俳優の二階堂ふみが主演、チェ・ジョンヒョプが共演する、TBS系火曜ドラマ『Eye Love You』(毎週火曜後10:00)の最終回(26日)に向けて、中島啓介プロデューサーがコメントを寄せた。同作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・侑里(二階堂ふみ)と、超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の恋模様を愛とユーモアたっぷりのオリジナル脚本で描くファンタジック・ラブストーリー。■中島啓介プロデューサーのコメント今回すでに、国内に限らず、韓国をはじめ海外の皆様からもたくさんの反響の声をいただいております。その声はどれも皆、本当にあたたかい応援の声ばかりで驚きました。そしてそれは我々スタッフだけでなくキャストにも届いており、その熱量に皆で“エナジーチャージ”させてもらいながら、1カット1カット一生懸命に撮影をしました。ですので、そんな視聴者の皆様とキャスト・スタッフ、皆の「愛」が集まって出来た『Eye Love You』最終回だと思います。侑里とテオは一体どんな道を選ぶことになるのか。物語の結末を一緒に見守っていただけたらと思います。そして最後の最後まで愛を受け取っていただけたら、とてもうれしく思います。よろしくお願いいたします!■最終回のあらすじテオ(チェ・ジョンヒョプ)を思って別れを告げた侑里(二階堂ふみ)だったが、その矢先に侑里とテオは事故に遭ってしまう。侑里は絵本の結末にあるように、2人が一緒にいると不幸なことが起こるかもしれないと思い…。そんな中、テオはある重大な決断を下すことに。一方、別れの悲しみを振り払うように、仕事に打ち込む侑里を心配した花岡(中川大志)と真尋(山下美月)が、2人のために動き出す!いよいよ運命の最終回。侑里とテオがつかみ取る未来の形とは!?
2024年03月26日RIZINファイターとしても活躍し、総合格闘技の選手でありプロレスラーとしても活躍するまさしく二刀流である奥田啓介選手の初のデジタル写真集「押忍」をDMM.comにて全国リリースすることが分かりました。奥田啓介写真集 表紙【デジタル写真集】 幼少から鍛えられた常人には見せられない肉体美を真冬の北海道小樽市で披露し、写真集の中ではアスリートとして迫力あるポーズや表情、またInstagramでも評判になっているファッションセンスが光る私服の着こなしも披露しており、お茶目でやんちゃなチャーミングな奥田啓介らしい魅力が本作品で少しだけ垣間見え、開放的な表情を見せてくれています。■写真集撮影から制作までの想い僕は去年は退廃的で荒れ果てた生活をしており、戦績としては振るわず…本当に強烈な人生のドン底を味わいました。しかしながら、今年は本当にゼロと言うかマイナスからのスタートで、やはり何がなんでも生まれ変わろうと腹の底から決心する事ができました。その一環で自分を奮い立たせる為にも、ご縁があって今回は写真集を制作し被写体として挑戦する事を決めました。2月中旬頃に小樽市内の撮影だったのですが、脱いだら、異次元の寒さで驚きました。まるでサバンナで暮らす動物が北極に連れて来られたような寒さでした。刺さるような寒さで全身がとても痛みがありましたが…何が何でも生まれ変わりたい。その覚悟から過酷なロケを乗り越えられました。そして、今年は試合も決まり、どうしても本当に勝ちたくて、4月から更に過酷な減量生活を始めて体重は10kg減らすことが出来ました。■今後の想いと応援してくださる方へのメッセージ本当は写真集の撮影に間に合えば良かったのですが、次回作も既に決まっている為その時には、皆様の前で披露出来たら良いなと思っています。最近は毎日ランニングをしてその姿をSNSに上げているのですが、励ましのDMや、ガンのステージ4の男性から「僕も再起を掛ける奥田選手を見て、病気に負けず奥さんや子供の為に復活した姿を見せようと心震えました」とメッセージをいただいたり、数々の著名人や沢山のフォロワーの方から激励の言葉をいただきます。それで気づいたんです。やはり一生懸命に生きるしか人の心を動かせないと。我武者羅で過激に努力する大切さを身に沁みているし、まだまだ格闘家として闘志の火は燃え行くばかりです。かっこつけでもファッションでもなく、女の子にモテる為でもなく、どうしても勝ちたい。やり直し、自分の再起した姿を自分を信じてくれた人に見せつけたい!そして勇気を与える人間になりたい。今その一心で格闘技に打ち込んでいます。今後ともどうか奥田啓介の応援をお願いします!■奥田啓介【デジタル写真集】 【Instagram】 【Twitter】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月15日外山啓介が昨年より行なってきたモーツァルト、ベートーヴェン、ショパンの3つのソナタを軸とした「《3つのソナタ》外山啓介 ピアノ・リサイタル」が3月26日に神奈川県立音楽堂にて開催される。「このプログラムはおそらく最後」と語るリサイタルを前に、外山に話を聞いた。モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第12番「葬送」、ショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」を軸にした今回のプログラム。3人の偉大な作曲家によるソナタの“つながり”に、外山は以前から興味を持っていたという。「モーツァルトの『トルコ行進曲』は、ソナタでありながらソナタ形式ではなく、第1楽章に変奏曲を置くという新しい試みをしています。ベートーヴェンも同様に第1楽章に変奏曲を置いていますが、彼の音楽を語る上で、重要なポイントがピアノという楽器の進化です。私が教えている学生が『ガラケーからスマホくらいの変化』と言っていて『なるほど』と思いましたが(笑)、ベートーヴェンというのは、楽器の進化と共に音楽の幅をものすごく広げた作曲家なんですね。『葬送』は、重いタイトルですが、どこか前向きで、死を哀しみだけでなく、苦しみからの解放のように捉えているところが魅力的だと思います。一方で同じ『葬送』でもショパンのほうが死に対する哀しみや苦しみの重み、エネルギーの大きさを感じます。モーツァルト、ベートーヴェンと比べ、ショパンって『温故知新』、古典への回帰への思いが強いんです。良い意味での折り目の正しさ――きちんと枠があるからこそ、いろんなことが引き立つという魅力を感じさせてくれます。ひと言でクラシックと言っても長い歴史があり、その中で、過去の作曲家にリスペクトを表しつつ、自分なりの新しいものを生み出していくという姿勢に僕自身、感動を覚えていますし、3つのソナタを続けて聴くことで時代が巡っていることの面白さを感じていただければと思います」。ベートーヴェンのソナタとショパンのソナタの間には、ショパンのプレリュード第15番「雨だれ」、「ノクターン第7番」、「第8番」が組み込まれる。「ショパンのソナタが変ロ短調なので、そこにつながるもので始めたくて入れたのですが、『雨だれ』から『ノクターン第7番』へのcis-moll(嬰ハ短調)とDes-dur(変ニ長調)の流れは、今年のプログラムでも一番うまく組めたんじゃないかと思っています。そこから最後のソナタにつながっていく流れもすごく美しいのでぜひ聴いていただきたいです」昨年から行なってきたこちらのプログラムだが「おそらく、今回が最後になる」とのこと。「プログラムって決める時が一番楽しいんです(笑)。このプログラムにも随分苦しめられましたし(苦笑)、同時に救われもしました。これまでの経験を活かした熟成されたプログラムになると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」。文:黒豆直樹
2023年02月20日ピアニストとしてその音楽性を深めながら、デビュー以来継続して行っている全国ツアーで、自分がその時に向き合いたいと心から感じる作品を披露してきた外山啓介。今回彼が選んだのは、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンのソナタを軸にしたプログラム。初めに決まったのは、ベートーヴェンのピアノソナタ第12番「葬送」だったという。「もともとコロナの影響で中止になった公演のプログラムに入れていたのですが、その後、コンサートが少しずつ再開したばかりの頃はまだ弾く気持ちになれず、一度横に置いてありました」外山はこれまでにもたびたびベートーヴェンのピアノソナタをプログラムに入れてきた。このソナタは、古典派からロマン派の過渡期における「扉を開きかけた作品」だと感じるという。「改めて最近、ベートーヴェンの時代の楽器の進化はすごく、それによって和声など音楽の可能性が広がっていったことを感じています。それまでのピアノソナタでは終楽章に重点が置かれていたのが、この葬送は、フィナーレもつかみどころがなく不思議なところがある。サプライズがたくさんある作品です。ベートーヴェンのピアノソナタ全曲を演奏しようという計画はありませんが、死ぬ時に、“あぁ、全部弾いたなぁ”と思えたらいいなとは思っています。今回は、自分の次の扉を開いてみたいという気持ちで取り上げることにしました。ベートーヴェンにとってピアノソナタは大切なジャンルのひとつで、その時の心情をのせた、いわば自分の身代わりのような存在だったのではないかと思います。後世の作曲家にも多大な影響を与えました。絶対に知っていなくては、先に進むことができません」そんなベートーヴェンのソナタに関連させる形で、モーツァルトとショパンのソナタも選んだ。「モーツァルトのピアノソナタ第11番《トルコ行進曲付き》は、1楽章が変奏曲で書かれているところなど、ベートーヴェンの葬送に影響を与えたと言われる作品です。また、ショパンの葬送からは、ベートーヴェンの葬送を意識していることが感じられ、改めて弾いてみると、特に4楽章など指のまわり方がよく似ています。一方で興味深い違いもあります。以前ある方から、国や宗教によって死への価値観が違う、死は全てから救われて苦しみのない世界にいくことだと認識されている地域もある、と聞きました。葬儀の行進にも、行きは暗い音楽、帰りは明るい音楽を奏でる文化があるそうです。今回取り上げるふたつの葬送には、どちらも天国への憧れ、現世の苦しみからの解放という意味があると思います。ただショパンのほうは、解放された先が人間には触れられない天上の出来事、一方のベートーヴェンは、もう少し現世の感覚に近いというか、騒がしさや華やかさがあって、捉え方の違いを感じます」「演奏することを楽しみたいし、みなさんにも楽しんでいただきたい」外山啓介 (c)Yuji Hori後半はそんなショパンの「葬送」につなげる形で調性を意識し、プレリュード「雨だれ」(変ニ長調)、ノクターン第7番Op.27−1(嬰ハ短調)、第8番Op.27−2(変ニ長調)を弾く。「変ロ短調のソナタの前には、平行調で書かれたOp.27-2のノクターンを置きました。もともとこのノクターンはすごく好きな作品。さらに平行調は似て非なるもので、背中あわせのようなところもあります。Op.27のふたつのノクターンの調性的なつながりも気に入っています。プログラミングの可能性は無限大で、逆にある意味すごく難しいのですが、僕は調性につながりのあるものが一番きれいだと感じるのです」マスターピースといわれるショパンの「葬送」については、どう自分の解釈を見つけていったのだろうか。「昔から、何かが燃えさかるようなところのある曲だと感じていました。ただその考えに凝り固まらないよう、一度頭を柔らかくして楽譜を見直してみると、改めていろいろな指示が書かれていると気がついて、とにかくシンプルに、楽譜に誠実に弾いていけばいいと思いました。熱く弾き進める部分と、冷静に、細かい色のニュアンスを表現していく部分をうまく両立させたいですね」今回のプログラムも、弾けば弾くほど難しく感じるようになったという。「自分では、ちょっと弾けるようになったぐらいが一番うまいと思えるものですが(笑)、それから本番で弾くうちあれこれ考えるようになって、葛藤がはじまります。それが昔よりもしんどいのは、ステージで演奏することの重みを一層感じるようになったからかもしれません。でもやはり、演奏することを楽しみたいし、みなさんにも楽しんでいただきたい。だから今回も、新しい可能性を自分で開いていく気持ちで、シンプルにがんばることに心を決めました」恒例となっているサントリーホールでのリサイタルでも、自然体で、今できるベストの音楽を届けたいと語ってくれた。外山啓介ピアノ・リサイタル《モーツァルト~ベートーヴェン~ショパン》9月24日(土) 14:00 開演/13: 15 開場サントリーホールプログラム:モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11 番「トルコ行進曲付き」 イ長調 K.331ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第 12 番「葬送」 変イ長調 op.26ショパン:プレリュード第15 番「雨だれ」 変ニ長調 op.28 15ショ パ ン :ノクターン第 7 番 嬰ハ短調 op.27 1ショパン:ノクターン第8 番 変ニ長調 op.27 2ショパン:ピアノ・ソナタ第2 番「葬送」 変ロ短調 op.35※曲目・曲順等が変更になる場合がございます。取材・文:高坂はる香■チケット情報
2022年09月09日夫婦で一緒に何かやってみたい。フォトグラファー夫婦が営む写真館僕と同じフォトグラファーの仕事をしている妻と、一緒にできることは何か?と考えたときに、思い浮かんだのが「写真館」でした。僕も妻も共通して、“街にある昔ながらの写真館”という文化が好きで、「いつか」と思っていたことが初めて形になったのが2018年12月のこと。学芸大学の『BOOK AND SONS』でのフリマイベントに誘われて、小さなスペースで出張写真館をやったことが『杜写真館』の始まりです。杜写真館の“杜”は、長男の名前から取りました。妻まどかさん、長男トキくん、次男シキくん。今の杜写真館は、イベントなどで記念写真を撮り下ろす出張写真館と、個人のオーダーを受けて七五三などの行事で出張撮影する2つの軸で活動しています。リクエストがあればデジタルで撮るときもありますが、ふたりともフィルムで撮るのが好きなので、出張写真館では基本的には35mmのフィルムで撮り下ろしています。出張写真館のイベントの合間に家族写真を撮影するのが恒例。データのほかにも、1枚プリントをつけて渡しています。もしスマホが壊れてしまったら、せっかく撮った写真のデータはなくなってしまいます。ネガやプリントは、災害などが起きても残る可能性が高いです。ものなら、なくなりづらいなと思ってプリントをつけたいなと思いました。家族で写真館を続けることと、喜び。写真館をやっていて、お客さんに僕たちが撮った写真が届いて喜んでもらえることが何よりのやりがいです。その家にずっと飾られるような、大切な写真を撮れることがいいなと。毎日目に留まるような場所にその写真が飾ってあって、写真を見たときに「家族っていいな」と思える1枚を撮りたいと思いながらやっています。以前「マタニティから撮ってもらいたい」と依頼をしてくれたお客さんに子どもが産まれて、「七五三を撮ってほしい」と頼まれて、撮影をしながら一緒に成長を感じることができることも最近嬉しく思いました。親戚の子どもじゃないけれど、それに近い距離感で見守れること。そのまま成人式まで撮って……とか、10年20年撮り続けることができたら、と思い描くだけでも楽しいです。僕たちも『杜写真館』のイベントのときは、合間に自分たちの家族写真を撮るようにしています。定点観測のような、自然と家族の成長を感じられるものになっているのもおもしろいです。子どもに働く両親の姿を見せられる写真館をやっていてよかったと思えるもうひとつのことが、子どもたちに僕たち両親がどういう仕事をしているか見せられること。子どもが大きくなるにつれて、出張写真館のイベントにもついてくるようになりました。長男が使わなくなったオモチャを持って、お客さんの子どもをあやしてくれたり、子ども同士で心開いて仲良くなっていることも。息子には決してカメラマンを目指してほしいわけじゃない。けれど、物事に対して、何か発見できることをやらせたいなと思って、習い事も工作をやっていたり。写真は周りを見渡してから撮るので、発掘力が身につくと思います。カメラマンになってほしいというよりかは、そういう力が育ってほしいなと思っています。でも、長男は撮影するのが好きみたいで、持っているカメラはもう3台目くらいです。僕たちが撮影する姿を見て、「僕も撮ってみたい」と、最初は子どもカメラから渡してみて、今は中古で買ったコンパクトデジカメを使っています。あとは、2020年に次男が生まれて4人家族になったことで、長男が下の子を見て気づくことも多いみたいです。「今のシキくん(弟)と同じ年齢の僕の写真を見たい」と、写真を見て僕もこんなに小さかったとか思っているのかな。妻は3人兄弟、僕もふたり兄弟と、どちらも賑やかな環境で育ったので、ひとりだけじゃ気づかないことに気づけることは嬉しいですね。そして、写真が時間を超えたコミュニケーションツールになっていることも。移住と、これからのこと。多くの人に愛される写真館を目指して今は都内に住んでいますが、来年葉山に引っ越しをします。葉山の家をつくっている最中で、お客さんが来て記念写真を撮れるような、自宅兼写真館にする予定です。家のなかに写真を撮れるちょっとしたスペースをつくろうと思っています。さらに引っ越しを機に、夫婦で撮りためた家族の日常写真を集めて、写真集にまとめたり、都内で展示をしたいなと思っています。まだ妻には話してないですが(笑)。子どもの写真でいえば、僕が外に出て仕事をしている分、どちらかというと妻の方が子どもの日常写真を撮ることは多いと思います。写真は現場にいないと撮れないので、僕の方が見れてないなと思う瞬間が少しだけ多い。保育園の送り迎えでこんなことがあったんだな、と写真を介して日常を共有し、僕も気づきをもらっています。妻と僕の写真を比べて細かい違いはわからないけれど、まとめているうちに何か見えてくるものがあるかもしれません。それぞれで違いが見えてきたら面白いなと勝手に思っています。夫婦それぞれで個性が浮き出てくるような気もするし、仕事の作風より違わない気もしています。普段ずっと一緒にいるし、子どもたちが僕らに見せる表情は違わないので。今はそれが楽しみです。PROFILE松木宏祐さんフォトグラファー5歳と1歳の男の子のパパ1983年生まれ、大阪府吹田市出身。東京都在住。大阪芸術大学写真学科卒業後、バナナプランテーションに勤務。スタジオ在籍中にMOTOKO WORKSHOP2008に参加。富士フォトサロン新人賞2008 奨励賞(姫野希美選)など受賞。2009年から木寺紀雄氏に師事し、2012年に独立。広告、CF、CDジャケット、MV、雑誌を中心に、さまざまな写真や映像を手がける。★2022年7月に『杜写真館』のイベントを開催予定。日時・開催場所の詳細はインスタグラム(@morishashinkan)にて発信。ぜひチェックを!HPInstagram杜写真館
2022年07月10日【“孤独”を感じるあなたへ】馬場啓介 著『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』2022年6月14日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は馬場啓介 著『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい~No.1キャリアコーチが贈る心の重りを軽くするヒント~』 を2022年6月14日(火)に刊行いたします。自分の羅針盤を信じて進むあなたへの50のメッセージ近年、社会が急激に変化し、世間が正解を失い、無難のない、半歩先の未来も予測しにくい時代に突入しました。これからは、「自分の正解」を信じて生きていくか、「誰かの正解」に依存して生きていくかの二択になったと言えます。「自分の正解」を信じるためには「自分と向き合う」ことが大切です。本書は、「自分と向き合う」ことに苦手意識がある方、これまであまりしてこなかった方が、向き合うことを難しくする「思い込み」や「盲点」、自分との対話を楽にするポイントを知り、自分と仲良く、ご機嫌でいられる時間が増やせるようになるための一冊です。自分と向き合うことを難しくする「思い込み」や「盲点」を知る「自分と向き合うポイント」をいくつか知っていると、自分との対話は、とても楽しく、楽になります。自分との対話が楽しくなると、無駄に自分を責めたり、嫌ったりする時間も減り、自分と仲良く、“孤独”を感じず、ご機嫌でいられる時間が増えます。※以下本書から抜粋要約私は自己肯定感が低いからそもそも、自己をわざわざ自分で高く肯定する必要などありません。自己肯定感が低いことが問題なだけです。自己肯定感が低くない人は、自分の心配ばかりではなく、大切な人の心配もできている人です。自分の心配ばかりしている暇もない人です。人への関心や関わりの弱さが生み出す「暇」が、自己肯定感を下げる要因とも言えます。自己肯定感を高めたければ、周りに目を向け、「誰かのための視点」を持ってみる。これまで自分を応援してくれた人、今、支えてくれている人、そんな自分の周りの人の「思い」に感謝してみる。すると、自己肯定感は自然と高まってくるものです。難しい相手とうまくやる秘訣は?気難しい人、要領よく逃げる人、すぐ感情的になる人。「難しい」と感じるそんな人が気を遣わせ、誰かのパフォーマンスを下げています。ただ、そんな人を責めてはいけないし、変えようとしてもいけません。その人たちは、そんな自分でいることで「守っているもの」があります。では、どのように関わるべきなのか。そんな人が「守っていること」はさまざまですが、「求めていること」は同じです。誰だって、自分の存在が相手にとって必要な存在だと認められたいのです。だから、まず自分が相手を認めること。どんなに認めたくない人でも、関わらなければならない人であれば、良いところ、共感できるところを探しだし、先に認めてみてください。友達ができなくてSNSなどで人とつながりやすくなった半面、孤独を感じやすくなった現代社会。どういう関係性になれば「友達」と呼べるのかも、定義は非常に曖昧です。友達は、幻。人はひとりじゃないと思いたいので「友達」という存在を求めますが、自分が友達だと思っていても、相手がどう思っているのかはわかりません。では、孤独にならないためには、どうすればいいのか。「仲間」をつくることです。「仲間」とは、同じ目的地に向かっている人のこと。同じ目標に向かう仲間とは、無駄に仲良くなる必要もありません。ほどよい距離感で、自然と必要な会話が生まれ、お互いのことを知り、励まし合える仲になれます。友達がいないと思っている人も、「友達」と「仲間」の定義を分けて考えると、気持ちが楽になり、孤独を感じずに生活が送りやすくなるはずです。書籍情報表紙タイトル:迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい~No.1キャリアコーチが贈る心の重りを軽くするヒント~著者:馬場啓介ページ数:184ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2022年6月14日ISBN:978-4-86667-387-5 amazon: 楽天: 目次第1章「自分」のあり方を考える第2章「人間関係」を美しくする第3章「人生」を軽やかに歩く第4章「仕事」と向き合う著者プロフィール馬場啓介(ばば・けいすけ)著者:馬場啓介トラストコーチングスクール代表/マザーズコーチングスクール代表1980年、鹿児島生まれ。法政大学法学部卒。米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィ入社。トップトレーナーとして国際コーチ連盟の試験官も務める。2009年トラストコーチングを設立。経済産業省や大手企業の人材育成担当を務める傍ら、「誰もがコミュニケーションを学ぶ文化を創る」をミッションに、国内外に累計約5000名の認定コーチを育成している。また、コーチングを取り入れたコミュニケーションプログラムを導入しての幼児教育も手がけ、各地の教育委員会の後援を受け、「いじめ」や「孤独」などをテーマにした講演などで、コミュニケーションの重要性を伝える活動に力を入れている。著書に『「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力』(集英社インターナショナル)、『鏡の中のぼく』(キングベアー出版)など。【報道関係各位】『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月06日スポーツニッポン紙上の月替わり連載企画「我が道」に2月は松木安太郎氏が登場します。2月松木安太郎(サッカー選手・指導者・解説者)「我が道」とは・・・、スポニチ紙上でスポーツ界、芸能界のビッグネームの半生を1ヵ月連載。懐かしい写真や現役当時に語られることのなかった逸話も・・・。松木氏は1957年(昭和32年)11月28日生まれ、東京都出身の64歳。暁星小学校2年からサッカーを始め、5年生のときにできたばかりの読売クラブ入り。DFとして活躍し、数々のタイトルを獲得。日本代表にも選ばれる。引退後はコーチを経て東京Vの監督に就任し日本一に。C大阪の監督などを経て現在は解説者として大活躍。スポーツニッポン(一部売り150円)お買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月31日2007年のサントリーホールを完売にして成功させた衝撃的なデビュー公演以来、精力的な活動を続けているピアニスト・外山啓介。このほど、ベートーヴェンのソナタをまとめたソロ・アルバムをリリースし、8月29日(日)にはサントリーホールで『オール・ベートーヴェン ピアノ・リサイタル』を開催する。ベートーヴェンに対する思い、そして、コロナ禍で感じたことをインタビューした。7月28日にリリースしたアルバムには、第21番『ワルトシュタイン』、第8番『悲愴』、第23番『熱情』を収録している。「ベートーヴェンはずっとコンスタントにピアノソナタを書いてきた。弦楽四重奏やシンフォニーなど素晴らしい作品がたくさんあるが、同じぐらいピアノソナタも大切だと思う。いろいろな挑戦が1番から32番まで詰まっている」と外山は話す。その中でもこの3曲を選んだのは「単純に好きだから」というが、「『ワルトシュタイン』は新しい時代の幕開けとなるような、ベートーヴェンにとって大きなソナタの一つだし、『熱情』は中期の一つのゴールになる曲。『悲愴』は、いろいろなことがあるけれど、それでも強く生きていくしかないという前向きなエネルギーを感じる」と魅力を語ってくれた。意外だったのが、アルバムの仕上がりを尋ねたときに「どんなときもそうだが、出来上がったものに対しての“恐怖”がある」と答えたこと。現在、37歳の外山は「もうすぐ40歳。もう若手ではなくて、中堅の域に差し掛かってくる」として、「今後の自分の仕事の展開や、理想を考えると、いい意味で周りからの評価が気になるというか、きちんと自分が登っていけているのか不安に思うようになった」という。しかし、その“恐怖”があるからこそ、「本番がより面白くなった」とも。「何を弾いても《外山啓介》というのは嫌だなと思う。自分がどう弾きたいかではなく、作曲家がどう弾いてほしかったのかを一生懸命考える。自分がピラミッドの頂点に立たないピアニストでありたい」。本来、アルバムも昨夏リリースされる予定で、リサイタルも昨年9月に開催されるはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で敢えなく延期となった。この1年間は「一生忘れられない1年になった」と外山は言う。「当たり前のように、観客の皆さんの前で演奏をしてきたが、それが当たり前ではないということ。自分の仕事がどういうものなのか、これからどうしていきたいのか、今まで自分は何をしてきたのか。いろいろと冷静に振り返ることができた」1日も早くコロナ禍の終息を願う一方、一度立ち止まって、思考を深めることができた点においては、プラスだったようだ。「時間ができたので、自分で知っているつもりだったことをもう一度勉強し直したり、演奏に関してもより高みを目指すことができたり、ほかのピアニストの音楽を積極的に聴いたり。本当に忘れることのできない1年だった」本番まで1ヶ月を切った、サントリーホールでの演奏。観客へのメッセージを尋ねると、外山は「特別な時間になると思う。本番でお客様からいただくパワーは本当に大きい。ぜひ、ベートーヴェンのコンサートを作り上げるために、皆様の力を貸していただきたい」と話した。『《ワルトシュタイン》《悲愴》《熱情》〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集』エイベックス・クラシックスAVCL-841223300円(税込)発売中外山啓介 オール・ベートーヴェン ピアノ・リサイタル2021年8月29日(日)14:00開演会場:サントリーホール〈その他のスケジュールはこちら〉取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年08月02日及川浩治と外山啓介による初のオンライン・コンサートの配信がいよいよ迫ってきた。チャイコフスキーの「花のワルツ」とベートーヴェンの交響曲第9番(第3・4楽章)を2台ピアノ版でお届けする。収録会場となったのは松尾ホール。ピアノの鍵盤数にちなんだ88名収容という親密な空間で、その響きが多くのアーティストに愛されてきた。2台ピアノによるコンサートの開催も多く、今回の収録にふさわしい会場だと言える。今回のオンライン・コンサートは、収録映像でありながら、LIVE感にこだわって製作された。「第九」の演奏収録はなんとワンテイク。ベートーヴェン後期の作品であり、大編成のオーケストラで演奏される「第九」を、2台のピアノで表現するリスト編曲版は、言うまでもなく難曲だ。より演奏の精度を求めるならば、何度か演奏収録を行い、繋ぎなどの編集を行うという方法もある。しかし2人は、「LIVEだからこその勢いや緊迫感」を映像に反映させることを優先した。第3楽章・第4楽章の間も続けて演奏され、完全無編集の「生のコンサートに限りなく近い音」が映像に収められることとなった。第3楽章での2人の親密な音の交歓は、オーケストラで聴く以上に繊細さを感じさせた。情熱溢れる力強い演奏のイメージが強い及川浩治だが、「及川の魅力は弱音にこそある」と改めて思わせるほど美しい音を聴かせた。外山啓介は、及川の音楽にしっかり寄り添いながら、重厚で堅牢な音を紡いだ。第4楽章に入る瞬間の緊張感は、2台ピアノならではのものだ。冒頭の不協和音は、オーケストラでは圧倒的な迫力で迫ってくるが、2台ピアノではよりスリリングで鋭利な印象が強かった。この瞬間の2人の呼吸をぜひとも感じてほしい。そして、歓喜の主題が流れたとき、これまでに味わったことのない感動があった。ピアノならではの細やかな表現、そして美音で紡がれる耳慣れたメロディが、今までになく新鮮に響き、「第九」の感動を新たにしてくれた。同時に収録された「花のワルツ」は、「第九」の緊張感とは異なり、この曲の愛らしさが感じられる温かみ溢れる演奏となった。また演奏の合間には、2人による特別対談も収録されている。普段は接することのないアーティストの素顔も垣間見られ、貴重な映像となっている。配信は2020年12月26日(土)19:00~開始。※アーカイブ配信もあり
2020年12月22日“きらりちゃん”こと子役の村山輝星(9)とサッカー解説者の松木安太郎(62)が30日、東京・厚生労働省で行われた「働き方改革」新CM発表会に出席した。厚生労働省は主に中小企業に向けて、「働き方改革」の気運の醸成、全国的な周知啓発の推進を目的として新CMを制作。昨年度から「働き方改革」応援団長を務める松木に加え、NHK教育番組『えいごであそぼ with Orton』やバラエティ番組などで活躍中の村山を「働き方改革」チアリーダーとして起用した。イベント終了後の囲み取材で、松木は「徐々に浸透していくと思います。昨年以上に、みなさんの働き方改革のきっかけになれば」と手応えも感じているようで、「しかも今回は、こんなにすてきで素晴らしい応援がもう1人加わりましたので、かなりパワーアップしました」と村山の参加に大喜び。一方の村山は、「チアリーダーとしてがんばれて、うれしくて楽しかったです」と笑顔を見せ、「松木さんはとにかく声が大きい」「私も楽しくなります」と松木の魅力を説明。4月から小学4年生になることに触れ、「がんばってお勉強をしたい」と意気込みを語った。さらに村山は自身の改革したいことについて、「いつもお母さんに『時間を無駄にしないように』と怒られています。例えば、10分でできる宿題を1時間かけていたりとか。全部時間を無駄にしちゃっているので、その辺を改革してがんばりたいです」と気合十分。これに松木は思わず「すごいな……」と唸り、「僕もそれに乗ります。そういう時間が多い」と反省していた。
2020年01月30日舞台で目を引く187cmの長身と、声量の豊かさと音域の幅広さ、深みのある歌声で、いまミュージカル界から注目を集めている東啓介さん。その東さんが挑むのは、偶然飛行機で隣り合わせたことから始まる恋を描いたNew Musical『Color of Life(カラー オブ ライフ)』。「誰しも日常に、見知らぬ人と言葉を交わすことってありますよね。その何気ない出会いが意図せずいい方向へと繋がっていく、出会いの奇跡を描いた物語です。小さな心の動きが大事な作品だけに、お芝居ではリアリティが必要ですけれど、ミュージカルとして心情を拡大して見せる必要もあり、これまでのミュージカルとは違う難しさを感じています」脚本・作詞・演出は、これまでも何度か舞台を共にしている石丸さち子さん。初演はなんとニューヨーク。石丸さんが現地で制作し、自らオフ・オフ・ブロードウェイの国際演劇祭に参加して高く評価された作品だ。「つねに上を目指し、稽古場で役者をかき立ててリアルな感情を引き出してくれる演出家さんです。今回はさち子さんの思い入れの強い作品だけに、新しい自分を見せたいですね」近年はグランドミュージカルなどでも活躍している東さんだけど、以前は「歌うのが嫌いだった」そう。「カラオケが苦手で、行っても歌わずに聞いているだけっていうタイプでした。でも、高校生の時に、学校の授業の一環で観たミュージカル『レ・ミゼラブル』の、最初の歌を聴いた瞬間、作品にのめり込んでしまったんです。その後に、この世界に入り、仕事を始めてみんなで作品を作り上げる楽しさに目覚めて、そこからもっと歌を磨きたいと思うようになりました」いまは歌に加え、あらためて芝居の大切さを実感しているという。「ミュージカルって、どんな大曲でも、綺麗に歌い上げるだけではダメなんですよね。昨年、三島由紀夫さんの『命売ります』という作品をやって、芝居…役作りって何だろうってあらためて考えるようになっています。今回の作品は、そんないまの僕が出合うべくして出合った作品かもしれない。役として気持ちのこもった歌を届けられたらと思います」この秋には念願だった帝国劇場の舞台に立つことも決まっている。「よっしゃー!っていう気持ちと同時に、もっと自分を磨かなきゃって、引き締まる気持ちもあります」『Color of Life』震災を機に創作の手が止まってしまった画家の和也(東)は、ニューヨークに旅に出る。その機内で、たまたま席が隣り合わせたレイチェル(青野)と意気投合し、彼女の部屋で暮らし始める。5月1日(水)~27日(月)DDD青山クロスシアター脚本・作詞・演出/石丸さち子作曲・編曲/伊藤靖浩出演/東啓介、青野紗穂全席指定8000円*税込みチケットぴあインフォメーション TEL:0570・02・9111ひがし・けいすけ1995年7月14日生まれ、東京都出身。7月には「中村雅俊45thアニバーサリー公演」、11月にはミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』に出演予定。※『anan』2019年5月1日-8日合併号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・谷口祐人インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年04月28日東啓介と青野紗穂が出演するNew Musical『Color of Life』が4月26日(金)に東京・相模女子大学グリーンホールにてプレビュー公演を行い、5月1日(水)に東京DDD青山クロスシアターにて開幕する。4月25日に行われたゲネプロを取材した。【チケット情報はこちら】本作は、脚本・作詞・演出を石丸さち子、作曲・編曲を伊藤靖浩が手掛けるオリジナルミュージカル。初演は2013年のニューヨークのオフ・オフ・ブロードウェイ演劇祭「Midtown International Theatre Festival」で、最優秀ミュージカル作品賞、最優秀ミュージカル演出賞、最優秀作詞・作曲賞、最優秀ミュージカル主演女優賞の4部門を受賞した。日本でも2016 年に初演され、今回は日本で3度目の上演。東と青野は共に初めての出演となる。対面客席になったことで舞台美術も大きく変わり、衣裳の雰囲気もこれまでのイメージとは違うものになった今作。そこで演じるのも、昨今『マタ・ハリ』『スカーレット・ピンパ―ネル』などミュージカル作品でその存在を示し始めた東と、『RENT』や『ソーホー・シンダーズ』などのミュージカル作品に出演する女優であると共にニューヨークアポロ・シアター「Stars of Tomorrow」で優勝を果たす実力派歌手でもある青野という、20代前半の輝き出したばかりのふたりだ。大震災によって画題を見失ってしまった和也(東)と、同性の恋人と死に別れたばかりのレイチェル(青野)が偶然飛行機で隣り合わせになり、惹かれ合い、ニューヨークの彼女の家で一緒に暮らし始めて……というストーリー。そこで描かれるのは、大きな事件というようなものではなく、和也のビザの有効期間(3か月)までの間に、ふたりが向き合って、自分自身とも向き合って、迷いながらも変化していく様だ。そのなかにあるのは、膨らんだりしぼんだりし続ける感情や刻々と進んでいく時間。それらを奏でるメロディは繊細で緻密で複雑で、東と青野は歌、身体、表情、息づかいで丁寧に丁寧に…けれど大胆さも重ねながら紡いでいく。和也の幸せな時間と、自身の根幹を揺るがす感情に戸惑うレイチェルの不安。隣同士で同じ時間を温かく過ごしながらも同じではない感情が、小さく交わす笑顔やふとした目線の動き、空気の揺れによって伝わってくる。対面客席ならではの客席との距離の近さが、そういった表現を実現しているのだろう。東と青野、そして石丸と伊藤がつくりだす、劇場でしか味わえない演劇の魅力がたっぷりと詰まった作品。ぜひ劇場で味わって!プレビュー公演は4月26日に東京・相模女子大学グリーンホール 多目的ホールにて。本公演は5月1日(水)から27日(月)まで東京DDD青山クロスシアターにて上演。取材・文:中川實穗
2019年04月26日2月1日(金)に東京・サントリーホールで、“競演”するピアニスト・外山啓介とチェリスト・辻本玲。大学の同級生であり、今やクラシック音楽界に欠かせない存在となったふたりが同じステージに立つのは、2012年ザ・シンフォニーホール(大阪)公演以来となる。演奏曲は、ショパンのピアノ協奏曲第1番とエルガーのチェロ協奏曲。公演を前にして、演奏するふたりにコンサートへの想いを聞いた。【チケット情報はこちら】ロマン派を代表する協奏曲のひとつである《ショパン ピアノ協奏曲第1番》。「ショパンの若い時の作品だけど、技術的な部分や旋律の美しさなど、その後のショパンの作品の基となるものがすべて詰まっている曲」と外山は語る。しかし、ロマンティックなイメージだけでは、この曲を弾くことはできないという。「もちろんロマン派の時代なので、例えば21連符や27連符とか出てきて、割り切れない部分が多くて合わせるのは難しい。しかし忘れてはいけないのは、ショパンは古典というものをとても強く意識している作曲家だということ。きらびやかなイメージだけで〈自分で歌おう〉とするのではなく、そこにある音を素直に表現しなさい、と教えられたことがある。だから、生み出そうとするというより、〈曲の中に入り込んでいく〉という感覚を持って演奏したいと思う」意外にもこの曲を弾くのは久々で、自分でも演奏が楽しみとのことだ。昨年日本ショパン協会賞を受賞し、充実の時を迎えている外山が改めて弾く、至高のコンチェルトに期待したい。一方、《エルガー チェロ協奏曲》について、辻本は次のように語った。「ジャクリーヌ・デュ・プレの名演が有名なため、なんとなく女性が演奏するイメージが強いけれど、それだけではない。第3楽章などはとても男性的。エルガーは非常に愛妻家で、この曲を作ってから間もなく奥さんが亡くなってしまうけれど、すでにそれを予期していたかのような、過去と未来を見つめながら人生を辿っているようなイメージがある。情熱的な部分と抒情的な部分を併せ持つ素晴らしい曲なので、ぜひ聴きにきてほしい」辻本がこの曲でプロのオーケストラと共演するのは初。力強く、表情豊かに歌う辻本のチェロが、いかにこの劇的な名曲を描くのか。チェロ・ファン必聴の演奏になるに違いない。公演は2月1日(金)東京・サントリーホールにて。チケットは発売中。
2019年01月16日今年も恒例の全国リサイタル・ツアーに挑戦中のピアニスト外山啓介。9月1日(土)には東京オペラシティでの東京公演を控える。昨年デビュー10周年を終え、次の10年へ向けての新たな1歩を踏み出した今年。〈月の光〉で有名なドビュッシーの《ベルガマスク組曲》とシューマンの《謝肉祭》を軸に、「音が紡ぎ出す情景」をテーマにしたプログラムを組んだ。「まず《謝肉祭》を弾きたい!一方で《ベルガマスク組曲》を全曲弾いてみたい!というところから選曲を始めました」【チケット情報はコチラ】実は芸大に入って最初のレッスンに持っていったのが、《ベルガマスク組曲》の中の〈メヌエット〉だった。「幼い頃からCDを聴くのが好きで、ジャック・ルヴィエだとかウェルナー・ハースだとか、ドビュッシーをすごく聴いていた時期があったんです。独特のしゃれた和声の中に少し毒がある。子供心に、そんなところに魅力を感じていたのだと思います。今年はドビュッシー没後100年。これまであまりまとめて取り上げたことがなかったのですが、どんどん弾いていきたいです」そして、シューマンが《謝肉祭》に添えた「4つの音符による面白い情景」という副題から、「情景」というキーワードが浮かんだ。それに導かれたのが、ドビュッシーと「月の光」つながりになる、ベートーヴェンのソナタ《月光》だ。ベートーヴェンは「今後、長い時間をかけて勉強して、あらためて取り組んでいきたい」という。そしてメインとなる《謝肉祭》は、まさにさまざまな「情景」の連なりだ。「実は最近まで、自分がシューマンを弾くイメージがありませんでした。あの独特のとりとめのなさ。ある意味直観的な音楽の表情の移り変わりに根拠がないように感じて、ついていけないと思っていたんです。ところがなぜかある時期からすごく弾きたくなってきた。《謝肉祭》も、1曲ごとに題名がついているように、キャラクターの移り変わりがとても面白い作品です。でもたぶんそこに自分が入り込み過ぎてしまってはダメ。個々のキャラクターを自分の中で整理しておかなければなりません。とりとめないように聴こえるからこそ、緻密な計算が必要なのです。ただ好きなように弾いて終わってしまう危険があるのが怖いところで、シューマン、面白いけれど難しい作曲家です」つまり、子供の頃から弾きたかったドビュッシーと最近目覚めたシューマンを中心に、11年目の新しい外山啓介が聴ける充実のプログラムなのだ。「内容がたっぷりなので弾くのは大変(笑)。頑張ります。新しい出発の年ということで、東京のリサイタルも、10年続けたサントリーホールではなく、東京オペラシティにしました。デビューのきっかけになった日本音楽コンクール(2004年優勝)の会場ですが、リサイタルで弾くのは初めて。少し流れを変えて、新しいステップアップのためのいろいろな可能性を探ってみたいと思っています」公演は9月1日(土)東京・東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルにて。チケット発売中。取材・文:宮本明
2018年07月24日大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。大山は12年に認知症を発症し、現在は老人ホームで闘病中。唯一の家族だった砂川さんに先立たれた彼女の今後が心配されるがーー。 夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんはこう語る。 「あの優しい砂川さんのことです。のぶ代さんが1人になってしまったときのために、彼女の行く末をちゃんと考え、できるだけのことはしてあげていると思います」 15年に出版した砂川さんの著書『娘になった妻、のぶ代へ大山のぶ代「認知症」介護日記』(双葉社刊)にも、“遺言状”と題した章にこう綴られている。 《僕がある日突然、倒れてポックリ逝ってしまう可能性だってゼロじゃない。万が一、そうなってしまったときのために、僕は本意ではないが、遺言状の作成に着手した。(中略)相続税のことや、僕の兄弟のことも考慮しなければならないし、何より彼女が生きていくのに困らないよう、財産の管理方法をきちんと整えなければならない》 具体的には、砂川さんはどんな“終活”をしていたのだろうか。実は亡くなる間際、砂川さんはもっとも信頼できる“ある人物”に大山の今後を託していた。 「亡き砂川さんの代わりに、今後も小林マネージャーが大山さんの身の回りの世話をされると聞いています。プロのヘルパーさんがいるホームに入居しているとはいえ、“身内”にしかできないケアはたくさんありますからね。在宅介護をしていたとき、嫌がる大山さんをお風呂に入れてあげたのも彼女です。ご夫妻のいちばんの理解者で、責任感の強い方ですよ。砂川さんは、彼女にのぶ代さんを託したんです」(砂川さんの知人) マネージャーの小林さんも、砂川さんの“遺言”を全力で守ると話す。 「砂川さんが6月に入院したとき、私に『すまない、頼むよ』と言ったんです。これからもできる限り彼女を支えていくつもりです」 自分が亡くなっても10年20年とずっと、元気で暮らせるようにーー。砂川さんは、愛する大山のために“介護設計図”を準備していたのだ。天国へ旅立った砂川さんは、これからもずっと愛妻を見守っていることだろう。
2017年07月27日大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんが、斎場で夫の遺体と対面した大山の様子をこう明かす。 「のぶ代さんは、棺で眠る砂川さんに『お父さん!』と呼びかけていました。でも数分すると棺から離れて出口に向かってスタスタと歩いて行ってしまったんです。私が『もう帰るの?』と聞くと『帰る』と言うので、その日は斎場を後にしました」 大山が認知症を発症したのは、12年のこと。以来、砂川さんは都内の自宅で大山を“老老介護”してきた。しかし16年4月に砂川さんの尿管がんが発覚。夫婦が“共倒れ”になる最悪の事態を想定し、やむなく愛妻を老人ホームに入居させることになった。 「尿管がんを患ってからは入退院を繰り返していた砂川さんですが、離れて暮らす大山さんのことをいつも気にかけていましたよ。それでも、悲しいことに大山さんの認知症は進行していきました。砂川さんの顔と名前だけは覚えていましたが、数分前のことですら、すぐに忘れてしまうのです……」(砂川さんの知人) 砂川さんの葬儀では、喪主は大山が務めるはずだった。だが、それも断念せざるを得なかったという。 「体力的にも大変ですし、精神的なことを考えるとやはり難しいと思いました。また砂川さんの棺を見たり、写真を見たりすると、のぶ代さんが動揺してしまうかもしれませんから」(前出・小林さん) 結局、通夜・告別式は大山以外の近親者で行われた。 「砂川さんはきっと『来なくても大丈夫だよ。それより自分を大切にな』と言っていたはずです。砂川さんはずっとのぶ代さんを気遣い、心配させないように尽くしてきました」(前出・小林さん) 何よりも大山のことを第一に考えてきた砂川さん。その姿勢は亡くなる直前まで変わらなかった。 「5月中旬、砂川さんは肺にたまった水を抜くため入院していたんです。入院中は呼吸が浅くなり、とても苦しそうでした。リハビリも過酷なものでしたが、大山さんのために歯を食いしばって必死に頑張っていた。6月9日に無事退院されたと聞き、ひと安心していたのですが……」(前出・砂川さんの知人) しかし退院直後、またも病魔が砂川さんを襲った。 「退院の4日後、連絡がつかないので自宅に駆けつけました。彼は意識を失った状態で倒れていたのです。緊急搬送された都内の病院で、再び入院することに。意識はすぐに戻ったのですが、今月11日に容態が急変。そのまま息を引き取りました」(前出・小林さん) 子供のいない夫婦2人だけの結婚生活は、53年目で“突然の終幕”となった。 「砂川さんが亡くなったということを、のぶ代さんはどれだけ理解しているのか……。のぶ代さんからは砂川さんの話題は全然、出てきません。そんな様子を見ながら『ああ、よかった』と思う半面、『寂しいな』とも感じています」(前出・小林さん) ふと砂川さんとの記憶が蘇った時、大山は何を思うのかーー。
2017年07月27日サッカー解説者の松木安太郎が、きょう12日深夜に放送されるテレビ朝日系のニュース・スポーツ番組『TOKYO応援宣言』(毎週土曜24:15~24:45)で、サッカー日本代表のハリルホジッチ監督と初対談する。松木はまず、現在W杯最終予選でグループ3位という状況にある中で、日本代表監督として受けるプレッシャーについて質問。さらに、主力選手がブラジルW杯のときとほとんど変わらない現状を踏まえ、選手起用や世代交代についても切り込んでいく。今月15日にサウジアラビア戦が控える中、松木は、東京・高尾山で必勝祈願まで行っており(この模様は15日の『スーパーJチャンネル』で放送予定)、最後にはハリルホジッチ監督にエールを送る。
2016年11月12日2007年のデビュー以来、多くの聴衆を魅了しているピアニスト外山啓介が8月、10年連続となるリサイタルを開く。節目にふさわしい思い入れの深い選曲となった。【チケット情報はこちら】「今回、最初に弾くことを決めたリストのバラード第2番は、高校生のころ出会った曲です。僕が通っていたのは普通高校で、将来の進路に音楽大学を選ぶ生徒も僕が初めてだったので、周囲から理解を得られなくて。それまではピアノがただただ好きで、ピアニストになることを疑っていなかったのですが、初めて無理かもしれないと悩み、練習も手につかなくなってしまい、本当に諦めかけてしまった、そんな時にこの曲を聴き、“こんな曲を弾きたい。ピアノを続けたい”と強く思ったんです。リストの初期作品と違って、バラードは派手ながらもさほど技巧に走っておらず、時を経て本当に作りたい音楽に行き着いたのではないかと感じます。去年はこの曲を美智子皇后にも聴いていただいたし、今回も多くの方にお聴かせできる。10数年前の自分に教えてあげたいですね!」リスト曲ではこのほか、「音が飛ぶし連打もあるしオクターブも続くけれど、なによりテーマが変化した時にどういうキャラクターなのか、その本質をしっかり伝えたい」という『ラ・カンパネラ』、「とくに有名な3番は起承転結があり、きれいな二重奏になったりリストらしい技巧もあったりと、よくできていると実感する」という『愛の夢』3曲を演奏する。そして、外山が今回初めて取り上げるのが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』だ。「昔はベートーヴェンに苦手意識を持っていましたが、大人になって感じるのは、楽器が変わっていく時代に、音楽の素晴らしさを誰よりも伝え、ロマン派に渡した作曲家だということ。彼のソナタは年に1回でも本番に出し、死ぬまでに全曲を演奏したいと考えています。なかでも『テンペスト』は音楽の美しさが素朴に実直に表れた作品で、僕自身の音楽への思いとも重なります」リストのバラード第2番とベートーヴェンの『テンペスト』をともに「つかみどころがないようで、芯が通っている」とする外山。テンペストとは「嵐」の意だが、バラードにも「嵐のように」と指示のついた箇所があり、共通するものを感じるという。作曲家達が若いころとは違う魅力を楽譜に注ぎ始めた時期のこれらの曲が、32歳の外山の手でどのような演奏となるか、必聴だ。インタビュー中、ほかの演奏家の名前を次々に上げ、目を輝かせながらその素晴らしさや感動を説いた外山。音楽を無心に愛する者の姿が、そこには垣間見えた。おっとりとした物腰だが「ピアノを弾いている時の性格はものすごくキツいと思います。多分、それが本当の自分ですね」と笑う。「ピアノに苦しめられもするけれど、ピアノが救ってくれる。そこに真っ直ぐに向き合い、奇をてらわずシンプルにきちんと弾くピアニストになっていきたいです」■<外山啓介ピアノ・リサイタル>~ベートーヴェン&リスト~8月7日(日)サントリーホール大ホール (東京都)取材・文:高橋彩子
2016年07月22日今年の夏ドラマ戦線がいよいよスタート!7月に入ってから続々と新ドラマが放送され、早くもお気に入りの作品を見つけた方もいるかもしれませんね。というわけで、気になる7月スタートの最新ドラマの中から、女子必見の番組情報をお届けします。●福士蒼汰が月9に登場! 王道ラブストーリーに胸キュンしちゃうまずチェックしたいのは、7/20スタートの「恋仲」(フジ・月曜夜9:00)。「きょうは会社休みます。」で主人公の年下の彼氏役を演じ、オトナ女子のハートをわしづかみにした福士蒼汰が、月9で初主演。それだけでも見逃せませんが、月9らしい王道ラブストーリーと聞けばもう…たまりませんよね。福士さん演じる主人公・三浦葵は東京の設計事務所で設計士見習いとして働くなか、初恋の相手である幼なじみ・芹沢あかり(本田翼)と運命の再会を果たします。かつては当たり前のように毎日一緒にいて、何かにつけて葵を励ましてくれたあかりは、高校3年生の花火大会の夜、忽然と姿を消していました。7年の時を経てあかりに再会し、葵は彼女への忘れ得ぬ思いに気づくのですが、彼女の隣には元親友が…。初恋の相手と運命の再会を果たすも、恋敵との複雑な友情に悩み、さまざまな障害をのりこえ、“本当の恋”をつかんでいく姿を福士さんが熱演。恋に悩み、成長していく彼の姿を週初めの夜9時からたっぷりと見られるなんて、嬉しいかぎり。月曜夜はキュンキュンしまくって、1週間を乗り切るパワーをチャージしちゃいましょう!●早くも続編が登場! メガバンクが舞台の人気作「恋バナもいいけど、やっぱりお仕事モノが共感できる」という人には、「花咲舞が黙ってない」(日テレ・水曜夜10:00)に注目。2014年春クールで人気だった池井戸潤原作のドラマが早くも続編として登場!あれから1年後の設定で、花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)のコンビがメガバンクを舞台に、さらに息の合った様子を見せてくれます。杏さん演じる主人公・花咲舞の職場は東京第一銀行の本部・臨店班。全国の支店で起こるさまざまな問題や不祥事を解決してきた相馬とのコンビが今回も全国を飛び回り、弱い立場の人たちのために奔走していきます。彼女がトラブルを解決するプロセスの痛快きわまりない展開に、見終わったあとはスッキリ爽快な気分になること間違いなし。彼女のきっぷの良い啖呵がこの夏も画面に炸裂するはずです。さらに今回は恋バナ要素もプラス。訪問先の支店で働く、熱くまっすぐな青年・松木啓介(成宮寛貴)が舞の仕事を手伝ううちに、彼女の仕事ぶりや人柄にひかれて好意を抱くそうなのですが…。仕事一筋で恋愛に鈍感な舞はその思いに気づくのか?新たな内容も加わりさらに期待度アップですね。●1話完結方式でスッキリ! ホテルの新米コンシェルジュの奮闘を描くお仕事モノといえば、一流ホテルを舞台に西内まりやが演じる新米コンシェルジュ・天野塔子の奮闘を描く「ホテルコンシェルジュ」(TBS・夜10:00)も気になるところ。塔子は「絶対にノーとは言わない」という決意を持ち、ときには宿泊客たちからの無理難題ともいえる要望にも全力で応える新人コンシェルジュ。そんな彼女が、同僚や先輩とホテル内で巻き起こるさまざまなトラブルを解決しながら成長していくストーリーです。主人公が仕事を一生懸命がんばるなかで大切なものをつかんでいく…という展開はドラマの王道ではありますが、何か自分の職場で生かせるヒントを得られるかもしれません。基本的に1話完結でハートウォーミングなエピソードが用意されているということで、ドラマを見終わったあと、ほっこりした気持ちになれること間違いなしです。●新たな“反逆のヒロイン”登場!? OLが会社組織をぶった斬る!「○○ハラスメント」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、なかでもアラサー以上の女子にとって切実極まりない年齢差別をテーマにしたのが、その名もズバリな「エイジハラスメント」(テレ朝・木9:00)。武井咲が演じるヒロイン・吉井英美里は、一流商社・帝都物産で働くOL。持ち前の能力とあふれる向上心で仕事をがんばっていたのですが、「女性を活用する」といいながらも実態は口先だけの総務部に配属されたことで状況が一変。笑顔を見せるだけで男性社員からチヤホヤされ、年上の女性社員に嫉妬されていじめの標的にされたり、若さと美貌だけを期待され、まっとうな仕事をさせてもらえない状況に直面することに。そんな耐えるばかりの日々を送っていた英美里が、会社の旧態依然とした体質に反旗を翻すことを決意。“反逆のヒロイン”となった彼女が、「おまえら絶対に、許さない」のセリフとともに、年齢差別やいじめ、古くさい思考の男たちに立ち向かいます。はたして、その先に見えてくるものとは…?働く女性の半数以上が非正規雇用という現代、内館牧子の脚本で「人間の真価は何をもって問われるのか」というテーマに取り組んだ意欲策です。このほかにも、北川景子が悪徳探偵業者をさらに探偵し、命を落としかねない危険な目に遭いながらもその悪事をあばいていく「探偵の探偵」(フジ・木10:00)、窪田正孝と山崎賢人のイケメン2人を主演にすえて伝説の漫画をドラマ化した「デスノート」(日テレ・日10:30)など、気になる作品が続々。この夏も、ドラマ好きにはたまらない夜が続きそうです。<文/関谷知生>
2015年07月09日歌手の阿部真央(24)が4日、バンドメンバーでマニピュレーターの飯塚啓介(31)と結婚したことを公式サイトで発表した。<結婚記事まとめ>あの人もこの人も!2014年結婚した芸能人一覧「阿部真央から皆様へのお知らせ」として、「この度 私阿部真央は兼ねてからお付き合いをさせて頂いているマニピュレーターの飯塚啓介さんと本日2015年1月4日に入籍させて頂きました」と直筆メッセージで報告した。「掛け替えのない大切な方を伴侶とし、これからまた新しいスタートを切って目にする物、感じる事を自分なりに表現しながら皆様の元に更にいい作品をお届け出来るように益々精進して参ります」と今後の意欲を語り、「今後とも阿部真央をどうぞ、宜しくお願い致します」とファンに呼びかけている。阿部は09年1月にアルバム『ふりぃ』でデビュー。力強い歌声とパフォーマンスで人気を集め、昨年10月には日本武道館公演を成功させた。お相手の飯塚はバンド・CORE OF SOULで2001年にデビュー。06年に解散後、12年11月には同バンドのソン・ルイとともに神田沙也加が率いるSilent Lilyのメンバーとしてシングルをリリースした。
2015年01月04日