総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、天体望遠鏡(鏡筒・架台・三脚)一式を収納・運搬できる「天体望遠鏡ケース」を2023年9月28日(木)に発売します。【入門機シリーズの収納・運搬に最適】ビクセンのロングセラー入門機「ポルタII A80Mf」をはじめ、モバイルポルタやStarSense Explorerシリーズなどを一式収納し、手軽に運搬できる便利な収納ケースです。鏡筒は、外寸約100×12×12cm(突起部を含む)以下の機種が収納可能です。<収納対応製品>●ビクセン製品・ポルタII A80Mf /ED80Sf※A81M、SD81SII、A70Lf鏡筒との組み合わせ可・モバイルポルタ A70Lf / A70M※A62SS、VMC95L、A50M、C90Makなどの短鏡筒では余剰空間が大きく非推奨・ミニポルタ A70Lf●セレストロン製品・StarSense Explorer LT70AZ / LT80AZ【快適な出し入れを実現するフレーム内蔵】金属フレームをファスナーと平行に内蔵しているため、ファスナー開閉時の引っかかりがなく、快適にお使いいただけます。また、ファスナーを開くと金属フレームに沿って開口部が開くため、機材の出し入れもスムーズに行えます。【オプション収納用ポケット×4】ポケットをケースの内側に3箇所、外側に1箇所配置しています。散らばりやすいオプションパーツなどを、種類に分けて収納できます。【長い持ち手】手持ちのほか、肩にかけて運搬ができるように長い持ち手を採用しています。【ハンドグリップ】車のトランクや荷室・保管場所などでバッグをさっと取り出しやすいように、架台収納側にハンドグリップを設けています。商品名:天体望遠鏡ケース<発売日>2023年9月28日(木)<メーカー希望小売価格>¥11,000(税抜¥10,000)<商品コード>39935<JANコード>4955295399352<製品ページ> 仕様<商品名>天体望遠鏡ケース<収納パターン>①ポルタII経緯台(三脚付)+鏡筒※②ポルタII経緯台(三脚付)単体③モバイルポルタ経緯台(三脚付)+鏡筒※④ミニポルタ経緯台(三脚付)+鏡筒※<対応鏡筒※>A80Mf鏡筒、A70Lf鏡筒、ED80Sf鏡筒、SD81SII鏡筒、A81M鏡筒etc.(外寸100×12×12cm以下(突起部を含む)推奨)<サイズ(W×D×H)>107×27×23cm<重さ>1.5kg<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月21日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、『天体望遠鏡オンライン教室(夏休み編)』を7月27日(木)17:00~18:30に開催します。夏休み編として親子参加を対象に開催する『天体望遠鏡オンライン教室』の今回のテーマは「親子で楽しむ星空観察」です。定員50名(先着順)、参加費無料です。親子向けに、天体望遠鏡・双眼鏡の選び方や夏休みの星空観察のコツなどをご紹介します。「天体望遠鏡が欲しいけど選ぶポイントを知りたい」「夏休みに親子で星を見たい」、「夏休みの自由研究で星をテーマにしたい」という方におすすめの内容です。講座の最後には、初心者の方からのよくある質問(FAQ)についても解説します。みなさまのご参加をお待ちしております。お申込み・詳細はこちら 開催概要: 天体望遠鏡オンライン教室(夏休み編)「親子で楽しむ星空観察」■日時:2023年7月27日(木)17:00~18:30■定員:50名(先着順)※定員に達し次第、受付終了。■参加費:無料■方式:オンライン(Google Meet)■講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘■タイムスケジュール17:00~17:50:親子で楽しめる天体望遠鏡・双眼鏡の選び方(17:50~17:55:休憩)17:55~18:20:自由研究にも使える星の観察方法18:20~18:30:よくある質問(FAQ)の解説※進行状況により、時間が前後する場合がございます。■参加対象・Web会議サービス「Google Meet」を利用可能な方・親子やご家族で星空観察を楽しみたい方・夏休みの自由研究に星をテーマにしたい方※進行状況により、時間が前後する場合がございます。■募集期間:7月3日(月)~7月23日(日)※定員に達し次第、受付終了。■お申込み・詳細はこちら <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月03日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、株式会社カワダより発売される「ナノブロック 天体望遠鏡 Vixen ポルタII A80Mf」の制作に協力。ミニチュア化のモデルとなったビクセン天体望遠鏡「ポルタII A80Mf」を忠実に再現するため、資料提供・監修を行っています。「ナノブロック 天体望遠鏡 Vixen ポルタII A80Mf」は、2023年7月より全国のナノブロック取扱店にて販売が開始されます。経緯台部分が可動式なので、実際のポルタII経緯台のように鏡筒を好きな方向に向けて楽しむことができます。また、三脚はお好みに合わせて2種類の長さから選んで作ることができます。■(参考)ポルタII A80Mf製品情報 ■世界最小級ブロック「ナノブロック®」とは?nanoblock®は、2008年に日本で生まれた超ミニサイズブロックです。最小部品は4×4×5mmの極小サイズ!nanoblock®の魅力は、その小ささにあります。“作って楽しい、飾って楽しい、集めて楽しい”。ひとつの極小ピースから始まる無限の創造体験をあなたに。公式サイト 「ナノブロック 天体望遠鏡 Vixen ポルタII A80Mf」<価格>3,300円(税抜 3,000円)<発売時期>2023年7月<サイズ>125×182×95mm■一般のお客様からのお問い合わせ先カワダ 長野工場 お客様サービス課〒389-0514長野県東御市加沢1409TEL:0268(62)1819電話受付時間:土日祝日を除く9~12時・13~16時■取材関連のお問い合わせ先株式会社カワダオリジナル事業本部宣伝・販促部TEL:03(5339)6087<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月27日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、ビギナー向けに毎月様々なテーマで行う『天体望遠鏡オンライン教室』を、1月7日(土)、2月4日(土)、3月18日(土)に開催します。■1月7日(土)15:00~16:30「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察、収納・保管方法をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材をご用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。この日は、地球に接近して見ごろを迎えている火星観察の楽しみ方もご紹介します。□ 募集期間:12月9日(金)~1月4日(水)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■2月4日(土)15:00~16:30「はじめての経緯台~スターセンスエクスプローラ LT 80AZ~」スマホを使ってゲーム感覚で天体探しを楽しめる、初心者からベテランにもおすすめの経緯台「StarSense Explorer LT80AZ」を解説機種に用いて、組み立て・観察、保管方法をレクチャーします。StarSense Explorer専用アプリに搭載の「星空認証機能」についても、セッティングやアプリ活用のコツなどをご紹介します。受講後は、星空認証機能を活用して季節の星を探すと認定証がもらえる「星空認証スタンプラリー」にも、ぜひチャレンジください。星空認証スタンプラリー特設サイトはこちら □ 募集期間:12月9日(金)~1月30日(月)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■3月18日(土)15:00~16:30「はじめての赤道儀編~APシリーズ~」操作性や軽量であることなどがビギナーでも使いやすいと高い評価をいただいているAPシリーズの「AP-A80Mf・SM」を解説機種として、組み立て方やセッティング方法(極軸合わせ、バランスのとり方など)をメインに、“赤道儀の基本的な使い方”をレクチャーします。すでにAP赤道儀をお持ちの方は、お手元に機材をご用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。この日は、見頃を迎える金星観察の楽しみ方もご紹介します。□募集期間:12月9日(金)~3月13日(月)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月09日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、ビギナー向け『天体望遠鏡オンライン教室』を、12月10日(土)に開催します。今回は無料講座「購入前に知っておきたい天体望遠鏡の選び方」を設け、有料講座「ポラリエシリーズを使ってふたご座流星群を写してみよう」との2本立てで実施します。毎月様々なテーマで開催している『天体望遠鏡オンライン教室』では、天体望遠鏡を持っているけれど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーを対象に、ビクセンの天体望遠鏡製品の使い方や楽しみ方をレクチャーします。毎回多くのご質問をいただく「質疑応答タイム」では、みなさんの質問ひとつひとつに講師が丁寧にお答えします。■無料講座「購入前に知っておきたい天体望遠鏡の選び方」天体望遠鏡を購入したいと思っていても、「様々な種類があってどれを選んでよいかわからない」、「購入しても使えるか不安」というお悩みを解決する無料講座です。天体望遠鏡の基本を学べるほか、機種の選び方のポイントもレクチャーします。定員50名の事前予約制です。お早めにお申込ください。日時:12月10日(土)13:00~14:00定員:50名(先着順)※定員に達し次第、受付終了。参加費:無料講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘<タイムスケジュール>〇13:00~13:15→天体望遠鏡の基本〇13:15~13:35→鏡筒の選び方〇13:35~13:50→架台の選び方〇13:50~14:00→まとめ※進行状況により、時間が前後する場合がございます。申込期間:11月11日(金)~12月8日(木)※定員に達し次第、受付終了お申込み・詳細はこちら ■有料講座「ポラリエ・ポラリエUを使ってふたご座流星群を写してみよう!」ポラリエ・ポラリエUを使って本格的な流星群の撮影を目標に、セッティング方法(極軸合わせ)と撮影方法をレクチャーします。さらに撮影に必要なアイテムなどもご紹介します。12月14日に極大を迎える「ふたご座流星群」の撮影にチャレンジください。ポラリエ 製品ページ ポラリエU 製品ページ 日時:12月10日(土)15:00~16:30定員:15名(先着順)※定員に達し次第、受付終了。参加費:3,300円(税込)講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘<タイムスケジュール>〇15:00~15:45→ポラリエ・ポラリエUの設置と極軸のセッティング方法〇15:50~16:20→撮影方法と必要なアイテムの紹介〇16:20~16:30→質疑応答※進行状況により、時間が前後する場合がございます。申込期間:11月11日(金)~12月5日(月)※定員に達し次第、受付終了お申込み・詳細はこちら <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月11日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、ビギナー向けに毎月様々なテーマで行う『天体望遠鏡オンライン教室』を、10月8日(土)、11月3日(木・祝)に開催します。『天体望遠鏡オンライン教室』では、天体望遠鏡を持っているけれど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーを対象に、ビクセンの天体望遠鏡製品の使い方や楽しみ方をレクチャーします。毎回多くのご質問をいただく「質疑応答タイム」では、みなさんの質問ひとつひとつに講師が丁寧にお答えします。各回とも定員15名、受講料は3,300円(税込)です。11月8日(火)には、皆既月食&天王星食のダブル天体ショーがあります。皆既月食中の月に天王星が隠される、天王星食も同時に起こる非常に珍しい機会です。肉眼や双眼鏡では天王星が見えないため、天王星食を観察するには天体望遠鏡が適しています。10月・11月の講座では、解説機種を用いた月食撮影&観察ポイントについてもご紹介します。受講後は、ご自身の天体望遠鏡で皆既月食をお楽しみください。観測点を旧東京天文台(東京都港区麻布台)、観測時刻を観測点での現象時刻(日本標準時、UT+09h)として算出■10月8日(土)15:00~16:30「はじめての天体自動導入機~SXD2赤道儀~」自動導入機能を兼ね備えた本格タイプの赤道儀「SXD2赤道儀(STAR BOOK TENコントローラー仕様)」を解説機種に用いて、基本セッティングと操作方法をレクチャーします。基本セッティングでは、組み立てやバランスのとり方、極軸合わせのコツを行います。操作方法では、STAR BOOKTENコントローラーの使い方をメインに解説します。11月8日(火)に起こる皆既月食の撮影方法のポイントもご紹介します。□募集期間:9月6日(火)~10月3日(月)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■11月3日(木・祝)15:00~16:30「「ポルタで楽しむ皆既月食~ポルタII A80Mf~」「ポルタで楽しむ皆既月食~ポルタII A80Mf~」をテーマに、初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察、皆既月食の楽しみ方、スマートフォンでの月食撮影をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。□募集期間:9月6日(火)~10月27日(木)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■12月の開催スケジュール(予定)募集開始は10月を予定しています。募集開始時に、改めてビクセンHPにて申込方法や開催内容の詳細をお知らせいたします。・12月10日(土)「特別教室~ぜったい写したい!ふたご座流星群の撮影にチャレンジ~(仮)」<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月06日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、ビギナー向けに毎月様々なテーマで行う『天体望遠鏡オンライン教室』を、7月11日(月)、8月4日(木)、9月10日(土)に開催します。『天体望遠鏡オンライン教室』では、天体望遠鏡を持っているけれど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーを対象に、ビクセンの天体望遠鏡製品の使い方や楽しみ方をレクチャーします。毎回多くのご質問をいただく「質疑応答タイム」では、みなさんの質問ひとつひとつに講師が丁寧にお答えします。各回とも定員15名、受講料は3,300円(税込)です。6月21日(火)より、7月・8月・9月開催の募集を開始します。■7月11日(月)17:00~18:30「はじめての経緯台編~ポルタIIA80Mf~」初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種として、組み立て・観察・収納・保管方法をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。月のほか、今夏見ごろとなる土星・木星の観察方法もご紹介します。□募集期間:6月21日(火)~7月5日(火)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■8月4日(木)17:00~18:30「夏休み編・親子で楽しむ星空観察教室」夏休み特別教室として、親子参加を対象に星空観察のコツと楽しみ方をご紹介します。参加特典として、星の観察に役立つ「星座早見盤」と「カラー星空ガイドブック」の2点をプレゼント。受講時には、星座早見盤の使い方の説明も予定しています。「夏休みに親子で星を見たい」、「夏休みの自由研究で星をテーマにしたい」という方におすすめの内容です。□募集期間:6月21日(火)~7月31日(日)※定員に達し次第、受付終了□お申込み・詳細はこちら ■9月10日(土)15:00~16:30「はじめての赤道儀編~APシリーズ~」操作性や軽量であることなどがビギナーでも使いやすいと高い評価をいただいているAPシリーズの「AP-A80Mf・SM」を解説機種として、組み立て方やセッティング方法(極軸合わせ、バランスのとり方など)をメインに、“赤道儀の基本的な使い方”をレクチャーします。すでにAP赤道儀をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。□募集期間:6月21日(火)~9月6日(火)※定員に達し次第、受付終了。お申込み・詳細はこちら ■10月以降の開催スケジュール(予定)募集開始は8月下旬頃を予定しています。募集開始時に、改めてビクセンHPにて申込方法や開催内容の詳細をお知らせいたします。・10月8日(土)「はじめての天体自動導入機~SXD2赤道儀~」・11月3日(木・祝)「ポルタで楽しむ皆既月食~ポルタII A80Mf~」・12月10日(土)「特別教室~ぜったい写したい!ふたご座流星群の撮影にチャレンジ~(仮)」<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月21日工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の小麦 真也准教授(教育推進機構)を中心とする研究チームは、3C273と呼ばれる銀河をアルマ望遠鏡で観測し、特殊なデータ解析の結果、同銀河に何万光年にもわたって淡く広がる電波放射が存在することを世界で初めて発見しました。図1高エネルギージェットを持つ巨大銀河の想像図。Credit:ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)■研究の詳細本研究で観測された3C273は地球から24億光年の距離にある銀河の中心核で、クェーサーと呼ばれる種族の天体です。その正体は巨大なブラックホールで、周囲の物質を飲み込むことで、強烈な光のエネルギーを生み出しています。世界で初めて発見されたクェーサーでもある3C273は、クェーサーでは最強の電波を放っています。そのような経緯から、何十年も研究されてきた「よく知られた」天体で、アルマ望遠鏡でも空の位置の基準としてしばしば観測されています。電波観測にとって、3C273は灯台のような天体と言えます。車のヘッドライトを直視すると目が眩んで周りの様子が見えにくくなりますが、実は同じことが望遠鏡でも起きます。明るい天体と暗い天体を同時に検出する能力はダイナミックレンジと呼ばれ、アルマ望遠鏡では明るさの差が数100倍程度のダイナミックレンジならば精密に電波を測定することができます。一般的なデジカメのダイナミックレンジは数1,000倍とされているため、電波望遠鏡は明暗の差が激しい天体を観測するのは苦手であると言えます。3C273はまさに、明るすぎて望遠鏡の目が眩んでしまうような天体です。全天随一のクェーサーとして長い間知られてきたにもかかわらず、中心の3C273自身が明るすぎるために、それより遥かに暗い銀河(母銀河)の姿についてはあまりわかっていませんでした。研究チームは観測データの解析にあたり、3C273自身の明るさを電波の強さの基準とする自己較正と呼ばれる方法を適用し、さらに電波の周波数や時間による変動を細かく補正することによって天体の電波が周囲に漏れ込んでノイズとなることを極力抑え込みました。その結果、85,000倍にも達するダイナミックレンジを達成し、暗い部分まで画像化することに成功しました。アルマ望遠鏡による銀河系外の観測で得られたダイナミックレンジとしてはこれまでの最高記録です。図2ハッブル宇宙望遠鏡で観測されたクェーサー3C273(左図)[1][2]。極めて明るいため、望遠鏡内で散乱した光が放射状に漏れています。右下部分には、中心核から放出されている高エネルギーのジェットが見えています。アルマ望遠鏡で観測された3C273の電波画像(右図)。ただし中心の明るい部分は差し引かれています。今回発見された3C273付近の淡く広がった電波放射は、右下に伸びているジェットに比べてもとても弱いです。Credit:Komugi et al., NASA/ESA Hubble Space Telescope高いダイナミックレンジを達成した結果、3C273の周囲にはこれまで知られていなかった、母銀河全体に何万光年にもわたって淡く広がる電波放射が存在することを発見しました(図)。通常はクェーサーの周辺に電波放射が見つかる場合は、クェーサーから放出される超高速のジェットや母銀河での大規模な星形成活動に起因する「シンクロトロン放射」が原因です。3C273にも、中心からある方向に強烈なジェットが放出されています。シンクロトロン放射は観測される周波数によって強度が変化するのが特徴ですが、本研究で発見された淡く広がった電波放射は周波数によって変化しませんでした。様々な可能性を検討した結果、この電波放射は3C273からの強烈な光が母銀河の星間物質を照らすことで発生する「熱制動放射」と呼ばれるものであることがわかりました。銀河中心核に照らされたガスからの熱制動放射が数万光年という広い範囲にわたって見つかるのは、世界で初めてのことです。「灯台もと暗し」ではなく「灯台もと明かるし」のため何十年も見過ごされていたことになります。■本件の意義について今回の発見はなぜ重要なのでしょうか。これまで、クェーサーのような活動的な銀河中心核の影響のために母銀河で星の形成が阻害されるか否かは、銀河天文学では大きな問題となっていました。星の形成には水素ガスが必要です。もしクェーサーの強い光のせいでガスが壊れてしまう(電離する)と、星の形成が妨げられてしまいます。このようなことが実際にクェーサーで起きているかどうかを調べるため、従来は可視光での観測を行い、電離したガスを直接観測するという手法が一般的でした。しかし電離したガスが可視光を放出する機構は複雑で、さらに星間空間に存在する塵によって光が吸収されてしまうため電離したガスの量を見積もるには困難を伴っていました。本研究で観測された熱制動放射は電波の放出機構がシンプルで、かつ塵によって減光されません。そのため、母銀河に存在する電離ガスの量を見積もることが容易になりました。本研究では、クェーサー3C273からの光の7%あるいはそれ以上が母銀河の水素ガスに吸収されていることがわかりました。それによって発生した電離ガスは太陽の100-1,000億倍の質量もあることがわかりましたが、その一方で、星形成直前の状態にある水素分子ガスも大量にあり、銀河全体として星の形成が阻害されているようには見えないということもわかりました。「本研究はこれまで可視光観測によって行われてきた研究テーマに対し、電波観測による新手法を提供するものです。今後同様の手法を他のクェーサーにも適用することで、銀河とその中心核がどう互いに影響しあって進化してゆくのか、理解が進むことが期待されます。」と小麦 真也准教授(工学院大学教育推進機構)は述べています。■論文詳細論文名Detection of extended millimeter emission in the host galaxy of 3C273 and its implications for QSO feedback via high dynamic range ALMA imaging掲載誌米国天文学誌『アストロフィジカルジャーナル』The Astrophysical Journal, 930巻 3号(2022年5月発行) 研究者小麦 真也(工学院大学)、鳥羽 儀樹(国立天文台、京都大学)、松岡 良樹(愛媛大学)、斉藤 俊貴(国立天文台、日本大学)、山下 拓時(国立天文台)この研究は、日本学術振興会科学研究費JP20K04015, JP21K13968, JP19K14759の助成を受けて行われました。アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array:ALMA)は、欧州南天天文台(ESO)、米国国立科学財団(NSF)、日本の自然科学研究機構(NINS)がチリ共和国と協力して運用する国際的な天文観測施設です。アルマ望遠鏡の建設・運用費は、ESOと、NSFおよびその協力機関であるカナダ国家研究会議(NRC)および台湾行政院科技部(MoST)、NINSおよびその協力機関である台湾中央研究院(AS)と韓国天文宙科学研究院(KASI)によって分担されます。アルマ望遠鏡の建設と運用は、ESOがその構成国を代表して、米国北東部大学連合(AUI)が管理する米国国立電波天文台が北米を代表して、日本の国立天文台が東アジアを代表して実施します。合同アルマ観測所(JAO)は、アルマ望遠鏡の建設、試験観測、運用の統一的な執行および管理を行なうことを目的とします。注釈[1] Based on observations made with the NASA/ESA Hubble Space Telescope, and obtained from the Hubble Legacy Archive, which is a collaboration between the Space Telescope Science Institute (STScI/NASA), the Space Telescope European Coordinating Facility (ST-ECF/ESA) and the Canadian Astronomy Data Centre (CADC/NRC/CSA).[2] これらの画像は、Lupton et al. (2004), "Preparing Red-Green-Blue Images from CCD Data", in the Publication of the Astronomical Society of the Pacific (DOI: 10.1086/382245)に記述されている方法を使用して作成した三色合成図です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月31日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、第3回『天体望遠鏡オンライン教室』を2022年6月11日(土)15:00~16:30に開催します。今年4月よりスタートした『天体望遠鏡オンライン教室』は、天体望遠鏡を持っているけれど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーにおすすめのオンライン教室です。ビクセンの天体望遠鏡製品を解説機材に用いて、経緯台編や赤道儀編、星空撮影編など、様々なテーマで毎月開催します。第3回目となる今回の講座テーマは、「はじめての星空撮影編~ポラリエシリーズ~」です。ポータブル赤道儀の星空雲台ポラリエシリーズを解説機種に用いて、ビギナー向けに星空撮影の方法をレクチャーします。極軸合わせなどのセッティング方法や、カメラの設定方法、構図の決め方など『星空撮影の基本』が学べます。また、星空撮影をする際は、事前に撮影天体の位置や撮影に適した日時・場所を調べておくことも大切です。事前準備についても詳しくお話しします。毎回多くのご質問をいただく「質疑応答タイム」では、みなさんのご質問ひとつひとつに講師が丁寧にお答えします。この夏は、星空撮影にチャレンジしてみませんか。みなさまのご参加をお待ちしております。星空雲台ポラリエ(WT)【ポラリエシリーズ製品ページ】星空雲台 ポラリエ (WT) 星空雲台 ポラリエU 開催概要:第3回目「はじめての星空撮影編~ポラリエシリーズ~」■日時:6月11日(土)15:00~16:30■定員:15名(先着順)※定員に達し次第、受付終了。■参加費:3,300円(税込)■講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘■タイムスケジュール〇15:00~15:30星空撮影の準備について(撮影マナー、準備内容、撮影天体のリストアップ、構図の決め方など)〇15:30~16:15ポラリエ・ポラリエUの設置、極軸の合わせ方、カメラの設定方法〇16:15~16:30質疑応答※進行状況により、時間が前後する場合がございます。■方式:オンライン(Zoom)■参加対象・Web会議サービス「Zoom」を利用可能な方・星空雲台ポラリエシリーズの使い方を知りたい方、購入を検討されている方・初心者からのステップアップを目指す方■お申込み方法募集期間:5月23日(月)~6月7日(火)※定員に達し次第、受付終了。お申込み・詳細はこちら 今後の開催スケジュール(予定)※7月以降のオンライン教室は、開催1か月前頃に募集開始を予定しています。募集開始時に、改めてビクセンHPにて申込方法や開催内容の詳細をお知らせいたします。※9月以降の開催スケジュールは、決まり次第お知らせいたします。■7月11日(月) 「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」をテーマに、初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察・収納・保管方法をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。この日は、月の観察を楽しむ方法もご紹介します。■8月4日(木)「夏休み編・親子で楽しむ星空観察教室」夏休み特別教室として、親子参加を対象に星空観察の楽しみ方をご紹介します。夏休みの自由研究に役立つかも!? 詳しい内容は、募集開始時にお知らせします。<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月23日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、第2回『天体望遠鏡オンライン教室』を2022年5月13日(金)17:00~18:30に開催します。今年4月よりスタートした『天体望遠鏡オンライン教室』は、天体望遠鏡を持っているけど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーにおすすめのオンライン教室です。ビクセンの天体望遠鏡製品を解説機材に用いて、経緯台編や赤道儀編、星空撮影編など、様々なテーマで毎月開催します。第2回目となる今回の講座テーマは、「はじめての赤道儀編~APシリーズ~」です。軽くてビギナーでも使いやすいと高い評価をいただいているAPシリーズの「AP-A80Mf・SM」を解説機種に用いて、組み立て方やセッティング方法(極軸合わせ、バランスのとり方など)をメインに“赤道儀の基本的な使い方”をレクチャーします。すでにAP赤道儀をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。開催概要:第2回目「はじめての赤道儀編~APシリーズ~」■日時:5月13日(金)17:00~18:30■定員:15名(先着順)※定員に達し次第、受付終了。■参加費:¥3,300(税込)■講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘■タイムスケジュール〇17:00~17:30赤道儀式天体望遠鏡の仕組みについて〇17:30~18:15AP-A80Mf・SM組立と収納、バランスの取り方、ファインダー合わせ、極軸の合わせ方、Starbook Oneコントローラーの使い方〇18:15~18:30質疑応答 ※進行状況により、時間が前後する場合がございます。■方式:オンライン(Zoom)■参加資格・Web会議サービス「Zoom」を利用可能な方・APシリーズ天体望遠鏡の購入を検討されている方・AP赤道儀の使い方を知りたい方・初心者からのステップアップを目指す方■お申込み方法募集期間:5月2日(月)~5月10日(火)※定員に達し次第、受付終了。お申込み・詳細はこちら 今後の開催スケジュール(予定)※6月以降のオンライン教室は、開催1か月前頃に募集開始を予定しています。募集開始時に、改めてビクセンHPにて申込方法や開催内容の詳細をお知らせいたします。※9月以降の開催スケジュールは、決まり次第お知らせいたします。■6月11日(土)「はじめての星空撮影編~ポラリエシリーズ~」星空雲台ポラリエシリーズを解説機種に用いて、ビギナー向けに星空撮影の方法をレクチャー。極軸合わせなどのセッティング方法や、カメラの設定方法などの星空撮影の基本が学べます。■7月11日(月) 「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」をテーマに、初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察・収納・保管方法をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。この日は、月の観察を楽しむ方法もご紹介します。■8月4日(木)「夏休み編・親子で楽しむ星空観察教室」夏休み特別教室として、親子参加を対象に星空観察の楽しみ方をご紹介します。夏休みの自由研究に役立つかも!?詳しい内容は、募集開始時にお知らせします。<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月02日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、セレストロン社製天体望遠鏡のStarSense ExplorerシリーズやAstro Fi5 SCTを収納できる「望遠鏡ケース40インチ」を2022年4月28日(木)に発売します。■夜露から機材を守る耐水素材耐久性と耐水性に優れたポリエステル製の望遠鏡ケースです。天体観測時の夜露にも安心して使用いただけます。■運搬時も機材を保護機材をやさしく保護するため、内側全体に軽量性とクッション性に優れた16mm厚の発砲ポリエチレンフォームを施しています。また、鏡筒と三脚が干渉しないよう中央に仕切りを配置。さらに鏡筒と三脚それぞれをベルトで固定して運搬することができます。■アクセサリーポーチ付きファインダーや天頂プリズム、接眼レンズなどの細かな天体アクセサリーを収納するためのアクセサリーポーチが付属。ポーチ内側にもクッション性に優れた発砲ポリエチレンフォームを施しています。鏡筒や三脚に干渉せずアクセサリーポーチを収納できるよう、ケース内部にはポーチ収納のための仕切り(着脱式)も設けています。※長い鏡筒の場合は、仕切りを外して収納いただく必要があります。■対応機種の機材一式を収納可能StarSense ExplorerシリーズやAstro Fi5 SCTの鏡筒、マウント、三脚、天体アクセサリーが全て収納できます。<対応機種>StarSense Explorer LT 70AZ, StarSense Explorer LT 80AZ, StarSense Explorer DX 102AZ, StarSense Explorer DX 130AZ, Astro Fi5 SCTStarSense Explorerシリーズ Astro Fi5 SCT <収納イメージ>StarSense Explorer LT 80AZAstro Fi5 SCT※対象機種以外の機材を収納される場合は、以下のケースサイズ(内寸)をご参考ください。中央の仕切りは着脱可能です。<ケース内寸サイズ>中央の仕切り無しの場合99.7(幅)x 36.2(奥行)x 36.2(高さ)cm中央の仕切り有の場合99.7(幅)x 16.1(奥行)x 36.2(高さ)cm■ショルダーストラップ付きパット入りのショルダーストラップが付属しています。手持ちはもちろん、肩にかけての運搬も可能です。■使用イメージ動画『「星空認証機能」であの星を探そう!』 ※動画2:13 ~ 2:22に望遠鏡ケース 40 インチが登場しています。商品名:望遠鏡ケース 40 インチ<発売日>2022年4月28日(木)<価格>オープン<商品コード>36188<JANコード>4955295361885<製品ページ> 仕様商品名: 望遠鏡ケース 40インチサイズ: 外寸:101.6(幅)x 38.1(奥行)x 38.1(高さ)cm内寸:仕切り無)99.7(幅)x 36.2(奥行)x 36.2(高さ)cm仕切り有)99.7(幅)x 16.1(奥行)x 36.2(高さ)cm重さ: 2.72kg材質: ポリエステル、 緩衝材/発泡ポリエチレンフォーム(16mm厚)対応機種: StarSense Explorer LT 70AZ, StarSense Explorer LT 80AZ,StarSense Explorer DX 102AZ, StarSense Explorer DX 130AZ, Astro Fi5 SCT<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月21日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、2022年4月より『天体望遠鏡オンライン教室』を開催します。ビクセンの天体望遠鏡製品を解説機材に用いて、経緯台編や赤道儀編、星空撮影編など、様々なテーマで毎月行います。天体望遠鏡を持っているけど使い方がわからない、購入したいけれど使えるかが不安、といった天体望遠鏡ビギナーにおすすめのオンライン教室です。第1回目の天体望遠鏡オンライン教室は、4月23日(土)に開催します。「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」をテーマに、初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察・収納・保管方法をレクチャーします。すでに経緯台をお持ちの方は、お手元に機材を用意いただき、一緒に組み立てながら学ぶこともできます。この日は、月の観察を楽しむ方法もご紹介します。開催概要:第1回目「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」日時:4月23日(土)17:00~18:30定員:15名(先着順)参加費:¥3,300(税込)方式:オンライン(Zoom)お申込み・詳細はこちら: 【内容】講師:ビクセン テクニカルアドバイザー 島田敏弘17:00~7:30:天体望遠鏡の仕組みについて17:30~18:15:ポルタII A80Mf組立と収納、ファインダー合わせ、月の観察を楽しむ方法の紹介18:15~18:30:質疑応答※進行状況により、時間が前後する場合がございます。今後の開催スケジュール(予定)※5月以降のオンライン教室は、開催1か月前頃に募集開始を予定しています。募集開始時に、改めてビクセンHPにて申込方法や開催内容の詳細をお知らせいたします。※9月以降の開催スケジュールは、決まり次第お知らせいたします。■5月13日(金) 「はじめての赤道儀編~APシリーズ~」軽くてビギナーでも使いやすいと高い評価をいただいている、AP赤道儀の組み立て方とセッティング方法(極軸合わせ、バランスのとり方など)をレクチャー。赤道儀の基本的な使い方が学べます。■6月11日(土)「はじめての星空撮影編~ポラリエシリーズ~」星空雲台ポラリエシリーズを解説機種に用いて、ビギナー向けに星空撮影の方法をレクチャー。極軸合わせなどのセッティング方法や、カメラの設定方法などの星空撮影の基本が学べます。■7月11日(月) 「はじめての経緯台編~ポルタII A80Mf~」※4月23日と同じ内容を予定しています。■8月4日(木)「夏休み編・親子で楽しむ星空観察教室」夏休み特別教室として、親子参加を対象に星空観察の楽しみ方をご紹介します。夏休みの自由研究に役立つかも!?詳しい内容は、募集開始時にお知らせします。<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月01日エレコムは5日、スマートフォンとアプリで楽しむVRヘッドセット「EDG-VRG001」と、組立式スマホ天体望遠鏡「EDG-TLS001」を発表した。ともに4月上旬に発売する。価格(税込)は「EDG-VRG001」が5,530円、「EDG-TLS001」が15,250円。○EDG-VRG001「EDG-VRG001」は、バンダイグループのメガハウスとのコラボレーションで制作された「ボッツニュー Lite」シリーズのVRヘッドセット。専用アプリをインストールしたスマートフォンをセットし、仮想空間を疑似体験できる。内部には2つの焦点を持つレンズを内蔵。投影されたVR映像を体験するほか、スマートフォンのジャイロ機能を利用したパノラマ映像も楽しめる。レンズには、歪みが少ない高品質の日本製を採用。装着するスマートフォンの画面サイズは4~6インチに対応する。専用アプリや映像コンテンツなどは「ボッツニュー公式サイト」からダウンロード。本体サイズは約W170×D170×H100mm、重量は約25g。○EDG-TLS001「EDG-TLS001」は、はさみと定規だけで作れるカートン組立式天体望遠鏡。スマートフォンを接眼部に装着することで、光学約35倍の天体望遠鏡として機能する。カメラアプリを使用して、画像の撮影や動画の録画が可能だ。本体レンズとスマートフォンのデジタルズーム機能を利用することで、最大140倍までの拡大に対応。レンズには日本製の光学ガラスアクロマートレンズを採用し、底面に三脚取付用のねじ穴を装備する。未使用時にほこりの付着を防止するカバーが付属。本体サイズは約W420×D145×H約180mm、重量は約220g。
2016年04月05日国立天文台は2月25日、すばる望遠鏡を用いて星と惑星が活発に成長している現場を捉えることに成功したと発表した。同成果は台湾中央研究院のハウユ・リョウ 研究員 (現ヨーロッパ南天天文台) と高見道 弘研究員の国際研究チームによるもので、成果は米科学誌「Science Advances」に掲載された。今回の研究では、すばる望遠鏡に搭載された近赤外線高コントラスト撮像カメラ「HiCIAO」を用いることで、生まれかけの星が100倍以上の増光を伴う突発的な質量降着を起こす「FU Ori型バースト」と呼ばれる現象が生じている4つの星を観測し、星周物質の分布を捉えることに成功した。これらの星は約1500ー3500光年離れた場所にあり、そのうち3つの星では尾のような構造が、1つでは渦のような運動に伴うとみられる構造があった。また、中心星が星周物質を吹き飛ばしたかのような複数の筋状構造をもつ星も確認されており、研究チームは「あたかも、夢中に食べる人間の赤ちゃんが『ごはん』を食べ散らかしているかのようです。」とコメントしている。研究チームがシミュレーションを行ったところ、このような構造は星周物質が降着して星が生まれる際に、落下運動、軌道運動、そして星周物質自身の重力により、複雑な構造が形成されることが判明。「FU Ori型バースト」では生まれかけの星に降り注ぐ物質が複雑な分布をしているため、星に到着する星周物質の量が大きく時間変動し、時々大きな増光が観測されると考えられるという。
2016年02月26日フランスのアリアンスペースは12月3日(現地時間)、重力波望遠鏡の技術実証衛星「LISAパスファインダー」を搭載した、「ヴェガ」ロケットの打ち上げに成功した。LISAパスファインダーは2030年代に計画されている、重力波望遠鏡衛星「eLISA」の実現にとって必要となる、新しい技術の試験を目的としている。ロケットは日本時間12月3日13時4分(ギアナ時間同日1時4分)、南米仏領ギアナにある、ギアナ宇宙センターのヴェガ発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから1時間45分33秒後にLISAパスファインダーを分離し、軌道に投入した。ヴェガはアリアンスペースが運用する、小型の固体ロケットである。また液体推進剤を使う第4段も搭載でき、衛星を正確な軌道に投入することが可能。2012年2月13日に1号機が打ち上げられ、以来今回を含めて6機が打ち上げられており、すべて成功している。○LISAパスファインダー欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)では、2030年代を目標に、低周波重力波を観測する宇宙望遠鏡「eLISA」(Evolved Laser Interferometer Space Antenna)を打ち上げることを計画している。LISAパスファインダーはその開発に必要な、新しい技術や装置の実証試験をするために開発された。重力波とは、時空が振動し、光の速度で伝播する現象のこと。1916年にアインシュタインが発表した一般相対性理論の中で予言されたが、これまで間接的にしか存在が示唆されておらず、直接観測に成功した例は無い。もし重力波の直接観測に成功すれば、一般相対性理論の正しさが再び証明されると同時に、重力波によって宇宙を観測する「重力波天文学」という分野が生まれることが期待されている。重力波望遠鏡は地上でも造ることができ、日本でも11月に「KAGRA」という重力波望遠鏡が完成した。しかし、重力波の中でも低周波のものは、地球上では地面が振動があるため観測が難しいことから、eLISAのように望遠鏡を宇宙に打ち上げる必要がある。ただし、宇宙で動く重力波望遠鏡を造って動かすためには、きわめて高い技術が必要となる。eLISAにも数多くの先進的な技術が使われることになっており、実現にはLISAパスファインダーによる実証が必要不可欠となっている。なお、LISAパスファインダーはあくまで技術実証機であるため、重力波を検出することはできない。検出や観測を行うには、eLISAの完成と打ち上げを待つしかない。LISAパスファインダーの打ち上げ時の質量は約1900kgで、そのうち衛星本体は約480kg、ロケットから分離後、目的地の軌道まで行くための推進モジュールは約1420kgを占めている。製造はエアバス・ディフェンス&スペース社が担当した。設計寿命は約1年が予定されている。LISAパスファインダーは現在、地球に最も近い高度が213km、最も高い高度が1482km、赤道からの傾きが6度の軌道に入っている。このあと推進モジュールを使って軌道を上げ、地球から約150万km離れた太陽・地球系のラグランジュ第1点(L1)に入り、運用が始まることになっている。
2015年12月05日TOCOLは18日、スマートフォンに取り付けられる天体望遠鏡「スマホ天体望遠鏡PANDA」を発売した。価格は税別5,000円。「スマホ天体望遠鏡PANDA」は、紙製の組み立て式天体望遠鏡。スマートフォンに取り付け、端末のカメラアプリを使うことで観察できる。口径40mm・光学倍率約35倍だが端末のデジタルズームを併用すれば最大140倍までの拡大が可能だという。パッケージには、「太陽投影板」が付属しているため、太陽の黒点や日食の観測も可能となっている。また、接眼レンズを単体でスマートフォンに取り付けることで、25倍顕微鏡としても使うことができる。サイズは高さ約236mm×幅約180mm×奥行き約32mm。対応するスマートフォンのサイズに制限はない。
2015年11月18日「Square Kilometer Array(SKA)」は巨大な電波望遠鏡である。チリのAtacama高地に作られたALMA電波望遠鏡の全パラボラアンテナの受信面積の合計は約650平方メートルであるが、SKAはその名の通り、1平方キロメートルの受信面積を目指している。当初は南アフリカとオーストラリアが誘致を競っていたが、SKA Midと呼ばれる350MHz~14GHzをカバーする部分は南アフリカ、SKA Lowと呼ばれる50MHz~350MHzをカバーする部分はオーストラリアに建設されることに決まった。フェーズ1ではMidは33,000平方メートル、Lowは0.4平方キロメートルで1平方キロメートルという最終目標の半分弱となっている。フェーズ1の建設は2018年から2023年という計画になっており、部分的な運転による観測開始は2020年の予定になっている。オーストラリアに建設されるSKA Lowは約13万台のアンテナを持ち、500カ所に処理ステーションを設ける。これらのアンテナからの生データは毎秒157TBに上り、年間に4.9ゼッタバイト(Zetta ByteはPeta Byteの1,000,000倍)という膨大な量になる。超新星の残骸の高速回転するパルサー中性子星が、他の中性子星、あるいはブラックホールと連星になっている系では、強力な重力場が形成されているので、このような極限の環境でもアインシュタインの一般相対性理論が成り立っているかを検証することができる。このため、SKAで、連星のパルサーを見つけようとしている。次の図は縦軸が時間で、横軸が周波数で、受信電波の強さが色で表されている。共通重心の周りをパルサーが回るので、地球に近づく方向に動いている時は、ドップラー効果で受信される周波数が高くなり、遠ざかる方向に動いているときは周波数が低くなる。このため、左側の図のように弧を描いて見える。このため、パルサー自体が出す電波を正しく測定するためには右の図のようになるように、回転の効果を補正する必要がある。この回転による加減速の影響や電波が飛んでくる間に電子などとの相互作用で周波数が揺らぐ分散が起こるが、これがどれだけあるかは分からない。このため、これに210の加速度と212通りの分散を想定したデータを作って処理を行ってみて、一番もっともらしいデータがでる値を選ぶ。サンプリング間隔は50μsで、7分間の受信で223(8M)回のサンプリングを行ってFFTを行う。これに加えて、加速と分散の想定が400万通りあるので、8M点のFFTを400万回計算する必要がある。さらにSKAは1本のビームではなく、1,111カ所を同時に観測できるマルチビームのアンテナであるので、システム全体では40億回あまりのFFTを計算しなければならない。そして、FFT前の信号は右側の上の図のように、ノイズしか見えないが、下のFFT後の信号では、いくつかのピークが見えるようになる。しかし、この信号は基本波だけでなく、いくつもの高調波があるので、これらの合計を求める必要がある。これらの計算量は膨大であるので、GPUを計算に使う予定であり、NVIDIAのK40Cを使って開発を行っているという。電波の到着時刻の揺らぎを補正するリサンプルの部分は、メモリバウンドになる処理である。このリサンプルの部分は、チューニングの結果性能を1.6倍に改善したが、8M点のFFTと合わせた全体の性能改善は1.1倍に留まり、1回のFFTに1.58ms掛かっている。高調波の合計の計算は、メモリアクセスが飛び飛びになり、メモリリミットで演算性能が出ない。これをコンパイラのアンロールが効くようにソースを書くことと、通常はアプリでは使えないL1キャッシュに読み出したグローバル変数を格納することで7倍に性能を向上したという。結果として、Resample 8%、FFT 27%、Harmonic Sum 65%の実行時間比率であったのであるが、下記のように一番処理の複雑なFFTの時間が66%になった。そして、全体性能は最初のコードと比べて2.5倍になったが、まだ、450TFlopsである。メモリリミットなので、Pascalから採用されるHBMは性能向上に貢献しそうである。SKA Midのデータをリアルタイムで解析するためには、分散を取り除くDedispersionで0.5ExaFlops、ResamplingとFFTで1.3ExaFlops、Harmonic Sumで0.5ExaFlops、その他0.1ExaFlopsで、合計2.4ExaFlopsの演算能力が必要という計算になる。稼働開始時期を考えると、これはTop500の1位に近い性能である。この時期にはNVIDIAのVolta GPUが使え、1個のVoltaで実効6PFlopsが実現できるとすると、500ノード(ステーション)でそれぞれ2個のGPUがあれば良いと述べているが、6PFlopsは2~3桁楽観的な見通しではないかと思われる。
2015年04月17日エフ・ティー・アセットは4月10日、スマートフォンのカメラに双眼鏡や天体望遠鏡などの光学機器を取り付けられるアタッチメント「SNAPZOOM」を発売した。希望小売価格は12,000円(税別)。SNAPZOOMは、これまでスマートフォンのカメラ機能では難しかった望遠撮影の可能性を広げるアタッチメント。双眼鏡や天体望遠鏡などにスマートフォンをドッキングさせて、野鳥や遠くの景色、月、星などの撮影に活用できる。幅93mm、厚さ23mmまでのスマートフォンを取り付け可能で、光学機器はレンズ直径が30mm~50mmまでのものを装着できる。双眼鏡は接眼部分の長さが24mm以下の場合、片方のみの接眼部に取り付ける。SNAPZOOM自体の重量は450g。SNAPZOOMはハワイ在住の二人のサーファーがクラウドファウンディングサービス「Kickstarter」で資金を集め開発された。
2015年04月10日サンコーは3月16日、顕微鏡や望遠鏡にスマートフォンに取り付けるためのアダプタ「顕微鏡接眼レンズ取り付けスマホアダプタ」を販売開始した。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込3,980円。同製品は、顕微鏡や望遠鏡などの接眼レンズにスマートフォンを取り付けるためのアダプタ。取り付けたスマートフォンから映像を閲覧できたり、撮影できたりする。アダプタの側面には三脚穴を備え、スマートフォンホルダーとしても使える。対応するスマートフォンは幅が40mmから100mmまでのもの。カメラの位置から端までが50mm以内のものは固定できるが、iPhone 6 Plusなどの大型スマートフォンなどを固定するのは難しく、手で支えるなど落下防止策を講じる必要があるとしている(使用は可能)。対応接眼レンズサイズは直径が27mmから42mmのもの。本体サイズはW128×D113×H28mm、重量は76g。
2015年03月17日国立天文台は2月26日、アルマ望遠鏡を用いた観測の結果、地球から4700万年光年の場所にある渦巻銀河M77の中心部に存在するブラックホールの周りに、有機分子が集中して存在することを明らかにしたと発表した。同成果は国立天文台の高野秀治氏と名古屋大学の中島拓氏を中心とする研究グループによるもので、天文学専門誌「日本天文学欧文研究報告」に掲載された。銀河における爆発的星形成領域(スターバースト)や銀河中心に存在する活動的なブラックホール(活動銀河核)は銀河の進化を考える上で重要な調査対象とされる。M77の中心には活動的なブラックホール(活動銀河核)があり、その周囲を爆発的星形成領域(スターバースト)が半径3500光年のリング状(スターバースト・リング)に取り囲んでいることが知られている。同研究チームはこれまで、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の45m電波望遠鏡を用いて、既にこの銀河で各種分子が放つ電波の観測を行っており、今回の研究は、アルマ望遠鏡を用いることでさらにそれを発展させたかたちだ。アルマ望遠鏡による観測では、活動銀河核とスターバースト・リングにおいて一酸化炭素やシアノアセチレン、アセトニトリルなど9種類の分子の分布が捉えられた。分子によって分布はさまざまで、特に原子の数が多いシアノアセチレンやアセトニトリルが活動銀河核の周囲に豊富に存在していたことは中島氏らを驚かせた。こうした分子はブラックホール周囲では強烈なエックス線や紫外線放射によって壊されると考えられていたからである。同研究グループは活動銀河核のまわりではガスが非常に濃くなっているため、中心部からエックス線や紫外線が遮られることで有機分子が壊されずに残ったのではと推測しており、「さらに広い周波数範囲での観測や、より高い解像度での観測によるデータが来る予定ですので、詳しく全貌を明らかにすることができ、驚きの結果もさらに出てくると期待しています」とコメントした。
2015年02月27日iPhoneを装着できる天体望遠鏡、サンコーの「ライブビュー天体望遠鏡 for iPhone 5」が、このたびiPhone 6とiPhone 6 Plusに対応した。iPhone 5専用ケースに加えて、iPhone 6とiPhone 6 Plusの専用ケースが付属する。直販価格は19,800円で、対応機種はiPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plusだ。同製品は、単独の天体望遠鏡として使えるほか、iPhoneを装着して天体観測を楽しめる。iPhoneの画面を通して天体を見るため(ライブビュー)、望遠鏡の接眼レンズを覗き込む必要がない。また、家族や仲間など複数人で同時に天体観測したり、iPhoneのカメラ機能で天体写真を撮ったりすることも可能だ。iPhone装着時の倍率は約100倍となる。主な付属品は、iPhone用ケースのほか、2種類の接眼レンズ(SR4mmとH20mm)、望遠鏡に映る像を正立像にする地上観察用の正立レンズ、天頂付近を楽な姿勢で観察する天頂プリズムなど。iPhoneに直接セットする12倍望遠レンズも付属している。望遠鏡の本体サイズは約直径95×長さ755mm、高さは800~1,260mm、重量は2,226g、有効径60mm、焦点距離は700mm。倍率は、SR4mm接眼レンズの通常時が175倍で正立レンズ使用時が262倍、H20mm接眼レンズの通常時が35倍で正立レンズ使用時が52倍となっている。
2015年02月18日アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月10日(現地時間)、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、宇宙空間に浮かんだ笑顔のように見える銀河団の写真を公開した。輪郭、2つの目、ボタンのような鼻、口元でかたどられたものは「SDSS J1038+4849」と呼ばれる銀河団。目のように見えるオレンジの光は「SDSSCGB 8842.3」「SDSSCGB 8842.4」という遠く離れた場所にある2つの銀河で、口元は、強い重力によって光が曲がる「重力レンズ」によるものだという。顔の輪郭のような曲線は、重量レンズのリング状の像である「アインシュタイン・リング」と呼ばれるものとのことだ。この写真は2012年4月にアップロードされたもので、今回、ハッブル望遠鏡が撮影した膨大な写真から「お宝画像」を見つけ出すコンテストで見つかったもの。
2015年02月12日サンコーは、iPhoneに取付けることができる望遠鏡「ライブビュースポッティングスコープ for iPhone」の販売を開始した。価格は税込み17,800円。「ライブビュースポッティングスコープ for iPhone」は、iPhoneに取付けることができる望遠鏡。付属の専用ケースにiPhoneを入れ、本体に取付けることで望遠鏡の映像をiPhoneでモニターできる。映しだされた映像は、iPhoneのカメラを使ってそのまま撮影することも可能だ。パッケージには、三脚と肉眼で覗く用のアイスコープも付属する。「ライブビュースポッティングスコープ for iPhone」の主な仕様は次の通り。望遠鏡のサイズ/重量は幅約85mm×高さ約85mm×奥行き345mm/約575g。三脚のサイズ/重量は、幅約90mm×高さ約425から1,290mm×奥行き約80mm/約584g。対物レンズの口径は約75mm。倍率は、ケース取付け用が45倍。アイスコープが18倍。対応端末は、iPhone 5/5s/6/6 Plus。
2015年02月08日キヤノンは11月13日、日本を含めた5カ国の協力のもと、米国ハワイ島マウナケア山山頂付近で建設が進められている主鏡の直径が30mにおよぶ次世代巨大望遠鏡「TMT」の主鏡として搭載される分割鏡の日本担当分の加工を開始したことを明らかにした。TMTの30mの主鏡は、対角1.44m、厚さ45mmの六角形でできた合計492枚の分割鏡を2.5mm間隔で敷き詰めることで構成されるが、加工形状の異なる82種類の分割鏡を6枚ずつ(交換用を含めると7枚ずつ)製作する必要がある。同社が担当する分割鏡の加工は、表面の凹凸を2μm以下の精度で加工することが要求されており、同社では、これまでのレンズやミラー製作で培った研削・研磨技術、非球面加工技術、計測技術などの光学技術を駆使することで製作を行っていくとしており、中でも非球面加工の工程においては、独自開発の工具を用いることで、分割鏡を曲げ、効率よく加工を行う予定だとしている。なおTMTの建設費は約1500億円で、その内の4分の1を日本が負担する予定で、キヤノンが行う分割鏡の加工のほか、分割鏡の元となるガラス材の生産や望遠鏡本体の設計、製造なども日本の担当になっているという。
2014年11月13日アルマ望遠鏡は11月6日、惑星誕生の現場を史上最高の解像度で撮影したと発表した。同望遠鏡のように、複数のパラボラアンテナを結合させて一つの望遠鏡とする「電波干渉計」では、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度(視力)が向上する。2014年10月24日、アルマ望遠鏡は過去最大のアンテナ展開範囲15kmで試験観測を行い、観測対象には地球から約450光年の距離にある星で、比較的若い「おうし座HL」が選ばれた。この時の解像度は、史上最高の0.035秒角(角度の1度の約10万分の1)で、人間の視力に換算すると2000になるという。今回の観測で撮影された「おうし座HL」の画像には、星のまわりに同心円状の塵の円盤が幾重にも並んでいるようすがくっきりと写し出されていた。生まれたばかりの星のまわりには画像のような円盤があり、1千万年以上の時間をかけて円盤内の物質が衝突合体を繰り返して惑星が作られると考えられている。画像では、「おうし座HL」を取り囲む円盤に少なくとも3本のはっきりした隙間があることがわかる。こうした隙間は、円盤の物質を掃き集めながら大きな惑星が成長しつつある証拠だと推測されるが、100万歳に満たないほど若い星の周囲で大きな惑星が形成されつつあるというのは、これまでまったく想定されていなかった。惑星形成の研究者でもある林正彦 国立天文台長は「惑星系ができていくようすが手に取るように見てとれる画像が、こんなにも早くアルマ望遠鏡で観測できるとは思っていなかった。次はいよいよ宇宙における生命の兆候の発見に向かう」とコメントしている。
2014年11月07日アルマ望遠鏡は9月24日、アンテナを7kmの範囲に展開した干渉計試験に成功したと発表した。アルマ望遠鏡とは、国立天文台や米国国立電波天文台などによる国際共同プロジェクトとして、チリのアタカマ砂漠の高地に設置された、パラボラアンテナ66台を組み合わせた干渉計方式の巨大電波望遠鏡。すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能をもつ。電波干渉計では、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度が向上する。アルマ望遠鏡は2011年から観測を行っているが、その中で使われているアンテナの展開範囲は最大1.5kmにとどまっていた。今回の試験観測はより広い範囲に展開したアンテナがひとつの望遠鏡として機能するかどうかを確認するために行われた。同試験で天体画像は取得されていないが、同プロジェクトの一員であるキャサリン・ヴラハキス氏は「天体画像取得のための試験観測が始まれば、これまで以上に高い解像度を実現し、すばらしい観測成果を届けてくれるでしょう」とコメント。将来的には最大11km程度のアンテナ間隔での観測を目指すという。
2014年09月26日東北大学は9月24日、惑星大気観測専用望遠鏡T60観測施設をハワイ・ハレアカラ山頂に開所し、ハワイ大学天文学研究施設と科学協力合意書を締結したと発表した。同大学は1999年より福島県飯舘村において、国内唯一の惑星大気観測専用60cm望遠鏡を用いた観測・教育活動を実施してきた。しかし、2011年3月の原子力発電所事故により、空間放射線量が毎時6.5マイクロシーベルトに達し、長時間滞在を要する望遠鏡観測が困難となっていた。そのような背景から代替の観測地を検討し、観測条件が最適であったハワイに福島県にある望遠鏡を移設することとなり、2014年9月8日に、ハワイ・ハレアカラ山頂においてT60観測施設の開所式を行った。また、同日に科学協力合意書の署名式をハワイ大学・天文学研究施設・マウイ先端技術研究センターにて実施した。同施設はすでに観測を開始しており、ファーストライトデータを取得することができたとのこと。
2014年09月24日ビクセンは、人気キャラクター「鉄腕アトム」とコラボレーションした天体望遠鏡「鉄腕アトム ポルタII 経緯台」を、ヨドバシカメラ各店舗で限定発売する。幅広い年代に支持される人気キャラクター「鉄腕アトム」と、総合光学機器メーカービクセンの天体望遠鏡架台「ポルタII経緯台」がコラボレーションし、「鉄腕アトム ポルタII 経緯台」として限定販売される。「ポルタII 経緯台」は、手で持って自由に動かせ、手を離すと止まるフリーストップ式を採用、細かな操作も簡単な微動ハンドルを装備するなど、直感的な操作が可能で、初心者や気軽に星を楽しみたい人におすすめの天体望遠鏡架台。発売以来、入門天体望遠鏡の定番モデルとして好評を博しているこの「ポルタII 経緯台」に、今回の限定モデルでは、手塚プロダクションの人気キャラクター「鉄腕アトム」のオリジナルエンブレムが付く。さらに、通常モデルの「ポルタII 経緯台」に付属する微動ハンドルに加えて、今回の限定モデルは、柔軟で長さのあるタイプの「フレキシブルハンドル(400mm・2本)」も付属した特別仕様。フレキシブルハンドルは小さな子どもでも操作がしやすく、長い鏡筒を搭載した際にも操作がとても楽にできる、便利なパーツとなっている。なお、経緯台単体のみでなく、鏡筒とのセットで購入することも可能。メーカー希望小売価格は29,400円。販売は、ヨドバシカメラ各店舗にて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日