映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、木村ひさし監督が登場した。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。昨年末に嵐としての活動を休止した松本は「レギュラー番組とかやってるわけではないので、表に出るのが『99.9』になったと思うんです」と話し始めるが、子供の泣き声が聞こえ「どうした、大丈夫か? 泣いてていいよ。子供は泣くのが仕事ですからね」と苦笑。その声に呼応するかのように大きくなる泣き声に「すばらしい、もっと来いよ!」と煽っていた。松本は改めて「僕としては2021年の12月30日がすごく特別な日になったなと思います。このあと東京ドームに行ってジャニーズフェス(『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022〜”)のお手伝いをしたりするので、すごくいい1日、思い出の1日になるなと思ってます」と語る。2022年の抱負を聞かれると「今年、生きることで精一杯なので……今、忙しいんすでよ」と迷いつつ、「この映画がこのタイミングで公開できたことを嬉しく思っています。何事もなく、皆さんが安心して劇場に足を運んでいただけるような環境がこのまま続いたらなと思います」と回答。さらに自身のことについてつっこまれると「いろいろと先々の準備といいますか、やりたいと思ってることあります。香川さんにお願いすることになりますけど、日本舞踊とか……いろいろあるんで、察してください」と頼んでいた。香川は「今年の初めにこの『99.9』をどうしようかということでお話させていただく時に、ちょうど嵐の休止直後で、たぶん(松本の)人生で一番時間があった」と振り返り、松本も「休暇でしたね」と頷く。香川は「『なんにもしてない』と言ってたのに、1年経って年末こんなに忙しくなってるのね」と驚き、「『99.9』なんていうタイトルがついていますから。映画がここから1月でどこまで伸びるか」と興行収入を気にしつつ「一人ひとりがもう一人を連れてけば、そこまでいくような気がするんですよね。ぜひよろしくお願いいたします」と頭を下げていた。最後には大ヒットを祈願して鏡開きを行ったが、直前で松本が香川を突き飛ばし、樽の側面を叩くというパフォーマンスも。実は映画の中に出てくるワンシーンを再現しており、会場からは拍手が起こっていた。
2021年12月30日映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、木村ひさし監督が登場した。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。29日にスペシャルドラマが放送され、さらに映画の主題歌がSEASONIIの主題歌である嵐の「Find The Answer」であることが発表された。松本は「Twitterの急上昇ランキングみたいなところで1位になっていて、最初『何があったんだろう』とわからなかった。映画の主題歌になったというので、ドラマを見てくださっている方と、嵐のファンの皆さんが盛り上がっていて嬉しかったですね」と反応を見ていたという。松本は「スタッフの方ともお話しさせていただいたんですけど、『Daylight』と『Find The Answer』は『99.9』のイメージとつながっているので、映画やスペシャルドラマになったときに別の曲というのも想像がつかなかったですし、このタイミングで嵐の曲が時間を経てまた違った聞こえ方がするという風に皆さんに届いてくださったらいいなと思った」と心境を吐露。「あくまで僕個人の感想ですけど、この映画で最後に流れるとすごく浄化される。映画のストーリーにもあの曲が流れることで、自分の中では懐かしい感じもあるんだけど、新たな溶け込み方をしていて、曲の魅力を引き出してもらえた気がするし、『99.9』という作品のいいエッセンスになってるんじゃないかな」と語った。香川は「今、いい話だったね。すごくいい話だったね」としみじみとし、「多分、大野(智)さんとか、泣いてるんじゃないかな」と興奮。松本は「見てるかなあ? 伝えときます」と天を見上げる。退場時にも同曲が流れていたが、ノリノリで体を揺らす香川に松本が笑顔でツッコミを入れるなど、仲の良い様子を見せていた。
2021年12月30日「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP」が12月29日オンエア。視聴者からは杉咲花演じる穂乃果に「クセ強い」「キャラ濃い」などの声が上がるとともに、西島秀俊演じる南雲とその娘役で出演した蒔田彩珠の共演、嵐の主題歌「Daylight」にも注目が集まっている。松本潤、香川照之らが出演、裁判有罪率“99.9%”という日本の司法制度のなかで残り0.1%の可能性に賭け、逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく個性的な刑事事件専門の弁護士たちを描く本シリーズ。2016年の1stシーズン、2018年の2ndシーズンに続き、劇場版公開を前にオンエアされた本作。主人公の深山大翔役の松本さんと、深山が所属する斑目法律事務所の新所長となった佐田篤弘役の香川さんをはじめ、本作から深山のアシスタントとなる河野穂乃果役には杉咲さん。斑目法律事務所刑事事件専門ルームのメンバーとして明石達也役の片桐仁。藤野宏樹役のマギー。中塚美麗役の馬場園梓。坂東健太役の池田貴史。斑目法律事務所の前所長・斑目春彦役の岸部一徳といった顔ぶれが続投するほか、深山が担当する事件の“黒幕”的存在となる弁護士・南雲恭平役で西島さんも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。斑目法律事務所の所長が佐田に変わり、就任パーティー会場で大手自動車メーカー会長・若月昭三(石橋蓮司)から、新米弁護士の孫娘を斑目法律事務所で育ててほしいと頼まれる。一方、その孫娘である穂乃果はクライアントから深山に依頼替えされていた。穂乃果は深山に振り回されるなかで、彼の事件に取り組む姿勢に感銘を受け「弟子にしてください」と頼み込むのだった。そんななか政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。次期市長候補と目される岡部康行が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが岡部は否認。だが賄賂を送った円谷が罪を認めすでに有罪が確定しており、結審した収賄事件をひっくり返すのはほぼ不可能に近い。深山たちは円谷の弁護を担当していた南雲に話を聞きに行くが…というのが今回のストーリー。本SPと劇場版で深山とコンビを組むことになる穂乃果を演じた杉咲さんに「杉咲花99.9の歴代ヒロイン一クセ強いってwww」「杉咲花ちゃんめちゃめちゃキャラ濃いね笑 ビシッってやつ毎回面白かった」などの声が上がるとともに、西島さん演じる南雲に「99.9の西島さん悪すぎるけどかっこいいなあ」「西島さんが出てくると確かにギュッと引き締まるな」といった感想も。また「西島秀俊と香川照之がアンフェアから99.9まで共演してるのめちゃいいな」「香川さん西島さん杉咲さん 3人揃うとMOZUを思い出しました」といった反応も多数。南雲の娘・南雲エリ役で出演した蒔田彩珠と西島の共演にも「気仙沼とか西島秀俊さんとか蒔田彩珠ちゃんとか『おかえりモネ』すぎて好きです」「蒔田彩珠ちゃん出ててびっくりした。西島秀俊さん演じる役の娘役としてモネ繋がり」といった声が上がる。さらに「嵐」が歌う主題歌「Daylight」には劇場版の主題歌である「Find The Answer」とともに「SPドラマ主題歌がDaylight、映画主題歌がFind The Answerとかもう感動泣きしました」「嵐の楽曲使ってくれて、まじでお帰りなさい感あふれに溢れて嬉しい」と喜ぶ視聴者からの声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年12月30日松本潤主演で2シーズンにわたって連続ドラマとして人気を博してきた異色の法廷ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』がSPドラマ、そして映画版の豪華2本立てで帰ってくる!SPドラマでは“3代目”ヒロインとして杉咲花が参戦!松本と香川照之のかけあいに杉咲が加わることで、斑目法律事務所の刑事事件専門ルームはさらににぎやかに。SPドラマの放送と映画の公開を前に、松本、香川、杉咲が本作の見どころについてたっぷりと語り合う。香川がいたのは“末席”、それとも“メイン”!?――松本さん、香川さんにとってはSEASON2から3年ぶりとなる『99.9』であり、待望の映画版となりました。過去のドラマ2シーズンとの違いなど含め、どのような思いで本作に臨まれたんでしょうか?松本多少なり違いはあった気がします。連続ドラマで2回やらせていただいた作品で、これはあくまでも僕の個人的な思いですが、連続ドラマに向いている作品なんじゃないかという気がしていたんです。連続ドラマでそれぞれのエピソードの中で無実を証明していきますが、それぞれのキャラクターの関係性やストーリーが連続ドラマの中で進んでいく展開は想像がついたんですけど、単発の登場人物、展開だけでストーリーを成立させるのが難しい作品なんじゃないかな?という気がしていたので、最初に映画の企画のお話をいただいたときは、「どうなるかなぁ?うまくできるかなぁ?」という思いはありました。ただ、実際にでき上がってみたら、スペシャルドラマから始まって映画で着地する2本立てになったことで、花ちゃん演じる穂乃果や西島(秀俊)さん演じる南雲など新登場のキャラクターが、どういう人で、ストーリーにどう絡んでいくのかなどがすごく分かりやすくなったと思うんです。その点、『99.9』らしい映画でありながら、映画館で観て気持ちよく劇場を後にできる作品になっているんじゃないかと思います。香川僕もほぼ同じ思いですね。連ドラ向きか単発向きか?ということに関しては、僕はそこまで思いが至らなかったんですが。僕らレギュラー陣はキャラクター作りはすでに終わってるんですけど、毎回、撮影台本が上がってきてから「ここが……」「あそこが……」と追われるのが大変なので、「それならば最初から関わらせてほしい!」「なんなら、脚本を書く前から関わらせてください」という思いはありました。2018年のSEASON2が終わってすぐに、次回の構想はあったので、「さあ話し合いましょう!」とばかりに打ち合わせが重ねられ、プロデューサーふたりと松本さん、そして末席に僕も携わらせていただきながら……。松本末席じゃなく“メイン”にいましたよ(笑)!香川いやいや(笑)。次、どうするんだ?というような話し合いが早い段階で行なわれていて、そこで紆余曲折を経ながら、次は単発のドラマと映画の2本立てにしていくという流れになりました。そこまでで話し合いはほぼ終わっていて、あとはいつもと同じどおりにやろう!というスタイルで臨めたので、話し合いの期間を十分に取れたことがこれまでとの違いだったかなと思います。──単発ドラマと映画の2本立てという“スタイル”の部分、ストーリーの“内容”の部分の両方におふたりが関わっていたということですか?香川そうですね。――杉咲さんは今回からの参加ということで、でき上がったチームに入っていくことにプレッシャーや緊張はありましたか?杉咲はい。緊張していました。松本またまた(笑)!杉咲いやいや(笑)!長い時間をかけて作られてきた作品ですし、みなさんの力が入っていることも感じていたからこそ、どれだけ役として溶け込んでいけるか?という緊張感がありました。松本またまた(笑)!杉咲本当です!木村ひさし監督の興味は穂乃果のキャラ作りにしかない!?――深山、佐田、穂乃果の3人が揃うシーンでの杉咲さんのハジけっぷりがすごかったですが、現場ではあの関係性をどのように作っていったんでしょうか?松本台本どおりですよ(笑)?台本どおりにしかやったことないですよね(笑)?過去SEASON1、2で榮倉(奈々)さんや(木村)文乃さんが演じてくださったヒロインとはまた(深山との)距離感や関係性が違っていて、そこはやっていて新鮮でしたね。前作までのふたりのヒロインのキャラクター設定よりも“バディ”を組んでいる感じが強かったので、そこは今までの芝居とはまた違うところがありました。じゃんけんの構図というか、穂乃果は僕(深山)には弱いけど、佐田先生には強くいける、みたいな構図をイメージしてやっていたので、僕の中では深山が穂乃果を近くに置く理由ってそれしかないんですよね。彼はひとりで全部やりたい人なんで(笑)。でも(穂乃果を)うまく使えば佐田先生に攻撃ができるからということで、穂乃果と良い距離感を保とうとしたり、丁寧に扱おうとするようなところを面白おかしくできないかと思ってやっていましたね。香川そこは今回、映画とは双子の関係にあるSPドラマの方で描いているので、ドラマから観ていただくといろんなことが丁寧に説明されています。その過程で、松本さんが今お話しされたじゃんけんの構図のベクトルだったりについても、話し合いながら「これがいいよね」ということで生まれたりしました。その中で一番大きいのは、木村ひさし監督のキャラクターづくりへの執念というか、誰に何と言われても「これでいく」と決めたときの面白さですね。特に今回杉咲さんが演じた河野穂乃果への思い入れがすごかったみたいで(笑)。SPドラマの現場で杉咲さんに“木村節”がどんどん植えつけられていく過程が、僕らにとっては「いいなぁ」というか、やっぱり木村さん、頭おかしいなと(笑)。僕らはもうキャラクター作りが終わってるので、木村さんの興味はそこ(=穂乃果のキャラ作り)にしかないわけですよ(笑)。――杉咲さんはこの個性的なキャラクターを演じられていかがでしたか?おふたりから影響された部分などもあったんでしょうか?杉咲客観的に見たアドバイスをたくさんいただきました。弁護士を演じるのは初めてだったので、法廷のシーンなどでは特に、どう立ち回りをしたらいいかが分からなくて。たまたま前日に法廷の中に待機場所を作っていただいたことがあって、そのときにおふたりからアドバイスをいただけて、たくさんのヒントになりました。――穂乃果の決めポーズなども……。松本あれってどうやって生まれたんだっけ?木村さん?杉咲そうです(笑)。気仙沼(でのSPドラマ撮影)の時点で……。松本もうやってたっけ? 「ビシッ!」ってね(笑)、効果音まで口に出すという……。杉咲花はすごいエンジンを積んでいる!?――クランクアップから少し時間が経っていますが、あらためて撮影期間の3カ月を振り返るとどういう3カ月でしたか?松本なかったことにしたい(笑)。嘘です!なんでしょうね……?これまで、そんなに数をやっている方だと思ってないですけど、僕の中でも独特の現場なんですよね。チーム感があるし、今回を含めて3回目ってこともありますが、「帰ってきたな」という感じがする独特のチームだなと。個人的には2021年に入って、(嵐としての活動)休止後に初めて入る作品がこの現場だったことはすごく大きかったし、感謝しています。“戻ってきた”感のあるところに入ってのびのびとやらせてもらえた現場なので、それは非常にありがたかったですね。香川僕はいつものように『99.9』のチームとして松本さんとじゃれてただけだったので、「イイ夏休みだったなぁ……」って。松本“休憩”ですもんね(笑)?香川SPドラマと映画の2本立てですが、SPドラマもCMを入れたら2時間では収まらなくて。監督が必ず「尺は青天井です!」って言って(笑)、こっちは芝居の時間を好き放題に延ばしていってたので、決してハイペースで撮影したわけじゃないんです。先月、僕は別の局のドラマの撮影に入ってたんですけど、2時間ドラマでも10日間くらいの撮影で普通は終わるんです。4時間の尺でも、今の時代はドラマの手法と映画の手法ってさほど変わらないので、終えようと思えば20日間くらいで終えられるんですよね。この作品はクランクインが4月の半ばくらいで、アップが7月の上旬ですから3カ月かかっているわけです。そういう意味では、僕の体感としては連続ドラマ10本撮ったのと変わらない。今回、単発と映画で台本は2冊ですけど「また連続ドラマをやらせていただいたな」という3カ月でした。それくらいずっと関わることができて、楽しくやらせていただいた作品です。杉咲さんも楽しんでいただけたようで……本当は心の中ではイヤだったかもしれないですけど(笑)。杉咲なんでそういうこと言うんですか(笑)!香川表面的には笑顔でいてくださってよかったなと思える3カ月でした。杉咲作品をより面白くするにはどうしたらいいのか?ということを常にみなさんが考えられていた日々だったと感じていて。これほどみんなで作品を“育てている”感覚のする現場が、私にとってはすごく刺激的でした。撮影の合間に台本の読み合わせをすることもあって、みなさんが本当に作品に愛情を持っていて、「良い作品にするんだ!」という思いがあふれている現場で。贅沢な時間を過ごさせていただきました。――先ほど松本さんは、穂乃果の存在について「新鮮だった」とおっしゃっていましたが、杉咲さんとの共演はいかがでしたか?松本現場でもずっと言ってたんですけど、とにかくものすごいエンジンの持ち主だと思います。SPドラマの気仙沼のシーンがクランクインだったんですけど、そのタイミングで元々台本に書かれていない穂乃果の設定を木村監督が肉づけして、キャラクター形成をしていったんです。そのときのキャラクターをつかんでいくスピード感だったりを見て、「これはすごいな」と。普通は、“アイドリング”と言いますか、どこまでギアを入れていいのか?という部分で躊躇しがちになるものだと思うし、(やってみて監督が)「もっとやっていいよ」「もっともっと!」となるものだと思うんですけど、そういうことがなくいきなりトップギアで本番をやられるんです。その姿を見て「このエンジンはどこに売ってるんだろう(笑)?すごいもの持っているな……」と思ったので、気仙沼のロケが終わった時点で「もうキャラクター掴んでるよね?」という話をしたのは覚えています。だからそこから先、もちろんご本人はバランスのこととか考えることはあったと思うんですけど、キャラクターの方向性とかはわりとすぐキャッチしたという印象でした。「さすが朝ドラヒロインだな」って(笑)。朝ドラから来るとこのエンジンなのか?と思ったんですけど、それは彼女自身のエンジンでしたね(笑)。香川から杉咲へ、かつて贈ったアドバイス――香川さんと杉咲さんは過去に親子を演じられたこともありますが、今回はまた違った関係でした。香川彼女が14歳のときに……っていつも「14」って言ってるんだけど、間違ってるんだっけ?15?16?杉咲16歳くらいでした(笑)。松本全然間違ってるじゃん(笑)!香川僕の中では“14歳”ってイメージなんだけど(笑)。杉咲さんがそのくらいの歳のときに親子役で語るシーンがあったんですが、いろんな子役の方がいる中で、ちゃんと“くすぶっている何か”、“黒い何か”、“否定している何か”、“コンプレックスである何か”、“イヤな部分”、もしかしたら他人を傷つけるんじゃないかという“悪”の自分――そういったものをしっかり持っていたんですよね。それを僕は“変態”という言葉で呼んでいるんだけど、ちゃんと彼女にも変態な部分があるなと。ちゃんとダークサイドがあるな、どういう育ち方をしてきたんだろう?と感じる部分があったんですよね。時を経て、今回また共演して、いろいろ話を聞くと「私、臆病なんです」って言うんです。それが僕もすごくよく分かるんです。僕も同じく臆病で。“窮鼠、猫を噛む”という言葉がありますけど、追い込まれてパンチを打っちゃうんですよね。そのときに、ちゃんと“悪”のコショウがパッと振りかけられる部分を内包してるんです。でもどこかで引っ込み思案で内向的な自分がそこにブレーキをかけていることで、松本さんが今おっしゃった思いきりトップギアで行っても“良い着地点”に行くんですよ。ただそれも、センスがないとメチャクチャになるものなんですけど、いい意味で内向性がブレーキになって、一番上限のところにくるんです。そのセンスは今回、何度も見たし、本当は引っ込み思案のところと、女優として打ち出したときの“悪のスパイス”とを打ち出すパワーが良い配分だなぁ……と。今、23歳? よくここまでなられたな、このまま行ってほしいなと、成長の過程を確認した瞬間でした。杉咲私は以前ご一緒させていただいた撮影の最終日に、香川さんからアドバイスをいただきまして……。香川『MOZU』のとき?杉咲はい。香川なんにも覚えてないんだよ……(笑)。杉咲当時、自分の中にあった悩みを相談させていただいたんです。そのときに香川さんは「嫌われてもいいんだ」っておっしゃっていて。「いい作品にするために、自分がどこまでやれるかということが一番大事なんだ」と言ってくださって、それから現場で悩んだときは、何度もその言葉を思い出しました。どうしても自分のことを守りたくなってしまう瞬間が出てくることってあると思うのですが、そんなときに香川さんのお顔が浮かんで。良い作品にするために自分には何ができるかを考えて、今まで以上に真っ直ぐに向き合っていけるきっかけをくださったので、今回またご一緒させていただけたことが本当に嬉しかったです。松本いい人でしたねぇ……(笑)。松本潤が現場で見せた“0.1%”の奇跡――みなさんが実体験で“99.9%”不可能だと思っていたけど、なんとかやり遂げることができた経験などはありますか?松本なんだろう……?不可能なこと……。杉咲私は運動が苦手なのですが、最近ウォーキングマシンを買ったんです。家にあるとちゃんと毎日やるんだな、と(笑)。松本でも外には行かないの(笑)?香川外にはいろいろ危険があるからね(笑)。杉咲(笑)。家にあったらいつでもやれるな、って(笑)。松本ウォーキングやりながらセリフを覚えたり……?杉咲ドラマや映画を観ています(笑)。香川僕は料理。絶対に一生できないと思ってました(笑)。後片づけのこととかいろいろ考えちゃったりして、絶対にできないだろうと思ってたけど、この(コロナ禍の)状況で外に出られなくなって、やりだしてみたら……まぁ、良い料理人になりました!松本油淋鶏(ユーリンチー)とか作られてましたよね?香川食べていただいたことありましたね。唐揚げを失敗したんだよね?撮影で唐揚げのシーンがあったので。松本前日に唐揚げの練習をしていたら、うまくできなかったと。香川二度揚げを映画と同じようにやってみたんだけど、できなくてビチョビチョになっちゃったのよ(笑)。松本それにアレンジを加えて「油淋鶏にする」って言い出されて、「マジか?」って(笑)。そうは言っても初心者じゃないですか?「初心者が油淋鶏作れるの?」と思っていたら、とてもおいしくて!ビックリしました。香川0.1%もなかったんですよ、可能性。松本僕はなんだろう…?でもわりと、ドキドキしながらやってますけどね……。今回の現場でもありましたけど、実際に脚本で描かれていることを自分の頭で想像して、現場に入ってみると「なんだこりゃ!?」ということってあって、その可能性を事前になるべく潰すんですけど、潰しきれていないときってたまに起こるんです。特にこういう作品だと相手の方もいるので、相手とのやり取りをしている最中に「いや、これ刺さりきってないな」と思うときってわりとあるんです。今回もそれがあって、「いや、これもうちょっとこういうふうにした方がいいんじゃないか?」とか言うんですけど、それって自分の首をどんどん絞めているだけなんです。なぜなら、新しいセリフを覚え直さないといけないから(苦笑)。「そうですね」とみなさんに納得していただいて、じゃあやるか!ってなったときが、僕はものすごくヒリヒリしてて。だってこれを僕が喋れないと現場がどんどん押してしまうだけなので。不可能だと思う瞬間を頭の片隅に置きながら、「なめんな!」って反骨心みたいなものでなんとか乗りきるっていうことは運良くできているので、今もお仕事が続いています(笑)。香川SPドラマのクライマックスの法廷シーンでも、まさに自分で自分の首を絞めながら「全部変える」と。プロデューサーとずっと(変更の話し合いを)やっているわけですよ。その結果、似ても似つかないセリフが出来上がって、そんな作業を30分でやって、30分で1ページ以上覚え直して、「これはすごいなぁ……。深山が乗り移ってるんだなぁ」と思いましたね。あれはまさに0.1%でしたね。松本ギリギリセーフでした(笑)。取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)公開(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会ぴあアプリでは杉咲花さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2021年12月26日『ジルスチュアート ビューティ』は、2022年1月7日より、「ブルームクチュール アイズ」全8種うち限定1種(6,380円/税込)をメインとしたスプリングコレクションを発売します。夜明けのきらめきとともに、ゆっくりと開きはじめる花たち。朝日が花びらを美しく透かせて初々しく咲き誇る姿は、今からはじまる一日への期待に満ちています。そんな花々からインスパイアされた、光を纏うような繊細な彩りのアイカラーパレットをはじめとしたアイテムを発売いたします。コレクションのメインは、まぶたに陽だまりのような光とツヤ感を与え、光で透けた花びらを重ねたような繊細な彩りと透明感のある仕上がりを叶える5色のアイカラーパレット「ブルームクチュール アイズ」。陽だまりの中美しく咲き誇る花々のような8種のカラーラインアップで登場します。5色で叶える、陽だまり宿す“透かし花びらアイ” 奥行きのある目元に仕上げるアイカラーパレット2022年1月7日(金)発売ジルスチュアート ブルームクチュール アイズ全8種うち限定1種 各6,380円(税抜5,800円)まぶたに光を纏い、ふんわりやわらかな輝きで包み込んでトーンアップを叶えるオイルベースのシマーブライトカラー1色と、みずみずしく透明感のある彩りを叶えるペタルカラー4色が1つになったアイカラーパレットです。左から)01 jasmine latteやわらかな泡に包まれたラテの上に浮かぶジャスミンのようなピンクベージュのセット02 tender poppy温もりを感じる琥珀色のポピーのようなコーラルトープのセット03 peony harmonyおだやかな音色とともにゆらゆら揺れるピオニーのようなピンクブラウンのセット04 sunlit ranunculus ※メインカラー太陽の光を浴びてまばゆいきらめきを放つラナンキュラスのようなラベンダーピンクのセット左から)05 dahlia blushしなやかで美しい赤いダリアのようなボルドーグレージュのセット06 honey gerbera甘い蜜の香りに包まれた心惹かれるガーベラのようなオレンジレッドのセット07 la la hydrangea可憐にハミングする清らかなアジサイのようなアイシーパープルのセット08 tulip bouquet ★限定色笑顔溢れる愛くるしいチューリップのようなフラワリーカラーのセットまばゆいきらめきを放ち続けるハイジュエリーをイメージしたデザイン。蓋いっぱいに花モチーフのジュエリーをあしらい、コンパクト全体に施した繊細なカッティングでメイクアップタイムを優雅に演出します。ニュアンスカラーで可憐な仕上がりを叶えるカールマスカラ2022年1月7日(金)発売ジルスチュアート ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー全6色うち限定1色 各3,300円(税抜3,000円)美しい発色でツヤやかな仕上がりを叶えるニュアンスカラーマスカラ。ジルスチュアートらしい絶妙なピンクニュアンスの6色展開です。マスカラ下地、トップコートとしても使用できる強力なカール効果とカールキープ力で、まつ毛一本一本をしっかりと上向きに仕上げます。左から)01 midnight love恋に落ちた夜のようなピンクブラック(ノンパール)02 sakura cacao ※メインカラーさくらのようにやわらかなピンクカカオ03 cranberry winkクランベリーのように愛らしいボルドー04 tiny lavender小さな花を咲かせたラベンダーのようなモーヴブラック05 tangerine dropタンジェリンオレンジの雫のようなテラコッタブラウン06 haze dream ★限定色夢の中の幻想のように淡いミルクティベージュ(ノンパール)満開に咲き誇る花々のような春限定チークカラー2022年1月7日(金)発売ジルスチュアート ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト ブルームクチュール限定1色 各4,620円(税抜4,200円)しっかり発色するブライトカラー、肌になじませるニュアンスカラー、光を与えるハイライトカラーが1つになった5色パレットのチークカラー。春の気分にぴったりの咲き誇る花々のような限定カラー。19 flower carpet春のお花畑で満開に咲き誇る花々のようなピンクコーラル可憐に頬を彩る新色チークカラー2022年1月7日(金)発売ジルスチュアート ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト新色 各4,620円(税抜4,200円)20 honey amaryllis気高さと気品に溢れる情熱的なアマリリスのようなレッドベージュ初々しい花びらのように、みずみずしい彩りの限定色リップ2022年1月7月発売ジルスチュアート ルージュ リップブロッサム ペタルグロウ ブルームクチュール限定3色 各3,080円(税抜2,800円)左から)103 merry aloe veraアロエベラの花のようにポップなかわいらしさのマンダリンオレンジ104 primrose drip可憐で幸福に満ち溢れたプリムローズのような愛らしさで唇を彩る青みのあるピュアレッド105 tulip dew ※メインカラーチューリップのように一輪でその場の主役になるような惹きつけられるチェリーピンク凛と咲き誇る花々のような春色のリップブロッサム2022年1月7日発売ジルスチュアート ルージュ リップブロッサム新2色 各3,080円(税抜2.800円)左から)126 wispy daisy ※メインカラー可憐でも存在感のあるデイジーの花のようにナチュラルな血色感と存在感を与えるメープルローズ(ノンパール)127 mocha moonflower満月の下に咲くムーンフラワーのように落ち着きと魅惑を感じるモカベージュ(ノンパール)宝石のような美しさで可憐に彩る、春限定ネイルラッカー2022年1月7日発売ジルスチュアート ネイルラッカー ブルームクチュール限定3色 7mL 各1,650円(税抜1,500円)左から)01 sunshine apricot太陽の光を浴びてみずみずしく輝くアプリコットを想起させるジューシーなコーラルオレンジ02 lady flamingoフラミンゴのように可憐で気品に満ち溢れたピュアピンク03 in the air ※メインカラーやわらかく心地よい春風をイメージしたブルーグレー購入特典スペシャルギフトブルームクチュールアイズをご予約、ご購入いただいた方にスペシャルギフトを数量限定でご用意しております。全国のJILLSTUART 取扱店舗及びJILLSTUART公式オンラインショップにて実施いたします。※スペシャルギフトは数量限定となります。無くなり次第終了いたします。1.ご予約特典:「ハンドクリーム アッサムミルク」15gミニサイズ(1月28日(金)発売限定品)ご対象者:12/24(金)予約開始以降、「ブルームクチュール アイズ」をご予約いただいた上で、ご購入いただいた方。2.セット購入特典:オリジナルコスメケースご対象者:「ブルームクチュール アイズ」と同時発売のマスカラ新製品「ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー」をセットでご購入いただいた方。<JILL STUART Beauty 公式アカウント>●Facebook:●Instagram:@jillstuartbeauty●LINE:@jillstuartbeauty企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年12月24日俳優の役所広司、神木隆之介、トミー・リー・ジョーンズ、女優の杉咲花が出演する、サントリー食品インターナショナル・サントリーコーヒーBOSSの新CM「宇宙人ジョーンズ・オーケストラ」編が、26日から放送される。新CMは、トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズが、様々な職業を転々としながら、地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」の第80弾。今回のジョーンズは、街の合奏団を調査対象に選んだ。役所が指揮者を務めるその合奏団は、コロナ禍で演奏会が中止となり、個人練習を余儀なくされる。一年半の時を経て、チェロ奏者の杉咲、チューバ奏者の神木ら団員たちが再会し、久しぶりに全体練習を行う。開放的なビルの屋上で、喜びに満ちた団員たちが心を込めて演奏する曲は、ドラゴンクエストシリーズでおなじみの「序曲」。指揮をしながら、思わず感極まる役所を中心に、一人ひとりの音色やキャラクター、多彩な楽器が重ね合い、ひとつの曲が生まれる様子を目の当たりにしたジョーンズが、「この惑星には、一人では決してできないこともある」とレポートをする。役所、神木、杉咲のほかにも、合奏団員として前田吟、戸田恵子、もう中学生らがゲスト出演している。撮影では、「宇宙人ジョーンズ・会議室」編の撮影以来、およそ半年ぶりに顔を合わせた役所、神木、杉咲。それぞれオーケストラでの役どころについて、「チューバは初めて」「私も弾いたことないです」「俺も」と、お互いに初めての経験であることを伝え合う。ひと足先に指揮のリハーサルを終えていた役所は「指揮者は難しい。演奏している人を見ていると途中でわからなくなるから、さっきもずーっと目をつぶってました(笑)」と話すと、杉咲さんと神木さんからもリラックスした笑みがこぼれ、現場は和気あいあいとした空気に包まれた。■役所広司 杉咲花 神木隆之介インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。役所:指揮者という役回りは初めてなので、本格的なことはまったくわからないんですけど、指揮者が指揮棒を動かすと同時に音楽が鳴るというのは気持ちいいんだろうなって。いつも指揮者の人は魔術師みたいだなと思っていましたから、そういう意味で今回はいい経験になりました。杉咲:今回はチェロを演奏させていただいたのですが、初めての経験だったので緊張しました。実際に演奏するシーンではプロの方々の演奏をバックに、私も一緒に弾いていたので、気分が高揚していく感覚があって、音楽の力ってすごいなと感じました。神木:初めてチューバという楽器に触れて、吹く描写があるんですけど、先生に教えていただいて、なんとなく音は出るようになりました。難しかったけど、貴重な体験でしたね。チューバ自体デカくて、肺活量とかすごいんだろうなと思いながら吹いていました。――うまく演奏してみたい楽器は?役所:やっぱりピアノを自在に弾けるようになると楽しいんだろうなと。以前、ピアノを弾く役があって、ずいぶん練習したりもしましたけど、うまく弾けるといいなと思います。杉咲:弓を使って演奏する経験が初めてで、本当に素人なので、きっとひどい音だったと思うのですが、音が出た時はとても感動して、チェロをもっと弾けるようになったら楽しいだろうなと思いました。神木:人生の中でもしあるひとつの楽器をパーフェクトに、プロ並みに弾くことができるとしたら、僕はピアノが弾きたいです。楽譜も読めないんですけど、中学の3年生の時に出演したドラマで、「乙女の祈り」という曲を一ヶ月半で覚えなきゃいけなくて。それが人生で絶対忘れられない貴重な経験でしたし、やっぱり練習が大変でしたね。あと、アニメが好きなんですけど、動画でアニソンをピアノで弾く方がいらっしゃって、「いいなー、こんだけ自分の好きな曲を自由に弾けるようになったら、どんだけ気持ちいいんだろうな」と思いながら、よく見ています。――この一年を振り返って、「一人ではなく、みんながいるからできた」と実感したことは?役所:今年は去年中断したり、延期したりした作品を紹介しているところですが、僕たちの仕事は本当に一人じゃできない仕事なんですよね。一年半経って、また作り始めた時、つくづく一人じゃできなくて、元気にみんなが集まれたことで仕事ができてるなと実感しました。杉咲:撮影する時はいつも感じますね。今回もチェロの演奏は初めてだったので、先生に演奏できる人のような動きを細かく教えていただくことで、出来上がっているのかなと思います。神木:僕の中で大きかったのは、出演した「コントが始まる」というドラマですね。今まで同世代の93年生まれの方たちと、大人数で共演したことがなかったので、貴重な経験でしたし、他のみんなはこういう風に仕事や芝居に向き合って、生きてきたんだなということを目の当たりにしました。そういう意味で、人生ですごく刺激を受けた作品に出会えた今年は、とても幸せな年だったと思います。――2021年の個人的な重大ニュース第1位は?役所:仕事がらみで練習をずっと続けてきた陶芸ですね。陶芸は土をこねるところからずいぶん練習しましたけど、ちょっと面白いんですよね。ハマりそうな雰囲気があります。杉咲:運動が苦手なのですが、自粛期間ですし、仕事で夜遅くに帰ってくることも多いので、ウォーキングマシンを買って毎日ウォーキングしているのが、重大ニュースだったと思います。神木:ゲームが好きなんですけど、今年デュアルスクリーンにしたんですよ。めっちゃ便利ですね。すごい衝撃を受けました。今までは音楽を流しながらゲームを楽しむ時、Alt Tabを押して一回曲を再生して、また戻ったりしていたんですけど、今はゲームと音楽が同時に流れるんですよ。しかも、左でゲームを維持しつつ、右で次のクエストはどこの場所かなとか、どうやって攻略すればいいのかなとか調べられるんですよね。それをリアルタイムでできる快適さは衝撃でした。――今年やり残したことで、年末にやりたいことは?役所:練習用の土の塊を自宅に持ってきて、ろくろで練習していたんですけど、その塊があと2袋残ってるんですよ。練習用に作ったものは焼いてもらったりしているので、その2袋で今年中に何か器を完成させたいと思っています。杉咲::やはり大掃除でしょうか。今年は例年以上に力を入れて隅々まで掃除したいなと思っています。特にベランダの窓をちゃんとやりたいですね。神木:やり残したことはほぼないんですけど、たぶん僕の部屋はまだ汚いはずなんですよ(笑)。なので、年末の大掃除でしょうね。新年を迎えるに当たって、ちょっとだけきれいにしたいという思いがあって。片付けが下手くそなんですけど、絶対やんなきゃいけないですね。―――2022年の抱負や挑戦したいことは?役所:陶芸の道具があるので、先生のところへ行って本格的に習いたいなと思って。撮影が終わっちゃうと、フッと抜けるかもしれないけど、今のところこれはいい趣味だなと思ってます。杉咲:自然に触れながらのんびりしたいと思います。今年は結構慌ただしい一年だったので、少し気を抜いて、ちょっと遠くに行って落ち着く時間を作りたいです。神木:来年もう29歳なんですよね。心はまだ高校生だと思って過ごしているので、29歳らしい落ち着き具合を習得していきたいと思います。どっかで自覚するのかな。それも楽しみですね。――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。役所:どうか健康に気をつけて、なんとかこのコロナ禍を一緒に乗り切っていきましょう。皆さんの健康を祈っています。CMを楽しんでください。杉咲:今回はシンプルに、みんなで力を合わせて、そばに誰かがいる喜びを感じられるCMになっていると思うので、そのあたたかさを感じ取っていただけたらうれしいなと思います。神木:肌寒くなっている年末に、どこか心が温まる、ホッとするようなCMになれたらいいなと思います。体調に気をつけて良い年末を、そして、良い新年をお迎えください
2021年12月24日映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠、片桐仁、馬場園梓、木村ひさし監督が登場した。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。今回初参加の杉咲は「いち視聴者として楽しませていただいていたこの作品に自分も参加させていただいたことが嬉しくて、ようやく皆さんに見ていただけることが楽しみですし、どんなふうに自分のキャラクターを見ていただけるのかという緊張感もあります」と心境を吐露。29日放送のSPドラマで全貌が明らかになる強烈キャラクターのため、松本は観客に「がんばってついてきてください」とエールを送る。また"モアイフォン"を持って登場した片桐について、松本は「今までは相棒感あったんですけど、ちょっと今回かすんでるんですよ。穂乃果という新たなキャラクターが出てきたことによって。むしろ穂乃果と明石(片桐)の対立もあったりするので、そこも楽しんでいただけると思います」と語る。さらに香川が作品の続編を望むと、松本が「片桐さん、この映画で殉職シーン……」といじり、片桐は「よく言われるんですけど、殉職しないんですよ! 弁護士の助手ですからね、僕!」と抗議。映画とは違い丸みがキュートなショートカットで登場した杉咲も、もし続編となったら「(ビジュアルを合わせるために)髪の毛を伸ばさなきゃいけないね」と言われ、「それまでには伸ばします」と宣言していた。
2021年12月22日人気ドラマを映画化した『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』の完成披露試写会が12月22日、都内で行われ、主演を務める松本潤をはじめ、香川照之、杉咲花、片桐仁、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠、木村ひさし監督が出席した。ドラマ版から0.1%の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔役を続投した松本は「私事ですが、昨年の年末に嵐が活動一時休止に入りまして、ゆっくりしてのリスタート一発目がこの作品」と作品の位置づけを説明し、「おかえりと言ってもらえる感覚で、うれしかった。ありがたいなと思いました」と振り返り、「映画館に足を運びやすい環境が広がってきていると思いますので、ぜひこの映画がご家族やご友人、皆さん一緒に楽しめるコンテンツになれば」とアピールした。香川もドラマから引き続き、元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田篤弘を演じており「スペシャルドラマと映画を同時に撮っていたので、(今年の)春から夏、約4ヶ月、松本さんや皆さんとご一緒できた」と“帰還”に喜びの声。満員となった客席を見つめ「こういう風景を見るのは、ほぼ2年ぶり」としみじみ語り、「これを機に、また次回作で戻ってきたい」と本シリーズのさらなる飛躍に期待を寄せた。一方、西島は謎めいた弁護士役でシリーズに初出演し「かなり異質というか、正直大変でした」とアドリブ連発の現場を回想。松本が「笑いに包まれた作品を、映画らしい仕上がりにしていただいたのは、西島さんのおかげです」と感謝を示すと、共演経験も多い香川は「本当にそうですね。じゃれ合っている僕らをピシッとぶった切って(笑)、本筋に戻してくれた」と全幅の信頼を寄せていた。同じく新キャストで、事件が起こる村の青年を演じた道枝は「(なにわ男子として)デビューする前に撮影した作品が、デビュー後に公開されるのはありがたい」と感無量。同じ事務所の先輩にあたる松本は、「新しい魅力が見えてくる」と若い世代の参加を歓迎した他、「年齢、倍だぜ?やばいっしょ」と現在19歳の道枝を“イジる”瞬間もあった。99.9%を誇る日本の刑事事件における裁判有罪率に対し、最後の「0.1%」まで諦めず、真実を追求する弁護士たちの姿を描いたテレビドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の劇場版。映画は15年前に起きた毒物ワイン事件と、事件に関わる謎の弁護士・南雲(西島)とその娘・エリを軸に物語が展開。深山たちは、事件を徹底的に調べていく深山たちが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生んでしまう。榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、笑福亭鶴瓶、奥田瑛二らドラマシリーズのレギュラーキャストも出演する。取材・文・写真=内田涼『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)より公開
2021年12月22日映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠、片桐仁、馬場園梓、木村ひさし監督が登場した。MCはTBS 江藤愛アナウンサーが務めた。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。木村監督が新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手から借りてきた衣装を着てきたため、それを見て笑っていた松本らはキャノン砲に気づかず、登場からびっくり。改めて松本は「嵐の活動が一時休止してちょっとゆっくりして、リスタートの一発目としてこの作品をやれたことは嬉しかったし、ありがたいなと思いました」としみじみし、「2シーズンやった上で、現場でおかえりと言ってもらえるような、今からもう1回面白いもの作ろうかというリスタートの感じがこの作品で切れたのは、僕にとって良かったなと感謝しています」と気持ちを述べる。香川は「SPドラマ、プラス映画という2本立てになりまして、同時に撮っていたのが4カ月近く。連続ドラマと同じだけの時間を過ごすことができた。嵐休止直後の松本さんといろいろ打ち合わせをさせていただくところから始まり、春から夏の撮影を経て年末に公開される、やっと封を切られるということで待ち遠しい限りです」と心境を吐露した。この日は「99.9%揺らがない愛しているもの、マイルール」というトークテーマもあり、松本は「そばを塩で食う。最初は作り手へのリスペクトを込めて。べちゃべちゃにしない」と明かす。香川は「次回作……もう一度また戻ってきたいな。99.9%、戻ってみんなとやりたい」という強い思いで、松本は「早いっすね」と笑顔に。最後に松本は「2021年の締め括りにこの映画が公開されますけど、少しずつではありますが足を劇場に運びやすい環境というのが広がってきているんじゃないかなと思ってます。2021年の末、そして22年の年が明けるタイミングで、家族だったり、友人だったりが一緒になって楽しめるコンテンツになっていたらいいな」と期待を寄せた。
2021年12月22日映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠、片桐仁、馬場園梓、木村ひさし監督が登場した。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。今作に初参加となった道枝は「デビュー前に撮らせていただいた映画がデビュー後に公開されるのはありがたいことですし、本当に『99.9』の現場は皆さんがすごくこだわり抜いて作った作品だというのを間近で見て、ありがたかったです」と振り返る。そんな後輩の姿を身を乗り出して見ていた松本は「今日も長いなあ」と、細くて背の高い道枝のスタイルに感心していた。また同作について香川が「『99.9』といえば親父ギャグですから、親父ギャグを見直していただいて、もう一度その親父ギャグの輪を広げていただきたいな。意外におじさんばっかりですからね。あなたももうおじさんですからね。自分でも『もうおじさんだあ』と言ってるでしょう?」と松本に矛先を向ける。松本は「道枝くんみたいな子が横にいたら、もう」と苦笑し、「そんなことないですよ」という道枝に、「俺だって、(年齢が)倍だぜ!? ダブルスコアだよ? もうおじさんだよ」と訴える。すると香川は「19歳と38歳か。俺、3倍したわ。56歳だ。おじいさんだ」と杖をつく真似をする。松本は「いいね。3世代だ」と笑顔を見せ、香川も「3世代楽しめます」とアピールしていた。
2021年12月22日2016年、2018年に、TBSの日曜劇場枠で放送され人気を博したドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の完全新作スペシャルドラマが、2021年の年末に放送されることが発表されました。松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』がカムバック裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)が99.9%とされる刑事事件に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性に懸けて挑んでいく新感覚痛快リーガル・エンターテインメントである同作。2016年に放送されたシーズン1、さらに2018年のシーズン2ともに大きな話題を呼び、続編と再放送を望む声が多く寄せられていました。今回放送されるスペシャルドラマは、完全新作。シーズン1、シーズン2では、ともに裁判官と対峙してきた主人公・深山(松本潤)ですが、スペシャルドラマで立ちはだかる敵は弁護士。その弁護士・南雲恭平(なぐも・きょうへい)役には西島秀俊さん、また、新ヒロインとして杉咲花さんが出演します。『99.9-刑事専門弁護士-』一挙放送も今回のスペシャルドラマでは、すでに告知されている、2021年12月30日公開の映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』にも繋がっていく新ヒロイン・河野穂乃果との『新たな出会い』、そして謎の弁護士・南雲恭平との『新たな戦い』が描かれるとのこと。さらに、これまでの放送分も、同月27日から一挙に放送されます。一挙放送スケジュール12月27日(月)深夜24:50~27:3512月28日(火)深夜24:50~27:3512月29日(水)4:00~5:50/6:00~11:50/12:00~18:30完全新作ということもあり、期待が高まる完全新作スペシャルドラマは12月29日21時から放送予定。年末は、『99.9-刑事専門弁護士-』一色となりそうです!ほかにも人気ドラマが一挙放送『99.9-刑事専門弁護士-』だけでなく、TBSでは『天国と地獄〜サイコな2人〜』や『義⺟と娘のブルース』、『MIU404』などの歴代人気作品も一挙放送予定。天国と地獄〜サイコな2人〜12月29日深夜25:20~12月30日 4:00~/深夜26:00~12月31日4:00~ドラゴン桜12月30日7:00~/12:00~/16:00~義⺟と娘のブルース12月31日8:55~/12:00~1月2日8:00~/12:00~MIU4041月1日深夜25:25~1月2日6:00~/深夜24:50~オー!マイ・ボス!恋は別冊で1月3日6:00~/12:00~[文・構成/grape編集部]
2021年12月20日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。ついにフィナーレを迎えた『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。最終回のサブタイトルは『ふたりでいれば…!』でした。ふたりでいれば…どうなるのか。自分たちの『カタチ』を見つけたユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)、そして2人を取り巻く人々がたどり着いた結末が描かれました。1年後の2人舞台はユキコと森生が別れてから1年後。食品関連会社に就職したユキコは、職場の人の理解を得て、自らの業務をしっかりこなしていました。しかし、希望していた調理の仕事ではないため、どこか物足りない様子でした。そんな中、なんと花男(戸塚純貴)とハチ子(生見愛瑠)が結婚!結婚パーティーではユキコが作ったウェディングケーキが振る舞われ、みんなの「美味しい」という声に嬉しそうに笑うユキコ。やはり、誰かに美味しいと言ってもらうのが嬉しいようです。さらに、仕事帰りに立ち寄った元バイト先の『BBバーガー』では、店長の茶尾(古川雄大)から以前ユキコが考案したメニューが人気だと聞いて喜んでいました。一方、鹿児島県に行っていた森生は、再び無職となって地元に戻って来ていました。別れてまで送り出してくれたユキコに合わせる顔がないと、見つからないように彼女を遠くから眺めていましたが、さすがは森生、ユキコの様子を見ているだけで本心に気が付いたようです。コソコソとユキコの後を付けるも、BBバーガーで見つかってしまった森生。お互いの近況を語りつつ、「今も美味しいって言われるのが、一番好きなんじゃないですか」と見事に核心をつきます。ユキコは「やりたいことと出来ることは違う」と言い、自立するためには働く必要があるのだと割り切っていましたが、その表情はどこか暗く、今の仕事を楽しんでいるようには見えませんでした。離れてからの1年間、それぞれの道を歩んできた2人は、行く末に光を見出せなかったようです。しかし、森生が「自分のやりたいことを見つける」と宣言し動き出したことで、事態は好転していくのでした。世界を広げるには…その後、ユキコは森生の言葉に刺激を受けたのか、調理師専門学校のオープンキャンパスに参加します。しかしその学校に視覚障害のある生徒が通った前例はなく、卒業したとしても就職先はないだろうと言われ、再び調理師への道を諦めようとするユキコ。そんなユキコの道を照らしたのは、父・誠二(岸谷五朗)でした。誠二は、自立は1人でできるものではないとユキコを諭し「誰かと一緒だとできることが増えて、世界が広がるだろ。頼れる人がいればいるほど、できることが多くなる気がする」と話します。この誠二の言葉こそが、本作が描きたかった問題の答えなのではないかと思いました。森生と出会って、様々なことにチャレンジし、できることが増え、世界を広げてきたユキコ。彼女は、以前森生から言われた「ユキコさんはどんどん新しい道を切り開く人」という言葉を思い出し、進むべき道を見つけたようでした。一方、森生も宣言していた『やりたいこと』を見つけていました。それは、ユキコと一緒にいること。1年前と変わっていませんね。つまり「森生はとっくに夢を見つけていた」ということなのかもしれません。どこまでもブレない男・森生に、心底感動した瞬間でした。1年前と変わったのは「ユキコと一緒にいるために、どうすればいいか」に辿り着けたこと。森生が見つけた答えは『キッチンカー』でした。ユキコと一緒にキッチンカーで店をやる。それは調理師というユキコの夢を森生が後押しすることで、ユキコと一緒にいることができるという、2人の夢を同時に叶える方法でした。偶然なのか運命なのか、それとも森生と誠二の策略なのか…ユキコも森生と同じようなことを考えていた様子。2人が出した答えは、誠二が言っていた『世界が広がる』生き方でした。ふたりでいれば…!ユキコと森生だけでなく、他の登場人物たちも『それぞれのカタチ』を見つけたようです。ハチ子は専門学校を卒業後、アパレルの会社で服を作るという夢を持ち、花男はバリバリ働きたいハチ子を支えて家事全般を請け負い、子どもができれば子育ても担当すると2人で決めたようでした。そして獅子王(鈴木伸之)は、ついに森生に告白して想いに区切りをつけ、イズミ(奈緒)と共に歩んでいくことを決めました。2人の関係に名前をつけることはできなくても、お互いを大切だと思えて、一緒にいたいと思える素敵な関係です。障害、生い立ち、人間関係、ジェンダーなど、さまざまな問題に苦しみ、自分は普通ではないと思い、苦しんできた人たち。もしかしたらこの先も「それは普通じゃない」「前例がない」と、誰かに言われるのかもしれません。前例のないことをすれば、困難が伴うかもしれません。しかし、ふたりでいれば…!普通とか普通じゃないとか、比べるために誰かと一緒にいるのではなく、世界を広げるために誰かと一緒にいる。みんな違うからこそ、それぞれにできることがあり、支え合って世界が広がる。この物語の登場人物たちは、これからもそんな風に生きていってくれるのでしょう。みんなが「それぞれのカタチ」にたどり着き、最高のハッピーエンドとなりました。これまで、笑いや感動、気づき、いろんなものを与えてくれたこの作品。最後まで優しく温かい世界を見せてくれたことに、心から感謝します。[文・構成/grape編集部]
2021年12月20日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。1年ぶりに再会を果たした森生とユキコ第9話では、お互いに人生の岐路にたち、別れの道を選んだ森生とユキコ。しかし、そこにはある誤解が生まれていました。前回、偶然にもユキコと緋山が抱き合う姿を目撃してしまった森生。ユキコが別れを切り出したのは、初恋の相手である緋山(小関裕太)と付き合うためだと森生は誤解したまま、就職先の鹿児島へと旅立ちます。つらい別れから1年、ユキコは盲学校を卒業し、食品関係の会社で事務の仕事を始めていました。一方の森生はというと、再び無職になり鹿児島から地元に帰省することに。そんなある日、仲間内の意外な2人が結婚することになり、結婚パーティーでユキコと森生が久しぶりに顔を合わせる機会が訪れます。そこで初めて、ユキコが自分の仕事を応援するために別れを切り出したことを知った森生。しかし、「無職の今、合わせる顔がない」とうしろめたさを覚た森生は、ほかの仲間に裏合わせを頼み、ユキコの前では自分がいないことにしてもらおうとします。森生のひと言が、ユキコの『気持ち』に再び火をつけるパーティーの翌日、森生は社会人になったユキコの姿を見ようと、出会いの場所で待ち伏せます。声はかけないつもりだった森生ですが、『BBバーガ』の店長・茶尾さお(古川雄大)の空気を読まない行動でそばにいることがばれ、ユキコと正面から向き合うことに!1年ぶりの再会を果たした森生とユキコ。森生の何気ないひと言が、封印していたユキコの『ある気持ち』に再び火をつけてしまうのでした…!ついに最終話を迎える『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』は、2021年12月15日放送予定です。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月15日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。人生の選択に迫られた時、迷い、悩んで、後ろ髪を引かれるような思いで決断をする。そんな時が誰にでもあると思います。クライマックスを迎えた第9話。ユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)の人生のターニングポイントが描かれました。それぞれの想いアルバイトでの働きを評価され、正社員になるチャンスが訪れた森生でしたが、赴任先として告げられたのは鹿児島県。鹿児島県まで、飛行機で2時間。車で17時間。その距離は、ユキコと森生にとってあまりに遠いと感じられました。弱視のユキコが鹿児島県まで行くのは簡単なことではないと、ここまで本作を見てきた視聴者には想像に難くないでしょう。しかし2人ならば、どうにか乗り越えられるのではないかと思ったのですが…。この距離に耐えられなかったのは、森生の方でした。獅子王(鈴木伸之)から正社員登用の話を聞き、考える猶予をもらったにも関わらず、すぐに「行かない」という答えを出してしまいました。理由は、ユキコの側にいたいから。ユキコは、森生の気持ちを嬉しいと思う反面、「いつか後悔するのではないか」「自分が重荷になっているのではないか」と不安を抱えてしまいます。そんな中、ユキコにも転機が。緋山(小関裕太)から連絡が入り、飲食関係の会社に見学に行けることになりました。しかし、会社見学で仕事内容が事務職になると聞き、気を落としてしまいます。「広い意味では食に携われる。必要とされるのは幸せなこと」だと緋山からアドバイス受け、自分を納得させようとするユキコ。そして「誰かに必要とされる幸せを、森生にも味わって欲しい」と考えるようになります。そんな時に、ユキコはアルバイト先の『BBバーガー』で茶尾(古川雄大)がアルバイトから正社員に抜擢されたと聞きます。店長として働いて、この仕事が天職だと思えるようになったという茶尾の話に、ユキコは森生を重ねずにはいれらなかったでしょう。悩んでいる時ほど誰かの何気ない話やアドバイスが、一種のお告げのように聞こえてしまうことはあるもの。緋山と茶尾の言葉が、ユキコには「森生の背中を押せ」と言っているように感じられたのかもしれません。一方、森生から正社員の話を断られた獅子王もまた、悩んでいました。森生が心のどこかで「行きたいと思っているのではないか」と感じていた獅子王でしたが、森生の背中を押してやることができません。何故なら、森生が遠くへ行ってしまうと、側で見守れなくなってしまうから。しかし森生がいつか後悔するのではと、ユキコと同様に複雑な思いの獅子王。それぞれに悩みと不安を抱える中、ユキコと森生はさらにすれ違っていくのでした。ユキコの決断森生の気持ちは終始一貫していました。『ユキコの側にいたい』ただそれだけです。しかし、ユキコの気持ちは複雑でした。どうするのが最善の道なのか、森生の幸せのために多くのことを考え、悩んだに違いありません。そんなユキコに「俺のことなんてどうだっていいんスよ。ユキコさんの人生の方が大事なんで」と話す森生。森生のことを大切に思っているからこそ、ユキコはこの言葉に大きく動揺したようでした。一方の森生が気になっていたのは緋山の存在。調理に携わる仕事を諦めると決めたユキコが、緋山の影響を受けていると感じていました。2人で雪の話をしながら、互いのモノローグが交互に入るシーンが切なかったです。どうしてそれを、ちゃんと言葉にしないのか。お互いが想い合っているのに。そんな、もどかしい気持ちで見ていた視聴者も多かったのではないでしょうか。目が見えても見えなくても、結局人は他人の心の中を見ることは出来ないのだと、痛感させられるシーンでした。互いの気持ちが分からず、心に距離を感じ始めたユキコと森生。そんなある日、森生に最大のピンチが訪れます。緋山がユキコを抱きしめ、好きだと告げたのです。ユキコが緋山に影響されていると感じていた最中、この場面を見てしまった森生。何というタイミング!筆者としては、なぜ森生が昼間のオフィス街をフラついているのかと、口惜しい気持ちでした。そこで「俺のユキコさんに触るな!」とでも言って、2人の間に割って入ってくれればいいものを、森生は目を逸らしてその場を立ち去りました。この行動に、森生の自信のなさと戸惑いが感じられました。「もしかして…」ユキコにそんな疑念を抱いてしまったのかもしれません。ユキコは緋山の告白をすぐに断り、同時に「もし、この先どうなったとしても、私は黒川が好きなんだ」と、不穏な言葉を残しました。この時にはもう決断していたのでしょうか。この直後、ユキコは森生に電話をして2人は会うことに。「私たち、別れよう」ユキコの別れの言葉は虚しいほどにそっけないものでした。緋山との関係を勘繰る森生に、何も語ろうとせず立ち去るユキコ。それは彼女の強い決意の現れだったのか、それとも、話をすれば涙が出てしまいそうだったからなのか。森生と別れたあと、ユキコは泣き崩れました。決断をしたユキコ自身、苦しくて堪らなかったでしょう。後悔も迷いも残っていたかもしれません。様々な人の想いが交錯し、悩み、疑い、思い遣り、そのひとつひとつがパズルのピースのように組み合わさり、ユキコはこの決断に至ったのだと感じました。それがどんな未来につながるのかまだ解らないけれど、必ず意味があると筆者は思っています。そして、森生が彼自身の人生を、自分の足で立って生きるために、必要な何かを得てくれることを期待しています。泣いても笑っても、次が最終回。これまで多くの幸せと笑いを与えてくれた本作だけに、きっと最後は笑顔で終わらせてくれると信じて、希望を胸に待ちたいと思います。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月13日12月30日(木)より公開される松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』。この度、松本さん、香川照之、杉咲花によるスペシャルメッセージ付ドラマ解説映像が、本編前に限定で上映されることが決定した。12月30日から来年1月20日の“3週間限定”で上映される今回の映像。穂乃果(杉咲さん)が斑目法律事務所へ入った経緯や、深山(松本さん)と謎の弁護士・南雲(西島秀俊)との出会いなど、公開前日に放送される「99.9-刑事専門弁護士完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」で登場する新キャラクターや内容を解説したものとなっている。さらに、3人からの撮りおろしスペシャルメッセージもついており、映画館でしか見られないファン必見の映像だ。そんな本映像撮影日に収めた、3人のオフショットも合わせて特別公開された。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年12月13日2016年、2018年にTBSテレビ日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤主演のドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』。その待望の映画化となる『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』が12月30日(木)に全国公開される。それに合わせて出演している松本潤、香川照之、杉咲花3人のスペシャルメッセージ付ドラマ解説映像が12月30日〜1月20日の3週間限定で上映されることが決定した。ドラマでもお馴染みの本作は、個性豊かな弁護士たちが、その最後の「0.1%」まで諦めず、事実を追求し、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、三代目ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)が15年前に起きた毒物ワイン殺人事件を調査することに。しかし、その犯人とされた人物は、死刑判決の確定後、無実を訴えながらも獄中で死亡しており真相は葬られたままだった。その事件に、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わってくる。深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。だが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生む事態に、事実だけを求め続けてきた深山に初めて迷いが生まれる。最大のピンチに見舞われながらも、果たして深山たちは0.1%の事実にたどり着くことができるのか――。映画公開の前日、12月29日(水)にはスペシャルドラマ『99.9-刑事専門弁護士-完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜』が放送。このドラマでは映画に登場する謎の弁護士・南雲と深山の出会いや、穂乃果が斑目法律事務所へ入った経緯が描かれる。今回、映画館で上映されることとなったドラマ解説映像は、新作ドラマで登場する新たなキャラクターや内容についてを解説しており、ドラマと特別映像を合わせて見れば、その後の映画をより一層楽しめる内容となっている。また、松本潤、香川照之、杉咲花の3人から撮りおろしスペシャルメッセージもついている特別内容。3週間限定、映画館でしか見られないものとなっている。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)公開
2021年12月13日「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の9話が12月8日オンエア。人生の岐路に立つなかで、お互いを想うゆえにすれ違うユキコと森生の姿に視聴者からは「胸が痛くなる」といった声とともに、ユキコ役の杉咲花の演技に数多くの絶賛コメントが寄せられている。外出時は白杖が必要な盲学校高等部3年生で、数年前に母を亡くし、父と姉イズミと3人で暮らしている赤座ユキコを杉咲さんが演じる本作。共演には地元では名前を出しただけで相手が逃げていくほど有名なヤンキーだったが、ユキコとの出会いでレンタルビデオ屋で働くことになるなど、生き方が変わってきた黒川森生に杉野遥亮。森生の顔にケンカで刀キズを付けた張本人だが、実は森生に想いを抱いており、それを隠したまま彼を働く金沢獅子王には鈴木伸之。獅子王に想いを寄せ、フラれた後も“推し続ける”ユキコの姉・赤座イズミには奈緒。ユキコの初恋相手で、ユキコが白杖を持つきっかけとなった存在でもある緋山翔太に小関裕太。彼らを取り巻く人々として橙野ハチ子に生見愛瑠。紫村空に田辺桃子。青野陽太に細田佳央太。緑川花男に戸塚純貴。桃井草介に堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)。橙野茜にファーストサマーウイカ。茶尾店長に古川雄大。ユキコとイズミの父の赤座誠二に岸谷五朗といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。9話では黒川にバイトしているレンタルビデオ屋から正社員の誘いが。森生の工夫が功を奏し、勤務している店舗の業績が上がったことから、業績の悪い店舗を立て直してもらいたいという。獅子王から話を聞いて喜ぶ森生だが、その店舗は鹿児島だった…。社員になるならユキコと離れ離れになってしまう。獅子王から「1週間待ってくれって言ってあるから、考えてくれ」と言われる森生だが、期限を待たずに断りの連絡を入れてくる。ユキコのそばにいたいという森生に対し、自分が森生の人生のジャマになってないかと悩むユキコ。一方そんなユキコに希望している飲食関係の会社が興味を示していると連絡が。しかし会社を訪問すると先方からは、コールセンターや事務関連の仕事をしてもらおうと思っているという答えが…というストーリーが展開。降り始めた雪の中を歩くユキコと黒川。そこに“私、黒川の重荷になってない?”“ユキコさん、俺、近くにいちゃダメっすか”“黒川のことが好きだから、つらい”“ユキコさんのことが好きなのに…遠いっす”とお互いの心の声がナレーションで重なるシーンに「お互いを想い合ってるのにすれ違ってるの辛すぎる」「こんなにもお互い大好きで想い過ぎて切ないシーン、今までのドラマであった?」「「好きなのに辛い」「好きなのに遠い」ってほんとに胸が痛くなる」「こんなすれ違いヤダ……辛い」など、視聴者からの悲痛な声がSNSに殺到。その後、ユキコは森生を呼び出し「私たち、別れよう」と告げる。それは森生を鹿児島に行かせるために、あえて取った苦渋の選択だったが、森生はその直前、ユキコが緋山に抱き寄せられているところを見かけていたため、「やっぱりあいつと…俺じゃダメなんすかね」と、ユキコが自分ではなく緋山を選んだと考えてしまう…。追ってくる黒川を振り切って、1人になり号泣するユキコ…。その演技にも「杉咲花ちゃんの泣きの演技がもう…辛すぎる………」「ユキコの泣き顔切なーーーい」「杉咲花ちゃんの演技すごすぎてガチ泣きした」「最後のユキコの涙は切なくって、さすが杉咲花さん」「あんな泣き方見ちゃったらこっちまで号泣」といった反応が続出中だ。(笠緒)
2021年12月09日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。『恋です!』ホームに転落したのは…白杖を持った若者が駅のホームから転落し、ユキコの盲学校の友人である青野(細田佳央太)ではないかと、視聴者の間に不安が広がった『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話。ユキコと空(田辺桃子)が病院へ駆けつけると、ベッドで横になっていたのは、青野…ではなく森生だったことが第9話では明らかに。なぜ、森生が入院することになったのかは放送で確認するとして、第9話では、足を骨折した森生のため、身の回りの世話をしようと奮闘するユキコの姿が描かれます。しかし、思うように森生の力になれず、さらには松葉杖をついた森生とではいつものように歩調が合わさせられず、人知れず落ち込むユキコ。そんな中、森生に、獅子王(鈴木伸之)を通じて正社員になるチャンスが訪れます。一方のユキコにも、就職支援をしていた緋山(小関裕太)を通じて、希望していた飲食関係の会社がユキコに興味を示しているという連絡が。何度もすれ違い、しかし少しずつ心を通わしてきた2人に訪れた、最大の大ピンチ。人生の岐路に立たされる2人が導き出した答えとは…。2人の今後が気になる第9話は、2021年12月8日放送予定です。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月08日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。基本的に、森生(杉野遥亮)は自己肯定感が低いと感じていました。「俺なんか」と自らを卑下するような言葉を使ったり、何かにつけて遠慮がちな言動をすることがあり、気になっていました。「母親に捨てられた」という意識がそうさせているのかもしれません。第8話では、そんな森生の前にユキコ(杉咲花)の幼馴染で初恋の相手でもある緋山(小関裕太)が現れます。ライバルの出現に敵意を燃やす森生でしたが、あまりにもデキる男・緋山のハイスペック攻撃に、コテンパンにされてしまうのでした。森生の自信喪失盲学校の職業支援の講師としてユキコと再会した緋山は、笑顔を見せるたびに『キラーン』と効果音が入るほどの爽やかさ。いつもどんな人にでも優しく、気配り上手で、周囲の女性たちを虜にしていきます。さらに、障害者支援を仕事にしているだけあって視覚障害者の事情に詳しく、ユキコたちへのフォローも完璧。森生は緋山を敵視します。そんな中、ユキコは地域で開催されるクリスマスマーケットに出店する茜(ファーストサマーウイカ)の手伝いをすることになります。緋山も参加すると聞き、手伝いを名乗り出る森生。このクリスマスマーケットの手伝いで、森生は緋山と張り合おうと頑張りますが、全く敵いません。料理では緋山の手際の良さを見せつけられ、森生が荷物を運ぼうとすれば、荷台を用意していた緋山が全て運んでしまい、森生がユキコたちにカイロを渡せば、緋山がストーブを持って来てみんなを喜ばせ…そんな具合に、緋山のスマートさを見せつけられてばかり。空回り、引け目を感じていく森生の表情のひとつひとつが、切なくてたまりませんでした。だからこそ、そんな彼に筆者は言ってあげたい。確かに緋山はデキる男ですが、人間の長所というのは「何かが出来る、出来ない」ということだけで決まるのではありません。森生には森生の良さがあるのだと。何より、森生という男は愛されキャラなのです。逆に、緋山のような完璧な人が、森生のような可愛らしい愛されキャラになるのは難しいでしょう。何ひとつ、森生が負けたことにはならないと思うのですが…。しかし、森生は勝手に焦りを感じ、それに追い討ちをかけるように緋山は高圧的な宣戦布告をするのでした。ユキコと森生が与え合うもの「黒川くんとユキコ、合わないんじゃないかな。ユキコは普通の人を選んだ方がいい」と、緋山は、森生を非難しました。自分の意思で不良の道を歩んだ森生は、自分のせいで目が悪くなったわけではないユキコとは、生きづらさの意味が違うと言うのです。続けて緋山は、自らがユキコを幸せにしたいと森生に宣戦布告をします。このシーンの緋山は、これまで視聴者に与えてきた印象とは異なり、いささか尊大な態度に見えました。これまでのユキコと森生を見守ってきた視聴者からすれば、緋山の『普通』という言葉の使い方には反発を覚えます。森生を「普通ではない」と一蹴する緋山は、色眼鏡で他人を見る人間なのではないかと、そんな不安も抱きました。緋山の辛辣な批判に落ち込んだ森生でしたが、最終的にユキコの言葉によって救われます。緋山に負けじと、免許を取り、勉強をしてユキコの役に立ちたいと言い出した森生を、ユキコは自宅に招き、森生がクリスマスマーケットで食べ損ねたと言っていたメニュー『ナポリタンドッグ』を振る舞います。そして、森生への想いを語りました。一人でバスにも乗れなかったし、洋服も買いに行けなかったし、アルバイトなんてできるわけないと思っていた自分が、それらをできるようになったのは、森生がいたからなのだと。今の森生が好きなのだとユキコに伝えられたことで、森生は自信を取り戻し、前向きになれたようでした。森生の一生懸命さと真摯さは、人の勇気に火を灯す力があると思います。視聴者は、森生に背中を押されて前を向くユキコをずっと見て来ました。今回も、食に関する仕事を諦めていたというユキコに森生がエールを送り、改めて彼はユキコにとって必要な存在なのだと示されました気がします。「俺なんか」であった森生には、弱視というハンデにも負けず様々なことに挑戦するユキコが、自分よりも強い人間に見えるのでしょう。だからこそ尊敬し、恋人になった今でも『さん』付けをして敬語で話してしまう。しかしこのところ、森生は自分を卑下するような言動が減ったと、筆者は思っていました。そして、この第8話では、緋山からどんなに差を見せつけられて自信を失っても、森生は「俺なんか」と言いませんでした。これは森生がユキコと付き合っていく中で、彼女の言葉や思いを受けて、着実に自己肯定感が高まっているからではないでしょうか。森生というのは、非常によく考えられた一貫性のあるキャラクターだと感じます。弱視のユキコが積極的に社会と関わるためには、緋山のようなサポートももちろん必要でしょう。しかし、森生が支えているのは『障害者のユキコ』ではなく『恋人のユキコ』。森生だからこそできる『励まし』が、彼女の原動力になっているのは明白です。ユキコの背中を押して勇気や強さを与える森生と、森生の良さを認めて自信を与えるユキコ。お互いに支え合い、二人でいるから成長できる関係が、微笑ましく、羨ましくも映りました。今回のことを乗り越えて、これからも並んで歩く二人の未来を信じたいところですが…。次回以降も、ユキコの就職に向けてまだまだ緋山が活躍しそうな予感がします。また、ラストでは青野が駅のホームで転落事故を起こしたような描写もあり、彼の安否も気になるところ。第9話も絶対に見逃せません。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月08日松本潤、香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑らが出演する映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、シリーズお馴染みのコミカルな掛け合いに期待が高まるメイキング映像が到着した。今回公開されたメイキング映像は、松本さん演じる深山が史上最大の難事件として挑む、毒物ワイン殺人事件が起きた村でのシーン。木村ひさし監督と松本さんが、真剣な表情で念入りに打合せをする様子や、深山、穂乃果(杉咲さん)、藤野(マギー)が佐田(香川さん)とリモートで掛け合いをしているシーンが登場。事件調査のため、村へ行き、そこへ来られなかった佐田とリモートで繋ぐも、深山のいたずらで佐田とのやりとりを邪魔するという、コミカルなこのシーン。笑顔で何度もカメラに手をかざす松本さんに対して、香川さんが「本セリフまでいかないじゃん!」とツッコむと、現場が笑いに溢れ、撮影中のチームワークの良さが感じられる。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』メイキング映像また佐田側の撮影は、後日だったそうだが、現場へ行き撮影に付き合った香川さん。「最初から現場に行かないといけないと思っていました。リモート画面を使った佐田と深山のおなじみ感あるやりとりも、現場で一緒にリハーサルしたからこそ生まれたやりとりです」と撮影をふり返っている。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年12月08日杉咲花、杉野遥亮共演の「恋です!」第8話が12月1日放送。ユキコの初恋相手・緋山の登場に「負けるな森生!」「応援しながら見てた」など森生への声援の声が上がる。一方ラストで細田佳央太演じる青野に訪れた“危機”に心配の声も上がっている。WEB連載で閲覧数累計2,000万PVを突破したうおやまの「ヤンキー君と白杖ガール」をドラマ化。勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキーが運命的に出会ったことから始まる、笑って泣けて時々ハッとする新世代ラブコメディとなる本作。“色がうっすらわかる”“ルーペを使えば大きい字を認識できる”程度の弱視で外出時は白杖が必要な赤座ユキコを杉咲さんが演じるほか、顔に傷があり地元で恐れられるヤンキーだったが、純粋な性格でユキコとともに自分も変わっていく黒川森生には杉野さん。森生に“想い”を抱いており、自分が店長をしているレンタルビデオ屋で森生とともに働く金沢獅子王には鈴木伸之。そんな獅子王が好きだったが彼の本心を知り、“推し”にすることを決めたユキコの姉・赤座イズミには奈緒。また紫村空役で田辺桃子、青野陽太役で細田さん、橙野ハチ子役で生見愛瑠、ファーストサマーウイカ、古川雄大、岸谷五朗らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ユキコの初恋の人、緋山(小関裕太)が就職支援の講師として盲学校にやってくる。ユキコに親しげな態度で接する緋山に森生は嫉妬を覚える。放課後、卒業後の進路が見えないユキコと空はもっと話を聞こうと緋山をいつもの喫茶店に連れてくるが、そこには森生たちもいて、森生と緋山は再び顔を合わせることに。喫茶店でユキコと空は茜から地域イベントのクリスマスマーケットの手伝いを頼まれる。迷惑をかけるのではと二の足を踏むユキコたちだが、自分も手伝うという緋山に背中を押され参加することに。それを見ていた森生たちも参加する。緋山の“ハイスペック”ぶりに圧倒される森生だが、緋山がユキコに想いがあることを匂わせる発言をしたことで、さらに嫉妬と怒りが沸き上がり…というのが8話のストーリー。緋山は森生に対し、視覚障害のユキコと不良の道を選んだことによる“自己責任”で顔に傷を負った森生とでは「生きづらさの意味が違う」と発言。森生とユキコは合わないと告げたうえで、ユキコは「普通の人を選んだほうがいい」と言い放つ…。緋山の発言に「緋山くん、障がいを持ってる方に対しては凄く寛容で知識もあるのに、森生みたいに自分で世界を狭めた人への攻撃半端ないな..」「ユキコのことを大事に思ってる緋山くんだからこそ、普通を決めつける人であって欲しくなかった」などの声が上がる一方、「緋山くん、宣戦布告なんや!強敵すぎるやん 負けるな森生!!」「ひたすら森生の味方して応援しながら見てた」と、森生への声援も。そんな中ラストでは青野が駅のホームから転落したことを示唆する展開に…「青野くん無事だよね?」「なんだか不穏な展開が見え隠れしてて見るのが辛い…」「最後が衝撃で、ほんわかしてた気持ちが吹っ飛んでった」など、放送後には青野の無事を祈る声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2021年12月02日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。森生に恋のライバルが出現!?森生に恋のライバルが出現し、これまた視聴者をやきもきさせそうな予感がする『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話。そのライバルとは、ユキコの初恋の相手・緋山(小関裕太)。さわやかでイケメン、リーダーシップもあり、さらに障がい者支援にも熱心な緋山に森生は完敗してしまいます。ユキコからは、「付き合ってたわけでもないから全然気にしないで」とフォローがあるも、緋山の存在を気にせずにはいられない森生。ユキコと空(田辺桃子)、そして緋山が、地域イベントのクリスマスマーケットに出店する茜(ファーストサマーウイカ)の手伝いをすることを知り、森生は友人たちを巻き込み、自らも手伝いに名乗りをあげます。対抗心を燃やす森生ですが、クリスマスマーケットでは、緋山の完璧超人ぶりを見せつけられる形に。さらには、緋山がユキコへの好意をちらつかせ、最強のライバルの出現に森生はどう立ち向かうのでしょうか…!最終回を目前に、新たな展開に進む『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話は、2021年12月1日、放送予定です。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年11月30日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。ユキコ(杉咲花)がイズミ(奈緒)の誕生日を祝うため、父・誠二(岸谷五朗)の出張中に森生(杉野遥亮)と獅子王(鈴木伸之)を自宅に招いて、誕生日会を開くというストーリーが展開された第7話。出張が延期になった誠二が帰ってきて森生と獅子王が浴槽に隠れることになったり、お泊まりセットを持ってきていた森生に誠二が意地悪をしたりと、序盤から爆笑とニヤニヤが止まらないドタバタコメディが繰り広げられました。しかしコメディだけで終わらず、深く考えさせられ、気付きを与えてくれるエピソードも紡がれるのが、このドラマの醍醐味。今回は、これまで秘められていた獅子王の内面が描かれました。森生の顔に傷をつけたのは…ドタバタコメディの空気が一変したのは、誕生日会も終わりに近づいた頃。皆さんはお気づきになったでしょうか。誠二と森生が『ユキコクイズ』をしている間、獅子王は酒の一升瓶を抱え込んで直飲みしていたのです。そして唐突に「森生クイズ行きまーす」と陽気に振る舞い始めました。相当酔っ払っていたのでしょう。酔わなければ出来なかった話なのかもしれません。クイズの第3問(実際には4問目)で森生の顔の傷について触れ、「誰が付けた傷でしょう」という問題を出したかと思えば、自ら「正解は自分でーす」と告白。そこから一気にトーンダウンし、森生の顔に傷を残してしまったのに、自分には傷跡ひとつ残っておらず、どんなに森生に殴られても一生チャラにはならないのだと、神妙な面持ちで訴える獅子王。確かに獅子王のやったことは取り返しがつかないことでした。しかし、自分が残した傷が森生の人生にどんな影響を与えてしまったのか、逃げずに見守り続けた彼は、非常に強い人だと感じます。自分の過失に目を向け続けるのは、とてつもなく精神力のいること。森生が何かにつまずくたびに罪悪感に苛まれる。そんな罰をずっと受け続けてきたのです。森生に幸せになってほしいと願い、それが自分の夢だとさえ言ってしまえる獅子王の強い想い。そこにはまだ、隠し続けてきた秘密がありました。獅子王が打ち明けた秘密誕生日会が終わり、獅子王が忘れて帰った鍵を渡しに行ったイズミは、ついに獅子王に想いを打ち明けます。溢れ出した想いに胸が熱くなる真っ直ぐな告白でしたが、残念ながら断られてしまうイズミ。以前からチラついていた獅子王の『思い人』の存在が、ここに来てズッシリと伸し掛かるようでした。ここで獅子王は、「自分は普通ではない」と話し、思い人は男なのだと告げます。そんなことはいちいち言わず、誤魔化すこともできたでしょう。しかしそうはせず、おそらくは誰にも言ったことがないであろう真実を明かしたのは、イズミの真剣な告白に彼なりにきちんと向き合ったからこそ。獅子王の真摯さが垣間見えるシーンでした。魅力的なキャラクターが多い本作の中で、決して出番が多かったわけではない獅子王がこんなにも存在感を放ち、回を追うごとに魅力を増したのは、森生とはまた違った強さと愚直さを持ち合わせているからなのでしょう。獅子王の思い人が森生であるかどうか、彼の口から明かされることはありませんでしたが、森生の写真を持ち歩いていることや、これまでの態度、誕生日会で語られた森生への想いから、そのことは明白です。そしてそれは、程なくイズミに気づかれてしまうのかもしれません。その後、獅子王にフラれたイズミは、彼を『推し』だと思って見守っていくことにしたようです。「推しの幸せは夢ですから」と、笑顔を見せるイズミ。イズミから「最高のファンサ」だと言われた獅子王の笑顔は、心から救われたような、安堵感に満ちていました。森生のことを見守って幸せを願い続けてきた獅子王が、今度はイズミから見守られて幸せを願われるという、このプラスの連鎖。2人とも失恋していることに違いはなく、本来は切ない展開のはずですが、そこに悲壮感はまるでなく、ただただ大切な人の幸せを願うというポジティブさに、見ているこちらまでこの連鎖に巻き込まれたかのような温かさを感じました。それぞれの夢第7話は、『夢』をテーマにまとめられていたことも、強く印象に残りました。視覚障害者が寝る時に見る夢はどんな風に見えるのかという話、そして登場人物たちが各々に思い描く将来の夢や叶えたい夢の話。前述した獅子王とイズミの夢の他にも、ユキコの「森生の顔が見たい」という夢や、誠二の「ユキコに幼い頃の写真を見せたい」という夢のエピソードもありました。森生のホクロを見ることができないというユキコの切ない願いを、写真を拡大するという方法ですぐさま叶えてくれる誠二の大きな大きな父の愛が素敵でした。個人的に気になったのは、ユキコが幼稚園の時に書いたという将来の夢。本人は覚えていないとのことで、具体的には示されませんでしたが、このタイミングで幼い頃の夢について触れられたのは、次回以降のユキコの就職に向けての伏線でしょうか。そしてもうひとつ、森生の夢について。それぞれの夢が何かしらの形で語られる中で、森生だけが『寝ている時の夢』しか出てこず、彼自身の願いや将来の夢については言及されませんでした。ここまで、ユキコの後ばかりを追って来た印象のある森生。ユキコの就職活動を描く展開の中で、森生自身も将来について考える必要に迫られるのかもしれません。2人の歩く未来に何が待ち受けているのか…願わくば、2人が同じ方向を向いて寄り添っていてほしいものですが。次回、ユキコの幼馴染であり初恋の人・緋山(小関裕太)の登場で、波乱の幕開けになりそうな予感がします。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年11月30日杉咲花、杉野遥亮が共演する「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の7話が11月24日放送。鈴木伸之演じる獅子王の“号泣謝罪”と、獅子王の“想い人”が男性だと知ったイズミの「推しの幸せは夢ですから」というセリフに視聴者からの反応が続出中だ。外出時は白杖が必要な盲学校高等部の3年生・赤座ユキコを杉咲さんが、有名なヤンキーだったがユキコに恋する黒川森生を杉野さんがそれぞれ演じる本作。ユキコが森生と出会い、お互いのことを理解し、惹かれ合っていく物語が展開してきた。2人のほか、森生のライバルだった獅子王が好きになったユキコの姉・赤座イズミに奈緒。森生のヤンキー時代のライバルだが、今はレンタルビデオ屋で一緒に働く金沢獅子王に鈴木伸之。ユキコとイズミの父の赤座誠二には岸谷五朗。また生見愛瑠、田辺桃子、細田佳央太、戸塚純貴、堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、ファーストサマーウイカ、古川雄大といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はユキコがイズミの誕生日を祝うため、誠二の出張の間に森生と獅子王を家に招いて誕生日会を開こうとする。当日赤座家を訪ねる森生。続いて獅子王もやってきて、飾りつけをしようとしていると、そこに出張に行ってるはずの誠二が帰ってくる。森生と獅子王は急遽赤座家の湯舟に隠れふたを閉めるのだが、大柄な2人のため湯舟のなかでは密着状態に…という展開に。結局森生と獅子王は誠二に見つかり、そこにイズミも帰宅。ユキコ、イズミ、森生、獅子王、誠二の5人で誕生会が開かれる。宴が進んですっかり酔った獅子王は、森生の顔に傷をつけたのが自分であることを明かし、その事を謝罪。森生に「幸せになってくれ。それが俺の夢だ」と号泣する…。この獅子王の言葉に「獅子王はずっとずっと黒川の傷を気にしてる」「獅子王、顔に傷つけてしまったことずっとずっと後悔してるんだな…」といった声が集まる。その後、間違って酒を飲んで眠り込んでしまった森生をおんぶして獅子王は帰宅するのだが、赤座家に鍵を忘れてしまう。鍵を届けに向かったイズミは獅子王に告白するが、そこで獅子王の“想い人”が男性だと明かされる。いったんはショックを受けるイズミだが、ジムで獅子王に「獅子王さんのこと推しだと思って見守ってもいいですか」と伝える…。あきらめるのも無理で、友達関係も無理そうだから“推し”にしたいと語るイズミの「推しの幸せは夢ですから」という言葉に「「推しの幸せは夢ですから」は名言!」「イズミさんの、推しの幸せは夢って言える強さ……すごい」「私もそうでありたいし、みんなもそうであって欲しい。」「この言葉を家訓に今後も生きていきます」などの反応が続出中だ。(笠緒)
2021年11月25日松本潤が11月24日、都内で行われた主演作『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』の完成報告会見に共演する香川照之、杉咲花とともに出席した。ドラマ版から0.1%の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔役を続投し、「自分にとっては『おかえり』と言ってもらえる場所。感謝しています」と思い入れの強さを明かした。撮影は現在よりも深刻なコロナ禍で敢行されたが、「チームプレイっていいなと改めて思える現場」としみじみ。「ブランクは感じず、すぐに深山に戻れた。キャラクターを作るというよりも、共演する皆さんと再会すると、自然とそうなる感じでした」と変わらぬ一体感に感謝の意を示し、深山のトレードマークである“親父ギャグ”も「ふんだんにありますね」と期待をあおった。ついに完成した劇場版については、「まさしく、99.9ってところじゃないでしょうか。自信をもってお届けできる作品に仕上がった。残りの0.1%は映画が公開されて、観客の皆さんが埋めてくださると思う」と手応え十分だった。香川もドラマから引き続き、元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田篤弘を演じており、「すでに空気が完成しているし、僕らは松本さんの一挙手一投足に反応していれば、それが自然と映像になっていくもの」と松本をはじめ、『99.9』チームに全幅の信頼を寄せた。一方、杉咲は新米弁護士・河野穂乃果役で、劇場版から初参戦を果たし、「大事な役どころなので、とても緊張しましたが、皆さんが優しく温かく迎え入れてくださり、楽しかった」とホッとした様子。「客観的なアドバイスをくださったり、私が悩んでいるときに、『どう?』と声をかけてくださったり。座長としてかっこいい姿を拝見し、勉強になることばかりでした」と松本に感謝する場面もあった。松本は「あっという間に役をつかむ姿を間近で見て、この人はすごいと思った」と映画初共演の杉咲を絶賛。香川は「劇場版MOZU」(2015)でも共演しており、「あのときは親子役でね。もうこんなに大きくなって。(初参加で)苦労もあったはずだが、完ぺきにこなしていた」と目を細めていた。99.9%を誇る日本の刑事事件における裁判有罪率に対し、最後の「0.1%」まで諦めず、真実を追求する弁護士たちの姿を描いたテレビドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の劇場版。映画は15年前に起きた毒物ワイン事件と、事件に関わる謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘・エリを軸に物語が展開。深山たちは、事件を徹底的に調べていく深山たちが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生んでしまう。榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、笑福亭鶴瓶、奥田瑛二らドラマシリーズのレギュラーキャストが登場するほか、道枝駿佑(なにわ男子)も出演する。取材・文・写真=内田涼『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)より公開
2021年11月24日『99.9 THE MOVIE』完成報告イベントが11月24日(水)、都内にて行われ、出演する松本潤、香川照之、杉咲花、木村ひさし監督が登壇した。シリーズにおいて人気を博している一端が、松本さん演じる弁護士・深山大翔が発するオヤジギャグ。本作でも「ふんだんにあります!ちょうどいい滑り具合を探すのが大変…」と、絶妙に滑るための、オヤジギャグならではの苦労を明かしていた。『99.9 THE MOVIE』は、2016年・2018年と日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本さん主演の「99.9-刑事専門弁護士-」の映画化。一度起訴されたら99.9%逆転不可能な日本の刑事裁判において、最後の0.11%まで諦めず、事実を追求する弁護士たちの姿を描いた痛快リーガル・エンターテインメント。香川さんは同シリーズで演じた佐田篤弘を続投、杉咲さんは初参加で新米弁護士の河野穂乃果を演じる。松本さんの代表作ともなった「99.9」シリーズ。初めての映画版について、松本さんは「楽しかったです!どういうストーリーの展開か、僕自身も楽しみに台本を開いたのを覚えています」と朗らかに語る。演じた深山については3年のブランクがあったものの「ブランクを感じず、あのときの深山の雰囲気はすぐ戻る感じ。キャラクターを作るより、(出演者に)会うと自然とそうなる感じです」と、共演者とも阿吽の呼吸だったという。松本さんと香川さんは、「オヤジギャグをどう言うか、5年間、体力、精神力を使ってきた!」と言い合い、「熟成してきたんだよね!」「昨日、今日生まれていない笑いをお見せするのがよさだと思ってる!」と劇中さながら息の合った掛け合い。松本さんは「見事に滑るいい塩梅を狙うのが難しい」と、今回もスマホで録音して何度もオヤジギャグを練習=熟成させたと熱弁をふるった。シリーズ初参戦にして、すぐになじんだと松本さんらに絶賛された杉咲さんは「勉強になることばかりでした。客観的に見たアドバイスや、私が悩んでいたときに“どう?”と聞いてくださって。座長としての格好いい姿を拝見させてもらいました」と松本さんの印象を語り、松本さんを照れさせる。そんな本作の手ごたえについて、松本さんは「99.9」と胸を張る。「自信を持ってお届けできる作品です。0.1%はまだ公開されていないし、観客の皆さまに観ていただいて、感じていただいて0.1が埋まるのではと思っています」ときっぱりと語っていた。『99.9 THE MOVIE』は12月30日(木)より全国公開。(cinamacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年11月24日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。ついに森生が父・誠二と対面!第7話では、姉・イズミ(奈緒)の誕生日を祝うため、森生と獅子王(鈴木伸之)を家に招くことにしたユキコ。父・誠二(岸谷五朗)が出張で家にいないタイミングを狙ったものの、出張が延期になった誠二が家に帰宅するというハプニングが発生してしまいます。イズミの誕生日会では、森生の『いい彼氏』ぶりが気に食わず、張り合おうとする父・誠二。一方で、獅子王とは意気投合するなど、こちらも波乱の展開…!さらに、お酒が進んだ獅子王の『普段は見せない一面』に、イズミの恋も加速するなど、ユキコと森生以外の恋愛模様からも目が離せない『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第7話は、2021年11月24日放送です!恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年11月24日映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の完成報告会見が24日に都内で行われ、 松本潤、香川照之、杉咲花、木村ひさし監督が登場した。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。映画、そしてSPドラマの撮影について松本は「楽しかった」と振り返り、「2016年、18年と連続でやらせていただいて、今回の撮影まで約3年あいてましたけどブランクは感じず、現場に行ったりスタッフの人と会ったりすると深山の雰囲気にすぐに戻る感じがある」と役について語る。香川は「最初の顔合わせでの木村ひさし監督の『主役に親父ギャグを言ってもらうことだけは決まっていて、あとは何も決まっていない』という衝撃の発言から始まったドラマではありますけど、親父ギャグをどう言うかということに、我々、5年間体力労力精神力をつかってきましたから」とまさかの苦労も。松本も「だいぶ熟成してるんですよね」と同意し、香川は「非常に陳腐なものを、どう聞かせていくかという精神を継いでるわけですから」と熱弁する。木村監督は作品を続けられる喜びもありつつ「また親父ギャグを考えなきゃいけないんだって思いました」とうなだれ、松本は「そんな後ろ向きだったんですか!?」と驚く。木村監督は「連ドラだと毎週考えなきゃいけないから、今回は『これだけだな』と思って頑張りました」と心境を吐露し、松本は「ちょうどいい滑り具合を探すのが大変なんですよね。見事に滑るといういい塩梅を狙うのが難しいんですよね」と補足。香川も「これでいこうという文字が決まってから三次元に立ち上げるときに松本さんが自分のスマートフォンにそれを録音してずっと練習するという時間が必要なので。半間違うなとか、要求されます」と親父ギャグの苦労話が盛り上がっていた。また香川はカメラが回っていなところでもよく会話をしているという現場の雰囲気に触れ「松本さんが全部に対して気を使って見てくださるから、こちらは安心していられる」と感謝する。杉咲も「客観的に見たアドバイスや、ちょっと悩んでいた時にどう思うか聞いてくださって、監督と一緒に3人で相談をさせてもらえるような機会をつくってくださったり。現場のスタッフさんの名前も皆さん覚えて、さりげなくコミュニケーションを取られてるのを見て、本当に勉強になることばかりで、座長としてのカッコいい姿をたくさん見させてもらいました」と絶賛し、松本は照れくさそうな笑みを浮かべる。自分がいないシーンでも現場に行っていたという松本は「全体のクランクインが映画のシーンからだったんですけど、たまたまいなくて。コロナでなかなか顔合わせで会うことができない状況もあったので、確かその日は西島さんと蒔田さんにご挨拶しに行って。あとは直接会話を交わすシーンのない方もいたので、ご挨拶をして」と説明。シーズン1のヒロインの榮倉奈々との撮影についても「颯爽と来て颯爽と帰ってった彼女はかっこよかったですね」と振り返っていた。
2021年11月24日12月30日(木)に公開される『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、ドラマシリーズを一挙振り返る特別映像が到着した。99.9%という数字が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率。それは日本の司法制度の高い信頼性の証明ともいえる一方、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という大きな落とし穴が。本作はたとえ99.9%有罪が確定している事件でも、最後の「0.1%」まで諦めず、真実を追求する弁護士たちの姿を描いたリーガル・エンタテインメントだ。TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤主演の本作がついに待望の映画化を果たす。映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、新ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)の元に15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。しかし、巧妙に仕掛けられた罠によって、事実を追求してきたはずの深山が、まさかの冤罪を生んでしまう。今回公開となった特別映像は、「99.9」ドラマシリーズを一挙振り返ることができるダイジェスト映像。冒頭、役衣装に身を包んだ松本潤、香川照之、杉咲花が「そこのあなた!」と見ている人へ呼び掛ける撮りおろしのメッセージから始まり、「99.9」シリーズお馴染みのオープニング映像がスタートする。型破りな弁護士・深山大翔と利益優先の弁護士・佐田篤弘とのお馴染みの掛け合いや、明石達也(片桐仁)、藤野宏樹(マギー)、中塚美麗(馬場園)らパラリーガルの面々、SEASON1のヒロイン・プロレス好きの立花彩乃(榮倉奈々)、SEASON2のヒロイン・腹話術が得意な尾崎舞子(木村文乃)ら超個性的な斑目法律事務所のメンバーたちの様子が収められているほか、大友修一(奥田瑛二)、川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)ら司法を牛耳る強敵たちの姿も。さらに事実にこだわる深山の「徹底的に事実を追求」「料理をしながら推理」「事件を完全再現」といった、独特な捜査方法を用いながら事件を追求する様子がドラマ映像とともに映し出され、身体を張って深山と一緒に捜査をする明石の様子や「99.9」シリーズお馴染みの深山の親父ギャグも収められた魅力たっぷりの映像となっている。どんな難事件でも「0.1%」の事実に辿り着いてきた深山、果たして映画版では深山らに立ちはだかる最強の敵を前に、0.1%の事実にたどり着くことができるのか。まだドラマ「99.9」を振り返れていない人も、これを見れば映画をより一層楽しめる映像となっているので、ぜひチェックしてほしい。ドラマ「99.9」振り返り特別映像『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)より公開
2021年11月20日松本潤、香川照之、杉咲花らが出演する痛快リーガル・エンタテインメント『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、西島秀俊演じる謎の弁護士が写る場面写真が到着した。本作では、弁護士・深山(松本さん)、佐田(香川さん)、穂乃果(杉咲さん)の元に、15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件に関わっているのが、西島さん演じる謎の弁護士・南雲とその娘エリ(蒔田彩珠)。深山たちは、事件を徹底的に調べていくが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生んでしまうことに。12月放送のSPドラマから登場し、映画では深山らと対峙する南雲。到着した場面写真は、彼の1ショットと、斑目法律事務所に訪れた南雲が、深山らと対峙するシーンだ。なぜ、南雲は斑目法律事務所へ来たのか?彼は深山を阻む敵なのか?さらに映画では、南雲の秘められた過去が明らかになる。また、松本さんと西島さんは、今作が初共演。松本さんは「西島さんが参加して下さったおかげで、この作品に深みが出たと思います。西島さんには本当に感謝しています」と言い、西島さんは「僕の撮影初日に、自身の撮影シーンがないにも関わらずロケ現場に松本さんが現れて、作品に対する愛情と作品のいちばん大事な部分を背負っていることを感じて、とても刺激的でした」とそれぞれコメントしている。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」は12月29日(水)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年11月16日