フォトグラファー・角田明子の写真展「サンタさんが いっぱい」が、2019年12月13日(金)から12月27日(金)まで、東京・六本木のフジフイルム スクエア(FUJIFILM SQUARE)にて開催される。世界中のサンタクロースの撮影を続けているフォトグラファー、角田明子。写真展「サンタさんが いっぱい」では、そうした角田が8年にわたり撮影してきた写真から選りすぐった、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの“サンタクロース”作品に加え、2019年夏にデンマークで撮影した「世界サンタクロース会議(World Santa Claus Congress) 2019」最新作まで、約60点を展示する。角田がその作品で見せるのは、「赤と白の服に三角帽子の姿」というイメージだけでなく、緑の衣服や妖精の姿といったさまざまな恰好のサンタクロースたち、呼び方も過ごし方も多様なサンタクロースたち。1年を通して人びとに夢と喜びを与え続ける“サンタファミリー”の魅力に、ぜひ触れてみては。【詳細】フジフイルム スクエア 企画写真展角田明子写真展「サンタさんが いっぱい」Merry Many Santa Clauses!会期:2019年12月13日(金)〜12月27日(金)時間:10:00〜19:00(最終日は14:00まで・入場は閉館10分前まで) ※会期中無休会場:フジフイルム スクエア スペース2住所:東京都港区赤坂9-7-3TEL:03-6271-3350入場料:無料
2019年11月21日●仕事復帰したザブングルお笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介と加藤歩が、2日に放送されたニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)にゲスト出演し、仕事復帰した。ザブングルは闇営業問題で6月に謹慎処分を受け、熊本県内で介護ヘルパーのサポートなど、ボランティア活動を行っており、9月1日より活動再開。生放送の冒頭で2人は「この度は本当に申し訳ございませんでした」と話し、「本当に、関係者の方々、応援してくれた方々、そして何より詐欺被害にあわれた方、そのご家族の方々、色々と不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と改めて謝罪の言葉を述べ、ブース内で深々と頭を下げた。パーソナリティの高田文夫は「これからお笑い芸人としてやっていくんだから、そんなに辛気臭い顔するなよ」とザブングルを励ました。その後、謹慎中に行っていた介護サポート等のボランティア活動についても語る場面も。熊本での介護施設のボランティアについて、加藤は「利用者の方々のお手洗いや、お食事、お風呂のサポートなど本当にいろんなサポートをさせていただきました。体力も使うお仕事で介護士の方々は本当にすごいなと思いました」と話した。松尾は「入居者の方の人数も多く、まず皆さんの顔を覚えるということも大変でした。さらに自分が覚えるだけでなく、心を開いてもらうには自分のことを覚えてもらうのも大事なんです。なので1カ月間、顔と名前を覚えてもらおうと、毎日の自己紹介でコール&レスポンス形式で『せーの』と言ったら『松尾さーん』を続けてました」とコメントした。また加藤は、謹慎中のボランティア活動を振り返り、「認知症の方、お年寄りの方と触れ合って、本当にだまそうと思えばだませてしまうということを痛感しました。詐欺被害などに遭わないために家族の方など、周りがちゃんと気をつけてあげなければならないことを実感しました」とした。今後の活動については、「まずは、ワタナベエンターテインメントが主催するお笑いライブ『WEL~ワタナベエンターテインメントライブ~』に出演し、その際に新ネタも見せられるように現在新ネタ作りなどをしています」と明かし、高田も「制作の皆さん、ぜひともザブングルを使ってやってください」とエールを送った。また、加藤が第1期(平成25年)から観光大使を務めていた三重県四日市市は、9月1日よりザブングルが芸能活動を再開する旨を受けて、所属事務所のコンプライアンスに関する取り組みや謹慎期間中の本人の活動、観光大使として四日市市の魅力を伝えていきたいという加藤の強い思いなどを鑑み、加藤に引き続きPRに協力して欲しいとの意向と、観光大使に再任命することを所属事務所に伝えた。●ザブングルのコメント■加藤歩 コメントこのたびは、関係者の皆様 ファンの皆様 ご迷惑をおかけしてしまい 本当に申し訳ございませんでした。そしてなにより、詐欺被害に遭われた方々 そのご家族の方々 不快な思いをさせてしまい 大変申し訳ございませんでした。詐欺被害に遭われた方々のほとんどが 高齢者の方々という事なので 合っているかどうかは正直分からなかったのですが高齢者の方々と触れ合いを持たせて頂こうと思い 謹慎期間中は 熊本の介護施設に1ヶ月間 北海道の釧路 関東近郊のいくつかの介護施設に足を運び お手伝い 傾聴 レクリエーションをさせて頂きました。沢山の方々と接しさせて頂き 芸人としての考え方も かなり変化致しました。今までの自分のお笑いスタンスは世の人を楽しませるというよりかは いかに自分が面白いと思われたいかでした。ただ この介護のお仕事をやらせて頂き 自分の面白さのゴリ押しより 世の中の方達を楽しませて笑顔になってもらいたい そういう気持ちに変化しました。今後も この介護施設の訪問は 是非とも続けさせて頂こうと思っております。8月末日で謹慎期間が終わり 9月1日より活動を再開し、本日のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演させて頂きました。高田文夫先生 松本明子さん スタッフの皆様 リスナーの皆様 本当にありがとうございました。これからは 皆様が少しでも笑顔になって頂けるように精進して参ります。こんな自分なんですが、本当情け無い自分なんですが、本当に勝手ながら、もし許されるならば、色々な場所で 大暴れさせて頂きたいです。是非とも今後ともよろしくお願い致します。■松尾陽介 コメントこの度は、応援して下さっていた方々、関係者の方々には大変なご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。そして何より詐欺被害に遭われた方や、そのご家族の方々に不快な思いをさせてしまい、改めて大変申し訳ございませんでした。今回「謹慎」という処分を受け、この期間を無駄に過ごさない為にも、我々なりに考え 話し合いまして詐欺被害に遭われた方の多くがご老人であったということから、ご老人の介護施設でボランティア活動をさせてもらおうと決めました。まずは、快く受け入れて頂いた熊本にある有料老人ホームで1ヶ月、通常業務のお手伝いをさせて頂きました。そこで感じたことは、介護施設の必要性と、介護士の方々の有能さ、そして人手の足りなさでした。介護のお仕事が大変だろうというのは頭では分かっていたつもりでしたが、実際に現場に入って初めて肌で感じることが出来ました。心身ともに大変な業務を、テキパキと何事もなく毎日こなされる従業員の方々。この凄さは、言葉では伝えきれないほどでした。そんな中、我々に出来ることと言えば「足を引っ張らない」こと、「出来る限りの雑用」、「出来る限り その職場の雰囲気を明るくすること」くらいでした。その一環として、ご老人の前でレクリェーションなどもやらせて頂きました。当然我々のことを「芸人」だとは認識していないご老人の方々の前で、「笑わせる」、というより「楽しい気持ちにさせる」という経験は今までに無い状況でして、新しい「ザブングル 」としてのやり方が生まれる可能性も感じられました。熊本での1ヶ月の後も、オファーを頂いた各施設を回らせて頂き、業務のお手伝いであったり、ご老人の方々と一緒にゴハンを食べたりと触れ合わせて頂き、時にはレクリエーションも披露させて頂いたりと、各地で貴重な経験をさせて頂きました。もちろん謹慎期間中は反省をさせて頂くのが大前提なので、当初は「どんな大変な事でも何とかやりきろう」という思いだけでしたが、新しい経験や出会いなどで、勉強させて頂くことがたくさんある時間となりました。本日、高田文夫先生の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で、謹慎明け最初のお仕事をさせて頂きました。高田先生、松本明子さん、スタッフの方々、そして聴いて頂いたリスナーの方々、本当にありがとうございました。この謹慎期間を経て、改めてご迷惑をお掛けした皆様に今後とも貢献しつつ、世の中の皆様に楽しんで頂けるよう尽力していきたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。
2019年09月02日5月末に女性ファンとの不倫を報じられ会見で謝罪した俳優の原田龍二(48)が7月4日、フジテレビ系「アウト×デラックス」に出演した。この日の放送は蒼井優(33)と結婚した南海キャンディーズの山里亮太(42)、義理の妹でタレントの松本明子(53)らと“アウト流謝罪会見”を行うというもの。マツコ・デラックス(46)や女性芸能リポーター陣から散々追及されるなか、“先制攻撃”をしかけたのは進行役のナインティナイン・矢部浩之(47)。不倫発覚前、原田に『女性の扱い方が雑でアウト』という内容のオファーをしていたと明かしたのだ。愛車で女性との行為をわずか10分で済ませて帰らせていたことが報じられていた原田。5月31日に行われた謝罪会見とは違い、今回の番組では“車中10分不倫”に質問が集中。原田はタジタジで、それでも「不徳の致すところです」と猛省していた。そんな原田だが、思いのほか仕事への影響は最小限にとどまったようだ。そこには理由があった。「本来なら、不倫騒動によって仕事が激減してもおかしくなかったでしょう。しかし不倫が報じられた翌週に山里さんと蒼井さんが結婚会見を開いたのです。その数日後には吉本芸人たちの闇営業問題が発覚。2つのスクープに対する世間の関心はかなり高く、原田の不倫はすっかり“過去のもの”となってしまいました。ある意味、“救われた”かっこうになりました」(芸能記者)とはいえ原田は今後も、出演番組で共演者たちからイジられる日々が続きそうだ。
2019年07月05日6月24日(月)今夜の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」は『それいけ!アンパンマンきらめけ!アイスの国のバニラ姫』で声優を務める榮倉奈々をゲストに迎え、「遅咲きの女性は本当に幸せなのか?」をテーマに放送する。スペシャルコメンテーターを今田耕司、司会はフリーアナウンサー羽鳥慎一が務める本番組。ゲストには榮倉さんのほか「チュートリアル」徳井義実と福田充徳、川田裕美、須田亜香里、松本明子、光浦靖子を迎える。今回は瀬戸内寂聴が1年ぶりに登場。御歳97歳、大正昭和平成令和と4世代をまたにかけてきた瀬戸内さんは、いまでこそ若者たちからはカリスマ僧侶として崇められているが、本職は現在も連載を4本抱える作家。作家として有名になったのは41歳と“遅咲き”。今回は愛弟子である瀬尾さんの結婚式に本番組のカメラが密着する。そして、大人気グループやユニットがひしめく声優界のなかでも、ひときわ注目を浴びているのが6人組の声優アイドルグループ「i☆Ris(アイリス)」にも密着。今回は“遅咲き”売れっ子声優アイドルの自宅に禁断潜入。リアルな私生活を大公開する。また番組恒例「芸能人家族による密着クイズ!」には小学4年生のゆうとくん(8歳)が登場。ゆうとくんのお父様は誰もが知る有名人。一体誰の息子なのか!?「メイちゃんの執事」や『余命1ヶ月の花嫁』で注目され、『図書館戦争』シリーズや『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』などの映画から「東京タラレバ娘」「僕らは奇跡でできている」など話題作、人気作が続く榮倉さんが声優として出演する劇場アニメ『それいけ!アンパンマンきらめけ!アイスの国のバニラ姫』が6月28日(金)より全国にて公開。作品の生みの親・やなせたかし氏の生誕100周年にあたる今年、31作目の劇場版として公開される同作は“アイスの国”のお姫様、バニラ姫とアンパンマンたちが、アイスの国を救うために奮闘するストーリー。榮倉さんはヒロイン・バニラ姫を演じ、「ANZEN漫才」もゲスト声優として参加。バニラ姫の教育係・ジェラート大臣をみやぞん、ばいきんまんが作った最強メカ“バイキンアイスロボ”をあらぽんが演じる。「人生が変わる1分間の深イイ話」は6月24日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月24日お笑いコンビ・オードリーが4年7カ月ぶりにリリースしたDVD『オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー in 日本武道館』が、20日に発表された最新オリコン週間DVDランキング(集計期間 6月10日~6月16日)で、初週売上0.8万枚で初登場1位を獲得した。オードリーは、2009年8月3日付に『オードリー DVD』で獲得した最高位2位を上回り、DVD、BDを通じ自身初の1位となった。『オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー in 日本武道館』は、オードリーがパーソナリティを務めるラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週土曜 25:00~)の放送10周年を記念し、3月2日に開催された日本武道館でのイベント公演を収録したもの。本編映像にはフリートークや番組の名物企画、梅沢富美男や松本明子などといったスペシャルゲストとのコラボレーションに加え、新作漫才も。また特典映像には、本公演のメイキング映像と、青森・愛知・福岡での同公演のダイジェスト映像も収録されている。
2019年06月20日「帰ってくれ!」そんな怒号が響きわたった。不倫騒動の渦中にある原田龍二(48)の実父だ。さいたま市内にある古民家カフェ。看板には「原田龍二の父の店」と誇らしげに書かれている。記者が声をかけると、奥のカウンター越しに実父が不機嫌そうな声で「何ですか」と答えた。そこで「原田さんの件でお話をうかがいたいのですが……」と伝えたところ、冒頭のように激高。そこには、自慢の息子に対する憤りがあふれているようだった――。『週刊文春』6月6日号で複数の女性ファンとの不倫が報じられた原田。記事によると、彼はインスタグラムを通じて女性ファンと接触。呼び出した女性を愛車で駅まで迎えに行くと、そのまま近くの公園に直行。ライトやエンジンを消し、車内で事に及んでいたという。そして行為を10分ほどで終えると、すぐに女性を駅まで送って別れたというのだ。原田はこうしたマイカー内での不倫を、別のファンとも行っていたという。記事では“車内で何をしていたのか”という直撃取材に対して、彼は「……してはいけないことです」と不倫の事実を認めていた。すると、彼がとった“女性への雑な扱い”に世間から批判が殺到。原田は5月31日、会見を開くことになった。会見の冒頭で深々と頭を下げ謝罪した原田。そして続けて「妻と2人の子供につらい思いをさせたこと、深く反省しております」と語っていた。「原田さんと奥さま(45)が結婚したのは、01年のこと。翌年には長男(16)が生まれ、06年に長女(13)が誕生しました。奥さまは元女優で、10年間もの交際を経てゴールインしました。彼は、そんな昔から支え続けてくれた“糟糠の妻”を裏切っていたのです」(芸能関係者)子供たちはあきれ顔のようで、原田は「息子からは『ママにこんな悲しい思いをさせて許さない』というメールが来ました。娘からは『何やってんの?』と……」と情けなさそうに語った。ただいっぽうで、妻から「原田、アウト!」と冗談まじりに言われたとも告白。そして「励ましのつもりだったのかわかりませんが……」と妻への感謝を口にしていた。だが妻が許してくれたとはいえ、決して円満解決したわけではない。記者会見の前、原田は家族会議を開いていたという。参加者は原田夫妻、そして実弟で俳優の本宮泰風(47)と妻でタレントの松本明子(53)。そして原田の実母の5人だ。「原田さんの謝罪に対して本宮さんと松本さんは『大丈夫』と言ってくれたのですが、お母さんは泣き崩れたそうです。お母さんは原田さんを幼いころから塾に通わせるなどしてきた教育熱心な方。その息子が世間を騒がせたことに心を痛めているのでしょう」(前出・芸能関係者)そんな実母を泣かせた原田に怒りをあらわにしたのが、冒頭の実父だった。そこには、“理由”があったという。「原田さんのお父さんは厳格な人です。男として曲がったことが大嫌いな、昔かたぎの“鬼父”でした。そんなお父さんは原田さんに1つの“家訓”を言い聞かせてきました。それは『人に迷惑をかけるな』というものです。しかし原田さんは今回、周囲の人たちに多大なる迷惑をかけてしまいました。そのことが、どうしても許せなかったようです。ふだんはお店でも、原田さんのことをうれしそうに話すこともあったといいます。しかし騒動以降、お父さんはふさぎ込んでしまっているとも聞きました」(別の芸能関係者)実際、記者が質問しても「話すことはない!」と言う父。そこで最後に「家族会議が行われたそうですね?」と聞いてみたところ、しかめっ面になって「帰れ!」と怒鳴ったのだ。店の看板で宣言するほど息子を誇らしく思っていた父。だからこそ今回の失態には、ことさら“裏切られた”という思いが大きいようだった――。
2019年06月04日ニッポン放送で放送されているラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)のレギュラー陣が27日、東京・日比谷公園で行われた同局のリスナー感謝イベント「ラジオパークin日比谷 2019」で、トークショーを行った。27日~28日に開催されている同イベント。今回のトークショーには、放送作家の高田文夫をはじめ、松本明子、お笑いコンビ・ナイツ、松村邦洋、磯山さやかが出席した。ステージに登壇した高田は「どうも、"トリプルスリー"の浦田です」と一言。土屋から「違うでしょ。"トリプルエー"でしょ!」とツッコまれると、「どうも、石野卓球です」とまたも話題の人物の名を借りてあいさつした。その後、「令和に持っていけない愚痴納め」と題したトークセッションでは、塙宣之が「愚痴と言いますか、悩みでもあるんですけど」と切り出し、昨年放送されたテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』に刑事役として出演した際、自分の演技について"エゴサーチ"したことを明かした。すると、「表情筋が殉職している」といった批判的な書き込みが多く、「悩んでいた」と告白。そんな塙だったが、高田から演技を「流れるような棒読み」と評されたことが救いになったという。これ以降ネットでは、少し良い演技をすると「今日は短い棒だった」などと好意的に書かれるようになったらしい。さらに、プロデューサーからも「このままうまくならないでください」と指示されたことを明かし、「下手なつもりでやってないんですけどね」と苦笑いすると、高田からは「棒だから良いんだよ。こんな棒読みいるのかと思ったもん!」と言われていた。トークショー終了後は、芝生の上に集まったリスナーたちと記念撮影をすることに。高田は「皆さん、気分は赤江珠緒でお願いします」と最後まで時事ネタを飛ばし、会場を沸かせていた。
2019年04月28日ニッポン放送で放送されているラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)の30周年イベント「リスナー大感謝祭~そんなこんなで まる30年~」が16日、東京・よみうりホールで開催された。同番組は1989年4月に放送が開始し、30周年を迎えることに。パーソナリティの高田文夫、各曜日レギュラーの松本明子、東貴博、山根千佳、春風亭昇太、乾貴美子、清水ミチコ、ナイツ、松村邦洋、磯山さやかなどが登場した。「30周年おめでとうございます」と祝福された高田は、「ひとえに私のおかげです。1つの番組で2人の心臓が止まっているという」と笑顔を見せた。2009年に松村が東京マラソン中に心肺停止状態になり、2012年には高田が不整脈による心肺停止で倒れ、2週間、意識不明になった。そして高田は「1年、2年で終わるものだと思った」と番組初期を振り返り、「次は50周年をやりましょう」と意欲を見せると、会場からは大きな拍手が起きていた。第一部は「演芸ショウ」と題して、ナイツ、松村らがそれぞれネタを披露。第二部では「歌謡ショウ」と題して松本や東らによる歌が披露された。そして最後に行われたトークショーでは、レギュラー陣が集結し、忘れられない思い出を語った。磯山は加入してわずか2カ月後に高田が倒れたことを挙げると、清水も高田が倒れた直後、番組スタッフがビートたけしに電話をし、弔辞を頼んだエピソードを明かしていた。
2019年03月16日お笑いコンビ・オードリーが2日、東京・日本武道館で『オードリーのオールナイトニッポン 10周年ツアー in 日本武道館』を開催した。昨年6月に青森公演、9月に愛知公演、12月に福岡公演を行っており、今回のライブが全国ツアーのファイナルとなる。武道館には1万2千人、そして全国41カ所で行われたライブビューイングには1万人が集まった。若林正恭と春日俊彰が、プロレスラーのような演出で登場すると、会場は大歓声。若林は「全員リトルトゥース(リスナーの呼称)なんですか?」と尋ね、「お弁当に?」「グー!」、「土曜の夜?」「カスミン!」などと、番組お決まりのフレーズでコール&レスポンスも。また、「新潟の人、ウケてますか~?」など、ライブビューイングで見ているファンにも問いかけしていた。イベントでは、ラジオの放送と同じように、2人によるオープニングトークの後、若林と春日それぞれによるフリートークゾーンが。若林は父親を降ろしてもらうため、青森へイタコを訪ねたエピソードを披露。そして春日は写真週刊誌『FRIDAY』(3月1日号)で「お泊まり愛」が報じられた後、"狙ってる女"にお詫びの意味を込めて旅行し、1泊11万円の宿に宿泊したエピソードを語った。トークゾーンの合間には、実際の放送のように"CM"も。前番組ディレクターの宗岡芳樹が現在担当するTBSラジオの番組を告知したりと、番組ゆかりの人物が多数登場した。そして春日が体を張るコーナー「ひろしのコーナー」を挟み、オードリーがかつて出演していたものまねショーパブ『そっくり館キサラ』の先輩・バーモント秀樹とビトタケシが登場し、ネタを披露。さらには松本明子に加えて、シークレットゲストとして梅沢富美男が登場し、「夢芝居」を歌った。曲の途中には若林が乱入し、梅沢へのdisラップを披露したかと思えば、曲のラストにはケツバットをお見舞いした。ラストには、オードリーが漫才を披露した。カーテンコールであいさつした若林は「武道館なんて埋まる訳ないと思っていた」と漏らすと、春日も「ボケだと思ったもんね」と同調。若林は「皆さんのおかげで全部埋まることができました。ありがとうございます」と感謝した。さらに若林が「"トゥース"ですね。1言で言うと。"トゥース"しか言いようがないですね。"トゥース"だなって思うときあるじゃん」とボケると、春日は「そんなに"トゥース"は万能じゃないからね」とツッコむ場面も。そして、「リトルトゥースの皆さん、おやすミッフィーちゃん」(若林)、「この後、1時にお会いしましょう。アディオス」(春日)と締めくくっていた。
2019年03月02日1月16日、ダウンタウンの松本人志(55)が、自身のTwitterを更新。HKT48の指原莉乃(26)がTwitterで「松本さんが干されますように」とつづったツイートをリツイートし、「指原様~」と反応した。1月13日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、松本は指原に対し「お得意の体を使って、何とかすれば」という趣旨の発言をし、その後ネットを中心に物議を醸していた。指原は、15日に自身のTwitterで、「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…改めて録画をチェック…」と改めて番組を視聴したことを報告。その後、「松本さんが干されますように」と失言した松本に対してツイートした。これに対し松本はすぐさま反応。「指原様~」とコメントとともに指原のツイートをリツイートした。松本のツイートに対し、7万2,000のいいねと1万近いリツイート、また、1,500を超えるコメントがされた。コメント欄には、「このやり取りは凄すぎる!」「二人の絡み大好きです!」「あの発言は信頼関係があるからこその発言」と指原と松本のやりとりに対し好意的なコメントも見られたが、「笑いに変える内容ではないですよね」「全く反省してない…信じられない」「全然おもろないで。ほんま、つまらん芸人になってしもたなあ」と厳しい発言もみられた。
2019年01月16日――1983年デビューのアイドル、大沢逸美、木元ゆうこ、桑田靖子、小林千絵、徳丸純子、森尾由美、松本明子の7人が35年の時を経て奇跡的なめぐり合わせで集まり、11月19日と20日の2日間、銀座博品館劇場で限定ライブを開催。7人それぞれが83年当時の衣装を着用して、80年代の歌番組『夜のヒットスタジオ』風のセットでデビュー曲を歌う。桑田由美ちゃん(森尾)が歌うのはアイドル時代以来だから、ファンの方は必見だね。森尾そうなの。でも、当時の衣装はさすがにもう手元になくて再現だけれど。保管していたのは3人。アッコ(松本)と靖子(桑田)とイッちゃん(大沢)だよね。松本うん、着られる。でも、怖いものがあるよね(笑)。小林35年前の衣装を、よく保管していたよね、物持ちいい!松本35年前といえば、千絵ちゃん(小林)、覚えてる?デビュー1年目が終わる年末に、誓い合ったよね、「私たち、生き残ろうね!」って。小林1年目が終わると、“アイドルとしてはダメでした”って……そういう空気が漂ってきて、「悔しいね!」ってみんなで言い合ったんだよね。木元泣けるね。何かの収録のとき?松本最後の賞レース(日本レコード大賞)のとき。予選落ち組で集まっていて。小林デビュー1年目って、新人たちはみんな、毎日のように現場で顔を合わせるんだよね。アイドル番組でもなんでも、ほぼ動きが一緒だから。でも、来年からはもう「新人」という言い方もされなくなるし、みんなバラバラになる。で、「もう会えなくなるけど、お互い、長く生き残ろうね!」って誓い合ったのよ。松本私と千絵ちゃんと、あと83年組の(お神セブン以外の)ほかのメンバーもいたよね。大沢私と靖子はレコ大にノミネートされて、本選には出られたんだよね。でも、当時のアイドルの夢は、レコ大会場の武道館から紅白歌合戦のNHKまで、パトカーに先導されて向かうというコースだった。私たちは……。小林私たち、現地解散だよね。松本そうそう、現地解散(笑)。森尾でも、ずっとこんな思い出話ができるのも83年組だからでしょ。小林5年前、私は30年ぶりにみんなと再会したの。アッコちゃんとも「生き残ろうね」って誓い合ってから30年ぶり。そこでお酒を飲んで、「こんなに時が経ったんだね、みんないろいろあって、そして今があるんだね」って泣いたよね。そして、なぜか私たちのお墓のことまで話したんだよね(笑)。大沢私は介護で2年弱くらい仕事を抑えていた時期があって、由美ちゃんは出産で、ゆうこ(木元)はインドを放浪したりで……全員ブランクがあるのよね。桑田私も、もう人前で歌うことはないと思っていた時期もあった……。松本私は“放送禁止用語”で干されているし(笑)。みんな、いろいろあるんです。小林イベントに来てくださるお客さまも、みんな同じ時代を生き抜いてきたと思うので、元アイドルとしてステージに立つのではなく、同志として「平成をがんばってきたよね」という気持ち。木元本当に、そう思う!!【お知らせ】博品館劇場(東京・銀座)にて、7人のライブ『35周年イベント☆83年組アイドル~不作と言われた私たち「お神セブン」と申します~』を開催。11月19日(月)19時開演、20日(火)14時開演/19時開演。
2018年10月15日――1980年代はアイドル全盛時代。新人アイドルは日々、分刻みのスケジュールをこなし、お互いの連絡先を交換するスキもなかったが……83年デビューの大沢逸美、木元ゆうこ、桑田靖子、小林千絵、徳丸純子、森尾由美、松本明子の7人が奇跡的なめぐり合わせで集まり、11月19日と20日の2日間、銀座博品館劇場で限定ライブを開催する。スター続出の「花の82年組」に遅れること1年、「不作の年」といわれた83年組アイドルが35年の時を経て「お神セブン」を結成、今が人生のピークとばかりに輝くときを迎えている。今回はミーティングも兼ね、シアトル在住の徳丸純子を除く6人が光文社に集まってくれた。桑田35年前の私たちに「35年後に7人で集まってライブをやるよ~」って教えてあげたら、全員が声をそろえて「ないない!」って、信じないだろうね(笑)。森尾事務所から「同期はみんなライバルだから」って言われて、会話も禁止だったしね。小林私はだんだん話しかけるようになったけど。「私たちって“だだスベってる”よね」っ(笑)。親近感もあったし。松本うん。「生き残ろうね!」って同期で誓ったの、覚えてる。でも、それから長いこと、会うことはなかったよね。それが、5年前に奇跡的に再会して。大沢デビュー30周年のときに、私がある番組で「同期のみんなに会いたいな」って言ったのがきっかけでした。松本それからこの7人で、定期的にランチ会をするようになったんだよね。ついには、「イベントやりたいね!」「どうせやるなら銀座博品館だね!」って。小林そこから、由美ちゃん(森尾)の計画性はすごかった。私たちみんな「由美P」って呼んでるもんね。PはプロデューサーのP。森尾チケット代をギリギリ赤字にならないように設定したりとか?小林由美ちゃんは意外と男なの。いちばん男前。松本それに行動力がすごい。「おそらく、長いアメリカ生活が関係しているんじゃないか」って、うちのお姑さんが言ってたよ。お夕飯を食べながら。小林お姑さん?ダンナじゃないんだ(笑)。木元由美Pもすごいけれど、博品館を予約するのに、さすがはアッコ(松本)。その場で博品館に電話して。ダンスの先生にも頼み込んで。松本“人生アポなし”ですから。桑田これまた奇跡的に、千絵ちゃん(小林)の誕生日である11月20日と、その前日の19日だけ空きがあったんだよね。アッコちゃんが、電話口で「そこ、お神セブンがいただきます!」って。小林「お神セブン」という名前は、イッちゃん(大沢)が考えてくれたんだよね。大沢(誕生日の)千絵ちゃんをイメージしたネーミングなの。小林イッちゃんは、いつも「チーママ」って感じ。いちばん気がまわる。7人のランチ会の予約、入れてくれたり。木元イッちゃんが来られないランチ会は、「台本」を作って送ってくれるんだよね。みんな話がダラダラ長すぎて、いつもお店の人に追い出されるかたちだから(笑)。松本「何時から何時までミーティング。何時から食事、何時からデザート」って、進行がちゃんと書いてある。森尾「何時からさようならの挨拶」、ってところまで(笑)。大沢みんな真面目だから、ランチ会が終わったら、「イッちゃん、少し巻いて終わったよ」って報告が入るの(笑)。【お知らせ】博品館劇場(東京・銀座)にて、7人のライブ『35周年イベント☆83年組アイドル~不作と言われた私たち「お神セブン」と申します~』を開催。11月19日(月)19時開演、20日(火)14時開演/19時開演。
2018年10月15日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■大沢逸美(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「グッドガール it’s me」「背が高かったし、中性的なイメージで勝負しようとしていたので、運動神経もいいと思われたんでしょうね。アイドル恒例の『水泳大会』のリレーではつねにアンカーを任されたものの、遅すぎて画面から消えてしまうほどでした(笑)」大沢さんが『ジェームス・ディーンみたいな女の子』で歌手デビューしたのは16歳のとき。当時全盛だった“ぶりっこタイプ”とは正反対の男装の麗人風で、「ポスト百恵」としても注目を集めた。しかし、アイドルは水に合わなかったのか、3年ほどでピリオドを打ち、以降、女優として多くの役を演じてきた。「転機は26歳でした。昼ドラ『約束の夏』でヒロインを演じたとき、相手役を本気で好きになるほど、役にのめり込んで。やっと職業欄に『女優』と記せる、と思えたし、“魅せる喜び”に目覚めていきました」一方で、私生活では25歳で父親が他界、母親を北海道から呼び寄せ、同居を開始していたという。「仕事への充実感は増していきましたけど、’02年に母が他界するまでの2年間は特に、介護に軸を置く日々でした。介護保険もない時代でしょ。私は一人娘だったし、母はほかに頼るところがなかったから」地方ロケなどは断るようになり、徐々に仕事から遠のいた。「母とは昔から折り合いが悪かったんですよ。でも、要介護になるちょっと前に、恋人との別れも重なって。介護が始まってからは『お母さんがいてくれさえすればいい』と腹をくくって向き合うことができました。母の頭を洗ってあげたりしていると、『ああ、自分もこうして育ててもらったんだな』なんて。笑顔を見せてくれれば『やっぱり愛おしいな』と思えたし。介護状態にならなければしてあげられなかった親孝行かもしれませんね」介護経験は本にもつづられ、現在は講演活動も行っている。そして私生活では、このまま独身でいくのか、この先結婚するのか――。「50代は、どこに進むのかまだわからないんですよね。でも、何かあったときにガシッと支え合える仲間たちとつながれたこと、心強く思っている自分がいます」
2018年10月14日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■森尾由美(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「レモンチックな17歳」「デビュー時に作られたキャラクターと、実際の私が融合したのは、結婚がきっかけかなあ。わりと冷静な性格というか(笑)」そう話す森尾さんは、26歳で結婚、母となり、10年におよぶ日米遠距離通勤で35年間、メディアに出続けてきた。「月イチの撮りだめに対応いただくなど、まわりの理解に感謝するばかり。私自身も、段取りやスケジュールを調整するのが上手になった歳月でしたね。お神セブンのみんなにはその調整力を買われて、“由美P(プロデューサー)”と呼ばれています(笑)」■松本明子(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「アッコ、とんがってるね」「デビューして1年後に謹慎騒動を起こしてしまって、どうしようもなくて母にSOSの電話をしたら、『よかったわねぇ、名前が売れて。これからは何でもできるじゃない』って。その言葉でスコーンと吹っ切れたんです。それからは、芸人さんに混じってコントでも、レポートでも、求められることは何でもやりました」こうして、バラドル松本明子が確立されていった。私生活でも……。「突撃精神で息子の学校行事にズンズン参加するから、同級生の女の子まで“アッコさん”と声をかけてくれて。うれしいですよ」
2018年10月14日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■木元ゆうこ(51)/デビュー当時のキャッチフレーズは「ときめいて、謎めいて16歳」「デビュー曲は、作詞が阿木燿子さん、作曲が“スタ誕”の審査員でもあった中村泰士さんという、素晴らしい作品をいただいたんですが……結果はオリコン最高位124位。レコード会社も、設立30周年記念の大型新人として大々的にPRしてくれて、駅にも大型ポスターがバーン!と。売れずに申しわけなかったですね」続くセカンドシングルも順位がつかず、サードシングルの予定はとうとうお蔵入りになった。「もうダメだ、と思って。18歳で樹本由布子に改名して、大胆なグラビアに挑戦しました。まだ10代でしたから、正直、勇気のいる決断でしたけれど。そのころから、お芝居をやりたいという思いが芽生えていて、役者としての幅を広げてくれるような気がしたんです」その後は映画『ブレイクタウン物語』に出演。『毎度おさわがせします』など人気ドラマにも出演し、軌道にのったかに見えたが……。「アイドルをやって、グラビアも女優もやって、自分を模索しているつもりが、かえって将来が見えなくなっていました。何をやっているんだろう?気持ちが疲れて。それで24歳のとき、思い切って引退を決めたんです」すると直後、何を思ったか、インドやトルコなどへバックパックひとつの放浪に出る。「いまだに『謎めいた行動だ』って言われるんですが(笑)。でも、芸能界とは対極のおおらかな自然に身を置いたことで初めて、自分と向き合うことができました。そして思ったんです。今までのことは、全部好きでやってきたことだし、全部自分で決めたこと。自信を持とうって」やがて29歳で結婚し、1男1女の母となる。「子どもたちには、芸能活動をしていたことは話していませんでした。でも、今はパソコンで何でも検索できる時代でしょう?『お前の母ちゃん、グラビアアイドルだったんだ』なんて、周囲から好奇の言葉で伝わるのを避けたかった。だから、83年組の仲間と再会して本格復帰を決めたとき、きっちり伝えました。『もし、人から何か言われたら、うちのお母さんは、自分の意志で決めて堂々と仕事していたんだと言ってやりなさい』って」今は、自宅のある神戸と東京を往復し、舞台などで円熟したバイプレーヤーぶりを発揮している。「83歳になる母が浅草で一人暮らしですから、新幹線での“お江戸行き”は親孝行でもあるし、私自身のエネルギー充電なんです」
2018年10月13日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■桑田靖子(50)/デビュー当時のキャッチフレーズは「これは、16歳の戒厳令だ」「同郷の松田聖子さんに憧れて、同じ事務所に入りたい!と願っていたら、本当にかなってしまって」13歳で上京した桑田さんは、中学卒業を待って『脱・プラトニック』で歌手デビュー。新人離れした歌唱力で、その年の音楽新人賞を総なめにした……まではよかったが、3年目以降は新曲のリリースがまばらに。活動の場はバラエティ番組がメインとなっていた。「街で『靖子ちゃん』と声をかけていただいて、ありがたかったですね。でも、子どものころから歌うことが何より好きで上京したのに、という葛藤はずっとつきまとっていて--」やはり夢があきらめきれないと、20歳のときに事務所を退所。翌年渡米し、ボイストレーニングに励んだ。’90年には本名の「咲恵子」や「Sea」名義で再出発し、アニメソングやコーラス業にも挑戦したが……。「事務所の大きな傘を抜け出たばかりでしょ。とにかく独立独歩で、自分探しの日々でした。不安や焦りもあったし、ストレスなのかな、30代目前で声が出なくなってしまったんです。ライブもドタキャンしてしまったようなんですが、じつは、このときの記憶がなくて……」そこから自信も目標も失い、歌うことを完全にあきらめた。「十数年くらい?地元の福岡に戻った時期もあるし、もう人前で歌うことはないと思っていました。それが、震災前から偶然の再会が重なって。今の事務所のボスに遭遇したり、『また歌いたいでしょ』と誘ってくれる人が現れたり。きっとまだ遅くない!と、ステージに上がることを決めたんです」かつてのボーイッシュなショートカットから一転。女らしくなったね、と言われることも。「恩師に復帰のご挨拶に行ったとき、ラフすぎる姿を指摘されたことから、今のスタイルになりました。よし!と思いたって、次に会うとき変身して行ったら“正解”をもらえたんですよ(笑)」50代を迎えた今、生きるのは「ライブの世界」。自分のスタイルを確立し、思い切り歌えている。「反応がそのまま伝わってくるのが幸せ。昔に戻りたいと思うことは一日もありません。回り道したぶん、今がいちばんいいし、未来に向けて歌うのが楽しみなんです」
2018年10月13日プロフィギュアスケーターの鈴木明子選手(33)が10月12日の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」に生出演。昨年2月に結婚したAさんと先月離婚していたことを明かした。昨年2月、小学校の同級生であるAさんと結婚した鈴木選手。しかしサンケイスポーツによると鈴木選手の父・和則さんは「娘から9月に離婚したと聞きました」とコメント。Aさんは鈴木選手に専業主婦になるよう求めることもあったというが、和則さんは多忙な鈴木選手を慮り「仕事人間の娘だからなぁ。もう少し理解してくれたら」と語ったという。鈴木選手の結婚が報じられた16年6月、本誌は和則さんに取材している。和則さんは鈴木選手について「小学校のころからずっとスケート漬けだったので、掃除も洗濯も料理もできません」と明かし、「引退後もアイスショーで忙しいですし、結婚したからといって家事を急にやるというのは無理でしょう」と分析。“婿の条件”について、こう語っていた。「だから掃除して洗濯して料理を作って、妻が帰ると『お帰りなさい』と言うぐらいの男性でないと続きません。そんな娘を理解してくれるのか、事前に聞こうと思っています」そうした厳しい“条件”にAさんは当初たじろいだようだが、記事がキッカケで結婚を決意したという。昨年2月本誌が再び和則さんを訪ねると、「結婚は女性自身のおかげ」と出迎えてくれた。当時条件を出したことについて「『結婚したら家事もしてもらえる』なんて希望がちょっとはあったでしょう。けど『そんなこと期待してもらっては困りますよ』と、私は釘を刺したかったんです」と語った和則さん。さらに「男を試すという意味もあった」と告白。そこには、一人娘を送り出す父ゆえの素直な心情があったようだ。前出の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」では、「至らない点は本当にたくさんあったと思います」とも語っていた鈴木。それでも「これからは人のために何かできるお仕事をやっていきたいと思っています」と語っていた。ネットでも《スポーツや競技とはまた違う経験を通して、鈴木さんの過去の実績を含めてこれからの人生を考えるいい機会になったのでは》《彼女は振付師としての夢を持っていたし、お互いの今後をお祈りしています》といったエールが上がっている。これからの活躍に期待したい!
2018年10月12日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■小林千絵(54)/デビュー当時のキャッチフレーズは「フレッシュルッキング」「高校1年で『スター誕生!』に落選した時点で、憧れの(桜田)淳子さんと同じ“16歳からスター街道を突っ走る”という青写真が崩れて。年齢的にもアイドルはあきらめていたんですよ。なのに?」19歳の“遅れてきた新人”に用意されたデビュー曲は、バリバリのアイドル路線だった。「キャッチフレーズが“フレッシュルッキング”って、そんな英語あります!?(笑)。そのデビュー曲はオリコン99位止まりで、2曲目以降も鳴かず飛ばず……『不発の千絵』なんて呼ばれるようになって。仕事ではフリフリの衣装だったけど、終わると黒い服に着替えて、こっそりパチンコに通い始めたのは、ハタチのころからなんです」その後は、アイドルならぬ“パチドル”として活動することになるのだが、それでも芸能界にしがみついたのは、ある出来事があったからだという。「デビュー2年目に、某テレビ局に新曲の挨拶に行ったら、ディレクターが目の前で、資料を見もせずにバサリとゴミ箱に放ったんですよ。泣けました。せめて、私のいないところで捨ててよ。そうか、売れないと、アイドル以前に人間扱いもされないんだ、って」くじけたままでは終われない。大阪育ちの“じゃりんこチエ”は、「やったるで、負けへんで!って。悔しさは胸におさめて、がむしゃらに働こう」と誓った。「以来、地方のイベントなど、どんな小さな仕事も、いつか自分の血肉になるんだと思って、真剣に取り組んできました、40歳手前までは。というのも、38歳で結婚し、子宮内膜症や子宮筋腫が見つかって。翌年に高齢出産するまでの間ですね。歌こそ売れませんでしたが、長いこと芸能界で頑張れたのは、あの体験があったからかな」今、母親として、反抗期を迎えた高校1年の息子に、アイドル時代の体験を聞かせることも。「『人生の悔しいことは、ガソリンだよ』って話すんですが、平成生まれの息子には、古臭い“昭和の教訓”に聞こえるようで、ちっとも響きませんけどね(笑)。その息子が未熟児で生まれたときに初めて、母親は私しかいないんだ、と仕事はあきらめて育児に集中しました。喪失感はあったけど、悔いはありません。何より子どもが大事だと思えたから」現在、東京の勝どき在住。わが子も、よその子も分け隔てなく「コラーッ!」と叱る姿に、地元では“肝っ玉チエちゃん”の新キャッチフレーズが付いている。
2018年10月12日歌手でタレントの森尾由美、大沢逸美らが、2018年でレコードデビュー35週年を迎えることを記念した自主企画イベントを11月19日と20日、東京・博品館劇場で開催する。イベントに登場するのは森尾、大沢のほか桑田靖子、小林千絵、木元ゆうこ、松本明子、徳丸純子の7人。いずれも1983年にデビューした。堀ちえみや中森明菜など一世を風靡したアイドルが登場した"花の82年組"に比して"不作の83年組"とも呼ばれてしまった彼女らだが、今回のイベントではそのデビュー当時の衣装を着て、当時を振り返りながら歌も披露する。イベントのタイトルは、「35周年イベント☆83年組アイドル 不作と言われた私たち『お神セブン』と申します」。お神セブンは、家庭では妻や母として"おかみさん"の風格を持つようになりながらも、「心はアイドル」ということから平成のアイドルグループにならったネーミングだという。2013年から少しずつ再会を重ねていったが、7人が初めてそろったのは2014年1月。それから、ランチ会を重ねては「35周年は、皆で何かやりたいね! この7人の楽しい、面白い関係を形にしたいね!」という共通の夢を膨らませてきた。企画だけでなく構成も7人が行うイベントは、11月19日(19時から)と20日(14時からと19時から)に開催。会場は、東京・博品館劇場となる。
2018年07月20日毎年、長野県松本市を舞台に開催される、指揮者 小澤征爾が総監督を務める国際音楽祭のセイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)。桐朋学園の創設者のひとりであり、偉大な教育者であった故・齋藤秀雄氏の没後10年にあたる1984年、小澤征爾と秋山和慶の呼びかけで世界各地に散る同門の志が一堂に集い、メモリアルコンサートを行ったことから、世界に名を響かせることとなる、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が生まれた。1992年にはSKOが母体となり、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が誕生。2015年にセイジ・オザワ 松本フェスティバルと音楽祭の名称を新たにし、今年で27年目の開催を迎える。世界各地で活躍する演奏家たちが、唯一無二の音色を奏でるSKOによるオーケストラ コンサートは、3プログラムを開催する予定だ。【チケット情報はコチラ】Aプログラム(8月26日(日))は、2011年のフェスティバルでチャイコフスキー《交響曲第4番》を指揮したディエゴ・マテウスが、満を持して《第5番》を指揮。ハイドン《協奏交響曲》は、SKOが誇る名手たちが奏でる独奏にも注目して欲しい。Bプログラム(8月31日(金))は、総監督 小澤の弟弟子である秋山和慶が、得意とする王道のフレンチ・プログラムを指揮。Cプログラム(9月2日(日))は、フェスティバルとも縁の深いジャズ・トリオのマーカス・ロバーツ・トリオを迎えアメリカンでジャジーなプログラム “OMF Gig”をお届けする。小澤の恩師であるバーンスタインや、アメリカが誇る名作曲家ガーシュウィンの心躍る楽曲に身を委ねてみては。また、小澤がオーケストラ公演と合わせて情熱を注ぐオペラ公演では、プッチーニの喜劇『ジャンニ・スキッキ』を上演。遺産相続と恋人たちの行方を愉快に描いたオペラは、家族そろって楽しめること間違いない。OMFでしか聴けない、上質な室内楽プログラムも3つを開催。特に注目は、約半世紀にわたり、ジュリアード弦楽四重奏団で第1ヴァイオリンを務めたロバート・マン氏を偲び開催する「ふれあいコンサートI ~ロバート・マン メモリアルコンサート~」(8月19日(日))。氏が創立時より情熱を注いだ小澤征爾スイス国際アカデミーを迎え、弦楽四重奏と弦楽合奏を行う。マン氏がジュリアード弦楽四重奏団期より最も愛し、弦楽合奏としても多く指揮をした曲でもあり、近年、小澤も好んで取り上げている想い入れの深い、ベートーヴェン《弦楽四重奏曲第16番 Op. 135 第3楽章》の演奏も予定している。室内楽の偉大な指導者であったマン氏の教えを受け、音楽の真髄に触れた若い音楽家たちの演奏は必聴だ。他にも、1000円で聴ける「OMF室内楽勉強会~金管アンサンブル~発表会」(8月18日(土))や、教育プログラムを開催。期間中は松本市内のあちこちでオープンイベントも開催している。OMFは8月18日(土)から9月7日(金)まで開催。この夏はぜひ信州・松本で、忘れられない音楽体験を楽しんでみてはいかがだろうか。
2018年07月05日絵本作家・林明子の絵本原画が一堂に会する“はじめての展覧会”「絵本のひきだし 林明子原画展」が、松屋銀座にて7月19日から29日まで開催。昨年より開始した全国巡回のラストを飾る展覧会となる。『はじめてのおつかい』(1976年) 筒井頼子・作、林明子・絵、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵林明子は、1976年の『はじめてのおつかい』を始め、『こんとあき』『あさえとちいさいいもうと』など、時代を超えて愛される名作を生み出してきた。同展は、昨年より全国を巡回している、林の初めての大規模な原画展。絵本の中の子どもたちがみせるほんのわずかな心の揺らぎや、葉っぱ一枚一枚のみずみずしさまで優しく繊細に描き出した、林作品の美しい原画約200点が並ぶ。展覧会は6つの章に分かれており、各章で設定されたテーマから、絵本作家としての林を様々な角度から感じることが出来る。『かみひこうき』(1973年) 小林実・文、林明子・絵、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵第1章「若きイラストレーターとして」では、『かみひこうき』や『しゃぼんだま』などといった初期作品の原画や、デビュー以前にイラストレーターとして活動していたころの初々しい作品を展示。絵本作家としての林の“はじめの一歩”が感じられる。第2章「はじめてのおつかい」では、林にとって初めての物語絵本『はじめてのおつかい』の文を担当した筒井頼子とのエピソードなど、作品の背景に触れつつ、懐かしい場面が原画で展示される。林と筒井は同作以降にも、数々の名作をコンビで生み出してきた。2人が作品にこめた思いや、絵本のモデルになった子どもたちとの制作秘話も紹介する。第3章「ふくらむ作品世界」では、瀬田貞二による『きょうはなんのひ?』や角田栄子による『魔女の宅急便』など、様々な作家との共作によって生み出された作品を紹介。内容や趣はそれぞれ異なるが、林が物語に合った技法や表現を用い、鮮やかに世界を描き出してきたことが感じられる。『こんとあき』(1989年) 林明子・作、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵第4章「林明子のものがたり」では、文・絵ともに林自作の絵本を紹介。1984年の『はじめてのキャンプ』を始め、『はっぱのおうち』『こんとあき』『まほうのえのぐ』など、愛らしい女の子を主人公に、何気ない日常に訪れるファンタジーが魅力の物語を描き出した。林作品の真骨頂ともいえる繊細な描写を原画で楽しむことが出来る。第5章「様々な技法で」では、様々な技術を駆使し、作品に寄り添う表現を模索してきた、林の技術の高さと多様さを紹介。1986年の『おつきさまこんばんは』では、印刷の色版ごとに原画を描き分ける「描き分け」の手法、『でてこい でてこい』では切り絵の手法を用いるなど、繊細な水彩画の他、様々な手法で絵本制作に取り組んだ。第6章「そして、ひよこさん」では、夫で児童文学者の征矢清との共作で、林の最新作となる『ひよこさん』を紹介。ふわふわとしたひよこの羽毛や、ページごとに刻々と色を変える空の色の鮮やかさなど、林の繊細な技術が光る。【展覧会情報】絵本のひきだし 林明子原画展会期:7月19日~7月29日会場:松屋銀座8階イベントスクエア時間:10:00~20:00(7月22日は19:30まで、7月27日は20:30まで、最終日は17:00まで)※入場は閉場の30分前まで料金:一般1,000円(700円) 高校生700円(500円) 中学生500円(400円) 小学生300円 ※( )内は前売り料金、前売り券は6月末よりローソンチケット他で7月18日まで販売予定
2018年07月04日絵本作家・林明子の絵本原画を一堂に集めた「絵本のひきだし 林明子原画展」が東京・松屋銀座で開催。会期は、2018年7月19日(木)から7月29日(日)まで。懐かしの絵本の原画が200点集結林明子は、ベストセラー絵本『はじめてのおつかい』を代表作に、数々の名作を世に送り出した人気絵本作家。葉っぱ1枚、1枚のみずみずしさまで描く、繊細で優しいタッチの画風は、子供から大人まで多くの人々の心を魅了し続けている。今回、"はじめての展覧会"となる本展では、そんな林明子の描く美しい原画約200点を展示。会場は全6章のテーマに分けて構成される。初期作品を辿る第1章「若きイラストレーターとして」では、絵本作家としての扉を開くこととなった『かみひこうき』や『しゃぼんだま』といった、貴重な初期作品を展示。また絵本作家としてデビューする以前に描いたという、初々しい作品も合わせて展示される。ベストセラーに隠された秘話も公開ベストセラー絵本の背景に迫る第2章「はじめてのおつかい」では、同作の原画を一堂に集結。林明子の物語絵本のデビュー作でもある『はじめてのおつかい』は、作家・筒井頼子が文章を担当。その後も『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』など、共作を手掛けることとなる2人の知られざるエピソードも合わせて紹介される。2人の手掛ける共作は、いずれも幼い女の子を描いた物語。その原画からも子供時代に誰しも経験したであろう胸のドキドキが、伝わってくるにちがいない。共作で生まれた名作の原画&その手法もまた林明子は、ほかの作家との共作によっても、数々の名作を生み出している。第3章『ふくらむ作品世界』では、ジブリでアニメーション化された『魔女の宅急便』(作・角野栄子)や、いろんな動物たちと一緒にお風呂を楽しむ『おふろだいすき』(作・松岡享子)などの原画を展示。さらに第5章「様々な技法で」では、その作品によって描く手法を使い分ける林明子の多様な絵本製作について紹介する。是非会場に足を運んで、子供時代の思い出の作品たちを鑑賞してみてはいかがだろう。【開催概要】「絵本のひきだし 林明子原画展」会期:2018年7月19日(木)~7月29日(日)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都 中央区銀座3丁目6−1時間:10:00~20:00※7月22日(日)は19:30閉場、7月27日(金)は20:30閉場、最終日は17:00時閉場※入場は閉場の30分前まで入場料金:一般 1,000円(700円)、高校生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円 ※( )内は前売り料金前売り:2018年6月末より、ローソンチケット他で7月18日(水)まで販売予定【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2018年07月01日6月の博多座は、九代目松本幸四郎改め二代目松本白鸚、七代目市川染五郎改め十代目松本幸四郎の親子襲名披露興行。坂田藤十郎、中村梅玉、片岡仁左衛門ら華やかな面々が色を添え、歌舞伎の歴史に残る貴重な名舞台となりそうだ。開幕を前に、松本白鸚、松本幸四郎が公演に対する思いを語った。【チケット情報はこちら】「1月、2月の東京・歌舞伎座で私と息子と孫の三人で襲名をさせて頂きました。37年前に私が松本幸四郎を襲名させて頂いた時も三代襲名でしたが、今回も本当に奇跡のようなこと。歌舞伎を愛してくださる皆様が起こしてくださった“奇跡”。博多座では私と息子の襲名興行となりますが、その思いをしっかり受け止めて伺いたいです」と、笑顔で抱負を語ってくれた松本白鸚。続いて松本幸四郎は「十代目松本幸四郎を襲名させて頂きました。幸四郎という名前を父から譲られ、許されるということは本当に嬉しいこと。父の背中を追い続けるのは変わりませんが『松本幸四郎は僕だ』という思いで、さらに精進したいと思います。母が博多出身なので、博多は私にとって第2の故郷。その場所で襲名興行ができるのは本当に嬉しいです」と挨拶した。親が子に、子が孫に、それぞれ慣れ親しんだ名前を譲る。襲名とはやはり特別なものだ。父・白鸚は「今回の昼の部でも上演する『伊達の十役』の政岡を、染五郎が演じていた時に見事だと感心しました。そして『染五郎』という器から芸があふれ出ているなと。そこで器を『幸四郎』に変えれば、新たな芸を詰め込めるのではないかと思ったんです」、息子・幸四郎は「前回の襲名とは違い、今回は息子が同時に『市川染五郎』を襲名します。昨日まで自分が名乗っていた名前を別の人物が名乗るというのは、私にとって初めての経験で、自分が『幸四郎』になったという事をより強く実感させてもらってます。息子も子役から大人の役への変化の時期ですし、本当に新たなスタートですね」と、それぞれの思いを語ってくれた。昼の部で幸四郎は、2015年二月花形歌舞伎で好評を博した『伊達の十役』を勤める。市川猿翁(三代目猿之助)が復活させた、立ち回りあり、宙乗りありの大スペクタル劇。40回以上の早替りを幸四郎が魅せる十役の演じ分けや、今回は特別に三浦屋女房を三浦屋亭主に変え、白鸚が演じるというのも見どころだ。夜の部では「毎日踊っていたいと思えるぐらい好き」という舞踊の大曲『春興鏡獅子』を踊る。白鸚は夜の部の『魚屋宗五郎』を演じる。「襲名であることも、高麗屋の芸を披露することも大事だけれど、やはり一番はお客様に喜んでいただける演目であること。世話物の(独特の) “間”が非常に難しく、かつ面白い。他の演目ももちろんですが、『魚屋宗五郎』が一番面白かったと思わせますよ(笑)」。6月2日(土)から26日(火)まで福岡・博多座で上演。チケットは発売中。5月30日(水)には恒例の船乗り込みも行なわれる。
2018年05月22日2018年4月28日(土)オープン株式会社丸山珈琲は、長野県松本市に新店舗をオープンします。その場所は、信濃毎日新聞社 松本本社ビル「信毎メディアガーデン」。「松本コーヒースタンド」と「松本店」を、それぞれ1階と2階に構える新しい試みです。1階と2階で異なるスタイル異なる営業スタイルを持つふたつの店舗を同時に開店し、顧客のニーズに応えます。1階はテイクアウト中心で、コーヒーやパンなどを販売。2階では、エスプレッソ、フレンチプレス、サイフォンで淹れた本格的なコーヒーを、ゆったりと味わえます。駅から近くて便利JR松本駅から徒歩7分という便利な場所に、2018年4月28日(土)にオープンします。オリジナルコーヒー「松本アルプスブレンド」や、限定販売のスイーツはいかがでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※丸山珈琲 ホームページ
2018年04月15日思い出が汚れていく。 「福田明日香」という名前を聞いて、真っ先に顔を思い浮かべられる人は何人いるでしょうか。知らない方に説明すると、福田明日香さん(33)はモーニング娘。(以下モー娘。)の初期メンバー。主要ボーカルを14歳の若さで務める、才能豊かなアイドルでした。しかしメジャーデビューからわずか1年で、グループを去ってしまいました。 そんな彼女が今年に入ってから積極的にテレビへ出演。モー娘。在籍時のことや現在のシングルマザー生活について語っているのです。 福田さんと同世代の筆者は正直、大変そうな今を見ると心が苦しくなります。そして彼女の復帰を成功させるには、いくつか克服すべきポイントがあると思います。 1つは、昔の実績や知名度に頼って活動をしているという危うさの克服です。 復帰芸能人の多くはタイミングや元の活躍ぶりがしっかりしていないと、「あの人誰だっけ?」と言われかねません。最近のテレビ番組では「あのときの因縁を今だから話します」的な特集で久々にテレビ出演を果たす芸能人を見かけます。ただそのほとんどがタイミングを外しており、視聴者とのギャップを生んでいるように思います。 こういった視点から、福田さんの復帰タイミングを見てみましょう。初期メンバーが「ドリームモーニング娘。」を結成し、見る側の懐かしさを消費。その後の本格復帰です。これでは、少し遅すぎる気もするのです。 また2つ目のポイントは、復帰後の懐かしいキャラの克服です。 テレビ出演時にはどうしても“当時の本音”を求められるわけですが、相当インパクトがないと需要を保ちつづけるのはキツイもの。福田さんもそのあたりを理解しているのか、現在は「シングルマザーで極貧」というキャラを押し出しています。ただ、これも難しいと思います。なぜなら貧乏自慢は「よりビンボーで強烈なエピソードを持ってる人」に軍配が上がってしまうからです。 たとえば彼女は出演した際に「食費は月1万円」「重曹水で髪を洗った」などのエピソードを披露していました。これらは大変そうではあるものの、インパクトとしては弱い。「雑草や虫を捕って食べた」とか「ホームレスになった」とかがないと、極貧キャラはキツイのです。 どういう目的でテレビ出演をしているのかはわかりませんが、彼女がテレビに出続けるなら立ち位置を変えたほうがいいでしょう。ズバリおすすめは“節約ドケチキャラ”。ご本人も「趣味は節約」と言っていましたから、ちょうどいいかもしれません。 そして実は今、30代で節約を語れるタレントさんがいないのです。過去には松居一代さん(60)や松本明子さん(51)などがいましたが、それでも世代は上。ある意味チャンスといえるでしょう。 節約をウリにするには、さまざまな節約術も披露する必要があります。しかし節約術と貧乏エピソードがセットになれば鬼に金棒!いや、モー娘。に朝コーヒーです!卒業してパッとしないメンバーもいるモー娘。、ダークホースとしてガッツリ売れて当時を見返してやれ!
2017年12月19日フォトグラファーの角田明子が長年撮り続けているサンタクロースをテーマにした写真展が、東京・青山のギャラリー ミュベール(GALLEY MUVEIL)と、吉祥寺のブック オブスキュラ(book obscura)の2会場にて、12月7日から25日まで同時開催される。©akiko tsunoda「世界のサンタさんを撮り続けること」が、ライフワークになって今年で6年目を迎える角田明子。青山のギャラリー ミュベールでは、「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」と題し、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースのパラダイス山元が、アジア圏で初の公認サンタククロースに任命されてから、20年目を迎えた節目となる今年の夏に角田明子が同行した「第60回世界サンタクロース会議」での旅の写真を、お祝いのメッセージを込めて展示。©akiko tsunoda一方、吉祥寺のブック オブスキュラでは、「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」と題し、これまでグループで会う機会の多かったサンタさんたち、ひとり一人の活動をより深く知りたいと思い、角田明子が2016年の冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタさんの家を訪ねたときの写真を展示。タイトルとなっている「JULTOMTEN(ユールトムテ)」は、スウェーデン語でサンタクロースを表す言葉で、ユールはクリスマス、トムテは妖精という意味を持つ。北スウェーデン・ラップランドの北極圏より、さらに100kmほど北に位置する自然豊かな街・イエリヴァーレで暮らす、可愛い三角帽子が印象的な素敵なユールトムテを紹介する。また、12月16日の18時から、これまで角田明子が追い続けてきたサンタさんを紐解くトークイベントをブック オブスキュラで開催。サンタさんの裏話しや、旅のエピソードを温かいココアやコーヒーを飲みながらお届けする。トークイベントは事前予約制。予約は「角田明子さんトークイベント」と題し、参加者名、人数、連絡先を明記の上、メール(bookobscura@indoorbooks.jp)にて受付中。【イベント情報】「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」会期:12月7日~12月25日場所:GALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール)住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1時間:11:30~20:00「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」会期:12月7日~12月25日会場:book obscura (ブック オブスキュラ)住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103時間:11:00~20:00トークイベント会期:12月16日時間:18:00〜19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込み)
2017年11月30日フォトグラファー・角田明子によるサンタクロースをテーマにした写真展『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』と『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』が開催。2017年12月7日(木)から12月25日(月)まで、青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店ギャラリー ミュベールと吉祥寺のギャラリー「「ブック オブスキュラ」にて同時開催される。角田明子は「世界のサンタクロースを撮り続けること」をライフワークに、子どもたちの夢を守り、喜びを届ける世界中のサンタクロースたちをカメラとともに追ってきた。今回、その中から日本とスウェーデンのサンタクロースにフォーカスし、彼らのサンタスピリットを作品を通して伝える。青山で開催される『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』は、アジア圏で初めてグリーンランド国際サンタクロース協会に公認されたサンタクロース・パラダイス山元の、サンタクロースに公認されてから20年目という記念すべき節目を撮影。角田は夏に行われた「第60回世界サンタクロース会議」に同行し、その旅での写真を展示する。吉祥寺で行われる『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』では、今までグループで会う機会が多かったというサンタクロース個人の活動を知るべく、2016年冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタクロース宅を訪れた際の写真が展示される。北スウェーデンの北極圏よりさらに北に位置する街、イエリヴァーレで暮らす「ユールトムテ(スウェーデン語でサンタクロースの意)」を紹介する。また、2017年12月16日(土)に吉祥寺のギャラリーでは、角田明子がこれまで追い続けた様々なサンタクロースの裏話や旅のエピソードなどを語るトークイベントも開催される。【詳細】角田明子サンタクロース写真展開催期間:2017年12月7日(木)~12月25日(月)■『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1営業時間:11:30~20:00TEL:03-6427-2162■『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』会場:ブック オブスキュラ住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103営業時間:11:00~20:00TEL:0422-26-9707<トークイベント>会場:ブック オブスキュラ日時:2017年12月16日(土) 18:00~19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込)※事前予約制。※「角田明子さん トークイベント」と題し参加者名、人数、連絡先を明記の上、下記のアドレスに申し込むこと申込先:bookobscura@indoorbooks.jp
2017年11月27日近年ますます活躍が目立つ女性芸人。その活躍は仕事だけでなく、プライベートも注目されていますよね。そこで今回は、人気女芸人の結婚ストーリーから、彼女たちの独特な幸せの形をご紹介。結婚したい一般女性にとっても、意外と参考になる結婚成就術があるかも⁉●付き合うタイミング、プロポーズなどは女性から提案してあげるまずは今年7月、自身の27歳の誕生日に一般男性と結婚した横澤夏子さん。昔から結婚願望が強く、20代前半から婚活パーティーに足しげく通っていたことも有名ですよね。旦那さんとも婚活パーティーで出会ったそうです。そんな横澤さん、結婚に至るまで相手にしつこく結婚を迫ったという「追い込み婚」でも話題になりました。プロポーズも苦手という奥手な相手に対して、「プロポーズしてもらって良いですか?」と“させた”のだとか。また平野ノラさんは、バラエティ番組の企画で公開プロポーズに至った経緯があります。そろそろ結婚してもいいタイミングというところで、「結婚はするつもりなの?」と電話で聞き、プロポーズの言葉を相手に言わせる流れがあったのですが、この“押し”こそが横澤さん同様の、結婚成就のポイントでしょう。ニッチェの江上さんも、旦那さんと付き合う前、なかなか告白してこない奥手な旦那さんに「私のことどう思っているの?」と聞くことで相手から告白をさせたのだとか。付き合うタイミングやプロポーズなど、待っているばかりではなく大事な局面で強く押してみることも幸せの見つけ方の一つなのかもしれませんね。●ダメ男でも、一生一緒にいたいタイプならOK!椿鬼奴さんは、8歳年下で芸人トリオであるグランジの佐藤大さんと2015年に結婚。結婚当時はすでに売れっ子芸人の鬼奴さんと、まだ知名度が低い佐藤さんとの“格差婚”も話題に。さらに佐藤さんはギャンブル好きや借金があることも知られ、金銭面では鬼奴さんに頼りっぱなしなんだとか。結婚指輪も一度鬼奴さんが立て替え、後に佐藤さんが鬼奴さんに支払ったと言います。そんな完全に“ヒモ”状態でも、2人で大好きなお酒を飲んだり、料理が得意な佐藤さんの手料理を楽しんだりと、結婚生活は幸せそのもののよう。年齢も芸歴も鬼奴さんの方が上ですが、同じ芸人ということで、仕事の苦楽もよく理解し合えている仲だそうです。ダメ男だとしても、鬼奴さんにとってはずっと一緒にいたいと思える相手が佐藤さんだったのですね。周りが羨むイイ男と結婚したい女性は多いかもしれませんが、どんな状況になっても自分が本当に一生一緒にいたいと思える相手かどうか。逆に言うと、そこさえクリアしていれば(愛さえあれば)、結婚後のお金やその他の大変なことはどうにかなるものなのかもしれませんね。●慎重になりすぎず、“流れ”に乗ることも大事1990年代に「電波少年」シリーズなど様々なバラエティ番組に出演した松本明子さんが、1998年の32歳の時、6歳年下の俳優、本宮泰風さんと結婚したエピソードにも成就のヒントが。本宮さんは、同じく俳優の原田龍二さんの実弟で、松本さんと原田さんが共演していたドラマの現場に、本宮さんが来たことが出会いでした。3人でお茶をした後、原田さんが帰宅をして2人になることに。話をしているうちに、“なんとなく流れ”で互いの家に遊びに行き、互いのご両親にも紹介。皆で一緒にご飯も食べ、お互いはもちろん、ご両親もこの初日に2人は結婚するものだと思ったと言います。もちろん、お互いの第一印象が良かったからこそ、お家に行く流れになったのでしょうが、「なんとなくの流れに乗ってみる」というのも、結婚成就の一つの手と言えるかもしれません。相手のアラを探したり次のステップに慎重になりすぎたりすることで、婚期を逃してしまってきた方は松本さんの流れの乗り方を参考にしてみてはどうでしょうか。●女芸人は、「結婚はゴールではなくスタート」を教えてくれる?普通は、互いの良い所、キレイな部分だけを見て結婚に至ることが多いですよね。しかし共に生活をして苦楽を共にするうちに、今まで知らなかった汚いところや嫌な部分も受け入れていかなければ、互いを嫌いになって離婚に至ってしまうカップルもしばしば。プロポーズやそこに至るまでの過程が注目されがちですが、結婚で本当に大変で重要なのは結婚した後の生活。物真似芸人の清水ミチコさんは、女芸人の結婚について、「容姿や仕事のことなどスタートラインが低いから結婚後に相手からの評価が下がることが少ない。だからこそ結婚生活も長持ちするし、離婚もあまりない」とバラエティ番組で語っています。待つばかりではなく時には自分から強く押し、相手のダメなところも受け入れ、上手に時の流れに乗る。そして外見ではなく中身や個性を磨くことが、結婚成就、そして結婚生活成功の大きなポイントであることを改めて教えてくれるのが、女芸人の結婚なのでしょう。(富士みやこ)
2017年10月19日トレーニングとは心身を整えること。明日からのきれいと健康を作ること。しなやかに生きる美しい人に、「きれいと健康のためにしているトレーニング」を聞きました。■毎晩5分ずつ。ストレッチとヨガで体を調整3年くらい前からヨガが習慣になりました。4年前、香港に駐在していたときに、毎日ヨガをしていたルームメイトから影響を受けたんです。今は、ヨガインストラクターkiela_beautyさんがインスタグラムで紹介している「#寝る前にできる3分ヨガ」を見て、毎晩2〜3ポーズとっています。必ずすると決めているポーズはダウンドッグ、プランクなど。毎日会社で8〜10時間デスクワークすることもあって、夜はふくらはぎを中心に、下半身全体がむくんでいます。それを解消してから眠りにつきたくて。ヨガがルーティンになってから、自分の体の変化に対し、敏感になったと感じています。例えば、「今日はけっこうむくんでるな」とか「ちょっとお肉がついてきた?」とか、気づきやすくなりました。早めに察知すると、すぐに何らかの対処ができます。ストレッチも毎晩5分ほどしています。後でお話しするマラソンで使うおしりの裏の筋肉や筋を中心にしっかり伸ばします。中高大の間ミュージカルをしていたので、当時の基礎運動の中から今の自分に必要なものを取り入れることも。「今日は面倒だな」と感じたら、ヨガもストレッチもをせずに寝る日もあります。例えば、若干酔っ払って帰宅して、もう動きたくない……なんてとき(笑)。やる気がないときにポーズをとっても、体に効いていないと思うので、そういうときはスキップしてもいい。習慣として長く続けるコツは「サステナブル(持続可能)であること」だと思うんです。無理をしすぎて、途中で嫌になってやめてしまうともったいない。自分の心に素直に従うのが一番です。■週2回の筋トレで、マラソンのために下半身を鍛える会社の隣のビルにトレーニングジムが入っています。昼休みに30分だけ抜けて、パワープレートを使ってプランクしたり、ボスボール(バランスボールを半分に切ったような形状のもの)の上でスクワットをしたり、ゴムバンドでおしり周りの筋トレをしたり……と、走るのに必要な下半身を中心にトレーニングしています。昨年、パーソナルトレーナーをつけていたときに、作ってもらったメニューを実践しています。筋トレで言えば、友人で以前「きれいな人のトレーニング #1」に登場していた井戸本結実さんが、インスタグラムで紹介している動作を真似することもありますね。筋トレは仕事でストレスが溜まったときなど、良い気分転換になります。最初は「あの資料まとめなきゃ」「あのメールまだ返してない」など、仕事絡みの雑念が次々と浮かんできますが(笑)、いつの間にか頭の中が空っぽになり、筋トレが終わったときは、心身がすっきり。筋肉とメンタルは似ています。使わないと弱くなって、使うと強くなるんです。筋肉は変化がわかりやすいですよ。仕事で忙しいときは予定通り通えない週もありますが、月曜日に1回、週半ばに1回行くことに決めています。■土日どちらかに5キロ走るランニングを始めたのは約4年前です。夫と付き合い始めたのをきっかけに走り始めました。昔は「運動なんてできればしたくない」と考えるタイプだったので、彼と出会っていなければ、ランニングはしていなかったでしょうし、食べることは好きなので、今頃すごく太っていたと思います(笑)。当時は運動不足だったこともあって、1キロすら走り切れませんでした。750メートルくらいでダウンして、「先は長いぞ……」と感じた記憶が残っています(笑)。その後、ランニングが習慣化したのは、今から2年前、2015年頃です。当時は週3回、4キロずつくらい走っていましたが、今はそこまでハードには走っていません。「土日のどちらかに5キロ走ろう」と、ゆるやかな決まりごとを設けています。無理はしすぎず、天候を見て走る日を決めていますね。日中の日差しが強いなかで屋外を走るときは、日焼け止めを塗るなど、準備が少し面倒……。そんなときは、マンション内に併設されたジムのランニングマシンで走ったり、日が落ちた夕方〜夜間に走ったりします。■月1回、会社から走って帰宅会社から自宅までの約6.5キロの区間をランニングしながら帰る日もあります。今は月1回くらいの頻度ですが、以前はそれにハマって週1回くらい実践することもありました。勤め先が外資系企業なので、夜7時をすぎるとランウェアに着替えて、走って帰る人もけっこう見かけます。私も彼らと同じようにランウェアに着替えて、Suicaとお金だけポケットに入れた身軽な格好で会社のゲートを出て、そのまま自宅まで走り続けます。他の荷物は同じ会社に勤めている夫に「持って帰って」とお願い(笑)。20分以上走ると、幸せのホルモンとされる「エンドルフィン」が分泌され、うつ状態などが解消されると言われます。私のペースでは20分=約3キロで、それくらい走っていると「嫌だな」と気分が落ちていても、「なんとかなるかも!」とポジティブな気持ちになります。4年前の私のように、運動とは縁のない生活を送っているけれど、ランニングを始めたい方がいらっしゃったら、まずは2キロ、3キロ……と少しずつ距離を上げていって、走り切ったら「あの洋服を買いに行く」とか「あの店のケーキを食べる」など、気分が上がる目標を掲げてみるのをおすすめします。だんだん走れるようになったら、マラソンの予定を入れてみてください。本番の日程が決まったら逆算して、「1週間前には10キロ走らないと」など、自分で調整できるようになるはずです。ときには自分を追い込んで備えることも大事です。■まとめ約2年前からランニングが日々の習慣となり、2015年にはフルマラソンを初完走した松本さん。翌年2016年には5回のフルマラソンに出場、今年も2月に東京マラソンを走り切りました。フルマラソンへ備えるため、ハーフマラソンの予定も定期的に入れています。走ることが「日常」になって、嬉しい変化がたくさんあった、と話す姿が印象的でした。例えば、体が丈夫になって、風邪をほとんど引かなくなったこと。「美味しいものを食べたら運動する」と決めているから、食でストレスがたまらなくなったこと。「旅行がてらマラソンに出ることも多く、夫と一緒にご当時グルメを楽しんだり、美味しいレストランを予約したり、マラソンの前後に食べたいものを思いっきり食べられるのは幸せ」。そんな言葉も飛び出しました。「美味しいものを食べたら走る」「美味しいものを食べたらトレーニングする」――そういった習慣ができていれば、食べることに罪悪感も持たずに済み、かつ走ったりトレーニングしたりするときのことを考えて、食べすぎることもなくなりそうです。結果的に、好循環が生まれるのではないでしょうか。松本恵子さんプロフィール2015年の香港マラソンをきっかけにランニングが生活の一部に。旅行ラン、美味しいものを食べること、無理をしないトレーニングを続けて、physically & mentallyが健康でいることを心がけている。Instagram(ID: hapyton)Text/池田園子
2017年08月30日2015年に改称して今年3年目を迎える「セイジ・オザワ松本フェスティバル」(総監督=小澤征爾)が、8月13日(日)から9月10日(日)まで長野県松本市で開催される。セイジ・オザワ松本フェスティバル チケット情報注目が集まるのはA、B、Cの3プログラムが用意されたオーケストラ・コンサート。Aプロ(8月18日(金)・20日(日))は4年連続出演のファビオ・ルイージ指揮のマーラー:交響曲第9番。そして小澤征爾が指揮台に立つのがBプロ(8月25日(金)・27日(日))のベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番と、同音楽祭への11年ぶりの登場となる内田光子を独奏者に迎えるCプロ(9月8日(金)・10日(日))のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番だ。Bプロはナタリー・シュトゥッツマンが指揮するマーラー:少年の魔法の角笛とドヴォルザーク:交響曲第7番との組み合わせ。近年は指揮者としての活動も活発になっているシュトゥッツマンの棒はもはや歌手の余技のレベルではないが、一方で、彼女にとって歌うことと指揮をすることは同じ営みなのだろうなと感じさせる自然な息づかいは歌手ならではでもあり、音楽に圧倒的な説得力を与えている。いまぜひ聴きたい指揮者のひとり。オーケストラはもちろんサイトウ・キネン・オーケストラ。9月3日(日)には小澤征爾音楽塾オーケストラによるオペラ「子どもと魔法」も上演される(デリック・イノウエ指揮)。そして、小澤ファンには格別にうれしい映像リリースの情報が飛び込んできた。DVDとBlu-rayで発売されるのは、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」2015年のベートーヴェン:交響曲第2番と2016年のベートーヴェン:交響曲第7番、そして2016年の期間中に行なわれた「マエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート」で指揮したベートーヴェン:合唱幻想曲のライヴ映像。つまり、この2年間に小澤が松本で指揮したすべての記録であると同時に、オール・ベートーヴェン・プログラムとなり、今年指揮する2曲とあわせて、円熟の小澤のベートーヴェンをさらにたっぷり楽しめるというわけだ。合唱幻想曲の独奏者はマルタ・アルゲリッチ。彼女にとっては新たなレパートリーで、これが同曲を弾いた唯一の映像なのでとても貴重。出演者全員の「ハッピー・バースデー」の合唱や、ひいきのボストン・レッドソックスのスタジアム・ジャンパーを羽織った小澤がバースデー・ケーキのキャンドルを吹き消すなごやかな一幕も。9月15日(金)の世界発売に先立ち、日本では小澤征爾82歳の誕生日9月1日(金)に先行発売。さらに、オーケストラコンサートが始まる8月18日(金)から会場で特別先行発売されるから、松本に出かける楽しみがひとつ増える。前身の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」から数えると、この地に根をおろしてすでに26年。四半世紀を超えてこの音楽祭を応援し続ける、街をあげての親密な歓迎ムードに浸れるのもこの音楽祭の心地よい魅力だ。今年も、もうすぐそれが味わえる。取材・文:宮本明
2017年07月26日