落語界屈指の実力と人気を誇る柳家喬太郎と、女優・劇作家・演出家として活躍中の千葉雅子による二人会『きょんとちば Vol.5-マイノリ60s-』が、10月23日(水) 東京・紀伊國屋ホールにて開催される。本公演は、「きょんとちば」シリーズの第5回目。2011年に千葉が喬太郎に描き下ろした新作落語『マイノリ』(マイノリティの意)は、落語研究会出身の川上光男と演劇研究会出身の杉下陽子との25年間にわたる交流の物語。「60歳になって、何事も面白くて定まらないものなのだ、と大らかな無常を感じています。だから今『マイノリ』を、60歳の目線で、永遠と思えた青春や純粋さを捉え直して書いてみたいと思っています」という千葉の熱い思いから、続篇『マイノリ60s』が誕生した。併せて、千葉よりコメントが到着した。■千葉雅子 コメント「きょんとちば」は落語と演劇が出会う場であり、また闘いの場でもある。もう何度も、それらが見事に溶け合う瞬間を見てきた。喬太郎師匠による魔法のひとときだった。負けられない。今回私は、落語『たらちね』をモチーフにした芝居で、紀伊國屋ホールに乗り込むのだ。演劇が好きな方も見届けてもらえたら嬉しい。<公演情報>『きょんとちば Vol.5-マイノリ60s-』2024年10月23日(水) 18:30 開演2024年10月24日(木) 13:30 開演会場:紀伊國屋ホール出演:柳家喬太郎、千葉雅子ゲスト:村上航(猫のホテル)【番組】落語:柳家喬太郎(日替わり)10月23日(水)『ウルトラ仲蔵』10月24日(木)『掛取バンザイ』短編芝居『かけおちね』:千葉雅子、村上航落語:柳家喬太郎『マイノリ60s』【チケット】前売・当日とも:4,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可■先行受付期間:2024年9月11日(水) 12:00~13日(金) 23:00■一般発売2024年9月14日(土) 10:00〜公式HP:
2024年09月03日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】上方落語の露の新冶は昭和26年生まれの73歳。東京で聴く機会が限られている中、柳家喬太郎、三遊亭兼好と横浜・桜木町で三人会を開く。演目は、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」を下敷きにした『七段目』。この演し物、芸達者の兼好も得意にしているが、それを円熟した新冶がどうはんなりと演るかが見もの、聴きものである。喬太郎のネタ出しは『ハワイの雪』。自作の人情噺?で、真夏にぴったりな演目と言ってよい。きっと三人会のトリネタだろう。兼好は『あくび指南』。現在かなりの落語家が高座にかける噺だが、いつも誰もが「夏のあくび」をお師匠さんが稽古の手本にする。この噺を得意にしていた先代の金原亭馬生は、「春夏秋冬」のあくびを演ってくれたことがある。いつか、兼好には夏の昼下がりのあくびばかりでなく、春眠暁を覚えずの「春のあくび」、秋の夕暮れの物憂い「秋のあくび」なども披露して欲しいと思う。当日は、三人それぞれ二席ずつ口演する。<公演情報>『露の新治・柳家喬太郎・三遊亭兼好 三人会~よこはま落語会~』2024年8月10日(土) 神奈川県立音楽堂(木のホール)開場 12:45 / 開演 13:15【出演】露の新治『七段目』柳家喬太郎『ハワイの雪』三遊亭兼好『あくび指南』【チケット】全席指定:4,500円チケットはこちら:()
2024年08月01日2009年に柳家花緑師匠のもとに弟子入りした女性落語家、柳家花ごめ。2014年に二ツ目に昇進、そして2024年9月には晴れて真打昇進が決定している花ごめさんに、落語家になったきっかけや真打昇進にかける想い、これからめざす将来像などを伺ったインタビューをお届けします。──落語家になるまでの経緯を教えていただけますか。両親が落語好きで小学生くらいから馴染みがあって。大学は落語研究会ではなかったのですが、日大の芸術学部の演劇・照明コースで裏方の勉強をしていました。中学、高校と演劇部で舞台に立っていたので表に立つのも楽しいなと思ったときに、ポンと“落語もアリだな”って思ったんです。ひとりで全部できてしまうのが魅力的でした。──柳家花緑師匠に弟子入りしたきっかけはどんな感じだったのですか。もちろん高座も観ていたのですが、師匠が当時出した「落語家はなぜ噺を忘れないのか」という本を読んで“この人に教えてもらいたいな”と思ったのがきっかけです。落語のしきたりがわからない状態で、いきなり“弟子にして下さい”って訪ねて行ったら失礼だろうと思って、最初に手紙を出したんです。のちのち訊いたらうちの師匠は“弟子にして下さい”って直接来た人には手紙を出させていた。私は最初に手紙を出しちゃったもんで、師匠としては“来ることもなくいきなり手紙で、っていうのはちょっとな……”っていう感じだったらしくて。たまたま、その話をしていたときにひとつ上の(柳家)花いち兄さんが居たそうで。師匠が“手紙で弟子に来たいっていう子がいるんだけど、ちょっとどうかなと思ってる”という話を花いち兄さんが聞いて“師匠、僕も最初は手紙でした”って(笑)。“じゃあ会わない訳にいかないな”ということで兄さんのアシストが合って、私も会ってもらえることになった。門を叩いたときに“女の子はたいへんだよ”と言われて“それでもやってみたいです”と伝えました。一番覚えているのは、“簡単に辞めちゃ駄目だよ”と言われたこと。一番最初にそれを言われたから今までずっと続けてこられました。──弟子入りしてから師匠にはどのようなことを教わりましたか。師匠は、毎日の通いではなくて師匠の仕事があるときに行く、あとは寄席でやりなさいというスタンスでした。自由にやっていい、しっかり考えて、管理して自分でやりなさいという教え。だから難しかった。最初、師匠との距離感もわからなくて。でも最初に弟子を信じてやらせてくれる人なのでついていけました。──ご自分の芸に関してはどのように極めていくお気持ちですか。ずっと古典落語をやっていて、ここ何年か新作落語を自分で作ったり、怪談噺が好きで実話怪談をやっていたりもしています。でもやっぱり自分の軸にあるのは落語なんだということが再確認できた。落語に軸足を置きつついろんなことにチャレンジして、それを落語の肥やしにしたいですね。──以前、「落語ガールズ」という、協会、亭号、階級の垣根を超えた女性落語家ユニットの初期メンバーでもありましたね。正直いろいろ難航して活動は終了したんですよ。今思えばもっとうまくできたなとも思う。でもチャレンジしたことは大きいと思うし、やってよかったとは思います。逆に言うと、今は“女流であることが個性”の時代はもう終わっている。男性とか女性とか関係なく落語家としての個性がどんどん厚くなっているので、“ひとりの落語家”としていろんな人が出てくるし、そうなったら良いなって思う。──真打昇進が決まって、9月から「壽 真打昇進襲名披露興行」も始まりますが、それに向けたお気持ちをきかせていただけますか。とにかく今までやってきたことを高座で出したいです。新作も何本か出来たらいいですね。楽しくやりたいです。最近“落語をやってる姿が楽しそうだね”と言ってもらえることが多くて。それはすごく嬉しい。今までやってきたことがこんなに楽しかったということを改めて高座の上で、お披露目で出せたらなって思いますね。──将来的に実現したい夢は。何にでも挑戦したいなと思います。花緑師匠もいろいろやっていますし、その背中を追って、落語以外にお芝居もしたいですし、文章を書くのも好きで。文章を書くときの構成している思考をそのまま落語をやるときにトレースしていくとうまくできたりするんです。やることは全部繋がっているので、やればやるほどたとえ失敗しても自分の力になるので、何にでも偏見を持たずフラットに飛び込んで、最終的には落語に還ってくるというやり方をこれからも続けていきたいです。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント柳家花ごめのサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>柳家花ごめ(やなぎや かごめ)1986年5月1日生まれ、千葉県出身。2009年、柳家花緑に入門。前座名「まめ緑」。2014年6月、二ツ目昇進。「花ごめ」と改名。2024年9月、真打昇進(予定)。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい 柳家花ごめ 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年6月)()※柳家花緑『柳田格之進』が月間1位!
2024年07月21日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、深川江戸資料館で開かれた「柳家さん喬独演会」に出かけた。かつては「独演会」といえば、仲入りをはさんで三席が当たり前だったが、最近はお手軽な「独演会」も増えてきた。さん喬師匠の独演会は、旧来の三席の高座で、『百川』『船徳』『唐茄子屋政談』。どれも寄席でトリをとれる演目ばかりで、動きの多い『船徳』は熱演、人情噺の『唐茄子屋政談』は丁寧な噺の運びで、聴かせどころ満載の一席だった。9日(火) 午後2時から桜木町、横浜にぎわい座の「柳家さん喬独演会」は二席だが、演目は『白ざつま』『男の花道』という、じっくり聴かせる噺である。さん喬ファンならずとも、いま聴いておくべき「独演会」と言えよう。ちなみに、さん喬師匠、先日、落語協会の会長になられたばかり。正統派の大黒柱の仕事ぶりにも期待したい。<公演情報>『第三十一回 柳家さん喬独演会』7月9日(水) 神奈川・横浜にぎわい座 芸能ホール■出演柳家さん喬『白ざつま』『男の花道』詳細はこちら:
2024年07月03日ぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキング「2024年4月」で第1位に輝いた落語家、柳家はん治。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまから高い人気を獲得しているはん治師匠のインタビューをお届けします。──落語家になるまでの経緯を教えていただけますか。高校ぐらいまでそんなに落語を聴いてないんですよ。あんまり興味がなかったけど、受験浪人をしましてね。亡くなった(古今亭)志ん朝師匠がパーソナリティの『深夜営業』という番組が夜中の1時からやっていて。そこで志ん朝師匠が選んだ、過去の昭和の名人たちの落語を流していた。勉強が嫌で嫌でしょうがないですからね(笑)。ラジオをつけるとそれが流れて面白いんですよ。志ん朝師匠のお父さんで五代目名人の(古今亭)志ん生の『三軒長屋』をやったんですよね。のめり込んじゃって、それからやたら落語を追いかけ始めて。いろんな方を聴くようになって寄席にも通うようになって。そのうちにまかり間違ったか、うちの師匠(十代目柳家小三治)の門を叩いてしまった。よせばいいのにプロになろうなんてことを真面目に考えちゃった。入ってみて大変な世界だったのがやっとわかりましたけど(笑)。──ご自分で落語をやってみたいと思った具体的なきっかけは。大学に行って、落研(落語研究会)もあったんですけどね。“なまじ素人で落研の皆さんのように自分でやらないほうがいい”、“もし本当にプロになるなら変な癖をつけてもいけない”みたいなことがそれらしい本に書いてあったんですよね。ですからそれはやらずに、入門するならどの師匠のところに行こうかなあと。寄席に行ってるうちに小三治師匠に出会ったんです。それから師匠を追っかけるようになって。出待ちして、最後には師匠のうちまで入門をお願いに伺って。1週間ぐらい通ってやっと話を聞いてくれて、しばらく試しにということで“ご両親呼んでらっしゃい”ってことで。それでおふくろ連れ立ってお願いに行った。それが昭和52年ですか、22歳のときに入門して。で、今に至ると。──何が決め手でしたか。やっぱりね、好きですね。うちの師匠の、なんていうのかな、落語もそうですけども人柄ですかね。真面目そうで怖いけど“まっすぐ”っていうかね。もう完璧に見抜かれてますね。そこに魅かれました。──師匠に弟子入りしてから、思い出深いエピソードを教えていただけますか。いっぱいあるんですけどね。初めて教わったのが『道灌(どうかん)』という噺で。柳家一門は大体『道灌』から始まるんです。うちの師匠も、師匠の小さんから『道灌』を習った。僕のすぐ上に、もう亡くなったんですけども喜多八という兄さんがいて、ふたりで前座をやってるときに小三治師匠からその噺を教えていただいた。一生懸命覚えて、まだ見習いでしたから、なかなか初高座なんて上げてくれなくて。入門してその翌年だったかな、大学の学園祭があった。うちの師匠がゲストで行って、その前に前座で上がるということで連れてってもらった。学生さんが数人、達者な人が出て高座をやったんです。それ初めて聴いたら皆うまいなと思って、ちょっと怖くなってね。師匠に「お前がやりたいようにやってきな」みたいな感じで送り出されて。出て素直にやったんですけども、ドーンと受けたんですよ。“お客さんに受けた”と思った瞬間、噺を忘れて真っ白になってね、一緒に行った兄弟子がその続きを袖から教えてくれてやり直して。うちの師匠がやたらおかしかったみたいで「面白かったよ」なんてこと言ってね、嬉しかったんですけどね。“良い”とか“悪い”じゃないんですよ。“面白かった”というふうに言ってくれたのをとても覚えてますね。──ご自分の芸をどのように積み上げてこられましたか。前座のうちは前座噺ってあるんですけど、だいたい4~5年で二ツ目になると羽織を来て一人前ってことで競争が始まるわけです。前座は楽屋で一生懸命働きながら、二ツ目になるまでに噺を“最低は10は覚えなきゃ駄目だ”、“20覚えなきゃ駄目だ”、厳しい人など“50覚えろ”って人もいるしね。自分でそれなりに準備して二ツ目になるんですけど、二ツ目になると師匠から“好きにやれ”って体よくおもてにおっぽりだされるような感じです。やってるうちにいろんな噺の中でもやっぱり合う合わないとか、好きだ嫌いだとか、だんだん自分のネタの選び方、やり方みたいのも出てくるし、それなりに個性がついてくるんじゃないかな。いろいろ感じながら勉強していくしかない──新作も古典落語もなさいますが、意識されていることはありますか。うちの師匠が言ったのは、やっぱり噺が始まって登場人物が見えなくちゃいけないってこと。景色も見えて、話す人はむしろ消えて、いきいきと会話が展開して情景が見えるという方向でずっとやってきました。ですから古典と全く同じ感覚で新作もやってます。──ぴあ落語ざんまい4月の「月間視聴回数ランキング」で「モーツァルト」が1位になりました。ちょっと意外ですよね。ネタ的にも東京では珍しい。大阪の(桂)文枝師匠のネタ(新作落語)ですから。──弟子を取って若手を育てる立場になられて思うことはありますか。本当のこと言うとあんまり教えてませんね。自分もそうだったけど、師匠だったり周りの仲間を見ていればわかるだろうと。もちろんネタを覚えたり、演出をいろいろ考えたら当たり前なんですけども、この世界でご飯食べて、魅力的な良い噺家になりたいと思えば、そのやり方は自分で考えないとねってなことで。自分に何が足りない、何が魅力的なんだろうとか、いろいろ感じながら勉強していくしかない。うちの(小三治)師匠が言ってたのは、若い頃、大師匠の小さんに“おめえの噺は面白くねえな”と言われたんですって。それがものすごいショックで“眉間を拳固(げんこ)で殴られたような気持ちがした”みたいなことを言ってね。どうしたら面白くなるんだろうってことも聞いたとしたら、“そんなことおめえ、自分で考えんだよ”と。そういうとこですよね。いろいろ迷ってあっち行ったりこっち行ったりしていくうちにだんだん自分らしさが出てくるんじゃないですかね。──ファンに向けてお伝えしたいことはございますか。そうですね。今、噺はそんなに数多くなくて、やっている新作は(桂)文枝師匠のネタが多くて。でも最近、ちょっと僕よりも若手で(三遊亭)白鳥さんとか(林家)きく麿さんと交流がありまして、彼らのネタをやり始めたんですね。それが面白くなったら嬉しいな。もっとしっかり仕上げないといけない柳家の古典がありますのでそちらも。歳と共にだんだん捉え方も変わってくるので、もう少し良くなればいいかなぁみたいなことは思ってますね。そんなに欲はないです(笑)。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★柳家はん治師匠のサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>柳家はん治(やなぎや はんじ)1954年7月24日生まれ、東京都八王子市出身。1977年5月、柳家小三治に入門。前座名「小はぜ」。1982年3月、二ツ目昇進「はん治」と改名。1993年9月、真打昇進。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい柳家はん治 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年4月)()※柳家はん治『モーツァルト』が月間1位!
2024年06月21日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」を2024年7月12日から2024年11月10日まで開催いたします。BIG CAT BANG■“ふたつでひとつ”の愉しみ現代アートシーンの風雲児がふたたび岡本太郎記念館をジャックします。2011年に〈SUN CHILD〉を引っさげて乗り込んだヤノベケンジが今回ぶつけてきたのは〈BIG CAT BANG/猫大爆発〉。宇宙船「LUCA号」に乗って地球に到達した「SHIP'S CAT/宇宙猫」が無機質だった地球に生命を着床させた、というバカバカしくも壮大な物語です。太陽の塔はそのときの宇宙船だ。いま大阪でぼくたちを見下ろしている太陽の塔はその亡骸なのだ。ヤノベケンジは真面目な顔でそう言います。これまでにも太陽の塔をモチーフにした作品は種々あったけれど、こんなにワクワクしたことはありません。馬鹿げたスケールで発想するところが太郎と似ているような気もします。これはなにかやらねばなるまい。そう思いました。全長9mにおよぶ〈BIG CAT BANG〉はいま、東京・銀座のGINZA SIXの中空に吊られています。かつて経験のない視覚体験に眼を奪われること請けあいです。まずはそれを見て欲しい。そしてもちろん、こちらも見て欲しい。空間いっぱいに広がる“巨大なワンシーン”が観る者を圧倒する銀座。その背景にあるストーリーとディテールが丁寧に語られる青山。GINZA SIXと記念館は180度逆のアプローチからひとつの展覧会を構成するものであり、“ふたつでひとつ”なのです。ヤノベケンジと岡本太郎。そこにある“ふたつでひとつ”をどうぞお楽しみください。岡本太郎記念館館長 平野 暁臣特別協力:GINZA SIX〈BIG CAT BANG〉@GINZA SIX 現在展示中~2025年8月末(予定)35億年前に生命がこの地球に誕生し、5度にわたる生物大量絶滅を乗り越えて、いま私たちは生かされている。生命はどこから来て、そしてどこに行くのか?岡本太郎が言い放った「芸術は爆発」のテーマを「猫大爆発」という妄想に乗せて、生命と宇宙の神秘のイマジネーションの炸裂をお届けしたい。混迷と危機の世紀に立つ現在だからこそ、我々は想像と創造を爆発させ、宇宙からの俯瞰した視点を獲得しなければならないのだ。ヤノベケンジヤノベケンジ■ヤノベケンジ現代美術作家/京都芸術大学教授/ウルトラファクトリー・ディレクター1965年、大阪生まれ。1991年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年代初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに機能性を持つ大型機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2017年、「船乗り猫」をモチーフにした、旅の守り神《SHIP'S CAT》シリーズを制作開始。2022年に開館した大阪中之島美術館のシンボルとして《SHIP'S CAT(Muse)》(2021)が恒久設置される。 ■開催概要会期 : 2024年7月12日(金)~2024年11月10日(日)休館 : 火曜日(8月13日を除く)会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 650円/小学生 300円公式サイト : 公式X(旧Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月12日本日6月4日より動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、映画『碁盤斬り』と落語協会百年興行とのコラボイベントで口演された柳家花緑師匠による『柳田格之進』の配信がスタートした。5月16日新宿末廣亭にて開催された同イベントは、映画『碁盤斬り』が落語の演目『柳田格之進』を原作とした映画ということで実現したもの。イベントでは花緑師匠による『柳田格之進』の口演のほか、メガホンを取った白石和彌監督と花緑師匠との特別対談も実施された。映画『碁盤斬り』は、現在公開中。『柳田格之進』を口演する柳家花緑師匠★柳家花緑『柳田格之進』の高座映像はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2024年06月04日ぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2024年3月」に1位を獲得した落語家、柳家小ゑん。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまからコンスタントに毎月のランキングでも高い人気を獲得している小ゑん師匠のインタビューをお届けします。──落語家になるまでの経緯を教えていただけますか。目黒の電気屋に生まれて、気が付いたときにはテレビも売るほどあって(笑)。うちの爺さんが落語を好きだった。あの頃、昭和30年前半でテレビの創成期、中継で落語を観てました。高校になって落語研究会を作って、大学に入っても学園祭でやったり。電気工事の手伝いとか中学のときに電気工事師の免許を取ったり、アマチュア無線の真似事とかやってた。親は兄貴に経営をやらせて技術方を私にやらせて後継ぎにしたかったんでしょうけど、大学の頃はオーディオマニアでレコーディングミキサーになりたかった。──多趣味である師匠が、落語家になってみたいと弟子入りしたのはなぜですか。(柳家)小さん師匠が一番好きだったということもあったし、昔風の修行をさせてくれるところとして弟子入りした。両親は最初反対したけど、辞めたら家業を継げという条件で。内弟子ではなく通いで4年3カ月。孫の(柳家)花緑(師匠)がよく遊びに来ていたので“お馬さんごっこ”してやりました。──小さん師匠はどんな師匠でしたか。誠意がないことをするとものすごい怒りましたね。あと“間が悪い”ことは芸に通ずるんだと言われました。稽古はほとんどしないで“盗め”と。──古典落語と新作落語を共におやりになりますが、小ゑん師匠にとってはどんな位置づけですか。前座のときからずっと古典落語をやって、新作をやり始めたのは(三遊亭)圓丈師匠に誘われて渋谷ジァン・ジァンの「実験落語会」で。二ツ目の頃は高座がないから、高座があると嬉しくて。僕、少しひねくれてて、人と同じようにやるのがあまり好きではなかった。話芸の一番トップは古典落語なんですよ。それを基本として新作を作るというのが僕の考え方。人物の描写、場面の転換の仕方、そういった基本は古典落語にあるので、それを利用して新作落語を作るということ。──師匠は鉄道とか天文とか、多趣味な一面を活かして噺を作るのがお上手な印象があります。二ツ目の頃は暇なんですよ。暇だからステレオいじったり天文用のカメラ作ったりとかそんなことばかりやってました。好きなことがいっぱいあってグラデーションのようにテーマ落語もその中のひとつみたいな感じ。好きなことがたくさんあったほうが良いですよ、人間は(笑)。変なことに悩んだりしないから楽しい。思い入れのある圓丈師匠の『悲しみは埼玉に向けて』──ぴあ落語ざんまいの3月「月間視聴回数ランキング」で『悲しみは埼玉に向けて』が1位になりました。昔、圓丈師匠とふたりで「無限落語会」を十数年ずっとやっていたんですけど、企画で“ネタ交換をしよう”っていうんで、「(圓丈師匠の新作)『悲しみは埼玉に向けて』をやるかい」って言われたんです。ホントのこと言うと二ツ目の頃に「やらしていただいていいですか」と言ったら「あの噺は君には合わないんじゃないか」って断られたことがあって。普段断らない師匠だったのでよっぽど大切にしてるんだなと思った。圓丈師匠がネタ下ろしをしたのは僕が「実験落語会」に参加して2回目くらいで。凄いウケたんです。衝撃的だった。その頃、ああいう新作は何もない時代ですから圓丈師匠が切り拓いていったんですよね。その頃、客席に(春風亭)昇太が居て、(ビート)たけしさんも飛び入りで出た、ヨネスケさんが連れてきて。客は驚いてた。伊集院光が前座で二度くらい出てた。関根勤と小堺一機も出てもらったし、シティボーイズも何回も出てるし。そういう時代だった。時が経って、ネタ交換企画のときに「やるかい」と言われて、僕の新作落語で代表作となっている『ぐつぐつ』をやっていただいた。そんな思い入れもあって、『悲しみは埼玉に向けて』を、ネタをアップデートしたうえで今回トリで演じました。圓丈師匠は本当に凄い。あれは邯鄲の枕なんですよね。発車のベルが鳴っている間だけの物語なんですよ。『ラストエンペラー』の映画みたいなもんで、“邯鄲の夢”なんです。だからそれを落語に持ってきて、ああいう構成に。漫談ではない。かと言って会話で成り立つ落語のストーリーでもない。それであんなに感銘を受ける落語を作ったっていうのは凄いな、圓丈師匠は。まだ師匠がいらっしゃるときはどうしても口調が似るので、嫌だった。だけどなんのお礼もできず恩恵ばっかり受けてやらしてもらってるのは忍びないんだけど。“圓丈師匠が作った噺なんだ”っていうのが皆さんにわかってもらえれば嬉しい。──圓丈師匠との思い出で、印象に残っていることはありますか。幾つかあるんですけど、渋谷ジァン・ジァンで新作の落語をしたら、出始めはウケるんだけど、どんどんウケなくなっていくんですよ。「どうしてですかね」って圓丈師匠に言ったら「それは君、場面が多すぎる」と。「人間の頭の中は想像力の許容量があって、聴き手が追い付いていかないんだ。古典落語のよくできた噺はだいたい2~3場面だろ。君のは場面が多い。だからウケなくなってくるんだ」って言われて。「うわーっ、凄いな」と思いました。──ぴあが動画配信という事業を立ち上げることをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。今までテレビの収録もありましたし、「DVDで」っていう話もあったけど、DVDは許諾していない。とにかく普通の落語会だとカメラがあるのはなんか嫌なんですよね。「楽屋の風景も録らしてくれ」となるとすごく嫌で。寄席でずっと録って、OK/OKじゃないっていうのを落語家がちゃんと言えるのでいい。よくテレビのとき、灯り(照明)も収録のときだけ点いて、録らない人は急に暗くなるのもちょっとな、と。それがないので「ぴあ落語ざんまい」は許諾しました。──これからの落語について、そして担っていく若手の落語家さんに向けて、小ゑん師匠が託したい想いをお聞かせいただけますか。自由にやって欲しいっていうことですね。あまりいろんなことに捉われず。古典落語の基礎はちゃんとして、元のまんまやるのもいいし、変えてやるのもいいけど。僕の場合は感覚っていうものを一本持ってて、そこから外れるものは嫌だっていうのがあるので。特に今、女流の方が多くなってきたのですが、男とは違うので。女のかたしかわからないような目線の古典落語でもいいし、新作でもいい。そういうものに期待したいですね。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★柳家小ゑん師匠のサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>柳家小ゑん(やなぎや こえん)1953年9月15日生まれ、東京都目黒区出身。1975年1月、柳家小さんに入門「みのる」。1975年12月、前座となる、前座名「みの助」。1979年、二ツ目昇進「小ゑん」と改名。1985年9月、真打昇進。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい柳家小ゑん 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年3月)()※柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』が月間1位!
2024年05月21日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】落語家ふたりによる二人会は、聴く者にとってとても楽しい企画である。じつは、私がプロデュースしている名古屋の「中日落語会」でも第1回公演に企画したのは「柳家喬太郎・春風亭一之輔二人会」だった。現在、最強の組み合わせによる二人会のひとつと言って間違いない。「中日落語会」では、演目を両師匠にお願いして「お菊の皿 喬太郎 / 中村仲蔵 一之輔 / 仲入り / あくび指南 一之輔 / おせつ徳三郎 喬太郎」という番組を組んだ。ふたりの今日的なホットにして面白い「まくら」で客席は大喜び、本題では、笑いの渦と聴かせどころたっぷりの噺で、大喝采を浴びた。以後、「中日落語会」は二人会が定番のスタイルとなった。良質の落語会で知られる「よこはま落語会」で、「喬太郎・一之輔二人会」は今回で5回目を数えるという。今回はいったいどんな二人会になるか、楽しみは尽きない。<公演情報>『柳家喬太郎・春風亭一之輔 二人会 ~よこはま落語会~』5月6日(月) 神奈川・神奈川県立音楽堂(木のホール)
2024年05月01日みどりアート&メディアパートナーズ主催、『みどりアートパーク寄席柳家喬太郎独演会』が2024年9月29日 (日)に横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク(神奈川県 横浜市緑区 長津田 二丁目1番3号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 みどりアートパーク公式ホームページ 当代随一の人気と実力を誇る天才落語家、柳家喬太郎が満を持しての登場です!円熟の語り口で安定感抜群の古典落語と卓越した創造力と表現力で聴かせる新作の二刀流。緑区在住"ご近所噺家"瀧川鯉丸も加わり「思いっきり笑って大満足!」のひとときをお贈りします。柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)プロフィール1963(昭和38)年11月30日東京都世田谷区生まれ日本大学商学部卒業後、書店勤務を経て1989(平成元)年柳家さん喬に入門前座名「さん坊」1993(平成5)年二ツ目昇進「喬太郎」と改名2000(平成12)年真打昇進受賞歴1995(平成7)年第1回高田文夫杯お笑いゴールドラッシュⅡ優勝1998(平成10)年NHK新人演芸大賞落語部門大賞2001(平成13)年彩の国落語大賞2005(平成17)年平成16年度国立演芸場花形演芸会大賞2006(平成18)年平成17年度国立演芸場花形演芸会大賞2006(平成18)年平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞【大衆芸能部門】2007(平成19)年平成18年度国立演芸場花形演芸会大賞出版物CD:「東京ホテトル音頭」(ヴィヴィドサウンド)「日本全国ドットコム音頭」(クラウン)「喬太郎落語秘宝館シリーズ」(ワザオギ)「柳家喬太郎アナザーサイドシリーズ」(コロムビア)「柳家喬太郎名演集」(ポニーキャニオン)「の・ようなうた」(ゴーラック)DVD:「ワザオギ落語会」(ワザオギ)「お江戸下町ぶらり」(ソニーミュージック)「柳家喬太郎寄席根多独演会」(コロムビア)他多数そのほか、CMやドラマ、映画・舞台などでもマルチに活躍中瀧川鯉丸(たきがわ こいまる)プロフィール昭和62年5月30日神奈川県横須賀市生まれ平成22年(2010年)3月 早稲田大学第二文学部を卒業平成22年(2010年)12月 瀧川鯉昇に入門平成23年(2011年)4月 前座になる、「鯉〇」平成27年(2015年)4月 二ツ目に昇進、「鯉丸」瀧川鯉丸公式ホームページ みどりアート&メディアパートナーズとは神奈川新聞社など4社からなり、みどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)の管理運営をしています。みどりアートパークは文化芸術を通じて地域の人と人の絆をつくることを目標に、緑区内で運営される唯一の文化専門施設です。誰でもが芸術に触れることのできる環境をつくりだし、社会のあらゆる立場の人々が集える施設や地域社会の実現を目指しています。東急田園都市線、JR横浜線の4駅を中心に発展している地域全体を視野に入れた事業を展開、地域の課題解決に貢献できるよう努めます。開催概要『みどりアートパーク寄席柳家喬太郎独演会』開催期間:2024年9月29日 (日)会場:横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク(神奈川県 横浜市緑区 長津田 二丁目1番3号)■出演者柳家喬太郎瀧川鯉丸ほか■開催スケジュール2024年9月29日 (日)13:30開場14:00開演※上演時間は約2時間半です。■チケット料金前売:3,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月20日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)にて、太郎賞1名、敏子賞1名、特別賞10組が決定し、2024年2月16日(金)に受賞者発表と授賞式をとりおこないました。今年で27回をむかえる本賞には621点の応募があり、22組が入選いたしました。また、入賞者・入選者の作品を集めた「第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展を2月17日(土)から4月14日(日)まで、川崎市岡本太郎美術館にて開催いたします。次代のアーティストの意欲的な作品をぜひご覧ください。つん『今日も「あなぐまち」で生きていく』岡本太郎賞(賞金200万円):つん『今日も「あなぐまち」で生きていく』【審査評】「あなぐまち」とは、作者がずっとともに生きてきた「まち」の名前である。その意味で正しくは「作品」を超えたものかもしれない。しかし作者の手で作られたものであることも確かだ。作者が作った作品が、作品であることを超えて作者そのものになっていく。ここにはそう実感させるだけの現実味がある。多岐にわたる詳細な素材表記にも注目。(椹木野衣)三角 瞳『This is a life. This is our life.』(※作品タイトルは斜体)岡本敏子賞(賞金100万円):三角 瞳『This is a life. This is our life.』(※作品タイトルは斜体)【審査評】三角瞳は第19回太郎賞展に入選している。その時の作品は、無数のフィギュアによるインスタレーションであった。乱雑に積み重ねられたフィギュアの洪水が、現代社会における「個」の在り方を強い圧迫感をもって問う。今回は刺繍による作品。表は人物の顔、裏は遺伝子を表す赤い糸。単なる入れ物としての肉体を暗示する。薄い布切れに刺繍された無数の「個」が折り重なるように並べられる。表現内容と新鮮な手法、展示方法がうまくかみ合い、説得力をもった作品となった。(土方明司)池田 武史『Space X』特別賞(賞金5万円):池田 武史『Space X』長 雪恵『きょうこのごろ』特別賞(賞金5万円):長 雪恵『きょうこのごろ』小山 恭史『無明』特別賞(賞金5万円):小山 恭史『無明』クレメンタイン・ナット『POT PLANTS!』特別賞(賞金5万円):クレメンタイン・ナット『POT PLANTS!』月光社『MUSAKARI』特別賞(賞金5万円):月光社『MUSAKARI』小山 久美子『三月、常陸國にて鮟鱇を食ふ』特別賞(賞金5万円):小山 久美子『三月、常陸國にて鮟鱇を食ふ』ZENG HUIRU『BACK TO ME』特別賞(賞金5万円):ZENG HUIRU『BACK TO ME』タツルハタヤマ『小鳥のさえずりを聞くとき、遠くで銃声が鳴り響いた』特別賞(賞金5万円):タツルハタヤマ『小鳥のさえずりを聞くとき、遠くで銃声が鳴り響いた』フロリアン・ガデン『Anomalies poetiques/詩的異常』※po【e】tiquesの【e】は正式にはアキュート・アクセントが付きます。特別賞(賞金5万円):フロリアン・ガデン『Anomalies poetiques/詩的異常』※po【e】tiquesの【e】は正式にはアキュート・アクセントが付きます。村上 力『學校』特別賞(賞金5万円):村上 力『學校』■入選作家・作品名(50音順・敬称略)・大河原 健太『文字前夜 -火水風土-』・遅四グランプリ実行委員会『遅博 2024 -人類の進歩と遅延-』・GORILLA PARK『Relief―1, Relief―2, Relief―3, Relief―4』・鈴木 のぞみ『Light of Other Days:吉田理容室』・野村 絵梨『垢も身のうち』・林 楷人『調和の剥き出し』・村尾 かずこ『サザエハウス -Village-』・横岑 竜之『ハッピーモンスター』・横山 豊蘭『トロトロ遺跡』・李 函樳『無から来る、無故に集う』《第27回岡本太郎現代芸術賞 概要》■主催公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団川崎市岡本太郎美術館■審査員(50音順・敬称略)・椹木野衣/美術批評家、多摩美術大学教授・土方明司/川崎市岡本太郎美術館館長・平野暁臣/空間メディアプロデューサー、岡本太郎記念館館長・山下裕二/美術史家、明治学院大学教授・和多利浩一/ワタリウム美術館キュレーター■第27回岡本太郎現代芸術賞 公式サイト 《第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展 概要》会期 :2024年2月17日(土)~4月14日(日)会場 :川崎市岡本太郎美術館・企画展示室開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)休館日 :月曜日、3月21日(木)観覧料 :一般 700(560)円、高・大学生、65歳以上 500(400)円中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金交通 :小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より徒歩17分第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日近所に住んでいる桃が好きな男、太郎の人柄について語るという斬新な流れに目も耳もギンギンでした。桃好きな太郎はしかし人柄がよく、いい子には桃を分けてくれるのだそうです。
2024年01月12日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】私は50年ほど前、早稲田の学生の時から落語を丁寧に聴き始めたが、桂文楽、三遊亭圓生、柳家小さんの大看板ばかりでなく、若手二つ目、真打も何人か追っかけをしていた。その一人が、柳家小満んである。八代目桂文楽の最後の弟子で桂小勇と名のっていたころは、師匠の十八番を丁寧になぞっていたが、文楽亡き後、柳家小さんの弟子になり、小満んを襲名してからは、どの高座も力みのない、水墨画のような「和の美」を持った名人タイプの噺家となった。かたや柳家喬太郎は、古典新作の二刀流のどちらも天下一品。噺のまくらは諧謔精神に溢れ、噺の本題に入れば、現代語感が冴えた高座となる、いまや現代を代表する人気実力ともに落語界を背負って立つ噺家のひとりと言える。この対照的二人による二人会、どんな高座の展開になるのか楽しみが尽きない。<公演情報>『柳家小満ん・柳家喬太郎 ザ・よこはま至宝の会~よこはま落語会~』1月20日(土) 神奈川・横浜市吉野町市民プラザ■出演柳家小満ん柳家喬太郎■チケット料金前売:4,500円当日:4,700円チケットはこちら:()
2024年01月03日12月14日(木) 東京・丸ビルホールで行われた『柳家花緑×古今亭菊之丞 二人会』が、動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて本日12月27日(水) より配信がスタート。併せて、オープニングトークがYouTubeで公開された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加。来春頃までには2,000本の映像が公開される予定だ。イベントでは、柳家花緑師匠が『時そば』『芝浜』、古今亭菊之丞師匠が『二番煎じ』『長短』と、それぞれ二席を口演。滑稽噺あり、人情噺ありの盛りだくさんの内容となっている。そのほか同サービスでは、現在「新宿末廣亭のトリの高座」を配信中。長尺の聴き応えのあるコンテンツが揃っており、年末の連休中、落語にたっぷりと浸れるコーナーとなっている。『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』オープニングトーク<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月27日12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』が開催された。落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しむことが出来る動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」。本イベントは、そのスタートを記念した落語会だ。司会とともに、柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠が登壇するとまずはトークコーナーからスタート。まずは、菊之丞師匠が白を基調とした自身の着物を指して「病院からやってきました」と笑いを誘う。そして、同サービスの企画が立ち上がった2020年から両師匠に相談をしていたことが明かされると、花緑師匠は「正直、このサービスは実現しないと思ってました」と、まさかの発言も飛び出し会場は笑いに包まれた。また、花緑師匠はさっそく配信を視聴したようで「落語家は座席でほかの芸人の高座を聴くのはご法度。だから座席視点で高座が見られるのは新鮮」。さらに「1000本近いコンテンツの中には重複したネタもあるが、人によって様々なバリエーションがあるので聴き比べをすることができて楽しい」と満足な様子だった。トークコーナーを終え、出囃子が鳴ると一席目に登場したのは、花緑師匠。師匠であり祖父の五代目・柳家小さんが好きだったそばの話から屋台の話になりそのまま『時そば』へ。そばを勢いよくすする音が実に美味しそうに感じさせる。そして独特のリズムで会場の笑いを誘った。続いて菊之丞師匠が登場すると、マクラでは花緑師匠の噺を受けて『時そば』を十八番としていた五代目・柳家小さんとの思い出話も。そして『二番煎じ』を高座にかける。歌が上手いことで知られる菊之丞師匠らしく、夜回りのシーンでは様々な声色で美声を響かせていた。仲入りを挟んで、ふたたび菊之丞師匠。自分と同じ「菊之丞」という名前が3人いて間違えられることから、そそっかしいお客さんの話につながりそのまま『長短』へ。気の短い「江戸っ子」とゆったりはんなりとした「上方」の対比がことさら強調され、特に煙草を一服する所作では何度も笑いが起きていた。トリを飾る花緑師匠は、冒頭のトークコーナーで司会から「師走らしい噺を」というリクエストを受けて、噺の山場が大晦日なことから年の瀬に演じられることが多い『芝浜』を口演。それまでの滑稽噺から一転、夫婦の愛情を描いた人情噺に会場からは割れんばかりの拍手が起こり、公演は終了した。なお、本公演は「収録ライブ」と銘打っている通り、12月中に「ぴあ落語ざんまい」にて配信されることが決定している。また、12月25日(月) 23時59分までの期間限定で初月無料キャンペーンも実施中だ。<イベント情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール【演目】柳家花緑『時そば』古今亭菊之丞『二番煎じ』-仲入り-古今亭菊之丞『長短』柳家花緑『芝浜』<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)※初月無料キャンペーン実施中!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月19日柳家吉緑林家つる子二人会『紺屋高尾』が2023年12月22日 (金)にきゅりあん小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ひとつの古典落語を追求し、表と裏を描いた初の企画!古典落語の名作『紺屋高尾』。その従来の古典を柳家吉緑が、高尾太夫にスポットを当てた高尾が主役の紺屋高尾(つる子作)を林家つる子が申し上げます。林家つる子が古典落語「芝浜」「子別れ」「紺屋高尾」の登場人物である花魁を主人公とし、その視点から古典落語を描く挑戦をしている事に吉緑が興味を持ち、楽屋で話しているうちに同じ会で二人でひとつの噺をやるこの企画の開催に至りました。柳家吉緑林家つる子柳家吉緑プロフィール、コメント柳家吉緑2010年6月柳家花緑に入門前座名花どん2015年5月 二ツ目昇進吉緑に改名2017年新潟県魚沼特使就任【受賞歴】2022年3月第21回さがみはら若手落語家選手権優勝2022年9月第33回北とぴあ若手落語家競演会大賞2023年3月BSフジ「Zabu-1グランプリ」優勝2023年11月NHK新人落語大賞本選会進出18歳で舞台役者を志し、役者の勉強中に国立演芸場でレセプショニストとして働いた事がきっかけで落語の魅力に開眼し噺家になる決意をする。江戸東京博物館小ホールで三ヶ月に一度開催している独演会『吉緑結び』では落語だけの枠にとらわれずハープや踊り、エアリアルや朗読など、他ジャンルとの協演による新しい落語の可能性を提案してきた。大師匠の五代目柳家小さんの得意とした滑稽噺を継承しながら、人情噺では、登場人物の心の機微を繊細に描く事に長けている。2022年からは出場する若手のコンクールで結果を出し続け、2023年番組史上初の生放送で注目されたNHK新人落語大賞にて本選会に出場した。【柳家吉緑コメント】紺屋高尾と言う噺。師匠の独演会でこの噺を初めて聴き、その日に弟子入り志願しました。言ってしまえば自分の人生を変えた噺なのかもしれません。つる子さんから「紺屋高尾の本編には描かれていない、高尾太夫がどう生きてきたのかが気になる。」と聴いて彼女の想像力に驚き、一本の落語として高尾版を作ったと聴いた際は、彼女のその創造性に強く感銘を受けました。今回は久蔵と高尾。その両面側を描いた新しい紺屋高尾を聴いて頂きたいです。 御来場心よりお待ち申し上げます。林家つる子プロフィール、コメント林家つる子林家つる子/落語家群馬県高崎市出身中央大学文学部人文社会科学中国言語文化専攻卒業ぐんま特使日本舞踊坂東流名取「坂東蝶子」2010年9⽉九代林家正蔵に弟⼦⼊り2015年11⽉⼆ツ⽬に昇進2019年9⽉第11回前橋若⼿落語家選⼿権優勝2021年3月第20回さがみはら若手落語家選手権優勝2021年11月NHK新人落語大賞決勝戦進出2022年9月第33回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞2022年10月NHK新人落語大賞決勝戦進出2024年3月21日より真打昇進決定メディア出演BS日テレ笑点特大号「女流大喜利」BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」火曜リポーターTBSラジオ「多摩もりあげ宣言」他高校では演劇部に所属し、中央大学入学後、落語研究会に勧誘され、初めて落語を見て魅了される。大学卒業後、九代林家正蔵のもとに入門。古典落語の滑稽噺から人情噺、新作落語にも取り組み、新しい目線から落語を描き直す試みにも意欲的で、古典落語「芝浜」や「子別れ」「紺屋高尾」の登場人物であるおかみさんや花魁を主人公し、その視点から古典落語を描く挑戦は、NHK総合「目撃!にっぽん」、日本テレビ「NEWS ZERO」、「文藝春秋」等、各種メディアに取り上げられた。【林家つる子コメント】紺屋高尾は、大好きな噺の一つです。 何度も聞いている内に「高尾花魁はどうして久蔵を選んだのか、それまでにどんな人生を送ってきたのだろう」高尾のことが気になるようになり、 私なりに、高尾花魁を主人公にして、この噺を描く挑戦を始めました。今回は初めての試みで、兄さんの紺屋高尾から久蔵の思いを、私の紺屋高尾から高尾の思いを、同じ会で高座にかけさせて頂きます。 各々の視点からぜひ、お楽しみ頂けましたら幸いです。この会の実現にご協力頂きました皆様、お客様、そして吉緑兄さんに、心より感謝申し上げます。公演概要柳家吉緑林家つる子二人会『紺屋高尾』公演日時:2023年12月22日 (金)18:00開場/18:30開演会場:きゅりあん小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)■出演者柳家吉緑林家つる子■スタッフ【予約】カンフェティ【音響】塚田耕司【照明】保坂成美【デザイン】真家亜紀子【プロデュース】0m先 梅原渉■チケット料金前売:3,000円当日:3,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月17日12月23日(土) 大阪・淀屋橋 朝日生命ホールにて、七代目笑福亭松喬独演会『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』が開催される。今年で芸歴40周年を迎えた今回は、2部制に渡り上方落語の大ネタ『住吉駕籠』『三十石船』、松喬自身が大好きといっている演目で落語作家・小佐田定雄氏の盗人ネタ『月に群雲』、そして新作落語『碁盗人』の計4席を2部に分けて披露する。ゲストは長年、松喬がラジオ番組で共演し親交の深い神戸新開地・喜楽館支配人兼ABCテレビアナウンサーの伊藤史隆を1部・2部ともに迎え、芸歴40周年を振り返るゲスト対談コーナーを開催。また、七代目松喬の門弟が集合する大喜利コーナーも予定している。<本人 コメント>~四十周年独演会ごあいさつ~ 笑福亭松喬師匠の門を叩いて40年、師匠と別れて10年。気が付けば私の方が年上になりました。でも何も変わりません。師匠に教えて頂いた落語の道を真っ直ぐに進むだけです。この日、大好きな盗人ネタ『月に群雲』(小佐田定雄・作)を演じます。最高の出来にして、弟子たちへの形見分けにする事に決めました。「令和の時代、門外不出は古過ぎる」と批判もありましょうが、それだけ私の思いが詰まったネタだと門弟に、そしてお客様に伝えたいと思っています。皆様のご来場、心待ちに致しております。<公演情報>『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』ビジュアル12月23日(土) 大阪・朝日生命ホール【一部】10:30 開場 / 11:00 開演(13:30終演予定) ■番組笑福亭喬路『手水廻し』笑福亭松喬『碁盗人(新作)』ゲスト対談:笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『住吉駕籠』【二部】15:00 開場 / 15:30 開演(18:00終演予定)■番組笑福亭喬龍『金明竹』笑福亭松喬『月に群雲』ゲスト対談 笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『三十石船』笑福亭喬若笑福亭喬明はやしや香穂(三味線)【チケット料金】前売:3,000円当日:3,500円※全席指定席※未就学児入場不可■一般発売:10月21日(土)チケットはこちら:笑福亭松喬 Facebook:松竹芸能HP:
2023年10月11日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、五街道雲助師匠が「人間国宝」に認定された。同世代で、芸歴、品格など雲助師匠にひけをとらない落語家といえば、柳家さん喬師匠と柳家権太楼師匠である。人情噺なら、さん喬の『柳田格之進』、権太楼の『唐茄子屋政談』は他の追随を許さない、両師匠の十八番である。私は両師匠の忘れ難い名高座をいくつも聴いてきて、いまや往年の、三遊亭圓生、柳家小さん、金原亭馬生などの「名人」に少しもひけをとらないと思っている。人情噺のような長講ばかりか、さん喬の『短命』、権太楼の『代書屋』など長屋噺、爆笑落語も忘れてはならない得意ネタである。ご両人、普段は別に仲良しと言うわけではないと、お互いが言う。だが、「二人会」ともなると、互いに静かな火花を散らしながら、相手への敬意を忘れずに、高座を全うする姿が清々しい。今、聴くべき落語家はいっぱいいるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手、中堅の落語家もいいが、さん喬、権太楼両師匠の高座こそ、機会があるときは、聞き逃してはならない落語家だと思う。<公演情報>第八十一回 大手町落語会スペシャル「柳家さん喬・柳家権太楼 二人会」10月7日(土) 東京・日経ホール開場 12:20 / 開演 13:00※PIA LIVE STREAMにて配信あり■出演柳家さん喬『うどん屋』ほか一席柳家権太楼『鰍沢』ほか一席■チケット料金観覧:4,500円(税込・全席指定)配信:1,500円(税込)※アーカイブ配信:公演終了後~10月21日(土) 13:00チケットはこちら:配信はこちら:
2023年09月24日葉加瀬太郎、年末まで続く秋のコンサートツアーが9月8日(金)神奈川:よこすか芸術劇場で幕を開けた。タイトルは『葉加瀬太郎 コンサートツアー 2023THE SHOW TIME』。このツアーは8月2日に発売されたニュー・アルバム『THE SHOW TIME』を携えて行なわれる。ニュー・アルバムは、葉加瀬太郎にとって初のライヴ・アルバムであり、2022年のコンサート・ツアー [BEAUTIFUL WORLD] より、厳選された音源をセレクト。お馴染みのスーパーバンド(羽毛田丈史:Pf、大島俊一:Key,Sax.etc、柏木広樹:Vc、田中義人:Gt、天野清継:Gt、八巻誠:Manip、屋敷豪太:Dr、渡辺等:Ba、田中倫明:Per)との名演が収録されている。今年の春のコンサートは「NH&K TRIO」(ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、ピアニストの西村由紀江、そしてチェリストの柏木広樹という3人)をフィーチャーし、スーパーチェンバーミュージック~Adagio~と銘打たれていた。大ホールでアコースティックな室内楽をパフォーマンスするという新しい試みは話題となり、大きな評価を得たことはまだ記憶に新しい。一転して秋の本ツアーは例年の通り、エレクトリック楽器やコンピューターも使ったハイブリッドなサウンドでのパフォーマンスが展開される。メンバーはこの3年、不動のスーパーバンドの面々。この豪華なメンバーを4カ月にもわたって押さえるのは大変だ。それを可能にしているのは葉加瀬太郎というアーティストの求心力に違いない。コンサートは「The Mission to Complete」でスタート。ギターのリフが007的な “スパイもの” である。このようなアレンジの幅の広さも葉加瀬太郎の音楽に楽しさを添えている。続いてニュー・アルバムにも収録されている「Trip of Dream」「オルクドール~プラチナの風」「To Love You More」「Feather and Leaf」。まず哀愁漂うメロディが印象的な「Trip of Dream」。そして心地よいテンポ感と爽快なアレンジがヴァイオリンのメロディを引き立てる「オルクドール~プラチナの風」。この曲では大島の操るテルミンが素晴らしい味を出していた。飛び道具的な扱いを受けがちなテルミンが、これほどまでにヒューマンな音色で楽器として奏られているのは感動的ですらある。さらに、95年の葉加瀬太郎とセリーヌ・デュオンとの共演で広く知られる名曲「To Love You More」。続いては、バンドの音楽監督である羽毛田と葉加瀬の共作であり、前半はピアノの伴奏だけをバックに後半はバンド全体で壮大に盛り上げるバラード「Feather and Leaf」。そしてこれまでに何度もリテイクされてきた人気曲「Wild Stalloins」で前半を終える。休憩をはさんで始まった後半は、ニュー・アルバムでも聴ける「瑞風~MIZUKAZE~」「ひまわり」でスタート。葉加瀬太郎本人も特にお気に入りの曲たちである。爽やかなこの2曲は、長丁場になるコンサートの中で一服の清涼剤として作用していた。そして、お馴染み “ヴァイオリンを弾こう” のコーナーは、挙手で選ばれたヴァイオリン初心者のお客様が1名、客席からステージに上がって葉加瀬太郎にヴァイオリンの弾き方を指導してもらうという、ヤラセなしのぶっつけ本番。このようなハプニング性の強いコーナーも綺麗にまとめてしまう、司会者としての力量も流石である。さあ、いよいよコンサートも終盤を迎え「エトピリカ」「Asian Roses」「新世界」と続く。ニューアルバムには収録されていないが、ファンには人気の高い曲たちだ。そして、いつもコンサートのハイライトとなるノリノリの「情熱大陸」が始まる。なんと今回より、これまでコロナ禍の影響で自粛されてきた、コンサート・グッズである “はかせんす” が復活。曲に合わせて4色の “はかせんす” 客席を舞う華やかな光景を見るのは久しぶりのことである。一旦終了したステージではあるが、客席では「情熱大陸」の興奮の余韻も覚めやらぬ大声援の嵐。再びメンバーがステージに現れ、始まったアンコールは「博士ちゃん」。ダンサブルなアレンジのこの曲では踊りのパフォーマンス、メンバー全員のソロもフィーチャーされ、コンサートはいよいよクライマックスを迎える。客席で振られていた “たろちゃんタオル” も曲を盛り上げていた。突き抜けんばかりの派手派手でノリノリのアレンジと演出は、葉加瀬太郎のコンサートの魅力の一つである。彼の作る曲は、どの曲もとにかく力強いメロディが印象的だ。以前、ご本人へのインタビューで聞いた話であるが、彼の曲は作曲されたばかりの時点ではもっと複雑なメロディやリズム・アレンジであることが多いそうだ。それらを削ぎ落としながら、誰もが口ずさめるような曲に仕上げるのである。シンプルでありながら人の心を打つメロディは、そのようにして生まれる。クラシックをルーツに持ちながらもジャンルを超えたクロスオーバーな活動にチャレンジし、ヴァイオリンという歴史ある楽器の美しい音色を現在のポピュラー音楽の中でフィーチャーする。これが葉加瀬太郎の世界である。本日9月8日よこすか芸術劇場を皮切りに、ツアー初日に発表になったNHKホールの追加公演を含む全国34箇所、44公演におよぶこのツアー。葉加瀬太郎は12月30日&31日の日本武道館までを全力で駆け抜ける。これだけの数をこなした最後が日本武道館2Daysというのが、現在の葉加瀬太郎のアーティストとしての勢いを表している。葉加瀬をはじめメンバー全員が奏でる素晴らしい演奏と音色、軽快なトーク、そして楽しさ満点の演出。誰もがハッピーな気分になれる葉加瀬太郎流のエンタテインメントを是非、このツアーで体験していただきたい。葉加瀬太郎プロフィール1990年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。 セリーヌ・ディオンとの共演で世界的存在となる。 1996年にKRYZLER&KOMPANYを解散後、ソロでの活動を開始。 2002年、自身が音楽総監督を務めるレーべルHATSを設立。 2007年秋から、原点回帰をテーマにロンドンへ拠点を移す。 自身のコンサートツアーに於いてはワールドツアーや全都道府県ツアー、オー ケストラコンサートツアーを行うなど、1年を通して100本近い公演を毎年休むことなく開催し、日本全国、そして世界に向け葉加瀬太郎の音楽を発信し続けている。また、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも数多く、年々支持層も拡大している。令和4年4月1日付で、東京藝術大学客員教授に就任。今後も公演を中心に多方面に活動の場を広げ、唯一無二、独自の世界を作り上げていく。9月8日(金) 神奈川:よこすか芸術劇場9月10日(日) 群馬:高崎芸術劇場 大劇場9月12日(火) 新潟:新潟県民会館9月16日(土) 山形:やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)9月17日(日) 福島:けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール9月22日(金) 大阪:フェニーチェ堺 大ホール9月24日(日) 香川:レクザムホール 大ホール9月30日(土) 富山:富山オーバード・ホール 大ホール10月1日(日) 長野:キッセイ文化ホール10月4日(水) 神奈川:神奈川県民ホール 大ホール10月6日(金) 宮城:東京エレクトロンホール宮城10月7日(土) 宮城:東京エレクトロンホール宮城10月9日(月・祝) 静岡:アクトシティ浜松 大ホール10月14日(土) 大阪:フェスティバルホール10月15日(日) 大阪:フェスティバルホール10月17日(火) 東京:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール10月21日(土) 和歌山:和歌山県民文化会館10月22日(日) 兵庫:アクリエひめじ 大ホール10月28日(土) 熊本:熊本城ホールメインホール10月29日(日) 熊本:熊本城ホール メインホール11月2日(木) 兵庫:神戸国際会館 こくさいホール11月4日(土) 広島:広島文化学園 HBGホール11月5日(日) 広島:広島文化学園 HBGホール11月11日(土) 大阪:オリックス劇場11月12日(日) 埼玉:大宮ソニックシティ11月15日(水) 茨城:水戸市民会館 グロービスホール11月18日(土) 山梨:YCC県民文化ホール 大ホール11月19日(日) 神奈川:神奈川県民ホール 大ホール11月23日(木・祝) 北海道:苫小牧市民会館11月24日(金) 北海道:札幌文化芸術劇場 hitaru11月26日(日) 千葉:松戸・森のホール2112月1日(金) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月2日(土) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月3日(日) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月13日(水) 三重:三重文化会館12月14日(木) 大阪:フェスティバルホール12月16日(土) 京都:ロームシアター京都 メインホール12月17日(日) 岡山:倉敷市民会館12月23日(土) 福岡:福岡サンパレス12月24日(日) 福岡:福岡サンパレス12月30日(土) 東京:日本武道館12月31日(日) 東京:日本武道館― 追加公演 ―12月9日(土) 東京:NHKホール12月10日(日)東京:NHKホールキョードー東京 0570-550-799全公演チケット料金:全席指定¥9,900(税込)※4歳以下入場不可公式ホームぺージ 本文:近藤正義photo:スージー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月09日企画展「凱旋!岡本太郎」が、神奈川の川崎市岡本太郎美術館にて、2023年7月8日(土)から10月1日(日)まで開催される。岡本太郎の面白さと奥深さを紹介漫画家・岡本一平と小説家・岡本かの子のもと生まれ、絵を志したパリ留学にて、現地の抽象芸術グループで前衛芸術家や思想家と交流を深めた岡本太郎。美術に限らず、パリ大学で学んだ哲学や民族学も、その後の岡本の思想の軸を形成し、制作活動にも影響を及ぼすものであった。また敗戦後の日本で制作活動を再開した岡本は、壁画やモニュメントの制作をはじめ、デザインや建築、日本各地への取材と撮影など、幅広い分野にわたって多面的な足跡を残したことでも知られる。特に、1970年の大阪万博に向けて制作された《太陽の塔》は、日本の高度成長期の時代の象徴でもあり、今なおアイコンとして時代を越えて親しまれている。「凱旋!岡本太郎」は、2022年から2023年にかけて、大阪・東京・愛知の全国3都市で行われた大規模巡回展から帰ってきた岡本太郎コレクションを祝して開催する企画展。子どもから大人まで、幅広い世代が関心を寄せる岡本太郎の面白さや奥深さを紹介する。初公開作品含む約250点を展示展示は、常設と企画両方のスペースを用いて全館で行われる。展示されるのは、人気の代表作《森の掟》や《重工業》、家具やグッズ等のインダストリアルデザイン、制作過程を裏打ちするドローイング、岡本の民族学的視点が投影された写真など約250点の作品。未公開の写真関係資料であるヴィンテージプリントや日本の庭園に関する資料の一部など、初公開資料も目にすることができる。展覧会概要企画展「凱旋!岡本太郎」会期:2023年7月8日(土)~10月1日(日)会場:川崎市岡本太郎美術館 常設・企画展示室住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(7月17日(月・祝)、9月18日(月・祝)を除く)、7月18日(火)、9月19日(火)観覧料:一般 800円(640円)、高・大学生・65歳以上 600円(480円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金■出品作品(予定)館内収蔵品より、絵画、彫刻、インダストリアルデザイン、版画、ドローイング、写真ほか 約250点【問い合わせ先】川崎市岡本太郎美術館TEL:044-900-9898
2023年06月24日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、三遊亭円楽プロデュースと銘打った「さっぽろ落語まつり」を聴きに出かけた。初日の昼の部、夜の部で計9席の落語を聴いた。なかでも昼の部の立川志の輔、夜の部の桂文珍が圧巻の高座だった。客席の反応も上々、札幌から見ると地方ネタ「池袋演芸場」も受けるし、文珍のこの秋「桂プーチン」に改名するネタ、アップルウォッチにスイカが入っているというネタにも即座に会場は爆笑に包まれた。いまや、落語は完全に全国区になったといってよい。名古屋は東京と関西の中間にあるから、さらに観客の感度が鋭い。年1回開かれている「中日落語会」も柳家喬太郎、桃月庵白酒、春風亭一之輔らのまくらの鋭い現代批評に反応する。今回は「喬太郎・白酒二人会」でどんなまくらが聴けるか楽しみ。喬太郎は名古屋出身の亡き三遊亭円丈作『稲葉さんの大冒険』、白酒はとりで『不動坊火焔』あと一席ずつは「お楽しみ」となっている。<公演情報>中日落語会「喬太郎・白酒二人会」6月18日(日) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール開演 13:00■出演柳家喬太郎三遊亭円丈 作『稲葉さんの大冒険』桃月庵白酒『不動坊火焔』■チケット料金全席指定:5,500円※未就学児の入場不可
2023年06月03日4月26日(水) 有楽町朝日ホールにて『桂二葉チャレンジ! その参』が開催された。『桂二葉チャレンジ』は演芸写真家・橘蓮二がプロデュースする公演で、桂二葉が落語界を代表する師匠に挑戦する企画。これまで春風亭一之輔師匠、春風亭昇太師匠が出演しており、今回の『その参』では、柳家喬太郎師匠がゲストとして登場する。一席目に登場したのは二葉さん。いつものように挨拶をしただけで声が沸き会場が暖まっていく。喬太郎師匠との競演については「挑戦するだけでなく勝ちにいく」と宣言。マクラでは、『二葉チャレンジ』の開催について、たまたま居合わせた落語会の常連の方に「4人の中で喬太郎師匠は手ごわいと思う」と話したところ「ほかの3人はいけると思ったんか~!」と言われた語り、笑いを誘った。口演したのは何でも知っている自称"生き字引"にアホの男が問答を仕掛ける『つる』。二葉さんの超高音域の声だけがなせる突き抜けたキャラクターと、時折見せるじれったい表情や体を揺する仕草に笑いが集まった。続いて登場した喬太郎師匠は第一声で「柳家です」と自己紹介し、続けて「(二葉さんを)全力で潰しに来ました」と会場を沸かす。さらに、先ほどの二葉さんのマクラでの「喬太郎が新作をかけたら大したモンだよ」というフリを受けて、噺に入ってからも「ここから『芝浜』にいってもいいんだぜ」とおどけてみせた。その喬太郎師匠が高座にかけたのは『銭湯の節』。浪曲を意識して創作したという新作で、玉川太福、奈々福師匠の名前が登場したり、実際に浪花節をうなったりと、"浪曲"という芸能について敬意を表したネタだ。"全力で"との言葉通り、終盤には『芝浜』を浪曲風に演じ分け爆笑をさらうと会場の熱気は最高潮に。前座噺から二葉さんの一席での話を丁寧にすくいあげ、自分で蒔いた話のタネも見事に回収していく様はまさに横綱相撲と言える一席だった。仲入りを挟んでもう一席、二葉さんが口演したのは『二葉チャレンジ』では初となる人情噺『子は鎹』。喧嘩の末、別れてしまった夫婦が子供をきっかけにふたたび元の鞘に収まる噺だ。本来は湿っぽさを感じさせるネタだが、二葉さんは演出をそぎ落とし実にサッパリとした人情噺へと昇華させていた。本編が終わりトークコーナーに入ると、二葉さんが喬太郎師匠は謎が多いとのことで趣味は何ですかと質問。師匠はウルトラマン好きを公言していて、実際それがきっかけで仕事も得たそう。ただ、それで仕事をしてしまうと趣味ではなくなってしまうとも感じており、あまり趣味のことは話さないようにしているとのこと。反対に喬太郎師匠から趣味はあるの?と聞かれると、二葉さんはフルーツについてるシールを集めるのが好きで収集していると答えた。すると、師匠も「これ初めて言うけど」と前置きし、偶然ヤマザキの春のパン祭りでシールを集めてると告白。会場は笑いに包まれた。そして二葉さんは、師匠とは対照的にシールで仕事が来ないか期待していると嬉々として語った。最後に、このシリーズのトリを飾るゲストが笑福亭鶴瓶師匠であることが発表された。二葉さんが鶴瓶師匠との対戦についてアドバイスを求めると、師匠は「その日は休むしかないね」と冗談を交えつつ、「今のまま自分を信じて突き進めばいい、ラ・マンチャの女であれ」との言葉を送り、トークを締めくくった。撮影:橘蓮二<公演情報>『桂二葉チャレンジ!! 最終章』2023年7月20日(木) 有楽町朝日ホール開場 18:30 / 開演 19:00ゲスト:笑福亭鶴瓶桂二葉 関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年05月08日5月3日(水・祝) から5日(金・祝) の3日間にわたって紀伊國屋ホールにて上演される、ラッパ屋リーディング公演の2作品『ショウは終わった』と『七人の墓友』の全キャストが発表された。『ショウは終わった』は第9回ラッパ屋公演として1989年に上演され、岸田戯曲賞候補作にもなったラッパ屋の出世作。『七人の墓友』は、創立70周年記念公演として2014年に鈴木聡が劇団俳優座に書き下ろした作品で、ある家族を軸に、お墓のこと、家族のこと、死ぬこと、生きること……誰もが直面する問題を描いた作品に市毛良枝、柳家喬太郎を迎えてお届けする。併せて、ラッパ屋主宰の鈴木聡よりコメントが到着した。■ラッパ屋 主宰・鈴木聡 コメント昨年はコロナで中止になってしまった2つのリーディング公演。実に面白いものができていたのです。というわけで、今年こそ、やります! 1つは『ショウは終わった』(1989年作)。岸田戯曲賞の候補にもなったラッパ屋の出世作。昭和が終わった年にある家族がそれぞれの昭和史を振り返る趣向です。もう1つは『七人の墓友』(2014年作)。鈴木が俳優座に書き下ろした作品。ツアーも含め10万人の観客動員を記録しました。「墓友」という題材から新しい家族像を考える。見逃していらっしゃる方も多いと思うので、この機会に是非! 劇場でお会いしましょう。<公演情報>ラッパ屋リーディング公演 Vol.2『ショウは終わった』2023年5月3日(水・祝) 紀伊國屋ホール13:30 開演作・演出:鈴木聡【出演】上大迫祐希、熊川隆一、谷川清美(演劇集団円)、大草理乙子、岩橋道子、福本伸一中野順一朗、岩本淳、武藤直樹、宇納佑大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)、磯部莉菜子小林けんいち(動物電気)、生田麻里菜(演劇集団キャラメルボックス)俵木藤汰、ともさと衣、浦川拓海ラッパ屋リーディング公演 Vol.3『七人の墓友』2023年5月4日(木・祝)・5日(金・祝) 紀伊國屋ホール13:30 開演作・演出:鈴木聡【出演】市毛良枝、柳家喬太郎弘中麻紀、俵木藤汰、宇納佑、椎名慧都(劇団俳優座)、福本伸一、中野順一朗岩橋道子、浦川拓海、磯部莉菜子、熊川隆一竹内都子、谷川清美(演劇集団円)、大草理乙子、武藤直樹、朝倉伸二岩本淳、ともさと衣【チケット料金】価格:4,800円(全席指定・税込)U-25:3,000円 ※チケットぴあでのみ販売(引換券・税込・観劇時25歳以下対象・引換時要身分証明書)■前売り開始日2023年4月2日(日) 10:00~チケットはこちら:問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2023年03月21日“文春砲”でおなじみの出版社、文藝春秋が主催する落語会が「文春落語」だ。2020年、コロナ禍をものともせずスタートした。核となっているのは人気落語家の柳家喬太郎の独演会配信で、落語のほかに講談、浪曲、色物など多彩なゲストを迎えた企画ものも交えながら、オンライン落語会「文春落語オンライン」を毎月開催してきた。3年経った現在、配信の落語会は少なくなった。しかし「文春落語オンライン」はチケットが取りにくい喬太郎がお目当てのファンに支持され、時々ハイブリッド(有観客での配信)にするなどして継続中だ。定年のない演芸の世界では、もともと高齢の演者が頑張っていたが、ここ数年で人間国宝の柳家小三治、新作王の三遊亭円丈、六代目三遊亭円楽ら多くのベテランが亡くなった。彼らがいなくなり空いた“出番”には、桂宮治、柳亭小痴楽ら近年真打に昇進した若手が台頭し、寄席のレギュラーに定着しつつある。今年2月には、「笑点」の新レギュラーに春風亭一之輔を起用という明るい話題が生まれた。超売れっ子の一之輔の加入で、落語に興味を持ち、寄席に行ってみようという流れが確実に増えるだろう。今、寄席は「イキの良い落語」の聞きどきで、客席にも“新顔”が増えつつあるのだ。4月27日(木)に開催される「文春らくご動物園」も、その世代交代の流れを感じさせる顔ぶれで注目の公演。今春から「文春落語」は、毎月の喬太郎の配信と並行して、リアル公演を積極的に開催していくという。強力な助っ人として、演芸評論家の長井好弘がアドバイザーで参加し、「自分が聞いてみたいと思う番組」を練っていった。「文春らくご動物園」はその第一弾公演になる。落語会としては一風変わった「動物園」というタイトルも長井のアイデア。すべての演目に馬やネズミ、豚といった動物が登場し、彼らをめぐる悲喜交々の人間模様(?)が繰り広げられる。“演芸ビギナー”にも親しみやすいだろう。出演は昼夜入れ替わりで、いずれも寄席や落語会のレギュラーに定着しつつある世代。実力は申し分ないと長井も太鼓判を押す。まさに気鋭の若手中堅を聞きたい人にはうってつけで、コロナと共存する時代の試金石となりうる会だと確信している。■「文春らくご動物園」2023年4月27日(木)会場:伝承ホール
2023年02月27日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野暁臣)は、企画展「衝動の爪あと」を2023年3月24日から7月9日まで開催いたします。企画展「衝動の爪あと」「描きたいと思ったときには出来てるの」。岡本敏子がよくそう言っていました。エスキースを積み重ね、階段をのぼっていくように構想を固めていく一般的な作画プロセスとはまったく逆で、描きたいという衝動が湧きあがった段階で、岡本太郎の頭のなかにはほぼ完成形が立ちあがっているというのです。逆にいえば、なんとなく描きたい、なんでもいいから描きたい、ということがない。じっさい太郎はこう記しています。「“こういうもの”を表現したい、という最初の衝動がある。描きたいという衝動じゃない。“こういうもの”を、である」「何べんも何べんも自分に問うてみる。“そういうもの”を確かめる」。だから太郎は、何度も描きました。描きながら検討しているわけではなく、頭のなかにある完成形に手が追いつくまで、繰り返し描き、“再現精度”を高めていったのです。はたから見るとなにが違うのかわからない、同じような絵が何枚もあるのはそのためです。そこにはきっと、ぼくたちにはわからない微妙な違いがあるのでしょう。アトリエの棚にはそんな絵がたくさん残されています。完成した作品ではないし、そもそも作品と呼んでいいのかどうかもわからないけれど、太郎の創作過程を証言する貴重な資料であることはたしかです。本展では、そうした“衝動の爪あと”をとおして、岡本太郎の創造のプロセスを追体験していきます。岡本太郎記念館館長 平野暁臣■開催概要会期 : 2023年3月24日(金)~7月9日(日)開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)休館 : 火曜日会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 ¥650/小学生 ¥300公式サイト : 公式Twitter : *本展期間中に、第25回岡本太郎現代芸術賞を受賞した、吉元れい花(岡本太郎賞)、三塚新司(岡本敏子賞)の新作展示を予定しています。詳細が決まり次第、当館ホームページと公式Twitterでお知らせいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月22日最もチケットのとれない落語家・柳家喬太郎の独演会が、5月20日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホールにて開催される。2018年の浪切ホール初登場から毎年落語会を実施。今年11月に還暦を迎える喬太郎師匠にお話を伺いました。――独演会お疲れ様でした!大阪のお客様の反応はいかがでしたか?(※2022年12月終演後インタビュー)本日も楽しくやらせていただきました♪ありがたいことに関西に伺う機会も増えまして、以前は"東京の落語"は受け入れてもらえるのかな?と思っていましたが、今は東京も大阪も関係ないと思っています。"東京の落語"に興味があり、聴いてみようと思ってくださるお客様ばかりですので、非常にやり易いです!――2023年は喬太郎師匠もいよいよ還暦。2021年に浪切ホール出演の立川志らく師匠も還暦を迎えられるお一人ですね?もう~還暦なんてイヤになっちゃいますね(笑)。志らく兄(あに)さんとは、年齢は同じですが、芸歴は何年もあちらが先輩です。ただ、志らく兄さんも私も日大出身で、志らく兄さんは芸術学部で、私は商学部。さらに、お互い落研(=落語研究会)に所属していたので、学生時代から知ってるんですよ。当時は「新間(しんま)くん~、新間くん~」って呼んでました。あと、こちらも芸歴は先輩ですが三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)兄さんも還暦で、昭和38年組なんです。なんとなく一緒に年を重ねられる仲間たちがいるのは、心強いですね。――還暦を迎えるにあたり抱負はございますか?最近時々聞かれるようになったのですが、本当に特にコレといった抱負もなく、"体に気をつける"ということだけです。芸歴ということであれば、2019年に芸歴30周年記念をやらせていただきましたが、60年生きてきたのは本名の自分のことです。落語家としてどうこうよりも、人として今まで以上に益々精進しなければなと思っています。物忘れが増えたり、体力的にもしんどくなると思いますので、その部分は今まで以上に気をつけながら、新作を作ったり、古典も新しいものを覚えたりと、自分を奮い立たせて頑張りたいですね。「柳家喬太郎 独演会」のチケットは、2月26日(日) 10時より一般発売開始。また一般発売に先駆け、1月28日(土) から2月2日(木) までチケット先行抽選プレリザーブの受付を実施される。<公演情報>「柳家喬太郎 独演会」2023年5月20日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール開場 13:30 / 開演 14:00「柳家喬太郎 独演会」ビジュアル出演:柳家喬太郎/春風亭かけ橋(開口一番)/ 恩田えり(三味線)ゲスト:寒空はだか【チケット料金】一般:4,000円学生(大学生以下):2,000円※全席指定※未就学児の入場不可■プレリザーブ受付期間:2023年1月28日(土)~2月2日(木)チケットはこちら:
2023年01月27日最もチケットのとれない落語家・柳家喬太郎の独演会。2018年浪切ホール初登場から、毎年落語会を開催。今年11月に還暦を迎える喬太郎師匠にお話を伺いました。「柳家喬太郎 独演会」 チケット情報――独演会お疲れ様でした!大阪のお客様の反応はいかがでしたか?(※2022年12月終演後インタビュー)本日も楽しくやらせていただきました♪ありがたいことに関西に伺う機会も増えまして、以前は"東京の落語"は受け入れてもらえるのかな?と思っていましたが、今は東京も大阪も関係ないと思っています。"東京の落語"に興味があり、聴いてみようと思ってくださるお客様ばかりですので、非常にやり易いです!――2023年は喬太郎師匠もいよいよ還暦。2021年に浪切ホール出演の立川志らく師匠も還暦を迎えられるお一人ですね?もう~還暦なんてイヤになっちゃいますね(笑)。志らく兄(あに)さんとは、年齢は同じですが、芸歴は何年もあちらが先輩です。ただ、志らく兄さんも私も日大出身で、志らく兄さんは芸術学部で、私は商学部。さらに、お互い落研(=落語研究会)に所属していたので、学生時代から知ってるんですよ。当時は「新間(しんま)くん~、新間くん~」って呼んでました。あと、こちらも芸歴は先輩ですが三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)兄さんも還暦で、昭和38年組なんです。なんとなく一緒に年を重ねられる仲間たちがいるのは、心強いですね。――還暦を迎えるにあたり抱負はございますか?最近時々聞かれるようになったのですが、本当に特にコレといった抱負もなく、"体に気をつける"ということだけです。芸歴ということであれば、2019年に芸歴30周年記念をやらせていただきましたが、60年生きてきたのは本名の自分のことです。落語家としてどうこうよりも、人として今まで以上に益々精進しなければなと思っています。物忘れが増えたり、体力的にもしんどくなると思いますので、その部分は今まで以上に気をつけながら、新作を作ったり、古典も新しいものを覚えたりと、自分を奮い立たせて頑張りたいですね。「柳家喬太郎 独演会」」は、5月20日(土)大阪・南海浪切ホール 大ホールにて開催。チケットは、2月26日(日)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、1月28日(土)から2月2日(木)までチケット先行抽選プレリザーブの受付を実施。
2023年01月12日俳優の志垣太郎(しがき・たろう)さんが2022年3月5日に心不全で亡くなっていたことが、同年12月6日に分かりました。70歳でした。志垣さんの息子さんである、俳優の匠さんがTwitterで父親の逝去を報告しています。久しぶりに更新をさせて頂きます。皆様へ大切な【ご報告】がございます。 pic.twitter.com/JqZUDHIFwG — 匠 (たくみ) タレント・俳優 (@kazunetakumi) December 6, 2022 皆様へご報告があります。父 志垣 太郎が、2022年3月5日に遠征先の佐賀県において、急な体調異変による心不全により帰らぬ人となりました。いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止めることができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました。父は常に物事を前向きに捉えて生きている明るく元気な人でした。私も母も、そんな父の事が本当に大好きでした。父は恐らくそれ以上に私達の事を沢山愛してくれたと思っております。今まで志垣太郎に接してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。@kazunetakumiーより引用志垣さんは、1971年放送のテレビドラマ『おれは男だ!』(日本テレビ系)で、主人公のライバルとなる転校生役で一躍有名に。また、1976年にはテレビドラマ『あかんたれ』(フジテレビ系)で主演を務め、アニメ『ベルサイユのばら』(日本テレビ系)のアンドレ・グランディエ役を務めたほか、数々のバラエティー番組に出演するなど、さまざまな分野で活躍していました。志垣さんの訃報に、ネットからは多くの悲しみの声が上がっています。・甘いマスクで、でも楽しい性格である志垣さんが大好きでした。お悔やみ申し上げます。・バラエティー番組『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)で、息子さんのことを嬉しそうに話していたのが印象的です。素敵な父親だったでしょうね。・イケメンなのに元気の塊のような、大変好感度の高い俳優さんでした。ご冥福をお祈りいたします。志垣さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月07日2023年1月20日(金)にプラネタリウム天空(東京)にて『LIVE in the DARK w/奇妙礼太郎』の開催が決定しました。歌とギターによる弾き語り形式で、プラネタリウムに合わせた特別なセットリストをお届けする予定です。奇妙礼太郎がプラネタリウムのステージに様々なジャンルの音楽を内包し、独自の世界観を確立する孤高のミュージシャン奇妙礼太郎がついに『LIVE in the DARK』に登場します。本公演は4年ぶりにリリースされたフルアルバム「たまらない予感」の弾き語りツアーのファイナル公演として開催します。奇妙礼太郎が放つ圧倒的な熱量、そして聴く者の心に直接触れる生々しい歌声。リアルな星空と暗闇の中、静と動が共存する特別な一夜をお楽しみください。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をぜひ。●チケット販売に関して●■奇妙礼太郎オフィシャルファンクラブ「REI」先行受付(抽選)2022年10月26日(水)12時~11月1日(火)23時59分の期間、奇妙礼太郎オフィシャルファンクラブ「REI」先行受付(抽選)を行います。 ■一般販売2022年11月12日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ファンクラブ先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK w/奇妙礼太郎』イベント概要●出演:奇妙礼太郎日程:2023年1月20日(金)時間:1st Stage 18:00開演(17:30開場) / 2nd Stage 20:00開演(19:30開場)料金:一般シート:7,000円(税込) / 三日月シート:16,000円(税込) ※2名掛け・各公演3席限定※『三日月シート』は1枚のチケット料金に大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます。場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し【全席販売】にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●奇妙礼太郎(きみょう れいたろう) プロフィール●大阪府出身。2008年より奇妙礼太郎トラベルスイング楽団として活動。バンド解散後、TENSAI BAND II(ex.天才バンド)・アニメーションズ等のバンドを経てソロアーティストとして活動。ボーカリストとして、多数のCM歌唱も担当し話題となる。2017年メジャーデビュー。同年1stアルバム「YOU ARE SEXY」、翌2018年2ndアルバム「More Music」をリリース。2021年にミニアルバム「ハミングバード」、ソロとして初となる弾き語りカヴァーアルバム「song book #1」をビクターエンタテインメントよりリリース。2022年4月13日(水)約4年ぶりのフルアルバム「たまらない予感」をリリース。 ●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日落語裏梅主催、『柳家イケメン落語会』が2022年11月30日 (水)にお江戸日本橋亭(東京都中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1階)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式Twitter(@ura22ume) 柳家一門のイケメンが揃いに揃いました!これほどまでにイケメンの揃った落語会は、未だありません。ぜひご来場ください!公演概要落語裏梅『柳家イケメン落語会』公演日時:2022年11月30日 (水)13:00開場/13:30開演会場:お江戸日本橋亭(東京都中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1階)■出演者柳家花いち / 柳家緑太 / 入船亭遊京 / 柳貴家雪之介 / 柳亭市遼■スタッフ山口直樹■チケット料金全席自由:2,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月24日