千代の心の支えだった弟・ヨシヲも登場し、いよいよあとは、一平との仲が気になるばかりのNHK連続テレビ小説『おちょやん』。前半戦を彩ったさまざまなキャストの意外な過去エピソードを一挙ご紹介♪■成田凌(27)&杉咲花(23)あの熱烈キスは、過去4度の共演で気持ちを高めて!?ヒロインの千代役・杉咲花と、一平役・成田凌の共演は『おちょやん』で5度目となり、「とても心強いです。現場にいてくださると安心感があります」と杉咲がコメント。初の夫婦役になるはず!?■明日海りお(35)過去最大規模の退団公演を行った宝塚“トップオブトップ”高峰ルリ子を宝塚歌劇団花組の元男役トップスター明日海りおが演じている。平成で3番目の長さの約5年半トップを務め’19年に退団。退団公演千秋楽の模様は日本、台湾、香港と過去最大規模で生中継された。■桂吉弥(50)&楠見薫(53)“振り返り”名コンビは朝ドラ常連で2人で15作出演昨年末の特番で名コンビっぷりを見せた2人。語りと黒衣を務めるのは落語家の桂吉弥で朝ドラ出演6作目。“朝ドラ常連女優”の異名を取る、岡安の女中頭・かめ演じる楠見薫はこれで9作目。2人合わせるとなんと15作にも出演!■若葉竜也(31)チビ玉三兄弟三男として1歳から役者に!千代の初恋の相手で「鶴亀撮影所」の助監督・小暮真治を演じるのが若葉竜也。大衆演劇“チビ玉三兄弟”の三男で、初舞台はわずか1歳のとき。31歳にして芸歴30年とベテランの域!■大川良太郎(42)女形役者が座長を務める劇団名は“九州男”女形役者から男役へ転向した漆原要二郎を演じるのが大川良太郎。大衆演劇「劇団九州男」の座長を’03年より務めている。初舞台は7歳。劇団九州男では立役から女形までマルチに活躍中。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月07日黒島結菜(23)が2022年前期のNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務めるとわかった。3月3日、同局の情報番組「あさイチ」で発表された。故郷・沖縄の料理に夢をかけたヒロインとその兄妹たちによる、沖縄本土復帰からの歩みを描く50年の物語。タイトルの「ちむどんどん」は沖縄の言葉でチム(肝=心胸・心)が高鳴る様子を現しているとのこと。前向きで肯定感に満ちた、わくわく感という意味合いがあるという。番組に沖縄からの中継で出演した黒島は「朝ドラ3本目なんですけど、『いつか自分も(ヒロインを)できたらいいな』と心のどこかにあったのも本当なので……。すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と語った。「黒島さんは沖縄出身。2022年は沖縄本土復帰50年の節目の年とあって、絶好のキャスティングとなりました。また黒島さんはデビュー間もないころからNHK Eテレの番組に出演。さらに朝ドラは『マッサン』『スカーレット』、大河ドラマは『花燃ゆ』『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演しています。着実にNHKでのキャリアを重ねてきたこともあり、今回のヒロイン起用となったようです」(テレビ局関係者)そんな黒島には、デビュー時から背中を追い続ける女優がいるという。「14年にTBS系ドラマ『ごめんね青春!』で共演した満島ひかりさん(35)です。当時の黒島さんはまだキャリアが浅かったのですが、満島さんは同郷の彼女に優しくいろいろと教えてくれたそうです。15年夏のインタビューでも、黒島さんは『ひかりさんの自然体で飾らない演技が好き』と絶賛。憧れの存在であることを明かしていました」(芸能記者)沖縄が舞台の「ちむどんどん」。満島との再共演があるかも!?
2021年03月04日「現在、撮影している江戸のシーンは走ることが多く、吉沢さんはトレーニング器具を買い込み、撮影がない日は自宅で筋トレに励んでいるといいます」(吉沢の知人)吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』が好調だ。初回視聴率はここ数年で最高の20%を記録し、第2~3回も16%台と高視聴率をキープ。大河初出演にして、主演の座をつかんだ吉沢。右も左もわからない現場で、試行錯誤する日々を送っている。「主演決定後、吉沢さんは公私ともに親しく、『西郷どん』で主演を務めた鈴木亮平さん(37)に座長としての心得を聞いたそうです。そろばんをはじくシーンが頻出するので、撮影の合間にずっと練習しているといいます。剣術指導では、吉沢さんが長年やっていた剣道の癖が抜けないこともあり、先生から『違う!』と厳しい指摘が飛んでくることもあるそうです」(NHK関係者)脇を固める堤真一(56)や和久井映見(50)といったベテラン俳優の演技も魅力の本作。吉沢も名だたる先輩俳優との共演についてこう語っている。《みなさんと一緒にお芝居をしていって、本当に「ああ、やっぱりすごいな」と思う瞬間ばかり》(『日経エンタテインメント!』’21年2月号)現場を牽引すべく、先輩と“飲みニケーション”で距離を縮めたいところだが、コロナ禍での撮影に吉沢も苦心しているようだ。■堤真一も感嘆する吉沢の“居残り”見学「通常であれば、クランクイン後に共演者同士での食事会などで親交を深めていくのですが、コロナ禍ということもあり、そうした機会がほとんどありません。吉沢さんも撮影当初は、コミュニケーション不足に戸惑っている様子でした」(前出・NHK関係者)だが、渋沢栄一のように吉沢も機転を利かせて、“居残り補習”で逆境を攻略しているという。「自分の出番がないときも、スタジオで共演者の演技を見学し、必ずといっていいほど終わるまで待っているそうです。共演者が出てくると、距離を取りながら一人一人に積極的に話しかけ、コミュニケーションを図っているといいます。ふだんは人見知りな吉沢さんですが、今では冗談が言い合えるくらい打ち解け、堤さんもそんな吉沢さんの姿に感心していたそうです」(前出・NHK関係者)そして、朝ドラ『なつぞら』で共演した“戦友”も吉沢の心強い味方となっているようだ。「山田裕貴さん(30)は、吉沢さんの主演が決まると、一升瓶を持ってお祝いに駆け付けたそうです。また朝ドラでは“番長役”だった板橋駿谷さん(36)は今回の大河にも出演しており、たわいもない雑談でリラックスできているといいます」(制作関係者)仲間の支えを背に、吉沢は頼れる座長として、大河を成功に導くことだろう――。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月04日沖縄県出身の黒島結菜が、2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロインを務めることが、本日3月3日(水)放送の情報番組「あさイチ」中に発表され、黒島さんが沖縄から生中継で登場した。2022年は沖縄本土復帰から50年。沖縄本島の北部「やんばる地方」で4人兄妹の次女として生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子が、初めて食べた西洋料理に感動し、1972年の本土復帰の年に料理人を目指して上京。横浜市の鶴見に下宿し、東京のレストランで修業を積みながら運命の出会いをし、やがて「東京で沖縄料理の店を開きたい」と願うようになる、というストーリー。これまで連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインは記者会見で発表されてきたが、コロナ禍ということもあり、今回は史上初めて「あさイチ」内での発表となった。黒島さんは物語の舞台となる沖縄から登場し、タイトルの「ちむどんどん」とは「心がワクワク、ドキドキするという意味」と説明。好きな沖縄の郷土料理として、甘い味噌が特徴のイナムルチを「豚汁みたいなイメージ」と紹介した。同作中にはほかにも沖縄の郷土料理がたくさん登場するという。朝ドラでは2014年の「マッサン」、2020年の「スカーレット」で印象的な役柄を担ってきた黒島さん。3本目でヒロインに選ばれ、「いつか自分もできたらいいなっていう気持ちが心のどこかにあったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と心境をコメント。演じる暢子は「活発で、喜怒哀楽のはっきりした、食べることが大好き」な女性と語った。「マッサン」を手がけた羽原大介によるオリジナル脚本で、沖縄料理に夢をかけるヒロインと、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。同じく沖縄出身のジョン・カビラが語りを担当。いまの時代だからこそ、大好きな人とおいしいものを食べて笑顔に、という思いが込められている。朝ドラは現在、杉咲花主演の「おちょやん」が放送中、清原果耶主演の「おかえりモネ」が5月17日(月)よりスタート、2021年度後期は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がヒロインを務める「カムカムエヴリバディ」が予定されている。2022年度前期 連続テレビ小説「ちむどんどん」は2022年春、放送予定。2021年秋ごろクラインクイン予定。(text:Reiko Uehara)
2021年03月03日●ポカリCMで学んだ“表現の大切さ”「今の演技にも…」2019年にポカリスエットのCMで注目を集め、その後、モデル・女優として活躍の幅を広げている茅島みずき(16)。同CMと同じく“人気女優の登竜門”と言われている女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルにも就任し、2月1日発売の3月号より誌面に登場した。同誌は、永野芽郁や広瀬すず、清原果耶など、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主演を多く輩出。茅島も「朝ドラ出演」を目標に掲げている。小学2年生からゴルフを始め、プロを目指していた茅島。だが、小学6年生のときに優勝を目指していた全国大会で挫折を味わったという。その落ち込んでいるタイミングで、母から勧められて受けた「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。事務所のレッスンを受けていくうちに芝居の楽しさを感じるようになり、女優を目指すことに決めた。抜群のスタイルを生かし、2019年3月に「東京ガールズコレクション」でまずはモデルデビュー。そして、2019年4月にポカリスエットのCMに出演し、一躍脚光を浴びた。「いまだに『ポカリのCMに出られていましたよね?』と声をかけていただくことがあります。当時学校で『ポカリ』とあだ名をつけられるなど、反響は大きかったです」と自身も反響を実感。ちなみに、事務所に入った頃のあだ名は「アミューズ」だったという。その後も有名企業のCMに多数出演し、最近では三菱パワーのテレビCM「サステナブルドッグ」篇、積水ハウスの「少女の成長」篇、ワイモバイルのWEBCM「スマホ持つか持たないか裁判」に出演。「テレビで自分が流れると、まだ不思議な気持ちになりますが、うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。女優としてはBS日テレドラマ『恋の病と野郎組』でデビュー。映画『青くて痛くて脆い』で映画初出演も果たし、テレビ東京ドラマ『メンズ校』ではヒロインに抜てきされ、現在放送中のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』でも存在感を放っている。作品を重ねていく中で女優の面白さをさらに感じているそうで、「お芝居の魅力は、正解がないところだと思っています。演じる人によってその役が全然違う感じになるし、台本との向き合い方も人それぞれ違う。正解がないからこそ、役について考えている時間は、大変ですが一番楽しいです」と語る。「どの作品も勉強になることが多く、今まで出演させていただいたすべての作品が今の自分につながっている」と言うが、『青くて痛くて脆い』は特に学ぶべきものが多かったそう。「そうそうたるキャストの方々とお芝居させていただき、現場での立ち振る舞い方や、役への切り替え、監督と役について話し合っている姿など、みなさんからたくさんのことを学ばせていただきました」『青くて痛くて脆い』出演後は、わからないことがあったら自分から監督に質問できるように。また、「自分の役でいっぱいいっぱいになりがちですが、みなさんのように周りが見える人になりたいと心がけるようになりました」と意識の変化を明かした。また、原点ともいえるポカリスエットCMが、今も生きているという。「ポカリスエットのCMでダンスに初挑戦したのですが、振りを覚えるだけでなく、感情を出さないといけないというのがすごく難しくて、表現力ってこんなに大変なんだなと感じました」と振り返り、「そのときに表現力の大切さを学び、今の演技にもつながっていると思います」と語る。●『半分、青い。』で朝ドラに感動「私もいつか…」舞台『ロミオとジュリエット』(3月29日より上演)でジュリエット役を演じることも発表され注目を集めているが、『Seventeen』の専属モデルにも就任。「芸能界に入ったときに初めて手にした雑誌が『Seventeen』で、専属モデルになりたいとずっと憧れていたので、すごくうれしい」と喜んでいる。『Seventeen』の魅力をどう感じていたか尋ねると、「当時、三吉彩花さんや中条あやみさんを見て、純粋にかっこいいなと。みなさんキラキラ輝いていて、個性もしっかり、一人ひとり色があるのがいいなと思いました」と答え、「私も自分らしさを出していけたら。負けず嫌いなところや、好きなことは誰よりも努力するところが自分らしさだと思っているので、表情やポージングを研究して一生懸命頑張りたい」と語る。そして、「同世代の方と撮影する機会が今までなかったのでセブンティーンの撮影現場はとても新鮮で、同世代ならではの空気感が楽しかったです。洋服も全部かわいくてワクワクしました」と初めての撮影を回顧。「どんなテイストの洋服も着こなせるといいなと思っているので、クールに見られがちですが、『ガーリー系のお洋服も着れるんだ』と思っていただけるようになれたら。そして、『この子が着ているお洋服がほしい』、『この子みたいになりたい』と憧れてもらえるモデルになりたいです」と意気込んでいる。『Seventeen』は、『あさが来た』の波瑠、『半分、青い。』の永野芽郁、『なつぞら』の広瀬すず、そして、5月17日スタートの『おかえりモネ』の清原果耶と、多くの朝ドラ主演を輩出するなど、“人気女優の登竜門”と言われている。茅島も「『Seventeen』で表紙や連載企画をやりたいという目標もありますし、いつか朝ドラに出演したいという気持ちがあります」と朝ドラ出演を目標に。「朝ドラはお母さんもおばあちゃんも大好きで、朝から見ている人に感動や元気を与えられるってすごいなと。私も『半分、青い。』を見たときにすごく感動しました。一日の始まりに『今日も頑張ろう』と思えるのが朝ドラの魅力だと思うので、私もいつか出演したいです」と朝ドラへの思いを語った。クールビューティーで大人っぽい印象だが、まだ16歳の高校1年生。昨年5月に地元・長崎から東京に引っ越し、都内の学校に通っている。「最初は電車の乗り換えに苦戦しましたが、今は問題なくできるようになりました」とすっかり東京生活に慣れたようだが、「お仕事と学校の両立は大変です。空いた時間に勉強しないとテストの点数がとれないので…」と大忙しだ。高校生活も楽しみながら、モデル・女優として大きく羽ばたいてほしい。■茅島みずき2004年7月6日生まれ、長崎県出身。2017年に「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。2019年3月に「東京ガールズコレクション」でモデルデビュー、同年4月にポカリスエットのCMで話題に。その後、BS日テレドラマ『恋の病と野郎組』(2019)で女優デビューし、映画『青くて痛くて脆い』(2020)やテレビ東京『メンズ校』(2020)、NHK『ここは今から倫理です。』(2021)などに出演。3月29日に開幕する舞台『ロミオとジュリエット』ではジュリエットを演じる。また、女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルに就任した(2月1日発売の3月号より登場)。
2021年02月23日「史上初の無観客開催という異例の紅白歌合戦でしたが、司会進行をつとめた二階堂さんの素晴らしさが際立っていましたね」(NHK関係者)新型コロナウイルスの感染対策から史上初の無観客開催となった昨年の紅白歌合戦。だが事前収録やリモート出演などといった手法を駆使したことで、平均視聴率が前半34.2%を記録。後半も40.3%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2年ぶりに40%を上回る高視聴率となった。その立役者と言われているのが、紅組の司会を務めた二階堂ふみ(26)だ。「二階堂さんが司会に抜擢されたのは、朝ドラ『エール』でヒロインを務めた流れからから決まったこと。ただ本職は女優業ということもあり、当初はNHK内でもそこまで期待していなかったのが本当のところでした。しかし蓋を開けてみると曲名やアーティストの名前を一度も噛まずに、局アナ顔負けの名司会ぶりを発揮してくれたのです。無観客でプレッシャーが少なかったとも言えますが、NHK上層部は『期待以上の逸材だった!』と大喜びでした」(前出・NHK関係者)なぜ女優の二階堂が、ここまで場慣れした司会進行を務めることができたのか。その理由は、あるバラエティ番組への出演にあったという。「日本テレビの『ぐるナイ』人気企画“ゴチになります”へのレギュラー出演が大きかったそうです。ナインティナインや共演者たちからバラエティ番組ならではの立ち居振る舞いなどを教わり、アドリブ力も鍛えられたのです。二階堂さん自身も『ゴチでバラエティの勉強をさせてもらったのが大きな財産になった』と話していました。その経験が、紅白でも生かされたみたいです。白組の司会を務めた大泉洋さんのマイペース過ぎる発言にも、うまく対応。『そろそろよろしいですか?』と言ってバッサバッサと回していく進行力は、とても女優とは思えないほど安定感抜群でした」(テレビ局関係者)意外な才能を発揮したことで、すでに複数の特番からオファーが殺到。早くも二階堂の囲い込み合戦が始まっているという。「司会だけでなく、紅白で彼女が歌ったディズニーメドレーの歌唱力の高さにも驚きの声が上がっていました。演技も歌も司会もできる万能ぶりは、彼女の評価を大きく押し上げたといえるでしょう。テレビ局は今、こぞって彼女の獲得競争に動いています」(レコード会社関係者)NHKでは大河ドラマ3作品、朝ドラ1作品に出演している。今後の出演は決まっているのだろうか?「もちろんNHKも、彼女のスケジュール獲得に躍起になっていますよ。近いうちに大河ドラマへ出演する可能性も、大いにあると思います。そしてもちろん、今年の紅白司会への出演も。実は局内でもすでに『何もなければ彼女で当確』と話題になっていますよ」(前出・NHK関係者)
2021年02月13日シネマカフェ2月の特集は「ミニシアターの魅力」。コロナ禍、「SAVE the CINEMA」として所属や分野を超えた映画監督やクリエイターたちが連帯したことも話題を呼んでいるミニシアター。それぞれ劇場独自の視点から選ばれ上映される映画は、世界中の“いま”を映し出し、これまで知らなかった価値観や文化、革新的な映像表現など新たな驚きや感動、問題意識に出会える作品ばかり。街の雰囲気さえも演出にする気鋭監督の最新作に酔いしれたり、思いもよらない設定やストーリーに脳内をかき乱されたり…ときには、語り継がれるカルト作がミニシアターから生まれることも。そこで今回は、3月以降の注目作をピックアップしてみた。『フィールズ・グッド・マン』ヘイトシンボルになったカエルを取り戻せ!3月12日(金)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開漫画「ボーイズ・クラブ」に登場し、大人気となったカエルの主人公ぺぺ。だが、いつからかペペのセリフ「feels good man(気持ちいいぜ)」が“ネットミーム”として悪用されはじめ、2016年の米大統領選時には匿名掲示板「4chan」で人種差別や白人至上主義のイメージとともに大拡散。ADL(名誉毀損防止同盟)からヘイトシンボルとして正式認定されてしまう。本作は、ぺぺの生みの親であるアーティスト、マット・フューリーが改変・乱用されてしまったぺぺのイメージを“取り戻す”ドキュメンタリー映画。ココが見どころ本来、お気楽なキャラクターだったはずのカエルのぺぺ。世を覆うヘイトの象徴となってしまった愛すべきカエルを取り戻すべく、マットの友人であるアーサー・ジョーンズ監督が立ち上がり、サンダンス映画祭2020で審査員特別賞新人賞を受賞。マットのパートナーであるアイヤナ・ウデセン、Netflix「ボージャック・ホースマン」「トゥカ&バーティ」のリサ・ハナウォルトら気鋭クリエイターたちも援護する。『街の上で』今泉力哉監督×若葉竜也 in 下北沢4月9日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開『愛がなんだ』『his』『あの頃。』などの今泉力哉監督が贈るオリジナル脚本の物語。下北沢の古着屋で働く青年・荒川青(あお)は、恋人に浮気された上にフラれたが、いまだに彼女のことが忘れられない。そんな青のもとに、美大生の女性監督から自主映画への出演依頼が舞い込む。行きつけの飲み屋では常連客から「それは“告白”だ!」とそそのかされるが…。ココが見どころ『愛がなんだ』ナカハラ役で注目を集めた若葉竜也が映画初主演。朝ドラ「おちょやん」や今泉監督の『あの頃。』、松居大悟監督の『くれなずめ』などで目下、大活躍中。穂志もえか、古川琴音、萩原みのり、中田青渚とフレッシュな女優陣や成田凌の友情出演、下北沢オールロケで今泉監督ワールドにひたれそう。『ザ・バッド・ガイズ』マ・ドンソクが暴れる韓国版「スーサイド・スクワッド」!?4月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開凶悪犯たちの逃亡事件を受け、元警察官のオ・グタクは刑務所の服役囚たちを集めた極秘プロジェクト、"特殊犯罪捜査課"を始動させる。"伝説の拳"と呼ばれるパク・ウンチョル、天才詐欺師のクァク・ノスン、元警察官の若手コ・ユソンのチームは、滅刑を条件に凶悪犯たちを追い詰めるが、事件の背後には国家を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた…という韓国発のクライム・アクション・エンタテインメント。ココが見どころヒットドラマの劇場版として、一昨年の秋夕(旧暦のお盆)連休期間に公開され、観客動員第1位を記録。"伝説の拳"役は本作でも豪腕を振り回すマ・ドンソク。ベテラン俳優キム・サンジュンとの再タッグに加え、新たに『ザ・キング』のキム・アジュンや「恋愛ワードを入力してください~search WWW~」で注目度上昇中のチャン・ギヨンが参加。『スプリー』フォロワー至上主義に警鐘を鳴らすジェットコースタースリラー4月23日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかライドシェアドライバーのカートはSNSのフォロワーを増やすため、乗客を“手にかける”様子をライブストリーミング配信するという恐ろしいアイデアを思いつく。絶対バズると意気込むカートだったが、「フェイクだ」「退屈だ」という反応ばかり。やがて怒りの矛先は、拡散力を持つインフルエンサーにまで向けられ…。ココが見どころデジタルネイティブなZ世代の主人公を演じたのは、Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のスティーブ役で大人気のジョー・キーリー。そのサイコな演技は必見。ウクライナ出身の新鋭監督ユージーン・コトリャレンコはアクションカメラ「GoPro」やスマートフォン撮影を駆使し、ライブ感あふれる映像でリアルな狂気を増幅させる。『SNS-少女たちの10日間-』2,458人もの性的搾取者が群がる恐怖4月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマロサほか全国順次公開“12歳・女子”としてSNSに登録し“友達募集”をしたらどうなるか。巨大な撮影スタジオ内に造られた子ども部屋で女優が演じているとも知らず、なんと2,458人もの成人男性が彼女たちに卑劣な誘いを仕掛けてくる。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家がバックアップして撮影を続けること10日間。“12歳・女子”に対する容赦ない欲望の行動はエスカレート、SNSを通じた性的搾取の実態とその恐怖をつぶさに映し出していく。ココが見どころSNS世代とその親たちを震撼させ、本国チェコでドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録。児童への性的搾取の実態を捉えた映像としてチェコ警察が刑事手続きのために動き出すなど、犯罪の証拠ともなった大問題作が日本に上陸する。(text:Reiko Uehara)■関連作品:街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズフィールズ・グッド・マン 2021年3月12日よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国にて公開©2020 Feels Good Man Film LLCザ・バッド・ガイズ 2021年4月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, BIDANGIL PICTURES, ALL RIGHTS RESERVEDSNS少女たちの10日間 2021年4月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開@2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.
2021年02月12日「敦が演じてる父親のことを、全国の皆さんが一体どんな気持ちで見ているのか、気が気でないです」そんな心配の声を聞かせてくれたのは、ウルフルズのトータス松本(54)の実父である。敦とは、トータスの本名。NHK連続テレビ小説『おちょやん』でトータスが演じている主人公の父親・テルヲが視聴者の間で話題になっているのだ。トータスの実父は続ける。「ひどい父親やなとビックリしてもうたんです。一回、話の筋から消えて、また再登場したときに“今度は多少マシな父親に変わってるんじゃないか”と期待してたんです。そしたら、前よりもさらにひどい極悪な父親になってて……」実父の戸惑いも無理はない。トータスが演じるテルヲは、ろくに働かないだけなく、酒癖も悪い。娘を邪魔に思い奉公に出したかと思えば、金を無心するために再び娘のもとへ。そして、通帳を盗む――。その素行の悪さゆえ、気づけば“朝ドラ史上最悪の父”の異名を取るまでに……。トータス本人も、ただでさえ初の朝ドラ出演で「正直言えば、躊躇した」というこの役どころ。1月29日に『あさイチ』にゲスト出演した際には、「一生懸命お芝居しているだけなのに、こんな言われ方を……」と苦笑もしていた。実父とともに本誌の取材に対応してくれた実母は、朝ドラが始まってからの息子トータスとのやりとりについて教えてくれた。「コロナもあって、あの子とは2年半ほど会えてないので、朝ドラで毎朝顔が見られるのを楽しみにしていたんです。第1回を見て、敦に《元気な姿を見て安心しました》とLINEしました」トータスからも《ありがとうございます。これからもがんばります》との返信があったという。しかし、その後については「連絡してません」とぽつりと言う母。「本当は朝ドラについていろいろ書いて送ろうと思ってたんです。でも始まってみたら……。まさかこんな役とは思いませんでした。だから何を書いて送ったらええのやらわからなくって。よかったとも言えへんし、悪いって言うのもあれやし(笑)」それでも実父は「『おちょやん』を毎日、それも朝昼と2回見てます」と明かす。なぜ2回?「朝1回見てダメな父親やったけど、『昼見たらもしかしてちょっとはマシな父親に見えるかも?』と昼も見るんです。それでも、やっばり朝と一緒で、当たり前なんですが、ダメ親父なんです(笑)。いつもね、嫁さんと『今日もアカンかったな』『そやな、今日も悪い親父やったな』『いや、今日のは特別アカン。ダメが2つ重なる“ダメダメ親父”やで』とか言いながら、毎日2回見てるんです(笑)」■母が『あさイチ』前のトータスに贈った言葉ご両親なりになんとかポジティブに捉えようともしているようで……。「インパクトが強すぎたけど、多くの人に覚えてもらったらいい。今は爪痕を残せたらええと思わないと仕方がないです(笑)」そう話す実母だが、最近になって息子の“名誉挽回”のチャンスを見つけ、トータスに第1話オンエア日以来、久しぶりのLINEを送ったそうだ。29日放送の『あさイチ』(前述)に息子がゲスト出演することを知ったからだった。「『あさイチ』は絶対に“名誉挽回”のチャンスやと思いました(笑)。ダメで悪い父親役のせいで、敦までおんなじやと思われそうですけど、実は違うんですよ、と(笑)。『番組で一生懸命説明したらわかってもらえるはずだから、全力で頑張ってほしい』と伝えましたね」そんななか、テルヲに胸打たれた回もあったという。それは第37話、映画の主演に決まらなかった千代を思いテルヲが激怒するシーンだ。そこでテルヲは撮影所の社長に「おっさん、見る目ないのう!」と啖呵を切っていた。「テルヲにも娘に“なんとかなってほしい”という気持ちがあるんだなと伝わってきました」(実父)「なんぼ“のんだくれ”でばくち打つ親でも、子供を思う気持ちは一緒なんやなと……」(実母)テルヲに垣間見えた“なんとかなってほしい”と子を思う気持ちは、ご両親がトータスを見守ってきた気持ちと重なるようだ。かつて、音楽をやると言いだした息子に父は「好きなようにせい。でも25歳までやで。芽が出なかったらあきらめて帰ってこい」と言い聞かせたという。「25歳になる直前に東京に行ってしまったけれどね。“なんとかやってくれんとあかん”と思って見ていました」(実母)そうして“なんとかなった”今も、その評判を心配。子を思う親心は不変、ということだろう――。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日鶏の父親から生まれた“千代猫”が、未知なる世界に繰り出すかわいらしいオープニング映像。じつは、アーティスト夫妻による“共同制作”だった!夫妻が明かす『おちょやん』オープニング制作秘話ーー。犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。犬ん子「オープニングで千代猫はモノトーンの世界から、ささ舟に乗り旅立っていきます。その千代猫を照らすガラス玉のような月は、チャンキーさんによる貼り絵。“希望の光”をイメージしました」ささ舟に乗りながら、華やかな場所に流れつく千代猫。だが、その華やかさはあくまで川面に映る夢……場面はモノクロに一転し、千代猫は居場所を追われてしまう。チャンキー「テーマ曲である秦基博さんの『泣き笑いのエピソード』になぞらえています。この“泣き”の場面から千代猫が成長して、後半はカラフルな“笑い”の世界へ飛び回っていくんだよね」犬ん子「うんうん。ヒロインのモデルとなる浪花千栄子さんについては、描き始める前から調べていて。大変な人生を歩まれた方ですし、黒澤明監督の映画にも主演されていると知ったので、どんどん“黒澤映画”のようなトーンになってしまった(苦笑)。チャンキーさんから『いつもより絵が重くなっているから、明るさを出していこう』とアドバイスを受けて、いまの千代猫ちゃんになったんです」2人が最後までこだわったのは、オープニングで際立つ“色”だったという。チャンキー「いまやテレビも8K時代。キレイな色を出すのに、スタッフの方たちと何度もチェックを重ねました。朝ドラのオープニングを手がけるのは初めてだったし、犬ん子はプレッシャーを感じていたみたいで。放送の1週間前から、不安で眠れていなかったよね」しかし、放送が始まるや、千代猫のかわいらしさは大きな反響を呼んだ。映像の終盤にうつる緞帳にはポスターがちりばめられており、「浪花千栄子さんの出演作品を基にしているのでは?」と、“小ネタ”を楽しむ視聴者の声も。犬ん子「みなさん、アニメーションに隠されたものを解明してくれていますが、まだまだ気づかれていないものもあります。じつは、橋の上にはテルヲのような鶏が、そして電車の中には生き別れた弟(ヨシヲ)のような男の子がいるんです」チャンキー「ええ!?それは僕も気づかなかった(笑)。じゃあ、僕からもネタを。千代猫がお手玉をするシーンがあるんですけど、そのお手玉ははじめ頭にあった3つのたんこぶなんです」浪花千栄子さんといえば、「軟膏」を手にもつCMに出ていたことで有名だが……。犬ん子「ぜひ、緞帳の絵の中から探してみてください。それっぽい絵があるはずです(笑)」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日「先日の破局報道には驚きました。報じられた破局時期が、今回のドラマの撮影中でしたしね……」放送中のドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)の制作関係者がそう話す。主演の高畑充希(29)は、4年間交際を続けた恋人・坂口健太郎(29)と昨秋ごろに破局したと報じられたばかりだ。以前、高畑はインタビューで、《プライベートで楽しいことや悲しいことを経験して人間として分厚くなったほうが、面白いお芝居につながると信じているんです》(『MORE』’20年3月号)と話していたことがあるが、言葉どおり“悲しい経験”を芝居に生かしているからなのか、女優業は好調。『にじいろカルテ』は初回平均視聴率12.1%と2ケタ発進だ。「ドラマは昨年8月末にクランクインし、12月に撮り終わっています。ロケ地はキャンプ場など自然が多い場所で、高畑さんもリラックスして撮影に臨めたようです。待ち時間に木陰で涼をとっているうちに、居眠りしてしまったことも(笑)」(前出・制作関係者)脚本は岡田氏。『ちゅらさん』『ひよっこ』などを生み出した、いわずと知れた人気脚本家だ。「高畑さんは、台本を読んで“温かさを感じる”と感激していたそうです。一方で初の医師役。医学用語を覚えるのが大変で、本番直前まで台本にかじりついていたといいます」(前出・制作関係者)■高畑に助言する大御所“朝ドラヒロイン”連続ドラマで岡田氏とタッグを組むのが初めてだった高畑は、ある人に相談をしたようだ。「有村架純さん(27)に“岡田さんの素晴らしい脚本をどう自分のものにすればよいか”と聞いたようです。有村さんはヒロインを務めた朝ドラの『ひよっこ』をはじめ、6度も岡田さんとタッグを組んでいますからね」(芸能関係者)高畑と有村は、’14年の映画共演以降、公私の悩みを相談する親友だそう。「逆に、有村さんが『ひよっこ』に挑んだときは、前年に『とと姉ちゃん』で朝ドラヒロインを経験していた高畑さんに助言を求めていましたよ。互いに関西出身で気が合うようで2人で話すときは関西弁なんです」(前出・芸能関係者)高畑にはもう一人、頼りにしている大先輩の“朝ドラヒロイン”仲間がいるのだという。「大竹しのぶさん(63)です。’13年の舞台共演以来、食事に行く仲になったそうで、仕事や私生活の大きな節目のときには、意見を求めているそうです」(演劇関係者)大竹も’75年に放送された朝ドラ『水色の時』でヒロインを務めた。王道を歩む女優同士だからこそ、わかり合える悩みもあるのだろう。前出のインタビューで高畑はこんなことも言っていた。《家族とか親友とか、本当に大変なことをわかってくれる人はちゃんといる。だから、つらさを仕事場で出さなくてもすむのかも》“朝ドラヒロイン会”で繰り広げられる女子トークは、高畑の癒しになっているにちがいない――。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日「恋はつづくよどこまでも」、朝ドラ「おちょやん」への出演が近年話題となっている女優・吉川愛が、ディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』のヒロイン・ラーヤのボイスキャストに決定。これが声優初挑戦となる。本作は、“龍の王国”を舞台に、少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー。主人公・ラーヤは、幼い頃のある出来事により父を失い、他人を信じることをやめ、たったひとりで生きてきた孤独なヒロイン。聖なる龍の力が宿るという<龍の石>の守護者一族の娘である彼女は、伝説の“最後の龍”の力を蘇らせ、バラバラになった世界を再び一つにするため、王国の“最後の希望”として旅立つ。そんなディズニーニューヒロイン、ラーヤの日本版声優を担当するのは、子役から活躍する吉川さん。多くの作品に出演し、今後も連続ドラマW「インフルエンス」や映画『ハニーレモンソーダ』といった注目作品の放送・公開を控えている吉川さんだが、今回が声優初挑戦。ディズニーUS本社のオーディションを経て、射止めたこのヒロイン役。大のディズニー好きだという吉川さんは「絶対に受からないと思っていたので、受かったと聞いた時には『これは現実なのか?』と信じられなかったです。はじめは喜びの方が大きかったのですが、初めて声優をやらせていただくのがまさかのディズニーさんということもあり、だんだん緊張の方が増してきました」と心境を明かす。ラーヤと自身の重なる部分については「私自身、初めてお会いする方に対して慎重すぎるところがあって、そこはラーヤに共感できるなと思いました」と語りつつ、「私は運動神経がよくないほうなので、羨ましいなって思いながら吹替をやっていました(笑)」と笑顔。また「一緒に旅をするトゥクトゥクが特に癒されるキャラクターですが、どのキャラクターも本当にかわいいです」と吉川さん。「ひとつになるには『お互いを信じあうことが大事なんだよ』と教えてくれる、『自分が信じたら、相手も信じてくれる』と、そんな風に自分を変えることができるような、ものすごく素敵な作品だと思います」と本作の魅力を述べ、そして「一生の思い出で、一生の宝物」と今回の経験をふり返っている。世界を救う鍵となる“最後の龍”シスー役を、『ハリー・ポッター』『TAXi』シリーズなどの吹き替えにも参加している高乃麗。ラーヤの父、ベンジャ役を、キアヌ・リーブス、トム・クルーズの吹き替えでお馴染みの森川智之と、豪華実力派声優が担当することも明らかになった。『ラーヤと龍の王国』は3月5日(金)劇場公開、ディズニープラス プレミア アクセス同時公開※プレミア アクセスは追加支払いが必要(cinemacafe.net)■関連作品:ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.
2021年02月02日鈴木亮平が民放連続ドラマ単独初主演、新境地となるラブコメに挑む「レンアイ漫画家」が、フジテレビ4月期の木曜劇場にて放送決定。鈴木さんはプロのもとで特訓を積み、天才漫画家役に初挑戦する。主人公は、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)。人付き合いが苦手で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取ることになり、孤高の生活が変わり始める…。一方、夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠(くおん)あいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ!」清一郎が出したとんでもない仕事の依頼は、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と侃々諤々の丁々発止のやりとりを繰り広げていたが…。恋愛を始めることが難しい現代に、不器用だらけのコミック・ラブストーリーが始まっていく。鈴木亮平が新境地、王道ラブコメに挑む!主人公・刈部清一郎を演じる鈴木さんが、地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは今作が初。同時に、木曜劇場も初出演となる。フジテレビ系ドラマへの出演は「全開ガール」(2011年7月期)以来、約10年ぶり。大河ドラマ「西郷どん」主演ほか、朝ドラ「花子とアン」、日曜劇場「天皇の料理番」「テセウスの船」といった話題作で重要な役どころを務め、シリアスからコメディまで幅広い作品で、数々の難役を演じてきた鈴木さん。実力派俳優として確固たる地位を築いた彼が、王道ラブコメの主演という新境地に挑む。恋に悩む不器用な男を時にコミカルに、時に切なく演じる姿には注目。また、著作「行った気になる世界遺産」で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木さんだが、撮影に先立って漫画監修のプロのもと特訓を積み、プロ顔負けのペン運びや所作を習得。天才漫画家っぷりも見どころのひとつとなる。「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になる」と言いつつも「とはいえ、かなりアクの強いキャラクター」と鈴木さん。「現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です」と役柄を解説する。「そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆様に“恋愛っていいな”と思っていただけると思います。回を追うごとに、皆様にこの清一郎という不器用な人間を好きになってもらえるように魅力的に演じたいと思います」と、愛着を込めてコメント。そして「“ちょっと疲れているな”と思う時に、皆様の心の栄養剤になりますように」とメッセージを贈る。「サイレーン」山崎紗也夏の原作を「タラレバ娘」松田裕子脚本でドラマ化原作は講談社モーニングKC刊で2010年から2012年の間、連載されていた同名コミックスで、全5巻を発刊。原作者の山崎紗也夏は、女性の心情をリアルに描くことに定評がある漫画家で、「シマシマ」や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などの作品が映像化され話題となったことも記憶に新しい。脚本を務めるのは、「花咲舞が黙ってない」シリーズや、鈴木さんも出演していた「東京タラレバ娘」などを手掛けた松田裕子。原作の楽しいキャラクターや怒涛のコミカル展開をベースに、ほっこりした空気感をもつラブストーリーに仕上げている。演出を務めるのは、「リーガルハイ」シリーズや映画『ミックス。』などの石川淳一。鈴木さんとは「メイちゃんの執事」(2009年)以来のタッグとなる。「20代の頃、フジテレビ、共同テレビ制作のドラマにたくさん出演させていただき、育てていただきました」とふり返る鈴木さんは、今回が民放連続ドラマ単独初主演、「その時何度もご一緒した石川監督とタッグを組ませていただけるということで、全幅の信頼を置いて撮影に臨んでいます」とコメント。また、「脚本の松田裕子さんが生み出すセリフの一つ一つがとにかく面白く、“キュン”や温かい涙だけで終わらない、感情大渋滞の作品になっています。清一郎はあいこにミッションとして疑似恋愛をさせるのですが、毎回登場するクセのある男性陣にもぜひ注目してください」と語る。さらに、「主演がまさかの鈴木亮平さんということで、大変感激しました」という原作者:山崎さんは「脚本のテンポが良く、自分の描いた漫画以上の世界観の広がりに驚いています。コロナ禍の中、ドラマチームの皆さんは大変な仕事になっただろうと思いますが、多くの人に楽しんでいただければ幸いです」と期待を込めて語っている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年01月25日「女中頭といえばこの人!」と朝ドラファンからも支持を受ける楠見さん。25年間出演を重ねた彼女だけが知る、ヒロイン女優たちの素顔をたっぷり教えてもらいましたーー!「(杉咲)花ちゃんは、撮影前に行う台本の読み合わせから、方言のお芝居を完璧にこなしていました。東京出身にもかかわらず、リハーサル、本番ともにミスが全くないので、方言指導の先生はちょっと気が楽だと思いますよ(笑)」そう語るのは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK大阪制作)に出演している女優の楠見薫さん。ヒロイン・千代を演じる杉咲花(23)の突出した演技力には「会うたびに驚かされている」と明かす。楠見さんが演じるのは、千代を見守る女中頭のかめ。大阪・道頓堀にある芝居茶屋「岡安」で、お茶子(女中)の修業をする千代に見せた初登場時の厳しい顔つきは、視聴者にインパクトを与えた。じつは楠見さん、“朝ドラ”への出演は『おちょやん』で9作目。女優のなかでは最多の記録を持っている。ファンの間では「女中頭の役といえばこの方!」と言われるほど、NHK大阪制作の作品には“常連”の役者なのだ。’96年放送の『ふたりっ子』から25年にわたり朝ドラに出演する楠見さんが、印象に残ったヒロインとの共演エピソードを明かしてくれた。’13年に放送された『ごちそうさん』では、ヒロイン・め以子(杏・34)の長女・ふ久の嫁ぎ先である諸岡家の母親・キヨを演じた。共演した杏について、「とにかく周囲への配慮と気遣いを欠かさない人」と楠見さんは語る。「私の女優人生史上でも五本の指に入るくらい、極寒での撮影があったんですよ。深夜、ふきさらしの場所で、空襲から避難するシーンを撮影したときのことでした。杏さんと私、宮崎美子さん(西門静役)、そしてたくさんのエキストラさんがいらっしゃって。そのときに、杏さんから『よかったらどうぞ』とお菓子を渡してくれたんです。お菓子の数は出演者全員ぶんというわけにはいかなかったのですが、杏さんはエキストラのみなさんにも『みなさん全員には行き渡らないので申し訳ないですが、近くにいる人だけでもどうぞ食べてください』と声をかけながらお菓子を配っていましたね」’15年放送『あさが来た』では、ヒロイン・あさ(波瑠・29)の嫁ぎ先である商家「加野屋」の女中頭・かのを演じた楠見さん。かのの「ほんにほんに〜」という相槌は、放送当時話題となった。「波瑠ちゃんとは、毎日のように撮影で顔を合わせていたし、撮影終わりにご飯にも行っていたので、仲よくさせてもらいましたね」楠見さんと波瑠の間には、“お決まり”のやりとりがあったのだとか。「私がわざと意地悪をはたらくと、波瑠ちゃんがノってきてくれるんですよ。たとえばスタッフさんから『こちらへ!』という指示があって、役者陣がぞろぞろと移動しているときに、私が冗談で波瑠ちゃんを『ちょっと早よ行ってくれへん?』と小突くんです。すると波瑠ちゃんは『あっ、痛い!何するんですか楠見さん!』とわざとらしくみんなに聞こえるような大声でリアクションをして(笑)。波瑠ちゃんは、現場を明るくしてくれる活気の持ち主でしたね」周囲への心遣いを常に忘れなかった杏、持ち前の明るさで現場を盛り上げた波瑠……ヒロインが“座長”として現場をまとめあげる姿を、楠見さんは目の当たりにしてきた。「花ちゃんは船場言葉(劇中で使われる大阪商人が話す言葉)で『みんなで頑張りたいんだす』とほほ笑んでいましたよ」ヒロイン女優について笑顔で語ってくれた楠見さんは、まさに千代に厳しくも愛情を注ぐ「おかめさん」そのものだ。(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月24日「(杉咲)花ちゃんは、撮影前に行う台本の読み合わせから、方言のお芝居を完璧にこなしていました。東京出身にもかかわらず、リハーサル、本番ともにミスが全くないので、方言指導の先生はちょっと気が楽だと思いますよ(笑)」こう語るのは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK大阪制作)に出演している女優の楠見薫さん。ヒロイン・千代を演じる杉咲花(23)の突出した演技力には「会うたびに驚かされている」と明かす。楠見さんが演じるのは、千代を見守る女中頭のかめ。大阪・道頓堀にある芝居茶屋「岡安」で、お茶子(女中)の修業をする千代に見せた初登場時の厳しい顔つきは、視聴者にインパクトを与えた。じつは楠見さん、“朝ドラ”への出演は『おちょやん』で9作目。女優のなかでは最多の記録を持っている。ファンの間では「女中頭の役といえばこの方!」と言われるほど、NHK大阪制作の作品には“常連”の役者なのだ。現在共演している杉咲について、「周りの人を大切にしてくれる女優」だと語る。「花ちゃんは、スタッフ全員に『おちょやん』のオリジナルTシャツを作ったんです。スタッフさんたちに『お名前はどうお呼びすればよろしいですか?』と花ちゃんは前もって聞いていたようで、Tシャツの袖にはその名前が直筆で書かれていましたね。段ボール数箱ぶんにもなる量だったので、花ちゃん本人も『全部書くのに1カ月くらいかかりました』と言っていました。このドラマに関わる全ての人のことを考えているコなんだな、と……」そんなTシャツを受け取ったスタッフは大喜び。共演者にとっても、大勢いるスタッフの名前を覚えるのに、オリジナルTシャツは一役買ったようだ。さらに、楠見さんが杉咲に“メロメロ”になった出来事があったという。「出演者の多くが集まるシーンを撮影したときのこと。待ち時間も出演者同士が“密”になってしまうといけないので、私は周りに悟られないように「この張り紙は何を書いているのかなー?」とさりげなくその場を離れたんです。花ちゃんには、私の気持ちがお見通しだったようで……ニコニコしながら私の手を引いて『こっち来て座りまひょ』と人が集まっていないところに連れて行ってくれたんです。もう、ほんとにかわいいでしょ?」(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月24日「LIFE!」座長・内村光良の半生をモチーフにしたフィクションドラマ「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第2話が2月11日(木・祝)の「LIFE!」内にて放送されることが決定した。「うっちゃん」は、少年期・青年期・そして50代と、それぞれの時代を1話15分で描くオムニバスドラマ。故郷熊本・人吉を舞台に初恋のエピソードとお笑いへの目覚めを描いた第1話は、昨年12月に放送されたが、続く今回の第2話は、1990年代初頭のコントバラエティ全盛期、ゴールデン初冠番組を持つことになった「うっちゃんなっちゃん」が、数々の人気コントキャラクターを生み出していく日々を映し出していく。若き日のうっちゃんを中川大志、コンビを組む相方なっちゃんを山田裕貴が演じる。内村さんの伝説的コントキャラを彷彿とさせる「肥後もっこすん」や「虫乃息蔵」を演じることとなった中川さんは、内村さんの過去のコント映像を見て徹底的に研究し収録。内村さん自ら立ち会い、キャラクターの動きを事細かに指導する場面もあり、中川さんはリスペクトの気持ちをこめて全身全霊で挑んだ。また今後、最終話を含めた全3話を一夜限りのスペシャルドラマとして一挙放送する予定だという。「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」第2話は2月11日(木・祝)21時~総合「LIFE!」内にて放送。(cinemacafe.net)
2021年01月21日「久しぶりに撮影現場で再会した篠原さんと井川さんは長年の友人。思わずハグするかのような勢いで近づき、『あっ、ソーシャルディスタンスだから!』と苦笑いしあったそうです」(番組関係者)高視聴率をキープする連続テレビ小説『おちょやん』。杉咲花(23)演じるヒロイン・千代が奉公した芝居茶屋「岡安」の気丈なおかみを演じているのが篠原涼子(47)だ。1月放送分から千代は道頓堀を離れ、京都へ。カフェに住み込みで働きながら女優の道に進むことになる。そんな彼女が昔から憧れているスター女優・高城百合子を演じるのが井川遥(44)なのだ。幼くして実母を亡くしたヒロインの“公私の母”代わりを演じる篠原と井川は、’04年のドラマ『光とともに…~自閉症児を抱えて~』(日本テレビ系)で初共演している。「2人はその後も何度か共演していますが、あまり付き合いは深くなかったそうです。親しくなったのは、8年ほど前第2子妊娠中の井川さんがスーパーで買い物をしていたら、バッタリ篠原さんに会ってからだとか。2人の息子さんがともに1学年上ということもあり、井川さんは先輩ママとして篠原さんに育児や仕事のことを聞くようになったそうです。息子さんは同じ有名私立小学校に通っていますよ。コロナ禍前までは頻繁に会って“ママ友会”を開催していたそうです」(テレビ局関係者)今回の朝ドラは大阪で収録しているため、篠原も井川も、東京から“遠距離通勤中”だという。「さすがにこのご時世、スタジオで長話はできないので、連絡は電話やLINEがメインだとか。息子さんたちと会えなくなる時間が増えるため、作り置きできる“時短レシピ”などの情報交換をしているそうです」(前出・番組関係者)杉咲自身にとっても、篠原と井川は“憧れの女優”だという。「演技の相談だけでなく、スタイルがいい2人に体形維持の秘訣を聞いて、ヨガ&ストレッチを熱心に勧められているとか。篠原さんも井川さんも、素直で一生懸命な杉咲さんをとてもかわいがっていますよ。通例なら出演者やスタッフを交えた食事会がおこなわれるのですが、感染防止のため、局から止められています。そこで、もともとお酒好きな篠原さんは井川さんと話して、最近飲む楽しみを覚えたという杉咲さんに“コロナが落ち着いたら絶対みんなで飲みに行こう”と誘っているそうです」(前出・番組関係者)本番以外は出演者もスタッフもフェースシールドを装着して、基本的に静寂を守っているという今回の朝ドラ。篠原にとって気心の知れた井川の存在は、出演者同士の心の距離を縮められる貴重な仲間なのだろう。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月08日コロナ禍で目立ったヒット曲も少なく、当初は低迷が予想されていた『第71回NHK紅白歌合戦』。しかし、結果は2年ぶりとなる視聴率40%超えを記録するなど高評価。今年の“立役者”となった一人が、『香水』で大ブレークを果たした瑛人(23)。歌詞にあるウランド名「ドルチェ&ガッバーナ」を歌うことができるかにも注目されたが、見事、歌唱に成功した。そんな瑛人の母親への“お年玉”も規格外だったようだ。「瑛人くんのお母さんは神奈川県にあるスナックで働いていて、常連からも大人気でした。しかし、息子の大ブレークで取材が殺到したこともあって、お店に迷惑をかけまいと昨年末に自ら退職したそうです。お母さんには将来的に、音楽を生業にしたい若者を応援できるようなライブバーを経営したいという夢があるそうです。瑛人くんも大賛成していて、出資することを考えているそうです」(スナックの常連客)40%大台突破に貢献したのはアーティストだけではない。初司会とは思えぬ名さばきで紅組を勝利に導いた二階堂ふみ(26)は歌でも大活躍。また二階堂も出演した朝ドラ『エール』のキャストたちが美声を披露した特別企画には“大集合”する案もあったようだ。「実は岩城新平役の吉原光夫さん(42)や、二階堂さんの母を務めた薬師丸ひろ子さん(56)が出演する案もあったそうなのですが、時間の関係で泣く泣く諦めたそうです」(前出・NHK関係者)「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月04日いよいよ2021年、今年も新ドラマのスタートです。この冬はどんな作品が顔を揃えているのでしょうか。今日はドラマニアな筆者が選ぶ、おすすめ作品をピックアップしてご紹介していきます。クドカンら、実力派脚本家がオリジナル作品で冬ドラマに参戦今期は、抜群の安定感を持つ人気脚本家が続々参戦!満を持して金曜10時枠にやってくるのは、主演に長瀬智也さんを迎えて宮藤官九郎さんが描く「俺の家の話」です。過去に「池袋ウエストゲートパーク」をはじめ、「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」など、名タッグを魅せた二人の新作とあって大きな注目を集める本作。長瀬さんが演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活動する現役プロレスラー。ケガや年齢もあり限界を感じ始めていたところ、父危篤の連絡を受け、遺産相続のいざこざもあって引退を決意――実家に戻り父の介護を手伝うことになるという新感覚ホームドラマとなっています。また、朝ドラ「ちゅらさん」や「ひよっこ」で知られる岡田惠和さんが紡ぐ至高のヒューマンドラマ「にじいろカルテ」が木曜9時枠にて放送決定。高畑充希さんを主演に迎え、ドラマ史上最も普通の医療ドラマと題し、ヘンテコ外科医と看護師が暮らす山奥の診療所を舞台に、人の弱さを知る医療者たちの心温まるヒューマンドラマを展開していきます。さらには、「世界の中心で、愛をさけぶ」や「JIN-仁-」の脚本家・森下佳子さんが日曜9時放送「天国と地獄 ~サイコな2人~」を執筆。“刑事と殺人鬼”という相反するふたりの魂がある日突然入れ替わり…!?善と悪、女と男が複雑に交錯する展開は、見る者を虜にすること間違いなし!綾瀬はるかさん×高橋一生さんの演技対決――新たな化学反応に、期待が高まります。ハラハラから胸キュンまで――感情を揺さぶる話題作が続々登場見応えのあるミステリーをお好みの方には、こちらがおすすめ。竹内涼真さんが主演をつとめる「君と世界が終わる日に」です。同棲中の恋人にプロポーズすべく準備を進めていたある日、トンネル崩落事故に巻き込まれた主人公が命からがら脱出すると、外の世界は一変…。自分のいる街が警戒区域として封鎖されているという絶望的な状況の中、恋人を探し始める絶体絶命サバイバルラブストーリーとなっています。また、SNS誹謗中傷問題に焦点を当てた、全く新しいサスペンスドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」もお忘れなく。警視庁の捜査官・主人公(香取慎吾)は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、クセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていきます。顔の見えない犯罪者――社会に潜む闇との対決の行方は…?さらには、面白そうなラブストーリーにも注目。「救命病棟24時」や「僕の生きる道」シリーズで有名な橋部敦子さんが韓国ドラマのリメイクに初挑戦。ドラマ「知ってるワイフ」が木曜10時枠にて放送されます。本作は、恐妻を持つ主人公(大倉忠義)が「結婚生活、こんなはずじゃなかった…あの頃に戻って人生をやり直したい!」と嘆く日々の中、ある日突然過去にタイムスリップして、妻を入れ替えてしまうところからスタート。果たして、過去に戻って選択を変えることで、人生をプラスに変えることができるのでしょうか。火曜10時放送「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は、「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向主人公(上白石萌音)が、バリキャリの鬼上司・編集長(菜々緒)と出会うことで、仕事に恋に大きな転機が訪れるというハッピーラブコメディー。玉森裕太さん、間宮祥太朗さんらイケメン勢との胸キュン展開は、新たなブームの予感がぷんぷんしますよね。以上、いかがでしたか?2021年のスタートを飾る冬ドラマ、視聴選びの参考にしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2021年01月02日24日、’21年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)のヒロイン役として上白石萌音(22)、川栄李奈(25)、深津絵里(47)の3名が務めることが発表された。制作発表当初から朝ドラ史上初の3人のヒロインによる物語となることが明かされていた本作。NHKによると、岡山、大阪、京都を舞台に戦前から令和まで続く、母娘3代の家族物語になるという。朝ドラ初出演となる上白石と深津はそれぞれ、「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした」(上白石)、「この度、105作目のヒロインを務めることになりました。105という数字の重みに責任を感じています」(深津)とコメント。なかでも16年放送の『とと姉ちゃん』以来、2度目の出演となる川栄には、朝ドラへの“格別の思い”があるという。’15年のAKB以降、女優としてめざましい活躍を遂げた川栄。朝ドラに憧れたきっかけについては「『あまちゃん』で、『朝ドラってすごいな』って思って、そのへんから『出たいな』と思うようになりました」(16年5月9日『エンタメOVO』)と語っていた。AKB時代に’15年放映の『あさが来た』のヒロインオーディションを受けるも、結果は落選。次回作の『とと姉ちゃん』のヒロインにも応募し、落選はしたものの主人公が住み込む仕出し屋の娘役として初出演を果たす。その後は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)といった話題作に次々と出演。実力派女優として名を馳せ、ついにヒロインの座をつかむことに。朝ドラヒロインに向かって邁進してきた川栄だが、実はこれは“意外なこと”だという。「川栄さんはインタビューで『もともと存在が地味なので、主役をやりたいと思ったことがないんです』と語るなど、主役にこだわらない女優さんでした。実際、映画やドラマには引っ張りだこですが、主演数は極端に少ない。そんな川栄さんが、ヒロインのオーディションを受け続けたということは、よほどの憧れがあったのでしょう」(芸能関係者)本作のヒロイン決定に際して、川栄はこうコメントししている。「朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました。受かるまで受け続けようという気持ちでいて、今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです」AKB時代からの夢をついに叶えた川栄。長年の思いを胸にヒロインとして走り出した彼女の未来は明るい――。
2020年12月25日史上初の3人のヒロインが登場することが発表されている、2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、そのヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が務めることが明らかになった。大正14年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で女の子が生まれた。名前は安子。やがて戦争の足音が近づく中、様々な試練が安子に舞い降りる。けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。安子の娘、2代目ヒロインるいの物語は、昭和30年代の大阪から始まる。るいの娘、3代目ヒロインひなたの物語は、昭和40年代の京都から始まる。昭和から平成、そして令和へ。三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたり、ときに、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を、不器用ながらも、それぞれが違うあり方で、見出していく。そして3人の傍らには、ラジオ英語講座があった――。連続テレビ小説105作目となる本作は、連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろす、3人のヒロインが母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年のファミリーストーリー。戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいく今回のヒロインたち。今年は主演ドラマ「恋はつづくよどこまでも」が大きな話題となり、1月からは「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」や、大河ドラマ「青天を衝け」では篤君を演じることも決定している上白石さんが演じるのは、最初のヒロイン・安子。朝ドラ初出演となり「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした」という彼女は、「大好きな『英語』と『ラジオ』で紡がれるこの作品で夢が叶うこと、本当にうれしく思います」と出演を喜ぶ。また、3061人の応募があったオーディションから選ばれたそうで、「スタッフの皆さんの空気感がとても温かくて、このチームの一員になりたいと強く思いました。けれど自信は全く無かったので、知らせを受けた時は心底驚きました」とオーディション時をふり返った。また、2代目ヒロインるいを演じるのは、同じく朝ドラ初出演となる深津さん。「あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです」と心境を明かし、「脚本の藤本さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います。今日も、また明日も。毎朝8時にお目にかかれるのを楽しみにしております」とコメントしている。そして、上白石さんと同様、オーディションで決定した川栄さんが演じるのは、3代目ヒロインひなた。「朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました」と言い、そんな念願のヒロイン抜擢に「受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです。先日、制作の方々や上白石萌音さん深津絵里さんともお会いさせて頂き、徐々に現実味が帯びてきてワクワクとドキドキでいっぱいです」と喜びを語る。またすでに「とと姉ちゃん」にて朝ドラ出演の経験がある川栄さん。「高畑充希さんがとてもパワフルですてきな方だったので、私も周りの方々にパワーを与えられるように楽しく明るく撮影に挑めたらなと思っています」と力を込めた。2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月24日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。朝ドラ『おちょやん』で杉咲花(23)演じる千代の奉公先の女将・シズを好演している篠原涼子(47)。主人公のもう一人の“母”となるシズだが、この夏、篠原は自身の家庭で一つの決断をくだしていた。結婚15年となる夫・市村正親(71)との別居していたのだ。実は、コロナ禍ならではの苦渋の決断を強いられていたという――(以下、2020年8月18・25日合併号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま曇天の下、雨模様となった7月下旬の昼前。都心にある高級マンションの地下駐車場にうつむきかげんで現れたのは篠原涼子(46)。ここは、篠原の自宅マンションから車で10分ほどの距離にある。黒いキャップを目深にかぶり、サングラスにマスク姿と完全防備で、待機していた事務所の送迎車に飛び乗ると篠原はそのまま仕事へと向かっていった。あっけらかんとした性格からこれまでプライベートでもあまり変装をしないことで知られる篠原にしては珍しい警戒ぶり。出演中の主演ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)で見せる、断固とした彼女の姿とはまるで違っていた――。いっぽう、その前日の昼前に篠原の“住まい”から少し離れた自宅マンションから現れたのは夫の市村正親(71)。そのそばには今年で小学3年生になった次男(8)の姿が。迎えの車に乗り込んだ2人はそのまま次男の通う有名私立小学校へと向かっていった。「この日は1学期最後の登校日で、コロナ禍での夏休みの過ごし方を保護者とともに説明する催しがありました」(学校関係者)2人が姿を現したのは正午過ぎ。送迎車に次男を乗せて、ともに帰宅するかと思いきや、入れ替わるように車から同じ小学校に通う6年生の長男(12)が現れた。長男を連れ、学年ごとに時間差で開催されている説明会へと市村はふたたび向かっていった。1時間後、説明会を終えた親子連れに紛れて学校をあとにする市村と長男。楽しそうに話す長男の手を市村はしっかりと握りしめながら帰路についた。しかし、両親ともに参加する親子が多いなか、篠原は最後まで姿を見せなかった――。この日以外にも、本誌は子どもを連れて自転車で遊びに出かけるなど一人で子育てに励む市村の姿をたびたび目撃。そこに篠原の姿はなく、連日、高級マンションから仕事場に向かう彼女も目撃している。それもそのはず、夫婦はある“選択”をしていたのだ。夫妻と親しい知人は言う。「篠原さんが生活しているマンションは1カ月以上の利用から借りることのできる高級賃貸マンション。家賃は1LDKでひと月当たり80万円ほど。篠原さんは3月初頭から1人で生活しており、市村さんとは別居しています。お子さんの面倒は市村さんが自宅でずっと見ているそうです」結婚15年目を迎えた25歳差夫婦が5カ月の別居に踏み切った陰にはいったい何が――。01年の舞台での初共演をきっかけ、篠原と市村は急接近したが当時の市村は妻帯者。03年5月に離婚し、その後、正式に交際をスタート。年の差から篠原の父が結婚に猛反対するという試練を乗り越え、05年12月に結婚。別々に開かれた結婚会見では互いに「神様が与えてくれた人」「魅力的な人なら年齢は関係ない」と愛を誓っていた。篠原は08年5月、12年2月にそれぞれ男児を出産。出産後もたびたび市村と仲睦まじくデートする姿を本誌も目撃するなど、絆を着実に強めていった。しかし、時が経つにつれ“夫婦不和”がささやかれ始めた。子どもが大きくなるとともに、飲み歩く篠原の姿が一部週刊誌でたびたび報じられるようになったのだ。そして、そんな篠原に市村が不安を吐露したこともあったという。今回の別居で2人の亀裂はついに現実となってしまったのか。篠原の所属事務所に、別居について確認すると、次の回答が。「篠原が市村さんと別居をしていることは事実です。しかし、不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」別居は認めたものの、あくまでコロナ禍によるものだというのだ。篠原が別居を決断した背景について前出の知人は言う。「がんを患っていた人はコロナの重症化リスクが高いこともあり、市村さんの体調を気遣って篠原さんは別居を決断したそうです。また、舞台を中心に活動する市村さんの仕事がコロナで軒並みキャンセルに。時間の空いた市村さんが篠原さんに『俺が子どもを見るからドラマの撮影に集中しなさい』と後押ししたことも大きかったようです」篠原が自宅マンションを出た3月初頭は都内で少しずつ感染者が出始めたころだ。別居の“決断”には早いように思われるが。コロナ別居で問われた“妻と母の品格”に篠原が出す答えは――。
2020年12月17日「12月31日まで何が起きるか分からない。視聴者の皆さんの期待が高いアーティストに対しては、可能性は探っていきたい」12月9日、囲み取材でそう語ったのは「第71回 NHK紅白歌合戦」の制作統括・加藤英明チーフプロデューサーだ。今回の正式な出場歌手は紅白合わせて42組(紅組20組、白組21組)。14日にはさだまさし(68)が13年ぶりに特別企画「今こそ歌おう みんなでエール」コーナーで出演することが発表された。「実は『紅白』の制作側は今回、さだまさしさんだけではなく、大物国民的歌手にも出演依頼しています。それが、もし登場となれば94年以来となる、沢田研二さん(72)なのです」(NHK関係者)沢田といえば17回の『紅白』出場を誇る大ベテランだ。「78年には山口百恵さんが紅組のトリ、沢田さんが大トリを務めました。しかしながら、94年の出場を最後に、“曲を出場者全員で歌うことに違和感を感じるようになった”という理由もあって、『紅白』出場を辞退されるようになったのです。“ソロ歌手”としての矜持だったといいます」(音楽関係者)確かにアーティスト気質の強い沢田。18年10月17日にはさいたまスーパーアリーナでのコンサートを“ドタキャン”したことが記憶に新しい。翌日の会見では「事務所とイベント会社には9,000人の集客と聞いていたが、リハーサルでモニターを見たときに異変に気付き、実際には7,000人しか集まらないことを知った」と説明していた。そんな沢田だけに、一度決めた『紅白』不出場の決断を覆すことはなさそうだが…。「制作側も沢田さんの思いを知っているだけに、数年前から水面下で話し合いを続けてきました。実は今月4日に、その“交渉”の一環として、全80曲以上、約5時間にもおよぶNHK映像の集大成DVD『沢田研二BEST OF NHK』を発売したんです。もちろん、過去の『紅白』の出演映像も収録されています。特に今年はコロナ禍にあり、『今こそ歌おう みんなでエール』というコンセプトを丁寧に説明しているそうです」(NHK関係者)実際、コロナの影響で沢田の公式サイトは8月から休止状態。沢田のライブも1月の正月ライブ以降、開催されていない。「今年の『紅白』は感染対策を徹底し、初の無観客開催となります。沢田さん自身、現状では歌うことに積極的になれない面はあるようです。しかし、制作側は、朝ドラ『エール』に志村けんさんが出演していたこともあり、映画『キネマの神様』で志村さんの代役を務め上げた沢田さんに“天国の志村さんのためにも”と粘り強く交渉しているそうです」(前出・音楽関係者)沢田の事務所に今年の『紅白』出場について問い合わせたが、締切日までに返答はなかった。盟友・志村けんさんのために、四半世紀ぶりに沢田がサプライズ登場することはあるのかーー。
2020年12月15日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。先日、大団円を迎えた朝ドラ『エール』(NHK)。主役を務めた窪田正孝(32)は、昨年、水川あさみ(37)との結婚も発表するなど公私ともに順調。夫婦として初めて迎える妻の誕生日に窪田が見せた意外な行動とは――(以下、2020年8月18・25日合併号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま梅雨明けが待ち遠しい東京で、久しぶりに晴れ間が見えた7月24日。辺りが薄暗くなってきた夕方6時35分ごろ、あるマンションの前に1台の車が止まった。黒いキャップにマスク姿の男性が、車の後部座席から勢いよく降りる。主演を務める連続テレビ小説『エール』の収録現場から帰宅した窪田正孝(31)の姿だった。車を降りた窪田は、バッグを担いでマスクを着け直しながら、自宅マンションに駆け込んでいった。その様子は少しあわてているようにも見えたが……。実はこの日は、昨年9月に結婚した妻・水川あさみの37歳の誕生日。一刻も早く妻の誕生日を祝いたかったがための“猛ダッシュ”だったのだろう。「朝ドラは、月~金曜にかけて撮影するのが通常で、最近はだいたい夜8時ごろまで収録をするスケジュールが組まれていることが多いのですが、24日の窪田さんは夕方6時までには収録が終わっていました」(NHK関係者)仕事現場からまっすぐ帰ってきたのか、収録を終えて約30分後には到着。自宅で誕生日の夜を過ごしたようだ。《僕は料理ができないので、食事を作ってもらえることにめちゃくちゃ感謝しています。ごはんを作って家で待ってくれている存在がいるだけで、1日の疲れが吹っ飛びます》(『からだにいいこと』’20年6月号)こう語っていた窪田。特別な日でなくとも料理上手な妻が待つ自宅に帰るのはうれしいことのよう。「水川さんは窪田さんの体調にも気を配っていて“免疫力アップにいい”と今は手作りの塩と醤油麹にハマっています」(芸能関係者)4月には、ファンに“ラブラブぶり”を見せつけたことも。「水川さんが仲よしの近藤春菜さん(37)のライブ配信に自宅からゲスト出演したんですが、そこに窪田さんも乱入。『嫁さんに呼ばれたから、まあそれは出ますよ』と仲がよさそうでした」(芸能ライター)一方、『エール』はコロナ禍で4月から6月に収録がストップした影響で、放送は一時中断状態。「代わりに流れている再放送の視聴率も好調です」(スポーツ紙記者)愛妻と過ごす時間で英気を養って、放送再開を期待するファンに最高の『エール』を届けてほしい!
2020年12月15日「2人の初共演は、15年の映画『エイプリルフールズ』。交際に発展したのは、この2年以内だと言われています。実は、2人は早い段階から “一つ屋根の下”で生活していたそうです。2年前の時点でそれぞれ同じマンション内の別部屋を借りており、交際に発展してからはひそかに行き来して愛を育んでいたようです。だから、どこにも情報が漏れなかったのでしょう」(芸能関係者)12月10日に発表された戸田恵梨香(32)と松坂桃李(32)の電撃婚。熱愛報道すらなかった2人だけに、世間からは祝福とともに驚きの声が上がった。これまで“共演者キラー”と言われるほど、華麗なる恋愛遍歴が話題となってきた戸田。関ジャニ∞・村上信五(38)、綾野剛(38)、勝地涼(34)、加瀬亮(46)、成田凌(27)など、お相手はいずれもイケメン芸能人ばかり。そんな彼女が最後に選んだ松坂は、これまでの男性とは一味違ったようだ。「彼は、基本的にインドア派。仕事が終わった瞬間にスイッチが切れるらしく、家でゴロゴロして過ごしているそうです。趣味はゲームで、休日は一歩も外出せずに熱中するほど。あまり芸能人らしくないタイプといえるかもしれませんね(笑)。でも戸田さんは、彼のそんな“飾らないところ”が気に入ったようです。これまで付き合ってきたのは刺激的でアクティブな男性も多かったのでしょうが、本来の彼女はとても家庭的。料理上手で、尽くすタイプです。だから年齢的にも真剣に結婚を考えるようになったとき、彼のような“落ち着いて家にいてくれる人“を求めるようになったのでしょう」(前出・芸能関係者)コロナ禍の自粛期間で愛を深め、地味家族婚に至った戸田。実は決断の陰で、もうひとつ大きな人生の転機を迎えていた。本誌は電撃婚の舞台裏を聞くべく、兵庫県神戸市にある戸田の実家へと向かった。だが、自宅前にあった「戸田」の表札がなくなっている。すると、近くに住む女性がこう語った。「7カ月ほど前、戸田さんのお父さんが亡くなったんです。その後、すぐにご家族は引っ越していきました。お父さんは亡くなる1週間ほど前にもコンビニに行くところをお見かけするほど元気だったので、本当にびっくりしました。まだ65歳という若さだったそうです……」なんと、最愛の父親が“急死”していたというのだ。別の近所の住人もこう続ける。「5月の初めごろに戸田さんの家の前を通ったら、引越し業者さんのトラックが止まっていたんです。それで家の中を見てみたら、奥さんが荷物の整理をしていて。声を掛けると、『主人が亡くなったんです』と言っていました」最近は母親が東京で戸田のサポートをするようになったこともあり、父親は実家で一人暮らし状態だったという。「恵梨香ちゃんが昨年のNHK朝ドラ『スカーレット』に出演するようになったため、奥さんは付きっ切りで支えるようになっていました。撮影終了後もコロナ禍で娘のことが心配だったのでしょう。いっしょに上京していました。そんななか、こちらにいる旦那さんと急に連絡が取れなくなったそうです。奥さんは『何度連絡しても返事がなくて。心配になって様子を見に帰って来たら、すでに亡くなっていました……』と言っていました。すっかり憔悴している様子でしたが、一生懸命に家の掃除や片付けをしていてね。私も『大変でしょうけど、無理しないで』と言うのが精いっぱいでした」(前出・別の近所の住人)近所の住人からは、「明るくて元気な人」と評判だったお父さん。いっぽう、娘思いな面も知られていた。「恵梨香ちゃんは小学校のころから芸能活動をしていたので、仕事で学校行事を休まなければならないこともありました。5年生くらいのときにはミニキャンプを欠席したのですが、後日になってお父さんから『いっしょにキャンプに行きませんか?』とお誘いの連絡がきたんです。恵梨香ちゃんが仕事で友達との思い出を作れなかったため、何とかしてあげたいと思ったのでしょう。そんな優しいお父さんでした。また彼女が中学卒業後の進路で『神戸に残って進学するか、それとも上京して芸能界にチャレンジするか』と迷っていたとき、背中を押してくれたのもお父さんだったそうです。女優になる夢があるなら、自信と勇気を持ってチャレンジしなさい。そんなアドバイスがあったからこそ、恵梨香ちゃんは女優として生きていく決意を固めることができたみたいです」(同級生の母親)大手保険会社のサラリーマンとして働き、少林寺拳法の実力者でもあったという。戸田の父を25年間指導し、結婚式の仲人も務めた少林寺拳法神戸六甲道院の宮原照雄道院長は19年に本誌でこう語っていた。「恵梨香さんのお父さんは、仕事をしながら四段にまで昇段しました。私はこれまで2千人ほど教えてきましたが、そこまでいったのは十数人だけ。ものすごく紳士的で、そして強かった。われわれは青少年育成にもかかわっていて、自信と勇気を若い人に与えることが使命だと考えています。また『拳禅一如』といって、体だけでなく心も鍛えて心身を健全にしていく。そんなもっとも大事な少林寺の教えを、お父さんは娘に伝えていたのでしょう」強くて優しい父。その背中を戸田はずっと見てきた。「恵梨香ちゃんのご両親は、とても庶民的な方です。買い物は普通のスーパーですし、移動はいつも自転車。彼女が活躍するようになってからも決して偉ぶらないし、生活が派手になることもありませんでした。それに、2人とも飾らない人でね。お父さんはハキハキしていて、お母さんはおしとやかなタイプ。でもどちらも常に自然体なので、話しやすいんですよね。とても素敵なご夫妻です。恵梨香ちゃんの目にも“理想の家族“として映っていたと思います」(前出・同級生の母親)その生活は、最後まで変わらなかった。前出の実家近くに住む女性はこう語る。「一度、冗談で『娘さんがあれだけ稼いで、かなり仕送りしてもらってるんじゃない?』と聞いたことがあるんです。そうしたらお母さんは『いえ、娘には娘の生活がありますからね。私たちは、あの子のお金にはノータッチなんです』とおっしゃっていました」あくまで慎ましく、飾らない生活を続けてきた両親。そんな夫婦像は、戸田のなかにもしっかりと根付いていたようだ。「コロナ禍ということもあったのでしょうか。派手にも見える恋愛遍歴を歩んできた戸田さんですが、最終的には挙式披露宴の予定もなく家族たちに見守られるなかでの“地味婚”に落ち着いたそうです。松坂さんはあまり物欲のない方で、ここ10年でいちばん大きな買い物が“10万円の時計”だといいます。もちろん、外で派手に遊ぶタイプでもありません。戸田さんがそういうお相手をパートナーとして選んだのは、やはりご両親の姿を見てきたからだと思います。亡くなったお父さんからの『夫婦は飾らず』という遺訓は、彼女にもしっかり受け継がれていたということでしょう」(戸田の知人)そんな父は、最後まで娘の幸せを願い続けていた。前出・実家近くの住人が言う。「引っ越しの準備をしているとき、お母さんが家の前でたくさんの雑誌や新聞の切り抜きを整理されていたんです。戸田さんが芸能界デビューしたころから、お父さんがこつこつと保存していたものだそうです。本当にお父さんは戸田さんの活躍がうれしくて、心から応援されていたんだなと感じましたね。たくさんの古い雑誌ひとつひとつから、娘を思う気持ちが伝わってきました……」戸田は『non‐no』11年4月号で次のように語っている。《大切にしているのは「すべてに感謝しなさい。おにぎりを一日一個しか食べられなくても頑張りなさい」という父の言葉。謙虚でいるのは当たり前のようで難しい。忘れたくない言葉です》天国の父の言葉を胸に、戸田はささやかで温かい家庭を築いていく――。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月15日NHK連続テレビ小説『おちょやん』(月〜土曜・総合8時〜)で、「うるさいんじゃボケ!」「親やったら親らしいことさらせ」と河内弁でダメな父親テルヲ(トータス松本)にまくし立てる元気なヒロイン・千代。演じているのは大阪出身の毎田暖乃ちゃん9歳だ。「『どアホウ』とかふだんは使わへんから。河内弁は言葉の指導の先生たちに直してもらったりして、だんだん慣れていって、舌巻くんとかも、ここはこうしたほうがいいとか言ってくれたのでやりやすかったです。特に難しくはなかったです」(暖乃・以下同)河内弁を上手に操る姿はお見事のひとこと!聞いてみたら、これがドラマ出演2作目というから驚き。「『スカーレット』と『おちょやん』以外、出演作はないです」約500人の中から選ばれた暖乃ちゃん。番組の制作統括が「明らかに演技が違った」と大絶賛したとおり、演技は大ベテランの風格。そんな暖乃ちゃんと千代の共通点は?と聞いてみると。「前向きなところかな。うしろ向きのことを考えるのは意味がわからないし、前向きな発言しか私しないから、千代にすごく似ているなって思っています」そう話す暖乃ちゃんの特技は、ダンスに鉄棒に縄跳びとふだんから活発な女の子のよう。「体を動かすのが好き。いちばん好きな教科は体育です。最近、学校で体育の時間に大縄跳びをするんですけど、それが楽しくて。友達にアドバイスをしてあげたりいろいろ協力しながらやっています」学校生活も十分に楽しんでいる様子。ドラマでは、今週末に暖乃ちゃんから杉咲花へ千代役がバトンタッチされる。「花ちゃんとは千代についていろいろ話し合ったりしました。今週、私から花ちゃんに代わるところなんかは見どころです。『おちょやん』は元気をもらえるシーンがたくさんあるので見てもらいたいです!」「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月12日篠原涼子が主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ「金魚妻」の配信が決定した。本作は、「グランドジャンプめちゃ」(集英社)で連載中、禁断の不倫愛を題材にした黒沢Rによる累計220万部超えの同名漫画をドラマ化した作品。風情ある風景が残る下町に隣接する高層タワーマンションの最上階。平賀さくらは、ある事故をきっかけに夢を諦め、美容室を経営する夫と結婚、専業主婦として誰もが羨む華やかな生活を送っていた。一度は愛し、結婚した夫から受ける言葉と身体への暴力。それでも夫と暮らす家を出ることが出来ないさくらは、金魚鉢の中で泳ぐ“金魚”に自分を重ねる。そしてある日、“金魚”をきっかけにある男性と出会い、一線を超えてしまう――。主演を務めた「ハケンの品格」の続編や、『人魚の眠る家』『今日も嫌がらせ弁当』が近年話題になり、先日スタートした連続テレビ小説「おちょやん」では朝ドラ初出演する篠原さん。今作でも主演を務める篠原さんは「お話を頂いて、私自身演じた事の無い役柄でもございましたので、挑戦させて頂くという思いで出演させていただく事になりました」と参加への思いを語る。また「お家時間のお供にNetflixを観ているので、自分が出演出来るのは本当に嬉しいです」と話し、「新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたら思います」とコメントしている。Netflixオリジナルシリーズ「金魚妻」は2021年全世界同時配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月10日2021年度前期連続テレビ小説第104作「おかえりモネ」より、10月末~11月中旬にかけて行われた気仙沼市でのロケの模様を撮影した写真が到着した。清原果耶がヒロインを務める本作は、宮城県・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロイン・永浦百音が、“気象予報”という仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。百音は、気仙沼湾沖の自然豊かな島で高校生活を送り、卒業後は登米市に移り住む。また、時には気仙沼に帰郷し、家族や幼なじみたちとの時間を過ごすのだ。秋に行われた気仙沼ロケでは、そんな百音と家族が久しぶりに再会するシーンや、中学生時代の百音と同級生たちが地元のお祭りで吹奏楽部の演奏を披露するシーンなどを撮影。地元のエキストラが定期船の乗客や演奏会の観客役として参加しつつ、和やかな雰囲気の中行われていたという。気仙沼ロケをふり返り、清原さんは「登米市は、『森の町』という印象でしたが、気仙沼はやはり『海の町』という印象、同じ宮城県でも空気の匂いなど全然違いました」と印象を明かし、「現地では、地元の方々から『頑張ってください』とたくさんお声をかけていただいて、励みになりましたし、とてもうれしかったです」とコメントしている。なお、9月28日、登米市でクランクインした本作は、順調に撮影を継続し、11月下旬からは渋谷の放送センタースタジオでの収録が始まっている。連続テレビ小説「おかえりモネ」は2021年春、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月03日戸田恵梨香が、主演・長瀬智也×脚本・宮藤官九郎のタッグで贈る1月スタートのTBS系新金曜ドラマ「俺の家の話」に出演することが分かった。本作は、長瀬さん演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込み激しいバトルを繰り広げる、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、西田敏行に続き今回出演が明らかになった戸田さんが演じるのは、謎の介護ヘルパー・志田さくら。訳あって家族と音信不通だった寿一(長瀬さん)は、父・寿三郎(西田さん)の危篤の報せを受けて病院に駆け付ける。奇跡的に一命を取り留めた寿三郎が婚約者として紹介したのが、介護ヘルパーのさくら。さらに、遺産を全て彼女に譲ると宣言したため、家族は仰天してしまうのだ。ヒロインを務めた連続テレビ小説「スカーレット」以来、今作が初のドラマ出演となった戸田さん。TBSの連続ドラマは、同枠で放送され大きな話題となった「大恋愛~僕を忘れる君と」以来。出演に関して「『流星の絆』では桐谷健太さんに『地味』と書かれたポストイットを貼られましたが、今回は脚本のト書きに『地味な女』と、宮藤さんの私のイメージなのか願望なのか分かりませんが書かれておりましたので、このホームコメディを真面目に、そして地味に頑張りたいと思います」と意気込み、「なーんにも考えず、ただ見ていてくすっと笑えてホッとしてもらえるような、家族っていいなと思ってもらえるような作品になったらいいなと思います。楽しみに待っていてくださいね」と視聴者へメッセージを寄せた。「俺の家の話」は2021年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月03日来週、最終回を迎える連続テレビ小説「エール」と、11月30日(月)からついに始まる「おちょやん」。この度、各作品で主演を務める窪田正孝と杉咲花が、バトンタッチセレモニーに出席した。本日11月19日、窪田さんが「おちょやん」のスタジオを訪れ行われた今回のバトンタッチセレモニー。窪田さんは杉咲さんへ「撮影期間が約1年と長く、我慢し続けるとどこかで反動が出てしまうので、スタッフやキャストの皆さんとたくさんコミュニケーションをとって本音で言い合える関係性を築くことが長い撮影期間を乗り切るコツです」と話し、「杉咲さんは、感性豊かな方ですので、自分の感性を大事に作品に挑んでいければ大丈夫だと思います!」と“エール”を送る。一方、「長期間の撮影お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけた杉咲さんは、「毎朝メーク室で『エール』を拝見しています。相手を思いやる気持ちの温かさがまっすぐに伝わってくる、すてきな作品だと感じます。15分という短い時間で人の気持ちを動かすのは本当にすごいことです。それも窪田さんをはじめ作品に関わった方々が、全身全霊で挑まれたからこそだと思います」とコメントした。恒例のプレゼント交換では、窪田さんから福島産木成り完熟りんごを、杉咲さんからは「おちょやん」特製デザインの座布団が贈られた。受け取った2人は「撮影の合間はフレッシュなものが食べたくなるので、みんなでおいしくいただきます」(杉咲さん)、「4つあるので、音さんをはじめ家族みんなで座って、休ませていただきます」(窪田さん)と話し、プレゼントと共に2ショット写真も撮影。そして「エール」最終週の見どころについて窪田さんは「妻・音役を演じてくれた二階堂ふみさんと二人の夫婦道の集大成となります。‘朝ドラ’史上例をみないカタチでの終わり方になると思います」と気になるコメントを寄せ、これから始まる「おちょやん」の見どころについて杉咲さんは「おかしいなぁと笑えるのに涙が出たり、悲しいのにクスッと笑えるような作品になっていると思います」とアピールした。連続テレビ小説「エール」は放送中。連続テレビ小説「おちょやん」は11月30日(月)より毎週月~土曜日8時~NHK総合、7時30分~BS4K・BSプレミアムにて放送。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2020年11月19日「来春放送の朝ドラ『おかえりモネ』の主要キャストとして、高杉さんの出演が決まっていました。ところが、急遽、高杉さん本人の強い意向で降板。スキャンダルや体調以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然としています」(NHK関係者)21年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』。主演は『なつぞら』(19年)でヒロインの生き別れの妹を演じた清原果耶(18)。気象予報に向き合う仕事を通じ人々に幸せな未来を届ける物語だが、登場予定だった高杉真宙(24)が突如、出演を辞退したというのだ。テレビ局関係者はこう語る。「高杉さんは09年にデビューし、12年に映画初主演後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しています。今回の朝ドラは、清原さんや『King&Prince』永瀬廉さん(21)などフレッシュな顔ぶれで話題です。NHKも脇を固めるために“演技派”の彼にオファーして、いったん受諾したのですが……」実は高杉は同時に“大きな決断”を下していたという。「先日、彼は10年以上所属した事務所に対し、『アイドル的な役者と僕は違います。やはり共演したくないです。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えて退所を申し入れたそうです。その背景には、彼をデビュー初期から育てた個性派マネージャー・Aさんの影響もあるようです。選ぶ仕事に極端に偏りがあり、いわゆるメジャー作品よりも、単館の映画や舞台など、アート志向の作品を好む考え方を受け継いだのかもしれません。誰もが願う朝ドラ出演まで断ってしまったのですから……」(別のテレビ局関係者)高杉の所属事務所といえば、年初にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が一部で報じられた。前出のテレビ局関係者は言う。「高杉さんを溺愛していたAさんも退社し、高杉さんなりに思うところがあったのでは……。新事務所は芸能界と関わりのない幼馴染がサポートするそうですが、Aさんも関与するのでは……という話も。所属事務所は彼に“せめて朝ドラが終わるまでは”と強く慰留したのですが、彼の頑強な意志は変わらず、来春の退所と朝ドラの降板が受け入れられたそうです」制作関係者によれば、“同世代へのライバル心”も今回の決断の大きな要因なのではないかと語る。「高杉さんは今夏、横浜流星さん(24)主演ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)に出演。2人は同学年なのですが、横浜さんの躍進ぶりに胸中穏やかではなかったようです。もう一人、高杉さんが意識している俳優がいるんです。それが、現在の所属事務所の“後輩”である岡田健史さん(21)。話題作に続々と名を連ねる岡田さんの活躍を目の当たりにして“なぜ岡田くんばかり……”と、嫉妬が募るようになったようです」高杉の所属事務所は16日、退社についてコメントを出し、「高杉真宙より“裸一貫”から活動してみたいという思いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でごさいます」と語った。高杉もコメントを出し「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが“裸一貫”からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と綴り、今後は「恩返しの気持ちを胸に俳優として精進していく所存です」と明かしていた。前代未聞の朝ドラ降板劇。高杉を待ち受ける“未来の雲行き”は果たして――。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月16日