10月下旬の早朝6時過ぎ、都内の雑居ビルから、ピアスをつけた大柄な男性が仲間たち数人と外に出てきた。米津玄師(29)だ。「この店は会員制のカラオケバーで、ミュージシャンや俳優が頻繁に足を運んでいます」(音楽関係者)マスクで覆われていない部分は赤みが差していて、朝まで気持ちよく仲間たちと飲んでいたようだ。「実は、この店を米津さんに紹介したのが、彼が“兄ちゃん”と慕うRADWIMPSの野田洋次郎さん(35)なんです。よくこのお店で2人で朝まで仲間たちと飲んで歌っていますよ」(前出・音楽関係者)米津といえば、代表曲『Lemon』を収録した今夏発売のアルバム『STRAY SHEEP』も150万枚突破の快進撃を続けている。一方の野田はRADWIMPSのボーカルとして『君の名は。』主題歌のヒットで知られ、朝ドラ『エール』にも出演して話題だ。そんな2人にどんな接点が――。「高校生時代の米津さんが、その音楽性に衝撃を受け、『ヒーロー』と語っていたのがRADWIMPSなんです」(レコード会社関係者)米津は8月5日の『ZIP!』(日本テレビ系)で、こう語っている。「根っこにはRADWIMPSが明確にあって、自分には。恐れ多いっていう気持ちがものすごくあるんですけど、だんだんやっぱり飲んでいくうちに“愛すべき兄ちゃん”みたいな感じになってきている」そんな米津と野田が初めて出会ったのは’15年。ボーカロイドを駆使した自作曲をニコニコ動画など投稿していた米津に注目した野田が、音楽イベントへ呼んだのだ。「その打ち上げで、緊張していた米津さんがウイスキーのストレートを一気飲み。酔っ払ってギターを弾いていた彼を、野田さんが『これぞロックスター!』と気に入ったそうです」(前出・音楽関係者)以来、飲み歩くようになった2人。仲間たちの誕生日を祝い合ったり、カラオケ店では、デュエットをすることもあるという。「米津さんはふと、“自分の今の年齢のときに野田さんはどんな曲を書いていたのか”と考えるときがあるそうです。“野田さんの背中を追っていきたい”とつぶやいたことも。たわいない話で酔っぱらいながら、時折ふっとプライベートや音楽で気になったことを相談するそうです。悩みを打ち明けられるまさに“兄”なのでしょう。米津さんは“飲むだけでなく一度は一緒に仕事もしたい”ということで、最新アルバムで“初共演”も果たしています。野田さんも喜んでいました」(前出・音楽関係者)これからも“兄弟の盃”で音楽界を盛り上げていくことだろう。「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月11日NHK・連続テレビ小説『エール』も、11月27日の最終回まで残り約4週間!本作の大きな魅力は、主人公・裕一(窪田正孝)と人生を歩む音をはじめとする、関内家の女のパワフルさ。名場面とともにその生きざまを振り返ります!■夢との距離を変化させる、しなやかな強さ/次女・音(二階堂ふみ)【第23回】「私、関内音は、裕一さんを幸せにすると誓います!」関内家へ押しかけた裕一とそれを追いかけてきた父・三郎(唐沢寿明)。そして音、母・光子(薬師丸ひろ子)の4人の掛け合いが面白かった放送回。結果、裕一と音のキス現場を見てしまった光子が「頭は駄目と言っとるけど心が行けって叫ぶの!」と情熱家な一面を見せ、結婚を承諾したのだった。【第82回】「私が選んだの、あなたを。それに夢は諦めてない。お父さんに預けてある」妊娠中に「君の夢を僕に預けてくれないか」と裕一に言われ音楽学校を退学した音。そのことを知らない華(根本真陽)は自分が原因で音楽をやめたのかと音に尋ねる。猪突猛進の若いころから包容力あふれる母となった音の表情に注目。■幾度の喪失も乗り越える、たくましき強さ/母・光子(薬師丸ひろ子)【第9回】「お父さんはいる。目には見えないけれど、ずっとあなたたちのそばにいる」事故で亡くした夫・安隆(光石研)の遺灰を海にまいたあと、3人の娘たちを励ました光子。そして家業の馬具店を切り盛りし、娘たちの人生を力強く、ときに優しく見守っていくことに。本音が出すぎる姿は「黒みつ」と安隆から言われていたが、その芯の強さが関内家を支えていった。【第90回】焼け跡で歌う讃美歌『うるわしの白百合』クリスチャンの光子が、見るも無残な焼け跡で賛美歌を歌うシーンは、薬師丸の提案だったそう。約3分と、異例ともいえる長さの独唱はSNSでも多くの反響を呼んだ。再生・復活を願う歌声に聴き入り、感銘を受けた視聴者は多かった。■元軍人の夫を信じてついていく、優しき強さ/長女・吟(松井玲奈)【第92回】「自分一人で抱えないでください。私も力になりたいんです。あなたを支えたいんです!」戦争が終わり、就職活動が思うように進まない元軍人の夫・智彦(奥野瑛太)に吟がかけた言葉。その後、智彦はラーメン店から貿易会社へ転職するも「人のために命を燃やせる生き方のほうを選択してほしい」と吟の言葉によりラーメン店へ戻ることに。■夢にも恋にも一直線!行動する強さ/三女・梅(森 七菜)【第69回】「大丈夫。五郎さんは駄目な人なんかじゃない。駄目なだけの人を好きにならんもん。私、五郎さんのことが好き」当初は水と油のような関係だったが、五郎(岡部大)の実直で真面目な性格に心が動かされていく梅。裕一に弟子入りしたものの自信をなくす五郎にアドバイスしているうちに告白をしてしまう。好きになったら一直線なところは音と似ているかも。逆境を乗り越える、母と三姉妹それぞれの方法。関内家の女は、いつだって強く生きる!「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月06日「朝ドラのように長い期間放送されるものの語りを務めるのは初めてです。演技ともナレーションとも違う独特の世界観なので、緩急をつけたり、コメディシーンでは自分から提案してツッコミなどを入れて遊ばせていただいたり、表現する面白さを感じています」11月27日の最終回まで残り約4週間となった、NHK連続テレビ小説『エール』。本作で、耳に心地よい低音ボイスの語りを務めるのは『テニスの王子様』などで知られる人気声優の津田健次郎さん(49)。語りは登場する人物を見守り続けているいわば統括的立場。それぞれの役に想いが詰まっているそう。「もちろん裕一と音は僕のなかで別格で大好きなんですけど、ほかにも藤堂先生とか。藤堂先生がいなかったら音楽人生が始まっていなかったですし、裕一の父の三郎さんが亡くなった回もぐっときました」(津田さん・以下同)声優だけでなく俳優の一面も持つ津田さんだが「カメオでもいいから出られたらいいなぁ」と言っていたところ、10月27・28日放送回で、久志(山崎育三郎・34)と闇市で麻雀に興じる犬井役で顔出し出演。その夢がかなえられた。「本当にやらせていただくことになり、びっくりしました。もともと舞台の仕事から声優になったみたいなところがあって、お芝居をすることもとても好きなんです。すさんだシーンではありましたけど、窪田(正孝・32)さんや(山崎)育三郎さんにお会いできてうれしかったです。ずっと見続けてきたのにお会いできていなかったので」話は終戦直後の混乱期からやがて復興期へ移っていく。「それぞれの苦しみがあったけれども、それぞれが復活していく。苦しめば苦しむほど、高く飛んだときの喜びは大きい。ラストへ向けて、そういう物語になっていくんじゃないかなと思います」「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月06日「丸刈りには慣れましたよ。初めは心配だったんですけど、『似合ってる』ってファンの方も言ってくださって。シャンプーも時間がかからないですし、ドライヤーもしないし。前まで髪が長かったので快適ですね」こう語るのは、俳優の伊藤あさひ(20)だ。現在放送中の連続テレビ小説「エール」(NHK総合)に出演中の彼は、今回が朝ドラ初挑戦。さらに人生初となる丸刈りを披露!“初体験づくし”となっている。「僕が演じる竹中渉は、ピュアな野球少年。自分にも野球経験があるので、懐かしい気持ちになってますね。『エール』の影響もあって、役作りもかねて毎晩素振りしたり。友達を連れ出してキャッチボールしたり、あとは野球のゲームも(笑)。役と同じで、“野球づくし”にもなってますね」18年のスーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系)でルパンレッド/夜野魁利を演じた伊藤。00年代生まれ初の“レッド”となり、一躍注目を集めることとなった。また今年7月公開の映画「私がモテてどうすんだ」でも主要キャストを務めており、着実にステップアップを重ねている。そんな彼にとって、初の朝ドラは大きなターニングポイントとなりそうだ。「ほとんど一発で撮っていくんです。気が抜けなくて、最初はやっぱり緊張しました。でも朝ドラは俳優として一つの目標にしているところでもありましたし、『どんな役でもいいから出てみたい!』と思っていたので参加できて嬉しいです。伝統のある現場なので、関わることができて誇りのように感じています」いっぽう、新型コロナの影響で悪戦苦闘も。「スタジオ入りの前に手順がいくつかあるんです。手の消毒はもちろんですが、自分のしてきたマスクを変えたり、靴の裏を消毒したり。あと、カメラテストやリハーサルではフェイスシールドが必須。そうなると動きが制御されるので芝居がやり辛いときもありますね。本番はフェイスシールドを外してやるので、リハとの違いも感じます」20%前後の高視聴率を常にマークしている「エール」は、主人公・古山裕一を演じる窪田正孝(32)やヒロイン・古山音役の二階堂ふみ(26)の高い演技力も魅力の1つ。伊藤は、彼らから刺激を受けているという。「窪田さんは、カメラが回ってなくても、古山裕一さんが“そのまま存在している”って感じなんです。ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)など以前から窪田さんのお芝居が好きだったので、共演できて嬉しいです。二階堂さんは優しいオーラのある方。役同様に“お母さん感”のある演技をされていて『すごいな』って感激しました」初朝ドラで初の丸刈りと初めて尽くしの伊藤だが、実はもう一つ初体験が。それは“初MC”だ。エンタメサイト「uP!!!」で現在配信中の番組「Treasure Chest」。そこで、伊藤は人生初となるMCに挑戦中なのだ。「めちゃめちゃ難しいですね。僕は人見知りしないタイプかもしれないですが、トーク番組となるとただ話せばいいってわけではないですから。この前も番組で尾上右近さん(28)と初めてお会いしたんですけど、MCとしての言葉の選び方や話すスピードが難しくて。日々勉強ですね」今年20歳になったばかりの伊藤は「仕事は楽しいですね。大学に通っているので、両立を頑張っています。新しい台本を貰えるのも楽しいですし、会ったことない人に会えるのも発見が多くて」と、充実した日々を明かす。「戦隊モノの『ルパパト』をやり遂げたときに“俳優としてこれからやっていこう”という覚悟はできました。俳優業はゴールがないので苦しみもありますが、もっと高みを目指していきたいです。丸刈りにしてから、『悪者役もいけそうだね』って言われるようになって。だから、かっこよくて色気のある悪者を演じてみたい。あとは、刑事もいいな……。まぁ、何でもやってみたいんです(笑)」
2020年11月04日「棺はいちばん安いものでいい。その代わり、孫とかみんなで(棺桶に)落書きをして見送ってほしい。あと、できたらミラーボールを会場につるしてロックをガンガンかけてみんなで踊ってほしい!」10月23日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で自らの理想の葬儀についてそう語ったのは、安藤サクラ(34)の母・安藤和津(72)。逝く前の希望についても、「私が行きたいって言ったら、車いすでも、そういう音楽ガンガン鳴ってるディスコみたいなとこに連れていってほしい。痛み止めは山ほど打ってほしい。食べたいものは“これ食べたら体に悪い”ってものでも、ガンガン食べさせてほしいって、いっぱいわがままを書き記しています」すでに“遺言”として、家族にも伝えているという。安藤家の知人はこう語る。「《死化粧の際には付けマツゲを》《高い服は棺桶に入れずにメルカリで売ること》など、彼女の希望を長女の桃子さん、次女のサクラさんに託しているそうです。親しい人たちには、『お葬式は人生最大のイベント。湿っぽいのはイヤだから、みんなで盛り上がって見送ってほしい』と話しています。和津さんがそんな“楽しめる”最期を望むようになった背景には、40代後半から彼女の実母・昌子さんを12年間介護した実体験が影響しているんです」昌子さんは認知症と老人性うつ病、脳腫瘍を同時に患い、攻撃的な性格に変わってしまったという。58歳で実母を看取った安藤は心から“自分らしい最期を迎えたい”と思うようになったという。「長年の介護生活は和津さん自身も“介護うつ”になるほど壮絶なものでした。お母様が亡くなったあとも“介護後うつ”になり、3年ほど前に“うつ抜け”するまで長年悩まされ続けてきたんです。サクラさんはそんな和津さんをずっと間近で見てきました。だからこそ、参列者も楽しめる“自分らしい最期を”と願う和津さんの気持ちが理解できるのでしょう。和津さんの終活プランに戸惑いながらも、『お母さんが望むことは、できる限り応えたい』と姉の桃子さんと相談しているそうです」(前出・安藤家の知人)“困惑”しながらも、母の希望をかなえてあげたいと願うサクラ。しかし、実際に葬儀でミラーボールや棺桶に寄せ書きなどは実現可能なのだろうか。終活カウンセラー協会の代表理事・武藤頼胡氏はこう語る。「個性的なお葬式は、お寺などの宗教的な場所では難しいかもしれませんが、ロックでダンスなどなら、今は葬儀会館でならできるところはかなりあります。ミラーボールはさすがに見たことはないですが、昔よりも個性的なお葬式を抵抗なく考える人が増え、葬儀社もいろいろやってくれるようになりました。準備する側は大変ですが、それでもある程度の希望はかなえられると思います」最近では“その人らしさ”がにじみ出るお葬式を検討するシニアが増えているという。「昔と比べて、個性的なお葬式を『不謹慎だ!』などと毛嫌いしない風潮になってきました。その人が生きてきた証しとなるようなお葬式は、『そうそう、こういう人だったよね……』と、残された側にとっても力になります。少しでもいいお葬式にして、ご家族が『最後にこれをしてあげられた』と思えることにも価値があると思います」母・和津は昨年、雑誌のインタビューで“今は孫の顔を見ることが生きがいのひとつ”と明かしながら、笑顔でこう言い切っている。《うつ抜けした今、やりたいことは山ほどあるのよ。(略)子育ても介護もいつかは終わるのだから、『誰々のママ』や『誰々の娘』という役割だけで終わらないで、自分を持ち続けないと。私は介護のためにいったん自分を捨ててしまったけど、今はすっかり取り戻したので、これからはわがまま一杯に好きなことをやってやろうと思います(笑)》(『からだにいいこと』’19年2月号)“最後のわがまま”を反映した、彼女らしい終活プランだ。「当初、サクラさんは長女出産後、女優業を続けることに消極的でした。そこへ舞い込んだ朝ドラ『まんぷく』のオファー。悩んだ彼女が和津さんに相談したら『子どもとは一日中一緒にいなくても、濃い時間を過ごせば大丈夫。あなたは一人の女性として女優を続けるべき。私も仕事で定期的に大阪に行くから』とサポートを約束され決断したそうです」(前出・安藤家の知人)今年9月、資生堂の「ベネフィーク(BENEFIQUE)」の新ミューズに選ばれたサクラ。そのHP上のインタビューで彼女はこう語っている。《子育てが始まってからが特に大きく変化したように思います。子どもを見ていると今までの自分が正される機会が多くてたくさんのことを学びますね。視点が一八〇度変わったので、過去を振り返る機会も増えました。私はその度に今までの自分を恥じてしまうことが多いのですが、それも節目を越えてきたからこそ、と思うようにしています》自らママとなって気づいた、母・和津の確固たる信念――。2年前、サクラの夫・柄本佑(33)の母・角替和枝さんが、原発不明がんで64歳の若さで亡くなった。『まんぷく』への出演を後押ししたのは、義母も同じだった。「角替さんは女優の同志として、『これをやらないなら一生仕事辞めな!』と発破をかけた。それが決定打となり、彼女は朝ドラ初の“主演ママ女優”になったんです。角替さんはがん発覚後も、家族全員に『私の病気のことでスケジュールを変えることは許さない!』と役者の仕事を優先させました。サクラさんはその“遺言”をしっかりと守り、角替さんが亡くなった際も気丈に朝ドラの撮影に臨みました。逝去から約60時間後に対面を果たしたそうです」(NHK関係者)義母の“最後の教え”を守り通したサクラ。実母の“驚きの遺言”もできる限り尊重することだろう。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月03日「業界内では、“コロナが落ち着くまでは活動を控えるつもりなのでは”という認識になりつつあったのですが……。朝ドラの出演決定は意外でしたね」ある芸能関係者がそう語るのは、俳優・浅野忠信(46)について。2021年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演することが、9月末に発表されたばかりの浅野。30年以上に及ぶ俳優人生で初の“朝ドラ”出演だという。発表時には次のようなコメントを。《清原果耶さん演じるヒロインのモネの若さとエネルギーは本当に魅力的で台本を読むたびに心をつかまれております!物語の舞台となる気仙沼のドラマにも心を打たれ、僕自身も勇気をいただいております。すばらしい共演者とスタッフの方達とこのドラマに参加できることを誇りに思います。一生懸命やりますので、よろしくお願い致します!》意気込み十分といったところだが、この発表を受けて、一部の映像関係者が首をかしげているのだという。冒頭の芸能関係者が続ける。「複数の映像関係者が浅野さんに作品の出演オファーをしているんですが、“本人が新型コロナウイルスのことを気にしていて……”という理由で、所属事務所から返事を濁されているそうなんです」浅野は6月にも一部週刊誌で、今夏に撮影予定だった主演映画の企画が新型コロナウイルス感染拡大の影響でストップしたことが報じられている。「制作が止まったのは、’17年にフジテレビ系の連続ドラマとして放送された『刑事ゆがみ』の劇場版です。台本も上がっていたのですが、浅野さんは“絶対に新型コロナウイルスに感染したくない”と自粛生活を続ける決断をして撮影を断念したと聞いています。浅野さんと、バディーを組む若手刑事役の神木隆之介さんとの掛け合いがあってこそのドラマですから、浅野さんなしには成り立たず、映画化の話は止まってしまいました」(前出・芸能関係者)映画撮影が白紙になり関係者は落胆したというが、特殊な世の中の状況ゆえ仕方ないと受け入れていたという。「感染拡大を避けるためや“もし自分が感染したら……”というリスクを考えて出演しないことを決めたことについては、制作サイドがとやかく言うことではないと思っています。前々から映画化の計画があったとはいえ、コロナ禍は未曾有の事態。浅野さんご本人の考えがあるでしょうからね……」(前出・芸能関係者)しかし、それからしばらくして朝ドラのメインキャストとして出演することが発表されたのだ。もちろん、時間が経ち、新型コロナウイルスへの感染対策について世の中の状況も変化した。浅野本人の考え方が変わったという可能性もあるだろう。ただ、前述のとおり、この発表時点でも、出演オファー中の作品の返事を新型コロナを理由に延ばされていた関係者がおり……。「言わずもがな、朝ドラは約半年を要する長期での撮影ですからね。浅野さんに作品への出演のオファーをしていた関係者は、コロナ禍が収束していなくても朝ドラは出るのだから、コロナを理由に返事を引き延ばされるのはなんだかなぁ……と苦笑いしていましたよ」(前出・芸能関係者)浅野に近い知人は、「“朝ドラだから”と知名度的に優先したわけでは決してないだろう」とフォローする。「浅野さんは、普段から台本の内容などを熟慮し、納得した上で出演作品を決めていますからね」とはいえ、出演オファー中の作品の関係者は“コロナが理由”と聞かされていただけに、さぞかし複雑な思いだろう――。
2020年11月01日2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞した少女も、今では成人を目前に控えた19歳。映画『おしん』(12)で華々しく女優デビューを飾り、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16~17)出演と大役を射止めて来た井頭愛海にとって、演じることは常に不安との闘いでもあった。16日から公開中の初主演映画『鬼ガール!!』では、鬼の末裔という難役に挑んだ。地元・大阪での撮影、そして家族や共演者に支えられながらのクライマックスシーンでは、号泣してしまったという井頭。彼女が心の中に抱えていたある思いとは。○■一人でずっと悩んでいた――本作に臨むにあたって、「緊張と不安」があったそうですね。地元にゆかりのある作品で、いつも以上に気合いが入りました。一人でも多くの人にたくさん見てもらいたいという気持ちと、ちゃんと表現できるのか不安もあったんですけど、ご一緒したのが同年代の方々だったので、みなさんに支えられながら撮影することができました。「私が主演!」というよりも、周りの方に頼らせて頂いたというか。最初は気を張っていた部分もありましたが、現場に入るとみんなクラスメイトみたいな雰囲気でした。自分の演技プランがこのままで大丈夫なのか、一人でずっと悩んでしまった時期もありました。そこに気づいてくれたのが桜田ひよりちゃん。寄り添ってくれて、お芝居のこともそうなんですけど、それ以外でも息抜きやリラックス方法を教えてくれて、すごく楽になりました。ひよりちゃんは私よりも2つ歳下なんですが、とてもしっかりしていて私にとっては「お姉さん」みたいな感じです(笑)。――高校卒業してすぐの撮影だったそうですね。より一層頑張らなきゃなという気持ちになりました。「鬼ガール」と聞いて、最初は怖いイメージもあったんですが、私が演じた鬼瓦ももかは鬼の末裔で人よりも力が強かったり、50メートル走を4秒で走るほど運動神経が良かったり、感情が高ぶると角が生えて来たり、かわいらしい部分もあって(笑)。そういう自分にコンプレックスも抱いていて、一見普通の女の子なんです。だからこそ、映画を見て共感してくださる方も多いんじゃないかなと思います。――物語の終盤、ももかが舞台に立つシーンでは泣いてしまったそうですね。撮影もラストスパートの頃。映画の中でもすごく重要なシーンだったので、緊張しつつも気合いを入れて。お芝居だけではなくて、私の本当の思いとも重なって忘れられないシーンになりました。ももかの一番成長したところを見せられる場面でもあったので1カ月ぐらいずっと悩んでいて、自分の心も解放できて気持ちがあふれ出てしまいました。過去にもそういう感覚になったことはありましたが、今回はずっとももかの気持ちに……。1カ月ぐらいの撮影でずっと地方にいて、「本当にこのままで大丈夫なのか」と不安も感じながら、ちょっとずつ自信をつけていった自分が、劇中のももかとリンクしたんだと思います。――芸能界入りして8年。常にそういう不安と向き合ってきたんですね。自信がある時はあるんですよ(笑)。でも、不安を解消するために事前にしっかりと準備しておきたいタイプです。全然器用じゃなくて、むしろ不器用。何かをするにしても、人より多くの時間がかかってしまうことが多くて。そういう「不器用さ」も、ももかと通じる部分があったのかなと思います。私自身、ももかと同じで自分の中で解決するというよりは、友人や両親に悩みを打ち明けて、励ましてもらうことがほとんど。「こんなところで負けてられない!」と言い聞かせて切り替えています。○■朝ドラ『べっぴんさん』の思い出――映画では支えとなる人がたくさん登場しますが、井頭さんにとっての恩人は?やっぱり、両親はずっと前から支えてくれているというのはすごく感じていて。不安を感じた時に電話するといつでも話を聞いてくれて、「絶対に大丈夫」「いつも味方だよ」と励ましてくれます。地元の大阪に帰った時は、父や母、きょうだいが手紙を渡してくれたり。そういう家族みんながいるから、私も頑張れる。妹は折り紙でお守りを作ってプレゼントしてくれたりするんですよ。もっとしっかりしないとなと思います(笑)。――いつ頃、上京されたんですか?高校入学と同時に上京したので……もう4年目ですかね? 当時は東京に行く気満々で、「東京でバリバリ仕事して、みんなにテレビや映画でたくさん見てもらえるように頑張ろう!」という思いでした。実際に上京すると、すぐにホームシックになってしまって(笑)。その寂しさを紛らわせながら、日々奮闘しています。――その頃、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(17)にも出演されていましたよね。上京して半年も経たない時期で、しかも大阪での撮影だったので、実家から通った約半年間は活力になりました(笑)。すごく大変でしたが、大阪での撮影だったからこそ乗り切ることができた部分もあったのかなと思います。私にとって家族は、大切な支え。今回の撮影でも、実家にちょくちょく帰ることができたのでありがたかったです(笑)。『鬼ガール!!』の撮影場所は、“超”地元です。実家から現場まで通える距離で、遠足で行ったことがあるところとか、自分にとってゆかりのある場所で撮影できたのは安心感がありました。○■『アニー』に感動したあの日――2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞でデビュー。ご両親は、芸能界入りに最初から好意的だったんですか?小学校6年生の頃で、両親からは「芸能界以外の道もあるから」と言われながら、最後のオーディションとして参加しました。「受かるわけないだろう」と思っていたんでしょうね(笑)。芸能界への憧れを抱く娘に対して、いろんなオーディションを探して受けさせてくれていたんですが、その小6のタイミングで「別の道もあるよ」と。基本的にはずっと応援してくれていました。憧れを抱くきっかけになったのは、ミュージカル『アニー』。同年代の子たちがステージ上でキラキラしているのがすごく楽しそうで羨ましくて、「私もこの世界に入りたい!」と思うようになりました。それまでは看護師、保育士、警察官、医師とかとにかくいろいろな職業に興味があって、俳優業は作品を通してあらゆる職業に携わることができるので、そこも魅力的でした。――2013年公開の『おしん』では、いじめっ子役。7年前のインタビューでは、「(演じたいのは)落ち込んだ役で、そこから立ち直るような役にも挑戦したい」とおっしゃっていました。今回の『鬼ガール!!』でその願いが叶いましたね。えーっ! そんなこと言ってました!? 全く記憶になくて……(笑)。当時の自分もそうだったと思いますが、新たな物事を始める時に一歩踏み出す勇気を振り絞るのって、なかなか難しいですよね。そういう方々の背中をそっと押してくれる作品だと思うので、たくさんの方に笑顔を届けられたらいいなと思います。■プロフィール井頭愛海(いがしら・まなみ)2001年3月15日生まれ。大阪府出身。2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。2013年公開の映画『おしん』で女優デビューを飾り、以降はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(17)をはじめ、『さくらの親子丼2』(東海テレビ・18)、『少年寅次郎』(NHK・19)、『ラーメン大好き小泉さん 二代目!』(フジ・20)など数々の作品に出演している。
2020年10月29日女優として数々のドラマや映画で活躍している内田有紀(うちだ・ゆき)さん。その美しいビジュアルや抜群の演技力で男女問わず、多くの人から支持されています。そんな内田有紀さんが、俳優の吉岡秀隆(よしおか・ひでたか)さんと結婚していたことや、結婚式を富良野で行なったこと、子供についてなど、さまざまな情報をご紹介します!内田有紀の結婚相手は吉岡秀隆内田有紀さんは2002年に俳優の吉岡秀隆さんと結婚。そのきっかけはドラマ『北の国から 2002遺言』(フジテレビ系)での共演でした。同作で吉岡秀隆さん演じる黒板純と、結婚を意識した間柄になる訳ありの女性・高村結役を演じた内田有紀さん。撮影を重ねていくうちに、互いの間に本物の恋心が芽生えたようですね。同年12月には富良野プリンスホテルで挙式・披露宴が行われ、多くの人が2人の門出を祝いました。内田有紀・吉岡秀隆2002年12月しかし、2005年に内田有紀さんと吉岡秀隆さんは離婚。約3年続いた夫婦生活に幕を下ろしています。吉岡秀隆ってどんな人?吉岡秀隆さんは幼少期の頃から劇団に入団し、子役として映画『男はつらいよ』シリーズなどに出演していました。1981年の小学生の時に、連続ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)に出演。主演の田中邦衛(たなか・くにえ)さんの息子・黒板純役を演じ、天才子役として名を馳せました。同作をきっかけに、世間からさらに注目を集める存在となった吉岡秀隆さん。2003年よりシリーズ化された主演ドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)や、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、ドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)といった多くの話題作に出演しています。近年は、ドラマ『八つ墓村』(NHK)をはじめ、山田洋次(やまだ・ようじ)監督の映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』、『Fukushima 50』、朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)などに出演。朝ドラ『エール』では、窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一が戦後の代表曲『長崎の鐘』を生み出すきっかけとなる、医師・永田武を好演しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 映画「 #長崎の鐘 」の原作者・永田武に会うため、長崎へ。 #朝ドラエール #窪田正孝 #吉岡秀隆 #中村ゆり 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell)がシェアした投稿 - 2020年10月月21日午後4時16分PDT内田有紀の結婚歴は?再婚の可能性を探る!内田有紀さんは吉岡秀隆さんとの離婚後、2020年10月現在まで独身です。しかし、2010年に俳優の柏原崇(かしわばら・たかし)さんとの熱愛が報じられて大きな話題になりました。もともと同級生のような関係だった2人は1995年にCMで共演したことをきっかけに仲を深め、2009年に友人を介して再会。そこから交際をスタートさせたといわれています。熱愛が報じられた時期には、腰を痛めて杖をつきながら歩く柏原崇さんに内田有紀さんが寄り添う姿が目撃。双方の事務所は「大人なので本人たちに任せる」とコメントしており、2人の行く末を見守っているようです。現在も交際が続いているといわれている内田有紀さんと柏原崇さん。今後、再婚という嬉しい報告が聞けるといいですね。柏原崇の現在の彼女は内田有紀?実は過去に結婚していた!内田有紀に子供はいるの?内田有紀さんについて、「子供はいるの?」と気になっている人が多いようです。2005年に吉岡秀隆さんと離婚していますが、子供に関する報道はなく、その後もコンスタントに仕事に励んでいることから子供はいないと思われます。 この投稿をInstagramで見る 美しいゆきさまと。 今回ディアペイシェントで 初共演の陽子先生役の内田有紀さん。 美しく優しく陽子先生のようなゆきさまに いつも癒されておりました。 何故ゆきさまかって? 初日の本読みの日 「なんて呼ばれてるの?」 と気さくに声を掛けていただき、 「じゃあしーちゃんだね!」と。 私は「じゃあ私はゆきさまと呼ばせていただきます」と言ったら 笑いながら「いいよ〜」と 撮影中はたくさんお気遣い頂き 支えてもらいました! 写真は自粛前。 こんなに頬を寄せてもらって 嬉しくて目が開いてません(笑) ついに明日から放送が始まります! 是非ご覧ください!!! #nhk #ドラマ10 #ディアペイシェント #内田有紀 #7月 #17日 #夜10時 からです!どんな#モンスターペイシェント が登場するでしょうか 貫地谷しほり (@shihori_kanjiya)がシェアした投稿 - 2020年 7月月16日午前3時25分PDTそんな内田有紀さんが、2018年2月6日放送の情報番組『ごごナマ』(NHK)に出演。自身の意外な子供時代を明かし、共演者や視聴者を驚かせました。番組では、「ほぼ男の子だった」という幼少期を紹介。おままごとをするより、外を走り回ることが大好きで活発な少女時代を送っていたといいます。また、虫が大好きで自分が知らない虫をつかまえてはカゴに入れ、教室にそれを並べて博物館を作ったこともあったのだとか。さらに、髪の毛をセルフカットしたり、いたずらでスカートめくりをする男の子とケンカをしたりすることも!これが内田有紀さんにとっての日常だったといい、自身を「ハナタレ小僧でした」と懐かしそうに振り返っています。この放送を見ていた人は、「今のイメージからは全然想像ができない!」とびっくり。おしとやかな印象が強いだけに、そのギャップに驚く人が続出しました。・内田有紀さんの子供時代が意外すぎた…。・かなりのおてんば娘だったんだね!でも、そんな有紀ちゃんも素敵!・虫とか苦手そうなイメージなのに…。絶対友達になりたいタイプだわ。もし、内田有紀さんに子供がいたら活発な性格に育っていたかもしれません。元気な子供時代を過ごしていた内田有紀さん。結婚と離婚という大きな人生経験を積んで、さらに演技に深みが増したように感じます。これからも女優としての素晴らしい才能を発揮し、活躍し続けてほしいですね!内田有紀プロフィール生年月日:1975年11月16日出身地:東京都血液型:O型身長:165cm特技:フェンシング所属事務所:バーニングプロダクション中学2年生の時にモデルデビューし、多くのCMに出演した。1992年にドラマ『その時、ハートは盗まれた』(フジテレビ系)に出演し、俳優デビュー。1994年のドラマ『時をかける少女』(フジテレビ系)での主演が話題となり、歌手デビューも果たした。2002年に俳優・吉岡秀隆と結婚し芸能界を引退。その後、2005年に離婚し芸能界に復帰した。復帰後も、以前と変わらぬ目覚ましい活躍を見せている。
2020年10月23日窪田正孝主演で現在放送中の連続テレビ小説「エール」の第18週「戦場の歌」の一挙再放送が決定した。「戦場の歌」放送後、凄惨な戦争描写で戦争の悲惨さを伝え大きな反響を呼んだ本作。番組制作統括は再放送にあたり「エール全編のなかでも特にご覧頂きたい週」と言い、「裕一が戦後、平和を願う歌を作り、人々を励まし慰め、エールを送る曲を数多く作ることになる、その原点がこの週にあると思います。朝ドラとしては重たいシーンが続き、一日の始まりに見るのは辛いという方も多かったと思いますので、あらためてご覧いただければ幸いです」とコメントしている。さらに今回の再放送に合わせて、2017年放送の「戦慄の記録 インパール」の再放送も決定。また、本作に藤堂先生役、プリンス久志役で出演する森山直太朗と山崎育三郎が登場する「SONGS」が今月末放送。撮影を通じて意気投合した2人は、鉄男のおでん屋を舞台に思い出の「エール」の名シーンをふり返りながら撮影秘話を披露。そして、「エール」を彩った名曲も。久志を歌手の夢へと導いた藤堂先生との思い出の曲、久志の人生を変えた1曲をメドレーで放送。ドラマのメイク室での会話をきっかけに森山さんが山崎さんのために書き下ろした「君に伝えたいこと」をテレビ初披露するほか、森山さんの新曲「落日」、名曲「さくら」のコラボも放送される。連続テレビ小説「エール」第18週「戦場の歌」(第86~90回)再放送は10月25日(日)午前2時35分~(※24日深夜)NHK総合テレビにて放送。NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」(2017年8月15日初回放送)は10月28日(水) 2時35分~(※27日深夜)放送。「SONGS 森山直太朗・山崎育三郎」は10月31日(土)23時~、11月7日(土) 午前1時30分~(金曜深夜)NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月20日大谷紀子による漫画『すくってごらん』(講談社)が尾上松也主演で実写映画化され、2021年3月に全国公開されることが決定した。漫画『すくってごらん』は世界初の金魚すくい漫画であり、日本で最も支持されるマンガ賞<このマンガがすごい!>にもランクイン。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。同作を原作に、メガホンを取ったのは長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を得た真壁幸紀。奈良県を舞台に。原作と同じ奈良県を舞台に、エリート銀行員の人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきた男・香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」を通して人と関わり合いや、成長していく物語を紡ぐ。そんな“元エリート”銀行員の香芝を演じるのは、今回が映画初主演となる尾上。TBSの日曜劇場『半沢直樹』でIT社長・瀬名を演じ、話題を集めた尾上がプライドだけは高いが、ネガティブな男を好演する。そして、香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃に抜擢されたのは、国民的アイドルでありながら、朝ドラ『べっぴんさん』に出演するなど、女優としても注目を浴びるももいろクローバーZの百田夏菜子。いつも元気いっぱいな百田が初のヒロイン役を務め、ミステリアスで大人の佇まいで主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じる。今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで香芝を翻弄する。追加キャストや、詳しい公開日は後日発表。<尾上松也コメント>オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。<百田夏菜子コメント>台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。<監督:真壁幸紀コメント>配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。<大谷紀子コメント>長かった...!やっと...やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です...!本当に感謝しかありません!!上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。『すくってごらん』2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
2020年10月14日俳優として数々のドラマや映画で活躍している鈴木亮平(すずき・りょうへい)さん。その明るく優しい人柄と抜群の演技力で老若男女問わず、人気を博しています。そんな鈴木亮平さんが結婚をブログで報告したことや妻、子供、連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)の結婚エピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!鈴木亮平が結婚をブログで報告映画『俺物語!!』やドラマ『銭形警部』(日本テレビ系)などの数々の作品で主役を務め、活躍している鈴木亮平さん。プライベートでは2011年7月に年上の一般女性と結婚しており、同年12月には第1子が生まれる予定であることをブログを通じて報告しています。いつも、大きなご声援ありがとうございます。今日は、突然のことで驚かせてしまうことになり申し訳ないのですが、皆さんにきちんとご報告しておきたいことがあります。この度、私鈴木亮平は、かねてよりお付き合いさせていただいておりました女性と結婚することになりました。学生時代からお付き合いしていた年上の女性で、一般の方です。先日挙式をさせていただき、そして、12月に誕生予定の新しい命も授かっています。この年に新たな命を授かったこと、その意味をかみしめながら、子供という奇跡が時代の希望として生まれてきてくれることを心待ちにしています。守るものを得られたことで今、ようやく男としてのスタートラインに立てたという想いです。まだまだ未熟な自分ですが、それでもこうして今の自分があるのは、間違いなく、応援し支えてくれる皆さんのおかげです。今後も地に足をつけ、これまで以上の情熱と誠意を持って表現者としての自分を磨いていきますので、これからの鈴木亮平にもご期待いただければ幸いです。繰り返しになりますが、突然のご報告で驚かせてしまってすみません。変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。2011年7月28日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この報告にファンは「おめでとうございます」と祝福。その一方で、「ショック…」「悲しいけど、幸せそうで何よりです」といった悲喜こもごもな反応を示しています。 この投稿をInstagramで見る まだまだオフショットも。タキシードを着た早坂さん。誰かを見つめているのか、優しい目線…。最終回の早坂さん、本当に破壊力あります。全女子必見! #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #3月22日最終回 #理想の旦那像凝縮したら #きっとそれは早坂さん #見つめる先に何があるのか #それは最終回を見てのお楽しみ #優しい笑顔も見納めかと思うと #寂し #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 3月月20日午前2時33分PDT鈴木亮平さんは結婚報告から3日後に『感謝』というタイトルでブログを更新。ファンから寄せられた祝福のメッセージに答える形で謝辞をつづっています。こんにちは。皆さんからの沢山のメッセージ、本当にありがとうございます。大事に読ませていただきました。そして、あらためて、自分は本当に人に恵まれ、支えられているなと、感動しました。また、この2日間で仲のいい友達や知り合いからも沢山のメールと電話をもらいました。周りへの感謝を忘れずにいたいと、あらためて思いました。これからも、想いと言葉を大切にしながら、皆さんと向かい合っていきたいと思います。本当にありがとう。今後とも、どうぞよろしくお願いします。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用真面目で誠実な人柄の鈴木亮平さんらしい文章ですね。そして、心の底から妻と子供を幸せにしたいという気持ちが伝わってきました。鈴木亮平の妻は年上!鈴木亮平さんの妻は年上の一般女性。結婚する6年前に知人の紹介で知り合い、学生時代から交際をスタートさせています。妻はどんな人かというと、マイペースな性格なのだとか。鈴木亮平さんは、自分にないものを持っているところに惹かれたとコメントし、「彼女となら互いを尊重し、よりよい人生を歩んでいけると思い結婚を決意した」と話しています。 この投稿をInstagramで見る 早坂さんみたいな人、いそうでいないんだよな〜。いるけど気づいてないだけ?とにかく今夜は早坂さんに癒されたい気分。 #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #第4話まであと3日 #日テレ #好きなタイプが #結局は優しい人に落ち着く #若い頃には気づかないかもだけど #てか好きなタイプってなんなんだ #結局は好きになった人がタイプ #そーゆーもんだよ #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 2月月5日午前3時44分PST鈴木亮平の子供は女の子!2011年11月に無事、第1子となる女の子が誕生したことを報告している鈴木亮平さん。当日は出産に立ち会い、感動の瞬間を目の当たりにしたようです。そして、ブログには生まれてきてくれたことへの喜びとともに、父親としての決意をつづっています。いつも温かい応援、本当にありがとうございます。皆様に、今日は大切な報告をさせていただきます。本日午後12時53分、都内の病院にて、無事に女の子が誕生いたしました。予定日より早い出産でしたので体重は2440gと小さめですが、母子共に健康で、泣き声の大きな女の子です。出産にも立ち会うことができ、生命が生まれる奇跡を肌で感じることができました。今隣で息をしている小さな命を見つめていると、これまで経験したことのない大きな感情が沸き上がってくるのを感じます。これからも、決意を新たに、表現者として、父親として、人間として、より一層精進していきますので、変わらぬご声援の程、どうかよろしくお願いいたします。感謝2011年11月17日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用鈴木亮平さんは『花子とアン』やドラマ『テセウスの船』(TBS系)などの作品で優しい父親を演じていました。 この投稿をInstagramで見る 和子お母さん❣️ おたん生日おめでとう❣️ 慎吾〜❗️ ケーキの下で雨宿りしちゃだめぇ〜☔️ #テセウスの船 #佐野家 #和子お母さん #文吾お父さん #心さん #心さんと一緒 TBS日曜劇場「テセウスの船」公式 (@theseus_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午前12時12分PSTそして、実生活でもイクメンぶりを発揮しており、娘の幼稚園の送り迎えをする姿などが目撃されています。これからも愛する妻と娘を支える、一家の大黒柱として活躍してほしいですね。鈴木亮平が『花子とアン』での結婚について語る!鈴木亮平さんは『花子とアン』で女優の吉高由里子(よしたか・ゆりこ)さん演じるヒロイン・花子の夫となる村岡英治役を好演。物腰柔らかで知的な御曹司という役どころがぴったりとハマり、その名が世間に広く知れ渡るきっかけになりました。そして、村岡英治が花子にプロポーズする回について鈴木亮平さんは「朝ドラ史上に残るプロポーズシーンの1つになった」と豪語。その言葉通り、視聴者の反応も上々で同放送回は視聴率23.5%を記録しています。そんな鈴木亮平さんが2014年7月27日にブログを更新。結婚式のシーンで着用した羽織姿の写真を公開しています。2人の結婚式のシーンでは、ヒロインの父親役を演じた俳優の伊原剛志さんがおかしなセリフをいい出したことをきっかけに、ほかの共演者もつられ、グダグダな雰囲気に。すると、吉高由里子さんがツボにハマり、笑いが止まらなくなるという事件が起こります。それでも表情を一切崩さず、その場面を乗り切った鈴木亮平さん。「僕は役にしっかり入り込むタイプなので」といい、吉高由里子さんから「ずるいわー」とつっこまれています。和気あいあいとした雰囲気の撮影現場だったことが伝わってきますね。そんな同作には関東大震災や戦争といった悲しい時代背景も描かれていることから、鈴木亮平さんはブログに「村岡家にとって大きな意味を持つ撮影だった」とつづっています。先週の予告にもありましたが、明日からの花子とアンは震災を描く、とても重要な週の放送になります。村岡家にとっても、宮本家や安東家にとっても、そして僕自身にとっても大きな意味を持つ撮影でした。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この作品を通じて、改めて家族の絆の強さを確認したのでしょうか。つらい出来事があっても支えあいながら前に進んでいく夫婦の姿は多くの人を勇気付けています。鈴木亮平さんにはこれからも妻と子供を守り抜いて、素敵な役者人生を送ってほしいですね。鈴木亮平プロフィール生年月日:1983年3月29日出身地:兵庫県身長:1863最終学歴:東京外国語大学英語専攻特技:英会話、英検1級、テーブルマジック、裁縫所属事務所:ホリプロダクション2006年、ドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』(テレビ朝日系)で俳優デビュー後、2007年に映画『椿三十郎』でスクリーンデビューを果たす。そして2013年には映画『HK/変態仮面』で主演を務め、人気俳優の地位を確立。2014年に連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫役を好演してさらに知名度を高めた。2018年には大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で主演・西郷隆盛役に抜擢。現在もドラマや映画、CMなどで活躍している。鈴木亮平の体は変幻自在?結婚した時の言葉や、役者としての考え方がカッコイイ![文・構成/grape編集部]
2020年10月12日カンテレ・フジテレビ系10月期の新火9ドラマは、有村架純が“肝っ玉姉ちゃん”を演じる「姉ちゃんの恋人」を放送。27日の初回放送に先駆けて、本作の1分のPR映像が公開中だ。有村さん主演、朝ドラ「ひよっこ」の岡田惠和と再タッグを組んだ本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う桃子と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディー。有村さん演じる桃子の弟役には、高橋海人(「King & Prince」)、日向亘、南出凌嘉が抜擢され、ほかにも林遣都、奈緒、小池栄子、藤木直人ら魅力的なキャストたちが揃う。現在公開中のドラマの本編シーンを盛り込んだ映像では、桃子と3人兄弟がひとつ屋根の下で繰り広げるほほ笑ましいやりとりや、桃子の恋のお相手“ワケあり男”吉岡真人(林さん)とのやりとりの一部が初公開。真人も思わず驚く桃子の驚きの発言をするシーンや、桃子の幼なじみ・みゆき(奈緒さん)、桃子が働くホームセンターのにぎやかな同僚たちなど、登場人物たちも続々と登場している。「姉ちゃんの恋人」は10月27日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大※高橋海人の「高」ははしごだか(cinemacafe.net)
2020年10月10日11月末放送開始予定の連続テレビ小説第103作「おちょやん」の主題歌を秦基博が担当することが決定した。杉咲花がヒロインを務める本作は、大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指す物語。今回決定した主題歌は、本作のために制作されたオリジナルソング「泣き笑いのエピソード」。本作の物語を基に書き下ろされた楽曲で、毎日を一生懸命に生きる主人公・千代のひたむきな姿を思い描かれた一曲となっている。歌声に管楽器やコーラス、ローズピアノなどが彩を加えている。楽曲を担当した秦さんは「脚本を読ませていただいた中で、主人公・千代の、どんな苦境の中にあってもめげないその心、そして、自分の身にふりかかる不幸や悲しみを糧にして、それらを『笑顔』に変えていく力強さ、明るさ。その部分に一番感銘を受けて、『泣き笑いのエピソード』という曲を書きました」と制作をふり返り、「悲喜こもごも巻き起こる『おちょやん』の毎日に、少しでも色を添えられればと思います。そして、このドラマを観てくださる皆さんの一日の始まりにそっと寄り添うような歌になれば幸いです」と願った。また、千代を演じる杉咲さんは楽曲について「物語の中で苦しいことや悔しいことをたくさん経験する千代ですが、それでもへこたれずに前を向いて進んでいく背中をこの曲にそっと見守ってもらっているようで、胸が熱くなりました」と感想を述べ、「歌詞にもありますが、私はこの曲を聴けるからこそ、どんな今日も愛せるはずだ!と思いました」とコメントしている。連続テレビ小説「おちょやん」は11月30日(月)8時~NHK総合、7時30分~BS4K・BSプレミアムにて放送開始。(cinemacafe.net)
2020年10月05日年末恒例、「LIFE!」スピンオフドラマは、今年は“朝ドラ風”オムニバスコメディー「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」を放送することが決定した。本作は、「LIFE!」の座長・内村光良の半生をモチーフにしたフィクションドラマ。少年期、青年期、そして50代と、それぞれの時代を1話15分(予定)で描き、全3話を一夜限りのスペシャルドラマとして放送する。第1話の少年時代では、故郷の熊本・人吉を舞台にした甘酸っぱい初恋のエピソードと、お笑いへの目覚めを描く。続く第2話では、売れっ子お笑い芸人として数々の伝説的なコントキャラクターを生み出していた若き日々を、第3話では国民的音楽番組で司会に初挑戦した舞台裏が描かれる。本作で内村さんは、第1・2話では“うっちゃん”の父親役、第3話ではうっちゃん本人役で登場。なお、第2話の20代中盤のうっちゃんは中川大志が演じ、うっちゃんとコンビを組む相方“なっちゃん”は伊藤健太郎に決定。第1話の少年時代のうっちゃんは、子役オーディションで選出。また、各話で田中直樹、池谷のぶえ、江口のりこ、シソンヌ、西田尚美、塚地武雅ら「LIFE!」メンバーがフル稼働する。そして「語り」は、現在放送中の連続テレビ小説「エール」に、主人公の裕一(窪田正孝)の母・まさ役で出演する菊池桃子が担当する。LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説「うっちゃん」は12月下旬、NHK総合にて放送予定。※単発(cinemacafe.net)
2020年10月02日清原果耶がヒロインをつとめる2021年度前期連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ取材会が9月30日(水)、舞台のひとつとなる宮城県登米市で行われ、清原さんがこの地に立った思いを語った。登米町の登米教育資料館で行われた取材会で、制作統括の吉永証(NHK)は「ヒロインは気仙沼で生まれ育ち、その後登米で天気の魅力、可能性に目覚めます。さまざまな苦難を乗り越えて気象予報士の資格を取り、やがて東京に出て、さまざまなことが天気に関わっているということを経験し、故郷の気仙沼に戻ったあとは、家族や仲間のために自分に何ができるかを考えながら成長していく」と物語を説明。清原さんの起用理由については、改めて「ヒロインが高校卒業したところから物語が始まるので、年齢的に十代後半から二十代前半の方を想定していたことが一つ。そして、清原さんの持つ凛とした雰囲気と、まなざしがピュアなところが今回のヒロインに合うということがありました」とコメント。さらに、本作は清原さんの主演ドラマ「透明なゆりかご」などを手掛けた脚本家・安達奈緒子のオリジナル作品となるが、脚本の安達さん自身も「清原さんがヒロインであれば物語をより豊かにできる、と考えていらした」と明かした。また、清原さんは「連続テレビ小説『あさが来た』で女優としてデビューしたので、こうして2021年の『おかえりモネ』でヒロインを務めさせていただけるというのは本当にご縁を感じます」と語る。「私自身、森林に行く機会はめったになかったので、下見や撮影で足を運んで、自然の余裕というか、自然が私たちに与えてくれる心の穏やかさを感じました。すこやか、という言葉がきれいにはまる場所で撮影できてよかったな、と思っています」と、登米の魅力を肌で感じたよう。「エキストラで参加される登米の地元の方たちとお会いして、このドラマにとてもお力を貸してくださっている印象で、ありがたいな」と感じたという。「気仙沼の方での撮影はまだ始まっていないのですが、一度下見でお邪魔しました。モネを楽しみにしている、と言葉で伝えてくださる方が多い印象で、とても嬉しかったです。活発な漁港の雰囲気や、美味しいご飯など、気仙沼の魅力もたくさん詰め込んでドラマでお伝えしたい」と抱負を語り、「見てくださった方の心をちょっと温められたりとか、勇気付けられたりするようなドラマを作っていきたいと思っています」と決意を新たにした様子だった。撮影は9月28日より登米でスタートしており、ロケ自体は11月の中旬くらいまで、登米と気仙沼にて行う予定という。あらすじ「天気予報は未来を予測できる世界」宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島で、両親・祖父・妹と暮らしていた永浦百音(ももね)。2014年春、高校卒業と同時に気仙沼を離れ、ひとり内陸の登米市へ移り住むことに。大学受験にことごとく失敗、祖父の知り合いで登米の山主である、名物おばあさんの元に身を寄せた。将来を模索する百音は新天地で、林業や山林ガイドの見習いの仕事をはじめる。そんな百音に、ある日転機が訪れる。東京から、お天気キャスターとして人気の気象予報士がやって来た。彼と一緒に山を歩く中で、「天気予報は未来を予測できる世界」と教えられ、深く感銘を受ける百音。「自分も未来を知ることができたら」。そして一念発起、気象予報士の資格を取ろうと猛勉強をはじめるが、試験の合格率は5%。なかなか合格できず、くじけそうになるが、登米で地域医療に携わる若手医師や地元の人たちに支えられ、ついに難関を突破する。上京し、民間の気象予報会社で働きはじめた百音は、この仕事が実に多岐に渡ることを知る。日々の天気や防災はもちろん、漁業、農業、小売業、インフラ、スポーツ、様々な事情を抱えた個人…天候次第で人の人生が大きく左右されることを痛感している彼女は、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら、失敗と成功を繰り返し、成長してゆく。数年後、2019年――。予報士として一人前となった百音は、大型台風が全国の町を直撃するのを目の当たりにする。これまでに得た知識と技術をいかし、何とか故郷の役に立てないかと思った彼女は、家族や友人が待つ気仙沼へと向かう決意をする…。2021年度前期連続テレビ小説「おかえりモネ」は2021年春、NHK総合ほかにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年10月01日杉咲花がヒロインをつとめ、11月30日より放送スタートする連続テレビ小説第103作「おちょやん」。この度、残暑厳しい9月上旬の京都撮影所のオープンセットで、17歳となった千代と、千代をとりまく主要キャストが出演するシーンが撮影された。本作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指していく。◆魅力的・個性的なキャストの共演!道頓堀に奉公に出された千代を一人前のお茶子へと育て上げるのが、篠原涼子演じる芝居茶屋「岡安」の女将・岡田シズ。この日、初めてオープンセットに入ったという篠原さんは、薄紫色の着物で登場。精巧なオープンセットを見回すと「素敵!すごいセット!」と手を叩き、スタッフの仕事ぶりを称えた。篠原さんと杉咲さんが笑顔で言葉を交わす姿は微笑ましく、撮影現場は一層華やかな雰囲気に。本番では威厳と気品を兼ね備えた女将に変身した篠原さん。杉咲さん演じる千代に対して、厳しくも温かみのある佇まいで接していた。また、千代の父親・竹井テルヲを演じるのはトータス松本。2人の共演シーンでは、杉咲さん、松本さん共に表情は真剣そのもの。程よい緊張感の中、無事にシーンの撮影が終了すると、2人は達成感のある笑顔に。広報用の2ショットを撮影する際にも松本さんが笑顔で「あ!陽ぃ出てきた!」と声をあげると、杉咲さんが応えるように笑顔で「めっちゃ眩しい!」とひと言。そんな何気ないやり取りの端々から、本当の父娘のような和やかな空気が感じ取られた。そして、千代ののちの伴侶となる天海一平役を演じるのは成田凌。幼少期から、父・天海天海(あまみてんかい)の劇団で役者として舞台に立ち、芝居茶屋「岡安」にも出入りする一平は、お茶子として働く千代とも顔なじみ。千代の成長と共に描かれることとなる一平との関係も見どころとなる。これまでドラマや映画、CMで何度も共演してきた杉咲さんと成田さん。撮影の合間も笑顔で冗談を言い合う2人は、劇中でも抜群のコンビネーションが期待できそう。◆杉咲花「素敵な共演者の皆様との時間を、これからも大切に」「篠原さんのチャーミングなお人柄が、厳しくも愛のあるシズさんの中にそっと潜んでいるからこその温かさ、だめだめなお父ちゃんだけれど、それでも千代が手を差し伸べてしまう理由を現場に立って強く実感したのはトータスさんが演じられているからこそだと感じています。そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させて頂いた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています。素敵な共演者の皆様との時間を、これからも大切に過ごしていきたいと思います」。◆篠原涼子も「すごい」当時の道頓堀の町並みを緻密に表現日本家屋と西洋建築が混在する大正時代の道頓堀のオープンセットを手掛けたのは美術空間デザイナーの荒川淳彦と、連続テレビ小説「スカーレット」でも美術デザインを担当したNHK大阪の掛幸善によるタッグ。荒川さんは「あすなろ白書」や「ロングバ ケーション」から近年は「過保護のカホコ」「やすらぎの刻~道」などの民放の人気テレビドラマに加えて、舞台や映画のセットも手掛ける美術空間デザイナーとして活躍。現在は大阪芸術大学大学院で教授も担当している。この2人が、大正時代に道頓堀に実在した劇場をモチーフに、本編に登場する鶴亀座やえびす座といった芝居小屋をデザイン。さらに全長およそ80mにわたる道頓堀の通りに連なるカフェーや中国料理店、ウナギ屋、寿司屋、パン屋といった飲食店や、芝居茶屋、テーラー、写真館、時計店、雑貨を扱う店舗もデザイン。これらのセットは、大正時代の道頓堀を撮影した写真や残されていた地図、当時発行されていた雑誌の挿絵などの資料をもとに作成。また荒川さん曰く「地面から立ち上がっているように建物を見せたい」というこだわりを実現するため、セットとして組まれた建物のそばには実際に側溝も掘られたことで、オープンセットに絶妙なリアリティーが与えられた。連続テレビ小説「おちょやん」は11月30日(月)8時~NHK総合ほかにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2020年09月24日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 Powered by Hulu」(18日〜22日 Hulu上で開催)オープニングセレモニーが18日に都内で行われ、山田裕貴、奈緒、杉原輝昭、笠井信輔(司会)らが登場した。同映画祭は北海道・夕張市にて行われる映画祭で、今年で30回目を迎える。新型コロナの影響により、18日〜22日にHulu上での初のオンライン開催となった。オープニングセレモニーでは輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰する「京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワード」受賞者3名が登場し、京楽ピクチャーズ 代表取締役社長 小川博史からトロフィーを受け取った。男優部門で受賞した山田は「本当に嬉しく思います。僕、北海道にはご縁がありまして、朝ドラ『なつぞら』だったり、6年前の初主演映画『ライヴ』で夕張を訪れて、ゆうばり国際映画際でご挨拶させていただいたりということがありました」と明かす。「初主演作でご縁があるんですが、決して主演作が多い俳優というわけではなく、本当に地道にコツコツ積み上げてきたものを誰かが見てくれていたんだなと感じます。これからもコツコツコツコツ波を起こし続け、素敵な作品、素敵な役、素敵な俳優として何かを届けられる存在になっていけたらと思います。これまですべて僕を支えてくださったみなさんに感謝しています」と喜びを表した。ちょうど18日に誕生日を迎えた山田は「三十路になりました!」と笑顔に。北海道夕張市のマスコットキャラである"メロン熊"が現れ、山田を噛むと「うわあ〜、びっくりした! ア〜! すごい、いい匂いがする!」と驚き、笠井アナは「メロン熊、実は、口臭に気を付けてるんですよ」と紹介する。プレゼントのぬいぐるみを受け取った山田は「今日という日が、30代のスタートになるんですよ。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭も30歳ということで、ものすごくご縁を感じる」と語り、「気を遣って僕をえらんでくださったのかなと思って運営の人に聞いてみたら『えっ誕生日だったんですか!』ということで、俳優として選んでいただいたことが確認とれました」と会場を笑わせた。女優部門の奈緒は「すごく緊張していたんですが、山田さんのお誕生日のお祝いで少しだけ心が和みました」と山田に感謝。「このような希望ある賞をいただけてとても光栄に思います。何よりも、大変な時期に映画祭に参加できていることを幸せに思っています」と話を続け、「新しい波を起こして欲しいという賞を自分がいただけるとは想像もしてなかったんですが、思い返してみると自分は今日この日まで、新しいことにたくさん挑戦させていただける出会いに恵まれてきたと思います」と振り返る。「1日でも早く映画館が満席になること、来年はゆうばりで映画を愛する皆さんとお会いできることを切に心から願っております」とスピーチを締めくくった。また、クリエイター部門の杉原監督は「ひとえに現場でがんばってくれるキャストの皆さん、わがままに答えてくれるスタッフのみなさん、特撮を愛してくれるファンの皆さんのおかげだと思っています」としみじみ。『仮面ライダー』シリーズ監督を務めることについて「子供たちが見る作品なので、模範になれることができればとはいつも思っています」と信条を表し、「今回の『ゼロワン』もいろいろ挑戦させていただいたんですけど、このような賞をいただいたということは評価いただいたんだなと非常に嬉しく思っています」と喜んだ。
2020年09月18日清原果耶がヒロインに起用された2021年度前期放送の連続テレビ小説「おかえりモネ」から、清原さん演じる主人公・百音の家族となる新たな出演者が発表された。連続テレビ小説第104作目となる本作は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米で青春を送るヒロインが、“気象予報”という“天気”にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな“未来”を届けてゆく、希望の物語。「サギデカ」「きのう何食べた?」「G線上のあなたと私」などを手掛ける安達奈緒子の脚本によるオリジナル作品となる。清原さん演じるヒロイン・永浦百音(ももね)は、1995年生まれ。気仙沼湾沖の自然豊かな島で育った。明るく伸びやかな性格で、中学時代はアルトサックスに打ち込んでいたが、高校卒業と同時に故郷と家族から離れ、登米市の森林組合で働き始める。そこで天気予報の可能性と魅力を知り、やがて気象予報士を目指してゆく。タイトルの「モネ」は、百音はももねの愛称。今回新たなキャスト発表を受け、清原さんは「錚々たるキャストの皆様とご一緒させて頂けることをとても光栄に思います」とコメント。「脚本を読む度に、安達さんの愛の詰まった物語に心を弾ませていましたが 出演される皆様のお名前を耳にし出してから、より『おかえりモネ』の世界が鮮やかに色付きはじめました。百音としても、私自身としても感じ得るものがきっと有る出逢いと歩みになるのではないかと思っております」と期待を込めて語っている。内野聖陽百音の父・永浦耕治陽気で屈託ない、百音の父。実家の漁業を継がず、地元の銀行に勤める。若い頃はトランペット奏者としてならし、百音が音楽と出会うきっかけを作った。<コメント>ヒロインの父親役を演じます。気仙沼の美しい海で育つ若者たちが悩み苦しみながらそれぞれの人生をみつけていく。でも、その親たちもかつては人生の道のりで沢山思い悩み、いや、親であるからこそ今も悩みながら人生を歩んでいるのでしょう。子供の成長に戸惑いながらも若者たちへの温かい視線を失わない、ちょっと鈍感で不器用な愛すべき父親を、気仙沼という海の町のヴァイタリティーの中で、明るく前向きに生きられたらと思っています。きっと、今の不安な時代に活力を与えてくれる作品になるに違いないと予感しています。ご期待ください。鈴木京香百音の母・永浦亜哉子仙台出身の元小学校教師。耕治と結婚後は、島の人々の明るさと温かさにほれ込み、移り住んだ。いまは義父の牡蠣養殖業を手伝いながら、亡き義母が切り盛りしていた民宿を再開できないかと考えている。<コメント>「君の名は」から何年になるのでしょうか。ヒロインの母親役として連続テレビ小説に出演させていただけるのは本当にうれしく、感謝の思いでいっぱいです。皆さんと一緒に強い絆の家族となれるよう、私も励みます。そして、このドラマの舞台地が自分の故郷、宮城県であることも大変光栄に感じています。登米は子どものころに何度も訪れた場所です。どちらかというと宮城の山っ子の私、気仙沼の美しいけれど厳しい自然のなかでのロケと地元の方々との交流を心から楽しみにしています。蒔田彩珠百音の妹・永浦未知百音の2歳年下の妹。堅実に先を読んで行動するしっかり者。百音とは正反対の性格だが、昔から仲の良い姉妹だった。父と姉に代わり、自分が家業の養殖を担おうと、水産高校で勉強に打ち込んでいる。<コメント>今回おかえりモネで、素敵な家族の一員になれることがとても嬉しいです。未知は、やりたいことに対して真っ直ぐに突き進む百音を、本当は誰よりも応援したいと思っている心優しい子です。気仙沼の海の光や、登米の山の木漏れ日のように、何気なく過ごしている日常が輝いて見えてくる、そんな物語を、朝からお届けできたらいいなと思います。藤竜也百音の祖父・永浦龍己実直で海をこよなく愛する、牡蠣養殖の名人。若い頃は遠洋漁業のマグロ船に乗っていたが、やがて養殖業に転向。その手間暇を惜しまない牡蠣づくりで、遠方から注文するファンも多い。寡黙で頑固だが心優しい。<コメント>「朝ドラ」はたくさんの人が楽しみにしている番組なので、呼んでいただいて、とても嬉しいです。視聴者の皆さんと一緒に、モネの成長を見守り、応援したいです。ロケ地の宮城の皆様、お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。竹下景子語り&百音の祖母・永浦雅代病気で他界した龍己の妻。生前は龍己の漁業を支えながら、自宅で民宿も営んでいた。愛情深く包容力のある人で、百音の同級生たちはいまでも雅代を慕っている。<コメント>気仙沼は大切な場所です。母のような人がいるところ。この役を頂いた時、運命を感じました。モネの清原果耶さんを真ん中に愛しい家族になれますように。陸奥の人の温かさと優しさと強さを語りを通して伝えられればと思います。海の中から愛をこめて。応援よろしくお願いします。連続テレビ小説「おかえりモネ」は2021年春、NHK総合ほかにて放送予定。2020年秋ごろクランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2020年09月11日「YouTubeを始めたのは私で楽しんでもらえるのがうれしかったからです。お芝居で楽しんでもらえるのは監督など多くの方々の力があってこそ。でもYouTubeは本当に自分だけの力なので、それを楽しいと誰かが言ってくれるのが快感というか(笑)」そう話すのは、女優・仲里依紗(30)。多くの有名人がYouTubeチャンネルを開設するなか、ぶっちゃけた内容が話題の「仲里依紗です。」週に2本アップされる動画は1本13分前後の長さで、企画からすべての作業をほぼ一人で行っているというから驚き!「撮影、編集作業、更新までやっています。もちろん仕事や家事もあるので、やりすぎかなとは私もずっと思っているのですが、削るところがなくて……」ときにはキツネさん(夫・中尾明慶)が撮影することも。この個性的な呼び名の由来を聞いてみると。「子どもが『パパって子どものとき、キツネだったんでしょ?』というのがきっかけ。顔がキツネに似てるねって。本人はネタにしちゃってますね(笑)」動画は運動したり、寝室を撮影したりと私生活が見えないミステリアスな女優像をもれなく打ち崩すものが多いが大丈夫なのか。「女優も普通の人間ですし、個性が立っているほうがおもしろいのになとずっと思っていました。デビュー当時と違い、いまは個々の主張が出せる時代になってきたので、いいことも悪いこともありますが生きやすくなりました」のびのびと公私を楽しんでいる姿は、現在出演中の朝ドラ『エール』(NHK総合にて毎週月〜土曜8時〜再放送中。9月14日より本放送再開)の役(喫茶バンブー店主・梶取恵)に重なるところも。「朝ドラは初出演です。子どものお友達も見てくれているようで学校で言われます。『エールに出てたね』って。『えー、出てたの知ってるの?』って。恵さんを見て私だとわかるんだなと思って。今後ですが、私の髪形がすごくなるのでそこにご注目を(笑)」10月からはTBS金曜ドラマ『恋する母たち』に出演。充実の日々を送る。「30歳を超えて自分が楽しいと感じることをどんどんやっていきたいですね」「女性自身」2020年9月15日 掲載
2020年09月07日波瑠が「世界一難しい恋」を手掛けたチームと再タッグ、社員の健康を守る産業医を演じる恋愛ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」が、10月スタートの日本テレビ系新水曜ドラマに決定した。本作は、「きょうは会社休みます。」「世界一難しい恋」のスタッフが贈る恋愛弱者のラブコメ第3弾。脚本は、「ホタルノヒカリ」や連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江が手掛ける。主演を務めるのは、日本テレビ連続ドラマ2年ぶりの主演となる波瑠。ドSで完璧主義な産業医・大桜美々(おおざくらみみ)を演じる。産業医とは「企業において労働者の健康管理を行う医師」。「社員よ健やかに生きやがれ」をモットーに、社員たちの健康を守るために産業医として忙しい日々を送る大桜美々だったが、いまから半年前のコロナパニック…。新しい日常は、産業医の彼女にとっては対応に追われる苦難の日々。でも、その努力でなんとか会社とその社員たちを守れた、と自負もしている。ただ、そのことが彼女に「恋をしたい」という謎の感情を抱かせることになろうとは、自身も想像だにしていなかった。オンラインで知り合った、顔も名前も分からない相手にSNSで恋をした彼女。恋した相手はどうやら社内にいるらしい!?大桜美々の恋が始まった――。今回、波瑠さんが演じるのは、会社の実情や忖度は受け付けない、完璧主義で口うるさく、社内から“診療室の独裁者”と恐れられている産業医=企業内診療所勤務の常勤医。当然、その独裁者っぷりはプライベートではまったく害悪でしかなく、学生時代、多少恋愛はしたが「頑張るのは仕事で十分」と思ういま、「恋愛をさぼってきた」ことに彼女はまだ気づいていない。そんな主人公に「年齢も同じくらいで、一人でいる快適さも知っていて、恋愛を頑張ってこなかったところなど、掘り下げていけば自分との共通点がいっぱい見つけられそうです。ただ、自分のダメなところを見ているようで嫌になりそうです。(笑)」と言いながらも、「演じるのがすごく楽しみ」とコメント。「朝ドラの撮影から東京に戻ってきて参加した初めての作品、『世界一難しい恋』の制作チームで、頼りになる皆さんがたくさんいらっしゃるので、のびのびと頑張れたらいいな」と現場への信頼を語り、「久しぶりに『恋愛をしてみよう』と思う、もしかしたら、少し高飛車に見えるかもしれない女性ですが、うまくいかないことに悩んだり、泣いたり、でも、笑えたり、ジタバタしながら新しい恋に踏み出そうと頑張っていく、恋愛ドラマをぜひ、楽しみにして頂きたい」と自身でも期待を寄せている。「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」は10月期、水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年08月14日「撮影初日から全裸で走るシーンを撮りました。基本、現場ではずっと裸で、逆に服を着ていたら恥ずかしいくらい。たまに衣装があってもパンツだけだったり(笑)」実写化は難しいといわれたダイビング漫画『ぐらんぶる』が映画化(8月7日全国公開)され、主役の今村耕平を演じている犬飼貴丈(26)。映画はほぼ裸祭り状態ということで注目されているが……。「キャストだけでなく、スタッフも脱いでましたね。みんな目が血走っていたりして、おかしなテンションの現場でした。高嶋政宏さん(54)は日焼けサロンで真っ黒に焼けていて、いちばんノリノリだったかもしれません(笑)。ここでは書けないこともたくさんありましたよ」(犬飼・以下同)犬飼は仮面ライダー出身で、朝ドラ『なつぞら』でも話題を呼んだ正統派のイケメン。今回の役はすごいチャレンジかと思いきや。「やるからには、原作ファンの方々をがっかりさせないように、モザイクなんかでごまかさずにとことんやってほしい、と思いました。胸を張ってお見せできる仕上がりになったと思います」と男気あふれるコメントを。泳げないのにダイビングシーンもこなし、まさに体を張った大熱演。そんな頼もしい彼に今後の抱負を聞いてみた。「普通の恋愛ものがやりたいですね。まあ、服を着ていたらどんな恋愛ものでも大歓迎です(笑)」「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月14日梅雨明けが待ち遠しい東京で、久しぶりに晴れ間が見えた7月24日。辺りが薄暗くなってきた夕方6時35分ごろ、あるマンションの前に1台の車が止まった。黒いキャップにマスク姿の男性が、車の後部座席から勢いよく降りる。主演を務める連続テレビ小説『エール』の収録現場から帰宅した窪田正孝(31)の姿だった。車を降りた窪田は、バッグを担いでマスクを着け直しながら、自宅マンションに駆け込んでいった。その様子は少しあわてているようにも見えたが……。実はこの日は、昨年9月に結婚した妻・水川あさみの37歳の誕生日。一刻も早く妻の誕生日を祝いたかったがための“猛ダッシュ”だったのだろう。「朝ドラは、月~金曜にかけて撮影するのが通常で、最近はだいたい夜8時ごろまで収録をするスケジュールが組まれていることが多いのですが、24日の窪田さんは夕方6時までには収録が終わっていました」(NHK関係者)仕事現場からまっすぐ帰ってきたのか、収録を終えて約30分後には到着。自宅で誕生日の夜を過ごしたようだ。《僕は料理ができないので、食事を作ってもらえることにめちゃくちゃ感謝しています。ごはんを作って家で待ってくれている存在がいるだけで、1日の疲れが吹っ飛びます》(『からだにいいこと』’20年6月号)こう語っていた窪田。特別な日でなくとも料理上手な妻が待つ自宅に帰るのはうれしいことのよう。「水川さんは窪田さんの体調にも気を配っていて“免疫力アップにいい”と今は手作りの塩と醤油麹にハマっています」(芸能関係者)4月には、ファンに“ラブラブぶり”を見せつけたことも。「水川さんが仲よしの近藤春菜さん(37)のライブ配信に自宅からゲスト出演したんですが、そこに窪田さんも乱入。『嫁さんに呼ばれたから、まあそれは出ますよ』と仲がよさそうでした」(芸能ライター)一方、『エール』はコロナ禍で4月から6月に収録がストップした影響で、放送は一時中断状態。「代わりに流れている再放送の視聴率も好調です」(スポーツ紙記者)愛妻と過ごす時間で英気を養って、放送再開を期待するファンに最高の『エール』を届けてほしい!「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月10日2020年度後期放送の連続テレビ小説第103作「おちょやん」。この度、本作のヒロイン役を務める杉咲花がクランクインを迎えたことが分かった。本作は、大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指していく物語。杉咲さんのほかにも、トータス松本、宮澤エマ、篠原涼子、名倉潤、成田凌らの出演が決定している。そしてこの度、ヒロイン・竹井千代役の杉咲さんが7月14日、NHK大阪のスタジオでクランクイン。クランクイン初日に撮影されたのは、道頓堀の芝居茶屋で女中として働くシーン。子役から代わって杉咲さん演じる千代が本格的に登場する最初の場面となる。「無事にクランクインできた今日、今まで感じたことのなかったような高揚感があり、現場にいられることの幸せを改めて噛みしめていたら撮影はあっという間に終わっていました」と初日の撮影をふり返った杉咲さん。「温かいおちょやんチームの皆様に迎え入れていただけて、これからの日々が本当に楽しみになりました」とコメント。そして「たくさんの方に楽しんでいただける作品になりますように、おちょやんチームの皆さんと、体に気をつけながら、心を込めて頑張っていきたいと思います!」と改めて意気込んだ。なお、ヒロインの幼少期は、連続テレビ小説「スカーレット」に熊谷雪子役で出演した毎田暖乃が演じる。(cinemacafe.net)
2020年07月16日「緊急事態宣言が発令される前後から各企業の広告費が30~50%減少するなど、苦しい状況です。宣言解除後にはCM撮影も再開され徐々に戻りつつありますが、コロナ前の水準には戻らないでしょう」(広告代理店関係者・A氏)日本経済にかつてない大打撃を与えたコロナショック。有名人の人気の指標にもなるCMにもその波が押し寄せていた――。そこで本誌は複数の広告代理店関係者への取材をもとに、有名人の最新CMギャラランキングを独占入手!コロナ禍でも圧倒的な人気を誇るのがジャニーズ勢だ。「平野紫耀さん(23)は、今、いちばんオファーが多いかもしれません。バラエティにドラマと、どんなジャンルでも活躍する唯一無二の存在。嵐も金額は下がっていますが、活動休止まで半年を切ってるのに1億円を超えるのは異例です」(広告代理店関係者・B氏)新しい地図の香取慎吾(43)も、7月1日に発表された上半期タレントCMランキングで3位に入るなど、変わらぬ人気を見せている。「好感度も知名度もSMAP時代から変わらず、NGも少ないのでオファーは絶えません」(B氏)朝ドラのブランド力も健在のようだ。「『なつぞら』で注目を集めた清原果耶さん(18)は来春放送の『おかえりモネ』での主演も決まり、人気はうなぎ上り。透明感が高く、“第2の綾瀬はるか”になるといわれています」(A氏)苦境にあえぐ広告業界が熱視線を送っているのが、“第7世代”と呼ばれるお笑い界のホープたちだ。「YouTuberとしても活躍するフワちゃんはリモートへの対応力もあり、評価が高いです。お茶の間で人気のあるEXITもキャラクターの真新しさと相まってますますギャラが上がるでしょう」(A氏)芸能界を席巻する“姉妹”の躍進も見逃せない。「上白石萌音さん(22)&萌歌さん(20)姉妹はともに出演ドラマの視聴率も高く、順調に知名度を上げています。今年、モデルデビューを果たしたCocomiさん(19)と妹のKoki,さん(17)も、セットでの出演となれば1億円を超える可能性も」(A氏)令和婚を発表した三浦祐太朗(36)や清野菜名(25)がギャラアップを果たすなか、1千万円アップで1位に浮上したのが、昨年、南海キャンディーズの山里亮太(43)と結婚した蒼井優(34)だ。「結婚1年目で好きな夫婦ランキング上位に入るなど、最も好感度の高い芸能人妻の一人。 多忙ながらも、家事を完璧にこなし山里さんをサポートする姿も、非常に受けがいいです。ステイホームで家族愛を求める企業のニーズとも一致しています」(B氏)「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月10日夢に向かって音楽の道を歩む、裕一や音たちの姿に心打たれるNHK朝の連続テレビ小説『エール』。放送の再開が待ち遠しい……との声に、そのタイトルどおり、2人を、視聴者を勇気づけた名ゼリフを振り返ります。【第24話】「私は音楽と出合って救われた。自分の存在を認められた。あなたには私みたいなつらい思いをしている人たちに力を与える曲を作ってほしいの」ーー御手洗清太郎子どものころ「男なら男らしくしろ」と学校の先生に殴られ、泥水を飲まされたりと、つらい経験をした音の歌の先生である御手洗(古川雄大・32)は、ドイツ留学で世界観が変わったことを告白。イギリスへの留学を控えた裕一に期待をかけた。【第28話】「割れなきゃ、何べんでもかむの!大事な人のためなら、向こうがあきれるほどやるの!」ーー関内光子留学が世界的な不況で取り消しになった裕一の才能を生かすため、音はレコード会社に売り込みを続ける。結果が得られず諦めかけたとき、光子が雷おこしをかじりながら頼もしく激励を。【第47話】「だからなんで売れなかったときのこと考えんだ。それよりも売れたときの幸せを想像してみたらどうだい?」ーー佐藤久志初めてのレコードが売れず、このまま売れないとクビだと嘆く裕一の姿を見て幼なじみの久志(山崎育三郎・34)は「何事も気の持ちよう」と励ます。【第49話】「プロってね、たとえ子どもが死にそうになっていても、舞台に立つ人間のことを言うの。あなた当然、その覚悟は、あるのよね?」ーー双浦環東京帝国音楽学校でオペラ『椿姫』のヒロインを勝ち取った音だが、のちに妊娠が判明。周囲が困惑するなか、オペラ歌手の双浦環(柴咲コウ・38)はプロの厳しさを伝える。【第50話】「その夢僕に預けてくんないか?君がもう一度夢に向き合える日がちゃんと来るまで、僕がその夢預かって大事に育てるから」ーー古山裕一妊娠中で発声がうまくいかない音。子どもにも会いたいし歌も諦めたくないと心境を吐露すると、裕一は自分が作った曲をいつか歌ってほしいと伝える。その後、音は無事に女の子を出産した。【第55話】「お前らのおかげで、いい人生だった。ありがとうな」ーー古山三郎末期の胃がんで死期を悟った三郎は、息子2人それぞれへ思いを伝える。裕一が音楽の道に進むことができたのは、三郎の応援があったからこそだった。【第57話】「負けを認めるってことは大切なことだ」ーー関内安隆あの世で宝くじにあたり現世への旅を許された安隆。作家を目指す三女・梅(森七菜・18)が、友人の文芸誌新人賞受賞にショックを受けている姿を見て、含蓄のある言葉を。そんな『エール』の今後の注目ポイントは……。ひょんなことから裕一が弟子を取ることに。そして音の妹、梅は作家デビューが決まる。裕一、久志、鉄男の福島三羽ガラスもいよいよ本格的に始動。みんなの活躍に期待です!※連続テレビ小説『エール』はNHK総合にて月〜土曜8時〜再放送中(出演者による解説放送〈副音声〉もお楽しみください)。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月05日夢に向かって音楽の道を歩む、裕一や音たちの姿に心打たれるNHK朝の連続テレビ小説『エール』。放送の再開が待ち遠しい……との声に、そのタイトルどおり、2人を、視聴者を勇気づけた名ゼリフを振り返ります。【第5話】「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできること、それがお前の得意なものだ」ーー藤堂清晴裕一(石田星空・11)の才能に気づき、音楽の道に進むきっかけを作った藤堂先生(森山直太朗・44)。その後も藤堂先生は節目節目で大切なエールを送り続け、裕一の恩人的存在となる。【第6話】「俺は筋を通す男だ。……悪かった」ーー村野鉄男ガキ大将の鉄男(込江大牙・11)は、冷たく接してしまった裕一と仲直り。2人の間に友情が生まれ、今後を示唆するような重要なシーンに。鉄男のイケメンぶりも話題となった。【第7話】「やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい」ーー関内安隆教会のコーラスに飛び入り参加するかを迷っていた娘の音(清水香帆・11)にかけた言葉は、その後の音の人生も支えることに。安隆(光石研・58)は娘たちの背中をそっと押してあげる心優しい父。【第17話】「私は男の後ろを歩くつもりはないから。結婚したとしても、私は一緒に歩きたい!一緒に歩いてお互い支え合って生きていく。それが私の信条。以上!」ーー関内音音(二階堂ふみ・25)は姉の吟(松井玲奈・28)にお見合いをセッティングされるが、見合い相手に「女は男を支えていればいいのです」と言われタンカを切る。この時代にあって進歩的な考えは、母・光子(薬師丸ひろ子・56)譲り。【第18話】「おめえは俺の自慢の息子だ。失敗ばかりの人生だが、唯一誇れんのはおめえだ。まあ、俺に任せとけ」ーー古山三郎音楽の道を諦めるけじめとして応募した国際作曲コンクールでまさかの2等入選を果たし、留学の誘いを受けた裕一(窪田正孝・31)。伯父からの養子縁組の話もあり、悩む息子に三郎(唐沢寿明・57)は父親らしさを見せた。【第23話】「もろ手を挙げて喜べる男じゃない。それでも、あなたに託すの。なんでだと思う?あんたっていう人間を信じるの。頭は、駄目と言っとるけど、心が、行けって叫ぶの!」ーー関内光子音に会うため豊橋まで来た裕一の突然の結婚宣言に驚くも、2人のキスを見てしまった光子は、走りだした汽車は止められないと結婚を許すことに。ユーモラスな掛け合いが見どころ。そんな『エール』の今後の注目ポイントは……。ひょんなことから裕一が弟子を取ることに。そして音の妹、梅は作家デビューが決まる。裕一、久志、鉄男の福島三羽ガラスもいよいよ本格的に始動。みんなの活躍に期待です!※連続テレビ小説『エール』はNHK総合にて月〜土曜8時〜再放送中(出演者による解説放送〈副音声〉もお楽しみください)。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月04日綾野剛&星野源がW主演するTBS系新金曜ドラマ「MIU404」の第2話が7月3日にオンエア。朝ドラ「スカーレット」の八郎役が話題となった松下洸平の犯人ぶりに大きな反響が集まるとともに、「アンナチュラル」の毛利&向島コンビにも注目が集まっている。本作は架空の機動捜査隊である「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」に配属された刑事たちの物語。直情的で身体能力が高い伊吹藍を綾野さんが、対照的に理性的な志摩一未を星野さんがそれぞれ演じる。またキャリアの新米刑事・九重世人に岡田健史。九重とバディを組む昔ながらの刑事・陣馬耕平に橋本じゅん。女性初の機捜隊長・桔梗ゆづるに麻生久美子といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話は伊吹と志摩がパトロール中に不審な車を発見。同じくして警視庁から殺人事件の容疑者が凶器を持って逃走しているという無線が入る。容疑者の特徴から伊吹は隣の車に容疑者が乗っているかもしれないと考え、追跡を開始。一方、殺害現場の初動捜査にあたる陣馬と九重は、事件現場となったハウスクリーニング会社で働く加々見崇(松下さん)が凶器を持って逃走したことを知るが、陣馬は遺体周辺には血の掌紋が多数ついているにも関わらず、加々見が飛び出した部屋のドアノブには血が付着していなかったことを不可解に思う。車を追尾する伊吹と志摩は、運転する田辺将司(鶴見辰吾)と助手席の妻・早苗(池津祥子)が怯えていたことから、加々見が車内で夫婦を脅していると見立て慎重に様子を伺う。加々見は友人を解雇した社長を殺害、さらに実家で父親を殺害し自殺しようとするのだが…という展開。連続テレビ小説「スカーレット」で大きな注目を浴びる中、本作に出演した松下さんに「関西弁じゃない松下洸平逆に新鮮」「まじめが行き過ぎて、自暴自棄になる役がなぜか似合ってしまう」などの声が続々と集まる。また次回予告では、本作を手がける野木亜紀子氏が脚本を担当した「アンナチュラル」の毛利&向島刑事が登場。これに「アンナチュラルの刑事さん二人いた!?」「来週アンナチュラルの刑事さん?」「予告見間違いじゃなければあのコンビはアンナチュラル」などの反応に多数寄せられている。(笠緒)
2020年07月03日6月29日より、第1回から再放送中のNHK連続テレビ小説『エール』。裕一のモデルは、実在する伝説の作曲家……その素顔を知るのは、この大御所芸人。再放送のお供に、知られざる古関さんの秘話をどうぞ!「おとなしく、言葉がうまく話せない子ども時代の裕一(石田星空)が、かわいらしくてね。『そうだよな〜。古関裕而先生は、こんな子どもだったに違いないな』と、思いながら『エール』を見ていました」そうにこやかに語るのは萩本欽一さん(79)。朝ドラ『エール』は、古山裕一(窪田正孝)と、音(二階堂ふみ)が織りなす夫婦の物語。そのモデルは、昭和を代表する作曲家の古関裕而さんと、妻で歌手の金子さんだ。欽ちゃんと古関さんは、芸能人や有名人とその家族が歌を競い合う『オールスター家族対抗歌合戦』(’72〜’86年・フジテレビ系)の司会者と審査員として、約12年にわたり共演していた。そのほかの審査員には、歌手で作曲家の近江俊郎さん、女優で映画プロデューサーの水の江瀧子さんといった大御所が参加しており、欽ちゃんとの軽妙なトークが番組を盛り上げた。欽ちゃんと古関さんは、“ご近所”という関係でもあったようだ。「番組が始まって5年目ぐらいのとき、先生をお送りしようと思ってご自宅を聞いたら、うちから10メートルぐらいのご近所だったの!いつもハイヤーが止まっていたのを覚えていますよ。先生は、生涯約5,000曲も作曲されていて、僕とは収入も1ケタ違うと思うんだけれど、豪邸って感じじゃない(笑)。住宅街にとけこむ、昔ながらの木造二階建てで、先生のお人柄がわかるようなつつましやかなおうちなの」金子さんと寄り添いあって、古関さんが散歩に出かける姿もよく見かけたと話す。「奥さんもニコッと笑って、頭を下げてくださってね。なんというか、ご夫婦の優しい雰囲気は、“まんまる”のイメージでしたね。体じゃなく、雰囲気が丸いの。歩いていたというより、お2人で仲よく道をゆっくり転がっていたという感じかなぁ。僕は『デートですか?』『ご旅行ですか?』と、会うたびに冗談で声をかけていました(笑)」決して多くを語ることはなくとも、温かさをもって欽ちゃんにも接した古関さん。そのたたずまいは、人としての“真の偉大さ”を感じたという。「有名人って、みんなサングラスをしているじゃない?僕もいつからかけようかな、とタイミングを計っていたの。でも先生を見るとあの人はサングラスなんかかけることなく、普通に暮らされていた。“偉大さを感じさせないという偉大さ”がありましたね。近江先生は、僕に古関先生がどれだけすごい人なのかをよく話してくださいましたが、古関先生はいつも『そんなことはありませんよ』と指先を指揮棒みたいにちょっと振るんです」まさに仏様みたいな人、と欽ちゃんは古関さんについて語る。「でも、仏陀は言葉があってこそだから、何も語らなかった古関さんのほうが偉大なのかも(笑)」古関さんの仏様のようだった人柄に思いをはせながら、再放送を見返してみるのもよいだろう。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月02日シアーシャ・ローナンら豪華キャストを迎えた、『レディ・バード』グレタ・ガーウィグ監督の最新作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。コロナ禍、全国の劇場再開後に公開された新作映画として初登場No.1を獲得してからも、女性を中心とした熱い口コミに後押しされリピーターが続出。SNSの声からその理由が見えてきた。レディースデイと映画の日を迎えた今週7月1日(水)の動員数は7,933人で、公開4週目にして驚異の前日比183%を記録。累計動員17万4,665人、興収2億2831万6,780円を記録し、動員20万人突破目前の大ヒットとなっている。その好調な成績に寄与する熱い口コミの中で多く見られるのが、“朝ドラ”と本作に共通点があるという呟き。孤独や葛藤を抱えながらも作家になる夢を追いかける主人公ジョー(シアーシャ・ローナン)の前向きな姿や、個性の全く異なる4姉妹それぞれの生き方を肯定し、輝やかしく魅せている点が、NHK連続テレビ小説、いわゆる“朝ドラ”のヒロインたちの成長物語を想起させるという。「朝ドラを見終わった様な感覚」「朝ドラ3クール分くらいの密度」など“鑑賞感が重なる”という声がTwitterなどのSNSで急増。また、「原作(若草物語)は未読なんだけどNHKの朝ドラかってくらい爽やかで王道かつ優しく可愛い物語」「四人姉妹の泣き笑い怒り悲しみ、1つ1つがキラキラ耀いて朝ドラを思わせる温かさ」「朝ドラ『カーネーション』を彷彿とさせます。古い?いいえ、現代に生きるわたしたちの物語」など、朝ドラのヒロインに重ね合わせた感動の声が続出。グレタ監督自身をも魅了した全世界の女性のバイブル的存在から、いまや日本の国民的映画となりつつあるようだ。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年6月12日より全国順次公開
2020年07月02日「朝ドラはこの数年、有名な女優がヒロイン役に起用されてきましたが、今回は窪田正孝さんが主演。ヒロイン役は公募でした。すでに数多くのドラマや映画で主演している二階堂さんはわざわざ今回のオーディションを受け、2,802人の中から選ばれました。そこまでして出演したいちばんの理由が“沖縄の祖母に元気な自分の姿を見せられる”ということでした」(ドラマ関係者)昨年6月、二階堂ふみ(25)は『エール』の記者会見でこう語っている。「祖母が沖縄戦を体験してまして、傷や歴史的なものを抱えて懸命に生きてきた方。そんな祖母が楽しそうな顔をするのは音楽を聴いているときや何か面白いものに触れている瞬間。きっと、この作品もそういう作品になると思います」ひとりっ子だった二階堂。小学4年生のときには、すでに「女優になってテレビに出たい」と同級生に語っていた。古着店でスカウトされ、小6でタウン誌『沖縄美少女図鑑』で表紙デビュー。女優デビューは中学1年生だったが、これは家族の協力なしでは果たせなかったことだ。「彼女の芸能界入りをバックアップしたのは映画好きで教育熱心な母親でした。琉球空手やバイオリン、英会話など数多くの習い事に通っていました」(沖縄時代の知人)二階堂は、母親との関係について『文學界』’15年9月号でこんなふうに語っている。《母と娘である以上、見せたくない何かってあるじゃないですか。私もそうなんですけど、とにかく「察知されたくない」という思いが強いんです。(中略)母親には話せないことがたくさんあります》そんな母との“クッション”になり、関係を緩和してくれたのが祖母だったという。高校進学を機に上京した二階堂だが、沖縄の祖母とは定期的に連絡を取り合っているそうだ。「おばあちゃんは孫が出演するテレビ番組を定期的にチェックしているそう。4年前に二階堂さんが『ゴチになります!』にレギュラー出演して37万円の負けを喫したときは、『あなたダメよ~、もうちょっとちゃんと探究しなさい!』と本気でダメ出しされたそうです」(テレビ局関係者)二階堂は“おばあちゃんの知恵袋”を女優業にも生かしていた。「ドラマや映画の撮影は早朝から始まることも多い。低血圧の二階堂さんはいつでもガウンや毛布を羽織える準備を整えていました。おばあさんに『体が冷えないようにしなさい』と言われて育ったそうで、どんなに忙しくても冷え対策だけはしっかりしているそうです」(映画関係者)NHK関係者によれば、二階堂は『エール』のオーディションに背水の陣で臨んでいたという。「オーディションを受ける前、彼女の祖母はすでに認知症を発症していたそうです。発症がわかったときに彼女は“少しでも一緒に過ごしたい”と祖母とパリ旅行に行ったとも聞いています。“祖母を少しでも元気づけたい”と、このオーディションに挑んだそうです」実際、発売中のフォトブック『二階堂ふみinエール』(東京ニュース通信社)のインタビューで、二階堂は今回のオーディションを受けた理由をこう語っていた。《沖縄戦の中でもいちばんの激戦地を生き抜いた私の祖母が、アルツハイマーになったということも理由のひとつにあって。(中略)幸いまだ祖母は私が孫であることを認識できているので、もし『エール』に出られたら、毎朝おばあちゃんに自分の顔を見せられるんだなって》認知症に詳しいパークサイド脳神経外科クリニック・近藤新院長はこう語る。「二階堂さんのおばあさまの症状は初期から中期だと思われます。コロナによって施設の面会や帰省ができなくなり、認知症が悪化する例も多くなっています。今回の二階堂さんの行動のように、毎日おばあさまがテレビで孫の顔を見ることができて、今までのように応援できるというのは認知症の進行予防策としてはとてもよいことだと思います」公益社団法人認知症の人と家族の会の鈴木森夫代表理事もこう力説する。「基本的に施設でも自宅でも、家族が顔を合わせることは大事です。離れて暮らしている場合、家族の写真を見るように促したり、テレビ電話などで話すことで、記憶をとどめることに効果があります」私の顔を忘れないでいてもらうためにも――。彼女の演技が視聴者だけでなく、愛する祖母の生きる原動力になっていた。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月23日