野田秀樹が作・演出を手がける「NODA・MAP」の新作『正三角関係』は、ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』の設定を入口にした花火師一家の物語。花火師の長男を松本潤が、物理学者の次男を永山瑛太が、聖職者の三男を長澤まさみが演じる。中でも松本は、昨年の大河ドラマ『どうする家康』で徳川家康役として主演を務め、舞台への出演は13年ぶり。本格的な稽古スタートを前に、松本、長澤、永山、野田の4人に、作品にかける想いを語り合ってもらった。モチーフは『カラマーゾフの兄弟』。松本・永山・長澤が三兄弟に――新作『正三角関係』は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』をモチーフにされているそうですね。野田キャストのことを考えながら読み返していたら、非常にハマるなと思ったんです。まず殺される父親役として、竹中直人さんの顔が浮かんだ。殺され顔というか(笑)。あと松本(潤)とやるなら、バタ臭い役がいいなと以前から思っていて(笑)。で、無神論者でインテリ男の次男は(永山)瑛太。さらに最も心のきれいな人として描かれる三男と、性格的にも真反対な“女”のふた役を、(長澤)まさみちゃんにやってもらおうと。その一家を花火師の話にすることで、いろんなことが融合していくと思ったんです。――松本さんは初、永山さんは『MIWA』(13年)、『逆鱗』(16年)以来3度目、長澤さんは『THE BEE』(21年)以来2度目のNODA・MAPへの参加となります。野田さんが作られる作品の魅力とは?松本ひとつのテーマではなく、いくつかの要素が交錯していくというのが、近年のNODA・MAPの顕著な作り方だと思うんです。ただそれは野田作品の数ある特徴のひとつであって。なんといっても「劇団 夢の遊眠社」時代から続く、身体表現や疾走感のある台詞まわし、そういったものにエネルギーが凝縮されているように感じます。だから観に行く時はその言葉をシャワーのように浴びたいと思いますし、自分もその世界に入りたいと思う。だから今回のお話をいただいた時は、ふたつ返事で「ぜひチャレンジさせてください」とお引き受けしました。永山演じる時も観させてもらう時も、通知表で言う5段階評価のオール5でもいいし、オール1でもいい。そんな気持ちでいられるのが、野田さんの作品だと思います。ものすごく知的な人が深読みしながら観ても楽しめますし、僕みたいに体育だけ5だったみたいな人間でも十分楽しめる。つまり野田さんの作品には、なにか本能に語りかけてくるものがあると思います。長澤観る側としてはいろいろな楽しさがありますよね。人間の躍動感とか、舞台美術で使われる布や紙が、普段とは全然違う見え方をする驚きとか。内容的にはなかなか難解ではありますが、台詞を聞いているだけでも楽しくて。演じる側として参加した『THE BEE』は、野田さんの中でもちょっとタイプの違う作品。だから今回のような大規模な作品に参加出来ることが、改めてとても楽しみだなと思いました。――松本さんはNODA・MAP初参加ですが、おふたりが知り合われたきっかけは?野田もともとは(故十八世中村)勘三郎ですね。松本そうですね。僕が(中村)七之助くんと同級生で、お父さんである勘三郎さんにもかわいがってもらっていたんです。それである日みんなでご飯屋さんに行った時、そこに野田さんもいらっしゃって。野田それと同じころだよね?松本が出ていた、『白夜の女騎士』(06年、野田秀樹作/蜷川幸雄演出)を観に行ったのは。で、『あゝ、荒野』(11年)の時にはさっきの話をしていたと思いますよ。「お前は絶対“バタ臭い”のがいい」って(笑)。松本それはなんとも言えないですけど(笑)、「イメージ出来た」みたいなことを言ってくださったのはよく覚えていますね。――これまでご一緒されてきて、永山さん、長澤さんの役者としての魅力とは?野田やっぱり瑛太がいいのは、正直な言葉として聞こえてくるところですよね。瑛太自身が正直者かどうかはわからないですけど(笑)。僕の数少ない能力として、一度仕事をするとその人の声とかが残る作家で。だから『逆鱗』の時には、当て書きに近いものがあったんじゃないかなと。『THE BEE』のまさみちゃんに関しても、最初の役が凛々しい警官で、次の役がストリッパー。今回のふた役もそれに重ねたわけではないですけど、やっぱり台本を書く時に、自分の中で音とか立ち姿が残っているところがあるんでしょうね。野田のワークショップでも滲み出てしまう、松本の“センター感”――すでにワークショップを実施されたそうですが、その感触や手応えはいかがでしたか?松本瑛太くんは身体表現も発想も、すごく自由だなと思いました。その場を楽しんでいるのがこちらにも伝わってくる感じがして。野田やけくそなんだよね(笑)。永山(笑)。やっぱり一度解放しないと舞台って、特にNODA・MAPさんは出来ないんですよね。松本まさみちゃんはすでにふたつの人格がまったく違っていて、見ていてすごく面白かったです。長澤潤くんはステージ演出などもされているので、表現に対する知識がすごく豊富なイメージがあります。やっぱり頼りがいがありますし、ついて行きたくなるというか。松本いやいや、僕、舞台13年ぶりですよ。もう初めてみたいなものですから(笑)。長澤・永山いやいやいやいや(笑)。長澤瑛太くんは「とにかく楽しいことしようぜ!」っていう、みんなを巻き込むイメージがあります。潤くんもみんなを乗せてくれるところがあるので、このふたりとなら楽しく稽古が進められそうです。永山松潤とは20代前半からドラマで共演したりしていますが、その芯の強さと太さが、僕とは全然違うんですよね。だからどこかで甘えてしまうというか、委ねてしまうところがあって。こないだのワークショップの時も、松潤が動いて発するだけで、ものすごく説得力がある。そこに存在していることの大きさがやっぱり違うっていうか。野田いわゆる“センター感”があるんだよね。松本いや、ないですよ。野田あるんだよ。松本ないですよ(笑)。野田あるんだよ!(笑)永山戦隊もので言ったら、松潤はやっぱり赤レンジャーですよね。僕は青でもない、緑くらいなので(笑)。松本緑もいいよ!永山(笑)。まさみちゃんとも20代前半からいろいろな作品をやらせてもらっていますが、すごく頼れる、同志みたいな存在です。そのワークショップの時も、早回しの動きをするという課題でまさみちゃんに「あれ出来る?」って聞いたら、「出来るじゃないよ。やるんだよ」って。松本なんてカッコいいんだ!長澤……(苦笑)。永山もうなにも言えなくて、結果、ついやり過ぎちゃったんですけど(笑)。野田わかる、わかる、演劇的には「松たか子のひと声」ですね(笑)。永山それ言われたらやるしかない、ですよね。松本それ、稽古場に書いて貼っておこう!一同(笑)。野田ワークショップの時に改めて思いましたけど、この3人だけでなく、やっぱり役者がとてもいいんですよね。松本アンサンブルの方たちのクオリティもものすごく高いですよね。野田高いね。やっぱり長くやってきて、これだけいい役者といいスタッフと仕事が出来て、自分は本当に幸福な人間だなって。それはいつも観に来てくれるお客さんも含めて。松本いい話過ぎて、ちょっと嘘くさいですけど(笑)。野田俺はなに言っても嘘くさいんだよ(笑)。一同(笑)。野田だけどそれは本当のことなんですよね。心では感謝してるんです。取材・文:野上瑠美子撮影:You Ishii<公演情報>NODA・MAP 第27回公演『正三角関係』作・演出:野田秀樹出演:松本潤⻑澤まさみ永山瑛太村岡希美池谷のぶえ小松和重野田秀樹竹中直人秋山遊楽石川詩織兼光ほのか菊沢将憲久保田武人後東ようこ近藤彩香白倉裕二代田正彦八条院蔵人引間文佳間瀬奈都美的場祐太水口早香森田真和吉田朋弘李そじん【東京公演】《6/23(日)チケット一般発売》2024年7月11日(木)~8月25日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【北九州公演】《6/23(日)チケット一般発売》2024年9月5日(木)~9月11日(日)会場:J:COM北九州芸術劇場 大ホール【大阪公演】《9/1(日)チケット一般発売》2024月9月19日(木)~10月10日(日)会場:SkyシアターMBS【ロンドン公演】10月31日(木)~11月2日(土)会場:サドラーズ・ウェルズ劇場『正三角関係』公式サイト・MAP公式Instagram@nodamap_official()チケット情報:()
2024年04月21日池松壮亮と若葉竜也の出演が発表されていた奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』の公開が9月に決定。池松さんが「この世界の光の粒のような二人の才能に出会えました」と称賛する主人公の吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら役のキャストが30秒予告とともに解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台にタクヤとさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松さん)の3人の視点で紡がれる物語。本作の主人公で、すこしばかり吃音をもつホッケーが苦手な少年のタクヤ役に大抜擢されたのは、本作が映画主演デビューとなる越山敬達。ドラマ「天狗の台所」にメインキャストとして初出演し、映画『スイート・マイホーム』『かぞく』に出演、アーティスト・演劇集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」の研究生「EBiDAN NEXT」としても活躍する、フレッシュな才能溢れる14歳。越山敬達スケートは4歳から経験があったが、劇中で披露するアイスホッケーとアイスダンスは初めて挑戦したという越山さん。ホッケーはスケートと靴が違い、アイスダンスも音楽に合わせ多種の滑走を伴うが、持ち前の運動神経で、どちらも習得に必要とされる目安の時間の半分以下の日数で習得したという。そして、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら役には、本作が演技デビューとなり、フランス語、英語も堪能のマルチリンガルでもある12歳の中西希亜良。中西希亜良4歳から現在までフィギュアスケートを習い、シングルのほかに、アイスダンスでは全日本フィギュアスケートノービス選手権大会にも出場経験があるフィギュア上級者。本作出演のきっかけは、キャスト募集を知ったスケートのコーチからの勧めで応募し、100名以上が参加したオーディションを経てヒロインに大抜擢された。また、さくらの母親役として山田真歩、タクヤの友人役として潤浩(ゆんほ)が出演する。今回解禁となった30秒予告は、田舎町のスケートリンクでコーチの荒川が、タクヤとさくらに、ペアでアイスダンスを練習しようと提案するところからはじまる。吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女。3人の雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を映し出し、「ハンバートハンバート」による主題歌「ぼくのお日さま」があたたかく包み込む映像に仕上がっている。キャスト&監督よりコメント吃音をもつホッケーが苦手なタクヤ役/越山敬達(こしやま・けいたつ)タクヤ役を演じさせていただきました、越山敬達です。『ぼくのお日さま』は、僕にとって初の主演映画だったので、クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました。ですが、すごく明るい現場で、キャストの皆さんやスタッフさんも優しい方ばかりだったので、一瞬で馴染めたし、撮影期間もあっという間に過ぎていきました。スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています。僕にとって『ぼくのお日さま』という作品が忘れられないように、皆さんにとってもきっと忘れられない作品になると思います!是非劇場に足を運んでみてください!!荒川に憧れるスケート少女さくら役/中西希亜良(なかにし・きあら)こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです。演技もはじめてで緊張しましたが、奥山監督や池松さん、越山くん、そしてスタッフのみなさんがいつも助けてくれました。でもその分、スケートでは誰よりも頑張ろうと撮影に臨みました。とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。監督・撮影・脚本・編集/奥山大史主役となる二人を探すため、繰り返しオーディションを行い、スケートリンクにも度々足を運びました。その末に越山くんと中西さんに出会えたことは、本作にとって、この上なく幸せな出来事でした。スイッチを入れるべきシーンでは、グッと集中して役に入り込み、自然体でいて欲しいシーンでは、嘘のない無邪気さを見せてくれた越山くん。吹替やCGでは決して表現できない優雅な滑りを魅せ、初挑戦となるお芝居にもまるでスポーツのように粘り強く取り組んでくれた中西さん。この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月10日歌手の田原俊彦(63)が28日、都内で行われた『超十代-ULTRA TEENS FES-2024 TOKYO』に登場した。ステージでは、「抱きしめてTONIGHT」をパフォーマンスした。その後、取材に登場。田原は「超六十代です。こんなに歓声の少ないステージは初めて」と10代に囲まれたステージを振り返って苦笑い。フォトセッションでは「ぎっくり腰」と明かしたが、それを感じさせないパフォーマンスだった。10代は44年前。「(10代は)デビューして超忙しい時期だった。演じ手の僕が1番若かったけど僕が長老」と笑う。「こんなに元気な超六十代もいるんだ、とお届けできたかな。ティーンエイジャーに希望を持っていただければ。50代、60代も怖くないと」と笑顔を見せた。取材では、元通訳の水原一平氏をめぐる違法賭博疑惑について会見した米MLB・ドジャースの大谷翔平選手についての話題が。しかし、エンターテイナーの田原らしく「松本くん?第1回の口頭弁論が4分で終わったらしいね」と、この日に第1回口頭弁論が行われたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志による訴訟の話題にすり替えて笑わせた。その後に「大谷さん、ね。耳に水って感じ。世界一のスーパープレイヤーですから。会見の一部しか俺は見てないですけど、本名は全くわからない状況だった感じですよね。本当にモチベーション下がらず、結果出して、大谷翔平っていうのを、また知らしめてほしいなと。皆さんそう期待してるんじゃないでしょうか。やってくれると思います」と期待した。自身が持ち逃げされたエピソードはないのか、という質問も。田原は「持ち逃げね。僕も、あまり経理のこととか把握してないんで。僕も投げっぱなしなところがある。やっぱり信頼してる人に裏切られたり、嘘つかれたりするっていうのは本当につらいことだと思う。自分も少なからず気を付けようかなと思います」と大谷の心中を察していた。同イベントは、今年で9年目。十代のやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェスとなっている。
2024年03月28日歌手の田原俊彦(63)が28日、都内で行われた『超十代-ULTRA TEENS FES-2024 TOKYO』に登場した。ステージでは、「抱きしめてTONIGHT」をパフォーマンス。その後の取材で、田原は「超六十代です。こんなに歓声の少ないステージは初めて」と10代に囲まれたステージを振り返って苦笑い。フォトセッションでは「ぎっくり腰」と明かしたが、それを感じさせないパフォーマンスだった。自身の10代は44年前になる。「(10代は)デビューして超忙しい時期だった。演じ手の僕が1番若かったけど僕が長老」と笑う。「こんなに元気な超六十代もいるんだ、とお届けできたかな。ティーンエイジャーに希望を持っていただければ。50代、60代も怖くないと」と笑顔を見せた。自身のこれまでを振り返ると「僕も10代、20代、30代、40代、ずっと駆け抜けてきた。僕らの時代ってのは本当に超多忙で。今だったらきっと労働基準法に引っかかる仕事のさせられ方をしてたんで」と苦笑い。それだけに今の10代に向け「10代っていうのは何やっても1番楽しいし、逆に許されるし。皆さん夢と目標に向けて頑張ってるんでしょうけど、それに1歩ずつ近づいて、手にして、明るい未来を築いてほしい」と呼びかけた。同イベントは、今年で9年目。十代のやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェスとなっている。
2024年03月28日歌手の田原俊彦(63)が28日、都内で行われた『超十代-ULTRA TEENS FES-2024 TOKYO』に登場した。ステージでは、「抱きしめてTONIGHT」をパフォーマンス。その後の取材では、田原は「超六十代です。こんなに歓声の少ないステージは初めて」と10代に囲まれたステージを振り返って苦笑い。フォトセッションでは「ぎっくり腰」と明かしたが、それを感じさせないパフォーマンスだった。ぎっくり腰の状況については「もう2週間ぐらい経つんで、だいぶ良くなったんですけど。靴下はくのもしんどいし、ベッドから起きるのに2分ぐらいかかったりとか、大変だったんですけど、8割ぐらい戻ったんで。ちゃんとストレッチして、今日やってきました」とする。足上げももちろん披露。しかし「僕からすると、あまり上がってなかった。90点ぐらいかな」と、完璧なパフォーマンスができなかったことを悔やんでいた。自身の10代は44年前。「(10代は)デビューして超忙しい時期だった。演じ手の僕が1番若かったけど僕が長老」と笑う。「こんなに元気な超六十代もいるんだ、とお届けできたかな。ティーンエイジャーに希望を持っていただければ。50代、60代も怖くないと」と笑顔を見せた。また、普段はなかなか10代と触れ合う機会はないそう。「キャバクラは行かないですし。銀座に行っても10代の方っていないし。20歳、21歳の方はいるけど、隣に座ると『お名前は?』と言われちゃう(笑)。きょうは、それ以上に強烈。終わってから、おうちでお父さん、お母さんに田原俊彦を確認して、やっと認知してもらえるんじゃないのかな」と自虐していた。同イベントは、今年で9年目。十代のやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェスとなっている。
2024年03月28日2月23日深夜放送の『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)での司会を務める田原総一朗(89)の姿勢に、視聴者から批判が相次いでいる。「ド~する?!“政治とカネ”改革の行方」と題された今回のテーマに対し、10名のパネリストたちが自民党の裏金問題について討論。番組後半で「NPOあなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏(25)が、政治家に対し「何もやってくれないだろう」という諦めの気持ちを抱いている若者が多いと提言。これを受けて、日本共産党の山添拓参議院議員(39)が、「若い世代が暮らしに絶望するというのは。やっぱり国民1人1人の若い世代も含めた要求や希望を見ない政治を自民党がやってきたからだと思うんですよ」と持論を述べはじめる。そして、その一端が今度の裏金問題であらわになったとし、「企業団体献金にたかるようにしてですね、献金を求めてその企業が求める政治をやってきたと。国民そっちのけですよ」と政権を批判。これに早稲田大学教授の中林美恵子氏(63)が「企業や団体にも発言、発言の自由、精神の自由はある」と指摘すると、山添議員は「発言の自由はもちろんありますよ」とし、「それが国民の声を無視していいということにはならないはずなんですよ」と続ける。その上で、「ところが、法人税を下げてほしいという企業の要求、消費税を上げろという要求、原発を動かせという要求、みんな企業側の要求に答えてきたわけなんです」と議論を展開する。この山添議員の意見に、田原は「もしも企業の要求に答えてきたんなら、自分の経済は成長していいんだけど成長してないじゃない」と主張。山添議員はさらに説明しようと「だからですよ、企業の側の要求にばかり目を……」と話しはじめたものの、田原は「違うって。企業の要求に応じるならば経済は成長するはずなんだよ」と遮るようにカットイン。この田原の一方的な意見に対し、山添議員は「その成長というのが、大企業が儲かればいいという成長理論になってるからだと思いますよ。だから株価が上がっても暮らしは良くならないわけですよ」と丁寧に説明する。しかし、そんな山添議員に対して田原はこう言い放ったのだ。「共産党は企業が敵だと思ってる」これに対し、山添議員はすかさず「そんなことないですよ。ちゃんと聞いてないでしょう」とすかさず反論し、「私たちは企業に社会的責任を果たせと言ってるんです」と説明。続けて「それ間違いだから訂正していただきたい」と要求したものの、田原は「共産党は企業が敵だからいいんだよ」と持論を繰り返していた。山添議員が再三否定しているにも関わらず、話を聞かず、“暴論”を繰り返した田原。討論を進行する立場でありながら、こうした姿勢を見せたことに、視聴者からMCとしての資質を問う声が殺到した。《え、この番組あまり見た事なかったけど田原さんてこんな感じなん??共産党は〜 って1人の発言として聞いてくれないの?》《いくらなんでも司会者がここまで偏向的な発言をして、そのまま番組を進行していいわけがない。しかも言っている内容が事実でないのなら訂正すべきなのにしない。さんざ言われているが、この番組の賞味期限はもはや尽きたと言えるのではないか。続けるなら司会者を変えるべきだ》《田原総一朗って、少なくともここ10数年、ものすごい偏向の見解しか言わず、人の話を聞こうともしないから議論にならない。討論番組なので、討論できない人は番組から外した方がいい》
2024年02月26日女優の市川実日子と松たか子が出演する、日産自動車・日産デイズの新WEBムービー「日産の軽NEWデイズで、おでか軽!」編が、8日から公開される。新WEBムービーでは、過去に共演経験があり、ともに「日産の軽」のCMにも出演している松と市川の共演が実現。「おでかけが楽しくなる軽」をテーマに、2人のドライブに密着。久しぶりの再会から、ドライブを楽しむリアルな車内トークや、おでかけ先で全力でアクティビティを楽しむ姿までを収めている。今回の撮影で久しぶりの再会となった市川と松。撮影の合間も終始笑い合っている様子で、久々感を感じさせない仲の良さを見せていた。松が「日産サクラ」に乗って待ち合わせ場所に登場するシーンの撮影では、ピタリと撮影位置に車を停める松に、市川とスタッフから思わず「すごい!」と拍手が沸き起こる場面も見られた。また、海のシーンでは市川が駐車に挑戦。最初は緊張気味の市川だったが、ばっちりと駐車を成功させ、ほっとした表情を浮かべていた。その後のタフティングの撮影も、まるでプライベートのような2人のはしゃぎっぷりに、現場も終始穏やかな雰囲気のまま撮影を終えた。○■松たか子&市川実日子 インタビュー――撮影を終えて、WEB ムービーの感想と見どころを教えてください。市川:海のシーンとかね、キレイかもしれないですね。松:本当に一瞬の光だったし。あと初体験もできたじゃないですか。タフティングとか。皆さまにお世話になりながら、撮影ができましたよね。楽しかったです。――走行シーンはいかがでしたか?市川:(松さんを)お乗せして運転するというのはやっぱり緊張しましたが、でも途中からちょっと楽しくもなりました。あと、プロパイロット機能があるので、それを押すとやっぱり心にゆとりが出来て、お話もしやすくなったかなと思います。――初めて挑戦したタフティングはどうでしたか?市川:すごく楽しかったです。(松さんは)手芸が好きだから。松:(市川さんも)手芸が好きだから(笑) 無心になるのがいいよね、針仕事って。市川:なんか(自分を)俯瞰できるというか、気持ちが整理される。松:(タフティングは)すぐやり直せるから、違う色とかもやりやすくてすごく人気なのが分かりました。市川:(自分たちの作った作品を見ながら)かわいい。――日産デイズの推しポイントを教えてください。市川:デイズは、本当に中に入ると広く感じられて、あととても運転がしやすいです。先進技術が満載なので、思わずいろんなところに出かけたくなると思います。松:ぜひ今度はご一緒に!市川:え、サクラ? ぜひ! 乗ってみたい!――お2人が今年おでかけしてみたいところはありますか?松:「庭園」市川:「タフティングで徳島県」松:この間友達と美術館でお茶をしたんですよ。(そこに)庭園があって、庭を歩きながら「最近どうなのよ」みたいなおしゃべりをして、それが結構楽しくて、私はこういうところが好きなんだなと思って(笑) でもあんまり今まで、行ってなかったなと思ったので、そういうお庭を散策するのがやっぱり好きだなと思って、ちょっと2月寒いので、もう少し様子を見ながら、いろんなところを散歩したいです。市川:確かに季節によってね、同じお庭でも。松:景色が変わるから。ちょっとそれを楽しみにします。市川:私はタフティングの職人さんが徳島にいらっしゃるんですって。それで、継ぐ人が少なくなってきているのでこちらの方が継がれて、習って、教えるようになったらすごく人気になったということなので、(タフティングが)盛んだという徳島県に行ってみたいと思いました。――今年、挑戦してみたいことやはじめてみたい趣味などをお聞かせください。松:「写真」市川:「お茶摘み」松:カメラは(前から)好きだったんですけど、最近はやっぱりスマホでばかり撮っていて、(久々に)カメラを使いたいなと去年あたりから思って。まだ取り掛かれてないのですが、持っているカメラがあるので、もう一回それをせっかく持ってるんだから(使いたい)と思っているところです。市川:私は、「お茶摘み」に行ってみたいです。台湾でも嬉しい。松:台湾いいね~。台湾のお茶美味しいよね。――最後に、WEB ムービーをご覧になる視聴者の皆様にメッセージをお願いします。松:実日子ちゃんの車に乗せてもらって、市川:日産デイズで運転して、二人でドライブ行って。松:お天気も良くて、本当に楽しかった!市川:楽しかったから、多分見てくださる方も「楽しそうだな、お出かけしたくなったな」という気持ちになってくださるんじゃないかと思います。デイズ、松:お楽しみください!【編集部MEMO】松たか子は、1977年6月10日生まれ。東京都出身。93 年歌舞伎座『人情噺文七元結』で初舞台。以後、数々の舞台・映画・テレビドラマに出演。映画『来る』、『マスカレード・ホテル』、『アナと雪の女王』シリーズ、『ラストレター』、『峠 最後のサムライ』、『土を喰らう十二ヶ月』、ドラマ『カルテット』(TBS)、『ノーサイド・ゲーム』(TBS)、『スイッチ』(テレビ朝日)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ)などに出演。【編集部MEMO】市川実日子は、1978年6月13日生まれ。東京都出身。10代からモデルとして活躍し、映画『タイムレスメロディ』(00)で長編映画デビュー。『blue』(03)でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したほか、『シン・ゴジラ』(16)では、毎日映画コンクール女優助演賞、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、『よこがお』(19)、『初恋~お父さん、チビがいなくなりました~』で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞を受賞した。
2024年02月08日野田秀樹の新作舞台、NODA・MAP『兎、波を走る』が2月9日(金) 12時より有料配信されることが決定した。本作は、野田秀樹による2年ぶりの書き下ろし新作舞台で、東京を皮切りに大阪・博多を含む全69ステージを上演。8万人もの観客を動員した話題作だ。出演は、『フェイクスピア』(2021) でNODA・MAP初参加にして、その年度の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋一生、そしてNODA・MAPには実に7度目の参加にして2年連続の出演となった松たか子、さらにNODA・MAP初参加の多部未華子に加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら、実力派が勢揃いした。今回の配信では、自分の好みのタイミングでスイッチングして映像を切り替えることのできる「マルチアングル配信」を実施。通常編集の〈本編映像〉に加えて、高橋一生演じる《脱兎》にフォーカスした〈Aカメラ〉、そして松たか子演じる行方不明の娘を探す《アリスの母》と多部未華子演じる《アリス》にフォーカスした〈Bカメラ〉の3つのアングルで楽しむことができる。NODA・MAP「兎、波を走る」マルチアングル配信よりさらに特典映像として、高橋×松×多部×野田による未公開トークを含めたスペシャルインタビューも配信。野田が作品に込めた想いや、俳優たちの稽古場や本番での印象的なエピソードなど、作品をより深く多角的に楽しめるコンテンツとなっている。<配信情報>NODA・MAP『兎、波を走る』マルチアングル配信作・演出:野田秀樹【出演】高橋一生松たか子多部未華子秋山菜津子大倉孝二大鶴佐助山崎一野田秀樹秋山遊楽石川詩織織田圭祐貝ヶ石奈美上村聡白倉裕二代田正彦竹本智香子谷村実紀間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子森田真和柳生拓哉李そじん六川裕史【配信期間】2月9日(金) 12:00~3月11日(月) 23:59まで配信プラットフォーム:Blinky(ブリンキー)■収録日・場所東京公演 2023年7月8日(土) 東京芸術劇場プレイハウス■チケット販売期間3月11日(月) 18:00まで()
2024年01月30日高橋一生、松たか子、多部未華子らが出演した舞台「兎、波を走る」のマルチアングル配信が決定した。昨年の夏、野田秀樹2年ぶりの書き下ろし新作舞台として、全69ステージを上演し、8万人もの観客を魅了した「兎、波を走る」。前売り券は完売し、連日、当日券を求め、多くの観客が劇場に列を成した話題作だ。「フェイクスピア」でNODA・MAP初参加にして、その年度の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋さん、NODA・MAP7度目の参加にして本作で2年連続の出演となった松さん、NODA・MAP初参加の多部さんに加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら実力派が勢ぞろいした本作。配信では、自分の好みのタイミングでスイッチングして映像を切り替えることのできる「マルチアングル配信」を実施。通常編集の本編映像に加え、高橋さん演じる《脱兎》にフォーカスしたAカメラ、松さん演じる行方不明の娘を探す《アリスの母》と多部さん演じる《アリス》にフォーカスしたBカメラという、3つのアングルで楽しむことができる。また特典映像として、高橋さん×松さん×多部さん×野田さんによる未公開トークを含めたスペシャルインタビューも見られる。なおチケットは、3月11日(月)18:00まで販売中だ。舞台「兎、波を走る」は2月9日(金)12時~3月11日(月)23時59分Blinkyにて配信。※収録日・場所/2023年7月8日(土)東京芸術劇場プレイハウス(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』より、劇中歌「誰もがスター!」が流れるミュージカルシーンに出演するキャラクターの配役が発表された。12月15日(金) に公開された本作は、ディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』(2018)を上回るスタートを記録し、12月25日正午現在で興行収入12億2100万円、動員数86万人を突破。どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実をたったひとり知ってしまった新ディズニー・ヒロイン“アーシャ”の活躍が描かれる。劇中歌「誰もがスター!」は、「誰もが輝いている“スター”であり、みんなの心は繋がっていてひとりじゃない」という、ディズニーらしい勇気づけられる前向きなメッセージが込められた1曲。王様が人々の願いを支配しているという秘密をたったひとり知ってしまったアーシャに独りではないということを伝え、みんなの輝く願いを王様から取り戻すため、立ち向かう勇気を与えることになる重要なシーンのひとつであり、誰よりも優しい心を持ったアーシャがみんなのために王に立ち向かい、やがて諦めない強さを持つヒロインへと変貌していくきっかけとなる。相棒の子ヤギのバレンティノを演じる山寺宏一をはじめ、木のパパ役の石丸幹二、母ウサギ役の上戸彩、ウズラのパパ役の尾上松也、子ジカ役の菅野美穂、ヤマアラシ役の松たか子、ウサギの兄弟1役の森川智之など、今までのディズ二ーアニメーション作品で主要キャストを演じた面々が参加している。『ウィッシュ』本編映像「誰もがスター!」■『ウィッシュ』「誰もがスター!」参加キャスト&配役(※シーン登場順)原田泰造:キノコ濱田めぐみ:リス松たか子:ヤマアラシMARU:木のママ本城雄太郎:ティーンの木Zinee:木の子供吉岡悠歩:フクロウ吉川愛:シマリス丸山壮史:クマ(ジョン)森川智之:ウサギの兄弟1鈴木福:ウサギの兄弟2諸星すみれ:ウサギの姉妹武内駿輔:カメ中川翔子:ネズミ1/ネズミ2小鳩くるみ:キノコアンサンブル鈴木より子:キノコアンサンブル土居裕子:キノコアンサンブルすずきまゆみ:キノコアンサンブル平川めぐみ:キノコアンサンブル伊東えり:キノコアンサンブル小此木麻里:キノコアンサンブル鈴木ほのか:キノコアンサンブル麻生かほ里:キノコアンサンブル菊地ゆうみ:キノコアンサンブル橋爪紋佳:キノコアンサンブル菅野美穂:子ジカ林勇:シカ石丸幹二:木のパパ斎藤瑠希:アライグマのママ1平野綾:アライグマのママ2ゆめっち:アライグマのママ3尾上松也:ウズラのパパ屋比久知奈:ウズラのママ三ツ矢雄二:フクロウアンサンブル小泉孝太郎:フクロウアンサンブル高橋茂雄:フクロウアンサンブル上戸彩:母ウサギ<作品情報>映画『ウィッシュ』公開中公式サイト: Disney. All Rights Reserved.
2023年12月26日ディズニー100周年に『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈る映画『ウィッシュ』にて、ディズニー歴代声優をはじめ豪華キャストが歌い踊りだす動物たちを熱演する、心躍るミュージカルシーンとその声優陣が解禁された。すべての“願い”は魔法を操る王様に支配されている、という衝撃の真実を知ってしまった新ディズニー・ヒロイン“アーシャ”。願いの力を信じ続けた彼女が起こした奇跡とはーー?「みんなの願いを取り戻したい」というアーシャの願いに応え、空から舞い降りてきた願い星“スター”。スターの体から発する魔法の星屑が降りかかると、森の動物や植物たちがアーシャに向かって歌いかけるという、思わずリズムにのりたくなるワクワクのミュージカルシーン到着。解禁された映像は、スターの魔法にかかって話せるようになったウサギを筆頭に亀や色鮮やかなキノコたちがアーシャに歌いかけるシーンから始まる。ディズニーが伝統として描き続けてきた“歌う動物たち”を描いたこのシーンは、白雪姫やオーロラ姫が森の動物たちと歌う往年のシーンにインスピレーションを受けながらも最新のCG技術を駆使しており、水の上を泳ぐ亀や夜の森を駆け抜ける動物たちの側にたたずむスターが放つきらめきは観る人の心を掴むように美しく描かれている。また、この「誰もがスター!」という楽曲には「だれもが輝いている“スター”であり、みんなの心は繋がっていてひとりじゃない」という、ディズニーらしい勇気づけられる前向きなメッセージが込められている。王様が人々の願いを支配しているという秘密を知ってしまったアーシャにひとりではないことを伝え、みんなの輝く願いを王様から取り戻すため、立ち向かう勇気を与えることになる重要なシーンの1つ。誰よりも優しい心を持ったアーシャがみんなのために王に立ち向かい、やがて諦めない強さを持つヒロインへと変貌していくきっかけとなっている。さらに「誰もがスター!」のシーンに参加した、豪華なキャスト陣の出演が明らかに。参加しているのは、すでに発表されている相棒の子ヤギのバレンティノを演じる山寺宏一をはじめ、いままでのディズ二-・アニメーション作品で主要キャストを演じた豪華俳優陣などが次々と登場、コミカルに語り、力強く歌い上げる。誰がどの役を演じているのかを見つけるのも日本版の楽しみとなりそうだ。『ウィッシュ』「誰もがスター!」参加キャスト※五十音順麻生かほ里石丸幹二伊東えり上戸彩小此木麻里尾上松也菅野美穂菊地ゆうみ小泉孝太郎小鳩くるみ斎藤瑠希Zinee鈴木より子鈴木 福鈴木ほのかすずき まゆみ高橋茂雄武内駿輔土居裕子中川翔子橋爪紋佳濱田 めぐみ林 勇原田泰造平川めぐみ平野綾本城雄太郎松たか子MARU丸山 壮史三ツ矢雄二森川 智之諸星 すみれ屋比久知奈ゆめっち吉岡 悠歩吉川 愛『ウィッシュ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.
2023年12月15日10月20日深夜に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で、司会を務めるジャーナリストの田原総一朗氏(89)が暴言を吐き物議を醸している。問題視されているのは、パネリストとして出演した国民民主党・玉木雄一郎代表(54)が発言していた最中のこと。玉木氏は日本では大学の研究開発費が大幅に減らされていると指摘し、「こんなことではこの国から新しい技術やイノベーションが出てこない」と批判。様々な予算が年金や医療、介護に回されているとも言及し、「これをそもそも変えないと、同じことをまた20年、30年繰り返して日本からイノベーションもノーベル賞も全く出てこなくなる」と主張した。すると田原氏が「いやぁ……まぁ……」と玉木代表を遮り、やや声を荒げて「そういう難しいことはともかく……」と咎めた。だが、構わずに玉木代表が「もう一つ言います。一番大事なのは……」と続けると、今度は「うるさい!黙れ!」と声を張り上げて怒鳴りつけたのだった。その後も話を続ける玉木代表に、もう一度「黙れ!」と怒鳴った田原氏。日本共産党の山添拓参院議員(38)からは、「そういう言い方はダメですよ」と諌められていた。田原氏の暴言にX(旧ツイッター)では、《こりゃ酷いわ、司会にあるまじき態度》《人の話聞かない人を司会にするのは無理やろ》と批判の声が続出する事態に。いっぽう田原氏も、自らの司会者としてあるまじき態度を気にしていたようだ。Xでとあるユーザーから《討論の場で、相手が話しているのを遮って「うるさい!黙れ!」と暴言を吐くことは、司会者として、また討論という論理的なやりとりをする場において相応しい対応だったのか、ぜひご本人の見解をご教示いただきたいです》との声が寄せられると、22日午後に更新したXでこう謝罪していた。《ご視聴ありがとうございます。おっしゃる通りです。話しをじっくり聴かなくてはいけないです。心から反省してます。ご指摘感謝致します》23日午前にも別のユーザーから寄せられた《毎月見てます 反省されたのなら同じ間違いをされぬ様宜しくお願い致します》との意見に、《ありがとうございます。鳥越俊太郎さんから、ジャーナリストは人の話しを聴けないといけないから補聴器入れた方がいいよ、と言われた事を改めて思い出しました。話しを聴いてこそですね》と綴っていた。■過去にも「反省」を繰り返し、視聴者も「これで何回目?」「何を今さら」と辟易自らの言動を素直に省みた田原氏だが、これまでも覚束ない話し方や出演者に対する激昂はしばしば波紋を呼んでいた。またその度に視聴者から苦言を呈され、「反省」を繰り返してきたのだ。例えば’21年8月には、『朝まで生テレビ!』を視聴したユーザーから《田原総一朗の暴走に期待という感じになってきたなあ~》との声が。田原氏は年齢的な不安も感じていたようで、《高齢になり元々の性格に拍車がかかってしまうので、話をよく聞く、というジャーナリストとして基本中の基本を大切にしなくてはとあらためて反省しております》と返信。翌月の同年9月にも《人が発言している内容をよく聞きなさい。貴方が邪魔するから議論が進まない》と寄せられた声に、《とても反省してます。よく心に留めなければ、と思ってます》とお詫びのコメントを返していた。しかし「反省」を繰り返すも直らない態度に、ネット上では視聴者の辟易とする声も……。《これで何回目?》《何を今さら。もう何十年も前から人の話は聞かず言葉尻を掴む流れを遮る司会ばかり。もう色々と限界なのだろう》《関口宏と同じ。いつまでも現役に拘って晩節を汚すようなことはしない方が良い。 散り際を知るのも才能のひとつ》《人の意見を聞こうとしない司会者なんて辞めるべき。関口宏も辞めるし、田原も後進に道を譲るべき時期だ》20日には、田原と同世代の関口宏(80)が来年3月いっぱいで報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)の司会者を勇退すると発表されたばかり。来年で90歳を迎える田原氏に勇退を決断する日はやってくるだろうか、それともーー。
2023年10月24日愛知県田原市は、マム・バラ・ガーベラなど「日本一の花の生産地」から産地直送で届くサービス“田原の花の定期便”を8月から販売、10月から発送を開始いたしました。愛知県田原市は花きの農業出荷額が全国1位です。マム・バラ・ガーベラなど「日本一の花の生産地」から産地直送で届く“田原の花の定期便”や、タハナの楽しみ方や価格、アレンジや発送を行うタハナ認定事業者を紹介します。「花のある生活」に憧れているけど何度も挫折している…そんな方にも自信を持っておすすめできます!あなたも手軽に季節を感じながら日常を彩る花の定期便を始めてみませんか?タハナ1○タハナってどんなサービス?特徴や魅力美しいだけでなく、花持ちが良く種類も豊富!花のプロから見ても品質の良い田原の花が「タハナ認定事業者」によってアレンジされ、月に1回届きます。2,000円未満で1ヶ月お試しというコースもあるので、まずはどんなものか気軽に試すことができます。お花の種類や色合いは旬のお花に合わせて毎月変わります。注文や決済はインターネットで完結、アレンジされているので届いたら飾るだけ。手軽に季節を感じながら、花のある日常を楽しめます。ご自宅用にはもちろん、配送指定できるので遠くに住む家族や友人へのプレゼントにも最適です!1. 不在でも安心!新鮮なお花を守りながらお届け田原で育った新鮮な花を使ってアレンジし、花専用の箱に入れて水分を保ったまま発送されます。在宅の場合は手渡しで、不在の場合はポストに配達されます(大きなサイズは不在通知が入ります)。2. 購入までの流れ(1)お好きな「タハナ」を選んでお申し込み。事業者ごとに締め切り日や発送日、内容、値段が異なるのでご注意ください。(2)タハナ認定事業者が田原市で生産された花をアレンジして月1で発送(3)宅配便にて自宅のポストまたはお手元にお届け(4)箱から取り出した花を花瓶に入れる、もしくはそのまま飾るだけ!タハナ23. お花の種類が増えてパワーアップ!第3弾タハナ チラシ表タハナ チラシ裏 4. タハナ認定事業者の一覧・タハナ「道の駅あかばねロコステーション」締め切り日: 毎月20日発送日 : 翌月15日までに発送料金 : A. 1カ月(1,780円/月) 1,780円B. 3カ月(1,780円/月) 5,340円C. 6カ月(1,780円/月) 10,680円D. 8カ月(1,780円/月) 14,240円E. 鉢花(3カ月)(2,860円/月) 8,580円F. 鉢花(6カ月)(2,860円/月) 17,160円G. 鉢花(12カ月)(2,860円/月) 34,320円お申込み : ・タハナ「クオーレ」締め切り日: 毎月5日(Dは発送日3週間前)発送日 : 翌月10日前後発送(Dは指定日)料金 : A. 1カ月(1,780円/月) 1,780円B. 3カ月(1,780円/月)割引有 5,200円C. 6カ月(1,780円/月)割引有 10,100円D. 記念日(3,000円/月) 3,000円お申込み : ・タハナ「アグリトリオ」締め切り日: 毎月15日発送日 : 翌月20日~25日発送料金 : A. 3カ月(1,780円/月)割引有 5,073円B. 5カ月(1,780円/月)割引有 8,010円C. 6カ月(1,780円/月)割引有 9,612円お申込み : ・タハナ「バラ生花」締め切り日: 毎週金曜日発送日 : 翌月曜日料金 : A. 3カ月(1,780円/月) 5,340円B. 3カ月(3,300円/月) 9,900円C. 6カ月(3,300円/月) 19,800円D. 3カ月(1,500円/月) 4,500円お申込み : ・お花屋さんの「タハナ」締め切り日: 毎月15日発送日 : 翌月15日までに発送料金 : A. 3カ月(1,780円/月) 5,340円B. お花屋さんのタハナBOX3カ月(3,300円/月) 9,900円C. お花屋さんのタハナBOX1カ月(3,300円/月) 3,300円お申込み : ・【New】Hana.花の「タハナ」締め切り日: 毎月末発送日 : 翌月の15日までに発送料金 : A. 3カ月(1,780円/月) 5,340円B. 6カ月(1,780円/月) 10,680円お申込み : ・【New】ゲッコウの虹色「タハナ」締め切り日: 毎月末発送日 : 翌月20日~25日頃料金 : A. 3カ月(1,780円/月) 5,340円B. シーズンアレンジ3カ月(3,300円/月) 9,900円C. 虹色アレンジ1カ月(3,300円/月) 3,300円お申込み : 〇タハナだからできる!大満足な「花のある生活」を試してみませんか?「花のある生活」に憧れてはいても、自分でアレンジするのは難しかったり、花の定期便を頼んでみたけど鮮度が悪かったり、思ったより量が少なくてガッカリした…という方もいるのではないでしょうか。タハナは花の一大産地だからこそできる、高品質な花をふんだんに使ったアレンジメントが魅力のひとつ。自宅に届く手軽さも嬉しいですね。これから花の定期便をやってみようという方はもちろん、他のサービスを使ったことのある方も、ぜひ一度「タハナ~田原の花の定期便~」をお試しください!【タハナ~田原の花の定期便~ホームページ】 タハナ3 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月19日尾上松也、中川翔子、松たか子、山寺宏一、生田絵梨花らがディズニーへの想いを語る特別映像が、ディズニー創立100周年記念日となる本日10月16日(月) に公開された。1923年にウォルト・ディズニーと彼の兄によって設立された、アニメーション・スタジオ『ディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ』がウォルト・ディズニー・カンパニーの始まりであり、世界初のフルカラー長編アニメーションとなる『白雪姫』を誕生させてから、今まで61作品にもおよぶ長編アニメーション映画を世に送り出してきた。公開された映像では、これまで多くの人々に夢と希望を与え続けてきたディズニー・アニメーションで日本版声優を務めた歴代の声優たちが、100周年を記念して「あなたにとって、ディズニーとは?」という質問のもとそれぞれの想いを語っている。『モアナと伝説の海』のマウイ役声優の尾上は「人生でなくてはならないもの」、ディズニー長編アニメーション第50作目となった『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル役声優の中川は「未来を輝かせてくれるもの」、2019年に公開された『アナと雪の女王』では日本の興行収入255億円を記録した『アナと雪の女王』シリーズのエルサ役声優の松は「ヒントをくれるもの」、そしてディズニーの人気キャラクターのドナルドやスティッチ、そして『アラジン』のジーニーの声優などを担当する山寺は「どれもやっぱりワクワクするんじゃないかと思いますね」とそれぞれの想いをコメント。また、これまでのディズニー100年の歴史のバトンを受け取るように、最新作にしてディズニー100年の歴史の集大成でもあるアニメーション映画『ウィッシュ』で新ディズニー・ヒロイン・アーシャ役声優を務める生田が「夢を与え続けてくれるもの」と語り、ディズニーがこれまで歩んできた100年、そしてこれから紡がれていく100年への期待を感じさせてくれる内容となっている。さらに、東京スカイツリーではディズニーとピクサーのキャラクターをテーマにした特別ライティング6種に、『ウィッシュ』をテーマにしたものが本日初公開。全7種のライティングが1日限定(17時45分~24時)で実施されるほか、11月18日(土) までSEIKO HOUSE GINZA時計塔では、ディズニー創立100周の一環として文字盤がミッキーマウスデザインに模様替え中。この期間中、時計塔は日没から22時まで、「Moments of Magic at the Clock Tower」のテーマカラーのパープルの光でライトアップし、100周年を盛り上げる。なおディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』は、12月15日(金) に公開される。ディズニー100周年記念 特別映像<作品情報>映画『ウィッシュ』12月15日(金) 公開公式サイト: Disney. All Rights Reserved.
2023年10月16日12月23日(土) 大阪・淀屋橋 朝日生命ホールにて、七代目笑福亭松喬独演会『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』が開催される。今年で芸歴40周年を迎えた今回は、2部制に渡り上方落語の大ネタ『住吉駕籠』『三十石船』、松喬自身が大好きといっている演目で落語作家・小佐田定雄氏の盗人ネタ『月に群雲』、そして新作落語『碁盗人』の計4席を2部に分けて披露する。ゲストは長年、松喬がラジオ番組で共演し親交の深い神戸新開地・喜楽館支配人兼ABCテレビアナウンサーの伊藤史隆を1部・2部ともに迎え、芸歴40周年を振り返るゲスト対談コーナーを開催。また、七代目松喬の門弟が集合する大喜利コーナーも予定している。<本人 コメント>~四十周年独演会ごあいさつ~ 笑福亭松喬師匠の門を叩いて40年、師匠と別れて10年。気が付けば私の方が年上になりました。でも何も変わりません。師匠に教えて頂いた落語の道を真っ直ぐに進むだけです。この日、大好きな盗人ネタ『月に群雲』(小佐田定雄・作)を演じます。最高の出来にして、弟子たちへの形見分けにする事に決めました。「令和の時代、門外不出は古過ぎる」と批判もありましょうが、それだけ私の思いが詰まったネタだと門弟に、そしてお客様に伝えたいと思っています。皆様のご来場、心待ちに致しております。<公演情報>『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』ビジュアル12月23日(土) 大阪・朝日生命ホール【一部】10:30 開場 / 11:00 開演(13:30終演予定) ■番組笑福亭喬路『手水廻し』笑福亭松喬『碁盗人(新作)』ゲスト対談:笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『住吉駕籠』【二部】15:00 開場 / 15:30 開演(18:00終演予定)■番組笑福亭喬龍『金明竹』笑福亭松喬『月に群雲』ゲスト対談 笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『三十石船』笑福亭喬若笑福亭喬明はやしや香穂(三味線)【チケット料金】前売:3,000円当日:3,500円※全席指定席※未就学児入場不可■一般発売:10月21日(土)チケットはこちら:笑福亭松喬 Facebook:松竹芸能HP:
2023年10月11日女優の松たか子が24日、東京・新宿ピカデリーで行われた「ディズニー100 フィルム・フェスティバル」開幕直前イベントに、声優の山寺宏一、ミッキーマウス&ミニーマウスと共に登壇し、記念すべき100周年を祝う式典への参加を喜んでいた。「ディズニー100 フィルム・フェスティバル」はディズニー創立100周年を記念して全国100カ所の映画館で行われる特別上映イベント。ディズニーが製作した長編アニメーション61作品のなかから時代を超えて愛され続ける『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『シンデレラ』、『モアナと伝説の海』、『リトル・マーメイド』、『ズートピア』、『塔の上のラプンツェル』、『ファンタジア』の8作品が上映される。開幕上映となる『アナと雪の女王』でエルサの声と主題歌「レット・イット・ゴー」を担当した松。日本での累計興収は254億7000万円という空前の大ヒットを遂げたが、「ディズニー作品への参加は、修行で山に籠もるみたいな感覚でした」と独特の表現で当時の覚悟を語る。さらに松は「レコーディングしているときも、ガラス越しに音響監督やエンジニアの方がこちらを見ているのですが、まったく振り向けない」と大きなプレッシャーがあったことを明かすと「エルサの映像とマイクに向かって必死にやるだけ。山籠もりみたいな覚悟で挑んでいました」と語り「記念すべき100周年という式典に参加できて幸せです」と笑顔を見せていた。『アナと雪の女王』で松はアメリカのアカデミー賞に出席し、世界9カ国のエルサを演じたキャストと共に「レット・イット・ゴー」を熱唱した。松は「皆さん明るくて前向きな考えをする方たちで、とても楽しかった」と当時を振り返ると「でも私は出番が終わったらすぐに帰らなくてはいけなくて、『なんでたか子は帰るの?』と皆さんに言われたことを思い出します」と懐かしそうに語っていた。一方、ドナルドダックやジーニー、スティッチなど数々のディズニーキャラクターを演じてきた山寺は「基本青系のキャラクターを担当させていただきました」と挨拶すると、会場に訪れたミッキー&ミニーに大歓声が上がったことに「やっぱりミッキー&ミニーは大スターですね。ドナルドとしてはちょっと嫉妬してしまいます」と発言して会場を笑わせる。数え上げればきりがないほど多くのキャラクターを演じてきた山寺だが「ディズニー作品に出演できることはとても光栄ですが、反面圧倒的なクオリティなので、プレッシャーもすごい」と特別な作品であることを明かすと、これからの100年に向けて「エンターテインメントは国境を越えると思っています。ディズニー作品は平和の象徴になってほしい」と未来への希望を述べていた。イベントにはウォルト・ディズニー・ジャパン バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー目黒敦氏も参加した。
2023年09月24日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が11日より、アニメ『おそ松さん』との初コラボオーディションイベント『大人気アニメキャラクターコラボ おそ松さん〜イチナナにあの6つ子がやってきた!〜』を開催している。同イベントは、 「17LIVE」で活動中もしくは活動予定であれば、誰でも参加が可能。イベント期間中には、主人公の6つ子たちを用いたオリジナルコラボアニメーションギフト(有料)が登場する。そして、当該イベントの参加条件を満たして配信を行い、見事一定の基準をクリアした参加ライバーには、6つ子それぞれをモチーフにしたキーホルダーやアクリルスタンディ、6周年記念グッズであるサーモタンブラーやクリアファイルなどの『おそ松さん』オフィシャルグッズがプライズとして贈呈される。
2023年09月11日高橋一生、松たか子、多部未華子らが豪華共演、野田秀樹率いるNODA・MAPによる2年ぶりの書き下ろし最新作「兎、波を走る」が今冬にWOWOWで放送、オンデマンドでも配信されることが決定した。舞台は“潰れかかった遊園地”。迷子になった娘を探す母親の妄想が、遊園地でリハーサル中の“不思議の国のアリス”の“劇中劇”(ショー)と交錯していく。そこにある“世界的な稀代の劇作家”の末裔たちも絡んで、物語は展開。母は“兎”と出会い、娘の行方を求めて“兎”を追いかけるが…。出演は、「フェイクスピア」(2021年)でNODA・MAP初参加にし、その年の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋一生。そして昨年の『「Q」: A Night At The Kabuki』のワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子。今回NODA・MAP初参加となった多部未華子は2010年の舞台「農業少女」(作:野田秀樹/演出:松尾スズキ)で初舞台を踏んだ経歴を持つ。さらに秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら実力が勢揃い。変幻自在の野田演出を縦横無尽の演技で彩り、華麗な肉体表現でも魅せる18名のアンサンブルキャストにも注目。今回も野田さんが仕掛ける演出に、舞台装置や映像にアイディアが溢れる。WOWOWでは高橋さん、松さん、多部さん、野田さんによるスペシャルインタビューも。野田さんが作品に込めた思いや、俳優たちの稽古場での印象的なエピソードなど、作品をより深く多角的に楽しめるものとなっている。NODA・MAP「兎、波を走る」は今冬、WOWOWにて放送・配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日舞台『おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』の記者会見が7日に都内で行われ、中西智也(おそ松)、大野紘幸(カラ松)、杉咲真広(チョロ松)、 三井淳平(一松)、中村碧十(十四松)、本間一稀(トド松)、草地稜之(F6おそ松)、中本大賀(F6カラ松)、松井健太(F6チョロ松)、磯野亨(F6一松)、木村優良(F6十四松)、松本勇輝(F6トド松)、おそ松(着ぐるみ)、高崎翔太(脚本)、井澤勇貴(振付)が登場した。同作は、20歳を過ぎてもニート生活を続ける6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」を舞台化した『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』の新シーズン。新キャストを迎えた舞台となる。会見には、1stシーズンでおそ松役を務め今回は脚本を担当する高崎、F6おそ松役で今回は振付を担当する井澤も登場。草地が先輩に「同じF6のおそ松役として無茶振りというか、お願いいいですか? F6としてキュンとするような一言を井澤さんからいただけたらうれしいです」とねだると、井澤は「わかりました、じゃあやりますね。ちょっと乳首触ってもらっていいかな?」と雲行きが怪しくなる。「せーの」と息を合わせ、高崎が井澤の乳首を人差し指で上下にエアーで触ると、井澤はリズムに合わせて「ジャース、ジャース、ジャスジャスジャスジャスジャスティス」と囁き、MCも「今のめちゃめちゃおもろいな!」と絶賛。井澤は「これが『おそ松さん』です」と胸を張った。高崎が「カラ松、やってあげてよ」と言うと、中本は「同じグループ(円神)でやってますけど初めて乳首触ります」と戸惑いながらも真似し、草地が「ジャース、ジャース、ジャジャジャじゃジャスジャスジャジャジャじゃジャスジャスジャスティス」と長めに披露。周囲は拍手し、「声がいいな」と感心する。一方で、最後の挨拶で草地は「今からキュンとするような一言を、F6のおそ松としてやらせてもらっていいですか? 『え? 俺の行きたい場所? そんなの君の隣だよ』」と胸キュンセリフもやり遂げていた。
2023年08月07日舞台『おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』が上演されることが7日、明らかになった。同作は、20歳を過ぎてもニート生活を続ける6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」を舞台化した『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』の新シーズン。新キャストを迎えた舞台となる。おそ松役に中西智也、カラ松役に大野紘幸、チョロ松役に杉咲真広、一松役に三井淳平、十四松役に中村碧十、トド松役に本間一稀の6名が決定。そして6つ子のイケメンver.であるF6役として、F6おそ松役に草地稜之、F6カラ松役に中本大賀、F6チョロ松役に松井健太、F6一松役に磯野亨、F6十四松役に木村優良、F6トド松役に松本勇輝と今をときめくフレッシュな面々が集結した。今回メインビジュアルに加え、新キャスト12名のソロビジュアル、特報PVも解禁。“6つ子ver.”と“F6ver.”の2種類があるメインビジュアルは、舞台第1弾である「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」のメインビジュアルのオマージュとなっている。舞台第1弾~第3弾でおそ松役を務めた高崎翔太が脚本、F6おそ松役を務めた井澤勇貴がダンスの振り付けで参加することが決定。また舞台第1弾である舞台『おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』がYouTubeで期間限定無料公開される。(8月7日18:00〜17日18:00)公演は東京・シアター1010にて11月23日~27日、兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて11月30日~12月3日。○おそ松役・中西智也 コメント皆さん初めまして! おそ松を演じさせていただきます。中西智也です。僕が2.5次元を知った初めての作品がこの舞台おそ松さんで、そして僕がこの世界を目指すきっかけとなった作品です。そんな作品に出演することができて本当に嬉しいし、とても光栄です!皆さんにお会いできる日を6つ子のみんなと心からお待ちにしています!!○カラ松役・大野紘幸 コメントオーディションからこの役に賭けていたので、カラ松役に決まったときは本当に嬉しかったです!キャスト、スタッフの皆さんと共に、観に来てくださるお客様に素敵な作品を届けられように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!○チョロ松役・杉咲真広 コメントアニメもたくさん見ていたので、役に決まったときは「チョロ松を演じさせてもらえるのか」とすごくうれしい気持ちでした。自分は長男なのですが、チョロ松とは「ムッツリしているところ」や「真面目なところ」などの共通点があるので、演じるのが非常に楽しみです!○一松役・三井淳平 コメント皆さまはじめまして。この度、一松役を務めさせていただきます。舞台化の話を聞いた時、この作品に何としても関わりたいと強く感じました。僕自身、役者としての新たなチャレンジです。全力でゆるく、本気でふざけるエンターテイメントを作っていきたいです。○十四松役・中村碧十 コメントアニメ、舞台、映画とおそ松さんの一ファンとして見ていた自分が、その中でも大好きな十四松くんを演じることになるなんて、信じられない気持ちと嬉しさで胸がいっぱいです。舞台上でどれだけ十四松として存在できるか、どれだけ暴れ回れるか楽しみです!よろしくお願いし〜〜マッスルマッスル!ハッスルハッスルゥゥーー!!!○トド松役・本間一稀 コメント皆さん、初めましてこの度トド松役を演じさせて頂きます。本間一稀です。決まった時はまさか自分が!?と驚きました。実際に衣装を着た時凄くワクワクしたのと同時にプレッシャーも感じましたが、末っ子としてお兄ちゃん達に頼りながらトッティの魅力を余すところなく伝えれたらなと思ってます!○F6おそ松役・草地稜之 コメントこの度F6おそ松役を務めさせていただきます草地稜之です。長年愛されるおそ松さんの世界で誠心誠意F6のおそ松に愛を込め、そして魅力を最大限に引き出せるよう精一杯頑張ります。ステージ上で皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。○F6カラ松役・中本大賀 コメントF6カラ松役を演じさせていただく中本大賀です。オーディション時からカラ松を希望していたので、役が決まった時は本当に心の底から嬉しかったです。原作のカッコ良さや過去に演じられた方に引けを取らないよう、原作ファンの方からカラ松はタイガがやって良かったと思ってもらえるよう精一杯頑張りたいと思います!○F6チョロ松役・松井健太 コメント決まった連絡を頂いた時は非常に嬉しかったです。正式決定してから前作F6チョロ松役の小野健斗さんに連絡したのですが、何かわからないことがあったらいつでも聞いてくれと頼もしいお言葉を頂きました。毎晩、電話しようかな…(笑)新F6チョロ松も好きになって頂けるように頑張ります。楽しみにしていて下さい!!○F6一松役・磯野亨 コメント「おそ松さん」という沢山の方々に愛されている作品に出演させて頂けると決まった時は素直にとても嬉しかったです。新たなキャストでの六つ子、F6という事で、僕達だからこその兄弟感、世界観を見つけて、切磋琢磨しながら作り上げていけたらと思います。そして、ご観劇下さる全ての方に楽しんで頂ける様に全力で頑張りたいと思います。宜しくお願い致します!○F6十四松役・木村優良 コメントてやんでぃ!! この度F6の十四松を演じさせて頂くことになりました、木村優良(きむらまさたか)です!F6の十四松という役を頂けた時は正直驚きましたが、同時に大変嬉しかったです!十四松としても木村としても、とにかく楽しんで最高のステージを、唯一無二のパフォーマンスを皆様に届けさせて頂きます。よろしくお願いします!!!○F6トド松役・松本勇輝 コメントこの度舞台おそ松さんに携わる事が出来てとても光栄です。小さい頃からアニメのおそ松さんが大好きでよく友達などと一緒に観て過ごしておりました。その為、今回F6トド松役を演じさせて頂く上で、より多くの人に共感して頂けるそんなF6トド松さんを演じていけたらと思います。人生で初の舞台なので全力で頑張ります!
2023年08月07日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年7月15日(土)から2023年9月24日(日)まで、展覧会「上村松篁 “創造美術”結成まで」を開催します。「創造美術」は、自由な画壇を志し、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と宣言して、昭和23年(1948)に上村松篁をはじめとする日本画家によって結成された美術団体です。日本画家 上村松園の子として育った上村松篁(1902~2001)は、自身も絵が好きだったので、小学校を出てそのまま自然に京都市立美術工芸学校に入学し、4年生の頃には、画家としての志を立てます。その後、京都市立絵画専門学校に進学し、19歳で雅号を「松篁」とつけて画家として活動を開始します。本展では、当館所蔵作品(約50点)を紹介しながら、昭和23年(1948)に「創造美術」を結成するまでの松篁の足跡をたどります。また、展覧会期間中の9月2日(土)には、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。 (※事前申し込みによる抽選制)上村松篁「樹蔭」(昭和23年) 上村松篁「羊と遊ぶ」(昭和13年)1. 名 称 上村松篁 “創造美術”結成まで2. 開催期間 2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(但し、7月17日(月・祝)は開館し翌18日(火)は休館9月18日(月・祝)は開館し翌19日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松篁 「樹蔭」「羊と遊ぶ」「閑庭迎秋」「春園鳥語」「金魚」「春雨」「月夜」「早秋」「青柿」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」<全期間展示>「雨を聴く」<7月15日~8月20日展示>「美人納涼」<8月22日~9月24日展示>●上村淳之 「晨」「舞う」「秋光」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時 9月2日(土)14時00分~15時00分場 所 松伯美術館 展示室座席定員 50名(座席指定)聴 講 料 無料、但し入館料が必要申込方法 往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、お申込みください1.郵便番号 2.住所 3.名前 4.電話番号 5.参加希望人数(2名まで)申込締切 2023年8月14日(月)[必着]申 込 先 松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日ミュージカル『ラ・マンチャの男』のファイナル公演が神奈川・よこすか芸術劇場にて24日に千秋楽を迎え、カーテンコールに主演の松本白鸚らが登場した。スペインの国民的小説「ドン・キホーテ」を原作としたミュージカル『ラ・マンチャの男』は、1965年にブロードウェイで初演。日本では1969年の初演より松本白鸚が主演。翌70年にはブロードウェイからも招待を受け、計60ステージを全編英語で行った。2022年のファイナル公演は新型コロナウイルスの影響を受け、全25回を予定していた中、全7回で中断。今回は幻のファイナル公演の復活となり、ドン・キホーテが想い姫と慕うアルドンザ役に2012年公演以来の出演で白鸚と親子共演の松たか子、サンチョ役に駒田一、 牢名主役に上條恒彦、アントニア役に実咲凜音、カラスコ役に伊原剛志を迎えた。カーテンコールでは会場を満員にした約1,300人の観客が拍手を贈り、松が跪いて花束を贈呈。白鴎は「初演して54年、27歳の時にブロードウェイに行きまして、足を運んでくださるお客様のおかげで今日までやれました」と感謝し、「これからも命のある限り、芝居を続けて参ります。どうもありがとうございます」と宣言した。最後には白鸚の「それではお名残惜しいですけど、皆様と一緒に『見果てぬ夢』を歌ってお別れしたいと思います」というコメントと共に、全員で作中曲「見果てぬ夢」を歌う。「本日はどうもありがとう存じました」という言葉で感動のフィナーレとなった。写真提供/東宝演劇部
2023年04月25日高橋一生、松たか子、多部未華子が共演する舞台「兎、波を走る」のメインビジュアルが完成。公式サイトもオープンした。東京芸術劇場プレイハウスにて6月より開幕する舞台「兎、波を走る」は、野田秀樹の2年ぶりの最新作。高橋さん、松さん、多部さんが写る今回のメインビジュアルは、写真家・篠山紀信が撮影。公開されているグラフィックイメージと呼応するようなデザインで、タイトルの“兎”と“波”を想起させるポップなカラーリングと、3人のフラットな表情のコントラストが、ミステリアスな仕上がりとなっている。さらに、2本の人参がまるで兎の耳かのような、3人に加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田さんといったメインキャスト8名のソロビジュアルも公開された。NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」は6月17日(土)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演。※ほか大阪・博多公演あり(cinemacafe.net)
2023年04月07日近鉄では、昨年の春と秋に期間限定で運行した田原本線サイクルトレインを、本年4月22日から通年実施いたします。田原本線沿線には、奈良県営馬見丘陵公園や太子道、唐古・鍵遺跡などの見どころが点在しており、田原本線の箸尾駅は京奈和自転車道へのアクセスが便利な駅です。田原本線サイクルトレインは、予約や追加料金不要で自転車をそのまま車内に持ち込むことができ、駅を降りればすぐに自転車をご利用になれますので、お買い物などの普段づかいや、いつもより少し遠くへのお出かけにも便利です。今後も、奈良県や田原本線近隣各町、近鉄がそれぞれ連携し、サイクルトレインで田原本線および沿線地域の活性化やサイクルツーリズムの推進に取り組んでまいります。詳細は別紙のとおりです。別 紙【田原本線サイクルトレイン 実施概要】1.開始日:2023年4月22日(土)~2.利用区間:近鉄田原本線 西田原本駅~新王寺駅の各駅間(大輪田駅、佐味田川駅除く)3.対象列車:新王寺・西田原本両駅を9時~15時台に発車する全列車【平 日】 ・西田原本方面 15本・新王寺方面 14本【土休日】 ・西田原本方面 15本・新王寺方面 14本4.利用できる車両:3 両編成の前から2 両目(上下列車とも)5.利用可能台数:各列車16台まで(車内の混雑具合等により、16台以下でも自転車の持ち込みをお断りする場合があります)6.ポイント(1)追加料金不要、乗車券のみで持ち込めます。(2)事前予約不要。(3)自転車を解体せず(輪行袋への格納不要)電車にそのまま乗れるため、駅を出たらすぐにサイクリングを楽しめます。7.お客さまからの問い合わせ先近畿日本鉄道株式会社 大阪統括部 運輸部 営業課(TEL:06ー6775ー3514)※平日9:10~18:008.利用の際の注意事項・駅構内、階段および車内等での自転車の移動・積み下ろしは、周囲の安全に配慮しながらお客さまご自身でおこなっていただきます。・車内では、自転車をつり革や手すりに固定ひも等で固定して、安全にご利用ください。・駅構内や車内で、自転車に乗っての移動はおやめください。・小学生以下のお客さまは、保護者同伴でご利用いただけます。・事故やトラブル等が発生した場合、サイクルトレインを中止する場合があります。<ご参考>【田原本線について】西田原本駅から新王寺駅まで、田原本町・三宅町・広陵町・河合町・王寺町の5町を通る10.1kmの路線で、1918年4月26日に開業しました。開業当時は狭軌の蒸気鉄道で、国鉄から直通の貨物輸送も行われていました。開業以来沿線の皆様をはじめとする多くの方々に支えられ、今年で開業105年目を迎えます。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日NODA・MAPの新作公演がいよいよ始動!高橋一生、松たか子の顔合わせだけでも鉄板だが、さらに多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一と、いつものごとく豪華なキャストが勢揃いだ。もちろん作・演出の野田秀樹も出演する新作公演、その中身は……!?高橋、松、野田の御三方から少しでもヒントを得るべく粘っても、「分かっちゃったら、つまらないでしょ」(by 野田)と、今回もやはり秘密のヴェールは厚かった。笑い満載の会話からニュアンスを嗅ぎ取っていただき、想像を膨らませていただくための“ほぼ実録”インタビューをどうぞ。潰れかかった遊園地が舞台の劇中劇「のような」お話――現段階で私たちが知らされているのはタイトルのみ。ぜひ出来る限りの情報を語っていただけたらと思います。野田一昨年の『フェイクスピア』が終わった後ぐらいから、少しずつ構想を重ねていった感じですかね。役者さんにもちょっと前に少しだけ台本を渡して。台本はいつもよりは時間的に早く、今のところは出来ています。ま、タイトルから想像していただくのが一番よろしいかと思います(笑)。NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』キービジュアル――『兎、波を走る』を調べると、諺としてふたつの意味が出て来るのですが。野田あ、諺は関係ないです。『不思議の国のアリス』の世界です、ってことでいいんですかね? まずはね。高橋はい。野田そういうことです。そこに、潰れかかった遊園地みたいなのがありまして、そこの廃れた舞台で劇中劇が行われる……のかな、どうなのかな〜っていう感じですよね?高橋はい。野田劇中劇にはなってないけど、劇中劇のようなお話、そんな感じですかね。――今回も作品のためのワークショップをされたとか。野田そうですね。結構皆が来てくれたので、とても有意義な時間でした。いろんなことを試すことが出来たっていうかな。試すと同時に、役者さんも自由にいろいろやってくれて、面白いアイデアをいただきました。――高橋さん、松さんに台本を読んだ印象をお聞きしたいです。野田渡した部分を読むだけだとちょっと分からないので、少しだけ、どういう方向に向かっていくかという話はさせてもらいました。高橋どうでしょう。アリス…の話…なんですね…。(一同笑)寓話的な話ととらえると、すぐに出て来るのはアニメのイメージでしょうか。よくよく解体してみると、寓話って怖い、ちょっとゾクッとするところがあって、いったいどういう思考の人が書いているんだろう…ということを、野田さんからいただいた台本に照らし合わせながら読みました。松そうですね、私も、アリス……なんだあって。(一同笑)野田こういうところで話すには「アリスの話なんです」って言って、お客さんを導入していただくのがいいのかな〜と思って。ま、アリスの話じゃないですもんね!高橋ハハハハ!松……ないけど、アリスを使うんだ…っていうのかな。野田ま、実はアリスだけではなくて、ある著名な劇作家たちとか、そういう世界もありますよね。松ワークショップで別のキャラクターが飛んでいるのも見ましたし(笑)、試みとしていろいろ、それも使える……というか用いるんだな、へえ〜!って思っている状態です。野田あのね、昨日ワークショップでやっていたヤツ、あれよかったと思うよ。高橋そうですか?野田うん、ト書きの部分とうまく融合できるな〜と思って。本人が走ってるのは、やっぱりいいよな。高橋そうですね!野田あ、すいません、ちょっと業務連絡でした。(一同笑)忘れられてしまうことを作品として残す――ここまででまったくつかめていませんが……ストーリーを追ってはいけない?野田ストーリーは……。高橋追えるんじゃないでしょうか。野田まあ追えるでしょうね。アリスの世界ですから。ただ、アリスの世界が、アリスの話のように進まないので……っていうようなことかな。――高橋さんがおっしゃったように、寓話のような世界だけれど、見ていくうちに私たちが生きる現実世界とリンクするとか。高橋……そうだと、思います。そういうふうに視点を少しだけシフトしながら観る方もいらっしゃるのではないかとは思います。松そういったアリスのようなおとぎ話の世界もあり、現実世界ももちろん出て来るんですけど、私個人にとっては現実なんだけど、知らない世界だったり…。現実にあるということを、信じろ!って言わないと分からないくらいの現実が、まだあるな、という感覚。それを突きつけられると、うわ〜それを現実と思わなきゃいけない!?って持っていかれちゃうので…。どこまでファンタジーで、どこまで現実で…というのが、私は読んだだけではまだ分からないことがいっぱいで、すごく頭の整理がつかない感じでワークショップを終えたので(笑)、台本はいったんスタッフの方にお返ししました。もう持っているのが怖くて、「一回ちょっと出直します!」みたいな気持ちで、とりあえず返そうと。ちょっとまだ受け止め切れない…、そんなふうに感じて、楽しいワークショップを終えました(笑)。野田フフフ、この話がどこに行き着くかはもうふたりとも知っているけど、そこはいま言えないから言葉が濁っちゃうんだよね。松そう!ワークショップの終わりに全体に向けて「台本のお取り扱いに気を付けてください」みたいなことを言われて、持っているのが怖いからもういいや〜と思って(笑)。野田落としちゃったりしたら?松落とさないけど(笑)。早く完成形をいただくために一回、お返ししたんです。野田中途半端じゃダメだよ、ってことですね。プレッシャー(笑)。松いや、やっぱり今回、今まで以上に緊張感はあるのかなと。だから、本当に気をつけなきゃ!と思った時に自然とそうなりました。その言葉は、持っておくにはちょっと私には大きくて。――おふたりの役柄や、ほかにどんな人物が登場するのか、伺ってもいいですか?松私はアリスじゃないです。野田松さんはアリスに近しい関係の役ですね。で、高橋さんは○○○ということになっています。高橋はい、…ということになっています。野田ほかにふたりの劇作家とか、いろいろと出て来ますけど。でもね、観る日に知ってほしいかな。――今回の作品を構想したきっかけとは?野田まず、「これを書いてもいいものだろうか」っていうのがひとつあって。それで本や資料をいろいろ読んで、どうかな〜と。非常に口籠もってしまうんだけど。――「これ」というのは、例えば『フェイクスピア』におけるボイスレコーダーのようなものでしょうか。野田そことはまたちょっと違うな。今度のものは、そういうものではないんです。年齢もあると思うのですが、自分が書いておくことで少しでも残るのであれば、後々それを読む人にとっていいんじゃないかなと思ったんですね。少なくとも、あらゆるものが忘れられてしまうよりは。だからここ半年くらいは毎日そのことを考えていて、「俺はこの世できっと、当事者の人くらい考えているな」と言えるだけの自信はありますね。しかも、朝起きた時からず〜っとそのことばかり考えているので。それを意識しているか、していないかはちょっと大きいような気がする…といったものかな。私の中でね。皆が知っていることではあるんだけど。高橋そうですね。――幕が開いたら、ああ、あのことか!と皆が分かることでしょうか。野田それはこれからの書きようではあるけれども、分かるようには書いています。――今のお話の「忘れられぬよう、書き残さなければ」といった使命感のようなものは、なぜ出て来たのでしょうか。野田やっぱり歳を取ったからかな。作品って残るんだよな、ってことをあらためて考えて。例えとしていいのか分からないけれど、(十八代目、中村)勘三郎さんのお葬式の時に坂東三津五郎さんが弔辞で「役者は辛い、本人がいなくなったら全部なくなってしまうから」ということをおっしゃっていて、そうか、でも俺は少しだけ違う立場にいるなと思ったんですね。役者は肉体がなくなったら終わってしまうけれど、自分はそれとは違うところで芝居と向き合っているのだろうなと。そんな気はしていますね。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる――松さんはNODA・MAPは今回が6作目の出演で、高橋さんは『フェイクスピア』に続く2作目です。ワークショップに参加された際に、今回の作品に関して、何かこれまでの野田作品と違った新たな感触などはあったのでしょうか。松いや、まだ分からないです。でも一生くんを始めキャストの方たちは…、大鶴佐助くんとは初めてご一緒するんですけど、すごい人たちが集まったカンパニーで、どうしよう〜と(笑)。個人的にお芝居を観たときに「うわ、すごいな!」って一回は思わされた人たちだらけなんですよ。その中でこのお芝居に向かっていけるのは、とても幸せですね。だから、あとはいつも通りにただただ必死になるでしょうし、私はそれしか出来ないので。野田さんの言葉を埋もれさせないために頑張ろうと思います。高橋『フェイクスピア』では作っている過程も含めて、これまでにない充実感があったんです。野田さんは俳優でもあるから、お芝居を作る過程の楽しみ方が、演出のみされる方とは決定的に違うんじゃないかなと僕は感じていて。演者としても、演出としてもその場にいてくださる中で、まずは自由に芝居を見てくれる。僕にとっては心強かったなという感覚があったので、今回もお話をいただけてとても嬉しかったです。――『フェイクスピア』に続く今回で、「また来たか!」みたいな衝撃がありましたか?高橋おお!という感じで、「また」ではないですね。違うものではあるんですけれど、現実と地続きになる世界観を感じることが多くなって来ている気がするんです。寓話的というか……、それがファンタジーなのかディストピアなのか、分かりませんが、そういうものがだんだん近づいて来てしまっている、その表裏のようなものが曖昧になって来ている感じはするんです。とくにこの3年で。それで今、野田さんが言っていた、アリスとしての世界と現実が続いてしまう瞬間が、劇構造の中に組み込まれたりするのかな、と思っています。――なんとなく、先ほど松さんがおっしゃった「現実と思わなきゃいけない」怖さの感覚と繋がって来たような気が。やっぱり何かドカンと衝撃的なものが提示される、そんな予感がしますね。野田今回のワークショップで、ちょっとひとシーンやってみた後の、たかちゃん(松)の顔が「やめてよ〜」っていう顔で(笑)。松フフフフ。野田一生は、今回のワークショップで初めて見たでしょ?高橋初めて見ました。野田あれやると、大体みんな同じ顔になるのよ。…って謎だらけでスミマセンね。でもここで言ってしまって書かれてしまうと、見た人がその瞬間に、本当に感じられないだろうから。高橋そうですよね。だから、こういう取材は難しいです。――はい、ここまでのお話で想像しながら本番を待ちます。野田さんに、本作にこのおふたりを誘った理由を教えていただきたいです。野田だって、ふたりとも素晴らしいじゃないですか。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる、その力があるふたりです。あと共通するところがあるとすれば、役者ってどうしても自分の目線からだけ入るけれど、ふたりともに作品全体を見ることが出来る役者さんですよね。出しゃばらないで、ちゃんと世界を作る人たち。……って自分がそう、俺は出しゃばってナンボの役者だから、なんだけど(笑)。一生は『フェイクスピア』の時に圧倒的な身体能力を見せてくれて、今回のワークショップでもやっぱりすごいなと思ったし。身体性は、たかちゃんも強い、こう見えて……って言っちゃいけない。(一同笑)松たか子が出る時はいつも、「お〜い」とか「あ〜」とか、悲鳴のような長〜い声が出るように書いてる。松ハハハ!野田去年の『Q』でも「お〜い」って台詞を、そこまで長くしなくてよかったのに、負けず嫌いだから「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ」って(笑)。松え、そうだったんですか!? そう言ってくだされば…(笑)。野田いやいや、あれは助かってるんです。舞台装置を外さないといけないから、「お〜い」が長いとありがたい。高橋そんな裏話が(笑)。野田ま、たかちゃんが持っている声の高さ、伸びというのは、自分が表現をしたい世界のものだからね。――昨夏の高橋一生さんの一人芝居(『2020』)のパンフレットに、野田さんが高橋さんのことを「不安をいつも持っている」と談話を寄せていました。勝手ながら、高橋さんにはつねに冷静沈着、どこか飄々とされている印象を抱いていたので意外に感じたのですが。野田不安というのは持っていないとダメでしょう。たかちゃんだって、不安だから台本を突っ返しちゃうわけだ。松ハハハ!野田不安のない人は、信用出来ない。自信満々で表現している人で、いい表現者はいないんじゃないですか。高橋そうかもしれません。お客さんに見せるものは違うかもしれないけれど。野田そう、本番の舞台で台詞をオロオロ読んでいたりしたら、それはまた別の不安だから(笑)。モノ作りの過程で「自分がこれをどういうふうにやれるかな」といったことだね。舞台初共演のふたり。お互いの印象は・・・?――高橋さんと松さんは舞台では初共演ですね。お互いにどんな魅力を持った俳優と見ていらっしゃるのか、その印象と期待をお話しいただきたいです。松私は今回の初共演が本当に楽しみで。『フェイクスピア』を観た時に、物語自体の衝撃はもちろんありましたが、お芝居としてものすごく感動したんですね。目が覚めたと言いますか。ここにまた戻りたいな! と思わせてくれた、その舞台に彼が出ていて。初めてのNODA・MAPでああいうふうに舞台の真ん中に立つ俳優さん、素敵だなと思って、野田さんに変なメールを送ったんです(笑)。「私なんかが真ん中で長台詞とか言うのはおかしい気がする!一生くんがいいですよ!」みたいな(笑)。なんて言いますか…、「頑張ってます!」じゃない主役でいてくれたことに感動して。もちろんすごく頑張っていたと思いますけど。本当にご一緒出来るのが楽しみでしたし、すでに若干、迷惑をかけ始めていますが(笑)、かけないようにしたいと思います。野田たかちゃんからああいう、作品に関するメールが来ること、まずないからね。高橋そういう感想って、俳優同士では送ってはいけない暗黙の了解でもあるのかなと思うくらいあまりないんです。けれど松さんはすぐに連絡をくださって。そのリアクションを受けて、僕は感動しました。あ、こんなふうに思ってくれる人が同業者でもいるんだと。以前にドラマでご一緒した時も、ちゃんと“そこにいてくれる”、素敵な女優さんだなと感じて。さっき野田さんが「出しゃばらない」とおっしゃっていたように、主張するのではなく、空間に、そこにいる人。一緒に芝居をしていてとても楽しかった記憶があるので、また野田さんの作品でご一緒出来て本当に嬉しいです。さっき褒めていただいただけに、「……あ、コイツの力じゃなかったな」って思われないようにしなきゃなと。松ハハハ!不安同士が、すごくビクビクしながら挑んでいきます(笑)。――本番当日まで、謎は謎のままに。それでも最後にひとつだけ、観終わったあと、どんな気持ちになりそうでしょうか。野田多部ちゃん(多部未華子)との取材の時に、やっぱり同じような質問が来て「台本を読むかぎり、重くて、ハアアア〜!」って多部ちゃんが(笑)。つまりその「ハアアア〜〜〜!」というようなことじゃないかなと思います(笑)。取材・文:上野紀子撮影:You Ishiiスタイリスト:伊賀大介(band)ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』【東京公演】2023年6月17日(土)~7月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス一般発売日:5月28日(日) 10:00【大阪公演】2023年8月3日(木)~8月13日(日)会場:新歌舞伎座一般発売日:7月8日(土) 10:00【博多公演】2023年8月17日(木)~8月27日(日) 博多座一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット情報:・MAP公式ホームページ★【よくばり❣ぴあニスト】限定NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』大阪公演のアプリユーザー向け先行抽選を実施中!受付期間:6月25日(日) 23:59まで詳細は こちら() から
2023年03月17日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年3月28日(火)から2023年6月25日(日)まで、展覧会「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」を開催します。上村松園と松篁はお互いを尊重し、画のことはお互い話をしなかったといいます。しかし、松篁が母・松園のことを語った文章はいくつも遺っており、松園の文章にも子・松篁について触れた箇所を見つけることができます。本展では、松園、松篁それぞれの文章から、お互いについて語った“ことば”を拾い上げ、それを基に、松園「娘」や約3年ぶりの当館展示となる松篁「万葉の春」を含む、当館所蔵の作品や下絵、素描など約80点を展覧し、画道ひとすじに生きた二人の画業を振り返ります。また、展覧会期間中、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。詳細は別紙のとおりです。上村松園「娘」大正15年(1926)上村松篁「万葉の春」昭和45年(1970)近鉄グループホールディングス株式会社蔵 松伯美術館管理別紙1. 名 称 松篁、松園を語る 松園、松篁を語る2. 開催期間 2023年3月28日(火)~2023年6月25日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「娘」「花がたみ」「新蛍」(※1) 「鼓の音 (※2) 「伊勢大輔」<個人蔵>(※2)「春苑」「夕べ」「序の舞」「草紙洗い小町」「夕暮」などの下絵 ほか※1: 3月28日~5月7日展示 ※2: 5月9日~6月25日展示●上村松篁 「万葉の春」(※)「閑光」「母子の羊」「金魚1」「椿」(※当館では約3年ぶりの展示)[特別展示]●上村淳之 「月汀」「水辺の四季」「憩」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時:5月13日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号 (2)住所 (3)名前 (4)電話番号 (5)参加希望人数(2名まで)申込締切:2023年4月21日(金)[必着]申 込 先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日野田秀樹率いるNODA・MAPの舞台『兎、波を走る』が東京芸術劇場プレイハウスで2023年6月17日(土)から7月30日(日)まで上演され、その後、大阪公演、博多公演を実施。東京公演のチケットは5月28日(日)、大阪・博多公演のチケットは7月8日(土)より一般発売される。高橋一生、松たか子、多部未華子が出演。NODA・MAP新作舞台『兎、波を走る』2022年に日本、ロンドン、台北で行われた『Q』: A Night At The Kabukiのワールドツアーによって多くの人々を魅了した野田秀樹率いるNODA・MAP。今回は野田秀樹による2年ぶりの描き下ろし『兎、波を走る』が上演される。舞台『兎、波を走る』の設定は、野田曰く「“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のようなもの」。また、「兎」を追いかけて不思議の国へと迷い込んだ少女を指すのか真意は不明だが“アリス”が登場するという。さらに“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間が2人絡んでくる予定だ。高橋一生・松たか子・多部未華子ら出演キャストは、NODA・MAPならではの豪華なキャストが集結。NODA・MAPの舞台『フェイクスピア』で主演を務めた高橋一生、『Q』ワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子、NODA・MAP初登場となる多部未華子が参戦する。【詳細】NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』作・演出:野田秀樹出演:高橋一生、松たか子、多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田秀樹、秋山遊楽、石川詩織、織田圭祐、貝ヶ石奈美、上村聡、白倉裕二、代田正彦、竹本智香子、谷村実紀、間瀬奈都美、松本誠、水口早香、的場祐太、茂手木桜子、森田真和、柳生拓哉、李そじん、六川裕史■東京公演期間:2023年6月17日(土)~7月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス住所:東京都豊島区西池袋1-8-1チケット一般発売日:2023年5月28日(日)10:00チケット料金(全席指定):S席 12,000円、A席 8,500円、サイドシート 5,700円※25歳以下は、サイドシートを3,000円で購入可能。■大阪公演期間:2023年8月3日(木)~8月13日(日)会場:新歌舞伎座住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13チケット一般発売日:2023年7月8日(土)10:00チケット料金(全席指定):S席 12,000円、A席 8,000円、サイドシート 5,700円※25歳以下は、サイドシートを3,000円で購入可能。■博多公演期間:2023年8月17日(木)~8月27日(日)会場:博多座住所:福岡県福岡市博多区下川端町2-1チケット一般発売日:2023年7月8日(土)10:00チケット料金:S席 12,000円、A席 10,000円、B席 8,500円、サイド席 5,700円※25歳以下は、サイドシートを3,000円で購入可能。<備考>・全公演当日券を販売。・高校生割引あり。1,000円(全席指定/事前申込制/要学生証)。※販売に関する詳細は、決定次第、順次公式HPで告知。・車いすでの来場者は、前日までに購入席番を各公演の問い合わせ先まで要連絡。・未就学児は入場不可。・不正転売やそれを目的とした購入・譲受けは、法律により禁じられている。・チケットは必ず正規ルートから直接購入する。・公演中止の場合を除き、払戻し不可。【公演に関する問い合わせ先】NODA・MAPTEL:03-6802-6681(平日11:00~19:00)
2023年03月13日野田秀樹率いるNODA・MAPの2年ぶりとなる書き下ろし新作公演『兎、波を走る』が、6月から8月にかけて東京・大阪・博多で上演されることが決定した。『兎、波を走る』は、野田曰く“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のような作品。“アリス”や“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間2人も登場するという。出演は、およそ2年ぶりに野田作品に登場する高橋一生をはじめ、昨年の『Q』:A Night At The Kabuki ワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子、そして野田作品に初登場となる多部未華子のほか、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、作・演出の野田といったキャストが名を連ねている。併せて、野田と高橋、松、多部からコメントが到着した。またYouTubeでは本作のティザー映像を公開中だ。■野田秀樹 コメント■高橋一生 コメント再度お声掛けをいただいたこと、本当に嬉しく思いました。タイトルに「走る」と入っているので今回もある程度の運動量を覚悟しつつ、濃密な身体表現を求めていただけるのは野田さんの舞台の醍醐味なので楽しみにしています。野田さんとの創作は、まるで劇団時代を思い出す様です。作品と対話を重ねていく過程も幸福な時間なので、重ねて楽しみにしています。■松たか子 コメント野田さんが新作をまた書く、そしてそこに声をかけてもらえて光栄です。こんなスペシャルな役者さんのなかでお芝居ができるのは最後なのかなと思うほど。心して臨みます。みなさんの目の前に、きっと大きな衝撃を持ったお芝居として現れると思うので、ぜひ劇場にいらしてください。■多部未華子 コメント野田さんに初めてお会いしてからずっと、“いつかあの舞台に自分も立てたら良いな”と思っていました。ワークショップに参加して、誰が正しいでも間違っているわけでもない、みんなでひとつの事を考えるということが私にとって贅沢な経験でした。有意義な時間を過ごせたと思っていただけるような舞台を創っていきます。NODA・MAP『兎、波を走る』ティザー映像<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』作・演出:野田秀樹NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』公演ビジュアル【出演】高橋一生松たか子多部未華子秋山菜津子大倉孝二大鶴佐助山崎一野田秀樹秋山遊楽石川詩織織田圭祐貝ヶ石奈美上村聡白倉裕二代田正彦竹本智香子谷村実紀間瀬奈都美松本誠水口早香的場祐太茂手木桜子森田真和柳生拓哉李そじん六川裕史【東京公演】日程:6月17日(土)~7月30日(日) 東京芸術劇場プレイハウス料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,500円、サイドシート5,700円※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。一般発売日:5月28日(日) 10:00【大阪公演】日程:8月3日(木)~8月13日(日) 新歌舞伎座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,000円、サイドシート5,700円※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00【博多公演】日程:8月17日(木)~8月27日(日) 博多座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席10,000円、B席8,500円、サイド席5,700円※25歳以下の方は、サイド席を3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット購入リンク:詳細はこちら:
2023年03月09日松たか子、長澤まさみが出演する「松尾スズキと30分強の女優」の放送・配信日が3月25日(土)に決定、番組ビジュアルも公開された。本作は、松尾スズキが女優と組んで繰り広げる至極のコント番組の第3弾。「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」という思いから、松尾さんが脚本・演出・出演を務める、各話30分のオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。今回は“強”となってさらにパワーアップ。「松たか子の乱」初回は「松たか子の乱」、続いて「長澤まさみの乱」を放送・配信。なお、吉田羊、多部未華子、松雪泰子、天海祐希らが出演する過去シリーズ(第1・2弾)は、WOWOWオンデマンドにて配信中だ。「長澤まさみの乱」「松尾スズキと30分強の女優」は3月25日(土)WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(「松たか子の乱」21時30分~/「長澤まさみの乱」22時15分~)。(cinemacafe.net)
2023年02月15日野田秀樹が、舞台芸術分野における世界的な組織であるISPA(International Society for the Performing Arts)において、「Distinguished Artist Award」を日本人として初受賞した。この賞は、各国プロデューサーたちの推薦により選出され、舞台芸術界において、その才能、芸術性、献身をもって傑出した貢献を果たしたアーティストに贈られる。過去には、舞台芸術界からピーター・ブルック、ロベール・ルパージュ、ピナ・バウシュ、ディエゴ・ルナ、マルセル・マルソー、ピーター・セラーズ、スティーブン・ソンドハイム、ミハイル・バリシニコフ、音楽界からは、ベニー・グッドマン、ルービンシュタイン、オスカー・ピーターソン、エリオット・カーターなど錚々たる表現者たちが受賞をしている。今回の受賞は、2022年9月のNODA・MAPロンドン公演『A Night At The Kabuki』(Sadler’s Wells Theatre)の成功、そしてこれまでの長きにわたる海外公演への挑戦、キャサリン・ハンターやウィル・シャープらをはじめとした海外のアーティストとの意欲的な創作活動の功績を評価されての受賞となった。<ISPA(International Society for the Performing Arts)とは>世界中の舞台芸術分野の様々な分野を代表する50以上の地域から500名以上のプロデューサー、制作者、劇場が参加する国境を超えたつながりを構築する70年以上の歴史を持つ世界的な組織。毎年1月にニューヨーク、6月に加盟国のいずれかで総会が開かれ、世界中の舞台芸術界のリーダーが集まり、新たなツアー候補作品のプレゼンやアイデアの共有、関係の強化、交流をする総会を開催している。ISPA公式サイト:・MAP公式ホームページ:
2023年01月21日