「染谷俊太郎」について知りたいことや今話題の「染谷俊太郎」についての記事をチェック! (1/6)
毎年、年末に放送される歌番組『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)。日本レコード大賞は、優秀作品賞に選ばれた中から、その年を代表した作品に贈られる賞です。そのほかにも、最優秀アルバム賞、最優秀歌唱賞など11部門の賞があります。2024年11月20日、レコード大賞の候補となる優秀作品賞などが発表されました。レコード大賞、優秀作品賞は?優秀作品賞に選ばれた作品は、こちらです。Da-iCE『I wonder』Omoinotake『幾億光年』山内惠介『紅の蝶』NewJeans『Supernatural』FRUITS ZIPPER『NEW KAWAII』Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』BE:FIRST『Masterplan』純烈『夢みた果実』Mrs. GREEN APPLE『ライラック』JO1『Love seeker』テレビドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の主題歌だった『I wonder』は、YouTube上のパフォーマンスビデオが同月21日時点で2751万回再生されており、多くの人が振り付けをマネして動画を投稿しました。また、『Bling-Bang-Bang-Born』は、子供たちの間でも人気となり、YouTubeに投稿されたテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』(TOKYO MXなど)とコラボしたミュージックビデオは、同日時点で2.7億回再生されています。最優秀歌唱賞には、シンガーソングライターのmiletさん。新人賞には、5人組ガールズグループ『ILLIT』、梅谷心愛さん、こっちのけんとさん、小山雄大さん、11人組ガールズグループ『ME:I』の名前が挙がっています。社会的に世の中を賑わせ、注目された人、作品などに贈る特別賞には、以下のアーティストの名前が発表されました。Creepy NutsGLAYtuki.TOMORROW X TOGETHERNumber_i浜崎あゆみ作曲賞には、演歌歌手・新浜レオンさんの『全てあげよう』から、作詞作曲を担当したタレントの所ジョージさんが選ばれています。作詩賞には、TikTokなどをはじめとしたSNSで注目を集めた、6人組アイドルグループ『超ときめき♡宣伝部』の『最上級にかわいいの!』から、シンガーソングライターのコレサワさんが選ばれました。また、特別功労賞には、同年13日に亡くなった詩人の谷川俊太郎さんや、同年10月に亡くなった俳優の西田敏行さんの名前も連ねています。『第66回 輝く!日本レコード大賞』の放送は、同年12月30日です。1年を締めくくる、日本レコード大賞は、どのアーティストが受賞するのでしょうか。楽しみに待ちたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年11月21日女優の南果歩が20日に自身のアメブロを更新。13日に老衰のため亡くなった詩人・谷川俊太郎さんの訃報を受けコメントした。この日、南は「『谷川俊太郎さん』」というタイトルでブログを更新。谷川さんの訃報を受け「いま、この詩を読まずにはいられません」と谷川さんの代表作『生きる』について述べ「生きていることを噛み締めます」とつづった。続けて、自身について「被災地での読み聞かせボランティアで、絵本の他にも詩を朗読することもよくありました」と説明。「『生きる』は読む度に、私に新鮮な空気を送ってくれる詩です。ずっと読み続けていきたい詩です」と述べ「谷川さんありがとうございました」と感謝をつづった。
2024年11月20日詩人・谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さんが、13日午後10時5分、老衰のため、杉並区内の病院で亡くなった。享年92。葬儀は故人の生前の意志により、18日に近親者のみにて執り行われた。後日、「お別れの会」を予定している(日時未定)。谷川さんは1931年12月15日生まれ。1950年「文學界」に「ネロ他五篇」を発表して注目を集め、52年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行された。また、多数の詩集、散文集、絵本、童話、翻訳書があり、脚本、作詞、写真集、ビデオなども手がけ、老若男女に愛された。83年『日々の地図』で読売文学賞、93(平成5)年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞を受賞。ほか、詩集『六十二のソネット』『ことばあそびうた』『私』『夜のミッキー・マウス』『ベージュ』『虚空へ』、翻訳書『あしながおじさん』『スイミー』『マザー・グースのうた』『完全版ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』全25巻、絵本『あな』(和田誠 絵)、『もこもこもこ』(元永定正 絵)、『わたし』(長新太 絵)、『へいわとせんそう』(Noritake 絵)、『ぼく』(合田里美 絵)、エッセイ『ひとり暮らし』、また尾崎真理子さんとの共著『詩人なんて呼ばれて』など著書多数。
2024年11月19日2024年11月19日、詩人の谷川俊太郎さんが亡くなっていたことが分かりました。92歳でした。産経新聞によると、谷川さんは老衰のため、同月13日に息を引き取ったといいます。10代で詩作を始め、1952年に詩集『二十億光年の孤独』を発表した、谷川さん。生きている人類の孤独の姿を、みずみずしい感性でうたい、デビュー作ながら大きな注目を集めました。1962年には、作詞を手がけた童謡『月火水木金土日のうた』で『第4回日本レコード大賞』作詞賞を受賞。1967年には、初の訳書となる『あしながおじさん』を出版しました。そのほか、教科書にも掲載されている『スイミー』や、犬のキャラクター・スヌーピーで知られる『ピーナッツ』など、数多くの翻訳作品を手がけています。詩人としてだけではなく、翻訳家や絵本作家など、多彩な才能を発揮し、活躍してきた、谷川さん。突然の訃報に、ネット上では悲しみの声などが寄せられています。・谷川さんといえば、国語の教科書に載っていた『朝のリレー』。いまだに覚えているので、よっぽど印象が深かったんだろうな。・『生きる』の言葉たちを、僕は何度でも思い出すのだと思います。・『天才バカボン』で谷川さんが書いたバカボンの言葉にどれほど救われたか…。・『夜のミッキー・マウス』が好きでした。この世にたくさんの詩を残してくれて本当にありがとう。親しみやすい言葉で、魅力的な世界観を生み出してきた、谷川さん。谷川さんの作品は、これから先も多くの人に読み継がれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年11月19日ダンス&ボーカルグループ・WATWINGの八村倫太郎(25)、俳優の柳俊太郎(33※柳=旧字体)らが16日、都内で行われた映画『他人は地獄だ』(11月15日公開)の公開記念舞台あいさつに登壇した。今作は、韓国のWEBコミックで、日本ではLINEマンガで読むことができる『他人は地獄だ』(作者:ヨンキ)を、日本を舞台に完全ローカライズして映画化。原作コミックは、2019年にイム・シワン、イ・ドンウクの共演で連続ドラマ化され、話題作となった。日本版は、映画『口裂け女0』(2008年)、ドラマ『ヒトコワ』(18年)、Netflixオリジナルアニメ『ソードガイ』(18年)、ドラマ『妖怪人間ベラ』(20年)など、ホラー・サスペンス作品を中心に数多くの原案・脚本・演出を手がける児玉和土氏が脚本・監督を務め、人間の闇をあぶり出すようなサスペンスホラー映画となる。八村は、地方より上京してシェアハウスに入居する青年・ユウ、柳はシェアハウスのリーダー的存在のキリシマ、岡田はユウの恋人・メグミを演じる。同作がついに公開する心境を聞かれると、八村は「今年の5~6月くらいに撮影して、あっという間に公開となったのであまり実感がないんですけど、SNSとかで『おめでとう』という声をたくさんいただいて、ようやく『公開になったんだな』という気持ちになりました。今日は監督やキャストのみなさんとお会いできて、みなさんが見に来てくださってうれしいなという気持ちが大きいです」と率直な思いを話した。一方、柳は、「自分も今、(実感を)味わっています。こうやってお客さんの前に立って、ここからどんなお言葉をいただけるのかなと思うと楽しみですし、ここから映画が巣立っていくんだなと思うと感慨深いです」としみじみ。最後には「本気でみんな力を合わせて“怖い”と思っていただけるような作品を、熱意をもって1ヶ月突っ走ってがんばりました」と柳。八村は、「初主演を務めさせていただいて、みなさんに支えられて乗り切れたと思っています。この作品が自分の初主演の作品で良かったなと心から思っていますと締めくくった。同イベントにはほかに、共演の岡田結実、三浦健人、鈴木武、星耕介、児玉和土監督が登場した。
2024年11月16日実写映画『はたらく細胞』より、二面性のある体内の司令官・ヘルパーT細胞役の染谷将太のいまだから話せる裏話が公開された。細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んでいる漫画「はたらく細胞」に加え、スピンオフ「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作に、シリーズ史上初となる人間の世界もあわせて描く本作。赤血球を永野芽郁、白血球(好中球)を佐藤健が演じるほか、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、深田恭子ら豪華キャストが出演していることでも大きな話題に。個性的なキャラクターばかりが集まる本作だが、今回は、体内には欠かせない存在、ヘルパーT細胞を演じている染谷に注目。ヘルパーT細胞は、外敵侵入の知らせを受け、戦略を決める司令官で、敵を見つけ次第、白血球やキラーT細胞(山本)が的確に攻撃できるよう、戦略的指示を出す頼れるキャラクター。Netflix「地面師たち」では、山本と敵対する役柄で共演したが、今作では真逆の強い信頼関係も持ち、一丸となって体内を守る姿をみせている。染谷は、2012年日本アカデミー賞で新人俳優賞(『ヒミズ』『悪の教典』)、2015年日本アカデミー賞では優秀助演男優賞(『バクマン。』)を受賞し、近年では『陰陽師0』「イップス」などに出演、今後は『劇場版ドクターX』、『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』の公開も控えている、日本を代表する実力派俳優のひとり。本作への出演には前のめりで、脚本を読んだ時点から、撮影を飛ばして早く完成が観たかったとコメントした染谷。クランクアップには「こんな面白い作品に関われてすごく嬉しいですし、出演してもしてなくても劇場に観に行く作品なので、素敵な役をやらせていただいて嬉しいですね。撮影は短い時間でしたが、リズムが心地良くて、どんどん撮っていく中でも、現場で色々生まれている感じがして凄く楽しかったです。この豪華なキャストの皆さんが真面目に面白いことをやるっていうのはすごく最高だなと思って、一観客としても楽しみにしています」と自身も楽しんで役を演じていたようだ。また、染谷と初めてタッグを組んだ武内英樹監督は、「染谷さんとはずっと前から仕事がしたかったので、やっと念願が叶ったという感じです」と喜ぶも、「スイスイ撮れちゃって、午前中で終わっちゃったんですよ。せっかくチャンスをいただいたのに『これはもったいない、もっと撮りたい!』ということで、とあるシーンで、制御不能になった指令室を急遽撮ることにして、そこで染谷さんも我を忘れて踊り出すというシーンを追加しました。結果、ラストに向けていいスパイスになったと思います」と撮影が進みすぎた秘話を明かした。場面写真でも、落ち着いたエリートの風貌から、テンションが上がり切った様子まで、流石のふり幅の大きさが感じられる。『はたらく細胞』は12月13日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:はたらく細胞 2024年12月13日より全国にて公開©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年11月16日八村倫太郎(WATWING)と柳俊太郎がW主演、韓国発の人気WEBコミックを原作に緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化した『他人は地獄だ』。11月15日(金)からの公開に先がけ、2人が“悪魔のシェアハウス”で出会う6分もの本編映像が特別公開された。八村、柳ほか、岡田結実、三浦健人、青木さやか、大倉空人、萩原聖人など話題のキャストが出演する本作。映画『口裂け女0』、ドラマ「ヒトコワ」「妖怪人間ベラ」などホラー・サスペンス作品を中心に数多くの原案・脚本・演出を手掛ける児玉和土が脚本・監督を務め、人間の闇をあぶり出す「ひとコワ」サスペンスホラー映画が誕生した。この度、本作の公開1週間前、作品キャッチコピーの「悪夢のシェアハウスへようこそ」に合わせ、八村が演じるユウがシェアハウス「方舟」で不気味な入居者たち、そして…柳が演じるもっとも謎めいた人物・キリシマと出会うまでの6分を超える本編映像が特別公開。上京してきたユウがシェアハウス「方舟」に訪れるシーンから始まり、受付には殺人事件を報じるテレビのニュースを真剣な表情で見ているよし子(青木さやか)。ユウの訪問に気づくと、豹変するように異様に愛想の良い態度で迎える。そのとき、入居者のヤクザ風の男に恫喝されるユウ。格安に惹かれてこのシェアハウスを訪れたが、その男との出会いによりユウは入居することを躊躇するが、よし子の熱意に押し切られてとりあえず一泊することに…。部屋に向かう途中に入居者と思われると男とすれ違うが、挨拶も交わそうとしない態度に気が滅入ってしまう。さらにシェアハウスの食堂で先ほどのヤクザ風の男と再会すると、「ここはクズのはきだめだ。やめておけ」と忠告をされ、これからのシェアハウスでの生活に不安を覚えるユウ。その夜、廊下から怒鳴り声を耳にしたユウが部屋から廊下に出ると、先ほどのヤクザ風の男と異様な笑みを浮かべている男が言い争っていた。2人の仲裁に入るユウであったが、騒ぎは収まらない。そのとき、「騒がしいな」という言葉と共に廊下の奥から謎の人物・キリシマが現れ、異様な緊張感が張り詰め、その場にいる男たちは動きが止まる。この出会いにより、その後のユウの運命が大きく狂い始めることに…。今回の映像中にもユウが迎える凄惨な出来事への伏線が描かれているという。『他人は地獄だ』は11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:他人は地獄だ 2024年11月15日よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほか全国にて公開©︎ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会
2024年11月09日松山ケンイチと染谷将太がダブル主演を務める『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』の新たなビジュアルが公開された。本作は、<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描く中村光によるギャグ漫画『聖☆おにいさん』を原作とした実写映画。劇場映画化のために中村が描いた原作エピソードであり、『聖☆おにいさん』史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に、コメディ映画の奇才・福田雄一監督が挑む。このたび公開されたのは、主人公のイエスを演じる松山、そしてもうひとりの主人公であるブッダを演じる染谷など、Team天界、悪魔、人を含む総勢16名のキャストが集結した“ゴールドビジュアル”。11月より全国の上映劇場で順次掲出される予定だ。さらに、ゴールドビジュアルにも掲載されているキャラクターの紹介ムービー<Team天界編>が公開された。今回の映像では、20世紀末に訪れたアルマゲドンを回避し、休暇を取って下界でバカンス中の神の子イエスと目覚めた人ブッダが、近所の商店街で福引きをしたり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したりと、日本の豊かな四季折々を感じながら日々の暮らしを楽しんでいる姿が映し出される。また、宇宙の原理が人の姿になった存在の梵天役・賀来賢人が「目を開いて大きな声を出すことは決めていた」と福田組へ挑む上での決意を明かす姿や、天使軍団を率いる天使長ミカエル役の岩田剛典が「誰かが何かをやるたびにオレも何かやらなきゃみたいな、(現場が)時限爆弾のようだった」と振り返る姿、続けて雷を司る軍神・帝釈天役の勝地涼、音楽や芸術を司る女神・弁財天役の白石麻衣、自称「イエスに最も愛された弟子」ヨハネ役の神木隆之介、頭に11個の顔を持つ十一面観音役の仲野太賀、戦いの仙人役の佐藤二朗らが次々と紹介され、福田組初参戦メンバーからお馴染みメンバーまで、Team天界の全員が本作に全力で挑んだことが伺える内容となっている。なおTeam悪魔と愉快な濃いキャラ編、ストーリー編、メイキング編も今後公開される予定だ。映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』キャラクター紹介ムービー<Team天界編><作品情報>『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』12月20日(金) 公開公式サイト:中村光/講談社(C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年10月31日松山ケンイチと染谷将太がW主演を務める、神や仏、天使、悪魔が入り乱れる超スペクタクルコメディ映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』のポスタービジュアルと場面写真が公開された。原作は、中村光の累計発行部数1700万部を超える人気ギャグ漫画「聖☆おにいさん」。<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描く。映画は、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために中村氏が描いた原作エピソードであり、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化だ。今回公開されたのは、これまで発表された豪華キャスト大集結のご利益満載のポスタービジュアル。センターに降臨するイエス(松山)とブッダ(染谷)のほか、2人を眩いばかりの後光とともに、超個性的なTeam天界メンバー、Team悪魔、Team新生女子ーズ、Team人が取り囲む。中村氏も「映画用に長編をと頼まれた時に、何も考えずにたくさんキャラクターを出したのですが、まさかそれぞれをこんなに豪華な方々に、そのまんま演じてもらえるとは…。みんな面白くて可愛くてかっこよくて、映画聖☆おにいさんのイエス、ブッダ達が大好きになりました!たくさん笑って、最後は終わってしまうのが寂しかったです。原作ファンの方にも、きっと楽しんでもらえるんじゃないかなと。私ももう一度、映画館に観に行くのが今から楽しみです」とコメントを寄せている。また場面写真では、6畳一間アパートで佇むイエスとブッダの日常が垣間見えるカットから、対照的にヒーローの格好をしたふたりが操縦席で何かに立ち向かう様子まで、個性豊かなキャラクターたちが十人十色の存在感を発揮する様子が見られる。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~ 2024年12月20日より全国にて公開©中村光/講談社©2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年10月21日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』のメインビジュアルおよび公演詳細が発表された。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回は2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。そのほか優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也といった面々が名を連ねた。公開されたメインビジュアルでは、spi演じる兄の武島剛志が服役中に過ごすこととなるコンクリート塀の中で、それぞれのキャラクターたちがさまざまな表情を浮かべながら佇む姿が表現されている。『ミュージカル「手紙」2025』は、2025年3月7日(金) から23日(日) に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演後、3月29日(土) から31日(月) に大阪・SkyシアターMBS、4月5日(土)・6日(日) に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で上演される。また、脚本・作詞の高橋知伽江、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子、そして出演者全員からのコメントが到着した。『ミュージカル「手紙」2025』スタッフ&出演者によるコメント■高橋知伽江(脚本・作詞)『ミュージカル「手紙」』は上演するたびに加筆して、進化と深化を目指しています。今回も演出家の発案で思い切った挑戦をした結果、いくつもあるテーマの中から〈家族〉という要素がくっきりと浮かび上がり、主人公の決断の重さが一層胸を打つようになりました。ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です。舞台はお客様の拍手によって育ちます。妥協を知らない『手紙』の成長を、ぜひ劇場で見守ってくださいますようお願いいたします。■深沢桂子(作曲・音楽監督・作詞)2016年産声を上げた『ミュージカル「手紙」』今回で4回目、公演を重ねるごとに進化し成長する。音楽も編成を変えたり曲を増やしたり減らしたり、オリジナルミュージカルだからこそ味わえる醍醐味だ。今回は物語の中で心情を歌う曲の歌詞はそのままにメロディーを演じる俳優の個性に合わせて変えてみた。試みは大成功!回数を重ねる毎に、演じる俳優たちの歌う歌が同じ曲なのに変化する。音楽を通して、俳優たちの生きてきた月日の分だけ深みが増し同時に曲達も成長する。そんな変化を今回も目撃できる。最高の瞬間だ!2025年春、新たな『ミュージカル「手紙」』が誕生する。楽しみでたまらない。■村井良大(武島直貴[弟]役)再び武島直貴を演じさせていただきます村井良大です。この作品で描かれる加害者家族に対する世間の対応を丁寧に表現し、また演じられることを光栄に思います。今回は新しい演出も加わり、より一層力強くお客様の心に響くと思います。前回同様兄の剛志役にspiさん、そして素晴らしいキャストの方々と演じることができ、大変心強いです。新たに加わりましたキャストの皆様と共に、2025年の『手紙』をお届けしたいと思います。ご期待ください。■spi(武島剛志[兄]役)『手紙』、再演と言うことでまた剛志をやらせていただきます。この素晴らしいメイド・イン・ジャパン・ミュージカル、強烈なテーマと愛、繋がり、生と死。この全てに全身全霊ぶつけていきたいと思います。我々が生きているこの社会や、人間関係というのは、いつも絶妙なバランスで保たれ崩れ再構築されますが、そこにはいつも愛と縁があるなという気がしてます。この作品で皆様の人生における、愛と縁とは?なんて偉そうに投げかけてみようなんて思ってます。ぜひ劇場にお越しください!■優河(由実子役)4年ぶりにミュージカルに出演させていただきます。『ミュージカル「手紙」』は2022年版を観させていただき、物語が進むにつれ身につまされる想いで傷つき、そして三浦透子さん演じる由実子に救われました。この物語において由実子が重要な"光"の役割を担っていると思います。他人事だと思っていたことが、ある日突然、自分のことになる。誰も知ることのできない運命がそこにあるからこそ、私たちは日々何を感じ、考え、誰とどう生きていくかが大切なのだと思います。由実子の瞳に映る光に導いてもらいながら、この作品の旅に出たいと思います。■鈴木悠仁(祐輔役)今回の『ミュージカル「手紙」』では祐輔役を演じます!鈴木悠仁です。先輩も出演していたこの『手紙』という舞台に出演できること、凄く嬉しいです!この役は、芯の通ったかっこいい人間です。メジャーバンドになることを夢見て活動する祐輔の姿は自分と似ているところがあります。バンドマンの役なのでボイストレーニングや楽器のレッスンなど色々と準備をしています!皆さんに最高の舞台を届けられるように頑張ります!是非見に来てください!■青木滉平(コータ役)今回初めてミュージカルの出演が決まり、とても嬉しいです。また自分の特技でもある楽器を活かしてステージに立つことができるのも楽しみです。悠仁、稲葉と3人で披露する劇中歌では、初めてドラムにも挑戦するので、毎日歌の練習とあわせてドラムの練習もしています。僕にとって初挑戦だらけの『ミュージカル「手紙」』、心強いメンバーのふたりと協力して頑張ります!是非楽しみにしていてください!■稲葉通陽(アツシ役)この度、アツシ役を演じます。少年忍者の稲葉通陽です。今回、僕は初めてのミュージカル作品への出演となりました。今までずっとミュージカルに出演したいと願っていたので、それが叶いとても嬉しいです。アツシはスペシウムというバンドの一員でベースを担当しているので、ベースを演奏する姿にも注目して見ていただきたいです!お芝居も歌もベースも沢山稽古を重ねて、皆さんの心に響く素敵な作品になるよう精一杯頑張ります!■青野紗穂(朝美役)この度『ミュージカル「手紙」2025』に出演させていただけることに感謝しています。前回の朝美は、とにかく自分が崩れない様にしている、子どもから大人になる過程で生まれる葛藤や、世間の反応を反映した様な役作りをさせていただきました。今回はこれに加え朝美の存在意義や、細かな思考の変化に着目して作り上げていけたらと思っています。前回キャストに加え新キャスト、そして新たな台本に力を借り、もっと深く、残酷に現実を投影できればと思っております!今まで手紙を愛してくださった方々にも、これから『手紙』に出逢う方々にも、何年も心に残る作品になる様頑張ります!!■染谷洸太(忠夫役)2017、2022年と出演し、今回3度目の挑戦になります。回を重ねるごとに見える世界も変わってきました。加害者家族として生きることについて色濃く描かれていますが、被害者家族として生きる上でどう決着をつけていくのか、そしてどうしたら次の一歩を踏み出せるのか、おそらく今回もまた違う感じ方をするんだろうと思います。この世界に生きる人間として今の自分が感じることを大切に丁寧に演じて生きたいと思います。■遠藤瑠美子(担任役)先日、一回り以上年下の知人が「私この小説大好きなんです!」とこの作品について話をしてくれました。改めて、この作品が持つ普遍的なメッセージの強さや色褪せない魅力を感じ、演劇作品として届ける一員となれることを光栄に思います。また、今回はまた新たな演出や初めて登場する役もあるとのことで、私自身進化した『ミュージカル「手紙」』に出会えるのがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします!■五十嵐可絵(緒方敏江役)『手紙』4度目の挑戦へ初演から数えて9年。4度目の挑戦が出来る機会を頂けたこと、光栄で、とても興奮しています。そして、新しい仲間、感触、感覚に出会える!そして、『手紙』初の岡山公演!!今からワクワク、ゾクゾクしています。じっくりと、また豊かに、全身全霊で向かい合います。きっと桜が咲き始める頃ですね。劇場でお会いしましょう。■川口竜也(平野役)自分にとって大切な『手紙』に、また出演させていただきます。2016年の初演のオーディションの時に、何か人を殺す道具を持ってきて下さいと言われて、何が一番残酷かを考え、思い、娘が使っていた縄跳びを持って行ったことが思い出されます。またあのヒリヒリとした稽古場に戻れると思うと俳優として、すごく楽しみです。よろしくお願いします。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)■アフタートーク3月11日(火) 13:00 藤田俊太郎×村井良大×優河3月13日(木) 13:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽3月18日(火) 13:00 藤田俊太郎×spi【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS■アフタートーク3月29日(土) 17:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場■アフタートーク4月5日(土) 14:00 深沢桂子×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽×川口竜也公式サイト:
2024年10月10日神奈川・KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』が、9月16日(月・祝) に開幕し、舞台写真と演出の藤田俊太郎、出演の木場勝己、伊原剛志から初日コメントが到着した。『リア王』には、クォート版『リア王の物語』とフォーリオ版(シェイクスピアによる改訂版)『リア王の悲劇』があり、この折衷版が『リア王』として上演され続けてきたが、今回はこれまでの『リア王』とは異なる河合祥一郎による新訳のフォーリオ版が、日本で初めて舞台化される。演出は、今回初めてシェイクスピア作品に挑む藤田俊太郎が手がける。今回の上演では、時代をキリスト教が入ってくる前の3世紀から5世紀のブリテンに設定。人間としての在り方や尊厳を見つめ直し、特に女性の登場人物たちに新たな視点や解釈を施しながら、リアの生き様を通して人間の本質に迫る。■藤田俊太郎(演出)『リア王の悲劇』開幕に寄せて。数年にわたる準備期間、そしておよそ2カ月の稽古期間、一歩一歩着実に、充実のリハーサルを重ねてきました。キャスト、プランナー、スタッフ、関係者一同、誠実に取り組みました。カンパニーの総力を合わせ、作品のテーマを追い求めました。融和や希望、未来へ向けた真実の言葉、多様性の時代に相応しい新しいシェイクスピア劇の誕生です。演劇を愛する方にも初めて舞台をご覧になる方にも、この作品を観劇していただけたらと思っております。是非、劇場に足を運んでいただき、豊かな気持ちで大いに笑って、大いに泣いていただけたら。KAAT神奈川芸術劇場ホール内特設会場にて、心を込め、親愛なる観客の皆様をお待ちしております。■木場勝己(出演)9月16日、『リア王の悲劇』初日の幕が開きました。私にとっては61年間の念願が叶ってリア王役をやらせていただくことになりました。10月3日まで公演は続きます。75歳を目前にしての大暴れ、是非ご覧ください!■伊原剛志(出演)充分に稽古する時間がありましたので、やっと初日が開けて、やっとお客様に観ていただける喜びがあります。稽古場で最初に通し稽古をした時に自分自身が面白さを感じたので、お客様にもその面白さを体験していただきたいです。是非劇場でお待ちしております。<公演情報>KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』作:W.シェイクスピア翻訳:河合祥一郎演出:藤田俊太郎出演:木場勝己水夏希 森尾舞 土井ケイト 石母田史朗 章平 原田真絢新川將人 二反田雅澄 塚本幸男伊原剛志稲岡良純 入手杏奈 加茂智里 河野顕斗 宮川安利 柳本璃音 山口ルツコ 渡辺翔会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール内特設会場>日程:2024年2024年9月16日(月・祝)~2024年10月3日(木)公式サイト:
2024年09月17日韓国発の大ヒットWEBコミックを原作に、2019年にはイム・シワン、イ・ドンウクという2大スターで連続ドラマ化された「他人は地獄だ」が、八村倫太郎と柳俊太郎をW主演に迎え、緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化。11月15日(金)より公開される。原作のWEBコミックは、日本ではLINEマンガで2018年8月から連載が始まり、国内累計閲覧数7,000万views(8月時点)を越える人気作品(作者:ヨンキ)。世界8か国語で配信され、全世界で累計閲覧数9.8億views(6月時点)を記録。さらに、韓国ドラマ化はその年の話題作となる。そんな作品を日本における設定で完全ローカライズしながらも原作のエッセンスは純度の高い形で抽出し、映画化。キリシマをはじめ不気味な入居者たちが暮らすシェアハウス「方舟」に地方から上京してきたユウが入居したことにきっかけに、不可解な出来事が発生してゆくサスペンスホラー映画となっている。地方より上京してシェアハウスに入居して不可解な出来事に直面する青年・ユウ役には2月には日本武道館で公演を果たした大人気ダンス&ボーカルグループ「WATWING」のメンバーで、2022年放送のドラマ「君の花になる」では劇中に登場する7人組ボーイズグループ「8LOOM」のメンバー・一之瀬栄治を演じ話題を博した八村倫太郎。本作が映画初主演となる。八村倫太郎シェアハウス「方舟」のリーダー的存在で、どこか得体のしれない雰囲気を醸し出すキリシマ役には映画 『ゴールデンカムイ』をはじめ、『カラダ探し』『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100 のこと~』など話題作への出演が続く柳俊太郎。2人がW主演を務める。柳俊太郎また、ヒロインでユウの恋人・メグミ役には幼少期よりタレント、モデルとして活躍し、近年ではドラマ、映画で俳優として活躍の場を広げる岡田結実。岡田結実脇を固めるキャスト陣には、映画、ドラマで活躍し、2024年には「エランドール賞」にてアクターズセミナー賞を受賞した三浦健人、三浦健人お笑い芸人としてブレイクし、その後、ドラマ、映画、舞台で俳優として活躍する青木さやか、青木さやかダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のメンバーであり、映画・ドラマで俳優として活躍する大倉空人、大倉空人数々のドラマ、映画、 舞台、ナレーションなど幅広く活躍している萩原聖人などが出演する。萩原聖人キャストコメント到着八村倫太郎原作を元々数年前に愛読していて、強く印象に残る作品だったため、お話が来た時はとてもびっくりしましたし、自分で務まるのかと不安な気持ちもありまし た。しかしいざ臨むと、個性豊かで経験豊富なキャスト陣、スタッフのみなさんと現場にいれることが嬉しく幸せで、集中して励むことができました。初映画主演でしたが、最高のチームに支えられ乗り越えられました。恐怖の人間スリラーを是非劇場で体感してみてください。柳俊太郎この度キリシマ役を演じさせて頂きました、柳俊太郎です。 原作を読みキリシマを演じるうえで、静けさのある狂気をどう演じるか意識しました。今回の役はリアルとファンタジーの境目が難しく、試行錯誤しながら自分なり のキリシマを作り上げていきました。皆さんにスリルと恐怖を感じてもらえたら嬉しいです。ぜひ劇場にお越しください。岡田結実出演させていただくと決まった時は嬉しかったのですが、台本を読み終わる頃には、背中からゾクゾクして、振り返ってしまうような、見ていたものが現実かどうか確かめたくなってしまうほど、衝撃と驚きがありました。そして、他のキャストさんとは最初の本読みでお会いした後、一緒になるシーンがあまり無くて、他がどうなっているのか私自身もとても楽しみです!!本当に怖いものは、他人なのか自分自身なのか?と皆さんにも考えながら劇場で観ていただけたら嬉しいです。映画ストーリー地元での生活に閉塞感を覚えていた青年ユウ(八村倫太郎)は、上京して恋人のメグミ(岡田結実)を訪ねる。ユウは同棲したいことを伝えるが、突然の訪問に困惑した態度をとるメグミとは結局ケンカになってしまい、行く当てを失くしてしまう。そして、ユウは格安シェアハウス「方舟」に流れ着く......。そこにはヤクザ風の粗暴な山口、いつも卑屈な笑顔を浮かべているマル、妙に愛想がいい管理人のよし子、挑発的な言葉を投げかけるゴロー、そして言葉遣いは丁寧だが得体のしれないキリシマ(柳俊太郎)など、ひとクセのある入居者と出会う。入居した夜、山口とマルの口論を目撃したユウ。その翌朝には「方舟」から突然、山口の姿は消えていた。まだ半年はここにいると山口から聞いていたユウは言い知れぬ不安を覚える。やがて入居者たちの不気味な行動や会話からある疑惑が思い浮かぶ。はたして入居者たちの正体とは?ユウはこの地獄のような場所から無事抜け出すことはできるのだろうか。『他人は地獄だ』は11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国にて公開。※柳俊太郎の「柳」、正しくは異体字(シネマカフェ編集部)
2024年08月30日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』が、2025年3月から4月に東京、大阪、岡山で上演される。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回の演出も過去3回と同様、2024年2月に「第31回読売演劇大賞」の大賞・最優秀演出家賞を受賞した藤田俊太郎が担当する。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。弟の直貴に思いを寄せ、彼の人生に大きな影響を与える女性・由実子は、シンガーソングライターとしての活動に加えて、2020年にミュージカル『VIOLET』のオーディションで主役のヴァイオレット役に選ばれた優河が、自身2作目となるミュージカルに挑む。また、直貴と同じバンドを組む3人は、グループ活動はもちろん個人でも舞台やミュージカルなどで活躍の幅を広げる少年忍者の鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽が演じる。さらに、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也という実力派5名が、『ミュージカル「手紙」2022』に続いて出演する。今回は、2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。公演決定にあたり、演出の藤田からコメントが到着した。■演出:藤田俊太郎 コメント『ミュージカル「手紙」2025』上演決定に寄せてオリジナルミュージカル『手紙』はいつも私の心の大切な場所に寄り添い続けている作品です。また、演出家としてこれからも時間をかけて創り続けていきたいと決意している演劇作品でもあります。この素晴らしい演目を再び演出するチャンスをいただけたことに大きな幸せを感じています。今回の上演は、特にオープニングとエンディングに2025年版独自の演出を考えました。これまでなかった役も舞台上に登場します。上演台本は変化と、進化を続けています。新たに参加するメンバーが与えてくれた影響を元に、新曲、曲の新しいアレンジが加わりました。2025年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したいと思っています。2016年の初演から9年が経ちました。たくさんの方の想いと愛がつまったミュージカルです。2016年、2017年、2022年それぞれの上演を共に創った仲間たちに心からの敬意と感謝を込め、思いを胸にしっかりと刻み、一歩一歩大事に進んでいきたいと思います。創作にあたっては、東野圭吾さんが原作に込めたメッセージに座組一丸となって向き合っていきたいと考えています。舞台は1990年代から2010年代までの日本、とある兄弟を中心とした物語です。日常、そして音楽が大きなテーマです。話は冒頭、兄が犯した強盗と、兄が人を殺めてしまう罪が描かる場面から始まります。兄弟の姿を通して、人は誰しも被害者、加害者、被害者家族、加害者家族になり得るのだということ。日常はいつも突然変わる可能性を秘めているということ。そして、私たちの日々は、もっとこうすればよかった、もう少し他の行動ができたはずだという、在り得たかもしれない現在を願う後悔の連続ではないかと作品が教えてくれます。兄も弟も全てを失い、他の登場人物も一人ひとりが必死にもがき生活する中、音楽が寄り添い、今を照らす、かすかな希望の光になります。たったひとりだけの肉親である兄による犯罪。音楽という夢を一度は諦めた弟。劇中、胸が締め付けられる多くの出来事を経て、兄、弟、そして他の人物たちは、経験も、立場も、状況も違う中で、自分の人生の在り方を考えます。そして“帰るべき場所”、ホームはどこにあるのかと問い、生きていきます。帰るべき場所を見つけた弟と、帰るべき場所が今はない兄の別れ。ラストシーンでは、深く豊かな家族の愛の姿を、観客席に手渡したいと強く願っております。最後になりますが、上演の継続を決めたプロデューサー、製作の皆さま、作品の礎を作った、脚本・作詞の高橋知伽江さん、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子さんをはじめとする全カンパニーメンバーと素敵な仕事をしたいと思っています。言葉の強さと音楽の楽しさや温もりを大切に紡ぎ、最愛のお客さまにお届けしたいと思っております。全国の劇場にて、お待ちしております。【あらすじ】この世界に たったふたりだけの兄弟 どんな時も ふたりで生きてきた弟の進学費用のために空き巣に入り、強盗殺人を犯してしまった兄・武島剛志。高校生の弟・直貴は唯一の肉親である兄が刑務所に15年間服役することになり、突然孤独になってしまう。兄が殺人を犯した事実はすぐに広まり、加害者家族となった直貴に向けられる周囲の目は一変した。高校卒業を控えたある日、直貴の元に服役中の兄から1通の手紙が届いた。それから月に一度、欠かさず手紙が届くようになる。兄からの手紙には獄中での穏やかな生活が書かれている一方、直貴は「強盗殺人犯の弟」という肩書により、バンド・恋愛・就職と次々に夢を奪われ苦しみ続けていた。年月が経ち家族を持った直貴は、ある出来事をきっかけに、ついに大きな決断をするのだった。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ大劇場公式サイト:
2024年08月09日米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、岸部一徳らTVドラマシリーズのキャストが再集結した『劇場版ドクターX』に、染谷将太の出演が決定した。染谷が演じるのは、サイコパスな東帝大学病院の新院長・神津比呂人と、医療機器メーカーのCEOで比呂人の双子の弟・神津多可人。自身初となる一人二役、また手術シーンにも初挑戦する。兄・比呂人は、使えない医者はバッサリと切り捨てるサイコパスな新院長で、シリーズ史上最大の敵。しかし、生まれつき足に障がいを持つ多可人を救いたいと思っている。一方、車椅子生活を強いられている弟・多可人は、生まれつき心臓も悪く、将来完全に機能しなくなるリスクがあるため、完全置換型の人工心臓を開発中。「まさか自分がドクターX の世界に入るなんて夢にも思っていなかったので、とても嬉しかったです!」と本作への出演を喜んだ染谷は、「比呂人と多可人の2人を演じていくなかで、兄弟愛や、命の源のようなものを感じていたので、そのエネルギーがお客さんに伝わったら嬉しいです」とコメント。また、「最初から最後まで笑いと感動が絶えない作品になっていると思います。ぜひ劇場で観ていただきたいです」とメッセージも寄せている。『劇場版ドクターX』は12月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版ドクターX 2024年12月6日より全国にて公開Ⓒ2024「劇場版ドクターX」製作委員会
2024年07月30日米倉涼子が主演を務める『劇場版ドクターX』の新キャストとして、染谷将太の出演が発表された。2012年10月より7シリーズにわたりテレビ朝日系列で放送されていた『ドクターX』は、大学病院の医局に属さず怪しい名医紹介所に所属しながら、様々な病院を渡り歩いている孤高のフリーランス外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた医療ドラマ。劇場版ではそんな未知子の誕生の秘密が初めて明かされるほか、幾多のピンチを乗り越えてきた彼女が史上最大の危機に挑む。本作で染谷は一人二役、そして手術シーンに初挑戦。使えない医者はバッサリと切り捨てるサイコパスな東帝大学病院の新院長で、シリーズ史上最大の敵・神津比呂人と、医療機器メーカーのCEOで車椅子生活を強いられている比呂人の双子の弟・神津多可人を演じる。自身初となる一人二役、さらに『ドクターX』の醍醐味ともいえる壮絶な手術シーンに挑んだ染谷は「一人二役を作品で演じることは初めてで、しかも物語のカギになる双子の役。自分の中でも新しい挑戦でした。比呂人と多可人のふたりを演じていくなかで、兄弟愛や、命の源のようなものを感じていたので、そのエネルギーがお客さんに伝わったら嬉しいです。そして手術シーンも初めてでしたが、ドクターXチームのみなさんが居場所を自然に作ってくださり、いい意味でリラックスさせていただき、撮影に集中することができました」とコメントを寄せている。■染谷将太 コメント全文出演が決まったときは、まさか自分がドクターXの世界に入るなんて夢にも思っていなかったので、とても嬉しかったです!一人二役を作品で演じることは初めてで、しかも物語のカギになる双子の役。自分の中でも新しい挑戦でした。比呂人と多可人のふたりを演じていくなかで、兄弟愛や、命の源のようなものを感じていたので、そのエネルギーがお客さんに伝わったら嬉しいです。そして手術シーンも初めてでしたが、ドクターXチームのみなさんが居場所を自然に作ってくださり、いい意味でリラックスさせていただき、撮影に集中することができました。最初から最後まで笑いと感動が絶えない作品になっていると思います。ぜひ劇場で観ていただきたいです。<作品情報>『劇場版ドクターX』2024年12月6日(金) 公開公式サイト:「劇場版ドクターX」製作委員会
2024年07月30日俳優の松山ケンイチと染谷将太がW主演を務める、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(12月20日公開)の特報映像が10日、公開された。公開された特報映像では、地球を俯瞰する壮大な映像から始まる。ズームされて行きついた先にあるのは、イエスとブッダの住む6畳一間のアパートで、幸せそうにビールを飲み干すイエスとブッダの姿が。いつもと変わらぬ日常の中にいる彼らの前に現れるのは守護神、天使、軍神、女神、仙人、そして魔神と、天使も悪魔も日本に大集結する。イエスとブッダは、この世を支配しに来た悪魔たちと戦うヒーロー“超聖(スーパーセイント)ホーリーメン”になり、招かれざる最凶最悪な敵へと立ち向かっていく。映像のラストには衣装替えが3回あることに驚くブッダの様子も。同時にイエスとブッダの日常と超聖ホーリーメンの姿が組み合わされた、ホーリーメン変身ビジュアルも公開された。静と動、日常と非日常、六畳一間と宇宙、Tシャツとヒーロースーツ、穏やかな表情と凛々しい姿と、好対照な絵柄のビジュアルとなっている。【編集部MEMO】映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』あらすじ世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する「神×仏×天使×悪魔」が入り乱れる予測不可能な”聖戦”へと繋がっていく―。諸行無常の現世に、最後の審判が下される時、いま、地球の平和は再びイエスとブッダに託された。(C)中村光/講談社 (C)2024 映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年07月10日詩人・谷川俊太郎の展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」が、2024 年7月20日(土)から9月16日(月・祝)まで、香川県の高松市美術館にて開催。東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)でも開催された巡回展となる。谷川俊太郎の「絵本」に焦点を当てた展覧会谷川俊太郎は、楽しいことばあそびから、生きることの大変さや尊さ、死や戦争まで、多彩なをテーマをことばで表現する詩人。詩作のほか、エッセイや翻訳、脚本など幅広いジャンルで活躍を遂げており、展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、そんな谷川がさまざまな絵描きや写真家と共に手掛けた“絵本”にフォーカスした内容となっている。約20冊の絵本から原画やインスタレーションを展示会場では、谷川が原作や詩を担当した約20冊の絵本を紹介。画家や絵本作家として活動するタイガー立石との絵本『ままです すきです すてきです』をはじめとする計8作品では、貴重な原画も展示される。「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、谷川の絵本の世界を多彩なクリエイターたちが表現した作品展示も見どころのひとつだ。たとえば、アートディレクター/デザイナーのミンナ(minna)が手掛けた『おならうた』のドームでは、原画を鑑賞していると、くすっと笑ってしまうおならの音が鳴るなど、ユニークな仕掛けを施している。また、アートディレクターの柿木原政広がデザインした『ことばあそびうた』では、体を動かしながら言葉遊びを体感することが可能。このほかにも、映像作家や建築家らが手掛けた様々なコンテンツを“百貨店”のように見せた展示空間で楽しむことができる。さらに、代表作『もこ もこもこ』では、谷川の名朗読とともに、「もこもこ」「ぎらぎら」「ふんわふんわ」という言葉のリズムと愉快な絵の動きが呼応する映像インスタレーション作品を展示。谷川のことばに絵や写真が邂逅を果たした、絵本の世界観を堪能することができる。展覧会概要「谷川俊太郎 絵本★百貨展」会期:2024 年7月20日(土)~9月16日(月・祝)会場:高松市美術館 2階展示室住所:香川県高松市紺屋町10-4休館日:月曜日、8月13日(火) ※8月12日(月・振休)、9月16日(月・祝)は開館。開館時間:9:30~17:00(入室は閉館30分前まで)※金曜日・土曜日は19:00閉館。入館料:一般 1,200(960)円、大学生 600(480)円、高校生以下 無料※( )内は前売、20名以上の団体料金。※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料。※前売券は、高松市美術館 1 階受付、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて7月19日(金)まで販売。【問い合わせ先】高松市美術館TEL:087-823-1711
2024年07月05日次々と人が消えるマンションを舞台に描くミステリー・エンターテインメント『あの人が消えた』。この度、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、染谷将太が出演することが新たに分かった。今回出演が明らかになった5人が演じるのは、主人公の配達員・丸子(高橋文哉)が出入りするマンション「クレマチス多摩」のクセあり住人たちと、丸子の周辺で巻き起こる不可解な事件を担当する捜査官。205号室の住人で、丸子が大ファンのWEB小説作家・小宮を、2年連続で大河ドラマに出演する北さん、301号室の詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部を坂井さん、303号室の必死に引っ越し先を探している沼田を袴田さん、302号室の挙動不審な七三分け男・島崎を染谷さんが演じる。そして、住人らを調べる警視庁の捜査官・寺田役を菊地さんが務める。映像では、丸子と今回発表された5人、そして丸子の先輩で小説家を夢見る荒川(田中圭)が不穏な空気の中、マンション前で一列に並ぶ場面から始まり、各キャラクターごとに印象的なフレーズと合わせズームされていく。だが音楽が止んだ途端、マンション前に佇む丸子だけになり、彼らがいたはずの場所には段ボールが置かれている。登場人物たちの存在が明かされた一方、それぞれの関係性は明かされず、さらに物語の謎が深まる映像となっている。コメント北香那マンション「クレマチス多摩」205号室の住民で小宮を演じます北香那です。水野監督作は「ノンレムの窓・夏」以来2度目の出演で、こんなにも早くご一緒できたこと、とても嬉しく思っています。今回、私自身も普段の芝居へのアプローチと違った方法で役作りに挑んだので、とても新鮮な気持ちで参加させていただきました。キャストの皆様のさりげない変化球芝居を間近で見ながら圧倒されつつ、とんでもなく面白い作品になりそうな予感に胸を昂らせながら、毎日撮影をしていました。皆様にも、登場人物たちに目を光らせながら、楽しく観ていただけたら幸いです。坂井真紀水野監督は鬼才の持ち主であると、以前一緒にお仕事をさせていただいた時に確信しておりましたが、今回、水野監督が書かれた台本を読ませていただき、監督の頭の中はすごいことになっているぞ!と、その鬼才っぷりを再確認いたしました。台本を読みながら、こんなにも惑わされたのは初めての経験でした。そして、高橋くんはじめ、キャスト、スタッフの皆さんとハラハラドキドキの撮影、楽しかったです。いまは、とにかく早く、観てくださる方々を予測不可能な世界へとお連れしたくてなりません。袴田吉彦沼田役を演じさせて頂きました袴田吉彦です。台本を読んでみると面白くもあり不思議な役だなと感じました。昔と違い隣人と接する機会が減った今、ふと何かお隣さんや住居人とのやり取りを思い出すような作品でした。最後まで引きつけられるポイントが散りばめられており、見逃せない展開が続くので、皆さん是非ご覧下さい!!菊地凛子水野監督が映画を撮るという情報を聞いて、水野劇団の一員としては、とにかく出演したい! と思いました。スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」でご一緒させて頂いて、水野監督の演出の面白さに引き込まれた1人なので、今回も無事に水野作品に関われて、何より嬉しいです!!染谷将太個人的な事なのですが、今まで役者として様々な役を演じさせてもらってきました。しかし今回のような役は初めての経験となりました。これからも二度とないでしょう。何故ならば今までにないミステリー映画だからです。観客を裏切り続ける先が全く読めない展開、ミステリーなのか?ファンタジーなのか?ラブストーリー?感動もの?それとも・・・。どうコメントを書いたら正解なのかも悩んでしまう程、未体験な作品です!細かいところまで目が離せない水野劇場を是非映画館で楽しんで欲しいです!『あの人が消えた』は9月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの人が消えた 2024年9月20日より全国にて公開©2024「あの人が消えた」製作委員会
2024年06月26日映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』が、2024年12月20日(金)より全国公開される。松山ケンイチと染谷将太のW主演。監督は福田雄一が務める。イエス&ブッダの日常を描く『聖☆おにいさん』初の映画化中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」は、世紀末を無事に越えた神の子のイエスと、仏の悟りを開いたブッダが主人公。イエスとブッダが休暇を満喫するため、地球という下界でバカンスを楽しむ姿を描いた日常ギャグコメディとなっている。Tシャツにデニムというイエスとブッダのカジュアルな恰好や、現代日本の姿に言葉通りのカルチャーショックを受ける様子など、シュールな展開が魅力だ。6畳一間を飛び出して“地球を救う”大波乱にイエスとブッダは、東京・立川の風呂なし6畳一間のアパートでふたり暮らし。2018年に実写化された『聖☆おにいさん』やその続編『聖☆おにいさん 第Ⅱ紀』などでは、イエスとブッダの立川デイズが繰り広げられていたが、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』では、そんな2人が6畳一間から飛び出して、地球を救う大波乱の展開を繰り広げる。イエスとブッダは戦うヒーロー「超聖(スーパーセイント)ホーリーメン」の姿で最凶最悪の敵に立ち向かっていくという。劇中では、イエスとブッダの神・仏だけでなく、守護神、天使、軍神、女神、仙人、そして天使・悪魔なども登場。聖なる存在が入り乱れる、波乱の展開に注目だ。松山ケンイチ&染谷将太のW主演主人公・イエス役は、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」出演のほか、映画『ノイズ』や『ロストケア』などで主演を務めた松山ケンイチ。もうひとりの主人公・ブッダ役は、主演を務めた映画『寄生獣』シリーズのほか、ドラマ「ブラッシュアップライフ」や映画『陰陽師0』など、数多くの話題作に出演する染谷将太が演じる。この他、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、仲野太賀といった豪華キャストに加え、佐藤二朗、山田孝之、ムロツヨシといった福田組には欠かせない俳優陣も集結する。映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』登場人物紹介主人公・イエス…松山ケンイチ下界でのバカンスを奔放に楽しむ神の子・イエス。衝動買いが多い。主人公・ブッダ…染谷将太仏の悟りを開いたブッダ。螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマーク。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にする。<イエスとブッダを取り巻く“Team 天界”メンバー>梵天…賀来賢人宇宙の原理が人の姿になった存在。長髪で太眉のがっしりとした体形にスーツを纏っており、押しが強くプロデューサー気質を持ち合わせたキャラクター。ミカエル…岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS)天使の軍団を率いる天使長。ウェーブのかかった金色の長髪が特徴の大天使。帝釈天…勝地涼雷を司る軍神。超高級ブランドのスーツを身に着けたスマートなルックスとは裏腹に、時に荒っぽい口ぶりになることも。弁才天…白石麻衣音楽や芸術を司る女神。なお、白石麻衣が福田雄一の監督作品に参加するのは初。戦いの仙人…佐藤二朗イエスとブッダが修行を積む際に登場する謎の仙人。映画オリジナルキャラクター。十一面観音…仲野太賀六面観音の一員であり、下界ではハンドルネーム「あ~麺」として活動中の人気ブロガー兼YouTuber。常にニット帽を被って過ごしており、ニット帽に隠された“素顔”にも注目だ。ヨハネ…神木隆之介自称“イエスに最も愛された弟子”であり、ミカエルも激推しのカリスマ。著書「ヨハネの黙示録」が天界で大ベストセラーとなっている人気作家。<イエスとブッダに立ちはだかる “Team 悪魔”メンバー>マーラ…窪田正孝煩悩の化身である悪魔。シングルファザーとしてワンオペで、3人の娘を育て上げる。マーラの娘(長女)…山本美月マーラの娘(次女)…桜井日奈子マーラの娘(三女)…中田青渚堕天使ルシファー…藤原竜也天使の軍団を率いる天使長のミカエルの兄。元・天使長ながらも、天界と地獄の戦いの際に壮絶な兄弟喧嘩で敗北し、地獄の最下層に落とされ“闇堕ち”した堕天使となった。<新生・女子ーズ>川口春奈ら5人の戦士福田雄一が2014年に手掛けた特撮コメディ映画『女子ーズ』に登場した5人の戦士、女子ーズが登場。10年の時を経て、令和の荒波を生きるイマドキ女子たちが揃った新生・女子ーズがイエス&ブッダと悪魔軍団の戦いを阻止するべく人類代表として戦う。女子ーズ レッド…川口春奈女子ーズ グリーン…吉柳咲良女子ーズ イエロー…田中美久女子ーズ ブルー…森日菜美女子ーズ ネイビー…安斉星来監督は福田雄一監督は、映画『銀魂』シリーズや『今日から俺は!!劇場版』、『新解釈・三國志』など実写化映画からオリジナル脚本まで、数々の作品を手掛けてきた福田雄一。映画は、劇場映画化のために原作者の中村光が描いた原作エピソードをもとにしており、ゆるい日常を描いたショートストーリーとは一味異なる長編ストーリーを楽しむことができる。映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』あらすじ広い宇宙の数あるひとつ、燦然と輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する<神×仏×天使×悪魔>が入り乱れる予測不可能な“聖戦”へと繋がっていく。諸行無常の現世に、最後の審判が下される時、いま、地球の平和は再びイエスとブッダに託された!【作品詳細】映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』公開日:2024年12月20日(金)監督・脚本:福田雄一出演:松山ケンイチ、染谷将太、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、仲野太賀、神木隆之介、山本美月、桜井日奈子、川口春奈、中田青渚、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来、山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗、窪田正孝、藤原竜也原作:中村光「聖おにいさん」(講談社「モーニング・ツー」連載)
2024年05月12日俳優の松山ケンイチと染谷将太が、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(12月20日公開)で主演を務めることが9日、明らかになった。同作は中村光氏による人気漫画の実写化作。神の子・イエス(松山)と、仏の悟りを開いたブッダ(染谷)が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く。本作のメガホンを執るのは、『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!! 劇場版』、『新解釈・三國志』などを監督してきた福田雄一監督。ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために原作者の中村光が描いた原作エピソードであり、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に挑んだ。主人公のイエスを松山ケンイチ、ブッダを染谷将太が演じ、W主演で2023年11月~12月に撮影。今回はスーパーティーザービジュアルと、イエス・ブッダそれぞれの1ショットビジュアルが公開された。また初の実写映画化にあたり、既にクランクアップした松山、染谷そして福田監督による特別座談会を決行。「大ファンの2人と一緒にこの映画を作ることができて、本当に感無量です!とにかく笑ってほしい!」(福田監督)、「子どもが観ても楽しめる作品だと思う」(松山)、「家族三世代で楽しめる作品!」(染谷)など、この作品とお互いへの愛を語っている。作品タイトルにちなみ、2024年5月以降の毎月23日を”おにいさんの日”と銘打ち、映画に関する情報を毎月発表していく「おにいさんプロジェクト」も決定。本作を彩る豪華キャストの出演情報などを解禁していくという。○■松山ケンイチ コメント聖☆おにいさん映画になります!今回は部屋から出て色々やります!そして色々な魅力的なキャラクターが登場します!染谷君演じるブッダ(マジブッダ)と僕が演じるイエス(ジョニーデップ似)が下界でバカンスの筈が天上界の神々の思惑に巻き込まれ、壮大なプロジェクトが始動します。彼らが生きていた時代と現代では文明が全く違い、ジェネレーションギャップに臨機応変に対応していく様子は観客の皆さまを必ず笑顔にしていくでしょう!○■染谷将太 コメントたいへんです! 聖☆おにいさんが映画化ですよ!福田監督と松山さんとふざけまくるご褒美のような現場が幸せな時間でした。スクリーンで繰り広げられる、ゆる〜いイエスとブッダの会話。だと思ったら、それだけじゃないのです!映画化用に中村光先生が原作を書いて下さり大スケールでお届けする今作!(イエスとブッダのバカンス感は何も変わっておりません)そして、これは嘘でしょ? ってプロデューサーに言ってしまったほどの豪華キャスト!こんなに有り難さとご利益しかない映画は御座いません。ぜひ劇場に福をもらいにお越しください!○■脚本・監督:福田雄一 コメント『聖☆おにいさん』初の実写映画化! まさか映画になるとは…大ファンの松山くん、染谷くんと一緒に映画を作ることができて、本当に感無量です!実は一番最初に映画化のお話をいただいた時には、原作がすべてショートストーリーなので、映画にするには難しいと思っていたのですが、原作の中村先生が映画化のために「スクリーンへの長い途(みち)」という長編エピソードを描いてくださって、こうして実現することができました。久々にギャグ一辺倒の映画を作らせていただいて、編集していてこれだけ笑える作品もなかなかないなと。個人的にもとても楽しかったです!巨大ロボットが出てきたり、アクションシーンもあったりで、大人だけではなく、子どもも楽しめる作品になっていると思います。ぜひご家族で観に来ていただきたいです!【編集部MEMO】映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』あらすじ…世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する「神×仏×天使×悪魔」が入り乱れる予測不可能な”聖戦”へと繋がっていく―。諸行無常の現世に、最後の審判が下される時、いま、地球の平和は再びイエスとブッダに託された。(C)中村光/講談社 (C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年05月09日中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」が、松山ケンイチ×染谷将太主演で初の実写映画化が決定。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』として、年の瀬に地球上最も有名な神様仏様がスクリーンへ降臨する。広い宇宙の数あるひとつ、燦然と輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する<神×仏×天使×悪魔>が入り乱れる予測不可能な“聖戦”へと繋がっていく――。<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描く、原作累計発行部数1,700万部を超える「聖☆おにいさん」。今回は、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために中村さんが描いた原作エピソード、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化。長髪、髭、茨の冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむイエスをコミカルに演じる松山さんは、「今回は部屋から出て色々やります!そして色々な魅力的なキャラクターが登場します!染谷君演じるブッダ(マジブッダ)と僕が演じるイエス(ジョニーデップ似)が下界でバカンスの筈が天上界の神々の思惑に巻き込まれ、壮大なプロジェクトが始動します。彼らが生きていた時代と現代では文明が全く違い、ジェネレーションギャップに臨機応変に対応していく様子は観客の皆さまを必ず笑顔にしていくでしょう!」と今作についてアピール。螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマーク、お金を気にするブッダ役の染谷さんは「スクリーンで繰り広げられる、ゆる~いイエスとブッダの会話。だと思ったら、それだけじゃないのです!映画化用に中村光先生が原作を書いて下さり大スケールでお届けする今作!(イエスとブッダのバカンス感は何も変わっておりません)そして、これは嘘でしょ?ってプロデューサーに言ってしまったほどの豪華キャスト!こんなに有り難さとご利益しかない映画は御座いません」とコメントしている。また、イエスとブッダが仲睦まじく顔を寄せ合っているスーパーティーザービジュアルと、特徴的なポージングを取るイエス&ブッダそれぞれの1ショットビジュアルも公開された。監督は、『銀魂』「今日から俺は!!」シリーズの福田雄一。「巨大ロボットが出てきたり、アクションシーンもあったりで、大人だけではなく、子どもも楽しめる作品になっていると思います。ぜひご家族で観に来ていただきたいです!」と呼びかけた。さらに今回、すでにクランクアップした松山さん、染谷さん、福田監督による特別座談会の映像も到着。作品とお互いへの愛を語っている。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日俳優の柳俊太郎(※柳は旧字体)が、2日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の特別前夜祭に川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■柳俊太郎、学生時代に複雑骨折で失神「着地した瞬間に左のすねを……」同作にちなみ「人生を変えた○○との出会いは?」というトークが展開されると、柳は「骨折」と回答し、会場の興味を誘う。「出会いというか事故なんですけど(笑) バレーボール部だったんですけど、部活中に着地した瞬間に左のすねを複雑骨折して、ショックで失神しちゃって……」と驚かせる。しかし、この骨折が転機になったそうで「部活ができないから暇で。家で寝ているときに映画を観たり、音楽と新しく出会ったり……それがきっかけで『メンズノンノ』という雑誌のモデルになれた。だからすげぇ骨折に感謝していて、折ってよかった(笑)」と芸能界に入るきっかけを明かした。続けて「ケガとかって次につながるチャンスだなと。ケガなんて怖くないぜ! 1回折ってみたら人生変わるかも」と話し、これを聞いた川西が「この後やってみようかな……(笑)」と乗っかり、笑いを誘っていた。
2024年05月02日92歳になった今でも、精力的に創作活動を続ける谷川俊太郎。アート名言集『生きてるってどういうこと?』の発売にあたり、「ずっと自分自身に問いかけてきたことをみなさんと分かち合っていきたいと思って」と語った。――ウクライナの戦争やコロナウイルスなどで混沌とした状況が続く中、生きるということについて改めて考えるようになった人たちが増えています。僕の場合は、小さいときから戦争が始まっていて、小学生から中学生にかけて東京が空襲されて焼け野原になったりしているのを目の当たりにしてきたんですよ。戦争のリアリティというのを割と小さい頃から知っていたんですね。だから、いま、ウクライナとロシアが戦争しているということも、当たり前のことのようにして見ちゃうんです。やっぱり戦争は嫌なんだけれど、これはもう、人間の運命というか、宿命みたいなもので、いくら未来になっても戦争は終わらないだろうという感じを持っていますね。一種の諦めのようなものなのだけれど、そこにあるリアルな感じというのを持っていたほうがいいのではないかと思います。人間はやっぱり争うからね。勝負事が結構好きでしょう?だから、割と、いろんな事件が起こっても、もう平気になっちゃいましたね、年取ったら。――40~50代には、日々の生活に追われながらも自分の生き方に迷いを抱いている人が多くいます。そんな人たちに何かアドバイスをいただけますか。もうそんな生意気なことできないね、年寄りだから。年寄りは、若い人と違って、全然発想が変わるんですよ。だから、諦めてもいいとか、絶望してもいいとか、そういうマイナスの価値が自分でもありのままに認められるようになったというところがありますよね。言ってみればすごく自由になっていて、自分が感じることは全部リアリティがあるんだと思うようになって、あんまり、こういうふうに感じちゃいけないとか、こんなことを思っちゃいけないとか、というふうにはなってなくて、「何でもありだ」という感じになってますね、今や。――今回発売した本は、谷川さんの詩と宮内ヨシオさんの絵を組み合わせた合作ですね。僕は若い頃から、来る仕事で、自分ができそうな仕事は全部受けていたんです。何しろ、大学にも行ってないし、手に職もないし、とにかく食っていかなきゃいけなかったから。そういうわけで、例えば歌詞を書くとか、誰かのイラストに言葉を書くとか、自分とは違うジャンルの仕事っていうのをいっぱいやってきているわけ。それが結構、自分のエネルギーになっていたんですね。一人でやるのではなく、いろんな人とやるということが。それは本当に、自分じゃなくて、他の人のおかげで今までやってきたという気持ちはすごくありますね。だから結構、合作のほうが力を得るというか、エネルギーが湧くことが多かったりするんですよ。自分にないものが出てくると、自分の中からまた何か出てくるんですよね、一人でやるよりも。ほかのジャンルの作品を見せてもらって、そこから自分の中の何かが湧いてくるということがありますからね。――創作活動において、何か影響を与えているものはありますか。僕は子供のころから自然に触れて生きてきて、それが詩にも大きな影響を与えていると感じています。自然というのは自分の創作の原動力になっているんですよね。言葉の世界というのは一種人工的でしょう。どうしても、その言葉の世界のもとにある芸術というのに触れたくなるんですが、それが究極的には自然なんですよね。だから、やはり、東京にいるだけじゃなくて、ときどき自然の中に出たくなったりしましたね。――今後、どんな創作活動をしていきたいですか?僕は、これからあと何年やるか分かんないですけど、今まで経験したことのない何かが感じられるといいなというのは思います。だから、もう九十歳を超えていればほとんど時間はないわけだけど、やっぱり、前からの経験じゃなくて、何か新しい、九十歳を超えたからこそ感じるものがあるだろうと思うのね。それをなんらかの形で言葉にしたり表現したいとは思うんだけど、これも結構難しいんですよ。何か自然に降りてくるとか、湧いてくるとか、やっぱり自然とのつながりって、年を取れば取るほど強くなりますね。谷川俊太郎92歳、今も変わらず好奇心旺盛で意欲的に創作活動を続けている。
2024年04月17日JO1の川西拓実が、15日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会に桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎(※「柳」の正式表記は旧漢字)、円井わん、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、自身に欠かせないものは“音楽”「いつもそばにある」イベントでは同作の主人公・清澄がミニマリストということにちなみ、「○○さえあれば他に何もいらない」をテーマにトークするコーナーを実施。川西は「音楽」と回答し、「僕は昔から音楽を聴くことも大好きで、歌うことも大好き」と話す。続けて「いまJO1になって、もちろん歌も歌いますし、弾きますし、作るし……僕も清澄と同じように家に帰ったら作曲の練習をしたり、曲を作る毎日なので、僕にとっていつもそばにある音楽というものは大切だなと心から思っています」と愛を語った。また、川西は撮影現場で栁ら共演者にJO1の“Go to the TOPポーズ”を布教していたそうで「皆さんに教えて流行らせてもらえないかなと……(笑)」と話し、笑いを誘う。柳も「わざと(ポーズを)間違えてやって、(川西が)『なんでやねん!』『ちゃうねん!』と(ツッコんでいた)」と撮影現場での仲の良さを感じさせるエピソードを披露していた。フォトセッションでは、報道陣からキャスト陣・監督に“Go to the TOPポーズ”のリクエストが。桜田と柳がわざと間違え、川西がツッコむ姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気でイベントは終了した。
2024年04月15日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する映画『バジーノイズ』より、桜田さん演じる潮、井之脇海演じる航太郎、柳俊太郎演じる陸の場面写真がシネマカフェに到着した。マンションの管理人をする清澄(川西さん)と、他人の“いいね”だけを追いかけて生きてきた潮が出会うことによって、巻き込まれていく潮の幼なじみで、レコード会社勤務の航太郎、彼が担当する「マザーズデイ」のベーシスト・陸。清澄と、彼の音楽に惹かれた陸は、「AZUR」としてバンドを組むこととなり、潮や航太郎も個人的に手伝うことになる。今回シネマカフェには、清澄によって運命が変わっていく潮、航太郎、陸が並んで夜の街を歩く姿や、航太郎とベースを背負った陸の場面、そして陸の演奏シーンが到着。航太郎役の井之脇さんは、監督・風間太樹が監督補を務めた『帝一の國』で出会い、いつか一緒にと思っていたそう。井之脇さんが演じる等身大の登場人物は、観客の共感を呼ぶことだろう。また、陸役の柳さんは、陸の圧倒的な存在感を演じられる俳優ということで名前が挙がったそう。様々な経験を感じさせる空気感を纏い、深みのある演技に説得力がある柳さん。ベースはほぼ弾けない状態だったが、自ら練習量を増やしたことで、プロが見ても納得できる仕上がりになったという。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月13日藤田俊太郎演出による舞台『「Take Me Out」2025』が、2025年5月から6月に上演されることが決定した。『Take Me Out』は、メジャーリーグの華やかな選手たちの関係を捉えながら、そこに渦巻く閉鎖性によって浮き彫りになる人種問題や社会的マイノリティに深く切り込んだ作品となっている。舞台『Take Me Out』2018年公演より(撮影:神ノ川智早)3度目の上演となる今回は、2016年・18年の上演を支えたキャストを含むレジェンドチームと、新メンバーで構成するルーキーチームの2チームを結成。ルーキーチームは演技経験不問の一般公募によるオーディションで全キャストが選抜される。レジェンドチームの詳細など、詳しい公演情報は追って発表となる。■演出:藤田俊太郎 コメント『Take Me Out』2025年公演のスタートに寄せて。『Take Me Out』は読む度にいつも新しい価値観が見つかり、そして演出する度にいつも私に新鮮な演劇の美しさを与えてくれる戯曲です。これまで2度演出を担ってきましたが、また挑戦したいと常々願っていたこのせりふ劇に向き合える機会をいただけたことを心から嬉しく思っています。しかも、今回のシーズンは2016年、18年の公演を共に創った仲間たちを中心とするレジェンドチームと全キャストオーディションにてご一緒する新チームの2チームで創作するというプロジェクトが始まり、2025年の上演に向けて今からとても興奮しています。オーディションは演技経験不問の一般公募。たくさんの演技者、表現者に出会うチャンスを与えてくださったシーエイティプロデュースの皆様には感謝しかありません。オーディションに関しては、映像による一次審査は参加してくださる全員、責任を持って全て観させていただきます。その後二次審査は、具体的に演出プランを伝えて、稽古初旬のようにその場にいる参加者全員でシーン構築していくワークショップ形式でのオーディションを実施致します。これまでこの作品を通して出会った全ての方、キャスト、プランナー、スタッフ、カンパニーに心からのリスペクトを込めて、2025年の公演ではこれまで培った演出の核となるものを大事にしながら、真っ新な気持ちで臨みたいと強く思っています。全体の規模感も公演する劇場も演出のアプローチも一新します。キャストお一人お一人の個性を大事に、対話を積み重ねて、それぞれの魅力が溢れる2チームを創り上げたいと思っています。今思うと、初めてこの本に出会った時になんと魅力的な言葉の力を持った物語なのだろうと感動しました。舞台は2000年代初頭と思われるアメリカニューヨーク、メジャーリーグのベースボールチーム。ロッカールームやシャワールーム、グラウンドでの登場人物のやり取り、様々な会話によって立ち上がる主題は多岐に渡ります。異なる人種間の理解と不寛容。人と人の心の融和と、受け入れ合うことができない差別。マイノリティとマジョリティ。既成概念と革新的な考え方。勝つことと負けること。正しいことと正しくないこと。裕福と貧しさ。連れ出すこと、もしくは追い出すこと。身を守ることと攻撃すること。台本の中で’楽園‘という言葉で表現される野球を通したアメリカの現代社会を描きながら、作品全体が喜劇的であり悲劇的です。生きる喜びと、日々何かを損なうという、失う悲しみをも描いています。劇中に「言葉にするのが難しいだけかな」というせりふがありますが、言葉を尽くしてそれでもまだ語り尽くせない野球の感動が演劇と交錯することで、新しい感情の表現を生み出しています。会計士である「メイソン」がこのチームを外側からの観た語り部となり、スポーツの魅力を清々しい言葉に宿して響かせ、その中心にいるファイブツールプレイヤーと称される大スター選手、黒人と白人のミックスである「ダレン」と愛を交歓します。もう一人の語り部である「キッピー」が選手代表としてチームを内側から語る視点を持つことでこの作品が独自の魅力を持つことになります。白人の「トッディ」が実に人間らしくこの状況に反応し堂々と自己主張し、アメリカ南部出身の天才投手「シェーン」の言動が仲間たちに修復することができないひびを入れ、ムードメーカーであるキャッチャーの「ジェイソン」がチームの不和を正そうとする役割を持ちます。中南米出身の「マルティネス」の佇まいと強烈な個性が場に開放感や彩りをもたらし、「ロドリゲス」の持つ陽気さ、アメリカ出身ではない者の事象への対峙が舞台に深みをもたらします。日本人メジャーリーガーのパイオニアのような存在の「カワバタ」の苦悩がリアリティを持ち、監督の「スキッパー」が全ての騒動を見守り、発言には大きな影響力があります。ライバルチームで黒人の実力選手である「デイビー」の死、かつてのダレンとの深い友情を想い、観客は胸を痛めることになります。劇は、「ここではないどこかへ連れ出してくれる存在」を支柱としながら、終幕に向かいます。幕切れは、様々な解釈をすることができます。私は、「人は互いを称えあい生きている」という人間讃歌を描いているのではないかと感じ、演出家としての愛をラストシーンに込めたいと思っています。アメリカにおける2025年の“今”を鑑みながら、この作品を通してどのような演劇を創ることができるのか、カンパニー一丸となって挑戦し、追い求めていきたいと思っています。『Take Me Out』2025年シーズンに向けての全キャストオーディション、たくさんの方の応募を心からお待ちしております。<公演情報>舞台『Take Me Out』20252025年5月~6月に上演演出:藤田俊太郎※詳細は後日発表オーディションの詳細はこちら:
2024年03月28日中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想らが出演する前代未聞の穴ドラマ「滅相も無い」のナレーションを、声優・津田健次郎が務めることが決定した。日本に突如現れた、7つの巨大な穴。様々な調査が行われたが、その正体は不明。人々は穴とともに暮らし始め、穴に入る者もいたが、帰ってきた者はまだ誰もいない。そんな中、穴を神とする小澤(堤真一)は、「穴の中には救済がある」と説く。リゾート施設に集まった川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)は、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならない。そして1人目、川端が話を始める――。そんな穴の登場をきっかけに語られる8人の密やかな人生を、ナレーションの津田さんと共に巡っていく。津田さんは「ある日空中に穴があく。その穴を巡る8人のドラマで…この物語は…えっと…面白さは…このドラマにコメントしろと?いや、無理。だってこの面白さは観て貰わないと伝わらないのですから」とコメントしている。また主題歌は、「クリープハイプ」の書き下ろし楽曲「喉仏」に決定。尾崎世界観によって私的でありながら清々しさも感じるアップテンポなナンバーが完成。「物語に寄り添いつつも、ちょうどいい距離感を保ちながら、必要な時にパッと作品を照らし出す。そんな音と言葉を意識しました」とコメントも寄せている。そんな楽曲も流れる本予告映像も到着。場面写真も併せて公開となった。第1話あらすじ日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。3年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何も分からないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。話す順番は、入る予定が早い順となった。そして一番早いのは、12月6日に入る予定の川端(中川大志)。川端の話を岡本(窪田正孝)がメモし、菅谷(染谷将太)ら6人も耳を傾ける。川端は、自分の小学生時代から語り始める。幼い頃から怒ることができなかったこと。そして、怒れないまま大人になっていったこと。「そんな時に、穴が現れたんです」川端の物語の先にあるものとは――。「滅相も無い」は4月16日より毎週火曜日24時59分~MBS、毎週火曜日25時28分~TBSほかにて放送(全8話)。TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間。Digital Single「喉仏」は4月17日(水)リリース。(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日谷川俊太郎の詩を綴った「『朝のリレー』チョコレート / バイリンガル」が登場。2024年3月14日(木)より、東京目黒区のチョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」ほかにて販売される。谷川俊太郎の“詩”を味わうチョコレートに新作“文学を味わう”をコンセプトに作られた、アイコン ショップの人気スイーツ「詩のチョコレート」。今回は、谷川俊太郎の代表作「朝のリレー」のバイリンガル版がラインナップする。書籍をモチーフにしたパッケージを開くと、金色に輝くアルミに包まれた、東京・深沢に店舗を構える「ショコル」によるチョコレートが登場。アルミとチョコレート両方に活版印刷の「朝のリレー」が綴られている。また、パッケージにも「朝のリレー」を綴っているのがポイントだ。これまで、日本語と英語バージョンで別々に展開されていたが、バイリンガルでの販売を希望する声のもと、別々だった2つの製品が混ざり合い、今回の製品化に至った。和文と英文を行き来しながら詩を楽しめる、バイリンガル版に仕上げている。なお翻訳は、谷川俊太郎の作品の多くの翻訳を手掛けているウィリアム・I・エリオットが担当した。【詳細】谷川俊太郎「朝のリレー」チョコレート / バイリンガル取扱い店舗:アイコンショップ店頭およびオンラインショップ住所:東京都目黒区八雲4-5-9 1F(都立大学駅徒歩8歩 / パーシモンホール裏)営業時間:11:00~18:00(不定休)価格:2,400円(1個、おおよそ33g)
2024年03月15日篠原涼子とバカリズムがW主演する新ドラマ「イップス」に、染谷将太が出演することが決定した。本作は、書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコと、解けなくなった警視庁捜査一課刑事・森野徹の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。染谷さんが演じるのは、ミコ(篠原さん)の弟であり、弁護士としてエリート街道を突き進む黒羽慧。心の葛藤による影響などでできていたことができなくなってしまう心理的症状=イップスを抱えた絶不調コンビが事件を解決していく物語において、慧は人権派弁護士として活躍する“イップス知らず”のエリート。ミコや森野徹(バカリズムさん)とは正反対なキャラクター像になりそう。そして、2人のイップスの鍵を握る存在でもある。小さい頃からミコとミステリー作品を読み漁り、ミコと一緒にトリックを予想したり、オリジナルのトリックを考えたりもしていた。大人になったいまでも、ミコとはたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉を応援する良き相談相手となっている。「思わずクスッとしてしまう軽快な会話劇を繰り広げながら事件を解決し、その謎の真相には重厚な人間ドラマが隠れているストーリーで、あっという間に読み終わってしまいました」と台本を読んだ印象を明かした染谷さん。初共演の篠原さんとバカリズムさんについて「篠原さんは、いつも作品毎に違う印象があり、この作品でまた違う篠原さんが見られる気がしていて間近で見られるのがうれしいです。ミコの良き相談相手になれるように頑張ります!そしてバカリズムさんが書かれたドラマに出演させていただいたのですが、一緒にお芝居をさせていただくのは今回初めて。役者バカリズムさんと現場でお会いできるのがうれしいです。このお二人の愛おしいコンビと早くお会いしたいです!」とコメントしている。「イップス」は4月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日映画『陰陽師0』のキックオフイベントが、本日2月19日(月)仁和寺にて行われ、山崎賢人、染谷将太、奈緒、監督の佐藤嗣麻子が登壇した。イベントの舞台となった世界遺産・仁和寺は、本作のロケ地であり、映画のイベントが行われるのは初だという。京都三大門のひとつとも数えられ、玄関、正門にあたる、“二王門”が開かれキャストが登場し、深紅のカーペットを練り歩き、二王門を背に五芒星が記された特設ステージに揃った。“若き”安倍晴明役の山崎さんは「昔から残っていて、世界遺産となる場所はパワー、エネルギーがすごいと思うので、そのような場所で晴明を演じたことで、エネルギーが満ち溢れる映像となりました。金堂の中も研ぎ澄まされた空間で、静寂に包まれていました。完成した作品にも映し出されているので注目してほしいです」と通常は非公開となっている国宝・仁和寺金堂での貴重な撮影をふり返った。また、貴族・源博雅役の染谷さんは「歴史を刻んできた場所に立って、演技するというのは賢人くんが言うように、エネルギーや場所の力を借りて演技をさせていただきました」、事件に巻き込まれる徽子(よしこ)女王役の奈緒さんは「(私の撮影は)夜のシーンが多く、東京にはない暗闇を感じました。没入感のある中での撮影でした。また、とても美しい衣装も着させていただきました」と世界遺産の大覚寺や岩手の歴史公園えさし藤原の郷に組まれた大規模なセットなどを挙げ、本作のスケールの大きさを感じさせた。完成した作品については「率直にとても面白かったです。現場では想像でしかなかった呪術を使うシーンやVFXの部分を完成した作品で観られて、嬉しかったです」(山崎さん)、「想像を超えて面白かったです。壮大なエンターテイメントでずっとスクリーンに釘付けでした」(染谷さん)、「誰かと語り合いたいと思う作品でした。とても美しくて、誰も見たことがない作品が国宝と呼ばれる場所で撮影されて、それがスクリーンに閉じ込められてる。そんな今だから出来る奇跡みたいなものが集まった作品です」(奈緒さん)とそれぞれ感想を述べた。さらに、山崎さん演じる晴明について染谷さんは「かっこよさの中に繊細さがあった。安倍晴明もひとりの人間なんだなと思いました。それにすごく感動しました」と語り、奈緒さんも「完全無欠にみえるが、実は弱い部分があって、それを乗り越えた人なんだなと思いました。作品を見ることで安倍晴明という人物を心から愛することができました」と絶賛。そして、最後に山崎さんから「日本の呪術はここから始まります。是非スクリーンで楽しんでください」と挨拶があり、神秘的な雰囲気を感じながらキャスト陣は降壇し、イベントは終了した。『陰陽師0』は4月19日(金)より公開。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月19日