11月に公開を控える劇場版には西島秀俊、香川照之、真木よう子のほか、松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが出演することが明らかになり、ますます注目を集める「MOZU」。そんな中、世界で最も権威あるテレビ番組のコンクールのひとつ、「バンフ・ワールド・メディアフェスティバル」の連続ドラマ部門にTBS×WOWOW共同制作ドラマ「MOZU」がノミネートされていた。8日(現地時間)に行われた部門賞の発表で惜しくも受賞を逃したものの、世界最大級のテレビ祭で認められ、確かな手ごたえを掴んだようだ。ハードボイルド作家・逢坂剛による代表作で累計200万部を超える伝説の警察小説「百舌シリーズ」を、『海猿』シリーズなどを手掛けた羽住英一郎監督による革新的な映像表現と西島さんら実力派俳優陣による重厚な演技と本格アクションによって実写化した本作。『劇場版 MOZU』では、過激な爆破シーンやカーアクションなど日本国内では撮影不可能な大規模アクションシーンを実現するため、西島さんらと共にハリウッド大作『ボーン・レガシー』の撮影が行われた、フィリピン・マニラで約1か月間に及ぶ海外ロケに挑んでいる。今回ノミネートされたフェスティバルは1980年にスタートし、今年で35回目を迎える。40か国以上の国々から1,000を超える応募が寄せられ、その中から選出された26部門156作品がノミネートされており、「国際エミー賞」、「イタリア賞」、「モンテカルロ・テレビ祭」などと並ぶ世界最大のテレビ祭のひとつと称されているのだ。カナディアン・ロッキー山脈の中心都市、バンフで開催された授賞式に参加したのは、ドラマと劇場版のプロデューサーであるTBSの渡辺信也、WOWOWの井上衛、ROBOTの森井輝。渡辺氏は、今回のフェスティバルについて「今年のバンフ・ワールド・メディアフェスティバル・連続ドラマ部門には世界中から約200作品の応募があり、『MOZU』はそこから絞られた6タイトルに残して頂きました。フェスティバル会場では、色々な国の映像関係者から声を掛けて頂き、『MOZU』という作品に興味を持って頂いている手応えを感じました。日本で熱狂的に応援して頂いた『MOZU』が、世界の大きな舞台でも認めて頂いたことは本当に嬉しく、11月に公開を控える劇場版を制作中のキャスト・スタッフにとって大きな励みになります。本当に有り難うございました」とコメントを寄せている。『劇場版 MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日役所広司、本木雅弘、山崎努、堤真一、松坂桃李と錚々たるキャストで贈る『日本でいちばん長い日』。この度、彼らが集結した緊張感溢れるビジュアルが公開された。太平洋戦争末期、日本がポツダム宣言を受諾し終戦を迎える1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間にいったい何があったのか…。昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションを完全映画化したのは、『クライマーズ・ハイ』、『わが母の記』の原田眞人監督。戦後70年の壮大な記念碑となる感動作を作り上げた。今回公開されたのは、日本の未来を信じ、平和への礎を築くために身を挺した男たちの表情が印象的なビジュアル。陸軍を代表する身として徹底抗戦を掲げながらも、天皇の身を案じて苦悩し、平和的解決を成し遂げようとする阿南惟幾陸相(役所広司)。国民の苦しみに想いを馳せ、平和を希求する昭和天皇(本木雅弘)。聖断を拝し、法のルールを破ってでも戦争を終わらせようとする鈴木貫太郎首相(山崎努)、そして首相を支え続け、歴史の転換期を見届けようとする迫水久常内閣書記官長(堤真一)。宮城(皇居)を襲撃するクーデターを計画し陸軍同志とともに決起する畑中少佐(松坂桃李)。史上最大の危機を迎えた“日本のいちばん長い日”に、戦争を終わらせるために闘った男たちが集結している。真夏の空の下、70年前の日本で起こった史実。いまと変わらず眩しい太陽が照りつける夏空の背景とともに記される「降伏か、本土決戦か――。その決断に、すべての希望は託された」というコピーから彼らが望む“平和”について改めて考えさせられることだろう。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ
2015年06月05日俳優の役所広司が主演する、映画『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)の最新ビジュアルが5日、公開された。本作は、昭和史研究の第一人者・半藤一利の同名ノンフィクション作品を、『クライマーズ・ハイ』(2008年)、『わが母の記』(2012年)で知られる原田眞人監督の手により映画化したもの。主演の役所をはじめ、本木雅弘、山崎努、堤真一らベテランから、松坂桃李のような若手まで、日本映画界を代表する俳優陣が共演していることでも話題を集めている。公開された新ビジュアルでは、主要キャスト5名が集結。陸軍の代表として徹底抗戦を掲げながらも、天皇の身を案じて苦悩し、平和的解決を成し遂げようとする阿南惟幾陸相(役所)。国民の苦しみに思いをはせる昭和天皇(本木)。聖断を拝し、法のルールを破ってでも戦争を終わらせようとする鈴木貫太郎首相(山崎)、そして首相を支え、歴史の転換期を見届けようとする迫水久常内閣書記官長(堤)。対して、皇居を襲撃するクーデターを計画し陸軍同志とともに決起する畑中少佐(松坂桃李)。立場は違えど、日本の未来を信じ、命をかける男たちの表情が映しだされている。映画の舞台となるのは、太平洋戦争末期の1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間の間に何が起きたのかを描いた作品。日本の歴史上最も重要な一日と、日本の平和への礎を築くために身をていした男たちの姿を追う。なお、過去に太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は、本作が初となる。(C)2015『日本のいちばん長い日』製作委員会
2015年06月05日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。主人公・堂上篤を演じた岡田准一を始め、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明など豪華キャストが出演した映画『図書館戦争』の大ヒットを受け、“図書館戦争プロジェクト”が始動。すでに発表された同作の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開に加え、この秋、TBSテレビドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」の放送が決定した。図書隊に打撃を与えるため、本を読むことを通じて育ちつつある小さな恋を利用しようとする者たち。図書隊の面々は彼らに立ち向かうことで、誰もが“自由に本を読むことのできる喜び”を得る権利があり、それを守る意義に改めて気づいていく…。堂上役の岡田さんは、本年度日本アカデミー賞三冠受賞。大きな話題を呼んだ2014年NHKドラマ「軍師官兵衛」以来のテレビドラマ出演となり、4年ぶりの民法ドラマ出演を果たす。岡田さんをはじめ、榮倉さん、田中さん、福士さん、栗山さん、石坂浩二らキャスト、スタッフは映画と同じメンバーが集結。それに加え、福士さん演じる手塚光の兄で、榮倉さん演じる郁に近寄る謎の男性・手塚慧役に松坂桃李、栗山さん演じる柴崎麻子が心惹かれる学芸員・朝比奈修二役に中村蒼、田中さん演じる小牧の幼馴染で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江役に土屋太鳳という豪華キャスト陣の出演が明らかとなった。また、今回のドラマ放送決定にあたり、主演の岡田さんを含めたキャスト陣からコメントが到着!■岡田准一図書館戦争の続編は映画だけではなく、ドラマもあります。原作ファンの方のみならず、初めて観ていただく方にも楽しめるようになっていると思います。新キャストの方々も加わった、図書館戦争の世界をぜひ楽しんでください。■松坂桃李今回、シリーズ二作目からの参加になるのですが、主演の岡田准一さんをはじめキャストの皆さん、佐藤組のスタッフの皆さんの多くが、以前一緒にお仕事をした方たちばかりだったので、変な緊張もなくスッと入ることができました。新しい登場人物の手塚慧として、本作のいいスパイスとして存在できたらと思っております。■中村蒼大きな作品のプロジェクトに参加できてとても嬉しく思っております。完成されたところに入るのはとても緊張しますが、現場の雰囲気が素敵で、居心地が良かったです。映画にも繋がる大切なドラマなので多くの方に観てもらいたいと思います。■土屋太鳳「本があるからこそ出会える未来があるんだ…!」と感動した「図書館戦争」。その世界に生きることができて、とても幸せです。実は高校生の頃、図書館で出会い何度も読んだ本が、原作に登場する、毬江ちゃんと同じ本でした。聴覚を失う厳しい演技は本当に難しいですが、私の家族が毬江ちゃんと同じ突発性難聴で右の聴力を失っているので、一緒に歩んだ家族としても、誠実に心をこめて演じました。見守って頂けたら嬉しいです。原作者である有川氏は「『図書館戦争プロジェクト』の全貌を、『図書館戦争』を愛してくださってる皆さんにお伝えできる日を、誰よりも心待ちにしていたのは私だと思います」とコメント。さらに「松坂さん、土屋さん、中村さんをはじめとする新キャストの方々が、映像化をさらに魅力的なものにして下さると確信しています」と、新たに加わったキャスト陣への期待感を口にした。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日TBS×WOWOWの共同製作によるテレビドラマを経て、この秋、ついに映画化される『劇場版MOZU』。このほど、主演の西島秀俊を始め、香川照之、真木よう子、長谷川博己ら豪華キャスト陣が参加したフィリピン・マニラでの大規模ロケの様子をとらえたメイキング映像が、シネマカフェに到着した。警視庁公安部のエースだった倉木(西島さん)が、妻の死の真実に辿り着いてから半年。すっかり気力を失っていた彼は、警察を辞めて探偵事務所を開いた大杉(香川さん)、かつての仲間の明星(真木さん)とともに、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわすが…。原作は、累計200万部を超えるハードボイルド作家・逢坂剛による伝説の警察小説。衝撃のテレビドラマから半年後を描く劇場版は、その骨太な映像と壮大なストーリーがさらにスケールアップ。西島さんらドラマシリーズからの出演者はもちろん、松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが“最強の敵”として出演することでも話題を呼んでいる。本作は3月下旬に都内でクランクイン後、日本では実現不可能な過激な爆破シーンやカーアクションなどの撮影のため、あの『ボーン・レガシー』の撮影が行われたフィリピン・マニラに飛び、約1か月間に及ぶ海外ロケを敢行。届いた3分ほどの映像には、時折、笑顔を見せながらも真剣に打ち合わせをする西島さんの姿が。また、多くの人が行き交う市場で西島さんが突然発砲したり、車やバイクが行き交う日常のすぐ近くで車が大破したりと、その迫力はまるでハリウッド並み。プロデューサーの渡辺信也氏によれば、「フィリピンをロケ地に選んだのは、日本でできないことができるということもありますが、マニラの街の色やにおいが『MOZU』の世界観にぴったりだと思ったのも一つの理由。マニラでは街の中心にある営業中のマーケットを封鎖して大規模な撮影を行ったりもしました」と言う。使用した銃弾は1500発、大破させた劇用車は4台、エキストラは500人以上という大規模ロケで描かれる「MOZU」の集大成を、まずはこの映像から覗いてみて。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日終戦70周年を記念し、半藤一利氏のノンフィクションを映画化した『日本のいちばん長い日』の完成報告会見が5月20日に、都内で行われ、役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、原田眞人監督が出席した。名優が勢ぞろいし、「終戦前夜、日本で何が起こったのか」に迫る歴史超大作。主人公の阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣を演じる役所は、「70年の節目に、もう一度“その日”を描く作品になった」と誇らしげだった。その他の写真一方、7年ぶりの本格的な銀幕復帰で昭和天皇を演じる本木は、「恐れ多さで、押しつぶされそうになったことも。逃げ出したい、でも逃したくない役だった」と心境を吐露。そんな本木の背中を押したのは、義母で原田監督の『わが母の記』に出演した樹木希林だといい、「原田監督は力がある監督だし、こんな機会はなかなかないので、受けるべきだと言ってくれた」と感謝の意を表した。「戦争映画は初めてで、緊張と不安の連続だった」と振り返るのは、躍進著しい松坂。日本の未来を思い、終戦に反対しながら狂気に駆られていく若手将校・畑中健二少佐を演じ、「当時を知らない僕らの世代が、戦争について思い、考えるきっかけになれば」と真摯にコメント。劇中では、丸刈りになっており「ラクでいいですね」と笑顔を見せた。また、堤は内閣書記官長・迫水久常役で、ベテラン俳優の山崎努と共演し「こんな緊迫感ある現場はイヤです!(笑)」と恐縮しきりだった。1967年に岡本喜八監督によって映画化されているが、本作は昭和天皇とともに戦争終結に導いた鈴木貫太郎首相(山崎)の姿を描いた半藤氏の『聖断』の内容も加えた新作映画。軍全体が断固として戦争完遂を支持するなか、決断を迫られる阿南陸軍大臣の苦悩を軸に、日本の未来を案じ、身をていした人々のドラマを描く。原田監督は、「きな臭い時代になってきた今こそ、こういう作品をつくり、世に送り出す意義がある。戦争の記憶が薄れるなかで、『軍をなくして、国を残す』。この気持ちを継承していかなければいけない」と熱弁した。『日本のいちばん長い日』8月8日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年05月20日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。3月から富山・新湊を中心に撮影が行われている本作だが、このゴールデン・ウィークで物語のクライマックスにあたる重要なシーンの撮影を敢行。撮影現場の様子が到着した。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。富山県射水市(いみずし)の新湊曳山まつりでは、祭りに参加して曳山を曳くことを「つながる」と言うそう。約20人もの曳き手によって高さ約8m、長さ約7mにもなる大きな山車が曳かれていくその様は、“力を合わせること=魂を重ねること”の素晴らしさに満ち溢れている。江戸時代より約350年もの間続く曳山まつりは、新湊の人々にとって、年に一度は必ずやってくる大切な日。そんな新湊曳山まつり本番までの日々の中、不思議なエネルギーに突き動かされる人々を本作では描き出す。このゴールデン・ウィークの期間に撮影が行われたのは、本来であれば10月1日に開催される「新湊曳山まつり」の完全再現。5月2日(土)、3日(日・祝)、6日(祝)の3日間に行われた撮影に関わったエキストラ・スタッフは延べ1,400人。さらに、一目この撮影を見ようと駆けつけた見物客を合わせた総人数はなんと3,000人にも及び、本物の祭りさながらの賑わいぶりをみせた。本作が意外にも初共演となる、竹野内さんと江口さん。この日の撮影は、最初は相容れなかった二人が、この新湊曳山まつりを通じて分かち合うという大切なシーンとなっている。この祭りの最大の目玉は夜。曳山と呼ばれる山車に提灯をつけて練り歩くという“提灯山”や、海と川に挟まれ情緒溢れる港町である新湊の風景、1基の最大重量は約8トンにもなるという曳山が7基も曳かれていく光景が内川の川面に反射され、熱狂的、かつ幻想的なシーンが撮影された。この大掛かりな撮影を終え、主人公・祐馬を演じる竹野内さんは「新湊の方々の協力を得て、やっとこの撮影に挑むことができました。ここに来る前に、新湊は日本のベニスと呼ばれるほど風情のある美しい街だと石橋監督から聞いていて、その監督が長年温めてきた映画を作れることが本当に幸せです」と喜びを語った。さらに、初共演となる江口さんについては「頼れる兄貴といった感じです。初めてロケ現場に入ったときは地元の人と勘違いしてしまいました(笑)」とコメントしている。一方、竹野内さんに地元の人と間違えられてしまった江口さんは「僕の演じる役は漁師の役ですけど、何度も富山を訪れ、現地の方々の生活を実際に間近に見て、役に馴染んでいきました。竹野内くんともストーリーを重ねるごとに一緒に飲み行く回数も増えていきました(笑)」と役作りへの過程を明かす。「初めて曳山を見たときは鳥肌が立つほどでした」(竹野内さん)、「この350年続く曳山、提灯山なんて海外の人が見たら圧巻だと思いますし、同じ日本人ならDNAの中に組み込まれていると思います」(江口さん)とお二人が語る曳山まつりのシーンは、スクリーン上にどのように映し出されるのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『人生の約束』は2016年1月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日俳優の西島秀俊が主演を務める劇場版『MOZU』(11月7日公開)の新キャストが、このほど発表された。本作は、ハードボイルド作家・逢坂剛による代表作で、累計発行部数が200万部を超える警察小説「百舌(もず)」シリーズが原作。2014年にはテレビドラマ版が放送され、平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録。さらに、2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、映像業界内でも高い評価を獲得してきた。劇場版では、西島演じる倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後のことが描かれる。気力を失った倉木と、警察への不信感から警察をやめ探偵事務所を開いた大杉(香川照之)、そしてともに謎を追っていた明星(真木よう子)は、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に遭遇する。今回、新たに劇場版キャストとして、俳優の松坂桃李、伊勢谷友介、そしてビートたけしの出演が決定。松坂は、犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者で、大杉の娘を誘拐する権藤役。伊勢谷が演じるのは、冷静沈着な犯罪計画を立案するブレーン、高柳。ビートたけしは、シリーズ最大の謎の存在"ダルマ"を演じる。出演についてビートたけしは、「自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開で面白いと思い引き受けた」とその理由を語り、「西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」と期待する。伊勢谷は「『MOZU』は昨今珍しいくらいハードボイルドが極まった作品」としながら、役柄について「自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります」と意気込む。ドラマ版のアクションシーンに目を奪われていたという松坂は、「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです」とコメントを寄せた。主演の西島は、新キャストの発表を受け、「新たに驚くような共演者を迎えることになりました。特にビートたけしさんの参加は、全身の血が沸き立つ思いです」と語る。映画は3月下旬に都内でクランクイン。4月初旬からは日本国内では撮影不可能な大規模アクションシーンの撮影のため、フィリピン・マニラで海外ロケを行っていた。(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会(C)逢坂剛/集英社
2015年05月07日ハードボイルド作家・逢坂剛による代表作で累計200万部を超える伝説の警察小説をTBS、WOWOWの共同制作でテレビドラマ化した「MOZU」。このたびこの秋の公開が決定した『劇場版MOZU』に、西島秀俊、香川照之、真木よう子のほか、松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが出演することが明らかになった。警視庁公安部のエース倉木が謎の殺し屋・百舌を追ううちに巨大な陰謀に巻き込まれていくドラマ「MOZU」。劇場版では、倉木(西島さん)が妻の死の真実に辿り着いてから半年後を舞台に、気力を失った倉木と、警察への不信感から警察を辞め探偵事務所を開いた大杉(香川さん)、そしてともに謎を追っていた明星(真木さん)が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわすところから物語が始まる。劇場版の撮影は3月下旬に都内でクランクイン。4月初旬から、過激な爆破シーンやカーアクションなど日本国内では撮影不可能な大規模アクションシーンを実現するため、ハリウッド大作『ボーン・レガシー』の撮影が行われた、フィリピン・マニラで約1か月間に及ぶ海外ロケを敢行したそう。西島さんらのほか、長谷川博己、小日向文世、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力らドラマシリーズの出演者はもちろんのこと、彼らに対峙する“最強の敵”として出演が決定したのが松坂さん、伊勢谷さん、たけしさんだ。松坂さんは犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者で大杉の娘を誘拐する、権藤。伊勢谷さんは冷静沈着な犯罪計画を立案するブレーン・高柳。そしてたけしさんはシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を狂気に満ちた異常さで演じる。今回の決定に当たり、主演の西島さんは「シリーズに登場した素晴らしいキャストに加え、新たに驚くような共演者を迎える事になりました。特にビートたけしさんの参加は、全身の血が沸き立つ思いです」と興奮気味に語っている。「MOZU」シリーズ最大の謎・ダルマを演じるたけしさんは「自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開で面白いと思い引き受けた。西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」とコメントを寄せている。「今回私が演じる高柳は自分自身を必要悪として認識し、全てを凌駕する能力の高さと強さを持った完璧主義者です。自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります」(伊勢谷さん)、「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです。非日常的な役どころなのもありますが、自分の違った一面を引き出してもらったような気がします」(松坂さん)と語る二人の役どころが、物語にどう絡んでくるのかにもぜひ注目をしたい。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月05日日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward2015 SPRING/SUMMER」(以下、GirlsAward)が4月29日(水・祝)、国立代々木競技場第一体育館にて開幕。MEN’S NON-NO×BEAMSステージには、サプライズゲストとして松坂桃李が登場した。“渋谷からアジアへ。そして世界へ。”のコンセプトで行われるGirlsAwardsは、2010年に第一回目「GirlsAward2010 SPRING/SUMMER」を開催して以来、年2回国立代々木競技場第一体育館を拠点とし開催してきた。設立5周年、第11回目の開催を迎えた29日には、延べ3万4千名が来場した。MEN’S NON-NO×BEAMSのランウェイには、『ヒロイン失格』の坂口健太郎、『ストレイヤーズ・クロニクル』の柳俊太郎など、映画界でも活躍している男性モデルたちも登場。さらに、ステージの最後にはサプライズゲストとして松坂桃李が登場!会場は黄色い歓声に包まれた。松坂さんは深緑のスーツに紺のスポーティーなジャケットを羽織り、爽やかにランウェイを歩いた。「俳優は人がメインだけど、モデルは洋服がメインなので、そこを意識しながら歩いた」という松坂さん。ランウェイを歩いた経験はあまりなく、「緊張した」と語るが、堂々のウォーキングで会場中を魅了した。(text:cinemacafe.net)
2015年04月29日6年ぶりにメガホンを取る田口トモロヲが、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃らを迎えて、“伝説的”恋愛コミックの映像化に挑む『ピース オブ ケイク』。このほど、ついに特報映像が完成し、加藤ミリヤと出演者でもある峯田和伸(銀杏BOYZ)が共同制作を行った主題歌も解禁となった。流されやすく、恋愛ベタな梅宮志乃(多部未華子)。「仕事も恋愛もちゃんとしたい」と決心した矢先、目の前に現れたのは、隣人で彼女持ちのバイト先の店長・菅原京志郎(綾野剛)。前途多難な“本気”の恋に奮闘する志乃は、果たして幸せを手にいれることができるのか…!?20・30代の女性を中心に熱烈な支持を得る、ジョージ朝倉の大人気コミック「ピース オブ ケイク」を原作に、現代女性の恋愛や仕事におけるリアルな心を描く本作。今回解禁された特報では、多部さん演じる志乃が京志郎と恋に落ちる瞬間や、本人の前で思わず想いを告げてしまうという、ドキッとするシーンが次々にお披露目。志乃の友人役で登場する、初の“オネエ”役・松坂さんの姿も確認できる。さらには、京志郎の部屋で共に過ごすふたりの前に、彼女・あかり(光宗薫)が現れ、あわや大乱闘!?というシーンや、ひとり大号泣する志乃の姿も描かれた盛りだくさんの内容になっている。そんなジェットコースターのような映像を一層盛り上げているのが、恋愛ソングのカリスマとして圧倒的な人気を誇る加藤ミリヤと、映画に出演している峯田和伸(銀杏BOYZ)が共同制作をした主題歌「ピース オブ ケイク ―愛を叫ぼう―」だ。加藤さんの起用については、田口監督自らが指名。「物語から剥離しないトータルなイメージの曲にしたいと思い、主人公目線の女性ボーカルを考えていた」ところに、加藤さんが原作の大ファンだと聞いて、オファーしたそう。田口監督は「峯田和伸くんと共同で書き下ろしてくれた詩に、劇伴を担当した大友良英さんが曲をつけるという奇跡のコラボレーションが実現しました。映画共々楽しんでいただけたらとても嬉しいです」と、豪華な顔ぶれが生み出した楽曲に込めた期待を明らかにした。恋愛ソングの名手として知られ、デビューから10年を迎えた加藤さんは「私自身の楽曲も完璧に『ピース オブ ケイク』の一部になりたいという強い想いを持って楽曲制作させていただきました。原作のファンであり、監督のファンであるからこそ特別な感情を抱かずにはいられませんでした」と、熱くコメント。そんな加藤さんとタッグを組み、男女それぞれの歌詞を作ったという峯田さんも「大友良英さんが曲にしていき、レコーディングでは一発録り。完成するまでの過程に何度のミラクルがあったでしょう!ひきあわせてくれた『ピース オブ ケイク』に感謝しています」と、新たなコラボレーションが生んだ1曲に自信を覗かせている。その完成度は、「映画のラストに流れてきたお2人のパワフルな歌声と疾走感のあるメロディーが相乗効果になって、映画もたくさんの方に観ていただければと思います」と語る主演の多部さんのお墨付き!主人公の気持ちを代弁するような “大人の恋愛ソング”に乗って展開される特報映像を、まずはこちらからご覧あれ。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日俳優や女優、アイドルたちのセクシーなビジュアルで、度々世の女性たちの視線を釘付けにする雑誌「anan」。この度「anan」創刊以来初めて芸人が表紙を飾ることが決定。「ピース」(綾部祐二、又吉直樹)が、5月7日(木)発売の「anan」1953号の表紙に登場することが分かった。雑誌「anan」(マガジンハウス社)は、20代女性の好奇心に応えるウィークリーマガジンとして1970年に創刊。以来45年間に渡り、錚々たる俳優、アイドル、モデル、タレントたちがその表紙に登場。斎藤工や松坂桃李、向井理、市川由衣、山田優らが表紙を飾った際は、その大胆なビジュアルで話題となった。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する芸人たちからも「一度は表紙になりたい」「出てみたい」という声が上がる中、満を持して「ピース」が“初の芸人表紙”に決定!特集タイトル「恋、仕事、友だち。明日のあなたに効く一冊あります。人生を変える本」と題し、大型書店を貸し切って、「ピース」の二人がそれぞれに気になる本を選び紹介する。撮影時には、ほとんどの売り場を把握し、迷いなく売場を進む又吉さんと、「へぇ~」「ほお~」と言いながらブラブラ散策する綾部さんの姿が見られたとか。それぞれの対照的な書店散策の模様や、互いが相方に選んだ一冊などが紹介され、二人の人となりとともに、書店の楽しみ方を提案した内容となっているよう。今回の抜擢について、綾部さんは、相方の又吉さんが今年3月に初の純文学小説「火花」(文藝春秋)を発売し、発行部数35万部を突破したことを受け、「かなりの快挙です。大先生(又吉)あなたのおかげですよ。いつかは、単独で裸の表紙を取りたいです(笑)」と、毎度注目を集める「anan」のセクシー表紙枠を狙う意気込みを見せた。また又吉さんは、「快挙ですよ。この時の衣裳を買い取れば良かった。そうしたら直ぐに、このポーズをして“anan”というギャグができたのに…」とコメントを寄せ、表紙を飾りながらも、お笑い芸人としての“笑い”への貪欲な精神を垣間見せた。「anan」1953号は、5月7日(木)発売予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月23日俳優の役所広司が主演を務める『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)の予告映像が10日、公開された。本作は、太平洋戦争末期の1945年を舞台に、昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間の間に何が起きたのかを描いた作品。日本の歴史上最も重要な一日と、日本の平和への礎を築くために身をていした男たちの姿を追う。原作は、半藤一利のノンフィクション作品『日本の一番長い日 決定版』。映画ではさらに、2014年に宮内庁から発表された『昭和天皇実録』を参考に、昭和天皇とともに戦争を終結に導いた鈴木貫太郎首相の姿を描く『聖断』(半藤一利著)の要素も加えた。監督は『クライマーズ・ハイ』(2008年)、『わが母の記』(2012年)の原田眞人監督。主演の役所をはじめ、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努ら日本映画界を代表する面々が顔をそろえる。今回公開された予告映像では、役所演じる主人公、陸軍大臣・阿南惟幾(あなみこれちか)が「どうやったら、戦争を終結させられるか…」と苦悩するモノローグから始まる。続く映像では、敗戦間近の緊迫した様子が描かれる。そして、本木演じる昭和天皇も登場。太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は、本作が初となる。映像の最後には、ポツダム宣言を受諾するか否かを決める天皇の背中と、その御前に集う阿南ら大臣たちの姿が映しだされる。(C)2015『日本のいちばん長い日』製作委員会
2015年04月10日役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一ら豪華キャストを迎え終戦前夜の日本で何が起こったのかを描く『日本のいちばん長い日』。この度、“日本史上、最大の決断”を迫られる中、身を挺し戦争を終わらせるために闘った男たちが映し出された初の特報映像が公開された。太平洋戦争末期、日本がポツダム宣言を受諾し終戦を迎える1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間にいったい何があったのか…。本作は、そんな日本の歴史上最も重要で、かつ“いちばん長い日”と、日本の未来を信じ、平和への礎を築く為に身を挺した男たちのドラマを描く感動の歴史大作。昭和史研究の第一人者である半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)を原作に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』『駆込み女と駆込み男』などを手掛ける原田眞人が監督を務める。今回公開された特報映像は、連合国への降伏か、本土決戦か…役所さんが演じる主人公、陸軍大臣・阿南惟幾(あなみ・これちか)が、「どうやったら、戦争を終結させられるか…」と苦悩するシーンから始まる。さらに本木さん演じる昭和天皇も登場。7年振りのスクリーン復帰となる本木さんが、国民を想って平和を求める天皇を一心に演じる姿が確認できる。太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は本作が初。山崎努演じる、時の首相・鈴木貫太郎、鈴木首相をサポートする迫水久常内閣書記官長を演じる堤さん。終戦に反対しクーデターを決起する青年将校・畑中を演じる松坂さんと、豪華キャストが演じる男たちが次々と登場する。一億玉砕、総決起の気風が渦巻く陸軍の頂点に立ちながらも、阿南のモノローグに合わせて、敗戦間近の緊迫した様子をこちらの映像からご覧あれ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ
2015年04月10日多部未華子と綾野剛を主演に迎えて贈る人気コミックの映画化『ピース オブ ケイク』。このたび、劇中に登場する「劇団めばち娘」が、実際に劇団として旗揚げされ、舞台公演が行われることが明らかとなった。仕事も恋愛も自分から行動することなく流されるまま生きてきた主人公・志乃(多部未華子)。心気一転、引っ越した先のベランダでばったり出くわした隣人の男・京志郎(綾野剛)は、新たなバイト先の店長だった。京志郎に運命を感じる志乃だったが、京志郎には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいたりと前途多難で…。今回リアル舞台化が決定した劇中劇「ツチノコの嫁入り」は、本作の中で、もともと衣装デザイナーを夢見ていた主人公の志乃(多部さん)が、劇団の衣装としてキャリアを積み始めるきっかけとなる舞台である。この「劇団 めばち娘」の公演「ツチノコの嫁入り」は、座長の千葉(峯田和伸)と、看板俳優の天(松坂桃李)、さらには映画とは異なるオリジナルキャストを迎えて上演される。作・演出は、若手実力派「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎が務める。「劇団鹿殺し」は作家・丸尾丸一郎と演出家・菜月チョビが2000年に旗揚げし、正統的演劇を行いながらも、インパクトの強い音楽劇的パフォーマンスで注目を集める劇団。テレビ朝日の音楽番組「ストリートファイターズ」では、人気投票で2位を獲得し、2010年には青山円形劇場・伊丹アイホールにて全公演満員御礼の快挙を達成。翌2011年には、劇団員の聖地・下北沢の本多劇場にて初進出、全公演ソールドアウトするなど、今最も注目を集める劇団のひとつだ。また、昨年のCocco初主演舞台や、日本劇作家協会プログラム「山犬」で、鳥肌実・森下くるみ・ISOPPなど、異ジャンルのアーティストの新たな一面を引き出すなど、プロデューサーとしての活躍にも注目が集まっている。「ツチノコの嫁入り」は、自分たちの存在を認めない人類に対し、復讐を誓うツチノコの生き残りをかけた壮大な悲劇のストーリーになっている模様。映画とはまた趣向が異なり、ディープな世界観が期待できる今回の劇中劇のリアル舞台化。映画に、漫画、舞台と、さまざまなフィールドで本作の世界を堪能できるはずだ。舞台「ツチノコの嫁入り」公演は、9月17日(木)から9月27日(日)まで東京・渋谷CBGKシブゲキ!!にて行われる。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日リクルートライフスタイルはこのほど、同社が企画・編集するクーポンマガジン「HOT PEPPER」4月号にて「飲みたい有名人ランキング2015」の結果を発表した。同調査は1月30日~2月2日、全国の20~30代の男女を対象にインターネット上で実施。2,072人から有効回答を得た。まず「一緒に飲みたい芸能人」を尋ねたところ、男性部門では、酒や食のイメージが強いマツコ・デラックスさん(341票)が、2位に大きく差をつけて1位となった。2位は大泉洋さん(200票)、3位はタモリさん(197票)となっている。4位には昨年調査でも4位だったふなっしー(154票)が再度ランクインした。女性部門の1位は、3年連続でベッキーさん(191票)が選ばれた。2位にはいとうあさこさん(153票)、3位には石原さとみさん(152票)がランクイン。4位はローラさん(141票)、5位はイモトアヤコさん(133票)となっている。続いて、「2人っきりでデート飲みしたい有名人」について聞くと、男性部門の1位は斎藤工さん(128票)、2位は玉木宏さん(103票)、3位は福士蒼汰さん(70票)となった。4位は松坂桃李さんと向井理さんが同票を獲得(63票)。上位を若手のイケメン俳優が占める結果となった。女性部門では、昨年に引き続き石原さとみさん(103票)が1位。2位には新垣結衣さん(76票)、3位には綾瀬はるかさん(69票)がランクインしている。※画像と本文は関係ありません
2015年04月03日公開初日を迎えた映画『エイプリルフールズ』の舞台あいさつが4月1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳一監督が出席した。本作は、フジテレビ系のドラマ『リーガル・ハイ』の演出を担当した石川淳一と脚本の古沢良太のコンビが描く愛と感動の爆笑エンターテインメント。1年に1度だけ嘘をついてよい日"エイプリールフール"に、小さな嘘をきっかけにして街中で巻き起こる珍騒動を描く。初日を迎えたこの日は、主演の戸田恵梨香をはじめとするキャスト陣と石川淳一監督が登壇して舞台あいさつ。「興行収入の目標は401億円ぐらいで!」と意気込んだ戸田は「無事今日初日を迎えまして、2度3度4度と映画館に来ていただければと思います。本当に皆さんを幸せにする作品だと思いますので、お子さんからお父さん、お母さんに見て欲しいです」とアピール。劇中で"ルパジャン"というシーンを見せた松坂は「"ルパジャン"とは、ルパン三世が峰不二子ちゃんに飛び込むこと。イメージトレーニングが大変でベッドのスプリングの具合を確認してました」と振り返れば、戸田は「一番キラキラしてましたよ」と横槍を入れて会場を沸かせた。舞台あいさつが行われたこの日は、4月1日のエイプリールフール。キャストが次々と嘘をついていく中、菜々緒が「撮影中に全員に告白させていただきまして、男性と女性1人ずつOKをもらいました。恵梨香ちゃんと小澤さんと付きあわせってもらっています。両刀?私は両刀いけるんですよ!小澤さんには最近OKをもらいました。昨日なんですけど…」と暗に滝川クリステルとの破局を匂わすと、それに応じた小澤は「待たせてごめんね」と苦笑いを浮かべていた。
2015年04月02日第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた高橋ひかるが、竹野内豊主演の映画『人生の約束』(2016年公開)で銀幕デビューすることが1日、明らかになった。女優の米倉涼子、上戸彩、武井咲らを輩出した同コンテスト。第14回のグランプリに選ばれた高橋は、代々木ゼミナールのテレビCMに出演中で、制服姿で体全体を使った振り付けと歌を披露し、SNS上では「かわいすぎる!」「ついつい見てしまう」などと話題になっている。映画は富山県が舞台に、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬(竹野内)が、元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていくというストーリー。『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督が、メガホンをとる。今回高橋が演じるのは、祐馬のかつての親友の忘れ形見である一人娘・渡辺瞳役。祐馬を曳山まつりへと結びつけていく重要な役どころとなる。制作サイドは、「洗練されたスタイルとともに、かわいらしさと美しさ、明るさの中にそれだけではない何かを感じさせる魅力的な表情、そして何より未来への希望を感じさせる存在感が、まさに観客にとって『気になる』存在になりえるだろうと確信しました」と起用理由を説明。石橋監督も、「会った時、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と太鼓判を押す。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ねる。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年04月01日映画『エイプリルフールズ』が4月1日(水)のエイプリルフールに初日を迎え、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳監督が舞台挨拶に登壇した。ドラマ「リーガルハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本による本作。7つの嘘を軸に27人もの人生が複雑怪奇に絡み合っていく。エイプリルフールに公開ということで、戸田さんを筆頭にキャスト陣は「私事ですが…」と前置きし次々と嘘を暴露。戸田さんは「実は私は三つ子です」と告白し、これまでの舞台挨拶、さらには本作撮影時の戸田さんも別人であったと明かす。これにユースケさんが「確かに撮影のときの戸田さんの背中には毘沙門天があった」と“補強”し笑いを誘う。松坂さんは「このたび歌手デビューが決まりました」と明かし、実は本作のエンディング曲も歌っていると暴露。ここで止まればよかったが、すかさずユースケさんが「タイトルは『この子、誰の子?』です。演歌調で!」と付け足し、司会者も「一節、歌ってもらえますか?」とムチャぶり!松坂さんは苦笑を浮かべつつ「この子、誰の子~?」とその場で熱唱し男気を見せた。そして、当のユースケさんはいきなり「元『ワン・ダイレクション』のゼインこと、ユースケ・サンタマリアです。みんなからは“マッサン”と呼ばれています」と挨拶。さらに本作に関しては既にヒット確実なので、公開待機作の宣伝をさせてもらうと宣言し「4月に僕が初めて監督・主演した『寄生獣』が公開となります」と語り、実は『寄生獣』のミギーはCGではなく、ユースケさん自身の渾身の熱演によるものだと説明。さらに『進撃の巨人』もユースケさんの手による作品であり、『アベンジャーズ』の続編ではハルクを演じていると、まさに“立て板に水”とはこのことかというほどスラスラと放言を連発し、もはや周囲からのツッコミもなし!そしてこの日、最もきわどい嘘で会場をわかせたのは菜々緒さん。撮影中に共演陣全員に愛の告白をして「男女一人ずつからOKをもらいました。それは恵梨香と小澤さんです!」と明かす。最初は小澤さんも「シェアハウスでみんなで住んでます」とノリノリだったが、菜々緒さんはさらに「小澤さんには最近、OKをいただきました。『待っててくれ』と言われて…」と小澤さんについ最近、破局報道があったことを踏まえて踏み込んだ発言!小澤さんは笑顔で「ごめんね、待たせて」と返したが、さすがのユースケさんもこれには「何て言っていいのか分かんない」と苦笑。会場は爆笑に包まれていた。『エイプリルフールズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年04月01日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作テレビドラマを手がけてきた石橋冠が長年の思いを実現させた初の劇場映画に、第14回国民的美少女コンテストで「グランプリ」を受賞し、「代々木ゼミナール」のCMでも話題の美少女、高橋ひかるが出演することが決定。映画初出演となる本作で巨匠・石橋監督に師事することが分かった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。石橋監督は、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊の曳山まつりを背景に、オリジナルストーリーを映画化。そんな石橋監督のもとに、主人公の祐馬を演じる竹野内さんほか、祐馬の親友の義兄で曳山総代の漁師・渡辺鉄也役に江口さん、町内会長の西村玄太郎に西田敏行、富山県警の刑事役にたけしさん、さらに松坂さん、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明といった実力派俳優陣たちが集結。その中で、祐馬のかつての親友の忘れ形見で伯父の鉄也のもとに身を寄せる、渡辺瞳役に抜擢されたのが高橋さんだ。瞳は、事情を何も知らなかった祐馬に、「四十物町の曳山を取り返してくれますか?」と頼む重要な役どころ。石橋監督は、「会ったとき、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と、ひと目で高橋さんの天賦の才能に魅せられた様子だ。また、佐藤貴博プロデューサーも、「竹野内さん演じる主人公と同じく新湊には馴染んでいない、どこか浮遊している存在として登場します。しかし、主人公が彼女を気に掛けてしまうように、観客にとっても『気になる』『彼女を追いかけてしまう』存在にならなければいけない役柄です」と説明。そこで、「田舎には馴染まない洗練さと、悲しみや切なさも併せ持ち、さらに主人公や観客にどこか懐かしさも感じさせるような複雑で重層的な女優」を探していたところ、国民的美少女グランプリを獲得した高橋さんに出会ったという。「石橋監督の厳しい演出にもしっかりとくらいついていく根性も見せてくれています」と、映画デビューとは思えない“女優”ぶりを早くも見せている高橋さん。竹野内さん、江口さんを始めとする名優たちの中でどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる。『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日竹野内豊を主演に迎え、「池中玄太80キロ」シリーズや「点と線」などで知られる、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く映画『人生の約束』。江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華キャストの参加が先日発表されたが、このほど江口さんの劇中ビジュアルが解禁となった。本作の舞台は、“曳山祭り”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの着信があったが、会社を出て行った人間に用は無いと無視を続けていた。しつこくかけてくる電話にしかたなく応答すると、無言のまま途切れてしまった。胸騒ぎがした祐馬は、秘書の勧めで、航平の故郷・新湊へと向かうことに。向かってみると、“曳山祭り”を支える13の町のひとつ、四十物町(あいものちょう)は、資金と人手が不足し曳山の維持が困難になっていた。四十物町にとっては苦渋の決断だったが、最後に祭のメインである「提灯山」を曳かせてもらうという約束で、新興の西町に譲渡することになるのだが…。そんな本作で江口さんが演じるのは、漁師であり四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役。役作りのために、新湊で漁師の仕事を見学し、本作の撮影に協力する漁師の番屋(※漁に出るための基地のような場所)を訪れ、生活ぶりや漁に関する様々な話を聞きながら役のイメージを膨らませていったそうだ。そんな役作りを経て、江口さんの外見も大きくイメージチェンジ。江口さんと言えば、長髪のイメージだが、本作では役者人生30年の中で初という“超・短髪”に!町で角刈りの男性を多く見かけたことがきっかけだったそうで、短髪にしたのも自らのアイディアだという。「実は最初に切ってから、クランクインを待つ間に、もっと大胆に切った方がいいなと思い始め、二度目の散髪をして、さらに短くなりました。クランクインまでもっと日があれば、もっと短くなっていたかもしれないですね(笑)。鉄也は、曳山総代で、何人もの漁師たちを抱える親方で、自分の妹の子どもまで引き取って暮らしている。毎日を必死に生きているだろうとイメージすると、シンプルな髪型の方が鉄也らしいと思ったんです。監督に見て貰ったら、『これはいいね!』と気に入ってくださいました」(江口さん)と経緯を語っている。万全の役作りで、相対するのは初共演となる竹野内さん。水と油のような存在の役どころとあって、どんな掛け合いを見せてくれるのか?『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日映画『エイプリルフールズ』の公開を前に3月26日(木)に、主演の戸田恵梨香と共演の松坂桃李が揃って舞台挨拶に出席し、互いの恋愛観にまで踏み込んだトークを繰り広げた。月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの人気脚本家・古沢良太をはじめ、フジテレビのドラマ「リーガルハイ」制作陣が手がける本作。7つの嘘を軸に27人もの登場人物たちのドタバタ劇が展開する。松坂さんはセックス依存症の医師を、戸田さんは彼との一度きりの関係で妊娠したと主張する対人恐怖症の妊婦を演じている。共にメインキャストとして約1か月にわたって、プロモーション活動に従事し、一緒の時間を過ごしてきたが、戸田さんは「松坂桃李は嘘をつくのが上手だと分かった」と語る。爽やかな青年役のイメージが強い松坂さんだが、今回のセックス依存症の天才医師役は戸田さん曰く「多分、松坂さんは素でやってた」と分析し、松坂さんは「僕のことはいいから(苦笑)!」と大慌て。会場は笑いに包まれる。ちなみに、松坂さんは劇中で全裸姿を披露し、激しいベッドシーンも見せているが、戸田さんは松坂さんの裸体について「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛。松坂さんは「前貼りがバレないか気になってしょうがなかった(笑)」とふり返るが、戸田さんは「絡んでる時、すごく嬉しそうで生き生きとしてた」と語り、松坂さんは「いやいや、そうやってくれと言われたので!」となぜか再び釈明に追われていた。この日は、事前に観客から集められた質問に2人が答えたが「2人が付き合うとしたら上手くいくと思うか?」という鋭い質問も!戸田さんは松坂さんをオタク気質でインドア派と断じ「デートに誘っても『デートって何?』『おウチでよくない?ウチでゆっくり漫画読みたい』とか言いそう」と指摘。松坂さんは「デートくらいは分かります」と反論しつつも、インドア派であることは概ね認め「(家で漫画を読んで過ごすのは)悪くないですね」とうなずく。共に喋らずに無言でいることは苦痛ではないそうで「漫喫(=漫画喫茶)、付き合うよ!」(戸田さん)、「いいとこ教えます」(松坂さん)と意外なところで意気投合していた。また、互いに質問を促されると松坂さんは戸田さんに「お付き合いしている相手がいるとして、ものすごくクサいオナラとうるさいイビキ、どっちが我慢できるか?」と質問。戸田さんは「オナラ。オナラは愛嬌ですから。めっちゃクサいのが楽しかったりする。(オナラを)我慢しない男のヒト、全然好きです!」と意外な一面を見せる。一方、戸田さんは「巨乳と貧乳、どっちが好き?」と問い、松坂さんは少し考えて「貧乳」と回答。これをきっかけに戸田さんは「何してる時が一番楽しい?」「友達はいる?どういう話で盛り上がるの?」など興味津々で質問攻めにしていた。ちなみにこのトークの様子を、2人には黙って心理学者が客席から観察しており、2人が正直者か?それとも嘘つきなのかを診断するというサプライズ企画も実施!心理学の先生によると、戸田さんは「質問に対して黒目が上を向くのは率直で正直」「答えが早いのも、深く考えずにしゃべっている」「鼻をこするのは飾らない性格」と概ね、正直者であると分析する。一方、松坂さんに関しては「頭をかくのは『どうしようか?』と考えており、本心を見破られたくないから」「戸田さんの(松坂さんへの)言葉に対して、防衛行動が見られる。何を言われるか?大丈夫か?と警戒してる」、さらに「矛盾行動も見られる。『困ったな』という表情を見せつつも、口角が上がっていてまんざらでもない」と行動に見られる様々な嘘つきの傾向を喝破!思わぬところでの“嘘つき”認定に松坂さんもタジタジで苦笑を浮かべていた。『エイプリルフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日俳優の竹野内豊が2016年公開の映画『人生の約束』で主演を務め、ビートたけし、江口洋介らが出演することが18日、明らかになった。本作の舞台は、14日の北陸新幹線開業も記憶に新しい富山県が舞台。竹野内が今回演じるのは、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬。元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていく。メガホンをとるのは、『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ね、ビートたけしは祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する刑事役、江口は祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄を演じる。竹野内は、「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い思いを、全スタッフ・キャストの皆さまで共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です」と語り、「この作品を御覧になってくださる皆さま方の心と深く結び付ける事ができるよう、私も心を込めて精いっぱい演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」と意気込む。新湊を"第二のふるさと"と愛し、映画の舞台に選んだ石橋監督は「かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、かたくなに思い込んでいました」と、長年の思いが結実したことを喜ぶ。「もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です」とこだわりにふれ、「この映画は、『絆』とか『再生』という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と自信をのぞかせた。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年03月18日テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く『人生の約束』で俳優・竹野内豊が主演を演じることが決定。あわせてキャストが発表され、江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華俳優陣が集結していることが明らかになった。曳山祭りで有名な富山の港町。その町は歴史上初めてという「曳山の譲渡」でゆれていた。そこに東京から一人の男がやってくる。かつての親友は、最後にもう一度「曳山につながる」事を願って死んでいった。全てを失ったとき、亡き友への想い、曳山祭りに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく…。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を演じるのは、『ニシノユキヒコの恋と冒険』に出演し、多くの女性を虜にした竹野内豊。祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役に“原発テロ”を描く『天空の蜂』で主演を務めることで話題の江口洋介。さらに、四十物町の町内会長を務める西村玄太郎には西田敏行。祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する富山県警の刑事役にはビートたけし。そのほか、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明という日本を代表する俳優陣が集結した。主演の竹野内さんは「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い想いを、全スタッフ・キャストの皆様で共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です。そして、この作品を御覧になってくださる皆様方の心と深く結び付ける事が出来るよう、私も心を込めて精一杯演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」とコメントを寄せている。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋監督は、本作を撮ることについて「映画を撮りたいという強い衝動に駆られました。かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、頑なに思い込んでいました。いまやっと、自信を持って撮れる素材につきあたったのが、この衝動になりました。もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です。この映画は、“絆”とか“再生”という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と語った。『人生の約束』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日多部未華子、綾野剛をメインキャストに迎え、俳優・田口トモロヲが6年ぶりにメガホンを取った『ピース オブ ケイク』。ジョージ朝倉の人気コミックスの実写映画化で早くも話題を呼ぶ本作だが、このたび多部さんと綾野さんの可愛すぎる“キス寸前”シーンを含めた超特報映像が解禁となった。仕事も恋愛も自分から行動することなく流されるまま生きてきた主人公・志乃(多部未華子)。心気一転、引っ越した先のベランダでばったり出くわした隣人の男・京志郎(綾野剛)は、新たなバイト先の店長だった。京志郎に運命を感じる志乃だったが、京志郎には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいたりと前途多難で…。今回完成した15秒の超特報映像では、「その時、風が吹いた」という爽やかな声と共に、多部さん演じる志乃が見つめる先に、綾野さん演じる京志郎がどこかを見上げて“脱力系”の笑顔を見せるカットが映し出されるーーまさに、志乃が運命の“恋に落ちた瞬間”をとらえたシーンだ。さらに、志乃の胸の高鳴りを表しているかのような軽快なギターサウンドに乗せ、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸…といった錚々たる豪華キャスト陣の名が映し出された後、映像を締めくくるのは、志乃と京志郎の“キス寸前”シーン!少なからず恋愛経験を重ねてきた大人の男と女が、お互い照れながらもいまにもキスしようとするその姿は、リアルかつキュートで、どんなキスシーンよりもはるかに“胸キュン”効果抜群!その“瞬間”を、まずはこの映像から確かめてみて。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日20~30代の現代女性に熱烈な支持を集めるジョージ朝倉の大人気コミックを、多部未華子&綾野剛、さらに松坂桃李、菅田将暉ら豪華キャストで俳優・田口トモロヲが映画化する『ピース オブ ケイク』。その公開日が9月5日(土)に決定し、併せて「ピース オブ ケイク 番外編」と題された新連載がスタートすることが決まった。これまで、仕事も恋愛も自分から行動することなく流されるまま生きてきた、24歳の志乃(多部未華子)。このままではいけないと心気一転引っ越した先でばったり出会った隣人、しかも新たなバイト先の店長・京志郎(綾野剛)に運命を感じてしまう。しかし、京志郎には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいたり、志乃も彼女を誘惑するバイト仲間・川谷(菅田将暉)がいたりと、その恋は前途多難。今度こそ本気の恋愛がしたい志乃は、幸せを手にいれることができるのか……。原作は、2003~08年まで「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載され、全5巻の単行本が累計発行部数43万部を誇る、ジョージ朝倉による人気コミックス。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、ファン待望の実写映画化となった本作には、多部さん、綾野さんを始め、松坂さん、菅田さん、木村文乃、光宗薫、柄本佑、峯田和伸ら個性豊かで豪華な人気俳優陣が集結。6年ぶりにメガホンを取る田口監督を盛り上げる。その本作の公開が9月5日(土)に決定したことを受け、「ピース オブ ケイク 番外編」の連載が3月7日(土)発売「FEEL YOUNG」4月号より6年ぶりにスタート。多部さん演じる志乃と綾野さん演じる京志郎の気持ちを揺るがす、京志郎の元カノでミステリアスな小説家“渋谷ナオミ”ことあかりに迫った内容で、夏にはコミックスとして発売する予定もあるという。原作者のジョージ朝倉は、完成した映画を観て「これ以上の映画化はありえない」と太鼓判を押しており、その出来上がりが連載再開の刺激にもなったそう。6年ぶりに再開した伝説的コミックの番外編、映画を盛り上げてくれる力作が期待できそうだ。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月07日映画『エイプリールフールズ』の完成披露試写会が3月3日(火)に開催。戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリアらが映画の内容にちなんだ、虚実入り混じったトークを展開した。いま、邦画および日本のドラマ界で最も高い支持を集める脚本家・古沢良太が『キサラギ』以来となるオリジナルの映画脚本を執筆し、古沢さんと共にドラマ「リーガル・ハイ」を生んだ石川淳一が初監督に挑んだ本作。エイプリールフールの1日に、様々な嘘に翻弄されていく人々の姿を笑いと涙を交えて描く。松坂さんは本作で、チャラくてセックス依存症の医師を演じ、これまでのイメージを大きく覆している。「僕史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医です!ゲスの極みです」とアピールする松坂さん。セックスシーンでは、こちらも人生初の前貼り(=ベッドシーンなどで局部を隠すためのテープ)にも挑戦したそうだが、「なかなか手強かったです!角度で(貼っていることが)バレるので、ポジションを探し、ベストな前貼りを見つけました」ときわどいトークで会場を沸かせる。石川監督は前貼りに加え、松坂さんに「毛剃りもお願いしました」と明かしたが、ここでなぜか割って入ってきたのがユースケさん。「ヘアを剃ったのは僕です、得意なので」と堂々と名乗りを上げるが、これは嘘。ここから、ユースケさんの怒濤の“嘘トーク”が展開する!まず、本作について「最初は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、突然、堺雅人くんが降板しまして、これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリールフールズ』になりました」とここにいない、本作とは全く無関係の堺さんの名まで出して大嘘をつく。さらにユースケさんは、この発言に続いて、いかにもこれまでは嘘だったけど、今度の発言は真実であるかのように「今回、初めて製作にも関わりまして…。脚本も書いてます、古沢さんと半々で。ノーギャラです」と語り、会場は笑いに包まれた。戸田さんは、ユースケさんの発言に我慢できずに壇上で何度も笑い声を上げつつ、本作について“嘘”を描いてはいるが「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールする。ユースケさんは最後まで懲りることなく「この作品はノンフィクションです。実話を基にしました」とのたまうが、もはや共演者はおろか、司会者からさえもツッコミすら入らない状態で、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日俳優の松坂桃李、女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。SEX依存症の天才外科医・牧野亘を演じた松坂は、「僕史上初のあり得ない役」とその役柄を説明した上で、「本当に下衆です。下衆の極みだなぁと」の自虐コメントで会場は爆笑。「監督が気持ちのいい環境を作ってくれたおかげですごくスムーズにやらせていただきました」と撮影を振り返った。また、司会者から「初めてのことに挑戦したそうですが」と話を振られると、「前貼りしました」と明かし、「なかなか手ごわい。角度によってすぐにばれたりするので…そこの…こう…ポジショニングだったりとか。いろいろ試行錯誤して」と丁寧に説明し、再び観客の笑いを誘った。剃毛も初体験したという松坂を前に、ユースケ・サンタマリアは「ちなみに桃李くんのヘアを剃ったのは僕です」と作品の世界観に合わせて嘘の告白をしつつ、「新しい桃李像ができた。後輩がこんな感じにどんどん成長していくのはうれしい限りです」と嘘とも本当ともとれる発言で盛り上げた。一方、石川監督は、「一番意識したのは、豪華なメンバーが演じたキャラクターを観終わった時に『もうちょっと観たかった』『このままお別れするのは寂しい』と思っていただければ僕としては成功」とコメント。映画初監督作にして豪華キャストが出演することに触れ、「緊張しました。最初に決まった時に、こんな豪華なのでやって大丈夫なのかと思った」と当時の心境を伝え、「みなさんがキャラクターを僕が思っている以上にグングンのばしてもらって楽しく観れる作品になったと思います」と自信をうかがわせた。
2015年03月03日2月26日に発売されるアクションRPG『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(PS4/PS3)の完成披露発表会が25日、都内で行われ、『ドラクエ』の生みの親である堀井雄二氏、声優を務めた俳優の松坂桃李、桐谷美玲、歌舞伎俳優の片岡愛之助らが登壇した。『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』は、『ドラゴンクエスト』シリーズのスクウェア・エニックスと、コーエーテクモゲームスで『無双』シリーズを手がけた開発チーム「ω-Force(オメガフォース)」がタッグを組んだアクションRPG。鳥山明氏がデザインしたキャラクターやモンスターが画面内で縦横無尽に暴れ回り、大迫力で爽快感あふれる呪文や必殺技がリアルなグラフィックで再現。声優には、男性主人公に松坂、女性主人公に桐谷、ボスキャラクターのヘルムードに愛之助を起用するなど、多方面で話題となっている。発表会には、堀井氏とコーエーテクモのゼネラル・プロデューサーであるシブサワ・コウ氏が登場。コーエーテクモとの共作について堀井氏は「実はシブサワさんと直接お会いしたのは、数年前のE3(Electronic Entertainment Expo)。その時、いつか一緒にドラクエのアクションゲームを作りたいねと話したことがきっかけ」と経緯を説明した。そして完成した本作を「歴代キャラが登場するが、本当にそれぞれいい動きをしていて素晴らしい」と大絶賛。また、シブサワ氏は「開発から4年。ようやく発売にたどり着いた。堀井さんと仕事ができたことは一生の宝物」と振り返り、堀井氏と熱い握手を交わす。さらにシブサワ氏は「本作は"ドラクエ命"の精鋭スタッフで結成し、『無双』シリーズや『討鬼伝』のノウハウを詰め込んだ自信作」とアピール。ちなみにシブサワ氏は、開発中のゲームをプレイしており、お気に入りキャラは、魔法が得意な「ゼシカ」。必殺技である「セクシー・ビーム」を連発しているという。そして声優を務めた松坂と桐谷がステージに登場。まず「ドラクエに参加できたことは本当に光栄。一生の思い出です」と喜びを噛みしめた松坂は、主人公の声優を演じるにあたり、プレッシャーがありながらもワクワク感がこみ上げたという。また、桐谷もオファー当初は不安だらけだったものの「声優をやるからには楽しみたい。メイアはこうして喋ったり笑ったりすることを皆さんにも共有してもらいたかった」と参加への思いを吐露。本作のすべてのアフレコに立ち会い、声優陣の必殺技や呪文名などのイントネーションの演技指導なども務めた堀井氏は、松坂と桐谷の演技に対して「台詞にない、走ったりする際の息遣いなども非常にうまく、キャラが活きてきたことを実感した」と太鼓判を押している。また、歴代の『ドラゴンクエスト』シリーズでお気に入りのタイトルについて松坂は「『ドラクエ6』を家にこもってプレイしていた。セーブして電源を切ると時間ももったいないほどだった」、桐谷は「『ドラクエ9』です。電車の中ですれちがい通信するのが楽しみで、大学でもドラクエトークで盛り上がっていた」と、それぞれに"ドラクエ愛"を爆発させていた。そして、サプライズゲストとして、本作のボス・ヘルムードを演じる片岡が登壇。片岡も松坂や桐谷同様、ドラクエの大ファンであり、ファミコン版の『ドラクエ1』『ドラクエ2』では「ふっかつのじゅもん」の書き止めを何度も間違え、メモ中に母親に掃除機でファミコン本体をアタックされたりといった"ドラクエあるある"を連発。また、堀井氏との初対面した際、片岡は持ち歩いていたニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』を何百時間もプレイしていることを話し、さらにサインも貰ったことを告白。声優のオファー時は「人生で一番うれしかったと言っては過言かもしれませんが、それくらいうれしかった。めちゃくちゃ誰かに言いたかったけど、(情報解禁日もあるので)誰にも言えずウズウズしていた」と参加できた喜びを吐露した。アフレコの際、堀井氏からは「魔王の怖さや威厳、余裕などを出してほしい」との要望があったという片岡。「声の演技は難しかったですが、堀井さんの指示に従いました」と振り返ると、MCから「魔王が堀井さんに従ったわけですね」とツッコミが入るも「いえいえ。堀井さんは大魔王ですから」と切り返し、会場から喝采を浴びていた。(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年02月25日