東京2020オリンピック・パラリンピック公式ライセンス商品の《東京2020エンブレムバナナカスタードケーキ》が2019年夏に販売開始されました。米粉仕立てのもっちりとしたケーキで、ほどよい甘さのバナナカスタードを包んだお菓子なんです♪来年の開催に向けて、ひと足先に気分を盛り上げてみませんか?特別感のある東京2020大会エンブレムがデザインされたパッケージ♪左:8個入り1,050円(税別)右:4個入り530円(税別)いよいよ来年に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。せっかくだから、今から気分を盛り上げていきたいですよね!《東京2020エンブレムバナナカスタードケーキ》はエンブレムの入った公式ライセンス商品で、手に取るだけでもなんだかワクワクしてきます。もちろん実際に東京2020大会が開催されたときには、特別感のあるお土産として想い出を持ち帰るのにもぴったりですよ♪バリエーションは画像の8個入り、4個入りの他に12個入り(1,550円/税別)もあるので、お好みに合わせて選びましょう。個包装でシェアにもおすすめ!中身はすべて個包装になっているので、手軽に食べられますよ。職場や友人への差し入れやシェアとしても◎。一つひとつに「TOKYO2020OFFICIALLICENSEDPRODUCT」の文字が入っているのもポイントです。おうちでのティータイムや観覧のおともにティータイムはもちろん、オフィスでの軽い休憩や、おうちでTVを見ながらパクっとつまむのもいいですね。口当たりはしっとり、中のカスタードクリームがなめらかです。バナナのやさしい風味とほどよい甘さに、なんだかほっとして疲れも癒やされそう♪主な販売店舗●HANAGATAYA(JR東京駅1F)●1stTreeby東京ばな奈(東京スカイツリータウン・東京ソラマチ1Fイーストヤード11番地ソラマチ商店街)●特選洋菓子館(羽田空港国内線第1旅客ターミナル2Fマーケットプレイス17)●TIATセントラル(羽田空港国際線旅客ターミナルゲート内)●Edo食賓館(時代館)(羽田空港国際線旅客ターミナル4F江戸小路)●Fa-So-LaTAXFREE(成田国際空港第2旅客ターミナル3Fナリタ5番街)●Fa-So-LaTAXFREE(成田国際空港第1ターミナル南ウイング3Fnakamise)●萬(関西国際空港第1ターミナルビル3F国内線ゲート内)※2019年7月10日(水)時点。東京土産は《東京2020エンブレムバナナカスタードケーキ》で決まり!東京2020公式ライセンス商品の、《東京2020エンブレムバナナカスタードケーキ》をご紹介しました。こうしてエンブレムの入った商品を見ると、来年の開催に向けて気分も上がりますよね♪個包装で手軽に食べられて、差し入れやシェアはもちろん自分用のお菓子としてもぴったりなので、ぜひチェックしてみてください。
2019年08月27日東京 2020 組織委員会は、「東京 2020 公式アートポスター・プロジェクト」において、東京 2020 オリンピック・パラリンピック公式アートポスターを制作するアーティストを決定した。浦沢直樹(漫画家)オリンピックをテーマとする作品の制作者は11人。漫画家の浦沢直樹、画家の大竹伸朗、グラフィックデザイナーの大原大次郎、書家の金澤翔子、アーティストの鴻池朋子、グラフィックデザイナーの佐藤卓、美術家の野老朝雄、写真家のホンマタカシ、アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)、写真家のヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)が選出された。そしてパラリンピックをテーマとする作品の制作者は8人。漫画家の荒木飛呂彦、書家の柿沼康二、グラフィックデザイナーのグーチョキパー(GOO CHOKI PAR)、アーティストの新木友行、美術家の野老朝雄、写真家・映画監督の蜷川実花、美術家の森千裕、画家の山口晃に決定した。公式アートポスターは、国内外のアーティストにオリンピック、またはパラリンピックをテーマにした芸術作品を制作を依頼し、それらを東京 2020 大会のポスターとして活用していくもの。20世紀初頭から、各大会の組織委員会が、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するために制作してきた。各大会の特色を世界に伝える役割も果たし、近年ではパラリンピックのポスターも含め国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作。その中からは、時代のアイコンとなるような作品も生まれているという。
2019年08月01日俳優の山崎賢人が出演する東京地下鉄の企業CMが、24日からTVCM、メトロ駅構内・車内ディスプレイ、Youtubeにて公開される。同CMは、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会( 以下「東京2020大会」)と、その先の東京の発展に対する同社の企業姿勢を伝えるもの。山崎が電車内で東京1964大会、東京2020大会に関連する人々と会話しながら、 過去・現在・未来の東京に思いを巡らせる姿を描く。「#00」では、1964年の東京を知らない世代のひとりである山崎が、東京メトロに揺られ、当時の東京に思いを馳せながら、 2020年の東京の姿を想像。「#01」では東京1964大会当時の様子を元日比谷線運転士・佐藤吉宏語り、山崎が話を聞いていく。「#03」では、東京1964オリンピックで金メダルを獲得したバレーボール元日本代表「東洋の魔女」の谷田 絹子選手が登場。さらに「#04」では、プロサッカー選手の堂安律が出演し、サッカーにかける想い、2020年への意気込みを熱く語る。
2019年07月24日女優の石原さとみが6月1日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた「東京2020オリンピック聖火リレーイベント~みんなのTokyo 2002 Olympic Torch Relay~」にお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしらとともに出席した。「東京2020オリンピック聖火リレー」が 2020年3月26日の福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジでグランドスタート。その300日前となるこの日は、それを記念したイベントに開催され、公式アンバサダーを務める石原さとみらがトークショーを行った。聖火リレーのランナーが着用するユニフォーム姿で登場した石原。「スポーツウェアって縦に線がありますけど、これはタスキの斜めにしたシルエットがとてもオシャレだと思いました。体型が隠されて安心できますし、首のV字が開きすぎず詰まりすぎずで、微妙なラインで計算されたデザインですね」と気に入った様子。イベント中には、今月中旬からスタートする聖火ランナーの一般公募についても説明され、石原が「ご自身でも応募していただきたいですが、縁の下の力持ちの方を見つけて促してあげたりしてほしいです」とアピールし、個人的に参加して欲しい人を富澤が「元気がなかったり目標がない人にも参加して欲しいです。そういう意味で、原田龍二さんとか」と笑いを誘うと、隣にいた相方の伊達が「止めなさい! マイクを下げなさい!」とたしなめた。また、石原「東京でオリンピックパラリンピックが開催されると決まった時、2020年どんな風になっているのか思いを馳せていました。まさかこういう形で公式アンバサダーとして参加できるなんて想像もしていませんでしたね」と話し、「公式アンバサダーということで、私、人生で初めて名刺を作っていただきました。すごくうれしかったです!」と笑顔を見せた。続けて「初めての名刺交換が伊達さんでした。組織員の方もいらっしゃったんですけど、伊達さんが『じゃあ!』と言うので(笑)」と明かすと、「もう300枚以上配らせてもらいました。名刺を渡したってことは公式アンバサダーの紹介も含めてお会いした数だと思うので、多くの方に名刺をお渡ししてアンバサダーとしての活動を広めていきたいと思います」と意欲を見せていた。
2019年06月02日いよいよ来年は待ちに待った東京オリンピックの開催年、2020年を迎えます。東京オリンピックを心待ちにする声がある一方で、さまざまな方面から「オリンピック後は不動産が暴落するのでは」と心配する声も聞かれます。果たして2020年の東京オリンピック以降、本当に不動産は暴落するのでしょうか?そこで今回は、「暴落する」という意見のなかで、代表的なものをいくつか検証してみましょう。■ 2020年に東京でも人口が減少するから不動産が暴落?ABC / PIXTA(ピクスタ)国立社会保障・人口問題研究所が2013年に公表した「日本の地域別将来推計人口(平成 25(2013)年3月推計)」では、東京の人口が減少に転じる時期を2020年としていましたが、 最新の推計(2018年3月30日公表)では、前回より10年遅い2030年が東京の人口のピークとされています。出生率が若干改善していることや都市への人口移動が続いていることなどから、都市の人口は当初の推計よりも減少に転じる時期が遅くなっているのです。つまり、東京の人口はまだ減少期に入らないので、2020年に東京の人口減少が理由で不動産が暴落することは考えにくい、といえるでしょう。■ 2020年にZEH基準が義務化されるから不動産が暴落?pixelcat / PIXTA(ピクスタ)経済産業省資源エネルギー庁は、2016年4月18日に策定された「エネルギー革新戦略」で、「2020年までに、ハウスメーカー、工務店等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現することを目指す」という目標を掲げました。ZEH(ゼロエネルギー住宅)とは、住宅の高断熱化・高効率設備により大幅な省エネを実現するとともに、太陽光発電などによってエネルギーを創り、年間の「1次エネルギー消費量」を正味で、おおむねゼロ以下にする住宅のことです。実は、このZEHを義務化することが不動産を「暴落」させるという意見があるのです。bee / PIXTA(ピクスタ)法律の改正や新設などによって、以前の法律であれば問題なかった建築物が新しい法律の下では違法なものとなるような場合を「既存不適格」といいます。住宅を新築する場合、ZEHの基準が義務付けされれば、その後に市場へ供給される既存住宅(中古住宅)はすべて既存不適格の住宅となります。その場合、ZEH基準を満たしていない既存住宅は資産価値が激減し、そのような住宅が大量に市場に出ることで価格も下落していくのではないかと予想されているのです。freeangle / PIXTA(ピクスタ)しかし、2019年2月15日に「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律案」が閣議決定され、「戸建住宅等に対する措置」として、「設計者である建築士から建築主に対して省エネ性能に関する説明を義務付ける制度を創設」することになりました。つまり、戸建住宅に関しては2020年にZEH基準は義務化されるどころか「建築主に省エネ性能を説明する義務」に止まることになったため、この理由で2020年に不動産の暴落が始まることはなくなりました。■ 2020年のオリンピック後に訪日外国人旅行者が激減?momo / PIXTA(ピクスタ)日本政府観光局(JNTO) によると、訪日外国人旅行者は2013年から1,000万人を超え、その後も年々増加し続け、2018年には3,119万人を突破しています。このような状況のなかではオリンピックが終わった後でも急激に訪日外国人旅行者が減ることは考えにくく、この理由で不動産が暴落することはないでしょう。■ 2020年から管理不全のマンションが増加し都心のマンションが暴落?スイマー / PIXTA(ピクスタ)少子高齢化の進行や、しっかり機能しない管理組合が増えていくこと等によって、管理不全のマンションが増加していく可能性が高いのは間違いありませんが、この問題は日本の区分所有建物がこれからどのように発展・進化するかについての大きなテーマであり、短期的な市況判断(○○年に暴落する等)とは全くの別物だと考えるべきでしょう。また、「2020年までにキャピタルゲインを狙って投資家が投資物件を大量に売りに出す」という声も聞かれますが、東京で人口減少が始まるのはまだ先であり、訪日外国人旅行者が年々増加しているなか、投資家の多くが「2020年に東京の不動産価格はピークを迎える」と考えるでしょうか?2020年を目前に控えた現在、マーケットにはまだその兆候がみられません。J6HQL / PIXTA(ピクスタ)不動産の暴落・急騰を正確に予想することは誰にもできません。実際には明日、不動産の暴落が始まるかもしれませんし、この先数十年、地価は安定して推移していくかもしれません。これから不動産取引を考える場合に大事なのは、あまり「過激なアナウンス」に影響されず自分にとって必要な時に必要に応じた取引を心がけることではないでしょうか。※参考国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」国土交通省報道発表「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律案」日本政府観光局「訪日外客数」
2019年05月07日スウォッチ(Swatch)より東京2020オリンピックの開催500日前を記念した限定コレクションが、全国のスウォッチ取扱い店舗、スウォッチオンラインストアにて発売。限定コレクションでは、東京2020オリンピックのロゴが入った3種類のウォッチを用意。「Miraiido」は、東京2020オリンピックのマスコット「ミライトワ」が文字盤にデザインされたモデル。ベルトには、市松模様から着想を得たグラフィックを落とし込み、インパクトのあるウォッチに仕上げた。東京2020オリンピックの「コアグラフィックス」から着想を得たモデル「Medaru」は、ベルト部分に東京2020オリンピックのエンブレムをデザイン。カラーは、日本らしい深い藍、紅の2色を展開する。【詳細】スウォッチ 限定プレコレクション販売店舗:全国のスウォッチ取扱い店舗、スウォッチオンラインストア価格:・Medaru(紅) 8,100円(税込)・Medaru(藍) 9,180円(税込)・Miraiido 8,100円(税込)【問い合わせ先】スウォッチ コールTEL:0570-004-007
2019年04月07日イベントプロデューサーとして活躍している小橋賢児が4日、都内で行われた「東京2020 NIPPON フェスティバル」組織委員会主催事業に関する記者会見に出席した。世界の注目が日本・東京に集まる2020年4月から9月にかけて開催される東京2020大会の公式文化プログラム「東京2020 NIPPON フェスティバル」。この日の会見では、東京2020組織委員会主催の4事業が発表された。小橋氏は、パラリンピック開幕直前期に実施される「共生社会の実現」をテーマにしたプログラムのクリエイティブディレクターに就任。同プログラムでは、障害のある人やLGBTを含めた多様な人々が参画し、街中でさまざまなアートやパフォーマンス活動などを開催し、個性を認め合う「ダイバーシティ&インクルージョン」の新しい文化創造事業を展開する。会見では、「僕自身、日本に生まれ日本で育ったんですけど、27歳まで俳優をやっていて、俳優を休業してアメリカに行って世界中を回ったときに、多様な生き方や考え、いろんな文化に触れて、自分という枠を超えて世界の中から日本を見たときに、もっと世界は広いし、知れば知るほど自分の本当にアイデンティティを知るということを実体験で知りました」と自身の体験を紹介。続けて、「日本に戻って来たときに、日本は良くも悪くも人を重んじて、人を気にするという同調圧力の中で生きてきた日本人の中で、多様性=ダイバーシティはなかな現実的に起きてないというのを目の当たりにした」と海外と日本の差に言及し、「オリンピックという、日本が世界とつながって、日本人も世界を意識し、世界が日本を見るという、このタイミングにダイバーシティに向けた肌感を作れるイベントの機会に恵まれたことは僕にとって意味があるのかなと思いました」と感慨深げに語った。さらに、「僕自身、身内に障害を持っている人がいます。子供のときから芸能界もそうですけど、いろんな世界でいろんな人たちと出会って、何か息苦しさを感じていた」と打ち明け、「日本の和は調和の和だと思っている。本来日本は、いろんなものを取り入れられる調和の和の心を持っている民族だと思う」と熱弁。「このイベントを通じてさまざまな生き方の人と出会って、相手を知って自分を知る、そしてこの2020年をきっかけに本当の意味でのダイバーシティ&インクルージョンという肌感が生まれるイベントにしたいと思います」と意気込みを語った。そのほかの3事業は、2020年4月、オリンピック開幕直前期、2020年5月~7月にそれぞれ開催。2020年4月にはキックオフイベントとして、「大会に向けた祝祭感」をテーマに、歌舞伎俳優の市川海老蔵とオペラ歌手のプラシド・ドミンゴのコラボレーションステージを開催する。オリンピック開幕直前期は、「参加と交流」をテーマに、日本文化を通じてさまざまな人々が交流する場・イベントを創出。2020年5月~7月にかけては、「東北復興」をテーマに、東北各県や東北絆まつりと連携し、東北各地・東京を舞台とした文化プログラムを展開する。会見には小橋のほか、東京2020組織委員会副事務総長の古宮正章氏、東京2020組織委員会文化・教育委員長の青柳正規氏、小橋と同じく「東京2020 NIPPON フェスティバル」組織委員会主催事業のクリエイティブディレクターに就任した箭内道彦氏、東京2020オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムの制作者で「東京2020 NIPPON フェスティバル」のマークも手掛けた野老朝雄氏が登壇。そして、東京2020組織委員会文化・教育委員会委員であるSHELLYが司会を務めた。
2019年04月04日世界の注目が日本・東京に集まる2020年4月から9月にかけて開催される東京2020大会の公式文化プログラム「東京2020 NIPPON フェスティバル」の記者会見が4日、都内で行われ、東京2020組織委員会主催の4事業が発表された。キックオフイベントとして歌舞伎俳優の市川海老蔵とオペラ歌手のプラシド・ドミンゴのコラボレーションステージが開催される。このコラボステージは、「大会に向けた祝祭感」をテーマに、キックオフイベントとして2020年4月に開催。東西を代表する無形文化遺産・舞台芸術(歌舞伎とオペラ)の融合による世界初の舞台となり、日本を代表する歌舞伎俳優の市川海老蔵と、オペラ界のマエストロであり世界的アーティストであるプラシド・ドミンゴとのコラボレーションステージが、同プログラムの中心となる。発表会では海老蔵とドミンゴのコメントが紹介され、海老蔵は「以前より、2020年はスポーツの祭典であると同時に、日本の文化を世界に届けることができる大きなチャンスであると考えておりましたので、このような素晴らしい舞台に出演させていただけることを心より光栄に思っています。何よりも、今回は世界的オペラ歌手であるプラシド・ドミンゴ氏と共に、歌舞伎とオペラの融合という新しい作品作りへ挑戦することとなり、身の引き締まる思いでおります」と心境を明かし、「一見まるで異なる歌舞伎とオペラという舞台芸術ですが、歴史的背景やその成り立ちには多くの類似点を有しており、私自身もどのような作品を生み出すことができるのか、大変楽しみにしております。2020年4月の特別な公演、何卒ご期待ください」とメッセージを送った。ドミンゴも「私のこれまでの長い舞台経験が、歌舞伎のパフォーマンスとして新たな実を結ぶ日が来ようとは、私自身、想像もしていませんでした。今回の歌舞伎の新作公演は、東京2020オリンピック・パラリンピック開催を記念する特別な文化イベントであり、そこに出演することは私にとっての誇りであり、また栄誉でもあります」と喜びを表現。「歌舞伎界の若きスター、海老蔵との共演が今から楽しみですし、私は彼から歌舞伎の所作を基礎から学ぶことになるでしょう。私はその文化的背景を含めて、昔から日本のことが好きでした。日本人が芸術や美学との間に築き上げてきた独自のきずなに対して、私は常に賞嘆の思いを禁じ得ませんでした。ですから、一夜かぎりのことであっても、そうした日本文化の一部となることは私にとっての名誉なのです」と日本への思いを明かした。そのほかの3事業は、オリンピック開幕直前期、パラリンピック開幕直前期、2020年5月~7月にそれぞれ開催。オリンピック開幕直前期は、「参加と交流」をテーマに、日本文化を通じてさまざまな人々が交流する場・イベントを創出する。パラリンピック開幕直前期は、「共生社会の実現」をテーマに、障害のある人やLGBTを含めた多様な人々が参画し、街中でさまざまなアートやパフォーマンス活動などを開催。2020年5月~7月にかけては、「東北復興」をテーマに、東北各県や東北絆まつりと連携し、東北各地・東京を舞台とした文化プログラムを展開する。なお、「共生社会の実現」プログラムは小橋賢児氏、「東北復興」プログラムは箭内道彦氏がクリエイティブディレクターを務める。また、「東京2020 NIPPON フェスティバル」のキャッチフレーズも発表され、「Blooming of Culture 文化は、出会いから花開く。」に決定。さまざまな人と人の出会いから生み出される新たな文化と感動を、フェスティバルらしい華やかな言葉で祝祭とともに表現した。会見には、東京2020組織委員会副事務総長の古宮正章氏、東京2020組織委員会文化・教育委員長の青柳正規氏、「東京2020 NIPPON フェスティバル」組織委員会主催事業のクリエイティブディレクターに就任した小橋賢児氏と箭内道彦氏、東京2020オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムの制作者で「東京2020 NIPPON フェスティバル」のマークも手掛けた野老朝雄氏が登壇。そして、東京2020組織委員会文化・教育委員会委員であるSHELLYが司会を務めた。
2019年04月04日千葉・舞浜の東京ディズニーリゾート内にある東京ディズニーランドは、2020年の春に完成を目指す、新しい施設の名称が決定したことを発表しました。2020年、東京ディズニーランドが、さらに楽しめるスポットへと生まれ変わります。2020年春完成!東京ディズニーランドの新施設2020年春の開業に向けて取り組まれている、東京ディズニーランド大規模開発。東京ディズニーランドは、新しく増築される施設の名称が決定したことを発表しました。パーク内にある7つのテーマランドのうち、「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」の3つにまたがる場所に、アトラクションやエンターテインメントシアター、レストランや商品店舗などの新しい施設が増築されます。東京ディズニーランド新施設の工事の様子東京ディズニーランドでは、現在も新施設の増設にあたって工事が進行中。外壁の岩を手作業でつけたりと、細やかな職人技で、新しい施設を形づくっていきます。まるで夢の国に訪れているような気分にさせてくれる、アニメのワンシーンに登場するようなかわいらしい建物には、このように職人の息が吹き込まれているのですね。部分的なパーツを完成をイメージしながら組み立てていくだけでも、わくわくしそう。新施設が完成したら、パーク内の雰囲気を左右する建物のデザインや素材も、じっくり見てみてくださいね。美女と野獣エリア「ファンタジーランド」ディズニー映画『美女と野獣』がテーマのエリアディズニー映画『美女と野獣』をテーマとしたエリアが誕生。高さ約30mの「美女と野獣の城」内にある大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」では、映画の名曲に合わせて動くライドに乗り、映画に登場する名シーンをめぐります。ディズニープリンセス・ベルの住む村には、商品店舗「ビレッジショップス」やレストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」がオープン。まるで映画の世界にいるような、ロマンチックな風景が広がります。【アトラクション名】美女と野獣“魔法のものがたり”【体験時間】約8分【導入時期】2020年春(予定)「ファンタジーランド・フォレストシアター」がオープン東京ディズニーランドで初めて、本格的な屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」がオープン。“ディズニーのキャラクターたちと一緒に素晴らしい音楽の世界をめぐる旅”をテーマに、ダイナミックなライブパフォーマンスが繰り広げられます。【名称】ファンタジーランド・フォレストシアター【定員】約1,500名【導入時期】2020年春(予定)ベイマックスのライド「トゥモローランド」ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」が登場。予測不能な動きをする「ケア・ロボット」が引っ張るライドが、乗っているゲストを驚かせてくれます。さらに、宇宙をテーマにしたポップコーンの専門店「ビッグポップ」では、さまざまなフレーバーのポップコーンと、ポップコーンバケットを組み合せて購入できます。【名称】ベイマックスのハッピーライド【体験時間】約1分30秒【導入時期】2020年春(予定)ミニーと対面できる「トゥーンタウン」東京ディズニーランド初となる、ミニーと会えるキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」が誕生。ファッションデザイナーとして活躍する、おしゃれな洋服に身を包んだミニーと写真撮影が楽しめます。【名称】ミニーのスタイルスタジオ【導入時期】2020年春(予定)スポット情報スポット名:東京ディズニーランド(R)住所:千葉県浦安市舞浜1-1電話番号:045-330-5211
2019年03月13日“東京2020公式ライセンス商品”として、《東京2020エンブレム小倉羊羹》《東京2020マスコット米粉クッキー》が、東京2020組織委員会より2019年1月15日(火)に発売されました。東京土産にもぴったりの2つの商品をぜひチェックしてくださいね♪気になるお味もお伝えします!東京 2020 オリンピック、パラリンピックエンブレムやマスコットのデザイン!左:《東京 2020 エンブレム 小倉羊羹》右:《東京 2020 マスコット 米粉クッキー》今回ご紹介するのがこちら!東京オリンピック、パラリンピックをモチーフにしたデザインのパッケージが、東京土産にぴったりなお菓子です♪それぞれをさっそく見ていきましょう。《東京 2020 エンブレム 小倉羊羹》が〔とらや〕で販売!青:《東京 2020 オリンピックエンブレム 小倉羊羹 5本入》赤:《東京 2020 パラリンピックエンブレム 小倉羊羹 5本入》●各1,400円(税別)●取り扱い店舗:〔とらや赤坂店〕ほか室町時代後期に創業され、御所の御用を勤めるなど、和菓子の“銘店”として揺るがぬ地位を築いてきた〔とらや〕。そんな〔とらや〕で販売されるのは、2種類の《東京2020エンブレム小倉羊羹》です。お味はどちらも同じで、パッケージデザインが「オリンピック」「パラリンピック」と分かれていますよ。ようかんのパッケージには片手で食べやすい工夫が♪切れ込みに沿ってむいていきます。これなら手を汚さずに食べられそう。常温で携帯できるので、スポーツ観戦をしながらでも食べやすいのがポイントです。運動の合間のエネルギー補給にも◎。お味は、しつこくない甘さで食べやすく、上品な後味で日本茶との相性も最高♡話題性もバッチリなので手土産にもぴったりですね。デスクや休日のティータイムのお茶うけにおすすめです。《東京 2020 マスコット 米粉クッキー》洋菓子メーカー〔コロンバン〕で販売♪右下:《東京 2020 オリンピックマスコット 米粉クッキー12枚入》左上:《東京 2020 パラリンピックマスコット 米粉クッキー12枚入》●各800円(税別)●取り扱い店舗:〔コロンバン原宿本店サロン〕ほか続いては、《東京2020マスコット米粉クッキー》をご紹介します。2種類のパッケージデザインには、マスコットである「ミライトワ」と「ソメイティ」が!お味はどちらも同じなので、デザインの好みで選ぶのもいいですね。国産の米粉を使用したクッキーは、サクサクほろ苦、香ばしいチョコの香りで軽快な食べ口。甘めの紅茶やミルクたっぷりのカフェラテと合わせるとさらにおいしくいただけます♡個包装されているので、小腹が空いたときのおやつとしても食べやすいですよ♪会社へのばらまきお土産にしても◎。“東京2020公式ライセンス商品”《東京2020エンブレム小倉羊羹》《東京2020マスコット米粉クッキー》をご紹介しました。2020年に向けて、話題性のあるパッケージデザインはお土産にもぴったりですよね♪ぜひお味も楽しんでみてください。スポーツ観戦やテレビを見ながらでも食べやすいところもおすすめですよ♡
2019年02月08日2020年春開業に向けて取り組む東京ディズニーランド大規模開発において、新しい施設の名称が決定。ファンタジーランドに誕生するディズニー映画『美女と野獣』をテーマとしたエリアに登場する、大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」のメイキング映像も公開された。©Disney東京ディズニーランド大規模開発は、東京ディズニーランド内の7つのテーマランドのうち「ファンタジーランド」、「トゥモローランド」、「トゥーンタウン」の 3 つにまたがる総開発面積約47,000㎡の場所に、大型アトラクションや全天候型エンターテイメントシアター、レストラン、商品店舗などの新しい施設を、総投資額約750億円をかけて導入するもの。「ファンタジーランド」には、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマとしたエリアが誕生。高さ約30mの「美女と野獣の城」の中にある、大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」では、映画の名曲に合わせて踊るように動くライドに乗り、映画のストーリーに沿っていくつもの名シーンをめぐる。ベルの住む村には、商品店舗「ビレッジショップス」やレストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」がオープンし、まるで映画の世界にいるような風景が広がる。©Disneyさらに「ファンタジーランド」には、東京ディズニーランド初となる本格的な屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」がオープン。ここでは、ディズニーのキャラクターたちと一緒に素晴らしい音楽の世界をめぐる旅をテーマに、ダイナミックに変化するステージでライブパフォーマンスが繰り広げられる、東京ディズニーランドオリジナルのエンターテイメントプログラムが公演される。「トゥモローランド」には、ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」が登場。“ケア・ロボット”が引っ張るライドは、予測不能な動きで乗っているゲストを驚かせてくれる。また、宇宙をテーマにしたポップコーンの専門ショップ「ビッグポップ」では、さまざまなフレーバーのポップコーンとポップコーンバケットを組合せて購入できる。そして、「トゥーンタウン」では、東京ディズニーランドで初めて、ミニーマウスと会えるキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がお目見え。ファッションデザイナーとして活躍するミニーマウスが、おしゃれな衣装に身を包み、ゲストとの写真撮影に応える。©Disney今回、東京ディズニーリゾート®オフィシャルブログ「東京ディズニーリゾート・ブログ」()では、新アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」のメイキング映像を初公開。映像では、ゲストが体験できる魔法のようなひとときの一部や、それを実現させる技術者たちの様子、さらにパークの世界観を生み出すエキスパートたちが施設の壁や屋根などのサンプルを制作している様子など、いつもと異なるパークの一面を垣間見ることができる。東京ディズニーランド史上最大の開発により、2020年春、まったく新しい空間での夢のような体験を創出し、パークに新たな魅力を加えていく。
2018年12月28日東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以後、東京 2020 大会)。4年に1度のスポーツの祭典が東京で開催されるのですから、せっかくなら我が子にも生で感動を味わってほしい! と考えているママパパは多いでしょう。いよいよ、観戦チケットの販売方法も発表され、「どうやったら購入できるのか?」をあらためておさらいしましょう。■観戦チケット販売はいつから? 申し込み方法は?現時点で発表されている東京 2020 大会の公式チケットの販売方法は、・「TOKYO 2020公式チケット販売サイト」での申し込み・2020年に予定されているチケット販売所を通しての販売の2つです。TOKYO 2020公式チケット販売サイトでは、2019年春からオリンピックの一般チケットが、同年夏からはパラリンピックの一般チケット(抽選申し込み含む)が販売予定です。ということは、2020年を待たずにいち早くチケットを申し込みたいなら、TOKYO 2020公式チケット販売サイトの利用が◎。気になるチケットの価格帯は、開会式が1万2,000円~30万円。水泳(競泳)は5,800円~10万8,000円、陸上競技(トラック&フィールド)が3,000円~13万円などが予定されています。また、開催年の2020年にちなんだ「2,020円の企画チケット」として、子どもやご年配の方、障がいがある方も含めた家族やグループのために、グループ向けチケットも設定される予定です。ファミリーで観戦、応援したい方はチェックしておきたいですね。そのTOKYO 2020公式チケット販売サイトの利用に必要なのが、「TOKYO 2020 ID」への事前登録。今、ID登録をすると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施しています。■観戦チケット購入の第一歩「TOKYO 2020 ID」登録チケットの申し込みをスムーズにしたい方はもちろん、チケット販売開始日や種類など詳しい情報を知りたい方も、TOKYO 2020 IDへの登録がおすすめです。TOKYO 2020 IDに登録すると、チケット情報などがメールマガジンで届くメリットも。また、競技の基礎知識や関連イベント情報なども配信される予定です。東京 2020 大会開催までの期間、お子さんと一緒に競技のあれこれを予習したり、関連イベントに参加してみたり…と、さまざまな楽しみ方ができそうですね。さらに、2018年11月19日までにTOKYO 2020 IDに登録すると、アスリートの直筆サイン入り額装ポスター&T シャツなどが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施中!【TOKYO 2020 ID プレゼントキャンペーン第二弾概要】<応募期間>2018年10月10日(水)12時〜2018年11月19日(月)17時まで<応募対象者>2018年11月19日(月)17時までにTOKYO 2020 ID をご登録のうえ、TOKYO 2020 ID キャンペーン動画をSNSでシェアしていただいた方(本プレゼントキャンペーン期間開始前 にすでに TOKYO 2020 ID にご登録いただいた方も参加できます)。 <キャンペーン特設ページ URL> 対象となる SNS:Twitter、Facebook、LINE<プレゼント内容>アスリートの直筆サイン入り額装ポスター&T シャツ 20名様 (抽選) <応募方法>TOKYO 2020 ID にログインし、マイページ(新規登録者の方は、ID 登録後自動的にマイペ ージが表示されます)からご希望のSNSを選択していただき、ご自身のアカウントからシェアを行ってください。<TOKYO 2020 ID ログインページ> この機会にTOKYO 2020 IDに登録して、東京 2020 大会へのワクワク感をいっそう高めてみてはいかがでしょう。詳細は こちら から ・東京2020大会公式ウェブサイト
2018年11月04日マラソンランナーになった気分でめぐるツアークラブツーリズム株式会社は、東京2020オリンピックを盛り上げる一環として、先日、発表された東京2020大会のマラソンコースをめぐるツアーの販売を始めました。同ツアーは、昨年の10月に発売した第1弾に続くオリンピック応援ツアー第2弾となります。コースの特徴は名所をめぐる東京2020オリンピックのマラソンコースは、新国立競技場をスタート・フィニッシュとして、浅草雷門・日本橋・銀座・増上寺・東京タワー・皇居外苑など東京の名所を回る42.195Kmのコースとなります。選手になったつもりで楽しむ日帰りツアーオリンピック応援ツアー第2弾は、「東京2020オリンピックのマラソンコース42.195Kmをバスで完全走破」と「東京2020オリンピックのマラソンコースを歩く歴史探訪(全6回)」があります。バスで完全走破コースの出発日は、2018年11月23日(金)~12月7日(金)、歩く歴史探訪は、11月から4月まで月替わりで合計6回(18出発日)に分けてマラソン予定コースの沿道を歩きます。選手になったつもりで楽しめるツアーです。(画像はプレスリリースより)【参考】※KNT-CTホールディングス株式会社のプレスリリース
2018年07月28日女優の広瀬すずが、2年後の2020年7月24日より開幕する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたボランティア募集のTV-CMに起用され、体育館で見事なフリースローシュートを披露している。■CMストーリーとある中学校の体育館。誰もいない体育館の真ん中で、バスケットボールを抱えた広瀬さんが、ゴールに向かってゆっくり歩いているところから映像はスタート。「みなさん、青春のど真ん中にオリンピック・パラリンピックがやってきます」とカメラ目線で力強く宣言した後、フリースローラインからシュートを放つ広瀬さん。美しい放物線を描いたボールが見事ゴールネットに吸い込まれると、どこからともなく現れた生徒たちが、一斉に広瀬さんの横を駆け抜けていく…。■サプライズ登場からフリースローを決める!東京都立三鷹中等教育学校の体育館で行われた今回の撮影。まず、先生から「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のボランティア募集の映像の撮影に協力していただきます」という説明がなされた直後、生徒たちの前にサプライズで現れた広瀬さん。体育館は一瞬にして歓喜の声に包まれた。興奮冷めやらぬ生徒たちの視線を一身に浴びながら、バスケットボールのフリースローのシーンでは本番1発目でシュートを決める見事なパフォーマンスを披露した。■広瀬すずのコメントこんにちは、広瀬すずです。2020年、いよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。今回、そんな東京2020大会を支えるボランティアの募集を、お手伝いさせていただきます。世界中から、東京にやってくるアスリートや観客のみなさんをおもてなしする。ボランティアは、私たちのオリンピック・パラリンピックをつくりあげていく上で本当に欠かせない、そしてその分やりがいのある活動だと思っております。2020年に向けて、必要なボランティアの数は11万人です。少しでも多くの方が東京2020大会のボランティアに興味をもっていただき、そして実際に応募していただけるとうれしいなと思います。2020年に向けて、みなさんのご協力、ぜひよろしくお願い致します。広瀬すずでした。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ボランティア募集TV-CMは9月下旬より放映。(text:cinemacafe.net)
2018年07月24日「『ふつうじゃない 2020 展』〜スポーツの価値を再発見する19日間〜」が、2018年8月8日(水)から26日(日)まで、東京ミッドタウン日比谷にて開催される。東京五輪の競技・種目&アスリートの“力”を楽しく学ぶ体験型イベント“「ふつうじゃない」って、最高だ。”をテーマに開催される本イベントは、東京2020オリンピックおよびパラリンピックの競技&種目、また出場するアスリートについて、遊びながら楽しく学ぶことが出来る体験型の展示イベント。君は引き抜けるか?「エクスカリバー背筋力測定」などユニークな展示期間中は、2年後に迫る東京オリンピックの空気を一足先に感じられる展示の数々が用意されている。例えば、中世の騎士道物語『アーサー王物語』に登場する伝説の剣の名を冠した「エクスカリバー背筋力測定」は、300kgを超える重さの剣が持ち上がるかどうかを試すことで、アスリートの驚異的な背筋力を実感する、というユニークな展示。バレーボール選手のジャンプ力、ラグビー選手のスクラムパワーを体感そのほか、バレーボール選手のジャンプ到達点(3m55m)にあるボタンを見事押すことが出来れば、冷えたコカ・コーラが出てくる「バレーボール自販機」、ラグビーにおけるスクラムのパワーを巨大分銅で体感する「ラガーマン分銅」、正拳突きの威力だけでLEDロウソクを何本消せるかチャレンジする「カラテ・キャンドル」など、計19種類の“ふつうじゃない”展示が楽しめる。また、会場にはアスリートの巨大バルーンがシンボルモニュメントとして設置されるほか、棒高跳びのバーを使用した出入り口ゲート、タータンなどの競技場素材を使用した装飾など、東京2020大会をイメージした様々な演出が予定されている。開催概要「『ふつうじゃない 2020 展』〜スポーツの価値を再発見する19日間〜」開催期間:2018年8月8日(水)〜8月26日(日)時間:11:00〜19:00※荒天時(雨天・強風の場合)は中止。※8月8日(水)はオープニングイベントのため、12:00頃オープン予定。会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場入場料:無料
2018年07月15日東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)まで800日を切りました。200カ国以上が参加する世界最大規模のスポーツの祭典が東京で開催することは、一生に一度の大切な思い出になることでしょう。東京2020大会に何らかの形で参加して、未来を担うわが子に希望や夢を与えたい! そんな思いを秘めているママたちも多いのではないでしょうか。まずは、開催までのイベントカレンダーをチェックして、参加できるもの、早めに行動できることを知りましょう。<Road to 東京2020大会 おもなイベントカレンダー>●2018年7月22日:マスコットデビュー9月中旬〜12月上旬:大会ボランディア応募期間●2019年春頃〜:一般向けチケット販売開始7月頃:メダルデザイン発表10月頃〜:大会ボランティア共通研修開始11月頃:新国立競技場完成●2020年3月頃〜:聖火リレー開始4月頃〜:東京2020Nipponフェスティバル開催(町や地域で開催する各種イベント)7月24日〜8月9日:東京2020オリンピック開催8月25日〜9月6日:東京2020パラリンピック開催このなかで、東京2020大会に一般から参加できる方法としては、大会ボランティアとして参加するか、チケットを購入して観戦するかの2つ。これについて、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、総務局ボランティア推進部の傳夏樹さんと、マーケティング局チケッティング部の鈴木秀紀さんに、お話をうかがいました。■東京2020大会「ボランティアをやってみようかな」大会までのスケジュール世界中の国や地域から選手や大会関係者、報道関係者そして観客が来日するオリンピック・パラリンピック。大会ボランティアは、大会運営に直接携わり、大会の雰囲気を醸成するメンバーの一員として、成功に導く活躍が期待されます。<大会ボランティア おもな募集要項>募集人数:8万人活動期間:大会期間中及び大会期間前後において10日以上が基本活動時間:1日8時間程度(休憩、待機時間を含む)応募条件:2002年4月1日以前に生まれた人など応募期間:2018年9月中旬〜12月上旬応募方法:公式ウェブサイト<大会ボランティア スケジュール>2019年2月〜:オリエンテーション参加(1回2時間程度)2019年10月〜共通研修参加(1回3、4時間程度)2020年4月〜:役割別・リーダーシップ研修参加2020年6月〜:会場別研修参加<ボランティアの活動分野>案内、競技、移動サポート(運転等)、アテンド、運営サポート、ヘルスケア、テクノロジー、メディア、式典<活動に当たり支給される物品など>・オリジナルデザインのユニフォーム(シャツ、ジャケット、パンツ、キャップ、シューズ、バッグなど)・活動中の飲食・ボランティア活動向けの保険・活動期間中における滞在先から会場までの交通費相当として一定程度※オリエンテーション、研修期間を除く以上が、東京2020大会のボランティアについて発表になっている内容です(2018年6月20日時点)。応募から参加まで2年近くにわたり、東京2020大会に関わっていくこととなりますね。 ■東京2020大会「ボランティア、本当のところは?」大会運営にインタビューボランティアで参加し、運営サイドから東京2020大会を楽しめるのは、自国開催であればこそ。でも、子育て中のママでも、問題なく参加できるものでしょうか? 東京2020大会組織委員会、総務局ボランティア推進部の傳夏樹さんにうかがいました。――スケジュールを見ると、子育て中のママにはハードルが高いでしょうか?傳夏樹さん(以下、傳さん):オリエンテーションはオリンピック・パラリンピックの雰囲気を楽しんでもらい、チームワークを高めていただくのが目的です。2年間かけてひとつのチームになりたいので、あまり難しく考える必要はないです。共通研修も同様、参加スケジュールは時間と曜日を自由に選べるようにしていく予定です。会場は東京以外にも、北海道から福岡まで10都市あるので、東京以外に在住のママさんも参加しやすいようにしていきたいです。以上を基本としていますが、活動期間が10日間というのは、初めての活動なので慣れるまでに時間がかかるということも考えています。過去大会でも10日間以上となっているようですね。また、厚生労働省では「社会貢献活動休暇」と呼ばれるボランティア休暇の導入を企業に推進しています。導入している企業はまだまだ一部ですが、今後増えることを期待しています。――大会期間中の宿泊は自己負担ですか?傳さん:宿泊費は自己負担ですが、パートナー企業にご協力いただき、宿泊先の情報提供をしていければと思っています。ボランティアの希望を出す際、お住いのエリア近くを選んでいただければ、自己負担の軽減になります。――オリジナルデザインのユニフォームは決定していますか?傳さん:パートナー企業のasicsに提供いただく予定です。デザインの発表は過去大会では大会の1年前くらいだったようです。ユニフォーム一式は大会終了後に記念として持ち帰ることもできますよ。アイテムによっては複数枚用意する予定です。――大会ボランティアならではの「参加して良かった」ポイントは?傳さん:過去の大会ボランティア経験者の声を聞くと、一番大きいのは“出会い”だそうです。いろいろな国の人と出会って、友だちになった。また、外国からの要人をサポートする役割(アテンド)についていたスタッフは、その要人たちと親しくなったとも聞きました。仕事を持っているママさんでしたら、アテンド活動などがやりがいもあって楽しいかもしれませんね。お子さんにとっても、ママがこんなに広く、大勢の人がいる会場で活動しているなんてすごい! と心に強く残ると良いなと思います。――活動分野を決める基準を教えてください。傳さん:活動分野は9つあり、そのなかから3つ選択できますが、必ずしも希望通りにはなりませんのでご了承ください。決定基準は、応募者が希望する活動分野と役割、活動したい会場(競技会場は東京都以外に千葉県、埼玉県、神奈川県、北海道、宮城県、福島県、茨城県、静岡県)、オリンピック・パラリンピックのどちらか、または両大会に参加したいか、何日間活動できるかなどを運営側のニーズとマッチングさせていきます。――子どもが参加できることはありますか?傳さん:中高生が参加できるような、例えばサッカーやテニスのボールパーソン、バスケットボールのモップ掛け、または入場待ちの観客向けに楽器演奏などができたらと。小学生以下のお子さんは、会場で観戦していただけたらいいなと思います。開催地・東京都の各学校では、障害者スポーツ大会の観戦、地域の留学生・海外の学校との国際交流などのオリンピック・パラリンピック教育も始まっているようですが、まだまだ検討中です。大会ボランティアは性別、国籍、障がいの有無にかかわらず、さまざまな人を必要としています。迷われたらまず応募してみてください。そこで「やっぱり違うな」「参加は難しいかな」と思った場合は、大会ボランティアの登録を取り消すこともできるので、まずはオリエンテーションの参加をおすすめしています。大会ボランティアは、オリンピック・パラリンピックの運営に直接携われるため、大会の熱気を肌で感じられる体験ができますが、ちょっとハードルが高い…と感じる方には、事前キャンプ地や都市ボランティアもあります。詳細は、各自治体に確認していただくことになりますが、これらに参加してみるという選択肢もあります。 ■東京2020大会「何としても観たい!」観戦チケット購入はどうしたら?東京2020大会に参加するもうひとつの方法といえば、観戦チケットを購入し、観客として開会式や閉会式、競技を楽しむ方法でしょう。今から、チケット争奪戦が予想される東京2020大会。どのように観戦チケットが発売されるのか、マーケティング局チケッティング部の鈴木秀紀さんにうかがいました。――観戦チケットの購入には、事前登録が必要なんですか?鈴木秀紀さん(以下、鈴木さん):はい。まずは、下のQRコードを読み取る、または公式サイトにアクセスしてTOKYO 2020 IDを登録してください。ID登録はすでに始まっていて、このIDがウェブサイトでチケットを購入する時のログインIDになります。販売開始後にID登録して購入いただくことも可能ですが、事前登録をすることでチケット販売や最新グッズ、ボランティア募集、イベント案内など、大会に関わる情報が定期的にメールマガジンで配信されます。そのほか、プレゼントなどの企画も検討中なので、まずは登録してみてください。――事前登録した場合、今後のスケジュールは?鈴木さん:人気のチケットは抽選になります。当選後、チケットの入手方法は、紙チケット(配送)、プリント(自宅のプリンターで印刷)、モバイルチケット(QRコードを表示)のなかから選べます。――小中高生向けの低価格チケットも登場しますか?鈴木さん:現在、チケット戦略に対する有識者会議を行っています。そのなかで、次世代を担う若い人たちにたくさん観戦して欲しいという方向性を打ち出しているので、例えば、親子での観戦、お年寄りや障がいを持たれた方も家族や仲間と一緒に観戦できるような企画チケットを考えていきたいです。そのほか、学校連携の観戦プログラムを100万人規模で検討しています。――観戦席のカテゴリーや値段は?鈴木さん:具体的なことはこれからですが、過去大会では大きいスタジアムだと席のカテゴリーは5種類。小さい会場は1、2種類です。ロンドン大会の陸上競技会場で最も高額な席はおよそ10万円、安いチケットだと3000円弱。パラリンピックはもう少し求めやすい価格でした。東京2020大会は、家族連れでも購入しやすい価格を設けるなどして、もう少しメリハリをつけようと考えています。――実際に、会場で観戦することで、熱狂空間を体感できますね。鈴木さん:大会を作るのはアスリートのパフォーマンスと会場の観客です。また、アスリートのポテンシャルを最大限に引き出すのも観客の力が大きいと思います。子どもたちにはスポーツ観戦だけではなく、会場で世界の人たちと触れ合い、平和であることの素晴らしさ、そして全力でパフォーマンスするアスリートの努力と全力で応援する観客の熱い気持ちを感じて欲しいです。特にパラリンピックに注目していただけたら。ロンドン大会のパラリンピックは満席の会場が多かったようです。チケットの買い求めやすさではなく、国民の障害者スポーツへの意識の高さの表れです。東京2020大会でも共生社会を打ち出して、多様性のなかで一緒に楽しめたら。特に、小さなお子さんにはパラリンピックのアスリートが頑張っているところを見てほしいですね。東京で開催できる素晴らしさ、会場に足を運ぶことによって経験できること。子どもたちの人生の財産になるような大会を目指していきたいです。ぜひ、お子さんを連れて満席の会場で応援しましょう!ボランティアとチケットの事前登録について、さまざまな角度から教えていただきました。東京2020大会はまだ先のこと…なんて思っていたら、あっという間です。これからさまざまな開催イベントが行われるので、最新情報チェックして、オリンピック・パラリンピックを盛り上げて、そして参加しましょう! ・東京2020大会公式ウェブサイト 取材・文/木村秋子
2018年06月28日2020年8月に日本で開催される「東京2020パラリンピック」を、映画を作ることで多くの人々とつながり、盛り上げていこうというプロジェクトが始動した。クラウドファンディングサイト「Makuake」で、小説「サッカーボールの音が聞こえる」の映画化を目指し、1万人の支援を集めたいという。■失明した青年が日の丸を背負い、初のブラインドサッカー日本代表に原作は、ノンフィクション作家・平山譲により執筆され、「小説新潮」にて連載、その後、書籍化された実話を基にした物語。喘息によって大好きなサッカーをプレイすることができなくなり、サッカー観戦が生きがいとなった1人の若者・石井宏幸。サッカー日本代表のドーハの悲劇、そしてジョホールバルの歓喜を現場で見た彼は、同じ頃、緑内障により失明してしまう。目が見えなくなり、自宅で遭難するなど、普通に生活することもままならない真っ暗闇の絶望を襲われた彼が出会ったのは、音のするサッカーボールと、そのボールを使う競技「ブラインドサッカー」だった。ブラインドサッカーと出会ったことで自分の未来を取り戻した彼は、初代ブラインドサッカー日本代表として日の丸と10番の背番号を背負い、世界の競合国と対戦。そしていつしか、ブラインドサッカーの素晴らしさを日本中に伝えることが次の目標となっていく…。■見えないからこそ成立する迫力のプレーに興奮必至「ねぇ、本当に目が見えないの?」。ブラインドサッカーを実際に見た子どもたちは、みんな素直にこう質問するという。その正直な質問が、ブラインドサッカーの魅力を余すことなく表現しているといえるだろう。まるで、本当に見えているかのようにプレーするその姿には、感動さえ覚える。また、ブラインドサッカーは、サッカー好きの視力障碍者が、工夫によって体験するサッカーの真似事ではない。見えないからこそ成立する、ド迫力の格闘球技。その魅力を伝えるために、この映画製作に向けた動きが始まった。音のするサッカーボールに出会い、「もう一つのサッカー」の魅力に引き込まれ、日本で初めての選手権を開催する石井氏の過程を通し、その中で見えてくる圧倒的な“希望”と、人が抱える圧倒的なその“限りない可能性”を、映画で描いていく予定だ。■目標は1万人の支援! 勇気と感動を共有したい今回のクラウドファンディングで目指すのは、1万人の名前をエンドロールクレジットで流し、1万人で勇気と感動を共有すること。コースは3,000円から300,000まで6種類用意されており、リターンは金額により様々。日本障がい者サッカー連盟会長で本作製作委員会・名誉会長でもある元日本代表・北澤豪からのお礼メールから、公認サポーター任命、エンドロールへのクレジット掲載、大会シーンの観客エキストラ参加、オリジナル応援Tシャツの進呈、トップアスリートや著名人参加のセレモニーへの優先招待およびフォトセッションまで、サッカーファンにとってはたまらない多彩なリターンが用意されている。(text:cinemacafe.net)
2018年06月08日日本人選手が大活躍した2018平昌冬季オリンピック大会の記憶も新しいところですが、もう東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)開催まで2年を切りました。そんななか、競技大会の顔ともいうべきマスコットが、全国の小学生による投票で決定しました。当たり前のように存在するオリンピックとパラリンピックのマスコット。知っているようで知らないその歴史から、新顔となる東京2020大会のマスコットにいたるまで、さらに楽しくなるマスコットのあれこれを紹介しましょう。■オリンピックのマスコットが正式に誕生したのは46年前公式マスコットが誕生したのは、1972年開催のミュンヘンオリンピック大会。ドイツ原産の猟犬・ダックスフンドをモチーフにした「バルディ」という名前のマスコットでした。忍耐力と柔軟性、スピード力を備え、見た目のかわいさも加わったマスコットにぴったりのキャラクターでした。ちなみに、1968年グルノーブル冬季大会で「シュス」というスキーヤーのようなマスコットも存在しましたが、これは非公式。ミュンヘン大会以降、マスコットは開催ごとに必ず登場してきました。マスコットがPRの主体となることで、大人だけでなく子どもにも幅広くオリンピックをアピールでき、さらにライセンス商品の販売で大会の収益源になるなど、多大な役割を担っています。人気のマスコットは、オリンピックの枠から飛び出して幅広く活躍することも。例えば、アメリカの国鳥・ハクトウワシをモチーフにした1984年ロサンゼルス大会の「サム」はテレビアニメにもなり、日本でも放送されたほどです。歴代オリンピックのマスコットは、主にデザインコンペや指名デザイナーによって作られました。自国を象徴するモチーフがしっかりわかるものから、個性的なものまでさまざま。ここでは、主な夏季オリンピックのマスコットをご紹介しましたが、みなさんはどれだけ知っていますか?■東京2020大会のマスコットは小学生による投票で決定!それでは、東京2020大会のマスコットはどうやって決まったのでしょうか。実は、コンペでも指名デザイナーでもなく、一般からデザインを公募。応募受付が開始されたのは2017年8月で、応募総数2042件のなかからマスコット審査会で選考が行われました。審査のポイントは以下の通り。・多くの人に愛される。・東京や日本らしさを感じる。・オリジナリティにあふれ、個性的。・拡大・縮小してもデザインイメージの変化が少ない、など。2017年12月に1次・2次審査を通過した最終候補3作品が発表され、小学生による投票がスタート。この初の試みとなる“小学生による投票”は、「子どもに愛されるマスコットを当事者である子どもたちに選んでもらうのがふさわしい」「東京2020大会に直接関わる貴重な体験ができる」という考えからクラス単位で投票が行われ、全国16,769校、約20万学級が参加しました。■東京2020大会のマスコットのこと、くわしく教えて!最終候補3作品のなかから選ばれたのは、「ア」のデザイン。左上のキャラクターが、伝統の市松模様と近未来的な世界から生まれた、温故知新のオリンピックマスコットです。性格は古風で、どんな場所にでも瞬間移動できるのが特技。一方、右下のパラリンピックのマスコットは、桜の触角と超能力をもつクールなキャラクターで、性格は物静か。特技は石や風と話したり、見るだけで物を動かせることだそうです。この2つのキャラクター、性格は正反対だけど、お互いを認め合う大の仲良し。おもてなしの精神で、アスリートを応援するために力を合わせて頑張ってくれるそうです。投票した小学生からは、「ア」のデザインに対し「足が速そう」「ゲームのキャラクターみたいでカッコイイ」「戦隊ものみたいで親しみがある」といった子どもならでは感想や、「近未来的で日本の高い技術を連想させる」など鋭い意見も上がりました。■今後のマスコットの活動をチェック!東京2020大会のこのマスコット、実はまだ名前が決まっていません。ネーミングの決定・発表は6月を予定しており、マスコットが正式にお披露目されるのは7〜8月です。その後は、大会をPRするために開催都市のいたるところに出現する予定。さらに各国の国賓をお出迎えしたり、逆に外国を訪問して開催をアピールすることもあるそうです。オリンピックとパラリンピック開催期間中は開会式・閉会式などのセレモニーに参加したり、観客と一緒になって選手を応援するなど、さまざまな活動が予定されています。オリンピックとパラリンピックを象徴するマスコットは、大会を盛り上げるアンバサダー。マスコットの活躍に注目しながら、東京2020大会が歴史と記憶に残る大会になるように、みんなで応援していきましょう! 取材・文/木村秋子
2018年05月10日開催まで2年を切った東京2020オリンピック・パラリンピック。自国開催だからこそ、親子で関わりたいと思う人は多いはず。そんな願いが叶うのが「東京2020参画プロジェクト」。今回はそのなかのひとつ「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」をご紹介します。■不要になったあなたのスマホが、東京五輪のメダルに!?オリンピック・パラリンピックで、各競技の頂点に立ったアスリートたちに贈られる金、銀、銅の入賞メダル。東京2020オリンピック・パラリンピック(以下、東京2020大会)では、その原材料に使用ずみの携帯電話、スマートフォン、パソコンやデジタルカメラなどの小型家電から抽出したリサイクル金属を使うことが決定しました。すでに、2017年4月より「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」としてスタートしています。東京2020大会で必要なメダルの数、金属の量はどれくらいかわかりますか? 実は、メダルは全部で約5000個! そのために、金10kg、銀1,230kg、銅736kg、合計約2tの金属が必要となります。製造工程で発生する材料ロスを考慮すると、実際に必要となる量は約8tだそう。そこで目を付けたのが、不要となった携帯電話、スマホ、パソコン、デジタルカメラなどに使われている金属でした。2019年春頃まで、全国約2,400のドコモショップでは携帯電話、スマホ、タブレットが、またプロジェクトへ参加している全国1,262の自治体(累計6023カ所/2017年12月時点)では携帯電話、パソコン、ビデオカメラなどを含む小型家電を回収。リサイクル率100%を目指しています。国際オリンピック委員会(IOC)は環境重視を宣言。持続可能な大会、つまり環境に負荷をかけず、自然との共生、さらに社会や経済も含む広い意味での持続可能な取り組みの重要性を強く打ち出しました。2012年のロンドン大会で初めて「近代五輪史上、最も持続可能な大会」というビジョンが掲げられ、2016年のリオ大会では、壊れた鏡や廃棄された“はんだ”から銀を抽出するなどして、入賞メダル全体の30%にリサイクル金属を使用。そして迎える、東京2020大会。国民が参加する形で、メダルに必要な金属量をリサイクルで集めるという試みは、オリンピック・パラリンピック史上初となります。すでに、ドコモでは約240万台の携帯電話などを回収、自治体では1,874tの小型家電を回収しています(2017年12月時点)。 ■私たちのスマホ、どうやってメダルに生まれ変わるの?回収された携帯電話やスマホ、小型家電などは、プロジェクトに参加している小型家電リサイクル法の認定事業者により分別・選別などの処理がされ、精錬事業者により金・銀・銅が抽出。それを原料として、メダルが作られます。例えば、携帯電話には金、銀、銅、パラジウムなどの金属が使われています。ドコモで回収された携帯電話は、基板とプラスチックに分けて解体された後、基板を溶かして金や銀を精製。また、熱分解処理をしたプラスチック部分からは燃料用油を生成し、残った不溶物から銅が精製されるそうです。それらが、リサイクル原料となって、五輪メダルへと生まれ変わります。■2019年夏頃に発表! 東京2020大会の「メダルデザイン」夏季大会のオリンピックメダルの表面には、規定の構図があるのをご存じですか? 勝利の女神・ニケがパナシナイコスタジアムに降り立ち、勝者を祝福する様子があしらわれていますが、既定のない裏面とパラリンピックのメダルは、開催都市が自由にオリジナルのデザインを用いていいことになっています。東京2020大会では、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に込められたみんなの想いをメダルとして形づくるため、立体造形物の制作、発表実績のあるプロのデザイナーやデザイン専攻の学生からデザインを募集しました(2018年1月でエントリーは締め切り)。専門家や有識者からなる「東京2020大会入賞メダルデザイン審査会(仮称)」で審査を行い、メダルデザインは2019年夏頃の発表が予定されています。もし、アスリートの胸に輝くメダルに、自分のスマホが使われたとしたら…。そういった話を子どもたちとしながら使用ずみ携帯電話・スマホを提供してみませんか? 東京2020大会がきっと、観戦するだけでは得られない特別な親子の思い出となるにちがいありません。使用ずみ携帯電話やスマホなどをドコモショップ・自治体に持っていくだけでできる簡単なアクション。早速、引き出しやクローゼットに眠っているものがないか、探してみてはいかがでしょうか。※自治体によって回収品目・回収方法等は異なりますので、あらかじめご確認をお願いいたします。 ・「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について 取材・文/河部紀子
2018年02月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「2020年の東京」です。五輪開催まであと3年。2020年が技術革新の契機に。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催まで、3年を切りました。1964年の東京オリンピック開催時には、東海道新幹線やモノレールが開通したり、首都高速が建設されたりと、戦後の高度経済成長に大きく拍車をかけました。現在も2020年に向けて、渋滞を回避するための都内の道路などインフラの整備や再開発がなされていますし、2020年の春には、山手線の品川と田町の間に新駅が開業します。2027年にはリニア新幹線が開通し、品川駅はますます利用者が増えることになるでしょう。現在、晴海エリアに選手村を建設しており、大会後はマンションとして約5600戸が供給され、約1万2000人規模の街が新たに生まれるといわれています。これにより地価の上昇が期待され、不動産投資にも注目が集まっています。2020年にまつわるニュースとしてはあまり知られていないかもしれませんが、東京都産業労働局では「次世代イノベーション創出プロジェクト2020」という事業を打ち出しています。健康、医療、環境、危機管理などをテーマに、次世代の産業の礎となるようなイノベーションに取り組む都内の中小企業に、技術・製品開発の支援として最大8000万円の助成などをするというもの。2020年あたりから、東京都の人口減少は本格的に進み、2030年には都民の4人に1人が高齢者になるといわれています。それに伴い予想される、大都市東京が抱える都市課題の解決には技術革新しかないと、2年前から取り組みが始まりました。東京五輪の誘致が決まって、「2020年」がイノベーションを加速させる契機にもなったんですね。大地震の経験がない外国人に即座に災害を知らせる技術、生体情報をデータ化する新しい繊維を用いたスポーツウェア、直接触れなくても手のひらをかざすだけでできる本人認証システムなど、さまざまな分野の人たちが、生活に役立つ新しい技術や製品の実現に向け、しのぎを削っています。東京五輪に出場する選手だけでなく、明るい未来を切り拓こうとしているエンジニアたちも応援していきたいですね。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年10月11日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年10月09日アイドルグループ・TOKIOの城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が24日、東京都庁 都民広場で行われた「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアーフェスティバル~みんなのTokyo 2020 3 Years to Go!~」に登場した。オリンピック・パラリンピックのフラッグを東京の市区町村に回していく東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアーセレモニーのスペシャルアンバサダーとして、東京中を回っていた5人。フラッグツアーアンバサダーとして登場した、安藤美姫ら27人のオリンピアン、パラリンピアンとハイタッチすると、国分は「ものすごいエネルギーが右手に」と嬉しそうな様子を見せた。城島は、都庁で披露されたプロジェクションマッピング”Power of Sports”に感じ入った様子。また松岡は「3年ってあっという間ですからね。本当に僕らも年取りましたけど」と苦笑し、「いい年の取り方をしたいですよね」と3年後に想いを馳せる。国分は「今、このテンションだったら、3年後どんなテンションになってるのか。抑え切れているのか」と心配しつつ、「できたら出たいなという気持ちが湧いてくる人もいると思います」と語る。「出たいんですか?」と聞かれた国分は「はい」と頷きながら、「どんな形でもいいんですよね。選手じゃなくてもいいので」と意欲を見せた。山口も「3年、全力で協力していきたいと思います」と力強く語る。長瀬が「僕らにできることは盛り上げることだけなので」と言うと、会場からは歓声が上がり、長瀬は改めて「全力でやらせていただきます」と力強く宣言した。また同イベントには東京都知事 小池百合子をはじめとした主催者も出席。来賓に東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣 丸川珠代らを迎えた。
2017年07月24日マリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテルブランド「エディション」が日本上陸。東京1号店となる「東京エディション虎ノ門」が、2020年10月20日(火)にオープン。なお2021年には「東京エディション銀座」も展開予定だ。マリオット最高級ブランドホテル「エディション」「エディション」は、マリオット・インターナショナルが運営するグループ最高級グレードのホテルブランド。最先端のラグジュアリーライフスタイル型ホテルとして世界が注目している施設だ。特徴的なのは、ホテルが立地する“その土地”の文化や美学が、施設内のデザインやサービス、アメニティなどに反映されていること。“特注のカスタムメイドホテル”とも称されるエディションならではのアイデアで、「東京エディション虎ノ門」も、施設の外に出なくとも“東京のエッセンスと精神”を体験できる特別な空間に仕上げた。「東京エディション虎ノ門」は隈研吾デザイン「東京エディション虎ノ門」を手掛けるのは、日本を代表する建築家・隈研吾。仏寺からインスピレーションを得た共有スペースや、寺院の建造物から着想したロビーなど、和のエッセンスを感じさせる空間を用意した。ホテル内は、日本の翡翠=ジェイドやサファイア、ゴールドなど、希少な宝石を想起させるカラーリングで、高級感あふれる仕上がりとなっている。「東京エディション虎ノ門」には、22室のスイートルームを含む206室の客室を設けた。屋外テラス付きのスペシャリティーレストラン、オールデイダイニング、ロビーラウンジの計3つのダイニングエリアも揃う。さらに、2つのラウンジバー、6室のトリートメントルームを備えたカスタムデザインスパ、最先端のマシンを搭載したジム、4つのミーティングスタジオとプレファンクションエリアからなるイベントスペースも完備している。最寄りの神谷町、六本木一丁目、そして虎ノ門の地下鉄駅から徒歩でアクセスできる、理想的なロケーションも魅力。東京を象徴する「東京タワー」も遮るものなく見ることができ、赤坂離宮や明治神宮など文化的スポットへも簡単に移動可能だ。「東京エディション銀座」も2021年オープンへまた、2021年には、銀座初となる最高級ラグジュアリーライフスタイル型ホテルとして、ハイブランドショップが多く集まる“銀座二丁目交差点”の程近くに「東京エディション銀座」が開業予定。銀座一丁目、銀座、東京の各駅や、複合商業施設、レストラン、皇居などの観光スポットへのアクセスも抜群だ。ホテル外観は、流行の先端と日本の伝統文化が織り成す銀座という街や、そこに様々な都市の機能が重なり合う様子から「織り」をイメージしたデザインが特徴的だ。また、14階建てホテルの屋上には、ルーフトップバーを設置しており、東京・銀座の煌びやかな夜景を一望しながら、極上の宿泊体験ができるに違いない。詳細■東京エディション虎ノ門オープン日:2020年10月20日(火)住所:東京都港区虎ノ門4丁目 1番1号部屋数:206室TEL:03-5422-1600客室料金1泊1室:60,000円+税~※サービス料別。<オープン記念>通常のフレキシブル料金より20%の割引あり。詳細は公式サイトを確認。■東京エディション銀座オープン予定時期:2021年所在地:東京都中央区銀座2-3-13他敷地面積:663.91平方メートル部屋数・階数:約80室、地上14階、地下1階※変更する可能性あり。
2017年07月15日アシックス(ASICS)から、東京2020オリンピック競技大会とパラリンピック競技大会の公式Tシャツが登場。2016年5月26日(木)から、2,020枚限定でアシックスストア各店にて発売される。新大会エンブレム決定を記念して、白地のTシャツの胸部にはエンブレムが。その下には五輪のマーク、肩にはアシックスのロゴがデザインされている。また、アシックスは「東京2020ゴールドパートナー」として、日本代表選手団が着用する公式スポーツウェアやシューズなどの提供を行う。【商品詳細】東京2020オリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ東京2020パラリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ発売日:2016年5月26日(木)価格:各4,500円+税 カラー:ホワイトサイズ:S、M、L、XL素材:ポリエステル100%取り扱い店舗:アシックスストア各店
2016年05月28日●東京2020商戦から羽田空港アクセス線が離脱、蒲蒲線は京急次第か2020年の東京オリンピックに向けて、羽田空港アクセスの関心が高まっている。JR東日本の新線計画、東京モノレール改良、大田区の新空港線(蒲蒲線)、首都高速改良事業などが林立。供給過剰・投資過剰の声もあるなかで、競争が始まるとしたら勝者は誰なのか。○既存ルートも策を講じる羽田空港アクセスが注目される理由は主に2つある。ひとつは訪日外国人の増加と羽田空港発着便増加への「受け入れ体制整備」が必要だから。もうひとつは羽田空港が持つ「集客施設としての魅力」だ。少子高齢化が進むなかで、羽田空港アクセス路線は大規模な投資に見合う稀少な案件。首都圏の玄関とも言うべき羽田空港関連整備の公共性と、交通事業者の利益が合致した格好だ。現在の羽田空港へアクセス手段は、軌道系ルートとして東京モノレールと京急電鉄、道路系ルートとして中近距離路線バスとタクシー、マイカーがある。そこに新規参入を狙う事業体として、JR東日本の「羽田空港アクセス線」がある。間接的なルートとして、大田区が推進する「新空港線(蒲蒲線)」や、国が検討している「都営浅草線新線(都心直結線)」も控えている。既存ルートも無策ではない。東京モノレールには浜松町から北、新橋、東京方面に延伸する構想がある。京急はすでに京急蒲田駅周辺の高架化事業を完成させたうえで、ダイヤ改正で品川方面、横浜方面からの空港アクセス改善を続けている。バス路線やタクシーにとって朗報は首都高速中央環状線の全通だ。大井JCTで首都高速湾岸線と接続されたため、混雑しがちな首都高速都心環状線と首都高速羽田線を迂回できる。ちなみに、首都高速羽田線は海岸部の掛け替え計画が進行中だが、これは純粋な掛け替えで車線は増えないため、輸送力には影響しない。○「羽田空港アクセス線」は間に合わずいきなり期待を裏切る結果になってしまうが、JR東日本「羽田空港アクセス線」は2020年の東京オリンピックには間に合わない。この計画は東海道本線の田町駅付近から分岐して、旧貨物線を活用しつつ、新たな海底トンネルを設置して2020年に羽田空港貨物ターミナル付近で暫定開業。その後、羽田空港ターミナルビル地下へ延伸する構想だった。暫定開業は「羽田空港ターミナルビル付近の調整に時間がかかるため」である。しかし、2015年4月5日にその暫定開業も断念すると報じられている。JR東日本が交通省交通政策審議会で説明したという。理由は予算面で折り合いがつかなかったため。この計画は総工費が約3,000億円で、JR東日本としては国と東京都に1/3ずつ負担してもらう想定だったが、その調整がつかなかったようだ。8月に公表された国土交通省の平成28年度予算概算要求にも記載されていないため、同年度中の着工も難しい。その後、「JR東日本は2024年度に全線開業の意向」と報じられている。○「蒲蒲線」は2020年暫定開業を目指す大田区が推進する「新空港線(蒲蒲線)」計画は2020年の暫定開業を目指している。この計画は大田区役所がある蒲田地区において、JR東日本と東急電鉄池上線・東急多摩川線の蒲田駅と、そこから約800m離れた京急電鉄京急蒲田駅を結び、さらに延伸して京急空港線の大鳥居駅に接続する路線だ。全線を地下鉄とし、京急の規格で建設する。この計画は当初、離れた位置にある蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ地下鉄を作り、大田区の東西方向の鉄道を整備する目的だった。その後、羽田空港の再国際化と発着回数増大の方針を受けて、羽田空港アクセス路線の意味合いを持たせた。東急多摩川線は目黒線と東横線に接続するため、東急多摩川線が新空港線と接続すると、西武鉄道、東武鉄道、東京メトロのネットワークから羽田空港へのアクセスルートになる。蒲田駅では東急多摩川線のホームの一部を地下化し、同じホームで乗り換えができるようにする。これは東急の線路の規格と京急の線路の規格が異なるためだ。将来的にはフリーゲージトレイン方式(車輪の幅を変えることで異なる軌間に対応させた車両)で、東急多摩川線と京急空港線を直通運転する構想である。この計画は東急側が関心を寄せており、同社の投資家向けの説明会で紹介している。しかし、フリーゲージトレインの実用化の目処が立っておらず、京急側にとっては利点が少ないことから進捗がない。京急にとっては、いままで品川で乗り換えて京急を利用していた人が、蒲田経由に奪われる格好になるからだ。建設にあたっては、JR東日本の「羽田空港アクセス線」と同様、大田区が1/3を負担、国と運行事業者が1/3ずつ負担という枠組みとしているが、こちらも国土交通省の平成28年度予算概算要求に記載されていないため、2016年は進捗がなさそうだ。報道によると、大田区は全線開業時期を明確にしていないものの、2020年の東京オリンピック開催までに東急多摩川線側の蒲田駅と南蒲田駅間を暫定開業させたいという。南蒲田駅は京急蒲田駅に近いため、乗り換えが必要とはいえ鉄道による羽田空港アクセスルートになる。しかし、地下駅と地上2階または3階との乗り換えは便利とは言いがたい。この区間だけを京急が運行してくれるかどうかも未知数だ。●都心直結線も間に合わず、東京モノレール延伸は可能性アリか○「都心直結線」は平成28年度予算概算要求に計上京急電鉄は羽田空港に乗り入れる。京成電鉄は成田空港に乗り入れる。両者は東京都営地下鉄浅草線で結ばれ、相互直通運転を実施している。両空港を結ぶ列車も1日に約20本走っており、最速列車の所要時間は約1時間半だ。この所要時間を短縮するため、追い越し設備のない都営浅草線のバイパス路線を作る。これが「都営浅草線新線(都心直結線)」構想だ。同路線上には、東京駅丸の内地区東京駅を設置する。これが実現すると、羽田空港=成田空港間は59分、東京=羽田空港間は18分、東京=成田空港は37分で結ばれることとなる。この案は国土交通省が検討しており、平成28年度予算概算要求に1億2,900万円を計上している。平成27年度予算概算要求の2億3,600万円のほぼ半額だが、要求の内訳が「調査費」から「整備に向けた検討」の費用に変わったためだ。計画が後退したわけではない。この路線の原形は2000年に策定された運輸政策審議会答申第18号だ。「2015年度までに整備着手することが適当」と示されている。当時は都営地下鉄浅草線から東京駅丸の内付近へ支線を建設する案だったが、現在は押上駅(新駅)と東京駅と泉岳寺駅を直接結ぶ案になっている。ただし、東京駅ではつくばエクスプレスの新駅と合わせて開発する案があり、品川駅の再開発で京急の駅が地上に移設されるなど、他のプロジェクトとの調整が必要だ。着工まではしばらくかかり、2020年には間に合いそうもない。○東京モノレール延伸はすぐ始めれば間に合う?東京モノレール延伸計画は、現在の起点の浜松町駅から北へ3kmの東京駅へ延伸する計画だ。途中駅は設けない。2014年8月に国土交通省の交通審議会で東京モノレールが構想を説明したという。直前には親会社のJR東日本が羽田アクセス線構想を発表しており、親子対決という報道もあった。しかし、これは対決どころか協調である。JR東日本自身も2002年にモノレールの新橋延伸構想を発表している。当時、すでにJR東日本の線路敷地にモノレールの橋脚を設置する約束ができていたとみられる。この計画では目標年度が明らかにされていない。国土交通省の平成28年度予算概算要求にも関連する文言はない。しかし、もっとも手間取る用地買収がほぼ不要だから、2020年に間に合わせるとしたらもっとも現実的だ。問題があるとすれば、浜松町駅は貿易センタービル建て替え工事に伴う再開発計画があり、浜松町駅の建て替えも検討されている。再開発全体の計画が定まるまでは、東京モノレール単独では動けない。モノレール駅周辺だけでも早期決着したいところだ。親会社のJR東日本にとっても、羽田アクセス線が2020年に間に合わないというならモノレール、という選択はアリだろう。●首都高の中央環状線全線開通でバスに追い風○高速道路の開通が空港連絡バスを活気づける羽田空港周辺のバス、タクシー、マイカーにとっては朗報が続く。前述の通り、首都高速中央環状線の開通で都心方面のスピードアップと遅延解消が達成された。これに加えて、今後は川崎、横浜方面の開通が続く。まず、2016年度に「首都高速横浜環状北線」が開通する。ルートは首都高速羽田線の延長にあたる横浜線の生麦ジャンクションから新横浜を経由して港北インターチェンジまで。ここで第三京浜道路と接続する。これで神奈川県東部、東京へのベッドタウンとなっている地域からのバス連絡がスピードアップする。さらに、港北インターチェンジから東名高速横浜青葉インターチェンジまでの「首都高速横浜環状北線」が建設中だ。こちらの開通は2021年で、2020年には前倒しできるかどうか、といったところ。開通すれば、首都圏南西部からの羽田空港行きバスのルートが変わり、スピードアップになりそうだ。空港周辺では、内閣府地方創生推進室の羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会が、旧羽田空港跡地と多摩川の対岸にあたる神奈川県川崎市の再開発計画を進めている。両地区を結ぶため、多摩川に片側2車線の橋を架ける予定だ。首都高速湾岸線に平行する国道357号線についても、多摩川をトンネルでくぐり抜けて川崎臨海地区に達する。こちらは2015年度内に工事着手が予定されている。この道路が開通すると、川崎港から大田区城南島、昭和島、平和島の流通拠点や品川区大井の東京貨物ターミナルを結ぶ最短ルートとなる。現在は混雑が激しい産業道路大師橋、首都高羽田線の混雑解消も期待できる。そうなると、羽田空港連絡バスにとってますます渋滞要因が除かれる。○オリンピック輸送はバスによる波動輸送、鉄道は長期視点これらの情報から俯瞰すると、2020年東京オリンピックに関する海外旅行客急増に対しては、軌道系交通は既存のルートの改良に留まり、新規路線開通には期待できない。着々と整備が進む道路を利用するバスに活躍の期待がかかる。東京駅八重洲口バスのりばも改装を終え、2016年春にはJR東日本の新宿駅直上に「新宿高速バスターミナル」が開業予定だ。オリンピック波動輸送の主役はバスになりそうだ。一方、鉄道・モノレールなど軌道系アクセスは、オリンピック需要には間に合わないものの、長期的視点から羽田空港利用客の増加に対応していく。政府が2003年に開始した外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の効果もあって、2003年当時は約520万人だった訪日外国人数は、2014年に約1,340万人に増加した。2015年は10月現在で約1,630万人となっており、増加傾向が続いている。ホテル不足になるわけだ。羽田空港は訪日客の重要拠点であり、国際線発着回数も増やす計画になっている。オリンピックがピークとしても、その後も多くの外国人が日本を訪れるだろう。羽田空港アクセス路線の公共性、ビジネスの魅力は衰えない。もっとも、全ての計画が完成すると、羽田空港アクセス路線は供給過多となるおそれもある。そこからは競争の始まりだ。価格、スピード、快適性、いずれにしても利用者にとってはいい形で還元されるだろう。筆者は、羽田空港の軌道系アクセスについてはサービス面に課題が多いと感じている。成田空港アクセスについては、京成電鉄のスカイライナーやJR東日本の成田エクスプレスなど、座席指定の快適な列車がある。しかし、羽田空港は京急も東京モノレールも通勤仕様だ。海外旅行の始まりと締めくくりのルートとしては寂しい。「近距離だから指定席不要、並んで立って待て」ではバスに負ける。既存ルートも含めて、アッパークラスの設置を望む。その意味でも、JR東日本の羽田アクセス線に期待している。○筆者プロフィール: 杉山淳一鉄道&ゲームライター。PC、ゲーム雑誌の広告営業職を経てフリーライターに転職。マイナビニュースでは鉄道コラム「鉄道トリビア」「読む鉄道、観る鉄道」「列車ダイヤを楽しもう」などを執筆。近著は『A列車で行こう3Dビギナーズパック同梱ガイドブック』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。達人のとっておき日本全国列車旅33選』など。
2015年12月18日5年に1度の「Canon EXPO」が11月4日、東京国際フォーラムで開幕した。4回目となる「Canon EXPO 2015 Tokyo」では、"2020年の東京"をテーマに、映像文化の発展、ビジネス革新の支援など、キヤノンが描く"未来像"が展開された。「2020年の東京は、『人の想いを実現するビジネス』で溢れる街」と題し、オフィスや医療現場、観光地などさまざまな場面で活用されるキヤノンのソリューションが紹介された。○ネットワークカメラで観光支援キヤノンは5月に、ネットワークカメラの世界シェアトップであるアクシスを子会社化するなど、現在ネットワークカメラに注力している。これまでネットワークカメラというと、防犯・監視目的で利用される印象が強いが、同社が描く2020年の東京ではそれ以外の目的でのさまざまな使われ方が考えられている。例えば、同社のネットワークカメラ技術と、富士通のクラウド・Webアプリケーション技術による「観光支援ソリューション」がそうだ。観光地にネットワークカメラを設置することによって、観光客は観光ルートのプランニングやシミュレーション、観光地の混雑状況の把握などができるようになる。このアプリケーションは観光客向けのソリューションとなっているが、観光施設側に対しては、施設内の混雑状況を可視化し、リアルタイムに状況把握することができるソリューションが用意されている。○2020年のオフィス「臨場感あるコラボレーション可能な次世代オフィス」として、海外など離れた場所にいる人と、その場にいるような感覚で状況共有・意思確認が行えるソリューションも展開されていた。このコラボレーションシステムでは、ドキュメントを共有したり、書き込みを行うことも可能となっている。会場では、デザイン企画の打ち合わせをシチュエーションにデモが行われた。キヤノンは、従来の会議システムなどと比べて、よりクリエーティビティの高い課題解決を行っていくことができるものとしている。○カメラ・プロジェクタ・センサーを一体化した「Versatile」カメラ・プロジェクタ・センサーが一体化された「Versatile(仮)」というプロダクトが、さまざまな使用用途で紹介されていた。デスクの上に同プロダクトを設置し、デスク上に投影される画面の該当箇所に診察券やSuicaなどのICカードを置くことで、情報が読み取られるような仕組みとなっている。さらに投影される表示に従って指で選択していくことによって、診察時の問診票の記載や会社の交通費申請時の手入力を省くことが可能となる。カメラも内蔵されているため、例えば病院の受付時などに、服用している薬を置くだけで、撮影してデータ化することが可能となる。領収書の情報を読み取ることも可能なため、オフィスにおける交通費や経費精算の場面でも活用することができる。2020年まであと5年。東京はどのような街になっているのだろうか。
2015年11月05日アサヒビールは11月4日、「『アサヒスーパードライ』東京2020オリンピック・パラリンピック限定記念缶 第1弾」(350ml/税込225円前後、500ml/税込290円前後)を全国で発売する。同商品は、2020年に開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、ムードや一体感を生み出すための数量限定商品。2020年に向けて勢いよくスタートを切っていく躍動感を表現するため、陸上競技のスタートシーンをモチーフにしたデザインを採用した。同時に、「1964年東京オリンピック日本代表公式レプリカジャージ」当たる! キャンペーンを実施。このキャンペーンでは、「アサヒスーパードライ」「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」「アサヒスタイルフリー」「アサヒスタイルフリー【プリン体ゼロ】」「クリアアサヒ」「クリアアサヒ プライムリッチ」「クリアアサヒ糖質0」「アサヒ オフ」「アサヒドライゼロ」の6缶マルチパックかケースカートンについている応募券を郵送すると、抽選で5,000人に「1964年東京オリンピック日本代表公式レプリカジャージ」が当たる。締め切りは、2016年1月29日(当日消印有効)。詳細は、公式サイトで公開している。
2015年09月14日平日は仕事に追われ、休日は友達とランチやショッピング。それも楽しいけれど、何か趣味を見つけてもっと日々を充実させたい! そう思っている女性は案外多いかもしれません。そこでご提案したいのが「和」の習いごと。2020年の東京オリンピックを控えた今、日本ならではの文化に触れておけば、外国の方々とのコミュニケーションがよりスムーズになりそう。ひょっとすると外国のイケメンとも仲良くなれる…かも!?そんな淡い期待を抱きつつ、誰でも手軽に始められる「和」な習いごとを選りすぐってみました。「水引」から「苔玉」まで。こんなにあった「和」な習いごと■水引「水引」はのし袋などにかける和紙製の紐のこと。使い道が限られそうですが、実はアクセサリーや小物も作れるなど、アレンジの幅は無限大! 外国の方へのちょっとした贈り物にぴったりです。■折り紙近年日本発のアートとしても注目されている「折り紙」は、外国の方との会話のきっかけにもってこいです。せっかくなら折鶴だけではなく、もっとさまざまな作品が折れたら楽しさ倍増。子ども向けだけでなく、大人が楽しめる折り紙教室もあるので探してみてください。■苔玉作り海外では今、盆栽がブームなのだとか。とはいえ盆栽はちょっぴりハードルが高い…なら、手軽な「苔玉」はいかがですか? 最近ではインテリアショップなどで見かけることも多くなった苔玉。土に触れて、癒されながら作品づくりを楽しめそうです。■江戸切子「江戸切子」は、文字通り江戸時代からの伝統を持つガラス工芸の技術。それだけに一朝一夕で身につく技術ではありませんが、1日体験教室を開催している工房が多く、気軽に職人の世界に触れることができます。仲良くなった外国の方のおもてなしとして、一緒に1日体験をしてみるのもありかもしれません。今回ご紹介した4つの習いごとは、どれも各工房や取り扱いショップ、カルチャーセンターなどで講座やワークショップが開かれています。気になるレッスン料は1回あたりの講習料+材料費、とわかりやすく設定されている講座がほとんどなので、まずはお試しで体験し、楽しそうなら続けてみるのも手。日本ならではの文化や伝統に触れてあなたの中の「和」のDNAを呼び覚まし、外国の方々とも「和」を育みたいですね。
2015年08月05日JALは「東京2020オフィシャルパートナー」として2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020」)に向けた応援の第1弾として、6月27日より嵐の大野智氏がデザインした特別塗装機「JAL FLY to 2020 特別塗装機」を就航させる。就航に先立ち、6月26日にはお披露目会が実施され、ゲストに嵐のメンバーが駆けつけた。○「日本の空から応援を」ボーイング777-300型機(機体番号:JA751J)に描かれた「JAL FLY to 2020 特別塗装機」は、主に東京(羽田)・大阪(伊丹)と沖縄(那覇)を結ぶ路線で、6月27日から2016年3月まで運航を予定している。JALの植木義晴代表取締役社長は、「この飛行機が日本中を飛びまわることで、日本の空を旅する人、また、空を見上げる人が東京2020の開催を今からワクワクした気持ちで待ち望んでいただけることを願っています。今回の特別塗装機の就航を第一歩としまして、東京2020をみなさまとともに、日本全体で盛り上げることができるよう、日本の空から応援をしてまいります」とコメントした。○「チケットを取ってみんなで乗りたい」植木社長や、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長等来賓からのあいさつに続いて、ゲストの嵐のメンバーが登壇。特別塗装機は大野氏の「JAL FLY to」の後に嵐のメンバーがそろって「2020」とコールし、メディアに公開された。機体を目にした櫻井翔氏からは、「大野さんのデザインの中にわれわれの写真がスッと入っている。本来ならデザインだけでも成立しているところなのに……だから、大野さんありがとうございます」という言葉で会場を沸かせた。また、相葉雅紀氏は「チケットを取ってみんなで乗りたい」とコメントし、できれば自分が描かれた席の近くを指定したい希望を明かした。○希望・羽ばたき・開花・生命に日本の四季や富士山も今回の特別塗装機には、「FLY to 2020」というメッセージをもとに嵐の大野氏がデザインした"未来への希望"が描かれている。ボーイング777-300型機という巨大な"キャンバス"に、東京2020に向けたデザインを描くことに対し、大野氏は「こんな経験2度とない」と感じたそうだ。大野氏自身、「話をいただいた時には『大丈夫かなぁ』というのはありましたけれど、時間をかけてていねいに書かせていただきました」と言うように、構想を練るところも含めて1カ月程度、デザインに費やしたという。デザインに関して大野氏は、「東京オリンピック・パラリンピックに向けての、希望だったり、羽ばたき、開花、生命だったりという言葉から考えて絵をつけていきました。お気に入りは赤ちゃんから子ども、大人になっていく進化や、日本の四季、富士山とかですかね」とコメントしている。なお、大野氏も初めて描いたというてんとう虫も注目ポイントと言えるだろう。このデザインに対し、二宮和也氏が「すごいですよね、やっぱり。リーダーが言葉からインスピレーションを受けて絵が描くというのは初めて聞いた」と言うと、松本潤氏も「普段から絵を描いている姿を見ているので、それが機体に描かれていることにただただすごいなと思います」とリーダー・大野氏のデザインを評価した。7月から放送スタートを予定しているJALの新CMは、嵐の新曲「ユメニカケル」 にのせてこの特別塗装機が出来上がるまでの様子をまとめたドキュメンタリー風になるとのこと。その中では大野氏がデザインしている様子や、この特別塗装機お披露目会の様子も収められる予定となっている。
2015年06月26日NTTとパナソニックは6月17日、2020年に向けて映像エンターテイメント分野や安心・安全分野における業務提携を発表した。今回の提携のきっかけは2020年の東京オリンピック・パラリンピックだ。パナソニックはワールドワイドオリンピックパートナー、NTTは東京2020ゴールドパートナーになっており、両者ともオリンピックに向けた意気込みは強い。パナソニックの津賀一宏 代表取締役社長が「2020年の東京オリンピックに向けてさまざまなソリューションを実現する機会が増えている」と語るなど、技術ロードマップにおけるマイルストーンとして位置づけられている。また、両社の発表では提携の背景について「2020年に向けては、現在官民挙げてのさまざまな取り組みが行われています。今後ますます増加が見込まれる訪日外国人の『おもてなし』を実現するサービスや、障碍者・高齢者が安心して暮らせる社会の実現に向けたサービスの高度化は喫緊の課題となっております。こうした状況の中、NTTとパナソニックの2社は、相互に技術を提供し、新たなサービスの共同開発を通じて、『映像サービスの革新』や『ユーザーエクスペリエンスの進化』により、『来るべき未来』を実現していきます」と説明。NTTの「ブロードバンドソリューション」とパナソニックの「高品質映像ソリューション」を組み合わせて、新たな映像コミュニケーションのスタンダードモデルの提案などを行っていくとした。提携分野は映像エンターテインメント分野と安心・安全分野。前者では高品質なAVデバイス/システムとブロードバンドサービスを活用して、スタジアムで観客が好みの映像を楽しむことのできるサービスや、臨場感あふれる映像を国内外に提供するサービスなどを提案していく。安心・安全分野では、映像モニタリングシステムとサイバーセキュリティ技術などをベースとする。また、必要な情報を必要なときに手に入れることができるサービスを提供する事で、訪日外国人や高齢者など、誰にでもやさしい社会の実現を目指すという。想定される取り組みの具体例としてNTTの鵜浦博夫 代表取締役社長はデジタルサイネージを挙げた。「街中にはさまざまな情報があふれているが、その中でデジタル情報は1割にも満たない。IOCからは30以上の言語に対応してほしいという要請もある。そうした中、デジタルサイネージを活用してさまざまな情報をさまざまな形で正しく伝えていくことが大事となる。情報をデジタル化し、デジタルサイネージをプラットフォームとした上で展開していく。」今後の計画について詳しくは明かされなかったが、パナソニックの津賀社長は「2017年までに提携の成果を形にする」と目標を明かしたほか「未来の社会像を世界へ発信していきたい」と今回の提携への期待を語った。
2015年06月17日東京都は4月17日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「自転車推奨ルート」の整備に取り組みを発表した。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場や主要な観光地の周辺において、自転車がより安全に回遊できるよう、国道、都道、区市道等の自転車が走行しやすい空間を連続させ、ネットワーク化を図る自転車推奨ルートを設定する。この取り組みは、国や区市等とともに整備をすすめるという。これまで東京都は、都道や臨港道路における自転車走行空間の整備を進めてきたが、この取り組みに加えて2020年大会開催までに自転車推奨ルートを整備することにより、自転車が走行しやすい空間を約400km確保し、歩行者、自転車、自動車がともに安全で安心して通行できる道路空間を創出していくという。対象エリアは競技会場や主要な観光地の周辺7地区(皇居周辺地区、新国立競技場周辺地区、臨海部周辺地区、葛西臨海公園周辺地区、浅草・東京スカイツリー周辺地区、大井ふ頭中央海浜公園周辺地区、武蔵野の森周辺地区)で、対象道路は国道、都道、臨港道路、区市道。今回の事業規模は約200kmにあたり、平成27年度~平成31年度に実施する予定となっている。取り組みの主なポイントを4つ定めており、まず、国道・都道・区市道等の区別なく、自転車が走行しやすい空間を連続させ、より安全に回遊することのできる自転車推奨ルートを設定していく。また、外国からの来訪者も含め、誰もが大会の雰囲気や観光地のにぎわいを自転車で楽しめるよう、車道の活用を基本に東京の道路事情や交通事情に応じて普通自転車専用通行帯(自転車レーン)や、自転車ナビマーク・ナビラインによる走行位置の明示などを実施する。そのほか、各区市の自転車ネットワーク計画等の対象路線、自転車シェアリングのステーション位置なども考慮しルートを選定するととこに、東京都が4月に創設した補助制度等により、技術面に加えて財政面を含めた支援を強化し、区市道における整備を促進していくという。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年04月22日