俳優の板垣李光人が、9日(19:00~)から16日(~18:59)までNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス・OpenSeaで、自身のデジタルアート作品を販売する。自身のファンクラブサイトのアートディレクションを手掛けるほか、SNSやメディアでも度々イラストを披露してきた板垣。今回、板垣は「Eleganza Buddha Collection(エレガンザブッダコレクション)」と題した5作品を販売。NFTマーケットプレイス・OpenSeaで、9日からオークション形式でリリースする。作品や購入方法など詳細は特設サイトで公開中。また、今回の収益の一部は日本赤十字社に寄付される。デジタル作品のリリースに併せて、アーティスト写真も公開。ホワイトのフェイスペイントを大胆に施し、板垣の作り出すアートの世界観を表現している。コメントは以下の通り。■板垣李光人かねてより細々とイラストを描いて参りましたが、この度正式にNFTアートとして販売することになりました。匿名かつ不明瞭なデジタルの海の中で、確かに所在するという安寧は創作者にとっても皆さまにとっても心地のよいものであろうと思います。そして愛を込めたただ1つの作品をぜひあなたの手元へお収めいただき、その愛がまた誰かの元へ廻ることを願います。作品と致しましては「Eleganza Buddha Collection(エレガンザブッダコレクション)」と題し、古来より我々日本人とも蜜月な関係にあった仏という存在の持つ静寂さや轟轟と滾る魂にインスピレーションを頂戴し、モダンかつファッショナブルに再構築した5点を出品いたします。ぜひ荘厳美麗な「現代仏画」の世界をお楽しみください。
2022年06月02日俳優の板垣李光人が、6月11日に福岡・PayPayドームで開催される「タカガールデー2022」初日で、自身初の始球式に挑戦する。「タカガールデー2022」として行われる、6月11日・12日の「福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ」戦。板垣が始球式に登場するほか、入場者全員へのオリジナルグッズ配布や、お宝アイテムが当たるプレゼント企画も実施予定だ。コメントは以下の通り。■板垣李光人こうしてこの様な場にお招きいただき大変光栄に思います。「野球」と申しますと小学生の頃ルールも分からずひた走り、盗塁しまくったのはいい思い出です。そんな自分ですが、それなりの球を投げられたらと思っております。どうぞ温かい目で見守ってくださいませ。
2022年05月16日『悪人』『怒り』の李相日監督の最新作『流浪の月』が13日(金)から公開になる。李監督はこれまで数々の作品で観客から高い評価を集めてきたが、本作は前作『怒り』から6年ぶりの長編作で、「ガラッと切り替えて新しいことをするつもりはないんですけど、次の映画で第二章と呼んでいいのか、また異なった次元に入っていきたいという感覚があった」と振り返る。長い期間を経て出会った原作小説、初めてタッグを組む撮影監督、そしてこれまでにない表現。李監督の“次なる章”が本作で幕を開ける。映画の原作は2020年の本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説。かつて世を騒がせた女児誘拐事件の犯人・文(松坂桃李)と、被害女児だった女性・更紗(広瀬すず)の再会から物語は始まる。かつて人々は文が幼い更紗を誘拐して監禁したと思っている。しかし、本当は何があったのか? そして再会したふたりはどこへ向かうのか? 映画は現在のふたりの物語と、過去のエピソードを行き来しながら進んでいく。本作は様々なエピソードが描かれるが、そのすべては文と更紗の関係を描くために存在しているといっていい。ふたりは友達とも恋人とも違う、そして言うまでもなく事件の犯人と被害者というだけでもない。映画を全編観たあとにやっと朧げな輪郭が見えてくる関係。本作はその不思議な感覚を見事に描ききっている。「ふたりの間に何があるのか? 他人には理解できないふたりだけの真実。答えはわからないけど、そこにあるであろう“手触り”を掴みたい、ということかもしれません」と脚本も手がけた李監督は振り返る。「この感覚は『怒り』の時にも通じています。あの映画で描こうとしたことも言葉にできない概念、言葉にはおさまりきらない思いをすくい取りたかった。そういう部分は共通しているとは思います。『流浪の月』の脚本に取りかかる際に留意したのは、ラストに“閉じて”終わる映画にはしたくない、と。文と更紗は世の中から排除されたのではなく、自分たちから抜け出した/飛び出したんだと思うんです。世の理不尽に追いつめられて逃げるのではなく、ふたりが隣でいられる世界を目指しているんだというところで映画を終わらせたい。その点は最初から明確に意図していました」物語は現在と過去を行き来するが、そのバランスは徹底的に考え抜かれている。本作は150分あるが、どこかひとつのパートを外しても観賞後の印象は大きく変わってしまうだろう。「脚本を書く段階で見えていた部分と、撮影を経て編集作業の中で見えてきた部分もありました。15年前に過ごしたふたりの時間は、単なる回想として見せるのではなく、現在の更紗が置かれている状況や心境にも影響を及ぼす形で、繋がりをもって描かないと意味がない。脚本の段階から意識しつつも、実際に撮影することで発見することも多々ありましたね。つまり、今の更紗の心境を紐解き、寄り添う形で過去を見せる。言うは易しですが、これには編集の今井(剛)さんの力が欠かせませんでした。今井さんは『69 sixty nine』からすべての作品で編集をお願いしている方で、『怒り』では通常の倍の編集期間をかけて色々とトライしたんです。そこで蓄積されたもの、今井さんとの呼吸というか、お互いの信頼や経験値があっての本作だと思います。初めての方とここまでやるのは難しかったかもしれません」一方で李監督は本作で“初めて”タッグを組む撮影監督を招いた。イ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』を手がける名撮影監督ホン・ギョンピョだ。「ホンさんと初めてお会いしてご挨拶したのは『パラサイト…』の撮影現場に伺った時で、その時に“この方に撮影をお願いできればな”という願望が芽生えました。もちろん、簡単に叶うはずはないんですが、いざ『流浪の月』の世界観を思い描き始めると、ホンさんならどう撮ってくれるだろうか、と想像が膨らむばかりで衝動を抑えられなくなったんです」本作の画は単に美しいだけでなく、全カットが映画的な魅力にあふれている。俳優の感情や表情の変化を漏らすことなく描き出すのはもちろん、そこに差し込む光、吹く風、空気の澱みや動きまで感じとれるようなショットが次々に現れる。登場人物たちの生きる“世界の動き”を丸ごと描き出すような映像は圧巻だ。「ホンさん自身も、新しい映像を模索するんだ、とよく口にしていました。定石には縛られずに、意外性や”ちょっとした驚き”がある。それでいて、奇をてらう訳ではなく違和感なく俳優の演技に集中できるアングル。”そこでしかない”場所、つまりはカメラポジションをずっと探していくんです。大袈裟なことをいうと、映画の中に“説明カット”はひとつも入れたくないんです。状況や場所説明のために舞台の外観を映すカットはひとつも必要ない。それらは最初にホンさんと確認し合いました。ホンさんは現場でずっと「風!風!」って言ってましたね(笑)。撮影準備の段階でも、例えばカーテンを選ぶにはかなり時間をかけて、どんな揺れ方をするのか探っていく。空間と演技だけを撮るのではなく、俳優のセリフや芝居の奥には必ず何かしらの“揺らぎ”があるべきではないかと思っていて、他にも光の具合や流れる雲と飛び交う鳥など、常にフレームの外の状況も注視していました。セリフや演技だけでなく、映像そのものが雄弁であることがホンさんの卓越した美意識なのかもしれないですね。そしてそれは単に美しいだけではなくて、見方によっては残酷だったりもする。だからこれまでの撮影では考えられないほどスカイライン(フレームの中で空と建物や山などを隔てる輪郭)やマジックアワーを狙っています。脚本上夜設定のシーンでもあえてスカイラインの時間に撮影することで、シルエットがかもしだす儚さや限られた時間への愛しさが映像に焼き付けられていく。すべてのカットにおいて画にどうやって“艶(つや)”を出していくのかホンさんは腐心されていて、刺激を受ける毎日でした。撮影ではホンさんとそのシーンの“ファーストカット”を探すことにほとんどの時間が費やされました。現場で見つけたファーストカットを編集でどこに着地させるのか見つけていく。本作ではそういう連結もありましたね」撮影監督が変わるというのは、もうちょっと根源的な“感覚が変わる”に近い映画において撮影監督は作品の目であり、語り手でもある。李監督は「撮影監督が変わるというのは、単に映像が変わるってイメージが強いですけど、もうちょっと根源的な“感覚が変わる”に近いことで、俳優の演技も含め、すべての部分に波及している」と語る。本作で李監督はこれまで積み上げてきたものを発展的に継承しつつ、新たな語り、新たな視点で作品づくりにあたったようだ。「この物語は重くシビアな状況が常に背景にありながら、文と更紗の関係の美しさはともすると寓話的でもある。リアリティだけでは語れない、少し浮遊しているような感覚があるので、今回はあまり自分だけの生理で踏み固めない方が良いんじゃないかと意識していました。そこはかとない浮遊感を生かしてこそ、不寛容に覆われた現実との対比も際立つはずです。特に今回は美術が種田(陽平)さんでもあるので、ただ見た目に美しいものを描くのではなく、俳優たちの儚げな佇まいを、説得力のある美術で構築した空間で、ホンさんのカメラが捉える。まさに“この瞬間”が美しいんだ、という感覚でこの映画を満たしたい。そんな共通認識が皆にあったと思います。結果論にはなってしまうんですけど、前作から6年という期間が空いてしまった原因の中に、『怒り』で何かに届いた手応えがありました。ガラッと切り替えて新しいことをするつもりはないんですけど、次の映画で第二章と呼んでいいのかわか、また異なった次元に入っていきたいという感覚があったんです。もちろん、やっている間は何かを変えることが目的ではなくて、ただただ目の前のことに精一杯なんですけど、終わってみると変化というのは、偶然に起こるのではなくて、必然の積み重ねなんだなと思わされますね」ある過去を背負った男女の“言葉では簡単に説明できない関係”を描く『流浪の月』は、作り手が丁寧に描き出した“この瞬間”を積み上げることで成立する傑作になった。どの瞬間も、どのカットも見逃せない密度の高い本作は、多くの映画ファンを魅了するだろう。そして、前作から6年。本作が李監督の“第二章”を告げる作品なのかは、後年になって振り返ることになる。「次は早く撮りたいですよね(笑)。6年ぶりだと現場で疲れやすくなるんですよ! 映画ってこんなにも疲れるんだって(笑)。なので次の映画はもっと早く撮りたいと思っています」『流浪の月』5月13日(金)全国ロードショー(C)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月12日4月23日、浅利演出事務所主催の『ミュージカル李香蘭』が東京・浜松町の自由劇場で開幕した。日本人でありながら中国人女優としてスターになった李香蘭(山口淑子)が日本軍のプロパガンダに利用され、戦後祖国反逆の罪(漢奸罪)で裁かれるまでを描くミュージカルだ。日本初演は1991年。演出家の故・浅利慶太氏は「昭和の戦争を語り継ぐ責任が我々にはある」と語り、これまで繰り返し上演されてきた。今回は2019年同氏追悼公演以来3年ぶりの上演となる。タイトルロールを務めるのは、初演以来30余年にわたり李香蘭として舞台に立ち続ける、野村玲子。山口淑子氏本人が生前「李香蘭歴は私より玲子ちゃんのほうが長い」と語ったそうだが、舞台上に佇む姿は「李香蘭」そのものだ。隣り合う二つの国(日本と中国)が争うことに苦悩し、「心にも国境があるのですか」と問いかける姿に、現在の世界情勢が脳裏をかすめる。現在日本人が享受している平和は、先人たちの犠牲の上に成り立っていることを、我々は決して忘れてはならない。今回の出演者には17歳の高校生もキャスティングされているという。客席には戦争時代を知る年配層に混ざり、20代と思しき若者の姿も目立つ。こうして「戦争の悲劇を語り継ぐ」というバトンが次世代へ渡されていく。カーテンコールでは、涙を拭う観客の姿も多く見られた。2022年春、この作品が上演される意義を見つめ、世界の平和を願わずにはいられない。公演は5月8日まで。『ミュージカル李香蘭』チケット情報公演公式サイト
2022年04月25日アイドルグループ『AKB48』の元メンバーで、2015年に卒業した後は俳優として活躍中の川栄李奈さん。美しいロングヘアのイメージが強い川栄さんが、長年伸ばしていた髪をバッサリとカットしました!2022年4月3日に、クールなボブスタイルへとヘアチェンジした姿を、Instagramに投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 川栄李奈(@rina_kawaei.official)がシェアした投稿 イメチェン&初めてのヘアドネーション31cm切ってもらいましたよ〜!rina_kawaei.officialーより引用川栄さんはヘアチェンジと合わせて、ヘアドネーションを行ったことを報告。さらに、投稿では「誰かの笑顔が増えますように」というコメントをつづっています。ヘアドネーションとは?ヘアドネーションとは、『髪の毛』と『寄付』という英語を組み合わせた言葉です。とはいえ、「よく知らない」「あまり馴染みがない」という人も多いのではないでしょうか。世界的には徐々に広まりつつあるヘアドネーション。病気や事故で髪を失った子供たちのために、寄付された髪の毛で作ったウィッグを、無償提供するボランティア活動です。ヘアドネーションをした川栄さんに、多くの称賛のコメントが寄せられました。・髪をもらった人は、りっちゃんからの愛を感じられますね。・ヘアドネーションのこと、あまり知られていないので広めてほしいなぁ。・私もヘアドネーションをやりたくて、髪を伸ばし中です!日本では、まだまだ認知度の低いヘアドネーション。川栄さんの行動をきっかけに、これからもっと広まり、身近な活動になっていくといいですね。興味のある人は、ヘアドネーションの活動を行っている法人・団体などを探してみてください![文・構成/grape編集部]
2022年04月07日女優の川栄李奈が出演する、JRAシステムサービス・JRA-VANの新CM「アプリでアップデート」編、「NEXTでアップデート」編が、4日に放送を開始した。新CMでは、自己流で競馬を楽しみつつも「何かが足りない」と思っている競馬ファンたちに向け、川栄が「キミに足りないもの、わかる?」と鋭くツッコミを入れ、ドキッとさせる一言を投げかける。「アプリでアップデート」編では、週末の昼下がりに町中華で大好きな競馬を楽しむ一人の男性がなんとなく予想をしていると、川栄が突然現れる。そして「なんとなくじゃ、うまくならないよ、競馬」と話しかけ、呆気にとられる男性に「キミに足りないもの、わかる? 裏付けよ」と同サービスを説明していく。「NEXTでアップデート」編でも、カフェでいろんな予想家の動画を見比べている一人の男性の前に川栄が登場し、「ひとに左右されてたら、うまくならないよ、競馬」と詰め寄るといった内容だ。町中華での撮影では、あまりに上手にラーメンをすする川栄の演技に、思わずスタッフから「おいしそう……」と本音が漏れる場面も。共演者が驚いて立ち上がるシーンでは勢いのあまり椅子が倒れてしまうハプニングもあったが、川栄は終始笑顔で現場を和ませていた。
2022年01月05日俳優・板垣李光人は、まるで万華鏡のようだ。ドイツ語で「光」を意味する「Licht(リヒト)」という名を持ち、作品によって、色とりどりの光を放ちながら、私たちを魅了する。映画『約束のネバーランド』のノーマン役、主演ドラマ『カラフラブル 〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』の相馬周役、大河ドラマ『青天を衝け』の徳川昭武役、土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』の木崎誠役など、印象深い役柄が続く。どの作品も「芝居は流動的なもの。土台作りだけしたら、いつもこの身ひとつで現場に入っています」と語る、19歳。10代最後の出演作であるドラマ24『シジュウカラ』(テレビ東京系)では、どんな姿を披露してくれるのだろうか。計算高さやあざとさを意識しながら演じている澄んだ瞳を輝かせながら、今作のためにショートカットにして、「ずっと長かったから切りたかったんです」と微笑む、板垣李光人。今回、山口紗弥加演じる40歳の売れない漫画家・綿貫忍の、22歳のアシスタント・橘千秋役を演じるが、どこか影を感じさせる役柄だ。「役を作り上げていくなかで、大九明子監督からアドバイス頂いたのは『忍が見ていないところでも千秋の行動や所作には抱えている怒りや憎しみが表れるし、忍に見えているところではホストのように振る舞う』ということ。僕はそこまで千秋がわかりやすくはないと思っていたのですが、わかりやすいほうがいいということで、計算高さやあざとさを意識しながら演じています」夫のいる忍を誘惑する、千秋。ふたりは18歳の年の差があるものの、不倫という恋に落ちてしまう。だが千秋は、恋心から忍に近づくのではなく、どうやら真意は別のところにあるようだ。「何かしらの秘め事があるのは、もはや全人類共通かもしれません(笑)。ふたりは歳の差もありますが、千秋はある種、母親の面影をずっと探している側面もはらんでいるので、忍に対して複雑な思いを抱えています。だから千秋の心の中では、何色の糸が、何色絡んでいるのかなって思うんですよね」人間の性(さが)に共鳴してもらえたらうれしい『シジュウカラ』では、板垣李光人が演じる橘千秋ら、登場人物たちの感情や隠された過去が織り成す、人間ドラマも見どころのひとつだ。「テーマとして、『不倫』や『年の差』を扱うドラマだというイメージを強く持つこともあるかもしれません。でも、登場人物の忍や千秋ら、全員が抱えている深い闇、ある種の諦めのような心情が、まずしっかりと描かれているところにも注目してほしいんです。そんな暗闇の中に、だんだんと光を見出していくから」千秋は、とくに抱えているものが大きい印象がある。忍たちと接するなかで、それぞれがどのような反応を示すようになるのだろうか。「千秋にもすごく暗い影が落ちていて、忍と関わっていくなかで、忍がひとつの光のようになっていきます。でも、光が強くなってくるぶん、影も濃くなってきて。そのなかで、千秋がどんな選択をして、自分なりの正解や幸せを見出していくか、見守っていてほしいですね」忍の夫・洋平役に宮崎吐夢、忍の元カレの漫画編集者・岡野克巳役に池内博之も出演する。演技派が揃う、今作の登場人物たちが選ぶ道。その先には、幸せが待っているのだろうか、それとも――。「それぞれの選ぶ道が、世間的にいいとされていることか悪いとされていることかはまた別として、やっぱり自分自身で幸せを見出すことが大事といいますか。人間の性というものがあると思うんです。その部分に対して、共鳴してもらえたら、うれしいですね」忍と千秋は18歳という年の差がありながらも恋に落ちるが、現実的に、そのぐらい年の離れた相手との恋愛については、どう思っているのだろうか。「想像ができないです(笑)。どういう感じなのかは、自分自身で考えてみても正直わからないので、ドラマでは千秋役として没頭していますね。ただ、男女問わず、そのぐらい年上の方に対しての憧れみたいなものはあります。僕はどちらかというと、早く30代、40代になりたいと思っているから」アウトプットをしていないと生きていけない今作において板垣李光人は、山口紗弥加演じる漫画家・忍のアシスタント・千秋役ということで、同じ現場になることも多々。ストーリー自体はシリアスな印象だが、現場ではそうではないようだ。「山口さんは、本当に明るくて快活な方。現場でも、入ったらすぐ『李光人くん、おはよう!』と言ってくださいます。ビジュアル撮影があったのですが、山口さんが先に撮影されていて、僕がその次だったので待っていると、すごく大きな声で『李光人くん、待たせてごめんね』と、声をかけてくださいました。すごくパワーを感じますし、元気がもらえる方です」初共演のふたりは、徐々に親交を深めている様子。劇中では漫画に意味を見出す千秋だが、実際にイラストを描くことが趣味の板垣李光人が影響を受けたカルチャーも気になるところ。「僕の美的な感覚やセンスは、ティム・バートンの存在が大きいと思います。なかでも、ミュージカル・アニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、小さいときからずーっと観ていました。キャラクターのビジュアルや造形の仕方ももちろん好きですし、完全にいい人って、彼の作品には絶対出てこないから。ディズニー作品のアニメでも、主人公の嫌な面もちゃんと表していて、ただキレイなだけではないところが好きなんです」そうしてセンスを磨き、男性ながらたおやかさをまとう、凛々しくも麗しい板垣李光人から目が離せなくなるわけだ。今作の登場人物たちはそれぞれの幸せを見出していくが、彼自身の幸せを感じる瞬間は、どんなときなのだろう。「すごく真面目なことを言うと、僕は本当に、芝居やメイクやファッションというようなアウトプットをしていないと、生きていけない人間。だから、それらのことをしているときはすごく楽しくて、幸せです」20代も自分の気持ちに素直にやっていきたいアウトプットすることが、幸せな気持ちをもたらしてくれるのだ。そんな板垣李光人は、ドラマ放送中の1月28日に、20歳の誕生日を迎える。今作は、10代最後でもあり、20代最初の出演作となった。そこで、20代で成し遂げたいことをたずねたら、はにかみながらも、こう話してくれた。「20代は、この先自分がどんな経験をして、何をやりたがるのかは未知ですね。でもこれまで10代でも、ありがたいことに、やりたいと思ったことはやらせていただいていますし、自分でもやってきました。そう考えれば、20代も変わらずにまわりに迷惑をかけない程度にわがままを言って(笑)、そのときの自分の気持ちに素直にやっていきたいと思います」なんとも正直で頼もしい言葉。19歳ながら、ひとつひとつの質問について熟考し、しっかりと自分の言葉で話すことができる。20代になったらさらに、その聡明さも、増していくことだろう。色とりどりの光を放つ板垣李光人は、これからも変幻自在に進化していくに違いない。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント板垣李光人さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/古川義高、取材・文/かわむら あみり
2022年01月05日映画『私はいったい、何と闘っているのか』の公開記念舞台挨拶が18日に都内で行われ、安田顕、小池栄子、岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、菊池日菜子、李闘士男監督が登場した。同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ大原店の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。家族の大黒柱である春男を演じた安田は、本作を観た人からの感想について「父と母が見てくれました。役の大・小に関わらず、必ず(自分の出演する作品の)初日に観てくれます。“顕と小池栄子さんはもちろんのことだが、登場人物みなさんがとても素晴らしかったです。周りの方々への感謝と思いやりを忘れることなく、今後も頑張ってください。とってもよかったですよ。”といただきました」と明かす。本作が映画初出演となる次女・香菜子を演じた菊池は「初の舞台挨拶で緊張しています、、! みなさんから色んなアドバイスをいただきながら乗り切りました」と緊張しながらも初映画について語る。事務所の先輩である安田からのアドバイスについて、菊池は「私が演技で息詰まった時に、“そういう時は1度目を離して、全然関係ないところ、例えばあそこの花瓶とかを見て、頭をスッキリさせてごらん”とアドバイスをもらったおかげで、キャパオーバーを解消できました」とも。安田は「素晴らしいですね。“初めての舞台挨拶で何も喋れないと思いますけど、よろしくお願いいたします”って言ってたけど、随分喋りますねぇ」とメンタルの強さに感心していた。年末恒例となる「今年の漢字」を用意されたフリップで発表するくだりでは、「闘」(安田)、「穏」(小池)、「豊」(岡田)、「感」(SWAY)、「新」(菊池)、「空」(李監督)とキャストが一斉に披露する。安田の「闘」は本作のタイトル、李闘士男監督の名前の1文字にもかかっており、これしかないとチョイス。小池の「穏」は世の中は大変だったが、自分の生活を見直して、穏やかに過ごすことができたからという理由で、岡田の「豊」は本作に出会って以来、仕事や人の巡りが豊かになったとのことで「一皮剥けました」と笑う。SWAYの「感」はコロナ禍で当たり前だと思っていたものがそうではなかったということを感じ、音楽・映画活動で感動、感謝した、菊池の「新」は初めての映画や舞台出演で新しいことをインプットした、李監督の「空」は今年1年幻のようで実感がなかった、空白のようだった。そしてそんな中、空を見上げること多かったということが理由と語っていた。また「来年こそ実現させたい!」と思うことについて、安田は「酒量、飲みすぎを減らしたい……聞きたいですこれ?」と笑いを誘った上で「この映画がお正月映画として沢山の人に見てもらえたらいいな」と願いを語った。
2021年12月18日李闘士男監督×安田顕主演、そして脇を固める豪華キャストが集結することで話題の『私はいったい、何と闘っているのか』より場面写真が解禁された。今回解禁となったのは、安田さん演じる地域密着型スーパー“ウメヤ”の万年主任で、家では典型的なマイホームパパ・春男の次々に変わる表情を切り取った4枚の場面写真。職場で客に見せる穏やかな表情から、突然のトラブルに慌てる表情、職場へ全力ダッシュする様子や、さらには感情を爆発させ「ばかやろー!」と河川に向かい叫ぶ様子まで、仕事に家庭に闘う中年男の哀愁タップリな春男の魅力を写し出している。職場でも家庭でも場の空気を乱さないよう常に気を配り、脳内では日々妄想が炸裂。そんな現実と理想のギャップにうんざりしながらも、毎日地道に(頭の中で)闘い続ける春男に、つい共感してしまうカットとなっている。『私はいったい、何と闘っているのか』は12月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私はいったい、何と闘っているのか 2021年12月17日より公開©2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会
2021年12月08日10代にして、その幅広い演技で多くの人を魅了している板垣李光人さん。自己表現でも人気を集める注目の人だ。その根底にあるのは、目の前のことと誠実に向き合う姿勢だった。アンバランスの美に惹かれ、好きなものに嘘をつかない人。性別にとらわれないスタイルや生き方をするジェンダーレス男子、気品漂う徳川家の御曹司、他者とのコミュニケーションが困難になる高校生……。板垣李光人さんは、それぞれの時代や世の中の空気をまとったような役がよく似合う。どんなキャラクターにも染まれてしまうのに、役者を一歩離れるとファッションやメイクを自由に楽しんだり、得意のイラストをSNSで発表するなど、アーティスト肌なところを見せてくれる。その落差や多才さが魅力といえるが、板垣さん自身もアンバランスなものや人に美しさを感じるようだ。「ティム・バートン監督の映画が小さいときから好きだったんです。彼の映画に登場するキャラクターって、いわゆる“いい人”がいないんですよね。一見いい人だとしても、みんなちゃんとずるいところや、汚いところを持っている。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のような子ども向けといえる作品でさえ、その描き方は徹底しているんですよね」ファッションでも惹かれるのは、アンバランスさを持ち合わせた佇まい。伝説のデザイナー、マルタン・マルジェラが好きなことはかねて公言しているが、最近注目しているのがバレンシアガのデザイナー、デムナ・ヴァザリア。「メゾン・マルタン・マルジェラでデザイナーをしていた人なのですが、マルジェラの特徴といえる“破壊と構築”を彼の服にも感じるんです。たとえばすごくきれいなドレスにスポーティな要素が入っていたりして、アンバランスさを出すのが上手なんですよね」ファッションやメイクは、板垣さんにとって自己表現の手段として欠かせないものだが、こだわりの強さも重々自覚している。「好きなことだとアクセルを踏みすぎるところがあるので、これでも20%くらいに抑えているつもりなんです。100%出し切ったら、誰も理解の及ばないような領域に突入しちゃうと思うので(笑)。世の中とのつながりや共感が、ぎりぎり途切れないところを一応保っているつもりではあります」役へのアプローチでも、キャラクターのいびつな部分に自然と目が向く。最新作のNHKドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』は、新人女性騎手と廃業寸前の厩舎の人々の挑戦を描く物語。板垣さんは、人に心を閉ざした失声症の厩務員を演じている。「立て続けに心理的に重い場面から撮影が始まったので、テンションを持っていくのが大変で…。でもその分やりがいがありました。“役”の人間と自分が信頼できる関係になったうえで演じる時間は、日常では味わえない感覚なのでやっぱり一番楽しいですね」その楽しさを自己満足で終わらせず、欠点や偏ったところがあるからこそ、美しく輝く人物を演じる意味や影響についても考える。「SNSなどですぐに感想が届く時代なので特に思うのですが、僕が演じた役と同じような境遇だったり、感情を抱えている人から、ちょっと楽になったとか救われたと言っていただけると、つながれたなって思います。最近、いろいろ抱え込んでいる役を演じることが多いからかもしれないですけど、自分が人と作品をつなげる立場にいることを実感するんです」固定観念にとらわれず、自分らしさを貫く板垣さんの姿は、役を離れているときも、きっと多くの人を励ましているのだろう。「僕自身、ブレることもたくさんあるし、ブレないで生きていくなんてたぶん無理だと思うんです。だけど自分らしくいるためには、好きっていう気持ちに正直になることが大事だと思います。そこさえ守ることができていれば、人との出会いや経験によって考え方や価値観が変わることに引け目を感じる必要はないし、それをブレとは言わないと思うんです」現在19歳。「10代のうちにやれることはやり尽くしたので、早く20歳になりたい」と言う。「自分を偽らず、我慢せずに生きている人って、本当に少ないと思うんです。その状況を変えようなんて大それたことは思わないですけど、こうやって表に出る仕事をしているわけなので、僕を見てくれた人に少しでも変化があったら、それに越したことはないですね」いたがき・りひと2002年1月28日生まれ。土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』(NHK総合)は12月18日・25日21:00~22:13放送予定。コート¥341,000ポロニット¥118,800パンツ¥124,300シューズ¥143,000ベルト¥45,100ソックス¥16,500(以上Maison Margiela/Margiela Japan Client ServiceTEL:0800・000・0261)※『anan』2021年11月3日号より。写真・成田英敏スタイリスト・三田真一(KiKi inc.)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年11月01日映画『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会が25日に都内で行われ、安田顕、ファーストサマーウイカ、金子大地、伊集院光、李闘士男監督が登場した。同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ大原店の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。「最近パニックになったこと」という質問に、ウイカは「言いづらいですけど、デリケートゾーンの脱毛に行った時に、すっぴんでマスクもしてますし、誰かわからないような状態で行ってるのに『お姉さん、もしかしてアーティストさんですか?』と。全部おっぴろげた状態で聞かれた時は本当にパニックになりました」と会場の笑いを誘う。「『アーティストなんです』と言ったとして、それをどこで、何を見て判断したのかも気になりますし、この状態で話題を掘られても……」と苦笑するウイカに、安田は「確実に見出しですよ。ライターさんの打つスピードすごい変わりましたもん」と指摘。ウイカは「1番使わなくていいところですよ!」と主張していた。また金子も「疲れてるとすごく塩分を取りたくなっちゃうんですけど、血尿が出たときはパニックになっちゃいました」と続け、ウイカは「こっちに合わせなくていいのに」とツッコミ。金子は「僕が梅干しが好きだとおばあちゃんが知ってて、箱でカリカリ梅を送ってくれて、1日で全部食べたら、次の日血尿が出て。まだ小さかったんですけど『ママー!』と言って、あせりましたね。パニクりました」と振り返る。安田は「これが大人になった金子くんだったらグロテスクだけど、子供の頃だからかわいらしくてよかった」と感想を述べていた。
2021年10月25日つぶやきシローの同名小説を実写映画化した『私はいったい、何と闘っているのか』が、2021年12月17日(金)より公開される。主演は安田顕、監督は李闘士男。つぶやきシローの小説を実写映画化映画『私はいったい、何と闘っているのか』は、芸人・役者・作家として活躍するつぶやきシローが、2016年に発売した同名小説を実写化するもの。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』や『神様はバリにいる』で知られる李闘士男監督が映画化を手掛け、場面が次々に展開するジェットコースター・ハートフルコメディに仕上げている。“共感せずにはいられない”ハートフルコメディ映画の主人公は、現実と理想はほど遠くとも、日々を地道に戦い続ける中流階級の中年男。その姿はカッコいいヒーローとは真逆で、笑ってしまうほど不器用。主人公が奮闘する姿に、つい「いったい何と闘っているのか!?」とツッコミたくなってしまうが、共感せずにはいられない。現代人の心にそっと寄り添うような“喜怒哀楽”サプリメント・ムービーとなっている。<映画『私はいったい、何と闘っているのか』あらすじ>伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる!たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた“差し入れ作戦”。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒“ナポレオン”作戦。そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい闘いの果てに待っていた予想外の結末とは…。安田顕主演、仕事や家族のために戦う“不器用な”中年男に主演を務めるのは、ドラマや映画、舞台と様々なジャンルでひっぱりダコの安田顕。李闘士男監督とは『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』以来の再タッグとなる。その他にも、小池栄子や岡田結実、ファーストサマーウイカ、伊集院光など、個性豊かな面々が揃った。<主な登場人物&キャスト>主人公・春男(安田顕)...仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。妻と子供たちと暮らし、一見、平凡な日常を送っているように見えるがー。律子(小池栄子)...春男の妻。亮太(小山春朋)...春男の息子で長男。少年野球チームに所属。小梅(岡田結実)...春男の娘。結婚願望の強い長女。梅垣(SWAY・劇団 EXILE)...小梅のイカツイ彼氏。金子(金子大地)...スーパーウメヤ(大原店)の従業員で、春男の熱血な後輩。高井(ファーストサマーウイカ)...スーパーウメヤ(大原店)の従業員で、春男の後輩。上田(伊集院光)...スーパーウメヤ(大原店)の店長。主題歌をウルトラ寿司ふぁいやーが書き下ろし主題歌を担当するのは、ウルトラ寿司ふぁいやー。映画『私はいったい、何と闘っているのか』のために、新曲「今すぐアナタを愛したい」を書き下ろした。タイトルにもなっている「今すぐアナタを愛したい」というストレートな歌詞とキャッチーなメロディが春男のキャラクターとも重なる。【詳細】映画『私はいったい、何と闘っているのか』公開日:2021年12月17日(金)原作:つぶやきシロー『私はいったい、何と闘っているのか』(小学館刊)監督:李闘士男脚本:坪田文出演:安田顕、小池栄子、岡田結実、ファーストサマーウイカ、SWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、田村健太郎、佐藤真弓、鯉沼トキ、竹井亮介、久ヶ沢徹、伊藤ふみお(KEMURI)、伊集院光、白川和子音楽:安達練主題歌:ウルトラ寿司ふぁいやー「今すぐアナタを愛したい」(AMUSE)制作プロダクション:ダブ配給:日活・東京テアトル
2021年09月30日車田正美の漫画『聖闘士星矢』がハリウッドで実写映画化。映画『聖闘士星矢 The Beginning』として2023年4月28日(金)に公開される。『聖闘士星矢』ハリウッドで実写映画化『聖闘士星矢』は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上を記録している大ヒット漫画。1986年より、数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画としても展開してきた。東映アニメーションにより製作される実写ハリウッド映画版『聖闘士星矢 The Beginning』は、幼いころに生き別れた姉を探し続ける孤児の主人公・星矢が、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面する物語を描く。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、“聖闘士”と認められた者だけが身に纏う事が許される防具・聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐる、壮大なアクションが繰り広げられる。目を引くのは、戦闘機やカーチェイスなど、ハリウッドアクションならではのダイナミックなシークエンス。新田真剣佑の鍛え抜かれた肉体から繰り出されるバトルアクションの数々と、VFXを駆使した大迫力の映像が見所となっている。また、アテナの力が爆発したカットや、星矢の聖衣装着シーンなど、「聖闘士星矢」ファン必見のシーンにも注目だ。新田真剣佑が主人公・星矢に!主人公の星矢に抜擢されたのは、『パシフィック・リムアップライジング』でハリウッドデビューを果たした新田真剣佑。その他、『ジュマンジ』シリーズのマディソン・アイズマンや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のショーン・ビーン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセンらが参加する。主人公・星矢…新田真剣佑幼い頃に姉と生き別れになってしまった青年。秘められた力・小宇宙(コスモ)を持つ。姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていたが、ある日戦いの最中に不思議なパワーを発揮。女神アテナの生まれ変わりであるシエナを守ることが運命だと告げられ、厳しい修行に挑む。シエナ…マディソン・アイズマン“知恵”と“戦い”の女神アテナの生まれ変わり。自身でも制御出来ない強大なパワーを内に秘めている。アルマン・キド…ショーン・ビーン星矢の前に突然現れ、星矢の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)の存在を告げる。そして、シエナを守ることが星矢の運命だと伝える。マイロック…マーク・ダカスコス銃撃、接近格闘、ドライビングテクニックに長けたアルマンの最強の執事。カシオス…ニック・スタール地下格闘場を仕切る最強のストリート・ファイター。ヴァンダー・グラード…ファムケ・ヤンセンアルマンの元妻で、狂気の天才。かつてはシエナを共に育ててきたが、アテナの命を狙う。ネロ…ディエゴ・ティノコグラードと行動を共にする男。マリン星矢を真の聖闘士へと導く鷲星座・白銀聖闘(シルバーセイント)。マーベル映画のアクションコーディネーターが参加監督は、Netflixの『ウィッチャー』や『イン・トゥ・ザ・ナイト』で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキー。脚本は、『10クローバー・フィールド・レーン』のジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケンのコンビが務めた。さらにVFXを『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などハリウッド超大作を手掛けてきたDNEGが担当する。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、マーベル映画『シャン・チー/テンリングスの伝説』のアンディ・チェンを迎え、日本のアニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子供たちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標に、アクションをつけていったという。なお、撮影はハンガリーとクロアチアで行われた。日本版吹替声優に磯部勉、井上喜久子ら日本版吹替の声優として、アルマン役をドラマ「ミッシング」、映画『オデッセイ』など、長年に渡ってショーン・ビーンの吹替を担当してきた磯部勉が演じる。また、ヴァンダー・グラード役は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズなどで活躍する井上喜久子が担当。また、シエナ役を潘めぐみ、ネロ役を浪川大輔、マイロック役を咲野俊介、カシオス役を小松史法、マリン役を瀬戸麻沙美が吹替で演じる。主題歌はP!NKの楽曲「Courage」映画『聖闘士星矢 The Beginning』の主題歌は、P!NKの「Courage」。聖矢の背負う運命とクロスオーバーする、楽曲の世界観に注目だ。ドルビーシネマで最速上映新宿バルト9のドルビーシネマにて、4月11日(火)に『聖闘士星矢 The Beginning』日本語吹替版を最速上映。没入感のある圧巻の映像と立体音響が、『聖闘士星矢 The Beginning』の壮大なスケールを際立たせる。映画『聖闘士星矢 The Beginning』あらすじ青年・星矢はスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。ある日、戦いの最中に不思議なパワーを発したことで謎の集団から狙われることに。星矢の前に現れたアルマン・キドから星矢に自身の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)があり、それを鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げられる。突然のことに戸惑いながらも、自らの運命を受け入れ、厳しい修行に励み始めるが―。【作品詳細】映画『聖闘士星矢 The Beginning』公開日:2023年4月28日(金)監督:トメック・バギンスキー脚本:ジョッシュ・キャンベル、マシュー・ストゥーケン、キール・マーレイ出演:新田真剣佑、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセン、ショーン・ビーン〈日本語吹替版 声の出演〉出演:磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介、小松史法、瀬戸麻沙美日本配給:東映原題:Knights of the Zodiac
2021年09月25日新田真剣佑が車田正美原作「聖闘士星矢」の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』に主演、その撮影が完了したことを東映アニメーション株式会社とソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが発表した。原作「聖闘士星矢」は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上、1986年より数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画として製作され、世界中で大ヒットした伝説的作品。東映アニメーションにより製作される今回の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』には、『パシフィック・リム:アップライジング』や『るろうに剣心 最終章』の新田真剣佑が主演に抜擢。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ベサニー役のマディソン・アイズマン、「マイ・ブロック」のディエゴ・ティノコ、『ジョン・ウィック:パラベラム』「HAWAII FIVE-O」マーク・ダカスコス、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」ニック・スタール、そして『X-MEN』シリーズ『007ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセンと、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや「ゲーム・オブ・スローンズ」「スノーピアサー」のショーン・ビーン。新田さん演じる、孤児である主人公の星矢は幼いころに生き別れた姉を探し続けており、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面していく。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していく。監督には、Netflix「ウィッチャー」や「イン・トゥ・ザ・ナイト」で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキーを迎え、脚本はジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケン(「10クローバー・フィールド・レーン』)が務めた。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、『シャン・チー/テンリングスの伝説』アンディ・チェンを迎え、日本アニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。撮影はハンガリーとクロアチアにて行われ、ついに撮了。日本での配給は東映が行い、ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・ アクイジションが中国と中東以外で世界配給する。(text:cinemacafe.net)
2021年09月22日俳優の新田真剣佑(24)が大人気漫画『聖闘士星矢』の実写映画化で、主人公・天馬星座の星矢役を務めることが22日、関係者への取材でわかった。今作で、本格的にハリウッド進出を果たす真剣佑。華々しい“第二章”の幕開けとなりそうだ。『聖闘士星矢』は『週刊少年ジャンプ』で’85年から’90年まで連載され、刊行されたコミックスは全28巻。そしてシリーズ累計発行部数は驚異の3,500万部超えを記録している。また東映アニメーションは同作のテレビアニメ版を250話以上、さらに6本もの劇場版を製作。それらは世界80ヵ国以上で放映および上映されており、日本を代表する漫画の一つだ。同作がハリウッドで実写化されると発表されたのは’17年5月のこと。その際、原作者の車田正美氏は「30年以上の長きに渡り、『星矢』を愛してきてくれたファンの皆様、そして新たなる世代のために……。全世界に向けた『星矢』のかつてないプロジェクトを贈ります。ぜひ、ご期待ください」とコメント。誰がどの役を演じるのかと期待に胸を膨らませていたファンも多いことだろう。それだけに、ハリウッド製作かつ人気漫画の実写化映画で主演というハードルを超えるために真剣佑は入念な準備をしてきた。「2018年の映画『パシフィック・リム:アップライジング』で端役としてハリウッドデビューして以来、国内での俳優活動のかたわら、かねてあった高い英語力とアクションスキルのさらなる向上に注力してきました。また海外での活動に専念するため、今年4月に所属事務所を退社して国内での俳優活動を休止することを決めています」(映画関係者)そして、今回の『聖闘士星矢』で主演として大抜擢された真剣佑。現地で実績を積むのはこれからだが、すでに異例の“好待遇”で迎え入れられているという。「’06年公開の映画『硫黄島からの手紙』で渡辺謙さん(61)が主演しましたが、ハリウッド製作の漫画実写映画で日本人が主演を務めるのは史上初と聞いています。『聖闘士星矢』での真剣佑さんのギャラは億を超えると聞いています。また今回の星矢役は、オーディションではなく先方からのオファーで決まったといいます。渡辺さんでさえ、’03年の『ラスト・サムライ』当時で1,000万円ほどですから、ハリウッドの真剣佑さんへの相当な期待の高さが伺えます。今年初夏ごろから真剣佑さんはアメリカに渡っていて、『聖闘士星矢』は間もなくクランクアップし、公開は’23年春を予定しています。また今年4月に彼が出演した映画『るろうに剣心 最終章 The Final』でのアクションシーンも現地では高く評価されており、今後も、海外作品への出演を予定しているといいます」(映画関係者)8月に亡くなった真剣佑の父、故・千葉真一さん(享年82)は日本人俳優としてハリウッドで成功した第一人者だった。天国の偉大な父とともに真剣佑は今、世界を翔ける。
2021年09月22日ジェンダーを超えた存在で注目を集め、活躍の幅を広げる板垣李光人さんと、同学年の写真家・葵さんが共鳴する瞬間。2歳からモデル活動を始め、小学校高学年には俳優の道を歩み始めていた板垣李光人さん。「小中学生の頃は、自分の知らない役を演じるのが楽しいという感覚でした。意識が変わったのは、映画『約束のネバーランド』あたりからです。役作りで一番大事なことは、役と板垣李光人という人間が信頼し合えているかどうか。役としての感情がありながら、板垣李光人としては立ち位置や段取りを考えながら演じなければならないので、ちゃんと互いが寄りかかれる態勢を作るようにしています。今は、役が85%、板垣李光人が15%くらいの感覚でやっていますね。芝居は、体力、メンタルの強さ、瞬発力が必要で、スポーツみたいです」今年放送されたドラマ『ここは今から倫理です。』では、愛着障害を持つ難しい高校生を好演。感情表現の巧みさで鮮烈な印象を残した。「すごく大変な役でした。でも、芝居は難しくて大変だから楽しいと改めて感じました。今は、作品を見た方がSNSとかで気軽に感想を送れるじゃないですか。みなさんから届く声に触れると、作品と人とを仲介できる立場にいられることも面白いなって。僕を介して出合った作品によって、誰かの人生を豊かにできているのなら、こんなに嬉しいことはないですね」今年は、情報番組『ZIP!』の金曜パーソナリティを務め、大河ドラマ『青天を衝け』にも出演。急速に知名度が上がっている実感は?「まだまだ未熟ですが、知名度が縦軸として、そこがある程度までいったら、横軸の時間の長さを大事にしたい。できるだけ長く俳優を続けていきたいんです。いずれは、芝居での“圧”を上手くコントロールできる人になりたい」ファッションセンスも抜群で、美容への関心も高い。そんな板垣さんが思う“美”とは。「自己中心的であるべきもの。誰にでも当てはまる『これが“美”』というサンプルはひとつもないし、あってはいけないものだとも思います。個人による美醜の判断は、あくまで自分の中だけのもので、それを第三者に当てはめることはできないんじゃないかなって」ファッションだけでなく、イラストなど自己表現の幅が広いが、アイデアの源はどうインプットしているのだろう。「特にインプットしようと意識してやっていることはなくて、音楽、空の色、匂い…生きているうちに見て、感じるものすべてが、僕にとってはインプットに含まれているんだと思います。小説は江戸川乱歩や夢野久作の作品が好き。今じゃ使わない言葉が多いのが逆に新鮮で飽きないんです。何も考えず、ソファでゴロゴロしながらひたすら配信を見ることもありますよ。最近は『ル・ポールのドラァグ・レース』をよく見ています」高い美意識、自分を客観視できる冷静さ、深い思考力…。そのどれもが、とても19歳とは思えないレベルに達しているが、板垣さん自身は“若さ”についてどう捉えているのだろう。「10代は一番、危険。澄んだ、無垢の生々しさが危なっかしい年代で、まだ調理されていない美しい霜降り肉のようだなって」来年1月には、「危険な」10代から20代へ。20歳の記念に欲しいものを尋ねると、ファッションラバーらしい答えが返ってきた。「僕はGUCCIのクリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが好きで、GUCCIとBALENCIAGAのコラボのコレクションが、誕生日の頃にショップに並ぶはず。そのアイテムにしようかな。20歳の誕生日とか関係なく、何かにかこつけて、すぐに買っちゃうかも(笑)」RIHITO ITAGAKI2002年1月28日生まれ。’13年、俳優デビュー。『仮面ライダージオウ』で注目される。24時間テレビドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』が8月21日放送予定。パンツ¥17,600(ワーダー)その他はスタイリスト私物AOI2001年10月1日生まれ、埼玉県出身。写真家。高1の時にフィルムカメラに興味を持ち、数千円の中古で撮り始める。’19年、三ツ矢サイダーのキャンペーンに抜擢。9月7日より、京都で個展「drop」を開催。※『anan』2021年8月4日号より。写真・葵スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月03日安田顕が『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(妻ふり)の李闘士男監督と再タッグ、小池栄子とドラマ「俺の話は長い」以来の夫婦役となり日常を戦う中年サラリーマンを演じる『私はいったい、何と闘っているのか』が12月、公開決定。特報映像が解禁された。本作を手掛けるのは、『妻ふり』をはじめ『神様はバリにいる』などの、シュールなユーモアに溢れたヒット作を排出する奇才・李闘士男監督。TVドラマや映画まで縦横無尽に渡り歩く当代きっての“コメディ”マスターが本作でもその手腕を振るう。また原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシロー。2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となる。主演を務めるのは、ドラマや映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグとなるが、本作では仕事や家族のために七転八倒する中年男の日常を切り取った喜劇を体当たりで演じている。また、シリアスなものからコメディまで見事に演じ分ける実力派・小池栄子が妻役に。若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカ、伊集院光や、SWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、伊藤ふみお(KEMURI)、白川和子らなど多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固める。さらに、本作初の映像となる特報映像が解禁された。安田さん演じる主人公・伊澤春男が万年主任を務める地域密着型スーパーウメヤで、驚異のそうめん誤発注が明らかに…。春男を呼ぶスーパーの人々の声に応え、春男は「伊澤春男、やるしかない」と真剣な面持ちで出動するも、直後に「間違えてしまいまして、5000袋」と笑う姿が印象的。今後の展開を期待させる特報となっている。安田さんは「李闘士男監督とは2度目ということもあり、楽しく笑えるハートフルコメディに仕上げてくださると信頼し、現場では『クソ真面目に』滑稽な男を演じさせていただきました」とコメント。「大好きな名優、小池栄子さんとも2度目の夫婦役。本当に恵まれてます。なにより、出演された皆々様がキラキラ輝いているなんて、これ程嬉しいことはありません。それってやっぱり、良い作品ってことです。だから安心してください」と、小池さんらに信頼を寄せて自信を見せる。また、李監督は「安田顕演じる伊澤春男は、あなたの職場に、家庭に、満員電車の中に、スーパーに、飲み屋に大勢いる。日本に100万人はいるだろう。あなた自身がそうかもしれないし、あなたの夫、同僚、パパがそうかもしれない。その伊澤春男がやらかして、やらかして、やらかした後、どうなると思います」と、気になるコメントを寄せている。『私はいったい、何と闘っているのか』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月23日女優の川栄李奈が、2日より放送されるコロプラ「ユージェネ」の新CM「ユージェネって、なに!?」編に出演する。新CMは撮影スタジオが舞台。「ユージェネを感じて」と声をかけるカメラマンに、言葉の意味がわからない川栄は困惑した様子だ。しかし、そんな川栄をよそに撮影は続き、言葉の意味を尋ねるも、カメラマンはクセのある表情を見せるだけで全く答えてくれる気配がない。そして最後は、ついに耐えられなくなった川栄が「どうせ、ユージェネで検索って言うんだろ!」とカメラマンへと迫る内容になっている。今回のCMについて、川栄は「とにかくユージェネがどんなゲームなのか気になってしまう内容です。私のテンションが高い演技にも注目してください」とコメント。また、ユージェネの内容にちなみ、「いま行ってみたい場所」を聞かれると、「私は沖縄に行きたいです。結構前に行ったことがあるんですけど海も綺麗でご飯もおいしかったので行きたいなぁと思うんですけど、今は難しいので……。ユージェネだと日本中移動し放題なのでそこも魅力だと思います」と話した。さらに「今後挑戦したい役」を聞かれると、「今まで女子高生だったり、テンションの高い役がすごく多かったんですけど、ダークな役だったりちょっと暗い役をやってみたいです」と意気込んだ。
2021年07月01日俳優の板垣李光人が2日、自身のオフィシャルサイト、ファンクラブ(板垣李光人 OFFICIAL SITE別邸『すもも庵』)を開設した。自らアートディレクションしたオフィシャルサイトは、役者としてさまざまな作品で見せてきた多面的な表情をモノクロの世界観の中で表現。ビジュアルは、クールでアンニュイな雰囲気が漂うカットをセレクトし、新たな一面を見せている。なおオフィシャルサイトでは、最新ニュースをはじめとする無料コンテンツのほか、会員限定で配信される情報や画像、動画、ライブ配信、ブログ、グッズ販売などスペシャルな特典を提供していく。また、日本家屋を彷彿とさせるファンクラブサイトは、自らイラストを担当している。○■板垣李光人コメントこの時代に皆さまとより密になるべく、他のSNSとは一線を画すといった意味でも"別邸"という名のファンクラブを設けることにいたしました。推しと服と麺類で構成された男の瑣末な話にお付き合いいただけるのであれば、ぜひおあがり下さい。(C)森康志
2021年06月02日吉沢亮が近代日本の礎を築いた渋沢栄一を演じている大河ドラマ「青天を衝け」から、いま話題の板垣李光人演じる徳川昭武のキャストビジュアルが公開された。「プリンス・トクガワ」の名で知られる徳川昭武は、第9代水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の十八男。慶喜(草彅剛)の異母弟にあたり、幼名は松平昭徳(あきのり)。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一(吉沢亮)と特別な絆を結んだ。パリで幕府の終焉を知り、大政奉還によって帰国を余儀なくされた昭武は、最後の水戸藩主となる。板垣さんは2015年の「花燃ゆ」以来2度目の大河ドラマへの出演。「仮面ライダージオウ」で一躍注目を集め、映画『約束のネバーランド』にてメインキャストのノーマン役に抜擢、映画『ゾッキ』やドラマ「ここは今から倫理です。」ほか、現在放送中の「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」ではドラマ初主演(吉川愛とW主演)を務めており、いま飛ぶ鳥を落とす勢いだ。今回の昭武役に、板垣さんは「日本を背負いパリに立ち、何を目にして何を感じるのか。そして、日本に戻った栄一と昭武は祖国といかに向き合っていくのか。自分自身もどう描かれていくのかを楽しみにしています。皆さまも、ぜひご期待ください」とコメント。6月13日放送の第18回から出演する。大河ドラマ「青天を衝け」は毎週日曜20時~NHK総合ほかにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月02日【音楽通信】第72回目に登場するのは、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマでも知られる次世代アーティスト、宮川愛李さん!【音楽通信】vol. 72賑やかな場所で音楽に触れて育つ東京の伊豆諸島にある、住民が600人ほどの式根島に生まれた、宮川愛李さん。現在アーティスト活動をしている兄の「宮川大聖(みやかわくん)」とともに、学生時代は「妹子(いもこ)」名義でSNSでも活動し、いまも注目を集め続けています。2019年1月、本名の「宮川愛李」でソローアティストとしての活動をスタートし、6月にミニアルバム『スマホ映えの向こうの世界』でメジャーデビュー。11月リリースの1stシングル「Sissy Sky」のミュージックビデオの再生回数は、現在180万回超えとなるなど、10代から20代の女性を中心に支持されています。そんな宮川さんが、2021年3月3日に1stフルアルバム『Reboot』をリリースされたということで、音楽的なルーツなども含めて、お話をうかがいました。ーー幼少時はどんな音楽を聴いていましたか。もともと音楽の道にいこうと思っていなかったこともあって、小さい頃は、なんとなく耳に入ってくる音楽を聴いていたような環境でした。いまは閉店していますが、私が中学生になる前ぐらいまで両親が式根島でビアガーデンを経営していて、お店で流れる音楽に触れる機会が多かったですね。夏だと、夏の歌がいっぱい流れていて、サザンオールスターズさんの曲がかかっていたのも覚えています。そういうかたちで、私も兄弟もみんな音楽には親しんできていて、父と母は音楽好きですし、お店はけっこう観光客の方もたくさんいらしていた賑やかな場所でした。いろいろな方にたくさんかわいがられて育ったので、音楽の思い出というと、ビアガーデンになりますね。ーー「宮川大聖」としていまシンガーソングライターとして活動されている、お兄さんの影響はやはり大きかったのでしょうか。影響はあったと思います。もうひとり兄がいて3人兄弟なのですが、私が一番下なので、なんでも兄たちのまねから入っていくようなところもあって。「妹子」としてSNSを始めたのも、兄の影響です。島には高校がなかったので、都心の高校に通うために島から離れたのですが、そのときすでに兄がふたりとも都心に住んでいたので、心強かったですね。高校時代は、祖父と兄と一緒に暮らしていましたが、兄を尊敬しながら仲良く過ごしてきました。ーー2018年に、みやかわくんのバースデーライブにゲスト出演された際、声をかけられてデビューが決まりましたが、それまでは将来なりたい職業は違ったのですか。中学生のときは、国語の先生になりたくて、式根島に帰って生徒たちに教えたいと思っていたんです。島の教職の方は任期が3年間で、3年経つと入れ替わるのですが、その3年で先生方との心に残る思い出がたくさんできたことが大きかったので、先生に憧れがありました。でも、高校ではあまり成績がよくなくて、夢を半分あきらめていたのですが、そうなると将来何を目指していいのかわからなくなって。高校を卒業すると、SNSでの活動も中途半端になるのがいやでした。卒業したらもっとSNSを活発にやるのか、仕事も始めなきゃいけないし、では何をするのかと進路で悩んでいたときにデビューのお話をいただいたので、そこで大きな決断をしました。私の力で作り上げていけるものがあるのかと考えたときに、いままで自分が主体になってSNSをやっていたわけではなく、兄の後にくっついてやっていただけで。私のフォロワーの方も、兄のついでに応援してくださっていた方も多いと思うんです。でも、デビューすると自立できますし、自分が主になって活動できるという思いも強かったので、この道を選びました。ーーTwitterでは、約18万人ものフォロワーの方がいらっしゃいますが、ご自身の影響力についてどう感じていますか。正直なところ、影響力があるとは感じていないんです。最近は、同年代の方ですごくクリエイティブな創作をしている方も多いと思うので、そういう人たちのなかの端に自分がいるような感覚。もともと私は、攻略的にツイートをしようと思っているわけではなく、活動報告をツイートするだけなので、インフルエンサーのように言ってもらうことも多いのですが、少し不思議な気持ちになります。最近は動画投稿やTikTokなど、若い人たちが活用できるSNSが増えてきていて、そういうものは必ず誰かが一番初めに動画を上げて、人気になりますよね。自分からそういったものを発信していける方の勇気を尊敬しています。20歳になり再起動する意味の1stアルバムーー2021年3月3日に1stフルアルバム『Reboot(リブート)』をリリースされましたね。収録曲の「Reboot」をアルバムタイトルにしていて、「再起動」という意味があります。2020年は思うように活動できないもどかしさであったり、ファンの方々と接することができなかったり、その寂しさやいろいろな感情が混ざった1年でした。そういうモヤモヤしたところをリセットすること、そして私が昨年の12月の誕生日で20歳を迎えまして「成人する」という良い切り替えの時期ということ、新たな自分を一から始めるという気持ちで作り上げるといった、複合的な意味をこめたタイトルであり、作品になっています。ーータイトル曲でもある2曲目「Reboot」は、すでに1月からアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜 午後6:00)のエンディングテーマとして流れていますね。同アニメのエンディングテーマ抜擢は、2019年以来2度目ですが、今回はどのように曲を作っていきましたか。今回は、ロックバンドのandrop(アンドロップ)の内澤崇仁さんに曲を作っていただきまして、私が作詞を担当させていただきました。前回、コナンくんの曲を担当させていただいたときに感じた、歌の力の大きさみたいなものや、いまの私の成長した姿を見せたいと思い制作して。内澤さんやスタッフさんと一丸となって、作り上げられた曲なんです。ーーコナンくんサイドからは、曲についてのリクエストはあったのでしょうか。コナンくんからは「がんばれ!」って応援してもらいました……ってそういうことじゃないですよね(笑)。コナンくんのスタッフさんからは「ロックな感じで」というお話はあったので、エンディングテーマとしては新鮮な楽曲テイストで、私の歌を届けられたと思います。ーー全曲の歌詞は宮川さんが書かれているとのことですが、「aireen」名義となっていますね。作詞をするときは名前を変えたいと思っていたのと、制作に関わってくださる愛李スタッフの総称という意味もあって、作詞するときのクレジットは「aireen」にしています。ーー3曲目「Stampede(スタンピード)」は、軽快で小気味の良いナンバーですが、これら含め新曲を作るときはどのように制作されましたか。私からの希望を伝えて、スタッフさんと一緒に相談して決める場合もありますし、今回は「いろんなテイストの私の顔を見せたい」という思いもあったので、さまざまなジャンルを取り入れていろいろな歌声も出せました。内澤さんとコラボするアルバムでもあったので、よりいっそう気合をいれて、1曲ごとにシーンが浮かんでくるように制作していきました。ーー新曲の7曲目「凪(な)ぐ」は、スケール感のあるバラードです。アッパーな曲と違い、バラードで何か歌唱において意識したことは。バラードは、めったに歌うことがなかったんです。今回、内澤さんが制作してくださった楽曲ということもあり、内澤さんの歌い方はもちろん、作詞だと「内澤さんだったらどう書くかな」と研究して、しっかり考えて歌いました。なかなか簡単にはいかなかったのですが、試行錯誤した分、濃い思いが声にのっていればいいなと思います。ーー歌詞はいつもどのようなシチュエーションから生まれるのですか。直接的な思い入れがそのまま歌詞になっているわけじゃないのですが、創作とはいえ、頭に出てきたことはいままで私が経験してきたことや聴いてきた音楽が、少なからず影響していると思います。でも、自分の思いを曲にこめたいというよりも、聴いてくださる方それぞれで解釈をしていただいて、曲を自分のものにしていただければと。自由に聴き手の方々が楽しんでくださるように歌詞を作っていますし、生まれ変わる私の新たな進化を遂げた、デビューから1年と少し経って得てきた経験や成長を感じ取ってほしいという思いもありますね。ーー今後、ライブのご予定もあるんですよね。オンラインでのミニライブなどを企画しています。ファンの方と同じ空間で作り上げる対面でのライブも好きなので、オンラインだと少し寂しい気持ちもあるのですが、この機会をいただけたので、ファンのみなさんとオンラインで会えることが楽しみです。未来のアーティストとしての自分自身が目標ーーおうちではどのように過ごしていますか。趣味などありますか。とくにこれといってハマっているものもなく、むしろ逆に、趣味の作り方を探しています(笑)。すごく熱しやすくて冷めやすいんですよ。読書はもともと好きなんですが、一気に読み漁りたいときと、まったく読まなくなるときと、波があって。もうすぐ結末が読めるというところでも、飽きちゃうと本を読まなくなるというのを繰り返していて、読書以外でもいろいろなことに手を出しながら同じように波があるので、それを季節によって繰り返していますね。ーー読書だと、好きな作家がいるのですか。とくに誰というのもないんですよ。ただ、「読んだ!」という感じがするので、ハードカバーが好きで(笑)。書店に行って、背表紙で気に入ったものやタイトルに惹かれたもの、運命を感じたもの、手になじむような本を探す時間が好きなんです。ーー現在20歳の宮川さんですが、10代の頃と20代の現在とでは、何か違いを感じることはありましたか。ないです(笑)! 20歳になったからといってお酒を飲むわけでもなく、もともとお酒にも興味がなく。もともと味のついた飲み物が得意じゃなくて、普段はお茶か水を飲んでいます。まだ20歳になったばかりなので、気持ちはまだ10代なんですよね。いまのところ、あまり大人らしい大人になれている自信はないですね(笑)。時が経つにつれて、今後は大人っぽさを身につけていきたいと思います。ーーメイクなどにも興味が高まる時期では?何もこだわりがないんです(笑)。日頃のケアにしても、乾燥しやすくて肌が弱いので、薬局で買った化粧水を使うような感じで肌を守る以外、あまり気を遣っていないんですよね。ーー今日は髪をまとめていますが、伸ばしているんですか。いま一応、髪を伸ばしてはいるんですが、それは長い髪をバッサリ切ったときが気持ちいいかなという意味で伸ばしていまして(笑)。あとは不器用なので、ヘアアレンジを研究したくて、三つ編みの練習用に伸ばしているかな。ーー20代はどんなふうになりそうでしょうか。20代になったら、25歳ぐらいまでで、区切りがつきそうだなと感じていて。区切りというのは、自分の感情だったり、精神的なものだったり、いつか考え方の大きな変化がくるタイミングがきそうな気がしています。そのときのために、たとえばすごくすてきなスタッフさんや素晴らしい演奏家の方々とご一緒することや、今回のように内澤さんと共作させていただくという、貴重な機会をどんどん吸収していきたい。音楽以外でも、自分の感性を高めていきたいと思っていますし、「これだ!」と思ったものを突き詰めていきたいですね。ーーでは今後の目標を教えてください。音楽の経験が浅いまま、この活動をさせていただいているので、いまはとにかくいろいろな方から刺激を受けています。素晴らしいアーティストの方たちをまっすぐ見て、勉強していきたい。自分の声もうまく使えているか見直したいですし、声の使い方や音楽性を磨いて、どんどんアーティストとしての自分を作っていきたいので、その先にある自分自身が、目標ですね。取材後記音楽が好きなご両親やご兄弟とともに育ってきた、宮川愛李さん。SNSを中心に支持を増やしてきた次世代アーティストとして、これからも着実に歩みを進めていくことでしょう。20代の飛躍も楽しみですよね。そんな宮川さんの1stフルアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみり宮川愛李PROFILE2000年12月28日、東京都式根島生まれ。兄の宮川大聖(みやかわくん)の影響で、学生時代より「妹子」名義にてSNSで活動し、話題に。2018年、高校2年生のとき、みやかわくんのワンマンライブへゲスト出演したことがデビューのきっかけとなる。2019年6月、ミニアルバム『スマホ映えの向こうの世界』でメジャーデビュー。11月にリリースした1stシングル「Sissy Sky」が、アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに抜擢。12月、初の東名阪ワンマンツアー「あったまっていきなよ〜!!!」を成功に収めた。2020年1 月から、ラジオレギュラー番組 AuDee「宮川愛李のチャレモン!」(毎週金曜日21時より配信)を担当。6月、ファンコミュニティ「IRIS」を設立。9月、初の有料オンラインライブ「Re:rave」を開催。2021年3月3日、1stフルアルバム『Reboot』をリリース。表題曲「Reboot」が2度目となるアニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに抜擢された。InformationNew Release『Reboot』(収録曲)01.スフィア02.Reboot03.Stampede04.プリムラ05.lyrical06.思案ブルー07.凪ぐ08.魅惑のカレイド09.Sissy Sky10.わすれもの11.メランコリック(Authentic)※ボーナストラック2021年3月3日発売*10曲目までの収録曲は全形態共通。*「メランコリック」は【通常盤】のみ収録。*【名探偵コナン盤】には、さらに「Sissy Sky(TV_Edit)」「Reboot(TV_Edit)」の2曲が収録。(通常盤)JBCN-9004(CD)¥2,750(税込)(初回限定盤)JBCN-9003(CD)特典DVD品番:JBBN-9003(DVD)¥3,630(税込)<DVD収録内容 >宮川愛李ワンマンツアー「あったまっていきなよ〜!!!」:スマホ映えの向こうの世界/メランコリック/Sissy Sky宮川愛李 ミュージックビデオ:欠落カレンドラ/Sissy Sky/プリムラ/スフィア/Reboot(名探偵コナン盤)JBCN-9005(CD+GOODS)¥3,300(税込)<GOODS>描き下ろしアクリルスタンド(ランダム封入/全2種):江戸川コナン/毛利蘭写真・大内香織 取材、文・かわむらあみり
2021年03月04日俳優・板垣李光人の初のカレンダー『板垣李光人 カレンダー2021.4-2022.3』(3月28日発売 SDP 2,200円)より、アザーカットが公開された。一昨年、特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のウール役で「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣は、『約束のネバーランド』の実写映画でノーマン役に抜擢され、次世代を担う実力派俳優として着実にステップアップ。昨年末にはファッション雑誌『SPUR』で表紙を飾り、ジェンダーレスな美貌でも注目を集める存在だ。本作では、飾りすぎないスタイリングで等身大の魅力を引き出している。今回公開されたのは、カレンダーに収録することができなかったアザーカットで、全4種の生写真セットとして発売されるビジュアル。ジェンダーレスな魅力と評される板垣のイメージとは一転、スーツ風の衣装で色気を感じさせるクールな表情や、幻想的な光の中で見せるアンニュイで儚げな眼差し、ラフにジャケットを着こなすカット、キュートなウインクなど、多彩な魅力を切り取った。(C)SDP
2021年02月03日俳優・板垣李光人が19歳の誕生日を迎えた28日、自身初となるカレンダー『板垣李光人 カレンダー2021.4-2022.3』(SDP 2,200円)を3月28日に発売すると発表。合わせて、表紙と特典カットが公開された。一昨年、特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のウール役で「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣は、昨年公開された人気コミック『約束のネバーランド』の実写映画でメインキャラクターの1人・ノーマン役に抜擢され、次世代を担う実力派俳優として着実にステップアップ。今年も、現在放送中のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』への出演のほか、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』(2月11日公開予定)、『ゾッキ』(2021年春公開予定)への出演を控えている。俳優としてだけではなく、昨年6月に発売した1st写真集『Rihito 18』では妖艶で個性的な魅力を披露し、昨年末にはファッション雑誌『SPUR』で男性俳優としては異例となる表紙へ大抜擢されるなど、そのジェンダーレスな美貌でも注目を集める存在だ。本作では、これまでの写真集やファッション誌とは異なる、飾りすぎないスタイリングで等身大の魅力を引き出した。公開された表紙・特典カットは、男らしさを感じさせる表情や、優しく微笑む爽やかな笑顔、鋭い眼差し、そして都会の高層ビルをバックに見せるクールでアンニュイな雰囲気など、板垣のさまざまな姿が収められている。自身初のカレンダー発売にあたって板垣は「カレンダーということで、普段させていただくファッション誌の撮影ともまた違う印象でした。素敵な服をどう魅せるか、というのに加えて衣装や場の空気から感じる四季といかに溶け合うか、今回は役者としての板垣にクローズアップできたのではないでしょうか」と振り返り、「最高のクリエイターの方々と作り上げた板垣李光人が、皆さんの1年間を彩ることができれば嬉しいです」とコメントを寄せた。(C)SDP
2021年01月28日24日、’21年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)のヒロイン役として上白石萌音(22)、川栄李奈(25)、深津絵里(47)の3名が務めることが発表された。制作発表当初から朝ドラ史上初の3人のヒロインによる物語となることが明かされていた本作。NHKによると、岡山、大阪、京都を舞台に戦前から令和まで続く、母娘3代の家族物語になるという。朝ドラ初出演となる上白石と深津はそれぞれ、「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした」(上白石)、「この度、105作目のヒロインを務めることになりました。105という数字の重みに責任を感じています」(深津)とコメント。なかでも16年放送の『とと姉ちゃん』以来、2度目の出演となる川栄には、朝ドラへの“格別の思い”があるという。’15年のAKB以降、女優としてめざましい活躍を遂げた川栄。朝ドラに憧れたきっかけについては「『あまちゃん』で、『朝ドラってすごいな』って思って、そのへんから『出たいな』と思うようになりました」(16年5月9日『エンタメOVO』)と語っていた。AKB時代に’15年放映の『あさが来た』のヒロインオーディションを受けるも、結果は落選。次回作の『とと姉ちゃん』のヒロインにも応募し、落選はしたものの主人公が住み込む仕出し屋の娘役として初出演を果たす。その後は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)といった話題作に次々と出演。実力派女優として名を馳せ、ついにヒロインの座をつかむことに。朝ドラヒロインに向かって邁進してきた川栄だが、実はこれは“意外なこと”だという。「川栄さんはインタビューで『もともと存在が地味なので、主役をやりたいと思ったことがないんです』と語るなど、主役にこだわらない女優さんでした。実際、映画やドラマには引っ張りだこですが、主演数は極端に少ない。そんな川栄さんが、ヒロインのオーディションを受け続けたということは、よほどの憧れがあったのでしょう」(芸能関係者)本作のヒロイン決定に際して、川栄はこうコメントししている。「朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました。受かるまで受け続けようという気持ちでいて、今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです」AKB時代からの夢をついに叶えた川栄。長年の思いを胸にヒロインとして走り出した彼女の未来は明るい――。
2020年12月25日ジャニーズJr.の原嘉孝が12月5日、東京・明治座で行われた主演舞台『両国花錦闘士』(作・演出:青木豪)の公開ゲネプロ及び取材会に出席。紆余曲折を経て、たどり着いた公演初日に「ただでさえコロナで大変な時期に、無事にこの日を迎え、やっと皆さんにお届けできるのは、とても幸せ。いろいろありましたけど、無事に千秋楽まで一致団結して走り抜けたい」と決意を新たにしていた。明治座、東宝、ヴィレッヂの同齢男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”の第一弾として、岡野玲子の同名相撲コミックを初めて舞台化。架空の1980年代後半から90年代初頭のバブル期を舞台に、原演じるソップ(やせ)型の美形力士・昇龍と、彼を取り巻く個性的な面々が、土俵の内外でドタバタを繰り広げる。明治座の“座長”就任に、当初は「すばらしいことなんですが、僕でいいのかなと…」と不安もよぎったが、「座長であっても、そうでなくても、やれることに変わりはなく、役に一生懸命向き合う姿勢だけは貫きたかった。今は不安なく、この場に堂々と立っていられればいいと思う」と約1ヶ月に及んだ稽古の成果に胸を張る。力士役を務めるため「今年の2月からトレーニングして、体重は7~8キロ増えた」といい、配役変更後も筋トレに励んだが「プロデューサーさんに(鍛えすぎは)やめてくれと。鍛えあげた肉体を見せたい欲が出てしまった(笑)」と役作りを振り返った。2020年を漢字一文字で表すと「知るの“知”です」。「コロナで大変な世の中になり、それまで当たり前だった舞台に立てるありがたみを知った。何より、多くの皆さんに支えられながら、ここに立てることを改めて知ったので、それが自分にはプラスでした」としみじみ語った。取材会には原をはじめ、昇龍のライバル・雪乃童役で共演する大鶴佐助、相撲雑誌記者・淳子を演じる大原櫻子、おかみさん役の紺野美沙子、物語をかき乱す芸能プロ社長を好演するりょうが駆けつけ、原の“座長ぶり”を絶賛。大鶴は「役に対するまっすぐな姿勢に影響を受けた。それこそが座長のあるべき姿」だと敬意を示し、2度目の共演となる大原は「原ちゃんは、すごく勤勉で真面目、そして人に優しい。泣き虫なところだけは(座長として)大丈夫かなと思いましたが(笑)、尊敬しています」と話していた。また、紺野は「稽古場で原さんがいつ脱ぐのか、それが楽しみで楽しみで(笑)。実際のお姿は想像以上でした」とその肉体美にほれぼれ。りょうは稽古中、食事制限する原にお弁当を作ってあげたというが、原が「えっーと、何でしたっけ?角煮とか?」と記憶があやふやな様子を見せると、「もう二度と作らない(笑)」と苦笑いだった。『両国花錦闘士』<東京公演>公演期間 / 会場:12月5日(土)~23日(水) / 明治座チケット発売中お問合せ:明治座チケットセンター / 03-3666-6666(10:00~17:00)<大阪公演>公演期間 / 会場:2021年1月5日(火)~13日(水) / 新歌舞伎座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター / 06-7730-2222(10:00~18:00)<福岡公演>公演期間 / 会場:2021年1月17日(日)~28日(木) / 博多座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:博多座電話予約センター / 092-263-5555
2020年12月05日ひき逃げの疑いで逮捕(10月30日に釈放)された俳優・伊藤健太郎の降板を受け、ジャニーズJr.の原嘉孝が主演を務めることになった舞台『両国花錦闘士』が、12月5日に開幕する。このたび、主人公・昇龍を演じる原の姿を収めた新ビジュアルが公開された。原作漫画の時代背景でもあるバブル期をイメージし、まわしを締めた昇龍がディスコのお立ち台に立っているような姿を収めた新ビジュアル。原のもつアイドルらしいキラキラ感もあふれ出る、強く印象に残るインパクト大なビジュアルを完成させた。まぶしい笑顔でポーズを決めている原の横に、「君のまわしに恋してる」というキャッチフレーズも添えられている。明治座、東宝、ヴィレッヂというそれぞれ歴史もカラーも異なる3社から、同じ年齢の男性プロデューサー3人が立ち上げた“三銃士企画”第一弾『両国花錦闘士』。原が演じる主人公・昇龍は、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”だ。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。
2020年11月20日12月5日(土)より東京・明治座で開幕となる舞台『両国花錦闘士』の新ビジュアルが公開された。本作は、1989年から90年にかけて『ビッグコミック スピリッツ』(小学館)にて連載された岡野玲子のお相撲漫画を初の舞台化。明治座、東宝、ヴィレッヂから、同じ年齢の男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”の第一弾として、東京・福岡・大阪の3拠点で上演される。架空の1980年代後半から90年代初頭のバブル期を背景に、土俵の上で活躍する主演・昇龍役を務めるのはジャニーズJr.の原嘉孝。昇龍の宿命のライバル・雪乃童を大鶴佐助が演じるほか、大原櫻子、木村了、紺野美沙子、りょうといった豪華な顔ぶれが集結する。今回公開されたのは、まわしを締めた昇龍がディスコのお立ち台に立ったバブル期を感じさせるビジュアル。原のアイドルらしいキラキラ感も合わさり、見る人を惹きつけるインパクト大な一枚となっている。『両国花錦闘士』の東京公演は現在、チケット発売中。2021年1月5日(火)からの大阪公演、1月17日(日)の福岡公演のチケットも12月5日(土)10:00から発売となる。【公演概要】『両国花錦闘士』<東京公演>公演期間 / 会場:2020年12月5日(土)~23日(水) / 明治座チケット発売中お問合せ:明治座チケットセンター / 03-3666-6666(10:00~17:00)<大阪公演>公演期間 / 会場:2021年1月5日(火)~13日(水) / 新歌舞伎座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター / 06-7730-2222(10:00~18:00)<福岡公演>公演期間 / 会場:2021年1月17日(日)~28日(木) / 博多座チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~お問合せ:博多座電話予約センター / 092-263-5555
2020年11月20日人生のきらめきを見つける物語を描く『ソウルフル・ワールド』のボイスキャストとして、浜野謙太と川栄李奈が決定した。浜野さんが声を担当するのは、ジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師のジョー。ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下してしまい、目を覚ますと青く可愛らしい姿に…。また川栄さんは、やりたいことが見つけられず何百年もソウルの世界にとどまっている、ジョーが出会う“こじらせ”ソウルの22番に声をあてる。2人はUS本社のオーディションを経て、今回の参加が決定。共にディズニー&ピクサー声優初挑戦となるが、浜野さんは「オーディションに参加できるだけでもすごく嬉しかったですし、本気で頑張ったので、受かったことが単純に嬉しかったです」と喜び、川栄さんも「本当に嬉しかったです。嬉しすぎて叫びました!」と語る。ジョーは、音楽こそが自分の人生のすべてだと疑わないまっすぐなキャラクターで、ソウルの世界から地上に戻ろうと奔走する役どころ。ミュージシャンとしても活動している浜野さんは「自分に本当に近い存在ですね。プロのジャズ・ピアニストになる夢だけを追い続けるジョーを観て“俺だ!”と思いました」とコメント。また22番は、ジョーが地上に戻るため共に冒険をする相棒のようなキャラクター。自身も学生の頃は将来の自分がイメージできず、22番のようだったとふり返った川栄さんは、「22番のように、“何をしたらいいのか”“自分のやりたいことってなんだろう”と悩んでいる人が私の周りや若い世代には多いかもしれないです」と多くの人の共感を呼ぶキャラクターだと話した。さらに本作は、正反対な2人によるコミカルな掛け合いも必見だ。『ソウルフル・ワールド』は12月25日(金)よりDisney+にて配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ソウルフル・ワールド 2020年12月25日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年11月19日ひき逃げの疑いで先月29日に逮捕され、30日に釈放された俳優・伊藤健太郎が、主演舞台『両国花錦闘士』を降板することが7日、同作の公式サイトで発表された。サイトでは「出演者降板のお知らせとお詫び」と題して、「この度、『両国花錦闘士』に昇龍役として出演を予定しておりました伊藤健太郎は、諸般の事情により、降板する運びとなりました」と報告。「出演を楽しみにされていた皆様には、ご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます」と謝罪した。そして、「公演は予定通り上演いたします。代役やチケットの払い戻し対応につきましては、改めて公演公式サイト、公式Twitterにてご案内申し上げます。誠に恐縮ですが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」と説明し、「出演者・スタッフ一同、より良い作品をお届けできるよう努めてまいりますので、何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます」と記した。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。
2020年11月07日現在放送中の波瑠主演ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」のHuluオリジナルストーリー「恋愛進化論」が配信決定。川栄李奈演じる我孫子沙織がヒロインを務める。「#リモラブ」第3話では、青林風一(松下洸平)の彼女・我孫子沙織(川栄さん)には“セフレ”がいるという衝撃の事実が発覚した。今回のオリジナルストーリーでは、“恋人とセフレは別”という恋愛価値観をもった我孫子をヒロインに、全3話の短めで濃いめな恋愛大河ドラマを配信。そんな恋愛観に至るまでの5年間に起きた3つの恋愛エピソードと、それぞれのキーアイテムを紹介し、幸せと愛を求めるがゆえに分かりにくくて重めな女になっていくヒロインの内面、ヒロインがユニークな恋愛観に行き着くまでの驚きに満ちた道のりを愉快に、ディープに描く。ヒロイン・我孫子役の川栄さんは「出演のお話を頂いて、素直に凄く嬉しかったんですが、本編に出られている方が誰もいなかったので少し不安でした。(笑)」と出演への心境を明かし、「本編では、『我孫子沙織』というキャラクターは少しあざとく、嫌な感じに映っているかもしれませんが、彼女の“空気を読みすぎて、周りに流されてしまう”ところなど『女性ってこういうところあるよね!』と、共感して頂ける内容にこのオリジナルストーリーはなっていると思います」と本作について説明。そして「毎話登場する男性ゲストもとても個性的でキャラが強いので、楽しみにしていてください」と見どころも語っている。また、我孫子が昔の思い出を語る警察官役で勝村政信が出演する。勝村さんは「川栄さんとは、少し前に違う作品でもご一緒させて頂いていたので、とても仲良く撮影できました」とふり返り、「台本を読んで、とても楽し気な作品だと思い、僕が演じる警察官といつも落し物を探しにくる女性・我孫子沙織、少しずつ二人の心が通い合う、不思議な距離感にご注目頂きたいです」とメッセージを寄せている。●第1話「バレッタ!心のストッパー」あらすじ我孫子沙織(川栄李奈)はものを失くしがちな女である。その日も、髪留めというかバレッタを失くした沙織は、警察の遺失物係を訪れていた。「何か思い入れがあるんですか?バレッタ」と警察官(勝村政信)に問われた沙織は過去のある不思議な出来事を思い出す。大学の先輩数人と飲み会をした夜、帰り際に沙織は一人の先輩に呼び止められた。彼は数日前沙織が告白した相手。あっさりフラれた沙織は一人で寂しく歩くうち酔いが回り座り込んでしまう。意識が遠のく中、誰かに背負われたような感覚。そしておでんのにおい。気がつくと沙織はラブホにおり、目の前ではホストのシュウトがコンビニのおでんを食べていた――。「恋愛進化論」は地上波第4話、第7話、第10話放送終了後から新エピソードをHuluにて独占配信予定。「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年10月29日