映画『法廷遊戯』の新たな場面写真が公開された。原作は、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった五十嵐律人の同名ミステリー小説。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の“セイギ”こと久我清義役を永瀬廉(King & Prince)、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役を杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨役を北村匠海が演じる。物語は、名門・法都大学でロースクールの同級生であるセイギ、美鈴、馨の3人が中心人物となって展開される。セイギたちのクラスでは、「無辜ゲーム」が日々繰り広げられていた。このゲームはクラスで起こった事件の罪を申し立てたい生徒が原告に、在学中に司法試験に合格した学校イチの秀才である馨が主宰者となり、残りのクラスメイトたちも参加者として放課後の校舎裏の敷地に集まって開かれる。ある日、セイギの“過去”を暴く内容のビラが撒かれクラス中が騒然とする中、告発者へ異議を申し立てるため、セイギは幼馴染であり現場近くに座っていた美鈴を弁護人に指名し、「無辜ゲーム」を開くことに。その内容は、当時16歳のセイギが殺人未遂の疑いで逮捕されていたという衝撃のものだった。またロースクール卒業後、セイギは弁護士に、馨は大学へ残り法学の研究者と別々の道を歩んでいたが、久しぶりに「無辜ゲーム」を開く、と馨に呼び出されたセイギが学校の裏へ向かうと、そこには馨の死体と、ナイフを手に放心する美鈴が。美鈴はセイギへ「お願い、私を弁護して」と話し、一切口を聞かなくなってしまった――。公開された場面写真では、生徒たちのろうそくの灯りに囲まれる中、美鈴を真っすぐに見つめるセイギの姿や、ビデオカメラで録画する生徒の隣で法服を着て冷静にただずむ馨の姿もあり、「無辜ゲーム」の厳格で異様な雰囲気が写し出されている。さらに、裁判所で被告人となった美鈴と弁護士として美鈴を守る立場のセイギの姿や、殺害されたはずの馨がナイフを手に美鈴と対峙する意味深な場面も収められている。<作品情報>『法廷遊戯』11月10日(金) 公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年09月15日杉咲花が、生き抜くために真実を隠し続けた女性を演じる主演最新作『市子』から予告編とポスタービジュアルが解禁、第28回釜山国際映画祭コンペティション部門となるジソク部門に正式出品が決定した。本作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団「チーズtheater」旗揚げ公演作品である舞台「川辺市子のために」が原作。観客から熱い支持を受け2度再演された人気の舞台が、主演に杉咲さんを迎えて映画化。痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子を演じた杉咲さん。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。「ものすごくシンパシーを抱いて、脚本を読み終えてすぐ『絶対にやりたい』と思いました」と出演を決めたという。今回解禁された最新映像となる予告編では、セーラー服を着た学生時代の市子(杉咲花)が、どしゃぶりの雨の中、天を仰ぎながら「全部流れてしまえ!」と大声で叫ぶ印象的なシーンで幕を開ける。泣いているようにも笑っているようにも見える、市子の表情から目が離せない。やがて、大人になった彼女は同棲している恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受け涙するが、翌日に忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川は、訪ねてきた刑事・後藤(宇野祥平)から、市子に関して耳を疑う話を聞かされる。さらに、長谷川が市子の行方を追っていくと、彼女が名前や年齢を偽っていた過去が徐々に明るみになっていく。誰も想像しなかった市子の真実とは…?底知れず謎めく市子の表情に翻弄され、彼女が隠し続けてきた半生を目にせずにはいられなくなる映像となっている。また、ポスタービジュアルは、そんな彼女の顔を大きく切り取り、「すべては、生き抜くために。」というメッセージとともに強く注がれる視線は、何も語っていないようでもあり、何かを訴えかけているようでもあり、捉えどころがなく謎に包まれた市子のキャラクターをそのまま写し出している。これまでも演技力に定評があった杉咲さんだが、早くも鑑賞したマスコミ関係者からは「女優としての本領発揮」「本作が代表作となるのはまちがいない」と言わしめるほど圧巻の演技を披露。杉咲さん本人も「本番中に手が痺れたり、想像もつかなかった感情に到達してしまうような瞬間に何度か立ち会えたことが、演じ手として忘れられない時間でした。それがどんな風にお客さまのもとに届くかは怖くもあるのですが、すごい引力を持った作品だったと感じています」と語っており、作品に手応え充分。芝居を超えて役を生き抜く彼女の姿がスクリーンに映し出される。第28回釜山国際映画祭コンペティション ジソク部門に正式出品が決定また本日、第28回釜山国際映画祭の一部ラインアップが解禁となり、本作『市子』がコンペティション部門のひとつであるジソク部門に選出された。ジソク部門は新人監督を対象としたニューカレンツ部門と並ぶコンペティション部門で、今年は本作を含む10本の作品がキム・ジソク賞を競う。プログラム・ディレクターを務めるナム・ドンチョルは「この映画は、まさに主人公の『市子』という存在そのものに関する映画だ。私たちは市子の過去を辿ってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメント。同映画祭での上映が、『市子』のワールドプレミア上映となる。作家性や個性の際立つ日本映画を発掘してきた釜山国際映画祭だが、中でもキム・ジソク賞は、2017年に設立され、昨年から正式なコンペティションとなった釜山国際映画祭を代表する部門の1つ。これまで同賞へ出品された日本映画には、杉咲さんも出演している『楽園』(19)や受賞を果たした『羊の木』(18)がある。そのほか、本映画祭では昨年、日本でも各映画賞を大いに賑わせた『ケイコ 目を澄ませて』が特別企画プログラム「Discovering New Japanese Cinema」で、また『岬の兄妹』で業界を激震させた片山慎三監督の商業デビュー作品『さがす』がニューカレンツ部門で出品されるなど、確かな品質を持った日本映画が高く評価されている。『市子』は12月8日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2023年09月01日映画『大名倒産』のBlu-ray&DVDが、11月8日(水) に発売されることが決定した。本作は、ベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。主演の神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、佐藤浩市、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、浅野忠信といった面々がキャストとして名を連ねている。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そしてバトンは渡された』などを手がけた前田哲が務めた。Blu-ray特別版は、格調高いスリーブケースに包まれた数量限定生産の2枚組。メイキング、イベント映像集、公開記念特番など映像特典が約120分にわたって収録され、撮影の裏側での真摯な姿や和気藹々とリラックスした雰囲気も堪能することできる。また、神木、杉咲、松山から告知コメント映像が到着した。映画『大名倒産』神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ 告知コメント<リリース情報>映画『大名倒産』11月8日(水) Blu-ray/DVD発売&デジタル配信スタート●特別版Blu-ray:7,370円(税込)※数量限定生産・2枚組(本編BD+特典DVD)※特製スリーブケース映画『大名倒産』特別版Blu-ray 展開図【収録内容】■本編約120分■映像特典(約120分)本編ディスク・予告集(特報、予告約2分)特典ディスク・メイキング・イベント映像集・公開記念特番●通常版DVD:4,620円(税込)【収録内容】■本編約120分■映像特典予告集(特報、予告)特設ページ: 映画「大名倒産」製作委員会
2023年08月31日俳優の役所広司と女優の杉咲花が出演する、サントリー食品インターナショナル・ボスの新CM「いつもの自販機」編が、9月1日より放送される。○■「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」最新CM新CMは、とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」の最新作。CM楽曲にはあいみょんの大ヒット曲「裸の心」が採用されている。役所と杉咲は水道修理作業員役で登場し、ひと仕事終えた後に立ち寄った行きつけの休憩スポットの自動販売機がなくなっていることに気づく。役所が「あいつも、仕事仲間だったんだな……」と感慨にふけっていると、杉咲から「帰ってきましたよ」と声をかけられ、我に返る。修理に出されていた自販機で同商品を買って飲むと、「おかえり」と嬉しそうに声をかけ、次の現場に向かっていく。自らのミスで水栓から大量に水が噴き出るシーンの撮影では、事前のリハーサルの様子をを見て「これはずいぶん濡れそうですね」と笑みを浮かべていた役所。水を浴びるシーンが楽しかったようで、カットが掛かった途端、無邪気な笑顔をカメラに向けてアピールし、杉咲や、仕事先の家主役で出演していた森末慎二、スタッフから大きな拍手が起こった。一方、車を運転するシーンにテンションが上がったという杉咲。免許を取ってから初めての運転シーンだったそうで、ハンドルを握りながら「とてもワクワクしていました」と振り返った。
2023年08月31日never young beachの新曲「帰ろう」のミュージックビデオが、8月31日(木) 21時よりYouTubeでプレミア公開される。MVの監督は、昨年末に公開され国内外の数々の映画祭にて受賞・ノミネートされた映画『ケイコ 目を澄ませて』の映画監督・三宅唱が手掛け、数多くの映画やテレビドラマに出演し、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、第40回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞・新人俳優賞などを受賞した杉咲花が出演している。never young beachは、9月28日(木) から全国11都市13公演の全国リリースツアーを開催。11月以降の公演のチケットは、9月2日(土) 10時より一般発売がスタートする。■三宅唱 コメントいくらなんでも暑すぎる日の撮影中、この曲が流れるとスコーンといい気分になり、さらには杉咲花さんがなんとも愉しい風を作り出してくれました。MV作りに誘ってくださりありがとうございました。ところで、この曲を繰り返し聴いているうち、遠くのどこかからいろんな人がひょっこりこっちに帰ってきてくれるような、そんな気配を感じるのはぼくだけでしょうか?「帰ろう」MV<ツアー情報>『5th Album “ありがとう” Release Tour』9月28日(木) 東京・LIQUIDROOM【SOLDOUT】OPEN 19:00 / START 20:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)10月1日(日) 神奈川・BAYHALL【SOLDOUT】OPEN 17:00 / START 18:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)10月4日(水) 北海道・PENNYLANE 24OPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)10月13日(金) 宮城・RensaOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)11月6日(月) 愛知・Zepp NagoyaOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円2F指定席:6,000円2F立見:5,000円(税込/D代別/整理番号順入場)11月7日(火) 大阪・なんば HATCHOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円2F指定席:6,000円(税込/D代別/整理番号順入場)11月9日(木) 福岡・DRUM LOGOSOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)11月17日(金) 石川・Eight HallOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)11月18日(土) 新潟・LOTSOPEN 17:00 / START 18:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)12月1日(金) 岡山・YEBISU YA PROOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)12月8日(金) 東京・豊洲 PITOPEN 18:00 / START 19:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)12月16日(土) 沖縄・桜坂セントラル〈DAY1〉OPEN 16:00 / START 17:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)12月17日(日) 沖縄・桜坂セントラル〈DAY2〉OPEN 17:00 / START 18:00TICKET:全自由 5,500円(税込/D代別/整理番号順入場)※11月以降の公演は、9月2日(土) 10:00 よりチケット一般発売スタート※それ以前の公演は一部発売中チケットはこちら: young beach オフィシャルサイト:
2023年08月30日永瀬廉、杉咲花、北村匠海が共演するノンストップ・トライアングル・ミステリー映画『法廷遊戯』より、本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。ロースクール生の間で模擬裁判ゲーム「無辜ゲーム」が次第に悲劇に変わっていく様が映し出されていく今回公開された映像。血にまみれた美鈴(杉咲さん)が「お願い、私を弁護して」とセイギ(永瀬さん)にすがる衝撃シーンを皮切りに、弁護士になったセイギ、殺人事件の容疑者となる美鈴、そしてナイフを胸に突き立てられ命を落とす馨(北村さん)と、同級生だった3人が全く違った立場で同じ法廷に引きずり出されていく。また、過去の記憶と思わしき断片と、ゲームに関わっていく大人たちがカットインしていく。先が見えたと思った途端に二転三転、四転五転とノンストップで急展開していく法廷で、その判決は誰に、どのように下されるのか。ラストでは、普段冷静な美鈴が、切羽詰まった様子を見せているのも注目だ。ポスターでは、法と正義の女神・テミス象が左右に配置された威厳を感じる重厚な装飾を背に、セイギ、美鈴、馨という物語の中心人物が並んでいる。まるで“聞かざる”“言わざる”かのような姿、散らばるガラス片にはリンドウの花、ビデオカメラ、赤丸の付けられたセイギの過去の写真など様々なモチーフが写りこみ、「暴いてはいけない 死の秘密」がいったいどんな秘密なのか、物語の展開を推理したくなる一枚となっている。セブンネット限定で「オリジナルピンバッジ」付きムビチケカード前売券の販売決定なお、セブンネット限定でオリジナルピンバッジ付きムビチケカード前売券が、8月25日(金)14時から販売されることも決定した。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年08月23日タレントの井上咲楽(いのうえ・さくら)さんがInstagramを更新。投稿された写真と動画に、ファンから絶賛の声が上がっています。井上咲楽、ロングヘアをバッサリカットもともとは、太く濃く生えた眉毛が特徴だった井上さん。2020年12月、バラエティ番組にて人生初の眉毛カットに挑戦し、イメージがガラリと変わった姿に大きな反響が集まりました。「別人かと思った」「これは惚れる」眉毛カットをした井上咲楽の姿に反響イメチェン後は、トーク番組『新婚さんいらっしゃい!』(日本テレビ系)でMCを務めるほか、CMに出演したり、雑誌に掲載されたりと、活躍の幅を広げています。そんな井上さんは、2023年8月18日、再びイメチェンを果たした様子。「超似合ってる」「かわいい!」などの声が上がる、実際の投稿をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 井上咲楽 | いのうえさくら(@bling2sakura)がシェアした投稿 ずっと伸ばしていたというロングヘアをバッサリとカットし、ミディアムヘアにイメチェンをしたのです!中学生以来、ずっとロングヘアだったという井上さんにとって、今回の決断も相当なものだったでしょう。結果、大満足の仕上がりになったようで、「イメチェンが楽しい!」と、前向きなコメントをつづっていました。【ネットの声】・似合っていて、めちゃくちゃかわいい!惚れちゃうよ~!・どんどんきれいになっていく。ロングヘアもよかったけど、ミディアムヘアの井上さんも似合っています!・美容院で思ったより髪を短く切られて落ち込んでいたのですが、井上さんの長さと同じくらいなので、嬉しいです!自らの魅力をどんどん上げていく井上さんの活躍から、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年08月19日町田そのこ原作の映画『52ヘルツのクジラたち』が2024年3月1日(金)より公開される。主演は杉咲花。“届かない”声、孤独な魂の出会いと愛の物語町田そのこによる原作小説『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し、75万部を売り上げたベストセラー小説。他の鯨が聞き取ることのできない、高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラである“52ヘルツのクジラ”を題材に、愛を求め、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いと切なる愛の物語を描き出す。主演は杉咲花、“痛み”を抱える女性を演じる映画『52ヘルツのクジラ』で主人公・三島貴瑚を演じるのは、杉咲花。『法廷遊戯』、『市子』、『片思い世界』と話題作への出演が続く杉咲花が、どのように貴瑚を演じるのか期待が高まる。主人公・三島貴瑚(みしま・きこ)…杉咲花自分の人生を家族に搾取されてきた女性。虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた。そこで、母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。岡田安吾…志尊淳精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願い、救い出そうと動き出す塾講師のトランスジェンダー男性。アンさんと呼ばれている。新名主税 (にいな・ちから)…宮沢氷魚貴瑚の職場の上司であり、初めての恋人。貴瑚に新しい世界を見せてくれた人物。牧岡美晴 (まきおか・みはる)…小野花梨貴瑚の高校時代からの親友。少年…桑名桃李東京からやってきた貴瑚と出会う少年。母親に虐待され「ムシ」と呼ばれている。岡田典子…余貴美子岡田安吾の母。村中サチエ…倍賞美津子少年 を助けようとする貴瑚たちを見守る存在。貴瑚の祖母を知っている人物。村中真帆(むらなか・まほろ)…金子大地貴瑚の家の修理を手掛け友人となる。品城琴美(しなぎ・ことみ)…西野七瀬「ムシ」と呼ばれる少年の母。三島由紀…真飛聖貴瑚の母親。藤江…池谷のぶえ少年を可愛がっていた元隣人。監督は成島出監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出が務める。映画化に向け、「繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と意気込みを語っている。主題歌はSaucy Dog「この長い旅の中で」映画『52ヘルツのクジラたち』の主題歌は、Saucy Dogが本作のために書き下ろした楽曲「この長い旅の中で」。Vo/Gtの石原慎也は楽曲について、「僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で『どうせ裏切られるかもしれない』『本来の自分を見てくれる人はいるのか?』と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を『信頼したい』という思いから作りました」とコメントを寄せている。映画『52ヘルツのクジラたち』あらすじある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。【作品詳細】映画『52ヘルツのクジラたち』公開日:2024年3月1日(金)原作:町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)出演:杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、牧岡美晴、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子、金子大地、西野七瀬、真飛聖、池谷のぶえ監督:成島出主題歌:「この長い旅の中で」Saucy Dog(A-Sketch)配給:ギャガ
2023年08月14日「2023虹の花まつり」が、2023年9月1日(金)から10月15日(日)まで、富士本栖湖リゾートにて開催される。約9万株の秋の花が咲き誇る「2023虹の花まつり」「虹の花まつり」は、雪をまとわない夏富士と、カラフルな花々の共演が見どころのフラワーイベント。イエロー、レッド、ピンク、オレンジといった様々なカラーのジニア、黄橙色の花に芯のグリーンのコントラストが美しいルドベキア プレーリーサンなど、約9万株15品種の花々が咲き誇る。“花畑に浮かぶ小舟”や“黄色い扉”などのフォトスポット花畑には、ユニークなフォトスポットが登場。花畑に浮かぶ「虹色の海を旅する小舟」や、扉を開けると向こう側に富士山と花畑が広がる「幸せの黄色い扉」が出現し、フォトジェニックな写真を撮ることができる。また、「虹色のサークルベンチ」も設置される。鑑賞のお供にぴったりなワンハンドフードさらに、鑑賞のお供にぴったりなテイクアウトのワンハンドフードが勢揃い。“山梨県産桃バター”や“甲州ワインビーフを使用したコロッケ”をサンドしたこっぺぱん全5種類のほか、富士山の溶岩をイメージした真っ黒な「富士山溶岩からあげ」、桔梗信玄餅をトッピングした「桔梗信玄餅ソフト」などを用意する。富士周辺ならではの食材や名産品を使用したメニューとなっている。「ピーターラビット イングリッシュガーデン」もさらに、11月26日(日)まで「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も営業。世界中で愛されている『ピーターラビットのおはなし』絵本シリーズの世界観を再現した首都圏最大級の英国式庭園にて、約300種類の草木や花々を楽しむことができる。「虹の花まつり」とあわせて、ぜひ散策に赴いてみては。【詳細】「2023虹の花まつり」開催期間:2023年9月1日(金)~10月15日(日)※計45日間※開花状況により変動あり。期間中無休会場:富士本栖湖リゾート内住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212営業時間:8:00~16:00※開花状況により変動入園料:大人(中学生以上) 800円、小人(3歳以上) 300円植付面積:約4,000㎡品種・株数:15品種・約9万株■「ピーターラビット イングリッシュガーデン」開催期間:2023年4月15日(土)~11月26日(日)※開花状況により変動あり※営業時間・入園料については虹の花まつりに準ずる※それ以外の期間は無料で入園可能
2023年08月13日2021年に本屋大賞を受賞したベストセラー『52ヘルツのクジラたち』が、杉咲花主演、成島出監督で映画化され、2024年3月に公開されることが決定した。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、いまはもう会えないアンさんとの日々だった…。原作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)。すでに75万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説だ。主人公・三島貴瑚を演じるのは、抜群の演技力で映画・ドラマと幅広く活躍する杉咲花。監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』などの成島出が務める。杉咲花杉咲さんは、撮影に臨むにあたり、「この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました」とコメントし、初の成島監督作への参加に「信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです」と意気込みを見せた。原作者の町田そのこは、映画化自体を未知の世界としながらも、脚本を読み「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメント。さらに「これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません」と、この布陣での映画化への期待と喜びの声を寄せている。成島監督も、「『誰にも届かない声などない』町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と映画化への想いを語り、「この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います」と杉咲さんとの初タッグに期待を寄せている。主演:杉咲花コメントこの物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました。信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです。監督:成島出コメント「誰にも届かない声などない」町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます。この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います。52ヘルツで声なき声を上げる「だれか」に、この作品が届くことを信じて。熱い夏を乗り切りたいと思います。原作:町田そのこコメント『52ヘルツのクジラたち』は、広大な世界に小さな魚を放流するような気持ちで送り出した作品でした。その魚がたくさんの方の手によって、まさに大きなクジラのような存在になり、大海を泳いでいる。それだけでも夢を見ている心地だったのに、まさか映画という未知の世界にまで泳いでいくなんて。脚本をいただきましたが、自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました。これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません。そして、貴瑚や愛、安吾たちの声なき声がたくさんのスクリーンに響く日が来る。誰にも届かない声などない、そう信じて書いた作品がたくさんのひとの心に届く日が訪れる。そのことが嬉しくてなりません。2024年、みなさまと一緒に彼らの声に耳を傾ける日を過ごせますように!と書きながら、いまだに「ほんとうに映画化なの? 騙されてない?」と疑っていたりもするわたしです。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月11日永瀬廉の主演映画『法廷遊戯』に戸塚純貴の出演が決定。永瀬さん、杉咲花、北村匠海たちの同級生・藤方賢二役を演じる。セイギ(永瀬廉)たちが通うロースクールの同級生・藤方賢二を演じるのは、ドラマ「だが、情熱はある」でオードリー・春日役を演じ、若林役の高橋海人(King&Prince)との共演が記憶に新しい戸塚純貴。戸塚さん演じる藤方は、他の学生にも敵対心を燃やし、なにかと突っかかる少々気性の激しい登場人物。映画『水は海に向かって流れる』やドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」など話題作に立て続けに出演してきた戸塚さんが全力投球で挑む、ヒール的立ち回りに期待したい。今回解禁された場面写真は、学生たちの間で行われている模擬裁判ゲーム「無辜(むこ)ゲーム」の1場面を切り取ったもの。何者かにスマホの画面を割られたと主張する藤方が狂気交じりの表情でほかの学生たちに次々と証人尋問を行っている。藤方のボルテージはとどまることを知らず、周囲がドン引きする空気にも構わず難癖まがいの主張を続けており、煙たがられる藤方のキャラクター性がよく表れているカットとなっている。さらに、セイギと藤方が校内で対峙する緊張の瞬間をとらえた場面写真もあわせて解禁。校内のロッカールームで藤方が荷物をまとめているところに、セイギがとある写真の入手先を問いただす。藤方が「俺さ、明日で大学辞めるから。どうせ卒業したって司法試験なんて受かんねえし」と自嘲気味に退学を明かすこのシーンでは、現実を突きつける重苦しい空気の中、さらに藤方は「お前何でここ(ロースクール)にいんの?」とセイギに投げかける。その問いの意図とは?ひと筋縄ではいかない登場人物によって、物語はさらにかき回されていく。<藤方賢二役・戸塚純貴のコメント>入ってはいけない境界線に足を踏み入れてしまったような緊張感と希望と絶望。藤方は起伏の激しい役柄で、撮影時は記憶が飛んでしまうくらいの激動でしたが、永瀬廉くんの透き通った水のような空気感が全てを鎮静してくれていました。ちょっと変わった大学生の遊びを是非覗き見て頂きたい。気づいたときには見た人をとんでもないところへ連れて行ってくれる作品です。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年08月10日杉咲花主演の映画『市子』が2023年12月8日(金)に公開される。監督は戸田彬弘。人気の舞台作品「川辺市⼦のために」が映画化映画『市子』は、監督を務める戸田彬弘が主宰する、劇団チーズtheater旗揚げ公演作品を原作とする作品。観客から熱い支持を受け、2度も再演された⼈気の舞台が満を持して映画化される。『市子』で描かれるのは、過酷な宿命を背負った女性、川辺市子の壮絶な人生。市子は、恋人からプロポーズを受けた翌日に突然失踪してしまう。恋人の長谷川が行方を追い、これまで市子と関わりがあった人々から証言を得ていくと、彼女の底知れない人物像と衝撃的な真実が次々と浮き彫りに。名前を変え、年齢を偽り、社会から逃れるように生きてきた市子はなぜそのような人生を歩まなければならなかったのか?尚、映画『市子』は、第28回釜山国際映画祭コンペティション ジソク部門、第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門に正式出品される。杉咲花が主人公・市子の半生を熱演主人公・市子を演じるのは杉咲花。『99.9-刑事専門弁護士 -THE MOVIE』や『大名倒産』など話題作への出演が続き、『法廷遊戯』『片思い世界』といった作品にも出演する杉咲花が、“市子の半生”をすさまじい熱量で演じる。「精根尽き果てるまで心血を注いだことを忘れられません。その日々は猛烈な痛みを伴いながら、胸が燃えるほどあついあついものでした」と本人が言い切るほどの、全身全霊の演技に注目だ。川辺市子…杉咲花プロポーズされた翌日、恋人の前から忽然と姿を消した女性。過酷な家庭環境で育ち、想像を絶する壮絶な過去を持つ。長谷川義則…若葉竜也市子と3年間一緒に暮らしていた恋人。自分のもとを去った市子の足取りと過去を追っていく中で、徐々に市子の真の姿を知っていく。長谷川役を演じた若葉竜也は、台本を受け取った時の心情について「自分以外の俳優が長谷川という役をやっているのをあまり想像したくないなという想いになりました。そういうことは普段感じることがないので、すごく特別な作品だったんだと思います」と語っている。北秀和…森永悠希市子に好意を寄せていた高校時代の同級生。何か隠している様子も……。小泉雅雄…渡辺大知ソーシャルワーカーで市子の母・なつみの元恋人。後藤修治…宇野祥平市子を捜索中の刑事。川辺なつみ…中村ゆり市子の母親。吉田キキ…中田青渚市子の昔の友人。新聞配達をしながら同じ下宿で生活していたかつての同僚。市子を新聞配達に誘った人物であり、その当時は市子がホームレスみたいに夜中に毎日ウロウロしていたと振り返る。北見冬子…石川瑠華失踪した市子と接触していた女性。田中宗介…倉悠貴市子の最初の恋人。山本さつき…大浦千佳同じ団地で育った市子の幼馴染。市子との幼少の記憶を辿りながら、「同い年だと思っていたのに違ったみたいで。年齢、嘘付いてたと思うんですよね」と語る。映画『市子』あらすじ川辺市子は、恋人の長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途⽅に暮れる ⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤。後藤は、 ⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し、この女性は誰なのか 尋ねる。市子の行方を追って昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生などから証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていた ことを知る。そんな中、長谷川は市子が置いていったカバンの底から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねる ことに。 捜索を続けるうちに長谷川は、 彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。【作品詳細】映画『市子』公開日:2023年12月8日(金)出演:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり監督:戸田彬弘原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)脚本:上村奈帆、戸田彬弘音楽:茂野雅道
2023年07月30日俳優の杉咲花が、映画『市子』(12月8日公開)の主演を務めることが27日、明らかになった。同作は戸田彬弘監督が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台の映画化作。川辺市子(杉咲花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川の元に市子を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。市子が置いていったカバンの底から発見した写真の裏に書かれた住所を訪ねると、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。杉咲が演じるのは、痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を凄まじい熱量で体現している。市子が3年間一緒に暮らしていた恋人の長谷川は若葉竜也が挑み、少しずつ市子の真の姿を知る過程で揺れ動く感情の変化を繊細に演じ切る。共演陣には森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉 悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が名を連ね、市子の知られざる人物像や過去を第三者の目線から映し出していく。公開されたティザービジュアルは、杉咲演じる市子が顔に手をかざし表情が見えないことから、彼女の心情、真の姿への想像を掻き立てるものに。特報映像は、市子が失踪するまでの恋人・長谷川との幸せな日々を映し出し、泣きじゃくる姿や「うちは市子や」と絞り出した台詞からも謎が垣間見える映像となっている。○監督:戸田彬弘 コメント僕が少年期に生きた1990年代。大人になった今振り返ると、少年時代には気づけなかった闇が近くにあったように思います。本作は、1人の女の子である「川辺市子」を、彼女と関わった人達の証言から、その人生を浮かび上がらせました。偽りが多い世の中で、いつの時代も確かな他者を見つけるのは困難です。多くの他者から見える印象で一人の人間を見つめ、見えてきたものとどう向き合うか。それが現実的な他者との距離であり、接点だと思っています。彼女の取った行動や、彼女の境遇。それを見つめたこの映画を観て「市子」をどう感じて頂けるのか…色んな感想を聞きたいです。そして、議論をして貰えたらこの上なく幸せです。その大切な役を、杉咲花さんに託しました。杉咲さんにお渡しするのが僕の願いでした。捉えようの難しい脚本の中に居る「市子」が、杉咲さんの圧倒的な感性とエネルギーによって可視化され、顕在化されていきました。撮影現場のその興奮を忘れられません。市子は、僕たちの生きる世界線の地続きに、確かに生きている。そう思うのです。沢山の人に、確かなことが届くことを期待しています。###杉咲花 コメントこの役を託してもらえたことに今も震える思いです。市子の、人生に関わった去年の夏。撮影を共にした皆さまと、精根尽き果てるまで心血を注いだことを忘れられません。その日々は猛烈な痛みを伴いながら、胸が燃えるほどあついあついものでした。あなたやあなたのすぐ隣にいる人へこの映画が届いてほしい。彼女の息吹に手触りを感じられることを願っています。○若葉竜也 コメントこの映画を軽薄に人間をカテゴライズして「わかっている」と安心したがる人に観て欲しいです。この映画が寂しくて寂しくて頭がおかしくなりそうなひとりぼっちの誰かに届いてほしいです。○森永悠希 コメント「本当にこれでよかったのか」「別の方法はなかったのか」登場人物たちにそんな思いを馳せながら、完成した作品を観させていただきました。撮影中も似たような自問自答を繰り返しながら演じていましたが、自分のあり方において大切な時間だったと思っています。参加できて光栄でした。○渡辺大知 コメント脚本をいただいた時、その熱量に驚かされました。読んでる文字すら重さを持っているような、一言一言丁寧に記されていて、心を動かされました。この映画には、人間としてのささやかな幸せや「願い」を持つことすら困難で、どうにも行き場を失ってしまったひとたちの姿が切実に描かれています。その熱量をぜひ劇場でご覧ください!○宇野祥平 コメント初めての戸田組、若葉さんとの共演、とても良い時間でした。僕自身映画を観る時は事前情報がない真っ白な状態で観たいのですが、ただ一つ言うならば、杉咲さん演じる市子を見て、人間そのものがミステリーなんだと改めて気づかされました。○中村ゆり コメント2015年に舞台『川辺市子のために』を拝見し、彼女の人生の複雑さに、同じように苦しみ、そして抱きしめてあげたくなりました。戸田監督と共に考え話している中で、この作品への熱い想いが自然と湧き上がりました。完成した市子を観て、悲しみや孤独の中にいて、誰からも見つけてもらえない人へ、手が差し伸べられますようにと、この映画の中に願いました。○中田青渚 コメント吉田キキ役を演じさせていただきました中田青渚です。キキは自分の夢を持っていて前向きで、市子にとって希望となるような女性です。私は数日間参加させていただきましたが、ひとつひとつのシーンをとても大切に丁寧に撮影している現場でした。1人でも多くの人にこの作品が届くといいなと思っています。○石川瑠華 コメント冬子という役をいただいた時とても嬉しくて、この先自分がどうなってもいいからこの冬子だけは演じきりたいと強く思いました。簡単に理解できないものや不安定で掴めないものを信じることはとても難しいのだと思います。『市子』という映画は、そういう人達を掴み切ることなく、ただただ切実に信じて描いた戸田監督の姿勢がそのまま映された映画のように感じました。この映画が届くべき人に届いて、今もきっと強く生きている市子が少しでも救われればいいなと思います。是非劇場で観ていただけたら嬉しいです。○倉悠貴 コメント出演が決まって光栄でした。実際に映画を観て、本当にフィクションなのか疑うほどのパワーにとにかく圧倒されました。市子が懸命に生きる様子を是非観てください。公開が楽しみです。○大浦千佳 コメント戸田監督の代表作でもある舞台「川辺市子のために」が、『市子』となり映画となった。舞台版は、市子に関わった人たちが「市子」の存在を語る構成、そう、市子を探していた。映画『市子』の中に、ずっと探していた、ずっと会いたかった市子がそこにいる。それだけで胸が熱くなるし、市子が笑顔になるだけで泣けてくる。こんなに主人公を抱きしめたくなる映画は無いと思う。(C)2023 映画「市子」製作委員会
2023年07月27日杉咲花主演の映画『市子』が12月8日(金)に公開決定。ティザービジュアルと特報映像が解禁となった。本作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団「チーズtheater」旗揚げ公演作品で、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市子のために」が原作。観客から熱い支持を受け2度再演された人気の舞台を、戸田監督が映画化。主人公の川辺市子(杉咲花)は、恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪する。長谷川が行方を追い、これまで市子と関わりがあった人々から証言を得ていくと、彼女の底知れない人物像と、切なくも衝撃的な真実が次々と浮かび上がる。彼女が背負った過酷な宿命。名前を変え、年齢を偽り、社会から逃れるように生きてきた。なぜ、彼女はそのような人生を歩まなければならなかったのか?市子が幸せな暮らしを自ら捨ててでも、手にしたかったものとは――。杉咲さんが演じるのは、痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。「精根尽き果てるまで心血を注いだことを忘れられません。その日々は猛烈な痛みを伴いながら、胸が燃えるほどあついあついものでした」と言い切るほど、杉咲さんが全身全霊を捧げて役を生き抜く姿が鮮烈にスクリーンに刻まれる。市子が3年間一緒に暮らしていた恋人の長谷川を演じるのは、若葉竜也。物語の軸を担う長谷川が、少しずつ市子の真の姿を知る過程で揺れ動く感情の変化を繊細に演じ切る。連続テレビ小説「おちょやん」や「杉咲花の撮休/第2話・ちいさな午後」など杉咲さんとの共演も多く信頼関係を築いてきた若葉さんが重要な存在を演じ切る。さらに、共演陣には森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が名を連ね、市子の知られざる人物像や過去を第三者の目線から映し出していく。解禁となったティザービジュアルは、杉咲さん演じる市子が顔に手をかざし表情が見えないことから、彼女の心情、真の姿への想像をかき立てられるもの。特報映像は、市子が失踪するまでの恋人・長谷川との幸せな日々を映し出し、なぜ、彼女が自らこの暮らしを捨てなければならなかったのか。泣きじゃくる姿や、「うちは市子や」と絞り出した台詞からも、その謎が垣間見える映像となっている。監督、主演・杉咲花らキャスト陣よりコメント到着■監督:戸田彬弘僕が少年期に生きた1990年代。大人になった今振り返ると、少年時代には気づけなかった闇が近くにあったように思います。本作は、1人の女の子である「川辺市子」を、彼女と関わった人達の証言から、その人生を浮かび上がらせました。偽りが多い世の中で、いつの時代も確かな他者を見つけるのは困難です。多くの他者から見える印象で一人の人間を見つめ、見えてきたものとどう向き合うか。それが現実的な他者との距離であり、接点だと思っています。彼女の取った行動や、彼女の境遇。それを見つめたこの映画を観て「市子」をどう感じて頂けるのか…色んな感想を聞きたいです。そして、議論をして貰えたらこの上なく幸せです。その大切な役を、杉咲花さんに託しました。杉咲さんにお渡しするのが僕の願いでした。捉えようの難しい脚本の中に居る「市子」が、杉咲さんの圧倒的な感性とエネルギーによって可視化され、顕在化されていきました。撮影現場のその興奮を忘れられません。市子は、僕たちの生きる世界線の地続きに、確かに生きている。そう思うのです。沢山の人に、確かなことが届くことを期待しています。■杉咲 花:川辺市子役/恋人の前から忽然と姿を消した女性。想像を絶する壮絶な過去を持つこの役を託してもらえたことに今も震える思いです。市子の、人生に関わった去年の夏。撮影を共にした皆さまと、精根尽き果てるまで心血を注いだことを忘れられません。その日々は猛烈な痛みを伴いながら、胸が燃えるほどあついあついものでした。あなたやあなたのすぐ隣にいる人へこの映画が届いてほしい。彼女の息吹に手触りを感じられることを願っています。■若葉竜也:長谷川義則役/市子と3年間一緒に暮らしていた恋人この映画を軽薄に人間をカテゴライズして「わかっている」と安心したがる人に観て欲しいです。この映画が寂しくて寂しくて頭がおかしくなりそうなひとりぼっちの誰かに届いてほしいです。■森永悠希:北秀和役/市子の高校時代の同級生「本当にこれでよかったのか」「別の方法はなかったのか」登場人物たちにそんな思いを馳せながら、完成した作品を観させていただきました。撮影中も似たような自問自答を繰り返しながら演じていましたが、自分のあり方において大切な時間だったと思っています。参加できて光栄でした。■渡辺大知:小泉雅雄役/ソーシャルワーカーで市子の母・なつみの元恋人脚本をいただいた時、その熱量に驚かされました。読んでる文字すら重さを持っているような、一言一言丁寧に記されていて、心を動かされました。この映画には、人間としてのささやかな幸せや「願い」を持つことすら困難で、どうにも行き場を失ってしまったひとたちの姿が切実に描かれています。その熱量をぜひ劇場でご覧ください!■宇野祥平:後藤修治役/市子を捜索中の刑事初めての戸田組、若葉さんとの共演、とても良い時間でした。僕自身映画を観る時は事前情報がない真っ白な状態で観たいのですが、ただ一つ言うならば、杉咲さん演じる市子を見て、人間そのものがミステリーなんだと改めて気づかされました。■中村ゆり:川辺なつみ役/市子の母親2015年に舞台「川辺市子のために」を拝見し、彼女の人生の複雑さに、同じように苦しみ、そして抱きしめてあげたくなりました。戸田監督と共に考え話している中で、この作品への熱い想いが自然と湧き上がりました。完成した市子を観て、悲しみや孤独の中にいて、誰からも見つけてもらえない人へ、手が差し伸べられますようにと、この映画の中に願いました。■中田青渚:吉田キキ役/市子の昔の友人吉田キキ役を演じさせていただきました中田青渚です。キキは自分の夢を持っていて前向きで、市子にとって希望となるような女性です。私は数日間参加させていただきましたが、ひとつひとつのシーンをとても大切に丁寧に撮影している現場でした。1人でも多くの人にこの作品が届くといいなと思っています。■石川瑠華:北見冬子役/失踪した市子と接触していた女性冬子という役をいただいた時とても嬉しくて、この先自分がどうなってもいいからこの冬子だけは演じきりたいと強く思いました。簡単に理解できないものや不安定で掴めないものを信じることはとても難しいのだと思います。『市子』という映画は、そういう人達を掴み切ることなく、ただただ切実に信じて描いた戸田監督の姿勢がそのまま映された映画のように感じました。この映画が届くべき人に届いて、今もきっと強く生きている市子が少しでも救われればいいなと思います。是非劇場で観ていただけたら嬉しいです。■倉 悠貴:田中宗介役/市子の最初の恋人出演が決まって光栄でした。実際に映画を観て、本当にフィクションなのか疑うほどのパワーにとにかく圧倒されました。市子が懸命に生きる様子を是非観てください。公開が楽しみです。■大浦千佳:山本さつき役/市子の幼馴染戸田監督の代表作でもある舞台「川辺市子のために」が、『市子』となり映画となった。舞台版は、市子に関わった人たちが「市子」の存在を語る構成、そう、市子を探していた。映画『市子』の中に、ずっと探していた、ずっと会いたかった市子がそこにいる。それだけで胸が熱くなるし、市子が笑顔になるだけで泣けてくる。こんなに主人公を抱きしめたくなる映画は無いと思う。『市子』は12月8日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月27日直木賞作家・浅田次郎氏の時代小説を、現代向けに大胆にチューンアップし、思いがけず大名家の家督を継いだ若き藩主と仲間たちの奮闘を描く映画『大名倒産』が公開。鮭役人の息子として育ってきたのに、突如、徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎとして、城に入ることになった松平小四郎を、現在、NHKの連続テレビ小説『らんまん』も好評な神木隆之介が軽妙に演じている。映画独自のキャラクターであり、小四郎の幼馴染で、藩主として25万両(約100億円)もの借金を背負った小四郎とともに、ピンチを乗り越えようと立ち上がるヒロインのさよは、朝ドラ界においては先輩(『おちょやん』)にあたる杉咲花が演じて、バツグンの相性の良さを発揮。そんな神木と杉咲ふたりに取材すると、「神さま、花さま」と呼び合う、互いをリスペクトしながらの、コメディの本作によく合う笑い声の響く時間が流れた。○■「花ちゃんは怪物」「神さまの小四郎は愛おしい」――息ぴったりの小四郎とさよでした。本作での共演で、改めてすごいと感じた部分、魅力的だと感じたところを教えてください。神木:杉咲さんとは、ちゃんとお芝居をしたのは初めてなんです。ドラマ『学校のカイダン』(15年)にはじまり、CMでもご一緒したり、『メアリと魔女の花』(17年)で声でご一緒することもありましたが、こうしてちゃんとお芝居をすることは、ほぼなくて。でも僕は『学校のカイダン』のときからすでに、プロデューサーに「杉咲花ちゃんってさ、怪物だよね」と言い続けてたんです。「あの人恐ろしい芝居っ子です。やばくないですか」って。なんだろうな。僕が目指していた芝居の仕方をされる方なんですよ。だから「怪物ですよ」と。杉咲:恐縮です…。神木:でもがっつり面と向かってのお芝居はできてなかったので、今回、目の前で花さまのお芝居を見られて嬉しかったですし、恐ろしい方だというのは100も承知だったので、頑張って倒れないようにお芝居させていただきました。さよにもすごくあっていると思いました。さよは癒し系の優しい雰囲気を持ちつつ、芯がブレない人。これだけは絶対に外せない、守りたいという強さがある。そこがさよと花さまの共通点だと思って見ていました。――最初に「怪物だ!」と思ってから時間が経ちましたが、やはり改めて怪物でしたか?神木:もっと怪物でした。杉咲:いやいやいや!(笑)。私も、神さまとこれだけ長い期間ご一緒させていただけるのは初めてで、すごく楽しみでした。現場の方々のことを、本当によく見ていらっしゃって、思いやりのある方だと改めて感じました。神さまがいることで、私含め、周りにいる方々も奮い立たされながら、日々を乗り越えることができていたと思います。前田哲監督の現場は、アドリブが多いと最初から伺っていて、確かになかなかカットのかからないシーンが多かったんです。そこでも神さまが果敢に挑み続ける姿を見て「すごいな」と思っていました。ライブ感を大切にしながら、内容によっては話し合いを重ねて綿密に作り上げていく。時間をすごく大切に共有してくださるのが、すごく嬉しかったですし、シーンが深まっていく瞬間に、自分自身が何度も立ち会わせていただくことができて、すごく勉強になりました。神さまのおかげです。――神木さんの小四郎はいかがでしたか?杉咲:大ピンチが降りかかっているのに、どこかちょっとおかしくて笑ってしまうような滑稽さや、ユーモラスな愛らしさがありました。それは神さまが演じてらっしゃるからだと感じて。脚本を読んだ時の印象以上に小四郎ちゃんが愛おしかったです。○■撮影で一番印象に残っているのは、ふたりともに橋の上でのシーン――特に印象に残っている撮影シーンをひとつ教えてください。神木:街中で悪者に追いかけられて、ふたりが橋の上で囲まれる場面です。そこで前田監督が、悪者役の方たちに、「ナイフを出して舐めてください」って指示したんです。それってめっちゃベタじゃないですか(笑)。そんなの舐める人いないでしょ!と思って。本能で突っ込みたくなって、「舐めてる!」ってリハーサルのときから言ってしまいました。そのときに花さまもノッてくれたので、さすがだなと思いました。――神木さんの長いキャリアにおいて、ナイフを舐めるシーンを見たのは。神木:初めてですよ! 映画『ザ・マジックアワー』が大好きなんですが、そこで佐藤浩市さんが役者を演じていて、ナイフを舐めるという表現をしてましたけど、それくらい。しかも作品の中で見たくらいですよね(苦笑)。杉咲:私は神さまがカメラの前でフラットに対応されている姿、目の前で起きた出来事をちゃんと受け止めている姿がすごいなと思って、自分もこんな風になりたいと思いました。私自身は現場のスピード感についていくことでいっぱいいっぱいだったのですが、神さまが優しく全て受け止めてくださる深さがあったので、そこに救われてばかりでした。――橋のシーンでは、おふたりそろって川へダイブもされてました。神木:花さま決死のダイブでしたね。杉咲:怖かったですもん。神木:メイキングを見たんですけど、花さまは、一世一代、清水の舞台から飛び降りるような顔をしていました。杉咲:神さまは、あまりにもラフに飛び降りるんですよ。神木:俺、飛ぶのに慣れてて。麻痺しちゃってるから、何も思わないんだもん。杉咲:信じられない(笑) すごく高かったのに。でも私も、ここが一番印象深いシーンです。嵐山の橋の上から飛び降りるなんて、人生で一度きりだろうなと思って。ワイヤーで吊られながら、街を見下ろしている瞬間も、奥には観光客の方々が見えているので、不思議でしょうがなかったです。○■NHK朝ドラ主演俳優としては、神木が後輩で杉咲が先輩――神さま、花さまと呼び合っているおふたりですが、現在、神木さんはNHKの連続テレビ小説『らんまん』が放送中。朝ドラにおいては、杉咲さんが先輩、神木さんが後輩の仲です。神木:ですね! 先輩、至らない点も多いかと思いますが、アドバイスお願いします。杉咲:大先輩の神さまにアドバイスだなんて恐れ多いのですが…。休めていますか? 撮影は大変ですよね。神木:楽しいですよ。僕、テストとか真面目にやってないので。本番しかちゃんとやってないんです。本番もちゃんとやってるとき少ないかな(笑)。それを許してくれるチームとキャスト陣で。花ちゃんは分かると思いますが、朝ドラって、すごい長期戦なんですけど、主演がすごく周りに影響を与える現場なんです。僕によって雰囲気がガラッと変わる。普通のドラマじゃありえないくらい。そこで、どれだけ楽しくできるためにはどうしたらいいか考えた結果、ふざけるという方向に、僕は行きつきました。もちろん締めるときは締めますけど、全体としては軽いタッチでいかないと持たないので。自分のためにもあえてそうしています。現場が楽しい作品って、作品からも伝わってきますし。杉咲:座長がそんな風に立っていてくれる現場は、とても素敵な環境なんだろうなと思います。神木:ぜひお越しください!――朝ドラの主演もそうですが、本作の小四郎もリーダーです。そもそもおふたりはリーダーとして周囲を引っ張っていけるタイプですか?神木:力を抜いて俯瞰して、冷静に判断できる自信はあります。優先順位を、頭の中で瞬間的にパパっと決めることができるんです。何かが起きたとき、今自分は何をすべきか、いま何をすればピンチを乗り越えられる確率が一番高いか、ババっと上がってくる。その上から順に試していきます。杉咲:私は、自分自身でも何かアイデアを出したいのですが、ひとりではちょっと心もとないので、誰かと一緒にやりたいタイプです。ひとりでポンと上に立つよりは、誰かと何がベストなのか相談しながら探していきたいタイプですね。○■改めてお互いに聞いてみたいことは、ファンが知りたそうなこと?――せっかくの場なので、おふたりそれぞれお互いに聞いてみたいことを質問し合ってください。神木:そうですね! 花さまのファンが聞きたいことを聞こうかな。「こういう男性にドキッとする、キュンとする」とか。女性ファンも多いと思いますけど、せっかくだから男性ファンが喜びそうなことを。杉咲:えー。髪の毛を耳にかけた瞬間とか? 普段隠れているものが、ちらりと見えたときにドキッとしますかね。神木:髪の短い男性用にもいただいていいですか? それだけだと限られてきちゃうので。杉咲:絞り出したのに(苦笑)。人のことをよく見ていて、些細な変化に気づけるような方ですかね。神木:なるほど。男性ファンは花さまのことをよく見てると思いますよ。じゃあ、僕への逆質問をどうぞ。杉咲:最近のストレス発散法は……。神木:ひとりカラオケですね。ずっとですね。杉咲:えー。じゃあ、今遊ぶとしたら誰を誘いますか?神木:今遊ぶなら山崎賢人(※崎はたつさき)くんかな。久しぶりに会いたいですね。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17年)の撮影で一緒にスペインに行ったときも、めちゃくちゃ楽しくて。賢人はマジでいいやつなんですよ。久しぶりに会いたいなー。杉咲:お、いい質問ができた気がします!(笑)。――ありがとうございます。最後に、作品の方へ戻っていただいて。本作でお気に入りのキャラクター、登場人物を教えてください。杉咲:私は梶原善さんの演じた天野大膳、中膳、小膳です。ひとりで演じられるとは思ってなかったので。神木:途中、めんどくさいって言ってたもんね(笑)杉咲:撮影スケジュールに役名とご本人の名前が書いてあったんですけど、梶原さんだけ役名が3つ書いてあって、「なんだろう」と思ってたのですが、演じ分けがさすがでした(笑)。神木:僕は桜田通の演じた小四郎の兄の喜三郎です。彼は役者人生をかけて和歌を読み上げています(笑)。松山ケンイチさんもそうですが、おふたりとの信頼関係がもともとあったからすぐに兄弟になれました。特に桜田通と僕とは、みなさんふざけた関係しか見たことがないと思います。実はちゃんとお芝居をするのは初めてなんですけど、すごく素敵な共演シーンになったと思います。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。2歳でCMデビューを飾る。『妖怪大戦争』(05年)で主演を務め、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。12年の第4回TAMA映画賞では『桐島、部活やめるってよ』『劇場版 SPEC~天~』で最優秀新進男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『3月のライオン』(17年)、『フォルトゥナの瞳』(19年)、『るろうに剣心』シリーズ(14・21年)、『ホリック xxxHOLiC』『ゴーストブック おばけずかん』(22年)など。23年4月より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演を務め、ドラマの舞台である高知県で全ページ撮り下ろした書籍『かみきこうち』(NHK出版)とカレンダーが発売中。スタイリスト:TAKAFUMI KAWASAKI、ヘアメイク:MIZUHO(VITAMINS)■杉咲花1997年10月2日生まれ、東京都出身。『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)でヒロインの妹を演じ、『おちょやん』(20-21年)でヒロインを務めた。ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)で第30回橋田賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に『十二人の死にたい子どもたち』(19年)、『青くて痛くて脆い』(20年)、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21年)、『プリズム』(22年)、『杉咲花の撮休』(23年)など。公開待機作に『法廷遊戯』(11月10日公開)、『片思い世界』(2024年公開)がある。スタイリスト:Tatsuya Yoshida、ヘアメイク;Mai Ozawa(mod’s hair)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年06月26日映画『大名倒産』の公開初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、主演を務める神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が登壇した。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。5月に30歳の誕生日を迎えたばかりの神木。30代で初めての主演作品公開となった心境を聞かれると、「30代かぁ~。映画に映っているのは20代の僕なので、今ここにいる30代の僕を目に焼き付けていただいて、ギャップを感じていただければと思います。全然違いますよ!」と観客に投げかけ、笑いを誘う。また、神木演じる小四郎の幼馴染・さよを演じた杉咲は、「『なにかあったらいつでも僕に言ってください』と言ってくださって、物語を背負って現場の味方でいてくださる方。とってもかっこいい」と神木の座長ぶりを絶賛。ただ、その裏側では驚いたこともあったそうで、「『お腹空いた~!』と言って、10秒ぐらいで納豆巻きを完食する姿も見て、わんぱくでキュートな愛すべき座長でした」と神木の早食いエピソードを披露した。これを受けて、神木は「一緒の場所で待っていて、パックで2個ずつ並んでいる納豆巻きで、一気に2個ずつ食べたんですけど、その間ずっと(杉咲さんは)悲鳴なんですよ。『いやぁ~っ! 早い! そんな……お腹壊す!』って(笑)。騒がれながら納豆巻き食べたの人生で初めてですよ!」と当時の杉咲を再現していた。
2023年06月23日神木隆之介が主演を務める映画『大名倒産』の本編映像が公開された。本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎(神木)。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。このたび公開されたのは、小四郎の幼馴染さよ(杉咲花)と家臣の平八郎(浅野忠信)が、初対面にも関わらず激しく言い争う本編映像。藩の借金100億を返済できなければ切腹という大ピンチに迫られ、落ち込む小四郎を見かねたさよは、経験豊富そうな教育係・平八郎に打開策を求める。しかし平八郎は何か落ち度がある度に切腹しようとする生真面目な人物で、「然らば殿、切腹の作法御指南致します」と的外れな提案をする。呆れたさよが“切腹バカ”とつぶやくとその一言が言い合いの火種になってしまい、小四郎が抑えに入るも睨み合うふたりは一触即発の危機。まさかの仲間割れを予感させる映像となっている。映画『大名倒産』本編映像<作品情報>『大名倒産』6月23日(金) 全国公開(C)2023映画『大名倒産』製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年06月16日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める、映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の特報映像が16日に公開された。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬廉)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転、四転五転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。特報映像では、ロースクールに通い、弁護士を目指す主人公のセイギ(永瀬廉)とその同級生の美鈴(杉咲花)、馨(北村匠海)たちが中心人物となって繰り広げられる殺人事件での、それぞれの役回りが描かれている。ロースクール生たちの間で行われる模擬裁判「無辜ゲーム」の場から舞台は法廷に移り、セイギは弁護士となり殺人事件の容疑者の無罪を主張し、美鈴はその事件の容疑者になり、そして馨は胸に突き立てられたナイフによって帰らぬ人となる。同級生であったはずの3人が事件を起点に立場を違えながら、誰も暴いてはいけない死の秘密へと向かっていく。ラストには、美鈴がセイギに「ゲームのプレイヤーは、あなたなの」と囁き、謎が深まる映像となっている。(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年06月16日映画『法廷遊戯』の特報映像が公開された。原作は、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった五十嵐律人の同名ミステリー小説。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務め、脚本を『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也が手がける。公開された映像では、ロースクールに通い、弁護士を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(永瀬廉/King & Prince)とその同級生の織本美鈴(杉咲花)、結城馨(北村匠海)たちが中心人物となって繰り広げられる殺人事件での、それぞれの役回りが描かれている。ロースクール生たちの間で行われる模擬裁判「無辜(むこ)ゲーム」の場から舞台は法廷に移り、セイギは弁護士となり殺人事件の容疑者の無罪を主張。美鈴はその事件の容疑者になり、そして馨は胸に突き立てられたナイフによって帰らぬ人となる。同級生であったはずの3人が事件を起点に立場を違えながら、誰も暴いてはいけない死の秘密へと向かっていく。ノンストップ・トライアングル・ミステリーの名にふさわしく、単なる「ゲーム」の範疇を越え、前代未聞の裁判へと発展していく様を垣間見ることができる。映画『法廷遊戯』特報映像<作品情報>『法廷遊戯』11月10日(金) 公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年06月16日映画『大名倒産』(6月23日公開)の完成披露試写会が27日に都内で行われ、神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、浅野忠信、佐藤浩市、前田哲監督が登場した。同作はベストセラー作家・浅田次郎による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木隆之介)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があった。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメントとなる。自分の顔のお札を破って登場し、観客を驚かせた神木。父親役の佐藤は「30歳とはいえ、もう本当に芸歴も長いしね。もうちゃんとそこにいると座長としての風格がございましたよ」と絶賛する。5月19日に30歳になったばかりの神木は、「挑戦したいこと」というテーマで「何を挑戦したらよいでしょうか。特に何もしてないんですよ。つい先日30代に突入いたしまして、僕あまり20代だから30代だからと考えたことがなくて。何にも考えないで突入してしまいまして」と周囲に尋ねることに。佐藤は「佐藤浩市語録としてはね、無駄に過ごす時間はあっても無駄になる経験はない。何をやってもいいよ。今だからこそすべてができるから」とエールを送った。この日はサプライズで神木の誕生日祝いも行われ、改めて神木は「そこまで明確な30代の目標はないんですけど、今まで通り変わらずこのスタンスで、ゆっくりと、より楽しく生きることができればいいなと思っております」と抱負を語る。杉咲は「神様(神木)とは共演して6回目になるんですけど初めて共演した時は交わるシーンが全くなかったのに、気さくに話しかけてくださったり、神様のアドリブからお芝居が深まってきたり、本当にミラクルで勉強させてくれるような方」と感謝。「今回も神様の存在から心が解放されて絆が生まれていったと思って、返しきれないくらいの優しさをいただいてます。これからもよろしくお願いします」とお祝いすると、松山が「“神様”って呼んでるんだね。すごいいいなと思って。“神くん”とか呼ぶ?」と新たな呼び名を提案していた。
2023年05月27日永瀬廉、杉咲花、北村匠海が共演するノンストップ・トライアングル・ミステリー『法廷遊戯』より、超特報映像が公開された。映像では、永瀬さん演じる主人公・セイギをはじめ、同級生の美鈴(杉咲さん)と馨(北村さん)といった3人を取り巻く殺人事件の断片が集められた。弁護士バッジを胸に法廷に立つセイギ、横たわり不穏な笑みを見せる美鈴、ナイフを手にする馨、駅構内の防犯カメラ映像、学生たちがロウソクを手に寄り集まる「無辜ゲーム」の現場、謎のビデオカメラ――。また、真実を手繰り寄せるように時間が巻き戻され、さらに映像は加速。美鈴が警察の監視のもと歩く姿や、血を流し倒れる男性の遺体など、衝撃的な映像も。そして物語の全貌が謎に包まれたまま、ラストは過去のセイギを丸で囲んだ写真で映像は幕を閉じている。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年04月14日ディオール(DIOR)の2023年春夏コレクションから、ラフィア素材の「ディール ブックトート」が登場。ラフィア素材で花々を編み込んだ「ディオール ブックトート」ラフィア素材の「ディオール ブックトート」は、毎シーズン様々な解釈で展開されるアイコンバッグ。2023年春夏コレクションでは、軽やかで牧歌的なラフィア素材に覆われて展開された。熟練の職人たちにより、手作業で繊細にクロシェで編み込まれた花々が魅力。ライニングには、メゾンを象徴する「ディオール オブリーク」モチーフを施し、仕上げとして“Christian Dior”のロゴをボディ中央に添えた。【詳細】「ディオール ブックトート」730,000円展開店舗:全国のディオールブティック、公式オンラインブティック【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月08日女優の杉咲花が出演する、JAバンクの新CM「地元のあしたもよろしく」編、「暮らしのあしたもよろしく」編が、4日より放送される。新CMでは、杉咲が地元を愛する新人JA職員として登場。組合員や利用者との日常会話を通して、彼らの明日や未来のことを親身に考えていく。CM楽曲には木村カエラの「ノイズキャンセリング」が採用された。■杉咲花インタビュー――CM撮影を終えての感想は? また、JA職員を演じる上で特に意識したことは?撮影中も心の距離感が近い感じがして、人と人との繋がりを感じることができる時間でした。そんな温かさも伝わったらいいなという気持ちで撮影に臨みました。――今回のCMの注目ポイントは?「あしたも、よろしく」というキャッチコピーのように、登場人物たちとのフランクな掛け合いや、空気感に注目いただきたいです。――最近人との繋がりや地域との繋がりを感じたエピソードは?お世話になっている方の地元(北海道)のお雑煮がすごくおいしいと聞いていたので、食べてみたいなと思っていたら、年明けにお家に持ってきてくださいました。すごくおいしくて、わざわざ作って持ってきてくれたんだと感じて嬉しかったです。――今回のCMでは食べ物が随所に出てきますが、好きな食べ物を教えてください。最近はキムチ作りにハマっていて。キムチが好きです(笑)。――JAバンクのイメージキャラクターになって今後の意気込みは?「あしたも、よろしく」というキャッチコピーのように、組合員でしたり利用者の方々との関係性でしたり、地域に寄り添い続けるJAバンクらしさをCMを通してお伝えしていけたら嬉しく思います。――視聴者の皆様に一言お願いします。人と交わることでしか感じられない温かさが伝わってくるCMになっているのではないかと思います。是非、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
2023年04月03日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の出演者が16日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。この度、ドラマ版から“キントリ”メンバーを支えるお馴染みのレギュラーキャストたちの続投=総出演が決定した。まずドラマスペシャル(2015年)以来の登場となる有希子の娘・真壁奈央役の杉咲花が出演。ドラマでは高校生だった奈央が、日本列島に未曾有の巨大台風が襲来する中、災害救助の最前線に立つ救急救命士という重要な役どころで登場する。また、有希子の亡き夫で奈央の父親である、元警視庁警備部刑事の真壁匡役の眞島秀和、さらにはドラマ第1シーズンの黒幕で、有希子の元上司であり“キントリ”の設立者でもある、元・刑事部長の郷原政直役の草刈正雄も登場することが明らかになった。昨年放送の新春ドラマスペシャルから新たにチームに加わった生駒亜美役の比嘉愛未、酒井寅三役の野間口徹、元キントリの取調官・中田善次郎(大杉漣)の息子であり、速水・鈴木が演じる“もつなべコンビ”と行動を共にする刑事・山上善春役の工藤阿須加、警視庁特殊犯捜査係班長の鬼塚貞一役の丸山智己ら警視庁メンバー、キントリチームが、時に憩いの場として、時に捜査会議の場として足繁く通う居酒屋「しんじ」の店主夫妻・かやのとしんじを演じる中村静香と生島勇輝の出演も決定している。 シリーズ完結に相応しく、 “キントリ”オールスターキャストが再集結し、史上最大スケールにパワーアップした劇場版を一層盛り上げる。○杉咲花 コメントあらゆる物事には、それと向き合うこと以前に、自分という個人との戦いがあるということを改めて感じさせられました。長い間多くの方々に愛されてきた勇気をもらえる作品の集大成に、そして、尊敬する大先輩である天海さんの娘役として再び参加させていただけたことをとても嬉しく思っております。○比嘉愛未 コメント今回でキントリがラストを迎えるのかと思うと、一視聴者として寂しさもありつつ、こんなにも刺激的で学びが多い現場にまた呼んで頂けた事がとても嬉しく光栄でした。9年かけて創り上げられてきたあの心地よい空気感の中で、皆さんと「ウェ〜イ」が出来たことは一生忘れません。ラストに相応しい、壮大なスケールと素晴らしいチームワークで作られた今作をぜひ堪能していただけたら幸いです。○野間口徹 コメント劇場版を今までやってなかった事への驚き。チームに加わったばかりなのに、終わってしまう事への寂しさ。天海さんをはじめとするキントリメンバーに、今後もう会えなくなってしまう事への哀しさ。とは言え、また観られる事への喜び。思いは皆様と一緒です。映画館で見届けましょう。僕も行きます。○工藤阿須加 コメント連続ドラマ『緊急取調室』シーズン4に山上役で出演しました。さらに映画にも参加させていただき、キントリの一員に加われて、感謝の思いでいっぱいです。山上の小生意気な部分と正義感、緊急取調室らしい緊張感と、スピーディーな展開、最高のメンバーの掛け合いを劇場で楽しんで頂ける事間違いなしです!○丸山智己 コメントドラマのラストシーズンに参加させていただき、そして集大成である劇場版に参加させていただけるなんて、キントリの一ファンとしてこんなに光栄なことはありません。でも…これで終わりなんて寂し過ぎます!!○中村静香 コメント9年間、携わらせて頂き感謝しています。「居酒屋しんじ」が憩いの場となるよう、おもてなしいたしました。キントリの皆さんの笑顔を見られることがとても嬉しかったです。最後の難事件、皆さんぜひ見届けてください。○生島勇輝 コメント「居酒屋しんじ」を営ませて頂き、ありがとうございました。キントリは僕にとってホームになりました。出会っては別れることが当たり前のこの世界で、こんな長い時間集まることが出来たのはとても貴重な経験で、僕の役者人生の大切な一頁となりました。○眞島秀和 コメントシーズン1.2に続き、劇場版まで参加することができて光栄です。2014年にスタートしたことを考えると月日が経つのは本当に早いです。シリーズファイナルとなる今作、私も1ファンとして楽しみにしてます!ぜひご覧下さい!!○草刈正雄 コメント長らく続いていた「緊急取調室」が劇場版でファイナルとの事で淋しい気持ちですが、郷原と真壁の最後の駆け引きを劇場で楽しんで頂けたら嬉しいです。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』是非ご覧下さい。(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年03月17日2014年1月から4シーズンにわたりテレビ朝日系列で放送された大ヒットドラマの映画化にして、シリーズ完結を迎える『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』。この度、天海祐希ら先に発表されたキャストに加えて、ドラマ版から“キントリ”メンバーを支えるお馴染みのレギュラーキャストたちの総出演が決定した。可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」。主演の天海祐希演じる叩き上げの刑事・真壁有希子と、クセ者揃いのベテラン取調官たちが、取調室を舞台に一筋縄ではいかない犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された“真実”を暴いていく。これまでに2回のドラマスペシャル、第4シーズンまで制作され、シリーズの歴史は2023年で9年目に突入している本作。ドラマスペシャル(2015年)以来の登場となる有希子の娘・真壁奈央役の杉咲花が劇場版に出演。ドラマでは高校生だった奈央は、日本列島に未曾有の巨大台風が襲来する中、災害救助の最前線に立つ救急救命士という重要な役どころで登場する。また、有希子の亡き夫で奈央の父親である、元警視庁警備部刑事の真壁匡役の眞島秀和、さらにはドラマ第1シーズンの黒幕で、有希子の元上司であり“キントリ”の設立者でもある、元・刑事部長の郷原政直役の草刈正雄も登場することが明らかに。3人は久々の登場となる。そして、昨年放送の新春ドラマスペシャルから新たにチームに加わった生駒亜美役の比嘉愛未、酒井寅三役の野間口徹も登場。さらに、元キントリの取調官・中田善次郎(大杉漣)の息子であり、速水もこみち・鈴木浩介演じる“もつなべコンビ”と行動を共にする刑事・山上善春役の工藤阿須加、警視庁特殊犯捜査係班長の鬼塚貞一役の丸山智己ら警視庁メンバー。キントリチームが、時に憩いの場として、時に捜査会議の場として足繁く通う居酒屋「しんじ」の店主夫妻・かやのとしんじを演じる中村静香と生島勇輝も出演する。シリーズ完結に相応しく、まさに“キントリ”オールスターキャストが再集結、史上最大スケールにパワーアップした劇場版を一層盛り上げる。キャストコメント杉咲花(真壁奈央役)あらゆる物事には、それと向き合うこと以前に、自分という個人との戦いがあるということを改めて感じさせられました。長い間多くの方々に愛されてきた勇気をもらえる作品の集大成に、そして、尊敬する大先輩である天海さんの娘役として再び参加させていただけたことをとても嬉しく思っております。比嘉愛未(生駒亜美役)今回でキントリがラストを迎えるのかと思うと、一視聴者として寂しさもありつつ、こんなにも刺激的で学びが多い現場にまた呼んで頂けた事がとても嬉しく光栄でした。9年かけて創り上げられてきたあの心地よい空気感の中で、皆さんと「ウェ~イ」が出来たことは一生忘れません。ラストに相応しい、壮大なスケールと素晴らしいチームワークで作られた今作をぜひ堪能していただけたら幸いです。野間口徹(酒井寅三役)劇場版を今までやってなかった事への驚き。チームに加わったばかりなのに、終わってしまう事への寂しさ。天海さんをはじめとするキントリメンバーに、今後もう会えなくなってしまう事への哀しさ。とは言え、また観られる事への喜び。思いは皆様と一緒です。映画館で見届けましょう。僕も行きます。工藤阿須加(山上善春役)連続ドラマ「緊急取調室」シーズン4に山上役で出演しました。さらに映画にも参加させていただき、キントリの一員に加われて、感謝の思いでいっぱいです。山上の小生意気な部分と正義感、緊急取調室らしい緊張感と、スピーディーな展開、最高のメンバーの掛け合いを劇場で楽しんで頂ける事間違いなしです!丸山智己(鬼塚貞一役)ドラマのラストシーズンに参加させていただき、そして集大成である劇場版に参加させていただけるなんて、キントリの一ファンとしてこんなに光栄なことはありません。でも…これで終わりなんて寂し過ぎます!!中村静香(かやの役)9年間、携わらせて頂き感謝しています。「居酒屋しんじ」が憩いの場となるよう、おもてなしいたしました。キントリの皆さんの笑顔を見られることがとても嬉しかったです。最後の難事件、皆さんぜひ見届けてください。生島勇輝(しんじ役)「居酒屋しんじ」を営ませて頂き、ありがとうございました。キントリは僕にとってホームになりました。出会っては別れることが当たり前のこの世界で、こんな長い時間集まることが出来たのはとても貴重な経験で、僕の役者人生の大切な一頁となりました。眞島秀和(真壁匡役)シーズン1.2に続き、劇場版まで参加することができて光栄です。2014年にスタートしたことを考えると月日が経つのは本当に早いです。シリーズファイナルとなる今作、私も1ファンとして楽しみにしてます!ぜひご覧下さい!!草刈正雄(郷原政直役)長らく続いていた「緊急取調室」が劇場版でファイナルとの事で淋しい気持ちですが、郷原と真壁の最後の駆け引きを劇場で楽しんで頂けたら嬉しいです。劇場版「緊急取調室THE FINAL」是非ご覧下さい。『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』は6月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 緊急取調室 THE FINAL 2023年6月16日より全国にて公開©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年03月17日映画『片思い世界』の製作が決定した。『片思い世界』は、『大豆田とわ子と三人の元夫』『初恋の悪魔』などの連続ドラマを数多く手がける一方、『花束みたいな恋をした』以降、『怪物』(6月2日(金) 公開予定)、『クレイジークルーズ』(2023年Netflixで配信予定)など映画でも精力的にオリジナル作品を発表し続けている脚本家・坂元裕二が、新たに書き下ろした新作映画。主演を務めるのは、広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人。20代の女優3人を主演に迎え、現代の東京を舞台に、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿が描かれる。監督を務めるのは、坂元脚本のドラマ『カルテット』で演出を手がけた土井裕泰。2021年に異例のロングランを記録した『花束みたいな恋をした』での初めての映画でのタッグから2年、本作で再び手を組む。本作は2024年の公開を予定している。広瀬すず コメント■坂元裕二脚本、土井裕泰監督の作品に出演することについて坂元さんが紡いでいく世界が大好きで、また今回参加させていただけること、ずっと前から本当に、本当に楽しみでした。土井さんとは初めてご一緒させて頂きますが、初めてお会いした時に、既に安心感があるほど、すごく柔らかい印象でした。一緒に作品を作っていけること、心強いです。■同年代の杉咲花、清原果耶との共演について花ちゃんと清原ちゃんとご一緒出来るなんて、嬉しい限りです。贅沢だあと思います。尊敬しているおふたりに頑張ってついていきたいと思います。大きく包み込んでくれるようなお2人です。■撮影に向けての意気込み何度も言ってしまいますが、楽しみの塊です。皆様と作っていく世界で一生懸命役として生きる、私に出来る事は精一杯頑張れたらなと思っています!是非、みなさまも楽しみにして頂けたらと思います。杉咲花 コメント■坂元裕二脚本、土井裕泰監督の作品に出演することについて小さな頃から夢中になって拝見してきたお二人の作りだす物語の中に存在できるだなんて。何もかもが夢のような座組に参加させていただけること、光栄に思います。■同年代の広瀬すず、清原果耶との共演について羨望や悔しさ、尊敬を抱いてきた特別なお二人との本作における出会いは、私にとってかけがえのないものになるのではないかという静かな興奮に包まれております。■撮影に向けての意気込みこれはもう、楽しむしかないぞ!!という気持ちです。私の片想いを両手いっぱいに抱えて、精一杯頑張りたいです。清原果耶 コメント■坂元裕二脚本、土井裕泰監督の作品に出演することについて『花束みたいな恋をした』のクランクアップ時に「また一緒にやりたいね」と声を掛けてくださった土井さんのもとでその日から温めてきた胸が躍る想いと共に、今回ご一緒出来ることを幸せに思います。そして、坂元さんが紡ぐ言葉の力をお借りして皆さんと素敵な時間を過ごせたら良いなと思っています。■同年代の広瀬すず、杉咲花との共演についてすずちゃんや花ちゃんと三人で現場に立てる日が来るなんて夢にも思わなかったです。お二人の側で自分に出来ることを懸命に探しながら、その贅沢な空間を楽しもうと思います。■撮影に向けての意気込みスタッフ・キャストの皆さんのパワーを身体いっぱいに感じながら、一歩ずつ丁寧に進んでいければと思っています。撮影が本当に楽しみです。頑張ります!脚本・坂元裕二 コメント広瀬すずさん。杉咲花さん。清原果耶さん。お三方のお名前を書くだけで、緊張して手が震えます。世界一高い山に三回登れと言われている気分です。『花束みたいな恋をした』の時に、もうこれ以上のものは作れないと思いましたが、同じチームと再びはじめるからにはあれ以上を作るしかありません。正直、逃げ出したいです。でも、がんばります。このキャストとこのチームと共にどうしても作りたい映画があるんです。これだけは残しておきたいお話があるんです。心を込めて、人が人を思う時の美しさを描きたいと思います。まぶしすぎて目を逸らしたくなるけど、やさしい風に包まれたような、そんな映画にしたいと思います。『片思い世界』、是非ご覧ください。監督・土井裕泰 コメント坂元さんの脚本が描く世界への新しい旅に、いま眩しいほどに輝いている3人の女優たちが同行してくれるという奇跡に、静かに興奮し、緊張しています。「片思い世界」というストレートでシンプルなタイトルこそが、もしかしたら最大のミステリーなのかもしれません。<作品情報>映画『片思い世界』2024年 公開予定脚本:坂元裕二監督:土井裕泰主演:広瀬すず 杉咲花 清原果耶(C)2024『片思い世界』製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年03月15日女優の広瀬すず、杉咲花、清原果耶が、映画『片思い世界』(2024年)にトリプル主演することが15日、明らかになった。同作は脚本家・坂元裕二が新たに書き下ろしたオリジナル脚本の新作映画。現代の東京を舞台に、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿を描く。監督を担うのは、坂元脚本の名作ドラマ『カルテット』(17年)でも演出を手掛けた土井裕泰で、2021年に異例のロングランを記録した大ヒット映画『花束みたいな恋をした』で映画初のタッグから2年、本作で再びタッグを組む。主演をつとめるのは、広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人。広瀬すずは『なつぞら』(19年)、杉咲花は『おちょやん』(20年)、清原果耶は『おかえりモネ』(21年)と、それぞれ別のNHK連続テレビ小説で主演をつとめている他、ドラマや映画でも多数の主演作を持ち、真に実力のある国民的女優としてトップを牽引する3人が、奇跡のトリプル主演として、坂元の新作脚本に集った。2023年に撮影、2024年の全国公開を予定している。○広瀬すず コメント・坂元裕二脚本、土井裕泰監督の作品に出演することについて坂元さんが紡いでいく世界が大好きで、また今回参加させていただけること、ずっと前から本当に、本当に楽しみでした。土井さんとは初めてご一緒させて頂きますが、初めてお会いした時に、既に安心感があるほど、すごく柔らかい印象でした。一緒に作品を作っていけること、心強いです。・同年代の杉咲花、清原果耶との共演について花ちゃんと清原ちゃんとご一緒出来るなんて、嬉しい限りです。贅沢だあと思います。尊敬しているお2人に頑張ってついていきたいと思います。大きく包み込んでくれるようなお2人です。・撮影に向けての意気込み何度も言ってしまいますが、楽しみの塊です。皆様と作っていく世界で一生懸命役として生きる、私に出来る事は精一杯頑張れたらなと思っています!是非、みなさまも楽しみにして頂けたらと思います。○杉咲花コメント・坂元裕二脚本、土井裕泰監督の作品に出演することについて小さな頃から夢中になって拝見してきたお二人の作りだす物語の中に存在できるだなんて。何もかもが夢のような座組に参加させていただけること、光栄に思います。・同年代の広瀬すず、清原果耶との共演について羨望や悔しさ、尊敬を抱いてきた特別なお二人との本作における出会いは、私にとってかけがえのないものになるのではないかという静かな興奮に包まれております。・撮影に向けての意気込みこれはもう、楽しむしかないぞ!!という気持ちです。私の片想いを両手いっぱいに抱えて、精一杯頑張りたいです。○清原果耶 コメント『花束みたいな恋をした』のクランクアップ時に「また一緒にやりたいね」と声を掛けてくださった土井さんのもとでその日から温めてきた胸が躍る想いと共に、今回ご一緒出来ることを幸せに思います。そして、坂元さんが紡ぐ言葉の力をお借りして皆さんと素敵な時間を過ごせたら良いなと思っています。(同年代の広瀬すずさん、杉咲花さんとの共演について)すずちゃんや花ちゃんと3人で現場に立てる日が来るなんて夢にも思わなかったです。お二人の側で自分に出来ることを懸命に探しながら、その贅沢な空間を楽しもうと思います。(撮影に向けての意気込み)スタッフ・キャストの皆さんのパワーを身体いっぱいに感じながら、一歩ずつ丁寧に進んでいければと思っています。撮影が本当に楽しみです。頑張ります!○脚本:坂元裕二 コメント広瀬すずさん。杉咲花さん。清原果耶さん。お三方のお名前を書くだけで、緊張して手が震えます。世界一高い山に三回登れと言われている気分です。『花束みたいな恋をした』の時に、もうこれ以上のものは作れないと思いましたが、同じチームと再びはじめるからにはあれ以上を作るしかありません。正直、逃げ出したいです。でも、がんばります。このキャストとこのチームと共にどうしても作りたい映画があるんです。これだけは残しておきたいお話があるんです。心を込めて、人が人を思う時の美しさを描きたいと思います。まぶしすぎて目を逸らしたくなるけど、やさしい風に包まれたような、そんな映画にしたいと思います。『片思い世界』、是非ご覧ください。○監督:土井裕泰 コメント坂元さんの脚本が描く世界への新しい旅に、いま眩しいほどに輝やいている3人の女優たちが同行してくれるという奇跡に、静かに興奮し、緊張しています。「片思い世界」というストレートでシンプルなタイトルこそが、もしかしたら最大のミステリーなのかもしれません。
2023年03月15日広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演、『花束みたいな恋をした』脚本家・坂元裕二が書き下ろしたオリジナル脚本を土井裕泰監督で映画化する『片思い世界』が製作決定。2024年に公開される。ドラマ「それでも、生きてゆく」や「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」「初恋の悪魔」など連続ドラマの金字塔を数多く手掛ける一方、『花束みたいな恋をした』以降、『怪物』(23年6月2日公開予定)、『クレイジークルーズ』(23年Netflixにて配信予定)など映画でも精力的にオリジナル作品を発表し続ける坂元裕二が、新たに書き下ろした新作映画。監督を担うのは、坂元氏による「カルテット」でも演出を手掛け、2021年に異例のロングランを記録した大ヒット映画『花束みたいな恋をした』から2年ぶりの最タッグとなる土井裕泰。主演の広瀬すずは「なつぞら」(’19)、杉咲花は「おちょやん」(’20)、清原果耶は「おかえりモネ」(’21)と、それぞれNHK連続テレビ小説で主演をつとめているほか、ドラマや映画でも多数の主演作を持ち、実力のある国民的女優としてトップを牽引する3人。そんな3人が奇跡のトリプル主演として、坂元脚本に集った。現代のリアリティを反映した瑞々しい会話や切実なテーマを描いてきた坂元氏が、今回、いま最も期待される3人を主演に迎えて新たに描くのは、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿。現代の東京を舞台に、物語が紡がれる。広瀬すず×杉咲花×清原果耶、共演への思い語る「坂元さんが紡いでいく世界が大好きで、また今回参加させていただけること、ずっと前から本当に、本当に楽しみでした。土井さんとは初めてご一緒させて頂きますが、初めてお会いした時に、既に安心感があるほど、すごく柔らかい印象でした。一緒に作品を作っていけること、心強いです」と意気込む広瀬さん。「花ちゃんと清原ちゃんとご一緒出来るなんて、嬉しい限りです。贅沢だあと思います。尊敬しているお2人に頑張ってついていきたいと思います。大きく包み込んでくれるようなお2人です」と2人との共演に期待を寄せる。広瀬すずまた、杉咲さんも「羨望や悔しさ、尊敬を抱いてきた特別なお二人との本作における出会いは、私にとってかけがえのないものになるのではないかという静かな興奮に包まれております」と期待を口にする。坂元脚本×土井監督とのタッグには「小さな頃から夢中になって拝見してきたお二人の作りだす物語の中に存在できるだなんて。何もかもが夢のような座組に参加させていただけること、光栄に思います」と喜びを語った。杉咲花そして清原さんは「『花束みたいな恋をした』のクランクアップ時に『また一緒にやりたいね』と声を掛けてくださった」土井監督と「今回ご一緒出来ることを幸せに思います」と語り、「坂元さんが紡ぐ言葉の力をお借りして皆さんと素敵な時間を過ごせたら」とコメント。「すずちゃんや花ちゃんと三人で現場に立てる日が来るなんて夢にも思わなかったです。お二人の側で自分に出来ることを懸命に探しながら、その贅沢な空間を楽しもうと思います」と期待を込めて語っている。清原果耶『花束みたいな恋をした』脚本&監督コンビが再タッグ「広瀬すずさん。杉咲花さん。清原果耶さん。お三方のお名前を書くだけで、緊張して手が震えます。世界一高い山に三回登れと言われている気分です」と語る坂元さん。「正直、逃げ出したいです。でも、がんばります。このキャストとこのチームと共にどうしても作りたい映画があるんです。これだけは残しておきたいお話があるんです」と思いを吐露し、「心を込めて、人が人を思う時の美しさを描きたいと思います。まぶしすぎて目を逸らしたくなるけど、やさしい風に包まれたような、そんな映画にしたい」とコメント。土井監督は「坂元さんの脚本が描く世界への新しい旅に、いま眩しいほどに輝やいている3人の女優たちが同行してくれるという奇跡に、静かに興奮し、緊張しています。『片思い世界』というストレートでシンプルなタイトルこそが、もしかしたら最大のミステリーなのかもしれません」と意味深に語っている。『片思い世界』は2024年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:片思い世界 2024年全国にて公開予定(C)2024『片思い世界』製作委員会
2023年03月15日映画『法廷遊戯』が、2023年11月10日(金)に公開される。主演はKing & Princeの永瀬廉、共演に杉咲花、北村匠海。本格法廷ミステリー小説『法廷遊戯』が映画化原作となった小説『法廷遊戯』は、原作者の五十嵐律人が現役司法修習生時代に執筆した本格法廷ミステリー小説だ。第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらには「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞を受賞するなど、ミステリー界の新星として話題となった。映画『法廷遊戯』では、セイギ、美鈴、馨といった若者3人を巡る予想のつかない“法廷劇”を通して、法律は何を守り、何を守れなかったのかを描く。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、 人の仮面の裏に隠された真実が暴かれていくノンストップ・トライアングル・ミステリーだ。物語の題材となるのは、ロースクール生の間で「無辜ゲーム」と呼ばれる模擬裁判ゲーム。「無辜ゲーム」では、クラスで起こった事件の罪を申し立てたい生徒が原告、そして在学中に司法試験に合格した学校イチの秀才である馨が主宰者となり、残りのクラスメイトたちも参加する中、放課後の校舎裏の敷地にて開かれる。ロースクール卒業後、セイギは弁護士に、馨は大学へ残り法学の研究者と別々の道を歩んでいた。久しぶりに「無辜ゲーム」を開く、と馨に呼び出されたセイギが学校の裏へ向かうと、血にまみれた美鈴が「お願い、私を弁護して」とセイギにすがる衝撃のシーンを皮切りに、弁護士になったセイギ、殺人事件の容疑者となる美鈴、そしてナイフを胸に突き立てられ命を落とす馨と、同級生だった3人が全く違った立場で同じ法廷に引きずり出されていく。主演は永瀬廉、共演に杉咲花や北村匠海主人公・「セイギ」こと久我清義を演じるのは、King & Princeの永瀬廉。さらに、杉咲花、北村匠海といった豪華キャストが顔をそろえる。主人公・久我清義(くが・きよよし)…永瀬廉通称「セイギ」。ロースクールに通い、法曹の道を目指す青年。無事司法試験に合格し、弁護士となった後に馨から「無辜ゲーム」をしようと呼び出され向かうと、血のついたナイフを持った美鈴とすでに息絶えた馨の姿を目にしてしまう。弁護士として美鈴を守ることになったものの一切口を開かないまま無罪の主張を続ける美鈴に、なすすべもなく時間だけが過ぎていってしまう。織本美鈴…杉咲花セイギの幼馴染で、法律を学んでいる。普段は冷静だが、法廷では切羽詰まった様子を見せる場面も。「無辜ゲーム」で、馨の死体を前に、ナイフを持ち放心状態に。血に染まったナイフを持った映像が証拠となり、容疑者となる。結城馨…北村匠海「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才。卒業後にロースクール時代に流行っていた模擬裁判「無辜ゲーム」をしようとセイギを呼び出すが……。奈倉哲…柄本明久我清義、織本美鈴、結城馨が通うロースクールの教授。釘宮昌治…生瀬勝久久我清義の過去を知る弁護士。佐久間悟…筒井道隆結城馨の父親 。警察官。沼田大悟…大森南朋何でも屋。物語の重要な鍵を握る男。藤方賢二…戸塚純貴セイギたちが通うロースクールの同級生。他の学生にも敵対心を燃やし、なにかと突っかかる少々気性の激しい性格の持ち主。周りがドン引きの空気も構わず難癖まがいの主張で吠え散らかす場面も。劇中でセイギにとある写真の入手先を問いただされた際には、「俺さ、明日で大学辞めるから。どうせ卒業したって司法試験なんて受かんねえし。」と自嘲気味に退学を明かしつつ、「お前何でここ(ロースクール)にいんの?」とセイギに投げかける。監督は深川栄洋、脚本は松⽥沙也監督は、『神様のカルテ』『白夜行』を世に送り出してきた深川栄洋。脚本は、『総理の夫』『流星ワゴン』を手掛けた松田沙也が務める。主題歌はKing & Princeの「愛し生きること」映画『法廷遊戯』の主題歌は、King & Princeの14枚目のシングル曲「愛し生きること」。優しい歌声が切ない余韻を残すバラード曲だ。〈King & Princeコメント〉・永瀬廉この映画にふさわしいバラードになっていると思います。どこか救われるような歌詞、曲調が印象的で、耳に残ります。テンポ感は落ち着いているけれど、力強さも感じさせる楽曲だと思います。〈今世界が朽ち果て崩れようとも この胸に誓い合った君と描いたストーリー〉という部分はセイギと美鈴を連想させて、ここはあのシーンを思い出すな、ここはあのキャラクターに通じるな、と映画に重ねて気持ちを作りながら歌っていく作業も楽しかったです。・髙橋海人廉とは、映画の世界をふわっと浄化させてあげられるような楽曲に出来たらいいね、という話をしました。歌詞も、暗さと光、前向きな気持ちが混在しているので、単に寂しく歌う、優しく歌うというだけではなく、さまざまな感情の起伏が見えるように歌えたらいいな、と。自分の中で空想して、この一曲でストーリーを作り上げるような気持ちでレコーディングに臨みました。映画館に来て、観て、帰るまでお客様を包んであげられる主題歌の役割を担えて、本当に良かったです。映画『法廷遊戯』あらすじ裁判ゲームで起こった殺人事件をきっかけに、主人公・セイギと、織本美鈴、結城馨3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。二転三転、四転五転する新たな事実。誰も暴いてはいけない死の秘密。最も神聖な場のひとつである“法廷”で明らかになる、常識を覆す驚愕の結末は…。【作品詳細】映画『法廷遊戯』公開日:2023年11月10日(金)原作:五十嵐律人『法廷遊戯』(講談社刊)出演:永瀬廉、杉咲花、北村匠海、戸塚純貴、黒沢あすか、倉野章子、やべけんじ、タモト清嵐、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋監督:深川栄洋脚本:松⽥沙也プロデューサー:橋本恵一、本郷達也制作:メディアミックス・ジャパン配給・製作幹事:東映
2023年03月13日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が、映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の主演を務めることが10日、明らかになった。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬廉)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転、四転五転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。永瀬が演じるのは、ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義。セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨役に北村匠海ら実力派俳優を迎えた。原作は作者の五十嵐が現役司法修習生時代に刊行し、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務め、脚本を『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也が手掛ける。解禁されたビジュアルでは清義、美鈴、馨の3名が秘密を守るように人差し指を口元に当て、神妙な表情からは、ただならぬ雰囲気が漂っている。○永瀬廉 コメント台本を読ませていただいた時に、全く法律のことに詳しく無い人でもわかりやすく、清義、美鈴、馨、誰の目線で見るかで受け取り方が変わるような物語になっていて、何度も見たくなる内容だと思いました。「弁護士」という役については、自分が今まで密接に関わってきたことがない職業で、清義という人物の中でどのような弁護士を作り上げるか、ということも楽しみの一つでした。実際に法廷に行ったことが無かったので、撮影前に裁判傍聴をさせていただきました。実際の法廷での思わず背筋が伸びる空気感や緊張感を肌で感じ、より『法廷遊戯』の撮影が待ち遠しくなったことを覚えています。清義自身も他人には言えない過去を抱えていて、美鈴以外にはなかなか心を開けない人物ですが、自分も幼い頃は家の事情で引っ越しなど環境が変わることが多く、同級生にもなかなか心を開けなかったところは、清義と共通しているように思います。3人それぞれの過去と秘密が複雑に絡まり合う、最後まで目の離せないノンストップ・トライアングル・ミステリーとなっています。どんな結末が待っているのか、ぜひ見届けてもらえると嬉しいです。○杉咲花 コメントある存在への執着や希望、欲望を抱いた3人が交わることで起こってしまう悲劇のさまが皮肉で痛切な物語だと感じました。私が演じた美鈴という人物は、ある意味では、なにかを熱情的に想い続ける才能に秀でた人なのではないかと思います。純真ゆえの危なっかしさをどれほどまっすぐに演じられるか、とても緊張しました。現場で感じた独特でじとっとした空気感が、どんなふうに切り取られているのか、私自身も楽しみです。○北村匠海 コメント深川組であり、そして友人の永瀬くんと杉咲さんが出演する作品と聞いてすぐやりますと答えました。ミステリーでありながら観ている人も自分の価値観を見つめ直せるような、誰が正しい正しくない、自分の正義を問える映画だと思います。○監督:深川栄洋 コメントその昔、人間は法律を発明し、それを用いて世の中を治めていった。法律は国を定めて、私たちの安全を守り、平等であると示してくれている。ただ、法律を作るのは政治家であり、人間です。法律を執行するのも公務員であり、人間です。過ちを犯さない人間はいません。あなたは、本当に法律を信じられますか?この映画では、法律は何を守り、何が守れなかったのかを描いています。若い3人を巡る予想のつかない法廷劇を用意して、劇場でお待ちしております。○原作:五十嵐律人 コメント法律の奥深さに魅入られ、弁護士として法廷に立つことを夢見ていた。原作小説は、そんなロースクール時代のことを思い出しながら書いた僕のデビュー作です。脚本を拝読し、深川監督の想いを聞き、法律監修や撮影に立ち会わせていただく中で、物語の行間が埋まっていくような感覚を覚えて、胸がいっぱいになりました。法律は、社会の根底に流れるルールであると同時に、不安定で理不尽な世界を生き抜くための武器にもなります。事件の謎が解き明かされたとき、法律や裁判の印象が変わっていたら、そして、黒と白の間にある灰色について考えていただけたら、とても嬉しいです。映画の公開を心より楽しみにしております。(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年03月10日