俳優・綾瀬はるかが主演のフジテレビ系“月9”ドラマ『元彼の遺言状』(毎週月曜後9:00)で、大泉洋、関水渚、望月歩、浅野和之がこのほど、クランクアップを迎えた。この日は「暮らしの法律事務所」でのシーン。麗子が突然失踪し、置いてきぼりを食らってしまった篠田(大泉)のもとに紗英(関水)、黒丑(望月)、津々井(浅野)が集い、事務所のテーブルを囲って会話するという場面だ。仲むつまじく和気あいあいと撮影は進み、息の合ったコミカルな会話劇が展開される。撮影の合間には談笑する4人の姿があり、撮影を通じて確固たるチームワークを築いてきたことがうかがえる。まずは浅野のシーンが全て撮了となり、「浅野和之さんクランクアップです!」の声が上がるとスタジオには大きな拍手が鳴り響いた。浅野は深々と頭を下げ、監督から、役柄にちなんで英国紳士をイメージしたという花束を受け取ると、「本当に“お疲れさまでした”という言葉がここまで重い意味を持つとは思いませんでした(笑)。剣持麗子(綾瀬)、本当によく頑張ってくれました。僕は綾瀬さんにもう一度大きな拍手を贈りたいと思います(拍手)! そして、その剣持麗子を支えた篠田役、大泉洋についでに拍手を(拍手)! 無事にここまでこれたことは皆さんのお力あってこそだと思っています。本当にありがとうございました!」と愛あふれる感謝のメッセージでキャスト、スタッフをねぎらった。続いて関水と望月がクランクアップ。撮影現場にフレッシュな風を吹き込んだ若手の2人。作品にとっても欠かすことのできない愛すべきキャラクターを最後まで演じきった。関水は「綾瀬先輩をはじめ、大泉さんやキャストの皆さん、そしてたくさんのスタッフの先輩方に支えられてきました。皆さん本当に優しくて、忙しいはずなのに、毎日楽しくて明るい現場を作ってくださって。現場が本当に楽しかったです! できれば皆さんにはゆっくり休んでほしいです! 本当にありがとうございました!」と満面の笑顔で感謝の言葉を語った。また、望月は「言葉にすると短くなってしまうんですが、楽しくて、いろんなことを感じさせていただける現場でした。ありがとうございました!」と一言一言かみしめるように感謝の気持ちを表現。2人に大きな拍手が贈られた。そして、麗子の“最高の相棒”、篠田を演じた大泉が最後にクランクアップ。冤罪(えんざい)により6年に及ぶ逃亡劇を余儀なくされた善良な男を、ミステリアスな雰囲気たっぷりに演じた大泉。屈託のない笑顔の裏に見え隠れする不安げで寂しそうな表情が、視聴者の心をとりこにしてきた。鳴り響く拍手の中、監督から大きな花束を受け取ると、すでに撮了して現場を去ったはずの関水、望月、浅野が再登場。さらに先日クランクアップした古屋呂敏も駆けつけ、大泉は「ちょっとちょっと! なになに! 帰ったんじゃないの!? しかも呂敏まで!」と感激しきり。大泉は約3ヶ月にわたる撮影期間を振り返り、「皆様、お疲れさまでございました! いやあ、寂しさ100でございますね。連ドラっていうのは終わりが来るのが本当に寂しい! 綾瀬はるかさんが数日前にクランクアップした時、このドラマは終わったんですよ(笑)! それをよく、みんなここまで…」と語り始めたところで、突如スタジオのスピーカーから「しのだー!」という麗子節全開の声が流れた。さらに、「ぺらぺらぺらぺら、薄っぺらいあいさつしてんじゃないよ!」と麗子の声は続き、「え、うそ…? 来て…るの…?」と大泉は絶句する。ほどなくして満面の笑顔の綾瀬がサプライズで登場。大泉は「うわ~ビックリした~!」と目をまん丸くして驚きつつ、「綾瀬はるかさんです!」と綾瀬を紹介。綾瀬の粋なサプライズに再び大きな拍手が沸き起こった。大泉は「いやあ、来てくれてうれしいですね。本当に大変なスケジュールでしたけど、綾瀬はるかさんがいると“なんて楽しい現場なんだろう”と。体力的にはキツいんだけど、絶対楽しいことがあると確約されているという(笑)。綾瀬さんがいないとNGがあんまり出ないんですよ。でも全然面白くない(笑)! やっぱり、このメンバーだったから素晴らしい作品ができたんじゃないでしょうか。(ここにいる)皆さんにも拍手だ! 本当にありがとうございました!」と声高らかに感謝の言葉を述べた。ついに全てのシーンを撮り終わり、オールアップを迎えた本作。最後は綾瀬の発声のもとキャスト、スタッフ全員で一本締めした。
2022年06月20日MVや小説のイラスト、ゲームキャラクターのデザインなど、各分野での活躍が注目を集めている望月けいさん。自身の作品から、いま変革期を迎えていると分析する絵師界への想いも伺いました。先駆者・望月けいさんが語る、絵師の今までとこれからのこと。人の人生を変える絵が描きたかった。「メイド」子供の頃から絵を描くことが好きだったという望月けいさん。イラストレーターになりたいという明確な想いを抱いたのは中学3年生頃。友達との貸し借りで出合った漫画がきっかけだった。「初めて漫画を読んでこんなに絵が上手い人たちがいるんだと知り、自分もかっこいい絵が描きたいと感じて描き始めました。Gペン特有の液だまりや線が少しずつ細くなるなど、当時に心惹かれたアナログ特有の表現は、今の私の絵にも残っています。また音楽が好きなのですが、学生時代にBUMP OF CHICKENのライブに行き、彼らが“短い時間”で人を感動させている様を目の当たりにしたことが漫画ではなく、イラストを描き始めた大きなきっかけ。漫画などストーリーのあるものではなく、自分も“短い時間”で人を感動させられるもの=一枚絵のイラストを描きたいと思うようになったんです。当時から、絵には世の中に対する怒り、理不尽さや生きづらさみたいなものを込めています」媚びることなく表現したいものを貫く。「ゴシック」「愛と正義ちゃん」高校2年の時、絵を投稿するSNS「pixiv」にアップした絵を見た人から初めての仕事のオファーをもらった。「今はどんどん絵に触れる年齢が下がり、高校生で仕事をしている人も少なくないのですが、当時は今ほどにイラスト的な文化が広がっていなかったので、珍しかったと思います。見つけてくださったことが嬉しいという想いはもちろんですが、自分の絵に自信があったので、“私の絵、いいもんな”という気持ちも正直あって(笑)。絵を描く時のアプローチとしては、まず、見た人にどういう想いを抱いてほしいかということを考えて、そのためにどういうエスプリにしようかと掘り下げていく。まず目に入るであろう色を最初に決めていくことが多いですね。ただ、私は、自分の描きたい絵があって、それを使いたいと思うクライアントさんに使っていただくという気持ちでいるので、お仕事の時も趣味の時と変わらないテンションで、自分の良さみたいなものは絶対に変えずに向き合っています。見てくださる人たちに刺さるようにと意識はしますが、媚びた感じで描くと、それが透けて見えてしまう。自分が訴えたいものや描きたい絵を重視することが、いいと思ってもらえる要因になっているのかなと感じています。これまでに、同業の方から良かったと言っていただいた『魔法少女は団地で待ちぼうける』という作品は、自分が人物だけでなく背景も描けることを見せたくて描いたもので、それまでの作品と一線を画すものでした。反響があると感じるのは一貫して、新しいことに挑戦した作品です」「魔法少女は団地で待ちぼうける」アーティストのような存在になっていきたい。「バイク」今、「絵師の界隈はどんどん広がっていき、変革の時期を迎えている」と、自身が身を置く世界を見つめる望月さん。「絵の需要が高まり、絵を描く人が増えたことで、これまでと同じアプローチではいけないと思っている方もいらっしゃるし、もっと流行に乗ったりするべきなのだろうかと悩む方も多そうだなと感じています。ただ、私はイラストレーターも、音楽をやっている方々などに負けず、アーティストと呼ばれる存在になっていくのだろうと感じていて。そのためには私が絵を頑張って、まず“望月けいってかっこいいよね”と思われることが大事。だから妥協せず、かっこいい部分を見てほしいという想いに恥じない活動をしていくのみだと思っています。その一方で、自分が好きな音楽やファッションなどのカルチャーとのコラボレーションもできればいいなって。音楽でいうとMVやジャケットに使っていただくなど、コラボがしやすいものだと思うし、そういうところでイラストの世界や絵師と呼ばれる人たちの活躍が広がっていったらいいなと感じています」KEI’S HISTORY2012年:同人活動や歌ってみた動画のサムネイルなどの仕事を始める。2015年:短大卒業後、フリーのイラストレーターとして活動を開始。れをる『極彩色』のCDジャケットのイラストが大きな話題に。2016年:アーケードゲーム『CHUNITHM AIR』のキャラクターデザインを手がける。2019年:個展「愛の形としてくれ」を開催。2021年:初の画集『人間よ強欲であれ』を発売。もちづき・けいツイッターフォロワーは62万人以上、絵師界のトップを走り続けるクリエイター。イラストレーター。『Project:;COLD』のキャラクターデザインや『LOOPERS‐ルーパーズ‐』のアートワークを担当。※『anan』2022年6月22日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年06月18日フリーアナウンサーの望月理恵(50)が、9日までに自身のインスタグラムを更新し「ウィメンズゴルフコンペ #jjagcup に参加してきました!」と報告した。ラウンド中の思い出を振り返った望月は「ドレスコードは紫のものを身に着けること。紫のものが全くなくて玲奈ちゃんに蝶ネクタイを借りて出場しました!」と明かしながら、スイング後のバックショットを投稿。美脚をのぞかせた写真を添え「こんなミニスカが履けるのはゴルフウェアだけですね笑」とつづった。ファンからは「モッチーめちゃくちゃ可愛いのぉ」「ミニスカ最高です」「めっちゃ美脚」「もっちーさんスタイル良すぎます」「後ろ姿もたまらない」などの声が寄せられている」「20代にしか見えないうしろすがた」
2022年06月09日馬場ふみかさんのセクシーなInstagram投稿が話題です。現在『やんごとなき一族』(フジテレビ・毎週木曜夜10時)に、上流社会の一族・深山家の末っ子、深山有沙役として出演中の女優でタレントの馬場ふみかさん(26)。自身のInstagramに「ベアトップ姿」を投稿し、反響を呼んでいます。 この投稿をInstagramで見る 馬場ふみか(@fumika_baba)がシェアした投稿 大胆な肌見せと美肌に、「美しすぎます」「美しくて綺麗でセクシー」「綺麗!可愛い!」など、コメントが殺到。セクシーだけど、ヘルシーさも持ち合わせた雰囲気は、馬場さんならではの“女性でも見たくなるグラビア”です!実は馬場さんは167cmのスラっとした高身長。またスリーサイズが83 - 56 - 84 cmと、スタイル抜群!理想型のバストとくびれは女性でも思わず見とれるほど……。まさに憧れの体型です♡また、かつては『non-no』(集英社)で専属モデルを務めるかたわら、グラビアアイドルとしても活躍し、女性からも男性からも支持される次世代「モグラ女子」(モデル+グラビアアイドル女子)として注目を集めました。現在女優としても大活躍中の馬場さん。今後の活動にも期待大です!あわせて読みたい🌈平野ノラさん&辻希美さんが髪をばっさりカット!「ゲロマブだぜ」「ヒューヒューだよ」
2022年05月27日現在放送中の月9ドラマ「元彼の遺言状」より、4月25日(月)放送の第3話に人気若手俳優・望月歩が出演することが解禁された。敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)が、元彼・森川栄治(生田斗真)が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、謎の依頼人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀して一獲千金を狙う破格の遺産相続ミステリーである本作。4月11日に初回放送を迎えるなり、先の読めないミステリアスな展開が話題を呼びSNSは大いに盛り上がりを見せた。栄治の死を巡っては“犯人考察”の投稿が相次ぎ、Twitterトレンド1位を獲得するなど、早くも話題を呼んでいる。栄治の死の真相や遺言に隠された真のメッセージなど、全ての真相は本日18日放送の第2話で明らかになる。また4月25日(月)放送の3話には、『ソロモンの偽証』「消えた初恋」などの望月歩の出演も決定。役作りのために銀髪に染め上げ、胸元を大きく広げた柄ものシャツにダークスーツ、さらにはピアス、金のネックレス、指輪を身につけた姿に注目だ。望月さんが演じるのは、黒丑益也(くろうし・ますや)という殺人容疑をかけられたワケありホストで、“苦労しますや”という名前の通り、災難が降りかかる。黒丑は、新川帆立氏の新刊「剣持麗子のワンナイト推理」(宝島社)に登場するキャラクターで、小説から飛び出した黒丑が、ドラマでどんな役割を果たしていくのか注目だ。また、第3話以降は、「剣持麗子のワンナイト推理」の事件やドラマオリジナル事件が1話完結で描かれていき、ドラマと小説、それぞれの世界観を楽しめるようになっている。望月歩コメント◆台本を読んだ感想「ミステリーだけど一人一人の人間らしさが出ている所がとても面白いと思いました。登場人物のキャラが濃いので、その皆さんと現場でお会いするのがとても楽しみになりました」◆役作りについて「人生初のホスト役なので楽しみです!普段あまり髪の毛を染めることはないので、銀髪にしてみてすごく新鮮に感じています。あと、黒丑はお酒がすごく強いという設定なので(笑)、お酒を飲んだ翌日の体が重い感覚、だるさみたいなものを役作りで体感してみました」◆撮影現場の雰囲気について「綾瀬はるかさんのことは以前から作品を拝見していて、とても好きな俳優の方ですので、正直すごく緊張しています…。でも、“絶対にいい作品ができる!”と感じる熱い現場なので、黒丑役として一生懸命汗をかきたいと思います!」◆視聴者の方へのメッセージ「ミステリーの中でも、とても親しみやすい作風だと思います。一人一人の人間らしさを味わって頂ければうれしいです。僕自身、作品のポップな部分を壊さないよう黒丑というキャラクターを演じていきたいと思います」「元彼の遺言状」第3話は4月25日(月)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年04月18日女性誌でのファッションモデルに女優、そしてグラビアにも登場するなど、幅広い層から人気の馬場ふみかさん。大きな瞳が際立つ小顔の持ち主で、豊満なバストにくびれたウエストというメリハリボディに憧れている人も多いはず!先日、馬場さんがInstagramを更新。カメラマン・笠井爾示さんが撮影した妖艶なショットを公開しました。これには男女問わず、多くのファンから注目を集めていました。 この投稿をInstagramで見る 馬場ふみか(@fumika_baba)がシェアした投稿 黒の透け感が美しいブラウス姿で写るショットでは、上半身は隠れているものの、腕回りが透けており、さらに短めの丈によってウエストから白い太ももが露わに。腰をくねらせ、ヒップから太ももを大胆に露出。太ももから膝へと描かれたS字カーブによって妖艶な美しさを演出しています。フォロワーからは「すけすけふみか」「黒が似合う!」と、衣装に反響が寄せられたほか、「刺激が強すぎる」「どエロ~」「パンツはいてよ~」と想像を掻き立てられたファンの声も。「久しぶりのセクシー」「めっちゃ美しい」との声も寄せられ、思わず見惚れてしまった人も多かったようです。さて、2017年放送『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)に出演した馬場さんが再びフジテレビに帰ってくる!2022年4月14日スタートのドラマ『やんごとなき一族』(毎週木曜夜10:00/フジテレビ系)への出演が発表されています。主演の土屋太鳳さん演じるのは、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった佐都。上流階級ならではの複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫の健太(松下洸平さん)と共に奮闘する様子を描いたヒューマンドラマ。馬場さんは本作でどんな役を演じるのか、放送が待ち遠しいですね。あわせて読みたい🌈橋本マナミさん、キャミソール姿で寝そべりショット披露「色っぽい」「美しさ変化無し」
2022年03月31日馬場ふみかが主演する映画『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』の公開が決定。裏切り、憎悪、友情、別れ、愛情を丁寧に描いていく、石垣島初ヒューマンサスペンス映画となっている。タイトルの“てぃだ”は、沖縄の方言で“太陽”を意味する言葉。本作の主人公は、東京から逃げるように石垣島にやってきた高橋まどか。石垣島ならではの自然、離島ならではの人の温かさに触れ、人に裏切られそれでも人を信じようと努力し、成長していく姿を描いていく。まどかを演じるのは、『パズル』で女優デビューし、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズや「百合だのかんだの」に出演、4月からは「やんごとなき一族」の放送が控える馬場ふみか。「裏切られ、逃げてきた主人公高橋まどかが、石垣島で人々と触れ合い、温かさをしり、石垣島の離島ならではの綺麗な自然に心を癒され、前を向き太陽の下を歩こうと必死にもがき一人の女性として成長していくさまを丁寧に演じました。実際に行われた石垣島マラソンでの撮影、石垣島の素晴らしい自然も見どころです。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。監督は、青柳翔主演コメディ映画『サンゴレンジャー』を手掛けた中前勇児。「沖縄県石垣島のきれいな海をたくさんの人たちに見せたい」という思いから本作を製作したという。『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』は秋、全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:てぃだ いつか太陽の下を歩きたい 2022年秋、全国にて公開予定©手力プロダクション
2022年03月17日俳優の玉木宏と女優の二階堂ふみが、8日から全国で放送されるサッポロビール「サッポロ GOLD STAR」の新CM「こんなのあり?」編で初共演を果たす。サッポロ GOLD STARを一口飲み、二階堂はうれしそうな表情を見せつつ 「こんなのあり?」、玉木は目を閉じて味わいながら「反則ですね」と心の声を漏らし、笑顔を交わすCM。今回が初共演となり、互いに「いつかご一緒できればと思っていた」という2人は撮影前から談笑。初めての乾杯では、少しはにかみながらグラスを交わしていた。撮影後のインタビューは以下の通り。――CM初タッグということでお互いの印象を教えてください。玉木:映像では何度も拝見していて、ご一緒したいなと思っていたので嬉しかったです。コミュニケーションをちゃんと取る間もなく撮影に入ってしまうので、若干緊張感が残りながらの撮影でしたね(笑)。二階堂:緊張しました(笑)。私は小さな頃から玉木さんの作品を見ていたので、まさか生の玉木さんの声を体感できる日が来るとは……やはりソフティなすごく素敵な声だなと思いました。――お2人が演じられるうえでの「こだわり」を教えてください。二階堂:お仕事の前後で必ず髪型を変えています。一つの役が終わって、髪型を変えないと次になかなか進めないんですよね。この間は1週間だけですが、5時間位かけてブレイズヘアにしました。やっぱり次の日からマインドが全然違って、髪型のパワーは偉大だなと思いました。玉木:勿論台本は覚えるんですけど、現場で瞬間的に対応出来るように、決めすぎずにニュートラルな状態で現場に行くようにしています。――飽きないで続けていることはありますか?二階堂:寒がりなので、靴下を2枚または4枚履くという健康法を実施しています。もう、習慣として身についていますね。逆にそれをしないとモゾモゾしちゃいます。玉木:運動はすごく好きで、ボクシングを15年やっていて、今はブラジリアン柔術をやっています。――1日の終わりにやっている至福の過ごし方を教えてください。二階堂:ビールを飲みながら、枝豆を食べながらとか……。動物と一緒に暮らしているんですけど、お風呂あがりに眠たそうにしている動物たちをなでながら、ビールを飲んでいる時間は最近至福です。玉木:家にいる時間が多くなったので、缶ビールを家で飲むことが増えました。子どもの寝かしつけが終わった後に飲むのは、至福の時ですね。――2022年の目標を教えてください。玉木:旅行をしたいなと思っています。海外とか日本の地方に家族で行けたらいいですね。二階堂:ピラティスをやりたいなと思っています。そろそろ、自分の運動する時間をつくれるような大人になりたいなと思います。
2022年03月02日PEACH JOHNの妹ブランド、GiRLS by PEACH JOHNは2月22日に、ブランドミューズの馬場ふみかさんが初の責任編集を務める「Fumika Babaスペシャルフォトブック」を発刊します。本スペシャルフォトブックは、企画段階からレイアウトまで、馬場さんが初めて責任編集を務めた一冊。人気のブラトップ「Peasy002」との私服コーデをはじめ、GiRLS by PEACH JOHNでのこれまでの着用ビジュアルを収めた見ごたえのある内容となっています。「Fumika Babaスペシャルフォトブック」は、2月22日~3月3日の期間中、PEACH JOHN新宿三丁目店、渋谷店、大阪店で商品を購入した方の中から抽選でプレゼント。なくなり次第、終了となりますので、気になる方は早めに店頭に足を運んでみてくださいね。(マイナビウーマン編集部)
2022年02月21日モデルで女優の馬場ふみかがミューズを務めるGiRLS by PEACH JOHNの、新着用ビジュアルとスペシャルムービーが公開された。同ブランドでは、2022年春の新作コレクションとして4型の新色を発売。動画では、新作アイテムをさまざまなスタイリングで着こなし、馬場自身が惹かれた商品のポイントを語っている。乾燥する季節のスキンケア対策については「顔と同じくらい体もスキンケアしています。先に顔のスキンケアをしたいので、その間乾燥しないようにお風呂から上がる前に体にオイルを塗ってから出て、顔のスキンケアが全部終わったら、体にも化粧水を塗って、オイルとボディクリームを塗って」と明かした。持っている下着の数を聞かれると「数えたことはないんですけど、母から『こんなに下着いっぱいあっても、あなた体1つしかないんだからどうするの』と言われるくらいにはあります。1カ月くらいは洗わなくてもいけるかな、と思います」と答えた。
2022年01月27日2021年12月22日に放送されたバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ系)に、俳優の二階堂ふみさんが出演。占い師の星ひとみさんの鑑定を受けた際に、幼少期のことを語りました。二階堂ふみの意外な背景2021年9月21日で、27歳となった二階堂さん。子供の頃は、友達を作るのが得意ではなく、とても傷付きやすい性格だったといいます。番組内で星さんから「11歳は自分が何をしたらいいのかが分からなかった時期」だと指摘されると、二階堂さんは当時の暮らしについて、目を潤ませながら述べました。11歳で親が離婚しています。別居を始めて、新しい家で母と2人で暮らし始めたのが11歳。お金はある家庭ではなかった。お風呂もなくて、不完全な家でしたね。突然ですが占ってもいいですか?ーより引用中学生の時はとにかくしんどく、「そのまま地元にい続けると、自分が壊れていっちゃう」と感じていたそうです。そんな時も、二階堂さんの母親は優しく寄り添っていました。「お母さんは、すごくつらかったんだろうな」って感じる。だから、還元したいなって大きな夢がある。突然ですが占ってもいいですか?ーより引用二階堂さんが俳優を続ける原動力には、母親への愛情があるのでしょう。俳優として活躍をしている二階堂さんの姿を知っていても、過去を知っている人はあまりいなかった様子。ネット上では驚く声が上がりました。・二階堂さんの子供時代って、そうだったのか!・どんな環境で育ったのか、全然知らなかった。・二階堂さんから芯の強さを感じるのは、しっかりとした核があるからかな。子供時代のさまざまな経験が、今の二階堂さんを形作っているのだと感じられますね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月24日ウートピでも連載中の作家・アルテイシアさんと、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、フェミニズムについて、メディアについて、政治について語る4回連載。アルテイシアさん著『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)と、望月衣塑子さん著『報道現場』(角川新書)を、お互い読み合ってからのスタートです。意見を言うのは勇気や覚悟のあること?——反論や批判を攻撃ととらえたり、面倒くさいやつだと思われたたりする風潮があります。その一方で、意見を言えるとすごい、勇気や覚悟があると過剰に持ち上げられたり。そのような状況をどう感じていらっしゃいますか?望月衣塑子さん(以下、望月): 私も、言うべきことを言って、聞くべきことを聞いているだけで浮いちゃっているんですけど、本来、記者はそういうものですよね。ニューヨーク・タイムズの女性記者なんかと話していると、「アメリカ行けばみんな望月さんなんだけど、日本の空気の中では浮いちゃうのね」って。安倍、菅政権で起きていた改ざん問題や政治の私物化、国会で噓をつき通す不誠実な姿勢などに対して多くの人が怒っているのに、アメリカの映画アカデミー賞の授賞式で有名な俳優さんたちが公然とトランプを批判するような光景は日本では見られませんよね。それはアメリカが二大政党制の中で民主党政権、共和党政権を繰り返していて、どちらかの政党を批判しても半分側の市場があれば生きていけるという経済的な背景があるのだと思うのですけども。——日本の場合は、基本的に自民党の長期政権が延々と続いているから……。望月:芸能に関わる人たちからすると、自民党を批判しちゃうと飯を食っていけないみたいなところはあるんでしょうね。そういう切実な感覚があって、アメリカのように著名人や芸術家が声を上げにくいのかもしれません。それは記者も一緒で、自民党の中での多様性が確保されていたときはもうちょっとメディアの風通しもよかったと思うんですけど、安倍、菅長期政権の中ですっかり変わってしまいました。以前は自民党政権といえども、宏池会もあれば細田派みたいな主張もあって、自民の中でも右も左もあって喧々諤々やっていましたし、政治部の記者でも今よりもうちょっとものが言えた空気だったと聞きます。それが、官邸に人事権が移り、党の選挙での公認権が移り、閣僚以下大臣政務官は全部菅官房長官が決めるみたいな時代になってしまって、記者たちが見ている方向も官邸ばかりになってしまった。官邸に嫌われたら情報がとれないし、だったら事前に質問を投げて当たり障りのない回答をもらい、あとは裏でちょっと菅さんの裏話を聞ければいい、というようなやり方を選ぶ記者が増えるのも必然の流れ。記者が委縮し忖度し、「言われるまでもなく厳しい質問はやりません」という姿勢はこうして作られていったんです。——望月さんみたいな方が浮いている今の状況がおかしいんですね。望月:ひと昔前、10年前の記者に聞くと、初めの幹事社*質問を1問くらい事前に投げておき、あとは本当にランダムに質問するし、「さら問い」という、一つ目の質問に重ねて質問をするという普通の会見をしていたと言います。そういったいわゆる「普通」の会見ができなくなっているから、私みたいなのが逆に浮いちゃうのです。そのこと自体がおかしいと思います。*幹事社…内閣記者会(官邸記者クラブ)に所属する大手報道機関の中で、取材や会見時に官邸側との窓口になる役のこと。各社が月ごとに持ち回りで担う。——望月さんは、心が折れることはないんですか?望月:折れることはありますよ。でも、現場の声を取材すればするほど、すぐ気持ちは切り替えられますね。取材で感じた怒りをきちんと持てれば、できることはあると思うんですよね。自分自身の怒りよりも、声を上げた方々の怒りを生で聞くことで、今の状況に対する覚悟が持てます。この怒りを伝えるのは、会見に行けるのは自分たちなんだから、私しかいないと思えるので。だから、現場を見ることが記者として生きるひとつの大きな動機につながるんですよね。アルテイシアさんが日々怒れるのは、そういう生の酷い状況、被害を受けた人たちの声をしっかり聞いて現場を知っているからだと思うんです。本当に怒ることが必要だし、その怒りを伝えていくことが最終的にちょっとずついろんな人たちを動かしていくんだと思います。声を上げたいけど「クソリプ」が怖いアルテイシア(以下、アル):心が折れると言えば、望月さん、SNSのクソリプは見てますか?私は見ても1秒でブロックするんですよ。以前、上野千鶴子さんと国連のイベントでご一緒したときに、他の登壇者が「クソリプがつらい」みたいな話をしていたのに対し、上野さんが「えっ、何が???」という感じだったんです。望月:上野さん、クソリプ見てるんですかね?アル:たぶん見てると思いますけど、「クソリプごとき、汗もかかぬわ」って感じだと思います、歴戦の猛者みたいな人だから。「別に物理的に殴られるわけでもないでしょ、何がつらいの??」みたいな。さすが戦士や……と思いました。ああいう戦士にはめったになれないので、自分のメンタルを守るために、余計な声を聞かないことも必要かなと思います。クソリプってコバエみたいにウザいだけじゃなく、やっぱり削られるんですよ。どれだけたくさん応援コメントをもらっても、クソリプがひとつくるだけでダメージを受けるから。だから声を上げたいけどクソリプが怖い、という気持ちはよくわかる。女性はストーカーみたいに粘着されるケースも多いですしね。望月:結構みんな追い込まれて、見えない休みに入ったりとかしていますね。そんな時代遅れの断末魔(第2回参照)を読まなくていいのにとは思うんだけど、どうしても見ちゃうものなんですね。だから、SNSやサイト上でおかしなコメントやリプはがんがん削除してほしいと思います。ヤフコメに関しては、ようやく眞子さまの報道に関するコメントを2万件削除しますみたいなことを言いだしましたけど、基本的にネットのプラットフォームは野放し状態です。もっと厳しく取り締まらないといけない。アル:オンラインハラスメントがひどいですよね。ただ、弁護士の太田啓子さんに聞いたところ、今は法律が追いついてないけど、変わる動きはあると。その動きがもっと早くなってほしい。オンラインハラスメントしてる奴らは、首を洗って待っていろ!と思っています。望月:学生さんから、「望月さんみたいに声を上げたいけど、やっぱり怖いから匿名アカウントを作ってやっています」と聞いたことがあります。学生のSNSを入社前にチェックするサービス会社が盛況だという記事も読んだことがあるので、学生さんは怖いだろうなと思います。もっと自分の言いたいことを言えるようになってほしいし、まだまだ言えてない人たちがいっぱいいるんだなと思いますね。――最後にお二人から何かあれば。アル:私、アメリカの大統領がトランプからバイデンに変わって体調がよくなったんですよ。世界一の大国の大統領があいつだったときは、肩こりや頭痛がつらかったんですが、治りました。政治は自分の体調にも密接にかかわってくるんだなと。望月:じゃあ、高市(早苗)さんが出てきたとき、また頭痛が?アル:頭痛と肩こりが再発しました。とにかく次の選挙*ですね。*2022年7月参議院選挙。そのほか、各市区町村の選挙は頻繁にあるので投票に行こう!望月:ですね。政党や政治家が何をしているのか、日頃から厳しい目を向けていれば自分の票をどうするべきか、自ずと見えてくるはずです。アル:私も関心を持ってもらえるようにコラムやSNSで発信したり、自分にできることをやっていきたいと思います。「何もかもはできないけど何かはできる」精神で、法螺貝を吹き続けます!(構成:須田奈津妃、編集:安次富陽子)
2021年11月30日ウートピでも連載中の作家・アルテイシアさんと、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、フェミニズムについて、メディアについて、政治について語る4回連載。アルテイシアさん著『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)と、望月衣塑子さん著『報道現場』(角川新書)を、お互い読み合ってからのスタートです。世論では半数以上が選択的夫婦別姓に「賛成」だけど…望月衣塑子さん(以下、望月):若い世代のジェンダーや政治に対するムーヴメントのうねりをインターネットなどで感じているアルテイシアさんから見て、自民党が選挙公約で「選択的夫婦別姓を“検討する”」ではなく「不利益をさらに解消」という表現にとどめたのはどう思いますか?政策全般を仕切ると言われている政調会長に、夫婦別姓や同性婚に大反対する高市(早苗)さんが就いたから、公約の中枢に乗ってくることはないとは思っていましたが、案の定……という感じでしたね。アルテイシアさん(以下、アル):本当に政局の事しか考えてないんだな、国民じゃなく、自分たちの内輪のことしか見えてないんだなって思います。これまでもそれでやってきたし、変わる気がないんだと思います。望月:岸田(文雄)さんが所属する宏池会はリベラルな価値観の人が多い派閥なので期待するものがあったけど、結局ふたをあけてみると「検討する」という一文さえ入れられない。世の中がジェンダー問題で怒っていて社会を変えようとしているのに、その熱量と今の政治の流れがすさまじく乖離している感じがします。朝日新聞などの世論調査でも7割近くが選択的夫婦別姓に「賛成」でした。アル:同性婚の法制化についても、8割以上が賛成しているという調査結果*がありますが、まったくそれを政治に反映していないわけですよ。やっぱり都合のいい国民にされてきたと思うんです。たとえば、政権批判をすると“反日”とか“パヨク”とか呼ばれたり、芸能人が政治について触れれば「芸能人が政治を語るな」「わかってないくせに」と叩かれたりする。国民が意見を言ってそれを反映するのが民主主義なのに、わかってないのはそっちだろ!と思います。※同性婚の法制化についての調査結果…電通「LGBTQ+調査2020」の結果によると、「賛成」が31.0%、「どちらかといえば賛成」が51.2%で、計82.2%が賛成と回答このままでは”ヘルみ”が増していく一方——女性政治家には期待していますか?アル:田嶋(陽子)先生との対談でもお話ししたんですけど、フェモナショナリズム*的な政治家には、女性議員といってもまったく期待できません。「女トランプみたいな政治家ってなんで生まれるんですかね?」という話をしたときに田嶋さんがおっしゃっていたのが、「男社会の価値観を内面化した女たちは、女らしさを演じながら男の期待する役割を果たす」と。女性議員の数が少ないから、男社会に迎合せざるを得ないんですよね。都合のいい、わきまえた女にならないと生き残れない。だから、まずは女性議員の数を増やすしかない。政治も一般社会の管理職も、とにかく女性の数を増やすことが必要です。*フェモナショナリズム…フェミニズムを利用して排外主義的な政策への支持を広げようとすることや言説——議員や管理職の女性を増やす以外に何かありますか?アル:あとは教育ですよね。政治が変わらないと教育も変わらないところがあり難しいんですが、教育は本当に重要だと思います。田嶋さんが対談でおっしゃってたんですが、50年前にイギリスに留学したときにびっくりしたことが2つあると。1つ目はお父さんが家事や育児をめっちゃすること、2つ目は親子で喧々諤々、政治について語ること。スウェーデンの友人に聞くと、中学生の娘さんが友達同士で政治の話をよくしているそうです。「政治を批判するのは国民の義務だし、よいことだとされている」と彼女は言っていました。保育園から民主主義の根本を教える、つまり自分で考えて自分で意見を言うってことを教えるんだそうです。——すばらしい……!アル:一方、日本では政治の話はタブーという風潮が強い。そうやって政治の批判もしない“都合のいい国民”にされていることに、気づかない人が多い。20年前の小泉政権以来、“自己責任”という言葉をよく聞くようになりました。同時に格差が拡大し、国民の貧困などのあらゆる問題はすべて「自分のせいだ」「努力不足だ」と洗脳されてきました。政治家は批判されず、ますますやりたい放題ナウです。この流れを止めないと、ヘルジャパンのヘルみは増すばかりですよ。——政治に対して諦めもあるのかもしれません。特に若い人たちは、生まれてからずっとこんな調子だから、変わるものだと思っていないのかも……。怒りの声は上げやすくなっているはずなんですが。アル:北欧の若い人たちの投票率がすごく高いのは、自分たちの意見がきっちり政治に反映される実感があるからですよね。たしかに日本では政治は他人ごとに見えてしまうかもしれない。でも、それはイコール自分たちの生活に跳ね返ってくるんだよと若い人たちに実感してもらうためには、メディアがもっと頑張るべきだと思うんですよ。特にテレビ、子どもも老人も観るテレビはやっぱり影響力が大きいです。「どんな社会にしたいのか?」をメディアにかかわる人間一人一人が考えるべきだし、影響力を自覚するべき。人権やジェンダーについてしっかり学ぶべきだと思います。若い人から教えてもらう姿勢望月:メディアを見ていると、「またこういう(価値観のズレた)描き方をしてるなぁ」って呆れることも多いですよね。でも、私たち以上に20代30代の若手の記者、特に女性記者の思いは強いと感じます。国分寺の市長選で、青年会議所が主催した公開討論会のチラシに、脚を露出したポーズの女性モデルが起用されていて、批判が集まったという記事を覚えてますか?記事を書いたのは東京新聞の若手の女性記者なんですが、上司に上げても初めは「こんなのニュースになる?」みたいな感じだったそうです。最終的には上司も納得し、社会部デスクを通じて記事を世に出すことができました。結果、記事はものすごく読まれたんですが、これがニュースになるとすぐに反応してくれない上司がまだまだいるということなんですよね。テレビでも同じことが言えると思います。——記事になるべきものが、ジェンダー観が古い上司によって却下されることも多々あるんですね……。望月:私も含め、デスクたちが20~30代の若手記者から「ニュースになる価値があるんだ」ってことを教えられている状況ですね。私たち中堅以上の人間は、すでに感覚がズレつつあるんだから、そういう自覚のもとで20~30代の子たちから教えてもらうのだ、アップデートするのだという姿勢を持ち、若手の違和感を大事にしていくのが重要なのかなと思います。アル:女性議員や女性管理職の数を増やせと言いましたが、上を変えるためにも“数の力”は重要だと思います。イギリスとか、欧米の公共テレビとかだと、性別、人種、年齢、セクシャリティ、宗教、学歴など、多様性ある人材を確保することを義務付けているそうです。日本のテレビ局はトップにいるのが高学歴のエリート男性ばかりなので、価値観が偏るのは当然ですよね。それ以外の多様性ある人材を増やさないと、変わらないと思います。男性アイドルの桶ダンスにびっくり——なるほど、”数の力”で権力に対抗する。そうすれば、上も変わらざるを得ませんね。アル:そうなんです。あと、テレビの問題といえば、テレビってときどきギョッとするようなものを流すじゃないですか。たとえば男性アイドルに対する股間ドッキリとか全裸ドッキリとか。私は「男性の身体の尊厳も守られるべきだ」という記事を書いたんですが、その記事がすごいバズったのを見て、やっぱりみんな注目してるんなだと思いました。ほかにも、男性アイドルの桶ダンスも未成年に対する性搾取だからやめよう、という署名活動がありましたし、男性の性搾取に関しても関心は高まっていると思います。望月:桶ダンスってなんですか?アル:ほぼ全裸で肌色のパンツだけをはかせて、桶を持って踊るという某事務所の伝統芸があるんです。それに対してファンが「未成年の子もいるし、性搾取をやめてください」という署名活動を始めたんですよ。私は自分の推しがそんなことさせられたら、桶をかついで打ち壊しに行くと思う。桶騒動を起こしますよ。望月:そもそもそれ、需要があるんですかね?アル:見たいという女性ファンもいるそうです。でも「エンタメなんだから、喜ぶファンのためにやればいい」という感覚はズレていると思う。欧米に住む友人たちは「こっちで桶ダンスとかありえないし、中高生アイドルの水着グラビアとかもギョッとされるよ」と話してました。日本は感覚が麻痺してますよね。ズレすぎててヤバいタレントも多い。「コロナで困窮した女性が風俗嬢になる」と嬉しげに話していたナイナイの岡村とか**ニッポン放送「オールナイトニッポン」の2020年4月23日放送回にて、「コロナが終息したら絶対面白いことあるんですよ。美人さんがお嬢(風俗嬢)やります。短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などと発言望月:2014年には、流れるプールで痴漢したことがあるとも言っていましたね*。犯罪やんって思うんですが、番組降板もなく、発言を批判する団体を批判するメディアすらありました。個人的に岡村さんは大好きな芸人さんですが、意識の低さには驚きましたし、発言への番組や社会の反応は本当にヌルいと思いました。※ニッポン放送「オールナイトニッポン」の2014年6月20日放送回にて、「初期の頃、流れるプールが流行った時にものすごく痴漢しましたからね。まぁ、時効ですけども。ケツ触ったりしましたけども。そんなのと同じような現象が渋谷のスクランブル交差点で、人の波が痴漢を誘発してしまうんでしょうね」などと発言アル:あれはラジオの生放送ですよね。編集可能な収録番組で、松本人志が「水商売のホステスさんが仕事を休むからといって、ホステスさんがもらっている給料を我々の税金では、俺はごめん、払いたくはないわ」と発言したときは、「よく放送したな……」と白目になりました。これはあからさまな職業差別であり、夜職の女性を社会から排除する発言ですよね。夜職のシングルマザーもすごく多くて、つまり子供がそれだけ貧困に陥っている、社会問題でもあるはずなのに。*フジテレビ系列「ワイドナショー」2020年4月5日放送回望月:そうやって明るみに出ることで、メディアも自覚が持てるところもあるかもしれませんね。反省しているかは分かりませんが。今年、五輪の開会式をめぐって、関わっている音楽家や絵本作家などの人権侵害といえる問題が一気に出てきました。いじめや差別に関わっていた、という問題です。問題が明るみに出たことで、国際感覚からかけ離れた人権意識の希薄さが浮き彫りになりました。「日本ってそんなことやっているんですか?」と。私は東京五輪の開催に反対だし、開催を強行したことは、救うことのできた命を救えなかったという意味でも誤った選択だったと思いますが、開催したことによって日本の人権後進国である状況が世界に露呈したという点で、結果としてよかった面もあったとは思います。アル:そうですね……私は東京五輪が開催されたことがイヤすぎて、その間ずっと体調がすぐれなかったけど(笑)。森喜朗氏の女性蔑視発言に抗議の声が集まって辞任に至ったことなどは、大きな変化だったと思います。最終回は11月30日公開予定です。(構成:須田奈津妃、編集:安次富陽子)
2021年11月29日ウートピでも連載中の作家・アルテイシアさんと、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、フェミニズムについて、メディアについて、政治について語る4回連載。アルテイシアさん著『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)と、望月衣塑子さん著『報道現場』(角川新書)を、お互い読み合ってからのスタートです。母は男尊女卑社会の被害者だった望月衣塑子さん(以下、望月):アルテイシアさんは“毒親”との関係を書き続けていますよね。そういったものを書き続けることで、何かご自身の中で変化したことはありますか?私自身は、4年前に亡くなった母が大好きだけど大嫌いで。愛着と執着と反発心が入り混じっていた存在でした。それでも亡くなると、母が無償の愛で私を愛し続けてくれたのだな、と今さらながら思い知らされます。アルテイシアさんにとって母親とはどういう存在だったのか、今はどういう風に感じているかをお聞きしたいです。アルテイシアさん(以下、アル):私の母は59歳のときに拒食症で亡くなったんです。無茶なダイエットを続けて、がりがりのミイラみたいに痩せて死んでしまったけど、遺体が発見された部屋には壁一面びっしり20代のギャルが着るような服がかかっていました。それを見て「母は男尊女卑社会の被害者だ」と思いました。母は「若く美しい女が、男に選ばれて幸せにしてもらう」というストーリー、“ジェンダーの呪い”にとらわれたまま死んでしまったんだと。——「若く美しい」23歳のときに、セレブ婚をされたと本に書いてありましたね。アル:それ以外の女の生き方のモデルを見たことがなかったんでしょうね。「女に学問はいらない」「結婚して子供を産むのが女の幸せ」という時代に生まれ、23歳で専業主婦になって、なんのキャリアもスキルもないまま40手前であっさり夫に捨てられて。中学生の私は、お酒に溺れて自傷行為を繰り返す母に対して「ちゃんと自分の足で立ってよ!」と軽蔑してました。でも、20代になって田嶋陽子さんの本に出会って、「母は自分の足を奪われたんだ」「一人で立てない女にさせられたんだ」と気づいたんです。母は1950年生まれですけど、私もその時代に生まれていたら母のようになっていたかもしれない。それに気づいてからは、“軽蔑の対象”から“男尊女卑社会の犠牲者”と客観的に思えるようになり、自分の気持ちがスッキリしました。私は“毒親デトックス”と呼んでますけど、スッキリするのは大事だなと思います。——フェミニズムに出会うことで“毒親デトックス”できたんですね。アル:母は反面教師としての実力はピカイチで。もし私が「母みたいな女になりたくない」と思わなければ、フェミニズムに興味を持たなかったかもしれないし、今こうやってものを書いていないかもしれない。「だから親たちに感謝YEAH!」とは思いませんが(笑)、母の影響は大きかったと思いますね。女性が自立できなかった世代の思い望月:たしかに、それなりの収入のある人に求婚されて、そこに嫁いで良き主婦となることが理想とされている時代に生まれていたら——それ以外の生き方がわからない中で生きていたら——最期まで若さと美しさに自分の理想が行きついてしまうのかもしれない。それは、アルテイシアさんのお母様だけの問題ではないんですよね。小池百合子さんが結局都知事選で圧勝しているのを見ると、彼女を支持する50~60代の女性たちが彼女に「私たちが果たせなかった夢を果たしてくれ」みたいな、そういう思いを託しているように感じます。小池さんと同じ時代、同じ価値観の中で生きてきて、「本来もっとできるはずのことが女性だからできなかった」という思いを抱えている層の女性が、あれよあれよと政治の世界で出世していってる彼女を応援している、と。ジェンダー蔑視がもっともっと今より強かった時代に、必死で闘ってきた女性に見えるんですよね。男社会で生き抜いてきた、自分たちはできなかったことをやっている、私たちもこうありたかった……みたいな自己投影があるんじゃないかと思います。——望月さんのお母様はどういう方だったのでしょうか。望月:私の母は、祖父と祖母の関係を見て傷ついてきた人なんです。祖父が浮気をして相手を妊娠させ、子どもを生ませたことも知っているし、祖母が夜の接待をするような場所で働いていたのを聞いて、女は手に職をもたなければ馬鹿にされ、男にいいように利用されると感じてきたんだと思います。母は昭和24(1949)年の生まれなんですけど、そういうふうに、女もある程度経済的に自立していなければ、祖父のような男と別れられず、苦しむだけだというのを見てきたから、男性と同じように稼いで自立しなくちゃいけないんだと考えていたと思います。アルテイシアさんがお母様を反面教師にしていたのと同じで、母も自分の母親を反面教師にしていたんですね。——当時、経済的自立を目指すのは大変だったでしょうね……。望月:大変だったと思います。その分、父との間で妥協を許さないみたいなところがありました。自分も同じように稼いでいるんだから、同じように主張させてよと。家の中でも喧嘩ばっかりしていました。私にも、女は自立しなくちゃいけないんだ、男にすがって生きていてはだめなんだ、とことあるごとに話していて、それはもちろん学ぶところも大きかったんですけど、一方でその思いが強すぎるとも感じていました。たとえば、「仕事があれば、子どもを産む必要などない。子どもを産むとやりたいことができなくなる」など。母がそういう価値観をもつに至る背景があったのは今となってはわかるんですが、それをそのまま私に投影しようとするから、「私は母と別人格なのになんで!?」と感じていましたね。受け入れられる部分と撥ねつけたい部分とがあって、大好きな母なんだけど大嫌い、そういう葛藤が常にありました。パーソナル・イズ・ポリティカル——母と娘の関係って難しいですよね。望月:断ちたくても断てないものがありますからね。特に幼少期は。それぞれ別々の生活を始めてからは、そこまで感じなくはなりましたが……。アルテイシアさんの本を読むと、“毒親”っていうと言い過ぎかなと思いながらも、親からなんらかの価値観の押し付けを受けて生きづらさを感じている多くの人たちに向けたメッセージが詰まっていますよね。それはアルテイシアさんがお母様との関係を客観的に社会的に分析できる視点があって、それを普遍化してくれているから。読むと、どうやって向き合えばいいのかの気づきがあります。自分を苦しめている状況に留まる必要はないし、自分をそんなに追い込まなくていいんだよって思える。アルテイシアさんはフェミニズムとの出会いが大きかったそうですが、私たちはフェミニズムを知りジェンダー的な視点を持つことで、個人としてどう自由になることができると思いますか?アル:フェミニストはずっと「パーソナル・イズ・ポリティカル」、つまり個人的なことは政治的なこと、全ての問題はつながってるんだ、と言い続けてきました。SNSを使ったフェミニズムでは、みんなジェンダーの問題を自分ごととして発信してますよね。性暴力やセクハラにあったとか、ワンオペ育児がつらいとか……「足が痛い」という#KuTooとかまさにそうです。自分の言葉で語り出したのが大きな変化で、それがすごくよかったと感じています。——自分の言葉で語り出すことが、自分を自由にするということでしょうか?アル:個人的に感じている問題が実は政治的な問題と繋がっていると気づいたときに、やっぱり解放されると思うんですよ。「私のせいじゃなかったんだ」「私、怒ってよかったんだ」とこれまで抑えていた痛みや怒りや苦しみ、そういう感情を解放できるようになる。そして、解放することによって、人はすごく生きやすくなると実感しています。——SNSでつながることで、「自分が悪いのかも」という個人の問題じゃなくて、「怒ってもいい政治や社会の問題だったんだ」と気づいて解放されるんですね。アル:その分、SNSでクソリプもくるんですけどね。ほんと赤潮みたいに発生する。でもフェミニズムにバックラッシュはつきものなので。大きな波が来ると、それを潰そうとする波が来る。私にもクソリプが押し寄せますけど、それは断末魔だと思っていて。『北斗の拳』の「ひでぶ」とか「たわば」みたいな、そんなふうに見えてます。男尊女卑を守りたい人たちの断末魔の叫びに過ぎないし、ジェンダー平等を目指す流れは絶対に止まらないから。望月:「個人的な痛みはもっと外に出していいし、痛みの原因となるものは実は政治的なことであるから変えられるんだ」ということを、若い人たちは感覚的に学べているのかもしれませんね。森喜朗さんの発言*なんて、何年か前だったら「またおじさんがなんか言ってるわ……どうせ結局これ、すみませんで済ませて続投でしょ」って諦めの目で見てしまうところを、女子学生たちがこちらがびっくりするぐらい怒っていて。周囲のJOCの評議委員も笑っていたという、そんな空気全体を変えなきゃいけないから、組織委員会の事務局に対して、森氏の処遇検討と再発防止策を進めてほしいと声を上げていました。『報道現場』にもちょっと書きましたが、20代30代の子たちが怒っている感覚が、私の怒りとは違うんです。こういうことをそのままにしてはいけないという気持ちが本当に強い。彼女たちの怒りを通して、一つ一つ、「こんなもんか」と受け流しちゃいけないんだということを痛感させられました。*森喜朗さんの発言……今年2月、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(当時)が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。[…]女性っていうのは優れているところですが、競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。[…] 私共の組織委員会に女性は何人いますか? 7人位おられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を射た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っています[…]」と発言アル:やっぱりインターネットはすごいですよね、黒船ですよ。サフラジェット*は火をつけるとか爆弾を仕掛けるとか、偉い人の馬の前に身投げするとかしないと注目されなかったわけですよ。それが今では、誰もが声を上げられる。ツイートがバズれば、ジャスティン・ビーバーやオバマ元大統領まで届くかもしれない。一人一人の小さな声が集まれば大きな声になるし、すると狼煙が上がって無関心な人も「あの煙なんやろ?」と気づかせられる。こんな社会を変えられるツールがあるんだから、狼煙をバンバンあげまくって、フェミニズムのバトンをつなぎたいと思います。*サフラジェット……19世紀末から20世紀初頭にかけて、参政権を女性にも与えるよう主張する女性団体のメンバー第3回は11月29日公開予定です。(構成:須田奈津妃、編集:安次富陽子)
2021年11月28日ウートピでも連載中の作家・アルテイシアさんと、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、フェミニズムについて、メディアについて、政治について語る4回連載。アルテイシアさん著『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)と、望月衣塑子さん著『報道現場』(角川新書)を、お互い読み合ってからのスタートです。一個人の生の言葉だからこそ響く——まずは、アルテイシアさんが望月さんとお話ししてみたかったという理由を教えていただけますでしょうか。アルテイシアさん(以下、アル):菅さんが官房長官だった時の会見で、望月さんがグイグイ質問していく姿に痺れて憧れて(笑)。台本を読むだけの予定調和な会見の中で、望月さんが「わきまえない女」として立ち向かう姿を見て、私の周りにも“望月推し”が爆誕してました。その後、推しである望月さんを追って『i ―新聞記者ドキュメント—』を観て、権力には真正面からぶつかるけれども、声を上げようとしている方たちには寄り添う姿を見てさらにグッときました。Choose Life Projectの「わきまえない女たち」の同じ回で出演させていただいた時は、密かにときめいていたんです(笑)。望月衣塑子さん(以下、望月):「わきまえない女たち」で一緒に登壇した時は、アルテイシアさんは覆面でしたから、こうやって素顔で対面するのは初めてですね。あの場でも「本を読んでいます」「映画を観ています」と言っていただいて本当にうれしかったです。今回の対談が決まって、改めてアルテイシアさんのエッセイを読みました。ご自身の人生とか家族関係を含めて、本当に生々しいところを吐き出しているにもかかわらず、面白おかしいネタがちょこちょこ入りつつ——そこがアルテイシアさんの力量ですね——同じような苦しさを共有している多くの人に向けて、その先の真実とか真理を見つけていこうっていう、すごくインパクトのあるエッセイだと感じました。アル:ありがとうございます、トゥンク!望月:アルテイシアさんは、一個人の中から見えてきた政治や社会の状況を、自分の生の言葉として落とし込んでいますよね。それらを世の中の人に伝えて、「ここから変えられるんだよ」「もっと前を向こうよ」っていうメッセージを出している。正直言って、私には真似できないと感じてしまって。私が忖度なく質問をする姿に「勇気をもらった」と言ってくださる方もいて、それはすごく励まされるしありがたいんですけど、所詮きれいごとで戦っているようにしか見えないところもある。でもアルテイシアさんは違います。——どう違うのでしょうか?望月:普段は政治や社会問題に関心がないけれど、何かモヤモヤを抱えているような子たちに響くエッセイなんです。今の日本の社会全体に漂うムーヴメントみたいなものは、この数年間ですごく変わってきました。その火付け役のひとりとしてアルテイシアさんがいるのだと思います。まだまだ政権を見ていると暗くなる話が多いのですが、アルテイシアさんのような方がいてくれることが希望だなって感じました。アル:うれしい……冥途の土産にします……!——10月に出版された望月さんの新刊『報道現場』を読んで、アルテイシアさんはどんなことを感じたか、教えていただけますか?アル:望月さんの本を読むたびに、日本のヤバさとメディアのヤバさを痛感します。とりあえず2点挙げておきたいんですけど、まず1点目。(望月さんの同名著作を映画化した)『新聞記者』が大ヒットしたにもかかわらず、民放テレビ局は無反応で、大ヒット御礼の舞台挨拶に取材陣が殺到していたのに、結局テレビはどこも放送しなかったと書かれていましたね。「これが圧力と忖度か!」としみじみ思いました。そのような作品が日本アカデミー賞の最優秀賞三冠を獲ったっていうのが胸熱で。本の中で「映画の反響はすごいなと改めて思い、テレビのCMなどは一切打てない中で、口コミで支えてくれた鑑賞者への感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。あらためて、映画の持つ力を思い知らされた」(同書・254ページ)とありますが、そこが本当に胸に響きましたし、これが今の社会だなとも思ったんですよね。——「口コミで支えてくれた」というところが「今の社会」っぽいですね。アル:私のツイッターのタイムラインでも、「この映画はやばい、観なきゃ」というような『新聞記者』の感想をいっぱい見ましたが、SNSが今、社会を動かせるようになってきましたよね。たとえば、SNSを使った新しいフェミニズム——第四波フェミニズムとも言われていますが——の広がりは目を見張るものがあります。フェミニズムだけでなく、警察庁法改正や入管法改正への抗議の輪も、SNSから広がっていきました。一人一人が声を上げることで社会は変えられることを証明していると思います。メディア業界はジェンダー意識が遅れている——本を読んで感じたことの2点目はどんなことでしょうか?アル:読みながら怒髪天を衝きっぱなしだったんですけど、特に怒髪天を衝いたのが、ほかの記者たちの姿勢です。官邸の意向に忠実な記者、ある他社の官邸キャップが、望月さんに「記者たるものは」「オフ懇*がいかに大切か」をこんこんと説いた紙を渡してきたというエピソードとか。しかもその人、望月さんを待ち伏せしたり、会見室の中にまで入ってきて「あんたのやってることは所詮、負け犬の遠吠えだ」と執拗に説教してきたそうじゃないですか。「お前よう言うたな!!」と思いました。*オフ懇・・・オフレコ懇談。政治家が話したことを記事化しないという暗黙の了解の下で、記者と政治家の間で行われるやり取り——なんでそこまで執拗にからもうとするんでしょうね……。アル:望月さんが年上の男性記者だったり、白鵬みたいにいかつい男性だったら、言わないと思うんです。やっぱり自分より若くて、かつ女だから舐めてるよなって。私にも新聞記者の女友達は何人かいるんですけど、口をそろえて「男社会だよ」「古い、昭和だよ」って言います。私と同世代の女友達は、「若い女子が警察や官僚の取材担当をさせられたのよ。それって女の武器を使ってネタをとってこい、と暗に指示されてるんだよね」と言っていました。新人時代に取材先の官僚から無理やりディープキスをされたこともあるそうです。そして、驚くことにアラサーの新聞記者の女の子と喋っていたら、今も同じようなことが起きていて、「女の武器を使え」と圧をかけられるそうなんです。望月:新聞社はこれまで「抱きつき取材」*と言われるような取材がある種、ネタ元に食い込むための手法として評価されてきましたが、黒川弘務元東京高検検事長と記者らとの賭け麻雀問題をめぐって、こういった取材手法は特に若手の記者から疑問の声があがるようになりました。「抱きつき取材」そのものが見直されるべき時代になったと感じます。*抱きつき取材…取材先の懐に入り込み、親密な関係を結んで情報を得る、日本のマスコミの伝統的な取材方法。男性記者は麻雀やゴルフを一緒にする仲間となり、一方、女性記者は会食中などに取材先からのセクハラにあうことも珍しくないアル:福田事務次官のセクハラ*とかもありましたけど、一般社会との意識のギャップがすごい。友人たちが言うには「記者だから仕方ないよね」みたいな空気が社内にあるそうなんです。私の、一般の感覚から言うと、どんな職業だろうがセクハラされていい人なんているわけがない。セクハラは性暴力で人権侵害です。それを社会が軽視しているのが問題ですよね。「大げさに騒ぐな」とか「笑ってかわせ」とか、そういう空気があるからセクハラがなくならない。「それって性暴力しやすい社会に加担していますよね!?」と、私は怒りの法螺貝を吹いています。*福田事務次官のセクハラ…2018年、財務省の福田淳一事務次官(当時)が、テレビ朝日の女性記者と会食中、「胸触っていい?」「抱きしめていい?」などの言葉を執拗に投げかけた。記者は1年ほど前から、取材を目的とした会食の席でたびたびセクハラ発言をされてきたという望月:多くの新聞社が福田さんの事件をあれだけ大きく取り上げたのに、あの事件があってもなおそれを言っているような人がいるんです。ただ、少し変わったのは、福田さんの事件のあと、各社が「取材先でも社内でも、セクハラ・パワハラがあったらなんでも報告してくれ」という対応を始めたということ。わが社(東京新聞社)でもそういうセクションが作られ、匿名で報告ができるようになりました。日本テレビは2002年10月から「日テレ・ホイッスル」という社内報告制度を始め、この制度を契機にセクハラやパワハラが判明し、左遷される人が続々と出たとも聞きました。テレビ局では、取材先からの被害というより、正規社員と外注スタッフの力関係によるパワハラでけっこう処分者が出ているようです。見て見ぬフリをしてきた後悔で…——「福田セクハラ事件」は、メディアにとって大きな転機だったんですね。望月:私が取材したベテラン女性記者たちの間にも、何人か福田さんに「抱きつかれた」という被害者がいました。かつての記憶がフラッシュバックして(福田セクハラ事件の報道を)見ていられない、という人たちも何人かいました。——何人か……。望月:(福田さんのセクハラは)有名だったんですよね。でも、福田さんは出世するだろうと言われていたから、みんな見て見ぬフリをしてきたんです。私たち世代もそうだし、もっと上の世代もそうだけど、「この人はネタを持ってるからには多少のことは我慢しろ」みたいなことを容認してきてしまったがゆえの事件だったと思います。(福田セクハラ事件被害者の)テレ朝女性記者や、伊藤詩織さんといった、私たちより一回り下の世代がようやく声を上げてくれて、それでようやく各社がちょっとずつセクハラ・パワハラへの対応をとる流れができた。アル:被害者を出さないと変わらなかったのか、というのがつらいですよね。もっと前に変わっていれば、あんなことはなかったかもしれないのに。私も「自分の世代がもっと戦っていればよかった」という後悔がすごく強いです。だから今、全力で法螺貝を吹いてます。望月:そうですね。私たちがもっと早い段階から声を上げていれば、この波はもっともっと前に来ていたのかなと思います。私の駆け出しのころ、20年前の支局のころを振り返ると、市議会議員とのお食事会に呼ばれて、名刺交換をしただけなのに、翌日私のマンションを調べて「マンションの下にいるから上がってもいいか?」と言われたこともありました。「ネタがあるんだからいいだろ」っていう認識だったんでしょうか。私は市政担当ではなく、警察担当だったのですが…。特に地方になると……東京なんかは昔と比べてまだマシですが、地方では今でもまだまだ男尊女卑が激しいところが多くて、「女性記者ってこんなもんだろ」みたいに扱われているケースがあります。東京近辺では「もうこんなことありえないよね」ということが地方ではまだ起こっていて、地方紙の女性記者に「もうこれは黙っていられない」と、相談を受けることもありますが、相談してくれる女性記者たちは、大学でジェンダー問題などの勉強を積んでいて社会のジェンダーギャップを変えたいと思っている人が多いですね。やっぱり、伊藤さんが出てきてくれたことは、ものすごく大きかったと思います。——ということは2017年ころまで皆さん耐えていたという感じだったんでしょうか。望月:その前に上野千鶴子さんや田嶋陽子さんといった先生たちが切り開いてくれたところがあって、それに共感して勉強する人たちは増えていましたが、ここ最近の表立った事件としてはジャーナリスト伊藤詩織さんのインパクトが大きかったと思います。そして、伊藤さんの告発の約半年後に、ニューヨーク・タイムズの女性記者チームが、ハーヴェイ・ワインスタインという有名な映画プロデューサーのセクハラを告発し、日本だけでなく世界で#MeToo、#WeTooの流れがワーッと広がりました。さらに、愛知で実の娘に性暴行を加えていた父親が一審で無罪判決を受けたこと*に抗議のフラワーデモが全国に広がった。この流れが大きかったと思います。でも、アルテイシアさんの本を読むと、アルテイシアさんたちはこういった問題が明るみになるより前からこのテーマに敏感で。かつては見向きもされなかったテーマなのに、今や「どんどんお願いします」「コメントください」となっていますよね。ご自身はその変化をどう感じているのか聞きたいところです。*父親から10年以上にわたり性的暴行を受けていたにもかかわらず、2017年の一審では、「(娘は)抵抗できない状態ではなかった」と判断され無罪に。2020年3月12日の控訴審では、「長年にわたる性的暴行で抵抗する意思を奪い、抵抗できない状態だった」と名古屋高裁は懲役10年の有罪判決に改めたアル:やっぱり#MeTooは本当、黒船でしたよね。今回のフェミブームもアメリカから流れがきた。フェミニストの先輩方が「フェミニズムが難しく学術的になりすぎて、うまくバトンがつながらなかった」とおっしゃっていて、それはたしかにって思います。マルクス主義的フェミニズムとか言われても「なんやようわからんし、自分には関係ないわ」と思っちゃいますよね。私はジェンダーの研究者でもないし、路地裏の野良作家ですが、だからこそ中高生でもわかるように書こうと心がけています。かつ、なるべくシンプルに面白く。ハッピーフェミニスト、バッドフェミニストとかありますけど、私は“ひょうきんフェミニスト”でありたくて。ジェンダーやフェミニズムに興味がなかった人でも「面白いから読もう」と思ってくれたらうれしい。無関心な人にも届くものを書きたいと思ってます。望月:それが影響力のあるアルテイシアさんの技というか。政治部とか社会部のネタって、批判的な視点しかないからというのもあり、ついつい暗くなっちゃうんですよ。でも、「メディアもお先真っ暗だ」で終わっちゃうと、若い人は食いついてこないですよね。アルテイシアさんの「法螺貝」とか「膝パーカッション」とか読んじゃうと、重い話でも笑っちゃう。でも読めばズシンと落ちてくるものがある。そこは意識してやってるんですか?アル:生まれつき、ふざけてるんですけど(笑)。自分では真面目にしてても「ふざけるな」と言われ続ける人生でした。ただ、ただでさえしんどい世の中だから、若い人たちはしんどいものはあまり見たくない。だから、しんどくないもの、笑って元気が出るようなものを書きたいと思ってます。第2回は11月28日公開予定です。(構成:須田奈津妃、編集:安次富陽子)
2021年11月27日モデルで女優の馬場ふみかがミューズを務めるGiRLS by PEACH JOHNのコラボレーションコレクション着用ビジュアルが、13日に公開された。本日発売された馬場にとって初のコラボレーションコレクションは、「健康的な美ボディを持つ馬場ふみかがこの冬に挑戦したい!」をテーマに下着2型、ルームウエア1型を展開。身に着けるランジェリーにこだわりのある馬場本人監修のもとデザインされ、何度も試作を重ねてディテールまでこだわった自信作が完成した。「お友達とペアルックで着用して楽しんでほしい!」との思いを込めて2カラーを用意した「馬場ふみかコラボ パジャマ」は、「もともと愛用していたパジャマが裾広がりのシルエットで、家でふと鏡を見た時にスタイルが良く見えるので、自分で作るならボトムは絶対このカタチがいいなと思っていました。リラックスできるよう、表面がふわっと、とろけるように気持ちいいワッフル素材にしたのもポイント。カジュアルなヘンリーネックのシンプルなデザインに、袖&ポケットのレースやウエストのサテンリボンを合わせることで、甘さと大人っぽさのバランスをとりました!」とアピール。GiRLS by PEACH JOHNで人気のブラ「もりこれ脇高シリーズ」のデザインは「パワーネットを中央でカシュクール風にしたのがポイント。谷間をしっかり寄せつつ、少し透けて見えるかな? くらいに谷間を隠せるので、大人っぽいけれどセクシーすぎないところがお気に入りです。肌が綺麗に見えるような、絶妙なくすみ加減のピンクとネイビーもこだわって選びました」と説明した。定番シリーズ「なちゅこれブラセット」のデザインは「どのレースにするか、どこにレースを付けるかなど、一からこだわって作りました! レースとベースをあえて同じ色にせず、ラベンダーには『ベージュ』、レッドには『色味の異なる明るいレッド』を。色使いが大のお気に入りポイントです! ストラップの付け根にも三角形にレースを付けてネックラインが綺麗に見えるようにしたり、ショーツの後ろ上部はレースから肌が透けるようにしたり、ちょっとしたレース使いにきゅんとしてもらえるはずです!」と語った。自ら着用したビジュアルでは、バリエーション豊かな表情で美ボディを披露している。
2021年10月13日さつまいもカフェ「望月(もちづき)」が、2021年9月1日(水)東京・麻布十番にオープンする。芋と珈琲のさつまいもカフェ「望月」さつまいもカフェ「望月」は、日本の“ソウルフード”の一つに数えられる焼き芋にフォーカスした新感覚のカフェ。焼き芋をおいしく味わってもらうため、提供時期によってメニューをチェンジする。ひんやり冷たいスイーツがおいしい春夏には、熟成焼き芋を使用したかき氷を中心に、ほかほかの焼き芋が恋しくなる秋冬には採れたてのさつまいもを焼き芋をメインに展開。メインメニューが季節によって変わる“二毛作スタイル”のカフェとなる。かき氷の中でも、看板メニューとなるのが、モンブラン風に仕上げた「熟成焼き芋モンブランかき氷」。宮崎県産の紅はるかをはじめ、厳選したさつまいもを贅沢に使用した自家製のさつまいもペーストを氷に大胆にトッピングした。ほかにも、チョコレートソースをあしらった「チョコレート」、小豆と白玉をのせた「宇治抹茶」のフレーバーを用意する。また、春夏も焼き芋も食べたい!というファンに向けて、冷凍した冷やし熟成焼き芋も取り揃える。焼き芋ともアイスとも異なる、ユニークな食感と味わいを楽しむことができる。通年メニューとして「芋のテリーヌ」をテイクアウトスイーツとして発売。野菜ソムリエの資格をもつオーナーと麻布十番の人気フレンチ「釜津田」との共同開発で生まれたこだわりの逸品で、白砂糖不使用、芋本来のうまみを感じられる贅沢なスイーツとなっている。【詳細】芋と珈琲の専門店カフェ「望月」オープン日:2021年9月1日(水)住所:東京都港区麻布十番3-7-4 1F営業時間:11:00〜19:00※18:30 ラストオーダー※イートイン、テイクアウトあり。全18席。<メニュー例>■イートイン焼き芋(秋冬) 400円 ※価格は仕入れ状況により異なる。冷やし熟成焼き芋(通年) 400円かき氷 熟成焼き芋モンブラン 2,200円かき氷 チョコレート 2,200円かき氷 宇治抹茶 2,200 円コーヒー 望月ブレンド 800円■テイクアウト熟成焼き芋のテリーヌ 800円+木箱(1ピース用 400円)
2021年08月21日俳優の二階堂ふみさんが、2021年8月2日にInstagramでストーリーズを投稿。「少し長くなってしまいますが、私の気持ちをお伝えしたいと思います」と前置きをした上で、一部のネットメディアで共演俳優との熱愛報道が掲載された件について意見を述べました。二階堂さんは該当する記事についてはっきりと「フェイクニュースです」とつづり、ファンに向けてこのように呼びかけています。よくある事ではあって、気にしなければ良いのかもしれませんが、正直に綴ると、とても辛いです。全く身に覚えの無い事や、完全に噓の情報が記事になること。それを信じてしまった人から攻撃的なメッセージが届くことも。世の中には沢山の情報が溢れています。私ももしかしたら、間違った情報を受け取ってしまう事があるかもしれません。何が本当で、何が嘘なのか、選別するのは本当に難しいですよね。ですが、やはり、とても辛いのです。そしてそのニュースを見て、気持ちがザワザワしてしまう方がいると思うと、それも辛いです。fumi_nikaidoーより引用フェイクニュースによって、ファンを含む多くの人の気持ちを乱してしまったことに心を痛める二階堂さん。報道が虚偽であれば、二階堂さんも被害者といえるでしょう。フェイクニュースを信じる人から中傷を受けながらも、ファンを心配する姿に胸が痛みます。続いて、二階堂さんは記者に向けてこのように訴えました。記事を書いた記者の方へ。お願いです。誤った情報で誰も幸せにならない記事を書くのではなく、見る人が少しでもハッピーになれるような内容や、前向きになれるような内容をお届けする事はできませんか?もしかしたら勘違いがあったのかもしれません。嘘の情報が、記者の方に入ったのかもしれません。今は皆大変な時期だと思います。現場でも熱中症対策に加え、感染症対策もあり、気を張りながら作品を作っています。私達の仕事だけでなく、多くの方が、大変な中お仕事をしたり学校へ行ったり、生活をされています。そのような状況の中で、エンターテイメントに関わる者として、少しでも、せわしない日常から離れられるような、ワクワクするような時間をお届けできればという気持ちで、作品作りをしております。様々な記事を書く方へ。表現の場は違いますが、ネガティブな刺激では無く、ポジティブな刺激を広める事が、一緒にできたら嬉しいです。fumi_nikaidoーより引用最後に、二階堂さんは「記者を批判したり、誰かを傷付けたりするのではなく、一緒に考えてもらいたいです」とつづりました。投稿には新型コロナウイルス感染症や猛暑による心身への影響を心配する文章もあり、二階堂さんの優しさが伝わってきます。強い言葉で批判せず、自分を傷付けた人すら守ろうとする二階堂さんの投稿に、多くの人から反響が上がっています。・二階堂さんの言葉、心に響きました。本人が一番悲しいだろうに。・ふみちゃん、よくぞいってくれました!かっこいいです。・頑張って取り組んだ作品でフェイクニュースを書かれたら、役者としてもつらいよね…。知名度の高さゆえに受ける被害を揶揄(やゆ)する『有名税』という言葉があります。しかし、当たり前のことですが著名人も1人の人間です。プライバシーを侵害されたり、ありもしない話をでっち上げられたりすれば、いくら有名税による被害を覚悟していても傷付くのではないでしょうか。二階堂さんだけでなく、芸能人を中心にいろいろな人が記者の行きすぎた行動やフェイクニュースに苦言を呈しています。人権についての考え方が少しずつ変わっている現代。著名人の人権も同様に守られるべきでしょう。二階堂ふみさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年08月02日モデルで女優の馬場ふみかがミューズを務めるGiRLS by PEACH JOHNの新ビジュアル11点とスペシャルムービーが、14日に公開された。3月に行われた「GiRLS by PEACH JOHN 2021年新ブランドミューズ発表会」では、「学生時代からずっと『PEACH JOHN』の下着を着用していたので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです。グラビアや雑誌のお仕事で下着を衣装として着させていただく機会も多いので、下着に関わるお仕事がしたかったんですよね」と語っていた馬場。秋の新作ランジェリーを身にまとった新ビジュアルでは、美しいバストやふわふわボディを披露している。また「身に着けるランジェリーにこだわりがある」という馬場は、「なちゅこれフラワーモチーフブラセット」へは「シフォンに施された刺しゅうが、密かにラメ系で控えめにキラリとしてかわいい!」、「もりこれプレジールブラセット」へは「このボルドー、肌がキレイに見えてお気に入り。秋冬に着けたいです!」、「Peasy001」へは「とにかくラクちんだからおうち時間に愛用中」と、それぞれの商品の魅力を語った。公式サイトでは全コメントを読むことができる。
2021年07月15日歌番組『第71回NHK紅白歌合戦(以下、紅白)』(NHK)の紅組司会を務めるなど、俳優業以外でも活躍の場を広げている、俳優の二階堂ふみさん。二階堂ふみに関する記事はこちら2021年7月11日に放送された、バラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)にゲスト出演しました。二階堂さんは、番組の中で紅白の司会を務めた時の裏話を披露。その内容に、大きな反響が上がっています。二階堂ふみが紅白の衣装にパンツスーツを選んだ理由紅白では、堂々としたたたずまいと、落ち着いた話しぶりが「素晴らしい」と高評価を得た二階堂さん。周囲への気配りに長けた司会進行はもちろん、二階堂さんが着ていた赤色のパンツスーツ姿も注目を集めました。番組のインタビュアーを務める、タレントの林修さんが「紅白の司会といえば派手なドレスが多い中、スッとしたパンツスーツ姿でしたね。あれはご自身のチョイスですか?」と尋ねた時のこと。二階堂さんは、スタイリストに相談のうえ、自分の意思でパンツスーツを選んだことを告白し、次のような考えを述べました。今、もう女性が必ずドレスを着なきゃいけないとか、なんかもうそういうことでもないよなあとか。自分が着たい、自分がその時一番自信を持った状態でいられる服を着るのがいいのかなという風に思っていたので。日曜日の初耳学ーより引用二階堂さんは、自信が持てる衣装として、パンツスーツを選んだといいます。さらに、司会時は人種差別への反対を訴える『アンチレイシズム』と書かれた指輪を着けていたことを明かしました。これからの時代はそういう風になってほしいなと思いますね。女性だからとか、男性だからとか…逆にこう、男性なのにとか女性なのにではなくて、「みんなそれぞれが違う」っていうのが当たり前になるといいなあっていうのが。日曜日の初耳学ーより引用「性別などによる差別がなくなり、それぞれの個性を認め合う社会になってほしい」という考えを語った二階堂さん。視聴者からは、二階堂さんの発言に対し、さまざまなコメントが寄せられています。・かっこよすぎる。芯のある二階堂さんのことが好きになった。・素敵な考え方だなあ。それを周りに発信していく姿勢も好感が持てる。・派手ではない紅白の衣装、とてもよかったと思う。それを選んだ理由を聞いて、さらにグッときた。日本に古くから存在する、「男だから」「女なのに」といった、性別による凝り固まったものの見方。少しずつそういった風潮を改める動きが出てきてはいますが、根強い差別により多くの人が傷付けられ、時に悩んだことでしょう。自分らしくあることの素晴らしさを伝える二階堂さんの言動に、勇気付けられますね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月12日●『ViVi』初表紙も「すごく大きな経験」ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルとして支持を集め、4月に発売された6月号では初のソロ表紙を飾るなど、人気急上昇中のモデル・愛花(えりか)が、ドラマ『ブラックシンデレラ』で演技に初挑戦。「どうなるか分からなかったけれど、飛び込みました!」と語る愛花にインタビューした。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」で配信がスタートした同ドラマで愛花が演じるのは、有名美容ブランドのひとり娘として育ち、学園一の美女と謳われる香澄百合。莉子演じる主人公・神谷愛波(まなは)を敵視する難役で、初めてとは思えぬ演技を見せている。そんな愛花に演技に挑戦して感じたことや、『ViVi』ソロ表紙の喜びに加え、地元が好きという自身に感じる「福島魂」を聞いた。○■初めての演技に劣等感――第1話の後半、百合サマの本性が露わになってビックリしました。しかも愛花さんは初演技。ミスコンが盛んな学園のトップに君臨する、意地悪な女子に挑戦したのはすごいなと。オーディションで決まったのですが、私も「演技は初めてだけれど大丈夫かな」と不安でした。実際、現場ではみなさん演技が上手な方ばかりだし、囲まれて、劣等感がすごかったです。頑張りたい気持ちはあっても、なかなか追いつけないジレンマと、ずっと葛藤してました。――最初に出されていたコメントでも、「劣等感がある」「悔しい」というお話をされていました。そうした気持ちを素直に口にできるのも素敵だと思います。自分は喋ってしまうほうです。弱みも人に見せちゃう。ただファンの方が見てくれているInstagramなどではネガティブな方向に持っていきたくないので、言わないようにしています。もともとネガティブなタイプではないですけど、こうしたインタビューでは、きちんと自分のことをお話しできたらと思っています。――もともとお芝居に興味は?すごくあります。知らない世界ってワクワクするし、なんでもやってみたいと思うタイプなので、今回のお話も、どうなるか分からないけれど、やってみたいと、飛び込みました。でも「あれ、私、場違いじゃないかな?」と思うこともあって。楽しさも感じましたが、もどかしさもあったので、演技の勉強もしていきたいです。○■好奇心とハングリー精神で突き進んでいきたい――中盤以降は、百合のバックボーンも見えてきて、彼女自身も変化していくのでは?そうですね。百合は、美の価値にすごく厳しいお母さんのもとで育ってきて、どこかずれているところがあるんです。それが、愛波と圭吾(神尾楓珠)、空(板垣瑞生)との関係の中で変わっていく。本当の美しさとは何なのかにも気づいていけるキャラクターだと思います。――莉子さんとは現場ではどんな感じだったのですか?年下なので、最初は妹みたいな感じかなと思っていましたが、とても大人な考えを持っていて、学ばせてもらうことが多かったです。この作品をきっかけに、プライベートでの交流も始まりました。『ブラックシンデレラ』の女子グループみんなで仲良くなりました。――神尾さんと板垣さんには取材したことがあるのですが、とても明るいイメージです。現場でも明るかったです。ただ神尾さんが、『ViVi』での取材のときに、普段は結構クールなんだけど、現場では圭吾っぽく振る舞っていたとお話されていて、カメラが入っていないときでも、役柄を意識されているんだなと知って、素敵だなと思いました。――神尾さんとは『ViVi』の6月号で対談されていますね。そして愛花さんはソロで表紙を飾りました。そうなんです。今回ドラマで初めて演技をしたことも大きいですが、それに加えて、『ViVi』で表紙を飾らせていただいたこともすごく大きな経験になりました。色んなことに挑戦するたびに、責任感が増しますし、背負っていくものも増えていますが、それに負けないくらい楽しいことが多いし、好奇心とハングリー精神で突き進みたいです。――百合は表情で気持ちを見せる場面も多いです。モデルのお仕事とは、表情づくりも全く違いますか?全然違いました。モデル業ではモデルひとりひとりも、スタイリストさんもメイクさんも、みんなが自分の持っているものをそこで出す感じですが、演技となると自分だけではなくて、監督だったり共演者だったりと、長い時間をかけてみんなでひとつのものを作っていくのだと感じました。だから表情も周囲の影響で変わってくる。みんなで作り上げるという点は同じなのですが、作り上げ方、関わり方が違っていることが楽しかったです。●東京理科大で「刺激されて、私も頑張っています」○■将来はみんなに愛されるおばあちゃんになりたい――これから女優としての活動も増えていくなら、どんな役をやってみたいですか?最近、Netflixで『エノーラ・ホームズの事件簿』という映画を見たんです。シャーロック・ホームズの妹が主人公なんですけど、中世のヨーロッパで女性はおしとやかにと言われるなかで、エノーラは野性的で、すごく面白いんです。私も明るい役や強さのある役もやってみたいですね。百合も美に対するちょっと斜め方向の強さを持っていますが、今度は斜め方向ではないまっすぐな強さも演じてみたいです。――百合を演じてみて、ルッキズムについて何か考えましたか?これまで外見主義について考えたことがありませんでした。今回、セリフの中にも外見に関するいじわるなワードとかが結構あって、そういうのを目にするとすごく悲しくなるし、無意識にやっている人たちには、よくないことだと分かってほしい。高校生だけでなく、小学生や中学生にもこの作品のメッセージが伝えられたらなと思います。――まだ二十歳ですが、学業とモデル業に加えて今度はお芝居もと、とても目まぐるしい生活かと。そうしたなかで何かビジョンはありますか?数年後にこうなりたいといったものは、あまりないんです。そのときに自分のやりたいこと、例えば今回のように演技へ挑戦したり、その都度やっていけたら。もともと芸能界に入るきっかけも高校の時に受けたオーディションでグランプリをとったことで、そこからガラッと人生が変わりました。世の中、飛び込んでみないと分からないことのほうが多いので、今はいろんなことを吸収しつつ、挑戦していけたらと思います。先の目標としては、みんなに愛されるおばあちゃんになりたいです。――まだまだ先の目標ですね。おしゃれをして街に出かけるようなかわいらしいおばあちゃんでしょうか。はい。実際、私のおばあちゃんもおしゃれで、私がいいなと思ったリップをおばあちゃんにあげたり、今年の冬には、おばあちゃんのお譲りのコートを私が着てました。――おばあさまのおさがりを?おばあちゃんのおさがりを着ますし、もし自分に孫ができたら、同じようにしてあげたいです。私は、自分のベースが家族にあって、お仕事をするなかでツライことがあったら、家族に声をかけてもらいますし、FaceTimeで顔を見て話もよくしていて、とても支えになっています。○■競歩大会で鍛えられた福島魂――家族がベースというお話ですが、愛花さんは、地元の福島を大切にされている印象です。今年は震災から10年で、それこそ福島のことは気軽に聞いてはいけないみたいに思われてしまうこともありますが、こうしたコロナ禍でなかったら、本当はもっと観光PRもしたいんです。福島ってこんなに素敵なところがあるんですよって。もう散ってしまいましたが、鶴ヶ城(会津若松城)の桜とか、すごくきれいですし。でも今は足を運べないので、特産品でお取り寄せできるものをおすすめしています。最近のおすすめは日本酒です。――二十歳になりましたし、飲めますね。めちゃめちゃおいしいです。会津娘とか飛露喜とか。――自分は福島の女性だなあと、福島魂を感じる瞬間はありますか?中学から高校にかけて、競歩大会があるんです。白虎隊が飯盛山を超えて猪苗代にも行ったことにちなんで、40キロ歩くんです。雨や雪でできない年もありましたが、私も参加して、忍耐力を鍛えられました。それこそ会津魂ですね。たとえばモデルのお仕事ですごく寒い冬に夏服の撮影をすることもありますが、会津魂で乗り切ってます。――東京理科大学に通う現役大学生でもあります。やることが多すぎて疲れませんか?私、いったん止まると止まっちゃう性格で。大学と仕事に関しても、どちらもやっているから頑張れています。大学だけ、仕事だけとなると逆に怠けちゃうかな。大学のほうは今、オンラインのために課題も多いですが、忙しいのは私だけじゃないので。勉強もやりたいしお仕事も頑張りたい。頑張っている人たちに囲まれているので、刺激されて、私も頑張っています。――最後にメッセージをお願いします。百合は固定概念に縛られていましたが、愛波と関わることで変わっていきます。百合が成長していく姿を見てほしいですし、百合だけじゃなくて、みんなが愛波のパワーでどんどん変わっていくので、そうしたキャラクターたちの成長物語を楽しんでもらえたら嬉しいです。■プロフィール愛花(えりか)2000年8月13日生まれ、福島県出身。2018年にファッション雑誌『ViVi』の専属モデルオーディションにてグランプリを受賞し、翌年、専属モデルデビュー。様々な表情を見せて人気を獲得し、2021年4月発売の6月号で初の表紙を飾った。「ABEMA」配信ドラマ『ブラックシンデレラ』で女優デビューを果たした。私生活では東京理科大学に通う現役の大学生であり、クイズ番組に出演するなど、活躍の幅を広げている。公式Instagram(@hi_erica_)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年05月21日『舟を編む』、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、『町田くんの世界』など、挑戦的で質の高い作品を発表し続ける石井裕也監督の新作『茜色に焼かれる』。理不尽な世の中に翻ろうされながら、力強く生きて行く母と息子の姿を見つめた本作で、15歳の新人俳優・和田庵(わだ・いおり)が、主演の尾野真千子の息子役に抜擢され、爪痕を残している。芸歴は長いが、ここまでの大役は初挑戦の和田。インタビューの際には、「昨日、サインを考えたんです」と初々しい姿も!そんな和田に、芝居への向き合い方を変えた石井監督からのアドバイスや、本作のオーディションが行われる直前の、昨年の夏まで行っていたというカナダ留学こと、夢中だというスケボーについてなど聞いた。カナダ留学から帰国後、即オーディション、即クランクイン――見ごたえのあるヒューマンドラマです。脚本を読んだとき、純平役に決まったときの感想は?僕がいままでやらせていただいた役のなかで、一番セリフも多くて重要な役。中学時代、カナダに留学していたので、久しぶりのお仕事でしたし、プレッシャーに感じる部分がいろいろありました。でもそれ以上に出演が決まったことへの驚きや喜びが大きかったです。ストーリーとしては、R15+らしいすごく大人な内容だなと思いました。純平は自分とはかけ離れた部分が多くて、撮影が始まるまで、どんな子だろうとずっとイメージしていました。――帰国後にオーディションを受けたのですか?そうです。帰ってきてすぐ、オーディションを受けました。最初の書類選考のときに、自己PR動画を送ったのですが、そこで今までのお仕事や演技に対して、どう向き合ってきたのか、今後どう向き合っていきたいかを話しました。オーディションの際にも、その動画での自己PRを誉めていただきました。決まってからは、1か月くらいで、すぐに撮影でした。――純平は自分とかけ離れた部分が多かったとのことですが、純平は本を読んで静かに過ごしているタイプですが、和田さんはスケボーなど、体を動かすのが得意だとか。はい。そういうところが違います。でも共通点もあって、演じてみて気づいたのですが、純平には結構負けず嫌いなところがあるんです。僕もあまり見られないのですが、本当はすごく負けず嫌いで、そういう部分は似ていると思いました。『茜色に焼かれる』(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ尾野真千子の迫力に、必死に食らいついていった――親子役となった尾野真千子さんと、実際にお芝居でぶつかり合ってみた感想は?すごいなと思うところはたくさんあったのですが、最後の方に、尾野さんがすごい気迫で神社に行く場面があるんです。そこで、ある人をやっつけようとして、僕がそれを止めに入るのですが、そのとき、尾野さんが対峙する相手に「おい」って言うんですけど、ものすごい気迫で。そのひと言だけで、神社の鳥たちがバサバサ!って飛んでいくくらいの迫力が、現場全体に伝わりました。僕はそれを止めなくちゃいけないので、自分も同じくらいのテンションまで持っていく必要がありました。あのときは、自然に息遣いも荒くなっていたと思います。『茜色に焼かれる』(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ――とても迫力あるシーンでした。ちなみにクランクインはどのシーンから?おじいちゃんに会いに老人ホームへ行って、目の前からリモートで話す場面です。基本、石井監督は僕が質問しない限りは、アドバイスはあまりないのですが、そのとき、最初に「間を大切にするように」と言われました。それまでは僕、“間”について意識したことがなかったんです。というか、むしろ間を取るのが苦手でした。間を取ると申し訳ないような気がして、自分のセリフが来たらすぐに言う感じだったんです。クランクインのときも、たぶんそうだったのですが、石井監督からアドバイスされて。――では、そこから演じることへの意識が変わったんですね。この作品の撮影前と撮影後ではだいぶ変わっていると思います。実際、出来上がった作品を観たときにも、すごく間を取っているなと思いました。――出来上がった作品をご覧になったとき、クレジットに名前が2番目にバン!と出てきて、感激したのでは?脚本や作品のクレジットで名前を見た時も感動しましたが、クランクアップのときの気持ちの大きさを覚えています。前から、みんなでひとつの作品を作るという役者の仕事が好きで、その後の試写会や、公開されてみんなが観てくれるときにすごく達成感を感じます。さらに今回は、本当に濃密な撮影時間で、クランクアップが近づいてくると、すごく寂しくて、あっと言う間でした。俳優の仕事とスケボー、両方頑張りたい――和田さん自身についても教えてください。語学力と人間力を高めるためにカナダへ留学されたとか。実際、行ってみて何か得られましたか?僕、英語がすごく苦手だったんですけど、自分のことを誰も知らない、言葉も通じない場所に行って、最初はボディランゲージから始まって、友達を作るためにすごく頑張りました。すごくコミュニケーション能力が上がったと実感しています。英語力もそうですが、この先、もっと必要とされていくであろう、そうした力が身に付いてよかったと思っています。――英語が苦手なのに、外国へ行かれたのはすごいですね。もともと兄がカナダに留学してたんです。それで英語がペラペラになって帰ってきて、「かっこいい!」と(笑)。僕が留学したのは兄とは別の州ですが、月に一度、一緒にラーメンを食べるために、わざわざ僕のところまで来てくれて、カナダを案内してくれました。すごく有難かったです。スケボーを始めたのもカナダに行ってからですが、それも兄からの影響です。兄に憧れているところがあるので。――芸能活動については、和田さん自身の希望ですか?そうですね。僕が幼い頃からテレビっ子で、ずっと出たい出たいと言っていたので、両親がオーディションを受けさせてくれました。――スケボーもとてもお得意と聞いたので、今後はそれを生かしたアクションに挑戦するのはどうですか?今はスケボーに夢中で、趣味の領域を超えてきていて。でも役者の仕事が自分の中では一番大事です。両方を生かせたらいいかもしれませんけど、今はスケボーと俳優のお仕事を分けられているのが好きです。最近はスケボーの雑誌のお仕事も来るようになりましたが、両方を生かしてというよりは、別々に頑張っていきたいです。――活躍を楽しみにしています。最後に俳優業を頑張った本作のアピールコメントをお願いします。すごく大人な内容ですが、母と子に降りかかった理不尽な出来事を、きれいごとなしで描いていると思います。みなさんの心に残る作品になることを信じています。和田庵さんの初めて(!)のサイン入りチェキを1名様に!ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に応募ボタンがあります。『茜色に焼かれる』5月21日(金)より全国公開!『茜色に焼かれる』 (C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ取材・文/望月ふみ撮影/源賀津己
2021年05月18日漫画雑誌アプリ『マンガワン』で連載中の、人気作『プロミス・シンデレラ』が2021年7月に二階堂ふみさん主演でテレビドラマ化されることが決定しました。改めて… #プロミスシンデレラ 公式アカウント、よろしくお願いします‼️7月スタート火曜ドラマ #二階堂ふみ TBSドラマ初主演✨全てを失った崖っぷちバツイチアラサー女子が、性格の悪い金持ち男子高校生に拾われ、 #リアル人生ゲーム をするハメに⁉️情報も続々…フォローお願いします☺️❣️ pic.twitter.com/AkW9h7ikJc — TBS「プロミス・シンデレラ」【公式】 (@pc_tbs2021) May 9, 2021 橘オレコさんによる、漫画『プロミス・シンデレラ』は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿なしになったアラサーバツイチの桂木早梅が主人公。金持ちでイケメンだけれど性格が悪い、男子高校生に目を付けられたことから始まるラブストーリーです。年上女性と年下男性という組み合わせは、決して珍しくありません。しかし、最悪の出会いを果たした2人が、互いの利害関係からゲームという形を通してつながっていくという、これまでのラブストーリーとは一線を画す内容です。主人公の桂木早梅を演じるのは、ドラマ初主演となる二階堂さん。もともと原作のファンだったという二階堂さんは、出演にあたり動画で意気込みを語っています。人気漫画の実写化に加え、若手実力派の呼び声も高い二階堂さんのドラマ初主演作と、話題性十分なドラマ『プロミス・シンデレラ』は、TBS系で2021年7月から放送開始予定。今後の追加キャストの発表にも期待が高まります![文・構成/grape編集部]
2021年05月16日パンラボ・池田浩明さんによる、Hanako本誌連載「まだ見ぬパン屋さんへ。」を掲載。中国でベーカリーチェーンを成功させた岡田信一さんが、故郷・長野県佐久市望月に戻り、大自然の中でパン屋をはじめました。材料は地元産。新鮮で、ほかでは食べられないものばかりです。田舎は人と食と自然の宝庫でした!岡田信一さん、妻の美帆さん、一帆ちゃん。車を降りたのは「こんなところに?」という山の中だった。約1年半前開業した〈the OK bread & pizza〉。店主の岡田さんは、25歳のとき、右も左もわからない中国の天津市に渡った人だ。パン屋をオープンするため。「根拠もなく、行けばなんとかなるだろうと(笑)」中国人スタッフ全員に職場をボイコットされたこともあったが、珍しい日本のパン屋さんは中国で人気になった。いちばん受けたのは、意外にもライ麦パン。「当時の中国では、甘くて、ふわふわで、でっかいパンばかり。『無糖のこういうパンがほしかったんだよ』と言われました」雁喰豆の納豆ピザ1,200円。味噌ソースにヤーコンと地元産素材を使用。店舗外観。隣は小麦畑。中国で成功し、家庭を持つと、逆に故郷の風景や人間関係が新鮮に映るようになった。「田舎での人とのつながりは密だから楽しい。野菜をもらったりなんて、あっちではなかったこと」人口約1500万人の天津から約8000人の佐久市望月へ。材料は近隣の生産者が持ってきてくれるものばかり。「パン屋が作る」ピザ生地には、ホエーを使用、佐久の〈ボスケソ〉でチーズを作るときの副産物で、捨てられそうになっていたもの。ピザの具材は、「山の博士」鈴木茂さんが栽培する雁がん喰ぐい豆まめの納豆、融とおる幸ゆきお雄さんが栽培したヤーコンや獣害を防ぐ目的で捕獲した鹿など。同じ土地でできたものには響きあいがあり、「ミスマッチ?」という先入観は、口の中で「おもしろい!」に変わる。「お客さんといろいろ話せるのは田舎のいいところ。特にお年寄りと子供の反応がうれしいです」「長パン」(プチバゲット)に、意外と小さい子供がはまったり。長野県産小麦を焼き込んだ「長パン」の皮は焼きとうもろこしみたいな甘い香り。地元産素材のおいしさは、子供の曇りない味覚でこそよくわかるのだろう。〈望月のパンと,ピザ家 the OK bread & pizza〉長野県産小麦100%のパン、地元産ホエー使用のピザとナチュラルワイン。心が疲れたときにうってつけの、広大な自然の中のパン屋。長野県佐久市協和2806-20267-77-79579:00~14:00水木休14席Navigator…池田浩明(いけだ・ひろあき)パンラボ主宰。パンについてのエッセイ、イベントなどを柱に活動する「パンギーク」。著書に『食パンをもっとおいしくする99の魔法』『日本全国 このパンがすごい!』など。(Hanako1195号掲載/photo&text:Hiroaki Ikeda)
2021年05月15日2021年4月9日に放送されたトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、俳優の二階堂ふみさんがゲスト出演。二階堂さんといえば、『第71回NHK紅白歌合戦』の紅組司会を務めるなど、俳優業だけでなく、幅広い活躍を見せていますよね。二階堂ふみに関する記事はこちら同番組では、MCを務める黒柳徹子さんと仕事やプライベートにまつわるトークを展開。その中で話題に上がった、恋愛や結婚についての2人の会話が、注目を集めています。二階堂ふみの問いかけに、黒柳徹子が『深いひと言』作品の中で、夫婦役を演じる機会の多い二階堂さんに対し、黒柳さんが「自分の結婚について考えることはある?」と尋ねた時のこと。同月現在、26歳の二階堂さんは「まだ結婚に関しては現実味がない」と答えた上で、次のような素直な気持ちを明かしました。最近、母にも聞かれるようになったんですけれども、私も全然現実味がないといいますか。まだまだしたいことがたくさんあって。そうですね。でも今は、いろんな家族の在り方があると思うので、結婚してもしなくても、いつか素敵なパートナーの方と、明るい世界を作っていくために、一緒に活動できる方と一緒になれたらなあと。徹子の部屋ーより引用「いろんな家族の在り方があるから、どんな形であれ素敵なパートナーと一緒になれたら」と理想を述べた二階堂さん。続けて「黒柳さんはどうですか?」と聞き返します。すると、黒柳さんは「3回ぐらいお見合いはしたけど、恋愛が先に来たほうがいいと思って、結局断った」と、自身の過去を振り返りました。そのエピソードを聞いた二階堂さんが「恋愛は糧になりますか?」と問いかけると、黒柳さんは…。もうそれは絶対です。やっぱり本当に、愛したとか、愛されたっていう経験があるとすると、後、独身でいたとしても、別にさびしいことはないと思いますよ、私は。徹子の部屋ーより引用黒柳さんは「結婚という形に限らず、誰かを愛したり愛されたりした思い出があれば、それは自分の糧になる」とキッパリ。自身の体験をもとに語られた言葉に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられました。・徹子さんのコメントにグッときて、涙が出そうになる…。・素敵な考え方だなあ。徹子さんがいうと、説得力があるし言葉の重みが違うと思う。・さすがカリスマ。このアドバイスは深い…。聞いていて目頭が熱くなった。さまざまな選択肢がある中で、どの道を選ぶかは個人の自由です。しかし、時には周囲と比べて迷ったり悩んだりすることもあるでしょう。黒柳さんが二階堂さんに送った言葉は、多くの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2021年04月10日モデルや女優として活躍する馬場ふみかさんが『GiRLS by PEACH JOHN(ガールズ バイ ピーチ・ジョン)』の新ミューズに就任しました。馬場ふみかさんが新ミューズに!『GiRLS by PEACH JOHN』はPEACH JOHNの妹ブランドとして誕生。「ほぼ無敵な私たちへ」というテーマのもと、プチプラのブラジャーを展開しているブランドです。そして、2021年3月31日(水)に新ミューズとして馬場ふみかさんが就任しました。馬場さんが下着ブランドのミューズを務めるのは今回が初めてで、馬場さんは、もともとランジェリーが好きで、下着ブランドのミューズになりたかったと語っていたようです。可愛らしい下着を纏った、馬場さんの美しい姿にも注目です!ロマンチックな最新ビジュアル公開されたビジュアルで馬場さんは、リニューアルされた大人気のブラトップ『Peasy(ピージィ)』をはじめとした、さまざまなブラを身に着けています。透け感のあるガーリーなトップスや、カチューシャやバレッタといった細かな部分にまでこだわって作られた最新ビジュアル。馬場さんの甘く大人っぽい表情とマッチした、ロマンチックな仕上がりになっています。公式通販サイトでは、馬場さんが『GiRLS by PEACH JOHN』の下着をおすすめする特別コンテンツページも開設されています。公式インスタグラムでは、未公開のビジュアルも順次公開されとのこと。今後、どのような写真が公開されるのか、今から気になります!リニューアルした大人気ブラ『Peasy』をチェック素肌感覚で、ノンストレスで着けられる人気の『Peasy』。「楽したいけど、バストメイクができないのは嫌」という気持ちに応え、より快適なブラトップに進化!“ピーチパッド”でバスト力アップ!リニューアルした『Peasy』では“ピーチパッド”を使用。左右別々だったカップを一体化し、バストトップが広がることを抑制してくれます。そのため、バスト力がアップする仕組みになっているよう。また、左右に配した桃のような形のパッドがバストを中心に寄せ、ふっくらとしたデコルテと谷間を実現。脇太りも防いでくれるので、すっきりとしたサイドラインに見せてくれます。伸縮素材でノンストレス薄手で伸びの良いジャージー素材が、優しくボディにフィット。締め付け感が少なく、着け心地抜群です。洗濯表示は裏側にプリントされ、縫い目もなし。タグのチクチク感が解消されているのも嬉しいポイントです。ゴムやテープを使用していないため凹凸ができず、フチを無くした“なみなみカット”がくい込みを防止。そのため洋服へ響く心配もありません。ストレスを感じることなくファッションを楽しめますね!タンクトップ&キャミで選べる2タイプ!『Peasy001』単色:¥2,178(税込)プリント:¥2,508(税込)タンクトップ型の『Peasy001』は、トレンド感のあるスクエアネックにリニューアル。ストラップ幅が広いので、肩にかかる負担を分散してくれます。馬場さんは「楽すぎて着けているのを本当に忘れちゃいそう!ブラトップは胸が崩れがちだけど、ちゃんとホールドしてくれるのも好きなポイント」と絶賛しています。【商品情報】『Peasy001』カラー:ブラック、ピンク、ブルー、フラワーアイボリー、フラワーネイビーサイズ:S、M、L価格:単色:¥2,178(税込)、プリント:¥2,508(税込)『Peasy002』単色:¥2,178(税込)プリント:¥2,508(税込)細い2本のストラップがおしゃれなキャミソールタイプの『Peasy002』。馬場さんは「これなら肩紐が見えてもおしゃれ。背中アキの服とかにも合わせたい!」と語っています。バンドゥ風のネックラインを使用することで、谷間のチラ見えを防止。そのため胸元が開いた洋服でも気にせず着られます。さらに、アジャスターで長さが調整できますよ。【商品情報】『Peasy002』カラー:ブラック、ピンク、ももサイズ:S、M、L価格:単色:¥2,178(税込)、プリント:¥2,508(税込)『Peasyショーツ』¥968(税込)おそろいのショーツも発売中!日ごろからより使いやすい仕様になっています。ブラとセットで楽しめるショーツは、締め付け感がなく、シームレスなデザイン。いろいろなカラーや柄をセットで揃えると、ヘビロテしたくなりそうです。【商品情報】『Peasyショーツ』カラー:ブラック、ピンク、ブルー、フラワーアイボリー、フラワーネイビー、ももサイズ:S、M、L価格:¥968(税込)可愛いポーチがもらえるチャンス『Peasy』を購入すると、可愛いポーチも一緒に付いてきます!『GiRLS by PEACH JOHN』のロゴがポイントの使いやすいサイズ感です。マスクやコスメ、薬やアルコールスプレーなどを入れるのにぴったりです。リニューアルを果たした大人気ブラ『Peasy』。馬場ふみかさんの最新ビジュアルを参考に、お気に入りのブラジャーやショーツを見つけてみては?【参考】GiRLS by PEACH JOHN新ミューズに馬場ふみかが就任!リニューアルした大人気ブラトップ「Peasy」や新作ブラを、若々しい美ボディで披露!-PR TIMES©︎株式会社ピーチ・ジョン文/mihoko
2021年04月06日3月14日に発売されたばかりのファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP)の重版も決定した俳優・宮世琉弥。昨年末に出演した『恋する母たち』(TBS系)、最終回を迎えたばかりの『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ系)と順調に俳優業を駆け上がる宮世に、将来の目標として掲げる「映画を撮る」や、自分のやりたいことをやらせてくれる両親への思いのほか、田中将大投手が帰ってきた地元・宮城の東北楽天ゴールデンイーグルスへの期待も聞いた。○■17歳の誕生日は、いつもと同じように家族と――スタイルブックのタイトルの通り、今年1月に17歳になりました。誕生日はどのように過ごしましたか?お仕事をして、ファンのみなさんと生配信でお祝いして、それから家に帰って、いつもの年と同じように両親と3人の妹たちと一緒に誕生会をしました。ケーキを前に、妹が「お誕生日おめでとう!」の掛け声をかけてくれて、「いえーい!」とお祝いしました。楽しかったです。――発売になったスタイルブックではこの17年間をじっくり振り返れたとのことですが、この企画があったからこそ、改めて発見したことはありますか?自分は何かを作ったり表現することが好きなんだなと改めて感じました。絵を描いたり、絵画展に行ったり、カメラで写真を撮影したり。自分の趣味からもそう感じましたし、俳優というお仕事についても同じように感じました。――なかには家族とのエピソードも登場します。忘れていたけど、今回のことで思い出したといった出来事はありましたか?忘れていたような出来事はなかったです。どれもちゃんと自分の記憶に残っています。子どもの頃にプリンを隠れて食べて怒られたなとか(笑)。○■自分が元気づけられたように、自分も人を元気づけられる存在に――10年後の自分へのメッセージも綴られています。「ちゃんと売れているか!」と呼び掛けていたり。宮世さんは、以前から明確な目標がありますよね。20歳までに主演映画、25歳までに日本アカデミー賞を受賞、30歳になったら映画を監督すると。10年後というと、20代後半です。今の僕は、本当にいろんな経験をさせていただいていると思います。いろんな方とお芝居をして、いろんな現場に行って、たくさんの人と出会って、すごい経験だと思います。10年後の自分は、そんな今の自分をはるかに上回っていたい。自分自身が自分をすごいと尊敬できるように。俳優としても人としても成長していたいです。――映画を作りたいという目標は、小学生のときにスカウトされて芸能活動を始めてから思うようになったのでしょうか。それとも、もともとそうした気持ちがあった?芸能活動をしたいと思うようになったきっかけが、僕自身も被災した東日本大震災が落ち着いてすぐのころ、ももいろクローバーZさんが来てくれたときのパフォーマンスを観たことでした。すごいパワーをもらいました。自分と同じように、元気づけられた人はたくさんいると思います。自分自身、芸能界でお仕事をするようになって、自分もあのときのももクロさんのようになりたい、そして震災の映画を作りたいと、自然と思うようになりました。○■家族の応援「周りに流されるな。やるならちゃんとやれ」――なぜ映画製作という目標になったのでしょう。生き残った僕にできるのは、分かりやすく、あの時の震災をみなさんに伝えていくことだと思いました。言葉で伝えるのも大切ですが、映像があるとより伝わりやすいし、こうして俳優として演技をさせていただいているので、演技でも恩返しをしたい。そして監督をすれば、自分自身が伝えたいメッセージそのものを伝えられる。そのためにも演技だけでなく、いろいろな趣味も含めて吸収しているところです。――「恩返し」という言葉は本の中にも登場しますね。「恩返し」とは?まずは両親に。普通の親孝行もそうですが、僕が有名になって、色んな作品に出てお芝居を見せることが、一番の恩返しになると思っています。ファンのみなさんにはファンクラブの活動や、こうしたスタイルブックを届けることも、恩返しになっていると思いますし、色んな人に出会って、ちゃんと自分の好きなことをやって、みなさんに作品を届けていくことが、恩返しになると思っています。――尊敬する人にご両親をあげていますね。僕のやりたいことを「やっていいよ」と応援してくれるんです。小学生でスカウトされたときも、「頑張れ」と言ってくれました。当時、スカウトされてすぐに所属ではなくて、顔合わせが必要でした。その顔合わせに行くと決める段階で、「この仕事をやっていくのだという意識をちゃんと持って、周りに流されるな。やるならちゃんとやれ。絶対に受かれよ」と言ってくれました。僕もやりたいという意志を明確にして入りました。○■マー君が世界から地元・宮城に帰ってきた――ところで宮世さんは小学生の頃、楽天ジュニアに所属していたんですよね?はい。楽天の選手たちに練習を一緒にしてもらったこともあります。それってジュニアじゃないと出来ないことですよね。選手とキャッチボールしたり、打たせてもらったり。よく覚えてます。最初は緊張しましたけど、みなさんすごく優しかったので、もっと野球を好きになりました。――今年は田中将大選手が日本球界に復帰しました。そうなんです! 早く会いたい! やっぱり自然と楽天を応援しますね。今年はもっと一気に強くなると思います。マー君が、日本のマウンドで……。ヤバいですよね。あー、テレビ見なきゃ。すごく嬉しいですし、自分もその勢いに乗りたいです。マー君が世界から宮城に帰ってきた。僕は外に出て行って、みなさんに何かをお届けしたいです。――ではまず今年の目標を教えてください。17歳は、何かひとつに絞るのではなく、いろんなことに挑戦していきたいです。いろんなことやモノ、いろんな人に興味を持って、新しいことをいっぱい見つけていきたい。苦手そうだと思ったことも、まずはチャレンジしたい。そのうえで苦手だったら仕方ないですけど、それが苦手なんだと分かるうえでも、まずはやってみたい。ひょっとしたら楽しいかもしれないですしね。――最後にスタイルブック発売へのコメントをお願いします。初めてのスタイルブックがこの作品で良かったと思っています。本当に僕の説明書みたいに、盛りだくさんの内容です。僕を知ってくれている方も、知らない方でも、チェックしてください。いろんな僕を知ってもらえると思います。■プロフィール宮世琉弥2004年1月22日生まれ、宮城県出身。小学校5年生のときにスカウトされる。2019年に苗字を公募し、出身地である宮城から世界へ羽ばたけるようにという願いを込めて宮世琉弥に改名した。同年すぐにドラマ『パーフェクトワールド』で役者デビュー。2020年、ドラマ『恋する母たち』で、一気に注目を集める。1月期には『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』と連続ドラマ2作に出演した。3月14日にファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』を発売。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年03月27日『ビオレUV アクアリッチ』のミューズである女優・二階堂ふみさんが『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』の新CMに出演!新作の使い心地とともに、普段の紫外線対策についても教えてくれました。肌の変化に二階堂さんもハイテンション!2021年2月より販売された『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』の新CMが、2021年3月24日(水)より全国でオンエア。新CMには二階堂さんが登場しています。新CM内で、まるでメイクアップしたかのように肌に透明感を与える新商品に驚いた二階堂さんは、テンション高く外に飛び出しキラキラとした笑顔を見せています。透き通る美肌とともに二階堂さんの明るい表情にも注目です。二階堂さんの“日やけ対策”は?新CMで日やけ止めを塗り、外へ駆け出した二階堂さんは、普段から紫外線対策はばっちりとのこと。「日やけ止めは1年中かかせません」と言い、飼っている2匹の愛犬を散歩するときも欠かさず塗って一緒にお出かけしているのだとか。今回使った『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』については、「塗り心地もすごく軽い」と絶賛し、これから愛用したいと気に入っている様子を見せていました。『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』二階堂さんも驚いていた『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』は、肌色補正していないのに、まるで補正したかのような透明感のある肌へと仕上げてくれる日やけ止めです。その秘密は、塗った時に肌に細かな凹凸膜を作り、光を拡散させるから。この“可視光コントロール技術”で、キラキラと輝く肌に見せてくれます。明るい印象に見せてくれるので、テレワークの時やちょっとした近所への買い物のとき、またノーファンデ派の方も重宝するはずです!【商品情報】『ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス』内容量:70g美肌も叶う日やけ止めは、1本持っておくと使える優秀アイテム!白浮きしにくいので、今年のメイクアップベースにプラスしてみてはいかがでしょうか?【参考】二階堂ふみさんが光を味方に、透明感溢れる美肌を披露! ビオレUVの「光拡散UV」新CM 2021年3月24日より全国で放映開始 - PR TIMES©花王株式会社(花王MKニュース)「ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス」公式サイト文/Sayuri
2021年03月25日5歳の頃から舞台に立つ歌舞伎俳優であり、大ヒットドラマ『半沢直樹』をはじめ、映像の世界でも活躍を見せる尾上松也だが、意外なことに、映画での主演はまだだった。そんな松也が、“金魚すくい”を題材にした人気マンガを基に発想を飛ばし、歌やダンス満載の摩訶不思議な世界へと誘う映画『すくってごらん』で、満を持しての初主演。東京本社から異世界のごとき田舎町へと左遷された銀行員・香芝誠に扮している。そして香芝がやってきた町の、謎の金魚売り・王寺昇に扮しているのが、劇団四季出身で、舞台のみならず、こちらも連続テレビ小説『エール』ほか、現在、映像世界でも活躍する柿澤勇人。舞台人として元々交流のあるふたりが、映画初共演を果たした本作の印象や、撮影期間のエピソードなどを語り合った。脚本を読んだ段階では、「何がしたいんだ?」と(笑)。(松也)── とてもユニークでオリジナリティのある作品です。原作マンガおよび脚本を読んだときの印象は?松也原作は、今までにない“金魚すくい”というテーマを扱っていて、金魚をすくっている瞬間とか、いわゆるマンガらしさを発揮している部分がすごく良かったです。キャラクターの存在感もとても面白かった。映画の方は脚本を読んだ段階では、正直、想像がつかなくて、「何がしたいんだ?」と、とにかく衝撃でした(笑)。── 歌やダンスが満載でした。脚本にも、「ここで歌う」などと書かれているのですか?松也書いてありました。「ここ音楽入る」とか。「金魚すくい」というテーマが大きくあるにも関わらず、なぜここまで複雑にして表現しようとするのか、全く分かりませんでした(笑)。でも、そこが面白いと感じて惹かれたんですよね。柿澤僕は、真壁(幸紀)監督から「原作は読まなくてもいい。あまり囚われないでほしい」と言われていたんです。読んではみましたが、確かに王寺はぶっとんじゃってるし、中性的で可愛らしくて、謎めいていて、そこに寄せ過ぎると、あまりにも現実味がないキャラクターになってしまう。どうやってアプローチしようかと考えました。それに松也が言ったように、脚本を読んでも「どうなるの?」と(笑)。よく分かりませんでした。でも、歌や、僕の場合はピアノや踊りもありましたが、クランクイン前に、納得いくまでリハーサルができましたし、あとは現場に行ってからだと思っていました。観客が共感できる“普通”の人と、実際にいるようでいない謎めいた人── 香芝と王寺を演じるにあたって、どんなところを心掛けましたか?松也香芝は、王寺くんなんかに比べると、とても普通のキャラクターですが、突然英語でラップを始めたり、感情の表現は突飛なんです。ですが映画を観る方に共感していただけないといけない人物ですので、なるべく変に作り込まず、できるだけ“普通”という感覚を大切にしていました。アクセルを踏むときには踏みつつ、共感できる普通の人物であるようにと。柿澤僕の場合は、マンガが中性的で可愛らしい役だから可愛らしくやるかというとそうでもなくて、自分が持っているパーソナルな部分と合わせていきました。香芝くんは、数字を求めて生きてきて、エリート街道を外れてしまった人。王寺は、“金魚すくい”を通して、そんな香芝くんにイライラを解き放って、もっと楽しい感情を知ってもらいたかった。別に恩着せがましく何かを言う人ではないし、謎めいた人ですが、そこをそのまま謎めいてやっても変な人になってしまうので、実際にいるようでいないみたいな微妙なラインを狙いました。最終的にマンガには囚われませんでしたし、それがよかったと思います。何度も出かけた食事で、共演者たちとの仲もばっちり── ヒロインの吉乃を演じた百田夏菜子さん、香芝に急接近する明日香を演じた石田ニコルさんら、他の共演者のみなさんとは、どうコミュニケーションを?松也僕もかっきー(柿澤さん)も、舞台では座長を何度も務めていますが、映画はまた違いますし、どうやってみんなをまとめていったらいいのか手探りしながらクランクインしました。遠慮しながら撮影していくのも違うと思ったので、時間があるときには率先して声をかけてご飯に行っていました。元々僕は、コミュ力がないんですけどね(苦笑)。でも、かっきーが入る前から、入りやすい空気を作っておきたかったので、みんなで何度か食事に行っていました。柿澤ほんと、結構みんなでご飯に行ったよね。松也1週間くらいしてかっきーが合流してくれたときには、本当に嬉しかったですし、頼もしかったですね。共演者のみなさんともとてもフランクに接してくれて。かっきーは練習しなくてはならないことが多くて、僕よりも大変だったにも関わらず、現場を明るくしてくれました。今回、現場の雰囲気がとてもよくて、それはかっきーをはじめとしたみなさんが、一緒にそうした空気感を作ろうとしてくださったからだと思っています。本当にみんなでしょっちゅうご飯に行っていましたし、最終的にはほぼ毎日、ホテルの僕の部屋に集まって、朝まで帰らなかった(笑)。柿澤あはは。そうだったね。完成した作品を観て、「みんな、芝居うま!」となりました(笑)(柿澤)── 今回、香芝は“金魚すくい”が盛んな町に入り込みましたが、どこか不思議な町に行けるなら、どんなところに行ってみたいですか?松也僕はL.A.に行きたいです。柿澤L.A.?そうなの?(笑)松也いや、僕、いまスニーカーにドはまりしてて(笑)、L.A.って、驚くほどスニーカーがあるんですよ。柿澤それは日本では買えないの?松也買えないものもあるね。だから、壁中スニーカーがぶわ~って並んでる凄い店に行って、買いあさりたい!柿澤へえ。僕はなんだろう。全く浮かばない。松也かっきーはアルコールのプールに飛び込みたいんじゃないの?泳ぎながら飲んで、50メートルくらいのときにはもうベロベロっていう。柿澤あはは!それイイ!アルコールの町に行って、プールで思いきり泳ぎたいです(笑)。── 作品が完成してみていかがですか?松也印象に残っているのは、自分がいなかったシーンです。あと、美術でも作ってはいますが、ロケした元々の町並みが、非常に幻想的だったんです。すごく魅力的で、そこがきちんと映し出されているので、見どころのひとつかなと思います。あとは苦労して深夜まで撮影した最後のシーンが印象深いですし、実際、本編でもとても良かったです。みんな総出で撮ったお祭りのシーン。すごく楽しかったですし、お気に入りです。柿澤僕は芝居でのやりとりは、主に松也と百ちゃんのふたりだけだったので、あまり絡みのなかったニコルちゃんのシーンなんかが新鮮でした。そしてとにかく全員のキャラクターと芝居が完全にハマっていて、浮いている人がひとりもいないのがすごいと思いました。「みんな、芝居うま!」と(笑)。かついい音楽がある。それぞれの歌に個性が強く出ていながら、全体のピースがぴったりハマっている。全員のキャラクターが実に上手くハマった作品だと感じました。『すくってごらん』3月12日(金)公開取材・文:望月ふみ撮影:川野結李歌尾上松也さん、柿澤勇人さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=6394ad38-6ef8-4801-80d9-6abc330677b4&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年03月03日●影響を受けた人は三浦貴大『愛の渦』『二重生活』『止められるか、俺たちを』『さよならくちびる』など、20代にして、多くの代表作を持ち、演技派女優としてまい進している女優・門脇麦の最新主演映画『あのこは貴族』が2月26日より公開になった。山内マリコ氏の原作小説をもとに、結婚こそが幸せという価値観で生きて来た良家の子女の華子(門脇)が、全くことなる人生を生きて来た美紀(水原希子)と出会い、自身の人生を模索し始める。自らの生き方を見つめていくヒロインを演じた門脇に、自身の仕事や人への向き合い方を聞いた。また、昨年開始したInstagramのことやSNSの活用法からは、素顔がちらりと覗いた。○■『あのこは貴族』はヒロイン解放の物語――親の敷いたレールの上を歩いてきた華子ですが、大人になってから、自分自身を見つけようともがき始めます。本作から、どんなメッセージを受け取りましたか?華子という女性を主人公にしてはいますが、女性に限らず、人は生まれ育った場所や環境、仕事、出身校といったことで、知らず知らずのうちに自分のことをカテゴライズしているってことあると思います。学校や結婚など、確かに華子は両親が敷いたレールの上を歩かされてきたかもしれない。でも、そこを実際に歩いてきたのは華子です。外れることなしに。大人になればなるほど、敷かれたレールの上を歩いたままのほうが楽ですよね。ということは、歩かされているようでいながら、その上を歩くことを選択してきたともいえる。でも、自分を見つめ直したり、人との出会いや経験によって新しい自分を見つけてあげたりすること、認めてあげること、自分のことを許してあげることで、そこから外れることが可能になり、解放されていく。そうした人間の物語だと思いました。○■以前は“やってる感”の中で安心していた――門脇さんは、ご自身のキャリアや年齢について考えることはありますか?あんまりないですね。ただ、今が一番楽しいです。経験を積むことによって、だんだんバランスが取れるようになって、今まで力み過ぎていたんだなとか、そうしたことが分かるようになりました。最近は釣りをしたり山に行ったり、休みの日は外に出るようにしてますが、以前はそうした余裕がありませんでした。ストイックに追い込むことで安心感を覚えていたのでしょうね。でもそれはある意味で自己満足というか、“やってる感”の中で安心してたんだなと気づいたんです。それでやめようと。今の方が想像以上に楽だし、すごく精神的にも健康で以前よりもアイディアも作品欲も自然と湧いてくる感じがします。プライベートも仕事もいい感じで両立できるようになりました。――本作の華子ではありませんが、門脇さん自身も解放されたんですね。仕事現場でどなたか影響を受けた人はいますか?三浦貴大さんです。わたしが仕事への向き合い方に悩んでいる時期に、たまたま何度か共演する機会があって。三浦さんの作品への取り組み方が本当に素敵で、ものすごく影響をうけた先輩です。○■人と向き合っている感覚を忘れたくない――多くの人と関わるお仕事ですが、仕事人として、何か気を付けていることはありますか?真心を持つこと。ちょっとしかいられない現場もありますし、大河ドラマのように期間をかけて向かい合う仕事もありますが、どの現場でも変わらず真心を持つこと。誠実に人と向き合うこと。たくさんの人と会えば会うほど、適当におざなりにしようと思えばできると思うんです。でもちゃんと真摯に向き合う。エネルギーを使うことだけれど、そこは心掛けています。――常に、対象が人であることを意識している。そうですね。分かりやすく具体的に例を出すならば、たとえばこうした取材でも、どうしても同じ質問が出てきますよね。でも、質問内容は同じでも、質問して下さる方は毎回違うわけだから、目の前にいる方とお話しているんだという感覚になれば、全然大変じゃない。ちゃんと人と向き合うという感覚を持っていると毎回新鮮な気持ちでしゃべれるわけで。撮影の現場には本当にたくさんの人がいて、さらに現場によってスタッフさんが変わるので皆さんのお名前を覚えるのは確かに大変ですが、そういう部分を今後も大切にしていきたいです。●大河ドラマの撮影途中に手術○■昨年の夏にICLの手術をして、よりパワー全開――それも経験を積むことによって、見出してきたことですか?そうですね。昔は全然余裕がなくて。周りを見たりできていませんでした。あと、単純に目が悪くて見えていなかったのもあります。特に芝居中はコンタクトを外して、見えない状態でお芝居をしていました。それが、去年の夏くらいに、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、すごく見えるようになったんです。見えない方が芝居しやすいと思って10年間やってきましたが、見えた方が間違いなく楽だと知りました。(笑)。――見え過ぎて疲れませんか?全然疲れないです。大河ドラマの撮影の途中に手術したので、視界の悪い大河も、すごく見えている状態での大河も、両方経験しました(笑)。以前は、カメラの向こう側の人まで見えてしまったら、集中できないんじゃないかと思っていたのですが、むしろ一緒に頑張っている感じがして、パワーが出るんです。目が見えるってすごいです。――なぜこのタイミングに?昔から興味はあったんです。ただ怖くて。でも、やっぱりやりたいことはやっておこうと。ちょうど同じくらいの時期に引っ越しもしました。何か行動を起こしたい時期だったのでしょうね。○■趣味の情報収集はもっぱらTwitterで――ちなみに「行動」といえば、昨年はInstagramも始めましたよね。SNSとはどう付き合っていますか?今まで自分のコンテンツを持っていなかったので、ファンの方との交流の場になればいいなと思って始めました。でも、どうやって活用していいのか、まだ分かってません。もっと素敵な活用法があるんじゃないかなと思って模索中です。――では今は発信より、情報を見たり集めたりするツールとして使っている感じですか?それはもうお世話になりっぱなしです。ニュースも何もかも、情報収集はTwitterです。私が大好きな釣りとか、キノコとかって、情報戦なんです。今年はここの太刀魚がとか、富山でこのキノコが出たとか。そうした趣味仲間がTwitterを使っているので、わたしも使っています。――すごく謳歌している感じが伝わってきて、プライベートの充実が女優としてのお仕事にも反映されていきそうで、これからの活躍も楽しみです。最後に主演作公開へのメッセージをお願いします。生まれた環境だったり、こういう自分でいなきゃいけないとか、こう生きていくべきなのだと、自らを囲ってしまった人たちがたくさん出てくる物語です。もう少し自分をいい意味で諦めたり許してあげたり、そうした勇気を持ったり、人との出会いを重ねることで、もっといい自分が見つけられる、そう思える映画になっていたらいいなと思っています。■プロフィール門脇麦1992年8月10日ニューヨーク生まれ、東京育ち。幼少期よりバレリーナを目指し、クラシックバレエに勤しむが、その後、芸能界へ。2011年に女優デビューを果たし、翌年公開された映画『愛の渦』での果敢な演技により、多くの賞を獲得。16年、『二重生活』で映画単独初主演。近年は『止められるか、俺たちを』(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。また『さよならくちびる』(19)で第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。第59作大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロインを務めた。今後は、主演舞台『パンドラの鐘』が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年02月28日