SMAPキムタクこと木村拓哉氏出演の春の新ドラマ、「アイムホーム」が4月16日よりスタート! 盛りだくさんの新作の中で中国人もこのドラマに注目している。中国版ツイッター「ウェイボー」からその期待の声を拾ってみた。○春の新作ドラマ、期待は木村拓哉と堺雅人ウェイボーでも「春の日本ドラマのテーマは木村拓哉vs堺雅人」という声が上がるように、春の日本ドラマで注目されているのは木村拓哉氏の「アイムホーム」と堺雅人氏の「Dr.倫太郎」だ。出演するドラマが高視聴率をたたき出したことで「キムタク神話」もささやかれた木村拓哉氏と「半沢直樹」で新・視聴率男の名を得た堺雅人氏、どちらが視聴率で勝利するのか。確かに気になるところだ。木村拓哉氏は中国で「木村大神」という愛称を得ている。「大神」とは神のような人物のことを指す呼び方だ。「神」と戦わねばならない堺雅人氏の愛称はというと「雅人叔」。愛称的には堺雅人がいささか不利なようにも見える。○「木村拓哉という名のウイルスに罹っている」「初めて見た日本のドラマは木村大神のものだった」というコメントもあるように、木村拓哉氏は長きにわたって中国でも愛されてきた俳優だ。「これまで神のドラマはどれも見ているけど、彼を見るとテンションが上がる。きっと私は木村拓哉という名のウイルスに罹っているんだと思う」「木村大神は経典! 永遠に越えるものはない! 」というように、すでに崇拝の域に達しているような声も。また、「すごく見たい! 木村大神はついにいい脚本に出会えた感じだね」「木村大神の新ドラマ、良さそう」というように、ドラマそのものに期待する声もある。初回ではヒップダンスも披露した木村大神、今後の活躍・展開に中国からも期待されている。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年04月17日女優の木村佳乃が、お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基と共に、4月より関西テレビ・フジテレビ系にてスタートするバラエティー番組でレギュラーを務めることが明らかとなった。木村さんがバラエティー番組初MCを務めることとなるのは、日本全国の“おいしい食材”にスポットを当てるグルメバラエティー「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」。木村さんはレストランの美人オーナー、後藤さんがツッコみ上手なギャルソンという設定で、いまだ脚光を浴びていない上質な食材「あっぱれ食材」をゲスト共に探求する。その日のテーマとなる料理は、親子丼やカレー、麻婆豆腐など、和・洋・中を問わず、「あっぱれ食材」を使って日本の食卓に並ぶ馴染み深いメニューとなるようだ。木村さんは、今回のオファーを受けた時を「私は司会業に本当に向いていない人間だと思うので、このお話をいただいた時は『勇気のあるスタッフさんだな』と思いました」とふり返る。さらに、後藤さんとの“コンビ”については「バラエティー初MCですが、自分でも想像がつきません。食べること、特に私は日本食が大好きなのですごく楽しみにしていますし、今まで知らなかった食材や地域の特性を活かした食べ物を知ることができるのは財産になります。進行は後藤さんにお任せして、私は楽しんでいればいいのかなと思っています」とコメントを寄せている。一方に後藤さんは、「木村佳乃さんとは番組でご一緒したことがあるんですが、すごく天真らんまんな方ですから楽しみです。何より横に立ってる人間が『岩尾』から『木村佳乃さん』に変わるのはなかなかのことですから!女優さんって生活感が無いイメージですけど、例えば『目玉焼きに何をかけるのか?醤油なのか?ケチャップなのか?』って人となりが出ると思うんです。そんな風に、身近な『木村佳乃さん』を見せていきたいですね」と密かな企みがあるようだ。“女優×芸人”のバラエティー番組ーー果たして、どんな化学反応が生まれるのか?「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」は4月期より、毎週火曜21時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定。※スタート日未定(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日いま話題の沢尻エリカさん主演のドラマ『ファーストクラス』。沢尻さん演じる吉成ちなみが、ファッションブランドでデザイナーとして活躍する同ドラマは、女同士のマウンティング(格付け)や嫌がらせに立ち向かいながら戦っていくというストーリーです。登場人物の悪女っぷりや心の声もおもしろいですが、注目すべきはその豪華なファッション!流行ど真ん中のファッションや、いろいろなテイストのスタイリングが見られるので、まるでファッション雑誌のように楽しむこともできます。アラサー世代にピッタリのファッションに注目!「かわいさも上品さも欲しい!」という方には、ともさかりえさん演じる凪子のファッションがオススメ!流行のミモレ丈スカートをおしゃれに着こなしているスタイリングは、すぐに参考にできますよ。クールなスタイルなら、シシド・カフカさん演じる川島ナミ絵を要チェック!スタイリッシュでエッジーなスタイルをカジュアルからエレガントまで、幅広く着こなしています。これからの季節には、木村佳乃さん演じる廣木リカのコートの着こなしに注目!今シーズンらしいコートスタイルがたくさん登場しているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?沢尻エリカの七変化ファッション!そして、やっぱり一番注目したいのは沢尻エリカさん演じる、ちなみのファッション!11月12日の放送では、知的なジャケットスタイルからシャツワンピにニットとデニムの上品なカジュアルコーデ、さらにはクールなライダーススタイルや、ド派手な柄ワンピまで、いろいろなテイストのファッションが登場しました。服に合わせてヘアメイクも毎回違うので、ファッションを見ているだけでも楽しめると思いますよ。今、大注目のジュエリーって?服に合わせたジュエリー選びは、普段のスタイリングでも迷ってしまうところ。そこで、沢尻さんのジュエリー使いをぜひチェックしてみましょう!注目のジュエリーは、放送で何度も身につけていた『ヴァン クリーフ&アーペル』です。さり気ないのに、上品で知的なムードが漂うこのジュエリーは、信念を曲げずに突き進むちなみにピッタリなイメージ!毎日、仕事に恋に頑張っているアラサー世代にもオススメのブランドです。『ヴァン クリーフ&アーペル』は、1906年にパリのヴァンドーム広場に初のブティックをオープンして以来、世界中のセレブリティに支持されてきたハイジュエリーメゾン。あのモナコ公妃のグレース・ケリーも愛用していたほど、気品のあるメゾンなんです。すべての商品が職人の手作りで、女性らしく繊細なデザインが多い『ヴァン クリーフ&アーペル』。身に着けるだけで、エレガントなムードが漂います。30代になると、身に着けるのは上質なものを選びたいですよね。良いものは、たとえ少し値が張っても、長く愛用できるのがうれしいところです。沢尻さん演じるちなみの凛としたかっこいいたたずまいも、良質なファッションの存在が大きいはず!あなたも、ファッションの力でなりたい女性になってみてはいかがでしょうか?※参考: ヴァン クリーフ&アーペルImage photo by Pinterest
2014年11月20日今年4月期に放送され、10月期にシーズン2としてカムバックしたドラマ「ファーストクラス」。主演の沢尻エリカを始め、お馴染みの菜々緒や、夏木マリ、木村佳乃、倉科カナ、市川実和子、ともさかりえら豪華な新“悪女”たちの競演で話題だが、このほど悪女たちの戦いに華を添える主題歌、安室奈美恵の新曲「BRIGHTER DAY」のミュージックビデオが公開された。今年の8月、ドラマ制作サイドから主題歌のオファーをがあり実現したという、沢尻エリカ×安室奈美恵の初コラボ。歌詞はドラマのために書き下ろされたもので、「立ち止まることもあるけれど、選んだ道を一緒に歩いて行こう」という想いが込められたメッセージソングとなっている。今回公開されたミュージックビデオでは、ミディアムナンバーに乗せて、安室さんがしっとりと歌い上げる姿が。さらに、安室さんが指先で描くゴールドの軌跡は、誰もが自由に進むべき道を描く(選ぶ)ことができ、それはいつでも輝いてるということを表現したのだとか。いつものダンスナンバーとは一味違った、安室さんの力強くしなやかな女性らしさが光る仕上がりになっている。またこれに併せ、安室さんが出演するコーセーコスメポートOLEO D’OR TVCM ソング「SWEET KISSES」のティザームービーも同時公開された。現在、全国アリーナツアー「namie amuro LIVE STYLE 2014」を敢行中の安室さん。そんな彼女の魅力が満載のミュージックビデオをチェックしてみて。「ファースト・クラス」続編は毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日放送終了からわずか4か月、フジテレビドラマ史上最速で連続ドラマの続編が決定した「ファースト・クラス」。先日、主演を演じる沢尻エリカを筆頭に、夏木マリ、木村佳乃、倉科カナら豪華キャストが一同に集結し、スタジオのセット内で制作発表が行われた。ふとしたことから、憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働く吉成ちなみを中心に描かれる。この日集まったのは、主演の沢尻さんを始め、木村佳乃、倉科カナ、シシド・カフカ、篠原ともえ、鈴木ちなみ、余貴美子、市川実和子、小島聖、ともさかりえ、夏木マリと豪華キャストによる“沢尻悪女イレブン”。冒頭にあいさつした沢尻さんは「今回のドラマは前作よりさらにパワーアップしていて、見どころがたくさんあります!ドキドキワクワクしています!」とコメント。続く木村佳乃は「“沢尻悪女イレブン”の一人、廣木リカ役の木村佳乃です。とらえどころのない悪女を演じています」。また、実際に被服の学校を卒業している篠原さんは「エリカちゃんとは、プライベートで何か1着洋服を作る約束をしてます!」と、沢尻さんとの約束を披露し会場の空気を一気に和ませた。小島さんは「役柄でのキャッチコピーは“ブルドーザークイーン”。その名に恥じないように悪女になります!」と宣言。ともさかさんは「性格が悪すぎて、捕まってしまいそうなくらい悪さをしています(笑)」と笑いを誘った。さらに、役どころの説明では「いかにメンチをきるかがポイント」とシシドさんが口にすると「悪い顔している人がたくさんいるから、かぶらないようにしないと!」と意気込んだ倉科さん。一方で、余貴美子からは「沢尻エリカさんを命がけでイビり倒していきたいと思います。これからはじまる女の闘いは見どころですよ!!」と話した。キャスト陣が挨拶をしていくなか一際パンチのきいたコメントを浴びせたのは夏木さん。「こんな女優ばっかり集まるとやりにくいわよ!!もう気を遣っちゃって(笑)みんな仲悪くやっているので、よろしくお願いします!」と、声を張り上げる。司会の渡辺和洋アナウンサーが「女性11人集まってたお部屋は、和気あいあいと楽しそうに見えましたけど…」と問いかけると、沢尻さんが「あれ? 何か楽しそうに見えました?」とはぐらかし、「仲がいいわけないでしょ!このメンバーで!渡辺さんが急に来たから無理やりみんな笑ったのよ!」と夏木さんがピシャリ。「日々イビられていますが、耐えています…」と沢尻さんは苦笑していた。「ファースト・クラス」続編は、10月15日よりフジテレビにて毎週水曜22時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日2014年10月15日(水)22時スタートの沢尻エリカ主演ドラマ「ファーストクラス」にバンタンデザイン研究所が在校生のエキストラ出演、卒業生が手がけるブランドの衣装協力、ファッションに関わる専門知識の監修等、多岐にわたり制作協力を実施する。注目はバンタンデザイン研究所出身の4つのデザイナーズブランド。夏木マリが演じる”ファッション界のゴッドマザー”こと矢野竜子のブランド「TATSUKO YANO」の新作コレクションとして登場する「レイジハリモト(REIJI HARIMOTO)」、「シェリルチー(Cheryl Chee)」、「イズ(is)」、そして木村佳乃演じるクリエイティブディレクター廣木リカが手がけることで生まれ変わる「ヴィアナド ヴィヴィジョアンネ アナイス ドールビエン(VIANAD ViVijoanne Anais dorsbien)」のコレクションが使用される。また、ファッションショーを観覧する観客エキストラとして約70名の学生が撮影に参加。衝撃の“マウンティング”地獄を描いた前作から約半年後の設定、ファッション雑誌の裏側からファッションブランドの裏側へ舞台を変え、沢尻エリカを含め全員が悪女となったドラマ「ファーストクラス」。ドラマ制作の裏側にも注目してみてはいかがだろうか?元の記事を読む
2014年10月09日沢尻エリカを主演に、木村佳乃やシシド・カフカ、夏木マリら“新悪女”が参戦することで話題のドラマ「ファーストクラス」。この度、前作から強烈なキャラクターとして注目を集めていた菜々緒、板谷由夏、佐々木希ら「FIRST CLASS」編集部員が衝撃カムバックを果たすことが明らかとなった。憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ(沢尻エリカ)。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働くちなみを中心に描かれる。そして今回発表されたのが、「FIRST CLASS」編集部員の帰還。毎回厳しい言葉をウィスパーボイスで浴びせながらも、ちなみを成長させてきた大沢留美編集長(板谷由夏)を始め、副編集長・八巻小夏(三浦理恵子)、驚異的な破壊力とぶれないで悪女ぶりを存分にアピールした川島レミ絵(菜々緒)、元トップモデルでちなみの親友・MIINA(佐々木希)、そしてレミ絵とともに毒舌漫才を披露した叩き上げエディターの木村白雪(田畑智子)など“沢尻悪女イレブン”に負けじと「FIRST CLASS」編集部員もその強烈なキャラは健在だ。板谷さん演じる“ファッション雑誌業界の女帝”大沢留美は、新たな闘いに挑むちなみをを見守りつつも、相変わらず厳しい言葉を浴びせる一方で、今回ちなみの最大の敵となるクリエーティブディレクター・廣木リカ(木村佳乃)と何やら過去に因縁をも感じさせ、毎度のことながら一筋縄ではいかない様子だ。姉・ナミ絵(シシド・カフカ)の手先である、菜々緒さん演じる川島レミ絵は、ちなみに対して罠をしかけて楽しみ、その悪女キャラは数段パワーアップ。佐々木さん演じるMIINAは、モデルを引退し本名の鈴木喜子としてエディターへ転向。田畑さん演じる木村白雪は、ちなみのよき理解者だが話が進むにつれて関係は複雑になっていく。そしてちなみにつぶされた過去を根に持つ三浦さん演じる八巻小夏…と、それぞれがなにやら不穏な動きを見せる編集部員たち。そして今回注目したいのは、菜々緒さん演じるレミ絵とシシドさん演じる猟奇的なデザイナーの超強烈な姉・ナミ絵の姉妹コラボ!あのレミ絵ですら頭が上がらないというナミ絵とともに、想像を超える悪事を企てるのだとか。白雪との名コンビにも劣らない“川島シスターズ”の大暴走も見逃せない。本作の世界観へと誘うナレーションを務めるのは、前作で詢香社を買収したファスベンダー&マッカートニージャパンの社長であるリエコ・マッカートニーを演じ、全編のナレーションも担ったLiLiCoが引き続き登板。さらに、レミ絵の多忙な一日に密着した仕事ぶりをフェイクドキュメンタリー「I AM REMIE~敏腕編集者レミ絵の多忙な1日~」が、ドラマ「ファーストクラス」のスタートに先駆けて10月1日(水)深夜にフジテレビで放送されることに。先日行われた東京ガールズコレクションのモデルオーディションで、雑誌「FIRST CLASS」の未来の“センターモデル”をスカウトするなど悪女ながらもその仕事ぶりは見事なレミ絵の日常に迫る。新たな悪女たちと「FIRST CLASS」編集部の復帰で、どんな泥沼の闘いが繰り広げられるのか…背筋が震えるほどのあの緊張感の再来に胸が躍る。「ファーストクラス」は10月15日(水)22時~フジテレビにて放送。レミ絵のスピンオフ・フェイクドキュメンタリー&前作「ファースト・クラス」は10月1日(水)より4日間深夜に一挙放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?愛され上手になるには?~『ホットロード』80年代に空前のブームとなり、当時の女子中高生の恋愛バイブルと呼ばれた伝説のマンガ『ホットロード』。原作のイメージを守るべく、作者の紡木たく先生ご自身がこれまで映画化・ドラマ化のオファーを断り続けていた名作が遂に実写化!紡木先生が主演、相手役の二人としてOKを出したのは、『あまちゃん』で大ブレイクした能年玲奈ちゃんと、今、人気の三代目J Soul Brothersの登坂広臣くん!舞台は湘南。母から愛されていないと感じ、自分の殻に閉じこもっていた中2の和希は、暴走族の春山と出逢ったことで、初めて「愛すること」を知るのね。愛し方も愛され方もわからず、初めは好奇心で近づいて来た春山に暴言を吐くのだけれど、春山は逆にそんな和希が自分に似ている気がして「俺の女になれ」と言い出すわけ。春山はモテる男だから、最初は自分に媚びない女の子、というところに興味を持ったみたい。だけど、同棲生活をスタートしてみると、和希が自分にしか心を開かず、自分にしか甘えないのを知り、愛おしく思い始めるんですよね。それでもある出来事から春山は和希にこう言います。「俺が居なきゃ、なんにもできね~よ~な女になるな」男性が彼女を守りたいと思うのは、相手が本気で自分の身を案じ、つらそうにしている姿を見た時。その瞬間、「こいつには俺が必要だ」と実感するそう。「私が寂しいから一緒に居て」じゃなく、「あなたが心配だからそばに居たい」というような――。要は「私」ではなく、「あなた」を主語にした“相手を思いやった対応”にハートを打ち抜かれるんです。男性は良い意味で女性より単純。だから嫉妬させたいからといって、思わせぶりに他の男性と仲良くするのは、普通は逆効果。和希みたいに、他の男性にはそっけなく、春山にはベッタリ、のように態度が明らかに違うほうが、「俺はこいつのオンリーワンなんだ」と、愛おしく感じてもらえるはず。映画の主題歌は尾崎豊の名曲、『OH MY LITTLE GIRL』。「凍えた身体そっとすり寄せて」「甘えた声で無邪気に笑う」といった歌詞のように、春山への愛を態度で表す和希を見習えば、あなたも愛され上手になれますよ!あらすじ:亡き父親の写真が1枚もない家でママと暮らす14歳の少女・宮市和希は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めている。ある日、学校に馴染めずにいた親友に誘われるまま、夜の湘南で出会ったのは、Nights(ナイツ)という不良チームの少年、春山洋志。はじめは傷つけ合っていたふたりだが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚えながらも、急速に春山に惹かれてゆく。春山もまた和希の純粋さに惹かれるが、Nightsのリーダーとなったことで、敵対するチームとの抗争に巻き込まれてしまう――。2014年8月16日(土)全国ロードショー原作:紡木たく「ホットロード」集英社文庫(コミック版)監督:三木孝浩脚本:吉田智子出演:能年玲奈、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦他配給:松竹『ホットロード』()(C) 2014『ホットロード』製作委員会 (C) 紡木たく/集英社伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年09月03日時代を超えて読み継がれている、紡木たくの伝説的同名少女コミックを、能年玲奈&「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣という最旬キャストで映画化した『ホットロード』。『るろうに剣心 京都大火編』や『トランスフォーマー/ロストエイジ』を抑え、週末興行成績ランキングでは実写映画第1位となる大ヒットスタートを切った本作から、劇中に登場する登坂さんがリーダーとなる不良チーム「Nights」と、彼らと敵対する「漠統」の強烈な個性を放つメンバーが勢揃いとなったビジュアルがシネマカフェに到着した。ママ(木村佳乃)と2人きりで暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めていた。ある日、親友・絵里(竹富聖花)に誘われるまま夜の湘南で出会ったのは、「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。「おまえんち、家庭環境わりーだろ?」――第1印象は最悪だった2人だが、やがて和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山もまた和希の純粋さに惹かれていく。しかし、トオル(鈴木亮平)から「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…。本作で「Nights」と激しい勢力争いを見せるのが、“ケンカ上等”の血気盛んなグループ「漠統」だ。劇中では、登坂さん演じる春山が単身、漠統のもとへ乗り込み、闘いを挑む場面は見逃せない1シーンともなっている。漠統のリーダー・赤根として圧倒的な演技を魅せるのは、ラッパーのSWAYとしても活躍する「劇団EXILE」のメンバー・野替愁平。No.2の永山には、「D-BOYS」の元メンバー・遠藤雄弥が演じている。本作の大ヒットを受け、8月30日(土)には急遽、「Nights」から山田裕貴、小澤亮太、「漠統」からは野替愁平、遠藤雄弥が舞台挨拶に登壇することが決定!男気あふれる彼らにぜひ注目してみて。『ホットロード』は全国にて公開中。「Nights vs 漠統」舞台挨拶は、丸の内ピカデリーにて8月30日(土)18:45~回の上映終了後の予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2014年08月26日伊藤英明が主演するWOWOWの連続ドラマW「罪人の嘘」と、大ヒット海外ドラマ「SUITS/スーツ3」のコラボ企画が決定。伊藤さんが、「SUITS/スーツ3」第11話に登場する水泳選手マイケル・フェルプスの日本語版吹き替え声優としてアフレコに挑戦したのだ。連続ドラマW「罪人の嘘」は、躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いたリーガルサスペンス。主演の伊藤さんのほか、滝藤賢一や木村佳乃、中村蒼、松重豊、筒井道隆、仲代達矢など豪華キャストが脇を固める本格社会派ドラマだ。一方の人気海外ドラマ・シーズン「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、ハーバード・ロー・スクール卒で自信家のカリスマ弁護士ハーヴィー・スペクターと、そのアソシエイト(助手)になった驚異的な記憶力を持つ青年・マイクのコンビが、困難な訴訟に挑んでいくスタイリッシュ・サクセスストーリー。全米USA局で昨年より放送された第3シーズンをWOWOWが日本初放送する。“法律”というテーマを描いた、この日米の2作品。「罪人の嘘」で悪名高き高級弁護士を演じる伊藤さんが、法律事務所を舞台にした海外ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンということから実現した今回のコラボ企画。伊藤さんは、「SUITS/スーツ3」第11話(8月25日放送)に登場することで話題の水泳選手マイケル・フェルプス役(本人役の出演)の日本語吹き替え声優として特別ゲスト出演する。すでに、カリスマ弁護士ハーヴィー(声:桐本琢也)と同僚のデーナ・スコット(声:甲斐田裕子)、マイケル・フェルプス(声:伊藤英明)が一堂に会するシーンのアフレコも収録済みだとそう。また、本企画と連動したスペシャルWEBページも本日からオープンし、番宣映像も7月20日(日)から放送予定とのこと。連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日)スタート/毎週日曜22:00~(全5話)※第1話無料放送海外ドラマ「SUITS/スーツ3」は毎週月曜23:00~(吹替)/毎週火曜0:00(字幕)※伊藤さんが出演する第11話「父への思い」は、8月25日(月)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年07月17日今年で4回目を迎える「プラチナ・ミューズ・アワード」が7月12日(木)に都内ホテルで開催され、女優の木村佳乃が受賞。特製のプラチナ・ジュエリーを贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」(日本代表:ハンキンソン尚子)と女性向け雑誌「Domani(ドマーニ)」(小学館刊)のコラボレーションによりプラチナのように輝き続けるワーキングウーマンを称えるために創設されたこちらのアワード。過去には米倉涼子、滝川クリステル、中谷美紀など錚々たる面々が受賞してきた。木村さんは昨秋、夫・東山紀之との第1子となる娘を出産したばかりだが、5月に放送が始まったNHKドラマ「はつ恋」、つい先日スタートした連続ドラマ「息もできない夏」(フジテレビ)など今年に入って次々と新たな作品に出演。本格的に仕事復帰を果たした。木村さんの凛とした佇まい、内面からにじみ出る気品、温かい人柄は“プラチナ・ミューズ”にふさわしいということで今回の受賞が決定した。木村さんは黒のフォーマルなドレスで登場。ハンキンソン代表より特製のプラチナだけで作られたジュエリーを首に掛けられると、「女性としてこういう賞をいただけるのは本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。これまでもプラチナ・ジュエリーに親しんできたという木村さん。「今日はジュエリーが引き立つような黒いフォーマルなドレスですが、普段は白いシャツやGパンといったカジュアルな服装に合わせることもあります」と明かす。木村さんにとってプラチナのような輝きを持つ女性とは?という問いに「自分に正直で思いやりがある女性は素敵で輝いてると思います」とうなづき、その一番身近な見本として「自分を産んでくれた母は尊敬しているし、大好きで憧れを持っています」と母の存在の大きさを語った。時の流れに左右されない永遠の輝きこそがプラチナの魅力と言われるが、木村さんは「私も祖母からもらったプラチナ・ジュエリーを持っています。良いものは不変ですね」とニッコリ。さらに「祖母から母、私、そしてこれから娘へと受け継いでいけたら」と“母”の顔で語っていた。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月12日人気アニメシリーズの劇場版24作目となる『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』が7月7日(土)に公開された。声優を務めた木村佳乃とお笑い芸人「バナナマン」の設楽統&日村勇紀、主題歌の「アンパンマンのマーチ」を歌い、同時上映作品で声優も務める双子デュオ「ドリーミング」のかよ&ちよ、そして原作者のやなせたかしが舞台挨拶に登壇。毒舌あり、自虐ありの93歳とは思えないやなせさんの独演会の様相を呈し、客席は異様な盛り上がりを見せた。原因不明の寒さのために名産のバナナの木が枯れてしまったバナナ島を元通りにするべく、アンパンマンと仲間たちが力を合わせて奮闘する。舞台挨拶は毎年の“恒例行事”となったやなせさんの歌による自己紹介でスタート。張りのある声を劇場中に響かせ、自身はおろか木村さんやバナナマン、ドリーミングの紹介まで歌に乗せて行い喝采を浴びた。さらに「こんなに面白い作者は世界中探してもいない。おれが全部のキャラクターを作ってるし、おれから観たらディズニーも甘い!」など周囲がヒヤヒヤするような毒舌発言も飛び出し、会場を沸かせていた。バナナ島の女王の声を担当した木村さんは「観に来てくれる、アンパンマンが大好きな子供たちの顔を思い浮かべて楽しくやれました」と収録を述懐。バナナマンの2人はバナナ島に住む、その名も“バナナマン”のスッテンとコロリンを演じているが「バナナマン役をバナナマンにやらせようって言ってくれるところが粋ですね」とやなせさんへの感謝の思いを語る。すかさず、やなせさんから「真面目なこと言ってるな」との鋭い指摘が飛び、会場は笑いに包まれた。この日は七夕ということでそれぞれ、願いを発表したがここでもやなせさんの独壇場。「まもなく死ぬんで、もう2年、生かしてほしい。来年は25周年もあるので。あと2年、それであとはサヨナラだ」と言ってのけ、周囲を慌てさせていた。母親になったばかりの木村さんは「世界中の子供たちが幸せになりますように」と愛情あふれる願いを発表。設楽さんは「日村さんの体の数値が悪いんで、血圧、血糖値、尿酸値が下がりますように」。日村さん自身も「まだ40なんで長生きしたい」と語り笑いを誘っていた。「ドリーミング」のちよは「やなせ先生が世界一の長寿になりますように」とやなせさんの健康を祈願したが、当のやなせさんは「ムリだね」とバッサリ。会場は再び笑いに包まれた。『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』は全国にて公開中。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月09日「そういえば、私あんパンが大好きなんです!」。大事なことを思い出したように、大きく口を開けて屈託なく笑う姿に、周りの人間も思わず顔をほころばせる。自然体でいて溌剌としたエネルギーと美しさをみなぎらせる、木村佳乃。昨年、妊娠・出産を経てママとなったばかりの彼女が新たに挑戦したのが、子育てのバイブルとも言うべき国民的アニメの最新作『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』である。その公開を前に、話を聞いた。「『アンパンマン』を意識してちゃんと見るようになったのは、3歳になる姪が1歳か2歳になる前かな。アンパンマンにハマっていて(笑)。それから真剣に見るようになりました。いまは姪からアンパンチの嵐ですよ!」と嬉しそうに「アンパンマン」とのつながりについて語る木村さん。自身の幼少期の思い出のアニメは「『タイムボカンシリーズ』に『魔法の天使クリィミーマミ』、『魔女っ子メグちゃん』」と語るように、「アンパンマン」は子供時代ではなく大人になってから触れたアニメであった。「改めて見てみると、シンプルなストーリーの中に人を思いやる気持ちとかが描かれていて、子供に分かりやすく、いい影響を与えるアニメだなと思いました。いまはバンナちゃんが好きですけど、やはりアンパンマンが好きですね。戸田(恵子)さんの声が好きなんです。今回アフレコ収録したときには既にみなさんの声が全部入っていて私は最後だったんですけど、戸田さんの『アンパーンチ!』を聞いたときは感動しました。戸田さんは一人芝居などもやっていらっしゃるし、お忙しい中ずっとコンスタントに続けていらっしゃるのはすごいと思うんです。風邪を引いたらどうするんだろうって。やっぱり継続できることはすごいと思います」。今回、木村さんが演じたのは、南の海にあるバナナ島の女王・バンナ。元気いっぱいの女の子でちょっと意地っ張りで、始めは島にやって来たアンパンマンたちと張り合う一幕も。「バンナちゃんのボーイッシュな感じは自分に似ているかもしれませんね。昔から少年のようだと言われてきたので」というが、アフレコはこれまでに味わったことのない汗だくの挑戦になったよう。「いままで声優を務めてきた『カンフー・パンダ』やディズニー作品は大人も観る作品ですが、『アンパンマン』は本当に小さい子供が観る作品。だから小さい子供にとって分かりやすいように感情表現も含め、滑舌も意識しましたね。監督も仰ってましたけど、感情の起伏を大きくしましたし、朝の10時から3、4時間ずっと録ったんですけど、もうフルボイスですよね。あらん限りの声を出して、声が枯れそうでしたし、久しぶりにヘトヘトになりました。やはりアンパンマンの元気と勇気は、声を出す方も元気でないといけないですしね。事前にDVDを見ながら自分で練習はしていたのですが、その100倍くらいは声を出していました」。手にした台本は、「シンプルで、無理なく伝わってくる台本でした」という木村さん。“愛”と“勇気”を届けるアンパンマンだが、本作で描かれるバナナ島は、3.11後の“復興”がテーマとなっている。「アンパンマンの見返りを求めない友情や思いやりというのは感動しますよね。そうでないといけないと思いますし、やなせたかし先生も今回復興をテーマに描いたと仰ってましたが、東北の方の我慢強さだったり、自分も大変な状況なのに人を思いやる姿はとても胸を打たれましたよね。台本を読んですごく胸がジーンとしました」。この1年余りの変動が本作を誕生させたのと時同じくして、この1年余りの時間は木村さん自身にとっても大変化の年であったはず。近年の出演作では、映画『告白』やドラマ「名前をなくした女神」など、母親役を演じることも多くなったが、実際に母親になってみて感じる変化とは?「人の親になったわけですから、責任がありますよね。娘に対する母親の責任は全部、私にあるのですから。私もいきなり母親になったのではなくて、妊娠10か月を経て、だんだん子供が私を親にしてくれるんですね。生活はもちろん、やっぱりガラっと意識は変わりましたね」。愛娘と「アンパンマン」を一緒に観れる日に思いを膨らませながら、「娘はいまアンパンマンのぬいぐるみで遊んでるというか、かじってますよ。絵本も色々読み聞かせをしています。トレーニングパンツやブロックやお洋服…本当に色々なグッズをもらったので、アンパンマンに本当に夢中、という感じです」と笑う木村さん。子供を慈しむ優しいママの顔を覗かせながら、バンナのような(?)少年ぽさと無邪気さが、彼女の内からくる美貌の秘訣とも思えてくる。そういえば、と思い出したように加えてくれた。「いま子育てしていて、ドラマを録っているので朝はあまり時間がないんです。でも食べないとフラフラになるし、力も出ないので、バナナが最適の朝ごはんでここ何か月間、毎朝食べてるんですよ。だから今回のバンナちゃんは私に打ってつけの役ですよね(笑)!」■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月06日女優の木村佳乃がゲスト声優として出演する『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』のアフレコの模様が6月4日(月)、報道陣に公開された。原因不明の寒さのために自慢のバナナの木が枯れ、変わり果てたバナナ島を元通りにするためにアンパンマンと仲間たちが奮闘する本作。木村さんは元気いっぱいのバナナ島の女王・バンナの声を担当している。着ぐるみのアンパンマンとバイキンマンと一緒に仲良くスタジオに姿を現した木村さん。この日はバンナが初めてアンパンマンと出会い、アンパンを分けてもらうシーンの収録を公開した。バンナについて「男勝りでちょっと素直じゃなくて、最初はなかなかアンパンマンに心を許せない」と語る通り、出会ったばかりのアンパンマンに少し警戒するような態度を見せるバンナを声色で表現した。最初に今回の声優のオファーが届いたときは「歴史ある作品で子供たちにも大人気なので純粋に嬉しかった」と語る木村さん。特に「3歳の姪っ子が『アンパンマン』が大好き」ということで「喜ぶ顔を想像して嬉しくなった」と喜びを語った。木村さん自身の娘さんは生後約半年ということで、まだ『アンパンマン』を楽しむには小さすぎるようだが、声優に決まってから大きなアンパンマンの人形がプレゼントされたそうで「お気に入りで、なめなめ噛み噛みしてます(笑)。子供って丸いものが好きなので、鼻のところとかペロペロ舐めて遊んでます」と明かした。子供が少し大きくなったらこの映画を「必ず見せます!」と語り、「アンパンマンのように優しくて勇気があり、人のことを思いやれる女の子になってほしい」と母の願いを口にした。『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』は7月7日(土)より全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年06月04日日本で唯一の子供たちのための国際映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の記者発表会が、5月24日(木)に渋谷シダックスホールにて行われ、映画祭のチェアパーソンを務める戸田恵子を始め、広報宣伝大使に就任したタレントの中山秀征、アナウンサーの内田恭子が出席した。世界三大映画祭の一つに数えられるベルリン国際映画祭の「児童映画」部門の協力を得て1992年にスタートした本映画祭。20周年という節目を迎える今年は、チェアパーソンである戸田さん自らがベルリン国際映画祭で行われた「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」に足を運び、100本以上の候補作品の中から厳選した長編4本、短編10本が上映される。また、子供たちが創る映画祭というコンセプトのもと、同映画祭には、公募で選ばれた子供たちが“キンダー審査員”として最優秀作品を選出したり、外国映画でも子供たちが楽しめるように上映中に生で日本語の吹き替えを行う“ライヴシネマ”など、独自の企画が多数あるが、戸田さんは「ベルリン国際映画祭では一人だけでナレーションをして吹き替えるんですが、キンダー・フィルム・フェスティバルでは一人一人のキャラクターを別々のタレントさん、声優さんが吹き替えるんです。ベルリン映画祭で会った世界中の映画祭ディレクターに『日本はかなりすごい!』とすごく驚かれました」と誇らしげにその魅力を語った。今年から広報宣伝大使として加わることとなった中山さんと内田さんは、「昨年参加しまして『どうしていままでこんな素敵な映画祭を知らなかったんだろう!』と思いました。もっと沢山の人に知ってもらいたいという思いから、広報宣伝大使を引き受けさせてもらいました」(中山さん)、「ライヴ吹き替えでは、会場の子供たちが上映を観てハッと息をのんだり、楽しく笑ったり。そういったリアクションを直接ステージ上から感じることができて、毎年すごく勉強になっています」(内田さん)とそれぞれに参加できる喜びを語った。またこの日、報道陣の前で、戸田さんらは実際にライヴシネマ形式で短編映画『ジュリアン』の生吹き替えに一発勝負で挑戦。『アンパンマン』シリーズを始め、声優としても幅広く活躍する戸田さんはさすがの職人芸で会場を沸かせた。最後に、戸田さんは「世界には子供のために作られた映画がたくさんありますが、日本ではまだまだ数少ない気がします。日本のアニメーションももちろんクオリティが高いですが、世界にはいろいろな切り口で、いろいろなタッチの映画があるんです。キンダー・フィルム・フェスティバルはそんな世界中の子供のための映画がたくさん観られる、珍しく貴重な映画祭だと思います。この映画祭からもっとたくさんの子供のための作品を日本に紹介できたらいいなと思います」と本映画祭にかける熱い思いを語った。「子どもたちの世界映画祭20thAnniversaryキンダー・フィルム・フェスティバル」は8月15日(水)から19日(日)まで、調布市グリーンホールにて開催。公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012■関連記事:ママ・木村佳乃が元気を届ける!『アンパンマン』ゲスト声優に挑戦!
2012年05月28日NHKで5月より放送される連続ドラマ「はつ恋」の取材会が4月23日(月)にNHKのスタジオで行われ、主演の木村佳乃、青木崇高、伊原剛志が出席。木村さんは昨年11月の出産後初となる連続ドラマで母親役を演じることへの心境を明かした。愛する夫と息子と仲良く暮らしていた言語聴覚士の緑(木村さん)は、手術が極めて困難な肝臓がんに冒される。夫の潤(青木さん)の奔走により、手術を成功させる可能性を持つ“ゴッドハンド”の異名を持つ天才医師と会うことになるが、その医師・三島(伊原)はかつての緑の初恋の相手であり、彼女を裏切った男だった…。全8話のうち、すでに第1話を撮り終えたというが、木村さんは「久々の連ドラ、本当に久しぶりの恋愛ドラマに挑戦しています。まだ4話までの脚本しかいただいていないんですが、この先どうなるのか私も知らないので楽しみです」と笑顔で語った。自身がプライベートでも母になったことで、母親役を演じる上での変化を問われると「新米ママですから、まだこれからです」と語りつつ、「ガンになった緑がかつて傷つけられた三島(の手術)を拒否するんですが、旦那さんと子供のために手術を受ける決心をする。この気持ちはもしかしたら結婚と出産を経験する前なら分からなかったかもしれないですね。いまなら、何が何でも、旦那さんと子供のために1日でも長く生きたいと思えます。『子供のために死ねる』ではなく、『子供のために絶対に死なない』ということを最近よく思います」と胸の内を語った。青木さんは「子供がいる役ですが、それだけの関係性ではなく、緑と出会い、付き合って結婚して子供が生まれ、1歳、2歳と重ねていく…段階をやっていく中で学んでいくこと、得るものがすごく多いです」と充実した表情。一方で、過去の緑と三島の初恋の部分については「悔しくなるのであまり読まないようにしてます」と苦笑いを浮かべていた。幸せな家庭へと入り込んでくる役柄となる伊原さんは、青木さんのその言葉に「一緒の現場になるとき、刺すような視線を感じてます。僕と接するときの言葉もちゃんとしてるのにグサッとくるものがある」とニヤリ。三島という役に関しては「普通に見たら僕は悪者ですが(苦笑)、だからこそ全ての女性を僕に惚れさせて『不倫してもいい』と思えるくらい、男性なら『いいな、おれもそうしたい』と思えるような役にしたい」と決意を明かす。これまでにも何度も医師役を演じており「小児科、心臓外科、消化器官と網羅して、医者系の役者と呼ばれるようになるかも」とおどけつつ、作品については「カテゴリーは恋愛ドラマですが、医療ドラマ、家庭のドラマ、青春の初々しさをしっかりと描いていて、一つの中に違うテイストが詰め込まれている。でもやはり恋愛ドラマになっていて、楽しい現場です」とうなづいた。ドラマ「はつ恋」は5月22日(火)より放送(毎週火曜日22:00~/全8回)。
2012年04月23日マット・デイモン主演で、心温まる実話を映画化した感動作『幸せへのキセキ』が6月8日(金)より全国にて公開される。このたびマット演じる主人公、ベンジャミン・ミー役の日本語吹替え版の声優を「少年隊」の東山紀之が務めることが明らかとなった。最愛の妻を亡くし、失意の中にいたベンジャミン。仕事を辞め、14歳の息子と7歳の娘を連れて心機一転、新しい場所で新しい人生を始めようと郊外に家を購入するが、その隣には閉鎖中の動物園があった。ベンジャミンは知識も経験もない中、ある思いを胸に動物園の再オープンを決心する――。現在もイギリスのダートムーア動物園で暮らすベンジャミン・ミーの実体験による原作を基にした本作は、全米で7週連続トップ10入りのロングランヒットを記録し、既に世界で1億ドルの興行収入を突破している。本作で初の実写吹替えに挑戦した東山さんからは「マット・デイモンのお芝居に僕なりの感覚で命を吹き込ませていただきました」と充実した様子のコメントが寄せられた。さらに、「家族を想うこと、子供に愛情を持ち続けること、そして信念を持って生きていくこと。いまの日本に求められる人と人との絆、精神性がこの映画には凝縮されています。大切な人の顔を浮かべながら温かい気持ちで観てほしいです」と作品に対する熱い心情を語った。実生活では4人の子供を持つ父親である“イクメン”のマットがその経験を生かし、2人の子供を連れて再出発をする主人公・ベンジャミンを熱演している本作。イクメンと言えば、東山さんも昨年5月に妻の木村佳乃との間に第一子が誕生し、父親になったばかり。日本語版で新たな命が吹き込まれたベンジャミンにも期待が高まる。『幸せへのキセキ』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:幸せへのキセキ 2012年6月8日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.■関連記事:ハリウッドきっての“イクメン”マット・デイモン主演『幸せへのキセキ』ポスター解禁スカーレット・ヨハンソン、今度のカレは広告代理店重役?スカーレット・ヨハンソンの母親が娘のマネジメントから外され、財政難にスカーレット・ヨハンソンに新恋人?今度のお相手は英国人ミュージシャンスカーレット・ヨハンソン、ライアン・レイノルズとの結婚&離婚に「後悔はない」
2012年04月05日5月スタートの連ドラに主演女優の木村佳乃が出産後初めての出演作として、5月にスタートするNHK連続ドラマ「はつ恋」に主演することが分かった。NHKでの連続ドラマ主演は彼女にとって9年ぶりと、久々の作品になる。復帰第一作として注目を集めそうだ。NHKとのタッグは久々ながら、主演デビューを飾ったのもNHKドラマであり、ある意味では新たなスタートとしての縁も感じさせるところ。キャリアを重ね、また母となって、新たな強い輝きを見せる演技が期待される。愛のはざまで揺れる大人のドラマストーリーは、息子をもつヒロインと夫、そしてヒロインの初恋の男性の3人を中心に、それぞれのかたちの愛、そのはざまで揺れ動く個々の心模様を描くもの。複雑に絡み合う大人の恋が展開される。木村が演じるのは、ヒロインで言語聴覚士の村上緑。年下の夫と息子とのあいだで幸せな家庭生活を築いていたが、あるとき肝臓がんに侵されていることがわかる。その手術の執刀医として、偶然にも初恋の人、三島に再会。手術は成功し、1年後家庭での穏やかな生活を取り戻した緑の前に、事故で言語障害を負った三島があらわれ……。絡み合う大人の三角関係を復帰作で演じる彼女。自身も家族をもち、新たな境地で挑むこの役は大きなものとなりそうだ。4月から東京近郊および静岡ロケでクランクインしているというこのドラマ。あらためて彼女の美しさや魅力を感じることができるだろう。放送はNHK総合にて、5月22日、火曜22:00スタート。元の記事を読む
2012年04月03日子供から大人まで、世代を超えて愛されるご長寿アニメ「それいけ! アンパンマン」シリーズ24作目となる映画『それいけ! アンパンマンよみがえれ バナナ島』が7月7日(土)より公開となる。このほど、本作に登場する新キャラクター“バナナ島の女王”バンナの声優を、女優・木村佳乃が務めることが明らかとなった。今回舞台となるのは、おいしいバナナでいつもあふれている南の国、バナナ島。しかし、“バナナ祭り”に招待されたアンパンマンたちが島を訪れると、寒さのためにバナナは全部枯れていた。変わり果てたバナナ島を救うべく、アンパンマンたちはバナナ山へと向かうのだが…。木村さんが声優を務めるのは、バナナ島に住む元気いっぱいの女の子、バンナ。ちょっとワガママで意地っ張りなバンナが、アンパンマンたちとの触れ合いを通して成長していく姿も本作の見どころの一つだ。昨年11月に東山紀之との間に授かった第一子を出産したばかりの木村さん。「アンパンマンって本当にいろんなおもちゃがあるんですよね。洋服から、おもちゃから、うちにもいっぱいあります」と、お子さんの誕生以来、家の中のアンパンマングッズも着実に増えているよう。作品への意気込みについて尋ねられると、「あまりにも歴史が長いアニメーションなので、ちょっと緊張です」と不安を口にしつつも、「日本中の子供たちがこの映画を楽しみに待っていてくれると思うと、私も力が湧いてきます。気位の高いバンナちゃんの成長をしっかり演じていきたいと思います」と熱い思いを語った。お母さんとなりますます輝きを見せる木村さんが、この夏アンパンマンたちと一緒に日本中に“勇気”と“元気”を届けてくれそう。『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』は7月7日(土)より全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年03月29日初の公の場に登場!今月4日に東山紀之とのあいだにもうけた第1子の女児を出産した女優・木村佳乃。彼女が22日、東京・恵比寿ガーデンホールで開かれた、所属事務所「トップコート」の創立15周年イベントに駆け付け、サプライズ登場した。なお、このイベントは23日まで行われる。出演者全員の合唱中にサプライズで登場した彼女。黒のドレスに身を包んだ姿は、出産前と全く変わらない美しさ。スリムな体形で、つい最近出産したばかりとは思えないほど。初の公の場への登場ということで、周囲にも驚きと祝福のコールが広がった。共に歩んできたものとして祝福を彼女自身の初代マネジャーで、ともに同社を立ち上げた渡辺万由美社長に花束も贈呈。同じ所属事務所の成宮寛貴らもまさか駆けつけてくれるとは、と感激の様子だったそうだ。この創立記念との時をみなと迎えることができて、心から幸せであると語った彼女。長女については語られることはなかったが、公私ともに幸せな時間を歩んでいるようだ。そのことが本当によく感じられる、笑顔の輝きが印象的である。元の記事を読む
2011年11月24日ヒガシもパパに☆女優の木村佳乃が4日夜、都内の病院で第1子を出産した。5日朝現在、詳細は明らかにされていないが、母子ともに健康のようだ。昨年10月に結婚した「少年隊」の東山紀之もついにパパとなる。舞台「さらばわが愛覇王別姫」での共演をきっかけに交際をスタートさせ、昨年10月23日に婚姻届を提出していた2人。ゴールイン半年後の今年5月に妊娠が判明し、以来注目されてきたが、2人も楽しみにしていた待望の第1子誕生となった。今後のママとなっての活躍にも期待したい妊娠後も体調をみつつ、仕事を続けていた木村。妊娠7カ月に入っていた8月には、自身が主演するフジテレビ系のスペシャルドラマの会見にも登場。ふっくらとした姿で、記者らの「順調ですか?」といった問いに、「はい。ありがとうございます」と答えていたという。今はわが子と対面し、幸せいっぱいのときだろう。体調面は万全に整えたうえでのことになるが、母となった強さも持ち合わせ、さらなる魅力を発揮して輝いてくれるであろう、彼女の今後の活躍にも期待したい。元の記事を読む
2011年11月06日映画監督の登竜門として数多くの才能を輩出してきた「PFFぴあフィルムフェスティバル」の各賞を発表する「PFFアワード2011」表彰式が9月30日(金)、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで行われた。33回目を迎える今回は602本の応募作品から、17本の入選作品を選出。その中から北川仁監督の『ダムライフ』が栄えあるグランプリを受賞した。虐げられたイエスマンの主人公が感情の“ダム”を決壊させ、暴走する姿をひりひりと描き出した同作。審査員を務めた塚本晋也監督は「他の作品とはまったく違うオリジナリティがあった。映画に対する自分なりの文体、話法を持っているし、主人公の心の闇をあえて客観的に描くことで、より浮き彫りにしている」と評した。今回、審査員を務めたのは塚本監督をはじめ、瀬々敬久監督、女優の南果歩、俳優の瑛太、映画プロデューサーの阿部秀司の5名。審査は例年以上に白熱したといい「各賞とも僅差だった」(塚本監督)。南さんは「審査はとにかく緊張しましたが、こうやって映画監督が生まれてくるんだという瞬間を目撃することができた」と満足そう。瑛太さんは「審査員をやるからには、思ったことや感じたことをハッキリ言おうと思った。大切にしたのは直感。『こういうのが見たかった』という新しいアイディアがある作品を選んだ。いつか映画作りを一緒にできたらいいなと思います」と若き才能にエールを送った。一方で、「どんな作品と出会えるのか楽しみにしていたが、正直みんな似通った雰囲気で『あれ?』と思った部分も。いろんな制約があると思うが、どれも身近な世界を描いたものばかりだった気がする」(塚本監督)、「もっと自由にいろんなジャンルに挑戦してほしい」(阿部プロデューサー)と苦言が飛び出す場面も。現在の日本映画界を取り巻く厳しい状況を踏まえつつ、今後を支える受賞者たちを鼓舞した。受賞結果は以下の通り。『川の底からこんにちは』、『あぜ道のダンディ』などに出演する俳優・森岡龍がメガホンをとった『ニュータウンの青春』が優れたエンターテイメント性に対して贈られるエンターテイメント賞を受賞した。グランプリを受賞した『ダムライフ』は10月22日(土)から開幕する第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に招待上映される。■「PFFアワード2011」受賞結果グランプリ『ダムライフ』(北川仁監督/29歳/東京都出身)準グランプリ『春夏秋冬くるぐる』(日原進太郎監督/31歳/大阪府出身)審査員特別賞『TAITO』(緑朗監督/27歳/愛知県出身)審査員特別賞『パッション』(南部充俊監督/34歳/神奈川県出身)審査員特別賞『僕らの未来』(飯塚花笑監督/20歳/群馬県出身)エンターテイメント賞『ニュータウンの青春』(森岡龍監督/23歳/東京都出身)映画ファン賞『チルドレン』(武田真悟監督/24歳/愛知県出身)■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開あぜ道のダンディ 2011年6月18日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「あぜ道のダンディ」製作委員会■関連記事:光石研が32年ぶりの主役に!『あぜ道のダンディ』試写会に20組40名様ご招待木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意満島ひかり「モテキ」発売イベントで弟・真之介をちゃっかりPR満島ひかりインタビュー「“生っぽい”モノを目指したい」満島ひかりが白ずくめ防菌服で“中の下の人生”を歌い上げる特別映像が到着
2011年09月30日映画『小川の辺』完成記者会見が6月7日(火)、都内で開催され、主演の東山紀之をはじめ、勝地涼、片岡愛之助、松原智恵子、藤竜也、篠原哲雄監督が出席。東山さんは映画の撮影が行われた東北地方への思い、家族への思いなどを明かした。藤沢周平の人気連作をまとめた「海坂藩大全」(文芸春秋社刊)の中の一篇「闇の穴」(新潮文庫刊)を原作に、親友であり妹の夫でもある男を討てと藩命を受けた武士の旅を綴った義と情の物語。東山さんは先月より、本作を携えて山形、仙台、盛岡と東北地方に足を運んできたが「撮影では、山形のみなさんをはじめ、東北の方々のお世話になりました。心をひとつにして、勇気を持っていただけるようにと回ってきました」と真摯な表情で語る。本作の撮影終了後に、女優の木村佳乃と入籍し、先ごろ第一子を授かったことが報じられたが「藤沢先生の作品には、家族の愛が多く含まれていて、発見や気づかされることが多いです。今回の震災で、目が覚めたところもありました。ごくごく普通のことが幸せで、ちょっとの幸せを大切にしていきたいと改めて感じました」と心境を明かした。本作の登場人物について「古き良き日本人の凛とした強さ、清らかな心を感じさせてくれる」と語るのは、藤沢作品初挑戦の勝地さん。東山さんとの二人旅が物語の軸となっているが、東山さんとの共演については「飲みに連れて行ってもらって勉強になるお話をいっぱい伺いました」と笑顔を見せた。この日も、東山さんが突然「勝地くん、(質疑応答を)仕切って」とむちゃぶりするなど、2人は強い絆を感じさせた。舞台公演の合間をぬって駆けつけた愛之助さんは、かつて舞台で藤沢作品の「蝉しぐれ」に出演したこともあり、藤沢さんの小説の大ファンだったという。東山さんとの激しい殺陣を披露しているが「道場に通って四苦八苦しながら勉強しました。東山さんと会わせる時間はあまりなかったんですが、東山さんは運動神経抜群ですぐに入ってきて楽しく務めることができました」と充実した表情を見せた。松原さんは美しい着物で出席。椅子に座ろうとすると隣の東山さんがすかさず手を引いてエスコートしていたが、東山さんについて、現場での芝居への取り組み方を絶賛。「(東山さんは)いつも立っていました。座っているところをほとんど見たことがなかったです」と明かした。すると、東山さんは照れくさそうに椅子から立ち上がり、会見場は笑いに包まれた。藤さんは東山さんの父親役だが「これまで家庭でも立派なお父さんだと言われたことはなかったけど、今回、立派なお父さんをやらせていただき、役者冥利につきます」と感謝。“息子”について「イメージ通りストイック。こんなに月代(さかやき)が似合う俳優はあまりいない」と讃えた。また、東山さんはこの日は残念ながら欠席となった妹役の菊地凜子の印象を聞かれ「『バベル』で強烈な印象を持っていたので、エキセントリックな方かと思っていたらすごくきちんとした自立した素晴らしい女優さんでした」と語り、菊地さん演じる田鶴との重要なシーンの撮影の日の思い出として「(その日は)僕の誕生日だったんですが、菊地さんが『東山さん、誕生日イエーイ!』と言ってくださり、僕も『イエーイ』とちょんまげ姿で返しました(笑)」と意外な“バースデイエピソード”を明かしてくれた。『小川の辺』は6月18日(土)より山形県で先行公開ののち、7月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:小川の辺 2011年7月2日より全国にて公開© 2011「小川の辺」製作委員会■関連記事:菊地凛子が時代劇初挑戦!藤沢周平原作『小川の辺』でヒロインに
2011年06月07日シリーズ累計で360万部を誇る、のりつけ雅春による人気ギャグ漫画「アフロ田中」シリーズが実写化されることが決定。松田翔太が主人公の田中広を、佐々木希が原作にはないオリジナルのヒロインを演じることが明らかになった。原作は、田中広を主人公に、モテない男たちの悲喜こもごもを綴ったギャグ漫画。2002年より「高校アフロ田中」として「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載がスタートし、その後「中退アフロ田中」、「上京アフロ田中」とシリーズ化。埼玉での高校時代から、高校中退、さらには上京し一人暮らしを始める“田中”の遍歴を描き、現在も「さすらいアフロ田中」のタイトルで連載が続いている人気作品である。タイトルそのままに、田中の髪形はアフロヘアー。これまで主演映画『ワルボロ』でリーゼント姿を披露している松田さんだが、基本的にはサラサラヘアーの印象が強い。今回、アフロヘアーに変身となると、リーゼントのとき以上に強烈なインパクトを与えてくれそうだ。松田さんにとっては昨年公開された『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』以来となる映画出演。役柄的にもモテたいのにモテない男という、これまでの松田さんのイメージからは想像しづらいキャラクターとあって、新境地となりそう。佐々木さんが演じるヒロインは、映画オリジナルのキャラクターとなるそう。ヒロインというからには当然のことながら、松田さん演じる田中との恋愛が見どころとなりそうだが、いったいどんな恋が展開するのか?佐々木さんにとっては『ハンサム★スーツ』、初主演を果たした『天使の恋』に続く3作目の映画出演となるが、男たちの煩悩や苦悩を描くコメディ作品でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。原作者ののりつけ先生は「震災で大変な時期ですが、こんな時だからこそ映画化されるのはうれしいです。松田翔太さんが演じる“田中”で、共感して笑ってもらえたらと思っています」とのコメントを発表。監督を務めるのは、大野智(嵐)、丸山隆平(関ジャニ∞)、加藤成亮(NEWS)などジャニーズの錚々たる面々を主演に迎え、一昨年から昨年にかけてフジテレビで深夜に放送されて好評を博したドラマ「0号室の客」の演出に名を連ね、その舞台版の演出も手掛けた松居大悟。映画『ガチ☆ボーイ』やドラマ「怪物くん」(日本テレビ)の西田征史が脚本を担当する。現在、“絶賛撮影中”の『アフロ田中』。松田さんのアフロ姿だけでも一刻も早く見てみたいところ。公開は2012年を予定。© AFLO■関連作品:ガチ☆ボーイ 2008年3月1日より全国東宝系にて公開© 2008 フジテレビジョン/ROBOT/東宝天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会ワルボロ 2007年9月8日より全国にて公開© 2007『ワルボロ』製作委員会アフロ田中 2012年、全国にて公開© 「アフロ田中」製作委員会■関連記事:恋愛女子にエール!沖縄出身の新人バンド『高校デビュー』主題歌でメジャーデビュー大島が卒業についても言及?「AKB48」映画で前田、板野ら15人の本音に迫るバツイチで三十路の瑛太&松田龍平!『まほろ駅前多田便利軒』画像が解禁佐々木希先輩・木村佳乃を祝福自身の結婚は「26までに」高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!
2011年04月26日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日21日、香港コンベンションセンターで第5回アジア・フィルム・アワードが開催され、現在日本公開中のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさんの森』が最優秀作品賞を受賞した。日本映画も数部門で候補となっていたが、東北地方太平洋沖地震の影響で関係者は欠席。プレゼンターや受賞者のスピーチには被災者へのお見舞いと励ましのメッセージが添えられた。香港の女優、カリーナ・ラウと共に最優秀主演男優賞のプレゼンターとして登場したワインスタイン・カンパニーのプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインは壇上で日本に向けて「みなさんのご無事と、一日も早い復興を願っています」とメッセージを送った。ボックス・オフィス賞を受賞した『唐山大地震−想い続けた32年−』の製作会社は日本の被災地へ義援金50万元(約620万円)の寄付を発表した。『Poetry』(英題)で最優秀監督賞および脚本賞を受賞したのは韓国のイ・チャンドン。イ監督は同作で昨年のカンヌ国際映画祭でも最優秀脚本賞を受賞している。最優秀主演男優賞は韓国のハ・ジョンウ(『The Yellow Sea』<英題>)、最優秀主演女優賞は中国のシュイ・ファン(『唐山大地震−想い続けた32年−』)、最優秀助演男優賞は香港のサモ・ハン・キンポー(『イップ・マン葉問』)、助演女優賞は韓国のユン・ヨジュン(『ハウスメイド』)が受賞した。日本からは今年、最優秀主演男優賞に役所広司(『十三人の刺客』)、最優秀主演女優賞に菊地凛子(『ノルウェイの森』)、松たか子(『告白』)がノミネートされていたが、日本人で唯一の受賞者となった美術の林田裕至(『十三人の刺客』)も含め、授賞式に出席は叶わなかった。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:唐山大地震−想い続けた32年−© 2010 Tangshan Broadcast and Television Media Co., Ltd. Huayi Brothers Media Corporation Media Asia Films (BVI) Limited All Rights Reserved.告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョンイップ・マン葉問 2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reservedブンミおじさんの森 2011年3月5日よりシネマライズほか全国にて順次公開© A Kick the Machine Films■関連記事:『唐山大地震』イメージソングを一青窈&小林武史コンビで書き下ろし!相武紗季、「一日も早い復興を」ニュージーランド大地震の被災者にお見舞い木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意大阪開催!20世紀最大の震災『唐山大地震』試写会に25組50名様ご招待毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」
2011年03月23日こちらがたじろいでしまいそうなほど真っ直ぐな、スクリーンの中と同じ、あの特徴的な力強い瞳でこちらを見据える。気が付けば…という表現がぴったりのような気がするが、新垣結衣は22歳になった。その瞳の強さが印象的なせいだろうか?よく見ると当然、グッと大人っぽさを増しているのだが、なんだか彼女だけは年齢といったものから切り離されているような気がしてしまう。だから適役、というわけでもないだろうが、彼女は昨年、映画『ハナミズキ〜君と好きな人が百年続きますように』で、様々な形の“愛”に溢れた10年を生きる主人公を演じた。10年という歳月を彼女はどのように感じ、表現したのか――?撮影、そして公開から少し時間を経たいま、改めて彼女に話を聞いた。デビュー10周年、自身をふり返って…北海道から大学進学のために上京し、夢を追ってアメリカ、さらにカナダへと渡る主人公の紗枝。地元に残って漁師を続ける康平(生田斗真)、大学の先輩でありカメラマンとなって世界を巡る北見(向井理)らとの出会いや心をえぐられるようなつらい別離、そして自宅の庭に願いを込めて植えられたハナミズキが導く奇跡が綴られる。新垣さんは「完成した作品を見て、自分の過去を見ているような不思議な気分になった」と物語、そして紗枝への強い共感を語る。「もちろん、全く同じ状況ではないですが、学校で青春時代を送ったし、将来に悩む自分もいました。上京するときの思いもそうだし、『これからどうなるんだろう?』という不安、周りが見えなくなってしまうこと…全て自分が経験したことのある感情でした。改めて、自分の一部になった作品だったんだなと思います」。新垣さん自身、モデルとしての活動を開始し、今年はちょうどデビュー10周年。つまり芸能生活を始めてから過ごしてきたのと同じ時間を、劇中で演じているわけだ。インタビューの最中に自身の“10周年”に初めて気づき、なぜか慌てる新垣さん。「密ですね。『あんなことも、こんなこともやってきた』と考えると長いですが、いま、こうして初めて気づいてみると『もう10年!?』って感じで…よく分からんですね(笑)。きっと、紗枝たちにとってもいまの私と同じ気持ちなんじゃないかな?思い出すことがいっぱいあって、ギューギューなんだけど、でもたぶんあっという間で…。いや、どうなんでしょうね?長いのかな…?」理想の人と「一緒にいられたら最高ですね(笑)」切ない別れも含め、紗枝は決断し、自分の人生を選択していく。新垣さん自身は12〜3歳の時点で自分の人生を選び取ったと言えるのだが…。「当時、決断はしてないですよ、私の場合は。勧められてやってみたら楽しくて。ただ、こうやって女優をやるようになったのは転機と言えるのかな。やっていく中でその都度、課題もあって、どの道を選んでいくかという決断もその都度、行ってきて。ちょっとずつ決めて、出会いがあって何かを感じて…それが運命なのかなと思います。不思議ですね(笑)」。昨年の劇場公開では大ヒットを記録した本作。その秘密を新垣さんは「決して大げさではなく、実際に自分の身に起こるような出来事が描かれていて、その中で小さな奇跡がある。でもその奇跡だって、決して大きくないんです」と分析する。自身、友人を映画に招待したそうだが「いつもより感想が多いんですよ。『ここがね…』ってすごく具体的に言ってくれるんです」と嬉しそう。実際、ここで描かれるのは単に主人公の恋愛だけではない。家族がいて、友人がいて、それぞれに愛の物語があるのだ。では、いつの間にか22歳となった新垣さんにとっての理想の恋愛を聞いてみよう。「紗枝と康平が別れを選ぶときって、自分の人生を自分で生きるために必要でそれを選ぶんですけど、そこで背中を押してくれる存在がいるからこそ前に進もうと思えるわけですよね。一緒にいたいという気持ちは自分の中にある願望だけど、その気持ちを飛び越えて、相手のために背中を押してくれる人がいること、背中を押したいと思える人がいるのって素敵なことだと思います。そういう関係で…かつ、一緒にいられたら最高ですね(笑)」。(text:Naoki Kurozu/Hairmake:Makiko Nonaka/Stylist:Yoshie Dokan)Fin03(5790)6861『ハナミズキ プレミアム・エディション(2枚組)』価格:7,140円(税込)『ハナミズキ スタンダード・エディション』価格:3,990円(税込)『ハナミズキ ブルーレイ』価格:4,935円発売元:TBS販売元:TCエンタテインメント発売中© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意ガッキー&生田斗真仲良く沖縄と釧路のお土産交換生田斗真、司会のテキトー質問に「調べろよ(笑)!」とツッコミガッキーは感涙『ハナミズキ』向井理インタビュー恋愛話は「得意じゃない」男が明かす愛情の形ガッキー100年続く愛語る「存在が特別なモノになる出会い、ある」
2011年03月04日第53回ブルーリボン賞の授賞式が2月15日(火)、都内で開催され主演男優賞の妻夫木聡、主演女優賞の寺島しのぶをはじめ、受賞者が一堂に会した。助演女優賞に輝いた木村佳乃が壇上で感極まって声を詰まらせる一幕も!例年、スポーツ新聞社7紙の映画担当記者で構成される「東京映画記者会」による日本国内で有数の歴史を持つ本映画賞。前年に主演男優賞&女優賞を受賞した2人が司会を務めることになっており、昨年『ディア ドクター』、『おっぱいバレー』でそれぞれ主演賞に輝いた笑福亭鶴瓶と綾瀬はるかの異色コンビが担当、絶妙なボケと突っ込みを見せつけた。なかなかVTRが始まらずに鶴瓶さんが「受賞者はこの方です」と数回繰り返したり、綾瀬さんが受賞者の妻夫木さんに「それではステージへどうぞ」と言ったときにはとっくに妻夫木さんはが壇上にいて「グダグダじゃないですか(笑)!」と突っ込まれたりと、ハプニング続きで会場は笑いに包まれた。作品賞から発表と授賞が行われるのが通例だが、主演男優賞の妻夫木さんと新人賞の生田斗真は現在、舞台公演中のため最初に登場。鶴瓶さんは『悪人』公開当時、映画を観てすぐに妻夫木さんに電話して感動を伝えたそうで、妻夫木さんは「鶴瓶さんからの電話は『飲みに行こう』だけなので、珍しかった」とふり返り、受賞については「嬉しいの一言です。初めて自分で『やりたい』とわがまま言って演じさせてもらい、印象深い作品です」と受賞を喜んだ。『人間失格』、『ハナミズキ』で新人賞に輝いた生田さんは、ジャニーズ事務所所属のタレントで初めてブルーリボン受賞の快挙。「賞は無縁だと思っていたので本当に感謝しています」と監督をはじめとするスタッフ、事務所関係者、ファンへの感謝を述べ「(ジャニーズの)ほかの人がやらなかったことを実践するという気持ちでいます!」とさらなる精進を誓った。助演男優賞を贈られた石橋蓮司は「役者稼業を半世紀以上やってきて初めて」のブルーリボン受賞。『今度は愛妻家』でオカマ役、『アウトレイジ』でやくざ役を好演したが「この歳で、もう真っ当な人間には戻れないな…と(苦笑)。異端の道を進む覚悟です!」と力強く語った。『告白』での過保護な母親役で新境地を開き、見事、助演女優賞を獲得した木村さんは涙をぬぐいつつ「映画に出たくてこの世界に入って…今日ほど嬉しい日はありません」と喜びを語った。鶴瓶さんから「かっこいいダンナさん(東山紀之)は何と?」と質問されると「喜んでくれました」と笑顔を見せた。主演女優賞は、先日授賞式が行われた毎日映画コンクールと同じく『CATERPILLARキャタピラー』の寺島さん。予算がないところから始まった作品であり、若松孝二監督からは当初から「寺島さんが映画祭で賞とって!」と脅迫(?)されていたそうだが、見事、ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を獲得。だが、小規模作品とあって国内の映画賞の受賞は予想していなかったそうで「想像していなかったので嬉しい!」と笑顔で語っていた。生田さんと同じく新人賞に輝いた桜庭ななみは着物姿で登場。鶴瓶さんからは「普段はボーっとしてるけど、演技させるとすごい!歌はちょっと…」と紹介された桜庭さんは笑顔で『最後の忠臣蔵』の監督・杉田成道や共演の役所広司、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』で共演した成海璃子らの名前を挙げて感謝を口にした。監督賞は『川の底からこんにちは』の新鋭・石井裕也監督が受賞。監督は次回作撮影中で欠席となったが、本作主演の満島ひかりとの入籍に続いてブルーリボン受賞と絶好調!次回作も期待したいところ。そして、栄えある作品賞に輝いたのは松たか子主演で本屋大賞のベストセラーを映画化した『告白』。代表して来場した中島哲也監督は「現場でほとんど全員がインフルエンザにかかって、37人の子供たちのうち20人がいない日があったりして、普通の映画の倍くらい大変でした」と苦労を明かしつつも喜びに浸った。ちなみに、今週金曜日は日本アカデミー賞の授賞式も開催。本日の受賞者のほとんどが候補に入っているが、結果はいかに?第53回ブルーリボン賞受賞一覧作品賞:『告白』監督賞:石井裕也(『川の底からこんにちは』)主演男優賞:妻夫木聡(『悪人』)主演女優賞:寺島しのぶ(『CATERPILLARキャタピラー』)助演男優賞:石橋蓮司(『今度は愛妻家』、『アウトレイジ』)新人賞:生田斗真(『人間失格』、『ハナミズキ』)新人賞:桜庭ななみ(『最後の忠臣蔵』、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』)外国作品賞:『第9地区』■関連作品:第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.最後の忠臣蔵 2010年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「最後の忠臣蔵」製作委員会 書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園− 2010年5月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開© NTVハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」毎日映画コンクールタキシードの稲垣吾郎に大歓声!三池監督は銀色ジャケットで登場2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント【シネマモード】2010年をふり返ってみれば…
2011年02月16日第23回東京国際映画祭のクロ―ジングセレモニーが10月31日(日)、東京・六本木ヒルズ内で行われ、最高賞の東京サクラグランプリにイスラエルのニル・ベルグマン監督作『僕の心の奥の文法』、審査員特別賞に新藤兼人監督の『一枚のハガキ』を選出し、閉幕した。ベルグマン監督は、2002年の第15回に続く2度目のグランプリ獲得で「8年前にサクラグランプリをもらい、その映画(『ブロークン・ウィング』)は成功した。いつも映画作りで大切なのはプロセスだと言ってきて、いまもそう思っていますが、賞も大事」と話し、一緒に登壇した出演女優のオルリ・ジルベルシャッツをかたく抱擁。映画祭大使の木村佳乃からトロフィーを手渡され、またオルリと手を握り合って喜んだ。審査員特別賞は、日本の現役最高齢映画監督、新藤兼人の『一枚のハガキ』。車イスで登壇すると「スタッフ、キャスト、観てくださった方々に感謝したい、選んでくださった審査員の方々に厚く御礼申し上げます。長く映画をやってきましたけれど、これが私の最後の作品でございます。98歳になりました。これ以上は無理だと思います。この辺でお別れをすることになります。みなさんもどうか元気でいい映画を作ってください」とゆっくりだが、しっかりした口調で映画ファン、そして“後輩たち”へメッセージを送った。コンペティション部門の審査委員長ニール・ジョーダン監督は「日本の巨匠、新藤監督の作品を含む審査をできたことは光栄」、審査員特別賞のプレゼンターを務めた同部門審査員のひとり、根岸吉太郎監督も「この方の反戦に対する強い執念に、我々は心を打たれました」とそれぞれ敬意、称賛の意を表した。最優秀男優賞は『鋼のピアノ』のワン・チエンユエンが受賞。「初めて参加した映画祭で初めての賞。十数年来、俳優の仕事をしてきた中で大きな励み。幸せな午後です」と大柄な体を揺らして喜んだ。最優秀監督賞は『サラの鍵』のジル・パケ=ブレネール監督で、観客賞受賞に続いて登壇し「コンニチワ、アゲイン。自分はベストディレクターだとは思っていない。ここに来て素晴らしい監督たちとご一緒できました」と謙虚な姿勢で語った。第23回東京国際映画祭受賞一覧<コンペティション部門>東京 サクラ グランプリ:『僕の心の奥の文法』審査員特別賞:『一枚のハガキ』最優秀監督賞:ジル・パケ=ブレネール(『サラの鍵』)最優秀女優賞:ファン・ビンビン(『ブッダ・マウンテン』)最優秀男優賞:ワン・チエンユエン(『鋼のピアノ』)最優秀芸術貢献賞:『ブッダ・マウンテン』観客賞:『サラの鍵』<アジアの風(出品23本)>最優秀アジア映画賞:『虹』シン・スウォン監督コメント「低予算で作り、小さな映画館でしか上映されていない作品が、このような大きな場で上映されて光栄という思いで、この間の木曜日に一度韓国に帰りました。そうしたら一昨日の夜、もう一度日本に来てほしいと連絡をいただき、とても驚きました。もっともっと頑張れという意味でいただいた賞だと思っています」アジア映画賞 スペシャル・メンション:『タイガー・ファクトリー』<日本映画・ある視点部門(出品8本)>作品賞:『歓待』深田晃司監督コメント「規模の小さい作品で今年撮りました。暑い中、倒れるスタッフが出るようなこともありましたが、それがこのような賞をいただけてとても嬉しいです」。<TOYOTA Earth Grand Prix>グランプリ:『水の惑星ウォーターライフ』審査員特別賞:『断崖のふたり』(photo/text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【TIFFレポート】新藤兼人映画製作打ち止めを撤回?「また作ってもいいかな」【TIFFレポート】新妻・木村佳乃笑顔と華やかドレスでTIFF閉幕に華TIFFインタビュー『海炭市叙景』南果歩×谷村美月×竹原ピストル×熊切和嘉【TIFFレポート】加瀬亮映画初主演作と同じ脚本家作品に「光栄でプレッシャー」TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声
2010年10月31日女優の木村佳乃が10月31日(日)、東京・六本木ヒルズ内で行われた、第23回東京国際映画祭(TIFF)のクロージングセレモニーに出席。23日(土)のTIFF開幕の当日、少年隊の東山紀之との入籍を発表してから初めての公の場で、取材陣、観客から祝福の声を浴びた。就任3年目の映画祭大使として出席したもので、セレモニー冒頭のグリーンカーペットで最初に姿を見せると、カメラマンのフラッシュ放射を浴び、取材陣から「幸せ?」などの声が飛んだが笑顔を見せるだけでコメントはなし。結婚指輪の代わりに右手中指にリングなどハリー・ウィンストンのアクセサリー、アルベルタ・フェレッティのピンクのドレス、セルジオ・ロッシの靴という艶やかなファッションで、新妻フェロモンを全開にしていた。TOHOシネマズ六本木ヒルズ内で行われた授賞式セレモニーでは、コンペティション部門の最高賞、東京サクラグランプリの発表時にプレゼンターとして登場。受賞したイスラエルのニル・ベルグマン監督に恭しくトロフィーを手渡し、拍手を送った。退場時には数回、足を止め、客席へ向かって手を振って晴れやかな笑顔を振りまいていた。(text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【TIFFレポート】新藤兼人映画製作打ち止めを撤回?「また作ってもいいかな」【TIFFレポート】新藤兼人監督ラスト作品に審査員特別賞最高賞はイスラエル作品TIFFインタビュー『海炭市叙景』南果歩×谷村美月×竹原ピストル×熊切和嘉【TIFFレポート】加瀬亮映画初主演作と同じ脚本家作品に「光栄でプレッシャー」TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声
2010年10月31日