東野圭吾の長編小説を映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』が4月5日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信されることが決定した。1月12日より公開を迎え、実写邦画第1位となる大ヒット(※1/15(月)興行通信社調べ)となるなど、大きな話題となった本作。10代~50代まで幅広い年齢層の観客に支持され、劇場では満席回が続出した。主人公・久我和幸を演じるのは、数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮する重岡大毅。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡さんならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。ほかにも、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が、同じ劇団に所属する役者たちを演じている。監督は、2012年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健が務めた。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野氏にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。『ある閉ざされた雪の山荘で』は4月5日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ある閉ざされた雪の山荘で 2024年1月12日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
2024年03月21日連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」の主人公を「KAT-TUN」の亀梨和也が演じることが決定した。原作となる小説「ゲームの名は誘拐」は、2002年に刊行され、一度実写映画化、原案としたドラマが中国で制作されるなど、世界中のファンを魅了してきた。物語は、主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如、降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーとなっている。東野圭吾原作作品への出演は、ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」以来、約5年半ぶり2度目となる亀梨さんが演じる主人公・佐久間は、画期的なアイデアとどんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ、という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー。女性にもよくモテ、頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物。佐久間と、娘を取り戻したい大企業の副社長の一進一退の攻防戦、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれる、いびつで危険な恋愛模様が見どころだ。キャラクターについて亀梨さんは、「僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しな がら演じさせていただきました」とコメント。そしてファンへ「魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい」とメッセージを寄せている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月、WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日2002年刊行の東野圭吾ミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が連続ドラマ化。初夏、WOWOWにて全4話で放送・配信されることが決定した。これまでに100冊以上の作品を発表し、その国内累計発行部数は1億部以上に及ぶ日本ミステリー小説界の巨匠・東野圭吾。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。2003年に実写映画化(『g@me.』)され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された本作。今回の連続ドラマ化では、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感に変え、新たな魅力を携える。見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の攻防戦と、共に誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な恋愛模様。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の誘拐ゲームは、やがて想定外の展開を見せていく。原作ファンの期待を裏切らない、ドラマ独自のラストに注目だ。なお脚本は、「SUITS/スーツ」「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の小峯裕之、監督は「連続ドラマW シャイロックの子供たち」「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」ほか数々のWOWOWドラマを手掛ける鈴木浩介が務める。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は初夏、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が、WEST.(ウエスト)の重岡大毅主演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。東野圭吾の長編小説を実写映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』は、数々のヒット作を世に送り出してきた国民的作家の東野圭吾が1992年に発表した長編小説だ。物語に登場するのは、新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考に挑む役者たち。“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間でオーディションが行われるというユニークな設定で、書籍発売当時大きな話題を集めた。“映像化は不可能”と思われていた作品を初めて映像化ところがトリックや人物描写の複雑さから“映像化は不可能”と長年思われており、これまで一度も映像化されてこなかった。そんな『ある閉ざされた雪の山荘で』が初めて映像化されることに。新作舞台の最終オーディションのため、とある山荘に集められた劇団「水滸」の団員たちと、他の劇団から来た唯一の部外者である久我は、“「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる殺人事件”を描くシナリオのもと、主演の座をかけてぶつかり合う。だが、出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。演技だったはずの殺人事件が、本当に起きているのだろうか?「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、疑心暗鬼になっていく姿に注目だ。WEST. 重岡大毅が映画単独初主演主演を務めるのは、WEST.のメンバーとして活動しながら、『禁じられた遊び』など数多くの映画やドラマに出演している重岡大毅。映画単独初主演となる『ある閉ざされた雪の山荘で』では、原作からはキャラクター性の異なる主人公を演じる。また、劇団水滸のメンバーとして中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが出演する。久我和幸…重岡大毅オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”の男。中西貴子…中条あやみ役を奪われた女優。田所義雄…岡山天音こじらせ怪優。元村由梨江…西野七瀬世間知らずのお嬢様女優。笠原温子…堀田真由勝気なワガママ女優。雨宮恭介…戸塚純貴優しい劇団リーダー。麻倉雅美…森川葵圧倒的天才女優。本多雄一…間宮祥太朗劇団のトップ俳優。監督は『荒川アンダーザブリッジ』の飯塚健監督は、『荒川アンダーザブリッジ』『ステップ』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開など、“映像化は不可能”と思われていた『ある閉ざされた雪の山荘で』を、原作者の東野圭吾も「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめるほど高いクオリティで描き切った。WEST.の楽曲「FICTION」が主題歌に映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の主題歌は、重岡大毅が所属するWEST.の楽曲「FICTION」。本作のために書き下ろされた楽曲だ。重岡は主題歌「FICTION」のイメージについて、「何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。」とコメントを寄せた。映画『ある閉ざされた雪の山荘で』あらすじ劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届く。新作舞台の主演をかけた最終選考でメンバーが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人とメンバーたちが消えていく……。果たしてこれは、フィクションか?それとも本当の連続殺人か?演技と嘘、そして隠された過去が交錯する“謎解き”の枠を超えた物語。衝撃の結末が訪れるサスペンス・エンターテインメントの幕が上がる。【作品詳細】映画『ある閉ざされた雪の山荘で』公開日:2024年1月12日(金)出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗原作:東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)監督:飯塚健脚本:加藤良太、飯塚健音楽:海田庄吾
2023年08月12日海外で最もよく読まれている作家といえば、必ず名前があがる中村文則さんと村田沙耶香さん。2人の対談から小説の海外翻訳の最前線を探ります。村田沙耶香(以下、村田):この数年、日本の小説がイタリアでブームなのだと、イタリアの翻訳家さんから教えてもらいました。イタリア語翻訳ができる人が足りなくて、たくさんの小説をご自身や生徒さんが翻訳なさってるそうです。中村文則(以下、中村):日本文学は、村田さんをはじめ、多和田葉子さんや柳美里さん、川上弘美さん、小川洋子さん、川上未映子さんなど、海外でも女性作家の勢いがあります。村田:中村さんはそれこそ10年以上前からいち早く海外で評価された方で、ノワール小説の分野で貢献した作家に贈られる「デイヴィッド・グディス賞」を日本人で初めて受賞されているので、作家仲間からも尊敬されていて、新しい道を切り開いたというイメージがあります。中村:いやいや。僕はむしろ、今こうして日本の女性作家が注目されているのは、いい流れだなと思っています。村田:私の本を日本語からデンマーク語にしてくださるメッテ・ホルムさんという翻訳家さんは、村上春樹さんの作品も手がけていて、デンマークで日本文学を広めてくださっている方です。今村夏子さんや本谷有希子さんもお好きだと言っていました。日本の女性作家たちに注目が集まるわけ。中村:元々、東野圭吾さんや桐野夏生さんなど、ミステリーは本当によく訳されていました。今そうした支持が他の小説にも広がってきたと感じています。村田:ですね。ふんわりした情報で申し訳ないですが、少し前は、フランスで「ノヴェラ」と呼ばれるいわゆる中編小説くらいの長さの日本作品が多く訳されていたと聞きました。日本の現代小説は、欧米の長編作品と比べると短く、中編として扱われるようです。今は他の国でも短い作品が本になるケースが増えたと聞いたことがあります。中村:アメリカ人は相変わらず長い作品も好きなんだけれど、長編だと翻訳にお金もかかる。それで出版自体を躊躇するというのはあるみたいです。だから、翻訳ものに限ると、短いものがいい。村田:そういうことなんですね。中村:村田さんは、『コンビニ人間』などの自作を、英訳されたものと照らし合わせながら読んだりしますか?村田:英語が苦手で、今もレッスンを受けたりしてるくらいなので。訳は翻訳家さんを信じて任せることにしています。中村:僕も同じです。でも『掏摸〈スリ〉』の冒頭だけ比べてみたことがあって。僕は自分で書くとき、日本語のリズムにこだわっているんですね。その文体のリズムを翻訳者に感じ取ってもらって、翻訳者がそれを訳すと独特な英語のリズムが出る。絶妙なところで、キッド、アップと韻を踏んだり。逆で言えばカミュの『異邦人』の邦訳は翻訳ならではの魅力的な文体。日本語で書かれた僕の小説をそのまま読む人と、英語になった形で読む人とがいて、それも面白さだと思うのですが。村田:私の著作の英訳はほぼ、翻訳家の竹森ジニーさんが手がけてくださっているのですが、以前、一緒にイベントに出たときに、お話を聞いてとても感動したんです。彼女はまず全体を通して訳し、その後、目をつぶって、小説中に流れているボイスがどうすれば忠実に伝わるかを考えて、もう一度ていねいに訳していくとおっしゃっていました。ただ日本語を他言語に変換するだけではなくて、作品の声がしっかり伝わることを大切にしてくださっていると感じました。中村:たとえば『コンビニ人間』だとどんな工夫があったんですか。村田:日本のコンビニが舞台なので、「いらっしゃいませ」がよく出てくるんです。でも訳したときに「Welcome」だとちょっと意味が変わってしまう。ジニーさんは「これは日本ならではのニュアンスがあるから訳せない」と。それであえて「Irasshaimase」のままにしたそうなんです。中村:機械的な言葉だし、何度も出てくると呪文みたいに機能してきますね。村田:そういうジニーさんのセンスを尊敬し、信頼しているので、全部お任せすることにしています。中村:僕の短編で「心を開きなさい/鯵の開きみたいに」というふざけたセリフがあって、でもロシアで訳されるとき、鯵の開きを読者は知らないから、翻訳者さんが工夫して。「毛皮のコートを着たニシン」という料理があって、それはニシンが隠れるイメージで、逆の意味で使ったんです。「毛皮の~みたいに隠さないで」と。翻訳の妙だなと思いました。村田:コロナ禍で中止が相次いでいた海外の文学フェスティバルや書店イベントが少しずつ戻ってきていますね。中村:海外でのイベントに行くと、お客さんは二派に分かれていると感じます。その作家に関心があって来てくれる人と、日本や日本のカルチャーに関心があって来てくれる人。アジアやヨーロッパだと、アニメ好きが多いこともあってジャパニーズカルチャーをもっと知りたいという空気があるんですが、アメリカはそもそも「個」に関心がいく。作家個人として見てくれるのがうれしい。あと、海外では責任も感じる。シンガポールのブックフェアに招かれたとき、「日本人で呼んだ最初の作家だ」と言われて、失敗したらもう次から日本人作家呼ばれなくなるんだと(笑)。村田:海外メディアのインタビューを受けると、日本との違いに戸惑ったりもします。「作家」に求める言葉や意見がしっかりあると感じ、心打たれる場面もあります。「日本の女性は今どういう状況にあるのか」と聞かれたり。それこそデンマークでその質問が出たとき「子供の頃から清潔な肉便器だと思っていた」と答えたんです。そのとき専門の研究者の方が説明してくださって、「そんな言葉はとても悲しい」と仰ってました。中村:海外と日本とで事情が違うなあと思うことに、書評もあります。アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』でかなり長い書評を書いてもらったことがあるんですが、決して褒めているだけじゃない。厳しい評価も書かれています。村田:私も『生命式』、英語版だと『Life Ceremony』というんですが、その書評が『ニューヨーク・タイムズ』に載ったことがあるんです。でも私にとっては難しすぎる英語で、ちゃんと深く読むことができなくて。ジニーさんに河出の編集者さんが意味をお聞きしていました。中村:日本だと基本的に書評するのは薦めたい作品だけど、海外だと信頼できる媒体で書評されたなら十分価値があると考えるらしいです。賞レースも、日本だと落ちたら触れないという感じになるのに、海外だとノミネートされるだけでもすごいという空気。僕は『悪と仮面のルール』が2014年に米国のホラー系の「ブラム・ストーカー賞」にノミネートされたんです。一次選考に通りましたという連絡が来て、「二次は読者投票です」と言うんだけど、並びの候補作にスティーヴン・キング作品とか入ってるの。読者投票なら勝てるわけない(笑)。そういえば、村田さんも米国の「シャーリー・ジャクスン賞」にノミネートされていましたね。村田:『信仰』という作品です。ダークな作風の短編を対象にした賞で、最終候補に残りましたと。ただ、選考会がないそうなんです。「選考委員たちが作品の話をしながら過ごしていくうちになんとなく決まります。春くらいに」と言われて、本当に驚きました。中村:それは知らなかった(笑)。何にせよ、自分の著作が海外で翻訳されて感想を聞けたり海外の作家さんと交流できたりは刺激になるし、楽しい体験です。村田:私も、友達になった海外の作家さんとまた早く会いたいです。なかむら・ふみのり1977年、愛知県生まれ。2002年に「銃」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。’05年、「土の中の子供」で芥川賞を受賞。著作は、台韓中などのアジア諸国、欧米、中東など15の言語に翻訳されている。むらた・さやか1979年、千葉県生まれ。2003年、「授乳」が群像新人文学賞優秀作となり、デビュー。『生命式』『地球星人』など飜訳されている作品多数。アジア9都市9人の作家が競作するアンソロジー『絶縁』に参加。※『anan』2023年4月19日号より。写真・土佐麻理子取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年04月15日「日本で一番上手いスノーボーダー」を決める東野圭吾氏が発起人の賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARD MASTERS』( )が3月31日~4月2日の3日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回となる今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7,380部!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、一冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人で初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう! 東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々予定しています。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/ @higashinokeigo_ )公式Instagram( @higashinokeigo_official )で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!1億部突破バナー<東野圭吾氏 コメント>日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。<「チーム東野」各出版社より一言コメント>【東野圭吾の感動エンターテインメント作品、『クスノキの番人』が待望の文庫化!】『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く、東野圭吾の感動エンターテインメント作品。単行本刊行時には東野作品としては初めて多言語翻訳版が世界同時期刊行された話題作、『クスノキの番人』が待望の文庫化!2023年4月7日に実業之日本社文庫より発売予定です。『クスノキの番人』書影(通常版)さらにTSUTAYAでは、TSUTAYA限定カバー版の発売も決定しました!幻想的なスペシャルビジュアルバージョンです。『クスノキの番人』書影(TSUTAYA限定版)先着順・なくなり次第終了となりますので、TSUTAYA店頭にてご予約をお待ちしております。※通常版のカバー+TSUTAYA限定カバーのWカバー仕様となっております。 どうぞご期待ください!(作品について)その木に祈れば、願いが叶うと言われるのはなぜか恩人の命令は、思いがけないものだった。不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。そのクスノキには不思議な言伝えがあった。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ページ:A6(文庫)判/496ページ発売日 :2023年4月7日定価 :990円(税込)ISBN :978-4-408-55803-5【実業之日本社といえば、雪山シリーズ!】シリーズ4作品好評発売中です!「雪山シリーズ」書影『白銀ジャック』ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2010年10月05日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55004-6『疾風ロンド』東野圭吾が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー!拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6判400ページ発売日 :2013年11月15日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55148-7『雪煙チェイス』書き下ろし文庫!殺人の容疑をかけられた大学生の竜実。彼のアリバイを証明できるのはスキー場で出会った美人スノーボーダーただ一人。竜実は彼女を見つけ出し、無実を証明できるのか?『白銀ジャック』『疾風ロンド』の“あの人”も登場! この冬必読・ノンストップミステリー。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2016年11月29日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55323-8『恋のゴンドラ』衝撃の結末にあなたは驚愕する!都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。文庫特別編「ニアミス」を収録。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判336ページ発売日 :2019年10月04日定価 :734円(税込)ISBN :978-4-408-55545-4(実業之日本社)<東野圭吾氏 プロフィール>1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。<東野圭吾著作一覧>1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢―コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団<2>』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞〈長編部門〉受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件』(『超・殺人事件―推理作家の苦悩』より改題)『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞〈小説部門〉受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞作)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(CWAインターナショナル・ダガー賞最終候補)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』『禁断の魔術』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には入れておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月03日平均部数100万部! 1985年のデビューから38年。国民的作家、東野圭吾が到達した1億部という偉業!「日本一スノーボードがうまいのは誰だ?」を決める東野圭吾氏主催、賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARDMASTERS』( )が4月1日、2日の二日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回の今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7380部突破!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、1冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人作家として初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう!東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々公開予定です。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/@higashinokeigo_)公式Instagram(higashinokeigo_official)で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!東野圭吾氏コメント日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。「チーム東野」各出版社より一言コメント第26回柴田錬三郎賞を受賞した『夢幻花』は、東野さん自身が「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」とおっしゃった傑作です。物語の舞台は現代ですが、江戸時代には存在していたのに今はなくなってしまった「黄色いアサガオ」を素材にしていることから、月刊誌「歴史街道」で連載していただいた作品です。連載がスタートしたのは2002年。本になったのが2013年。10年以上の歳月をかけて熟成された結果、発刊から10年経った今でも変わらず、心に響く作品となりました。おかげさまで、単行本と文庫累計で、110万部を突破。これまで東野作品を読んだことがない人にもぜひ読んでほしい一冊です。(PHP研究所)東野圭吾氏プロフィール1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。東野圭吾著作一覧1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢—コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団〈2〉』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件—推理作家の苦悩』『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(‘19年CWAインターナショナルダガー賞最終候補作)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には換算しておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順)PHP研究所刊行物について第26回柴田錬三郎賞受賞『夢幻花』(PHP文芸文庫版)書名:夢幻花(むげんばな)著者: 東野圭吾発行:株式会社PHP研究所■四六判税込価格:1,760円発売日:2013年4月15日■文庫判税込価格:968円発売日:2016年4月7日 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月03日2022年11月11日、元プロ野球選手の村田兆治さんが亡くなったことが分かりました。72歳でした。サンケイスポーツによると、同日の午前3時10分頃に東京都世田谷区成城にある自宅から出火。村田さんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されたといいます。村田さんは高校卒業後に、ドラフト1位で現在の『千葉ロッテマリーンズ』である『東京オリオンズ』に入団。ダイナミックな投球フォーム『マサカリ投法』を用いて、40歳で現役を退くまで多くの試合で活躍をしました。引退後は、解説者や野球の評論家などの活動で知られ、2005年にはプロ野球の発展に大きく寄与した人物を称える『野球殿堂』入りを果たしています。ネット上では、村田さんの突然の旅立ちに驚きや悲しみの声が相次ぎました。・時々テレビで、衰え知らずのフォームで投げる姿を見るのが楽しみでした。さびしいです。・まさに不世出の豪速球投手でした。お悔み申し上げます。・残念すぎる。現役時代の姿が今でも目に焼き付いています。日本野球の歴史に残る功績は、これからも語り継がれていくことでしょう。村田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年11月11日お笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮が5日、都内で行われたディズニー実写映画『ピノキオ』の配信直前イベントに出席した。ディズニーを象徴する名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』を実写映画化した本作は、9月8日よりDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信される。イベントには、日本語吹き替えを務めたピノキオ役の川原瑛都、ジミニー・クリケット役の山本耕史、ブルー・フェアリー役の妃海風、正直ジョン役の村田秀亮が登壇した。村田が演じた正直ジョンは、ピノキオを言葉巧みにだまし、人形ショーの興行師ストロンボリに売りつけるキツネの詐欺師。村田は「今年の1月にパワースポットに行ったんですね。その夜に近くのキャンプ場に泊まって焚き火をしていたら野良猫が寄ってきたんですけど、よく見たらキツネだったんです。そのキツネがもしかしたら正直ジョンという役を運んでくれたんじゃないかという、そういう小話でございました」と話して笑いを誘った。また、「星に願いを」にかけて叶えたい夢を聞かれると、村田は「僕のマネージャーが、かまいたちととろサーモンの専属マネージャーで、吉本の社員なんですけど、社員をやりながらアイドルの活動もしているんですね」と、美人マネージャーと話題の樺澤まどかに言及し、「最近すごく人気が出てきて、先日インスタのフォロワーの人数を抜かれまして、あまりにも悔しくて、なんとか頑張って抜き返したいというのが切な願いです。今、3万人負けているんですよ。恥ずかしいでしょ」と悔しがっていた。
2022年09月05日東野圭吾のベストセラー小説を原作とする「ガリレオ」シリーズの劇場版第3作『沈黙のパレード』のジャパンプレミアイベントが8月31日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の福山雅治をはじめ、共演する柴咲コウと北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、前2作から続投の西谷弘監督が駆けつけた。同シリーズの劇場版公開は『真夏の方程式』以来およそ9年ぶり。久しぶりに難事件を鮮やかに解決する天才物理学者・湯川学を演じ、ファンと対面した福山は「帰ってまいりました!」と帰還を報告。2018年に原作小説が発表された際には、「映画化のお話が届く以前から、恥ずかしながら『これは僕のことだよね』という(笑)、そういう読み方をしていた」そうで、いざ撮影が始まると、「実に感動的でしたね。エモさの螺旋階段」と一丸となって熱気を放つ現場の雰囲気に圧倒されたと明かした。福山をはじめとする関係者に向けた試写会には、東野氏も出席したといい「僕は先生の真後ろで、緊張していました。映画が終わると誰よりも最初に拍手をしてくださった。その後、おもむろに振り向くと、グータッチ。これは自信をもってお届けできるなとホッとしました」と安どの表情。「こんなに長く続くとは思っていなかった」とシリーズ開始当初を振り返り、「先生が描く世界に生きられることは、うれしいこと。一つの作品が長く続くのは、愛情の積み重ね、連鎖によってしかできない」としみじみ語った。柴咲が相棒の内海薫役として劇場版に出演するのは、2008年の『容疑者Xの献身』以来。「やっぱり緊張しました」と本音を明かし、「でも、目の前に完全なる湯川先生が現れたので『これは、やらねばと』と思った」と語った。この発言に対し、福山も「久しぶりに会えて、うれしかったですね。やはり、内海とのかけ合いで、湯川が作られているので」と再タッグに手応えを示していた。黙秘を貫き、証拠不十分で釈放された女子学生殺害事件の容疑者が、夏祭りのパレード当日、何者かによって殺害される。被害者の家族、仲間、恋人らには強い動機とともに、完全なアリバイもあり、何よりも皆が“沈黙”を貫いていた。沈黙の先にある真実に、湯川はたどり着けのか?北村は湯川の親友で内海の先輩刑事・草薙俊平を演じ、「この映画、最高です!自画自賛した出来になっている」と自信のアピール。過去の事件と再び向き合う難役で「苦悩する部分は、ちょっとやつれたり、そういう努力はしました」と役作りを振り返っていた。取材・文・写真=内田涼『沈黙のパレード』9月16日(金)より公開
2022年08月31日ライブ配信アプリ「17LIVE」アプリ内イベント「関西コレクションステージ出演権争奪戦」で選ばれた15名のライバーが4日、モデルの村田倫子、前田希美とともに、京セラドーム大阪で行われたファッションエンターテイメント「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」内の「17LIVE スペシャルステージ」に出演した。17LIVEでは、17LIVE×KANSAI COLLECTIONコラボレーション企画第3弾として、「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」への出場権をかけたアプリ内イベント「関西コレクションステージ出演権争奪戦」を、6月1日から2週間にわたって実施。そして、約500名の参加ライバーの中からアプリ内のレベル別に開催されたイベントを勝ち抜いた 10名と、オーディションによって選ばれた5名を合わせた計15名のライバーが「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」の「17LIVE スペシャルステージに出演した。当日は、ライバー15名と、モデルやタレントとして活動をする村田倫子、前田希美を加えた計17 名が、約10分間にわたってステージ上で華麗にウォーキングを披露。今回実施した「17LIVE スペシャルステージ」はディズニーウェディングドレスとのコラボステージとなっており、それぞれ、村田がシンデレラ、前田が白雪姫をモチーフにしたドレスを着用して登場した。また、ライバーの15名もアリエル、ベル、ジャスミン、ラプンツェル、プー、マリー、ミニー、ミッキー、デイジー、ドナルド、チップ、デールなど、ディズニーの人気キャラクターをモチーフにしたドレスを着用しステージを華やかに演出した。
2022年08月14日村田沙耶香さんが海外の文芸誌などからの依頼を受けて書いた短編やエッセイを中心に、まとめられた本書『信仰』。表題作の「信仰」は、自分にとって信じたいものを意識的/無意識的に肯定してしまう、人間の危うさやままならなさを描いた、意欲作だ。「その人にとっては、価値があるものを大切に生きているだけなのに、これはよくてこれは怪しいと他人を勝手にジャッジしたりする。その人を勧誘していま幸せにしてあげている何かに対して、こちらが正しいんだからと強引に自分の側に引き込もうとするのって暴力的だなと。依頼された当時、私自身が考えていたことをテーマにしました」元同級生の石毛から強引にお茶に誘われ、〈マルチか宗教か(略)これはきっと勧誘だ〉と直感した〈私〉こと永岡ミキ。ところが石毛の目的はさらに怪しく、かつてネットワークビジネスに関わっていた斉川さんを巻き込んで、カルトビジネスを始めようというものだった。鼻で笑っていたミキだが、友人のアサミたちや斉川とのやりとり、妹の言葉を受けて、〈原価〉にこだわりすぎる自分の価値観が揺らぎ始める。「私自身、なんで小説なんか書くのと聞かれたら、時給にしたらひどいかもしれず、好きだから以外の理由がないんです(笑)。信じているものの果てにカルトがあるとしたら、どこにでもカルトの要素はある。ミキは割にリアリストなので、書く前は信頼できる語り手かなと思ってたんですが…。わからない感じをわからないままに書いた気がします」そのほか、生き延びるために生存率を上げる努力の意味を問う「生存」、均一な事象や価値観が蔓延し切った世界に住む少年の物語「カルチャーショック」、村田さんの支えだった〈イマジナリー宇宙人〉について書いた「彼らの惑星へ帰っていくこと」など、現実を意外な角度から突き崩し固定観念の歪さを可視化する短編と、小説のようにも読めるエッセイが並ぶ。ラストを飾るのは、美術展の図録のために書き下ろしたという「最後の展覧会」。「同時代の著名な美術コレクターである2人の男性。生前は出会ったことのなかった彼らが、宇宙人Kとロボットとして出会ったら…という設定で自由に書かせてもらいました」芸術と永遠とを讃える祈りのような、珠玉の一編だ。『信仰』「気持ちよさという罪」は、押しつけられる個性や多様性の大切さをめぐる欺瞞や居心地の悪さにも触れていく。舌鋒鋭いエッセイも必読だ。文藝春秋1320円むらた・さやか1979年、千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作、’16年「コンビニ人間」で芥川賞に輝くなど受賞作多数。海外に翻訳されている作品も多く、世界各国で注目を集めている。※『anan』2022年8月10日号より。写真・土佐麻理子(村田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年08月09日タレントの村田倫子、前田希美が4日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」に出演した。村田と前田はディズニープリンセスをイメージしたウエディングドレス姿に身を包み、華やかなショーを展開。約500人以上が参加した「17LIVEライバーオーディション」を勝ち抜いた人気ライバーたちと共にランウェイを飾った。村田はシンデレラ風のウエディングドレスで頭にはティアラを思わせるキラキラの髪飾り。前田は腕の部分の膨らみが特徴的な白雪姫風ウエディングドレスを着用。色はリンゴのように真っ赤で、リンゴのような丸いイヤリングも添えていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。23回目となる今回は、「meet new japan culture」をテーマとし、変わりゆく文化や美しき良き伝統などを発信する。撮影:蔦野裕
2022年08月04日パペットを用いたアニメーション作家として活躍する村田朋泰の個展『Small Landscape』が、4月9日(土)よりGALLERY MoMo Ryogokuにて開催される。2000年、東京藝術大学の卒業制作作品『睡蓮の人』が、2002 年の第5 回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門最優秀賞を受賞。同年、Mr.Children「HERO」のプロモーションビデオを手がけたことにより、一躍注目を集めた村田。2006年には目黒区美術館で、2008年には平塚市美術館で個展を開催し、現在はNHK子供向け番組プチプチアニメ「森のレシオ」を制作するなど、幅広い層から支持されるアニメーション作家として活躍している。同展では、2011年の東日本大震災と福島の原発事故を契機に、生と死に関する記憶の旅をテーマにした、シリーズ4 1/2作目となる映像作品の制作様子を「祈りのリハーサル」として公開する。このシリーズは、日本列島の起源及びアイデンティティを探る、叙事詩的映像作品を5つの物語で構成。第1作目となる『翁舞 / 木ノ花ノ咲クヤ森』は福島の原発事故を、第2作目の『天地』は活断層でできた日本列島をテーマにし、第3作目となる『松が枝を結び』は震災をテーマにしている。シリーズ4 1/2作目は、古事記の一節カグツチ神話をベースに、縄文時代を背景として制作中。今まで1/7スケールで制作していたパペットやセットを、1960年代にミニチュア制作で用いられていた1/50スケールに変更。今までと違うスケールで撮影することで、神話が持つ抽象的な感覚を忠実に描けるのではないかと考え、「ミニチュアのミニチュア」での撮影を試みる。また、ギャラリーに定点カメラを設置し、村田の最新作の撮影の様子をギャラリーだけでなく、YouTubeでも生配信。普段、見ることのできない制作の裏側や、制作のプロセスを覗き見ることができる。村田朋泰『Small Landscape』【開催概要】村田朋泰『Small Landscape』会期:2022年4月7日(土)~5月9日(土)会場:GALLERY MoMo Ryogoku時間:11 : 00~19 : 00休廊日:日月祝ギャラリーHP:
2022年03月31日東野圭吾の大ベストセラー小説を原作にした『ミュージカル「手紙」2022』が3月12日(土)に東京建物 Brillia HALLにて開幕する。2016年に初演、翌年には早くも再演され、2018年には中国・上海にも上陸した日本発のオリジナル・ミュージカルの傑作。主人公の兄弟を新たに演じるのは、村井良大とspiの若手実力派俳優ふたりだ。脚本は高橋知伽江、音楽は深沢桂子、演出は藤田俊太郎。初日前日に行われた公開ゲネプロの模様をレポートする。剛志と直貴の兄弟は両親亡き後、つつましくも仲良く暮らしていたが、ある日剛志は弟の進学費用のために強盗殺人を犯してしまう。高校卒業を目前に突如、犯罪加害者の家族になってしまった直貴。周囲の自分に向ける目が一変し、家も追い出され、進学も諦め、身を隠すように過ごす直貴。しかしバイト先で由実子という女性と知り合ったことをきっかけに、ふたたび大学進学を目指し、見事入学を果たす。だがやはり“強盗殺人犯の弟”という肩書は、バンド活動、就職と、常に影を落としていく。夢を抱いては砕かれる直貴の元には、獄中の剛志から手紙が届き続ける。そして由実子と結婚した直貴にある事件が起き、直貴はひとつの決断をする……。描かれるのは犯罪自体の断罪などではなく、“犯罪者家族差別”とどう向き合うか、といったものだ。もし、自分が“犯罪者の家族”になってしまったら――。家族は当人とは別の個人だと、責任はないというのは、もちろん正しくはあるのだが綺麗ごとだ。当事者になったら否応なしに世間の冷たさに晒される。受け入れてくれない人もいる。それはおそらく“現代社会の冷たさ”など簡単にひと言ですませられるものではない。そこからどうするか。家族とは、社会とは、人との繋がりとは。原作の重いテーマを高橋知伽江が真正面から捉え、切実なものとして舞台上に乗せ、それを藤田俊太郎のリアルな演出が私たちの眼前に突き付ける。キャストも非常に説得力のある役作りだ。直貴役の村井良大は、悩み、自分ではどうにもならない壁にぶつかり、時に憤りを抱えながらも現実と向き合っていく姿を、現代に生きる等身大の青年として描き出す。spiが演じる剛志は不器用で、だが心根の優しい青年だというのが表情から伝わってくるし、迫力のある外見と反するような甘い声も役柄にピッタリ。そして直貴を支え続ける由実子を演じるのは三浦透子。話題作『ドライブ・マイ・カー』に出演、今年度の日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかりの三浦が、ミュージカルの世界でも素晴らしい演技を見せている。三浦は本作が初ミュージカルだが、少し切ない響きのある透き通った歌声も美しく、今後のミュージカル界での活躍も期待したいところ。直貴の友人・祐輔を演じる中村嶺亜の力強い明るさも作品に爽やかな風を吹かせているし、中村、佐々木大光、今野大輝が直貴のバンドメンバーとして実際に舞台上で生演奏をするのも見どころだ。さらに川口竜也、青野紗穂ら実力派たちがしっかり物語を支えたことで、骨太なミュージカルになっている。割り切れる美しい解決策は提示されないし、そんなものは現実に存在しないのだろう。直貴の人生にはこの先にも困難が待っているのかもしれない。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷はまだまだ遠い。だがそれでも、前を向いて一歩踏み出す直貴と剛志の姿に一筋の光を感じる。華美ではないシンプルなラストシーンが何よりも美しく目に映り、胸に残った。公演は3月27日(日)まで、同劇場にて。取材・文:平野祥恵撮影:田中亜紀
2022年03月14日お笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮(42)が14日、所属する吉本興業を通じて、結婚したことを発表した。16日にオンラインイベント「祝!村田秀亮!緊急結婚記者会見」を行う。同イベントでは、とろサーモンと親交の深い人気芸人達が記者となり、様々な質問を切り込む。視聴者からのコメントによる質問にも答えるという。出演は、とろサーモン、中川家・剛、次長課長・河本、ダイアン・ユースケ、中山功太、ゆったり感・江凸崎、尼神インター・渚、オッパショ石・広田ほか。村田は「この度、わたくしみたいな者が結婚させていただく事となりました。その報告も兼ねまして記者会見をさせていただく事となりました。一生に一度の結婚記者会見、もしお時間がありましたら、皆様に見届けて頂きたいと思っております。宜しくお願いいたします」とメッセージ。相方の久保田かずのぶは「結婚はまるで牢獄である。独身は生涯自由という誰もいない牢獄である。ほぼ同じだな何も変わらない。でもみんな嬉しいだろ。ハッピーバレンタイン!」と毒舌を交えて祝福した。
2022年02月14日女優の神田沙也加さんが18日に急死したことを受け、元夫で俳優の村田充が19日、自身のツイッターで追悼した。村田は「ご逝去の報に接し、共に過ごした時間に感謝し、心から哀悼の意を捧げます。彼女の歌声は、まるで天使のようでした」とつづった。神田さんと村田は2017年に結婚し、2019年12月に離婚を発表。神田さんは「結婚以来、子供のことについてずっと話し合ってまいりましたが、折り合う答えを見つけることが出来ませんでした。何度も歩み寄りを試みましたが、わたしは生きてきた環境の中で持った考えを変えられず、彼を幸せにすることが出来ないと思いました。その結果、別々の人生を歩むという結論に至りました」と理由を説明していた。神田さんは18日21時40分に急死。19日、所属事務所の公式サイトで「これまで神田沙也加を支えてくださった皆様にご報告させていただきます。2021年12月18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました」と発表された。「詳しい状況は現在調査中」としている。悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2021年12月19日コンテンポラリーデュオ主催による『コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝 vol.7』が2021年12月17日 (金)に杉並公会堂小ホール(東京都杉並区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ <プログラム>・クリスチャン・ヴォルフ / RUTH~トロンボーンとピアノのための (1992)Christian Wolff / RUTH for trombone and piano・桑原ゆう / クロノス―カイロス~トロンボーンとピアノのための (2021委嘱初演)Yu Kuwabara / Chronos-Kairos for trombone and piano・山本哲也 / 新作~トロンボーンとピアノのための (2021委嘱初演)Testuya Yamamoto / The Layers of Time V for Trombone and Piano・成本理香 / イルミネイティッド・ウィンドウズ lll~トロンボーンとピアノのための (2019)Rica Narimoto / Illuminated Windows III for trombone and pianoプロフィール村田 厚生(むらたこうせい):トロンボーン桐朋学園大学音楽学部卒業。ドイツ学術交流会(DAAD)給費留学生としてベルリン芸術大学卒業。内外の主要な現代音楽祭に出演。ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と邦人作品を初演。「トロンボーンの新事実」、「過去にある現在」等シリーズリサイタルの他、2017年にはドイツ、スイスの5都市で、ユニット「コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝」の演奏会を行った。古今東西の歌曲を収録した「Just Sing」、自作を含む前衛作品を収録した「Slide Paranoia」をリリース中。桐朋学園芸術短期大学 非常勤講師。www.sonata.jp中村和枝(なかむらかずえ):ピアノ三重県出身。武蔵野音楽大学卒業後、JML入野義朗音楽研究所にて研鑚を積む。平尾はるな、C.エルフェの各氏に師事。1989年第3回日本現代音楽ピアノコンクール優勝後、国内の多くの現代音楽演奏会にソリストとして出演。ヨーロッパにおいても、ワルシャワの秋、ISCM世界音楽の日々、ダルムシュタット夏期国際講習会、ルクセンブルク国際現代音楽週間等の音楽祭で演奏、録音を行っている。93年、スペイン・シッチェス20世紀音楽コンクールで審査員全員一致の推挙により優勝。カタロニア作曲家協会の主催によりバルセロナ、サラマンカの現代音楽週間にてリサイタルを行う。92、94、96年に東京にてリサイタルを開催。97年にはソウル・パンミュージックフェスティバルにて日韓の現代作品によるリサイタルを行う。同時代の作曲家の新作初演、再演を数多く手掛けると共に、オーケストラとの共演、CD録音等意欲的な活動を展開している。ALMレコードよりソロCD『to you from…』をリリース。尚美学園講師。ピアノのアトリエ主宰。公演概要『コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝 vol.7』開催日時:2021年12月17日 (金)19:00開演/18:30開場※上演時間:約2時間会場:杉並公会堂小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)■出演者村田厚生(トロンボーン) / 中村和枝(ピアノ)主催: コンテンポラリーデュオ制作協力: ナヤ・コレクティブ■チケット料金一般:3,000円大学生・専門学校生:2,000円(全席自由・税込)※高校生以下無料(問い合わせ先へメールして予約のこと) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日12月29日にさいたまスーパーアリーナで行われる、ボクシング・WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太とIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキンとの「世界ミドル級王座統一戦」が、Amazon Prime Videoにて独占ライブ配信される。Amazon Prime Videoでは同試合を皮切りに、『Prime Video presents Live Boxing』と題して、世界トップレベルのボクシングイベントを継続的に開催し、配信を行う。第1回のメインプログラムは、「世界ミドル級王座統一戦」。アテネ五輪で銀メダル、2010年には世界タイトルを獲得し、19回連続防衛という記録を打ち立てたレジェンド・“GGG”ことゴロフキンと、ロンドン五輪ミドル級で金メダル、プロ転向わずか4年で世界王座に上り詰め、日本人初の金メダリストで世界王者という快挙を成し遂げた村田が激突する。メインプログラムのほかにも豪華なカードが用意されており、後日順次発表される。
2021年11月12日過去に音楽雑誌のインタビューで“いじめ自慢”をしたことが問題視され、7月19日に東京五輪の開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏(52)。五輪が開幕した今もなお、騒動の余波が広がり続けている。8月6日、小山田氏が8月20日に6人組バンド「METAFIVE」で、翌21日にはソロプロジェクト「CORNELIUS」として出演予定だった『FUJI ROCK FESTIVAL’21』(以下、フジロック)への出演キャンセルが発表されたのだ。フジロックの公式サイトによると、《CORNELIUSのFUJI ROCK FESTIVAL‘21の出演はキャンセルとなりました。また、METAFIVEは、FUJI ROCK FESTIVAL‘21に向けた特別編成として、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一(Gr)、白根賢一(Dr)をサポートメンバーに迎えての出演となります》と発表されたが、出演キャンセルの理由については触れられていない。5日には「METAFIVE」を旗揚げした高橋幸宏氏(69)がTwitterで、休養宣言をしたばかり。昨年8月に脳腫瘍の手術を受けたことから、《しばらくライブはお休みとさせていただき、治療に専念して参ります。近い将来、元気な姿で皆さんとお会いできるように》と報告していた。いっぽうで「METAFIVE」には、小山田氏を擁護するようなツイートをして批判が相次いだ権藤知彦氏(53)や“小山田氏を批判したTwitterアカウントを次々とブロックした”として物議を醸したテイトウワ氏(55)も在籍。だがフジロックへ出演するMETAFIVEのメンバーには、奇遇にもその2人の名前はない。ネット上では《フジロック超英断》《普通の対応では?》との声もあれば、《見たかったのに》《機会はフェアに与えられるべき》と惜しむ声もあり賛否両論だ。■相次ぐ“中止ドミノ”でアーティスト活動が窮地に現在に至るまで沈黙を守り続けている小山田氏だが、およそ2週間でアーティスト活動が窮地に陥っている状況だ。小山田氏が辞任を発表した翌日の7月20日、「CORNELIUS」名義で音楽を担当した番組『デザインあ』『JAPANGLE』(NHK Eテレ)の放送が見合わせとなった。NHKの正籬聡放送総局長は21日の会見で、「記事等の事実確認をしてご本人が内容を認めたので、一連の経緯を総合的に判断した」と説明。また7月9日からスタートしたドラマ『サ道2021』(テレビ東京系)でも、「CORNELIUS」名義の楽曲「サウナ好きすぎ」が主題歌に使用されていた。騒動を受けて同局は21日に「差し替え」を発表するも、直近の放送には間に合わず。23日放送の第3話は、異例の“ノー・ミュージック”となったのだ。さらに静岡市では人気アニメ『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこさん(享年53)が作詞し、小山田氏が編曲したPRソング「まるちゃんの静岡音頭」の新バージョンが7月19日に披露された。だが21日に「一連の報道に対する市民の皆さんからの意見を考慮し、楽曲のPR活動を停止します」と発表され、わずか3日間でお蔵入りに。そんな相次ぐ“中止ドミノ”はバンド活動にも波及した。小山田氏が所属する「METAFIVE」は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響」を理由として26日に横浜市で予定されていたライブを中止に。そして28日には、2ndアルバム『METAATEM』の発売中止が発表された。さらにリリースに伴うイベントも中止となり、レギュラーラジオ番組『METAFM』(InterFM897)も打ち切りとなったのだ。あまりにも代償が大き過ぎた辞任騒動。八方塞がりとなっている小山田氏に、再スタートを切る日はやってくるのだろうかーー。
2021年08月07日『コンビニ人間』(2016)で芥川賞を受賞した村田沙耶香と2名の現代美術作家との対話によって、 村田沙耶香の世界観を浮かび上がらせる展覧会『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』が、8月20日(金)より表参道・GYREにて開催される。村田は、『コンビニ人間』で、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと安心することができる主人公の日常を、『消滅世界』(2015)では、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描き、人が無意識に持つ常識や固定概念を覆してきた。独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(イギリス)は、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作。 多様な手法によって作品制作を行っており、国際的に高い評価を得ている。一方、金氏徹平は、『コンビニ人間』の書籍カバーに作品を提供。フィギュアや雑貨、あるいは日用品など、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションなどで知られている。同展では、現代社会における未来観=「ユートピア」と「ディストピア」とは何かを問いかけ、さらに村田沙耶香の小説の中で言及されている、正常に潜む社会的暴力性や抑圧を浮かび上がらせていく。金氏徹平≪White Discharge (Built-up Objects) #48≫2019年Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy of the artists and Blum & Poe, Los Angeles/New York/TokyoPhoto : 西村雄介David Shrigley≪untitled≫2020年Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo/ Stephen Friedman Gallery,London.Copyright David Shrigley.Photo : Todd-White Art Photograph村田沙耶香≪untitled≫1998年 学生時代の作品『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』会期:2021年8月20日(金)〜10月17日(日)会場:GYRE GALLERY時間:11:00~20:00公式サイト:
2021年08月05日「この件の全責任は小山田にあります。だから彼も私も、弁明も言い訳もしません」そう語るのは、小山田圭吾(52)の所属事務所の代表取締役を務めるO氏。フリッパーズ・ギターのディレクターや、コーネリアスのマネージメントも務めてきた、いわば小山田の長年の“盟友”だ。多くの関係者が開会式前に去っていった東京五輪。そのなかでも開会式の作曲担当者だった小山田の辞任は衝撃的だった。《全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。(中略)ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ》(『ロッキング・オン・ジャパン』’94年1月号)障害のある同級生らへの“虐待行為”を複数の雑誌へ武勇伝として語っていた過去について、世界中で批判の声が上がったのだ。五輪開会式直前、本誌はO氏に直撃取材を試みた。――複数の雑誌で同級生への虐待を告白していますが、なぜいままで謝罪しなかったのですか?「(誌上での)発言が全部本当なのかといえば、必ずしもそうではなく……」――なぜ“過去”を封印して、五輪開会式の作曲担当という大役を受けたのですか?「“封印”していたわけではありません。ただ、この五輪の仕事は(本人も)あまり乗り気ではなかったんです。私も本来は引き受けるべきではなかったと思います」■事務所社長は「実は私も開催に賛成していません」――“名誉な仕事”だという認識は特に持っていなかったということでしょうか?「いまでも五輪に反対する人が多数派です。実は私も開催に賛成していません。小山田自身がどう考えているのかは、本人の口からは聞いていませんが……」――イヤだったのならば、なぜ引き受けたのでしょうか?「そういう状況になってしまっていて……」――小山田さんは被害者に謝罪すると発表していますが?「すでにお詫びしました。とりあえず(被害者に)小山田の反省を伝えています。ただ詳しいことは申し上げることができません」“弁明も言い訳もしない”と言いながらも煮え切らない言葉を繰り返すO氏。――小山田さんの過去の発言は、海外でも報道されていますが、会見はしないのでしょうか?「五輪の件も辞任しましたし、いますぐに会見というのは無理です。事態が鎮静化して、次の機会でもあれば……。あとは私が業界関係者にお詫びして、騒ぎが収束していけば、ありがたいのですが」“次の機会”とはどのようなタイミングなのだろうか?関係者への謝罪はO氏に任せ、ひたすら騒動の鎮静化を待っているという小山田の姿勢からは反省の意思は伝わってこなかった。
2021年07月27日7月23日、数々のトラブルに見舞われながらも予定通り東京五輪の開会式が行われた。楽曲制作に携わっていた小山田圭吾氏(52)が辞任し、ショーディレクターを務めていた小林賢太郎氏(48)が解任されるという“直前の大波乱”は世間の不安を掻き立てた。過去に音楽雑誌で“いじめ自慢”をしていたことが問題視され、批判の声が相次いだ小山田氏。いっぽう小林氏はラーメンズ時代に「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言したコントがインターネット上で拡散し、批判が集まったのだ。大会組織委員会は両者が五輪から退くことで幕引きを図ったが、ネット上やテレビ番組などでは今も議論が続いている。なかでも、小山田氏と小林氏が「不適切な言動をとったことを反省し、現在に至るまでアップデートしてきたかどうか」を問う声が広がっている。■“いじめている自覚”がなかった小山田氏問題視された小山田氏の“いじめ自慢”は、『ロッキン・オン・ジャパン』(94年1月号)と『クイック・ジャパン』(95年8月発行)に掲載されたインタビューが発端となった。当時24、5歳だったにもかかわらず、障がいを持つ同級生らへの凄惨ないじめを“武勇伝”のように語っていた小山田氏。「いじめ紀行」と題した『クイック・ジャパン』のインタビューでは、いじめの被害者に会いに行く“対談企画”も行われたが実現には至らなかったという。そのことについて「もし対談できてたら、何話してますか?」と問われた小山田氏は、《別に、話す事ないッスけどねぇ(笑)》と返答。最終ページには、障がい者の同級生から届いた年賀状までもが掲載されていた。「小山田さんはインタビュー内で、《僕って、いじめてる方なのかなあ?》と自覚がないようでした。もし過去の行いを反省しているのならばインタビューに応じないでしょう。小山田さんの“いじめ自慢”はインタビューが掲載された当時だけでなく、その後も繰り返し問題視されていました。ですが彼は騒動が沈静化するのを待つかのように、受け流してきたのです」(音楽関係者)小山田氏の“反省”に疑問を呈する著名人も。カズレーザー(37)は18日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で「調べたら昔のいじめ、結構、酷いいじめのことはよく出てくる」とリサーチしたことを明かしていた。そのいっぽうで、「『いじめを悔いてるので、今はそういった行動を反省して今はこんな活動をしてます。償いのためにこんな活動をしています』という情報はあんまり見つからなかった」とも指摘していた。■アップデートを重ねてきた小林氏では、小林氏はどうだろうか。アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」から、「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」と強く抗議されたように、不適切な発言だったことは紛れもない事実。ただ小林氏は解任された際のコメントで、当時を振り返り、《思うように人を笑わせられない時期に、浅はかに人の気を惹こうとしました。良くないことと思い、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました》と記している。そしてネット上では、次のように小林氏の“アップデート”を評価する声が少なからず上がっているのも事実だ。《小林賢太郎のあのコントについては当時でも少数ながら批判もあったし、彼自身もそれを受けて真摯に笑いを追求した結果「誰も傷付けない笑い」にシフトして今に至るまで作り続けてきたんだよ間違ってたと思ったから、ちゃんとアップデートしてきたんだよ一切の間違いを許さないのは違うと思う》小林氏はソロプロジェクト「POTSUNEN」を05年に始動させ、海外でも舞台公演を行うなどコントの枠を超えた表現活動に挑戦してきた。15年1月に配信された『英国ニュースダイジェスト』のインタビューでは、《僕のショーを楽しむのに予備知識は要りません。国籍も性別も年齢も関係ないので、面白そうだなと思ったら、ぜひ劇場に足をお運びください》と呼びかけていた。「ラーメンズとしてデビューした当時は、笑いを取ることで必死だったといいます。ですが『見えないところで誰かを傷つけているかもしれない』と気づき、“面白ければ何でもアリ”といった考えから脱却していったそうです。また表現活動を通じて、社会貢献をしていることでも知られています。17年1月以降、ラーメンズの映像ソフト化されている全17公演をYouTubeで配信。動画の広告収入を、災害復興支援のため寄付し続けているのです」(テレビ局関係者)東京五輪の開会式ではパントマイムのパフォーマーが全50競技を表すピクトグラムを再現し、世界中から賞賛が相次いだ。「南大介さん、『がーまるちょば』のHIRO-PONさん、パフォーマーコンビ『GABEZ』といった、小林さんと所縁のあるメンバーによるパフォーマンスでした。開会式での小林さんの役割は“全体を一貫性のあるものにする調整役”とのことでしたが、ピクトグラムの再現は、かつて小林さんが手や指で人の動きを表現した“ハンドマイム”を想起させるものでした。“国籍も性別も年齢も関係なく楽しんでほしい”といった小林氏のポリシーが、随所に込められていたのではないでしょうか」(舞台関係者)過ちをいかに悔い改め、現在に至るまでアップデートできるか。その軌跡の有無によって、人間性が左右するのだろうーー。
2021年07月26日芥川賞受賞作『コンビニ人間』などで知られる作家・村田沙耶香の世界観をテーマにした展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」が、2021年8月20日(金)から10月17日(日)まで、東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。『コンビニ人間』村田沙耶香の世界観を現代美術で表現「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」は、村田沙耶香の小説を軸に、現代美術作家のデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平らの作品を通して、その世界観を紐解いていく展覧会。“正常”であることや“ユートピア”への問い村田沙耶香は、小説『コンビニ人間』において、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと思える主人公の日常を描き、『消滅世界』では人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描写。また、『生命式』では“正常性は発狂の一種”という言葉が登場する。これらの作品では共通して、「正常とは何か?」という問いと、「正常」の概念に抑圧される人々の姿、そして“理想的な未来の社会像”ユートピアとはどのような世界なのかという仮定が、物語を通して表現されている。デヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品を展示本展では、そんな村田沙耶香が紡ぐ独特な世界観とデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品とを共鳴させ、村田沙耶香が小説の中で描く「ユートピア/ディストピア」とは何なのか、また、「正常」に潜んでいる社会的暴力性や抑圧を浮き彫りにしていく。デヴィッド・シュリグリーは、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作するアーティスト。一方、金氏徹平は『コンビニ人間』の書籍カバーにも作品提供したアーティストで、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションの制作に加え、舞台美術も手がけている。尚、会場には、村田沙耶香自身が学生時代に制作した作品も登場する。【詳細】展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」会期:2021年8月20日(金)~10月17日(日)会場:ジャイル・ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル3FTEL:03-3498-6990入場料:無料
2021年07月23日過去のいじめ問題がきっかけとなり、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任することが発表されました。同件は、小山田さんが、障害のある同級生などにいじめを行っていたことを明かした、1990年代のインタビュー内容が拡散されたというもの。小山田さんが楽曲を担当する東京五輪には、障がい者スポーツの大会であるパラリンピックもあり、かついじめの内容も度を越えたものだったことから、批判の声が殺到しています。古市憲寿「そもそも『いじめ』という言葉がよくない」2021年7月19日、社会学者の古市憲寿さんが自身のTwitterを更新。内容に反響が上がっています。フォロワーに小山田さんの件について聞かれた古市さんは、自身の考えをこう明かしました。「いじめ」に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)、そもそも「いじめ」という言葉がよくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません。@poe1985ーより引用古市さんはそもそも『いじめ』という言葉がよくないとした上で、「学校空間を聖域にするべきではない」と指摘。また、問題なのは『いじめから時間が経過してしまった場合』とし、「すべての被害者がすぐに告発できるわけではない。言葉にできるまでに10年、20年かかることがある」と被害者の心に寄り添いました。続けて、古市さんはこう持論を展開しています。当事者の問題であること、日本は法治国家であること、の二点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ「いじめ」のような形で加害者を糾弾するのは反対です。@poe1985ーより引用最後に、「当事者が告発をしたい場合に、それを支援する制度や社会のあり方が大切」と持論をつづっています。投稿には、ネット上でさまざまな声が寄せられました。・「『いじめ』という言葉がよくない」というのは本当に共感。その言葉があることで、いじめの実情が曖昧になっている気はする。・当事者が告発できる社会の構築っていうのは少し難しいのかも。もちろん実現するのが理想だけど…。・開会式の作曲家としてふさわしくないという批判は仕方がないと思う。けど古市さんのいうように、私刑にしていい、というわけでもない。ネット上では賛否が分かれた、古市さんのいじめに対する持論。いじめに関する問題を他人事として済まさず、正しい方法によって少しでも傷付く人を減らす努力が必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日過去の『いじめ告白』に対する世間の反応を受け、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当から辞任することを発表しました。一方、小山田さんの『いじめ告白』の余波は、思わぬところにまで現れています。2021年7月19日、音楽クリエーターのヒャダインこと前山田健一さんは、自身のTwitterで風評被害に対するなげきを投稿しました。風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします。— ヒャダイン こと 前山田健一 (@HyadainMaeyamad) July 19, 2021 小山田さんと、ひと文字違いの『前山田』であるため、ヒャダインさんがいじめを告白したと勘違いする人が続出した様子。「関係ございません」と注意喚起するヒャダインさんに、励ましとなぐさめの言葉が寄せられました。・小山田と前山田…とんだ勘違いですね。・むしろ楽曲を担当して、この状況を救ってほしい。・勘違いは本当に一部の人たちだけです。変わらず応援してます!また、寄せられているコメントの中には、ヒャダインさんと小山田さんを勘違いした人に対して「調べもせず批判の声をあげるなんて、叩ければいいだけなのがよく分かる」といった鋭い指摘も。さまざまな方面に影響を与えている小山田さんの『いじめ告白』の件は、当分、事態が収拾する雰囲気がなさそうです。とばっちりで批判の声を浴びせられてしまったヒャダインさんは、今回の注意喚起で、1日も早く事態が落ち着いてくれることを願っているはずでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日東京五輪開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャン・小山田圭吾が19日、辞任を申し出たことをツイッターで発表した。小山田は、「この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」の書き出しから、「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と報告。「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております」とし、「この度は、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉で結んでいる。小山田の担当が今月14日に発表されると、90年代の雑誌インタビューで学生時代に障がい者をいじめていたと告白したことが改めて問題に。これを受け、小山田は16日にツイッターを通じて謝罪し、依頼を受けるに至った経緯などに触れて続投する姿勢を示していた。
2021年07月19日東京五輪の開会式で楽曲制作を担当する、ミュージシャンの小山田圭吾さんの過去の言動が議論になっています。2021年7月14日、東京五輪に関わることが発表された小山田さん。しかし、小山田さんが1990年代に受けた雑誌のインタビューで、障がい者へのいじめを明かしていた情報が拡散されたのです。東京五輪に関連するパラリンピックは、障害者スポーツの大会。また、いじめの内容が度を過ぎたものであることに加え、小山田さんが笑いながら話していた点から、批判する声が続出しています。カズレーザー、小山田圭吾の『障がい者いじめ』にズバリ同月18日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では今回の件について特集し、小山田さんが自ら語ったいじめ行為の詳細を説明。心身を傷付ける暴力行為に対し、コメンテーターとして出演するお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、このようにコメントしました。この方のことを結構調べて、こういった昔の酷いいじめのことは結構出てくるんですけど。それ以外の情報…例えば「いじめを悔いてるので反省しています」「償いのためにこんなことをしています」っていう情報は、あんまり見つからなかったんですよ。再チャレンジってのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるっていうことで。これ、批判と擁護で批判の方が大きいっていうのは、プラマイのマイナスを埋め合わせることを単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前の自業自得の話だと思う。だって、もっとちゃんと「過去のことを悔いてます」「そのために、こんなことをしました」っていうのは、多分やってらっしゃるとは思うんですけど、世間にアピールして、それを(世間が)納得してれば、それで丸川さん(丸川珠代大臣)とかも「この方はこういう素晴らしいことをしてます」ってフォローすることもできるし。それやってなくて批判されてるのは当たり前のことですよ。過去が裁かれているわけじゃないです。サンデー・ジャポンーより引用過去の行いそのものが批判されているというよりも、その後の行動が批判されていることを指摘したカズレーザーさん。真剣な表情で「過去の行いに対し、これまで大々的に行動を起こしていないのであれば、批判されても仕方がない」と持論を展開しました。いじめ行為に対する怒りが伝わってくるカズレーザーさんのコメントは、番組放送後にネットで拡散されました。・いつも冷静なカズレーザーさんが感情的で驚いた。それだけのことをしたってことだね。・番組を見ていましたが、カズレーザーさんが怒りに震えているのが伝わってきました。・子供のやることでも、いじめは許されない。被害者は一生傷付き続けるんだから。もちろん謝罪をしたところで、罪が償われるわけではありません。しかし過去が変えられない以上、その後の言動が重要といえるでしょう。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年07月19日2021年夏に開催予定の東京五輪。開会式ではミュージシャンの小山田圭吾さんが楽曲制作を担当します。しかし、小山田さんが過去に障がい者へのいじめを雑誌で明かしていたことから、人選に批判的な声が続出。同年7月16日、小山田さんは自身のTwitterアカウントで、いじめについて「大変今更ではありますが、連絡を入れて被害者に直接謝罪をしたい」と思いを明かしました。小山田圭吾の『障がい者いじめ報道』にIKKOが涙ながらに持論を展開同月18日に放送されたバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、今回の騒動について特集。問題となっている90年代に掲載された雑誌のインタビューで、小山田さんは「小学生から高校生の頃、障害のある同級生らを全裸で縛ることや、バックドロップをしたことがある」と自ら明かしています。MCである和田アキ子さんは、インタビューの原文を読んだ上で「テレビではいえないくらい、いじめというにはあまりにも悲惨」と非難。コメンテーターであるタレントのIKKOさんは、直接いじめの謝罪をすることについて、真剣な表情でこのように思いを明かしました。なんかそれって、今更掘り起こして…昔のことを思い出してしまうから、そういうことしてほしくないですね。アタシだったら思い返してしまうし、苦しかった時のことを。それで通常のいじめじゃなくって、何回もラジオとかいろんなところで自分のいじめを武勇伝みたいにしてるじゃないですか。それを「知らなかった」っていうこともあり得ないと思うんですよね。それも、身体の悪い人たち…障害持ってる人たちに対して、そんなこと(いじめ)できるのかな。涙しかないです、本当。アッコにおまかせ!ーより引用涙声になりながら、いじめ行為や本人への直接謝罪について持論を展開したIKKOさん。今回の件を受け、ネットではいじめを受けたことのある人から「今更、いじめた人に謝罪なんてされたくない」「謝ったら終わりというわけではない」といった声が上がっています。IKKOさんがいうように、武勇伝として面白おかしく語られていたいじめ行為を数十年後に謝罪されても、嫌な記憶を思い出してしまう人は多いでしょう。IKKOさんの涙ながらの訴えに、視聴者からは共感する声が寄せられました。・涙ぐんでいて、IKKOさんは人の痛みが分かる人だということが分かった。・いじめって被害者は一生苦しむんだよね。直接謝るだなんて、余計に苦しめると思う。・IKKOさんの意見に同意。自分の気持ちを代弁してくれてありがとう。いじめは心と身体を深く傷付ける行為であり、被害者は一生のトラウマを抱えることになります。たとえ加害者が謝罪をしても、その傷が癒えることはないでしょう。被害を減らすためには、いじめ行為がいかに酷であるかを多くの人が知らなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年07月18日集英社『りぼん』連載の少女コミックを実写化した映画『ハニーレモンソーダ』が7月9日(金)から全国公開される。この度、原作者・村田真優の描き下ろし色紙を持ったラウールと吉川愛のオフショット、観劇した村田からのコメントが公開された。本作は、集英社『りぼん』連載作品、累計発行部数700万部突破の大ヒット少女コミック『ハニーレモンソーダ』(村田真優)の実写化作品。Snow Manのラウールが映画単独初主演で主人公・三浦界役を、ヒロインの石森羽花役を吉川愛が演じるほか、個性溢れる同級生役に堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美らが名を連ねている。いつも塩対応でクールだけど、本当は誰よりも優しい、レモン色の髪がトレードマークのレモンソーダ男子・三浦界。ある日、間違いでレモンソーダをかけてしまったことをきっかけに、石森羽花の世話を焼くことに。羽花は、中学生時代に“石”と呼ばれいじめられており、そんな内向的な自分を変えるために自由な校風の高校へ入学した女の子。不器用な彼女が一生懸命に自分を変えようと努力する姿を見た界は、次第に彼女へ興味を持つようになる。そして、憧れだった界との距離が近づき、羽花も自分の界への想いに気づいていく…というストーリーだ。オフショットは原作者・村田真優が、映画『ハニーレモンソーダ』の撮影現場に訪問した時のもの。髪色がトレードマークのレモンソーダボーイ・界を演じたラウールと、不器用ながらも努力するダイヤモンドガール・羽花を演じた吉川愛に、それぞれのキャラクターを描いた直筆色紙をプレゼント。撮影現場でメインキャストと挨拶を交わした村田は「本当に全員ぴったり!イメージ通り」と絶賛。色紙を受け取ったラウールと吉川の嬉しそうな表情から、サプライズプレゼントに大興奮の様子だ。そして本編を鑑賞した村田や原作ファン・漫画好きのお笑い芸人のニッチェのふたり、吉本新喜劇座長の酒井藍、俳優・高杉真宙、俳優・モデルの中田クルミ、女優・歌手の新妻聖子らから、コメントも到着している。<原作者:村田真優・コメント>どの場面を切り抜いても映像と役者さんたちが美しく、最初から最後まで怒涛の見せ場の連続で画面から一瞬も目を離せません。何回も繰り返し観たくなる作品です!!観終わって多幸感でいっぱいなのにさらにエンドロールの映像で美味しすぎるデザートが出てきた気分になります。神徳監督はじめ関係者の方々、ありがとうございます。<江上敬子(ニッチェ)・コメント>主婦からすると、サングラスをかけないと直視できないくらいキラキラ眩しい映画です!でも、輝きだけではなく、青春の影の部分もあり、考えさせられました。。最初から最後まで溢れかえっているラウールくんの色気にもご注目!! <近藤くみこ(ニッチェ)・コメント>恋って無敵なんだよぉ!!エネルギーに満ち溢れてるよぉ!!最後の最後まで、キュンは続くのです!!ありがとうございます!笑<吉本新喜劇座長:酒井藍・コメント>胸キュン!胸熱!最っっっっっ高の映画です!ハニーレモンソーダファンの私にとって、全シーンがたまらなく愛おしい映画でした♡私もこれからは、ピンチになったら界くんを呼びたいと思います。界くーーーん!<高杉真宙・コメント>さわやかな青春の香りのする画が煌めいて、登場する皆さんが眩しかったです。学生時代の複雑な人間関係や人生を左右させられるかもしれない出来事の一つ一つが大切だったなぁと思い出しました。そして、特に思ったのは・・・、羨ましいぃぃ!!!<中田クルミ・コメント>その一言が、その小さな表情のひとつが、誰かの人生の宝物になる。あまりにも眩しく甘酸っぱい時間。淡く弾ける青春の煌めき。 そして若手俳優たちのつぶさな表情や心に秘めた大きな感情が、スクリーンから溢れてきました。<新妻聖子・コメント>2021年夏映画館までの道のり一緒に観る誰かとの会話帰り道に飲むレモンソーダの味いつかその全てが青春になる今、青春を生きる君たちへ 今年の夏が素晴らしいものでありますように『ハニーレモンソーダ』7月9日(金)公開
2021年07月06日