池松壮亮が『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『ぼくたちの家族』などの石井裕也監督と再びタッグを組んだ『アジアの天使』。この度、池松さん演じる主人公と“兄”役のオダギリジョー、韓国で出会う元アイドル役のチェ・ヒソをとらえた【兄弟編】【恋愛編】2つの特別映像が解禁された。【兄弟編】最愛の妻を失い喪失感を抱える小説家の青木剛(池松さん)は8歳のひとり息子・学を連れ韓国へ渡った。疎遠になっていた兄・透(オダギリさん)から「韓国で仕事がある」という言葉を頼りにしたが、あてにしていた仕事は最初からなかったことが判明。代わりに韓国コスメの怪しげな輸入販売を持ちかけられるが、その事業も失敗。剛たちは、藁をも掴む思いでソウルから北東部にある海沿いの江陵(カンヌン)を目指す。妻を失い深い悲しみと向き合ったからこそ、言葉や文化を超えて人と人が分かり合おうとすることをあきらめない剛と、剛とは対照的な、いい加減に見えるがどこか憎めない飄々とした兄の透との息の合った掛け合いのシーンが映し出された本映像。江陵に向かう電車の中で黙々と小説を書く剛と、暇を持て余したように剛の後部座席からパソコン画面をのぞき込みちょっかいを出し始める透。うんざりしている剛をよそに「うるさくてもお兄ちゃんは言うべきことは言うよ」と話しかけ、続けて「お前の小説全然売れないな、ていうかお前旅が好きだよな、だから韓国まで来たんだろ、いや違う、生活に困ってたのか」と言う。剛はたまらなくなり「お前マジ勘弁してくれ、そのデリカシーの無さやばいぞ、お前のせいでこんな事態になっているんだぞ」と淡々と詰め寄るが、透はのらりくらり「お前って言うな、お兄ちゃんと言え」と適当にかわしてしまう。この池松さんとオダギリさんが織りなす兄弟ならではの軽快なやりとりも本作の魅力の1つ。疎遠だった兄弟は、この旅を通してどんな変化を見せるのか注目だ。【恋愛編】ソウルのショッピングセンターの一角で、剛は観客のいないステージに立つソル(チェ・ヒソ)を目撃する。元・人気アイドルで歌手のソルは、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、若くして亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。市場で再びソルを見かけた剛は言葉が伝わらないことを知りながら、泣いているソルをほっておけず、「大丈夫ですか」と日本語で話しかける。ソルは剛に気づくが、自分を見ながら笑っている剛に対して「なに笑ってるのよ!」と一蹴。その後、江陵行きの列車で再会した剛とソルは、それぞれの行き先を目指しながら旅を共にすることに。ソルの「あなたは私の言葉が理解できないからこっそり弱音をはいているだけ」と剛につぶやく。そして剛は言葉が分からないながらも、サングラス奥のソルの悲しげな表情を心配し寄り添っていく。映像には、旅を共にするうちに、同じ痛みを抱えていたこと、2人とも“天使“を見たことがあったことなど、しだいに距離が縮まっていく2人の様子が映し出されている。「あなたは私の運命の人なの?」最後に流す2人の涙の理由とは――。剛とソルの関係の行方も見逃せない。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月15日いよいよ15日に最終話を迎える注目作「大豆田とわ子と三人の元夫」(カンテレ・フジテレビ系)。本作は坂元裕二オリジナル脚本にプロデューサー・佐野亜裕美という「カルテット」コンビが再度タッグを組んでいることでも話題だ。佐野亜裕美氏に本作でのこだわりや最終話の見どころ、ドラマ作りへの想いなどについて話を聞いた。「観てもらう価値をちゃんと考えながら作っていきたい」――SNSでの盛り上がりや色んな考察記事、深堀記事などの反響をどう受け止めていらっしゃいますか?番組を愛してくださることはとてもありがたいことだと思っています。色々な考察記事も拝見していますが、そんな風に読み解くのかとこちら側が意図していないことももちろんあります。ただ、観ている人を無理やり誘導したくはない、あまり感情を規定したくないという思いがプロデューサーとしてはずっとあるので、その“余白”を大事にしてきたからなのかなと思います。観る人によって印象が違ったり響く部分が違ったりするのは、狙い通りという訳ではなく、自分がポリシーとしてやっていることがそういう結果を生んでいるんだなと思ってます。――ここ数年、インターネットの普及によって作り手に“よりわかりやすいもの”や“より反応しやすいもの”が求められやすくなっているように思うんですが、どのようにお考えでしょうか?テレビはどうしても“ながら見”が前提ということもあって、耳だけで聞いてもわかりやすいとか途中から観てもわかるというわかりやすさからは逃れられない宿命みたいなものがあると思っています。ただ一方で、集中して1時間番組を観てくださる視聴者の方もいるので、私は後者の集中して観てくださる方が楽しめるようなドラマにしたいなと思っています。それでも今回は、いろんな伏線を張ったり長い会話劇の中で読み解いていくようなことはあまりせず、1話完結型で観てもらえるようにしようと坂元さんとも話し合っていました。わからないものが素敵なものだとも思わないし、わざとわかりにくくするというようなこともないですが、情報の密度というか“1時間の密度”みたいなものは個人的には意識しています。「1時間あっという間だったし、1時間濃かったなぁ~」と思ってもらえるように、1時間、人の時間を使って観てもらう価値をちゃんと考えながら作っていきたいと思っています。――佐野さんは最近のドラマの特徴をどうお考えですか?ドラマ評論家ではないので俯瞰して語れる立場ではないですが、深夜帯や配信ドラマも含めて連続ドラマってかなり数が増えていて選択肢が多い分、早々に“すごく求心力の強いもの”と“ダメの烙印を押されてしまったもの”の二極化が進んでいると思います。連続ドラマって最終話まで観てもらうからこその連続ドラマなので、そこはジレンマを感じます。ただ、見逃し配信のプラットフォームが増えた分、リアルタイム視聴できなかった人にも観てもらえて、かつその指標が作品の評価の一助となるような空気感になってきているのは、作り手としてはありがたいなと思います。どうしてもリアルタイムの視聴率だけで判断されてきた過去に比べていろんな指標ができるようになるといろんなドラマがあって良いという自分のポリシーにも繋がってくるので。海外ドラマも参考に「もっともっと自由で良いんだな」――作品を制作する過程で、国外の作品を参考にされた部分はあるんでしょうか。海外ドラマは大好きで、毎日1本は観てから寝るようにしているんですが、テンポ感や音楽は参考になりました。例えば、泣けるシーンに泣かせるような音楽をかけない、笑いのシーンにいかにも笑って下さいっていうような音楽をつけなかったり。例えば韓国ドラマってオリジナルサウンドトラックがあって毎回曲が違ったりするじゃないですか。それも良いなと思って。今回エンディングを変えたのには色んな経緯があるんですが、多少なりとも影響は受けていますね。もっともっと自由で良いんだな、決まりみたいなことをもっと破っていけば良いんだなと思わせてくれた気がします。――その他にも、何か日本ドラマとの違いを感じられることはありますか?海外ドラマは衣装についてもキャラクターの年収設定や生活水準を気にせず割と自由だなと思います。「梨泰院クラス」でも、パク・セロイはお金を全部店に費やして這い上がっていく話のはずなのに、ダウンだけで何着持ってるんだろう?と思ったり。「サイコだけど大丈夫」でもコ・ムニョンはいつも寝るときにメイクを落としていなくて大丈夫かな?って思ったりするんですが、そういう細かい設定やリアリティーよりもキャラクターとしていかに魅力的に見えるか、素敵に見えることの方が大事っていう精神が特に韓国ドラマには強く見られるなと思います。繋がりやリアリティーよりも“エンターテイメントとして素敵に見える”ってことの方が大事なんだなと思って勉強になっています。印象的な食事シーン&話題のナレーション――本作では、食事のシーンもとても印象的です。フードスタイリスト飯島奈美さんとはどのようにイメージのすり合わせをされているのでしょうか。基本的には台本に詳細が書かれているので、そこから逆算してどんな形状の料理なのか話し合っています。おいしいご飯が並んでいるではなく、どんなご飯が並んでいるかイメージしやすいように坂元さんが書いて下さっています。奈美さんに対しては絶対的な信頼があるので、こちらから特に事細かに指定はしていないですし、奈美さんが台本をしっかり読んで下さり、とわ子像について考えて下さっています。第1話で脚本に “赤ワインを飲むとわ子”と書かれていて、演出陣がその後もずっと“赤ワインを飲む人”という設定で進めようとしてしまっていたのですが、奈美さんが「それは違いますよね。だんだん季節も変わるし、とわ子はキリっとした白ワインとかロゼが飲みたくなるときもあるだろうし」と提案して下さり、軌道修正して下さったこともあります。――本作では、伊藤沙莉さんによるナレーションも話題になっていますが、オファーされた理由を教えていただけますでしょうか。最初から坂元さんから「ナレーションを入れたい」という希望があって「ちびまる子ちゃん」のキートン山田さんのような“ツッコむ”ナレーションが良いというお話まで出ていました。ドラマのテイスト的に“女性の声が良いな”と話し合い、アニメ「映像研には手を出すな!」が坂元さんも私も好きで、浅草みどり役の伊藤沙莉さんの声がイメージしやすいですねとなり、彼女一択でした。「1人じゃないと思えるドラマにしたい」――本作は“1人で生きていく人を応援するようなドラマにしたい”という思いから作られたと伺いました。本作も終盤に差し掛かったところで佐野さんは“1人で生きていく”ということを改めてどのように捉えていらっしゃいますか?“1人で生きていく”と聞くと、どうしても独身男性、独身女性など、戸籍上、家族構成など物理的に捉えられがちだと思うんですが、特定のステータスや婚姻関係をイメージしての“1人”という意味に限定した話ではないですね。コロナ禍で家族がいても最期は誰とも会えず亡くなられたおじいさんの映像を観て、1人だけれども1人じゃないし、1人じゃなくても1人というような状況って誰しもに起こり得ることで誰でも最期は1人だし、人は1人で生きていて1人で死んでいくけれど、でも1人じゃないと思えるドラマにしたいと思っていました。1人で生きているようで、実は色んな繋がりの中で生きているということが伝わればと思っています。――最終話の見どころを教えて下さい。ドラマ放送初期の頃は「モテるとわ子が羨ましい」という感想の方が多かったんですが、今は「とわ子の4人目の夫になりたい」という声も聞かれるようになって良かったなぁと思っています。それくらい言語化できない魅力がある、ただただ魅力的、というのがとわ子だなと思います。松たか子さんが作って下さったとわ子の、とわ子なりの答えが見つかる回を見守っていただければ嬉しいです。(佳香(かこ))
2021年06月15日6月15日(火)本日ついに最終話が放送される「大豆田とわ子と三人の元夫」。この度、主人公大豆田とわ子役の松たか子と、その夫たちに扮した岡田将生、角田晃広、松田龍平から、撮影をふり返るコメントが到着した。脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描く本作は、バツ3の主人公・大豆田とわ子が、3人の元夫に振りまわされながら、日々奮闘するロマンティックコメディー。全ての撮影を無事に終え「ホッとしています」と安堵した松さんは、「三人の元夫たち、そして通り過ぎていった男性たち(笑)、それにかごめや家族や職場の人たちと、いろいろな役やその役を演じる俳優の皆さんのおかげで、私は“とわ子でいさせてもらえた”と思いますし、すごく感謝しています」とコメント。4人での撮影については「中盤は四人揃うことが少なかったので、終盤で再び集まると何とも言えない安心感がありました。お芝居は難しいけれど、みんな揃うと楽しい。いるだけで大変なシーンも目配せしながら頑張れる。本当に良いメンバーだったなって思います」と語る。また、「とても楽しかったですし、やりがいがある役」「こんなにも人間的に成長し、変化があった役はなかったのでは」と撮影を終えた感想を語ったのは、3番目の夫・中村慎森役の岡田さん。「芝居してる時間は楽しい日々で…もうできないとなると寂しいです。お互いがお互いを尊重し、役として現場で自分を自由にさせていただいた日々は本当に楽しかったです。また、どこかで会いたいなあ。なんて思いがアップした次の日から訪れるなんて」と寂しい気持ちを明かした。2番目の夫・佐藤鹿太郎役の角田さんは「本当に全てを出し切った」と述べ、「本当に三人の元夫が揃ってしゃべり始めると、周りが『撮影始まるよ』ってなっているのに気づかないくらいの時もあったので、本当にスタッフさんたちは迷惑したと思います(笑)。そんな我々を温かく笑ってくれるのが松さん。大らかな雰囲気で我々を自由にさせつつ、包みこんでくれるんです。良い雰囲気だったのはやはり松さんのおかげだと思います」と4人での撮影をふり返る。そして最初の夫・田中八作を演じた松田さんは「時が経つのを忘れるくらい楽しかったです。自然体になり過ぎて、途中で『ダメだ!』と思ったくらいです(笑)」と居心地の良い現場だった様子。さらに4人での撮影については「八作だけ離婚の理由が明かされないまま始まりましたが、とわ子とのわだかまりが後半にかけて解消されていって、そこから本当の意味で鹿太郎や慎森と同じ温度でとわ子を囲んで、良い関係性を築けたと思います。最終話の四人のシーンはその完成形だと思いますし、そこにたどり着けたことがすごく印象的でした」と語っている。さらに4人から視聴者へ「みんなすごくチャーミングですし、相変わらずの人たちってことは裏切らないので、最後まで楽しんで見て欲しいです」(松さん)、「『視聴者に向けてメッセージって必要かな?』で始まったと思うんです、慎森って。そんな慎森を最後まで見届けてほしいです」(岡田さん)、「最終回、とにかく楽しみにしていてください!」(角田さん)、「最終回も、とわ子と元夫たちの素敵なフォーメーションを楽しんでください」(松田さん)とメッセージも寄せられた。今夜の最終話は、考えた末、4度目の結婚には踏み切らず、一人で生きていく道を選んだとわ子は、「オペレッタ」で初恋の甘勝岳人(竹財輝之助)と偶然再会。またある日、とわ子は亡き母の荷物が詰まった段ボール箱から、旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた一通の手紙を発見する…というあらすじ。予告編では、甘勝と再会しハグする場面に居合わせる元夫たちの姿や、母について父と向き合うシーンも登場している。「大豆田とわ子と三人の元夫」最終話は6月15日(火)21時30分~カンテレ・フジテレビ系にて放送(サッカー中継延長に伴う変更の可能性あり)。(cinemacafe.net)
2021年06月15日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の9話が6月8日放送。今回は岡田将生演じる慎森の行動に“かわいい”の声が集まるとともに、八作とかごめとの“三角関係”にも様々な反応が。またとわ子が口ずさんだ歌にも注目が集まっている。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの住宅建設会社「しろくまハウジング」社長、大豆田とわ子と、3人の元夫を中心とした物語が綴られる本作。とわ子を松さんが、とわ子の最初の夫・田中八作を松田龍平が、二番目の夫・佐藤鹿太郎を角田晃広(東京03)、三番目の夫・中村慎森を岡田さんがそれぞれ演じるほか、とわ子と八作の娘・唄に豊嶋花、とわ子の“新恋人”小鳥遊大史にオダギリジョー。ナレーションは伊藤沙莉が務めている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大史がマディソンを辞めマレーシアの会社に転職することを決断。現地で建築士としてとわ子の仕事も見込めるとして、とわ子に「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」とプロポーズをする。そのことを八作に伝えた唄は慎森には内緒にしておくようお願いするが、運悪くそこへ慎森が現れ…その後、バッティングセンターで大史と待ち合わせていたとわ子の元に、なぜか八作、慎森が現れる。そこに遅れてきた大史が現れ、バッティング合戦が始まり…というのが今回のストーリー。バットを振る3人を見ながらとわ子が口ずさんだのがアニメ「タッチ」のオープニング曲「愛がひとりぼっち」。視聴者からは「愛がひとりぼっち」を歌う大豆田とわ子のセンスの良さ」「松たか子からまさか愛がひとりぼっちを聴けるなんて思ってもなかった」「タッチの歌でもあえての愛がひとりぼっち歌うあたりが良い」など多数の反応が寄せられる。その後、慎森はとわ子の自宅に押しかけ、大史と会えないようにスマホを奪うと部屋に立てこもる。「元夫だけど誰より君のことを想ってる」と率直な想いをとわ子にぶつけ、その後料理を作ろうとしてパスタをこぼし、粉まみれになってしまう…そんな慎森に「慎森は、回を追うごとにストレートな物言いになってきたな。心さらけ出しすぎて切ない」「慎森本当にかわいいな笑 回を追う毎に可愛くなってる…」「視聴者全員で中村慎森を抱きしめに行きませんか???行きましょう、すぐに行きましょう」と“かわいい”の大合唱が。結局、とわ子は大史のプロポーズを断る。そして八作の店を訪れ、かごめ(市川実日子)と「3人で生きていこう」と想いを伝えるとわ子。「3人で恋愛はできないよ。→だから1人ずつで生きよう。じゃなくて、3人で生きようよ。になる大豆田とわ子と八作……ここにはもういないのに、ずっとふたりと一緒にいるかごめ……」「かごめの恋愛したくない主義に「しょうがないなぁ」と付き合うことにした大豆田とわ子と八作こんな三角関係かぁ」など、とわ子と八作、かごめの“関係性”にも様々な反応が送られている。(笠緒)
2021年06月08日映画『アジアの天使』より、公開に先駆けて池松壮亮、チェ・ヒソ、佐藤凌の撮影の合間を映し出すメイキングムービーが到着した。池松さんが演じているのは、主人公のシングルファーザー、青木剛。その息子・学役は、子役の佐藤凌が演じ映画デビュー。そしてチェ・ヒソは、元アイドルで売れない歌手のチェ・ソルを繊細に演じている。到着したメイキング映像では、食卓を囲むシーンの合間に、つまみ食いをする佐藤さんとそれを見ている池松さんとチェ・ヒソ。まるで家族のような、ほっこりする撮影の裏側が公開。クランクアップ後の挨拶では、思わず涙する佐藤さんの姿も収められ、そこへすかさずチェ・ヒソが寄り添い、抱きしめる微笑ましい一幕も。オール韓国ロケで挑んだ本作。舞台で演技経験を積んだ佐藤さんは、今回オーディションで選ばれ、母親と一緒に韓国に渡り、2020年2月から1か月半に及ぶ韓国での撮影を行った。まだ8歳の佐藤さん。撮影中は、母親と二人三脚で演技の練習をして撮影に臨んだそうで、演じた役については「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います」と話し、思い出に残っているシーンは“学が海を見に行くシーン”だといい、「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と代弁。さらに、学が大切に持っている海辺での家族写真についても触れ、学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語っている。そして佐藤さんは、池松さんについて「僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました」と撮影の合間も池松さんは父親ぶりを発揮していた様子。一方、池松さんも佐藤さんについて「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました」と話し、「父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります」と思いを明かしている。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月08日Daichi Yamamotoの2ndアルバム『WHITECUBE』が、2021年6月16日(水)に配信リリースされる。Daichi Yamamotoは、日本人の父とジャマイカ人の母を持つ京都生まれのラッパー。2018年より本格的に音楽活動をスタートし、2020年にはスポティファイが選ぶ新進気鋭の国内アーティスト「アーリーノイズ 2020(Early Noise 2020)」に選出。以降、CMやファッションブランドとのタイアップをはじめ、松たか子主演のテレビドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』のエンディングテーマも担当するなど活動の幅を広げている。そんなDaichi Yamamotoが今回リリースする『WHITECUBE』は、2019年のデビューアルバム『Andless』に次ぐ、2年振りの新作アルバム。収録曲は全部で13曲。客演には、mabanua、ISSUGI、JJJ、STUTS、吉田沙良(モノンクル) 、釈迦坊主といった日本音楽界の一角を担う国内アーティストを迎え、海外からはミック・ジェンキンス(Mick Jenkins)も参加している。豪華客演&プロデューサーにより生み出された待望の新作アルバムを是非チェックしてみて。【詳細】Daichi Yamamoto 2ndアルバム『WHITECUBE』リリース日:2021年6月16日(水)<収録曲>01. Greetings Produced by Phennel Koliander02. Love+ Produced by DJ DISK03. Simple feat. 釈迦坊主 Produced by Lapistar04. Cage Birds feat. STUTS Produced by STUTS05. Daichi Yamamoto / Ego feat. JJJ Produced by C Dot06. Wanna Ride(The Breeze) Produced by grooveman Spot & Kzyboost07. People Produced by Daichi Yamamoto08. Kill Me feat. Mick Jenkins Produced by QUNIMUNE09. Pray feat. 吉田沙良(モノンクル) Produced by RNSOM10. Chaos Produced by No Beer Team11. Paradise Remix feat. mabanua, ISSUGI Produced by mabanua12. maybe Produced by Aru-213. Testin’ Produced by KM
2021年06月06日2021年4月23日から放送を開始したテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)のTwitterの投稿が反響を呼んでいます。同ドラマは、松たか子さん演じる大豆田とわ子と、元夫3人の関係をユーモアを交えて描いた大人のラブコメディ作品。ドラマのTwitterでは、告知や撮影現場のオフショットなどを更新しています。しかし、同年5月17日に「通常このようなお知らせはいたしませんが」とし、異例ともいえる投稿をしました。【お知らせ】通常このようなお知らせはいたしませんが、明日発売のある女性週刊誌に、鹿太郎のキャスティングについて書かれた記事が掲載されます。すべて事実無根、根も葉もないデマですので、全力で無視を宜しくお願いします。鹿太郎は角田さんしかいないし、角田さんだから鹿太郎です。 #まめ夫 — 大豆田とわ子と三人の元夫 第6話5/18(火)放送 (@omamedatowako) May 17, 2021 投稿の中で触れている週刊誌の記事の内容とは、大豆田とわ子の元夫の1人、佐藤鹿太郎のキャストに関するもの。佐藤鹿太郎役は、お笑いコンビ『東京03』の角田晃広さんが演じていますが、当初は違う俳優がキャスティングされる予定だったと伝えています。しかし、記事が出る前に、ドラマ側が「すべて事実無根、根も葉もないデマ」と否定したのでした。「鹿太郎は角田さんしかいないし、角田さんだから鹿太郎です」とつづり、角田さんへの愛と思いやりにあふれる投稿内容に応援の声が寄せられています。・鹿太郎役は、角田さん以外考えられません!・公式がちゃんとこうして否定コメントを出すあたりに、出演者への配慮を感じる。・「誰でも演じられそうな役だけど、絶妙に角田さんしかだめだよね」と話したところでした。角田さんの好演が光る『大豆田とわ子と三人の元夫』は、視聴者の心に刺さる名言などがたびたび話題に。また、出演者同士のチームワークのよさは、ドラマTwitterで公開されるオフショットからも伝ってきます。制作陣の絆の強さもまた、同作が人気の理由の1つなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2021年05月18日坂元裕二脚本の軽妙な会話劇が話題のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系にて火曜21時〜)。松たか子(43)演じる主人公・とわ子は、中3の娘を持つバツ3の社長。離婚後もなぜか三人の元夫に振り回される愛すべきキャラクターだが、そんな彼女の魅力を引き立てるのが華やかなコーデだ。とわ子ファッションは、TPOに合わせてオシャレを楽しむのがポイント。オフィスシーンではシャツやジャケットできちんとした印象を与えるいっぽう、ラフになりがちな部屋着も高級感のあるガウンを羽織るなどして大人のカジュアルスタイルを実践している。■オフィスのラウンジでひと息つく大豆田とわ子首回りがスッキリとしたエレガントな雰囲気のワンピース。ゆったりとしたラインも縦のドレープで細見え効果抜群。■住宅建設会社で社長を引き継いだ大豆田とわ子白いブラウスに淡いベージュのジャケットを合わせた定番コーデ。差し色に黄色のボトムスを合わせればワンランク上の着こなしに。■網戸が外れるのが戦争より嫌いな大豆田とわ子部屋着としてシルクのガウンを無造作に羽織るとわ子。オフの日のカジュアルスタイルにもこなれ感をプラス。■靴の中の小石が気になる大豆田とわ子公園でのラジオ体操に同色のパーカーとジャージを着用。コートと高級ブランドのバッグを合わせれば外出スタイルに早変わり?一見、主張が強く見える原色も、肩肘張らず、ナチュラルに着こなすのがとわ子流。アラフォー世代がお手本にしたい大人コーデに挑戦してみよう!「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月15日「カルテット」を生みだした主演・松たか子×脚本・坂元裕二の再タッグによるロマンティックコメディー「大豆田とわ子と三人の元夫」では次回、いよいよ松田龍平が演じる“最初の夫”・田中八作にスポットが当たるようだ。松さんにとって15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、映画『花束みたいな恋をした』で話題の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。松さんが3回結婚して3回離婚した主人公・大豆田とわ子に扮し、3人の元夫たちが彼女の日常に入り込んできては“わちゃわちゃ”を繰り広げている様子がたまらなく面白い。特に、とわ子と最も付き合いが長そうな八作を「カルテット」でも共演した松田さんが演じているのが絶妙だ。とわ子&三人の元夫で“カルテット”結成!?知らず知らずのうちにできた指のささくれに物が引っかかるような、日常のささやかな“思い当たる節のある”出来事やその違和感を、坂元脚本ならではの会話劇やナレーションで描いている本作。松田さんが演じる八作は、とわ子の最初の夫で、中学3年生の娘・唄(豊嶋花)の父親であり、奥渋谷にあるレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。「けんかはしない」「嫌いな人とかいない」という、とにかく誰にでも優しい天然モテ男の八作だが、それゆえに時々面倒なことにも巻き込まれてしまう。第1話では、災難続きのとわ子が工事中の道路の穴にはまってしまったことがあった。そこに救世主のように「やっほー」と現れたのが八作であり、そのまま彼の部屋に泊まることになると、もしや早々に関係再燃かと視聴者をやきもきさせることに。ストレスから解放されたとわ子が、風呂場で「ロマンティックあげるよ」を熱唱する(松さんの美声!)のも優しく見守り、柳川風うどんを振る舞う八作。余計な勘ぐりをしないスマートさがいい。そのとき、亡きとわ子の母から「一生大事にしてやって」と言われたことを八作は打ち明け、ほかにも何か言いたそうにするが、安心しきったとわ子は寝入ってしまった。かつて「カルテット」では、松さん演じる第1ヴァイオリン奏者・巻真紀に密かに想いを寄せる第2ヴァイオリン奏者の別府司を松田さんが演じており、2人の距離感の近い共演はやはりキュンとくる。だが、器が小さくて愛らしい2番目の夫・佐藤鹿太郎(「東京03」角田晃広)、理屈っぽくひねくれ者なのが愛おしい3番目の夫・中村慎森(岡田将生)までも八作の部屋に大集合。その後も自然と「オペレッタ」に彼らが引き寄せられてしまうことに。お互いに持論を展開し、「ねっ」「何の“ねっ”ですか」と同意を求め合う3人の元夫の姿は微笑ましいというのか、同じ女性を愛して一度は結婚したのだから親友になってもおかしくない親和性があるのだと思えてくる。スピンオフドラマ「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」では、そんな彼らが大豆田とわ子と出会っていないパラレル・ワールドを舞台に“わちゃわちゃ”している様子が描かれている。つかみどころのないキャラクターがハマりすぎる故・松田優作を父に持ち、母は松田美由紀、弟・翔太も俳優で、妹・ゆう姫も「コントが始まる」でドラマデビューと、芸能一家育ちの松田さん。10代で出演した『御法度』(99)や『青い春』(02)などで注目されたことで、どこか尖っていて近寄りがたい映画俳優のイメージがあった、という人もいるかもしれない。その後、永山瑛太(当時は瑛太)とバツイチ男2人の便利屋を描いた『まほろ駅前多田便利軒』(11)のつかみどころのない、素性もよく分からない行天春彦役が話題となり、連続ドラマ「まほろ駅前番外地」と続編映画『まほろ駅前狂騒曲』にも出演。朝ドラ「あまちゃん」のマネージャー・水口琢磨役が“ミズタク”と呼ばれてお茶の間の人気を集め、映画『探偵はBARにいる』シリーズでも大泉洋演じる“探偵”のバディ・高田として、やけに喧嘩が強い自由すぎるキャラクターもハマり役に。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか各賞を総ナメにした『舟を編む』の辞書編集者役でも幅広い層のファンに親しまれることになった。そんな中、2017年の「カルテット」では、割と“面倒くさい”キャラクターは高橋一生に任せ、松田さん演じる別府はいたってニュートラルに4人の調整役を担っていたのが印象的。今作でも松さん演じるとわ子と、角田さん演じる鹿太郎、岡田さん演じる慎森と“カルテット”を形成しているが、集う場がレストランということもあり、それぞれの間を取りもつような立ち位置といえる。だが、ほかの2人のように、とわ子にまだ未練があるのか否か、いまひとつ真意は読み取れない。しかも、親友・俊朗(岡田義徳)の彼女・三ッ屋早良(石橋静河)からもモテてしまっているのだ。松田龍平「とわ子に対する気持ちが4話から徐々に解き明かされる」第2話では慎森、第3話では鹿太郎がクローズアップされたが、第4話からはつかみどころのないキャラクターの八作の内面や過去が徐々に明らかになっていく。本作のこれまでを振り返り、松田さんは「すごくムードがある作品だと思います。とわ子が本当にキラキラして、素敵で、明るくて、面白い。とわ子を中心にそれぞれ個性豊かな人たちがいることで、より煌めくような作品だなって思います。一言で表現するのは難しいですけど、映像の雰囲気も含めて、“ロマンティック”っていう言葉はすごく合うなと思っています」と語る。さらに、「鹿太郎や慎森も、2人で言い合っているかと思えば、急にカッコいいことを言いますよね。それに2話3話と、2人とも最終的にはとわ子に支えられている感じが、個人的には好きなところですね」と彼らの関係性について話し、「八作に関しては、とわ子に対する気持ちが4話から徐々に解き明かされていって、見えてくるものがあるんじゃないかと思います。僕自身もこれから楽しみです」と気になるコメントを寄せている。第4話隠されていた三角関係が明らかに!?とわ子の親友・かごめ(市川実日子)に恋の兆しが。オーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われるかごめを見て、自分のことのようにウキウキするとわ子だったが、当のかごめは最近夜道を誰かにつけられたり、意識的にスマホの着信を無視したりと、何か隠し事がある様子。はたして、自由に人生を送るかごめにいったい何が?さらに、親友の俊朗の彼女・早良から猛烈なアプローチをかけられた八作。俊朗や早良との食事会では鼻をほじくったり、口元を汚したりとわざと行儀が悪いふるまいをしてなんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。なお、ドラマのこれまでをまとめたダイジェスト動画も公開。波乱が起きそうな第4話に向け、個性豊かな登場人物たちのキャラクター説明を名場面と共に振り返る内容になっている。とわ子と3人の元夫の“カルテット”に、何やらひと悶着が起こりそうな予感大。「モテたい人にモテなきゃ意味ない」と語った八作の思いが、ついに明らかになるのかも!?「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2021年05月04日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」の3話が4月27日オンエア。今回は角田晃広(東京03)さん演じる鹿太郎フィーチャー回となり、松さんとのダンスシーンやエンディングでのラップなど角田さんの演技に絶賛の声が集中している。『花束みたいな恋をした』「カルテット」など数々の映画、ドラマで知られる脚本家・坂元裕二の完全オリジナル作となる本作。住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長で、3回結婚して3回離婚したバツ3の大豆田とわ子に松さん。とわ子の最初の夫、田中八作に松田龍平。二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田さん。三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作の娘で中学3年生の唄に豊嶋花。鹿太郎に好意を寄せている女優の古木美怜に瀧内公美。八作の親友の彼女だが八作に惹かれていく三ッ屋早良に石橋静河。慎森と接近する小谷翼に石橋菜津美。市川実日子や高橋メアリージュンも出演。ナレーションを伊藤沙莉が務めている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の3話は若手建築士の仲島登火(神尾楓珠)による大学図書館の設計を一旦は絶賛したとわ子が、松林(高橋さん)から採算度外視のプランだと指摘され、その設計を却下したことがきっかけで仲島が退社してしまう。鹿太郎は部屋に飾っていたとわ子の写真についてカメラアシスタントに聞かれ、とわ子とダンス教室で出会ってからプロポーズするまでの思い出を語る。鹿太郎は自らをファッションカメラマンと嘘をついて仲良くなり、その後本当にファッションカメラマンになっていた。離婚後もとわ子に未練がある鹿太郎だが、自分に好意を寄せてくれている美怜も気になる…だが美怜から聞かされた身の上話が、彼女の過去の出演作の設定だと判明。さらに別の男性と車内で親密にしている姿を見てショックを受ける鹿太郎。美怜に別れを告げる鹿太郎だが、美怜は交際相手が鹿太郎とそっくりだと明かし、自分たちを守るために鹿太郎に身代わりになるよう頼んでくる…というストーリー。冒頭で見せる“小物”ぶりから、とわ子との社交ダンスシーンまで鹿太郎をメインに据えた今回のエピソード。角田さんの演技に「角田さんの役はあてがきかな?」「角田さんの表情の演技大好きだよ!」「角田さんが素敵なんですけどおおおお!!」「台詞のテンポが良すぎるの流石だわ」などの声がタイムラインに溢れる。「寂しい背中をさせたら世界一」「面倒くせぇ感じの役似合い過ぎ」など角田さんの演技を讃える声も多数。またエンディングではラップパートも担当し、角田さんのラップにも「角田ラップうまwwwかっこいい」「角ちゃんのラップが聞けるとは思わなかったー!」などの声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年04月27日先日、ついに放送がスタートした松たか子主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でナレーションを務め話題となった女優・伊藤沙莉からコメントが到着した。今期のカンテレ・フジテレビ系火9ドラマは、バツ3・子持ちの社長の大豆田とわ子が、“三人の元夫”に振りまわされながら日々奮闘する、脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描くロマンティックコメディー。主演の松さんをはじめ、元夫役には松田龍平、角田晃広、岡田将生がキャスティングされ、放送前から話題となっていた本作だが、ついに第1話が放送されると、斎藤工演じる船長さんの登場、「STUTS & 松たか子 with 3exes」による主題歌やエンディング映像など未発表のサプライズが話題に。とりわけ注目を集めたのが、伊藤さんのナレーション。Twitterのトレンドワードに名を連ね反響を呼んだ。子役から着実にキャリアを重ね、近年ではアニメ「映像研には手を出すな!」に出演し、声優やナレーターとしても活躍の場を広げている伊藤さん。坂元裕二作品としては、「わたしたちの教科書」以来となる今作では、登場人物たちに寄り添い、時にツッコミを入れながら、その心情を巧みに伝えてくれる。オファーをふり返って伊藤さんは「中学生の頃、一度だけ学園モノの生徒役で出演させていただいて以来の、念願の坂元裕二さんの作品で、オファーしていただいた時は、一ファンとしては作品に携わることができるということが幸福すぎて叫びました。今は連載を待っているようなワクワクした気持ちで、台本がくるのを毎回楽しみにしています」と今回の参加を喜び、「作品(登場人物など)と視聴者さんの間にいられたらいいなと思っています。もちろん存在として作品寄りではありますが、ナレーションのセリフも、せっかくおかしみのある、時にあたたかい言葉をいただいたからには、そういう空気を大切にしつつ、かゆいところに手が届く感じになるといいなと密かに思っています」とコメント。そして「連続ドラマはきっとそういうものだとは思いつつも、やっぱり毎週火曜が来るのが楽しみで仕方なくなる。そうなることでちょっと視界がワントーン明るくなる。そんなドラマだと思います。登場人物のおかしくも愛おしい言動を、かと思いきや、突然胸が“キュウ”ってなる感じを、ぜひナレーションと共に楽しんでいただけたらいいなと思います」とメッセージを寄せている。また、松田龍平が演じるとわ子の最初の夫・八作の友人で、レストラン「オペレッタ」を一緒に立ち上げた心配性のシェフ・持田潤平役として、音楽家・長岡亮介が登場し話題に。「ペトロールズ」の活動に加え、浮雲名義で参加する「東京事変」のギタリストや、数多くのアーティストのサポートギタリストと、ミュージックシーンで活躍を見せる長岡さんだが、俳優としての映像出演は今作が初めて。「『なんでだろう?』と思いました。でも『ぜひ長岡さんで』とオファーをいただいたのでお受けしました」とオファー時をふり返り、「監督さんからあまり何も言われないので、『これでいいのかな?』と思いながらやっています(笑)」と撮影の様子も明かす。またドラマ公式Twitterは「台本ではイケメンシェフと書かれていたので、龍平さんと並んでほしい、こんな2人がいるお店があったら行きたいと思うシェフ潤平役をギリギリまで悩み、突然閃いた長岡亮介さん。ダメ元でオファーしました。レギュラーです。めちゃくちゃ素敵です」と出演秘話を投稿している。なお、「オペレッタ」には第2話以降、とわ子、慎森、鹿太郎をはじめとした様々な登場人物が訪れるという。「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。「チェインストーリー大豆田とわ子を知らない三人の男たち」はGYAO!にて配信中。(cinemacafe.net)
2021年04月19日本気の『春のパンまつり』がやってきました。そうコメントをつけて投稿された写真が、ネット上で話題です。写真を投稿したのは、2021年4月13日から放送を開始したテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)のInstagramアカウント。初回放送を迎えた13日、同ドラマの主演を務める俳優の松たか子さんから、共演者やスタッフへの『差し入れ』があったことを写真付きで報告しました。「本気の春のパンまつり」といわれた、松さんの差し入れがこちら。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 新火9ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(@omamedatowako)がシェアした投稿 松さんといえば、山崎製パン株式会社が毎年春に行っている『ヤマザキ春のパンまつり』のキャンペーンCMに出演していることでも知られています。自身が広告塔を務めている会社の商品とはいえ、ここまでの種類を差し入れとして提供するとは…!もはや店舗の域です。松さんの差し入れはネット上で反響を呼び、「夢の光景」「さすが」と驚きの声が寄せられました。・スーパーマーケット以上のパン祭り。・これは売店ですか?・松さんのパワーがすごい。お店より迫力がある。ここまでさまざまな商品が集まると、どれを選ぶか迷ってしまいそうなもの。撮影よりも商品選びに夢中になる出演者やスタッフの姿が目に浮かびますね![文・構成/grape編集部]
2021年04月15日昨日4月13日にスタートしたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌、「STUTS & 松たか子 with 3exes」による「Presence I (feat. KID FRESINO)」が、各配信サイトにて配信がスタートした。『花束みたいな恋をした』を手掛けた脚本家・坂元裕二の最新作で、完全オリジナル作品となるドラマは、松たか子扮するとわ子が、三人の元夫たち(岡田将生、角田晃広、松田龍平)に振り回されながら日々奮闘するたまらなく愛おしいロマンティックコメディー。配信がスタートした今回の主題歌は、トラックメーカー/MPC PlayerのSTUTSがトラック制作及び楽曲プロデュースを担当し、KID FRESINOをフィーチャリングに迎え、ドラマ主演の松さんがメインヴォーカル、3exes(=三人の元夫)と名乗る岡田さん、角田さん、松田さんがコーラスで参加。松さんによる歌のメロディー・歌詞は、シンガー・ソングライターbutajiとSTUTSが制作。歌だけでなく、KID FRESINOのリリック&ディレクションでレコーディングされた松さんのラップパートも必聴だ。松さんは「STUTSさん、そして彼のもとに集まる才能豊かな皆さんと、ドラマの主題歌、エンディングの映像を作れたことをとても誇りに思います」とふり返り、「ドラマを観てくださった皆さんへの、毎週のお楽しみになるかと思います。どうぞお見逃しなく!」とメッセージを寄せている。なお、「Presence I (feat. KID FRESINO)」Official Music Videoが本日20時にYouTubeプレミア公開される。「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年04月14日今まで見たことのない石原さんの表情が、海音にはあるそれは、インタビュー前の撮影風景。仲良く寄り添うカットを撮り終えると、綾野剛が耳まで赤くして恥ずかしそうに笑う。そんな綾野を見て、石原さとみもくすぐったそうに微笑む。その距離感は、まるで本物の恋人みたいだ。4月14日(水)スタートのドラマ『恋はDeepに』は、石原さとみ&綾野剛によるラブコメディ。石原さとみ演じる魚オタクの海洋学者・渚 海音と、綾野剛演じるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎が運命的な恋におちる。共に多数のヒット作を抱えるふたりが、本作で待望の初共演を果たす。「綾野さんのことは、テレビや映画を見ていて、もうちょっとクールというかドライというか、陰影のある方かなと思っていたんです。でも、今回お会いしてみて、ガラッと変わりました。優しくて、太陽みたいな人。今回の役柄も含めてなんですけど、カッコいいだけじゃなく、すごく可愛い方だなという印象です」(石原)「石原さんは、眩しいです。大人の女性と可愛い女性の両方が同居している。そして、芝居に対してすごく真摯。石原さんの役はとても複雑なので悩むことも多いと思うんですが、悩んでいることに陶酔するのではなく、現場でいろんな人たちと分け隔てなくコミュニケーションをとっていく中で、ちゃんと答えを見つけてくる。その姿勢が他の俳優部のみんなにも影響を与えているし、より良い制作環境をつくるための光になっています」(綾野)石原演じる海音と、綾野演じる倫太郎。どちらもラブコメらしい魅力的なキャラクターとなっている。「倫太郎は完全なるツンデレです(笑)。ツンとしたところもあるけれど、デレもしっかりあります。ビジネスシーンのときはピリッとした倫太郎。だけどそれ以外の場面では、観ている人たちが『可愛いじゃん』『優しいじゃん』ってツッコみたくなるようなところもあって。そのギャップに私も振り回されています(笑)」(石原)「僕も振り回されていますよ。石原さんの作品は観てるんですけど、今まで見たことのないような表情が海音にはたくさん含まれている。ものすごくピュアなんです。きっとこのピュアさが観ている人にも届いたら心を動かすことができると思うし、浄化されると思います」(綾野)役づくりに向けて、衣装にもこだわりが込められている。「海音は海が好きというのもあって、青とか水色とか寒色を多めにしました。メイクも暖色を使わずに、全部グレイと青で固めています。あとはサスティナブルな精神性もあるので、麻の素材だったり、ナチュラルなものを持ってきて。画面で見たときに、上半身がオシャレで可愛くなったらいいなと思って、スタイリストさんがたくさん提案してくださったものの中から、今日着ているこのタートルに短めの真珠のネックレス、あとはシャツの重ね着とイヤリングをマストにしています」(石原)「倫太郎はTPOに影響されない。御曹司だからカチカチの格好ということではなく、風のような軽やかな洋服を選んでいます。そうやって軽やかに見せるのは倫太郎にとって鎧のようなもの。その鎧が海音と出会うことでどんどん剥がれていく。その変化をサイズ感がより柔らかになっていくことで表現したいなと。倫太郎の衣装に関しては、倫太郎だけをベースに考えたというより、海音との関係性を重視して選んでいます」(綾野)ラブコメのキラキラした世界が、私にとっての憧れでした石原さとみといえば、2010年代を代表するラブコメの女王。『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』『5→9〜私に恋したお坊さん〜』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』などいくつものラブコメで同世代の女性たちから憧れを集め、ときめきを提供してきた。「小学生のときからドラマをよく観ていて。中谷美紀さん、常盤貴子さん、松たか子さん、松嶋菜々子さんたちが演じられているラブコメを夢中になって観ていました。あのキラキラした世界が好きで、よくファッションも真似していました」(石原)だからこそ、いつかラブコメを演じることも、女優になったときからの夢だった。「ラブストーリーって、やっぱり思春期の頃に観るとものすごく強い影響を受けますよね。私自身、いろんな恋愛ものの作品に影響を受けて大きくなったので、自分もやりたいという気持ちはすごくありました。それが25歳のときに『リッチマン、プアウーマン』で初めてラブコメをやらせていただいて。今年で35歳、ちょうど10年近くラブコメをやってきた中で、またラブコメができることが本当にうれしい。小中高生の方たちに観てもらえる作品というのはなかなかできないと思うからこそ、これが最後と決めるわけではないですけど、私にとって今回のドラマはすごく貴重な作品です」(石原)既視感がないからこそ、やってみたいと思った一方、綾野剛といえば、ラブコメのイメージがほとんどない。「既視感がないですよね」(綾野)そういかにも楽しそうな笑みを浮かべる。「普段からドラマを楽しみにしている方々に、この感じ、この組み合わせは見たことがないと新鮮に思ってもらえるものを提供したいという気持ちが僕にはあります。そういう意味では、ラブコメというものから遠ざかっていたからこそ、みなさんにとっても既視感がない状態で届けられるのかなと。30代最後にこれを逃したら、もうラブコメをやることはないんじゃないかというタイミングで、こんなにもまっすぐ人を愛することができる役に出会わせてもらったことに感謝しています」(綾野)そもそも連ドラは昨年の『MIU404』以来。綾野剛の出演作の傾向を見ていると、これだけ短いタームで連ドラに登板すること自体が珍しいように見える。「最低でも1年半か2年は意図的に空けるようにしていたので。毎クール毎クール、同じ役者が出ているのは作品にとっても役者にとっても最良とは言い切れません。今回はビビッと来たんです。その直感の決め手になったのは、石原さん。あとはプロデューサーの枝見洋子さんと鈴木勇馬監督の真剣な目に懸けてみようと思いました。そしてなによりエンタメで世の中の微力ではありますが少しでも華やかにしたいという願いを込めてお受けしました」(綾野)エンタメの世界には、いろんなジャンルのドラマがある。その中で、ラブコメだから感じられる楽しみとは何だろうか。「相手役の方のいいところを発見していく作業になります。どの作品でも基本的にそうしていますが、特にラブストーリーであったりラブコメはその人のことを考える時間が圧倒的に長い。その分、とても気持ちが豊かになります。それは生きる側にとっても大切な時間になるし、心のビタミンになります」(綾野)「待ち時間の会話の質もちょっと違いますよね。うすっぺらくもなく、ディープでもなく。相手役の方と2つくらい心の扉を開けたくらいの会話ができるのがラブコメだと思います。その距離感がちょうどいい。撮影期間をかけて少しずつ相手のことを知っていく喜びを噛みしめられるのが楽しいです」(石原)運命論より大事なのは、起きた出来事に意味づけをすることドラマで描かれるのは、運命的な恋。ふたりは“運命”を信じるだろうか。「運命。今いちよくわかっていなくて。ある面では、自分に起きた出来事のすべてが運命だとも言える」(綾野)「そうですよね。私も運命論ってあんまりよくわかっていないんです」(石原)「たとえば仕事に関しても、この人と共演したいと思って叶った人もいれば、いまだにご一緒できていない人もいる。自分の意志で決めていける仕事ではないから、とても難しいんだけど。でもそんなふうにどうなるかわからないくらいの方が楽しいですよ。自分の知らないうちに、見える景色がどんどん変わっていくのも、それはそれで魅力。運命には弄ばれるくらいがちょうどいいのでしょう」(綾野)「私は起きたことに対して意味づけをよくするんですね。どれだけ辛いことがあっても、自分の中で意味づけさえできれば、明るい未来につながっていくし、意味づけができた時点で、辛いこともすべて過去になる。だから私にとっては起きたことが必然か偶然か、それこそ運命かどうかは何でもよくて。大切なのは、ちゃんと意味づけをすること。そうやって消化して、自分の糧にしていく作業を欠かさないようにしています」(石原)運命に対して飄然と、あるいは凛然と構えるふたり。共通するのは、自分の中に確かな芯があること。そして、それでいてしなやかなことだ。そんなふたりが共演を果たしたとき、いったいどんな化学反応が起きるのか。この春は、ふたりが演じるDeepな恋に思いっ切りダイブしたい。日本テレビ系新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月14日より毎週水曜よる10時放送撮影/須田卓馬、取材・文/横川良明、ヘアメイク/今井美知子(石原さとみ)、石邑麻由(綾野剛)、スタイリング/外山由香里(石原さとみ)、佐々木翔(綾野剛)
2021年04月12日「最近の松さんは、お裁縫にハマっていると話していましたよ。娘さんが4月から小学校に上がるので、その準備に余念がなく、夜な夜な通学グッズを縫っているんだとか」(芸能関係者)一人娘を子育て中の女優、松たか子(43)。ギタリストの夫・佐橋佳幸(59)との間に生まれた長女は、この3月で6歳になった。わが子の進学準備に追われる私生活の忙しさに加えて、この春、松は仕事面でも多忙に。4年ぶりの連続ドラマに主演するのだ。「4月開始の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)というドラマです。ちょっとユニークなタイトルどおり、松さんが演じる主人公はバツ3の女社長。元夫3人に振り回されるという設定なんです」(テレビ局関係者)本誌は3月半ばの日中に、このドラマの撮影に取り組む松の姿を目撃している。千葉県内の公園でラジオ体操に励むシーンを撮影中だったが、“洋服好き”の役ということで、鮮やかな黄色いスエットの上下姿が目をひいていた。ファッション面でも目を楽しませてくれそうなこの作品。一方で、発表当時からドラマ通たちが熱い期待を寄せる、別の理由もある。「松たか子主演で、坂元裕二氏が脚本。そこに松田龍平(37)も出るとなれば、名作『カルテット』の布陣だと話題なんです」そう教えてくれたのはテレビ誌記者。『カルテット』は’17年放送のTBSドラマだ。「視聴率はそこまでではなかったものの、質の高い会話劇として、熱狂的なファンが多い作品です」■『カムカムエヴリバディ』ヒロイン役のオファーが……松の連ドラ主演も、この『カルテット』以来なのだ。「松さんも“坂元さんの脚本は言葉が面白い”と言っていました。久々に連ドラ主演を決めたのは、坂元さんの脚本なら、ということもあるのでしょう」実は松、この『大豆田とわ子』のために、ある大きなオファーを断ってもいたようで――。「松さんに朝ドラのヒロイン役のオファーがあったのです。’21年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』です」(前出・芸能関係者)同作は“朝ドラ初の3世代ヒロイン”と話題で、それぞれを深津絵里(48)、川栄李奈(26)、上白石萌音(23)が務めることが昨年末に発表されている。「深津さんが演じる役が3世代の中間の代にあたるのですが、この役の候補として当初、松さんの名前が挙がっていたのです。松さん側も検討までしていたといいます」(前出・芸能関係者)朝ドラヒロインという大役に、松側も興味はあったようだが……。「最終的にこの打診を断ることに。『大豆田とわ子』と撮影スケジュールが重なっていたようですね」朝ドラに“NO!”を出してまで挑む今作。通も唸る演技派ママ女優の熱演の凄味を、テレビで毎週見られるのはもうすぐだ。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年03月30日門脇麦主演、監督・岨手由貴子×原作・山内マリコで贈る映画『あのこは貴族』。本作で門脇さん演じる箱入り娘の主人公・華子の良き相談相手を演じた石橋静河が、ヴァイオリンに挑戦するメイキング映像が解禁された。昨年、ドラマ「この恋あたためますか」で中村倫也の元カノ役を演じ、洗練された存在感を見せたほか、4月からは松たか子、高橋メアリージュンとともに連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に出演。『きみの鳥はうたえる』や『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でも映画ファンを魅了してきた石橋静河。本作で演じたのは、東京生まれ、東京育ちの主人公・華子の良き相談相手であり、自立した世界観を持つヴァイオリニスト・逸子。本作では世界で活躍するヴァイオリニスト役ということで初めてヴァイオリンにチャレンジした石橋さんは、「撮影に入る1カ月前から練習を始めて、それからは毎日していました」と明かす。「すごく難しい楽器だと思うのですが(逸子は)海外でプロとして活躍している役だったので、(実際にヴァイオリンをやってる方がみて、あれは嘘だと簡単に思われないように)ある程度そう思わせる説得力がないとダメかなと思い、まずはプロの演奏家に見えることを大事にして一生懸命やりました」と撮影をふり返る石橋さん。本来であれば数回のレッスンで、ヴァイオリンの持ち方などの練習の予定だったが、石橋さんの熱意が勝り、急遽15回以上のレッスンがみっちり組まれることに。それまでヴァイオリンに触ったこともなかった石橋さんは猛練習の末、ラストシーンのカルテット演奏では実際に音が出せるようになっていた。今回解禁されたメイキング映像でも、石橋さんがヴァイオリンを演奏している姿が確認できる。「最後の演奏シーンは自分の撮影アップの日でそれまでに練習ができたことと、カルテットでの演奏でしたので私の他に3名のプロの方たちがいらっしゃってみんなで演奏する感じだったので楽しかったです」と、楽しみながら演奏するまでに成長したよう。逸子が劇中で演奏しているヴァイオリン曲は、本作で様々なシーンを彩るテーマ曲。この楽曲について音楽を担当した渡邊琢磨は、「石橋さんのレッスン(初歩的な楽器の持ち方など)を楽曲の完成に先立って進めていったのですが、その練習に立ち会った際、逸子が演奏する音が映画の主題とどのようにかかわっていくべきかを掴んだような気がします」とコメント。「逸子の個性をなぞるだけに留まらず、本作固有の時間感覚の中でヴィヴィッドに変遷していくような音ではないかと。練習スタジオから帰宅後すぐに数小節のモチーフを書き、岨手監督にリファレンスをお聞かせして以降、石橋さん、須原(杏)さんはじめ指導にあたられたヴァイオリニストの方々が、逸子の演奏を圧倒的な集中力と感性で作り上げていきました」と語り、「最終的にその練習模様を収めた動画を、当初から劇伴の演奏をお願いしたいと思っていたヴァイオリニストの梶谷裕子さんにお見せし、石橋さんの演奏やニュアンスを踏まえた上で録音を行いました」と楽曲制作の裏側を明かした。華子と美紀(水原希子)、全く違う境遇に生きる2人の女性が自らの足で人生を切り拓いていく姿に、優しくエールを送るかのように流れる音楽も本作の魅力の1つとなっている。『あのこは貴族』は全国にて公開中。『あのこは貴族』オリジナル・サウンドトラックは発売中。定価:¥2,200+税発売・販売元:P-VINE(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月09日春のカンテレ・フジテレビ系新火9ドラマは、松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」を放送することが決定。キャストのコメントが入った特報映像も公開された。松さんにとって「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。バツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。そんな主人公・とわ子を演じるのが松さん。すごく変人というわけではなく、洋服が好きで、明るく、お茶目で、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、色々なところがちょっとずつ面白い、そんな女性。建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかりで、最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・唄と2人暮らしをしている。坂元さんとは3度目のタッグとなった今回。「すごく面白かったです。いろんなキャラクターがいて、出てくる人出てくる人が面白くて、愚かな感じで(笑)。一気に読んじゃいました」と脚本を読んだ感想を明かし、「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人達が、生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人達の様を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえれば」とコメント。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫役も決定。最初の夫・田中八作を演じるのは、「カルテット」でも松さんと共演した松田龍平。唄の父親でもある八作は、レストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。女性に自動的にモテてしまい、時々面倒なことに巻き込まれてしまう、優しい二枚目という役どころ。2番目の夫・佐藤鹿太郎は、角田晃広(東京03)が演じる。ファッションカメラマンの鹿太郎は、業界では有名で腕もいい。とわ子のことがいまでも好きで好きでたまらないが、とにかく器が小さい愛らしいキャラクターだ。そして3番目の夫・中村慎森を岡田将生が演じる。「しろくまハウジング」の顧問弁護士である彼は、理屈っぽくて、ひねくれ者。周囲からは冷静で合理的に見られる慎森が、とわ子となぜ結婚し、なぜ離婚したのか…?この3名との共演について「それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)」と松さん。初顔合わせをふり返り、「予想通り、少しぎこちないところから始まって(笑)。きっと最後まである一定の距離感は保ちながらいくんじゃないかなって(笑)。でも、無理がなく、現場にいられそうだなと感じました。3人に甘えたくなっちゃうくらい、すごく魅力的ですので、私は甘えすぎないように(笑)。ほどよく迷惑をかけながら、頑張んなきゃなって思いました」と感想を明かす。また岡田さんも「先ほどお会いして、すぐ4人の空気感になったと思いました。ドラマの世界とあいまって、居心地のいいゆる~い、ふわ~っとした空気に包まれていたので、普段の感じも含めて役に生かしていけたら」と初顔合わせの印象を語る。角田さんは「ドラマの話がきてるってことで、『どういうドラマなの?』ってマネージャーに聞くじゃないですか。その時にまず松たか子さんがいらっしゃって、バツ3で元夫が3人いるんですけれども、それが松田龍平さん、岡田将生さん、角田さん。『なんでだよ!』っていうのが最初でしたよね(笑)」とオファー時を回想。「4人の掛け合いのテンポと間がとても面白いので、撮影も楽しくなりそう」と期待した松田さんは、「笑いながら観てもらえるドラマになるんじゃないかと思ってます。ぜひお楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せた。「大豆田とわ子と三人の元夫」は4月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月19日リカー・イノベーション株式会社は、同社が運営するお酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」にて、TVアニメ「おそ松さん」とコラボした「ほろ松さんのフルーツ酒」を、2021年2月10日(水)17:00より、KURANDオンラインストア特設ページにて期間限定で受注販売を開始します。「ほろ松さんのフルーツ酒」「ほろ松さんのフルーツ酒」のラインナップは、メインキャラクターのテーマカラーをイメージした6種類のフレーバー。ラベルには、今回のために【完全描き下ろしイラスト】を使用しています。さらに、購入特典として、対象キャラクターの限定白雲石吸水コースターをそれぞれセットでお届け。6本セットでご購入いただいた方には全キャラクターの限定白雲石吸水コースターに加え、特別なシークレット特典が用意されています。【ほろ松さんのフルーツ酒 いちご】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野おそ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。いちごの果肉がたっぷり入った贅沢な味わい。いちごのフレッシュな香りと甘み、爽やかな酸味が特徴です。ロックやソーダ割でスッキリ、ミルクと割って濃厚に。様々な飲み方でお楽しみください。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ブルーベリー】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野カラ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ブルーベリーを贅沢に使用し、果肉まで楽しめる1本です。上品な甘みと酸味がぎゅっと詰まった濃厚な味わい。ブルーベリーの鮮やかな色合いは、透明のグラスに注いでお楽しみください。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 キウイ】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野チョロ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。キウイの果肉がたっぷり入った贅沢な味わい。キウイを食べているかのような爽やかな酸味と香りがしっかりと感じられます。ロックやソーダ割はもちろん、ヨーグルトにかけていただくのもおすすめ。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ぶどう】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野一松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ぶどうの果肉がごろごろ入った、贅沢な1本。ぶどうの濃厚な甘みと香りは、まるでぶどうを食べているかのよう。ストレートやロックで素材の味わいを存分に楽しめます。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 レモン 】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野十四松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。レモンの酸味が鼻に抜ける爽快感のある味わい。レモンの果汁感があふれるジューシーで甘酸っぱい風味豊かな飲み心地が楽しめます。ロックやソーダ割のほかにも、紅茶で割っても相性抜群。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ピーチ】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野トド松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ももの果肉が入った、とろりとしたテクスチャーの濃厚な味わい。ももの香りと柔らかな甘みが口いっぱいに広がります。そのまま飲んでも、アイスにかけても美味しく楽しめます。◯製造元:北岡本店◯URL:購入特典「限定白雲石吸水コースター」白雲石とは石灰を固めたもので、しっとりとしたチョークのような質感と、豊富な吸水製が魅力です。グラスの水滴などもスピーディーに吸水してくれるので、デスク周りでも安心して使用できます。六角形の形がおそ松兄弟を連想させるこのコースターは、それぞれのテーマカラーで色分けされていて、思わず全種類そろえて並べたくなってしまいます。期間限定での受注販売となっているので、”推し松”の「ほろ松さんのフルーツ酒」を忘れずに予約しておきましょう。◯「ほろ松さんのフルーツ酒」販売価格:【単品】各3,600円(税別)【6本セット】21,600円(税別)【参考】※KURANDオンラインストア特設ページ
2021年02月12日新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、緊急事態宣言の発令とともに、政府は飲食店に時短営業の要請をしました。20時以降に飲食店で食事をすることができず、退勤時間が遅い人や、自炊が苦手な人からは「夜ご飯に困る」という声も上がっています。時短営業の要請を受け、『松のや』が夜弁当を販売開始牛丼チェーン店『松屋』で有名な株式会社松屋フーズが経営している、とんかつ専門店『松のや』。「外食はしづらいけどガッツリ食べたい。でも作るのは面倒…」という人に向けて、2021年1月27日から『ヤバい夜弁当』を販売開始します。20~翌朝5時のテイクアウト限定販売なので、ほかの飲食店が閉まった時間帯でも、気軽に夜ご飯を購入することができます。安くお腹を満たせる390円の弁当から、ボリューム満点な890円の弁当など、計3種類。中身も定番のとんかつだけでなく、生姜焼きやメンチハンバーグも選べます。どれも揚げ物が入っているため、「夜もがっつり食べたい」という人にピッタリです!予約サイト『松弁ネット』から注文すると受け取りの際の待ち時間が短縮され、店内の『密』を避けることもできるのだとか。仕事に疲れ、自炊する気力がない時や、夜勤の休憩時間にお腹を満たしたい時…カロリーを気にせず、『ヤバい夜弁当』で満足してみてはいかがでしょうか。【ヤバい夜弁当】価格(税込):『サービスとんかつ定食弁当』…390円(1月20日より販売中)『松のやDX生姜焼き定食弁当』790円(1月27日より販売開始)『松のやDX Bigメンチハンバーグ定食弁当』890円(2月3日より販売予定)※お持ち帰りのみそ汁は別途60円で購入可能。対象店舗:夜間営業自粛地域(弁当・デリバリー対応)の『松のや』店舗※イオン・高速PA店舗を除く、店舗により販売メニューが異なります。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日和栗モンブラン専門店「くり松」が、神戸・元町商店街に2021年1月23日(土)よりオープン。和栗モンブラン専門店「くり松」「くり松」は、最高級の和栗モンブランとお茶を楽しめるモンブラン専門店。兵庫県丹波地方で生産された"国内最高級"とも言われる「丹波栗」をメインに使ったモンブランを提供する。細さ"1.2mm"の絶品モンブランモンブランは、細ければ細いほど栗の風味が口いっぱいに広がる一方で、崩れやすく繊細なスイーツ。「くり松」では、オーダーが入ってから作られる、"細さ1.2mm"のオリジナル絞り器を使った絞りたてのモンブランが堪能できる。"旨・苦・甘・塩・酸" の五味で構成また、「くり松」のモンブランは、"旨・苦・甘・塩・酸" の五味で構成されているのもユニークなポイント。栗本来の旨味に加え、ブリュレの苦味やメレンゲの甘味、沖縄の塩を使用した自家製クッキーの塩味が栗の味を引き立たせる。さらに、最後に柚子の酸味と風味が加わり、さっぱりとした後味に。最後まで飽きずに楽しめる新感覚のモンブランだ。「丹波栗」のみを使用した最高級モンブランなど店内では、最高級の和栗・丹波栗のみを使った1日30食限定の"究極"のモンブランや、旬のフルーツと栗をミルフィーユのように重ねたスイーツを提供する。ドリンクは、約1,000種類の中からモンブランに合う7種を厳選。全7種から好みのお茶をセレクトして一緒に楽しむことが可能だ。また、テイクアウトメニューでは、お餅の上にモンブランを掛け流した贅沢なスイーツ「くり松千本」や、濃厚なソフトクリームに和栗、抹茶、苺いずれかのモンブランクリームをトッピングした「モンブランソフト」を用意。モンブラン好きには堪らない、充実のラインナップだ。【詳細】和栗モンブラン専門店「くり松」神戸本店オープン日:2021年1月23日(土)11:00住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-2-8 1階テイクアウト販売/2階イートイン営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)TEL:078-945-7710席数:14席メニュー例:<イートインメニュー>・「-松-最高級丹波モンブラン」2,400円+税<1日30食限定>・「-竹-季節のミルフィーユモンブラン」2,000円+税・「-梅-国産和栗モンブラン」1,800円+税<テイクアウトメニュー>・「くり松千本」1,800円+税・「モンブランソフト(和栗/抹茶/苺)」各800円+税
2021年01月16日来年春に行われる世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」を例年と同様、WOWOWがアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継することが決定した。例年、2月下旬に行われる同授賞式だが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、4月25日(現地時間)の開催へ変更に。また、ノミネーション発表は3月15日(現地時間)に予定されている。前回の「第92回アカデミー賞授賞式」では、女優・松たか子が日本人として初めてアカデミー賞のパフォーマンスの舞台に立ち、世界各国のエルサ役と共に『アナと雪の女王2』から「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を熱唱。そして、ポン・ジュノ監督による韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の受賞も話題になった。WOWOWの日本のスタジオでは、案内役としてジョン・カビラが14回目の出演。「このニューノーマルな状況の中で、アカデミー賞がどのようなアレンジをして世界中を楽しませてくれるのか期待しています」と語り、「毎年目が離せないオスカーですが、今回もなにか起こるのではないでしょうか。是非ライブでハラハラドキドキしながら、僕たちと一緒に楽しんでほしいですね」とコメント。加えて、新案内役としてフリーアナウンサーの宇垣美里が決定。「今回案内役のお話を頂き、いち映画ファンとしてとても嬉しいです」と参加を喜び、「アカデミー賞は年々多様化していているので、今回はどんな新しいことが起こるのか、とても楽しみです」と期待を寄せている。この2人が、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など、全世界が注目する発表の瞬間をナビゲートする。「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は2021年4月26日(月)WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月22日2020年12月8日、俳優の大泉洋さんとタレントのウエンツ瑛士さんが、バラエティ番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演。同番組内で大泉さんが、俳優の松たか子さんとの仰天エピソードを披露しました。ウエンツ瑛士と大泉洋、松たか子の話題になり…?ウエンツさんは2018年10月からイギリスへ留学し、2020年3月に帰国しました。留学へと旅立つ前には、大泉さんと松さんがウエンツさんの送別会を開くほど、3人は仲がいいのだとか。同番組内で、大泉さんは「松さんも交えて3人で、ウエンツくんの『お帰り会』をしよう」と提案。提案に対し、ウエンツさんは「ぜひぜひ。でも松さん、今忙しいのかな」「アカデミー賞で歌ってたし」と呟きました。すると、ウエンツさんのひと言に反応した大泉さんが、松さんとのエピソードを披露。なんでも、同年2月頃、大泉さんが松さんを食事に誘った時「野暮用があって」と断られたのだとか。俺が、飯かなんかに誘ったのよ、松さんを。そしたら、「いやー私、行きたいんだけど。その日、野暮用がありまして」って。「あ、そうなんだ、オッケーオッケー」っていってたの。そしたら後日ニュースで『松たか子、アカデミー賞で歌唱』って。「野暮用ってこれかー!!」って。火曜サプライズーより引用松さんは同年2月、アメリカで行われた第92回アカデミー賞授賞式に登場。ディズニー映画『アナと雪の女王2』の主題歌『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』を、世界9カ国のエルサ役の俳優たちと熱唱し、世間の注目を集めました。松さんのいう『野暮用』がアカデミー賞授賞式だったと知った大泉さんは、松さんに『LINE』を送ったといいます。俺、松たか子に『LINE』して。「いやー、かっこいいっすわ」「アカデミー賞が野暮用っすか?」って。(松さんから)「そうなんです~」「すみません」「イタリアン行きたかったわ」って返ってきて。火曜サプライズーより引用その後、ウエンツさんと大泉さんは「アカデミー賞とイタリアンを天秤にかけるなんて」「かっこいい」と松さんを称賛しました。視聴者からはさまざまな声が上がっています。・松さん、かっこよすぎる!大きな仕事でも鼻に掛けないところが素敵です。・スケールが大きい話で笑っちゃった。大泉さんもニュースで知った時にはたまげただろうな。・松さんのアカデミー賞での歌唱、鳥肌が立ちました。本当に素晴らしかった!でも、大泉さんの誘いを蹴って、臨んでいたと思うとちょっと面白い…!きっと、ウエンツさんの帰国を祝う『お帰り会』では、松さんのアカデミー賞についての話題で盛り上がるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2020年12月10日作・演出家で俳優の岩井秀人が、初見の台本を俳優たちに読ませ、それをお客さんに披露してしまうという驚きの企画『いきなり本読み!』。過去5度の開催はいずれも好評で、ついに1500席を有する東京国際フォーラム・ホールCでの上演が決定した。そこで今回も進行と演出を務める岩井に話を聞いた。第1弾の上演時は、「演劇界から怒られると思ったんですよ」と笑う岩井。しかし公演を重ねるごとに、その不安は手応えへと変わっていったと言う。「何か月もかけて磨き上げた類の演劇ではないですが、台本と俳優が初めて出会うドキュメント性みたいなことで言うと、ものすごく貴重だと思うんです。配役も途中でどんどん変えていきますが、他の人がやることによって、そのキャラクターの説得力が増えていく、みたいなことが起きて。それはすごく演劇的な面白さのひとつだと思います」俳優陣の絶妙なチョイスも本企画の大きな魅力。松たか子と大倉孝二は、今回が初参加となる。「松さんは俳優としてのスイッチのオンオフの差が激しくて、ケタケタ笑いながらおやつを食べていた8秒後ぐらいに、とんでもなく業の深い人物になって号泣してるみたいな人(笑)。ただそのオンオフをあまり見せたくない人だと思っていたので、今回OKをいただけたのは意外でしたね。大倉さんは本当にすごい俳優さんで、初見だろうが何だろうが、とにかく今この役を成立させるんだってことに特化している生き物(笑)。僕の作品にも出て欲しいとずっと思っていたので、すごく嬉しいです」さらに神木隆之介と後藤剛範は、第1弾以来2度目の出演となる。「神木くんは、共同プロデューサーです。『キレイ』では兄弟役だったんですが、その時からこの企画についていろいろアイデアを出してくれて。僕と神木くんのやりたいことって、重なっている部分が結構あるんですよね。後藤さんは、これ読んでどうしてそうなるんだよ!?みたいなところから、結果的に2時間ぐらいかけてやたらうまくなる人(笑)。この企画に特化した才能の持ち主ですね」出演者は、台本を渡されるのも舞台上。つまり舞台に出た瞬間は、どんな名優であっても、岩井の言葉を借りれば「まだ俳優の仕事をしていない」状態だ。「それが1回目に読んだ時と2回目に読んだ時ではもう明確に深度が変わっていて、やがては役人物だけになっていってしまう。その過程を2時間で観られるっていうのは、『いきなり本読み!』以外にはないと思います!」取材・文:野上瑠美子
2020年11月10日岩井秀人がプロデュースする舞台『いきなり本読み!』が12月25日(金)に東京国際フォーラム・ホールCにて上演される。『いきなり本読み!』は完成したドラマや映画、演劇ではなく、「稽古場のほうが絶対におもしろい!」と俳優・作家・演出家の岩井(劇団ハイバイ)が企画&プロデュースしたもの。タイトル通り、集まった豪華俳優陣が、初めて見る台本の読み合わせを観客の目の前で繰り広げる。俳優にはお題となる演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で配役を決定。役作りや演出のみならず、照明や音響もない、まさに裸一貫で台本に挑む俳優の姿を垣間見ることができる。2020年2月にスタートした本企画は“これまでになかった究極の舞台”と話題を呼び、8月には下北沢・本多劇場にて 2Days開催、9月には豊岡演劇祭2020にて初の地方開催も実現した。今回で4度目となる本公演には、松たか子、神木隆之介、後藤剛範、大倉孝二と錚々たるメンバーが集結。進行・演出の岩井も「我ながら今回も素晴らしいキャストが揃いました。それも年の瀬、12月25日、みなさまへのクリスマスプレゼントでございます」と自信のコメント。普段は見られない実力派俳優4人の台本の読み合わせをぜひ目の当たりにしてほしい。チケットはS席(8,000円/税込・全席指定)とA席(7,000円/税込・全席指定)の2種類。11月7日よりチケット先行抽選販売が始まっており、一般発売は12月5日(土)10時より開始となる。『いきなり本読み! in 東京国際フォーラム』日時:12月25日(金)開演19:00/開場18:00会場:東京国際フォーラム ホール C[演出]岩井秀人 [出演]松たか子 / 神木隆之介 / 後藤剛範 / 大倉孝二チケット料金:S席¥8,000 A席¥7,000(税込・全席指定)
2020年11月09日俳優の大泉洋(47)が11月2日、大みそかに放送される「第71回 NHK紅白歌合戦」で白組の司会者を務めると発表された。同局では音楽番組「SONGS」の“責任者”も務めている大泉。国民的音楽番組に、ついに大抜擢となった。ネットでは大泉の代表番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)になぞらえて《司会のはずなのに、深夜バスで福岡へ向かう事になる》《紅白終了後に拉致、そしてサイコロの旅開始》といった紅白大喜利がスタート。また紅組司会者の二階堂ふみ(26)が沖縄出身であるため、《紅白司会、沖縄VS北海道じゃん???》《沖縄出身の二階堂さんと北海道出身の大泉さんの組み合わせは、面白いと思いますね》との声も上がっている。盛り上がりを見せる大泉の“紅白大抜擢”。そんな彼は、アドリブ力に定評がある。13年に放映された「アロマックス」のCMでは、大泉のアドリブが企業側に好評だったためCMが全18パターンに。またドラマや映画の撮影中にも、彼はアドリブをどんどん繰り出していくという。「18年の映画『恋は雨上がりのように』では小松菜奈さん(24)を変顔で笑わせたり。また同年の『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』では三浦春馬さん(享年30)が思わず困惑するほど、長いアドリブを披露したそうです。さらに19年7月期のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)では松たか子さん(43)の『もう一回ぐらい左遷されてみる?』というセリフに対して『福山雅治だって1回で本社戻ったんだよ』と、前クールの『集団左遷!!』(同局系)にちなんだセリフをアドリブで披露。結果的にはカットされたそうですが、大泉さんは『放送してほしかった!』と悔しそうでした」(芸能関係者)しかし紅白では秒刻みの進行が求められることもあり、Twitterでは《紅白でアドリブ入れられるのか?!》《瞬発力あるアドリブが楽しいだけに紅白の枠ではどうなりますか》など大泉を心配する声もあるがーー。「大泉さんはアドリブを多用しますが、場を読む力があります。ですから自分勝手に長々話したり、問題発言をしたりといった和を乱すような言動はしません。そんな彼だからこそ、起用されたのでしょう。また紅白には出演者の転換中、司会者が話を繋ぐシーンがあります。そこで彼の“本領発揮”となるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)年末に向けて、期待の高まる紅白歌合戦。大泉の司会にも要注目だ。
2020年11月02日『THE BOOM』のボーカル・宮沢和史さんの息子で、俳優の宮沢氷魚さんや、俳優でミュージシャンの窪塚洋介さんを父に持つモデルの窪塚愛流さんをはじめ、いわゆる『二世』の活躍が目覚ましい昨今の芸能界。2020年10月7日、写真家の蜷川実花さんが自身のInstagramで公開した、大物歌舞伎俳優を父に持つ二世俳優の写真に驚きの声が上がっています。「15歳でこの色気…」と衝撃広まる蜷川さんが撮影したのは、八代目・市川染五郎さん。十代目・松本幸四郎さんを父親に持ち、叔母は女優の松たか子さん、祖父は二代目・松本白鸚(元:九代目・松本幸四郎)さんという、まさに芸能界のサラブレットです。八代目市川染五郎(左)十代目松本幸四郎(中央)二代目松本白鸚(右)うまれながらに『特別な存在』だった八代目市川染五郎さんですが、多くの人を驚かせたのはその圧倒的なオーラ。15歳(2020年現在)とは思えない独特の色気を放っていると話題になった写真がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by ninagawamika (@ninagawamika) on Oct 6, 2020 at 6:05pm PDTすでに歌舞伎の舞台だけでなく、活躍の場をテレビや映画へと広げている八代目・市川染五郎さんですが、お茶の間の知名度はこれからというところ。しかし、今回の写真が大きな反響を呼んだことで、その存在にこれまで以上に注目が集まっています。【ネットの声】・お父様の十代目・松本幸四郎さんも美しいですが、息子さんもすごい存在感…!・『女形』として活躍してほしいぐらい。・松本幸四郎の息子がはんぱない…。・美しすぎて、ドキッとした。『二世』の肩書がかすむほどの存在感を放つ八代目・市川染五郎さん。今後、歌舞伎の枠を超えた活躍を期待させます。[文・構成/grape編集部]
2020年10月09日岩井俊二監督による初めての中国映画『チィファの手紙』。中国で絶大な人気を誇る岩井監督が写った、本作の日本語歌詞付き主題歌MVと中国版ポスターが解禁された。本作は、今年1月に公開された岩井監督の最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を岩井監督自ら映画化した、もうひとつの“ラストレター”。中国を代表する女優のジョウ・シュンを主演に、共同プロデューサーにアジア映画界の巨匠ピーター・チャンを迎え、岩井監督が監督、プロデュースに留まらず、脚本、編集、音楽も手掛けた意欲作となっている。そんな本作の主題歌「姿」は、岩井監督、ギタリストの市川和則とアコースティックユニット「ikire」を組むシンガーソングライターのChimaが作曲を、作詞を台湾の人気ロックバンド「ソーダグリーン」のボーカル、ウー・チンフォンが担当し、ジョウがボーカルを務めた。解禁されたMVでは、明るい光が差し込む、埃が積もった古びた講堂のステージで、チャンがギター、岩井監督がピアノを伴奏する中、ジョウが歌い上げる姿が。予告編にはない本編映像も挿入されており、本作のドラマティックでエモーショナルな世界観を堪能できるものとなっている。一方、中国版ポスターは全部で6枚あり、風の強いどんよりとした海で、黒い服に身を包んだジョウとチャンと岩井監督が写っている。そのうちの1枚、岩井監督が写ったものは、手にカチンコを持つ岩井監督の姿がコマ送りのようになっており、岩井監督の『四月物語』で主演の松たか子が写ったポスターとまったく同じ構図。さらに、ジョウが写ったものは、ヘッドフォンをつけて瞳を閉じたジョウの横顔が切り取られており、『リリィ・シュシュのすべて』を思い起こさせるほか、岩井監督を先頭に、ジョウ、チャンが一列になって歩く1枚は『PiCNiC』を彷彿とさせるなど、岩井監督の過去作へのオマージュが盛り込まれたものとなっている。『チィファの手紙』は9月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チィファの手紙 2020年9月11日より新宿バルトほか全国公開© 2018 BEIJING J.Q. SPRING PICTURES COMPANY LIMITED WE PICTURES LIMITED ROCKWELL EYES INC. ZHEJIANG DONGYANG XIAOYUZHOU MOVIE & MEDIA CO., LTD ALL Rights reserved.
2020年09月11日岩井俊二監督が自身の小説「ラストレター」を原作に、初めて中国でメガホンをとった映画『チィファの手紙』。この度、すれ違いの文通が始まるきっかけとなるシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演し今年1月に公開された岩井監督『ラストレター』と同じく、岩井監督が自身の小説を原作に中国で描いたもうひとつの“ラストレター”。今回到着した本編シーンは、ある日、犬の散歩から帰ってきた従姉妹同士のムームーとサーランが、ポストに届いたムームーの亡き母チィナン宛の手紙を発見した後の場面。2人はその手紙を読み出すが、まるで母がいまも生きていて文通をしているかのような内容に困惑する。「この人、霊界と文通してる?」「知らないのかな? 亡くなったこと」とサーランは不思議がり、何か分かるかもしれないから、自身の母親でチィナンの妹・チィファに聞いてみようと言うが、ムームーは「それじゃ面白くない、返事書いてみない?」と無邪気な提案するのだった…。『ラストレター』ではムームーに当たる役を広瀬さんが、サーランに当たる役を森七菜が演じ、注目の若手女優の演技が話題になったが、岩井監督は『チィファの手紙』での少女たちの演技も絶賛。ムームーを演じるダン・アンシーは本作での透明感のある魅力が話題を呼び、また、サーランを演じるチャン・ツィフォンは『唐山大地震ー想い続けた32年ー』(10)で「金鶏百花映画祭」新人賞を受賞した実力派。物語を彩る中国の若き才能にも注目だ。『チィファの手紙』は9月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チィファの手紙 2020年9月11日より新宿バルトほか全国公開© 2018 BEIJING J.Q. SPRING PICTURES COMPANY LIMITED WE PICTURES LIMITED ROCKWELL EYES INC. ZHEJIANG DONGYANG XIAOYUZHOU MOVIE & MEDIA CO., LTD ALL Rights reserved.
2020年09月06日10月からの第3期放送が発表されたTVアニメ『おそ松さん』。この度、66秒で第2期の内容を振り返る特別映像が公開された。TVアニメ『おそ松さん』は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品。第1期は2015年より放送され、2016年度流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象を巻き起こした。また2017年よりTVアニメ第2期の放送、2019年には完全新作となる劇場版『えいがのおそ松さん』を公開した。第3期放送に先立ち公開された本映像は、松野家の末弟・トド松が、第2期で登場した謎の配信チャンネル「トッティちゃんねる」を使用して、Youtuberさながらに第2期を紹介する様子が映し出された。明るく元気な口調ながらも、ドライで毒舌なトド松らしい視点から第2期や6つ子について語るほか、ラストでは第3期への本音も飛び出した。映像では、「げんし松さん」「サマー仮面」「茶髪になったチョロ松」など、第2期で話題となったシーンもふんだんに盛り込まれ、第1期から変わらない6つ子達の姿が蘇る。また、第2期の振り返り特設サイト『松まとめ2』も開設。藤田監督、シリーズ構成の松原秀、第2期でキャラクターデザインを担当した浅野直之、第3期からキャラクターデザインを務める安彦英二らメインスタッフと、6つ子声優陣含む豪華キャスト総勢12名が選んだ第2期のお気に入りのエピソードを視聴できるほか、それぞれが選んだエピソードに関するコメントも寄せられた。TVアニメ『おそ松さん』10月から第3期放送
2020年08月21日仲野太賀主演、石井裕也監督オリジナル脚本映画『生きちゃった』より、仲野太賀と若葉竜也が歌う主題歌を収録した特報映像が公開された。本作は、幼なじみの山田厚久(仲野太賀)、奈津美(大島優子)、武田(若葉竜也)の3人の物語。結婚し、娘もいる厚久と奈津美。平凡な生活を送っていたが、厚久が奈津美の浮気を知ってしまい、3人の関係は歪んでいく。今回到着した特報映像「夏の花ver.」は、新たな映像とともに、厚久と武田が歌う、奈津美を思って作った主題歌「夏の花」が流れる映像。路上でアコースティックギターを弾きながら歌う2人の過去の姿や、様々な表情の奈津美の姿が映し出されている。楽曲の作詞・作曲は、松たか子や藤井フミヤにも楽曲を提供しているシンガーソングライターの河野丈洋。本作の音楽も担当している。『生きちゃった』は10月3日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:生きちゃった 2020年10月3日よりユーロスペースほか全国にて公開
2020年08月18日