神尾楓珠、岩田剛典、山下美月(乃木坂46)、高城れに(ももいろクローバーZ)らが出演する「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」。この度、松本若菜と富田望生が出演するドラマパート第5弾の内容が明らかになった。ドラマパート第5弾「遊び待つ」は、「やんごとなき一族」での怪演が話題となった松本さんが、小学生の娘を育てるシングルマザーの看護師役で主演を務め、その娘が通う学童クラブの指導員役で、「美食探偵 明智五郎」「ナンバMG5」などで唯一無二の存在感を放つ富田さんが出演。今回2人は初共演となる。弓子(松本さん)は、娘の可奈を学童クラブへ迎えにいくことが退勤後の日課。その帰り道には不気味な屋敷があり、可奈が通る度に立ち止まって見つめるため、弓子はその姿を気にかけていた。ある帰り道、屋敷の前を通ると、可奈が誰もいないはずの屋敷の前で笑いながら誰かと話し、「ユカリお姉ちゃんと遊んでいる」とつぶやく。弓子は、可奈に「もうあのお屋敷の絵は描いちゃダメ」と言い聞かせ、その代わり可奈の授業参観に必ず行くと約束するが、急患の対応で約束を果たせなかった。そして、いつも通り迎えに行くものの、可奈が来ていないと告げられ、嫌な予感を抱えながら幽霊屋敷へと向かう――というストーリー。「『遊び待つ』は母と子の物語で、近所にある怪しいお屋敷で恐怖体験をするというストーリー。皆さんの近所にもそういった不気味な外観をした建物があったりするかもしれないので、ある種身近に感じやすいお話かもしれません」と本作について語った松本さんは、「今回放送されるストーリーの中で、もしかしたら『遊び待つ』が一番ゾクっとするかもしれません!そのぐらい皆さんをゾクゾクさせる作品にできるよう頑張ります!是非お楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」は8月20日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年08月13日公開初日を迎えた映画『ぜんぶ、ボクのせい』の初日舞台あいさつが11日、東京・新宿武蔵野館で行われ、白鳥晴都、川島鈴遥、松本まりか、オダギリジョー、松本優作監督が出席した。秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした『Noise ノイズ』(2019年)が国内外の映画祭で話題を呼んだ松本優作監督の最新作となる本作。オーディションで抜てきされた14歳の新人・白鳥晴都が主人公の優太役を、白鳥扮する優太に優しく接する詩織役を川島鈴遥が演じ、力強い語り口と鮮烈な映像で優太と孤独を抱えた人々の交流を描く。優太の母親役を演じた松本は「私は優太くんと監督としか一緒じゃなかったので今日オダギリさんや川島さんとの空気が本当に和やかですごく笑いあっていて、そんな現場だったんだなと思いました。きっと楽しい撮影だったんですね?」と白鳥に問うと、白鳥は「本当にみんな家族じゃないですけど、そんな感じで楽しい撮影でした」と答えた。白鳥は若葉竜也がいる中で母親役の松本に拒絶されるシーンを振り返り、「そのシーンは結構何度も撮らせていただき、その時の松本さんと若葉さんの熱量が凄くて、僕が持っている力以上のお芝居ができたと思います」と隣にいた松本に感謝した。そのシーンはYou Tubeで213万回再生されている予告編でも公開され、映画の公開前から大きな話題に。ネグレクトをする母親役という難しいキャラクターを演じた松本も同シーンに触れて、「(優太に)『帰って!』というところで優太を押し返すんですが、暴力のような暴力じゃないような。その時に優太の身体がすごく柔らかくて小さくて折れそうで、その押し返した手が拒否しているのにすごく悪いことをしているという、感じたことのないような感覚を撮影の時に覚えました」と振り返った。続けて「ネグレクトの母親を報道する時は非難の対象となりますが、母親の感情に寄り添うことをあまりしない社会なのかなと。どうしてこういう母親が生まれてしまったのかということを考えるのも大事だとあのシーンをやって実感しました。社会への問題提起でもある気がします」とネグレクトをする親たちの環境なども報道して欲しいと訴えた。また、MCから仲野太賀とのシーンでアドリブが多かったと紹介されたオダギリジョーは「太賀さんとのシーンでアドリブだったというのを今日初めて知らされました。あまり覚えていなくて」ととぼけ、「現場に猫がいたんですけど、すごく大きなふくよかな猫で僕もそれを押し出そうとしたんですけど、その柔らかな感触が。その時に僕も少し理解できた気がします。そういうアドリブだったかなと思います」の松本を真似たコメントで笑いを誘っていた。
2022年08月11日ドラマ『やんごとなき一族』では、深山家の長男の嫁・美保子を演じ、そのクセの強い芝居は“松本劇場”と呼ばれSNSで話題に。放送開始直前のドラマ『復讐の未亡人』では、初主演を務めるなど、注目度急上昇の松本若菜さん。役者デビューして15年。上京時の様子から、これまでの軌跡をたどります。――役者になったきっかけを教えてください。私は、鳥取県米子市出身なんですが、高校1年の時に、撮影で米子に奈美悦子さんがいらっしゃったんです。その噂を聞きつけた私と友達は「芸能人がいるらしい!」と探して、駅前のショッピングモールで発見(笑)。握手をしてもらったあと、フードコートで友達と喋っていたら、奈美さんと事務所の社長さんが今度は私を探しに来てくれたんです。そこで「芸能界に興味ない?」と聞かれて。――王道の“スカウト”ですね。ところが、話を聞くうちに怖くなってしまって。高校に入学したばかりの新しい環境にまだ戸惑っている最中だったから、それを超えて芸能界に入るなんて、不安でしかなかったんです。だからお断りしました。その後、高校を卒業して就職し、地元で美容部員をしていたんですが、ある時ふと自分の未来を想像した時に、このまま鳥取から出ずに、なんとなく生涯を終えてしまうことがすごくもったいないと思うようになったんです。それで6~7年経ってはいましたが、当時声をかけてくれた事務所の社長に連絡をしました。――覚えてくれていましたか?はい、覚えていてくださって。親に内緒で東京の事務所に遊びに行き、いろいろ話をしているうちに、やっぱり芸能界に入りたい、人生に刺激が欲しい、って思って。その足で不動産屋に行き、物件を見つけたんです。一度鳥取に帰って、反対する親に頭を下げて説得して、上京しました。――すごい行動力です!私は心配性で、石橋を叩いて渡るタイプなんですが、若い頃の勢いとは別の力が働いて、自ら、あと戻りできないようにしたんです。そうじゃないと、甘くはないであろう世界に飛び込めなかったんでしょうね。その時の私は、人生一“最強”だったと思う(笑)。――その時から、役者になりたいと思っていたんですか?いや、私の中では“芸能界”という一括りで、歌手、タレント、役者、お笑い芸人などというジャンルがあることまで考えていなくて。とりあえずお芝居はできた方がいいと、事務所主催のワークショップに1年間通う中で、お芝居の楽しさを知りました。1年後に初めて、『仮面ライダー電王』のオーディションを受けたら、主人公のお姉さん役で合格をもらい、役者デビューしました。――当時の気持ちは?1年間この役をやるんだ、へぇーって感じ。何も知らないからこそ不安は全くなく、無敵で(笑)。――プロフィールには、すごい数の出演作品が並んでいますね。役者人生、トントン拍子に見えます。でも、だいたい死んじゃう役なんですよね。鈍器で殴られる、首を絞められる、毒を盛られる、転落死…ほとんどの殺害方法は経験しています(笑)。周りからも「また?」って言われて、最初は「また死ぬんだよ」なんて笑っていたんですが、自分が理想としていた“女優像”とは、あまりにもかけ離れていたこともあり、だんだん苦痛になってきて。おこがましくて「女優です」なんて名乗れませんでした。それが24~27歳の頃。“暗黒時代”と呼んでいます(笑)。――暗黒時代!(笑)どんなところに悩まれていましたか?理想は、お芝居だけでごはんが食べられること、役者一本で役に向き合って、代表作を持つことでしたが、当時は飲食店のアルバイトをする日々で、オファーも途切れていて。なかでも一番悩んでいたのは、個性がなさすぎること。声も見た目も普通で、周りの人に「個性ってどうやったら出るんですか?」と聞きまくっていました。人と比べてばかりで、苦しかったですね。だから当時は「女優です」って言えなくて、「一応、女優してます」と答えていました。――辞めようと考えたりも?いま私が芸能界を引退しても、誰も困らないよな、って思っていたし、自分の存在意義がわからなくなっていました。親からも「まだ部屋もあるし、帰ってきたら?」なんて言われたけれど、親の反対を振り切って上京したのに、手ぶらで帰るのも嫌だったんですよ。だから、辞めようとは思わなかったかな。毎日、好きな音楽を聴いて不安を吹き飛ばしていました。――当時を思い出す曲は?なんでその曲?って感じですが、レッチリ(Red Hot Cili Peppers)の「Can’t Stop」です。“ダダンダダンダダンダダン…”というギターから始まるんですが、それはまるで私の入場曲。――どこに入場するのでしょう。撮影現場ならよかったんですが、それを聴きながら電車に乗り、バイト先に入場していました(笑)。――ターニングポイントとなった作品を教えてください。映画『愚行録』(2017年公開)で、“ヨコハマ映画祭”で助演女優賞をいただいた時です。正直、賞とか自分に縁があるなんて思っていなくて、知らせを聞いた時は驚きました。でも今の私が認められ、私の芝居が評価されて賞をいただけたんだと思ったら、さらに腹が決まった。やっぱりこれ一本でいこう、って思いました。――それは“やっと”でしたか?やっとというよりは“ここから”って感じ。役者一本で、という気持ちは固まっていても、ふわふわしていて、ここからどうやってステップアップしていったらいいんだろうと、常に考えていました。ちなみに、『愚行録』でも殺されているんですけど(笑)。――さすが、プロです(笑)。あははは(笑)。もちろん、いい作品や監督、俳優さんたちに出会ってきた中での成長も感じていますが、ここ1~2年で、かつて死に役をしていた経験が生きているな、と思えるようになりました。まつもと・わかな1984年2月25日生まれ、鳥取県出身。2007年に『仮面ライダー電王』でデビュー。ドラマ『やんごとなき一族』『ミステリと言う勿れ』、Netflixの配信ドラマ『金魚妻』をはじめ、出演作多数。出演映画『マリッジカウンセラー』が9月16日、愛知県先行公開(全国順次公開)。トップス¥31,900スカート¥38,500(共にティート トウキョウ/ザ・PR TEL:03・6803・8313)ピアス¥49,500(ピューピル キャスケット/SHOWROOM UNOcontact@showroom-uno)リング、右手¥18,700(シーミー/アッシュ・ぺー・フランス)左手¥17,600(ルフェール/ワームス ルミネ新宿店 TEL:070・4405・5705)その他はスタイリスト私物IT企業に勤める、有能な派遣プログラマー・鈴木美月が、“密”と名前を変えて働くのは、夫・優吾が自殺した元職場。パワハラが止まらないブラック企業で、密は夫を追い詰めた人たちへの復讐を始めるのだった…。出演/松本若菜、平岡祐太、松尾諭、桐山漣、淵上泰史ほか『復讐の未亡人』7月7日26:35~テレビ東京にて放送スタート。※『anan』2022年7月13日号より。写真・杉江拓哉(TRON)スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・森野友香子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年07月08日アイドルグループ・NMB48の安部若菜が25日、ライブ配信アプリ「17LIVE」にて実施された企画「NMB48 27thシングル選抜メンバー 個人リレー配信」に登場。自身の小説家デビューに言及した。『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』のファン投票によって選ばれた、27thシングル選抜メンバー14名が日替わりで個人リレー配信を実施する同企画。25日の配信は、選抜第4位の安部若菜が担当した。配信では、Twitterのハッシュタグ「#NMB48とおしゃべり」を用いて募集した、各配信出演メンバーに対する質問に回答するコーナー「NMB48とおしゃべり~!」のなかで、安部は「小説に関する質問が多いですね」と自ら振りながら、「実は私、11月18日に小説を出版させていただくんですよ!」と報告。「すみません、白々しい入りをしてしまって(笑)」と笑いを誘った。デビュー作となる小説のタイトルは『アイドル失格』。安部は「本当に人生で初めて小説を書きまして。今も書いてる途中で、絶賛〆切に追われている最中で大パニックなんですけど(笑)」と笑顔を見せた。また、「小説を執筆するのに一番捗る場所ってありますか?」という質問には、「家で作業するのがめっちゃ苦手で……」と前置きしながら、「NMB48の劇場で書いてるかな」と回答。「わざわざ難波まで書きにいってますね。ホンマに〆切ヤバい時とか、劇場の会議室を使わせてもらったりとかしてますね」と明かした。
2022年06月28日女優の松本若菜さん(38)は、2007年に放送された『仮面ライダー電王』で主役の佐藤健さん演じる野上良太郎の姉、野上愛理役でデビュー。現在放送中のフジテレビ系木曜ドラマ『やんごとなき一族』では、主人公の深山佐都(土屋太鳳さん)をいびる義姉、美保子を演じる若菜さん。替え歌やくるくる変わる表情、オーバーな演技などの怪演が面白いと話題に。『松本劇場』などという言葉が飛び出しTwitterではトレンド入りするなど今注目の女優の1人。先日、自身のインスタグラムに出演者4人で仲睦まじいショットを投稿したところ注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!美保子の激ダサハートに松下洸平さん他からもツッコミのコメントが! この投稿をInstagramで見る 松本若菜(@matsumoto_wakana)がシェアした投稿 「実は仲良し4人組。ここだけの内緒だよ。松本のハートが激ダサ」と、土屋太鳳さん、松下洸平さん、尾上松也さんとの肩組みショットを投稿した若菜さん。若菜さんの手元を見ると、ハートマークを作った小指がピーンと立っていてクセ強いハートマークに(笑)これには出演者達も黙っていられないといった様子で、松下洸平さんから「小指!!!(笑)」、土屋太鳳さんからは「小指プラスのシルエットが悪魔っぽく見えます(笑)美保子さん…」とコメントが寄せられており、ファンからは「松本劇場毎回楽しみです」「若菜さんの存在感半端ないですね」「ハート♡独特過ぎて一周回ってメチャカワイイんですけど」と松本劇場に称賛のコメントが多く寄せられておりました。残り最終回までどんな松本劇場が繰り広げられるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈馬場ふみかさん、純白大胆ベアトップ姿に「美しすぎ」「セクシー」と大反響
2022年06月06日土屋太鳳&松下洸平共演「やんごとなき一族」の第6話が5月26日オンエア。松本若菜演じる美保子の“過去”を知った上で結婚した明人に賞賛の声が上がるとともに、明人を演じる尾上松也にも「狂気演技良い」「尾上劇場始まった」などの声が寄せられている。庶民の家庭から上流社会の一家に嫁いだ主人公の“アフター・シンデレラ・ストーリー”が展開する本作。深山家の古い慣習を変えようとする篠原佐都を土屋さんが、佐都と結婚し深山家のしきたりなどを共に変えていこうとする深山健太を松下さんがそれぞれ演じる。また健太に深山家の跡取りの座を奪われまいと動く深山明人に尾上松也。明人を深山家の跡取りにするべく暗躍する深山美保子に松本若菜。深山家を出て行った三男の深山大介に渡邊圭祐。大学生だが婚約することになる深山有沙に馬場ふみか。影で佐都を応援している圭一の妻・深山久美に木村多江。深山家の繁栄が第一に考える現当主・深山圭一に石橋凌。深山家の先代女主人・深山八寿子に倍賞美津子といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。久美は佐都に深山家を変えて欲しいと望みを託すが、あれだけ香川友貴(森田甘路)との結婚を嫌がっていた有沙は早々に婚約してしまう。二人の結婚準備を圭一に託された明人と美保子は婚約祝いの席を設けることに。美保子は佐都と久美に婚約祝いをお茶会にしようと提案、佐都に雑用を押し付けるが、八寿子は佐都にお手前で客をもてなすよう命じ、佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺される。そんな時、佐都と健太は佐都の母・篠原良恵(石野真子)に呼び出される。「まんぷく屋」のある商店街の目と鼻の先にある団地に深山がショッピングセンターを作るらしい…というのが今回のストーリー。今回もお茶会に良恵をサプライズだと言って連れてきて、参加者の前で恥をかかせようとするなど、佐都への嫌がらせを続ける美保子だが、お茶会の後、美保子の衝撃的な“素性”が明かされることに。美保子の実家の和菓子屋はホステスをやっていた愛人が女将の座を奪い、美保子もその愛人の子どもだった。圭一に自らの出自がばれ絶望に打ちひしがれ涙する美保子に「まさか美保子さんに、そんな過去があったとは」「美保子よ幸せになってくれ……憎めないよ美保子」などの声が上がるとともに、明人がそんな美保子の過去を知った上で、それでも美保子を愛するゆえに結婚したことに「初めて父親に逆らったのが美保子さんを庇ってなのがこの二人も少なくとも明人さんは好きで結婚したんだなってのが出てて最高」「明人がそれを知らずにいたのではなく知っての上で美保子が好きで結ばれてたと解って良かった」といった声も上がる。明人を演じている尾上さんにも「明人さんが感情爆発しててめっちゃ良かった。松也さんの狂気演技良い」「尾上松也も真価発揮してきてハラハラする」「遂に尾上松也が得意の顔芸をやり始めた!」「尾上劇場始まったか」などの反応が集まっている。【第7話あらすじ】佐都が妊娠する。そんな時健太の秘書・立花泉(佐々木希)の父・隆(篠井英介)が環境大臣に就任、それを知った圭一はほくそ笑む。圭一はまだ佐都を深山家から追い出す手段を考えており、美保子も明人を深山家の後継者にする夢を捨ててはいなかった。美保子から佐都の妊娠を知らされた泉は、健太の帰りを待つ佐都のもとに現れ…。「やんごとなき一族」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年05月27日アイドルグループ・NMB48の安部若菜、加藤夕夏、出口結菜が23日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の企画 「NMB48の2Sトーク 〜一緒におしゃべりしよ〜」に出演した。同企画のコンセプトは「2S(ツーショット)でおしゃべり」。チームや年齢の垣根を越え、普段あまり見ることのない組み合わせの2人が、リスナーからの質問に答えながら“2人だけの”トークを繰り広げる。23日の初回配信には、安部若菜と加藤夕夏が登場。配信後半には、出口結菜をゲストに迎えた。オープニングトークで、安部が「確かに見ることのない組み合わせですね」と話すと、加藤は「ホンマに! ラジオで1回、2人で喋ったくらい」「そう思ったら緊張してきた(笑)」と笑顔を浮かべた。安部の印象について、加藤は「わかぽんは、知れば知るほどいろんな一面がいっぱい見えてくるから、謎が多くて」「全然つかみきれなくて」と前置きしながら、「この前知ってビックリしたのが、お母さんがヨガの先生」「全然知らんかった」と驚いたことを告白した。また、吉本新喜劇とNMB48がタッグを組んで実施しているミュージカル『ぐれいてすとな笑まん』の稽古中に、安部がピアノを弾けることも判明したと言い、「『あっ、ピアノもできるんや!』みたいな(笑)」「『何者!?』っていう」と回顧。それに対し、安部は「謎多き女やらせてもらってます(笑)」と茶目っ気たっぷりに自称して、笑いを誘った。
2022年05月24日土屋太鳳主演「やんごとなき一族」の第5話が5月19日放送。松本若菜演じる美保子の“言葉”に「今まで苦労したんだろうな」などの反応多数。また松下洸平演じるに健太の“土下座”には「切なすぎて泣けた」の声も上がっている。「Kiss」(講談社)連載中、こやまゆかりの同名コミックをドラマ化した本作は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公の“アフター・シンデレラ・ストーリー”が展開する。キャストは下町育ちだが健太と結婚し深山家に入る篠原佐都に土屋さん。400年以上続く由緒正しき名家・深山家の次男で、父や家の慣習と対立する深山健太に松下洸平。深山家の跡取りになるため健太に対抗する兄・深山明人に尾上松也。明人の妻で佐都を目の敵にする深山美保子に松本若菜。前回のラストで勝手に縁談を決められてしまう深山有沙に馬場ふみか。佐都たちを内心では応援している圭一の妻・深山久美に木村多江。家の発展が第一の深山家当主・深山圭一に石橋凌といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。勝手に縁談が決まったことで佐都への怒りを募らせる有沙。相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)なのだが、実際に会ってみると写真とはだいぶ違う印象で、しかもいきなり有沙に「100点」と点数をつけるなど性格にも問題が。なんとしても縁談をやめさせたい佐都や健太だが、圭一は香川家に国交省の人間が多いと知り、繋がりを深めるため有沙を嫁がせることに決めてしまう。さらに圭一は有沙を部屋に閉じ込めておくよう厳命。佐都と健太は有沙との縁談を断ってもらうよう香川に直接頼み込むのだが、二人が家に戻ると有沙が姿を消していた。彼氏の中島俊也(葉山奨之)のもとに身を寄せていた有沙だが、明人と美保子に居場所を突き止められ…というのが今回のストーリー。金を積まれ俊也は有沙と別れることを決める。帰りの車で塞ぎこむ有沙に美保子は“自分たちは一般人とは違い、大変なこともたくさんある。でも自分たちに憧れを持ってくれる女性もたくさんいる。だからこそプライドを持って家のために頑張れるし、家を発展させることもできる”と話し出し、自らに言い聞かせるように「それがこの世界の女の最高の生き方よ。大丈夫、必ず幸せになれる」と有沙に語りかける。そんな美保子に「美保子も今の生き方に辿り着くまで沢山悩んだのかも知れないな」「美保子様の大丈夫、幸せになれる。が切ない。今まで苦労したんだろうなって…」「「大丈夫、幸せになれる」という台詞には、今まであまり感じなかった美保子の人間味が垣間見えて凄く良かったな」などの声が送られる。結局、縁談は進められることに。有沙との初デートに向かう香川のもとを訪れた健太は、香川に「約束してください。不幸にしたら絶対許しません」と気迫あふれる表情で迫り、「有沙のこと、どうかよろしくお願いします」と涙を流し土下座。その後、デートに向かう有沙に、内心の想いを抑えこんで「いってらっしゃい!」と力強く声をかける…。このシーンにも「健太さん涙も土下座もカッコよかったです!!」「泣きながら土下座する健太…からのデートにいくアリサちゃんのいってきますにいってらっしゃいって言って腕組む健太、、、、切なすぎて泣けた~」などの声が多数寄せられている。【第6話あらすじ】明人と美保子は有沙と香川の婚約祝いの席を設けることにする。美保子は佐都と久美に婚約祝いをお茶会にしようと提案、佐都に雑用を押し付ける。しかし三人の話を聞いた八寿子(倍賞美津子)は佐都にお手前で客をもてなすよう命じ、佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺されることに。一方、『まんぷく屋』が軒を連ねる商店街の目と鼻の先にある深山グループの土地に、ショッピングセンター誘致の話が持ち上がる…。「やんごとなき一族」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年05月20日女優の有村架純、松本穂香が出演する、伊藤園「お〜いお茶」の新CM「本物のおいしいを、茶畑から。」編が14日より放送される。新CMは「お〜いお茶 緑茶」のリニューアル発売にあわせて企画・制作されたもの。事務所の先輩後輩の間柄でプライベートでも仲の良い有村と松本によるTVCM初共演作となる。CMのコンセプトは“本物のおいしいを、茶畑から”。飲む時点で一番おいしい状態を目指すための「おいし さの秘密」から生まれた同商品の特徴を、雄大な茶畑の風景を前に有村と松本の息のあった掛け合いの中で表現している。なお、CM撮影の裏側を描いたWEB CM「タイムトリップ」編が同日公開。○■有村架純、松本穂香インタビュー――CM撮影の感想を教えてください。有村:まつもっちゃんと一緒に(TV)CM撮影ということが初めてだったので、どんな感じで仕上がるのかすごく楽しみです。松本:前回のWEB CMの流れからなのか、私のキャラが結構すごいものになっていて、新鮮で楽しかったです。――「お〜いお茶」では「タイムトリップ」をテーマにしたキャンペーンを展開していますが、もしお二人が 「タイムトリップ」できるとしたら、いつに戻ってどんなことがしたいですか?有村:あんまり過去に戻りたいと思ったことないけど、強いて言うなら、高校2年生で地元の高校から東京の高校に編入したので、修学旅行とか卒業式とか、もうちょっと地元のみんなと一緒に過ごしたかったなって思います。松本:私は幼稚園児です。何の悩みもなく、ただ走り回って、食べたい時に食べたいものを食べて、寝たいだけ寝て。すごい疲れてる人みたいな答えを出しちゃったけど(笑)。有村:(松本は)自由を求めてるみたいです(笑)松本:はい。――松本さんは、撮影日(2月8日)の3日前の2月5日がお誕生日でしたが、25歳の目標はありますか?松本:もっと自由に生きたいなと思いますね(笑)。将来に向けて、楽しい方向に行けたらいいな。安定に向けて。有村:大事大事(笑)。――有村さんは、撮影日(2月8日)の5日後の2月13日がお誕生日ですが、29歳の目標はありますか?有村:最後の20代ということで、気楽に変わらずひとつひとつに向き合っていければなと思うんですけど。30歳になってから逆にどうしていこうかなっていうのはあって。29歳はあまり深くは考えず、最後楽しめたらいいなと思います。松本:30代楽しみですか?有村:めっちゃ楽しみ。なんかね、老いってやっぱり怖いけど、でもみんなが来るものだし、それが美しいなと思うから楽しみです。――このCMが公開されるのは3月14日ホワイトデーですが、お二人はホワイトデーに何か思い出がありますか?有村:小学校の時に3年間好きだった人がいて、4年生のときに渡そうと思って渡せなくて、5年生のときに渡したら初めてその人からホワイトデーのお返しをもらったんですよ。で、6年生のときに渡したら何も返ってこなかった(笑)。松本:私も、幼稚園の時に、好きな男の子がいて。初めて好きになった男の子で、クラス全員その男の子が 好きみたいな。それでバレンタインにチョコレートを渡したら、お返しをくれるってなって、コンビニの前 待ち合わせということになったんです。親と一緒に(笑)。有村:お返しをくれたのはまつもっちゃんだけ?松本:多分、(彼は)私が好きだった(笑)。
2022年03月14日「金魚妻」で話題の黒澤Rの同名漫画のドラマ化、松本若菜主演「復讐の未亡人」が、本日3月9日(水)より「Paravi」にて独占先行配信開始。この度、場面写真が到着した。松本さんが、愛する夫の自殺の真相を探り、次々とターゲットたちに復讐を仕掛ける鈴木密/美月を体当たりで演じる本作。第1話では、夫を自殺に追い込んだ職場のパワハラ課長・橋本(松尾諭)への華麗な復讐が展開される。場面写真では、その様子を垣間見る官能的なシーンが切り取られている。さらに、在りし日の夫・優吾(平岡祐太)と美月の甘くセクシーな思い出の夜の場面も。その先のエピソードでは、同僚・斎藤(桐山漣)と夜のオフィスで急接近する大胆シーンも登場する。今夜の「Paravi」先行では、1~2話を配信。テレビ東京公式YouTubeでも1話を無料先行配信する。「復讐の未亡人」は7月、テレビ東京にて放送予定。3月9日(水)21時~よりParaviにて先行配信。(cinemacafe.net)
2022年03月09日土屋太鳳主演のフジテレビ新木曜劇場「やんごとなき一族」に、尾上松也と松本若菜が夫婦役で出演することが決定した。本作は、庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋さん)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・深山健太(松下洸平)と共に真正面から立ち向かい、奮闘するアフター・シンデレラ・ストーリー。現在放送中の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で刑事役を好演しており、2クール続けてのフジテレビ系連続ドラマ出演となる尾上松也が本作で演じるのは、物語の舞台である深山家の長男・明人。引っ込み思案な性格で、父・圭一の決めたことには逆らえず、目立つことが嫌い。父が経営する不動産会社で働き、次期社長候補と言われるも、その出世欲のなさと気の弱さが災いし、父からは冷ややかな目で見られている。そしてそのことが原因で、妻からも反感を買うこともしばしば。そんな中、弟の健太が深山家に戻ってきたことがきっかけで、自身の跡取りとしての立場はさらに危ういものになっていく。明人の妻・美保子を演じるのは、「仮面ライダー電王」「コウノドリ」『愚行録』などに出演する松本若菜。老舗和菓子店の娘であり、長男の妻として深山家に尽くしてきた人物で、深山家の理不尽なしきたりに対しても理解があり、親族からの評価も高い。明人を跡取りにすることで、自分の地位を高めようともくろむ一方、誰にも言えないある大きな秘密を抱えている。また、佐都のことを目の敵にしており、義父の策略とともに佐都を深山家から追い出そうとする人物だ。台本を読み、「すぐに物語に巻き込まれて、次の展開が楽しみになりました」と印象を語った松也さんは、「明人はいい人ですが、演技ではいい人なのかわからないという感じを出したいです。久しぶりの木曜劇場に一癖添えられるように務めますので、是非是非毎週欠かさずご覧ください!」とコメント。松本さんは「美保子は長男の妻として自分の立ち位置をなんとしても死守するため、佐都へ執拗(しつよう)なライバル心を燃やします。皆さまのご期待も背負いながら、私の思う美保子を私なりに表現できればと思います」と意気込み、「世界観に浸っていただけるよう精いっぱい撮影に励みますので、ご覧いただけましたら幸いです」とメッセージを寄せている。「やんごとなき一族」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月24日倉科カナ、松本若菜をそれぞれ主演に迎え珠玉の復讐サスペンス「寂しい丘で狩りをする」「復讐の未亡人」を初ドラマ化。テレビ東京にて4月以降放送、動画配信サービス「Paravi」にて3月に独占先行配信する。テレビ東京で4月クールに放送するのは、芥川賞作家・辻原登の同名小説を原作とする「寂しい丘で狩りをする」。男たちの身勝手な欲望により身も心も傷つけられた2人の女性が、絶望から希望を掴むため男たちへ立ち向かっていく衝撃のクライムサスペンス。思わぬ運命へと翻弄されていく主人公の姿を描いた、世の中の恐怖と不条理を抉る、社会派エンターテインメント。「奪い愛、冬」(ABEMA/テレビ朝日)、「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」(テレビ東京)、「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS)など数多くの話題作に出演の倉科カナが、同作の主人公・桑村みどりを演じる。テレビ東京で7月クールに放送予定のもう1作品は、Netflixシリーズ「金魚妻」で話題の人気漫画家・黒澤Rの同名漫画をドラマ化した「復讐の未亡人」。愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、別人になって会社に潜入。夫を追い詰め、自殺に追いやった同僚たち1人1人へ借りを返すため、周到かつ華麗に仕掛けられていく罠。 妖艶さと狂気を武器に復讐を繰り広げるサスペンスドラマ。本作の主人公・鈴木密を演じるのは、「金魚妻」ほか「だから殺せなかった」(WOWOW)、映画『君が落とした青空』などの作品に出演する松本若菜。多くの話題作で印象を残してきた松本さんは本作が連続ドラマ初主演となる。「寂しい丘で狩りをする」【あらすじ】探偵の桑村みどり(倉科カナ)は、恋人で刑事の浅野から結婚を申し込まれ、幸せな日々を送っていた。ある日、探偵事務所に野添敦子がやってくる。敦子の依頼は7年前に自分を強姦し服役していた押本の出所後の動向を調べてほしいというもの。敦子は裁判の時に押本が放った「復讐してやる」という言葉に怯えていた。みどりもかつて交際していたカメラマン・久我からストーカー被害に遭っており、心に傷を負っていた。みどりは敦子の依頼を受けるが、押本は執拗に敦子を追いかけ襲ってくる。それと同時に久我がみどりの前に現れ、再び付け狙う。その姿はまるで「狩り」を楽しむよう。終わりのない地獄に、みどりはいつしか復讐を誓う――。■桑村みどり役:倉科カナコメント過去にトラウマを抱えつつも、そこに立ち向かっていく女性たちのお話で、特に主人公のみどりは強敵に立ち向かう役なので是非演じてみたいなと思いました。みどりと、その依頼人の敦子、心身ともに傷つけられた過去を持つ女性たちがどう光を掴んでいくのか、そこが見どころのひとつでもありこの作品を通じてたくさんの方にエールを送ることができればと思います。どのシーンの撮影もエピソードがすごくて心に負荷がかかるシーンが多く、見えない血を流しながら演じていますが、とてもやりがいがあります。1話ごとに続きが気になる作品となっていますので、ぜひご覧ください!「復讐の未亡人」【あらすじ】IT企業の派遣社員として勤める有能なプログラマー・鈴木美月/密(松本若菜)。密が名前を変えてまでその会社で働くのには理由があった。夫・鈴木優吾がある朝、突然会社で自殺。夫を追い詰めたのは同僚たち。1人1人に復讐するため、義弟で探偵の陽史の協力のもと、周到かつ華麗に仕掛けられていく罠。その妖艶さと狂気を武器に、密の復讐が幕を開ける――。■鈴木密役:松本若菜コメント「金魚妻」に続いて再び黒澤 R 先生の作品に出演させていただけることになり、大変嬉しく思います。台本は、復讐の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです。描かれるのは誰しもが思い当たるような身近にあるトラブルだったりするので、誰かに投影して見ていただけると面白いと思いますし、主人公の女性がどういう風に復讐をしていくのかも見どころのひとつになっていくと思います。ぜひお楽しみに!「寂しい丘で狩りをする」は4月22日(金)より毎週金曜深夜1時53分~テレビ東京で放送予定、Paraviで3月10日(木)から独占先行配信予定。「復讐の未亡人」は7月~テレビ東京で放送予定、Paraviで3月9日(水)から独占先行配信予定。(text:cinemacafe.net)
2022年02月17日地方都市で代行ドライバーとして働く男ふたりの一夜の心の交流を描いた、安田顕と山田裕貴が主演する映画『ハザードランプ』第2弾キャストとして、松本若菜、中村中、阿部純子ら8名の出演が明らかになった。地方都市で代行ドライバーとして働く須貝を安田さん、ある満月の夜にタッグを組む新人ドライバー刈谷を山田さんが演じ、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく…というのが本作のストーリー。「仮面ライダー電王」の野上愛理役や、「コウノドリ」の倉崎恵美役などで知られる松本若菜が演じるのは、須貝の恋人・美乃梨。シンガーソングライターで女優の中村中が演じるのは、須貝を突然訪ねてくる謎の人物・ズーコ。須貝らが働く代行運転会社の社長・黒沢役を、「夫婦道」「下町ロケット」の石倉三郎が演じる。「念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました」と今回の参加をふり返った松本さんは、「映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです」とコメント。中村さんは「取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです」とアピールしている。そして、代行運転の利用客たちとして、酔っぱらって須貝に絡む佳菜子役を阿部純子。地元のスポーツ用品店店主・吉井役を大和田伸也。彼に融資する銀行員・高木役を津田寛治。同級生同士の飲み会帰りの客・冨山役を六平直政、相田役を金田明夫が演じ、癖のあるキャラクターがふたりの心の距離の変化に色を差す。キャストコメント松本若菜念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました。脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から立ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。私にはない世界観にいる人物たちの中に上手く入っていけるのか戸惑っている反面、頭の中では既に芝居をしている自分がいたりもしました。撮影は、寒い時期の福井県でした。天気に恵まれない日が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。中村中『ハザードランプ』は「取り返したい」人たちの物語だと私は感じました。10年程前、ミュージシャンの友人が、ほんの少し目を離していた隙に愛用している楽器を盗まれました。未だ楽器は発見されず、友人はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。その喪失感は一生癒えないかも知れません。脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。撮影は主に夜でした。暗くて全貌の見えない若狭湾の波の音に、知らない街を訪れる肩身の狭さと、このまま帰りたくない心細さを煽られながら、私も取り返したいものがある人間を演じました。取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです。阿部純子オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。安田顕さん、山田裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。「ただ自分にできることをするだけだ!」と自らに言い聞かせて、がむしゃらにやりました。ちゃんと映像の中で生きていたら、いいな。みなさんにご覧頂ける日を、私も、ドキドキしながら一緒に待っていようと思います。大和田伸也出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中心でした。今回は嶺南が中心だと聞いて、これまた、福井県のふるさと大使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。撮影は、榊監督を中心に、とても熱く才能溢れる現場でした。津田寛治榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。僕の役どころは、主人公が働いている代行屋サービスを利用する酔っぱらったお客さんなんですが、もう一人酔っぱらったお客さんが…。なんと、福井の超巨星、大和田伸也さんです。もう、二人してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!六平直政榊監督とは映画やドラマでご一緒していて旧知の仲なので是非出演したいと思いました。脚本も読んで金田明夫さんと同級生で同じ野球部の友人役でしたので是非明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑)お客様には是非観て頂いて率直な感想を言って頂きたいと思います。金田明夫夜を徹しての撮影、普段なら床に入る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし!そして、人生で初めて深夜1時に夕飯休憩を経験。楽しんでいたのは私だけか?撮影終了後、宿に戻り朝風呂を堪能。風呂に浸かりながら、この映画面白くなる!と、実感。ああ、楽しかった!石倉三郎え?! このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。プロデューサーもエライ!!まあ一体に人間という生き物は難しい。只々平淡、平凡に生きることは。どんな人間にもドラマがあり、そこから派生する事項でまさかの結末に。現場は本当にどこからくるかわからないコロナを非常に要心しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。面白い作品です!何卒ご高覧の程、お願い申し上げます。『ハザードランプ』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 2022年全国にて公開予定©2022「ハザードランプ」製作委員会
2021年05月25日初秋の松本平を満喫できる松本マラソン2021は、2021年10月3日(日)に長野県松本市でマラソンの部(42.195km)、ファミリーランの部(2km)が開催されます。開催概要についてマラソンの部は、参加費:12,000円、参加定員:8,000人、ファミリーの部は、参加費:ファミリー3,300円(子が2人の場合は4,400円)、参加定員:250組です。申し込みは、2021年4月29日10時~6月27日、 先着順なので定員になり次第、受付終了となります。国宝松本城の景観をより楽しめるコースに変更今回のコースは、松本をより一層松本の持つ魅力を堪能できる新たなコースとして大幅に変更されています。松本市総合体育館前をスタートとし、国宝松本城を1周し、中心市街へと向かいます。中盤からは、アップダウンのあるハードで走りごたえのあるコースを走行し、信州スカイパーク陸上競技場をフィニッシュします。制限時間は6時間、日本陸連公認コースです。(画像は公式サイトより)【参考】※松本マラソン2021の公式サイト
2021年04月29日坂元裕二 朗読劇2021 「忘れえぬ忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」が4月13日(火)に開幕した。6組の男女が3つの作品の朗読をする本作で、初日の高橋一生×酒井若菜ペアによる「忘れえぬ忘れえぬ」の公演をレポートする。本作は、映画『花束みたいな恋をした』やドラマ『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』などの脚本で知られ、これまで芸術選奨新人賞や向田邦子賞など数々の賞を受賞している脚本家・坂元裕二が脚本・演出を手がける朗読劇。2012年から始まり、今回は高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、千葉雄大×芳根京子、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳というペアが出演。これまでも上演されてきた「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」と、書き下ろしの新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の3作が上演される。朗読は、高橋の「おい、おまえ」という乱暴な言葉から始まった。それぞれ一人掛けのソファーに座り朗読する、シンプルな舞台。新作「忘れえぬ 忘れえぬ」は、11歳の夏に出会った最里(もり/高橋)と木生(きお/酒井)の数年間を描いていくストーリーだ。粗暴でガタガタした高橋の語り口と、明晰でツヤツヤした酒井の語り口。ギャップのあるふたりの朗読を聴いているうちに、彼らがどんな人物か、彼らがいる場所の様子、そこから見える景色、気温、光などがむくむくとカタチをもちはじめ、世界が彩られていくような感覚が得られた。どちらかというと淡々とした読み方だが、不思議なほど豊かで、そこに書かれている文字が漢字なのか平仮名なのかまで感じ取れてしまうほどであった。「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」とはテイストが違い、けれど坂元裕二の書く言葉や物語の魅了を存分に堪能できる脚本は、同い年の最里と木生の、11歳の夏、12歳の夏、13歳の夏……というふうに1年ごとの夏が描かれる。ストーリーの中にはふたりが持つやさしさ、残酷さ、純粋さ、だけでなく、家庭環境のギャップなどもきっちりと描かれており、その物語は、受け取る人によってさまざまに感じるだろう。一作観ると、この作品を他のペアがどう朗読するのか、このペアが他の作品をどう朗読するのかと、興味がどんどん膨らんでいく。朗読劇の楽しさをたっぷりと堪能できる公演だった。東京公演は4月25日(日)までよみうり大手町ホールにて。その後、4月28日(水)から5月2日(日)まで大阪・松下IMPホール、5月7日(金)・8日(土)に札幌・道新ホールにて上演。取材・文中川實穂
2021年04月16日人気脚本家、坂元裕二の作・演出による 「坂元裕二朗読劇 2021」が、4月13日に東京・よみうり大手町ホールにて開幕。初回公演となった高橋一生×酒井若菜の「忘れえぬ 忘れえぬ」のオフィシャルレポートが到着した。この春スタートしたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』をはじめ、『カルテット』や『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、映画『花束みたいな恋をした』などのヒットで知られる脚本家の坂元が作・演出を手掛ける「坂元裕二 朗読劇 2021」。今回は、過去にさまざまなキャストが演じてきた「カラシニコフ不倫海峡」「不帰の初恋、海老名 SA」の2作に、本公演のために書き下ろされた「忘れえぬ 忘れえぬ」を追加し、1公演につき3つの物語から1つを上演する。高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演が、4月13日によみうり大手町ホールで幕を開けた。初回は、高橋と酒井による「忘れえぬ 忘れえぬ」を上演。問題を抱える少年の最里(もり)と少女の木生(きお)が、とある場所で出会い、いくつかの夏を越えていく様子を描いた作品で、彼らを取り巻く環境や登場人物の雰囲気は、そのやりとりから知ることとなる。時間が経つにつれてキャラクターの輪郭がくっきりと浮き出て、彩度があがっていくような物語を、ステージ上で台本を手にした高橋と酒井が、純粋かつ巧みに演じていく。さまざまな出来事を通じて起こるふたりの変化や成長を声だけ伝えることで、聞き手の想像を掻き立て、ラストへと繋いでいく姿が印象的だった。主人公である最里と木生は舞台の上のふたりが紡ぐ言葉によって誕生し、1時間半をかけて進んでいくが、演じる役者によってその印象はがらりと変わっていくだろう。そこが「坂元裕二 朗読劇 2021」の面白さであり、奥の深さなのだと改めて感じずにはいられなかった。東京・よみうり大手町ホールでは、4月25日(日)までの期間中に全6組のキャストが日ごとに出演。続く4月28日(水)~5月2日(日)の大阪・松下 IMP ホールには風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花が、5月7日(金)と8日(土)の北海道・道新ホールには、風間俊介×松岡茉優が登場する。東京公演は現在上演中。大阪、札幌のチケットの情報はオフィシャルサイトで確認してほしい。【公演情報】『坂元裕二 朗読劇 2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』出演:高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳(出演日順)●東京公演公演期間:2021年4月13日(火)~25日(日)会場:よみうり大手町ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:3月28日(日) 10:00~主催:フジテレビジョン / MA パブリッシング / サンライズプロモーション東京お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)●大阪公演公演期間:2021年4月28日(水)~5月2日(日)会場:松下IMP ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月10日(土) 10:00~主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京運営協力:キョードー大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)●札幌公演公演期間:2021年5月7日(金)~5月8日(土)会場:道新ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月15日(木) 10:00~主催:道新文化事業社 / 道新スポーツ / エフエム北海道お問合せ:道新プレイガイド 0570-00-3871(月~土 10:00~17:00)公式サイト:
2021年04月15日脚本家の登竜門「フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作を映像化、ドラマ初主演となる堀田真由が代理出産に臨む主人公を演じる「サロガシー」が、3月24日(水)24時55分から放送される。この度、撮影を終えたキャスト陣からコメントが到着した。タイトルのサロガシーとは、代理母出産のこと。建築士として働く独身の江島環は、同性愛者である兄・江島聡のために代理母になることを決意。妊娠4か月を過ぎたころ、両親に妊娠の事実を告げる。取り乱す両親に聡は「俺はゲイだ」と初めて告白、環は兄のパートナー・水野圭人の精子と自分の卵子で、2人の子どもを代理母出産するのだと説明する。兄妹は、兄の元彼女・西岡麻友が医師を勤める産婦人科に通うことに。聡たちの生き方に理解を示し、2人を応援する麻友。一方、聡は産まれた子どもを引き渡すときの妹の心理的負担を考え、環の母性本能の目覚めを心配していた。仕事を続ける環は、会社の先輩・神谷晃を中心とした男性社会と対立し悔しい思いをすることもあるが、同僚の野池幸四郎はそんな環の良き理解者として見守る。妊娠9か月を迎えた頃、環は切迫早産で倒れ緊急入院してしまう…。ドラマ初主演となる堀田さんが、代理母出産やLGBTQに向き合う主人公・江島環を熱演、ゲイである兄・聡役を細田善彦。そのパートナー・水野圭人役を猪塚健太、兄の元恋人の医師・西岡麻友役を松本若菜。環の同僚でよき理解者・野池幸四郎役に田村健太郎、環が女性性に抵抗感を抱くきっかけを与えた母親・江島彰子役に宮田早苗、父親・江島忠役に井上肇。そして環の会社の先輩・神谷晃役を斎藤工が演じる。細田善彦「三人の女性が丁寧に描いています」細田さんは、「共演経験のある堀田さん、松本さん、さらには、以前にも同性パートナー役としてご一緒させて頂いた事のある猪塚さん。こんなに心強く素敵な方々とご一緒させて頂けるのならば、あとは皆さんから頂くエネルギーに素直に反応しながら、聡というキャラクターに寄り添っていけたら」と、気持ちが固まったと明かす。そして「脚本の的場(友見)さん、監督の清矢(明子)さん、主演の堀田さん、三人の女性が代理出産をする環の心を丁寧に描いています。環の決断、そして環を取り巻く家族の心の機微を、皆さんにも温かく見守っていただきたい」とコメント。野池役の田村さんも、「いざ現場で堀田さんが演じる環を目の当たりにすると、男性である自分がイメージしきれていない“痛み”や“思い”があるんだと感じました。そして少しでもわかった気でいた自分への恥ずかしさも。だから、この作品に耳を傾けよう、そうすれば多くのことに気づけるかもしれない、という希望を持って」演じたと打ち明ける。猪塚健太「自分の大切な人の幸せってどんなことだろう?」聡の同性パートナー、水野圭人を演じる猪塚さんは、「幸せのかたちというものは本当に人それぞれバラバラで、でもそれを知り、考えることもまた大切なことだということを改めて感じました」と語る。「環、聡、そして僕が演じさせてもらう圭人の3人も、それぞれが悩み、葛藤し、そして共に決断をしてこの物語の冒頭に繋がっていきます」と明かし、ドラマを見て「自分や、自分の大切な人の幸せってどんなことだろう?と一瞬でも心のどこかで感じてもらえたら」と期待を込める。そして産婦人科医・西岡麻友役を演じる松本さんは、共演経験の多いキャスト陣に「安心感は更なる信頼感へと変わっていきました。特に堀田さんの芝居根性は素晴らしく、出産シーンでの演技は必見です」と熱くコメントを寄せた。斎藤工が友情出演「今だからこそ生まれる必然性がある」最後に映画監督としても活躍し、友情出演となる斎藤さんは、「数年前から自分の監督作の現場では、極力“託児所”を設けています」と打ち明け、「出産・育児という希望に満ちたタイミングで、映像業界で働く女性が現場から離れてその多くの才能が現場から失われることは、業界として損失だとかねてから思っていました。海外の映像業界の体制では家族が休憩時間に訪れたりと、スタッフ、キャストのプライベートも当たり前に守られている場面を目撃してきました」と語る。「(日本の)変わるべき変わらぬ体制には疑問を持っていたので、小さくとも行動することで少しずつでも何か変わっていくと良いなと思っています。また、去年から児童養護施設のドキュメンタリーを作るために、とある施設に時より通っています。そんな私事と作品の内容が少し重なって、必然的な流れで出会わせてもらったと思っています」と思い入れがあったよう。そして、本作について「今作られ、今発表されるべく、数年前だと生みだされなかったドラマだと思います。本を読ませて頂き、2021年の今だからこそ生まれる必然性がある作品だなと感じました」と、本作が世に出ることの意義に力を込めている。なお、本作の撮影は先日、無事クランクアップ。主演・堀田さんのコメントや現場のオフショットはドラマ公式HPで公開中となっている。第32回フジテレビヤングシナリオ大賞「サロガシー」は3月24日(水)24時55分~フジテレビにて放送(関東ローカル)。※「世界フィギュアスケート選手権2021女子ショート」により時間変更の可能性あり。(text:cinemacafe.net)
2021年03月17日●感情移入して晴彦を心配「応援したくなりました」『仮面ライダージオウ』(18~19)で主演を務め、一躍脚光を浴びた俳優の奥野壮。フォトジェニックな風貌とクラシックバレエで培ったしなやかな体が武器である奥野の最新出演映画は、BLコミックの映画化作品『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』(2月26日公開)で、奔放な母親に翻弄される青年役に扮している。本作は、官能小説家の木島理生(竹財輝之助)と、“官能小説の口述筆記”という奇妙な出逢いから恋人になった久住春彦(猪塚健太)が紡ぐ官能的ラブストーリーで、ドラマ版に続いてメガホンをとったのは、永瀬廉主演映画『弱虫ペダル』(20)などで知られる三木康一郎監督だ。原作は丸木戸マキ氏のコミックで、最初はフジテレビの動画配信サービスFODでの実写ドラマで人気に火がつき、その後、地上波でのドラマ2作を経て、ついにスクリーンでお目見えとなった。――まずは、『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』で明実静雄役としての出演が決まった時の感想から聞かせてください。すでにお二人で完成されている世界観があったので、静雄はどんな立ち位置の役なんだろう? と思いながら台本を読んで「ああ、なるほど」と納得しました。2人の仲をかき乱す役なのかな? と思ったら、どちらかというと2人の仲を繋げるような大切な役という印象でした。――BLの世界観に対して抵抗感などはなかったですか?全くなかったですし、恋愛は自由にすればいいのではないかと思っています。――静雄役を演じるにあたり、どんなことを意識しましたか?三木監督からは、衣装合わせの時に「ちょっとやんちゃだけど、母親があんなふうだから静雄はしっかりしている」とお聞きしたので、そこを頭の中に入れながらも、僕と同じくらいの年齢で、静雄と同じようにやんちゃで、お母さんがスナックをやっている友達もいたので、割と身近な存在に感じながらナチュラルに演じることができました。――主演の竹財さんや猪塚さんと共演してみていかがでしたか?竹財さんは理生のように意地悪ではなく、本当に優しい方でした。素の時もゆっくりしたテンポでしゃべる方で、すごく新鮮に思いました。猪塚さんは、あまり共演シーンがなかったのですが、お芝居を見ていて、きっと真っ直ぐな方なんだろうなという印象を受けました。――木島は春彦に対してつれない感じでしたが、2人のじれったいやりとりを見てどう思いましたか?めちゃくちゃ共感しました。春彦、大丈夫か! と心配しちゃいました。木島先生の気持ちもわかるんですが、ちょっと子どもっぽくないですか!? と思ってしまい、僕は春彦のほうを応援したくなりました。●松本若菜との親子役「ナチュラルにお芝居できた」――母親役の松本若菜さんと共演してみた感想も聞かせてください。実にナチュラルなお芝居をされる方でした。本当にこういう母親っているよなぁと思えたので、僕も静雄としてよりナチュラルにお芝居ができたかなと思います。また、親子役で顔も似ていたというか、松本さんの顔が僕の母親とも似ている気がしました(笑)。――三木監督の現場はいかがでしたか?めちゃくちゃ楽しかったですし、今までご一緒した監督のなかで一番好きかもしれない。僕たちがやりやすいように気を配ってくださるし、要所要所のアドバイスが的確で、自分も納得して、その内容をお芝居に反映させられました。――本作を経て、俳優として得たものとは?明確に何かを得られたという手応えを実感することも、それを言葉にすることもすごく難しいのですが、きっとどの現場でも何かしら少しずつ自分のステップアップにつながるようなものを得ているんじゃないかとは思います。――「ポルノグラファー」シリーズの人気を、奥野さんはどう捉えていますか?お二人の恋愛におけるやりとりは、視聴者のみなさんが経験していそうな内容だから、きっと共感できる部分が多いのではないでしょうか。今回の映画でもそうですが、見ていてもどかしいシーンがたくさんあります。だからこそ面白いし、多くの人に観てもらえる作品なのかなと。また、なんといっても竹財さん、猪塚さんというお二人が今回も最高です!■奥野壮(おくの・そう)2000年8月21日 生まれ、大阪府出身。「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞&明色美顔ボーイ賞をW受賞。『仮面ライダージオウ』(18~19)でテレビ初出演にして主演。ドラマ『柳生一族の陰謀』(20)、『ピーナッツバターサンドウィッチ』(20)、映画『私がモテてどうすんだ』(20)等に出演。2021年主演映画『灰色の壁~歯車~』が公開予定。(C)2021松竹株式会社(C)丸木戸マキ/祥伝社
2021年02月27日子供に何を与え、何を我慢させるかはそれぞれの家庭によって異なるもの。しかし「友達はこれを持っているのに、なぜ買ってくれないの」と子供からいわれてしまうこともありますよね。松本人志「その不満や悲しみを…」2021年1月14日、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんがTwitterを更新。娘さんとのエピソードを投稿し、「分かる」「考えさせられた」と話題になっています。ある日、娘さんは松本さんへ「友達の中で、ペットを飼っていないのは私だけだよ」と不満を口にします。きっと、ペットと楽しそうに遊ぶ友達と飼わせてもらえない自分を比べてしまったのでしょう。不満をもらす娘さんに対し、松本さんはこう感じたといいます。友達の中でペットを飼っていないの私だけ!ってうちの娘。その不満や悲しみを笑いに変えてみな— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 14, 2021 不満をもらす娘さんに対して「その気持ちを、笑いに変えてみな」とメッセージをおくった松本さん。内容からは、思い通りにならない悔しさをバネにしてほしいという、娘さんへの気持ちが伝わってきます。怒りや悲しみなどの負の感情こそ、笑いに変えることで、周囲の人だけでなく自分の心も癒すことができるのかもしれませんね。ネット上では、松本さんの言葉にこのようなコメントが寄せられています。・素敵な考え方ですね。私も「うちはうち、人は人」といわれましたが、それ以上の意味を子供に伝えてあげるといいのかもしれません。・松本さんの言葉に、元気がでてきました。苦しい気持ちは笑いに変えて、乗り越えたいと思います!・欲しい物を買ってもらえず最初は不満でしたが、そのおかげで「今できる中で、どんな楽しみ方があるか」を考えられるようになりました。子供へ何を与えるかはそれぞれの家庭で異なり、そこに正解や不正解はないでしょう。欲しい物が手に入らない状況の中で、『自分らしい楽しみ方』を見出すことも大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月15日仲野太賀主演で「南海キャンディーズ」山里亮太原作の小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」の10話が12月4日深夜オンエア。鞘師里保演じるヒロインのダンスとラストシーンに感動の声が広がっている。2010年10月から月刊テレビ誌「B.L.T.」にて連載され話題となった「南海キャンディーズ」山里亮太による、実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」をドラマ化した本作。山里亮太を仲野さんが演じ民放ドラマ初主演を務め、“妄想ノート”に登場するヒロインとして中条あやみ、芳根京子、森七菜、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋、白石聖ら人気女優が毎回ヒロインを演じ、今回は元モーニング娘。のメンバーとしても知られる鞘師さんが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小説家の山里は過去の栄光に縛られ目標や希望を失っていた。そんな時、小高い丘の上で踊りの練習をする舞台女優志望の里保(鞘師さん)を見かける。これからオーディションだという里保は、明日結果を知らせるからまたこの丘に来て欲しいと告げ、荷物を忘れたまま走り出す。翌日、また丘で里保と再会した山里は、彼女からオーディションに合格したことを知らされ、そのお礼にお弁当を作ってくると言われる。それから毎日里保と会うようになり、人生に希望を見出した山里は再び小説を書くようになるが、完成した小説を見せようと丘に向かうとそこに彼女の姿はなかった。その後、人気作家となった山里のサイン会に以前、里保にプレゼントしたシュシュをつけた女性(松本若菜)が現れる。それからさらに時が流れ、彼女と結婚した山里が、妊娠している彼女のお腹に耳を当てると、里保のダンスのステップの音が聞こえてくる…というのが今回のストーリー。「鞘師里保さんのドラマ良かったな。山ちゃんこんなストーリー書けるのか」「鞘師里保さんの可愛さと、物語のせつなさに、感動しました」「最後のサプライズ、ありがちなようで感動しちゃう」「心地よくなるドラマをありがとう」「ストーリーが温かくて最後まで素直に見ちゃいました」など、ラストに感動の声が続出。また鞘師さんのダンスにも「心から楽しそうに踊る姿を観てるだけで涙がボロボロ出てきた」「音楽にぴったりすぎて気持ちよすぎてしなやかすぎてさすが」と、賞賛の投稿が多数寄せられている。(笠緒)
2020年12月05日「NEWS」増田貴久が“なんもしない”主人公に扮する「レンタルなんもしない人」が9月30日深夜の放送で最終回を迎え、放送後のSNSには増田さん演じる“レンタルさん”に「癒された」視聴者からの感謝がタイムラインにあふれている。“何かすること”が求められ続ける現代において「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」と堂々宣言。Twitterで“レンタルなんもしない人”というサービスを始めた青年の実話「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」(晶文社刊)をドラマ化した本作。レンタルなんもしない人を始めた森山将太=レンタルさんを増田さんが演じ、将太の妻・沙紀には比嘉愛未。レンタルさんのアンチだった神林勇作に葉山奨之、路上で雑誌を売りつける謎のホームレス・金田に古舘寛治。また毎回豪華なゲストが物語を彩ってきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではレンタルさんが、好きだった人が突然自殺し、自分に何かできることがあったのではと悔やむ森田希美(松本若菜)からの「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をしてほしい」という依頼を受ける。その帰路で行方不明になっていた金田と再会。話していると神林が現れレンタルさんの「マネタイズ化」計画を提案。それがきっかけとなってレンタルさんはサービスの有料化を決意。有料化はユーザーに受け入れられ、さらに1話で登場した大宮亜希(志田未来)から「本を出さないか」と連絡が来る…というストーリーが展開。放送後のSNSでは「無事最終回迎えられてよかったです!!ありがとうございました!」「こんなにも素敵な作品をみれたこと幸せでした」「約半年ゆっくりほっこりすごーく癒されました」などの反応とともに「続編が作られますように映画化もありますように」と、続編に期待する声も。主演の増田さんにも「レンタルさんを演じきった増田貴久くん。最高です」「まっすーが癒しでハマったよ」「増田レンタルさんのあの雰囲気は癒し」と、増田さんの“レンタルさん”に癒された視聴者からの感謝の言葉が送られている。また今回は唐沢寿明がゲスト出演。全力でブランコを漕ぐその姿に「唐沢寿明ブランコ!豪快に漕ぐ~流石です!」「びっくりするくらい脚長かった」などの声が上がっている。(笠緒)
2020年10月01日増田貴久主演のドラマホリック!「レンタルなんもしない人」が来週9月9日(水)より放送再開。今後のゲスト出演者としてにオードリー春日、磯村勇斗、松本若菜が決定し、さらに藤井直樹(美 少年/ジャニーズJr.)も11話に再び登場することが分かった。「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」と、Twitterで“レンタルなんもしない人”というサービスを始めた青年の実話「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」(晶文社刊)を原作にした本作。放送再開後の第1弾となる第9話の依頼は「思いっきり恋人の惚気話を聞いてほしい!」。依頼者で、恋人のことが大好きだが世間体を気にしている永田知世役を土村芳、知世の恋人で天真爛漫でキュートな小川優季役を古川琴音がそれぞれ演じる。同性カップルが周りに堂々と恋人の話をすることができずモヤモヤしている葛藤と、2人のあたたかくかわいらしいカップル模様に注目。さらに、10話のショートストーリー「筋トレ中に、筋肉たちに声援を送ってほしい」と依頼をする古橋役にオードリーの春日俊彰が決定。古橋が書いた「言われて嬉しいボディビルかけ声メモ」を見ながら筋肉たちに声援を送るレンタルさん。一体どんな言葉をかけるのか。オードリー・春日の肉体美やポージングも見どころ。同じく10話で、「自分以外の生物がいる状態の自分を確認したい」と依頼をするメインゲストの滝口誠役には、「SUITS/スーツ2」(フジテレビ)での再登場も話題となった磯村勇斗。ある時期を境に一人で暮らすことを余儀なくされた滝口。自炊の料理を振る舞い、一緒にお酒を飲むレンタルさんに波長が合うと滝口は言う。そんな中、過去の過ちをこのまま一生誰にも話せないと思うと辛く聞いてもらいたいと、新たな依頼を申し出る。承諾したレンタルさんに、ある事件をきっかけに少年院に入っていたことを告白。内心衝撃が走るも、その時レンタルさんは...?磯村さんは、「特別何かを持った存在ではないが、どこか寄り添ってくれる。一緒に時間を共有するだけで心の穴を埋めてくれる。レンタルさんからはそんな静かな優しさが滲み出ていました。彼の目を見ると何もかも浄化されるような感覚」と増田さんの“レンタルさん”ぶりを絶賛。もし実際に依頼することができたら、「時に、これ誰か相手役やってくれないかなと思うシーンがあるので、レンタルさんに『台本を覚えるのを手伝って貰いたい』と依頼したい」とも語る。そして12話、「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をしてほしい」と依頼をするメインゲストの森田希美役には、「SUITS/スーツ2」ほか「私の家政夫ナギサさん」(TBS)へのゲスト出演も印象的だった松本若菜が決定。好きだった人が自殺を図り他界。何か自分にできることがあったのではと悔やむ希美。次会う時に渡す約束だった形見の白いハンチング帽をかぶったレンタルさんがあることに気づく。果たして、気づいたあることとは...?松本さんは「苦しい辛い心を"なんもしない"ことでそっと包み込んでくれるような不思議な感覚を感じたのは、増田さんがレンタルさんになりきっていたからだと思います。実際の増田さんはとても優しく、気さくに話し掛けて下さったので、温かい空気感で撮影に挑むことができました」とコメント。「答えのない答えを求めて苦しんでいる人だったので、演じた役の気持ちを引きずってしまいましたが、それも含め凄く素敵な役に出逢い、私の中の世界観を一つ広げていただけた感じがします」と、演じた役柄についてもふり返っている。こうした依頼のほかにも、家計が厳しくなってくるレンタルさんの家庭やレンタルさんの“アンチ”神林(葉山奨之)との直接対決、雑誌売り・金田(古舘寛治)の失踪といった、レンタルさんだけでなく周りにも変化が訪れる。なお、11話には、神林の弟・颯太役の藤井直樹(美 少年/ジャニーズJr.)も再び登場。“なんかする”があふれた、いまの時代にレンタルさんの“なんもしない”活動が行きつく先は!?ドラマ終盤の展開に注目だ。「レンタルなんもしない人」は9月9日より放送再開、毎週水曜日深夜0時12分~テレビ東京にて放送。※古舘寛治=正しくは“舎へんに官”と表記(text:cinemacafe.net)
2020年09月02日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」(SSFF & ASIA 2020)にて、4つの楽曲をショートフィルム化した『ボクと君』が話題賞を受賞したことが分かった。9月16日(水)~27日(日)に開催される「SSFF & ASIA 2020」。この「話題賞」は、ショートフィルムによって日本社会で多くの注目を浴び、ショートフィルム文化の普及に貢献した人に贈られる賞だ。本作は、音楽制作プロダクション「オフィスオーガスタ」の新旧スタンダードな名曲をモチーフにした連作ショート・フィルム。山崎まさよしの「One more time, One more chance」、秦基博の「鱗(うろこ)」、「スキマスイッチ」の「奏(かなで)」、そして松室政哉の「海月」という時代を彩る4曲を起用し、人生の様々な局面における“ボクと君”の交錯が4話に渡って描かれ、それぞれの思いがやがて一つの物語となって繋がっていくドラマが描かれている。キャストには、「One more time, One more chance」と「鱗(うろこ)」、「海月」に青柳翔と北香那。「奏(かなで)」には松本若菜と菅原大吉が参加。今回、「別々の楽曲から生まれたショートフィルムがそれぞれの世界観を描きつつ1つの物語に見事に昇華していること、また、多くの人に愛されている楽曲ながら、本作を通じてまた新たな魅力・楽しみ方を生み出したという点」が高く評価され、話題賞に決定した。またこの受賞を記念して、オンラインイベントの限定配信も決定。『ボクと君』の全編配信に加え、山崎さん、松室さん、主演の青柳さん、金井紘監督、ゲストにLiLiCoを迎えてトークする。なお、イベントのチケットは、本日よりイープラスにて販売スタートしている。SSFF & ASIA 2020話題賞受賞記念オンラインイベント~『ボクと君』スペシャル配信&トーク~は9月29日(火)20時~30日(水)23時59分、Streaming+にて約2時間のイベントを期間限定で配信。(cinemacafe.net)
2020年08月25日多部未華子主演、大森南朋、瀬戸康史らの共演で贈る「私の家政夫ナギサさん」の7話が8月18日放送。メイにハグされたナギサさんの表情に「可愛い」の声が続出。またメイに告白するも“忘れられてしまった”田所には励ましの声が寄せられている。人気WEBコミックを原作に、多部さん演じるキャリアウーマンだが家事が全くできないアラサー独身の相原メイが、突然現れた大森さん演じる50歳のおじさん家政夫・鴫野ナギサや、瀬戸さん演じるライバル製薬会社のMR・田所優太らと出会うことから始まる物語が描かれていく本作。多部さん、大森さん、瀬戸さんのほか、趣里、眞栄田郷敦、若月佑美、高橋メアリージュン、宮尾俊太郎、草刈民代といった顔ぶれが共演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話は、前回のラストで病院までメイのタブレットを届けにきたナギサさんだが、ある女性を見かけた瞬間、表情が一変。それからナギサさんは料理に失敗するなど心ここにあらずといった様子。さらにナギサさんが急に仕事を休んだことから“緊急事態”が起きていると感じたメイは、ナギサさんの自宅を訪ね、“弱みを握るため”と言いながらナギサさんの過去を知ろうとする。ナギサさんが見かけた箸尾(松本若菜)は、MR時代のナギサさんの同僚で、母がガンになったことがきっかけでMRに転職。未経験ながら良い成績を収めるナギサさんを見習いたいという箸尾だったが、激務のなかで追い詰められていき精神的に変調をきたしてしまう。病院で箸尾を見かけたナギサさんは、今も箸尾が通院してると思い大きなショックを受けていた…という展開。メイは箸尾を探し出し、ナギサさんと再会させる。当時、自分が箸尾を追い詰めていたと謝罪するナギサさんに、箸尾は病院にいたのは医療事務の仕事を始めるためだったことと、現在は結婚し子どももいて幸せだと答えるというラストだった。心の重荷から解放されたナギサさんから「あなたに出会えてよかったです」と感謝されたメイは、「こちらこそです」とナギサさんを抱きしめる…「ナギサさんとメイの攻守が逆転」「メイちゃんに急にハグされて固まってるナギサさんが可愛すぎた」「ハグするメイちゃんの可愛さとハグされるナギサさんの可愛さよ…」など、急なハグに目を丸くするナギサさんに視聴者から「可愛い」の声が続出。一方、勇気を振り絞ってメイに告白するも、箸尾の件で瀬川(眞栄田さん)から電話が来たことで“忘れられてしまった”田所には「田所さん不憫すぎ」「田所さん散々な回じゃん」「こんなに空気になることある?」など哀れみとともに「日増しに田所さん応援隊になりつつある」と励ましの声も寄せられている。(笠緒)
2020年08月19日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の4話が8月18日放送。今回は松本まりか演じるまゆみと松本穂香演じる美佐、2人の“対決”と、美佐を巡る竜一と竜二の想いに多くの視聴者が想いを馳せている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の姿を描いた、作家・白川道による未完の同名原作をオリジナル展開で結末までドラマ化する本作。整形し顔も名前も変え、さらに海外逃亡を経てコンサル会社社長として帰国、復讐を誓う運送会社・キリシマ急便に食い込もうとする竜一を玉木宏が、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となり、キリシマ急便の社長の娘に近づいていく竜二を高橋一生がそれぞれ演じる。また2人とは血のつながりのない妹で、小学校教師の道に進んだ吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平には遠藤憲一、源平の跡取り息子の晃に細田善彦、娘で竜二と接近していくまゆみに松本まりか、竜一がブラジルから日本に連れてきた遠山凛子に奈緒、竜一に心酔し復讐のことを知りながらついていく砂川に今野浩喜。竜一と源平両方とつながるヤクザの会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美佐はまゆみからホームパーティーに招待される。そこで竜二がまゆみとの結婚を望んでいることを知った美佐は、自分が血のつながりのない妹だと明かす。するとまゆみの表情がこわばり、それから美佐の周囲にホストが現れ嫌がらせを始めるように。美佐がホストたちの店に行くとそこにはまゆみの姿が。まゆみから竜二が金目当てで自分に近づいたと言われた美佐は、自らの過去を調べ始め両親の死の真実を知る…というのが今回のストーリー。美佐を拉致し「誰からも愛されて、まっすぐ育ってきましたみたいな顔して、私の前をうろつかないでくれる」と言い放つまゆみに、「それは誰からも愛されないからまっすぐ育たなかったと言ってるの?」と切り返す美佐。「美佐はおしとやかで弱そうにみえて本当は芯の強い人」「まゆみお嬢様、悪女なの分かるんだけど、実は愛されるのを求めてるんじゃないか?と思わせる感じ」「美佐VSまゆみが激熱」と対照的な2人の姿に視聴者から様々な反応が。その後、美佐は竜一が差し向けた曽根村の手下によって助けられるが、竜一の正体を知らない美佐は彼のことが気になっていく。そんな美佐の様子を複雑な様子で見守る竜二…。「美佐ちゃん、竜一のこと気になっちゃってる??よね!」「美佐を巡って双子と三角関係になったらやだなぁ……辛すぎる」「竜一、竜二、美佐それぞれの思いが切なく、辛い」など、美佐を巡る竜一と竜二の関係性にも多くの視聴者が想いを巡らせている。(笠緒)
2020年08月18日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が29日、自身のツイッターを更新。「松本人志に望むことありますか~?(ほろ酔い)」とリクエストを募集した。松本の呼びかけにさまざまなリクエストが寄せられ、松本は「ダウンタウンの新作漫才」、「YouTubeデビュー」という意見に、顔文字で反応した。ファンからの要望では、「インスタで浜ちゃんとリモート漫才やって欲しいです!!!」「浜田さんとリモートトークして欲しいですっ。有料でも見ます!!」「浜ちゃんとキス」「浜ちゃんとラジオ」「中居社長との公開リモート飲み会が見たいです」「中居くんと何かして欲しいです」「はしご酒に中居くん」など、相方・浜田雅功や中居正広とのコラボを期待する声が多数。また、「とんねるずと共演してください!」「インスタライブ」「筋トレ動画あげてください!!!」「家でコントを是非」というリクエストや、「コロナかからないでほしい」「浜田と長生き」「長生きしてください」「ダウンタウン2人で長生きすること」と愛のあるメッセージも多く寄せられている。
2020年04月29日齋藤飛鳥主演映画『映像研には手を出すな!』に出演する新たなキャストが決定。浜辺美波をはじめ、板垣瑞生、桜田ひより、赤楚衛二ら若手俳優が出演する。今回新たに発表された俳優陣が演じるのは、“映像研”と同じく「芝浜高校」に通い、“個性的な部活”に所属する個性的なキャラクターたちだ。浜辺美波/晴子役「無痛~診える眼~」「賭ケグルイ」『君の膵臓をたべたい』など輝きを放ち、主演ドラマ「アリバイ崩し承ります」が先日、ついに最終回を迎えた浜辺さんが演じるのは、インパクト抜群の「気象研究部」の晴子。「自由に出来ちゃうぞ」私が今回演じさせて頂いたのは気象研究部・晴子という役です。英監督に世界観と役どころの説明をしていただいて、英監督の作品でついに自由に出来ちゃうぞと、わくわくしました。撮影は丸一日でしたが、一言の台詞は心を込めて、あとは英監督のご指示のもと、楽しませて頂きました。主演の御三方、また事務所の大先輩である高嶋政宏さんにもお会いできて短い撮影時間でしたが、映像研をたっぷり感じさせていただきました。壮大な作品でもあるので、完成がとてもたのしみです。素敵な作品に携わることができて光栄でした。板垣瑞生/小野役『ソロモンの偽証』で注目を集め、その後も『ホットギミック ガールミーツボーイ』『初恋ロスタイム』「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」など様々な作品に出演する板垣さんが演じるのは、映像研にロボットアニメの制作を依頼する「ロボット研究部」の部員・小野。「勇気を与えられたら」とにかく最強な映画が出来ました。大童澄瞳さんの原作同様めちゃめちゃ長いセリフをめちゃめちゃ早く強く熱意を込めてみんな喋っています。そして、原作のここどうするんだろうって思っていたところも、すごくかっこよく斬新になっていて、おおおおって現場でなることがかなり多かったです。素敵でした。小野は、もうとにかく矛盾を抱えた男です。フィクションとリアルの間で彷徨っています。ある意味すごく正直な人でもあると思います。小野と同じ境遇の人たちに勇気を与えられたらいいなあと思ってます!是非映像研見てください!!!桜田ひより/百目鬼役『脳内ポイズンベリー』や『東京喰種 トーキョーグール』、近年では『男はつらいよ お帰り 寅さん』への出演も話題となり、ドラマ「ラーメン大好き小泉さん 二代目」では主演に決定した桜田さんが演じるのは、映像研と業務提携を組み、共にアニメ制作に臨む「音響部」の百目鬼。「感謝の気持ちでいっぱい」「百目鬼」という今までにない役にワクワクが止まりませんでした!映像研の世界が、どのように映像化されるのか待ち遠しい日々を過ごしています。私が感じた百目鬼を自由に演じさせてくださった英監督に感謝の気持ちでいっぱいです。赤楚衛二/小林役「仮面ライダービルド」で万丈龍我/仮面ライダークローズ役に抜擢され、『思い、思われ、ふり、ふられ』にはメインキャストで出演している赤楚さんが演じるのは、小野と同じく「ロボット研究部」に所属する小林。「打倒映像研!」原作を読ませて頂き、見た事のない独特の世界観、緻密な設定、ぶっ飛んだキャラクター達を目にして一気に引き込まれました。そして「これを実写化するのか!」と驚きました。僕が演じる小林はロボ研の中でも秩序を保とうとするバランスタイプ。しかしロボ愛に対しては狂った愛を持っています。僕自身もロボアニメが好きで、コックピットに乗りたい願望は幼い時から持っているので小林に対して凄く共感しました。リアルと虚構との葛藤や小野を筆頭にしたロボ研とのグルーヴ感、打倒映像研!と言った信念を待ち演じさせて頂きました。そのほか、山下美月演じる水崎の両親役には、松本若菜と山中聡が演じることも決定した。『映像研には手を出すな!』は5月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映像研には手を出すな! 2020年5月15日より全国にて公開©2020 「映像研」実写映画化作戦会議 ©2016 大童澄瞳/小学館
2020年03月16日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波が出演する映画『映像研には手を出すな!』(5月15日公開)の追加キャストが16日、明らかになった。同作は漫画雑誌『月刊! スピリッツ』にて大童澄瞳が連載中の同名漫画の実写化作品。虚実入り乱れた個性的な世界観と“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春冒険譚を描く。この度、明らかになったのは、映画版に出演するキャストたち。映像研と同じく芝浜高校に通う、個性的な部活に所属する、個性的なキャラクターたちを演じる。インパクト抜群の気象研究部・晴子役の浜辺美波、映像研にロボットアニメの制作を依頼する“ロボット研究部”に所属する熱いロボット愛を持つ部員・小野役の板垣瑞生、同じロボット研究部の小林役の赤楚衛二、映像研と業務提携を組み、ともにアニメ制作に臨む音響部の百目鬼役の桜田ひよりが発表された。また、山下演じる水崎の両親役に実力派俳優の松本若菜と山中聡も出演する。○浜辺美波 コメント私が今回演じさせて頂いたのは気象研究部・晴子という役です。英監督に世界観と役どころの説明をしていただいて、英監督の作品でついに自由に出来ちゃうぞと、わくわくしました。撮影は丸一日でしたが、一言の台詞は心を込めて、あとは英監督のご指示のもと、楽しませて頂きました。主演の御三方、また事務所の大先輩である髙嶋政宏さんにもお会いできて短い撮影時間でしたが、映像研をたっぷり感じさせていただきました。壮大な作品でもあるので、完成がとてもたのしみです。素敵な作品に携わることができて光栄でした。○板垣瑞生 コメントとにかく最強な映画が出来ました。大童澄瞳さんの原作同様めちゃめちゃ長いセリフをめちゃめちゃ早く強く熱意を込めてみんな喋っています。そして、原作のここどうするんだろうって思っていたところも、すごくかっこよく斬新になっていて、おおおおって現場でなることがかなり多かったです。素敵でした。小野は、もうとにかく矛盾を抱えた男です。フィクションとリアルの間で彷徨っています。ある意味すごく正直な人でもあると思います。小野と同じ境遇の人たちに勇気を与えられたらいいなあと思ってます!是非映像研見てください!!!○桜田ひより コメント「百目鬼」という今までにない役にワクワクが止まりませんでした! 映像研の世界が、どのように映像化されるのか待ち遠しい日々を過ごしています。私が感じた百目鬼を自由に演じさせてくださった英監督に感謝の気持ちでいっぱいです。○赤楚衛二 コメント原作を読ませて頂き、見た事のない独特の世界観、緻密な設定、ぶっ飛んだキャラクター達を目にして一気に引き込まれました。そして「これを実写化するのか!」と驚きました。僕が演じる小林はロボ研の中でも秩序を保とうとするバランスタイプ。しかしロボ愛に対しては狂った愛を持っています。僕自身もロボアニメが好きで、コックピットに乗りたい願望は幼い時から持っているので小林に対して凄く共感しました。リアルと虚構との葛藤や小野を筆頭にしたロボ研とのグルーヴ感、打倒映像研! と言った信念を待ち演じさせて頂きました。
2020年03月16日天海祐希主演、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、三浦友和らが共演する「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の2話が1月17日放送。永山さん演じる西郡のミスに対しフォローの言葉を送る深山の姿に視聴者から賞賛が送られている。本作は外科医の中でも一握りの「手術の天才」が集う脳外科を舞台に神の技術と人間の苦悩、医師の全てを描くリアル・ドクターストーリーとなり、新たに赴任してきた3人の脳神経外科医のまとめ役を押し付けられてしまう東都総合病院の“女帝”深山瑤子に天海さん。“世界のクロイワ”と呼ばれるが女癖の悪さでも知られる名医・黒岩健吾に椎名さん。自らの腕に圧倒的な自信を持つ西郡琢磨に永山さん。医学部を首席で卒業した研修医の小机幸子に広瀬さん。深山に医師たちのまとめ役を任せる脳神経外科部長の今出川孝雄に三浦さん。また優秀な看護師の小沢真凛に森田望智。看護師の犬飼剛に福士誠治、医師たちが集うBAR「カサブランカ」のマスター・来島達也に古川雄大といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年前に脳挫傷を負い回復したものの頭痛が取れなくなったという外来患者・牧羽由香里(松本若菜)が深山のもとを受診。脳外のドクターにつきまとわれて困っているという牧羽は、診察室の集合写真に写った黒岩を指差す。深山から女性関係のトラブルを指摘され心当たりの相手がいる黒岩だが、翌日、黒岩につきまとわれていると話していたはずの牧羽は黒岩とすれ違っても全く反応を見せず、その様子に深山は違和感を抱く。さらに牧羽は西郡のことも指差すのだった。一方、西郡は自殺未遂を繰り返している桑原和子(濱田マリ)を担当することに。10年前から顔面に強い痛みを感じる“三叉神経痛”を抱えながら誰にも理解されてこなかったと話す和子の「“痛み”は誰にもわからない」という言葉に何かを感じた西郡は、和子の脳を改めて調査。三叉神経を圧迫する髄膜種を見つけ出す…というのが今回の物語。付きまといを疑われ電話した女性から「痛みから逃げた」と言われ、和子の手術中には突如手が動かなくなってしまう…何かを抱えている様子の西郡に「ちょっとした会話で原因を見つけた西郡先生、すごいな」「隠している秘密がありそうで、その展開も楽しみ」などの声が上がる。また手術を引継いだ深山が手術後、西郡を責めずにフォローした姿にも「ミスを「そこまでは完璧だった」ってフォローしてあげたり「氷の女」なのか」「ミスをそこまでよく頑張った的な感じで褒めてあげたとことか、深山先生めっちゃいい上司やん?」など賞賛の声が続々と集まっている。(笠緒)
2020年01月19日映画『愛がなんだ』などで、カップルの恋愛比重や、恋する人間のかっこわるさなどを魅力的に描いてきた今泉力哉監督が、『his』でテーマにしたのは同性愛。田舎町に住む迅(宮沢氷魚)のもとへ子連れで現れたのは、8年前に別れた恋人・渚(藤原季節)。二人は再び愛し合う関係になるが、渚とその妻(松本若菜)は親権を争い裁判へ発展してゆく…。同性愛者は日常に存在して、わざわざ取り上げるほうが差別的になるのではないかと「あえて避けてきた題材」と言う監督が、これまでの手法をもって、このテーマをどう描くのか、公開前から早くも注目を集めている。映画が終わっても人生は続く。そんな恋愛映画を作り続けたい。恋愛映画を作る時はいつも、明確な悪人を作らずに衝突や葛藤を描きたいという意識があり、なおかつ全体的に“温度”が上がらないように気をつけています。たとえば感情的に泣くような温度の高い芝居って、一歩間違えると役者だけが気持ちいい感じに見えて、お客さんがのれない。だから撮影中に少しでも温度の高さを感じると、その度に脚本に立ち返って確認します。それってドラマティックになりにくいからみんなやりたがらないけど、僕の興味はそこにあるんです。ただ今回は自分の脚本じゃない、同性愛を描いた難しいテーマの中で、主演の二人に任せた部分も多くて。たとえば、台所で歯を磨きながらキスするシーンもそう。僕自身はそういう日常を送っていないし、僕の恋愛映画では日常の何気ないキスや接触を描いたことがないから。でも二人のバランスがいいというのもあって、結果、すごく自然な流れになった。『愛がなんだ』ぐらいから、そんなふうに役者にどんどんゆだねるようにはなっています。役者に任せて僕が持つアイデアよりももっと面白いものが出てきたらそれが正解だから、自分の中の考え含め、どっちだろう…と限られた時間の中でギリギリまで迷いたいし、わからないことは「わからない」ってみんなに頼る。あとは、完成作で全員を納得させるのが監督の仕事だと思っているんで。だから「いつも悩んでる人」って言われちゃうんですよね(笑)。近年の恋愛の傾向としては、極端な話、恋愛はしたくないけど結婚はしたい、結婚はしたくないけど子供は欲しいなど、恋愛に対して損得や効率を考える人が増えている気がします。それって僕は悲しいことだと思います。“温度の低い恋愛”を描いてきましたが、恋愛の醍醐味は面倒くささにあるので。さらに僕は映画の登場人物がまるで隣に住んでいそうな“地続きの恋愛”が好きで。何かを解決してハッピーエンドという映画もあるけれど、それで終わりにするとそのまま登場人物たちも終了しちゃう。映画が終わったあとも登場人物たちの人生は続くという方向にしたほうが、人物は生きると思っているんです。『his』も、ラストシーンは観る人によって登場人物たちのその後の人生について、いろんな解釈ができるはず。やるからには、これまでの同性愛作品と違うものにしたかったし、今後も恋愛映画を通して、これまで描いたのとは違う恋の形を探りたいです。“複雑な感情こそが人間らしい”ということ。物語で描かれる幸せは、迅と渚、その子供・空(外村紗玖良)との日常のシーン。主演の二人も、撮影期間中は役に入り込むのが辛かったが、この場面は幸せに感じたと語る。空を連れ戻しにきた渚の妻。ともすれば悪人になりがちだが、そうはさせないのが監督の手法。それぞれの弱さや言葉足らずな部分から生まれる衝突を、低い温度で描いている。頭を寄せることで相手を求め合う感情を表現。「一人の人間にいくつもの感情がある。派手にしないほど繊細になり、また好きを伝えるパターンは無数にある」と監督。©2020映画「his」製作委員会今泉力哉監督1981年2月1日生まれ、福島県出身。自主制作映画を作っていた頃から、恋愛映画にこだわり続けてきた。監督、脚本、演出まで手がけ、短編を含む映画、ドラマ『時効警察はじめました』、乃木坂46のPVまで幅広く手がける。オリジナル脚本に受賞作が多く『こっぴどい猫』『サッドティー』『パンとバスと2度目のハツコイ』など多数。‘19年公開の映画『愛がなんだ』がヒットし代表作に。今作『his』は1月24日より全国公開。※『anan』2020年1月15日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年01月11日