「本広克行」について知りたいことや今話題の「本広克行」についての記事をチェック! (2/7)
『週刊ヤングジャンプ』の人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写映画化作品『ブレイブ -群青戦記-』の公開日が、2021年3月12日(金)に決定。この度、特報映像、ティザービジュアル、追加キャストが発表された。主人公・西野蒼役を演じるのは新田真剣佑。本作で初の映画単独主演となる。主人公を導くことになる松平元康(後の徳川家康)役には三浦春馬。さらに、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役を松山ケンイチが務めた。また、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥の役を、ハリウッド映画『モンスターハンター』への出演も決定した山崎紘菜が演じる。本作の監督を務めるのは、本広克行。高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、高校生VS戦国武士という、異色のアクションを熱く描く。初公開となる特報映像は、突然戦国時代へタイムスリップしてしまった蒼ら高校生アスリートたちがそれぞれの競技種目の“武器”を手に対陣を組む、勇ましい姿から始まる。弓、木刀、グローブ、バット、サーベルを手にし、ヘルメットを被り、彼らが立ち向かうのは甲冑に身を包んだ “戦国武士”。蒼らトップアスリートたちが目指すのは、織田信長の砦だ。果たして高校生たちは戦国武士たちが守り固めている信長の砦を陥落させることができるのか。そして、「あいつが無茶苦茶にした歴史をもとに戻さないと」という蒼のセリフの意味とは?“あいつ”とはいったい誰なのか?本編の完成が待ち望まれる映像となっている。ティザービジュアルで描かれているのは、戦場に突き刺さった無数の武士たちの刀に加え、バットや矢、グローブ、ヘルメットなど高校生アスリートたちの“武器”。そして、その中でたったひとり、弓を手にまっすぐこちらを見つめる蒼の姿。高校生VS戦国武将の生死を賭けた戦いの壮絶さを物語っている。また、新田や山崎らと同じスポーツ強豪校に通う高校生アスリートたちを演じる若手キャストも、この度発表された。蒼の幼馴染で剣道部の主将、松本考太を演じるのは、映画『今日から俺は!劇場版』などでの活躍が目覚ましい鈴木伸之(劇団EXILE)。全国剣道選抜大会で個人優勝、持ち合わせたリーダーシップで蒼と遥を引っ張っていく役どころに挑戦している。蒼たちに先駆けて戦国時代へタイムスリップし、歴史の操作を目論む不破瑠依には渡邊圭祐。『恋はつづくよどこまでも』で新人看護師役で出演、『MIU404』では独自の存在感を示した若手俳優だ。そのほか、頭脳明晰な科学部の吉元萬次郎役に濱田龍臣、ライト級インターハイ優勝のボクシング部・黒川敏晃役に鈴木仁、全身凶器を自任する空手部の相良煉役に福山翔大、“超”がつくほどのナルシストなフェンシング部の成瀬勇太役に飯島寛騎、猪突猛進で熱い男のアメフト部・高橋鉄男役に長田拓郎、甲子園ベスト4の実績を持つ野球部の藤岡由紀夫役に足立英といったフレッシュな顔ぶれが揃い、戦国時代を生き抜く高校生役に体当たりでチャレンジしている。『ブレイブ -群青戦記-』2021年3月12日(金)公開
2020年10月15日俳優の新田真剣佑が、映画『ブレイブ -群青戦記-』(2021年3月12日公開)で初主演を務めることが15日、明らかになった。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。新田は弓道部所属で驚異的なポテンシャルを持つが、引っ込み思案で歴史オタクの主人公・西野蒼を演じる。主人公を導くことになる松平元康(後の徳川家康)役として、故・三浦春馬さんが出演。さらに、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長を松山ケンイチ、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥を山崎紘菜が演じる。監督は本広克行が務め、高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、いまだ見たことのない高校生VS戦国武士という異色のアクションを熱く描く。新田や山崎らと同じスポーツ強豪校に通う高校生アスリートたちには若手キャストが登場。蒼の幼馴染で剣道部の主将・松本考太役に鈴木伸之(劇団EXILE)、蒼たちに先駆けて戦国時代へタイムスリップし歴史の操作を目論む不破瑠依役に渡邊圭祐、頭脳明晰な科学部の吉元萬次郎役に濱田龍臣、ライト級インターハイ優勝のボクシング部・黒川敏晃役に鈴木仁、全身凶器を自任する空手部の相良煉役に福山翔大、“超”がつくほどのナルシストなフェンシング部の成瀬勇太役に飯島寛騎、猪突猛進で熱い男のアメフト部・高橋鉄男役に長田拓郎、甲子園ベスト4の実績を持つ野球部の藤岡由紀夫役に足立英と、フレッシュな顔ぶれが揃った。初解禁となる特報映像は、突然戦国時代へタイムスリップしてしまった蒼ら高校生アスリートたちがそれぞれの競技種目の“武器”を手に対陣を組む、勇ましい姿から始まる。弓、木刀、グローブ、バット、サーベルを手にし、ヘルメットを被り甲冑に身を包んだ 戦国武士に立ち向かい、織田信長の砦を目指す。蒼の「あいつが無茶苦茶にした歴史をもとに戻さないと」という意味深なセリフも気になる映像に。ティザービジュアルでは、戦場に突き刺さった無数の武士たちの刀に加え、バットや矢、グローブ、ヘルメットなど高校生アスリートたちの武器が描かれ、その中でたった一人、弓を手にまっすぐこちらを見つめる蒼の姿が注目となっている。(C)2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 (C)笠原真樹/集英社
2020年10月15日映画レーベル『Cinema Labo(シネマラボ)』キックオフ会見&同レーベル第1弾映画『ビューティフルドリーマー』(11月6日公開)の合同イベントが5日、都内で行われ、本広克行監督、押井守監督、小中和哉監督、上田慎一郎監督、小川紗良、ヒロシエリ、秋元才加、飯島寛騎が出席した。映画監督の本広克行、押井守、小中和哉、上田慎一郎が参加する映画レーベル「Cinema Labo(シネマラボ)」。限られた予算という条件以外はすべて監督が権限を有し、監督の作家性を最大限に活かす"監督絶対主義"で映画を製作するという、様々な規制がある現在の邦画界において挑戦的な映画レーベルを立ち上げた。その第1弾として11月6日に公開される映画『ビューティフルドリーマー』は、『踊る大捜査線 THE MOVIE2』で日本実写映画感歴代興収1位を記録した本広克行の監督作品。映画を撮ったことがない美術大学の映画研究会を舞台に、部員たちの奮闘を描く。本作の試写会に先立ち、まずは本広監督ら監督陣が登壇して同レーベルが成立するまでの経緯などを語った。本広監督は「このシリーズは昔ATGというレーベルが日本の映画界にあったんですが、日本の映画史を紐解くとだいたい傑作はそこから出ています。押井さんの力を借りて打ち上げてみました。4作まで作りたいと思いますが、是非皆さんが湧いていただくと日本映画界が活気づくと思います」とアピール。本広監督に名指しされて苦笑いを浮かべた押井監督は「今の日本映画は息苦しく、何が息苦しいのか考えたレーベルです。今後どうなるか蓋を開けてみないと分かりませんが、今の邦画の世界の風通しを良くしたいです。このレーベルの中から記憶に残る映画が生まれてくれたらと思っています」と期待を寄せていた。その後に『ビューティフルドリーマー』のトークイベントとなり、主演の小川紗良らキャスト陣と本広監督が登壇。映画研究会の監督役を務めた小川は「私自身、映画サークルで監督をやっていたこともあるので追体験のような不思議な作品でした」と感想を。そんな小川らが出演した本作は、「エチュード」と呼ばれる即興劇を多様している。本広監督からエチュードを絶賛された秋元は「グループ在籍時の暇な時にエチュードをやっていたんです。お客さんが来ないパブやスナックで働いている女の子の設定とかいろいろやっていたので、拒絶感はありませんでした」と即興芝居に不安はなかったという。逆に不安を感じたという小川は「悩みながら稽古が終わっても皆さんと相談しながらやっていました。最終的に仲の良さで乗り越えた印象があります。毎日が戦いで、現場では監督が思いついたことを振って来るので、それに対応できるように一生懸命でした」と振り返り、「舞台畑の方々が多かったので、エチュードは皆さんに助けてもらいました」と共演者に感謝しきりだった。
2020年10月06日11月6日(金)テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開される、本広克行監督の映画『ビューティフルドリーマー』。この度、本作の90秒予告、新場面写真が公開された。日本映画界の鬼才監督による野心的な企画と若い才能たちの予測不可能なケミストリーで創造する新レーベル「シネマラボ」第1弾として製作された『ビューティフルドリーマー』は、『踊る大捜査線』シリーズや『幕が上がる』などのヒット・メーカーである本広監督が、押井守の脚本『夢みる人』の実写映像化に挑んだプロジェクト。先勝美術大学映画研究会に伝わる、“撮ろうとすると、必ず恐ろしいことが起こる”といわれる脚本の撮影を決めた映研部員たち。映画を撮った経験などまったくない彼らの前に、予期せぬ困難とトラブルが次々と待ちうける。果たして彼らは、無事にクランクアップできるのか?というのが本作のストーリー。本広監督は、新たな試みとして、完全な脚本を用いず、おおよその筋だけを立て、現場で口頭の打ち合わせで芝居をまとめる“口立て”を用いた演出を取り入れたという。主演は、監督としてメンバーをリードする主人公のサラに、新人女優としてだけでなく映画監督としても長編映画監督デビュー作『海辺の金魚』の公開を控える小川紗良。カメラ担当でサラを支えるカミオに『私がモテてどうすんだ』などの神尾楓珠。助監督兼雑用係として奮闘する映研のムードメーカー、モリタに劇団ナイロン100℃所属で『カツベン!』などの森田甘路。プロデューサーのリコには、『あさひなぐ』『ドロステのはてで僕ら』で好演した藤谷理子、メイク担当のシエリに、札幌の劇団イレブンナイン出身のヒロシエリ。録音担当のウチダに、これが映画デビュー作で若手注目劇団・劇団スポーツの主宰の内田倭史。また、映研OBとしてメンバーを支えるタクミを、数々の話題作に出演しながら映画監督としてもコンスタントに作品を発表し、マルチな才能を発揮している斎藤工が演じる。さらに、確かな演技力で撮影に貢献するサヤカには、『山猫は眠らない8 暗殺者の終焉』でハリウッド・デビューも果たし、女優としても大きく飛躍中の秋元才加。本編で驚異の超絶長台詞を披露するのは、舞台、テレビ、映画に幅広く活躍する名優、升毅。そのほか、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の池田純矢、『仮面ライダー エグゼイド」の飯島寛騎、“日本発 世界で最強に活躍するコスプレーヤー”伊織もえ、 “日本一かわいい女子高生”福田愛依、“恐ろしく美しい元自衛官。”かざり、“赤ペン瀧川”こと瀧川英次、ツルきゃらとして人気のうどん脳といった個性豊かな人気者たちが出演している。公開された新場面写真では、劇中劇の主役とヒロインの2ショットや、撮影直前のヘアメイクシーン、61式戦車撮影シーン、先勝美術大学映画研究会撮影シーンなどが切り取られた。また、新予告編の公開にあわせて、主演の小川がコメントを寄せている。「部室で見つけたいわくつきの台本を、映画として完成させようとする映画研究会。そんな私たちの物語そのものがいわくつきとも思えるような、ハラハラする予告編ができました。見る人によって、純粋に愉快な青春映画に見えたり、ドキュメンタリー性の高い生々しい映画に見えたり、はたまたとんでもない挑戦を試みている映画に見えたり、様々だと思います。果たしてこの映画はいい夢を見れるのでしょうか。2020年秋、波乱の幕開けです」また、出演者の瀧川は、「2019年の春あたりの出来事です。“本広監督が俳優による自由な即興演技で映画を作るらしい”という噂を聞きました。また無茶なことを……と思っていたら僕にオファーが来ました。本当に台本はありませんでした。そのまま特に何も準備することなく現場に行き、シーンの設定だけ伝えられた状態で撮影が始まりました。まるでキツネにつままれたような感覚のまま撮影が終了。“これは一体、どんな映画になるんだろう……”と不安しかありませんでした。現場にいた全員がそう思ったはずです。そして、そんな映画が無事に完成したようです。1年前とは思えない、自由な空気に満ちている映画に仕上がっていました。重苦しい日々を生きている僕らを救ってくれる映画だと思います。ぜひ、劇場に足を運んでください。お待ちしております」と語った。『ビューティフルドリーマー』11月6日(金)テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
2020年09月30日上田慎一郎監督の待望の最新作が『メランコリック』の気鋭俳優・皆川暢二を主演に迎えた『ポプラン』に決定、2人からコメントが到着した。上田監督といえば、2018年に公開した『カメラを止めるな!』が公開後、新宿K’s cinemaで連日満席となり「札止め満員」記録を更新。その後、SNSで口コミが広がり全国350館以上での公開となり興行収入31億円を突破した映画業界の最注目人物。また、本作の田上達也役で主演を務めるのは、『メランコリック』で銭湯でアルバイトをする東大卒でニートの主人公・和彦を演じた気鋭の俳優であり、同作のプロデューサーでもある皆川暢二。『メランコリック』は第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ部門」で監督賞を受賞、さらに前年に『カメラを止めるな!』が観客賞2位(The Silver Mulberry Award)を受賞して話題となった「ウディネファーイースト映画祭」で新人監督作品賞に選出され、一部では“第2の『カメ止め』”とも評されて話題沸騰。日本映画の未来を背負う上田監督と皆川さんが本作『ポプラン』で初のタッグを組む。また、本作は、先日発表された「映画をもっと自由に」をモットーとした“映画実験レーベル”「Cinema Lab(シネマラボ)」が製作する1本。「Cinema Lab(シネマラボ)」は映画監督の「熱量」と「情熱」を込めた映画作品を届ける試みで、映画化の条件は「限られた制作予算」のみ。映画監督が自ら企画開発、脚本、キャスティング、ロケーション、演出までを自由に手掛け、いわば「監督絶対主義」で映画を製作、全てのクリエイティブは監督に基本一任される。上田監督のほか、本広克行、押井守、小中和哉が参画。日本映画界に少し違う角度から光を照らし、「映画をあまり鑑賞しない人」が映画に興味を持ってもらえたり、「映画好きな人が映画の面白さ」を再発見してもらえたり、「次世代の映画監督との出会い」があったり、日本映画界に少しだけ貢献できたら…という思いが込められている。「錚々たる巨匠達の中に混ぜて頂き、参加できる事を光栄に思います」と語る上田監督は、本作について「9年前に着想を得てから、ずっと温めてきたものです。自分の企画ストックの中でも一番の問題作で、今まで中々実現に至りませんでした。内容が発表されたら『なんじゃそりゃ!?』と驚かれると思います。そんな問題作にGOを出してくれたシネマラボの皆さんの勇気と寛容に感謝しています」とコメント。「主演の皆川暢二さんとがっつり肩を組んで、日々、共に悩み、迷い、もがきながら『まだどこにもないエンターテイメント』を追いかけてジタバタしています。『ポプラン』とは一体なんなのか?妄想を膨らませてお待ち下さい!」とアピールした。皆川さんも、「まず今回、クリエイター第一主義という理念を掲げて設立されたシネマラボには、純粋に凄いと思いました。そしてそんなシネマラボの中で、『ポプラン』という作品はシネマラボの理念を象徴するような作品になるのではないのかと感じています」と語る。上田監督とは「今回関わらせて頂く以前は作品、SNS上を通してでしか存じあげなかったのですが、そこから上田監督の考えと行動に対して勝手にシンパシーを感じていました。笑そんな上田監督とご一緒にできることは非常にワクワクしています!」とコメント、主演として「上田監督、キャスト、スタッフの皆さんと一緒に作りあげるという過程も大事にしたいと思います。全力でこの作品に向き合いたいと思います」と明かしている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポプラン(C)映画「ポプラン」製作委員会
2020年09月15日11月6日(金)から全国順次公開となる新映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ) 」第1弾作品『ビューティフルドリーマー』の出演者コメント、場面写真、役衣装写真、役柄紹介、ストーリーが発表された。『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が、押井守の脚本『夢見る人』の実写映像化に挑んだ本作の舞台は先勝美術大学の映画研究会。そこに所属する部員たちが、映研に伝わる“いわくつきの台本”の映画化に挑む姿を描く。「これは撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる台本」という言葉通りに、次々に予期せぬ困難やトラブルに見舞われる部員たち。果たして彼らは無事にクランクアップできるのか。青春映画の旗手として名高い本広克行監督が、現場で口頭の打ち合わせで芝居をまとめる“口立て”を用いた演出を取り入れ、若手俳優たちの新鮮な演技で映画制作にすべてをかける青春の姿をカメラに収めていく。キャストには、監督としてメンバーをリードする主人公のサラに小川紗良。機材の研究にのめり込み、カメラ担当でサラを支えるカミオに神尾楓珠、ドロップアウト人生から一念発起し、大学に入学した30歳助監督兼雑用係のモリタに森田甘路。お嬢様育ちで一人で思い込むタイプのプロデューサー役リコに藤谷理子。実はカミオに惹かれて映研に入部したメイク担当のシエリに、ヒロシエリ。映研イチのムードメーカーで録音担当のウチダに、内田倭史。その他、映研OBとしてメンバーを支えるタクミには斎藤工、確かな演技力で撮影に貢献するサヤカには秋元才加など豪華出演者が集結。映画コメンテーター“赤ペン瀧川”こと、瀧川英次や、舞台やテレビ、映画に幅広く活躍する名優、升毅が本人役で登場する。彼らの役衣装写真や場面写真も一挙公開され、映画の世界観が明らかとなった。●リコ役/藤谷理子はじめまして。映画「ビューティフルドリーマー」でリコ役をさせていただきました、藤谷理子と いいます。 リコ役の理子なんですけれど、もちろん偶然ではありません。サラ役を小川紗良ちゃんが、モリ タ役を森田甘路さんが演じているように、映画に出てくる役の名前は全て俳優本人と同じです。 しかも撮影はほぼエチュードで、各々の言葉がセリフになって進むところもありました。 まさに作品の中に入りこんで仲間と一緒に映画を作っていた感覚でした。 思い返せばとても稀有な経験をさせていただいたように感じます。 本広監督はじめ、この映画に関わる全ての皆さまに感謝いたします。 ただ、ここまで書いて、なんだか変な映画なのかもしれないなと自分でも思ってきました。 確かに少し変わった映画だと思います。でもご覧になってお楽しみ頂ければ、リコとしても、藤谷理子としても、この上なく嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします!●カミオ役/神尾楓珠青春を感じる映画になっていたのと共に、この作品を撮っていた時間そのものが僕ら5人の青春だったのかなと完成を観てしみじみと感じました。役名が本人と同じでも全く違う5人組になっていることが幻のようで、本当に夢だったんじゃないかと思うくらい不思議な時間だった気がします。劇中で「毎日合宿みたいで楽しいわ」というリコの台詞があるのですが、まさにその通りで、すごく楽しい時間でした。懐かしさや青春が詰まってる作品ですし、映画好きの方にはたまらないシーンなどもきっとあるので是非楽しみにしていてください。●ウチダ役/内田倭史今思えば、撮影前のワークショップを含め、この作品作りにかかわっていた時間は、まさに夢のようでした。楽しく、美しく、それでいて、時に何かの不安に包まれるような…セリフがほとんどなく、即興で演じながらシーンを作っていくということを本広監督から聞いたときは「そんな無茶な…!」と驚いたことを覚えています。ぼくたちが悪戦苦闘するのと同じように、劇中の映研メンバーたちも、失敗に失敗を重ねます。それでも「映画を撮りたい」という初期衝動を胸に危なっかしく進む彼らに背中を押されながら、撮影に臨みました。見る方によってさまざまな手触りを感じられる不思議な作品だと思います。久しく会っていない学生時代のともだちに会いに行くように観ていただけたら嬉しいです。ちょっと恥ずかしくて、美しい、そんな記憶が蘇ってきます。●シエリ役/ヒロシエリ皆様はじめまして!今作が初めての映画出演、デビューしたてもしたてのヒロシエリと申します。皆様健やかにお過ごしでしょうか。考えることが多い毎日で、てんてこまい!といった今日この頃でございますね。そんな目まぐるしい日々の中、昨年撮影した映画「ビューティフル ドリーマー」が無事に公開されるという吉報!心の底から嬉しく思います。撮影は初めての事ばかりで(超!)大変でした。が、映研メンバーとは仲良く、毎日桁はずれにはしゃぎ、愛あるスタッフの皆さんに囲まれ、非常に恵まれたデビュー戦になりました。この映画には皆様が過ごしたあの夏、そして過ごしたかったあの夏(!)まで詰め込まれています。アドリブ満載、台本無し。丸腰こそが最強の私たち映研メンバーを観て、少しでも元気になっていただけたらば幸いです。●モリタ役/森田甘路まず改めて、これを作品として形にしてくださった本広監督、スタッフの皆様、本当にありがとございます。演劇畑出身の自分にとって「役者」とは「再現性」を求められる職業だと思っています。しかし「即興演技」においてそれは求められません。「自由にやって」とその梯子を外された途端、何故か役者は自由でなくなる。不思議ですね。それでも頭をフル回転させ足掻いてなんとか成立させようとする。でもふと思ったのが、そういう状況ってまさに限られた時間、知識、経済力でなんとか楽しんでいた自分の学生時代そのものだな、と。「若さってこういうことじゃん!」ってむしろ開き直って撮影に臨んでた気がします。観てる方には「好き勝手演じてくれやがって」と思われるかもしれません。でもそういうあやふやな状態のままでいるっていうのも若さの特権だと思いません?もう若くない人間が言うのもなんですが、この映画はその若さがスクリーン前面に押し出されています。若さが飛びだす3D映画です。ご期待ください。●アキモト サヤカ役/秋元才加今回は本広監督に素敵な経験をさせて頂きました。お芝居をしているようなしてないような、リアルなのかフィクションなのか、どこか裸を見られているようなこそばゆい気持ちです。こんな映画見た事ない!観方が分からない(笑)しかし、いつの間にかこの映画のペースにはまり、あっという間に観終わってしまいました。思わず緊張したり、クスッとしたり。この映画の観方の答えは皆様と探していけたら良いなぁ、なんてそんな事を思っています。こんな学生時代を送ってみたかった…かも。●マス タケシ役/升毅『ビューティフルドリーマー』公開決定おめでとうございます!この映画を皆様に観て頂けることが決まり、心より感謝と、喜びを感じています。まさにビューティフルドリーマー。新しいような懐かしいような自然なような不自然なような自由なような不自由なような本気のようで冗談のよう初々しくも老獪なまじめに遊びまじめにふざけ大まじめにはしゃぎ夢か現か真か幻か本広ワールド全開です!どうぞ劇場にて、存分に召されてくださいませ!『ビューティフルドリーマー』11月6日(金)全国順次公開
2020年08月28日未曾有のエンタメ業界の変革期の中、本広克行監督、押井守監督、小中和哉監督、上田慎一郎監督が参加する映画実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」が発足した。「Cinema Lab(シネマラボ)」は、参加監督たちが日本映画界に多大な影響を与えた通称ATGこと日本アート・シアター・ギルドに着想を得て発起した、監督の作家性を最大限に活かす“監督絶対主義”で映画を制作する映画の実験レーベルだ。映画化の条件は「限られた制作予算」のみ。制作過程となる企画開発、脚本、キャスティング、ロケーション、演出などすべてのクリエイティブは監督が自由に手がける。『星空のむこうの国』 の小中監督は、「『監督が自由に映画に情熱を注ぐ魂』と『商業映画』の幸福な融合ができればと考えています」とコメント。本広監督も「作家性のある作品が少なくなっている今、次世代の若者のクリエイターたちが撮りたいものを撮れる場を作れないか、というのをずっと思っていました。その土台に、押井監督、小中監督、上田監督をはじめ私達がなれればいいと思っています」と本レーベルにかける熱意を語っている。さらに第1弾作品として、本広監督による『ビューティフル・ドリーマー』を11月6日(金)にテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開することが決定した。本作は本広監督にとって2年半ぶりとなる実写映画。自身も所属した「映画研究会」を舞台に、映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちが“いわくつきの台本”を基に、映画製作に挑む過程を映し出す。監督としてメンバーをリードする主人公のサラに、朝ドラ『まんぷく』で話題となった新進女優・小川紗良。主人公を支える部員には、『HiGH&LOW THE WORST』『私がもててどうすんだ』の神尾楓珠、劇団ナイロン100℃所属の森田甘路、『あさひなぐ』『ドロステのはてに僕ら』の藤谷理子、札幌の劇団イレブンナイン出身のヒロシエリ、本作で映画デビューを果たす内田倭史が名を連ねる。さらに、斎藤工、秋元才加、瀧川英次、升毅といった個性豊かなキャストたちが、本人役で出演。今後も参加監督の新作が順次公開される予定なので、続報に期待したい。●映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」参加映画監督:・本広克行監督『踊る大捜査線』シリーズ・押井守監督『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』・小中和哉監督『星空のむこうの国』・上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』レーベルサイト: ●小中和哉監督コメント「映画ファンにとって、最大公約数的な大型商業映画だけでなく、意欲的、冒険的、個人的な限られた予算で制作された映画が見られることは大切なことだと思います。それが映画の裾野を広げ、テレビとは違う映画という文化を豊かにすることだと感じております。かつて日本映画にはそのような限られた予算で意欲的に制作された映画がありました。「ATG」(日本アート・シアター・ギルド)は「限られた予算」という条件と引き換えに自由を得た監督たちが勝負を挑む場として観客の注目を集めました。前衛や反体制、芸術という要素に映画ファンが興味を示した時代でした。オリジナルビデオという映画館にかからないビデオ用映画では、アクションややくざ、エロというジャンル映画が量産される中傑作が生まれましたし、ビデオ市場メイン、ミニシアター単館公開という図式で作家性の高いユニークな映画も生まれる余地がありました。しかしビデオが売れなくなり映画館での回収がメインとなった昨今、映画興行も映画制作も制限があると感じています。変化している時代に多様なジャンルの映画作品を届けるため、監督一個人ではなく、志のある映画監督が集まり、共同戦線を組み、ムーブメントを作り上げる必要を感じていました。バラバラに時々いい作品があっても、継続して一つのジャンルを作り上げないと、映画ファンには届きません。ATG映画、Vシネマに匹敵する新しいブランドが一つ存在しても良いと思うのです。そんなことを考えて本広さんや押井さんの賛同を得てシネマラボ企画は動き出しました。自主映画からスタートして商業映画に進出した大先輩・大林宣彦監督は生涯《映画監督》ではなく、《映画作家》と名乗っていました。商業主義に飲み込まれることなく、自主映画、アマチュア映画の心を忘れず、プロフェッショナルな監督ではなく、作家であろうとしてきました。今回の企画は、大型商業映画を撮ってきた押井、本広両監督は、初心に戻って個人の想いに忠実な自主映画のような作品を作ろうという気持ちがあるでしょうし、自主映画から商業映画へ活躍の場を広げた上田監督にとっては、自主映画の自由さを失わずに商業映画が撮れる場としての魅力を感じての参加だと思うのです。つまり、「監督が自由に映画に情熱を注ぐ魂」と「商業映画」の幸福な融合ができればと考えています」。●本広克行監督コメントシネマラボというレーベルは、当初小中監督から「現代のATG」を作らないかという提案から始まりました。ラボ=実験。予算に制限がありながらも監督の作家性を最優先し、後世に残る作品を生み出す事を目的としたレーベルです。映画はオールドメディアであり、長い間その形を変えていません。それをどのような形で進化させるのかをいつも考えています。興行的には、厳しいかもしれません。でも、やらないと後世に残る映画は作れない。作家性のある作品が少なくなっている今、次世代の若者のクリエイターたちが撮りたいものを撮れる場を作れないか、というのをずっと思っていました。その土台に、押井監督、小中監督、上田監督をはじめ私達がなれればいいと思っています。その第一弾となったのが、「ビューティフルドリーマー」です。ずっと押井守監督と組んで実写を撮ってみたいと思っていました。今回の為に押井監督には「夢みる人」という原案となる本を書いてもらいました。当初は登場人物が軽音楽部だったのですが、それを私なりにアレンジして映画研究会にし、主演を小川紗良さんに演じてもらいました。小川さんは実際に大学で映画研究会に入って作品を作っていて、自然と出る演出する言葉を知っているのと、信じた事に周りを巻き込んで猛進して行きそうな強い眼差しが今回の主演に絶対に必要な人でした。全ての映像作品を作っていてずっと思っていた事があります。今や当たり前のように作品の中だけで交わされる省略された無駄のない台詞を、演者から出るリアルな話し言葉を使って作品を作れないか。今では機材の性能が上がっていて、昔は録音できなかった台詞も今だからできる方法があります。急に違う作り方をすると観ている人は拒否反応がある事を知っていながらも、このシネマラボで自分なりの「実験」として、エチュードという形で映画の中の台詞をリアルに演出させてもらいました。是非この不思議な映画を、多くの人に色々な感情で楽しんでもらえればと思います。●『ビューティフル ドリーマー』主演・小川紗良コメント大学時代、サークルで映画を撮っていた私にとっては、あの頃を追体験するような日々でした。映画サークルって、色々な珍事件が起きるんですよ。データが飛んだり、お金が尽きたり、機材が壊れたり、しょうもないことで喧嘩したり、色恋沙汰がもつれたり。それでも映画を撮りたい気持ちは突っ走って、かぐや姫もドン引きな無理難題を言ってみたり。部室には余計なものがいっぱいあって、3留くらいしてる先輩が昼寝してる。”伝説のOB”はいつまでもサークルにはびこって、ああだこうだと言ってくる。本当に、映画サークルって変。それでも、サークル活動や映画撮影の在り方が変わり果ててしまった今となっては、あの変な日々も懐かしく思えたり。2020年、思いがけずこの映画は「癒し」になるかもしれません。人と人との距離の近さが生む珍事件たちに、ぜひ心をふっと緩ませてみてください。夢みる人、そしてかつて夢みた人に、届きますように。『ビューティフル ドリーマー』11月6日(金)テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて全国順次公開
2020年08月12日本広克行監督、押井守監督、小中和哉監督、そして上田慎一郎監督が参加する映画実験レーベル「Cinema Lab」(シネマラボ)が発足。同レーベル第1弾作品として、本広監督作『ビューティフル・ドリーマー』が公開されることが決定。主演には小川紗良を迎えた。条件は「限られた制作予算」のみ!“監督絶対主義”で映画を製作Cinema Labは、参加監督たちが日本映画界に多大な影響を与えたATGこと日本アート・シアター・ギルドに着想を得て発起した、監督の作家性を最大限に活かす“監督絶対主義”で映画を製作する映画の実験レーベル。参加監督は、「踊る大捜査線」シリーズや『亜人』の本広監督、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井監督、「ウルトラシリーズ」や「いいね!光源氏くん」の小中監督、そして『カメラを止めるな!』の上田監督。映画化の条件は「限られた制作予算」のみ。映画は、製作過程となる企画開発、脚本、キャスティング、ロケーション、演出など全てのクリエイティブは監督が自由に手掛けた作品を公開。日本映画界に少し違う角度から光を照らし、映画を好きになってもらうこと、映画の魅力を再発見すること、次世代の映画監督を発掘することなど、日本映画界に貢献することを目指していくという。第1弾は本広克行監督×原案・押井守監督!新レーベルの第1弾は、本広監督にとって2年半ぶりの実写映画。今回、題材に選んだのは、監督自身も所属した「映画研究会」。映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちが挑む“いわくつきの台本”を映画化するというストーリー。新たな試みとして完全な脚本を用いず、おおよその筋だけを立て、現場で俳優や監督が口頭の打ち合わせで芝居をまとめる“口立て”を用いた手法で演出する。原案は、押井監督の「夢見る人」。連続テレビ小説「まんぷく」で注目を集めた小川紗良が、監督としてメンバーをリードする主人公のサラ役で主演。カメラ担当でサラを支えるカミオ役を神尾楓珠。助監督兼雑用係として奮闘するモリタ役を森田甘路。プロデューサーのリコ役を藤谷理子。メイク担当のシエリ役をヒロシエリ。録音担当のウチダ役を内田倭史。OBとしてメンバーを支えるタクミ役を斎藤工。確かな演技力で撮影に貢献するサヤカ役を秋元才加。そして、瀧川英次と升毅が本人役で出演する。本広監督「映画の中の台詞をリアルに」映画について本広監督は「ずっと押井守監督と組んで実写を撮ってみたいと思っていました。今回の為に押井監督には『夢みる人』という原案となる本を書いてもらいました。当初は登場人物が軽音楽部だったのですが、それを私なりにアレンジして映画研究会に」と語り、「全ての映像作品を作っていてずっと思っていた事があります。今や当たり前のように作品の中だけで交わされる省略された無駄のない台詞を、演者から出るリアルな話し言葉を使って作品を作れないか。今では機材の性能が上がっていて、昔は録音できなかった台詞も今だからできる方法があります。急に違う作り方をすると観ている人は拒否反応がある事を知っていながらも、このシネマラボで自分なりの『実験』として、エチュードという形で映画の中の台詞をリアルに演出させてもらいました。是非この不思議な映画を、多くの人に色々な感情で楽しんでもらえればと思います」と新たな試みについて話した。また主演の小川さんは「大学時代、サークルで映画を撮っていた私にとっては、あの頃を追体験するような日々でした。映画サークルって、色々な珍事件が起きるんですよ。データが飛んだり、お金が尽きたり、機材が壊れたり、しょうもないことで喧嘩したり、色恋沙汰がもつれたり。それでも映画を撮りたい気持ちは突っ走って、かぐや姫もドン引きな無理難題を言ってみたり。部室には余計なものがいっぱいあって、3留くらいしてる先輩が昼寝してる。”伝説のOB”はいつまでもサークルにはびこって、ああだこうだと言ってくる。本当に、映画サークルって変」とふり返り、「思いがけずこの映画は『癒し』になるかもしれません」とコメントしている。『ビューティフル・ドリーマー』は11月6日(金)よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ドリーマー 2020年11月6日よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開(C) 2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会
2020年08月12日三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二と登坂広臣による2本立てドームツアー『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』の映像が14日より3週連続でYouTubeプレミア公開される。同映像の公開は7月1日に『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』DVD&Blu-ray Discが発売されることを記念したもの。ツアーはグループとして何度も立ってきたドームのステージに初めてソロとして降り立った今市と登坂による2本立てのライブとなっており、3都市9公演25万7000人を動員した合同ドームツアーとなっている。第1弾「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI "EXCLUSIVE SELECTION"」は、20時30分より公開。今市がセレクトした楽曲をフルサイズで視聴できる。第2弾「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE HIROOMI TOSAKA "EXCLUSIVE SELECTION"」は21日20時30分より公開し、登坂がセレクトした楽曲をフルサイズで視聴できる。また第3弾「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA "FULL PERFORMANCE DIGEST」は28日20時30分からの公開となる。
2020年06月11日今市隆二と登坂広臣による豪華2本立てドームツアー『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』のDVD&Blu-rayの発売を記念し、最新ドーム公演の映像がYouTubeにて、6月14日(日)から3週連続でプレミア公開される。『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』は、グループとして何度も立ってきたドームのステージに初めてソロとして降り立った今市隆二と登坂広臣による豪華2本立てのライブ。3都市9公演25万7000人を動員した合同ドームツアーの映像はファン必見となっている。【第1弾】LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI "EXCLUSIVE SELECTION"配信日時:2020年6月14日(日)20:30〜※今市隆二がセレクトした楽曲をフルサイズで視聴可能【第2弾】LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE HIROOMI TOSAKA "EXCLUSIVE SELECTION"配信日時:2020年6月21日(日)20:30〜※登坂広臣がセレクトした楽曲をフルサイズで使用可能【第3弾】LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA "FULL PERFORMANCE DIGEST"配信日時:2020年6月28日(日)20:30〜
2020年06月11日「小学、中学、高校のどれが一番面白かったか?」それは「漫画、アニメ、実写映画のどれが一番面白かったか?」という問いに似ている。それぞれの長所・短所があるように、漫画には漫画の、実写には実写の良さがある。…なんつって、近所のセブンイレブンで買った「ふんわりとろける食感のキャラメルスナック」を皿に盛り、グラスに氷を入れてキリン「生茶」を注ぎ、今夜も部屋のテレビの前でソロシネマタイムがやってきた。さて、今週紹介する作品は『亜人』(2017年)だ。桜井画門が描く、公開当時で累計650万部突破の人気漫画を『踊る大捜査線』の本広克行監督が映画化。交通事故に遭い亜人であることが発覚した永井圭役に佐藤健、永井と敵対し最凶の亜人として人類に牙を剥く謎の男・佐藤役に綾野剛という二本柱にこの映画は支えられている。○■映画化の難易度が高い作品なお、“亜人”とは「死ぬことができない新しい人類である。どれだけ傷ついても、一時的に死ぬことで元通りに再生する特徴を持つ。26年前、アフリカで初めて発見され、現在、全世界で46体確認されている。日本政府は亜人管理委員会を設立し、謎を解明するため日々研究を重ねている」設定だ。亜人だけに見え、体外に放出する黒い粒子の集合体“IBM”は人型となり戦闘も可能である。……これだけの情報でめちゃくちゃ映画化の難易度が高い作品であることが分かる。なぜなら、リアリティがない物語を実写化するわけだから。これが料理人とかサッカー選手を描いた漫画原作なら、実際に存在する職業なのでモデルも多く実写化の役作りのヒントも多いだろう。だが、亜人は何度でもリセットできるRPGゲーム的なファンタジーの設定なので、実世界に参考になるものがない。もう役者の力量に思いっきり左右される題材だ。ちなみに元広島カープの助っ人4番打者、それはアレンだ。亜人とアレンは似ているようで全然違う。同じように漫画と映画も全然違う。基本的に漫画原作の劇場映画は2時間前後にまとめるため、結果的に原作の設定を変えたり、主要キャラを大胆に削りがち。ストーリーが破綻し、ファンの怒りを買い、消化不良の中途半端な映画になってしまうことが多々ある(かと言って、原作に忠実に作っても駄作というケースもあるので難しい)。○■佐藤健「極論を言うと…」この難易度の高い『亜人』を実写化するにあたり、主人公の永井を演じた佐藤健は「極論を言うと、僕は“死なない”“リセットで再生する”という設定さえあればよかったんです。その“命を繰り返す”設定を最大限に生かして、原作ファンも『おもしろい』と言ってくれるものを作りたいと思ってました」と公式パンフレットでコメントしている。すごい。さすが、実写化マスターこと佐藤健である。演技力だけでなく、この思い切った割り切りが、『るろうに剣心』や『バクマン。』の漫画実写化のヒットに導いたのではないだろうか。本作でも原作の良さは継承しつつ、心身ともにタフな映画オリジナルの永井圭を作り出すことに成功している。○■佐藤健と綾野剛のアクションシーン綾野剛が演ずるテロリスト佐藤にしても、原作より設定年齢がかなり若いが、滋賀県の旧住友セメント工場で撮影が行われた激しく緻密なSATとの戦いでは、その肉体の若さがフィジカルなアクションシーンに説得力をもたらした。「そこまでしてなぜ人間の味方をする?」映画の終盤、ふたりが対峙する決戦で、宿敵からそう問われた永井は、「人間とか亜人とかそんなことどうでもいいんですよ。僕はただあんたが嫌いなんだよおっ!」と鬼の形相で咆哮して戦い続ける。リアリティのない設定のはずが、亜人と人間の境界線に存在する永井圭の表情には、確かにリアルな感情があった。さて、1本の作品として気になった点もいくつかある。まず登場人物造形や音楽の使い方がところどころ野暮ったい。思えば、90年代後半の『踊る大捜査線』を大ヒットさせた頃の本広監督は、時代を代表するというより、時代そのものという特殊なポジションにいたと思う。1998年(平成10年)10月31日、有楽町の日劇ではなんと徹夜組を含む3,200人の大行列ができていた。今より消防法が緩く、映画館が全席指定制になる前。この日から公開開始の『踊る大捜査線 THE MOVIE』を観るために、日劇史上No.1の観客が建物の周囲を囲むように並んだのである。まさに90年代の邦画界、そして黄金時代のフジテレビを象徴する存在。しかし、爆発的に流行ったものの宿命として、しばらくしたら過去の象徴となり、どうしても古く見えてしまう。『亜人』もシーンによっては、本広作品で2000年公開の迷作『スペーストラベラーズ』を彷彿とさせた。それでも、映画『亜人』は漫画実写化の絶対的エース佐藤健によって、コミックスやアニメとはまた別の魅力を持った娯楽作品に仕上がっているのである。
2020年06月05日株式会社パルコが運営するPARCO劇場が、演劇をはじめとするライブエンタテインメントの魅力をオンラインで伝えるプロジェクト「PARCO STAGE @ONLINE」の始動を発表した。「PARCO STAGE @ONLINE」では、演劇を「観る」「参加する」「もっと知る」という3つの柱から、PARCOプロデュース過去作品のオンライン配信や、PARCO劇場ゆかりのアーティストや気鋭のクリエイターとコラボしたオンラインならではの作品公開、視聴者参加型の講義スタイルのオンラインイベントやワークショップの開催や、 演劇がさらに楽しくなるプログラムを配信。これらを通じて、演劇の魅力やPARCO劇場の魅力を発信する。「観る」コンテンツ第1弾では、「『転校生』オンライン同窓会~卒業生にまた会える~」と題し、2019年上演の「転校生」(作・平田オリザ、演出・本広克行)の本編フル映像をYouTube にて無料プレミア公開。同公演は、21世紀に羽ばたくネクストスター俳優を発掘するべく、21人の出演者をフルオーディションで選抜し、これまで2015年と2019年に上演してきた高校生群像劇となっている。また、演劇に「参加する」「もっと知る」コンテンツ群を「PARCO THEATER ACADEMY」と総称し、第1弾に「戯曲を読むということ〜朗読劇『ラヴ・レターズ』を通して〜」を6月中旬に公開。演出家の藤田俊太郎が、朗読劇の金字塔である『ラヴ・レターズ』を精読することを通じて、「戯曲を読むということ」の神髄を語る。スペシャルゲストには「こけら落としスペシャル」で497回目のアンディとメリッサを演じた井上芳雄、坂本真綾も登場。視聴者からも幅広く質問を受け付け、出演者が回答するコーナーも設けられる予定だ。「観る」コンテンツ第1弾:『転校生』オンライン同窓会~卒業生にまた会える~●配信URL: ●配信期間第一週「転校生」2019 年女子校版:6月6日(土)15:00~プレミア配信/配信終了後〜6月13日(土)14:59 までアーカイブ視聴可能第二週「転校生」2019 年男子校版:6月13日(土)15:00~プレミア配信/配信終了後〜6月20日(土)14:59 までアーカイブ視聴可能※本編の上演時間は、女子校版・男子校版ともに 75 分程度「もっと知る」コンテンツ第1弾:戯曲を読むということ〜朗読劇『ラヴ・レターズ』を通して〜●配信期間:6月中旬配信予定●出演者:藤田俊太郎/ゲスト:井上芳雄、坂本真綾
2020年06月01日今市隆二と登坂広臣が本日2月4日からナゴヤドームで「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA」の愛知公演を4日間にわたり開催する。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカリストとして、人気を誇る今市隆二と登坂広臣。両者ともソロシンガーとしての活動も盛んで、2020年に入ってから今市はミニアルバム『ZONE OF GOLD』を、登坂は2ndアルバム『Who Are You?』をリリースした。同じグループのメンバーでありながら、自己更新に向かって常に前進し続ける。「PERFECT YEAR」はLDHが2008年から6年に1度開催するエンタテインメントの祭典である。今回は1年を「IGNITION」「IMAGINATION」「INFINITY」「BEYOND THE BORDER」の4シーズンに分割し、それぞれのテーマに合わせたライブがスタンバイ。第1シーズン「IGNITION」の一環として行われるのが「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA」だ。今市と登坂が三代目としてではなく、ソロアーティストとして同じステージに立つ。どんな風に絡み、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみにしたい。■公演情報「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA」2月4日(火)開場17:00/開演19:002月5日(水)開場17:00/開演19:002月8日(土)開場15:00/開演17:002月9日(日)開場15:00/開演17:00会場:愛知・ナゴヤドーム2月20日(木)大阪・京セラドーム大阪2月23日(日)大阪・京セラドーム大阪2月24日(月・祝)大阪・京セラドーム大阪
2020年02月04日俳優の矢崎広と生駒里奈が7日、東京・サンシャイン劇場にて行われた舞台『モマの火星探検記』公開ゲネプロに登場し、毛利衛(原作)、毛利亘宏(少年車中 / 脚色・演出)とともに取材に応じた。同作は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を舞台化。宇宙へ2度行った毛利衛氏ならではの生命観、地球観、宇宙観から、人類史上初めて火星に到達した主人公「モマ」が少年時代の自分に語りかけながら火星での冒険を振り返る物語となっている。その物語と、少年社中が過去に上演した、仲間とロケット作りをする少女「ユーリ」が宇宙を夢見る物語『ハイレゾ』をミックスし、新たな物語として2012年に初演、2017年7月に再演を行い、大好評にて幕を降ろした少年社中の代表作品の一つとなっている。主演の矢崎は、「計り知れない宇宙飛行士という役をやらせていただいていますが、それに演劇的に挑む、宇宙を演劇で目指すということで、今日のゲネプロで一つ僕たちの宇宙がどんと広がったなという手応えがあったので、初日が楽しみです」と頼もしい様子。さらに「プロポーズで振られて狂っちゃうシーンがあるんですけど、初演の時に『このシーン大丈夫かな』と思って、ゲネプロの時に皆様に笑っていただいて、自信になったんですね。今日もけっこう笑い声が聞こえたので、皆さんのおかげで安心して本番に迎えるかなと思います」と自信を見せた。もう1人の主演となる生駒は、「前回は20歳の時に演じてて、今回は24歳で、やっててめちゃくちゃ難しくて、20際の私は本当に赤ちゃんだったんだなと思って、どうやって演じるかという悩みをやっと通ったかな。まだきっと悩むと思うんですけど」と振り返る。「夢を追いかけることは本当に素晴らしいことなんだとって、私たちを見て感じていただけたらなと思います」とメッセージを贈る。存在感も増したと評判の生駒の演技について、矢崎は「前回もすばらしかったんですけど、初演から再演までの間に、生駒さんの舞台を経験したりしてきたというのを、稽古場でものすごく感じました」と太鼓判。「前回は一生懸命ユーリをやってるという感じだったんですけど、今回はユーリと生駒さんが合体して、またすごいユーリになってる。稽古の初日から感じたので、それがどう伝わっていくのか楽しみです」と期待を寄せた。舞台の中で印象的な言葉について聞かれると、毛利亘宏は「『つながっている』ということが、僕にとって重い言葉で、子供の頃に毛利衛さんにあこがえれて宇宙を夢見たというところから全てが始まって、こうやって矢崎さんや生駒さん、素晴らしい仲間と会っている。今日この場にいることがすごくつながってるなと感じたられることです」としみじみ。一方の毛利衛は「宇宙から地球を実際に見て、全ての貴重な心も生物も全てここでしか生きられないというつながりがあるんだということ、40億年にもわたって生き物はつながってきてると実感した」と明かす。「明日にでもどうなるかといういろんなことを抱えてます。環境問題、人工知能、ゲノム、戦争、そういうものが全てつながって生きて乗り越えるというメッセージが、今回の舞台ですごく響いたんですね」と述懐。「原作ではたくさん込めたかったんですけど、なんせ科学者なので、多くの人にはなかなか伝わらなかったんですけど、この舞台だと、本当にたくさんの人に本当の意味をわかってもらえるということで、とにかく嬉しいの一言につきます」と舞台を絶賛した。さらに毛利衛は「『持続可能な』という言葉や、国連の『SDGs』という言葉が流行って、世界をあげてそちらの方に向かうんじゃないか。そういうメッセージがこの舞台にもあると思うので、世界中の人に見てもらえるといいかな。日本だけじゃないと思います」と賛辞を贈った。東京公演はサンシャイン劇場にて1月7日〜20日、愛知公演は岡崎市民会館にて2月1日〜2日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2月7日〜2月11日。福岡公演は福岡市民会館2月15日〜16日。井俣太良ら少年社中の劇団員11名、諸星翔希、松村龍之介、山崎大輝、伊藤昌弘、鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾、小須田康人、田村颯大・永島叶和(Wキャスト)が出演する。
2020年01月07日映画『ブレイブ -群青戦記-』が、2021年3月12日(金)より全国ロードショー。“部活×青春×歴史”コミックス実写化『週刊ヤングジャンプ』に連載され、シリーズ累計100万部の“部活×青春×歴史”コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』が実写映画化。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然、学校ごとタイムスリップ。たどり着いたのは戦国時代だった。かの織田信長の軍勢に仲間を連れ去られた弓道部の主人公・西野蒼は、のちに徳川家康となって天下統一を果たす武将・松平元康に導かれ、ほかの部活のメンバーたちとともに立ち上がる。いまだ見たことのない、高校生VS戦国武士という異色のアクションがいま始まる。新田真剣佑が初の単独主演弓道部所属で歴史オタクの主人公・西野蒼役を演じるのは、新田真剣佑だ 。『ちはやふる』三部作や『十二人の死にたい子どもたち』での繊細な演技、さらには『パシフィック・リム アップライジング』ではアクションにも挑戦してきた。本作で初の映画単独主演となる新田が、部活で鍛えた“身体能力”、そして未来を知る現代人の“知識”を武器に、仲間とともに戦いを繰り広げてゆく。戦国武将に三浦春馬&松山ケンイチ戦国時代の名将にも豪華俳優陣が集結。主人公を導くことになる松平元康役には、『進撃の巨人』、『銀魂2 掟は破るためにこそある』、『コンフィデンスマン JP』などに出演する三浦春馬。さらに、敵として立ちはだかる織田信長役は、『怒り』、『関ヶ原』などで自在な演技をみせる名松山ケンイチが務める。ヒロインは山崎紘菜また、蒼を支えるヒロイン・瀬野遥役を、2020年に公開される映画『モンスターハンター』へも出演する山崎紘菜が演じる。上記キャストは本作で初共演となり、その演技の交錯にも期待が高まる。その他、『さくら』に出演した水谷果穂や宮下かな子、市川知宏、高橋光臣らがキャストに名を連ねている。監督に本広克行監督を務めるのは、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』や『亜人』、さらにアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』 シリーズをテレビアニメから劇場版まで総監督として手掛けた本広克行。高校生たちが、生死を賭けた戦いを通して成長するドラマをを熱く描く。ストーリー授業と部活、そんな退屈で変わりばえのしない学校生活を送る高校生たち。弓道部の西野蒼もまた、目立つことを避け、日々弓道の練習に励むのだった。幼なじみの瀬野遥は、そうした蒼を心配していた。そんななか校庭に落ちた雷で、平凡な日常は一変。城がそびえ、校庭には野武士がなだれ込む。歴史オタクの蒼は、そこが戦国時代、しかもかの「桶狭間の戦い」直前にまでタイムスリップしたのだと気づく。織田信長の軍勢に仲間を連れ去られた蒼は、のちの徳川家康である武将・松平元康に導かれて、野球部やアメフト部のメンバーとともに立ち上がる。果たして、蒼たちの運命はいかに──概要『ブレイブ -群青戦記-』公開日:2021年3月12日(金)監督:本広克行出演:新田真剣佑、三浦春馬、松山ケンイチ、山崎紘菜、水谷果穂、宮下かな子、市川知宏、高橋光臣原作:笠原真樹『群青戦記 グンジョーセンキ』配給:東宝(株)
2019年11月30日新田真剣佑を主演に迎え、集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載された「群青戦記グンジョーセンキ」を『ブレイブ ‐群青戦記‐』として映画化。映画単独初主演となる新田さんが、三浦春馬、松山ケンイチ、山崎紘菜といずれも初共演で高校生アスリートvs戦国武将による前代未聞の戦いに挑む。シリーズ累計100万部の人気コミックを映画化原作は、異色の部活×青春×歴史作品として熱狂的なファンを獲得した、シリーズ累計100万部の人気コミック。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。誰もが知る歴史上の戦国武将たちが、日々、身命を賭して時代を駆け抜けている中、剥きだしのまま放り出された高校生たち。スポーツの名門校で活躍していた彼らは“部活で培った身体能力”と“未来を知る現代人の知識”を活かして、戦国時代を生き延びようとする。彼らは現代に戻ることはできるのか?高校生たちが青春の全てを懸け、歴史上の知られざる戦いに挑む。新田真剣佑、初の映画単独主演主人公である弓道部の西野蒼役を演じるのは、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、多くの映像作品でその存在感を発揮する若き才能・新田真剣佑。『カイジ ファイナルゲーム』『サヨナラまでの30分』が公開待機、『ちはやふる』三部作や『十二人の死にたい子どもたち』ほか、現在放送中の「同期のサクラ」などにも出演する新田さんが、今作で初の映画単独主演。目立つのが苦手だったが、持って生まれたスポーツの才能と歴史オタクとしての知識を武器に、戦いの中で“勇気”に目覚め、リーダーとして成長していく主人公を演じる。主人公を導くことになる松平元康:後の徳川家康には、『銀魂2掟は破るためにこそある』『コンフィデンスマンJP』と常に話題作に出演しつつ、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」などの舞台での活躍も華々しい三浦春馬。さらに、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役は、『聖の青春』『怒り』『関ヶ原』から「聖☆おにいさん」まで変幻自在の演技をみせる名優・松山ケンイチ。また、蒼を支える幼なじみである弓道部・瀬野遥役を、2020年公開のハリウッド版『モンスターハンター』への出演、ジャパンラグビートップリーグアンバサダーとして今年のワールドカップも盛り上げるなど、幅広く活躍する山崎紘菜。お互いに初共演という、彼らの化学反応にも注目。監督は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズをテレビアニメから劇場版まで総監督として務めて大ヒットシリーズに導き、『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』『亜人』など多くの話題作を送り出し、スーパーバイザーを務めた劇場アニメ『HUMAN LOST 人間失格』の公開も控える本広克行。キャスト&監督&原作者コメント新田真剣佑/主人公・西野蒼初めて台本を読ませて頂いたとき、時代を超えて役を演じられることに魅力を感じ、胸が弾む思いでした。楽しみと同時にこんな大作の主演をやらせて頂く不安もありますが、みなさんに愛される様な作品にしたいと思っています。尊敬する先輩である三浦さん、松山さんと初めて共演させていただくこともとても嬉しく身の引き締まる思いです。皆様に見ていただける日を楽しみにこれからの撮影に挑みます。三浦春馬/松平元康、後の徳川家康今回『ブレイブ -群青戦記-』に関わらせていただける事、とても嬉しく思います。本広監督、新田真剣佑くん共に初めて仕事をさせて頂くので今からとても楽しみです。作品の持つ壮大なスケールの中、他人を思いやり、奮闘する事が、未来に繋がるというメッセージを届けられるよう少しでも尽力出来ればと思います。松山ケンイチ/織田信長現代と戦国時代が混じり合った作品ですので、時代毎の雰囲気を一つの画面で見れるのは面白いと思いました。それぞれの時代の出す空気に刺激をもらいながら撮影する事になりそうですが、とても楽しみです。宜しくお願い致します。山崎紘菜/瀬野遥お話を頂いて原作を読ませて頂きましたが、この世界の中を、本広監督の元で生きる事が出来るんだと思うと、わくわくが止まりませんでした。監督に初めてお会いした時、とても柔らかく包み込んで下さるような方だと感じました。物語の舞台が戦国時代で、撮影も冬の寒い時期になるので、きっと現場も激しいものになると思いますが、監督の掲げる強く温かい灯火に導かれながら、必死に食らいついて生き抜きたいと思いますので宜しくお願いします。監督:本広克行「グロさ」や「残酷さ」が感情移入の理由になる原作を、映像でどう描けば多くの人に観てもらえるのか。ただ高校生アスリートと戦国武将が戦う話ではなく、やらなきゃやられる、究極の環境の中だからこそ生まれる人間ドラマを描こうと思っています。『亜人』とはまた違ったテイストの「生と死」を、主演の新田真剣佑くんはじめ男性キャスト陣のハイレベルなアクションと共に、皆様にお届けできればと思います!原作者:笠原真樹実感がわきません。群青戦記を描いていた当時、スタッフ同士が「実写化するとしたら主役は誰だろう?」という話題で盛り上がっていました。僕はうやむやに答えながらも(そこまでのヒットも知名度もなく、映像にしたらものすごくお金がかかりそうだし、実写化なんてないだろ…泣)そう高を括っていました。それが連載終了から2年、こんな素晴らしい監督・キャストの皆さんで実現するなんて。今回の実写映画化の発表、一番驚いているのは僕だと思います。とても楽しみです。『ブレイブ ‐群青戦記‐』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年11月27日ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜の公開ゲネプロが8日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、松岡広大(うずまきナルト役)、佐藤流司(うちはサスケ役)、伊藤優衣(春野サクラ役)、輝馬(ペイン役)、良知真次(うちはイタチ役)が取材に応じた。同作は岸本斉史による人気コミック『NARUTO』の舞台化作品。落ちこぼれ忍者のうずまきナルト(松岡)が、道を違えてしまったうちはサスケ(佐藤)を助け出しに行く。2015年にシリーズ初演を迎え、今回の「〜暁の調べ〜」は2017年以来2年ぶりの再演となる。同作はすでに大阪公演を終えており、「東京初日、無事誰ひとり怪我なくここまでやってこれました。大阪公演もご好評いただいて戻ってこれるのは嬉しいので、緊張はしていますが、何よりも自分が楽しんで演じたいと思います」と意気込んだ松岡。佐藤は「今回再演と言いますが、いろいろ舞台装置や振り付け、アクションも一新されまして、全く新しい形でお届けできると思います」と自信を見せる。良知は「再演をやるまで自分の目標がありまして、ずっと『松岡くん』『佐藤くん』と呼んでたけど、『広大』『流司』と呼ぶって決めてたので、稽古場入った瞬間から流司のことは流司と。いつ広大のことを『広大』と呼ぼうかなと思ってたんですけど、一緒にご飯食べておいしいお酒を飲んだ時に、改めて広大と呼んで、いい感じで再演に挑めてます」と関係も深まった様子だった。見どころを聞かれた佐藤は、「喜怒哀楽の"喜"と"楽"がなく、怒哀の精神でやっていきますので、見れば見るほどサスケが悲しうかわいそうになる。初演よりもさらに感情移入しやすいようにアプローチしましたので、そういうところを見ていただければいいと思います」と表現する。良知は輝馬に「人のソロとったんだよ」と文句を言うと、輝馬は「いただきました。ありがとうございます」と苦笑。周囲から「初日からずっと言ってる」とつっこまれる。さらに稽古中のエピソードを聞かれた良知は「個人的にすごい残ってるのは、最初に歌稽古をみんなでやったときに歌い出したら、もう一人声が聞こえて、なんだろうと思ったら、(輝馬が)僕のソロを歌ってる」と振り返り、佐藤は「またその話してる!」とツッコミ。良知は「だって、聞いてなかったんだもん! たぶん一生僕は根に持ってる」と周囲を笑わせていた。また松岡は「(定本)楓馬くんが変わったキャラクター。不思議な性格でして、ふわふわしてて、コットンみたいな子なんです。やるときはやるし、新しく入って緊張してたと思うんですけど、マスコットみたいになってる。今はなじんでるんですけど、最初は違う物が見えてるような人だなと思いました。不思議な子です」とサイ役の定本について語る。伊藤は「大変だったと思いますよ、一人で違うとこから入って」とフォロー、良知は「誰よりも最初にセリフ覚えてたもんね。それのせいで大人組は焦ったんだよ。輝馬は対してセリフないのにさ」といじり、輝馬は「こらこらこら」と苦笑。佐藤は「ネタバレ」と指摘していた。東京公演はTOKYO DOME CITY HALLにて8日〜10日、天王洲 銀河劇場にて15日〜21日。中国公演は深セン保利劇院にて12月6日〜8日、上海 虹橋芸術センターにて12月14日〜22日。
2019年11月08日三代目 J SOUL BROTHERSの登坂広臣が29日、都内で行われた台湾の台北市政府観光局キャンペーン「知られざる台北の魅力」記者会見に出席した。台北観光大使を務めることになった登坂は「この度はこのような大役を務めさせていただくことになり、大変うれしく思っています」と笑顔を見せ、「これまで色んな形で台北に訪れました。台北に自分ができることを還元できればと思っています」と意欲を示した。台湾はこれまで4回ほど訪れたことがあるそうで、「初めて行った時は映画のプロモーションでした。活気がある街だなと改めて思いましたし、日本から近い場所なのに違う文化があったりして不思議な気持ちにもなりましたね」と台北の感想を。同キャンペーンのプロモーション映像の撮影で訪れた際は「温泉街に初めて行きました。温泉が湧き出ている場所とか景色も素晴らしくて、不思議な魅力があるところだなと感じましたね」としつつ、「時間がなくて温泉に入れなかったんです。次こそはゆっくりしたいと思います」と再訪を誓った。さらに、「台北はオシャレなカフェやルーフトップバーもあって、雰囲気がすごくあるところです。家族でも楽しめるし恋人同士でも楽しめる場所だと思うので、色んな方々行ってもらいたいですね」とアピールした。登坂にとっての台北は、ソロでライブを開催した思い出の地でもあるという。「日本に負けず劣らないすごい熱気で、初めて僕の音楽をライブで体験する方もいて、ステージに立った僕も不思議な感覚でした。日本では味わえない空気感を感じながらやらせてもらいました」と当時を振り返った。その際は家族も来たそうで、「ここぞとばかりに便乗してました(笑)。親孝行になればと思いましたね」と家族思いな一面も。また、次に台北を訪れる際、誰と行きたいか? という問いに「次はメンバーと行きたいですね。台北のファンの方も待ち望んでいると思いますし、ライブの時に次はみんなと良いエンターテイメントを持ってきますと約束をしたので、次はそういうものを果たしたいと思います」とグループとしての公演に意欲を見せていた。
2019年09月29日“今、そこにいる日本人”のリアルな会話劇を開拓してきた演劇界の異才・平田オリザと、『踊る大捜査線』シリーズなどエンタメ性豊かな作品群で知られる映画監督の本広克行。ふたりが2015年にタッグを組んだ舞台『転校生』(作・平田、演出・本広)が、本日8月17日、装いも新たに初日を迎える。キャストは前回同様、オールオーディション。応募総数2128人の中から選ばれた男女42名によって、オリジナルの女子校版と、男子校を舞台にした新版の2バージョンが同時上演される。『転校生』は、1994年の青山演劇フェスティバルでの初演以来、高校演劇ではバイブル的存在となっている。平田戯曲らしい“同時多発”会話で展開する、ある高校生たちの一日を描いた物語だ。誰もが覚えのある、10代特有の他愛もない会話を何層にも重ねることで、かれらが抱く漠然とした不安や社会への好奇心、大人たちへの不信感をさりげなく浮き彫りにしてゆく。今回は、平田が改定版として男子校版を翻案したスペシャルな公演。演出の本広自身による書類審査で選ばれた185人と、オーディションアプリ「mysta」で予選を勝ち抜いた12人の合計197人に実技審査を実施。まったくの新人やタレント活動をしている人、有名劇団に参加経験のある女優まで、多彩なバックボーンをもつ出演者がそろった。「“役者として本気で覚悟が決まった方”を募集したところ、前回よりも応募総数が多く、非常にみなさんが高いコミットで応募してくれたので、選ぶのが大変でした」と語る本広。観ればきっと、“かつての私”や“クラスメートだったあの人”の顔が見つかるはずだ。文:佐藤さくら
2019年08月17日新たな才能の発掘を目指し、平田オリザの戯曲を本広克行が演出するPARCOプロデュース『転校生』の開幕が迫る。初日を約10日後に控えた稽古場を訪れると、若手俳優42人が発声練習を始めた。【チケット情報はこちら】1994年に初演された歴史ある「女子校版」と、今回新たに登場する「男子校版」に分かれて同時上演される本作だが、この日の稽古は男女合同で行われた。和気あいあいとした雰囲気は、さながら“共学”の教室風景。「相手の台詞をよく聞いて、大きな声ではっきり台詞を言う」と書かれた貼り紙に見守られながら、ひとりが「あいうえお、いうえおあ……」と先導すると、全員があとに続いて滑舌を鍛える。初めての全編通し稽古を控えたこの日、最初に行われたのは作品の最後を飾る4場の場当たりだった。まずステージに立ったのは「女子校版」の21人。同級生の噂から進路まで、高校生ならではの硬軟さまざまな雑談が“同時多発会話”によって展開される。机と椅子が並ぶ“教室”を設定した舞台からの出ハケも非常にランダム。退場した生徒が両袖に居残り、作品の行方を見つめる様子が客席から確認できる演出は、2015年に本広が試みた内容を踏襲している。ステージと客席を見下ろす小高い場所に位置する演出席。本広はそこから降り、役者と同じ視座に立って指示を飛ばした。「退場後の袖では“素の自分”でたたずんで」と提案すると、あるキャストから「“役”ではなく自分として?」と質問が。疑問点はその場で解消し、すぐ実践してみせるなど、よりよい作品づくりに努める積極的な姿勢が見受けられた。続いて「男子校版」の21人が4場のスピードスルーと全編の通しに臨んだ。「朝起きたらこの高校の生徒になっていた」とひとりの転校生が教室に現れるストーリーは女子校版と同じだが、セリフやエピソードの一部は新たに平田が書き下ろしている。転換時、両袖のキャストがキャッチボールする──といった、女子校版の楽器演奏とは異なるパフォーマンスも楽しめた。物語の終盤、教室には“転校生”と親の都合で学校を去るかもしれない同級生のふたりが残る。自分だけでは抗いようのない現実を背負った彼らの応酬を、他の19人が見つめる男女共通のラストについて、本広はキャスト全員に「閉幕は“現実”の終わりでもある。この夏が過ぎたら21人が揃うことはそうないと思って余韻を持たせて」と語りかけた。互いの稽古を見学し、切磋琢磨している男女42人が役者として成長する姿を見届けよう。公演は8月17日(土)から27日(火)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月16日次代を担う女優21人が集結した2015年のPARCOプロデュース公演『転校生』が、今夏再び“若手発掘プロジェクト”として蘇る。しかも今回は俳優21人が新たに挑む、別バージョンの「男子校版」を携えて――。フルキャストオーディションを経て男女42人を選んだ演出の本広克行に、稽古前の意気込みを聞いた。【チケット情報はこちら】制服姿のビジュアル撮影が行われていた取材日、本広はその様子をスマートフォンのカメラに収めて自身のSNSで発信するなど出演者に優しい眼差しを向けていた。キャストの共通項は「どこか品がある」。高校生の何気ない日常を“同時多発会話”で切り取った本作は、1994年に初演された平田オリザの戯曲。そこから受ける登場人物のイメージを「頭のよい私立の高校生で、校則をきちんと守りつつ影で悪さもしている」と置き、応募者総数2,128人の中から体現してくれそうな若手を選んだ。男子校版は、観客の多くが女性である演劇界の現実を踏まえ「ニーズがあるのでは」と本広らが企画した。そこで平田は、女子高を舞台にした元の戯曲を翻案。カフカの小説『変身』をモチーフにしたオリジナルの「女子校版」と新たな「男子校版」が同時上演される。「朝起きたらこの高校の生徒になっていた」とひとりの転校生が教室に現れるストーリーはそのままに、「中島敦の短編『山月記』が下敷きになっています」と男子校版を紹介する本広。両作品のラストシーンでは「文化祭が終わる、部活を引退する時のような“切なさ”をエンタメに仕上げたい」と意欲を見せる。もともと「若手にプロの現場経験を積ませてあげられたら」という思いで4年前に発足したこのプロジェクト。本広は今回も同じく、舞台経験の多寡が異なる各キャストに等しく脚光が当たるよう“育成”の場として本作を機能させる構えだ。役者は本読みを繰り返し、4~5役を演じたあと希望の役に立候補する。その狙いを「周りを演じると自分の役が理解しやすいはず」と説明。今回も採用する、本広メソッドの一端を覗かせた。最後に、本広は前作を「キャスティング担当や演出家が、若い才能と出会う“見本市”のようだった」と振り返る。今回はどんな輝ける原石が眠っているのだろうか。2015年の公演から巣立って現在の活躍を見せている伊藤沙莉、清水葉月のような存在を探しに、劇場を訪れてみては。公演は8月17日(土)から27日(火)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年07月24日中島美嘉の名曲から生まれた珠玉のラブストーリーを、登坂広臣と中条あやみの主演で映画化した『雪の華』。この度、本作ブルーレイ&DVDプレミアム・エディションに収録される撮り下ろし映像特典「プレミアム・トークin カフェ“Voice”」から、登坂さんが赤面エピソードを明かす映像の一部が公開された。映像特典には、劇中で登坂さん演じる悠輔が働くカフェ“Voice”に登坂さんと中条さん、橋本光二郎監督が集結、いまだから話せる撮影秘話や、あのシーンの裏側や意外なエピソード満載で贈る、撮りおろし「プレミアム・トークin カフェ“Voice”」が収録されている。今回公開された映像では、撮影当時をふり返り、和やかなムードでトークが進む中、登坂さんの印象を改めて聞かれた中条さん。すると、「ご飯のときにいつもノーコメントだった…」「“うん、うん”と言いながら黙々と食べている印象」と気になっていたことを暴露。それを受けて、「プライベートなのに食レポみたいの嫌じゃない!?(笑)」と登坂さん。思わず笑いがこぼれる中条さんと橋本監督の和気あいあいとした様子が映し出されている。さらに続けて、登坂さんは自身の恥ずかしいぶっちゃけエピソードも披露。フィンランドでの撮影の合間にご当地料理が食べたくなった登坂さんは、“サーモンスープ”が美味しいレストランを自ら探し、中条さんやスタッフを誘ってランチに。お店に着き、メニューを見ながら自慢げに「ここの(サーモンスープ)美味しいらしいよ!」と話す登坂さんに、中条さんが「こないだ夜に(登坂さん含めみんなで)来ましたよ…!同じメニューを頼んでましたよ!」とひと言…。登坂さんは、一度来たことのある店にまったく気づかず、“俺が見つけたぜ、この店”と言わんばかりのドヤ顔をしていたことが相当恥ずかしかったよう。普段のイメージとは少し違った意外な一面を、自らぶっちゃける貴重な映像となっている。また、よくキャストやスタッフ同士で食事にも行っていたそうで、そのときは登坂さんが率先してお店をリサーチするなど、撮影現場ではお兄さん的存在だったことも明かされている。今回公開された映像のほか、「プレミアム・トークin カフェ“Voice”」には本編シーンを見ながら撮影の舞台裏や役作りについて3人が解説するなど、豪華な撮り下ろし映像が約60分収録され、特典の中でも特に注目の映像となっている。『雪の華』ブルーレイ&DVDは7月3日(水)リリース、デジタルセル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:雪の華 2019年2月1日より全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2019年07月02日平田オリザが脚本を手がけた舞台『転校生』が、本広克行による演出で、8月に紀伊國屋ホールで上演される。本公演はパルコプロデュースの若手俳優発掘プロジェクトとして、キャストは全員オーディションによって選出される。18歳から25歳までの男女を対象としたオーディションで、2128人の応募の中から一次審査を通過したのは201人。そこから男子校版・女子校版各21人の出演者が決定する。5月上旬に東京都内で行われた、最終選考となる実技審査の様子を取材した。【チケットの詳細はこちら】本作品は1994年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブル的戯曲として知られている。ある高校生たちの1日が、平田戯曲特有の同時多発会話で繰り広げられる。他愛のない日々の会話の中に、彼/彼女らの日常と社会への好奇心、将来への不安などを垣間見る戯曲となっている。15年以来の再演で、今回初めて男子校版が上演されることになった。この日は、組に分けて行われたオーディションのうち、ある1組を見学。簡単に互いの自己紹介をした後は、いくつかの体を動かすゲームが行われた。例えば、自分以外の誰か1人を“爆弾”と見立て、気づかれないように、その人を避ける。そして、また別の誰か1人を自分を守ってくれる“シールド(盾)”として心の中で決め、“爆弾”と自分との間に常に“シールド”がいるような環境をつくるというゲームだ。最初はただ歩いていた参加者たちが、「まもなく爆発するから必死になって」という指示が出ると、ほとんどがなりふり構わず走り出した。戦略を立てて生き残った人もいれば、ルールを十分に理解できず脱落した人も。なかなかスリリングなゲームで、協調性と身体性、そして計画性が問われていると感じた。次は、9人ずつのグループに分かれて、ひとつのシチュエーションを静止画で表現するゲームだ。お題は“悪い知らせ”。話し合いの時間が5分ほどあり、各チームが発表する。発想力もさることながら、それをいかに分かりやすく表現するかが試される。合格発表を表現しているチームや、「部活のエースが怪我をして試合が出場できなくなった」という難しい設定を表すチームがあった。女子のオーディションの時も同様の課題が行われたが、男子オーディションの方がいい意味で盛り上がりがあり、部活動のような妙な“一体感”を感じた。ゲームを終えた後は、最後は自己PRタイム。ただし、1本の綱を渡るように歩きながら、話すという設定だった。各々声を震わせたり、足元を見たり、綱を渡るような工夫をしながら、自分の舞台経験や強みを思い思いにアピールしていた。初の男子校版に出演するのはどんな21人なのだろうか。開幕が待ち遠しい。文・写真:五月女菜穂
2019年05月21日平田オリザが脚本を手がけた舞台『転校生』が、本広克行による演出で、8月に紀伊國屋ホールで上演される。2015年以来の再演で、本公演はパルコプロデュースの若手俳優発掘プロジェクトとして、キャストは全員オーディションによって選出される。18歳から25歳までの男女を対象としたオーディションで、2128人の応募の中から一次審査を通過したのは男性73人、女性128人の計201人。そこから男子校版・女子校版各21人の出演者が決定する。5月上旬に東京都内で行われた、最終選考となる実技審査の様子を取材した。【チケットの詳細はこちら】本作品は94年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブル的戯曲として知られている。ある高校生たちの一日が、平田戯曲特有の同時多発会話で繰り広げられる。他愛のない日々の会話の中に、彼/彼女らの日常と社会への好奇心、将来への不安などを垣間見る戯曲となっている。この日は、組に分けて行われたオーディションのうち、ある1組を見学した。緊張を和らげるため、出来るだけ多くの人の名前と顔を覚え、相手にも覚えてもらうことからオーディションが始まる。互いに自己紹介をした後、2人組になって、それぞれの片手を重ねる。手が離れないように注意しながら、相手を無言で押したり、引いたりして、体と空気を動かすゲームだ。本広はこのゲームを通じて、参加者の身体性と協調性をみているようだった。次は、8~9人のグループに分かれて、ひとつのシチュエーションを静止画で表現するゲームだ。お題は“危機”。話し合いの時間が5分ほどあり、各チームが発表する。発想力もさることながら、それをいかに分かりやすく表現するかが問われている。交通事故の衝突の瞬間を表現しているチームや、パーティーゲームの“黒ひげ危機一発”を表すチームなどがあり、それぞれの個性がよく活かされていた。トータルで40分ほどのゲームを終え、最後はひとりひとりのアピールタイムと、演出の本広による質疑応答が行われた。参加者の中には、舞台経験が豊富にある人もいれば、今回が初舞台となる人もいた。ダンスやスポーツ経験をアピールする人もいれば、自分の性格を強調する人、緊張のせいか涙声になる人もいた。全体的に穏やかな雰囲気で、笑いに包まれる場面も多かったが、本広の眼差しは鋭かった。最終的にどんな21人がオーディションに合格し、どんな舞台を見せてくれるのか。期待したい。文・写真:五月女菜穂
2019年05月21日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・登坂広臣のソロプロジェクト・HIROOMI TOSAKA名義による楽曲「BLUE SAPPHIRE」が、音楽ストリーミングサービス・Spotifyの国内ウィークリーバイラルチャート(5月9日付)で1位になった。「BLUE SAPPHIRE」は、劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』の主題歌。収録されたシングル『SUPERMOON』は4月10日に発売されると、主要音楽配信チャート11部門で1位を獲得。ミュージックビデオは、600万再生を突破した(5月20日時点)。バイラルチャートはSpotifyが独自の調査に基づき、SNSで話題の曲をランキング化したもの。映画の影響でリスナー層が広がっており、再生回数ではこれまでの作品で最も勢いがあり、月間リスナー数は前月より241%増。日本以外でも台湾やアメリカ、インドネシア、ブラジルで多く聴かれているという。登坂は自身初の海外公演となる「HIROOMI TOSAKA 台北演唱會 2019 SUPERMOON ~UNDER THE MOONLIGHT~」を、7月20日・21日に台湾・台北市で行うことが決まっている。
2019年05月20日昨年、兵庫で大好評を博したリーディングシアター『レイモンド・カーヴァーの世界』が今年は兵庫と東京で上演される。昨年から続投の手塚とおる、新たに仲村トオル、矢崎広、平田満を迎え、公演日ごとに組み合わせを変えながら各回2名が出演。村上春樹が翻訳した、レイモンド・カーヴァーのシュールでミステリアスな短編を朗読する。「大先輩と同じ座組で大変光栄に思います」と恐縮する唯一の30代、矢崎広。どうしようもない男女のすれ違いや破綻を描いた作品群の中から、当日は『収集』『菓子袋』の2編を物語る。リーディング・シアター「レイモンド・カーヴァーの世界」チケット情報カーヴァーは80年代のアメリカ文学界にカルト的影響を与え、ピューリッツァー賞の候補にもなった作家であり詩人。『収集』は失業中の男と不在の妻を訪ねてきた見知らぬ男との何気ない会話を描写する。一方の『菓子袋』は離婚した父を成人した息子が訪ねたときの回想録だ。矢崎はレイモンド・カーヴァーの世界に初めて触れ、その“分からなさ”に早くも虜になったという。「これは原作者と訳された村上春樹さんおふたりのすごさだと思います。例えば『菓子袋』なら話している父親や聞いている息子の顔、菓子袋を持つ手の表情までが浮かんでくる。描写力のすごさが想像力を掻き立て、なぜ父はこのタイミングで息子にこの話をしたのか、とか。謎解きの要領で読んでいくと最後は迷路に迷いこむ。その感覚が面白いですね」。出演作は「血が騒ぐか否か」で見極めるという、デビュー15周年の矢崎広。近年はミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、『ライムライト』など注目作への出演が続き、存在感を増している。「年々演じる役の大きさに追い付け追い越せという思い。同時に役が付くこと自体有り難いことなので。今の自分はどんな役でも“やってやるぞ!”という気持ちです」。今回も気合十分に挑むつもりだ。「本作への出演が決まると、知人から『やるんだってね。がんばってね。いや、社交辞令じゃなく本当にがんばってね!』と、少し怖くなるぐらいのテンションで激励を受けました(笑)。レイモンド・カーヴァーに思い入れの強い方が他にもたくさんいることを実感したので、その方たちの思いにも応えたいと思います」。カーヴァーは中高年の悲哀に敏感で、行間からその年代特有の悲しみや寂しさの余韻が溢れだす。演出の谷賢一いわく「人生に疲れたことのある聴き手の心にそっと寄り添う」リーディング公演となりそうだ。「読者に答えが委ねられるような作風でもあり、見終わった後に自問自答したり、隣席の方と語り合いたくなる。演劇が好きな方はもちろん、普段は興味がないという方も構えずにお越しいただければ、この楽しくも頭がむず痒くなるような世界から抜け出せなくなると思います」。公演は5月25日(土)・26日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、5 月30日(木)から6月2日(日)まで東京・六本木トリコロールシアターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年05月14日4月22日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では、女優の能年玲奈(のん)と「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」登坂広臣の共演で伝説的少女マンガを映画化、2014年に公開され大ヒットした『ホットロード』をオンエアする。原作は1986年~87年にかけ「別冊マーガレット」(集英社)で連載された紡木たくの同名コミック。若さゆえの苦しみに堪えながら毎日を精一杯に生きる主人公たちの青春が時代を超えて共感され、いまだに読み継がれている伝説的作品だ。物語はママと2人暮らしの14歳の少女・宮市和希が、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めて過ごすなか、ある日親友・絵里に誘われて行った夜の湘南で「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志と出会う。第1印象は最悪だった2人だが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山も和希の純粋さに惹かれていく。しかしトオルから「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…というもの。和希役には連続テレビ小説「あまちゃん」で一世を風靡、『海月姫』も大好評だった能年さん。洋志役には「三代目」メンバーとしての活動とともに『雪の華』などで俳優としても輝きをみせる登坂さん。和希のママには「Missデビル」「後妻業」などの木村佳乃、ママの恋人・鈴木には「もみ消して冬」「ハケン占い師アタル」などの小澤征悦、トオルには『俺物語!!』や大河ドラマ「西郷どん」などの鈴木亮平。そのほか『あの頃、君を追いかけた』や朝ドラ「なつぞら」の山田裕貴をはじめ、太田莉菜、竹富聖花、落合モトキ、利重剛、松田美由紀、鷲尾真知子、野間口徹らが出演する。主題歌として起用された尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」も、儚くも切ない輝きをみせるこの青春ストーリーとシンクロ。物語を美しく彩っている。映画天国『ホットロード』は4月22日(月)深夜25時59分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開© 2014「ホットロード」製作委員会 © 紡木たく/集英社
2019年04月22日『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』の公開ゲネプロが17日に東京・日本青年館大ホールで行われ、鈴木拡樹、和田琢磨、本広克行(演出)が取材に応じた。同作は、人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ の脚本家・深見真が、公安局刑事課三係を舞台に書き下ろした完全オリジナルストーリーのスピンオフ作品。TV1期・劇場版で総監督を務めた本広が演出を務める。映像や照明を駆使した同作に、鈴木は「世界観を360度で体験していただくだけじゃなくて、一つのテーマパークを、2時間かけてアトラクションで一緒に体験していただく感じに仕上がってるんじゃないかなと思います」と自信を見せた。さらに鈴木は「もし、キービジュアルを撮っていたころに受けていたインタビューを読んでいただいた方には謝りたいなと思うんですけど、性格が180度反転しまして、さわやかといえる感じでもないですし、新人といえる感じでもなく仕上がった」と、当初のキャラクターからの変化を明かす。「一つ変わってないのは、シビュラを信じてやまないところ、というか。信仰心は、もともと描こうとしているところより強くなっているんじゃないかな」と演じた監視官・九泉晴人について語った。本広監督は、初タッグとなった 2人について「すごい人気の俳優さんだって聞いてたので、いやなやつなのかな? と思って。ぶっちゃけ、人気者たくさん見てきて、みんな少しずつ……」と語り始め、すかさず和田が「みんな、いやなやつなんですか?」とツッコミ。本広は「いやな奴というか、自分を持ってるというか。でももう、(2人は)真っ白で来てくれましたね」と褒めると、鈴木は「それだけ、本広さんがどうなんだろうという気持ちが強かったんです」と振り返る。一方、「正直、けっこうびびって稽古場に入った」という和田は、「稽古初日を勘違いして、1日早く入ってしまったんです」とミスを告白。「本広さんとかスタッフの方が会議をしてて『あれ、こいつきた!』という目で見られたんですけど、結果、あの時に初めてお会いして、『和田くんってこういう人なんだ』ってところからスタートした」と明かした。プロデューサーからは「3日くらい早かった」とつっこまれた和田に、鈴木は「そんなことってあるんだね」と驚いていた。今回の舞台版について、本広は「もともと『PSYCHO-PASS』って、アニメだけでなく小説も漫画も広がりをつくるように、『PSYCHOプロジェクト』って当時呼んでたんです。実写にもなりたいし、舞台版にもなりたいというのがあって、その中の一環ですね」と説明する。「ここで失敗すると途絶えてしまうので、絶対面白いものにしようと思って、僕の思いの丈を全部やってもらいました」と心境を語った。「色相が濁ってるキャストは?」という質問には、鈴木が「誰か1人の名前をあげた時点で、自分が色相濁ってる」、和田が「罠ですよ、この質問」とニヤリ。鈴木は「キャストもスタッフさんも、ここ連日、小屋入りしてからみるみるうちに色相悪化が激しい。今逆に、100オーバーしてない人を探す方が難しいかもしれないですね。細かいんですよ」と苦笑し、「観ていただくことによって、我々のメンタルケアになる」とアピールした。
2019年04月17日太宰治の『人間失格』をダイナミックにリメイクした劇場アニメーション映画『HUMAN LOST 人間失格』が、2019年11月29日(金)公開。太宰治の『人間失格』"SFエンタテイメント作品"に破滅に至った一人の男の生涯を描いた太宰治の『人間失格』は、深い死生観・文学性から今なお高い人気を誇る不朽の名作。太宰治生誕110周年を記念し、日本文化の代表作が、日本最高峰のクリエイター陣によってアニメーション映画化される。試みたのは、日本の古典文学をSFアクション化させ、近未来の物語を描いた"SFエンタテイメント作品"として再構築すること。ストーリー物語の舞台となるのは、医療革命により“死”を克服した昭和111年の東京。人々は体内の“ナノマシン”とそれらをネットワークにより管理する“S.H.E.L.L.”体制の支配により、無病長寿を保証されていたが、その究極的な社会システムは国家にやがて歪みをもたらしていった。そんな世界の中で、薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる主人公・大庭葉藏は、ある日暴走集団とともに行動する謎の男・堀木正雄と共に、激しい闘争に巻き込まれてしまう。そこで遭遇したのは、“S.H.E.L.L.”体制から外れ異形化(ヒューマン・ロスト)してしまった“ロスト体”。間一髪のところで、不思議な少女・柊美子に命を救われた葉藏は、自らもまたヒトとは違う力を持つことを知るのだったー。怒り。悲しみ。憐れみ――絶望に呑みこまれ、血の涙とともに大庭葉藏は“鬼”と化す。 無病長寿を実現した究極の社会システムと生きる人間たちは、失格か、合格かーー。キャラクター紹介主人公・大庭葉藏(声:宮野真守)死を克服した社会で、生きる意味を見いだせない男。アトリエ兼住居のバアの2階に引きこもって絵を描き、薬物・酒・女に溺れる自堕落な生活を送っている。友人の竹一に流されるまま、暴走集団の“インサイド”突貫に参加し、未来を巡る闘争に巻き込まれる。柊美子(声:花澤香菜)ヒューマン・ロストに対抗する隠れた国家機関“ヒラメ”の女隊員。健康保障機関“S.H.E.L.L.”の広報官も兼務し、その組織によって明るい未来が来ることを信じている。また、ヒューマン・ロスト現象を感知し、抑え込む不思議な力を持っている。堀木正雄(声:櫻井孝宏)貧困エリア“イチロク”の暴走集団に出入りし薬物をばら撒く謎の男。“S.H.E.L.L.”に反発する竹一の助言者として周囲に一目置かれている。葉藏は心から信用できないものの、自分の内面を見透かされるような視線を無視できずにいる。竹一(声:福山潤)貧困エリア“イチロク”の暴走集団のリーダー。主人公・葉藏の唯一の友であり、生き方に惑う彼に絵を描くきっかけを与えた男でもある。“S.H.E.L.L.”による健康管理を不快に思い、その意志を示すべく“インサイド”突貫を試みている。そうした自分の考えを言語化してくれる正雄を尊敬している。厚木(声: 小山力也)ヒューマン・ロストに対抗する隠れた国家機関“ヒラメ”の実行部隊長。実直さと信念がある屈強な老兵。美子の親代わりで、彼女が“ヒラメ”に保護されてからずっと面倒をみている。澁田(声:松田健一郎)ヒューマン・ロストに対抗する隠れた国家機関“ヒラメ”の所長。“S.H.E.L.L.(シェル)”の信奉者で、現体制の維持継続を最優先に命令を下す。医療革命がもたらしたアンチエイジングによって見た目こそ中年だが、実際は厚木よりも年長者。本広克行×木﨑文智×冲方丁×ポリゴン・ピクチュアズスーパーバイザーには「踊る大捜査線」「PSYCHO-PASS サイコパス」などを手掛けてきた本広克行。監督は「アフロサムライ」「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」『ベヨネッタ ブラッディフェイト(BAYONETTA BLOODYFATE)』などのヒット作を飛ばしてきた木﨑文智が担当する。コンセプトアートは、「ファイナルファンタジーXI」や「メタルギア ライジング リベンジェンス」を生み出した富安健一郎。そして、アニメーション制作は『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『トランスフォーマー プライム』などで多数のアワードを受賞しているポリゴン・ピクチュアズが担当する。脚本は「天地明察」で吉川英治文学新人賞ほか数々の賞を受賞した小説家・冲方丁が、キャラクターデザインは「PokemonGO」や「ファイアーエムブレム」などでゲームやアニメーションの登場人物を生み出したコザキユースケが手掛ける。音楽は「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなど実写・アニメともに活躍する菅野祐悟。音響監督には海外でも活躍する岩浪美和が参加。m-floが主題歌を担当主題歌はm-floがグラミーアーティスト、J. バルヴィンをフィーチャリングに迎えた「HUMAN LOST feat. J. Balvin」に決まっている。<あらすじ>昭和111年――医療革命により死を克服し、環境に配慮しない経済活動と19時間労働政策の末、GDP世界1位、年金支給額1億円を実現した無病長寿大国・日本、東京。 大気汚染と貧困の広がる環状16号線外“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団とともに特権階級が住まう環状7号線内”インサイド”へ突貫し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで”ロスト体”と呼ばれる異形体に遭遇した葉藏は、 不思議な力をもった女性“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力をもつことを知る。 暴走集団に薬をばらまき、ロスト体を生み出していたのは、葉藏や美子と同じ力をもつ男“堀木正雄”。正雄はいう。進み過ぎた社会システ ムにすべての人間は「失格」した、と。文明崩壊にむけ自らのために行動する堀木正雄、文明再生にむけ誰かのために行動する柊美子。平 均寿命120歳を祝う人類初のイベント“人間合格式”を100日後にひかえ、死への逃避を奪われ、人ならざる者となった大庭葉藏が、その果てに選択するものとは――【作品情報】『HUMAN LOST 人間失格』公開時期:2019年11月29日(金)原案:太宰治「人間失格」より監督:木﨑文智スーパーバイザー:本広克行ストーリー原案・脚本:冲方 丁キャラクターデザイン:コザキユースケコンセプトアート:富安健一郎グラフィックデザイン:桑原竜也CGスーパーバイザー:石橋拓馬アニメーションディレクター:大竹広志美術監督:池田繁美、丸山由紀子色彩設計:野地弘納撮影監督:平林 章音響監督:岩浪美和音楽:菅野祐悟キャスト:宮野真守、花澤香菜、櫻井孝宏、福山潤、小山力也、沢城みゆき、千菅春香アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ企画・プロデュース:MAGNET/スロウカーブ主題歌:m-flo「HUMAN LOST feat. J. Balvin」配給:東宝映像事業部■ムビチケ情報発売日:9月20日(金)価格:1,500 円(税込)※ムビチケのみ特典:キャラクターボイス付メタリックステッカー(全4種・ランダム)キャラクターボイス:大庭葉藏、柊美子、 堀木正雄、竹一※販売劇場は公式 HP参照。 ※前売券1枚につき特典は1枚。※ボイスの種類は選べない。
2019年03月26日登坂広臣と中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(公開中)が、興行収入10億円を突破したことが28日、明らかになった。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。男女問わず若い層から年配まで幅広い層に愛され、2月1日の公開から約1カ月が経った27日時点で、観客動員数80万人を超え(800,925人)、興行収入10億円を突破(1,005,573,800円)。この大ヒットを記念して、3月1日から、スペシャル未公開映像付き登坂広臣ポストカードが、入場者特典として全国の劇場(一部劇場を除く)で配布される。(※なくなり次第終了。配布劇場は、映画公式サイトに掲載)登坂演じる悠輔のカッコ良すぎる秘蔵ビジュアルが使用されたポストカードにQRコードが記載されており、読み込むと登坂の誕生日の3月12日0:00〜3月31日の期間限定で本、編未公開シーンを収めたスペシャル映像を見ることができる。映像では、悠輔と美雪ふたりの距離がぐっと近づくシーンや、悠輔が今まで見せることのなかった涙を初めて見せるシーンなどが収められている。この映像を自ら編集した橋本光二郎監督は「多くの方に『雪の華』をご覧頂けて、本当に嬉しく思います。この大ヒットを受けて、どうしても断腸の思いでカットせざる得なかった私自身が好きなシーンをセレクトさせて頂きました。きっと悠輔と美雪のふたりの関係を、より深く感じていただけることと思います」とコメントした。
2019年02月28日