■前回までのあらすじ「私の人格を否定しないで」と願い続けたが、母にはそういう生き方しかできなかったと気づくハム子。ようやく母を恨む苦しみから解放される。そして「息子にはやりたいことをやらせてあげたい」と、息子が希望する習い事を始めたが…。■もしかしたら私はお母さんと同じことを息子にしてる?「母のように、子どもに親の希望を押し付ける子育ては絶対にしたくない」そう思っていたにも関わらず、自分も当たり前のように子に希望を押しつけてしまったことに気づきました。しかも、母とまったく同じで「これが子どものためになるだろう」とすら思ってしまったのです。そんな自分が恐ろしくなりました。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部編集しています。
2021年10月08日人は「期待」をする生き物。だからこそ夢や希望を持って生きることができるので、「期待」すること自体は悪くありません。でも、恋愛においては「期待」がマイナスな効果を生むことも……。そこで今回は、「期待しない恋愛」のメリットをご紹介します。■ 傷つかない「会えるかもと思ったのに会えない」「よろこぶと思ったのによろこばれない」そうやって傷つくのは「〇〇だと思ったのに」と期待したことが出発点にあります。「願い」として、自分ひとりでワクワクしている間は問題ありませんが、「期待」となると「彼が〇〇してくれたらいいのに」「彼がこうなればいいのに」と、彼があなたの思い通りに変化することを望んでしまうのです。当たり前ですが、人は人を変えられません。相手に変化を望む「期待」は、傷つくための準備のようなものです。「期待」しなければ、傷つき体験を減らすこともできるのではないでしょうか?■ サプライズに感動できる誕生日はお祝いされて「当然!」と思っていると、忘れられていたときや、思ったのとちがうパターンだったときなどに、ガッカリしてしまいますよね。クリスマスが仕事だったり、1年記念日をお祝いできなかったりと、思った通りにイベントを楽しめないことだってあります。期待していると、その都度「不満」に変わってしまうかもしれません。もし、「期待」をしていなければ、すべてが「サプライズ」に変化。プレゼントやデートに、心から感激することができます。恋人らしいプレゼント、恋人らしいデート、恋人らしいイベントの過ごし方、そういう「常識」にこだわるのをやめてみませんか?■ 感謝の気持ちが増える他人に親切にされると「いいこと」があったと思い、心から感謝しますよね。ところが、「彼氏」となると、「自分に親切で当たり前」と思いがちです。「彼氏なんだから」と「期待」していると、彼が善意でしてくれたことが「当たり前」になり、思い通りにならなかったことは「不満」となります。でも考えてみてください。疲れていてもあなたとの時間を作ってくれた、あなたが好きな物を買ってきてくれた……それって「他人同士」なら、とってもありがたいことですよね?「期待」をやめると、彼の行動のひとつひとつに感謝できるようになるはずですよ。■ 期待しない恋愛のススメ「100万円あたるかも!」と期待しながら宝くじを買って、1万円の当選だとガッカリしますが、期待せずに買った宝くじが1万円当選となれば、うれしくなるものです。「期待しない」というとなんだか冷たいような気がしますが、じつは逆。「期待をしない」ことで、相手がしたことをありのまま受け取ることができる……筆者はそんな風に思うのです。なんだか恋愛がうまくいかない……そう感じているなら、相手がしてくれたことを、100%よろこびに変えられる「期待しない恋愛」を意識してみてはいかがでしょう?きっと恋愛が成功するでしょう。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年08月29日今や恋愛テクニックの定石といっても過言ではない「吊り橋効果」。そんな「吊り橋効果」を上手く活用してもらえるよう、この記事では「吊り橋効果」が起きやすいデートスポットをまとめていきます!「山」は最強の「吊り橋効果」スポット!「吊り橋効果」を引き起こすのに適しているデートスポット。それはズバリ「山」です!なぜ「山」なのかというと、まず第一に予想外の出来事が起きやすいからです。茂みから小動物が飛び出してくる、急に鳥が鳴く、目の前を虫が飛んでいくなどなど、考えただけでも少しドキッ!とするようなことが山では割と頻繁に起きます。その予想外の出来事が起きた刹那に腕を掴むなどして相手との物理的距離を詰めれば、「吊り橋効果」を引き起こせる確率がグッと高くなるでしょう。第二の理由は険しい山道を歩くこと、つまり運動をすることによる心拍数上昇を「吊り橋効果」に利用できるからです。「吊り橋効果」の説明でよく見受けられる「不安や恐怖からくるドキドキ」とは少しベクトルの違うドキドキですが、十分「吊り橋効果」を期待できるでしょう。「山」を「吊り橋効果」スポットとして推したい最後の理由はシンプルに山にある吊り橋です。「え?言葉通り…」と思った方、少し待ってください。『「吊り橋」効果』というくらいですから、吊り橋の上が「吊り橋効果」を引き起こすのに適しているのは一目瞭然です。それに、「山」の吊り橋なら意中の男性をデートに誘う際に「たまには体を動かしたいから山登りでもしない?」というだけなので、変に勘繰られることもありません。一緒に「山」に行き、普段では味わえない体験にお互いドキドキして「吊り橋効果」を活用、最後は疲労回復のために二人、足湯でまったりというのもいいとは思いませんか?インドア派なら迷わず「映画館」「映画館」は「吊り橋効果」スポットの大定番かと思いますが、大定番なだけにやはり外すことはできません。ホラー映画に限らず、アクション映画、アニメーション映画、恋愛映画、ほぼ全てのジャンルにおいて、種類や程度は違えどストーリー自体にドキドキが存在します。さらに、スクリーン内の暗さがそれとなく不安感を煽り、ダイナミックな音響が突発的な驚きを引き起こすので、「吊り橋効果」が起こる確率はグッと高くなるでしょう。行き慣れていないのなら「美術館」という選択肢も!意外な「吊り橋効果」スポットとして紹介したいのが「美術館」です。「美術館なんて静かなスポット代表みたいなところでは吊り橋効果は期待できないのでは?」と思うかもしれませんが、その静かなスポットというところがポイントなのです。強制的に静かにしなければならない空間にいることは、日常的にそう多くはありません。そんな静かな空間に慣れていない状態で厳格な空気に置かれるとどうでしょうか?緊張しますよね。身近なところでいうと図書館がいい例だと思います。そんな緊張からくるドキドキを「吊り橋効果」に利用しない手はありません。自分のドキドキをそれとなく意中の男性に伝え、互いにドキドキを共有してみてください。きっと「吊り橋効果」を引き起こすことでしょう。「吊り橋効果」へのカギは「非日常」いくつか「吊り橋効果」スポットを紹介しましたが、それらに共通することが一つあります。それはどれも「非日常」が含まれる、ということです。人間、慣れてしまったことにはドキドキしないものです。そのため、「吊り橋効果」が期待できるデートにするためには、日常から離れてみるということが重要だといえます。
2020年08月04日恋人と明るい未来を歩いていきたいと思うからこそ、相手に対して期待することがあります。それは愛の一部だといえるでしょう。彼はあなたにどんなことを期待しているのでしょうか。心理テストでのぞいてみましょう。彼がシートパックをプレゼントしてくれました。貼ると動物の顔になれる模様入りのパックのようです。それはどんな模様?Aを選んだアナタ!彼があなたに期待しているのは「もっと甘えてほしい」サバサバしていつも頼りになるあなた。彼からも一目置かれた存在なのでは?ですが彼はあなたを猫可愛がりしたいようです。べったりした態度をとらないあなたに「ただ甘えてすべてを預けてほしい」と願っています。頼られると感じると彼も嬉しいもの。あなたはもちろん、彼自身も大いに癒されるのでしょう。Bを選んだアナタ!彼があなたに期待しているのは「一緒にいてほしい」独立心が旺盛で、何でも自分でこなせるあなた。一人でサクサク動けたとしても、彼はあえてあなたと行動を共にしたいようです。休日のデートはもちろん、日常的な食事や買い物など、一緒にいる時間が増えるよう期待しています。「行動を共にする」ということが、彼があなたに求める愛の形なのでしょう。Cを選んだアナタ!彼があなたに期待しているのは「まったりしたい」行動的で彼をぐいぐい引っ張っていくあなた。動くことが大好きでアウトドアに偏りがちですが、彼はあなたとまったり過ごしたいようです。音楽を聴いたり映画を観たりして、ゆったりお家デートをしたいのでしょう。どこにも出かけないなんてもったいない?彼としてはこれこそがベストな過ごし方なのです。Dを選んだアナタ!彼があなたに期待しているのは「意見を言ってほしい」心が優しく、どんな相手でも受け止めようとするあなた。彼の話を真面目に聞こうと、自分の意見を言わないまま話すこともしばしば。しかし彼は逆。あなたに意見をはっきり言ってほしいと思っています。気を遣うことなく、いつかは本心をさらけ出してくれることを望んでいるのでしょう。相手への期待は、あくまで期待する側の一方的な願い事です。あなたが彼に期待を抱くことがあっても、過剰な思いでプレッシャーを与えたり、叶えてくれないことに不平不満を持たないよう注意しましょう。お互いが楽しく過ごすための希望となるのが理想です。(恋愛jp編集部)
2020年01月21日気になる彼との初デートは、何歳になってもドキドキしますよね。男性側も同じで、彼女との初デートで色々なことを期待するものです。今回は、男性が「初デートで彼女に期待すること」を4つご紹介します!(1)ギャップ『普段カジュアルなイメージの子が、初デートで可愛らしい服で来てくれたらキュンとする』(27歳/商社)まず男性が楽しみにしているのは、ずばり「女性のギャップ」です。服装や髪型・メイクなど、普段の恰好とデートの時とどれくらい雰囲気が変わるのか気になります。せっかくの初デートなので、いい意味で普段と違った一面を見せられるように工夫してみましょう!(2)会話の内容『はじめてのデートでスムーズの会話できると嬉しい』(28歳/SE)初デートは何歳になっても緊張するもので、お互い「スムーズに会話ができるのか?」と不安になるものです。とくにそこまで親しくない場合は、お互い探り探り話すので会話に一苦労……。そんな時に、話題がポンポン出てきて沈黙がない雰囲気を作れる女性なら、男性側からするとポイントが高いです。(3)服装『デートの日に可愛くてセンスのいい服で来られるとキュンとする』(28歳/建築)女性のデート服は、男性が最初にチェックするポイントです。今後お付き合いすることを考えると、今のうちに服のセンスをチェックしておきたい考えがあります。たしかに服がダサい女性を連れて歩きたくない気持ちはわかりますね。初デートは、自分に合った服装をセレクトするように心がけましょう!(4)お互い趣味を知る『お互いのことを色々知れたらいいなって思う』(27歳/SE)仕事もしくはネット等で知り合った程度の関係なら、まだそこまでお互いのことをわかっていないはず。そんな時に気になるのが、「相手はどんな趣味を持っているのか?」です!その人のことを知るには趣味を聞くのが1番手っ取り早く、会話の内容に困らないのでデート中の会話の定番となっています。男性が「初デートで彼女に期待すること」を4つご紹介しました。見た目はもちろん、デートの中身を期待する男性が多いようです。初デートで男性を失望させないように、自分磨きを頑張りましょう!(恋愛jp編集部)
2019年11月10日男性は、女性のちょっとした仕草から脈アリの可能性を察知して「もしかして!」と期待を膨らませます。つまり男性に一度期待させることができれば、その後はトントン拍子で進展するということ。今回は男性が期待するタイミングのご紹介です。気になる男性の関心を引きたいとき、ぜひ使ってみてください。(1)男性を褒める『褒められるとついその気になっちゃいますね(笑)』(27歳/公務員)男性は女性に褒められると一気に期待値が高まるもの。とくに「カッコいい」の言葉には弱く、たちまち恋愛対象としての「カッコいい」だと思うでしょう。また職場の同僚や上司であれば「頼りになる」と伝えて、立場を立てる褒め方もオススメ。頑張っていることを褒められると、誰しも嬉しく感じるものです。(2)ボディタッチが多い『ボディタッチが多いと、イケるかもと思ってドキドキします』(28歳/商社)会話中などにさりげなく行うボディタッチ。実は女性は何とも思っていないとしても、男性はかなりドキドキしていたりしますよ。ただしボディタッチに関しては「下心」として捉えられてしまうことも多々あります。まじめな恋愛をしたい場合、この方法で気を引くのはやめた方がいいかもしれません。(3)食事に誘う『女性の方から食事に誘ってくれたってことは脈アリ!?と期待しちゃいますね』(27歳/飲食)男性は好きな女性を食事に誘います。ですが女性はというと、深い意味もなく男性を食事に誘います。男性は「誘われる=好意」だと勘違いして、恋愛対象として考えるようになるでしょう。そのためもし意識させたい時には、女性からも食事に誘うのがオススメです。気を持たせたくない場合は、気軽に2人きりの食事に誘わないようにしましょう。(4)ハートを使う『ハートマークの絵文字とかスタンプってめっちゃ意識しちゃう!』(28歳/金融)LINEのやりとりをしている時、気軽にハートを使っていませんか?女性からしたら何気なく使っているハートですが、男性は女性以上に敏感に反応してしまいます。ハートはロマンスを感じる、愛情の象徴ともいえるマークなのです。「ハートを使ったらその気だと思われる」くらいの認識でいましょう。ここぞという時に使うと、男性の心を射止めることができますよ。男性は気になる女性がいても「脈があるかどうか」を気にしてなかなか行動に移しません。その代わり、一度「脈アリかも!」と期待すると、積極的にアプローチしてくれます。もしアタックしてほしい男性がいたら、今回ご紹介した方法でその気にさせましょう。(恋愛jp編集部)
2019年11月07日大好きな彼とのお泊りデート。楽しみで心が躍る一方、彼がお泊りデートでどんなことを期待しているのか気になったりもしませんか?今回は彼が密かに楽しみにしていることと、それに向けて出来る準備について詳しく説明していきます。デート前やデート当日にも出来る準備があるので、完璧な状態でお泊りデートを楽しみましょう!お泊りデートで彼が密かに期待していること4選まず、具体的にお泊りデートで男性は彼女にどんなことを期待しているのかチェックしていきましょう。(1) リラックスした姿を見てみたいまず、彼女のリラックスした姿を見てみたいと考えている男性も多いでしょう。今までが外でのデートばかりだったなら、お互い多少なりとも気を張っていった状態だったと思います。しかし、お泊りデートではまったりとリラックスした彼女の姿を見ることが出来るのです。彼女の無防備な姿を見るのを彼は密かに楽しみにしているはずに違いありません。(2) 手料理を食べてみたいどちらかの家でお泊りデートする場合、彼が彼女の手料理を期待している可能性も大いにあります。彼が真剣に彼女と交際しているのであれば、ゆくゆくは結婚という事も視野に入れているはずなので、手料理などの家事スキルを見てみたいと考えているはずです。ここで彼好みの美味しい料理を作ることが出来れば、あなたは彼の心だけでなく胃袋も掴むことが出来る可能性もあります。未来のお嫁さん候補として一歩前進できるでしょう。(3) すっぴんを見てみたい彼女のすっぴん姿を見てみたいと考えている男性も多いでしょう。普段お化粧をして可愛い姿の彼女が、すっぴんになっても可愛いければ彼は間違いなく大喜びするでしょう。すっぴんに自信がないという女性は、お泊りデートの予定が決まったらその時からスキンケアを念入りにして当日までに出来るだけ良い状態に持っていきたいですね。(4) 一歩進んだ関係になりたい彼はお泊りデートを通して、彼女と肉体的にも一歩進んだ関係になりたいと考えていると思って間違いないでしょう。お泊りデートをOKするということは、あなたも彼と体の関係を持ってもいいと思っているのではないでしょうか。そうであれば、今からボディケアを徹底して完璧な状態で当日を迎える様にしましょう。万が一、まだ彼とセックスをするのは心配と考えているのであれば、彼にその旨をきちんと話すようにしましょう。お泊りデートまでにできる準備4選それでは、お泊りデート前日までと当日にも出来る準備を紹介します。参考にできるものがあれば実践してみてくださいね。(1) スキンケアを徹底するお肌はニキビゼロのスベスベ肌を目指しましょう。朝、夕の化粧水、乳液はもちろんのこと、日中の日焼け止めも必ず忘れないようにするのがポイントです。日焼け対策と言えば、美白の為だけかと思いがちですが、実は日焼け対策をすることでニキビ対策にもなるのです。日焼けをすることで皮膚の角質が厚くなり毛穴の詰まりを助長してしまう事があるからです。ですから、ニキビが出来やすいとお悩みの方は、是非日焼け対策もきちんと行うようにしましょう。(2) インナーケアをする美肌を作るには肌の外から美肌効果のあるクリームなどを塗ることも勿論大切ですが、体の中からのケアも重要です。体の中から美容ケアをすれば、その効果は高級美容液に匹敵する効果を発揮することもあるからです。例えば、美肌効果がある食べ物と言えば、トマトです。トマトには強い抗酸化作用があり、肌を老化から守ってくれる作用があります。夏の日差しを受けてダメージを受けやすい季節にはトマトがぴったりです。是非積極的に摂取するようにしましょう。もちろんトマトだけに限らず、美肌に良い食べ物は数多くあります。積極的に食事に取り入れていくようにしましょう。(3) 彼の好きな料理をリサーチして作るお家でのお泊りデートの場合は、事前に彼の好きな食べ物をさりげなくリサーチしてみましょう。料理が苦手な女性も、お泊りデート前までに事前に練習しておけば、本番で美味しい料理を作れるはずです。自分の好きな料理をおいしく作ってくれる彼女に彼は感激すること間違いなしです。もしどうしても料理が上手く出来ないなら、彼と一緒に作ってみるのも二人の仲が深まって良いでしょう。(4) お泊り当日はナイトパウダーを使うお泊りデート当日までにお肌ケアを頑張ってきたけれど、まだまだニキビや毛穴、くすみなどお肌の悩みがいっぱい…という人におすすめなのがナイトパウダーです。肌の粗を綺麗に隠し、メイクしている感ゼロなのに素肌を綺麗に見せてくれるナイトパウダーはお泊りデートの必需品です。もちろん、肌に負担のかかる成分は一切なしで、そのまま寝ても問題なしの優れものです。ナイトパウダーを使えば、メイクを落としてもきれいな肌のままで、お泊りデートも怖いものなしですよ!彼が密かにお泊りデートで期待していることと、お泊りデートまでに出来る対策について説明しました。お泊りデートでドキドキかも知れませんが、事前に対策を打っておけば、リラックスして当日を迎えることが出来ます。マネできるものがあれば是非取り入れてみて、彼との素敵なお泊りデートの思い出を作ってくださいね。
2019年10月13日人は「期待」をする生き物。だからこそ夢や希望を持って生きることができるので、「期待」すること自体は悪くありません。でも、恋愛においては「期待」がマイナスな効果を生むことも……。「期待」するとどんなことが起こるのか?また「期待」しないと、どんな良い面があるのか、筆者なりに期待しない恋愛のメリットをまとめてみました。■ サプライズに心から感激誕生日はお祝いされて「当然!」と思っていると、忘れられていたときや、思ったのとちがうパターンだったときなどに、ガッカリしてしまいますよね。クリスマスが仕事だったり、1年記念日をお祝いできなかったりと、思った通りにイベントを楽しめないことだってあります。期待していると、その都度「不満」に変わってしまうかもしれません。もし、「期待」をしていなければ、すべてが「サプライズ」に変化。プレゼントやデートに、心から感激することができます。恋人らしいプレゼント、恋人らしいデート、恋人らしいイベントの過ごし方、そういう「常識」にこだわるのをやめてみませんか?■ 期待しないから傷つかない「会えるかもと思ったのに会えない」「よろこぶと思ったのによろこばれない」そうやって傷つくのは「〇〇だと思ったのに」と期待したことが出発点にあります。「願い」として、自分ひとりでワクワクしている間は問題ありませんが、「期待」となると「彼が〇〇してくれたらいいのに」「彼がこうなればいいのに」と、彼があなたの思い通りに変化することを望んでしまうのです。当たり前ですが、人は人を変えられません。相手に変化を望む「期待」は、傷つくための準備のようなものです。「期待」しなければ、傷つき体験を減らすこともできるのではないでしょうか?■ 他人同士なら「いいこと」他人に親切にされると「いいこと」があったと思い、心から感謝しますよね。ところが、「彼氏」となると、「自分に親切で当たり前」と思いがちです。「彼氏なんだから」と「期待」していると、彼が善意でしてくれたことが「当たり前」になり、思い通りにならなかったことは「不満」となります。でも考えてみてください。疲れていてもあなたとの時間を作ってくれた、あなたが好きな物を買ってきてくれた……それって「他人同士」なら、とってもありがたいことですよね?「期待」をやめると、彼の行動のひとつひとつに感謝できるようになるはずです。■ おわりに「100万円あたるかも!?」と期待しながら宝くじを買って、1万円の当選だとガッカリしますが、期待せずに買った宝くじが1万円当選となれば、うれしくなるものです。「期待しない」というとなんだか冷たいような気がしますが、じつは逆。「期待をしない」ことで、相手がしたことをありのまま受け取ることができる。筆者はそんな風に思うのです。なんだか恋愛がうまくいかない……そう感じているなら、相手がしてくれたことを、100%よろこびに変えられる「期待しない恋愛」を意識してみてはいかがでしょう?(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年09月18日子どもをもつ/もたないは個人の選択に過ぎない。そう理解していても、やっぱり子どもを産まないことに「なんとなく」抵抗があるのはなぜ?産まないと一人前じゃないという意識はどこからくるの?前回に引き続き、『わたしが子どもをもたない理由』(かんき出版)の著者で、作家の下重暁子(しもじゅう・あきこ)さんに話を聞きました。第2回のテーマは「子どもがいないと」という枕詞についてです。【第1回】81歳の今だから語れること「子どものいない人生に一度も後悔はありません」子どもがいなくて淋しいは余計なお世話——自分で決めることが大事だと前回教えていただきましたが、産むって自分の選択でもあるけど、パートナーの希望もあるし、親に孫の顔を見せてあげたいという思いもあって、自分だけの選択ではないような気がして。なんとなくプレッシャーに感じてしまいます。下重暁子さん(以下、下重):パートナーと話し合うことはもちろん大事ですよ。親に孫の顔を見せたいという自分の思いがあるのなら、産めばいいじゃない。私は、母に孫の顔を見せてあげたいと思ったことは一度もなかったし、私のつれあいは私以上に子どもがいる家庭を望んでいませんでした。「彼は子どもを望んでいるんじゃない?」と心配してくれた人もいるけど、余計なお世話ですよね(笑)。——淋しいと感じることはありませんでしたか?下重:それもよく聞かれるけど、自分や世間のものさしで私を推し量るからよね。子どもがいなくて淋しいかどうかなんて、最初からいないんだもの、わかるはずないじゃないですか。猫を飼っていたので、愛情を注いでいた対象がいなくなってしまう喪失感なら私も知っていますよ。でも、最初から産まないという選択をしているんですから、淋しさなんてありません。他人の人生を生きるなんてまっぴら——パートナーとして産まないということを尊重し合える関係って素敵ですね。下重:そういう相手を選びましたからね。一緒に暮らす人を、他人に選んでもらうなんてつまらないことだと思わない?——私はなかなか男性を見る目がないので、「この人が最高のパートナーです!」って誰かが言ってくれたらいいなぁって思うことがあります(小さな声で)。下重:人に決めてほしいというのは、自分の人生に責任を持ちたくないのよね。人に合わせる生き方をしていると、何か都合の悪いことがあった時に、人のせいにできるから。そんなこと私にはできない。全て自分のせいじゃないですか。あの人がこう言ったから、世間がそうだから。親が……って。そんなの他人の人生ですよ。私はそういう人生が一番嫌い。——潔い……。下重:でも、「誰かに決めてもらう人生でいい」と自分の意思で決めるのなら、それでもいいんじゃないかしら。私と同じ考えを持てなんて言いませんよ。それこそ自分のものさしを押し付けるだけになる。みんなそれぞれ違いがあって、それが個性。だから好きなように生きればいいの。産むのは無条件に良いことか——子どもがいる人の方が信頼できる……という趣旨のことを言う人もいますよね。子どもがいるというだけで、もらえる手当が増えるなど、社会に優遇されている気もします。下重:今は国が子どもを産むことを奨励していますよね。なぜかというと、家族でまとまっている状態が、一番管理しやすいから。戦前もそうだったんですよ。国が戦争をするというと、家族はみんな応援するという形が、手っ取り早かったから。敗戦後、私はそれが崩れていく過程を見てきました。だからこれは間違いだということはよくわかっています。子どもを産むのが無条件に良いと思っている人たち、家族の絆を大げさに押し付けてくる人たちの言葉を耳にしたら、その意図をよく考えてほしいと思いますね。——歴史を見てきた下重さんがおっしゃると……。下重:重いでしょう。もう少し、重たい話に付き合ってくださいね。戦後私たちが勝ち取った権利というのは、“個人”なんです。個の権利。それは憲法13条にもあります。個人の尊厳が何よりも大事だと。家族が一番大事なんて書いてありませんよ。昔の修身教育ではあったかもしれませんけど。今まさに、その頃と同じことを言いだしているんです。——不穏な流れですね。下重:家という考え方が根付いたのは江戸時代にさかのぼります。治安が安定して豊かになっていく中で、国を安泰に保つためには、領民たちの“忠義心”が必要だったの。その忠義心の元となるのが、親への“孝行”というわけ。「家族が大事」というのは、江戸時代、明治時代からずっと刷り込まれてきたものなんです。その考え方から抜け出して、個を大事にしようというのが近代化。夏目漱石をはじめとして、文学者たちはみんな家と戦って、それを書いたんです。みんな個として生きていこうと。そして、やっと憲法でも保障されて個になった。それをまた逆行させようというのが今の風潮です。風潮って、何のこと?——風潮ですか……。子どもがいないと一人前じゃないという風潮は強いかなと思います。下重:風潮というのは、勝手にそう思っている人がいるというだけの話よ。よく考えてみて。風潮ってなんですか?たくさんの人が言っているとか、世間が言っているっていうことでしょ。そんなものは自分が考えていることではありませんよね。自分で本当に子どもが欲しいなら、産めばいい。それは誰にも反対できない。その人の選択、考え方ですもの。だけど、子どもがいなくてもちゃんと自分で自己表現をして、自分の生き方を持っている人は、なぜそんな風潮に合せる必要があるの?——合わせておけば、レールの上を歩ける……というか、安心感があるから?下重:結局、自分で責任を持ちたくないのよ。自分で責任を持たない人生なんてね、ラクしたいわけですよ。自分で全ての責任を持つのはしんどいもの。人に何か言われるのは、自分がそれを選んだからでしょう。たとえ嫌なことを言われたって、「私が選んだんだからしょうがないでしょう」というだけの話。だけど、いちいち相手するのは面倒よね。——下重さんもしんどいことをたくさん言われたのでは?下重:それが意外とないの(笑)。言っても変わらないとみんな知っているからかしら。でも、全く私のことを知らない人には言われましたね。まあ、「あ、そう。私はこれが好きなので」と答えるだけだけど。子どもは親の都合で生まれる——強いなぁ……。下重:私ね、子どもは、親の都合で生まれてくるものだと思っています。生まれてくる子どもの意思はそこに反映されていませんよね。自分の血を分けた存在がほしい、愛する対象がほしい、跡取りがほしい、将来自分の世話をしてほしい、自分が生きた証を残したい……。ね、親の都合でしょ。——そうですね。理由を挙げてみると、親が子どもに期待することばかりですね。下重:その期待を子どもが受け入れてくれるかは別問題ですけど。私の母は父と結婚する前から女の子をひとり産むと決めていました。そして見事に女の子を産んだ。それが私です。彼女は途端に「暁子命」になってしまってね。私にしたら迷惑な話よね。とてもしんどかった。彼女は優秀な人だったから、「どうして自分の能力を活かして生きないの」と思っていました。私は中学生の時に、母に、「あなたの生き方は間違っている」と説教したこともあるのよ。期待は自分にするもの——わかる気がします。親が自分のために我慢するなんて、ちっとも嬉しくないですよね。「あなたのために」って言われると、「あなたのせいで」と聞こえる気がします。下重:期待は、自分が自分にするものですよ。私は自分にものすごく期待をしている。これから、どんな人になるだろう、どんな仕事をするだろうって。自分に興味があるってとっても面白いのよ。自分にしか興味がないって言ってもいいぐらい。——周りに期待されることで、自分の存在価値を確かめている人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。でもそのせいで無理をしてしまったり、苦しくなったりすることも……。下重:そうでしょう。でも、必要とされることと期待は違いますよ。私は自分がどんなふうに変わっていくのか、自分を作り上げることに興味がある。その結果として誰かが私を必要としてくださるというのはとても嬉しいこと。誰かが必要としてくださるから本も書ける。テレビにも出られる。自分の意見を言うこともできる。だけれども、本を書きたくて「求められる私」を演じたりなんかしないの。期待しないから一緒に暮らせる下重:だから親の期待ほど子どもにとってしんどいものはないですよ。子どもの期待ほど親にとってしんどいものもない。夫が妻に期待するのも、その逆もね。私とつれあいは互いに全く期待しません。それぞれ勝手に生きて、個人と個人が一緒に暮しているの。違いを尊重するから、向き合ったり、相手への理解を深めたりできる。想像力や思いやりが育まれるんです。その日々の中で、確固たる私という人間が作られていく。子どもを持つ/持たないで一人前になるかどうかなんて全然関係ない話ですよね。(取材・文:安次富陽子写真:青木勇太)
2017年07月20日