紅葉の名所としても知られる京都を代表する禅寺の一つ「東福寺」(京都市東山区)の寺宝をまるごと公開した特別展が、10月7日から京都国立博物館で開催されている。特別展『東福寺』 チケット情報「東福寺」は鎌倉時代、摂政・関白を務めた朝廷の最高実力者、九条道家が奈良の東大寺と興福寺を合わせたような大寺院を目指して、中国に留学した高僧、円爾(えんに)を迎えて創建された禅宗寺院。同展では国指定の文化財を100件以上も保有する「東福寺」の特大サイズの仏像や書画、彫刻、調度品などが一堂に会し、同寺の歴史と文化を体感できる内容となっている。特に重要文化財に指定されている同寺所属の絵仏師 吉山明兆による「五百羅漢図」は、14年に渡る修理期間を経て今回全幅が初公開され、同展最大の見どころ。「五百羅漢図」は釈迦の弟子500人の羅漢が1幅に10人ずつ描かれた色鮮やかな巨大連作で、僧院での生活の様子など50幅(復元模写を含む)が会期中4期に分けて公開される。ほかにも仏教彫刻や特大サイズの香炉・燭台などの調度品、また明治初期に焼失した巨大本尊の2メートルを超える左手「仏手」も展示され、中世の大建築だった同寺のスケールを体感できる。禅宗美術の中心、東福寺の寺宝を一挙に見られる大規模な展覧会の特別展『東福寺』。この貴重な機会に禅宗美術・文化を体験してみてはいかが。同展は12月3日(日)まで(前期は11月5日まで)開催。当日券はチケットぴあで好評発売中。取材・文・撮影/滝野利喜雄
2023年10月18日「筆の寺」としても名高い東福寺の塔頭「正覚庵」において、秋の特別拝観を2023年11月3日(金)より開催いたします。正覚庵は、正応3年(1290)に東福寺五世住持の山叟慧雲(さんそう・えうん)を開山として、鎌倉時代の武将、奥州・伊達政宗の先祖である伊達政依によって創建された東福寺塔頭寺院です。「筆の寺」として名高く、江戸文化年間に境内へ筆塚が築かれ、毎年11月23日には「筆供養」が行われています。紅葉時期に合わせて特別公開■特別拝観概要毎年「筆供養(11月23日)」の日のみ一般公開され、通常非公開の東福寺塔頭の正覚庵ですが、紅葉時期に合わせて特別公開いたします。受付を終えて足を踏み入れると、書院を囲むようにして鮮やかな緑の木々と生い茂る苔、そして真っ赤な紅葉とのコントラストが美しい庭園が広がります。今年完成したばかりの書院の縁側で人混みの喧騒を忘れて、ゆっくりとご覧いただけます。また、明治・大正期の実業家として知られる白洲次郎の父、文平が、自らの邸宅「白洲屋敷」の一部を寄進した経緯を持つ本堂、茶室、奥書院も特別に公開いたします。■拝観期間・時間・拝観料拝観期間:2023(令和5)年11月3日(金)~11月19日(日)、11月25日(土)~12月3日(日)計26日間拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)拝観箇所:書院・本堂・茶室・奥書院(庭園は室内から鑑賞)拝観料:大人 1,000円、小学生 500円、幼児 無料※団体15名以上 900円、小学生は団体料金なし■寺院概要名称:臨済宗東福寺塔頭正覚庵所在地:〒605-0981京都市東山区本町15-808宗派:臨済宗東福寺派アクセス:市バス「東福寺」下車、徒歩15分京阪「鳥羽街道駅」下車、徒歩7分JR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩15分※自家用車・大型バスの駐車場はございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。※紅葉のシーズン中、東福寺周辺にて自動車の進入が制限される場合もございます。※タクシーは門前までお上がりいただけます。■特別公開の企画・運営に関するお問い合わせ京都コネクト株式会社TEL:075-203-2940(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年10月06日「筆の寺」としても名高い東福寺の塔頭「正覚庵」において、秋の特別拝観を2023年11月3日(金)より開催いたします。(主催:東福寺正覚庵、企画運営:京都コネクト株式会社)正覚庵庭園2正覚庵庭園1正覚庵は、正応3年(1290)に東福寺五世住持の山叟慧雲(さんそう・えうん)を開山として、鎌倉時代の武将、奥州・伊達政宗の先祖である伊達政依によって創建された東福寺塔頭寺院です。「筆の寺」として名高く、江戸文化年間に境内へ筆塚が築かれ、毎年11月23日には「筆供養」が行われています。正覚庵庭園2正覚庵庭園3■特別拝観概要毎年「筆供養(11月23日)」の日のみ一般公開され、通常非公開の東福寺塔頭の正覚庵ですが、紅葉時期に合わせて特別公開いたします。受付を終えて足を踏み入れると、書院を囲むようにして鮮やかな緑の木々と生い茂る苔、そして真っ赤な紅葉とのコントラストが美しい庭園が広がります。今年完成したばかりの書院の縁側で人混みの喧騒を忘れて、ゆっくりとご覧いただけます。また、明治・大正期の実業家として知られる白洲次郎の父、文平が、自らの邸宅「白洲屋敷」の一部を寄進した経緯を持つ本堂、茶室、奥書院も特別に公開いたします。■拝観期間・時間・拝観料拝観期間:2023(令和5)年11月3日(金)~11月19日(日)、11月25日(土)~12月3日(日) 計26日間拝観時間:10:00~16:30 (最終入場 16:00)拝観箇所:書院・本堂・茶室・奥書院 (庭園は室内から鑑賞)拝観料 :大人 1,000円、小学生 500円、幼児 無料※団体15名以上 900円、小学生は団体料金なし正覚庵特別公開特設ページ ■寺院概要名称 :臨済宗東福寺塔頭 正覚庵所在地 :〒605-0981 京都市東山区本町15-808宗派 :臨済宗 東福寺派アクセス:市バス「東福寺」下車、徒歩15分京阪「鳥羽街道駅」下車、徒歩7分JR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩15分※自家用車・大型バスの駐車場はございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。※紅葉のシーズン中、東福寺周辺にて自動車の進入が制限される場合もございます。※タクシーは門前までお上がりいただけます。■特別公開の企画・運営に関するお問い合わせ京都コネクト株式会社TEL:075-203-2940 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月03日畳職人の山田 憲司(屋号:山田一畳店)は、東福寺 光明院にて畳の展覧会を7月30日(日)まで開催しております。畳職人の山田 憲司は、東福寺 光明院の寺紋に合わせて作った、「鶴の畳」などを公開しております。庭園家の重森 三玲氏の庭園を背景に、枯山水に水を飲みに来た鶴をテーマとしており、内部空間と外部空間を繋げる作品となっています。また、「鶴の畳」以外にも、「龍の畳」や、六角形の「無限畳」、「曜変地目」といった作品も鑑賞することができます。公開期間は2023年7月1日から7月30日迄で、1ヶ月間自由に見学することが可能です。(拝観料は別途300円必要)イベントURL: 鶴の畳光明院無限畳■特徴全て同じ色の畳(天然イグサ)を使用するが、畳の織り目を変えることで光の反射で色を変化させている。301枚の畳をパズルのように組合せることによって一つの絵を描いている。光の反射によって色を変化させている為、立つ位置によって色が変化して見える。また時間帯によっても色が変化し、朝は嘴が輝き、夕方になると羽の色が金色に変化する。鶴休飲水図光明院畳東福寺畳■開催概要日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろ会場 : 東福寺 光明院アクセス: 京都市東山区本町15丁目809URL : 入場料 : 無料(お寺の拝観料は300円必要)■山田による作品解説ツアー料金: 1,000円(30分間、予約制)日時: 7月15日(土)14:00~14:307月16日(日)13:00~13:307月22日(土)14:00~14:307月23日(日)11:00~11:307月29日(土)14:00~14:307月30日(日)14:00~14:30予約: ■イベント7月16日(日) 13:30~17:30 彫刻ワークショップ 3,000円(前売り) 定員10名7月17日(祝月)13:30~17:30 彫刻ワークショップ 3,000円(前売り) 定員10名7月23日(日) 12:30~15:30 俳句会 500円 定員15名 初心者歓迎光明院個展マリリンモンロー畳SNSで話題となった、山田 憲司の代表作「龍の畳」と「無限畳」も光明院にて展示しています。鶴の畳光明院展覧会「鶴休飲水図」このプロジェクトは2021年に私、山田 憲司が思いついた案で、壁の無い解放された空間の床にデザインを付加することで、室内空間と室外空間の境界が、曖昧になるのではないかという仮説から作られたプロジェクトです。今回、東福寺 光明院で展示をさせて頂くにあたり、庭園にある枯山水を湧水に見立てて、そこに水を飲みに来た鶴を畳のデザインにしました。鶴は光明院の寺紋でもあります。外部空間の庭園と内部空間の床に、共通のストーリーを作ることで普段では分断されている空間を繋ぎ合わせた作品となっています。アートは本来、壁に絵を掛けたり空間の中に彫刻を置くなどして立体的に鑑賞されてきました。しかし私の作品は「床面」をテーマにすることで、その空間には何も存在しないが、空間そのものが作品になるような空間演出を意識しています。床の素材に畳を用いることで、人が踏んだり乗ったり寝転んだりすることが可能になり、作品の中に入り込めるような体験ができます。是非この機会に新たな鑑賞体験をお楽しみ下さい。「鶴休飲水図」は背後に見える、庭園家・重森 三玲(みれい)の庭園にちなんで301枚の畳で構成されています。畳の表面に使われている素材のイグサは、熊本県八代市の松島氏の農地で育てられたものを、2022年の7月に私自身が刈り取りさせてもらい作品に活用しました。全て同じ色のイグサで作っていますが、イグサの織り目の角度をずらすことで光の反射で色を変化させています。正面から見ると鶴の頭は深緑色に見えますが、反対面からみると鶴の頭は白くなり、逆に背景が深緑色に見えます。一歩一歩、歩くたびにイグサの色が変化していきますので、光が反射した時のイグサのさまざまな色合いをお楽しみ頂けます。色が変化するのは場所を変えた時だけではなく、時間帯や季節によっても変化していきます。写真のように冬の夕時には鶴の羽が金色に輝きます。さらに朝日によって嘴が金箔を貼ったかのように数分だけ光り輝く時もあります。7月の展示の時はどのような色が出るかはわかりませんが、その日その瞬間、その時の気候や天気など、その時にしか味わえない美しさが体験できるはずです。【アート畳をはじめた理由】奈良時代から続く1300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから5年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。<以下、参考資料>やまだ けんじ■代表者の経歴・1983年 畳屋の5代目として生まれる・2006年 建築会社に勤務・2018年 変形畳の研究を開始する・2020年 恵比寿・弘重ギャラリーにて初個展・2023年 銀座シックスにて合同展「ブレイク前夜展」参加■その他(特許・表彰など)・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスター認定される。■会社概要屋号 : 山田一畳店所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1代表者 : 山田 憲司設立 : 1869年事業内容: 畳店URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】山田一畳店Tel:090-3562-5085 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日畳職人の山田 憲司(屋号:山田一畳店)は、東福寺 光明院(所在地:京都市東山区)で2023年7月1日~7月30日に開催するアートイベント「鶴の展覧会」の詳細情報を発表いたします。開催期間中は、東福寺 光明院の寺紋に合わせて作った「鶴の畳」を公開。1ヶ月間自由に見学することが可能です(拝観料は別途300円必要)。また、7月1日15時からダンサー 森崎 真帆と金澤 萌美によるダンスイベントを開催し、鶴をコンセプトにした演技を披露します(見学無料)。鶴の畳森崎 真帆、金澤 萌美畳の嵌め込み東福寺 光明院URL: ■特徴全て同じ色の畳(天然イグサ)を使用するが、畳の織り目を変えることで光の反射で色を変化させている。301枚の畳をパズルのように組合せることによって一つの絵を描いている。光の反射によって色を変化させている為、立つ位置によって色が変化して見える。また時間帯によっても色が変化し、夕方になると羽の色が金色に変化する。鶴休飲水図光明院個展鶴の畳■開催概要日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろダンス : 7月1日15時~(ダンサー:森崎 真帆、金澤 萌美)会場 : 東福寺 光明院アクセス: 京都市東山区本町15丁目809URL : 入場料 : 無料(お寺の志納 300円)SNSで話題となった、山田 憲司の代表作「龍の畳」と「無限畳」も光明院にて展示しています。龍の畳無限畳「鶴休飲水図」このプロジェクトは2021年に私、山田 憲司が思いついた案で、壁の無い解放された空間の床にデザインを付加することで、室内空間と室外空間の境界が、曖昧になるのではないかという仮説から作られたプロジェクトです。今回、東福寺 光明院で展示をさせて頂くにあたり、庭園にある枯山水を湧水に見立てて、そこに水を飲みに来た鶴を畳のデザインにしました。鶴は光明院の寺紋でもあります。外部空間の庭園と内部空間の床に、共通のストーリーを作ることで普段では分断されている空間を繋ぎ合わせた作品となっています。アートは本来、壁に絵を掛けたり空間の中に彫刻を置くなどして立体的に鑑賞されてきました。しかし私の作品は「床面」をテーマにすることで、その空間には何も存在しないが、空間そのものが作品になるような空間演出を意識しています。床の素材に畳を用いることで、人が踏んだり乗ったり寝転んだりすることが可能になり、作品の中に入り込めるような体験ができます。是非この機会に新たな鑑賞体験をお楽しみ下さい。「鶴休飲水図」は背後に見える、庭園家・重森 三玲(みれい)の庭園にちなんで301枚の畳で構成されています。畳の表面に使われている素材のイグサは、熊本県八代市の松島氏の農地で育てられたものを、2022年の7月に私自身が刈り取りさせてもらい作品に活用しました。全て同じ色のイグサで作っていますが、イグサの織り目の角度をずらすことで光の反射で色を変化させています。正面から見ると鶴の頭は深緑色に見えますが、反対面からみると鶴の頭は白くなり、逆に背景が深緑色に見えます。一歩一歩、歩くたびにイグサの色が変化していきますので、光が反射した時のイグサのさまざまな色合いをお楽しみ頂けます。色が変化するのは場所を変えた時だけではなく、時間帯や季節によっても変化していきます。写真のように冬の夕時には鶴の羽が金色に輝きます。さらに朝日によって嘴が金箔を貼ったかのように数分だけ光り輝く時もあります。7月の展示の時はどのような色が出るかはわかりませんが、その日その瞬間、その時の気候や天気など、その時にしか味わえない美しさが体験できるはずです。東福寺個展デザイン畳「アート畳×ダンスパフォーマンス」7月1日のオープニングではダンサー 森崎 真帆と金澤 萌美によるダンスパフォーマンスをおこないます。(プロデューサー:湯川 史樹)「鶴休飲水図」の展示では[外部空間と内部空間の接続]、そして[時によって変化する美]をテーマにして作品を作りました。ダンスパフォーマンスでは、さらにその空間に動きを与えて鑑賞者の視線を、三次元的に操作することを目的として演技を練っています。通常のステージとは違い今回のステージでは、背景が抜けて庭園が見えていたり、床面がメインデザインとなっています。ダンスを楽しんで頂くだけではなく、ダンサーによって作り出された奥行き感や、平面感、空間そのものの変化をお楽しみ下さい。また、作品のモチーフである二羽の鶴は特定の場所から見ると、白色と黒色(緑色)の鶴に見えます。しかし上記で述べた通り、鑑賞者の位置が変わると二羽の鶴の色が同色に見えたり、色が反転して見えたりもします。物自体は変化していないのに鑑賞者の立ち位置、時間(時代)によって作品の見え方は大きく変化していきます。これは争い合う人間にもお互いの正義があるように、その立ち位置によって見え方が変わってくる論理と非常に似ていると言えます。今回のダンスパフォーマンスでは、そのようなストーリーを組み込んで構成していますので、鑑賞者の皆様の視点に立ってストーリーを楽しんで頂けましたら幸いです。【アート畳をはじめた理由】奈良時代から続く1,300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから5年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。<以下、参考資料>Kenzie Yamada■代表者の経歴・1983年 畳屋の5代目として生まれる・2006年 建築会社に勤務・2018年 変形畳の研究を開始する・2020年 恵比寿・弘重ギャラリーにて初個展・2023年 銀座シックスにて合同展「ブレイク前夜展」参加■その他(特許・表彰など)・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスターに認定される。■会社概要屋号 : 山田一畳店所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1代表者 : 山田 憲司設立 : 1869年事業内容: 畳店URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】山田一畳店Tel:090-3562-5085 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月02日上野の東京国立博物館(トーハク)で、特別展「東福寺」が開かれています。紅葉の名所として知られる京都・東福寺は、実は文化財の宝庫。国宝や重要文化財に指定されている作品を数多く所蔵しています。今回、本展で音声ガイドナビゲーターを務める俳優の木村多江さんに、展覧会の見どころなどお聞きしてきました!木村多江さんがナビゲーター!木村多江さん【女子的アートナビ】vol. 288特別展「東福寺」では、京都・東福寺が所蔵する膨大な寺宝のなかからセレクトされた国宝や重要文化財指定のお宝など、約150件をまとめて展示。鮮やかな仏画や巨大な仏像、書画など、日本文化の魅力をたっぷりと味わえます。(会期中、展示替えがあります)東福寺は、鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家(くじょうみちいえ)が発願し、開山として円爾(えんに)を招いて創建された禅宗寺院です。応仁の乱などの戦火を免れた貴重な文化財を数多く所蔵。国宝7件、重要文化財98件、合計で105件もあり、まさに文化財の宝庫といえるお寺です。東福寺初となる大規模展覧会で音声ガイドを務めるのは、木村多江さん。今回、本展の見どころなどをお聞きしてきました。想像を超えた楽しい作品がいっぱい!――展示をご覧になって、いかがでしたか?木村さん禅宗の美術は硬いのかなと思っていたら、想像を超えて楽しいものがいっぱいありました。例えば、《五百羅漢図》のところには四コマ漫画があり、その漫画にタイトルまでついていて、ストーリーもわかりやすく、ポップで楽しくなりました。作品そのものも色彩が豊かで美しく、描かれている羅漢のお顔も近所にいる人のような雰囲気で、身近な感じがします。また、《虎一大字》という書の作品も、虎の絵のような文字のような、あるいはカメレオンにも見えます。禅宗の教えにある「人の心次第」を伝えようとしていたのかもしれないですね。いろいろ自由に解釈ができ、想像が膨らみました。すごく興奮しちゃいます(笑)――木村さんは長年、NHKBSプレミアム「美の壺」でナレーションをされ、日本の文化にも精通されています。日本の美術工芸の楽しみ方を教えていただけますか?木村さん 日本には、すばらしい作家や職人の方々がたくさんいて、世界に誇れる技術があります。今では再現できないような先人たちの技術もあり、そんな方々の技を発見できることが楽しいです。例えば、今回の展覧会で見られる鎌倉時代の《二天王立像》も、あんな大きな仏像を寄木でどうやってつくったのだろうか、とびっくりします。今のようにデジタル技術がない時代、全体像をどのように考えてつくっていくのか、想像するとすごく興奮しちゃいます(笑)。こんなにすごい作品が日本にあるんだよ、と私はみなさんに言いたいです(笑)。昔はどんなふうにつくったのか、どんな人がつくったのか、と想像しながら見ていただきたいですね。――木村さんご自身にとって、美術に触れることで何か影響はありますか?木村さんお芝居は、アウトプットのことが多いので、美術展に行っていろいろ拝見すると、作者の精神や魂に触れられる気がして、それがインプットになり、自分を鼓舞することにもなります。想像力が膨らむような感動を、見ている人に与えることができる美術作品に触れると、私もそうなりたいと目指すものができます。美しいものやびっくりする作品を見ると、刺激になり、活力にもなります。背負い投げされた気分です(笑)――最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。木村さんこの展覧会は、今まで抱いていた禅宗美術のイメージを覆されて、背負い投げされた気分です(笑)。それくらい楽しかったです。圧倒的で、いろいろなことを想像して、思わず見ながらニヤニヤ笑いました。すごく楽しい気分にさせてくれる展覧会です。どの世代でも、楽しいことが好きと思う方は、ぜひ見に来ていただきたいです。インタビューを終えて…穏やかな優しい口調でお話をしてくださった木村さん。日本の美についてお聞きしたとき、作品や作り手について、とても愛おしそうな表情で話されているお姿が印象的でした。木村さんが優しく語りかけてくれる音声ガイドを聴きながら、ぜひ展示を楽しんでみてください。Information会期:~5月7日(日)※休館日は月曜日(ただし、5月1日は開館)会場:東京国立博物館平成館(上野公園)開館時間:9時30分~17時00分(入館は閉館の30分前まで)観覧料:一般 ¥2,100、大学生 ¥1,300、高校生 ¥900、中学生以下無料京都会場:京都国立博物館 2023年10月7日(土)~12月3日(日)
2023年04月16日畳職人の山田 憲司(屋号:山田一畳店)は、アートイベント「スーパーフラットホライゾン」を2023年7月1日~7月30日、京都市東山区・東福寺 光明院にて開催いたします。7月1日は15時から特別イベントとして畳アートの上でダンサー2名によるパフォーマンスをおこないます。イベントURL: 鶴の畳畳ダンス光明院個展畳の嵌め込み全て同じ色の畳ですが、畳の織り目を変えることで光の反射で色を変化させています。立つ位置によって色が変化して見えますが、時間帯によっても色が変化します。岐阜県羽島市で明治2年から畳屋を営業している山田一畳店(5代目:山田 憲司 やまだ けんじ)と申します。私は畳職人としても働いていますが、年々畳の需要は減少している中、日本固有の伝統産業である畳文化を盛り上げていきたいと考え、5年前から畳の形を変えることで、様々な空間(和風×洋風・モダン×クラシック)に対応することができる畳を試作しており、デザイン性の高い畳を作る、畳職人として活動しています。そしてこの度、このようにデザインされた畳を多くの方に見ていただきたいと考え、7月1日から7月30日まで京都市東山区・東福寺 光明院にて、「スーパーフラットホライゾン」と題した、畳アートの個展を開催することとなりました。ぜひ、貴番組・貴紙にて取材の程、宜しくお願いします。■開催概要日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろダンス : 7月1日15時~(ダンサー:森崎 真帆、金澤 萌美)会場 : 東福寺 光明院アクセス: 京都市東山区本町15丁目809URL : 入場料 : 無料(お寺の志納 300円)tatami無限畳SNSで話題となった、山田 憲司の代表作「龍の畳」と「無限畳」も光明院個展にて展示しています。鶴畳鶴の間「鶴休飲水図」庭園の枯山水に水を飲みに来た鶴をデザインしました。床のデザインを変えることで、内部と外部の境界を曖昧にして、外と内が一体となる作品をつくりました。畳の色は全て同じ色ですが、光の反射で色を変化させているので、立っている位置を移動すると畳の色が反転する仕組みになっています。天然の国産イグサを利用しており、時間帯によっては光の反射によって畳が金箔を貼ったように美しく見えます。1.【顧客ターゲット】「全国の20代~70代男女」詳細→アート好きな方や、日本文化に興味がある方。2.【コンセプト】「感動」×「空間」詳細→衰退する日本文化とアートを掛け合わせることによって生まれる希望。世界展開。3.【強み】(WONDER)「畳職人としての技術×デザイン力」詳細→ 畳を自由な形に製作できる技術と、光の反射によるデザイン。今まで畳のデザインは四角形のみとワンパターンしかありませんでしたが、自社独自技術によりどんな形の畳でも作り出すことを可能としました。畳の床を大きなキャンパスに見立ててデザインすることにより、実用とアートが共存する作品になっています。また、イグサの向きを変えることで、光の反射を計算し、同じ素材でも色が変わってみえるトリックアートのような面白い工夫を凝らしました。【畳アートをはじめた理由】奈良時代から続く1300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから5年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。<以下、参考資料>KenzieYamada■代表者の経歴・1983年 畳屋の5代目として生まれる・2006年 建築会社に勤務・2018年 畳屋の跡取りとなる・2018年 変形畳の研究を開始する・2019年 アート畳 発表■その他(特許・表彰など)・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスター認定される。■会社概要屋号 : 山田一畳店所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1代表者 : 山田 憲司設立 : 1869年事業内容: 畳店URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】山田一畳店Tel:090-3562-5085 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月27日京都を代表する禅寺のひとつであり、新緑や紅葉の名所としても知られる東福寺。その寺宝をまとめて紹介する初の機会となる特別展が、上野の東京国立博物館平成館で、3月7日(火)から5月7日(日)まで開催される。鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家の発願により建立された東福寺は、南宋時代の高僧・無準師範(ぶじゅんしばん)に禅を学んだ円爾(えんに)を開山とする。国内随一の巨大な伽藍(がらん)を誇る東福寺の名は、奈良の大寺院である東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとって付けられたもの。以来、多くの弟子を育成するとともに、中国伝来の文物をはじめとして、建造物や彫刻・絵画・書・書籍など、禅宗文化を物語る多くの文化財を守り伝えてきた。その貴重な宝物を紹介する同展のなかでも特に大きな見どころは、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆(みんちょう)による《五百羅漢図》の現存全幅が14年にわたる修理を終え、初公開されることだ。東福寺を拠点として活躍した明兆は、江戸時代までは雪舟とも並び称されるほどの高名な画人だった。同展では、水墨と極彩色が見事に調和した《五百羅漢図》のほか、東福寺の大伽藍にふさわしい巨大な観音図や達磨図など、明兆の各時期を代表する大作を目にすることができる。円爾と、その法を伝える後継者である「聖一派(しょういちは)」にゆかりの文物をはじめとする寺宝の展観は、草創以来の東福寺の歴史を脈々と伝えるとともに、東福寺の僧たちが大陸との交流を通じて花開かせた禅宗文化の全容を幅広く紹介するものでもある。また巨大な伽藍に巨大な仏像が安置されていた東福寺は、創建時には「新大仏寺」とも称されていたとか。その後、度重なる災禍に遭いながらも復興をとげてきた寺は、今も大スケールの仏教彫刻や書画などで荘厳されている。同展では、明治期に焼失した旧本尊から残された長さ2メートルにも及ぶ巨大な左手の遺例や、運慶作かとも目される多聞天立像など、注目作品も多数。東京国立博物館の大空間で展観される特大サイズの優品からは、東福寺の壮大さを実感できるに違いない。<開催情報>特別展『東福寺』会期:2023年3月7日(火)~5月7日(日)※会期中展示替えあり会場:東京国立博物館平成館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(3月27日と5月1日は開館)料金:一般 2,100円、大学1,300円、高校900円公式サイト:
2023年02月22日「筆の寺」としても名高い東福寺の塔頭「正覚庵」は、秋の特別拝観を2022年11月25日(金)より開催いたします。(主催:臨済宗東福寺塔頭 正覚庵、企画運営:京都コネクト株式会社)正覚庵庭園1正覚庵は、正応3年(1290)に東福寺五世住持の山叟慧雲を開山として、鎌倉時代の武将で奥州・伊達政宗の先祖である伊達政依によって創建された東福寺塔頭寺院。「筆の寺」として名高く、江戸時代の文化年間には、境内に筆塚が築かれ、毎年11月23日には「筆供養」が行われています。■特別拝観概要毎年「筆供養(11月23日)」の日にしか一般公開されない通常非公開の東福寺塔頭の正覚庵を、紅葉の季節に特別公開いたします。客殿の前には常緑の木々や苔ともみじのコントラストが美しい庭園が広がり、畳敷きの和室に座ってゆっくりとご覧いただけます。明治・大正期の実業家として知られる白洲次郎の父 文平が、自らの邸宅「白洲屋敷」の一部を寄進したものという本堂や、お茶室も特別に公開いたします。本堂茶室■拝観期間・時間・拝観料拝観期間:2022(令和4)年11月25日(金)~12月11日(日)拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)拝観箇所:書院・本堂・茶室(庭園は室内から観賞)拝観料 :大人 900円、小学生 450円、幼児 無料※団体15名以上 810円、小学生は団体料金なし■寺院概要名称 :臨済宗東福寺塔頭 正覚庵所在地 :〒605-0981 京都市東山区本町15-808宗派 :臨済宗 東福寺派アクセス:市バス「東福寺」下車、徒歩15分京阪「鳥羽街道駅」下車、徒歩7分JR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩15分※自家用車・大型バスの駐車場はございません。※タクシーは門前までお上がりいただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月20日京都の街を古くから見守ってきた禅宗の「東福寺」京都市東山区にある「東福寺」。本尊は釈迦如来で、開基は鎌倉時代前期の公卿・九条道家、臨済宗の僧・円爾(えんに)によって開山されたお寺です。最初は天台・真言・禅の兼学の堂塔を完備したものの、相次ぐ火災で焼失した後、京都五山の第4位の禅寺として中世、近世を通じて栄えました。明治時代にその規模は縮小されましたが、現在も25か寺の塔頭を有する大寺院です。境内にある通天橋と開山堂、そして東福寺本坊庭園は通年拝観できます。峡谷に架かる美しい「通天橋」で日本の四季を感じて東福寺境内の、ちょうど中央に位置する「通天橋」。1380年(天授6年)に谷を渡る労苦から僧を救うために、臨済宗の禅僧・春屋妙葩(しゅんおくみょうは)が架けた橋であるといわれています。本堂と開山堂とを結ぶ橋廊で、渓谷・洗玉澗の水のせせらぎが聴こえ、橋の両側に豊かな自然を感じることができる人気スポットです。鮮やかなもみじが色付く秋の特別公開期間中は、美しい風景をひと目見たい観光客が多く訪れます。必ず訪ねたい・宇宙観を表現した「本坊庭園」の魅力2014年に国指定名勝に登録された、東福寺本坊庭園。広大な方丈を囲む東西南北の位置に4つの庭が配されているため、当初は東福寺方丈八相の庭という名称でした。禅宗の方丈には昔から数多くの名園が残されてきていますが、方丈の四周に庭園を配置させているものは東福寺本坊庭園のみ。作庭家の重森三玲によって、1939年(昭和14年)に作られました。質実剛健な風格を基調として、現代芸術の抽象的構成をも取り入れた、禅宗庭園に仕上がっています。小市松の庭園(北庭)や円柱で作った北斗七星(東庭)など、世界からも注目される庭園です。東福寺はJR奈良線・京阪本線の東福寺駅から徒歩10分ほどのところにあります。1年を通してさまざまな風景が見られますが、特にもみじが織り成す景色は絶景です。静かな美しさを実感しに、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:東福寺住所:京都府京都市東山区本町15−778電話番号:TEL 075-561-0087FAX 075-533-0621
2017年08月02日