日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。歌手の由紀さおり(77)が特別賞を受賞した。由紀の贈賞理由は「少女時代から姉 安田祥子と共に童謡歌手として活躍。1969年、東芝レコードから『夜明けのスキャット』再デビュー。この曲は売上げ150万枚を超す大ヒット曲になり、第20回NHK紅白歌合戦の出場を果たす。翌年発売の『手紙』もヒットチャート6週連続1位を記録し、この年の第12回日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。また国際的な知名度も高く、2011年にピンク・マルティーニとのコラボレーションでCD発売やデジタル配信された『1969』は、カナダでのチャート誌ワールドミュージックで1位を獲得するなど、世界50ヵ国以上で高く評価されており、自国でも平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。さらに、姉 安田祥子と共に童謡・唱歌のコンサートをスタートさせ、童謡ブームの火付け役になる活躍をみせた。その歌唱は歌謡曲のみならず、ポップス、ジャズ、アニメ主題歌と多岐にわたり、特にスキャットで歌った『トルコ行進曲』は大きな話題を呼び、日本の音楽文化発展に大きく寄与した」という内容だった。ステージで由紀は「このような晴れやかな場所にこうして立たせていただく機会を皆様方にお作りいただきまして、本当にうれしく感謝を申し上げます。皆様、ありがとうございました」と笑顔。「ご紹介にもございましたけれども、由紀さおりという名前をいただいて、『夜明けのスキャット』でデビューして今年55周年。『新しい私』というタイトルのコンサートが3月にスタートしたばかりでございます。来年の4月の初旬まで1年間通して新たな挑戦をする、そういう内容のステージを1年間やらせていただく準備を進めております、その折にこの特別賞をいただくという朗報をちょうだいいたしまして『頑張んなさいよ』と背を押していただいたような、そんな思いでございます」としみじみと口にした。さらに、今年パリ五輪があるパリでもコンサートが予定されている。「できましたらフランス語でやりたいなと。今特訓中でございますけれども」とにっこり。飽くなき向上心も。「長く歌わせていただいて、これから先もこういう仕事を続けていく上で学びがほしいと思っておりまして、まだまだ拙いところでございますけれども、三味線の弾き歌いにチャレンジいたしまして。この度の55周年で初めて皆様方にお披露目をさせていただく所存でございます」と明かし、会場を驚かせた。「1年間を通してどこまで自分のものにできるか。この和の世界で、またきちんとした日本語の歌を歌う機会を見つけたように思っております」と意気込む。最後は「この賞をいただいて、元気をいただいて、もうちょっと歌っていけたらなと思っております。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いをいたします」と決意を新たにしていた。■『第45回松尾芸能賞』【大賞】中村時蔵(演劇)【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)【新人賞】中村児太郎(演劇)【特別賞】由紀さおり(歌謡)【功労賞】林与一(演劇)
2024年03月29日加藤健一事務所『サンシャイン・ボーイズ』が1月24日(水)から31日(水)まで、本多劇場にて上演される。“喜劇王“ニール・サイモンが書いた『サンシャイン・ボーイズ』。日本でもこれまで幾度も上演されてきた今作に、加藤健一が事務所創立40周年&役者人生50周年で満を持して挑もうとしたのが2020年のこと。しかし、コロナの影響でやむなく延期の憂き目にあっていた。それが2022年にようやく初演を迎えると評判を呼び、加藤健一は第64回毎日芸術賞、佐藤B作は第47回菊田一夫演劇賞を受賞した。2023年9月からは全国にて85ステージにのぼるツアーを実施。その東京凱旋公演が今回というわけだ。幼い頃からチャップリンやバスター・キートンの笑いに影響をウケてきたというニール・サイモン。ヴォードヴィルにも親しんできた彼が、よく知る芸人たちを主人公に書いたのがこの『サンシャイン・ボーイズ』だ。ヴォードヴィルで大人気の、ウィリー・クラーク(加藤健一)とアル・ルイス(佐藤B作)のコンビサンシャイン・ボーイズ。何十年も一緒にやってきたふたりだが、不仲で解散してしまう。それから11年、なにもかもうまくいかず仕事もないクラークの元にテレビの大きな仕事が。しかしその条件は元相棒と往年の名作コントをするというものだった。今作は、サイモンといえば喜劇と思われていた時代に、悲劇も書けることを証明した“辛口三部作”のひとつ。しかし軽妙なせりふのやりとりと、年齢を重ねた頑固なふたりの老コメディアンのキャラクターが魅力的で、面白さと悲哀とが入り混じった名作だ。加藤健一と佐藤B作。ともに50年以上舞台に立ち続けたふたりの、歳を重ねたからこそ出せる味わいがそれぞれの役に重なっていく。ツアーを経てより磨きのかかったふたりの掛け合いを楽しみにしたい。文:釣木文恵<公演情報>加藤健一事務所『サンシャインボーイズ』作:ニール・サイモン訳:小田島恒志小田島則子演出:堤泰之出演:加藤健一佐藤B作加藤義宗田中利花照屋実韓佑華佐野匡俊〈声の出演〉清水明彦(文学座) 加藤忍2024年1月24日(水)~31日(水)会場:下北沢・本多劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月23日ニッポン放送とストーリーレーベル「ノーミーツ」が、舞台『背信者』を2023年3月に東京・下北沢の本多劇場で上演することが31日、発表された。会えない時代に生まれ、「オンライン演劇」をはじめ、様々な方法で演劇やエンターテインメントの新しい物語と新しい届け方に挑戦してきた「ノーミーツ」。今回は、初のリアルでの舞台作品の上演となる。作・演出は第65回岸田國士戯曲賞ノミネートの小御門優一郎氏(ノー ミーツ)、プロデューサーは石井玄氏(ニッポン放送)が担当。2人は2022年3月にニッポン放送で上演した生配信舞台演劇ドラマ『あの夜を覚えてる』に続くタッグとなる。また、同作に出演するメインキャストのオーディションが開催されることも発表された。オーディションの応募条件は、満18歳以上の男女(経験不問)、同作の稽古(2023年2月1日〜3月1日のなかで計20日程度を予定)・劇場リハーサル(2023年3月2日〜3月3日)・本番(2023年3月3日〜3月8日)のスケジュールに参加可能なこと。オーディションの応募締め切りは、9月10日23時59分まで。■小御門優一郎氏/ノーミーツ(作・演出)コメントなんと、あの本多劇場で演劇が出来ることになりました。他ならぬ僕が一番驚き、震え慄いております。誰もが一度は憧れる、素晴らしい劇場です。一人の演劇を志す者として、全身全霊でもって今回の作品に臨む所存でございます。企画は、いつかまた舞台を作れることになった時のためにと、温めていたものがありますので、それをぶつけさせてもらいます。タイトルは、『背信者』。 2020年に「ノーミーツ」を立ち上げ、僕は一度純然たる舞台演劇から離れました。しかしその後のオンライン配信を主軸とした活動の中で、逆に見えてくることもありました。そして、僕の中で長年のテーマである「真実と虚構」。そのあたりのことを、ギュッと詰め込んだ作品にする予定です。大変心強いことに、『あの夜を覚えてる』を一緒に作り上げたニッポン放送さんとまたタッグを組ませていただけることになりました。僕は今回、あくまで「舞台演劇」を作るつもりです。それでも何か、この座組みで作るからこそ出来る、新しい要素も入れ込みたいと思っています。つまり、すべての作品製作 はすべからくそうであるのですが、この公演も例外ではなく、未知なる表現への挑戦になるということです。そ んな試みにご一緒できる方々を、キャストオーディションという形で募らせていただきます。少しだけネタバレ をすると「メディア」がモチーフの物語になりますので、普段メインで活動されているジャンル問わず、たくさん のご応募いただければ幸いでございます。何卒、よろしくお願い申し上げます。■石井玄氏/ニッポン放送(プロデュース)ニッポン放送とノーミーツで舞台をつくることになりました。会場は本多劇場です。本多劇場といえば、佐久間宣行さんと初めて番組イベントを開催した場所です。演劇が好きな佐久間さんが、あの本多劇場に一度は立ってみたいといおしゃったことで、本多劇場を使わせていただきました。今度は、ノーミーツの初めての舞台を一緒につくります。僕にとっても初めて本格的に関わる舞台です。初めてで本多劇場を使わせていただけるのは、本当に光栄です。ノーミーツと一緒だと新しいことにはチャレンジすることになると思うので、どんな作品になるのか、今から楽しみです。なので、舞台が初めての方でも、経験豊富な方でも、大歓迎です! 是非オーディションにご参加ください。
2022年08月31日ゴツプロ!『十二人の怒れる男』が、5月13日に東京・本多劇場にて開幕。前日夜に公開されたゲネプロの様子をレポートする。なお本記事はネタバレを含んでいるので、鑑賞前の読者は注意して欲しい。テレビドラマ(1954年)として放送され、舞台化・映画化(1957年)もされている本作は、アメリカの脚本家レジナルド・ローズの代表作だ。日本でもさまざまなキャスト・スタッフが挑み、数多くの上演版が存在している不朽の名作を、今回はゴツプロ!初参加の西沢栄治による演出で立ち上げる。会場入りして驚いたのは、四方を客席に囲まれたオープンステージ。舞台空間を額縁のように切り取ったプロセニアム形式が主流だった本多劇場で初めての試みだという。父親殺しの容疑で起訴された少年の罪について、年齢や境遇の異なる12人の陪審員が自分のプライドや信条をもとに審議しぶつかり合う。観客はプロレスのリングや相撲の土俵をイメージさせるこの“コロッセオ”(円形闘技場)で、12人が交わす言葉と感情の応酬を見守るのだ。有罪・無罪を問わず、判決は全員一致でなくてはならない。誰もが少年の有罪を確信する中で、陪審員の一人が「もし我々が間違えていたとしたら」と異議を唱える。少年に不利な証言の疑わしい点を再検証するよう彼が働きかけると、他の陪審員が抱えるさまざまな思い込みや先入観、無関心が浮き彫りになっていく。最終的に全員が無罪に転じる法廷劇の金字塔であることは広く知られている。だからこそ、議論の来し方行く末を通じて炙り出される男たちの“生き様”がどのように立ち上がっているか──。そこが鑑賞のポイントになるだろう。この点において、演出の西沢やゴツプロ!主宰の塚原大助(4号)をはじめとするカンパニーは奇をてらうことなく、硬派なクリエーションに徹した。たとえばそれは、発話している相手に対する“体の向き”に表れる。劇中で偏見にまみれた男が総スカンを喰らい、冷戦沈着で論理的な4号を除く全員から背を向けられるシーンがある。この時ばかりは他人の言動にすぐ同調する男、持論を押しつける男、少年と同じスラム街出身の男、早く議論を終わらせたい男たちが全員一定のモラルで抗議の意を示していた。議論への熱意や少年に対する印象にそれぞれグラデーションのあった一同が見せる良心に、思わず胸を掴まれた。キャストは塚原(4)のほか、ゴツプロ!メンバーの浜谷康幸(11)、佐藤正和(7)、泉知束(8)、渡邊聡(1:陪審員長)、44北川(6)に加えて、関口アナン(5)、三津谷亮(12)、劇団桃唄309の佐藤達(2)、椿組の木下藤次郎(守衛)、山本亨(3)、ワハハ本舗の佐藤正宏(10)、文学座の小林勝也(9)がキャスティングされている。上演時間は約105分(休憩なし)。公演は5月22日(日)まで。チケット販売中。取材・文:岡山朋代※(カッコ)内の数字は、役名となる陪審員の番号
2022年05月13日キ上の空論#15『朱の人』が2022年4月13日(水)~4月17日(日)に本多劇場(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて2/23より一般発売開始予定です。カンフェティにて2/23(水・祝)11:00より一般発売開始 公式Twitter おしゃべりだった兄の話をしようと思って、兄は1999 年の夏に、はじめてセックスしたらしくって、それは全然好きな女じゃなかったらしいんだけど、見栄を張る為だけに、その、“いたした”らしくって。見栄が兄のだいたい全部だったので・・・そう、それで、中学2年生の兄は底抜けに明るい男で、制服のズボンをケツまで落として、父のマルボロをくわえて、それは僕からしたら『無敵』だった。あの時は本当に、兄は世界の中心だったと思うんです。それで、兄が高校1年生の時、ええ、演劇に出会ったのが、兄の不幸の始まりでした。先に言っておくと、兄はこの先、壊れます。それで、あともう一つ言っておきますと、これは「演劇」の話ではなくて、まずそれは違くて、まずこれは、「兄」という「人間」の話で。壊れていく「兄」と、滅んだ「僕」と。あと、兄に関わった、兄を愛したり、憎んだりした「周りの人達」の。まぁ別に大した話じゃありません。公演概要キ上の空論#15『朱の人』公演期間:2022年4月13日(水)~4月17日(日)会場:本多劇場(東京都世田谷区北沢2-10-15)■出演者村田充 / 藤原祐規 / 久下恭平 / 竹石悟朗 / 富田麻帆 / 佃井皆美 / 岩井七世 / 齋藤明里 / 林勇輝 / 櫻井紗季 / 藍澤慶子 / 陽和ななみ / 平山佳延 / 片瀬成美 / 福井夏 / シミズアスナ / 井筒しま / 三濃川陽介 / 木村圭介 / 林竜三■スタッフ脚本・演出: 中島庸介(キ上の空論) / 音楽: 堀山俊紀 / 舞台監督: 住知三郎 / 照明: 若原靖 / 音響: 谷井貞仁(ステージオフィス) / 舞台美術: 愛知康子 / 衣装: 梶山ゆめ乃 / 制作: 吉田千尋(LUCKUP) / 演出助手: 保坂麻美子 / 宣伝美術: 藤尾勘太郎 / グッズ写真: 山岸和人 / ヘアメイク: 道海梨乃 / 舞台写真: 市川唯人 / web: ブラン・ニュー・トーン(小林タクシー・阿波屋鮎美) / プロデューサー: 中島庸介(キ上の空論) / 後援: カンフェティ / 協賛: ELPIS / 企画・製作・主催: キ上の空論【協力】: アミュレート、アルファセレクション、イトーカンパニー、ウイントアーツ、オリオンズベルト、キューブ、サンズエンタテインメント、サンミュージックプロダクション、ステージオフィス、スペースクラフト・エージェンシー、ゼスト、手塚宏二事務所、ブラン・ニュー・トーン、ミレニアムプロ、モノガタリ、ヤザ・パパ、LUCKUP、柿喰う客、絶対♡福井夏、しあわせ学級崩壊■タイムテーブル4月13日(水)19:004月14日(木)19:004月15日(金)14:00/19:004月16日(土)13:00/18:004月17日(日)13:00※開場は、開演の30分前■チケット料金全席指定:6,700円(税込)U−25:4,500円(税込)※25歳以下対象、一般販売のみ■団体概要キ上の空論2013年12月旗揚げ。中島庸介の舞台芸術を創造する場所。言葉遊びや韻踏み、擬音の羅列や呼吸の強弱、近年では若者言葉や方言など、会話から不意に生まれる特有のリズム〈音楽的言語〉を手法に『ありそうでなさそうな日常』を綴る。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月17日M&Oplaysプロデュース、岩松了作・演出による舞台『いのち知らず』が、本多劇場にて開幕した。東京公演後は、宮城、大阪、島根、山口、熊本、広島、愛知と全国へ巡演する。これまで松雪泰子主演『そして春になった』、東出昌大主演『二度目夏』、小泉今日子主演『家庭内失踪』など、精力的に作品を生み出し話題となったM&Oplays×岩松了作品。待望の新作となる本公演では、勝地涼と仲野太賀を主演に迎え、山間の研究所を舞台に書き下ろした。舞台は、とある山間にある研究所。その施設の目的も知らずに門番として雇われているふたりの若者と、やはりその施設で雇われている年配の男の交流を通して、「いのち」の意味と男同士の「友情」の真価を問う人間ドラマとなっている。施設の門番として雇われているロク役は勝地涼、ロクと共に門番として雇われるシド役には仲野太賀。もうひとりの年嵩の門番モオリ役には、光石研、ロクとシドのと共に番屋で暮らすことになるトンビ役に新名基浩、施設の監視役的存在の安西役に岩松了が出演、脇を固める。勝地涼の「次は太賀とやりたいですね!」の一言がきっかけで実現し、岩松の世界を愛してやまないふたりが、絶対に素敵な舞台を観客に見せたいと豪語する本作。ひとりの男が発した一言をきっかけに、夢を追う若者ふたりの過去、現在、そして未来が暴かれていく。美しい台詞とともに、岩松ワールドにどっぷりと浸かってほしい。以下、岩松と出演者からコメントが到着した。<コメント>●作・演出・出演:岩松了 コメント今回は女優のいない、男っぽい芝居を突き詰めた、初の男性のみの作品です。いつもと違う脚本を書いているような、霧の中をさまよっているような、そんな感覚で書き上げました。主演2人は本当に素晴らしく、光石さんもやればやるほど味が出る演技で、新名くんも日々成長していくし、稽古中も日々楽しかったです。今回私は重要な役どころを演じるので、しっかりセリフを覚えなければ!と。少ない人数で人間性を醸し出す、見ごたえのあるセリフ劇です。テーマである「いのち」「友情」をどう演じるのか。演者の吐く言葉を体感してください。●勝地涼 コメントキャスト5人の絆を日々感じながら稽古を重ねてきました。横にいるのが太賀で本当によかった!ピュアなロク、まっすぐなシド、愛に飢えたモオリと様々な男たちが描かれた今作は、読めば読むほど深みにハマって。やっぱり岩松さんは天才です。男の友情の中にある嫉妬に共感する部分もあるかと思います。その瞬間、そのシーンの関係性やこだわりを体感していただきたいです。観劇後の帰り道に、ふと自分にフィードバックしてくる作品になっています。楽しみにしてください。●仲野太賀 コメント1つ1つやるべきことを日々習得してゆくというあっという間の稽古でした。今までの演劇経験の中でも一番セリフ量が多かったのではないかと思うくらい大変でしたが、一つのシーンを作るのに勝地さんともたくさんディスカッションしながら同じ方向をむいて密度の高い時間を過ごせました。お芝居しやすい本多劇場でお客様の前で演技できることに役者として興奮すると共に喜びをかみしめています。ぜひ生で体感できるお芝居を存分に楽しんでもらえたら嬉しいです。●新名基浩 コメントあっという間の稽古期間でした。なかなかない男性5人の芝居に身が引き締まる思いです。主演の2人からはこの作品にかけるエネルギーを日々感じております。稽古後に、光石さんと芝居の話をしながら帰る時間がとても貴重でした。母と子の独特なねじれた関係性や距離感を感じながら演じていきたいと思っています。見ごたえのある5人芝居、生のやり取りをぜひ劇場でお楽しみください。●光石研コメント初日が目の前に迫っているので、今はやるしかない!という気持ちでいっぱいです。5年振りという久々の舞台ですので、一から始める感覚でドキドキしたり怖かったり色んな感情が折り重なっていました。5人芝居という事でセリフ量も多く共演者の若い瞬発力や順応性についていくのがとても大変でしたが、とても勉強になりました。カップルのような主演二人の掛け合いがとても魅力的な作品です。その二人をおせっかいでかき乱すのを楽しんでもらえたら嬉しいです。【公演情報】M&Oplaysプロデュース『いのち知らず』作・演出:岩松了出演:勝地涼、仲野太賀、新名基浩、岩松了、光石研<公演日程>■東京公演:2021年10月22日(金)~11月14日(日) @本多劇場■地方公演・宮城公演2021年11月18日(木) @ 電力ホール・大阪公演2021年11月20日(土)21日(日) @梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ・島根公演2021年11月23日(火・祝) @島根県民会館 大ホール・山口公演2021年11月25日(木) @山口市民会館 大ホール・熊本公演2021年11月28日(日) @熊本県立劇場演劇ホール・広島公演2021年11月30日(火) @JMSアステールプラザ 大ホール・愛知公演2021年12月4日(土)・5日(日) @日本特殊陶業市民会館ビレッジホール公式ホームページ: 主催・製作:(株)M&Oplays
2021年10月22日俳優・小沢道成、たったひとりで本多劇場に立つ俳優・小沢道成が、「ひとり芝居」で本多劇場に挑戦する。演目は、今回で4度目の上演となる代表作『鶴かもしれない』。2014年、明大前の小さなギャラリーで初めて上演。その後、2016年にOFF・OFF シアター、2020年に駅前劇場と、劇場が変わるごとに着実にスケールと深みを増してきた本作が、いよいよ演劇の聖地・本多劇場に降り立つ。本作の見どころは、童話『鶴の恩返し』をベースにした、犠牲的な女の愛。命を助けてくれた男のために自らの羽をむしりとって機(はた)を織る鶴のように、愛する男のために女は尽くす。その生々しい恋愛心理を、ユーモアとアイロニーに満ちた台詞で、時に鋭く、時に滑稽に描き出し、観客の共感を誘う。そして、もうひとつの見どころが、ラジカセを使った遊び心あふれる演出。小沢は3台のラジカセに台詞を吹き込み、それと会話をすることで、女と男のやりとりを表現する。一風変わった「ひとり芝居」のスタイルは、今回も健在。そこに本多劇場ならではの新たなギミックを盛り込むことで、自らのライフワークとなっている本作を2022年仕様にリブートする。小沢は、客席数300席超の本多劇場にひとりで立つことに対し、「この先行きが見えない状況の中で、たったひとりで本多という大きな劇場に立つ。そうやって挑戦する姿が、誰かの勇気になれば」と意気込みを述べる。また、今回の発表に合わせて、メインビジュアルを公開。さらに本日より、本多劇場への挑戦の1年間を記録したドキュメンタリー映像『メイキングかもしれない~小沢道成の創作活動に密着~』がYouTube( )にて定期配信される。監督を務めるのは、映像ディレクターの谷口恒平(『おっさんのケーフェイ』『カーテンコールのはしの方』)。谷口が小沢に密着し、創作の過程を発信していく。小沢はこの取り組みについて、「演劇に興味はあるけど、身近に創作をしている人がいなくて、なかなかノウハウを蓄積できない若い人も多いと思います。こうして創作の現場を開示することで、演劇界だけでなく、これからのものづくりにかかわるすべての方に少しの刺激と少しのヒントになれば」と意図を明かす。小沢は過去公演の『夢ぞろぞろ』でも「U18応援チケット」と銘打ち、18歳以下のチケット代を0円にするなど、次世代が気軽に演劇にふれられる機会を積極的に創出してきた。今回のYouTube配信も、そんな小沢らしいアイデアと言えそうだ。『鶴かもしれない2022』の詳細なスケジュールは、2021年秋頃に発表予定。小沢自身は、8月13日より駅前劇場にて新作『オーレリアンの兄妹』を上演する。『オーレリアンの兄妹』はシンガーソングライターでもある中村 中とのふたり芝居。童話『ヘンゼルとグレーテル』をモチーフにしているなど、『鶴かもしれない』にも通じる小沢らしい世界観となっている。文:横川良明 ストーリー―――東京の繁華街の真ん中で泣き崩れたひとりの女通りかかった心優しい若者が「大丈夫ですか」と声をかけるある日、若者のもとに感謝を伝えにその女がやってくる女は、「あなたの為ならなんでもします」と若者に告げる―――2つの物語が交差する時、〝鶴かもしれない女〟の機を織る音が鳴り響く。<公演情報>小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』作・演出・出演:小沢道成公演期間:2022年2月23日(水)~27日(日)会場:下北沢・本多劇場EPOCH MAN 『オーレリアンの兄妹』作・演出:小沢道成音楽:中村 中出演:中村 中 小沢道成公演期間:2021年8月13日(金)〜8月22日(日)会場:下北沢・駅前劇場お問合せ:epochman.info@gmail.comHP: : @MichinariOzawa()YouTube: 主催:EPOCH MAN
2021年08月04日勝地涼&仲野太賀を主演に迎えた舞台「いのち知らず」が10月22日(金)〜11月14日(日)まで、東京・本多劇場にて上演されることが決定した。東京公演後は、宮城、大阪、島根、山口、熊本、広島、愛知と全国へ巡演する。本作は、これまで松雪泰子主演で『そして春になった』、東出昌大主演『二度目の夏』、小泉今日子主演『家庭内失踪』など、精力的に作品を生み出し話題となったM&Oplaysと劇作家・岩松了がタッグを組む新作。山間の研究所を舞台に、その施設の目的も知らずに門番として雇われているふたりの若者と、やはりその施設で雇われている年配の男の交流を通して、「いのち」の意味と男同士の「友情」の真価を問う人間ドラマとなっている。施設の門番として雇われているロク役に、映画『アンダードッグ』では芸人とボクサー役を演じ分け、ドラマ『ネメシス』(日本テレビ)ではコミカルな刑事役と、幅広い作品で存在感を発揮している勝地涼、ロクと共に門番として雇われるシド役には、映画『すばらしき世界』でのTVディレクター役、ドラマ『家族募集します』(TBS)ではおせっかいなお好み焼き屋の店員役など、変幻自在な役柄を演じる、仲野太賀が決定した。もう一人の年嵩の門番モオリ役には、映画『ヒミズ』や、『アウトレイジ ビヨンド』、『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京)など映画・ドラマ・CMに出演、今作が5年振りの舞台となる名バイプレーヤー、光石研。NHK連続テレビ小説『なつぞら』、映画『宮本から君へ』、岩松了作・演出舞台『空ばかり見ていた』にも出演し、個性的な演技で魅了する新名基浩、また、映画『花束みたいな恋をした』、『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ)など、俳優としても活躍中の岩松了が出演、脇を固める。二人の若者の夢とそれを傍観している一人の男。謎の研究室で繰り広げられる陰謀。「いのち」とは、「友情」とは。最高の実力派俳優陣で贈る、男性キャスト5人だけのサスペンスに期待してほしい。◆作・演出・出演 / 岩松了 コメント今回は男だけの出演者たち。男たちの物語です。ロクとシドは堅い友情で中学高校と過ごした。自他ともに認める親友で、将来は二人でガソリンスタンドを経営するという夢を抱き、資金を蓄えるために、給料のいい仕事に就いた。山奥にある施設の門番だった。鬱病などをかかえた人たちの更生施設だということだった。が、先輩の門番モオリは、二人に、その認識の甘さ、呑気さ、を指摘。施設はただの更生施設ではない、死んだ人間を生き返らせる研究をしているのだ、と言う。本当なのか…ロクとシドは混乱する。そして、モオリの存在が、モオリの紹介によるトンビという男の出現が、二人の間に亀裂を生じさせてゆく…。社会のシステムとクロスする男たちの友情。友情は社会のシステムを凌駕してゆけるものなのか?男たちの闘いは、幼くも見えるが、その幼さを貴重なものと感じさせてしまう社会のシステムとは何か。今秋、M&Oが送る男たちのドラマ!若手実力者俳優の勝地涼、仲野太賀に、名バイプレーヤーの光石研がからむ。他に新名基浩、岩松了、も出演。どうぞご期待ください!■勝地涼 コメントこの状況下の中、再び本多劇場の舞台に立てることに身が引き締まる思いです。2年前に岩松さんの舞台に出させていただいたときに、「次は太賀と一緒にやりたいですね!」とお話させて頂いたことが実現し、とても嬉しく、そして緊張もしています。稽古はこれからですが、男だけの5人芝居、あらすじを読むだけでもワクワクします。劇場という同じ空間で、【生】のお芝居を体感しにきて下さい。■仲野太賀 コメント「いのち知らず」に出演が決まり、とても興奮しています。岩松了さんの演劇には魔力があります。戯曲に取り憑かれては、溺れてしまいかねない。しかし、没頭しながら舞台に立っている時、何よりも役者としての喜びを感じるのです。またご一緒出来ることを心から嬉しく思います。勝地さん、光石さん、新名さん、そして岩松さんと共に、素敵な作品になるよう頑張ります。とにかく、開演が今から待ち遠しいです。どうか宜しくお願いします。■新名基浩 コメント岩松さんとご一緒させていただくのは今回で3度目になります。前回、2年前に参加させてもらった舞台以降またいつかは…という気持ちが強かったので、お声かけいただいたときは本当に嬉しかったです。5人芝居でどんな『いのち知らず』になるのか。今から稽古が待ち遠しいです。■光石研 コメントまだコロナ禍前の新年会。いつもの気心知れたメンバーで盛り上がっていた。くだらない四方山話しで大笑いしていたら、横から突然、岩松さんが「光石君、来年芝居やらない?」と捲し立てた。笑いながら振り向いた僕は思わず「はい、いいですよ」と言ってしまった。あたかもその話の流れの中のごとく。さすがの岩松タイミング。決まったからにはやるしか無い。共演の皆さんには迷惑かけるだろうが、お構い無しに楽しむつもりだ。【公演情報】M&Oplaysプロデュース「いのち知らず」作・演出:岩松了出演:勝地涼、仲野太賀、新名基浩、岩松了、光石研<公演日程>■東京公演:2021年10月22日(金)~11月14日(日) 本多劇場チケット発売日:2021年8月28日(土)■地方公演・宮城公演2021年11月18日(木) 電力ホール・大阪公演2021年11月20日(土)21日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ・島根公演2021年11月23日(火・祝) 島根県民会館 大ホール・山口公演2021年11月25日(木) 山口市民会館 大ホール・熊本公演2021年11月28日(日) 熊本県立劇場演劇ホール・広島公演2021年11月30日(火) JMSアステールプラザ 大ホール・愛知公演2021年12月4日(土)・5日(日) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール主催・製作:(株)M&Oplays
2021年07月20日「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」こう発言したのは、立憲民主党の本多平直衆議院議員(56)。5月10日に同党法務部会のワーキングチームが、刑法の性犯罪規定を見直す議論を行なった際に述べた言葉だ。この出来事を最初に報じたのが6月4日の産経新聞。3日後の7日に冒頭の発言主が本多氏だと判明した。各紙によると、外部講師が、性行為への同意を判断できるとみなす年齢を「現行の13歳以上から中学卒業後の16歳に引き上げるべき」と主張。すると本多氏が冒頭のように反論し、「成人と中学生が恋愛関係になるのはあり得る。罰するのは望ましくない」とも述べたという。この発言が物議を醸し、本多氏は7日夜に謝罪コメントを発表。「刑事処罰の議論では、限界事例についての検討や、特異な例外事例の存在など緻密な検討が必要だと考えました」と釈明し、そのうえで「私の発言は、例外事例としても不適切であり、おわびして撤回いたします。誠に申し訳ありませんでした」と陳謝した。■枝野氏、蓮舫氏らはダンマリ……そんななか本多氏の処分についても、波紋が広がっている。各紙によると、ワーキングチームの座長・寺田学衆議院議員(44)は7日、記者団に向けて「発言したとみられる議員本人から『そのようなことを言ったという正確な記憶はない。ただ、もし発言していたとしたら、伝えたかった真意ではなく、撤回したい』と説明があった」とコメント。撤回の申し出を理由に、冒頭の本多氏の問題発言は記録から削除したという。また同党の福山哲郎幹事長(59)は7日午後、記者団に向けて「議論の中での話であり、本人が『その言葉については言い過ぎで撤回する』と言っているので、それで良いのではないか」と“擁護”し、氏名を公表しない意向を示していた。問題発言をした張本人が本多氏だということが公になると、福山氏は本多氏に「口頭で厳重注意した」と発表するにとどまるのみだった。「本多氏が自ら名乗り出るまで、寺田氏も『誰が話をしたかは福山幹事長含め、判断をいただくことだと思う』と記者からの質問をはぐらかしていました。また同党代表の枝野幸男氏(57)や蓮舫氏(53)、辻元清美氏(61)もこの件について触れていません。なかでも蓮舫氏といえば、菅義偉首相(72)や与党議員の発言についてTwitterで舌鋒鋭く批判することで知られています。例えば19年5月に自民党の桜田義孝議員(71)が『子どもを最低3人くらい産むように』と発言した際も、《論外》や《だめだ。朝から嫌な気持ちがおさまらない》などと連投ツイートするほどでした。今回の“ダンマリ”は、身内贔屓のようにも受け取られかねません」(全国紙記者)問題発言をした議員名を非公表にしようとし、口頭での厳重注意だけで済ませるなど、幹部の“大甘処分”に疑問の声が上がっている。《立憲民主党は身内に甘すぎないか?》《身内の議員の失言だと厳重注意で済む程度の甘さなんですか、政府与党が失言する時は平気で議員やめろコールなのに》《他党に厳しい蓮舫さん、今回のは自党でも厳しく追及された方がいいかと。発言取り消すで終わる問題ではないですのね?あなたがいつも言っていたセリフを思い出してください》
2021年06月08日株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)は、『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』を2021年4月12日(月)に発売します。『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)本書は、整理収納コンサルタントの本多さおりさんが、収納に関する悩みを持つお宅を訪れ、ちょっとした収納の工夫で今の暮らしを快適に変えるテクニックを紹介する、対談形式の実用書です。本多さんが訪れたのは、「荷物が多すぎる」「片付けが苦手」「今あるモノを活かしきれていない」など、“収納あるある”なお悩みを持つ、一人暮らしからファミリーまでの5軒です。本多さんのアドバイスに合わせて収納していくと、ちょっとした工夫で乱雑な部屋が快適な空間へと大変身!新たな収納グッズの購入に頼らない本多流収納法で、新年度を快適な部屋でスタートさせてみてはいかがでしょうか。リノベーションした著者の自宅も公開!タメになる工夫が満載!身の回りを快適にすることに、もっと貪欲になってみませんか?まずは何かを「変えてみる」ことで、暮らしはもっと良くなるはず。手を動かしてみるとアイデアが生まれます。著者:本多さおり取材&出演可能です!プロフィール:生活重視ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求。夫、長男(5歳)、次男(3歳)の4人家族。2019年、中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーション。本書収録の、本多さおり流収納法の一例をご紹介します!『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』定価:1540円(税込)発売日:2021年4月12日今の暮らしを快適に変える収納レッスン企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年04月22日TOPICS・人気Vlogger、インスタグラマー、暮らしの達人が9名登場!・書籍初登場の人気Vloggerに注目。・大切にしていること/新しい習慣/家の整え方/ずっと好きなもの/癒しの家時間/私のこだわり/など、カテゴリーごとの紹介でわかりやすい。・この書籍のために作られた特典動画が見られるQRコードつき。『自分らしく暮らす人の「家時間」』Amazon販売ページへ今だからこそ知りたい! 暮らし上手な人たちの「家時間」の過ごし方。新型コロナウイルスの影響により、家で過ごす「家時間」が生活の多くを占めるようになった人も多いのではないでしょうか。その過ごし方の大切さも、さらに増しているように感じます。そこで、お手本にしたい素敵な方々に、「家時間」についてお伺いしました。変わらずに大切にしたい好きなことや好きなものはそのままに、新しい習慣や、新たに手に入れたものなど、ちょっとした変化についてもインタビュー。気軽に試せる、等身大の暮らしのアイデアが満載です。後藤由紀子さん好きなこと、好きな食事、お気に入りの服。自分の機嫌は、自分でとることにしてます沼津市にて器と雑貨のお店「hal」を営む後藤由紀子さん。等身大で、家族を第一に考えた暮らしが、幅広い世代から共感を集め支持されています。新しい習慣こんな状況だからこそ、きちんとおしゃれすることを心がけています家にいる時間が今まで以上に長くなり、おしゃれして出かける機会は減っています。でもこんな状況だからこそ、いつもよりきちんとおしゃれを心がけるようになりました。家の中でのんびりしているときでも、お気に入りの素敵な服に着替える。気に入ったものを身につけるとそれだけで気分が上がるし、ご機嫌になれます。店舗へ行って服を買うことはなかなか難しいので、通販サイトを積極的に利用しています。トレンドもののニットを買ったり、下着を新調したり。好きな色やテイストはある程度わかってきていますが、ときには新しい発見や冒険も。いくつになっても、おしゃれは楽しいです。始めたことYouTubeチャンネルを開設。「まさか私が」と思いつつご縁に感謝しています2020年9月から始めたブイログ。まだ手探りですが、沼津暮らしの様子を公開しています。以前から「動画向きだから始めてみたら?」と勧められることが多かったのですが、機械に弱い私。友人がたまたま編集できる方を紹介してくれたので、挑戦することにしました。撮影は私がやり、編集や文字入れ作業はお願いしています。遠方の方ともつながることができ、いろいろなご意見をいただくので面白い!撮影も楽しめています。本多さおりさんもののありか、やるべきこと。「わかっている」ことで、時間に追われず自分らしくいられます整理収納コンサルタントの本多さおりさん。日々の生活を重視し、暮らしやすくムダのない収納を提案するスタイルで人気を集めています。ふたりの小さい息子さんの育児中。新しい習慣中古マンションをリノベーション。暮らしを再構築しました。コロナ禍の最中に、新しい住まいでの暮らしが始まりました。個室を設けず、ほぼすべてがリビングダイニングとつながる回遊型の間取りです。この間取りに決めた理由は大きく2つ。ひとつは家事をラクに、効率よく進めるためです。洗面台、洗濯機、キッチンが並んでいて、キッチンから洗濯物を干すベランダまで一直線。行ったり来たりの動きを最小限にし、同時進行で家事をこなすことができます。もうひとつの理由は、家のどこにいても子どもたちと近い距離で過ごせそうだから。子どもは畳でのびのび遊べるし、私は家事をしながら子どもを見ることができます。我が家は、今は「子どもと一緒」を優先する期間。子供部屋が必要になれば、そのときに考えようと思っています。新しい習慣家から半径数kmにある幸せを見つけ出していますもともと我が家はお出かけ大好き一家。コロナ以前は県をまたいで毎週末のように外出していましたが、それができない状況で、地元のよさを発掘できたのはむしろよかったなと思っています。外遊びグッズも充実し、春夏は毎週のように夫と子どもたちでザリガニ釣りに出かけていました。「あそこの空き地に四つ葉のクローバーとてんとう虫がいっぱいいるよ」など、子どもが喜ぶ情報や外遊びスポットをママ友と共有できて遊び方もグンと広がりました。『自分らしく暮らす人の「家時間」』めまぐるしい日々の中、できるだけ機嫌よく、そして心おだやかにすごすための日々の生活のヒントをぜひ探してください。登場者(掲載順)・後藤由紀子さん(hal店主)・本多さおりさん(整理収納コンサルタント)・小堀紀代美さん(料理研究家・LIKELIKEKITCHEN主宰)・「暮らしのつづり」さん(Vlogger)・「実家の古民家にひとり住む」タエコさん(Vlogger)・「rioko’sliving」さん(Vlogger)・yuri___1115さん(インスタグラマー)・cata_coto_さん(インスタグラマー)・「nekoniwa」さん(Vlogger)書誌情報タイトル:自分らしく暮らす人の「家時間」編者:主婦の友社定価:本体1400円+税仕様:A5判、144ページ発売:2021年2月27日ISBN:978-4074471492Amazon販売ページはこちら本書に関するお問い合わせ先【主婦の友社広報窓口】株式会社C-パブリッシングサービス広報宣伝部TEL:03-5403-4320(直通)MAILpr★c-pub.co.jp★を@に変換してお送りください企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年03月12日“休む”“リラックスする”“空間を楽しむ”…。長い時間を過ごすパーソナル空間を、もっと心地よく改善したい!少しの工夫でもっと快適に、生活環境を整えるアイデアを集めました。“過ごしやすさ”は創れます!半径2m空間の整えかた。“いいもの”にこだわっていつもの自宅を快適に。「私が思う快適な空間とは、モノがすっきりと整理されていて、どこに何があるかがわかる状態のことです。そのためにも、自宅のリラックススペースに置くアイテムは、本当に『心地いい』『使いやすい』と思うものだけを厳選することが大事です」(整理収納コンサルタント・本多さおりさん)空間を整えるプロが指南する、寝室で心地よく過ごすコツとは?素敵なアイテムとともにご紹介します!心がほっと落ち着けるシンプルな寝室が理想。「10年ほど前、宿泊した旅館の布団の寝心地の良さに驚き、『眠ることってこんなに幸せなんだ』と気づいたんです。それ以来睡眠の質を上げるため、寝具はもちろんパジャマや小物にもこだわるようになりました」(本多さん)本多さんが理想とする寝室は、シンプルで心が落ち着く空間。「眠ることが目的なので、モノはなるべく少ないのが理想。目に入る情報を減らすため、インテリアは白を基調としています。寝具はある程度値段が張っても、健康への投資だと思って質のいいものを。直接肌に触れるパジャマやシーツ類は、肌触りやお手入れのしやすさも重要なポイントです」敷布団を畳む発想で、寝室を有効活用。ひとり暮らしの限られたスペースを占領しがちなのがベッド。「“ベッドを置く”という発想をやめ、折り畳み式のマットレスにすれば、コンパクトに収納できて省スペースに。いいものはそれなりに値が張りますが、1日でも長く使うために、早く投資するほうがお得です」ムアツふとん2フォーム100 三つ折りタイプ セミダブル グレー(昭和西川)独自の凹凸構造が体全体を均等に支え、理想的な寝姿勢をキープ。使わない時は、風通しの良いところに立てかけておくだけでOK。「初めて使った時、あまりの心地よさに衝撃を受けました。側地はポリエステル素材で丸洗いできるのも嬉しい」。9×120×200cm¥75,000(昭和西川 TEL:0120・711・033)上質素材のパジャマは気分が上がるデザインで。快適な睡眠に欠かせないパジャマは、素材とデザインにこだわりを。「綿や麻など、肌当たりがさらっと快適で、通気性にも優れた天然素材のアイテムを選んでいます。寝室全体がシンプルなぶん、パジャマは少し可愛いものだったり、気分が上がるデザインを取り入れて」写真左:シャツドレス、パジャマパンツ(スリーピー・ジョーンズ) 右:パジャマセット(ボッコ)左・コットン100%のギンガム柄パジャマ。ロング丈のトップスはガウンのように羽織っても。シャツドレス¥22,000パジャマパンツ¥16,000(共にモットハウス・トーキョー TEL:03・6325・2593)右・ふんわりとしたパイル生地が極上の眠りをお約束。¥28,000(ゴウ インク TEL:03・3402・3753)ポータブルなランプで気持ちも睡眠モードにスイッチ。穏やかに睡眠モードに入るため、寝室の明かりは備え付けの照明ではなく、脳をあまり刺激しない間接照明にするのがおすすめ。「充電式のポータブルランプだと、気軽に持ち運びができて便利です。できれば調光ができるものを選び、だんだん暗くしていくと入眠しやすくなります」左:ランプ Siiri(マジス) 中:パンテラ ポータブル(ルイスポールセン) 右:ザ・ランタン(バルミューダ)左・鳥モチーフが愛らしい。¥49,000(MoMAデザインストア 表参道 TEL:03・5468・5801)中・半球型のシェードが優しい光を拡散。¥26,000(ルイスポールセンジャパン TEL:03・3586・5341)右・暖色や温白色に、自在に調光。¥13,800(バルミューダ TEL:0120・686・717)こっそり香るアイテムが心地よい眠りに誘う。心地よい空間を作るには、香りの演出も大事。「就寝前につけるハンドクリームやリップクリームは、寝る前のリラックスタイムを想像して、なるべくナチュラルな香りのものを。お気に入りの香りがあると、それだけで精神がリラックスできるので、眠りの質もアップするはず」左:インセンス YAKUSHIMA(アスティエ・ド・ヴィラット) 中:リップクリーム(スアヴィナ) 右:ハンドクリーム(カマルドリ)左・神秘の森、屋久島の自然を表現した、瑞々しい大地の香りのお香。¥6,200(エイチ・ピー・デコ TEL:03・3406・0313)中・シトラスの香りとメントールの爽やかさが心地いい。¥800(ドワネル TEL:03・3470・5007)右・すずらんとプロポリスの甘い香り。¥3,200(ドワネル)パシーマキルトケットダブル¥9,000(龍宮 TEL:0943・75・3148)ピローケース クラシックス¥8,000フラットシーツ クラシックス シングル¥20,000デュべカバー クラシックス シングル¥27,000(以上リベコ/ティーエルビーホーム TEL:03・5491・3585)花柄のクッション¥4,500(アスター)ブランケット¥24,000(ラプアンカンクリ)時計¥8,400(セラモントハプトン) 以上タイトルズ TEL:03・6434・0421下に敷いたトレイ クラシックプラットフォーム21cm¥10,000(ジョン ジュリアン/ドワネル)インセンスホルダー¥13,000(アスティエ・ド・ヴィラット/エイチ・ピー・デコ)その他はスタイリスト私物本多さおりさん整理収納コンサルタント。“生活重視ラク優先”を信条に、雑誌やwebなどで活躍。新刊『暮らしをまわす―ためず、まよわず、よどみなく―』(エクスナレッジ)が発売中。※『anan』2021年3月17日号より。写真・上澤友香スタイリスト・荻野玲子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2021年03月10日「劇場の灯を消すな!」第3弾が、 宮藤官九郎と細川徹が演出する本多劇場編に決定した。「劇場の灯を消すな!」は、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、 公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、 WOWOWによる演劇プロジェクト。 第3弾は、 宮藤官九郎と細川徹を総合演出に迎え、 「劇場の灯を消すな!本多劇場編 特ダネ!皆川スポーツ in 演劇とパンケーキの街、 下北沢。 宮藤官九郎と細川徹責任編集」を制作することが決定した。番組内容の一部も明らかとなり、 『皆川スポーツ』の中学生記者、 皆川敏美による本多劇場の劇場案内や、 小泉今日子と皆川猿時による朗読劇が展開される。 さらに、 今回の企画決定に併せて、 本多劇場チーフ・大岩正弘氏からコメントが寄せられた。●本多劇場チーフ 大岩正弘コメント前代未聞の事態に困り果て、 右往左往してみるも、 結局は「沢山のお客様に来てもらいたい」というシンプルな、 そして昔から変わらない思いだけが炙り出されてきた、 この数カ月でした。お客様をお迎えする場所を守る。 演劇人たちが自由に表現する舞台を守る。 38年前に個人で劇場を作った本多一夫の思いに立ち返ることが出来たと、 憎きコロナ禍もプラスに考えてみましょうか。本多劇場と大人計画、 鬼に金棒だと自負させていただき、 「劇場の灯を消すな!本多劇場編」にワクワクしています。■番組情報劇場の灯を消すな!本多劇場編特ダネ!皆川スポーツ in 演劇とパンケーキの街、 下北沢。 宮藤官九郎と細川徹責任編集9月26日(土)午後3:00 [WOWOWライブ] [WOWOWメンバーズオンデマンド]総合演出:宮藤官九郎、 細川徹<放送内容(一部)>『皆川スポーツ』の中学生記者、 皆川敏美による本多劇場劇場案内出演:皆川猿時朗読出演:小泉今日子、 皆川猿時収録場所:本多劇場公式サイト:
2020年07月27日本多劇場グループ PRESENTS『DISTANCE』のソーシャルディスタンス囲み取材が1日に東京・本多劇場で行われ、本多劇場グループ総支配人の本多愼一郎、本多劇場グループ代表の本多一夫、永島敬三、井上小百合、入江雅人、企画・脚本・演出の 川尻恵太、御笠ノ忠次が登場した。今回の取材は同グループが、1日より営業を再開することから実施。コロナウイルス感染の危険性が未だある中、劇場の活動再開 第一弾として、1日〜7日の1週間、ひとり芝居の無観客生配信を毎日 日替わりで行っていく。井上小百合、入江雅人、伊礼彼方、柄本時生、小沢道成、片桐仁、小林顕作、近藤芳正 清水宏、鈴村健一、永島敬三が出演する。この日は「ソーシャルディスタンス囲み取材」として、取材陣はマスク+フェイスシールド、検温、手指の消毒を施し、座席も1〜2席ずつ離した上で席と席の間に衝立を設置された状態に。さらに登壇者たちも距離を保った上で取材に応えることになった。すでに配信を終えた役者陣は、「客席にお客さんがいないのは寂しいなと思ったんですけど、配信の向こうでいろんな想像力を使って見てくださったと思っていた」(永島)、「本当に楽しかったです。こういういろんなことが苦しい状況の中、本多劇場の舞台に立てたということが自分の人生にとって大きな出来事になるだろうなと思っていたんですけど、ただただ楽しんでしまった」(井上)、「演劇というものはなかなか敷居が高いので、こういう配信の形で日本中の人が見れる環境があるので、面白いと思って劇場に足を運んでくれたら、いいんじゃないかなと思います」(入江)とそれぞれに振り返る。井上は改めて「真っ暗の客席を見ながら、今までお客さんが見てきてくれたことが、どれだけありがたかったことかというのをすごく実感しました」と感謝し、「今皆さんがいろんな気持ちを背負いながら生きてる状況だと思うんですけど、それでも誰かと泣いたり笑ったりして生きていきたいなって思う貴重な時間でした」と語る。一人芝居も初めての上、稽古も極力リモートという状況で、「今までの舞台だったら何ヶ月もかけて舞台を作っていくというやり方をしてたので、初めてづくしで、大丈夫kなあという部分があったり、一昨日くらいに友達の前で号泣して」と告白。「『これ面白いよ』と気を紛らせて映画を見せてくれたんですけど、それが面白くなかったから余計に泣いた」と笑わせつつ、「確実に自分が成長したのを実感できましたし、もっと挑戦していきたいなと思いました」と意欲を見せる。号泣の理由については「セリフが詰まったら全て自分のせいだし、誰もフォローしてくれないし、今までは舞台上に何人かいたのにたった一人で立つのが未知だったので、よく分からなくて泣きました」と明かした。総支配人の本多愼一郎は、「やっと今日演劇を見れた、その一言です。何も言うことはありません」と感無量の様子。「みなさんに感謝しかないです。やはり劇場というのは常にいろんな人が集まっていろんなことを集まって創作する場所」「1日でも早く集まっていただいて、演劇活動を再開できるようにと思って今日までやってきました」と心境を吐露する。「最初は無観客から始めまして、少しずつお客様に来ていただけるような環境を作りながら、いつかはわからないですが、100%のお客様を入れられるまで安全対策を行いまして、経営をしていきたい」と指針を示し、「生で演劇を見るという価値は今後とも変わらないですし、今回の配信が今後収入面でサポートしてくれる形になる」と新たな展開にも希望を見せた。
2020年06月02日6月の新刊は、人気モデル・香菜子さんの心豊かになるフォトエッセイから、有元葉子さんの美しいレシピ本、簡単パンレシピ本、本多さおりさんの新刊や子どもの片付け本まで、家にいる時間を豊かにしてくれる6冊をご紹介。心地いい暮らしで、日々をリフレッシュしよう!ママにおすすめの新刊_01『毎日、無理なく、機嫌よく。』香菜子人気モデルでデザイナー、そして母でもある香菜子さんの心を豊かにしてくれる“生き方のヒント”をまとめたフォトエッセイ。時間に余裕がなく、イライラして疲れる日々から抜け出すための小さな工夫がいっぱい。「うまくいかないときはゆっくり動く」「モヤモヤしたら紙に書く」など、無理なくできるシンプルな選択で、日々が楽になることを気づかせてくれる。『毎日、無理なく、機嫌よく。』香菜子/すばる舎ママにおすすめの新刊_02『この2皿さえあれば。』有元葉子雑誌『eclat』に連載中のレシピを一冊にまとめたレシピ本。人気料理研究家・有元葉子さんが作り続ける「この2皿さえあればいい」という秘蔵レシピをまとめた永久保存版。「今晩何作ろう?」という悩みを解決してくれる、シンプルながら目にも美しい料理の数々は作りたくなること必至。有元さんのセンスあふれるスタイリングやエッセイに、心も豊かになるはず。『この2皿さえあれば。』有元葉子/集英社ママにおすすめの新刊_03『ありこんだて―arikoの、今晩なに作る?』arikoインスタグラムのフォロワーは14万人以上、女性誌の編集・ライターとして活躍するarikoさんの新刊は、雑誌『HERS』に連載された2年分・106のレシピをまとめた本。“はじめての献立”をテーマに、毎日ひとつのお題を決めて献立を決めていくarikoさん流献立テクニックは必見。お気に入りの調味料や調理道具も、参考になること間違いなし。『ありこんだて―arikoの、今晩なに作る?』ariko/光文社ママにおすすめの新刊_04『世界一ズボラなBOXパン!』斎藤ゆかり「家庭でも失敗しないパン作り」をテーマにパン教室を開講する、ブレッドクリエイター斎藤ゆかりさんによる簡単パンレシピ。コンテナの中で混ぜて、置いて、3分レンジでチンしたら完成。世界一簡単なBOXパンは、ふわふわでもちもち。毎朝のパンからお食事パン、おやつパンまで、全50レシピを紹介。パンを焼くハードルを一気に下げる画期的なパン本。『世界一ズボラなBOXパン!』斎藤ゆかり/ワニブックスママにおすすめの新刊_05『家事がとことんラクになる 暮らしやすい家づくり』本多さおり整理収納コンサルタント・本多さおりさんの新刊は、5年かけて探した理想の中古マンションをリノベーションした新居を初公開。65㎡で家族4人暮らし、家事がしやすい工夫とアイディアが詰まった住まいは見ごたえ満点。さらには、5組の家族の家にクローズアップ。賃貸or購入、マンションor戸建て、理想の“家”のあり方を考えるきっかけになる一冊。『家事がとことんラクになる 暮らしやすい家づくり』本多さおり/PHP研究所ママにおすすめの新刊_06『子どもが片づけしたくなる104のアイディア』小堀愛生整理収納コンサルタント、親・子の片づけマスターインストラクターとしても活動中の著者“こぼめぐ”こと小堀愛生さんによる子どものためのお片づけ本。「ものの定位置を作る」「役割をつくる」など“6つのルール”を元に、子どもが片付けやすい収納や子育てのルールを指南。子どもが書いた絵の飾り方やおもちゃの処分時など、今すぐ真似したくなるテクニックが満載!『子どもが片づけしたくなる104のアイディア』小堀愛生/文化出版局「新作絵本」今月おすすめはこちらedit&text/Yukiko Takeda
2020年06月01日小さな賃貸のクローゼット。すぐいっぱいになってしまうという方に。気をつけたい「収納のルール」をまとめてみました。実際のインテリア事例を参考に、ぜひシンプルライフをスタートしてみてください。 「さっと取り出せる」量だけを持つクローゼットや食器棚、冷蔵庫など。入る分だけ、100%ぎちぎちに詰め込むと、探すのも一苦労でストレスが溜まっていきます。おすすめは、収納力全体の「6〜8割まで」の量だけにとどめること。さっと取り出すのも、片付けるのもびっくりするほど楽になって、驚きますよ。 こちらは、整理収納アドバイザーの本多さおりさんのお部屋。家族3人暮らしでオンシーズンの衣服はこれだけという少なさ(捨てるモノ、しまうモノ。本多さおりさんに聞く「シンプルに暮らすコツ」) 「買い足す」のではなく、「買い換える」家具や洋服などを買うときに心がけたいのは、新しく買ったら、今まで使っていたものをひとつ、減らすこと。特にお引越しの最初には、2人が持っていたものを寄せ集めると「足りないもの」にばかり目がいってしまいがちですが、思い切って、新しい部屋、新しい暮らし方に合わせて、家具はすべて買い換えてしまうのも、すっきりと暮らすにはおすすめです。大事に使っていたものは、意外に高値で買い取ってもらえることも多いです。古着買取や、リサイクルショップなどを上手に活用しましょう。 持たない暮らしを徹底している中村さんの部屋。引っ越すときに、部屋に合わせてほとんどの家具は買い換えているそうです(東京、ワンルームで持たない暮らし。男性Webエンジニアの部屋) 収納スペースを増やさない物が多くて入りきらないときには、新たに収納する場所を増やすのは避けましょう。収納するスペースが増えれば増えるほど、なぜか荷物の量も同じだけ増えていってしまうものです。入らなくなったときは、見直しのチャンス。不必要なものを整理するようにしましょう。 小さな1Kに暮らす越智さんの部屋。大きな収納は備え付けのクローゼットとベッド下のみ。とてもすっきりしてます。(すっきりしているのにマニアック!ベンチャーで働く若手女性の部屋) すべてオープンにしてみるクローゼットの奥や、食器棚の奥など、死角になっている場所には、どんどん「死蔵品」が溜まっていきます。壁にかけたり、扉をとりはずしたりして、すべてのものに目が行き届く仕組みを作ると、自分が持っている物の量が把握でき、不思議と部屋が片付きます。 UR×無印良品の団地に暮らすplus9さんのお部屋は、収納のほとんどがオープンで、入っているものがよくわかります。(UR×無印良品の団地に住む。plus9さんのシンプルで機能的な暮らし) *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年01月08日狭いお部屋の家具配置アイディア集狭くても諦めない。賃貸、間取りのチョイスと家具配置の実例まとめ 今までにグッドルームで取材させてもらったお部屋を中心に、間取り別の家具配置の実例をまとめます! この記事を読む*狭いリビング・ダイニングを活用する方法を教えて! LDKがどうにも狭くて、落ち着く空間が作れない……そんなお悩みに、インテリア実例をもとにアイディアを紹介します。 この記事を読む*一人暮らしでも「ソファ」を置きたい。ソファのある1K・ワンルームインテリアまとめ 1K・ワンルームのお部屋の家具選び。床に座ったり、ベッドに座ったりもいいですが、家に帰ってきて「ほっ」と落ち着く場所を作るなら、お気に入りのソファを置くのもオススメ。でも、どんな配置にしたらいい?1K・ワンルームのお部屋でも工夫してソファを置いているインテリア実例をまとめました。 この記事を読む*使えるアイテムや、家具選びのアイディア集ワンルームでも広く見せるコツって? 家具・インテリア選びの5つのルール お店でつい衝動買いしてしまうことってありませんか?自分の中で、思い描く全体像と買い物のルールを決めて、「この条件のものしか買わない」と心に誓ってからお店へ行くと安心ですよ。少しでも広く見せるために誓うべきルールをまとめてみました。 この記事を読む*狭いキッチン、どうやって使ってる?料理好きさんの工夫まとめ たくさんのひとり暮らしのキッチンを見せていただきましたが、私が言えること、それは、「狭ければ狭いほど、たくさんの工夫が詰まってる!」ということ。料理を楽しむための工夫をまとめてみました。 この記事を読む*賃貸の小さなクローゼット収納。ごちゃつかずに整頓する方法を教えてください! 賃貸のワンルーム。収納が少なすぎて、やっぱり足りない!そんなお悩みありませんか?おしゃれなインテリア実例の中から「クローゼット」に注目して、アイディアをピックアップしてみました。 この記事を読む*増え続ける趣味のモノや、子どものおもちゃ……どうやって収納したらいいですか? 家族での暮らしをスタートすると、思った以上にモノが増えてつい喧嘩になったりしますよね。小さなスペースでも、工夫とアイディアで大事なものをしっかり収納しているインテリア事例をまとめてみました。 この記事を読む*一人暮らしのテーブルやデスク、どうしてる? DIY実例まとめ 自分のお部屋にぴったりサイズのテーブルやデスクなら、DIYするのもおススメ!上手にスペースに合わせてテーブルやデスクをDIYしている事例をまとめてみました。 この記事を読む*小さなお部屋のシンプルインテリア実例すっきりしているのにマニアック!ベンチャーで働く若手女性の部屋 グッドルーム新卒2年目の越智さんの部屋を訪問。爽やかな部屋のそこかしこにある、ややマニアックなアイテムにも注目です。 この記事を読む*狭くても楽しく暮らす。小さなワンルームのインテリア 小さな空間ながらたくさんのアート作品が素敵に飾られているIさんのお宅におじゃましました。 この記事を読む*お手本にしたい、すっきりして見える部屋づくり。Hill さんの、シンプルスタイル 1Kマンションに暮らす、Hill さんのお部屋。小さくても広く見えるお部屋には工夫がいっぱい。シンプルスタイルの秘訣をお聞きしました。 この記事を読む*捨てるモノ、しまうモノ。本多さおりさんに聞く「シンプルに暮らすコツ」 整理収納アドバイザーとして活躍する、本多さおりさんに、「シンプルに暮らすコツ」きいてきました。 この記事を読む *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年10月28日普段何気なく使っているアプリ。スマホの画面だけを見ていると忘れてしまいそうですが、アプリの中のアイデアは、たくさんの人たちによってつくられています。そこで「アプリの中だけではなく、商品や人に直接触れあって情報を提供できる機会を作りたい!」と思った暮らしのアイデアを届ける私たち。『LIMIA』をはじめ、美容メディア『ARINE』、料理動画メディア『moguna』は、リアルへと飛び出し、イベントを開催しました!今回も大盛況!交流イベントを開催しました♪開場後、続々と集まってきている様子です。2019年9月28日(土)、暮らしのメディア『LIMIA』を運営するリミア株式会社、美容メディア『ARINE』と料理メディア『moguna』を運営するグリーライフスタイル株式会社は、『グリーメディアインフルエンサーmeetupvol.3』を開催しました!今回で3回目となるイベントは、3つのステージ、表彰式、集合写真、さまざまなトレンド商品を実際に手にとって体感できるブースという構成。なんと今回は、3メディアの約150名のユーザーの方々が参加してくださいましたよ。コンテンツ1:「練り物」でつくるハロウィン&デコ弁レシピ料理家・フードコーディネーターの西田朱里さんスペシャルコンテンツ1つめは、〔株式会社かね貞〕の企画『ハロウィン&デコ弁練り物レシピ』です。料理家でありフードコーディネーターの西田朱里さんが、練り物をつかったデコ弁とハロウィンにピッタリのちくわのアレンジを教えてくださいました!このお弁当も、西田さんの手作り。ちくわがお花の形になっていたり、うずらの卵と一緒にひよこになっていたりと、食べるのがもったいないくらいかわいい!西田さんによると、きれいなお弁当の盛り付け方のポイントは、「見栄えが良い色」「盛り付ける順番」「おかずを意識して置く」ことなんだそう。会場のみなさんも写真を撮りながら、真剣にお話を聞いていましたよ♪コンテンツ2:朝ごはんを楽しみに起きる毎日を!Good Morning Japan 主宰 赤埴奈津子さんスペシャルコンテンツ2つめは、〔株式会社葉山社中〕さんの企画『ボニークでつくる朝食の楽しみ方』。GoodMorningJapan主宰の赤埴奈津子さんが登壇しました。特技は早起きという赤埴さん、低温調理器の《ボニーク》を使って、『1日がわくわくする、食べたくなる朝食』を実演してくださいました。低温調理器《ボニーク》は、お肉は旨味を残して調理できたり、野菜は食物繊維を破壊せずにゆでられたりと良いこと尽くし。でも、一番ユーザーさんたちが頷いていたのは「手間がかかりそうなメニューもほっとくだけで良い」というところ。コンテンツが終わったあとは、商品ブースにユーザーさんが集まりいろいろな質問が飛び交っていました。お料理と一緒に♪笑顔がとっても素敵です!コンテンツ3:良い収納ってなんだろう?スペシャルコンテンツ3つめは、整理収納コンサルタントの本多さおりさんによるトークセッション『良い収納って?片付けがつづく収納のつくり方』。LIMIAでも大人気の整理収納術。きれいに収納できたと思ってもなんとなく「使いづらいかも……」と感じることってありますよね。その理由を本多さんがわかりやすく説明してくれましたよ♪本多さんが教えてくださったのは、「収納する」「片付ける」の前にやること。重要なのは、片付ける前に「整理する」ことなんだそう。つまり、持ち物を把握して分類することです。それでも使いずらい、片付けにくいと感じたら仕組みを見直すのがポイントなのだとか。本多さんが悩みに答えている場面では、頷きながらメモをとっている方や「そうなんだ〜!」と驚いている方もちらほら。スッキリ暮らすのに欠かせない収納・片付け術はまだまだ皆さん興味があるみたいですね♪インフルエンサーさんたちと一緒に♪お部屋をトータルコーディネート!クライアントセッションとして、〔モダンデコ株式会社〕の商品企画プランナー徳永さんが登壇。商品の説明やコンセプトをお話してくださいました。まるでお部屋の一部のようなブースは、ホワイトが基調になったナチュラルな雰囲気。このブースにある商品はほとんど〔モダンデコ〕のもの。北欧風、ヴィンテージ風など、いろいろなテイストを楽しめる豊富な商品ラインアップが魅力です。今ではスタンダードになりましたが、家電に木目調をとり入れはじめたのは〔モダンデコ〕なんだとか!お花から勉強机まで!?興味を掻き立てる商品ブース♪〔サントリーフラワーズ株式会社〕の《プリンセチア》はパッと目を引く色合いが魅力的。華やかなブースには、写真を撮ったり、真剣に花の説明を聞く姿が。「自分の家に飾るのも良いけれど、贈り物にもしたい」とお話してくださったユーザーさんもいましたよ。お花を見ると、みんな笑顔になっていく様子が印象的なブースでした。〔サントリーフラワーズ〕のお花で、生活に潤いと笑顔をもたらしてくれる「花のある暮らし」を楽しみませんか♪【インテリア】こんなに変わる!花を暮らしに取り入れるおしゃれアイデアこちらは〔株式会社オカムラ〕の学習机《K-MODELII》と、正しい姿勢をサポートする多機能なイス《テクノキッズチェアステラ》。どちらも姿勢・効率・集中力をサポートしてくれる優れものなんです。《テクノキッズチェアステラ》に実際に座ってみたところ、スッと背筋が伸びる感覚がなんとも気持ち良い……。これは子どもの頃にあったらもう少し成績が良かったかも?と思ってしまいました。参加していたユーザーさんのお子さまもスッと背筋が伸びています。デスクの傾斜天板によって首の角度と頭の位置が改善されて勉強しやすそう。お母さんに買ってもらえると良いね。こんなに小さなお子さんも、夢中でドリルをやろうとしています。この集中力を見せつけられたら、買ってしまいそうですよね……。〔株式会社オカムラ〕の勉強机には、インテリアなじむデザインのものも大人気。カタログを見ながら子どもと話している姿がとてもほほえましかったです。学力に差がつく!?子どもの成長に合わせて正しい姿勢で座れる回転イス家の中で毎日使う場所、トイレ。そんなトイレの掃除に関するお悩みを解決してくれる商品が〔株式会社サンコー〕の《おしっこ吸う~パット》です。はるばる和歌山から「おしっこ吸う~パットマン」が来てくれましたよ!大人から子どもまで大人気でした!実はトイレで一番汚れやすいのが便器と便座の間から漏れるおしっこの汚れ。《おしっこ吸う~パット》は、便器と便座の隙間に貼って使います。隙間をパットで塞いでおけば、汚れたらサッと取り替えれば良いだけ。正義のヒーロー、おしっこ吸う〜パットマンに引き寄せられたみなさんも、掃除の時短アイテムに興味津々の様子でした。ちょっと怖かったかな……?トイレ掃除の救世主♪便利アイテムでラクしてキレイを叶えよう!今回は、サプライズで表彰式も♪『LIMIA』『ARINE』『moguna』の3つのメディアは、いつもたくさんの方々にご協力により支えられています。そんな日頃の感謝を込めて、貢献していただいた方々を表彰させて頂きました。みなさん、いつも本当にありがとうございます。これからもWebからリアルへ飛び出します♪第3回目の開催となった『グリーメディアインフルエンサーmeetupvol.3』。ユーザーさん同士も顔なじみが増え、交流も深まっている様子でした。また、暮らしに役立つ商品を手にとって触れてもらうことで、企業さまとユーザーさんの間でも会話が生まれ、始終なごやかな空間が広がっていました。そして最後には恒例の集合写真。たくさんの笑顔が生まれたイベントは、こうして幕を閉じました。グリーメディアでは、ユーザーのみなさんの暮らしがより楽しく快適になるように、メディアでの発信や交流だけではなく、直接体験できる機会をつくっていきます。今度もイベントは継続して実施する予定ですので、お楽しみに!次はあなたの暮らす街に訪れるかも!?・株式会社かね貞・株式会社葉山社中・モダンデコ株式会社・大塚製薬株式会社・株式会社オカムラ・サントリーフラワーズ株式会社・株式会社サンコー・ステラシード株式会社・Dr.わかば株式会社・ののじ株式会社・株式会社ランクアップ
2019年10月10日8月7日に東大和市で開幕し、関西や九州、東北を巡って好評を博してきた舞台が、いよいよ東京・下北沢の本多劇場で本日8月28日に幕を開ける。渡辺えり率いるオフィス3○○(さんじゅうまる)の『私の恋人』。小説家・上田岳弘による三島由紀夫賞受賞作を、脚本・演出を手がける渡辺と、新進気鋭の作曲家・三枝伸太郎が音楽劇へと紡ぎあげた。主な出演者は、のん、渡辺、そして小日向文世の3人。30もの役柄を、たった3人きりで演じきるという試みに注目だ。つまり、3人とも何らかの形で、舞台上に出づっぱりということ。さっきまでいたいけな少女を演じていた俳優が、突然オジサンになって再登場なんていうことが、演劇的表現の中では実に軽々と行われる。そしてもうひとつの見どころは、今回が初舞台となるのんの初々しさと、百戦錬磨の渡辺と小日向の円熟味のコラボレーション。「甘じょっぱい」とか「酸っぱ辛い」とか、複雑な旨味に満ちているはずに違いない。描かれる物語も、そんな表現手法にぴったりの世界観である。時空を超えて生まれ変わり続ける「私」の物語だ。遥か10万年前、クロマニョン人だった頃の「私」の想い。第2次世界大戦前、ベルリンで暮らすユダヤ人だった頃の「私」の想い。そして現代、日本に生を受けた「私」の想い……。演劇は、時空を超え、あらゆる境界線を超えることのできる自由な表現の場。そこで躍動する俳優たちの底力を、存分に楽しめる舞台である。9月8日(日)まで。文:小川志津子
2019年08月28日山本卓卓率いる範宙遊泳の代表作『うまれてないからまだしねない』が本多劇場で上演される。2014年に初演が行われた今作は、超新星が爆発し、雨が降り続けるようになった世界を舞台にした物語。日常をおびやかすできごとがどんどん起こるなかで、「ちょっと前まではこうじゃなかった」状況にぶつかり、戸惑う人々を描く。範宙遊泳の作品では、スクリーンが効果的に使われることが多い。今作でも、登場人物たちの置かれた状況や、ある人物の考えなどが、言葉としてスクリーンに浮かんでは消えていく。「ザアア」と雨が文字で降ってくるようすを見ていると、実態と言葉とその意味の関係について考えずにはおれないし、ちょっとした思いつきやつぶやくまでもないようなささやかな言葉がスクリーンに浮かぶさまは、SNSを想起させる。今回は本多劇場での上演。初演メンバーに加えて稲継美保ら小劇場界で活躍する面々が顔を揃えるほか、銀粉蝶が参加するのも大きなみどころだ。なお、範宙遊泳は公式サイトで今作の戯曲を公開している。読んでも想像がつかない部分が多いと思うが、だからこそ、ぜひこちらを一読したうえでそれが目の前に立ち上がる姿を目撃してほしい。1月31日(木)から2月3日(日)まで。文:釣木文恵
2019年01月31日芸能生活50周年を迎える由紀さおりが、2019年1月に『由紀さおり 50周年記念公演』として芝居(1部)と音楽(2・3部)という3部構成のステージを上演する。由紀に話を聞いた。【そのほかの画像はこちら】1部の“女優・由紀さおり”としてのステージはオリジナル作品『下町のヘップバーン』(脚本・演出:堤泰之)。由紀のほかに篠田三郎、久住小春、重田千穂子、渡辺正行が出演する喜劇で、1960年代の下町の食堂を舞台に、由紀がその女店主“下町のヘップバーン”を務める。由紀の希望で“喜劇”そして“下町の食堂のおばちゃん”役となった本作。「新しい年を笑って始められる作品にしたくて喜劇をお願いしました。下町のおばちゃんを希望したのは、新しい由紀さおり像のようなキャラクターを作ってもらいたくてです」。50周年の節目に“新しい由紀さおり像”を演じるのは「今までやってきたことではなくて、なにか新しい切り口のものを皆さんに観ていただきたくて。来年はそういう年にしたいんです」。芝居が「大好き」という由紀。「お客さんのお反応は怖いですが、自分を勇気づけてくれるものだから。どこまでやれるかは心配ですが楽しんでやれたらいいなと思います」2・3部の“歌手・由紀さおり”としてのステージは、『新しい幕があがるとき』(構成・演出:下山啓)。2部でヴォーカルグループのベイビー・ブーと共に、3部では日替わりゲストである林部智史、パク・ジュニョン・川上大輔・中澤卓也、松原健之、中川晃教という多彩な若手歌手と共に歌声を届ける。「普段歌ったことのないような曲も歌いますよ」と言うが、50周年のステージをベストアルバム的な構成にせず挑戦をすることを聞いてみると「大変です」と笑いながらも「慣れたものをやることも大事ですが、手慣れたものに自分が溺れると“惰性”になっちゃうから」。「それに『夜明けのスキャット』も『手紙』も慣れてはいるけど、それはラクに歌うこととは違う。いつも新鮮な思いで歌わないとダメだと思っています」と語る。豪華なゲストとの共演は「うまく溶け合えればいいなと思いますね。そこは怖い部分でもあるけれども楽しみなことのひとつです」「半世紀歌ってきて、自分の楽曲は財産としてこれからも大事にしていきたいと思いますが、それを食いつぶしていくような人生は嫌だなっていうのが今の私です。いい歳頃になってもチャレンジできることがあるのではないかと思います。今までがあるからこそ、このお仕事をちょうだいできたわけだけれども、その先に“見たこともない私”がいることを、お客様に見ていただけるお芝居であり歌のステージにしていきたいです」。公演は2019年1月6日(日)から20日(日)まで東京・明治座にて上演。チケットは現在発売中。取材・文:中川實穗
2018年12月07日『夜明けのスキャット』などでミリオンセラー。その後も童謡ブームを作り、「ジャズ」で世界的ヒットを飛ばすなど、新しい分野で評価を得てきた、由紀さおりさん(69)。今は日本のみならずアジアの子どもに童謡を歌い聞かせる日々。70代も、新たな挑戦が続くーー。 「おはようございます。よろしくお願いいたします」 4月3日、都内のホテルのラウンジに現れた由紀さんは、凛とした和服姿だった。「昨日、ミャンマーから帰国しましてね」と、席に座るなり、話し始める。 「イオンさんのアジアの国々の学校建設を支援する活動に、姉妹で参加させていただいているんです。ラオスやカンボジア、ミャンマーなど、これまで9年間で14校の開校式に参加して、『ふるさと』や『赤とんぼ』など、日本の歌を現地の言葉で歌ってきました」(由紀さん) 目を輝かせ、アジア各地での“冒険”を話す由紀さんは、楽しそうだ。 「あまりに田舎で、片道5時間の悪路を車でひた走ったこともありますよ。機材がなくて、電池1個買うのにも片道2〜3時間かかるような山の上に学校があったり。機材があってもセッティングの仕方がわからず片側にスピーカーが2個、置いてあって。私と姉(安田祥子さん・76)と通訳さんのマイクが3本もあるとハウリングして使い物にならなかったり(笑)」(由紀さん) 疲れも見せずに話し続けるそのパワフルなテンションは、海外から帰国したばかりだとはとても思えなかった。 「元気?そうね。すごいでしょ。北海道でも福岡でも、日帰りで全然、平気。その日に入って、歌って、その日に帰ってくるんです」(由紀さん) ’69年、『夜明けのスキャット』でデビューした由紀さおりさん(69)は、常に芸能界の第一線を走り続け、70代に突入しようという今もエネルギッシュだ。 同じレコード会社の後輩で演歌歌手の坂本冬美さん(51)も、彼女のパワーには、「まったく、かないません」と、舌を巻く。 「由紀さま(大先輩に敬意を表して坂本さんは由紀さんのことをこう呼ぶ)は超真面目で超ストイック。エネルギーとバイタリティにおいて、女性では由紀さまが一番だと思います。いいお声をキープすることを常に考えていらっしゃいます。それも、1〜2年のことではなく、10年先を見通したスタンスなんです。普通の努力では、50年も活躍できません。人の何倍、何十倍と努力された結果が、由紀さまのあのお声やスタイルなんだって思います」(坂本さん) そう、由紀さんは来年、デビュー50周年を控えている。 「ただ、もう50周年記念というようなイベントは、やりたくないの。50周年なんて私だけのことであってお客さまには関係ないですから。今までは今まで。これからがまた勝負。また全然違った“由紀さおり”を皆さまにお見せしたいと思っています」(由紀さん・以下同) 由紀さんの視線はいつも、過去より未来に向かっている。 初めての童謡コンサートは’86年。CDを会場で手売りするなど、手づくり感満載のコンサートのチケットはまたたく間に完売。大反響だった。 童謡ブームが巻き起こり、7年目にはアルバム売り上げが100万枚を超え、’95年、ニューヨークのカーネギーホールでの童謡コンサートも実現した。童謡で成果を出してからも、由紀さんは新しい自分自身を模索し続けてきた。 「デビュー40年目のときには、やはり最後は、歌謡曲にもう一度、チャレンジしないと、悔いが残るなぁって思っていたんですよね」 スタッフが「YouTube」で、由紀さんの「天使のスキャット」B面の曲を歌うアメリカのジャズ・グループ、ピンク・マルティーニの動画を発見したのは、そんなころだった。その動画を40周年コンサートで使いたいとメールをしたことから、縁ができた。 ’11年、ピンク・マルティーニが東日本大震災の被災地支援のチャリティライブをオレゴン州で企画しているのを知ると、由紀さんも現地へ飛んで、参加。そこから、一気に、ピンク・マルティーニとのコラボ・アルバム制作が進む。 「リーダーのトーマスが、オレゴンのスタジオを押さえてくれて。最初は、『もうちょっと低く歌って』って、そればかり。でも、そこで初めて低音部で歌う私のよさが引き出されたんですね」 何歳になっても、音楽で成長できることは驚きだった。こうして完成したコラボ・アルバム『1969』(’11年10月発売)は、全米iTunesジャズチャート1位、カナダiTunesワールドチャート1位など数々の記録を打ち立てて、世界的なヒットとなった。 由紀さんは、昨年から新しい自分をつくるための「10年計画」を実行に移していた。 「長唄をやっていた母の影響で、三味線を習ったんですけど、上達せずに挫折したままだったから、再チャレンジです。和服も、もう少し似合うようになりたいから、お稽古は和服で通っています。10年たったら、おまえ、いくつだよって笑っちゃうけど。でも、年は関係ないのよね。楽しいことをやっていく」 70歳になっても、80歳になっても、自分のやるべきことを楽しく続けるうちに、また、新しい自分に出会える。 「何があっても自分の可能性を信じられるっていうのがベースにあります。だからもう焦るということはないなって思ったんです。いつも私に似合う風が吹くわけではない。自分に似合う、自分の風が吹くのをどうやって待つか。若いときは、それが焦りになったけど、今はね、ジタバタしても仕方ないと思えるから」 淡々と自分の風が吹くタイミングを待ちながらも、同時に、引退時期を考えていると、サラリと言った。 「歌には、やっぱりある種の完成度がないと、自分で納得できないから。声の問題、体の問題と向き合って、コントロールが利かなくなったら、自分で自分に引導を渡したい。お墓だって、父母の墓は兄が見てくれていますし、私は散骨してほしいタイプ。夫も子どももいないし、一代でしっかり終わればいい。潔く!」
2018年05月14日全員40代のゴツゴツした男たちだけで熱い芝居をする――。開場と共に、本多劇場のロビーは老若男女であふれる。どうも男性率が高く、役者らと同世代か、上の年齢層で、ひとりで見に来ている人も多いようだ。と、思えば、若いカップルや子連れの家族、ゴツプロ!通らしい女性客も増えてきた。お目当ての役者があるらしく、壁に掲示された畳2畳分ほどの白い布に、「ゴツプロ!の演技が大好きです!」「大助くん、がんばって」などのメッセージがその場で書き込まれていく。芝居も熱いが、ファンも熱いのがゴツプロ!らしい。東京公演千秋楽のこの日の客席は満杯で、通路に補助席も出る盛況ぶり。客入れ音楽の津軽三味線を聞きながら開幕を待った。ゴツプロ!第三回公演『三の糸』公演情報2016年1月に東京・下北沢で旗揚げし、初回から追加公演に至ったほど評価が高いゴツプロ!。3回目にして本多劇場に進出し、大阪・近鉄アート館公演の後には台湾公演も決定している。第一回は豪華客船の乗組員、第二回は昭和期のグランドキャバレーを題材にしてきたが、このたびはガラリと趣向を変えて津軽三味線。いずれとも知れぬ深い山奥の苔むす大きな岩を舞台中央に据え、7人の男たちが猛烈な会話劇を始める。「オシャ」とか無理やりな現代若者言葉に苦笑してしまうが、言ってみたいおじさんの気持ちはわからないでもない、いや、わかる!しかもこれは後半へのひとつの布石であり、のちのちのギャップに拍車をかけてくれるのだ。構図としては、4人対3人。彼らは、三味線弾き「万沢家」の血脈を受け継ぐ者たち。会話する組み合わせは複層的に交錯し、瞬時に時を越え、記憶の底からえぐり出してくる感情でぶつかり合う。笑いあり、涙あり、というより、泣くところなんだけど笑っちゃう、笑いながらなぜか涙が出てくる感じで、ずっと言えず胸に秘めて来た想いを、舞台上の彼らの口を通し表現してもらったかのホッと感が起きてきた。ひとりひとりの生きざまを丁寧にさらけ出す緻密な脚本なのだ。日常に埋没し凝り固まっていた心を解放してくれる、それがゴツプロ!なのではないかと思った。ラストは役者全員による津軽三味線演奏。小山会という有名な団体に依頼し、一年間も稽古を積んできたという。全員がゼロから始めたらしいが、信じられない!懸命なバチさばきから放たれる情念のグルーヴは感動必至。自分もいまから何か始めてみたい!と刺激もされた。全員40代の安定感でありつつ、脂がピッチピチに乗り切った予測不能感も魅力。次は大阪・近鉄アート館で、本気のおじさんたちに刺激されてほしい。「ゴツプロ!第三回公演『三の糸』」は1月19日(金)から21日(日)まで大阪・近鉄アート館にて上演。
2018年01月16日俳優・小栗旬が、映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)で演じる本多晃博士役のメイキング写真が6日、公開された。本作は、『あいうら』(2013年)などを手がけてきたLIDENFILMSの制作で2014年にTVアニメ化もされた同名コミックを原作として、準備に約2年を費やし実現したSFアクション。2599年の人口激増により貧富の差が激しくなった日本を舞台として、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描く。メガホンを取るのは三池崇史監督。重要な役割を担う宇宙船"バグス2号"のセット製作には約1億円を投じ、3カ月間をかけて原作の世界観を忠実に再現している。小栗が演じるのは、火星地球化(テラフォーミング)計画の鍵を握る本多晃博士。火星地球化計画とは、大量のコケとゴキブリを送り込むことで、平均気温マイナス58度の火星を温め上げるプロジェクトだ。その計画が遂行されてから500年後、小町小吉(伊藤英明)らが本多によって選ばれ、宇宙船に乗って火星へ向かうことになる。公開された写真は、スラムと化した日本の街に降り立ち、バグス2号の乗組員候補者を迎えに行く本多を捉えた1枚。すでに発表されているポスタービジュアルでも、ホログラムで火星に浮かぶ姿が話題になっていたが、今回のカットも中性的なメイクと特徴的なアシンメトリーのヘアスタイルで怪しい雰囲気を醸し出している。(C)貴家悠・橘賢一/集英社(C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
2016年01月06日お仕事バッグに休日バッグ、気がつけばなんだかどっしり重い……。そのバッグの中身、見直すチャンス!収納コンサルタントの本多さおりさんにアドバイスをもらいながら「バッグ断食」に挑戦してみました。「いま持ち歩いている荷物からどれを減らす、という方法は取捨選択が必要なので難易度は高め。だったら、思い切ってまずは必要最低限まで荷物を減らしてみることをおすすめします。それで数日過ごしてみる中で、やっぱりこれがないと不便、というものは足していけばいいのです。一度思い切って減らすと、まずはバッグが軽いことの心地よさに気づくはず。そのあとは、日々の用件に合わせて最低限のモノを足す思考に」(本多さおりさん)そんな本多さんのアドバイスのもと、荷物多めライター・薮内加奈が「バッグの中身断食」を実践。普段はパソコンや充電器やらでいっぱいのバッグから、厳選した物は……・財布・名刺入れ・スマホ・鍵・リップ本当に必要最低限だけ!という本多さんのアドバイスのもと、思い切って外出に絶対に必要な5つのアイテムだけをチョイス。でも、これじゃ外で仕事ができないんじゃない?メイク直せないよね?ちょっと、というか、かなり不安です……。不安を抱えながら、この状態で3日間過ごしてみることに。Day 1:まずは最低限アイテムで!軽すぎて落ち着かない(笑)。外出先で打ち合わせのみの日だったので、パソコンは必要なく、スマートフォンですべて対応。あまりのバッグの軽さに足が弾んで珍しくウィンドーショッピングに!Day 2:パソコン仕事が外である日も充電器は持ち歩かない!この日は日中外で原稿を書く仕事があったため、パソコンとノート、ペン2 本を追加投入。パソコンとスマホはフル充電にして、充電器は持ち歩かないように。Day 3:デート日はメイクグッズを。でもアイテムを吟味。メイク道具一式を入れていたポーチの中身を精査し、パウダーとリップグロスだけを投入。実はメイク直しをほとんどしない自分であることを再確認。“バッグの中身”断食終了~。その感想は?(1)カラダが夜まで疲れない!肩こりと頭痛が起こりませんでした。(2)一日中、スマホを最大限活用するようになりました!(3)“本当に持ち歩く必要がある? ”を考えるようになりました。断食後、自分にベストな“バッグの中身”をさらに検討。まず軽めバッテリーをスマホ用に購入。今までパソコンでしていたメールの返信やデータのチェックを外出先ではなるべくスマートフォンでするように。すると、重たいパソコンの充電器はほとんど持ち歩かなくなりました。代わりにスマホの充電の減りが早くなるので、軽量タイプの充電器を、これを機に新調。さらに“もしもポーチ”としてミニジップにして導入。絆創膏や予備の名刺、使い捨てコンタクト、非常用千円札など、「もしかしたら必要になるかも……」なアイテムを吟味&厳選。中身が見える小さなジップ袋にひとつにまとめて入れました。薄くてかさばらないので、手帳に挟んで軽量化&容量も増えず、何より安心!◇ほんだ・さおり整理収納コンサルタント。自身の自宅の収納術や、一般宅での整理収納術サービスの実例が書かれたブログ「片付けたくなる部屋づくり」が人気。最新刊に『モノは好き、でも身軽に生きたい。』(大和書房)。※『anan』2015年12月9日号より。写真・内田紘倫文・薮内加奈
2015年12月05日毎日持ち歩く私たちの相棒、バッグ。財布にポーチ、手帳に雑誌に、と気がつけばバッグの容量目いっぱい(もしくは容量オーバー)!さらにひとつひとつのアイテムがずっしりと重くて、「バッグを持ち歩いているだけでなんだか疲れちゃう……」、そんな状況に陥っていませんか?部屋のお片づけ同様、バッグの中も片づけるといいことがたくさん。バッグの中身軽量化のプロにアドバイスを聞きながら、荷物多め女子代表・ライターの薮内加奈がトライしてみました。まずは現状のバッグの重さをチェックすると、6930gという結果に!本人も驚きを隠せなかった総計7kg弱(!)の横綱級バッグ。バッグ自体が重い上、さらにバッグに入らない荷物はサブの布トートに入れる横暴ぶり。財布、手帳、ポーチもそれぞれ容量いっぱいまで入れ、中に何が入っているか把握していないというお手上げ状態でした。重量のあるバッグを長年片方の肩にかけていたせいで、骨盤がずれて歪み、歩き方も片方の足に負担がかかっていたそう。結果、左右の脚の太さに違いが出ていました(涙)。スニーカーの底の減り方で一目瞭然!重いバッグのせいで体調も体型も悪化していたなんて……。とほほ。そこで、バッグの中身で重いもの上位3つを見直し。パソコンは思い切って買い替え、1100g→920gに減量。手帳は過去の付箋紙、挟みっぱなしの資料を整理して380g→231gに。お財布はレシートを整理&カードを厳選することで466g→230gとスリムに。さらにバッグは、大好きなブランドバッグからトートに変更することで620g→352g。これにより、合計833gの減量に成功!■バッグの軽量化は自分を見直すことバッグを軽くする。それは単純にバッグの中身を減らすことではなく、自分自身と向き合うということ。今回お話を伺った収納コンサルタントの本多さおりさん、レバレッジコンサルティング株式会社代表の本田直之さんのお二人が共通して言っていたことでした。「バッグの中身はその人自身を表す鏡のようなもの。だからこそ、ポーチひとつ、ペン1本だって自分の本当に好きなものだけを入れてほしい。まずはバッグの中身をすべて外に出してみて、入っているものを一度並べてみること。その上で、“とりあえず”で入れてあるものは、どんどん外すべきだと思います」(本多さん)「モノを減らすことは、“断捨離”とはまた別の意味合いがあります。大量生産大量消費の時代が終わり、本物を見極める時代になった今だからこそ、本当にいいものを厳選して身につけ、いかに身軽で生きられるかを求められている気がします」(本田さん)また、物理的にも「重いものを持ち続けていることは、バッグを持っている間中、ずっと自分に負担をかけているということ。それでは体調が悪くなったり気が重くなってしまうのは当然ですよね。気が重くなるということは、ポジティブな思考になりづらくなってしまう」(本田さん)。だからこそ、バッグの中身を減らすことで、自分の精神面にも変化が自然とあらわれるそう。「いる・いらないをジャッジした時点で、自分に必要なもの、好きなものが明確になり、自分の個性を知るいい機会になるのではないでしょうか。自分の軸がわかるので、自然とムダ買いも減っていくはずです」(本多さん)◇ほんだ・さおり整理収納コンサルタント。自身の自宅の収納術や、一般宅での整理収納術サービスの実例が書かれたブログ「片付けたくなる部屋づくり」が人気。最新刊に『モノは好き、でも身軽に生きたい。』(大和書房)。◇ほんだ・なおゆきレバレッジコンサルティング株式会社代表。東京とハワイの2拠点でのデュアルライフを送る。『LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。』(ダイヤモンド社)など著書多数。※『anan』2015年12月9日号より。写真・内田紘倫文・薮内加奈
2015年12月05日ワニブックスは、整理収納コンサルタントの本多さおりさんによる初の著者「片付けたくなる部屋づくり~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす『片付けのプロ』の暮らしテクニック65~(ワニブックス 美人開花シリーズ)」を12月10日に発売した。価格は1,280円。同書では、2Kの自宅を例にあげて、毎日をラクに楽しむための収納術を写真付きで公開している。著者は「片付けやすさ」を重視しており、片付けに必要なのは本人のやる気が20%、残り80%は「片付けたくなる収納法」だと述べている。同書では「やる気を出さなくても片付くシステム」をはじめ、欲しい時間を捻出するための時短につながる暮らしのアイデア、ケースを使って衣類を「立てる」収納法などの片付け術を紹介している。なお、著者の本多さおりさんは、ブログ「片付けたくなる部屋づくり」を開設しているほか、「まる得マガジン」(Eテレ)に講師として出演しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日2011年10月に発売された由紀さおりとピンク・マルティーニとのコラボによるアルバム『1969』。1曲以外はすべて日本語で歌われたこのアルバムは、現在までに世界50か国以上でCDやデジタルで発売・配信され、大きな反響を呼んでいる。由紀さおりの情報を見る中でもギリシャでは、発売直後からCDチャート上位にランクインし、「IFPIアルバムチャート」最高位6位を獲得した。発売元であるEMIギリシャでは、マーケティング担当者自身が由紀さおりの声の美しさに興味を持ち、とりわけ収録楽曲の『夜明けのスキャット』のメロディに魅かれ、日本に同曲のリミックスの制作を打診。この予想もしていなかった反応と、なぜギリシャで? という日本側の困惑をよそに、EMIギリシャの担当者がギリシャ出身のエレクトロ・ポップ・デュオ、Marsheaux(マルソー)に『夜明けのスキャット』を聴かせたところ、彼女たちもこの楽曲の魅力にはまり、今回のリミックス『夜明けのスキャット(Marsheaux remix)』が誕生した。当初はEMIギリシャが、国内のラジオ局でオンエアしてもらうためのプロモーション目的で制作されたこの『夜明けのスキャット(Marsheaux remix)』だが、この楽曲の新たな魅力を紹介すべく、世界50か国以上での配信が決定。ギリシャでは2月20日(月)から、日本でも2月22日(水)より、主要配信サイトでの配信がスタートする。実は、由紀さおりとギリシャには不思議な縁がある。1969年3月に『夜明けのスキャット』でデビュー後、同じ年の6月29日にギリシャの首都アテネの「アテネ・スタジアム」で開催された歌の国際フェスティバル「第2回 歌のオリンピアード」に日本代表として出場、2枚目のシングルとなる『天使のスキャット』を歌い、最優秀歌唱賞を受賞していたのだ。当時、由紀さおりは「シンプルで覚えやすい点が受けたようです」と語り、この43年ぶりのギリシャとの不思議な縁に、関係者も驚いている。
2012年02月03日