長塚京三(73)が10月9日、JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」25周年記念ポスター展オープニングイベントに出席した。同CMシリーズの第1作目からナレーションを務めている長塚だが、今月13日から放送される新CMをもって卒業。各スポーツ紙によると長塚は「企業のCMをしているという意識は薄くて、皆さんの京都に対する思いを、コピーの力を借りて代弁していたに過ぎない」と25年間を回想し、「とっても気持ちよくやらせて頂きました。いい仕事に携われました。ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べたという。長く愛された長塚の声――。Twitterでは《長塚さんの「そうだ、京都行こう」聞くと京都に行きたくなるのに。。。もう聞けなくなるの残念だ。。》《長塚さん、長い間素敵なナレーションありがとうございました》《ええ!?長塚さんやめちゃうの??長塚さんのナレーションがあってこそあのCMの世界観が完成するのに。。。》と惜しむ声が上がっている。また長塚の卒業に伴い、ネットでは『後継者は誰がふさわしい?』といったやりとりが行われている。「声のトーン的に考えると、やはり長塚さんの息子さんである圭史さん(43)が一番人気のようですね。いっぽうで長塚さんの持ち味であった『大人の雰囲気にピッタリ!』ということで玉木宏さん(38)を推す声も。長塚さんのように25年続ければ貫禄はさらに増し増し。ファンはその変化を堪能したいようですね。また松重豊さん(55)や遠藤憲一さん(57)といった円熟味のある演技に期待する声も上がっています」果たして、誰が選ばれるのだろうか?
2018年10月11日映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、木村拓哉、二宮和也(嵐)、吉高由里子、八嶋智人、松重豊、原田眞人監督が登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。すでに多くの感想が寄せられている同作について、木村は「すべて原田監督が導いてくれた結果が映し出されてるだけなので、監督に感謝です」と謙虚に語る。二宮は「伝えたいことが明確だからこそ賛否が分かれる可能性があると思っていたので、そういった声を頂けるのはありがたいですよね」と感謝した。この2人の共演を、原田監督は「日本のエンタテインメントの一大事業」と表現。「演技派としての芯の部分」を表したかったと明かし、「周りのベテランの味のある役者たちとぶつかることによって出てくる新たな木村拓哉と、新たな二宮和也。そういうものを見たいと思っていた。演技のバトルロイヤルみたいな感じで、気持ち良く一番最後のお二人の対決に落とし込むことができたので、スタッフ・キャストが全員誇りを持てた作品になったと思います」と振り返った。演じた最上について、木村は「一線を越えて罪人になるという答えは見えているので、彼なりの正義を理解しないと、最上をやるときにすべてが嘘になってしまう」と苦労を明かす。「戦争のエピソードだったりとか、原作にはない部分も含めて最上というキャラクターを自分なりにとことん理解したいなと思ってやらせてもらいました」と改めて役への向き合い方を語った。また原田監督が「モノマネがうまい。ラジオでも僕のモノマネをしていて……」と指摘すると、木村は苦笑。「その時の監督はこういう感じでした、というのを他人に伝えるには、それが一番早いかなという"手段"です!」と説明した。一方二宮は、取り調べで声を荒げるシーンが話題に。原田監督は「不安といえば不安だったんですけど、彼だったらこのくらいできるかなと思って。リハーサルでは切れる寸前で止めて、本番の時にやったらこちらが思ったものの、2倍か3倍くらいのテンションで切れてくれた」と感嘆する。さらに監督が「大丈夫、(この後のテイクでも)声出る?」と聞いたところ、二宮が「いや大丈夫ですよ、何回でもできますよ」と答え、アドリブまで出してきたという。「そこらへんで首吊ってこい」とまで言っていた二宮だが、「全然覚えてないんですよ」と明かし、役が乗り移ったような姿に吉高も「怖い!」と驚いていた。もし次回作があったら、という質問に、原田監督は「この2人でインパール作戦の悲劇ができたら」と構想を告白。また役所広司主演で自身がメガホンを取った「『KAMIKAZE TAXI』をリメイクしてもいいかな」と語り、「悪役のアニマルを木村さんにやってもらって、ニノを追い回す役。ギトギトの悪党の木村さんを見てみたい」と希望する。この話に、木村は「ギットギトでいきたいと思います」と笑顔を見せ、二宮は「この2人と一緒にできるのは、最初で最後のつもりでやってましたから、言っていただけるだけで感謝です」と喜んでいた。
2018年08月24日映画『コーヒーが冷めないうちに』の完成披露試写会が8月23日(木)に都内で行われ、有村架純、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が登壇。有村さんの小学生時代の写真が披露され、会場から「かわいい!」と歓声が上がった。「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和のベストセラー小説を映画化した本作。「店内の“ある席”に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができる」という不思議なうわさのある喫茶店を舞台に、様々な後悔を抱えた人たちが巡り合う奇跡を描く。この日は、「もしもあの時に戻れたら」という後悔から始まるストーリーにちなみ、登壇者陣が“戻りたい過去”を発表することになった。■有村架純「9歳、10歳の頃に戻りたい」有村さんは「小学校3年生か、4年生。9歳、10歳の頃に戻ってみたい」と告白。映画館のスクリーンには当時の有村さんの写真が映し出され、ツインテール&ピースサインで大きな笑顔を見せる姿に「かわいい!」との声が上がった。「アップにしないでください!」と照れ笑いを見せた有村さんだが、「野生児で。夏はキャンプに行って、虫捕りをする活発な女の子だった」と自由奔放な女の子だったという。この頃が思い出深いのには、ある理由があるそうで、有村さんは「風邪を引いた日があって、体調が悪いので病院に行って。それで安心したら、体調が悪いのにお腹が空いてしまった」と振り返り、「その日の晩御飯がちらし寿司だった。それがものすごくおいしくて。こんなちらし寿司はもう食べれないと思ったくらい。母親の作ったちらし寿司がもう一回食べたいなあと思います」としみじみ。温かなエピソードに会場からも拍手が起こっていた。■石田ゆり子、有村架純のコーヒーを淹れる姿に惚れ惚れまた最後には、喫茶店を切り盛りするヒロインを演じた有村さんが、共演者・監督にコーヒーを振る舞うひと幕も。コーヒーを淹れるシーンでは「なるべく所作を美しくするために、動きを丁寧にするよう心がけた」という有村さん。コーヒーを淹れてもらった石田さんも「物腰が美しい。見入ってしまいます」と惚れ惚れとしていた。『コーヒーが冷めないうちに』は9月21日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年08月23日映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)の完成披露試写会が23日に都内映画館で行われ、有村架純、波瑠、伊藤健太郎、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が登場した。同作は脚本家・演出家として活躍している川口俊和の同名小説を実写化。「本屋大賞2017」にノミネートされ、SNS上では「4回泣ける!」と評判を呼び、84万部を超えるベストセラーとなっている。有村演じる時田数が働く喫茶「フニクリフニクラ」では、店内のある席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという都市伝説があり、不思議な噂を聞いた客が日々喫茶店を訪れる。松重は薬師丸との共演に、「かれこれ40年前になりますけど、『野性の証明』という映画で薬師丸さんがデビューし、『なんて美しい方なんだ』と思いまして。当時高校1年生の福岡の高校生の私、薬師丸さんがキャンペーンで福岡のデパートに来て、行ったんですよ」と思い出を振り返る。「『うわーかわいいな』と思って、退場するときに近かったので、手を伸ばしたら、薬師丸さんの腕をちょっと触ったんですね。それを告白したのがついこないだのことです」と明かした。松重は「みなさん、夢は叶うんです!! 思いは叶うものなんです! 会いたいと思う人には会えるんです!」と思いの丈を会場にぶつける。薬師丸は「その時は多分つかまれてびっくりしたと思いますけど」とマナーに苦笑しつつ、「今回は本当に心の奥底で手をつなげたような、そんなお芝居をさせていただけたことが本当にうれしかったです」と感謝した。また作品にちなみ「戻りたい過去」を聞かれた出演者陣。松重は「戻りたい過去全くございません」と言いつつも、「強いて挙げるなら、高校1年のデパートの屋上で待ってる自分に『お前薬師丸さんと40年後に夫婦役やるよ、キャッ!』と言って帰ってみたいですね」と興奮気味に語った。最後には、松重が薬師丸をエスコートし、会場からも歓声が上がっていた。
2018年08月23日映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)の完成披露試写会が23日に都内映画館で行われ、有村架純、波瑠、伊藤健太郎、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が登場した。同作は脚本家・演出家として活躍している川口俊和の同名小説を実写化。「本屋大賞2017」にノミネートされ、SNS上では「4回泣ける!」と評判を呼び、84万部を超えるベストセラーとなっている。有村演じる時田数が働く喫茶「フニクリフニクラ」では、店内のある席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという都市伝説があり、不思議な噂を聞いた客が日々喫茶店を訪れる。作品にちなみ、「戻りたい過去」を聞かれた有村は「小学校3年か4年。その時代に戻ってみたいと思います」と語り、実際に小学校の頃の写真が写し出される。有村は「この頃は野生児で、夏は絶対にキャンプで虫取りをしていた活発な女の子で、自由奔放にしてた時」と説明。またこの頃、風邪を引いた日に、体調が悪いのにお腹が減って食べた母親の手作りちらし寿司がおいしかった思い出を振り返り、「それが忘れられなくて、もう一回食べたいなと思います」と戻りたい理由を明かした。有村の写真に、会場からは「かわいい〜!!」と歓声が上がり、映画『ビリギャル』で母親役を演じた吉田も「かわいいですね」と笑顔に。吉田は有村について「どっしりとした強い女優さんになられたなと思いました」と絶賛し、有村も「うれしいです。幸せです」と喜んでいた。「4回泣ける」というコピーに、試写で号泣したという伊藤は「すごく泣きました。回数は厳密には若来ないんですけど、おそらく5〜6回泣けると思うので覚悟して見ていただけたらと思います」と、 "4回以上"を強調。波瑠は過去に戻るシーンについて「すごく大変でしたよね。落ちるシーンだけを撮る日程が組まれて、1日朝から順番に飛び込んでいく。重りもつけたりして思った以上に難しかったですね」と撮影を振り返った。また『重版出来!』『リバース』『アンナチュラル』などなど数多くのヒットドラマの演出を手掛け、今回が映画監督デビューとなる塚原監督。薬師丸は「みんなが監督についていきたいと思う求心力をお持ちなんですね。打ち上げの時に、若いスタッフが『こんなに美しい監督に出会ったことありません』と挨拶して、美しさには強さ優しさ全部が備わってそう見えるんだと思います」と印象を語る。石田も「"女が惚れる女"的な方なんですね。声をかけていただいて本当に幸せだなと思っています」と、監督への信頼を明かした。最後に、有村がその場で出演者陣にコーヒーをサーブすることに。専門家の指導を受けていたという腕前を披露し、実際に撮影で飲んだという松重は「現場のコーヒーよりおいしいです」と腕前を褒めていた。
2018年08月23日司会の明石家さんまが、強烈なキャラクターの評論家軍団、パネラーたちとサイエンスな爆笑トークを繰り広げる人気バラエティー「ホンマでっか!?TV」の8月22日(水)今夜放送回に、俳優の木村拓哉がゲスト出演。キムタクの「人生相談」に評論家たちの回答は!?「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「HERO」などの超人気作を連発、90年代に“キムタク”旋風を巻き起こした木村さん。00年代には『武士の一分』や「華麗なる一族」で俳優としての幅を広げ、最近では「BG~身辺警護人~」でみせた父親像で、改めて魅力的で鮮烈な印象を与えたのも記憶に新しい。今回は木村さんを迎え「ホンマでっか!?どっち派討論会」を実施。木村さんから「歯みがき粉の量は普通につける派か、モリモリにつける派か」という議題が投げかけられ、実際にスタジオで歯みがき粉の付け方をそれぞれが実演。木村さんからは「餃子のタレは、普通につける派か、べちょべちょにつける派か」という議題も。こちらも歯みがき粉のつけ方同様に餃子のタレのつけ方(食べ方)で大激論を展開する。さらに「ホンマでっか!?人生相談」では「明石家さんまさんの生き方に共感できるオレって変ですか?」という木村さんからの悩みに、司会のさんまさんをはじめ評論家軍団がそれぞれの見解を述べていく。木村さんの主演最新作『検察側の罪人』は、木村さんがエリート検事を、若き検事を「嵐の」二宮和也が演じ、時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なるテーマを描き出していく作品。東京地検刑事部のエリート検事・最上と駆け出しの検事・沖野は、都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することに。やがて、過去に時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上すると、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。その姿に、最上に対する沖野の“信頼”は“疑念”に変わっていく――という物語。吉高由里子、松重豊、平岳大、大倉孝二、八嶋智人らが脇を固める。映画『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。「ホンマでっか!?TV」は8月22日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月22日「今年の年始に放送したスペシャルドラマ版の視聴率がとてもよかったんです。それを受けて今回連ドラ化が決定しました」(テレ東関係者)女優の高畑充希(26)が10月よりスタートする連続ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京系)で主演を務めると発表された。高畑が演じるのは結婚式当日新郎に逃げられた辛さを忘れるため、美食を追い求めるアラサー編集者という役どころ。だが、普段の高畑も役柄に負けず劣らずのグルメ。「私の生きるモチベーションは食」と公言するほどだという。「高畑さんは根っからの食いしん坊として業界でも有名です。普段から料理好き御用達のホーロー鍋で自炊するほど、食へのこだわりが強いといいます。また、ひそかにグルメサイトの会員になっていて、日ごろから“安くて美味しいお店”のチェックを欠かさないとも聞いています。彼女のそんな一面も、オファーした決め手の一つになったようです」(前出・テレ東関係者)本誌も昨年2月、高畑の“爆食ぶり”を目撃していた。主演を務めた舞台終了後に3軒も“はしご酒”。うたげは実に9時間に及んでいた。そんな高畑が掴んだ念願のグルメドラマ主演の座。さらに、まだドラマ放送前にもかかわらず、早くも続編の話が持ち上がっているという。「松重豊さん(55)主演で大ヒットした『孤独のグルメ』を継ぐ番組として大きな期待がかかっています。すでに局内では“ポスト松重豊”なんて呼ばれています(笑)。今回の結果次第では、シリーズ化も考えているようです」(前出・テレ東関係者)ドラマを成功に導き、高畑の新たなる代表作となるのか。彼女の豪快な食べっぷりをテレビで見るのが今から待ちきれない!
2018年08月01日高畑充希(26)が10月期のグルメドラマ「忘却のサチコ」(テレビ東京系)で主演をつとめると、7月23日の各紙が報じている。同作は今年1月に新春ドラマスペシャルとして放送されており、当時から連続シリーズ化を希望する声が上がっていた。近年、グルメドラマの数が増えてきている。先駆けとも言える「深夜食堂」(TBS系)を筆頭に、17年にはドラマ「野武士のグルメ」(Netflix)や「将棋めし」(フジテレビ系)が。現在も「極道めし」(BSジャパン)が放送中だ。またグルメドラマは男性主演のものが多いが、「女くどき飯」(TBS系)や「ワカコ酒」(BSジャパン)といった女性主演作品も人気を集めている。「マンガ界にはいまグルメ作品がとても多く、原作探しにはことかかないほど。シンプルなストーリーも多いため、ファンもドラマ化に期待しやすいです。女性主演のものには『ご飯を美味しそうに食べる女性はかわいい』という声がよく上がりますし、今回の高畑さんの食べっぷりにも期待大ですね」(テレビ局関係者)放送されるのは、「孤独のグルメ」と同じ「ドラマ24」枠。 日刊スポーツによると、高畑は「孤独のグルメ」の主演をつとめる松重豊(55)に食べ方のコツを聞いたという。松重からは「絶対内緒」との返答があったが、高畑は「自己流を探していきたいなと思います!」と意欲的だという。「松重さんは『孤独のグルメ』について『おじさんがただ食べてるだけ』と表現していますが、テレビ東京の大晦日に放送されるほどのキラーコンテンツです。高畑さんがすでに松重さんと会っていること、さらに同時間枠で字面も似ていることから『忘却のサチコ』と『孤独のグルメ』のコラボに期待も高まっています」(前出・テレビ局関係者)実現すれば、さらなる話題を呼びそうだ。
2018年07月25日今年1月に放送されたドラマスペシャル「忘却のサチコ」が、今秋、テレビ東京「ドラマ24」枠にて連続ドラマ化されることが決定。主演はスペシャル版同様、女優・高畑充希が務める。「忘却」――旨いものをただひたすらに味わった瞬間に達する美食の境地。完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と称される文芸誌編集者の佐々木幸子(高畑充希)は、結婚式当日に新郎・俊吾が突如、失踪…それから数か月。忘れるために美食に目覚めた幸子だが、放浪癖のある作家や引きこもりの作家、さらに空気の読めない新入社員の登場で、度々、俊吾を思い出してしまう…。原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中の阿部潤による同名漫画。単行本は累計販売数50万部を突破している人気作だ。1月2日放送のドラマスペシャルで、コミカルな“サチコ”像を見事に作りあげた高畑さんが、今回の連続ドラマでもそのアラサ―女性編集者・幸子役で続投!今回がテレビ東京連続ドラマ初主演となる高畑さんは、 ドラマスペシャル時に「これで終わりは寂しいなぁ…」と思っていたそうで、「編集長役だった吹越満さんとも“絶対連ドラやりたいよね”ってお話していたから、実現してすごく嬉しいです」「家族も気に入ってくれていたので、連ドラ化は本当に嬉しいです」と喜びのコメント。また「原作にある『幸子さんがコスプレする回』がお気に入りなので連ドラにこのエピソードがあると良いな、と思います。連ドラなのでやはり食べるシーンが増えるから、少しずつ食べるシーンを上達させたいです。うどんが大好きなので、うどんは食べたいな…(笑)」とそのストーリーに期待。さらに“食ドラマ”と言えば、Season7まで放送され人気博す松重豊主演「孤独のグルメ」。前日、高畑さんは松重さんと現場が一緒になったことがあったそうで、その際に「松重さんに『食べるシーンのコツを教えてください』と聞いたんですけど、『絶対内緒』って(笑)」と残念ながらそこは秘密だったようで、高畑さんは「自己流を探していきたいなと思います!」と意気込みをみせている。一方、原作者の阿部氏は「僕にとっては、お正月に続いて今回も夢のようなお話で 感謝感激しっぱなしです!!主演は前回見事に幸子を演じきってくださった高畑充希さん。今回もあのキリッとしながらも可愛らしい幸子が拝見できるかと思うと今から胸いっぱいです。。。」と喜びのコメントを寄せた。なお、監督・山岸聖太、脚本・大島里美と、ドラマスペシャルで魅力たっぷりなサチコを作り上げた監督と脚本家が再タッグを組む。「忘却のサチコ」は10月より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。※テレビ大阪は翌週月曜深夜0時12分~放送。(cinemacafe.net)
2018年07月23日俳優の松重豊が17日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)にゲスト出演し、番組パーソナリティの星野源と仲良くなった経緯を語った。ある作品で初共演を果たしたという星野と松重。その撮影を行っていたある日、主役を務める星野はかなりお腹の調子を崩していたとのこと。当時を振り返り松重は「待ちがすごくて…」と、時代劇であったため、星野がトイレのたびに衣装の着脱に手間取っていたことを明かした。その様子を見て「大変だな」と思った松重は星野を気遣い、それとなく「音楽やられてるんですよね」と話を振り、そこから音楽トークで意気投合した。LINEの連絡先を交換して、「こんな曲知っていますか?」と、互いにお気に入りの楽曲を送り合っているうちにさらに話が弾み、その日のうちに「ご飯へ行きましょう」となったと明かす。さらに、松重と星野は、演劇の話でも盛り上がったという。松重は、15歳から大人計画の芝居を見ていたという星野に驚いたと話し、それを受けて星野も「あの頃はまだ大人計画がエログロって言われていたので」と語った。そして松重は「だからド変態だなって思った」と星野を評し、星野も「そうですね(笑)。『変態だね!』って言われましたもん、『君は変態だね』って」と告白した。
2018年07月19日歌手で俳優の星野源が、10日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)で、俳優・松重豊が撮影の合間に見せた“エアー食事”のすごさを熱弁した。最近、親しい間柄になったという星野と松重。その松重が次週、番組のゲストとして登場するにあたって、星野は「この話したっけ?」とある作品での撮影裏話を披露した。撮影の休憩時間に、ある子役の男の子が「ごっこ遊び」を仕掛け、星野と松重もその遊びに付き合った。2人は男の子が演じる寿司職人の店にやって来た客役を務めることになった。「いらっしゃいませ! 何にしますか?」と、寿司屋の大将になりきって問いかける男の子に対して星野は「じゃあ、僕は赤身で」などと注文していた。それと同じように松重も寿司を注文し、食べるそぶりも見せていたらしい。星野は「出された寿司をエアーで食べるわけ。その食べ方がめちゃくちゃ美味しそうで」と、松重が披露した“エアー食事”を絶賛。感動のあまり「もう一回見せてください!」と頼むと、松重から「いや、もういい…」と恥ずかしそうに断られたという。星野は「あまりに美味しそうだったので、その日、寿司を食いにいきました」と影響を受けたことを告白。最後に「役柄とはいえ、食べるお仕事をする人ってやっぱりすごいなぁと思いました」と、テレビ東京のドラマ『孤独のグルメ』シリーズで視聴者の食欲をそそる演技を長らく披露していた松重の芝居を称賛していた。
2018年07月12日歌手で俳優の星野源が、10日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、髪色を黒に戻したことを報告した。先週の放送で、気分転換のため金髪寄りのアッシュにしたことを明かし、ツイッターでその姿を公開して話題を呼んでいた星野。今回の放送で「黒い髪になりました」と報告し、「先週髪の色を変えたと。アッシュの色のしていたんだけど、その時点でほぼ金髪になっていて、おとといくらいに仕事もあったんで髪の毛を戻しました」と説明した。そして、「トイレに行く時とか、鏡の前を通るじゃないですか。10日くらいしか髪の色変えてないんだけど、新鮮な気持ちになるね、黒い髪。だからやってよかったなと思って。リセット感覚がすごいありました」と心境の変化を告白。「髪の色を変えることに抵抗あるけど、心の中ではやりたいという人は、ぜひやってみると精神的な効果があると思う。オススメでございます」と効果を伝えた。公式ツイッターでは「今夜も星野源ANNをお聴き頂きありがとうございました!来週7/17の放送には、松重豊さんをゲストにお迎えします。そして“謎のコーナー”への、男性リスナーの方からのメールもお待ちしています。また来週!」というメッセージと共に、黒髪に戻った星野の写真を公開。ファンからは「金髪源さんも男らしくて好きですけどやっぱり黒髪の源さんが好きです」「アッシュ源ちゃんも良かったけど、やっぱり黒髪源ちゃんが落ち着きます」「おかえりなさい 黒髪源ちゃん 何色でもカッコイイ」「黒髪 いつもの源さんだ」「金髪の特別感黒髪の安心感」といった声が寄せられている。
2018年07月11日本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が、主演に趣里、菅田将暉、田中哲司ら俳優陣を迎え映画化。2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。芥川賞・三島賞候補作を映画化原作は、本谷有希子の同名小説だ。芥川賞・三島賞候補作となった『生きてるだけで、愛。』で描かれるのは、自分の思いを言葉にして伝える術を持っていない1組の男女の物語。不器用な男女の愛の物語主人公の寧子(やすこ)は、過眠症で引きこもり気味なヒロイン。恋人の津奈木(つなき)と同棲しているが、自分の感情をコントロールできず、日々彼に理不尽な感情をぶつけてしまう。愛されることも愛することにも不器用な寧子をそばで見守る、津奈木。しかし、彼もまた別の感情を抱えていた。出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々だが、仕事へのやりがいは感じていない。人間関係に何も期待をしていない津奈木は、寧子に対して怒りもなければ喧嘩をすることもない。そんな津奈木の態度に苛立ったり、時には涙を流して寄りかかってくる寧子。津奈木は寧子をただ黙って見守り、背後から抱きしめる日々を過ごしていた。趣里・菅田将暉が恋人役にヒロインを演じるのは、ドラマ「ブラックペアン」で看護婦・猫田麻里役を演じた、若手女優・趣里だ。恋人役の津奈木には、映画『銀魂』シリーズ『となりの怪物くん』『あゝ、荒野』と出演作が続く、俳優の菅田将暉が選ばれた。関根光才、長編監督デビュー作不器用な男女の愛と、不安、期待を切り取り、他者とのつながりをもとめる現代の若者たちのリアルに迫る『生きてるだけで、愛。』。監督は本作が長編監督デビューとなる関根光才だ。有名企業のCMや安室奈美恵、Mr.Childrenなど人気アーティストのミュージックビデオを手掛けてきたクリエイターが、初監督ならではの初々しい感性と、映像ディレクターで培った確かな技術力で、儚くも美しい愛を映像化する。映画に深みを与えているのは、世武裕子が歌う楽曲『1/5000』。「あわい、あまい、めまい」と韻を踏みながら紡がれていく独特な歌詞は、作詞家の御徒町凧と世武の共作で生み出されたものだ。主人公の寧子、津奈木の心情ともリンクする映画の世界観を表した楽曲となる。なお、映画『生きてるだけで、愛。』は、イギリス・ロンドンで開催される第26回レインダンス映画祭のコンペティション部門への出品が決定。同映画祭にてワールドプレミア上映されることが決まった。あらすじ生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。【作品情報】映画『生きてるだけで、愛。』公開日:2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗監督:関根光才
2018年07月08日木村拓哉、二宮和也という日本が誇るトップスター2人による夢の競演で、雫井脩介の同名小説を実写映画化した『検察側の罪人』。この度、木村さんと二宮さんが対決する緊迫の予告映像と、ポスタービジュアルが解禁された。■迫真の演技対決に息をのむ予告編6月29日(金)から劇場で流れる本予告映像は、時効を迎えた女子高生殺人事件の第一容疑者・松倉(酒向芳)をめぐり、松倉こそが真犯人だと信じ、なんとしてでも罪を償わせることを誓う木村さん演じる最上の執念と、松倉に怒号を浴びせ激しい取り調べを行う二宮さん演じる沖野が、次第に疑念を持ち始める姿を浮き彫りにする内容。はじめは信頼関係で結ばれていた最上と沖野がそれぞれの正義を胸に対立し、激しく言い合うシーンは手に汗を握る仕上がりとなっている。90秒の中で、これまでの予告編よりも子細に緊迫のストーリーが語られ、吉高由里子、八嶋智人、松重豊、山崎努ら脇を固める豪華キャスト陣も迫真の演技を見せており、あらゆる感情と思惑が交錯する様子は、思わず息を忘れるような緊張感に包まれている。■前売特典は特製クリアファイルまた、併せて解禁された最新のポスタービジュアルは、木村さんと二宮さんの表情が印象的なもの。本作のシーン写真を用いており、2人の行く末に注目したくなる。なお、翌週7月7日(土)に全国の劇場にて販売される前売券の特典は、木村さん・二宮さんが演じる最上・沖野のビジュアルを表裏に使用したクリアファイルであることも判明。特別仕様のデザインとなっており、ファン垂涎の一品となることは間違いない。前売券1枚につき1部、全国7万部限定でのプレゼントとなっているため、お早めに。『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年06月29日有村架純が主演する、「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の感涙小説の実写化『コーヒーが冷めないうちに』。この度、本作の特報映像と映画ビジュアルが初解禁された。過去に戻れるとうわさの喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台に描く本作。到着した特報映像では、ここで働く有村さん扮する時田数が、「いらっしゃいませ」と笑顔を見せるシーンからスタート。また、喫茶店に集う謎の女性役の石田ゆり子や手紙に涙する吉田羊、波瑠、薬師丸ひろ子、松重豊らの姿のあとに、数が涙を流す場面も…。望んだとおりの時間に戻れるが、そこでどんなことをしても現実(未来)は変わらない――。自分の戻りたい過去はいつだろう…そんな問いかけをしたくなる映像となっている。『コーヒーが冷めないうちに』は9月21日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年06月01日阿部寛(以下・阿部)「斎藤くんのやることは注目していました。深夜のね、お笑い芸人としてステージに立つとか、『うわ~!攻めるなあ!』と(笑)」 斎藤工(以下・斎藤)「ありがとうございます。僕は、『新・地獄変』(’00年)という舞台を拝見したことがあって。あのときの阿部さんのインパクトが強すぎて、ずっと消えないんですよ。すっごく小さいサイズの阿部さんが(笑)」 映画『のみとり侍』(5月18日全国東映系にてロードショー)で初共演した、阿部寛(53)と斎藤工(36)。物語は、失言をきっかけに左遷された侍・小林寛之進(阿部)が「猫の蚤とり業」に就くことに。しかし、その実態は女性に愛のご奉仕をする裏稼業だった。貧しい寺子屋の先生・佐伯友之介(斎藤)などの隣人も巻き込んで、寛之進の運命は思わぬ方向へと進んでいく――。 阿部が189cm、斎藤が184cmと高身長でセクシーという共通点を持つ2人が、撮影現場の裏側や、その高身長についてなど語ってくれた。 撮影現場ではどんなお話をされていたんですか? 阿部「斎藤くんの映画の話とかね」 斎藤「『長編撮ったんだって?』と話しかけてくださって。思い切って、完パケ(完成パッケージ)をお送りしたんです。さらに阿部さん、映画推薦コメントの依頼にも応じてくださって。本当に素晴らしいメッセージで作品をサポートしてくださいました」 阿部「完璧だったでしょ?(笑)」 斎藤「完璧でした。『なんていうことだ!』と興奮して(笑)。本当に幸せでした」 阿部さんは、モデル出身で苦労したことはありますか? 阿部「モデルから俳優の世界にポンと入って、2~3年したら仕事がなくなったんです。当時は人気頼みだったし、下積みがないから、どんなふうに仕事をしていったらいいのか、その方法がわからなくて。斎藤くんは何歳から役者?」 斎藤「僕は20歳くらいからです」 阿部「うお、早いなあ。僕が20代のころは、“モデル上がり”といわれた時代で。高身長は、俳優には不利だと思った時期もありました。でも、身長を役に生かすときもあるし、逆に殺すのがいいときもあると考えるようになって。モデル出身というイメージからもらえる役の幅が狭かったけれども、『この体形でもこんなことができるんだ』というのを見せていこうといろいろやってきたのが30代です」 斎藤「僕自身は、モデルといっても、隅っこのほうで関わっていただけなんですが、阿部さんが作ってきた轍みたいなものの影響は大いに受けています。映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などの海外展開もですが、どんどん“阿部ロード”というものが世界に広がっているのを僕は神々しく拝見していました」 阿部「滅相もございません(笑)」 斎藤「実は僕、10年以上“ネクスト・ブレーク”という枠で、『女性自身』さんの取材を受けていたんです。『今年こそ売れるかもしれない』と(笑)」 阿部「ネクスト・ブレークで?」 斎藤「年々、一緒のくくりに出る俳優がどんどん若くなっていくので、僕、ベテランになっちゃったんですよ、ネクスト・ブレーク枠で(笑)」 阿部「面白いなあ、苦労してきたんだね」 発想の転換や努力次第で、苦境を好転させるという点は、お2人とも阿部さん演じる寛之進に重なりますね。 阿部「義理人情を描いた人間喜劇であり、一種の成長劇でもありますから。とにかく、身長の高い役者が勢ぞろいする珍しい現場でした(笑)。松重豊さんもいらっしゃいますし。豊川(悦司)さんは186cmだったかな」 斎藤「時代劇なのに(笑)。僕、184cmなので、実は、その方たちのなかでいちばん小さいんです。映像でこんなに人を見上げる自分を見たのは、初めてかもしれません(笑)」 阿部「斎藤くんはちょうど昨日、完成した映画を見たんだよね」 斎藤「はい、だからまだ興奮状態で。日本の時代劇って、男性の着物は極端に色味がないと思っていたんです。ところがこの映画は、男性がまとう着物では珍しく色の美しさを追求しているなあ、という印象を受けました」 阿部「“のみとり業”を始めてからの寛之進の着物が派手だったでしょう?(笑)最初はあの衣装は抵抗があったんですよ。鶴橋(康夫)監督に『どうだ、大丈夫か?』って聞かれたときは、『はい、気に入りました』と答えましたが、内心は、『すげえ派手だな。着づらいなあ』と思っていたんです(笑)」 斎藤「阿部さん、めちゃくちゃお似合いでした。時代劇のイメージを覆す一作になったんじゃないかと思います」
2018年05月19日木村拓哉と二宮和也による映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の最新予告映像が1日、公開された。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。この予告映像は、4日から劇場スクリーンにて流れるもの。先日解禁された30秒の木村拓哉&二宮和也の演技対決・緊迫の特報映像に加えて、静かな音楽を背景に豪華キャスト陣が出演し、より同作のストーリーに迫る。ある殺人事件の捜査を進める中で浮上してきた容疑者を何としてでも罰することを誓う木村演じる最上、その容疑者の取り調べを任された二宮演じる沖野。2人の間にあった"信頼"が物語の中で"疑念"に変わっていく様を、吉高由里子、酒向芳、八嶋智人、松重豊らが演じる、数々の登場人物の思惑が交錯する様子と共に緊張感高まる映像で描いた。(C)2018 TOHO/JStorm
2018年05月01日俳優の水谷豊が、21日(10:30~11:00)に放送されるテレビ朝日系番組『プーシキン展開幕SP 水谷豊の絶品名画探訪』に出演し、フランス風景画の魅力に迫る。水谷豊=テレビ朝日提供水谷は14日から開催される「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」のスペシャルサポーターを務めている。そんな水谷が開幕直前の会場・東京都美術館を訪れ、初来日となるモネ「草上の昼食」の他、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなど、フランス風景画コレクションの名作を鑑賞。名画に隠されたエピソードや印象派画家の知られざる秘話、風景画と時代背景の密接なつながりなど、「プーシキン美術館展」の魅力に迫る。さらに、アイドルグループの欅坂46に所属し、現役美大生である佐藤詩織が、フレンチの巨匠・吉野建シェフが「プーシキン美術館展」に出展する名画のエッセンスを一皿に込めたフルコースを堪能する。
2018年04月13日5月18日公開の映画『のみとり侍』の大江戸プレミア~東京完成披露試写会~舞台あいさつが2日、都内で行われ、主演の阿部寛をはじめ、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、鶴橋康夫監督が出席した。2016年公開の映画『後妻業の女』など数々のヒット作を手掛ける鶴橋康夫監督の最新作となる本作は、小松重男の短編集『蚤とり侍』の人気エピソードを鶴橋監督自ら再構築。江戸時代の江戸を舞台に、越後長岡藩のエリート侍・小林寛之進(阿部寛)が、たった一つの失言で左遷先で猫の蚤とり業を行うことになるが、裏では女性に愛を届ける裏稼業に勤しむ、というストーリーとなっているこの日は冒頭に主演の阿部が口上を行った後に、キャスト陣と鶴橋監督が勢揃いして舞台あいさつ。阿部は「口上で疲れました(笑)」と汗を拭い、「こういう経験は一生ないと思って楽しんでやらせてもらいました」とやり切った様子だった。本作については「鶴橋監督の作品に出るということは僕にとって大変なことでした。お話をいただいた時は二つ返事では受けられないほどのプレッシャーがありましたが、皆さんが僕を助けてくれましたし、寛之進を通じて人の心の温かさを知ることができました」と充実感。阿部が演じる寛之進の亡き妻・千鶴と寛之進の初の蚤とり客・おみね役の一人二役を演じた寺島しのぶは「本当に楽しい一時を過ごさせていただきました。長年にわたってこの作品をやりたかったという監督の願いなので、私も精いっぱいやったつもりです。阿部さんと色々大変でしたけど、頑張りました」と胸を張った。江戸の女性に愛を注ぐ蚤とり業をスタートさせる寛之進にちなみ、「女性に喜んでもらえるとっておきのおもてなしは?」という質問に豊川は「大竹さんや寺島さんに相当鍛えられました。逆らわない、前に出過ぎない、場合によっては目を合わせない、そういうところで乗り切ってきたような気がします。どうもありがとうございました」と大竹と寺島に恐縮しきり。豊川の回答に同意した阿部も「共演した時に大竹さんと目を合わさず何も喋らなかったら、『すごく冷たいんです』と言いつけられ、それから目いっぱい喋るようにしました。寺島さんはいつも頼りになる方なので、今回は一生懸命気を遣って色んなモノを奢って今まで生き延びてきました。すみません! これ以上言えません!」と答えて笑いを誘っていた。映画『のみとり侍』は、5月18日より全国公開。
2018年04月03日エンタメ時代劇『のみとり侍』の完成披露試写会が4月2日(月)、都内で行われ、主演の阿部寛をはじめ、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、鶴橋康夫監督という豪華なメンバーが顔をそろえた。■阿部寛、ファンを前に“口上”で映画完成を報告この日、歌舞伎の舞台などで使われる三色の定式幕が開くと、ステージ中央に、阿部さん1人が神妙な面持ちで鎮座。ファンが見守るなか、歌舞伎風の“口上”を披露し、映画の完成を報告した。無事に口上を終えた阿部さんは「疲れました」とひと言。それでも、鶴橋監督の作品に出演するのは「長年の夢」だったといい、「二つ返事ではお受けできないほど。僕が演じた主人公同様に、現場では皆さんに助けていただき、人の温かさを知りました」と感激しきりだった。■そもそも“のみとり”って何?本作が描く“のみとり”とは、「床で女性に愛をお届けする」という江戸時代の裏稼業。ある失態から“のみとり”に転落してしまった越後長岡のエリート藩士、小林寛之進(阿部さん)は、最初こそ「下手くそ!」と罵られるも、女性を喜ばせるスキルを上達させて、一人前の“のみとり”に成長するが…。原作は歴史小説の第一人者・小松重男の短編集。京都でオールロケを敢行された。■斎藤工、「女性をもてなす方法」がなかなかのクセ舞台挨拶では、映画の内容にちなんで、MCから男性陣に「女性をもてなす方法」を質問。豊川さんは「ここにいるお2人に相当鍛えられた」と共演経験がある大竹さん&寺島さんの名前を挙げて、「まず逆らわない…、そして前に出過ぎない。そうやって、乗り越えてきました。大竹さん、寺島さん、どうもありがとうございました」と自虐的なコメント。一方、斎藤さんは「端から見て気持ち悪いなと思っていたことなんですが、相手の好きなところを100個言うみたいな…」。さらに「それを書にしたためて、100枚貼った呪いの部屋みたいなものを作れれば。それを受け入れてくれる女性はステキだなと思う」とクセ強めの回答で、会場を盛り上げていた。『のみとり侍』は5月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:のみとり侍 2018年5月18日より全国東宝系にて公開© 2018「のみとり侍」製作委員会
2018年04月02日石原さとみが“法医解剖医”を演じて主演を務めた金曜ドラマ「アンナチュラル」の最終話が3月16日放送。連続殺人事件の“真実”が判明したラストに「泣きすぎて頭痛い」といった感動の声がと共に、俳優陣の演技を賞賛する反応や続編の要望などがSNS上を飛び交っている。本作は日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」のメンバーが毎回様々な「死」の裏側にある謎や事件をスリリングに解明していく医療サスペンス。日本に170名ほどしか登録がない“法医解剖医”である三澄ミコトを石原さんが演じて主演。そのほかUDIラボのメンバーとして中堂系役に井浦新、医大生・久部六郎役に窪田正孝、臨床検査技師・東海林夕子役に市川実日子。UDIラボの所長・神倉保夫役に松重豊といった俳優陣が出演。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では中堂の恋人・夕希子を殺害した犯人、高瀬が警察に出頭、遺体の損壊は認めるが殺人は否定。殺人を立証できる証拠もなくミコトは検事から裁判で勝つために鑑定書の記述を削除するよう求められる。一方、ジャーナリストの宍戸は高瀬の連続殺人を利用して自らの名を売っていく。中堂は宍戸に毒物を注射、解毒剤と引き換えに事件の証拠を出すように迫り、宍戸は解毒剤と引き換えに証拠のボールを引き渡すが、ボールは硫酸の入った瓶に入れられており、証拠のDNAを採取できなくされてしまう。だが事態は急展開、夕希子の遺体がアメリカで土葬されていたことがわかり、急遽日本に移送。新技術で高瀬のDNAを検出。裁判でのミコトの証言に逆上した高瀬が犯行を自供、宍戸も殺人ほう助で逮捕される…というラストを迎えた。この最終回に「物語は面白いしキャストの方々の役がピッタリ当てはまってて久々にドラマを全部見た」「最後まで主演石原さとみに頼ることなく硬派なドラマだったなぁ…」などの声と共に、「1話で出てきたエチレングリコールに六郎が気付いたり今までのエピソードの回収がすごい」など、しっかりと作られた構成、演出を評価する声が多数ネット上に投稿。石原さん演じるミコトの法廷で証言から真実が明かされていく場面には「3話のヒステリックな女法医学者が法廷で感情的になって悪く言われたのが、最終話で感情的に振舞った結果法で裁くことに成功したっていうのがひたすらに良かった」など、ミコトの成長ぶりを見事に表現した石原さんの演技を讃えるツイートも。また「窪田正孝はなんでこんなに演技が上手いんだ…」「内通してたのがバレる瞬間の、くべ君の頬から首筋の痙攣?みたいな震え方すごい」「久部くんを窪田くんがやる意味がここに極まれり」など、六郎を演じた窪田さんに対する評価も数多くみられた。オンエア中は視聴に集中していた視聴者が終了後に一挙にツイートしだしたのか、放送後SNSへの投稿が一挙に加速している模様。いまだにものすごい量のツイートがタイムラインを流れ続けている。(笠緒)
2018年03月16日遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研という日本屈指の名脇役たちのわちゃわちゃした共同生活が描かれる「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」が、3月7日(水)今夜、ついに最終回を迎える。「バイプレイヤーより愛をこめて」のサブタイトルが付けられた第5話(最終回)では、「しまっこさん」のクランクアップを間近に控えたある日、予知夢のような夢を見た大杉は、スタッフへの恩返しを決意。そんな中、島おじさんと島ママの撮影は終了。その日に島を離れることにした遠藤、田口、松重、光石の4人だが、島ハウスを出る前に大杉が書いたある手紙を発見する…。スタッフ不足で混乱中の現場で、ひとり残った大杉が取った行動とは?「しまっこさん」は一体どうなるのか?というあらすじ。劇中劇「しまっこさん」では、今回はこれまで登場した本田望結、吉田羊、野間口徹、森下能幸、でんでんに加え、渡辺いっけい、滝藤賢一も出演。渡辺さんは志麻子(本田さん)に大きく関わる役、前作に引き続き出演となる滝藤さんは、でんでんさん演じる宮大工の弟子役を演じる。そして、本作に出演し先日亡くなった大杉さんは、放送が決定した際に「『日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよ』という、ただ渋いだけじゃなくて、いろんな“ヒト”として生きてる姿みたいなものが、このドラマの中で散りばめられているような感じがしています。そういう意味では新しいドラマなのかなと思うので、是非一人でも多くの方に見て頂きたいと本当に願っています」とコメントしていた。誰よりもこのドラマを愛していた大杉さん。松居大悟監督は、「20日の夜に『僕ら勝手に芝居してるんで、松居さんの好きなように撮ってくださいね』って話したこと。いつも現場の最初と最後に『監督、おはようございます』『監督、お疲れ様でした』と声をかけてくれること。少年のような笑顔。お芝居に対する姿勢。仲間への想い。僕にとって、あなたは、とてつもないスターで、憧れで、それなのに監督扱いしてくれて、僕はいつも、どうしていいかわからず、なんとなく笑っていました」とふり返り、「現実なんか塗り替えて、何度でも何度でも面白い芝居をしてもらっていいですか。あなたがだいすきです。おかげで一生やめられなくなりました。5話のタイトルは『バイプレイヤーより愛をこめて』にしました。バイプレイヤーズスタッフを代表して、あなたに、愛をこめて。オンエア、みてください」と想いを語っている。また、“最終回までぜひ放送してほしい”という問い合わせがたくさんあったと明かす濱谷晃一プロデューサーは、「キャスト・スタッフも『漣さんもきっと望んでいるはずだ』という思いのもと、一丸となって最終回完成に向けて突き進みました」と今回の放送に至った経緯を述べている。なお、最終回放送に先駆け、これまで放送された第1~4話を「ネットもテレ東」にて一挙配信中。今夜22時47分までとなっているので、まだの方はこちらもお見逃しなく。「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」最終回は3月7日(水)21時54分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月07日作:久住昌之/画:谷口ジローによる漫画をドラマ化した松重豊主演「孤独のグルメ」。この度、2012年1月のスタートから6年、ついに4月6日(金)よりSeason7が放送されることが決定した。本作は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重さん)が、営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。2012年1月深夜に放送開始し、五郎の大胆な食べっぷりが話題とななり、シリーズを重ねるごとに注目を集め、2017年4月には第6シリーズが放送された。■season7は初心に返る? 新たなジャンルのグルメも登場!?前回のseason6では、誰もが知る大阪の味どころから放送スタートしたが、今作では初心に返り、世間にはあまり広く知られていない町での素晴らしいグルメとの出会いから始まるという。本シリーズでは外せない“和食”はもちろん、最強メニューである“肉料理”や一番人気の“中華”など多彩なジャンルのメニューが登場し、また「出張編」もあるなど番組の魅力が満載!その一方で、これまで紹介していないジャンルのグルメが登場したり、新たな演出を取り入れたりと、いままでとは違う挑戦をし、新鮮な驚きもあるのだとか。■松重豊、「見方を変えればダイエット効果抜群」今回の放送決定について、主演の松重さんは「視聴率も頭打ちなので、この際閉店商法で『孤独のグルメseason final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが却下されました」と明かす。またスタートから6年ということで、井之頭五郎を演じる上で何か変化は?という質問には、「行った覚えのない飲食店に、私のサインが置いてあった」とまさかの回答が。そして、「この番組を断食中の僧侶が観ているそうです。見方を変えればダイエット効果抜群です。但し、夥しい煩悩と戦わなければなりませんが」と新たな見方も提案している。番組プロデューサーは、「絶対7まで行きたい!と思っていたので、Season7を迎えられたこと、とても嬉しく思っています」と放送決定に喜び、「Season1の撮影開始初日は雨で、ドラマとは思えぬコンパクトな人数で肩を寄せ合い撮影していたのを懐かしく思い出します。深夜の小さな番組がこんなに長く続けられたのは、皆様のご声援ご支持の力にほかならず、深く感謝しております」とシリーズスタートをふり返りつつ感謝を述べている。「孤独のグルメ Season7」は4月6日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月28日俳優の松重豊が、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」で助演男優賞を受賞し25日、都内ホテルで行われた授賞式に出席。21日に急性心不全のため66歳で急死した俳優の大杉漣さんを悼んだ。今年の助演男優賞は、北野武監督作品『アウトレイジ 最終章』に出演した大杉漣さん、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、金田時男の5人。たけしは「みなさんすごい。どうせならみんな表彰しちゃおうって。みんな本当にすばらしくてありがたかった」と5人の演技を称え、「漣さんは今日は残念ながらいらっしゃらないけど」と残念がった。テレビ東京系ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』でも大杉さんと共演しており、大杉さんの最期を看取った松重は「僕が映画デビューしたときに大杉漣さんに映画の楽しさを教えていただき、北野映画に僕も出演することができて、『こんな晴れやかな場所に一緒に立てるんですね』という喜びをつい4日前に千葉の海で話した」と大杉さんとの会話を明かした。そして、「本当に残念ですけど、湿っぽいことは嫌いな漣さんなので、前を向いていきたい」と話し、「こういう機会をいただき、ありがとうございます」と感謝。「漣さん、これからも日本の映画を、僕たちを見守ってください」と天国の大杉さんに向かってメッセージを送った。大森は「この賞を大杉漣さんと一緒にとれたことを誇りにして生きていこうと思います」と語り、ピエール瀧は「いただきました!」と天に向けてトロフィーを掲げた。『アウトレイジ 最終章』で主演男優賞を受賞した西田敏行と塩見三省も大杉さんを追悼。西田は「戦友を失いました。とっても辛いですけど、あんなに突然いってしまうというのは大杉漣さんらしいなと思っています。人間の死は寿命だと思うようにしないと納得できないので寿命なんだと思います」などと語り、塩見は「大杉! 俺はこんな体になったけど、もうちょっとやってみるよ。ありがとう」と呼びかけた。
2018年02月26日2月21日、急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)。大杉さんが亡くなった当日、大杉さんが出演するドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系)の公式サイトで“バイプレイヤーズ一同”からのコメントが掲載された。 「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません」 亡くなる前日、同ドラマの収録に参加していた大杉さん。午後9時ごろまで撮影を行い、後に“バイプレイヤーズ”らと食事をとった。その後ホテルの自室に戻り、激しい腹痛を訴えたという。大杉さんを介抱し、タクシーで病院まで連れて行ったのは松重豊(55)だった。 2人の出会いは、92年に公開された松重の映画デビュー作。それから30年近い付き合いだという。松重は大杉さんのチャレンジ精神を見ならい俳優人生を歩んできたと今月5日、スポーツ紙の紙上にて明かしている。 「27歳の時、僕は大杉さんの背中を見て、映像の中で生きる俳優の在り方を学びました」 そんな後輩について大杉さんも「いいライバルというんじゃいないですけど刺激しあえる」と08年、テレビ出演した際に語っている。 「お酒なんかも最後まできちっと付き合ってくれて。なんか最後の別れの時までその瞬間までちゃんといてくれるやつ。本当にいいやつなんですよ」 松重の俳優人生を、大杉さんは天国から見守ってくれることだろう。
2018年02月23日俳優・大杉漣さんが2月21日、急性心不全で亡くなった。66歳だった。 名バイプレイヤーとして、数多くの作品で存在感を示してきた大杉さん。44年にわたる俳優人生の始まりは劇団「転形劇場」だった。 特殊なメソッドの舞台をやる劇団で、セリフなしに演じる<沈黙劇>は世間で高く評価されていた。 その後、Vシネマやピンク映画などへ活躍の場を広げていく。98年、北野監督『HANA-BI』、崔 洋一監督『犬、走る DOG RACE』で助演男優賞を受賞。一躍注目を集めた。 この会見で、記者から「これで下積みが終わりますね」と声をかけられたという大杉さん。このときのエピソードを、女性自身2014年6月17日号のインタビューで次のように語っていた。 「言わずにはいられなかった。『僕自身、今までやってきたことを、下積みと思ったことは一度もありません。僕は、そのときに、それがやりたかったんです。だから僕は、一生、下積みます!』って。その気持ちは、今でも変わりません。何が上で、何がしたという感覚が、僕にはないんです。脚本が面白いと思えば、どんな現場にも駆けつけたい。60歳を過ぎても、いい意味でのフットワークというか、さまよえる精神というものを、自分の中につねに持っていたい」 フットワーク軽く、硬軟さまざまな役を自在に演じ分けていた。大杉さんは<現場>に抱く思いをこう語っている。 「基本的に自分の考え方とか見方というものは、現場というフィルターを通すことによって感じたものの影響が大きかったと思います。そういう意味で、自分は<現場者>で、現場は僕がいちばんいたい場所ですし、さらに言えば『現場が僕の生きる場所』。その気持ちは今でも変わりません」 その言葉通り、亡くなった前日にもドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京系)の撮影に臨んでいたという。 共演していた遠藤憲一(56)、田口トモロヲ(60)、松重豊(55)、光石研(56)の4人は以下のようにコメントを寄せている。 「最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください」
2018年02月22日2018年2月21日、俳優の大杉漣が急死したことが分かった。放送中の「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」公式サイトでは、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研らバイプレイヤーズ一同から「お悔やみの言葉」が掲載。また「放送に関するお知らせ」と題して本日分の同作は予定通り放送することを発表した。1951年9月27日生まれ、66歳でこの世を去った大杉さん。1970年代に劇団活動を始め、長く下積み時代を経て北野武監督による『ソナチネ』『HANA-BI』をはじめ数多くの映画作品に出演。NHK大河ドラマ、NHK連続テレビ小説、2時間ドラマ、Vシネマ、インディーズ、ドキュメンタリーのナレーション、CMなど多岐に渡り活躍。「ぐるぐるナインティナイン」ではレギュラー出演も果たし、その人柄でバラエティー番組でも人気を博した。近年では『アウトレイジ』や『シン・ゴジラ』の総理大臣役、ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」などで高い知名度を誇った。今回の訃報を受け、放送中だったドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は公式サイトにてコメントを発表。「現在、テレビ東京にて放送中のドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』にご出演頂いておりました俳優・大杉漣さんが、本日、急性心不全のため急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます」。今後の放送については「『バイプレイヤーズ』本日2月21日(第3話)につきましては、ご遺族、事務所、キャストの皆様のご意向もあり、予定通り放送いたします。2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については現在検討中です」と明かした。また遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研の出演者連名で「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました。」(原文まま)と、彼の死を悼んだ。さらに、フジテレビ系ドラマ「世にも奇妙な物語」公式Twitterでもコメントが上げられた。SNS上では多くのファンや芸能界からも悲しみの声が続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日今年も“おじさん”は、絶好調! 2月から始まったドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系列)を見ていると、なんだかほっこりした気持ちになります。 昨年人気を博した本ドラマは、名脇役と呼ばれる遠藤憲一さん(56)、大杉漣さん(66)、田口トモロヲさん(60)、寺島進さん(54)、松重豊さん(55)、光石研さん(56)の6人が集まり、ただ“わちゃわちゃする”ドラマです。2月からの放送では、寺島さんをのぞく5名が無人島に集結。またしても“わちゃわちゃ”がスタートし、全国に不思議な癒しを与えています。 昨年から目にするおじさんブームは、このドラマがすべての要因ではありません。では今なぜ、ブームが起きているのでしょう。それと同時に世の一般おじさんたちは、気をつけなくてはいけません。それは「おじさんブームは、ただおじさんが愛されているわけではない」からです。この矛盾した仕組みを勘違いすると、もれなく下心全開の“残念おじさん”になってしまうと思うのです。 ■2017年のおじさんブームは『バイプレイヤーズ』だけにあらず バイプレイヤーズが注目された理由。その1つは従来のドラマとしての設定としてはあまり見ない斬新な企画であり、かつキャラの濃いおじさんたちが“わちゃわちゃ”する可愛さと面白さが高いクオリティで描かれていた点です。しかし世のおじさんブームは、彼らだけが牽引していたものではありません。実は17年には、さまざまなメディアでおじさんブームが巻き起こっていました。 たとえばグルメサイト『東京カレンダー』での人気連載『港区おじさん』が始まったのも17年3月ですし、5月にはITおじさんが若い女子に送る独特な文面を模した『おじさんLINEごっこ』なる遊びが流行りました。 またマンガ作品でも『このマンガがすごい!2016』(オトコ編)で入賞した、女子高校生が冴えないおじさんに恋をする『恋は雨上がりのように』(眉月じゅん作)や、妻に先立たれたおじさんとペットショップでの売れ残り猫との出会いをほっこり描いた『おじさんと猫』(桜井海作)が人気を博しました。 また芸能界でも天然おじさんの代表である出川哲朗さん(53)が、ここへきて人気再上昇。過去には「抱かれたくない男」の代名詞として名を馳せた男は、50代になってからモテ期を引き寄せたことになります。 ■おじさんブームは癒し系需要の波に乗れただけ? 一体なぜ、こんなにもおじさんという存在が今愛されているのか。そこには、1つのブームの衰退と関連があるように思います。 それは10年から人気に火がついた「ゆるキャラ」ブームです。ゆるキャラはもともとみうらじゅん氏(60)が提唱したもので、次の「ゆるキャラ三カ条」なる条件もきめられた由緒正しき(?)キャラクターです。 ・郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。・立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。・愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。 ゆるキャラの登竜門である「ゆるキャラグランプリ」の条件をこれに加えると、「ゆるキャラで地域・社会・日本を元気にできる存在」であることが大切のようです。 過去には「ひこにゃん」「くまモン」「バリィさん」などなど、スターキャラが多く誕生したこのイベント。しかし、気づけばブームも一段落。得票数こそまだまだ勢いがあるようですが、登録キャラクター数は15年の1727体をピークに、16年1421体、17年1157体と減少を続けています。 その理由はゆるキャラの経済効果への疑問などがあるようですが、このブームと入れ替わるようにおじさんという存在への需要が高まっていると思うのです。 そもそもゆるキャラの1番の魅力は、ゆるゆるとした癒しの要素がはじまりでした。現在愛されるおじさんたちに共通していることは「おじさんなのに可愛い」という、ある種の意外性からくる癒しです。 とすると「今人気のおじさん」という存在は、ただおじさんであることに価値があるとか見た目がカッコイイから価値があるのではないということになります。それぞれが性格にあった“癒し”の要素を全面に打ち出したおじさんだからこそ、人々から愛されているのかもしれません。 ■今の時代にモテるおじさんは「下心がないからモテる」という矛盾 一般おじさんである世の普通の中年男性は、『バイプレイヤーズ』で盛り上がる女子を見て「ああいうおじさんが好きなのか」と思う人もいることでしょう。たしかにおじさん好きな女性は一定数存在します。実際モテるおじさんにもいくつかパターンはあるのですが、今のこの時代にモテるおじさんは残念ながら癒し要素をもった“キャラクターっぽいおじさん”です。 ですがそんな彼らもそうじゃないおじさんも、ブームに乗っかって下心を出したら最後。それはもう現代女性が求めるおじさんではないという矛盾が待ち受けています。 ああ悲しい、おじさんブーム。 ちなみにこれより前のオヤジブームといえば、07年の「ちょいワルおやじ」が思い出されます。この頃は、オシャレでセクシーで遊びのわかる“ギラギラ系オヤジ”がブームになりました。約10年たった今、今度は癒しオヤジのブームがきている。そう考えると、世の中イマイチ元気がないように思えるのは筆者だけでしょうか。 とはいえ『バイプレイヤーズ』を見ると「そんなリアクション、嘘だーッ!」と突っ込みつつも、ついムフフと口元が緩み最後まで視聴してしまう。それは、やっぱりおじさんの魅力にとりつかれているからかもしれません。 【参考】
2018年02月11日業界内視聴率30%ともささやかれた深夜ドラマ「バイプレイヤーズ」の新作「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」の第1話試写会・記者会見が2月5日(月)、テレビ東京にて行われ、出演する遠藤憲一、大杉漣、松重豊、光石研が本作のオープニング映像と同じ黒スーツ姿で出席した。「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は、日本の映画やドラマに欠かせない名バイプレイヤーたちが本人役で挑む、ゆるシブコメディ。バイプレイヤーズは、テレビ東京がスタートさせる朝の連続テレビ小説「しまっこさん」で共演することになる。撮影に向かうも、なぜかロケ地を間違い無人島に漂流してしまう。「萌え」の声に困惑顔前作で描かれたバイプレイヤーズのシェアハウスの様子には、視聴者から「萌え」の声も上がったが、当人たちは困惑顔。松重さんは、「聞くところによると、どうも若い女性とかが僕たちおじさんたちに萌えるって…。それぞれチャーミングなところは当然あると思うんですけど、“萌える”って言葉を使うこと自体に抵抗がある(笑)」と赤裸々に告白。しかし、本作のオープニング撮影中では、「地元の人たちが何でかキャーキャー言ってて、『俺たち、嵐に間違えられた』って言ってた(笑)」と松重さんがうれしそうに話し、「俺はニノかな、って」とそれぞれがワイワイ言い合い、息の合った「萌え」の様子を見せていた。バイプレイヤーズのグループでは“誤送信”が頻発!?以前は遠藤さんがガラケーだったそうだが、本作の撮影時よりスマホになったため、「バイプレイヤーズグループLINE」を作って交流を楽しんでいると明かしたキャスト陣。やり取りの内容について、大杉さんが「本当に何でもないお知らせがくるんですよ。“風邪ひいてないか?”とか」と最初はゆるく話していたが、「おじさんたち」ならではの間違いLINEが頻発している事実が発覚。遠藤さんが、「光石さんから紅葉の写真が送られてきたから、一応“キレイ”って送ったら、翌日“今帰りました、女房と一杯やっています”ときたの。光石さん、送り先を間違えていた(笑)」という密告をすると、大杉さんも「間違ったのは光石さんだけではなく、松重さんもとんでもない間違えのLINEをしていて…!」と記者会見ならぬ、暴露大会も始まっていた。「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は2月7日(水)より毎週水曜日21時54分~テレビ東京ほかにて放送(初回のみ15分拡大)。(cinamacafe.net)
2018年02月05日石原さとみ(31)の主演ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)が好調だ。 初回は2ケタ超えの12.7%(以下ビデオリサーチ調べ、関東地区)でスタート。第2話は0.4%アップの13.1%を記録した。 同ドラマは、16年に同局で放送されたヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などを手がけた野木亜紀子さんのオリジナル作品。 架空の研究機関「不自然死究明研究所(通称UDIラボ)」を舞台に展開。石原は、鋭すぎる観察眼を持つUDIラボの法医解剖医を演じている。 「全体的にドラマの視聴率が低迷しているこのご時世だけに、なかなかオリジナル作品は通りづらいんです。しかし野木さんは『逃げ恥』で実績もあるので、TBSは勝負をかけて井浦新さん、窪田正孝さん、松重豊さん、市川実日子さんら演技派をそろえました。他局は広瀬すずさん、深田恭子さん、芳根京子さんら新旧の売れっ子女優陣を主演に据えましたが結局、女優陣では石原さんの”一人勝ち”になりそうです」(テレビ局関係者) 石原は03年公開の映画「わたしのグランパ」、同年のNHK朝の連続小説「てるてる家族」の好演で注目。ここ数年は数多くの作品で主演や主要キャストを演じて来た。 それでも本人も切実に望んでいたのが、キャリアを通じての代表作になり得る作品だったというのだ。 「ここ数年、本人の一作一作にかける情熱は以前と比べものにならないほど。なんとか代表作がほしいという願いがそうさせているようです。しかし原作ありきだとどうしても原作がオーバーラップしてしまったり、周囲のキャストの印象が強すぎたりして石原さんの願いは叶いませんでした。しかし『アンナチュラル』ではこれまでの女優人生で培ってきたものをすべてぶつけ、自分のキャラとして確立。すでに映画化の話も浮上しているそうです」(映画業界関係者) 最終回に向け、どこまで視聴率を伸ばすかが注目される。
2018年01月29日