みどりアート&メディアパートナーズ主催、『みどりアートパーク寄席柳家喬太郎独演会』が2024年9月29日 (日)に横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク(神奈川県 横浜市緑区 長津田 二丁目1番3号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 みどりアートパーク公式ホームページ 当代随一の人気と実力を誇る天才落語家、柳家喬太郎が満を持しての登場です!円熟の語り口で安定感抜群の古典落語と卓越した創造力と表現力で聴かせる新作の二刀流。緑区在住"ご近所噺家"瀧川鯉丸も加わり「思いっきり笑って大満足!」のひとときをお贈りします。柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)プロフィール1963(昭和38)年11月30日東京都世田谷区生まれ日本大学商学部卒業後、書店勤務を経て1989(平成元)年柳家さん喬に入門前座名「さん坊」1993(平成5)年二ツ目昇進「喬太郎」と改名2000(平成12)年真打昇進受賞歴1995(平成7)年第1回高田文夫杯お笑いゴールドラッシュⅡ優勝1998(平成10)年NHK新人演芸大賞落語部門大賞2001(平成13)年彩の国落語大賞2005(平成17)年平成16年度国立演芸場花形演芸会大賞2006(平成18)年平成17年度国立演芸場花形演芸会大賞2006(平成18)年平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞【大衆芸能部門】2007(平成19)年平成18年度国立演芸場花形演芸会大賞出版物CD:「東京ホテトル音頭」(ヴィヴィドサウンド)「日本全国ドットコム音頭」(クラウン)「喬太郎落語秘宝館シリーズ」(ワザオギ)「柳家喬太郎アナザーサイドシリーズ」(コロムビア)「柳家喬太郎名演集」(ポニーキャニオン)「の・ようなうた」(ゴーラック)DVD:「ワザオギ落語会」(ワザオギ)「お江戸下町ぶらり」(ソニーミュージック)「柳家喬太郎寄席根多独演会」(コロムビア)他多数そのほか、CMやドラマ、映画・舞台などでもマルチに活躍中瀧川鯉丸(たきがわ こいまる)プロフィール昭和62年5月30日神奈川県横須賀市生まれ平成22年(2010年)3月 早稲田大学第二文学部を卒業平成22年(2010年)12月 瀧川鯉昇に入門平成23年(2011年)4月 前座になる、「鯉〇」平成27年(2015年)4月 二ツ目に昇進、「鯉丸」瀧川鯉丸公式ホームページ みどりアート&メディアパートナーズとは神奈川新聞社など4社からなり、みどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)の管理運営をしています。みどりアートパークは文化芸術を通じて地域の人と人の絆をつくることを目標に、緑区内で運営される唯一の文化専門施設です。誰でもが芸術に触れることのできる環境をつくりだし、社会のあらゆる立場の人々が集える施設や地域社会の実現を目指しています。東急田園都市線、JR横浜線の4駅を中心に発展している地域全体を視野に入れた事業を展開、地域の課題解決に貢献できるよう努めます。開催概要『みどりアートパーク寄席柳家喬太郎独演会』開催期間:2024年9月29日 (日)会場:横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク(神奈川県 横浜市緑区 長津田 二丁目1番3号)■出演者柳家喬太郎瀧川鯉丸ほか■開催スケジュール2024年9月29日 (日)13:30開場14:00開演※上演時間は約2時間半です。■チケット料金前売:3,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月20日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】私は50年ほど前、早稲田の学生の時から落語を丁寧に聴き始めたが、桂文楽、三遊亭圓生、柳家小さんの大看板ばかりでなく、若手二つ目、真打も何人か追っかけをしていた。その一人が、柳家小満んである。八代目桂文楽の最後の弟子で桂小勇と名のっていたころは、師匠の十八番を丁寧になぞっていたが、文楽亡き後、柳家小さんの弟子になり、小満んを襲名してからは、どの高座も力みのない、水墨画のような「和の美」を持った名人タイプの噺家となった。かたや柳家喬太郎は、古典新作の二刀流のどちらも天下一品。噺のまくらは諧謔精神に溢れ、噺の本題に入れば、現代語感が冴えた高座となる、いまや現代を代表する人気実力ともに落語界を背負って立つ噺家のひとりと言える。この対照的二人による二人会、どんな高座の展開になるのか楽しみが尽きない。<公演情報>『柳家小満ん・柳家喬太郎 ザ・よこはま至宝の会~よこはま落語会~』1月20日(土) 神奈川・横浜市吉野町市民プラザ■出演柳家小満ん柳家喬太郎■チケット料金前売:4,500円当日:4,700円チケットはこちら:()
2024年01月03日12月14日(木) 東京・丸ビルホールで行われた『柳家花緑×古今亭菊之丞 二人会』が、動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて本日12月27日(水) より配信がスタート。併せて、オープニングトークがYouTubeで公開された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加。来春頃までには2,000本の映像が公開される予定だ。イベントでは、柳家花緑師匠が『時そば』『芝浜』、古今亭菊之丞師匠が『二番煎じ』『長短』と、それぞれ二席を口演。滑稽噺あり、人情噺ありの盛りだくさんの内容となっている。そのほか同サービスでは、現在「新宿末廣亭のトリの高座」を配信中。長尺の聴き応えのあるコンテンツが揃っており、年末の連休中、落語にたっぷりと浸れるコーナーとなっている。『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』オープニングトーク<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月27日12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』が開催された。落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しむことが出来る動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」。本イベントは、そのスタートを記念した落語会だ。司会とともに、柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠が登壇するとまずはトークコーナーからスタート。まずは、菊之丞師匠が白を基調とした自身の着物を指して「病院からやってきました」と笑いを誘う。そして、同サービスの企画が立ち上がった2020年から両師匠に相談をしていたことが明かされると、花緑師匠は「正直、このサービスは実現しないと思ってました」と、まさかの発言も飛び出し会場は笑いに包まれた。また、花緑師匠はさっそく配信を視聴したようで「落語家は座席でほかの芸人の高座を聴くのはご法度。だから座席視点で高座が見られるのは新鮮」。さらに「1000本近いコンテンツの中には重複したネタもあるが、人によって様々なバリエーションがあるので聴き比べをすることができて楽しい」と満足な様子だった。トークコーナーを終え、出囃子が鳴ると一席目に登場したのは、花緑師匠。師匠であり祖父の五代目・柳家小さんが好きだったそばの話から屋台の話になりそのまま『時そば』へ。そばを勢いよくすする音が実に美味しそうに感じさせる。そして独特のリズムで会場の笑いを誘った。続いて菊之丞師匠が登場すると、マクラでは花緑師匠の噺を受けて『時そば』を十八番としていた五代目・柳家小さんとの思い出話も。そして『二番煎じ』を高座にかける。歌が上手いことで知られる菊之丞師匠らしく、夜回りのシーンでは様々な声色で美声を響かせていた。仲入りを挟んで、ふたたび菊之丞師匠。自分と同じ「菊之丞」という名前が3人いて間違えられることから、そそっかしいお客さんの話につながりそのまま『長短』へ。気の短い「江戸っ子」とゆったりはんなりとした「上方」の対比がことさら強調され、特に煙草を一服する所作では何度も笑いが起きていた。トリを飾る花緑師匠は、冒頭のトークコーナーで司会から「師走らしい噺を」というリクエストを受けて、噺の山場が大晦日なことから年の瀬に演じられることが多い『芝浜』を口演。それまでの滑稽噺から一転、夫婦の愛情を描いた人情噺に会場からは割れんばかりの拍手が起こり、公演は終了した。なお、本公演は「収録ライブ」と銘打っている通り、12月中に「ぴあ落語ざんまい」にて配信されることが決定している。また、12月25日(月) 23時59分までの期間限定で初月無料キャンペーンも実施中だ。<イベント情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール【演目】柳家花緑『時そば』古今亭菊之丞『二番煎じ』-仲入り-古今亭菊之丞『長短』柳家花緑『芝浜』<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)※初月無料キャンペーン実施中!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月19日柳家吉緑林家つる子二人会『紺屋高尾』が2023年12月22日 (金)にきゅりあん小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ひとつの古典落語を追求し、表と裏を描いた初の企画!古典落語の名作『紺屋高尾』。その従来の古典を柳家吉緑が、高尾太夫にスポットを当てた高尾が主役の紺屋高尾(つる子作)を林家つる子が申し上げます。林家つる子が古典落語「芝浜」「子別れ」「紺屋高尾」の登場人物である花魁を主人公とし、その視点から古典落語を描く挑戦をしている事に吉緑が興味を持ち、楽屋で話しているうちに同じ会で二人でひとつの噺をやるこの企画の開催に至りました。柳家吉緑林家つる子柳家吉緑プロフィール、コメント柳家吉緑2010年6月柳家花緑に入門前座名花どん2015年5月 二ツ目昇進吉緑に改名2017年新潟県魚沼特使就任【受賞歴】2022年3月第21回さがみはら若手落語家選手権優勝2022年9月第33回北とぴあ若手落語家競演会大賞2023年3月BSフジ「Zabu-1グランプリ」優勝2023年11月NHK新人落語大賞本選会進出18歳で舞台役者を志し、役者の勉強中に国立演芸場でレセプショニストとして働いた事がきっかけで落語の魅力に開眼し噺家になる決意をする。江戸東京博物館小ホールで三ヶ月に一度開催している独演会『吉緑結び』では落語だけの枠にとらわれずハープや踊り、エアリアルや朗読など、他ジャンルとの協演による新しい落語の可能性を提案してきた。大師匠の五代目柳家小さんの得意とした滑稽噺を継承しながら、人情噺では、登場人物の心の機微を繊細に描く事に長けている。2022年からは出場する若手のコンクールで結果を出し続け、2023年番組史上初の生放送で注目されたNHK新人落語大賞にて本選会に出場した。【柳家吉緑コメント】紺屋高尾と言う噺。師匠の独演会でこの噺を初めて聴き、その日に弟子入り志願しました。言ってしまえば自分の人生を変えた噺なのかもしれません。つる子さんから「紺屋高尾の本編には描かれていない、高尾太夫がどう生きてきたのかが気になる。」と聴いて彼女の想像力に驚き、一本の落語として高尾版を作ったと聴いた際は、彼女のその創造性に強く感銘を受けました。今回は久蔵と高尾。その両面側を描いた新しい紺屋高尾を聴いて頂きたいです。 御来場心よりお待ち申し上げます。林家つる子プロフィール、コメント林家つる子林家つる子/落語家群馬県高崎市出身中央大学文学部人文社会科学中国言語文化専攻卒業ぐんま特使日本舞踊坂東流名取「坂東蝶子」2010年9⽉九代林家正蔵に弟⼦⼊り2015年11⽉⼆ツ⽬に昇進2019年9⽉第11回前橋若⼿落語家選⼿権優勝2021年3月第20回さがみはら若手落語家選手権優勝2021年11月NHK新人落語大賞決勝戦進出2022年9月第33回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞2022年10月NHK新人落語大賞決勝戦進出2024年3月21日より真打昇進決定メディア出演BS日テレ笑点特大号「女流大喜利」BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」火曜リポーターTBSラジオ「多摩もりあげ宣言」他高校では演劇部に所属し、中央大学入学後、落語研究会に勧誘され、初めて落語を見て魅了される。大学卒業後、九代林家正蔵のもとに入門。古典落語の滑稽噺から人情噺、新作落語にも取り組み、新しい目線から落語を描き直す試みにも意欲的で、古典落語「芝浜」や「子別れ」「紺屋高尾」の登場人物であるおかみさんや花魁を主人公し、その視点から古典落語を描く挑戦は、NHK総合「目撃!にっぽん」、日本テレビ「NEWS ZERO」、「文藝春秋」等、各種メディアに取り上げられた。【林家つる子コメント】紺屋高尾は、大好きな噺の一つです。 何度も聞いている内に「高尾花魁はどうして久蔵を選んだのか、それまでにどんな人生を送ってきたのだろう」高尾のことが気になるようになり、 私なりに、高尾花魁を主人公にして、この噺を描く挑戦を始めました。今回は初めての試みで、兄さんの紺屋高尾から久蔵の思いを、私の紺屋高尾から高尾の思いを、同じ会で高座にかけさせて頂きます。 各々の視点からぜひ、お楽しみ頂けましたら幸いです。この会の実現にご協力頂きました皆様、お客様、そして吉緑兄さんに、心より感謝申し上げます。公演概要柳家吉緑林家つる子二人会『紺屋高尾』公演日時:2023年12月22日 (金)18:00開場/18:30開演会場:きゅりあん小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)■出演者柳家吉緑林家つる子■スタッフ【予約】カンフェティ【音響】塚田耕司【照明】保坂成美【デザイン】真家亜紀子【プロデュース】0m先 梅原渉■チケット料金前売:3,000円当日:3,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月17日12月23日(土) 大阪・淀屋橋 朝日生命ホールにて、七代目笑福亭松喬独演会『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』が開催される。今年で芸歴40周年を迎えた今回は、2部制に渡り上方落語の大ネタ『住吉駕籠』『三十石船』、松喬自身が大好きといっている演目で落語作家・小佐田定雄氏の盗人ネタ『月に群雲』、そして新作落語『碁盗人』の計4席を2部に分けて披露する。ゲストは長年、松喬がラジオ番組で共演し親交の深い神戸新開地・喜楽館支配人兼ABCテレビアナウンサーの伊藤史隆を1部・2部ともに迎え、芸歴40周年を振り返るゲスト対談コーナーを開催。また、七代目松喬の門弟が集合する大喜利コーナーも予定している。<本人 コメント>~四十周年独演会ごあいさつ~ 笑福亭松喬師匠の門を叩いて40年、師匠と別れて10年。気が付けば私の方が年上になりました。でも何も変わりません。師匠に教えて頂いた落語の道を真っ直ぐに進むだけです。この日、大好きな盗人ネタ『月に群雲』(小佐田定雄・作)を演じます。最高の出来にして、弟子たちへの形見分けにする事に決めました。「令和の時代、門外不出は古過ぎる」と批判もありましょうが、それだけ私の思いが詰まったネタだと門弟に、そしてお客様に伝えたいと思っています。皆様のご来場、心待ちに致しております。<公演情報>『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』ビジュアル12月23日(土) 大阪・朝日生命ホール【一部】10:30 開場 / 11:00 開演(13:30終演予定) ■番組笑福亭喬路『手水廻し』笑福亭松喬『碁盗人(新作)』ゲスト対談:笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『住吉駕籠』【二部】15:00 開場 / 15:30 開演(18:00終演予定)■番組笑福亭喬龍『金明竹』笑福亭松喬『月に群雲』ゲスト対談 笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『三十石船』笑福亭喬若笑福亭喬明はやしや香穂(三味線)【チケット料金】前売:3,000円当日:3,500円※全席指定席※未就学児入場不可■一般発売:10月21日(土)チケットはこちら:笑福亭松喬 Facebook:松竹芸能HP:
2023年10月11日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、五街道雲助師匠が「人間国宝」に認定された。同世代で、芸歴、品格など雲助師匠にひけをとらない落語家といえば、柳家さん喬師匠と柳家権太楼師匠である。人情噺なら、さん喬の『柳田格之進』、権太楼の『唐茄子屋政談』は他の追随を許さない、両師匠の十八番である。私は両師匠の忘れ難い名高座をいくつも聴いてきて、いまや往年の、三遊亭圓生、柳家小さん、金原亭馬生などの「名人」に少しもひけをとらないと思っている。人情噺のような長講ばかりか、さん喬の『短命』、権太楼の『代書屋』など長屋噺、爆笑落語も忘れてはならない得意ネタである。ご両人、普段は別に仲良しと言うわけではないと、お互いが言う。だが、「二人会」ともなると、互いに静かな火花を散らしながら、相手への敬意を忘れずに、高座を全うする姿が清々しい。今、聴くべき落語家はいっぱいいるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手、中堅の落語家もいいが、さん喬、権太楼両師匠の高座こそ、機会があるときは、聞き逃してはならない落語家だと思う。<公演情報>第八十一回 大手町落語会スペシャル「柳家さん喬・柳家権太楼 二人会」10月7日(土) 東京・日経ホール開場 12:20 / 開演 13:00※PIA LIVE STREAMにて配信あり■出演柳家さん喬『うどん屋』ほか一席柳家権太楼『鰍沢』ほか一席■チケット料金観覧:4,500円(税込・全席指定)配信:1,500円(税込)※アーカイブ配信:公演終了後~10月21日(土) 13:00チケットはこちら:配信はこちら:
2023年09月24日4月26日(水) 有楽町朝日ホールにて『桂二葉チャレンジ! その参』が開催された。『桂二葉チャレンジ』は演芸写真家・橘蓮二がプロデュースする公演で、桂二葉が落語界を代表する師匠に挑戦する企画。これまで春風亭一之輔師匠、春風亭昇太師匠が出演しており、今回の『その参』では、柳家喬太郎師匠がゲストとして登場する。一席目に登場したのは二葉さん。いつものように挨拶をしただけで声が沸き会場が暖まっていく。喬太郎師匠との競演については「挑戦するだけでなく勝ちにいく」と宣言。マクラでは、『二葉チャレンジ』の開催について、たまたま居合わせた落語会の常連の方に「4人の中で喬太郎師匠は手ごわいと思う」と話したところ「ほかの3人はいけると思ったんか~!」と言われた語り、笑いを誘った。口演したのは何でも知っている自称"生き字引"にアホの男が問答を仕掛ける『つる』。二葉さんの超高音域の声だけがなせる突き抜けたキャラクターと、時折見せるじれったい表情や体を揺する仕草に笑いが集まった。続いて登場した喬太郎師匠は第一声で「柳家です」と自己紹介し、続けて「(二葉さんを)全力で潰しに来ました」と会場を沸かす。さらに、先ほどの二葉さんのマクラでの「喬太郎が新作をかけたら大したモンだよ」というフリを受けて、噺に入ってからも「ここから『芝浜』にいってもいいんだぜ」とおどけてみせた。その喬太郎師匠が高座にかけたのは『銭湯の節』。浪曲を意識して創作したという新作で、玉川太福、奈々福師匠の名前が登場したり、実際に浪花節をうなったりと、"浪曲"という芸能について敬意を表したネタだ。"全力で"との言葉通り、終盤には『芝浜』を浪曲風に演じ分け爆笑をさらうと会場の熱気は最高潮に。前座噺から二葉さんの一席での話を丁寧にすくいあげ、自分で蒔いた話のタネも見事に回収していく様はまさに横綱相撲と言える一席だった。仲入りを挟んでもう一席、二葉さんが口演したのは『二葉チャレンジ』では初となる人情噺『子は鎹』。喧嘩の末、別れてしまった夫婦が子供をきっかけにふたたび元の鞘に収まる噺だ。本来は湿っぽさを感じさせるネタだが、二葉さんは演出をそぎ落とし実にサッパリとした人情噺へと昇華させていた。本編が終わりトークコーナーに入ると、二葉さんが喬太郎師匠は謎が多いとのことで趣味は何ですかと質問。師匠はウルトラマン好きを公言していて、実際それがきっかけで仕事も得たそう。ただ、それで仕事をしてしまうと趣味ではなくなってしまうとも感じており、あまり趣味のことは話さないようにしているとのこと。反対に喬太郎師匠から趣味はあるの?と聞かれると、二葉さんはフルーツについてるシールを集めるのが好きで収集していると答えた。すると、師匠も「これ初めて言うけど」と前置きし、偶然ヤマザキの春のパン祭りでシールを集めてると告白。会場は笑いに包まれた。そして二葉さんは、師匠とは対照的にシールで仕事が来ないか期待していると嬉々として語った。最後に、このシリーズのトリを飾るゲストが笑福亭鶴瓶師匠であることが発表された。二葉さんが鶴瓶師匠との対戦についてアドバイスを求めると、師匠は「その日は休むしかないね」と冗談を交えつつ、「今のまま自分を信じて突き進めばいい、ラ・マンチャの女であれ」との言葉を送り、トークを締めくくった。撮影:橘蓮二<公演情報>『桂二葉チャレンジ!! 最終章』2023年7月20日(木) 有楽町朝日ホール開場 18:30 / 開演 19:00ゲスト:笑福亭鶴瓶桂二葉 関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年05月08日5月3日(水・祝) から5日(金・祝) の3日間にわたって紀伊國屋ホールにて上演される、ラッパ屋リーディング公演の2作品『ショウは終わった』と『七人の墓友』の全キャストが発表された。『ショウは終わった』は第9回ラッパ屋公演として1989年に上演され、岸田戯曲賞候補作にもなったラッパ屋の出世作。『七人の墓友』は、創立70周年記念公演として2014年に鈴木聡が劇団俳優座に書き下ろした作品で、ある家族を軸に、お墓のこと、家族のこと、死ぬこと、生きること……誰もが直面する問題を描いた作品に市毛良枝、柳家喬太郎を迎えてお届けする。併せて、ラッパ屋主宰の鈴木聡よりコメントが到着した。■ラッパ屋 主宰・鈴木聡 コメント昨年はコロナで中止になってしまった2つのリーディング公演。実に面白いものができていたのです。というわけで、今年こそ、やります! 1つは『ショウは終わった』(1989年作)。岸田戯曲賞の候補にもなったラッパ屋の出世作。昭和が終わった年にある家族がそれぞれの昭和史を振り返る趣向です。もう1つは『七人の墓友』(2014年作)。鈴木が俳優座に書き下ろした作品。ツアーも含め10万人の観客動員を記録しました。「墓友」という題材から新しい家族像を考える。見逃していらっしゃる方も多いと思うので、この機会に是非! 劇場でお会いしましょう。<公演情報>ラッパ屋リーディング公演 Vol.2『ショウは終わった』2023年5月3日(水・祝) 紀伊國屋ホール13:30 開演作・演出:鈴木聡【出演】上大迫祐希、熊川隆一、谷川清美(演劇集団円)、大草理乙子、岩橋道子、福本伸一中野順一朗、岩本淳、武藤直樹、宇納佑大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)、磯部莉菜子小林けんいち(動物電気)、生田麻里菜(演劇集団キャラメルボックス)俵木藤汰、ともさと衣、浦川拓海ラッパ屋リーディング公演 Vol.3『七人の墓友』2023年5月4日(木・祝)・5日(金・祝) 紀伊國屋ホール13:30 開演作・演出:鈴木聡【出演】市毛良枝、柳家喬太郎弘中麻紀、俵木藤汰、宇納佑、椎名慧都(劇団俳優座)、福本伸一、中野順一朗岩橋道子、浦川拓海、磯部莉菜子、熊川隆一竹内都子、谷川清美(演劇集団円)、大草理乙子、武藤直樹、朝倉伸二岩本淳、ともさと衣【チケット料金】価格:4,800円(全席指定・税込)U-25:3,000円 ※チケットぴあでのみ販売(引換券・税込・観劇時25歳以下対象・引換時要身分証明書)■前売り開始日2023年4月2日(日) 10:00~チケットはこちら:問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2023年03月21日“文春砲”でおなじみの出版社、文藝春秋が主催する落語会が「文春落語」だ。2020年、コロナ禍をものともせずスタートした。核となっているのは人気落語家の柳家喬太郎の独演会配信で、落語のほかに講談、浪曲、色物など多彩なゲストを迎えた企画ものも交えながら、オンライン落語会「文春落語オンライン」を毎月開催してきた。3年経った現在、配信の落語会は少なくなった。しかし「文春落語オンライン」はチケットが取りにくい喬太郎がお目当てのファンに支持され、時々ハイブリッド(有観客での配信)にするなどして継続中だ。定年のない演芸の世界では、もともと高齢の演者が頑張っていたが、ここ数年で人間国宝の柳家小三治、新作王の三遊亭円丈、六代目三遊亭円楽ら多くのベテランが亡くなった。彼らがいなくなり空いた“出番”には、桂宮治、柳亭小痴楽ら近年真打に昇進した若手が台頭し、寄席のレギュラーに定着しつつある。今年2月には、「笑点」の新レギュラーに春風亭一之輔を起用という明るい話題が生まれた。超売れっ子の一之輔の加入で、落語に興味を持ち、寄席に行ってみようという流れが確実に増えるだろう。今、寄席は「イキの良い落語」の聞きどきで、客席にも“新顔”が増えつつあるのだ。4月27日(木)に開催される「文春らくご動物園」も、その世代交代の流れを感じさせる顔ぶれで注目の公演。今春から「文春落語」は、毎月の喬太郎の配信と並行して、リアル公演を積極的に開催していくという。強力な助っ人として、演芸評論家の長井好弘がアドバイザーで参加し、「自分が聞いてみたいと思う番組」を練っていった。「文春らくご動物園」はその第一弾公演になる。落語会としては一風変わった「動物園」というタイトルも長井のアイデア。すべての演目に馬やネズミ、豚といった動物が登場し、彼らをめぐる悲喜交々の人間模様(?)が繰り広げられる。“演芸ビギナー”にも親しみやすいだろう。出演は昼夜入れ替わりで、いずれも寄席や落語会のレギュラーに定着しつつある世代。実力は申し分ないと長井も太鼓判を押す。まさに気鋭の若手中堅を聞きたい人にはうってつけで、コロナと共存する時代の試金石となりうる会だと確信している。■「文春らくご動物園」2023年4月27日(木)会場:伝承ホール
2023年02月27日最もチケットのとれない落語家・柳家喬太郎の独演会が、5月20日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホールにて開催される。2018年の浪切ホール初登場から毎年落語会を実施。今年11月に還暦を迎える喬太郎師匠にお話を伺いました。――独演会お疲れ様でした!大阪のお客様の反応はいかがでしたか?(※2022年12月終演後インタビュー)本日も楽しくやらせていただきました♪ありがたいことに関西に伺う機会も増えまして、以前は"東京の落語"は受け入れてもらえるのかな?と思っていましたが、今は東京も大阪も関係ないと思っています。"東京の落語"に興味があり、聴いてみようと思ってくださるお客様ばかりですので、非常にやり易いです!――2023年は喬太郎師匠もいよいよ還暦。2021年に浪切ホール出演の立川志らく師匠も還暦を迎えられるお一人ですね?もう~還暦なんてイヤになっちゃいますね(笑)。志らく兄(あに)さんとは、年齢は同じですが、芸歴は何年もあちらが先輩です。ただ、志らく兄さんも私も日大出身で、志らく兄さんは芸術学部で、私は商学部。さらに、お互い落研(=落語研究会)に所属していたので、学生時代から知ってるんですよ。当時は「新間(しんま)くん~、新間くん~」って呼んでました。あと、こちらも芸歴は先輩ですが三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)兄さんも還暦で、昭和38年組なんです。なんとなく一緒に年を重ねられる仲間たちがいるのは、心強いですね。――還暦を迎えるにあたり抱負はございますか?最近時々聞かれるようになったのですが、本当に特にコレといった抱負もなく、"体に気をつける"ということだけです。芸歴ということであれば、2019年に芸歴30周年記念をやらせていただきましたが、60年生きてきたのは本名の自分のことです。落語家としてどうこうよりも、人として今まで以上に益々精進しなければなと思っています。物忘れが増えたり、体力的にもしんどくなると思いますので、その部分は今まで以上に気をつけながら、新作を作ったり、古典も新しいものを覚えたりと、自分を奮い立たせて頑張りたいですね。「柳家喬太郎 独演会」のチケットは、2月26日(日) 10時より一般発売開始。また一般発売に先駆け、1月28日(土) から2月2日(木) までチケット先行抽選プレリザーブの受付を実施される。<公演情報>「柳家喬太郎 独演会」2023年5月20日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール開場 13:30 / 開演 14:00「柳家喬太郎 独演会」ビジュアル出演:柳家喬太郎/春風亭かけ橋(開口一番)/ 恩田えり(三味線)ゲスト:寒空はだか【チケット料金】一般:4,000円学生(大学生以下):2,000円※全席指定※未就学児の入場不可■プレリザーブ受付期間:2023年1月28日(土)~2月2日(木)チケットはこちら:
2023年01月27日最もチケットのとれない落語家・柳家喬太郎の独演会。2018年浪切ホール初登場から、毎年落語会を開催。今年11月に還暦を迎える喬太郎師匠にお話を伺いました。「柳家喬太郎 独演会」 チケット情報――独演会お疲れ様でした!大阪のお客様の反応はいかがでしたか?(※2022年12月終演後インタビュー)本日も楽しくやらせていただきました♪ありがたいことに関西に伺う機会も増えまして、以前は"東京の落語"は受け入れてもらえるのかな?と思っていましたが、今は東京も大阪も関係ないと思っています。"東京の落語"に興味があり、聴いてみようと思ってくださるお客様ばかりですので、非常にやり易いです!――2023年は喬太郎師匠もいよいよ還暦。2021年に浪切ホール出演の立川志らく師匠も還暦を迎えられるお一人ですね?もう~還暦なんてイヤになっちゃいますね(笑)。志らく兄(あに)さんとは、年齢は同じですが、芸歴は何年もあちらが先輩です。ただ、志らく兄さんも私も日大出身で、志らく兄さんは芸術学部で、私は商学部。さらに、お互い落研(=落語研究会)に所属していたので、学生時代から知ってるんですよ。当時は「新間(しんま)くん~、新間くん~」って呼んでました。あと、こちらも芸歴は先輩ですが三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)兄さんも還暦で、昭和38年組なんです。なんとなく一緒に年を重ねられる仲間たちがいるのは、心強いですね。――還暦を迎えるにあたり抱負はございますか?最近時々聞かれるようになったのですが、本当に特にコレといった抱負もなく、"体に気をつける"ということだけです。芸歴ということであれば、2019年に芸歴30周年記念をやらせていただきましたが、60年生きてきたのは本名の自分のことです。落語家としてどうこうよりも、人として今まで以上に益々精進しなければなと思っています。物忘れが増えたり、体力的にもしんどくなると思いますので、その部分は今まで以上に気をつけながら、新作を作ったり、古典も新しいものを覚えたりと、自分を奮い立たせて頑張りたいですね。「柳家喬太郎 独演会」」は、5月20日(土)大阪・南海浪切ホール 大ホールにて開催。チケットは、2月26日(日)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、1月28日(土)から2月2日(木)までチケット先行抽選プレリザーブの受付を実施。
2023年01月12日落語裏梅主催、『柳家イケメン落語会』が2022年11月30日 (水)にお江戸日本橋亭(東京都中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1階)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式Twitter(@ura22ume) 柳家一門のイケメンが揃いに揃いました!これほどまでにイケメンの揃った落語会は、未だありません。ぜひご来場ください!公演概要落語裏梅『柳家イケメン落語会』公演日時:2022年11月30日 (水)13:00開場/13:30開演会場:お江戸日本橋亭(東京都中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1階)■出演者柳家花いち / 柳家緑太 / 入船亭遊京 / 柳貴家雪之介 / 柳亭市遼■スタッフ山口直樹■チケット料金全席自由:2,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月24日『第69回YEBISU亭』が2022年8月4日(木) に恵比寿ガーデンプレイスザ・ガーデンルーム(東京都目黒区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて7月9日(土)より発売開始です。カンフェティで7月9日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ この夏はいつもの夏か、未来の見える希望の夏か。変わっていなくては、この3年が無駄になる。皆が笑顔で暮らせる明日は、一人一人の今日の意思。お待たせしました!3年ぶり100パーセント観客の皆さんで、新感覚落語YEBISU第69回開催です!出演は、今や現代落語シーンを背負って立つ元祖レギュラー陣お二人、久々揃ってのご登場!あの爆笑オープニングで全観客を腹痛にした伝説のゲストを再びお迎えして、真面目に爆笑150分、でおおくりします。勿論まあくまさこの「今夜踊ろう」も大復活です。YEBISU亭本カバーYEBISU亭本カバー(裏表紙)開催概要『第69回YEBISU亭』公演日:2022年8月4日(木)18:30 開場/19:00 開演会場:恵比寿ガーデンプレイスザ・ガーデンルーム■出演者柳家喬太郎 / 柳家花緑 / 松尾貴史■チケット料金前売:3,500円当日:4,000円※ドリンク付き(全席指定・税込)■主催サッポロ不動産開発株式会社■制作MARK&Iスタンダードワークス 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月09日株式会社ミーアンドハーコーポレーション(東京都渋谷区、代表:笠井 泉)主催、柳家花緑独演会「花緑のタネ!」が2022年7月15日(金)にSHIDAX カルチャーホール(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて5月28日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて5月28日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 今回より根多おろし(初演)の勉強会を五十歳にてスタート致します!!"花緑噺"を作って行く【実験】【創作】【挑戦の勉強会】初回は渋谷にて種蒔き致します!そんな花緑のタネを是非、目撃してやって下さい◆演目◆「弥次郎」「小言念仏」「三方一両損」(以上、三席全て根多おろし予定)柳家花緑プロフィール【経歴】1987年3月 中学卒業後、祖父・五代目柳家小さんに入門。前座名 九太郎。1989年9月 二ツ目昇進。小緑と改名。1994年 戦後最年少の22歳で真打昇進。柳家花緑と改名。スピード感溢れる歯切れの良い語り口が人気で、古典落語はもとより、劇作家などによる新作落語にも意欲的に取り組んでいる。着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年では新作落語や47都道府県落語を洋服と椅子という現代スタイルで口演する‘同時代落語’に取り組んでおり、落語の新しい未来を切り拓く旗手として注目の存在。テレビ、舞台などでも、ナビゲーターや俳優として幅広く活躍中。開催概要柳家花緑独演会「花緑のタネ!」開催日時:2022年7月15日 (金)18:00開場/18:30開演(休憩含む約2時間)会場:SHIDAX カルチャーホール(東京都渋谷区神南1-12-10シダックス カルチャービレッジ8F)■出演者柳家花緑■チケット料金前売:2,800 円/ 当日:3,000 円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月27日毎月定例で落語会の配信を手掛けている文春落語オンラインが、2月から5月まで全5回にわたり「文春落語柳家さん喬オンライン一門会」を開催し好評を博した。これは柳家喬太郎、柳亭左龍、柳家喬之助が出演する生配信を皮切りに、一門の落語家が月替わりで総出演し、大師匠の柳家さん喬が最終回にトリをつとめる形で開催されたスペシャル企画。MC役の人気者の喬太郎はフル出演した。高座では古典、新作ともバラエティ豊かな一門の個性を存分に味わえる。また毎回人気のトークコーナーは、ふだん聞けない爆笑ものの裏話も無編集で楽しめ、見どころ満載の5公演となっている。特に最終回のさん喬・喬太郎の親子回は、落語ファンならずとも見逃せない深い話が話題にもなった。現在その5公演分を1コンテンツにまとめた動画を期間限定でオンデマンド配信中。1公演平均90分ほどで、配信期間中は繰り返し視聴ができる。柳家さん喬一門の実力派の落語をじっくり堪能する絶好の機会だ。【公演概要】文春落語柳家さん喬オンライン一門会全5回イッキ見<第1回>2月26日生配信柳家喬之助「三人無筆」柳亭左龍「棒鱈」柳家喬太郎「蒟蒻問答」トークコーナー<第2回>3月9日生配信柳家喜三郎「あたま山」柳家小志ん「黄金の大黒」柳家小平太「二階ぞめき」柳家喬太郎「花見小僧」トークコーナー<第3回>4月3日生配信柳家やなぎ「タイトル未定」柳家さん花「あくび指南」ダーク広和(マジック)柳家喬太郎「刀屋」トークコーナー<第4回>5月3日生配信柳家さん助「夏の医者」柳家小傳次「いもりの黒焼」柳家喬志郎「その名はおてふ」柳家喬太郎「華やかな憂鬱」トークコーナー<最終回>5月4日生配信柳家喬太郎「路地裏の伝説」柳家さん喬「幾代餅」トークコーナー【チケット】発売中~5月30日(月)23:59まで料金:7,000円(税込)【視聴期間】5月17日 (火) 10:00~5月31日 (火) 23:55
2022年05月26日2022年2月19日、落語家の柳家さん吉さんが、亡くなっていたことが分かりました。84歳でした。柳家さん吉さんは、「同月15日に心不全のため亡くなった」と、落語協会がウェブサイトにて、以下のように訃報を伝えています。当協会員の柳家さん吉(本名:榑井昌夫くれいまさお)が令和4年2月15日(火)午前10時に心不全の為、永眠致しました。(84歳)一般社団法人 落語協会ーより引用なお、葬儀は近親者のみで執り行われたそうです。柳家さん吉さんは、1957年に柳家小さんさんに入門。1973年に真打に昇進し、一時期はバラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーとしても活躍されていました。突然の訃報に、ネット上では「大好きだった」「さびしい」など、悲しみの声が相次いで寄せられています。ご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2022年02月19日IMAホール(株式会社新都市ライフホールディングス)主催、『IMAホール落語会柳家さん喬・柳家権太楼「二人会」』が2022年3月5日 (土)にIMAホール(東京都練馬区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月29日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて1月29日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 【1部】落語柳家小きち(20分)落語柳家さん喬(25分)落語柳家権太楼(40分)仲入り10分【2部】落語柳家権太楼(25分)落語柳家さん喬(40分)公演概要『IMAホール落語会柳家さん喬・柳家権太楼「二人会」』公演日時:2022年3月5日 (土)12:30開場/13:00開演(16:00終演予定)会場:IMAホール(東京都練馬区光が丘5-1-1光が丘IMA 中央館4F)■出演者柳家さん喬柳家権太楼他■チケット料金全席指定:3,000円(税込)※定員:250名主催:IMAホール(株式会社新都市ライフホールディングス) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日関内ホール主催による『関内寄席 柳家喬太郎・桃月庵白酒 二人会』が2022年4月9日 (土)に関内ホール大ホール(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月22日(土)より発売開始です。カンフェティにて1月22日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ すっかり恒例となった「喬太郎・白酒二人会」今年も両師匠がたっぷりと笑わせます。次代を担うお二人の競演を存分にお楽しみください!今回も豪華2席ずつを口演!!出演者柳家喬太郎1989年、柳家さん喬師匠に入門。2000年に真打に昇進。エンターテインメント性に富んだ語り口で有名な喬太郎師匠は「夜の慣用句」や「午後の保健室」をはじめとする数々の新作落語で知られるが、さん喬師匠譲りの古典落語も巧みに演じる。過去数々の賞に輝き、国立演芸場花形演芸会大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。桃月庵白酒1992年、六代五街道雲助師匠に入門。2005年に真打に昇進。白酒師匠は毒舌マクラと現代的なギャグ満載の古典を得意としており、軽い味わいで安心して聞いていられる落語家。柳家喬太郎師匠同様に国立演芸場花形演芸会大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞している。公演概要『関内寄席 柳家喬太郎・桃月庵白酒 二人会』公演期間:2022年4月9日 (土)13:00開場/14:00開演会場:関内ホール大ホール(神奈川県横浜市中区住吉町4丁目42-1)■出演者柳家喬太郎 / 桃月庵白酒 / 柳家やなぎ■主催関内ホール管理運営共同事業体■チケット料金全席指定:3,800円(税込)※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月18日汐風落語会~鎌倉の能舞台で聴く古典落語の世界~『柳家花緑@能舞台』が2022年2月20日(日)に鎌倉能舞台(神奈川県鎌倉市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月25日より発売です。カンフェティにて11月25日(木)よりチケット発売! 公式ホームページ 第三回の「@能舞台」には柳家花緑師匠が登壇致します。僅か9歳で初高座に上がり、戦後最年少の22歳で真打になられた花緑師匠。お祖父様の五代目柳家小さん師匠の最後の内弟子でもあります。鎌倉能舞台では1975年頃に小さん師匠が高座に上がられておりました。実にほぼ半世紀振りに小さん師匠のDNAが同じ舞台に上がられる事となります。厳かな舞台で行われる由緒ある落語会、こうご期待ください!■出演柳家花緑■ 日時2022年2月20日(日)13時半開場14時開演■ チケット料金全席自由(前売):3,800円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月18日「落語」から生まれた4つの怖い物語を大胆にアレンジしたオリジナルストーリー「にんげんこわい」がWOWOWにて放送・配信されることが決定し、 語りを務める柳家喬太郎からのコメントも到着した。滑稽話のイメージがある落語だが、実は“怖い話”の宝庫でもある。その中でも本作は“人間の怖さ”が際立つ演目を大胆にアレンジし、オムニバス形式で描いていく。今回ドラマとして描く落語の演目は「心眼」、「辰巳の辻占」、「紺屋高尾」、「宮戸川(上・下)」の4つ。盲目の按摩が、ある日突然目が開く不思議な話「心眼」には黒木華、東出昌大、松本妃代。女郎の愛を試す「辰巳の辻占」には山本美月、岡山天音、大東駿介。健気な職人の恋物語「紺屋高尾」には永山絢斗、瀧内公美、きたろう。現在では陰惨な後半部分を演じる落語家がほとんどいないと言われている「宮戸川(上・下)」には奈緒、若葉竜也、萩原みのり、中島歩が出演する。そして、語りを『浜の朝日の嘘つきどもと』や『スプリング、ハズ、カム』などで役者としても活躍している人気落語家・柳家喬太郎が務める。また、4人の女性脚本家が今回のオリジナルのストーリーを書き下ろしていることにも注目だ。「心眼」は、綿矢りさの小説を映画化した『ひらいて』で脚本・監督を務めた首藤凜が、「辰巳の辻占」は劇団「贅沢貧乏」を主宰する山田由梨が、「紺屋高尾」はAV監督としても活動し、演劇ユニット「ブス会*」も主宰するペヤンヌマキが、「宮戸川(上・下)」は劇団「ガレキの太鼓」の舘そらみが、それぞれ脚本を務める。男性によって生み出された古典落語の物語を、気鋭の女性脚本家がどのようなアレンジをほどこし、現代的な解釈で人間の怖さとその普遍性を描くのか、見逃せない。また、番組の最後には柳家喬太郎による解説も。落語を一度も聞いたことがないという人も気軽に楽しめる内容になっている。古典落語の原典に組み込まれている登場人物たちの欲望=人間の怖さを料理した独自性あふれるオリジナルストーリーに期待したい。柳家喬太郎(語り)からのコメント落語は温かい話だと思われがちなところもありますが、そうでもありません。人間は残酷です。その残酷を笑いにまぶしながらも、残酷なまま描いているのが落語だと思います。このドラマは落語を再現するドラマではありません。落語を通して、現代人にも通じる人間の怖さを描いています。ですので、私も、落語に対する固定観念を捨てて、一人の視聴者として拝見することができました。そして、もっと見たくなりました。普段は落語を聞かない役者さんもいたと思いますが、落語の世界の人物を演じてくれていることが、すごく新鮮でした。このドラマを通して、一人でも二人でも落語を聞いてくれる人が増えるといいなと思います。WOWOWオリジナルドラマ「にんげんこわい」は2022年2月6日(日)23時~放送&配信スタート(全5話)。WOWOWプライムでは2月6日(日)23時~放送開始(毎週日曜23時~放送)。WOWOWオンデマンドでは2月6日(日)に第1~4話、3月6日(日)に第5話を配信。(text:cinemacafe.net)
2021年11月12日株式会社文藝春秋が、11月3日(水・祝)に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて「文春落語柳家喬太郎・林家二楽の落語のらりくらり」を開催する。今年春に開催された「文春落語」では、当代きっての人気落語家、柳家喬太郎のゲストにエッセイスト・阿川佐和子を招いて好評を博した。今回の秋バージョンでは、喬太郎と紙切りの林家二楽の名コンビが、若者の街・渋谷で賑やかに口演する。喬太郎は「いま最もチケットが取れない落語家」とも称され、コロナ禍においても全国からオファーが絶えない人気ぶり。マクラからオチまで面白すぎて一瞬たりとも聴き逃せないと、期待以上の高座で毎回ファンを魅了している。一方、ハサミの妙技もさることながら巧みな話術も魅力の二楽は、伝統の紙切り芸に加え、音楽に乗せて次から次へと紙切り作品を展開する「ストーリー紙切り」を披露する。技とセンスが光るオリジナル芸を、ぜひ生で楽しみたい。チケット初回販売分は、緊急事態宣言下の9月に一席ずつ空きで販売したがほぼ完売。10月10日(日)10:00から残りの半数分を追加販売する。配信は行わない。初回に購入できなかった人も、人気の高座を堪能できるチャンスだ。※チケット追加販売中■文春落語「柳家喬太郎・林家二楽の落語のらりくらり」出演:柳家喬太郎(落語)、林家二楽(紙切り)2021年11月3日(水・祝)19:00開演(開場18:30)会場:渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21全席指定 S席4,000円/A席3,500円文春落語公式ホームページ
2021年10月11日わらいぐまオフィス主催による 柳家さん生 独演会『落語版 笑の大学(原作:三谷幸喜)』が2021年12月1日 (水) ~12月2日 (木)になかの芸能小劇場(東京都中野区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて10月16日(土)より発売開始です。カンフェティにて10月16日(土)よりチケット発売! 公式ホームページ 笑いを憎んだ検閲官。笑いを愛した劇作家。こんな二人が出会うってえと、落語のほうの幕開きでございます。昭和初期。あらゆる娯楽は規制され、演劇も検閲を受けなければ上演できないご時世に、厳格な検閲官サキサカと、喜劇作家ツバキが取調室で出会う……。映画、演劇、ラジオドラマなどさまざまなかたちで発表されている三谷幸喜氏の傑作喜劇を、同じ日大芸術学部出身の柳家さん生がとくに許されて落語化。年末恒例の上演が今年も決定!■出演柳家さん生(落語版 笑の大学 ほか一席) / 開口一番: 古今亭まめ菊(1日)、入船亭扇ぽう(2日)◆柳家さん生(やなぎやさんしょう)昭和32年(1957年) 3月7日富山県富山市西町生まれ富山県立富山東高校卒業日本大学芸術学部中退昭和52年柳家小さん門下、柳家小満んに入門前座名・小勇昭和57年 3月小勇のまま二つ目昇進平成5年 9月真打昇進小勇改めさん生■スタッフ原作: 三谷幸喜■ タイムテーブル2021年12月1日(水)開演 19:002021年12月2日(木)開演 14:00※開場は、開演の20分前※上演時間:約2時間(予定)■チケット料金全席指定:3,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月11日6月22日(火)にZepp DiverCity(TOKYO)で開催される、噺家とミュージシャンによるコラボレーション、『柳家喬太郎×田島貴男 ペルソナとソウルの粋な戯れ 一期一会【東京公演】』の生配信が決定した。「柳家喬太郎×田島貴男 ペルソナとソウルの粋な戯れ 一期一会 【東京公演】」 チケット情報ORIGINAL LOVEの田島貴男が敬愛する当代きっての噺家・柳家喬太郎を迎え、“一期一会”な宴を繰り広げる。チケットは発売中。
2021年06月11日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の全国公開日が9月10日(金)に決定。あわせて本予告とポスター、追加キャストとして竹原ピストルの出演も発表されている。本作は映画『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ意欲作。福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である「朝日座」の再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語だ。主演を務める高畑充希とタナダ監督は今作が初タッグ。そして「朝日座」の支配人・森田保造は今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役には女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結している。解禁された本予告は、高畑充希演じる浜野あさひが、高校時代の恩師である田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした「朝日座を立て直してほしい」という約束を守るため、福島県・南相馬の朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意し映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田保造(柳家喬太郎)を目にした浜野あさひは、とっさに「茂木莉子」と偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言するのだった。はじめは莉子に半信半疑で「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田だが、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に徐々に心を動かされていく。そして、その熱意のきっかけとなる茉莉子の微笑む表情と「ひとりの迷える女の子をここまでの映画好きにできたんだから、上出来かな」というセリフが、先生と生徒の関係を越えたあさひと茉莉子の物語っている。その他にも、莉子と森田のコミカルな掛け合い、『キッズ・リターン』(1996年 / 北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフや、相馬野馬追(そうまのまおい)の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスで魅力的なシーンが詰まった内容に仕上がった。併せて発表となったポスターは朝日座の前で自転車にまたがり、強い表情でこちらを見つめる浜野あさひと遠くを見つめ佇む森田保造、田中茉莉子の姿が。「いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ」という言葉の通り、朝日座がつないだ人々の縁や、映画への愛を感じさせる。さらに福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送された、ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』で高畑充希と共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演。ドラマの前日譚となる本作だが、彼がどういった形で出演をしているのかにも注目したい。『浜の朝日の嘘つきどもと』9月10日(金)全国公開(福島県では8月27日(金)先行公開)
2021年05月12日人気、実力ともに当代一を競う3人の落語家、桃月庵白酒、柳家三三、春風亭一之輔が隔月替わりでお届けする二人会「J亭 スピンオフ企画」の第13回が7月29日(水)に開催される。【チケット情報はこちら】今回は次代を担う中堅実力派、三三と、いま最もチケットが取りにくい落語家、一之輔が出演。同公演はインターネットによる生配信が行われる。配信視聴券は発売中。■J亭スピンオフ企画13「三三・一之輔二人会」7月29日(水)開場18:30開演19:00【アーカイブ配信期間】公演終了後~8月5日(水)19:00視聴券:1500円(税込)
2020年07月20日診断名にこだわらずわが子にじっくり寄り添う――『発達が気になる子の心がわかる 幸せ子育ての手引き』本書では、発達障害のある子の心を理解することに焦点が当てられています。そのため、障害の種類ごとにではなく、発達障害のあるお子さまがぶつがりがちな課題ごとに、よくやってしまいがちなミスや意識したいことがイラストつきで分かりやすく掲載されています。この本では、課題に対して具体的なエピソードをベースにそれぞれのお子さまの気持ちと、保護者の気持ちが分けて書いてあり、お互いの気持ちのバランスをとれるような対処法も掲載されています。また、お子さまがぶつがりがちな課題は年齢別に区分されており、困っているときにすぐ対処法を探すことができるためとても便利です。発達障害のあるお子さまをお持ちの方にぜひおすすめしたい一冊です。落語家が自身の発達障害について語る――『僕が手に入れた発達障害という止まり木』この本では、自身も識字障害のある落語家の柳家花緑さんが発達障害について語っています。本書は4章構成となっていて、第1章では花緑さんが自身の障害に気づくことになったひょんなきっかけが語られており、第2章では、発達障害を研究する第一人者である岩波明さんと花緑さんが対話形式で発達障害の基礎知識を解説しています。第3章、第4章では、花緑さんがお母さんの喜美子さんに子育てで大変だったポイントをたずねたインタビューや、花緑さんと全然違ったタイプの発達障害の症状があるお弟子さん、柳家花飛さんとのエピソードが掲載されています。花緑さんは、本書の中で落語家らしくユーモアあふれる語り口で、「人間は一人ひとり性格も違うからこそ、世の中面白いし、豊かになる」ということを伝えています。自身や家族の方に発達障害があることで悩んでいる方におすすめの一冊です。仕事の「しんどい」がラクになる――『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』本書では、ADHDがありながら会社員として企業に勤める小鳥遊さんと、SNSでひらめきメモなどのアカウントを運営し40万人近いフォロワーを有するF太さんが、「ミスが多い」、「先送りしてしまう」、「人間関係でうまくいかない」などの仕事上の「しんどい」をなくす方法を紹介しています。本書の中で著者のひとりでもあるF太さんはこれまで仕事でたくさんの失敗をし、「自分は要領が悪い」とずっと思っていたそうです。しかし、行った作業内容は一緒でも上司が変わると評価が全く違った経験から、「要領の良し悪しはまわりの人間の評価で簡単にかわるものだ」と語ります。本書では、上司やお客様に怒られたくない恐怖心から仕事に集中できないという状態から抜け出すために、仕事をするうえでの「コツ」が80個も紹介されています。仕事がうまくできなくて自分に自信が持てないという人にぜひおすすめの一冊です。保健室の先生が語る、ちょっと気になる子への対処法――『気になるあの子、気になるあのこと』この本では小中学校で、40年近く養護教諭として務めた経験をもつ著者が問題のある行動がみられる子への対処法を示しています。問題行動の具体的な事例がイラスト付きで分かりやすく紹介され、対処法についても重要な方針の部分が強調されていたりと理解しやすいつくりになっています。本書の中で、著者の澤さんは自身の経験から特性などにより学校でトラブルになったり困り感を抱えがちな子どもに対し、「ちゃんと知ってちゃんと対応すること」が重要だといいます。また、教育現場において発達障害などの知識自体は広まっているものの、対応がうまくできていないケースがみられると語っています。本書は学校の先生が読むことを想定して書かれているため、集団で行うワークなどの紹介もされていますが、一方で対応する際に意識したい心構えなど、ご家庭でも参考になる部分がたくさんあります。子どもの行動への対応に悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい一冊となっています。9つの実例で徹底的に発達障害を読み解く――『発達障害支援のためのケースBOOK』この本では、40年以上、臨床心理士・公認心理師として医療や教育の現場に関わってきた著者が具体的な事例をもとに、発達障害の「支援」について解説しています。本書では、個人が特定されないかたちで9つの事例が会話なども含め詳細に掲載されており、それをベースに発達障害の支援で意識したい基本姿勢や具体的なケース別の対処法が紹介されています。著者のヴィヒャルトさんは「自分が精神的にゆとりがない状態での支援はできない」と語っています。適切な知識をもって相手に手をさしのべることが、人を助けるためにも、自分を守るためにも必要なことです。本書では専門的な知識とともに、具体的な事例を紹介しているため、発達障害のある人への支援の仕方で悩んでいる方におすすめの一冊です。
2020年06月11日柳家喬太郎が11月1日(金)から東京・下北沢のザ・スズナリで落語会を行う。『ザ・きょんスズ』と題した同劇場での落語会はこれが初めてではなく、2013年には4日間計5ステージにわたって開催されて話題を呼んだが、落語家生活30周年を記念する今回は、そのスケールに驚かされる。じつに30日間30ステージにわたって30席の異なる演目を披露し、春風亭昇太、千葉雅子らゲストが日替りで駆け付け、歴史的イベントを盛り上げる。『柳家喬太郎 落語家生活30周年記念落語会 ザ・きょんスズ30』は、ザ・スズナリにて11月1日(金)から30日(土)まで。喬太郎の演目と日替りゲストは下記のとおり。11/119:00『井戸の茶碗』他柳亭左龍 柳家喬之助11/214:00『ぺたりこん』他三遊亭圓丈11/219:00『おせつ徳三郎』他三遊亭歌武蔵11/314:00『午後の保健室』他柳家喬志郎 柳家小傳次 柳家さん助11/414:00『心眼』他桂文三11/519:00『赤いへや』他橘家文蔵 柳家小せん11/6休演日11/719:00『ハワイの雪』他柳亭市馬11/819:00『文七元結』他玉川奈々福11/914:00『双蝶々』他三増紋之助11/919:00『路地裏の伝説』他林家たい平11/1014:00『死神』他笑福亭松喬11/11休演日11/1219:00『錦木検校』他柳家小平太柳家小志ん11/1314:00『按摩の炬燵』他柳家権太楼11/1419:00『ハンバーグができるまで』他春風亭昇太11/1519:00『棄て犬』他神田愛山11/1614:00『錦の舞衣』ダーク広和11/1619:00『本当は怖い松竹梅』他三遊亭兼好11/1714:00『鬼背参り』他一龍斎貞橘一龍斎貞寿11/18休演日11/1919:00『熱海土産温泉利書』ゲスト無し11/2014:00『母恋いくらげ』他林家正蔵11/2119:00『秘密のレッスン』他入船亭扇辰林家彦いち11/2219:00『純情日記横浜篇』他林家正楽11/2314:00『宮戸川』他神田茜11/2319:00『結石移動症』他三遊亭白鳥金原亭馬遊11/2414:00『八月下旬』他柳家小満ん11/25休演日11/2619:00『うどんや』他柳家花緑11/2714:00『マイノリ』他千葉雅子11/2819:00古典ネタ下ろし他林家二楽11/2919:00『歌う井戸の茶碗』他寒空はだか11/3014:00『道灌』他柳家さん喬
2019年10月30日東京・DDD青山クロスシアターで行われる落語会『青山らくご ~DDD寄席~』のVol.2が10月4日(金)から6日(日)に開催される。vol.1に続き出演する柳家花緑と、ゲストの篠井英介に話を聞いた。【チケット情報はこちら】劇場で開かれ、“落語界と演劇界がクロスする落語会”として今年8月にvol.1が開催された『青山らくご』の第二弾。前回も出演した花緑は「第一弾はおもしろい会になりましたね。DDD青山クロスシアターは落語にちょうどいいサイズだと感じました。一番後ろの席でも顔が観えますし、伝わりやすい距離感ですよね」と感想を語る。初登場でトークゲストの篠井は「青山という、落語にはなかなか結び付かなかった場所でやるというのもミソですよね。ワクワクする」と印象を語る。会は3日間開催され、初日は花緑の一門から柳家緑君、大神楽の柳貴家雪之介を迎えての「~花緑のふざけ過ぎてごめんなさいの会~」。花緑曰く「ふざけることを前提にやる落語会です」とのこと。内容について「僕が9歳から落語をやってきて、一番ふざけているものを詰め込む予定です。この企画は、最初で最後かもしれないですよ(笑)」と構想を語ると、篠井も「すごい!それはアピールしないと」と大興奮。中日(なかび)は「~『昭和元禄落語心中』の会~」と題し、昨年10月に放送されたドラマも好評の漫画『昭和元禄落語心中』(雲田はるこ/講談社刊)にゆかりのある出演者が揃う。噺家はドラマに出演した橘家圓太郎、隅田川馬石、柳家緑助、トークゲストに松田役の篠井が登場。篠井は「噺家の皆さんがドラマの現場でどんなふうに思っていたのか聞いてみたい。今だからできる話ができればと思っています」と楽しみにしている様子。余談だが、篠井は落語をやらないのかと聞いてみると「やってみたいというスケベ心はあるんですよ、正直」と笑いつつ、「でも、とんでもないです」と落語家へのリスペクトを明かした。千秋楽は「~令和の推しメンの会~」と題し、落語界のイケメン五明樓玉の輔、瀧川鯉斗、林家木りんが集結。昨年上方演芸の殿堂入りをした「かしまし娘」から正司花江をトークゲストに迎え、トークバトルが行われるという。花緑が「僕は、玉の輔兄さん以外のふたりに稽古をつけているのですが、確かに推しメンになるほどのいい男ですよ。でも……これ以上は言いません!!」と気になる言葉(笑)。一体どんな会になるのか最も未知な日とも言えそうだ。ここでしか観られない3日間になる『青山らくご Vol.2~DDD寄席~』は、10月4日(金)から6日(日)に東京・DDD青山クロスシアターで開催。」取材・文:中川實穗
2019年09月25日川崎市市民ミュージアムでは、漫画家・田河水泡の生誕120年を記念した展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を、9月18日から11月24日まで開催する。『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に1931年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となった田河水泡の代表作「のらくろ」。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は時代を代表する文化的なアイコンとなっていった。田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まり、また他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を、当時の貴重な原画約180点と書籍から再発見する。田河水泡「のらくろ武勇談」原画(『のらくろ武勇談』収録 1938年)講談社蔵(C)田河水泡/講談社、提供・株式会社講談社現在、私たちが日常的に読み親しんでいる長大な物語を表現したマンガ、いわゆる“ストーリーマンガ”の成立には、田河水泡と「のらくろ」が大きく関わっている。はたして田河水泡は自身のマンガにおいて何を表現し、それらはのちの世代にどのような影響を与えたのだろうか。田河水泡がマンガ表現に起こした改革に迫る。そして1936年12月より刊行が始まった絵本のシリーズ「講談社の絵本」。毎月刊行されるラインアップの中には、マンガを特集した号が毎回用意されており、多色刷りの大変美しいマンガがたくさん掲載された誌面に、当時の子供たちは夢中になった。本展では、新関健之助や、長谷川町子といった選りすぐりの作家たちの原画を多数出品。また「のらくろ」だけではない、多くの雑誌に連載を持つ人気作家であった田河水泡が生み出した魅力的なキャラクターたちを紹介する。「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)個人蔵(C)田河水泡関連イベントも多数開催。9月22日の14時から行われる「のらくろ・アニメーション・マニアックス講座」では、村田安司、瀬尾光世という一流のアニメーション作家によるアニメ化に留まらず、無名の作家たちによる海賊版が沢山作られた「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員が案内する。また10月13日の14時からは、高澤路亭新作落語会「猫と金魚」を開催。田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品「猫と金魚」他を、柳家喬之助、柳家小はぜが口演する。10月17日の11時45分からはベビーカーツアー、毎月第1・3土曜日の14時からはギャラリーツアーも開催予定。川崎市市民ミュージアムは、1988年に日本の公立美術館で初めてマンガ資料の収集、調査研究、保存を行う施設として設置され、これまで様々なマンガの歴史を掘り下げる企画展を開催してきた。本展は、川崎市市民ミュージアムが満を持して開催する大規模展覧会となる。【展覧会情報】のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>会期:9月18日~11月24日会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月23日、11月5日料金:一般700円(560円)、65歳以上・大高生500円(400円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
2019年08月08日