昨年デビュー40周年を迎えた杉山清貴&オメガトライブの全国ツアーが絶好調である。この全国ツアーは『杉山清貴&オメガトライブ~FIRST FINALE TOUR 2024~“LIVE EMOTION”』と銘打った“ファイナルツアー”だ。ツアーが始まったと同時に、東京・NHKホール(5月31日)での追加公演を発表したが、瞬く間にチケットが完売した。そして、多くの声に後押しされるように、今回、5月20日(月)NHKホールでの再追加公演が決定した。杉山清貴&オメガトライブは1983年にデビューし、7枚のシングルと5枚のアルバムを発表し「Summer Suspiction」「君のハートはマリンブルー」「ふたりの夏物語」「ガラスのPARM TREE」などヒット曲を連発。しかし1985年に解散。活動期間はわずか2年8か月だった。杉山はオメガトライブ時代の曲は、オメガトライブの演奏でなければ“きちんと”歌えないという。「オメガの曲は、このサウンドでなければダメなんです。当時ライヴでやっていた演出も再現してみようと思っているので、昔から応援してくれている人たちは懐かしんでもらえると思うし、新しいファン、若い人が来てくれるなら『80年代ってこんなことをやっていたんだ』と、楽しんでもらえると嬉しい。『あなたのお父さんお母さんの青春時代の日本には、こんな素敵な音楽があったんですよ』ということをちゃんと伝えたい」。当時からのファンはもちろん、昨今のシティポップで増えている若い世代のファンにもメッセージを贈った。このラストツアー、今、杉山清貴とオメガトライブのメンバーは、全国の旅を楽しんでいる。5月20日東京・NHKホールでの再追加公演も完売は必至。プレミアムなチケットになるので、早めに確保しておきたい。公演名:杉山清貴&オメガトライブ~FIRST FINALE TOUR 2024~“LIVE EMOTION”再追加公演日程:2024年5月20日(月)開演18:30会場:NHKホール(東京)チケット:11,000円(全席指定・税込)詳しくは公式ホームページまで。 お問い合わせ:キョードー東京0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日勇気を出して!気になる彼と心の距離を縮めるヒントとは?誰しも異性との距離を縮めるのは難しいもの。一歩踏み出す勇気がない、という女性も多いでしょう。そこで今回は、気になる彼と心の距離を近づけるための3つのヒントを紹介します。目が合ったら笑顔で応える「同じ職場の女性で目が合う度に微笑んでくれる人がいます。こちらも無意識にその人を見てしまうようになりました」(32歳/男性)好きな異性と目が合うと、つい視線をそらしてしまうという女性は意外と多いものです。ですが、そんなときにあえて笑顔で対応することで、男性からの好意を逃すことなく、意識してもらえる可能性が高まります。話しかける「同じ大学の女性がたまに話しかけてくるんです。初めは特別な気持ちもなかったのですが、だんだん気になる存在になってきて、ついには僕から一緒に食事しようと誘うようになりました」(21歳/男性)少し勇気をだして話しかけることで相手の新しい一面を見つけ、共通の話題を増やすことができます。また、顔を見合わせる回数が増えることで、自然と親密度も高まります。共感を示す「あるプロジェクトで同じチームとなった女性が、よく話を共感してくれるんです。僕はその人とより親しい関係を作りたいと思いました」(27歳/男性)人は、相手が共感してくれると相手と自分は同じ考えを持っていると無意識に感じます。その結果「自分をを理解してくれる人」と感じるようになるのです。そのため、共感を表すことで、相手に自然と親近感を抱かせることができます。その結果、好きという感情が生まれることもあるかもしれません。じっくりと焦らずに距離を詰めていくことが大切好きな人とコミュニケーションを取ることは難しく思えてしまいますよね。そんなときには、今回の3つのヒントを思い出してみてください。(愛カツ編集部)
2024年02月23日もやもやを抱えた社畜OLが、唯一の楽しみであるランチタイムによく訪れるカレー屋さん。叱られる新人くんに助け舟を出せなかったことを後悔する主人公は辛いカレーでもやもやした気持ちを流し込もうとしていました。しかし、今日はもやもやが流れた気になったのもつかの間、主人公の背後で喧嘩が勃発。突き飛ばされた男性のヘッドフォンを拾ってあげたのに、「うざい」と暴言を吐かれてしまいました。男性の態度に怒った店員が彼を出禁にしようとするのを止めた主人公。彼が泣いているのを見ていたのです。気付くともやもやは晴れていました。これはカレーだけのおかげではないはず。会社に戻ると、相変わらず新人くんは叱られていました。主人公はペンを置くと…?■前回のあらすじランチタイムから戻ると相変わらず新人くんは怒鳴られていました。これはもはや八つ当たりだと考える主人公。上司は自分に牙を向けてはいないけれど、常に牙を突き立てられているような気がする。意を決した彼女は上司に声をかけたのでした。結局上司の機嫌はさらに悪くなり…無力だった? それでも…結局上司をなだめることはできず、さらに怒らせてしまったのですが…「うれしかった」という一言をもらうことができました。新人くんも思ったよりタフそうでひと安心。なんだか新人くんとの絆が深まったような気がします。次回に続く(全11話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月02日もやもやを抱えた社畜OLが、唯一の楽しみであるランチタイムによく訪れるカレー屋さん。辛口カレーを食べれば、スパイスの力でもやもやした気持ちが流れていくように感じるのです。厳しい会社での自分の情けなさや勇気のなさが許せない彼女。今日もまた、新人くんが叱られてるのに見てるだけだった自分を責めていました。そんな時はいつも頼むスパイスの効いた辛口チキンマサラカリーで元気を補充! するとその時彼女の後ろでトラブルが。■前回のあらすじチキンマサラカレーを食べると、スパイスが弾丸のように攻め込んできてモヤモヤを流してくれる…ように感じる主人公。今日もスパイスの効いたカレーで元気を補充したところですが、彼女の後ろで何やらトラブルが?常連の男性が突き飛ばされた!見てるだけはイヤ!勇気を出して…なのに音が大きいと怒り相手をつきとばした男性は怒って出て行ってしまいました。そこまですることはないのに…。見ているだけの自分はもう嫌。スパイスの力なのか、声をかけた主人公。しかし、ヘッドフォンを拾ってあげたのに「うざい」と言われてしまったのです。勇気を出した意味なかったの?次回に続く(全11話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年10月27日2023年にデビュー40周年を迎えた杉山清貴&オメガトライブのファイナルツアー「〜FIRST FINALE TOUR 2024〜 “LIVE EMOTION”」の開催が決定した。1983年4月にシングル「SUMMER SUSPICION」でメジャーデビューし、1984年1月発売の「君のハートはマリンブルー」、1985年3月発売の「ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-」など、7枚のシングルと5枚のアルバムをリリースしてその活動を終えた。彼らが生み出した楽曲は時代を超えてもなお輝き、昨今の“シティポップ”再評価&再発見というムーブメントもあって、国内のみならず、海外でも愛聴者が急増。80年代にリアルタイムで聴いていた世代はもちろん、若い世代にもその瑞々しいサウンドと楽曲が浸透している。今回のツアーに参加するメンバーは、杉山清貴(ボーカル)、髙島信二(ギター)、吉田健二(ギター)、大島孝夫(ベース)、廣石惠一(ドラム)、西原俊次(キーボード)、大阪哲也(キーボード)、Juny-a(パーカッション)の8人。パフォーマンスと演奏能力の高さに定評のあるメンバーたちによる“青春の80’sシティポップ”の再現は、あの日の思い出がよみがること間違いなし。“ファイナル”と銘打たれるツアーだけに、ここで会えなかったら一生会えない、一生聴けないかもしれない。2024年3月9日の東京・府中の森芸術劇場どりーむホールを皮切りに、ファイナルの昭和女子大学人見記念講堂まで、全国各地でオメガトライブサウンドを届けてくれる。この機会を逃さないようにチェックしてもらいたい。〜FIRST FINALE TOUR 2024〜 “LIVE EMOTION”2024年3/09東京府中の森芸術劇場 どりーむホール3/16山梨YCC県民文化ホール 大ホール3/17松本まつもと市民芸術館 主ホール3/20栃木宇都宮市文化会館大ホール3/22,23大阪フェスティバルホール3/30名古屋日本特殊陶業市民会館フォレストホール3/31埼玉大宮ソニックシティ 大ホール4/06静岡アクトシティ浜松 大ホール4/07横浜神奈川県民ホール4/13兵庫神戸国際会館こくさいホール4/14愛媛松山市民会館 大ホール4/20金沢本多の森 北電ホール4/21新潟新潟テルサ4/28広島広島上野学園ホール4/29福岡福岡サンパレスホテル&ホール5/03仙台仙台サンプラザホール5/04山形シェルターなんようホール 大ホール5/06岩手北上市文化交流センター さくらホール 大ホール5/11京都ロームシアター京都 メインホール5/12静岡沼津市民文化センター 大ホール5/15札幌Zepp Sapporo5/16函館函館市民会館5/19千葉市原市市民会館5/22,23東京LINE CUBE SHIBUYA5/26東京昭和人見記念講堂料金:11,000円(税込) *メモリアルカード付き*未就学児童入場不可公式ホームページでは10月7日12:00より先行販売スタート! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月30日女優の小芝風花が出演する、シーシーアイの新CM「愛と、勇気と、シーシーアイ。」編が1日より、放送される。新CMは、「愛と、勇気と、シーシーアイ。」がキーワード。「世の中や人を思う気持ち」を起点に、どんなに難しいことにも「一歩踏み出す勇気」で研究開発に挑むシーシーアイのものづくりのマインドを伝える。小芝の情熱的な表情にも注目だ。○■小芝風花インタビュー――CM撮影を終えての感想をお聞かせください。今回の撮影セットはとても幻想的だなと思いました。スタイリッシュでかっこいい撮影だったので、私自身すごく新鮮で楽しかったです。照明などにもこだわっていて、スモークも入れたり、光を反射させるために床に水を撒いていたりもしていたので、それがカメラを通してどういう風に映るのか、今からとても楽しみにしています。――今回のCMは普段の笑顔のイメージとは異なるクールな表情が特徴かと思います。クールな表情で内側に秘めた熱意を表現をする上で、難しかったことはありますか?難しいというより、新鮮でとても楽しかったです。こういう役というかストーリーの作品を撮れてうれしいなっていう気持ちの方が大きかったですね。――衣装の白衣もとてもお似合いですね。着用してみていかがですか?実はこの白衣は、スタイリストさんが手作りしてくださっているんです。シルエットにデザインを持たせてくれたり、袖口の裏地にはCCIさんのテーマ色を入れてくださったりして、すごくこだわってくださっているんです。――今回のCMでは「愛と勇気とシーシーアイ。」という言葉がキーワードですが、小芝さんが「愛しているもの」は何ですか?睡眠です! 寝るのが本当に大好きで、お休みがあったら1日中寝たいって思うくらい睡眠を愛しています。ニキビや身体の不調も寝たら全て取れるので、これからも愛し続けたいと思います(笑)。――同じく「愛と、勇気と、シーシーアイ。」にちなんで、最近勇気を出して挑戦したことや勇気を振り絞ったことを教えてください。最近一人旅をしました! 国内ですが自分でチケットを取って飛行機にも乗って。一人で行動することが初めてでとても緊張しましたが、勇気を出してみたら意外と行けるものだなと思いました。知らなかった世界を知ることができました。この勢いで、もっとフットワークを軽く、いろんな世界を見て見たい欲求が出てきたので、チャレンジしてみたいです。――小芝さんも車の免許を取得されていると思いますが、実はシーシーアイは、自動車のブレーキの動作に欠かせないブレーキフルードで世界的なシェアを誇る企業なんです。最初に聞いた時、びっくりしました! 世界で15%シェアされてるんですもんね。数年前に、ドラマの撮影のために運転免許を取得しましたが、都内を走るのがちょっと怖くて全然運転してないんです。安全なブレーキとかアクセルを作るために、今回のCMのようにたくさんの企業のたくさんの努力が詰め込まれてるので、皆さんの努力の結晶が詰まっている車の運転にも挑戦していきたいです!――このCMをご覧の皆さんへメッセージをお願いします。今回のCMテーマが「愛と、勇気と、シーシーアイ。」ということで、その勇気を出す熱意などがぎゅっと詰め込まれたかっこいいCMになっていると思います! ぜひ注目していただけるとうれしいです!
2023年08月01日嫌われる勇気を持てば、人間関係に関する悩みを軽くできるといわれています。ですが実際に周りの人から嫌われるのは、本当に勇気がいりますよね……。そこで今回MOERDOORでは「嫌われる勇気を持つにはどうしたらいいですか?」とアンケートを実施!その結果をご紹介します。気になる結果は……「嫌われる勇気を持つにはどうしたらいいですか?」という質問に、「人に流されないようにすること」と答えた人は全体の53%と、最も多い結果となりました。なお、「自分とは異なる価値観を受け入れられるようになること」と答えた人は30%、「そのほか」と答えた人は17%です。それでは、それぞれの回答者さんが「そう思った理由」についてご紹介します!「人に流されないようにすること」と答えた人は……「自分とは異なる価値観を受け入れられるようになること」と答えた人は……「そのほか」と答えた人は……自分の思うままに生きたいなら……他人に嫌われたくないがために、他者の意見を無理して聞き入れてしまう方も多いでしょう。そこで大切なことは、「自分が今どんな状態なのか?」と周りではなく自分自身を客観的に見つめる目です。嫌われる勇気を持つことは、「自分自身の声を聞いてあげること」の裏返しなのかもしれませんね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年2月17日有効回答数:30名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年03月22日「好き」という言葉以外のセリフで、男性が好意を伝えようとすることもあるようです。男性からあまり聞かない発言をされたなら、勇気を振り絞って本命サインを送っているのかも。そこで今回は、男性が本命のみに言う異例なセリフを3つご紹介します。「君が彼女だったらいいのに」男性から「君が彼女だったらいいのに」と言われたなら、かなり核心に迫ったセリフの可能性があります。「例え話だから、他に好きな人がいるのだろう」と思うかもしれませんが、男性の本心かもしれません。冗談っぽく言われたとしても、男性は勇気を振り絞って好意を伝えている場合もあります。付き合いたい気持ちがゼロの女性に「彼女だったらいいのに」と男性は言わないのではないでしょうか。「実は嫉妬してた」男性が「実は嫉妬してた」と打ち明けるなら、本命のみに言う異例なセリフかもしれません。好きだからこそ、男性はつい嫉妬してしまうのだとか。しかし、嫉妬する自分の小ささに自己嫌悪することもあるようです。そして、葛藤する自分を本命女性が不思議そうに見たとき、理由を説明する場合も。嫉妬していた自分を情けないと思いながらも、不機嫌な理由を誤解されたくなくて、勇気を出して「嫉妬してた」と伝えるのかもしれません。「君といるときが1番楽しい」楽しい気持ちは、男性が本命に伝えやすい感情のようです。しかし「1番」がついた場合、男性が勇気を振り絞った異例なセリフの可能性があります。「君といるときが1番楽しい」には、男性の中であなたが特別な存在だという気持ちが込められている場合もあるのだとか。男性は簡単に「1番」というセリフを使わないのかもしれません。男性のセリフを「異例だな」と感じたなら、あなたへの特別な思いを伝えようとしている場合も。異例なセリフが嬉しいときは、その気持ちを伝えると、心が通じ合うかもしれませんね。
2022年12月25日元女子の井上健斗さんが、元女子の杉山文野さんをゲストに迎えたコラボYouTubeから、文野さんファミリーの妊活・子育てについて紹介します。元女子の文野さんは女性のパートナーと、精子提供をしてもらったゲイの男性と3人で2人の子どもを育てている5人家族(動画の中では子どもは1人ですが、現在は2人目が産まれました)です。トランスジェンダーの健斗さんが思う新しい家族の形とは……!? 動画では、FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の健斗さん(画像右)が、同じくFtMである杉山文野さん(画像左)ファミリーの妊活・子育てについて質問。その様子を対談形式で紹介しています。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 戸籍を変えない理由文野:僕は性的指向や性自認にかかわらず、自分らしく生きることができる社会を目指す団体「東京レインボープライド」を運営しています。個人としては、企業や学校、自治体でダイバーシティに関する研修活動やLGBTQの子どもたちのサポート活動などもをしています。今でも、戸籍上は「女性」です。 健斗:戸籍を変えない理由は? 文野:僕は乳房切除はしているけど、子宮卵巣の摘出はしていないので、戸籍の変更をすることができません。個人的には、身体の違和感から手術をするのは良いけど、手術したいと思っていないのに、戸籍変更の為に手術をするのは変だなと思っています。僕自身はこれ以上、身体も心にも、さらに金銭的な負担をかけてまで生殖機能を取り除くことはしなくて良いと思っています。子どもが欲しいと思ったきっかけ 文野:もともと僕自身は子どもを持つ未来を考えていませんでした。でも2012年に、女性から男性に手術をして戸籍変更をした前田さんという方が【性同一性障害でも父になりたい】と訴えた裁判があり、この判決が僕の人生を変えました。 この方は、女性と結婚して第三者から精子提供を受け、パートナーが妊娠・出産をしたけれど、嫡出子として認められなかったんです。僕はその裁判をニュースで見た時に、「FtMが子どもを持つなんて無理でしょ……」と思っていました。 でも、ひょんなことからその裁判の手伝いをすることになり、実際に会ってみると、どこからどう見ても素敵なファミリーで、これを家族と認めない日本の法律というものに疑問を持ちました。 さらにこのとき、血縁関係にこだわらなければ、子どもを持つということが具体的な選択肢の一つとして感じられました。 結果、最高裁で「妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する」という民法が適用されると判断されたのをきっかけに、子どもを持つことを真剣に検討するようになりました。 僕には10年くらい一緒にいる女性のパートナーがいるのですが、当時彼女の年齢が30歳前後だったので、動き始めるなら年齢的に今かなと思ったことも大きいです。 子作りの方法健斗:どうやって子作りをしましたか? 文野:出産に関する選択肢として話し合った結果、彼女は「自分が産めるなら産みたい」、精子提供は「まったく知らない人からは怖い」と言ったことから、知り合いから精子提供をしてもらい、彼女が出産しようということになりました。 様々に話し合いをした結果、ゲイの友人から精子提供をしてもらうことになり、体外受精で彼女が妊娠・出産をして、今は子どもがいます。 精子提供を受けるにあたって 文野:僕は、異性愛者の人から精子提供を受けることには嫉妬があるから、ゲイの人からの提供してほしいと考えました。 誰が良いか考えたときに、ゲイの中で一番仲が良いゴンちゃんが候補にあがりました。ゴンちゃん(松中 権)はプライドハウス東京の代表で、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表。僕たちと同じ、LGBTの啓発活動を行う仲間です。 結婚式をするとき「病める時も健やかなる時も……」っていう、誓いの言葉がありますよね。友人関係においても同じことが言えると思うんです。良い時に良好な関係を保つのは簡単だけど、悪い時にどれだけ一緒に超えられるかが大事だと思っています。 ゴンちゃんとは今までの活動を共にしていく中で、良いことばかりではなかった。いろんなトラブルに巻き込まれながらも、前向きに、感情的にならずに乗り越えてきた経験がありました。単にゲイだからお願いしたわけではなく、ゴンちゃんに信頼があったからお願いしたいと思いました。 健斗:それは、パートナーと一緒に「この人にお願いしようか」と相談して、声をかけたんですか? 文野:実は偶然にも、同時進行でゴンちゃんとも子どもの話をしていたんですよね。 2015年に、渋谷区で日本初となる同性パートナーシップ制度がスタートしたとき、条例制定に関するお手伝いを、ゴンちゃん含め数名でしていた時期があって。そのとき、子どもの話も自然に何度か話題にあがっていたんです。 ゴンちゃんも「子どもが欲しいけど、今の日本で子どもを持つのは難しいだろうな」と言っていて。僕は飲みの席の話として、「ゴンちゃんが精子提供をして、彼女が産んで、3人で育てるっていうのもありかも!?」などと、例え話として話していたことがありました。 同じタイミングで彼女とも話し始めて、知っている人で信頼できる人が良いという結果に。改めて、場を設けて話し合ったわけではなく、彼女とゴンちゃんと3人で会う機会を少しずつ増やしていきました。 精子提供者と3人で子育て健斗:一般的に精子提供者はあくまで「提供者」という立ち位置。家族として一緒に関わることは少ないのでは? 最初から3人で育てようと思っていたの? 文野:そうだね。養育費も3人で割っているし。最初から3人で子育てしようと思っていたわけではないけど、ゴンちゃんも子どもが欲しいと思っていたわけだし、「協力してください。でも、僕たちに関わらないでください」は違うなと思いました。 健斗:提供者を含め、話し合い。ゴンさんの子育てしたい気持ちも組み込み、新しい家族を作ったってことですよね。これはすごいことだと思います! 文野:不安なことはたくさんありました。制度的に守られない生活の中で生きていくと、どんな問題が起こりうるか。産まれてくる子どもの親になる3人で専門家のところへ行き、ありとあらゆる問題について可能な限り話し合って対策を立てました。 相談したのは、子どもの人権を専門にしている弁護士さん。その時に「育てる大人の数が少なくて困ることはあるけど、大人の手が多くて困ることはない。子どもにとって血のつながりよりも、自分のことを真剣に考えてくれる大人が増えることは良いことだ」って言われて、ホッとしました。 今は一緒に住んでいるわけではありませんが、僕と彼女と子どもたちが一緒に住む家に定期的にゴンちゃんが来るなどして3人で子育てしていますし、保育園の送迎も3人で分担しています。 新しい家族のカタチ健斗:こういう家族の形って今までロールモデルとしてなかったんですけど、可視化することって大事だと思うんですよ。文野さんも最初に2012年の裁判で前田さんのお子さんを見た時に「自分もできるかも」って思ったわけじゃないですか? ロールモデルを知ることで、可能性や選択肢を増やすことができるから、僕は新しい家族のカタチのストーリーを知って欲しいなって思います。 今までは、自分の身体のことや性別について人前で話していたけど、お子さんについて人前で話すことに不安はなかったですか?文野:不安はゼロではなかったです。子どものことを出すかどうかは、僕たちも悩みました。でも、たくさんの可能性や思いを話し合って決めて産まれてきたこの子を「隠される存在」にしたくありませんでした。だから、事実として隠すことはしませんでした。 子どもがいじめられたら?文野:メディアで家族の形・子どもを授かったことを公表した際、「子どもがいじめられたらどうするんだ?」ってよく言われるんですけど。実際、最初に僕たち家族のことを記事にしてもらった時、賛否両論あると覚悟はしていましたが、温かい言葉が大多数でした。 「1つの命が生まれることに対して“否”があるわけがない」という皆さんのコメントがとても嬉しかったです。健斗さん、文野さん、ありがとうございました! 以前も、FtMパパについては紹介したことがありますが、精子提供者と3人で子育てをするというのは、まさに新しい家族のカタチですね。 元女子・健斗さんのYouTubeチャンネルでは、さまざまなLGBTに関する動画が投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。 外部リンク:ジーピットチャンネル(外部サイト)著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年07月31日気になる男性ができても、自分からアプローチするのは勇気がいることでしょう。しかしなにもせずにいると、進展しないまま終了……なんて可能性も。今回は、奥手でもできる「簡単アプローチ」をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。■ 彼好みのものを渡す「これ好きだって聞いたから」と言って、彼の好きなものを差し入れやお土産として渡すのなら、試しやすいのではないでしょうか。自分の好きなものを考えて行動してくれたことに、「かわいいな」と思う男性が多いようです。彼に対する好意がバレる心配もないため、気遣いのつもりで行動してみると、印象アップにつながるでしょう。事前に彼が好きなものや味の好みなどをリサーチしておくといいかもしれませんね。■ 口実を作って誘う直接的なお誘いが難しいなら、「映画のチケットが余ってて」などを口実にしてお誘いするのもいいでしょう。映画にかぎらず、美術館やテーマパークでもOK。友達との約束がキャンセルになったときなどにも使えそうですね。相手も得を感じるお誘いなので、男性にとってもうれしいアプローチのだといえるでしょう。■ 同じタイミングで帰る同じ会社や学校などの間柄なら、さりげなく気になる彼と帰りのタイミングを合わせて一緒に帰ってみましょう。偶然を装うことで、さりげなく彼と接する機会をつくれるはず。ただ、毎回帰るタイミングが同じだと、わざとらしく感じられるかもしれません。恐怖を与える可能性もあるので、週に一度か二度程度に抑えるのがよさそうですね。■ 興味を持って話を聞く「一緒に行きたい!」「私も連れてって」などと積極的に言えないのなら、彼の話に関心を持つのがいいかもしれません。彼の方から「じゃあ一緒に行く?」と声をかけてもらえる可能性も。自分に興味を持ってくれるのは、誰にとってもうれしいことでしょう。さらに、お互い気兼ねなく話せるようになってきたら、2人の共通点を見つけていけるといいですね。共通点を知ることで親近感が強まり、居心地のよさにもつながるはずですよ。■ 勇気を出してみよう自分の気持ちを表現するのは難しいことかもしれません。特別なことをしようとしなくても、少し勇気を出すだけで大丈夫です。できることから少しずつ試し、彼との距離を縮められるといいですね。(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年07月25日「食べるのに、勇気がいる…」思わずそう感じてしまいそうな『おにぎり』が、話題になっています。おにぎりの写真をTwitterで投稿したのは、『雪の妖精』と呼ばれるシマエナガの魅力を発信しているTwitterアカウント『ぼく、シマエナガ。』(@daily_simaenaga)。おいしそうなのに、なぜか人々が食べるのをためらうワケとは…。ヤンキーおにぎり pic.twitter.com/EPfFOI0i5x — ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) July 14, 2022 こんなの、かわいすぎて食べられない…!なんと、シマエナガを再現したおにぎりの上に、リーゼントに見立てた具材が大胆に乗っかっています!ユーモラスでかわいらしい『ツッパリ風シマエナガ』のおにぎりに、多くの人から「食べるのがもったいない」などの声が寄せられました。・海苔の学ランが似合ってる!・かわいい!「シャケ(鮭)んじゃねー」とかいってそう。・最強。これは手出しできません。・か、かわいすぎて食べるのにひよってしまいます!ツッパリシマエナガのおにぎりは、『かわいさ』対決において、全国最強でしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月15日シティポップシーンを代表するボーカリスト・杉山清貴が5月22日、約3年振りとなる日比谷野外音楽堂でのライブを開催した。同会場はこれまで杉山が数多くライブを行ってきた場所であり、杉山本人にとってもファンにとっても思い出深い言わば“聖地”のような存在だ。ライブは1986年リリースの「Shadow」からスタート。爽やかな歌声の中に色気も感じられるソロデビュー初期の人気曲で会場は一気に盛り上がる。「ようこそいらっしゃいました。この今の時間は、みなさん自由な時間です。僕たちも暴れます!」と語ると「そして...夏の夜に」「あの夏の君と」など、タイトルに“夏”を掲げた楽曲を立て続けに披露。初夏の風に乗って響く歌は会場に心地よい空気をもたらした。ライブ中盤で杉山は、種子島の観光大使に任命されたことを発表すると、種子島を舞台にした「波は最高だし」で会場は一気に南国ムードに。「17年通い続けてやっと。嬉しいです。この年になって初めての観光大使、頑張ります。皆さんも種子島に行きましょう」と語りかけた。夜が近づき日が陰り始めると、野音だからこそ感じられるマジックアワーに差し掛かる。ここで披露したのは「月に口づけ」。杉山の美しい歌声をより際立たせるスローバラードだ。光と風といった自然の演出も相まって、会場はしっとりとしたムードに包まれた。「ここからはバラードはありません。盛り上がっていきましょう」という杉山の掛け声の通り、「水の中のAnswer」「渚のすべて」「Double rainbow」とヒット曲が続き、ラストに向けてステージ・客席共にボルテージがあがっていく。「3年振りに野音に戻って参りました。こんなに集まってくれてありがとうございます。あっという間に終わってしまうけど、ここに全てを詰め込みました。」とファンへの感謝を語り、言わずと知れたソロデビュー曲「さよならのオーシャン」を熱唱し本編を締めくくった。鳴りやまないアンコールの手拍子に迎えられステージに再登場した杉山は「野外はやばいね。いつも以上にはしゃいでしまう。それが楽しいんです」と野音のステージに立てた喜びを語る。「(コロナ禍で)みんな不自由な思いをしながら頑張ってきた。世界ではいろんなことが起こっているけど、音楽の世界では、のめりこんで楽しい時間を過ごしてほしい」と「The dream」を披露。夢や平和を思う強いメッセージのこもった楽曲に盛大な拍手が送られた。この歌声が野音の風に乗って世界中に届くことを願ってやまない。ラストは「Livin’in a Paradise」で大いに盛り上がり、約3年振りの野音でのライブは幕を閉じた。今回のライブでは新旧織り交ぜた選曲、さらに表題曲のみならずカップリング曲やアルバム収録曲など、バリエーション豊富な楽曲で構成された。『杉山清貴の35年はどこを切り取っても名曲揃いである』ことを“聖地・野音”で強く印象付けるライブとなったのではないか。35周年を経てまだまだ歩みを止めない、杉山清貴の今後の活動にも注目してほしい。<公演情報>『SUGIYAMA,KIYOTAKA The open air live “High & High”2022』2022年5月22日(日) 日比谷野外音楽堂【セットリスト】M01. ShadowM02. 僕の腕の中でM03. 奪われた倦怠M04. Omotesando’83M05. そして…夏の雨にM06. あの夏の君とM07. Summer againM08. Noah~虹の大陸M09. 無言の DialogueM10. 青空が目にしみるM11. 波はサイコーだしM12. 波M13. Heart of the seaM14. 月に口づけM15. Okinawa in MayM16. Glory loveM17. Shade~夏の翳り~M18. 水の中の AnswerM19. 渚のすべてM20. Double RainbowM21. さよならのオーシャン■ENCOREEn1. The dreamEn2. Livin’ in a Paradise<リリース情報>『Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021-Solo Debut 35th Anniversary-』発売中●Blu-ray【1BD+2CD】11,000円(税込)BD:本編+特典映像(バックステージ、リハーサルの様子を収めた特別映像)CD:Special CD(ライヴ音源)封入特典:フォトカードセット(8枚組)※DVDと共通※初回製造分限定:三方背外箱ケース / 別冊スペシャル・フォトブック(16P)『Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021-Solo Debut 35th Anniversary-』Blu-rayジャケット●DVD【2DVD】7,700円(税込)DVD:Blu-ray と同内容封入特典:フォトカードセット(8枚組)※Blu-rayと共通『Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021-Solo Debut 35th Anniversary-』DVDジャケット関連リンク杉山清貴 official HP杉山清貴 Blog杉山清貴 Instagramキングレコード 杉山清貴アーティストページ
2022年05月23日2022年4月4日、映画監督である園子温(その・しおん)さんに性的関係を迫られたという、複数の女性の証言を、一部の週刊誌が報じました。また、同年3月には俳優や映画監督として活躍する榊英雄さんや、俳優の木下ほうかさんの性行為強要疑惑が報じられています。原作者「映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます」同月12日、作家の山内マリコさんと、柚木麻子さんが、「映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます」という声明を発表しました。過去には、山内さんの作品『ここは退屈迎えに来て』『あのこは貴族』や、柚木さんの作品『伊藤くん A to E』が映画化されています。山内さんたちは、「物語がスクリーンに映し出される感動は、作者として何物にも代えがたい幸せ」とつづりました。一方で、「その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負う」と訴えています。原作者の名前は、映画の冒頭にクレジットされ、その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負います。映画制作の現場での性暴力・性加害が明るみに出たことは、原作者という立場で映画に関わる私たちにとっても、無関係ではありません。不均等なパワーバランスによる常態的なハラスメント、身体的な暴力、恫喝などの心理的な暴力等が、業界の体質であるように言われるなかで、今回、女性たちが多大なリスクを背負って性被害を告白したことは、業界の内外を問わず、重く受け止めるべきと考えます。声をあげてくださった方々の勇気に応えたく、私たちは、連帯の意志を表明します。原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。ーより引用また、「映画業界の内部にいる人たちは声を上げづらい状況にあることを目の当たりにした」という、山内さんたち。映画業界と特殊な関係性を持つ原作者だからこそ、連帯し声を上げられると考えたことが、今回の声明を発表したきっかけだそうです。今後は、契約の段階から適切な主張を行っていくとともに、万が一、被害があった場合は原作者としてしかるべき措置を求めていけるよう、行動するそうです。映画界が抱える問題は、出版会とも地続き声明では、「映画界が抱える問題は、出版界とも地続きです」ともつづっています。これからは、出版界のハラスメント根絶のためにも、声を上げていくという、力強い意志を表明しました。声明には、数々の作家が賛同しています。山内マリコ「さすがにここでアクションを起こさないのは」声明とは別に、山内さんは自身のTwitterで、このように想いをつづっています。ステートメント【原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。】公開しました。小説家は自作が映画化される際、蚊帳の外というか、直接なにか意見を言える機会はとても少なく、言っても反映されることはまずない無力な存在(わたしだけか)ですが、 — 山内マリコ (@maricofff) April 12, 2022 一連の性加害報道を受けて、さすがにここでアクションを起こさないのはどうなんだと思い、映画化経験のある知人作家まで、という小さな括りで賛同者を集めました。— 山内マリコ (@maricofff) April 12, 2022 また、「ここから何かが変わることを心から望みます」ともつづりました。山内さんたちの力強いメッセージに、ネットからも賛同の声が上がっています。・映画ファンとして、賛同します。勇気ある行動に拍手を送りたい。・声を上げることは大切なことだよね。一時的なニュースとして話題になるだけじゃなく、いい方向に変わっていかないと。・「素行は悪いけど、あの人の作る作品は素晴らしいから」ということがなくなることを祈ります。・素晴らしい、大切な一歩だと思う。作品を楽しむ側も、ハラスメントに対しては厳しい声を上げたいね。まずは、原作者として声を上げた18名の作家たちの勇気ある行動に拍手を送りたいですね。そして、この声明が、映画業界や出版業界のみならず、さまざまな業界によい影響をもたらすことを願います。[文・構成/grape編集部]
2022年04月13日2022年1月24日、男子高生を暴行したとして、28歳の男性が逮捕されたことが報じられました。FNNプライムオンラインによると、同月23日、男性は栃木県内を走行中のJR宇都宮線の車内で、加熱式のタバコを吸っていたといいます。この日、電車に乗っていた男子高生は、男性に向かって「タバコ、やめてもらえませんか」と注意を促しました。すると男性は殴ったり蹴ったりと加害し、自治医大駅のホームに降りた後も暴行を続け、右のほおを骨折させるなどの重傷を負わせた疑いが持たれているとのことです。その後、男性は逃走したものの、夜に宇都宮駅で逮捕。一連の容疑を認めているといいます。※写真はイメージJR東日本は、普通列車を全面禁煙化しています。男子高生の指摘はもっともであり、男性の行為はルールに反したものです。正しい行動をとったことによって逆上され、ルールを破った大人に子供が暴行されるという、悲しい事件。今回の事件が報じられるとネットではまたたく間に話題になり、多くの人が男子高生の行動を称賛しました。・彼は間違ってない。それなのに、こんな事件になるのは悲しすぎる。・男子高生は素晴らしい!えらい!そして、1人の大人として謝りたい気持ちになった…。・正しい人が損をするなんて、つらすぎる。勇気ある行動に拍手を送りたい。逆上されるリスクがある以上、見て見ぬふりをしたほうが安全なのは誰もが理解しているはず。しかし、そんなリスクがある中ルール違反を注意をした男子高生の行動は称賛に値するでしょう。事件を耳にした人からは、「男子高生の心のケアをしてほしい」という声が上がっています。未来ある子供が良識ある大人によって守られることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年01月24日いいなと思う男性ができたら、自分から積極的にアプローチをする方もいるでしょう。勇気を出してやったことでも、男性にとっては恐怖に感じることもあるのだとか。今回は、やりすぎアプローチをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。■ 目を見つめ続ける「対面で話をするとき、ずーっと目を見つめられて話されると怖いです。なんか気まずいし狙いを定められてる感じもするそ、そういう子とは恋愛できないなって思います」(21歳男性/学生)会話するときには目を見るのが大事とはいえ、ずっと見続けるのは恐怖を感じさせることも。目を合わせるためや、ただ見つめたいがためにやっていても、男性からすると事細かく監視されている気分になるのだとか。視線の力は、自分が思っている以上に大きいのかもしれませんね。見つめたい気持ちをこらえ、話を聞くときだけ目を見たり、ときにはほかの方向を見たりして威圧感を与えないようにしましょう。■ しつこくLINEを送る「仕事の付き合いでLINE交換した女性がいたんですけど、その日から毎日LINEが来たときはさすがに怖かったです。好意があるのは伝わってきたんですけど、勢いがすごすぎて……受け止めきれなかったですね」(26歳男性/建築)気になる男性と関わる手段がLINEしかない状態だと、ついLINEに頼りがちに。しかし関係性が出来上がっていないうちに毎日連絡を続けると、面倒くさい印象を抱かれることも。自分の気持ちを伝えるためだけでなく、あくまでもお互いのことを知り合うために使えるといいですね。相手の反応を見ながら、ペースや内容を合わせていきましょう。■ 一方的にプレゼントを贈る「ワインが好きって言ったら、会うたびにワインをプレゼントしてくる子がいて。安いものでもないし、付き合っているわけでもないのに、正直怖かったです。こちらの気を引きたいのは痛いほど伝わってきたんだけど……ちょっと違うって思っちゃいました」(25歳男性/人材)プレゼントを贈って、彼の気を引きたいと考える方もいるかもしれません。彼のことを思って、喜んでもらおうとするのはいいことです。しかし会うたびにプレゼントを贈ったり、あまりにも高価なものだと気が引けるという男性も。なにか見返りを求められている気がするという意見もありました。なにかを贈るにしても、小さなお菓子やコーヒー程度に留めておくのがいいでしょう。■ 独りよがりにならないように!アプローチをする勇気があるのはとても素晴らしいことです。しかしそれが空回り、彼に恐怖を与えていては意味がありません。彼の気持ちに寄り添ったアプローチをすることで、効果を実感できるようになるのではないでしょうか。(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月19日好きな人ができると、「自分から告白しよう!」と思い立つ瞬間もあるのではないでしょうか。とはいえ、告白するのには勇気がいるし、うまくいかなかったときのことを考えると不安もなるはず。今回は、告白する前に意識したほうがいいことをご紹介します。■ 「この人しかいない!」を捨てる告白しようと思うのは、「自分にはこの人しかいない!」と思ったからでしょう。しかしあえて、「でもこの世にはほかの人もいるし、こだわる必要はない」と冷静になることも大切です。視野が狭くなると、依存した恋愛をしがちに。少し肩の力を抜いて告白に臨めるよう、こだわりを捨ててみるのもいいかもしれません。■ 脈ありかを見つめ直す告白するときには、うまくいくのを期待することが多いはず。ある程度うまくいく確証がないと、告白に踏み切れないという人もいるでしょう。絶対に失敗したくないと思うのなら、今までの思い出や相手の言動を振り返ってみて、脈ありかどうかを考え直してみてはいかがでしょうか。それが勇気につながることもあれば、思いとどまることになる可能性も。自分がどうしたいのかは、過去を見つめてみるとわかることがあるかもしれませんよ。■ 振られる可能性を視野に入れる脈ありかどうかを考えても、自分の予想が100%当たるとは言い切れません。そのため、振られる可能性も視野に入れることになるでしょう。「振られるならやめておこう」と思うのか、「振られてもいいから告白しよう」と思うのか……。ダメでもともと、伝えられるだけでいいと心から思えるかを再確認しましょう。■ 考え方次第で可能性は広がる恋愛だけでなく、人間関係は1人だけの頑張りではいいものは築けません。お互いに歩み寄り、努力し合うことが必要になります。あなたが頑張っても、どうしてもうまくいかないことだってあるでしょう。そんなときには「縁がなかった」と考えるようにするといいかも。うまくいったときには、その縁をさらに大切にできるはずですよ。(TETUYA/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月11日気になる男性ができても、自分から積極的にアプローチするには勇気がいりますよね。しかしなにもせず立ち止まったままでは、このまま進展できない可能性も。今回は、男性をドキッとさせるアプローチをご紹介します。できることから取り入れてみてくださいね。■ 笑顔でほめる「職場の忘年会のとき、隣に座ってた女の子に『○○さんってすごく頼りになりますよね』って、突然笑顔で言われてドキッとしました。それまでなんとも思ってなかったけど、それ以来なんかすごく気になって目で追っちゃうんですよね……」(28歳男性/メーカー)男性は、女性からふいにほめられると、それだけでドキドキすることもあるのだとか。日ごろから彼を観察し、いいところを見つけておきましょう。お酒の力を借りれば、サラッとほめられることも。いつもは見せないほんのり赤くなった顔に、さらにドキッとさせられるかもしれませんよ。■ ボディタッチ「仕事帰りに行った合コンで、暑かったからシャツを腕まくりしてたんです。そしたら、向かいの女の子に『スポーツしてるんですか?私腕フェチなんです。筋がたまんないです』って言われて、自分でわかるくらい顔が真っ赤になってしまいました……。『ちょっとだけ触ってもいいですか?』って恥ずかしそうに触れられると、俺に気があるのかなと思いながらもうドキドキが止まらないです」(32歳男性/SE)ボディタッチは定番のアプローチ方法ですが、効果は絶大なようです。ただ、どこでも触ればいいというわけではありません。彼が自信ありそうなところや、触れても違和感がない手や腕から始めるといいかもしれません。ほめ言葉も合わせると、さらにドキドキさせられそうですね。■ デートの別れ際に「一緒にいたい」「共通の趣味という理由で、職場で仲のいい女性と野球観戦に行きました。夜7時過ぎには試合が終わり、試合前にランチもしてたからそのまま解散かなと思ってたら、『楽しかったなぁ、なんか寂しいからもうちょっとだけ一緒にいてもいいですか』って言われてキュンとしました。前からいい子だなと思ってたけど、それ以来一気に気持ちが大きくなりましたね」(29歳男性/コンサル)デートの別れ際は、楽しければ楽しいほど名残惜しさを感じるもの。「もう少し一緒にいたい」と言われると、思わずキュンとするという男性も。恥ずかしくて言いづらいときには、「楽しかったからまだ一緒にいたいな」と冗談っぽく笑顔で言ってみるのもいいかもしれません。■ 勇気を出すことも大切!いつもは勇気が出なくてアプローチできない……という人も、ここぞのタイミングでは思い切って行動してみてはいかがでしょうか。少しの勇気が、大きな変化をもたらすかもしれません。彼に思いを届けられるよう、試してみてくださいね。(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月07日11月14日にスタートした、杉山清貴のソロデビュー35周年を記念したバンドツアー「Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021 〜Solo Debut 35th Anniversary〜」。ツアーファイナルとなる12月25日(土)LINE CUBE SHIBUYAでの公演のライブ配信が決定した!杉山清貴&オメガトライブの活動を経て、1986年5月にシングル「さよならのオーシャン」でソロアーティストとして始動。80年代、90年代、2000年代、2010年代とコンスタントに作品をリリースし続け、2018年から“杉山清貴&オメガトライブ”としての活動も展開しつつ、2020年には80年代のシティポップの雰囲気も感じさせるオリジナルアルバム『Rainbow Planet』もリリースした。今回のツアーは、周年ライブであり、ソロとしては久しぶりのバンドツアーということもあって、まさにファン待望のツアーとなった。ライブはソロデビュー曲「さよならのオーシャン」で始まり、アルバム『beyond…』『realtime to paradise』『kona weather』『here & there』と、ソロでの歴史を辿るかのように初期のアルバムの中から楽曲を披露していく。今回のステージでフィーチャーされているのは80年代と90年代の作品。そして、後半はソロ30周年を迎えた2016年以降の作品も多く披露した。80年代、90年代、そしてここ数年の中でのターニングポイントとなった楽曲たちが繋がって、杉山清貴のストーリーを描き出したライブは配信でも見応え十分。チケットの発売期間は2021年12月20日〜2022年1月20日まで。年末年始に杉山清貴の歌声にぜひ酔いしれてほしい。杉山清貴「Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021 〜Solo Debut 35th Anniversary〜」11月23日(火・祝)群馬・昌賢学園まえばしホール 小ホール※公演終了いたしました。11月27日(土)埼玉・飯能市市民会館 大ホール※公演終了いたしました。12月4日(土)宮城・仙台PIT※公演終了いたしました。12月5日(日)新潟・新潟LOTS※公演終了いたしました。12月11日(土)広島・BLUE LIVE HIROSHIMA※公演終了いたしました。12月12日(日)福岡・電気ビルみらいホール※公演終了いたしました。12月16日(木)愛知・Zepp Nagoya※公演終了いたしました。12月24日(金)大阪・森ノ宮ピロティホール12月25日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA☆ライブ配信あり!(問)キョードー東京0570-550-799★配信チケット情報★・視聴券料金(税込):4,500円・販売期間:2021年12月20日(月)〜2022年1月20日(木)※当日の生配信とアーカイブで一部曲が異なります。・詳細はこちらから→ 公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月20日好きな人ができても、自分からはあまりアプローチできない人もいるはず。勇気が出なかったり、自信が持てなかったり……人によって理由はさまざま。今回は、好きな人と仲良くなるために意識したいことを3つご紹介します。できることから意識していきましょう!■ 1:まずは自分から声をかけるどれだけ勇気が出ないといっても、自分から声をかけないことには始まりません。「おはよう」など、あいさつから始めるのがいいでしょう。明るく元気に言えなくても、笑顔は忘れずに。それだけでも彼のなかで好印象になるはず。思い切って声をかけてみると、だんだん抵抗なく話せるようになっていくかもしれませんよ。■ 2:誠実な対応をする関係を進展させるには、会話は欠かせないもの。ただ話をきけばいいというわけではありません。ポイントは「誠実さ」。話を聞くときは目を見てリアクションし、話をするときには反応に困らせないような話題を選ぶなど……。相手が話をしているのに携帯をいじったり、上の空でいたりするのはNG。誠実な印象を抱いてもらえたら、もっと仲良くなりたいと思ってもらえるはずですよ。■ 3:距離は徐々に縮める恋をすると、「相手のことをもっと知りたい」と思う気持ちが増していくはず。つい質問ばかりをしてしまいがちですが、まずは自分の心を開くことから始めましょう。人は、自分に心を許してくれている人に対して自然と心を開いていくもの。相手のことをよくわからないまま自分のことを話したいとは思う人は少ないでしょう。急ぎすぎず、徐々に距離を縮めることを意識してみてはいかがでしょうか。■ 焦りは空回りのもと「好き」と思ったからといって、すぐに恋愛関係に発展させる必要はありません。その考えをやめるだけでも、肩の力が抜ける気がしませんか?まずは人として仲良くなることを意識してみましょう。少しずつ、でも確実に距離を縮めていってくださいね。(柚木深つばさ/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年12月09日思い切って彼に告白しようと考えている方はいませんか?告白は勇気だけではなく、どう伝えるかも大切なようです。今回は、男性がOKしたくなる告白の言葉をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。■ 「あなたの彼女になるのが目標」「職場の後輩から『彼女になるのが目標なんです』って言われたことがあります。7つ歳が離れていたので彼女としてはどうかなと悩んでいたけど、健気な姿にキュンときて迷わずOKしました」(32歳男性/印刷)とくに年の差がある場合だと、相手から恋愛対象として見られているのか不安なることもありますよね。恋愛対象として意識されているかわからないときにピッタリな言葉でしょう。きちんと目を見て伝えることで、本気度をわかってもらえるはずですよ。■ 「そろそろ友達卒業したい」「サラッと『そろそろ友達卒業したくない?』って言われたときは時が止まりましたね。友達の次は恋人しかないじゃんって。ただ「好き」って言われるよりも直球な感じがするので、思わずOKですね」(27歳男性/アパレル)仲がいい男友達や鈍感な男性にはピッタリでしょう。いやでも「彼女」を想像させる言葉には、彼もドキドキするはず。ストレートに告白しづらい方も取り入れやすいのではないでしょうか。■ 「私を選んで」「元カノと別れてからウジウジしていた自分に、今の彼女が「私じゃダメかな?私を選んでくれたらそんな悲しませないよ」って言ってくれたんです。弱っていたので心に響いて、勇気づけられたような気持ちになりました」(28歳男性/介護)強気で大胆なセリフだからこそ、男性の心をつかめることもあるはず。別れたばかりの男性や恋愛に対して控えめな男性には響きやすいでしょう。勇気を出して伝えてみるといいかもしれませんね。■ あなたらしさを大切に告白するときには、なんて伝えればいいのか迷う人もいるでしょう。大切なのはあなたらしさ。あなたの言葉でまっすぐ思いを伝えれば、きっと気持ちは伝わるはずですよ。(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年12月08日基本的に、ほとんどの男性は、女性からの告白をうれしく思うでしょう。しかし、せっかく勇気をふり絞った告白でも、伝え方によってはマイナスな印象を与えてしまうことがあるんです。今回は、実際の男性の声をもとに、女性から告白されたけどうれしくなかったエピソードをご紹介します。こんな告白の仕方は、しないほうが賢明ですよ……!■ 急かされる「良い雰囲気だったし、もう少し待ってから告白しよう……って思ってたときに『告白してくれないの?』ってふてくされて言われたときは、気分が一気に萎えましたね……。両思いだったのはうれしいけど、なんか言い方がいやでした」(25歳男性/ゲーム)この男性曰く、告白してくれないことを非難しているようにも聞こえたのだとか。告白して欲しくて待ちきれなかったのかもしれませんが、これでは告白を強要しているようにとられてしまっても仕方ないのかも……?男性は、自分が納得した状況になるまで告白を見計らっていることもあるのをお忘れなく。■ まるで当然のように…「『私のこと好きだよね?』って聞かれたことがあります。確かに気になってはいたけど、この言い方する人、付き合ったら大変そうだなと思って『友達としてね』と答えました」(20歳男性/学生)付き合う前のあいまいな状態でデートを繰り返していると、相手の気持ちがわからなくて不安になるかもしれません。とはいえ、こうやって正面から聞いてしまうと、せっかく付き合えたかもしれないチャンスを逃してしまうかも。好きだよね?という質問ではなく、「好きです」ってストレートに言った方が、気持ちが伝わるでしょう。■ 自分から告白したはいいものの…「告白してきてくれたのでOKを伝えたら、『でも本当は、そっちから告白してほしかった』って言われて、気分が下がったことがありました」(26歳男性/アパレル)男性からすると、「告白してきたくせにその言い方されても意味が分からない」とのこと……このカップル、あんまりうまくいかない気がしますね。愚痴っぽい言葉を言うにしても、もう少しかわいく言わないとダメだったのかもしれません。自分からの告白、確かに恥ずかしい気持ちとか、いろいろあったと思います。でも、どっちからの告白でも「付き合える」ことには変わりありません。告白はあくまでもそのための手段でしかないんです。恋愛は、勝った負けたではありませんし、自分から告白した勇気を褒めてあげたいなと思ってしまいます。■ 気持ちを伝えるには…好きなひとに告白するのは勇気がいるからこそ、つい余計な一言を言ってしまうこともあります。でも相手の気持ちになって、気持ちよく受け入れてもらえるように注意してみてくださいね。(大木アンヌ/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年12月01日11月14日、杉山清貴のソロデビュー35周年を記念したバンドツアー「Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021 〜Solo Debut 35th Anniversary〜」が横浜・KT Zepp Yokohamaからスタートした。Photo by ITSUKA (AMP UP)杉山清貴&オメガトライブの活動を経て、1986年5月にシングル「さよならのオーシャン」でソロアーティストとして始動。80年代、90年代、2000年代、2010年代とコンスタントに作品をリリースし続け、2018年から“杉山清貴&オメガトライブ”としての活動も展開しつつ、2020年には80年代のシティポップの雰囲気も感じさせるオリジナルアルバム『Rainbow Planet』もリリースした。今回のツアーは、周年ライブであり、ソロとしては久しぶりのバンドツアーということもあって、まさにファン待望のツアーとなった。注目したいのは、入江誠(ギター)、山本連(ベース)、宮崎裕介(キーボード)、アンドウヒデキ(シンセサイザー)、SION(ドラム)という今回のバンドメンバー。ライブのMCで「私も含めた平均年齢が35歳でした」と杉山が言っていたが、杉山がソロデビューした1986年に生まれていたのは宮崎だけという若いミュージシャンたちが集結。その理由を「今年は私のソロ35周年。せっかくですから、最近やってなかった80年代の曲をメインにしてもいいかなと思いまして。そうなると演奏陣も勢いのある感じで選んでみました」と語った。Photo by ITSUKA (AMP UP)ライブはソロデビュー曲「さよならのオーシャン」で始まり、アルバム『beyond…』『realtime to paradise』『kona weather』『here & there』と、MCでの宣言通り、ソロでの歴史を辿るかのように初期のアルバムの中から楽曲を披露していく。「80年代はイケイケで、何も怖いものはないという感じでした。いろんなタイアップをいただいて、そのたびに自分のスキルも上がっていったので突っ走っていた感じでしたね。3枚目のアルバムでちょっと違う方向性に行ったり、ちょこちょこ自分の歩く道を変えながらやってきましたので、そんな流れを今日のステージでも感じていただければと思っています」と、曲間のMCでは当時の頃を振り返り、90年代にロサンゼルスでレコーディングしていた時のことなど、たくさんのエピソードも聞かせてくれた。今回のステージでフィーチャーされていたのは80年代と90年代の作品。そして、後半はソロ30周年を迎えた2016年以降の作品も多く披露した。「90年代に試行錯誤しながら音楽に向き合い、2000年代に入るとKTバンドでしっかりとレコーディングを始めました。でも、KTバンドとの作品はちょっと毛色が違うので、それはまた別の機会に。2016年に『OCEAN』というアルバムが出来上がった時、“俺はこんなアルバムを作りたくてずっと悩んできたんだな”って思いました。それからは、自分の作品うんぬんというより、いい曲を歌いたい、かっこいい曲を歌いたい、今までなかったことをやりたいと思って1枚1枚作ってきました。アレンジャー、作曲家など、新しい人と出会って、新しい刺激を受けて、眠っていたものがムクムクと目覚める感じをここ数年受けております」と、最近の楽曲には新たな挑戦が詰まっていて、「楽しくてしょうがない」という気持ちになっているようだ。ツアーが始まったばかりなので、詳しい楽曲(セットリスト)は伏せておくが、80年代、90年代、そしてここ数年の中でのターニングポイントとなった楽曲たちが繋がって、杉山清貴のストーリーを描き出したライブとなっている。「本当に久しぶりにあの時代(80年代、90年代)の曲を本気で歌いました。去年からコロナでグシャグシャになってますが、少しずつエンタメの世界も理解してもらえるようになってきていて、できる限りのことをして皆さんをお迎えしています。これから年内ずっと旅をして回っていきますので、またどこかでお会いできたら嬉しいです。ありがとう!」と、アンコール時のMCでは達成感に満ちた表情でファンに呼びかけた。Photo by ITSUKA (AMP UP)「自分の過去の作品が、命を吹き返す感じがしていて興奮しています」と杉山自身が話していた通り、フレッシュなバンドメンバーの演奏で瑞々しく再生される名曲たちを、ぜひライブ会場で味わってもらいたい。杉山清貴「Sugiyama Kiyotaka Band Tour 2021 〜Solo Debut 35th Anniversary〜」11月23日(火・祝)群馬・昌賢学園まえばしホール 小ホール11月27日(土)埼玉・飯能市市民会館 大ホール12月4日(土)宮城・仙台PIT12月5日(日)新潟・新潟LOTS12月11日(土)広島・BLUE LIVE HIROSHIMA12月12日(日)福岡・電気ビルみらいホール12月16日(木)愛知・Zepp Nagoya12月24日(金)大阪・森ノ宮ピロティホール12月25日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA(問)キョードー東京0570-550-799公式サイト Text by Takanobu Tanaka /Photo by ITSUKA (AMP UP)Photo by ITSUKA (AMP UP)Photo by ITSUKA (AMP UP)Photo by ITSUKA (AMP UP) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月16日「不妊治療をしています」「していました」ということをなかなか周りの人たちに言いづらかったのですが、勇気を出してカミングアウトすることで、職場で配慮を受けられたり、仲間が見つかったりすることがありました。「不妊治療をしている(いた)ことを周りに伝えてよかったな」と感じた私の体験談をお伝えします。 不妊治療のため、勤務時間を調整してもらえた 不妊治療を始める前は、フルタイムのパートとして週5日、1日8時間働いていました。でも、不妊治療を始めると、治療のために休みがちになってしまいます。しかも病院からは「生理1〜3日目までに来てください」とか「次は明後日来てください」と言われるので、前もって通院の予定が立てられません。 はじめは「不妊治療するなら、仕事を辞めるしかないのかなぁ」と思ったのですが、ダメ元で上司に「不妊治療を始めたいので、勤務時間を短くしてほしい」とかけあってみることにしました。上司は驚きつつも快く承諾してくれて、短時間勤務だけど健康保険もそのまま加入し続けられるように配慮してくれました。 短時間勤務になったあとは、可能な限り勤務後の時間に通院の予約を入れるようにして、できるだけ仕事を休まないように調整し働き続けることができました。もちろんどうしても休まないといけないこともありましたが、上司も事情をわかってくれているので、後ろめたい思いをすることもなかったです。仕事を辞めなかったことで、妊娠後も働き続けることができ、産休・育休もとらせてもらって育休給付金を受給できたので、経済的にも助かりました。職場には感謝していますし、勇気を出して伝えてよかったなと思っています。 SNSで同じ悩みを持つ人と繋がった不妊治療は夫婦で取り組むものですが、一般的に通院回数などは女性のほうが多く、精神的にも肉体的にも女性にかかる負担の方が大きくなりがちだと思います。 私は不妊治療中、夫がつらさをあまり理解してくれていない気がして、気が滅入ってしまうことが多くありました。 例えば、年賀状を見ているとき。夫が「俺たちよりあとから結婚した友だちのところに子どもが生まれたんだって、早いよね」と言ってくるのです。夫に悪気はないのですが、「なんでわざわざ神経を逆撫でするようなこと言うの?」と苛立ってしまいました。 そんなときに逃げ込んだのがSNS。不妊治療中の見ず知らずの人たちと繋がり、夫への愚痴ツイートや、「つらい、しんどい」というツイートにコメントしあうことで心が晴れて、「また治療頑張ろう」という気になれました。私はSNS上では本名を公開していなかったので匿名ではありますが、治療内容や思いをオープンにすることで、心のバランスを保っていた気がします。 ママ友との絆が深まった体外受精をして第1子を授かって2年、再度体外受精にチャレンジして第2子を妊娠することができました。 そのころ公園で仲良くなったママ友と話していると、そのママ友が「うちも2人目が欲しいけど、なかなかできないからうらやましい」と打ち明けてくれました。 私が「実はうちは2人とも不妊治療で、体外受精でね……」と伝えると、ママ友は驚きつつ「いや実はうちも今クリニックに通い始めて人工授精から始めていて……ねぇねぇ、最終的にいくらかかった? 体外受精の体への負担ってどうだった?」と、 かなり会話が弾み、自分の経験をママ友に伝えることができました。悩みを共有するもの同士、絆が深くなった気がしますし、そのママ友とは引越して離れたあとも連絡を取り合う仲です。 不妊治療中はいろいろなことをひとりで抱え込んで悩んで孤独になりがちでしたが、会社にも理解ある人がいたり、周りの友だちにも不妊治療中の人がいたので、勇気を出してカミングアウトしてよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/しおみなおこ 著者:矢野あい子2歳の女の子、0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かる。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこフリーランスイラストレーター。女性向け媒体をメインに、「大人かわいい」テイストのガールズイラストを描いています。夏とワインが好き。
2021年07月27日気になる男性がいても、自分から告白するのってとても勇気が必要ですよね。成功してお付き合いできれば幸せですが、どうしても失敗したときのことを考えてしまう人も多いのでは?そこで今回は、恋愛に一歩踏み出す勇気を出す方法をご紹介します。■ 行動を起こさなかったときの未来を想像する過去を振り返ったら、今度は未来のことを考えてみましょう。まずは思い出した過去とリンクさせるために、「もしこのままなにもせずときが過ぎたらどうなるだろうか」ということを考えてみます。どうなりそうですか?結局また、転勤などで彼とは会えなくなり、後悔する自分が見えますか?もしくは、他のライバルに彼を取られてしまう……なんて可能性もあるでしょう。もし先に自分が告白していれば、嫉妬で苦しむこともなかったかもしれません。そうやって自分を追い込んでいきましょう。■ 過去の後悔した経験を思い出す勇気を出すためには、自分を追い込むことが大切です。自分の過去にあった出来事で、「勇気が出せずに後悔した経験」を思い返してみましょう。性格はなかなか変えられるものではありませんから、現時点で臆病な性格の方は過去にも似たような経験が少なからずあるはずです。好きになった男性が居たけど、結局思いを告げられないまま離れ離れに……なんてことがありませんでしたか?そして、そのときにとても後悔しませんでしたか?後悔した経験は、同じことを繰り返さないようにするための糧になります。■ 付き合えた未来を想像する暗い過去や未来を考えたのは、自分自身で逃げ道を塞ぐための措置です。ただ、これだけでは前に進むために充分な対策とは言えません。最終的に自分で一歩を踏み出すためには、もっとポジティブな考え方が必要です。それはもちろん「付き合えたときの喜び」に他なりません。彼と楽しくデートしたり、イチャイチャしたり、とにかく自分のイメージする理想の未来を想像してみましょう。失敗したときのことなんて見えなくなるくらい、幸せな未来で埋め尽くしてください。■ 気になる彼にはどんどんアピール!同じ女性でも、自分からどんどんアタックしていく方を羨ましいと思ったことはありませんか?彼女たちは別に、失敗するのが怖くないわけでも、悲しくないわけでもありません。単に臆病なマイナス面の気持ちより後悔したくない、幸せになりたいというプラス面の気持ちが強いだけです。幸せは自分で掴み取るものですよね。失敗を恐れず、当たって砕けましょう。(水林ゆづる/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月08日男性と何回かデートを重ねていい雰囲気になっているのに、なぜか告白されないといった経験はありませんか。もしかしたら、男性に勇気を持たせるためのアプローチが足りないのかもしれませんよ。そこで今回は「男性が『告白を決意』する、女性からの一言」を紹介します。■ 「待つの疲れるんだけど」「気になってはいるけどいまいち告白するのは自信がない子から『待つの疲れるんだけど』と言われて、ドキっとしました。すぐに告白しないとって思いました」(27歳男性/事務)男性に告白を決意させるのはもちろんですが、言ってからしっかりと行動に移してくれる男性は素敵ですよね。■ 「いたら来ないよ」「以前は冷たくしてしまったけど、また会いたいとデートに誘ったら大成功。手をつないていい雰囲気になったときに、『いま彼氏いるの?』と聞いたら『いたら来ないよ』って……。このまま誰かにとられちゃうのは嫌で、そのまま告白しました」(30歳男性/営業)いい雰囲気のデート、手もつないだしうまく行きそう……。そんな安心のほかに男性の背中を押すものがもう一つ。「横からほかの男にさらわれるかも」という不安です。「彼女は魅力的だからほかの男も狙っているのでは?人にとられるのは嫌だから告白しないと!」このような心境の男性を刺激するのが、「いたら来ない」という言葉なのです。ここで、ちゃんと告白して付き合っておかないと、次はないかもと揺さぶりをかけるのでしょう。■ 「どうしたのー?」「いまの彼女は、僕が告白のきっかけがつかめなくてモジモジしてたら『どうしたのー?』って僕の目を見ながら『告っていいよオーラ』を出してくれたので助かりました」(26歳男性/営業)告白は男性がするもの、思っている女性も多いのでは?しかし、告白となると誰だって勇気が要るものです。いざ告白するというときに男性がモジモジしつづけていたら、「はっきりして!」と叫びたくなることも。そんなときは「はっきり言えないなら、その程度の気持ちでしょ?」と冷めた態度をとったり、「気まずい」と何も気づいてないふりをしたりしていませんか。そんなことでも、男性の気持ちは簡単に折れます。「はっきりしろ!」「いっそ私から言った方が」なんて苛立ちは見せず、「告ってOK」「失敗させません」というオーラを出したのがこのケース。「本気だからこそ強く押せない」男性もいます。彼らのペースを守らせることも、時には大事なようです。■ お膳立てをしてあげて本当に好きなら、こっちがどんな態度でいてもちゃんと告白するのが男でしょ?なんて思っていませんか?うまくカップルになる女性は、自分からきっかけを作るなどの「お膳立て」をしています。多少の手助けで彼が勇気を出してくれるなら、やらない手はありません。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)【ほかにも】告白を後押しされた!女性からのひと言presented by愛カツ ()
2021年07月01日恋がしたいけど、恋をする勇気が出ない……。そんな風に思うことはありませんか?落ち込む必要はありません!素敵な恋をするために、自分に自信をつける方法をご紹介します。■ なぜ自信がないか考える恋に前向きになれない原因は、自分なりになんだと思いますか?たとえば年齢にコンプレックスを抱いている、ルックスに自信がない恋愛経験に乏しく、恋の仕方がわからない、仕事が思うようにできないなど……。不安材料が増えるほど、自分への自信はなくなってしまうものです。「恋をすること」はいつでもできるようで、なかなかできないもの。なぜなら恋人を作るためには、相手が声をかけたくなるような、魅力ある人物になる必要があるからです。実際、雰囲気が暗くなにか思い詰めているような人に、なんとかしてあげたい気持ちにはなっても、異性の魅力を感じる人は少ないでしょう。まずは、自分自身を客観視することです。いまの自分はどういう状況なのか。自分のいたらなさに気づけたとき、あなたの自信は作られます。■ 日々を充実させる恋をするからには、自分の心の余裕が不可欠です。心の余裕を作るということは、生活を安定させ毎日を充実させるということ。そのためには仕事に精を出したり、趣味を持って友達を増やしたり、毎日を楽しく過ごすことが大事なポイントになってくるでしょう。恋をするのに年齢、ルックスは関係ありません。要は相手のことを好み、相手を大事にできればいいわけです。相手を支えるためには、まずは自分をしっかりと支えてあげること――。自分を卑下し、悲観するよりも自分を高め、毎日を明るく過ごせる女性のほうが魅力的で、相手を幸せにできるはずです。■ 魅力的な人のマネをする自分自身を客観視するのは難しい作業です。自分のいたらなさを知るためには、魅力的な人やモテる人に目を向けるといいと思います。あなたの身の回りで、男女問わず友達が多くて、いつも人気が集まっている人はないでしょうか。職場でも飲み友達でも、サークルの仲間でもなんでも構いません。「この人みたいになりたいな」という、つい嫉妬してしまうほどモテる人がいたら、相手がモテる理由、見習うべきところをぜひ観察、分析してみてください。相手と自分を比べて落ち込むことはありませんよ。あくまでも反省材料に留めながら、モテる人のような存在に自分がなれるよう、意識を高く持つことが大切です。■ 素敵な出会いのために…物事を前向きに捉え、少しずつでいいので自分に自信を付けさせてあげましょう。それができたとき、あなたの魅力に誘われて、いい人も現れるかもしれません。いい出会いを見つけるポイントにもなるので、ぜひ意識してみてくださいね。(柚木深つばさ/ライター)(愛カツ編集部)【実際の意見】私はこうやって自信をつけました!presented by愛カツ ()
2021年06月28日「男の気持ちは男に聞くのが一番早い!」恋愛コラムニストのTETUYAです。Twiiterに寄せられた相談で、「告白する勇気が出ないときに、勇気を出す方法を教えてください。」という内容がありました。僕も学生時代にありましたね、告白したいけど、なかなか一歩が出なかったこと。そこで今回は、告白するときに「勇気を出す」ヒケツをお答えします。■ 勇気が出ない理由なぜ告白する勇気が出ないのか、僕も昔を振り返って思い出してみました。「成功するかどうかわからない」「もしフラれたらどうしようという」……このような不安がありますよね。こういうときって、狭い視野のなかでしか物事を考えられない極限状態に追い込まれています。たとえば、友達から、「〇〇さんも君のこと好きだと言ってたよ!」なんて確証が取れてるのであれば、勇気なんて全然出るんですけどね。確証がないと、なかなか勇気が出ないものです。■ 「彼女(彼)だけじゃない!」と考えるでは、どうすれば勇気が持てるのか。「世のなかには彼女(彼)以外の人もたくさんいる!」と考えればいいのです。視野が狭くなると、「私にはこの人しかいない!」と思いがちになりますが、そんなこと絶対ありませんから。一旦落ち着いて、視野を広げて考えてみることで勇気も沸いてきますよ。■ 「ダメ元」で気持ちを伝える僕も告白する勇気が出ないときがあったと話しました。しかも、僕の場合は相手に彼氏がいましたから、なかなか勇気が出なかったです。ただ、そこで僕は勇気を出すために、自分を鼓舞する考えにたどりつきました。「この告白せずに、ずっと心に留めたまま生活するのは苦しい」「早く吐き出してスッキリさせたい」と。最終的に、「告白して失敗してもいいや!」という考えに至りました。もちろん、何度も告白したり、しつこくアプローチしたりして相手に迷惑をかけるのはNGですよ!■ あなたの考え方次第勇気がでる考え方をもうひとつ。僕がよく思うのは、「人の出会いは縁のもとに成り立っている」ということ。縁がある人は必ずどこかで不思議と繋がってるもので、恋愛においても同じことが言えます。正直、自分でいくら頑張っても、どうにもできない部分はあるのです。そう思うと、告白のタイミングをいつにしようかとか、そもそも告白するしないとか、全く関係なくなります。縁がある人とは、いつの間にか自然につきあい、そして結婚するのでしょう。だから、その人と縁があれば告白も成功するし、失敗したら縁がなかったんだと思うようにすると、勇気も出るし気持ち的に楽になるのかなと。ようは全ては、考え方ひとつで勇気は出せるということです。(TETUYA/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月07日杉山愛さんは元プロテニス選手です。4歳からテニスを始め、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた大会)で優勝するほか、オリンピック大会には4回連続で出場するなど、たくさんの華々しい功績を残してきました。現在では、プロテニス選手を引退し、ゲストコメンテイターや解説など多方面で活躍しています。そんな杉山さんは、2011年に入籍。つらい不妊治療の末に授かったという息子さんは、2015年7月に出産しています。そして、45歳のときに第二子の妊娠が発覚し、現在は妊娠中です。今回は不妊治療をおこなっていたときに実践していたという、さまざまな取り組みについてインタビューさせていただきました。 選手時代から続けてきた”呼吸法”を治療中も実践!画像出典:杉山愛さんのInstagramより ーつらい不妊治療を乗り越えるために、どのようなことを実践されていましたか? 杉山さん:人間ってゴールが見えていれば頑張りやすいですし、モチベーションも保てるんですけど……。治療がうまくいくかもわからない中で、いつ終わりが来るのかもわからないという、ゴールが見えない苦しさを味わっていると、なかなか気持ちが安らぐことがないんですよね。不妊治療では赤ちゃんができるっていうのが、ゴールになってしまうので……。なので今振り返ってみても、すごく苦しい期間を送っていました。私が少しでも気を紛らわすためにやっていたことは、生理が来てしまったら一度気持ちをリセットして、自分の好きなワインでお疲れ様会をして、仕切り直していましたね。ほかには、ベリーダンスをすることで女性らしい体をイメージしたり、血流をよくするために骨盤のまわりや体を柔らかくしなやかにすることを心掛けたりしていました。ほかには選手時代から続けている呼吸法があるんですけど、それを続けていましたね。 ーどのような呼吸法でしょうか? 杉山さん:実際に起きていることをイメージしながら、深く呼吸するんです。私は公園で、生まれてきたばかりの小さな子どもと一緒に遊んでいる絵や、その前には自分が妊婦になっている絵をイメージしていました。そういうことを日々の中で実践していくと、実際に”こうなるんだな”っていうイメージができたりするんですよ。ただ、実際に現実とのギャップにハッとさせられると、ショックを受けたりもするんですけど、なるべく良い方向に考えられるようにしていました。それでもうまくいかないときもあるので、そういうときはお酒の力を借りて気持ちを紛らわせていました(笑)。生活にメリハリをつけて、常に自分の気持ちを疲れさせないようにはしていましたね。 ー そのイメージトレーニングは、どんなことにも応用できそうですね! 杉山さん:そうですね。不妊治療だけではなく、プライベートや仕事でもうまくいかないと思っていると、どんどん深みにはまってしまうことってあると思うんです。それと逆に、ネガティブになるとどんどん引っ張られちゃうんですよ。ただでさえ、不妊治療は疲れてしまうので、自分の心のケアをしっかりとして、心許せる友達や旦那さんとその気持ちをシェアすることも大事だと思います。聞いてもらうだけで癒されるってことはあると思うので。解決してくれなくていいから、「うん、うん」って言って聞いてて、みたいな(笑)。 ーわかります(笑)。聞いてもらうだけで、気持ちの落ち着き度が全然違いますよね。 杉山さん:はい。そう簡単に解決できないからこそ、誰かに聞いてもらうだけでだいぶ違うと思います。 不妊治療の保険適用化は賛成! 夫婦でしっかり話し合って欲しい画像出典:杉山愛さんのInstagramより ー 不妊治療が保険適用になるという話もありますが、それについてはどういう意見をお持ちでしょうか? 杉山さん:体外受精、人工授精などは特にお金がかかるので、実際に取り組むにも勇気がいるんです。私たちは一度、40歳までという年齢で一区切りをつけようと決めていました。年齢を重ねる度に妊娠しづらくなっていくほか、体力面でも負担がかかるというのがあったので。また、もし不妊治療をするのであれば、年齢や金銭的な面など、”どこまで挑戦するのか”というゴールを設定することがポイントになって来るかと思います。そのため、あらかじめご夫婦でそのあたりを話し合っておくと良いかもしれません。今回の国の支援は素晴らしいですし、そういう方向にうまく行って欲しいなと思っています。 ー そうですよね。「保険があるから、もう一度チャレンジしてみよう」と思えるのは、うれしいことですよね。 杉山さん:「あのとき、ああしていれば良かったな」という後悔って一番イヤだと思うんですよ。なので、お金のかかる不妊治療を国が支援してくれるというのは、すごく心強いですよね。現実と向き合いながら、選択肢として自分がどんな人生を歩んでいきたいかを選べることは、とても大切だと思います。 ー それでは最後になりますが、現在不妊治療をしている方にメッセージをお願いします。 杉山さん:私も不妊治療を経験しているので、どれだけ大変かということは、精神的、肉体的にもわかっているんです。だからこそ、自分の気持ちをなるべく元気にさせてあげられるような時間を増やすことが、1つの大事な鍵だと思っています。無理をし過ぎず、いいイメージを膨らませながら、なるべく楽しみながらお子さんを待っていて欲しいなと思っています。 終始丁寧にインタビューに答えてくださった杉山愛さん。ご協力どうもありがとうございました! ご自身の不妊治療に取り組んでいたころを振り返り、「なかなか気持ちが安らぐことがなかった」と語っていたものの、少しでも気持ちを前向きになれるようにと体質改善を試みたり、プロ選手時代からの呼吸法を取り入れたりと、常に前向きに努力されていたお話を聞き、愛さんのバイタリティの強さを感じました。7月に出産予定とのことですが、お身体ご自愛下さいませ。私たちも赤ちゃんの誕生を今から楽しみにしています! PROFILE:杉山愛さん神奈川県横浜市出身の1975年7月5日生まれ。元女子プロテニス選手。4歳からテニスを始め、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝く。グランドスラムでは女子ダブルスで3度優勝するほか、混合ダブルスでも優勝(1999年全米オープン)。また、グランドスラムのシングルス連続出場62回では、女子歴代1位を記録するほか、オリンピックは4回連続で出場を果たした。現在では、情報番組のゲストコメンテイター&解説など多方面で活躍している。2011年11月に入籍し、2015年7月に第一子(男の子)を出産。現在第二子を妊娠中。 著者:ライター 吉田可奈
2021年05月29日杉山愛さんは元プロテニス選手です。4歳からテニスを始め、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた大会)で優勝するほか、オリンピック大会には4回連続で出場するなど、たくさんの華々しい功績を残してきました。現在では、プロテニス選手を引退し、ゲストコメンテイターや解説など多方面で活躍しています。そんな杉山さんですが、2011年に入籍し、つらい不妊治療の末に授かったという息子さんは、2015年7月に出産。そして、45歳のときに第二子の妊娠が発覚し、現在は妊娠中です。今回は、第一子のお子さんを授かるまでの不妊治療のお話について、取材させていただきました! つらかった不妊治療…。母のひと言で気持ちが吹っ切れた!画像出典:杉山愛さんのInstagramより ー第一子のお子さんは、体外受精で授かったと伺いました。どのような経緯で不妊治療を始めることになったのでしょうか? 杉山さん:結婚をしたのが36歳だったので、婦人科系の機能がちゃんと動いているかどうかを調べたほうが良いと思い、婦人科にチェックをしに行ったんです。その当時は「何の問題もない」と言われ、その言葉通り、その後すぐに妊娠することができたんですよね。ただ、その後、赤ちゃんの心拍を確認する前に流産してしまって……。そのときはすごく落ち込みました。でも、赤ちゃんが1度来てくれたのだから大丈夫だろうと思っていたんですが、その後なかなか授かることができなかったんです。 ーそこから不妊治療をされたんですね。 杉山さん:はい。結果として人工授精を4回チャレンジしました。すべてに失敗し、そのたびにショックを受け、気持ちがすごく疲れてしまったんです。できると思っていたのにできずに、こんなにも妊娠することが難しいんだと実感した瞬間でした。さらに高齢でしたし、それまでも選手として身体も酷使していたので、そういうことが不妊に繋がっているのかなと思い、一度気持ちが相当落ちてしまった時期があったんです。 ーどうしてもネガティブになってしまいますよね。 杉山さん:そうなんですよね。なので、一度不妊治療を1年くらいお休みして、体質改善することに切り替えました。趣味を取り入れる形で、自分が「心地良いな」「楽しいな」と思えることをやっていこうと思い、ベリーダンスに挑戦したり、冷え性を直すために、針治療やびわの葉を温める温灸をしたりしました。さらに、夏野菜は体を冷やす作用があると言われているので、夏野菜を控えるようにしたり。苦痛にならない程度に、体が喜ぶようなことを実践していきましたね。でも、その反面、次のステップとなる体外受精をして、“できなかったら、もうダメかもしれない”という恐怖があり、その一歩をなかなか踏み出せずにいたんです。主人も、弱気になっていた私をずっと見てきたので、「もう1回やってみようよ」とは言わなかったんですよ。そんなとき、私の母が主人と不妊治療について話すことがあったみたいで、主人から私の状態をすべて聞いたうえで、母は「最後までやってみればいいじゃない? 」と軽く言ったそうなんです。ただ、主人は「自分の口からは愛にそれは伝えられないから、もしそう思うんだったら、直接愛に電話して伝えてあげて」と言ったみたいで。その後、母から電話がかかってきて、「愛ちゃんらしくないじゃない。最後までやってみて、ダメでもいいじゃない。何がダメなの? 」と言ってくれて。私自身その言葉を聞いて、何を躊躇しているんだろうと心の底から思えて、気持ちが吹っ切れたんです。 ーお母さんの言葉が背中を押してくれたんですね。 杉山さん:そうなんです。そこから、ダメでもいいじゃんと思えるようになって。できなかったらできなかったで2人の人生を選べばいい訳だし、全部やってみて悔いが残らないほうが得策だなと思ったんです。そこからはすぐに行動に移せるようになって、1回目の体外受精を行い、そこで妊娠することができました。“今まで何を悩んでいたんだろう”って、後になった今なら言えるんですけど。当時は、女性として授かれなかったらどうしようというマイナスなイメージが先行していて……。それぞれの人生だから、授かれなかったら、それはそれでいいやって思えれば良かったんですけど、当時はそうに思うことができなくて……。でも、考えてみればチャンレジしないで、後になってやっておけばよかったと後悔するほうが、よっぽど後悔として残るなぁと思ったので、あのとき意を決して試すことができて、すごく良かったと思っています。 最初から最後まで寄り添ってくれたパパには感謝しかない画像出典:杉山愛さんのInstagramより ーお話を聞いていると、パパは杉山さんのことを考えて発言などをしてくれる方なのかなと思ったのですが、不妊治療中はどのように支えてくれましたか? 杉山さん:不妊治療って女性のほうが、どうしても負担が多くなってしまうように思うんですよね。それは、女性のほうが検査数も多いし、やらなきゃいけないことも多い。そして、最終的に出産するのも女性ということを考えると、かかる負担がかなり大きいと思ってしまいます。そういうのを理解していてくれていたのか、主人は常に寄り添ってくれていましたね。送迎をしてくれたり、一緒に喜びや悲しみを分かち合ってくれたり……。このときは、主人の存在は何にも変えられないものだと感じました。ただ、だからこそ、主人は人工授精に失敗し続け、最後の挑戦となる体外受精を、母のように簡単に「やってみたら」と言えなかったんだと思っています。 ー協力的なパパで杉山さんへの愛情をすごく感じます。パパも子どもが欲しいと思っていたのでしょうか? 杉山さん:子どもに関しては、私のほうが欲しかったんです。主人はどちらでもいいというスタンスでした。いつも「2人でいるのも楽しいし、子どもが欲しいから家族を築くために結婚したわけではない」ということを言っていましたが、「もし子どもができたら、楽しいことが増えるね」というスタンスでしたね。 ー誰よりも理解してくれて、心身ともに支えてくれたのですね。行動力がとても素敵です。 杉山さん:はい。最初から最後まで本当に支えてくれていたので……。今でも主人には、とても感謝しています。 ーそれでは、不妊治療を経験したからこそ、伝えたいメッセージは何かありますか? 杉山さん:36歳で結婚し、これまで選手として17年間酷使してきた体と向き合ったときや、年齢を重ねるにつれて妊娠することが簡単ではないという現実を突き付けられたとき、ものすごく苦しかったんです。これって、学校では習わなかったですよね? なので、妊娠は年齢が上がれば上がるほど、難しくなるという現実を知っておくというのは、性教育の上でも大事なことだなと感じました。自分の人生を選択するとき、キャリアも大事、プライベートも大事というなかで、知っていての選択だったらいいと思うんですが、私みたいに知らずにここまで来た人間からすると、知識として知っているか、知らないかはかなり大きいと思うんですよ。なので、こういう現実があるというのを伝えていくことは、大事なことだと思っています。 今回は、苦しかった不妊治療の経験をお話ししてくれました。「女性として授かれなかったらどうしよう……」と目に見えないプレッシャーを感じ、負のループに陥っていた愛さんを救ってくれたのは、お母さんの言葉だったそうですが、そのエピソードを聞いて、改めて母の存在って偉大だなぁと考えさせられました。さて、次回は不妊治療中に愛さんが取り組んでいたという、選手時代から継続しておこなっているある方法についてお送りさせていただきます。次回が配信最終回です。ぜひ最後までお付き合いください! PROFILE:杉山愛さん神奈川県横浜市出身の1975年7月5日生まれ。元女子プロテニス選手。4歳からテニスを始め、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝く。グランドスラムでは女子ダブルスで3度優勝するほか、混合ダブルスでも優勝(1999年全米オープン)。また、グランドスラムのシングルス連続出場62回では、女子歴代1位を記録するほか、オリンピックは4回連続で出場を果たした。現在では、情報番組のゲストコメンテイター&解説など多方面で活躍している。2011年11月に入籍し、2015年7月に第一子(男の子)を出産。現在第二子を妊娠中。 著者:ライター 吉田可奈
2021年05月28日杉山愛さんは元プロテニス選手です。4歳からテニスを始め、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた大会)で優勝するほか、オリンピック大会には4回連続で出場するなど、たくさんの華々しい功績を残してきました。現在では、プロテニス選手を引退し、ゲストコメンテイターや解説など多方面で活躍しています。 そんな杉山さんですが、2011年に入籍し、つらい不妊治療の末に授かったという息子さんは、2015年7月に出産。そして、45歳のときに第二子の妊娠が発覚! 現在は妊娠中ということで、今回は第二子の妊娠についてやコロナ禍の妊娠・出産をどういう風に捉えているのか、いろいろとお話を伺ってみました! 第二子の妊娠発覚! 一番に来た感情は”驚き”だった…!画像出典:杉山愛さんのInstagramより ー今年の2月15日にオフィシャルブログで第二子の妊娠報告をされていますが、初めて妊娠が分かったときは、どんなお気持ちでしたか? 杉山さん:妊娠が発覚したのが昨年の11月くらいだったのですが、本当にビックリしました。年齢も年齢なので、もう子どもは欲しくてもできないと思っていました。なので、特に妊活もしておらず、妊娠が分かったときは、ただただびっくりしましたね。とにかく驚きが一番に来ました。ただ、時間の経過とともにじわじわと喜びがこみ上げてきましたが、高齢出産になるので、何が起こるかわからないため、慎重な気持ちで毎日を過ごしていました。コロナ禍での妊娠でしたが、そこまで戸惑いなかったです。今は無事に7カ月が経ち、力強い胎動を感じられる喜びを感じています。 ー旦那さまの反応はいかがでしたか? 杉山さん:主人もものすごく驚いていました。私自身も、最初に生理が来なかったときは、閉経したのかなと思ったくらいだったんです。でも、様子を見ているうちに、だんだん胸のあたりが気持ち悪くなって、なんとなく1人目のつわりの感覚を思い出したんです。それで妊娠検査薬を試したら陽性で……。ただ、1人目のときは本当に苦労して授かったので、今回の自然妊娠が信じられず、違う種類の検査薬でもう一度試したんですが、そこでも陽性だったので、2人で「あぁ、良かったねぇ」という風に安堵し、妊娠を喜びました。 ー息子さんには報告をされたのでしょうか? 杉山さん:何が起こるかわからなかったので、安定期に入るまでは話さずにいました。まだ5歳なので、いろんな人におしゃべりしてしまうんですよね(笑)。ただ、私たちは正直第二子に関しては諦めていたのですが、息子は一人っ子というのが物足りなかったらしく、家族の中でも一番に第2子を望んでいたんです。何かあるたびに「いつ妹とか弟ができるの? 」とよく聞かれていたので、言ってしまったらうれしさの余りたくさんの人に言ってしまうことが想像できたんですよね(笑)。なので、大々的に公表する2、3日前に伝えました。 ー報告後、息子さんの反応はいかがでしたか? 杉山さん:すごく喜んでいて、テンション上りまくっていました(笑)。私自身も6歳下に妹がいるので、当時の喜びを覚えていますし、小さなママ気取りでいろいろお世話していた記憶があるんですね。息子も弟か妹ができるというのを知ってから、お兄ちゃんという意識が高まって、「お世話したい」という気持ちが出てきたようで、しっかりしてきたなという印象がありました。 コロナ禍の今…不安になりがちだけど、考えすぎないことも大切画像出典:杉山愛さんのInstagramより ーコロナ禍で妊娠に気付いたことに対して、戸惑いなどはなかったですか? 杉山さん:戸惑いはなかったです。こんなときに来てくれた子だからこそ、力強い子なんだろうなと思っていました。ただ、普段の妊娠でも薬を飲めなかったりと体調管理には気を使うのですが、コロナ禍なのでより気をつけないといけないなと意識が高まりましたね。 ーコロナ禍での妊娠、出産となりますが、どんなことに気を付けていますか? 杉山さん:自分の中で行動は気を付けていたので、そこまで心配はしていないんですよね。とはいえ、変異種や変異株が流行ってくると妊婦も重症化しやすいと聞いたので、ちょっと怖いですが。でも、無駄に心配してもいいことはないので、開き直って、基本的なことだけを気にかけるようにしています。 ー今の時期に妊活や妊婦生活を戸惑う人も多いと思うのですが、杉山さんはどう思いますか? 杉山さん:コロナ禍の妊婦健診や不妊治療って、どうしても1人になってしまっているので、不安も増えると思うんです。でも、STAY HOMEが当たり前になってきた今、家族で一緒の時間を感じられる貴重な期間だと思うんですよね。これまであわただしく時間に追われていた生活を一度リセットして、考え直すいいきっかけにもなりますし、そこで家族の絵がイメージとして湧いてくるのであれば、そこまで怖れることもなく、妊活に取り組むのは、すごくいいことだと思いますね。 ー考えすぎないことも大事ですよね。 杉山さん:そう思います。心配ばかりしていると、気持ちがマイナスの方向に働いてしまうことがあるんですよね。ちゃんと普段から気を付けていれば、結果もちゃんと伴ってついてくると思っています。 子育てして思うのは、「想像を絶する楽しさがある」ということ画像出典:杉山愛さんのInstagramより ー子育てに対する考えのすり合わせなどは、どのようにされていたのですか? 杉山さん:実は妊娠中に、仕事と並行して大学院に行っていたんです。なので、てんやわんやで目の回る大変さで、当時のことをあまり覚えていないんです(笑)。ただ、落ち着いてからは、主人と話し合いながらルールをしっかり決めて、向き合うようになりました。主人とは育った環境も違いますし、子どもに対しての接し方、考え方も違うのでぶつかることもありますが、その都度早めに話して解決することを大事にしています。 ー ”一緒に育てている”という感覚が強いご夫婦なんですね。 杉山さん:そうですね。すごく強いです。主人は私が子どもに対してしていることを絶対に否定しないし、私も否定しないというのをルールにしているんです。そこで違和感を覚えたとしたら、子どもが寝たあとにちゃんと話し合い、すり合わせをするようにしています。そこでどちらかが否定し、責めるのを見せることで、子どもが、パパのほうに、ママのほうに味方に付くというのはダメだと思うんですよね。 ー お子さんが生まれて良かったと思う瞬間は、どんなときでしょうか? 杉山さん:子どもがいるのといないのとでは、生活自体が異なる物だと思いますが、息子の存在すべてが私に喜びを与えてくれているのだといつも思います。子どもの成長を見たり、共に成長していきたいと思ったり、彼の中で自分を垣間見たとき、すべてが感謝の瞬間です。 ー すごく素敵ですね。望んで家族ができたからこそ、今思うことはどんなことでしょうか。 杉山さん:想像を絶する楽しさです(笑)。息子に人生を広げてもらっている実感があるんですよ。生まれる前は夫婦2人で、独身のときは1人でという選択肢ももちろんある世の中なので、それぞれの人生で自分らしく輝けるということが一番幸せなことだと思うんです。ただ、私自身の選択としては、パートナーを得て、そこで子どもを授かることで広がりができたので、子どもには本当に感謝しています。 インタビュー配信1回目となる今回は、青天の霹靂だった第二子の妊娠や、コロナ禍の妊娠・出産についてなど、いろいろ話していただきました! 今回の取材で印象に残ったのは、「子育ては想像を絶する楽しさ」と話していたことでした。この言葉から、子育てを全力で楽しんでいることがすごく伝わってきて、とっても素敵だなと感じました! さて、配信2回目となる次回は、杉山さんが「すごくつらかった」と語っていた不妊治療のお話がメインになります。次の配信もぜひご覧くださいね! PROFILE:杉山愛さん神奈川県横浜市出身の1975年7月5日生まれ。元女子プロテニス選手。4歳からテニスを始め、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝く。グランドスラムでは女子ダブルスで3度優勝するほか、混合ダブルスでも優勝(1999年全米オープン)。また、グランドスラムのシングルス連続出場62回では、女子歴代1位を記録するほか、オリンピックは4回連続で出場を果たした。現在では、情報番組のゲストコメンテイター&解説など多方面で活躍している。2011年11月に入籍し、2015年7月に第一子(男の子)を出産。現在第二子を妊娠中。 著者:ライター 吉田可奈
2021年05月27日