Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督・松尾スズキ演出による、COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』が、2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)、シアターコクーンにて上演されることが決定した。この度、キャスト、スタッフのコメントが発表された。『パ・ラパパンパン』は、現実と物語が交錯する、ファンタジックなミステリーコメディ。鳴かず飛ばずのティーン向け小説家が無理やりひねり出した19世紀イギリスのクリスマス・イブを舞台にした欠陥だらけのミステリー小説と現実の世界が交差していくという物語だ。主演のティーン向け小説家役を演じるのは、最終回を迎えたばかりのドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』でコミカルな演技が注目を浴びた松たか子。松尾の舞台への出演は初となる。その小説家に振り回される担当編集者役には神木隆之介。物語の中に登場する極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者・スクルージ役には小日向文世、さらに、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀と総勢16名の俳優陣が集結した。2000年上演のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに登場し、『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』『ニンゲン御破算』など、オリジナル作・演出作品を発表し続けてきた松尾。自作以外の戯曲演出を、シアターコクーンで初めて手がける。2016年に松尾が主演を務めたNHK木曜時代劇『ちかえもん』で第34回向田邦子賞を受賞した藤本有紀が脚本を担当する。キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。■松たか子コメント「松尾スズキさんの舞台に、初めて出演させていただくことになりました。横文字の登場人物達、有名なクリスマスソング、二重構造の物語……。その中に自分がいることが許されるのか、まだドキドキしています。『リトル・ドラマー・ボーイ』を頭の中で鳴らしながら、ただただ稽古、本番に向けて、突き進んでいきたいと思います。どんな芝居になるのかまだ誰も、松尾さん以外?わかりません。でも、きっと、必ずや……。頑張ります」■神木隆之介コメント「人生2回目の舞台です。そして、松尾さんの作る作品にまた携われることが、この上なく光栄です。前回参加させてもらった『キレイ-神様と待ち合わせした女-』では、とんでもなく緊張していましたが、松尾さんがリードしてくださり、やり切ることができました。今回2回目。やはり今から緊張しています。松尾さん、そしてキャストの皆様の胸をお借りする思いで、全力で挑みたいと思います。ひたすら頑張ります」■小日向文世コメント「初めて松尾君の作・演出の舞台に参加してから17年が経ちました。50歳の時でした。人生経験を重ねればすこしは楽になるのかなと期待してたけど、舞台の厳しさと大変さは今も変わらない……。不安はますます膨らみます。でもとにかく楽しみたい。ワクワクしながらシアターコクーンの舞台に立てますように。松尾君、藤本さん早く台本ください!!」■松尾スズキコメント「数年前に藤本さんと初めてテレビで仕事をさせていただき、そのコメディセンスと洗練されたストーリーテリングに、これは勝てないと感動し、お友達になっていただきました。それ以来、俳優として出演ばかりしている関係でしたが、このたび、初めて藤本さんの戯曲を演出するという長年の夢がかなうのです。出演者も松さん、神木くん、小日向さんを初め、盤石とも言えるつわ者が一同に介し、僕がこれまで作ってきたものとは趣を変えた、一大エンターテインメント作品が立ち上がる予感、それしかしていません。コロナの時代だからこそ、困難に明るく立ち向かいたいものです」■藤本有紀コメント「松尾さんから与えられた最初のキーワードは“ゴージャス”でした。ゴージャスなミステリーをつくりたい。極上のエンターテインメントにしたい。でも一番大事なことは、それがコメディであること。エンターテインメント精神に満ちた、ゴージャスなミステリーコメディ……なんですかそれ。そんな芝居があったら観たいです。でも、そんな芝居を書けたなら幸せです。いえ、私はとっくに、この上なく幸せです。松尾スズキにコメディの脚本を依頼されたのですから。キャストをご覧いただければおわかりのように、すでにゴージャスです。絢爛豪華なエンターテイナーがそろっています。目標の半分は達成されたも同然です。残りの半分“ミステリーコメディ”に“ファンタジー”をつけ加えて書いてみました。クリスマスの近づくころ、みなさまに楽しんでいただけましたら幸いです」COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』東京公演:2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)Bunkamuraシアターコクーンチケット一般発売: 2021年9月12日(日)大阪公演:2021年12月4日(土)~12日(日)森ノ宮ピロティホールチケット一般発売: 2021年11月7日(日)
2021年07月05日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が1日、東京・千代田区の法務省で催された「第71回社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~キックオフイベント『コント芸人が法務省とコント作りに挑む!』」に出席。犯罪更生の仕組みを知り、松尾は「僕が何か犯罪してもすぐ更生できる」などと語った。同運動は、法務省と吉本が、犯罪や非行のない社会を築くための運動の広報啓発活動として行う取り組み。チョコレートプラネット、ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)、シソンヌ(じろう、長谷川忍)、3時のヒロイン(ゆめっち、福田麻貴、かなで)の4組は、「更生保護ボランティア」を題材としたコント動画を、1日より各種YouTubeチャンネルで順次公開する。チョコレートプラネットの2人は、犯罪再犯を防止する「協力雇用主」、左官業の三上工業に取材を敢行。長田は「犯罪を犯してしまっても、もう一度世の中に復帰できる、すばらしい世の中になればいいなとコントを通じて伝えたい」と真面目にコメント。「もし相方が犯罪を犯してしまっても、そういうのがあるのは助かる」と述べた。松尾も同調し、「僕が犯罪を犯しても三上工業さんがある。三上工業さん、実は僕の実家の近く。だから僕が何か犯罪してもすぐ更生できる」と安堵。「(協力雇用主という)そういう方がいると分かった。僕は安心して間違いを犯せる」と言い、笑いを誘った。ジャルジャルは、犯罪や非行に走った人を更生する民間ボランティア「保護司(ほごし)」を取材。保護司をテーマにコントを考えることに。後藤は同テーマについて「難しいと言えば難しい。でも難しいほうが逆に、面白いコントは生まれやすいのでは」と語るも、福徳は「本当は、一回撮ったんです。お笑いに走りすぎてボツになった。『笑かすことばっかり考えてるじゃん!』となった」と暴露。後藤も「『こんな動画出せない』となった」と心境を明かした。
2021年07月01日タレントの松尾貴史が14日、ツイッターに謝罪文を投稿した。13日発売の写真週刊誌『FLASH』で、SNSを通じて知り合った女性と緊急事態宣言下での「3軒はしご酒」が報じられた松尾。「先般からの週刊誌報道の通り、私自身の軽率な行動により、皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。日頃から応援してくださっている皆様、ご支援いただいております関係者の皆様の信頼を損ね、多大なるご迷惑をお掛け致しました」と謝罪し、「自分本位な行動をとったことを悔やみ、真摯に反省しております」と猛省。「今後は自らの行動を十分自覚し、責任ある行動を実践して参ります」と誓い、「この度は、誠に申し訳ございませんでした」と重ねて詫びている。
2021年04月14日女優の川栄李奈が2月28日、オンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。女優の永野芽郁が主演を務める映画『地獄の花園』(5月公開)のステージが行われ、永野、広瀬アリス、遠藤憲一、大島美幸、勝村政信、川栄李奈、松尾諭、丸山智己が登場。全員、役衣装である特攻服姿を披露した。本作は、バカリズムの脚本が脚本を手掛けるオリジナル作品で、「地上最強のOLに成り上がれ!」をテーマに、日本中のOLが喧嘩上等の抗争を繰り広げるストーリー。川栄は、営業部を牛耳る佐竹一派を束ね、切れると手が付けられない事から通称“狂犬 紫織”の異名で呼ばれ、会社の完全制覇に向け勢力伸ばしているヤンキーOL・佐竹紫織を演じる。永野や広瀬らとともに特攻服姿で登場し、睨みをきかせながらランウェイを歩いて強烈なインパクトを放った川栄。その後のトークで、「喧嘩シーンやメンチを切る場面が多かったけど、撮影は賑やか。エンケン(遠藤憲一)さんが面白くてムードメーカーだった」と収録を振り返った。撮影:蔦野裕
2021年03月04日28日にオンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)内で、女優の永野芽郁が主演を務める映画『地獄の花園』(5月公開)のステージが行われ、永野含めたキャスト8人が役衣装で登場。遠藤憲一は、膝上ミニスカ姿で存在感を放った。映画は、バカリズムの脚本が脚本を手掛けるオリジナル作品で、「地上最強のOLに成り上がれ!」をテーマに、日本中のOLが喧嘩上等の抗争を繰り広げるストーリー。この日は永野のほか、広瀬アリス、遠藤憲一、大島美幸、勝村政信、川栄李奈、松尾諭、丸山智己が参加し、全員特攻服姿を披露した。永野の「寝言こいてんじゃねーぞ、ブス!」、広瀬の「てめぇら全員かかってこいよ!」というドスの利いた声を合図に、TGCのランウェイに“カチコミ”。一気に異様な雰囲気に包まれた。撮影で笑いの中心だったという遠藤は、膝上ミニスカにボリューミーなウィッグという格好で、MCのEXITに「EXITの最終形態みたい!」「X JAPANにも見える(笑)」とイジられまくり。遠藤は「オファーいただいたとき女性役と聞いて、女装でしょ? と思ったら台本読んだら女性でした。OLです。(ヒールと髪型で身長が)2メートルくらいになっちゃってます」と笑っていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から3回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。撮影:蔦野裕
2021年02月28日28日にオンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)内で、女優の永野芽郁が主演を務める映画『地獄の花園』(5月公開)のステージが行われ、永野含めたキャスト8人が役衣装で登場した。映画は、バカリズムの脚本が脚本を手掛けるオリジナル作品で、「地上最強のOLに成り上がれ!」をテーマに、日本中のOLが喧嘩上等の抗争を繰り広げるストーリー。この日は永野のほか、広瀬アリス、遠藤憲一、大島美幸、勝村政信、川栄李奈、松尾諭、丸山智己が参加し、全員特攻服姿を披露した。永野の「寝言こいてんじゃねーぞ、ブス!」、広瀬の「てめぇら全員かかってこいよ!」というドスの利いた声を合図に、TGCのランウェイに“カチコミ”。一気に異様な雰囲気に包まれた。キャストがズラリと並ぶと、TGC司会のお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が「近未来のチンピラみたい」とド派手衣装に驚き。永野は「普通のOLに見えて社内で派閥争いをしている不思議なコメディ映画です」といい、遠藤ら男性キャストもいるが「全員OLです!」と強調した。カリスマヤンキーOLを演じる広瀬は作品について、「めちゃくちゃ面白い。台本に血が出たまま普通に働いているとか、ボコボコにされるとか書いてあって。でもちゃんとOLなんです」といい、川栄も「喧嘩シーンやメンチを切る場面が多かったけど、撮影は賑やか。エンケン(遠藤憲一)さんが面白くてムードメーカーだった」と和やかな収録を振り返った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から3回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。撮影:蔦野裕
2021年02月28日永野芽郁主演映画『地獄の花園』に川栄李奈、大島美幸、松尾諭、丸山智己、勝村政信、遠藤憲一、小池栄子が出演していることが分かった。真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている――そんな地獄のような花園の世界を、バカリズムオリジナル脚本で描く本作。川栄さんが演じるのは、営業部を牛耳る佐竹一派を束ねる佐竹紫織。キレると手が付けられないため、通称“狂犬 紫織”の異名で呼ばれ、会社の完全制覇に向け勢力を伸ばしている。また、「森三中」大島さんが演じるのは、安藤一派(菜々緒)、佐竹一派(川栄さん)を含む会社の三大勢力のうちのひとつ、製造部を束ねる神田一派の長、神田悦子。タイマンは300戦無敗を誇る喧嘩の申し子で、通称“大怪獣 悦子”と恐れられている。そんな2人が登場する特別映像も到着。紫織が拳を握り「二度とピラティス行かせねぇぞ!」とガンを飛ばす姿からスタートし、刑期を終え、部下(舎弟)たちに出迎えられる悦子や、社内の三大派閥が力を合わせ敵に立ち向かうインパクト抜群なこの映像。最後には、ゴミの分別に厳しいOLらしいシュールなシーンも。そして、遠藤さんが演じるのは、一部上場企業(株)トムスンの総務部のOL“魔王 赤城”こと赤城涼子。その赤城率いる精鋭部隊トムスン三銃士として、“青い稲妻 妙子”を勝村さん、“下関の虎河豚麻里”を松尾さん、“七色の拳を持つ女早苗”を丸山さんが。さらに、ヤンキーOLたちの中では都市伝説と崇め恐れられてきた“地上最強のOL鬼丸麗奈”を小池さんが演じる。トムスン編の特別映像も到着しており、赤城のワンショットからスタートし、赤城の呼び込みで登場するトムスン三銃士、白い衣装に身を包んだ鬼丸の姿が映し出され、こちらもOLらしいシーンで映像が終了している。キャストコメント川栄李奈佐竹紫織を演じさせていただきました。撮影が終わり数ヶ月経ちますが、思い出すだけで笑ってしまうくらい楽しい撮影現場でした。それぞれの個性が強く、ヘアメイクや衣装もたくさんこだわりが詰まっているので、細かいところにも注目して観てもらいたいです。見た目はヤンキーですが会話は普通のOLだったりと、バカリズムさんの脚本ならではの女子あるあるが入り混じり本当に面白い作品になっていると思います。大島美幸最初にこのお話をいただいた時は、OLヤンキー?はて?と思っておりました。いざ撮影が始まると、バカリズムさんの頭の中に入り込んだような感覚になり、毎回皆さんと爆笑しながら撮影させていただきました。ヤンキーということで、公共の場で大声を出すのが久々だったので、日頃の鬱憤を発散させながら演じさせていただきました。戦うOL、めちゃくちゃカッコイイです。皆さんビジュアル強めなので、お楽しみに!松尾諭俳優人生において初めての女性役という事で、徹底した役作りをしたようなしないようなで、とりあえずすね毛は全部剃って現場に臨みました。可愛いのにド迫力な永野芽郁さんや、エンケンさんの吸い込まれるような色気など、とにかく色々度肝を抜かされました。個人的には、かつて夫婦役をした広瀬アリスさんに、バックからすんごい事されたのは一生の思い出となりました。丸山智己ヤンキーOLたちの派閥争いの映画、しかもOL役ということで、マネージャーが間違えて受けてしまったのかと思いましたがそうではありませんでした。ちゃんとOL役でした。工藤早苗。女性としてのオファーに、妙な昂りを覚えたのは否定できません。マニキュアを塗り、ストッキングを履いてスカートの裾を気にしながら全力でアクションをする日々が、次第に私の新たな扉を開いてしまったようです。どうにかしてください。勝村政信勝村さん、次はOLさんです。マネージャーが言った。わかった。普通に答えたが、違和感が身体を走った。気がついたら、衣装合わせをしていた。髪も整え、バッチリ化粧もした。スタッフは、かわいいですよ。と言ってくれた。同じことを遠藤憲一先輩にも言っていたと聞いて、誰も信じられなくなった。撮影が始まった。スカートをはいたおっさんたちが、素敵なOLさんに見えている。信じるか信じないかは、あなた次第です。遠藤憲一『バカリズムさん脚本の映画の話がきたよ。女性の役だって』とマネージャーから言われ、女装だろ?と思ったら本当に女性の役だった。台本を読んだら、自分の役の性別がどうあれ関係なくのけぞって笑った。いやー笑った笑った。そして俺の役はとても魅力的な女性の役でした。というか、撮って感じたけど、全員どうにもたまらなく魅力的です。」小池栄子地上最強のOL「鬼丸麗奈」を演じさせて頂きます。女の園でバッチバチ・ボッコボコにやりあえるなんて最高にファンキーじゃないか!しかも脚本がバカリズムさんなんて面白いに決まってる!鬼丸の手下達の濃すぎるキャラも最高です。見終わったらストレス発散間違いなし!お楽しみに!『地獄の花園』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:地獄の花園 2021年5月公開予定©2021『地獄の花園』製作委員会
2021年02月28日松尾太陽の新曲『体温』が、2021年2月11日に配信される。松尾はメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカル・タカシとして活躍しているが、2020年9月よりグループと並行してソロ活動をスタート。2021年は3ヵ月連続で新曲をリリースすることを発表し、1月15日に配信されたのが全編英語歌詞の『Magic』、そして続く第2弾が今回の『体温』となった。新型コロナウィルスの影響で、ライブ開催がままならない今。逆境下でも歌うことへのモチベーションの高さを保てる理由、そして超特急の末っ子担当から大人の男性へと変化を遂げた秘密を、多いに語ってもらった。「可もなく不可もなく」から脱皮できたのは、歌い手としての心構えが変わったから――今回の『体温』、まずは歌唱力の高さに驚きました。もちろん太陽さんはプロとして長年活躍してらっしゃいますけど、ここ最近でグンと伸びた気がします。ありがとうございます。――私は「超特急のタカシ」さんが10代の頃から取材をさせていただいていますが、あの頃よりもレベルが格段に上がっているというか……。かなり努力をされたのではないでしょうか。また、努力のモチベーションは何だったのでしょうか。キャリアの最初の頃を振り返ってみると、僕は超特急というグループに、何かを歌いたくて入ったっていうわけでもなかったんですね。――俳優志望だったとお聞きしたことがあります。12歳で今の事務所に入ったのですが、当時は「どちらかと言えば、俳優志望」という感覚でした。まあそんな覚悟で超特急を始めたんですが、正直、歌に対してはすごく深い所を掘り下げるとか、高みを目指すということもなく、可もなく不可もなしという状況が続いていたんです。でも、グループの環境がガラリと変わったことがきっかけで、自分の歌について本気で考えるようになりました。――2018年にグループの構成が変わり、責任がより重くなった頃ですね。そのあたりで自分の気持ちが切り替わったのは、事実ですね。自分がもっと歌を支えなきゃいけないと自覚して、その延長上でもっと何かいろいろとやっていきたいなと思い始めました。――2020年9月にソロ初のミニアルバム「うたうたい」を出されたときの、インタビューを読ませていただきましたが、歌うことへの楽しさをより感じるようになったとおっしゃっていますね。そうですね、歌が楽しくなったというのはあります。もともとソロ活動を始めたのも、今がこういう緊急事態だからこそ、「始められるものは始めたい」という思いがありました。今もその思いはあるし、この先も変わりません。曲を作ったりレコーディングをしたり、日々新しいものに出会えて刺激されたりという日々が、楽しいですしね!――それは素晴らしい。もちろん楽しいだけじゃなくて、悩むこともあります。でもそれすらも、「本当に勉強しているから、悩めるんだ」って前向きになれます。例えば学生の頃、好きな教科・苦手な教科って誰にでもありましたよね?苦手な教科だから放置するんじゃなくて、苦手だからこそ強化していかないと、成績が伸びないじゃないですか。それと同じで、自分の悩みを無視していたら、皆さんに響く楽曲を届けられないんじゃないかなって。だから、悩めている自分も、楽しかったりするんです。――今、歌に関して、太陽さんが苦手にしていることは何でしょう。昔からなんですけど、リズム感がなくて。自分の中で矯正しているんですけどね。他にも、苦手なことを言えばキリがないです(苦笑)逆に得意なことを挙げる方が難しい。実は僕、「僕の得意なことって何ですかね?」って周囲に訊ねないと、わからないんです。自分でわかってない。――ファンはわかっていそうですが……。苦手なことは僕、皮肉にもすごくわかっちゃうんです。でも、伸ばしたいところを自覚して、この先より良くなることを考えると、楽しくなります!――自分を追い詰める方向に行かないのがいいですね。追い詰めないですね。確かにあんまり、そういう風にはならないです。――ご自身にとって、歌うことがより大切に、より身近に、もっと言えば逃れられないものになっているように見えます。歌はすごく大きくいうと、人生。ここ10年くらい歌の仕事をやらせてもらっているし、今もそうだから、人生です。先ほど褒めていただきましたが、もっとレベルを上げたいです。――いい意味で貪欲になってらっしゃいます。最近、自分よりも年下のアーティストさんや、さまざまなSNSで話題になっている方々が、本当にたくさんいらっしゃいます。でも自分は自分にしか歌えない歌を歌いたいし、歌は僕の気持ちを上げてくれるもの。今や誰もが話題になれるきっかけがある時代だからこそ、自分ももっと、自信をつけて頑張りたいです。――新しい才能に悔しさは感じませんか?悔しい気持ちはあるけど、そうじゃない部分と半分半分かな。その人なりの努力をして、僕よりも先にその曲のアルゴリズムを理解し、見えないところで何時間も費やして曲を作り上げたんだろうなって考えると、だんだん悔しさの比率が減っていきます。相手のことを理解しようとせずに、パッと見だけで考えると悔しくなるけど、その人の他の曲やイメージを深く知ろうとすると、気持ちが変わっていきます。――裏側が想像できるようになった、という意味ですか?うーん、そうですね。こういう仕事をやらせてもらっているからこそ、表面上では見なくなったというか。いい意味で、皆さん裏があると思うんですよ。人に見せていない部分が、本当の自分っていう人もいるだろうし。――すごく大人な発言ですね。あ、本当ですか。ありがとうございます(笑)超特急があってこそのソロ活動。1人で学んだことをグループに持ち帰ることも――太陽さんの歌は、聴くと温かい気持ちになるのが特長だと思います。お人柄が歌にも表れているような…超特急のタカシとはまた別の、松尾太陽としてなりたい歌手像を教えてください。超特急というのは、どちらかと言えばエンターティンメントの方に振り切っているグループです。僕は自分たちしか、ああいうグループはいないんじゃないかって、勝手に思っているんですけど。そして松尾太陽としては、超特急と違う要素を見せないと、ソロ活動の意味がないなとも思っていて。――確かに、別の顔を見せたくなりますよね。音楽の方向としても、1月に出した『Magic』のように英詞の曲など、新しいことにも挑戦して……。最近、聴いているだけでおしゃれな曲が増えていますが、僕はちょっと異彩を放つ存在になりたいです。ジャンルにもあまりとらわれたくないし、70年代、80年代のテイストに、今のトレンドも取り込みながら、その間をくぐっていきたい。そうしたら本当にたくさんの方が見て聴いてくれる、そういったタイミングがいつかくるんじゃないかな。超特急でもそうなんですけど、もう完全なる夢追い人として、頑張っています。――ソロとしての目標を教えてください。まず第一に、お客さんの前でライブをすること。今まで、「超特急のタカシ」のソロイベントやソロライブはありましたが、松尾太陽名義で本格的に始動した頃には、もう新型コロナウィルスの影響真っただ中。皆さんの前でまだライブができていないんです。――それは悔しい。本当にお客さんを入れてのライブも、ツアーも、早くやっていきたいです。正直、ライブでみんなで盛り上がってからじゃないと、その先の目標はまだ見えないですね。「この景色が見えた!」とか、ライブの本番真っ最中に思ったりするものなんですよ。――その景色を見てからじゃないと、次が見えない。なるほど!やっぱりお客さんの前に立ってこそなんですね。超特急は「8号車はメンバーだ!」と言っていますが、それは真理です。他のアーティストの皆さんにとっても、ファンというはそれくらい大きな存在だと思います。聴いてくれる方がいないと、活動する意味がだんだん、薄れてしまいますからね。だから僕も聴いてもらうという受け身ではなく、自分から聴いてもらえるような活動がしたいし、クオリティーももっと上げていきたいです。――松尾太陽と超特急のタカシ、二足の草鞋を履いている心境を教えてください。これはずっと変わらないんですが、まず超特急が主軸で存在するからこそ、松尾太陽があるんです。なので僕は、8号車を不安にさせないようにしようと、常に思っています。8号車の皆さんが、僕のそんな気持ちを真っ直ぐに受け取って応援してくれているのは、本当に嬉しいです。――超特急があっての、ソロ活動なんですね。超特急がいないと、僕は今の人生が歩めていません。代々木第一体育館にも、武道館にも、さいたまスーパーアリーナにも立てていないし、そこからの素晴らしい景色も見れていないし、番組も持てていない。だから「自分は今後ソロでやっていこう」ってことには、全くなれません。ソロ活動は「皆さんにいろんなエンターティメントを届けたい」っていう気持ちが、大きなきっかけでした。だからこそ、二足の草鞋はずっと履いていきたい。超特急も、松尾太陽も、どちらかを置いていくってことはしません。そこは改めてファンの皆さんに断言しますし、安心して着いて来てくれれば、本当に嬉しいです。――ソロで歌い、活動してきたことで、超特急に活かせたことはありますか?度胸がつきました!実は2019年に「Utautai」の配信ライブをしたときは、バンドの方々が豪華なメンバーぞろいだったこともあって、ガッチガチだったんです。今だから言えますが、もっと楽しめたのになっていう悔いが残ってて。でもそれを経た後の超特急のオンラインライブでは、緊張はしたとはいえ「どんなことがあろうとも、絶対に後悔しないだろう」という気持ちになれました。更にいえば、2021年の僕はもっと何か変われそうっていう、ちょっとした自信にも繋がりました。『体温』は、一生付き合える曲になる予感。歌えば歌うほど味が出てきそう――今回リリースの『体温』は、ピアノ・トリオバンドのOmoinotakeさんの楽曲提供を受けています。これは、どういった経緯で決まったのでしょうか。ディレクターの方といろいろ話していく中で、ミニアルバムの「うたうたい」とは違った要素を取り込みたいとか、3ヵ月連続で新曲を配信するのだから、今の時期こそ出せるものにしたいとか、そういったことを言っていました。それを踏まえて、元々いいなと思っていたOmoinotakeさんにお願いしました。――依頼の段階で、太陽さんのイメージをガッツリ伝えたのでしょうか?今の緊急的な状況を、慮るような内容というのはありましたが、Omoinotakeの皆さんが独自の世界観を作ってくださったので、それは本当にありがたく、すごいことだと感じました。デモテープではご本人が歌ってくださっていたんですけど、とてつもないくらい表現力があって、目を閉じて聴くと勝手にストーリーが頭の中で進んでいって、言葉に当てはめた風景が動く様子が見えました。自分が歌わせてもらうにあたって、もっといい曲にしたい、しなければという気持ちが強くなりましたね。――自分の色を出す工夫として、主にどんなことをされましたか?気を付けたのはリズムです。一定のリズムよりも、ちゃんとオンというか、ちょうどを当てはめる。もしくは後ろにする。本当にそういう小さなことに気を付けました。この楽曲自体がJ-POPよりも洋楽寄りという印象があって、余計にリズムとかR&Bを意識しました。――聴けば聴くほど、温かい気持ちになります。歌詞がまたいいですよね。ありがとうございます。歌詞に関しては、本当にこだわって書いていただいています。あとOmoinotakeさんにはレコーディングにも来ていただいたのですが、ワンフレーズごとにアドバイスをいただきました。ここまでしっかりした世界観を展開してくださったからこそ、自分のせいで薄っぺらくしたくなくて、そこはお互いストイックに仕事に臨みました。――新しい歌い方を身につけられたようですが……。うーん、でももっとレベルは上げていきたいです。また、この『体温』という曲は今もだけど、これから何年経っても歌える1曲だなって、思っているんですよね。履けば履くほどなじむ靴、着れば着るほどなじむ服みたいな感覚で、歌えば歌うほど、いい雰囲気が出てくるんじゃないかな。――育てていけそうな1曲なんですね。今は多分、まだちょっと固いのかもしれない。もっと経ったらもっと柔らかくなっているはずなので、そういった変化をファンの皆さんに楽しんでもらえたらいいな。10年後の『体温』を想像すると、僕自身も楽しみです。ファンをワクワクさせるアーティストでいたい…けれど、プライベートは地味です(笑)――失礼ながら言わせていただきたいのですが……最近、とても逞しく、男性らしさが増したような気がします。ご自身ではどう思ってらっしゃいますか?何か転機があったのでしょうか。うーん、もちろん超特急の体制が変わったというのも大いにあるのですが……見た目の変化で言えば、2019年6月くらいから髪を伸ばし始めて、それも割と大きいかな?――以前は短髪でしたものね。自分の中で少しずつ溜まっていたものがあったんです。「もっと自分はこういうものを表現したい!」とか、枠に囚われるのが苦手になったとか。もちろん、今の自分や昔の自分が嫌ということではないのですが、とにかく「自分らしさをいろんな形で表現したくて、僕はこの世界にいるんじゃないかな」って考え始めたんです。そしたら高校3年生の夏休み、来年上京するっていうタイミングで、生まれて初めて金髪にしたことを思い出して。それと同じことをやってみようって思ったんです。――思い切りました。何か変化を起こしたかったんです。そういうときって大抵、僕の場合は、転機のときなんですけどね。高校3年生のときは、何か進化したいけど、歌なんかはすぐに上手くはなれない。とりあえず表面に出すものを変えよう、ということで金髪にしました。まあ、そのときとまったく一緒の感覚ってことはないんですが、超特急というものをよりアーティストっていう言葉が似合うグループにしたい、他の人と違うことをしたいということで、第一歩として髪を伸ばしました。もちろん、自分がやってみたかったというのもあるんですけど。ただ、僕は今の自分が1番好きです。――ビジュアルを変えるって、ちょっと勇気のいることですよね。周りからのイメージは、職業柄無視できないですし。周囲やファンを戸惑わせてしまうことは、活動でもあると思うんです。先ほどの、超特急と松尾太陽の二足の草鞋を履く話もそうですけど。でも悲しませたいわけではもちろんないし、ただ楽しませたいって気持ちが常に強くあります。そのうえで、自分の中でいろんなことに変化を起こしたい、進化したいっていう意思が、表面的に出てきたのが今の自分です。――ワクワクさせる存在でありたい、ということなのでしょうか?そうですね、やっぱりファンの方はワクワクさせたい。今はライブもできないから飽きられちゃったりするかもしれない。だから何かしらのアクションは起こせる人間でいたいですね。――太陽さんは本当に、日々ファンのことをたくさん考えていらっしゃいますね。「こういう可能性があるかもしれない」って考えるだけで、楽しくなってきます。以前までは「何をしよう?」と言うだけでした。今だってたくさんのことを同時に考えられるワケじゃないですが、出来ることを1個2個見つけるだけでも、本当に気持ちがいいです。――では2021年、大変な社会状況ですけど、今後が楽しみですね。2020年って、皆さんにとっても僕にとっても一生に一度の大変な年だったと思います。2021年はみんなで協力して、この状況が落ち着く時を迎えられればと思うんですけど……それにはなかなかの努力が必要で、行き詰まる瞬間もあるでしょう。でもそんなときに、息抜きとして超特急や松尾太陽が皆さんのそばにいられれば、僕はもうそれで幸福を感じます。――アーティストとして、すごい速度で成長されているのを感じます。近年、いろんな方と会ったりお話したりする中で、もっと自分も成長したい、経験値を得たいと強く思うようになりました。僕は以前、例えば超特急だったら「10年の間に自分は何を得られたのかなあ。今は24歳で、今年はもう25歳かあ」なんて思ってた時期が一瞬あったんです。でも今誰もがアーティストになるチャンスを持っていて、SNSから世間に見つかっている人を目の当たりにすると、自分だってまだまだやれることあるなって、すごく反省したんです。だから、いろんな可能性を2021年に感じているし、「今は24歳、もう25歳」じゃなくて、「まだまだ24歳、25歳」に変わりました!――それは本当に、「まだまだ24歳」ですよ!プライベートの等身大の太陽さんは、休日はどんな過ごし方をしているんですか?仕事が早く終わったときは、できるだけギターに触れるようにしています。あとは本を読んだり、動画サイトで猫動画を見たり、テレビの動物番組や家族をテーマにした番組でホッコリしたり……。あの、アーティストをやらせてもらっている僕と私生活の僕って、本当に別人なんです。プライベートでは全く芸能人じゃないです(笑)ノンビリ生きています。――芸能人オーラが自然と出てしまうとか、そういったことは?消そうとは思っていないんですけど……そもそもオーラを自覚したこと、ないかも(笑)。オーラっていうものをね、消そうと思ってもなかなか消せない人には、憧れます。スターになることに、つながると思うので!――もう太陽さんは立派なスターだと思うのですが、更なる進化を目指しているんですね。今日は貴重なお話を、ありがとうございました!松尾太陽さんのサイン入りチェキを3名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年2月24日(水) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。撮影/岩田えり、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2021年02月11日お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介(44)が3月31日で芸能活動を引退すると、2月1日に所属事務所が発表した。松尾の引退に伴って、ザブングルは解散することが決定。相方の加藤歩(46)は、単独で活動を続けるという。同日には「週刊女性PRIME」で、その経緯を語ったインタビューが掲載された。記事によると松尾は、「40歳を過ぎて、漠然とこのままお笑いを続けていけるのかな」と葛藤していたという。また19年6月に反社会的勢力の忘年会に参加していた“闇営業”が発覚したこともあり、「お笑いで食べていくのは無理かなと引退を考えるようになりました」と明かしている。約2カ月間の謹慎中は、介護施設でボランティア活動などを行っていたザブングル 。そして19年9月2日放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演し、正式に復帰を果たした。しかし、新型コロナウイルスによる影響で仕事が激減したことも大きかったようだ。記事で松尾は「まだ身体が元気なうちに次に行かなきゃ」と考え、「10年前なら引退は早すぎるけど、10年後なら遅いと思った」とその決意を語っている。ザブングルは99年9月に結成し、今年で22年目を迎える。07年に決勝進出した『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)では、「スーパーのおばちゃんの話」を展開した加藤の“顔芸”や“キレ芸”に注目が集まった。いっぽう審査員のラサール石井(65)は、「ツッコんでいる形とかがめちゃくちゃ面白い」と松尾を評価。上沼恵美子(65)も「ツッコミが新しい」「初登場とは思えない。びっくりしました」と賛辞を送っていた。現在放送中の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、“運動神経悪い芸人”として視聴者から人気を博している松尾。ネットでは番組にちなんで、《水神様をもう見れないのは残念です》や《引退する前に水神様特集してください》など惜しむ声が広がっている。「もともと09年4月に “ブサイクじゃない方芸人”として紹介されました。ですが10年以上続いている“運動神経悪い芸人”企画で珍場面を連発し、“ガチ王”のキャラを確立。水泳では溺れるような平泳ぎやドルフィンキックではバックしてしまうなど、奇跡的なプレーに“水神さま”の異名がつきました。かたやリズム感は持っており、ダンスを踊りこなすといった意外性も視聴者から愛されていました。また、松尾さんは選手名鑑を持ち歩くほどプロ野球の大ファン。そんな一面を活かして、『BS12プロ野球中継2019』ではビジターに寄り添った実況や解説をしていました。“運動神経悪い芸人”の企画にプロ野球選手が監督として来てくれることも大変喜んでいましたね」(スポーツ紙記者)引退後は「企画・制作などの裏方」を考えているという松尾。40代半ばの節目でそれぞれの道を歩む決心をしたコンビに、エールが寄せられている。《松尾さんは新しい事に挑戦されるという事で、40半ばで新しい事に挑戦しようという気持ち、見習いたいと思います。応援してます!加藤さんもピンでもご活躍を楽しみにしてます》《ザブングル好きだったからなー残念、だけど松尾と加藤には頑張って欲しい》《頑張れ!松尾!!加藤!!》
2021年02月01日2021年2月1日に、お笑いコンビ『ザブングル』が解散することが明らかになりました。所属事務所によると、『ザブングル』の松尾陽介さんは、同年3月31日をもって専属契約を満了し、芸能活動から引退。話し合いを重ね、松尾さんの「芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたい」という意思を尊重した結果だそうです。この度、弊社所属お笑いコンビザブングルの松尾陽介が、2021年3月31日をもって弊社との専属契約を満了し、芸能活動から引退することをご報告いたします。これに伴い同日付で、お笑いコンビザブングルは解散となります。芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたいという松尾の思いを尊重し話し合った結果、このような結論に至りました。ワタナベエンターテインメントーより引用また、相方の加藤歩さんに関しては、引き続き同年4月1日以降も、単独で芸能活動を継続するとのこと。ネット上では、発表に対してさまざまな反応が寄せられています。・もう見れなくなるのは、さびしすぎます。・松尾さんのツッコミが好きでした。新しい道でも活躍されることを祈っています!・『アメトーーク!』の水神様が好きだったので、それだけでも出演してほしいです。同年3月をもって、21年間のコンビ活動にピリオドを打つことになった『ザブングル』。長い期間にわたって2人が残したお笑いは、多くの人の心に残り続けることでしょう。4月以降も、それぞれが新しい道で、変わらずに頑張ってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督に就任して初となる新作ミュージカル「フリムンシスターズ」が10月24日ついにBunkamuraシアターコクーンにて初日がスタートし、その際の舞台写真が到着した。11月23日(月・祝)まで東京公演が行われたあと、11月28日(土)からはオリックス劇場にて大阪公演がスタートする本作。出演者は、シアターコクーン初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージ、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、阿部サダヲら個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾さんならではの世界へ誘う。10月24日の初日、まず舞台には派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川さんが登場。そこは、彼女が建てた新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場「テアトル・ド・モモ」――。皆川さん演じる信長がストーリーテラー的な立場となり、今回の物語は幕を開ける。そして舞台装置が動き、西新宿の小さなコンビニで働くちひろの部屋、薄汚れた狭いアパートの一室が登場。ちひろは無気力で猫背、住み込みでなぜか無給、そして時々店長と寝る毎日を過ごしている。舞台上には巨大な白い円錐形状の身体を持つバスタオルおじさんが立ち尽くし、ボートに乗った黒人が通り過ぎたりするが、これは彼女にしか見えない存在だ。さらに西新宿の少し離れた別の場所にいたのは、かつての大女優みつ子と、その同志として彼女をサポートする親友のオカマのヒデヨシ。自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまったみつ子がヒデヨシと共に偶然、ちひろが店番中のコンビニを訪れたことで3人は出会い、その運命を共にすることとなる。ちひろを演じるのは長澤さん。前半の無気力ぶりから、大ファンのみつ子に出会い生気を取り戻していくギャップが激しく、そのコントラストに観客は魅了された。みつ子役の秋山さんは、笑いを差し込んでいく間が絶妙。ヒデヨシ役の阿部さんは、キャラクターが持つチャーミングさはもちろんのこと、歌の表現力の豊かさからも客席の空気を力強く動かしていた。松尾さんは、このコロナ禍の影響で時間が生まれて歌詞を書くことが出来たからこそ、当初の音楽劇の予定が“新作ミュージカル”となったと語っており、曲数は20曲以上と多く、インパクトのある言葉もたくさん耳に残る。また二幕は、予想が何度も何度もいい意味で裏切られ、そのワクワクはエンディングまでずっと転がり続ける。本作はファンタジーでありながら、マジックリアリズムでもあり、ハードボイルドのようでもありながら、しかしやはり喜劇なのだ。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」東京公演は~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて上演中、大阪公演は11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月26日松尾スズキが手掛ける舞台『フリムンシスターズ』が本日10月24日(土)より開幕する。今作は松尾がシアターコクーンの芸術監督に就任して以来、初の書き下ろし新作。また、繰り返し再演を重ねた名作『キレイ−神様と待ち合わせした女−』の初演から数えると、実に20年ぶりのミュージカル作品となる。物語の中心となるのは、『キャバレー』でも松尾とタッグを組んだ長澤まさみ、『キャバレー』だけでなく『キレイ』初演、再演にも出演していた秋山菜津子、そして大人計画を代表する役者である阿部サダヲの3人。阿部の松尾作品への参加は『ゴーゴーボーイズゴーゴーヘブン』以来4年ぶりとなる。長澤の役どころは、西新宿の片隅にあるコンビニで働き、その店の上に住む冴えない女性・ちひろ。彼女が毎日YouTubeで観ている昔のドラマの主演女優・みつ子を秋山が、みつ子の親友であるゲイのヒデヨシを阿部が演じる。この3人が出会って「フリムンシスターズ」が誕生し、そして3人が友情を育みながら何者かと戦う――というもの。タイトルにもなっている「フリムン」とは沖縄の方言で、「気がふれた」「狂ったような」「バカ」を意味する言葉。ちひろが沖縄のユタの血筋であることからきている。作品内の楽曲の歌詞は全編松尾によって書き下ろされているが、この楽曲にも沖縄音階が使われるものがあるという。これまで、複数のインタビューで「日本発信の新作ミュージカルをやりたい」と語っていた松尾。今作も、シンプルに物語の合間合間に曲がさし挟まれる「音楽劇」の形で進んでいたのだという。しかしコロナ禍による自粛で時間が生まれたことによって、『フリムンシスターズ』が長年の野望である「真日本製・本格ミュージカル」になったというわけだ。『キレイ』が再演を重ねるたび、ミュージカルとしての魅力が増していたことを思うと、今作もおそらくこの先繰り返し上演される作品になる可能性が大きい。今作を観るということは、つまり長年愛される名作の誕生に立ち会うことになるだろう。なお、ぴあアプリの連載「めくるめく演劇チラシの世界」のインタビューでも松尾が今作について語っている。『フリムンシスターズ』作・演出:松尾スズキ音楽:渡邊崇10月24日(土)~11月23日(月・祝)会場:Bunkamuraシアターコクーン【ライブ配信情報】対象公演:11月12日(木)18:30の回SPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドにて公演のライブ配信を実施SPWN(スポーン)詳細→ メンバーズオンデマンド詳細→ 文:釣木文恵
2020年10月24日EXILE NAOTOと土屋太鳳がW主演する映画『フード・ラック!食運』が、東京国際映画祭にて上映が決定。思わずお腹が鳴ってしまいそうな予告編も到着した。10月31日(土)から11月9日(月)まで開催される「第33回東京国際映画祭」。本作は全国公開に先駆けて、同映画祭の特別招待作品部門に出品、ワールドプレミアとして世界最速上映される。合わせて到着した予告編は、ジューっとお肉を焼くシーンから始まり、お肉たちの豪華ラインナップと共に、奇跡の食運を持つライター・良人(EXILE NAOTOさん)と人気グルメ評論家・古山(松尾諭)による熱い対決シーンが組み込まれている。新人編集者・静香(土屋さん)らが豪快に食らう姿や、良人の幼い頃の母(りょう)との思い出が映し出され、また「ケツメイシ」の主題歌「ヨクワラエ」が物語を盛り上げている。『フード・ラック!食運』は11月20日(金)より全国にて公開。「第33回東京国際映画祭」は10月31日(土)~11月9日(月)六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほかにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:フード・ラック!食運 2020年11月20日より全国にて公開ⓒ2020松竹
2020年09月29日橋本環奈、松尾諭らが新キャストとして加わる、10月スタートの深田恭子主演ドラマ「ルパンの娘」。この度、本作のポスタービジュアルが到着した。昨年放送された前作のポスタービジュアルは、三雲華(深田さん)らLの一族がそれぞれのポーズを決め、桜庭和馬(瀬戸康史)が彼らを追いかけるという構図に。一方、今作のビジュアルは、Lの一族と、華と事実婚して家族となった和馬のまるで家族写真のような1枚となっており、さらにそこに、一族に復讐を誓う、代々「名探偵一家」の娘・北条美雲(橋本さん)が彼らを追いかけるという構図となっている。また、華の腕の中には仮面をつけた赤ちゃんが…。本ビジュアルについてアートディレクター・柳原康之(KiGO株式会社)は「Lの一族はすごくキャラクターが立っていて、ごく普通のことをするだけで違和感が出て面白いのではないかと思い、どこの家族でもやるような記念撮影のビジュアルを用いて、ステキな家族を表現させていただきました」と説明。プロデューサーは「前シリーズでは、深田恭子さん演じる華と瀬戸康史さん演じる和馬のロミオ&ジュリエットを軸につくっていましたが、実は隠しテーマとして、奇妙奇天烈(きてれつ)な家族がだんだんほほ笑ましく見えてきて、最後は“こんな家族ってステキだな”と思ってもらえることを願って制作していました。今回、晴れて華と和馬が結婚して新たな家族をつくっていく話になるので、ポスターは“家族の物語”を前面に打ち出したいなと思いました」とコメントしている。「ルパンの娘」は10月15日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年09月24日深田恭子主演「ルパンの娘」の続編がこの秋放送されるが、そんな本作に登場する新キャストとして、橋本環奈、松尾諭、我修院達也、伊吹吾郎の出演が明らかになった。橋本さんが演じるのは、京都で代々続く名探偵一家の娘・北条美雲。亡くなった父は平成のホームズ、祖父は昭和のホームズと呼ばれた名探偵で、彼女自身も令和のホームズを目指している。何不自由なく育った彼女だが、とある事件に巻き込まれ、北条家は没落、借金を背負ってしまう。そして祖父が「自分に何かあれば“Lの一族”を追え」と語っていたことから、美雲は“Lの一族”が犯人に違いないと思い、一族を探しだし復讐を果たすことを心に誓うのだ。洞察力・推理力に長けている上に頭の回転も速いが、その一方でド天然な一面もある美雲。今回第1話では中学生、第2話では高校生、第3話以降は社会人となって登場。幅広い世代の役柄を演じ分ける。橋本さんは、中学生を演じることに「正直、大丈夫かなと(笑)」と不安を覚えたそうで、「制服は、これまで着たことのないものはないんじゃないかというくらい着ていますし、高校生役もたくさん演じてきましたが、回想シーンなどを除くと中学生役は初めてです。中学生役の際は、上下、青いかわいいセーラー服で、今まで着たことのない制服なので楽しみです」とコメント。また京都弁にチャレンジする今回。「今回のように方言を使って演じることが初めてなので苦労しています(笑)。役柄が探偵なので、セリフの中に普段生活していて使うことのない専門用語が多い上に、京都弁を意識しなければならないので。難しいですけど、京都弁は新鮮で楽しいです」と苦労しながらもそれを楽しんでいるという。そして「今回の新シリーズ、新たなるキャストの一人として、作品に新しい風を少しでも吹き込ませることができたらうれしい限りです。演じさせて頂く美雲が個性の強いキャラクターですので、私個人としても今までにない役を楽しみながら演じたいと思います。是非楽しみにして下さい」と視聴者へメッセージを寄せている。また、松尾さんは和馬(瀬戸康史)が左遷されてきた所轄の上司・蒲谷隆太、我修院さんは北条家に代々仕える老執事・山本猿彦、伊吹さんは昭和のホームズで美雲の祖父・宗真を演じる。木曜劇場「ルパンの娘」は10月15日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年09月09日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督就任後、初の書き下ろし作品となる『フリムンシスターズ』をついに始動させる。そこで松尾に、現段階の構想を聞いた。本作の柱となるのは、長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲの3人。この3人に新作を書き下ろしたいという思いから始まり、さらに…。「以前から女同士の友情の話が好きで、女のバディものを書いてみたいと思っていたんです。映画の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とかを観ると、なんかエモいっていうか(笑)。そこから僕が撮った映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で、秋山さんに演じてもらった砂山みつ子という質の悪い女優と(笑)、彼女のファンだった女、あと女優に媚びへつらって小遣いを巻き上げようとしているゲイ。その3人の“シスターズ”が、ある瞬間友情を沸騰させるような、ファナティックな状態を描きたいと思ったんです」その状態を表すのがタイトルにある“フリムン”なのだが、こちらは松尾が好きな小説『死の棘』から引用したと言う。「一種の憑りつかれたような状態のことを、沖縄や奄美の言葉で“フリムン”と言うそうなんです。あと沖縄には“ユタ”っていうシャーマンの伝統があって、日常と霊の存在が混在しているような人がいる。霊みたいなよくわからないものを、リアルとして受け止めているのがすごく面白いなと思って。それでまさみちゃんの役を沖縄出身の、先祖たちにまとわりつかれて面倒くさい状態になっている女にしようと。さらに女優もゲイもどこか欠落を抱えていて、この3人がバチっとそろった時、化学反応を起こしてすごいエネルギーを生む。そんな話になったんです」また本作は、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、20年ぶりの松尾の新作ミュージカルでもある。もともとは音楽劇だったが、コロナ禍で思いがけず出来た時間が、新作ミュージカルの誕生を後押ししたそう。そしてその音楽に松尾が指名したのは、前出の映画『108』に続いての参加となる渡邊崇。「これまでも芝居の中に和の楽器を取り入れたり、西洋の影響下だけじゃない、日本発信の音楽劇をつくることにわりとこだわってきたんです。で、日本独自の音階を取り入れたミュージカルにしたいと考えた時、沖縄の音階ってすごくエキゾチックで素敵だなと。そういう僕のやりたい感覚をわかってくれたのが、渡邊さんだったんです」「こんな時代だからこそ、生の舞台を観て笑いたいよねって思いはすごく強くて」としみじみと語る松尾。コメディセンスにおいても抜群の3人をメインに、今秋松尾が、劇場に再び笑いという灯をともす。公演は10/24(土)~11/23(月・祝)、シアターコクーンにて上演。チケットぴあにて先行抽選エントリーを受付中。(~9/9(水)11:00まで)取材・文:野上瑠美子
2020年09月08日篠原涼子(46)主演ドラマ『ハケンの品格』第2シーズン(日本テレビ系)の第1話が、6月17日に放送された。2007年に放送された第1シーズンは、当時全話平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ)を超える大ヒット。脚本は『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)でお馴染みの中園ミホだ。前作から時は流れ、勢いの失った大手食品商社「S&F」。営業企画課の課長・里中賢介(小泉孝太郎)は、起死回生の切り札として“伝説のスーパーハケン”大前春子(篠原涼子)を呼び戻す。13年ぶりの職場復帰も完璧にこなす春子の陰で、若手派遣社員・福岡亜紀(吉谷彩子)は正社員・墨田主任(松尾諭)のセクハラに悩まされており……、というのが第1話のあらすじ。亜紀のセクハラ被害を知った新卒派遣社員・千葉小夏(山本舞香)は匿名が約束される社内の目安箱に告発。しかし、正社員を守ろうとする人事部から呼び出された2人は、保養所に軟禁されてしまう。被害を訴える亜紀と小夏だが、人事部長は「濡れ衣」と墨田を擁護し、聞く耳を持たない。挙げ句の果てには、人事部総出で「そっちから誘ってきたそうじゃないか」「本当にセクハラにあったなら、会社で笑ったりできないだろう」「セクハラの相手にお礼のメールなんて不自然だろう」と亜紀を責め立てる。契約打ち切りの危機に立たされた2人だが、ロシアとの重要な会食中から抜け出した春子がチェーンソーを持って登場。会議室の扉を豪快に切り刻み、2人を救出する。そして、「死ぬほど嫌な目にあった次の日もハケンが笑顔で出社するのは生きるためです。生きるために泣きたくても笑ってるんです」と人事部長に物申し、事態は一件落着。前作と変わらぬ“スカッとする”展開には、ファンから歓喜の声が相次いでいた。《週の折り返し苦しい水曜日にピッタリなスカッとするお仕事ドラマ!ハケンの品格面白い最高》《ハケンの品格は痛快さと爽快感がたまらない。これ位誇りを持って働く事の大切さを教えてくれる良い番組》だが、物語の舞台は2020年。大勢の社員が派遣社員を軟禁して詰問するという展開には“時代錯誤”と指摘する声もあった。《#ハケンの品格 面白かったけど、「主人公を正義にするための作られた絶対悪」が現実離れしていて少し引っ掛かった。最近のお仕事ドラマで、「どちらも正義だけどぶつかり合う」という現代的な「落としどころを見つける働き方」を見ることに慣れ過ぎたかな。現実、スカッとジャパンそうそうないもんね》《ハケンの品格。昔見てたけど、今回のドラマっていつの時代っていうぐらい時代錯誤に感じるのは私だけなのかな?セクハラ取り上げるにしても、無理矢理感がハンパなくてチャンネル変えた》《今作は13年前とは変わった社会における問題(パワハラ、セクハラ等々)を扱ってそこにフォーカスしていくんだろうけど勧善懲悪でスッキリさせたいからかぶっとんだ演出が多くてその問題点すら「誇張でしょ、実際ある訳ないじゃん」みたいに言われてるのなかなか地獄だなとも思う》13年ぶりに“職場復帰”した春子。果たして、どのような“アップデート”を見せていってくれるのか、期待したい。
2020年06月24日俳優として数々の作品で活躍している田口浩正(たぐち・ひろまさ)さん。ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)シリーズを始め、2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな田口浩正さんの活躍や、俳優の松尾諭(まつお・さとる)さん・田口トモロヲさんに似ているとのウワサ、お笑いコンビ『テンション』として活動していたことなど、さまざまな情報を紹介します!田口浩正はドラマ『仁―jin―』に出演田口浩正さんは2009年に放送されたドラマ『JIN-仁-』(TBS系)に、西洋医学所の医師である山田純庵役で出演しています。同作は、現代から幕末へタイムスリップした大沢たかおさん演じる医師・南方仁の活躍を描いた、SF要素の強い医療時代劇。2011年には完結編が放送され、大ヒットを記録しました。当初、山田純庵は理解できない医療知識を持つ南方仁に不信感をあらわにします。しかし、自らが南方仁の治療によって病から救われたことをきっかけに改心。南方仁にすっかり信頼を寄せ、仲間たちとともに医療機関『仁友堂』を支える医師として活躍しました。田口浩正と松尾諭は似てる?田口トモロヲとは?田口浩正さんは2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)に、京都の商人・吉野福之助役でゲスト出演。窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一の父に商談を持ちかける呉服商を演じました。すると、ドラマを見ていた人の間で「田口浩正さんが2人いる!?」と話題に。どうやら、同作にレギュラー出演している俳優の松尾諭さんと田口浩正さんのビジュアルがそっくりということで、混同してしまう人が続出したようです。田口浩正さんに間違われてしまった松尾諭さんは、自身のツイッターを更新。「今日は1人2役でした(嘘)」とお茶目にツイートし、笑いを誘っていました。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 松尾諭は『シン・ゴジラ』の泉修一役! 朝ドラ『エール』では一人二役とのウワサもまた、田口浩正さんは俳優の田口トモロヲさんともよく勘違いされてしまうといい、その理由は名字が同じであることだといいます。眼鏡をかけていること以外はかけ離れている2人ですが、1996年に公開された映画『ガメラ2 レギオン襲来』で共演を果たしており、この時も多くの人を混同させてしまったようです。田口浩正のお笑いコンビ『テンション』が復活!今でこそ俳優としている田口浩正さんですが、以前はお笑い芸人として活躍していました。1989年に、お笑い芸人の芋洗坂係長(いもあらいざか・かかりちょう)こと俳優の小浦一優(こうら・かずまさ)さんとお笑いコンビ『テンション』を結成。同期のお笑いコンビ『さまぁ~ず』と肩を並べ、バラエティ番組などで活躍していましたが、1993年頃にコンビ活動を休止しています。そんな中、田口浩正さんは2019年8月のツイッターで、名コンビの復活を発表。同月4日に開催した、自身が率いるバンド『THE8343(やさしさ)』のライブ『The8343 Live2019 “やさしさ”横浜初上陸』のゲストとして、芋洗坂係長が出演することを報告しています。8/24(土)『THE8343Live2019』@横浜サムズアップ ライブゲストは!テンション復活っす!夏の終わり、お楽しみ下さい。(田口) #THE8343 #テンション #小浦一優 #芋洗坂係長 #田口浩正 pic.twitter.com/fKbdE2B3VH — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) August 21, 2019 サプライズな報告にファンは「懐かしい」「最高すぎる!」と大喜び。また、同期である『さまぁ~ず』の三村マサカズ(みむら・まさかず)さんもツイッターで「おお、同期の『テンション』が復活か…」と反応し、話題になりました。田口浩正のドラマや映画は?これまで多くの作品で活躍してきた田口浩正さん。中でもドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)には2006年放送の第1シーズンから出演し、今や同作に欠かせない存在になっています。劇中では警視庁捜査一課特別捜査班刑事で巡査部長の矢沢英明役を好演。吹越満(ふきこし・みつる)さん演じる刑事・青柳靖のパートナーとしてオールマイティに活躍しています。さらに2020年公開予定の映画『太陽が動かない』にも出演。【出演情報】映画「太陽は動かない」2020年5月15日公開!!田口も出演させていただきます!!心臓に爆弾!?秘密組織のエージェント!?果たして田口は何者なのか…!?ぜひご覧ください!(スタッフ) #太陽は動かない — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) January 17, 2020 同作は心臓に爆弾を埋め込まれた主人公たちが、世界各国のエージェントと駆け引きを繰り広げつつミッションに挑むという壮大なアクション映画。これまでの田口雅弘さんの雰囲気とは異なる役柄に注目が集まっています。田口浩正さんの今後の活躍に注目です!田口浩正 プロフィール生年月日:1967年10月8日出身地:福岡県血液型:O型身長:1803所属事務所:ホリプロ高校を卒業後に上京し、劇団『東京乾電池』に第1期研究生として所属。1989年には小浦一優(現・芋洗坂係長)とお笑いコンビ『テンション』を結成し、バラエティ番組などで活躍する。同年映画『ファンシイダンス』で俳優デビュー。以降も映画を始め、ドラマ『警視庁捜査一課9係』などの人気作に多数出演し、名脇役としての地位を築いている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日「NEWS」増田貴久主演「レンタルなんもしない人」の8話が5月27日深夜オンエア。笑顔を見せるのが下手(?)なレンタルさんのぎこちない表情に「可愛すぎる」「愛おしい」などの声が続出。放送延期を悲しむ反応も多数上がっている。「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」というTwitter上に誕生した実在のサービス“レンタルなんもしない人”をドラマ化する本作。会社員時代に心が折れ、何もしない人生を選択した“レンタルなんもしない人”=レンタルさんこと森山将太に増田さん。そんなレンタルさんを受け入れ支える妻の沙紀に比嘉愛未。“レンタルさん”とは正反対の性格で仕事に熱い情熱を燃やしていたが、失敗し彼女とも距離が離れていく神林勇作に葉山奨之。レンタルさんに毎度雑誌を売りつけるホームレスの金田に古舘寛治といったキャストがレギュラー出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雑誌の取材も受け徐々に知名度が上がってきたレンタルさん。そんなレンタルさんの元に瀬戸正一郎(松尾諭)から依頼が舞い込んだ。マッチングアプリで知り合った女性とデートし、告白したが3週間連絡がないといい、何が悪かったのかデートを一緒に振り返って欲しいという依頼だった。瀬戸と一緒にパンケーキを食べ、ボートに乗って…と“再現デート”するレンタルさん。現在42歳の瀬戸は、お見合いパーティーなどにも参加してきたが結婚には程遠く30戦30敗だという。告白した場所までボートで向かい、告白した際に一緒に渡したラブレターを見せる瀬戸。ボートを降りると彼女から3週間ぶりの連絡がくるも、またフラれてしまう。そこで次の依頼まで時間がないことに気づいたレンタルさん。瀬戸が次の場所までタクシーで送り届けるのだが、次の依頼は“老夫婦の結婚式を偶然出くわしたぐらいの表情で眺める”というもので…というのが今回のおはなし。老夫婦の結婚式を眺めるレンタルさんだが、笑顔のぎこちなさを瀬戸に指摘されてしまう…その姿に「上手に微笑めないレンタルさんが可愛すぎる」「レンタルさんの表情が愛おしい」「いつも真顔のレンタルさんの頬笑みに癒された」という声が続出。また放送後、増田さんから次回以降の放送延期が告知されると「レンタルさんもついに延期かぁ」「週一の癒しが…」など、SNS上には悲しみの声が上がっている。(笠緒)
2020年05月28日俳優として数々の作品で活躍している松尾諭(まつお・さとる)さん。2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』や、2020年前期の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな松尾諭さんが出演するドラマや映画、キスシーン、女優・多部未華子(たべ・みかこ)さんとの関係性、さらに『文春オンライン』での連載など、さまざまな情報を紹介します!松尾諭、『シン・ゴジラ』のペットボトルのシーンは台本になかった?松尾諭さんは2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』で、保守第一党政調副会長・泉修一役に抜擢。特に、劇中で泉修一が主人公・矢口蘭堂に水のペットボトルを渡しながら「まずは君が落ち着け」といさめるシーンが話題になりました。超プレミアポスターの前で竹野内センパイと。シンゴジラ公開まであと5日! #シンゴジラ pic.twitter.com/BMYwZPN4pc — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) July 24, 2016 そんな名シーンについて、松尾諭さんは2016年8月24日に行われた上映会イベント『女性限定鑑賞会議』に出演した時に「このシーンは台本にはなかった」と驚きの告白。台本に「ペットボトルを差し出す」とだけ書いてあったため、悩んだ松尾諭さんは矢口蘭堂の胸に、水のペットボトルをドンと押し付けるアドリブを見せたのだそう。松尾諭のキスシーンはどんな映画? ほかにはどんな映画に出演?松尾諭さんは2009年公開の映画『のんちゃんのり弁』に出演。同作では役者人生初のキスシーンを経験したことを自身のツイッターで報告しています。岸部一徳さんの衣装タグの時につぶやき忘れたんですが、緒方明監督の「のんちゃんのり弁」公開中です。もうすぐ終わっちゃいますけど、僕の役者人生初の、そして恐らく最後のキスシーンが…あんなキレイな人と。— 松尾 諭 (@matsuo_satoru) November 5, 2009 さらに、映画『テルマエ・ロマエ』には、伊丹登役で出演。上戸彩(うえと・あや)さん演じるヒロイン・山越真実のお見合い相手をコミカルに演じています。そんな松尾諭さんがこれまで出演した、主な映画作品はこちらです。松尾諭主な出演映画・『亡国のイージス』・『五億円のじんせい』・『羊の木』・『ミックス。』・『LAST COP THE MOVIE』・『後妻業の女』・『シン・ゴジラ』・『珍遊記』・『進撃の巨人』・『友だちと歩こう』・『謝罪の王様』・『のんちゃんのり弁』・『県庁おもてなし課』・『テルマエ・ロマエ』松尾諭、そっくりな田口浩正と朝ドラ『エール』で間違われる?これまで数々の朝ドラで活躍してきた松尾諭さん。2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)にもレギュラー出演し、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一が勤める銀行員の先輩・鈴木廉平役を演じています。同作には、俳優の田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんがゲストで登場。すると、2人の容姿が似ていることから、視聴者から「同じ人が2人いる!」「よく似ていますね」といったコメントが寄せられました。こちらが、田口浩正さんです。いよいよカツベン!です‼️周防正行ワールド炸裂です‼️鼓叩いてます。お楽しみ下さい。(田口) #カツベン ! pic.twitter.com/S0zJvhbO7Y — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) December 13, 2019 松尾諭さんは自身のツイッターを更新し、「今日は一人二役でした(嘘)」とお茶目にツイート。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 この投稿は、ファンからかなり好評だったようです。松尾諭は『わろてんか』ほか、朝ドラに多く出演!朝ドラ『エール』のほかにも松尾諭さんは、2017年後期放送の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)に川上四郎役で出演していました。同作では広瀬アリスさん演じる秦野リリコの、漫才の相方役を好演。劇中ではアコーディオン演奏で視聴者を圧倒させ、秦野リリコへの恋や上海への移住といった見せ場で、注目を浴びました。松尾諭さんが、これまでに出演した朝ドラ作品はこちらです。・『てっぱん』中岡徹役・『ひよっこ』益子次郎役・『ひよっこ2』益子次郎役・『わろてんか』川上四郎役・『わろてんかスピンオフ「ラブ&マンザイ〜LOVE and MANZAI〜」 第2話「リリコのボディーガード」』川上四郎役・『エール』 鈴木廉平役松尾諭『絶対零度』や『相棒』などでも活躍!松尾諭さんは朝ドラ以外にも数々の作品で存在感を示しており、2020年放送のドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』(フジテレビ系)では諏訪樹生役として出演。また、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にもシーズン15から弁護士・連城建彦役で出演しています。さらに2019年に放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)ではゼネラルマネージャー・鍵原誠役を担当しました。同作では、ラガーマンだった経験を生かし、主人公率いるチームのライバルという役どころで、見事な演技を見せています。 View this post on Instagram A post shared by 松尾諭 (@satoru_matsuo) on Jun 27, 2019 at 4:20am PDT松尾諭は多部未華子とプライベートで友達松尾諭さんは人柄のよさから老若男女に好かれており、女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんとも仲がいいことが明らかになっています。2020年4月10日に放送されたバラエティ番組『A-studio』(TBS系)に出演した多部未華子さんは、「プライベートだけでずっと仲よしです」と松尾諭さんとの関係を告白。さらに「よくうちに来ます」と明かし、MCの笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さんを驚かせていました。明日よる11時~ #astudio +は #多部未華子 さん☆多部さんがプライベートで仲良しだという先輩俳優 #松尾諭 さんに #藤ヶ谷太輔 さんが極秘取材!!松尾さんとはムチャクチャ仲が良いと主張する #笑福亭鶴瓶 さんに多部さんは「聞いた事ないです」!?☆その場で松尾さんに電話することにしたのですが…!? pic.twitter.com/vXKsjkhhAb — A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) April 9, 2020 それだけでなく多部未華子さんは2011年に、松尾諭さんの娘に絵本のプレゼントをしています。2011.3.2多部未華子ちゃんから、遅ればせの出産祝いでうちの娘に絵本のプレゼントいただきました! 松尾 諭 (@matsuo_satoru) March 2, 2011 2人が本当に仲よしであることが伝わってきますね。松尾諭、文春でエッセイを連載!松尾諭さんは役者だけでなくライターとしても活躍しており、2020年5月現在、『文春オンライン』でエッセイ『拾われた男』を連載しています。同作の第1回目は文芸雑誌『文學界』の2017年4月号に掲載され、その多才さが話題に。名バイプレイヤーとしてだけでなく、文学シーンでも才能を見せる松尾諭さん。これからの活躍にも注目です!松尾諭 プロフィール生年月日:1975年12月7日出身地:兵庫県血液型:AB型血液型参考()身長:176.53所属事務所:エフ・エム・ジー役者の道を志して地元・兵庫県から上京し、2000年の映画『忘れられぬ人々』で俳優としてデビュー。その後、映画『亡国のイージス』や『シン・ゴジラ』など多数の話題作に出演している。NHK連続テレビ小説『わろてんか』などの朝ドラ作品の常連でもある。現在は連続テレビ小説『エール』に出演し、存在感ある演技を見せている。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日高級食パン専門店「ねこねこ食パン」は、2020年5月16日にイラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ商品「ねこねこクッキー」を発売いたします。6月上旬よりオンラインストアでもお取り寄せ可能です。「幸せを呼ぶお菓子」として親しまれているスペインの伝統菓子「ポルボロン」をモチーフにした、さくさくホロホロとした食感の優しいくちどけのクッキーです。ねこねこクッキー ミルク味さくさくホロホロ、おいしいミルク味。6種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円)ねこねこクッキー いちご味優しい甘みのいちご味。3種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円+税)ぜんぶ集めたくなる9種類のねこデザインボックス入り!雑誌、書籍、カタログ、CDジャケットのデザインなど幅広く手掛けられている人気イラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ。デスクに飾ったり小物入れとしてとして使用するのもGOOD。オンラインストアにてお取り寄せ可能!6月上旬より、オールハーツカンパニーの公式オンラインストア「オールハーツモール」にてお取り寄せが可能となります。<オールハーツモール>販売店舗情報5月16日より、全国のねこねこ食パン店舗にてご購入いただけます。●店舗情報●公式HP●公式インスタグラム●公式ツイッターイラストレーター「松尾ミユキ」さん雑誌、書籍、カタログ、CDジャケット、パッケージのデザインなど幅広く活躍されている人気イラストレーター。「ねこねこ食パン」のHPやグッズのイラストのデザインも手掛けられています。公式HP:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月15日沢村一樹主演、ビッグデータから犯罪を予測、未然に阻止する刑事たちを描く「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の10話が3月9日オンエア。テロはまだ終わってなかった…ミハンが辿り着いた“黒幕”に視聴者からは小田切に対する同情の声が集まっている。ミハンのリーダー・井沢範人に沢村さん、井沢の監視を命じられている山内徹に「関ジャニ∞」横山裕、ミハンのメンバー・小田切唯に本田翼、ミハンに志願したハッカー・加賀美聡介に柄本明、ミハンの新メンバー・吉岡拓海に森永悠希、ミハンの法制化を目指す元加害者家族・香坂朱里に水野美紀。小田切と交際することになる篠田浩輝に高杉真宙といった配役。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。東京サミットを狙ったテロは未然に防がれたが香坂は死亡。警視庁の上層部はすべての責任を香坂に押し付けミハンも解体の危機に瀕する。そんななか小田切のもとに電話が。駆け付けると篠田が何者かに撃たれていた。篠田が自分を撮影した写真を見た小田切は、どの写真にも同じ人物が映り込んでいることに気づく。それは今回のテロに関わっていたクラッカーの諏訪樹生(松尾諭)だった。篠田は独自に諏訪のことを探ろうとして事件に巻き込まれたのでは?と責任を感じる小田切。諏訪のアジトを割り出しテロの“黒幕”を捕まえようと動き出すミハンチームだが、加賀美がようやく重たい口を開く。加賀美は26年前に起きた映画館の毒ガス事件で香坂の弟を救い出していた。弟の水島歩はその後施設に引き取られたが、ある日加賀美が作ったミハンのプロトタイプのデータを盗み出して行方をくらましていた。そしてミハンが探し出した“黒幕”、水島歩は篠田だった――というのが今回のストーリー。篠田がテロの黒幕だと知り、信じていたものが崩れ去って泣き崩れる小田切。その姿に「前作で田村さんとコンビを組んでた小田切ちゃんがそこで田村さんを失って、今作では篠田が…」と同情の声が集まる。自らの手で篠田の犯罪を終わらせようとする加賀美、それを止めようとする井沢は小田切を山内に託す。このラストに「小田切ちゃん…もう山内くんにしない??」「もうこうなったら小田切ちゃんと山内くんが一緒にいるしかないよ!」といった声も上がっている。(笠緒)
2020年03月09日草なぎ剛が主演を務める舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』が1月11日からKAAT神奈川劇場大ホールにて開幕した。本作は、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの作品で、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いている。初日を前に取材に応じた草なぎは、直前まで調整が続いていることを明かし、「最後までたどり着けるかどうか…膨大なセリフの量で正直まだ覚えきれていない…」などと不安な心境を覗かせながらも、「見どころは本当にすべてだと思います。ちゃんと出来たら、すごくエンターテイメント性の高い、いい作品になるのではないか。みんなで毎日毎日頑張ってきたので、僕らにしか出来ない『アルトゥロ・ウイの興隆』が届けられると思います」と決意を語った。演出を務めるのは、草なぎと2018年に『バリーターク』でタッグを組んだ、白井晃。草なぎについて、白井は「私が色々とお願いすることに対して、正面からぶつかっていただいていて、どんどん『アルトゥロ・ウイ』というギャング団のボスになりきっていただいている。剛さんは、人の気持ちを引き寄せるチャーミングな面をお持ちなので、役どころにもあっている。チャーミングだけれど、最後には怖くて恐ろしい剛さんを見られると思います」と全幅の信頼を寄せていた。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、ファンクバンドのオーサカ=モノレールが生演奏する。白井は「ヒトラーが人々の気持ちを盛り上げるために、ワーグナーの曲を利用したように、今回はジェームス・ブラウンの楽曲を盛り込んだ。それと一緒に(草なぎが)歌い、踊り狂う姿がまた見どころ」と話している。上演時間は約3時間5分(途中休憩あり)。作品ではヒトラーの政権掌握からオーストリア併合までの史実を扱い、合間で字幕による説明も入るが、あくまで設定はシカゴのギャング団の話。華やかなショーでありつつ、それでいて重厚な芝居も見せつけられる。1幕から最後に幕が閉じるその瞬間まで続く、熱狂、狂気、不思議な高揚感、そしてそれを止められない恐怖の感覚。主演の草なぎの白熱した演技はもちろん、共演する古谷一行、神保悟志、渡部豪太、松尾諭、小林勝也など、個性豊かな俳優たちの芝居もいい。草なぎは「白井さんとまた私、草なぎ剛がタッグを組んで、今までにないにないような草なぎ剛が見られると思います。白井さんの演出もまた新しく斬新でとても痺れる感じになっていますので、ぜひとも皆さんよろしくお願いします」とコメントしている。公演は2月2日まで。取材・文・撮影:五月女菜穂
2020年01月14日草彅剛が、白井晃の演出で、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作『アルトゥロ・ウイの興隆』に挑む。ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む意欲作だ。【チケット情報はこちら】草彅と白井が初めてタッグを組んだのは、2018年の舞台『バリーターク』。その時の経験が草彅の中には強烈に残っているようで、「すごく新しい感覚でした。読んでみて全く分からない内容だったんですけど、実際にやってみたらすごく楽しくて。だから今回、白井さんが声をかけてくれるということで、別に台本を読まずとも、やりたいと言いました」と出演を決めた理由を話す。本作は、1956年にブレヒトがこの世を去った2年後の58年にドイツ・ヴュルテンブルグ州立劇場にて初演された。日本では1969年に田中邦衛主演、劇団俳優座による『ギャング・アルトゥロ・ウイ~おさえればとまるアルトゥロ・ウイの栄達』のほか、2005年に新国立劇場が招聘したマルティン・ヴトケ主演、ベルリナー・アンサンブルによる公演が上演されている。すでに稽古に取り組んでいる草彅は、難解な戯曲と向き合いながら「膨大なセリフの量だし、何を言っているのか、意味がよく分からないんです」と苦笑い。一方で、「すごく刺激的です。知らない扉を白井さんが開いてくれる感じがするし、自分が分からなければ、分からないほど未知の自分に出会える。舞台にはそういうところがある。今回もそれを期待しています」とも語っていた。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、オーサカ=モノレールによる生演奏というのも大きな見どころの一つ。『道(La Strada)』(2018年)で音楽劇に挑戦した草彅だが、改めて音楽劇の魅力を聞くと、「より僕の役の中の眠っている魂が、音楽によって呼び覚まされる。そんなことを白井さんは狙っているらしい。それができたら、観客の皆さんに新しい感動を届けられるのではないかなと思います」と話してくれた。公演は2020年1月11日(土)から2月2日(日)まで、KAAT神奈川芸術劇場大ホールにて。共演者には、古谷一行、神保悟志らベテラン陣のほか、渡部豪太といった若手キャストに加え、『バリーターク』でも草彅と共演した松尾諭、小林勝也など、個性豊かな俳優がそろっている。取材・文:五月女菜穂
2019年12月25日松尾スズキさん作・演出の舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に出演する皆川猿時さんに、作品のみどころを伺いました!松尾スズキさん初のミュージカルにして、傑作との呼び声も高い舞台『キレイ』が4度目の上演を迎える。「ミュージカルですから、歌と踊りが盛りだくさん。しかも、松尾さん独特の笑いもあって贅沢です。戦争に翻弄される人々を描いたシリアスな話ではありますが、主人公のケガレが挫けずに自分の力で再生していこうとする姿は、とっても切ないけど勇気づけられます。普遍的な作品だと思います」そう話すのは、初演から全作に出演している皆川猿時さん。前回から引き続き演じるのはカネコキネコ役。息子たちとともに、大豆で作られた兵士・ダイズ兵の死体を回収し生計を立てるカネコ組を率いる女性だ。「子供や仲間たちへの愛情や生きていくことへの気持ちは強いけれど、あまり悩まずに進んでいけちゃう人だろうと思うんです。深く考えないところは共通していますが、キネコさんが持っている心に深く熱いものは僕にはないんですよね(笑)」しかし、前回は幕が開く直前までこのキネコ役に苦しんだようで…。「宮藤(官九郎)さんの作品やコントでも女性役はやってますし、グループ魂のライブで女子高生の格好で出たり、わりと馴染みはあったんですけど、一本通して女の人っていうのは初めてだったんです。ずっとふざけていられたらいいんですけど、そうもいかないし(笑)。ちゃんとやるのがものすごく恥ずかしくて…。吹っ切れたのは、ある舞台で水川あさみさんのハジけた演技を観た時に、“これじゃん!面白くやればいいんだ”って気づきまして。助けられましたぁ。その後、宮藤さんの映画で女子高生役をやりましたが、たぶんこの作品をやってなかったらできなかったんじゃないかな」皆川さんといえば、一風変わったユニークな役を演じることが多いけれど、一昨年の舞台『流山ブルーバード』では、地方都市に暮らす冴えない中年男を、笑いを封印した芝居で好演した。「赤堀雅秋さんの演出も刺激的でしたし、とにかく評判がよかったんです(笑)。でも僕、大声出してふざけるのも大好きなんですよ。今回の稽古が始まる前に松尾さんからメールで“前回のあなた、全部のセリフ叫んでるな。そこ気をつけてな”といきなり注意されたんですが、すり抜けながら騒ぎたいです(笑)」『キレイ―神様と待ち合わせした女―』民族紛争が続く“日本”。民族解放軍を名乗る連中に10年間監禁されていた少女・ケガレ(生田)が外の世界に脱出し、さまざまな人と出会い…。12月4日(水)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子ほかS席1万2000円A席9000円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)福岡、大阪公演あり。みながわ・さるとき1971年2月1日生まれ。福島県出身。大人計画のメンバーで、グループ魂では港カヲル名義で活躍。現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』などに出演。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月08日鬼才・松尾スズキのシアターコクーン初進出作にしてミュージカル初挑戦作として、大いなる話題を集めながら2000年に初演され、以来2005年、2014年と再演が重ねられてきた『キレイ-神様と待ち合わせした女-』。作者本人が同じ作品を数年おきに演出するという、ミュージカルとしては類をみない形のなかで進化を遂げてきた同作が、12月4日に4度目の上演を迎えた。過去3回の公演では出演もしてきた松尾だが、今回は演出に専念。脚本と音楽(伊藤ヨタロウ)に手を加え、より完成度の高いミュージカルを目指す。物語の舞台は、3つの国に分かれ、100年にわたって民族紛争が続いている“もうひとつの日本”。民族解放軍を名乗るグループに誘拐・監禁されていた少女は、脱出して10年ぶりにソトの世界に飛び出し、すべての過去を忘れて自らを“ケガレ”と名乗る。ダイズ製の兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てている“カネコ組”に加わり、枯れ木に花を咲かせる能力を持つ頭の弱い少年ハリコナや、回収されたダイズ兵を食用に加工する会社の社長令嬢カスミらと出会っていくケガレ。成人したケガレ=“ミソギ”に見守られるなか、やがてケガレは、忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる……。この松尾らしい過剰な物語を描くのは、生田絵梨花(ケガレ)、神木隆之介(少年ハリコナ)、小池徹平(青年ハリコナ)、鈴木杏(カスミ)、橋本じゅん(ダイズ丸)、阿部サダヲ(マジシャン)、麻生久美子(ミソギ)ら、個性あふれる俳優陣。初演の頃は「こんなものはミュージカルじゃない、なんて評されてもまったく頓着しなかった」と語る松尾が、「4回目ともなると、いよいよミュージカルという言葉に責任をとらなければならないな」と感じ、「これが日本人が日本人のプライドを持って発する堂々たるエンタテインメントだ」と胸を張れる舞台を作り上げるために揃えられた面々だ。そもそも傑作ミュージカルであることに加え、新たな演出に新たな座組と、見どころは尽きない。12月29日(日)まで東京・シアターコクーン、1月13日(月)から19日(日)まで福岡・博多座、1月25日(土)から2月2日(日)まで大阪・フェスティバルホールにて上演。文:町田麻子
2019年12月05日来年1月にシアターコクーンの新芸術監督に就任する松尾スズキが、1999年に自身の劇団「大人計画」で上演、2010年には再演もされた舞台「母を逃がす」の上演が決定。瀬戸康史、三吉彩花、稲葉友ら出演、新演出で上演される。自給自足の共同生活を営んでいる架空の農業コミューンを舞台に、そこに生きる人々の切実な日常生活を痛烈な笑いで描き、話題となった本作。1999年には第3回鶴屋南北戯曲賞にもノミネートされた。今回、集落の頭目代行で住民たちをまとめるリーダー的存在・雄介役を演じるのは、近年では「パーフェクトワールド」「ルパンの娘」が話題となった瀬戸康史。「お話をいただいた時、この世界には足を踏み入れてはいけないような気がして、何とも言えない感情になった」と語る瀬戸さんだが、「見たことのない世界って足を踏み入れたくなるものです」とコメント。また、雄介の妹リク役には『ダンスウィズミー』で注目を浴び、今回舞台初出演となる三吉彩花。「また新たなる『初めて』を経験させて頂くことになり、緊張と興奮で震えます」と心境を明かし、「年々流行や物事の流れが早くなっている今の時代に良い意味で刺さる、そしてブレない戯曲を上書きしていけるよう、先輩方に教わりながら精一杯演じさせていただきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、流れ者の葉蔵役に稲葉友、雄介の婚約者蝶子役に山下リオ、集落の医者赤痢役にマキタスポーツ、集落の女警備長島森役に峯村リエ、雄介の母ハル子役に高田聖子、雄介の兄地介役に六角精児。そのほか、家納ジュンコ、もう中学生、湯川ひな、武居卓に加え、町田水城、山口航太も参加する。なお、今回演出を手掛けるのは、劇団はえぎわの主宰ノゾエ征爾。「このとんでもなくモンスターな本とどう取っ組み合おうかと、考えたところで分かりそうになかったので、ひとまず無邪気に取っ組みあってくれそうな方々を呼ばせていただきました。揃いました、素晴らしき珍獣たち」とキャストについてコメント。松尾さんは「芸術監督ともなれば、新しい演出家をコクーンに呼びこむというような仕事もあり、そうなると、真っ先に頭に浮かんだのが、ノゾエ征爾なのだった。彼が私の教え子であることを差し引いても、コクーンという劇場の空間を埋めるスペクタクル演出のできる数少ない若手演出家なのに、なぜ早くコクーンに出てこないのだと思ってすらいた」とノゾエさんについて語っている。<ストーリー>“自給自足自立自発の楽園”をスローガンに掲げた架空の農業集落「クマギリ第三農楽天」。病に倒れた父に代わり村をまとめる頭目代行の雄介(瀬戸康史)は、リーダーシップのなさに悩みながら頭目代行としての存在感を示すために、仮想敵国との対立を演じたり、死刑を復活させようとしたりしている。たった一つの存在価値のあかしは婚約者の蝶子(山下リオ)。いまは刑務所に入っている兄・地介(六角精児)の婚約者だったが妊娠せず、地介入所後、雄介の子どもを身ごもった。しかし、住人たちは頭目代行を全く頼りにせず、妹・リク(三吉彩花)は兄に反抗して彼が統治するこの土地を楽園だと認めようとしない。その上、女警備長の島森(峯村リエ)とよからぬ関係。ある夜、集落は謎の男の襲撃を受ける。翌朝の集会で人を集め、雄介は敵国からの攻撃対策の自警団設立を提案するが島森は難色を示す。そんなことをよそに、捨て子のトビラ(湯川ひな)は壊された合同テレビの修理をしてほしく、外部から来る保険手続き代行人の一本(町田水城)の来訪を待ちわびるばかり。事あるごとに自信を喪失する雄介。そんな息子を、母・ハル子(高田聖子)は心配する。ある日、集落に2人の流れ者がやって来て、仮想敵国・シカノバルからのスパイ容疑で雄介に捕まえられる。力持ちだが頭の弱い万蔵(もう中学生)と、切れ者の葉蔵(稲葉友)だ。2人はいとこ同士で、万蔵がシカノバルで起した事件のために逃げてきたという。そしてもう一人、監獄に入っていた地介が故郷に戻ってきて――。シアターコクーン・オンレパートリー2020「母を逃がす」は2020年5月7日(木)~25日(月)Bunkamura シアターコクーンにて上演。※2020年6月上旬、大阪にて上演予定。(cinemacafe.net)
2019年12月04日大人計画主宰の松尾スズキが2000年に手がけたミュージカル作品「キレイ-神様と待ち合わせした女-」。100年もの間、三つの国による争いが続く“もう一つの日本” を舞台に、少女監禁、戦争、民族紛争などの設定・テーマを織り交ぜながら展開していくスペクタクル作品は、Bunkamura シアターコクーンでの初演後、2005年、2014年にも再演・再々演され、松尾スズキの代表作とも言える存在に。そんな同作が12月より4度目の上演をスタート。キャストには近年ミュージカル界で輝く生田絵梨花や、これが舞台初出演となる神木隆之介など注目の顔ぶれが揃った他、今回は、東京・大阪に加え、松尾の故郷でもある福岡・博多座での上演も。話題性充分な中、福岡公演のチケット発売を前に松尾が来福。今公演への思いを語ってくれた。【チケット情報はこちら】まず故郷でのロングラン公演について、「博多は大学生の頃よく遊んでいた街で、かつては素人演劇のようなものをやっていた場所。そこでこうした大きなカンパニーの芝居を打てるようになるとは思っていなかった」と喜びを見せつつ、今作については、「作ったのは僕が30代後半の頃。初めてシアターコクーンという劇場に進出するということで、今までやったことのないことをやりたい、ミュージカルの概念をぶっ壊したいという思いから、音楽はミュージカル経験のない音楽家に、舞台装置は漫画家に頼むなど、攻めながら作った作品でした。その後、回を重ねるごとに僕自身、ミュージカルの奥深さを知り、どんどん無駄を省きながら、今作は音楽的にもかなり充実した舞台になっていると思います」と続け、さらに「特にオープニングの『ケガレのテーマ』は名曲。日本発のミュージカルのスタンダードナンバーになっていくんじゃないかと思っています」と語ってくれた。キャストについては、「これまでの『キレイ』より、ミュージカル経験のある方が揃ったように思います。生田さんに関しては、橋本じゅんさんが出演した『レ・ミゼラブル』で共演されていて、手垢のついてない演技や素晴らしい歌声に惹かれてお声がけさせていただきました。神木くんは昔から注目していたんですけど、ハリコナという少年の役のフレッシュさが、彼の初舞台というコンディションに合致するのではないかと期待しています」と語り、「うち(大人計画)の俳優たちも博多が大好きで、博多公演と聞くと少しテンションが上がっています(笑)。僕も『やっと来れた』という思い。松尾もこれくらい派手なスペクタクル演出ができるんだということを感じていただけたら」と笑顔で締めくくった。福岡公演は、2020年1月13日(月・祝)から19日(日) まで博多座で上演。チケット発売は11月9日(土)、プレリザーブは11月7日(木)11:00まで受付中。その他、大阪公演も発売中。
2019年11月06日元SMAPの草なぎ剛が、2020年1月11日から2月2日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務めることが1日、明らかになった。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務める草なぎ剛KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督を務める白井晃氏演出の新作舞台公演として、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作『アルトゥロ・ウイの興隆』を上演。ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む白井の意欲作だ。主演を務めるのは、白井と初めてタッグを組んだ舞台『バリーターク』(2018年)以来、KAATで2度目の主演となる草なぎ剛。今回、シカゴのギャングに扮し、エンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する。共演には、古谷一行、神保悟志らベテラン陣のほか、渡部豪太といった若手キャストに加え、『バリーターク』でも草なぎと共演した松尾諭、小林勝也など、個性豊かなキャストがそろった。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、オーサカ=モノレールによる生演奏というのも大きな見どころのひとつ。ファンクミュージックに彩られた、刺激的で斬新な音楽劇が誕生する。
2019年10月01日松尾スズキが監督・脚本・主演を務める妥協なきR18復讐コメディ『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。この度、本作で主人公の復讐のきっかけを作った堀田真由演じる赤井美月の場面写真が到着した。本作は、愛する妻がSNSに投稿した浮気写真を見て激怒した主人公・海馬五郎が、投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱き、たった1か月で資産1000万円を使い切るという復讐を始める…。堀田さんは、連続テレビ小説「わろてんか」では主人公の妹役を演じ、「チア☆ダン」「3年A組―今から皆さんは、人質です―」『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』などの話題作への出演も相次ぐ、いま注目の若手女優。今作で演じるのは、海馬に妻・綾子の浮気写真をリークし、海馬がとんでもない復讐を思いつくきっかけを作った売れない女優・赤井美月だ。到着した場面写真では、海馬に指をくわえさせ、ベッドに横たわり微笑む小悪魔的な一面が垣間見える。そんな清純そうな出で立ちで可愛い顔をしながらも、海馬にとってあまりに残酷な現実をこれでもかと突きつける美月役は、松尾監督曰く「見た目は癒し系、でもしたたかな女の子」というイメージでキャスティングを行ったそう。また「こういう子におじさんはイチコロになるのかな」と堀田さんの印象を語っている。20歳(撮影当時)とは思えない、強かな大人の表情も本作では注目だ。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年09月13日