政府が介護施設や保育所などに約8,000万枚の布マスクを追加配布すると、7月27日に朝日新聞デジタルが報じた。4月から続く配布事業の取り組みで、厚生労働省は9月中に配布完了を目指しているという。記事によると、配布・発注済みの布マスクは計約2億8,700万枚。事務経費約107億円を含む総額費用は、約507億円にも上ったという。全国世帯に向けて1住所あたり2枚配布される布マスクは、6月下旬に配送完了。だがその後に、伊藤忠商事など9業者に計5,800万枚の追加発注がされていたことも報じられた。安倍晋三首相(65)は4月の配布決定当初、「急拡大するマスクの需要の抑制を図り、国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう速やかに取り組んでまいりたい」と述べていた。しかし、4月に配送されたマスクから変色や異物混入といった不良品が多数発覚。回収や検品を強化した結果、遅配となった。全戸向けの配布は完了したものの、布マスクは“無用の長物”となっているようだ。「配布開始当初から、『税金の無駄遣い』や『費用対効果を感じられない』と批判が殺到。経済官庁出身の官僚が安倍首相に、『国民に布マスクを配れば不安は消えます』と進言したことが政策の発端だとも報じられました。配布された結果、“不要”として厚生労働省や各自治体に返却・寄付された布マスクは10万枚にも及んだそうです。品切れが続き高騰していた不織布マスクも、徐々に生産が回復し、値崩れてしているといいます」(全国紙記者)産経新聞によると菅義偉官房長官(71)は28日、「布マスクは繰り返し利用でき、コスト面でも安価」「継続配布は有意義」と述べたという。当初から強い批判を受けていたが、今回も“有意義”を強調し続ける政府。その強固な姿勢に、各界から様々な反応が上がっている。女優の小泉今日子(54)は、朝日新聞のネットニュースに《ちょっ、ちょっと!》とコメントを添えてツイート。メイプル超合金のカズレーザー(36)は、28日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演。布マスクが追加配布されることについて、「使う使わないに関しては、皆ずっと『使わない』って言っているからそれは変わらないんじゃないですか」とコメントした。国民民主党の小沢一郎(78)は、Twitterで《正気だろうか。5百億円も使って一体何をやっているのか。一度決めたら途中でやめられない。正に戦前の軍部と同じ。結局はお友達利権》とツイート。続けて《これだけ巨額の予算を、なぜ赤字に苦しむ医療現場支援や、PCR検査の拡大に回さないのか。この内閣は、やることなすこと全てが間違っている》と痛烈に批判した。消費を喚起する観光事業分野「Go Toトラベル」では、強い批判を受けて「東京除外」や「キャンセル料補償」に転換していた政府。“アベノマスク”についても方向転換を求める声が上がっている。《6月の時点でなぜ軌道修正できなかったのか布マスク路線》《布マスク制度ってそんなに方向転換できないものなのかしら》《誰か、進言する人はいないのだろうか》《もはや狂気の沙汰です……》
2020年07月28日西村康稔経済再生大臣(57)が7月7日、朝日新聞の取材に応じた。そのなかで「休業要請を拒否した事業者に罰則を検討している」と発言。ネットで波紋を呼んでいる。朝日新聞デジタルによると、西村大臣は“休業要請に応じない事業者に対して罰則規定を設ける法改正を検討していく”という考えを示した。すでに内閣法制局とも議論しているといい、「命令、罰則というのも法体系としては十分ありうる」と発言。憲法が保障する国民の自由と権利の制限につながる懸念もあるため、休業要請に従わなかった店舗などで感染が拡大したことを示す「立法事実」がないと法改正は難しいが、感染状況などのデータを整理して「慎重に見極めたい」と話したという。要請とは「必要なものごとが実現するよう願い出て求めること」だ。願い出ておきながらも、それに応じないから罰を与えるとは?そもそも自粛とは「自分から進んで行いや態度を改め、慎むこと」であり、要請という言葉もふさわしいのか……。西村大臣の発言に、ネットでは「日本語がおかしい」という指摘が相次いでいる。《え、お願いされた事を拒否したら罰を受けるって日本語おかしくない?》《「お願い」を断ったら「罰」って、それは一般社会では「脅し」と言うのでは?》《日本語分かってないんじゃないか?》《日本語では拒否できない要請というものを命令あるいは強制はたまた強要といいます》要請拒否に関する罰則のため、法改正を検討していく方針だという西村大臣。いっぽう、休業補償については「法律上非常に難しい」と記事の中で発言している。そのため、こんな声も上がっている。《「休業補償」は法律的に難しいが、「国民の自由と権利の制限」は法律的に可能って言ってるの?》《私権の制限については法改正まで検討するくせに、休業要請に対する補償規定の新設については「法律上は非常に難しい」と否定するって》《賞罰の罰だけってなんだそりゃ》《政府は公共の福祉の限界に挑戦?》
2020年07月08日編集部:学研キッズネット編集部朝日新聞出版の小中学生向け月刊誌『ジュニアエラ』は、新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛や休校期間が長引くなか、少しでも多くの子どもたちに楽しく学べる機会を届けたいと、いま関心の高い「新型コロナ」について特集した誌面を、5月20日からホームページで無料公開しました。無料公開したのは、2020年5月号の特集「新型コロナから身を守れ」と、同号の漫画「コリゴリ博士の暴投ステーション」です。特集では、新型コロナウイルスの特徴、ウイルスと細菌の違い、人類と感染症の闘いの歴史などを、イラストや写真、図表などを使ってわかりやすく解説しています。オールカラーです。この企画が、子どもたちが楽しく学ぶための助けになればうれしいです。ジュニアエラのホームページに、誌面PDFのアイコンがありますので、クリックし自由にダウンロードしてご覧ください。■「ジュニアエラ」とは?ジュニアエラは、2009年に創刊した小中学生を対象にしたニュース月刊誌です。毎号「AI」「世界遺産」「プログラミング」「食」「絶滅危惧種」「都道府県ランキング」「世界の中の日本の順位」など、子どもたちに興味のあるテーマで特集を組んでいます。そのほか、「未来のお仕事案内」「サイエンスジュニアエラ」「歴史人物 ON STAGE」「子ども地球ナビ」「スポーツのうんちく」「のぞき見探偵が行く‼」など、子どもたちが楽しく学べる企画がいっぱい! 「謎解きクイズノック」「ジュニアエラ検定」「読解力講座」など、自分でクイズや問題に挑戦できる企画もあります。■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日編集部:学研キッズネット編集部朝日新聞出版は、2020年3月19日(木)にAERA進学MOOK『カンペキ中学受験2021』を発売しました。首都圏334の国公立&私立中学の完全データを収録。最新の2020年度入試応募状況や学費情報も掲載した「どこよりも早い中学受験情報誌」です。 さらに巻頭企画では、タレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司さんが 自身の中学受験経験について語っています。首都圏の国公立&私立中学334校のデータを完全収録首都圏の中学受験生数はここ数年増え続けており、中学入試の環境は年々厳しくなっています。大学入試制度改革の影響で、私学なら柔軟に対応してくれるという保護者の期待が高まっていることが中学入試過熱の一因です。知名度の高い難関ブランド校に加え、改革に取り組み結果を出している新進校も人気が上昇。大学に確実に進学できる付属校の人気も変わらず高く、これまで以上に学校選びに迷う時代となりました。どこよりも早い中学受験情報誌として毎年評価されている『カンペキ中学受験』の最新版では、首都圏の国公立&私立中学334校の入試難易度や進路状況、スクールライフや特色、カリキュラム、学費といったデータを完全収録。最新、2020年度入試の応募状況もしっかり掲載しています。難関大学や医学部への進学実績が一目でわかるランキング分析記事も充実。志望校選びの特集では、偏差値以外に着目すべき点をQ&A方式で解説。タイプの異なる3人の中学受験専門家が、受験生の家族の心構えについても指南します。巻頭企画では、タレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司さんが自身の中学受験経験をもとに、受験生にエールを送るインタビューにも登場します。<主なラインナップ>• インタビュー伊沢拓司さん(タレント)• いま、 必要な力を育むわが校自慢の授業・講座(海城/麴町学園女子/東洋大学京北)• 効果的な学びを追究こだわりの新施設紹介(聖学院/青山学院/富士見)• こんな制服で登校したい!あこがれの制服スタイル2021• 首都圏中学入試速報今年の結果から2021年入試を予測• ランキングではっきりわかる中高一貫校の実力• 偏差値だけではわからない家族みんなを幸せにする学校選び• 首都圏国公立・私立難易度データ一覧表• 首都圏国公立・私立中学校MAP• カンペキ中学受験ガイド334中学校AERA進学MOOK『カンペキ中学受験2021』発売日:2020年3月19日(木曜日)定価:1900円+税学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年03月30日12月12日の朝日新聞朝刊に掲載された、小説『十二国記』シリーズ(新潮社)の全面広告がSNSで話題だ。『十二国記』は小野不由美によるファンタジー小説で、2019年10月12日に18年ぶりとなる書下ろし長編小説が発売された。シリーズ発行部数は累計で1,200万を突破。2019年12月4日には、Yahoo!検索大賞2019の【小説部門賞】を受賞した。今回の広告は、作品名にちなんで12月12日を『十二国記の日』として盛り上げ続けたファンへの感謝として企画されたもの。『十二国記』公式Twitterアカウントは《この新聞広告は、『「十二国記」の日』の名付け親であり、長年にわたり作品を支え続けてくださる皆様への感謝のしるしです》と説明している。誌面の内容は、新聞の販売地域によって4種類展開。それぞれに作中の主要人物のイラストと、ファンの感想が掲載されている。これに対し、Twitterでは「すべて集めたい」という声が続出。《朝日新聞、号外全部ゲット!「十二国記の日」満喫しております》《今朝の朝日新聞朝刊、出かけるついでに駅のキオスクで買った。店員さんが「あらあら今日は何だかいつも買わない人が買うわね~」と目を丸くしていた。 今日限りの十二国記特需です》《朝日新聞の朝刊、各地域の欲しい。 十二国記の全面広告載っているらしいから!どなたか、譲って下さいませんか?》フリマアプリ『メルカリ』には、該当誌面が100件ほど出品。一部300円~500円程度で取引されるなど、社会現象のようになっている。
2019年12月12日神奈川県庁の行政文書を蓄積した18個ものハードディスク(以下・HDD)が、ネットオークションを通じて転売されていたと12月6日に発表された。朝日新聞によるとHDD18個で保存できるデータの総容量は54テラバイト。画像を添付したメール1通を3メガバイトとして換算すると、1800万通分となる。世界最大規模の情報流出ともいわれており、ネットでは怒りの声や管理の杜撰さを指摘する声が相次いでいる。同紙によると、転売されたHDDは神奈川県が富士通リースから借りたサーバーに使われていたもの。富士通リースが県との契約に基づきデータを復元不可能な状態にすべく、情報機器の再生事業を手がけるブロードリンクに委託した。富士通リースは破壊して作動しないようにしてから廃棄するか、もしくはデータを完全に消去するよう指示。しかし、データ消去作業の担当者が持ち出して転売していた。落札者が使用前に中身を確認したところ、データの存在を発見。復元ソフトを使うと、神奈川県の公文書とみられる大量のファイルが見つかったという。世界でも稀にみるほどの情報流出が発覚した神奈川県。県民はTwitterで《神奈川県民としてはやばい》《HDDにドリルしなかったせいで神奈川県民の情報大放出セールですわ》といった怒りの声が。また他県民からは《私は神奈川県民ではないが、納税記録流出とか、心底嫌な流出だなと思う》《これ県民すべてが自治体とこのリース会社に賠償請求できるんじゃないか?》といった声が上がっている。いっぽう県に対して《神奈川県も気の毒だよな。整った制度を使って適切に破棄したのに》《契約上、県に責任は無いのだろうが大事な情報が保存されているのでもう少し慎重になるべきだったのでは》といった声も上がるが、厳しい意見も相次いでいる。6日の産経新聞によると県はHDDを富士通リースに返却した後、データ消去証明書を受け取ることになっていた。しかし流出が確認された18個を含む504個のHDDに対しては、消去の証明書を提出してもらえなかった。さらに県の担当者は、ブロードリンクの名前すら把握していなかったという。また7日の日本経済新聞によると、HDDには不正閲覧を防ぐための暗号化がはされていなかった。14年に富士通リースとリース契約を結んだ当時、大量の保存データを暗号化する装置がなかったと県は説明。セキュリティー対策を万全にしていれば、情報を閲覧することはできなかった可能性が高いという。6日に開かれた会見で、黒岩祐治県知事(65)は「県としてもデータ消去の履行確認が不十分だった。結果として県民に不安を与え、県への信頼を揺るがせた。深くおわびする」と謝罪した。しかし、その杜撰さからこんな声が上がっている。《神奈川県庁も加害者だよ。サーバーのファイルをOSレベルで暗号化してなかったからこうなった。いくらHDDが流出しようがデーターの初期化が甘かろうが、暗号を施してあれば問題なかった》《今回の世界最悪級の流出、確かに一番悪いのはブロードリンクだけど機密情報を一切暗号化せずにHDDに書き込む神奈川県側もどうかと思うぞ》《どんなに技術が進んでも結局、人間が原因でインシデントが発生する。神奈川県は業者の責任を問う前に、県民に対して自らの責任を果たすべき》
2019年12月08日安倍晋三首相(65)は10月13日、台風19号に関する関係閣僚会議で非常災害対策本部を設置すると発表した。朝日新聞によると、広い地域で甚大な被害が発生したことを踏まえて判断。さらに長野県と福島県に、情報先遣チームを派遣するとも明らかにしたという。非常災害対策本部については、台風の被害が報じられるようになっても設置されていなかった。12日には、ネットでこんな声が巡っていた。《本当にわからない、この時点で政府が災害対策本部を設置しないことを正当化できるロジックって何?なんで設置しないの?もう20時過ぎてるよ》《災害になると、首相の顔が全く見えなくなる。何故なのか?政府は何故、災害対策本部を設置しないのか?理解できない》そのため13日になって非常災害対策本部を設置したことについて、Twitterでは《なぜ、今朝になっての設置なのでしょうか?緊急事態に即応できない政府なのでしょうか?》《予定予測可能な台風なのに、この遅さ。ほとんど事後じゃん。未然対策の概念がない?》と政府の対応が「遅すぎる」と訴える声が上がっている。しかし、政府は8日時点で台風19号に対し「情報連絡室」を官邸に設置していた。NHKニュースによるとその時点で情報収集と警戒にあたっているとしている。さらに11日に安倍首相は関係閣僚に対し被害状況などの情報収集、さらに自治体などと連携した“先手先手の対策”を講じるようにと指示。くわえて防衛省は救援活動のため、1万7,000人にも及ぶ自衛隊員の即応態勢を取っていたという。そして12日、情報連絡室は官邸対策室に改組している。そもそも非常災害対策本部は災害対策基本法・第二十四条で、「非常災害が発生した場合において、当該災害の規模その他の状況により当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるとき」に内閣総理大臣が内閣府に設置することができると記されている。また12日の首相動静も注目を集めている。首相動静には「午前8時現在、公邸。朝の来客なし」「午前中は来客なく、公邸で過ごす」などと同日の22時まで首相が一日中、公邸にいたとつづられている。そのため《安倍晋三、今日は何もしませんでした》《12日は公邸に籠りっきり…。で、「先手先手の対応」がこれだってよ》といった否定的な声が上がっていた。しかし前述のように情報連絡室・官邸対策室は官邸に設置されたものであるため、《首相は普段は私邸から官邸に通勤してるので、官邸と同じ敷地にある公邸に居たという事は、単に不測の事態に備えて待機していただけでは》《首相動静だけ見ると官邸にこもってるように見えるけど、官邸に対策本部あるだろうしそれなりに仕事してるんだと思うけどな》と推測する声も上がっている。非常災害対策本部という名ではないが、情報連絡室として情報を集めていた政府。また首相は本当にただ公邸にいただけなのかという疑問から、ネットではこんな声が上がっている。《首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に改組した。って書いてあるし自衛隊も各県より要請が有って出動してる。指示はされてると思うし、被害がある程度明確にならないとそれに対応出来ないと思うのは俺だけかね?》《公邸で各自治体から上がってきてた情報を精査していたんじゃないの? 非常災害対策本部って真っ最中にできることないで》さらに《河川の氾濫や決壊が多く、何から手をつければ良いのか難しいが人命救助が第一なのは間違いなく、自衛隊・消防・警察と情報連携して総力戦で復旧復興を目指して欲しい》《政府のしっかりした対策を望みます。担当大臣や政務官は能力のある人材が望ましいのが今回でよくわかると思います》と非常災害対策本部の「これから」に期待する声が上がっている。
2019年10月14日朝日新聞出版は、ゆるくて自由すぎる動物たちの写真集『きょうもバテてます』を2018年7月20日(金)より発売。連日の猛暑が体に応える今日この頃。それは人間だけでなく、動物たちも同じ。『きょうもバテてます』は、暑さにバテバテの動物たちを報道カメラマンが本気で撮った、身も心もゆる~くなれる写真集だ。登場するのは、上野動物園の人気者シャンシャンをはじめ、遊具の上でぐったりするレッサーパンダ、 ぐったりモードのホッキョクグマ、 まったりと日向ぼっこするミーアキャットなど。眺めているだけでこちらの力も抜けていきそうな、脱力系どうぶつを揃えた。また、巻末には、切り取って使える「あかちゃんパンダ やる気あるふりアイマスク」が付属する。居眠りしたい時に着ければ“やる気のあるふり”ができる優れものだ。【詳細】『きょうもバテてます』“やる気あるふり”アイマスク付き 1,080円(税込)ISBN:9784022587015発売日:2018年7月20日(金)
2018年07月23日元SMAPの香取慎吾が8日より、自身のツイッターを更新し、平昌パラリンピックの応援のため韓国に到着したことを報告。これに対し、草なぎ剛が返信してエールを送った。香取慎吾と草なぎ剛朝日新聞のパラリンピック・スペシャルナビゲーターを務める香取は8日、「羽田空港で『私もNAKAMAです!』と声を掛けてくれたNAKAMAに会う。NAKAMAの分までパラリンピックを応援してきます!香取慎吾韓国到着!」と報告。これに対し、草なぎが「おっ!韓国か!僕等の分まで応援たのみます!何かあれば、ケンチャナヨーだよ!」とメッセージを送った。「ケンチャナヨー」は韓国語で「大丈夫」を意味する。このやりとりに、ファンから「しんつよ愛ですね~~」「つよぽんホント優しい仲良しだね」「つよぽん頼もしいね慎吾ちゃんもつよぽんがいれば安心だ」「さすがしんつよ」「しんつよ仲良しさん羨ましい」などと2人の絆に感動の声が上がった。
2018年03月09日奨学金が返済できず、「自己破産」する人が過去5年間で延べ1万5,000人にのぼったと、2月12日「朝日新聞」が報道した。破産した人のうち半数は、保証人の親や親族だった。 「学生の2人に1人が利用しているといわれる『日本学生支援機構』の奨学金は、大部分が『貸与型』。つまり返済が長期にわたる“借金”です。また住宅ローンなどと違い、返済能力がわからないときに借りるため、返済不可能となるリスクがとても高いんです」 そう話すのは、’13年「奨学金問題対策全国会議」を設立し、著書に『「奨学金」地獄』がある岩重佳治弁護士だ。 「『借りたら返すのが当然』という声もありますが、この問題は個人の力で解決できるものではありません。『学費の高騰』『親の収入の減少』『雇用崩壊』といった、社会的要因が引き起こしているのです」(岩重さん) “奨学金地獄”という事態を避ける方法として、岩重さんは返済の必要がない「給付型奨学金」を勧めている。「給付型」の奨学金は、おもに民間企業や記念財団などが行っている。 《トヨタ女性技術者育成基金》では、将来ものづくりに関わるエンジニアをめざす女子学生(理系1年)に月5万円を、《鷹野学術振興財団》は、科学技術関係の学部や大学院生に向けて年60万円を給付している。 体育学を専攻し、スポーツ種目で自他ともに認める力量を有していることなどを条件に、月5万円以内(1年)を給付しているのは、《ヨネックススポーツ振興財団》。外食、ホテル、観光、医療・福祉などのホスピタリティ産業に就きたい学生に月2万円の給付をする《江頭ホスピタリティ事業振興財団》もある。 50年を迎える歴史がある《朝日奨学会》。新聞配達をしながら最大4年で520万円(ほかに給料を支給・冷暖房完備の部屋を無料で提供)を給付するという制度で、これまで9万3,000人もの学生が制度を利用しているという実績も。 いずれも条件が付いているが、国内には1万を超える独自の奨学金があるので、自分に合った制度がある可能性は高い。 また、地方自治体のなかには、“奨学金地獄”問題を解決するため、独自の支援策を展開しているところがある。 支援策の多くは、大卒者などの地方定住による“地域創生”を狙った「奨学金返還支援制度」で、現在、20県が運営している。 たとえば、富山県では《富山県奨学金返還助成制度》を’16年にスタート。県内の指定企業に就職することを条件に、奨学金を最大全額肩代わりしてくれる。ただし、その対象は理工系の大学院生や薬学部生にとどまる。 対象者の条件をぐんと広げたのが、秋田県の県内就職者(’17年4月以降)に向けた《奨学金返還助成制度》。 「県内の民間企業に就職する奨学金を返還する学生のほぼすべてに対して、最大で3年間60万円を援助します。他県の制度よりも、条件がゆるく、募集人員の制限がなく、正規雇用以外の方や既卒者も対象にしているのが特徴です」(あきた未来創造部担当者) 前出の岩重さんは、「給付型奨学金」についてこう語る。 「自治体や志望校、民間企業が取り組む『給付型』は、『成績優秀者』『指定校のみ』など条件が厳しいものが多く“狭き門”というのが現状ですが、自分に合うものがないか探してみてください」
2018年02月25日さて、今日ご紹介する料理はふわふわホワイトオムライスです。先月発売されたばかりの拙著『エッグマン』(朝日新聞出版)でもトップを飾り、NHKの『シブ5時』や雑誌などでも紹介された、辻家の簡単ごちそうです。こういう奇抜で見たことがない料理をどうやって生み出すのか、とよく質問されます。まず第一に、料理が大好きであることが基本中の基本ですね。つねにおいしいものを食べたい、作りたい、提供したい、という熱い気持ちが第二になります。そのなかでももっとも大切なのは、実際に世界中を旅しておいしいものを食べ歩くという経験でしょうか? たとえばこのホワイトオムライスを覆う白い卵白の皮は、モン・サン・ミッシェルを旅行していた時に食べたふわふわオムレツがヒントになりました。ふわふわにする方法をシェフに訊ね、それをもとに自分なりにアレンジしたわけです。卵白だけでやったらどうなるかな、と思いつき、そこから実験が始まります。卵白だけでふわふわの卵の皮を作るまでの工程には苦労しましたが、試食した時の感動は忘れられません。うまい! 今回は『エッグマン』の冒頭に登場する、いわば顔となるような卵料理を作らないとならなかったので、だれもが間違いなくおいしいとうなるもので、なおかつ簡単に作ることができるもの、を目指しました。そこで、オムライスの皮は卵白で作り、残った卵黄を卵かけご飯にしてオムライスの中に忍ばせてみたのです。これだけでもとってもおいしいのですが、得意な半熟煮卵を中に入れる遊び心も忘れません。卵の中の卵って、絶対、子供に受けますよね?白いオムライスの中の、卵かけご飯にくるまれた、半熟煮卵なのですから!(笑)卵かけご飯はたまに食べたくなりますが、これをオムライスにするという発想こそ、レシピを開発する時の重要なポイントとなります。家庭料理を斬新にイメージチェンジさせることで、飽きやすい日々の献立にバリエーションを持たせてみませんか。 材料3人分:半熟卵用の卵3個、半熟卵の漬け汁(醤油2:みりん1:酒1の割合で合わせたもの)適量、オムライス用の卵4個、ご飯400g、マヨネーズ小さじ2、麺つゆ小さじ2、かつお節少々、みじん切りした万能ねぎ大さじ1、サラダ油適量、塩適量、仕上げ用の麺つゆ小さじ1、イクラ適量。 まず、前日に半熟煮卵を仕込んでおきます。沸騰したお湯に塩(分量外)を入れ、卵3個をお玉でゆっくりと投入。ジャスト6分で取り出して殻をむきます。半熟煮卵の漬け汁に浸した状態で、24時間冷蔵庫で保管すれば半熟卵の完成です。 次に卵4個を卵黄と卵白に分けます。ご飯に卵黄、マヨネーズ、麺つゆ、かつお節、万能ねぎを入れてよく混ぜておきます。卵白はボウルに入れ、塩をひとつまみを加えて泡立て器でじっくり混ぜます。サラダ油をひいたフライパンを火にかけ、十分に熱したら、中火以下にして卵白を一気に注ぎ込み、手早くパンを回して満遍なく広げます。表面がふわふわ、底が焼けている状態です。火が強すぎると、黄色くなってしまうので注意。フライ返しを卵白の下に差し込み、小さめのボウルにそのままスライドさせます。中央を少しへこませ、卵白がボウルの内側に収まるようにしたら、そこに卵黄を混ぜたご飯の半量を入れ、さらに半熟煮卵を3つ置き、その上に残りのご飯を詰める。しゃもじなどで卵白のヘリを内側に折って、皿をかぶせ、ひっくりかえしボウルを外すとオムライスの形に。オムライスの表面に麺つゆを塗り、お好みでイクラなどを添えて出来上がり。 細かい工程はWEB女性自身でご確認ください。ぜひ、お試しあれ。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年11月28日香取慎吾元SMAPの香取慎吾が、朝日新聞パラスポーツ応援・スペシャルナビゲーターに就任したことが28日、明らかになった。2020年東京パラリンピックの開催とその後の発展に向け、パラスポーツを応援し盛り上げていく。この日の朝刊に掲載された東京パラリンピック1000日前特集を皮切りに、香取による選手やパラスポーツを支える人々との交流や、パラリンピック競技の体験などを通じて、パラスポーツの魅力により深く迫り、報道していくという。香取は、稲垣吾郎、草なぎ剛と共に、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターにも就任。パラスポーツの認知拡大と普及促進に向けてさまざまな活動をしていく。
2017年11月28日朝日新聞出版発行は10月30日、Reライフマガジン「ゆとりら秋冬号」(980円・税込)を発売した。同誌の表紙と巻頭ロングインタビューには、がん罹患の経験を持つ女優の南果歩さんが登場する。南さんは2016年2月、たまたま受けた人間ドックでステージ1の乳がんが発覚し手術を受けた。それからようやく1年が経つころ、今度は週刊誌に夫・渡辺謙さんの不倫が報じられた。南さんはどん底まで打ちのめされ、「これまでの人生で、一番の試練のときだったと思います」と振り返っている。そのようなつらい時期の南さんを支えてくれたのは、仕事仲間や女友達であったとのこと。また、乳がんという病気を経験して「命はバトンリレー」だということも痛感したという。自分の症例が誰かの役に立つかもしれないという思いで、闘病体験を明かそうと決意したことも語っている。巻頭インタビューでは、この数々の試練を「自分の人生を見つめ直すチャンス」ととらえ、前向きに歩き出した南さんの思いが綴られている。そのほか、「今日からはじめる低糖質生活」「顔・二の腕・お尻 三大たるみをリフトアップ」「骨盤底筋を鍛えて尿もれを予防」などの健康情報も掲載した。
2017年10月31日『ぼくが発達障害だからできたこと』著者の市川拓司さんUpload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)『いま、会いにゆきます』(小学館)などで知られるベストセラー作家・市川拓司さんは、昨年出版した著書『ぼくが発達障害だからできたこと』(朝日新聞出版)の中で、自身が発達障害であることを告白しています。著書の中では、小学生の頃から多動多弁、クラスメイトに迷惑をかけては先生にひどく叱られたといった幼少期のエピソードが赤裸々に語られます。そんな市川少年が現在の大ベストセラー作家になるまで、どのような道のりがあったのでしょうか。また、自身の経験から、発達障害の子を持つ親や成人当事者に伝えたいこととは?お話を伺いました。ずっと身体の病気だと思っていたーある本との出会いがきっかけで、「発達障害」を知るー市川さんは40代で、AS(アスペルガー症候群)とADHD(注意欠陥・多動性障害)にほぼ当てはまると診断されたそうですね。大人になるまで、自分が発達障害だとは全く気づかなかったのですか?19歳の時、陸上部の活動中に呼吸困難で倒れて、動悸や冷や汗、不条理なほどの恐怖を感じて競技生活を引退しました。今思えば発達障害由来の二次障害、パニック発作でした。でも、当時はずっと内臓系の病気だと思ってました。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)発達障害かも?と気づいたのは、今から24年前に出たドナ・ウイリアムズの『自閉症だったわたしへ』(新潮社)を読んだのがきっかけです。幻覚や身体の代謝の問題など色々な記述にうなずけるところがあって、目の前がさーっと開けたような感覚がありました。そのあと、数年経って仕事関係の知人の紹介でメンタルクリニックを受診して「典型的なアスペルガ―の症状を示している」と言われたんです。『自閉症だったわたしへ 』/ドナ ウィリアムズ著幼少期は、とにかく母親を守ることに必死だったーご著書によれば、子どもの時から発達障害の傾向は現れていたようですね。多動で多弁。学校では授業中もひとりで大声でしゃべり続けて、クラスメイトに迷惑をかけては先生に叱られてばかりでしたね。「バカ」とか「宇宙人」とか酷いあだ名も付けられました。学力は中学生時代がどん底。劣等生です。ただ、中学以降は、過集中の特性を活かしたおかげか、一夜漬けに近い勉強方法で希望の高校に合格。自分が好きな時に学校に行って、気が向かなければ授業を休むという生活をしていました。そこで現在の妻と出逢ったんです。ずっと同じクラスだったのでノートなどを貸し借りしている間に仲良くなりました。ひとの倍くらい「多弁」なぼくのおしゃべりは、大人になった今も変わらない。うちの奥さんは、高校の時から40年間ずーっとその被害者ともいえますね。彼女だってぼくの話し相手は疲れるみたい。「ふつうのひとを相手にする時と、脳の使い方が全く違うような気がする」と言われます。振り返ってみたら、自分ルールで自由奔放にふるまっていたのにもかかわらず、高校を卒業し進学することができたのも彼女のおかげですし。とても感謝しています。のちに妻との恋愛エピソードを作品にし、39歳で会社員を辞めて小説家としてデビューしました。最愛の人と出逢って、ぼくは救われたんです。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー小中学生の頃、辛くはなかったですか?普通、学校の先生に怒られたりとか、クラスメイトにからかわれたりした時は、自分のほうが合わせないといけないのかなと苦しくなると思うのですが、そこを乗り越えて作家に…いや、乗り越えてない!(笑)子どもの頃は、クラスメイトのことより、実は母親のことで必死だったんです。おふくろはマタニティブルーから産後鬱になり、臥せっていることが多い人でした。今思うと、おふくろも発達障害で、二次障害の双極性障害を発症していたのではないかと思います。でも、親父は仕事が忙しくて、一年の3分の2は家にいない。母子家庭のような環境で、かつ一人っ子。そうなると、「母親をなんとかしなきゃ」という、それだけが最初の人生の物心ついたときの記憶です。人と違うだの何だのっていうのは贅沢な悩みで、とにかく彼女の顔色を常にうかがって、息してるか、死んじゃいないかって必死でした。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ーお母様のことが気がかりで、同級生だったり、他人と比べる時間なんてなかったと。特におふくろは本当に無鉄砲な人だから、とんでもないことをするんですよ 。基本的に母は躁(そう)のひとなので、心は子どものまま。例えば、ぼくが中学生のある日、二人で食事に出かけた時に母が、「お金持ってくるの忘れたから、食べ終わったら走って逃げるよ」と言うんです。真に受けたぼくはとにかく急いで皿を空っぽにして、母に「今だ!」と言われて、反射的に店を出て、死に物狂いで駆けだす。しばらく走って振り返ると、母が大笑いしている声が聞こえる。聞くと、「トイレに行ってる間に勘定済ませたよ!引っ掛かったな~!」ですって…こんないたずらをよくされました。かと思うと学校から帰ると母の姿がない。失踪したんじゃないかと半泣きになってあたりを見回しに行ったり。それを叱るのが本当に俺の役目みたいな感じでしたね。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー親と子どもが逆転していたんですね。著書を拝見すると、高いところから飛び降りる話など、「度を超えた多動と多弁、自分のルールで行動してしまう」市川さんの姿が細かに描写されています。しかし、それでクラスメイトに除け者にされて困り果てているという感じではなかったようですね。ご自身はどこかあっけらかんとしている。当時、周りのことはどう感じていましたか?さきほども言ったように、母親のことが最優先でした。かといって、「周りなんてどうでもいい」というのとも違うんです。周りや他者という概念がそもそもない。いまもそうです。でも、もしかしたらそれがKYって言われる所以なのかもしれないけど。発達障害者特有の他者性の希薄さかもしれないですね。自分や親族の凸凹も肯定すること。親の誠実な姿勢はきっと子どもに伝わるからー子どものとき、親がこういうふうに接してくれてたら違ったのに…など、ご自身の経験から、親は発達障害の子どもにどのように接するのがいいと思いますか?とにかく、基本的にそういう子どもには、なんでも例を見せて「自分のようなタイプは決して1人じゃない」と認識させるのが一番大事ではないかと思います。ぼくの場合、自分が生きてきた道のりやいつも思っていたことを自分の言葉で普段しゃべっているように書いただけなんですが、そのことで編集者や共感してくれる読者など、自分の個性や多様性を認めてくれる人たちと繋がることができ、救われたんです。だから、「お前は間違ってる」と言われても「自分は間違ったダメな人間なんだ」と別に思わなくていいんです。ぼくはその違いを「個性」だと思って手放さなかった。だから今の自分があります。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー具体的にはどのような言葉をかけてあればいいでしょう?んー、もし、両親や家族にも発達障害の傾向があるのなら、「お父さんもお母さんもあなたと同じだよ」とか、言ってあげるのもひとつかもしれません。物心ついて、理屈が分かるようになってくれば、遺伝を含めた障害の因果関係をきちんと話してあげたほうがいいと思いますね。発達障害の原因は色々言われていますが、遺伝的要素もゼロではないようですし、親もそれを認めて、ある程度筋が通ったストーリーとして自分たちの言葉で語ってあげてほしいですね。ー発達障害の原因は、遺伝的要因と環境的要因の相互作用だと言われています。遺伝的要素も、それが全てではないからこそ、親や親族としてもそれをどう受け止め、どう子どもに話せば良いかは、なかなか難しいことだと思います。何が一番の原因かというより、結局、どちらかの要素が弱くてどちらかが強いというだけなので。親がありのままを受け止めようとすれば、その誠実さは言葉でなくても伝わると思います。問題は、大人が子どもに何か隠そうとすること。思っている以上に、子どもはちゃんと見ているし、嘘が大嫌い。血の繋がった親として嘘はつかない姿勢を貫くことこそ大事だと思いますね。逆説的に言うと、親がいわゆる「普通の子」に近づけようと思って我が子を見た時に、ポロポロ、ちらちらと、そこからはみ出た凸凹部分が垣間見えてるんだと思いますよ。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)その凸凹が親族の誰かのパーソナリティと重なるっていうこともあるはずです。もしそういう共通点を見つけたら、叱るネタや批判のネタにするのではなくて、一族ひっくるめて肯定するような言い方ができたらいいのではないでしょうか。「ほら、お父さんもあんなこと言うけど、お父さんのお父さんも口が悪かったのよ」など。それで少し、子どもも安心できるところもあるかもしれない。参考:『発達障害に気づかない大人たち』 /星野仁彦自分自身のルーツに想いを馳せることー市川さんはどのようにご自身のルーツを捉えていますか?うちの場合、母親もそうだし、一族にも似たようなパーソナリティのひとはゴロゴロいるので、発達障害は遺伝なしには生まれてこないと思っています。でも、自分自身はそこに誇りというか、それこそ「一族だぜ!」というような面白さを感じるんですよ。大きなルーツに繋がるようなロマンがあります。希少種の氏(うじ)、というような。親が見方を変えれば、子どもも「自分は一人ではなくてある集団の中の一員なんだ」という思いが強まると思います。発達障害がある子どもにとって自分と似たパーソナリティのひとが他にもいるんだという認識を持てることは、肯定感に繋がるのではないでしょうか。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ーとはいえ、思春期の子どもは第二次性徴も始まり、異性を意識したりなど、他人との違いを一層、意識せざるをえない状況になってきますよね。中学に上がる位までの発達障害の子どもは基本的に天真爛漫じゃないですか。いじけてないし。本当に生き生きとしている。でも、なんか中学に上がった頃から暗い顔し始めて、俺自身もそうでしたけど、あそこで一回ガクッとくるんですよね。自分もいじめでまいったときがありました。やっぱり自我が一番発達するときに、上からガッと抑えられると結構大変なんですよ。だから最初の第1ウェーブである12、 3歳の思春期というのは、本当に大きな壁。いじめも結構悪質になってくる。知恵がついてね。学校の教室みたいな狭い場所に哺乳類を閉じ込めるなんで、本当は理不尽きわまりない。ぼくは個人的には学校になど行かなくて済むのが一番いいとは思いますが、そうした壁を乗り越えるための何か抗弁を用意してあげられればいいなとは思います。そのひとつに家族や親族の存在がある。「教祖」は自分自身信じる道を切り拓くーとにかく自己肯定感を持てるように親が導くということですね。加えて、市川さんは自分で自分の自己肯定感を育むために「自分のための宗教を作っていく」と書かれています。自分教にすがるのではなく、「作っていく」。これは、どういう意味でしょうか?アスペルガーというのは、自分が教祖となって自分なりの宗教を作る、いわば教祖タイプじゃないかなと思うんです。集団主義に属さない。でも、世間で認められやすいのは、ヤンキー気質のひと。ヤンキーって教祖と反対の「リーダーに従う信者タイプ」なんですよね。なぜなら、ヤンキーのひとたちには、「リーダー」「ヘッド」「カリスマ」といった存在がいる。そして、その人たちが彼らヤンキーの教祖であり、宗教になっている。そういう人がいないアスペルガーのひとたちは、自分が教祖になるしかありません。でも、その方が、本来のアスペルガーの気質に合っていると思います。そもそも宗教とは、自分を肯定するために、ある種の大きなものと繋がりたいという欲求でもあります。大きなものというのは、自分の背後にある歴史だったり、潜在意識の世界だったり、集合的無意識だったり……Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー先ほどおっしゃっていた脈々とつながる「一族として意識」なども、いわば自我の存在を超えた「大きなもの」と似ていますね?当然、一族といったものをそこに含まれていて、今、自分の目の前にある平面的な横のつながりだけじゃない、3次元的な世界へアクセスするというのが、本来の宗教という気がします。普通、ひとは潜在意識に簡単にアクセスできません。だから、お坊さんたちは修行をしているわけです。でも、発達障害のひとは前頭葉の機能が弱まっているため、潜在意識などのいわば非常識な世界へのアクセスも早いんじゃないかな。自分の深層心理への世界のゲートが開きやすくなっているとも言えます。ーだから、発達障害のひとほど自分で自分の「宗教」を作っていくことができるし、本来の気質にも合ってるからそうするほうが楽に生きられるかもしれないということですね。ご著書は昨年発行されたものですが、急速に発達障害が知られるようになったことで、1年経った今でも、取材されることが多いとか。そうした状況で、今後のことを考えると、当事者として発達障害がある子どもたちのためには具体的にどんな仕組みがあったらいいと思いますか?街の「こども食堂」みたいなものあるじゃないですか。あれの発達障害版を作ったらいいと思います。そこでみんなで模型作ったりとか。勉強させれば、それぞれの自分の個性というものに気づいて、その道の達人になっていくんじゃないでしょうか。突出した才能がなくても、その人柄で社会の中に潤いをもたらす人間もいるでしょう。一番よくないのはそこで自己卑下を繰り返していくうちに自我がボロボロになってスポイルされること。人に振り向けるだけの朗らかさとか純真さを持っていたのが、いじけて、歪んで、破滅してっていう、それをなんとかね、乗り越えさせてあげなきゃいけないんじゃないでしょうか。それは親だけではなくて、町ぐるみでやれるといい。親だけに任せるには負担が大きすぎますからね。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)誰かに「違う」と言われたって、決してあなたの存在は否定されちゃいないー成人の発達障害のあるひとにも何かアドバイスをいただけないでしょうか?まず1つには、子どもへのアドバイスと同じで、この本を書いた理由でもあるけれど、「1人じゃない」ということを伝えたいですね。そもそも「違い」について、誰かによっぽど差別的に言われることとかがなければ、自分が人と違ってもそんなには悩まないはずなんです。誰かに、「あなたは違う」と言われて辛いという人たちは、とにかく自分の身に降りかかっていることが決して個人への攻撃だとは思わないことが大切だと思います。例えばアメリカに行ったら、アングロサクソンやプエルトリカンへの差別が今でも無くならないのと一緒で、日本という国においてマイノリティであるが故にマジョリティーの集団から差別を受けているんだという感覚で、決して自分への攻撃ではないという考え方でいてほしい。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー繰り返しおっしゃっているように「ルーツがある」「一人ではない、自分が属する集団もある」と自覚することで、現在の自分自身に起きていることを俯瞰的に捉えることができると。発達障害というのは遺伝的なグループのひとつの一族で、元を正せば多分同じような部族の人たちが散らばってこうなってきた、っていうのが自分では一番しっくりくる解釈なんですよね。そう考えると、別のパーソナリティを持った人に対する、別のグループからの、いわれのない「違っていることは間違っている」みたいな言い換えをまともに受けちゃいけない。振り返ったときに、全部寄り添っちゃいけないんですよ。ー生きる時代や社会のマジョリティーに無理に合わせる必要はないということですね?そこに寄り添うと、ルールはルールだからとか、あるいは常識は常識だからとかっていう話に丸め込まれてしまう。でも、マジョリティーの彼らの言うことが絶対だと思うのは、本当はおかしな話なんです。見た目が同じだから、苦しんでしまうのでしょう。まさしく今、ダイバーシティーがそこかしこで問われてるのに、まだまだ日本は均質化圧力が強い。多様性という考え方が浸透していないからこそ、発達障害者の方から、むしろダイバーシティー・多様性というものを、力強く打ち出していけるような考え方を世の中に提示していったほうがいいかもしれません。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)
2017年09月11日仙台真田家13代当主の真田徹氏が2月27日、都内で開催されたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」で講演会を行った。真田幸村の末裔として、各地で講演活動を行っている徹氏。この日は「真田幸村 虚像と実像 ~幸村の子女達~」をテーマに、プロジェクターに映し出した資料をもとに一族の歴史を紐解いていった。「みなさんこんにちは。真田でございます。こんな格好してますけど、上着を忘れたんですよ。60過ぎるとダメですなぁ」とあいさつし、場内に詰めかけた観客を和ませる徹氏。「幸村から数えると14代になります。数え方が大変でございまして。昌幸さんから数えると15代、幸隆さんから数えると16代」と自己紹介しながら、「1時間でどこまでお話できるのかな。申し訳ないですが、ちょっと端折っていきます」と詫びながら話を進めた。その中で、俳優・堺雅人が幸村を演じたNHK大河ドラマ『真田丸』(16年)の話題にたびたび脱線する場面も。「幸村さんはなかなか分からない人なんですよ。『大阪の陣』以前は、ほとんど記録として残っていない」と言い、「『真田丸』の3分の2は昌幸さんでしょ? 作りようがない」とその背景を説明する。さらに、「(大河ドラマが放送されるために)私も署名活動をしましてね。平成21年ぐらいからですかね? 足掛け5年ぐらい、NHKさんの方にお願いしに行きました」という告白も。その上で、「非常に良い脚本でした。大河ドラマは『それって本当?』ということになることもあるんですが、あのドラマは大筋で(史実と)変わらない。本当に良い脚本だったと私は思います」と三谷幸喜氏の脚本を絶賛した。ドラマでは第36回「勝負」で、「関ヶ原の戦い」がわずか数分で描かれたことが"超高速関ヶ原"と話題に。徹氏は講演を1時間以内にまとめることに苦労しつつ、「あっという間に関ヶ原を越しちゃいます。もういいでしょ、関ヶ原はね」とドラマさながら大胆にカットし、会場の笑いを誘っていた。
2017年03月02日元広島東洋カープの衣笠祥雄氏(70)と山本浩二氏(70)が2月27日、都内で行われたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」でトークショーを行い、カープの伝統について語った。ユニフォームではなく、スーツを着用しての対談は初めてという2人。「『鉄人』と『ミスター赤ヘル』が語る『優勝』とは?」をテーマに、昨年25年ぶりにカープが優勝を果たしたことをはじめ、健康維持のために食生活や運動を心掛けていることなどプライベートの話題でも盛り上がり、会場は多くの人で埋め尽くされた。「もう優勝することはないだろうと思っていた(笑)」「うれしいの一言です」(衣笠)、「ありがたいことに広島に帰る機会が非常に増えた」「ファンの方と同じ気持ちで一喜一憂した」(山本)とカープの大躍進を思い返して相好を崩す。ここで司会者から「カープの伝統は?」の質問が飛んだ。これに衣笠氏は、「『球場に行けばエネルギーをもらえる』という気持ち。自分に嫌なことがあったり、仕事がうまく進まないことがあったりしても、とにかく今日は球場に行くぞと。球場で『わー!』と叫んで『よーし! これで明日もがんばるぞ』」とファンの気持ちを代弁。「広島には『野球は文化』が根付いている」と断言し、「カープが強い時は広島が元気」と影響力の大きさを説明する。この意見に同意する山本氏は、「今の球団オーナーは三代目。代々、チームをファミリー、選手を子どもと思っている。家族のような思いは、裏方さんのスタッフにも伝わるんですね。そういう気持ちが1つになって、今回の優勝につながったんだと思います」と付け加える。「お金がない球団の筆頭と言われて、我々はなかなか給料を上げてもらえなかった(笑)」と自身の現役時代を自虐的に振り返り、「今は億の世界ですから。時代が悪かったな(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘った。衣笠氏は笑顔を見せながら、「これは絶対に言っちゃいけない。禁句なんです」とピシャリ。元MLB選手で伝説的ナックルボーラーだったフィル・ニークロ氏の名前を挙げ、「たまたま向こうで会ってね。『あなたが今の時代に現役でやっていたら1年で20億円近くもらえますね』と言ったんです。すると彼は『それを言ったら、歴史は作れない』『その時代で満足していたんだからいいんだ』」と当時のやりとりを伝える。詰めかけたアクティブ世代の多くも深くうなずき、静まり返る場内。山本氏が「心の中で抑えとけばええんやな?」と思い直すと、衣笠氏は「そう!」と声を上げつつ、「悪いけど、何億円ももらってる選手をいま見ても、俺よりうまいとは思わんもん」とニヤリ。観客からは笑いと拍手喝采が起こり、「『その強さを持て』とニークロは言っていました」とこの話題を結んだ。
2017年03月01日年内で解散することが決まっている『SMAP』の存続を求めてファンらが署名活動を行ったところ、11月28日までの集計で約37万筆が集まったと、『朝日新聞デジタル』が報じています。『朝日新聞デジタル』によると、署名活動の中心メンバーは、『難しいことはわかっているが、彼らがもう一度やりたいと思った時、帰ってきてもいいんだよという思いを伝えたかった』と話しているとのこと。「郵送であれば受け取る」というジャニーズ事務所側に対し、ファン側は「直接届けたい」と願っているそうです。この、SMAP存続の署名が37万筆も集まっているという報道について、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。●ネット上では驚きの声の一方で「ファンのエゴ」「メンバーの決意を尊重して」の声も『37万はすごい!頑張って!』『奇跡が起こるってまだ信じてる』『そんなに大勢ファンがいるなら、思いとどまってあげてほしい』『37万も!?そんなにファンがいるなら解散やめたほうがいいんじゃない?』と、ファンの熱意や37万という署名の多さに驚く声もあるものの、一方で、『気持ちはわかるけどもう無理だと思う』『本人たちが解散したがってるんだから解散させてあげようよ』『ファンなら本人たちが決めたことを尊重してあげたほうがいい』『メンバーがかわいそうだから解散させてあげて』『そういうファンの気持ちが逆にメンバーを追い込んでる気がする』『解散を見守って、解散後もそれぞれを応援していけばいいと思う』『メンバーが苦しんでるのに続けて欲しいって、なんかかわいそう』『ファンのエゴ』『あれだけ売れてるアイドルが解散を望むって相当なこと。理解してあげようよ』など、SMAPのメンバーが解散を望んでいるのだから解散させてあげたほうがいいとする声も多くあがっていました。37万筆という署名の数には驚きますが、これだけ多くのファンの思いが込められた署名、事務所側はどのような気持ちで受け取ることになるのでしょうか……。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月29日ダイエットにお勧めの新しいパン!株式会社朝日新聞出版は、国内初のレシピブック『CLOUD BREAD クラウドブレッド』を2016年7月7日に新発売した。「クラウドブレッド」は、海外のインスタグラムなどでも話題の、ダイエットに適した新しいパン。卵とクリームチーズ、砂糖、ベーキングパウダーの4つの材料だけで作るお手軽ブレッドだ。発酵いらずの新食感のパン!クラウドブレッドは、室温にしたクリームチーズを混ぜた後、卵黄を加えてさらに混ぜ、メレンゲ状に泡立てた卵白とベーキングパウダーを加えてさらに混ぜる。これを160度オーブンで15~20分焼けばできあがりだ。手軽で、小麦不使用。グルテンフリーのため、糖質制限をしている人も楽しむことができる。食パン(6枚切り)1枚につき、172キロカロリー、糖質28.9グラムなのに対し、クラウンブレッドは1枚あたり、38キロカロリー、糖質0.6グラムと驚きの低カロリーだ。イベント案内同社では、レシピ本発売を記念して、イベントを開催する。7/13(水)玉川高島屋、7/22(金)明治屋にておこなわれる予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※【超糖質オフ!】欧米で大人気の『クラウドブレッド』レシピ本が日本初登場!低カロリー!低糖質!グルテンフリー!の新しいパンです。
2016年07月12日朝日新聞出版はこのほど、低カロリー・低糖質・グルテンフリーの新しいパンのレシピ本『クラウドブレッド(吉川文子 監修 / 朝日新聞出版 編著)』(1,296円・税込)を発売した。「クラウドブレッド」は、雲(クラウド)のような形をしたパンのこと。卵、クリームチーズ、砂糖、ベーキングパウダーだけで作ることができる。インスタグラムなどで話題となり、欧米では人気となっているという。生地は、室温にしたクリームチーズに卵黄を加えて混ぜ、メレンゲ状に泡立てた卵白とベーキングパウダーを加えるだけ。生地を成形し、160℃のオーブンで15~20分焼けば完成する。パンなのに発酵不要で、30分もあればできあがるという。焼きあがったパンは、メレンゲの力で生地を持ち上げているので、外はサクッ、中はしっとりした食感とのこと。クラウドブレッドは小麦粉を使用していないため、糖質制限をしている人にもおすすめだという。 食パン(6枚切り)1枚はカロリー172kcal、糖質28.9gだが、クラウドブレッド1枚(直径9cm)はカロリー38kcal、糖質0.6gと、カロリー・糖質とも低くなっている。焼き上がったクラウドブレッドは、ジャムやクリームを塗ったり、具をのせたり挟んだりするなど、アレンジも自由にできる。基本の生地に、ヨーグルトやマヨネーズ、つぶしたバナナ、抹茶を混ぜこんだり、ハーブをのせたりするなど生地にバリエーションを出すことも可能とのこと。冷凍保存もできるので、一度焼いておけば、いつでも気軽に食べることができる。同書では、オープンサンド風やピザ仕立てにして味わう「食事系クラウドブレッド」、パンケーキ風やスポンジ代わりに使用して仕上げる「スイーツ系クラウドブレッド」など、計65レシピを掲載している。
2016年07月08日累計250万個を売り上げた『レミパン』の発明で知られる料理愛好家の平野レミさん(69)が、2016年6月23日に都内で行われたイベントに参加したと『朝日新聞DIGITAL』が報じました。その際、レミさんの長男でミュージシャンでもある和田唱さん(40)と結婚した女優の上野樹里さん(30)について『目がでっかいんですよ。態度もでっかいですよ』と発言したとのこと。一部では二人の間で嫁姑問題が起こっているのでは?という心配の声も上がっていただけに、ヒヤッとする発言ですが、その後『いいですよ~明るく元気で、よくしゃべる』と続け、愛情のこもった“レミ節”だったことが分かりました。また、嫁姑問題については、レミさん自身が『友達みたいだし、私が望んじゃダメ。息子の健康だけを守ってくれればいいの』と一蹴しました。レミさんはこれから上野さんに料理を伝授していきたいと話し、自身が発明したレミパンもプレゼントしたとのこと。この報道を受け、ネット上では「理想の嫁姑だ」と賞賛の声が相次いでいます。●平野レミが上野樹里に「態度でかい」と批判!? その真意にネット上では「理想の嫁姑」と絶賛の声『正直平野レミみたいな姑がほしい。面白いし、料理も教えてくれそうだし』『レミさんも上野樹里も個性が強いから絶対ぶつかると思ってたけど、そうでもないんだね。うらやましい関係』『レミさん毒舌だけど、めっちゃかわいがってるのが伝わるwww』『「態度がでかい」って冗談でも言えるって、それだけ信頼関係ができてる証拠だよね』『なんとも微笑ましい二人。でもレミさんの料理は独特すぎるから参考にしない方がいいのでは?ww』『「よくしゃべる」ってww平野レミの方が絶対よくしゃべるだろw』『次男の嫁とも仲良さそうにやってるよね。レミさん良い人なんだろうなぁ』『二人とも本音で話すタイプっぽいから陰湿な関係にはならなそう』などなど、レミさんと上野さんの関係を微笑ましく思っている人が数多く見られました。お互いに個性が強いレミさんと上野さんですが、これからも仲の良い関係を続けていってほしいですね。【画像出典元】・上野樹里(@_juri_art_)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月24日スポーツ選手の年俸は年々高くなる一方で、とどまる所を知りません。『朝日新聞デジタル』によれば、昨年の世界最高額はプロボクシングのメイウェザー選手で 約330億円(3億ドル)。それまでの最高額だった、ゴルフのタイガー・ウッズ選手の約125億円(1億1,500万ドル)をはるかに超えました。日本ではヤンキースの田中将大選手が28億円で58位、テニスの錦織選手が24億円で92位でした。また個人の年俸もさることながら、アメリカではNBAのテレビ放映権が9年契約で約2.6兆円(240億ドル)であるなど、信じられないような大金が動く世界なのです。アメリカの情報サイト『Insider Monkey』が選び出した、高収入のスポーツトップ6をご紹介します。個人の年俸比較ではなく、各スポーツのクラブチームごとの平均年俸を比較したものなので、個人競技であるテニスやゴルフ、ボクシングは含まれていません。■6位:アメリカン・フットボール(NFLリーグ平均年俸・約2億3千万円)アメリカで最高の不動の人気を誇る観客動員数1位のスポーツです。スーパーボウルを2度制覇しているマイアミ・ドルフィンズの年俸がもっとも高く、平均で2億4千万円。トップの選手ではなく、選手の平均年俸がこれですから、びっくりです。■5位:アイスホッケー(NHLリーグ平均年俸・約2億8千万円)アイスホッケーは、なんといってもカナダ人の活躍が目ざましく、高収入を独占しています。ニューヨーク・レンジャーズの選手の年俸がもっとも高く、平均3億6千万円です。■4位:サッカー(EPLリーグ平均年俸・約4億2千万円)日本やアメリカではサッカー、他の国ではフットボールと呼ばれるおなじみのスポーツ。クラブチームごとの平均年俸では、すべてのスポーツを入れてもトップ10中の8つをサッカーのクラブチームが占めるほどサッカー選手の年俸は高いのです。最高年俸は、クリスティアーノ・ロナウドで約97億円、次いでリオネル・メッシが約83億円と群を抜いています。世界的に活躍している選手たちの収入は、あらゆるスポーツのなかでも非常に高いのが特徴です。■3位:野球(MLBリーグの平均年俸・約4億6千万円)野球選手の数はどんどん増えていますから、みなさんにもチャンスがあるかもしれません。先ほど述べたように、高収入のクラブチームはトップ10中8つがサッカーチームでしたが、その残りが野球なのです。残りの2つにランクインしたのは、ロサンゼルス・ドジャース(約8億8千万円)とニューヨーク・ヤンキース(約8億円)です。■2位:クリケット(IPLリーグの平均年俸・約4億8千万円)まさか、クリケットがこんな上位になるなんて、日本人には少し意外。もとは野球の原型といわれるイギリスの国技ですが、実は世界の競技人口がサッカーに次いで多いといわれているスポーツなのです。そして、クリケットで高収入を稼げる国が、なぜかインド。インドでは非常に人気があるためプロリーグも存在し、これだけの年俸が稼げます。しかも、プロリーグのなかで、収入の多い人と少ない人の差が約5千万円ほどしかないのです。クリケットは、これからもっとメジャーなスポーツになる可能性大です。■1位:バスケットボール(NBAリーグの平均年俸・約5億円)20年前には、マイケル・ジョーダンが1シーズンだけで、3億3千万円稼いでました。2015年最高年収のクラブチームは、ブルックリンネッツの平均6億8千万円でした。対照的に、フィラデルフィア・セブンティシクサーズの平均年収が約2億4千万円でした。プレーオフまで到達できないのは年収が低いせいなのか、そこはなんともいえませんが、同じNBAでもクラブチームによって、かなりの差があります。*大きな金額が動くスポーツの世界は、厳しくも華やか。日本ではやはり世界的に活躍している人が多い野球、サッカー、ゴルフに高収入の人が集中していますが、これからオリンピックを控えて変わっていくかもしれません。スポーツビジネスの世界がどうなっていくか、楽しみですね。(文 /スケルトンワークス) 【参考】※6 Sports that Have the Highest Average Salary in the World-Insider Monkey※メイウェザー年収、2戦で370億円、スポーツ選手1位-朝日新聞デジタル
2016年05月10日「正しく付き合う漢方2016」の出版記念として開催朝日新聞社系列で出版事業を行う朝日新聞出版では、2016年3月25日に発売された「正しく付き合う漢方2016」の出版を記念し、2016年5月21日に講演会を開催する。放っておくと将来、深刻な病気となる「未病」最近手足が冷えて疲れやすくなったなどという心身の不調は、放っておくと将来、深刻な病気となる「未病」の状態かもしれないこういった状態は「まだ大丈夫」「そのうちになんとかなる」などと思わずに、「今から」改善・予防を始めることが大事である。将来の自分への投資として今から健康への心配りを始め、若いうちから健康寿命の貯金を始めてみよう。そこで今回行う講演会では、健やかで美しい心と体を目指す女性の心強い味方として中医学の講師や血管力・血流に詳しい医師による講演を行う。またAERAに連載中の伊藤まさこ氏のトークや漢方相談の体験も同時に行われる。美と健康に役立つ講演に加え、漢方に関する素朴な疑問も解決プログラムでは、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅氏による「血管力をつけて健康美人になる」と題した講演と、イスクラ産業株式会社取締役で中医学講師の陳志清氏による「美と健康に役立つ中医学3つのポイント」と題した講演が開催される。続くスペシャル対談では、暮らしや料理に関したスタイリストである伊藤まさこ氏がAERA前編集長の浜田敬子氏を聞き手として「最近気になるからだのこと」について語り合う。そして最後には「教えて先生!漢方の素朴な疑問」と題したQ&Aのコーナーも行われる。場所は東京都中央区築地にある、朝日新聞東京本社新館2階の浜離宮朝日ホールで、2016年5月21日の午後1時~3時半の時間で開催される。なお定員は300名で入場料は無料となっている。(画像はニュースリリースより)【参考】株式会社朝日新聞出版「今から始める女性のための漢方レッスン」株式会社朝日新聞出版
2016年04月15日前大阪市長の橋下徹が7日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新バラエティ番組『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(11日スタート、毎週月曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。久々のバラエティ復帰に戸惑いながらも、随所で"橋下節"をのぞかせた。この番組は、早稲田大学同級生のフリーアナウンサー・羽鳥慎一とタッグを組み、3月に放送された特番で実施した3つの"お試し企画"から展開。初回は、ゲストが"今の日本はここがおかしい!"と思っていることを訴える「橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?」を放送し、尾木直樹、加藤紗里、小島慶子、テリー伊藤、東国原英夫が登場する。大阪府知事・市長時代は、激しい言動で世間の注目を集めた橋下だったが、市長退任時以来の会見が金びょうぶをバックに行われることに「こんな温かい会見は無かったです」と戸惑い気味。3月の特番について、周囲から「いい人キャンペーンみたいな番組は見たくなかった」と言われたそうだが、羽鳥は「(レギュラーの夜)11時台になって、橋下さんもだいぶ雰囲気が変わってきまして、ギスギスした方向に行くような気がしています」と期待を寄せた。橋下は、何か激しい発言をしてほしいというスタッフからのプレッシャーを感じ取っているそうで「まだ市役所の方が吹っ切れてましたよ(笑)」と、8年ぶりのバラエティ番組でエンジン全開ではない様子。羽鳥から「収録の時は、テレビ朝日のバランス感覚に全幅の信頼を寄せて発言してほしい」と要請されたが、「大丈夫なんですか? 週刊誌に必ず内情を話す"テレビ朝日関係者"が出てくるじゃないですか」と疑心暗鬼になっていた。しかし、政治家時代に度々バトルを繰り広げた、朝日新聞の記者から質問を受けると、「バシッと来てよ!」とスイッチオン。おおさか維新の会の"法律政策顧問"という肩書と、放送番組の出演者をどう切り替えていくかを問われると「正式な名称は"法律顧問弁護士"です。だから法律政策顧問は誤報です。それだと党の役職の1つになるけど、顧問弁護士なら政治とは無関係なので、放送法には抵触しません」と断言した。それでも、朝日新聞の記者が「政策に助言すると言いましたが…」と食い下がると、橋下は「その組織にマズいな…ということがあれば、事前に助言するのが顧問弁護士。朝日新聞だってそうだと思いますよ。でもその顧問弁護士が助言してなかったから、慰安婦報道で失敗したんですよ」とまくし立て、変わらぬ"橋下節"に記者も苦笑いするしかなかった。そんな中、羽鳥は、橋下に対してやはりどうしても気になる懸念点があるようで、今後選挙に「本当に出ないですよね?」と確認。橋下は「100%出ません」と強調し、逆に羽鳥に対して「出ませんよね? テレビで知名度を広げて出馬するというのはよくあるパターンじゃないですか」と問いただした。これを受けて羽鳥は「私は出ないですよ」ときっぱり否定したが、将来的に挑戦したいことを聞かれると「夜の報道番組とかやってみたいなと思ってます」と、新キャスターに交代したばかりの『報道ステーション』への色気をにおわせていた。
2016年04月07日ちまたで話題のTVアニメ『おそ松さん』が、朝日新聞出版発行の「週刊朝日」2016年4月1日号(3月22日発売 / 特別定価410円)のグラビアページに登場する。「おそ松さん」は、赤塚不二夫氏の漫画「おそ松くん」の6つ子が成長した後を描いたギャグコメディ。若い女性を中心に熱狂的なファンが急増中で、DVDやグッズはバカ売れ。アベノミクスならぬマツノミクスという言葉も生まれたほどで、その経済効果は何十億円とも言われている。誌面では、個性的な"ダメ男"に育った6つ子の特徴や見分けポイントがイラスト付きで解説されるほか、人気を後押しする声優陣についても紹介。すでにハマっている人も、これから見ようという人も必見の1冊になっている。
2016年03月22日『勝ちつづけるチームをつくる勝負強さの脳科学 「ピットフォール」の壁を破れ!』(林成之著、朝日新聞出版)の著者は脳神経外科医。しかも、競泳、女子サッカー、女子バレー、フィギュアスケート、柔道など、さまざまなスポーツの日本代表監督、チーム、選手を脳科学的指導でメダル獲得に導いてきたという実績を持っている人物です。つまり本書ではそのようなキャリアを軸として、チームとメンバー個々の力を同時に伸ばすための組織論を、脳科学的な観点から展開しているわけです。そして、その視点とともに、内容の方もなかなかにユニーク。■はたして100点は満点なのかたとえば著者は第1章「成果をあげるチームとは? 目的を達成する『勝負脳』のチーム理論」のなかで、ひとつの疑問を投げかけています。それは、「はたして100点は満点なのか?」ということ。たしかに日本では、100点満点を取ることが美徳とされており、100点を目指すことが当たり前のことのように思われています。だから必然的に、「あと何点足りない」という「引き算思考」で物事を判断しようという考え方が定着してしまっているわけです。しかし、このような考えで試合に臨んだとすると、「試合当日にようやく100点の状態に到達させることができた」「なんとか間に合った」というような考えが生まれてきてしまっても無理はありません。そうなると、「試合をしながら強くなる」とか、「敵の想定外の実力を発揮する」といった、100点を超えていく力を発揮することができなってしまうわけです。でも、それでは意味がありません。■意識のたるみが結果に影響するまた、ここには「人間の脳は、結果を達成すると無意識のうちに気持ちがたるむ」という現象も含まれてくるのだと、著者は脳科学的に指摘しています。ゴール(終わり)を意識すると無意識のうちに気持ちがたるんでしまうので、気持ちと一体で機能する脳の働きまでが低下することに。だから結果的には、逆転負けをしてしまうというのです。また同じ原理で、優勝したあとの脳のなかの気持ちのたるみによって、連続優勝することが難しくなることも考えられるとか。「強いチームになかなか勝てない」とか、「相手が予想以上に強かったので負けた」という現象も、ここに原因があるようです。■働き方にマッチングする考え方だとすれば、本能的に気持ちがゆるむことをなんとかする必要があるでしょう。そのために、私たちはどうすればよいのでしょうか?著者はこの問いについての解決策として、「人間の行動を決める脳の働き方にマッチングする考え方」を導入することを勧めています。少しわかりにくいですが、つまりはこういうこと。人間の考えは、脳のなかのいくつもの異なる機能を持った神経核の連合によって生まれるのだそうです。そのことによって具体的になにが起こるかといえば、たとえば最初はチームメンバー同士の協力体制が悪かったとしても、繰り返し一緒に考えているうちに、変わっていくものがあるというのです。すなわち、いつも「自分たちにはなにかが足りない、欠けている」と考えるのではなく、そのレベルがどんどん上がっていく「足し算思考」に進化していくということ。■引き算思考から足し算思考へ!このように考えれば、100点がいまの条件においての頂点であったとしても、そこから先は、100点は単なる通過点になるはずです。そこで100点を満点とする「引き算思考」から「足し算思考」へと切り替えることが可能になるということ。すると目指す目標は100点ではなく、120点、130点となっていく。だから、そこを目指すことによって、驚くようなパフォーマンスが可能になっていくわけです。事実、強いチームや勝ち続けるチームの選手は、優勝して100点を取ったとしても、「自分たちには、まだまだ課題がある」と達成すべき目標を持っているものなのだとか。いつまでも舞い上がってはいないということです。「いまはレベルが低くても、最後には誰にも追随を許さない高いレベルになってやる」と考えることによって、人に感動を与える。そして人が感動してくれることに対して「同期発火」し、勝つ能力をさらに高め、連戦連勝できるすばらしい成果を見せてくれるというわけです。*スポーツの最前線で選手たちを指導してきただけあり、話題の中心にあるのは選手たちのエピソードです。しかしおわかりのとおり、ここに示された組織論はスポーツの世界だけではなく、あらゆるビジネスシーンにもそのままあてはまるはず。だからこそ、特に組織のリーダーにとっては、読んでみる価値のある内容だといえそうです。(文/書評家・印南敦史)【参考】※林成之(2015)『勝ちつづけるチームをつくる勝負強さの脳科学 「ピットフォール」の壁を破れ!』朝日新聞出版
2016年02月18日ご存知の方も多いと思いますが、『一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流 「想定外」を生きる』(鎌田浩毅著、朝日新聞出版)の著者は、京都大学の人気火山学者であり、多くのビジネス書、自己啓発書を大ヒットさせてきた実績も持つ人物。そんな著者がこれまでに書いてきたビジネス書は、地球科学者の立場から、理系的発想に基づいたものだったといいます。■人生の“揺れ”とうまくつきあうべしなにやら難しい表現ですが、重要なカギは、科学の本質が「予測」と「制御」であるという点。たとえばボールを空中に向けてある角度で投げたとしたら、「どのような放物線を描いて。どこに落下するのか」についての見当がつくものです。それをさまざまな自然法則から導き出すのが「予測」であり、予測した地点に落ちるように投げる力や角度を調整するのが「制御」。「理系的な発想のビジネス書」の根本にあるのも、この「予測」と「制御」。そんな確信があったからこそ、著者は数多くの名著を生み出せたのだということ。ところが、そんな考えの重心が、ここにきて変化しているそうです。2011年の東日本大震災と、2014年の御嶽山の噴火、科学の限界を突きつけられる事件を立て続けに経験したことで、「現実では、ときに予想外のことが起き、まったく制御不能の陥ることがある」という思いが強くなったというのです。そして結果として、自分が説いてきた「予測」と「制御」をもとにした考え方に疑問を感じるようになったともいいます。仕事や人生をコントロールできると考えるのは、人間のおごり。それどころか本当は、仕事や人生の“揺れ”を認めたうえで、「うまくつきあっていく」ことを考えた方がよいのではないかというわけです。つまり本書ではそのような考え方を軸に、「ビジネス書がもたらす多数の功罪を知り尽くした上で、よりよい幸せへの道しるべ」を記しているわけです。そのなかからきょうご紹介したいのは、自分の体の声を聞きたいときに便利な「5つの質問」。これらを自問自答したときに心が反応したなら、そこで自分の感受性の傾向がわかるといいます。感受性は体癖(たいへき:感受性の癖を表す概念)と密接に関係しているため、自分に対してこれらの質問をすることによって、自分の体癖をもつかむことができるというわけです。■自分の感受性の癖がわかる5つの質問(1)自分は誰かに褒めてもらいたいのか褒められれば誰でもうれしいですし、けなされれば悲しくなるもの。特にその傾向が顕著な人は、毀誉褒貶(褒めたりけなしたりすること)が感受性の中心である上下型(1種・2種)の体癖かもしれないそうです。上下型の人は、頭で考えるのが得意なタイプ。だからこそ、「どうも理屈に合わなくて嫌だ」とか「考えたら、なんとなくうまくいきそうな気がしてきた」という結論が出たら、それに従うことが賢明。一方、2種の人はイメージ先行で、必ずしも厳密な論理に基づいて判断しているわけではないものの、やはり納得感を大事にするのだとか。(2)自分はそれが好きなのか、嫌いなのか体の声を聞くときにもっともイメージしやすいのが、この質問に対する反応。なぜなら「好きか嫌いか」「楽しいか楽しくないか」という感覚は、集中しなくても比較的簡単に自覚できるから。この質問に対し、他の価値基準に優先して「好きならやる」「嫌いならやめる」と判断するのは、左右型(3種・4種)の体癖を持つ人。どちらも感情が豊かですが、3種の人は感情が外に向かい社交的。4種の人は内向的で、感情の豊かさが外からは見えにくいそうです。(3)これは得なのか、損なのか「これをやると得をする」と聞くとやる気が湧いてくるという人は、前後型(5種・6種)の体癖。前後型が前かがみの姿勢が特徴で、利害損失の感受性が強いタイプ。得なら積極的になり、そんなら気持ちがさめてしまい、体の反応も鈍くなるそうです。そして前後型は行動力があるのも特徴。特に5種の人は行動しながら考えるのが好きで、みんなと一緒に騒ぐことを好むのだとか。対して、ひとりを好むのが6種。胸にロマンを秘めており、激しい変化が起きて混乱した状況でも冷静に行動できるといいます。(4)自分は誰かに勝ちたいのか勝ち負けを気にする人は、ねじれ型(7種・8種)の人に多いのだとか。どちらも緊張感のある場面になると力を発揮し、逆境にも強い性質を持っているそう。7種はがっしり型で攻撃的、8種は闘争心が強いものの、心のなかでひっそり闘志を燃やすところが特徴的。(5)自分はまわりに貢献できているのかこの質問に対して体が反応する人は、愛憎の感受性が強い開閉型(9種・10種)。開閉型は愛情が豊かで、自分よりもまわりのことを優先するのだといいます。9種は極端なところがあり、他人への愛情が強い一方、裏切られるといつまでも執念深くおぼえているのだとか。一方、10種の愛情は寛容的。親分肌のところがあり、くるものは拒まず、去る者は追わずというスタンス。裏切られても、ショックをあまり引きずることはないそうです。開閉型の特徴に心当たりがある人は、仕事をするとき全体像を見る癖をつけるといいと著者はアドバイスしています。*これらが、自分の感受性や体癖を知るのに効果的な質問。活用し、さらに本書の内容を深く咀嚼することで、新たな価値観を身につけてみてはいかがでしょうか。(文/書評家・印南敦史)【参考】※鎌田浩毅(2015)『一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流 「想定外」を生きる』朝日新聞出版
2016年01月24日12月14日に発売される朝日新聞出版発行のニュース週刊誌『AERA』(2015年12月21日号)の表紙に、映画『スター・ウォーズ』の新旧ドロイドが登場することが4日、わかった。ドロイド3体での表紙登場は世界初となる。表紙を飾るのは、過去6作品すべてに登場するR2-D2とC-3PO、そして、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)で物語の鍵を握る新ドロイド・BB-8の3体。写真家・坂田栄一郎の撮り下ろし写真となっている。『AERA』12月21日号では、『スター・ウォーズ』を特集。作品を貫く"フォース"とは何か、また、人が"ダークサイド"に堕ちるとはどういうことか、企業経営、教育、シェイクスピア論、父親論の観点から記事化しているほか、"10分でわかるスター・ウォーズ"として、過去6作品のあらすじやキャラクターを紹介する。また、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏のインタビューも掲載される。『スター・ウォーズ』特集のほか、「ヒットの源流2015」と題して、今年ヒットした人・モノ・サービスも特集。 「爆買い」「デモ」「スナック」や、お笑い芸人のとにかく明るい安村、 TRANSIT GENERAL OFFICE代表の中村貞裕氏などを取り上げ、一年を振り返る。
2015年12月04日『負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる』(中島輝著、朝日新聞出版)の著者の半生は、なかなかに強烈です。5歳で里親の夜逃げを体験し、小学4年から分裂症、躁鬱症、パニック障害、統合失調症、強迫性障害、不安神経症などに悩まされることに。さらに25 歳から実家に引きこもるも、家業が約20億円の借金を抱えたため自殺未遂を繰り返したというのです。そして困難な精神状態のなか、独学で心理学やセラピーを学んで実践し、克服したのが35 歳のとき。その結果、目の前の世界が「最悪」から「最高」に180度変わったといいます。つまり本書では、そんな壮絶な体験を経た結果として身につけた、「生き方」のコツを明かしているわけです。キーポイントは、「とらわれ」からの離脱。■人は「とらわれ」から離脱することが大切!たとえどんなに成功を収めた人であっても、人は生きている限り、自分にないものを求め、それにとらわれてしまうもの。しかしその一方で負の感情を捨て、「とらわれ」からさよならすることも可能。感情には「快」と「不快」しかないので、「とらわれ」を排除して「快」の感情を積極的に受け入れられれば、見える世界も変わってくるという考え方です。だとすれば、まず「とらわれ」について知っておくことが重要であるはず。そこで、CHAPTER2で紹介されている、「『とらわれ』7つのパターン」を確認してみましょう。■負の感情を生む「とらわれ」7つのパターン「とらわれ」の原因は、周囲の環境に対する感情の作用ともいえるそうです。不快な状況、嫌なタイプの他人など、マイナスの状況や人と自分が対峙したとき、それに執着することで自分が「とらわれ」の状況に陥ってしまうということ。そんなとき、頭のなかでは、自分を取り巻く状況を認知(思考、イメージ)し、分析しているはず。この認知が焦りや不安などの感情を呼び出し、からだをすくませて行動しにくくしてしまうこともあるというのです。問題は、マイナスの思考やイメージという認知が、マイナスの感情を増幅させていくこと。一度そこに執着すると、次のような思考パターンにとらわれてしまいがちだといいます。(1)「0か100か」思考完璧主義の人に多いのが、白黒や良し悪しなど、ものごとを0か100かの両極端でとらえる思考。少しのミスも許せないので、自分が完全な状態でないと常に不満を抱くことになってしまうわけです。(2)超極端思考ものごとをネガティブに考えてしまいがちな人に多いのがこれ。ひとつの失敗や問題が起きると、すべて同じように失敗や問題が起きると考えてしまう。悪いことは拡大解釈するのに、よいことは過小評価するという思考だといいます。自分はなにをやっても同じだという考え方に傾き、チャレンジができない状態に。自ら不幸を底上げし、幸福を遠ざけていくわけです。(3)絶対◯◯すべき思考根拠や理由がないのに、「~すべきだ」「~しなければならない」という考えにとらわれる思考。さらに悪いことだけが目に入るような色眼鏡を通し、世のなかを見てしまう。一度考えたことはなにがなんでもやりとおさなければいけないと考えるので、できなかった自分に罪悪感を持ち、自分を次第に追い込んでいくことに。(4)感情的決めつけ思考自分の気持ちや感情によって、状況や周囲の人間を判断すること。特に不安や焦りなど、マイナスの感情の焦点を当てて、その後の行動を決めることに。感情に頼ってしまうため客観的な判断ができず、短絡的に決めつけるわけです。(5)マイナス化思考すべてのことを否定的に解釈する思考。この思考にとらわれていると、日常生活のすべてがマイナスに思えてくるとか。仕事にも前向きに打ち込めず、「自分はどうせなにをやってもダメなんだ」と、新しいことにチャレンジできなくなってしまうそうです。(6)結論思い込み思考いくつかのネガティブな出来事から、悲観的な結論を導き出すような思考。「きっと~に違いない」「また~だ」が口癖で、悲観的な結論どおりに自分を追い込んでしまうといいます。(7)悲劇の主人公思考マイナスな出来事を、なんでも自分の責任にしてしまう思考。周囲で起こったこともすべて自分のせいにしてしまうので、なにもやる気が起きなくなるというわけです。*毎日生活していると、いろいろなことがあるもの。そんななかでもし、もやもやした気持ちになったら、このような感情パターンのどれかに当てはまらないか考えて、見るといいそうです。どのパターンにあてはまるのかを客観的に把握するだけでも、相応の効果があるとか。そのうえで、自分の周囲の環境への意識を変え、感情に惑わされないようにすることが大切だというわけです。(文/書評家・印南敦史)【参考】※中島輝(2015)『負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる』朝日新聞出版
2015年11月26日『年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる ズバ抜けて稼ぐ力をつける戦略的オフタイムのコツ34』(池本克之著、朝日新聞出版)は、経営コンサルタントとして300社以上を指導してきた実績を持つ著者が、オンとオフの使い方についての考え方を明らかにした書籍。まず、その冒頭の段階で、とても興味深い考え方が提示されます。経験に基づいてビジネスパーソンを観察すると、「オンとオフについて『切り替え』や『メリハリ』といった認識を持っていない人が多い」と感じるということ。つまり彼らは「オンとオフは表裏一体で、意識的に切り離すものではない」と考えているように見えるというわけで、それは著者自身の考え方でもあるのだといいます。たとえば一流のアスリートは、試合で最高のパフォーマンスを出すために、日常生活でも自己管理を徹底しているもの。同じように一流のマーケッターも、常に世の中の流れをキャッチしておくため、オフの時間にも情報のアンテナを張り巡らせ続けているのだとか。では彼ら、つまり「できる人」はなにが違うのでしょうか?それは、ずばり「時間の価値」を重要視するということ。いかに効率よく仕事を進めるか、いかに無駄な時間、なにも生まない時間をなくすかについて、神経を張り巡らせているのです。なぜなら彼らは、「時間価値を高めることが成果につながる」という大切なことを熟知しているから。きょうはそのなかから、食べものについてのユニークな考え方をご紹介したいと思います。■生涯収入は日々の食べもので決まる!「無事之名馬(ぶじこれめいば)」という格言は、どんなに強い競走馬でも、ケガで走れなくなったら勝てないという意味。著者は、同じことがビジネスパーソンにもいえると主張しています。いわば、「無事之一流」。どんなに仕事ができて優秀でも、健康を損ねやすく休みがちな人は本来のパフォーマンスを発揮できないということ。まず健康であること、自分の体調をしっかり管理すること=フィジカル・マネジメントは、一流のビジネスパーソンに不可欠な条件であるという考え方。■体は食べるもの次第でどうにでもなるそこで、第一に考えなければならないのは、体に取り入れるものの選択。なぜなら私たちの体は、当然のことながら毎日食べるものによってつくられているからです。言い換えれば、体は食べるもの次第でどうにでもなってしまうということ。おかしなものを口にしていると、体もおかしくなってしまうわけです。だとすれば、「体に害のあるものは食べない」ことは、フィジカル・マネジメントの「基本中の基本」であるということになります。事実、著者はそれを「もはやいうまでもない常識」だとすら言い切っています。事実、著者も次のような「食のマイルール」を自分自身に課しているそうです。・水を大量に飲む・カフェイン、アルコールを飲まない・添加物をさける・たんぱく質を摂る・糖質をさける・夜8時以降は食べないとはいえ食品添加物、農薬、遺伝子組み換え、さらには偽装表示から期限切れ原料の使用や異物混入など、現代社会においては“常識”どおりに暮らしていくことが困難になっているのも事実。だからこそ、自己管理の意識が大切になってくるということです。■できるだけ「食へのこだわり」を持つ安全食材を宅配するネットスーパー「オイシックス」のアドバイザーをしていたこともあるという著者は、自宅では有機野菜やオーガニックフーズ、無添加物食品などを購入しているそうです。ただし仕事の関係で、家でゆっくり食事をする機会は少ないのだとか。だから外で食事をするなら、(1)自然食材にこだわっているレストランを選ぶ(2)オーガニック料理を選ぶ(3)コンビニ食品やファストフードは極力口にしないなど、いまの生活スタイルで可能な範囲の「食へのこだわり」を持つよう、常に心がけているのだといいます。■長生きのために変な食べ物を排除する著者はこう記しています。「私はできるだけ長生きしたい。少しでも長く“生きている時間”を楽しみたいと思っています。その長生きも健康でなければ意味がありません」だからこそ、自分の健康を阻害するもの、邪魔するものを排除するというシンプルだけれど、とても大切な考え方。そうであれば当然のことながら、“変な食べもの”は排除項目の筆頭になるというわけです。そこで、出張時の朝食にすら神経を使うのだとか。たとえば朝食はフルーツだけにしているそうなのですが、ホテルの朝食にフルーツがふんだんに用意されていないことが事前にわかっている場合は、前の晩に翌朝食べるためのフルーツを調達しておくのだそうです。たかが朝食といえども、大事な食事。5年後、10年後の自分の健康のために、目の前の食を考えるということです。*これはほんの一部ですが、ビジネスパーソンとしてのベストパフォーマンスを実現するために、著者自身がとても気を使っていることがわかります。そのストイックさには驚かされますが、徹底した姿勢を持つことは、たしかに優秀なビジネスパーソンにとって不可欠なことかもしれません。(文/書評家・印南敦史)【参考】※池本克之(2015)『年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる ズバ抜けて稼ぐ力をつける戦略的オフタイムのコツ34』朝日新聞出版
2015年11月10日朝日新聞出版社は7日、長編経済小説『抗争 巨大銀行が溶融した日』を発売した。著者は元みずほ銀行の江上剛氏。価格は1,600円(税別)。○巨大銀行を描いた金融サスペンス同作の舞台は、3行が合併して誕生した「ミズナミ銀行」という架空の銀行。経営陣は主導権争いに明け暮れているが、東日本大震災後のATMシステム障害、暴力団不正融資に続き、行員刺殺事件が発生。事件の真相解明にコンプライアンス統括部次長の主人公が挑むという金融サスペンス小説となっている。著者の江上剛氏は1954年兵庫県出身。1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。97年の「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として混乱収拾にあたった人物として知られる。
2015年10月08日