「第21回 代官山 蚤の市」が2024年5月14日(火)・15日(水)の2日間、東京・代官山の「代官山T-SITE」にて開催される。フランスゆかりのアンティークなどが集う春の「代官山 蚤の市」フランスの蚤の市を再現し、全国からアンティークアイテムを扱うショップが出店する「代官山 蚤の市」。第21回目を迎える今回も約50店舗が集結し、ここでしか出会えない逸品を展開する。会場には、アンティーク、ブロカント、家具、古着、花など多彩なアイテムがずらりと並ぶ。優雅なティータイムを満喫できるティーカップやグラス、ティータイムのお供を並べることができるプレートといった食器類、フレンチシックな古着などが豊富に揃う。仏老舗ティーメゾン「クスミティー」の新作ハーブティーもまた、150年以上の歴史を誇るフランスのティーメゾンであるクスミティー(KUSMI TEA)が、ティースタンド&ショップをオープン。フランス大統領官邸であるエリゼ宮から依頼を受け制作した新作の“エリゼ宮で朝食を”のハーブティーを販売する。加えて、紅茶やティーアクセサリーも展開される。【詳細】「第21回 代官山 蚤の市」開催日:2024年5月14日(火)・15日(水)場所:代官山T-SITE屋外、代官山T-SITE GARDEN GALLERY住所:東京都渋谷区猿楽町16-15時間:10:00~17:00※混雑時には、安全確保のため予告なく入場制限を実施する場合あり。※無断での撮影・配信・メディア掲載は固く禁ずる。撮影は個人の範囲内で。【問い合わせ先】TEL:03-3770-1888
2024年04月25日「赤坂蚤の市 in ARK HILLS ~10th Anniversary~」が、2024年4月28日(土)・29日(月・祝)に赤坂アークヒルズのアーク・カラヤン広場にて開催される。「赤坂蚤の市」ヴィンテージファッション&アンティークショップが集結2014年にスタートした「赤坂蚤の市 in ARK Hills」は、毎年第4日曜日に定期開催している人気イベント。10周年を記念した過去最大規模となる今回は、「リユニゾン(Re Unison)」をコンセプトに、ヴィンテージファッションやアンティークを取り扱う延べ250以上の店舗が会場に集結する。マーガレット・ハウエルやザ ライブラリーが特別出店通常、イベント出店しない17店舗ものショップが初登場するのが魅力。初日の28日(日)には、イギリス発のファッションブランド「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」をはじめ、フランスのシューズブランド「パラブーツ(Paraboot)」などが1日限定で出店し、イベントならではのアイテムを取り揃える。また、翌29日(月・祝)にも限定で出店する店舗が登場。イレーヴ(YLÈVE)やセブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)といった国内外のブランドやライフスタイルアイテムのセレクトショップ「ザ ライブラリー(THE LIBRARY)」、日本製にこだわった衣服や九州に伝わる陶磁器やガラスなどを紹介するセレクトショップ「バーバ クロージング アンド バラエティ(VA-VA CLOTHING & VARIETY)」などが特別出店を果たす。一休みにもおすすめなグルメ会場には、キッチンカーも出店。たとえば、東京・池尻のタコスショップ(TACOS SHOP)と、幡ヶ谷のイタリアン・サプライ(SUPPLY)、神泉のイタリアンワインのお店・日和の3組によるコラボレーション出店では、限定のタコス、サプライや日和によるセレクトワインを楽しむことができる。このほかにも、インパクト抜群の肉料理を提供する「マルディ・グラ(Mardi Gras)」をはじめ、手作りソーセージにこだわったホットドッグが人気の「ホットドッグ トレイラー(HOTDOG TRAILER)」、コーヒーや焼き菓子を展開する「ショウゾウ コーヒー(SHOZO COFFEE)」など、ショッピングの合間に一息つくのにぴったりなショップが勢揃いする。開催概要「赤坂蚤の市 in ARK Hills」開催日時:2024年4月28日(日)・29日(月・祝) 11:00~18:00(予定)開催場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場住所:東京都港区赤坂1-12-32※雨天決行、荒天中止。※内容は予告なく変更になる場合あり。※詳細は公式WEBサイトを要確認。<出店店舗例>※一部抜粋■4月28日(日)マーガレット・ハウエル、パラブーツ、アコテ(àcôté)、ラコタハウス(THE LAKOTA HOUSE)、ホットドッグ トレイラー■4月29日(月・祝)ザ ライブラリー、バーバ クロージング アンド バラエティ、サーティファイブサマーズ(35SUMMERS)、タコスショップ×サプライ×日和■両日ウィムジカル(whimsical)、マルディ・グラ
2024年04月05日枚方 T-SITEが「第1回 枚方 蚤の市」を開催。2024年3月30日(土)および3月31日(日)の2日間、大阪のニッペパーク岡東中央にて行われる。全国からアンティーク・ヴィンテージ60店舗以上が集結今回が初開催となる「枚方 蚤の市」。全国から60店舗以上が参加し、北欧やフランスから買い付けてきた食器やインテリア雑貨、家具、古着、アクセサリーなど、“古き良き時代”のアンティーク・ヴィンテージ品の数々を展開する。また、当日はフードやドリンクが楽しめるブースも設置。フレンチ惣菜やカヌレなどの焼き菓子、コーヒー、ワインなどを味わうことができる。【詳細】「第1回 枚方 蚤の市」開催日時:2024年3月30日(土)11:00~17:00、3月31日(日)10:00~16:00場所:ニッペパーク岡東中央(旧岡東中央公園)住所:大阪府枚方市岡東町7<出店者(物販)>アイカクラフト(AIKA CRAFT)、アイビー(Ivy)、アトリエ モモ(Atelier momo)、アメリ萌、アンティークショップ トラック(TRACK)、アンティークドボタンキコ、アンティークナラ(antiquenara)、インネ ノルディック ライフ(inne nordic life)、オソブランコ、オタニショップ(otanishop)、オンザブックス(ON THE BOOKS)、カラムショップ(Callum shop)、ギャラリー古鹿、キルシッカ(Kirsikka)、グーピー(goopee)、暮らしi.ro.do.ru.北欧ヴィンテージ、ココット(cocotte)、ザシティオブフラワーコーアンドフリーランド(THE CITY OF FLOWER CO & FREE LAND)、シキ(SHIKI)、シャビーズ マーケットプレイス(SHABBY’S MARKETPLACE)、植物屋フィト(fytó)、スナ(suna)、旅する古道具屋 アゴラジー(Agora Gi)、タロニ(Taloni)、心心-ちむちむ-、tekuteku東欧雑貨店、東月窯、ドウゾ ザッカ イタリアーナ(douzo zakka italiana)、トトトアンド(tototo&)、バックグラウンドトゥウェンティートゥー(BACKGROUND22)、はま太郎、ブルーム モーイ(BLOEM MOOI)、ブローインハウス、フロート ギャラリー アンティークス(Float Gallery Antiques)、ブロカントジーグ(BROCANTE de GIGUE)、マザーリップ(MOTHER LIP)、モイストアンエトセトラ(moyi store/Et cetera)、モクメ(MOKUME)、ヤキモノ ろく、ラグラスマチネ(La Grasse Matinee)、ラスティーエーコンアンティークス(Rusty Acorn Antiques)、ラスト(RUST)、ラトゥリエドゥアッシュ(L’atelier de「h」)、ヨーロッパヴィンテージ緑園、ル・マネージュ(Le manège)、ループ(Ru-Pu)、ロビンスパッチ(Robin’s Patch)※50音順<出店者(フード&ドリンク、キッチンカー)>味な大富、いつでも世界を旅するカフェ、焼菓子屋オーバルベイク(oval bake)、カサネル コーヒー アンド ベイク(KASANERU COFFEE AND BAKE)、カフェレッツ(Caferret’s)、カリガリカレー大阪、キッチャコーヒー(Kiccha Kohi)、サンボンノヤ(SANBON no YA)、天然酵母ひねもすぱん、バズーカ キッチンカー(buzz K キッチンカー)、ピーシーズ(pieces)、ヒトトキ(hitotoki)、プラットファヴォリ(PLATTO FAVORI)、ホームタウン(Hometown)、ライスハグ(Rice hug)、ラティユル(La tilleul)、ロッカ&ベイクロッカ(Rocca&BakeRocca)※50音順※入場無料※店舗により出店日が異なる。【問い合わせ先】TEL:072-861-5700
2024年03月31日蚤の市「パスザバトンマーケット vol.14」が、2023年12月9日(土)・12月10日(日)の2日間、コクヨ東京品川オフィス「ザ・キャンパス(THE CAMPUS)」にて開催される。パスザマトンマーケットvol.14パスザバトン(PASS THE BATON)やスープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)で知られる株式会社スマイルズが企画する「パスザマトンマーケット」は、企業やブランドの倉庫に眠る規格外品やデッドストックアイテムに焦点を当てた蚤の市だ。開催14回目を迎える今回は、過去最多の70企業が集い、「大服飾品店」と「大食料品店」の2大特集を同時展開する。パスザマトンの“大服飾品店”パスザバトンの大服飾品店では、ニットやセーターなど冬にぴったりの衣服に加え、日本発の革製品ブランド「土屋鞄製造所」や、スイスのバッグブランド「フライターグ」などのバッグがお目見え。さらに、ワイドシルクを用いた手編みアクセサリーをつくる「ヒュー レイン」など、アクセサリーブランドが充実しているのも魅力のひとつだ。パスザバトンの“大食料品店”大食料品店では、食品の大きさや包材の傷などが原因となり、店頭に並ぶことができなかった食料を集めた。「規格外品」や「訳アリ品」と分類されていても、味のおいしさは変わらない。そんな地球優しい理念のもとそろえられた食料品は、年末年始のちょっとした手土産やホームパーティーのお供にもなる、全国各地の美味しいお菓子やフルーツなどだ。さらに会場では、伝統工芸品を扱うコーナーや、親子で楽しむこともできるワークショップも開催される。開催概要期間:2023年12月9日(土)〜12月10日(日)時間:11:00〜19:00 (最終日は18時終了)※最終入場は終了時間30分前まで、雨天決行場所:コクヨ東京品川オフィス「ザ・キャンパス(THE CAMPUS)」(屋内・屋外)住所:東京都港区港南1-8-35入場料:300円 ※小学生以下無料
2023年12月01日手紙社によるクリスマスマーケット「神代団地蚤の市 クリスマスマーケット」が、2023年12月16日(土)・17日(日)に東京・調布の神代団地中央グラウンドや商店街広場などで開催される。手紙社が主催するクリスマスマーケット「神代団地蚤の市 クリスマスマーケット」は、「東京蚤の市」や「紙博」など多くの人気イベントを手がける「手紙社」が主催するクリスマスマーケット。のんびりとした時間が流れるレトロな佇まいの神代団地を舞台に、約40組の出店者がクリスマスアイテムを販売する。アンティークや雑貨、グルメなど多彩なクリスマスアイテムが集結会場には、時を超えた出会いが楽しめるアンティークやヴィンテージ、日常の暮らしを豊かにする雑貨、ショッピングの合間にお腹を満たすグルメなど、クリスマスならではの商品が多数並ぶ。このほか、親子連れで楽しめるワークショップ、クリスマスの特別感を盛り上げてくれる音楽ライブやパフォーマンス、オリジナルのクリスマスプレゼントが手に入るスタンプラリーなど、様々な企画が実施予定だ。開催概要「神代団地蚤の市 クリスマスマーケット」開催日:2023年12月16日(土)・17日(日)時間:10:00〜16:00※雨天決行・荒天中止会場:神代団地中央グラウンド、商店街広場、集会所(東京都調布市西つつじヶ丘4-23)入場料:無料<出店者一覧>■古道具ARLEQUIN/ヴィンテージアクセサリーパーツ – le meace – レミース/houti/OLD NEW THING/Glücklich/33&1/3/Biscuit & ツバメハウス/MANSIKKA antiques■クラフトビール和泉ブルワリー BEER CELLAR TOKYO/TEGAMISHA BREWERY/RIOT BEER■フードATERIER Perch./onkä/CAFE SUCRE/CRAFT COLA hour/成城・城田工房/手紙舎/天然酵母の蒸しパン屋 しのぱん/HUGSY DOUGHNUT/fato./FIKAFABRIKEN/Who’s that MAN?/山本牛乳店/横森珈琲■雑貨/クラフト鍛冶Dorf 新田麻紀/kirpputori キルップトリ/こまものと北欧家具の店Salut/四歩/デイリーズ/手紙舎 雑貨店/LIFE AND BOOKS/緑青社(つるぎ堂+knoten)■書籍/古書絵本の古本屋MAIN TENT/ニジノ絵本屋/にわとり文庫/folklora■テキスタイル/古着otsukiyumi/Canako Inoue/kata kata/pole-pole/MOTHER LIP/YUI MATSUDA■ワークショップCHATOY/創作昆虫ムシボット(ザリガニワークス)/100mermaids workshop■ドライフラワーDRY FLOEWR:f3/はいいろオオカミ+花屋西別府商店■パフォーマンスKoji Koji Moheji/TheWorthless/ばんぱくとあんな/tricolor(duo)+須貝知世
2023年11月24日ACIDMANが、ワンマンライブ『This is ACIDMAN 2023』を10月30日(月) に東京・Zepp Hanedaで開催。そのオフィシャルレポートが到着した。『This is ACIDMAN』とは何か?それは25年以上にわたるバンドの歴史を振り返り、「これがACIDMANだ」と自他ともに認める代表曲で構成される特別なライブだ。「セットリスト事前公開」「ファン投票1位楽曲披露」という仕掛けも、通常のライブとは異なる期待感をさらに煽る。そして2021年の初開催から3年目の今年、10月30日の東京・Zepp Haneda公演は、ACIDMANのメジャーデビュー21年となる記念日。フロアは満員、熱気は十分、祝祭の準備は万端だ。「This is ACIDMANへようこそ。最高の夜にしましょう!」─大木伸夫(Vo,G)わかっていても体が動く、心が躍る。1曲目から「to live」「造花が笑う」「FREE STAR」と、いきなりのキラーチューン3連発。佐藤雅俊(B)、浦山一悟(Ds)のリズム隊は鉄壁の安定感、そして大木伸夫の存在感は圧巻。最後までもつのか?と思うほど激しく叫び、弾き、多彩なエフェクターを操り、スリーピースの枠を超えた豊かな音像を紡ぎだす。しばらくACIDMANのライブは見ていない、という人に教えてあげたい。ライブバンド・ACIDMANのステータスは、未だかつてない高みへ到達している。Photo:西槇太一「自由に楽しんで、最後は一つになって、音楽っていいなと思う、そんな夜をみんなと紡げたら最高だなと思います。楽しんでいってください」続いてのセクションは、「Rebirth」から「スロウレイン」へ、さらに「赤橙」から「リピート」へ。軽やかに踊れる曲から、メロディアスで劇的な曲調を連ねて、オーディエンスを大きく包み込む。「リピート」のアウトロ、3つの楽器が激しくぶつかり溶け合う展開は、まさに音の化学反応と呼ぶにふさわしい。クライマックスは、アコースティックギターの爪弾きが、息を呑む劇的なロックバラードへと展開する「季節の灯」と、一人でゆっくりと歩きだすようなリズムが、力強い行進へと進化する「アルケミスト」だ。まばゆく白い光がステージから溢れ出す。シンプルで強い演出が、壮大な楽曲によく映える。Photo:西槇太一一つの音階、一つのコードから生まれた曲が、どうしてここまで豊かになれるのか。「彩-SAI-(前編)」も「Λ-CDM」も、「一つの響きから曲が生まれる」という大木の曲作りのプロセスを、目の前で辿り直すような興奮を味わえるインストゥルメンタル曲だ。「彩-SAI-(前編)」はゴッホを思わせる激しい色彩のアニメーションが、「Λ-CDM」では「素粒子を可視化したイメージ」という、動く抽象画のような不思議な映像がビジョンに現れる。何回見ても新鮮なのだから、初めて観る人にとっては視覚も聴覚も相当に刺激的なはずだ。ちなみに「彩-SAI-(前編)」は昨年行われたACIDMAN presents『SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022』のテーマソングであり、ACIDMANのステージを中心に構成された映像作品『SAI 2022 Live & Documentary FILM』のリリースも11月26日に決定した。併せてチェックしてほしい。Photo:西槇太一「広い宇宙の中で、あなたはあなたしかいない。それは奇跡だと思います。苦しい時には、自分は自分しかいないと思ってください。ただ生きてるだけでいい。毎日感謝しながら、この命を大事に生きていってほしいと思います」Photo:西槇太一僕らがいる銀河には3000億個の恒星があって、宇宙には銀河が二兆個あるんです。――またいつもの大木の宇宙話が始まったと、笑いも起きていた客席が、思わず引き込まれて静かになる。それもまたいつもの出来事だが、変わらぬメッセージを伝え続けることがACIDMANの大きな魅力。大木伸夫の創作の源泉である宇宙観と生命観を固体化した結晶のように、時代を超えて揺るぎない輝きを放つ、「ALMA」はそんな曲だ。ビジョンに映る広大な星空が限りなく美しい。続く「ファン投票リクエスト枠」で選ばれたのは、およそ8年振りに演奏するという「EVERLIGHT」。もちろん大好きな曲だが、「今ぐらい盛り上がると思ってた」と、当時はライブであまり手ごたえを感じられなかったと、歌い終えた大木が笑う。演奏される機会が減ってしまった楽曲がファンの手で蘇る、これもまた『This is ACIDMAN』ならではの名場面。Photo:Victor Nomoto - Metacraft後半戦に入る前、大木のMCは感動的だった。楽曲に合わせる映像に歌詞を乗せる、タイポグラフィという技法の専門家だったスタッフへの追悼の言葉。誰にでも必ず死は訪れる。だったら思い切り生きてみよう。――大木の気持ちを乗せた「世界が終わる夜」は、これまで聴いたどの「世界が終わる夜」よりエモーショナルで、ビジョンに現れては消えるタイポグラフィの一つ一つが心に沁みた。大木の声が感極まって震えているように感じた。珍しいことではないが、ここまで感情が入った姿は久々に見た気がする。たとえ同じセットリストでも伝わるものがまったく違う、This is LIVE、This is ACIDMAN。「たった一瞬の命。あなたのために、自分自身のために、もっともっと輝いてください」最後のセクションは、完全にスイッチが入った大木を先頭に、「夜のために」「ある証明」「飛光」の爆速ロックチューン3連発で完全燃焼。普通のライブならここでフィナーレだが、まだ重要な曲が残っている。「廻る、巡る、その核へ」だ。それは壮大な命の輪廻の物語を、短編映画に匹敵するハイクオリティのアニメーション映像と音だけで描き切る、約11分の黙示録的大曲。ACIDMANのライブを見たことがない、という人に教えてあげたい。この曲を体験するだけでもACIDMANのライブに来る意味がある。Photo:西槇太一「楽しい時間はあっという間。それでも人生は続きます。もっともっと上を目指していくので、これからもACIDMANをよろしくお願いします」アンコールは2曲。「式日」と「Your Song」の2曲を全力でやりきって、2時間半を超えるライブは笑顔と拍手の中で幕を下ろした。来年も『This is ACIDMAN』をやる計画があることと、今年は福岡と東京の2公演のみだったが、数を増やすことも考えていると、大木は約束してくれた。昔からライブに通い続けているファンも、しばらくご無沙汰していた人も、今ACIDMANに興味を持った新しいリスナーも、みんなに教えてあげたい。ACIDMANは進化し続けている。彼らのベストライブは常に、まだ見ぬ次のライブだ。Photo:西槇太一関連リンクオフィシャルサイト:モバイルサイト:::::
2023年11月08日「第7回関西蚤の市」が、2023年12月1日(金)・2日(土)・3日(日)に大阪・万博記念公園で開催される。「第7回関西蚤の市」万博記念公園で開催全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「関西蚤の市」は、「紙博」などの人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。関西では4年ぶり、7回目の開催となる今回も、世界各国・日本全国から集められたアンティークやヴィンテージの品々が販売される。古道具や雑貨店など200組以上が出店会場に並ぶ商品は、古くから大切に使われてきた古道具や古着、日々の暮らしを豊かにしてくれる雑貨や日用品、舌を唸らすお菓子やグルメまで様々。「関西蚤の市」でお馴染みの常連から初参加となる店舗まで、200組を超える出店者が出店予定だ。つじあやのやカジヒデキが出演する音楽ライブもまた、つじあやのやカジヒデキ、蔡忠浩らが出演する音楽ライブを全日程で開催。このほか、会場各所で行われる大道芸やパフォーマンス、スタンプラリー、アトラクションなど、子供連れでも楽しめる企画が用意されている。開催概要開催概要「第7回関西蚤の市」開催日:2023年12月1日(金)・2日(土)・3日(日)時間:9:30~16:30会場:万博記念公園 東の広場(大阪府吹田市千里万博公園10-10)入場料:・オンライン販売チケット 1,200円・当日会場販売チケット 1,500円・手紙社の部員限定入場デジタルチケット 1,100円※中学生以下無料。<ライブ>■メインステージ[12/1] ザッハトルテ / 樽木栄一郎/ビューティフルハミングバード[12/2] カジヒデキ / 蔡忠浩/関取 花[12/3] コトリンゴ / つじあやの /ラッキーオールドサン■場内パフォーマンス[12/1,2,3] Koji Koji Moheji[12/1,2,3] TheWorthless[12/1,2,3] p0p0baloon[12/1,2,3] WAO!! パントマイムコメディ[12/1] バブリン先生[12/2,3] 野木青依
2023年10月23日・歩行者空間化工事によって生まれ変わった、中之島公園の活用を図る検証イベント ・北浜地区の人気イベント「北浜蚤の市」と、中之島公園の人気施設「こども本の森中之島」と協力し、開催します京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)と中之島高速鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:中野道夫)が参加する、(仮称)中之島広場沿道連絡会は、中之島公園における歩行者空間化工事後の公園活用に関する検証イベント「中之島モダンシーン2023秋」を10月21日(土)・22日(日)に開催いたします。このイベントは、歩行者空間化工事により生まれ変わった中之島公園で、「北浜蚤の市」や、こども本の森 中之島による「ほんのもり ピクニック」を実施することにより、新たな憩いとにぎわいの創出を図り、水都大阪のシンボルである中之島公園周辺エリアの活性化を推進するものです。北浜地区で開催12回を数える人気イベント「北浜蚤の市」では、中之島公園とラブセントラル横テラスを会場として開催。これまで最大規模となるアンティーク雑貨やビンテージ衣料、パンやサンドイッチに焼き菓子など、個性豊かな約90店が出店し、公園内だけではなくラブセントラル横テラスでも気軽にお買い物や軽食をしながら、水都大阪のまちを楽しんでいただけます。また、中之島公園内の人気施設である「こども本の森 中之島」の入り口にて「ほんのもり ピクニック」を開催いたします。開催期間中、同施設内に設けた人工芝のピクニックエリアで、どなたでも絵本を読むことができます。本イベントに関する詳細は別紙のとおりです。▲2023年4月に中之島公園で実施された北浜蚤の市の様子【中之島通の歩行者空間化(公園化)整備について】大阪市では、市内の中心部を通る道路の一つである中之島通において、交通安全対策および中之島エリア全体の回遊性向上を目的とし、歩行者空間化整備を行ってきました。(2021年3月30日および2020年1月22日大阪市より報道発表済み)これにより、中之島東部地区における文化・集客ゾーンに位置づけられる当該エリアの回遊性や都市景観・魅力の向上が期待されます。【(仮称)中之島広場沿道連絡会構成員について】大阪市中央公会堂ガーブウィークス京阪ホールディングス株式会社こども本の森 中之島水都大阪コンソーシアム地方独立行政法人 大阪市博物館機構 東洋陶磁美術館中之島高速鉄道株式会社中之島ソーシャルイート アウェイク中之島連合振興町会大阪市建設局【別紙】中之島モダンシーン2023秋詳細○北浜蚤の市開催日:2023年10月21日(土)・22日(日)時間:11:00~17:00場所:中之島公園(大阪市中央公会堂から難波橋エリアまで)ラブセントラル横テラス概要:個性豊かな約90店が出店。アンティーク雑貨やビンテージ衣料、古道具にスタイリストさんの元私物、陶器や刺繍、真鍮のアクセサリーに、ドライフラワーや花器に植物、パンやサンドイッチに焼き菓子、お弁当にビールやドリンク、北欧のファブリックや雑貨など、蚤の市の名前に相応しい様々なお店や商品がお迎えします。その他:少雨決行・荒天中止▲北浜蚤の市開催イメージ○ほんのもり ピクニック開催日:2023年10月21日(土)・22日(日)時間:11:00~16:00場所:こども本の森 中之島前(中之島公園内)概要:こども本の森 中之島の入り口に人工芝のエリアを設け、どなたでも絵本を読むことができる「ピクニックエリア」といたします。安藤忠雄さんが設計した文化施設で、いつもとは異なる楽しみ方をご提案します。その他:雨天中止以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月29日「第20回 代官山 蚤の市」が、2023年10月3日(火)・4日(水)の2日間、東京・代官山の「代官山T-SITE」にて開催される。フランスの蚤の市の雰囲気を再現「代官山 蚤の市」全国からアンティーク商品が集結する「代官山 蚤の市」。第20回目の開催を迎える今回も、約50店が一堂に会し、フランス・パリの蚤の市を再現する。約50店舗のアンティークショップが集結会場に並ぶのは、アンティーク、ブロカント、家具、古着、花など多彩なアイテム。優雅なティータイムを満喫できるグラスやティーカップといった食器類、洋服に彩りを添えるブローチやピアスなどアクセサリー類も豊富に取り揃える。仏老舗ティーメゾン「クスミティー」アフタヌーンティーセット先行販売また、150年以上の歴史を誇るフランスのティーメゾンであるクスミティー(KUSMI TEA)が、ティースタンド&ショップを特別にオープン。「アナスタシア」、「エクスピュアアディクト」、「ホワイトベリーニ」、「グリーンローズ」、「アクアローザ」といったクスミティーを代表する5種類のフレーバーを揃え、豊かな香りと味わいをその場で試すことができる他、茶葉の20gミニ缶を複数お得に購入できるセットも販売する。さらに、クスミティーを代表する「アナスタシア」フレーバーのティーバッグと「アナスタシア」の茶葉をふんだんに使ったロールクッキーをアソートした、新作アフタヌーンティーセットを会場限定で先行発売する。【詳細】「第20回 代官山 蚤の市」開催日:2023年10月3日(火)・4日(水)場所:代官山T-SITE住所:東京都渋谷区猿楽町16-15時間:10:00~17:00入場料:無料(チケット不要)※安全確保のため予告なく入場制限を実施する場合あり。※無断での撮影・配信・メディア掲載は固く禁ずる。撮影は個人の範囲内で。■クスミティー スペシャル ティースタンド&ショップ開催日時:2023年10月3日(火)・4日(水) 10:00~18:00場所:代官山T-SITE メインストリート※クスミティー公式LINEの「お友だち」に登録すると、紅茶のテイスティングと10%OFFでの商品購入が可能。※時間帯によって提供するフレーバーは異なる。詳細はクスミティー公式LINEのドリンクチケットページにて告知。※開催時間は予告なく変更する場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3770-1888
2023年09月15日9月から10月にかけて東京・大阪で上演されるミュージカル『アナスタシア』の稽古場レポートが到着した。2020年の“幻の上演”から3年。メインキャストもほぼそのままに、ミュージカル『アナスタシア』が帰ってくる!期待に胸を膨らませながら広い稽古場に足を踏み入れると、そこには30名ほどの出演者と、同じくらいの人数のスタッフが。ここ数年の状況下ではめっきり珍しくなった大所帯の稽古場に、ブロードウェイ発の大作ミュージカルならではのスケール感が漂う。8月中旬に訪れたこの日は、歌の抜き稽古からスタート。第一幕から、記憶喪失のアーニャ(葵わかな/木下晴香とWキャスト)が、ディミトリ(内海啓貴/海宝直人・相葉裕樹とトリプルキャスト)からもらったオルゴールの音色を聴いて歌う「Once Upon A December(遠い12月)」。幻想のように舞踏会の男女が現れて踊る中、必死に記憶を辿ろうとする葵アーニャを、内海ディミトリがじっと見つめる。複雑な心情をにじませるナイーブな表情が印象的だ。続いて、両親を亡くし、ペテルブルクの街が俺を育てたというディミトリ(海宝)が、アーニャ(葵)に語って聞かせる「My Petersburg(俺のペテルブルク)」。つらい過去にも負けず力強く歌い上げる海宝ディミトリに、初めは軽く流しながらも次第に聞き入っていく葵アーニャ。寒い公園で過ごす夜、それでも未来を信じて顔を輝かせる2人に目を奪われた。次は、懸賞金を目当てに、ディミトリ(相葉)が小悪党のヴラド(大澄賢也/石川禅とWキャスト)と共に、アーニャ(木下)を“皇女アナスタシア”に仕立て上げようとするシーン。ブロードウェイらしい明るく前向きな「Learn To Do It(やればできるさ)」に乗って、本を読み、ダンスを習うアーニャ。初めは2人を詐欺師と呼んでうさんくさげに見ていた木下アーニャだが、どこか誠実さを感じさせる相葉ディミトリや、地頭の良さを垣間見せる大澄ヴラドと過ごすうち、だんだん笑顔を見せるようになってゆく。歌の抜き稽古の最後は、政府事務所に呼ばれたアーニャ(木下)に、ボリシェビキの将官グレブ(堂珍嘉邦/田代万里生・海宝直人とトリプルキャスト)が歌う「The Neva Flows(ネヴァ川の流れ)」。夢に惑わされるなとアーニャに助言しつつ、任務と過去の記憶の狭間で揺れ動くグレブ。沈鬱な曲調の中、感情を押し殺すようにして歌う堂珍グレブと、強い意思を瞳に宿す木下アーニャの対峙は、波乱の物語を予感させる。歌の抜き稽古だけなのに、その世界観にすっかり引き込まれてしまった。第二幕の稽古が始まる前に、ヴラド役の大澄と石川、アナスタシアの祖母・マリア皇太后に仕えるリリー役の朝海ひかるとマルシア、堀内敬子(トリプルキャスト)のシーンを、本国ブロードウェイから来日した演出補、サラ・ハートマン氏が細かくアドバイス。“ワケあり”な2人だけに、ソーシャルダンスが盛り込まれたくだりはコミカルな描写もあり、石川の奮闘にマルシアが思わず噴き出してしまうひと幕も。ダンス経験が豊富な大澄と朝海が、石川とマルシアに身体の角度を助言し、それを堀内がチェックするなど抜群のチームワーク。実力派のベテランが揃った和やかな雰囲気に、カンパニーの盤石ぶりが伝わってきた。その後はいよいよ、第二幕の通し稽古がスタート!冒頭は、冬のペテルブルクからやってきたアーニャ(葵)とディミトリ(相葉)、ヴラド(石川)が、明るいパリの春に心浮き立つ場面だ。作家、画家、詩人……たくさんの芸術家が集い、自由に生きている花の都パリ。石川ヴラドはおっとりとした温かい人柄がにじむ役づくりで、新しい未来に挑もうとする葵アーニャを優しく見守っていた。場面は一転して、皇太后マリア(麻実れい)のパリの邸宅。皇太后の財産を狙おうとやってくる貴族を追い払い、ひと息つくリリー(マルシア)とマリアの会話から、寂しげな生活ぶりが伝わってくる。偽のアナスタシアが何人もやってくることに心を乱され、疲れ切っているマリアだが、麻実はそれでも品格を損なわず、現実に対峙する皇太后として表現。ひそかに嘆きながら古い写真を抱きしめる姿に、稽古場の演者たちも思わず見入っていた。終幕まで続けられた第二幕の通し稽古は、他にも見逃せない場面が続く。アーニャたちを追う将官グレブの苦悩や、詐欺のくわだてのつもりが、いつのまにかアーニャの幸せを祈るようになったディミトリの想い――。二幕の中盤、バレエが上演されている劇場で、マリア皇太后とアーニャが初めて目を交わすシーンは圧巻だ。バレエの進行と共に、麻実マリアと葵アーニャは葛藤の中でお互いの存在を認め、見つめながら、膨らんでゆく想いを歌い継いでゆく……。その後の展開は、ぜひ実際に舞台を観て、確かめてほしい。歴史の波に翻弄されたとしても、いつの世も変わらず人は人を想い、勇気をもって行動し、人生を選び取ってゆくのだと、ミュージカル『アナスタシア』は教えてくれるようだ。社会情勢が変化を見せる今、皇太后マリアが口にしたセリフの1つひとつは、3年前よりさらに重い。アーニャと皇太后マリアが、そしてディミトリやグレブが選んだ道を思うとき、本作の持つ力の大きさと最高のキャストで演じられる幸運を、さらに実感する稽古場取材となった。取材・文:藤野さくら併せて、稽古場の模様を収めた映像が到着した。ミュージカル『アナスタシア』稽古場映像<公演情報>ミュージカル『アナスタシア』【東京公演】2023年9月12日(火)~2023年10月7日(土)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2023年10月19日(木)~2023年10月31日(火)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報公式サイト:
2023年08月25日手紙社が主催する蚤の市「神代団地 蚤の市」が、2023年9月2日(土)・3日(日)に東京・調布の神代団地中央グラウンドなどで開催される。手紙社が手がける新たな蚤の市「神代団地 蚤の市」ヨーロッパに根付く蚤の市文化を日本でも再現させるべく、手紙社が2012年にスタートした人気イベント「東京蚤の市」。そのローカル化の第一歩であり、「東京蚤の市」のプレイベントという立ち位置でもある「神代団地 蚤の市」は、手紙社が手がける新たな蚤の市イベントだ。アンティークからビールまで、40組の出店者が集結会場には、手紙社が“東京蚤の市のスター”と称する、厳選された出店者40組が集結。「東京蚤の市」同様に、歴史を超えて現代に残ったアンティークやヴィンテージから、暮らしを豊かにする雑貨、心もお腹も満たすフードやクラフトビールまで、様々な商品が販売される。目の前にカフェ「手紙舎つつじヶ丘本店」があり、特に休日にはゆったり気持ちの良い時間が流れている神代団地。元気に走り回る子どもたちや、マイペースに散歩を楽しむ人たちを眺めながら、運命の一品との出会いを楽しんでみてはいかがだろう。開催概要開催日時:・2023年9月2日(土) 10:00〜17:00・2023年9月3日(日) 10:00〜16:00会場:神代団地中央グラウンド、商店街広場、集会所(東京都調布市西つつじヶ丘4-23)入場料:無料<出店者>■古道具ARLEQUIN/ヴィンテージアクセサリーパーツ ‒ le meace ‒ レミース/houti/OLD NEW THING/Glücklich/古物百貨店 ALL TOMORROW’S PARTIES/MANSIKKA antiques■クラフトビール和泉ブルワリー / BEER CELLAR TOKYO/カンパイ!ブルーイング/秩父麦酒醸造所/RIOT BEER/TEGAMISHA BREWERY■フードATELIER Perch./onkä/成城・城田工房/TAYORI BAKE/天然酵母の蒸しパン屋 しのぱん/HUGSY DOUGHNUT/ヘブンズテーブル/山本牛乳店/横森珈琲/手紙舎■北欧雑貨/雑貨krone/四歩/デイリーズ/手紙舎 雑貨店/TOMOMILK/LIFE AND BOOKS■テキスタイル/古着otsukiyumi/kata kata/TWO CHAPATI/pole-pole/MOTHER LIP■ワークショップCHATOY/創作昆虫ムシボット(ザリガニワークス)/100mermaids workshop■書籍ニジノ絵本屋/にわとり文庫/folklora■ドライフラワー北中植物商店/DRY FLOEWR:f3■パフォーマンスKoji Koji Moheji/TheWorthless/ばんぱくとあんな
2023年08月24日蚤の市「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET) Vol.12」が、2023年7月15日(土)・16日(日)の2日間、コクヨ東京品川オフィス「ザ・キャンパス(THE CAMPUS)」にて開催される。一風変わった蚤の市「パスザバトン マーケット」パスザバトン(PASS THE BATON)やスープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)で知られる株式会社スマイルズが企画する「パスザバトン マーケット」は、倉庫に眠る規格外品やデッドストックのアイテムに焦点を当てた、⼀⾵変わった蚤の市。第12回目を迎える今回も、ファッションやインテリア、雑貨、食品など、様々なジャンルの企業とブランドが掘り出し物を出品する。夏を快適に乗り切る、老舗の帽子やサンダル季節的にも注目したいのは、日差しが強く暑い夏の季節を乗り切るためのアイテム。たとえば1897年創業の老舗帽子ブランド「石田製帽」からは、ヴィンテージの材料や受け継いできた素材を使った、様々な種類の帽子がラインナップする。このほか、富山県高岡市から出展する「能作」の風情豊かな風鈴、アウトドアシーンと日常の両方で活躍するキーンのサンダル、「新江戸染 丸久商店 ⇄ TEWSEN」のアウトレット浴衣や伝統染のシャツなど、夏を快適に楽しむためのアイテムの数々が会場に並ぶ。全国の“おいしい”が集まる定番企画「パスザバトンの食料品店」また、全国各地の“おいしい”が集まる恒例の人気企画「パスザバトンの食料品店」ではカレーを特集。「カレー甲子園」をテーマに、「パスザバトンの食料品店」の企画者が推したい全国各地のレトルトカレーを中心に紹介する。ワークショップも充実「パスザバトン マーケット」で定番のワークショップも、過去最大のラインナップを用意してバージョンアップ。招き猫や紅茶のオリジナルブレンド、レザーの廃材をつかったキーケースづくりなど、子ども向けから親子で楽しめるものまで、様々なものづくり体験が楽しめる。開催概要「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET) Vol.12」開催日:2023年7月15日(土)・16日(日)時間:11:00〜19:00(最終日は18:00終了)※最終入場は終了時間30分前まで/雨天決行。場所:コクヨ東京品川オフィス「ザ・キャンパス(THE CAMPUS)」(屋内・屋外)住所:東京都港区港南1-8-35入場料:300円 ※小学生以下無料
2023年07月07日歌舞伎座新開場十周年『七月大歌舞伎』が、7月3日(月) に東京・歌舞伎座で開幕。その初日レポートが到着した。昼の部は、スペクタクルな展開で描く忠臣蔵の後日譚『菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)』。歌舞伎の三大名作のひとつ『仮名手本忠臣蔵』をもとに鶴屋南北により独創性豊かに描かれた本作は、文政4(1821)年に初演されたのち、昭和59(1984)年に実に163年ぶりに三代目猿之助(現・猿翁)によりスペクタクルな要素を盛り込み復活上演され、「三代猿之助四十八撰」のひとつにも選ばれた。『忠臣蔵』では憎まれ役として描かれる斧定九郎がお家再興を目指す忠義者として登場するのも大きな特徴となっている。舞台は塩谷の浪士が高野師直を討って1年余、塩谷家、高野家の御家再興が取り沙汰される「禅覚寺」の場面から始まる。主君の敵討ちを果たした四十七士は義士として讃えられるなか、斧定九郎(市川中車)は、敵討ちに加わらず不義士の汚名を着せられた父・斧九郎兵衛(浅野和之)に代わり、せめて自分は亡君への申し訳を立てたい忠義の心をもっている。しかし御家再興のために必要な家宝が盗まれたことが判明し……。家宝を奪い返すため、定九郎は父九郎兵衛から斧家に伝わる忍術秘法を記した秘書こふさきの忍びの一巻を授かり、忍術を手に入れると“暁星五郎”と名のり、仲間とともにお家再興に立ち上がる。お家再興を巡り、それぞれの思いが入り乱れ、塩谷家、高野家それぞれの家宝はさまざまな人々の手を渡っていき……。『仮名手本忠臣蔵』の大序の場面を“兜改め”ならぬ“宝改め”として表現した冒頭の「禅覚寺」の場面をはじめ、五段目の鉄砲と猪の代わりに花火と角兵衛獅子を出すなど、随所に『忠臣蔵』のパロディ要素が散りばめられ、名場面の数々を彷彿とさせる構成、細かな趣向が観客を楽しませた。個性豊かな登場人物たちともに南北らしい奇抜な展開を見せる物語に引き込まれていくうち、舞台は注目の“両宙乗り”に。観客の熱い視線が注がれるなか、花道上を大凧が悠々と飛んで行ったかと思うと、たちまち反対側から本舞台へ向かって傘で舞い降りる中車演じる定九郎。劇場空間をいっぱいに使った大掛かりな演出に場内の盛り上がりも最高潮に。さらに、大屋根での大立廻りなど一瞬たりとも目が離せない怒涛の展開が続く。三代目猿之助(現・猿翁)が復活させた本作に挑むにあたり、「父の熱い思いを受け継ぎ、力を込めて勤めます」と意気込み見せた中車は、「令和のエンターテインメント作品として楽しんでいただけるよう、澤瀉屋一門をはじめ、共演の皆様の胸を借り、力を合わせて臨みます」と筋書の聞き書きで語った通り、気迫あふれる舞台を勤めあげ、客席からは割れんばかりの拍手が贈られた。夜の部は、平賀源内が「福内鬼外」の名で描いた義太夫狂言『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』から。舞台は、褒美の金欲しさに新田義興の命を奪った強欲者・渡し守の頓兵衛(市川男女蔵)の家。ある日、義興の弟義峯(市川九團次)が恋人の傾城うてな(大谷廣松)と一夜の宿を乞いに偶然にも頓兵衛の家を訪れる。頓兵衛の娘のお舟(中村児太郎)は、気品あふれる義峯に一目ぼれ。全身で恋する乙女を体現するお舟の様子が微笑ましく描かれる。しかし、父頓兵衛が義峯の命を奪おうとすると一転、愛しい人を守ろうと決意したお舟は恋と孝との板挟みで苦しみ、物語は後半の見せ場である父と娘の立廻りの場面へ。純粋な娘と極悪非道な父の姿が対照的に描かれる。今回がともに初役となるお舟役の児太郎と頓兵衛役の男女蔵。児太郎は、恋に身を焼く切なくも情熱的なお舟で観客を魅了し、男女蔵は、徹底的な悪役でありつつも歌舞伎らしい品を失わない頓兵衛を勤めあげた。続いては、江戸っ子の生き様を鮮やかに描く『神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)』。通称「め組の喧嘩」と呼ばれる、江戸風俗をたっぷりと味わえる世話狂言の傑作だ。め組の鳶頭・辰五郎(市川團十郎)は、品川の遊廓でのめ組の鳶と四ツ車大八(市川右團次)ら力士たちの喧嘩を収めるが、その後も喧嘩が再燃し……。「喜三郎内の場」では力士への仕返しを心に決めた辰五郎と、辰五郎を案じる兄貴分の喜三郎(中村又五郎)とのやり取りが印象的に描かれ、続く「辰五郎内」では辰五郎の苦悩と、愛する妻お仲(中村雀右衛門)と幼い子との別れが竹本を巧みに用いて繊細に表現される。公演に向けた取材会で「気持ちを収めなければならないけど、収まりきらない。そこに男の心意気、色気がある」と辰五郎について語った團十郎は、背中で語る男の魅力を全身で体現。力士との喧嘩へ向かっていく鳶たちを率いる姿は、まさに粋でいなせな江戸っ子そのもの。今回は若い鳶のひとりとして市川新之助も出演。喧嘩へ向かう鳶たちの水杯、鳶と力士の豪快な大立廻りも心地よく、活気あふれるひと時となった。夜の部を締めくくるのは、趣向を凝らした迫力あふれる舞踊『鎌倉八幡宮静の法楽舞(かまくらはちまんぐうしずかのほうらくまい)』。劇聖と謳われた九世團十郎が制定した「新歌舞伎十八番」のひとつで、平成30(2018)年に新たな着想により復活上演された本作を、九世團十郎没後120年という節目の年に上演する。夜な夜な物の怪が現れるという鎌倉の荒れ寺に、風とともに現れたのはひとりの老女(市川團十郎)。怪しげな空気が漂うと、次々と物の怪たちが現れ、提灯(市川新之助)は軽やかに、三ツ目(市川ぼたん)はかわいらしくそれぞれの舞をみせる。團十郎は冒頭の老婆に始まり、狐の白蔵主、油坊主、船頭と次々と鮮やかに早替りを披露。そこへ町娘(ぼたん/二役目)、若船頭(新之助/二役目)も現れ、一同は賑やかに踊り始める。やがて老女が在りし日の静御前(團十郎)の姿になってやってくると、幻の源義経(團十郎)も現れ、連舞となる。しかし、静御前に魑魅魍魎が憑依すると、その姿は恐ろしい化生に。河東節、常磐津、清元、竹本、長唄囃子とだんだんと音が重なり合い豊かな五重奏が響き渡る中、化生と僧たちとの立廻りに。恨みのあまりの大きさに僧たちも圧倒されるところへ、花道より満を持して登場したのは二宮姫(ぼたん/三役目)と竹抜五郎(新之助/三役目)。ふたりは團十郎演じる化生を本舞台へと押戻す。「我らが父十三代目にさも似たり」と趣向を凝らしたセリフでも観客を沸かせ、九世團十郎の没後百二十年に相応しい豊かな音楽性とエンターテインメント性あふれる華やかな一幕となった。『七月大歌舞伎』は7月28日(金) まで歌舞伎座で上演される。『七月大歌舞伎』の詳細はこちら:チケット購入リンク:※公演期間が終了したため、舞台写真は取り下げました。
2023年07月04日6月に東京と京都で上演される舞台『DOLL』の稽古場レポートが到着した。原作の玉梨ネコによる『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』は、小説から始まり、コミカライズ、さらにニコニコ漫画で100万回再生を果たすなど、メディアの枠を超え幅広い支持を集める人気作。今回初の舞台化にあたり、脚本を『ウルトラマン』『プリキュア』シリーズをはじめ特撮やアニメ、ノベライズで活躍する小林雄次が、演出を劇団『エムキチビート』主宰の元吉庸泰が手がけ、小説を原作にまた新たな世界を作り出している。冒頭繰り広げられたのは、人形師世界一を決めるワールドカップ。世界一に選ばれたのは、室町時代から続く人形師の16代目・佐倉いろは。天才人形師だった祖父の薫陶を受け、将来を嘱望される若き人形師だ。しかし、いろはの成功を快く思わない者もいた――。主人公の佐倉いろはを演じるのは林翔太。何者かによる放火による火事で人形師として致命的なケガを負ってしまう。VRマシンで現実世界を離れVR世界に誘われ飛び込んだ先で、人形制作に改めて向き合い、ドールを完成させ、数々の冒険とバトルを経て、人形師としての自身の在り方を見つめ直すことになっていく。林の舞台人としてのキャリアは長く、これまでミュージカルからストレートプレイまで数々の作品で主演を務めてきた。しかしここまで役者として直球の芝居を求められる演劇作品はそうはないだろう。現実世界ではケガに絶望する若き人形師に扮し、VR世界では仮の姿で改めて人形と対峙する、その演じ分けも必要だ。林が演じるいろはは、繊細で心優しく、世界での戸惑いを精妙に表現。それでいて物語と共に徐々に逞しさを宿し、キャラクターに奥行きを与えている。松本幸大が演じるのは、VR世界でいろはと対決する人形師・ズィーク。林と松本はジャニーズ事務所に入所した頃から切磋琢磨してきた間柄。今回久しぶりの共演だというが、作中はいろはとズィークの闘いが繰り広げられ、そこでの熱演、演技バトルも見所の一つ。ズィークはなぜかいろはに執着し執拗に追う、いろはの敵役。松本自身「今まで演じたことのない役への挑戦」と言う通り、笑顔のイメージが強い素顔とは一転、ふてぶてしくも大胆に憎まれ役を体現。狂気の面持ちで自身のドールをぞんざいに扱い、同時に内に抱える闇と苦悩を滲ませている。林翔太、松本幸大いろはがついに完成させたドール・ミコト役の西葉瑞希とズィークに使役するドール・9号役の搗宮姫奈が激しく戦闘するシーンにも注目!いろはとズィークとの戦いは彼女たちドールを使う戦いでもあり、彼女たちがアクションへの果敢な挑戦をしつつ、現実世界ではまた違った顔を披露している。VR世界に飛び込んだいろはを導くナビドール役の山下朱梨は、丁寧に場を展開しつつも時にズィークの暴走に対し、冷静に場を動かす役割を果たし、戦闘シーンを盛り上げている。搗宮姫奈西葉瑞希、山下朱梨いろはが親近感をもっているドール工房の主人・レトロ役の陰山泰は、彼らの戦闘を見守りながらも「人形つくりとは何か」を問いかけ諭し、やがては癒しをもたらす重要な役割を担っており、ベテランらしい安心感と放つ台詞が心に響く。可憐さと高飛車な少女・サラ役の岩田陽葵は、いろはやズィークを見守りながらも、自身もドールとともに戦闘に参戦。声優やアーティストとしても活躍する彼女の可憐さも目を惹くものがある。そして、VR世界で最強プレイヤーのディアベル、現実世界では刑事を演じる藤田玲が重要な場面で登場し、芝居に厚みを加えている。陰山泰藤田玲岩田陽葵本作の演出も実に面白い。VR世界の物語というと、映像やCGといった最新技術を駆使した演出がまず思い浮かぶだろうが、いい意味で裏切るものになっている。本作の演出は技術の類に一切頼らず、ダンスとアクション、パントマイムなど、身体表現を最大限に駆使し人形たちの世界を描き、場面転換はアンサンブルが手持ちで額縁を操り、表現の自由度も高いステージングとなっている。額縁はときに現実世界とVR世界を行き交う扉に、ときに心象風景を切り取る窓となり、舞台の景色をさまざまに変え、観る者のイマジネーションをかき立てていく。なぜズィークはいろはに執着し、憎むのか。戦いを経て、いろはとズィークはこの先何を選択していくのか。そしていろはの背負う真の現実とは?謎が全て解けたとき、彼らの想いが胸にグッと迫りくる。舞台は6月1日(木) 〜5日(月) まで渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて、6月16日(金) 〜18日(日) まで京都劇場にて上演。人形作りにかける人形師たちと、それにかける役者たち、彼らの行方を見届けてみたい。取材・文:小野寺悦子撮影:立川賢一<公演情報>『DOLL』原作:玉梨ネコ『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』(TOブックス刊)脚本:小林雄次演出:元吉庸泰出演:林翔太松本幸大/西葉瑞希/搗宮姫奈山下朱梨/陰山泰/岩田陽葵、藤田玲(アンサンブルキャスト)大澤信児小熊樹郡司敦史/川村理沙渡邊彩乃明部桃子神目聖奈野田冴音【東京公演】6月1日(木)~6月5日(月)会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール【京都公演】6月16日(金)~6月18日(日)会場:京都劇場■チケット料金全席指定:9,800円(税込)チケットはこちら:公式サイト:公式Twitter:玉梨ネコ・TOブックス(C)『DOLL』製作委員会
2023年05月26日神奈川県藤沢市の「湘南T-SITE」では、「第64回 湘南 蚤の市」を、2023年5月27日(土)・28日(日)に開催する。「湘南 蚤の市」ヨーロッパのアンティーク&ヴィンテージが集結「湘南 蚤の市」は、ヨーロッパ各国のアンティーク&ヴィンテージ品が集まる人気の蚤の市。開催64回目を迎える今回も、各店こだわりの家具や雑貨、食器、洋服、ジュエリーなどが会場を彩る。個性の異なる23店舗が出店予定フランスのアンティーク雑貨やヴィンテージジュエリーを取り扱う「セラヴィ ロビン エ ベーエール アンティークス」、特別な光で照らすアンティーク照明の専門店「ライトハウスライト」、「白」を基調としたアンティークやブロカントに特化した「アンティーク ラ・ブランシュ」など、それぞれに個性の異なる23店舗が出店予定だ。こだわりのグルメを販売するキッチンカーもまた、無添加ソーセージのホットドッグ、有機栽培の果物を使用したフルーツ酵素ジュース、オーダニックのコーヒーや紅茶を使ったラテなどを販売するキッチンカーも登場。自慢の一品でお腹を満たしつつ、運命の逸品との出会いを楽しんでみてはいかがだろう。開催概要「第64回 湘南 蚤の市」開催日:2023年5月27日(土)・28日(日)時間:10:00〜16:00会場:湘南T-SITE1、2号館間プロムナード他(神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1)【問い合わせ先】湘南T-SITETEL:0466-31-1515(代表)電話受付時間:10:00〜19:00
2023年05月26日奈良 蔦屋書店では、2023年5月13(土)・14日(日)の2日間で「第11回 奈良 蚤の市」を開催する。奈良 蔦屋書店で「第11回 奈良 蚤の市」古く奈良時代には日本の首都として栄え、現在も数多くの文化遺産が点在する古都・奈良。歴史的な建築物が立ち並ぶこの街を舞台にした「第11回 奈良 蚤の市」は、様々な時代の空気を吸い込んだアンティークやブロカントが手に入る本格的な蚤の市だ。奈良県内外からアンティーク&ブロカントが集結会場となる奈良県コンベンションセンター 天平広場には、イギリスやフランスのアンティーク&ヴィンテージ雑貨を取り扱う「ブリックレーン アンティークス(Brick Lane Antiques)」、フィンランドのヴィンテージガラスや陶器で人気の「クーシキッサ(Kuusi Kissaa)」、大正~昭和初期のアンティーク&ヴィンテージ家具を得意とする「グリーンベアーズカンパニー」など、県内外から多数の店舗が出店する。スイーツショップやベーカリーも出店また、アンティークショップだけではなくスイーツショップやベーカリーなども出店。本場フランスの香りを感じる人気ベーカリー「パン・ドゥ・キュイソン(pain d’e cuisson)」や、隠れ家的カフェ「ソラニワ(soraniwa)」の自慢の一品でお腹を満たしながら、運命の逸品との出会いを楽しんで欲しい。開催概要「第11回 奈良 蚤の市」会期:2023年5月13日(土)〜5月14日(日)時間:9:00〜16:00場所:奈良県コンベンションセンター 天平広場<出店店舗>■アンティークAnchor Antiques / あんちーく KIDAN STORE / antique totto / アンティークドボタンキコ / abst / idola / MLPショップ / m‘s -select / カンランシャ / kiccorie / Kuusi Kissaa / グリーンベアーズカンパニー / GLOBE ART / k-tools / thirty three and a third / ぜんまい / TARA / Two of us clothing / 円ら / BACKYARD / buff / はま太郎 / foo stitch / Pleased To Meet Me / BRICOLAGE Antiques / Brick Lane Antiques / 古い道具とカワイイ雑貨 チロル / 古道具 山ノ葉 / マールイ・ミール / Rusty Acorn Antiques■植物stolo■グルメ味な大富 / apa apa cafe (13日のみ) / Awesome pizza!! / käsi (13日のみ) / ごはんやハレ(14日のみ) / 熟成鶏 とことこ / Somi sweets and coffee(14日のみ) / soraniwa(13日のみ) / だいどころ飛鳥(13日のみ) / タイムカフェ(14日のみ) / DE LA BLANCHE 1090(13日のみ) / bird bird / パン・ドゥ・キュイソン / 火と実coffee / pinon plus(13日のみ)
2023年05月12日「第19回 代官山 蚤の市」が、2023年5月23日(火)・24日(水)の2日間、東京・代官山の「代官山T-SITE」にて開催される。本場パリの雰囲気を楽しむ「代官山 蚤の市」本場フランス・パリの蚤の市をテーマに、全国からアンティーク商品を扱うショップが出店する人気企画「代官山 蚤の市」。第19回目の開催を迎える今回も、都内近郊を中心に約50店舗が集結し、フランスの歴史を今に伝えるこだわりのアンティークの数々を紹介する。約50店舗のアンティークショップが全国から集結会場に並ぶ商品は、アンティークからブロカント、家具、古着、花まで様々。フランスで買い付けたアンティーク家具やインテリア小物を取り扱う「アンティークス ミディ(Antiques *Midi)」、フランス直輸入のブロカント家具・雑貨専門店「ラ・ココット(Brocante de La Cocotte)」、フランスらしい小粋なヴィンテージアクセサリーで人気の「マダム ド パリ(Madame de Paris)」など、個性豊かな店舗が出店予定だ。開催概要「第19回 代官山 蚤の市」開催日:2023年5月23日(火)・24日(水)時間:10:00~17:00場所:代官山T-SITE入場料:無料(チケット不要)【問い合わせ先】TEL:03-3770-1888
2023年04月28日「第19回東京蚤の市」が、2023年6月2日(金)から6月4日(日)まで、東京・国営昭和記念公園にて開催される。「第19回東京蚤の市」アンティーク&ヴィンテージの雑貨などが集結全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」は、「紙博」など人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。第19回目となる今回は、日本各地に加え海外から240組以上の店舗やメーカー、作り手が集結し、アンティークやヴィンテージの品々が販売される。「アウトドア」「クラフト」エリアが初登場会場には「アウトドア エリア」が初登場。東京下町の職人たちによって立ち上げられたアウトドアガレージブランド「DOWN TOWN GEAR」や旅をコンセプトに、厳選したアウトドアグッズや作品を展開する「Purveyors」などが出店し、自然豊かな場所で楽しむキャンプから、険しい登山まで、屋内外で活躍するキャンプギア、ウェア、フードなど、盛りだくさんのアイテムがラインナップする。また、「クラフト」エリアも新たに登場。木工や金工、ガラス、陶、革といった素材を用いて手作業により生み出される道具や芸術品、装身具など、多彩なクラフトアイテムを取り揃える。カラフルな磁器で制作されたキュートな器、動物モチーフの酒盃など、キュートでユニークなアイテムの数々が揃う。古着や古書などそのほか、南青山の骨董通りに位置し、大人向けな古着のスタイリングを提案する「verandah aoyama」や、ヨーロッパ、アメリカのヴィンテージウェア&ファブリックを多数取り扱う「MOTHER LIP」の古着、絵本や洋書の古書、さらにはドライフラワーや多肉植物といった植物など、盛りだくさんのラインナップで用意する。なお会場では、ジューシーチキンや肉まん、ドーナツといったフード、コーヒーなど冷たいドリンクも提供するため、お気に入りのアイテム探しの合間に腹ごしらえをすることができる。【詳細】「第19回東京蚤の市」開催期間:2023年6月2日(金)~6月4日(日)会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(無料エリア)住所:東京都立川市緑町3173時間:9:30~17:00入場料:・会場販売チケット 1,700円・オンライン販売チケット 1,300円※中学生以下無料
2023年04月23日映画『ハロウィン THE END』より、映画史に残るホラーアイコン“ブギーマン”がプロモーションで最後の来日を果たし、そのレポートが公開された。本作は、鬼才ジョン・カーペンターが生み出したホラー映画『ハロウィン』シリーズの最新作で、第1作から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(18)、『ハロウィン KILLS』(21) に続く最終章。前作に引き続き監督・脚本・製作総指揮をデヴィッド・ゴードン・グリーンが務め、凶悪な殺人鬼マイケル(ブギーマン)とジェイミー・リー・カーティス演じる主人公ローリーとの長年にわたる死闘の行方が描かれる。2月28日、東京駅に突如姿を現したブギーマン。来日するのは2021年公開の『ハロウィン KILLS』以来1年半ぶり、3度目となる。前回は短期滞在だったため叶わなかった、久しぶりの東京観光を楽しむかのように徘徊を始め、駅舎前で立ち止まると、恐る恐る近づいて写真撮影を求める人々が。ブギーマンを刺激しないように距離を空けながら周りを囲むようにして100人以上の人だかりができ、撮影大会が始まった。しかし、あまりにも人が集まりすぎたため、予定していた滞在時間を切り上げ撤退する場面も。東京駅その後、ブギーマンは夜の日比谷、日本橋を徘徊。日本橋では、麒麟像を凝視するブギーマンを仕事帰りのサラリーマンたちが凝視していた。また、別日には若者の町・渋谷に上陸。渋谷パルコや上映劇場の渋谷シネクイントを訪れ映画をPR。若者の聖地・原宿の竹下通りでは、クレープを食べ歩きする人々を眺めるも、ブギーマンの異様な佇まいに所々で悲鳴が上がった。最後に訪れた新宿では、ゴジラ像と記念撮影し、夜の町・ゴールデン街の暗闇に消えていった。ラフォーレ原宿新宿ゴールデン街東京の観光名所を満喫したように見えたブギーマンに、シリーズ完結について今の心境を聞いた。──今回が最後の来日となりましたが、いかがでしたか?ブギーマン……。──なにかお土産は買いましたか?ブギーマン……。──今作が最終章ということですが、続編は本当にもうないのでしょうか?ブギーマン……。──映画の見所を一言!ブギーマン……。──日本で公開を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします!ブギーマン……。シリーズ集大成となるローリーとブギーマンの最終決戦を描いた映画『ハロウィン THE END』は4月14日(金) 公開。<作品情報>『ハロウィン THE END』4月14日(金) 全国公開監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン脚本:ポール・ブラッド・ローガン、クリス・ベルニエ、デヴィッド・ゴードン・グリーン、ダニー・マクブライド製作総指揮:ジョン・カーペンター、ジェイミー・リー・カーティス、ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン■出演ジェイミー・リー・カーティス、アンディ・マティチャック、ローハン・キャンベル、ウィル・パットン、カイル・リチャーズ、ジェームズ・ジュード・コートニーオフィシャルサイト:
2023年04月09日「赤坂蚤の市 in ARK HILLS ~9th Anniversary~」が、2023年4月22日(土)・23日(日)に赤坂アークヒルズのアーク・カラヤン広場にて開催される。「赤坂蚤の市」ヴィンテージ&アンティークショップが集結2014年にスタートした「赤坂蚤の市」は、毎月第4日曜日に定期開催されているアークヒルズの人気イベントだ。ヴィンテージファッション、アンティーク、クラフト作品などを取り扱う約60店舗が会場に集結する。前夜祭として初のナイトマーケットを開催開催9周年を迎える今回は、前日の22日(土)に前夜祭としてナイトマーケットを初開催。フランスとベルギーから買い付けた食器や雑貨、フォトジェニックなオブジェを提案する「オルランド(ORLANDO)」、1900年代半ばのフランスファッション誌のアドバタイジングポスターなどを販売する「エウレカ(Eureka)」などが出店。国内では珍しいナイトマーケットで、いつもの「赤坂蚤の市」とはひと味違った雰囲気が楽しめる。通常通り日中に開催される23日(日)も、個性豊かな店舗が出店。ソールを含む全ての工程を自社で行っている世界で唯一のシューズブランド「パラブーツ(Paraboot)」、通常の店頭には並ばないアイテムも展開する「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」、貴重なサンプルシューズやインポートシューズを会場限定の特別価格で販売する「GMT」など、特にファッション系のアイテムに要注目のラインナップとなっている。名店の味を楽しめるキッチンカーもこのほか、予約困難な名店の味を気軽に楽しめるキッチンカーも登場。蚤の市ならではの掘り出し物探しの合間に、9周年を祝うスペシャルなグルメも味わってみてほしい。開催概要開催日時:・2023年4月22日(土) 17:00~21:00(予定)※ヒルズマルシェは通常通り10:00~14:00開催。・2023年4月23日(日) 10:00~18:00(予定)開催場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場※雨天決行、荒天中止。<出店店舗例>■4月22日(土) ※一部抜粋ORLANDO/stock/Eureka/OLD HANNA/que/TACORICO■4月23日(日) ※一部抜粋35SUMMERS/GMT(ジーエムティー)/Paraboot/MARGARET HOWELL/THE LAKOTA HOUSE(ラコタハウス)/Jolly Good Clothing/STOCK SHOP/FILM
2023年04月09日衣・食・住、様々なブランドが参加する蚤の市「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET) Vol.11」が、2023年4月15日(土)・16日(日)の2日間、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて開催される。⼀⾵変わった蚤の市「パスザバトン マーケット」パスザバトン(PASS THE BATON)やスープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)で知られる株式会社スマイルズが企画する「パスザバトン マーケット」は、企業やブランドの倉庫に眠る規格外品やデッドストックアイテムに焦点を当てた、⼀⾵変わった蚤の市だ。開催11回目を迎える今回は、「フグレン(FUGLEN)」を母体とするノルウェーのインテリアブランド「ノルウェジアン アイコンズ(NORWEGIAN ICONS)」、ドイツの伝統工芸織物であるシュニール織のブランド「フェイラー」など、初出店の21ブランドを含めて全51ブランドが出店する。注目の新企画「パスザバトンの蒐集」注目の企画は、パスザバトンの“独断と偏愛”により生まれた新企画「パスザバトンの蒐集」だ。第1弾となる今回は、江戸時代から愛され続ける伏見人形「丹嘉」にフィーチャー。効率のよい大量生産のために起こる、造形や絵付けの簡略化。それが独特のデザイン性となって、他の伝統工芸品とはまた違った魅力を醸し出す。本企画では、ユーモアと可愛らしさ、そしてほのかな不気味さのある、郷土玩具の世界が楽しめる。恒例企画「パスザバトンの食料品店」また、全国各地の“おいしい”を集めた恒例企画「パスザバトンの食料品店」も開催。今回は「パンに合うおかず」をテーマに、パンと相性抜群のおかずがバリエーション豊かに販売される。開催概要「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET) Vol.11」開催期間:2023年4月15日(土)~16日(日) 11:00~19:00(最終日は18時終了)※最終入場は終了時間30分前まで/雨天決行会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」(屋内・屋外)住所:東京都港区港南1-8-35入場料:300円 ※小学生以下無料
2023年04月07日神奈川県藤沢市の「湘南T-SITE」では、「第63回 湘南 蚤の市」を、2023年2月20日(月)・21日(火)の2日間で開催する。湘南T-SITE「湘南 蚤の市」アンティーク&ヴィンテージが集結ヨーロッパ各国のアンティーク&ヴィンテージや取り扱う専門店が出店する「湘南T-SITE」の人気企画「湘南蚤の市」。開催63回目を迎える今回も、家具から雑貨、食器、洋服、ジュエリー、食品まで様々なアイテムが販売される。ヴィンテージショップを中心に約18店舗が出店会場には、約18店舗のヴィンテージショップが集結。アンティークプレートを中心とするフランス雑貨を出品する「カラーズ(COLORS)」、イギリスで買い付けたヴィンテージのアクセサリーや雑貨が人気の「R&Hコレクションズ」、世代を超えて食卓を飾ってきた陶磁器やガラス製品を取り扱う「メドウヒル(Meadowhill)」など、それぞれに個性豊かな店舗が揃う。また、グリルチキンを乗せた「ヘイリッチョ(Hey!Riccio)」のバターチキンカレーや、地元・湘南藤沢の小麦粉を使った「パリカール(palikare)」のクレープなどを楽しめるキッチンカーも出店。運命のヴィンテージアイテム探しの合間に、是非こちらにも立ち寄ってみてほしい。開催概要「第63回 湘南 蚤の市」開催日:2023年2月20日(月)・21日(火)時間:10:00〜16:00場所:「湘南T-SITE」1、2号館間 プロムナードほか屋外※雨天・荒天中止。月火どちらも中止の場合、翌週へ延期予定。<出店者>■2月20日(月)、2月21日(火)両日出店カラーズ(COLORS)/R&Hコレクションズ/アビアント(abientot)/クロット(Clotte)/メドウヒル(Meadowhill)/コンテナロッジ(CONTAINER LODGE)/セイ イット ウィズ ルーシーズ(Say it with Lucy’s)/フダムール(fou d’amour)/ニュアンセ(Nuancer)/サーティスリーアンドアサード(thirty three and a third)/ピーロート・ジャパン株式会社/パリカール(palikare)/マシフグレイス(massif grace)/ヘイリッチョ(Hey!Riccio)■2月20日(月)のみ出店セラヴィ ロビン エ ベーエール アンティークス(C’est la vie! Robin et B.R. Antiques)/エッグプラント(Eggplant)/クゥアドゥヌフ(quoi de neuf)/リ・ショップ(Re-SHOP)/ル・シャンティエ(Le Chantier)■2月21日(火)のみ出店テン カラ テン(ten kara ten)/フロートギャラリーアンティークス(Float Gallery Antiques)
2023年02月18日2月から3月に東京・大阪・愛知で上演されるミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』の稽古場レポートが到着した。2007年に公開された映画『迷子の警察音楽隊』(カンヌ国際映画祭ある視点部門・国際批評家連盟賞、ジュネス賞、一目惚れ賞/東京国際映画祭・最優秀作品賞)を原作に、ミュージカル『ペテン師と詐欺師』の作曲家デヴィッド・ヤズベックが作曲と作詞を手がけた本作。歴史的に対峙してきたエジプトとイスラエル二国の国民同士が国境を越えて心を通わせるという、人間の本来あるべき姿を描いたメッセージが時勢に即して人々の心に刺さり、2018年トニー賞の作品賞を含む10部門を独占した。稽古場で最初に披露されたナンバーは、ベイト・ハティクヴァの住人たちによる「♪待ってる/Waiting」。退屈な町で暮らす彼らが、それでも"何か"を待っている様子が歌われる。「待ってる/Waiting」左から)イツィク夫妻:エリアンナ、矢崎広「待ってる/Waiting」左から)電話を待ち続ける電話男:こがけん、サミー夫婦:友部柚里、渡辺大輔「待ってる/Waiting」食堂の女主人ディナ:濱田めぐみそこに警察音楽隊一行が到着し、町の食堂に立ち寄り隊長を務めるトゥフィーク(風間杜夫)が演奏会場への道を尋ねる。しかし食堂の女主人ディナ(濱田めぐみ)が、「この町にそんな場所はない」と返す。エジプトとイスラエルではそれぞれアラビア語とヘブライ語を使用するため、警察音楽隊と住人たちのやり取りは共通言語である英語で行われる。本公演ではカタコトの日本語を使用して表現されており、たどたどしくも必死なやり取りに、思わず笑いがこみ上げる。左から)風間杜夫、矢崎広、永田崇人、濱田めぐみ続いてディナ、食堂の常連客・イツィク(矢崎広)、食堂の店員・パピ(永田崇人)の3人でのナンバー「♪何にもない町 / Welcome to Nowhere」が披露された。それぞれのコミカルな表現も秀逸だ。行先を間違えたことを知ったトゥフィークは激高しカーレド(新納慎也)を責め立てるが、行き場もない彼らはディナの計らいにより、一晩泊めてもらうことになる。左から)トランペット奏者カーレド:新納慎也、風間杜夫セット転換を挟んで、本作の見せ場の一つであるカフェのシーン。幼き日々を懐かしむ、ディナのソロナンバー「♪オマー・シャリフ /Omar Sharif」は、濱田の甘く柔らかみも帯びた歌声と、曲調も相まって稽古場全体が中東の香りに包まれるようであった。この曲は既に濱田の歌唱映像も先行して公開されているが、シーンの中で歌われることで、歌が表す情感が倍増されている。「オマー・シャリフ /Omar Sharif」「オマー・シャリフ /Omar Sharif」「オマー・シャリフ /Omar Sharif」カフェに妻子を連れた、サミー(渡辺大輔)がやって来る。彼とディナはただならぬ関係にあり、先ほどまでの空気が一変し、緊張感漂う中、ヘブライ語での言い争いが行われる。言葉は分からないが、俳優陣の表現によって内容が伝わってくる。左から)渡辺大輔、濱田めぐみ、風間杜夫場面転換の際に警察音楽隊の演奏が挟まれる。太田惠資(バイオリン)、梅津和時(マルチリード)、星衛(チェロ)、常味裕司(ウード)、立岩潤三(ダルブッカ)による演奏は、中東の雰囲気がありながらもどこか聞き馴染みが良く、何よりオンステージによって演奏されることでの迫力は、他作品では味わえない魅力の一つとなっている。中央に設置された回転盆と組み合わせた演奏の演出も非常に効果的であった。おかしみと上質な雰囲気が漂う大人のミュージカル。どこか愛さずにはいられない人々の姿、そのやり取りには笑いどころが随所にあり、森新太郎の細やかな演出が光っていて、本番が待ち遠しくなる披露となった。撮影:渡部孝弘<公演情報>ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』メインビジュアル【東京公演】期間:2023年2月7日(火)~23日(木・祝)会場:日生劇場【大阪公演】期間:2023年3月6日(月)~8日(水)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【愛知公演】期間:2023年3月11日(土)・12日(日)会場:刈谷市総合文化センター大ホールお問い合わせ:メ~テレ事業TEL:052-331-9966(平日10:00~18:00)【出演】風間杜夫:トゥフィーク(指揮者)濱田めぐみ:ディナ新納慎也:カーレド(トランペット)矢崎広:イツィク渡辺大輔:サミー永田崇人:パピエリアンナ:イリス青柳塁斗:ツェルゲル中平良夫:シモン(クラリネット)こがけん:電話男岸祐二:アヴラム辰巳智秋:警備員山崎 薫:ジュリア高田実那:アナ友部柚里:サミーの妻太田惠資:カマール(バイオリン)梅津和時:警察音楽隊(マルチリード)星衛:警察音楽隊(チェロ)常味裕司:警察音楽隊(ウード)立岩潤三:警察音楽隊(ダルブッカ)【スタッフ】原作:エラン・コリリンによる映画脚本音楽・作詞:デヴィッド・ヤズベック台本:イタマール・モーゼス翻訳:常田景子訳詞:高橋亜子演出:森新太郎チケット情報はこちら:<番組情報>NHK『あさイチ』1月27日(金) 8:15~プレミアムトークゲスト:新納慎也番組HP: FMサンデースペシャル『バンズ・ヴィジットRADIO』第1回:1月15日(日) 20:00出演:風間杜夫、濱田めぐみ、新納慎也第2回:1月18日(水)12:00出演:濱田めぐみ、矢崎広、永田崇人第3回:1月25日(水) 12:00出演:新納慎也、こがけん第4回:2月1日(水) 12:00出演:こがけん、警察音楽隊の皆さん第5回:2月8日(水) 12:00出演:新納慎也、翻訳:常田景子TOKYO FM放送版をradikoで聞き逃し配信中上記には入りきらなかったトークがAuDeeにて配信中関連リンク公式HP:公式Twitter:
2023年01月18日宮本浩次が、名曲カバーを中心としたスペシャルなコンサート『ロマンスの夜』を1月16日(月) に東京・東京ガーデンシアターで開催。そのオフィシャルレポートが到着した。『ロマンスの夜』は、当初2022年11月から12月に東京と神戸の2会場4公演で予定されていたが、東京2公演が宮本の体調不良により延期となり、神戸公演終了後に代替公演として東京ガーデンシアターで実施された。2019年にソロ活動を本格スタートしてから丸4年。コロナ禍で一度はツアー全公演中止を余儀なくされながらも、2021年10月から2022年6月には『日本全国縦横無尽』と題した47都道府県ツアーが行われた。一方、2020年秋にリリースしたカバーアルバム『ROMANCE』はヒットを記録。昭和歌謡の名曲を女性の歌に限定してカバーするという試みは、ロックバンドのフロントマンとしての顔とは別の表情を世間に知らしめ、第71回芸術選奨 文部科学大臣賞 大衆芸能部門を受賞した。本コンサートはこの『ROMANCE』の延長線上にあり、「『ロマンスの夜』の招待状として制作した」と本人が語るカバーミニアルバム『秋の日に』も昨秋発売されている。暗闇の中、旅を想起させる駅の雑踏のような音で開演。下手から小林武史(key)、名越由貴夫(G)、須藤優(B)、玉田豊夢(Ds)の4人に続いて宮本が登場する。大きな歓声を禁じられた客席から熱い拍手がわき起こる中、歩きながら頭を下げ、1曲目は「ジョニィへの伝言」。『ROMANCE』に収録された1970年代のヒット曲だ。歌いだしの1音目、宮本がやわらかく水分を含んだ歌声を発したとたんに、主人公の女性その人の声を聞いているような感覚に陥る。アンティーク感のある白い部屋のセット。全身黒で揃えたシックな5人。趣向を凝らしたオープニングから、小気味よい場面転換を経て2時間余、23曲。迫真の歌と分厚い演奏で観客を魅了した一夜となった。「ジョニィへの伝言」から中島みゆき作詞作曲「春なのに」、松任谷由実作詞作曲「まちぶせ」と一気に3曲を歌い、「エブリバディ、今日はようこそ」と挨拶後、「会場に入った時からほんとに嬉しくて……」。ソロ活動の一つの夢だったカバーコンサート、その東京の夜を待ち望んでいたことを隠さず吐露するのが宮本らしい。椅子に座ってギターの弾き語りで始まる宇多田ヒカルの「First Love」では、終盤気持ちが高まって立ち上がり、右手でマイクを、左手でギターを掴んで熱唱。ジャジーな「September」では思わず踊り出したくなるようなスイングする演奏に会場がグッと熱くなり、宮本自身も解放されていく。やがて手拍子をしはじめた客席が、一変「化粧」で静まり返ったのは、涙をこらえて心で泣いているかのような歌唱だったから。この緩急、女性の心情の様々な機微を、小林武史のエレガントなピアノが繋いでいく。玉田豊夢のドラムの繊細さと大胆さ、名越由貴夫のテクニカルなギターは愛情にあふれ、47都道府県を一緒にまわった信頼関係をうかがわせる。須藤優のはつらつとしたプレイもハマっていてバンドの一体感は揺らぐことがない。ダンサーふたりを従え披露した「飾りじゃないのよ 涙は」第2部ではセットがシンプルに変わり、シアトリカルな照明が映えるステージに。客席が待ってましたとばかりに大きく拍手したのは「翳りゆく部屋」だった。2008年、エレファントカシマシのアルバムに収録された初のカバー曲。歌い終えると会場は、感嘆のため息と余韻に包まれていた。「異邦人」ではすっかりロックのライブの様相に。ステージの端から端まで何度も往復し、客席を指さし、語りかけ、シャウトする。アウトロの演奏陣の大セッションは鳥肌ものだ。そこから「ロマンス」「DESIRE -情熱-」と派手派手の照明でハードに決めていく。客席は総立ち、大きな手拍子。宮本は高揚し、シャツをはだけてボタンをバリバリと飛ばす。シャウトはやはりこの人の真骨頂だ。驚いたのは「飾りじゃないのよ 涙は」で、神戸公演では見られなかった、女性ダンサーふたりが参加。白シャツに黒スーツ、音に合わせて激しくクールなコンテンポラリーダンスを繰り広げる。圧巻だったのは曲の終盤で2人が退場する場面。左右に分かれ、1人は下手に、1人は上手に、真っすぐ進行方向を見つめ胸を張って悠々と去っていく。宮本は、ふたりをたたえるように両手を広げる。まるで、今夜披露した歌の主人公たち全員をたたえているかのような粋な演出だった。アンコールでは「恋人がサンタクロース」の歌詞を忘れ、途中で演奏を止めるハプニングが。「完全に歌詞を忘れてしまいました」「さすが俺」と言いながら、観客が口々に歌詞を教えてくれるのを制して「みんなバラバラですね」と毒づく。「歌詞見ちゃおうかなー」とお茶目な顔を見せ、「ごめんなさい」とやり直し。これも宮本らしさで、ますますアットホームな空間ごとラストに向かっていく。気付けば黒いスキニーパンツの膝が白い。全身全霊で歌い、何度も空を仰ぎ、何度もうずくまり、何度も膝をついたから。鳴りやまない拍手に迎えられたダブルアンコールでは、この日唯一のオリジナル曲「冬の花」。魂ごと迫ってくるような歌唱に大きな拍手がわき起こる。やはりオリジナル曲は別格だ。縦横無尽ツアーのハイライトだった赤い花びらが舞う演出もファンを喜ばせた。メンバー紹介では、名越を「ギター名人」、玉田を「日本代表」、須藤を「スーパーべーシスト」、小林を「頼りになる男、司令塔」とコールし、「そしてガーデンシアターのエブリバディ!」に続けて二重丸ならぬ「ゴジュウマル!」と叫ぶ。最後の最後は沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」。幼少のころからファンだったジュリーの曲、この日唯一の男性曲カバーだ。ダンディにちなんで律儀にジャケットを着、粋な大人の男と少年時代の宮本が邂逅する。この1曲だけでも今日来た甲斐があると思わせるほど本領発揮のパフォーマンスだった。「これで終わりかい?終わりでーす!」。もっと歌いたいと言わんばかりに、まだ帰りたくない子どものように叫ぶ。小林とハグし、須藤と握手し、玉田、名越とハグした後、5人横並びで手をつなぐ、おなじみストーンズ挨拶で締める。退場するかと思うと、さっきしそびれた須藤とニコニコしながらハグ。律儀な宮本らしさ全開、満面の笑みでの終幕だった。撮影:岡田貴之<公演情報>宮本浩次『ロマンスの夜』1月16日(月) 東京・東京ガーデンシアターセットリストM1. ジョニィへの伝言M2. 春なのにM3. まちぶせM4. First LoveM5. 赤いスイートピーM6. SEPTEMBERM7. 白いパラソルM8. 化粧M9. あばよM10. 喝采M11. 二人でお酒をM12. 翳りゆく部屋M13. 愛の戯れM14. 異邦人M15. ロマンスM16. DESIRE -情熱-M17. 飾りじゃないのよ 涙はM18. あなたM19. 恋におちて -Fall in love-M20. 恋人がサンタクロースM21. 木綿のハンカチーフM22. 冬の花M23. カサブランカ・ダンディ※本公演の模様を1月19日(木) 23:59まで配信中。詳細は特設サイトをご確認ください。<リリース情報>宮本浩次 カバーアルバム『秋の日に』Now On Sale宮本浩次『秋の日に』ジャケット ※画像は初回限定盤●初回限定盤(CD+2CD):4,180円(税込)●通常盤(CD Only):1,980円(税込)【CD収録内容】※全形態共通1. あばよ作詞:中島みゆき作曲:中島みゆき2. 飾りじゃないのよ 涙は作詞:井上陽水作曲:井上陽水3. まちぶせ作詞:荒井由実作曲:荒井由実4. 愛の戯れ作詞:橋本淳作曲:筒美京平5. DESIRE -情熱-作詞:阿木燿子作曲:鈴木キサブロー6. 恋におちて -Fall in love-作詞:湯川れい子作曲:小林明子全曲プロデュース・アレンジ:小林武史【初回限定盤 収録内容】『TOUR 2021-2022 日本全国縦横無尽』at 川口総合文化センター リリア メインホール 2021.10.20をフル音源収録宮本浩次映像作品『縦横無尽完結編 on birthday』Now On Sale宮本浩次『縦横無尽完結編 on birthday』ジャケット●DVD:8,800円(税込)●Blu-ray:9,900円(税込)※「宮本浩次 縦横無尽完結編 on birthday」60pフォトブック※スリーブケース仕様【収録内容】『縦横無尽完結編 on birthday』本編「Documentary of TOUR 2021-2022 日本全国縦横無尽」「Memories of TOUR 2021-2022 日本全国縦横無尽」『秋の日に』『縦横無尽完結編 on birthday』スペシャルサイト:エレファントカシマシ ニューシングル『yes. I. do』3月8日(水) リリース●初回限定新春盤(CD+Blu-ray):6,050円(税込)●初回限定野音盤(CD+Blu-ray):6,050円(税込)●通常盤(CD):1,100円(税込)【CD収録内容】※全形態共通・「yes. I. do」(※映画『シャイロックの子供たち』主題歌)ほか全2曲収録予定<ツアー情報>エレファントカシマシ『35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO』■神奈川・横浜アリーナ3月11日(土) 開場16:30 / 開演18:003月12日(日) 開場15:30 / 開演17:00お問い合わせ:ディスクガレージTEL:050-5533-0888(平日12:00~15:00)■東京・有明アリーナ3月18日(土) 開場16:30 / 開演18:003月19日(日) 開場15:30 / 開演17:003月21日(火・祝) 開場15:30 / 開演17:00お問い合わせ:ディスクガレージTEL:050-5533-0888(平日12:00~15:00)■愛知・日本ガイシホール4月1日(土) 開場16:30 / 開演18:004月2日(日) 開場15:30 / 開演17:00お問い合わせ:サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100(全日12:00〜18:00)■大阪・大阪城ホール4月22日(土) 開場16:30 / 開演18:004月23日(日) 開場15:30 / 開演17:00お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(平日・土 11:00〜18:00)【チケット料金】指定席:9,900円(税込)※3歳以上有料 ※3歳未満入場不可※詳細はエレファントカシマシ公式HPをご確認ください。関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2023年01月17日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』が、12月17日(土) に東京・東急シアターオーブで開幕。そのオフィシャルレポートが到着した。イルミネーションが輝く12月。一時は中止を余儀なくされていたライトアップも今年は復活し、街を歩くとクリスマスツリーやライトアップ!あちこちで繰り広げられる華やかな光景にワクワクが止まらない。そしてこの時季の風物詩といえば、忘れてはならない『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』。2016年から上演されていた本格派のクリスマスショーが、3年ぶりに帰ってきた!何せ、渋谷の駅前で、ブロードウェイらしさ満開のクリスマスショーを楽しめるのだから、行かない手はない。幕が開くと、結晶がキラキラ輝く雪の世界。真っ白な衣裳に身を包んだ6人のシンガーとダンサーたちが「レット・イット・スノー」「ジングル・ベル」「赤鼻のトナカイ」などを披露、一気にクリスマス気分に突入だ!ステージにそびえ立つ巨大なツリーの前での長~いラインダンスは、ニューヨークのラジオシティで毎年上演される『スペクタキュラー・クリスマス』を彷彿させる。サンタクロースも登場し、パワフルに歌って踊って大忙し。そのうち場面はサンタのおもちゃ工場へ。おもちゃがどんどん作られ、プレゼントが準備される様子は、子供たちのクリスマスへの期待を一層盛り上げるに違いない。くまのぬいぐるみがイキイキとステップを踏む、そのキュートなこと!「さやかに星はきらめき(O Holy Night)」ではペアのフィギュアスケーターによるリフトやスピン、スパイラルなど幻想的なパフォーマンスにうっとり。そうそう、ニューヨークのクリスマスにはスケートが欠かせないよね~としみじみ。劇場でスケートが観られるのは粋だなぁ。そこから「アメージング・グレース」「ジョイフル・ジョイフル」と続き、エネルギッシュなゴスペルに。自然と身体がリズムをとってしまう。2幕はステンドグラスで彩られたクリスマスタウンから。「もろびとこぞりて」「まきびとひつじを」など讃美歌のハーモニーが心に響く。そこから徐々にアップテンポな曲へ。6名のシンガーは全員歌が素晴らしく、それぞれ個性豊かな美声で聴き応えたっぷりだ。伝統的なクリスマス曲から、『アナと雪の女王2』の代表曲「イントゥ・ジ・アンノウン」とマライア・キャリーの名曲「恋人たちのクリスマス」、マイケル・ジャクソンも歌ったロックンロール曲「ロッキン・ロビン」など、ポップスも盛りだくさん。タップダンスあり、ボールルームダンスあり。キャスト21名が舞台の縁に座っての手拍子パフォーマンスは愉快で、目を見張ってしまう。何より、このカンパニー全員が観客をとことん楽しませよう!という心意気が伝わってくるのがいい。これでもか!と次から次へと繰り出される怒涛のクリスマスソングに身も心も満たされ、満足度高し。老若男女誰もが楽しめるので、ご家族や友人、大切な人を誘うのもおすすめだ。もちろんおひとりさまでの観劇も全然あり。今年1年の自分へのご褒美にぴったりだ。文:三浦真紀(演劇ライター)撮影:Tomoko Hidaki<公演情報>ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド202212月17日(土) ~25日(日) 東京・東急シアターオーブ『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』ビジュアル出演:アメリカ・カンパニー※英語上演※開場は各開演の45分前※上演時間約2時間予定(休憩20分含む)※3歳以上入場可(チケットが必要になります)。ただし、膝上でのご観劇はできません。※チケットはお一人様1枚必要です。※ご来場のお客様全員にサンタ帽をプレゼント【チケット料金】(全席指定・税込)S席9,800円、A席6,800円チケット購入リンク:【お問い合わせ】キョードー東京:0570-550-799(平日11:00~18:00 / 土日祝10:00~18:00)公式HP:
2022年12月20日神奈川県藤沢市の湘南T-SITEでは、第62回「湘南蚤の市」を、2022年11月21日(月)・22日(火)の2日間で開催する。湘南T-SITEで第62回「湘南蚤の市」フランスをはじめとするヨーロッパ各国のアンティーク&ヴィンテージを集めた、「湘南T-SITE」の人気企画「湘南蚤の市」。第62回目を迎える今回も、雑貨から家具、食器、洋服、ジュエリーまで、様々なアイテムが販売される。アンティーク&ヴィンテージアイテムが集結会場には、フランスのアンティークやブロカント専門の「ラ・グラスマチネ(La Grasse Matinee)」、陶磁器やガラス製品などを中心に取り扱う「メドウヒル(Meadowhill)」、季節の花やガラス器などのフラワーアイテムに特化した「ニュアンセ」など、それぞれに異なるジャンルやスタイルのショップが出店。また、北欧のフード&ドリンクを提供する「北欧酒場 Shima=Tor(シマトリ)」や、茅ヶ崎のマカロン&焼き菓子専門店「ル・シャンティエ」では、グルメも販売。宝物探しの合間に小腹が空いた時には、是非こちらにも立ち寄ってみて欲しい。開催概要第62回「湘南蚤の市」開催日:2022年11月21日(月)・22日(火)※雨天・荒天中止。※2日間中止の場合は11月28(月)・29日(火)に延期。場所:湘南T-SITE 1・2号館間 プロムナード他
2022年11月17日ミントデザインズ(mintdesigns)が、秋のガレージフェア「蚤の市」「闇の市」を開催。「蚤の市」はミントデザインズ青山店にて2022年11月3日(木)から11月13日(日)まで、「闇の市」は渋谷パルコ特設会場にて11月5日(土)から11月15日(火)まで。ミントデザインズ秋のガレージフェア毎年恒例の人気企画ガレージフェアが、2022年はミントデザインズ20周年を記念し、よりパワーアップ。青山店のほか、渋谷パルコに特設会場を設け、2会場同時にそれぞれ「蚤の市」「闇の市」を開催する。それぞれ、アップサイクル、一点もの、DIYをテーマに様々な企画やアイテムを取り揃える。明るくカラフルな「蚤の市」「蚤の市」では、明るくカラフルな色に絞ったアイテムをセレクト。貴重なアーカイブより、コレクションピースの一点ものをはじめ、アトリエのガラクタまで掘り出し物を大放出する。注目は、デザイナーとプリント職人による「シルクスクリーン」実演会。ヴィンテージのエコバッグやミントデザインズのアーカイブアイテムなどに、デザイナーと職人がその場で希望の柄のプリントを施してくれる。ほかにも、アーカイブの中から約50種類の色とりどりなソックスを厳選したソックスバーも新しく登場する。モノトーンな「闇の市」モノトーンを中心としたアイテムが揃う「闇の市」では、クールなミントデザインズの一面を楽しめる。「闇の市」での注目は、20年分のアーカイブの柄をモノトーンでプリントし、デザイナーがランダムに選び組み合わせた「闇のエコバッグ」。一点もののエコバッグを手に入れることができる。BE@RBRICK 400%「ZIG-ZAG」を限定発売また、「闇の市」では、先行予約ですでに完売していたBE@RBRICK 400%「ZIG-ZAG」を今回特別に限定発売する。貴重なこの機会にぜひ手に入れてみて。【詳細】秋のガレージフェア「蚤の市」「闇の市」■「蚤の市」開催期間:2022年11月3日(木)~11月13日(日)場所:ミントデザインズ青山店住所:渋谷区神宮前5-49-5TEL:03-6427-9906■「闇の市」開催期間:2022年11月5日(土)~11月15日(火)場所:渋谷パルコ 2F POP UP SPACE「BRIDGE」住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2FTEL:03-6452-5932
2022年10月31日「第18回東京蚤の市」が、2022年11月18日(金)から20日(日)まで、東京・国営昭和記念公園にて開催される。「第18回東京蚤の市」アンティーク&ヴィンテージが集結全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」は、「紙博」などの人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。第18回目、そして3年ぶりの秋開催となる今回も、世界各国・日本全国から集められたアンティークやヴィンテージの品々が販売される。また、会場では丁寧に支度されたご飯やおやつ、コーヒーにお茶といった飲食物も販売されるほか、子どもと一緒に体験できる各種ワークショップ、品定めの合間に楽しめる音楽ライブやパフォーマンスも実施される。北欧の生活道具を集めた「東京北欧市」も同時開催また、北欧発のアイテムに焦点を当てた「東京北欧市」を同時開催。人々の暮らしを明るく彩る、北欧の知恵が詰まったテキスタイルや家具、生活道具もあわせてチェックしてみてほしい。開催概要「第18回東京蚤の市」開催期間:2022年11月18日(金)〜11月20日(日)会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(無料エリア)時間:9:30〜16:00入場料:[前売券]1,200円/[当日券]1,500円
2022年10月30日「第18回 代官山 蚤の市」が、2022年11月8日(火)と9日(水)の2日間、代官山T-SITEにて開催される。“フランスの蚤の市”を代官山で再現フレンチアンティークや古着、家具、花、雑貨などを扱う店舗が集結する「代官山蚤の市」。代官山T-SITE主催のフリーマーケットで、今回は50店舗が参加する。会場には、華やかな絵柄の食器やグラス、カラフルなアクセサリー、風合い豊かな洋服や家具など、多彩なアイテムが勢揃い。会場は、フランスの蚤の市の雰囲気を表現した空間に。アコーディオン奏者によるライブパフォーマンスも実施予定のため、心地よい音色と共に、ここでしか巡り合えない掘り出し物に出会えそうだ。ルノー×ほぼ日のキオスクもさらに、フランスの自動車ブランド「ルノー」と、多くの魅力的なコンテンツを展開する「ほぼ日」がタッグを組んだショップも登場。「ルノー」の「カングー」をキオスク仕様にして、“ほぼ日手帳”をはじめ多彩なアイテムを取り揃える。代官山 蚤の市 第2会場(メインストリート)に出店予定だ。【詳細】「第18回 代官山 蚤の市」開催日:2022年11月8日(火)~9日(水)会場:代官山T-SITE住所:東京都渋谷区猿楽町16-15時間:9:00~16:00入場料:無料(チケット不要)【問い合わせ先】TEL:03-3770-1888
2022年10月16日『芸術祭十月大歌舞伎』が10月4日に東京・歌舞伎座で開幕。その初日レポートが到着した。芸術祭と冠しての3年ぶりの開催となる10月公演。中村梅玉らが出演し、芸術の秋に相応しい多彩な演目が届けられた。第一部は、能「紅葉狩」をもとに萩原雪夫が創作した歌舞伎舞踊『鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)』。平成6(1994)年12月に三代目市川猿之助(現・猿翁)が新たな工夫を加え上演し、「三代猿之助四十八撰」の一つに数えられる作品だ。幕が開くと、舞台は紅葉が美しい秋真っ盛りの信濃国戸隠山。従者を連れて紅葉狩にやってきた平維茂(松本幸四郎)が、美しい姫君更科の前(市川猿之助)に出会い、維茂たちは誘われるままに盃を重ねていく。更科の前が艶やかな舞を披露すると維茂とともに観客もうっとりと心を奪われる。やがて維茂がまどろんでしまうと、様子をうかがっていた姫たちは鬼女に豹変し…。舞台に神女八百媛(中村雀右衛門)が登場するとスッと空気が引き締まりどこか神聖な雰囲気が漂った。第一部『鬼揃紅葉狩』左より、更科の前実は戸隠山の鬼女=市川猿之助、平維茂=松本幸四郎後半は維茂たちと鬼女とのダイナミックな立廻りが展開。更科の前に付き従う侍女たちも全員が鬼女となり後半の激しい戦いに参加するこの演出は本作ならでは。大量の紅葉の葉が舞い散る中、猿之助演じる迫力満点の鬼女と、幸四郎演じる凛々しい維茂との立廻りに目が釘付けとなった。能の高雅さと歌舞伎舞踊の華麗さを融合した、澤瀉屋の家の芸に相応しい変化に富み勢い溢れる一幕に劇場は大いに盛り上がった。第一部『鬼揃紅葉狩』左より、鬼女=尾上左近、中村鷹之資、従者碓氷三郎=市川青虎、従者小諸次郎=市川猿弥、鬼女=中村種之助、更科の前実は戸隠山の鬼女=市川猿之助、鬼女=市川門之助、平維茂=松本幸四郎、鬼女=市川男寅、中村玉太郎続いては、『荒川十太夫(あらかわじゅうだゆう)』。「赤穂義士外伝」の一つで、講談師で人間国宝の神田松鯉が得意とする講談の名作を新作歌舞伎として上演。松鯉や神田伯山とも親交のある尾上松緑が荒川十太夫を勤める。舞台は十太夫が介錯をつとめた、赤穂義士堀部安兵衛(市川猿之助)の切腹の回想場面から始まり、物語の展開に深くかかわる印象的な場面から一転、舞台は赤穂浪士の七回忌の墓参に多くの人が行きかう泉岳寺に。十太夫は下級武士に似合わしくない身形で登場し、偶然居合わせた松平家目付役の杉田五左衛門に咎められ…。松平隠岐守邸奥庭の場面では、松緑演じる十太夫の苦悩を滲ませつつも武士としての覚悟を感じる姿、絞り出すような熱のこもったセリフ一言一言が人々の心を揺さぶる。そして舞台上の緊迫感が劇場空間を埋めると、観客は固唾をのんで十太夫の物語を見守った。第一部『荒川十太夫』左より、荒川十太夫=尾上松緑、泉岳寺和尚長恩=市川猿弥講談の『荒川十太夫』について「初めて聴いたとき、目の裏に映像がぼんやり浮かんできて、聴き終わる前にこの作品を歌舞伎にしたいと思った」と取材会で語るほど本作への熱い思いを秘めた松緑。「それぞれの登場人物が意味をもち、全員の心のうねりで一つの物語をつくれるようにしたい」という言葉の通り、講談では一人の人間が演じていた様々な役をそれぞれの俳優が演じることで想いが重なり合い、物語が新たな形をもって立体的に舞台上に立ち上がった。新作ではありつつ、まるで古典作品のような味わいを感じさせる充実の舞台に大きな拍手が送られた。客席に笑顔があふれた第二部第二部は、『祇園恋づくし(ぎおんこいづくし)』で幕を開けた。日本の三大祭の一つ「祇園祭」を背景にした本作。今年7月に大阪松竹座で中村鴈治郎の大津屋次郎八/大津屋女房おつぎ、松本幸四郎の指物師留五郎/芸妓染香の配役で一人二役の早替りにて上演された本作が、早くも同じ配役で歌舞伎座に登場する。第二部『祇園恋づくし』左より、大津屋女房おつぎ=中村鴈治郎、指物師留五郎=松本幸四郎幕が開くと舞台は京都の茶道具屋。主人の次郎八(鴈治郎)から祭見物に誘われ逗留している江戸の指物師留五郎(幸四郎)は持ち前の江戸っ子気質に加え、言葉も違う京都は居心地が悪いと江戸に帰ろうとしてしまう。次郎八が出かけたかと思うと、女房おつぎの姿に早替りした鴈治郎がすぐに登場し場内には拍手が巻き起こった。続く岩本楼のお座敷の場面では、男前な留五郎から一変、芸妓染香の姿で登場した幸四郎に拍手が。染香にぞっこんの次郎八が情熱的に口説く様子と、何とかその場を乗り切ろうと逃げ回る染香の様子が客席の笑いを誘う。最大の見どころでもある次郎八と留五郎のお国自慢の場面では、風情ある京都の川床を舞台に流れるようなセリフの応酬が次々と繰り出された。第二部『祇園恋づくし』左より、指物師留五郎=松本幸四郎、大津屋次郎八=中村鴈治郎鴈治郎が取材会で「京都の祇園祭の風情などが東京の方々にも伝われば」と語った通り、京の香り漂う芝居を披露し、「その芸術的な笑いに感激した」と語った幸四郎は「“言葉”で皆様の気持ちを(京都と江戸で)あちこち揺さぶることを目標に」という言葉の通り、巧みに人々の心をつかんだ。舞台全編を通してどこからともなく聞こえてくる祇園祭の音色も心地よく、明るく賑やかな空気の中、穏やかな笑いに包まれた一幕となった。続いては、松羽目物の舞踊『釣女(つりおんな)』。ユーモラスな内容の中に松羽目物らしい味わいが求められる演目だ。常磐津のゆったりと重厚な音が心地よく響く中、舞台に登場したのは太郎冠者(尾上松緑)と大名某(中村歌昇)。二人は妻を持とうと縁結びの神と名高い西宮の戎神社に参拝する。大名は釣竿をさげると、早速世にも美しい上臈(市川笑也)を吊り上げる。これを見た太郎冠者は、自分も美しい妻を娶りたいと釣竿をさげるが…。第二部『釣女』左より、醜女=松本幸四郎、太郎冠者=尾上松緑太郎冠者と大名二人の可笑しみ溢れるやりとりに客席からは絶えず笑いがこぼれ、太郎冠者の釣り上げた醜女(松本幸四郎)はそのこしらえが笑いを誘うが、愛嬌のある純真な心をもった様子が愛おしく、どこか品格も感じられた。松緑演じる太郎冠者が醜女から逃げ回る様子は面白み満載の場面。終始客席に笑顔があふれる第二部となった。第二部『釣女』左より、醜女=松本幸四郎、太郎冠者=尾上松緑、大名某=中村歌昇、上臈=市川笑也中村梅玉が27年ぶりに光源氏を勤める『源氏物語 夕顔の巻』第三部は、『源氏物語 夕顔の巻(げんじものがたり ゆうがおのまき)』で幕を開けた。紫式部が著した「源氏物語」は日本最古のラブストーリーとも言われ、小説や漫画、映像化など現在でも人気を誇る。今回上演するのは平成7(1995)年9月に初演された光源氏、夕顔、そして六條御息所、三人の思いが交錯し展開する舞踊劇「夕顔の巻」。正妻の葵上と馴染めず、心の安らぎを他の女性に求める日々を送る光源氏は六條に住む御息所のもとへ通っていたある日、夕顔が咲く家にひっそりと住む女に心惹かれていく。舞台は仲秋の名月の夜。光源氏(中村梅玉)は惟光(片岡市蔵)を供に連れ、意中の夕顔の屋敷にやってくる。ただそこに存在するだけで気品あふれる源氏の姿に、客席からはため息が。月の光に幻想的に照らされる中、出迎えた夕顔(片岡孝太郎)が光源氏から与えられた装束を身にまとい舞を披露すると観客はさらに物語の世界へいざなわれる。二人が連舞を舞う中、舞台は清涼殿に。怪しげな気配と共に六條御息所(中村魁春)が現れ、嫉妬の念に支配されながらも品格を損なわない六條御息所の洗練された姿が強烈な印象を残した。やがて六條御息所は姿を消すが…。第三部『源氏物語』左より、夕顔=片岡孝太郎、光源氏=中村梅玉、六條御息所=中村魁春27年ぶりに二度目となる光源氏を勤める梅玉は「今また貴公子を演じられることに喜びを感じる」と久々の光源氏役への思いを明かした。「生霊が出て来る話を舞踊劇で華やかに見せるのが、歌舞伎の良さ。風情を楽しんでほしい」と語る通り、華やかさと気品を損なわずに展開される幻想的な一幕に拍手が送られた。続いては、世話物の傑作『盲長屋梅加賀鳶』。河竹黙阿弥が五代目尾上菊五郎のために書き下ろした作品で、今回は悪事を重ねる按摩の道玄を軸とした物語。中村芝翫が初役で竹垣道玄を勤める。按摩の道玄は人殺しもいとわない悪党で、平然と人を手にかけ立ち去るが、途中で煙草入れを落としてしまう。それを拾ったのが加賀鳶の頭・松蔵(中村梅玉)。様式美で魅せるこの場面が後の物語に大きく影響していく。第三部『盲長屋梅加賀鳶』左より、女按摩お兼=中村雀右衛門、竹垣道玄=中村芝翫場面は盲長屋へと移り、舞台にはどこか薄暗いじっとりとした空気が流れる。按摩たちの可笑しみあるやり取りや、道玄のふてぶてしさが際立つ。しばらくして、姪のお朝の奉公先への強請を思いついた道玄は、言いがかりをつけて金を出させようとするが…。第三部『盲長屋梅加賀鳶』左より、女按摩お兼=中村雀右衛門、竹垣道玄=中村芝翫、伊勢屋与兵衛=市川左團次、日蔭町松蔵=中村梅玉「長屋でどうにかその日を生きる江戸の人々の世界に、現代のお客様をお誘いしたい」と意欲を見せる芝翫は、ずっと憧れていた作品だと話す本作で悪の魅力を存分に発揮し、人々を惹きつける。道玄が次第に図太い本性を現していく様子や、心地よいせりふ、闇のなかで探り合うユーモラスなだんまりなど、目にも耳にも楽しく、江戸の市井に生きる人々の息吹を感じる舞台に、芸術の秋を堪能できる『芸術祭十月大歌舞伎』の初日となった。『芸術祭十月大歌舞伎』は10月27日まで上演中。『芸術祭十月大歌舞伎』の詳細はこちら:チケット購入リンク:写真提供:松竹(株)※無断転載禁止
2022年10月05日