:00 開演出演:岡本圭人、若村麻由美公演HP:
2023年11月17日俳優・多部未華子が朗読するAmazonオーディブル「カンガルー日和」(著者:村上春樹)が、10月20日(金)本日配信スタートとなった。Audibleは、オーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービス。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブック、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなどが揃う。本日配信されたのは、「ノルウェイの森」「1Q84」などで知られる村上さんの作品集「カンガルー日和」。18の短編が収録された本作を朗読するのは、「私の家政夫ナギサさん」「マイファミリー」などに出演し、現在放送中の「いちばんすきな花」では、主人公のひとりを演じている多部さん。多部さんは、「さまざまな物語が含まれているため、いろんなキャラクター登場し、面白いと思いましたが、それをどういうテンションで朗読すればよいのか探り探りでした」とふり返り、「『鏡』を朗読しながら頭にさまざまな映像が浮かび上がり、声に出して読んでいて楽しかったです」と感想を語った。「カンガルー日和」イントロダクション「ねえ、あの袋の中に入るって素敵だと思わない?」…表題作/「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。Amazonオーディブル「カンガルー日和」は配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月22日『朗読劇「はじめての」<後編>』が、2024年1月6日(土) から8日(月・祝) に東京・シアター1010で上演されることが決定した。『はじめての』は、4人の直木賞作家と“小説を音楽にする”ユニットYOASOBIのコラボレーションによるプロジェクト。2023年1月の<前編>では『私だけの所有者』(島本理生)、『ヒカリノタネ』(森絵都)で、宮野真守、井上麻里奈、内田真礼/藤井ゆきよが出演。人気作家たちが「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマに執筆した小説と、YOASOBIの音楽が融合したかつてない朗読劇となっている。今回の<後編>では、『ユーレイ』(辻村深月)、『色違いのトランプ』(宮部みゆき)の2作品を上演。津田健次郎/浪川大輔/崎山つばさ、豊原江理佳、梅田彩佳/平野綾が出演する。『ユーレイ』は、夜の海が舞台の繊細な心情を描いた作品。本作は朗読劇に【リーディングミュージカル】の要素も交えた、新しい演出となる。そして『色違いのトランプ』は、平行世界で起きたテロ事件をきっかけに、スリリングに物語が展開していく。脚本・演出は、前編に続き石丸さち子が手がける。チケットは、最速先行を10月29日(日) まで受付中。<公演情報>朗読劇『はじめての』<後編>2024年1月6日(土) ~8日(月・祝) 東京・シアター1010原作:『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都)水鈴社刊脚本・演出:石丸さち子音楽:桑原あい演奏:能勢朝也音主題歌:YOASOBI【出演】津田健次郎(1月6日)/浪川大輔(1月7日)/崎山つばさ(1月8日)※トリプルキャスト豊原江理佳(1月6日~8日)梅田彩佳(1月6日・7日)/平野綾(1月8日)※ダブルキャスト※YOASOBIの出演はございません【上演作品】『ユーレイ』(辻村深月)『色違いのトランプ』(宮部みゆき)■オフィシャル最速先行受付期間:10月29日(日) 23:59まで関連リンク『はじめての』プロジェクト特設サイト:朗読劇『はじめての』公式X:
2023年10月20日朗読劇『ハロルドとモード』の公開ゲネプロが27日に東京・EXシアター六本木で行われ、黒柳徹子、向井康二(Snow Man)、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子が登場した。同作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』の舞台化作。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと、生きることの楽しさをコメディータッチで描いている。黒柳は79歳のチャーミングな女性・モードを演じる。1977年の来日公演を観劇して出演を熱望し、2020年の公演以降、ライフワーク公演として今年で4度目の上演となる。今回はSnow Manの向井が、モードに恋する19歳の少年・ハロルド役に。2020年公演の生田斗真、2021年公演のジャニーズWEST・藤井流星、2022年公演のSexy Zone・佐藤勝利からバトンを受け継いだ。フォトセッションはキャスト6人が揃ったものと、黒柳&向井の2ショットバージョンと2回行われた。向井は手を振り続ける黒柳を気遣い、報道陣に「追加料金取るよ!」と言いながら庇う仕草も。しかし、黒柳の前に出した手を下げられ、たじたじとなっていた。東京公演はEXシアター六本木にて9月28日~10月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて10月14日~16日。○黒柳徹子 コメント原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。戸田さんは迫力があってステキ!向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!片桐さん、普段の言動からおもしろい!桜井さんは、表情豊かでかわいい!今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!○向井康二 コメント稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。公演を楽しみにしている皆さん。観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたら嬉しいので僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。劇場まで気をつけてご来場ください!○桜井日奈子 コメント黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。 生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。 この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精一杯頑張ります。○片桐仁 コメント"落語的な演出"とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。早く皆さんにも体感して欲しいです!『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。楽しんでいただけるといいなー○渡辺いっけい コメントちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせらています。個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。ふっふっふっ。心してご覧ください!○戸田恵子 コメント稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞いでます。こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。どうぞお楽しみに。
2023年09月28日俳優・妻夫木聡が朗読する「ノルウェイの森」(村上春樹著)が、Amazonオーディブルにて配信スタートした。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブックや、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなどを扱っているAudible。今回配信がスタートしたのは、1987年に刊行、世界各国でベストセラーとなり、2010年に映画化もした「ノルウェイの森」。限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説だ。朗読を担当したのは、近年では、「イノセント・デイズ」「危険なビーナス」「Get Ready!」などに出演した妻夫木さん。「少々緊張しましたし、簡単ではありませんでしたが、シンプルに面白かったです」と挑戦への感想を述べ、「村上春樹さんの作品は、今いる世界とは異なる世界に連れて行ってくれるような感覚に陥ります。ぜひ自分だけの空間でどっぷりと村上春樹さんの作品に浸ってみてください」とメッセージを寄せている。「ノルウェイの森」あらすじ暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの「ノルウェイの森」が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた――。村上春樹「ノルウェイの森(上)(下)」はAudibleにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月04日女優の榮倉奈々が、18日からAmazonオーディブルで配信される『Nのために』(双葉社)の朗読を担当した。○■2014年にドラマ化された湊かなえ『Nのために』同作は、作家の湊かなえ氏による4作目の連作長編小説。タワーマンションで悲劇的な殺人事件が発生し、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす著者初の純愛ミステリーだ。榮倉は、2014年にTBS系で放送されたドラマ版で主演を務め、同作は第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど高く評価された。○■榮倉奈々が『Nのために』に再び向き合う「神聖な行為」今回の起用について、「湊さんの『Nのために』に向き合うことは私にとって神聖な行為であり、良い緊張をしました」と重く受けとめていた榮倉。「本を耳からというのはかなり新しい感覚だと思います。それ以外の五感を使わない分、想像力がよりかきたてられるのではないでしょうか」と音声配信の魅力を伝え、「ドラマを観た方がどういうふうに聴いてくださったのか感想を聞いてみたいです」とドラマファンに向けてもメッセージを送っている。
2023年08月18日8月15日、東京・TOKYO FMホールにて、朗読劇『胡蝶ノ、ユメ』が開幕した。38名の人気声優陣が1回ごとに異なる組み合わせで出演、多彩な個性の競演が展開される。中澤まさとも、青山なぎさ、広瀬裕也、竹内栄治の4人が登場した初日も、声のプロフェッショナルならではの、迫真の演技が観客の心を捉えた。脚本家・演出家として活躍するスギタクミの書き下ろしによる戯曲、数々の演劇で評価を得ている深作健太の演出で上演される本作。蝶になって楽しく飛ぶ夢を見て目覚め、果たして自分は蝶になった夢を見ていたのか、それとも、いまの自分は蝶が見ている夢なのか──という荘子の説話からとられたタイトルだが、舞台では、2011年と2020年という二つの時が交錯するなかで、儚く切ないラブストーリーが展開される。時計の針の音と潮騒が響く中、舞台には青い明かりに照らされた巨大な舞台装置が浮かび上がる。それはまるで絶壁の孤島、あるいは浜辺にそびえ立つ監視塔のようにも見える。高校2年生の辰朗は母とともにこれから暮らす瀬戸内海の島、倉賀野島へとやってくる。2011年3月の震災で父を亡くし、この島で新たな生活をスタートさせるという。原発事故の際に福島にいたことを理由に、クラスのリーダー的存在の凌たちから心ない言葉をかけられる辰朗。舞台装置は突然スモークを吐き出し、爆発した原子炉建屋のイメージへと変貌する。中澤まさともの演技は、ティーンエイジャーらしい瑞々しさにあふれ、同じような境遇を強いられた数多の少年少女たちの人生を思い、心が痛む。青山なぎさ演じるちとせが、無邪気ながらどこか危険な香りのする魅力を振り撒くほどに、辰朗との十代の恋の切なさが、より鮮やかになっていく。やがて夏祭りが近づき、一緒に行こうと約束をする二人。が、直前になってちとせから「行けなくなった」と断られ、ショックを受ける辰朗。まさにその翌日、島では、ある「コト」が起こる──。そして9年後の2020年は、誰もが生々しく思い出すパンデミックの渦中。抑制の効いた中澤の声が、時の流れを実感させる。そんな辰朗のもとに、ルポライターの東雲が取材にやってくるが、彼はあの島で何が起こったかを知っている様子。観客は次第に、あの島の日々が、ただ甘酸っぱいだけの思い出ではないことに気付かされていく。中澤、青山との絶妙な掛け合いを見せるとともに、一人で何役をも演じ切った広瀬裕也、竹内栄治の演技も、声優ならではの圧巻の表現力。オリジナルだからこその先入観なしの緊迫感、その物語をより劇的に浮かび上がらせる演出が胸をつく。荘子の胡蝶の説話は、自分の存在はいかなるものかという問題に繋がるけれど、この作品にこめられていたのは、抱えるものがどんなに大きくとも、人は前を向いて生き抜くべきというメッセージだ。重々しくも感動的な物語だが、声優たちの個性、妙技がぶつかってこその舞台だけに、毎回キャストが変わることで全く異なる世界が立ち上がる。朗読劇の魅力がたっぷりと詰まった、充実のステージだ。公演は8月20日(日) まで。取材・文:加藤智子撮影:阿部章仁<公演情報>朗読劇『胡蝶ノ、ユメ』脚本:スギタクミ演出:深作健太2023年8月15日(火)~8月20日(日)会場:東京・TOKYO FMホールチケット情報:公式サイト:
2023年08月17日田尾下哲が脚本・演出を手がける朗読劇シリーズの最新作『革命への行進曲(マーチ)~モーツァルト VS 検閲官~』が、8月1日(火)、TOKYO FMホールで開幕した。その初日の模様をレポートする。舞台は1785年のウィーン。宮廷検閲官のヘーゲリンは、オペラ『フィガロの結婚』の担当検閲官を命じられる。『フィガロの結婚』が、君主に対する臣下の不敬を描いた作品にも関わらず、オペラ版の創作が進められたのは、その作曲家が皇帝ヨーゼフ二世の寵愛を受けるモーツァルトであるがゆえ。それでもヘーゲリンは徹底的に言葉による検閲を行うが、モーツァルトはその要求を柔軟に受け入れていき……。中央に作品を象徴するかのような1台のグランドピアノが据えられ、その前には5本のマイクスタンド。初日のこの日は、山口智広、神尾晋一郎、中澤まさとも、竹内栄治、小澤亜李がキャストとして名を連ねた。近年動きやSEなどを多用した朗読劇も多いが、本作の作りは非常にシンプル。その分、劇世界に深みとリアリティを持たせるためには演者の高いスキルは欠かせないが、この5人にその心配は不要だったようだ。物語としては、検閲官と創作者の攻防を描く人間ドラマ。と同時に、モーツァルトという作曲家の才能について改めて感嘆させられるドラマでもある。言葉の検閲だけに止まらず、音楽を学び、楽譜までも検閲することにしたヘーゲリン。だが軽々とその上をいく天才モーツァルトに対し、それまで芸術とは無縁だった彼がこうつぶやくのだ。「モーツァルトの天才に、目眩がしそうだ」と。ヘーゲリン役の山口は、厳格な検閲官という役どころを、抑揚を抑え、少し硬さのある声で表現。そこにヘーゲリンという男の、仕事に対する信念や自信を伺わせる(だからこそ後半への変化が活きてくる)。その真逆をいくのが、神尾演じるモーツァルト。彼の音楽が讃えるのは、フランス革命のスローガンともなった「自由・平等・友愛」。だがそれは彼自身を表現した言葉とも言え、神尾の明るく、茶目っ気があり、生命力あふれる声は、まさにモーツァルトそのものだった。また親モーツァルト派のスヴィーテン男爵を中澤が、『フィガロの結婚』の台本作家のダ・ポンテを竹内が好演。さらにルイーザ、ピアニスト、ヘーゲリンの秘書を演じた小澤含め、複数の役を担当するこの3人の演じ分けも楽しい。さらに本作には全42人もの声優が日替わりで参加しており、その組み合わせの違いも大きな魅力となっている。【公演情報】朗読劇「革命への行進曲」~モーツァルトVS検閲官公演期間:8月1日(火)~8月6日(日) TOKYO FMホール※8月4日(金)19:00公演、8月5日(土)19:00公演は配信あり取材・文:野上瑠美子
2023年08月03日8月5日(土)・6日(日) に豊洲PITで上演される『音楽朗読劇 アシガール』のキャストが発表された。本作は、『ごくせん』『デカワンコ』『高台家の人々』などで知られる漫画家・森本梢子による同名マンガを原作とした朗読劇。足が速いことだけが得意な女子高生・速川唯は、弟の尊がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまったことで、戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会った愛しい若君こと羽木九八郎忠清と恋に落ち、彼を守るために足軽になって奮闘する姿を描くタイムスリップ・ラブコメディだ。今回アナウンスされたのは、速川唯と羽木九八郎忠清のキャストで、8月5日(土) 公演には速川唯役で今回が朗読劇初挑戦となる本田望結、羽木九八郎忠清役で増田俊樹が出演。8月6日(日) 公演には、本田と同様に初の朗読劇に挑む紺野彩夏が速川唯役を昼夜両部で演じるほか、BALLISTIK BOYZのメンバーで、今回が舞台・演技ともに初挑戦となる深堀未来が昼の部で、超特急のメンバーである草川拓弥が夜の部で羽木九八郎忠清役を務める。脚本・演出は、朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『君の名前で僕を呼んで』などで知られる岡本貴也が担当。音楽監督は土屋雄作が務め、生バンドによるライブ演奏で物語を盛り上げる。併せて、速川唯と羽木九八郎忠清が顔を寄せ、見つめ合う様子が鮮やかに描かれた、本作のポスタービジュアルが公開された。■本田望結 コメント速川唯を務めさせていただきます。本田望結です!役者人生16年目にして、念願の朗読劇!映像や舞台とは違う、朗読劇ならではの絵をお客様に想像していただき完成する仕組みにとてもワクワクしています!初めてのことですのでお稽古からとても楽しみです。皆様にお会いできる日を楽しみに全力で取り組んでまいります!■増田俊樹 コメント羽木九八郎忠清を演じさせていただきます、増田俊樹です。原作の漫画を読ませていただきましたが、とても!おもしろいです!シリアスやコメディがポップに描かれていて、こんなに読みやすいタイムスリップ戦国ラブストーリーがあったのか!?とびっくりしました。朗読では、どこからどこまでが描かれるのか今から楽しみでなりません。唯と若君が苦難を乗り越えた先にある未来は!?腹が決まったら参れ!■紺野彩夏 コメントたくさんのファンの方に愛されている、アシガールの唯役を演じることができて、とても嬉しく思います!朗読劇は、私自身、初めての試みなのでどのようなモノになっていくのか全くわからない状態ではありますが、キャストの皆様はじめスタッフの皆様のお力をお借りして楽しみたいなと思っています。唯のおっちょこちょいだったりする愛されキャラを、私も皆さんに愛されるような演技で丁寧に作り上げていきたいです。■深堀未来(BALLISTIK BOYZ) コメントこの度、朗読劇『アシガール』に出演させていただくことになりましたBALLISTIK BOYZ深堀未来です。自分は演技の経験などもほとんどないのですが、しっかりと稽古をして、観に来てくださる方々にアシガールの世界観を存分に感じていただけるように全力で頑張り、自分の役をしっかり演じて朗読させていただきたいと思います!不慣れなところがあるかもしれませんが、温かい応援のほど何卒宜しくお願い致します!■草川拓弥(超特急) コメント皆さま、初めまして。羽木九八郎忠清を演じさせていただきます。草川拓弥です。朗読劇の世界に飛び込むのは今回がほぼ初めてと言ってもいいかもしれません。一度経験させていただいた時は自分のグループや後輩グループもいたのでどこか安心感があったので、いまはまさに唯のように新しい環境にいきなり飛び込むようなワクワクとした気持ちです。また今回は朗読劇だけではなく、生バンドをいれた音楽との融合もあります。自分も普段からステージに立っている人間なので、どんな世界観になるのかとても楽しみです。1回しかない特別な機会を、悔いのないよう精一杯やらせていただきます。皆さんにとっても特別な日になりますように。<公演情報>『音楽朗読劇 アシガール』8月5日(土)・6日(日) 豊洲PIT『音楽朗読劇 アシガール』ポスタービジュアル脚本・演出:岡本貴也音楽監督:土屋雄作【公演日程/出演キャスト】■8月5日(土) 開場17:45/開演18:30(予定)キャスト:速川唯役:本田望結/羽木九八郎忠清役:増田俊樹 ほか■8月6日(日) 開場11:45/開演12:30(予定)キャスト:速川唯役:紺野彩夏/羽木九八郎忠清役:深堀未来(BALLISTIK BOYZ) ほか■8月6日(日) 開場17:15/開演18:00(予定)キャスト:速川唯役:紺野彩夏/羽木九八郎忠清役:草川拓弥(超特急) ほか【チケット情報】全席指定11,000円(税込)(C)森本梢子/集英社 (C)Culture Entertainment Co.,Ltd.関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2023年07月05日累計440万部突破の人気漫画を原作とした「音楽朗読劇 アシガール」の唯と若君役のキャストが発表された。「ごくせん」「デカワンコ」「高台家の人々」などでも知られる森本梢子が描く「アシガール」。足が速いことだけがとりえの女子高生・唯は、弟の尊がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまったことで、戦国時代にタイムスリップ。そこで出会った愛しい若君こと羽木九八郎忠清と恋に落ち、彼を守るために足軽になって奮闘する姿を描く。8月5日(土)の公演には、速川唯役を「家政婦のミタ」の本田望結、羽木九八郎忠清役を「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」などに出演する増田俊樹が演じる。本田さんは「念願の朗読劇!映像や舞台とは違う、朗読劇ならではの絵をお客様に想像していただき完成する仕組みにとてもワクワクしています!」と心境を明かし、増田さんは「朗読では、どこからどこまでが描かれるのか今から楽しみでなりません。唯と若君が苦難を乗り越えた先にある未来は!?腹が決まったら参れ!」とコメント。8月6日(日)の公演には、「サブスク彼女」で地上波連続ドラマ初主演を務めた紺野彩夏が速川唯を昼夜両部で演じ、「BALLISTIK BOYZ」のボーカル・深堀未来が昼の部で、「超特急」の草川拓弥が夜の部でそれぞれ羽木九八郎忠清を務める。紺野さんは「朗読劇は、私自身、初めての試みなのでどのようなモノになっていくのか全くわからない状態ではありますが、キャストの皆様はじめスタッフの皆様のお力をお借りして楽しみたいなと思っています」と意気込み、深堀さんも「全力で頑張り、自分の役をしっかり演じて朗読させていただきたいと思います!」と語る。草川さんは「どんな世界観になるのかとても楽しみです。1回しかない特別な機会を、悔いのないよう精一杯やらせていただきます。皆さんにとっても特別な日になりますように」とメッセージを寄せている。また、脚本・演出は岡本貴也。音楽監督は土屋雄作が務め、生バンドによるライブ演奏で盛り上げる。チケットは、7月5日(水)12時よりオフィシャル先行で販売スタート。一般チケットは7月22日(土)10時より販売開始となる。「音楽朗読劇 アシガール」は8月5日(土)・6日(日)TOYOSU PITにて上演(全3回公演)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日ベートーヴェンのソナタ「月光」のピアノ演奏と「ドラマリーディング」がおりなす、 新機軸のライブ・ステージ劇団東演主催『ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇月光の夏』が2023年8月14日 (月) ~2023年8月15日 (火)に北沢タウンホール(東京都世田谷区北沢2-8-18北沢タウンホ-ル2F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月3日(月)10:00より発売開始です。カンフェティにて7月3日(月)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 初演から毎年8月に上演を続けて今年で20周年毎年8月にこだわり、日本の夏を語り継ぐ企画ピアニストと4人の俳優が伝える「平和の尊さ」「命の重さ」ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」の全曲演奏が私たちの思いを伝えます。心の目で見る感動のドラマを(作者:毛利恒之)朗読劇『月光の夏』は、単なる朗読とは違います。ベートーヴェンのソナタ「月光」のピアノ演奏と「ドラマリーディング」がおりなす、 新機軸のライブ・ステージです。かつて、ラジオドラマは「心の劇場」と言われました。 朗読劇もまた、観客の想像の世界をひろげます。のみならず、人間の息吹が伝わる、臨場感のある生の舞台です。名曲の調べとあいまって胸で聴く、心の目で観る、深い味わいの感動のドラマをおとどけします。戦争犠牲者の鎮魂と平和への祈りをこめてーーー 。【あらすじ】佐賀県鳥栖市ーーー 。戦後45年のこの年、鳥栖小学校の古いグランドピアノが廃棄されようとしていた。かつて教師をしていた吉岡公子は、そのピアノに忘れられない思い出を秘めていた 。そしてピアノを平和の願いの証として保存して欲しいという思いから、全校集会で生徒達にその思い出を語る・・・。太平洋戦争末期の昭和20年初夏、音楽学校出身の特攻隊員二人が学校に駆けつけ、今生の別れにベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」を弾き、沖縄の空に出撃していった・・・。公演概要『ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇月光の夏』公演期間:2023年8月14日 (月) ~2023年8月15日 (火)会場:北沢タウンホール(東京都世田谷区北沢2-8-18北沢タウンホ-ル2F)■出演者8月14日(月) 18:30開場/19:00開演南保大樹/奥山浩/岸並万里子/小池友理香ピアノ:仲道祐子8月15日(火) 11:30開場/12:00開演能登剛/奥山浩/和泉れい子/中花子ピアノ:根岸弥生■スタッフ原作/脚本 : 毛利恒之演出 : 鈴木完一郎・原田一樹照明 : 鵜飼守効果 : 高橋巌制作 : 横川功■チケット料金一般:3,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月28日『音楽朗読劇 アシガール』が、8月5日(土)・6日(日) に豊洲PITで上演されることが決定した。本作は、『ごくせん』『デカワンコ』『高台家の人々』などで知られる漫画家・森本梢子による同名マンガを原作とした朗読劇。足が速いことだけが得意な女子高生・唯は、弟の尊がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまったことで、戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会った愛しい若君こと羽木九八郎忠清と恋に落ち、彼を守るために足軽になって奮闘する姿を描くタイムスリップ・ラブコメディだ。本公演は2日間で全3回上演される予定で、主要キャストなど詳細は後日アナウンスされる。<公演情報>『音楽朗読劇 アシガール』8月5日(土)・6日(日) 豊洲PIT(C)森本梢子/集英社 (C)Culture Entertainment Co.,Ltd.関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2023年06月28日朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』が、4月20日(木)に東京・俳優座劇場で開幕する。初日が約10日後に迫ったタイミングで製作発表記者会見が行われ、キャストの篠原涼子、山崎樹範、荒木宏文、佐藤仁美、劇中オリジナルドラマに出演した早川聖来(乃木坂46)、ゆうたろうらが登壇した。原作は、10月よりスタートするNHK連続テレビ小説『ブギウギ』を手がける脚本家・足立紳による同タイトルの小説(2022年刊行)。共同脚本・演出として劇団宝船を主宰する新井友香が加わる。妻のもとに夫から届いた「今晩、久しぶりにしたいです。どうですか?」というLINEメッセージを起点に、セックスレスの二人が夫婦や子育てのあり方を問う“ファミリーストーリー”が展開される。ペアが入れ替わるWキャスト制が敷かれ、組み合わせの妙も期待できそうだ。映画『喜劇 愛妻物語』(2019年)など、もともと足立作品のファンだったという篠原は「衝撃的なセリフに惹きつけられました」と会見の口火を切る。加えて「パートナー関係であれば避けて通れないセクシャルな話題を通じて自分たちを見つめ直す物語。私の年齢でこうしたテーマや人物に取り組むのは、初めての朗読劇と並ぶくらい大きなチャレンジです」とコメントした。劇中には落ち目の映画監督・脚本家で“セックスしたい”夫・孝志に対して、シナリオコンクールで優秀賞を獲得した“したくない”妻・恭子が登場する。佐藤は「人間味たっぷりの二人による攻防戦に、きっと観客の皆さんも共感していただけるんじゃないかな」と見どころを述べ、「恭子のセリフにある『人の時間を奪うな』って、私が常に言っていることでもあるんですよね」と苦笑した。朗読劇の楽しみ方を問われると、経験者の山崎は「表情や動きで見せる映像や舞台の芝居と異なり、“音”に特化した朗読劇はお客さんの想像力を掻き立てるのが魅力」と笑顔を見せる。一方で、今回は朗読の合間に若かりし孝志と恭子による恋路がオリジナルドラマとして映し出される。この演出に対して荒木は「まだ表現の枠が確立されていないからこそ、つくり手のアイディアで演出を自在に変えられるのが朗読劇の可能性」と述べ、「ビジュアルを取り入れながら聴覚で魅せるそのバランスを劇場でご堪能ください」と言って会見を結んだ。公演は4月23日(日)まで。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2023年04月14日法廷バトルゲーム「大逆転裁判」シリーズの朗読劇「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」が、8月12日(土)に上演することが決定。下野紘、花澤香菜、川田紳司、久野美咲といったメインキャストのコメントも到着した。2001年に初の法廷バトルゲームとしてリリースされて以来、20年にわたって多くの人に愛される「逆転裁判」シリーズは、プレイヤーが弁護士となって無実の罪を着せられた依頼人を救うゲーム。また、ゲームの枠に留まらず、宝塚歌劇で舞台化や、実写映画化、TVアニメ化など、数々のメディアミックスも実現。今回の朗読劇は、2015年リリースの、19世紀末の大日本帝国と大英帝国を舞台に、成歩堂龍一のご先祖・成歩堂龍ノ介の活躍を描く「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」と、2017年リリースの「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」が原作。ゲーム版のシナリオを基に再構成し、さらにシリーズの生みの親・巧舟が書き下ろした新エピソードも合わせて上演。ゲームの声優を務めた下野さん、花澤さん、川田さん、久野さんが同役で出演予定のほか、特別ゲストとして近藤孝行、竹本英史も参加。ここでしか聞くことのできない、キャストとゲスト陣によるトークコーナーも予定している。本公演は、昼・夜の全2回公演。チケットの1次先行抽選受付もスタートした。メインキャストコメント・下野紘(成歩堂龍ノ介役)今回の『大逆転裁判』の朗読劇の話を初めて聞いたのは、実は『逆転裁判』御剣役の竹本さんから出会い頭に聞かされたので、突然のあまり「この人は何を言ってるんだろう…?」と全然理解出来ませんでした!(笑)しかし、まさかまた龍ノ介を演じられる機会が得られるとは…しかも、朗読劇!!まだ誰が登場するのか、どんな物語になるのか分かりませんが、楽しみで仕方がないです!!ゲームファンでも、そうじゃなくても、皆さまのお越し、お待ちしております!・花澤香菜(御琴羽寿沙都役)こうして朗読劇で寿沙都ちゃんを再び演じる機会をいただけて嬉しいです!以前、逆転裁判シリーズ15周年のイベントの時に披露した、リーディングライブでの生の掛け合いが軽快で楽しかったのをよく覚えています。新作脚本部分も含め、今回も寿沙都ちゃんと一緒にどんな冒険ができるのかわくわくしています。・川田紳司(シャーロック・ホームズ役)今回、この朗読劇公演のお話をいただいたことを心から嬉しく思い、そして大変感謝しております。事務所でオーディション用の音声収録をした時から彼の魅力に惹かれ、決定の知らせを受けた瞬間の興奮は今も覚えています。その後のスタジオでのゲーム用音声や、ドラマCDの収録を通して、仲間たちとたくさんの冒険をする中で益々彼の虜になりました。また彼に会えること、彼になれることを楽しみにしております。皆さんも是非会場にいらしてください。お待ちしております。・久野美咲(アイリス・ワトソン役)『大逆転裁判』朗読劇公演の決定、おめでとうございます!!ゲームが発売されて何年も経ってから、こうして朗読劇ができるのは、この作品を応援してくださってる皆さまのお陰です。本当にありがとうございます。またアイリス・ワトソンを演じられることがとても嬉しいです。このゲームは、世界観もお話も本当に緻密に作られているので、朗読劇ではどんなお話が展開していくのか、今からとても楽しみです。頭脳明晰でありながらもチャーミングな所がたくさんあるアイリスを表現できるよう、精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!!「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」は8月12日(土)J:COMホール八王子にて上演。(cinemacafe.net)
2023年03月01日40歳過ぎたころから布団に入るとネガティブなことばかりが頭に浮かび、なかなか寝付けなくなりました。スムーズに寝付けるようにといろいろ試してみて行き着いた、寝る前のある習慣にハマってしまった私は、その流れで朝から泣いたり笑ったりと元気な1日をスタートさせることができるようになりました。その習慣についてお伝えします。★関連記事:細切れ睡眠で片頭痛に体重増加まで!睡眠の質を上げるためにやったことは…【体験談】40代になり、なかなか寝付けないように40代まではとにかく数分で寝付くことが特技のような私でしたが、40歳を過ぎたころから寝付きに不安が出てきました。特に布団に入るとネガティブなことばかりが頭に浮かんでしまい、いつまでも目がさえてしまう日が増えるようになり、床に入ってから3時間以上寝付けない日が続くこともありました。ちょうどそのころから生理不順が気になりだしたこともあり、更年期と関係があるかも知れないと思い、更年期用のサプリも飲み始めましたが特に変化を感じることはありません。布団に入る1時間ほど前から気持ちを鎮めようと寝室の照明を落とし静かな音楽を聞くなどもしてみました。他にも食事は寝る2時間前には終わらせ、お風呂は寝る前には入らないなど、ネットや本からの情報をいろいろ試してみるも、思ったような結果には結び付きませんでした。そして、早く寝なくてはいけないと焦るほど眠れなくなって翌日はあくびばかり。このように自分に合った改善法が見つからないままつらい日々が続いていました。奇跡? 気付いたらもう朝だった!寝付きを良くする対策も見つからなかったため、早く寝付くことより眠れない時間を楽しもうと考えるようになり、聞いているだけでも楽しいものはないかとYouTubeから探してみたところ、いくつもの朗読チャンネルを見つけました。今まで読んだことのない作家の小説もたくさんあったので、その中から興味のそそるタイトルの朗読を選び布団の中で聞いてみたところ、気付いたらもう朝! 聞いていたはずの朗読の内容はまったく記憶になく、いつの間にか朝になっていたことが私にとっては奇跡のようで、ただ驚くばかりでした。次の日から朗読を聞きながら寝てみたところ、読み手の高い技術も相まって、あっと言う間に物語の中に引き込まれるので、ネガティブなことが思い浮かぶこともありません。聞き始めて数分で寝入ってしまっているようで、気が付いたらもう朝になっています。最後まで朗読を聞いてみたいと思いましたが、とにかく私にとってはスムーズに寝付けることが最大の喜びでした。今日も1日朝から泣いたり笑ったり朗読を聞くことでスムーズに寝付くようになったある日、朝1時間ほど早く目が覚めてしまったので夜に聞いた朗読を改めて聞いてみることに。夜は数分しか聞いていなかったので最初から聞き直してみたところ、感動するラストに思わず大泣きをしてしまいました。でも、不思議と感動して泣いたあとはとてもスッキリと清々しい気分に。私は今まで興味がなかった朗読に魅力を感じ、それからは朝1時間ほど早めに起きては夜聞いた朗読を改めて聞くことにしました。するとワクワクするような冒険小説や感動で涙が止まらない小説、胸がキュンとするような恋愛小説など、聞いている私は泣いたり笑ったりドキドキしたり。普通の生活ではこんなに感情が動くことはありませんが、感情が大きく揺さぶられる朗読には私にとってのストレス解消効果があると感じました。自分の好きな朗読チャンネルもいくつか見つかり、今では毎日夜と朝、朗読にハマっています。まとめ私の入眠トラブルの原因は結局わからないままですが、あれほど苦しかったことが簡単に改善されたことには驚くばかり。やはり自分に合った対策を見つけることが大切なのだと実感しています。最近はYouTubeの朗読チャンネルもたくさん見つけることができ、いろいろなタイプの朗読を楽しめるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2023年02月26日4月にPARCO劇場にて、劇場開場50周年記念シリーズの一環として朗読劇『ラヴ・レターズ~2023 Spring Special~』が上演されることが決定した。『ラヴ・レターズ』は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった作品で、1989年にニューヨークで初演された本作をPARCO劇場は1990年8月にいち早く日本初演し、以来33年間継続して上演をしてきた。これまで年齢も個性も異なる様々なカップル延べ514組(再演を含む)が、一つの台本を読み続けている。今回の公演では、様々なジャンルで活躍中の豪華な4組が競演。4月12日は、チャラ男キャラでブレイクしたりんたろー。(EXIT)と、2006年にミス・ユニバース世界大会で準グランプリに輝いた知花くらら。4月19日は、『科捜研の女』にレギュラー出演する石井一彰と、昨年真打昇進を果たした注目の落語家の蝶花楼桃花。4月21日には、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』や『アイドルマスター Side M』など話題作に多く出演する人気声優の伊東健人と、無二の存在感でドラマや映画に引っ張りだこの筧美和子。4月23日には、『モダン・ミリー』への出演で第30回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞した廣瀬友祐と、宝塚歌劇団退団後もミュージカルを中心に、ライブや映像作品で活躍中の柚希礼音が出演する。左から)廣瀬友祐、柚希礼音左から)伊東健人、筧美和子左から)石井一彰、蝶花楼桃花幼馴染のアンディーとメリッサ。自由奔放で感覚人間のメリッサ。真面目でいつも何かを書いているアンディー。思春期を迎えて彼らは一番近い異性としてお互い十分相手を意識しはじめる。しかし、ついに決定的に結ばれるチャンスを迎えた夜、二人は友達以上にはなれない自分たちを発見する。大学を出た二人はそれぞれ結婚し、まったく別の道を歩き始める。海軍を経て法曹界に入り上院議員まで登りつめるアンディー。アートの道に進んだものの行き詰まって精神的破綻をきたすメリッサ。久しぶりに再会した二人は別々に過ごした日々を取り戻すかのようだった。しかし……。50年にわたる手紙のやりとりで綴られていく、二人の物語をお届けする。<コメント>■演出家 藤田俊太郎りんたろー。(EXIT)さんと知花くららさん。石井一彰さんと蝶花楼桃花さん。伊東健人さんと筧美和子さん。廣瀬友祐さんと柚希礼音さん。心ときめく魅力的なカップルの誕生をとても嬉しく思います。繊細な手紙の肌触りや優しさ、アンディーとメリッサの魂をリハーサルの時間で大切に創っていきたいと思います。手紙に込められた親愛、ここにいないあなたへ、そしてずっとそばに居続けているあなたへ。アメリカで暮らした男女の50年間に渡る真実の愛と素晴らしい言葉の交歓を、観客の皆様へお届けします。開場50周年を迎えたPARCO劇場でお待ちしております。■りんたろー。(EXIT)このような歴史あるエンターテイメントに携わらせてもらえる事を光栄に思います。SNSやアプリケーション等で容易に繋がれてしまうこのご時世、一方で謎のウイルスが人と人との繋がりを断ち切ってしまったこのご時世。「手紙」というツールを軸にして今、人に何を届けることが出来るだろうか。自分自身もパートナーと出会い結婚というものを経てアンディーという人物とどうやって溶け込んでいくのか今から楽しみであり、大きなチャレンジでもあります。是非お越しください。■知花くらら手紙には、書き手の体温と息遣いが滲んでいるような気がします。その時の心を、直筆で送る美しい贈り物。りんたろー。さんとご一緒させて頂くのは初めてですが、ともにどんなラブストーリーを紡げるのか、とても楽しみにしております。■石井一彰憧れていたこの作品に関わることができ嬉しいです。たくさんの方々が挑戦し作り上げてきた『ラヴ・レターズ』。青井陽治さんをはじめとする多くの方の想いがつまったこの歴史ある作品に誠実に向き合い、演出の藤田さんそして共演させていただく蝶花楼桃花さんと新たな1ページを作れるように頑張ります。よろしくお願いします。■蝶花楼桃花ラヴ・レターズ大好き! 何度、客席から拝見したことか。男女が座って手紙を読む、シンプルな物語。同じ文章だからこそ無限の可能性が生まれる。落語に似てるかも!?高座では何人もの登場人物をひとりで演じる私が、今回はメリッサだけになれるなんて! 私にとっての非日常に、今からワクワクしています。石井一彰さんのアンディとともに、メリッサとして生き抜きます!■伊東健人演劇、朗読好きの多くの方が触れたことのある、または存在を知っているであろう『ラヴ・レターズ』今回出演が叶って本当にワクワクしています。初めましての筧美和子さんと、まさに一期一会の、奇跡のような舞台になるのではないでしょうか。僕も愛というものが何かを知るにはまだまだ青い人間ではありますが、僕なりの精一杯の愛を、観劇される皆様に伝えられるように務めます。よろしくお願いいたします。■筧美和子これまでたくさん上演されてきた『ラヴ・レターズ』に出演できること、とても嬉しいと同時にすごくドキドキしております。手紙はまごころが籠る不思議なものだと思います。伊東健人さんとどんな風に2人の世界を紡ぐことが出来るのかとても楽しみです。アンディーとメリッサ。2人の愛が溢れたりこぼれたりしたらいいなと、わくわくしています。■廣瀬友祐不朽の名作、歴史ある朗読劇『ラヴ・レターズ』に出演させて頂くことへ感謝と喜びを感じています。演出家の藤田俊太郎さんとの新たな出逢いにも感謝します。ご一緒させて頂く柚希礼音さんと共にどんな手紙の向こう側へ行けるのか今からとても楽しみにしてます。足を運んで下さるお客様の心に触れますように。■柚希礼音500回以上の上演を重ねてきた『ラヴ・レターズ』にまさか自分が出演させていただく日がくるとは。非常にドキドキしております。今回、私にとって初めての朗読劇になります。動きに頼らないで物語を伝える、とても大きな挑戦ですが、ずっとご一緒させていただきたかった演出の藤田俊太郎さん、とても頼りにしている廣瀬友祐さん、やっと念願叶ってお芝居で共演ができ、嬉しいです。そして初のPARCO劇場。初めて尽くしです。是非とも今回、思い切って飛び込んでみたいと思っています。1日だけではありますが私も楽しみながら、皆様に素敵な時間をお届けできるよう頑張ります。宜しくお願い致します。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラヴ・レターズ~2023 Spring Special~』4月12日(水) 19:00 開演出演:りんたろー。(EXIT)&知花くらら4月19日(水) 14:00 開演出演:石井一彰&蝶花楼桃花4月21日(金) 19:00 開演出演:伊東健人&筧美和子4月23日(日) 19:00 開演出演:廣瀬友祐&柚希礼音会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎【チケット料金】(全席指定・税込)一般:7,700円U-25チケット:5,500円 ※観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 / 「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)■一般発売:2023年3月11日(土)※本公演は大変静かな作品ですので開演時間までにご入場いただけない場合、第2幕よりご入場いただきます。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※公演が中止となる場合を除き、お客様のご事情によるチケットの払い戻しはいたしません。※未就学児の入場はご遠慮ください。※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入の上、座席番号をパルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)までお早めにご連絡くださいませ(受付はご観劇日前日まで)。ご観劇当日、係員が車椅子スペースまでご案内いたします。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。なお、車椅子スペースの空き状況につきましては、パルコステージにてご案内しておりますので、チケットご購入前にお問合せくださいませ。問合せ:パルコステージTEL 03-3477-5858(時間短縮営業中)
2023年02月21日アーティストの楽曲をもとにしたオリジナルストーリーを創り、それを豪華声優陣が朗読するという音読stage『Story of Songs』。その第1弾のアーティストとしてORANGE RANGEが選ばれた。あの『以心電信』や『上海ハニー』などの楽曲がどのように表現されるのか、そしてどんな思いを込めているのか。ORANGE RANGEのRYOと、演出を担当する元吉庸泰に話を聞いた。最初に本作の話を聞いたときの印象について、RYOは「僕らとしてはありがたいですし、嬉しい限りです。メンバーはみんな新しいことが好きなので、どうなるんだろうとワクワクしました」と語る。一方、元吉は「アーティスト楽曲を朗読劇にすることはままあるのですが、今回のORANGE RANGEという攻めたチョイスを聞いて、『マジで?』と返したことを覚えています」と笑う。元吉によれば、脚本を担当する3人(三浦香、谷碧仁、福田響志)に、ORANGE RANGEのメッセージ性が強くメジャーな曲で1つ、そしてそれぞれが好きな曲で1つ、計2つずつ脚本を書くように依頼したところ、「奇跡的なバランス」で楽曲と本が決まったという。元吉は「僕としては、『*~アスタリスク~』の楽曲を全体的なテーマとして掲げているのですが、作家が思い思いに書いてくれたことをストレートに空間に投げることができたら、それが正解に近いのではないかなと思っています」と構想を話し、「物語と声優の声と音楽と空間と。まるでプラネタリウムで星を見ているかのような、ラグジュアリーなものになれば」と語った。それに対してRYOは「『papa』や『雨』など、あまりフューチャーされない曲を(劇中曲として)拾ってくれたのが嬉しかったですし、クリエイターの方々が曲を聞いてきてくれたことが感じられて、それも嬉しかったです。続けていてよかったなと思いました」といい、「ORANGE RANGEの曲の可能性みたいなものも見てみたいし、どうなっていくのか純粋にワクワクしています。素晴らしい才能が集結していますから、あとはお客さんと一緒に楽しむだけですね」と期待を寄せていた。全9公演総勢63名の人気声優が登場することも見どころ。元吉は「日本の声優さんは世界に誇るべきものだと思っています。ものすごい量の物語に関わってきているので、それぞれにストックがある。細かい演出をつけるのではなく、思い思いに心を動かしてもらいたいと考えています。心を動かしてもらえれば、その方がたどってきた人生や物語のストックによって変化が生まれて、面白くなると思っています」。【-音読stage-Story of Songs Track1 ORANGE RANGE】は2023年2月8日(水)~12日(日)、ヒューリックホール東京で上演される。取材・文:五月女菜穂
2023年01月13日8日間16公演 豪華キャスト日替わりの2人芝居で贈る音楽朗読劇株式会社フェイス主催、音楽朗読劇『星の王子さま Le Petit Prince ~きみとぼく~』が2023年1月26日(木)~1月29日(日)、2月2日(木)~2月5日(日)にBAROOM (東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる永遠の名作を、豪華日替わりキャストによる音楽朗読劇でお届けします。ラジオドラマを多数手がけている小見山佳典演出で、2023年1月26日(木)より、南青山の円形ホール「BAROOM」での上演が決定しました。朗読×音楽の力を最大に生かした、シンプルな演出と耳馴染みのある音楽、そして演じる役者は2名のみ…円形劇場ならでの臨場感、非日常を感じる空間は、まさに『星の王子さま』の世界に没入できる時間をお約束いたします。豪華キャストが日替わりでお届けする2人芝居は、8日間16公演を予定しており、全日程必見です。演出:小見山 佳典コメント「星の王子さま」の事はよくご存じですよね。もしかしたら、読んだ事のない方も大体のお話は知っているのではないでしょうか。僕には、読んだつもり知ってるつもりの物語が沢山あります。「星の王子さま」もその一つでした。僕の世代は、ウワバミが象を呑み込む「星の王子さま」を教科書で習ったのです。だから読んだつもりになっていました。それ以降も「星の王子さま」を読んだ記憶はあるのですが、教科書で習った以上の事を知ろうとはしませんでした。ずっと後になって読み返し、生きる事についてこんなに真摯に向き合って書かれた物語だったのかと驚き、なんでもっとしっかりと読まなかったんだろうと悔やみました。王子さまが気づいたのは、「この世に一輪しかないと思っていた花が、実はありふれた花に過ぎない薔薇だった」という事でした。でも、王子さまはありふれたその花に、愛した責任があると言います。僕も気づきます。「僕もありふれた人間の一人にすぎない」と。そのありふれた人間だって誰かを愛し、愛した事に責任があるのだと。個性的で魅力的な出演陣で奏でられる音楽朗読劇『星の王子さま』をご覧いただいた後、皆様もまた何かに気づかれるかもしれません。公演概要音楽朗読劇『星の王子さま Le Petit Prince ~きみとぼく~』公演期間:2023年1月26日(木)~1月29日(日)、2023年2月2日(木)~2月5日(日)※各日14:00開演/19:00開演の2公演。■出演者 (王子 × 飛行士)【1月26日(木)】小倉 久寛 × 水 夏希【1月27日(金)】戸田 恵子 × 植木 豪【1月28日(土)】吉本 実憂 × 木戸 大聖【1月29日(日)】新谷 ゆづみ × 阿部 よしつぐ【2月2日(木)】島田 歌穂 × 戸井 勝海【2月3日(金)】佐久間 レイ ×上原 理生【2月4日(土)】平野 綾 × 須藤 理彩【2月5日(日)】彩乃 かなみ × 市毛 良枝■公演スケジュール[昼の部] 13:15開場 / 14:00開演[夜の部] 18:15開場 / 19:00開演■チケット8,500円(全席指定・税込)チケット詳細 ■スタッフ演出:小見山佳典脚本・作詞:樋口ミユ音楽・演奏:滝澤みのりヘアメイク:松元未絵歌唱指導協力:堂ノ脇恭子主催:株式会社フェイス制作協力:株式会社アミューズ協賛:森川健康堂株式会社■会場BAROOM (東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F) 南青山のレストラン&ミュージックバー。円形ホールではジャンルを超えた様々な上質なエンターテインメントが繰り広げられ、100名限定の客席は、演者との距離が近く、リアルな感動がホールを包み込みます。ホールを取り囲むのは貴重なアーカイブレコードが陳列するレストランバーエリア。いつ来ても、今までにない新しさと、どこか懐かしい心地よさを感じていただける場所。・レストランバー営業時間 18:00-24:00/定休日:日・月 (営業時間は変更になる場合がございます)・レストラン&バーご利用の場合は、 info@baroom.to kyo までご予約お待ちしております。※ご飲食のお会計は現金の取扱いがございません。クレジットカード・QR決済のみご利用いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月20日