ポーター(PORTER)が、ブランドの代名詞である「TANKER」の発表35周年を記念し、日本を代表するアーティスト・村上隆との初となる「村上隆×ポーター」コラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボコレクションには、「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。村上隆の代表的なアートである“お花“を融合し、それぞれに“お花”のぬいぐるみが装着できる仕様が特徴的。本体のフラップやポケット部分には、非常に細かな刺繍で表現し、さらに内装と付属の巾着にもプリントを施したスペシャルアイテムだ。ファスナーパーツには高級感があり、ムシの1つ1つを研磨して滑らかな開閉が特徴のエクセラファスナーを使用した。「リュックサック」(12万円)販売は、店舗ごとに発売日や販売方法が異なり、PORTER OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA、PORTER STAND 品川駅店・東京駅店は、事前抽選での販売。7月16日の21時が応募締切となっている。申し込みや詳細は、ウェブサイト()にて確認できる。また吉田カバンオフィシャルオンラインストア()では7月20日の12時より、Tonari no Zingaro()では7月27日より発売する。いずれも数量限定につき、在庫がなくなり次第終了となる。©︎2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年07月16日プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子が9日、都内で行われた「2019年度"納豆クイーン"表彰式」に出席した。2002年より行われている全国納豆協同組合連合会主催の同イベントは、毎年7月10日の"納豆の日"をPRすることを目的に、健康的で納豆好きな著名人を「納豆クイーン」として選出。歴代クイーンには初代の菊川怜をはじめ、和田アキ子や上戸彩、吉田羊などがおり、今年の納豆クイーンには村上佳菜子が選ばれた。表彰式の朝も納豆を食べてきたという村上は「小さい頃から納豆が大好きで、毎日食べています。納豆クイーンに選ばれるなんて思ってもいなかったので、すごくうれしいですね」と笑顔を見せ、「小さい頃は納豆ばかり食べていましたが、自分で色々と組み合わせて考えながら食べるのが楽しみなんです」とイベントでは"やみつきヘルシー納豆佳菜子スペシャル"と題したオリジナルメニューも披露。また、納豆クイーンとしての意気込みについては「最近は腸活とも言いますが、納豆は身体にもいいということで話題にもなっています。納豆は発酵食品の代表的なもの。日本の皆さんに納豆をたくさん食べていただいて健康になっていただき、海外の人にも発信できたらと思っています」と力強く語った。イベント中は、自身のインスタグラムに掲載した写真を披露。日本酒を抱えてにっこりした写真について「日本酒が大好きで、お酒の中で唯一日本酒が身体に合うんです。この前も2人で6合飲んだんですが、全然大丈夫でした。その時は十四代という貴重な日本酒を飲んで浮かれましたね(笑)」と明かしつつ、「すごく飲ん兵衛みたいな感じになっていますけど、大丈夫ですか?(笑)」と苦笑い。そんな彼女に納豆クイーンということで「納豆のように粘り強い男性は?」と投げかけると「粘り強い人は大事ですよ。一回でめげず頑張る人はすごい大事だと思います。粘り気は大事ですね!」と好印象の様子だった。なお、この日は9代目ミス納豆も発表され、長沢美月、菖蒲理乃が選ばれた。
2019年07月10日今年の再々演でラストステージを迎えた、村上春樹原作、蜷川幸雄演出の舞台『海辺のカフカ』。それに続く村上文学の舞台化第2弾、『神の子どもたちはみな踊るafter the quake』が今夏、上演される。【チケット情報はこちら】原作は阪神淡路大震災をモチーフに、地震のニュースに触れた人々の心の動きが綴られた作品を集めた短編集で、その中から『かえるくん、東京を救う』『蜂蜜パイ』の2編を取り上げて構成。脚本は『海辺のカフカ』を手がけたフランク・ギャラティ。演出は、蜷川演出の舞台『私を離さないで』(2014年、カズオ・イシグロ原作)で脚本を担当した倉持裕が担うこととなった。今回、『海辺のカフカ』のナカタ老人役で海外からも多くの賞賛を得た木場勝己が、“かえるくん”役で出演。再び村上ワールドに挑む思いを聞いた。「『海辺のカフカ』パリ公演の時に村上春樹さんのトークショーがあって、10代の若い女性ファンが作品のテーマなどを質問するんですね。村上さんはテーマのことはおっしゃらずに“僕は物語を作るんです”と主張されていました。僕ら俳優の場合は物語を作るというより、その瞬間、瞬間の場で起こったドラマをつなげることで、最終的に物語になると考えていて。そこが作家とは違うなと思っていたら、さらに“僕は、プロットは作らない。登場人物を置いた後、彼らがどう動くかは書いてみないとわからない”とおっしゃった。その感覚はちょっと近いかな、なんて思いましたね。豊かな物語に負けないよう、その瞬間、瞬間のつなぎをちゃんとやらなきゃと思っています」蜷川との思い出を「ああしろ、こうしろと言われたことは皆無。だから自分の好きなようにやって、それを蜷川さんがニヤニヤして見ていた」と笑いながら振り返る。倉持との舞台作りは今回が初。その期待とともに気になるのは、自身が担うキャラクターである。「何しろ人間じゃなくて、蛙だからね。蛙の気持ちは知らないけれど(笑)、未知な分だけ面白いと思います。村上さんは“総体としての蛙”という言い方をしていたかな。かえるくんは、信用金庫に勤める片桐さんに「みみずくんが東京に大地震を起こそうとしている。一緒に闘ってくれ。あなたでなければいけない」と頼むんです。その片桐さんというキャラクターがとても興味深いんですよ。風采があがらず、腕に覚えもないのに、ヤクザの前でも動じずにこちらの要求を通したりする。そういう嫌な仕事を押し付けられるんだけど、きちんとやり遂げていて。そんな片桐さんを、かえるくんはなぜシンパシーを感じて選んだのか。そこが1番、僕のモチベーションの核になるだろうと思います。僕自身、そういう人がちょっと好きですから」地震をモチーフに人々の繊細な心の揺らぎを描く本作について、「ラストは再生に向かっている、と感じられます」と穏やかな表情で見据える。共演する古川雄輝、松井玲奈、川口覚ら瑞々しい才能たちの頼れる支柱となることは間違いない。“ナカタさん”から“かえるくん”へ、魅惑の村上ワールドを飄々と泳ぐ、熟達の味わいに期待せずにはいられない。取材・文上野紀子
2019年07月05日人気作家・村上春樹氏(70)が作家デビュー40年を記念し、東京・千代田区のTOKYO FM HALLで、村上氏がDJを務める同局「村上RADIO」の公開収録イベント「村上JAM~村上RADIO SPECIAL NIGHT~」が26日に開催された。各スポーツ紙などによると村上氏はもともと国内であまり公の場に出ることがなく、公開収録は作家人生で初。約1万2,000通の応募から抽選で約150人が無料で招待されたという。ジャズ好きとして知られる村上氏だが、ジャズピアニストの大西順子(52)、ジャズサックス奏者の渡辺貞夫(86)、ジャズクラリネット奏者の北村英治(90)らレジェンドが集結して演奏を披露。また村上氏作品の大ファンを公言する俳優の高橋一生(38)、歌手のスガシカオ(52)もゲストで登場したという。「観客はジャズ界のレジェンドたちの演奏に聞き入っていました。高橋さんは村上さんの作品をあの美声で朗読。スガさんはSMAPに提供して大ヒットした『夜空ノムコウ』を弾き語りで熱唱。出演者たちは村上さんとの軽快なトークで盛り上がり、3時間以上のイベントがあっという間でした」(イベント関係者)村上氏といえば“ハルキスト”と呼ばれる熱狂的なファンがいることでも知られているが、イベントはかなりファン・ファーストだったという。「取材に来たマスコミや出版関係者は会場に入れず、別室でモニター観覧。さらに終了後にはフォトセッションが行われましたが、マスコミよりも前にファンの撮影タイムが設けられました。当選したファンにとっては夢のような時間だったでしょう」(前出・イベント関係者)収録内容は8月25日と9月1日の2夜に分け、いずれも午後7時からTOKYOFMなど全国38局で放送。再びファンたちを沸かせることになりそうだ。
2019年06月27日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が27日、自身がパーソナリティを務める文化放送『村上信五くんと経済クン』(毎週土曜 9:00~10:00)で安倍晋三首相と面会し、インタビュー取材を行った。インタビュー冒頭、村上は安倍首相と名刺の交換を行い、和気あいあいとした雰囲気でインタビューは始まった。初めて日本で行われる「G20」のホスト国・議長として臨む安倍首相に意気込みを聞き、米中貿易摩擦の収束をどうリードするか、直球で質問を投げかけた。また、デジタル課税問題への取組みや海洋プラスチック問題についての取り組みも質問。安倍首相からは日本が議長国として新たなルール作りの主役となる決意表明を引き出した。また村上は、日米首脳会談や日露首脳会談での課題と問題点についても聞き、安倍首相からは2国間の首脳会談の難しさと面白さについて語られた。インタビューの様子は29日の番組内で放送される。
2019年06月27日村上春樹の長編小説が原作の脚本を蜷川幸雄が演出するという、世界が認める日本の才能の“コラボレーション”によって2012年に初演され、以来世界各地で上演が重ねられてきた『海辺のカフカ』。今年2月のパリ公演も好評のうちに幕を閉じた作品の、およそ5年ぶりとなる東京公演が明日5月21日(火)、TBS赤坂ACTシアターにて開幕する。「世界で最もタフな15歳になる」と心に誓って東京の家を飛び出し、分身ともいえるカラス(柿澤勇人)に導かれて旅を始めた「僕」。田村カフカ(古畑新之)と名乗ることにした「僕」は、四国・高松の甲村記念図書館で、司書を務める大島(岡本健一)と管理をしている佐伯(寺島しのぶ)と巡り合う。一方、猫と会話ができる不思議な老人ナカタさん(木場勝己)もまた、何かに導かれるように東京から四国へ。カフカが長距離バスの中で出会う美容師さくら(木南晴夏)、ナカタさんと道中をともにするトラック運転手の星野(高橋努)、星野と高松で出会うポン引きのカーネル・サンダーズ(鳥山昌克)。重なるはずのない時間、出合うはずのない人々は、いつしかひとつの点を結びつつあった――。独特の春樹ワールドを、度肝を抜く視覚的な仕掛けと繊細な演技で描き出す舞台は、今回が“ラストステージ”とのこと。心して目に焼き付けたい。文:町田麻子
2019年05月20日阪神・淡路大震災からの再生を描いた、村上春樹の短編小説集が今夏、舞台『神の子どもたちはみな踊る after the quake』として上演される。舞台版では原作より『かえるくん、東京を救う』『蜂蜜パイ』の2編を取り上げ、ひとつの物語として編み直す。主演の古川雄輝は出演が決まり、初めて村上春樹の小説に触れたと話す。「シンプルで読みやすい反面、かえるくんて何?と、正直分からないことも多くて。じつは何かの比喩で、別に意味があるんじゃないかとか。読み手に考えさせる解釈の多さがハマる部分なのかなと思います」。「神の子どもたちはみな踊る after the quake」チケット情報信用金庫に勤める片桐(川口覚)は、見ず知らずの巨大な“かえるくん(木場勝己)”から突然、「一緒に闘ってほしい」と頼まれる。神戸の震災で眠りを妨げられたみみずくんが怒って東京に大地震を起こそうとしている、というのだ。しかし、片桐はその後病院のベッドで目覚めることになる。一方、小説家の淳平(古川雄輝)は大学時代の友人、小夜子(松井玲奈)に恋をしていた。小夜子とは彼女が共通の友人、高槻(川口覚・二役を演じる)と結婚、離婚を経て母となった今も友人関係が続いていた。原作では別々の短編だが、舞台版では“かえるくんの物語”は淳平が描いた小説という設定だ。「例えば小夜子を演じる松井玲奈さんが、片桐が目覚めた病院のナースとして登場したり、僕も淳平として物語を語りながら、気づけば小説の中の登場人物として存在している。出演者が出ずっぱりで色々な役を演じていく印象です」。淳平との共通点を尋ねると、「自分の思いを伝えるのが苦手。好意がある女性には何となくのニュアンスは伝えられても、ガツガツとはいけないですね」。一方、(古川が)理系という意味では淳平とは真逆とも。「理系は答えを求めるので、今回も演出の倉持さんにお会いするなり『この台詞はどういう意味ですか?』と正解を求めました(笑)」。舞台は役者として成長できる場と捉える。「今回も大変な現場になると思っています。でも苦手意識ばかりでは辛くなるので、“楽しむこと”をテーマに頑張りたい」。観客にも一期一会の舞台を見届けてほしいと話す。「テーマにある震災については、人によって感じ方もさまざまだと思っています。僕が何かを伝えるというよりは、それぞれに思いを持ち帰っていただければいいのかなと。淳平の告白できない様とかは、身近な物語としても楽しめると思います。原作とはひと味違う世界観を、ぜひ観に来ていただきたいなと思います」。公演は7月31日(水)から8月16日(金)まで東京・よみうり大手町ホール、8月21日(水)・22日(木)愛知・東海市芸術劇場 大ホール、8月31日(土)・9月1日(日)兵庫・神戸文化ホール大ホールにて。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2019年05月17日村上龍の小説をハリウッドで映画化、世界各国の映画祭を騒然とさせセンセーションを巻き起こした『ピアッシング』(原題:Piercing)が、6月に日本公開決定。併せて場面写真も到着した。主人公は自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男。彼はその衝動を抑えるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし、計画は滑稽なほど思い通りにはいかない。ホテルにやってきた女は、いきなり自分自身を傷つけて倒れこんでしまう。これはリアルな悪夢なのか、シュールな現実なのか?刃を外に向ける者と内に向ける者は、磁石のプラスとマイナスのように交わり、やがて共鳴していくのだろうか…。本作は、愛する者にアイスピックを向ける衝撃的なシーンで幕を開け、ラスト1秒まで緊迫感が持続する、殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女を描く衝撃のサイコスリラー。原作から強烈なインスピレーションを受けたのは、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ。デビュー作『The Eyes of My Mother』が2016年のサンダンス映画祭で絶賛され、ファンタスティック映画祭の5部門を受賞。『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛する監督が、今回洗練されたスタイルで原作のテイストを映像化した。出演には、「GIRLS/ガールズ」『ファースト・マン』のクリストファー・アボットと、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズでアリス役を演じたミア・ワシコウスカ。端整な顔立ちと静かな表情の中に抑えきれない狂気を混在させた男と、些細なことで壊れてしまいそうな危うさと美しさと孤独を抱えた女。2人が繊細かつ圧倒的な演技で魅せる。2018年のサンダンス映画祭では再び衝撃に包まれ、熱狂的な評価が徐々に拡散。スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では国際批評家賞と未来イメージ賞の2部門に輝いたほか、世界各国で数多くの賞にノミネートされた話題作は、原作者の村上氏も大絶賛。また、劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使い、和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与え、オリジナリティあふれる世界観を形作っている本作。到着した場面写真では、本作の世界観が少し覗くことができ、静かな怖さが感じられる。『ピアッシング』は6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月28日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」の11月25日(日)オンエア回は、俳優の村上虹郎に密着。“サラブレット”として輝きを超え、いまひとりの俳優として強い存在感を放ち出した期待の俳優の知られざる素顔とは!?1997年、俳優の父・村上淳とミュージシャンの母・UAの間に生まれた村上さん。東京に生まれ神奈川県のシュタイナー学園で学び、沖縄暮らしを経てカナダ留学。その留学中に河瀬直美監督の『2つ目の窓』で俳優デビューを飾ると同作でカンヌ国際映画祭デビューを果たし、第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞。その後2016年夏クールのドラマ「仰げば尊し」では不良グループのリーダー格を演じ新田真剣佑、北村匠海、太賀、佐野岳らと共演、多くの視聴者に感動を巻き起こし、2017年には映画『武曲 MUKOKU』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。この夏に放送された「この世界の片隅に」では戦火に翻弄される青年を熱演、来年には映画『チワワちゃん』、舞台「ハムレット」も控えるなど、いま期待の若手俳優だ。村上さんは自身の生まれや育ちについて「親の七光りですか?僕、虹郎っていうくらいなので俳優として七色以上に光りたいです」と明るく答える。母・UAさんの持つ独特でエキゾチックな雰囲気と、父・淳さんの端正な顔立ちを受け継いで若手俳優の中でも群を抜いた存在感を放つ村上さんは、その強い存在感ゆえにとかく「そのままの自分」を求められることが多いのだとか。“自分”を保ったまま“役”という別人格になるというというのは容易ではないが「フィクションを作っているから本当は自分を曲げないといけない。本来、フィクションは全部曲げているって思うんです。でも、だからこそ僕は特に、一番“自分の真ん中”にいなきゃいけないと思う」と語る村上さん。彼にとって演技することや表現することとは何か?若手実力派俳優の知られざる素顔をカメラが追う。村上さんが主演、父・淳さんとの共演も話題となっている映画『銃』は現在公開中。原作は芥川賞作家・中村文則のデビュー作で、同作を数々の伝説的作品を生み出してきた奥山和由がプロデュース、『百円の恋』『嘘八百』の武正晴監督がメガホンをとり映画化。村上さんが拳銃を拾ったことで、その銃に支配され狂気に駆られていく主人公の大学生・西川トオルを演じ、トオルの大学の友人・ヨシカワユウコに広瀬アリス、トオルのもとを訪れる刑事にリリー・フランキー、そのほか日南響子、新垣里沙、岡山天音ら個性派俳優が揃った。「情熱大陸」は11月25日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年11月25日アイドル離れした抜群のトーク力で人気を集める関ジャニ∞の村上信五(36)。その能力が“ある議論”を呼んでいるという。舞台となったのは11月9日放送の『ミュージックステーション(以下Mステ)』(テレビ朝日系)。乃木坂46や桐谷健太(38)といった豪華メンバーが顔を揃えるなか、この日の目玉は椎名林檎(39)とエレファントカシマシ・宮本浩次(52)による“夢の共演”だった。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のエンディングテーマとしてもおなじみのコラボ楽曲「獣ゆく細道」をテレビ初披露ということもあって、放送前から大きな注目を集めていた。そんななか、出番前のトークコーナーで事件は起きた。司会のタモリ(73)が「どこでそういう話になったの?」とコラボの経緯を尋ねると、少ししどろもどろになる宮本。すると、宮本の真後ろに座っていた村上がすかさず「宮本さん!どこでかを言ってください!」と勢いよくツッコんだのだ。さらに、椎名からのオファーが17年の紅白歌合戦出演時にあったことを明かし「『来年宮本さんどうされてますの?』と林檎さんから聞かれたんです。あ、来年って要するに18年のことなんですけど」と天然トークが炸裂。それに対し「みんなわかってますって!」と村上がまたもやツッコみ、スタジオが笑いで包まれる一幕も。村上が見せた名ツッコミを、関ジャニとエレカシ両ファンも《場を盛り上げようとした村上くんさすがのMCスキル!》《宮本さんのことフォローしてくれてありがとう!》と高く評価していた。しかし、そんな村上に一部エレカシファンが激怒。《MCうまいのはわかるけど、宮本が喋ってる時にしゃしゃりでないでほしい》《村上くんさすがにちょっとうるさい!》と村上が宮本の会話を遮ったと捉えたファンも少なからず登場。ネット上で議論になっていたのだ。「たしかに宮本さんが村上さんに『ちょっとあんた黙んなさい』と言った瞬間は、私も『大丈夫かな?』と思いました。エレカシファンからすると村上さんがしゃしゃり出たように見えるのも仕方ありません。ですが、宮本さんのトークはかなり独特でコントロールするのが難しいのも事実。放送ではタモリさんも少し困っているように見えました。そこで別の音楽番組で共演経験もある村上さんが助け舟を出したのだと思います。実際、去り際に宮本さんが村上さんに向かって『ありがとう』と声をかけていましたが、フォローを感謝してのことなのでしょう」(レコード会社関係者)
2018年11月13日作家の村上春樹氏がラジオDJを務める、『村上RADIO』の第3弾が「村上式クリスマス・ソング」をテーマに、12月16日(TOKYO FM/19:00~ ※各局放送時間が異なる)に放送される。第3弾の放送は、 平成最後のクリスマス目前の12月16日であることから、「クリスマスソング特集」がテーマとなり、村上氏自身が選曲を担当する。村上氏は「クリスマスだからって、 とくに楽しいことなんて何もないよ、 とおっしゃる方もたくさんおられると思います。 それから『クリスマスだからクリスマス音楽をかけるっていうのは、 あまりにも月並みじゃないか』とクールに構えている方もきっとおられることでしょう。 ほんとにそのとおりですね。 僕もそう思います。 この季節になると、 明けても暮れてもクリスマス・ソング…疲れちゃいますよね」としつつも、「でもそういうときこそ、 あまり月並みとはいえない、 クールなクリスマス・ソングをしっかりまとめて聴こうではありませんか」と呼びかける。さらに「だいたいクリスマスにクリスマス・ソングを聴かずして、 いったいいつ聴くんですか?うちにある、 僕の気に入ったクリスマス・ソングを、 ここでまとめて『冬の虫干し』します。 どうかご期待下さい」とコメントした。
2018年11月13日俳優の村上虹郎とモデルで女優のSUMIREが、「ベイクルーズグループ」創業40周年を記念した企業CMで共演。CM楽曲は、村上さんの母・UAの曲を、SUMIREさんの父・浅野忠信がボーカルを務めるバンド「SODA!」がカバーしていることが分かった。アパレルの枠を超え、カフェなどの飲食事業や、家具やインテリア事業などライフスタイルに関わる幅広い事業を展開している「ベイクルーズグループ」。今回初めてとなるTVCM「Not Smart, But Creative.」では、相反する2つの価値観や強い意志が、ぶつかり合い、混ざり合い、1つに溶け合うことで新たな価値が生まれる、というコンセプトを村上さんとSUMIREさんが表現した。村上さんといえば、先日の東京国際映画祭にて期待の若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」に選ばれたばかり。「日本映画スプラッシュ」部門にて上映された最新作『銃』(11月17日公開)は、武正晴監督が同部門・監督賞を受賞した。また、「装苑」専属モデルであるSUMIREさんは、映画デビュー作『サラバ静寂』、行定勲監督作『リバーズ・エッジ』に続き、2019年2月には「BABEL LABEL」の藤井道人・山田久人プロデュースによるオムニバス映画『LAPSE』の公開を控えるなど、女優としても活躍の場を広げている。音楽は、村上さんの母として知られるシンガーソングライター・UAさんの楽曲「太陽手に月は心の両手に」を、SUMIREさんの父・浅野さんのバンド「SODA!(そーだ!)」が今回のために特別にカバー。“2つの要素が混ざり合って、新たな価値が生まれる”というストーリーを深め、時代を築き上げてきた“親世代”と、これからの時代を担っていく若き2人のコラボレーションが実現した。監督を務めたのは、人気アーティストのミュージックビデオをはじめ、世界的大企業のコマーシャル、ドラマや短編映画などのディレクションを行い、人間のリアルを捉えることで名高い山田智和。最近では「MTV VMAJ2018」年間最優秀ビデオ賞を受賞した米津玄師のMV「Lemon」を手掛けている。■談笑から一転、役に入り込む切り替えの早さを披露今回のCM制作にあたり、撮影中の村上さん、SUMIREさんの「Not Smart, But Creative.」な様子も到着。2人は直前まで談笑をしているのにもかかわらず、撮影がスタートした瞬間に、役に入り込み、役者としての切り替えの早さを披露。メイキング中の村上さん、SUMIREさんの言葉からは、彼らがこだわって、悩んで、がむしゃらに生きている様子が伝わってくるかのよう。撮影自体も海の中に飛び込むなど、一切の妥協をゆるさないハードな内容ではあったが、村上さん、SUMIREさんは終始、真摯に取り組んでいた。「服は好きですか?」の問いに、SUMIREさんは「好きです。必需品というか、今はつけてないですが、普段はピアスをずっとしていて、どんなジャンルのスタイルの服を着ててもアクセサリーは付けているのでそれらは欠かせない」とコメント。一方、村上さんは「ぱっと見たときにほとんど顔以外服じゃないですか。そうなってくるとその人の、もしかしたら9割くらいの印象を決めるのは服ですよね。だからそこにもちろん無頓着なときもあれば、でもやっぱり服の美意識みたいなものはあるかもしれませんね」と持論を語っていた。BAYCREW’S 40周年企業CM「Not Smart, But Creative.」は11月7日(水)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2018年11月07日作家の村上春樹氏がラジオDJを務める、『村上RADIO』の第2弾と第3弾が放送されることが決定した。第2弾は『村上RADIO~秋の夜長は村上ソングズで~』というタイトルで、10月21日(TOKYO FM/19:00~ ※各局放送時間が異なる)に放送される。8月5日に第1弾が放送され、反響が多かったことから今回の放送が決定。『村上RADIO~秋の夜長は村上ソングズで~』では、「秋の夜長は村上ソングズで」をテーマに自ら選曲を担当する。また番組では、9月9日まで「村上さん、素朴な質問なんですが…」ではじまる「素朴な質問」も募集中。前回同様に、村上氏が選んだ質問を番組内で紹介しながら答えていく。村上氏は「1回目の放送が思いのほか好評で、是非もっと続けてほしいという要望がたくさん寄せられました。ありがとうございます。僕もなかなか楽しかったので、とりあえず2回目をやろうということになりました」と今回の経緯を明かす。また、「今回はとくにこれというテーマはありません。秋の夜長を、村上の選んだ曲で楽しく過ごしてください……というのがテーマです」と言い、「うちから持ってきたレコードやCDをかけます。他の番組ではなかなか(ほとんど)かからない素敵な曲をどんどんかけちゃおうというのが、僕の選曲の基本的ポリシーであります」と語った。そして「それからいろいろとお話ししなくてはならないこともあります。といっても、なにも深刻な話じゃありません。どちらかといえば、どうでもいいような話です。どうか気楽に耳を傾けてください。お楽しみに」と呼びかけていた。
2018年09月03日「豆腐の盛田屋」とは宮崎県椎葉村は、日本三大秘境の一つといわれています。そんな椎葉村の標高700mにある豆腐屋「豆腐の盛田屋」では、大自然の澄んだ空気と清らかな湧き水、そしてこだわりの国産原料を使った、口あたりまろやかな豆腐を手作りしています。「豆腐の盛田屋」では、豆腐だけでなく豆乳を使った化粧品の販売もしています。工場で働く女性スタッフの一人が、荒れていた手が豆腐作りですべすべになったことがきっかけとなり、肌に悩む女性に届けたいという想いで誕生したそう。「豆腐の盛田屋」の豆腐工場へ「豆腐の盛田屋」の豆腐工場では厳重な衛生管理のもと、手作業で一つひとつ手間ひまかけた豆腐作りをしています。まるで豆腐を飲んでいるような出来たての豆乳は、普段飲む既成品の豆乳がどれほど薄いのか一口でわかるほど。この豆乳を固めて作られた豆腐を口に入れると、あっという間に口の中で溶けてしまうほどふわふわの食感で、存在感のある甘い大豆の味が口の中に広がります。醤油をつけなくてもいいほど濃厚な仕上がりです。「豆腐の盛田屋」フラッグショップへここでしか食べられない「豆乳ソフトクリーム」「豆腐の盛田屋 川端店」は、「博多祇園山笠」で有名な「櫛田神社」そばの「川端商店街」にあります。宮崎県・椎葉村から豆腐と豆乳が毎日届き、いつでも新鮮な味わいを楽しめます。甘さ控えめの「豆乳ソフトクリーム」は、ここでしか食べられない限定品です。原料へのこだわり豆腐に必要なのは「水」と「大豆」だけ。だからこそ「豆腐の盛田屋」では、原料に妥協せずにこだわって絶品の豆腐や豆乳を作っています。大豆は、北海道の「トヨマサリ」と佐賀県産の「フクユタカ」の2種をブレンド。そうすることで深い味わいと食感が生まれ、「豆腐の盛田屋」がこだわる“濃く、なめらかな口溶けの豆腐”になるのだそう。化粧品へのこだわり自然豊かな椎葉村の湧き水と、国産大豆で作られた「豆腐の盛田屋」の豆乳は、一般的な豆乳よりも1.5倍も濃厚。豆乳には大豆イソフラボンや大豆レシチン、ビタミンEなど、女性にうれしい美容成分が豊富に含まれています。良質な「豆腐の盛田屋」の豆乳の力を美容に活かすために、乳酸菌で発酵させた「豆乳発酵液」を全ての製品に配合。濃厚な豆乳の成分が、肌をやさしく潤して“絹ごし肌”へ導きます。製法へのこだわり「豆腐の盛田屋」の豆乳化粧品の原点は「豆乳せっけん」から始まりました。「釜焚き 枠練り製法」という昔ながらの手間ひまかけたせっけん作りの製法で仕上げる「豆乳せっけん」は、発売から10数年以上たった今でも人気のロングセラー商品となっています。「釜焚き 枠練り製法」では、せっけんを一つ作るのに約100もの工程を要します。ほぼ全て手作業のため、約2か月の時間と40人もの人手が必要になります。大変な労力がかかりますが、「釜焚き 枠練り製法」で仕上げることで、保湿力に長けた肌にやさしいせっけんが完成します。製品ラインナップ肌がよろこぶ自然由来のスキンケア「自然生活シリーズ」「豆腐の盛田屋」の豆乳化粧品の原点といえる「自然生活シリーズ」。濃厚な豆乳成分がお肌を潤し、お豆腐のようにつややかな絹ごし肌へと導きます。ヨーグルトの力で簡単保湿ケア「玉の輿シリーズ」「豆腐の盛田屋」の豆乳から作った「豆乳発酵液」に、肌をやわらかくする「ヨーグルト」、保湿力に優れた「ハチミツ」などのお肌が喜ぶ食品由来成分を配合したスキンケアシリーズです。豆腐屋生まれの濃厚豆乳コスメ「Soy's simple lifeシリーズ」新鮮な「生豆乳」と「発酵豆乳」を配合するコスメライン「Soy’s simple lifeシリーズ」。生豆乳が肌表面に潤いベールを作り、オリジナルの豆乳発酵液が角質層のすみずみまで潤いを届けて満たします。大豆の力で内側からきれいに素材と製法にとことんこだわって、上質な豆乳や豆腐、コスメを作る「豆腐の盛田屋」。濃厚な豆乳や豆腐を食べて、“内側からきれい”を目指しませんか。スポット情報スポット名:豆腐の盛田屋 川端店住所:福岡市博多区上川端4-234電話番号:092-291-0177
2018年08月28日那須大八郎の恋物語の舞台「鶴富屋敷」800年以上前の平家の落人、鶴富姫と源氏の将、那須大八郎の恋物語の舞台「鶴富屋敷」。現在の建物は300年ほど前に建てられたと推測されていて、屋敷の中に入って見学もできます。那須大八郎の妻となった鶴富姫の住まい「那須家住宅」那須大八郎と鶴富姫の悲恋の舞台です。大きく太い材料を使用した椎葉独特の型式で建てられています。その建設技術からおよそ300年前と推察されています。「鶴富屋敷」の見どころ国指定重要文化財那須家住宅、昭和31年国指定重要文化財。一列型平面型式を有し、家屋前面に縁を横一列に長く配置しています。平地が少なく傾斜をうまく利用するために考えられた知恵といえます。家の長さは、25.09m、奥行き8.64mもあり、小屋組みは又首(さす)を組み合わせています。屋根は寄棟づくりで棟飾りとして九本の千木(ちぎ)が組まれています。指定当時は茅葺(かやぶき)でしたが、昭和38年から火災防止のため銅板葺きに変更しました。藤原期の寝殿造り部屋には「コザ」(神仏を祭る神聖な場所で、昔女子は不浄なものと考えられ立ち入りができませんでした)や、「デイ」(一番広い部屋で客間として用いられ冠婚葬祭などの行事も行いました)、「ツボネ」(寝室、夫婦の部屋で、お産の部屋にもなりました)、「ウチネ」(茶の間)と呼ばれる四室と、「ドジ」と呼ばれる土間に雑穀をつく空臼と大小の石造りのかまどがあります。部屋の背面は、戸棚を造り付けにし、開口部が全くないのが特徴的です。椎葉型住宅「鶴富屋敷」は椎葉型といわれる独特の建築様式の民家です。十根川重要伝統的建造物群保存地区には、このような椎葉型の建築様式民家とそれに機能的に隣接する馬屋・倉、そして屋敷を構築する石垣が樹木林と程よく調和し、歴史的景観を保持しています。縁側で食べる「そばだご」は絶品今回は、特別に「鶴富屋敷」の台所で那須家32代目の那須さんと一緒に「そばだご」を作りました。そば粉から作る「そばだご」。そば粉の割合でまったく違う食感が楽しめ、よもぎを入れたり、味付けにはちみつやお醤油、きな粉をつけていただきました。縁側に座って飴色の板戸や古い柱や漆に抱かれていると、懐かしい落ち着きを感じ、時間の流れが止まったよう。「鶴富屋敷」に隣接して、那須家32代目が経営する旅館があります。「鶴富屋敷」との共通入場券がある「椎葉民俗芸能博物館」も歩いていける距離にあり観光に最適。また、屋敷内で食事ができるなど他では味わえないサービスが受けられます。お土産屋もありとても充実しています。お食事は、季節の山菜・川魚・猪鹿などを用いた郷土料理で、椎葉で取れたそば粉での手打ちそば、ゴマ豆腐なども人気があります。昼食でのご利用も可能です。椎葉にお越しの際は、ぜひ旅館をご利用ください。「鶴富屋敷」見学詳細名称:鶴富屋敷住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村上椎葉お問合せ:椎葉村観光協会TEL:0982-67-3139アクセス:椎葉村中心部営業時間:9:00~17:00定休日:年末年始(12月28日~1月3日)料金:大人200円小人100円「鶴富屋敷」旅館詳細施設名:旅館鶴富屋敷住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818-1電話番号:0982-67-2320/FAX:0982-68-7006アクセス:椎葉村役場より車で3分最大受入可能人数:90名ご予約:お電話・FAXにてスポット情報スポット名:鶴富屋敷住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818−1電話番号:0982-67-2320
2018年08月28日宮崎県・椎葉村とは宮崎県にある日本三大秘境のひとつ、椎葉村(しいばそん)。広大な面積を有する椎葉村は、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。椎葉村では、農作業をお互いで助け合う相互扶助の文化「かてーり」が古くからあり、村民の絆が田畑や森林、文化を守るいしずえとなっています。椎葉村には、「重要無形民俗文化財」に指定されている26地区の「神楽」が伝承されています。「神楽宿」へ猪や鹿を奉納したり、粟・大豆・小豆などの雑穀を使って舞をしたりして、古くから山の生活を表わしてきました。ほかにも、「椎葉型」といわれる十根川地区の瓦屋根の集落地帯の風景や、林地を伐採した後に火入れをして地力の回復を待つ「焼畑農法」など、昔からの伝統が色濃く残った椎葉村には、まるで時が止まったような不思議なスポットが数多く存在します。鶴富屋敷およそ300年前の建築物と推察される「鶴富屋敷」。大きく太い材料を使用した椎葉独特の型式で建てられています。傾斜をうまく利用した「一列型平面型式」の造りは、国指定の重要文化財となっています。八村杉全周は99mの巨木「八村杉」は、高さでは国内2番目、根回りでは国内4番目を誇り、国指定の天然記念物となっています。1871年まで「十根川神社」が「八村大明神」と呼ばれていたことから、「八村杉」と呼ばれるようになったのだそう。十根川神社縁結びの神様として崇敬される「十根川神社」。「椎葉」という村名は、鎌倉時代初期の武士とされる伝説上の人物・那須大八郎が「椎の葉(しいのは)」でこの地に陣屋を作ったことからつけられたといわれています。大久保のヒノキ「大久保のヒノキ」は、「八村杉」から標高700mの山腹にある大久保集落に自生する、推定樹齢800年の巨木です。複雑に絡みながら四方に枝を伸ばすその姿は圧倒。その圧倒的な景観と存在感から、平成6年に国の天然記念物に指定されました。お食事処「よこい処しいばや」椎葉・厳島(いつくしま)神社近くの「つるとみ通り」の入り口にある、お食事処「よこい処しいばや」。希少な椎葉産のそば粉を使用した手打ちそばを、昆布、椎茸、地鶏からダシをとった特徴的な甘めのつゆでいただけます。ほっとするご当地の料理を堪能してくださいね。近くにある商店街は、とても懐かしい気持ちになれる場所です。時間を気にせずに、ゆっくり散歩をしてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:鶴富屋敷住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818−1電話番号:0982-67-2320スポット情報スポット名:十根川神社住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字十根川電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)スポット情報スポット名:大久保のヒノキ住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大久保電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)
2018年08月28日十根川神社とは「十根川神社」は、十根川、大久保、椎原(しいばる)、鹿野遊(かなすび)、内の八重(うちのはえ)の五集落を氏子(うじこ)とし、縁結びの神様として崇敬されています。古くは八村大明神(やむらだいみょうじん)と呼ばれていました。明治以降は、大己貴乃命(オオアナムチノミコト)を祀っています。村内に伝わる古文書『椎葉山由来記』、『椎葉山根源記』には、椎葉の山里に隠れ住む平家残党への追討使那須大八郎が、最初に陣屋を十根川に構えたと記しています。この陣屋を椎の葉で葺いたため「椎葉」の名が起こったことも記されています。八村杉高さでは国内2番目、根回りでは国内4番目利根川神社の鳥居をくぐりまっすぐ進み、本殿を抜けると見えてくるのが国指定天然記念物になっている「八村杉」。元久年間に椎葉を訪れた那須大八郎が植えたとされる十根の杉です。十根川神社が「八村大明神」と呼ばれていたためこの名前が付きました。国指定天然記念物に登録!八村杉は十根川神社の境内にあり、別名「十根の杉」とも言われます。この杉は根周り19m、樹高54.4m、目通り幹周り13.3m、枝下の地面の全周は99mもある巨木です。高さでは国内2番目、根周りでは国内4番目。昭和10年に国指定天然記念物に指定されました。八村杉を取り巻くようにイチイガシやトチノキの巨木が生い茂っており、最近では、八村杉の周辺を巨樹の野外博物館として位置づけています。この樹林は、十根川重要伝統的建造物群保存地区の特定物件に平成10年に指定されました。八村杉がある近くの椎葉村の風景八村杉は、言い伝えによると平家追討の将、那須大八郎宗久が討伐に訪れた元久年間(1204~1206年)に大八郎自身の手植えとされています。明治4年(1871年)まで十根川神社が八村大明神と呼ばれていたことから、八村杉と呼ばれるようになりました。この八村杉は樹齢800年と長い時間、椎葉村を見守った地元では神様のような存在。そんな杉の近くに立つと、悩みすらも吹き飛んでしまうようで、パワースポットのパワーをとても感じます。大久保のヒノキ推定樹齢はなんと800年!八村杉から東、標高700mの山腹にある大久保集落で、複雑に絡みながら四方に枝を伸ばす圧倒的な存在感の「大久保のヒノキ」。推定樹齢は800年です。「大久保のヒノキ」も国の天然記念物!大久保集落の奥にある大久保のヒノキは、八村杉と同じく推定樹齢800年の日本一の大檜(ヒノキ)。幹周り9.3m、樹高32m、枝は東西32m、南北30mの広がりを持ち、樹幹に無数の枝幹が絡みつくようにそびえている様子は壮観です。平成6年に国指定天然記念物に指定されました。大久保集落の人によると、「檜」はこの集落を開拓し住み着いた先祖の墓印であり、気が優しい女性の墓印の木であるといわれています。そのため今も「檜」は、この地を開拓した祖先の墓印として大切に奉られており、パワースポットとして地元の人たちに知られています。また、大久保のヒノキの近くには休憩スポットもあり、そこで飲むよもぎ茶は絶品。マイナスイオンをたっぷり吸収しながら飲むと、デトックス効果がありそうな気持ちになります。スポット情報スポット名:十根川神社住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字十根川電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)スポット情報スポット名:大久保のヒノキ住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大久保電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)
2018年08月28日村上虹郎(21)が8月10日放送の「A-Studio」(TBS系)に出演。母であるUA(46)からの深すぎる愛について明かした。俳優デビューが決まった当時、カナダに住んでいた村上。村上を日本へ送り出す際、空港でUAは心配のあまり泣きながら説教したという。UAの思いが次々と溢れた結果、予約していた飛行機に乗り遅れるというハプニングも。さらに村上は「親子じゃなかったら結婚してるのに」とUAから言われたとも明かした。「村上さんのデビュー作『2つ目の窓』を手がけたのはカンヌ国際映画祭の常連・河瀬直美監督(49)。それまで演技経験のなかった村上さんですが、河瀬監督は主演に大抜擢。村上さんの唯一無二の存在感を大絶賛しています」(映画関係者)様々な人々を魅了してやまない村上は、今年に入ってからもウェス・アンダーソン監督(49)の「犬ヶ島」や現在放送中のドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)といった話題作に出演。評価は右肩上がりだ。小泉今日子(52)も村上に魅了されたうちの1人。小泉は16年12月の舞台「シブヤから遠く離れて」にちなんだ本誌のインタビューで、共演者である村上について「すてきな声」と絶賛。またその魅力について、役柄も踏まえてこう語っている「ベテランの人たちの中で、ちゃんとそこに立つ男らしさや男気のようなものを感じますし、すごくまじめなんじゃないかな。いろいろなことを考えてその場に立っているというか。思春期の少年が持っている揺れや、実在感のない、触ろうとしたら透けてしまうような危うさを持つナオヤという役を、一生懸命表現しようとしている姿がすてきです」これからも魅了してほしい!
2018年08月13日小説家・村上春樹の短編小説「ハナレイ・ベイ」が実写映画化。2018年10月19日(金)に全国の劇場で公開される。村上春樹の短編集『東京奇譚集』所収の一篇が実写化原作の「ハナレイ・ベイ」は、2005年に発表された、単行本と文庫で累計70万部を超えるベストセラー短編集『東京奇譚集』所収の一篇。ハワイのハナレイ・ベイで一人息子のタカシをサーフィン中の事故で亡くしたシングルマザーのサチを主人公に、普遍的な親子愛を描く人間ドラマだ。あらすじピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。サチはチェアを持って海岸に行き、時折じっと海を見つめながら、本を読んで時間を過ごすこの「行為」は、10年もの間続いた。タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所にチェアを置き、数週間過ごす彼女だが、決して海には近づかない。ある時、偶然出会った2人の若い日本人サーファーに息子の姿をダブらせるサチ。そんな時、2人からある話を耳にする。「赤いサーフボードを持った“右脚のない日本人サーファー”がいる」と…。主人公サチ役に吉田羊、その息子タカシ役に佐野玲於主演は近年多くの映画・ドラマに出演し、主演から脇役まで幅広い活躍を見せる女優・吉田羊。その息子で、サーフィン中の事故で早世してまうタカシ役には、佐野玲於。所属する音楽グループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」での活動だけに留まらず、『虹色デイズ』などの演技面でも注目を集める彼が、本作でも役者として鮮烈な印象を残している。また、サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファー・高橋役を村上虹郎が務める。『トイレのピエタ』の松永大司が監督&脚本監督&脚本を務めるのは、RADWIMPSの野田洋次郎が主演を務めた映画『トイレのピエタ』や、THE YELLOW MONKEYのドキュメンタリー映画『オトトキ』を手がけた松永大司。ハワイはカウアイ島の神秘的に美しいハナレイ・ベイを舞台に、一筋の希望を探し求める女性の10年を感動的に描き出した。「私の代表作」吉田羊にとって転機となった『ハナレイ・ベイ』吉田は、『ハナレイ・ベイ』について「私の代表作になった」と話している。彼女にとって女優人生のターニングポイントと言える作品となったようだ。なぜなら、サチを演じるにあたって幾つもの大きな挑戦があったという。10年間をわずか1ヵ月の撮影期間で演じなければいかなかったことに加え、演じるにあたって撮影前に英語のセリフ、ピアノ演奏といった修得すべき技術が多かったこと。さらに、吉田に対する松永監督の演出は非常に厳しく、撮影は、「その感じは嫌いです」「そのアプローチはやめて欲しいです」など、サチを引き出すため、吉田のこれまで武器にしてきたものやアプローチを否定するところから始まった。厳しさのあまり、吉田は「この撮影が終わったら女優を辞めようかと思いました。」という言葉をこぼしている。しかし、吉田にとって松永監督の作品は念願だったこともあり、追い詰められながらもサチの10年を演じきった。そのため、カウアイ島のハナレイ・ベイでの撮影では、24時間サチとして生きるため、敢えて孤独な環境に身を置き過ごすことも厭わなかったそうだ。撮影後には「吉田さんにサチを演じてもらえて本当によかった。彼女はサチそのものだった」と松永監督もプロデューサーも絶賛の言葉を贈っている。これまで見たことのない新たな魅力を放つ吉田羊の姿にぜひ注目したい。作品情報映画『ハナレイ・ベイ』公開日:2018年10月19日(金)原作:「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊『東京奇譚集』)村上春樹著脚本・監督・編集:松永大司出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類音楽:半野喜弘©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会
2018年05月13日関ジャニ∞の村上信五(36)がテレビ朝日「2018FIFA ワールドカップロシア」のプレゼンターに就任すると5月9日、わかった。 村上は「テレビ朝日サッカー中継プレゼンターというお役目をいただき、今から胸がワクワクしております!」とコメントし、喜びが隠せない様子。さらに、こう意気込んでいる。 「ロシアW杯をきっかけに、サッカーの魅力と楽しさを視聴者の皆さんが発見でき、W杯が終わっても、サッカーという世界規模のスポーツに興味を持っていただけるよう、プレゼンターという役割を僕なりに努めさせていただきます!」 「趣味はサッカーとフットサルしかない」と語るほど、サッカーを愛する村上。周囲の誰もが認めるほどのサッカー好きであり、過去にもEURO2012や14年のワールドカップブラジル大会のキャスターを務めている。 そうした村上の思いを知っているだけに、ファンからは祝福の声が上がっている。 《サッカーが大好きでDVDの特典映像でも企画無視でひたすらサッカーボールを蹴っていた村上くんが、初めて出演する野外フェスの会場でも待ち時間にサッカーしてた村上くんが!》《わーん!村上くん、おめでとう!!! SAMURAIキャスター!!!》《頑張ってね!応援するよ〜!ほんとにおめでとう!!》 プレゼンター・村上としての初仕事は、今月30日の「キリンチャレンジカップ 2018 日本代表×ガーナ代表」の生中継。さらにワールドカップの開催時期には、現地入りした日本代表への取材も行うという。
2018年05月10日ユニクロのTシャツブランド「UT」は、世界中で愛されているキャラクター「ドラえもん」がデザインされた「ドラえもんUT 」15アイテムを、5月25日から全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する。現代アートの巨匠、村上隆が展覧会「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」に出展した作品の柄と、まんがのドラえもんがデザインされた柄の大きく2つのデザインで展開。Tシャツのほかに、村上隆作品が描かれたドラえもんのぬいぐるみも登場する。©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro村上隆が描いたドラえもんのアート作品が、UTとなって初めて登場。村上隆が展覧会のために描き本展覧会のメインビジュアルにもなったアート作品『あんなこといいな 出来たらいいな』のアートワークを取り入れたTシャツとぬいぐるみが発売される。ドラえもん、のび太といったキャラクターをはじめ、ひみつ道具や村上隆氏の代表作「お花」がカラフルに描かれた作品がUTを舞台に表現され、のび太がドラえもんに助けを求めるシーンを集めたユーモア溢れるTシャツや、タケコプターやスモールライトなどお馴染みのひみつ道具がプリントされたTシャツなど、ドラえもんの世界観を表現したアイテムがラインアップする。展開は、メンズ Tシャツ(XS-4XL、1,500円)、キッズ Tシャツ(100-160、990円)、ぬいぐるみ(2,990円)。キッズ商品は、キッズ商品取り扱い店舗のみでの販売。ぬいぐるみは、一部のマーケットのみ、Tシャツの取り扱いサイズは、店舗によって異なる。
2018年04月06日様々な役を演じ分け、思考回路を切り替えることが多い、俳優という職業。柔軟な思考力を持つために心がけていることについて村上虹郎さんに教えてもらいました。左脳と右脳、そして直感。この3つが行動の基準です。舞台稽古に取り組んでいるときは、普段の何倍も脳を使っている、という村上虹郎さん。「セリフの意味を咀嚼し、共演者のことを考え、演出家の言葉に耳を傾け、客観的にどうしたら面白い“製品”になるか意識しながら、臨機応変に自分の役として動く。今まさに、舞台『密やかな結晶』の稽古中なのですが、スポーツよりもずっと疲れるんです。でも、そういうところが舞台の醍醐味ですし、とても楽しい。もちろん、コテンパンにされて辛いときもありますけど(笑)」悩んだり、辛いときは、自分の心に尋ねる。「感情と理論の両面から“本当はどう思っているの?”と自分に聞いてみます。両方ともが“理にかなっている”と思ったら、ストンと納得できる。頭ではわかっていても感情が整理できなければダメだし、逆もそう」感情と理論に加え、もう一つ大事なものが。「絶対的に、自分の直感を信じています。だから、左脳と右脳と心の3つが行動の判断基準になっています。このあいだ、地球外生命体について調べていて、直感に従って考え続けていたら、右目だけめっちゃ充血したんです!右脳を使いすぎたからだと言われて驚いたけど、直感型なんだなと自覚しました」村上さんの思考に影響を与えたもの【競争社会で生き抜くための方法が勉強になります】「僕の好みではないですが、今の日本は競争社会でもある。生き抜く方法を身につけることは大事だと思っています。漫画『キングダム』は、5~6割が中国の文献に基づいて描かれていることもあり、戦術的な思考が参考になります。ちなみに、僕の風呂上がりは、登場人物の秦王・えい政にそっくりです(笑)」むらかみ・にじろう1997年3月17日生まれ。現在、東京芸術劇場にて上演中の舞台『密やかな結晶』(富山、大阪、福岡公演もあり)では、“おじいさん”役を演じている。カーディガン¥24,000右手のブレスレット¥40,000(共にSURR by LAILATEL:03・5468・5966)パンツ¥27,000(WACKO MARIA/PARADISE TOKYOTEL:03・5708・5277)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年2月14日号より。スタイリスト・松田稜平ヘア&メイク・矢口憲一(by anan編集部)
2018年02月10日映画・舞台・ドラマと活躍中の若手俳優、村上虹郎さん。締め切りが間近! ちょっと落ち着こうってときの3曲とは?村上虹郎さんが“焦る気持ちをクールダウンする”ときに聴く3つのうたアンケートやコメントなど、期日までに提出してねとマネージャーに宿題を出されることがあります。試験勉強じゃないけれど、そういうものって気分が乗らないとできない。やらなきゃいけないのに、全然、そういうモードになれないとき、いちど自分を落ち着かせるために聴きたい曲を選んでみました。響心SoundsorChestrAは、ボーカルの総理とここ1年ほどの付き合いなのですが、急速に意気投合して一緒に旅行もしたくらいの仲(笑)。僕は、音楽ってイントロ5秒を聴けば好きな曲か苦手な曲かわかると思っていて。響心の「そうじゃないと言える生活」はまさに、出だしの5秒がガツンと響いた。王道のロックであり、バンドサウンド。歌詞もすごくいい。総理は、ミュージシャンというより思想家なんです。とても博識で、僕は“知の巨人”と呼んでいます。だから、彼の言葉にもすごく刺激を受ける。音楽は表現のための手段と言い切るだけあって、これからも激変していくバンドだと思う。同世代だし、ずっと注目していきたいし、一緒に成長していきたいと思わせてくれる表現者です。とても温かで穏やかな空気感のハンバート ハンバートの音楽も大好きです。2人の歌声が童謡のように優しいのですが、歌詞をよく聴くとすごく言葉にエッジが利いていて、キツイこととか、生きること、死ぬことみたいな人間の芯に迫ることもさらっと歌ってくれている。「ぼくのお日さま」も、言葉がうまく出せない心苦しさみたいなものを歌っている曲。2人のハモりがちょっとズレていたり、なんだか不器用な感じがかわいらしくも切なく聞こえるのがいい。野田さんの音楽は、中学生時代にRADWIMPSを父親に教えてもらって。それ以来、ずっと聴いています。illionはもうセンスの塊というか、レベル違いのかっこよさ。音の一つ一つが踊っているようなダンスミュージックで、ずっとリピートして聴いていられます。ヘッドフォンで一人、音楽を聴くことって結局、自分との対話だと思うんです。音楽を通して自分の考えや願望が溢れてくる。そのきっかけを作ってくれる音楽に、もっともっと出合いたいです。『そうじゃないと言える生活』響心SoundsorChestrAオルタナティブ新世代バンド。音源はiTunesほかで配信中。「ボーカルの総理は盟友。彼の思想は半端じゃない!」『ぼくのお日さま』ハンバート ハンバート(SPACE SHOWER MUSIC)来年、結成20周年の男女デュオ。アルバム『むかしぼくはみじめだった』に収録。「エッジの利いた言葉遣いにハッとする名曲。」『Water Lily』illion(ワーナーミュージック)RADWIMPS 野田洋次郎のソロプロジェクト。アルバム『P.Y.L[Deluxe Edition]』に収録。「音自体が踊りだすような格別な高揚感に震える!」むらかみ・にじろう1997年、東京都生まれ。2014年、主演映画『2つ目の窓』でデビュー。2018年2月2日から石原さとみ主演舞台『密やかな結晶』に出演。※『anan』2017年11月22日号より。文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年11月18日多くの人の支持を集めることが人気のバロメーターである一方、常に評価の目にさらされる宿命にあるのが著名人たち。それぞれの職業観の中で、どのような言葉を支えにして苦境を切り抜けているのか。連載「わたしの金言」は、著名人たちが心の拠り所としている言葉を聞く。第7回は、村上淳、村上虹郎、三浦誠己らが所属する事務所・ディケイドの佐伯真吾社長。設立25周年を記念して、映画『AMY SAID エイミー・セッド』(9月30日公開)を企画・製作し、主演の三浦をはじめ、自社俳優の総出演で「大人の青春ストーリー」に本気で挑んだ。村上淳をデビューから支え続け、今では個性派俳優を多数抱える事務所にまで成長させた佐伯社長。その金言からは、苦楽をともにしてきた俳優たちへの愛情とマネージメントの極意が滲み出る。2つありまして。映画プロデューサーの椎井さんから言われた「マネージャーはプロデューサーである」。阪本順治監督とずっと一緒にやってこられた方で、村上淳を売り込みに行った時に僕に対して言ってくださった言葉でした。以来、自問自答しながらマネージャーの仕事を続けてきました。マネージャーがプロデューサー的な役割を担うということはどういうことか。阪本さんの作品が大好きで、なんとか村上淳を出したくて、何のツテもなかったんですが窓口を調べてたどりついたのが椎井プロデューサーでした。何度も通ってお願いしていた中で、「役者をやめないんだったらいつか出会うから。機が熟すまでがんばってね」と言われたんです。当時20代そこそこのマネージャーの話なんか聞いてくれないはずなんですが、きちんと向き合ってくださいました。その時に、「あなたがどんなマネージャーか分からないけど、マネージャーなんだからもっと長い目で役者を育てる目線を持った方がいい」と言われたんですね。当時の僕は、オーディションがあればその作品に出すために必死にお願いすることしか思いつかなかった。でも、マネージャーは目先のことばかり追っていてもダメなんです。もっと長い目で、段階を踏んだイメージを持つことが大切だとおっしゃっていたんだと思います。それは今でも常に心掛けています。そして、もう1つは「地道」という言葉。小林薫さん主演の『キツイ奴ら』(89年・TBS系)という久世光彦さんのドラマがありました。このドラマがすごく好きで、その役にとっての格言が「地道」だったんです。たぶん大学生ぐらいだったかな。二十歳だろうが五十歳だろうが、「地道」の大切さは変わらないと思います。何事にも「地道」でありたいです。■プロフィール佐伯真吾株式会社ディケイドの代表取締役。1991年3月28日より同社を立ち上げ、俳優・クリエーターのマネージメント、音楽レーベル運営、音楽、映像、イベントの企画制作プロデューサーなどを行う。国際映画祭の常連である河瀨直美監督をはじめ塚本晋也監督、山下敦弘監督、若松孝二監督、瀬々敬久監督、諏訪敦彦監督、大森立嗣監督らの国際的評価の高い映画作品に数多く俳優を輩出し、同社を牽引してきた。本作『AMY SAID エイミー・セッド』は、企画から全体プロデューサーしている。自社製作は『Playback』(11)に続き2作目。(C)2017「AMY SAID」製作委員会
2017年10月08日名バイプレイヤー・三浦誠己を主演に、渋川清彦、村上虹郎、村上淳らが出演する映画『AMY SAIDエイミー・セッド』。この度、本作の公開日が9月30日(土)に決定。あわせて本作の5種類の異なるキービジュアルと予告編が公開された。映画研究会のファムファタル的存在だったエミ(柿木アミナ)が、突然彼等の人生からいなくなって20年。その命日に久しぶりに集まったのは、パン屋を営む朝田(三浦誠己)、無農薬野菜をつくる飯田と直子(渋川清彦、中村優子)、売れない俳優岡本(山本浩司)、キャリアウーマンの美帆(石橋けい)、介護士の五島(松浦祐也)、IT会社を経営する木塚(テイ龍進)。「わたし本当は知ってるの、エミが死んだ理由。ずっとみんなに言いたかった」突然の直子の言葉に、それぞれの中で止まっていた時間が動き出す――。本作は、国際映画祭の常連である河瀬直美監督を始め、塚本晋也監督、山下敦弘監 督、若松孝二監督、瀬々敬久監督、諏訪敦彦監督、大森立嗣監督らの国際的評価の高い映画作品に数多く出演する俳優のマネージメント会社ディケイドが、設立25周年を記念して企画・製作した映画。かつて映画に情熱を注いでいた頃の純粋な気持ちを忘れかけ、日々それぞれの人生に追われ疲れた40代の男女8人が、20年前の“ある日”を邂逅する一夜を描いた大人の青春群像劇だ。このほど公開された予告編は、「みんな映画が好きだった。」というキャッチコピーからスタート。そして、20年ぶりの同窓会で避けてきた記憶をそれぞれが打ち明ける一夜の出来事を、大橋さんが歌うテーマ曲「AMY SAID」の甘い旋律で、より感傷的に演出している。またあわせて解禁されたキービジュアルは、三浦さん、村上虹郎さん、大橋トリオ、渡辺真起子、村上淳さんの5人がそれぞれメインに。キャッチコピーの「みんな〇〇が好きだった」シリーズとして、それぞれの役柄が好きだったものへのメッセージが込められている。なお、三浦さんメインのビジュアルは全国にて配布。そのほかのビジュアルは、都内限定配布となっている。今回の解禁にあわせて、村上虹郎さんからコメントも到着。<村上虹郎コメント>夢を棄てた大人たちなんてダサいに決まってる。やっぱダサいなあなんて思いながら眺めていると、エゴの塊たちが犇きながらも浮かび上がるものがたしかにそこにある。心の奥底に隠していたなにか。それを劇場で見届けてほしいです。そして三浦誠己先輩の主演作をもっと観たいです。『AMY SAIDエイミー・セッド』は9月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月05日俳優としての一歩を踏み出してから4年──。20歳を迎えた村上虹郎に、自分に俳優は向いていると思うか?と投げかけると「ほかの仕事をしていたら…とも考えることもありますが、俳優の仕事は興味深すぎて、面白い。映画もドラマも舞台もやらせていただいて、今回の『武曲 MUKOKU』も含めて、やっぱり映画っていいなと思います」。何とも真っ直ぐな答えが返ってきた。そして「自分で作品を選びはしませんが、この作品のようにいい出会いがあります」と語るように『武曲 MUKOKU』は彼の人生の一部となり、今後の村上虹郎を語るうえで必要不可欠な1本となった。監督は熊切和嘉、主演は綾野剛。クランクイン前に熊切監督は鎌倉近郊での撮影に備え逗子に移り住み、イメージを膨らませた。綾野さんは研吾になりきるため剣道の稽古に邁進。さらに剣道家の身体を創り上げるために壮絶な肉体改造を自らに課した。そんなふうに並々ならぬ想いでこの映画に挑む監督と主演俳優に、村上さんはどう向きあったのか。演じるのは、研吾の宿命のライバルとなっていく天才剣士・融。「演じる役が難しいことも大変なこともありますが、今回の融は演じるのは大変ではなかったです。もちろん身体的なアクション部分は大変でしたが、融を生きることは僕にとってすごく楽しくて、すごく幸せな時間でした」。そう思えるのは、音楽と剣道、村上さんにとって身近なカルチャーが融のキャラクターを構築していることも大きかった。融は、ある理由から“剣を棄てた男”研吾と出会い、スポーツとしての剣道ではなく、生死をかけた決闘のような剣に魅せられていく。その感情はどうやって捉えたのだろう。「いま生きているこの時代には放射能や大気汚染、農薬などの問題があって、事故もある、自殺者も増えている。決して死は遠いものじゃないと思うんです。映画にも死を描いたものがあって、そういう映画を観ることで僕らは死を疑似体験している。でも融にとっては、何て言うか…死はもっとリアルなんです。彼にとって剣道はスポーツではなく生死をかけたものであって、精神世界での殺し合いというか…。僕も小学校から中学校にかけての数年間、剣道をやっていてスポーツとしての剣道は知っています。でも、この映画を通じて別の剣道の一面を知ることができました」。難しかったのは融が上達する前の芝居、剣道初心者の芝居をしなくてはならなかったことだ。参考にしたのは、なんと熊切監督。剣道の経験のない監督に「竹刀を振ってもらったり、蹲踞の姿勢をしてもらったりして、下手な人の動きを把握するためにいろいろお願いをしました。ふり返ると、監督にすごいことをさせてしまいました…(苦笑)」と無邪気に話すが、実は前々から「熊切監督と仕事がしたかった」のだと明かす。念願の熊切組だった。融が研吾に出会い刺激を受けたように、村上さんは熊切監督から刺激を受け取った。「どの現場でもどの役でも、芝居をしているときはその役の人生を突きつけられるし、答えを求められます。僕と熊切監督の間には(いい意味で)都合もないし、しがらみもないし、自分の信じたことを演じさせてくれる、それが素敵なんです」。また、研吾が野獣だとすると融は小さな恐竜だと2人の関係性を語る。「融から見た研吾は、得体の知れない者としての怖さがあって、何だこの人?というような普通の人にとっては出会いたくない人です。でも、刺激を求めていた融にとっては会いたかった人。関わることで自分のなかで新しい何かを見つけられるような、そういう出会いだったと思います」。研吾を演じる綾野剛との出会いからも「綾野さんの役づくりは本当にスゴい。そして美しかったです」と刺激を受けた。クライマックスに用意されている台風の夜に2人が決闘するシーンは村上さんにとってのクランクイン。さぞかし緊張したのかと思いきや「嵐のなかの決闘シーンよりもラストシーンの道場での決闘で、防具を着けるときのほうが緊張しました」と話す。村上さんが「一番好き」なシーンとして挙げるのは、嵐の決闘後に研吾と再会するシーンだ。その理由は──「なぜあそこで融は、声にならない声で“すみませんでした”と言うのか、撮影前は理由がわからなかったんです。わからないのは、僕と融が違う人間だからではなく気持ちがまだそこにたどり着いていないからで、そこまで行こう、行ってやろうと思いましたし、融として答えを見つけなくてはならなかった。その答えは言葉にするのが難しいですが、彼の成長でもあって──それまで腑に落ちなかったものが腑に落ちた、そういう演技ができました。決闘シーンも大切ですが、僕にとっては謝るシーンも大切で、好きなシーンです。完成した映画を観て、あの融の顔はいつでもできる顔じゃないって感じました」。セリフはないけれど強く訴えかけてくるものがあり、研吾と融の心の声、魂の叫びに、きっと心が震えるだろう。そんな男たちの戦いを「女性にも観てほしい」と村上さん。「剣道の世界は男っぽいかもしれないですが、人間らしさが描かれています。それぞれのキャラクターの色気、それぞれのキャラクターが貫こうとしているものを感じてほしい。とても男くさいですが、女性もきっと楽しんでもらえると思います」。男だからこそ共感できるものもあれば、女だからこそ感じるものもある──その色気、女性こそ必見。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月30日まずはこれを! 必読『風の歌を聴け』(講談社文庫)言わずと知れたデビュー作。村上春樹がジャズバーを運営していた頃、営業後にキッチンで書いていたのだとか。29歳になった「僕」が8年前の夏の出来事を回想するこの物語は、彼の有名な「鼠三部作」の一作目としても知られる原点。初心者にはまず読んでほしい、まさに“入門編”の一冊です。読みやすい短編集『カンガルー日和』(平凡社)「短編集のなかでも傑作が多い本」として評価されている本です。国分寺でジャズバーを運営していた下積み時代の作品で、村上春樹ファンの中でも根強い人気を誇ります。18のショート・ストーリーで構成されていて、佐々木マキ氏の素敵な絵と溶けあったやさしい世界観が魅力的。より深く世界感に没入するならこの一冊『アフターダーク』(講談社)渋谷駅周辺で繰り広げられた一晩の物語。作品内に描写されている渋谷の風景は実際の渋谷の風景そのままで、現実の世界でも作品の追体験ができます。渋谷になじみがある人であれば、自分の知っている街の物語を読む楽しさを味わえるでしょう。物語の舞台となる渋谷で、夜に読むのがおすすめです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月24日ハルキストにとって欠かせない聖地サブカルチャー栄える中央線・荻窪駅の路地にひっそりと佇む「6次元」は、ジャズバーの跡地をリノベーションしたブックカフェ。ノーベル文学賞発表の際には毎年中継場所となり、国内だけでなく、海外からもファンが訪れるといいます。村上春樹関連本を執筆するナカムラクニオさんが店主を務め、ハルキストにとってはまさに“聖地”と呼べる場所。アートや読書イベントも盛ん普段は、クリエイターを招いたアート関連のイベントや読書会など、体験型イベントを幅広く開催しています。共通の趣味・関心を持つ人たちが集まり、まるで村のようなコミュニティが育まれるディープな文化スポットです。悩みもがく人の夢を実現する場所本に囲まれた古民家のような空間に漂う、芳しいコーヒーの香り。ゆっくりと本を選び、コーヒーといっしょに一文字一文字を味わいたくなる雰囲気に満たされています。店内には展示スペースも設けられていて、これまで多くのアーティストたちの応援をしてきた歴史があります。「6次元」は表現や会話を通して夢を実現する場所。モヤモヤした気持ちを抱えている人は、ゆっくり自分と向き合い、人とつながる時間を持つために足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと人生が豊かに広がっていくはずです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月23日十和田市現代美術館では、3月11日(土)~5月28日(日)の期間、村上隆キュレーションによる陶芸展「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」を開催する。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔を持つ村上隆が、近年興味を持っているのが日本の陶芸。利休にはじまる茶の湯、柳宗悦を中心とした民藝運動、デパート陶芸からクラフトフェアまで、多様に展開する陶芸の世界から、日本の価値と美のありようを組み上げる村上隆の頭の中の陶芸史を初公開。2016年1月30日~4月3日まで、横浜美術館で開催された「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」は、約400点もの現代陶芸が出品され、そのスケールの大きさからも話題を呼んだ。本展では、村上コレクションから、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創らの現代陶芸作家の作品に加え、奈良美智、小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ、ローズマリー・トロッケル、クララ・クリスタローヴァらの現代美術作家による陶芸作品など、28作家、約300点を展示する。本展に寄せて村上隆は次のようにコメントを発表している。「まさにいま、陶芸の世界は、アニメ・マンガと同じように、国外へ羽ばたく方向性の模索が始まった過渡期だと思います。(中略)今回チョイスするのは、僕が画商やコレクターとしての立場から、深いコミュニケーションを果たした作家さんたちです。海を渡っていく陶芸、もしくは日本の陶芸の引力圏内に残って更に深度を深めようとする陶芸。そういった変節点にある陶芸作品の未来の発展形を妄想してもらいたいと思います」(2016年12月 村上隆)昨年の横浜美術館での展覧会に続き、注目が集まる本展。ぜひ美術館に足を運んで鑑賞したい。(text:cinemacafe.net)
2017年02月12日村上隆の展覧会「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」が、3月11日から5月28日まで青森県の十和田市現代美術館にて開催される。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔も持つ村上隆。そんな村上が近年特に興味を持っているのが、日本の現代陶芸だ。村上は陶芸をコレクションするだけでなく、現代陶芸のショップ「Oz Zingaro」も持っており、海外への紹介も行ってきた。さらに、昨年に横浜美術館で開催され、そのスケールで話題を呼んだ「村上隆のスーパーフラット・コレクション-蕭白、魯山人からキーファーまで-」では約400点もの現代陶芸を出品した。本展では、現代陶芸作家の作品から現代美術作家による陶芸作品まで28作家・約300点を村上のコレクションから展示予定。出展作家は、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創、奈良美智や小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ(Gabriel Orozco)、ローズマリー・トロッケル(Rosemarie Trockel)、クララ・クリスタローヴァ(Klara Kristalova)など。【イベント情報】「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」会場:十和田市現代美術館住所:青森県十和田市西二番町10-9会期:3月11日~5月28日時間:9:00~17:00(入場は閉場の30分前まで)料金:企画展+常設展セット券1,000円、企画展のみ600円、高校生以下無料
2017年01月22日