予備校講師でタレントの林修が16日、フジテレビ系昼番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に生出演し、“黒歴史”に触れられ、タジタジになった。林は15日からウィークリーゲストとして同番組に連日出演中。この日はオープニングで、「ここ1週間でへぇ~と思ったこと」を披露しあった。OWV・中川勝就が『名探偵コナン』の変化について「へぇ~」と思ったとし、TVアニメと近年の劇場版では「見た目は子供、頭脳は大人!~」のセリフが変化していると知ったと明かした。ハライチ・澤部佑が「林先生、コナンだってね、大好きで…」と向けると、林はセリフの変化を「知ってましたから」と得意げ。澤部が「映画も出てましたから」と続けると、林は「黒歴史だから触れないで!」とツッコんだ。さらに、林は「今週(自分が)出ているのが再放送されて、しかも俺の場面カットされてた」とぶっちゃけ。スタジオからは「エーッ!」と驚きの声。神田愛花が「理由は林先生ご存知なんですか?」と聞くと、林は「知らない」と答えていた。林は劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019年公開)でゲスト声優を務めた。
2024年04月16日タレントの王林が、5日放送のフジテレビ系バラエティー『酒のツマミになる話』(毎週金曜後9:58)に出演する。今回は大悟(千鳥)のほか、ゲストに王林、小籔千豊、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや、中島知子、MY FIRST STORY のHiroが登場。円卓を囲み、それぞれの好きな酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。Hiroは各地で開催しているライブの打ち上げの店選びを他人に任せたくないほど、“食”へのこだわりがあるという。小籔はこだわりゆえに他人と“鍋”に行かなくなってしまったと語る。こやまは“カップ麺の温度”にこだわりがあるそうで、大胆なイメージのバンドマンの小さなこだわりが明かされる。中島は“あるもの”をバターのように塗ると明かし、それぞれクセがすごすぎる。大悟が新幹線で出くわしたイカついお兄さんたちの、見た目に反したかわいすぎる“食”のエピソードも明かされ、一同は“かわいい”と大絶賛。一体なにがあったのか。さらに、小籔は飲食店でキャッシュレス決済ができずに困っていた見知らぬ韓国人女性にごちそうした経験があると明かす。ちょっとツッコみたくなる結末で終わったエピソードだったそうだが、小籔は「知らない人にごちそうしたり、されたりしたことはありますか?」と問いかける。王林は、出身の青森県では一切ご飯代がかからないという。青森県らしい“お金のかからない理由”を明かすと一同は感心してしまう。こやまは男友達とのご飯の帰りに泣いて帰ったこともあると、ちょっぴり悲しいエピソードを明かす。大悟は“クソみたいなヤツ”におごったエピソードを明かし、その“クズさ”にスタジオは大ブーイング。飲み会あるあるにスタジオは大盛り上がり。随所で勃発する中島VSノブのバトルにも注目だ。そのほか、王林の「トイレに行くときは“目的”を事前に言うべき!」、こやまの「頻繁に聞かれすぎる質問、どうしてる?」などの話題も飛び出す。
2024年04月04日俳優の田中哲司(58)が、所属事務所の鈍牛倶楽部を退社していたことが2日、わかった。ORICON NEWSの取材に対して、同事務所は「退社は事実」と認めた。田中は1966年2月18日生まれ、三重県出身。日本大学芸術学部卒業後、蜷川カンパニーなど舞台を中心に活動して以降、テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』シリーズや、フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、TBS系ドラマ&映画『SPEC』シリーズ、舞台『オレアナ』など、さまざまな作品に出演してきた。2014年9月、仲間由紀恵と結婚。18年には一卵性の双子男児が誕生していた。
2024年04月02日俳優の林翔太と室龍太が27日、都内で行われたブロードウェイミュージカル『WHERE’S CHARLEY? チャーリーはどこだ!』稽古場取材に参加した。主演の林と共演の室らキャストが歌唱シーンの一部を公開。和気あいあいとした雰囲気をのぞかせた。1892年に初演された演劇『チャーリーの叔母』をもとに、アメリカの劇作家・ジョージ・アボットが書き上げた作品。世界中のミュージカルファンから愛される名作で、ビクトリア朝末期を舞台にした王道のロマンチック・ラブコメディー。好奇心旺盛なオックスフォード大学生の主人公・チャーリー・ウィカムを林、チャーリーのルームメイト、ジャック・チェス二-を室が演じる。この日は、林と蘭乃はなによるデュエットや室と敷村珠夕のダンスなどを披露。稽古が開始して1週間ほどだそうで、林は「経験したことのないくらい早いスピードなので頭の中がパンパンですが、絶対楽しい作品になると思うので楽しみにきていただきたいです」と自信を見せる。稽古には途中参加だという室は「正直に申し上げるのであれば、今なにをしているのかわかってないです」ととぼけつつ、「てんやわんやしています。みなさんに追いつくように頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」とコメント。写真撮影から一同、カメラマンの声に笑顔で反応するなど、すっかり打ち解けた様子をのぞかせていた。このほか彩乃かなみ、福田転球、鈴木壮麻が登壇した。
2024年03月27日1人が風邪をひけば次々に倒れるが……(※画像はイメージです)田中哲司さんは2014年9月に俳優の仲間由紀恵さんと結婚し、2018年に双子の男の子のパパに。現在5歳になるお子さんたちは「食べるより遊びたいタイプ」で食が細いといい、「その双子がモリモリ食べてるのを見るとウルウルする」と、たくさんごはんを食べてくれるだけで涙腺が緩んでしまうほど子煩悩な一面があるようです。田中さんの愛車は“ハコスカ”と呼ばれるレトロなスカイライン。4ドアと2ドアの2台を所有しているそうです。ハコスカが好きなのは「思い出が詰まってる感じ。ガソリンの匂いがして……」という理由からですが、意外にも子どもを乗せるのに適している側面があると感じたようです。それは2ドアの方だそうで、「席を倒して(子ども)2人乗り込んでから僕が乗り込むと、後部座席(のドアは勝手に)空けられないからいいなと思って多用している」とのこと。ところが妻の仲間さんはハコスカが好きではなく、「絶対に乗ってくれない」のだと明かしました。子どもの保育園で感染症が流行ると、家族も総倒れになる……という恐ろしい“子育てあるある”がありますが、それは田中さん宅でも例外ではありません。「子どもが1人ひいたらもう1人がひいて、次が僕なんですよ。子どもからうつる風邪って結構辛くて」と、やはり子どもたちから大人が感染してしまうことはあるそう。しかし「次は、奥さんじゃないですか」と思うも、なんと仲間さんだけは不思議と風邪をひかないのだとか。健康の秘訣に関係があるのかどうか定かではありませんが、田中さんは「これ言っていいのかな……」と前置きしながら、妻の食生活が理解不能だと暴露。いわく、「僕はまだ受け付けられないんですが、奥さんは朝から唐揚げを食べる」のだそう。この話をした後すぐに、「由紀恵ちゃんごめんなさい」とかわいく謝り、チャーミングな一面も覗かせました。田中家はパパママともに人気俳優とあって、田中さんも家事や子育てを積極的にやらないと家のことが回りません。仕事は夫婦で時期をずらして入れるようにし、今は田中さんが舞台で忙しいため、仲間さんが仕事を少なめに調整しているようです。そんな田中さんが子育てで大事にしているのは、「挨拶」。「1つだけ言ってることは、人に挨拶できるように」「結構難しいんですよ、挨拶できるよう育てるのは。でも挨拶できたら、なんとなく社会で生きていけるじゃないですか」と、お子さんへの思いを明かしていました。
2024年03月02日林技研株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林 基弘)は、2023年9月7日より、腎ケアをサポートする天然由来のサプリメント『PREMIUMイヌトウキ』がわずか、販売開始半年で「品質と安全性」に優れ安心して使用することができる基準作りを目的とした制度「日本成人病予防協会推奨品」として認定されましたので、下記のとおりお知らせいたします。認定時での佐野理事長と林代表日本成人病予防協会承認品マーク■背景現在日本において、慢性腎臓病(CKD)は約1,330万人。成人の8人に1人が罹患しているといわれ、新たな国民病といわれております。腎臓の機能が低下すると、体内に有害な老廃物が溜まることで様々な健康リスクが発生します。2023年3月に発売した「PREMIUMイヌトウキ」は、健康な腎ケアをサポートするサプリメントです。開発者の林 基弘(当社社長)は、自身が30ケ月で健康な腎ケアができるようになった経験から、本製品の開発に着手。8年間の開発期間と3年間の試験期間を経て開発され、一般市場向けに販売を開始した商品です。PREMIUMイヌトウキ商品写真1PREMIUMイヌトウキ商品写真2【日本成人病予防協会推奨認定制度について】「推奨選定制度」は「医学団体 日本成人病予防協会」が、国民の健康維持増進に欠かせない健康管理に関する商品やサービスに対し、各分野の専門家による厳格な審査を行い「品質と安全性」に優れ消費者が安心して使用することができる基準作りを目的とした制度です。■『PREMIUMイヌトウキ』概要開発までには多くの困難があり、絶滅危惧II類であるこの植物を、5年間根腐れさせず花も咲かせずに大量に生産することは、困難の連続でした。天然由来の成分は恩恵を感じるまでに相当な時間を要するものですが、早くしすぎると健康上の影響が出る恐れもあり、それらの安全性を確認するため、様々な試験を重ねてきました。最終的に「南米産のマカ」を配合した『PREMIUMイヌトウキ』の開発と適正摂取量の計算方法の数式化に成功。これにより、多くの現代人が抱えている「疲れ」「むくみ」「だるさ」「太りやすさ」など、健康上の悩みの原因と言われている「腎機能の低下」をサポートする商品が完成しました。その後の活動は以下の通りです。2021年4月 PREMIUMイヌトウキの完成2022年11月 第29回日本未病学会学術総会(於:順天堂医科大学)にて「論文および商品」の展示2023年3月 全国通販事業の開始2023年4月 放送の某局の朝ドラでの採用(当社サンプル植物の提供)2023年5月 「ビューティーワールド ジャパン 東京2023」での出展2023年9月 日本成人病予防協会推奨品に認定現在年間2,000袋を超える商品として成長を続けており、今後はその重要性の認知向上に伴い、さらに需要が高まると考えております。今後の課題は、原料の量産が難しく、現状生産能力が50,000袋しかないことです。PREMIUMイヌトウキ商品写真3■商品概要商品名 : PREMIUMイヌトウキ内容量 : 180粒(0.25g/1粒)1日の摂取量: 6~24粒/1日(標準摂取量は12~15粒/1日)主な成分 : 国産イヌトウキ(5年根)1500mg+南米産マカ1500mg(12粒中)価格 : 16,200円(税込):1袋の場合サイズ : タテ200mm×ヨコ120mm (チャック付き 乾燥剤入り)URL :<PREMIUMイヌトウキ> <PREMIUMイヌトウキ通販サイト「Ulyssesオンラインショップ」> <PREMIUMイヌトウキ楽天市場「美と健康のお店HanaUly」> 『林技研株式会社:PREMIUMイヌトウキが日本成人病予防協会承認品に認定』公式動画(制作:日本成人病予防協会) 日本成人病予防協会制作YouTube■会社概要商号 : 林技研株式会社代表者 : 代表取締役 林 基弘所在地 : 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-3-21 明治通りビル606号室設立 : 2010年10月事業内容: 療術業、サプリメント販売業、建設業資本金 : 500万円URL : カイロサロンUlyseeed東京本院 カイロサロンUlyseeed大阪分院 林技研株式会社「内装工事のプロ集団」 【本商品に関するお客様からのお問い合わせ先】林技研株式会社(カイロサロンUlyseeed東京本院)Tel:03-6233-8370 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月26日竹内まりや「September」、松原みき「真夜中のドア 〜stay with me」と言えば、シティポップ・ブームを代表する2曲だ。これらを作曲/編曲したのが、林哲司。今年、活動50周年を迎え、11月5日(日) には『ザ・シティポップ・クロニクル 林哲司の世界』と題したコンサートを開催する彼に、自身が体現してきたポップスの魔法について、そのキャリアを通して語ってもらった。自分のメロディは海外で通用するか?――70年代半ば――2008年の35周年の時にも東京国際フォーラムで大規模な記念コンサートが開催されましたが、今回の『ザ・シティポップ・クロニクル 林哲司の世界』と題された、11月5日(日) に行われるコンサートはまた違う趣旨になるのでしょうか?その違いを一言で表現するなら、今回は作品が主役です。35周年の時は、作曲家・林哲司としてステージを演出して行ったんですけど、今回ほど多くのアーティストの方が参加したというわけではありませんでした。竹内まりやさんが出演してくださったという大きなサプライズはあったのですが。ただ今回は、作品にスポットが当てられ、それらによって作曲家・林哲司像が浮かび上がってくればいいと思っています。最終的に総勢が何人になるかはまだわかりませんが、多くの錚々たるアーティストの方々をお迎えして自分の作品を中心にしたコンサートになる、というのは間違いありませんね。――2008年から15年のタームで言えば、シティポップ・ブームというのが海外を含めて盛り上がりを見せました。当然、林さんの手掛けた多くの作品も話題となりましたが、そのことが今回のコンサートに影響していることはありますか?いや、シティポップ・ブームというものがこちらからすれば降って湧いたようなものだったので(笑)、周りがどう考えているかはわかりませんが、それが直接今回のコンサートに影響をしているということはないですね。5年くらい前から自分自身の作品を中心とした「Song File Live」というライブを展開していて、で、コロナがあって、その活動もちょっと考えなきゃいけないなって思っていた時期にシティポップ・ブームというのが起こって、「立ち止まるな!」と背中を押されたという側面はありました。だから、50周年にたどり着くなかで、「継続は力なり」じゃないですけど、ご褒美をもらったような意識なんですよね。それが一番正直な気持ちです。特にコロナの時期だったわけで、そういう閉塞感の漂う時に、松原みきさんの「真夜中のドア 〜stay with me」を筆頭に、僕の作品を世界中の人が一瞬でも楽しんでくれたというのは、作曲家冥利に尽きるなっていう思いはありますね。――この50年のなかで、世界に意識を向けて活動することはあったのでしょうか?実を言うと、海外向けの作品を何曲か作って、当時のパシフィック音楽出版(現フジパシフィックミュージック)の朝妻一郎さん(現会長)たちがそれらをプロモーションしてくれたんです。そのうちの1曲が、77年にイギリスのバンド・Jigsaw(ジグソー)の「If I Have To Go Away」(邦題:君にさようなら)としてリリースされて、全米、全英チャートにランクインしたんですよ。――それはすごいことですね、70年代という時代を考えると。自分でもそう思ったんですけど、意外と騒いでくれなくて(笑)。そこにはふたつの考え方があって、日本の作家であれどこの作家であれ、向こうが作品として自然体で受け取ってくれたっていう解釈があるじゃないですか。一方で、自分として捉えなきゃいけないのは、海外でのチャートインっていう結果は名誉ではあるんですけど、それが日本できちんと評価されないっていう事実は、自分が作曲家として、多くの皆さんに聴いてもらえるようなヒット曲がなく、認識されていないっていうことの裏付けだということがわかったんですよね。要するにそのふたつの考え方っていうのは人生の大きな分かれ道でもあるわけですよね。その時に奮起して海外に飛び出していれば、もしかしたらワールドワイドなヒット曲を出せていたかもしれない。でも実際は、日本でまだ1枚のヒット曲も出していないという一抹の寂しさを感じて日本でがんばることを選んだから、80年代に多くのヒット曲を出すことができたんだって考えることもできますよね。結果的には悔いは全然ないし、これが自分の道だったのかなって思います。――海外か国内か、という若い時点での分かれ道の選択は、そんなに悩まなかったんですか?難しいんですけど、例えば今だったら海外ってもっと身近な存在ですよね。でも70年代に海外に出るっていうと、今生の別れじゃないですけど家族みんなが羽田に見送りに行くような時代なんですよ(笑)。だから相当な決意がないと出てはいけないわけです。その時の自分にその覚悟があったかと言えば、正直なかったですね。――「If I Have To Go Away」が全米と全英のチャートにランクインしたという結果は、ご自身のメロディが海外に認められたというひとつの重要な指標にはなりますよね。それは自信になったのではないですか?そうですね。そういう意味では実はその前にもうひとつのエピソードがあって。70年代半ばくらいは日本のアーティストが海外でレコーディングするっていうのが流行っていた時期だったんですよ。ちょうどその頃に小椋佳さんのレコーディングがLAであって、僕もついていくことになったんです。で、みんながスタジオワークをしている時に、僕はその合間を縫ってLAで紹介してもらった音楽出版社に自分の曲を売り込んだわけです。一応紹介状は持っているので会ってはくれるんですけど、まあはっきり言ってかなり上から目線なわけですよ。日本の作曲家が何しに来たんだ?っていうような感じで。それであるプロデューサーのオフィスへ行ったら、机に足を投げ出したまま、「とりあえず聴かせろよ」って言うんです。それで曲をかけて――そのデモは亀渕友香さんが歌ってくれてたんですけど――サビあたりまで来た時に、立ち上がって「グレイト!」って言ってくれたんですよ。その瞬間に、「あ、これは通用する」っていう確信は持ちましたよね。そのことがあってからのジグソーだったので、メロディはいけるんだなと。――時が経って、そのことを証明しましたよね。シティポップ・ブームで。本当に、人間の一生ってどこでどんなふうになるかはわからないですよね。新しい音楽へのチャレンジ――70年代後半――欧米のポップスをもとにした新しい邦楽を作るというトライは、70年代の半ばくらいの時期はやはりいろいろと難しい側面があったのでしょうか?例えば、理想の歌手がいないとか、音楽産業自体の構造的問題とか。これも、自分の50年を振り返った時に感じたことではあるんですけど、アーティストとしてデビューしたのに、どうしてアーティストとしてやっていかなかったのか?っていうことがあるんです。おそらくアーティストとしてやっていくっていうことは、アーティストとしての覚悟が必要なんですよね。それははっきり言えば、ひもじくとも信念を貫き通すというか。今でもアーティスト活動だけで食べていくというのは、また新たな局面に入っての難しさもあると思うんですけど、そこは僕の若い頃も同じで、いくらライブのステージをやったとしてもなかなかそれだけで食べていけるようにはならないんですよね。それで僕は、たまたま曲を作ったりアレンジしたりということができたがために、そっちの方でなんとか音楽の世界にしがみつくことができたんです。特にアレンジは、言ってしまえば曲に着せる大切な洋服のようなものですから、そこが唯一当時の若い人間が任せてもらえる場所だったんです。アーティストになりたかった自分が、決して望むような方向ではなかったけれど、それを月に何本かやれば、とりあえず音楽で食べていける。だからどんどんそっちの方向に向かっていくことになるわけです。79年に竹内まりやさんの「September」と松原みきさんの「真夜中のドア 〜stay with me」がリリースされて、ようやく自分の音楽が作曲という形になったわけですけど、なのでそれまではアレンジャーとして音楽の現場でいろいろと学ばせてもらったという感じですね。こうやって振り返ってみても、絶対に作曲家になりたくてなったわけではなかったんですけど、自分の歩みとしては必然的なものだったのかなという気がしますね。結果として導かれてしまったというかね。――竹内まりやさんや松原みきさんは、それまでの歌手と何が一番違ったんですか?それまではポップスを歌う歌手が、ポップスで育った歌手ではなかったんですね。ジャズを歌っている傍らで歌謡曲やポップス歌謡をやっているとかっていう歌い手さんは何人かいたんです。だけど純然とポップスで育ってきた歌手というのはいなくて、僕の仲間では大橋純子さんが最初でした。その後に竹内まりやさんや松原みきさんが出てくることになるんです。大橋さんで自作のヒットは出せなかったんですけど、僕としては現場も含めてそこで経験できたことが土台となって、少しずつ新進作曲家として林哲司という名前と存在が業界の中で広がっていったんですよね。――一方で、ユーミンさんをはじめ、シンガーソングライターやバンドにも“ニューミュージック”という流れが当時はありましたよね。だから今シティポップと呼ばれる音楽は本当にたくさんの人たちが作ってきたものなんですよね。当時その中で、職業作曲家として新しいポップスを提供する人っていうのはなかなかいなくて、僕も含めて僕の周りで数人くらいでした。基本的にそうしたポップスは自分で作って自分で歌うスタイルの人たちのものっていう認識が世間にはあったと思います。要するに、提供する側も受け取る側も新しい音楽を求める状況が出来上がってきていた中で、竹内まりやさんや松原みきさんがシンガーとして登場し、そこに作曲家として僕がいたっていうことで、そうやって見てみると時代の流れも大きく関係していますよね。――なるほど。確かに79年を軸に一気に音楽を取り巻く環境も変化していきますよね。渋谷の宇田川町にタワーレコードができたり(※81年、大量の輸入盤を扱った初の大規模店舗がオープン)、そういったことも大きかったですよね。それまで何カ月も待たなければ聴けなかった洋盤がリアルタイムで手に入れられるようになった。それと、雑誌『POPEYE』が創刊(76年)されてアメリカ西海岸を中心としたユースカルチャーへの憧れというものが日本の若者たちの間で広がっていったんですよね。それまでのフォーク的な――もちろんフォークもアメリカにルーツを発するものではあるけど――ものとは違う、都会やリゾートを感じさせるような文化が受け入れられて、そこに似合う音楽が好まれるようになっていった。ユーミンはその代表的なものですよね。ちょっと手を伸ばせば届くような憧れをうまく歌にした。さらに社会的な背景を言えば、渋谷パルコ(73年)ができて、それまで何もなかった坂道を公園通りとかスペイン坂というふうに命名して都市そのものをポップなものにしていったんですよね。そこに糸井重里さんとか当時の最先端をいくクリエイターの方達が関わってCMやキャッチコピーを作ることによってイメージが一気に広まっていった。――つまりサブカルチャーの中心地が渋谷になることが当時のポップスのムーブメントを作り、そして90年代以降にもつながる音楽カルチャーの原点になっていったと。とても興味深い話です。だから“渋谷系”というのは、もちろん90年代のムーブメントを指す言葉だと思うのですが、その端緒はもっと前にあった、ということが言えるのかもしれませんね。――そうした時代の変化のなかで林さんが目指していた“新しい音楽”というのはどのようなものだったのでしょうか?明確にここを目指す、というようなものはありませんでした。ただ、自分のやりたいものが洋楽の影響を受けた音楽的知識とか雰囲気とか、そういうものをふんだんに盛り込んだメロディやサウンドというものであることは絶対でした。逆に言うと、結局歌に日本語が乗るのに、なぜ日本の曲をベースにして作らなかったのかと。日本の歌謡曲を否定するわけではないんですけど、単純に洋楽の方が音楽的に面白かったんですよ。いろんな音楽的要素が含まれていて、サウンドも新鮮で。ある種の様式美というか型にはまった日本の歌謡曲よりも――もちろんそれはそれの良さがあるんですけど――洋楽を聴いた時に受ける、こんなコード進行があるんだ、とか、こんなサウンドアプローチがあるんだっていう驚きの方が僕にとっては面白かったんです。そうやって学んだものがどんどん自分の中に蓄積されて、そうするとアウトプットしたくなる――それが作曲の一番の楽しみだったんですよね。そしてそうやってできた曲が、日本のトラッドな音楽の中で、どういうふうに浸透していくのか、または浸透させるのかっていうことがチャレンジとしてはありました。そういったことにチャレンジできた面白い時代に音楽を始められたのはよかったですね。名実ともにナンバー1の作曲家へ――1984――70年代から80年代への橋渡し的作品、あるいは80年代の幕開け的作品のひとつとして重要な意味を持つのが、林さんの3rdアルバム『SUMMER WINE』だと思います。同時代に勃興したアメリカのAORとかなり共鳴している作品ですよね。AORというものがなかったら、自分が作品を発表するアイデンティティーみたいなものがもっと明確ではなかったような気がするんですよね。確かにこの作品で自分が目指すべきサウンドの方向性というのは定まったと思います。けれどじゃあ、それはそのままアメリカのAORをやることなのかと言ったら、いくらそのつもりでやっていても、そうはならない――だけどその、“そうはならない”という部分に日本的なポップスのオリジナリティが含まれているということなんですよね。当時は単純に、「なんでだろう?」っていう疑問としてあったのものが、後々分析していくことで気づくんですけどね。つまりそれっていうのは何なのか。日本人の持つ細やかさとか哀愁感とか、そういうものはアメリカのドライな感覚を持っている表現の仕方とは自ずと違ってくるんですよね。――林さんの初期の音楽活動は、いわばドメスティックなものとの闘いだったと思うんです。これまでの歌謡曲にはない洋楽的なポップスを日本の音楽シーンの中に打ち立てようとする。しかし、そうやってドメスティックなものと闘っているうちに、自分でも気づかないドメスティックな要素がオリジナリティの最後のピースとして加わるというのは、まさに日本製のポップスの完成過程を表現しているようですね。そこは不思議なんですよね、本当に。さらに時を経て、サブスクが当たり前の聴き方として普及したことによって、少なくとも僕がそうやってトライしながら作ったポップスが“シティポップ”という日本の音楽として世界中で聴かれるようになるなんて。これは正直に言いますけど、自分がヒットチューンを書けるようになってきた一番のポイントは、ドメスティックを意識する、ということだったんですよ。杉山清貴&オメガトライブ(※’83年に1stシングル『SUMMER SUSPICION』をリリース)とか、杏里の「悲しみがとまらない」(83年)とか、あのあたりからですね。日本的な感覚に同調していく書き方というものを――具体的に言ったらコード進行とかメロディの取り方とかになるんですけど――完璧に英語がはまる洋楽的なものからちょっとシフトしたんですよね。例えて言えば、太平洋のど真ん中をアメリカに向けて進んでいた船を少し日本に向けて舵を切る、というような感覚でした(笑)。それが日本の80年代という時代感覚に見事にミートしましたよね。――1984年は、9月にリリースした菊池桃子さんの1stアルバム『OCEAN SIDE』、そして翌10月にリリースした原田知世さんのシングル「天国にいちばん近い島」で1位を獲得。この年の「作曲家年間売上1位」となりました。林さんにとって84年というのはどういう年でしたか?ジョージ・オーウェルや村上春樹さんではありませんが(笑)、僕にとって「1984」というのは本当に重要な年なんですよ。プライベートでは子供ができたというのもありましたし、父親が倒れたこともあって、自分がその中間にいると、未来と過去の間にいるような不思議な気持ちになって過ごした年でもありましたしね。なおかつ、作曲家として初めてチャート1位を取れた年でしたから。――しかもアーティストへの楽曲提供だけではなく、映画やアニメのお仕事も同時にされていましたよね。これは今、自分の作品集を出して一番アピールしなければいけないことだと思うんですけど、歌曲でヒットを出すヒットメーカーではない部分での表現者としての活動を見てもらいたいなという部分がありますね。シティポップの作曲家だけではないというところがわかっていただけたらうれしいですね(笑)。シティポップを超えて――現在――杉山清貴&オメガトライブではプロジェクトの重要な担い手として、菊池桃子さんではサウンドプロデューサーとして、その前後でそれまでの作曲家としてだけではないアーティストとの向き合い方になりましたよね。これも海外のプロデューサーたちの、いろんな作家の作品を束ねてひとりのアーティストを浮き彫りにするというプロデュース手法に興味を持って、作品を提供することとはまた違う見地で面白いなと思ってたんですよね。それでトライしたのが伊東ゆかりさんのアルバム『MISTY HOUR』(82年)や国分友里恵さんのアルバム『Relief 72 Hours』(83年)でした。ゆかりさんの場合だとキャリアがものすごくある方ですから、サウンドや作品によって今までとどういった違う見せ方をするかとか、国分友里恵さんの場合はデビューでしたから、どういうポジションで送り出すかということを考えました。そのためには自分の信頼している作家に曲をお願いして、ゆかりさんには竹内まりやさんやEPOさん、かまやつひろしさんに書いてもらったり、そういう人たちの作品を集めて、そこにないものを後から自分が提供してアルバム1枚を作り込むというやり方をやらせてもらいました。とても楽しかったですね。――創作やプロデュースに対する結果というのは、もちろんヒットということと、それと自分の中の満足度というか基準値をどれほど満たしたのか、という点もあるかと思います。林さんの考える“結果”は、その両方をクリアすることになるのでしょうか?どちらかだけではダメ?ダメですね。もうひとつあって、それがいい作品という評価を得て、自分でも納得したものであって、次にそれをどう仕掛けていくか、ということもプロデュースワークの重要な要素なんです。ミュージシャンがプロデュースする場合は、前者だけで済んでしまうんです。だけど本当の仕事っていうのは、曲ができた後に、皆さんにどうやって聴いてもらうかっていうこと、そこが考えられるかどうかなんですよ。例えばチラシ1枚のデザインから、タイアップの持って行き方まで。具体的に自分が動かないまでも、レコードメーカーの担当者と話せるかどうかっていうのはとても重要なことで、最終的にはイメージした道筋に沿ってヒットするということができれば最高ですよね。みんなが幸せになれますから。そのためには、普段どれだけ意識して本を読んでいるかとか、美術館に行っているか、映画を見ているか、あるいは女性誌を積極的に読んでいるかとか(笑)、そういうことの積み重ねの先にプロデュースワークっていうのはあるんですよね。――最後に作詞家との関係をお聞きしたいのですが、邦楽では特に歌詞の占めるウェイトは大きいと思います。そこは作曲家としてどれほど意識するものなのでしょうか?例えば「真夜中のドア 〜stay with me」を世界の人が聴いて、その歌詞の意味を正確に理解している人はそういないじゃないですか。だからと言って歌詞がいらないかと言ったら、それはとんでもない話で。あくまで語感というか言葉も含めたサウンドとして魅力が伝わっているということだと思うんですね。同じように、僕らが洋楽を聴いて、全部はわからないけど、英語の慣用句みたいなものが耳に飛び込んできた時に、ああこれは恋愛の歌なんだなとかって認識はできる。でもやっぱり細かいところまではわからない。それは要るすにサウンドとして入ってくる。そう考えた時に、やっぱり僕は音楽人間なので、詞に対する認識の仕方っていうのは甘い部分があったかもしれないけど、ただ自分がプロデュースする場合は、必ず歌詞をジャッジしなければいけないという側面があるわけですよね。そうすると、仮に直しをお願いする場合は、自分がその歌詞をどこまできちんと深く読解しているかということを示さなければいけないので、ものすごく意識的になりますよね。作曲家の場合は、お互いのテリトリーがありますから、こちらからあまり口を出すということはないですね。そこは信頼関係というか。――そうやって、康珍化さんや売野雅勇さん、秋元康さんといった才能ある作詞家の方達とヒット曲をものにしてきたというわけですね。そうですね。――今も当然ながら作曲は続けてらっしゃるんですよね?ええ、続けています。ちょっとおこがましいんですけど、今の方がいい曲を書くと思いますよ(笑)。今までのキャリアの中で得た知識や技術、それと自分の人生の中で経験してきた感情、そういうものが合わさった今が一番いいですね。心技体で言ったら「体」だけはどうしても過去と比べたら劣ってしまうんですけどね(笑)。――今年50周年を迎えたタイミングでご自身の作品やキャリアを振り返るのも、そうした日々の創作の刺激や糧として還元されているわけですね。そうですね。冒頭にも言いましたが、5年ほど前から「Song File Live」というものをやり始めて、ヒット曲が中心にはなるんですけど、ヒットはしなかったけどこのアルバムの中のこの曲というものをセットリストの中に入れて披露したり、そうやって過去の曲を見つめる機会が増えたことは自分にとって良かったですね。――11月のコンサートも楽しみにしています。はい。ありがとうございます。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入り色紙を2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00チケット料金:全席指定15,000円(税込)※未就学児入場不可()出演:杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / エミ・マイヤー【NEW!】 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 /杉山清貴&オメガトライブ【NEW!】[杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)]【NEW!】 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 土岐麻子【NEW!】 / 林哲司 / 松城ゆきの【NEW!】 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressバンド『SAMURAI BAND』:今剛(Guitar)/増崎孝司(Guitar)/富樫春生(Keyboards)/安部 潤(Keyboards)/髙水健司(Bass)/江口信夫(Drums)/斉藤ノヴ(Percussion)/高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus)/ルイス・バジェ(Trumpet)/アンディ・ウルフ(Saxophone)予定演奏曲目(全曲作曲:林哲司):真夜中のドア 〜stay with me / September【NEW!】/ 北ウイング【NEW!】 / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 卒業 -GRADUATION- / 悲しみがとまらない / 思い出のビーチクラブ / 天国にいちばん近い島【NEW!】 / 悲しい色やね / SUMMER SUSPICION【NEW!】 / デビュー 〜Fly Me To Love / The Stolen Memories / 入江にて / 強がり / Just A Joke / 信じかたを教えて / If I Have To Go Away【NEW!】 / 悲しみがいっぱい / 逆転のレジーナ / 戀【NEW!】and more……『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』公式サイト:林哲司 公式サイト:
2023年09月18日追加出演者として、杉山清貴&オメガトライブ、土岐麻子、エミ・マイヤー、松城ゆきの、と予定演奏曲目を追加発表!2023年11月5日(日)東京国際フォーラム ホールAにて、「~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート」が開催される。「真夜中のドア 〜stay with me」、「September」、「北ウイング」、「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」、「卒業 -GRADUATION-」、「悲しみがとまらない」、「悲しい色やね」など数々の名曲を産み出した日本屈指のメロディー・メーカーにして、今や世界で話題沸騰中のシティ・ポップ・マエストロ、林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティスト達が一堂に集結。豪華出演者と日本を代表するトップ・ミュージシャンがお贈りする、全曲・林哲司作品による1夜限りの、名曲だらけの、奇蹟のアニバーサリー・コンサートだ。本公演の追加出演者して、杉山清貴&オメガトライブ、土岐麻子、エミ・マイヤー、松城ゆきの、の4組が決定した。杉山清貴&オメガトライブは、杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)と、本イベントのために特別にオリジナルメンバーを基に集結する。また、追加出演者発表に伴い、予定演奏楽曲にシティ・ポップの名曲「September」「北ウイング」「天国にいちばん近い島」「SUMMER SUSPICION」「If I Have To Go Away」「戀」と6曲の追加がアナウンスされた。チケットは、只今、各プレイガイドにて販売中。プレミアムなコンサートをお見逃しなく。公演概要●公演名~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート●公演日時2023年11月5日(日)[開場]16:00 [開演]17:00●会場東京国際フォーラム ホールA●出演杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / エミ・マイヤー【NEW!】 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 / 杉山清貴&オメガトライブ【NEW!】[杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)] / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 土岐麻子【NEW!】 / 林哲司 / 松城ゆきの【NEW!】 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dress※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。予め御了承下さい。※本公演は特定のアーティストがメインとなるイベントではございません。予め御了承下さい。●音楽監督:萩田光雄 / 船山基紀●演奏:SAMURAI BAND今剛(Guitar)/ 増崎孝司(Guitar)/ 富樫春生(Keyboards)/ 安部 潤(Keyboards)/ 髙水健司(Bass)/ 江口信夫(Drums)/ 斉藤ノヴ(Percussion)/ 高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus)/ ルイス・バジェ(Trumpet)/ アンディ・ウルフ(Saxophone)※都合により出演者が変更になる場合がございます。予め御了承下さい。●予定演奏曲目 / 全曲作曲:林哲司真夜中のドア 〜stay with me / September【NEW!】/ 北ウイング【NEW!】 / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 卒業 -GRADUATION- / 悲しみがとまらない / 思い出のビーチクラブ / 天国にいちばん近い島【NEW!】 / 悲しい色やね / SUMMER SUSPICION【NEW!】 / デビュー 〜Fly Me To Love / The Stolen Memories / 入江にて / 強がり / Just A Joke / 信じかたを教えて / If I Have To Go Away【NEW!】 / 悲しみがいっぱい / 逆転のレジーナ / 戀【NEW!】and more…※都合により曲目が変更になる場合がございます。予め御了承下さい。●料金全席指定:¥15,000※税込 ※未就学児入場不可●チケットは各プレイガイドにて一般発売中!2023年7月29日(土)10:00〜チケットぴあ e+ ローソンチケット CNプレイガイド ●お問合せディスクガレージ ●オフィシャルサイト 主催:DISK GARAGE / PROMAX / 朝日新聞社 / ニッポン放送 / TOKYO FM特別協力:サムライ・ミュージック・コーポレーション / フジパシフィックミュージック制作・運営:DISK GARAGE / PROMAX企画製作:DISK GARAGE / PROMAX / 朝日新聞社林哲司プロフィール1973年シンガーソングライターとしてデビュー。以後作曲家としての活動を中心に作品を発表。竹内まりや「September」、松原みき「真夜中のドア 〜stay with me」、上田正樹「悲しい色やね」、杏里「悲しみがとまらない」、中森明菜「北ウイング」、杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」など全シングル、菊池桃子「卒業 -GRADUATION-」など全曲、稲垣潤一「思い出のビーチクラブ」など、2000曲余りの発表作品は、今日のシティ・ポップ・ブームの原点的作品となる。 また、映画音楽、TVドラマ音楽、テーマ音楽、イベント音楽の分野においても多数の作品を提供。ヒット曲をはじめ発表作品を披露するSong File Liveなど、積極的なライブ活動も行っている。<林哲司デビュー50周年記念特設サイト> 林哲司デビュー50周年関連企画リリース情報林哲司デビュー50周年記念企画 『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –』2023年11月5日(日)東京国際フォーラム ホールA公演にて会場先行販売!全世界に渡るシティ・ポップブームの代表的作家であり、アーティストである林哲司のデビュー50周年を記念し、初のトリビュートアルバムがリリース!上坂すみれ、GOOD BYE APRIL、杉山清貴、中川翔子(ヒャダインとのコラボユニット「中川翔子&ヒャダイントライブ」として)、中西圭三、中森明菜、Pii、松城ゆきのがカヴァーアーティストとして参加、林哲司に縁のある豪華アーティストが集結し、ヒット楽曲を新録!さらに、過去にカバーされた林哲司楽曲でも選りすぐりのヒット楽曲をコンパイル。林哲司を語るうえで代表的な楽曲を全12曲収録!■50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –発売:2023年11月8日(水)初回盤:VPCC-86470 ¥5,000(税別) CD+DVD【初回盤特典DVD】①1986年TOKYO FM NISSIN POWER STATION 林哲司 SPECIAL LIVE②「悲しみがいっぱい」Music Video③2023年4月1日「林哲司 SONG FILE SPECIAL with 杉山清貴 菊池桃子」「I Write A Song For You」(杉山清貴×林哲司)ほか通常盤:VPCC-86471 ¥3,000(税別) CDのみ発売元:VAPCD予約受付: 林哲司デビュー50周年記念企画 『ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ』昨年、スタートした〈TV AGE〉シリーズの「ビクター・トレジャー・アーカイヴス」林哲司編!ビクターから発売された林哲司による歌手提供曲で編んだ珠玉の作品集。「ビクター・トレジャー・アーカイヴス」では、林哲司がビクターに残した作品の中から36曲を厳選し、初CD化の楽曲も4曲収録。石野真子、岩崎宏美、小泉今日子、酒井美紀、桜田淳子、松本伊代ら女性シンガーに提供した楽曲から、伊東ゆかり、堺正章、髙橋真梨子、松崎しげるらAORテイストを持つシンガーへの曲まで、余すところなく収録。■「ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ」発売:2023年10月25日(水)仕様:2枚組品番:VICL-65895~65896価格:¥3,630(税込)発売元:ビクター<関連作品も再発売>発売日:2023年10月25日(水)・林哲司ソロアルバム「SUMMER WINE」(1980年)・林哲司プロデュース作品『ミスティー・アワー/伊東ゆかり』(1982年)・『私の歌・俺たちの朝/松崎しげる』(1977年)発売中・林哲司プロデュース作品「風のように+2/松本伊代」(1987年作品)デビュー50周年記念CD-BOX 『Hayashi Tetsuji Song File』今年デビュー50周年を迎える林哲司の全キャリアから、アンソロジストの濱田髙志氏が監修、カテゴリごとに系統立てて 選曲・構成したメモリアルな5枚組CD-BOXセット。ヒット曲、話題曲をはじめ、TVドラマやアニメ、 映画の主題歌、映画音楽、CM曲や お蔵出しのデモトラックまで初音盤化音源29曲を含む全103曲を収録。また、林自身による収録曲の全曲解説や作品リスト、 貴重なプライベートフォトを収録したブックレットが封入される。■林哲司デビュー50周年記念CD-BOX『Hayashi Tetsuji Song File』[完全生産限定盤]発売中仕様:CD5枚組+ブックレット品番:MHCL-30815〜30819価格:¥14,850(税込)発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ商品サイト: ラグジュアリー・サウンドの決定版!『ディスコティーク:ルーツ・オブ・林哲司』海外から発生したシティポップ・ムーブメントの最高峰、作曲家 林哲司。今年はデビューから50周年。彼の原点であるディスコ・ミュージック。その作品を集大成した本人監修の初のコンピレーション(全てビクター音源)。・彼の源流にあると語っているのが、70年代のダンス・ミュージック=ディスコ・サウンド。本作では、その原点とも言える彼が創り上げたディスコ・ミュージック作品に焦点を絞り収録。その中心的なアーティストがイースタン・ギャングとシューディンhoody)。発売中VICL-65847~65848 (2枚組) 、3,960円(税込)、2023年最新リマスタリング、ライナーノーツ:馬飼野元宏、発売元:ビクターエンタテインメント商品サイト: 作曲家、林哲司デビュー50周年企画『林哲司 コロムビア・イヤーズ』コロムビアから発表された林哲司によるアイドルソングやアニメ・特撮主題歌で編んだ珠玉の作品集。林が日本コロムビアで発表した楽曲を2枚のCDに分けて構成、DISC1には主にポップスを(一部主題歌含む)、DISC2にはアニメを中心とした主題歌を収録した。これによって、シティ・ポップとは異なる、作曲家・林哲司の新たな魅力の発見に繋がるのではないだろうか。本作は《TV AGE》シリーズ最新作で監修は濱田髙志。発売中COCP-42041~2 (2枚組) 、¥3,630(税込)、発売元:日本コロムビア商品サイト: デビュー50周年公式本「Hayashi Tetsuji Saudade 50years with melody」シティ・ポップを代表するメロディメーカー林哲司のデビュー50周年記念本。2023年、デビュー50周年を迎えたシティ・ポップを代表する作曲家・林哲司のアニバーサリー公式本。[主な内容]林哲司「ポップス半世紀」、代表曲詳解、DISCOGRAPHY、Special対談 稲垣潤一/杉山清貴/菊池桃子/竹内まりや/ヒャダイン ほか発売中B5判(182×257)/右開き/208P/オールカラー、ISBNコード:978-4-04-605846-1出演情報YouTube プログラム『朝妻一郎 たかなる心の歌』にて、シティ・ポップを代表する作曲家である林哲司と、音楽プロデューサー朝妻一郎(フジパシフィックミュージック会長)の特別対談を全4回に渡り公開いたします。2023年9月15日(金) より毎週金曜13時(隔週金曜13時更新・全4回)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月15日11月5日(日) に東京国際フォーラム ホールAで開催される『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』の追加出演アーティストが発表された。『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』チケット情報はこちら()本公演は、「September」「真夜中のドア 〜stay with me」「悲しい色やね」「悲しみがとまらない」「北ウイング」「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」「卒業 -GRADUATION-」など数々の名曲を産み出した林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティストたちが一堂に集結。全曲・林作品による一夜限りのアニバーサリーコンサートとなる。このたび追加出演者として、杉山清貴&オメガトライブ、土岐麻子、エミ・マイヤー、松城ゆきの、の4組が決定。杉山清貴&オメガトライブは、杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)と、本イベントのために特別なオリジナルメンバーを基に集結する。また、予定演奏楽曲に「September」「北ウイング」「天国にいちばん近い島」「SUMMER SUSPICION」「If I Have To Go Away」「戀」の6曲が追加された。チケットは現在一般発売中。<ライブ情報>『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』告知ビジュアル出演:杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / エミ・マイヤー【NEW!】 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 /杉山清貴&オメガトライブ[杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)]【NEW!】 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 土岐麻子【NEW!】 / 林哲司 / 松城ゆきの【NEW!】 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressバンド『SAMURAI BAND』:今剛(Guitar)/増崎孝司(Guitar)/富樫春生(Keyboards)/安部 潤(Keyboards)/髙水健司(Bass)/江口信夫(Drums)/斉藤ノヴ(Percussion)/高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus)/ルイス・バジェ(Trumpet)/アンディ・ウルフ(Saxophone)予定演奏曲目(全曲作曲:林哲司):真夜中のドア 〜stay with me / September【NEW!】/ 北ウイング【NEW!】 / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 卒業 -GRADUATION- / 悲しみがとまらない / 思い出のビーチクラブ / 天国にいちばん近い島【NEW!】 / 悲しい色やね / SUMMER SUSPICION【NEW!】 / デビュー 〜Fly Me To Love / The Stolen Memories / 入江にて / 強がり / Just A Joke / 信じかたを教えて / If I Have To Go Away【NEW!】 / 悲しみがいっぱい / 逆転のレジーナ / 戀【NEW!】and more……チケット料金:全席指定15,000円(税込)※未就学児入場不可()『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』公式サイト:<リリース情報>林哲司デビュー50周年記念企画『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –』11月8日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):5,500円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)林哲司デビュー50周年記念企画『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –』参加アーティスト【収録曲】01. 北ウイング-CLASSIC- / 中森明菜02. 悲しみがとまらない / 稲垣潤一&小柳ゆき(2008年発売『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』より)03. SUMMER SUSPICION / GOOD BYE APRIL04. September / Pii05. Dang Dang 気になる / 上坂すみれ06. 天国にいちばん近い島(2017) / 原田知世(2017年発売『音楽と私』より)07. 信じかたを教えて(2022 New Vocal Version) / 松本伊代(2022年リリース配信シングルより)08. 卒業-GRADUATION- / 松城ゆきの09. 悲しい色やね / 中西圭三10. ガラスのPALM TREE / 中川翔子&ヒャダイントライブ11. 真夜中のドア~Stay with me~ / さかいゆう feat. Shingo Suzuki(2022年発売『CITY POP LOVERS』より)12. 悲しみがいっぱい / 杉山清貴【DVD収録内容】※初回盤のみ・1986年TOKYO FM NISSIN POWER STATION 林哲司 SPECIAL LIVE・「悲しみがいっぱい」Music Video・2023年4月1日「林哲司 SONG FILE SPECIAL with 杉山清貴 菊池桃子」「I Write A Song For You」(杉山清貴×林哲司)ほか予約リンク:林哲司デビュー50周年記念企画『ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ』10月25日(水) リリースCD2枚組:3,630円(税込)林哲司デビュー50周年記念企画『ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ』ジャケット林哲司デビュー50周年記念CD-BOX『Hayashi Tetsuji Song File』発売中CD5枚組+ブックレット:14,850円(税込)林哲司デビュー50周年記念CD-BOX『Hayashi Tetsuji Song File』ジャケット詳細はこちら:林哲司 公式サイト:
2023年09月15日上野樹里と林遣都が共演する映画『隣人X -疑惑の彼女-』から、林さん、バカリズム演じる記者たちが惑星難民X疑惑のかかる主人公たちに迫る緊迫感溢れる場面写真が解禁された。先日の情報解禁から、SNSでは“Twitter”から改名されることが予想されていたのではと“X(旧Twitter)”で話題となり、予告編でのハラハラした展開とともに注目された本作。解禁された場面写真には、Xの疑惑をかけられている良子(上野さん)と、Xの真実を追う週刊誌記者の笹(林さん)の姿が切り取られている。楽しく微笑み合う姿と真剣な眼差しで歩く2人の対象的な姿は、ますますその関係性に謎が深まるばかり。また、良子とともにX疑惑をかけられている台湾からの留学生リン・イレン(ファン・ペイチャ)と仲睦まじく一緒に歩く拓真(野村周平)の姿がある。そんな2人の関係も気になるところだが、日本にいる惑星難民Xのスクープを徹底的に狙うドンと構える姿が印象的な週刊東都の編集長・小池(嶋田久作)や険しい表情をした副編集の月村祐一(バカリズム)と笹の姿を捉えたカットも。疑われた人物たちは皆、Xなのか、そして、その目的とは一体、何なのか。フィルターにかけられた現代社会で疑惑の人として生きる良子と、良子を想う気持ちと嘘をついて近づいた罪悪感の間で揺れ動く笹の姿は、本編への期待を高めるものとなっている。『隣人X ‐疑惑の彼女‐』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年09月12日『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』が、11月5日(日) に東京国際フォーラム ホールAで開催されることが決定した。本公演には、「September」「真夜中のドア 〜stay with me」「悲しい色やね」「悲しみがとまらない」「北ウイング」「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」「卒業 -GRADUATION-」など数々の名曲を産み出した林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティストたちが一堂に集結。出演者は日本を代表するトップミュージシャンとともに、林哲司が手がけた楽曲を披露する。併せて第1弾出演者として杏里、稲垣潤一、上田正樹、菊池桃子、佐藤竹善、杉山清貴、寺尾聰、松本伊代ら14組のアーティストが発表された。チケットは7月6日(木) まで先行受付を実施中。<公演情報>『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』ビジュアル【出演】杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 林哲司 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressand more……※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。※本公演は特定のアーティストがメインとなるイベントではございません。【音楽監督】萩田光雄 / 船山基紀【演奏】■SAMURAI BAND今剛(Guitar) / 増崎孝司(Guitar) / 富樫春生(Keyboards) / 安部潤(Keyboards) / 髙水健司(Bass) / 江口信夫(Drums) / 斉藤ノヴ(Percussion) / 高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus) / ルイス・バジェ(Trumpet) / アンディ・ウルフ(Saxophone)※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。【予定演奏曲目】全曲作曲:林哲司入江にて / 思い出のビーチクラブ / 悲しい色やね / 悲しみがいっぱい / 悲しみがとまらない / 逆転のレジーナ / The Stolen Memories / Just A Joke / 信じかたを教えて / 卒業 -GRADUATION- / 強がり / デビュー 〜Fly Me To Love / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 真夜中のドア 〜stay with meand more……※50音順。都合により曲目が変更になる場合がございます。【チケット情報】全席指定:15,000円(税込)※未就学児入場不可■オフィシャル先行(抽選):7月6日(木) 23:59までオフィシャルサイト:
2023年06月30日タレントの王林が出演する、外貨ex byGMOの新CM「FXならGMO 外貨がいっか」編が、7月3日より関東エリアで放送される。7月1日付で社名を「GMO 外貨」に変更するタイミングに合わせて、新イメージキャラクターに王林を起用。新CMでは、王林がガールズバンドのボーカルとなって熱唱し、「GMO 外貨がいっか!」という社名をもじったダジャレで、本物のライブパフォーマンスさながらに力強く歌い上げる。CM内の振り付けやパフォーマンスは、王林のアドリブによるもの。普段とは異なる王林の新たな一面を垣間見ることができる。
2023年06月28日【前編】「ひきこもり女子会」主催・林恭子さん もっと「自分にYES」を!から続く’66年、林恭子さん(56)は東京・練馬で3人姉妹の長女として生まれた。保険会社勤務の父は転勤族で、林さんは物心つくころから、各地を転々としながら育てられた。「幼いころの私は、いわゆる『いい子』だったと思います。『どこの学校に転校しても授業についていけるように』と、母の言いつけを守り、勉強も懸命に頑張りました。もちろん学校も家でも口答えなんて、一切したことがありません」’73年、神奈川県で小学校に入学し、5年生のときに福井県に転校。’79年、広島県で中学校に入学し、翌’80年、中学2年からは香川県に。管理教育全盛の時代。転校続きの林さんは目まぐるしく変わる環境、学校ごとに違う校則に適応しようと腐心した。なかには平気で体罰を振るう教師もいた。いつしか、彼女は教育現場の理不尽さにクラスの誰より敏感になっていく。「ある学校では教師が生徒を手下のように扱い、気に入らないと足蹴にして。また、ある学校では、女子は三つ編みでも長い髪は許されず、顎のラインで切るよう命じられた。反抗こそしませんでしたが、その理由を『どうして?』と先生に聞いても『校則だから』としか答えてもらえない。私はずっと違和感を抱き続けていました」中学卒業後、母に勧められるがまま進学校に。その高校では、それまで以上に徹底した管理教育にさらされることに。すると……。「16歳、2年生のゴールデンウイーク明けでした。朝、体が重くて頭痛に微熱も。それで、その日は学校を休んだんです。それが、ひきこもりの始まりでした」そもそも、ひきこもりとは、どういう人や状態を指すのか。厚生労働省の定義では《様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)》とされている。いっぽう、’15年実施の内閣府の調査では、ひきこもり状態の人の9割が、趣味の用事やコンビニに出かけるという実態も報告されている。心身の不調や家族関係、不登校など、さまざまな原因から人はひきこもり状態に陥るとされる。林さんの場合は、異変は体に現れた。「最初に欠席した日から体調は急激に悪化。頭痛、微熱に、吐き気、めまい、胃痛、不眠、それに、ひどい肩こり、あらゆる身体症状が出て、学校に行けなくなりました」検査入院もしたが原因はわからずじまい。その年の夏には、突如、過呼吸の発作を起こし救急車で病院に担ぎ込まれたこともあった。1年間休学した後、福岡県に転居。現地の高校に編入、復学を果たすも、わずか1日で中退。通信制の高校に編入し、’86年になんとか卒業。その年、また父の転勤に伴い家族で帰京し、林さんも東京の大学に進むのだが、「いまも暮らしている都内の実家から大学へは、電車を乗り継ぎ片道約2時間も。朝夕のラッシュは体調のすぐれない私にはまさに殺人的で、入学から1カ月後には通えなくなってしまって」結局、大学も中退せざるをえなかった。「未来を失ってしまった」と絶望した。「大学に行かないなら働きなさい」と母に諭され、体調不良を押してアルバイトに出たことも。しかし、半日外出すれば3日寝込む、そんな毎日だった。不安で夜は眠れず、昼夜は完全に逆転。家にいる間は風呂にも入らず、歯ブラシも重くて持てない。このころ、林さんの中では「生きづらさの原因は、母との関係にあるのでは」という疑念が浮かび上がってくる。母の口癖は「私の言うことを聞いていれば間違いない」。その言葉に、抵抗も、意見することもできず「いい子」でい続けた。意に沿わない高校に進んだ結果、不登校にもなったのだ。「精神的に支配されていたように思います。思えば、私は幼いころから将来の希望とか、夢を持ったことがなかった。母から言われたことに従うだけ、それが私でした」そんな「いい子」は20代になり、今度は「母のゴミ箱」になった。そして、27歳。林さんは「万策尽きてしまった」と感じていた。「不登校になって11年、私なりにこのままじゃいけないと足搔いてきたつもりです。図書館の本はすべてと言っていいほど読みましたし、病院にも長年通い、服薬にカウンセリングも。それでも、誰も私をすくい上げてくれなかった。それまで、死んでもいいとは思っても、死にたいとは思わなかった。でも、もうこんな、なんの役にも立たないダメな人間が生きていける場所は世界のどこにもないんだろうな、そう思ったんです。もう、死ぬしかないんだろうなって」■自分と同じ経験者、当事者と出会えたことで「ひとりじゃないんだ」と実感林さんを踏みとどまらせたのは、精神科の8人目の担当医・I医師。「もう、生きるのを終わりにしようと思っています」そう告白すると、彼は「やってみるといいですね」と応じた。「先生は、そう言ったあとに『でも』と続けました。『本当のあなたは、あなたの奥のほうに眠っているだろうから、そのあなたまでいなくなるのは残念ですね』と」淡々と告げるI医師の言葉を、林さんは静かに受け止めたという。「いま思えば、『やめなさい』などと軽々に否定されなかったのはありがたかった。ただ、そのときは、そうは言われても、死ぬのをやめようとまでは思えなくて。またベッドに潜っては『山中でひっそり死ねば、誰にも迷惑をかけないかな』とか、そんなことを悶々と考え続けていました」それから数週間。変わらずひきこもり続けた林さんの脳裏に、不意に、映像が浮かんだという。「自分のつま先と、その先に二つの道が見えたんです。一つは『生』に、もう一方は『死』につながっていて。なぜか私のつま先は少しだけ『生』のほうを向いていたんです」林さんは「これってなに?」と考え込んだ。そして、ある答えに行き着いた。「頭では『死ぬしかない』と考えていたけど、私の体は『生きよう』としているのかな、これがI先生の言った本当の私かな、と。それで思ったんです。人はいつか必ず死ぬんだから、それまでは社会の最底辺で、役に立たない人間のままでいいから、生きてみようって」この瞬間、林さんのひきこもり生活はまっ暗闇の中、“底を打って”いたのかもしれない。そしてもう一つ、I医師同様に、林さんの力になってくれた存在がある。それは、自分と同じ当事者たちだ。それは’97年。林さんはある新聞記事に目を奪われた。「朝日新聞の『人と生きたい─引きこもる若者たち』という連載でした。そこで私は、初めて『ひきこもり』という言葉を知りました。私はひきこもりなんだと、自分の状態に名前が付いたことで初めて、かすかな光が見えた気がしたのを覚えています」居ても立ってもいられず、林さんは、記事を執筆した記者に手紙を出した。すると後日、その記事をまとめた本の出版記念イベントに誘ってもらえた。思い切って参加してみると、そこには、林さんと同じようなひきこもり当事者や、その家族の姿があった。「『せっかくだから、皆さんで家族会やグループを作っては』と促され、思い切って隣にいた同世代の女性に声をかけました。すると、彼女も当事者で、しかも家も近所とわかり一緒に帰りました」 その女性から「ひきこもりについて考える会」という対話交流の会のことを教えられ、’99年11月に初参加。以後、当事者等の集いに足を運ぶようになっていく。「こうして、ようやく自分と同じような経験者、当事者と出会えたことで『私はひとりじゃなかったんだ』と思えるように。I先生との出会い、それにこの『ひとりじゃない』という思い、この2つが両輪となって人生がやっと動きだした、そんな気がします。もしかしたら、社会の隙間だったら、私も生きていけるかもしれない、そう思えるようになったんです」林さんは’12年から、自ら率先して当事者活動を開始。そして’14年には、自分と同じ当事者、経験者らとともに当事者団体「ひきこもりUX会議」を立ち上げた。「UX」とは「Unique eXperience=固有の体験」という意味だ。活動の柱は当事者の声を届けること。そこには、当事者不在のままニーズに合致しない支援が形作られ、無駄に時間だけが過ぎてしまったという焦燥感にも似た思いがあった。林さんたちUX会議は、存在が見えにくい女性当事者たちの声を拾い上げたい、彼女たちの心安らげる居場所を作りたいと思案。7年ほど前から、冒頭で紹介した「ひきこもりUX女子会」と銘打った会を、全国各地で約190回も開催してきた。そこには10〜60代の幅広い世代の女性たちが、これまで延べ5千人も参加している。「そこで、女性だけが集まる場を設ければ、女性当事者がもっと来やすくなるのではと考えました」’02年。第1回の「ひきこもりUX女子会」が開催された。ひきこもり女子会の開催を重ねるなかで、驚かされたのが、参加する主婦の多さだった。「予想以上でした。’19年からは自治体と連携し『ひきこもりママ会』も開催しています。これまで11回開き、延べ参加人数は61人。ニーズは確実にあると思います」こう話す林さんは3年前から、自らのひきこもりの“原因”となった母・博子さん(仮名・84)と、再び同居している。「父が他界し、実家を手放す話が出て。ならば一緒に暮らそうかと。それだけなんです。妹たちからは『お姉ちゃん、本当に大丈夫?』って心配されました(苦笑)」今回の取材は、母娘が暮らす自宅で行った。博子さんは娘がひきこもりになったことを「青天のへきれきだった」と苦笑いを浮かべた。「『なんで?どうして?』って、もう『?』ばっかりでした」子供時代の娘のことを「努力家だった」と博子さんは評する。「すごい頑張る子だったから、こちらもつい、ハッパをかけたくなってしまった。それに、産んだ以上は完璧に育てたいと肩に力が入りすぎていたと思います。それも、子供のためを思って、よかれと思ってしてきたことですが、マイナスに作用してしまってたんですね」林さんは一昨年、出版した自著の中で、母との確執を赤裸々につづった。記者が博子さんに「よく出版を許しましたね?」と問うと「許すも許さないも、事実ですから」。さらりと答えた母に林さんが「鬼婆みたいって思ったんでしょ」と笑顔でツッコミを入れた。「最初はね『これじゃ私、まるで鬼婆みたいじゃない』とも思いましたよ。でもね、客観的に当時を振り返ることができて、『ああ、そうだったんだな』って、気づきもありました」ひきこもっていた20〜30代。生きづらさの原因が母にあると知った林さんは、たまりにたまった怒りを夜ごと、博子さんにぶつけていた。博子さんが振り返る。「夜、もう寝ようという時間に、何時間も突っかかってくるんです。私は仕事もしていたので『いいかげんにして』と言うと『娘と仕事、どっちが大事なの!』となる。でも、私も本気でぶつかりました。ぶつかり合うことで毎回一つ、気づきがあるんです。娘の思いやつらさがほんの少しずつ、わかるようになった。でもね、もっと賢い親だったら、もっと早くわかってあげられたんじゃないかと思う。そうすれば、この人のいちばん多感な時期を、楽しいはずの時代を潰さずに済んだんじゃないか、もっと早く復活させてあげられたんじゃないかとね。それは本当に、ごめんなさいね、という気持ちです」頭を下げた母を黙って見つめていた娘。やがて、あるエピソードを紹介した。それは、林さんの甥、博子さんにとっては孫のこと。「中学校を不登校になっていたんです。ところがその子、おばあちゃんである母のところに連日、通ってきてた。昔の母なら『ダメじゃないの!』なんて、追い詰めていたと思うけど。黙ってご飯作って食べさせて、甥っ子の話を聞いてあげて。彼にとって、ここが大事な居場所になっていたと思うし、そういう安らぎの場を提供できるようになった母には、正直びっくりしました」
2023年05月21日林翔太が主演を務める舞台『DOLL』のメインビジュアルとキャスト情報が公開された。原作は、玉梨ネコの『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』(TOブックス刊)。現実世界で人形を作れなくなった「人形師」の少年が、VRMMOゲームの中で、再び人形制作に取り組み、仲間との冒険、ライバルとのバトルを通じて、人形と向き合いやがて自分の人生の意味を問い直していく――。主人公の佐倉いろは役で林、VR世界でいろはと対決するズィーク役で松本幸大が出演するほか、いろはが初めて作った戦闘妖精(ドール)ミコト役で西葉瑞希、ズィークに使役する戦闘妖精(ドール)9号役で搗宮姫奈、工房の主人・レトロ役で陰山泰、いろはとともにVR世界を旅するサラ役で岩田陽葵、VR世界で最強の一角・ディアベル役で藤田玲が名を連ねている。演出は劇団「エムキチビート」主宰の元吉庸泰、脚本はアニメ、ドラマ、映画などの映像作品から舞台、ノベライズなど、活躍の場を拓き続ける小林雄次がそれぞれ務める。『DOLL』は6月1日(木) から5日(月) まで渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、6月16日(金) から18日(日) にかけて京都劇場で上演される。■ミコト役:西葉瑞希 コメント『DOLL』ミコト役、西葉瑞希です。絶賛お稽古中ということもあり毎日新しい挑戦の連続です。そしてなんと言ってもアンサンブルキャストの皆様!幕が開けば納得していただけるはずですが、何か他の名前をつけたいくらい、誰1人欠けてはいけないことを改めて実感しています。いろはとズィーク、その周りの人々、どの人も様々な理由でこの世界を生きています。皆様ぜひお楽しみにしていてください!■9号役:搗宮姫奈 コメント原作を読んだ時、仮想現実の世界だからこそ衣裳や情景が細かく、どんな風に表現していくのだろうと若干の不安な気持ちを抱えながら稽古に参加しました。しかし衣裳を着てみて、稽古が始まって、完全にその不安は吹っ飛びました!衣裳のディティールがとにかく細かく、さらに元吉さんの演出による空間表現には惚れ惚れとします。私自身、元吉さんの舞台に立ちたいと思っていたので出演できる事は心から光栄です。■レトロ役:陰山泰 コメント『DOLL』でレトロ役の陰山泰です。祖父役との2役で、現実とバーチャルの両方で不思議な存在感のある役です。演出の元吉さんとは初めてご一緒に仕事をさせていただきますが、若いキャストたちも、皆さんキラキラしていて、作品の出来上がりがとても楽しみです。栗山梢さんの音楽、西川卓さんの振付も今回楽しみの一つです。『DOLL』という作品の世界で、レトロを演じることに、今からワクワクしています。■サラ役:岩田陽葵 コメント現実世界と仮想空間を行き来する物語。舞台上でどのように表現されるのだろうとワクワクしながら稽古が始まり、台本に書いてある文字が少しずつ立体的に彩られていくのをみながら、演出の元吉さんの頭の中は一体どうなっているのだろう、、!と思う日々です。サラのような女の子を演じるのも初めてなので色々な挑戦が詰まっております!私も作品の一部としてお客様に届けられるよう、魅力的なキャストの皆さんと共に頑張りたいと思います!■ディアベル役:藤田玲 コメント演出の元吉さんの元、稽古をする中で、いい意味で裏切られる毎日です。アンサンブルさんのハードワーク、各キャラクターの原作を踏襲しつつのオリジナリティー、刺激がいっぱいです。ディアベルとして皆様にこの素敵な「演劇」になっているこの作品を早く届けれたら嬉しいです。原作のファンの方、初めてストーリーを知る方にも、素敵な時間を提供できるよう、励みます。<公演情報>『DOLL』原作:玉梨ネコ『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』(TOブックス刊)脚本:小林雄次演出:元吉庸泰出演:林翔太松本幸大/西葉瑞希/搗宮姫奈山下朱梨/陰山泰/岩田陽葵、藤田玲(アンサンブルキャスト)大澤信児小熊樹郡司敦史/川村理沙渡邊彩乃明部桃子神目聖奈野田冴音【東京公演】6月1日(木)~6月5日(月)会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール【京都公演】6月16日(金)~6月18日(日)会場:京都劇場■チケット料金全席指定:9,800円(税込)チケットはこちら:公式サイト:公式Twitter:
2023年05月15日第31回 林忠彦賞は、新田 樹(にった たつる)さんの「Sakhalin」(サハリン)に決定しました。この賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市が周南市文化振興財団とともに創設したもので、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指すもので、2022年1月1日から2022年12月31日に写真展、写真集、カメラ雑誌等の表現媒体ですでに発表された、全73点の応募作品の中から選ばれた賞です。新田さんにはブロンズ像(笹戸千津子作「爽」)と賞金100万円を贈ります。授賞式は、4月28日(金)に東京にて行う予定です。また、受賞作品展を4月28日(金)から5月4日(木・祝)まで東京・富士フィルムフォトサロン、5月12日(金)から5月21日(日)まで周南市美術博物館で開催します。写真集「Sakhalin」(発行 ミーシャズプレス)第31回 林忠彦賞受賞作品作品名新田樹「Sakhalin」発表形態写真集・写真展写真集タイトル「Sakhalin」発行所ミーシャズプレス発行日2022年5月31日定価3,000円(税込) 500部限定A4変型(265mm×210mm) 164ページ写真点数110点写真展名称「続サハリン」会場ニコンサロン(東京・新宿区西新宿)日時2022年5月31日(火)から2022年6月13日(月)展示点数52点内容等ロシア・サハリン(樺太)、この島の北緯50度から南半分は、日露戦争後の1905年から1945年8月の第二次世界大戦終結までの40年間、日本の統治下にあった。1945年8月のソ連参戦時の緊急疎開と翌年に始まる引き揚げで、そこで暮らしていた日本人の多くはこの地を後にした。一方で多くの朝鮮半島出身者やその配偶者であった日本人らは、ソ連が支配したこの地を離れることはかなわなかった。戦後50年を過ぎた1996年、写真家としての最初の地としてロシアを旅していた作者は、サハリンのユジノサハリンスク(豊原)で日本語を話す女性たちと出会い、サハリンとそこに生きる残留韓国・朝鮮人やその配偶者であった日本人がいることを知った。しかしその時はまだ、これらの人々と向き合う自身が持てなかった。14年後の2010年、作者はこうした人々の現実を残したいと決意を固めた。最後の生き残りともいうべき人たちの家を何度も訪ね、丁寧に取材し、その生活や周りの様子をカメラにおさめていった。そしてその成果を、2015年の写真展「サハリン」で発表、その後も取材を続け、2022年の写真展「続サハリン」と写真集『Sakhalin』にまとめあげた。遠い北方の地で今なお日本語を話す人々。凍てつく寒さの中でつつましく生きる彼女らの人生に寄り添いながら撮影した作品には静かな時間が流れている。歴史に翻弄されながらもたくましく生き抜いてきた一人一人の人生の重みが伝わってくる。本作品は、戦争の歴史に翻弄された人々の姿が写真の行間から浮かび上がるドキュメンタリーの仕事として、高く評価された。李富子さんブイコフ(旧内淵)2017金公珠さんユジノサハリンスク(旧豊原)2011ブイコフ(旧内淵)2011旧王子製紙株式会社知取工場マカロフ(旧知取)2017ウラジクの長女レーナさん(公珠さんのひ孫)ユジノサハリンスク(旧豊原)2014受賞者プロフィール新田樹さん経歴1967年福島県出身東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオ入社1991年半沢事務所入社半沢克夫氏に師事1996年独立主な活動【写真展】2003年「SURUMA」(コニカプラザ)2007年「樹木の相貌」(コニカミノルタプラザ)2015年「サハリン」(銀座ニコンサロン)2018年「RUSSIA〜CAUCASUS 1996-2006」(Zakura Photo Concept Shop)2022年「続サハリン」(ニコンサロン)【写真集】2022年『Sakhalin』(ミーシャズプレス)受賞コメント今回林忠彦賞を受賞したと連絡をいただき驚いています。私が初めてサハリンを訪れたのは1996年のことでした。戦後から50年を経たこの地で、日本の言葉が日常的に使われていることを知りました。それは単に話ができることとは違う別の何か。あの時感じた何かは、その後幾度も繰り返される問いとなりました。自らに問い、話をきかせていただいた方たちに問うことを、2010年から続けてきました。時間が過ぎるとともに、ひとり、またひとりと、お亡くなりになり、今回の受賞をご報告することはかないませんが、地に足をつけて研鑽を重ねたいと思っております。ありがとうございます。写真家 新田樹公式ホームページ写真家 | 新田樹Sakhalin写真集サハリン : 第31回 林忠彦賞最終候補作品エバレット・ケネディ・ブラウン「Umui」(写真集)王 露(おう ろ)「Frozen are the winds of time」(写真集・写真展)キセキ ミチコ「VOICE 香港2019」(写真集・写真展)高椅 智史「男鹿ー受け継がれしものたちー」(写真展)高椅 万里子「スーベニア」(写真集・写真展)鶴巻 育子「芝生のイルカ」(写真集・写真展)新田 樹「Sakhalin」(写真集・写真展)水島 大介「おじいちゃんの写真集」(写真集・写真展)※五十音順、敬称略林忠彦賞について賞についてこの賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年に創設したものです。1996(平成8)年には第46回日本写真協会文化振興賞を受賞しました。趣旨わが国の写真文化の発展において、林忠彦は木村伊兵衛、土門拳、渡辺義雄各氏などの先輩写真家とともに日本写真家協会設立に尽力する一方、昭和28年、二科会に写真部を創設、以後、全国のアマチュア写真家の資質の向上に最後まで全力を傾注しました。こうした氏の遺志を生かしアマチュア写真の振興を目的として本賞を設立しました。デジタル化の急速な進歩により多極化する表現形態に対応するため、第12回から新しい写真表現を目指す作家の参入も推し進めました。さらに第18回より、これまでの経験をもとに、対象をプロ作家にまで広げ、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指す賞へと拡大しました。選考できるだけ広い視野のもとで候補作品を絞るために、写真界各層の関係者約250名より推薦を受けた推薦作品と、公募による自薦作品の中から選考委員5名(大石芳野、笠原美智子、河野和典、小林紀晴、有田順一(周南市美術博物館館長)の各氏)による選考委員会によって決定します。公式サイト周南市美術博物館:林忠彦賞公式サイト : 【この件に関する問い合わせ先】周南市美術博物館林忠彦賞事務局TEL : 0834−22−8880 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月07日自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(本社:長野県駒ヶ根市、代表取締役社長:伊藤 敦、以下「当社」)は、このたび、林六株式会社(本店:大阪市中央区、代表取締役社長:朝倉 悟、以下「林六」)と出資契約を締結いたしました。林六は、化学工業薬品と製造原料の専門商社として、製紙・段ボール業界を中心に、長年培われた商品の「情報力・供給力・販売ネットワーク」を強みに、環境ビジネスのパイオニアとして、一歩先を行く情報提供、国内外の多様な取引先の幅広いニーズに応える商品の供給を行っています。また、国の温室効果ガス削減目標に沿った計画として、太陽光発電関連ビジネス、日本のバイオマス発電所向け燃料の販売拡大等、再生可能エネルギー分野にも積極的に参画し温暖化ガス排出量の削減を推進しております。当社は2003年の設立以来、太陽電池モジュールをはじめとする関連部材の開発・販売から発電設備の建設・保守管理まで、太陽光発電をトータルにサポートする事業を展開してまいりました。脱炭素社会実現に向け大きく動き始めた日本において、再生可能エネルギーの主力電源化が次期エネルギー産業の課題であると捉え、当社の強みである商品力・開発力活かし、自動車の電動化などに対応するインフラシステム等も含めた多種多様な設置ニーズへの対応と、創蓄両面の提供による再生可能エネルギー普及の最大化を目指しております。本資本提携により、互いのノウハウを持ち寄り、両社の連携を深めていくことで、分散型エネルギー資源の更なる有効活用に向けた取り組みを加速させていきます。【林六株式会社の概要】社名 :林六株式会社代表取締役社長:朝倉 悟設立 :1946年資本金 :1億円本店所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場4-11-28 JPR心斎橋ウエスト 8階【ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社について】ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、「自然エネルギーを普及させ、永続できる社会の構築に貢献する」という志を胸に、自然エネルギーというフィールドで新しい事業を生み出してきました。リユース事業をはじめ、オフグリッド(独立蓄電型)事業、O&Mサービス事業等、これからも新しいエネルギー利用の選択肢を提案し、社会が自然エネルギーシフトに向けて前進するよう、たゆまぬ努力を続けてまいります。本社 : 長野県駒ヶ根市赤穂11465-6東京本社 : 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト14階大阪営業所 : 大阪府大阪市淀川区西中島3-10-13 物産ビル9階名古屋営業所: 愛知県清須市西枇杷島町恵比須20-1 丸中ビル201福岡営業所 : 福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 NMF博多駅前ビル2階ウェブサイト: ■一般の方からのお問い合わせ先インフォメーションセンターTEL:0120-338647 ※営業時間10:00~17:00(土・日・祝日除く)メール:ホームページの下記「お問い合わせページ」より送信ください。( )*記載されている会社名、商品名は、各社の商標および登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日青森県を中心に活動するローカルアイドルグループ・りんご娘の元メンバーでタレントの王林さん。津軽弁で天然発言を連発する姿が人気を集めて、多くの番組に出演しています。身長170cmでスタイル抜群の王林さんは、モデルとしてファッションのイベントに出演することも。インスタではさまざまなコーデ姿を公開しています!うれしいできごとをフォロワーに報告 この投稿をInstagramで見る OURIN 王林(@ourin_ringoooo)がシェアした投稿 インスタで「#おうりんのぬの」というハッシュタグを使って、衣装姿などを紹介している王林さん。そのハッシュタグのファンの方に遭遇したそうで、「王林ちゃんですか!?とかテレビに出てる方ですか!?とかアイドルの方ですか!?とかいろーんな確認のされ方してきたけどおうりんのぬのの方ですか!?は初めてでうれしかったな」と率直な気持ちを告白。衣装を準備してくれるスタイリストさんに感謝の言葉を綴っています。この投稿では、大胆なスリットが入って足があらわになるワンピースやミニスカートなどを着用した写真を披露。どんなファッションも着こなす王林さんに、「羨ましいスタイル。足長いし」「かわいーのにカッコイイ」「スタイルが天才的!」「どんどん綺麗になっていくなぁ〜♡」などのコメントが届いています。かわいらしくてカッコよくて、魅力たっぷりの王林さん。今後も目が離せません!あわせて読みたい🌈日本一エロすぎるGカップグラドル・森咲智美さん大胆ショットに「色気しかない」「たまらんなぁ」と反響
2022年12月16日HARE(ハレ)から、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーションしたアイテムが登場。ブラウスやスカートなどが全国のHARE店舗にて発売。とんだ林蘭の”コラージュ”を描いたアイテムHAREととんだ林蘭が初のコラボレーション。とんだ林蘭が得意とする”コラージュデザイン”を落とし込んだブラウス、ワンピース、スカート、スウェット、トートバッグの全5型を展開する。2WAY仕様のショート丈シャツ中でも注目は、全面にとんだ林蘭のアーティスティックなコラージュをあしらったショート丈のブラウス。前後2WAY仕様になっているため、シャツとしてもフロントギャザーのブラウスとしても着用できるのが魅力だ。さらにボリューム感のある袖を組み合わせて、女性らしいデザインに仕上げた。立体感のあるプリーツワンピースまた、シャツと同柄のワンピースやロングフレアスカートも登場。ワンピースは、プリーツを施して立体感のあるデザインに。付属するベルトでブラウジングするとすっきりとしたシルエットで着用することができる。ハイウエスト仕様のロングフレアスカートハイウエスト仕様のロングフレアスカートは、動くたびに裾がふわっと広がる女性らしい1着。シャツとセットアップで楽しむのもおすすめだ。インパクトのあるトートバッグもそのほか、フロントにコラージュプリントを施した、ユニセックスで着用できるビッグサイズスウェットや、コラージュデザインを大胆に描いた、インパクト抜群のトートバッグなども用意している。【詳細】HARE×とんだ林蘭発売日:2022年11月24日(金)取扱店舗:全国のHARE店舗(渋谷店、名古屋店を除く)、公式オンラインストア、ゾゾタウンアイテム例:「コラージュ2WAYブラウス」11,000円「コラージュ2WAYワンピース」16,500円「コラージュスカート」14,300円「2WAYコラージュスウェット」9,900円「コラージュトートバッグ」6,930円※いずれもカラーは、ブラックとパープル【問い合わせ先】カスタマーサービスTEL:0120-601-162
2022年12月02日タレントの王林が26日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店でカレンダー『王林 2023年カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。今年3月に青森のご当地アイドルグループ・りんご娘を卒業し、現在はタレントとして活動している王林。ソロになって初めてとなるカレンダーはB2サイズの8枚で構成されており、王林の魅力が凝縮されたカレンダーとなっている。王林は、「すごい素敵な仕上がりだと思います。今までグループにいたのでグループのカレンダーはあったんですが、ソロでは初めてでしかもこんなに大きなサイズ! インパクトがあるので見ていただけたらと思います」とB2版のカレンダーに目を丸くするも「こんなに大きい物を家に飾るなんて凄いですよね。何か申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちもあります(笑)」とはにかんだ。お気に入りは1~2月に掲載された黄色いパーカーと短パンを着用したカットといい、「1番ナチュラルな感じだと思います。一緒にお部屋にいる気持ちになると思うし、お部屋で寛げる写真だと思います」と紹介。「同じ王林がいません(笑)。全く違う王林が詰まっていてアイドルの時には見せなかった王林も入っているので新たな王林を楽しんで欲しいです」とアピールした。今年は3月にグループを卒業してから東京の仕事が急増した王林。「小学校3年生の時からずっと同じグループで同じ環境、アイドルをさせてもらいましたが、4月からガラッと変わり、新たにやりたいことが準備できた1年間でした。今年はタレント活動がメインでしたが、新鮮ですごく楽しかったです」と振り返り、2022年で1番印象に残った仕事を「ガールズアワードに出させていただいたこと。物心が付いた時からモデルをやりたいと思っていたので、やっと夢が叶えられたうれしさが今年1番の感情でした」と充実した表情を見せた。2023年は「来年は音楽活動だったり自分がプロデュースするファッションだったりと色々あるので、頑張っていけたらと思っています。音楽は青森を発信したいというのが大前提。青森からインスピレーションを受けたものをやっていきたいと思いながら進めています」と目を輝かせていた。
2022年11月27日モデルの林芽亜里が、初のカレンダー『林芽亜里カレンダー2023』(2,750円 玄光社)を12月10日に発売する。ファッション雑誌『ニコ☆プチ』『ニコラ』(新潮社)の専属モデルを務めたことで10代中高生たちからの支持を受けSNSフォロワー数はTwitterが3.6万人、Instgaram10.1 万人(2022年10月時点)を誇る林。11月5日に17歳の誕生日を迎えたばかりの林が、爽やかな肩見せと共にあどけない表情でこちらを見つめる表紙が印象的なカレンダーについて語った。発売が決まったときの喜びを「とってもうれしかったです!『私のカレンダーが発売されるなんて!』という感じでした。自分だけのカレンダーを発売することは憧れでもあったし、ファンの皆さんにも喜んでもらえるんじゃないかと、とてもわくわくしていました」と話す林。撮影時の思い出を「私には珍しく(笑)、とても晴天で暑い日でした!」と振り返り、「衣装もとても素敵で、色んな季節感のお洋服を着たので1日で1年を過ごしたようでした(笑)」とニッコリ。最後に見どころを「色んなテイストのページがあるのでそれぞれの変化も楽しんでいただければと思います。特に 7・8月のページから9・10月の雰囲気の変わりように注目して欲しいです!」とアピールした。12月10日には東京・SHIBUYA TSUTAYA 特設会場で発売記念サイン会の開催も予定している。
2022年11月08日タレントの王林が5日、都内で行われた「青森りんご新CM発表会」に出席した。10月5日(水)14時より公式WEBで放映予定の新CM「登場!りんごウーマン」編、「推奨!腸活」編に出演する王林は、CM内で扮している"りんごウーマン"の姿で登場すると「王林は黄緑色のりんごなんですよ。だから赤色に染まることってなかったので、赤いりんごの戦隊モノになれてうれしいです」と笑顔で語り、新CMについては「今までなかったような感じになっていたので、ちゃんとウーマンとしてりんごの素晴らしさをCM内でも伝えられていたのでよかったです」と満足げ。CMの撮影エピソードを尋ねられると「ご覧の通り通気性の悪い衣装で、しかも撮影したのが夏真っ只中で、走るシーンとかお外で撮影するシーンが多かったので汗だくで、見えないところにいっぱい冷たいシートとかを貼ってもらいながら頑張りました」と苦労を明かし、「レンジャー(戦隊ヒーロー)ってすごいなって思いました。こんな動きづらい格好でみんなを救っているんだなと思ったので、私もりんごでみんなを救えるように頑張ろうと思って撮影させてもらいました」と語った。また、イベントでは「レベル別青森りんごクイズ」に王林が答えるという企画が行われ、「青森出身という時点で間違えられないですし、この格好で間違えるわけにはいかないので頑張ります」と意気込んだ王林は、選択問題の3問を難なく正解。しかし、3種類のりんごを食べ比べし、りんごの品種である王林を当てるという最終問題で、3種類のりんごを食べた王林は「これは"千と千尋の神隠し"バージョンではないですか?『この中からお父さん、お母さんを見つけなさい』だけどいないってパターンではないですか?」と正解がないと踏んだが、「青森のりんごの関係者にそんな意地悪な人はいないですよね」と信用して最初に食べたりんごを選択。しかし、どれも王林ではないという結果がわかると「青森の人も信用できないですね。怖い怖い」と落胆した。そして、青森りんごを楽しみにしている全国の人へメッセージを求められると「実際に全国回ってりんごのPRをさせてもらっていて、スーパーに立って試食を配ることもさせてもらったんですけど、(青森県外で)私が試食を食べたときに"もっと美味しいのに"って思ったんですよ」と打ち明け、「やっぱり青森で食べる青森のりんごほど美味しいものはないと思うので、青森りんごを食べてほしいというのはもちろんなんですけど、もしよかったら青森県に来て、採れてすぐのりんごを青森の空気を吸いながら食べてもらえたら嬉しいです」とアピールした。
2022年10月05日予備校講師やタレントとして活躍する、林修さんが、2022年9月11日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)に出演。同日放送された同番組では、普段から時計を2つ持ち歩いているというサッカー審判員の職業が紹介されていました。林さんはこの審判員にちなみ、「大学受験の時に、3つの時計を持って行った」とコメント。その理由は、「時計の時間がずれていた時に、正しく判断するため」だといいます。1つ持って行った時に、もしそれが遅れていたりずれたりしたりしたら、正しい時間が分からなくなる。2個持って行って時間がずれていたら、どっちが正しいのかが分からない。3つあれば、1個がずれても2対1で必ず時間を正確に判断できると考えて、僕は3つ持って行ったんです。日曜日の初耳学ーより引用大学受験に限らず、多くの試験ではスマホを時計として使うことは禁止されています。その代わりに、試験室内に設置されている時計や持参した腕時計を見ながら、多くの人は試験に挑むことでしょう。3つの時計を持って行くことで、林さんは時間を正確に判断できると考えていたようです。林さんのエピソードに、「納得した」「この考え方はなかった」と、視聴者は感心しました。失敗できない試験では、試験終了ギリギリまで粘る人も少なくありません。そんな時には、林さんのように時計を3つ持って行くといいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月12日坂元裕二さん脚本作品『初恋の悪魔』でW主演する林遣都さんと仲野太賀さん。林さんのデビュー映画『バッテリー』で出会った時、林さんは14歳、仲野さんは12歳と、10代の頃から切磋琢磨してきたふたり。林遣都:俳優になってから一番古い関係なのが太賀です。太賀の活躍する姿を見て感じるのは、俳優業に対してすごく真面目だということ。この仕事は運や巡り合わせが大事ですけど、太賀は自分の実力で引き寄せ続けている人だと思うんです。今日も感じたんですけど、太賀が現場に入ってくると場が明るくなるんですよね。昔から変わらず人から愛され、エネルギー溢れる感じが羨ましい。仲野太賀:遣都くんは、演技に対してストイックで自分に厳しい方。「まだいける、まだいける」と追求をやめないんです。10代、20代、30代といろんな役に出合うたびに、何としてでも自分の殻みたいなものを剥ごうとする泥くささがすごく素敵で、そのたびに新しい林遣都像を見せてくれます。プライベートの遣都くんは、びっくりするくらい自分に甘いんですけどね(笑)。林:(笑)。太賀のプライベートは、昔から洋服や趣味がオシャレでハイセンスな男。仲野:そんなことないですけど、あーざっす!僕は俳優として物心つく前からずっと遣都くんが主演する作品で共演させてもらっていて、その背中を追いかけてきたので、こうして『初恋の悪魔』で初めて肩を並べて、一緒に作品を作れることがすごく幸せです。林:坂元裕二さんの新作に携われることも心から嬉しかったし、太賀をはじめ共演者や水田(伸生)監督、スタッフの方々のお名前を聞いて、絶対におもしろい作品になると思いました。仲野:僕も、坂元さんの脚本で、素晴らしいスタッフとキャストの方々とご一緒できるなんて、これ以上ないオファーをいただいて、光栄でした。何一つ心配がなくて、おもしろいドラマを作れる予感しかしていません!――おもしろいドラマになるとふたりが口を揃える『初恋の悪魔』。林さん演じる鹿浜鈴之介(しかはますずのすけ)は、推理マニアの刑事だが、あるヘマをして停職中。仲野さんは、鹿浜と同じ警察署に所属する総務課職員・馬淵悠日(まぶちはるひ)を演じる。林:鹿浜は凶悪犯罪マニアで、現実世界では人との交わりからずっと距離を置いてきた男です。一見変人ではあるんですが、自分としてはそういうアプローチをするつもりはありません。好奇心が強い鹿浜が好きなものに熱中して、子どもの頃から時間が止まっているところは、捉え方によってはとてもピュアだと思うんです。サイコホラーにとどまらず、世界の歴史や哲学にも詳しい鹿浜の人物像や、これまでどんなふうに生きてきたのか、坂元さんの台詞から掘り下げて、演じようと思っています。仲野:馬淵は、花形だった刑事で殉職した兄がいて、彼自身は、警察学校に行ったけれど警察官には向いてなくて自信が持てずにいて、警察官でありながら警察を軽蔑しているところもあって…。そうした腹に一物抱えた屈折したところが人間らしいですね。でも、表向きは人当たりがいいんです。本音を言って誰かを傷つけたくなくて、たくさんの言葉を呑み、波風立てず、人を尊重しようとする悠日の優しさが愛おしくて。僕たちも多くの言葉を呑み込みながら生活して、自分の気持ちを押し殺して笑うこともありますよね。そういった意味で、すごく共感できるキャラクターです。――朗読劇『坂元裕二 朗読劇2021』に出演した林さんと仲野さん。おふたりとも元々ファンだったという坂元作品への熱い想いとは。林:事前に登場人物の、脚本には書かれていない細かい役の設定や背景が書かれた資料をいただきました。ゼロからこれだけ多くの人物を一人ひとり細かく、骨太に描けるところに坂元さんのすごみを改めて感じました。その人物たちがひとつの作品に集まり、まだ誰も知らない坂元さんが作り出す世界に飛び込めることにワクワクします。仲野:僕も、坂元さんの脚本を読ませていただき、見たことのないドラマになりそうな期待があります。キャストとスタッフが共犯関係となって、日本のドラマの新しい到達点に達することができそう。いちファンとして見ていると、自分では気づけなかった感情の正体がわかる瞬間が訪れるんです。「あの時感じた、あの複雑な感情はこういうことだったんだ」って。そういう発見と感動がものすごくあるし、台詞ひとつ、シーンひとつにユーモアがあって、でも、終わる頃には腹の底から泣けて…。そういう深いぶっ刺さり方を毎回しています。自分にはない感覚、感情に出合えるのが演技。――数々の作品で演技力を高く評価されてきたふたりにとって、演じる楽しさ、そして俳優として届けていきたいエンターテインメントとは。林:僕は根本的にネガティブ思考が強くて、自分に自信が持てず悩むこともあるんです。この仕事をしていなかったら、もっとその傾向が強かったと思います。でも、お芝居をしている時はすべてを忘れられて、素の自分にはない、いろんな感覚を味わえる。それが僕にとって演じる楽しさで、好きなところです。仲野:人って普段は、悲しかったり、悔しかったり怒ったり、ネガティブな感情をなるべく出さないように生活しているじゃないですか。でも、お芝居をしていると、そうした感情が発露する瞬間にたびたび出合えるので、実生活より、感情の自由度がありますよね。林:今改めて、舞台に立ってお客さんと生で接することができるようになり、ありきたりな言葉かもしれませんが、とても希望のあるお仕事に携われているんだなと感じました。コロナ禍以降、エンタメに対する見方も変化していますが、俳優だけでなく、お笑い芸人さん、音楽を届ける人、歌舞伎役者…すべての表現者は、変わらずエンタメの受け手に想像する時間を届けてくれる。僕も、俳優として、みなさんがエンタメに触れる1時間、2時間だけでも、いろんなことを忘れて非現実を味わえる瞬間を提供できるお仕事にやりがいを感じていますし、ずっと続けていきたいです。仲野:遣都くんが話してくれたように、僕たちを通して、作品の中で、希望だったり、喜びなのか悲しみなのか、何かしら感じてもらえるエンタメを届けられたらいいですよね。僕は、とても難しいことですけど、誰も置いてきぼりにしたくないと思っていて。人はそれぞれ違うし、共感がすべてではないけども、見た人が「そこに自分がいるようだ」と感じられる、優しい作品を残していきたいです。はやし・けんと(写真左)1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。映画『バッテリー』(2007年公開)の主演で俳優デビュー。’18年のドラマ『おっさんずラブ』ほか、話題作多数。舞台にも精力的で、近年の出演作に『友達』『セールスマンの死』などがある。衣装協力・HOMME PLISSE ISSEY MIYAKEなかの・たいが(写真右)1993年2月7日生まれ、東京都出身。2006年、俳優デビュー。’16年のドラマ『ゆとりですがなにか』が大きな話題に。主演ドラマ『拾われた男』がNHK BSプレミアムにて放送中&ディズニープラスにて配信中。映画『ぜんぶ、ボクのせい』が8月11日に公開。ドラマ『初恋の悪魔』推理マニアの停職処分中刑事・鹿浜(林)、日陰的な総務課職員・馬淵(仲野)、万引などを担当する生活安全課刑事・摘木(松岡茉優)、会計課に勤める堅物な小鳥(柄本佑)。訳アリな4人の間に友情と恋が芽生えていく。演出は『Mother』で脚本の坂元裕二さんとタッグを組んだ水田伸生監督ほか。日本テレビ系にて毎週土曜22:00~放送。7月16日スタート。※『anan』2022年7月13日号より。写真・来家祐介(aosora)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年07月07日カラー ビーコン(kolor BEACON)は、アーティスト・とんだ林 蘭とコラボレーションした2022年秋冬の新ビジュアルを発表。ルックブックは、「カラー」直営店にて2022年6月下旬より順次、購入者を対象に配布する。”カラー ビーコン×とんだ林 蘭”初コラボカラー ビーコンは、カラーのメインコレクションとは異なり、コンセプトに捉われず、1点1点にフォーカスしたアイテムを展開する。アイテムは、カラーならではのフォルムや素材使いを継承しつつ、自由な感性で表現されている。そんなカラー ビーコンが、20シーズン目という節目にアーティストと初のコラボレーション。タッグを組んだのは、CDジャケットや広告など、幅広い分野で作品づくりを行っているアーティスト・とんだ林 蘭だ。自由な発想で表現するカラー ビーコンと、とんだ林 蘭のユーモラスな世界観が融合し、これまでとは違った新しい見せ方のプロダクトシュートが完成した。新ビジュアルを収録したA3判のルックブックを、6月下旬より順次、2022年秋冬コレクションの立ち上がりに合わせて購入者を対象に「カラー」直営店にて配布する予定だ。なお、2022年秋冬カラー ビーコンのアイテムは、8月に発売予定となっている。【詳細】カラー ビーコン×とんだ林 蘭 2022年秋冬新ビジュアル公開日:2022年6⽉21⽇(⽕)公開場所:カラー 公式ウェブサイト■2022年秋冬シーズンルックブック配布詳細開始日:2022年6月下旬より順次店舗:「カラー」直営各店舗サイズ:A3サイズ
2022年06月04日中京テレビ放送株式会社(本社所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:丸山 公夫)は、新番組「林修のナゴヤかるた」を4月3日(日)より放送しております。■番組内容■名古屋市出身の超有名人気予備校講師!多くの番組でMCを務め、わかりやすい説明で定評がある林修先生が、名古屋市の施策を視聴者に伝わりやすく解説します。各回の最後に、内容を1枚のかるたにまとめ、1年でナゴヤが分かる50音のナゴヤかるたを作り上げます。番組ロゴ・出演者■番組概要■番組タイトル: 林修のナゴヤかるた放送日時 : 毎週日曜 午後5時25分~(再放送:毎週日曜 深夜2時15分~、毎週月曜 深夜0時54分~)放送エリア : 愛知県・岐阜県・三重県出演者 : 林 修番組HP : ■見逃し配信■各回放送後、番組HPとLocipoで見逃し配信を行います。番組HPでは、これまでに作り上げたかるたを確認することができます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月04日約6年前に誕生し、第1弾『同じ夢』、第2弾『神の子』を上演してきた、田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニット。『ケダモノ』と題する約2年半ぶりとなる第3弾には、門脇麦と荒川良々が参加する。独自のユーモアを交えながら人間の奥底を描き出す赤堀作品の魅力がさらに濃く刻まれそうな本作で、それぞれの俳優たちも、テレビでは観ることができない魅力を爆発させそうだ。一緒にゼロから真摯にものが作れる幸せな場──田中哲司さん、大森南朋さん、赤堀雅秋さんの演劇ユニットの上演が第3弾を迎えました。お三方の今の思いを聞かせてください。赤堀とても幸せです。今、脚本の執筆が遅れていて、各所にご迷惑をかけているので、そんな牧歌的なことを言っている場合ではないのですが(笑)。でも、一緒にゼロから真摯にものが作れる、そういう幸せな環境があることは、やはりとてもありがたいです。『ケダモノ』メインビジュアル田中僕にとっても赤堀作品に参加するのは楽しみでしかないんです。同じ舞台でも、原作があったり難解な作品もあるなかで赤堀くんの本はスッとその世界に馴染める。だからすごく楽しくて、それが3回も続けられるというのは嬉しい限りです。大森3回もやれるっていうのがまずありがたいです。ただ、自分の中ではなんとなく、すでに習慣化してきている感じはありまして。2回目の公演後、次もあるだろうなと体がもう待っていたので。まだどうなるかわからないことが多いですが、来たものに集中してやっていければなと思っています。──そして、第3弾にゲストとして出演される門脇麦さんと荒川良々さん。どんなお気持ちでいらっしゃいますか。門脇赤堀さんとはいつかご一緒したいと思っていたんです。でも、これはどなたとご一緒するときにも言えることだと思うのですが、どのタイミングで何をやるかというのは運命というか巡り合わせだと思っていて。そういう意味では、第1弾と第2弾を拝見したときから、皆さんのやりたいことができる空間なんだろうなと感じていたので、このユニットに参加できるのは、すごく素敵なタイミングでお声がけいただけたなと思っています。荒川僕は、「ようやくきたか」という思いですね(笑)。というのも、赤堀さんとは前から付き合いもありましたし、1回目も2回目も知っている人が出ていましたから、「あれ?なんで俺は呼ばれないんだ。いつ呼んでくれるんだ」と思っていたんです。佇まいに、内側から漏れてくる雰囲気がある役者陣──赤堀さんにお聞きしますが、今回、門脇さんと荒川さんにお声がけされた理由は?赤堀まずおふたりとも、単純に魅力的な役者さんだなと思っていて。門脇さんも、語弊があるかもしれませんが、演技がどうこうではなく、もう佇まいに、内側から漏れてくる雰囲気がある。あと、顔が好きなんです。なんか面白い顔をしているなと思って、以前からご一緒できたらと思っていたので、今回念願が叶いました。そして、荒川くんはもう長い付き合いで。言わずもがなで面白いですし、いてくれたら本当に助かるなという存在です。──田中さん、大森さん、門脇さん、荒川さんにも、お互いの印象や、共演するにあたって楽しみなところをお話いただければ。田中まず大森くんは、いてくれるだけで安心して芝居ができるんです。大森それは僕も同じです。哲司さんと、こうやって舞台を定期的にやらせていただいて、本当に楽しいですし、頼もしいなと改めて感じています。プライベートでも頼りにさせてもらっています。田中こちらこそです。あと、麦ちゃんは、映像で何度か一緒になってますがまだ底が見えないような気がしているので、どんな顔を見せてくれるのかなと、絡めるのがすごく楽しみです。大森僕は麦ちゃんとは初めて共演させてもらうんですけど、若いのに先輩たちをあまり許してくれなさそうな感じが出ていて(笑)、そこがいいなと思っています。荒川僕は門脇さんとはチラシ撮影で初めてお会いしたんですけど、映像や舞台の作品をいろいろ観ているので、楽しみしかないです。田中良々とは、『ワニを素手でつかまえる方法』(2004年)以来?荒川そうですね。20年ぶりくらい。田中コロナ禍以前は普段から一緒に飲んだりしていたので、そんなに久しぶりだったとは思えないんだけど、久々にできるのが楽しみです。大森僕は荒川くんとは、岩松了さんの『恋する妊婦』(2008年)以来。あのとき毎日ネギで頭を引っ叩いていた仲なので(笑)、久々に一緒にやれるのが楽しみです。門脇私はそれこそ哲司さんとは映像でちょこっと共演させていただいていますが、皆さん初めてで。普段はわりと同世代と作品をやることが多いので、今回どんなふうになるのか、怖くもあり楽しみでもありという感じなんです。皆さんがどんなふうにお芝居を作っていかれるのか、日々勉強したいと思っています。コロナ禍、閉鎖的な小さな田舎町で起こる人間模様──このメンバーで、赤堀さんは今回、どんなことを描いていこうとされているのでしょうか。赤堀まだ確定ではないですけど、大森南朋さんがリサイクルショップの店長、荒川良々さんがその店員、田中哲司さんが映画プロデューサーで、その男連中が通うキャバクラで働いているのが門脇さん、そして僕は害獣を駆除する猟師を演じる予定で、山に囲まれた閉鎖的な小さな田舎町で起こる人間模様を描きます。で、自分としてはできれば普遍的な話を書きたいと常々思っているので、これまでは、例えば震災であるとか、そのときに起こったことは描かないできたんですけど、今回は、コロナ禍ということを大前提に、しょうもない人間たちを描けたらなと思っています。──演じる皆さんは、赤堀作品にどんな魅力を感じておられますか。田中これだけダメな人たちが出てくるのは、赤堀くんの作品しかないと思うんです。下手したら、全員クズ(笑)。しかも、悪い人でも実はいいところがあったという役は多いですけど、そういう“いい人要素”が全くない。そういう人を思う存分、全身全霊でやれるっていうのは、ストレス発散になるというか。だから、明るい気持ちで稽古場にいけるんです。大森僕もたぶん哲司さんと同じようなことを感じていると思うんです。ドラマとかではいい人を演じたりもしますけど、僕の中にもやっぱりそのヤバい匂いはないものではないと思うので。それを毎回赤堀くんのところで吐き出している感じがあるんです。ただ、観客として赤堀くんの舞台を観に行っても、その狂気を孕んだ凶暴的な空気を引きずりながらも、それがイヤな感じではないんです。それはなぜなのか、自分で演じてみてもよくわからないんですけど。結局、嘘がないからなのかなと思ったりしていて。そこが魅力なのかもしれないです。門脇私は完全に観客のひとりとしての感想になりますが。誰でも、見たくない感情や忘れたいことっていっぱいあると思うんですけど、そういうものが詰まっていて、一つひとつ丁寧に描かれているので。凶暴性というものもありますけど、いつもやさしい舞台だなと思って観ていました。荒川僕個人としてはまず、自分と笑いのツボが似ているので面白いというのがあります。それと、例えば医者だから偉いとかではなくて、みんな一緒の人間だというふうに、いつもいろいろな人間が一緒に生きている。そこがいいなと思っています。赤堀そういう意味では、哲司さんの言うそのダメな人を(笑)、リアリティを持って体現してくれそうな方を、いつもキャスティングさせてもらっている気がします。哲司さん、南朋ちゃんはもちろんのこと、門脇さんも荒川くんも、佇まいがすごく生々しいというか。生々しい雰囲気を持っている人が、魅力を感じる俳優さんだったりしますね。今の世の中の「虚無」を描き、一筋でも希望が見出せたら──赤堀さんがチラシに書かれたイントロダクションには、「電車の中で無闇に刃物を振り回し……」など、昨今起こった事件が並んでいます。書かれた思いを赤堀さんに、そこから感じることを皆さんにお聞きできれば。赤堀本当は、「はじめ人間ギャートルズ」(1974〜75年放送のテレビアニメ)のエンディングテーマ曲の「やつらの足音のバラード」の歌詞をそのまま載せたかったんですが、費用の問題であきらめたんです(笑)。でも、あの歌にある「何もない」っていう、今の世の中の人間の虚無というか、諦念と言ったらいいのか、そういうものを描けたらなと思っていて。『ケダモノ』チラシ裏面とくにこのコロナや戦争で、言語化できないものが内側に溜まって塊みたいになっていると思うので、その象徴として事件を羅列してみたんですけど。そういうものを描きながら、一筋でも希望が見出せたらいいなと思っています。田中まさにこのイントロダクションが赤堀くんの世界を表しているというか。これを読んだだけで世界が広がりますよね。赤堀でも、これを読んで来ない人もいっぱいいると思うので(笑)。田中線引きになるという(笑)。でも僕、「はじめ人間ギャートルズ」が大好きなんです。マンガを全部持っていて、今も時々読んでいるんですよ。大森そんな一面があったとは(笑)。田中(門脇に)全然知らないでしょ?麦ちゃんが生まれる前のマンガだから。門脇はい、全く知らないです。田中今度貸すね。って、「ギャートルズ」の話で盛り上がってしまいそうですけど(笑)。『ケダモノ』という題名で、ついに一線を越えてきたなという感じがするので。これまで以上に期待しています。取材・文:大内弓子撮影:近藤誠司大森南朋ヘアメイク:TAKAHASHI (stereogn)/門脇麦 スタイリスト:宮本茉莉(STAN-S)・ヘアメイク:秋鹿裕子(W)衣裳:AOIWANAKA
2022年03月31日波瑠主演「愛しい嘘優しい闇」7話が2月25日放送。雨宮は偽物だった…本物の雨宮の登場に「こんなにすごい林遣都劇場見られるとは」など、2人の“雨宮”を演じる林遣都への絶賛の声が殺到。また望緒のファン“クロ”についても考察が巡らされている。2020年4月から講談社の無料マンガアプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の人気漫画を原作に、“オリジナルのストーリー展開”を入れてドラマ化した本作。雨宮の似顔絵を描いていて耳の形から別人だと気づく今井望緒に波瑠さん。雨宮秀一として同窓会に現れたが、実は別人だった雨宮秀一に林さん。望緒の同級生で今は弁護士として働く本田玲子に本仮屋ユイカ。同じく望緒の同級生で現在は地元の山梨でワイナリーを経営している深沢稜に溝端淳平。認知症ながら望緒に“警告”を発した雨宮の母・サユリに高橋ひとみ。望緒を見下してきたが腕のケガでマンガが描けなくなった岡崎りえに松村沙友理。望緒たちの同級生で転落死した岩崎奈々江に新川優愛。服毒し死亡した野瀬優美に黒川智花。優美の不倫相手を雨宮と決めつけ復讐に燃える夫の野瀬正に徳重聡といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サユリのもとに現れた“偽者”の雨宮に、望緒は「あなたは中野幸君なの?」と問いかける。すると雨宮=中野はそれを認め、古いガラケーを渡す。その中の動画には中野が自宅に放火する様子が映されていた。中野家の火災は稜や玲子のせいではなく中野自身によるもので、虐待されていた中野は両親を殺し、自らも死のうとしていたが、そこに雨宮が現れ、彼の事情を察し「誰にも言わない」と言ってくれたのだという。しかしその後雨宮は、動画をネタに中野から金をせびるようになる。その関係は社会人になっても続き、限界を迎えた中野は、雨宮からのDVで自殺した女性の兄・古堀和也(木村了)と手を結び、雨宮を監禁。自分が整形し雨宮となって同窓会に現れたという。さらに優美が奈々江を突き落とすよう暗に仕向け、自分に依存していた優美を裏切り、優美が自分に対し毒を盛ったワインを手渡したことに気付くと、グラスを入れ替え彼女を死に追いやったのも中野だった…。本物の雨宮と中野が整形した雨宮、2人の雨宮を演じ分ける林さんに「なんにも呟けなかった…圧巻だった。何度観ても凄い。遣都くん。」「こんなにすごい林遣都劇場見られるとは!」等の声が殺到。多くの謎が解けた今回のエピソードだったが、SNSでは「ところで、望緒ちゃんのファンのクロさんは誰なの?」「クロは中野幸であろう。これにより最終回でまだ微かなハッピーエンドも期待できる」「ファンレターのクロさんも中野くんなのかな 中野くんが望緒のこと 大切に思っていることは間違いない!」など、望緒にファンレターを送り続ける存在“クロ”の正体についても多くの考察がなされている。(笠緒)
2022年02月26日最近、よくブルーを着るようになったという乃木坂46・林瑠奈さんが今回まとうのは、爽やかなスカイブルー。差し色としては取り入れやすい色だけど、より今季らしく着こなすならグラデーションで。素材感や色みが違う水色を重ねてニュアンスを楽しんで。プライベートのファッションは、メンズライクなものや古着が中心だという林さん。「以前はモノトーンが多かったけれど、最近は、憧れの堀未央奈さんに影響されて、ブルー系の洋服ばかりを選んでしまいます。秋冬はくすんだ色みがほとんどだったので、今回は、大好きな水色の服の春らしい着こなし方を見つけられたら」SKY BLUE素材感や色みの違う水色を重ねてワンランク上のグラデーションを。’70sのヒッピーテイストをモダンに昇華した、クロシェ編みニットのカーディガン&スカートのセットアップ。「セットアップのクロシェニットの配色がおしゃれ。中にロゴTをさらっと合わせるのも素敵ですよね」。足元はブルーのレースアップバレエシューズで甘さをほんのりと。ニットカーディガン¥33,000ニットスカート¥25,300(共にリッキー ボーイ/モットハウス・トーキョー TEL:03・6325・2593)Tシャツ¥8,580(スリーピー・ジョーンズ/モットハウス・トーキョー)シューズ¥15,400(ノードニット/サスティナブル ケイスリー)タイツはスタイリスト私物とろみ素材のパンツは、花柄とペイズリーをミックスしたプリントが印象的。装飾的なビーズのミニクロシェバッグや、美しい発色のスカイブルーのミュールを合わせてエレガントにまとめつつも、青いライン入りリブソックスでさりげなくカジュアルダウン。ロングパンツ¥36,300(リツコカリタ)クロシェミニバッグ¥15,400(ババコ/ショールームリンクス)ミュール¥9,680(ル タロン/ル タロン プリュ 有楽町マルイ店 TEL:03・6738・3731)ソックスはスタイリスト私物水色×シルバー×パールで品よくアクセサリーを重ねづけ。「くすみ系ブルーのネイルもかわいくて、ぜひ真似してみたいです」。ブルーパールネックレス¥22,000シルバーハートチェーンネックレス¥24,200スノーパールネックレス¥24,200真ん中につけた三角モチーフのイヤーカフ¥15,400(以上プティローブノアー TEL:03・6662・5436)イヤーカフ 上段と下段の2つセット¥1,760(ゴールディ TEL:0120・390・705)中に着たブラウス¥10,780(レイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)トレーナー¥13,500(オムニゴッド/オムニゴッド事業部 TEL:03・5474・7579)Runa Hayashi2003年10月2日生まれ、神奈川県出身。4期生。ニッカンスポーツ・コムにてコラム『林瑠奈の負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!』を連載中。愛称るな。※『anan』2022年2月23日号より。写真・川原崎宣喜スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)赤間直幸(KoaHole)取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2022年02月22日田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニットの新作公演『ケダモノ』が4月21日(木)より、東京・本多劇場を皮切りに札幌・大阪で上演されることが決定した。この演劇ユニットは田中が、「誰と何をやったら面白いか」という発想からスタートし、かねてから親交を深めてきた大森、赤堀とともにしがらみにとらわれず、俳優たちが真摯に物作りをできる場所を求めて一致団結。キャスティングも俳優同志で声を掛け合い、2016年2月に光石研主演、麻生久美子など豪華な顔合わせで、舞台『同じ夢』の上演が実現した。その後も熱量は衰えず、2019年には、長澤まさみ、でんでん、江口のりこ、石橋静河を迎えて、第二回『神の子』が上演された。3度目となる今回は、2011年のデビュー以来、2015年『愛の渦』で第88回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞、2018年には第42回エランドール賞新人賞や2019年『止められるか、俺たちを』で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を獲得するなど確かな演技力を武器に、近年では、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』や、Netflix『浅草キッド』では演じる浅草フランス座の踊り子・千春が大きな話題を呼んだ、女優・門脇麦がユニットぬ初参加する。そして、赤堀作品にも多数出演している大人計画の荒川良々、赤堀自身が座付き作家をつとめる「劇団姦し」のあめくみちこ、さらに清水優、新井郁と、映画やドラマ、舞台で幅広く活躍するバイプレイヤーが勢揃いの豪華キャスト、満を持して本多劇場にて赤堀の最新作を上演する。なお、東京公演のチケット販売は、3月1日(火)にスタートする。赤堀雅秋 コメント大森南朋さんと田中哲司さん。お二人は友人であると同時に、自分の作品を非常に厳しい視線でジャッジしてくれるコワくも有難い存在だと思っています。そんなお二人に加え、内容も定まらない段階から、意気に感じて参加してくださる役者の皆さんと一緒に物作りができるこのユニットは、今の自分にとってはホームというべき場所。回を重ね、三度目を迎えられることには感謝しかありません。作品を一つ終えるたび、いつも「次の、違う段階へ行かねば」と感じます。年齢と経験を重ね、それなりの技量はあるというささやかな自負。そんなものに安住することなく、チャレンジし続けるための衝動、その象徴がタイトルの『ケダモノ』という言葉かも知れません。人間も所詮は動物、そんなありきたりだが根源的な視点で物語を紡ぎたいと思っています。すべての予定調和をぶち壊したいという乱暴な気分でもあります。大森南朋 コメント2021年末に、マネージャーからLINEで送られて来た「ケダモノ」の四文字が始まりで、今ある全てです(笑)。赤堀さんに会い、探りを入れたところ「南朋ちゃん、ワルモノかも……」などというつぶやきが。これまでの作品ではダメなりにイイ人役だったので、新作ではそれが覆るかも知れません。もしや自分がケダモノなのか? 赤堀さんは何かをブチ壊そうとしているのか?? 何が出て来ようと、赤堀作品への信頼は自分にとって絶対的なもの。たっぷりエネルギーが必要な芝居づくりになりそうですが、追い詰まるほどにソリッドに研ぎ澄まされていく赤堀作品の時間を、今回もしっかり味わい尽くそうと思っています。門脇麦 コメント下北沢の小劇場で『その夜の侍』など、赤堀さんの劇団作品をいくつも観ていました。人間の、目を覆いたくなるような残酷な部分を敢えて剥き出しで描くことは、絶望しているからではなく、むしろ人間を諦めないからこその創作なのではと感じ、いつかご一緒できたらな、とずっと思っていました。その夢が叶った今回。今はタイトルだけですが、赤堀さんが今の私の何を見て、どんな役と物語を書いて下さるのか期待しかありません。私が経験したことのない演劇、創作のディープ・ゾーン=謎の森で迷うことまでも楽しみたいと思っています。荒川良々 コメントコロナ禍の初期。公演がバタバタなくなって時間を持て余している頃、赤堀さんと週4で会っていました。稽古で頭に血が上ったり、怒り過ぎて心臓が痛くなった赤堀さんは、僕をクールダウンにつき合わせます。出会いが俳優同士としての共演だったから、今の、気楽に話せる関係がある。作・演出家として、あの濁った眼でダメ出しなんかされたら僕だって怖いです。今は、赤堀さんの頭には既に全部あるらしい(笑)『ケダモノ』の全貌が、早く知れたらいいなと思っています。あめくみちこ コメント赤堀さんに直接ご連絡をいただいた今回。詳細を伺う前に「死んでもやります!」と答え、笑われたのは私です……。人間の弱さや醜さなど、他人には見せたくない部分を突きつけながら、その泥沼の中に一粒の光、希望を見出させてくれるのが赤堀作品の魅力。だから2010年、那須佐代子さんと、かんのひとみさんの3人で立ち上げたユニット「姦し」の作・演出も、赤堀さんにお願いしたんです。8年半ぶりの赤堀作品。追い詰められながらも、その作品世界を全身全霊で演じたいと思います。清水優 コメント舞台経験もほぼない頃、フルオーディション企画『東京』(08年)と、姦しの『夕立』(10年)で赤堀さんの作・演出を体験し、こてんぱんにやられました。稽古が始まれば強烈な緊張感に追い詰められ、挑戦し続けなければならない日々にドップリつかりますので、実はタイトルだけで想像を膨らませている今が、一番楽しいのかも(笑)。どんな時も絶対に手を抜かない先輩ぞろいのこの座組。そこに自分が居られることを感謝しつつ、『ケダモノ』の始まりに備えなければと腹を括るこの頃です。新井郁 コメントまだ何者でもなかった学生時代。関西から遊びに来た下北沢で、初めて観た演劇が赤堀さんの作品でした。終演後「息苦しい想いをしているのは自分だけじゃない。こんな私にも居場所がある」と感じて。以来、いつか赤堀作品に出たいと想い、口にし続けた願いが今回叶いました! ケダモノ……誰が? もしかして全員? 内容は想像もできませんが、芝居に前のめりな大先輩方が揃う場に、私が居られるだけでもスゴイこと。ここでの体験全てから学び、盗み、新しい自分に出会えたらと願っています。田中哲司 コメント赤堀作品を演じることは、自分にとってガソリン補給のようなものです。数年に一回は彼の書いたヒリヒリする台詞を身体にたっぷりと吸収して、吐き出さないと俳優としての自分が枯渇してしまう気がするんです。「そんなこと書かなくてもいいじゃない……」というほど、人が隠しておきたいようなグロテスクな心情までをも描く。胸をえぐるような赤堀作品を演じることは僕にとって大きな喜びです。今はまだタイトルしかない清々しい状況で(笑)、誰がどんなケダモノになるかもわかりません。でも、いつにも増して振り切った感があるので、少しずつ見えてくるであろう世界を楽しみに待っています。赤堀雅秋プロデュース『ケダモノ』2022年4月21日(木)~5月8日(日)東京都 本多劇場2022年5月14日(土)・15日(日)北海道 かでるホール2022年5月20日(金)~22日(日)大阪府 サンケイホールブリーゼ作・演出:赤堀雅秋出演:大森南朋、門脇麦、荒川良々、あめくみちこ、清水優、新井郁、赤堀雅秋、田中哲司チケット一般発売日:3月1日(火)チケット取扱:ぴあ:
2022年02月07日元宝塚歌劇団月組トップスター・龍真咲のボーカル、姉妹音楽家のチェリスト・林はるか、ピアニスト・林そよかの3人によるコンサート『はるかそよかの音楽に恋してmeets龍真咲』(2月19日、大阪・サンケイホールブリーゼ)が、オンライン配信を実施することが決まった。龍は、初舞台から20周年を迎え、このコンサートが1年9カ月ぶりのステージ。昨年9月に訪れたコンサートで林姉妹の演奏を聴き、「ぜひ、この2人と歌いたい」とオファーしたことがきっかけで実現したもので、クラシック音楽になじみのない人でも、気軽にホールに足を運んでもらえるようにと、トークや即興演奏、そして誰もが知っている楽曲、さらにタカラヅカの名曲も曲目に加えて演奏するなど、新しい形を模索したクラシックコンサートだ。先月のチケット一般発売後、すぐに完売したのを受けて、オンライン配信が決定。ライブ配信とアーカイブ配信(2月19日14:00~23日23:59)を行う。龍は「ファンの皆様や、遠方でお越しになれない方々、今のこのコロナ渦で中々外出が許されない方々より、“配信はないのですか?”というお声を沢山頂いておりました。なんとかできないものかと考えておりましたが、配信が決定致しました。皆様のリクエストのお陰です、ありがとうございます」とコメント。「劇場にいらっしゃる皆様と、モニターやテレビ越しでご覧の皆様と、林はるか、林そよか、龍真咲の私たち3人で一緒に盛り上がれるコンサートを作りたいと思います」と意気込みを語った。視聴チケットは3,000円で、7日10時から2月23日21時まで販売される。
2022年01月07日