サザンオールスターズ・桑田佳祐(62)と松任谷由実(64)との絡み、5年ぶり復帰した北島三郎(82)のド派手パフォーマンスなどで盛り上がった昨年の紅白。出場・出演したアーティスト陣の中でもっとも激しい“運動量”だったのが、紅白両軍で出場したX JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)だ。白組では人気バンド・L’Arc~en~Cielのボーカル・HYDE(年齢非公表)とのコラボ曲「Red Swan」を披露。楽曲の途中で白のコートを脱ぎ、紅白では3年ぶりとなる“裸ドラム”の演奏となった。そして早着替えを経て、紅組としてサラ・ブライトマン(58)とのコラボ曲「Miracle」を披露。サラの歌声に合わせて美しい音色を奏でた。「4日に紅白の毎分視聴率がNHKから発表されます。5日の各スポーツ紙はそれを元に歌手別視聴率を掲載すると思われますが、YOSHIKIのみ出番2回分の“累計”で、おそらく合わせて80%は超えるのではないでしょうか。すでに“視聴率王”は決定しているようなものでしょう」(芸能記者)各スポーツ紙によると、両軍での出番を終えたYOSHIKIは「頭の切り換えが大変でした。プレッシャーは4倍くらい。点数をつけると100点、100点で(合わせて)200点」と満足げだったという。「30日の囲み取材では自身との“対戦”について聞かれ、『(2年前に倒したゴジラより)ちょっと強敵かもしれない』と発言。紅白どちらの勝利を望むかを聞かれ、『紅に染まっちゃいますか』とキャッチーなコメントを連発。本番も合わせてMVP級の活躍でした」(紅白を取材した記者)大盛り上がりを見せた平成最後の紅白。そこにはYOSHIKIの絶大なる貢献があったようだ。
2019年01月03日昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が1月2日に発表され、各メディアが報じている。気になる視聴率は前半(第1部、午後7時15分から)が37.7%、後半(第2部、午後9時から)が41.5%。おととしの第2部視聴率は39.4%。2部制になった1989年以降で歴代3位の記録となったが、今回は2.1ポイント上昇。16年の40.2%以来、2年ぶりに40%の“大台”へと回復した。「後半は紅白に5年ぶりの復帰となった北島三郎さん(82)が代表曲『まつり』を熱唱。テレビ初の生熱唱となる米津玄師さん(27)が、故郷・徳島からの中継でヒット曲『Lemon』を披露しました。そしてフィナーレにサザンオールスターズが登場。代表曲『勝手にシンドバッド』を歌唱した桑田佳祐さん(62)と松任谷由実さん(64)が絶妙な掛け合いを見せました。NHKとしても、第2部での高視聴率獲得を意識していたようです」(紅白を取材した記者)その甲斐あって、大成功をおさめた今回の紅白。だが今年の年末は「新元号初」で70年目のメモリアルイヤーを迎えるにもかかわらず、早くも不安要素がたっぷりだというのだ。「現状、出演者の顔触れのみで視聴率の浮沈がかかるような番組構成になっています。しかしサザン、北島、米津、ユーミンらが勢ぞろいした豪華ステージとなったのは、平成最後という“大義名分”があったからこそ。今後、これ以上の目玉を集めるのは難しいのではないでしょうか。このあたりで、出演者の顔触れを抜きにしても高視聴率となるような構成に変えることが求められそうです」(放送担当記者)注目されればされるほど、要求も厳しくなるもの。果たして紅白は、今年の年末も数字を伸ばすことができるのだろうか。
2019年01月02日サザンオールスターズが12月31日に放送された「第69回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)に出演。大トリを務めた嵐の後に登場したが、そのパフォーマンスは大きな反響を呼んでいる。平成最後の紅白となった今回。サザンは「希望の轍」とデビュー曲の「勝手にシンドバッド」の2曲を披露した。「希望の轍」を終えると、会場には一斉にダンサーの大群が登場。さながらカーニバルの様相のまま「勝手にシンドバッド」へとなだれ込み、会場のボルテージは最高潮を迎えた。さらに曲中、ボーカルを務める桑田佳祐(62)は松任谷由実(64)に急接近。2人は肩を組んだ挙句、松任谷のほうから桑田の頬にキス。また“胸さわぎの腰つき”というリフレインでは、密着して腰をくねらせたりとまさに豪華共演で大団円を迎えた。サザンと松任谷といえばともに昭和から活動しており、その芸歴は40年以上を誇る。Twitterではパフォーマンスの凄さを讃える声が上がっている。《昭和から走り抜けてきたサザンとユーミンが有無を言わさぬ力技で平成を終わらせた、みたいな紅白だった》《平成最後の紅白を昭和の人たちが持ってった》《紅白のサザン、俺たちの平成をよりにもよってとっくに死んだと思ってた昭和で葬送しようとしてやがる》いっぽうその二組の大胆なパフォーマンスから、平成ミュージシャンを憂う声も。《紅白のサザンみると、結局、平成30年の歌謡コンテンツで昭和のレベルを超えたやつはいなかったという強烈なメッセージが余韻として残された気する》《平成最後の紅白の大トリ曲が昭和53年発売の勝手にシンドバッドとは誰が予想したであろうか》《あれ、僕らの生きた平成っていったい……!?》「サザンとユーミンは、時代を超える別格。今回のパフォーマンスは多くのミュージシャンに夢を与えたのではないでしょうか。また現在でも星野源さん(37)を筆頭に、みんなで楽しめる賑やかなパフォーマンスの似合うアーティストはいます。平成のスターもいつか、サザンやユーミンのように貫禄あるパフォーマンスを見せてくれるはずです」(音楽関係者)
2019年01月02日東京・丸の内エリアでは“北欧”をテーマにし、ユーミンこと「松任谷由実」さんとコラボしたクリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas(マルノウチブライトクリスマス)2018~北欧から届いたクリスマス with Yuming~」を開催しています。ルトロン編集部おすすめモデルコース!イベント期間中、丸の内一帯がイルミネーション空間に。道にはアート作品も飾ってあります。街を散歩しながら、北欧イルミを巡ってみませんか。ルトロン編集部のおすすめルートをご紹介します。「東京駅」から巡るコース目玉となる丸ビルのイルミネーションは、最後のお楽しみに残しておくのがおすすめ。まずは、丸の内オアゾの“幸せを運ぶ馬”をモチーフにしたクリスマスツリーを見に行きましょう。次に、新丸ビルの冬の湖畔をイメージしたクリスマスツリー、国際ビルの北欧の妖精をモチーフにしたクリスマスツリーを満喫。北欧に彩られたクリスマス空間に浸ってみて。丸ビルに行く前に、丸の内ブリックスクエアのオブジェを見に立ち寄って。1号館の広場に、幸運のお守り・ヒンメリをクリスマス風にアレンジしたオブジェが光り輝いていますよ。そしていよいよ最後のお楽しみ。丸ビルで、イルミネーション×ユーミンの世界を堪能してください。フォトスポット巡り通りのイルミネーションを撮影したいなら、行幸通りを背に丸の内仲通りを通るのがおすすめです。短い間隔できれいにイルミネーションが並んでいるので、美しい一枚が撮れますよ。また、仲通り1.2kmの連続したアート×イルミネーションの飾り付けも見どころです。丸ビルがユーミンとコラボ!「Knit Tree with Yuming」ユーミンの名曲×イルミネーション丸ビル1Fでは「Knit Tree with Yuming(ニットツリーウィズユーミン)」を開催中。ユーミンの名曲に合わせて、クリスマスツリーが華やかにライトアップされます。「Knit Tree with Yuming」のクリスマスツリーのデコレーションはなんとニットで作られています。1Fから近くで見るとその質感がよくわかりますよ。クリスマスらしい暖かさの感じるデコレーションです。上から見ても外から見ても美しい15分毎に約5分間ユーミンの曲に合わせてイルミネーションを実施します。その間は3Fから見るのもおすすめですよ。壁・床などビル全体に投影されているイルミネーションは、美しく見惚れてしまいます。丸ビルはガラス張りのビルなので、外からもクリスマスツリーを見ることができます。イルミネーション実施中は、外から見ても迫力満点です。街全体が煌めいているように見えることでしょう。「Knit Tree with Yuming」詳細・開催期間:2018年11月8日(木)~12月25日(火)・開催場所:丸ビル1F マルキューブ・開催時間:17:30~21:00(15分間隔で約5分間実施)新丸ビル「silver lake」フィンランドの冬の湖畔新丸ビル3Fにはホワイトとシルバーが美しいクリスマスツリーが設置されています。フィンランドの冬の湖畔をモチーフとしたクリスマスツリーです。雪の結晶がクリスマスツリーを美しく飾っています。透き通った美しい湖がまわりの景色を映し出している様子もイメージしているそう。キラキラと輝く姿にうっとりしてしまいますよ。ブランコに乗って撮影して「silver lake」のクリスマスツリーの前には、白銀のブランコがあります。ぜひこのブランコに乗って、記念撮影をしてくださいね。“いいね”間違い無しのフォトスポットです。詳細・開催場所:新丸ビル 3F アトリウム・観覧時間:11:00~21:00丸の内ブリックスクエア「bright Himmeli」光り輝く“幸運のお守り”丸の内ブリックスクエアに1号館広場には、フィンランドの伝統的なモビール・ヒンメリを、クリスマス風にアレンジしたオブジェ「bright Himmeli(ブライトヒンメリ)」があります。ヒンメリは“幸運のお守り”と言われており、フィンランドではお家のインテリアとして飾っている方も多いそう。周りの木と一緒に撮影して大きなヒンメリのなかにいくつもの光り輝くヒンメリが連なっています。写真を撮るときは、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」側から撮影するのがおすすめです。オブジェの奥にあるツリーのイルミネーションが映り込むように撮影すると、「bright Himmeli」がさらに輝いて見えますよ。自撮りするときはオブジェを中心にし、周りにある木々も映り込むように工夫するとバランスよく撮影できます。ぜひ試してみてくださいね。詳細・開催場所:丸の内ブリックスクエア 1号館広場・観覧時間:6:00~24:00※点灯時間:17:00~23:00(12月は24:00まで)国際ビル「Tonttu Tree」妖精をモチーフにしたツリー北欧で昔から愛されている妖精・Tonttu(トントゥ)をモチーフにしたクリスマスツリー「Tonttu Tree」は、国際ビルで見ることができます。赤い帽子が特徴的で、クリスマスツリーの前にはTonttuのオブジェも一緒に佇んでいますよ。「Tonttu Tree」のオーナメントにも、赤い帽子が被せられていてアクセントになっています。Tonttuを大きめに撮影して写真を撮影するときはTonttuを大きめに切り取ると、よりSNS映えする写真に仕上がります。全体像のほかにTonttuメインの写真も撮影してください。かわいらしいTonttuの魅力を写真で伝えませんか。詳細・開催場所:国際ビル1F エントランス・観覧時間:平日 8:00~23:00/土曜 8:00~22:00/日・祝 10:00~22:00丸の内オアゾ「Lucky Horse Tree 」“幸せを運ぶ馬”がモチーフ丸の内オアゾでは、“幸せを運ぶ馬”と言われるダーラナホースをモチーフにしたクリスマスツリー「Lucky Horse Tree(ラッキー ホース ツリー)」を展示中です。ダーラナホースはスウェーデン・ダーラナ地方発の伝統工芸品。「Lucky Horse Tree」も木の温かさを感じるクリスマスツリーに仕上げました。ジオラマ風に撮影して正面から撮影するのも全体がわかって素敵な写真ですが、女性におすすめなのは2Fからジオラマ風に撮影する方法。全体がスッキリ見えてよりかわいさがアップします。詳細・開催場所:丸の内オアゾ 1F OO広場(おおひろば)・観覧時間:6:00~24:00丸ビル「Play!Yuming!」でピアニスト気分アートピアノでユーミンの曲を演奏!「松任谷由実」さんとコラボした丸ビルでは、ユーミンの名曲を弾ける「Play!Yuming!」も同時開催中。若手クリエイターが手がけたフォトジェニックなアートピアノに、ユーミンの楽譜が置いてあります。どなたでも弾けるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。「Play!Yuming!」詳細・場所:丸ビル 3F回廊・演奏可能時間:11:00~17:00「Marunouchi Christmas Market」北欧風のクリスマスマーケット丸ビルと新丸ビルにて期間限定のクリスマスマーケットが開催しています。北欧風のクリスマスマーケット「Marunouchi Christmas Market(マルウノウチクリスマスマーケット)」では、手土産にぴったりなスイーツから自分用にほしい雑貨まで勢揃い。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。詳細:丸ビル(北欧雑貨)・開催場所:丸ビル 1F マルキューブ・開催時間:11:00~20:00詳細:新丸ビル(スイーツ)・開催場所:新丸ビル 3F アトリウム・開催時間:11:00~20:00丸の内エリアでクリスマスを満喫しようお仕事や連休のお出かけに「東京駅」を利用する方も多いのではないでしょうか。乗り換えの路線も多くありアクセスしやすい「東京駅」丸の内エリアで、クリスマスツリーを巡ってみませんか。クリスマスのお出かけスポットにぜひ加わてみてください。イベント情報イベント名:Marunouchi Bright Christmas 2018催行期間:2018年11月08日 〜 2018年12月25日住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル
2018年12月21日シンガーソングライターの松任谷由実が7日、都内のホテルで行われた「第66回菊池寛賞贈呈式」に登壇し、受賞の喜びを語った。松任谷は「1972年のデビュー以来、高い音楽性と同時代の女性心理を巧みに掬いあげた歌詞は、世代を超えて広くそして長く愛され、日本人の新たな心象風景を作り上げた」として受賞。受賞の知らせを聞いた際は「軽い気持ちで、ちょっとかっこいいかな。ボブ・ディランっぽいかもしれないなんて思った」というが、「メディアで取り上げてくださる方とか、周りの音楽関係者の方々が本気で喜んでくださっている様子を見て、これは意義があることなのかもしれないと思うようになりました」と心境の変化を振り返った。また「“5分で味わえる短編小説”を作るつもりで、45年間たくさんの歌を作ってきたわけなんですけど、このたびそれらもノベルのお仲間に加えていただいて本当に心から光栄に思っております」と喜びをコメント。「この菊池寛賞を励みにして、これからも細心の注意力、集中力を働かせ、大胆なパフォーマンスを続けていきたいと持っております」と、今後の創作に意欲を示した。このあいさつで松任谷は、まるで歌詞の一節のような言葉で、次のようにも語った。「音楽は“時間をデザインする”ということです。そこが他の表現と大きく違うところ。私の場合、歌作りは、ある音律にそれしかないという音律を持った言葉を乗せて編んでいきます。プロットが先に浮かぶこともあります。大好きな日本語、インターネットの暴力などによって、この先、英語に駆逐されていく運命にある美しい表現、美しい響き…歌はそれらをより軽やかに鮮やかに、あるときは憂いを含み、雨の匂いや風の色を運んで人々に届き、思い出に刻まれ、無限のストーリーになっていきます。こうしている今も、世界中で年間に500に近い部族やその言語が失われていっていると聞きます。歌はそれを口ずさむ人が死に絶えてしまったら消滅します。そう遠くない未来に私が死んで、私の名前が消え去られても、私の歌だけが詠み人知らずとして残っていくことが私の理想です」。
2018年12月07日サザンオールスターズの桑田佳祐(62)が12月2日、パシフィコ横浜でコンサート『平成三十年度!第三回ひとり紅白歌合戦』の最終公演(全3公演)を行った。3時間45分にわたり、昭和から平成まで55の名曲を歌いきった桑田。なかでも感動を呼んだのが今年他界した西城秀樹さん(享年63)、さくらももこさん(享年53)に捧げたメドレーだった。総立ちの観客とともに西城さん最大のヒット曲『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』を熱唱。Y.M.C.A.の振り付けで会場が一体となるなか、そのメロディーに乗せて突如スクリーンには「M.O.M.O.K.O.」の文字が。続けざまに始まったのは’12年から5年半にわたりアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のエンディングテーマだった『100万年の幸せ!!』。さくらさん自身が桑田にオファーして制作された思い出の曲で、11月のさくらさんをしのぶ会でも歌われていた。Twitter上では観客から《ヒデキからのまる子ちゃんには本当に泣かされました》《涙腺が爆発》といったツイートが。感涙を呼んだ“追悼熱唱”だが、実は伏線があったと音楽関係者が語る。「このメドレーの直前に桑田さんは、松任谷由実さんの『真夏の夜の夢』に続けて同じくユーミンの『ひこうき雲』をワンフレーズだけ歌ったのです。1歌手1曲というこのライブ原則を破った不思議な選曲でしたが、『ひこうき雲』は若くしてこの世を去った人をひこうき雲になぞらえた歌。天国の西城さん、さくらさんへの思いをこめた1曲だったのでしょう」桑田の歌声は、西城さん、さくらさんにも届いただろうか――。
2018年12月03日丸の内エリアのクリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas 2018 〜北欧から届いたクリスマス with Yuming〜」が、2018年11月8日(木)から12月25日(火)まで開催される。今年は「北欧のクリスマス」をテーマに、ツリーの装飾やイベントを行う。中でも注目は、かつて自身の音楽のルーツを探るため北欧を旅し、北欧をイメージした作曲もしていたというシンガーソングライター松任谷由実の楽曲とコラボレーションした、高さ8メートルのクリスマスツリー「Knit Tree with Yuming」だ。今年でデビュー46周年目を迎えた松任谷由実の名曲に合わせ、音と光が幻想的な空間を作り出すショーを期間中開催するほか、これまでにリリースしてきた楽曲全てを楽しむことができる「Yuming Juke Wall」が11月8日(木)に開業する「二重橋スクエア」に設置されるなど、丸の内が"ユーミン"の音楽で溢れる特別な期間となる。また、新丸ビル、丸の内ブリックスクエア、国際ビル、丸の内オアゾにもそれぞれクリスマスツリーが現れる。なお、丸ビルと新丸ビルでは、北欧雑貨やスイーツなどを販売するクリスマスマーケットを12月より期間限定で開催。有名店も出店するので見逃せない。さらに、冬の風物詩である「丸の内イルミネーション2018」も同日開催される。【詳細】Marunouchi Bright Christmas 2018 〜北欧から届いたクリスマス with Yuming〜開催期間:2018年11月8日(木)~12月25日(火)実施場所:丸ビル、新丸ビル、二重橋スクエア、丸の内ブリックスクエア、丸の内オアゾ、国際ビル 他■丸ビル「Knit Tree with Yuming」設置場所:丸ビル1階 マルキューブ観覧時間:6:00~24:00・ライティングショー実施時間:17:30~15分毎に約5分のショーを実施。※最終回は21:00~。11/8は点灯式開催のため、11/22、26~29は別イベント開催のため実施スケジュールが異なる。※11/30は別イベント開催のため全日休止。■Marunouchi Christmas Market・丸ビル1階 マルキューブ(北欧雑貨)開催日時:2018年12月2日(日)~25日(火) 各日11:00~20:00参加店舗:Marimekko丸の内、イッタラ丸の内、ロイヤルコペンハーゲン本店、Octa Hotel、丸の内LOFT、北欧屋台・新丸ビル3階 アトリウム(スイーツ)開催日時:2018年12月1日(土)~25日(火) 各日11:00~20:00参加店舗:Mallorca(マヨルカ)、ラデュレ、TERAKOYA【問い合わせ先】丸の内コールセンターTEL:03-5218-5100(11:00~21:00)※但し日曜祝日は20:00まで(連休の場合は最終日のみ20:00まで)
2018年10月27日早いもので、今年がデビュー18年目。“演歌界の貴公子”として多くのファンに愛される山内惠介が、10月に福岡、愛知、北海道、大阪、東京の5大都市でツアー(以上、日程順)を開催する。10月25日(木)のファイナル公演の会場は、東京国際フォーラム・ホールA。約5000席の同会場で彼が公演を行うのは、昨年に続いて2度目になる。【チケット情報はこちら】「スケールの大きな歌声を届けられるからこそ、ファンひとりひとりのために歌いたい。2階席の最後方でもはっきりわかる色やデザインの衣装を選んだり、MCを少しゆっくり目にしゃべったりなど、工夫を色々と考えています」今回は、通常6人のバックバンドを倍にした12人のゴージャスな編成。第1部の演目には、松任谷由実、宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUE、尾崎豊など、多彩な歌手のカバーが並ぶ。「好きな音楽のジャンルが多いほど人生は豊かになるという持論から、様々な時代を彩った名曲を選びました。それらのイメージを大切にしたいので、歌い方はオリジナルになるべく忠実にするつもりです」各々の選曲理由を尋ねると、次のような答えが。「僕はジブリ映画の大ファンで、『ひこうき雲』が主題歌になった『風立ちぬ』のサウンドトラックを、楽屋の支度中にいつも流しているんです。また、2017年に松任谷さんのラジオ番組に初出演した時にもかけていただいた“特別な1曲”ということもあり、今回選びました。宇多田さんはおそれ多いですが僕と同い年なので、ジャンルは違えど一緒に“今”を頑張ろうという想いで選曲。吉田さんの曲を歌うのは今回が初ですが、演歌のコブシが楽譜にならないのと同じような独特の歌い回しが多く、その難しさと吉田さんの凄さが改めてよくわかりました。そして尾崎さん。僕には9歳上の兄がいて、その影響で尾崎さんの曲をよくカラオケで歌うんです。聴いた方々が、尾崎さんとは違うけれどいいねとおっしゃるので、お楽しみに(笑)」そして第2部は、ほぼすべて山内のオリジナル。折しも10月10日(水)に、2001年のデビュー曲『霧情』から、2018年の最新ヒット曲『さらせ冬の嵐』までの全シングルを収めた『The BEST 18 Singles(ザ・ベストオハコシングルス)』がリリースされ、その収録曲が数多く歌われるというから嬉しい。「全シングルを改めて聴き直してみると、録音を重ねる度に楽曲のクオリティが着実に高まっていることに喜びを感じます。特に転機だったのが30歳になった時。自分はもう若くないのだから、ここから心機一転、性根を入れ直して頑張ろうと思えたことで、逆に若返ることができました。それから5年を経た自分の“今”をひとりでも多くの方にお届けできれば幸いです。あと、“ある1曲”で、東京国際フォーラムの大空間ならではの特別な演出を考えていますので、こちらもご期待ください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月05日ユーミンの愛称で親しまれる松任谷由実が、荒井由実時代を含むデビューから45年間にリリースした全424曲をSpotifyで配信した。楽曲解禁を記念し、彼女の名曲を100曲集めたプレイリスト『This Is 松任谷由実 』も公開。さらに各年代別のヒット曲を集めたSpotify公式プレイリスト『My Generation』でも70年代、80年代、90年代、00年代のそれぞれのカバーを各時代のユーミンの写真で展開している。世代を超えて引き継がれる名曲が詰まったプレイリストで時代の風を感じてみてはいかがでしょうか?配信2日間で最も聴かれた曲のトップ51.Hello, my friend2.やさしさに包まれたなら3.守ってあげたい4.ひこうき雲5.リフレインが叫んでる■My Generation: ’701975年に当時21歳だった荒井由実がリリースした「あの日にかえりたい」がトップに登場。秋吉久美子主演のTBSドラマ『家庭の秘密』(1975年放送)の主題歌にも起用され、荒井由実デビュー初のオリコン1位を記録した。 そのほか、渡辺真知子「かもめが翔んだ日」やカーペンターズ「Close to you」など、忙しい毎日の束の間の休息に聴きたいプレイリストとなっている。■My Generation: ’80s薬師丸ひろ子が主演を務めた映画『ねらわれた学園』の主題歌に起用された、1981年リリースの「守ってあげたい」がトップに登場。 そのほか、『3年B組金八先生』(TBS系)第1シリーズの主題歌だった海援隊「贈る言葉」や薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」など、当時の流行やヒット作品までを懐古できるようなプレイリストとなっている。■My Generation: ’90s1993年にリリースされ、セールスもシングルでは初のミリオンセラーを記録した『真夏の夜の夢』がトップに登場。そのほか、TRF「Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜」や篠原涼子「愛しさと切なさと心強さと」など時代を席巻した“小室ブーム”やMr.Children「Tomorrow never knows」、スピッツ「ロビンソン」などミリオンヒットが連発した激動の音楽シーンを象徴しているプレイリストとなっている。■My Generation: ’00s2001年にリリースされた「幸せになるために」がトップに登場。 ゆず「栄光の架橋」や福山雅治「虹」など今なお聴かれ続ける名曲や、ヴァネッサ・カールトン「A Thousand Miles」、ブリトニー・ スピアーズ「Oops!... I Did It Again」など日本で人気の洋楽アーティストまで2000年代のヒット作の中から厳選された100曲が登録されている。毎日気になる面白い音楽プレイリスト情報を配信。あなたの音楽ライフをより楽しく。プレイリスト専門webマガジン「DIGLE MAGAZINE」
2018年10月01日ニッポン放送は28日、7月30日から8月5日に行われたラジオ聴取率調査(ビデオリサーチ調べ・12歳~69歳男女対象 ※首都圏)において、松任谷由実や乃木坂46・新内眞衣、オードリーがパーソナリティを務める番組が全局中同時間帯の単独首位を獲得したことが明らかになった。単独首位を獲得したのは、『オールナイトニッポン MUSIC10 火曜』(毎週火曜/0.6%)、『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(月1回金曜/0.6%)、『乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜/ 0.4%)、『鈴木亮平 Going Up!』(毎週土曜/ 0.4%)、『タッキーの滝沢電波城』(毎週土曜/ 0.5%)、『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(毎週土曜/ 0.5%)、『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜/ 0.6%)、『イルカのミュージックハーモニー』(毎週日曜/ 0.9%)、『薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー』(毎週日曜/ 0.7%)、『吉田拓郎 ラジオでナイト』(毎週日曜/ 0.5%)の全10番組。また、12歳~19歳男女を対象とした聴取率調査では、『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜/1.1%)、『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜/1.1%)などといった「オールナイトニッポン」の番組が単独首位を獲得した。
2018年08月30日「庶民も旅を楽しめるようになった江戸時代、その土地に根づいた名物は、その場で食べるものでした。たとえば、門前町名物のお饅頭やお餅をお茶屋さんで食べるなどして、人々は名物を楽しんでいたのです。当時は保存技術も乏しく、当然旅程も数週間から数カ月と長かったことから、名物は家まで持ち帰り、おみやげにできるものではなかったのです」そう話すのは歴史学者の鈴木勇一郎さん。鈴木さんは『おみやげと鉄道名物で語る日本近代史』(講談社)などの著作もあり、古今東西のおみやげ文化に詳しい研究者だ。食べ物がおみやげとなったきっかけは、鉄道が開通したことの恩恵が大きい。1889年(明治22年)に新橋駅から神戸駅までの東海道線が全通して以降、各地の名物が持ち帰れるようになったのだ。「鉄道の影響は、単に旅行の時間を縮めただけではありません。京都の八ツ橋、岡山のきびだんご、伊勢の赤福餅、郡山の薄皮饅頭など、その土地の名物が駅のホームで売られるようになりました。名物が駅で立ち売りされていると、乗客はおのずとどの駅でどんな名物が売られているかを知ることができました。鉄道が名物の知名度を飛躍的にアップさせたのです」(鈴木さん)以降、鉄道や高速道路など全国の交通網が整備され、飛行機という新たな交通手段が一般化していくなかで、名物のおみやげ化がさらに進み、また新たなおみやげも創られていく――。もはや“地域の顔”といっても過言ではないほど、世の中に知られたおみやげたち。その知られざる歴史、意外なエピソードを紹介。■北海道・石屋製菓「白い恋人」’76年、発売開始。当初は北海道限定販売だったため、出張や旅行のおみやげとして不動の人気を得た。パッケージには当時の社長がスイスの山並みのようだと感激した北海道の名峰・利尻山が描かれている。■宮城県・菓匠三全「萩の月」’79年、発売開始。仙台空港発着便の機内菓子として有名に。松任谷由実がラジオで萩の月を絶賛してブレークしたという逸話もある。常温で日持ちするよう脱酸素剤を利用したのは萩の月が業界の草分け。■山梨県・桔梗屋「桔梗信玄餅」’68年、発売開始。お盆の時期に仏前へ安倍川餅を供える山梨県の習慣から発想。NHK大河ドラマ『天と地と』や映画『風林火山』の空前の武田信玄ブームにより、山梨県への観光客が急増。山梨名菓として定着。■静岡県・春華堂「うなぎパイ」’61年、発売開始。フランス菓子のパイ・パルミエを原型に、うなぎエキスとガーリックなどの調味料をブレンド。キャッチフレーズ「夜のお菓子」は精力増強の意味はなく、「夜の家族団欒のため」。■三重県・赤福「赤福餅」1707年、発売開始。モチーフは伊勢神宮流域を流れる五十鈴川のせせらぎ。当初は、砂糖が貴重品で塩味のあんだった。日持ちが2〜3日のため、今でも中京・近畿圏の限定販売が基本。■岡山県・廣榮堂「きびだんご」1856年に創業し、1886年に明治天皇に献上したと伝えられる。主原料は黍(きび)ではなく、上白糖と水飴を混ぜた求肥。風味づけに黍粉を加える。実は“黍”だんごではなく、“吉備”(国の)だんご。■福岡県・ひよ子本舗・吉野堂「ひよ子」1912年、発売開始。エネルギー源として甘いものが好まれた炭鉱の町・筑豊飯塚で誕生。福岡で人気が出て、東京五輪を機に東京に進出。東北新幹線開通で、東京みやげとしても定着。■“由緒”を巡って……「元祖はどこなの?」大合戦現在も創業年を巡り係争中の井筒八ッ橋本舗vs聖護院八ッ橋総本店。「八ッ橋は300年以上前にできた古い干菓子。よほど確定的な資料が出てこない限り、どんな由来でどこが最古かを明らかにするのは難しい」と鈴木さん。ほかにも“元祖”を巡る争いはあるが、「名物にとって由緒や来歴は非常に重要。客はどちらがおいしいかはさておき、“元祖”を選びがちですから、裁判にまで発展してしまうのも無理からぬことかもしれませんね」(鈴木さん)
2018年08月25日昨日8月4日より『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』がスタートした。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で開催される夏の野外ロックフェス。今年で19回目の開催となり、今週末2日間と来週末(11〜12日)の計4日間行われる。昨年は4日間で延べ27万4000人を動員した、日本でも有数の音楽イベントだ。本日5日の目玉アクトといえば、まずは初出演となる松任谷由実。今年デビュー45周年を迎え、ベストアルバム発売、さらに来月9月からは約12年ぶりの全国アリーナツアー開催と精力的な活動が続く。日本の音楽史に残る数々の名曲を歌ってきた松任谷由実だけに、夏フェスのステージ上でどんな歌を聞かせるのか、期待が集まる。また、同会場最大の規模を誇るメインステージGRASS STAGEのトリを飾るのはASIAN KUNG-FU GENERATIONだ。さらに来週には、ゴールデンボンバーやmiwa、MAN WITH A MISSON、ゲスの極み乙女。、Superflyといった幅広い層から愛されるアーティストや、KEYTALK、KANA-BOON、岡崎体育、ヤバイTシャツ屋さん、04 Limited Sazabysなど、若者から熱い支持を受ける新進気鋭のアクトもGRASS STAGEの舞台に登場。そして、最終日12日の大トリを務めるのは、サザンオールスターズだ。桑田佳祐は昨年ソロで同フェスに出演しているが、サザンオールスターズとして登場するのは2005年以来、13年ぶり。今年6月25日にデビュー40周年を迎え、今なお新曲を発表し続けるサザンオールスターズが、夏のひたちなかに帰ってくる。イベント情報『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』日程:8月4日(土)・5日(日)、11日(土)・12日(日)8:00開場/10:30開演/19:30終演予定場所:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)【8月4日(土)】あいみょん / Aqua Timez / 雨のパレード / 175R / UVERworld / NGT48 / m-flo / エレファントカシマシ / 大森靖子 / THE ORAL CIGARETTES / オメでたい頭でなにより / CAPSULE/中田ヤスタカ / キュウソネコカミ / 筋肉少女帯 / クリープハイプ / CREAM / 欅坂46 / go!go!vanillas / coldrain / Saucy Dog / SAKANAMON / サニーデイ・サービス / Survive Said The Prophet / SHE’S / シシド・カフカ / SUPER BEAVER / 鈴木愛理 / SPECIAL OTHERS / Takaryu / 竹原ピストル / dustbox / DJ’TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺ / DJやついいちろう(エレキコミック) / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / NAMBA69 / BURNOUT SYNDROMES / HUSKING BEE / パノラマパナマタウン / バンドハラスメント / banvox / BIGMAMA / フジファブリック / Base Ball Bear / PENGUIN RESEARCH / THE BAWDIES / め組 / MONGOL800 / Yogee New Waves / LiSA / Lenny code fiction【8月5日(日)】ASIAN KUNG-FU GENERATION / ASH DA HERO / 天月-あまつき- / Anly / HY / Aimer / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / 奥田民生 / OLDCODEX / きゃりーぱみゅぱみゅ / Crossfaith / Gotch / さユり / サンボマスター / SIX LOUNGE / 柴田隆浩(忘れらんねえよ)/ SKY-HI & THE SUPER FLYERS / スキマスイッチ / sumika / DATS / DJライブキッズあるある中の人 / 手嶌葵 / teto / TOTALFAT / Dragon Ash / NakamuraEmi / Nulbarich / never young beach / KNOCK OUT MONKEY / HYDE / BAND-MAID / BiSH / 平井 大 / PHONO TONES × ADAM at / Plastic Tree / フレデリック / フレンズ / POLYSICS / MY FIRST STORY / My Hair is Bad / マカロニえんぴつ / マキシマム ザ ホルモン / 松任谷由実 / The Mirraz / MUCC / UNISON SQUARE GARDEN / yonige / ReVision of Sence / 緑黄色社会 / レキシ【8月11日(土・祝)】Ivy to Fraudulent Game / 新しい学校のリーダーズ / あゆみくりかまき / アルカラ / androp / 家入レオ / indigo la End / 打首獄門同好会 / Official髭男dism / KANA-BOON / 感覚ピエロ / KEYTALK / きのこ帝国 / 9mm Parabellum Bullet / 空想委員会 / グッドモーニングアメリカ / Creepy Nuts / KEMURI / ゴールデンボンバー / ZAZEN BOYS / G-FREAK FACTORY / Shiggy Jr. / 清水ミチコ / SHANK / 四星球 / チームしゃちほこ / Dizzy Sunfist / 出口博之 / でんぱ組.inc / てんぷらDJアゲまさ a.k.a. 小野武正(KEYTALK) / どついたるねん / ナオト・インティライミ / NICO Touches the Walls / the band apart / Hump Back / ビッケブランカ / a flood of circle / Bentham / ポルカドットスティングレイ / MAN WITH A MISSION / Mrs. GREEN APPLE / miwa / MOSHIMO / ももいろクローバーZ / mol-74 / Yap!!! / 夜の本気ダンス / Rhythmic Toy World / Little Glee Monster / locofrank【8月12日(日)】ACIDMAN / 阿部真央 / アンジュルム / 宇宙まお / ENTH / おいしくるメロンパン / 大塚 愛 / 岡崎体育 / ORANGE RANGE / the GazettE / Gacharic Spin / GOOD4NOTHING / GLIM SPANKY / kz(livetune)/ ゲスの極み乙女。 / SILENT SIREN / サザンオールスターズ / cinema staff / JUN SKY WALKER(S) / 私立恵比寿中学 / Superfly / THE STARBEMS / ストレイテナー / SOIL&"PIMP"SESSIONS / Czecho No Republic / CHAI / ちゃんみな / DJ和 / Nothing’s Carved In Stone / パスピエ / THE BACK HORN / BACK LIFT / ハルカミライ / fhána / 04 Limited Sazabys / FOMARE / BRADIO / BLUE ENCOUNT / ブルゾンちえみ with B / HEY-SMITH / ベリーグッドマン / POT / 魔法少女になり隊 / モーニング娘。’18 / ヤバイTシャツ屋さん / ユアネス / RHYMESTER / ROTTENGRAFFTY / LONGMAN / 忘れらんねえよ
2018年08月05日俳優の梅沢富美男が、3日に放送されるニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)に出演し、歌手の松任谷由実と初対面を果たす。松任谷が「梅沢富美男さんに会いたい…。でも超忙しいから無理かなあ」と番組スタッフに打ち明けたことから梅沢の出演が実現。2人が対面するのは今回が初となる。梅沢も「まさか会えるとは思わなかったです、本当に会いたかった」と感想を述べる。番組ではいきなりミニコント(真夏の夜の夢芝居)からスタートし、梅沢の大ヒット曲「夢芝居」のデュエットも披露した。次第に打ち解けていく2人は、お互いへの質問合戦に突入する。さらに「男と女の夜の料理」と題して、夜に異性に作りたい料理も発表し、梅沢の発言に松任谷も大爆笑する場面も。また多忙な梅沢であるが、9月からスタートする松任谷の全国アリーナツアーを訪れることを約束し、松任谷も梅沢の舞台を観に行くことを熱望するなど、今回が初対面ながら意気投合していた。
2018年08月01日歌手の松任谷由実が、25日に放送されたニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(毎週金曜 22:00~)で、16日に亡くなった歌手の西城秀樹さんのスター性や、自身にまつわる「『ギャランドゥ』の名付け親説」について語った。西城秀樹さん番組終盤、「ネット上では『ギャランドゥ』(="へそ毛")の名付け親が私だっていうことで話題になってたかも知れないんだけど」と語り始めた松任谷。83年のシングル「ギャランドゥ」のジャケットにおける西城さんの"へそ毛"が見事だったため、「それを『ギャランドゥ』と結びつけたのは、この番組の前身の『松任谷由実のオールナイトニッポン』だった」と述べた。さらに松任谷は、かつて『松任谷由実のオールナイトニッポン』で行われていた毛に関するお悩みや自慢をリスナーから募るコーナー「ザ・ヘアー」ついて言及。「そこで『ギャランドゥ』っていう言葉を連発していたんだけど、それで定着したところもあるかな」と振り返った。コーナーの最終回には、西城さん本人が特別ゲストとして登場しており、そのことについて松任谷は「なんかすごい楽しそうで、その時の笑顔とか、大笑いしたこととかが印象に残ってて、切ないです」と寂しげに話した。また、松任谷は「新御三家と言われた、野口五郎さん、郷ひろみさん、西城秀樹さん、それぞれにお会いしたことはあるんだけど」と前置きした上で、「私の感じで言うと、やっぱり西城秀樹っていう人は圧倒的にスターだったと思う」と評価。さらに、そのスター性の根源には「声の素晴らしさ」があると付け加えた松任谷は「歌手は声がその運命を100%以上決める」との持論を述べ、「斜のかかった強い少年声というのか…大好きな声ですね」と、改めて西城さんを絶賛した。
2018年05月28日これまでにない新しい形の京都発の音楽祭「京都岡崎音楽祭2018 OKAZAKI LOOPS」にて8年ぶりの京都公演を行うアーティスト・やくしまるえつこ率いる「相対性理論」にフォーカスしたサテライト会場が、6月6日から12日までジェイアール京都伊勢丹に登場する。今年で3回目を迎える「京都岡崎音楽祭2018 OKAZAKI LOOPS」は、ロームシアター京都を中心に劇場、美術館、図書館、公園などを有する京都の文化ゾーン“岡崎エリア”を回遊(ループ)しながら楽しむ音楽祭。今年は6月23日、24日の2日間に渡り開催される。同イベントに先駆けて、ジェイアール京都伊勢丹ではサテライト会場を開設。メインアーティストとして8年ぶりの京都公演「変数分離」を行う、やくしまるえつこ率いる「相対性理論」にフォーカスしたポップアップストア「変数分離市場」をオープンする。「相対性理論」は、数々のプロジェクトを一貫してインディペンデントで手掛け、世界最大のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・STARTS Prize」でもグランプリを受賞するなど、幅広い活躍を続けるアーティスト。本ポップアップストアでは、新作を含む貴重なライブグッズの数々やCD、レコードが販売される他、会場のモニターでは映像作品も流されるなど、その世界観を堪能出来る。また期間中、「伊勢丹STOREアプリ」をダウンロードし、特設会場にてアプリのトップ画面を提示すると、先着300名にイベントオリジナル「相対性理論 presents 変数分離」缶バッジがプレゼントされる。この他、音楽という共通軸のもと、ジェイアール京都伊勢丹7階にある美術館「えき」KYOTOでは、6月9日から7月1日までロック音楽に関連した展覧会「ROCK:POWER,SPIRIT&LOVE」を開催。篠山紀信、松任谷由実、布袋寅泰、小林武史など、約20名のクリエーター達がレコード・ジャケットや映像、楽器、衣裳、自身の作品などを展示し、ROCKとのつながりを紹介する。関連イベントとして、ジェイアール京都伊勢丹3階=ザ・ステージ#3では、6月6日から12日まで、リミ・フゥ(LIMI feu)の「LIMI feu LIMITED SHOP」を開催。リミ・フゥは、6月9日に京都劇場で開催されるファッションイベント「FASHION CANTATA FROM KYOTO」の洋装を担当。今回のイベントのテーマ、“ROCK”に連動したコレクションを紹介する。さらにジェイアール京都伊勢丹3階=特設会場には、6月13日から19日まで、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の生誕60年を記念して、オーガナイザーとしてノーナリーヴス(NONA REEVES)の西寺郷太監修のオフィシャルアパレルブランド、Michael Jackson by ROCK A THEATERが期間限定で登場する。【イベント情報】サテライト会場 ポップアップストア相対性理論 presents「変数分離市場」会期:6月6日~6月12日会場:ジェイアール京都伊勢丹2階=特設会場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町時間:10:00~20:00ROCK:POWER,SPIRIT&LOVE会期:6月9日~7月1日会場:ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町時間:10:00~20:00 (※入場は閉館30分前まで)料金:中学生以上 690円
2018年05月22日常に前を見て、道を拓き続ける。デビュー以来45年間、ポップス界の最前線でそれを実践する松任谷由実さんが、読者からの人生相談に答えてくれました!お悩み本当に好きな彼は美容師。収入が不安定&生活リズムも合わない。もっと好条件な人で好意を感じる人がいるけど、将来を考えてどちらを選ぶべきでしょう。ユーミンの答えどちらの人を選んでも、結局別れると思います。「2人の男性をそういう考え方で選ぼうとしている時点で、どちらを選んでも結局別れちゃうと思うなあ。そんな基準で結婚する人を判断してはダメ。確かに生活リズムはとても大切だけど、人にとって仕事もとても重要なこと。お互いが無理をして仕事がおろそかになったり、辞めてしまうとか、我慢するのでは、結婚生活など続かないと思う。本当に好きならもう少しお付き合いを続けて。ずっと一緒にいたくなるような人、二人の未来が見えるような人を選んでください」お悩み同棲を始めて3年。彼は仕事を頑張っているけど、結婚のことはまるで考えていないよう。この付き合い、どうやったら次の段階(結婚)に進める?ユーミンの答え男性には女性より強い、結婚適齢期があるんです。「おそらく彼は今、適齢期じゃないんです。男性側にも適齢期があって、そうでない時は、いくら結婚を望んでも、男の気持ちは動かない。むしろ適齢期が来ると『え、その子?』みたいな女性と結婚してしまうもの(笑)。これは答えにならないかもしれないけど、私が思う結婚生活とは“服従こそ支配”。相手にむかついても、常に楽しい気分にさせる。すると男ってそこから離れられなくなります(笑)。優れた部下は手放せないって感じでしょうか?でも実は操っているのはこっちだよと(笑)」お悩み残業も多く、古い体質の今の会社に辟易。早く辞めたいけど、同期がどんどん先に辞めてしまい、いまさら簡単には辞められず。自分を大切にして転職するか、今の会社に残るか。踏ん切りがつきません。ユーミンの答え次の場の前に、きっちり自分のスキルアップを心がけて。「人にはおのおの自分が持つエネルギー量があって、それが遊びや仕事、それぞれに配分されています。エネルギー量が少ない時は、何をやってもダメ。仕事も、次に何かをやりたいという強い思いがなければ、行く先々でまた同じ気持ちになると思います。まずは今の仕事をきっちりこなしながら、次のステップをリサーチしては?29歳、39歳など、年齢的に次のステージに行く前が仕事やプライベートの変換期。自分が試される時だと思い、それまでにスキルをしっかり上げておきましょう」お悩み自分を成長させたい。そんな気持ちで、仕事の後や休日は、習い事やワークショップなどにチャレンジしています。新しいことを始めると楽しいけれど、なんだか満たされず、自分に成長も感じられません。私はどうしたらよいのでしょう。ユーミンの答えむやみな習い事は、沼に宝石を投げ込むよう。「やみくもに習っても満たされないのは当然のことで、ちょっともったいないよね。自己点検が不足してる。私も一昨年、80ステージのツアーを前に習い事をしたんですよ。ボイトレとか瞑想やアレクサンダーテクニークという力を抜くメソッドとか。それらは自分の“ここ”を直したい、向上させたいと思ってしたこと。だからボーカルを含め、いろいろな部分に反映されました。さっきも話したけど、人のエネルギー量は決まっているのだから、本当に必要なものを見極め、目的を明快にすべき」お悩み起業したい夢があり、まずは資金を貯めようと、昼も夜も休みなくバイトをしています。実家暮らしで、帰宅が遅くなる日はネットカフェで仮眠。夢があるから頑張れるのですが、貯金は思ったほど増えません。この生活で夢は叶うのでしょうか。ユーミンの答え夢が何なのか、イメージをしっかり持って、向かうこと。「夢を諦めなければいいのだけど、そこがブレたら水の泡。いつの間にかお金を貯めるのが目的になっていませんか?夢にもう一度立ち返り、どういう会社を作りたいのか、どう働きたいのかをしっかりイメージしないと。そのイメージがあれば、きつい仕事に耐えられるぐらい強くなれるかも。またむやみに節約するだけでなく、これだけの生活費で栄養バランス良く食事を摂るにはどうする?などと、工夫や考えることも必要。今している苦労や努力は、すべて人生の勉強なんですから」まつとうや・ゆみ45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』(ユニバーサルミュージック)が好評発売中。9月より、全国アリーナにてタイムマシンツアーを開催する。ビスチエ風トップス¥38,000(furuta/MACHBARtokyoinfo@machbartokyo.com)ピアス¥93,000ネックレス¥114,000(共にSOPHIE BUHAI/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120・137・007)右指のリング¥21,000(GEM KINGDOM/H.P.FRANCE〈本社〉)シャツはスタイリスト私物※『anan』2018年4月25日号より。写真・下村一喜スタイリスト・槇原亜加音ヘア&メイク・遠山直樹(イリス)取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2018年04月18日日本ポップス界の女王、ユーミンこと松任谷由実さん。10代で荒井由実としてデビューして以来、音楽シーンを牽引し、新しいユーミンを見せ続けてくれる。その変わらぬ道の拓き方とは。「楽せず、苦労せず。適度な負荷を自分にかけ続けることかな」順風満帆に見えていたユーミンにも、実はスランプがあった。「22歳で結婚して活動休止。その後、レコード売り上げがどーんと落ち、コンサート会場にお客さんが半分、という時代がありました。自分でも信じられなかった。でもそこで下を見ず、会場をいっぱいにする努力をしないと、この先のキャリアがないなと思いました」この時のブレイクスルーには、いわく「自分史上最大のカロリーを消費した」そう。「他人へ楽曲を提供したり、かなりたくさんの仕事をしました。しかもクオリティを落とさないためにと、かける意気込みも相当で。今思えばそこは人生のプラットフォーム。次に伸びるために力を溜め、その先を信じて力を抜かない、諦めない時期だったと思います」その一方で、意識せず道を切り拓く、天性の性分的なところも。「小さい頃からあった好奇心こそが、新しいものを見つける原動力かな。あそこに面白そうなお店がある。面白そうな人がいる。飛び込んでみたら居心地がいい。試してみたら美味しい、面白いと人に言いたくなる。それが業界に噂としてヒタヒタと広がり、ブームになる。そんな感じでした(笑)」常に流行の発信者だったユーミン。さまざまな出会いをきっかけに、波に乗るように自分を高めてもいたようだ。そんなユーミンがデビュー45周年を記念して発売する3枚組のベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』では、自身が今の時代に聴いてほしい45曲を、伝えたい3つのテーマに分け選曲。「そのうちのひとつが、〈旅を、やめない。〉。これは自分をバージョンアップさせるのにぴったりな言葉だと思う」ユーミンの旅好きは有名。そこで得たインスピレーションを基に、数々の名曲を生み出している。「旅に出て、今まで知らなかったことに出合うと、私は3日目ぐらいに知恵熱が出るんです。原因不明の高熱が。とくに僻地に行くと、そうなりがち。熱が下がった後はその土地のモードになって、また旅が楽しめる。そして都会に戻ってくると、まるでデトックスされたように頭がクリアに、いい人になって、旅で得た情報や吸収したものを着々と整理して、前に進めるんです。熱で漂白されるような時間が、純粋な自分を連れ戻してくれるのかな。これがもうひとつのテーマ〈純粋さを、捨てない。〉という気持ちにつながりますね」そして最後のキーワード〈“私”で、生きてゆく。〉。「最近は旅より人に会って“気付かされる”ことが多いんです。先日、嵐の番組に出て清水ミチコさんに会ったんだけど、昔の私は清水さんがする私の真似を『なぜ彼女は私の気に入らない部分をデフォルメするのかなあ』と思っていたんです。それがいつの頃か『清水さんの真似、すごい』に変わり、尊敬し、彼女が真似している私のことも好きになっていた。それって好きな自分も嫌いな自分も、私自身が受け入れたってこと。自分のことを好きになれば、きっと他人のことも好きになる。誰もが嫌いな人っていると思うけど、それは自分の嫌いな部分を投影して見えるから、なんですよ」自分の気持ちひとつで幸せがつかめる。これぞ、ユーミン流の究極の道の拓き方。まつとうや・ゆみ45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』(ユニバーサルミュージック)が好評発売中。9月より、全国アリーナにてタイムマシンツアーを開催する。ビスチエ風トップス¥38,000パンツ¥53,000(共にfuruta/MACHBARtokyoinfo@machbartokyo.com)ピアス¥93,000ネックレス¥114,000(共にSOPHIE BUHAI/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120・137・007)バングル(大)¥32,000左指のリング¥10,000(共にDELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER/H.P.FRANCE〈本社〉 TEL:03・5778・2022)右指のリング¥21,000(GEM KINGDOM/H.P.FRANCE〈本社〉)バングル(シルバー)¥22,000バングル(ゴールド)¥24,000(共にIOSSELLIANI/H.P.FRANCE〈本社〉)シャツはスタイリスト私物※『anan』2018年4月25日号より。写真・下村一喜スタイリスト・槇原亜加音ヘア&メイク・遠山直樹(イリス)取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2018年04月18日歌手の松任谷由実が、16日に放送されるニッポン放送『八木亜希子のユーミンオールタイムリクエスト~それはオールナイトニッポンからはじまった 名曲「瞳を閉じて」の真実~』(18:00~)に出演する。松任谷由実 -ニッポン放送1988年から1999年まで11年間続いた『オールナイトニッポン』や、現在放送中の『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティーを務めるなど、ニッポン放送との関わりが深い松任谷。今回の特別番組では、フリーアナウンサーの八木亜希子をパーソナリティーに迎え、松任谷とオールナイトニッポンの関係の中で生まれた様々なエピソードを紹介していく。また、リスナーからの想い出の紹介と共に、番組では松任谷の楽曲をオンエアしていく。数多くある松任谷の曲の中でも、11日にデビュー45周年を記念して発売されたベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』の1曲目に収録された「瞳を閉じて」は、『オールナイトニッポン』のあるコーナーに、女子高生が「校歌を作ってください」と投稿したことから生まれた。1974年にリリースされた同曲にはどんな誕生秘話があるのか、松任谷本人と共に振り返っていく。他にも、松任谷由実の『オールナイトニッポン』の名物コーナーだった「お色直しジャック」が復活するなど、盛りだくさんな内容となっている。
2018年04月12日4月7日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の2時間スペシャルに松任谷由実(64)がゲストとして初登場し、話題になっている。 番組では「松任谷由実記念館」と題した企画で松任谷の半生を振り返った。54年、東京・八王子にある老舗呉服屋店の二女に生まれた松任谷は66年にお嬢様学校・立教女学院中学校へ入学。小学校時代はオール5の成績で優等生だったという。しかし、中学校時代はカツラをベッドに置いて夜遊びするなど“やんちゃ”だったことを明かした。 半面、音楽の才能はこのころ一気に開花。なんと中学生にして六本木の老舗イタリア料理店『キャンティ』に出入りしていたというのだ。当時、『キャンティ』は黒澤明監督(享年・88)やイヴ・サンローラン(享年・71)など名だたる文化人の社交場として知られていた。 そこで才能を見出され、弱冠14歳で作曲家デビュー。ザ・タイガースのメンバー、加橋かつみ(70)に『愛は突然に…』を提供した。 このエピソードについてミッツ・マングローブ(42)が「14歳でしょ、中2って大体。14歳ってね、ちょっと面白い年で。実は、世の中の天才と呼ばれる人って何かが14歳で起きてることが多くって。安室ちゃんも14歳デビューなの。宇多田ヒカルさんもそう」と言及。 安室奈美恵(40)は14歳だった91年に『SUPAER MONKEY’S』のメンバーに選出されている。宇多田ヒカル(35)は98年のデビュー当時はすでに15歳になっていたが、14歳のころから作詞を始めていた。 この鋭い指摘にスタジオでは「将棋の藤井聡太くんもだ!」という声が上がった。「14歳なんかあった?」と振られた平成ノブシコブシの吉村崇(37)は「鼻垂らしてたわ」と笑いを誘っていた。 ミッツの言う通り、14歳でデビューを果たすスターは多い。 番組では名前が上がらなかったが、米歌手のジャスティン・ビーバー(24)もそのひとり。往年の歌姫・山口百恵(59)も73年に『としごろ』歌手デビューし、同級生の桜田淳子(59)、森昌子(59)とともに“花の中三トリオ”と呼ばれていた。 14歳で何かを始めていれば、その世界で大成するかも!?
2018年04月09日歌手の松任谷由実が11日に45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』を発売することを記念し、TOKYO FMで「ユーミンワンデースペシャル」が13日に行われることが決定した。松任谷由実 -TOKYO FM提供「ユーミンワンデースペシャル」と題して、13日に松任谷は『Blue Ocean』(毎週月曜~金曜 8:55~11:00)でパーソナリティの住吉美紀と、『よんぱち』(毎週金曜 13:00~16:30)でパーソナリティの放送作家・鈴木おさむと対談する。また13日には自身のレギュラー番組『Yuming Chord』(毎週金曜 11:00~11:30)も放送され、600曲の中から選りすぐりの45曲の『ユーミンからの、恋のうた。』収録曲について語られる。さらに松任谷は14日にも、恵俊彰がパーソナリティを務める『東京海上日動Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~』(毎週土曜 15:30~15:55)、脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめる『ドリームハート』(毎週土曜 22:00~22:30)にそれぞれ出演する。
2018年04月03日「つんくさんから電話がかかってきて『お前ってデビュー決まってんの?』って……」 こう告白したのは、aiko(42)だ。aikoは3月30日、松任谷由実(64)がパーソナリティを務める「オールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)に出演。つんく♂(49)からデビュー前にスカウトされたことを明かした。 松任谷に「『モーニング娘。』に?」と訊かれると「太陽とシスコムーンです」とaikoは返答した。 太陽とシスコムーンは98年、「ASAYAN」(テレビ東京)のオーディション企画から生まれたグループ。そのオーディションとは「芸能経験のある女性」を対象にしたもので、当時メジャーデビュー前のaikoは音楽活動をしつつラジオのパーソナリティを担当していた。つんく♂は、その点に着目したようだ。 さらにつんく♂からその電話で、アドバイスを受けたとaikoは明かした。aikoのデビュー前の音源を聴いたつんく♂は「ここのアレンジはこうした方がいい」「俺ならこうするのにな」と話したようで、「デビュー前に曲のことで(アドバイスを)言ってくれたのはつんく♂さんだけだった」とaikoは嬉しそうに語った。 Twitterでは「“太陽とシスコムーンのaiko”も見たかった!」といった声が上がっている。 ≪太陽とシスコムーンのaikoさんも見てみたかったかも≫≪つんくのファンクな曲でaiko歌うの聞きたい…やばい… ≫ 太陽とシスコムーンは00年に一旦解散したものの、先月31日に行われた「Hello!Project 20th Anniversary!! Hello!Project ひなフェス 2018」の昼公演にてパフォーマンスを披露し話題となった。aikoとは99年にラジオで共演をしており、合奏も。両者の再びのコラボに期待したい!
2018年04月02日昨年12月23日夕刻から目黒のライブハウス「ブルースアレイジャパン」で行われた一夜限りのクリスマスライブ。ピアノの前で、名曲『異邦人』を歌うのは久米小百合さん(59)。 かつては「久保田早紀」の芸名で、この曲により150万枚のミリオンヒットを成し遂げながら、わずか5年で芸能界を引退。以降は本名に戻り、音楽を通じてキリストの福音を伝えるミュージック・ミッショナリー(音楽伝道師)として活動している。 この日は、賛美歌CD『7 carats+1』の発売記念ライブ。共にゴスペル界で活躍する本田路津子さん、Kishikoさんと共演したこのCDは、同ジャンルでは異例のヒットとなっていて、その勢いに乗ってのジョイントライブでもあった。 《ちょっとふり向いてみただけの異邦人~》 サビの部分では、会場を埋めた同世代の観客たちも、当時を懐かしむかのように一緒に口ずさむ光景も見られた。 「今日は、久保田早紀を思い出して来られた方も、そうでない方も(笑)いらっしゃると思います。ふだんは、教会やミッション系の学校などで歌うことが多くて、こうしたライブハウスでの公演はほぼ20年ぶり、昔ながらのアレンジの『異邦人』は実に34年ぶりでした!」 芸能界を引退後は、自身のキャリアを生かして、誰にでもなじみやすいオリジナルの賛美歌なども、精力的に発表し続けている。 かつて、歌うことが苦しい時期があった。デビュー曲がいきなりチャート1位に駆け上がり、シンデレラガールと称された。しかし、待っていたのはスターの名声に戸惑い、苦悩する日々。当時の心境をこんなたとえで表現した。 「気付くと、“久保田早紀という名の暴走列車”から降りられなくなってしまった」(久米さん・以下同) ’58年5月11日に東京都国立市で生まれた久米さんは、4歳からピアノを習い始めたが小6のときやめてしまう。一方で、小3のころから、友達に誘われて近所の教会の日曜学校に通い始めた。 「うちはクリスチャンではありませんでしたが、最初はカードやお菓子をもらえるのがうれしくて。そのうち『主われを愛す』など、意味はわかりませんが、賛美歌が大好きになりました」 同時に夢中になっていたのが、歌謡曲やフォークソングなど。やがてビートルズなどの洋楽にも目覚めた。父の転職を機に引っ越した八王子の中学時代のこと。同級生の男子3人組が『学生街の喫茶店』で人気のガロのコピーバンドをしていて、「おまえ、ピアノ弾けるんだってな」と、声をかけてきた。 「文化祭にキーボードとして参加したり。このころから、なんちゃってシンガー・ソングライターで(笑)。オマセな女友達の詞に、頼まれて曲をつけたりもしていましたね」 共立女子第二高校から、短期大学文科へと進学。文芸部に所属してしたが、ずっとオリジナルの詞や曲をノートに書きためていた。学生最後の思い出にと、CBSソニーに自作の曲を送ったのは、短大2年の春。 「いずれは就職して、結婚と考えていましたが、プロの方に自作曲の評価を一度も聞くことなく卒業するのは寂しいな、と思ったんです」 そのオーディションが実はアイドル候補向けとわかり、2次の水着審査で辞退。ところが2カ月後、先方から電話があり、個別オーディションを受けて合格となった。自宅とソニー・スタジオの往復時に乗るJR中央線の車窓から、偶然、空き地で小学生たちが遊ぶ姿を見かけた刹那、あの「子供たちが空に向かい」という詞が浮かんだ。 当初、『白い朝』と題されていたフォークロック調の曲は、プロのプロデューサーやアレンジャーによって、1年の準備期間を経て『異邦人』として生まれ変わり、芸名も著名な占い師の助言で『久保田早紀』と決まって、デビューへ。 小さなライブハウスでこつこつと実績を重ね、いつか大ホールでコンサートができたら……。そんな少女の夢を振り落とすように、早々にCMタイアップも決まり、彼女を乗せた列車は、始発駅から猛スピードで走り出す。 ’79年10月、『異邦人』リリース。発売3週目でオリコン9位、人気歌番組『ザ・ベストテン』でも3週連続1位を達成するなど、新人としては異例の快進撃が続いていく。 「スタジオで収録を終えて楽屋に戻ると、ずっと憧れていた歌手の方々が隣にいて。まだ学生気分も抜けていなくて『サイン、ください』と言いたくなるのを我慢してたり。憧れだったユーミンさん(松任谷由実)にご挨拶したのも、デビュー10カ月目でした」 いきなり大ホールでのコンサートの準備が始まるなど、自分を置き去りに、周囲はどんどん突き進んでいく。 「私自身は、もともと曲作りが楽しいだけで、当初は『異邦人』も、歌うのは誰か別の人がやってくれると思っていたほどでした。ですから、正直、売れたという喜びもなく、自分の実力とは別物のように感じていました」 あるとき、旬のアイドルが表紙を飾ることで知られる月刊芸能誌の撮影に出向いたときのこと。 「超有名な男性アイドルの方がいて、カメラマンが『頬と頬をもっとくっつけて』と。注文には応じながら、胸の内では“私がやりたかったのはこんなことじゃない”と悔しさをこらえていました」 私は、どこへ向かっているんだろう……。虚像と実像のギャップを少しでも埋めようとしたとき、久米さんが試みたのは、自分の音楽のルーツに立ち返ることだった。 「本来、音楽は楽しいものだったはず。それで好きだったユーミンさんからガロ、ビートルズ、フォークソング、グループサウンズとさかのぼっていって、たどり着いたのが賛美歌だったんです」 都内のプロテスタントの教会で洗礼を受けたのは、デビューからちょうど2年目。そして、’84年11月のコンサートで、「久保田早紀商店は、今日で閉店です!」と宣言して、引退。4カ月後には26歳で結婚し、本名の久米小百合に戻って、音楽伝道師となった。 現在、久米さんは依頼に応じて、日本中の教会でライブや講演会を行っている。教会には信者だけでなく、ふらりと立ち寄る人も少なくない。 「『異邦人』の久保田が来るならと思って初めて教会に来て、のちに洗礼を受けたいという方もいるんですよ。音楽伝道師冥利に尽きます」
2018年02月03日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が、東京・帝国劇場にて上演中だ。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』チケット情報本作は、ミュージカルとも従来の音楽劇とも違う新しい試みとして2012年に始まった「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。脚本・演出は松任谷正隆が手掛け、ユーミンの歌と俳優の演技、劇場空間が一体となり描かれる純愛物語が好評を博している。今作では、松任谷由実(ユーミン)と寺脇康文がW主演を務め、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介らが出演。ユーミンの楽曲『朝陽の中で微笑んで』をタイトルに、今から500年後の未来を舞台にした、寺脇と宮澤による時を超えた愛の物語を中心に描かれる。11月27日に開幕した本作は劇評も続々と到着。その中で、ユーミンの歌については「愛の形は『恋人同士』『父娘』『母息子』という3つの集合のベン図を描き、すべてが交わる位置にユーミンがいる。愛する女性、娘、母は、いわばユーミンの分身で、分身らの感情に歌声が、歌声に分身らが揺さぶられる。歌にセリフや動作がかぶる。過去作に比べ、歌と演技の有機的連関が著しい」(著:米原範彦/2017年12月4日朝日新聞/17-6555)、「多くが時について歌い、永遠、宇宙、未来といった壮大な歌詞も含む。それらは過去2作以上に物語に密接に絡み感動を高める。紗幕に当てる映像、抽象画風の背景などで未来や追憶の情景が浮かぶ中、俳優たちに寄り添って優しく力強く歌われるのだ。例えば、鳴沢と沙良が初めて会話した場面の後は『雨に願いを』という曲。『心を促す見えない時計は止められない』という歌詞が2人の運命を暗示する」(著:祐成秀樹/12月5日読売新聞)と、これまでの作品以上に芝居と歌の融合が注目される。また、俳優陣による芝居についても「人のことを思い、悩む登場人物たちを見るうち、脳内に像を結ぶのは刹那の愛や命の輝き。未来でも変わらぬ、人を愛すること、思いやること、切なさ―。時が流れても心の美しさは色あせないでほしいという、祈りが感じられた。今回も泣ける」(前出・読売新聞)、「沙良は絶望的存在であるだけに、宮澤のひたむきな姿は哀感を誘う。寺脇は2度の別れの苦しみにのたうつ。大崎の娘役の水上京香らのセリフに、臓腑からしぼり出されるような”愛の吐血”が垣間見られる」(前出・朝日新聞)と、観客の心を揺さぶる熱演が語られている。「舞台は、目に映るすべてのものだけでなく、目に映らぬものもメッセージとして伝え、感動のさざ波を小やみなく送り込んでくる」(前出・朝日新聞)という本作は、12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演中。
2017年12月08日「妊娠カレンダー」「博士の愛した数式」などで知られる芥川賞作家・小川洋子の小説を、石原さとみ主演で舞台化する「密やかな結晶」。この度、森本千絵のアートディレクションによる本作のビジュアルが公開された。「Mr.Children」や松任谷由実など、名だたるアーティストのCDビジュアルやMVなどを手掛けるほか、数々の広告やロゴデザインなど幅広い分野で活躍するクリエイターの森本氏。彼女が今回アートディレクションを務め、カメラマンの宮原夢画、スタイリストの伊賀大介、ヘアメイクの冨沢ノボルと、第一線で活躍するアーティストが集結し今回のビジュアルが完成した。消滅が起こる島にひっそりと暮らす小説家“わたし”を石原さん、近所に住む“おじいさん”を村上虹郎、”わたし”の担当編集者・R氏役を鈴木浩介が演じ、2人と“わたし”との不思議な三角関係も見どころとなっている本作。到着したビジュアルでは、そんな3人が複雑に絡み合った、この作品の不可思議さや美しさ、恐ろしさが表現されている。森本さんは「消えていく存在、忘れたくない存在。原作から浮かぶ想像は、簡単には形にはできない世界。だからこそ面白く望めたアートワークでした」と話し、「石原さとみさん、村上虹郎さん、鈴木浩介さんが集まり、塗ったり絡まり合いながらの大変な撮影。お互いに支え合いながら、消しあってるかのようにもみえる塊を作りました」「なによりも石原さとみさん、村上虹郎さん、鈴木浩介さんは一瞬でも辛い姿勢を撮影中ずっと作り続けてくれ、アイデアをだしてくださったり、それぞれの視線や佇まいが物語のはじまりを現してくれています」と撮影の様子を語る。また「お仕事のはずが、作っているうちにわたし自身がいちばんの観客になってしまいました。これからはじまる舞台が心から楽しみです」と期待を寄せている。舞台「密やかな結晶」は2018年2月2日(金)~25日(日)東京芸術劇場プレイハウス (東京・池袋)にて上演。※3月に富山公演、大阪公演、福岡公演あり。(cinemacafe.net)
2017年12月08日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日に開幕。それに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には松任谷由実(ユーミン)、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介、脚本・演出を手掛ける松任谷正隆が登壇した。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』チケット情報ユーミンの歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる、ミュージカルとも従来の音楽劇とも違う舞台「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾となる本作。幕が開くと、帝国劇場の空間全体を使った舞台美術や美しいパフォーマンスが幻想的な世界をつくりだし、歌とストーリーテリングを担当するユーミンが観客を物語の世界へと連れていった。シリーズで初めて、キャストが決まったうえで脚本を書く“あてがき”で書かれた、寺脇と宮澤の純愛物語。舞台は500年先の世界だが、描かれているのはどんなに進化しても変わらない“人と人との交わり”。生命の時間すらデータでわかる時代の中で、登場人物たちの“生きる”姿が熱演されている。そのさまざまなシーンに寄り添うのが、本作の最大の魅力とも言えるユーミンの歌だ。タイトルでもある「朝陽の中で微笑んで」をはじめ、「Autumn Park」「未来は霧の中」など全14曲の歌唱が、そこに生きる人々をやさしく包み込んでいく。特に今作はこれまで以上に歌と芝居が重なり合った印象で、物語や芝居と歌がシンクロし、より深い感情を生み出していた。会見で、寺脇が「僕らの芝居がユーミンさんにエネルギーを与えられて、ユーミンさんが芝居に魔法の粉をかけてくださって。ライブでもない、芝居でもない、新しいエンタテインメント」と評した本作。ユーミンはゲネプロを終えての感想として「もう胸が詰まって声がかすれたりして…。これは素晴らしい演技のせいにできるなって(笑)。もちろん真面目に丁寧にアップしてお届けしようと思っていますが、そのくらい演技から影響を受けて歌っております」と熱く語る。芝居の中で唯一ユーミンと目が合うシーンがある宮澤が「そのときだけはどこかで『由実さんと目が合って今、ステージにいる』と客観的に見えてる自分がいます。心から出てくる感情が毎回違って、ワクワクするシーンです」と明かすと、六平も「ユーミンさんが、素晴らしい歌手が出てきて歌っているのではなくて、ひとつ“役”に見えるところがいっぱいある」とその不思議な存在感を熱弁。正隆も「“作品”が主役で、由実さんが主役ではない。そういう芝居だと僕は思っているので、今のバランスはものすごく自然」と、歌と芝居が混じり合う本作ならではの魅力を伝えた。公演は12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演中。取材・文:中川實穂
2017年11月28日シンガーソングライターの松任谷由実が27日、東京・帝国劇場で初日を迎えたユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』の特別カーテンコールに登場した。同作は2012年に開場101周年目の新たなスタートとなった帝劇と、デビュー40周年を迎えた松任谷のコラボレーションとして誕生したシリーズの3作目。俳優の演技と、松任谷の歌が一体となった空間を作り出す。今回は500年後を舞台に、職を失った中年男性・鳴沢肇(寺脇康文)が、20年前に結婚を約束した女性に生き写しの女性・紗良(宮澤佐江)に出会う。松任谷が1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれた。座長・松任谷からは、23日に行われた舞台稽古の初日にメインキャストへ楽屋のれんが贈られた。松任谷自ら楽屋のキャスをと訪ね届けられたのれんは、何百もの色見本から、各キャストの色を松任谷が選んだという。また、初日を迎えた27日には、座長弁当200個が差し入れられた。初日公演後のカーテンコールでは、名曲「やさしさに包まれたなら」を披露。客席もスタンディングオベーションで熱気に包まれる中、松任谷自らキャスト・アーティスト一人一人を名前を呼んで紹介し、全員で手をつないで歓声を受ける。感極まった男性の観客が「ユーミン!!」と名前を呼ぶ場面もあった。同作にはほか、水上京香、中別府葵、島ゆいか、山田ジェームズ武、入絵加奈子、六平直政、斉藤洋介らが出演。帝国劇場で12月20日まで上演される。
2017年11月28日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日(月)に開幕する。本作は、松任谷由実(ユーミン)の歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる舞台作品「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。脚本・演出を松任谷正隆が手掛け、今作では500年先の未来を舞台に、寺脇康文と宮澤佐江による時を超えた純愛物語が描かれる。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』 チケット情報出演者の寺脇康文、宮澤佐江、六平直政に話を聞いた。稽古が始まっての感想を尋ねると「俺は名作になると思う」と六平。「もちろん由実さんにとってもいい舞台になると思うけど、寺ちゃんと佐江ちゃんの当たり役になると思う。芝居がいい。俺、稽古場で毎回泣いてるんだから」と語る。寺脇と宮澤は互いに恋をする役柄。「これまた一筋縄ではいかない恋なのでね」と寺脇が語るように、親子ほど年齢の離れたふたりの、ある秘密を抱えた純愛。実際に演じるうえで宮澤は「寺さんと一度お仕事をさせてもらっていたことがすごく大きかったです」と笑顔を見せた。宮澤の初舞台は、寺脇と岸谷五朗が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」の公演『クザリアーナの翼』(2014年)。「公演期間も長かったので、稽古も合わせると5か月くらい一緒にいさせてもらったし、それ以降もかわいがってもらっていて。だから『どんな私でも受け入れてくれるよね、寺さん!』っていう。宮澤佐江からの愛のアプローチが役にも入ってます」。稽古では「正隆さんは『僕のことは気にしないで好きにやって』っておっしゃるんですけど(笑)、今は全員で正隆さんのイメージを追い求めています」と話す寺脇。そのイメージとはどのようなものなのか。「『生命』です。その神秘と活力と悲しさと。生命は永遠ではない。だから生まれて亡くなるまでをどう生きるかというのは非常に大きなテーマで。そこをこの作品は大きく包んでいます。その部分はやっぱりなにか表していきたいですね」。そして本作におけるスペシャルな存在は、ユーミンの歌唱だ。寺脇は「芝居と同時進行するというのかな。普通は芝居中に歌詞の入った音楽が流れると台詞とぶつかって喧嘩しちゃいますよね。だけどこの作品はそこがぶつかることで生まれるものがある」。六平も「芝居と歌がお互い火に油を注ぎ合ってるようなものだよ」と熱く語る。歌うユーミンと目を合わせるシーンがあるという宮澤は「この歌を私に捧げてくれているんだということをすごく感じさせてくださるんですよ。私は笑顔のシーンなんですけど、心の中はギューッとくる。すごくいいシーンになると思います」。六平が「新しい舞台芸術」「客席で観たかった」と絶賛する本作は、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。撮影:中川實穂
2017年11月20日日本の音楽シーンを引っ張り続ける松任谷由実と、人間国宝でもある歌舞伎俳優、五代目・坂東玉三郎の対談で話題になった「SWITCHインタビュー達人達」(NHK・Eテレ)。ふたりが初めて“共演”した番組が11月10日(金)深夜に再放送される。『朝陽の中で微笑んで』チケット情報異なる分野で活躍するふたりの“達人”が、互いにインタビュアーとゲストを「スイッチ」して語り合う番組。4年前の番組開始以来、番組がオファーを繰り返していたというふたり。今回が初対談となるが、お互いに「坂東玉三郎さんであればぜひ」「松任谷由実さんであればぜひ」と実現したのだそう。「玉三郎さんの何かまだ誰も触れたことのない部分を引きずり出せたらなと思って、意欲満々で歌舞伎座に向かいたい」と語る松任谷がインタビュアーを務める収録では、まず歌舞伎俳優としての玉三郎を「孤高の美意識の持ち主で、良い意味でみんなを寄せ付けないようなオーラがある」と評す。これに対する玉三郎の「お客様に夢のような時間というのを見ていただかなければならない、その夢を壊さないようにという気が、被害妄想的にあるんです」という言葉には松任谷も共感。「本当に華やかな舞台を大勢のお客様の前でやりながら、部屋にこもってポツンとする時がある」という玉三郎に松任谷も「選ばれし者の孤独みたいなものにちょっと酔っちゃう時もあります」と、長年第一線で活躍するふたりならではの思いも語り合った。玉三郎がインタビュアーを務める収録では、「私は意識していないんですけどね、『私自身はユーミンの奴隷なの』って言ってるんですよ」という発言も。「今、時々悲しいときもあるけど、ユーミンはどう考える?」と尋ねた玉三郎に対し「牛乳瓶に生けた1本の野の花がね、カサブランカよりも豊かかもしれないじゃないですか」「物量でお金をかけてしつらえをすごくしたということではなく、受け手のイマジネーションにどれぐらい訴えられたか、そういう魔法をかけるのが音楽の役目かなと思います」と松任谷は想いを語る。また、夫でありプロデューサーの松任谷正隆との作業について、玉三郎が「これは譲れないというところはあります?」と尋ねると「たいてい私、折れちゃいます」。「ゼロを1にした段階で、どういじられても変わらない」「歌手の場合は100%もう声で運命が決まっていると思うんですよ」と明かした。再放送は11月11日(土)午前0時(金曜深夜)、同じくNHK・Eテレにて。また松任谷由実は11月、自ら主演する舞台が控えている。作・演出を松任谷正隆が手掛ける舞台シリーズ第3弾・ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』で、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。番組で興味を持った人はぜひチェックして!取材・文:中川實穗
2017年11月10日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』の製作発表が行われ、松任谷由実、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介、脚本・演出の松任谷正隆が登壇した。【チケット情報はこちら】本作は、ユーミンの歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる、コンサートでもミュージカルでもない舞台作品「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。2012年の第1弾から脚本・演出はすべて松任谷正隆(以下、正隆)が手掛けており、今作では、500年先の未来の世界を舞台に、時を超えた純愛物語が描かれる。一万人の応募から選ばれた400人のオーディエンスが参加した製作発表では今作の予告編も初公開された。脚本・演出を手掛ける正隆は、SFとなる今作の舞台について「“500年”先がいいのは、“想像をちょっと超えた未来”だと思ったから。今、想像できることはこの数百年のうちに終わって、500年位先になるとまた別のサイクルが始まるんじゃないかというイメージを持ちました。でも、今と同じものも残っているんじゃないかと思う。変わるもの、変わらないもの、それをストーリーにして、由実さんの音楽で包んでみたいと思います」と今作の世界観を語る。また、脚本に関して「これまでの2作と大きく違うのは、出演者が決まってから書き始めたことです」と、かねてからの希望だった“当て書き”の実現を喜んだ。歌とストーリーテリングを担当するユーミンは、楽曲と作品の関わりついて「“長いときの流れの中でなぜ出会ったんだろう”というのは、『朝陽の中で微笑んで』に限らず私の歌の大きなテーマになっているもので。死があるから生が輝く…そのメメント・モリな感覚を(500年後でも)人は持ち続けるんじゃないかな。だから愛し合うことは素晴らしいと思える世界、“切ない”ということが認識できるような世界であってほしい。そうイメージしています」と語った。主人公を演じる寺脇は「脚本を読んで、なにか見抜かれてる、という感じがしました。正隆さんは俺のこっちの面を描こうとしてくれてるんだ、って。ダークな側面を見ていただけると思います」、ヒロイン役の宮澤は「出演が決まって、私と同じくらい母が喜んでくれました。一瞬一瞬をしっかりと噛みしめて、素敵な作品を届けられるようにがんばります」、六平は「由実さんは同世代で、我々世代のエポックメーカー。その由実さんと同じ板の上で芝居できるのは本当に幸せです」、斎藤は「僕らの年代が由実さんのメロディの中で演じることができるというのは、失われた青春がひょっとしたら蘇ってくるのかなという気がいたします」とそれぞれ、今回の出演を喜んだ。16もの楽曲が歌われる予定の本作は、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて。また、12月2日(土)19:00公演と12月6日(水)19:00公演にてチケットぴあ会員限定のぴあ半館貸切公演を開催。取材・文:中川實穂
2017年08月18日シンガーソングライターの松任谷由実が17日、ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』製作発表に、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斉藤洋介、脚本・演出の松任谷正隆と共に登場した。同作は2012年に開場101周年目の新たなスタートとなった帝劇と、デビュー40周年を迎えた由実のコラボレーションとして誕生したシリーズの3作目。俳優の演技と、由実の歌が一体となった空間を作り出す。今回は500年後を舞台に、職を失った中年男性・鳴沢肇(寺脇)が、20年前に結婚を約束した女性に生き写しの女性・紗良(宮澤)に出会う。由実が1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれた。同曲について、由実は「荒井由実時代のものですけど、私の作品の中でも最も歌うのが難しい」と説明し、「こんなにレンジが広くて難しい歌になるとは思わずに、歌唱力を無視して作っていたものですから、難しいな、どうしようと思っています」と苦笑。しかし「キャリアの中で鍛えられてきたこともあるので、今の私の声で、今の表現力で、この歌をテーマとして歌うのはとても楽しみです」と意気込んだ。ミュージカル『王家の紋章』で2016年8月、2017年4月にヒロインを務め、今回もヒロイン役となる宮澤は、由実との共演に「親孝行になった」と喜ぶ。AKB48時代にはNHK紅白歌合戦で由実の後ろで「春よ、来い」を合唱した経験を振り返り「一番テレビに映りたかった瞬間。映り込めるかなというのを、素敵な場で考えちゃっていたのが思い出に残っています」と語った。ファンからの「宮澤さんが歌う場面もありますか」という質問には、正隆が「今ので考えました」と、2人で歌う可能性を示唆。宮澤は「ええ~!」と驚き、目を丸くして喜んでいた。また、寺脇が「中央フリーウェイ」を思い入れのある曲としてあげると、由実は「ちっともタダにならないんですよ」と客席を笑わせる。斎藤は「失われた青春がひょっとしたら蘇ってくるのかなという気がします」と、同作に対して期待を表した。一方六平は、KAT-TUNの亀梨和也主演の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』で音楽を担当した正隆とのエピソードを披露。「亀梨くんとデュエットがあったんですけど、松任谷さんも厳しいですよ。たまにバンドに『おい! そこ!』と怒っていて、蜷川さんと2人で『松任谷さん怒ったよ。怒ることあるんだ』って」としみじみ語った。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』帝国劇場で2017年11月27日~12月20日に上演される。
2017年08月17日