アルマードはこのほど、2007年より東京大学との産学連携で行ってきた「卵殻膜摂食による消化吸収に関する研究」をまとめた論文が、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)が運営する学際的電子ジャーナル「Scientific Reports」に掲載されたことを発表した。論文名は、「Eggshell membrane ameliorates hepatic fibrogenesis in human C3A cells and rats through changes in PPARγ-Endothelin 1 signaling(日本語訳:卵殻膜がPPARγ-Endothelin 1 シグナリングにおける調節により肝障害を改善する)」。同論文には、東京大学総括プロジェクト機構・総括寄付講座「食と生命」の加藤久典特任教授の研究グループによる、四塩化炭素誘導肝障害モデルラットを用いた実験の成果がまとめられた。実験では、微粉砕された卵殻膜(卵の薄皮部分)の摂取により、モデルラットの肝障害の症状が改善され、さらに遺伝子レベルでの解析により炎症や肝繊維化形成が抑制される方向の変化が誘導されることを見いだした。また、そのメカニズムは「PPARγ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ)‐Endothelin 1(エンドセリン1) シグナリング」における調節によると推察されている。なお、四塩化炭素は肝臓に炎症を誘導し、長期間の投与では肝硬変のモデルとして動物実験において広く用いられている。肝臓機能に着目したのは、初期に行った正常ラットにおける遺伝子発現の網羅的解析により、肝線維化抑制に関わる変化が予想されていたためとのこと。同研究の成果から、これまで産業廃棄物とされていた卵殻膜の機能性を明らかにすることで、新たな機能性食品の創出や産業への貢献が期待できるという。
2014年12月24日OSIsoftジャパンとESRIジャパンは12月16日、東京大学との共同研究の成果として気象情報の時空間連携可視化システムを構築したと発表した。この取り組みは、気象情報や都市活動などの情報が自由に流通し共有される電子基盤の創造を目指す産官学連携コンソーシアム「Live E!プロジェクト」のシステムと、同コンソーシアムのメンバーであるユビキタスが技術支援するかたちでKDDIとウェザーニューズが構築した気象情報共有サービス「ソラテナ」が生成する気象ビッグデータを、時間的および空間的な側面で統合的に分析可能とするもの。同システムにはビッグデータを高速かつ効率的に時系列で長時間蓄積する米OSIsoftのPI Systemと、リアルタイムGIS機能を実装している米EsriのArcGIS GeoEvent Extension for Serverを連携するために開発されたインターフェース機能を持つPI Integrator for Esri ArcGIS(OSIsoft製品)が採用されている。これにより、時系列に管理されたビッグデータとリアルタイムGISのシステムがシームレスに連携され、約3000拠点(約2万1000点の気象センサー)の気象ビッグデータをリアルタイムに地図上に表示し、時間軸でも管理することが容易となった。同システムは今後、新たな検証実験への活用のほか、気象データだけでなくM2M、IoT、IPv6、ユビキタス社会といったビッグデータに関連する様々な分野への応用が期待される。
2014年12月16日卵殻膜素材を使用株式会社アルマードは、12月14日(日)より「TO-II BEAUTY EVOLUTION」を新発売。既に発売中で人気の「TO-II」シリーズの最新商品で、贅沢なビューティーサプリメントだ。株式会社アルマードは、「卵殻膜(らんかくまく)」を使用したコスメ・サプリメントなどを販売。「卵殻膜」とは、卵の殻の内側にある薄い膜で、人の肌に近く18種類のアミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などを含むもの。「新TO-II」の特徴新発売の「TO-II BEAUTY EVOLUTION」は、従来の「TO-II」に比べ、卵殻膜の微粉末配合量を10%アップしている。この卵殻膜微粉末はアルマードと東京大学の共同の研究により、開発された。さらに、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物や、鶏軟骨エキス(II型コラーゲン)、ビタミンB2、ビオチンを配合。「TO-II」シリーズ初の「栄養機能食品(ビタミンB2、ビオチン)」となる。100万個突破TO-IIシリーズは100万個を突破。今回はこれを記念し、価格を15,000円(税抜)に設定。480mgx150粒入り。一日2、3粒が目安とのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・~東京大学との共同研究による卵殻膜素材を使用、 飲むだけでかなう全身美容サプリメント~ アルマード が『TO-II BEAUTY EVOLUTION』を新発売
2014年12月06日東京大学と東北大学は、鉄系高温超伝導体において、これまで明らかになっていなかった超伝導電子の電子状態を解明したと発表した。同成果は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科の水上雄太助教、芝内孝禎教授(京都大学大学院 理学研究科 客員教授兼任)、東北大学 金属材料研究所の橋本顕一郎助教らによるもの。詳細は、英国科学誌「Nature Communications」のオンライン版に掲載された。2008年に発見された鉄系超伝導体は、その発見以降、短期間で膨大な量の研究がなされたにもかかわらず、その超伝導発現機構と密接に関係する超伝導電子の電子状態が未解明だった。今回、純良単結晶に電子線を照射して、その照射量を増やすに伴い超伝導電子の数が非単調に変化することを初めて観測したことによって、"s±(エスプラスマイナス)"型の対称性であることが明らかとなった。これは磁気揺らぎを主な機構とする超伝導において提案されたものであるという。今後、より高い温度での超伝導の実現を目指し、この機構を用いた超伝導体の設計指針につながることが期待されるとコメントしている。
2014年12月02日スマートメディカルと東京大学は11月27日、スマートフォンのアプリケーションを活用したメンタルヘルスケアの有効性を検証する臨床研究に合意し、学生を対象に実験を開始したと発表した。また、今回の研究での知見を活かし、スマートメディカルが12月下旬にスマホアプリをリリースする予定という。今年6月に労働安全衛生法(ストレスチェック義務化法案)が成立した。この法律は、事業所を対象として、従業員のメンタルヘルスケアを前提としている。今回、両者は社会人デビュー前の学生も研究活動や人間関係、就職活動などで強いストレスを受けているため、学生のストレス状態を手軽に計測する方法が必要と考え、スマートメディカルが、気分状態を簡易に記録し、かつその振り返りを補助するスマホアプリを開発した。同アプリでは、声を吹き込むだけで気分状態がリアルタイムで評価され、同時にその時に見える風景や人、物などと合わせて記録される。そして後日、この写真データにリンクされた気分状態を見ることで、使用者自身で当時の気分状態を振り返ることができる。例えば、その使用者の気分が落ち込んでいるときに、過去に蓄積された写真データから自動的に選択された"幸せだったときの写真"を見ることで、本来の自分の気分状態を振り返ることができ、簡易にストレスコーピング(ストレス対処)の方法を見つけることができる。なお、今回の研究では、スマホを使って手軽に学生の気分情報の取得と自己評価を行わせることで、利用者自身でのストレスコーピング方法の一助となることを期待しているという。さらに、スマートメディカルはこの実験結果にもとづき、改正安衛法が目指す、職場でのストレスチェックやセルフケアなどにも応用できるスマホアプリをリリースする予定。
2014年12月01日ディー・エヌ・エーの子会社、DeNAライフサイエンスはこのほど、「遺伝子検査」に関する調査の結果を公表した。同調査は、同社と東京大学医科学研究所との共同研究で、8月より遺伝子検査サービスの提供を開始し約3カ月が経過したことに伴い行った。調査は、全国の20代から70代の一般の男女を対象に10月、ディー・エヌ・エーが主体となり実施。1,200人の有効回答を得た。○知りたいことは三大疾病のリスク遺伝子検査の認知率は、6月実施の調査から12.7%アップして、100%に到達した。「遺伝子検査を受けてみたい」(32.5%)が、「受けてみたいと思わない」(23.8%)を上回る結果となった。一方で「今はわからない」(43.7%)が最も多い回答だった。「受けてみたい」と回答した世代別ランキングでは、1位が「20代」で50.5%となった。以下、2位が「30代」(49.0%)、3位は「50代」(30.5%)となった。遺伝子検査商品を選択する際に重視する上位項目は、「公的な研究機関が行っている」(63.5%)、「有名な検査機関が行っている」(56.7%)、「アフターケアが充実している」(52.6%)と、6月実施の調査と変わらない結果となった。遺伝子検査で知りたいことは、「病気のリスク」という回答が、「体質」関連の項目を大きく上回った。また、遺伝子検査で三大疾病のリスクを知りたくないと感じているのは、6.3%という回答になった。一般消費者は遺伝子検査で病気のリスクを「知りたい」という意識が、「知りたくない」を大きく上回っていることがわかったという。女優のアンジェリーナ・ジョリーが、遺伝子検査を受けて乳房を予防切除したことを知っている人は79.1%。遺伝子検査に関する知識のレベルに関する質問では、「ない」(21.7%)、「あまりない」(60.2%)という結果となった。多くの人が遺伝子検査に関する知識は自信がない、ということが浮き彫りになったという。
2014年11月25日(画像はイメージです)中性脂肪蓄積を抑制するタンパク質AIMが肝臓においてがん細胞を選択的に除去2014年10月3日、東京大学はメタボリックシンドロームのブレーキとして働くタンパク質AIMが、肝臓に生じたがん細胞を選択的に除去することを明らかにしました。AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)はCD36などの受容体を介したエンドサイトーシス(細胞外から細胞内への取り込み)によって脂肪細胞や肝細胞に取り込まれ、細胞内で脂肪酸合成酵素(Fatty Acid Synthase; FASN)の活性を阻害することにより、細胞内での中性脂肪の蓄積を抑制します。このAIMの作用は肥満や脂肪肝の進行を抑制します。AIMが欠損したマウスは、高脂肪食を与えた場合に同じ高脂肪食を与えたマウスよりも、肥満や脂肪肝が高度に進行するとの報告があります。AIMの血中濃度は個人差があり、年齢、性別によって変動します。またいくつかの疾患によって変動することも報告があります。したがって、メタボリックシンドロームの中核になる内臓肥満のなりやすさの指標になる可能性を秘めています。今回の研究成果細胞が癌化するとAIMは細胞内に取り込まれなくなります。その結果、がん細胞の表面にAIM蓄積します。細胞表面上に蓄積したAIMは体の免疫作用の標的となり、結果としてがん細胞が死亡することになります。AIM欠損マウスでは高脂肪食で脂肪肝を誘導するとほぼ全例が肝細胞がんを発症したのに、正常マウスでは脂肪肝の状態でとどまることで実際に発癌抑制に働くことが分かりました。さらにAIM欠損マウスが脂肪肝を発症してから、AIMを定期的に投与すると肝細胞がんの発症を予防できました。AIMの今後に関して日本人の肝細胞がんは、C型慢性肝炎から肝硬変を経過して、発症する場合がほとんどです。今回のAIMが外から与えても効果があることが、マウスで示されたことにより、AIMが肝細胞がんの発癌を抑制する可能性があります。AIMは生体内にあるタンパク質ですから、安全性も高いことが予想されるとのことです。【参考】・東京大学プレスリリース
2014年10月10日東京大学は10月3日、メタボリックシンドロームのブレーキとして働くことが知られているタンパク質「AIM」に、肝臓に生じたがん細胞を選択的に除去する働きがあることがわかったと発表した。同成果は同大学大学院医学系研究科の宮崎徹 教授らの研究グループによるもので、10月9日付け(現地時間)の米科学誌「Cell Reports」に掲載される予定。AIMは同研究グループが発見した、血液中に存在するタンパク質で、通常は脂肪細胞や肝臓の細胞(肝細胞)に取り込まれ、細胞中での中性脂肪の蓄積を阻害することによって肥満や脂肪肝の進行を抑制するメタボのブレーキとして知られている。今回の研究では、肝細胞ががん化すると、AIMは肝細胞に取り込まれず、細胞の表面に留まるようになることを確認した。さらに、表面に蓄積したAIMを目印とし、免疫システムがん化した肝細胞を攻撃するようになることがわかったという。近年、メタボリックシンドロームの流行と共に、脂肪肝が進む結果、肝細胞ががん化し肝臓がんが発症するケースが注目されている。今回の発見は血液中のAIM値は肝臓がん発症のリスクを予測するマーカとなり得ることを示唆しているだけでなく、AIM投与による新しい治療法の開発につながる可能性があるという。現在、肝臓がんには有効な抗がん剤がないためその期待は大きく、ヒト由来のAIMを用いた治療剤であれば安全性は高いと考えられている。
2014年10月06日東京大学(東大)は、ショウジョウバエを用いて、正常な老化に伴い嗅覚神経細胞死が生じると、特定の匂いを感じることができず、異常な行動をとる原因となることを発見したと発表した。同成果は、同大大学大学院薬学系研究科 薬科学専攻の千原崇裕 准教授、同 三浦正幸 教授、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のJing Wang教授、米スクリプス研究所のRonald Davis教授らによるもの。詳細は「PLOS Genetics」に掲載された。老化に伴って記憶学習や認識などの脳機能が低下することの要因の1つとして、老化に伴う神経細胞の細胞死が挙げられるが、正常な老化と神経変性疾患の双方において起きており、神経変性疾患における細胞死の研究は行われてきたものの、正常な老化の過程における細胞死の研究はこれまで、ほとんど研究されていなかった。今回、研究グループはショウジョウバエをモデル動物として用いて、正常な老化における脳内の細胞死の観察を試みた。その結果、老化したショウジョウバエの神経細胞のうち、特に匂いを感知するのに重要な神経細胞「嗅覚神経細胞」で細胞死に必要な酵素「カスパーゼ」が活性化していることを確認した。ショウジョウバエには約50種類の嗅覚神経細胞があり、それぞれの神経細胞ごとに感知する匂いが異なるが、カスパーゼの活性は、「リンゴ酢や酵母の匂い」を感知する「Or42b神経細胞」に見られ、実際に老いたショウジョウバエでは、同神経細胞の数が減少していることも確認したほか、嗅覚中枢の活性化とショウジョウバエのリンゴ酢に対する行動の調査では、老化したショウジョウバエではリンゴ酢を与えても嗅覚中枢がほとんど活性化せず、リンゴ酢がある場所に集まらない(誘引されない)ことを確認したとする。また、Or42b神経細胞でカスパーゼが活性化できないようにしたショウジョウバエでは、たとえ老化してもリンゴ酢の方向へ誘引されることも確認したとする。一般に、老化に伴って匂い感覚能(嗅覚機能)は低下するほか、パーキンソン病を含む神経変性疾患においても運動機能障害に先だって嗅覚機能低下が現れることが知られている。そのため研究グループでは今回の成果について、正常な老化における神経細胞の細胞死の意義、分子機構に迫るとともに、神経変性疾患時における神経細胞の細胞死の原因、ひいてはその発症機序の理解にもがることが期待されるとコメントしている。
2014年07月03日ある日、かの東京大学付近をインテリぶってブラブラ散策していると、「山手ラーメン本郷 安庵」なるラーメン屋を発見した。例のごとく、吸い込まれるように入店しちゃったのである。さ~て、ここは何系のラーメン屋かな。節系かな? 二郎系かな?? なんて思いながら券売機の横に貼ってあるメニューを見ると、豚の背脂を雪のように散らしたという「ゆきラーメン」(650円)や、イタリア産のトマトにワインビネガーとイタリアンハーブを加えたという「トマトラーメン」(700円)などがズラリ。ラーメンの種類は20種類近くととっても豊富なのだ。ううむ、どれにしようか……と迷っていると「大人気!! ヘルシー! みどりラーメン」との張り紙が目に飛び込んできた。メニューの写真を見てみるとスープが緑色! どんな味なのか想像がつかないが、大人気とのことなので「みどりラーメン」(750円)を食うっきゃないでしょ!○「みどりラーメン」の正体とは!?そして運ばれてきた「みどりラーメン」。チャーシューやメンマはもちろん、キャベツやパプリカ、ワカメなどもトッピングされていて確かにヘルシーそう。写真の通り、スープも緑色だ。でも、これは何の緑だろう。ほうれん草とかワカメとかかなぁ……??「ミドリムシです!」全力で言い切ってくれたのは店長の安東正憲さん! ミドリムシっつーのは、別名ユーグレナ。最近食品にも応用されて、様々な製品が発売されている。「59種類もの栄養素が含まれていますし、成人の必須アミノ酸すべてがバランスよく含まれていて、とっても健康にいい。だから、みどりラーメンを注文してくださる女性も結構多いんですよ。この一杯のラーメンに0.6gのミドリムシが入ってます」。話には聞いていたが、実際食べてみるとなるとちょっと抵抗がある。でも、0.6gしか入ってないならそんなに気にする必要もないか……。「匹数で言うと6億匹ですね」ろ! く! お! く! ひ! き!!!! スケール!! スケールがパねぇです。○スープパスタのような味わいいろいろと驚かされっぱなしだが、肝心なのはそのお味。恐る恐る、スープを口へ運ぶ。……うまあっ! 豚骨ベースのスープは、まろやかでありながらアッサリしており、バジルの風味がきいている。麺はストレート麺でのど越しが最高! まるでスープパスタのような洋風の味付けで、超絶うまいですぞぉぉぉ。でも、なんでこんなミドリムシを使った奇天烈なラーメンを作ろうと思ったのだろうか。「ウチは2010年11月にオープンしたんですが、その半年後ぐらいに『株式会社ユーグレナ』という、世界で初めて食品としてミドリムシの屋外大量培養に成功したという日本の会社から、『ミドリムシを使ってラーメンを作りませんか』とご提案をいただいて。そこで、サンプルのミドリムシの粉をなめたんですが、旨味の詰まったしょっぱい系の味だったので『これならラーメンに使えるな』と。ただ、若干後味が磯臭い感じがするので、試行錯誤してバジルなどのハーブを入れて消し、パプリカで彩り鮮やかにしました」。世界に誇れる技術を持った日本企業とのコラボラーメンというわけだ。ちなみに、粉末状のミドリムシをオリーブオイルに混ぜ込んでいるそうなので、スープの上澄みのオリーブオイルだけを飲めばだいたいのミドリムシを摂取できるとのこと。今後はミドリムシをワンタンの皮のような生地に練り込んで、ラーメンにトッピングすることを考えているそうだ。おいしくミドリムシを食べられる新感覚ヘルシーラーメン「みどりラーメン」を食べてみてはいかが!?(文・A4studio千葉雄樹)
2014年06月27日(画像はプレスリリースより)21世紀の新素材2007年度から「卵殻膜」について東京大学と共同研究を行い、卵殻膜を配合したサプリメント、スキンケアなどの開発、製造を行っている株式会社アルマードが、2014年3月18日(火)から3室型電解水をベースに加水分解卵殻膜等を配合した「オーディ オールラウンドミスト」を発売する。命のプラント「卵殻膜」「卵殻膜」とは、卵の内側にある0.07mmほどの薄い膜で、産み落とされた卵が親鳥から栄養を与えられなくてもヒナの体をつくり命を育てるパワーを持っている。今でも相撲部屋では、傷口に卵殻膜を貼って治療することがあるという。全身に使える3室型電解装置で作られた水をベースに、肌に「ハリ、弾力」「うるおい」を、髪に「ハリ、コシ、弾力」「うるおい」を与える加水分解卵殻膜を配合し、リラックスできる香りとしてダマスクバラ花水を加えた。防腐剤、界面活性剤、アルコール、鉱物油、着色料、合成香料などは加えず、無添加にこだわっている。【参考リンク】▼株式会社アルマードプレスリリース▼アルマード公式オンラインショップ
2014年03月15日東京大学は2月7日、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH-Zurich)、早稲田大学(早大)との共同研究により、八丈島沿岸に生息する「Theonella swinhoei(T.swinhoei)」(画像1)という「海綿動物」(カイメン)を対象に調査が行われ、「シングルセルゲノミクス」(1細胞から得たゲノムDNAを増幅してゲノム解析すること)と「メタゲノミクス」(単一種の単離過程を経ずに微生物集団から直接ゲノムDNAを抽出してゲノム解析すること)を駆使することで、共生微生物「Entotheonella」が数多くの有機化合物を生産していることを遺伝子レベルで明らかにし、同時にEntotheonellaはT.swinhoeiだけでなく、ほかの多くのカイメン中にも存在していることがわかったと発表した。成果は、ETH-ZurichのJoern Piel教授、同・Micheal C. Wilson博士研究員、早大理工学術院の竹山春子教授、同・モリ テツシ助教、東大大学院 農学生命科学研究科の松永茂樹教授、同・高田健太郎助教、同・大学院薬学系研究科の阿部郁朗教授、同・脇本敏幸准教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、2月6日付けで英科学誌「Nature」に掲載された。人類が使用している抗生物質やそのほかの薬剤には微生物が生産する化合物(代謝産物)、もしくはそれに起因するものが多く含まれている。そのため、微生物の代謝産物は創薬研究に多く用いられてきた。しかし、培養が可能な微生物は全体のわずか30%と見積もられており、残り70%の難培養性の微生物は、薬剤候補化合物を供給する巨大な未利用生物資源として期待されている。一方で、海洋無脊椎動物に含まれる化合物もまた、創薬研究における重要な化学資源として注目されているところだ。その中でも水圏に広く生息する無脊椎生物であるカイメンからは数多くの有機化合物が発見されており、これまでに2万5000以上の化合物が報告されている。長年、カイメン由来の化合物はカイメン自身が生産するのではなく、体内に共生する微生物が生産すると考えられていた。しかし、これらの共生微生物の培養は難しく、その詳細は明らかにされていなかった。今回の研究では、T.swinhoeiを研究試料に化合物の生産者(共生微生物)に迫った。Theonella属はカイメンの中でも際立って多くの有機化合物を含有し、また、生息地域が異なる同属のカイメンは異なる種類の化合物を含有していることから、重要な海洋生物資源と考えられているという。なお、これまでの研究で、Piel教授らの研究チームによって、八丈島産T.swinhoei由来の2つの化合物「オンナミド」と「ポリセオナミド」の生産に関与する「生合成遺伝子」を明らかにしている。T.swinhoeiには2~3μmの細胞が数珠状に並び、蛍光を発するEntotheonellaに形状が似た微生物が数多く存在していた(画像2)。Entotheonellaは、パラオ産カイメンT.swinhoei」より発見されたフィラメント状の微生物である。ここで、単一の細胞(細胞、細菌等)を流路システムによりレーザービームを通過させ、散乱光と蛍光により光学的に細胞の特徴を測定する「フローサイトメトリー」を用いて1細胞を分離し、DNAを増幅する方法の1つである「MDA法」により、微生物のゲノムDNAの増幅が行われた。上記の生合成遺伝子情報を基に遺伝子の有無を確認したところ、48細胞の内16細胞からオンナミド生合成遺伝子、ポリセオナミド生合成遺伝子、およびEntotheonella特有の「16S rRNA」が検出された。16S rRNAは配列の保存性が高く、微生物の進化系統を明らかにする際に用いられることが多いリボソームを構成するRNAの1つだ。この結果から、共生微生物Entotheonellaがオンナミドおよびポリセオナミドの生産者であることが示唆された。続いて、Entotheonellaを含む画分からゲノムDNAを調整し、次世代シーケンサーによりDNA配列を解析した結果、この画分には2種類のEntotheonellaが存在し、いずれも9Mbを超える原核生物で最大のゲノムを持っていることが判明。また、ゲノム中には前述のオンナミドおよびポリセオナミドの生合成遺伝子だけでなく、31種類の化合物の生合成遺伝子クラスターが存在していた。なお、T.swinhoeiから過去に単離されたペプチドおよびポリケチド化合物の内、1種類の化合物を除くすべてがEntotheonellaによって生産されていたことは驚くべきことであり、さらには未だに発見されていないペプチドの生合成遺伝子が数多く存在していることも驚異的だという。また、今回ゲノム解読された2種のEntotheonellaが生産している化合物に重複がないことから、Entotheonellaが生産する化合物の多様性とその化合物生産能の高さが伺えるとする。共生微生物Entotheonellaはこれまでの研究で、Theonella属カイメンおよびDiscodermia属カイメンに存在することがわかっている。今回の研究では、日本を含む世界各地に生息するカイメンについても内在する微生物の16S rRNA遺伝子を調べ、Entotheonellaが数多くのカイメン中に広く存在することを明らかにした。それぞれのEntotheonellaがどのような化合物を生産しているか、その詳細はまだにわかっていないが、その化合物生産能力の高さからEntotheonellaひいてはカイメン共生微生物が新たな生物資源として、創薬研究などに有効活用できる可能性があるとしている。
2014年02月10日東京大学(東大)は、複数のヒトとマウスのキメラ旨味受容体・点変異体を作製し、そのアミノ酸応答パターンを調べ、旨味受容体「T1R1/T1R3」のアミノ酸認識に重要な残基の同定を行ったところ、T1R1/T1R3の受容するアミノ酸の種類が、アミノ酸結合部位におけるアミノ酸選択性とアミノ酸結合部位以外の領域で決定される受容体の活性の強さという2つの異なる因子の組み合わせで決定されることを明らかにしたと発表した。同成果は、同大大学院農学生命科学研究科の戸田安香 共同研究員、同 博士課程の中北智哉氏、同 岡田晋治 助教、同 成川真隆 特任教授、同 石丸喜朗 特任教授、同 三坂巧 准教授、京都大学 霊長類研究所 博士課程の早川卓志氏、同 今井啓雄 准教授らによるもの。詳細は米国生化学分子生物学会の学術誌「The Journal of Biological Chemistry」 に掲載された。「旨味(umami)」は、昆布だしの主成分であるL-グルタミン酸がもたらす味であり、現在では、甘味・苦味・酸味・塩味と並ぶ基本五味の1つとして、国際的に認められている。旨味物質を受容する味覚受容体として複数の候補分子が知られており、その中でT1R1/T1R3は、旨味感覚に特有な「アミノ酸と核酸との旨味相乗効果」を媒介する重要な受容体として機能している。これまでの研究から、T1R1/T1R3が受け取るアミノ酸の種類には、動物種間で大きな差が認められることが報告されていたが、その差がどういったメカニズムによって生じているのかは不明となっていた。そこで研究グループは今回、その謎の解明に向け、T1R1/T1R3が受容するアミノ酸の種類が何によって決定されるのかについての分子メカニズムの検証を行ったという。具体的には、多種類のヒト-マウスのキメラ受容体・点変異体におけるアミノ酸応答パターンを調べることで、ヒト型の「L-グルタミン酸受容に重要な残基」とマウス型の「幅広いアミノ酸を受容するために重要な残基」を同定することを試みたという。その結果、T1R1サブユニット内に、それぞれの機能に重要な6残基ずつを決定することに成功。そこで、これら12残基をT1R1の分子モデル上にマッピングすることで、マウス・ヒトT1R1/T1R3間でアミノ酸受容がどのように異なるかについての考察を行ったという。この考察から、ヒト型の"L-グルタミン酸受容に重要な残基"は、T1R1サブユニットの細胞外領域に存在するアミノ酸結合部位近傍に位置していることが判明し、中でも6残基中でL-グルタミン酸受容に最も決定的に影響を与える2つの残基については、分子モデルのアミノ酸結合部位内において上下対に存在していることを確認。これらの2つの残基は、マウスT1R1では酸性アミノ酸残基であるのに対し、ヒトT1R1ではアラニン残基になっていることから、マウスT1R1では、L-グルタミン酸結合時にこれらの酸性アミノ酸残基とL-グルタミン酸の側鎖のカルボキシル基との間で静電的な反発が生じることで、L-グルタミン酸活性が顕著に低下することが推察されたとする。またその一方でヒトT1R1は、これらの残基の負電荷が消失することに、より高いL-グルタミン酸活性を獲得したことが考えられたという。一方、マウス型の"幅広いアミノ酸を受容するために重要な残基"については、アミノ酸結合部位とは離れた領域に存在することが判明したことから、これらの残基はアミノ酸の結合に直接関与するのではなく、受容体全体の活性調節に寄与していることが推察されたという。これは、マウスT1R1/T1R3は受容体の活性がヒトと比べて高いため、多くのL-アミノ酸を受容することが可能になることを示すもので、これらの結果から、T1R1/T1R3のアミノ酸認識が「アミノ酸結合部位におけるアミノ酸選択性(L-グルタミン酸の結合しやすさ)」と「アミノ酸結合部位以外の領域で決定される受容体の活性の強さ」という、2つの異なる因子の組み合わせで決定されるという仮説が提唱されることとなった。研究グループではこの仮説について、ヒト・マウス受容体のみならず、3種の非ヒト霊長類の受容体を用いた実験においても、その妥当性を支持することができたとしており、今後の霊長類がL-グルタミン酸に旨味を感じるようになった進化的・生理的意義の解明につながることが期待できるようになるとコメントしている。
2014年01月10日東京大学は12月25日、重金属を含まない顔料や光触媒として、その応用が研究されている酸窒化タンタル(TaON)が高性能な半導体材料であることを発見したと発表した。同成果は、同大大学院 理学系研究科 化学専攻の長谷川哲也教授、廣瀬靖助教、鈴木温大学院生(博士課程1年)らによるもの。詳細は、「Chemistry of Materials」に掲載された。金属と酸素(O)、窒素(N)からなる酸窒化物は、重金属を含まない顔料や光触媒材料として、10年ほど前から盛んに研究されている。一方で、合成された酸窒化物が微細な粉末に限られるために、電気的性質の測定は一般に困難で、あまり知られていない。酸窒化タンタル(TaON)は代表的な金属酸窒化物であり、通常は最も安定なバデライト型の結晶構造をとるが、いくつかの準安定な結晶構造をとることが実験や理論計算によって報告されている。これらの準安定構造の中で、アナターゼ型のTaONは、光触媒や透明導電膜として応用されているアナターゼ型酸化チタン(TiO2)と結晶構造と電子配置が同一のため、高い電気伝導性や光触媒活性が期待されている。しかし、準安定な構造を持つアナターゼ型TaONの合成には、マグネシウム(Mg)やスカンジウム(Sc)といった添加剤を多量に加える必要があった。これらの添加剤は、TaONの電気的な性質を大きく歪めてしまう可能性がある。今回、研究グループは、試料の形状や添加剤による影響の問題を解決するために、格子定数の一致する単結晶基板上へのエピタキシャル成長によって、アナターゼ型TaONの合成を試みた。試料の合成には窒素プラズマ支援パルスレーザ堆積法を用い、紫外レーザで気化させた酸化タンタル(Ta2O5)と窒素ラジカルをLSAT(La0.3Sr0.7Al0.65Ta0.35O3)と呼ばれる酸化物単結晶上で反応させた。結晶成長の温度や結晶中の酸素量と窒素量の比などのパラメータを最適化した結果、厚さ約40nmのアナターゼ型TaONの単結晶薄膜を合成することに成功した。合成した薄膜の電気的な特性を評価したところ、結晶中の酸素や窒素をわずかに欠損させることで電子の濃度を調整することができ、優れた電気伝導性を示す半導体であることを発見した。半導体材料における電気伝導性の指標である電子移動度は、室温で約17cm2V-1s-1。透明導電体として応用されているアナターゼ型TiO2と同程度の高い値だった。アナターゼ型TaONは青色の光を吸収するが、可視光領域での屈折率が約3と高いため、シリコン(Si)や化合物半導体との界面での光反射による損失が小さくなる。このため、発光素子や太陽電池などの光デバイスの透明電極として用いると高効率化が期待できる。さらに、高い電子移動度は電子デバイス材料としてだけでなく、水素発生用の光触媒や半導体光電極としての有効性も示唆している。また、今回開発した単結晶薄膜のエピタキシャル成長技術は、他の金属酸窒化物にも適用できるため、これまであまり知られていなかった金属酸窒化物の電気的な特性の理解を深め、顔料や触媒材料として考えられていた物質の中から高性能な電子材料が新たに見つかる可能性が期待されるとコメントしている。
2013年12月27日東京大学は11月14日、動物の生後発達期のシナプス結合を識別するメカニズムを解明したと発表した。今回の成果は、東京大学大学院医学系研究科 機能生物学専攻 神経生理学分野 教授の狩野方伸氏らグループによるもので、同日に科学雑誌「Nature Communications」のオンライン版で公開された。生後発達期に脳の神経回路が形成される過程では、必要なシナプス結合の強化と不必要なシナプス結合の除去(シナプス刈り込み)が同時期に起こり、神経回路の大規模な再編成が行われている。この必要な結合の強化や不必要な結合の除去は、一般的に神経細胞の活動に依存するとされており、神経細胞の活動に依存して機能するさまざまな分子がシナプス刈り込みに関わる因子として同定されている。しかし、脳内における神経細胞のどういった活動がシナプス結合の選別に重要なのかはほとんどわかっていなかった。そこで狩野方伸教授らのグループは、ラットとマウスを用いた実験を行い、発達期の小脳において必要なシナプス結合の強化とシナプス刈り込みに関わる神経細胞の活動パターンを同定し、シナプス結合が選別されるルールを明らかにした。また、多数の弱いシナプス入力(情報を伝える側の神経細胞が発する電位・電流変化)が働くことで、受け手側の神経細胞に発火を引き起こし(バースト発火)、その発火に最も寄与した入力側の神経細胞とのシナプス結合のみが強化されることが分かったという。さらに、このバースト発火が神経細胞内のカルシウム濃度を上昇させ、最も近接したタイミングで活動した入力側の神経細胞とのシナプス結合だけを強めることを明らかにした。同研究で得られた結果は、発達期のシナプス結合の選別のメカニズムとして、多数の弱いシナプス入力が協働することで神経細胞の発火を引き起こし、その発火に最も寄与する入力を選択的に強化することで、最終的に残る入力線維を選ぶことを示している。生後発達期においては、小脳に限らず、大脳や海馬をはじめとする多くの脳領域で神経細胞の同期的活動があることが広く知られているが、同グループが明らかにしたシナプス結合の選別のメカニズムによって、ヒトを含む動物の脳の生後発達期における神経回路形成の共通メカニズムとして働いていると期待されている。
2013年11月15日日本の最高学府である東京大学。非常に長い歴史と多くの学生数を誇る学校だけに、さまざまな「あるあるネタ」があるんだとか。今回は、現役学生に聞いた東京大学にまつわる「あるある」をご紹介します。日本の最高学府である東京大学。非常に長い歴史と多くの学生数を誇る学校だけに、さまざまな「あるあるネタ」があるんだとか。今回は、現役学生に聞いた東京大学にまつわる「あるある」をご紹介します。■学生納得!?東大あるあるの数々●浪人経験者はそんなに多くない?浪人してでも東大へとか聞きますが、自分の周りではそんなに浪人した人がいません。やっぱり学部で違うのかな?(19歳/男性)中には10浪して入学した人もいるのだとか。現役で入りやすい学部とかあるんでしょうかね?●すごーい!と言われることは多くてもモテない合コンで「東大」と言うと「スゴーイ!」と尊敬されるけど特段モテるわけではない。やっぱりいろいろ伴っていないと無理です。(20歳/男性)やっぱり東大といえば「頭が良い」という印象ですから。●理3は別格同じ東大でも、理3(医学部)はなんか違う。頭の良さというか、なにか突き抜けている感じがする。(20歳/男性)どこかの雑誌にも「理3に入る人は宇宙人」なんて表現も(笑)。医学部というのはそれほど難しいところのようです。●大学院にボディビル元世界チャンピオンの教授がいるボディビル元世界チャンピオンの教授がいるそうです。どこの講義か知らないけど、けっこう有名。(22歳/男性)大学院の新領域創成科学研究科の教授をされている石井直方先生がそうなんだそうです。●速攻で風化した東大ブロッコリー事件2011年に本郷キャンパスで自転車のサドルがブロッコリーに替えられる事件があって騒動になりましたが、あっという間に過去の話題になりました。(23歳/男性)ありましたね、ブロッコリー事件。皆さんそこまで興味を抱かなかったんでしょうか?●カテキョのバイトは友の会東大生の家庭教師バイトといえば『東大家庭教師友の会』。だいたいみんなここです。(21歳/男性)多くの東大生を家庭教師として派遣しているのだとか。●便器は東大の刻印入り東大のトイレの便器はよく見ると東大の刻印が彫ってある。もちろん、トイレットペーパーも東大印。(22歳/男性)さすがにトイレットペーパー本体には刻印はないそうです。●東大のそばには必ず山手らーめん東大の本郷キャンパスのそばにも駒場キャンパスのそばにもなぜか『山手らーめん』というラーメン店がある。(20歳/女性)大学の近くというのがこだわりなんでしょうか?●駒場キャンパスの千里眼がうますぎる東大駒場キャンパス近くのラーメン屋『千里眼』がうまい。二郎系のがっつり豚骨だけど、意外と食べやすくて人気です。(21歳/男性)ものすごい量なので、大食いの学生さんたちに人気なんだとか。●本郷キャンパス近くのピグは学生だらけ本郷キャンパスのすぐそこにある『ピグ』という洋食屋は量が多いので平日は学生でいっぱいです。同じく本郷キャンパスそばの『大島や』も東大生でいっぱい。がっつり食べるならここです。(21歳/男性)こちらも同じ学生さんから伺ったあるあるネタ。やはり大盛りのお店はお金のない学生の味方ですね!●東大は珍しい部やサークルが多い東大には、障子や襖を張り替えることが主な活動の『東大襖クラブ』があります。一般の人からの依頼で張り替えをやってるんだとか。ほかにもレゴ部とか変わった部活動が多いです。(20歳/女性)東大襖クラブは創部60年の伝統的な部活なんだそうです。●すごいけど存在が薄い柏キャンパス東大には本郷と駒場ともう一つ柏キャンパスというのがあります。柏は大学院課程のキャンパスなので、院生以外の学生にはほぼ空気です。(21歳/女性)正確には「東京大学 柏地区キャンパス」というそうです。工学・理学の研究室や大気海洋研究所などがあるんだとか。●ドラゴン桜はあんまり参考にならなかった東大入試のイロハを描いたマンガだけど、あんまり参考にならなかった。(21歳/男性)あくまでマンガですので……。以上、東大あるあるでした!便器に刻印があるのは初めて知りましたね。やはり東大。そんな部分にも細かなこだわりがあるようです。これ以外にも、東大には多くのあるあるネタがあるそうです。あるあるネタの数も日本一!なのかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2013年03月28日東京大学と共同研究の美容液「卵殻膜(らんかくまく)」を使ったアイテムで人気にアルマードの『スーパーオーディ』が、2013年3月18日(月)にリニューアルして発売される。「卵殻膜(らんかくまく)」とは、卵の殻の内側に存在する0.07mmほどの薄い膜。アルマードは、この膜が持つ女性の美しさを引き出す様々な可能性に着目し、東京大学と産業研究を続けながら、多彩なアイテムを展開している。※画像は、株式会社アルマードニュースリリースよりシンプルで安心して使うことが出来る商品今までもあった『スーパーオーディ』に、新たに保湿成分として「スクワラン」を追加。「スクワラン」は、フランスのオーガニック認証機関「ECOCERT(エコサート)」が認証した、良質なオリーブを原料として作られたもの。ベタつきが少なく肌なじみに優れ、肌の角質層に浸透して保湿し、さらに肌表面を保護する。『スーパーオーディ』に含まれているのは、非常にシンプル。主な主成分の「卵殻膜(らんかくまく)」がハリ・弾力を、そのほかヒアルロン酸が保湿、カンゾウ根エキスが肌荒れ防止、バラエキスが香りなど、合計で8 種類の配合成分のみ。安心して利用が出来るのもうれしいところだ。【新商品概要】(株式会社アルマードニュースリリースより引用)-商品名:スーパーオーディ(Super Ode)-カテゴリー:美容液-税込価格:4 本セット…21,000 円、2 本セット…10,500 円-内容量:1 本あたり10ml発売日:2013 年3 月18 日(月)テレビショッピングQVCにて、2013 年3 月9 日(土)より先行発売元の記事を読む
2013年03月07日ぐるなびと東京地下鉄が共同で運営する東京のおでかけサイト「Let’s ENJOY TOKYO」は、12月18日に「第4回学園祭グランプリ」の表彰式を行った。同イベントは東京・千葉・埼玉・神奈川にある学園祭ナンバーワンを決めるコンテストで、2009年から実施。第4回目となる今年は66キャンパスがエントリーした。今年MVPに輝いたのは、東京外国語大学「第90回 外語祭」。学園祭のテーマは「パスポートいらずワールドツアー」で、キャンパス内の至るところでは、各国の民族舞踊が上演され、珍しい外国の料理・お酒も楽しめる内容となっていた。「一般の人でもふらっと行って楽しめる」と、人に勧めたくなる点が最も評価されMVPとなった。2位は東京大学 「第63回 駒場祭」で、「駒場祭ロボコン」など一般来場者の参加しやすさを考慮した企画が高く評価された。3位は東京農業大学の「東京農業大学農友会 第121回 収穫祭」。農業大学で学ぶ学生だからこそ提供できる模擬店グルメ、恒例の野菜の無料配布や「大根踊り」など、熱気ある学園祭が評価された。また、審査員特別賞は筑波大学の 「第38回 雙峰祭(せきほうさい)」が受賞。同大学は茨城県にあるためにコンテスト対象外だが、自己推薦により特別エントリーされた。500以上の模擬店や企画があり、「最も行ってみたいと思わせる、えたいの知れないパワーが充満している」と審査員から高い評価を受けた。その他、留学生模擬店メニュー賞は「お茶の水女子大学 中国人留学生学友会「ごま団子、豚肉麺・牛肉麺、水餃子」が、節電・エコ奨励賞は、青山学院大学相模原キャンパス 「第10回 相模原祭」が、 NO IKKI!賞は、東京外国語大学 「第90回 外語祭」が受賞した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日二千年の眠りからさめた「大賀蓮」の香りを織り込む資生堂は、東京大学が発見した2000年以上前の蓮の実から発芽した「大賀蓮(おおがはす)」の香りをテーマとしたハンドクリーム「蓮香(れんか)ハンドクリーム」(40g 840 円)を商品化、東京大学のオリジナル商品として、東京大学コミュニケーションセンターにおいて、8月1日より発売する。*画像はニュースリリースより東京大学コミュニケーションセンターでお土産として「大賀蓮」は、出身の植物学者である故・大賀一郎博士が発芽に成功した古代蓮で、東京大学と資生堂は、大賀蓮の香りの分析・研究をおこない、香りのキー成分を見出すことに成功。2007年に資生堂が開発した「蓮香オードパルファム(ピュアミスト)」「蓮香あぶらとり紙(香りの台紙付き)」を、東京大学を訪れる人に、東京大学コミュニケーションセンターでお土産として販売している。「蓮香(れんか)ハンドクリーム」は、水辺に凛と咲く大賀蓮のさわやかでみずみずしい香りをベースに、ミュゲ、ローズ、リンデンの花々や、丁子やアニスを加えた、生命の神秘を感じさせる清らかで爽やかなやさしい香りのハンドクリーム。肌へのなじみが早く、うるおいとサラサラ感が持続して、男女ともに使用できるとしている。元の記事を読む
2012年07月28日