先日、51歳の友人から連絡がありました。「冷え性のあなたにすすめたいものがある!」と言ってご主人から紹介されたのは、なんともレトロなアイテム。友人はその暖かさに感動! これをきっかけに、身も心もほっこりする出来事があったそうです。冷え性で眠れない日々…冷え性がひどく、特に足先が冷えて夜眠れないことに悩んでいた51歳の友人。私も冷え性に悩んでいたので、どうしたらいいのかとよく話をしていました。友人は、一番冷えが気になる足先を温めるべく、就寝時に分厚い靴下をはいて対策をしていましたが、あまり効果がなかったようです。どうしたらいいか悩んでいた中、ご主人に悩みを漏らしたところ「湯たんぽを使ってみたらいいよ!」と言われたそう。「面倒臭そう」と気の乗らない友人にご主人が引っ張り出してきたのは、昔からよく見かけるタイプのオレンジ色の湯たんぽでした。友人は、そのレトロ感満載の見た目に「そんなもので暖かくなるの?」とバカにして、その日は使いませんでした。次の日の夜、眠りに就こうと布団に入ったところ、なんだかあったかい! なんと、ご主人が友人の布団に湯たんぽを仕込んでくれていたのです。あんなにバカにしていたのに、心地よい暖かさに感動していたのもつかの間、ぐっすり眠れていたそう(就寝の際は湯たんぽを取り出しています)。こんなにちゃんと眠れたのは久しぶりだったようで、とてもびっくりしたそうです。ご主人こだわりのSGマークが入った湯たんぽとは友人はあまりに感動して、ご主人に湯たんぽについて詳しく聞いてみたそうです。ご主人いわく、「SGマーク」という認証マークがついた湯たんぽを選ぶことが重要で、機能性や安全性が全然違うのだとか。初めて聞いた名称だったので私も調べてみたところ、SGマーク制度とは「安全基準・製品認証・自己賠責が一体となった世界的にも類を見ない制度」と書かれていました。湯たんぽだけでなく、家庭用品やスポーツ用品、福祉用具や乳幼児用品まで、幅広く使われているマークなのだそうです。私がこのマークの特徴で驚いたところは、万が一使用中に事故が起きた場合に賠償してもらえる制度があること(条件があります)。それほど、安全性に自信があるということでしょう。このマークのことは友人も知らなかったようで、「安全性が気になるものは特に、SGマークを参考にしていきたいね」と話しました。ご主人は5年前に脳出血で半身まひの体になり、片手・片足が自由に使えなくなったことをきっかけに、物を選ぶ際にはより安全性の高いものにこだわるようになったそう。実は、湯たんぽでの事故は結構多いらしく、過去には消費者庁がSGマークが付いた湯たんぽを使うよう呼びかけていたこともあったほど。ご主人が選んだ湯たんぽは、家族を思ったこだわりだったのだと思いました。また、「湯たんぽに入れるお湯は、熱湯では熱すぎるので危ない。60℃くらいの給湯器のお湯が心地よくてベスト」と、ご主人はお湯の温度にも注意を払っていたようです。ご主人の気づかいに心もほっこり湯たんぽの話をした後日、友人と話す機会があり、湯たんぽの話の続きを教えてもらいました。湯たんぽを使った友人の反応がよほど良く、ご主人もうれしかったのでしょう。あれから毎晩、友人がお風呂に入っている間に、ご主人が湯たんぽを仕込んでくれるようになったそうです。ある日、友人が早めにお風呂から上がったときに、ご主人が湯たんぽを入れている姿を見たそうです。体が自由に動かせないため、ぎこちない手つきで湯たんぽにお湯を入れ、そして袋の中にその重たい湯たんぽをなんとか入れ、足を引きずりながら布団の中に運ぶ姿……。思わず助けたくなるくらい、ご主人にとってはとても大変な作業に見えたようです。お湯の温度も確認しながら、細部まで気をつかってくれていたことに気付き、友人は胸が熱くなったと言います。あえて手伝いはせず、日々感謝だけ伝えて、今もご主人が湯たんぽ係をしてくれているそうです。ご主人の体が不自由になってから、友人が世話をすることが多くなっていた中で、ご主人に感謝する機会は減っていたそう。ご主人も、そのことをなんとなく気にしていたのかもしれません。「湯たんぽを入れる姿はとても大変そうだけど、なんだかうれしそうなのよね。身も心もほっこりしちゃった」と語っていた友人は、とても幸せそうでした。まさか湯たんぽにそんな効果まであるなんて……。私もほっこりしました。まとめ寒いこの時期、冷え性のつらさで身も心も冷えてしまっていた中、とても暖かい気持ちになったエピソード。友人にしてみればただの冷え性改善のうれしい報告だったのかもしれませんが、私には長く夫婦を続ける秘訣のようにも聞こえました。そして「私たち夫婦はそんな気づかいできていたかな?」と考えさせられるきっかけにも。最近寒そうにしている靴下嫌いの夫の足元に、今度私も湯たんぽを仕込んでみようかなと思いました。パートナーを気づかう心や、感謝の気持ちを思い出させてくれる出来事でした。※湯たんぽを使用の際は商品の取扱説明書および取り扱い上の注意事項をよく読み、正しく使いましょう。SGマークが付いたお湯を入れて使用するタイプの湯たんぽには、「就寝時に布団から出して使用する」などの注意事項が記載されています。湯たんぽは就寝前に布団を暖めることに使用してください。布団が暖まったら湯たんぽを布団から出して就寝しましょう。※家庭にある湯たんぽがリコール対象になっていないかを確認しましょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/おみき著者/Erindaパートナーと二人暮らしをしながら、幸せになるべく日々奮闘しているパンダ大好きアラサー。バセドウ病持ちで、旅行と音楽と食べることが趣味。
2024年03月06日冬は身体がむくみやすくなる季節。その原因のひとつが「冷え」による血行不良です。そこで、冷え性に悩む美容ライターが、冬に手放せない「むくみ対策グッズ」をご紹介。むくみから解放されて、快適に冬を乗り越えましょう!むくみの原因とは?冬になり、身体のむくみやすさを実感している人が多いのではないでしょうか。それは、むくみに「冷え」が関係しているからなんです。寒さで身体が冷えたことにより血行不良が起こり、血液がうまく運ばれないことでむくみの原因に。さらに、寒さであまり身体を動かさなくなり、代謝が下がることもむくみを誘発してしまいます。そのほか、飲み過ぎや食べ過ぎ、睡眠不足がむくみの原因になることも。毎日のあらゆる行動が、むくみのトリガーとなっているんです。筆者愛用のむくみ対策グッズをご紹介!むくみやすい季節だからこそ、冬はむくみの予防や対策に力を入れたいところ。そこで、筆者が愛用しているむくみ対策グッズを3つ厳選してみました。冬はこの3点セットで、むくみやすい身体をケアしてあげましょう。VENEX「スタンダードドライ+ 【一般医療機器】 ロングスリーブクルーネック ジョガーパンツ 上下セット」©比嘉桃子ここ最近盛り上がりを見せている「リカバリーウェア」。着るだけで、疲労回復に必要な質の高い睡眠のための環境づくりができたり、筋肉が休まったりといった機能が期待できるウェアのことを指します。そんなリカバリーウェアの分野を盛り上げているのが『VENEX』(ベネクス)というブランド。さまざまなリカバリーウェアが発売されているのですが、中でも筆者は「スタンダードドライ+」というシリーズのアイテムを使用しています。初めてVENEXのリカバリーウェアを着たとき、いつもよりリラックスして過ごせて病みつきに。そこまで厚手ではないのに、身体の内側からポカポカと暖かさを感じました。©比嘉桃子写真はロングスリーブのボートネックトップスとフレアパンツの上下セット。トップスは裾にスリットが入っており、ボディラインを拾わないゆったりとしたシルエットです。ボトムスは裾がフレアで、もたつかずおしゃれな印象。リラックス感はありつつ、スタイルアップもできるデザインがお気に入りです。カラー違いやシルエット違いも用意されているため、ぜひラインナップをチェックしてみてください。<商品情報>【一般医療機器】スタンダードドライ+ボートネックロングスリーブ、フレアパンツ レディース価格:トップス¥17,600、ボトムス¥18,700ポッカサッポロ「キレートレモン MUKUMI」©比嘉桃子顔のむくみ感を感じたら、「キレートレモン MUKUMI」でむくみケア。一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する機能があることが報告されている、レモン由来モノグルコシルヘスペリジンが含まれた機能性表示食品のドリンクです。基本的にいつ飲んでもいいとされているのですが、筆者はむくみを自覚したらすぐに摂取。夜寝る前に飲むと、翌朝にはむくみがすっきりしている気がします。大事な日の前日用にストックしておきたくなるアイテムです。味はというと、ゴクゴク飲める美味しさ。酸っぱさの中に時折苦味を感じることもありますが、そこまで気になりません。いつもレモネードのような感覚で飲んでいます。<商品情報>キレートレモン MUKUMI容量:155ml価格:¥159バスクリン「きき湯ファインヒート スマートモデル」©比嘉桃子入浴は身体が温まるだけでなく、身体に水圧がかかることによって血流が促進され、むくみ解消に役立つ習慣。そんなお風呂でより効率的に身体を温めるために使用しているのが「きき湯ファインヒート スマートモデル」です。最初は見た目のインパクトで購入したのですが、使ってみてその効果に大満足。寒い日もこれさえあれば身体が温まるので、重宝しています。©比嘉桃子中身は大粒のタブレット状で、お風呂に入れるとシュワシュワと発砲します。数秒するとシュワシュワが止まり、お風呂がオレンジ色に。高濃度の炭酸ガスが溶け出し、だるい疲れや冷えを緩和してくれます。「きき湯ファインヒート スマートモデル」を入れた日は、いつもよりじんわりと汗が滲み出ます。身体の芯から温まり、上がる頃にはポカポカ。むくみづらい身体づくりができていることを実感します。<商品情報>きき湯ファインヒート スマートモデル容量:分包50g価格:¥165(編集部調べ)むくみ対策に、持っておくと安心!筆者が愛用しているむくみの予防や対策になるアイテムを3つご紹介しました。急なむくみにも対応できるよう常備しておくと安心。ぜひみなさんも自分なりのむくみ対策グッズを探してみてくださいね。参考:全国健康保健協会 足元スッキリ、むくみ対策!筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。文・比嘉桃子
2024年02月02日もうすぐ暦の上では1年で一番寒いとされる「大寒」です。寒さが厳しくなるほど「冷え性」に悩む方は多いのではないでしょうか。冷え性は女性特有のものと思われがちですが実は男性でも悩まれている方は少なくありません。そんな「冷え性」ですが、実は放っておくと病気になりやすい体になってしまうため油断大敵です。そこで今回はご自身のクリニックでも「冷え性」の患者様にアドバイスをしている山本メディカルセンター院長の齋藤 真理子先生に「冷え性」を改善する秘訣を伺い、その内容を「MCTプラス・コンソーシアム」サイト内にて公開いたしました。公開先URL: ■山本メディカルセンター 院長 齋藤 真理子先生昭和大学医学部卒。形成外科専門医、分子栄養学認定医、医学博士。アンチエイジング分野にも取組み、メディカルエステ、ドクターズコスメなどの開発・販売、分子栄養学レストランも手がけている。2010年に当センターに入職し皮膚科・形成外科を立ち上げ、実父である山本勇医師から院長職を受継ぎ山本メディカルセンター2代目院長に就任。内科、訪問看護ステーション、皮膚科・形成外科外来、美容皮膚科・外科、発達障害児運動療育施設を統括している。齋藤 真理子 先生■「冷え性」が引き起こす諸症状とは?冷え性の改善には代謝の向上がカギ冷え性は頭痛、肩こり、肌荒れ、便秘などを引き起こし、免疫力の低下にもつながります。寒い時期に流行するインフルエンザなどの感染症もあるため、放っておかず改善すべき症状だといえます。2024年1月に行った複数の冷え性に関するアンケート調査では、回答者の約2割しか冷え性対策に満足しておらず、冷え性対策において「体を温めることが有効」だと思う人が多いという結果になりました。冷え性対策において重要なことは「代謝」を上げることです。「代謝」とは活動エネルギーを生み出す体の働きであり、このエネルギーを生み出す時、人は熱を発生させるため代謝を上げると体の芯から温まっていきます。体温が上がると代謝も上がると言われており、実は「体を温める」ことも結局は代謝を上げることにつながっているのです。冷え症を自覚している男女の割合現在している冷え性対策に満足していますか冷え性対策として効果が高そうだと思うものを選んでください。■代謝向上のカギは「代謝の母」ミトコンドリアを活性化させること!人のエネルギーは肝臓で作られているイメージがある人もいると思いますが実は細胞レベルで見た時、エネルギーを生み出しているのは細胞1つ1つの中に存在する「ミトコンドリア」です。そのため、ミトコンドリアを活性化することができればエネルギー産生効率も上がり、体の中から熱が発生し「冷え性」を根本的に改善することができるのです。しかし、細胞の中にある見えないミトコンドリアを活性させるなんてどうすればよいのか、と思った方がほとんどだと思います。実はある食品を摂るだけで簡単にできます。それは「MCTオイル」です。MCTオイルはミトコンドリアを直接活性化すると言われており、「冷え性」に悩む方には是非お勧めしたい食品です。「MCT」を含む食事を2週間継続して行うことで体表温度が上昇■MCTオイルで脂肪燃焼体質に!脂肪をエネルギーに変えてさらに代謝向上へMCTとは中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳などの乳製品、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油と比べて素早く消化・吸収され脂肪として蓄積されにくく、ケトン体を生成しエネルギーになりやすい特長があります。実は、この「ケトン体」がミトコンドリアを直接活性化している影の立役者なのです。ケトン体によりミトコンドリアが活性化すると、普段は眠りがちな蓄積された脂肪からエネルギーを作る「脂肪燃焼回路」のスイッチがONになります。つまり、MCTオイルを継続的に摂取すると、脂肪燃焼体質になり、痩せやすい体になるのです。また、蓄積された脂肪からもエネルギーを作り出すため代謝も上がり、結果「冷え性」の改善につながります。脂肪燃焼回路ONで冷え性を改善■「冷え性」改善のためのMCTオイル活用法を紹介!MCTオイルは無味無臭のため癖がなく、好きな料理に「かけオイル」をして摂っていただくことができます。冷え性の方はコーヒー・紅茶など温かい飲み物にかけるのも良いですが、野菜たっぷりの温かいスープにかけるのもお勧めです。私もよく自家製スープにMCTオイルをかけて食べています。また、もし「かけオイル」だけでなく、もう少しアレンジを加えて摂りたいという方には「MCTオイル」を使ったドレッシングをお試しいただきたいです。そしてそのドレッシングにはぜひ「しょうが」と「にんにく」を使用してください。にんにくに入っている「アリシン」、しょうがに入っている「ジンゲロール」はともに血流を改善し、代謝を向上させてくれます。サラダを食べたいけど体が冷えてしまうのが心配という方でもこのドレッシングを使えばその心配も和らぐでしょう。健康に良い食事は大事ですが、何より美味しく、楽しめないと続かないと思います。是非、今回お勧めした方法以外にも自分なりに楽しみながら続けられる方法を見つけてみてください。齋藤先生オススメのMCTオイル入りスープMCTオイル入りドレッシング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月16日アースケアはこのほど、20〜30歳の女性100名を対象に「冷え性」に関する調査を行いました。■女性が男性より冷えやすいのは筋量の違い?調査の結果、72%の女性が冷え性で悩んだことがあることがわかりました。冷え性と一言でくくっても、全身が冷える人、下半身だけ冷える人、お腹周りだけ冷える人、手足の先だけ冷える人など症状はさまざま。上記にあげた特徴にあてはまっているものはありませんか?女性は男性に比べて筋量が少なく、冷え性になりやすいです。またホルモンバランスの影響で、生理中は冷えやすくなることも多いです。◇つらい冷え性を改善する5つの方法を紹介!この調査結果を受けて、同社では冷え性を改善する方法5つを説明しています。(1)筋量を増やす毎日少しでも体を動かしていますか?エスカレーターにすぐ乗るのではなく、意識的に階段を利用するなど、日常の中に運動習慣を取り入れていきましょう。余裕がある方はウォーキングや筋トレを行いましょう。また、お風呂上りなどにゆっくりストレッチをすることもおすすめです。(2)栄養バランスに気を付ける毎日甘い物ばかり食べていませんか?糖質を摂り過ぎて、血中の血糖値や中性脂肪が増えると血管は詰まりやすくなります。そうなると血行が悪くなり、冷え性が悪化します。糖質コントロールをしながら、熱を産生するたんぱく質や質の良い脂質を摂ることが大切です。(3)温かい飲食物をとる毎日冷たい物ばかり摂取していませんか?白湯や温かいお茶などの飲み物をゆっくりと飲んだり、ショウガや根菜類が入った温かいスープを取り入れたりするといいでしょう。内臓の活性化によって、体が芯から温まり、冷え性が改善すると考えられます。(4)適切な衣服を身につけるファッション性を重視して、露出してしまっていませんか?脚や肩を出すファッションはたしかに可愛いですが、冷えの原因になってしまいます。靴下などで足の冷えを防止することは重要ですが、血行を妨げない、きつすぎないものを選びましょう。(5)お風呂にゆっくり浸かる毎日シャワーで済ませていませんか?湯舟にゆっくり浸かることは身体をあたため、心身をリラックスさせるのにとても効果的な方法です。「毎日は入る時間がない」という人も、ぜひ時間がある日はお気に入りの入浴剤を使用して、ゆっくりとしたご褒美タイムにしてみてください。冷え性はつらいですよね。上記の方法を試してみて、自分を大切にしてあげてくださいね。■調査概要調査対象:20〜30歳の女性100名調査日:2023年11月25日調査実施者:アースケア(自社調査)調査方法:インターネット調査アースケア:(エボル)
2023年12月10日私は20代のころから冷え性だと思いながら過ごしてきました。40代となった今では手足が冷たくて寝られないという日も。冷え性は更年期症状の1つに含まれているようで、加齢が原因で悪化していることも考えられます。年齢が原因なら仕方がないと、冷え性を完全に治そうとはせず、うまく付き合おうと思うように。そこで、冷え性とじょうずに付き合いながら生活している私の体験談を紹介します。お風呂に入ったらすぐ就寝30代後半になるころから、手足が冷たくて眠れない日が増えてきました。当然、昼間の活動にも支障があります。そこで、寒い季節は入浴後すぐに布団に入ることを決めました。また、お風呂の入り方は冷え性に影響があるのではないかと思い、お風呂に入る際も体に負担なく冷え性を改善する入浴方法を調べました。その内容をもとに、私自身が入浴時に気を付けているポイントは以下の3つです。1.入浴時は必ず湯船に浸かって全身を温める時間がないときや夏場はシャワーになりがちな私でしたが、加齢とともに手足の冷えが悪化していることを感じてからは、毎日15分ほどお湯に浸かるようにしています。2.お湯の温度は40度のややぬるめにする私は熱いお湯が好きなのですが、熱すぎるとお風呂から上がったときに急激に体温を下げようとしてかえって湯冷めしてしまい、体全体を温めるには逆効果だそうです。それを知ってからは通年40度に設定しています。3.長湯をしない30分以上の入浴は、手足が冷えて寝つきが悪くなることもあるそうです。お風呂で読書をすることもあった私ですが、今は15分ほどの全身浴で切り上げています。エッセンシャルオイルで冷え性予防私はエッセンシャルオイルを主に芳香浴目的で使用して香りを楽しんでいました。ある日、エッセンシャルオイルに詳しい友人に手足の冷えの話をしたところ、足の冷えに対して効果が期待できるエッセンシャルオイルがあるということを教えてくれました。すぐさまお風呂上がりに、冷えやすい手足に希釈したエッセンシャルオイルを軽く塗布してみました。オイルを付けて軽くマッサージすると、やさしい香りが心を癒やしてくれます。そうすると、早速オイルを塗布したその日から効果がありました。手足の冷えを感じる前に、とっても良い香りに包まれて、そのまま幸せな気分で眠りに就くことができました。また、帰宅時にあまりに足が冷えて痛いときには、エッセンシャルオイルを含ませたお湯で足湯をすることもあります。すぐに痛みが消えて、足先から全身へとぽかぽか温かくなる感覚を味わいました。時間がないときには、エッセンシャルオイル入りのお湯に浸して絞ったタオルを足の裏から包み込むように覆うと、血の気が一気に戻ったような感覚になります。適度な運動で体を温める私はさらに加齢による冷え性の悪化は、運動不足もあるのではないかと考え1日1回、朝のNHKのラジオ体操の時間に合わせてラジオ体操をしてみることにしました。本気でラジオ体操をすると、息が上がり、体がポカポカに。ジョギングや球技などの激しい運動ではなくても、簡単に体を温めることができると知りました。それに、朝おこなうので気分は爽快になり、頭もシャキッとするのも良いなと思っています。また、同じ年代の方々が集まるバレーサークルにも入会しました。自分のペースに合わせて、プレーしたり休んだりできるので、適度な運動になっています。さらに、普段の生活の中でも運動を意識することが多くなりました。例えばエスカレーターやエレベーターではなく、調子が良いときは階段を利用。歯磨きをしているときは片足立ちを左右交互に繰り返すなど、普段の生活の中でできるちょっとした運動を心がけています。体を動かすのがつらいと感じる日は思い切って休んでいます。無理をせずに続けることが大切だと思いますので、毎日自分と相談しながら何かしら体を動かすようにしています。まとめ更年期症状は冷え性のほかにもさまざまな症状があり、冷え性が更年期症状だと断定するのは難しいと思います。私は無理に治そうと思うのではなく、じょうずに冷え性と付き合っていきながら、冷え性にならない体作りを少しずつしていけたらと思っています。実際私が実践している入浴、エッセンシャルオイル、運動の3つの方法を楽しみながら実践していき、冷え性改善に努めていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/徳 衿唯(40歳)最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
2023年12月02日冬は肌寒いと感じてもなんとなく我慢をしてしまい、いつの間にか体の芯から冷えてしまいがち。でも、肌寒いときにすぐ対処をすれば、冷えきるのを防ぐことができますよ。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、肌寒いときの速攻ケアをご紹介します。「首」がつく部分を意識する肌寒さを感じるときは、「首」がつく部分を意識しましょう。首、手首、足首などが冷えると全身に冷えが伝わってしまうと考えられます。冷える前に首にストールを巻く、手首を洋服で隠す、足首が隠れる靴下に履き替えるなど、まずは簡単な対処からしてみましょう。特に、首の冷えは肩や背中までじわじわ伝わっていくため、すぐに対処するのがおすすめですよ。背中を動かす首、手首、足首などのケアをしてもでも肌寒さが気になるときは、背中の大きな筋肉を動かしましょう。腕をしっかりと上げ下げする動きで肩甲骨を動かすと、背中が動き次第と温かくなってきます。腕を上げ下げしづらい状況のときは、肩をすくませて下ろす動作をリズミカルに続けてみましょう。肩甲骨と背骨、肋骨が持ち上がる感覚を意識すると可動域が広がり、内側から温かくなるのを感じられるはずです。その他にも、足首を回す、かかとを突き出したり甲を伸ばしたりしてふくらはぎを動かすのもいいですね。冷え切ったときは全身をサクッと動かそう一日を終えて体が冷え切った状態だと、お風呂で湯船に浸かってもなかなか体が温まらないと感じる場合も。そうなる前に、全身をサクッと動かすのがおすすめです。1.両腕を上にあげて両肘を軽くつかみ、立ちます。腕は耳の横か耳の少し手前まで上げればOKです。後ろに引きすぎると姿勢が崩れるので注意しましょう。※バランス力に自信がある方は、かかとを持ち上げ、指の付け根で立ちます。難しい場合は、両足を安定させて立ちましょう。2.自然呼吸で、ゆっくりとしゃがんでいきます。両脚の幅は、バランスよくしゃがめる幅を調整してください。※かかとを持ち上げ指の付け根で立っている場合は、そのままかかとを下ろさずにキープした状態でしゃがみましょう。3.息を吐くタイミングで勢いよく立ち上がります。4.これを1セットとし、体が温まるまで行います。冷えたら動く! 早めの対策が大切冷えは基本的に、動かずじっとしているときに感じやすいものです。座りっぱなしのときでも定期的に立ち上がって動くエスカレーターやエレベーターで移動する際、数階分を階段に変えてみるじっとしているときでも背中を動かすようにするなど、日常の動作を意識的に増やすだけでも体が温まりやすくなります。衣類や暖房器具での防寒対策に加え、日常動作を増やすことも意識してみてくださいね!©polkadot/Adobe Stock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】と、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講文 / 上村由夏
2023年11月19日寒い時期は、冷え性の人にとってつらい季節。身体の末端まで熱が行かず、足先や指先が冷えやすい『末端冷え性』は、女性に多いといわれています。仕事や家事の最中などは、常に温めていることもできないため、対策が大変でしょう。漫画家の、しまだ(@simada108)さんは、そんな『末端冷え性』の女性が登場する創作漫画をX(Twitter)で公開しました。寡黙な50歳の夫と暮らす妻は、冷える指先を息で温めながら、洗濯物を干していました。一方、夫は…。『不穏…寡黙な夫!!』なぜか、小さなウソをつく夫。その後、洗濯物を干し終わった妻に温かい紅茶を飲ませるためか、夫はそそくさとキッチンに行ってしまいます。残された妻は、テーブルの上に1枚のメモがあることに気が付きました。それを読んで、妻は理解したのです…。夫はつい先ほどテレビ番組で知った知識から、冷え性の妻のため、身体を冷やす野菜を控えたのだと!夫の優しい言動にキュンときた人たちから、こんな反応が相次ぎました。・なんて優しいウソ。いい人に巡り合えてよかったね!・素敵すぎて何度も読んじゃう。・うっかり、他人の夫を好きになってしまったぜ!・メモに『お野菜』って書いているのがかわいいね。・こんなウソがいえるようになりたい。思いやりが感じられるウソ。これから2人は、季節に合った健康的な食事をして、身も心もポカポカになることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月09日年々冷え性がひどくなる40代の私は、寝るときも手足の先が冷え、夏でも靴下が手放せません。基礎体温も35度台後半から36度台前半と低め。冷え対策をいろいろと試してみてはいるものの、これといった対策は見つかっていません。そんなある日、友人から未体験のあるお風呂に行かないかと誘われました。お風呂というワードに惹かれ、二つ返事で行ってみたところ、思いがけず良い効果を得られた体験談です。★関連記事:手足の冷えで眠りづらい冷え性の私。体の芯からポカポカと温まる入浴剤で快眠に【体験談】友人に誘われて行った未体験のお風呂とは?40代に入ってから手足の冷えがひどくなり、冬場は眠れないほどになりました。毎晩お風呂に浸かっているものの、上がるとすぐに冷えてきてしまいます。夏を迎えようとするこの時期でも状況はあまり変わらず、寝るときに靴下は欠かせません。そんな話を友人としていたところ、「米ぬか酵素風呂」に行ってみないかと誘われました。お風呂ということはわかるけれど、どんなものなのかは想像もつきませんでした。ただ、「なんだか体に良さそう♪」ということはわかり、行ってみることに。予約時に、前日は飲酒を控える、睡眠をしっかり取る、予約時間の1時間前までには食事を済ませるなどの案内があり、体調を整えて当日を迎えました。私が訪ねた店舗は女性専用でスタッフも全員女性だったので、安心して利用することができました。1回の価格は3,000円でした。店内に一歩入ると、米ぬか独特のにおいを感じました。初めはこのにおいが気になりましたが、そのうちに慣れ、気にならなくなりました。まず、その日の体調や最近気になる症状などをカウンセリングしてもらい、入浴の効能や注意点などを聞きました。その後軽くシャワーを浴び、いよいよ米ぬか酵素風呂に入ります。米ぬか酵素風呂って何?米ぬか酵素風呂は、発酵させ温めた米ぬかの中に体をうずめる乾式の入浴法です。米ぬかは、発酵によって生まれる発酵熱によって60~70度くらいまで温められて遠赤外線効果があるそうです。実際の体感は42度くらいで、少し熱めのお風呂という感じでした。個室に案内されると、バスタブより少し大きめの木の浴槽の中に、発酵させた米ぬかがたっぷり入っていました。サラサラの細かい土のようです。木槽に一歩足を入れるとびっくり! 米ぬかの感触はフワフワで柔らかく、じんわりと温かいのです。その肌触りに感動して「わぁ~!」と声にならない声が漏れてしまいました。米ぬかの中に体をすっぽり入れると、全身が心地良い温かさに包み込まれました。スタッフの方が、米ぬかを手足の先までしっかりとかぶせ、脇や首の下にまで入れ込んでくれます。そして砂風呂のように顔だけを出した状態で15分。全身をたっぷりの米ぬかで覆われると、程良い重みがかかります。この重みも気持ち良さの一つでした。初めはじんわりと温かさを感じ、徐々に体の芯からほかほかとしてきました。普段はあまり汗をかかない私ですが、5分もせずに滝のように大量の汗が流れ出てきました。うれしい驚き! 肌にも良い効果が!15分の入浴でしたが、大量の汗をかき、体の芯から温まることができ、そう快な気分です。入浴後は、シャワーで体に付着した米ぬかを洗い流しました。そして休憩ルームで20分ほど横になりました。体の芯から温まっているので、横になっているだけでも汗がどんどん出てきました。これを二次発汗というそうで、温まった体からさらに汗を出すことで自律神経を整え、リラックス効果が得られると説明を受けました。こうして初めての酵素風呂は終了しました。着替えをする際にある変化に気付きました。全身の肌がすべすべになっていたのです。硬いかかとの皮膚まで柔らかくなっていたのには驚きました。米ぬかにはビタミン・ミネラルが多く含まれていて皮膚の保湿を高める効果があるそうですが、こんなに即効性があるのかとうれしくなりました。事前のカウンセリングでは、「好転反応」についての説明もありました。マッサージ後のもみ返しのようなもので、一時的に体調不良になる場合があるという話でした。頭痛や眠気、風邪のような症状で、人によって反応はさまざまだそうですが、幸いにも私は何も症状が出ませんでした。帰宅後もたっぷり水分を取ってゆっくり過ごしてくださいと言われました。まとめ友人に誘われるまま体験した酵素風呂でしたが、予想以上に良い効果を得ることができました。冷え性の私にぴったりの温活です。体を温めることでこんなにも凝りがほぐれ、リラックスすることができるのだと驚きました。入浴した日は帰宅後も体が温かく、ぐっすりと眠りに就くことができ、さらに肌の状態も良くなりうれしいことばかり。定期的に通うことで、免疫力が上がったり更年期の症状が和らいだりするなどの効果があるそうです。仕事や子育てで忙しい毎日、たまにはこんなご褒美も良いかなと思います。私にはとても合っていたので、次回はいつ行こうかなと考え中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かなすけ(42歳)小学生男子2人の母。あちこちガタはきているけど、きれいで明るいお母さんでいたい! 体調管理とダイエットのために、緩くマラソンを始めた。
2023年07月28日年を追うごとに冷え性が気になるようになってきた私。いつも手先や足先が冷えていて、温かい飲み物を飲んでもすぐに冷たくなり、寝るときももちろん冷たいままという状態です。冷えに悩んでいたある日、ある入浴剤を知りました。その入浴剤で温活できた体験談を紹介します。★関連記事:寝つきの悪さや疲労感は「冷え」のせい?温活による体温アップで不調を予防!【体験談】生薬100%の入浴剤を発見!手足の冷えが気になってなかなか寝付けなかったある夜、Instagramを見ていて偶然に再春館製薬所の「養生薬湯」というある入浴剤を見つけました。再春館製薬所と言えば「ドモホルンリンクル」という化粧品が一番に思いつきました。自分ではまだ使ったことはありませんが、友人からドモホルンリンクルを使ったら肌の調子が良くなったと聞いたことがあったので信頼できるメーカーだなというイメージを持っておりました。また、「養生薬湯」は生薬100%というところがとても魅力を感じました。Instagramのお知らせから購入した場合、5包入りで税込み1,650円と、普通のバス用品に比べると値が少し張りましたが、冷えの改善に期待ができそうだったので購入することにしました。気になる効果や生薬の内容今回、「薬用入浴剤養生薬湯(5包入り)」を購入するにあたって、再春館製薬所のホームページも確認しました。品質と安全性に関する内容を読んでいると、独自の原料選定時管理項目を作っていて原産地や起源、加工方法や残留農薬や遺伝子組み換えの有無など他項目に及ぶ基準に適した原材料のみで製品を作っているということが書かれていました。それらを読んでいると「養生薬湯」のお値段も納得だと考えが変わりました。「養生薬湯」に含まれる生薬の内容は、トウキ・センキュウ・チンピ・ボウイ・ガイヨウ・サンシンの6種類だそうです。効能のところに冷え性、疲労回復とあり、私が今解決したい症状のほかにも、腰痛や肩凝りなどに効能があるとのことでした。注文してから3、4日で届いたので、早速、試すことにしました。じわじわと体の芯から体がポカポカに温まるお湯を入れる前に「養生薬湯」を入れるとよりお湯に浸透するそうで、早速そのようにしてお風呂のお湯を入れました。お湯の色は薄いうぐいす色で、薬湯の香りがとてもソフトです。生薬の入った袋は少し透けていて袋を開けなくても中が見えるのですが、生薬がたっぷり入っているのがわかりました。私はいつもは熱々のお湯に入るのですが、温度が高くて汗が出るのは当たり前のように感じたので、今回はほど良い熱さにして普段だったら汗をかくことのない温度にして入りました。15分くらい胸まで浸かっている と、じわじわと温まる感じがして、腕を見たら毛穴から小さな汗の玉ができていました。その後いつもと同じくらいの時間をかけて入浴をして、出てくると肌がほんのりピンク色で体の芯からポカポカしていました。汗をかいて体がスッキリしたせいか気分もとてもよかったです。まとめその晩は手足の冷えに悩まされることもなくよく眠れ、翌朝はスッキリと目が覚めることができました。今回購入したのはお試しサイズの5包入りでしたが、値段に見合う価値のある品物だと思ったので、今度は30包入りを購入しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/このは(41歳)気になることは納得するまで調べる、中身だけ1回り成長したい40歳。マイペースな子どもたちの子育て中。
2023年01月26日女性に多い「冷え性」。冷えは万病の元、といわれるように頭痛や凝り、不眠、むくみなどさまざまな不調をもたらします。特に筋肉量の少ない女性は寒い冬はもちろん、日ごろから体を温めることを意識すると良いのだそう。医師で、冷え取りに詳しい石原新菜先生がぽかぽか体質を作る新習慣を教えてくれました。教えてくれたのは…監修/石原 新菜 先生(イシハラクリニック副院長)日本内科学会会員。日本東洋医学学会会員。漢方医学、自然療法、食事療法により種々の病気の治療にあたる。クリニックでの診療のかたわら、テレビ出演や執筆活動、講演なども行う。『病気にならない 蒸しショウガ健康法』(アスコム)、『血圧・血糖値を下げる!やせる! 煮あずきパワー』(宝島社)など著書多数。★関連リンク:「毎日とりたい!」地味にスゴイ食材で手軽においしく抗酸化作用&腸内環境を改善!【医師解説】なぜ女性は冷えやすいの?女性の多くが冷え症です。体が冷えると血管が収縮して血行が悪くなり、頭痛や肩凝りなどの痛みを引き起こすように。代謝が落ちるとむくみ、太りやすくなる、肌トラブルが起こりやすくなるといった不調が表れることもあります。血液には体を温める役割もあるので、流れが悪くなると内臓冷えを招いて便秘の原因に。また腸内の免疫細胞の働きも低下してしまいます。不調を治すにはまずは冷え取りからといっても過言ではありません。それでは、なぜ女性は冷え性になりやすいのでしょうか? 理由は大きく2つあります。筋肉量が少ない体温の40%を筋肉が生み出しています。男性に比べて筋肉量が少ない女性はどうしても冷えやすい状態に。筋肉量は20代前半をピークに徐々に減少していくので、年齢が上がると冷えを感じやすくなります。生理やホルモンバランスの影響ホルモンのバランスが崩れると自律神経が乱れるように。自律神経の影響から血液の流れが滞り、冷えが生じます。また生理前は水分をため込んでむくみやすく、生理中は血液量が減ることで体が冷えやすくなります。日本人は50年前に比べて平熱が一度近くダウン女性の方が冷えやすいですが、低体温傾向は多くの人にいえることです。1957年に東京大学の研究者が調べたところによると、日本人の平熱はおよそ36.9度。現代は36度前後なので約1度も下がっています。当時の人に比べて運動量が減り生活環境が大きく変わったことが原因と考えられます。冷えやすく、基礎代謝も低下気味な現代人が健康を維持するためには、日常的に冷えに注意することが大切です。次章では冷えを防ぐために見直したい生活習慣を紹介します。簡単にできる!ヒエヒエ習慣をぽかぽか習慣にチェンジ何げなくおこなっている日常習慣の中には冷えを招いてしまうものも。血行を良くするぽかぽか習慣を取り入れて、体を温めていきましょう。×温かい部屋では腹巻きはしない ⇒ ○24時間腹巻きをするおなかは血流が多いので、腹巻きで温めると効率的に体温が上昇。腸や子宮がぽかぽかになることで便秘、生理不順、婦人科系のトラブルの改善にもつながります。腹巻きは365日24時間着用するのが理想的。私は、夜は厚手のものを昼は動きやすくてアウターに響きにくい薄手のものを使っています。特に昼用ではパンツと一体型のユニクロの「ヒートテックウエストウォームショートパンツ」を愛用。冬になるとまとめ買いして一年中使います。△白湯を飲む ⇒ ○温め素材を白湯にちょい足しする白湯を飲むと内臓が一瞬温まりますが持続しません。おすすめはしょうがや黒砂糖、レモンなど体を温める作用のある食材をちょい足しすること。ひと工夫で冷え取り効果が高まります。△夜はゴロゴロしてゆっくり過ごす ⇒ ○入浴前に1分スクワット筋肉の75%は下半身についているので、筋肉量を増やすなら下半身を鍛えると効率的です。おすすめは入浴前の1分間スクワット。30回を目安に少し疲れを感じるくらい頑張りましょう。程良く体が温まるので、その分、入浴時間を短くしてもOK。忙しい人ほど、入浴前スクワットは向いています。筋肉がついてくれば基礎代謝が上がり、痩せやすくなる効果も!×おふろはシャワーで済ます ⇒ ○毎日必ず湯船に浸かる忙しいとシャワーだけでおふろを済ませたくなりますが、それでは体は温まりません。冷えを解消するには湯船に浸かるのはマストです。全身浴、半身浴のどちらでもOK。温度も自分の入りやすい温度に設定しましょう。顔にぷつぷつと汗が出るまで温まるのがポイントです。×寝る前はスマホ ⇒ ○ストレッチ&腹式呼吸寝る前のスマホは脳を覚醒させ睡眠にも悪影響を及ぼします。就寝前はストレッチをおこなって血行を促しましょう。あぐらをかいた姿勢で股関節を伸ばすストレッチをおこなうと骨盤内の血流が良くなります。体が温まったら布団の中でゆったりと腹式呼吸。リラックスしたときに高まる副交感神経は、息を吐くときに優位になります。できるだけ長く吐くことを意識しながら呼吸すると、副交感神経が優位になり血流も向上。体を温めながら良い眠りに包まれますよ。まとめ石原先生のおすすめは、入浴前にスクワットをし、おふろで湯船に浸かって温まってから、ストレッチ・腹式呼吸でリラックスして眠りに就く流れ。くつろぎながらのぽかぽか習慣で心身を健康にしましょう。取材・文/中澤夕美恵(49歳)出版社、編集プロダクションを経てフリーになって約20年。スポーツジム通いに目覚め、せっせと運動に励むものの1年で1kgしか減量しておらず、ズッコケる。いつか痩せると信じて今日もジムへ……。著者/監修/石原 新菜 先生医師。イシハラクリニック副院長。日本内科学会会員。日本東洋医学学会会員。漢方医学、自然療法、食事療法により種々の病気の治療にあたる。クリニックでの診療のかたわら、テレビ出演や執筆活動、講演なども行う。『病気にならない 蒸しショウガ健康法』(アスコム)、『血圧・血糖値を下げる!やせる! 煮あずきパワー』(宝島社)など著書多数。
2023年01月07日なぜ筋肉量アップが「冷え性改善」にも有効と言えるのか?それではなぜ筋肉量アップが冷え性の改善にも有効と言えるのでしょうか。その理由は、筋肉には「体熱を作り出す」という働きもあるからです。実際、体熱の40%が筋肉で作り出されていると言われています。男性に比べて女性に冷え性が多いのも、筋肉量が少ないことが理由とされています。そのため筋肉量が増えることで体熱産生能力がアップし、冷え性の改善につなげることができると言えるのです。出典:byBirth誰でも簡単に自分の筋肉量を知ることができる方法とは?筋肉量が多いか少ないかを判断する以前に、ご自分の筋肉量がどれくらいあるのか知らないという方が多いのではないでしょうか。そこでここでは、誰でも簡単に、およその筋肉量を知ることができる方法をお伝えしたいと思います。およその筋肉量は、次のような公式で求めることができます。体重(kg)× 体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)体重(kg)- 体脂肪量(kg)=除脂肪体重(kg)除脂肪体重(kg)÷ 2=筋肉量(kg)例えば体重が55kgで体脂肪率が25%の方の場合のおよその筋肉量は、20.6kgとなります。55 × 0.25=体脂肪量13.7kg55 - 13.7=除脂肪体重41.3kg41.3 ÷ 2=筋肉量20.6kgちなみに筋肉量の平均値は、女性で17~18kg、男性で24~26kgと言われています。出典:byBirth効率よく筋肉量アップできる筋トレのコツ3選「筋肉量が少なかった…」という方、落ち込まなくても大丈夫です!筋トレで効率よく筋肉量を増やすコツさえつかめば、誰でも遠回りせずに筋肉量を増やすことができます!それでは、効率よく筋肉量をアップできる筋トレのコツをお伝えしていきましょう。そのコツとは次の3つです。「大きな筋肉を複数鍛えられる種目」を選んで行うこと1分~1分半の休憩を入れながら、10回前後反復可能な強度で3~6セットに設定して行うこと上げる動作よりも「下ろす動作」を意識して行うことでは、一つずつ詳しく説明していきたいと思います。1:「大きな筋肉を複数鍛えられる種目」を選んで行うこと効率よく筋肉量を増やすには、大きな筋肉を鍛えるようにしましょう。ここでいう「大きな筋肉」とは、筋断面積が大きい筋肉のことです。上半身と下半身、それぞれで筋断面積が大きい筋肉トップ3を挙げると、以下のようになります。〈上半身〉三角筋(肩の筋肉)上腕三頭筋(上腕部裏側の筋肉)大胸筋(胸の筋肉)〈下半身〉大腿四頭筋(太もも表側の筋肉)大殿筋(お尻の筋肉)股関節内転筋群(内ももの筋肉)このような大きな筋肉をできるだけたくさん鍛えられる種目を選んで行うようにすることで、効率よく筋肉量を増やすことができると言えます。具体的には、「スクワット」や「腕立て伏せ」、「ショルダープレス」などといった種目が挙げられます。出典:byBirth2:1分~1分半の休憩を入れながら、10回前後反復可能な強度で3~6セットに設定して行うことそうすることで「成長ホルモン」が分泌されるようになり、筋肉量アップにつなげることができるからです。中程度の強度でセット間の休憩を短めにし、セット数を多めに設定して筋トレを行うと、血液中に乳酸が蓄積されるようになります。すると脳下垂体前葉というところから成長ホルモンが分泌されるようになります。成長ホルモンには、その名の通り筋肉の成長を促す「成長作用」があるので、それが分泌されることで筋肉量アップにつなげることができると言えます。出典:byBirth3:上げる動作よりも「下ろす動作」を意識して行うこと筋トレというと、つい負荷を上げる動作にばかり意識してしまいがちです。しかし筋肉量を増やすためには、上げる動作よりも下ろす動作をゆっくり丁寧に行うようにしましょう。そうすることにより、筋肉に十分な刺激を与えることができるからです。重力に逆らいながら、3~5秒かけてゆっくり下ろすようにします。すると筋肉が伸ばされながら収縮することになり、筋肉に大きな刺激を与えることができます。その上で筋トレ後に栄養と休養を十分に摂ることで、筋肉量アップにつなげることができるようになります。出典:byBirth筋肉量アップ目的で筋トレを行う際の注意すべき点3つ出典:byBirth今回は、効率よく筋肉量アップできる筋トレのコツを3つお伝えしました。「大きな筋肉を複数鍛えられる種目」を選んで行うこと1分~1分半の休憩を入れながら、10回前後反復可能な強度で3~6セットに設定して行うこと上げる動作よりも「下ろす動作」を意識して行うことこの3つのコツを踏まえて筋トレを行うだけで、効率よく筋肉量を増やすことができ、冷え性改善につなげることができます!但し、筋肉量アップを目的とした筋トレは、大きな刺激を筋肉に与えることになるので注意して行う必要があります。筋トレを行う際の注意すべき点として、以下の3つがあります。「効果的なフォーム」で行うこと筋トレ後は「2~3日程度の休養日」を設けるようにすること体調が優れないときは無理をしないこと基本的な筋トレ種目の正しいフォームについては、【パーソナルトレーナーが基本的な筋トレ種目の正しいフォームを伝授】で詳しくお伝えしておりますので、こちらも併せてお読みください。辛い冷え性のお悩みを解消させるために、安全かつ効果的に筋トレを行い筋肉量アップにつなげてくださいね!
2023年01月07日冬に辛い「冷え」の症状。女性はとくに冷え性の方が多いですよね。“冷えは万病の元”という言葉があるとおり、血行の悪さからくるカラダの冷えは、 頭痛・肩こり・肌荒れ・抵抗力・新陳代謝の低下などを引き起こす原因となります。今回は冷え性改善に役立つ食べ物について解説します。冷え性改善に役立つ食べ物とは冷え性は自律神経の乱れ、運動不足、食事の偏りなどが原因となることが知られています。適度な運動やバランスの良い食事を心がけるのはもちろんですが、以下のような食べ物も積極的にとり入れましょう。筋肉を作る材料となるタンパク質を含む食べ物女性に冷え性が多いのは、熱を生み出す筋肉が男性に比べると少ないためです。とくに運動不足で筋肉量が少ない方は、適度な運動とともに、筋肉の材料となるタンパク質を含む食べ物をとりましょう。また朝ご飯にタンパク質を含む食べ物を組み合わせることで、糖質中心の朝ご飯よりも体温を上げてくれる働きをしてくれます。朝ご飯もしっかりと食べるようにすると良いですよ。【タンパク質を含む食べ物】豆腐や納豆などの大豆製品、卵、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、魚類、肉類…など血行を促す栄養素を含む食べ物特定の栄養素のみで冷え性改善ができるわけではありませんが、血行を良くするのを助ける働きをしてくれる、ビタミンEや鉄などの栄養素を含む食べ物も取り入れると良いでしょう。【ビタミンEを含む食べ物】アボカド、かぼちゃ、赤パプリカ、アーモンド、うなぎ、はまち…など【鉄を含む食べ物】レバー、牛肉、あさり、いわし、納豆、豆腐、ほうれん草…などカラダを温める食材東洋医学の考えでは、食べ物にはカラダを温めるものと冷やすものがあり、冷え性を改善したい方はカラダを温める食べ物をとると良いとされています。カラダを冷やす食べ物は暖かい地方や夏に採れる野菜に多く、カラダを温める食べ物は寒い地方や冬に採れる野菜に多いといわれています。生姜・にんにく・長ネギ・玉ねぎ・ニラなど臭いの強い野菜ごぼう・かぶ・大根などの根菜類、胡椒・唐辛子などの香辛料など米・もち米・いわし・エビ・牛肉・鶏肉・羊肉・さつまいも・山芋などとくに生姜に含まれる「ジンゲロール」には、血行を促して身体を温める働きをしてくれます。寒い時季は紅茶に入れて飲むのも良いですね。 さまざまな食べ物を紹介しましたが、基本は規則正しい生活や、バランスの整った食事が大切です。また湯船にゆっくりと浸かり、カラダを内側から温めるのも良いですね。しっかり食べて、寝て、湯船に浸かり、寒い時季を乗り切りましょう。 【参考・参照】文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ<厚生労働省研究班監修>(最終閲覧日:2022/1/27) 公開日:2016/11/24最終更新日:2022/ /
2022年12月11日女性に多いと言われる「冷え性」。特に指先、足先だけが特に冷えやすい「末端冷え性」にお悩みの方はこれからの季節、ときに痛みを伴うほど辛く感じることもあるかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、冷えが気になるときにおすすめの「座ったままできる簡単ストレッチ」をご紹介します!ぜひお試しくださいね。冷えの原因“冷え”というのは、本来働くべき体温調節機能がうまく働いていない状態のこと。冬場に体が冷えるのは当然ですが、夏場にも体が冷えやすかったり、体温は低くないのに手足、足先だけ極端に冷えてしまったりすると、「冷え性」や「末端冷え性」のケースが多いでしょう。では、どのようなことが原因で冷え性が起こりやすいのでしょうか?自律神経の乱れ体温調節機能は自律神経と深く関係しているとされます。自律神経は自分の意思と関係なく働いており、体温をコントロールする働きがあります。強いストレスや疲れ、睡眠・運動不足などで自律神経のバランスが乱れると、体温調節機能がうまく働かなくなり冷えが生じやすくなる可能性があります。運動不足私たちは体を動かすのにエネルギーを必要としますが、エネルギーを生産するには熱を生み出さなければなりません。体の熱は筋肉によって作られるので、筋肉量が増えると冷えにくくなり、反対に筋肉量が減ると熱を生み出す力が弱くなり、冷えやすくなるとされています。女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあり、体の構造の関係によっても冷え性になりやすいと言われています。またデスクワークなど長時間同じ姿勢でいることが多い方も、血の巡りが悪くなることから、心臓から遠い手足が特に冷えやすくなることも。おすすめの冷え対策ストレッチそれでは早速、冷え対策におすすめのストレッチをご紹介します。座ったままできるので、是非お仕事の合間や寝る前などに試してみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.姿勢を正して座る2.片足を前に伸ばし踵を前に押し出す3.足を前に伸ばしたまま足の甲を寝かせ、足先を遠くに伸ばす4.5〜10回ゆっくり繰り返す5.次に拳を作ってふくらはぎから太もも、お尻周りをタッピングしてほぐす6.ふくらはぎを揉んでマッサージする生活習慣から体を温めることを意識しよう普段の生活からなるべく階段を使ったり、大股で歩くようにするだけでも、生活の中で筋肉が使われやすくなります。また体を温めるものを食べたり、睡眠や入浴をしっかり取ることも、冷え対策にはとても大切ですよ。ぜひ体の内側から温めることを意識して生活してみてくださいね。©Westend61/Emilija Randjelovic/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月26日気温が低い日も多くなってきて、いよいよ体の芯から冷える季節がやってきますね。冷え性対策をしていてもなかなか効果が感じられないという方は、体を動かす時間が足りていないのかも?今回は、全身がポカポカしてくる簡単習慣をご紹介します。その冷え、体を動かしてないだけかも?しっかり温かくしているつもりでも、冷えを感じたり体の不調を感じたりと、この時期憂鬱になる方もいるのではないでしょうか。体の外側を防寒するのも大切ですが、“内側から発する熱”も重要です。寒いと体が縮こまり、動作が小さくなりがち。大きな関節部分を大きく動かすことを心がけるだけで、体が少しずつ温かくなってくるはずです。寒い季節は動作を大きく、あえて動くことを心がけてみませんか?体がすぐに温まる簡単習慣この時期におすすめなのは、大きな筋肉がある部分を中心に動かすこと。たとえば背中、お腹、お尻、太ももです。一箇所ずつ動かすのではなく、体を連動させて動かすことによって、全身が温まりやすくなります。また肩こりや腰痛が悪化するのを防ぐのも期待できますよ。まずは姿勢を整えることが大切!姿勢を支える筋肉を動かして熱を生み、整った姿勢で血流を良くしてあげましょう。1回10セット! ポカポカエクササイズ1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.両腕は力を抜いて、鎖骨の位置で前方へ伸ばします。3.体は円柱の立体なので、背中の丸みをイメージして腕をふわっとあげると呼吸が楽です。4.息を吸います。5.息を吐きながらしゃがみ、同時に両腕を肩甲骨から伸ばすように斜め上方向へ上げていきます。6.このとき顔は正面へ。7.お尻をしっかりと下げ、すねに体重を乗せたら、胸椎(胸の部分)をグッと引き上げます。8.息を吸いながらゆっくりと立ち上がります。9.しゃがんでから立つまでの一連の動きを、股関節で行うように意識しながら、10回ゆっくり繰り返します。冷えがツラいときはもうひとアクション!冷えを強く感じるときは、さらにもうひと動きしておきましょう。1.しゃがんだ姿勢のまま、先ほどの意識を持って胸椎を引き上げます。2.息を吸いながら両腕を肩甲骨から意識して斜め上方向へ持ち上げます。3.息を吐きながら腕を下ろします。4.これを10回行います。首と頭の位置に注意!肩が凝っている人や、冷えの大敵である猫背姿勢の方は、頭が持ち上がりにくく辛いかもしれません。少しずつ筋肉を動かしていきながら、正面が見られるように毎日続けてみてください。頭が持ち上がる方は、前方を向きつつ、肩をリラックスさせるように意識してみましょう。いかがでしたか?繰り返しているといつの間にか体がポカポカしてくると思います。秋冬の朝はこの冷え対策から始めましょう!©stefanamer/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月31日私は20代のころから冷え性だなと思いながら過ごしてきました。そして、40歳となる今では手足が冷たくて寝られないという日もあります。冷え性は更年期症状の一つに含まれていることもあり、年齢的にも加齢が原因で悪化していることも考えられます。年齢が原因なら仕方がないと、冷え性を完全に治そうとはせず、うまく付き合おうと思うようになりました。そこで、今回は冷え性とじょうずに付き合いながら生活している私の体験談を紹介します。お風呂に入ったらすぐ就寝30代後半になるころから、手足が冷たくて眠れない日が増えてきました。当然、昼間の活動にも支障があります。そこで、寒い季節は入浴後すぐに布団に入ることを決めました。また、お風呂の入り方は冷え性に影響があるのではないかと思い、お風呂に入る際も体に負担なく冷え性を改善する入浴方法をネットで調べました。その内容をもとに、私自身が入浴時に気を付けているポイントは以下の3つです。1.入浴時は必ず湯船に浸かって全身を温める時間がないときや夏場はシャワーになりがちな私でしたが、加齢とともに手足の冷えが悪化していることを感じてからは、毎日15分ほどお湯に浸かるようにしています。2.お湯の温度は40度のややぬるめにする私は熱いお湯が好きなのですが、熱すぎるとお風呂から上がったときに急激に体温を下げようとしてかえって湯冷めしてしまい、体全体を温めるには逆効果だそうです。それを知ってからは通年40度に設定しています。3.長湯をしない30分以上の入浴は、手足が冷えて寝つきが悪くなることもあるそうです。お風呂で読書をすることもあった私ですが、今は15分ほどの全身浴で切り上げています。エッセンシャルオイルで冷え性予防私はエッセンシャルオイルを主に芳香浴目的で使用して香りを楽しんでいました。ある日、エッセンシャルオイルに詳しい友人に手足の冷えの話をしたところ、足の冷えに対して効果が期待できるエッセンシャルオイルがあるということを教えてくれました。すぐさまお風呂上がりに、冷えやすい手足に希釈したエッセンシャルオイルを軽く塗布してみました。オイルを付けて軽くマッサージすると、やさしい香りが心を癒やしてくれます。そうすると、早速オイルを塗布したその日から効果がありました。手足の冷えを感じる前に、とっても良い香りに包まれて、そのまま幸せな気分で眠りに就くことができました。また、帰宅時にあまりに足が冷えて痛いときには、エッセンシャルオイルを含ませたお湯で足湯をすることもあります。すぐに痛みが消えて、足先から全身へとぽかぽか温かくなる感覚を味わいました。時間がないときには、エッセンシャルオイル入りのお湯に浸して絞ったタオルを足の裏から包み込むように覆うと、血の気が一気に戻ったような感覚になります。適度な運動で体を温める私はさらに加齢による冷え性の悪化は、運動不足もあるのではないかと考え1日1回、朝のNHKのラジオ体操の時間に合わせてラジオ体操をしてみることにしました。本気でラジオ体操をすると、息が上がり、体がポカポカに。ジョギングや球技などの激しい運動ではなくても、簡単に体を温めることができると知りました。それに、朝おこなうので気分は爽快になり、頭もシャキッとするのも良いなと思っています。また、同じ年代の方々が集まるバレーサークルにも入会しました。自分のペースに合わせて、プレーしたり休んだりできるので、適度な運動になっています。さらに、普段の生活のなかでも運動を意識することが多くなりました。例えばエスカレーターやエレベーターではなく、調子が良いときは階段を利用。歯磨きをしているときは片足立ちを左右交互に繰り返すなど、普段の生活のなかでできるちょっとした運動を心がけています。体を動かすのがつらいと感じる日は思い切って休んでいます。無理をせずに続けることが大切だと思いますので、毎日自分と相談しながら何かしら体を動かすようにしています。まとめ更年期症状は冷え性のほかにもさまざまな症状があり、冷え性が更年期症状だと断定するのは難しいと思います。私は無理に治そうと思うのではなく、じょうずに冷え性と付き合っていきながら、冷え性にならない体作りを少しずつしていけたらと思っています。実際私が実践している入浴、エッセンシャルオイル、運動の3つの方法を楽しみながら実践していき、冷え性改善に努めていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/徳 衿唯(40歳)最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
2022年02月19日ふかふかグッズで末端の冷え対策!手や足などの末端はカラダの中でも冷えやすい部分。特に今冬は“ストレス冷え”を防ぐために強化を!ストレスが原因で、末端の冷えが加速。マスク生活2年目の冬に突入。特に今冬はストレス冷えに注意が必要だと、医師の古賀良彦さん。「まだまだ不安や緊張を感じることも多く、そんな長期的なストレスにより、自律神経が乱れている人が増えています。人はストレスを感じると、交感神経が優位になり、心臓や筋肉に血液が豊富に送られ、反対に末梢の血管は収縮して血液の供給が後回しになります。そのため皮膚表面の温度は下がってしまい、特に外気にさらされる手足などの末端の冷えが深刻化します。末端を温められるアイテムをうまく活用して、ストレス冷えを防ぎましょう」ふかふかグッズで末端の冷え対策コジット「おうちタイム ボアウォーマー クビカタ」内側ボアから表生地まで、6層構造で暖かさを逃がさない。ゲルマニウム、トルマリン、もぐさ配合プリントの生地をはじめ、同厚のポリエステル綿より約1.4倍暖かい「シンサレート」、アルミコーティング生地などを採用。6層のミルフィーユ構造で、抜群の保温性!さらに背中側にはカイロ用ポケット付き。¥1,738(コジット TEL:06・6532・8140)アルファックス「極暖 手首足首ウォーマ」ふかふかの肌触りが気持ちいい。手首・足首兼用で、極上の暖かさ。輪っか状のウォーマに、手や足を通すだけでポカポカ。毛脚の長い素材が、空気の層を作り閉じ込めるため、着用してすぐ暖かさを実感できる。優しい肌触りで着け心地抜群。1個20gと軽量のため、リラックスタイムはもちろん、手首・足首に着けたままでも移動や作業の邪魔にならない。¥990(アルファックス TEL:06・4792・1193)イウミー「かかとソックス」体温をふく射する光電子(R)繊維で、カラダを効果的に保温できる。体温を吸収し、遠赤外線をカラダにふく射する素材「光電子(R)繊維」を採用。水分蒸散を助ける遠赤外線の働きを利用し、汗によるムレや冷えを防ぎ、カラダを保温する。靴下の内、外どちらにも着用可。シリコン加工が施され、かかとにフィットしてずれにくいのも魅力。¥3,278(イウミーcontact@eume.store)岡本「靴下サプリ まるでこたつソックス」足先からふくらはぎまで包み込むロング丈!ふんわりと柔らかい特殊な保温素材を独自開発。東洋医学で下半身の冷えに効果的といわれている足首のツボ「三陰交」部分に、独自の編み方を用いた発熱素材を使うことで、足首から効率よく全身を温める。ゆったりとした編み方で、締め付け感も気にならないので、リラックスできる。5色展開。各¥1,980(岡本 TEL:0120・551975)LE LION「玄米カイロ 足首用」繰り返し使えてかわいい。サステナブルなカイロ。減農薬で育てられた岡山県産のフードロス玄米と、大阪・泉州産のオーガニックコットンで作った自然派カイロ。電子レンジ(600W)で50秒温めたカイロを、専用カバーに入れて、靴下の上から足首に巻くだけで冷えを撃退。着け心地を自分で調節でき、玄米の香りにも癒される。¥6,480(五雅プランニング TEL:050・3749・4006)古賀良彦さん精神科医、杏林大学名誉教授。著書に『パンデミックブルーから心と体と暮らしを守る50の方法』(亜紀書房)、『睡眠と脳の科学』(祥伝社新書)など。※『anan』2021年12月22日号より。写真・中島慶子イラスト・seko koseko取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2021年12月20日もともと冷え性とは無縁だと思っていた私ですが、40代半ばごろから冬になると夜、布団に入っても寒くて眠れなかったり、夏でもひざから下が冷たく感じるようになってしまいました。ちょうどそのころ旅行で温泉地に行ったとき、温泉ならではの体の芯まで温まる心地良さを感じ、温泉で冷え性対策ができるのではないかと考えたのです。そこで近場の温泉施設を利用して冷え性対策をしたときの体験談です。更年期に起こった冷え性若いころは体の中心に火の玉があるのではないかと思うほどいつも体が温かかったため、40代半ごろから体の芯がひんやりしていると感じたときには自分でも驚いてしまいました。更年期には血流が滞りやすく冷え性になることが多いと雑誌やネットで読んでいたので、やはりそろそろ私も更年期なのかと感じました。真冬などはお風呂に入っても、体が温かいうちに布団に入らないと寒くてなかなか寝付けず、やっと寝付けても夜中に寒さで起きてしまうことも。また、夏でもひざ下からつま先までが冷たく感じ、実際に触ってみても冷たいのがわかります。できるだけ冷やさないように靴下やひざ掛けなどで調整していましたが、やはりどんなに温かくしても体の芯が温まることはありませんでした。それにたとえ体の芯が冷えていても、真夏に厚着をすれば当然暑くて不快です。結局、厚着や部屋を暖めるといった方法だけでは、芯の部分の冷えまで解決できないのだと感じたのです。そんなときに体の芯から温めてくれる温泉のすごさを感じ、温泉で冷え性を改善しようと思い付きました。温泉を利用して体の芯から温まる今まで温泉に行っても体が熱くなり過ぎるので、カラスの行水のような入り方しかしていませんでしたが、体の冷えを感じるようになってからは温泉にゆっくり入るようになりました。お風呂とは違い体の芯から温まるので、上がってからも長時間温かさが続くことに気付いたのです。それに温泉の効用を見ると冷え性なども書かれていました。そのため、毎日温泉に入ったらきっと冷え性も改善されるだろうと思ったのです。とはいっても、都心に住んでいる私が毎日温泉地に行くことは物理的に無理です。そこで自宅から一番近い温泉施設を探してみました。私が利用した都内の温泉施設は1回1,000円程度と大きな出費でなかったので続けることができました。時間制限もないので温泉だけでなく、サウナなどを楽しむことも。その結果、体のほてりが静まったあとでも体の芯のひんやり感がなくなっていきました。月に2回の温泉通いで冷え対策温泉による冷え対策をしてみようと決めてからは、できるだけ3日に1回は温泉に通うようにしました。すると温泉に行かなかった日でも寒くて眠れないということがなくなってきたのです。温泉通いをスタートしたのが冬だったので、特に寝るときの変化は感動的でした。それから半年ぐらいは3日に1回のペースで温泉に通っていましたが、半年ほどたつと自分が冷え性だということを忘れるほど体の芯から温かくなりました。季節的にも温かくなってきたこともあり、夏前からは温泉通いを月に2回程度に減らしましたが、体の芯からの冷えを感じることはなくなりました。ただ夏になってクーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなると、足先の冷えを感じることもあり、そんなときには週に1回ぐらい温泉通いをすることもあります。また新型コロナウイルスの流行が起こる前までは、休日など近県へドライブしながら日帰り温泉を楽しむなど、ストレス解消も含めて楽しんでいました。やはり温泉はストレス解消効果も感じられ更年期の私には良い選択だったなと思っています。まとめ実際に病院で検査をしたわけではないので、更年期の影響による冷え性なのかはわかりません。しかし、あれほどつらく感じていた体の芯からの冷えは温泉に通うことでずいぶん改善されたことはたしかです。都内でも温泉施設がたくさんあるので、とても気軽に通えたことはラッキーだったと思います。また、これから冷えを感じたときには、できるだけ素早く温泉を利用したいと感じています。ほかにも対策はあるようですが、今はストレス解消効果も得られる温泉をじょうずに利用していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月30日「夏の冷え性」とは出典:byBirth冷え性というと、冬の寒い時期をイメージしますよね。しかし、実は暑い夏場に手足やお腹の冷えを感じる「夏の冷え性」に悩む人も少なくないのです。夏の冷え性の大きな原因は、屋外と屋内の気温差です。この気温差に対応しようとすると、自律神経が乱れて冷え性の症状を引き起こします。また、冷たい飲み物や食べ物によって内臓が冷え、夏冷えを引き起こしている場合もあります。そんな夏冷えに悩む女性におすすめしたいのが「お茶活」です。お茶活とは、お茶を飲むだけの簡単な温活のこと。ここからは温活にぴったりのお茶や、避けたいお茶をご紹介します。温活におすすめのお茶5選出典:byBirthそれでは、温活におすすめのお茶をみていきましょう。夏の冷え性予防の参考にしてみてくださいね!どくだみ茶10種類もの効能があることから「十薬(じゅうやく)」という生薬名がついた「どくだみ茶」。どくだみ茶といえば、デトックス効果の高さが有名ですよね。また、どくだみ茶には血流を促進する効果があるので、冷え性の改善・予防にも効果が期待できます。さらに、どくだみ茶はノンカフェインであることも嬉しいポイントです。香りと味わいに少し癖がありますが、カフェインを控えている人におすすめしたいお茶です。ほうじ茶香ばしい香りと味わいが特徴的な「ほうじ茶」。血行を促進する効果があるので、温活にぴったりのお茶です。また、ほうじ茶に含まれる「テアニン」にはリラックス作用があり、ストレスを取り除く働きがあるのだとか。ほうじ茶はカフェインも少なめなので、夜寝る前に飲んでもOKです。ルイボスティーノンカフェインの「ルイボスティー」は、妊娠中でも飲めるお茶として知られています。そんなルイボスティーにはホルモンバランスの乱れを改善する働きがあり、冷え性の改善にも効果があるといわれています。ごぼう茶便秘解消効果で知られる「ごぼう茶」には、ポリフェノールの一種である「サポニン」が豊富に含まれています。サポニンには血行を促進する働きがあるので、冷え性改善に効果が期待できます。海外ではハーブティーのような感覚で飲まれているごぼう茶は、豊かなごぼうの香りも魅力のひとつ。ノンカフェインであることも嬉しいですね!黒豆茶「黒豆茶」は古くから冷え解消に用いられているので、温活にぴったりのお茶です。また、食前や食事中に飲むことで、血糖値の上昇を抑える働きもあるのだとか。生姜やドライフルーツでアレンジしてもOK!これらのお茶に飽きてきたら、生姜柚子ドライフルーツシナモンスティックなどを入れて、アレンジしてもいいですね!香りや味わいを楽しみながら、プラスした生姜やフルーツの効能も期待できます。温活女子が避けたいお茶は?出典:byBirth温活におすすめしたいお茶をご紹介しましたが、お茶の中には身体を冷やす働きをするタイプもあるので要注意。温活女子が避けたいお茶をチェックしておきましょう。緑茶利尿作用がある「緑茶」は、尿と一緒に身体の熱まで排出してしまいます。夏の冷え性に悩んでいない人にとっては嬉しい効果ですが、冷えを改善したい場合は避けるのがベストでしょう。麦茶夏になると飲みたくなる「麦茶」の元になる大麦には、身体を冷やす働きがあります。つまり、麦茶は夏にぴったりのお茶といえますが、夏の冷え性に悩む温活女子は避けたいですね。夏の温活、始めませんか?出典:byBirth温活というと冬のイメージがありますが、夏の冷え性を予防・改善するには1年を通して温活をする必要があります。普段、口にしているジュースやコーヒーをお茶にするだけでなく、どうせならお茶の種類にもこだわってみませんか?夏の温活で身体を労わり、暑い夏を駆け抜けましょう!
2020年06月13日赤ちゃんと一緒にお風呂へ入るのは、時間との勝負! 自分が先に入ったり、赤ちゃんを先に入れてみたりいろいろなプランを試してみても、湯船にゆっくり浸かることはなかなか……。そんなときに短い時間で体を温めてくれる入浴剤、バスクリン「きき湯 ファインヒート」を紹介します。 寒い冬はお風呂が億劫…ママにとっても、赤ちゃんにとっても寒い冬のお風呂は大変。浴室をあらかじめ温めておいたり、すぐに服を着せられるように肌着と服を重ねて用意しておいたりと、赤ちゃんのためにいろいろな工夫をしても、自分の入浴時間はほんの一瞬だけ。 冷え性の私にとっては、それが睡眠不足の原因にもなっていました。寒くて眠れない、翌朝も体が冷えて動き出せない……。そんな状態でした。 短時間で体を温めるためには?そんなときに出合ったのが「きき湯」でした。CMで何度も見ていたこともあり、試してみようかとドラッグストアに行ってみると、「きき湯 ファインヒート」という商品を発見。 温浴効果を高めて血行を促進してくれることなどがパッケージに書かれていました。なかでも私が惹かれたのは、「湯上り後がラクに!」の言葉。コレだ! と思い即決。その日はお風呂に入るのが楽しみでした。 いざ、入浴!息子は肌が弱いので、念のため息子を出した後で「きき湯 ファインヒート」を浴槽に入れてみました。プラスチック製の容器の中に、小指の先端ほどの大きさの粒が入っていて、容器のフタの線に合わせて入浴剤の量をはかります。それをお湯の中に入れると一斉に泡が出現! 固形状の発砲タイプの入浴剤は、1カ所から泡が出るのに対して、「きき湯 ファインヒート」は浴槽に散らばる粒の一つひとつから泡が出るので、鍋で湯を沸かしているときのように無数の泡が立ちました。入ってみると、設定温度は同じなのに、熱が体のなかに染みこむような感覚が味わえ、一度で病みつきみなりました! 入浴後、体に染み込んだ熱は布団に入ってからも冷めることはなく、翌朝までぐっすりと眠ることができました。おかげで、日中も体が軽く動かしやすかったです。後日、息子も一緒にこの入浴剤を入れたお風呂へ入りましたが、肌にはこれといった変化はなく、むしろ、泡がたくさん出てくるお風呂に大喜びでした! 冬のお風呂は、もうこれなしでは入れないかもしれません。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。※きき湯ファインヒートはお子さまの手の届かない場所に保管し、誤飲等にご注意ください。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月05日寒い季節を迎えました。冬になり気温が下がると、血流が悪くなり多くの人が冷え性に悩まされます。冷えは万病のもとと言われるように、免疫力を低下させる原因の一つ。特にこの季節は風邪やインフルエンザの流行シーズンで特に注意が必要。そこで医療法人社団タイオン、サーモセルクリニック医学博士の奴久妻智代子先生に正しい冷え性対策のポイントを伺いました。 そもそも冷えの原因は”血行不良”にあった奴久妻先生「冬になり気温が下がると、血流が悪くなり体が冷えてきます。気温の低下以外に血流を悪くする原因として、自律神経の乱れや筋肉量の低下が挙げられます。自律神経は血管を広げたり縮めたりするなどして、血流コントロールをして体温を調節する機能を持っていますが、自律神経のバランスが崩れると血流が悪くなります。この時期、暖房機器を使用することで室内外の気温差も大きくなるため、体が寒暖差のある環境におかれると、自律神経の乱れを引き起こします。また、運動不足などで筋肉量が少ない人は、熱を作る力が弱いため、体を冷やしてしまう原因に。冬は外に出るのが寒くてついつい家の中にこもりがちになって、運動不足に陥りやすいので注意が必要です」 若い女性は末端の冷え性が多い奴久妻先生 「冷え性の中でも、特に20~30代の若い女性は手足(末梢)が冷える人が多いです。若い女性に多い理由は、食が細かったり、月経があることから貧血気味になりがちだからです。貧血になると赤血球の数が少なくなり、十分な熱エネルギーを作ることが難しくなります。体温が下がると深部体温だけは、適温である37度前後に維持しようと、末端の血管が熱を逃がさないように収縮するため、手足の血流が滞り手足に冷えを感じます」 体の冷えは免疫力や集中力の低下につながる奴久妻先生「体の冷えは免疫力や集中力の低下にもつながります。特に冬場はインフルエンザなどの感染症が流行するので注意が必要です。インフルエンザのワクチンも効果がない人は体温が低いことも考えられます。ワクチンは体温が高くないと体がそのワクチンを認識できず、抗体を作るときの化学反応も起きません。また、体が冷えると血流が悪くなるため、脳への血流が悪くなり、集中力の低下にもつながります」 温かい飲み物が実は冷えの原因になることも奴久妻先生「冷え性の対策として、温かい飲みものを飲んでいる人がいますが、実体を温めようとして温かい飲み物を飲むだけでは一過性で体は温まりません。さらに、お茶やコーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があるため、カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激しすぎてしまうので、冷えの原因になります」 専門家が教える冷え性の改善法冷え性の改善には、血行改善が必要。自宅と職場でできる冷え対策のポイントを伺いました。自宅編奴久妻先生「冷え性の改善に効率的なのは全身浴です。今の季節なら40度、冬なら41度がベスト。10分以上入っていると深部と末端の体温が同じくらいになります。手足も肩もしっかり浸からないと熱が逃げてしまいます。熱すぎるお湯に入ると逆に血管が収縮して、かえって深部体温が下がってしまいます。一度深部の体温が下がってから体温を再び上げるには余計に時間がかかるため、湯温はむしろぬるめで10分程度がおすすめです。シャワーは一時的に体表面は温かくなりますが、深部体温は上がりません。全身浴だと熱の伝導率が高く、汗をかいても蒸散しないため、深部を効率よく温めてくれます。他にも、全身浴は水の圧力によって足の方に溜まった静脈血が心臓に戻りやすくなる特徴があるので、全身の血流を改善するという作用もあります」 職場編奴久妻先生「オフィスでは、デスクに向かっている時間が長いと血流が悪くなります。手足を握って開くを繰り返したり股関節を広げるストレッチや大きな足踏みを1時間に1回などスキマ時間を見つけてやると良いです。オフィスビルにいる人なら、トイレに行く時は1つ上の階に行くこともおすすめです。また、外出時は、手首や足首、首を外気にさらさず温める意識が大切です。特に首は太い血管が皮膚に近いところにあり冷えやすいのでマフラーなどをつけて熱を逃がさないようにしましょう」 冷え性対策に「めぐる温活十六茶」セブンイレブンで販売されているアサヒ飲料の「めぐる温活十六茶」。柑橘由来のモノグルコシルヘスぺリジンの働きにより、末梢(手指)血流改善をし、手指の体温を温かく保つ働きがある機能性表示食品の十六茶。香ばしく、ほんのりしょうがの味わいで、すっきりと飲み飽きない、カフェインゼロのお茶です。モノグルコシルヘスぺリジンは、ヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたもので、気温や室内温度が低いときなどの末梢(手指)血流を改善し、手先の体温を温かく維持する機能があることが報告されています。冷えに対する悩みは年々増加傾向にあります。寒さによる手先の冷えに困っている方「めぐる温活十六茶」おススメです。
2019年12月20日「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」そこで、石原先生が冷え性を改善する方法を教えてくれた。内臓冷え性になると改善に時間がかかるが、古くから冷え解消の定番アイテムといわれるしょうがに一手間かけることで効果アップが期待できるそう。「血流をよくして、冷え性の解消に効果を発揮するしょうがは、加熱することでパワーが高まります。これは、しょうがに含まれる辛味成分ジンゲロールが、熱を加えることでショウガオールに変化するから。ショウガオールには体の芯から熱を作って、体を温める働きがあるのです。すりおろしたしょうがを紅茶に入れてもいいし、鍋やみそ汁に入れるなどして、体の内側から温めるのがおすすめです。チューブのしょうがでも同じ効果があるので、外出時に持ち歩いてもいいでしょう」腹巻きや入浴など、冷え性の解消法が多く紹介されている。自分に合ったもので万全の対策をとることが大切だが、なかには間違った冷え解消方法があるという。たとえば半身浴だ。「入浴は冷えをとるには効果的ですが、38度ぐらいのぬるめのお湯で半身浴をすると、逆に体を冷やしてしまいます。半身浴をするならば、40度くらいのお湯に10〜15分程度、顔にうっすら汗がにじむくらいつかることが大事です」さらに気がかりなのが、現代人が、水分のとりすぎで冷え性を悪化させているということだ。「最近、ペットボトルのミネラルウオーターを手放せない人をよく見かけます。運動したりお風呂の後だったり、汗をかいたあとに水分を補給することは大切ですが、必要以上に水分を体内にためこむことは冷え性を悪化させます。というのも、水は熱伝導がよく、体内にたまった水分が冷えを増幅するからです。とくに夏に、熱中症予防で水分を積極的にとっていた人は、冬になってもその習慣が抜けずに、水分を過剰にとっていることも。水は、喉が渇いたときに少しずつ飲む習慣を付けたほうがいいでしょう」
2019年11月27日「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」内臓冷え性の解消の近道は筋肉をつけることだという。「人間の体の体温の4割以上は、筋肉から作られます。冷え性が男性に少なくて、女性に多い理由は、単純に筋肉量の差。根本的に冷えを解消するには、筋力をアップさせて、自分から熱をつくることです」冷えとり解消の筋トレは次のとおり。仕事や家事の合間、さらにはウオーキングなどの有酸素運動の前に行うと効果的だという。筋トレでぽかぽか体質になろう!【壁腕立て伏せ】両腕を肩幅よりもやや広げて、壁に手をつき、「ひじを曲げて胸を壁に近づける→ひじを伸ばして元の姿勢に戻る」を10回繰り返す。【バンザイ運動】両手を肩幅に開き、ひじとわき腹を伸ばして、勢いよく腕を上げ下げする。1日10回×5セット。【もも上げ運動】背筋を伸ばし、片足ずつ太ももを引き上げる。前かがみにならないように左右各10回を5〜10セットを目安に。【寝ながら腹筋】あおむけになり「両ひざを曲げながら胸に近づける→元に戻す」を1日30回繰り返す。「全身の筋肉の75%は下半身についているので、下半身を中心に鍛えれば、効率よく熱を作り出せるのは確か。でも、疲れもたまりやすくなります。長続きさせるためには、上半身から下半身という順番で運動したほうが疲れにくく効率的です。また、腹筋やもも上げは、負荷をかけながら少しつらいと思うくらいまでするのがコツ。とくに腹筋によって、内臓のまわりに筋肉で“腹巻き”をつくると、内臓を温めることができます。お風呂に入る前や寝る前の習慣にしてください」
2019年11月27日急に手足がほてるようになった人は、臓器が冷えている「内臓冷え性」かも。脳卒中やがんなど重大な病気を招く可能性がある、深刻な冷えを見逃さないようにしようーー。「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」次のチェックリストで3つ以上、当てはまる人は「内臓冷え性」の可能性が。□手足がほてって眠れない□疲れやすく、風邪をひきやすい□冷えの自覚症状はないのに35度台の低体温□皮膚がかゆい□冷房が好きで、冷たい飲み物をガブガブ□比較的、薄着でいることが多い□胃痛のほか、下痢と便秘を繰り返す□ぼうこう炎にかかりやすい□極端なダイエットに走ったことがある、もしくは現在もしている□湯船に入ると熱くて、すぐに出たくなる内臓冷え性になると改善に時間がかかる。石原先生が冷え性を改善する食生活を紹介してくれた。「食べ物には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があります。おもに寒い地方でとれる食品には体を温める効果が高い傾向が。体を温める食品を食べることで、体内で熱を作りだそうとします。その結果、血流が改善し、冷え性が解消されるのです。また体を冷やす食品をとる場合は、火を通すか、陽性の調味料や薬味を加えることが冷え性を悪化させないポイント。生野菜のサラダやグリーンスムージーは、冷え解消の大敵です」【温める(陽性)食品】りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、玄米、そば、漬けもの、チーズ、海藻類、たらこ、ちりめんじゃこ、鮭、かに、卵、赤身の魚、肉、紅茶、黒豆など。【冷やす(陰性)食品】バナナ、みかん、すいか、レタス、白菜、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、コーラなどの清涼飲料水など。「放っておくと確実に病気に近づくのが内臓冷え性。つまり、病気を発症しかけている最終警告のサインなのです。そのサインにしっかり向き合い、対処することで、健康な体を維持しましょう」
2019年11月27日耳つぼってなんとなく体にいいのは知っているけど、実際どんな効果があるの?そんな疑問に鍼灸師や整体師としても活躍する横内稚乃先生がお答えしてくれました。効果別・3種類の耳つぼのやり方から注意したい点まで、たっぷりとご紹介します。耳つぼで期待できる効果耳は、全身の縮図とも呼ばれ、胎児が逆さになった形と近似していると言われています。全身の内臓や器官に関係するツボが耳に集まっているため、そこをマッサージすることで、様々な効果を期待できます。リラックスできる寝る前に、耳つぼを刺激することで、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。ダイエットしやすくなる耳つぼの消化を助けるツボや食欲を抑えるツボなどを刺激すると、体重が落ちやすくなり、痩せやすくなります。冷え性や肩こりの改善耳つぼの血流を促進するツボなどを刺激すると、血液循環が良くなり、冷え性や肩こりを改善しやすくなります。効果別・耳つぼのやり方リラックスする耳つぼ神門(しんもん)というツボを人差し指の腹で押してください。神門のツボは、耳の上の方のY字型の軟骨のくぼみの間にあります。神門のツボを3秒押して、3秒離すを10回繰り返すことで、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるのです。寝る前に、神門のツボを押すと熟睡しやすくなります。その他、イライラしている時や不安感がある時に神門のツボを押すと、心が落ち着きやすくなります。ダイエットに効果的な耳つぼ飢点(きてん)というツボを指の腹で1分間、もみほぐしてください。飢点のツボは、耳の手前の小さなふくらみの少し下にあります。人差し指の腹で、左右の飢点のツボを、食事の約15分前に、1分間もみほぐすことで、満腹中枢が刺激されて、食欲が治まりやすくなるのです。冷え性の改善に効果的な耳つぼ肺(はい)というツボを指の腹で押してください。肺のツボは、耳の穴の外側のくぼみにあります。人差し指の腹で、左右同時に、3秒間押したり離したりを、10回繰り返しましょう。冷房などで冷えた室内に長時間いるときに、ツボ押しするのが効果的です。血流が促進しやすくなり、冷え性の改善効果が期待できます。耳つぼを刺激する方法手の指の腹で押す道具が不要なので、どこでも耳つぼ刺激をできるメリットがあります。耳つぼシールや耳つぼジュエリー を貼るこれらは、ピンポイントでツボを刺激するメリットがあります。特にジュエリータイプの耳つぼは、可愛くて続けやすいです。鍼の施術を受ける耳つぼの鍼(はり)は、鍼灸院等でカウンセリングを受けて、施術を受けるのがオススメです。鍼灸師等のプロが、耳つぼの正しい位置に確実に鍼刺激をしてくれるので、効果が得られやすくなるメリットがあります。つまようじの先などで押す指の腹で押すよりも、弱めのツボ刺激でも効果が出やすいメリットがあります。耳つぼを刺激する際の注意点耳にかぶれや傷がある場合は、ツボ刺激を控える炎症や傷が広がる可能性があるので、耳つぼ刺激を休んでください。耳つぼシールやジュエリーは、 3日~1週間以内で交換する1週間以内でも、かぶれや傷ができた場合は、速やかにはがしてください。また特にトラブルがなくても、1週間以上同じシールの張りっぱなしは、不衛生なので必ずはがしましょう。妊娠中はツボ刺激を控える体調不良の原因になりかねないからです。また小学生以下のお子様への耳つぼも控えるようにしましょう。あなたも耳つぼに挑戦してみよう冷えやこりの改善からリラックス、ダイエットにまで、幅広い効果を期待できる耳つぼ。位置を覚えてしまえば、場所を選ばずいつでも簡単に行えるのも特徴のひとつです。耳つぼ初心者さんは、まずは今回ご紹介した3つのつぼから是非挑戦してみてくださいね。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年11月27日だんだん寒くなると、つらくなるのが「冷え」。「冷え性」自体は病気ではありませんが、血流が悪くなりカラダが冷えることで、胃腸の不調・不眠・肩こり・頭痛などの不快症状が現れるほか、免疫力の低下により病気にかかりやすくなります。また、冷え性により血流が悪くなると、生理痛が悪化してしまいます。たかが冷え性と思わずに原因と対策を知って改善しましょう。冷え性の原因食事量の減らし過ぎダイエットのため、食べる量を極端に減らすと、体温を維持するためのエネルギーが十分に補給されません。運動不足運動不足によって筋肉量が少ないと、カラダに必要な「熱」を十分に作り出せなくなります。さらに、血流が悪くなるため、作り出した熱をカラダの隅々までうまく運べなくなってしまいます。 座りっぱなしの時間が長かったり、運動する時間が少なかったりする人は生活習慣の見直しが必要です。鉄分不足カラダは生命維持に欠かせない内臓へ優先的に血液を送ります。そのため、鉄分をしっかりとっていないと、カラダの隅々まで血液を十分運ぶことができなくなり、手足の冷えにつながってしまいます。冷え性対策に効果的な食事法3つ1.1日3食バランスよく食べるカラダを温める熱エネルギーは、食事のエネルギーから作られます。主食(ご飯・パン・麺類)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品)・副菜(野菜・海藻類)の揃った食事を心がけ、食事量を減らし過ぎないようにしましょう。2.カラダを温める食材を食べるカラダを温める効果があるの食材を積極的にとりましょう。生姜・にんにく・長ネギ・玉ねぎ・ニラなど臭いの強い野菜ごぼう・カブ・大根などの根菜類、胡椒・唐辛子などの香辛料など米・もち米・いわし・エビ・牛肉・鶏肉・羊肉・さつまいも・山芋など3.冷え解消に効果的な栄養素をとる■ビタミンCビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。カラダも温まるローズヒップティーなどがおすすめです。■ビタミンEビタミンEは血行を良くするはたらきと、体内のホルモン分泌を調節するはたらきがあります。ブロッコリー・かぼちゃ・アボカド・ナッツ類に多く含まれています。冷え性対策に効果的な行動3つ1.適度な運動を意識して行なう運動は血流を良くするため末端まで血液が運ばれやすくなります。代謝も上がり、燃えやすいカラダに繋がります。また、ウォーキングのような運動を続けるのも効果的。下半身の筋肉が鍛えられて代謝がよくなり、カラダが冷えにくくなります。2.冷えを防ぐ服装を心がける血流を妨げるきゅうくつな服装はNGです。また、東洋医学では、冷やしてはいけないツボが首・お腹・足首にあります。腹巻や足首まで隠れる靴下を利用して、これらのツボを冷やさないようにしてみてください。冷房の効いた電車内やオフィス内でも調整ができるよう、カーディガン・スカーフ・ひざ掛けなどを用意するのもよい方法です。3.湯船につかる湯船につかるようにして、カラダを芯から温める時間を作りましょう。40℃前後のぬるま湯に浸る半身浴は、カラダの内側から温めてくれます。お風呂上がりには冷え防止で靴下を履くようにしましょう。“冷えは万病の元”とも言われるように、カラダに大きく影響します。不調があらわれる前に生活習慣や食生活を見直し、冷え性を改善しましょう。
2019年11月17日これからの季節、冷え性に悩む人も多いのではないでしょうか。ヘスペリジンという成分は、血流を良くして冷え対策にもおすすめの成分です。さらに、肌の保湿効果や、むくみ予防にも効果が!どのような食品に含まれているのか、ヘスペリジンについてご紹介します!ヘスペリジンとは?出典:byBirth温め成分、ヘスペリジン。初めて聞いた、という人も多いかもしれません。ヘスペリジンは、みかんの皮や袋、白い部分に多い成分です。血管を拡張させるはたらきがあり、その結果、血流が良くなります。血流が良くなると、体のすみずみまで血液が行きわたるため、冷え性対策には良いわけですね!ゆずをお風呂にいれると、体がポカポカしますよね。古くから、理にかなった冷え対策がなされてきたことが分かります。ビタミンPの一種。ビタミンPとは?ヘスペリジンは、ビタミンPの一種です。ビタミンPは、ビタミンではなく“ビタミン様物質”と呼ばれています。ビタミンではないけれど、ビタミンのようなはたらきをします。冷え性対策にヘスペリジン!肌への嬉しい効果も!?ヘスペリジンが、血流を良くすることはご紹介しましたが、実は他にも嬉しい効果があります。また、後に説明しますが、近年は、ヘスペリジンに糖を結合させた“糖化ヘスペリジン”というものがあります。それでは、冷え対策以外の効果をみていきましょう!肌への効果出典:byBirth肌の保湿に関わる成分であるコラーゲン。糖化ヘスペリジンを加えると、肌の水分量肌の弾力がアップするという報告があります。冬は冷え性だけでなく、肌の乾燥も気になるところ。ヘスペリジンで肌の保湿もできると嬉しいですよね!むくみへの効果長時間、座っていると気になる足のむくみ。糖化ヘスペリジンは、そのような状況にあるむくみを予防する効果があると報告されています。糖化ヘスペリジンを摂取することで、むくみによる足首やふくらはぎ、下腿の周囲長が増加しにくくなったとのこと。デスクワークが多い人や、同じ姿勢でいることが多い人は必見ですね。くま・くすみへの効果出典:byBirth目の周りの血流が悪くなることは、くまやくすみの原因となります。ヘスペリジンは、目の下のメラニンを減らし、肌を明るくするはたらきがあるといわれています。ヘスペリジンはこんな食品に豊富に含まれている!ヘスペリジンは、柑橘類から抽出される成分です。みかんに含まれるヘスペリジンの量出典:byBirthこれからの季節に食べることが多い、みかん。みかんのヘスペリジンの含有量は、以下の通りです。みかんの皮(外果皮)830mgみかんの皮(中果皮)3800mg砂じょう95mgじょうのう膜950mg皮に多いですが、みかんの袋にあたる部分にも多いので、摂取しやすいですね。朝に柑橘類はNG?朝にフルーツを摂取する人は多いですが、朝に食べると紫外線を吸収しやすくなるフルーツがあります。特に柑橘類は要注意といわれています。しみや美白、美肌対策には一年を通して対策したいですよね。夕食まで時間があきそうな時や、一日の仕事が終わった時などに食べるなど、工夫してみてくださいね。ヘスペリジンを利用した栄養補助食品やサプリメントもある出典:byBirthヘスペリジンは、水に溶けにくい性質があります。したがって、体に吸収されにくいといわれています。近年は、“糖化ヘスペリジン”という、ヘスペリジンに糖を結合させたものが登場しています。吸収率も良くなり、水に溶けやすくなるため、飲料にも使うことができるすぐれものです。糖化ヘスペリジンにはビタミンCを効率的に利用するはたらきもある?糖化ヘスペリジンには、体内のビタミンC濃度を維持するはたらきがあるといわれています。ビタミンCは、肌のコラーゲンの生成を促すなど、美肌作りには欠かせないビタミンです。しかし、水溶性であることから、できるだけ毎日摂取する必要があります。糖化ヘスペリジンは、“酸化型ビタミンC”を“還元型ビタミンC”の形に戻すことができるため、体内で効率よくリサイクルしていると考えられています。柑橘類の白い皮の部分を食べるのが苦手な人は?出典:byBirth皮の部分や、白いすじの部分を意識して食べるのは、なかなか難しいですよね。そんな時には、糖化ヘスペリジンを使った飲料や食品、サプリメントを利用すると良いでしょう。日常でヘスペリジンを食事から摂取しよう!みかんの皮を使った簡単レシピ!みかんの皮入り緑茶(材料)みかんの皮(乾燥させたものなら、より良い)緑茶(作り方)緑茶を入れ、お好みの量のみかんの皮を加える。みかんの皮のさっぱり感と、緑茶の苦味が合う飲み物に。急須にみかんの皮を加えてから、淹れても良さそうです。みかんの皮入りフレンチトースト(材料2人分)みかんの皮お好みの量牛乳100ml卵1個砂糖大さじ1食パン6枚切り1枚バター10g(作り方)みかんの皮は千切りにする牛乳、砂糖、卵と1のみかんの皮を混ぜ合わせる。食パンを浸すフライパンにバターを入れて加熱し、2の食パンを焦げ目がつくまで加熱するみかんの皮の香りがする、優しい味のフレンチトーストの出来上がり。違和感なく、みかんの皮を食べることができるので、おすすめです。出典:byBirthいかがでしたでしょうか。冬の寒さ対策だけでなく、夏の冷房対策にもおすすめです。ぜひ役立ててみてくださいね!
2019年11月09日たくさん着込んでも体が冷えている、手足が冷たくてツライ…という方は多いのでは?冷え性を治すためにはポイントを押さえたケアが大切です。今回は、日常で行える冷え性対策を、ヨガインストラクターのHikaru先生に詳しく教えていただきました。冷え症が起こる原因をタイプ別に紹介末端冷えタイプ女性に多いのが末端冷えタイプです。末端が冷えてしまうのは、全身の筋肉量の不足が主な原因。血液を送るポンプの役目を果たす筋肉が足りないため血行不良になり、特に末端が冷えてしまうのです。下半身冷えタイプ下半身冷えタイプの方は、デスクワークなど座りっぱなしの方に多く見られます。原因は下半身の筋肉量不足やリンパの滞りなど。血流が悪くなることで老廃物が溜まりやすく、下半身冷えにつながります。内臓冷えのタイプ内臓冷えタイプの方は、冷たい飲み物や食べ物(特に糖分)の摂りすぎ、自律神経の乱れ、全身の筋肉量不足などの原因が考えられます。冷え性の治し方ながら筋トレ末端冷え、下半身冷え、内臓冷えに共通しているのは筋肉量の不足です。筋肉量をアップさせるには、日々の「ながら筋トレ」が有効。具体的には、エスカレーターを使うところを階段に変える、歯磨きをしながら軽いスクワットをする・かかとの上げ下げをするなどの動きです。筋トレとまではいかないくても、日常のちょっとした動作に運動の要素をプラスするだけでも筋肉は十分刺激され、鍛えることができます。関節をほぐす血行不良で冷えが起こっている場合は、ながら筋トレに加え、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすのが有効。関節をほぐすことで、老廃物の流れや血流をスムーズにしていきます。自律神経を整える自律神経の乱れにより冷えが起こっている場合は、朝起きた時に朝陽を浴びる、寝る前に軽いヨガとともに深い腹式呼吸を行うなどして、自律神経を整えてあげましょう。仙骨・肩甲骨を温める体を温める時は、仙骨と肩甲骨を意識して温めるのがポイント。様々な神経が集まる仙骨を温めることで、内臓や下半身をダイレクトに温められます。また、肩甲骨を温めることで、全身の血液を温めることが可能に。ホッカイロや、小豆や玄米カイロなどを上手く利用しましょう。発酵食品やビタミンEを摂る食べ物で体を温めるのもおすすめです。体を内側から温めてくれる発酵食品や、血流促進効果のあるビタミンEを含む食品を意識して摂りましょう。関連記事:冷え性におすすめの飲み物とは?効果やレシピも紹介!冷え性を改善する簡単なストレッチ上半身のストレッチ肩甲骨周辺を動かし、上半身を温めるストレッチをご紹介します。両手を軽く肩に添えて、呼吸に合わせて肘で大きく円を描くようにして肩を回します。この時ただ回すのではなく、肩甲骨を離す、寄せるという動きを特に意識しながら行ってみてください。前回し、後ろ回しを各10回程呼吸に合わせて行うだけで、上半身がポカポカしてくるのを感じられると思います。下半身のストレッチ続いて、股関節をほぐすストレッチをご紹介します。足の裏を合わせて座ります。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を前に倒していきます。手で、両足の裏を本を開くように広げていくと、より股関節が開きます。呼吸に合わせてストレッチを深めましょう。冷え性を治すツボ三陰交(さんいんこう)まずは、脚の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」というツボです。三陰交は読んで字のごとく、3つの経絡が交わる場所。下半身の冷えや女性の不調にとても効果的なツボです。合谷(ごうこく)手のひらの親指と人差し指の間にある「合谷」というツボは、血流を良くしてくれるツボとして有名。手などの末端の冷えや、冷えからくる肩こりなどに効果的です。日々のこまめなケアで冷え性を改善しよう冷え性を治す方法として、ながら運動やストレッチ、ツボ押し、温めたい部位、食べ物などをご紹介しました。いずれも日常で少し意識するだけで取り入れられることばかりです。冷え性改善や予防のために、ぜひ実践してみてくださいね。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月31日こんにちは、統合美療師の百木ゆう子です。冷えは万病の元と言われますが、冷えているのが日常になってしまっている方、多いのではないでしょうか。春の先取りファッションに夏の空調、秋の油断冷え、冬の寒さ……1年中無視できないのが冷え。血色が良く、燃やせるカラダでいられるのは理想的ですよね。今回は私がサロンでもご指導している、効果的な冷え性タイプ別の撃退法をお伝えします。■冷え性対策をする前に、あなたの冷え性は何タイプ?冷え性はそもそも自覚症状。自分では「冷えていない」と思っていても、実は冷え性である場合もあります。あなたはどのタイプに当てはまりますか?四肢末端型冷え性熱は毎日の食事によって作られます。偏った食事やダイエットで十分なカロリーを摂れなかったり、運動不足だったりすると、体を維持する熱が足りなくなります。そこで熱が体の芯から逃げないよう、手足の末端の血管を細く狭めるため、体が冷えてしまうのです。これは10~30代の女性に多い冷え性のタイプ。簡単なチェック法があります。耳に手の平をかぶせるように当ててみてください。手の平は普通30度くらい。末端が冷えている方は手の平が30度以下になっています。耳の方が温かければ四肢末端型冷え性かもしれません。下半身型冷え性体で作られた熱は、血流によって全身に運ばれますが、さまざまな要因で下半身の血流が低下し、冷えを感じることがあります。たとえば、腰の骨が変形したり、お尻の筋肉が固くなったりすると、神経が圧迫されて血管が細くなり、血流が悪くなるのも要因のひとつ。婦人科系のトラブルから血流が悪くなることもあります。下半身型冷え性は、腰痛持ちの方、男性にも多く見受けられる症状です。内蔵型冷え性環境に応じて収縮するはずの血管が開きっぱなしの状態だと、手足は温かいのに内臓が冷える原因になります。ぽかぽかして一見良さそうですが、熱がどんどん逃げていっている、ということ。体質や不規則な生活が原因の内蔵型冷え性は、下腹部痛や便秘、下痢、膀胱炎などを引き起こすことも。クーラーの効いたところやスーパーの生鮮食品売り場などの寒いところに行くと、途端にお腹が痛くなることもあるタイプ。手足が冷たくないため、「隠れ冷え性」タイプともいえるでしょう。■冷え性タイプ別、冷え撃退法四肢末端型冷え性片足を反対の足の膝の上に乗せ、組んだ姿勢から足の指をつかみます。そのとき親指は足の裏を押し、4本指は足の甲をストレッチするように伸ばします。5秒数えてパッと放します。サーッと血液が勢い良く流れていく感じがわかると思います。足先の血流を一時的に遮断すると、血管拡張作用のある一酸化窒素(NO)が発生し、自律神経の調整とは関係なく、血管がパッと開きます。そうすると温かい血液がダーッと流れて、足全体が温かくなってきます。下半身型冷え性下半身型冷え性の方は、冷えている下半身よりも、腰まわりや坐骨神経などに原因が隠れている場合もあります。腰痛や婦人科系疾患にも気をつけましょう。お風呂に入っても足だけ温まらない、痛みを伴う、片側の足だけが冷える……などがある場合は血管に問題がある可能性も。念のため医療機関の受診をおすすめします。内臓型冷え性交感神経の働きが弱い方が多い内蔵型冷え性。暴飲暴食・睡眠不足・ストレスなどが引き金になっている場合が多いのが特徴です。規則正しい生活を心がけて、体質から改善していきましょう。■冷えに悩まない体はつくれる冷え性は「自業自得病」ともいわれます。食事のバランス、運動で筋力をつけておく、しっかり眠って心も体も修復する……などの方法で、血流が良くなれば、肌や髪、爪もツヤツヤになります。健康的な美しさを維持するためにも、ポカポカ体質を目指しましょう!2017年12月22日公開2019年10月27日更新
2019年10月27日体が冷える原因はさまざまあり、大きく3つに分類できるといいます。今回はHikaru先生に冷え性のタイプをはじめ、食事・生活習慣・ファッションで改善する方法を教えていただきました。どれも日常に取り入れやすいことなので、ぜひトライしてみてくださいね。冷え症が起こる原因とは?冷え性のタイプは3つ冷え症になってしまう原因はさまざま考えられます。というのも、冷え症には大きく分けて3つのタイプがあるからです。以下でご紹介していきましょう。1.末端冷えタイプ末端冷え症が起こる原因は、全身の筋肉量不足、自律神経の乱れによる血行不足、偏った食事などが考えられます。2.下半身冷えタイプ下半身冷えの方はむくみを伴うことが多く、座りっぱなしの生活での下半身の筋肉不足(特に太ももやふくらはぎ)、リンパの滞りなどが原因として考えられます。3.内臓冷えタイプ内臓冷えタイプの方は、自律神経の乱れ、糖分の摂りすぎ、体を冷やす食事の摂りすぎなどが考えられ、主に食生活の乱れが起因しています。冷え性を改善する方法【食事編】嗜好品であるコーヒーやチョコレートなどを摂りすぎていませんか?コーヒーや糖分の多い甘いチョコレートは、体を冷やす代表的な食べ物です。摂取する量が多いと、体が冷えてしまいます。また、「夏野菜は体を冷やす」「冬野菜は体を温めてくれる」と覚えておくと、体を温める食材選びに役立ちます。その他、血行促進作用のあるビタミンEが含まれる落花生やモロヘイヤ、発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えることも冷え症改善にはとても有効です。冷え性を改善する方法【生活習慣編】冷え症になってしまう主な原因は筋力不足。エスカレーターを使うところを階段にしたり、歯磨きの間に軽くスクワットを行ったりするのがおすすめです。また、家の中のちょっとした段差につま先を乗せて、かかとを上げ下げさせる運動も効果的。ふくらはぎが鍛えられて、特に足先の冷えの解消に役立ちます。その他、お風呂上りや寝る前に、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすことも大切です。関節をほぐすことで血流が良くなり、老廃物が流れやすくなります。冬場布団に入っても冷えて寝付けない…という方にはぜひ実践してほしいです。冷え性を改善する方法【ファッション編】冬場に限らず、夏場もエアコンの効いた室内にいると、かなり体が冷えてしまいますよね。ファッションで冷え症を改善させたいときは、まず「首」の付くところを露出せずに温めましょう。「首」の付くところというのは、手首、足首、首を指します。この部位には大きな動脈が通っているため、この動脈を温めることで全身に運ばれる血液が物理的に温まり、全身が温まっていくのです。「首」の付くところを温めるのが難しい場合は、直接肌に当たるインナーをシルクの素材にすることで、冷え改善が期待できます。冷え性の改善は日常の積み重ねが大事体が冷えるとつらいだけでなく、健康やダイエットにも悪い影響を与えてしまいます。今回ご紹介したように、体を冷やす食品を控えて温める食品を摂ること、筋肉を動かすこと、手首・足首・首を冷やさないこと、この3つを頭に入れた生活にシフトするだけで、きっと体に変化が訪れるはず。日々のささやかな積み重ねが、冷え症改善につながります。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日季節に関わらず、なぜだかいつも手足が冷たい。そんな冷え性に悩まさせる方はたくさんいます。冷え性体質の方には、体温を上げる効果が期待できる飲み物がおすすめ。今回は、体温を上げる効果のある飲み物やレシピをはじめ、冷え性の方は避けたほうがいい飲み物についても教えていただきました!体温を上げる効果のある飲み物とは体温を上げる効果のある飲み物としては、発酵させた茶葉の紅茶やプーアル茶がおすすめです。その他お茶類では、黒豆茶やタンポポ茶、ゴボウ茶などが体を温めてくれます。お茶類以外の飲み物では、無糖のココアやスパイスたっぷりのチャイ、そして日本酒、ワイン、甘酒などの酒類も体を温めてくれる飲み物です。しかしお茶類の中にはタンニンが含まれるものも多く、体質的に合わない方もいます。合わない方は胃がチリチリするような症状が起こることもあり、そういう方は控えたほうが良いでしょう。体温を上げる効果のある飲み物にある効果や効能上記でお伝えした、体を温める飲み物の効果や効能をお伝えします。紅茶やプーアル茶などの発酵させた茶葉を使用した飲み物は、体を温める作用があります。同じようにタンポポ茶やゴボウ茶も体を温めてくれる作用があり、タンポポ茶は妊婦さんにも推奨される飲み物です。黒豆茶はポリフェノールが豊富で、血流を促進させてくれる効果やホルモンバランスを整えてくれる効果まであります。ココアは、血行促進効果の他に、ココアを飲んで温まった体が他の冷え性に良い飲み物に比べて冷えにくいという効果があります。スパイスたっぷりのチャイは使うスパイスにもよりますが、血行促進効果、自律神経を整える効果などで冷え改善効果が高いです。下記におすすめのチャイレシピを記載していますので参考にしてみてくださいね!日本酒や甘酒は発酵させた麹が原料となっており、アルコールの効果と相まり血行促進効果が高いです。ワインについては黒豆茶と同様で豊富なポリフェノールによる血行促進効果が高く、特に寝る前にホットワインとして飲むのがおすすめです。簡単!冷え症改善効果のある飲み物レシピを紹介簡単に作れる冷え性改善効果のある飲み物のレシピです。今回はスパイスたっぷりのスパイスティーをご紹介します。1.小鍋に200ml程度の水と紅茶の茶葉を適量入れます。2.火にかけて数分紅茶を煮出したら、少量のキビ砂糖、シナモンやクローブ、ジンジャーパウダーなどのスパイスを適量入れて火を止めます。3.茶こしなどで煮出した茶葉をこしたらスパイスティーの出来上がりです。少し多めに作って冷蔵庫で保存し、飲む前にレンジで温めて飲むと作る手間が省けます。飲みにくさを感じるようであれば、きび砂糖の量を少し増やしたり牛乳を少し足したりすることで、マイルドで飲みやすくなります。冷え性の方が避けたほうがいい飲み物はある?冷え症の方が避けたほうが良い飲み物として、カフェインが多く利尿作用の強いコーヒーや緑茶があります。コーヒーや緑茶は温かくても利尿作用が強く、水分と一緒に体から熱が出ていってしまうため、温冷に関わらず避けた方が良い飲み物です。また夏場によく飲まれる麦茶やビールも、体を冷やしてしまうので避けたほうが良いでしょう。冷え性の方が避けたほうがいい飲み物には理由がある!前述したように、コーヒーや緑茶には強い利尿作用があります。尿として水分が排出される際、体の熱も体外に放出され、結果として体が冷えてしまいます。その他カフェインを多く摂ることにより、自律神経が乱れて冷えを起こすともいわれています。また、麦茶の原料である大麦は体を冷やす効果があります。解熱効果を望む場合以外、冷え症の方にはおすすめできない飲み物です。体を温める効果がある飲み物で冷え性対策を!冷え性体質であるにもかかわらず、冷えやすい飲み物を飲んでいてはますます辛い冷え性に悩まされることに。冷え性に効果がある食品を含む飲み物やお茶類などを飲み、改善できるように普段の生活から変えてみましょう。温かい飲み物を飲みことで、何となく心がほっと落ち着くことも。気分転換したいときなどにもうまく活用してみるといいですね。Hikaruヨガインストラクター
2019年09月26日