2024年1月に東京と大阪で上演されたミュージカル『イザボー』の模様が、4月20日(土) 20時30分よりWOWOWで放送・配信される。それに先立ち、本作で主演を務めた望海風斗のオフィシャルインタビューが到着した。本作は、ワタナベエンターテインメントと劇作家の末満健一がタッグを組むプロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。混沌の時代の中、愛と衝動のままに生きたフランスの“最悪の王妃”イザボー・ド・バヴィエールの生きざまを描き出す、日本発のオリジナルミュージカルだ。望海が演じるイザボー・ド・バヴィエールは、フランスの歴史上でもっとも嫌われた最悪の王妃として名高い人物。「いろいろと調べてみると、結構ヒドい描かれようなんですよね」と笑う望海は、「でもそんな人を主人公にするのは逆に面白そうだなと思って。中世フランスの物語というと、ジャンヌ・ダルクや、フランス革命などが題材となることが多いと思いますが、そんな中であまり演じたことのない人物を演じられるのは楽しみでした」と振り返る。今回悪役を演じるにあたり、「宝塚を退団してからはあまりそういう役をやってこなかったのですが、実は宝塚のときには、ちょっとした悪役のようなキャラクターを演じることも多かったので。そこはなんとなく私の中では帰ってきたというか、安心感がある役ではありました」と語る。「ただ、なぜこの人が悪になったのかという背景を描くようなミュージカルではなく、最後までつかめない人物というのが末満さんの描く『イザボー』の着地点だと思うので。そこはお稽古中から末満さんとしっかりと話し合いながら、自分の中にひとつの芯が通るまで時間をかけてキャラクターを作りあげました」と明かした。女性が不遇を強いられる時代の波に翻弄されながらも、イザボーは獣のような貪欲さで自分の人生を生き抜く。そんなイザボーを演じる上でキーワードとなったのは“少年マンガ”だったという。「お稽古中は“そこまでやる?”“そんな強い人間っている?”といった具合に感じていたんですが、末満さん的には少年漫画に出てくるヒーローの女性版というか。それくらいのパンチがほしいとおっしゃられた時に、腑に落ちるところがあって。末満さんはそういったキーワードを与えてくださるので、それをヒントに作っていきました」。また「翻訳ものの場合は、元の作品がどういうものか分かった状態で始まるため、作品のエネルギーをお借りしながら、それぞれの役をつくりあげて完成させていく良さがあるのですが、やはりオリジナルは、みんなで協力し合わないとできなかった。そこは面白いところだと思いましたね。初日にいいものをお見せするために、稽古中からみんなで意見を言い合ったり、助け合ったりしながら答えを探っていきました。もちろんその答えは誰にも分からないのですが、だからこそ全員で一丸となってそこを目指していくんだというチーム感が、より強くなったのかもしれないですね」と稽古期間についても振り返った。撮影:岩田えりそしてチームワークを育む上で、2023年夏に上演され、今年も再演が予定されている『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の共演者である甲斐翔真、中河内雅貴、上川一哉といったキャスト陣と再共演できたということも大きかったという。「みなさん初めまして、という状態から始まっていたら、多分ここまではなれなかったと思います。やはり最初から気心の知れている人たちがいる中で、いろいろ助け合いながらできたのはすごく大きかった。本当によかったなと思っています」。2021年4月に宝塚を卒業してからおよそ3年。その間に実写映画やラジオパーソナリティーなど、数多くチャレンジしてきたが、今回のオリジナルミュージカルもまた新たな挑戦のひとつとなる。「宝塚を辞めてから、それでもこうやって挑戦させてもらえる場があるというのはすごくありがたいことだと思いますし、挑戦していくことで知らない自分を知っていくところもあって。まだまだ知らないことはいっぱいありますし、まだこの先の自分にもいろいろな可能性があるのかなと思わせてもらえるような挑戦でした。『イザボー』からはエネルギーをもらえましたし、こういう作品との出会いがあって良かったなと感じています。きっと退団直後だったらできなかっただろうなと思いますね」。なお番組では望海と甲斐のインタビューも放送予定で、作品に込めた想いやここでしか聞けない裏話を聞くことができる。<番組情報>ミュージカル『イザボー』主演:望海風斗 作・演出:末満健一2024年4月20日(土) 20:30~WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信番組公式サイト:
2024年04月15日ABEMA『AbemaNews』でキャスターを務める楪望アナウンサー(37)が2日、自身のSNSを更新。結婚したことを発表した。インスタグラムで楪アナは「ご報告」と題した投稿で「この度、私ゆずりは、結婚いたしました。番組での発表を見てくださった方やネットニュースの記事で知ってくださった方など、たさくんのご連絡をいただいております」と報告。「私事にもかかわらず、あたたかいお言葉をありがとうございます」と感謝した。お相手は、5個下の32歳。元ドラマーで現在は外資系コンサルティング勤務の一般男性という。出会いはマッチングアプリだった「モバイルストラテジーゲーム『Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)』で意気投合したのがお付き合いのきっかけでした」と明かす。「犬とゲームとお酒が好きだったり、育ってきた環境が似ていたり、共通点も多くて。背伸びをしなくていい、ありのままの私でいられる居心地の良さを感じながら、この人とこれからの人生を歩んでいきたい、自然とそう思うようになっていました」と決め手を明かす。婚姻届を提出したのはエイプリルフールの4月1日だったため「エイプリルフール婚にならないように…」と冗談交じりに言いながらも「2人と愛犬のギフト、家族3人で支え合いながら頑張っていきます」と決意を新たにした。最後は「これまでは自分ひとりの目線でニュースや世の中の出来事を捉えることが多かったですが、今後立場が変わったことによって、また違った角度からお話させていただく機会もあるかと思います。まだまだ未熟者ですが…ゲームの経験値の如く、人生レベルアップできるように精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします」と結んでいた。楪アナは、2010年から広島ホームテレビ、テレビ大阪で活躍。2014年からフリーアナウンサーとなり、現在は『ABEMANEWS』で月曜、火曜、金曜でキャスターを務めている。
2024年04月03日俳優の佐野勇斗が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに桐谷美玲、佐々木希、佐野勇斗、中尾明慶、藤田ニコル、MINA(TWICE)が登場した。佐野は、春夏コレクションの新作である120万円超えのレザージャケットに、白のパンツを合わせ、グリーンの「ピーカブーアイシーユー エックスクロス」を手に登場。「グリーンがすごい好きで、小さいサイズ感のカバンもちょっと出かけるときにすごくいいなと思いました」と笑顔で話し、ジャケットについても「すごく着心地がよくて、レザーのジャケットも最近興味があるのですごくいいなと思いました」とお気に入りの様子だった。新生活シーズンということで新たに挑戦したいことを聞かれると、「始めてしまったことで申し訳ないんですけど、最近自分をいかに追い込めるかということをしていて、家に帰ったら分刻みでスケジュールを立てて、英語とか筋トレとかやっています。20代のうちは自分を痛めつけようかと思って」と答え、「グループ活動をやっているのでダンスと歌の練習もやりながら」と話していた。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日望海風斗のドラマティックコンサートツアー『Hello,』が3月20日、東京・日本青年館ホールで開幕した。同日、ゲネプロを終えた望海が取材に応じ、「春に開催するということで、皆さんにも新しい素敵な出会いがあったらいいなという願いを込めて。会場と一体になって、皆さんと盛り上がれれば」と意気込みを語った。ドラマティックコンサート『Hello,』初日会見で取材に応じる望海風斗2021年まで宝塚歌劇団雪組のトップスターとして活躍し、退団後は数多くのミュージカル作品で、圧倒的な表現力を発揮し、第30回読売演劇大賞優秀女優賞、第48回菊田一夫演劇賞などを受賞している望海。本ツアーは、2021年8~10月に開催された『SPERO』、2022年10~11月に開催された『Look at Me』以来となる3度目の全国ツアーで、今回は東名阪福で全22公演を開催し、2万人以上を動員する。今回のコンサートでは、洋邦ポップスのカバー曲に加えて、雪組時代の人気曲である「摩天楼のジャングル」、主演を務めるミュージカル『イザボー』から「Queen of the Beasts」などを披露。「選曲は試行錯誤だったが、最終的には、今自分が歌いたい歌を。どの曲も思い入れがありますし、いろんなジャンルを歌い分けられたら」と意欲を示した。また、作詞作曲をアンジェラ・アキ、編曲とプロデュースは武部聡志が手がけた新曲「Breath」も初披露されることになっており、「曲に込めた大切な気持ちを、劇場に来てくださった皆さんにお伝えしたい。どんな反応が返ってくるか楽しみ」と期待を寄せる。“精一杯生きる人たちにエールを送りたい”という望海の思いから制作された楽曲であり、「過去があって、今がある。今があって、未来がある。そんな曲になればいいなと思いましたし、アンジェラ・アキさんからいただいたデモを初めて聞いたときは、心が洗われ、新鮮な空気で満たされた」と語った。望海風斗「Breath」ジャケットツアー初日を迎えるにあたり、苦労している点を問われると「歌詞を覚えるのは、大変ですね」と苦笑いも。「皆さんのお顔を見ながら歌いたいので、ちゃんと歌詞が出てくれればいいなと。歌って踊るので、エネルギーの維持にも気を配りたい」と話していた。なお、3月24日(日)の東京公演には、ミュージカル『イザボー』で初共演した上原理生、4月25日(木)の大阪公演には、宝塚歌劇団在団中に切磋琢磨し、公私ともに望海と交流の深い朝夏まなとが、ゲスト出演することが決定している。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』セットリストM00. OPENINGM01. POP STARM02. 真夏の夜の夢M03. あゝ無情M04. お祭りマンボM05. メドレー (勝手にしやがれ、愛は枯れない)M06. メドレー (Top of the world、Money,Money,Money,、Sir Duke、Hound Dog)M07. 摩天楼のジャングルM08. Love Can’t HappenM09. アマポーラM10. バンド/ダンサー紹介 "Look at me"M11. I Don’t Know How To Love HimM12. Waving Through a WindowM13. Queen of the BeatsM14. ListenM15. Breath [メジャーリリース第1弾新曲]M16. Your Song演出・振付:桜木涼介音楽監督:武部聡志プロデューサー:渡辺ミキ【出演】望海風斗井上望、碓井菜央、加賀谷真聡、神谷直樹、齋藤 駿、仙名立宗、中道杏菜、半山ゆきの※五十音順【ゲスト】東京公演3月24日(日) 12:00公演/17:00公演:上原理生大阪公演4月25日(木) 13:00公演/18:00公演:朝夏まなと【東京公演】2024年3月20日(水)〜3月25日(月)会場:東京・日本青年館ホール【福岡公演】2024年3月30日(土)・31日(日)会場:福岡・キャナルシティ劇場)【愛知公演】2024年4月20日(土)・21日(日))会場:愛知・東海市芸術劇場大ホール)【大阪公演】2024年4月24日(水)~28日(日))会場:大阪・SkyシアターMBS)チケット情報:()公式サイト:
2024年03月21日2024年2月25日、俳優の生田斗真さんがX(Twitter)を更新。公開された写真に、驚きの声が上がっています。生田斗真「私の人生の中で…」同日、とあるスタジオで撮影していた様子の、生田さん。すると、隣のスタジオで、ある大物俳優が撮影をしていたといいます。生田さんが『たまたま隣のスタジオで撮影していた回数が最も多い俳優』と表現した相手とは…。私の人生の中で“たまたま隣のスタジオで撮影していた”回数が最も多い俳優。それが小栗旬。また隣同士だった。 pic.twitter.com/ktVAUCg10H — 生田斗真 TOMA IKUTA (@TOMA_IKUTA10) February 25, 2024 生田さんの隣に写るのは、俳優の小栗旬さん!生田さんと小栗さんは、2007年に放送されていた人気ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)や、2015年に放送されたドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)などで共演。近年では、2022年に放送された小栗さんが主演の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)などでも共演していました。大物俳優同士のツーショット写真に、ファンから歓喜の声が上がっています。・素晴らしいツーショット写真。最強コンビですね!・2人ともかっこいい!そんなに遭遇するなんて、もはや運命やん…。・眼福…。仲のよさが伝わってくる。共演経験だけでなく、仕事場での遭遇率も高い2人は、何か強い縁で結ばれているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月26日2024年1月より上演されたミュージカル『イザボー』が、4月にWOWOWで放送・配信されることが決定した。本作は、ワタナベエンターテインメントと劇作家の未満健一がタッグを組むプロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。混沌の時代の中、愛と衝動のままに生きたフランスの“最悪の王妃”イザボー・ド・バヴィエールの生き様が描かれる、日本発のオリジナルミュージカルだ。タイトルロールのイザボーを演じるのは、宝塚歌劇団で雪組トップスターとして活躍し、退団後も読売演劇大賞や菊田一夫賞などの演劇賞を受賞した望海風斗。共演には、甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝などが名を連ねる。番組では望海と甲斐のインタビューも放送予定。本編では語られなかった裏話や本作に込めた想いなどが届けられる。併せて望海からのコメントが到着した。■望海風斗 コメントこのたび、『イザボー』をWOWOWさんで放送してもらえることになって、すごく嬉しいことだと思っております。もちろん舞台は生で見てもらうのが一番なんですが、なかなか見たくても見れなかった方もいらっしゃると思います。でもこの作品は、照明、音楽、お芝居といったものが、映像を通しても楽しめるようになっておりますし、舞台を見られた方も、映像ならではの楽しみ方ができる作品だと思っております。ぜひこの作品を皆さんの人生のエネルギーにしていただきたいなと思います。<番組情報>ミュージカル『イザボー』2024年4月 WOWOWで放送・配信作・演出:末満健一出演:望海風斗、甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝ほか番組公式サイト:
2024年02月15日2月14日(水) 午後10時より放送されるWOWOW×井上芳雄によるミュージカル番組「生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』」の第11回に、望海風斗がゲスト出演する。本番組は、井上が「ミュージカルの素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えていきたい」「劇場に足を運んでいただきたい」という思いから“生放送”にこだわり、ミュージカルの“いま”を届けるトーク&ミュージックショー。井上と望海は、2022年の『ガイズ&ドールズ』、2023年の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』での共演や、お互いのラジオ番組へのゲスト出演、コンサートやテレビ番組など様々な交流が続いている。望海が宝塚歌劇団在団時には、井上のコンサートにゲスト出演したり、『井上芳雄×望海風斗 Dream Collaboration』が音楽配信されたりと、数多くのコラボレーションが行われてきた。今年夏には、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』での再共演も決まっており、生放送ではどんなコラボレーションが生まれるのか、ふたりのトークと歌に期待が高まる。バレンタインデーの放送回となる当日は、スタジオからの生放送で井上がオープニング曲を歌いながら登場し、抽選で当選した観客に薔薇を手渡す「芳雄のミュー」ならではの演出も予定されている。■望海風斗 コメントついに『芳雄のミュー』に出演させていただけるということで、当日が楽しみで仕方ありません!芳雄さん×生放送!!きっとジェットコースターに乗っているような感覚で時が過ぎていくことでしょう。私の心拍数がおかしなことになりそうですが、しっかりと芳雄さんのペースについて行きます。今年の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』も今から楽しみです!<番組情報>生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#112月14日(水) 午後10:00より [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]で放送・配信※WOWOWオンデマンドでは2月16日(金) 午後2:00のリピート放送終了後よりアーカイブ配信詳細はこちら:
2024年02月07日待望の再演が決定した『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の制作発表会見が2月1日(木)、都内で行われ、昨年版から続投する望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真が抱負を語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回上演された。このたび約1年の時を経て、2024年6月から9月にかけて、帝国劇場と大阪・梅田芸術劇場メインホールで再演される運びとなった。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年版メインビジュアルムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を演じる望海と平原は、初演について「夢だったんじゃないかと思うほど、非現実的な時間。物語の内容もそうですし、(公演中は)夢の中に生きていて、今はそこから覚めた感覚」(望海)、「私にとっては歌手デビュー20周年と『ムーラン・ルージュ』が重なったので、バタバタした記憶が」(平原)と回想した。物語の生みの親であるラーマン監督からは「日本版が一番泣ける」という言葉が届いたといい、望海は「ブロードウェイ版は、結構最後ギリギリまで、お客様が爆笑するが、日本では二幕の後半から、お客様が入り込んでくださった。悲劇性が強いのが、日本の特徴なのかなと」と分析。ちなみに好きな楽曲を問われると、望海が「Your Song」、平原は「Firework」を挙げていた。一方、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャンを演じる井上は、「あんな若い役をよくやったいたなと(笑)。舞台上でのキラキラ感と、終わった後の落差がひどくて。なけなしの若さで頑張ったが、今年は若さが残っているか」と自虐コメント。それでも、「一度始まると、うわーとテンションがあがるのが、この作品の魅力」だと語り、「去年も盛り上がったが、今後何十年と続き、定着するには、再演が重要」と気合をみなぎらせた。同じくクリスチャン役を務める甲斐は、昨年秋に本場フランスのムーラン・ルージュに足を運んだといい「体験として大きな収穫。クリスチャン自身がフランスに上陸した気持ちを想像できたので、(役柄の)解像度と言葉の説得力は、23年を優に超えたい」と意気込んだ。本公演は、2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップに名を連ねており、数多くの帝劇出演を誇る井上は、「ぜいたくですが、自分にとっては家と言いますか、ホーム感がある。(一時)なくなるのは、想像もつかず、さみしいですが、積み重ねての今ですから、最後の日まで記憶をなくす覚悟で臨みたい」と決意表明。平原は「帝劇の匂いが好き。あの匂いに触れると、演劇スイッチが入る」と語り、「リニューアルされても、ぜひあの匂いだけは引き継いでもらいたい」と笑いを誘っていた。取材・文:内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年6月20日(木)~8月7日(水) 東京・帝国劇場2024年9月14日(土)~28日(土) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報:()関連リンク公式サイト::::
2024年02月02日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表に望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真登場昨年の公演について、望海は「もう覚えてない、あまり」と苦笑しつつ、「夢だったんじゃないかなと思うくらい非現実的な毎日だったんですよね。劇場の“赤”もそうですし、作品の内容もそうですし、夢の中で生きてた感覚なので」と心境を表す。同作の大ファンだという甲斐は「大好きですもん。2023年の秋にフランスのパリで観て来ました」と笑顔で、望海は「グループLINEにもパリに行った様子を送ってくれて」と明かす。井上は「(パリに行くのは)田代万里生か甲斐翔真。ちなみに田代万里生は出てないのに、『ムーラン・ルージュ』に行って、みんなにお土産配る。『あれ、万里生出てた?』って」とその場にいない田代いじりも。甲斐は「手元に(お土産が)来た時には、僕もうフランスに行ってた」というも、甲斐からのお土産はなかったそうで、平原は「全然もらってない」と訴えていた。物語の舞台になった本場の「ムーラン・ルージュ」に行った感想について、甲斐が「ショーでした。こっちは『ザ・ミュージカル』でしたけど、本場のはもっと“ナイト感”でした。高揚感があって、クリスチャンの気持ちがわかったんです!」と語ると、井上から「やっと?」というツッコミも。井上は「始まる前から詳しいし、やってる時も超楽しそうだった」と回顧しつつ、今夏の公演に対し「甲斐くんなんか、汗かきすぎてなくなるんじゃないですか? 実体が」と心配していた。井上自身は昨年の公演について「ぼんやりとした感覚ですね。『あんな若い役をよくやってたな』という。落差酷いですよ。舞台上ではキラキラ感を出そうとやってる分、終わった瞬間の疲れが」と苦笑。平原が「帝劇のエレベーターで会うと『疲れた、疲れた』と言ってた」と指摘し、井上は「なけなしの若さ。甲斐くんは溢れ出るもの、自前のやつがありますけど、(自分は)絞り出して。今年残ってんのかなという一抹の不安がありますよ」と弱音を吐く。望海が「そう言いながらも、本番始まったらやるじゃないですか。袖ですごいなと思って」と励ますと、井上は「そりゃやりますよ、仕事ですから!」と主張し、「いくら疲れてたとしても1回始まるとテンションがうわっ! てどんどん上がっていくみたいな作品の独特の魅力がありますよね」とまとめた。Wキャストの印象の違いについて聞かれると、甲斐は「望海さんはみんなで肩を取り合った真ん中にいて『一列になっていこうぜ』って感じ。平原さんは、あーや(平原)が行った道にみんながついて来てしまう感じ。放っておけない」と表現。逆にクリスチャン2人の印象を聞かれると、平原が「(望海は)すごい思い出すのに時間がかかって」と暴露し、井上が「いったん『イザボー』のことは忘れてもらっていいですか」と促す一幕も。改めて平原は「シーンで例えると、『Crazy Rolling』の時が違うなと思ってて、芳雄さんは裏切りがあったとしても、話し合ったら許してくれそうな感じ。だけど、翔真くんは銃で撃たれそうな感じ。話せないかなって。ヒートアップする場所が違う」とコメント。「思い出したんです」という望海は、「あーやと私に対してのクリスチャンも違うんじゃないかな、人が変わったら皆さんの動くものが違うのかなと思って。2幕のリハーサルシーンでの感情の漂わせ方も、芳雄さんはストレートに出すから『周りに気づかれちゃうからどうにかしなきゃ』『どうやって止めよう』となる、突っ走るタイプのクリスチャン。翔真くんのクリスチャンは負のオーラを全身から漂わせる、滲ませタイプ」と表す。甲斐が「陰湿ってことですか?」と尋ねると、望海は「陰湿とかじゃなくて! 出し方が違って、止め方が違ったなという印象があった。同じ怒りとか負のオーラでも出し方が違う」と説明した。改めて公演の意気込みについて聞かれると、井上は「体力的なこともありますし。2幕の冒頭で飛ばされるやつ、『クリスチャントス』と呼ばれている。あれやめたいんですよね。今年の目標はあれをやめる」とジョークを飛ばす。さらに「この先日本でも何十年も再演が続く作品になっていけるように。定着するかどうか、3回目4回目があるかは今年の再演にかかってると思う」と語り、「久しぶりの知人が『チケット取って』と連絡してくれるような作品に。もうそういう特別な作品になってると思うんですけど、確実にするべく、『やっぱすごいね』とお客さんに思ってもらえるようにしたいなというところが今年の目標です」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日「日本人のクリエイターの力で最高のミュージカルを-」。ワタナベエンターテインメントが劇作家・演出家の末満健一と組み、日本発のオリジナルミュージカルを世に送り出す「MOJO《Musicals of Japanese Origin》プロジェクト」の第一弾となる『イザボー』が、本日1月15日(月)に東京建物ブリリアホールで初日を迎える。『マリーゴールド』や『ヴェラキッカ』など、過去12年の間に18本のオリジナル舞台を手掛けてきたワタナベ×末満のタッグが満を持して挑む、望海風斗主演の新作オリジナルミュージカルだ。望海風斗舞台は百年戦争の時代のフランス。隣国バイエルンで大公の娘として生まれた少女は、やがてフランス王妃イザボー・ド・バヴィエール(望海)となる。夫のシャルル6世(上原理生)が狂気に陥り王政が破綻すると、権力を掌握しようと立ち上がったのは、シャルル6世の叔父ブルゴーニュ公フィリップ(石井一孝)とその息子ジャン(中河内雅貴)。彼らと対立するシャルル6世の弟オルレアン公ルイ(上川一哉)は、イザボーと不貞の関係となり、彼女が権力を獲得できるよう助力していく。混沌の時代のなか、愛と衝動のままに生き抜こうとするイザボー。フランス史上“最悪の王妃”の生き様を、実の息子シャルル7世(甲斐翔真)は、義母ヨランド・ダラゴン(那須凜)と共に辿っていくこととなる――。甲斐翔真百年戦争時代のフランスと言えば、シャルル7世の戴冠を実現させたジャンヌ・ダルクの伝説がよく知られるが、末満いわくイザボーは「ジャンヌ・ダルクが歴史に登場する以前に、フランスを破綻寸前にまで陥れたとされる人物」であり、「ジャンヌが登場せざるを得なかったバックボーンを作り上げた要因のひとつ」。そんな彼女の足取りに「“悪女”という一言では表し切れない、鮮烈な色彩」を感じたという末満が、和田俊輔(音楽)や松井るみ(美術)ら、経験豊富なクリエイター陣と共に描き出す物語とは――?オリジナル作品の初演は、開幕するまで見えないことが多いが、公演詳細発表時に望海が寄せている「“元気になる悲劇”にしたい!と末満さんが仰ってました」というコメントが大きなヒントになりそうだ。上段左から)上原理生、中河内雅貴、上川一哉下段左から)那須凜、石井一孝文:熊田音子望海風斗・甲斐翔真・石井一孝より開幕直前コメント到着!ミュージカル『イザボー』初日前会見より望海風斗 / イザボー・ド・バヴィエール今日までが本当に大変で、始まる実感がようやく出始めてきました。宝塚退団後、オリジナル作品に出演するのは初めてで、今回演出の末満(健一)さんとワタナベエンターテインメントがタッグを組み、日本からオリジナルミュージカルを世界に発信していくMOJOプロジェクトに参加できるのは本当に嬉しいことだなと感じています。ここに来るまで、大変なこともありましたが、このように作品を作っていく過程は本当に楽しかったです。セット、装置、照明、衣装、音楽と全部が合わさり、こんなに掛け算になるんだと、見どころだらけです。どのシーンも目が離せないです。いよいよ開幕しますが、皆様に観ていただけることを楽しみに作ってきました。明日から、お客様と熱い日々を過ごしていけたらと思っています。劇場で『イザボ―』を感じていただけたら嬉しいです。甲斐翔真 / シャルル七世最初はイザボーの歴史の勉強会から始まり、ついにこの日が来たかと胸を高鳴らせています。ミュージカル界にはフランスのお話がたくさんありますが、その中でも、観たことのない演出の方法や表現をされているので、それがどうお客様に伝わるか楽しみです。作品が進むにつれ、イザボ―という人物が立体的になり、どうして“悪女”と呼ばれるようになったのかと裏を知ることが出来ます。裏を知ったからこそ、僕はシャルル7世として新しい気持ちで演じることが出来る、相乗効果を感じています。1番初めのシーンは皆様の盛り上がりが大切ですし、盛り上がっていただけないと僕が登場できません(笑)。心を開放して、ミュージカルを観に来たんだと感じていただけたら嬉しいです。ミュージカル『イザボー』初日前会見より石井一孝 / ブルゴーニュ公フィリップミュージカル業界に30年以上いますが翻訳ミュージカルが多く、オリジナルミュージカルは数少ないながらも、そんな中でこの『イザボ―』は新しい、ミュージカル界に風穴を開けるんじゃないかと手ごたえを感じています。望海さんの圧倒的歌唱力、甲斐くんの僕より背が高いのに顔が僕の半分しかないとか(笑)色んな長所が合わさって見どころが満載です。ドキドキもしていますが楽しみです。イザボ―は最悪の王妃だけど望海さんが演じるとキュートで最高なんですよ。望海さんのキュートさが零れ落ちてます! 末満さんが最初に、最悪とかダークなイメージがあるイザボ―を通して、希望や未来、真実を伝えたいと仰っていました。そういう手ごたえはあります。<公演情報>MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-ミュージカル『イザボー』作・演出:末満健一音楽:和田俊輔出演:望海風斗/甲斐翔真/上原理生中河内雅貴上川一哉/那須凜/石井一孝大森未来衣伯鞘麗名石井咲加賀谷真聡川崎愛香里齋藤千夏佐々木誠高木裕和堂雪絵中島紗希宮河愛一郎安井聡ユーリック武蔵スウィング:井上望齋藤信吾高倉理子【東京公演】2024年1月15日(月) 〜30日(火)会場:東京建物Brillia HALL【大阪公演】2024年2月8日(木)~11日(日)会場:オリックス劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月15日MOJO プロジェクト -Musicals of Japan Origin project-ミュージカル 『イザボー』の公開ゲネプロが14日に東京・東京建物 Brillia HALLにて行われ、望海風斗、甲斐翔真、石井一孝が取材に応じた。同作はワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組み、日本のクリエイターたちの才能を集め、世界レベルの作品を創造・発信していく新規プロジェクト、 「MOJO プロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。フランス百年戦争の時代、陰謀渦巻くフランス王朝で欲望のままに生き、国を破滅へと導いた最悪の王妃イザボー・ド・バ ヴィエール(望海)が、女性が不遇を強いられた時代に自分なりの生き方で必死に生き抜こうとしたイザボーを演じる。共演には甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝が集結した。○■ミュージカル 『イザボー』の公開ゲネプロに望海風斗ら登場望海が「まだ実感が湧かないんですけど、今こうして囲み取材を受けているということは、これからゲネプロが始まる……」と言うと、甲斐が「当たり前です」とツッコミ。改めて「やっと今実感し始めたところですね。さっきまで信じられなかった」と心境を吐露する。甲斐は「みんなで歴史のお勉強会から始まり、ついにこの日が来たかと胸を高鳴らせています。このミュージカル界にはフランスの話がたくさんあって、その中では観たことのない演出方法を末満さんがされているので、どうお客様に伝わるのかが一番楽しみ」とコメント。石井は「ミュージカル業界に30年以上いるんですけど、大体は翻訳ミュージカルが多い。オリジナルミュージカルが数少ないながらもポツポツある中で、この『イザボー』はミュージカルの歴史に風穴を開けるんじゃないかなと、30年やってきた身として手応えを感じてます。望海さんの圧倒的な歌唱力とか、甲斐翔真 くんの僕よりも顔が僕の半分しかないとか、いろんな長所がありますので、見どころ満載で、ドキドキもしますけど楽しみでもある」と語った。日本のオリジナルミュージカルプロジェクトの作品ということで、望海は「オリジナルの作品は宝塚時代も色々とさせてもらったんですが、退団して『オリジナル作品に出る機会は本当に少ないんだな』と思ったので、こういうプロジェクトを日本で作って高い山に登っていくのに参加できるのは本当に嬉しいことだなと感じていますし、久々に参加するとすごく大変。ここまで来るのにいろんな山を乗り越えなきゃいけなかったり、たいへんなこともあったりしたけど、作っていく過程は楽しいなと感じています」と振り返る。一方で、プレッシャーなどは「まあ、特に……」と笑わせ、いつもと違う点も思い浮かばない様子の望海。甲斐から「赤い」と衣装について指摘されると、「この前も赤かったし」と苦笑する。「毎回毎回作品によって違うけど、お客様が全く知らない状態で初日を迎えるのが、オリジナルの面白いところであり、私たちのドキドキするところでもあるので、この緊張感は久しぶりだなと思います」と明かした。また、“最悪の王妃”という役どころについては「最悪と言われますけども、最悪を狙っているわけではないと言いますか。イザボーという人がどう生きたかを一生懸命やって。周りからは最悪と言われますけど、それを浴びながら、パワーにして生きています」と望海。石井は「最悪の王妃なんですけど、最高なんですよ。末満さんが稽古の最初の段階で言ってたのは『最悪とかダークなイメージがあるイザボーという人を通して、その中から希望とか未来とか真実とか温もりとかを伝えたい』と」「一生懸命に生きたが故に結果的に最悪と言われるところがあるけど、人となりがキュート。望海さんが持ってるキュートさがこぼれちゃってる」と太鼓判を押した。開演前の演出もあり、甲斐は「協力してほしい。1番初めの皆さんの盛り上がりが大事なんです。特に頭は、皆さんがいないと出られないんです。心を開放してミュージカル観に来たという気持ちで」と懇願する。望海も「最初のお客様の乗っかりによって、その日の公演の是非が決まる。怖がらずに乗っかっていただけたらなと思います」とお願いしていた。東京公演は東京建物 Brillia HALLにて1月15日~30日、大阪公演はオリックス劇場にて2月8日~11日。
2024年01月14日女優の本田望結が昨年12月7日、オスカープロモーション所属のタレントが東京・明治記念館に集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。高校を卒業し、一人暮らしを始めたという本田が、あまりの寂しさにしているという“驚きの過ごし方”を明かしたほか、20歳で叶えたい夢について話してくれた。○20歳になったら「父母と乾杯がしたい!」――10代最後の一年となった2023年ですが、悔いなく過ごせましたか?あまり10代最後! という感覚で過ごしてこなかったんですが、高校を卒業して一人暮らしを始めたので、環境自体も大きく変わりましたし、節目のような一年だったなと思います。――一人暮らしを始めて、新生活をスタートさせた一年だったわけですが、一人暮らしは楽しいですか? それとも寂しい?寂しいですね……一人暮らしはこんなに寂しいものなのかと痛感しております……(笑)。5人兄妹なので家族も多いですし、実家では愛犬もたくさんいて、にぎやかなお家だったからこそ……。自分で物音を立てないと何の音もしないというのが、本当に寂しい。一人暮らしをし始めて半年ほど経ちますが、本当に慣れなくて! 来年20歳なんですけど、大丈夫なのかなと不安になっちゃいました(笑)。――寂しさを紛らわせるためにしていることはありますか?これは話すと本当に引かれてしまうんですが、一人暮らしで初めて自炊をしてご飯を食べているときに、寂しさのあまり泣いてしまったんです。その後、実家に帰ったときに家族でご飯を食べている様子を録音して。今はそれをスピーカーを使って流しながら1人でご飯を食べています……。――そんな一人暮らしの寂しさを乗り越えながら過ごした2023年で印象的だったことはなんでしょうか?夏に『ONE PIECE ON ICE』というアイスショーにナミ役で出演させていただいて、それはすごく思い出に残っています。そのときにビビ役で姉(本田真凛)も出演していたんですけど、一人暮らしを始めて、一緒にいる時間も少なくなっていたので、毎日姉と過ごせたことが幸せで。一緒にご飯食べたりして過ごせたのが夏の印象的な出来事でした。――20歳を迎える2024年ですが、20歳になってやってみたいことは?20歳になったら父母と乾杯がしたい! これはぜひ叶えたいですし、きっと叶うと思うので、最近はそれを楽しみに毎日を過ごしています。■本田望結2004年6月1日、京都府生まれ。2011年に日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』への出演で人気を獲得する。2023年はNHK 連続テレビ小説『らんまん』、『ONE PIECE ON ICE~エピソード・オブ・アラバスタ~』に出演した。
2024年01月05日パーティシーンにもぴったりな、映え肌&ネイルを叶えてくれるコスメをセレクト。長﨑望未さんがチェックします!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、REVLONスキンライト プレスト パウダー N 108繊細な光のベールで包み込み、一瞬にして肌をトーンアップ!光拡散効果に優れた2種類の微粒子パウダーを配合しており、毛穴やくすみを自然にカバー。白浮きせず、クリアな肌色を実現。「見た目は明るめですが、ほぼ透明のような肌色になじむカラーで、ツヤ&透明感がアップ。頬などにポイント使いしてもよさそう!」。スキンライト プレスト パウダー N 108¥1,980 限定発売(レブロン TEL:0120・803・117)2、CEZANNEグロウスキンベース クリアグロウ SPF32・PA+++肌悩みを光で飛ばして、潤いたっぷりのツヤめく肌に!グロウオイルや3種のパール配合で、肌をしっとりなめらかに整えつつ、ツヤをプラス。下地としてはもちろん、ファンデの上からハイライト的に使うのも。「すごくのびが良く、少量で顔全体になじみます。肌がトーンアップしてツヤツヤに」。グロウスキンベース クリアグロウ SPF32・PA+++ 20g¥748(セザンヌ化粧品 TEL:0120・55・8515)3、Sally Hansenインスタドライ ネイルカラー(右から428、483)ホリデーシーズンにぴったりな幻想的な星空をイメージしたカラー。人気のネイルブランドから、新色&限定色が登場。428は大人っぽいワインレッド、483は流星群のような輝きのパープル系グリッター。「発色がとても良く、二度塗りしなくても見たままの色を楽しめます。乾くのも早くて嬉しい!」。インスタドライ ネイルカラー(右から428、483)9ml 各¥715 483は限定発売(サリーハンセン TEL:0120・878・653)4、KATEアイブロウマニア EX‐8異なる質感と絶妙な発色で理想の目元に導くアイブロウパレット。人気商品・デザイニングアイブロウ3Dの色合いと質感を再現。眉、目元、涙袋、鼻筋などマルチに使える9色セット。「様々なパーツに使えて便利。目元にブラウンメインで使いましたが、気分でピンク系を足したり、いろんな組み合わせが楽しめます」。アイブロウマニア EX‐8¥2,750*編集部調べ 12/16限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)ながさき・のぞみアスリート。ソフトボール元日本代表。引退後はソフトボール普及活動のほか、テレビ出演やYouTubeなど多方面で活躍中。プロデュースを手掛けるアパレルブランド『nopon』も好評。※『anan』2023年12月20日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2023年12月16日女優でフィギュアスケーターの本田望結が7日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション 2024年新春 晴れ着撮影会」に出席した。晴れ着撮影会は、毎年12月上旬に行われているマスコミ向けイベント。オスカープロモーションがその年と翌年に向けてフレッシュなイチオシのタレントを10人前後選び、晴れ着姿を披露している。この日は本田のほか、小芝風花、宮本茉由、ギュナイ滝美、大角ゆき、井本彩花、高橋ひかる、井頭愛海、玉田志織、近藤結良、尾碕真花が参加した。2023年の所感を聞かれ、本田が開口一番「今年、高校を卒業しまして、ついに一人暮らしを始めました!」と報告すると、小芝ら先輩からも「えー! そうなんだ!」と驚きの声が。続けて、本田は「というのがプライベートでの一番のビッグニュースなんですけど(笑)」と茶目っ気たっぷりに話したのち、「いつの日か、節目になるような年を挙げてください、と言われたら、この2023年を挙げるんじゃないかと思うくらい、自分にとっては大きな節目の一年になりました」としみじみと振り返った。「一人暮らしは楽しさと寂しさのどちらのほうが大きいですか?」という質問には、「楽しくないです……」と悲しそうな表情を浮かべる本田。「5人きょうだいの大家族なので、1人が寂しすぎて。いかに寂しくないように生活するか。家族でご飯を食べに行った時の音声を録音して、それを流しながら1人でご飯を食べています」と明かしつつ、「みんなには引かれます」と自虐した。2024年の抱負としては、「来年は二十歳になる年で、一番年下じゃない現場もちょこちょこと増えてきていて。それこそ今回の晴れ着撮影会も、滝美さんとゆきさんが14歳! 妹以外で、自分よりも歳下の方がいらっしゃる晴れ着撮影会は初めてで。来年はそういう現場もまた増えると思うので、お姉さんワールド全開で行きたいと思います(笑)!」と意気込み。その隣で話を聞いていたギュナイは「すごく優しくしてくださって。とても心強いです」と感謝を伝えた。また、今回は紺色の着物で参加した本田。「いつも一緒に参加させていただいている小芝さんなら分かってくださると思うのですが、こんな大人なお着物を着られるようになって」と話すと、小芝も「びっくりです! 一人暮らしもびっくりだし、(いつの間にか)背も越されましたし、年々大人になっていってて。今日も『ピンクじゃなくて、紺のお着物を選ぶ年になったんだ!』とすごく驚きました」と目を丸くすると、本田は「周りのお姉さん方が紺や緑のお着物を着られていて、素敵だなと思っていたのですが、私も紺を着られる大人になったんだ! と実感しました」と感慨深げに語っていた。
2023年12月09日望海風斗のドラマティックコンサートツアー『Hello,』のゲストが発表された。本ツアーは、昨年開催の『Look at Me』に続く第2弾として、2024年3月から4月にかけて東京・福岡・愛知・大阪で開催される。このたびゲストとして、2024年3月24日(日) の東京公演には、2024年1月15日(月) に開幕するミュージカル『イザボー』で初共演を果たす上原理生、2024年4月25日(木) の大阪公演には、宝塚歌劇団在団中に切磋琢磨し、公私ともに望海と交流の深い朝夏まなとが出演することが決定した。<公演情報>望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』演出・振付:桜木涼介音楽監督:武部聡志プロデューサー:渡辺ミキ【出演】望海風斗井上望、碓井菜央、加賀谷真聡、神谷直樹、齋藤 駿、仙名立宗、中道杏菜、半山ゆきの※五十音順【ゲスト】東京公演3月24日(日) 12:00公演/17:00公演:上原理生大阪公演4月25日(木) 13:00公演/18:00公演:朝夏まなと【東京公演】2024年3月20日(水)〜3月25日(月)会場:東京・日本青年館ホール【福岡公演】2024年3月30日(土)・31日(日)会場:福岡・キャナルシティ劇場【愛知公演】2024年4月20日(土)・21日(日)会場:愛知・東海市芸術劇場大ホール【大阪公演】2024年4月24日(水)~28日(日)会場:大阪・SkyシアターMBS公式サイト:
2023年12月08日凛として時雨の新曲「狐独の才望」が、2023年11月8日(水)に配信リリースされる。凛として時雨の新曲「狐独の才望」メジャーデビューから15周年を迎え、12月にはこれを記念したライブ「Tornado Anniversary 2023 ~15m12cm~」の開催を控えている凛として時雨。新曲の「狐独の才望」は、11月28日(火)よりNetflixにて独占配信されるアニメ「陰陽師」のオープニング主題歌となる楽曲だ。Netflixアニメ「陰陽師」オープニング主題歌にアニメ「陰陽師」は、作家・夢枕獏による不朽の名作小説を初めてアニメーション化した作品。平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明と源博雅を主人公に、彼らが鬼となった人間たちと対峙する姿を描く怪奇ミステリーとなっている。11月8日(水)の21時よりYoutubeにてプレミア公開されるミュージックビデオは、2022年に楽曲「Marvelous Persona」が主題歌となったドラマをきっかけに親交が生まれた、映像監督のshuntaroが監督。“陰陽師”という存在を現代的に解釈し、ドラマ仕立ての映像作品として仕上げた。凛として時雨 TK(Vo/Gt)コメント音楽や言葉、この世にあるすべてに溢れ出す感情は自らが作り出しているものなのでしょうか。空虚を何で満たすのか、満たされるのか、自由と縛りの境界線を最も蠱惑的な「呪」で彩らせて頂きました。凛として時雨を聴いて下さっていた山本蒼美監督が僕達を選んでくれた運命も、奇跡という「呪」であります様に。作品情報凛として時雨 新曲「狐独の才望」配信リリース日:2023年11月8日(水)
2023年11月10日2024年1月15日(月) から30日(火) まで東京・東京建物Brillia HALL、2月8日(木) から11日(日) まで大阪・オリックス劇場で上演される、MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project- ミュージカル『イザボー』のキービジュアルと個別ビジュアルが公開された。「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」は、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組み、日本のクリエイターたちの才能を集め、世界レベルの作品を創造・発信していく新規プロジェクト。その第1弾として上演される『イザボー』では、末満がかねてより実現したいと願っていた題材「イザボー・ド・バヴィエール」の半生が描かれる。フランス百年戦争の時代、陰謀渦巻くフランス王朝で欲望のままに生き、国を破滅へと導いた最悪の王妃イザボー・ド・バヴィエールを演じるのは、元宝塚歌劇団・雪組男役トップスターの望海風斗。そのほか、イザボーとシャルル6世の息子で物語の語り手も担うシャルル7世で甲斐翔真、イザボーと政略結婚し狂気王と呼ばれるシャルル6世で上原理生、フィリップの息子で自身も王位を狙うブルゴーニュ公ジャンで中河内雅貴、シャルル六世の弟でイザボーとただならぬ関係を持つオルレアン公ルイで上川一哉、シャルル7世の義母で同じく物語の語り手として登場するヨランド・ダラゴンで那須凜、シャルル6世の叔父でイザボーを国政から遠ざけようとするブルゴーニュ公フィリップで石井一孝が出演する。<公演情報>MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-ミュージカル『イザボー』作・演出:末満健一音楽:和田俊輔【出演】望海風斗/甲斐翔真/上原理生中河内雅貴上川一哉/那須凜/石井一孝大森未来衣伯鞘麗名石井咲加賀谷真聡川崎愛香里齋藤千夏佐々木誠高木裕和堂雪絵中島紗希宮河愛一郎安井聡ユーリック武蔵【スウィング】井上望齋藤信吾高倉理子【公演日程】2024年1月15日(月) 〜30日(火) 東京建物Brillia HALL2024年2月8日(木)~11日(日) オリックス劇場チケット情報:公式サイト:
2023年11月06日女優の本田望結、本田紗来が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第47号のグラビアに登場している。望結は2004年6月1日生まれ、紗来は2007年4月4日生まれで、2人とも京都府出身。子役時代から活躍し、それぞれドラマ、映画、CMやバラエティなどに出演する。今回は、国民的美少女姉妹が同誌に初登場。漫画誌の撮影の仕事は初めてだという2人が、秋の北海道で撮り下ろしを敢行し、ここでしか見られない姉妹の絆を誌面に収めた。
2023年10月26日望海風斗のドラマティックコンサートツアー『Hello,』のビジュアルと公演詳細が本日17時に解禁された。日本青年館ホール(東京)を皮切りに、キャナルシティ劇場(福岡)、東海市芸術劇場大ホール(愛知)、SkyシアターMBS(大阪)を巡るツアーの全日程も発表。ビジュアルは「五感の解放、そして新しい望海風斗やお客様自身との“出会い”をテーマにした」というポップなものが届いた。ドラマティックコンサート『Hello,』ビジュアル(表)ドラマティックコンサート『Hello,』ビジュアル(裏)宝塚・雪組トップスターとして『ファントム』や『fff-フォルティッシッシモ-』に出演したほか、現役トップスターとして初の「anan」表紙に抜擢、ナオト・インティライミプロデュースの楽曲「夢をあつめて」を配信リリースしiTunesチャート1位を獲得するなどの快挙を成し遂げた望海。退団後は『next to normal』、『ガイズ&ドールズ』、ブロードウェイ・ミュージカル『DREAMGIRLS』、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』などに出演。圧倒的な表現力で第30回読売演劇大賞優秀女優賞、第48回菊田一夫演劇賞を受賞。2024年にはミュージカル『イザボー』の主演も決定するなど、変わらぬ人気を誇りつつ自身の活躍の場を広げている。本ツアーは、昨年開催の『Look at Me』に続く第2弾。望海はコンサートに向け、「前回は様々な私をお見せする!そんな挑戦のステージでしたが、今回は来てくださった皆さんの心のマスクを外してもらえるような、春にぴったりな温かいコンサートにしたいと思っております。(中略)『Hello,』どんな自分に出会えるのか、私自身も楽しみです!」とコメントしている。望海風斗のドラマティックコンサートツアー『Hello,』は、2024年3月20日(水)東京・日本青年館ホールよりスタート。チケットの一般発売は2024年2月17日(土)10時より。<公演情報>望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』演出・振付:桜木涼介音楽監督:武部聡志プロデューサー:渡辺ミキ出演:望海風斗井上望、碓井菜央、加賀谷真聡、神谷直樹、齋藤 駿、仙名立宗、中道杏菜、半山ゆきの※五十音順【東京公演】2024年3月20日(水)〜3月25日(月)会場:東京・日本青年館ホール【福岡公演】2024年3月30日(土)・31日(日)会場:福岡・キャナルシティ劇場【愛知公演】2024年4月20日(土)・21日(日)会場:愛知・東海市芸術劇場大ホール【大阪公演】2024年2024年4月24日(水)~28日(日)会場:大阪・SkyシアターMBS公式サイト:
2023年10月19日2023年12月16日(土)から東急シアターオーブにて開催される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』の応援サポーターに、本田望結の就任が決定した。本公演は、2016年の日本初演から7年間、“劇場で楽しむクリスマス”として渋谷の新たな冬の風物詩として親しまれてきた作品。ニューヨークで80年以上にわたり親しまれている『ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―』に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーだが、日本初演から続く演出バージョンでの上演は今年で見納めとなる。そんな集大成公演の応援サポーターに就任した本田望結は、初演の2016年から2019年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演。今年の公演では出演はないものの、誰よりも「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を知っており、本作品での経験を「今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です」と語る本田が、本公演を盛り上げる。【本田望結応援メッセージ】ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023」応援サポーターに就任させていただきました!本田望結です!思い起こせば、小学6年生から中学3年生まで4年間に渡り、この舞台に参加させて頂けた事、今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です。舞台裏を体験させて頂けた経験を踏まえ、「クリスマス・ワンダーランド」の世界への誘いのお手伝いができましたら幸いです。私自身も、今年の12月がさらに楽しみになりました!さぁ、皆様!ご一緒に、「クリスマス・ワンダーランド」の世界を存分に体験しましょう!『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』は、2023年12月16日(土)から25日(月)まで、 東急シアターオーブにて開催される。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』出演:アメリカカンパニー 英語上演2023年12月16日(土)〜12月25日(月)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット情報:公式サイト:
2023年10月13日Tempalayのフロントマン小原綾斗のニューバンド「小原綾斗とフランチャイズオーナー」が、初の東名阪ツアー『XXX』を開催することを発表した。本ツアーは、11月16日(木) 愛知・新栄 Shangri-La、11月17日(金) 大阪・Live House ANIMA、そして11月20日(月) 東京・渋谷 WWW Xの3都市でそれぞれ開催される。『XXX』(カケカケカケ)と題された本ツアーは、小原綾斗とフランチャイズオーナーのライブに加えて、アメリカ・カリフォルニアで誕生したストリートブランド“BAD BOY”、90年代のストリートカルチャーをベースに現在のトレンド感をMIXしたブランド“GALFY”、両ブランドと小原綾斗が立ち上げた“BAD PEOPLE records”がコラボレーションしたアイテムのポップアップを開催する。コラボグッズ等の詳細は後日発表される。チケットのオフィシャル先行は、本日9月5日よりスタートしており、9月12日(火) の23時59分まで受け付けている。<ライブ情報>BAD PEOPLE × BAD BOY × GALFY TOUR & POP UP『XXX』東名阪ツアー『XXX』ビジュアル11月16日(木) 愛知・新栄 Shangri-La11月17日(金) 大阪 Live House ANIMA11月20日(月) 東京・渋谷 WWW XOPEN 18:00 / START 19:00出演:小原綾斗とフランチャイズオーナー※POP UPのOPEN時間等の詳細は後日発表予定【チケット料金】価格:4,500円(+1Drink代)■オフィシャル先行9月5日(火) 17:00~9月12日(火) 23:59■チケット一般発売9月23日(土) 10:00~関連リンクBAD PEOPLE records Twitter: PEOPLE records YouTube:小原綾斗 Instagram: BOY::
2023年09月05日望海風斗が、横浜と大阪にてBillboard Live コンサート『MY HOME TOWN』を開催することを発表した。雪組トップスターとして活躍した宝塚歌劇団退団以降、『ガイズ&ドールズ』『ドリームガールズ』に出演し、今夏は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のサティーン役でドラマティックで奥行きのある歌唱力を披露してきた望海。本コンサートでは、世界的に活動を展開するジャズピアニスト、クリヤ・マコトとの豪華コラボレーションが実現し、クリヤは楽曲アレンジとピアノ演奏を担当。『MY HOME TOWN』と題し、望海のふるさとでもある横浜(11月3日、4日)と、宝塚歌劇団在団中に多くの時間を過ごした関西・大阪(11月11日、12日)の、2会場で望海の「音」に酔いしれる4日間をお届けする。さらに、24年春には22年に開催し、その表現力をあますことなく見せつけた『Look at Me』に続く第2回目となるドラマティックコンサートの開催も決定した。<コンサート情報>望海風斗 Billboard Live コンサート『MY HOME TOWN』【ビルボードライブ横浜】(1日2回公演)11月3日(金・祝)・4日(土)1stステージ:開場 14:00 / 開演 15:002ndステージ:開場 17:00 / 開演 18:00【ビルボードライブ大阪】(1日2回公演)11月11日(土)・12日(日)1stステージ:開場 14:00 / 開演 15:002ndステージ:開場 17:00 / 開演 18:00■出演望海風斗(Vo)/ クリヤ・マコト(pf)ほか■チケット料金サービスエリア:11,000円カジュアルエリア:10,500円(1ドリンク付)※ご飲食代は別途ご精算となります。※別途指定料が必要となるお席がございます。■望海風斗ファンクラブ nozomist先行9月4日(月) 12:00~9月10日(日) 23:59■Club BBL会員・法人会員先行9月26日(火) 12:00~■一般予約受付10月3日(火) 12:00~Billboard Live Official Website:望海風斗ドラマティックコンサート2024年春、東京・大阪・愛知・福岡で開催
2023年09月04日フィギュアスケーターの本田真凜、本田望結姉妹が27日(20:00~)、ABEMAで配信された特別番組『「ワンピース・オン・アイス」完全攻略ガイド何度でも楽しめる予習復習SP』に出演。『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』で演じる役について語った。○■『ワンピース・オン・アイス』の裏側に迫る番組『ワンピース・オン・アイス』は、TVアニメ『ワンピース』シリーズ史上初のアイスショー。11日より横浜公演が開催されると、『ワンピース』とフィギュアスケートの融合を実現させた演出や、日本屈指のスケーターたちの名演に称賛の声が集まっている。同番組では、そのアイスショーを徹底解説し、サンジ役の島田高志郎、トニートニー・チョッパー役の渡辺倫果、ボン・クレー役の本郷理華が出演。3人がオファーを受けた際の心境や、役作りのポイント、話題を呼んだバトルシーンの表現など、『ワンピース・オン・アイス』の裏側に迫る。○■ビビ役・本田真凜とナミ役・本田望結が出演また、ビビ役の本田真凜、ナミ役の本田望結らメインキャスト陣への独占インタビュー映像も公開。ビビを演じるにあたり、「役者に近い部分の演技というのが初めての経験だったので、最初はすごく難しいなっていうのが正直な感想でした」という真凜。女優でもある妹の望結から刺激を受けたそうで、「妹が女優さんのお仕事で小さい頃から培ってきたものを、改めてすごいなって肌で感じた」と真凜が絶賛すると、望結は照れながら「今のカットだけ個人的に後で動画ください」と笑いを誘う。一方、望結は女優だからこその難しさもあり、「普段はいかに小さな動きで心の動きを伝えられるかという勉強をしてきたのですが、氷上では大きく、大げさにやらないといけないので、普段とは真逆の演技をするのは苦労しましたし、大丈夫かなって思っていました」と吐露。○■“二兎追う者しか二兎を得ず”の精神共演者やファン、そして初日公演を見に来ていた家族からも絶賛されて一安心した望結だが、「私は普段、“二兎追う者は一兎も得ず”を“二兎追う者しか二兎を得ず”って自分の言葉に変えて、好きな言葉として言ってきたんですけど、両親がまさにそうだったよって言ってくれて」と瞳を潤ませる。「このショーのために、小さい頃から中途半端かもしれないけど、お芝居とフィギュアを続けてきたのかなって思うくらい、それくらいのショーに出させていただいてるなって感じました」と涙ながらに喜びを伝えていた。なお同番組は、9月17日まで無料で視聴可能。また、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」では、9月3日に名古屋にて開催される『ワンピース・オン・アイス』“大千秋楽”を独占生配信する。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)AbemaTV,Inc.
2023年08月31日ミュージカル『イザボー』で主演を務める望海風斗の扮装ソロビジュアルが公開された。『イザボー』は、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組み、日本のクリエイターたちの才能を集め、世界レベルの作品を創造・発信していく新規プロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾作品。望海は、フランス百年戦争の時代、陰謀渦巻くフランス王朝で欲望のままに生き、国を破滅へと導いた最悪の王妃イザボー・ド・バヴィエールを演じる。また、イザボーとシャルル6世の息子で物語の語り手も担うシャルル7世役で甲斐翔真、イザボーと政略結婚し狂気王と呼ばれるシャルル6世役で上原理生、フィリップの息子で自身も王位を狙うブルゴーニュ公ジャン役で中河内雅貴、シャルル6世の弟でイザボーとただならぬ関係を持つオルレアン公ルイ役で上川一哉、シャルル7世の義母で同じく物語の語り手として登場するヨランド・ダラゴン役で那須凜、シャルル6世の叔父でイザボーを国政から遠ざけようとするブルゴーニュ公フィリップ役で石井一孝が出演する。本作は2024年1月15日(月) から30日(火) まで東京・東京建物Brillia HALL、2月8日(木) から11日(日) まで大阪・オリックス劇場で上演される。■プロデューサー:渡辺ミキ コメント日本発のオリジナルミュージカル制作は、私自身生涯のテーマでした。12年前、劇作家・演出家の末満健一さんと出会い、18本のオリジナル舞台を作りました。中でも2018年『マリーゴールド』2022年『ヴェラキッカ』2024年『LILIUM -リリウム新約少女純潔歌劇』のミュージカル作りを経て、この度、名優・望海風斗の参加を得、満を持して《Musicals of Japan Origin》プロジェクト㐧1弾『イザボー』を発表致します。世界水準の名優の皆様、作曲の和田俊輔さんはもとより、トニー賞受賞の美術家・松井るみさんからも海外の舞台作りを学びつつ、原作のない日本産ミュージカルを丁寧に作ります。世界の観客を笑顔に導く挑戦に、皆様の応援をどうぞよろしくお願い致します。■作・演出:末満健一 コメント10年ほど前の話。ジャンヌ・ダルクを題材とした作品を執筆するための資料に目を通していた際に彼女の存在を知りました。恥ずかしながら僕はその時まで、彼女のことをなにひとつ知りませんでした。過去にジャンヌ・ダルクが主人公の作品をいくつか見たことはありましたが、その時代背景にいた彼女にまで思いを至らせることができなかったのです。イザボー・ド・バヴィエール。フランス王シャルル6世妃。ジャンヌ・ダルクが天啓を受けて支援することとなるシャルル7世の実母。ジャンヌ・ダルクが歴史に登場する以前に、フランスを破綻寸前にまで陥れたとされる人物。ジャンヌが登場せざるを得なかったバックボーンを作り上げた要因のひとつが彼女です。フランスという大国が彼女ひとりの存在によって傾いたわけではありませんが、要因のひとつであったことは歴史が示しています。ですが、僕の目に映った彼女の人生の足取りは「悪女」という一言では表し切れない、鮮烈な色彩を放っていました。いつか彼女を主題とした作品を作ってみたい……ふとそのような思いがよぎってから、こうして実現するまでに10年という月日が経ちました。本作は、ワタナベエンターテインメントと僕こと末満健一が「世界に通用する日本発のミュージカルをクリエイトする」というテーマで立ち上げる《Musicals of Japan Origin》プロジェクトの第一弾作品となります。通称MOJO(モジョ)。タイトルロールである望海風斗さんを始めとする素晴らしいキャスト陣と、日本トップクラスのスタッフ陣と共に、この作品の創造に挑みます。かつて遠い彼方に存在した彼女に思いを馳せながら、誠心誠意務めさせていただきます。新作オリジナルミュージカル『イザボー』、どうかご期待ください。■主演:望海風斗 コメントいよいよ『イザボー』が始動します。私にとって宝塚歌劇団卒業後、初めてのオリジナルミュージカルです。まだ誰も完成を知りません。そんな素敵な冒険を末満健一さんと共に、そして素晴らしいクリエイター、スタッフ、キャストの皆さんと共に出来ることを心から嬉しく思っています。「元気になる悲劇」にしたい!と末満さんが仰ってました。最悪の王妃イザボー彼女がどう生きたのか、どんなミュージカルになるのか、楽しみに待っていてください!劇場でお待ちしてます。<公演情報>MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origins project-ミュージカル『イザボー』作・演出:末満健一音楽:和田俊輔【出演】望海風斗/甲斐翔真/上原理生中河内雅貴上川一哉/那須凜/石井一孝大森未来衣伯鞘麗名石井咲加賀谷真聡川崎愛香里齋藤千夏佐々木誠高木裕和堂雪絵中島紗希宮河愛一郎安井聡ユーリック武蔵【スウィング】井上望齋藤信吾高倉理子【公演日程】2024年1月15日(月) 〜30日(火) 東京建物Brillia HALL2024年2月8日(木)~11日(日) オリックス劇場チケット情報:公式サイト:
2023年08月30日●“自分一人で頑張りすぎない”大切さに気づいた宝塚歌劇団雪組トップスターに上り詰め、2021年4月に退団した望海風斗。その後は舞台を中心に活動し、2023年には第48回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、実力を発揮してきた。そんな彼女が現在挑んでいるのが、バズ・ラーマン監督の映画『ムーラン・ルージュ』が煌びやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台へと蘇った『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のサティーン役だ。宝塚を退団したときは「1からのスタート」という思いが強く「こんな大きな作品のヒロインなんて夢にも思っていなかった」という望海が、本作を経験して感じたこと、宝塚退団後の2年間の思いを語った。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』でサティーン役本作は、1899年のパリを舞台に、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター・サティーンとアメリカ人作曲家クリスチャンが恋に落ちるなか、さまざまな人間のピュアな思いや欲望が交差する姿が描かれる。望海はオーディションでサティーンの役を勝ち取った。「バズ・ラーマン監督の映画は拝見していたのですが、あの世界観を舞台にしたとき、どんな形になるのだろう……という興味がすごくありました。サティーンを演じられることになったとき、最初は(映画版でサティーンを演じた)ニコール・キッドマンさん印象がすごくありましたが、日本人がやる上で、どういった表現ができるのだろうか……ということはたくさん考えました。またサティーンを演じることによって、どんなことが受け取れるのかはすごく楽しみでした」6月24日からスタートした舞台は、インタビューが行われた7月末で、ちょうど折り返し地点に。望海はこの1カ月でどんなことを感じたのだろうか。「本当にあっという間でした。とても大きな舞台で、お客さんもエネルギッシュ。1カ月経っても、まだまだ気持ちが新鮮でとても楽しい。それはダブルキャストで臨んでいるからということが大きい気がします。サティーン役の平原綾香さんはもちろん、クリスチャンもジドラーもダブルキャストなので、組み合わせ一つで違った表現や物語になる。それは本当に刺激的ですし、飽きることがないんです」またバズ・ラーマン監督の映画の壮大なスケール、世界観を舞台で表現することも、ワクワクの大きな一つだという。「表現が正しいか分かりませんが、バズ・ラーマン監督の世界観はかなりぶっ飛んでいました。それを舞台としてどう提示するかと考えたとき、普段のミュージカル以上により強い表現が必要でした。ちょっとやりすぎなのかも……と思うこともありましたが、そこまでやらないとバズ・ラーマン監督の世界観にはたどり着けないし、実際演じたものを観ても、全然違和感がなかったです」○■井上芳雄・平原綾香・Kら“その道のプロ”に刺激大きな舞台でヒロインという大役を全うしている望海。現時点でも得ることは非常に多いという。「帝国劇場で、しかも世界的に有名な作品。当然『頑張らなきゃ、やらなきゃ』と、かなり肩に力が入っていました。でも非常に豪華なセットや衣装のなか、そこであまり力んでしまうと良くないのかなと。あくまで自然とそこに存在できることが重要だと思ったんです。回数を重ねるごとにだんだんと力が抜けてきている実感があります。周りは素敵な俳優さんたちばかり。甘えるというか、助けていただきながら、自分一人で頑張りすぎないということの大切さは気づきでした」「甘えられる」カンパニー。そこにはさまざまなプロフェッショナルが集まっている。「井上芳雄さんのようなミュージカル畑の方もいれば、平原綾香さんやKさんのような歌手の方もいる。映像の方もいるなど、すごく個性的でその道のプロフェッショナルな方が集まりました。お互い刺激し合って、高めていける。そして皆さん明るい!(笑)」充実した1カ月だったという望海。楽しいことばかりだったというが、もちろん大変なことも多い。「先ほどダブルキャストの魅力を話しましたが、一方で同じ役柄でも、演じる人によってまったく表現のアプローチが違うんです。そのなかでしっかり受けながら、ストーリーをちゃんと伝えなければいけないというのは、とても難しい。また、今回はオーストラリアのクリエイティブチームが入ってくださっているのですが、日本のお客さんならではの感覚ってあるじゃないですか。そのニュアンスを海外チームとすり合わせるのは、すごく難しかったです」確固たる正解がない俳優という仕事。望海自身、考えこんでしまうこともある。「今回はダブルキャストということで、表現の幅が広がる分、『これで正しかったのかな』と考えてしまう時間は長いですね。特に毎日公演がないので、思い悩む時間が増えてしまうんですよね。考えることはいろいろな発見にもなるのですが、頭で考え過ぎても良くないと思うので。そこは一つの課題でもあります」●華麗なる宝塚のキャリアも「1からのスタート」○■宝塚退団時は「今の現状を全く想像していなかった」試行錯誤しながら突き進む女優の道。宝塚歌劇団を退団してから2年の歳月が流れた。帝国劇場で世界的なミュージカルへの出演という現状は、退団当時から思い描いていた未来だったのか。「退団を決めたとき、本当に先のことは考えていなかったんです。宝塚では男役しかやっておらず、それを突き詰めていこうという思いでした。だから、今の現状なんて全く想像していませんでした」宝塚ではしっかり一つずつ結果を残しトップまで上り詰めた。それでも望海自身は、そのキャリアはリセットして1からのスタートだと考えていた。「宝塚というのはやっぱり特殊な世界なんです。舞台の演目は変わりますが、基本的に演じる仲間たちは常に一緒。そんな仲間たちと一緒に乗り越えてきたという感覚でしたが、いまの舞台は、作品が違えばカンパニーもガラリと変わります。私は慣れるまでに時間がかかるので、仲間の大切さは身に染みて感じています。またこれまでは男役を追求してきましたが、女性も役もやるわけで。その意味では、本当に初心に戻って作品に臨む日々です」とはいえ「宝塚でトップ」というキャリアは、最初から求められるものは高いのではないだろうか。「確かに1からと言っても、周囲からは期待をしていただけているということは感じます。宝塚時代は1つずつ進んで、実績を積んでトップになったのですが、こうして大きな舞台で大役をやらせていただけることは、大きなプレッシャーです。でも舞台に向かうプロセスというのは宝塚時代から変わっていないと思っていますし、今回のサティーンが(ナイトクラブの)『ムーラン・ルージュ』を支えていかなければという気持ちの部分では、私も宝塚でトップにいるという経験をさせてもらったので、演じられたところもあると思っています」○■日本発のオリジナルミュージカルに意欲今年の4月からは『望海風斗のサウンドイマジン』(NHK-FM)というラジオもスタートした。舞台以外でも、活躍の場を広げている。「私はあまり器用ではないので、慣れない部分についていけないこともあるのですが、この年齢でいろいろな新しいことに挑戦できるというのは、とてもありがたいですし、いい刺激になっています。一つずつの仕事を大切にし、表現の幅を広げて行ければと思います」舞台『ガイズ&ドールズ』ではブロードウェイで活躍している演出チームが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ではオーストラリアのクリエイティブチームがやってくるなど、海外のカンパニーとの仕事は大きな衝撃だったという望海。「海外の方の感覚で舞台を作るというのは、驚くことばかりでした。『ガイズ&ドールズ』では、アメリカから小道具を持ってきてくれて、すごくリアルを追及される演出家でした。本当にちょっとだけブロードウェイのかけらをもらったような経験でした」「海外の舞台にも?」と問うと望海は「すごく刺激的なことだと思いますが、いまは日本発のオリジナルのミュージカルをやってみたいんです。もちろん海外作品もすごく楽しいのですが、やっぱり英語の歌を日本語の歌詞にするとどこか我慢しなければいけない部分が出来てきたりします。だからこそ、日本人が日本人のために日本で開発されたオリジナル作品に挑戦したいです」と野望を語っていた。なお、24年に望海が主演するミュージカル『イザボー』(末満健一作・演出)は日本発のオリジナルミュージカルとなる。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は東京・帝国劇場にて8月31日まで上演。■望海風斗1983年10月19日生まれ、神奈川県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、2017年に雪組トップスターに就任。2021年4月11日に宝塚歌劇団退団。近年は、舞台『INTO THE WOODS』『Next to Normal』『ガイズ&ドールズ』(22)、『DREAMGIRLS』(23)などに出演。2022年に第30回読売演劇大賞 優秀女優賞、2023年に第48回菊田一夫演劇賞を受賞。現在、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演中。NHK-FM『望海風斗のサウンド・イマジン』(毎週日曜21:00~)でパーソナリティを務めている。24年1~2月、東京・大阪にてミュージカル『イザボー』に主演予定。
2023年08月11日2024年1月に東京、2月に大阪で上演される新作オリジナルミュージカル『イザボー』に、甲斐翔真が出演することが発表された。甲斐は、2020年に『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役でミュージカル初出演にして主演に抜擢され、その後『RENT』(ロジャー役)、『マリー・アントワネット』(フェルセン伯爵役)、『ロミオ&ジュリエット』(主演・ロミオ役)、現在帝国劇場で上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(クリスチャン役)など数々の話題作に出演。また、今年9月・10月には大阪と横浜でビルボードライブの開催、さらに今秋にはファンクラブの開設も決定している。主役イザボーを演じるのは、第30回読売演劇大賞優秀女優賞や第48回菊田一夫演劇賞を受賞したばかりの望海風斗。甲斐とは、2022年の『ネクスト・トゥ・ノーマル』で母と息子を、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』では恋人役でそれぞれ共演。今回甲斐が演じるのは、実母イザボーと敵対するシャルル7世。息の合ったコンビネーションを見せるふたりが、新作の日本初オリジナルミュージカルに挑む。作・演出は舞台『刀剣乱舞』シリーズや舞台『鬼滅の刃』シリーズ、TRUMPシリーズなどで知られる末満健一が務める。<公演情報>ミュージカル『イザボー』2024年1月東京公演、2月大阪公演出演:望海風斗、甲斐翔真、ほか作・演出:末満健一ミュージカル『イザボー』ロゴ※詳細は後日HPで発表
2023年07月26日まだまだジメジメした毎日が続く中、ちょっぴり気分を変えたい時にぴったりな、最旬アイテムをセレクト。アスリートの長﨑望未さんが新作コスメをお試しします!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、Curel潤浸保湿 化粧水[医薬部外品]全3種ブランドを象徴する人気化粧水がリニューアルしてさらにパワーアップ。独自開発のセラミド機能カプセルを配合。肌なじみのよさや、浸透スピードがさらにアップ。「いつもは化粧水だけだと乾燥してしまうのに、潤いをしっかり実感でき、乳液をなじませた後のようにしっとりします。ベタつきもなく心地よく使えます」。潤浸保湿 化粧水[医薬部外品]全3種 150ml 各¥2,090*編集部調べ(花王 TEL:0120・165・698)2、JILL STUARTニュアンスブロウパレット 06ナチュラルな血色感を宿したふんわり明るい眉をクリエイト。ロージーニュアンスカラーのアイブロウパウダーに、新色が仲間入り。06は温かみのあるレッドブラウンのセット。「ナチュラルな発色だから暗めの髪色でも浮かず、使いやすい組み合わせ。付属のブラシも優秀で、細部までキレイに描けます!」。ニュアンスブロウパレット 06¥3,520 7/7発売(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)3、SHIROホワイトティー ヘアオイルさらりと軽やかなテクスチャーながら、乾燥した髪に潤いとツヤをオン。人気フレグランス、ホワイトティーが上品な爽やかさの中にも落ち着きを感じる香りへとリニューアルし、新アイテムとしてヘアオイルが登場!「少量でものびがよく、一日中パサつくことなくしっかりまとまる髪に。爽やかな香りに包まれて気分もあがります」。ホワイトティー ヘアオイル 30ml¥3,201 7/6発売(シロinfo@shiro-shiro.jp)4、ADDICTIONザ アイシャドウ パレット 103幻想的な星空をイメージしたグレージュパープルパレット。スパークル、マット、パールの3質感、4色がセットイン。どこか儚く、センシュアルでミステリアスな眼差しに。「モードな感じで夜のディナーなどにぴったり。クールだけど、色っぽさも感じられる色合いで、年齢問わず楽しめると思います」。ザ アイシャドウ パレット 103¥6,820 7/7限定発売(ADDICTION BEAUTY TEL:0120・586・683)ながさき・のぞみソフトボール元日本代表。TVやラジオ、雑誌、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。ユニセックスで楽しめるスポーツアパレルブランド『nopon』もプロデュース。※『anan』2023年7月12日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2023年07月08日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー公演を迎えた6月24日、会場となる帝国劇場で、各キャラクターをダブルキャストで務める望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真、橋本さとしと松村雄基、伊礼彼方とKの8名が、絢爛豪華な劇中衣装で取材に応じ、意気込みを語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によって、パワーアップさせ、めくるめく世界へと観客を誘うミュージカル。ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーンを演じる望海は「早くお客様を、この素晴らしい世界観にお連れしたい」と声を弾ませ、同じくサティーン役の平原も「人を愛すること、気持ちを相手に伝えることがどれだけ素晴らしいか。感動しながら、ここまで生きてきました」と早くも役柄への思い入れは格別だ。ゴージャスで露出も多い衣装について、望海は「実は父親はちょっと気にしていて(笑)、2階席じゃなければ見られないと言っている」と告白。平原は、ジム通いで体力づくりに励んでいることを明かした。そんなサティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役の井上は、「日本人が演じるムーラン・ルージュを、日本でどう迎えられるか楽しみ」と期待のコメント。甲斐も「待ちきれないですね」と念願の開幕に胸を高鳴らせた。左から)望海風斗、井上芳雄、橋本さとし、伊礼彼方先日、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表会見に出席した堂本光一が、「心配なのが『ムーラン・ルージュ!』に予算を取られすぎて、こっちに回ってこないこと」と発言し、話題になったばかり。この件について、取材陣から問われた井上は「光一君の方も、しっかり予算は取っていると思いますけど(笑)」と思わず苦笑い。「もちろん、こちらも心配になるくらいお金がかかっている。20年以上、帝劇に立たせていただいているが、規模が違います。お弁当もめっちゃ(種類が)出るし!」とスケールの大きさに圧倒されていた。「橋本さんの大らかさと華やかさ、ユーモアと自由さを見習っている」(松村)、「松村さんは立ち位置とか、すごく厳密なんですね。僕、数字とか弱いんで(笑)」(橋本)とムーラン・ルージュの支援者であるデューク(モンロス公爵)役のダブルキャストも息ピッタリ。ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役の伊礼は、「耳も感性もいいので、パッと盗んで、アレンジして自分のものにしてしまう」と、ダブルキャストを務めるKの吸収力を絶賛した。左から)K、松村雄基、甲斐翔真、平原綾香取材会には、来日中のラーマン監督も駆けつけ、「昨日、ゲネプロを拝見しましたが、非常にエキサイティングで素晴らしかったです」と太鼓判。「私が書いたので、物語は知ってはいるんですが、日本語の魅惑的な響きを通して、確かに真実が語られていると伝わりました」と日本版キャストのパフォーマンスを称賛した。バズ・ラーマン監督(中央)と望海風斗(右)、平原綾香(左)取材・撮影・文=内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土)~28日(水)チケット情報はこちら:
2023年06月24日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー初日前取材が東京・帝国劇場にて24日に行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、K、バズ・ラーマンが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。劇場の作り込まれた姿を見て、平原は「毎日見てても毎回感動します」、望海は「観る方がびっくりするというか。あの中に入ると世界観、セットに助けられてやってるんですけど、昨日ゲネを観させてもらって、客席から見るとこんなにすごいのかと」と驚いた様子。今回は声を出すことも可能ということで、井上は「さとしさんと雄基さんのジドラーという役が出てくる瞬間、拍手と歓声がないと本人たちもやる気が……」と説明し、登場シーンを再現する橋本を見ながら「(拍手と歓声がないと)ちょっとあまりにも辛いですよね。少なくともそこだけでも頑張っていただけたら。盛り上がるところいっぱいあるので」とお願いした。クリスチャン役の甲斐は「ゲネプロを拝見した時に、物語をクリスチャンが始めるんですけど、泣けたんです。なんでかというと『この世界が日本にやってきたんだ』『そしてこれを日本の観客の皆さんに届けられる場所ができたんだ』というのが鳥肌もので、待ちきれないですね」と感想。これに対し同じくクリスチャン役の井上は「冒頭の僕の演技で泣いたのかなと一瞬思ったんですけど……全然いいんです。『もう、翔真〜』と思いながら聞いてたらそっちかと思って」と苦笑する。「Wキャストを意識するか」という質問が投げかけられると、戸惑う甲斐に、井上は「僕がWキャスト意識するという芸風でやってるので。今回みんなかわいい、リスペクトしあってる。俺の歴史の中ではすごくいい方です」「年齢が全然違いますし、学ぶところも刺激を受けるところもあります」と軽妙なトークで盛り上げた。サティーン役の2人については、平原が「何度もごはんに行ってる。ずっとバレエ教室が一緒だったので、高校生の時から一緒にレオタードで踊ってました」と明かし、望海も「すごい再会なんです」と頷く。「再会してもレオタードだった」という平原は、「こんなあらわな姿を見せる日が来るとは思ってなかったけど、本当に美しい。衣装も靴もヘッドセットもキャスト全員オーダーメイドで、みんなの体にぴったり合うような。スタッフが全部手作業でやってくれてるので、衣装も見どころです」とアピール。宝塚歌劇の男役トップスターだった望海は「宝塚を辞めて、この格好で舞台に出るというのが、特にファンの方の心が心配ですけど、気にならないくらい、この世界観にマッチしてると思います」と太鼓判を押す。一方、井上が「お父さんは気にしてるんだよね」と話を振ると、望海は「父は気にしてます。『2階席じゃないと観れない』と言ってます。覚悟が必要みたい。息子が急に娘になったみたいな……」と説明し、井上は「お父さんの心が心配」と気にかけていた。ジドラー役の2人については、松村が「Wキャストが初めてなので、バディである橋本さとしさんに本当に助けていただいて、憧れと尊敬を持っている」と言ったものの、実は反面教師の面もあるとつっこまれ、橋本は「立ち位置とかすごく厳密なんですね。僕、そういう数字とかに弱いので、ナンバーに立てって言われたら、12番か14番か数字がわかんなくなるんですけど。松村雄基さんがばっちり稽古中から完璧な状態で仕上げてくださって」と感謝する。松村の「ジドラーという役は華やかでおおらかで、とてもユーモアのある人なんです。さとしさんは演じなくてそのままおおらかでユーモアがあってチャーミング。見習ってるんです。あの自由さ、台本にとらわれない」という言葉に、井上がすかさず「褒め言葉です」とフォローを入れた。デューク役の伊礼は、WキャストのKに芝居を教える場面もあったそうで、Kは「本当に伊礼さんとご一緒させてもらって良かった。(舞台が)2回目なので、何を見て勉強すればいいいのかもわからないんですよ。すごくいいお手本で、自分なりにレスポンスを交わしたりしてたんです。今日もプレビューなので、しっかり盗もうかな」と語る。また伊礼は演じる役について「新しいヒール役がきました。ミュージカル界のヒール役といったら伊礼彼方ですから。貴族枠、ヒール役、クズ枠、これぜひ伊礼彼方」と主張。NHK連続テレビ小説『らんまん』での高藤役も話題となったが「今すぐさらってしまいたか!」とセリフも披露するサービス精神を見せる。今回も「同じようなシチュエーションなんですよ。主役の恋敵で、朝ドラでもけっこう嫌な役」と紹介し、朝ドラでは「奪えなかった。逃げられたんですよ」と言いつつも、『ムーラン・ルージュ!』では「舞台が始まったら役者のものですから」と野望を覗かせた。この日は同作の生みの親であるバズ・ラーマン監督がサプライズ登場。前日のゲネプロを観たという監督は「日本語はわからないけど、本当に見てて素晴らしい訳だったのではないか。ユーモアは全部は伝わりませんけど少し伝わってきましたし、最後の悲劇的な場面がとっても感動的で、たぶん私が観た『ムーラン・ルージュ!』の中で1番感動した舞台だったと思いました」と絶賛する。「日本で1番楽しみなのは、有名なアーティストが訳詞をされたこと。特にユーミン(松任谷由美)さん。月曜日にお会いするので本当に楽しみにしています」と語った。公演は東京・帝国劇場にて6月29日〜8月31日(プレビュー公演は6月24日〜26日)。舞台写真提供/東宝演劇部
2023年06月24日新作オリジナルミュージカル『イザボー』が、2024年1月から2月にかけて東京・大阪で上演されることが決定した。本作はフランス百年戦争の時代が舞台で、野心と欲望とその獣がごとき衝動のままに動乱の世を生き抜き、国を破滅に導いたとされる悪徳の王妃の物語が描かれる。望海風斗が王妃イザボー役で主演を務めるほか、作・演出を、舞台『刀剣乱舞』シリーズや、舞台『鬼滅の刃』シリーズ、TRUMPシリーズなどで知られる末満健一が担当。本作でふたりが初めてタッグを組み、日本発オリジナルミュージカルの新しい世界を切り開く。そのほかの出演者や公演日程など、詳細は追って発表される。<リリース情報>ミュージカル『イザボー』2024年1月~2月 東京・大阪で上演主演:望海風斗作・演出:末満健一公式サイト:
2023年06月24日