松尾スズキがシアターコクーン芸術監督就任後、初の書き下ろし作品となる『フリムンシスターズ』をついに始動させる。そこで松尾に、現段階の構想を聞いた。本作の柱となるのは、長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲの3人。この3人に新作を書き下ろしたいという思いから始まり、さらに…。「以前から女同士の友情の話が好きで、女のバディものを書いてみたいと思っていたんです。映画の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とかを観ると、なんかエモいっていうか(笑)。そこから僕が撮った映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で、秋山さんに演じてもらった砂山みつ子という質の悪い女優と(笑)、彼女のファンだった女、あと女優に媚びへつらって小遣いを巻き上げようとしているゲイ。その3人の“シスターズ”が、ある瞬間友情を沸騰させるような、ファナティックな状態を描きたいと思ったんです」その状態を表すのがタイトルにある“フリムン”なのだが、こちらは松尾が好きな小説『死の棘』から引用したと言う。「一種の憑りつかれたような状態のことを、沖縄や奄美の言葉で“フリムン”と言うそうなんです。あと沖縄には“ユタ”っていうシャーマンの伝統があって、日常と霊の存在が混在しているような人がいる。霊みたいなよくわからないものを、リアルとして受け止めているのがすごく面白いなと思って。それでまさみちゃんの役を沖縄出身の、先祖たちにまとわりつかれて面倒くさい状態になっている女にしようと。さらに女優もゲイもどこか欠落を抱えていて、この3人がバチっとそろった時、化学反応を起こしてすごいエネルギーを生む。そんな話になったんです」また本作は、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、20年ぶりの松尾の新作ミュージカルでもある。もともとは音楽劇だったが、コロナ禍で思いがけず出来た時間が、新作ミュージカルの誕生を後押ししたそう。そしてその音楽に松尾が指名したのは、前出の映画『108』に続いての参加となる渡邊崇。「これまでも芝居の中に和の楽器を取り入れたり、西洋の影響下だけじゃない、日本発信の音楽劇をつくることにわりとこだわってきたんです。で、日本独自の音階を取り入れたミュージカルにしたいと考えた時、沖縄の音階ってすごくエキゾチックで素敵だなと。そういう僕のやりたい感覚をわかってくれたのが、渡邊さんだったんです」「こんな時代だからこそ、生の舞台を観て笑いたいよねって思いはすごく強くて」としみじみと語る松尾。コメディセンスにおいても抜群の3人をメインに、今秋松尾が、劇場に再び笑いという灯をともす。公演は10/24(土)~11/23(月・祝)、シアターコクーンにて上演。チケットぴあにて先行抽選エントリーを受付中。(~9/9(水)11:00まで)取材・文:野上瑠美子
2020年09月08日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希と佐藤楓が、新型コロナウイルスに感染していることがわかった。1日、グループの公式サイトで発表された。サイトでは、「先日8月27日(木)、今後の継続的な活動に向け、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として全メンバーおよびマネージメントスタッフを対象にPCR検査を行った結果、8月31日(月)に佐藤楓、与田祐希の2名が新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしました」と発表。乃木坂46の活動に関して、「新型コロナウイルス感染予防の観点から、関係省庁や所属会社のガイドラインに従うと同時に個人の行動においてもメンバーの一人ひとりが注意を払うよう指導してまいりました」と説明し、「PCR検査についても、医療機関にご協力いただき、検査機関にご負担とならないよう調整していただいたうえで実施する手はずを整え、メンバーおよび関連スタッフに対して行ってまいりました」と伝えた。そして、「現時点では佐藤、与田ともに無症状ではありますが、保健所の指示に従い、自宅療養となりました」と報告。他のメンバーに関しては、「同8月27日(木)のPCR検査にて陽性が確認された者や、濃厚接触者と認定された者はおりませんでしたが、直近で接触があったメンバーは、念のため、保健所が実施するPCR検査を再度行います」とした。最後に、「ファンの皆様、ならびに関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。弊社におきましては、ファンの皆様や関係者の皆様、ならびにスタッフの安全と感染拡大防止を最優先に対策を講じてまいります。今後とも乃木坂46をよろしくお願いいたします」と記した。
2020年09月01日鹿島アントラーズ所属時にはクラブワールドカップでレアルマドリード相手に2点を決め世界最高峰の相手に鮮烈な印象を残すなど、中盤の選手として技術、判断力に優れる柴崎岳選手。前編では、ご両親のかかわり方や幼少期から負けず嫌いだったこと、試合では考えている暇はないので練習で定着させる必要があることなどを伺いました。後編では学生時代に身につけておくこと、海外生活で大事なことなどを語ってくれました。(取材・文:松尾祐希)学生時代に身につけておくべきこと、海外でプレーするために大事なことをお話してくれました<<前編:「両親は自分の取り組みや考え方を尊重してくれた」日本代表柴崎岳選手が振り返る両親のかかわり方■プロになれるのはほんの一握り。だからこそ学生時代に身につけておくべきこと柴崎岳選手は青森山田高を卒業後、プロ世界へ足を踏み入れます。鹿島アントラーズでは1年目から出場機会を掴み、主軸として目覚ましい活躍を見せました。2年目にはナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で最優秀選手に輝き、Jリーグでもベストヤングブレーヤー賞を受賞。2014年の9月には日本代表デビューを飾り、2016年にスペイン2部リーグのテネリフェに活躍の場を求めました。プロの世界で着実にステップアップを果たしていった柴崎選手。幼い頃に培った質問する力と自分で判断して実行に移すバランス、挑戦する姿勢、礼儀作法などは夢を叶える上で欠かせないものでした。では、幼少期に何を学ぶべきなのでしょうか。柴崎選手が最も重要だと考えているのは、人としてのあり方です。「高校サッカーはサッカーを通じて部活動の中で自身を高める場所ですが、本分は学生としてどうあるべきかです」と断言します。「黒田剛監督も今はサッカーの監督として有名ですが、本職は教師です。『教師として1人の人間をどう育てていくか』を一番に掲げています。そのことはサッカー部のスタッフも重々理解しているはずですし、選手も学生であることを忘れずに寮生活や学校生活を過ごすことが大切です。挨拶を含めた礼儀は社会に出ていく上で最低限持っておかないといけません。選手たちもそれを意識して取り組み、当たり前のこととして身に着けて欲しいですね。何故ならば、サッカー選手になれなかったとしても社会人として大事な事だからです。全ての人がサッカー選手になれるわけではなく、むしろなれない人がほとんどだということを忘れてはいけません」プロサッカー選手になれるのはほんの一握り。多くの人が一般社会で生きていきます。人としてどうあるべきか――。しかし、挨拶、礼儀も含めた人としての振る舞いは大人になれば勝手に身に付くものではありません。だからこそ、柴崎選手は人間性を磨く重要性を強調します。「サッカーを失ったら何も残らない。この状態は好ましくありません。高校を卒業して10年経ちますが、改めて大事な事だったと感じています。僕はサッカー以外を二の次にし、プロになるために幼い頃からやってきました。プロで活躍するため、海外でプレーするため。自分はプロ入り後を見据えて自分の目標ラインを置いていたのでプロになることはある種当たり前のことでした。自分はプロになることができましたが、先ほども言ったように全員がプロになれるわけではありません。子どもたちにとってサッカー以上にパーソナリティーの部分が大事なので、そこを意識しながら生活をしてもらいたいですね」■海外生活で大事なのは周りに流されないこと現在、柴崎選手は海外で生活をしています。日本で学んだ事がなければ、今はありません。ただ、異国での暮らしは困難が付き物です。具体的には何が一番違ったのでしょうか。「海外に行って良かったと感じているのは、自分の基準を持つ事です。自分は周りに流されない性格なので、そこは良かったなと思います。人種も文化も過ごし方も言語も違います。その中で自分と周りの環境を考えながらバランスを取らないといけません。自分だけが快適でも不快であってもいけないので、周りとの関わり方が重要だと知りました。ただ、日本での礼儀や習慣は海外では必要なく、邪魔になることもあります。逆に学んだことが生きるところもありますが、そこは難しい部分ではありますね」実際に柴崎選手もスペインで文化の違いを感じました。特に人々の気質は日本にないものだったそうです。「スペインでは育成年代の試合を中継するのですが、幼い選手も試合後のインタビューに答えています。育成年代からそういう環境があることに驚きました。そういう環境があるので喋るスキルを身に付けられます。状況を説明して、自分が思っていることを話す。そこは日本と違う部分なのかなと思います。国民性も違いますし、スペイン人と比べると日本人は大人しい部類に入るかもしれません。チームの規模が大きいので各々がYouTubeチャンネルなどを持っており、育成年代まで情報伝達ができています。情報の量と質が揃っている。そのような環境があるからこそ、『子どもたちが育っていくんだな』と感じました」語学も当然、海外でプレーをしたいと考えているなら日本にいるときから勉強しておくなどの準備はした方が良いですが、柴崎選手はそれだけではないと言います。「語学はもちろんやっておいた方が良いですが、たとえ言葉が完璧に通じなくても理解しあうことはできます。そのためには、相手の発言をよく聞きその意図を理解すること、そして自分の意見を伝えるという、言葉以前の要素が大事だと思います」と、海外で生活したことで実感したコミュニケーションの基本の大切さを語ってくれました。■自分のプレーを見て憧れを持ってもらうそうした積み重ねが今の柴崎選手を支えています。現在28歳。現役を退くのはまだまだ先かもしれませんが、今後はどのような形でサッカーに関わっていくのでしょうか。最後に柴崎選手へ引退後のキャリアについて尋ねました。「今が選手として一番いい時期。だからこそ、子どもたちに指導できていると思う時があります。プロサッカー選手としてプレーすることが、子どもたちの模範になるからです。自分を見て憧れを持ってもらう。これが一番の指導になるかもしれません。監督やコーチになった時に今と同じプレーを見せられる訳ではないからです。そして、引退後はどのような形か分かりませんが、子どもたちにサッカーを伝えていければいいなと思います。監督として指導に関わりたいという思いは少なからず持っているので、今もそういう目線で見ることもあります。指導者になった際は、自分が持っている経験を生かしながら、サッカー界に貢献できるようにやっていきたいですね」サッカーを通じて1人の大人へと成長した柴崎選手。人間性を磨くことが自立へとつながり、子供たちの将来を豊かにしていくのではないでしょうか。<柴崎選手のサイン入りユニフォームとスパイクをプレゼント>柴崎選手より直筆入りのユニフォームとスパイクを読者プレゼントとしていただきました。抽選でそれぞれ1名様にプレゼントしますので下記のフォームよりご応募ください。皆様のご応募お待ちしております!応募締め切り:2020年9月11日(金)18:00詳細・応募フォームはこちら>>
2020年09月01日WOWOWによる演劇プロジェクト「劇場の灯を消すな!」の第4弾「PARCO劇場編」に、中井貴一と天海祐希が出演することが分かった。「劇場の灯を消すな!」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場において、オリジナル番組を制作するプロジェクト。これまで、Bunkamuraシアターコクーン編をはじめ、サンシャイン劇場編、本多劇場編の放送が発表。続く第4弾は、三谷幸喜と箭内道彦がタッグを組み、「劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷 幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”」を制作することがすでに発表されていた。異色の2人のタッグで作られる第一部は、ドラマとドキュメントで構成。そして第二部は、朗読劇を三谷さんが演出する。本プロジェクトでは、全シリーズ共通で井上ひさしの「12人の手紙」を俳優が読むという構成になっており、プロジェクトのトリを飾る「PARCO劇場編」で三谷さんは、「葬送歌」をセレクト。その劇場から劇場へと渡されていく言葉のバトンのアンカーを、中井さんと天海さんが務める。高校生の頃からよくパルコ劇場を訪れていたと話す中井さんは「その頃は全く俳優になろうと思ってなかったですが、もし自分が舞台に出るんだったらここしかない!と感じていたんです。意味が分からないですよね…(笑)。パルコ劇場は、俳優を目指していない頃の私にそう思わせてくれた思い入れのある劇場です」と劇場への思いを明かし、「新しくなり、今日初めて舞台上に立ちましたが、昔のパルコ劇場のこじんまりとした空気感が残っていてとても幸せです。そして新しい劇場で、お客様の入っていない、カメラの前だけで朗読劇をやらせていただけたのはとても贅沢な時間でした」と収録をふり返る。また天海さんもPARCO劇場について「宝塚を退団して初めて立った劇場ですし、新しくなっても常にそこに居てくれる存在です。とても見やすくて、素敵な劇場。そして熱意のあるスタッフの皆さんがいる、私にとって凄く身近な劇場です」と思いを語り、「朗読劇は初めてで、緊張しました。今回、舞台上と客席で収録でしたので、舞台上にいる時とは、また違う緊張感が客席ではありました。台詞を覚えて演技すると言う事ではない芝居のやり取りは、とても新鮮で楽しかったです。中井さんとは、こんなにがっつりお芝居をしたのは初めてで、ちょっとドキドキでした」と感想を明かしている。「劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”」は10月31日(土)19時~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月28日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、22日発売の『アップトゥボーイ Vol.293』(2020年9月号)の表紙を飾った。このたび大人な雰囲気漂う新たな誌面カットとコメントが公開された。今号は、乃木坂46の大特集号。表紙を飾った与田は『乃木坂46時間TV』(ABEMA)の生配信中に20cm以上髪を切って話題に。そんな彼女は出演映画『ぐらんぶる』の公開を間近に控え、注目度も急上昇している。巻頭22ページのグラビアではフレンチカジュアル、ナチュラルビューティー、マニッシュ、オトナセクシー、オルチャンファッションと、さまざまなテーマで撮影に臨み、“かわいいの大渋滞”を引き起こしている。そのほか、掛橋沙耶香が裏表紙を飾り、人生初ソログラビアとなる新4期生の林瑠奈のロンググラビアも収録されている。このたび与田、掛橋、林の誌面カットと、表紙の与田、裏表紙の掛橋のそれぞれのコメントが公開された。■与田祐希『アップトゥボーイ』さんの表紙を飾らせて頂くのは半年ぶりになるのですが、今回はいろんな洋服をいろんな雰囲気で撮って頂いて楽しかったです! 髪の毛は短くなったのですが、ヘアメイクさんが短いなりにいろんな変化をつけて下さったので、新しい私に注目してもらえたら嬉しいです。ここまで髪が短くなったのは幼稚園の頃以来ですが、周りからは“オトナっぽくなった”と言っていただけているので、是非そんな私をチェックして下さい!■掛橋沙耶香私にとって初めての『アップトゥボーイ』さんの裏表紙が、乃木坂46に入る前からずっとずっと大好きだった与田さんの表紙の号で、本当に幸せです。『アップトゥボーイ』さんのソログラビアに出させて頂くのは2回目で、ちょうど1年前の初めてのグラビアもすごくお気に入りなのですが、今回もすごく素敵な感じで撮影して頂きました。是非たくさんの方に見て頂きたいです!!
2020年07月22日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、22日発売の『アップトゥボーイ Vol.293』(2020年9月号)の表紙を飾った。今号は、乃木坂46の大特集号。表紙を飾った与田は『乃木坂46時間TV』(ABEMA)の生配信中に20cm以上髪を切って話題に。そんな彼女は出演映画『ぐらんぶる』の公開を間近に控え、注目度も急上昇している。巻頭22ページのグラビアではフレンチカジュアル、ナチュラルビューティー、マニッシュ、オトナセクシー、オルチャンファッションと、さまざまなテーマで撮影に臨み、“かわいいの大渋滞”を引き起こしている。掛橋沙耶香が裏表紙を飾り、人生初ソログラビアとなる新4期生の林瑠奈のロンググラビアも収録されている同号。このたび、表紙、裏表紙、付録のB2両面ポスター2種の画像が公開された。
2020年07月17日乃木坂46・与田祐希が、15日発売のコミック誌『週刊少年マガジン』(講談社)33号の表紙&巻頭グラビアに登場している。映画『ぐらんぶる』(8月7日公開)で、ヒロインを務める与田。同作は原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織(竜星涼)はキラキラな大学生活を目指していたが、ある日服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平(犬飼貴丈)と出会い、ぶっ飛んだダイビングサークルで型破りな青春を過ごすことになる。同作で、伊織のイトコで、バットを振り回しメンチを切るクーデレ美少女・古手川千紗役を演じる与田の表紙を記念し、劇中で見せる破壊力満点な表情を収めた場面写真を一挙公開。さらに与田が水を吹きだし、W主演を足蹴にするコメディ炸裂なTVスポット(コメディ編)も公開された。与田は表紙の撮影にあたって「久しぶりに自然の中に行ってエネルギーを貰いました! あじさいの花もすごく綺麗で冷たい川にも入って夏らしいなと思いました」とコメント。今回が初の映画出演になることへも「ひとりで映画の現場は初めてだったので、不安とプレッシャーも大きかったんですけど、周りの方たちが助けてくださって、素敵な環境の中でお仕事をさせてもらい『ぐらんぶる』という作品が大好きになりました。ちょうど暑い時期に公開ですし、楽しい雰囲気、夏らしさ、情熱が伝わるような夏ぴったりの作品になりました!」とアピールしている。
2020年07月15日9月18日(金)の公開を予定していた天海祐希主演の『老後の資金がありません!』が、公開時期を来年に延期することが発表された。今回、昨今の新型コロナウイルスに関連する社会状況を鑑みて協議をした結果、公開時期を来年に延期することが決定。今後の公開予定については、決定次第、速やかに告知される。本作は、天海さんが老後資金問題をはじめ、あらゆる問題が立て続けに襲ってくる中、悩みもがき奮闘しながらも逆境に立ち向かう主婦を演じ、コメディエンヌぶりを発揮していることでも話題。浪費家の姑を名女優の草笛光子、定年間近で会社が倒産し失業に陥る夫役を名バイプレイヤー・松重豊が演じるほか、突然結婚相手を連れ、派手婚を報告する娘役を新川優愛、その結婚相手を加藤諒、大学生の息子役を瀬戸利樹が演じるなど、豪華キャストが集結している。『老後の資金がありません!』は2021年公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:老後の資金がありません! 2021年、全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2020年07月13日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が27日、インターネットテレビ・ABEMAで生配信された史上初のバーチャルファッションショー&ライブイベント「Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward」に出演した。ABEMA特別番組『乃木坂46時間TV アベマ独占放送「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」』(6月19日19:00~21日17:00)の生配信中に、ロングの髪をショートにバッサリ切って話題を呼んだ与田。この日は「GRL×乃木坂46」ステージに登場。ロングワンピース姿でランウェイを歩き、ショートヘアをリボンでアレンジしたキュートな姿を披露した。SNS上では「与田ちゃん、かわいい」「与田ちゃんニューヘアー似合うかわいい」「与田ちゃんかわいいすぎ!!!!!!!!」「与田ちゃんショート似合いすぎてる」などを新ヘアスタイルに称賛の声が上がった。同イベントは、史上初の3DCGとリアルを掛け合わせたフルバーチャル空間でのファッションショー&ライブイベントで、ABEMAの新機能「PayPerView(ペイパービュー)」にて独占生配信。ファッションショーやライブパフォーマンスを展開した。(C)Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward(C)AbemaTV, Inc.
2020年06月27日川崎フロンターレの育成組織で育ち、順調にトップチームデビュー。U‐23世代で主軸を担う選手の一人であり、開催予定の五輪でも活躍が期待される三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)。前編では、子どもの頃から自分で考える習慣を身につけていたことが自立につながったお話や「どうしてそのプレーをしたのか、その結果どうなったか」など理由を掘り下げてサッカーノートをつけていたことなどをお聞きしました。後編では、これまでの経験を踏まえ海外でプレーするために大事な事、小学生から意識して身につけておいてほしいことをご紹介します。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)取材は6月上旬、オンラインで行いました。■自分の事を一から知ってもらう環境は、厳しさもあるが楽しみも三好選手は18歳でプロの世界に飛び込みました。最初の3年間は川崎でプレーをしていましたが、4年目以降は慣れ親しんだ川崎を離れ、新たな場所でプロサッカー選手のキャリアを歩んでいきます。4年目はコンサドーレ札幌でプレーし、5年目となった昨シーズンは横浜F.マリノス。そして、昨夏に念願の海外移籍を果たし、ベルギーのアントワープで新たな挑戦を始めました。三好選手はポジティブな姿勢で異国での生活を楽しみながら、レギュラー争いに身を投じていると言います。「僕はずっと川崎で育ってきて、トップチームに昇格をしました。周りのスタッフもそうですし、選手たちもずっと知っている人たちばかりで、トップチームに上がった時も小さい頃から見ていた選手や、昔から一緒にやっていた選手が多かったんです。そういうよく知っている日本人が多い環境でやることと、横浜や札幌で一から監督やスタッフに認めてもらって受け入れてもらうのは、また違う厳しさや楽しみがあり、海外に行くとそれがさらに大きくなりました。アントワープではスタッフも含めて日本人が僕以外にいないですし、サッカーのスタイルも違いますけど、その中で自分のプレーを認めてもらいながら、常に試合に使ってもらって結果を残す難しさは常に感じています」■食事を含め、自分のライフスタイルを確立させることが大事もちろん、初めての海外移籍で不安もあります。しかし、チーム内に日本人はおらず、一人で全てを乗り越えなければいけません。「僕にとって両親のサポートは不可欠でしたね。なんでも協力をしてくれていたので本当にありがたかった」というご両親のありがたみを感じながら、今まで培ってきたことを生かしながら異国の地で生活を続けています。その中で日々を過ごせているのは、幼少期から培ってきたバイタリティーがあったからでした。「海外の文化は違うと言うのは理解していましたが、実際に行ってみると感覚はやっぱり違いました。例えば、時間を守らないで普通に遅刻してくる選手もいて、ちょっとぐらいであれば何食わぬ顔で練習に入ってきます。そこは時間に正確な日本との感覚の違いですよね。食事面では、ベルギーはまだ日本食のスーパーがあるのでいいのですが、それでも日本のお米も自分で探して買わないといけません。スーパーの品揃えも日本と異なりますし、自分で自炊するのであれば献立も考えないといけない環境になりました。食事面も含め、自分なりのライフスタイルを確立する重要性は海外に行ってより感じましたね」現在、三好選手の所属するアントワープでは朝食と昼食をクラブハウスで摂れる環境があります。しかし、三好選手は朝食で白米を食べたいという想いから、自宅で自炊をしてから練習に向かっているそうです。夜も近所の日本食レストランに足を運ぶこともあるそうですが、時間があれば自宅で食べています。ライフスタイルの構築--。それが早期に実現できたのは、幼い頃から培ってきた考える力があってこそです。■海外でプレーしたいなら英語は最低限できるようにした方が良い異国の地で環境に適応しつつある三好選手ですが、困難な出来事もありました。それがコミュニケーションです。海外移籍を見越し、早くから英語の勉強に取り組んできたものの現地で言葉の壁にぶつかったと言います。「もっと英語を上達させておけばと思いました。ヨーロッパで生活する上で、英語は最低限できないといけません。僕が住んでいるベルギーでは様々な言語を使う国でもあり、英語は全員できるのが当たり前の上でいろんな言語が普段から飛び交っているんです。加入した当初にある選手から『フランス語勉強しているのか』と言われた時に、まだ英語を勉強していると伝えるのがすごく恥ずかしかったのを今でも覚えています。なので、英語は最低限できないとヨーロッパでプレーはできません。英語ができた上で、いろんな国でプレーする中でその国の言語を学んで行くことがベストです。英語は若いうちからやるべきですね」■自分で考える力、意見を伝える力は子どもの頃から身につけるべきまた、コミュニケーションに対する考え方の違いにも三好選手は驚かされたと言います。「一番驚いたのは、自分で伝える力ですね。もちろん言語が出来なければ伝えられないのですが、相手に対しての伝え方や自分の考え方を言葉できちんと表現します。僕もそうですけど、日本人は自己表現がうまくないと思うんです。外国人は年齢、立場関係なく自分の意見をバンバン言うし、言われてもしっかり聞いてまた考えを伝えます。そのコミュニケーション能力は日本人にない部分ではないでしょうか」だからこそ、三好選手は海外でプレーするためには、自らの意見を発信する方法を幼い頃から学ぶべきだと考えています。「小さい頃から自分の意見を持って発言できる力を付け、人の意見をしっかり聞いた上で自分の意見を考える力は必要です。それが自分の考えを整理することにつながります。外国人は良くも悪くも、自分の考えをしっかり持っています。良い部分は取り入れて、日本人の特徴を出していけるのがベストです」■常に考え、自分で解決する力をつけることが成長につながる様々な経験を経て、海外でプレーする三好選手。幼い頃から考える力を身に付けてきたからこそ、今があるとも言えます。リーグが再開された国もありますが、現在は新型コロナウイルスの影響で、チーム練習に制限があったり、不要不急の外出自粛を余儀なくされている選手も少なくありません。しかし、この時期の行動が未来を大きく変えると、三好選手は言います。「学校が休校になり、子どもたちは長い間にサッカーができずにストレスや不安を持っているかもしれません。徐々に自粛も緩和されてきたので、これからの活動にその思いをぶつけて欲しいですね。サッカー選手を目指す子どもたちは、この期間に次にやることを色々思案したと思うので常にこれからも考え続けてほしいです。何が必要かを踏まえてやっていくことが、自分自身の成長につながっていくのではないでしょうか」最後に三好選手は自身の意気込みも語ってくれました。「自分もこの期間に自粛を余儀なくされ、サッカーへの想いを再確認できました。だからこそ、次に向けて早く動き出したい。リーグ戦が再開されれば、早く結果を出して、もっともっと上のカテゴリーにプレーできるように頑張ります」幼い頃から常に自分と向き合う姿勢が三好選手の未来を切り開いてきました。様々な問題にぶつかる場合もあるかもしれませんが、自分で解決する力を身に付けることが子どもたちの自立につながるのではないでしょうか。
2020年06月25日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日俳優として数々の作品で活躍している松尾諭(まつお・さとる)さん。2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』や、2020年前期の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな松尾諭さんが出演するドラマや映画、キスシーン、女優・多部未華子(たべ・みかこ)さんとの関係性、さらに『文春オンライン』での連載など、さまざまな情報を紹介します!松尾諭、『シン・ゴジラ』のペットボトルのシーンは台本になかった?松尾諭さんは2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』で、保守第一党政調副会長・泉修一役に抜擢。特に、劇中で泉修一が主人公・矢口蘭堂に水のペットボトルを渡しながら「まずは君が落ち着け」といさめるシーンが話題になりました。超プレミアポスターの前で竹野内センパイと。シンゴジラ公開まであと5日! #シンゴジラ pic.twitter.com/BMYwZPN4pc — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) July 24, 2016 そんな名シーンについて、松尾諭さんは2016年8月24日に行われた上映会イベント『女性限定鑑賞会議』に出演した時に「このシーンは台本にはなかった」と驚きの告白。台本に「ペットボトルを差し出す」とだけ書いてあったため、悩んだ松尾諭さんは矢口蘭堂の胸に、水のペットボトルをドンと押し付けるアドリブを見せたのだそう。松尾諭のキスシーンはどんな映画? ほかにはどんな映画に出演?松尾諭さんは2009年公開の映画『のんちゃんのり弁』に出演。同作では役者人生初のキスシーンを経験したことを自身のツイッターで報告しています。岸部一徳さんの衣装タグの時につぶやき忘れたんですが、緒方明監督の「のんちゃんのり弁」公開中です。もうすぐ終わっちゃいますけど、僕の役者人生初の、そして恐らく最後のキスシーンが…あんなキレイな人と。— 松尾 諭 (@matsuo_satoru) November 5, 2009 さらに、映画『テルマエ・ロマエ』には、伊丹登役で出演。上戸彩(うえと・あや)さん演じるヒロイン・山越真実のお見合い相手をコミカルに演じています。そんな松尾諭さんがこれまで出演した、主な映画作品はこちらです。松尾諭主な出演映画・『亡国のイージス』・『五億円のじんせい』・『羊の木』・『ミックス。』・『LAST COP THE MOVIE』・『後妻業の女』・『シン・ゴジラ』・『珍遊記』・『進撃の巨人』・『友だちと歩こう』・『謝罪の王様』・『のんちゃんのり弁』・『県庁おもてなし課』・『テルマエ・ロマエ』松尾諭、そっくりな田口浩正と朝ドラ『エール』で間違われる?これまで数々の朝ドラで活躍してきた松尾諭さん。2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)にもレギュラー出演し、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一が勤める銀行員の先輩・鈴木廉平役を演じています。同作には、俳優の田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんがゲストで登場。すると、2人の容姿が似ていることから、視聴者から「同じ人が2人いる!」「よく似ていますね」といったコメントが寄せられました。こちらが、田口浩正さんです。いよいよカツベン!です‼️周防正行ワールド炸裂です‼️鼓叩いてます。お楽しみ下さい。(田口) #カツベン ! pic.twitter.com/S0zJvhbO7Y — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) December 13, 2019 松尾諭さんは自身のツイッターを更新し、「今日は一人二役でした(嘘)」とお茶目にツイート。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 この投稿は、ファンからかなり好評だったようです。松尾諭は『わろてんか』ほか、朝ドラに多く出演!朝ドラ『エール』のほかにも松尾諭さんは、2017年後期放送の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)に川上四郎役で出演していました。同作では広瀬アリスさん演じる秦野リリコの、漫才の相方役を好演。劇中ではアコーディオン演奏で視聴者を圧倒させ、秦野リリコへの恋や上海への移住といった見せ場で、注目を浴びました。松尾諭さんが、これまでに出演した朝ドラ作品はこちらです。・『てっぱん』中岡徹役・『ひよっこ』益子次郎役・『ひよっこ2』益子次郎役・『わろてんか』川上四郎役・『わろてんかスピンオフ「ラブ&マンザイ〜LOVE and MANZAI〜」 第2話「リリコのボディーガード」』川上四郎役・『エール』 鈴木廉平役松尾諭『絶対零度』や『相棒』などでも活躍!松尾諭さんは朝ドラ以外にも数々の作品で存在感を示しており、2020年放送のドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』(フジテレビ系)では諏訪樹生役として出演。また、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にもシーズン15から弁護士・連城建彦役で出演しています。さらに2019年に放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)ではゼネラルマネージャー・鍵原誠役を担当しました。同作では、ラガーマンだった経験を生かし、主人公率いるチームのライバルという役どころで、見事な演技を見せています。 View this post on Instagram A post shared by 松尾諭 (@satoru_matsuo) on Jun 27, 2019 at 4:20am PDT松尾諭は多部未華子とプライベートで友達松尾諭さんは人柄のよさから老若男女に好かれており、女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんとも仲がいいことが明らかになっています。2020年4月10日に放送されたバラエティ番組『A-studio』(TBS系)に出演した多部未華子さんは、「プライベートだけでずっと仲よしです」と松尾諭さんとの関係を告白。さらに「よくうちに来ます」と明かし、MCの笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さんを驚かせていました。明日よる11時~ #astudio +は #多部未華子 さん☆多部さんがプライベートで仲良しだという先輩俳優 #松尾諭 さんに #藤ヶ谷太輔 さんが極秘取材!!松尾さんとはムチャクチャ仲が良いと主張する #笑福亭鶴瓶 さんに多部さんは「聞いた事ないです」!?☆その場で松尾さんに電話することにしたのですが…!? pic.twitter.com/vXKsjkhhAb — A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) April 9, 2020 それだけでなく多部未華子さんは2011年に、松尾諭さんの娘に絵本のプレゼントをしています。2011.3.2多部未華子ちゃんから、遅ればせの出産祝いでうちの娘に絵本のプレゼントいただきました! 松尾 諭 (@matsuo_satoru) March 2, 2011 2人が本当に仲よしであることが伝わってきますね。松尾諭、文春でエッセイを連載!松尾諭さんは役者だけでなくライターとしても活躍しており、2020年5月現在、『文春オンライン』でエッセイ『拾われた男』を連載しています。同作の第1回目は文芸雑誌『文學界』の2017年4月号に掲載され、その多才さが話題に。名バイプレイヤーとしてだけでなく、文学シーンでも才能を見せる松尾諭さん。これからの活躍にも注目です!松尾諭 プロフィール生年月日:1975年12月7日出身地:兵庫県血液型:AB型血液型参考()身長:176.53所属事務所:エフ・エム・ジー役者の道を志して地元・兵庫県から上京し、2000年の映画『忘れられぬ人々』で俳優としてデビュー。その後、映画『亡国のイージス』や『シン・ゴジラ』など多数の話題作に出演している。NHK連続テレビ小説『わろてんか』などの朝ドラ作品の常連でもある。現在は連続テレビ小説『エール』に出演し、存在感ある演技を見せている。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日高級食パン専門店「ねこねこ食パン」は、2020年5月16日にイラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ商品「ねこねこクッキー」を発売いたします。6月上旬よりオンラインストアでもお取り寄せ可能です。「幸せを呼ぶお菓子」として親しまれているスペインの伝統菓子「ポルボロン」をモチーフにした、さくさくホロホロとした食感の優しいくちどけのクッキーです。ねこねこクッキー ミルク味さくさくホロホロ、おいしいミルク味。6種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円)ねこねこクッキー いちご味優しい甘みのいちご味。3種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円+税)ぜんぶ集めたくなる9種類のねこデザインボックス入り!雑誌、書籍、カタログ、CDジャケットのデザインなど幅広く手掛けられている人気イラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ。デスクに飾ったり小物入れとしてとして使用するのもGOOD。オンラインストアにてお取り寄せ可能!6月上旬より、オールハーツカンパニーの公式オンラインストア「オールハーツモール」にてお取り寄せが可能となります。<オールハーツモール>販売店舗情報5月16日より、全国のねこねこ食パン店舗にてご購入いただけます。●店舗情報●公式HP●公式インスタグラム●公式ツイッターイラストレーター「松尾ミユキ」さん雑誌、書籍、カタログ、CDジャケット、パッケージのデザインなど幅広く活躍されている人気イラストレーター。「ねこねこ食パン」のHPやグッズのイラストのデザインも手掛けられています。公式HP:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月15日天海祐希が老後資金問題をはじめ、あらゆる問題が立て続けに襲ってくる中、悩みもがき奮闘しながらも逆境に立ち向かう主婦を演じる映画『老後の資金がありません!』。この度、本作初の映像となる特報、第2弾キャストとして草笛光子、松重豊、瀬戸利樹、加藤諒、高橋メアリージュン、三谷幸喜ら19名が発表された。今回新たに発表された19名が演じるのは、天海さん扮する主婦・後藤篤子を翻弄する(!?)個性的な登場人物たち。まず篤子の家族には、篤子たちと同居する浪費家の姑・芳乃役を、日本を代表する名女優の草笛光子。定年間近で会社が倒産し失業に陥る夫・章役を、現在放送中のミニドラマ「きょうの猫村さん」が話題の名バイプレイヤー・松重豊。突然結婚相手を連れ、派手婚を報告する娘・まゆみ役を新川優愛。家庭内のムードメーカーで大学生の息子・勇人役を瀬戸利樹が演じる。また、まゆみの結婚相手でヘビメタバンドマン・松平琢磨を加藤諒、篤子の主婦友達・神田サツキを柴田理恵、篤子と対立する章の妹・志津子を若村麻由美、志津子の夫・秀典を石井正則。そのほか、葬儀社の社員役で友近、ヨガ教室の講師役でクリス松村、シングルマザーのキャバ嬢役で高橋メアリージュン、琢磨の両親役で佐々木健介と北斗晶、篤子の両親役で竜雷太と藤田弓子、章の元同期役で哀川翔、本作のキーともなるサツキの父役で毒蝮三太夫、区役所委員役で三谷幸喜、本人役で荻原博子(経済ジャーナリスト)が出演する。篤子を振り回す最大の原因でありながらも、どこか憎みきれない姑を演じた草笛さんは「前田監督と最初にお会いした時に『草笛さんは役作りせずそのままで』と言われました。女優にとってこれほど難しい注文はありません。続けて『そのままで十分おかしいですから』と。劇中ではとんでもない姿をお見せするのですが『もうどうにでもなれっ』と飛び越えてしまった感じ。私の姿を見てみなさんはどう思われるでしょうか、私も早く見たいような怖いような」と話し、「色々な意味でこんな作品は初めて。私にとっては恐ろしい映画です」とコメント。前田哲監督は「80歳を過ぎても現役バリバリのザ・女優である草笛光子さんには、今までやられたことのない、ありえない!ことにトライしてもらいました。時に大胆に時に繊細に全身全霊で役に取り組み、いきいきと楽しんで演じるチャーミングな姿に、スタッフもキャストも、まるで『映画の女神』のようだと驚嘆でした」と草笛さんの出演について語っている。また同時に到着した特報映像では、頭を悩ます主婦・篤子をはじめ、その悩みの原因ともなる家族たちが登場。さらに篤子が、浪費家の姑の高額なカフェ代にストレス爆発!「お安くないんじゃ!」とブチ切れるシーンも映し出されている。『老後の資金がありません!』は9月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:老後の資金がありません! 2020年9月18日より全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2020年05月14日女優の天海祐希が主演を務める、映画『老後の資金がありません!』(2020年9月18日公開)の第2弾出演者、及び特報が14日、明らかになった。同作は垣谷美雨による26万部突破の同名ベストセラー小説の実写映画化作。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったのに普通の主婦・後藤篤子(天海)だが、娘の派手婚、舅の葬式と資産激減の中、夫婦そろって失職。独りになった姑と一緒に暮らすことになると、高級志向の暮らしの価値観にクラクラするなど、奮闘する篤子の様子を描く。篤子たちと同居する浪費家の姑・後藤芳乃役には、名女優・草笛光子が決定。かつては夫と共に老舗和菓子屋に嫁ぎ、店をたたんでからも浪費癖が抜けない姑役で、今までにない驚きの演出にも応えるなど、いきいきと演じる。定年間近で会社が倒産し失業に陥る、篤子の夫・後藤章役には、松重豊が決定。お金に疎く見栄っ張りの夫をリアルに演じ、長年寄り添った本物の夫婦のように天海と息の合った演技を繰り広げる。突然結婚相手を連れ派手婚を報告する、篤子の娘・後藤まゆみ役に新川優愛、家庭内のムードメーカーで大学生の篤子の息子・後藤勇人役に瀬戸利樹、まゆみの結婚相手でヘビーメタル・バンドマン・松平琢磨役に加藤諒と篤子の家族がそろった。篤子の長年の友人・神田サツキ役で柴田理恵、志津子(若村)の夫・桜井秀典役で石井正則、章の妹・桜井志津子役で若村麻由美、葬儀社のベテラン社員・本間役で友近、ヨガ教室の講師・城ケ崎君彦役でクリス松村、シングルマザーのキャバ嬢・レイナ役で高橋メアリージュンが出演。琢磨の父・松平金造役で佐々木健介、琢磨の母・松平美和役で北斗晶と夫婦共演、経済ジャーナリスト・荻原博子が本人役で映画に初出演する。さらに、篤子の父・太平役に竜雷太、篤子の母・波子役に藤田弓子、章の元同期・天馬役に哀川翔、サツキの父・大泉健三に毒蝮三太夫、区役所委員・森口役に三谷幸喜と豪華個性派キャストが集った。特報では、老後資金が2000万円必要と言われている日本で、頭を悩ますひとりの主婦・篤子(天海)の姿が映し出される。老後の為にしっかりと蓄えていたはずだったのに、娘(新川)の結婚、夫(松重)の失業、さらに浪費家の姑(草笛)との同居などが重なり、みるみるうちに貯金は減少。そんな中、姑の高額なカフェ代にストレス爆発した篤子は「お安くないんじゃ!」と遂にブチ切れる。○草笛光子 コメント前田監督と最初にお会いした時に「草笛さんは役作りせずそのままで」と言われました。女優にとってこれほど難しい注文はありません。続けて「そのままで十分おかしいですから」と。劇中ではとんでもない姿をお見せするのですが「もうどうにでもなれっ」と飛び越えてしまった感じ。私の姿を見てみなさんはどう思われるでしょうか、私も早く見たいような怖いような。主演の天海さんは、実に気持ちのいいさわやかな人。現場をピリリとまとめつつ、細かい気遣いもされる、隣にいる私はその姿にポカンとしていました。三谷さんとのシーンは何日も前からどうやって笑わない様にするか悩みました。だって、笑わせてやろうと意気込んで来るのがわかりますから。色々な意味でこんな作品は初めて。私にとっては恐ろしい映画です。○前田哲監督 コメント80歳を過ぎても現役バリバリのザ・女優である草笛光子さんには、今までやられたことのない、ありえない! ことにトライしてもらいました。時に大胆に時に繊細に全身全霊で役に取り組み、いきいきと楽しんで演じるチャーミングな姿に、スタッフもキャストも、まるで「映画の女神」のようだと驚嘆でした。 そして、モンスター級の存在感と爆発的な個性を併せ持ったキャストの皆さんが、主人公の天海さんを取り囲んで、サプライズ! な役で、ドキドキ! ワクワク! な演技バトルを繰り広げています。キャストの方たちの「今を懸命に生きる姿」が、全ての人へのエールでもあります。どうぞご期待ください!
2020年05月14日天海祐希主演、映画『老後の資金がありません!』が、2021年10月30日(土)に公開される。「どうする?!老後資金」天海祐希が頭を抱える主婦に『狗神』以来、19年ぶりの単独主演を務める天海祐希が演じるのは、どこにでもいる普通の主婦・後藤篤子。子育ても落ち着き、幸せな老後生活が待ち構えているかと思いきや、娘の派手婚、舅の葬式、夫婦そろって失職、高級志向の姑との同居......と、予想外のハプニングが身に降りかかる。老後資金に2,000万円が必要といわれる現代社会で、篤子もまさしく、かさむ一方の出費に気苦労の絶えない日々を送る国民のひとり。悩みもがき奮闘した先に、平穏な老後生活を手に入れることができるのかー⁈誰もが身近で重要な“老後の資金問題”のリアルと、篤子やその家族、友人たちが奮闘する姿を映し出した、笑って泣けてるコメディ・エンターテインメントを、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督が描き出す。その他の登場人物&キャスト天海祐希を支えるキャストは、個性豊かな面々。実力派俳優からフレッシュな新人まで、多彩なキャストが物語を紡ぐ。・浪費家の姑・後藤芳乃役...草笛光子主人公の篤子と同居する浪費家の姑・後藤芳乃役は、芸能生活70周年を迎える草笛光子。テレビや映画にとどまらず舞台女優としても活躍する草笛が、嫁いだ先の老舗和菓子屋をたたんでからも浪費癖が抜けない姑をいきいきと演じる。・篤子の夫・後藤章役...松重豊また、定年を眼の前にして失業に陥る篤子の夫・後藤章を演じるのは、ドラマ「孤独のグルメ」シリーズに出演し、ミニドラマ「きょうの猫村さん」では猫まで演じ分ける松重豊。天海とともに、長年寄り添ってきた本当の夫婦のように息の合った演技を見せる。・篤子の娘・後藤まゆみ役...新川優愛突如親のもとに結婚相手を連れて派手婚を報告する篤子の娘・後藤まゆみ役には、女優やモデルとして活躍する新川優愛。・篤子の息子・後藤勇人役...瀬戸利樹篤子の息子・後藤勇人役には、「仮面ライダーエグゼイド」で仮面ライダーブレイブ役を演じ、『カイジ ファイナルゲーム』などに出演してきた瀬戸利樹が抜擢。娘の結婚相手である低収入のパンクロッカー...加藤諒正論を振りかざすインテリ主婦の義妹...若村麻由美篤子の長年の友人であるサツキ...柴田理恵義妹の夫...石井正則葬儀屋の社員...友近篤子が通うヨガ教室の先生...クリス松村キャバ嬢...高橋メアリージュン娘の結婚相手の両親...佐々木健介、北斗晶経済ジャーナリスト...荻原博子篤子の両親...竜雷太、藤田弓子夫の元同僚...哀川翔サツキの父...毒蝮三太夫区役所委員...三谷幸喜天海祐希コメント主演を務めた天海は、公開されたティザービジュアルについて、「何だか、私の顔面がうるさくてすみません(笑)。映画『老後の資金がありません!』のポスターなんですが......この激しいポスターが、全てを表現してくれてます(笑)。こんなに切羽詰まった主人公なんです。次々起こる困難や悩みにどの様に立ち向かうのか。きっと何かしらは、皆様共感して頂けるのではないかと思います」とコメント。主婦の生きる知恵を詰め込んだ本作は、不安を抱える現代人にヒントを与えてくれるかもしれない。『老後の資金がありません!』あらすじ主婦・後藤篤子は悩んでいた。家計は妻に任せきりの夫・章の給料と篤子がパートで稼いだお金をやりくりして、娘と息子を育て上げた。節約をモットーに、老後の資金をコツコツ貯めてきたはずなのに…親の葬式に 330 万、子供の派手婚に 300 万!そんな中、夫が失職!と次々とお金の災難が襲い掛かる!なんとかしてやりくりするものの篤子の努力はむなしく出費はかさむばかり。いよいよ姑・芳乃への仕送りさえ捻出できなくなった篤子は、義理の姉夫婦との話し合いの席で、芳乃を引き取ると口走ってしまう。しかし、元・老舗和菓子屋 女将は、超がつくほどの浪費家だった・・・!貯金0円が目の前に迫る!【詳細】映画『老後の資金がありません!』公開日:2021年10月30日(土)出演:天海祐希、草笛光子、松重豊、新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、柴田理恵、石井正則、若村麻由美、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子、竜雷太、藤田弓子、哀川翔、 毒蝮三太夫、三谷幸喜原作:垣谷美雨『老後の資金がありません』(中公文庫、2018年)主題歌:氷川きよし「 Happy! 」監督:前田哲配給:東映
2020年03月12日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希の2nd写真集『無口な時間』(光文社刊)が10日に発売される。このたび、与田が慕う元乃木坂46の西野七瀬が、出来立てほやほやの写真集の感想をコメント。9日19時から配信されたSHOWROOMの本番中に紹介され、与田へのサプライズプレゼントとなった。19歳の今を切り取った同写真集は、イタリアのシチリア島&ミラノで撮影。さまざまな表情の与田を収めており、水着姿のほか、初のランジェリーショットにも挑戦した。西野は「祐希の、野生児の部分が垣間見れました(笑)。島育ちの祐希が、子供のころ、こういう感じで過ごしてたんだろうな、っていうのが、想像できる写真集です。めっちゃ伸び伸びしている姿がたくさん収められていて、見ていて微笑ましかったし、かわいいなぁって思いました。また、子供のようにはしゃいでいる姿もあれば、大人っぽくなったなぁっていうと写真もあって、久しぶりに祐希に会いたくなりました」と語った。
2020年03月09日天海祐希、19年ぶりの単独主演映画『老後の資金がありません!』より、天海さん演じる主人公が預金通帳を手に笑い泣く、コミカルなティザービジュアルが到着した。老後の生活への不安を、緻密な取材を基にした具体的な金額と立派な様で実は問題ばかり抱えた親族たちを通して描く26万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督が映画化する本作。天海さんが本作で演じているのは、どこにでもいるような普通の主婦・後藤篤子。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったが、娘の派手婚、舅の葬式、夫婦揃って失職など、お金はどんどん出ていくばかり…。そんな老後の資金問題に直面した篤子。到着したティザービジュアルでは、「2000万円なんてとてもじゃない!」とばかりに通帳残高に大ショックを受ける瞬間が切り取られている。そんな今回のビジュアルについて天海さんは「何だか、私の顔面がうるさくてすみません(笑)映画『老後の資金がありません!』のポスターなんですが...この激しいポスターが、全てを表現してくれてます(笑)」とまさにこのビジュアルに集約されていると言い、「このポスターが貼られ出したら街を歩けるのか。楽しみで幸せでありつつも少々の恐怖を感じております。(笑)」と少し複雑な心境も明かしている。また「こんなに切羽詰まった主人公なんです」「次々起こる困難や悩みにどの様に立ち向かうのか。きっと何かしらは、皆様共感して頂けるのではないかと思います」と作品へ自信をのぞかせている。『老後の資金がありません!』は9月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:老後の資金がありません! 2020年9月18日より全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2020年03月04日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が2月29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。与田は「ROYAL PARTY」ステージに、深いVネックのトップスとタイトなロングスカートをあわせたコーディネートで登場。美しいデコルテや背中を披露しながらクールな表情でランウェイを歩き、先端では色っぽい投げキスを送って生配信の視聴者を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。30回目となる今回、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無観客での開催となり、LINE LIVE(生中継)にて実施した。テーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)で、写真家・映画監督の蜷川実花氏がテーマを象徴するキービジュアルを手掛けた。撮影:蔦野裕
2020年03月03日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希の2nd写真集『無口な時間』(3月10日発売)より、ランジェリーカットが25日、初公開された。乃木坂46・与田祐希のランジェリーショット初公開19歳の今を切り取った同写真集は、イタリアのシチリア島&ミラノで撮影。さまざまな表情の与田を収めており、水着姿のほか、初のランジェリーショットにも挑戦した。このたび初公開されたランジェリーショットは、撮影2日目の朝、シチリア島からフェリーで30分ほどのところにある、透き通った海に囲まれたファビニャーナ島のホテルの部屋で撮影されたもの。窓から差す朝日を浴びながら、白のランジェリーに紺色のパジャマの与田が、少し眠そうな表情でベッドから起き上がったところを撮影したもので、豊満バストあらわなショットとなっている。与田は、ランジェリーカットについて「撮影をしているときは、あまり緊張はしなかったですが、写真になって改めて見ると少し気恥ずかしいですね。大人っぽいけど、ちょっと子供な、ちょっと大人になったんだけど、なり切れてないみたいな、そんなちょうどいい感じになっているといいなと思います。初期に言っていた『色気もあるとよ』を、10代最後にして少しは、証明できたのではと思います(笑)」とコメント。「今回の写真集は、10代の与田祐希を全部詰め込みました。10代の集大成になったと思います。10代のうちに2冊も写真集を出せるのは本当に幸せなことだと思います。10代は、ちょっとの時間でも変化が大きい時だと思うので、ファースト写真集からの変化もぜひ見て欲しいです」と呼びかけている。
2020年02月25日乃木坂46の与田祐希が、竜星涼と犬飼貴丈のW主演映画『ぐらんぶる』(5月29日公開)のヒロインに起用され、スクリーンデビューすることが23日、明らかになった。『ハンサム★スーツ』(08)や『ヒロイン失格』(15)などで知られる英勉監督が、440万部を突破した人気同名漫画を実写化。ボケ、ギャグ、ツッコミ満載の青春コメディとなっている。大学進学を機に海辺の町に引っ越すことになった北原伊織(竜星涼)は、叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになるも、憧れのキャンパスライフを前に待っていたのは男だらけのダイビングスクールだった。与田が演じるヒロイン・古手川千紗は、伊織(竜星涼)と耕平(犬飼貴丈)のダイビングサークル仲間で、普段はクールだがダイビングのことになると優しくキュートになしぐさを見せる美少女。伊織と耕平のバカ騒ぎを蔑んだり、男たちを足で踏んだり、さらには白目を剥く変顔などこれまでの与田のイメージを覆す演技にも体当たりで挑んでいる。与田は、「グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していましたが、いざ現場に入ってみると、スタッフの皆さんも、キャストの皆さんも、温かくて、賑やかで、優しくて、そのおかげで、私も楽しみながら撮影をすることができました」と撮影を回顧。「私は、このオファーをいただく前にテレビ番組の企画でウミガメを探すためにダイビングの資格をとったのですが、まさかこんな形で活かせるとは思ってもいませんでした(笑)」と不思議な縁にも驚き、「それはさておき、ファンの皆様には多大なる心配をおかけしていると思いますが、私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません。なので、安心して劇場にお越しください。きっと不安は吹き飛び、笑いに変わると思います!」とファンに呼びかけている。また、与田のマネージャーは、「与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆様、大変申し訳ございません。きっと『こんな映画に与田ちゃんを出して大丈夫か?』と不安になっていることと思います」と異例の謝罪コメント。その上で、「ご安心ください。とっても素晴らしい映画になっております」と太鼓判を押し、「ただ、予告映像だけだと信じられませんよね。ただのヤバい映画だと思ってしまいますよね。その抱えてしまった不安を払しょくするには、劇場に足を運び、映画を見ていだくしかありません。ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです。お忙しい中大変恐縮なのですが、皆様のご来場、心よりお待ちしております」と与田と同じくファンに向けてメッセージを送っている。■エグゼクティブプロデューサー・関口大輔氏コメント原作を読んで千紗役には与田さん以外考えられず、『ぐらんぶる』のような企画に出演依頼しても良いものか悩みましたが、思い切ってオファーしたところまさかの快諾で驚きました。撮影現場では、漫画から抜け出た千紗がそこに存在しているようで不思議に感じたほどでした。キャストの皆さんには撮影前にスクールに通ってもらいスキューバダイビングの免許を取得して頂いたのですが、与田さんはすでに免許を所持されていて、順調にスキューバシーンの撮影ができました。プロデューサーである自分ですら驚くことが多い英監督の独特の演出ですが、そんな監督のどんな要求にも対応する与田さんの女優魂と、アイドルらしからぬ体当たりの演技に驚き、感動しました。
2020年02月23日「やっぱり視聴者も違和感を覚えますよね……」厳しい表情で考え込んでいた天海祐希(52)は、演出を担当していたドラマスタッフに、“シーンの変更”を提案したという。ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)で主演を務めている天海。テレビ局関係者は言う。「近年の医療ドラマといえば米倉涼子さんが主演しているテレビ朝日系の『ドクターX~外科医・大門未知子~』の視聴率が断トツです。天海さんは日本テレビの熱烈なオファーに応え、『ドクターX』の牙城に挑んでいます。脚本家の林宏司さんをはじめ、スタッフも一流ですし、天海さんも『米倉さんには負けられない』という思いがあるようです。作品づくりには妥協を許さない彼女は、自分に厳しいばかりではなく、演出などにも疑問を感じると、“ダメ出し”をするタイプですが、『トップナイフ』では、それが連発されています」2月8日に放映された第5話でも、冒頭のように“演技の鬼”と化している彼女のダメ出しが炸裂したという。永山絢斗(30)演じる同僚医師が女性患者と話し込む姿をヒロインの瑤子たちが目撃するというシーンだったのだが、撮影現場に居合わせたスタッフはこう語る。「もともとの演出では、永山さんたちの近くに、たまたま天海さんたちが立っているという設定でした。しかし天海さんが、『不自然なのでは』と、変更を申し入れたのです。最終的には、歩いてきて話し込む2人を偶然目撃するというシーンになりました。ワンシーン、ワンシーンに手を抜かない天海さんの真剣な様子を見て、永山さんも神妙な面持ちになっていましたし、収録現場もいい緊張感に包まれていました」またほかのスタッフによれば、「エンディングの出演者たちのダンスシーンも見どころの一つです。いつも鏡張りのレッスン室で、振付の先生とみっちり練習しています。宝塚で鍛えられただけあって天海さんはダンスを覚えるのも早いのです。その分、ほかの出演者にアドバイスをしたりしていますし、少しでも出演者たちのリズムがズレると、自分から『もう一回お願いしま~す』と、すぐさま撮り直しを求めているのです」もちろん天海も厳しいばかりではないという。「共演者やスタッフはもちろん、エキストラの人たちにも、きちんと挨拶をしています。主演クラスの女優で、そうしている人は本当に少ないのです」“作品の出来は主演女優である私の責任”……、視聴率女王のプライドをかけた闘いは続いている。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月21日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希の2nd写真集『無口な時間』(3月10日発売)で、写真集には入っていない未収録すっぴんショットが15日、公開された。日中、イタリア・ミラノの街で撮影した後、夕食を食べてホテルに戻り、メイクを落とし、すっぴんで眠りにつくまでを撮影。キュートなちょんまげでおでこを出し、谷間が見えるキャミソール姿でベッドの上でゴロゴロしている、プライベートタイムの貴重な一枚となっている。与田は「ちょんまげは、家でけっこうしているので、普段の私の家での感じがとても出ていると思います。こんなに本気で眠い感じの写真は、なかなかないのでレアだと思います。お気に入りの1枚です」とコメントしている。今年5月5日で20歳になる与田。19歳の今を切り取った同写真集は、イタリアのシチリア島&ミラノで撮影した。水着ショットや、初のランジェリーショットに挑戦。また、イタリアの美しい自然や街、文化、ファッション、そしてたくさんの人と触れ合いながら日々成長していく姿が収められている。
2020年02月15日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、2月10日発売の雑誌『CMNOW vol.203』(玄光社)の表紙と巻頭特集に登場する。2018年8月以来、2度目の表紙登場となる与田。前回は山下美月とのペア表紙だったが、今回は初の単独表紙を飾る。表紙の写真は、ほぼ顔! という思い切った一枚。1982年の『CMNOW』創刊以来、最も寄った“接近表紙”となった。ドアップ撮影をするにあたって、編集部は“まだ付き合ってない4度目のデート”というテーマを設定。与田は「告白するのか、させようとするのか。ちょっと小悪魔風に、駆け引きみたいなことをしている感じで撮影しました」とコメント。大人っぽい表情で魅せる与田に、「す、すごい!」とスタッフから唸り声も上がった。インタビューは、出演CMやドラマについて、また、これからの乃木坂46を背負う3期生としての意気込み、メンバーと月1で開催している「肉会」、イタリアでの2nd写真集撮影の裏話など、盛りだくさんの内容となっている。
2020年02月05日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、3月10日に2nd写真集『無口な時間』を発売する。通常版表紙“シチリア島の崖からダイブ”直前の写真2020年5月に20歳を迎える与田が写真集のロケ地に選んだのは、地中海に浮かぶイタリアのシチリア島と世界のファッションの中心地・ミラノ。初めてのヨーロッパひとり旅を通して、一回り成長する19歳の与田祐希さんの魅力が詰まった写真集となっている。水着での撮影は、シチリア島からフェリーで30分の、海が透き通っているために舟が空に浮かんで見える絶景で知られる、ファビニャーナ島のカーラロッサなどで敢行。好天にも恵まれ、海中撮影にも成功した。その他、崖からのダイブ、プールなどで、3パターンの水着姿を撮影。そして、19歳の今回の写真集では、可愛いだけでなく、大人な一面も見せたいと、初のランジェリーショットにも白と黒の2パターンで挑戦した。与田は「19歳の与田祐希のすべてを詰め込みました! 10代のうちに、2冊も写真集を出せるなんてとてもすごいことだと思いますし、とても光栄です。10代って、ちょっとの間でも変化が大きい時期なので、(2年前に出した)ファースト写真集からの変化も見てほしいです。見どころは、初のランジェリーショットです。ファンの方やメンバーから、子どもっぽく見られがちなので、これを見て、『色気もあるとよー』って言いたいです(笑)。初期に言っていた言葉を10代最後にして、証明できたんじゃないかなと思います」と見どころをアピール。そして、「写真集が決まって、パッと思い浮かんだのが、“崖から海に飛び込みたい”でした。シチリア島で実現したのですが、ずっとやりたいと思っていたので、念願が叶ってうれしいです。人生初のヨーロッパでしたが、食べ物も美味しかったし、海も綺麗だったし、街も素敵だったし、何もかも日本とまったく違っていて、とても新鮮で楽しめました。お買い物では靴も買えたし、ちょっとイイ女になって帰ってきました(笑)。10代の集大成の写真集になったと思いますので、お楽しみに!」と語っている。また、通常版の表紙は、起きたての与田が白のランジェリー姿のまま、透き通った白いカーテンにくるまって、カメラに少し恥じらっている瞬間を捉えた写真。そのほか、セブンネット限定版、楽天ブックス限定版、Loppi・HMV限定版があり、セブンネット限定版は、すっぴんでベッドでゴロゴロくつろいでいる時間を捉えたもので、谷間がちらりと見えるセクシーなキャミソール姿を披露している。
2020年02月01日松尾スズキさん作・演出の舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に出演する皆川猿時さんに、作品のみどころを伺いました!松尾スズキさん初のミュージカルにして、傑作との呼び声も高い舞台『キレイ』が4度目の上演を迎える。「ミュージカルですから、歌と踊りが盛りだくさん。しかも、松尾さん独特の笑いもあって贅沢です。戦争に翻弄される人々を描いたシリアスな話ではありますが、主人公のケガレが挫けずに自分の力で再生していこうとする姿は、とっても切ないけど勇気づけられます。普遍的な作品だと思います」そう話すのは、初演から全作に出演している皆川猿時さん。前回から引き続き演じるのはカネコキネコ役。息子たちとともに、大豆で作られた兵士・ダイズ兵の死体を回収し生計を立てるカネコ組を率いる女性だ。「子供や仲間たちへの愛情や生きていくことへの気持ちは強いけれど、あまり悩まずに進んでいけちゃう人だろうと思うんです。深く考えないところは共通していますが、キネコさんが持っている心に深く熱いものは僕にはないんですよね(笑)」しかし、前回は幕が開く直前までこのキネコ役に苦しんだようで…。「宮藤(官九郎)さんの作品やコントでも女性役はやってますし、グループ魂のライブで女子高生の格好で出たり、わりと馴染みはあったんですけど、一本通して女の人っていうのは初めてだったんです。ずっとふざけていられたらいいんですけど、そうもいかないし(笑)。ちゃんとやるのがものすごく恥ずかしくて…。吹っ切れたのは、ある舞台で水川あさみさんのハジけた演技を観た時に、“これじゃん!面白くやればいいんだ”って気づきまして。助けられましたぁ。その後、宮藤さんの映画で女子高生役をやりましたが、たぶんこの作品をやってなかったらできなかったんじゃないかな」皆川さんといえば、一風変わったユニークな役を演じることが多いけれど、一昨年の舞台『流山ブルーバード』では、地方都市に暮らす冴えない中年男を、笑いを封印した芝居で好演した。「赤堀雅秋さんの演出も刺激的でしたし、とにかく評判がよかったんです(笑)。でも僕、大声出してふざけるのも大好きなんですよ。今回の稽古が始まる前に松尾さんからメールで“前回のあなた、全部のセリフ叫んでるな。そこ気をつけてな”といきなり注意されたんですが、すり抜けながら騒ぎたいです(笑)」『キレイ―神様と待ち合わせした女―』民族紛争が続く“日本”。民族解放軍を名乗る連中に10年間監禁されていた少女・ケガレ(生田)が外の世界に脱出し、さまざまな人と出会い…。12月4日(水)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子ほかS席1万2000円A席9000円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)福岡、大阪公演あり。みながわ・さるとき1971年2月1日生まれ。福島県出身。大人計画のメンバーで、グループ魂では港カヲル名義で活躍。現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』などに出演。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月08日鬼才・松尾スズキのシアターコクーン初進出作にしてミュージカル初挑戦作として、大いなる話題を集めながら2000年に初演され、以来2005年、2014年と再演が重ねられてきた『キレイ-神様と待ち合わせした女-』。作者本人が同じ作品を数年おきに演出するという、ミュージカルとしては類をみない形のなかで進化を遂げてきた同作が、12月4日に4度目の上演を迎えた。過去3回の公演では出演もしてきた松尾だが、今回は演出に専念。脚本と音楽(伊藤ヨタロウ)に手を加え、より完成度の高いミュージカルを目指す。物語の舞台は、3つの国に分かれ、100年にわたって民族紛争が続いている“もうひとつの日本”。民族解放軍を名乗るグループに誘拐・監禁されていた少女は、脱出して10年ぶりにソトの世界に飛び出し、すべての過去を忘れて自らを“ケガレ”と名乗る。ダイズ製の兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てている“カネコ組”に加わり、枯れ木に花を咲かせる能力を持つ頭の弱い少年ハリコナや、回収されたダイズ兵を食用に加工する会社の社長令嬢カスミらと出会っていくケガレ。成人したケガレ=“ミソギ”に見守られるなか、やがてケガレは、忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる……。この松尾らしい過剰な物語を描くのは、生田絵梨花(ケガレ)、神木隆之介(少年ハリコナ)、小池徹平(青年ハリコナ)、鈴木杏(カスミ)、橋本じゅん(ダイズ丸)、阿部サダヲ(マジシャン)、麻生久美子(ミソギ)ら、個性あふれる俳優陣。初演の頃は「こんなものはミュージカルじゃない、なんて評されてもまったく頓着しなかった」と語る松尾が、「4回目ともなると、いよいよミュージカルという言葉に責任をとらなければならないな」と感じ、「これが日本人が日本人のプライドを持って発する堂々たるエンタテインメントだ」と胸を張れる舞台を作り上げるために揃えられた面々だ。そもそも傑作ミュージカルであることに加え、新たな演出に新たな座組と、見どころは尽きない。12月29日(日)まで東京・シアターコクーン、1月13日(月)から19日(日)まで福岡・博多座、1月25日(土)から2月2日(日)まで大阪・フェスティバルホールにて上演。文:町田麻子
2019年12月05日来年1月にシアターコクーンの新芸術監督に就任する松尾スズキが、1999年に自身の劇団「大人計画」で上演、2010年には再演もされた舞台「母を逃がす」の上演が決定。瀬戸康史、三吉彩花、稲葉友ら出演、新演出で上演される。自給自足の共同生活を営んでいる架空の農業コミューンを舞台に、そこに生きる人々の切実な日常生活を痛烈な笑いで描き、話題となった本作。1999年には第3回鶴屋南北戯曲賞にもノミネートされた。今回、集落の頭目代行で住民たちをまとめるリーダー的存在・雄介役を演じるのは、近年では「パーフェクトワールド」「ルパンの娘」が話題となった瀬戸康史。「お話をいただいた時、この世界には足を踏み入れてはいけないような気がして、何とも言えない感情になった」と語る瀬戸さんだが、「見たことのない世界って足を踏み入れたくなるものです」とコメント。また、雄介の妹リク役には『ダンスウィズミー』で注目を浴び、今回舞台初出演となる三吉彩花。「また新たなる『初めて』を経験させて頂くことになり、緊張と興奮で震えます」と心境を明かし、「年々流行や物事の流れが早くなっている今の時代に良い意味で刺さる、そしてブレない戯曲を上書きしていけるよう、先輩方に教わりながら精一杯演じさせていただきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、流れ者の葉蔵役に稲葉友、雄介の婚約者蝶子役に山下リオ、集落の医者赤痢役にマキタスポーツ、集落の女警備長島森役に峯村リエ、雄介の母ハル子役に高田聖子、雄介の兄地介役に六角精児。そのほか、家納ジュンコ、もう中学生、湯川ひな、武居卓に加え、町田水城、山口航太も参加する。なお、今回演出を手掛けるのは、劇団はえぎわの主宰ノゾエ征爾。「このとんでもなくモンスターな本とどう取っ組み合おうかと、考えたところで分かりそうになかったので、ひとまず無邪気に取っ組みあってくれそうな方々を呼ばせていただきました。揃いました、素晴らしき珍獣たち」とキャストについてコメント。松尾さんは「芸術監督ともなれば、新しい演出家をコクーンに呼びこむというような仕事もあり、そうなると、真っ先に頭に浮かんだのが、ノゾエ征爾なのだった。彼が私の教え子であることを差し引いても、コクーンという劇場の空間を埋めるスペクタクル演出のできる数少ない若手演出家なのに、なぜ早くコクーンに出てこないのだと思ってすらいた」とノゾエさんについて語っている。<ストーリー>“自給自足自立自発の楽園”をスローガンに掲げた架空の農業集落「クマギリ第三農楽天」。病に倒れた父に代わり村をまとめる頭目代行の雄介(瀬戸康史)は、リーダーシップのなさに悩みながら頭目代行としての存在感を示すために、仮想敵国との対立を演じたり、死刑を復活させようとしたりしている。たった一つの存在価値のあかしは婚約者の蝶子(山下リオ)。いまは刑務所に入っている兄・地介(六角精児)の婚約者だったが妊娠せず、地介入所後、雄介の子どもを身ごもった。しかし、住人たちは頭目代行を全く頼りにせず、妹・リク(三吉彩花)は兄に反抗して彼が統治するこの土地を楽園だと認めようとしない。その上、女警備長の島森(峯村リエ)とよからぬ関係。ある夜、集落は謎の男の襲撃を受ける。翌朝の集会で人を集め、雄介は敵国からの攻撃対策の自警団設立を提案するが島森は難色を示す。そんなことをよそに、捨て子のトビラ(湯川ひな)は壊された合同テレビの修理をしてほしく、外部から来る保険手続き代行人の一本(町田水城)の来訪を待ちわびるばかり。事あるごとに自信を喪失する雄介。そんな息子を、母・ハル子(高田聖子)は心配する。ある日、集落に2人の流れ者がやって来て、仮想敵国・シカノバルからのスパイ容疑で雄介に捕まえられる。力持ちだが頭の弱い万蔵(もう中学生)と、切れ者の葉蔵(稲葉友)だ。2人はいとこ同士で、万蔵がシカノバルで起した事件のために逃げてきたという。そしてもう一人、監獄に入っていた地介が故郷に戻ってきて――。シアターコクーン・オンレパートリー2020「母を逃がす」は2020年5月7日(木)~25日(月)Bunkamura シアターコクーンにて上演。※2020年6月上旬、大阪にて上演予定。(cinemacafe.net)
2019年12月04日天海祐希を主演に迎え、垣谷美雨原作の26万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」(中公文庫)を映画化。天海さんは19年ぶりの映画単独主演となり、いま誰もが気になる“老後の資金”問題をコメディ仕立てで描く。主人公は、子育ても落ち着いた主婦の後藤篤子。老後は安泰のはずだったのに…娘の派手婚、舅の葬式と、資産激減の中、あろうことか夫婦そろって失職!独りになった姑と一緒に暮らすことになると、その高級志向の価値観にクラクラする日々。果たして、奮闘する篤子に幸せな“老後”は訪れるのか?今年6月、金融庁の報告書にて年金のほかに「老後には夫婦で2000万円が必要」との内容が記載されたことを受け、霞ヶ関、国民、メディアを巻き込んで大問題となったばかり。年金100年安心説は崩壊、「老後の資金は実質いくら必要なのか?」「貯めるにはどうすればいいのか?」というテーマが各メディアで連日取り上げられている。この騒動をきっかけに、改めて自身の将来に関わる深刻さを身近な話題としてとらえ、“老後の資金”に対する関心が高まっている今日この頃。本作の主人公・後藤篤子を演じるのは、天海祐希。数々の大ヒット映画、ドラマに出演し、強い女性を体現してきた彼女の主演最新作は、人生の後半に必ずやってくる老後資金問題と、誰もが直面する子の独立、嫁姑問題、親の介護、葬式などなど、あらゆる問題が立て続けに襲ってくる中、悩みもがきながら幸せを探す女性を演じる。天海さんの単独主演作品は『狗神』(’01)以来、実に19年ぶり。監督は『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』で、感涙だけではないユーモアを交えた秀逸な演出で観客を魅了した前田哲。今作でもその腕を発揮、人生の節目を襲う難事に立ち向かう人々の様子を、コメディに仕立て上げている。本作の企画プロデュースの平野隆氏は、「天海祐希さんとは以前『チア☆ダン』という映画でご一緒させて頂きましたが、真剣なお芝居の間から垣間見えるちょっとした表情から大いに笑わせて頂きました。チャールズ・チャップリンがコメディという手法で社会風刺したように、天海さんには最強のコメディエンヌとして現代日本最大の問題に挑戦して頂きたい」とオファーの理由をコメント。また、天海さん自身も「とてもタイムリーな作品」と驚きつつも、「誰もが老いていく中、“老後の資金”を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれどちょっと笑える素敵な作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を観て老後の問題を先に知って頂いて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えて頂けたらいいなぁ」と語る。そんな天海さんについて前田監督は、「天海祐希さんはジョーカー!どんな設定であろうが、いかなる状況だろうが、ベストに遂行され、アクシデントさえも取り込んでしまう、その多様性と万能さは、オールマイティなトランプのジョーカー以上の活躍である」と絶大な信頼を寄せている。そして原作・垣谷氏は「節約を重ねてコツコツ貯めてきたのに、見栄を張ったばかりに一瞬で使ってしまった。それ以来、老後の不安が胸の奥にどっしり居座っていて、ふとした拍子に泣き出したくなる…。『老後の資金がありません』は、お金の使い方に生き方そのものが表れるという思いから書いた小説です。今回の映画は、原作を超えてさらに広がりを見せてくれます」と語り、「原作者としてもワクワクしてきます」と期待を寄せている。『老後の資金がありません!』は2020年9月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月27日女優の天海祐希が、映画『老後の資金がありません!』(2020年9月18日公開)に主演することが27日、明らかになった。同作は垣谷美雨による26万部突破の同名ベストセラー小説の実写映画化作。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったのに普通の主婦・後藤篤子(天海)だが、娘の派手婚、舅の葬式と資産激減の中、夫婦そろって失職。独りになった姑と一緒に暮らすことになると、高級志向の暮らしの価値観にクラクラするなど、奮闘する篤子の様子を描く。数々の映画に出演する天海だが、単独主演作品は『狗神』以来、19年ぶりに。『こんな夜更けにバナナかよ感動の実話』(18)で、感涙だけではないユーモアを交えた秀逸な演出で観客を魅了した前田晢が監督を務める。6月には金融庁の報告書に年金の他に「老後には夫婦で2,000万円が必要」との内容が記載され大問題ともなった現代、避けては通れない問題をエンターテインメント作品に昇華していく。○天海祐希 コメントこのお話をいただいた後、「老後の資金」が何千万ないといけないなどとニュースになりまして、とてもタイムリーな作品だと思いました。原作も、クスクス笑い、考えさせられながら拝読しました。きっと、どなたでも共感できる作品なのではないでしょうか。誰もが老いていく中、「老後の資金」を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれどちょっと笑える素敵な作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を観て老後の問題を先に知って頂いて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えて頂けたらいいなぁと。前田監督を始め、素晴らしいスタッフ、キャストと、観てくださる皆様に楽しんでいただける様撮影中です。きっと、クスクス笑いながらも皆様の毎日に役立つ作品になると思っています。ぜひ、楽しみにして頂けたら嬉しいです。○前田哲監督 コメント「映画について」タイトルに惹かれてしょうがない。誰もが気になり、避けては通れない「老後」のこと。そして、強烈なキャラクターが勢ぞろいした濃いキャスト。映画として面白くならないわけがない。だからこそ、悩ましい。もしつまらなければ、監督のせいである。嬉しい悲鳴をあげながら、撮影している。「ああ、映画をどうすればいいのか?」と、同時に、「ああ、老後をどうすればいいのか?」大きな問題が二つも迫っている。その答えは、映画の中にある!?この映画は、人生に明るさと元気と、幸せをもたらす物語であります。「天海祐希さんへのコメント」天海祐希さんはジョーカー!どんな設定であろうが、いかなる状況だろうが、ベストに遂行され、アクシデントさえも取り込んでしまう、その多様性と万能さは、オールマイティなトランプのジョーカー以上の活躍である。
2019年11月27日