俳優の林遣都が出演するEMシステムズ初の企業TVCM「エンドロール」編(15秒・30秒・60秒)が27日より全国で放送される。林演じる骨折が完治した主人公の青年が恋人と感動の再会を果たすシーンから始まる、映画のエンドロールをモチーフにしたCM。演出は映画『桐島、部活やめるってよ』、『騙し絵の牙』を手掛けた吉田大八監督が、エンドロールで流れる主題歌はロックバンド「WANDS」が担当した。朝一番に行われた、恋人と橋の上で再会するシーンの撮影では、監督から「映画のラストシーンのつもりで」という指示を受けた林。持ち前の集中力と演技力を活かし、わずかな時間でスッと役に入り込むと、15秒・30秒・60秒とタイプごとにセリフや表情、アクションが微妙に異なるカットもそれぞれ的確に演じてOKテイクを連発していく。リアリティを追求しようと挑む制作チームの熱量と現場に漂う独特の空気感は、CM撮影に慣れている林も「ちょっと不思議な感覚」と語るほどで、カットが掛かった直後に「緊張しちゃいました」と漏らす場面も。そんな中会計シーンの撮影一発目に、監督から飛び出した「OK!」という言葉に反応し、思わず表情を緩める林。ところが実はまだテストで、自分の勘違いに気づくと照れ笑いを浮かべていた。■林遣都 コメント――「デジタルで日本の医療・介護の現場を支える」というCMのメッセージにちなんで、林さんにとって必要不可欠な、支えになっているものは?最近よく運動をしていて、その中で効率よく運動するために、クエン酸をしっかり取るようにしています。なので、クエン酸は僕にとって必要不可欠ですね。――CMのように骨折してギブスをした経験はありますか?骨折は今まで一度もないですし、怪我や病気も全然ないので、健康に産んでくれた親に感謝しています。――最近身の回りで起こった映画のような出来事がありましたらお聞かせください。体作りのためにしばらく節制していましたが、ひと区切りついて、自分へのごほうびに甘いものを食べたいと思って、夜遅くにファミレスに行ったんですよ。そういう時間に行った経験が今まであまりなかったので、その時のファミレスから見える外の景色とか、店内の雰囲気が何だかちょっと映画チックだなと感じて、ハマりそうだなと思いました。――「骨折治ったよ」というセリフにちなんで、直したいと思っている癖や、ついついやってしまうことは?忘れ物や物をすぐに失くしてしまうことは、昔からずっと直せなくて。撮影現場に入る時も、マネージャーさんに携帯や財布を預けるんですけど、終わった後で返してもらってるのに、すぐ見失っちゃうんです。「あれ、僕の携帯持ってます?」と聞くと、「持ってないです」と言われて、一緒に探すんですけど、結局自分が持っていることはよくあります。あと、ジムに行った時、知らない人の汗だくのTシャツを持って帰ったことがあって、さすがにそれは自分でもびっくりしました。すぐに洗濯してお返ししましたが、物を忘れるどころか、人のものを持って帰ってしまうという(笑)。そこは直したいですね。――今年も残りわずかですが、何かやり残していることはありますでしょうか?ずっと富士山に登りたいと思っていたんですけど、ちょっとタイミングが見つからず、もう時期的にちょっと厳しいので、結局今年もできなかったなと。また近々チャレンジしたいと思います。――昨年俳優デビュー15年目を迎え、新たな節目に向けて活躍されている林さんですが、俳優になってからずっと続けていることや、自分だけのルーティンがありましたらお聞かせください。舞台をやるようになってから、本番で舞台上に出ていく時とか、ものすごく緊張するので、亡くなったおじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様に「見守っててください」と手を合わせるようにしています。ルーティンと言っていいのかどうかわからないんですけど、最近はドラマや映画の大変なシーンの時とか、ここぞという場面で手を合わせるようになりました。■吉田大八監督 コメント――今回の演出に当たって、意識されたポイントをお聞かせください。CMの冒頭が映画のラストシーンという設定なんですけど、そこをどう説得力を出していくかということを一生懸命考えたというか。具体的には、演者さんに対して、そのシーンでどれぐらい感情を高めるとか、大げさにするとか、カメラワークにしても、どういうふうに登場人物のエモーションに沿ったカメラワークを作っていくかとか、いろいろ考え抜きました。林さんにはちゃんとストーリーを説明したわけじゃないけど、ご自身で想像して、とても的確に演じていただいたと思います。――主人公を演じた林遣都さんの印象をお聞かせください。ご一緒するのは初めてでしたが、以前から印象的な眼差しが気になる俳優さんだったので、実際にレンズを通して、あるいは生で見ると、一段と雰囲気があって、多くの人に支持される理由がちょっとだけ分かったような気がしました。すごく誠実で、役にきちんと向き合っているというか。ドラマや映画と違って、今回はCMのための設定ですから、筋を通すのはなかなか難しいと思うんですけど、あたかもそういう映画があるかのように、しっかり役を演じてくれました。撮影を通して、林さんのブレない演技へのスタンスというものが見えたような気がします。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。本当に林さん主演でこういう映画があるのかな、あったら見てみたいなと思ってもらえるようなCMになっていたらうれしいですね。もしかしたら、そういう企画が僕のところに来るかもしれないので(笑)。
2022年11月25日モデルの林芽亜里が、初のカレンダー『林芽亜里カレンダー2023』(2,750円 玄光社)を12月10日に発売する。ファッション雑誌『ニコ☆プチ』『ニコラ』(新潮社)の専属モデルを務めたことで10代中高生たちからの支持を受けSNSフォロワー数はTwitterが3.6万人、Instgaram10.1 万人(2022年10月時点)を誇る林。11月5日に17歳の誕生日を迎えたばかりの林が、爽やかな肩見せと共にあどけない表情でこちらを見つめる表紙が印象的なカレンダーについて語った。発売が決まったときの喜びを「とってもうれしかったです!『私のカレンダーが発売されるなんて!』という感じでした。自分だけのカレンダーを発売することは憧れでもあったし、ファンの皆さんにも喜んでもらえるんじゃないかと、とてもわくわくしていました」と話す林。撮影時の思い出を「私には珍しく(笑)、とても晴天で暑い日でした!」と振り返り、「衣装もとても素敵で、色んな季節感のお洋服を着たので1日で1年を過ごしたようでした(笑)」とニッコリ。最後に見どころを「色んなテイストのページがあるのでそれぞれの変化も楽しんでいただければと思います。特に 7・8月のページから9・10月の雰囲気の変わりように注目して欲しいです!」とアピールした。12月10日には東京・SHIBUYA TSUTAYA 特設会場で発売記念サイン会の開催も予定している。
2022年11月08日タレントの王林が5日、都内で行われた「青森りんご新CM発表会」に出席した。10月5日(水)14時より公式WEBで放映予定の新CM「登場!りんごウーマン」編、「推奨!腸活」編に出演する王林は、CM内で扮している"りんごウーマン"の姿で登場すると「王林は黄緑色のりんごなんですよ。だから赤色に染まることってなかったので、赤いりんごの戦隊モノになれてうれしいです」と笑顔で語り、新CMについては「今までなかったような感じになっていたので、ちゃんとウーマンとしてりんごの素晴らしさをCM内でも伝えられていたのでよかったです」と満足げ。CMの撮影エピソードを尋ねられると「ご覧の通り通気性の悪い衣装で、しかも撮影したのが夏真っ只中で、走るシーンとかお外で撮影するシーンが多かったので汗だくで、見えないところにいっぱい冷たいシートとかを貼ってもらいながら頑張りました」と苦労を明かし、「レンジャー(戦隊ヒーロー)ってすごいなって思いました。こんな動きづらい格好でみんなを救っているんだなと思ったので、私もりんごでみんなを救えるように頑張ろうと思って撮影させてもらいました」と語った。また、イベントでは「レベル別青森りんごクイズ」に王林が答えるという企画が行われ、「青森出身という時点で間違えられないですし、この格好で間違えるわけにはいかないので頑張ります」と意気込んだ王林は、選択問題の3問を難なく正解。しかし、3種類のりんごを食べ比べし、りんごの品種である王林を当てるという最終問題で、3種類のりんごを食べた王林は「これは"千と千尋の神隠し"バージョンではないですか?『この中からお父さん、お母さんを見つけなさい』だけどいないってパターンではないですか?」と正解がないと踏んだが、「青森のりんごの関係者にそんな意地悪な人はいないですよね」と信用して最初に食べたりんごを選択。しかし、どれも王林ではないという結果がわかると「青森の人も信用できないですね。怖い怖い」と落胆した。そして、青森りんごを楽しみにしている全国の人へメッセージを求められると「実際に全国回ってりんごのPRをさせてもらっていて、スーパーに立って試食を配ることもさせてもらったんですけど、(青森県外で)私が試食を食べたときに"もっと美味しいのに"って思ったんですよ」と打ち明け、「やっぱり青森で食べる青森のりんごほど美味しいものはないと思うので、青森りんごを食べてほしいというのはもちろんなんですけど、もしよかったら青森県に来て、採れてすぐのりんごを青森の空気を吸いながら食べてもらえたら嬉しいです」とアピールした。
2022年10月05日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑が共演した「初恋の悪魔」最終話が9月24日放送。鈴之介と“ヘビ女”星砂の最後の別れのシーンに「夢だったってことだよね??」「あれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあ」など様々な反応が寄せられている。林遣都演じる鹿浜鈴之介。仲野太賀演じる馬淵悠日。松岡茉優演じる摘木星砂。柄本佑演じる小鳥琉夏を中心に、森園真澄役の安田顕。雪松鳴人役の伊藤英明。雪松の息子・弓弦役の菅生新樹。淡野リサ役の満島ひかりらも共演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪松のもとに鈴之介と悠日は小鳥からの着信履歴に気付き折り返すが、一向につながらない。嫌な予感がした2人はすぐさま鈴之介宅に引き返す。到着した2人は玄関先に散らばる血痕を見つけ固まるが、そのときドアが開いて、おにぎりを頬張った弓弦が現れる。その頃弓弦から「またやっちゃったんで、お願い」とメッセージを受け取った雪松も鈴之介宅に向かっていた。鈴之介に嘘を見抜かれた弓弦は部屋に立てこもり、そこに現れた雪松は弓弦が少年たちを殺したことを認め、自分が罪を被ると言うが、鈴之介は拒否し、弓弦を逮捕する…というのが最終回のストーリー。星砂、森園、小鳥ともに無事回復するが、意識が戻った星砂は“スカジャン”星砂だった。それから1か月、連続殺人事件の真相が判明したことでリサも釈放される。迎えに現れた星砂が“別人”だと気づくリサだが、喫茶店でナポリタンを食べるうちに2人は打ち解けていく…。“スカジャン”星砂に「目を、つむってもらってもいいかな?聴いてないふりして、2人きりにしてもらってもいいかな」と頼むリサ。そして「ただいま、星砂…ありがとうね、待っててくれて。私もさ、あんたに会いたかったよ」と頬を触り、涙を浮かべながら「これからはさ、ずっと一緒だよ…また夜お散歩して帰ろうな。遠回りして帰ろうな」と“ヘビ女”星砂への想いを伝える…。そんなリサに「リサと星砂がごはん食べるシーン、それだけで泣けた」「喫茶店のリサの表情とか、一生忘れない」「目を瞑って、傍らで聞いててと違う星砂に話しかけるなんて素敵」「満島ひかりの呼びかけが夢のように美しいシーン」などの声が送られる。その後、鈴之介宅に居候していた悠日と星砂が引っ越していく。再び1人になった鈴之介は自宅のミニチュアを作り、その中に鈴之介と悠日、星砂、小鳥らのフィギュアを配する…。そのまま眠りに落ちた鈴之介だが深夜に目覚め、何かの気配に気づき外に出ると、そこには“ヘビ女”星砂が。“ヘビ女”星砂は今日で会えるのが最後かもしれないから、別れを言いに来たと切り出し「鈴之介さん、あなたに会えてよかったです。あなたの事好きになりました」と“告白”。両手を顔を覆って号泣する鈴之介に「あなたはとても素敵な人です。これからもあなたのことを思ってます」と続ける…。翌朝、深夜に目覚めた時と同じようにテーブルの上で眠っていた鈴之介のもとに、悠日、星砂、小鳥が押しかけてきて“捜査会議”を始めると言い出す。混乱していた鈴之介だが、野球場の模型と事件の概要を聞くと、以前のように「マーヤのヴェールを剥ぎ取る」と、再び4人で推理を始める…というラストだった。「鈴之介、あんな手で顔覆って、指の間から涙が溢れるくらい泣くなんて、切なすぎ」「そんな泣き方せんといてーー!!!!!」「鈴ちゃんより私が泣いてる、当事者でもないのに」など、号泣する鈴之介に共感した多くの視聴者からの投稿がSNSに殺到。また“ヘビ女”星砂が鈴之介のもとを訪ねた際と、翌朝目覚めた鈴之介が同じ姿勢、服装であることから、2人の別れのシーンに「やっぱり会えたのは夢だったってことだよね??」「最後のはもしかしたら鹿浜さんの切ない夢だったのかもしれないなぁ…」「最後は夢オチだったのか 本当だったのか…」「誰がなんと言おうとあれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあと思わせてくれてとても綺麗だった」など様々な反応も寄せられている。(笠緒)
2022年09月25日朗読劇『Every Day』が、9月22日に東京・ニッショーホールで初日を迎えた。音楽家・haruka nakamuraの楽曲「every day」から着想を得て、冨士原直也がmixiで発表した短編シナリオが原作となる『Every Day』。2016年には手塚悟が監督を務めた映画が公開された。朗読劇として上演される今回は「箱庭円舞曲」の古川貴義が脚本・演出を手がけ、メインキャストとして林遣都×瀧本美織ペア、相葉裕樹×北原里英ペア、赤澤遼太郎×瑞季ペアが日替わりで登場。また共通キャストとして林和義、片山陽加が出演する。音楽はharuka nakamuraが映画の為に書き下ろした楽曲が、西寿菜によるピアノの生演奏で届けられる。初日に先駆けて行われた非公開ゲネプロには、林遣都と瀧本美織が登場。昏睡状態の恋人・咲が現れたことに戸惑いながらも、何気ない日々の幸せを噛みしめ、後悔の念を抱えながら限られた時間の中で咲に向き合う晴之を林遣都が、一週間だけ時間をもらったと言い、いつもと変わらない日常を過ごし穏やかに晴之へ寄り添いながら、優しくも凛とした強さを感じさせる咲を瀧本美織が好演。恋人同士のコミカルなやりとりから、息をのむようなシリアスなシーンを展開し、作品の世界へ会場を引き込んでいった。朗読劇『Every Day』は、9月22日が林遣都×瀧本美織ペア、23日が相葉裕樹×北原里英ペア、24日が赤澤遼太郎×瑞季ペアという組み合わせで、各日2公演ずつ上演される。併せてキャストからのコメントが到着した。■林遣都 コメント今この瞬間を生きていること、人と過ごし触れ合っていることの喜びを感じさせてくれる作品です。一緒に過ごした男女の関係性に説得力が生まれるよう大切に読ませていただきます。瀧本さんとは初めて台詞を交わした瞬間から登場人物たちの過去や現在のイメージを共有できた気がしました。一時間と少し、日常から離れ、ふっと一息つける、劇場がそんな空間になったらいいなと思っています。素敵な物語ですので、観てくださる方にしっかりと届くよう精一杯努めさせていただきます。■瀧本美織 コメント初共演の林遣都さんとは、短い準備時間のなかでも、多くの言葉を交わさずとも役として心を通わせられているような気持ちで向き合えており、本番では、瞬間瞬間を楽しみながら演じていきたいですし、いい化学反応が起きたらいいなと思っています。「Every Day」は、日常のなかでの二人の会話のやりとりがとても素敵ですし、さり気なく、思っているけど言わない、言えない、そういうものが積み重なっていく部分に面白さを感じます。自分にとって初めての朗読劇だからこその空気感、お客さまと一緒に物語を共有できる時間を楽しみにしています。皆さんにとっても、いい時間になれば嬉しいです。■相葉裕樹 コメント晴之役を演じます。相葉裕樹です。当たり前に続くと思っていた日常こそが儚く大切だと感じていただけたら幸いです。大切な人をより大切に、心が優しくなれる作品になっていると思います。是非劇場でお待ちしております。■北原里英 コメントいよいよ朗読劇『Every Day』が開幕します。少ない稽古時間の中で、濃縮された時間を過ごすことができた、ちゃんと咲さんと晴之さんになれたなあ、とゲネプロでは感じました。朗読劇ならではの、静かな空間の中で生まれる緊張感をぜひ感じてください。■赤澤遼太郎 コメント24日に三井晴之を演じさせていただく赤澤遼太郎です。演出の古川さんや、咲役の瑞季さんとの稽古がとても楽しく充実しています。この稽古場の空気感をそのまま皆様に!とすんなりいかないのがこの戯曲。晴之が昏睡状態のはずの咲と向き合い、どう踏み出していくのか。単純な純愛物ではない、演じる人の細かなニュアンスによって大きく変化し、リアルな人間模様が出てきてしまいます。もしかしたらマチソワでも大きく変わってしまうような繊細な朗読劇です。自分の持てる全てを出し切りますので、どうぞご来場お待ちしております!■瑞季 コメント初めての朗読劇、決まった時は不安とプレッシャーが一番大きくありました。作品に触れて、音楽に触れて、脚本に触れていくうちにこの作品を“朗読劇”としてお届け出来ることにワクワク、楽しみな気持ちが増していきました。晴之と咲の日常の尊さ、儚さをしっかり伝えられるよう努めたいと思っています。シンプルな物語だからこそ、言葉と音楽と光で紡ぐ上質な時間を、劇場という素敵な空間で是非お楽しみください。よろしくお願いいたします!<公演情報>朗読劇『Every Day』9月22日(木)~24日(土) 東京・ニッショーホール朗読劇『Every Day』メインビジュアル【出演者】林遣都×瀧本美織 / 相葉裕樹×北原里英 / 赤澤遼太郎×瑞季 / 林和義、片山陽加※「林遣都×瀧本美織」は9月22日(木)、「相葉裕樹×北原里英」は9月23日(金・祝)、「赤澤遼太郎×瑞季」は9月24日(土)のみ出演※9月23日(金・祝) 17:00公演、9月24日(土) 13:00公演 / 17:00公演はメインキャスト2名によるアフタートークあり脚本・演出:古川貴義音楽:haruka nakamura演奏:西寿菜チケット料金:6,700円(税込) / ペアチケット:13,000円(税込・2枚)※全席指定、未就学児入場不可チケット購入リンク:お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)関連リンク公式サイト::
2022年09月22日予備校講師やタレントとして活躍する、林修さんが、2022年9月11日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)に出演。同日放送された同番組では、普段から時計を2つ持ち歩いているというサッカー審判員の職業が紹介されていました。林さんはこの審判員にちなみ、「大学受験の時に、3つの時計を持って行った」とコメント。その理由は、「時計の時間がずれていた時に、正しく判断するため」だといいます。1つ持って行った時に、もしそれが遅れていたりずれたりしたりしたら、正しい時間が分からなくなる。2個持って行って時間がずれていたら、どっちが正しいのかが分からない。3つあれば、1個がずれても2対1で必ず時間を正確に判断できると考えて、僕は3つ持って行ったんです。日曜日の初耳学ーより引用大学受験に限らず、多くの試験ではスマホを時計として使うことは禁止されています。その代わりに、試験室内に設置されている時計や持参した腕時計を見ながら、多くの人は試験に挑むことでしょう。3つの時計を持って行くことで、林さんは時間を正確に判断できると考えていたようです。林さんのエピソードに、「納得した」「この考え方はなかった」と、視聴者は感心しました。失敗できない試験では、試験終了ギリギリまで粘る人も少なくありません。そんな時には、林さんのように時計を3つ持って行くといいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月12日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑らが出演する「初恋の悪魔」第8話が9月10日放送。雪松と息子・弓弦とのやり取りに「揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがない」「そういう意味だったらヤバすぎる」などの声がSNS上に殺到している。推理マニアの刑事と兄が殉職した総務課、2つの人格を持った生活安全課の刑事。そして新人刑事に恋する会計課…この4人が独自に事件を解決していくというストーリーが展開してきた本作。“ヘビ女”星砂に想われるようになったことで悠日と険悪になった鹿浜鈴之介に林さん。雪松を殴って総務課をクビになった馬淵悠日に仲野さん。スカジャン姿で乱暴な言葉遣いの人格と、悠日の兄の流れ弾で負傷した“ヘビ女”の人格を持つ摘木星砂に松岡さん。刑事たちの精算に非常に厳しい会計課の小鳥琉夏に柄本さん。少年殺害事件の謎を追い続ける鈴之介の隣人・森園真澄に安田顕。謎の転落死を遂げた悠日の兄・馬淵朝陽には毎熊克哉。朝陽の上司だった今は署長の雪松鳴人に伊藤英明といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“第3の事件”の容疑者・菜々美に逮捕状が出るが、森園はこのままでは事件がもみ消されると鈴之介に話す。森園は雪松を疑っていた。一方、クビになった悠日のもとを両親が訪れる。両親の期待に沿えなかったことを謝罪する悠日だが、両親は「失望なんかするわけない」と答え、そこで朝陽のスマホのパスワードを教えてもらうとともに、雪松が朝陽のことで偽証しているのでは?と疑問を投げかけられる。朝陽のスマホのロックを解除した悠日たちは発信履歴をもとに聞き込みを進める…というのが今回の物語。悠日は発信履歴にあった“みぞれ”なる人物と接触することに。それは朝陽と半年ほど一緒に働き、その後所轄に異動した余命いくばくもない元刑事で、彼は朝陽が雪松から淡野リサ(満島ひかり)を撃つよう命じられたと話していたことを明かし、雪松がリサを殺すために朝陽に撃たせようとしたのではと話す。死の前日、朝陽は「雪松さんは、初恋の人のようなもの」と語っていた…このセリフを聞いた視聴者からは「初恋の人。そんな……。初恋の人に裏切られて殺されたと言うの。なんてこと」「初恋の悪魔」ってお兄ちゃんにとって署長が初恋の相手かつ悪魔ってこと???」「「初恋の悪魔」...タイトル回収?やっぱり署長なのか」などの反応が続出。終盤では悠日と小鳥が雪松を尾行する。帰宅した雪松は入れ違いに自宅から出てきた雪松の息子・弓弦(菅生新樹)に「行ってらっしゃい」と声をかける。すると弓弦は「ありがとね」と返事をしてコンビニに向かう…という展開に。このやり取りに「この「ありがとね」は息子の犯した殺人を、父がまた別の犯人に仕立て上げてくれたからありがとうってことなのか??」「息子のありがとねが揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがないんですが…」「息子だったか…。ありがとね。ってそういう意味だったらヤバすぎるんだが?」などの声が続々とSNSに投稿されている。【第9話あらすじ】服役中のリサと面会した鈴之介は、リサが一言も話をしてくれなかったことを星砂に報告。「リサを苦しめた人間を殺したい」と口にし心を乱す星砂。連続殺人事件の調査が進展し、雪松がその真犯人である裏付けが揃い始めると、すぐにでも雪松を告発すべきだと主張する森園だったが、なぜか慎重な姿勢を見せる鈴之介とぶつかる…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月11日元AKB48で女優の大島優子さんは、2021年に俳優の林遣都さんと結婚。NHK連続テレビ小説『スカーレット』での共演が交際のキッカケでした。そんな大島さんが、第1子の妊娠を発表!おめでとうございます!かわいさ全開!笑顔でピース☆ この投稿をInstagramで見る Yuko Oshima(@yuk00shima)がシェアした投稿 大島さんは、公式サイトで「この度、わたくしごとではありますが、第一子を授かりましたのでご報告いたし ます。 新しい命を家族として迎える喜びと共に、無事に生まれてくることを願い、日々を大切に過ごしております。 これからもあたたかく見守っていただけたら嬉しいです」と第1子を授かったことを報告。現在、安定期に入っていることから、先日放送された『もしものときのがんこちゃん』「大雨がふったら」の吹き替えが行われたときには、妊娠していた様子。白いオーバーサイズのシャツを着ているのは、おなかを締めつけないためだったんですね。笑顔でのピースサイン姿がとてもかわいらしいこの投稿に、「笑顔最高ですね」「あいかわらずかわいすぎる」「優子さんの笑顔に、元気が出ます」などのコメントが。また、「第1子おめでとうございます。楽しみですね」とお祝いの声も届いています。この秋には、映画『七人の秘書 THE MOVIE』や『天間荘の三姉妹』が公開。どんな作品なのか楽しみにしつつ、マタニティライフを送る大島さんを見守りたいですね。あわせて読みたい🌈吉瀬美智子さんの久々の私服に反響!「爽やか美魔女」「相変わらず美しい」の声
2022年08月18日「初恋の悪魔」の第5話が8月13日放送。林遣都演じる鈴之介の「CHE.R.RY」熱唱シーンに「4人の友情を感じて素敵」などの声が続出。“別人格”星砂と鈴之介の遭遇にも不安を感じる視聴者からの投稿が多数寄せられている。停職処分中の刑事と兄が殉職した総務課、“もう1人の自分”を内に抱えた生活安全課、片思い中の会計課と部署もバラバラ、それぞれに訳ありの4人が難事件に挑むストーリーが展開する本作。停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介を林さんが演じ、3年前に兄の朝陽が殉職した馬淵悠日には仲野太賀。普別の人格を抱えている生活安全課の刑事・摘木星砂には松岡茉優。新人刑事の渚に片思い中の会計課・小鳥琉夏には柄本佑。朝陽は誰かに殺されたと考えている雪松鳴人には伊藤英明。鈴之介の隣人・森園真澄には安田顕。悠日の兄・馬淵朝陽には毎熊克哉。新人刑事・服部渚に佐久間由衣といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鈴之介は森園と自宅の地下に。地下室には誰かが監禁されていた痕跡があり、森園は鈴之介が5年前、15歳の少年が遺体で発見された事件の“真犯人”ではないかと言って彼を監禁する。実は鈴之介が暮らす家は1年前、椿静枝(山口果林)という老女から譲り受けたものだったが、彼女の娘と孫は事故で亡くなっていて、そのことで静枝は市の担当者を監禁した過去があった。子どもの頃から孤独だった鈴之介だったが、静枝と出会ったことで“自分はこの世界にいてもいい”と考えられるようになっていた。自らを救ってくれた存在だった静枝だが、その直後彼女は死亡し、鈴之介が家を引き継いだ。一方の静枝も当初は鈴之介を監禁しようと考えていたが、彼と話すうちに自らの復讐心が消えていったことを日記に書き記していた…というのが5話の展開。事件が解決した後、琉夏は鈴之介をカラオケに誘う。今までとは打って変わって素直に承諾する鈴之介を連れ、鈴之介は悠日、星砂、琉夏と4人でカラオケへ。そこで琉夏は「CHE.R.RY」を歌うのだが、サビになった瞬間いきなり鈴之介が歌い出す。「このサビをスルーできる人間はこの世に存在しない」と語る鈴之介。その後4人は肩を組んで「CHE.R.RY」を大合唱する…。このシーンに「なんだこの奇妙で歪だけどあったかい4人の友情はー!」「カラオケのシーン、4人の友情を感じて素敵だった!」「大人になってからの友情泣ける」といった声がSNSに殺到。また、毎回終盤に“新事実”が明かされる本作だが、今回は森園が以前弁護士で雪松とも面識があることが判明。「そこ、知り合いなの???」「ちょっと待って森園と雪松知り合い?弁護士???」など視聴者に驚きが走るなか、東京に聞き込みに行った鈴之介が“別人格”の星砂と出くわす展開に。「運命の再会」だと言って誘惑するように鈴之介を見つめる星砂(の別人格)…。このラストに「ヘビ女は鹿浜さんのこと好きになっちゃうのかな…」「これはもしかしてヘビ女が鈴之助を…こんな難しくて切ない三角関係?四角関係?ある…?」「鹿浜くん&ヘビ女がカップルになってしまう可能性があるってこと……?」など、衝撃を受ける視聴者の投稿でタイムラインに混乱の渦が巻き起こっている。【第6話あらすじ】偶然、東京で会った鈴之介ともうひとつの人格となった星砂。いつもと違う星砂に戸惑う鈴之介。翌日、悠日は星砂を心配し、鈴之介と琉夏に相談するが、鈴之介は星砂と昨夜会ったことを言えないでいた。琉夏はそんな鈴之介の態度を見抜き怪しむ。その後、鈴之介の家を訪れた星砂は、少しずつ心許し始めた鈴之介に自分の過去を語り始める…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月14日俳優の仲野太賀さんと林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)が、いよいよ第2章に突入します。物語が新たな展開を迎える第5話では、鈴之介(林遣都)、悠日(仲野太賀)が抱える『謎』にも動きが。それぞれが抱える謎に新たな展開が?森園(安田顕)によって、自身の家の地下室に閉じ込められてしまった鈴之介。閉じ込められている鈴之介は、森園から5年前に起きた、15歳の少年が行方不明となり、まもなく遺体で発見された事件を聞かされます。犯人は逮捕されたものの、森園は、こんな奇妙な家に住む鈴之助こそが真犯人だと考えていたのでした。対する鈴之助は、森園に、この家に住むこととなった経緯を語り始めます。もともと、鈴之助が住んでいる家は、椿静枝(山口果林)という老いた女性から譲り受けたものでした。椿との出会い、それは鈴之介がこれまで誰にも語ったことのない、今の鈴之介を形成する壮大なストーリーがあったのです。一方の悠日(仲野太賀)は、兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、兄の死の謎を解こうとしていました。鈴之介(林遣都)と森園(安田顕)は、鈴之介家の地下に、薄気味悪い監禁部屋を見つける。森園は、隙を突いて鈴之介をそこに閉じ込めてしまう。彼は、鈴之介が5年前に起こった、ある殺人事件の真犯人ではないかと疑う。一方、悠日(仲野太賀)は兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、兄の死の謎を解こうと星砂(松岡茉優)に言う。星砂は『もうひとりの自分』が朝陽の死に関わっているかもしれないと不安を抱く。そのころ、渚(佐久間由衣)は、捜査に行き詰ったとき、いつも解決のヒントが書かれた手紙が届くことを琉夏(柄本佑)に打ち明ける。さらに渚は手紙の主が鈴之介ではないかと思っていると、頬を緩ませながら語るのだった。密かに渚に心を寄せる琉夏は複雑な心境に。そんな中、音信不通になっている鈴之介を心配した悠日と星砂そして琉夏(柄本佑)は、鈴之介の家を訪ねてくる。監禁されている鈴之介は、この家に住むきっかけになった椿静枝という女性との思い出を森園に語り始め…。捜査権のない登場人物たちが、あくまで自主的に事件を推理する『初恋の悪魔』で、4人が見つけ出す『謎』の答えとは。物語の折り返し地点となる第5話は、2022年8月12日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年08月10日2022年8月10日、アイドルグループ『AKB48』の元メンバーで、現在は俳優として活躍する大島優子さんが、第1子を妊娠したことが分かりました。大島さんの所属事務所である、株式会社大田プロダクションのウェブサイトは、次のように公表しています。日頃より弊社所属タレントへのご声援をいただきましてありがとうございます。既に一部メディアで報道されております通りこの度所属タレントの大島優子が第一子を授かりましたことをご報告申し上げます。現在、安定期に入っており母子ともに順調とのことです。今後の仕事に関しましては本人の体調に合わせて務めさせていただく所存でございます。これからもあたたかく見守っていただけましたら幸いです。株式会社 太田プロダクション太田プロダクションーより引用また、同ウェブサイトで、大島さんのコメントも掲載されていました。いつも応援してくださっている皆様、お世話になっている関係者の皆さまこの度、わたくしごとではありますが、第一子を授かりましたのでご報告いたします。新しい命を家族として迎える喜びと共に、無事に生まれてくることを願い、日々を大切に過ごしております。これからもあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。今後とも、よろしくお願いします。大島優子太田プロダクションーより引用大島さんは、2014年に『AKB48』を卒業。その後、俳優としてテレビドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)などに出演し、2021年7月に、俳優の林遣都さんと結婚しています。おめでたいニュースに、ネット上では「妊娠おめでとうございます!」「これは嬉しいニュース」「元気な赤ちゃんを産んでね!」など、祝福の声が寄せられています。母親になった大島さんの活躍が、ますます楽しみになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月10日林遣都と仲野太賀がW主演、松岡茉優、柄本佑が共演する日本テレビ系・土曜ドラマ「初恋の悪魔」から、Huluオリジナルストーリーが配信されることが決定。また、第4話のダイジェスト映像も公開された。それぞれワケありの警察署勤務の4人、ヘマをして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)、この捜査権のない4人が事件解決に乗り出すミステリアスコメディー。脚本家・坂元裕二の世界観であるテンポがよく、繊細、軽妙かつ重厚で、思わず引きこまれてしまうセリフの掛け合いが展開されていく。この度、第4話の見どころをまとめたダイジェスト動画が公開、物語は大きな謎に向かっていよいよ目が離せない展開に。第5話への期待が高まっている。Huluではオリジナルストーリーを配信。初回は第6話(8月20日)の放送終了後より配信開始、詳細は後日発表予定となっている。第5話あらすじ鈴之介(林遣都)は森園(安田顕)とともに、廊下の突き当りにあった開かずの扉を開く。そこには地下に続く階段があり、その先には地下室があった。薄気味の悪いその地下室は明らかに誰かが監禁されていた痕跡があり、さらに驚く2人。そんな隙、森園は地下室の扉を突然閉め、鈴之介だけを地下室に閉じ込めてしまう。一方、悠日(仲野太賀)は兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、朝陽の死の謎を解きたいと星砂(松岡茉優)に言う。星砂は“もうひとりの自分”が朝陽の死に関わっている証拠が出てくるかもしれないと不安を抱く。閉じ込められている鈴之介は、森園から過去に起きたある殺人事件について聞かされる。5年前、15歳の少年が行方不明となり、まもなく遺体で発見された。犯人は逮捕されたものの、森園は真犯人がほかにいると考えていた。そしてこんな奇妙な家に住む鈴之介こそが、その真犯人ではないかと疑ったのだった。鈴之介は、「ここは僕の家に違いないが、僕の家ではない」と告げるが、森園は「意味が分からない」と取り合わない。そのころ、渚(佐久間由衣)は捜査に行き詰ったとき、いつも解決のヒントが書かれた手紙が届くことを琉夏(柄本佑)に打ち明ける。さらに渚は手紙の主が鈴之介ではないかと思っていると、頬を緩ませながら語るのだった。密かに渚に心を寄せる琉夏は複雑な心境に。一方、鈴之介は森園に、この家に住むこととなった経緯を語り始める。この家は椿静枝(山口果林)という老いた女性から譲り受けたのだった。椿との出会い、それは鈴之介がこれまで誰にも語ったことのない、現在の鈴之介を形成する壮大なストーリーがあったのだ。また、そのころ、しばらく音信不通になっている鈴之介を心配した悠日と星砂、そして琉夏は、鈴之介の家を訪ねてくる。地下室の存在など知る由もない3人は、鈴之介の部屋から椿の書いたとみられる手記を発見し――。「初恋の悪魔」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月08日タケモト企画事務所主催、『林美智子夜会シリーズ』が2022年9月29日 (木)に銀座 王子ホール(東京都中央区銀座4-7-5)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 林美智子銀座王子ホールリサイタル開催!林美智子夜会シリーズ~うたうだけ感じるだけ~」はじまります!これまでの人生を、また新たな「これからの人生」に色濃く描いて行く第一歩。今の世界情勢にソワソワと心落ち着かない日々、このような時代だからこそ、自分のライフワークでもある歌・武満徹のsongsを、あらためて「今の自分」として心の底から歌いたい、感じたい、伝えたい!第一夜の夜会では、皆様と一緒に素敵な言葉とメロディーの宝箱の蓋を開き、一曲一曲を共に味わっていただきます。ホールでその瞬間を共感し合いたい、という想いでいっぱいです。是非!足を運ばれてみて下さい!皆様と心一つになれる夜、王子ホールでお待ちしております!心を込めて...美智子and真穂【プログラム】武満徹songsより小さな空、死んだ男の残したものは、翼 etc林美智子プロフィール東京音楽大学演奏家コース卒業。桐朋学園大学研究科、二期会オペラスタジオ、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンへ留学。アテネで開催された「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」で最高位入賞。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。2002年、新国立劇場「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼルでオペラ・デビュー。以降、同年の二期会創立50周年記念「フィガロの結婚」ケルビーノ、2003年には二期会・ケルン市立歌劇場共同制作「ばらの騎士」オクタヴィアン、日生劇場ベルク「ルル」(3幕版/日本初演)、2004年二期会「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、2005年佐渡裕指揮「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、2006年東京二期会「皇帝ティトの慈悲」セスト、2007年には新国立劇場「運命の力」プレツィオジッラ、同「フィガロの結婚」ケルビーノ、チョン・ミョンフン指揮の演奏会形式「イドメネオ」イダマンテ、日生劇場「カプレーティ家とモンテッキ家」ロメオ、2008年はびわ湖ホールと神奈川県民ホールの「ばらの騎士」オクタヴィアン、そして2009年には佐渡裕プロデュースオペラ「カルメン」タイトル・ロールで新たなカルメン像を創り絶賛を浴び、さらに2012年の日生劇場開場50周年・読売日響創立50周年・二期会創立60周年ライマン作曲「メデア」日本初演のクレオサ、2013年は2月に二期会「こうもり」オルロフスキー、7月に兵庫県立芸術文化センターでの佐渡裕指揮「セヴィリアの理髪師」ロジーナ、そして2015年には紀尾井ホールにて「オリンピーアデ」のアルジェーネ、日生劇場にて「ドン・ジョヴァンニ」エルヴィーラ役と初役に挑み、卓越した歌唱と抜群の存在感を示した。チョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィ等とベートーヴェン「第九」、マーラー「復活」・第4交響曲、ヘンデル「メサイア」、ヴェルディ「レクイエム」をはじめとする宗教曲、ブラームス「アルト・ラプソディ」、ベルク「初期の7つの歌」、繊細かつ表現豊かな歌唱が高い評価を得たシルヴァン・カンブルラン指揮読売日響とのショーソン「愛と海の詩」などで国内外の主要オーケストラとも多数共演。リサイタル活動においても求心力あるプログラムや、自ら作詞し野平一郎氏に作曲を委嘱した「夜~La Nuit~」の演奏、R.シュトラウスやプーランクの歌曲など、常に意欲的な取り組みを行っている。2006年のファースト・アルバム「赤と黒」(Victor)に続き、2008年武満徹の「SONGS」全曲(+MI・YO・TA)を収めたCD「地球はマルイぜ~武満徹:SONGS~」(レコード芸術特選盤)をリリース。2012年2月には、パリの世紀末~20世紀初期までのエスプリに満ちた「ベル・エポック期」の歌曲を集めた〈ベル・エクサントリック~林美智子ベル・エポック歌曲集~Belle Excentrique (DDCB-13021)〉をリリース。大阪音楽大学特任准教授。【公式サイト】 【Twitter】@michiko_mezzo 公演概要うたうだけ感じるだけ『林美智子夜会シリーズ』公演日時:2022年9月29日 (木)18:00開場/19:00開演会場:銀座 王子ホール(東京都中央区銀座4-7-5)■出演者林美智子(メゾソプラノ)石野真穂(ピアノ)■スタッフ竹本和憲 / 他■チケット料金全席指定:5,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月08日俳優の仲野太賀さん、林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第4話が、2022年8月6日に放送されます。『初恋の悪魔』第4話あらすじ鈴之介(林遣都)の家を訪れた森園(安田顕)が見せた、「この部屋には監視カメラがあります」「この世界にはもう秘密などないということでしょう」と書かれたメモが、視聴者の反響を呼んだ第3話。第4話では、そんな森園がサスペンス小説家であることが明かされるも、森園家には妻と呼ばれる女性以外に、怪しげな女性が複数出入りしており、鈴之介は混乱するばかり。一方、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、世界英雄協会を名乗る男を追うべく、奮闘していました。社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られる事件が次々と発生。世界英雄協会を名乗る男が犯行声明を出す。刑事課の捜査会議で渚(佐久間由衣)が世界英雄協会の危険性を主張するも、他の刑事たちは取り合おうとしない。その後、世界英雄協会による犯行は続き、いつしか愉快犯となり、犯行声明とともにクイズを出題するように。大量の数字が並んだ暗号を示し、自らのアジトを示唆するのだった。琉夏(柄本佑)は渚に頼まれて、数字クイズ解読に取り組む。渚までが犠牲者となる。悠日と琉夏(柄本佑)は、鈴之介に助けを求めるが…?毎回、視聴者に少しの謎を残して話が終わる『初恋の悪魔』。第4話ではより物語の核を握る謎に近付くのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月05日ミステリーともコメディともとれる不思議な展開が話題のテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第3話が、2022年7月30日に放送されます。第3話では、悠日(仲野太賀)と結季(山谷花純)、鈴之介(林遣都)と星砂(松岡茉優)、それぞれの関係に変化が起きそうな予感が。『初恋の悪魔』第3話あらすじ第2話で、恋人の結季から、結婚後も別の相手との男女関係を認め合う『オープンマリッジ』を提案された悠日。あらためて正式なフィアンセとしてプロポーズし直すつもりだったものの、肝心の結季は待ち合わせの場所に現れず、落ち込む悠日を癒したのは、星砂でした。一方、そんな星砂に、関心を示す鈴之介は、「僕以外の世界中の人は、摘木(星砂)さんのことが好きなんだろうなって思うんだよ」と恋心をにおわせつつも、星砂に興味はないといい張る始末。そんな中、星砂はスーパーで、ワインを万引きした男性を捕えるも、相手のバッグに商品は入っておらず、店長の山田から苦言を呈されてしまいます。星砂のことが気になって仕方ない様子の鈴之介(林遣都)。悠日(仲野太賀)は、非常に屈折した鈴之介の恋心を感じていた。一方、星砂はスーパーで、ワインを万引きした男性を捕えるも、彼のバッグに商品は入っておらず、店長の山田は、星砂が無実の大切な客を万引き犯扱いしたことに苦言を呈する。しかし、古株の店員・絹子は、星砂をかばう。続いて星砂は、チョコレートをバッグに入れる女性を捕えるが、今回もまた、彼女のバッグにチョコレートはなかった。「確かに見たはずなのに…」と、動揺する星砂。同じことが3回も続くと、さすがの星砂も自信を無くし落ち込んでいた。本当に、万引きは星砂の見間違いだったのか? 鈴之介は、星砂の心をつかもうと、悠日と琉夏(柄本佑)の協力を得て、真相究明に乗り出す。捜査権のない、ちぐはぐな4人が導き出す事件の真相は。そして、それぞれの恋模様は…第3話も、視聴者を飽きさせない展開が期待できそうです。[文・構成/grape編集部]
2022年07月27日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。「言われなくても疲れてるよ」と、柄本佑が演じる小鳥琉夏は物憂げに言う。「お疲れ様」という仕事上の挨拶の言葉なんて、「お疲れ様」と返してさらっと流せばいいのに、いちいち律儀に「お気遣いいただくまでもなく私は既に疲れております」と表明して会話に逆毛を立てる。彼は、思いやりの出し殻みたいな言葉を流せない。きっと小鳥琉夏は、「レモンかけていいですか」と尋ねる言葉すら同調圧力の初歩だと異議を申し立てる家森諭高(TBS系『カルテット』2017年)や、「お土産なんていります?」と土産を買う時間の無駄を糾弾する中村慎森(フジテレビ系『大豆田とわ子と三人の元夫』2021年)と同じものが見える世界に生きている。それはきっとトゲだらけの蔓(つる)が繁る奥に、柔らかく繊細なバラが咲く世界だ。仲野太賀演じる悠日の生々しい独白警察署に勤めながらも、裏方として総務に従事している馬淵悠日(仲野太賀)、同じく経理の小鳥琉夏(柄本佑)、何か問題を起こして停職中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、生活安全課の刑事の摘木星砂(松岡茉優)。本来なら刑事課の事件には捜査権のない四人が集まって、何故か事件を解決しようとする不思議なミステリアスコメディ『初恋の悪魔』(日本テレビ系土曜22時)。しかしカテゴライズ出来ないドラマである。見始めたらずるずる引きずり込まれるような魅力に満ちているが、面白さを未見の誰かに説明するのは難しい。作中の端々で社会的だが、それらの描写は川面の泡のように浮かんではふつりと消えて、また浮かぶ。暗く閉じ込められた部分と、思わず吹き出すコメディの部分が入り交じって昇華する。ドラマごと簡単に括られること、安易な言葉で語られることを拒むように。第2話、はみだし者の4人が考察する事件は、とある団地に住む、かつて人気があったお笑いタレントの兄弟をめぐる殺人である。兄が殺され、弟に嫌疑がかかるが決定的な動機も手段も分からない。お笑いタレントとしては兄の方が人気があり、兄弟内で格差があった。刑事になる夢を諦めて、警察職員として生きている悠日は、3年前に殉職した優秀な刑事の兄と、親の期待に添えないまま生きている自分の立場の隔たりを思い、複雑な気持ちで事件に向かい合う。事件の真相を解き明かしたあと、悠日は夜の公園で星砂を相手に、淡々とこれまで誰にも語らなかった兄に対する自分の心情を打ち明ける。このセリフが、坂元脚本の真骨頂のような見事さであり、少し長いが引用する。欲しいものを手に入れた人と、手に入らなかった人がいて。一番欲しいものが手に入らなかった人は、もう…他になんっにも欲しくなくなってしまう。あ、僕はもう十分です。やあ、結構です結構です。僕はもうこれでいいんで。満足なんで。皆さんで楽しんでください。…顔はね。笑ってるんです。でもそんなの、上っ面で。心ん中じゃ、心の中では。俺を、笑うな。俺を、馬鹿にすんな。俺に、アドバイスすんな。俺に偉そうにすんな。もっと俺を尊敬しろ。いや、なんかそういうねえ、ひんまがったやつだから。兄は死んでしまったんだなあって。初恋の悪魔ーより引用「自分は勝たなくていい、人を勝たせてあげる人生でいいのだ」と笑い、達観して語っていた悠日の、言葉一つ一つから血が噴き出すような生々しい独白である。もしも何かで自尊心がずたずたになって、心が瀕死になってしまったら、それでも生きていくためには、自分が負けたんじゃない、負けを自分の意思で選んでいるのだと痛みから目を逸らして、自分に言い聞かせなければ生き延びられない。そうやって普段は踏みにじられる痛みから目を逸らして生きているけれど、ふとしたはずみに痛みが漏れ出す。その痛みを吐き出させるように少し離れた距離で背中を向けて、聞こえているのかいないのか、それでも悠日を見守っていると分かる星砂を演じる松岡茉優の物言わぬ横顔が、表情を殺した横顔がとても美しかった。坂元脚本の松岡茉優といえば、『問題のあるレストラン』(フジテレビ系2015年)での雨木千佳役が印象深い。孤独な境遇を飲み込み、泣きながら料理を作るシーンは名場面である。千佳のように感情を爆発させる役柄も、星砂のように感情を抑えて演じる役柄も、松岡茉優は独特の引力をもって演じる。1話目・2話目ともに、星砂の謎めいた複雑なキャラクターが何度も示唆されている。この先、万華鏡のようにどんなヒロインを魅せてくれるか楽しみである。余談だが、仲野太賀はNHK・BSの日曜日22時でも『拾われた男』で主人公を好演している。『初恋の悪魔』では松岡茉優を、『拾われた男』では伊藤沙莉を。それぞれに実力派女優を相手に、違う引き出しを開けたアクセル全開の演技が堪能できるので、それぞれに見比べてみるのも面白い。初回ではこの物語がすくい上げる階層と辺境の描写に唸ったが、2話目は内部にある『格差』の痛みを描写していた。これだけの細やかな物語を、週末にボタン一つ、チャンネルを合わせることで見られることを感謝したい。このドラマは複雑で、時に見る側に集中力を要求する作品ではあるけれど、作中に散りばめられた誠実な言葉はきっと見ているあなたの痛みに寄りそうだろう。これは、私の物語であり、あなたの物語でもある。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年07月26日俳優の仲野太賀さんと林遣都さんが主演を務める、テレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第2話に、俳優の六角精児さんが出演することが発表されました。第2話では、紙切り芸を持ちネタした兄弟芸人の兄・夕紀夫(内藤トモヤ)の死をめぐり、悠日(仲野太賀)、鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)が『捜査会議』を繰り広げます。『初恋の悪魔』第2話あらすじ六角さんが演じるのは、兄弟芸人の弟・日出夫役。日出夫は、団地内の廊下で胸にハサミを突き立てられて死んでいる兄・夕紀夫を発見した、第一発見者でした。鈴之介は、凶器であるハサミが2人の商売道具であることから、日出夫に疑いの目を向けるも、完璧なアリバイがあるため、謎は深まるばかり。一方で、悠日は、恋人の結季(山谷花純)との結婚の話が進むも、そちらも不穏な空気が流れ始めていました…。悠日(仲野太賀)は、恋人の結季(山谷花純)と結婚式の相談をする。分不相応の結婚を自認する悠日は、彼女の言いなり。彼女の希望で結婚後は退職し主夫になるつもりだ。そんな中、刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進む。被害者は兄弟芸人の兄・夕紀夫で、弟の日出夫(六角精児)が発見者だ。夕紀夫は、外廊下で胸にハサミを突き立てられて死亡。団地の住人たちは夕紀夫の叫び声を聞いたが、犯人の目撃者は誰もいなかった。鈴之介(林遣都)、悠日、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)の捜査会議が開かれる。鈴之介は、芸でハサミを使っている日出夫が犯人だと主張する。そんな短絡的な推理を全否定する琉夏と喧嘩となる。第一日出夫には完璧なアリバイがあるのだった。謎は深まる一方の捜査会議から帰る途中、悠日は婚約者の結季が別の男性と一緒にいるところを見てしまう…。警察署内にいながら、事件の捜査をする権限のない、はみ出し者4人が織りなすコメディタッチのやり取りも好評の『初恋の悪魔』。第2話は、2022年7月23日、夜10時から放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年07月21日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。これは、厄介なものにひっかかっちゃったなあ。45分の第1話の後、率直な感想はこれである。見たが最後、夏が終わるまでこのむずむずするような、背中がチリチリ冷えるような、かつてこのドラマの脚本家が生み出した名作ドラマ『カルテット』(TBS系2017年)の言葉を借りれば『みぞみぞする』、不安定で魅力的な物語に繋がれたままなのだ。そう簡単に、安易な解答なんかくれないだろうなあ。わかりやすく面白い、一話ごとに解放感をスタンプカードみたいに押してもらえる、そんなドラマが主流の令和のいまだというのに、坂元裕二が書く脚本は最後の章、最後の一文まで読まねば物語を捉えられない複雑な文芸小説のようだ。そんな厄介なものと分かっていて、何故私は嬉々として土曜の22時にテレビの前に座るのか。当たり前だが、一義的には面白いからだ。そして坂元脚本のドラマは、それを見た人がこれから生きていく時間の中で、きっとキラキラと光る石に変わって記憶に残るからだ。停職中の問題行動ありの刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、冴えない警察の総務担当・馬淵悠日(仲野太賀)、同じく経理担当・小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)。警察署内にいながらその事件の捜査をする権限のない、いわばはみ出し者四人が、勝手に事件を考察・解明していくうちに更に大きな運命に巻き込まれていく『初恋の悪魔』(日テレ系・土曜夜22時)。初回の『事件』は、病院内での少年の変死。状況としては飛び降り自殺の可能性が濃厚だが、同室の少年が「先生に殺された」と証言し、その後に危篤状態に陥ったことで事件は微妙に複雑なものになってしまった。自殺の路線で簡単に終わらせたい刑事課の中で、ただ一人、その流れに乗れない心優しい新人刑事・渚(佐久間由衣)の為に、4人は少年の転落死の謎を追う。おそらく登場人物の名刺代わりであろう初回を見ていて、層と辺境の物語なのだと思った。警察署に勤めながら総務課という地味な部署にいる悠日は、とかく下に見られがちで、辛くないのかと上司に問われ「負けてる人生って、誰かを勝たせてあげてる人生ですよね」と達観した返事をする。同じく経理課にいる琉夏は、362円の領収書の精算を適当に処理することが出来ず、刑事課の面々からは煙たがられている。スポーツチームにおけるレギュラーと控え選手のように、あるいは職業における営業担当と補助する事務のように、社長の業務を補佐する秘書のように、何かの成果のために、効率的に誰かを勝たせるために、誰かが補助の役割を担う。それは上下に伸びる層であり、中央と辺境でもある。確かに社会はそうやって成り立つのだけれども、琉夏が自らを辺境にある者として達観している悠日に言い放つ一言が印象的だ。「前向きなのは結構だが、社会を悪くする前向きもあるんだよ」こじゃれて飄々としたセリフ回しに潜む毒に、しびれる一言である。1人の少年の死をめぐる4人の考察は散々迷走し、時に真相の欠片を拾いながら丁寧に時間軸を追って、その真実を明らかにする(その迷走が、それぞれの個性をよく表していて興味深い)。事件の真相は、少年が恋していた、同じ病院に入院している少女の術中死が引き金となった自殺だった。1人の大物芸能人が救急車で運びこまれた結果、その手術に医者が駆りだされ、当初術中だった少女は放置されて死んでしまう。2人の少年は大人たちの中で命が選別されるさまを見ていた。片思いしていた少女を失った悲しみと、自分の大切な存在とそしてある意味自分たちもまた、選別された残酷なその場において『選ばれない』存在なのだと知った痛みに、少年は純粋さゆえに打ちのめされてしまう。歪みはいつも1番弱い人たちに押し寄せて彼らを押しつぶす。層は下層で潰れ、中央から辺境に向けてトラブルは押しやられる。そして、刑事の姿を見てすすり泣く医者の姿に、彼もまた本意ではなかったのだということや、せめてもう1人執刀出来る医者いなかったんだろうかとか、どうにも昨今の医療の現状を思い返してしまい、ほろ苦い気持ちになってしまうのだった。この回のラストで、兄を殉職で失った悠日も何かそのことで問題を抱えていること、鈴之介は星砂への執着を拗らせていること、その星砂は二重人格であるような示唆が一気に描かれる。主人公たち4人はもちろん、それ以外も初回にして登場人物に関する情報量はすさまじいが、そのほとんどがまだ浮遊したまま、互いの関連は見えてこない。このドラマを見はじめた私たちの手の中に、既に原石は渡された。その石を土曜日の22時に画面を見つめながら、手のひらの中で磨いていく。夏が終わり秋が訪れるその頃に、きっと私たちは名脚本家が紡いだ光る数々の言葉と、色あせない物語を手にしているはずだ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年07月19日坂元裕二脚本、林遣都と仲野太賀W主演の「初恋の悪魔」が7月16日スタート。SNSには「出てくる人みんなクセが強い」「キャラ濃すぎ渋滞してる」などの声が殺到するとともに、松岡茉優演じる星砂に“二重人格”疑惑も浮上している。本作は停職処分中の刑事と総務課、生活安全課、会計課という4人がひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する、ミステリーで、コメディーで、そしてラブストーリーでもある物語。あるヘマをして停職処分中の刑事で推理マニア、なぜか大きな洋館にひとりで住んでいる鹿浜鈴之介に林さん。自分が負けることで他人が勝つ人生がある、それが自分のモットーと思っている総務課の職員・馬淵悠日に仲野さん。いつも同じスカジャンスタイルで、言葉使いも乱暴でぶっきらぼうな生活安全課の刑事・摘木星砂に松岡さん。細かい性格で刑事たちの精算にも非常に厳しい会計課の小鳥琉夏に柄本佑。境川警察署の署長で、悠日に停職中の鈴之介を監視させ探るように指示する雪松鳴人に伊藤英明。いつかすごい罪を犯すのではないかという好奇心から、鈴之介が窓越しに監視している自称小説家の森園真澄に安田顕。悠日の兄で捜査中の事故で殉職したとされているが、雪松は誰かに殺められたと考えている馬淵朝陽に毎熊克哉。森園の家に出入りする謎の女性・野上千尋に萩原みのり。事件に真摯に向き合う一生懸命で真面目な新人刑事・服部渚に佐久間由衣。渚の先輩刑事で長いものには巻かれるタイプの口木知基に味方良介。かつて監察医をしており、星砂とはそれ以来の知り合いの小洗杏月に田中裕子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はとある病院に長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が、病院の中庭で遺体となって発見され、飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった少年・大希(高橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島に殺されたと証言。その後、大希は病状が悪化、危篤状態に陥る。新の死は医師による殺人の可能性も出てきた。悠日は雪松から鈴之介の監視を命じられ、彼と知り合う。そんな折、悠日は琉夏から病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいと頼まれ…という展開に。視聴者からは「すごいキャラ濃すぎ渋滞してるこのドラマ」「初恋の悪魔、出てくる人みんなクセが強い!笑」「やばいやばいやばいwww林遣都も柄本佑も松岡茉優も全員クセ強いぞ」「もうみんなくせ強すぎて訳わかんないけど面白い。そしてみんなのお芝居好きすぎる」など登場人物の“クセの強さ”に触れた投稿が殺到。ラストでは落とした財布を受け取ろうとした星砂が、自分がしたとされる買い物について違和感を感じたような表情をしつつ、商品を受け取る場面も。帰宅した星砂の部屋には、普段の彼女とは別系統のカバンなどが大量に置かれたクローゼットが。それを閉じた星砂が「いいかげんにしてくれよ、ヘビ女」とつぶやくカットで1話は終了。このラストシーンにも「摘木さん(松岡茉優)は二重人格なのかな?」「解離性同一性障害って事なのかなぁ?!ヘビ女に化けるの楽しみ」といった反応が多数寄せられている。【第2話あらすじ】刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進んでいた。被害者はかつて人気だった芸人の夕紀夫(内藤トモヤ)で、弟の日出夫(六角精児)とコンビを組んで紙切り芸を持ちネタにしていた。手がかりを見つけるため、渚(佐久間由衣)が一人で団地の監視カメラの映像をチェック。琉夏はそんな彼女が心配でならず、鈴之介、悠日、星砂、琉夏の自宅捜査会議が始まる…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月17日「Mother」「Woman」「大豆田とわ子と三人の元夫」など、数々のヒットドラマを書き下ろした脚本家・坂元裕二とその製作陣が新たに描く土曜ドラマ「初恋の悪魔」が7月16日(土)よりスタート。林遣都と仲野太賀がW主演し、さらに松岡茉優、柄本佑という人気俳優の共演で早くも話題を呼んでいる。物語の舞台は、境川警察署。失態をして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂(松岡茉優)、会計課・小鳥琉夏(柄本佑)という4人がひとりひとり、こじれた事情を抱えながらも刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する。友情や恋が芽生えるだけでなく、やがてより大きな真実と運命に飲み込まれていく、ミステリーで、コメディーで、そしてラブストーリーでもある青春群像劇(?)となるらしい。10代のころからお互いを知る林さんと仲野さんに、松岡さんと柄本さんの初共演など、それぞれのケミストリーが楽しみな俳優たちが、クセ強めのキャラクターを演じ、ひと筋縄ではいかない展開を予感させている。★林遣都「デビューの頃から知っている太賀と一緒」停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介を演じる林さん。15歳の時に家に引きこもり、シャーロック・ホームズに憧れたのを皮切りにミステリー小説を読みあさり、凶悪犯罪オタクの推理マニアに。やがて刑事になったものの、思い描いていた捜査とは違う。もしかして自分が憧れていたのは刑事ではなく、凶悪犯人だったのではないか、というやばい考えまで頭の中をよぎりはじめている。最近は挙動不審で奇異な行動を見せる隣人の森園(安田顕)を嬉々として観察している、という少なからず闇を感じさせるキャラクター。林さんは1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。主演映画『バッテリー』(07)で俳優デビューし、仲野さんと共演した。2018年のドラマ「おっさんずラブ」の牧役で広く注目を集めたほか、「HiGH&LOW」シリーズ、映画『闇金ウシジマくん』『しゃぼん玉』『犬部!』『私をくいとめて』などで多彩な役柄をこなしてきた。NHK連続テレビ小説「スカーレット」で共演した大島優子との結婚も話題となった。坂元さんによる「朗読劇2021」にも参加したが、今回の役柄は坂元さんがあて書きしたという。「普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)」と林さん。また、仲野さんによれば、「遣都くんって何回売れるんだよ!」と同世代の俳優の間でよく話題になるとか。「今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。『バッテリー』から始まって、そのあと『火花』『おっさんずラブ』があって、『いつまで売れ続けるんだろうな、この人』っていう感じですごいなと思っています」と明かしている。★仲野太賀、林遣都とのW主演は「光栄」仲野さんが演じるのは、総務課の馬淵悠日。総務課は暑中見舞いはがきの作成・送付から、コピー用紙の補給も電球の交換も任される、捜査とは無縁の仕事だ。刑事だった優秀な兄(毎熊克哉)を亡くしている。悠日は自分自身に期待をしておらず、出世も興味なし。自己犠牲型の平和主義者。そんな中、署長の雪松(伊藤英明)から鹿浜鈴之介の監視を命じられることに。「おまえなら相手も油断するはずだ」と言われるのだが…。1993年2月7日生まれ、東京都出身の仲野さん。林さんのデビュー映画『バッテリー』撮影当時は、林さんが14~15歳、仲野さんが12~13歳だったそう。「こうやって並んで主演でやらせてもらえる時がきたのは光栄」と感慨深げだ。2012年の映画『桐島、部活やめるってよ』では“桐島”と同じバレー部で、桐島の突然の退部に翻弄される1人を演じた。2016年、今作「初恋の悪魔」の水田伸生監督が手がけた宮藤官九郎脚本のドラマ「ゆとりですがなにか」の“ゆとりモンスター”・山岸役が大反響を呼び、スピンオフ「山岸ですがなにか」も生まれるほどに。「今日から俺は!!」「この恋あたためますか」から映画『南瓜とマヨネーズ』『泣く子はいねぇが』『すばらしき世界』などまで縦横無尽にこなし、現在、主演ドラマ「拾われた男」がNHK BSプレミアムにて放送中、ディズニープラスにて配信中と波に乗る。今作には、「この先、全話を通してこの役(悠日)の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみ」と期待を込める。★松岡茉優、坂元脚本には「必ず答えが入っている」松岡さんが演じる摘木星砂は、生活安全課で万引きなどを担当する刑事。かつては県警捜査一課に所属し、果敢に凶悪事件にも向き合ってきたこともあってか服装はいつも同じスカジャンスタイルで、言葉使いも乱暴でぶっきらぼう。しかし、実はそれは彼女の本当の姿ではなく…。1995年2月16日生まれ、東京都出身。2008年より「おはスタ」のおはガールを務める。『桐島、部活やめるってよ』で校内一の人気女子の“親友”役で注目を集め、以降も連続テレビ小説「あまちゃん」やドラマ「コウノドリ」、映画『ちはやふる』シリーズ、『万引き家族』『蜜蜂と遠雷』『騙し絵の牙』などに出演。2017年、大九明子監督のもと初主演を務めた『勝手にふるえてろ』が第30回東京国際映画祭観客賞を受賞し、松岡さん自身も「東京ジェムストーン賞」を受賞した。坂元脚本のドラマは「問題のあるレストラン」(15)以来2度目。「役作りにおいて、坂元さんの脚本の中には、必ず答えが入っている」と言い、今作の「星砂という役にもとことん向き合おうと思います」と意気込みを語る。柄本さんとは初共演となるが、「林遣都さんとは18歳のときに時代劇(『銀二貫』)でご一緒したのが初めてで、錚々たるキャストの中で、若くして主演を務められていて、その中で座長としての勇ましさを感じていました」と松岡さん。「仲野太賀さんとは、16歳の時に初めて共演して、縁が深くて、もう3、4回ご一緒していると思います」と、旧知の仲。林さん演じる鈴之介と恋が生まれる可能性もあるらしい!?★柄本佑が演じると、役が「生き生きして血がめぐる」メインキャストの最後の1人は、偏屈で堅物の会計課の職員・小鳥琉夏を演じる柄本さん。刑事たちの精算にも非常に厳しい。その一方で空想癖もあり、よく持論を説くところがあるので署内ではやや敬遠されている。そんな折、自分の話をいつも真剣に、親身に聞いてくれる新人刑事・渚(佐久間由衣)に想いを寄せるようになる。1986年12月16日生まれ、東京都出身。柄本明&角替和枝を両親に持ち、弟・時生は名バイプレイヤー、妻は安藤サクラという俳優一家。2001年、オーディションから選ばれた主演映画『美しい夏キリシマ』が高く評価され、数々の映画に出演し、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や「心の傷を癒すということ」、映画『きみの鳥はうたえる』ほか、舞台でも広く活躍。特に2020年、吉高由里子主演「知らなくていいコト」で人気を掴んだ。今年も「ミステリと言う勿れ」『ハケンアニメ!』『犬王』など活躍し、庵野秀明監督による『シン・仮面ライダー』(2023年3月公開予定)にも出演する。林さんにとって柄本さんは「尊敬する先輩」だと言い、仲野さんも「きちんと共演するのは初めて」という。「佑さんがこれまで演じてきた役は、他の方では想像が出来ない印象があって、佑さんがやるとその役が生き生きして血がめぐる感じがしていました。今回演じられる小鳥琉夏役もとても楽しみです」と初共演の松岡さんも語るように、今作でも柄本さんにしかできないキャラクターを作りあげてくれそうだ。第1話あらすじとある病院に長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が病院の中庭で遺体となって発見された。飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった入院患者の少年・大希(高橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島(川原田樹)に殺されたと証言。その後、大希は病状が悪化して危篤状態に陥った。新の死は、医師による殺人の可能性も出てきた。境川警察署の総務課職員・悠日(仲野太賀)は署長の雪松(伊藤英明)から、ある失敗をして停職処分中の刑事・鈴之介(林遣都)の監視を命じられる。刑事だった悠日の兄は、捜査中の事故で殉職したのだが、雪松は鈴之介がその死に関わっているかもしれないと告げる。思いがけない命令で、悠日は鈴之介の家を訪ねることに。鈴之介は大きな洋館に一人で住んでいた。悠日は、署内で行っているアンケート調査と称して鈴之介から話を聞く。過去に起こった世界の猟奇的犯罪について、熱っぽく語る鈴之介。彼は、凶悪犯罪愛好家の推理マニアだった。そんな折、悠日は会計課の琉夏(柄本佑)から、頼みごとをされる。現在所轄で捜査中の病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいというのだ。そんな中、刑事課の新人刑事・渚(佐久間由衣)に密かに心を寄せる琉夏は、刑事課内でポンコツ扱いされる渚に手柄を立てさせたいと考えたのだった。突拍子もない申し出に、またしても戸惑う悠日。彼は断ろうとするものの、鈴之介のことを思い出す。悠日は、琉夏を連れて鈴之介の屋敷を訪ねる。事件の概要を聞いた鈴之介は、医師がシリアルキラーである可能性が高いと興味津々。3人は、捜査会議を始めるが…。悠日と琉夏は独自で捜査するため、捜査資料管理室に侵入。すると、なぜか生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)がいた。悠日と琉夏は、星砂も病院の転落死事件を調べていると思い込み、彼女に協力してほしいと頼む。かくして、捜査権のない4人が事件解決に乗り出した。少年の転落死は自殺なのか、それとも殺人なのか?事件の裏に隠されていた秘密とは!?そしてこの妙な4人の組み合わせが、思いがけない事態を巻き起こしていく――。「初恋の悪魔」は7月16日より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年07月16日2022年夏の新ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第1話が、いよいよ7月16日に放送されます。俳優の林遣都さんと仲野太賀さんを主演に迎えた同作は、警察署を舞台に、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違う感性と推理で、難事件を解明する『ミステリアスコメディ』。往来の刑事ものとは違う新感覚なテーマはもちろん、松岡茉優さん、柄本佑さん、安田顕さんら豪華キャストが集結したことでも、放送前から話題を呼んでいます。そんな2022年夏の注目ドラマである『初恋の悪魔』の第1話のあらすじと劇中写真が、解禁されました。『初恋の悪魔』第1話あらすじとある病院に長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が、病院の中庭で遺体となって発見された。飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった入院患者の少年・大希(髙橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島に殺されたと証言。その後、大希は病状が悪化して危篤状態に陥った。新の死は、医師による殺人の可能性も出てきた。境川警察署・総務課職員の悠日(仲野太賀)は、ある失敗をして停職処分中の刑事・鈴之介(林遣都)とともに、ひょんなことから、病院での転落死事件の真相を突き止めることに。事件の概要を聞いた鈴之介は、医師がシリアルキラーである可能性が高いと興味津々。控えめな性格で周囲の人を引き立てることこそが自分の生きる術だと考えている悠日、凶悪犯罪愛好家の推理マニアの鈴之介、さらに会計課の琉夏(柄本佑)、生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)が加わり、捜査権のない4人が事件解決に乗り出した。少年の転落死は自殺なのか、それとも殺人なのか。事件の裏に隠されていた秘密とは。そしてこの妙な4人の組み合わせが、思いがけない事態を巻き起こしていく…。笑いあり、ラブストーリーの要素あり、はたまた青春群像劇のような雰囲気も持ち合わせた『初恋の悪魔』第1話は、7月16日、夜10時から放送スタートです。[文・構成/grape編集部]
2022年07月12日朗読劇『Every Day』が、9月22日から24日にかけて東京・ニッショーホールで上演されることが決定した。音楽家・haruka nakamuraの楽曲「every day」から着想を得て、冨士原直也がmixiで発表した短編シナリオが原作となる『Every Day』。2016年には手塚悟が監督を務めた映画が公開された。ある月曜の朝、三井晴之が目を覚ますと交通事故で昏睡状態の恋人・辻村咲の姿が。1週間だけ時間をもらったと言い、いつも通りに朝ごはんを作り、弁当を差し出す咲。夢か現実か、晴之はまだ状況を飲み込めないまま、仕事に行き、いつもと変わらぬ日常が過ぎていく。朗読劇として上演される今回は「箱庭円舞曲」の古川貴義が脚本・演出を手がけ、メインキャストとして林遣都×瀧本美織ペア、相葉裕樹×北原里英ペア、赤澤遼太郎×瑞季ペアが日替わりで登場。また共通キャストとして林和義、片山陽加が出演する。なお音楽はharuka nakamuraが映画の為に書き下ろした楽曲が、西寿菜によるピアノの生演奏で届けられる。チケットは7月19日11時より公式HPでチケット先行抽選受付がスタートする。■古川貴義(脚本・演出)コメントあたりまえがあたりまえじゃなかったことに、人は様々な出来事から気付かされます。社会情勢や自然災害、はたまたもっと個人的な、誰かに言うほどではないけれど自分にとってはとんでもなく大きな出来事から。そんな、原作が内包する普遍的なテーマの純度を高めたい。映画化も舞台化もされているこの作品を朗読劇として立ち上げるにあたって、新しい要素を盛り込むよりも、登場人物たちの持つ優しさと、日常の儚さを丁寧に掬い取るように脚本を紡ぎ直しました。素晴らしい俳優たちの声と表情によって立ち上がるこの作品を通して、お客様の毎日が、あたりまえが、いつもより大切なものになることを願っています。■林遣都 コメントどんな作品になるのか非常にワクワクしています。瀧本さんとしっかりイメージを共有し、朗読劇ならではの素敵な時間を沢山の方々と一緒に体感できたらなと思います。劇場でお待ちしています。■瀧本美織 コメント朗読劇は初めての試みになります。声で紡がれる世界は、情報が少ない分感覚が研ぎ澄まされるようで好きなので、お話をいただき嬉しかったです。林遣都さんとご一緒できるということでとても心強いです。声に魂を乗せ、心を込めて演じさせていただきますので、ぜひ劇場へ物語を感じにお越しください。■相葉裕樹 コメント皆様にこの作品をしっかりお届けできますよう精一杯努めたいと思います。ぜひ劇場にてお待ちしております!宜しくお願い致します。■北原里英 コメント今回挑戦させていただく作品はとても繊細な物語なので、大切に大切に演じられたらと思っています。わたしは朗読劇が好きです。稽古期間の短い中だからこそ生まれる緊張感や色褪せていない新鮮さ、そして今回はピアノの生演奏も…。相葉さんとは初共演なのですが、観に来てくださる方々に物語の中でしっかりといままでの2人の関係が見えるよう、繊細に作り上げていきたいと思います。徐々に『普通』の生活に戻っていっているいま、『生』の舞台をぜひ観に来てください。■赤澤遼太郎 コメント映画「Every Day」拝見させていただいた際、役者さんの自然体のお芝居や想像力を掻き立てる音楽、日常の大切さを感じる脚本や演出、様々なところに心地良さや、愛おしさを感じました。この作品が古川さんの手によって朗読劇になるのをとても楽しみにしています。本番はピアノの生演奏もあります!とても素敵な作品になると思いますので是非ご来場下さい!劇場でお待ちしております!■瑞季 コメントこの度、初めて朗読劇に挑戦させていただきます。初めての朗読劇で自分には勿体無いくらいの素敵な機会をいただけて、本当に光栄です。出演者の皆様、素晴らしい役者さんばかりでとてもプレッシャーも感じていますが、作品の世界観は大切に、私らしくこの役を精一杯生きたいと思っています。<公演情報>朗読劇『Every Day』9月22日(木)~24日(土) 東京・ニッショーホール朗読劇『Every Day』メインビジュアル【出演者】林遣都×瀧本美織 / 相葉裕樹×北原里英 / 赤澤遼太郎×瑞季 / 林和義、片山陽加※「林遣都×瀧本美織」は9月22日(木)、「相葉裕樹×北原里英」は9月23日(金・祝)、「赤澤遼太郎×瑞季」は9月24日(土)のみ出演※9月23日(金・祝) 17:00公演、9月24日(土) 13:00公演はメインキャスト2名によるアフタートークあり脚本・演出:古川貴義音楽:haruka nakamura演奏:西寿菜チケット料金:6,700円(税込) / ペアチケット:13,000円(税込・2枚)※全席指定、未就学児入場不可■先行抽選受付:7月19日(火) 11:00~7月24日(日) 23:59詳細は公式サイトへ■一般発売:8月13日(土) 10:00~お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)関連リンク公式サイト::
2022年07月08日坂元裕二さん脚本作品『初恋の悪魔』でW主演する林遣都さんと仲野太賀さん。林さんのデビュー映画『バッテリー』で出会った時、林さんは14歳、仲野さんは12歳と、10代の頃から切磋琢磨してきたふたり。林遣都:俳優になってから一番古い関係なのが太賀です。太賀の活躍する姿を見て感じるのは、俳優業に対してすごく真面目だということ。この仕事は運や巡り合わせが大事ですけど、太賀は自分の実力で引き寄せ続けている人だと思うんです。今日も感じたんですけど、太賀が現場に入ってくると場が明るくなるんですよね。昔から変わらず人から愛され、エネルギー溢れる感じが羨ましい。仲野太賀:遣都くんは、演技に対してストイックで自分に厳しい方。「まだいける、まだいける」と追求をやめないんです。10代、20代、30代といろんな役に出合うたびに、何としてでも自分の殻みたいなものを剥ごうとする泥くささがすごく素敵で、そのたびに新しい林遣都像を見せてくれます。プライベートの遣都くんは、びっくりするくらい自分に甘いんですけどね(笑)。林:(笑)。太賀のプライベートは、昔から洋服や趣味がオシャレでハイセンスな男。仲野:そんなことないですけど、あーざっす!僕は俳優として物心つく前からずっと遣都くんが主演する作品で共演させてもらっていて、その背中を追いかけてきたので、こうして『初恋の悪魔』で初めて肩を並べて、一緒に作品を作れることがすごく幸せです。林:坂元裕二さんの新作に携われることも心から嬉しかったし、太賀をはじめ共演者や水田(伸生)監督、スタッフの方々のお名前を聞いて、絶対におもしろい作品になると思いました。仲野:僕も、坂元さんの脚本で、素晴らしいスタッフとキャストの方々とご一緒できるなんて、これ以上ないオファーをいただいて、光栄でした。何一つ心配がなくて、おもしろいドラマを作れる予感しかしていません!――おもしろいドラマになるとふたりが口を揃える『初恋の悪魔』。林さん演じる鹿浜鈴之介(しかはますずのすけ)は、推理マニアの刑事だが、あるヘマをして停職中。仲野さんは、鹿浜と同じ警察署に所属する総務課職員・馬淵悠日(まぶちはるひ)を演じる。林:鹿浜は凶悪犯罪マニアで、現実世界では人との交わりからずっと距離を置いてきた男です。一見変人ではあるんですが、自分としてはそういうアプローチをするつもりはありません。好奇心が強い鹿浜が好きなものに熱中して、子どもの頃から時間が止まっているところは、捉え方によってはとてもピュアだと思うんです。サイコホラーにとどまらず、世界の歴史や哲学にも詳しい鹿浜の人物像や、これまでどんなふうに生きてきたのか、坂元さんの台詞から掘り下げて、演じようと思っています。仲野:馬淵は、花形だった刑事で殉職した兄がいて、彼自身は、警察学校に行ったけれど警察官には向いてなくて自信が持てずにいて、警察官でありながら警察を軽蔑しているところもあって…。そうした腹に一物抱えた屈折したところが人間らしいですね。でも、表向きは人当たりがいいんです。本音を言って誰かを傷つけたくなくて、たくさんの言葉を呑み、波風立てず、人を尊重しようとする悠日の優しさが愛おしくて。僕たちも多くの言葉を呑み込みながら生活して、自分の気持ちを押し殺して笑うこともありますよね。そういった意味で、すごく共感できるキャラクターです。――朗読劇『坂元裕二 朗読劇2021』に出演した林さんと仲野さん。おふたりとも元々ファンだったという坂元作品への熱い想いとは。林:事前に登場人物の、脚本には書かれていない細かい役の設定や背景が書かれた資料をいただきました。ゼロからこれだけ多くの人物を一人ひとり細かく、骨太に描けるところに坂元さんのすごみを改めて感じました。その人物たちがひとつの作品に集まり、まだ誰も知らない坂元さんが作り出す世界に飛び込めることにワクワクします。仲野:僕も、坂元さんの脚本を読ませていただき、見たことのないドラマになりそうな期待があります。キャストとスタッフが共犯関係となって、日本のドラマの新しい到達点に達することができそう。いちファンとして見ていると、自分では気づけなかった感情の正体がわかる瞬間が訪れるんです。「あの時感じた、あの複雑な感情はこういうことだったんだ」って。そういう発見と感動がものすごくあるし、台詞ひとつ、シーンひとつにユーモアがあって、でも、終わる頃には腹の底から泣けて…。そういう深いぶっ刺さり方を毎回しています。自分にはない感覚、感情に出合えるのが演技。――数々の作品で演技力を高く評価されてきたふたりにとって、演じる楽しさ、そして俳優として届けていきたいエンターテインメントとは。林:僕は根本的にネガティブ思考が強くて、自分に自信が持てず悩むこともあるんです。この仕事をしていなかったら、もっとその傾向が強かったと思います。でも、お芝居をしている時はすべてを忘れられて、素の自分にはない、いろんな感覚を味わえる。それが僕にとって演じる楽しさで、好きなところです。仲野:人って普段は、悲しかったり、悔しかったり怒ったり、ネガティブな感情をなるべく出さないように生活しているじゃないですか。でも、お芝居をしていると、そうした感情が発露する瞬間にたびたび出合えるので、実生活より、感情の自由度がありますよね。林:今改めて、舞台に立ってお客さんと生で接することができるようになり、ありきたりな言葉かもしれませんが、とても希望のあるお仕事に携われているんだなと感じました。コロナ禍以降、エンタメに対する見方も変化していますが、俳優だけでなく、お笑い芸人さん、音楽を届ける人、歌舞伎役者…すべての表現者は、変わらずエンタメの受け手に想像する時間を届けてくれる。僕も、俳優として、みなさんがエンタメに触れる1時間、2時間だけでも、いろんなことを忘れて非現実を味わえる瞬間を提供できるお仕事にやりがいを感じていますし、ずっと続けていきたいです。仲野:遣都くんが話してくれたように、僕たちを通して、作品の中で、希望だったり、喜びなのか悲しみなのか、何かしら感じてもらえるエンタメを届けられたらいいですよね。僕は、とても難しいことですけど、誰も置いてきぼりにしたくないと思っていて。人はそれぞれ違うし、共感がすべてではないけども、見た人が「そこに自分がいるようだ」と感じられる、優しい作品を残していきたいです。はやし・けんと(写真左)1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。映画『バッテリー』(2007年公開)の主演で俳優デビュー。’18年のドラマ『おっさんずラブ』ほか、話題作多数。舞台にも精力的で、近年の出演作に『友達』『セールスマンの死』などがある。衣装協力・HOMME PLISSE ISSEY MIYAKEなかの・たいが(写真右)1993年2月7日生まれ、東京都出身。2006年、俳優デビュー。’16年のドラマ『ゆとりですがなにか』が大きな話題に。主演ドラマ『拾われた男』がNHK BSプレミアムにて放送中&ディズニープラスにて配信中。映画『ぜんぶ、ボクのせい』が8月11日に公開。ドラマ『初恋の悪魔』推理マニアの停職処分中刑事・鹿浜(林)、日陰的な総務課職員・馬淵(仲野)、万引などを担当する生活安全課刑事・摘木(松岡茉優)、会計課に勤める堅物な小鳥(柄本佑)。訳アリな4人の間に友情と恋が芽生えていく。演出は『Mother』で脚本の坂元裕二さんとタッグを組んだ水田伸生監督ほか。日本テレビ系にて毎週土曜22:00~放送。7月16日スタート。※『anan』2022年7月13日号より。写真・来家祐介(aosora)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年07月07日林遣都と仲野太賀がW主演、「Mother」「Woman」や映画『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二が送る小洒落てこじれたミステリアスコメディ「初恋の悪魔」が、日本テレビ系新土曜ドラマとして7月にスタートすることが分かった。警察署に勤めていても、捜査権のない“俺たち”。ヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)のもとに、総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏という部署もバラバラで、それぞれ訳ありの4人が集まった。正義感も出世欲もない、ひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する彼ら。いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…。仲野太賀「遣都くんって何回売れるんだよ!」林さんと仲野さんの出会いは、2007年の林さんのデビュー映画『バッテリー』という。お互いの印象について、まず林さんは「とにかくお芝居愛の強い男という印象があります。それに太賀は本当にみんなに愛される人だと思います」とコメント。一方で「同世代の俳優たちで、よく話題になるんですが、『遣都くんって何回売れるんだよ!』っていうのがあって」と仲野さん。「今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。『バッテリー』から始まって、そのあと『火花』『おっさんずラブ』があって、『いつまで売れ続けるんだろうな、この人』っていう感じですごいなと思っています」と言う。それを聞いた林さんは、「今の話を、太賀が僕の家に来た時に言ってくれて…。僕の中では全然自覚もないですし、ずっと悔しい思いもありながら、なにくそ!と思ってやってきたところがあるので、太賀がそんな風に見ていてくれていたんだと知って、彼が帰った後、ひとり部屋でじんわりしちゃいましたね」と明かした。林遣都「喜びと共に身の引き締まる思い」今回共演する本作については、「率直にうれしかったです」と林さん。「坂元裕二さんオリジナルの書き下ろしドラマで、水田(伸生)監督、次屋(尚)プロデューサーとお仕事が出来る。デビューの頃から知っている太賀と一緒。うれしいことがたくさん重なり、喜びと共に身の引き締まる思いがあります。大事な時間にしなければなと思っています」とコメント。仲野さんは「僕も嬉しかったですね」と言い、「坂元さん、水田さん、次屋さんの作るドラマは憧れでもあったので、このチームに参加できる喜びと、林遣都くんと一緒に主演でやれるっていうことは個人的にとても感慨深く、光栄だなと思いました」と語る。また、役柄について、林さんは「とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、『坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう』と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)」と打ち明ける。仲野さんも「僕は警察署の総務課職員の役らしいんですけど、自分の中でこの役をどう体現していくかはまだ答えが出ていません。ただ、坂元さんのドラマで、坂元さんの書いたセリフを自分の体を通して言えるのは役者としてとても喜びがありますね」と胸中を明かすと、林さんは「僕も坂元作品がどんどん進化しながら出来上がっていく過程を実際に体験できる喜びでいっぱい」と応じる。さらに仲野さんは、「この先、全話を通してこの役の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみです」と期待を込めて語っている。土曜ドラマ「初恋の悪魔」は7月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年05月23日中京テレビ放送株式会社(本社所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:丸山 公夫)は、新番組「林修のナゴヤかるた」を4月3日(日)より放送しております。■番組内容■名古屋市出身の超有名人気予備校講師!多くの番組でMCを務め、わかりやすい説明で定評がある林修先生が、名古屋市の施策を視聴者に伝わりやすく解説します。各回の最後に、内容を1枚のかるたにまとめ、1年でナゴヤが分かる50音のナゴヤかるたを作り上げます。番組ロゴ・出演者■番組概要■番組タイトル: 林修のナゴヤかるた放送日時 : 毎週日曜 午後5時25分~(再放送:毎週日曜 深夜2時15分~、毎週月曜 深夜0時54分~)放送エリア : 愛知県・岐阜県・三重県出演者 : 林 修番組HP : ■見逃し配信■各回放送後、番組HPとLocipoで見逃し配信を行います。番組HPでは、これまでに作り上げたかるたを確認することができます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月04日世界中で長く上演されてきたアーサー・ミラーの代表作『セールスマンの死』。過酷な競争社会が生んだ弱者であるセールスマンのウィリー・ローマンとその家族の物語である。ウィリーの息子兄弟を演じるのは、福士誠治(長男:ビフ役)と林遣都(次男:ハッピー役)。この名作戯曲と演じる役から感じることを、自身に重ねながら話してくれた。生きづらい困難が様々にある今だからこそ、誰にとってもこの家族の物語は胸に迫ってくる。熱量高く、「描かれていない部分」を掘り下げる日々──稽古が始まっているそうですが(取材は3月上旬)、どんな感触ですか。福士ペースがめちゃくちゃ速いです。始まって3日目か4日目くらいで、もう一幕をさらいました。林はい、既に半分通しました。福士だから、ここ何日間はセリフが追いつかなくて頭がいっぱいな感じですけど、とても集中できる稽古だなと思っています。林ペースは速いですが、毎日8時間くらいみっちりとそして丁寧な稽古で。ショーン・ホームズさんの演出に熱を感じます。福士そう。それぞれの関係や起きる出来事のことを考えたり、なぜこのセリフを言うのかといったことを細かくセッションしていて。感情を平面から起伏のあるものにしていくヒントをもらっている感じがします。林描かれていない部分をみんなで話し合いながら掘り下げていってくださるので。ほかの方の質問で自分が見えていなかった部分も知ることができて、充実した稽古になっています。稽古2日目に、ショーンさんが役者と一対一で話す時間を設けてくださり、その時間も素敵だったなと思って。福士すごくいい時間だったよね。ひとり30分ずつくらい自分の役の話ができて。次々に来る役者の質問に真摯に答えるショーンは大変だったと思うけど。僕もけっこういろんな話をしました。たとえば、僕が演じるビフの根本にある家族に対する愛とか、このローマン家特有のオブラートに包んでいる嘘のこととか、お父さんのウィリーの友人であるチャーリーに対するビフの態度についてとか、いろいろ細かいところを確認しました。林僕は、役のことじゃなくて、自分のことばかり話してしまって、ちょっと失敗したなと思っています。この『セールスマンの死』をやっていると自分の家族のことを思い出してしまって、作品への語りたい思いがあふれて、気づいたら役についての質問をほぼできずに終わってしまいました。ショーンさんに、「あいつ何なんだ」と思われたんじゃないかなってすごく落ち込みました(笑)。自分の家族を思い出すような普遍的な戯曲──そもそも林さんは、「数年前にこの作品を知り戯曲を手に取って、あまりの感動に、いつか自分は『セールスマンの死』をやるんだと心に決めた」とコメントされていました。それも、ご自身の家族を思い出すような戯曲だったからなんですね。林はい。そうなんです。福士アーサー・ミラーのこの戯曲の初演は1949年で、物語もその頃のアメリカの時代背景や社会情勢が反映されていますが、書かれていることは普遍的。ビフが父親から過剰に期待されていることも、今はここまではないのかもしれないけど、自分も野球をやっていた頃は、親は「お前の好きなように進んだらいい」と言いながらも新しい野球道具を買ってくれたりしていたので、上手く乗せられていたような気もする(笑)。もしかしたら、僕の知らないところで野球選手にしたいと話してたのかもしれないし。そういう家族関係を上手く回していくための嘘は、変わらずあると思うので、わかるところが多い。そこが面白くもあり、演じるにあたっては難しいところでもありますね。林どんな時代でも、人は常に世の中の不条理に巻き込まれていくというか。今もコロナのパンデミックがあったり。そんな中で、ごくごく普通の人が、自分の家族を守るため、家族をいい方向に向かわせていくために一生懸命生きている姿っていうのは、やっぱり誰もが共感するものがあって。だから、今に至るまでずっとたくさんの人に愛され続けてきた作品なのかなと、とくにお父さんを演じる段田さんを見ながら、感じます。ハッピーみたいに家族と接する人は多いはず──その家族の中で、福士さんは兄のビフを、林さんは弟のハッピーを演じられます。この兄弟をどんな関係だと感じられていますか。福士ビフはハッピーのことを、この家族に生まれた者として、ある種同志だと思っている。でも、自分ほど父親から期待されていないのを見ているので、お前は俺についてくればいいみたいなところはあって。ところが長じると、不器用なビフは期待通りに進めていなくて、ハッピーはできるだけ責任を負わないですむよう器用に生きている。それに気づいた兄貴としては、やっぱり腹立たしくなるんですよ。今のハッピーの生き方をぶち壊したくなるというか。大人になればそれぞれ一個人として生きているのであまり干渉しなくなりますが、ビフは妙に深く入っていく。そこはウィリーの性格を受け継いでいる気がしますが、だからこの家族に叛乱が起こっていくのだろうなと思います。林ハッピーとしては、誠治さんがおっしゃるように、ビフを腹立たせなきゃいけないなと思っています。ハッピーは、どこか上っ面で生きているようなところがあるんですよね。ショーンさんの話を聞いていても、思っていた以上に本当にダメなヤツなんだなと思って(笑)。だから、人として欠けている部分を、もっともっと掘り下げていかなきゃいけないなと思います。あと、今の家族の状況を何とかしたいと思ってはいるんですけど、その思いがどこから来るのかっていうのもこれから考えなきゃいけないところで。思いがあっても、自分に負担がかからないように上手く立ち回っているところもあるので。家族と向き合っているようで向き合っていないんだなというところを、これから考えて作っていかなければと思っています。福士やっぱり次男っぽいよね。僕も次男だからわかるけど、長男がいてくれるから俺は自由でいいでしょ。というところがある。林はい。僕も兄がいるのでわかります。福士でも、ハッピー的にはちゃんとしているつもりなんだよね。林それなりに(笑)。たぶん、子どもの頃はすごくカッコいい存在だったビフが上手くいかなくなったこととかも俯瞰して見ていて、父が堕ちていく姿も見ながら、自分自身も社会の厳しさを知って、ちょっと冷めた思いみたいなものを抱えているんだと思います。自分の家族は何者でもないんだということをちゃんと受け止めて、お父さんやお兄ちゃんに対しても、自分自身に対しても、どこかあきらめがあるんじゃないかなと。福士そういう意味では、ハッピーみたいに家族と接している人はいっぱいいると思う。それこそ上っ面で、「元気?」「頑張ってる?」と言うくらいで。逆に、兄弟でも「給料いくらもらってるの?」なんて聞いてきたらおかしい。干渉しないことが礼儀にもなっているんでしょうね。日本人だからなのかもしれないけど、きっとそれが上手く回していくための知恵だと思います。林お母さんのセリフにも「それぞれの幸せがあればいい」って言ってますけど、そうなってきますよね。海外のクリエイターたちと創作する刺激的な現場──ショーン・ホームズさんは、英国有数の劇場で数々の作品を手がけ、日本では、2020年に『FORTUNE』のワールドプレミアを開けたことで記憶に新しい演出家。そして、美術・衣裳を、新進気鋭のデザイナー、グレイス・スマートさんが手がけるなど、今回の公演は海外のクリエイターが揃っています。どんな刺激を受けていますか。福士まずセットが面白いです。模型を見せてもらって、デザインの思いも聞かせてもらうと、ショーンさんも言っていましたが、アーサー・ミラーがこの戯曲を書いたときの原点みたいなものを、今回は抽出しようとしているんだなということがわかります。ウィリー・ローマンという死を目前にしたひとりの男の頭の中を覗くみたいな感じで、ウィリーの過去や妄想や現実が断片的に現れるんです。林自分が観た映画やほかのカンパニーでやっていた『セールスマンの死』に限って言うと、ここまで何もない空間でやるのは新鮮だし、想像するのを楽しめるものになっていくんじゃないかなと思います。福士ウィリーを演じる段田(安則)さんだけは縦横無尽にどこにでも行けて、僕たちは、ウィリーの頭の中のそれぞれの登場人物みたいに見えるといいかなとも思うし。僕らがウィリーの頭の中を引っ張っていく感じが出ると、観ている方もこの世界に絶対についていけると思います。林確かに!福士あと、海外のクリエイターっていうことで言うと、稽古場に英語が飛び交っているのが刺激的(笑)。何話してるのか全然わからないときもあるけど、脳を刺激される。林英語が飛び交っていると、アメリカの物語だから、気分も乗ってくるというか(笑)。すごく楽しいです。──最後に、劇場に来られる方にメッセージをお願いします。福士美術館じゃないですけど、これだけ長く残っている過去の作品に触れられるのは素敵なこと。その中にある普遍的なものをお見せするので、楽しんでもらえたら嬉しいです。林そうですね。家族とも会いづらくなった状況の中で、ここまで深く家族を感じられる作品を観るのもいい時間になるのではないかなと思うので。楽しみに観に来ていただけたらと思います。取材・文:大内弓子
2022年03月28日●尖っていない役を演じる二宮和也が一番好き芸歴10年以上、大河ドラマに3度出演、帝国劇場の舞台にも立ち、話題の映画やドラマに毎年複数本出演……こんなキャリアを積んだ高校1年生はなかなかいないのではないだろうか。池田優斗、16歳。テレビ朝日系ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』では林遣都演じるキーパーソン・中野幸の中学時代を任され、台本になかった“涙あふれる熱演”で大きな反響を呼んだ。そんな池田が「こんな役者になりたい」と確固たる目標を抱くきっかけになったのは、二宮和也の芝居だったという。今回のインタビューでは二宮の作品の素晴らしさを熱弁する“役者としての池田”と、文化祭でBTSを踊ったものの「壊滅的にモテない(笑)」という“高校生としての池田”を届ける。○■台詞を覚えるほど見返した『フリーター、家を買う。』――5歳で役者を始めた池田さんですが、自分の思い描く役者像に影響を与えた人や作品はありますか。中学校1年生の頃にドラマ『フリーター、家を買う。』(10年)に出会って、二宮和也さんのお芝居を大好きになり、ずっと尊敬しています。就職先を探している二宮さんが、大事な二次試験の前にうつ病のお母さんから「薬が見つからない」と電話がかかってきて、心配になった二宮さんが面接を蹴って家に戻ったものの、お母さんはちゃんと薬を飲んでいたというシーンがあって。その後仲間と飲みに行ったときに、珍しくベロベロに酔っ払った二宮さんが、皆に母親がうつ病だということを打ち明けて「もし本当におふくろがいなくなったら、俺は多分ホッとすると思う」と涙を流すんです。振り回されたくないという苛立ちや、お母さんがいなくなってもいいと言ってしまった自分への罪悪感や後悔、つらさ、悔しさ、悲しみ……二宮さんは笑ってるのに喜怒哀楽すべてが詰まっている表情をしていて、すごい。涙する芝居は、泣きすぎてしまうと台詞が聞こえにくくなるという難しさがあるのですが、二宮さんは泣いているのにちゃんと台詞が視聴者に届いていて、そこもすごい。この回を保存しているくらい好きで、ここでこの台詞を言うとか、ここで泣くとか、もう全部覚えているんですけど、何度見ても初めて見たように心に刺さるシーンです。二宮さんのお芝居は「この役者さん上手だな」を超えて、「もし自分がこのキャラクターと同じ状況になったらどうするだろう」と、物語や役に没頭させられるところがすごいと思っています。自分も将来、役者としての僕ではなく、作品の中で演じた役を「本当にこの人怖いな」とか、身近に感じてもらえるようなお芝居をしたいと目標を持つきっかけになりました。○■いつか自分の芝居を見てもらえるように――二宮さんに影響されて「リアリティのあるお芝居」が目標になった、と。『流星の絆』(08年)や、また違うジャンルの『GANTZ』(11年)での姿も印象的でしたし、悪役やちょっと変わった役も魅力的ですが、普通の会社員や普通の青年、尖っていない平均的な役どころを演じる二宮さんが一番好き。「実際にこういう人いるな」と本気で思わされるんです。日常生活で出会った人に対して「二宮さんが演じていたあの人に似てるな」と感じることもあります。――逆転現象が起こっていますね(笑)。二宮さん本人に直接思いを伝えたことはありますか。まだお会いしたことがないので、もし共演させて頂く機会があれば、二宮さんのこの作品を見ていましたという思いを伝えて、二宮さんにも僕のお芝居を見て頂けるように頑張りたいです。二宮さんだけではなく、いろんな役者さん、世間の方々に「役者・池田優斗」を認めてもらえるような存在になりたいです。――お芝居に対して熱く語っている姿を見ると、高校1年生として過ごしている姿が想像できません。どんな高校生活を送っていますか。こういう活動をしているから特別な高校生活を送っている、ということは全くありません。飾らずに友達とふざけたり、体育祭や合唱祭にも参加しています。役者という視点でも、友達と遊ぶ時間はたくさんの作品を見て学ぶことと同じくらい……いや、それ以上に大事。プライベートで経験したこと、学校生活で感じたことから得たことが役に活きてくるんです。役作りの際に友達の癖をヒントにすることもあります。今はコロナ禍なので電車に乗って遠くへ出かけるのは難しいですが、仕事のない週末は友達と公園で遊んだり集まってバスケをしたりして、いいリフレッシュにもなっています。●文化祭でBTS踊り、バレンタインに一喜一憂○■高校1年生での一番の思い出は文化祭――体育祭ではどんな競技に出ましたか。僕が得意なのは球技と長距離で、シャトルランをやると最後の2人まで残るくらい持久力にも自信があるのですが、体育祭って基本的に短距離系の種目ばかりじゃないですか。だからあまり選抜されず、活躍できませんでした(笑)。――高校1年生での、友達との一番の思い出を教えてください。BTSさんの「FAKE LOVE」を男子で踊った文化祭です。放課後に集まって夜遅くまで練習したり、学校がない日も自主練して、青春だなと感じました。ダンスをやっていたものの、人前で歌ったり踊ったりしたことがなかったので、本番はめちゃくちゃ気持ちよくて楽しかった! BTSさんってこんな気持ちなんだ、これが何万人規模なんだよな、って。○■壊滅的にモテず、バレンタインも撃沈――文化祭でBTSさんを踊ったら、もうめちゃくちゃモテそうですね。いや! 僕もそう思ったんですよ!(笑) BTSさんだし、ロックなかっこいい曲だし、さぞかしモテるだろうと思ったんですけど、全然モテなかったです。学校では男子とかたまって話しちゃうことが多くて、女子と話す機会があまりないというのもあるかもしれないですけど……壊滅的にモテないです! バレンタインも、机に何か入ってるかなと少しだけ期待したんですけど、案の定何も入っていなくて。――本当ですか。取材用にそう言っているんじゃなく?本っ当に入ってなかったです! 役者のときの僕と、高校にいるときの僕だと顔つきとか違うと思うんですけど……なんでこんなにモテないんだろう。「靴箱を空けたらたくさんチョコレートが入ってました」とか夢なんですけど。悲しいですね。――高2ではたくさんもらえるように応援しています!■池田優斗2005年6月25日生まれ、埼玉県出身。5歳の頃から本格的に活動開始。『平清盛』、『西郷どん』、『麒麟がくる』でNHK大河ドラマに3度出演を果たす。昨年はKTV『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』、NHK『ここは今から倫理です。』に同時期レギュラー出演も。近年の主な出演作にNTV『ハコヅメ』3話、MBS『トーキョー製麺所』4話、FOD『めぐる。』4話8話、EX『愛しい嘘~優しい闇~』など。ディズニー&ピクサー作品『あの夏のルカ』ではアルベルト役の日本版声優を務める。
2022年03月13日波瑠が主演を務めた「愛しい嘘~優しい闇~」の最終話が3月4日放送。林遣都演じる中野と雨宮の直接対決に「林遣都の演技の凄まじさ」「演じ分けも圧巻」などの声が殺到、悲劇的なラストには「これは辛すぎる」などの投稿が続々と寄せられている。講談社の無料マンガアプリ「Palcy(パルシィ)」連載中の人気漫画を“オリジナルのストーリー展開”を入れてドラマ化した本作。3年前マンガ家デビューしたものの、その後鳴かず飛ばずだった主人公・今井望緒が中学の同窓会で、想いを抱いていた雨宮秀一に再会。2人は親しくなっていくのだが、時を同じくして中学時代の友人が謎の転落死を遂げる。実は雨宮は転校した中野幸が整形した姿だった!というストーリーが展開してきた。雨宮になりすましていた中野の子どもを宿していることが判った今井望緒を波瑠さんが演じ、中学時代、自宅に火を放ち虐待されていた両親を殺害、それを雨宮に知られ脅され続けていたが、逆に雨宮を監禁し彼になりすました中野幸に林遣都。中野を脅し金をせびるなどして暮らしてきたが監禁され、前回のラストで自由の身になった雨宮秀一に林さん(2役)。望緒の同級生で弁護士の本田玲子に本仮屋ユイカ。同じく望緒の同級生でワイナリーを経営している深沢稜に溝端淳平。雨宮から逃れるため認知症を装った母・サユリに高橋ひとみ。望緒の同級生で優美に突き落とされ転落死した岩崎奈々江に新川優愛。夫のDVに苦しんでいたが服毒死した野瀬優美に黒川智花。優美を奪われ復讐に燃える夫の野瀬正に徳重聡。望緒を見下してきたマンガ家の岡崎りえに松村沙友理。といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は雨宮が中野に復讐しようとする。中野は雨宮として稼いだ資産をサユリの病院に寄付するなどして無一文になっており、雨宮は「今井望緒を殺す」と中野に告げ、望緒の自宅で荷物を取りに来ていた玲子を刺し、さらに望緒が入院する病院に向かう。そのことを知った中野も雨宮のあとを追う…という展開に。病院でサユリとともにいる望緒を見つける中野は、サユリを置いて望緒を逃がそうとするが、中野がサユリを大事にしていたことを知っていた望緒は、彼が中野ではなく雨宮だと気づく…。冒頭では監禁されていたためひげが伸び放題で汚らしい恰好だった雨宮だが、身ぎれいにして中野に化けていた。そこに中野も現れ、雨宮と中野が対峙する…。林さん演じる中野VS林さん演じる雨宮…この展開に「向かい合ってるこのシチュエーションが全然違和感ない 顔が同じでもオーラが別人 すごい…」「林遣都の演技の凄まじさよ…雨宮ふたりのシーン、発声の仕方を変えてたよね…?」「すごい役者さんだなぁって思ってたけど、今回の1人2役の演じ分けも圧巻でした」などの声が殺到。望緒を刺そうとする雨宮をサユリが刺し、雨宮は息を引きとる。自分が雨宮を刺したと言って中野はその場を逃走するが、望緒はクロが中野だったことに気付き、出版社のHPからメッセージを送る。最初に話した中学の美術室で再会した望緒と中野。望緒と会った後自ら命を絶とうとしていた中野だが、望緒が中野の子どもを宿したことを知り考えを変え自首…するのだが、連行されるなか正がナイフを突き立て…というラストだった。「まあそうだよねってラストでしたが放心状態‥です」「中野くんの幸せと家族をもてた喜びが一瞬で…うわーこれは辛すぎるラストだよー」「中野くん出所してお母さんも治って、子供と4人で幸せに暮らすシーン見たかったよ」「最後に野瀬旦那に持ってかれたのが悲しいラストでしたがゾワきゅんを堪能できました」など、このラストに悲しみを押さえきれない視聴者からの声が続々と投稿されている。(笠緒)
2022年03月05日波瑠主演「愛しい嘘優しい闇」7話が2月25日放送。雨宮は偽物だった…本物の雨宮の登場に「こんなにすごい林遣都劇場見られるとは」など、2人の“雨宮”を演じる林遣都への絶賛の声が殺到。また望緒のファン“クロ”についても考察が巡らされている。2020年4月から講談社の無料マンガアプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の人気漫画を原作に、“オリジナルのストーリー展開”を入れてドラマ化した本作。雨宮の似顔絵を描いていて耳の形から別人だと気づく今井望緒に波瑠さん。雨宮秀一として同窓会に現れたが、実は別人だった雨宮秀一に林さん。望緒の同級生で今は弁護士として働く本田玲子に本仮屋ユイカ。同じく望緒の同級生で現在は地元の山梨でワイナリーを経営している深沢稜に溝端淳平。認知症ながら望緒に“警告”を発した雨宮の母・サユリに高橋ひとみ。望緒を見下してきたが腕のケガでマンガが描けなくなった岡崎りえに松村沙友理。望緒たちの同級生で転落死した岩崎奈々江に新川優愛。服毒し死亡した野瀬優美に黒川智花。優美の不倫相手を雨宮と決めつけ復讐に燃える夫の野瀬正に徳重聡といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サユリのもとに現れた“偽者”の雨宮に、望緒は「あなたは中野幸君なの?」と問いかける。すると雨宮=中野はそれを認め、古いガラケーを渡す。その中の動画には中野が自宅に放火する様子が映されていた。中野家の火災は稜や玲子のせいではなく中野自身によるもので、虐待されていた中野は両親を殺し、自らも死のうとしていたが、そこに雨宮が現れ、彼の事情を察し「誰にも言わない」と言ってくれたのだという。しかしその後雨宮は、動画をネタに中野から金をせびるようになる。その関係は社会人になっても続き、限界を迎えた中野は、雨宮からのDVで自殺した女性の兄・古堀和也(木村了)と手を結び、雨宮を監禁。自分が整形し雨宮となって同窓会に現れたという。さらに優美が奈々江を突き落とすよう暗に仕向け、自分に依存していた優美を裏切り、優美が自分に対し毒を盛ったワインを手渡したことに気付くと、グラスを入れ替え彼女を死に追いやったのも中野だった…。本物の雨宮と中野が整形した雨宮、2人の雨宮を演じ分ける林さんに「なんにも呟けなかった…圧巻だった。何度観ても凄い。遣都くん。」「こんなにすごい林遣都劇場見られるとは!」等の声が殺到。多くの謎が解けた今回のエピソードだったが、SNSでは「ところで、望緒ちゃんのファンのクロさんは誰なの?」「クロは中野幸であろう。これにより最終回でまだ微かなハッピーエンドも期待できる」「ファンレターのクロさんも中野くんなのかな 中野くんが望緒のこと 大切に思っていることは間違いない!」など、望緒にファンレターを送り続ける存在“クロ”の正体についても多くの考察がなされている。(笠緒)
2022年02月26日最近、よくブルーを着るようになったという乃木坂46・林瑠奈さんが今回まとうのは、爽やかなスカイブルー。差し色としては取り入れやすい色だけど、より今季らしく着こなすならグラデーションで。素材感や色みが違う水色を重ねてニュアンスを楽しんで。プライベートのファッションは、メンズライクなものや古着が中心だという林さん。「以前はモノトーンが多かったけれど、最近は、憧れの堀未央奈さんに影響されて、ブルー系の洋服ばかりを選んでしまいます。秋冬はくすんだ色みがほとんどだったので、今回は、大好きな水色の服の春らしい着こなし方を見つけられたら」SKY BLUE素材感や色みの違う水色を重ねてワンランク上のグラデーションを。’70sのヒッピーテイストをモダンに昇華した、クロシェ編みニットのカーディガン&スカートのセットアップ。「セットアップのクロシェニットの配色がおしゃれ。中にロゴTをさらっと合わせるのも素敵ですよね」。足元はブルーのレースアップバレエシューズで甘さをほんのりと。ニットカーディガン¥33,000ニットスカート¥25,300(共にリッキー ボーイ/モットハウス・トーキョー TEL:03・6325・2593)Tシャツ¥8,580(スリーピー・ジョーンズ/モットハウス・トーキョー)シューズ¥15,400(ノードニット/サスティナブル ケイスリー)タイツはスタイリスト私物とろみ素材のパンツは、花柄とペイズリーをミックスしたプリントが印象的。装飾的なビーズのミニクロシェバッグや、美しい発色のスカイブルーのミュールを合わせてエレガントにまとめつつも、青いライン入りリブソックスでさりげなくカジュアルダウン。ロングパンツ¥36,300(リツコカリタ)クロシェミニバッグ¥15,400(ババコ/ショールームリンクス)ミュール¥9,680(ル タロン/ル タロン プリュ 有楽町マルイ店 TEL:03・6738・3731)ソックスはスタイリスト私物水色×シルバー×パールで品よくアクセサリーを重ねづけ。「くすみ系ブルーのネイルもかわいくて、ぜひ真似してみたいです」。ブルーパールネックレス¥22,000シルバーハートチェーンネックレス¥24,200スノーパールネックレス¥24,200真ん中につけた三角モチーフのイヤーカフ¥15,400(以上プティローブノアー TEL:03・6662・5436)イヤーカフ 上段と下段の2つセット¥1,760(ゴールディ TEL:0120・390・705)中に着たブラウス¥10,780(レイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)トレーナー¥13,500(オムニゴッド/オムニゴッド事業部 TEL:03・5474・7579)Runa Hayashi2003年10月2日生まれ、神奈川県出身。4期生。ニッカンスポーツ・コムにてコラム『林瑠奈の負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!』を連載中。愛称るな。※『anan』2022年2月23日号より。写真・川原崎宣喜スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)赤間直幸(KoaHole)取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2022年02月22日