京都市西京区に鎮座する松尾大社(まつのおたいしゃ)は、渡来系氏族である秦(はた)氏が創建に関わった神社。平安京遷都以後は、都の守護神のひとつとして崇められると同時に、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬も集めてきた。その松尾大社の神宝を紹介する展覧会が、4月27日(土)から6月23日(日)まで、京都市の京都文化博物館で開催される。同展の見どころは、日本最古級の神像彫刻として国の重要文化財に指定されている御神像をはじめ、松尾大社の神宝の数々が初めて大規模に公開されること。初公開となる源頼朝や織田信長などの朱印状をはじめ、歴代の権力者が発した中世の古文書を一挙に公開すると同時に、同大社の歴史や酒造りについての史資料なども展観する。出品作品108件のうち、なんと約9割が初公開となる。源頼朝書状 6月17日 松尾大社蔵とりわけ注目されるのは、平安時代前期の作と考えられる三神像がそろって登場し、御神宝とともに紹介されることだろう。厳しいお顔の老年の男神像は、同社の祭神の1柱である大山咋神(おおやまくいのかみ)に、また壮年の男神像はその御子神に、そして女神像は祭神のもう1柱である市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)に、それぞれ比定されている。重要文化財《女神像》平安時代 9世紀 松尾大社蔵同展では、こうした神々の系譜や縁起を紐解き、長い歴史のなかでどのような神がどのように信仰されてきたのか、また神事がどのように営まれてきたのかなど、様々な面から松尾大社に対する人々の信仰のありかたをたどっていく。大山咋神が醸造の神でもあることから、お酒をはじめ、味噌や醤油など醸造に関わる人々から篤い信仰を受けてきた松尾大社はまた、武家からは武神として敬われ、歴代の将軍家や天下人からも篤い崇敬を受けてきたという。そうした信仰の広がりが、作品や史資料を通じて目の当たりにできるのも興味深いところだ。今回はまた、境内をデータ測量して制作した松尾大社の3D映像も初公開されるほか、小説家・浅葉なつによる注目のシリーズ小説『神様の御用人』とのコラボ企画も予定されており、色々なかたちで松尾大社の魅力にふれられる展覧会となっている。<開催概要>『松尾大社展みやこの西の守護神』会期:2024年4月27日(土)~6月23日(日)会場:京都文化博物館4・3階展示室時間:10:00~18:00、金曜は19:30まで(入場は閉室30分前まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般1,600円、大高1,000円、中小500円公式サイト:チケット情報:()
2024年04月19日シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが、就任時から構想していた若手のための学び場COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』がいよいよ始動!新しい年度が始まった4月1日、オーディションを勝ち抜いた18歳から28歳の総勢24名が揃い、第1期生の開講式が行われた。地方から夢を抱いて上京してきた者、小劇場の劇団員、元市役所職員などなど、受講生のバックグラウンドはさまざま。中には三代続く家業の跡取りだった……という男性もいて、人生いろいろ、各々の思いを胸に、全員が初々しく晴れがましい表情を見せていた。これから1年間、シアターコクーンとゆかりの深い演劇人を講師とし、基礎と創作と発表を組み合わせたレッスンに励む。開講式では常任講師一人ひとりから歓迎の温かい言葉が送られ、受講生たちが真剣に聞き入る場面も見られた。講師のコメントは以下。■松尾スズキ(主任/演技基礎)僕がシアターコクーンの芸術監督に就任する条件のひとつとして、「スクールをやらせてほしい」という約束がありました。ただ初年にコロナ禍が始まり、ようやく収まってきたところで劇場自体が休館となり……結果こんなタイミングになりましたが、やっとスタートできます。一言お伝えしておきたいのは、決して劇場が休み中の穴埋め企画ではありません!何年も準備、構想していた企画に一流の講師の方が集まってくださり、1年間通して学べる機会は、とても刺激的で恵まれたことです。皆さんもったいないので、どうぞ休まないでください。■杉原邦生(演技基礎)僕は大学で演劇を始めました。そこには個性の強い演劇人の皆さんが揃っていて、一見全く統一感のない授業を受けて……当時はすごく頭がぐちゃぐちゃになったんです(笑)。でもそうした選択肢の幅が広い環境だったからこそ、自分がやりたいこと、表現したいことを見つけられた気がしています。ですから皆さんもぐちゃぐちゃになりながら、何かを見つける1年にしてください。年度末の卒業公演では演出も手掛けます。なんと松尾スズキさんの書き下ろし新作。僕自身が興奮しています。みんなで頑張りましょう。■オクイシュージ(演技基礎)僕は皆さんに、演劇で使える身体のキレを叩き込みたいと思っています。あと重要なのが、演劇における笑い。ここを正面から教える俳優養成所ってなかなかないんです。自分もかつては養成所に通っていましたが、50人程いた同期で、今も活躍しているのは平田敦子さんぐらい。そのくらい狭い門なんです。俳優は声がかからなかったら無職状態。どうぞ皆さん、たくさんの演出家、制作陣から信頼される、声がかかる俳優になってください。■ノゾエ征爾(演技基礎)僕は大学を卒業後にENBUゼミ第1期「松尾スズキクラス」を受け、松尾さんのもとで1年間学びました。その卒業公演の稽古で松尾さんがボソッと「君たちよりも俺は演劇を愛している」と仰った一言にズンときたんですね。そこから26年を経て、松尾さんが当時仰っていた「愛している」に僕は到達できているんだろうか?こうしてそばにいると、「まだ到底追いつけていないんじゃないか?」と考えたりもします。まだまだ僕も「これから次世代を担いたい」と思っていますので、一緒に頑張りましょう。■藤間貴雅(日本舞踊・所作指導)皆さんと同じ年頃、大学1年の時に下北沢ザ・スズナリで松尾さんの『ふくすけ』と出会い、それ以降大学の先輩たちの芝居が全部つまらなく感じるほどの衝撃を受けました。それから何十年も経て仕事でご一緒した際、松尾さんが「所作って大事だよね」と仰ってくださった嬉しさ!こうしてクラスに組み込んでくださったことを、古典芸能の人間として感謝しております。光を当てていただく貴重な機会をいただくわけですから、その効果を皆さんに実感いただけるアドバイスができればと思っております。■振付稼業air:man(ダンス指導)皆さんみたいに上手にお喋りできないので、一言だけ。こうして皆さんは、チャンスを掴みました。これを生かすも殺すも皆さん次第です。さまざまな講師の皆様がいらっしゃいますし、われわれ「振付稼業air:man」のメンバーもたくさんいます。レッスンのたびに講師が変わります。しかも、あらゆるジャンルの踊りを学んでもらいたいと考えています。どうぞ心して準備しておいてください。■蔵田みどり(発声・歌唱指導)料理の「さしすせそ」のように、皆さんには表現力を豊かにするための「ほかほか」という言葉を心に留めていただきたいです。「ほ=褒める(自分ができたことを褒める)」「か=書く(習ったこと、感じたことを日記のように日々記す)」「ほ=ほかす(こだわり、頑なさ、プライドを捨て、次のステップに進みやすくする)」「か=可愛がる(いい音を聞く、美味しいものを味わうなど五感を可愛がってエネルギーチャージし、直感を得やすくする)」……こうしたことを実践しながら、たくさんの楽しい経験をし、成長したと実感できる1年を過ごしましょう。なお上記の常任講師に加え、ゲスト講師として、井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演技メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣、アクション)といった、演劇界の第一線で活躍する豪華な面々も迎え、各ジャンルの特別ワークショップも開催予定。その他、受講生はコクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが与えられる。1年間の総決算である発表公演(有観客)は2025年3月。松尾が書き下ろす最新作を、杉原邦生が演出。松尾が若者の集団にどんな作品を書くのか、その内容にも注目だ。演劇界の未来を担う新たなスター誕生に、早くも期待が膨らんでいる。文:川添史子撮影:宮川舞子<企画概要>COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』【常任講師】松尾スズキ(主任/演技基礎)杉原邦生(演技基礎)、オクイシュージ(演技基礎)、ノゾエ征爾(演技基礎)藤間貴雅(日本舞踊・所作)、振付稼業air:man(ダンス)、蔵田みどり(発声・歌唱)【ゲスト講師】(五十音順)井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演劇メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣・アクション)【第1期生 活動期間】2024年4月1日~2025年3月31日【発表公演】(タイトル・詳細未定)脚本:松尾スズキ演出:杉原邦生出演:コクーン アクターズ スタジオ第1期生日程:2025年3月中下旬(予定)場所:Bunkamuraシアターコクーン公式サイト:
2024年04月11日テレビ朝日の下村彩里アナウンサー(29)が結婚したことが8日、わかった。ORICON NEWSの取材に対し、同局が「事実です」と認めた。下村アナは、東京都出身。日本女子大学 家政学部児童学科を卒業後、2019年にテレビ朝日に入社した。1年目から『報道ステーション』のお天気キャスターを任され、現在もフィールドリポーターを務める。
2024年04月08日バイオリニストでタレントの松尾依里佳(40)が1日、自身のインスタグラムを更新し、4月からホリプロに移籍することを発表した。松尾は「いつも応援してくださっている皆さま」と題し、「ご報告させていただきます。この度、ホリプロに移籍することになりました」とコメント。「これまで私が15年以上、お世話になりましたエクステンションの皆さまには、多くの貴重な経験をさせていただき、心から感謝しております」と述べた。「これからも音楽家として、そして二児の母として、日々成長できますよう精進を続け、ホリプロのみなさまにお支えいただきながら、活動に努めてまいります」とし、「今後とも応援していただけますと大変嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」と締めくくった。
2024年04月01日●さまざまな問題で大きく揺れたエンタメ業界に危機感エンターテインメントや政治・社会問題などについて自身の考えを述べ、その発言がたびたび注目を集めている音楽プロデューサー・松尾潔氏。2023年、旧ジャニーズ事務所や宝塚歌劇団の問題などで大きく揺れたエンタメ業界に危機感を抱き、クリーンな世界に変えていくために今、膿を全部出しきるべきだと考えている。「大好きな音楽の仕事を続けていくためにも、クリーンな世界にしていきたい」。松尾氏に今の思いを聞いた。昨年、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、疑惑を放置するべきではないと、いち早く声を上げた松尾氏。今年1月には、日刊ゲンダイでの連載「メロウな木曜日」、RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言に加え、今の自身の思いを書き下ろした著書『おれの歌を止めるなジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』を出版。「1冊の本にして世の中に対して提言とか問題提起ができたら」と思いを明かす。昨年はエンタメ業界のさまざまな問題が明るみに。松尾氏は「エンターテインメントの未来を考えるにあたって、2023年はのちのち大きな節目と言われるんじゃないかという実感がありました」と語る。「ジャニーズ、宝塚、歌舞伎など、エンターテインメントの老舗が抱えていた非常に根の深い問題……セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったハラスメントが顕在化し、表に出たときにはかなり根腐れを起こしていた。似たようなことがいろんなところで起こっているのではないかと想像するのは自然なことですよね」そして、「ジャニーズも宝塚も歌舞伎も別の話なのでそれぞれ検証しなきゃいけない」とするも、「問題の構図はどこか似ているところがある」と感じているという。「エンターテインメントは文化ですがビジネスでもある。利潤追求を優先するあまり、モラルやマナーをないがしろにしたのではないかなというのが、すべての問題に共通しているように思います。さらにもっと言うと、その根本にあるこの国の在り方……政治や経済にも目を向けて正すべきところは正していかないといけないと思います」○誰もが自由に意見を言える社会に変わらなければいけないまた、何か疑問を感じたときに誰もが意見を言える社会に変わらなければいけないと、その必要性を強調する。「おかしいと思っても口に出せない空気があるからこそ、何か問題があっても表に出なかったり、なかなか問題が解決できないのではないかなと。我々は今、そういう反省をしなければいけないと思っています」自身も、ゆるくではあるが同調圧力のようなものを感じることがあったという。「『いいエンタメとは、いいショービジネスとはこういうものである』『こういうときはこうするべき。空気を読めよ』というような同調圧力が、ギュッと締め付けるのではなくふわっとした感じで、そういった空気が蔓延している気がします」日本を代表するアーティストの楽曲を手掛けてきた松尾氏だからこそ、関わってきたアーティストへの影響も考えざるを得ない。「2015年の安保法制のときに、デモに参加したミュージシャンの方もいました。僕は日本のエンタメのど真ん中にいる人たちと仕事をしているので、例えば僕がそういったデモに参加したり、業界や社会に関して何かアクションを起こすと、その人たちに迷惑がかかるのではないかと。そういう思いをずっと抱えていました」だが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出て、「これは声を上げなければいけない」という思いに。「この問題の本質は人権蹂躙であり、被害を受けているのが子供、もしくは、かつて子供だった大人たち。僕は特別正義感が強いわけでもないですが、これはあり得ないと思ったんです」そして、音楽を愛しているからこそ、クリーンな業界にしていきたいという思いがある。「おかしいと思うことを放置し、視界が曇ってしまうのが嫌なので、最初は手動のワイパーかもしれませんが、一生懸命、視界をクリアにしていきたいなと。ハラスメントのない労働環境であるべきだし、人権が尊重されるべき。せっかく楽しいと思える音楽の仕事ができているので、長く続けるためにも健全化させていきたいという思いです」だが一連の発言がきっかけとなって、スマイルカンパニーとの業務委託契約が終了となり、昨年7月に公式Xで「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告した松尾氏。契約終了は全くの想定外だったと振り返る。「ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーの関係が近いとはいえ、まさかこの件で契約終了になるとは思ってなかったので本当にびっくりしました。むしろ賛同してくれると思っていて、山下達郎さん(スマイルカンパニー所属)も『よく言った』と言ってくれるかなと。おめでたいんでしょうね、僕は……」●僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答することも2023年をきっかけに声を上げやすい社会に変わっていくことに期待を寄せる松尾氏だが、そう簡単には変わらないということも痛感。「ジャニーズ問題に関して僕は、ジャーナリストという立場ではなく、エンタメ業界の内部から最初に声を上げた人になると思っていました。でも続けて発言される方があまりいなくて」と語る。続けて、「僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答するときもあります」と吐露する松尾氏。「松尾みたいに声を上げるといろんな不利益を被ると感じてしまって、僕が声を上げたばかりに逆にみんなの警戒心を高めることになってしまったのだとしたら、それは全く僕の意図するところではないので。みんなで声を上げようよと言いたいですが、なかなか……。この本を『読みましたよ』と言ってくれる方は業界の内外問わず多いのですが、『僕もSNSで発言します』とおっしゃる方は少なくとも業界内からは出てこないですね。僕のペンの力が弱いのかな」さらに、「皆さん『生活もあるし』と言いますが、本質的な意味での豊かな生活を考えたら発言したほうがいいと思うんです。僕はこの数年、特にこの1年、すごく心豊かに過ごせているので」と力説。想定外の展開にはなったものの、言うべきことを言ったことで「心の豊かさを失わずに済んでいる」と語る。「僕はもともとメロウなR&Bが好きで、柔らかなラブソングをたくさん作ってきました。その柔らかさを守るためにも、言うべきところではハードエッジなことも言わなきゃいけないんだなと感じています」目指すは、純粋に音楽が好きな人たちが、権力などによって嫌な思いをすることなく、好きな音楽を届けられる世界。そして、音楽を生み出す人自身の人権意識も十分でなければ、その音楽も台無しになってしまうと松尾氏は言う。「もちろん、聖人君子であれとまで求めるつもりはありません。ただ、せっかく弱者への眼差しを音楽などで表現しても、その人自身がそういうことを大切にしていなかったら、表現は著しく説得力を欠いてしまう。どんなに生み出しているものが素晴らしくても、その人がそうでなければ響かないというシビアさはあると思います」○「ラブソングを作り続けたい」 音楽プロデューサーのやりがいも語る音楽業界、そしてエンタメの未来を思って行動を起こした松尾氏。「この半年ぐらい『松尾さん出馬するんですか?』とよく聞かれますが、全くそんなこと考えていませんよ」と笑う。「政治や社会について話すと、すぐそういう風に思う方がいますが、皆さん政治や社会というものを神棚に置きすぎだと思います。全部地続きの発言ですよ。エンタメのことも政治のことも同じ口で言っていいじゃないですか」ちなみに、子供の頃から好奇心旺盛だったそうで、「何でも分解したい子供で、父親の腕時計をバラバラにして大目玉を食らったことも(笑)。好奇心や探求心はあるほうだと思うので、いろんなことが気になるというのが根底にあるのかもしれません」と自己分析する。今後について尋ねると「ラブソングを作り続けたい」と願う。「ポップミュージックを大きく2つに分けるならば、ラブソングかライフミュージックだと思っていて、人生の素晴らしさや人の優しさを歌ったものがライフミュージックだとすると、さまざまな恋愛について歌ったものがラブソング。ですが、恋愛はポップミュージックの尺だと2人ないしは3人ぐらいの中での人間関係を濃密に描いたものであり、優れたラブソングはそれ自体がライフミュージックにもなると思っているので、僕はラブソングという多機能性を備えた形態を好んでいるのだと思います」そして、「自分で歌うことに強い興味はなく、優れた歌唱力を持っている歌手、魅力的な声の持ち主に、僕がデッサンした絵を色付けしてもらうという作業が大好きなんです。作ったものがいろんな人の手に渡って価値が高まっていくのもうれしいですし、物語の起点に立って展開を見守ることを楽しんできました」と音楽プロデューサーのやりがいを語る。さらに、「僕には子供がいますが、父親が変な仕事をしていると思われたくないという気持ちもあるんです」と思いを告白。「子供がエンターテインメントの世界を目指したいと言ったときに、『それだけはやめておけ』とは言いたくない。素晴らしいことを仕事に選んでいるのだと、胸を張っていられる世界にしたいと思っているので、そのためにできることをやっていきたいと思います」と力を込めた。■松尾潔1968年1月4日生まれ、福岡県福岡市出身の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。早稲田大学卒業。SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後、プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導く。これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超す。日本レコード大賞「大賞」(EXILE「Ti Amo」)など受賞歴多数。
2024年03月31日女優の上戸彩が25日、都内で行われた大阪ガス「FitDish TVCM プレス発表」に出席した。昨年9月に発表された大阪ガスの新規事業である冷蔵パウチ型の宅食サービス「FitDish」のTVCM「おまかせください」編が3月27日から関東・関西エリアで放映スタート。イメージキャラクターに起用された上戸彩が出演しており、自分の代わりに献立づくりから買い物、調理までまかせられる「FitDish」によって悩みから解放される様子を描かれている。春らしいベージュのワンピース姿で登場した上戸は、新CMについて「撮影時は緑(グリーンバック)ばっかり見ていたので、出来上がりを見て感動しました」と満足そうで、撮影中に何度も食したFitDishのメニューは「たくさんいただいたんですけど、どれも美味しかったです。ご飯が進むし優しいお味で手料理を食べている感じでした」とご満悦。撮影が終了した際は「FitDishを持ち帰りました。いただけるものは全部くださいと(笑)」とエピソードを明かした。上戸は現在、子育てをしながら芸能活動を続けており、「こういうサービスは有り難いですよね。本当に買い物に行かなくてもいいしメニューを考えなくてもいい。材料を腐らせることもありません。エコだと思うし助かることばかりですね」と賞賛しながら、「私は叔母に料理を手伝ってもらっていますが、甘えるところは甘えないと1人じゃ無理ですね。FitDishは完全に必要です」と実感がこもっていた。昨年6月には第3子となる男児を出産。「子どもが1人増えると全てに手が回らないぐらい時間が足りません」と忙しない日々を過ごしているといいつつ、「家族みんなで食卓を囲みます。日々によって違いますが、なるべくみんなで食べ、野菜を多く摂って炭水化物もしっかり摂らせるようにしています。朝ご飯はパパが作ってくれるので私はノータッチ(笑)」と食事に対するこだわりも見せた。イベント中には上戸の1日のスケジュールも公開され、「最近は時間が足りないので、子どもとのお風呂の時は自分は洗わず、寝かしつけた後にお風呂に入ったり部屋を片付けたりとかが最近多いですね」と話した彼女は、6時半に起床して23時頃に就寝するという生活サイクルだと明かしていた。
2024年03月25日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が13日、神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで行われた映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日公開)の極寒レッドカーペットイベントに出席した。『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。すべてを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”の襲来で、ニューヨークに史上最大の危機が訪れる。本作の世界観を再現するために、アイススケートリンクという異例の会場でイベントを開催。日本では初の試みとなるスケートリンク上のレッドカーペットが出現し、吹き替え声優を務めた上白石萌歌、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、本田真凜が出席した。長田はゴーストバスターズ仕様のつなぎ衣装を着用。松尾は『ゴーストバスターズ』シリーズの象徴である“ノーゴースト”マークのコスプレで登場した。松尾は2022年に行われた前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のイベントでも“ノーゴースト”マークのコスプレを披露しており、「まさかもう1回できると思わなかったです。うれしいです」と喜び、「今回は、ばってんのところが凍っています。特別仕様です」と本作バージョンになっていることをアピールした。長田は、ゴースト研究所で働くエリート研究員役を担当。松尾が演じたキャラクターは、劇場公開までシークレットということで、「何の役かはまだ言えないんです。見てからのお楽しみということで」と話していた。
2024年03月13日家族や仲間と一緒にマラソンを楽しもう2024年3月17日(日)、彩湖リレーマラソン実行委員会主管の『第6回 彩湖リレーマラソン2024』が「彩湖・道満グリーンパーク 周回コース」にて開催されます。後援は、戸田市、戸田市陸上競技協会、さいたま市スポーツ協会です。「リレーマラソン」は1周5kmのコースを1区間とし、1チーム5人(男女比は不問)でタスキをつなぎます。参加資格は中学生以上です。補欠1名を確保する必要があります。参加費用は1チーム20,000円(保険料を含む)です。「中学生リレーマラソン」は1周5kmのコースを1区間とし、中学生だけで編成した1チーム5人(男女比は不問)でタスキをつなぎます。参加費用は1チーム7,500円(保険料を含む)です。補欠1名が必須です。ペアランも用意「親子ペアラン&ペアラン」は折り返し2kmのコースをペアで走ります。親子ペアランは小学生以上の子どもと、その親が参加することができます。ペアランは性別、年齢を問わず、誰でも参加可能です。「親子ペアラン&ペアラン」の参加費用は3,000円(保険料を含む)です。会場となる「彩湖・道満グリーンパーク 周回コース」の住所は埼玉県戸田市大字重瀬 745 他です。申し込みは彩湖リレーマラソン 公式サイトで、2024年1月20日(土)まで受け付けています。(画像はプレスリリースより)【参考】※彩湖リレーマラソン 公式サイト
2024年01月05日彩の国シェイクスピアシリーズ2nd『ハムレット』の全出演者が決定した。本作は、彩の国さいたま芸術劇場が開館30周年を迎える2024年に吉田鋼太郎が新しく立ち上げる【彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd】の記念すべき第一作。演出と上演台本を吉田が担い、主演のハムレット役は吉田がこのタイトルロールを演じてほしいと熱望した柿澤勇人が務めることが発表され、大きな反響を呼んだ。今回発表されたのは、ハムレットの恋人・オフィーリア役に北香那、ハムレットの親友・ホレーシオ役に白洲迅、オフィーリアの兄・レアティーズ役に渡部豪太、ノルウェー王子・フォーティンブラス役に豊田裕大、オフィーリアとレアティーズの父でありデンマーク王の顧問官・ポローニアス役に正名僕蔵、ハムレットの母・ガートルード役に高橋ひとみ。新シリーズの開幕に相応しい清新な顔合わせが実現した。併せて、埼玉公演の詳細が決定。埼玉公演チケットは1月26日(金) より抽選先行がスタート。<キャスト コメント>■吉田鋼太郎(演出/クローディアス役)ハムレットがあらゆる戯曲の最高峰、最高傑作と呼ばれる事が稀ではないようです。彩の国シェイクスピアシリーズの評価と人気を不動のものにした故蜷川幸雄氏も生涯でこの芝居を全9回に渡って演出しており、まさに人生を賭けて取り組み続けた戯曲でもあるようです。それだけ演出家たち、俳優たちを魅了して止まない高く美しい山のような存在であるのかも知れません。 今回いよいよその最高峰を目指す事になりました。 さて、どのルートからアプローチするのか?アプローチの仕方によっては遭難する危険も孕んでいるでしょう。かと言って、今更初心者向けのルートを選ぶ事はしたくない。 幸い、今回は上級者用のルートを選ぶに相応しい心強いバディが集結しました。 だとすれば、迷う事なく最難関のルートを選択して、彼等と共に今まで見た事のない景色を見渡すことの出来る特別な頂きを目指そうと思っています。この戯曲のテーマや構造、更には面白さ、完成度の高さについては沢山の人々、その無数の著述によって知る事が出来ます。ただ、今回ひとつだけ僕がしっかりと心に留めておきたい事があります。それは、この戯曲はシェイクスピアが彼の夭折した息子に捧げたものだったのではないかという事です。息子の名前はハムネットでした。この想像は僕だけのものではないかも知れませんが、僕には想像ではなく、確信に思えて仕方ないのです。 シェイクスピアが、亡くなった息子の名前に酷似した名前をタイトルロールにした芝居。大切に大切に、そして繊細にダイナミックに創って行きたいと思っています。■柿澤勇人(ハムレット役 )『ハムレット』という役は僕にとってプレッシャーでしかなく、僕が持っているものや今まで経験してきたこと全てを出しても敵わない大変な役だと思っています。生半可な気持ちで出来るものではありません。全身全霊で挑みたいと思います。劇場にてお待ちしております。■北香那(オフィーリア役)舞台の上でオフィーリアとして演じることが出来ると思うと、今から本当にワクワクして仕方がないです。本公演を観てくださる皆様の心をどのくらい動かすことができるか、ということが自分の中で目標になっています。吉田鋼太郎さんはじめ、素敵なキャストの皆様と一緒に一歩一歩前に進めるよう、自分を奮い立たせて頑張っていきたいと思っています。■白洲迅(ホレーシオ役)またひとつ大きな挑戦をさせていただけることを本当にありがたく思います。僕にとって初めてのシェイクスピア作品であり、それが『ハムレット』であるということ、とても身の引き締まる思いです。鋼太郎さんとは何年もドラマでご一緒させていただいていますが、そんな鋼太郎さんに演出をしていただけることが本当に楽しみです。稽古に励みながら、ハムレットの世界に没入していけたらなと思っております。皆さんもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。■渡部豪太(レアティーズ役)『ハムレット』という大作に、レアティーズという大役でこの度出演することになりました。役者としてシェイクスピア作品に携わることが出来てとても嬉しいです。険しい道のりだとは思いますが、カンパニーの皆様と、楽しく前を向いて今の私にできることを精一杯出し切りたいと思います。■豊田裕大(フォーティンブラス役)初めての舞台で、初めてのシェイクスピア作品で、わからないことだらけです。一方で、映画やドラマの現場との違いも興味深いです。不安や緊張だけでなくワクワク、たくさんの気持ちがすでに溢れています。その気持ち全部をこれから演じるフォーティンブラス役にぶつけて、一生懸命作り上げていけたらと思っております。■正名僕蔵(ポローニアス役)2年前に『終わりよければすべてよし』で初めて吉田鋼太郎さんの演出を受け、舞台の楽しさを改めて教えていただきました。そんな鋼太郎さんの演出で、しかもなんと『ハムレット』に参加できることが非常に嬉しいです。と同時に私は役を全うできるのか、という不安と恐怖が裏側にあり、武者震いが止まりません。恐らく観客の皆さまも並々ならぬ期待を持って劇場にいらっしゃると思われますので、我々もさらに並々ならぬ熱量を持ってお迎えしたいと思います。どうぞご期待ください。■高橋ひとみ(ガートルード役)長くお仕事をさせていただいておりますが、シェイクスピア作品は初めてです。自分が出演できるなんて、本当に夢のようです。今までたくさん観させていただいてきた分、どうしようどうしよう、ワクワク、ドキドキ、楽しみ、大きなことが待ってる、と、色々な感情が溢れておりますが……やっぱり喜びですね。この年齢になっても、初めてのことがまだまだあるんだなと思うのと同時に、鋼太郎さんの上演台本、演出、そして、初めて共演させていただける方々ばかりなので、本当に楽しみにしております。<公演情報>彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1『ハムレット』作:W・シェイクスピア翻訳:小田島雄志演出・上演台本:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】柿澤勇人北香那白洲迅渡部豪太豊田裕大櫻井章喜原慎一郎山本直寛松尾竜兵いいむろなおき松本こうせい斉藤莉生正名僕蔵高橋ひとみ吉田鋼太郎【埼玉公演】期間:2024年5月7日(火)~26日(日)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール【チケット料金】S席:10,000円A席:8,000円B席:6,000円U-25:2,000円※劇場でのみ取扱い■一般発売2月17日(土) 10:00~【ツアー公演】■宮城公演期間:2024年6月会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール■愛知公演期間:2024年6月会場: 愛知県芸術劇場 大ホール■福岡公演期間:2024年6月会場:J:COM北九州芸術劇場 大ホール■大阪公演期間:2024年6月会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公式HP:
2023年12月19日アイドルグループ・乃木坂46の阪口珠美、佐藤楓、松尾美佑が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第2号のグラビアに登場している。阪口は2001年11月10日生まれ、東京都出身。佐藤は1998年3月23日生まれ、愛知県出身。松尾は2004年1月3日生まれ、千葉県出身。阪口と佐藤は乃木坂46の3期生、松尾は4期生として活躍している。グラビアでは、初の組み合わせの3人が姉妹感溢れる仲良しな空気で登場。キュートな撮り下ろしでタンクトップ+ショートパンツなど、ラフな姿も見せた。
2023年12月15日12月13日、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿した。そこで、松尾駿(41)が大腸の病気である、大腸憩室炎になったと明かし、話題となっている。冒頭で「いや、ちょっと……。憩室炎っていう、聞いたことないやつになりまして」と切り出した松尾。「何か腹痛くってさ。下っ腹みたいなところが。で、『何だろう』と思って病院に行ったんだけど。近所の。『何かよくわかんないですね。尿管結石ではないです』みたいな。それで家帰って、まだ痛くて。ちょっと大きい病院行ってみようと思って、夜行ってみたら、憩室炎って……」と診断されるまでの経緯を明かした。憩室炎について松尾は「大腸に穴があるんだって。部屋みたいな。で、便とかが詰まったりして、細菌とかが入って、炎症を起こして『イタタタタ』っていう……」と説明。そして、痛み止めの点滴を打ったと語った。すると相方の長田庄平(43)は「40過ぎたらさ、本当に明確な病気が出てくるよね、やっぱり」とコメント。松尾は「本当に言われた。『これは40超えたら急に出てくるやつです』って。それになって。で、今何にも食えない」と嘆くと、長田は笑った。「40過ぎると明確に病気になる」と繰り返す長田に、松尾は「これを機にちゃんとしようと思っている」と宣言。しかし、長田は「って思うじゃん?でも、結局できないんだよ。俺も40を分岐で、やっぱり『ちゃんとしないとな』って思ったけど、結局堕落していっちゃうんだよ。だるいから。しんどいから」と念を押すと、松尾は「けど、俺は今回ちゃんとする」と返答。そして「お菓子とかをなるべく食べないようにする」というと、長田やスタッフから笑い声が漏れた。また松尾が「あと運動不足もあるって言われた。だから、なるべく動く」「本当に何かをちゃんとしないと」と話すと、2人は“食べすぎに注意する”という結論に至った。しかし、「美味しいものが増えるよ、年末」「無理です、この仕事している限りは」と長田が言うと、松尾は「この間、ウンチ漏らしそうになるくらい食っちゃったんだよなぁ」と明かした。動画のコメント欄では《お2人とも身体大事にして下さいね…》《お二人ともお忙しいし、身体にだけは気をつけて!》《チョコプラには元気に長生きしてもらわないと困るよ!!》との声が相次ぐことに。ファンは2人の“健康第一”を願っている。
2023年12月14日松尾スズキ初の個展、生誕60周年記念 art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」が開幕し、特別内覧会に宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙らが来場した。演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で多くの作品を世に送り出してきた松尾スズキが、生誕60年の節目に初の個展を開催する。若いころ絵を学んでいた松尾が、そもそもの原点に立ち返り、“アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界、ここでしか出会えない松尾の「マンガとアートの間の揺らぎ」を堪能できる。会場内の音声ガイドは、松尾スズキと吉田羊がナビゲートする。また、個展に合わせて豪華イベントも開催。12月11日(月)・12(火) には10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』上映+スペシャルトークを開催。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加する。12月13日(水)~15日(金) の3日間は「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」と題して、松尾スズキと同い年の片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチを迎えて、お互いの歴史について語り、歌も披露する。ラスト15日(金) は、司会・皆川猿時、立会人・池津祥子、伊勢志摩と共に、劇団員が選ぶ今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る。<ご挨拶>■松尾スズキコロナ禍で描いた作品の個展を開催することになりました。正直死にそうです。大人計画でイベントをやると大概死にそうになるんですが、なぜ同じ轍を踏みたがるのか……大人計画はバカなんだなと思います。(笑)みなさんどうぞ楽しんでください。<コメント>■宮藤官九郎「あきらかに」最初に見た時に気持ち悪くて、こんな絵ばっかりかと思ったら、意外とこれが一番気持ち悪かったので選びました。(個展を見て)松尾さんの作るお芝居の原型というか、今日見た絵のような演技は実際にはできないから松尾さんは絵で表現するんだろうなと。松尾さんの頭の中で思い描いているお芝居の理想型がこれだとしたら俺らは無理だなと思いました。(笑)■阿部サダヲ「矢印小僧」本格的な個展でびっくりしました!ホワイエにある『ツダマンの世界』の時の屏風の絵がけっこう好きで、松尾さんの絵っておもしろいな、と思っていたんです。お気に入りの一枚は「矢印小僧」。赤い矢印のイヤリングと「矢印良品」(笑)センスが流石です。松尾さん、ぜひ原画売って下さい!!■皆川猿時「エイジ」まさか菅原永二だと思わなくてびっくりしました。(笑)外国の俳優みたいで、単純に絵がかっこよくて、松尾さんの詩も面白かったです。松尾さんのことを知っているからか、余計に松尾さんの頭の中がわからなくなってきました。底知れない人だな、自分の中で松尾スズキっていう人は「わからない」で認識されました。■荒川良々「赤ちゃん雲」ちっちゃくてイイなと思って選びました。松尾さんの個展は好きな絵がたくさんあって、すごい才能の塊でした。■宮崎吐夢「あめのりょう」個展を通して、どの絵も素晴らしかったですが、わたしが選んだのはロンドンブーツの亮さんが雨に打たれて土砂降りになっている「あめのりょう」という作品です。自分もいつ何があるかわかりません。土砂降りの雨に降られたりするようなことがあっても、いつか晴れる日をゆめみて生きていかなければなという気持ちになりました。■平岩紙「あきらかに」もし松尾さんに出会わずにこの個展に来ていたら「わたしの好きな芸術家を見つけた!」と思うだろうなと感じました。好きな作品がたくさん出てきたのですが、最終的に私が好きな作品は「あきらかに」です。タイトルと一緒に書かれている詩もすてきですし、作品を見ながら、唇が真っ青というのが自分が小学校の時にプール入っていたときを思い出しました(笑)。<開催情報>個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル12月8日(金)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00【チケット料金】■前売入場券:1,900円音声ガイド付入場券:2,500円未就学児童:無料(日時指定予約必要)■当日入場券:2,000円■音声ガイド松尾スズキ自身がナビゲートいたします。会場料金:700円チケットはこちら:松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:3,800円(全席指定)【トーク出演】松尾スズキ(両日共)司会:上田智子■トークゲスト12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【上映作品】「生きちゃってどうすんだ」(2012年 ザ・スズナリ)作・演出:松尾スズキ、天久聖一出演:松尾スズキ映像出演:宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、阿部サダヲ、宮崎吐夢、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介、田村たがめ、荒川良々、近藤公園、平岩紙、少路勇介、新井亜樹声の出演:顔田顔彦、宮崎吐夢、星野源「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」12月13日(水)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:7,500円(全席指定)【12月13日(水)】『松尾✕はいり 彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月14日(木)】『松尾✕KERA 電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月15日(金)】『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)特設HP:
2023年12月08日舞台や映画、小説、コントなど、あらゆる分野で独自の世界観を生み出している松尾スズキさん。還暦を機に人生初の個展を開く。その名も「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」。わかりやすいものを描いたら負け(笑)。ポエムも添えました。「コロナ禍で時間が空いてしまった時に、部屋に飾る絵が欲しいなとキャンバスに描き始めたんです」小さい頃から絵が好きで漫画家を目指した時期もあり、美大のデザイン科に進学した。表現のスタートは絵なのだが、演劇の道に進んでから、仕事を離れ、純粋に作品を描いたのは久々の体験だった。「数年前からiPadで描くことを覚えて、連載しているメールマガジンにイラストを発表したりしていました。そして、自分は絵を描くのが好きだったと思い出したんです。ただ、アクリル絵の具で描きだしてからは、デジタルで描こうという気にならなくなってしまって」iPadと、紙やキャンバスに描くのでは肉体的な感覚が全く異なる。「紙の上にペンを走らせる時のカリカリカリというASMR的な気持ちよさ(笑)。はみ出さずに色を塗れた快感や、パレットと紙の上に載せた色が変わって見える驚き。アナログの『失敗できない』という緊張感は、舞台と似ているところがあるのかもしれません」還暦のイベントとして展示するのはどうか、とスタッフの発案で本展の開催が決まった。2年間ひたすら描き続け、大小合わせて約250点以上の作品が展示される。描く中で気づいたのは、背景よりもキャラクターを描きたいということだった。「『シン・ヒョットコ』のフォルムを見つけた時は興奮しました」花瓶のような輪郭の「シン・ヒョットコ」や、ぶ厚い唇の怪獣(?)「トゲくちびる」など、独自のキャラクターがたびたび登場する。「モンスターのモチーフは多いですね。勝手に頭の中で、松尾の中のアベンジャーズがポーズを決めている感じ(笑)。僕自身、俳優としても動いていたいタイプなので、絵の中でも普通には立たせたくないんです」横尾忠則さんや岡本太郎さんの作品に惹かれるという松尾さん。「描かずにいられなかったんだろうと思わせる、己が出ている作品が好きですね。わかりやすいものを描いたら負けだなと思って(笑)」ただ、意識しているのは「どこか可愛げのある絵」。ポップな色調の自画像や屏風のようなものなど、作品もバラエティに富んでいる。また、本展では作品ごとにポエムのような小さな文章を添えるらしい。「読み物としても楽しんでもらえたらと、図録にも全て収録します。めちゃくちゃ大変でしたが、自分はやっぱり言葉の人間でもあるのだなと思いました」豪華ゲストを迎えたトークセッションのほかに、映像や立体作品なども展示する。自ら台本を書き、吉田羊さんとのかけ合いで構成する本人による音声ガイドは必聴だ。タイミングが合えば、会場で松尾さん本人に会えるかも?人を楽しませることにこだわってきた松尾さんらしいart showになる予感。「花とおじさん」アクリル/キャンバスボード 横240mm×縦300mm「トゲくちびる・発射」アクリル/画用紙横242mm×縦350mmまつお・すずき1962年、福岡県生まれ。作家、演出家、俳優。’88年に大人計画を旗揚げ。2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、’23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。著書に『人生の謎について』『矢印』『ツダマンの世界』など。「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」絵と作品に添えた文章、音声ガイドの情報から想像を膨らませて、立体的に楽しんでほしい、と松尾さん。作家の脳内探索ができるような展示を目指している。作品の複製画(ジグレー)、銅版画(エッチング)をサイン入りで販売するほか、Tシャツやクリアファイル、豆皿などグッズ展開もある。スパイラルホール(スパイラル3F)東京都港区南青山5‐6‐2312月8日(金)~15日(金)11時~17時(8日は13時~20時、9・10日は11時~20時)。日時指定予約制。前売り1900円ほか。松尾スズキさん本人による音声ガイド付き入場券も。当日券あり。大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11時~19時)※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年12月03日作家、演出家、俳優、映画監督など、数々の作品でその異才ぶりを存分に発揮してきた松尾スズキ。そんな松尾が、“画家”として初の個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を開催する。かつては漫画家をめざし、イラストレーターとしての顔も持つ松尾が、還暦を迎えて本気で挑むアートの世界。その気になる内容とは? 松尾に話を訊いた。一瞬で「わっ、カオス!」と感じるような物量を「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル――初の個展開催を前にした正直なお気持ちは?正直な気持ちを言うと、(会場の)スパイラルホールのあの空間を埋めるにはまだ作品数が足りず、どんどんどんどん追い込まれていっている状態です(笑)。――(取材時点で)個展初日まで2か月半ほどですが、まだ制作中ということですか?まだまだ描きますね。小さいものを含めるとすでに100点くらいにはなっていますが、やっぱりクオリティが……(苦笑)。プロの画家に比べて若干自信がないので、物量で勝負しようと思っています。もともと自分の作風は“カオス”ってものをどう表現するか、みたいなところにあると思っていて、お客さんが会場に入った瞬間、「わっ、カオス!」と感じるような物量が欲しいなと。つまり全体を通して見るものだと思っているので、一枚一枚じっくりは見て欲しくないです(笑)。――スパイラルホールと言えば、2018年に開催した『30祭(SANJUSSAI)』の会場でもあります。あれは松尾さんと大人計画の30年を振り返る企画展でした。あの時も物量で勝負しましたけど(笑)、今回は単独行動ですからね。本当に戦々恐々っていうのが正直な気持ち。でもひとりの世界でやっていることなので、比較的ストレスは少ないですし、なにより絵を描くこと自体は好きなんです。――もともと漫画家をめざされていた松尾さんですが、改めてキャンバスに絵を描き始めたのはコロナ禍がきっかけだそうですね。濃厚接触者になってしまい、部屋からも出られないような日々が続いたんです。その時に、「自分のリビングはなんて殺風景なんだ」と思って。絵のひとつも飾りたいけれど、その絵を選びに行くことも出来ない。じゃあ自分で描こうと、昔買ってあったキャンバスを引きずり出してきて。そこには別の絵が描いてあったんですが、上から塗りつぶしちゃいました。リビングに飾るにはあまりにも稚拙な絵だったので(笑)。やっぱり自分のリビングに飾ると思うと、自然とハードルは上がりますよね。それで2枚、3枚と描くうちに、まとめて個展をやるのはどうだ? みたいな話になったんです。松尾さんがコロナ禍に最初に描いたという作品――絵の題材はどんなものが多いですか?描きたいのは一貫して“キャラクター”です。背景とか風景にはまったく興味がなくて、自分が書いた物語にまだ登場していないキャラクター、というイメージで描いています。日ごろ俳優を相手にしながら、どういうキャラクターを演じてもらったら面白くなるかってことばかり考えていますからね。もともと漫画家をめざしていたこともあり、僕の書く物語や演劇というのも、キャラクター重視なのだと思います。――1枚描くのにどれくらい時間がかかるものですか?それは作品の複雑さによるとしか言えませんが、最初のころに比べると、だいぶ時間をかけられなくなってきちゃいました。でもこの間、「横尾忠則 寒山百得」展を見に行ったら、横尾さん、2年で102枚描いたそうなんです。しかも100号。87歳でですよ。あれを見ると、僕がこんなことで音を上げている場合じゃないなと思います(苦笑)。濾(こ)しても濾しても残ってしまう部分に、“アート”はある――これまで描いてこられた漫画やイラストと、今回のような“アート”との違いはどんなところにあると思われますか?違いというか、自分が考えるアート的なものと、今まで自分が描いてきた漫画なり、イラストなり、エンターテインメント色の強いもの。その中間くらいにフワッとあるようなものにしたくて、今回『芸術ぽぽぽい』というタイトルをつけました。芸術“っぽい”だけだとちょっと寂しいので、もうふたつ「ぽ」をつけて(笑)。まぁ自分が今まで書いてきた芝居なり、小説なりというのも、完全にエンターテインメントになりきっていない部分があると思うんです。濾(こ)しても濾してもなんか残ってしまう部分に、“アート”っていうのはあるんじゃないかと。だから自分の芝居って、いわゆる明治座とかで観るような芝居に比べたら、分からない分アート系なんじゃないかと思ったりもするんです。それこそギャグはいっぱい入っていますけど。だから小説もギャグを抜いていたら芥川賞もとれたんじゃないか、ギャグが自分の行く手を邪魔しているんじゃないか。そんな自家中毒的な部分もあります(笑)。――ただギャグを抜いてしまったら、松尾さん作品ではなくなってしまいます。そうなんですよね。取ればいいものを足さずにはいられない部分が、アートなのかなって。自分の絵にしたって、やっぱりどこか笑わせようとしていますよね。ただ横尾さんの絵を見ても、結構ふざけているなと思うところはあって、そこがやっぱり素晴らしいと思います。――そういうところに人は惹きつけられるのかもしれませんね。ええ。特に僕の場合、かわいいものも嫌いではないですが、なんかちょっとグロテスクな部分も欲しくて。きっと自分がそういうふうに世の中を見ているんでしょうね。だから技術的にはちょっと足りない部分もあるかもしれませんが、「どういう眼差しで物事を見ているか」というところでは勝負出来るんじゃないかと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代に入って――会場の音声ガイドも松尾さん自ら担当されます。それは見る人を戸惑わせようと思っていて……。――音声ガイドで、見る人を戸惑わせる……?(笑)だって解説するようなことないですもん。見る人の邪魔をすることしか考えていないですし、なんの手助けにもならないと思います(笑)。――それはそれで楽しみですが……。他にも個展をより楽しめるイベントが盛りだくさんですね。初の個展という特別感に、“還暦”というのをつけ足してもいいかなと思って。トークセッションのゲストのおふたり(片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチ※以下KERA)は、ともに還暦。同じ年代を生きている人たちなので、これまでやってきたことを振り返ったり、これからどうしたい?みたいなことを話せたらいいなと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代だと思うので。昔みたいに作品を乱発することも出来ないし、自ずとやりたいことに限りが出てくる。つまり年を重ねるって、方向性がどんどん定まっていくってことなんじゃないかと思います。――KERAさんは同じ作・演出家でもあり、まさに同志のような存在でもあるのでしょうか?それはありますよね。ふたりとも“異端”って物腰で演劇界に入ってきたわけですから。――そんなKERAさんも、2018年には紫綬褒章まで授章されて……。紫綬褒章(笑)。僕がもらえていないってことは、まだ僕は異端なのかもしれません(笑)。――「告白、ハンパしちゃってごめん!」では、皆川猿時さんを司会、池津祥子さん、伊勢志摩さんを立会人に、「劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿」を発表されます。それも戦々恐々なんですよ。本当に空気を読まない人たちなんで(苦笑)。たぶんずーっと僕がフォローする側に回るんじゃないかと思います。若いころのこととかあまり僕は覚えていないんですが、あの人たちはものすごく覚えていて。……とにかく怖いです。――幅広く活躍されている松尾さんですが、還暦で迎えるこの個展を機に、「画家」という肩書が加わることになりそうですね。肩書が増えれば増えるほど、人間として薄まっていくような感じがしますけどね(笑)。でも僕の場合、このまま薄めていく方向でいいんじゃないかと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:You Ishii<公演情報>生誕60周年art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』2023年12月8日(金)〜12月15日(金)会場:東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金)は13:00〜20:00、12月9日(土)・10日(日)は11:00〜20:00※『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』同時開催。詳細は公式サイトにてご確認ください。チケット情報公式サイト
2023年10月06日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2023年10月7日(土)から11月12日(日)まで、「特別展 いぬねこ彩彩―東アジアの犬と猫の絵画―」を開催いたします。人間の親愛なる友として、今も昔も愛されてきた犬と猫は、東アジアでは古くから絵画のモチーフとしても人気を博しました。それらは、心和む愛らしい姿だけを求められて生まれたのではなく、日々の幸福への祈りや異国への憧れ、権威の象徴、社会風刺など、人間の様々な思いを託されることで、しばしば描かれてきたのです。本展観では、中国、朝鮮半島、日本における、12~20世紀に制作された犬図・猫図を一堂に展示します。重要文化財5件、重要美術品1件を含む、計63件を通して、東アジアで花開いた豊かな動物画の展開をお楽しみください。詳細は別紙の通りです。【図1】老圃秋容図 沈南蘋筆中国・清時代静嘉堂文庫美術館蔵(画像提供:〔公財〕静嘉堂/DNPartcom)【図2】花下遊狗図 李巌筆朝鮮・朝鮮王朝時代日本民藝館蔵【図3】時雨狗子図 円山応挙筆日本・江戸時代府中市美術館蔵別紙<1> 展覧会詳細について1.名称 特別展 いぬねこ彩彩―東アジアの犬と猫の絵画―2.会期 2023年10月7日(土)~11月12日(日)※会期中、展示替えあり。前期:10月7日(土)~10月22日(日)後期:10月24日(火)~11月12日(日)3.休館日 毎週月曜日(ただし10月9日〈月・祝〉は開館し、翌10日〈火〉が休館)4.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)5.入館料 一般 950円 高校・大学生 730円 小学・中学生 無料6.共催 毎日新聞社7.出陳品数 63件*主な展示作品◎=重要文化財 ○=重要美術品【中国の犬と猫の絵画】◎蜀葵遊猫図・萱草遊狗図 伝毛益筆 南宋時代(12世紀) 大和文華館蔵・犬図 李迪筆 南宋時代(13世紀) 個人蔵【前期展示】○春苑遊狗図 紀鎮筆 明時代(15~16世紀) 黒川古文化研究所蔵◎猫児図(「安晩帖」第9図) 八大山人筆 清・康熙33年(1694) 泉屋博古館蔵・老圃秋容図 沈南蘋筆 清・雍正9年(1731) 静嘉堂文庫美術館蔵【朝鮮半島の犬と猫の絵画】・花下遊狗図 李巌筆 朝鮮・朝鮮王朝時代(16世紀半ば) 日本民藝館蔵・猫図 朝鮮・朝鮮王朝時代(18世紀) 高麗美術館蔵【日本の犬と猫の絵画】・「李迪犬図」模本 狩野探幽模 日本・江戸時代(17世紀) 個人蔵【後期展示】・倣李迪狗子図(「和漢流書手鑑」より)狩野常信筆 江戸・宝永元年~6年(1704~09)頃 個人蔵・百流之絵鑑 狩野昌運筆 日本・江戸時代(17~18世紀) 福岡市美術館蔵・松下麝香猫図屏風 伝狩野之信筆 日本・室町時代(16世紀) サントリー美術館蔵・犬図 俵屋宗達筆 日本・江戸時代(17世紀) 西新井大師總持寺蔵・狗子図 与謝蕪村筆 日本・江戸時代(18世紀) 個人蔵・時雨狗子図 円山応挙筆 江戸・明和4年(1767) 府中市美術館蔵・親子犬図 張月樵・長沢蘆雪筆 日本・江戸時代(18世紀後半) 個人蔵・厖児戯箒図 伊藤若冲筆 日本・江戸時代(18世紀) 鹿苑寺蔵<2> 会期中のイベントについて1.講演会「かわいいだけじゃない―いぬねこの本流 日本の犬猫表現の展開における狩野派の役割」(1)日時・場所 11月5日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 神戸大学大学院 人文学研究科 専任講師 野田 麻美氏2.日曜美術講座「中国と朝鮮半島の犬図・猫図について」(1)日時・場所 10月15日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸員 都甲さやか3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日 午後2時から展示場にて(2)解説 大和文華館 学芸部4.無料招待デー 10月31日(火)大和文華館開館記念日※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の定員は100名です。(当日先着順。予約不要)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月04日女優の上戸彩が出演する、丸亀製麺の新CM「麺職人の技術研鑽」編が30日より放送される(※一部の地域を除く)。○■上戸彩、自然と笑みがこぼれる新CM「麺職人の技術研鑽」編は、丸亀製麺の原風景である讃岐の製麺所をイメージしたセットで紺色の制服を身にまとう麺職人がうどんをつくるシーンからスタート。生地の状態や麺の茹で加減、茹であがった麺の状態を確かめるなど、職人たちが実際に店で行っているうどんづくりへのこだわりを忠実に再現し、日々真摯にうどんに向き合う姿が描かれる。打ち立て、茹でたてのうどんに風味豊かなかけだしが注がれた『かけうどん』を目の前に差しだされた上戸は、わくわくとした気持ちが溢れ出し、自然と笑みがこぼれる。麺職人がうどんに真摯に向き合う姿や、打ち立てうどんのおいしさに感動する上戸の姿に注目だ。○■上戸彩インタビュー――麺職人のCM撮影は今回が2度目だったと思いますが、今回は「麺職人の技術研鑽」編ということで印象に残っている麺職人の技術について教えてください。うどんに向き合う真剣なまなざしや一つひとつ自らの手で確認する手間など、ここまで麺づくりにこだわっていることが印象的でした。――今回、麺職人の思いと技を込めたうどんを召し上がっていただきましたが、改めてお味はいかがでしたか?今回『かけうどん』をいただいたのですが、まず麺をすすったときの麺の食感がもちもちで感動しました。そして 噛むごとに香る小麦の香りも最高でしたね。普段もおいしいのに、もっとおいしくするために麺づくりの技を磨きあげる努力をしていると聞いて、ますます丸亀製麺さんのことが好きになりましたし、こだわり抜いたうどんを食べられることは本当に幸せだなと思います。麺職人さんの思いや情熱を感じるようなうどんでした。――今回は麺職人が「技術を磨き深める」ことがテーマでしたが、上戸さんが過去に技術を磨き深めた事柄または、習得したい技術があれば教えてください。まだまだだとは思うのですが、掃除は得意な方です。もっと業者さん並みに掃除ができるようになりたいですね。結構できる方だとは思うのですが、もう少し極めたいなと思っています。――最後に、丸亀製麺のお客さんに向けて一言お願いします。今回は2度目となる丸亀製麺の麺職人のCMでした。今年の3月に麺職人の技、こだわり、思いを知ってから、丸亀製麺さんでうどんをいただくたびにその思いを思い出します。現在、麺職人の全国全店舗在籍に向けた プロジェクトが進んでいるようです! 丸亀製麺のお店に行かれた時は、紺色の制服を着た麺職人さんにも注目してください。そして、打ち立てのおいしいうどんを体験してください。
2023年09月27日絶景スポットの彩湖でマラソンを楽しもうUP RUNは2023年12月2日(土)、埼玉県戸田市で『第37回UP RUN彩湖マラソン』を開催します。彩湖はランナーに人気の絶景スポットで、フラットで走りやすいコースが特長です。周回5kmを回るコースで、ランニング初心者から上級者まで、誰もが楽しめる大会になっています。参加費はフルマラソンが5,000円、30kmが4,500円、ハーフが4,000円。20kmリレーは1人3,000円、10kmは3,500円、5kmは3,000円、5km親子(1組)は2,000円となっています。開催1ヶ月前までに申し込みと早割り価格(500円OFF)が適用されます。また、10kmと5kmにはお得なペア割りも用意されています。申し込みはPeatixにて受け付けています。当日のスケジュールをチェック!同大会は、8:30から受け付けが開始され、9:30からフルマラソンの部がスタート(制限時間は5時間半)します。フルマラソン以外の開始時間は、30kmが10:00(制限時間は5時間)、ハーフマラソンが10:30(制限時間は3時間)、5km・10km・親子・20kmリレーの部が11:00(制限時間なし)です。競技終了は16:00を予定しています。(画像はUP RUNより)【参考】※UP RUN※Peatix
2023年09月19日12月8日(金) から15日(金) に東京・スパイラルホールで開催される松尾スズキの生誕60周年を記念した個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』の詳細が発表された。演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で才能あふれる多くの作品を世に送り出してきた松尾。初の個展となる今回は、若いころに絵を学んでいた彼がそもそもの原点に立ち返り、“アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界を堪能することができる。また会場内の音声ガイドは、松尾自身がナビゲートする。さらに、個展に合わせたイベントの開催も決定。12月11日(月)、12日(火)には、10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』の上映とスペシャルトークを実施。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加する。12月13日(水) から15日(金)の3日間は、『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』と題して、松尾と同い年の片桐はいり(13日(水))、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(14日(木))を迎え、お互いの歴史について語るほか、歌唱を含むトークセッションを繰り広げる。そして15日(金) は、司会・皆川猿時、立会人・池津祥子、伊勢志摩とともに、劇団員が選ぶ今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る企画が実施される予定だ。■松尾スズキ コメントコロナ禍になって暇を持て余していたとき、20年ほど前にキャンバスに描いた中途半端な絵を部屋の隅に見つけ、暇つぶしにそれを完成させようと、ひさしぶりにアクリル絵の具を手にしたら、なぜだろう、止まらなくなって、次から次に絵を描き始めていました。まだ物語を持たない登場人物たちが、躍り出てはポーズを決めるのです。それを筆でなぞっている感覚です。最初は自宅に飾るつもりだったけど、もう、リビングに収まりきりません。だから、いっそ下手なりに、どこか小さなところで展示でもしようかなと思っていたら、なにかの拍子で気を失っている隙に、スパイラルホールでやることになっていました。びびりはしますが、せっかく作ったんだから見せたいという欲望。結局そこに立ち返っていくのだなと、痛感している松尾です。芸術と商売のはざまでのたうち回ってきた松尾の絵は、マンガと美術のはざまで謎のポーズを決めまくっています。<開催情報>個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』12月8日(金)~15日(金) 東京・スパイラルホール開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~<イベント情報>松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール開場18:30 / 開演19:00【トーク出演】松尾スズキ(両日共)【トークゲスト】12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【司会】上田智子前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜12月13日(水)~15日(金) 東京・スパイラルホール開場18:30 / 開演19:00■12月13日(水) 『松尾✕はいり彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)■12月14日(木) 『松尾✕KERA電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)■12月15日(金) 『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』立会人:池津祥子、伊勢志摩出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~特設サイト:
2023年07月27日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(松尾駿、長田庄平)が15日、全国7都市をめぐる単独ライブ「CHOCOLATE PLANET LIVE TOUR 2023『PLANET TRAIN』」を、東京・博品館劇場からスタートさせた。本ライブは、人気劇団・ヨーロッパ企画の諏訪雅を演出に迎えたコント劇。満員の客席から大きな拍手が起こる中、サラリーマン姿で登場した長田。コント「開かずの踏切」が始まると、仙人のような格好の松尾が登場し「20年踏切が開くのを待っている」と発言する。そこから言葉と動きで魅せるテンポの良いやり取りに、会場は大いに沸く。コントが終わるとアニメーション映像に。「PLANET TRAIN」というツアータイトルにちなんで、未来都市を走る列車の座席に隣同士で座る長田と松尾が、漫才のような掛け合いで次の駅(コント)へと誘導する映像はとてもスタイリッシュだ。お次のコントは「偏食」。長田の家に遊びに来た松尾が「お腹が空いた」ということで、長田が料理を振る舞うことになるが……。続くコントは「ラスボス」。そして「爆弾処理」。どちらも一筋縄ではいかないストーリーラインと、長田、松尾の絶妙な掛け合いと間によって、会場は大盛り上がり。特に30秒で爆弾を処理しなければならないというシチュエーションのなか、タイムリミットをネタにしたストーリーに、大きな笑い声が響き渡った。また松尾が町中華の店主、長田がお笑い芸人の客となったコント「赤字覚悟でやってます」は、テンポの良い会話のやり取りが行われるなか、ラストはまさかの展開。客席からは悲鳴に近いような笑い声が上がっていた。コント「新曲」では、熱血ボーカリストの長田がステージ上でマイクパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げる長田に松尾がツッコミ。客席もこの日一番の盛り上がりを見せていた。そして列車が最終駅に向かうなか、ラストはまさに人気劇団・ヨーロッパ企画とタッグを組んだことにふさわしいような、まったく予期せぬ、圧倒的な展開が待ち受ける。ストレートな笑いから、大いなる変化球の笑い、さらには「PLANET TRAIN」というツアータイトルにふさわしい壮大な世界観まで、さまざまなエンターテインメントが詰まったライブ。カーテンコールに登場した長田は「これはかなりしんどい」と苦笑いを浮かべ、松尾も「あっちにいったり、こっちにいったり、かなり大変ですね」と縦横無尽にステージを駆け巡る展開に充実感をにじませ、全国7都市、17公演に渡るツアーへの意気込みを語っていた。同ツアーは今後、8月5日に大阪、8月12日に宮城、8月16日に札幌、9月1日・2日に京都、9月23日に愛知、10月9日に福岡にて開催(京都公演はまだ余裕があり、札幌・宮城公演は残りわずか、ほか地方は完売)。
2023年07月17日高羽彩主宰タカハ劇団の新作公演『おわたり』が、7月1日(土) 新宿シアタートップスにて開幕し、高羽彩からのコメントと舞台写真が公開された。2008年に上演され鮮烈な印象を残した『プール』から15年。再び、タカハ劇団がホラーに挑む。今作は、1995年夏の小さな集落を舞台に繰り広げられる物語。この集落では、その年に海で死んだ者たちの魂があの世へ渡る「おわたり」という1年に1度の祭祀があった。「おわたり」の準備に大わらわの集落に、東京から主人公一行がフィールドワークとして訪れる。「おわたり」を巡り、開いてしまうパンドラの箱。そして、人々の秘密が明らかになっていく。キャストには、ドラマや映画でも活躍中の早織をはじめ、初期タカハ劇団を支えた盟友であり劇団チョコレートケーキ所属の西尾友樹、話題の舞台への出演が続く田中亨のほか、宇野愛海、鈴政ゲン、土屋佑壱、神農直隆、猪俣三四郎、かんのひとみといった実力派が名を連ねる。また、7月4日(火)・5日(水)・6日(木) にはアフタートークも開催。出演者のほかゲストとして4日の19時公演にうえまつそう、7月5日19時公演に「ゆる民俗学ラジオ」の黒川晝車、浦下拓巳の登壇が決定。高羽彩とキャストを交えてのクロストークを予定している。■高羽彩 コメントエンタメやりたいなぁ……と思って、自分の好きなジャンルからホラーを選びました。でも蓋を開けてみたら、エンタメという言葉では片づけきれないさまざまなものを内包した作品が出来上がりました。この懐の深さ、間口の広さがホラーのよいところですよね。そしてこのホラーエンタメを味わい深い俳優の皆さんが、全力で楽しんで作り上げてくださいました。こんなにもカンパニーの全員が前のめりになって作品に挑んでくれるとは思ってもいませんでした。これは間違いなく面白いものになっているということです。是非多くの方にご覧いただきたいです。初夏の蒸し暑い日、トップスでゾクっと涼しくなってみませんか?<公演情報>タカハ劇団 第19回公演 『おわたり』7月1日(土)~7月9日(日)会場:新宿シアタートップス脚本・演出:高羽彩出演:早織、西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)、田中亨、宇野愛海、鈴政ゲン、土屋佑壱、神農直隆、猪俣三四郎(ナイロン100℃)、かんのひとみ【アフタートーク】■7月4日(火) 19時公演ゲスト:うえまつそう早織、土屋佑壱、神農直隆、高羽彩■7月5日(水) 19時公演ゲスト:黒川晝車、浦下拓巳(ゆる民俗学ラジオ)西尾友樹、田中亨、宇野愛海、高羽彩■7月6日(木) 19時公演 ※追加鈴政ゲン、猪俣三四郎、かんのひとみ、高羽彩タカハ劇団 HP:
2023年07月04日女優の高月彩良が、9月23日から東京・紀伊國屋ホールで上演される舞台『燕のいる駅‐ツバメノイルエキ-』に出演することが22日、わかった。土田英生氏(MONO)が書いた戯曲『燕のいる駅』は、“世界の終わり”という思いがけない現実に直面した人々が交わすさりげない会話と、その奥底に潜む心情をリアルに描いた会話劇。1997年の初演以降、普遍的なテーマ性が高く評価され、様々な劇団・プロデュースにより繰り返し上演されてきた。2005年には相葉雅紀主演で再演、2012年には土田氏が自ら演出し、新たな改変を加えて決定版として上演された。今回、土田氏が大幅に脚本をブラッシュアップ。2023年の「今」ならではの『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』に挑む。高月は、同作に下河辺友紀役で出演することが決定。今作で戯曲に初挑戦する。のどかな春の日の午後、燕が巣を作る季節。埋立地に位置する、テーマパークの最寄り駅「日本村四番」に駅員と売店の女、その友達、電車に乗り遅れた会社員らが集っていた。彼らのたわいもないやりとりは、ごく日常の1コマのようでおだやかな時間が流れている。ただ、いつもと違うのは電車が一向に来ないこと。そして他に人の気配がないこと。そして、空には奇妙な現象が起きていた……。東京公演は、紀伊國屋ホールで9月23日から10月8日まで、大阪公演は、松下 IMP ホールで10月14日に上演される。コメントは以下の通り。■高月彩良舞台『燕のいる駅』に出演させて頂くことになりました。豊かな日常会話が繰り広げられていく中で、ただ笑えたり、その明るさに妙な重さを感じたり、「一つの駅」で起こっていく様々な出来事を楽しんで頂ける作品だと思います。この作品を通して、新たな高月彩良を見て頂けるのではないかなと思っています。私自身、そして下河辺としてもこの「駅」と言う空間を楽しみながら、大切に演じてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年06月22日初心者にもオススメな走りやすいコースUP RUN実行委員会は2023年7月15日(土)、彩湖の景観を楽しみながら走れる『第1回UP RUN彩湖ハーフマラソン』を開催します。定員は500名です。「ハーフマラソン」は、男女ともに高校生以上が参加できます。制限時間は3時間、参加費は保険料込みで4,000円です。誰でも参加ができる「20kmリレー」は1本のタスキを繋いで、1周5kmのコースを、チームで4周走る種目です。2人から4人で1チームを構成し、走る順番や周回数は自由です。制限時間はありません。参加費は保険料込みで1人3,000円となっています。その他には、中学生以上が対象の「10km」、誰でも参加ができる「5km」、3歳から小学生までの子どもと保護者を対象にした「5km親子マラソン」があります。受け付け会場は彩湖道満グリーンパークです。8:30から受け付けがスタートし、各種目30分前まで受け付け可能です。「ハーフマラソン」は9:30に始まります。「5km」「10km」「親子5km」「20kmリレー」は10:00にスタートし、競技終了予定時間は14:00です。参加回数に応じた特典を用意『第1回UP RUN彩湖ハーフマラソン』では、各種目の1位から3位までの入賞者に賞品を、完走した人に完走証を用意しています。さらに、参加回数特典があり、2回目の参加で公式オリジナルタオルが必ずもらえます。チケットはPeatixにて販売しています。(画像はUP RUN公式サイトより)【参考】※UP RUN公式サイト※Peatix
2023年05月20日彩の国さいたま芸術劇場、埼玉会館の2023年度ラインナップが発表された。同劇場では、2022年4月より振付家・ダンサーの近藤良平が芸術監督に就任し、《クロッシング》をテーマにあらゆる人々が自由闊達に交わりアートを創造・発見する開かれた劇場を目指している。2023年度もさらに《クロッシング》を推進すべく、埼玉会館を拠点に「さあ、出かけよう。」の合言葉とともに県内各地へと飛び出して、彩り溢れるプログラムをお届けする。2023年度は、近藤芸術監督が就任時から構想を温めてきた新規企画「埼玉回遊」が始動。芸術監督自ら県内各地を巡り、その土地で育まれた人・モノ・歴史・自然・生活にかかわる多彩な文化を訪ねて学び、ライブパフォーマンスを構成。映像に収めて、埼玉文化のもう一つの民俗誌を編む新たな試みとなる。そのほか昨年9月末、ジャンル・クロスをテーマにダンス・音楽・影絵・武術・ジャグリング等の講座を取り揃え実施した〈ワークショップ・アラカルト〉が、県内のさまざまな地域に出張する。また、劇場外での県民とのつながりを目的とした地域に出かけるプログラムも実施。マームとジプシーの藤田貴大による子どもと大人が一緒に楽しめる人気演目『めにみえない みみにしたい』は、埼玉会館のほかにも熊谷市など全国11都市を巡回。そして、リトアニアのダンセマ・ダンス・シアターの0歳から3歳を対象とした作品『カラフルパズル』を招聘し、東松山市と白岡市で上演する。劇場で定期的に開催しているポジティフ・オルガン(小型パイプオルガン)を使用したプロムナード・コンサートも川越市へ出張して開催される。彩の国さいたま芸術劇場休館中の間、メインシアターとなる埼玉会館では、演劇・音楽・舞踊・古典芸能からなるラインナップに加え、継続して取り組んでいるシリーズ企画を展開。恒例のコンドルズ埼玉新作公演では、プリンスのヒット曲から名付けられた『POP LIFE』を上演。新型コロナウイルスによる停滞感を振り払い、人とつながる喜びや鮮やかな日常を取り戻そう、軽やかにポップに未来へ飛び出そう、という思いを込めた作品となっている。そのほか、世界的振付家オハッド・ナハリン/バットシェバ舞踊団等の海外作品の招聘公演、NHK交響楽団やバッハ・コレギウム・ジャパンが贈るクラシック音楽のコンサートを始め、休館中も充実した舞台芸術のプログラムを企画。そして彩の国さいたま芸術劇場のリニューアルオープン後の2024年3月には、「埼玉回遊」の1年間の集大成〈特大号!〉の上演やノゾエ征爾の演出による新作演劇が予定されている。<近藤良平 インタビュー>2022年4月に彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任して1年が経ちました。2021年春に「次期芸術監督」としてスタートしましたから、準備も含めると2年以上前から劇場と一緒に動いてきました。少し前まで「くるぞ、くるぞ」とまだ先だと思っていたのが(笑)、気づけば今はどっぷりと身近な存在になっています。劇場自体は昨年10月から改修工事に入ったので、今は2024年3月の再オープンに向け、埼玉会館で着々と準備をしているところです。■埼玉回遊はじまる埼玉各地へ およぐ めぐる であう2023年度は、就任記者会見でもお話していた「埼玉回遊」がいよいよ始動します。県内の人・モノ・場所・衣食住にまつわる文化を人づてに訪ねて学ぶフィールドワークを重ね、そこで出会った人たちと各地域でライブパフォーマンスを行い、映像作品にして残します。アートを軸にした、埼玉の新しい民俗誌として、その出会いを記録するものです。この企画は長い時間をかけて進めていきたいと思っています。2022年度からすでに埼玉の様々な場所を訪れていて、その土地ならではの縦軸(歴史)を体感しています。埼玉は思っているより大きい県なので、ガイドブック的に上から地図を見てしまうと、分かりやすい場所しか見えてこない。でも僕は、それぞれの地域に実際に足を運び、豊かな生活文化を培ってきた人々一人一人に出会いたい。その土地の名物のような人、地層にやけに詳しい人、沼が大好きな人……多種多様な“生きている人”に出会っていきたいと考えています。有名無名は問いません。4月からは回遊先を広く公募します。ただし、自己推薦ではなく、他薦限定。「この人を知ってもらいたい!」という気持ちを湧かせるようなエネルギーを持っている人を紹介してもらいたいと考えています。老若男女、様々な人との出会いを起点にして、埼玉を深く知っていき、僕なりのかたちで記録を残していきたいです。人と人とのつながりから、その土地のコミュニティの力に気づくかもしれないと期待しています。■県内各地でワークショップしる まなぶ うごく2022年に開催した『ワークショップ・アラカルト』も各地へ出張して開催したいと考えています。昨年はダンス、音楽、影絵、ジャグリング、武術など、幅広いジャンルのワークショップを開催して、この中から2講座以上を選んで参加してもらいました。参加者が新しい分野に挑戦するきっかけになれば、というねらいです。ワークショップの良さのひとつは、知らない世界に触れられること。やっぱり知ることは豊かな経験です。専門性の高い技術を学ぶだけではないワークショップにしたいと考えています。目標は県内各地で合計50回程度。いろいろな人と出会う企画でもあり、構想している新しいシアターグループの準備としても位置付けています。■劇場のおもちゃ箱がおでかけします僕が直接的に関わる企画以外でも、改修工事で彩の国さいたま芸術劇場が使えないことを逆手にとり、今年は劇場の外でみなさんとつながることを意識しました。マームとジプシーの藤田貴大さんによる、子どもと大人が一緒に楽しむ演劇『めにみえない みみにしたい』は、埼玉会館のほか、熊谷市など全国11都市で上演します。またリトアニアのダンセマ・ダンス・シアター『カラフルパズル』を招聘し、東松山市、白岡市で上演します。この作品は0歳から3歳を対象とした作品なので、劇場デビューにぴったりです。劇場ではおなじみの、ポジティフ・オルガン(小型パイプオルガン)を使用したプロムナード・コンサートも、川越市へ出張して開催します。普段は間近で聴くことはあまりないパイプオルガンの音色をぜひ楽しみにお越しください。新型コロナウイルス感染症によって、人との距離を感じていたこの3年間と、今年はちょっと違う雰囲気の春になっているでしょうか? 暗いニュースも多くゲンナリしちゃうこともありますが、そんなことを一瞬でも忘れて楽しんでいただける時間がつくれたらと思います。2023年度もどうぞよろしくお願いいたします!取材・文=川添史子<2023 年度ラインナップ一覧>地域に出かけるプログラム■埼玉回遊4月~12月 県内各地 芸術監督企画■出張! ワークショップ・アラカルト4月~12月 県内各地 芸術監督企画■ダンセマ・ダンス・シアター『カラフルパズル』8月5日(土) 東松山市民文化センター8月6日(日) 白岡市生涯学習センター〔こもれびの森〕■出張! 光の庭プロムナード・コンサート10月7日(土) 川越南文化会館埼玉会館・彩の国さいたま芸術劇場(リニューアルオープン後)で開催するプログラム■コンドルズ埼玉公演2023新作『POP LIFE』5月27日(土)・28日(日) 埼玉会館■藤田貴大『めにみえない みみにしたい』7月16日(日)・17日(月・祝) 埼玉会館 ※その他、熊谷市ほか全国11都市で開催■大塚直哉レクチャー・コンサート in 埼玉会館 Vol.1 バッハ家の音楽帳より7月23日(日) 埼玉会館■NHK交響楽団 梅田俊明(指揮)戸澤采紀(ヴァイオリン)11月5日(日) 埼玉会館■バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル《メサイア》12月17日(日) 埼玉会館■オハッド・ナハリン/バットシェバ舞踊団2024年1月26日(金)~28日(日) 埼玉会館■大塚直哉レクチャー・コンサート in 埼玉会館 Vol.2 J.S.バッハの楽器博物館2024年2月11日(日・祝) 埼玉会館■ノゾエ征爾 演出作品2024年3月 彩の国さいたま芸術劇場■さいたまダンス・ラボラトリ Vol.72024年3月 彩の国さいたま芸術劇場■近藤良平 埼玉回遊〈特大号!〉 芸術監督企画2024年3月9日(土)・10日(日) 彩の国さいたま芸術劇場■金川真弓(ヴァイオリン)&小菅優(ピアノ)デュオ・リサイタル2024年3月16日(土) 彩の国さいたま芸術劇場■春陽狂言 万作・萬斎の世界2024年3月23日(土) 埼玉会館■光の庭プロムナード・コンサート 第134回2024年3月23日(土) 彩の国さいたま芸術劇場■ノエ・スーリエ 『The Waves』2024年3月29日(金)・30日(土) 彩の国さいたま芸術劇場シリーズ企画■岩松了劇作塾5月~2024年3月■パーキンソン病患者のためのダンス・プログラム〈患者さん向け〉オンライン・クラス4月~2024年3月 オンライン開催■彩の国さいたま寄席 四季彩亭4月22日(土) 埼玉会館7月1日(土) 埼玉会館10月21日(土) 埼玉会館2024年3月3日(日) 埼玉会館■埼玉会館ランチタイム・コンサート第57回 NHK交響楽団メンバーによるトロンボーン四重奏6月12日(月) 埼玉会館第58回 イシュトヴァーン・コハーン&アレッサンドロ・ベヴェラリ(クラリネット・デュオ)9月26日(火) 埼玉会館第59回 上村文乃(チェロ)2024年1月9日(火) 埼玉会館第60回 東京交響楽団メンバーによるアンサンブル2024年3月24日(日) 埼玉会館■彩の国シネマスタジオ2023年4月~2024年3月 埼玉会館※2024年3月は彩の国さいたま芸術劇場・埼玉会館にて開催
2023年03月31日松尾スズキが、生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を12月8日(金) から15日(金) に東京・スパイラルホールで開催することが決定した。1988年に「大人計画」を旗揚げして以降、舞台をはじめ、映画、小説、エッセイ、コントドラマなど数多くのエンターテイメント作品を世に送り出し続ける松尾。少年期は赤塚不二夫の影響を受け漫画家を志し、ギャグ漫画を描き続けた日々。大学時代はデザインを専攻し、さまざまなポップアートに触れ、アート作品制作に没頭するなど、松尾の創作活動は演劇よりも先にアートがあったという。初の個展となる今回は、これまでに松尾が描きためた絵画やイラストのほか、自身が手がけた舞台美術作品を展示。また過去の舞台作品の上映や、ゲストを招いて歌とトークのイベントも開催される予定だ。<イベント情報>生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』12月8日(金)~15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』ビジュアルお問い合わせ:大人計画TEL:03-3327-4312(平日11:00〜19:00)
2023年03月30日2012年9月14日に、ダンスボーカルグループ『EXILE』のHIROさんと結婚した、俳優の上戸彩さん。2015年8月に長女を、2019年7月に長男を出産しています。そして2023年3月25日、上戸さんが第3子を妊娠していることが分かりました。サンケイスポーツによると、同年2月17日に公開の映画『シャイロックの子供たち』の初日舞台挨拶で、上戸さんはゆったりとした白いワンピースを着て登場。夏頃に出産予定のため、同年4月以降の仕事をセーブし、産休に入ることを明かしました。このニュースに、ネットからはさまざまな声が上がりました。・幸せなニュースで本当に嬉しい。おめでとうございます。・ご懐妊おめでとう!元気な子が生まれてきますように。・おめでたいニュースだ!長女と長男がどんな反応をするのか楽しみでしょうね。奇遇にも、同年4月9日に放送されるスペシャルドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』(TBS系)で、上戸さんは妊婦役を演じています。第3子妊娠のニュースも相まって、同ドラマでの上戸さんの演技に注目が集まりそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年03月26日一昨年、コロナ禍の中、渋谷・シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキさんの総合演出により開催された『シブヤデアイマショウ』。“大人の歌謡祭”と称し、演劇のみならず、歌に踊り、笑いと、さまざまな企画を詰め込んだエンターテインメントショーの第2弾が、長期休館を目前にした同劇場で開催される。歌にダンスに笑いと盛りだくさん。渋谷の劇場で松尾式レビューが開催。「そもそも芸術監督を引き受けるにあたってやりたいと思っていた柱のひとつに、ストーリーを排して純粋に楽しむためのショーができないかというのがありました。以前、公演でパリに行った時に向こうでいくつかのショーを観たんですが、既成の曲にダンスやプロジェクションマッピングと演出だけで魅せていて、こういうものって日本にないなと思ったんですね。すごく洗練されていて、ゴージャス感もあるし。舞台上につねに音楽が鳴っていて、ダンスがあってっていうのは、もともと僕の好みの世界観ではあるんです。今より小さい劇場でやっていた頃から僕の芝居には、急に歌とダンスが始まってレビューみたいになるところがなぜかあって。それは赤塚不二夫さんの漫画を読んで育った、というのがあるのかもしれないんですが。そういう好きな部分だけを抽出して、全部並べてみたらどうか、という実験的な意味合いもあったと思います」「バラエティに富んだものに」とコーナー演出には、歌舞伎を題材とした現代劇の演出を手がけている杉原邦生さんの名前も。また、日替わりゲストには、新妻聖子さんのような本格ミュージカルで活躍する俳優陣がこぞって参加。普段の松尾作品からは異色とも思える顔ぶれが並ぶ。「要素のひとつに“和”を取り入れようと思ったのが杉原くんにお願いした理由です。ミュージカルの方々とはあまりお付き合いがなかったのですが、歌やダンスのスキルというか、クオリティの高さは認めざるをえないんです。これまで、そういうものにわりと反逆的というか、素人の肉体をぶつけることであえて違和感を作り出してきた劇団なわけです。でも続けていると、結局俳優にスキルがないと、100%こちらが思い描いたようにはやれないということが、30年くらいかけてじんわりわかり始めてきた感じです」2年前の公演を経て、アンサンブルと呼ばれるキャストへの信頼が増し、役割の比重が大きくなったとも。「アンサンブルもそれぞれに個性があって、得意分野が違う。今回は、それを生かしたものを作りたいというか、アンサンブルが結構前面に立って頑張っていますから、彼らの公演でもあるといえますね」ただ、詳しい内容は「言いたくても言えない部分が多い」とのこと。「なんで言えないかも言えないんですが(笑)、日頃めったに見られない生のダンスや歌で綴る、面白いショーになるはず。この公演後、劇場が長期休館に入ることもあり、最後を飾るお祭り騒ぎにしたいと思っています。地方出身で30年以上東京に住んでも都会の祭りへの参加の仕方がわからない。なら自分で祭りを作る、みたいなところもあります」ところで、休館中の芸術監督は?「芸術監督を受ける際、演劇の場で活躍できる新人を育てたいという要望も出していました。つまり養成所です。最近、演劇で演出家の名前が入ってくることはあっても、『面白い俳優が出てきた』という話をあまり聞かなくて。それが僕は本当に悔しいんです。今から僕がやってできるかわからないけれど、育てる努力はしたい。なので、その活動をやっていこうと思っています」いまや映像でも活躍し、映画監督も務めたり、作家としても評価されているが、「演劇で認められて演劇に育てられましたから、恩返しのひとつもしたくなります」と話す。「どんな舞台に出ても、作品の世界観や演出を自分の体や声と融合させながら、この人だってわかる痕跡を残せる人。そういう身体性への美学が自分の中にはあるし、結局、そういう俳優が好きなんですよね」第二の阿部サダヲさんや荒川良々さんが見つかる日も近いかも!?COCOON PRODUCTION 2023『シブヤデマタアイマショウ』3月30日(木)~4月9日(日)渋谷・Bunkamuraシアターコクーン総合演出/松尾スズキ構成台本/松尾スズキ、天久聖一コーナー演出/杉原邦生、康本雅子、天久聖一出演/松尾スズキ、多部未華子、猫背椿、村杉蝉之介、近藤公園、後東ようこ、康本雅子、秋山菜津子ほか(日替わりゲストあり)S席1万2500円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)まつお・すずき1962年12月15日生まれ、福岡県出身。WOWOWにて3月25日放送・配信のオリジナルコントドラマ『松尾スズキと30分強の女優』では脚本、演出、出演を務めるほか、出演映画『シン・仮面ライダー』が公開中。スーツ¥127,600(BEAMS F)シャツ¥26,400(GUY ROVER)ネクタイ¥18,700(Holliday&Brown)チーフ¥7,480(PAOLO ALBIZZATI)シューズ¥143,000(Enzo Bonafe) 以上BEAMS TEL:03・3470・9393※『anan』2023年3月29日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・安野ともこヘア&メイク・趙 英インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年03月23日新進気鋭のヴァイオリニスト辻彩奈による新企画『辻彩奈の<8シーズンズ>』が発表された。1997年岐阜県生まれの辻彩奈は、18歳で2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞(バッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞)を受賞した、クラシック界の期待の若手のホープだ。その彼女が、二年に一度、ライフワークとして取り組んでいる紀尾井ホールでの自主企画。4度目となる今回が、ピアソラとヴィヴァルディのふたつの「四季」<8シーズンズ>への挑戦だ。共演するアンサンブルには、各楽団の首席級奏者が並び、豪華絢爛な<8シーズンズ>に期待が募る。さてさて、18世紀北半球の「四季」と、20世紀南半球の「四季」。全く性格の違うふたつの「四季」をどのように描き出すのか興味津々。●辻彩奈本人からのメッセージ紀尾井ホールは、2017年3月にデビューリサイタルを行った会場です。そこから二年に一度のペースで、自主企画を考えて活動を行っています。共演してくださるのはアンサンブルの方々は、各方面で活躍されているばかりで、男女比や年齢構成などを考えながら、自分自身でお声がけさせて頂きました。ピアソラとヴィヴァルディの面白さや楽しさや喜びが伝わるように一生懸命にがんばります。辻彩奈辻彩奈の<8シーズンズ>3月19日(日)14時開演紀尾井ホールピアソラ(デシャトニコフ編曲):ブエノスアイレスの四季ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8
2023年03月03日合資会社冨士之湯(所在地:長野県松本市浅間温泉、代表社員:二木 伸次、創業明治20年)が運営する老舗温泉旅館『四季彩々の隠れ宿 富士乃湯』は、築100余年の伝統的な日本建築で設えた客室をリニューアルし、令和5年3月に特別ラウンジ「美し」をオープンいたします。浅間温泉では初(*当社調べ)の特別ラウンジとなります。特別ラウンジからは北アルプス乗鞍岳を望め、室内の木の質感や本畳、床の間は銘木や竹をふんだんに使い、柔らかな照明による上質な滞在時間により、贅沢な純和風旅館ステイをお楽しみいただけます。床の間等、今はなかなか作ることのできない設えを楽しんでいただけると思います。長野県産の日本酒、ワイン、地ビール、ジュース等を無料でご提供し、長野県にまつわる当館所蔵の古美術品や書籍も展示し、ご満足いただける空間を目指します。【特別ラウンジ「美し」概要】●築100余年の床の間を設えた伝統的な和室(6畳+広縁)●時間:15:00PM~19:00PM●展示:長野県出身の画家、陶芸家の作品●各種ドリンクサービス 長野県産日本酒 ワイン 地ビール ジュース 等●1日限定1組 特別ラウンジアクセス権を付与した宿泊プランを販売(当面の間)特別ラウンジ「美し」特別ラウンジ「床の間」特別ラウンジからの展望サービスのお飲み物(一例)【四季彩々の隠れ宿 富士乃湯について】明治20年創業の松本市浅間温泉の全8室の老舗温泉旅館。2020年2月に半露天風呂付き客室を3室リニューアルオープン。リニューアルされた客室はベッドルーム(ベッド2台)とダイニングルームをそなえ、客室半露天風呂は浅間温泉の源泉を掛け流しで利用できます。プライベートな空間でのひと時を大切にしたいと考えるお客様のために、朝夕の食事は「お部屋食」にてご提供させていただきます。現在の代表(二木 伸次)は二木家20代目当主。江戸時代から松本藩主と深い関わりがあり、館内には藩主直筆の掛け軸を含め、国宝松本城にゆかりのある品々(藩主直筆の掛け軸や1710年頃に製作された国宝松本城の古絵図等)を展示しています。また、橋本雅邦門下の四天王と呼ばれた日本画家「西郷孤月」の作品を多数所有し、館内ギャラリーにて通年展示をしています。令和2年にリニューアルオープンした客室「すずらん」半露天風呂付客室ベッドルーム半露天風呂付客室ダイニング(1)半露天風呂付客室ダイニング(2)掛け流し半露天風呂旅館全景古美術品ギャラリー(1)古美術品ギャラリー(2)【会社概要】会社名 : 合資会社冨士之湯(四季彩々の隠れ宿 富士乃湯)代表者 : 代表社員 二木 伸次(ふたつぎ しんじ)創業年 : 明治20年7月法人設立: 昭和4年9月25日所在地 : 長野県松本市浅間温泉3-13-5会社HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月27日女優の上戸彩が出演する、ライオン「アクロンスマートケア」の新CM「かつてない洗濯体験」編が22日より放送される。新CMは、洗い終わった洗濯物を確認する上戸の表情を、洗濯機のなかから映し出すシーンからスタート。「アクロンスマートケア」による「お洗濯時間の速さ」と「仕上がりのキレイさ」を、さまざまな表情で表現している。またブランドサイトにて、上戸のインタビュー映像も公開。インタビューでは、普段着る服や洗濯について「子どもと遊んだり食事したりする時、汚れた手で“ママー”ってお洋服を触ることもあるので、プライベー トではいつ汚れてもいいようなカジュアルで洗いやすい服を選びます」「洋服を買う時は、洗えるかどうかお店の方に聞きます。気に入った服は10年くらい持っていますね」「子どもが生まれてからは天気も気になって、晴れの日をチェックしながらお洗濯する日を決めています」などと語っている。
2023年02月21日松たか子、長澤まさみが出演する「松尾スズキと30分強の女優」の放送・配信日が3月25日(土)に決定、番組ビジュアルも公開された。本作は、松尾スズキが女優と組んで繰り広げる至極のコント番組の第3弾。「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」という思いから、松尾さんが脚本・演出・出演を務める、各話30分のオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。今回は“強”となってさらにパワーアップ。「松たか子の乱」初回は「松たか子の乱」、続いて「長澤まさみの乱」を放送・配信。なお、吉田羊、多部未華子、松雪泰子、天海祐希らが出演する過去シリーズ(第1・2弾)は、WOWOWオンデマンドにて配信中だ。「長澤まさみの乱」「松尾スズキと30分強の女優」は3月25日(土)WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(「松たか子の乱」21時30分~/「長澤まさみの乱」22時15分~)。(cinemacafe.net)
2023年02月15日