向井理が舌に乗せたものの成分を解析する“絶対舌感”を持つ青年を演じ、木村文乃、佐藤二朗らと共に全国の温泉地で事件を解決するTBS系金曜ドラマ「神の舌を持つ男」の最終回が9月9日(金)今夜放送となる。『TRICK』シリーズや『20世紀少年』『BECK』、『SPEC 天』などの堤幸彦が構想に20年を費やしたという“堤幸彦ワールド”集大成ともいえるドラマで、堤作品ならではの独特のテンポ感と随所に盛り込まれた小ネタにハマる視聴者が続出、多くのファンを魅了してきた。前回、蘭丸が恋し追ってきた温泉芸者・ミヤビ(広末涼子)には過去に婚約者がいたことが判明。しかもその婚約者が殺され犯人の疑いをかけられてしまう。さらにミヤビは蘭丸の祖父・朝永平助(火野正平)の葬式で香典を盗んでおり、その際蘭丸と出くわし突然キスしてしまったことを告白。しかもミヤビとのキスで蘭丸が味を感じなかった理由は免疫が極度に低下する病のためだった。多くの謎が解けていくなかミヤビは警察に逮捕されてしまう。ミヤビを救おうとする蘭丸の前に、父・竜助(宅麻伸)が現れる。竜助の前で“神の舌”の実力を見せようとするも、なぜか何も感じなくなってしまい、蘭丸に最大のピンチが訪れた。今回、“神の舌”を失った蘭丸を竜助は「ただの凡人」とけなし、これまで共に旅してきた光(木村文乃)と寛治(佐藤二朗)の人格をも否定。それに対し「僕にとって2人が今後の人生に必要だというエビデンスを確立する」と宣言する蘭丸。一方ミヤビのアリバイの鍵を握る少年・駿(中澤準)の証言が嘘だったことが判明。寛治はミヤビの婚約者で殺された高木(岩尾万太郎)のカツラの色が変色していることに気付き、蘭丸は遺留品のカツラを舐めようと試みる。今夜の最終回には主題歌を担当した坂本冬美もサプライズ出演。個性派キャストたちが堤ワールドを存分に演じる姿も今夜が見納めとなる。果たして蘭丸のミヤビへの想いは届くのか。蘭丸は“神の舌”を取り戻して事件の真相を突き止めることができるのか。「神の舌を持つ男」最終回は9月9日(金)今夜22時~TBS系で放送。22時55分からはLINE LIVEでキャスト・スタッフによる「最終回をみんなで観よう!」イベント後の舞台挨拶が生中継される。(笠緒)
2016年09月09日向井理が“絶対舌感”で事件を解決する青年を演じるTBS系金曜ドラマ「神の舌を持つ男」が7月8日(金)今夜より放送開始する。脚本・櫻井武晴、演出・堤幸彦、プロデューサー・植田博樹という最強タッグが手がける本作。物語は全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台に、ひょんなことから知り合った向井さん演じる朝永蘭丸(ともながらんまる)が、木村文乃演じる2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼひかる)、佐藤二朗演じる宮沢寛治(みやざわかんじ)と出会い、一台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。堤氏が構想に20年を費やしたという企画となり、堤氏と向井さんは連続ドラマ初タッグとなるほか、向井さんと木村さんも連続ドラマ初共演となる。また向井さん、木村さん、佐藤さんのほか片平なぎさ、火野正平、宅麻伸らが出演。そのほか2時間サスペンスドラマの女王が続々登場するということで、こちらにも期待。さらに主題歌には“演歌の女王”坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」を起用。金曜ドラマ枠で演歌が主題歌となるのは“異例”で、坂本さんはドラマにも出演するのでお楽しみに。また向井さん演じる蘭丸は舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ青年という設定。劇中の舌を出すシーンについて「抵抗しかないですね」と言いつつも「そういうことはすべて受け入れました。身を削ってやった自信もあります」と制作発表会見で語っていた向井さん。その演技にも注目。第1話では蘭丸ら3人が栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」にたどり着き、宿に到着するとミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生。落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に、「三助として“垢すり”“湯かけ”“肩もみ”をするから1泊させてくれないか?」と無茶な申し入れ。蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・朝永平助(火野正平)の孫で弟子だったのだ。そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて…というストーリーが展開する。向井さんが「これまで堤さんとは、朗読劇、映画、舞台とご一緒させて頂いたのですが、今回初めて連続ドラマをやるので、今までの集大成ともいえます。今回の作品は僕が一番好きな“堤幸彦ワールド”が満載です」と語るほど堤ワールド満載の本作。ぜひその神髄を味わって。「神の舌を持つ男」は7月8日(金)22時~TBS系でスタート(初回は15分拡大)。(笠緒)
2016年07月08日向井理主演で贈る新ドラマ「神の舌を持つ男」。この度、ドラマの主題歌に“演歌の女王”坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」が起用されることが決定した。舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ男・朝永蘭丸(向井理)は、ひょんなことから知り合った流浪の古物骨董屋・甕棺墓光(木村文乃)、正体不明の宮沢寛治(佐藤二朗)と共に1台のボロ車に乗って謎の温泉芸者“ミヤビ”を探し、旅に出る。3人が辿り着いたのは、栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」。平家の落人伝説が伝わる風情溢れる温泉地だ。一同が宿に到着すると、ミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生してしまう。落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に、「三助として“垢すり”“湯かけ”“肩もみ”をするから1泊させてくれないか?」と無茶な申し入れをする。蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・朝永平助(火野正平)の孫で、弟子だったのだ。そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて…。ドラマは、全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台に、ひょんなことから知り合った3人の男女が、1台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。監督の堤幸彦が構想に20年を費やしたという作品で、思わずくすりと笑ってしまうギャグが満載。キャストには、主人公朝永蘭丸役の向井さんや甕棺墓光役の木村文乃、宮沢寛治役の佐藤二朗をメインキャストに、片平なぎさ、火野正平、宅麻伸らが脇を固めている。そんな堤ワールド炸裂のドラマ主題歌を、坂本さんが担当することがこのほど決定。さらに、主題歌だけでなく、坂本さんのドラマ出演も決定! すでにその撮影が千葉県大多喜町で行われたようだ。金曜ドラマ枠で演歌が主題歌となるのは非常に珍しく、資料が残っている1990年以降では初。今回は堤監督の「ど真ん中の演歌をやっていただきたい」という要望に応え、「女は抱かれて鮎になる」が完成した。今回のオファーに坂本さんは「まさかの堤監督から主題歌のご指名を頂いて夢のようです。ましてや主演は向井理さんですよ! 本当に光栄なことです。でもなぜ私だったのでしょう(笑)」と大喜び。そしてドラマ出演に関しては「思いきり楽しんでやりました。今年芸能生活30周年なのですが、1番のサプライズで、これ以上のものはもう暮れまで出てこないと思います」とコメントした。また楽曲を聴いた向井さんは「温泉を巡るドラマにふさわしい曲で、聞いていると各地の撮影場所を想い出すように情景が浮かんできます」と絶賛。「一言で表すことが難しいドラマですが、坂本さんの曲を聞くことで、ドラマの世界観がはっきりします。これまで撮影してきた映像とのコラボレーションが楽しみです」と放送を心待ちにしていると話した。「神の舌を持つ男」は7月8日(金)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年06月16日