展覧会「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」が東京・弥生美術館にて、2024年6月30日(日)まで開催される。レトロモダンな世界を描くイラストレーター・マツオヒロミマツオヒロミは、レトロモダンな世界を美麗に描いた作品で人気のイラストレーター。色香を湛えた女性像をはじめ、衣装・装飾品・建物・ロゴなど、画面の隅々にまでレトロで和モダンな世界観を詰め込んでいる。マツオヒロミは、明治・大正・昭和初期を主に作品の舞台に取り上げており、作画の際には徹底的な資料研究を重ねた上、独自のアレンジを加えているのが特徴だ。マツオヒロミ初の東京での個展展覧会「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」は、そんなマツオヒロミの東京初個展となる。会場では、8ページ程度のショート漫画を描くマツオヒロミならではのイラストレーションに漫画を添えたコミック&イラストの作品や、最新作を展示する。たとえば、創刊100周年を迎える女性誌『ロンド』という設定で、記事や広告、関わった人々のエピソードを描いた近著『マガジンロンド』の中から、1922年の創刊号から2022年の最新刊まで『ロンド』の“実物”がずらりと並ぶ。マツオヒロミと弥生美術館がタッグを組み、実物の制作を行っているそう。作中の百貨店や古書店を再現また、代表作の『百貨店ワルツ』で描かれた三紅百貨店を展示室内に再現。1階服飾雑貨部、2階美粧部、3階呉服部といったエリアが再現され、作品世界への没入体験が可能だ。加えて、『マガジンロンド』のヒロイン・ジンノがオーナーをつとめる古書店「ル・ソレイユ」の再現も。創作のヒントとなった弥生美術館収蔵資料も併せて展示される。【詳細】「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」会期:2024年4月6日(土)~6月30日(日)会場:弥生美術館 1階~2階住所:東京都文京区弥生2-4-3休館日:月曜日、5月7日(火)※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般 1,000円、大高生 900円、中小生 500円※竹久夢二美術館にて同時開催される「夢二がえがく動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」と2館あわせて鑑賞可能。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2024年04月15日レトロモダンな世界を美麗に描いて人気のイラストレーター・マツオヒロミの東京初個展が、文京区の弥生美術館で、4月6日(土)から6月30日(日)まで開催される。代表作『百貨店ワルツ』や『マガジンロンド』をはじめとした紹介に加え、4月に刊行予定の最新刊についても、いち早く展観する注目の展覧会だ。1980年生まれのマツオヒロミは、2010年に同人誌制作からキャリアをスタート。絵だけでなく、レイアウト、文章、ロゴまでこだわった優れたデザイン感覚で人気を博し、以後、明治・大正・昭和初期を舞台としたレトロな和モダンの世界と、匂いたつような色香をまとった女性像を描いて、多くの人々を魅了してきた。作画の際の徹底的な資料研究、和装・洋装を問わず抜群のファッション・センスで描いた多様な女性像の表現、洗練された色彩感覚、練り上げられた構図、ディテールへのこだわりがその作品の大きな特徴だ。またイラストレーションとショート漫画の両方を手がけるマツオは、2023年、第52回日本漫画家協会賞萬画部門大賞も受賞。国内のみならず海外でも注目を浴びる作家である。同展の大きな見どころは、複数の再現展示があることだ。ひとつは、大ヒットを記録した単行本『百貨店ワルツ』に描かれた三紅百貨店を、展示室内に構築する没入型の展示。大正ロマンの雰囲気が漂う弥生美術館に、20世紀初頭のデパートが登場することになる。同人誌「百貨店ワルツ」 ポストカード 2014年©Hiromi Matsuoまた、創刊100周年を迎える女性誌『ロンド』という架空の雑誌をめぐって描かれた近著『マガジンロンド』の展示では、その架空の雑誌の創刊号から最新号までの「実物」を制作してズラリと並べる予定だという。さらに、その『マガジンロンド』のヒロインがオーナーを務める古書店「ル・ソレイユ」が会場に再現されるのも楽しみなところだ。「夏の終わりのル・ソレイユ」より 「マガジンロンド」より 2022年© Hiromi Matsuo /実業之日本社同展ではまた、現在準備中の最新作の内容と、作家自身の語り下ろしコメントの紹介もある。盛りだくさんの展示を通して、マツオヒロミの美麗な世界観が多面的に堪能できる見逃せない展覧会となっている。<開催概要>『マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~』会期:2024年4月6日(土)~6月30日(日)会場:弥生美術館休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1000円、大高900円、中小500円(竹久夢二美術館も観覧可)公式サイト:
2024年03月19日2024年1月23日、俳優の小雪さんの姉であり、モデルや歌手として活躍している、弥生さんがInstagramを更新。夫と息子とともに家族3人で撮影した写真を公開したところ、話題になっています。「なんて素敵な家族!」との声が寄せられた、こちらの1枚をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る YAYOI OFFICIAL(@yayoi_official)がシェアした投稿 弥生さんは「心の平和、世界の平和を祈ります。今年もよろしくお願いします」と投稿で挨拶をつづっていました。2024年1月現在、48歳の弥生さんはアメリカと日本に拠点を置いており、その自然体で丁寧なライフスタイルが支持を得ています。過去の投稿では、小雪さんとイベントで撮影した際のツーショットも公開していました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る YAYOI OFFICIAL(@yayoi_official)がシェアした投稿 白髪染めをしない、美しいシルバーヘアがチャームポイントの弥生さん。長い黒髪の小雪さんと並ぶと、姉妹それぞれの魅力が引き立ちますね。洗練された姿に、憧れを抱く人は多くいるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月24日倉持裕と杉原邦生という注目の初タッグで、現代を舞台に特異な人間が存在する不思議な世界を描く青春ファンタジー『SHELL』。 キャストには石井杏奈、秋田汐梨ら若手から岡田義徳といったベテランまで個性豊かな俳優陣が集結した。公演まで1ヶ月を切ったタイミングで、キャスト・スタッフが一丸となって取り組む熱気溢れる稽古場の様子が公開された。この日行われたのは、冒頭から3場まで。 あることをきっかけに交錯する、学生たち、盲目の女性、娘との関係に悩む父という3つの軸に関する導入とOPのダンスシーンまでの流れだ。「流してみようかと思います」という言葉にキャスト陣から「やってみよう!」「いけるいける!」と明るい声が返り、和気あいあいとした雰囲気で稽古がスタートする。希穂役の石井は、クールな雰囲気を放ち、静かながら目を惹きつける存在感がある。咲斗との会話で見せる穏やかさ、未羽たちと言い争う時のどこか一線を引いているような佇まいが印象的だ。 未羽役の秋田は、ハキハキとした強気な態度で、短いシーンでも彼女の性格やクラスでの立ち位置を表現。高木と出会う場面では、これから何が起きるのかというワクワクを感じさせてくれる。また、SEや音楽が雰囲気を一瞬で変えるのが面白い。 「松田先生が突然学校に来なくなった」という事件についての生徒たちの話し合い、盲目の女性・長谷川と隣人の会話、高木と娘の気まずい空気など、ひりついたシーンに様々な音が臨場感や深みを与えていた。ここから3つの世界がどう交わり、ストーリーがどう展開していくのか期待が高まる。キャストの人数が多く、椅子を使った動きなどもあるため、安全に気を付けながらフォーメーションや移動時のタイミングを細かく確認・修正していく。OPのダンスにおいても作品のテーマや世界が伝わるように話し合いながら振りを変えたり、意図しない意味が生まれないように調整したりと、こだわりを持って進めていた。緊張感があり動きも激しいダンスのため、休憩に入るとキャスト陣からは安堵のため息や「疲れた!」という声も上がるが、すぐに各所で振り付けの練習や小物の設置場所についての確認が始まる。また、杉原の「移動するときもう少し忍者っぽくできないかな」という声を受けて各々がイメージする忍者走りを試したり、変更箇所について杉原に「すぐやって大丈夫?」と聞かれた秋田が「大丈夫じゃないです!」と素直に答え笑いが起きたりと、気軽にアイデアや意見を発信できる環境が見て取れる。クリエイター陣が丁寧に指示を出してブラッシュアップしていくと同時に、キャスト陣も主体的に動いて作品を練り上げている印象を受けた。稽古場取材会に合わせてオフィシャルコメントも到着した。演出杉原邦生若き俳優たちの溢れるエネルギーと瞬発力、少しだけ先輩な俳優たちの豊かな発想と安定感、そして、スタッフたちの惜しみない情熱と技術により稽古場は躍動し続け、日々がアッという間に過ぎていきます。さらに、次から次へと届く原口沙輔くんのオリジナリティ溢れる音楽によって新たな視点が加わり、これまでの演出作品にはない大きな手応えを感じています。初日までの残り約3週間、稽古場で試せることを試し尽くして、お客様に刺激的な時間をお届けしたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください!伊藤希穂役石井杏奈伊藤希穂役の石井杏奈です。10月からキャスト、スタッフの皆様と素敵な作品を作るべく稽古に取り組んでいます。物語を濃くするために照明や音楽と同様に、踊ったり触れ合ったり人間で魅せる表現が沢山あり、見応えのある舞台になっています。演出家の杉原さんや大人の役者さんたちもとても優しく、同世代の役者さんも多く笑顔の絶えない稽古場です。日常の中に非日常が存在する不思議な世界のお話ですが、もしかしたら現実でもそれぞれ見えている世界が違っていて自分の生活と重ねながら楽しめる舞台になっていると思います。みんなで作る物語が多くの方に届くことを願っています。沢木未羽役秋田汐梨具体的なセットや小道具などをあまり使わずに、人や音楽で空間を作り上げるという舞台になっています。私が今までに経験したことのない体の使い方をして空間を表現しなければならず、日々筋肉痛と闘いながらお稽古に励んでいます。私が演じる未羽は、学校を変えたいという強い正義感を持つ女の子です。高木が希穂に見えたことから、物語がジェットコースターのように進んでいくのですが、感じたままの感情を表現することを意識しつつ、広い会場で後方の方のお客様にも感情が伝わるようにはどうしたら良いのか、日々模索しています。観る人それぞれが各々の思う世界観を投影してもらえる様になっているので、その不思議な世界観を楽しみに見に来てくださると嬉しいです。高木憲一役岡田義徳台本を頂いた時、倉持さんの不思議な世界観を杉原さんがどう演出するのかワクワクしました。実際、今、稽古をしていますが、若い皆さんと沢山のディスカッションを重ねて一場、一場、丁寧に作っています。日々、成長をしているキャストを観ていると自分も色々と勉強をさせてもらいながら共に成長しているのを感じています。SHELLこの舞台を観てくださる方が、観終わった後、何かしらを感じ持って帰って頂けたらと思います。本作は11月11日(土)よりKAAT神奈川芸術劇場ホールにて開幕。新進気鋭のクリエイター陣と俳優たちが生み出すオリジナル作品に期待しよう。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『SHELL』作:倉持裕演出:杉原邦生音楽:原口沙輔出演: 石井杏奈 秋田汐梨石川雷蔵 水島麻理奈 成海花音 北川雅 上杉柚葉 キクチカンキ 香月彩里近藤頌利 笠島智 原扶貴子岡田義徳藍実成 秋山遊楽 植村理乃 小熊綸 木村和磨 古賀雄大 出口稚子 中沢凜之介 中嶋千歩 浜崎香帆スタッフ舞台美術:佐々木文美 照明:吉本有輝子 音響:稲住祐平 衣裳:丁瑩 ヘアメイク:国府田圭振付:北川結、仁科幸 演出助手:日置浩輔 舞台監督:藤田有紀彦 制作進行:ycoment会場: KAAT神奈川芸術劇場日程: 2023 年 11 月 11 日(土)~26 日(日)◇=S 席平日夜割開場は開演の 30 分前◎託児サービスあり 公演一週間前までに要予約・有料(マザーズ 0120-788-222)チケット料金(全席指定・税込):S 席:6,800 円 S 席平日夜割:6,500 円 A 席:4,800 円神奈川県⺠割引(在住・在勤/S 席のみ):6,000 円U24 チケット(24 歳以下):3,400 円 高校生以下割引:1,000 円 シルバー割引(満 65 歳以上):6,300 円※神奈川県⺠割引は、チケットかながわの電話・窓口にて 8 月 26 日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要 住所確認)※U24・高校生以下・シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEB にて、9 月 9 日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)※車椅子でご来場の方は、購入前にチケットかながわにお問い合わせください。※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※営利目的の転売禁止。※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。チケット取り扱い:チケットかながわ 0570-015-415(10:00-18:00)窓口:KAAT神奈川芸術劇場 2 階(10:00-18:00)チケットぴあ [P コード:520-384]イープラス ローソンチケット [L コード:31365]お問合せ: チケットかながわ 0570-015-415(10:00-18:00) 公式サイト: 主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会ツアー[京都公演] 京都芸術劇場 春秋座 2023年12月9日(土)15時開演、10 日(日)13 時開演主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センターお問合せ:京都芸術大学 舞台芸術研究センター 075-791-9207 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月19日善方威 著/春原弥生 マンガ『マンガでわかる! 読解力を10日で上げる方法~中学受験国語カリスマ講師直伝~』2023年10月24日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は善方威 著春原弥生 マンガ『マンガでわかる! 読解力を10日で上げる方法~中学受験国語カリスマ講師直伝~』 を2023年10月24日(火)に刊行いたします。難解文章がどんどん読めて、わかりやすい文章がスラスラ書ける毎年有名私立中学をはじめとする中学受験で驚異的な合格率を誇る中学受験国語塾、β(ベータ)国語教室。その主宰でありカリスマ講師の著者が、二十数年にもおよぶ講師生活の中で築き上げた 独自メソッドを用いて、10日間で読解力を飛躍的に上げる方法を解説。「マンガ」→「図解で解説」→「過去問」の3段構成で読解力がしっかり身につきます。中学受験を目指すお子さんはもちろん、中高生、大学生、社会人まで、楽しく学べ、一生モノの読解力が身につきます。※以下、本書より一部抜粋国語を読み解く武器って何!?近年、入学試験等における出題文の「超長文化」が問題となっています。初めて見た長文を7~8ページ以上も読んで理解するのは大人でも苦労するのではないでしょうか。そんな長文問題を解くために必要なチカラが“読解力”です。“読解力”を上げることで“論理的な思考力”も身についていき、難しい論説文でもすぐに理解できるようになります。▼「マンガ」→「図解で解説」→「過去問」の3段構成で読解力がしっかり身につきます。10日間で読解力を飛躍的に上げる方法を紹介1日目国語のキホンのキホンをマスターしよう (主語・述語・修飾語)2日目指示語が指す内容を正確に読みとろう(指示語)3日目 読解力を倍増させる接続語の用法を知ろう(接続語)4日目 因果関係で未来が見える(因果関係概論)5日目 因果関係の読み取り方(発見方法と判断方法)6日目 文章を正しく読み解くための○×△読解法(○×△読解法)7日目 物語がスラスラわかる背景知識5選(物語文)8日目 論理的な文章を読み解くための武器「二元論」 (論説文1)9日目 世の中がわかる!頻出「二元論スペシャル」(論説文2)10日目 アウトプットは「決め言葉」を 使えば超カンタン(文章を書く)書籍情報表紙タイトル:マンガでわかる! 読解力を10日で上げる方法~中学受験国語カリスマ講師直伝~著者:善方威マンガ:春原弥生ページ数:192ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2023年10月24日ISBN:978-4-86667-639-5書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次1日目 国語のキホンのキホンをマスターしよう(主語・述語・修飾語)2日目 指示語が指す内容を正確に読みとろう(指示語)3日目 読解力を倍増させる接続語の用法を知ろう(接続語)4日目 因果関係で未来が見える(因果関係概論)5日目 因果関係の読み取り方(発見方法と判断方法)6日目 文章を正しく読み解くための○×△読解法(○×△読解法)7日目 物語がスラスラわかる背景知識5選(物語文)8日目 論理的な文章を読み解くための武器「二元論」(論説文1)9日目 世の中がわかる! 頻出「二元論スペシャル」(論説文2)10日目 アウトプットは「決め言葉」を使えば超カンタン(文章を書く)プロフィール著者:善方威(ぜんぽう・たけし)著者:善方威早稲田大学法学部卒。中学受験国語塾 β(ベータ)国語教室代表(経営者、指導責任者)。 東京都内に5教室を展開(千駄木、本駒込、南青山、白金高輪、お茶の水)。早稲田大学在学中は、司法試験受験サークル緑法会で幹事長を務める。また、司法試験受験中は、辰巳法律研究所で司法試験の模擬試験問題の作成、解説の執筆も行う。司法試験受験生時の 塾講師のアルバイトにて「法律の問題の解き方を国語の問題の解き方に応用できる」ことを発見。以後、「法律のこの問題と 国語のこの問題は似ている」というユニークかつ確実な裏づけある視点を利用し、読解力、思考力を高める方法、および、国語の問題の解き方を追究。四谷大塚講師を経て、1994年文京区千駄木に日本初の中学受験国語塾 β(ベータ)国語教室を開設。以来、約750人の受験生を、独自のノウハウに基づく 完全一対一の熱血指導で合格に導いている。著書多数。【報道関係各位】『マンガでわかる! 読解力を10日で上げる方法 』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月17日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』が2023年11月11日(土)~26日(日)まで同劇場で上演される。脚本家の倉持裕と、演出家の杉原邦生という演劇シーンを牽引する二人の初タッグ作品として注目したい。倉持は「(同劇場芸術監督である)長塚(圭史)さんから『貌』というテーマを言われて。『家族のカタチ』といった観念的なものを示そうかとも思ったが、直接的に『顔を変えて生きている人間』を主人公にすることにした。ただ、変身を便利に使ってしまうとヒーローものになってしまうから、それが枷になっている話にしようと思い......」などと本作の着想を語る。本を託した杉原に対しては「本当に楽しみ。邦生くんの演出はオシャレだから。彼の演出で、舞台の空間に余白がいっぱいある美しい作品を観てきたので、観客の想像に委ねるところも多い本作にも合う気がする」。一方の杉原は「議論を重ねていく中で世界観がクリアになっていったが、『これはどうなるんだ?』という謎も増えていって。そういう不条理さも説明しすぎずに突っ走った方が、劇としては面白いのではないかということに落ち着いた。面白い本だなと思う反面、演出は難しそう」。倉持については「今回改めて新作を読むと、無駄がないことがすごいなと。つい演出家の“クセ”で、カットできそうな部分を探しながら読んでしまうが、必要な言葉だけが描き込まれている」と評した。石井杏奈や秋田汐梨らのキャストは「いい意味で色がなく、透明感がある」(杉原)。若手音楽家の原口沙輔も「無理なく等身大の感覚で音楽を作っている気がする。同時に外に開いていく意識も見えて、こういう音楽家が舞台音楽をやったら面白い化学変化が起きるのでは」(杉原)と期待される。観客に対して、倉持は「今回はプロットを組まずに、悩み苦しみながら書いた。その分、打ち合わせを重ねての改稿の時間は楽しかったし、どんどん良くなっていった。丁寧に作られた本という実感があり、ほかにはない芝居になるのでは」。杉原は「芸術は、普段出会えないものに出会える場。ちょっと不思議で不条理な世界観だが、今僕たちが抱えている社会の問題が見え隠れするし、共感できる部分もいっぱいあると思うので、楽しみに劇場に来てほしい」と語った。京都公演は12月9日(土)、10日(日)。取材・文:五月女菜穂
2023年10月13日お月見イベント「あま弥生の観月会」が、大阪高槻市の安満遺跡公園で2023年9月30日(土)に開催される。お月見イベント「あま弥生の観月会」「あま弥生の観月会」は、2023年で開催5回目を迎える人気お月見イベント。月、土星、木星など秋の夜空を観望する天体観測の企画をはじめ、夜店やキッチンカーによる月見団子の販売、高槻伝承民謡、邦楽、吟詠といった伝統芸能演奏会などを行う。広々とした安満遺跡公園で仲秋の名月をゆったり鑑賞する、風情溢れる時間を過ごしてみてはいかがだろう。【詳細】「あま弥生の観月会」開催日:2023年9月30日(土)時間:16:00~20:30場所:安満遺跡公園住所:大阪府高槻市八丁畷町12-3参加費:無料内容: 紙芝居、わらべ歌あそび、影絵劇などの子ども向けプログラム、高槻伝承民謡、邦楽、吟詠などの伝統芸能演奏会、天体観測、各種夜店とキッチンカーによる飲食販売など※子ども向けイベントは定員に達したため申込終了。その他イベントも入場制限を行う場合あり。※月見弁当は100食限定にて予約販売(1食2,700円)。予約は安満遺跡公園事務室まで。申込期限9月23日(土)。【問い合わせ先】安満遺跡公園事務室TEL:072-648-4725
2023年09月14日企画展「伝説のファッション・イラストレーター森本美由紀展」が、東京の弥生美術館にて、2023年4月1日(土)から6月25日(日)まで開催される。森本美由紀、創作の軌跡森本美由紀は、少女雑誌『Olive』や『mc Sister』などでイラストを描き、ピチカート・ファイヴをはじめとする「渋谷系」音楽との競演も果たしたファッション・イラストレーターだ。筆と墨を用い、無駄のない線で一気に描き上げたスタイル画には、「女の子のなりたいイメージ」が具現化されている。企画展「伝説のファッション・イラストレーター森本美由紀展」は、総数193点の原画や多数の資料とともに、森本美由紀の創作を紹介する展覧会。筆と墨による洗練されたイラスト画ばかりでなく、森本を象徴するこのドローイングスタイルへと至るまでの変遷にも光をあてる。1959年岡山に生まれた森本は、上京後、1979年にセツ・モードセミナーに入学し、日本のファッション・イラストレーターの先駆者・長沢節(ながさわ せつ)のもとに学んだ。在学中にフリーランスのイラストレーターとしてデビューし、80年代は『Olive』や『an・an』、『mc Sister』などにイラストを描いて人気を博している。90年代に入ると、それまでのカラフルな作品から画風を変えて、50〜60年代の『VOGUE』のスタイル画からの影響のもと、筆と墨を用いる洗練されたドローイングスタイルを確立。その作品は他分野のクリエイターをも触発し、渋谷系音楽のCDにも作品が数多く起用されている。さらに2000年代には、松屋銀座の広告やユニクロ(UNIQLO)の商品展開にも携わるなど、幅広い仕事を手がけるも、2013年にこの世を去った。森本の没後10年を経て開催される本展では、カラフルな作品から筆と墨を使ったドローイングへと移行する、80年代の軌跡を原画とともに紹介。また、アトリエから新たに発見された資料も初公開する。展覧会概要企画展「伝説のファッション・イラストレーター森本美由紀展」会期:2023年4月1日(土)〜6月25日(日)会場:弥生美術館 1〜2階住所:東京都文京区弥生2-4-3開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)入館料:一般 1,000円、高校・大学生 900円、小学・中学生 500円※竹久夢二美術館とあわせての料金※カラー作品は会期中に展示替えあり(前期 4月1日(土)〜5月14日(日) / 後期 5月16日(火)〜6月25日(日))※会期、休館日、開館時間は変更となる場合あり(最新情報については美術館ホームページにて確認のこと)【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2023年02月12日展覧会「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が、東京・弥生美術館にて、2023年3月26日(日)まで開催される。田村セツコのおちゃめな世界田村セツコは、1958年のデビューから65年を迎え、85歳になった2023年の今でも、“カワイイ”の体現者として活躍し続けるイラストレーターでありエッセイストだ。近年では、“すてきなおばあさん”としても注目を集めている。イラスト原画200点やグッズ、立体作品など展示展覧会「田村セツコ展85歳、少女を描き続ける永遠の少女」では、これまでセツコが手掛けてきた作品のグッズや童話挿絵を集めた「少女の部屋」、エッセイ・近年のコラージュ作品を中心とした「おばあさんの部屋」の2つのコンセプトのもと、作品を展示。2室の展示を通して、進化し続ける永遠の少女・田村セツコの魅力を紹介する。ロングセラー『おちゃめなふたご』など名作物語の挿絵ヒット&ロングセラー『おちゃめなふたご』や『あしながおじさん』など、名作物語の挿絵を多数描いてきたセツコ。ロングセラー作品は、時が経つことで異なる媒体に同じ物語を描くこともあるため、本展は、デビュー初期から近年の作品が同時に並ぶ貴重な機会となっている。また、会場では、カラーイラストはもちろん、モノクロイラストも展示。印刷では表現しきれない鉛筆の温かみにも注目だ。自由でうららか&冒険好きな“おばあさん”にフォーカス少女時代からおちゃめな心を持ち続け、日々のどんなことも冒険と捉え前向きに歩み続けたセツコ。そんなセツコが自ら展示をプロデュースする2階展示室「おばあさんの部屋」では、伸びやかで自由な発想に満ちたコラージュ作品や、日常の些細な物事を綴ったイラスト・エッセイを鑑賞することができる。オリジナルグッズや限定ドリンクメニューもなお、会場では展覧会限定のオリジナルグッズを販売するほか、併設カフェ「港や」にて限定ドリンクメニューも提供する。【詳細】展覧会「田村セツコ展85歳、少女を描き続ける永遠の少女」会期:2023年1月6日(金)~3月26日(日)会場:弥生美術館 1階~2階住所:東京都文京区弥生2-4-3休館日:月曜日(1月9日(月・祝)は開館)、1月10日(火)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般 1,000円、大高生 900円、中小生 500円※竹久夢二美術館にて同時開催される「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」と2館合わせて鑑賞可能。※会期・休館日・開催時間は変更になる場合あり。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2023年01月30日女優の波瑠、杉咲花、俳優の成田凌が出演する映画『弥生、三月 君を愛した30年』(20)が、dTVで配信開始した。日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』『女王の教室』など数多くのヒットドラマを手がけた脚本家・遊川和彦氏が、オリジナル脚本を書き下ろした同作。1986年3月に出会った結城弥生(波瑠)とサンタ(成田)は、親友・サクラ(杉咲)の死を経験し、互いに惹かれ合う気持ちを感じながらも別々の道を進むことに。運命に導かれるように再会するも、切ないすれ違いを繰り返す2人の30年間の“3月”だけを切り取ったラブストーリーだ。主人公の弥生を演じた波瑠は、エネルギッシュな10代から試練に翻弄される40代まで、すべての世代を丁寧に熱演。サンタへの思いを抱えながらも自らの道を歩く、弥生の人生模様を演じきった。また、成田、杉咲のほかにも、複雑な親子関係に悩むサンタの息子・あゆむ役に岡田健史、弥生の夫・白井卓磨役に小澤征悦、サンタの母親・真理亜役に黒木瞳など、実力派キャストが顔を揃えている。
2022年11月16日スペインの劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカの傑作悲劇『血の婚礼』を、杉原邦生が演出。実力派の俳優たちとオリジナル音楽の生演奏を加え、現代へと甦らせる。そこで稽古中の杉原に、作品の面白みや俳優陣の魅力、さらに自らの演劇観について、たっぷりと語ってもらった。感情をぶつけ合うことで、結果が出ることが大事――ロルカの名作『血の婚礼』ですが、杉原さんが手がけることになった経緯とは?いくつか戯曲をご提案いただいた中に『血の婚礼』があり、今やるのは面白いかもしれないと思いました。まず僕が翻訳劇をやるのが久しぶりなことと、翻訳劇の中でも近代古典と言われる作品にはほとんど触れてこなかったこと。あとはやはりロルカの詩的な世界が面白かったんです。1幕2幕はわりとシンプルな物語展開なんですが、3幕になると急に詩的で、前衛的な世界観になる。こういう視点が介入してくる戯曲なら、学生時代に前衛劇から出発して小劇場中心に活動してきた僕みたいな人間でも(笑)、面白くやれるんじゃないかなと。また人と人とがすごく感情をぶつけ合うお芝居なので、コミュニケーションというものが変容している現代の社会において、ある種の憧れとか希望みたいなものを抱いてもらえるのではないかと思ったんです。――ただ本作における感情のぶつかり合いは、決して前向きなものばかりではなく、現代においては少しきついと感じる部分もあるかもしれません。確かにそうかもしれません。でもコミュニケーションって、やはり一度ぶつかり合わないと始まらないと思うんです。間接的なコミュニケーションだけでスルスルと逃げ続けてしまうと、前進にも後退にもならない。ひとつの結果を見出すということが大事であって、その結果がダメだった時には、じゃあどうするかを考えることがプラスに繋がる。そこに僕はポジティブなものを感じるんです。新しい課題が目の前に現れると、楽しいし燃える――台本を読まれて改めて感じたことは?難しいホンだなと思います。僕はスペクタクル要素のある作品とか、歌舞伎などもやっているので“ケレン味”のある演出が好きなんですが、このホンってそういうやりどころがほとんどない。今は新劇的にと言いますか、台本の世界観を地道に立ち上げていく精神力を鍛えるトレーニングをしているような感じです(笑)。だから最近の僕の作品を観てくれた方からすれば、「これ同じ演出家かな?」と思うかもしれません。――それはどういった点で?僕自身、ちょっとギアが違うからですね。ギリシャ悲劇のコロスをラップにしたり、スーパー歌舞伎にストリートファッションを取り入れるなど、一見相反するものを融合させる、みたいなことが僕の演出の特色として挙げられると思うんですが、今回はそういう大仕掛けで攻めていない。ただこれまでも大仕掛けがやりたくてやっているわけではなく、常に戯曲に寄り添い、現代のお客さまにわかりやすく、面白く、カッコよく伝えるためのベストな選択をしているだけ。だからこのロルカの詩的で官能的な世界を、当時スペインで上演された時のセンセーショナルな感覚を、どうやったら劇場に集まってくださるお客さまに伝えられるのか。それを考えた結果が、今回のギアだったわけです。――そのギアは初めて入れるものですか?いや、なんか懐かしい感じかもしれないですね。大学時代に「KUNIO」という自分のカンパニーを立ち上げた時、小説家で詩人のラディゲ作『ペリカン家の人々』(2004) という作品を演出したんですが、その時の感覚に似ています。もちろん今とは経験値がまったく違いますが、同じような手触りがあるな、と。だから僕の近作が苦手な人にとっては、「あれ、今回はいいじゃん」って思ってもらえるかもしれません(笑)。――ただ杉原さんにとっては、そのどちらもやりたいことではあるのですね?もちろんそうですね。結局演出家も人間ですから好みがあるので、どうしてもマンネリ化してくる。だから常に新しい引き出しや扉を自分から開けていかないと、ダメになっていく気がするんです。そうすることで新たな好みが見つかることもありますし。――その危機感みたいなものが、今回の作品選びにも影響していると言えますか?それはあるかもしれないですね。自分の手が届かないところに手を伸ばそうとすると、実際に世界が伸びて広がっていく感覚があって。新しい挑戦とか、新しい課題が目の前に現れると、楽しいし燃えるんです。まぁしんどいことではあるんですけどね(笑)。詩的な言葉と美しい俳優たちが絡み合う清々しさ――レオナルドを木村達成さん、花婿を須賀健太さん、花嫁を早見あかりさんが演じられますが、この役者陣の体を通すことで、役にどういう魅力や面白さが加わっていると思いますか?『血の婚礼』メインビジュアル左から)木村達成、早見あかり、須賀健太木村くんのレオナルドは、僕にとっては新鮮な驚きがありました。僕はわりと常に情熱的な役柄だと思っていたんですが、木村くんのプランには情熱に同居している冷静さもあって。そういうものが出てきたので、すごく面白いと思いました。花婿は、須賀くんのキャラクターからも、お利口ちゃんの箱入り息子だってことは想像しやすいと思います。でもそこに僕は、母親の血から引き継いだ不安定さや繊細さといった表現も求めていて。そうすることで、これまでにない新しい花婿像を造形してくれるのではないかと期待しています。早見さんの花嫁は、すごく現代的ですね。彼女がやることで古臭く見えないし、「どうせ昔の話でしょ?」って感じにならない、それは今回の上演のために田尻陽一先生と新訳台本を作った点も大きいと思います。――音楽も本作を彩る大切な要素ですが、それを生演奏にされた狙いとは?やっぱり生演奏ってライブ感があっていいですよね。人と人とが直接感情をぶつけ合う話なので、音楽もお客さまに直接訴えかけるものでないといけないんじゃないかなと。生の楽器の音が入ると、ダイレクトに音が身体に伝わってくる。それはすごく心地いいし、俳優もスタッフも奮い立つものがあるんですよね。――では最後に、公演へのお誘いのメッセージをお願いします。ちょっと取っつき難い内容かな、と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、「結婚しようとしているカップルの花嫁が、式の当日に元カレが好きだって言って駆け落ちしちゃう」というすごくシンプルで単純なお話です(笑)。だけどそこにロルカの詩的な言葉と、美しい俳優たちが絡み合い、愛情にドロドロになっていく姿は、悲劇的な内容ではありますが、本当に美しく、清々しいものになると思います。少しでも面白そうだと思っていただけましたら、えいや!と、チケットぴあをクリックしていただき、劇場に足を運んでもらえたら嬉しいです。ぜひ生で体験してください。取材・文=野上瑠美子撮影=源賀津己<公演情報>『血の婚礼』【東京公演】2022年9月15日(木)~10月2日(日)会場:Bunkamura シアターコクーン【大阪公演】2022年10月15日(土)・16日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ原作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ翻訳:田尻陽一演出:杉原邦生音楽:角銅真実 / 古川麦出演:木村達成 / 須賀健太 / 早見あかり / 南沢奈央 / 吉見一豊 / 内田淳子 / 大西多摩恵 / 出口稚子 / 皆藤空良 / 安蘭けい『血の婚礼』チケット情報はこちら:
2022年09月13日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所は、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究しています。毎日の生活にかかせないヘアメイクや化粧。その起源はとても古く旧石器時代だと言われています。縄文時代のメイクは、目や口、体などに顔料や穀物粉で模様を描くというもので、魔除けとしての化粧であったともいわれています。学校法人国際文化学園は、理容美容専門学校としての教育のほかに、結髪化粧等の歴史的変遷、特に先史、古代の髪型研究を進めており「美容考古学研究所」を設立しました。同研究所では、土偶、埴輪、石仏などの歴史的遺物から、当時の美容風俗を再現することを目的に活動し、毎月定例サロンを開催しています。縄文時代の土偶には、時代の習俗が反映されているため、出土されている土偶のヘアスタイルから、そのスタイルが実際に人の髪で再現できるのか否かを研究し、技法の再現を試みています。更にはメイクアップや美容技術全般についても考察を進めています。先史である縄文時代は文字のない時代ゆえ、文献が残っておりません。土偶こそが当時の生活を知るヒントになり、とても重要なものとなります。竪穴式住居の再現(長野県千曲市)●縄文を代表するトップスター遮光器土偶縄文時代を代表する遮光器土偶からは髪の束を四方から寄せて中央でまとめた髪型で再現。髪を結わくことを再現するにも、当時どのようなものが紐として使われていたのかも分かってはいないため、技術的な根拠から推測し再現しています。遮光器土偶の再現ヘア●三つ編み縄文時代の土器や土偶には、縄をおしつけたような文様が多くみられます。縄文土器の出現は古く、紀元前5000~7000年には定着していたといわれるので、その頃には縄を編むという技術が存在しています。写真の土偶は長野県山形村の三夜塚遺跡より。三つ編み●メイク東京の「多摩ニュータウンのビーナス」と呼ばれる土偶には、目の下にメイクのような二本の刻線があり、そこに白い顔料が塗り込められています。この白色は顔料なのか、植物由来の素材なのかなど、色々な白色原料を用いてビーナス風のメイクを再現しています。メイク日本歴史の中で髪型が取り上げられるのは平安時代や明治時代が多いのですが、縄文時代にも様々なヘアスタイルが存在しています。しかも、現代的でとてもオシャレであったということが研究を進めてわかってきました。縄文時代の髪型、化粧などの美容全般が、現在の私たちと、どうつながっているのかを「美容考古学研究所」では検証しています。毎月末の最終水曜日(※変動する場合あり)に開催している定例サロンでは、毎回テーマを変え発表しております。11回目となる次回のサロンは、縄文化粧(黒)をテーマに、国際文化学園「美容考古学研究所」にて4月27日(水)16:30より開催いたします。どなた様も参加無料でご参加いただけますので、髪型・化粧から読み取る日本の美容文化について一緒に考えていきましょう。定例サロンの様子【開催日時】第11回 美容考古学勉強会日時:2022年4月27日 16:30~会場:国際文化学園 美容考古学研究所▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原 博昭Tel : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)の杉原厚吉 研究・知財戦略機構研究特別教授制作の錯視研究作品が、現在、新潟県南魚沼市の池田記念美術館で展示されています。展示期間は、2022年3月12日(土)から5月8日(日)までです。杉原先生の錯視研究作品は、世界錯覚コンテスト2020(Best Illusion of the Year Contest 2020)にて、4回目の最優秀一位を獲得しました。今回の特別展では、受賞作品「立体版シュレーダー階段図形」も展示されています。立体版シュレーダー階段図形の詳しい解説はこちらをご覧ください。 新潟県南魚沼市 池田記念美術館春季特別展示 第5回 錯覚展2022 杉原教授の不思議な世界■展覧期間2022年3月12日(土)~5月8日(日)■休館日毎週水曜日※展示替え休館日:4月15日(金)~20日(水)※5月4日(水・祝)は開館■開館時間午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)※4月14日(木)は午後3時閉館■入館料大人500円、各種割引あり、高校生以下無料 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日「お金は、人生のパートナーです。株式投資をしたからこそ叶った夢や目標がたくさんあります」そう力強く話してくれたのはタレントの杉原杏璃さん(39)。グラビアアイドルとして知られてきた杉原さんだが、投資家の一面を持ち、23歳から始めた株式投資で得た利益はなんと1億円以上!経験から得た知識を生かし、最近では著書『マンガでよくわかる株1年生 億り人 杉原杏璃と一緒に』(かんき出版)を上梓したばかり。また株で捻出した資金を元手に、補正下着ブランドを立ち上げた実業家でもある。タレント、投資家、実業家の顔を持つ彼女は、経営者や実業家たちとの交流も多い。そんな杉原さんに自身の株式投資の経験や周囲のお金持ちを見てきたこれまでの経験から、“お金持ちの共通点”を聞いてみた。すると挙げてくれたのは3つのこと。「チャレンジャーであること」「堅実であること」「お金が好きであること」だ。■お金持ちの共通点《1》「チャレンジャーであること」「お金持ちの人たちは、やりたいと思ったことを行動に移している人が多いと思います。そういう方たちに相談すると、『なんでやってみないの?』『失敗してもそれが人生なんだからチャレンジしなさい』という答えが返ってきますね」そう話す杉原さん自身からもチャレンジ精神の強さを感じる。人によっては尻込みをしてしまう株式投資を23歳で始めた、というのもそうだ。「19歳で広島から200万円の貯金を持って上京したんですが、芸能の仕事が入らず貯金が底をつき始めてしまったのがきっかけでした。オーディションは日にちや時間がバラバラでアルバイトもなかなかできないなか、“どうにかお金を生み出すことを考えないと”と思っているときに、仕事の関係者や知人から『株をやってる』という話を聞いて、“私もやろう!”と。生活の足しになればいいという気持ちで、最初は30万円程度の金額から始めました」その後、失敗もあったというが、経験と勉強を重ねながら、投資による資産を増やしていったという。しかしながら、人とは違うことをする“チャレンジャー”には横槍が入るのが世の常。30代に入って株式投資をやっていることを公表すると思わぬ言葉を受けることに。「『なんでそんなことするの』『危ないからやめなよ』って、よく言われました。そもそもグラビアの仕事を始めたときも、『水着で出るなんて恥ずかしくないの』とか、売れる前には『もう諦めたら?』なんて言われることもありましたから。それでも私は突き進みましたけど(笑)」そういった横槍への対策は「『気にしない』と切り替えること」。「『変だ』と思われるのは、他の人たちと違うことをやっているからですよね。経営者やお金を持っている人たちからは『うまくいく人はだいたい否定的なことを言われるから大丈夫だよ』『変な人になりなさい』とも聞いたので、むしろ変な人だと思われよう、と思っていました(笑)」■お金持ちの共通点《2》「堅実であること」「いっぽうで堅実であることも大切だと思います。お金がたくさん入ってきても、好きに使っていたら残りませんから。お金持ちと言われる人たちは、締めるところは締めて、使うべきところではしっかり使っている。お金の使い方が上手だと感じます」杉原さんも「もともと物欲がない」ほう。16歳から芸能の仕事をしてきたというが、その出演料や、幼少期からのお年玉、お小遣いを貯めていて、上京した19歳の時点で200万円の貯金があったという堅実さ。お金に対する価値観は昔からしっかりしていたのだろうか。「倹約については母から自然に学びました。『お菓子ならコンビニじゃなくて、スーパーで買いなさい』と言われたり。『本当にそれは必要なの?』とも常々聞かれました。その代わり、本当に欲しいものだったら、いくつでも買ってくれたので、何が必要かしっかり判断できるようになった気がします」ちなみに、株で失敗する人には“堅実”でない傾向があると感じているようで……。「ギャンブルのように、一か八かで100万円とか1,000万円とか、ひとつの銘柄に掛けてしまう人は失敗することが多い気がします。もちろん大成功することもあります。でも大損にもつながるので、失敗した場合はそのまま投資をやめてしまう方も……。何事もバランスが大事だと思います」■お金持ちの共通点《3》「お金が好きであること」杉原さんいわく、お金持ちの共通点の大前提として「お金を好きであること」があるという。「お金に興味がないとお金に関する話も入ってこないし、投資や事業でお金を生み出すこともできないと思います」とはいえ、“お金や投資は怖いもの”と思ってしまう人も一定数いるだろう。「家庭環境や周囲の言葉によってそういう固定観念がついている可能性もありますよね。でも、怖がらずお金と向き合うことが大切だと思います。そういう私も投資を始めたころは、株価の動きに一喜一憂して楽屋で悲鳴を上げたり、少し損するとネチネチたらればを話していた時期もあったんですよ(笑)。でも何年もやっていると慣れていくもので、だいぶ冷静になりました。自分に合っているか合っていないか、できるかできないかは、一度やってみないとわからない。株価に一喜一憂するのも楽しめたらいいですよね。それでも『やっぱり怖いし嫌だ』と思ったらやめればいいですし。『投資は怖いものだからやらない』と決めつけてしまうのは、少しもったいないと思ってしまいます」ただし、お金にまつわる話はやはり厄介ごともあるようで……。「株式投資をやっていることを公表してから、投資の話が持ち込まれることが格段に増えました。『動物の抗体のなんとかに投資しませんか』とか(笑)。たとえばそれが知り合いからのお話だったら、うまくいかなかったときに疑ったり、嫌いになりたくないので手を出さないようにしています。お金が絡むと人間関係が複雑になりがちなのは仕方がないことだと思っています。投資によって精神的にもかなり鍛えられましたね(笑)」
2021年12月17日●コンサートで子どもたちの“好き”を実感タレントのつるの剛士、フジテレビの杉原千尋アナウンサーが、2022年1月8日に埼玉・さいたま市民会館おおみや 大ホール、2022年2月27日に神奈川・鎌倉芸術館 大ホールにて開催される「チャギントン ファミリーコンサート」のリハーサル終了後に取材に応じ、同コンサートへの意気込みを語った。『チャギントン』は世界で人気の子供向け鉄道CGアニメ。フジテレビの子供番組『GO!GO!チャギントン』(毎週日曜6:15~ ※関東ローカル)では、つるのが2010年からナビゲーターを務め、今年3月には地上波放送10周年を記念し「チャギントン ファミリーコンサート」が東京・よみうりホールにて初開催された。そして来年、同コンサート2度目の公演が決定。今回は、2019年から1年間、同局の井上清華アナとともに7代目ナビゲーターを務めた杉原アナがつるのと再タッグを組み、おなじみのキャラクターたちと歌やショーを繰り広げる。マスコミ向けに公開されたリハーサルでは、つるのと杉原アナが制作スタッフと当日の流れや振付を確認。序盤こそ「えっ、そんな流れだったっけ?」と戸惑っていたつるのだったが、実際に音楽を鳴らし、体を動かしていくうちに「完全に思い出しました」とニヤリ。前回の公演映像をチェックする際には、余裕すら感じられた。一方の杉原アナは同コンサート出演は初挑戦ながら、リハーサル中も持ち前の明るさを存分に発揮。前回コンサートに出演した8代目ナビゲーター・佐久間みなみアナウンサーとはまた違った大胆な演技を見せ、つるのが思わず「佐久間アナと全然違う!」「お姉さんのタイプが変わっちゃう!」と吹き出してしまう場面もあった。○■つるの剛士、杉原千尋アナウンサーインタビュー――リハーサルを行なってみて、いかがでしたか?杉原アナ:つるのさんと2時間みっちり稽古をして、「懐かしいな〜」という感覚になりました。ナビゲーターの衣装を着させていただくのも久しぶりで、すごく楽しかったです。久しぶりなんですけど、スッと『チャギントン』の世界に入り込めたのかなと思います。(つるのさんは)いかがでしたか?つるの:「はい、はい。千尋さんのこの感じね」となりました(笑)。歴代のナビゲーターにはいない三枚目キャラ。(杉原アナは)芸人枠なんで(笑)。このイベント自体は3月に一度やらせていただいたのですが、子どもたちの反応もすごく良くて、絶対続けていきたいと思っていたので、今はまだこういった社会状況で大変な中ではありますけど、またコンサートを開催できることが嬉しいです。――生の舞台はやはり感触が違いましたか?つるの:そうですね。10年(ナビゲーターを)やらせていただいているのですが、スタジオから出る機会はほとんどなくて。子どもたちの反応がどんな感じなのかなと思っていたんですけど、みんな『チャンギントン』を大好きでいてくれていることが実感できました。あと個人的な話なんですけど、今、幼稚園教諭の免許を取るために短大に通っていて、ちょうど最近まで幼稚園の教育実習に行っていたのですが、実習先の幼稚園でも「ジャンケントレイン」ダンスを伝導してきました(笑)。●公演本番は「千尋お姉さん」で――リハーサル中、つるのさんが杉原アナの演技に「お姉さんのタイプが変わっちゃう!」とツッコミを入れているのが印象的でした(笑)。つるの:(本番も)あれだったら怒るからね(笑)!杉原アナ:本番はやっぱり、もっとお姉さんぽく、おしとやかに。杉原千尋アナウンサー(本来のキャラ)を消して、千尋お姉さんを出していけたらと思っておりますので、お楽しみに(笑)。2年前から(杉原千尋アナウンサーの部分が)たまに出てましたよね?つるの:ずっと出てたよ?杉原アナ:あっ! ずっと出てたらしいです(笑)。それを引き続きこの2年間も貫き通したので、杉原千尋アナウンサーの部分を包み隠せるか分からないのですが、千尋お姉さんとして親しみを持ってもらえるように頑張りたいと思います。――杉原千尋アナウンサーの部分が多めに出てしまうと、つるのさんが笑いを堪えるのが大変そうです(笑)。つるの:とりあえず1回、無言で舞台袖にはけさせてもらいます(笑)。僕は好きなノリなんですけど、子どもには多分伝わらないですよね……。杉原アナ:ステージ上でどう出るか!? お楽しみにしていただければ(笑)。つるの:ドキドキするわ!――杉原アナにとっては久しぶりのダンスになりますが、今日のリハーサルで踊ってみていかがでしたか?杉原アナ:知らない曲が多くて、てんやわんやしちゃいました。――佐久間アナに交代してから新しく出来た曲も多いですもんね。杉原アナ:「ジャンケントレイン」も私の時は2番がなかったですし、他の2曲も初めてでした。これからダンス練習に入るんですけど、パンクしそうです……。つるのさんは2回目なんだから、ちゃんとしてくださいよ!つるの:何がよ!杉原アナ:演出家さんに「つるのさんに付いて行ってください」って言われたから付いて行ったら、違うかったじゃないですか! もお〜、頼みますよ〜(笑)。つるの:勝手に付いてきて「あなた間違えてますよ」って何よ! ちゃんと自分を持ってください。お願いします(笑)。――素晴らしいコンビ仲ですね(笑)。つるの:やっぱり太田プロ同士ですからね。杉原アナ:フジテレビの社員です(笑)!つるの:あっ、そっか! 間違えちゃった(笑)。●実習先の幼稚園で“ガチ”ウルトラマンファンと邂逅――先ほど幼稚園の実習に行っていたと話されていましたが、つるのさんを見た子どもたちの反応はどんな感じだったんですか? 「『チャギントン』のお兄さんが来た!」となりましたか?つるの:子どもたちはそんな感じが全くないんですけど、親御さんがすごく喜んでくださって。子どもたちにYouTubeで僕の映像を見せてくれた方も多いみたいで、子どもたちが「昨日こんなの見たよ!」と報告してくれたり、どんどん僕の情報量が増えるという不思議な状況でした(笑)。――実習に来た先生が、実はウルトラマンダイナってスゴいことですよね。つるの:子どもたちはどうかな……? 子どもたちより、同じ時期に教育実習に来てた男の子がいたんだけど、その子がガチのウルトラマンファンで、僕が職員室にいたら「えーー!」「な、なんでここにいるんですか……?」って泣き出しちゃって! 先生たちも爆笑で(笑)。普段は別のクラスを担当してたんだけど、トイレ掃除とかで会ったりしたら、その子がブルブル緊張しながら話しかけてくれて。子どもたちじゃなくて、その子が一番興奮してくれてましたね。園長先生いわく、「すごく感動しながら帰っていきました」と(笑)。――大ファンだったら、そうなります(笑)。では最後に、来年に控えた「チャギントン ファミリーコンサート」の見どころを教えてください。つるの:やっぱり、『チャギントン』のチャガーが生で出てくるところですかね。(杉原アナは)どうですか?杉原アナ:私自身初挑戦のことなので、どんな感じになるのか全く想像がつかないんですけど、大勢のお友だちと触れ合えることがまずすごく楽しみです。色々な振付を一緒に踊ったり、絵描き歌もあったり、ぜひ楽しんでもらえたらと思います。つるの:あとはガチャピンとのコラボレーションですね。11年ぶりの再会なので、とても楽しみです。
2021年12月15日展覧会「くらもちふさこ展」が、東京の弥生美術館にて2022年1月29日(土)から5月29日(日)まで開催される。漫画家くらもちふさこの画業を辿る初の単独展覧会「くらもちふさこ展」は、『いつもポケットにショパン』や『天然コケッコー』などのヒット作を生み出してきた少女漫画家・くらもちふさこのデビュー50周年を記念して開催される、初めての単独展覧会。初期から最新作まで、代表作を中心とした原画、雑誌、単行本など約400点を通して、50年にわたる画業を辿る。ラブストーリーの少女漫画で『別冊マーガレット』看板作家にくらもちふさこは1972年にデビュー。デビュー前から「自分にはSFやスポーツものは向いていない、恋愛ものでいこう」と決めていたくらもちは、初連載『おしゃべり階段』や『東京のカサノバ』『A-girl』『海の天辺』などのラブストーリー漫画でヒット作を次々に生み出し、1970年代から80年代にかけて『別冊マーガレット』の看板作家として活躍する。中でも、『いつもポケットにショパン』はくらもちの人気を一気に押し上げる出世作となった。その後も1994年発表の『天然コケッコー』が第20回講談社漫画賞を受賞、2010年に発表された『花に染む』が第21回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、常に第一線で少女漫画を描き続けている。 2018年には、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の作中に『いつもポケットにショパン』などくらもちの作品が登場し話題を呼んだ。初公開のカラーページや描き下ろしメッセージ会場には、くらもちが手がけた名作漫画の原画が一堂に集結。これまで展示されたことのない貴重なカラーページなどの初公開原画も多数展示される。また、会場限定で目にすることのできる、くらもちの描き下ろしメッセージにも注目だ。グッズやコラボドリンクもさらに、展示に加え、展覧会オリジナルグッズやコラボレーションドリンクも用意。くらもちふさこのカラー原画やくらもちのコメント、くらもちと漫画家・聖千秋の対談を収録した画集も展覧会に合わせて発売される。【詳細】デビュー50周年記念 くらもちふさこ展―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで―会期:2022年1月29日(土)~5月29日(日)※会期中、会場構成は変えずにカラー原画、一部作品の展示替えあり。Ⅰ期/1月29日(土)~2月27日(日) Ⅱ期/3月2日(水)~3月27日(日)Ⅲ期/3月30日(水)~4月24日(日) Ⅳ期/4月27日(水)~5月29日(日)会場:弥生美術館住所:東京都文京区弥生2-4-3開館時間:10:30~16:30(入館は16:00まで)休館日:月曜日 ※ただし4月26日(火)は休館、5月2日(月)は開館料金:一般 1,000円/大・高生 900円/中・小生 500円※竹久夢二美術館も観覧可能。※入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要。※会期、休館日、開館時間は変更になる場合あり。■画集『THE くらもちふさこ』(仮)発売時期:2022年1月発行:集英社【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2021年12月09日インクリメントP株式会社(本社:東京都文京区、以下「インクリメントP」)の代表取締役社長 CEO 杉原 博茂が2021年12月1日に東北大学グリーン未来創造機構の特任教授(客員)に就任したことをお知らせいたします。東北大学は東日本大震災の復興及び日本の新生に寄与するプロジェクトをはじめとする「社会にインパクトがある研究」を推進してまいりました。これらの研究や取り組みを基盤に、防災や脱炭素社会の実現を加速させる目的で2021年4月に新たに「東北大学グリーン未来創造機構」が設立されました。本機構では安心・安全で持続可能な未来社会に向けた教育・研究・社会連携活動を推進することにより、地球温暖化をはじめとする環境及び社会問題を解決することを掲げています。さらに、自然災害や感染症等のあらゆる災害に対してレジリエントで、且つ人々が心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会を実現することが期待されています。インクリメントP 代表取締役社長 CEO 杉原は、IT業界のリーダーとして約40年にわたる経験と、最新のテクノロジー技術への探求心を持ち続けています。「人のために」という信念に基づいて、最先端のテクノロジーを使いこなすことで、社会課題の解決と事業の成長を実現してまいりました。これからは、「地球のために」というより大きな視点で、地球温暖化をはじめとする環境問題や、自然災害や新たな災害など複雑で多様化した課題に対し、当社が保有する膨大なデータと最先端テクノロジーの融合により、地球で起こる現象を予測する“Geo-Prediction”な世界を実現することで課題解決へと導いていく所存です。さらに特任教授(客員)として、産学連携を強化し、これまで杉原が培ってきた知見と経験を、未来を担う教育や研究に活かし、俯瞰的な視点から研究成果を社会実装していくためのアドバイザーとして貢献することを目指します。■「東北大学グリーン未来創造機構(Green Goals Initiative)」について東北大学がこれまでに推進してきた東日本大震災からの復興及び日本の新生に寄与するプロジェクトや、東北大学が掲げるSDGsである「社会にインパクトある研究」の30プロジェクト等、これまでの活動を基盤として、さらに社会課題の解決へ挑み、グリーン未来社会の実現に向けた取り組みを加速させる目的として、2021年4月に設置されました。自然災害や感染症等のあらゆる災害に対してレジリエントで、且つ人々が心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会の実現を目指していきます。URL: ■インクリメントP株式会社について1994年、カーナビ用のデジタル地図事業をスタート、日本全国の地図整備からサービス提供まで一貫して手掛け、カーナビ向けの地図データや地図更新ソフト開発の他、「MapFan」ブランドで地図サービスを展開しています。現実世界の膨大な変化点をスピーディに収集、抽出、更新する独自の革新的な地図制作技術をもとに、高鮮度かつ高精度な地図の提供を実現するとともに、高度な自動運転の実現に不可欠な高精度地図の提供も行っています。さらに、人流データをはじめとする多様なビッグデータ・リアルタイムデータと地図を掛け合わせ、ロケーションインテリジェンスによる新たなサービスの創出に取り組んでいます。<2022年1月20日付で「ジオテクノロジーズ株式会社」に社名変更予定>私たちは2022年1月20日付で「ジオテクノロジーズ株式会社(英語名:GeoTechnologies Inc.)」に社名を変更いたします。新社名の「ジオテクノロジーズ」には、地球(Geo)と先端技術・テクノロジーを融合し、予測(Prediction)可能“Geo-Prediction:ジオプリディクション”な世界を目指す想いが込められています。少子高齢化、脱炭素、自然災害など、地球が抱える様々な課題を解決していく一助となるため、先を読むこと、”Geo-Prediction”を標榜し、社名に恥じないよう、地球のため、社会や人々のために心新たに努力してまいる所存です。デジタル地図・位置情報ソリューション、高精度地図の基幹事業においては今後も更なる強化をお約束すると共に、高鮮度、高精度、高品質なコンテンツデータを提供してまいります。そして当社が有するデジタルネイティブなビッグデータと最先端技術との融合によって、Metaverse(メタバース)の世界とSociety 5.0の実現を牽引し、 “Geo-Prediction”による、ESGに配慮した経営を目指してまいります。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日波瑠と成田凌が、初共演にしてダブル主演を務めた映画『弥生、三月-君を愛した30年-』が現在公開中。脚本家の遊川和彦が、初監督を務めた『恋妻家宮本』に続いてメガホンを取った第2回監督作品で、男女の30年間に及ぶ愛の物語を描いたものだ。遊川といえば、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』、さらに『同期のサクラ』など、数多くのヒットドラマを生み出してきた。そんな遊川によるオリジナルストーリーとあって、本作には早くから注目が集まっていた。物語の舞台は、昭和から平成、そして令和へと時代をまたぐ、“30年間に及ぶ、3月のある1日”。運命に翻弄されながら、それでも愛を紡いでいく男女の半生が綴られる。斬新で、緻密なギミックが施され、そしてあらゆる世代の心に刺さるであろう感動作だ。主人公の女性・結城弥生を演じるのは波瑠。映画『コーヒーが冷めないうちに』、ドラマ『G線上のあなたと私』などでさまざまなキャラクターを演じてきた彼女が、正しいことに真っ直ぐに突き進む、強い信念を持つ女性を演じている。そしてもうひとりの主人公・山田太郎、通称“サンタ”を演じるのが成田だ。『カツベン!』にて映画単独初主演も果たした彼が、周りに流される弱さを抱えつつも、大切な人である弥生を、人生をかけて支えていく男性を演じている。そのほか、弥生と太郎の親友で、病気が原因で若くして命を落とす高校生・渡辺サクラ役に杉咲花。太郎と深く関係のある青年・あゆむ役を、映画初出演となる岡田健史。そして、人格者で弥生の配偶者となるが、ある事故に巻き込まれる男・白井卓磨役を小澤征悦。悩むふたりにいつも手を差し伸べる太郎の母・山田真理亜役を黒木瞳。待望の遊川監督第2作を祝うかのように、多彩な面々が顔を揃えている。私たちの多くが経験してきた、激動の30年。“3月の31日間”だけを切り取った本作で、物語のラストとなる“3月31日”には、いったい何が待っているのか。涙なくして観られないそんな瞬間に、ぜひ劇場で立ち会っていただきたい。『弥生、三月-君を愛した30年-』公開中
2020年03月21日波瑠と成田凌が映画初共演、「同期のサクラ」「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本・監督を務める『弥生、三月-君を愛した30年-』。この度、遊川監督が「彼女でないと、この役は成立しなかった」と語る杉咲花の場面写真がシネマカフェに到着した。杉咲さんが演じるのは、弥生(波瑠)と太郎(成田凌)の親友であり、太郎に密かに想いを寄せつつも素直になれない2人の関係を見守っている渡辺サクラ。そんなサクラは、若くして病気で亡くなってしまうが、生前、2人に向けてあるメッセージを残す。そして2人が人生につまずいてしまったとき、30年の歳月を超えてそのメッセージが届き、背中を押してくれる、2人にとって大切な存在だ。今回解禁となった画像は、ニット帽をかぶり、太郎のサッカーの試合を弥生と観戦しにきたカットや、制服姿が初々しいカット。サクラを演じた杉咲さんといえば、話題のドラマや映画への出演が途切れず、今年9月28日よりスタートするNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロイン役を演じるなど、その高い演技力が評価されている。本作の遊川監督とは、主演ドラマ「ハケン占い師アタル」(’19)でタッグを組んでおり、そんな彼女のことを、監督は「杉咲さんとは、以前にやらせてもらったことがあるので、その時から素晴らしいなと思っていました。彼女は本当に大人なので、フォローしてくれて、助かっています。芝居も素晴らしいですし、彼女でないと、この役は成立しなかったと思います」と絶賛。さらに役柄についても、「サクラは、透明感・説得力が大事になってきて、その上普通が必要になってくるので、彼女でしか考えられなかったです、期待以上でしたね」とコメント。杉咲さんは“声だけ”の難しい芝居も見事に演じきっており、監督の厚い信頼も納得の演技を見せている。『弥生、三月-君を愛した30年-』は3月20日(金・祝)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:弥生、三月 -君を愛した30年- 2020年3月20日より全国東宝系にて公開©2020「弥生、三月」製作委員会
2020年03月15日展覧会「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」が、東京の弥生美術館にて、2020年7月1日(水)から10月25日(日)まで、事前予約制で開催される。なお、当初は2020年4月2日(木)から6月28日(日)までの会期を予定していたが変更となった。「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」では、歌を歌いながらアクリルボードに絵を描くイラストレーター・水森亜土の愛らしくユニークな作品を紹介する。注目したいポイントは、一同に集結する、水森亜土のイラストを配した文具、雑貨、衣料品といった“亜土グッズ”。会場には1960年代から現在に至るまで、歴代700点超の“亜土グッズ”が登場する。時を超えて愛される“亜土グッズ”の魅力に迫る。加えて、ミュージアムショップでは“亜土グッズ”の販売も行われる。さらに、水森亜土が絶対に売らないと決めている秘蔵の絵画作品や、色鮮やかなグッズ原画など、貴重な作品の数々も展示。水森亜土自身がセレクトした「Best of Best」の作品を鑑賞できる。また、日本橋のたもとで生まれ育った水森亜土ならではの目線から見た、古き良き東京の姿も紹介。展覧会にあわせて、新刊エッセイ『右向け~っ、左!!』や、お宝グッズ600点を掲載した初のオフィシャルブック『水森亜土グッズコレクション いつみても、いつでもラブリー』も発売される。【詳細】展覧会「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」会期:2020年7月1日(水)~10月25日(日)〈事前予約制〉[前期 7月1日(水)~8月30日(日) / 9月2日(水)~10月25日(日)]※当初は2020年4月2日(木)〜6月28日(日)の会期を予定していたが変更開館時間:8月1日(土)より当面のあいだ 10:30~16:30(入館は16:00まで) / 7月31日(金)まで 10:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月・火曜日(8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)、9月22日(火・祝)は開館)、9月23日(水)※火曜日の休館は、8月1日(土)より当面のあいだ会場:弥生美術館 1階~2階会場住所:東京都文京区弥生2-4-3TEL:03-3812-0012観覧料:一般 1,000円、大・高生 900円、中・小生 500円※あわせて竹久夢二美術館も観覧可※当面のあいだ、来館前日までにオンラインでの事前予約が必要※来館に際しての注意事項は、美術館サイトを確認のこと■水森亜土エッセイ『右向け~っ、左!! 人と同じでなくっていいじゃない。自分らしく行こう!』河出書房新社刊行時期:2020年3月末■水森亜土著/内田静枝編『水森亜土グッズコレクション いつみても、いつでもラブリー』河出書房新社刊行時期:2020年3月末
2020年03月12日『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』、そして『同期のサクラ』など、多くのヒットドラマを生み出してきた脚本家・遊川和彦による第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』が、3月20日(金)に全国公開される。この度、波瑠が演じる、主人公の場面写真が公開された。本作は、完全オリジナル脚本による物語。“ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ”という、斬新なラブストーリーだ。弥生の運命の人である山田太郎(やまだたろう)・通称サンタを演じるのは、成田凌。命を落とすふたりの親友・サクラ役に杉咲花、『中学聖日記』でデビューを果たした岡田健史が映画に初出演する。さらに、小澤征悦、黒木瞳といった実力派俳優陣が脇を固める。公開された画像は、制服に身を包み、笑顔で未来に期待を寄せている10代の弥生。そして、病気により若くして命を落としてしまった親友のサクラからのメッセージの入ったカセットテープを聞く40代の弥生の姿。波瑠はひとりで、弥生の生きた30年間を演じきっている。弥生は、周囲に嫌われることも厭わず、自分の正しいと思ったことを貫き通す芯の強い女性。監督を務めた遊川は波瑠について、「とても難しい役だと思っていたけれど、本当に彼女にピッタリだと思いました。彼女からは愛を感じるし、積極性もある。想像以上にすごい人でした」と絶賛。それに対し波瑠は、「遊川さんが書かれる台詞は、とても真っ直ぐで、ただ言うだけではいけないというのが難しいんですよね。その台詞の向こう側に、どんな思いがあるのか。ちゃんと考えないと、ただの直球にしかならないんです。苦労しましたが、濃厚な時間でした」と遊川作品だからこその苦労を語っている。『弥生、三月 -君を愛した30年-』3月20日(金)全国公開
2020年02月18日演出家・杉原邦生の活躍が止まらない。昨年は市川猿之助とももにスーパー歌舞伎II『新版 オグリ』の演出を手がけ、自ら率いる「KUNIO」では上演時間10時間にも及ぶ大作ギリシャ悲劇の大作『グリークス』に挑んだ。そんな彼の最新作『少女仮面』が1月24日(水)から2月9日(日)まで東京・シアタートラムにて開幕する。『少女仮面』は唐十郎が1969年、鈴木忠志が主宰する早稲田小劇場に書き下ろしたものであり、数ある唐十郎戯曲の中でも傑作と名高い作品。伝説の宝塚の大スター・春日野八千代(若村麻由美)に憧れて、地下の喫茶店「肉体」にやってきた少女貝(木崎ゆりあ)と老婆(大西多摩恵)。そこにはボーイ主任(大堀こういち)とタップを踊りながらでてくる不思議なボーイふたり(井澤勇貴、水瀬慧人)、腹話術師(武谷公雄)、水飲みの男(田中佑弥)。一体これから何が始まるのか……?喫茶店を舞台にめくるめく“唐ワールド”が展開されてゆく。この作品が書かれた1969年は高度経済成長期の真っ只中であり、学生らを中心に安保闘争が盛り上がるなど、社会が大きな熱気とうねりを持った時代でもあった。唐らが中心となり一時代を築いたアングラ演劇は、そんな時代背景と人々の持つエネルギーの流れの中で生まれていったもの。初演化から50年を経てこの作品を上演することに関して、杉原はプレスリリースで「唐十郎が 1969年に生み出した『少女仮面』には、現代(いま)だからこそ迫ってくる切実さが満ち溢れている。今回はこの作品を、現代を生きる僕たちの〈実在〉のための物語として、クールかつスタイリッシュに描き出したいと考えている」と述べている。オリンピックという大きな祭りを控えてはいるものの、当時とはまた異なる色で不安と閉塞感が満ちたこの時代に、若き演出家は唐の言葉、そして“肉体”をどう立ち上らせるのか。そこには現代だからこそ見られる、新たな“アングラ”があるに違いない。文:川口有紀※木崎ゆりあの「崎」は正式には「たつさき」
2020年01月22日波瑠と成田凌が共演し、運命で結ばれた男女の30年を3月だけで紡ぐ激動のラブストーリー『弥生、三月 -君を愛した30年-』より、本作の全貌が明らかになる最新予告映像が到着。本ビジュアルと場面写真も公開された。昭和、平成、令和と時代を跨ぎ、運命に翻弄されながら愛を紡いでいく2人の半生を、波瑠さんと成田さんが演じる本作。今回到着した予告編では、カレンダーとともに2人の物語が進んでいく。高校時代に運命的な出逢いを果たした結城弥生(波瑠さん)と山田太郎(成田さん)。互いに惹かれ合いながらも、杉咲花演じる親友・サクラを病気で亡くしたことで想いを伝えられず、別々の人生を歩むことに。しかし、2人に待ち受けていたのはそれぞれ別の人との結婚や離婚、子どもの頃からの夢の挫折、そして災害での配偶者の死…。思い描いた人生とは異なり、生きる希望を見失った2人の元に、30年越しに亡き友からのメッセージが届く…。映像では2人のほかにも、小澤征悦演じる弥生の夫となる白井卓磨、「弥生ちゃんと結婚すればいいと思ってた」と話す黒木瞳演じる明るい太郎の母・山田真理亜ら、本作を彩る実力派俳優たちの姿も映し出されている。また、併せて解禁された最新ビジュアルは、30年間の3月の出来事を紡いだシーンがフラッシュバックする中、抱き合う弥生と太郎の姿が切り取られている。『弥生、三月 -君を愛した30年-』は3月20日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:弥生、三月 -君を愛した30年- 2020年3月20日より全国東宝系にて公開©2020「弥生、三月」製作委員会
2020年01月17日展覧会「もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世」が、2020年1月7日(火)から3月29日(日)まで、弥生美術館にて開催される。“もうひとつの歌川派”に着目「もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世」では、歌川国芳や月岡芳年から、右田年英、鰭崎英朋、神保朋世へと受け継がれていった系譜を辿る。歌川豊春から始まる浮世絵界最大の派閥「歌川派」の中に埋もれた、“もうひとつの歌川派”に着目する展覧会だ。会場には、浮世絵、原画、関連資料など合計約300点が集結。最も多くの門人を抱えていたと言われている歌川国芳の浮世絵や、激動の時代を生き抜いた月岡芳年の作品をはじめ、明治・大正・昭和の時代にそれぞれ活躍した年英・英朋・朋世の貴重な作品を多数展示する。生誕140年を迎える英朋の幻の日本画「焼あと」も初公開される。浮世絵の衰退期から挿絵興隆期の狭間を、群を抜く画家としての力量とともに駆け抜けた年英、「鏑木清方と双璧」と称され、挿絵黄金期を牽引した英朋、歌川派の系譜を引いた「最後の浮世絵師」の名にふさわしい、シャープで美しい挿絵を数多く描いた朋世と、それぞれの時代背景に思いを馳せながら観賞するのも面白い。【詳細】もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世~浮世絵から挿絵へ……歌川派を継承した誇り高き絵師たち会期:2020年1月7日(火)~3月29日(日)※作品保護のため、会期中一部展示替えあり。会場:弥生美術館住所:東京都文京区弥生2-4-3TEL:03-3812-0012休館日:月曜日(ただし、1月13日・2月24日(月祝)開館、1月14日・2月25日(火)休館)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)入館料:一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円※団体20名以上の場合、1人100円引き※併設の竹久夢二美術館も併せて観覧可能。※高畠華宵の常設ルームも観覧可能。
2019年12月23日映画『弥生、三月-君を愛した30年-』が、2020年3月20日(金)より全国東宝系で公開される。波瑠×成田凌が共演。「過保護のカホコ」遊川和彦による感動ラブストーリー映画『弥生、三月-君を愛した30年-』は、「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など、数々のヒットドラマを生み出してきた遊川和彦が監督・脚本を務めるオリジナル作品。物語の舞台となるのは、“30年間に及ぶ3月のある1日”。昭和~平成~令和と3つの時代を跨ぎ、運命に翻弄されながらも愛を紡いでいく男女の半生を描いた感動ラブストーリーとなっている。物語のラスト(3月31日)、人生の意味に涙する-。登場人物物語の主人公となるのは、互いへの想いを秘めた男女2人。演じるのは、波瑠×成田凌の注目俳優だ。主人公・結城弥生(波瑠)ひとり目の主人公・結城弥生は、正しいことにまっすぐ突き進む、強い信念を持った女性。映画『コーヒーが冷めないうちに』に出演した波瑠が、波乱万丈な人生に翻弄されながらも、懸命に生きるヒロインを熱演する。主人公・山田太郎(成田凌)そしてもうひとりは、“通称サンタ”で親しまれる山田太郎。周りに流される弱さを抱えつつも、大切な存在である弥生を、人生をかけて支えていく心優しい男性だ。演じるのは、『カツベン!』で映画初主演を控える成田凌。波瑠とは本作で初共演となる。渡辺サクラ(杉咲花)弥生と太郎の高校時代の親友・渡辺サクラ。病気の為、若くして命を落とす。サクラの死後もその存在は大きく、弥生と太郎は互いの想いを伝えられずにもいる。あゆむ(岡田健史)太郎と親交のある青年・あゆむ。弥生の影響で、教師を目指す。あゆむ役を務める岡田健史は、本作が映画初出演となる。そのほか登場人物そのほか弥生の配偶者・白井卓磨役を小澤征悦、いつでも温かく見守ってくれる太郎の母・山田真理亜役を黒木瞳がそれぞれ担当する。ストーリー1986年3月1日。運命的に出会った弥生と太郎。「もし、40 過ぎても独身だったら、俺が結婚してやるよ!」 互いに惹かれ合いながらも、親友・サクラを病気で亡くした事で想いを伝えられずに、別々の人生を選んだ二人。 子供の頃に描いた夢に挑み、結婚相手を見付け子供が産まれ…。しかし人生は順風満帆では無く、離婚を経験し、災害に巻き込まれ、配偶者を無くし、あの時抱いていた夢は断たれてしまう。 希望を見失い、人生のどん底に突き落とされていた時、30年の年月を超えて、亡き友・サクラからのメッセージが届くー。【詳細】『弥生、三月 -君を愛した30年-』公開:2020年3月20日(金)全国東宝系脚本・監督:遊川和彦出演:波瑠、成田凌、杉咲花、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳配給:東宝
2019年10月31日講談社の少女漫画雑誌『なかよし』の原画展が、2019年10月4日(金)から12月25日(水)まで、東京・文京区の弥生美術館にて開催される。日本で現存するマンガ雑誌の中で最も長い歴史を持つ1954年創刊の『なかよし』は、2020年1月号で65周年を迎える。今回の原画展は、この創刊65周年を記念して開催されるものだ。会場にはこれまで『なかよし』に掲載された、手塚治虫『リボンの騎士』、武内直子『美少女戦士セーラームーン』、CLAMP『魔法騎士レイアース』および連載中の『カードキャプターさくら クリアカード編』、安野モヨコ『シュガシュガルーン』などの貴重な原画を展示。その他、美内すずえ『妖鬼妃伝』、あさぎり夕『なな色マジック』、猫部ねこ『きんぎょ注意報!』、PEACH-PIT『しゅごキャラ!』など、名作の原画を並べる。また、2018年に逝去したあさぎり夕のスペシャル追悼コーナーや、上北ふたご 原作/東堂いづみ『プリキュアシリーズ』など現在の『なかよし』連載陣を紹介する展示コーナーも設置。立川恵『怪盗セイント・テール』、征海未亜 シナリオ/吉田玲子『東京ミュウミュウ』など懐かしの付録展示も行う。原画展限定のオリジナルグッズや、弥生美術館とのコラボレーションカフェメニューにも注目だ。展示は、前・中・後期の3期制。会場構成、出展作家は変わらないが、カラー原画が入れ替わるので、ファンにはぜひ足を運んでほしい。なお、この原画展で展示される原画を収録したスペシャル図録が、2019年9月頃に発売される予定だ。【詳細】講談社『なかよし』創刊65周年記念 原画展会期:2019年10月4日(金)~12月25日(水)※月曜休館 ただし10/14、11/4(祝月)開館、翌10/15、11/5(火)休館※作品保護のためカラー原画の展示替えがある。前・中・後期の3期展示で、会場構成、出展作家は変わらず、原画のみが入れ替わる。会場:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円※隣接の竹久夢二美術館も観覧可能。※団体料金、他割引サービスあり。詳細は、弥生美術館公式サイト等を確認。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012(10:00~17:00)
2019年07月06日展覧会「ニッポン制服百年史」が、東京・弥生美術館で2019年6月30日(日)まで開催される。「ニッポン制服百年史」では、大正・昭和・平成時代の、多種多様な制服デザインと着こなし方を実物資料とイラストレーションで紹介。今から100年前に欧米から伝わった洋装女学生服が日本の学生文化に定着し、どのような変遷を経てきたかを、実物の制服とともに辿ることができる展覧会だ。例えば、1980年代には長いスカートが主流だったが、1980年代半ばにミニスカートが登場し、一気にミニスカート化。ルーズソックスが象徴的なコギャルスタイルや、男子校のバッグのステイタス化、腰パン男子など、着崩しの制服文化が流行した。様々なトレンドを経て、現代の多種多様な制服の誕生に至った、その歴史を追うとともに、制服に付随して語ることのできる「ツッパリ・スケバン」や「アイドル衣装」など、時代性を反映したトピックスを紹介する。また、制服姿を描いた、珠玉のイラストレーションや漫画作品も展示。渋谷のコギャルを描いた藤井みほなの漫画『GALS!』をはじめ、江口寿史、森伸之、今日マチ子、和遥キナ、かとうれいなどの作品が集結。中には、描き下ろし作品や貴重な原画も登場する。【詳細】ニッポン制服百年史 ―女学生服がポップカルチャーになった!会期:2019年4月4日(木)~6月30日(日)開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで休館日:毎週月曜日会場:弥生美術館 1階~2階会場住所:東京都文京区弥生2-4-3TEL:03-3812-0012同時開催:弥生美術館3階会場 「高畠華宵展」/竹久夢二美術館「竹久夢二という生き方 明治・大正・昭和を駆け抜けたロマンチスト」入館料:一般 900円(800円)、大高生 800円(700円)、中小生 400円(300円)※竹久夢二美術館と併せての料金。( )内は20名様以上の団体割引料金協力:菅公学生服株式会社、株式会社ハルタ 撮影:大橋 愛 監修:森 伸之
2019年05月28日展覧会「アンティーク着物万華鏡 ―大正~昭和の乙女に学ぶ着こなしー」が、2019年7月5日(金)から9月29日(日)まで、東京の弥生美術館・竹久夢二美術館にて開催される。戦前の日本では普段着として親しまれていた着物。現代の人にとって、着物はルールが難しそうなど、敬遠する人が多くなっている。しかし本来、着物の着付け方やコーディネートは厳密なルールに縛られる必要はなく、自由に楽しんでいいもの。「アンティーク着物万華鏡 ―大正~昭和の乙女に学ぶ着こなしー」では、着物が日常生活で広く着用されていた戦前の時代にフォーカス。着物の着付けやコーディネートに加え、文学作品から当時の着物事情を紹介していく。戦前の美人画をアンティーク着物で再現大正から昭和初期、雑誌の表紙や口絵で活躍した抒情画家たちはファッションリーダー的な存在であった。会場では、そんな感性豊かな画家たちが描いた美しい着物姿の女性の画を多数紹介する。さらに、その中から数点をアンティーク着物によって再現。合わせて、スタイリストによる別コーディネートも展示することで、多彩な着物の着こなしを学ぶことができる。文学作品から当時の着物事情を紐解くまた、大正から昭和の初期にかけて活躍した小説家の文学作品を展示し、当時の着物事情を紹介。時代の風俗を丹念に描写した作品に記された情報をもとに、小説家たちが描いたヒロインの着物姿を再現する。流行や風俗を敏感にとらえて作品に織り込んだ作家で知られる菊池寛。女性の着物姿からも、当時のモダンな雰囲気が反映されている。文豪・徳田秋聲の愛用品を初公開加えて、文豪として知られる徳田秋聲が着用したマントや鞄、ステッキなどの愛用品を初公開。さらに、かんざしや着物の帯締めに通す帯留めといった着物のアクセサリー100点以上も初めて展示される。長襦袢を紹介する初の展覧会もまた、期間中、併設される弥生美術館3階では「長襦袢の魅力 ~着物の下の遊び心~」を同時開催。現代で言う下着の役割を果たしていた“襦袢”の魅力を紹介する初の展覧会となるので、合わせて観覧してみてはいかがだろうか。【詳細】アンティーク着物万華鏡 ―大正~昭和の乙女に学ぶ着こなしー会期:2019年7月5日(金)~9月29日(日)会場:弥生美術館・竹久夢二美術館住所:・弥生美術館 文京区弥生 2-4-3・竹久夢二美術館 文京区弥生 2-4-2TEL:・弥生美術館 03-3812-0012・竹久夢二美術館 03-5689-0462開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(ただし、7月15日(月)、8月12日(月)、9月16日(月)、9月23(月)は開館、7月16日(火)、9月17日(火)、9月23(火)休館)入館料:一般900円、大学・高校生800円、小・中学生400円※団体20人以上各100円引き※二館併せて観覧可能
2019年05月25日グラビアアイドルの杉原杏璃が26日、自身のブログを更新し、20日に結婚したことを発表した。お相手は音楽出版会社の代表取締役の男性であることを明かし、「知人を介して知り合い、長い間友人として私を支えてくれていました」とのこと。さらに「彼の少年のような真っ直ぐな気持ちに寄り添うように、結婚を意識するようになり、本日こうして皆様にご報告できる事をとてもうれしく思っています」と喜びのコメント。そして、「16歳でこの世界に入り、今もこうしてお仕事を続けてこられているのは応援してくださるファンの皆さん、そしてスタッフの皆さんの支えがあってこそだと思っていま。本当に感謝の言葉しかありませんす」とファンとスタッフに感謝の気持ちを述べた。今後の仕事については、「今までと変わらず続けていく所存です」と明かし、「お仕事の面でも、女性としてもまだまだ未熟ですが、皆さんからご指導をいただき夫婦支え合って明るい家庭を築いていけたらと思っています」とした。ファンからも「ご結婚おめでとうございます」「末永くお幸せに」など、祝福の声が相次いでいる。
2018年10月26日ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のメンバー、株式会社ハグカム 代表取締役の道村弥生さんを紹介します。■道村 弥生さん道村 弥生 プロフィール株式会社ハグカム 代表取締役。明治大学商学部卒業後、2007年に株式会社サイバーエージェントへ新卒入社。インフルエンサーマーケテイングやスマホゲームアプリの子会社経営を経験後、人事本部にて新卒採用や組織活性化などに従事。多くの学生と合う中で、幼少期の原体験がその後の人生に大きな影響を与えていると実感する。その後、Ameba総合プロデュース室で数十個のコミュニティサービスの事業戦略・品質管理・プロジェクト管理を横断でプロデュース。2015年にサイバーエージェントより独立し、株式会社ハグカムを設立。<子どもの「できた!」を育む。>をビジョンに掲げ、いつでもどこでも子どもにとって恩師のような先生に出会えるオンラインスクール事業を展開。現在は、英会話レッスンを中心とした「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」を運営。生年月日 : 1984年3月11日子ども : 娘(2017.9)居住地 : 東京都HP: 株式会社ハグカム Facebook: 道村弥生 Instagram: @chimu841 座右の銘 : 思考は現実化する
2018年07月10日